左藤章

さとうあきら

小選挙区(大阪府第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数5回

左藤章の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○左藤委員 おはようございます。自由民主党の左藤章でございます。  きょう朝、新聞を見まして、社会保障改革についての記事が出ておりました。「与野党協議月内にも」ということで、年金制度を先行してやる、こういう話になっておりますが、これについて見解をお伺いしたいと思います。  社...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございます。しっかり与野党問わず論議をしていただいて、国民のためにしっかり頑張っていただきたい、このようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。  昨年から、三位一体の改革の中で生活保護費の問題が取り上げられま...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございます。しっかりと民生委員の方々と連絡を密にして、こういうものを地元の方々の理解があるようにしていただきたいと思います。  この中で、先ほど申し上げました国庫負担の問題、四分の三が三分の二にもしなったとすると、地方自治体は実は一千九百億円の財政負担にな...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございました。  それでまた、三位一体の中で教育問題、特に義務教育費の問題が大分昨年、また今も論議されております。今度の予算で、中学校の先生方の国庫負担八千五百億のうち半分の四千二百五十億が一般財源化される、この問題でございます。  実は、義務教育という...全文を見る
○左藤委員 次に、また大阪の話で申しわけないんですが、二月の十四日、寝屋川の市立中央小学校で殺傷事件がございました。府としては、これは大変だということで予算化をし、ガードマンを雇う、こういうことになっています。それぞれの市にそれぞれモニターをつけるとか、また警察のOBにお願いして...全文を見る
○左藤委員 次に、将来、近々やってくる教員不足の件についてお伺いをしたいと思います。  団塊の世代の先生方がどんどん退職が始まります。今四十六歳、平成三十年度退職の人が、二〇一八年なんですが、ピークになるんですね。このような、こういうグラフができております。こうなりますと、先生...全文を見る
○左藤委員 私学助成の、これは、もう時間がありませんので、ちょっとお願いをしておきます。平成十七年度の予算、国立大学の運営費予算というのが一兆二千三百億なんですね。ところが、私立大学については、三十億ふえましたけれども、三千二百九十億しかない。公私間格差、これは高校もあります。大...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○左藤委員 私は、自由民主党及び公明党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。  この法案は、地方財政の収支が引き続き著しく不均衡な状況にあること等にかんがみ、平成十七年度分の地方交付税について総額を確保することなどの特例を設ける...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○左藤委員 自由民主党の左藤章でございます。  刑法等を一部改正する、人身取引についての質問をさせていただきたいと思います。  大臣も大変御苦労さまでございます、あっち行ったりこっち行ったり、本当に。  それで、ちょっと申しわけないんですが、今回法改正をするわけですけれども...全文を見る
○左藤委員 大臣、ありがとうございます。本当にわかりやすく御説明をいただきました。  今おっしゃったように、実は、国連の方で国際組織犯罪防止条約補足人身取引議定書が採択されたのは平成十二年なんです。我が国が署名したというのが二〇〇二年、平成十四年ですね。正直言って、ことしは平成...全文を見る
○左藤委員 そういうことで、お話がありましたけれども、ちょっと質問通告していなかったので申しわけないんですが、これを見ますと、「中国を除き、すべてが人身取引議定書の署名国である。」こういうことになっていますね。  中国に対して我が国は、こういうことに対して協力要請というか、やは...全文を見る
○左藤委員 我が国は、中国にオファーか何かしておりませんのでしょうか。
