佐藤茂樹

さとうしげき

小選挙区(大阪府第三区)選出
公明党
当選回数10回

佐藤茂樹の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  きょうは、三人の御参考人の皆さん、貴重な御意見を開陳していただきまして、まことにありがとうございます。時間も限られておりますので、越森奥尻町町長さんに限って、二点お伺いしたいと思うのです。  あらかじめいただいた資料を見ます...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  私も、今回の阪神・淡路大震災に際しましては、大阪に住んでおりまして兵庫ほどではございませんでしたけれども、五時四十六分の段階で、本当に突き上げるような第一撃と、その後四十秒ぐらいの横揺れを経験したわけでございます。その後、兵庫...全文を見る
○佐藤(茂)委員 四十七人ということで、新聞記事よりもさらに多い人数をつかんでおられるわけでございまして、確かに、今大臣の答弁のように御努力されていることはわかるのですけれども、事は人命にかかわる問題でございますので、さらに力を入れてやっていただきたい。  そこで、厚生省の方と...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ早急にさらに強化して手を打っていただきたいと思うのですが、この震災を通して一つ私たち政治家も盲点をつかれたなと思われる部分がございます。  それは、今度の災害で施設や有料老人ホームに住んでいるお年寄りの死者というのはゼロなんですね。ところが、在宅老人の死者...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ、危険な在宅福祉政策ではなくて安全な在宅福祉政策というものをきちっと考慮して進めていただきたい、そのように思います。  もう一点でございますが、いろいろ避難所に行かせてもらうと、被災者同士の間でいろいろなもう既に情報交換が始まっておりまして、今話題になって...全文を見る
○佐藤(茂)委員 以上で、厚生大臣に対しては終わらせていただきたいと思います。  続きまして、防衛庁長官、お待たせしました。実は今回、中部方面総監の松島総監、実は災害の起きる三日前に私も大阪の地でお会いしておりまして、なかなか立派な方でございました。その方が涙の会見をされるとは...全文を見る
○佐藤(茂)委員 長官、それでもう少し詳しくお聞きしたいのです。  ということは、偵察中という報告は閣議で報告されていますけれども、自衛隊独自の情報ルートで、それぞれ飛び立ったヘリから、下から報告が上がってくると思うのですけれども、その報告を受けられたのはいつの時点ですか。
○佐藤(茂)委員 そうしますと、中部方面総監部に入った報告というのは長官のところまで上がっていないというふうに考えてよろしいですか。そうすると、海上自衛隊の報告だけが長官の方に上がってきたわけですね。それは何時の時点で、どういう内容だったのですか。
○佐藤(茂)委員 これは私の認識が間違っているのかもわかりませんけれども、中部方面隊のヘリコプターには映像を伝送する装置はございませんね。ただ、ヘリから写真を撮る装置はあったわけですか。――わかりました。  そうすると、自衛隊独自の情報ルートで長官に自衛隊の情報が入ったのは三時...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それじゃ、ヘリのは三時ということで了解いたしましたが、その前に、自衛隊独自の情報ルートで長官のところにきちっとした現地の状況報告が入ったのは何時の時点ですか。
○佐藤(茂)委員 九時に、どのような報告を、どなたから受けられたのですか、現地の状況報告です。
○佐藤(茂)委員 大変申しわけないのですけれども、その情報の中身、現地はどういう状況で、どういう被害状況であるということがその九時の段階で報告があったわけですか、それをちょっとお聞かせ願いたいのですけれども。
○佐藤(茂)委員 今回、これからも議論されていくのですけれども、これから自衛隊が一つのかなめになってほしいという、そういう期待が例えば各紙の世論調査なんかを見ても非常に高いわけですね。当然、第一次的には警察、消防が災害に対しては対処するのですけれども、それをバックアップする力とし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それは八十二条の一項の最初を強調されていることは、それはもう間違いないのですけれども、その上で、今いろいろなことがこの約一月間議論されてきましたけれども、結果的に、さまざまな総合的な状況を判断して、今回、防衛庁長官が今の時点で、やはりこの八十三条二項に当たるよう...全文を見る
○佐藤(茂)委員 本当はここを時間があればもうちょっとやりたいのですけれども、また別の機会にさせていただきまして、きょう防衛局長来られておると思うのですけれども、これから議論されていく中で、やはりこの八十三条についてのいろいろな問題が議論されていくと思うのです。一項及び二項につい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、これからまた八十三条についてはいろんな議論がされると思うんですけれども、冒頭に申し上げましたとおり、先週、奥尻町長の越森町長さんの御意見を拝聴したのですが、災害に遭われた首長さんですね。その方が、大きな災害時には、迅速な人命救助のため自衛隊の自発的な派遣...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今防衛庁長官は私の次の質問の分まで答えていただいたのですが、釧路市長さんが言われていたのは、要するに今防衛庁長官が答えられた部分でございまして、やはり災害時には、どこで災害が起きているかなどは現地が一番わかっていると、だから、できれば自衛隊に速やかに対応していた...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一点だけ自治大臣に最後お尋ねしたいんですけれども、午前中に、たしか大口委員の方からだと思いますが、釧路市が、釧路沖地震から一年九カ月後に東方沖地震を経験した、その一年九カ月の間に非常に防災対策を強化されて、被害が約六分の一に終わったわけですね。市長さんの話で...全文を見る