○左藤委員 はい、結構でございます。後でまた教えていただければ結構です。  実は、人身取引議定書の中で、臓器の摘出の目的を問題としている部分があるんですね。臓器の売買について規約されていますが、今回の改正案で新設される罪とはどのような関係になるのか。これは、臓器移植の問題はいろ...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっと次に行きたいと思いますが、国外移送罪の改正の趣旨についてちょっとお伺いしたいと思います。  日本国外へ移送との構成要件を、今度、所在国外へ移送と改正するんですね。人身取引議定書の義務づけによるものではないと思われますけれ...全文を見る
○左藤委員 今副大臣からお話があったとおり、ほとんど海外から日本に来る、これはよくあるパターンですが、ちょっと質問通告していなくて申しわけないんですけれども、日本から向こうへ、言い方は悪いですけれども、誘拐されて送られてしまう、または昔、変な話が、ジャパゆきさんという言葉もあった...全文を見る
○左藤委員 済みません、突然に申しわけないと思います。  それから、今回、日本国外へ移送との構成要件を所在国外へ移送と改める、ちょっとさっきのと絡むんですが、日本人が外国から別の外国に連れられていく場合も含まれるのかどうか、これはどう考えるんでしょうか。
○左藤委員 ありがたいことだと思います。そのようにしっかり取り締まってほしいですね。  それから、日本国外での行為についての処罰の可否についてお伺いします。  海外から日本へ送り出される人身取引の事案について、国内に入ってから後の行為は処罰されるとしても、日本国民以外の者が日...全文を見る
○左藤委員 はい、わかりました。  今、外国の捜査機関とも連携してそれをやるということですが、さっきに話がまた戻って申しわけないんですが、そうすると、中国はどうなるのか。これは署名国じゃありません。これはどうなるんでしょうか。
○左藤委員 相互主義で通常どおりやれるということですね。ありがとうございます。  それで、次にまたお伺いしたいと思います。  国内外で行われる略取、誘拐それから売買の被害者について、日本国内での収受それから引き渡し等の処罰云々についてお伺いします。  外国で外国人同士が外国...全文を見る
○左藤委員 二百二十七条三項を適用する、こういうことですね。わかりました。  それから、犯罪収益です。もうかったというものですね。その利益の剥奪についてちょっとお願いします。  実は、これは人身売買をして加害者の方が被害者を使っていろいろ、主に売春だろうと思うんですが、そうい...全文を見る
○左藤委員 今、その没収したお金というのは国庫に入れるという解釈ですね。それでよろしいですね。  それと、今確かに、被害者の方に返すということ、返すというとおかしいか、どう言ったらいいかな、対価だから仕方ないと言っていいか、そうすると何か売春を公で認めたような話になるし、非常に...全文を見る
○左藤委員 やはりそういうことによって、被害者の人から見れば、殺人で殺されたことに次いで重いものだと思うんですね。自分の人生を非常に束縛されて、しかも、言い方は悪いけれども、やりたくないことをさせられて、恥も人間としてのプライドも全部捨てられるわけですから、これはちょっと、そうい...全文を見る
○左藤委員 今そういうことをしていただくにしても、来られた人、被害者の人というのは不法滞在なんですね。当然これは在留の特別許可というのは考えられるんですが、こういうことは、法務副大臣、当然法務当局としては配慮をしていただけるんだろうと思いますし、これまでにそういう具体的な例があっ...全文を見る
○左藤委員 ことしから、実は、国際移住機関、IOMと言われるんですが、によると、帰国費用が、それぞれの国に帰る費用が支援されると聞いておるんです。これはお金がないときは当然してあげなきゃいかぬのですが、先ほど、おかしい話ですが、いろいろあって、言い方は悪いですけれども、不法行為を...全文を見る
○左藤委員 もう時間がないので失礼しますが、一つだけちょっとお願いします。  これはテロ対策とか国際犯罪の問題で、例のパスポートの確認の問題なんですね、運送業者、つまりエアラインとか。その問題ですが、不法入国とか不法上陸を防止するために入管が国の責任でもって運送業者に旅券等の確...全文を見る
○左藤委員 以上で質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
06月08日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第10号
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○左藤委員 自由民主党の左藤章でございます。  私は、小泉総理になって三回の選挙を見させていただきました。四年前の参議院の選挙、そして二年前の私の選挙、そして去年の参議院の選挙であります。それぞれ総理は、郵政民営化をするということで選挙をしました、自民党のマニフェストはちょっと...全文を見る
○左藤委員 今、世界にはないとおっしゃいましたね。銀行、保険会社がグループにあるというのは、EUはコングロマリット化しているんですね。これは竹中大臣、御存じですか。これはなぜですか。ありますよ。なぜないんですか。おっしゃってください。
○左藤委員 それでは、ちょっとシステムの件で御質問させていただきたいと思います。  二〇〇七年の四月一日に民営化をします。そのときコンピューターシステムが本当に間に合うのかなというのが大議論になりました。そうしたら、半年おくれてもいいやないかというような話になって、延期ができる...全文を見る
○左藤委員 本格対応が六カ月延ばしてもできないということになりますと、どこかの銀行みたいにユーザーが大変困るわけですね。これはしっかりやってもらわぬと大変なことになります。  それと、これにかかわるコストなんですね。私、ちょっと聞きましたら、約千三百六億円、暫定で五百六十三億円...全文を見る
○左藤委員 だから、莫大な金がこれからかかるということは間違いないですね。  それでは、次に伺いたいと思います。ちょっと竹中大臣、お願いします。  大臣もいろいろ海外へ視察をして、それぞれの民営化された国の状況というのを見られたと思うんですね。よく私ら、一九八〇年代、ニュージ...全文を見る
○左藤委員 今、大臣の言われたとおりですね。でも、おっしゃったとおり、二〇〇二年にはキウイバンクをつくったんですね。郵便局に貯金がなくなってまたつくり直した。これは明らかに失敗したということですよね。私はこのように思います。  ドイツについてはどうでしょうか。私もドイツに行きま...全文を見る
○左藤委員 ちょっと時間がなくなりましたのではしょりますけれども、ドイツの、この前日本に来られたEU議連の人に、なぜポストバンクを復活したんですかと聞いたんですね。そうしたら、州立銀行はたくさんあるんだけれども、やはり郵便局の中に貯金業務、金融業務がないというのは非常に困ったので...全文を見る
○左藤委員 今のお答えですが、生田総裁、公社で今やろうとしているところもあると思います。どうですか。
○左藤委員 アライアンスのために持ち株云々というのは当然出てくる話だろうし、そうすると、やはり持ち株会社が一〇〇%持っている必要はない、これも一つ考えなきゃならないところじゃないかなと私は思います。  次に、社会・地域貢献基金についてお尋ねをします。  一つの問題は、一兆円で...全文を見る
○左藤委員 もう時間がないのでやめさせていただきたいと思いますけれども、ただ、海外の事例とかいろいろ見ていますと、やはり三事業一体というのは、日本が誇るべき文化であり経営形態じゃないかなと改めて私は思います。その辺はやはりしっかり考えていただきたい。いろいろな方法があるかと思いま...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○左藤委員 おはようございます。自由民主党の左藤章でございます。  四人の先生方、本当にありがとうございました。  今、一つずつ順番にお聞きしたいんですが、例の刑法の改正についてひとつお伺いをしたいと思います。  今、井田先生の方から、逮捕及び監禁の罪の上限を五年から七年に...全文を見る
○左藤委員 わかりました。今、監禁致傷罪十五年というのは、おっしゃるとおり、それもやはり考えるべきだろうし、やはりそういうことでお願いをしたいと思います。  それと、大津先生それから玉井先生からお話がありました。被害者保護という、この参考人の前に、おとといも法務当局と論議をさせ...全文を見る
○左藤委員 同じく玉井参考人さん、お願いします。今の件で、要するに、実際現場の方はどうなんでしょうか。
○左藤委員 今、お二人の、そういう現場でなさっておる方の御労苦というのはよくわかりますけれども、ただ、予算の問題は大きな問題だと思うんですね。  また、弁護士会の方も、被害者の支援というのをしっかりやれ、こういうお話、レポートも我々見ております。  井田先生は学者ですから、こ...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございました。  済みません、出口先生にちょっとお願いを申し上げたいと思います。  弁護士会で、人身取引被害者支援センターをつくれとか、本当にすばらしいことで、私もそうしたいと思うんですが、この中で当然、予算はどうするかといったら、国が持て、これはそのと...全文を見る
○左藤委員 時間がないので一つだけお聞きしたい。大津参考人と玉井参考人にお願いしたい。  シェルターに、皆さんのところに被害者の人が来る、それでケアをしている、本当にありがたいことですが、加害者の特定のために、警察、司法当局、この連携はどうなのか。これは両方やらなきゃならないん...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございました。終わります。
06月14日第162回国会 衆議院 本会議 第30号