○佐藤(茂)委員 以上で質問を終わらせていただきます。
03月29日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第7号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  まず冒頭に、国の進路を決める上で本当に大事な法案をこの国会の場に提出されました政府・与党関係者並びに新進党提出者の皆様の御苦労に対しまして敬意を表しますとともに、その大事な法案につきまして質問させていただくことを栄誉に感じる次...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今のに関連いたしまして、もう一点長官にお伺いしたいのですけれども、大変集中的に、とにかくだらだらやるのではなくて議論をやるんだという考え方は、確かにもうそのとおりでございますけれども、例えば地方分権推進委員会の方々、また政府、こういうところに一体どこまでやってい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 長官の御答弁では枠組みをおっしゃっていただいたわけでして、具体的にその五年間で、先ほど最終答申を読ませていただきましたけれども、例えば法令の改正作業も全部やってしまうのか。また、それに伴った財政制度もきちっと改革してしまうのか。どの程度まできちっと実行しようとい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の長官のお立場からすると五年後のことまできちっとした約束はできないかと思うのですけれども、例えば先ほど数字を申し上げましたけれども、そういう三千二百九十三件の関与している事務なんかについても、五年間できちっとどうするのか明確にした、また実行に移したというものを...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これで時限立法に関しては終わりたいと思うのですけれども、特に閣法の場合、やはり全体的に、地方分権の推進法なんというのは今回出されただけで、これから二十一世紀に向けてどう地方分権をつくっていくのかということでいえば、本当にスタート台だと思うのです。その段階で、確か...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の長官の御答弁を踏まえた上で次の質問に移らせていただきたいのです。  衆法十一条には地方分権推進委員会の行う勧告、意見、審議等の概要の公表というか、そういうもの、また衆法第十二条の二項には地方分権推進委員会が首相に勧告したその勧告を国会に報告することというの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つですけれども、先ほど国権の最高機関たる国会の決議というのを非常に重要視するのだというお話がございました。そういうことで次の質問に移らせていただきたいのですけれども、その意味では、国会が常に国民の代表者としての目を持って地方分権の推進状況というものを見てい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、最後に、今回の両法案ともに、お互いにいいところはしっかりといいものをとって、二十一世紀に向けての日本の本当に新しい進路がこの法案で決まるんだという前提のもとに、これからも責任ある前向きな、建設的な議論をすることを決意といたしまして、質問を終...全文を見る
06月01日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。当委員会新参者でございますが、よろしくお願いいたします。  まず最初に、私は、現地時間の二十八日未明にロシアのサハリン州で起こりました直下型大地震につきまして御見解をお聞きしたいと思います。  本日の正午の段階でも、死者が五百五...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今回のサハリン大地震につきましては、私どもが一月に経験した阪神・淡路大震災と非常に共通点があるのではないかというように言われているわけです。一つは、震源地が非常に浅い直下型大地震であったということ、もう一つは、未明の時間帯であったがゆえにそれぞれ住民が就寝中を襲...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ事の真相を国民の前に明らかにしていただきたい、そのように思うわけでございます。  そこで、いよいよこの災害対策基本法の改正の本題に移らせていただきたいと思うのですが、先ほど二階委員からもありましたように、私ども新進党は、この三月にまとめました「新災害対策基...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の長官の答弁からは、十月までにもし災害が起きたときに果たしてこの一部改正で本当に対応できるのかどうかという質問も加えたのですが、それに対しての御答弁がなかったわけです。原稿になくても結構でございますので、その辺についての決意をちょっと述べていただきたいと思うの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 一条一条はまた別の機会にしっかりとやらせてもらいたいと思うのですけれども、今回の阪神大震災で大きな問題点を政府の方も感じられ、既に変えようとされている部分が幾つかあるのですね。その一つが第三章の防災計画の部分でございます。三月の当委員会での防災局長の御答弁でも、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 先ほどの質問でも言いましたが、都道府県が待っておりますので、六月の下旬といわず六月の中旬でも上旬でも早急に作業を進めていただきたい、そのように思うわけでございます。  それで、災害対策基本法に対する今の政府の基本的な考え方をお聞きする意味で、災対法について一問...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、その今回の対応の中で、緊急対策本部がほとんど主導権を持って機能したということが本当に今の災害対策基本法の限界を示しているのではないか。その件については、きょうは時間が限られていますのでやりませんけれども、ぜひ今後徹底的に追及していきたいな、そのように思うわ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、今回の法が例えば通ったといたしましても、どれだけ迅速な法の適用が行われるかというのは一つの運用上の大きな問題になってくるのではないか、そのように思うわけでございます。  もう一つは、現場の今回の対応を現地の県警の方なんかに聞いておりますと、また兵庫県庁な...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ、警察庁で終わるのですが、申しわけないのですが防衛庁はまた安全保障委員会で続きをやらせていただきたいと思うのです。  私は十七日の週に、トラック二台に救援物資を積んで、大阪の難波というところから神戸の、がけ崩れが起こると言われていた東灘区まで行くのに実...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、以上で質問を終わります。
06月09日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  午前中からの各委員からのこの四カ月間のいろいろな安全保障の問題、大きな項目、ほとんど私も同じ項目なんですが、中身だけ少しずつ変化をさせながらお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、重なるわけでございますけれども、オウム真理...全文を見る
○佐藤(茂)委員 しつこくなるのでもう一度だけしかお聞きいたしませんけれども、まず責任回避ありきという長官の姿勢が自衛隊員の士気また規律にかかわる、そのように私は認識しておるわけでございます。  戦後の内閣で、辞任された防衛庁長官というのは今まで七名いらっしゃるわけです。その原...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、大体、ほぼ全容が見えてきつつあるんですけれども、先日の法務委員会での刑事局長の答弁では、あと山がまだ三つあるというようなお話もされております。防衛庁内ではそれなりにしっかりとした調査をされて、そして六月七日にあのような処分をされたと思うのですが、万が一、これ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 再発防止の件については、先ほど詳しく質問されましたのでお聞きいたしませんけれども、このような不祥事が二度と起こらないようにぜひ再発防止に徹していただきたい、そのように要望する次第でございます。  それに関連しまして、特に本年三月二十二日に、山梨県の有名になりま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 続いて、全く角度が変わりますが、午前中にも委員の方から御質問がありましたけれども、中国の核実験及び新型の大陸間弾道ミサイルの発射実験に関しましての御見解をお聞きしたいのです。  先月の五月十五日に中国が地下核実験を実施し、また二週間後の五月二十九日に移動式の新...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今アジア局長の方からも日本の今後の対応について若干触れられたのですけれども、さらに突っ込んでちょっとお聞きしたいのですが、きょうの読売の四面を見ておりますと、さらに中国は、これは確かな報道なのかどうなのか確かめでいただきたいのですけれども、先日の「東風」、中国語...全文を見る
○佐藤(茂)委員 NPTの合意の後、これから核実験全面禁止条約の発効前に何となく抜け駆け的にやろうという国が出てくることを、非常に中国の例を見て恐れているわけでございまして、ぜひサミット等で話題にしていただいて、この問題について対処しでいただきたいなというふうに思うわけでございま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の御説明でもう十分わかるのですが、一つだけちょっと今のに関連してお聞きしたいのです。  冒頭、最初の方に申されました自主派遣の基準の明確化がもう少し詰まってくると、八十三条二項のただし書きの部分、またあるいは八十三条全体がもわかりませんけれども、それが法改正...全文を見る
○佐藤(茂)委員 先ほど防衛局長の御説明の中にも、自衛隊を災害が起こったときにどういうように位置づけていくのかということが非常にこれからの大きな課題ではないかというお話がありました。現行の災害対策基本法では、第五章の災害応急対策のところで自衛隊というのがほとんどなかったわけですね...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ、局長のお話の中でもありましたけれども、情報伝達システムの部分についでちょっと後でお聞きしたいのです。  我々新進党も、この被災地に行って、いろいろ被災者の方の声も聞きながら、現地の行政組織である県であるとか市の方にもいろいろお聞きしたわけですけれども...全文を見る