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○左藤章君 自由民主党の左藤章でございます。  ただいま議題となりました少年法等の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党、公明党を代表して質問をさせていただきます。(拍手)  次代を担う少年の健全な育成を図ることは、二十一世紀の我が国を築くために最も重要な課題であります...全文を見る
07月12日第162回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○左藤委員 どうもおはようございます。自由民主党の左藤章でございます。  サイバー犯罪に関する条約、いよいよ運びになって、特に、ハイテク犯罪というのは非常に多くなった中で、この審議ができるということは本当にありがたいな、このように思います。  昔、アサヒビールの樋口さんとお話...全文を見る
○左藤委員 今おっしゃった欧州評議会、サイバー犯罪に関する条約、二〇〇一年に締結されて、現在、署名国が四十二カ国、批准国が十カ国ということになっておるようでございます。必ず日本もこれを実行していきたいと思います。  御存じように、我々はふだんの生活でパソコンを使いますね。インタ...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございます。  全くそのとおりだと思うんですが、先ほど申し上げた、批准国が十カ国でありますので、まだまだそういう問題が出てくるだろう。特に、今回の問題ではありませんけれども、言い方は悪いんですが、中国とか東南アジアの諸国、どうしても、いろいろコンピューター...全文を見る
○左藤委員 わかりました。それは、今まで実際犯罪を犯した人以外の話も含まれるという解釈でいいですね。  そうすると、実は、研究者とかウイルスの駆除のソフトをつくる、入ってきたやつを逆につぶす、こういうのをつくる人もいるんですね。そういう目的で、実験目的でウイルスのプログラムをつ...全文を見る
○左藤委員 ちょっと済みません、先ほどの未遂の件なんですが、未遂もやるということで、量刑等はかなりきつくなっていると思うんですが、その辺をちょっと教えていただきたい。未遂の件。
○左藤委員 そうですね。はい、わかりました。ありがとうございます。  次に、いろいろ聞きたいんですが、実は、わいせつ物頒布等の罪を改正する、こういう項目がございました。この必要性ですね。  それと、ちょっと先ほどお願いしておいたんですが、刑法の百七十五条の一項の第二文に「頒布...全文を見る
○左藤委員 おっしゃるとおりだと思います。  ネットでずっとあちこち飛ばされるわけでありますし、CD—Rに残すこともできるわけですから、これは大変な問題だろうと思いますので、やはりその程度の科料は必要だろう、このように思います。  次の質問をさせていただきたいんですが、実は、...全文を見る
○左藤委員 そういうことですね。当然、差し押さえができる。そうすると、その中で、記録命令つき差し押さえの制度を設けるという話に当然なってきますが、これについて、もうちょっと詳しく必要性をお願い申し上げたいと思います。
○左藤委員 今おっしゃった中で、記録媒体からとれるということは、先ほど、あちこちの、ホストコンピューター以外に別なところのパソコンからも行っているかもわからないということになりますから、当然、記録媒体から複写ができるということに相なるわけですね。これは確認です。
○左藤委員 今のお答えの中でもう一回ちょっと確認をさせていただきたいんですが、要するに、電子計算機に電気通信回線で接続している記録媒体から複写を認めるわけですね。そうすると、差し押さえられたコンピューターがインターネットを介して、さっき言ったリモートの話なんですが、介して他のコン...全文を見る
○左藤委員 今おっしゃったとおりだと思うんですが、その中で、ちょっと要綱の第二の五で、通信履歴の保全要請の云々というのがあるんですね。特に、通信の秘密やプライバシーを侵害するようなものというのは当然あってはならないわけですが、この必要性と、保存期間、三十日がいいという人もいれば、...全文を見る
○左藤委員 わかりました。  次に、サイバー犯罪に関する条約で、通信記録のリアルタイム収集と通信内容の傍受に関する規定が置かれております。これについて我が国はどのような対応をするつもりなのか、この辺をお聞きしたいと思います。
○左藤委員 済みません、時間がありませんので最後にさせていただきたいと思います。  今回の改正で、捜査機関の捜査手段について必要な拡大を行うものであるという考え方があるんですね。大変だと思うんですね。これに対して、濫用のおそれが大きいと指摘をなさる方もおります。これについて、最...全文を見る
○左藤委員 ありがとうございました。以上で終わります。