○佐藤(茂)委員 阪神大震災のようなものが二度と起こらないことが一番いいんですけれども、もう一度起こっても、本当に自衛隊が効率的に活用できるように、ぜひ遠慮せずにどんどん要望を言っていただきたいな、我々その分についではきちっと後押しをしていきたいなというふうに考えております。 ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 まだまだお尋ねしたいことがたくさんあるのですが、時間が終わりましたので、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月20日第134回国会 衆議院 本会議 第8号
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○佐藤茂樹君 ただいまの高見議員の御質問に対しまして、新進党案の提出者を代表して、簡潔にお答えさせていただきます。  まず、御質問の第一は、自衛官による避難のための立ち退きの指示を規定した趣旨についてでございましたが、新進党案は緊急事態または切迫した事態において、国民の生命、身...全文を見る
10月24日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○佐藤(茂)議員 松下議員の御質問の前に、私どもも、災害派遣を命ぜられた部隊等の自衛官の権限を強化するということでは、総論は非常に賛成でございます。  ただ、その中で、一つ一つを吟味していかなければいけないだろう。今御質問にありました六十三条の警戒区域の設定の件につきましては、...全文を見る
○佐藤(茂)議員 今、高見議員が御指摘になりました点でございますが、質問の中にもありましたけれども、警察庁長官、消防庁長官以外にも、災害に関しては気象庁長官や海上保安庁長官も関連してくると思うのですが、そういう指定行政機関の長官が国務大臣と対等の本部員でなくてもよい、そのほかの職...全文を見る
○佐藤(茂)議員 今の高見議員の、情報を一元的に管理する、その規定を追加していないのはなぜかというお話でございますが、現行の五十三条でも、これがきちっと運用されれば被害状況の報告というのは明確に、例えば都道府県から、また指定公共機関の代表者あるいは指定行政機関の長からきちっと内閣...全文を見る
○佐藤(茂)議員 高見議員御指摘のように、自治体間の相互協力につきましては、政府案では、今回の改正案で第五条の二及び第八条の配慮事項のところにきちっと追加をされております。それに対して、新進党案は、第四節の第二十八条の五というのを追加しまして「広域的な応援協定」というものを入れて...全文を見る
○佐藤(茂)議員 ただいまの高見議員の一番目の御質問でございますが、警戒区域の設定に伴う心配な、責任の押しつけを行うような事態が起こり得るのではないか、そういう点でございますが、御質問の前段についてまずお答えさせていただきたいのです。  六十三条に規定されております警戒区域の設...全文を見る
○佐藤(茂)議員 今、小池議員御指摘のように、新進党案では、非常災害対策本部を内閣総理大臣を本部長としてとにかく緊急にまず設けることが大事である。しかしながら、その場合に、災害の状況によっては内閣総理大臣がずっと本部長であり続けて、全部の機能、権限を持ち続ける必要もない災害もある...全文を見る
○佐藤(茂)議員 情報の一元化の件でございますけれども、政府案の、本当に例外的に市町村から都道府県に連絡ができない場合に市町村から内閣総理大臣に報告するということについては、私どもも評価をしているわけでございますけれども、問題は、その場合の市町村からの情報の受け手の国の側のきちっ...全文を見る
○佐藤(茂)議員 もう小池先生の全くおっしゃるとおりでございまして、阪神大震災のときの初動の対応のおくれ、我々が最も力を入れなければいけないのが官邸の受けの体制であろう。そういう意味から、常駐の防災担当者、災害のエキスパートを内閣総理大臣のもとに置いて情報収集能力を強化することが...全文を見る
○佐藤(茂)議員 先ほど来、赤羽議員の御質問並びに国土庁長官、そして防災局長のやりとりを聞いておりまして、やはり我々、今回の法改正に当たりまして、一月十七日当日、それから二、三日の間のことを原点として忘れてはいけないであろう、そのように思った次第でございます。  その上で新進党...全文を見る
○佐藤(茂)議員 今も御質問の中で、樽床議員がお答えになられているような感じもいたしますけれども、新進党といたしまして、今回の阪神大震災におきましては、いち早くまず現地に対策本部を設けまして、そして、一月の災害と並行いたしまして新災害対策プロジェクトをつくりまして、二度とこのよう...全文を見る
○佐藤(茂)議員 今の、自衛隊への権限付与の条件についてでございますが、樽床議員が質問の中でも言われておりましたけれども、政府案については、警察官または海上保安官がその場にいないときに限定されております。それに対しまして新進党案では、その場にいないときに加えまして、市町村長等から...全文を見る
○佐藤(茂)議員 警戒区域の設定の権限付与については、午前中から再三にわたり与党の議員の方々からも御質問がございましたけれども、私どもは、自衛隊にこの六十三条の警戒区域の設定の権限を付与することについては、次の大きく二点の理由から慎重であるべきである、そのように考えております。 ...全文を見る
○佐藤(茂)議員 全くそのとおりでございます。  一々警戒区域の設定権というものを与えなくても、避難のための指示の権限を、六十一条に規定されておりますけれども、それを新進党案としては自衛隊に災害時に持たせるべきである。政府案としてその権限を持たせないのはどこか落ち度があったので...全文を見る
○佐藤(茂)議員 ただいまの、市町村への派遣要請権限付与については、私どもは、大きく五つの理由からこの要請を規定したものであります。  第一に、今回、兵庫の阪神・淡路大震災がまさにそうだったのですが、災害が発生した場合において、その事態に照らし特に緊急を要し、かつ、応急措置を実...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。きょうは、答弁ではなくて質問をさせていただきたいと思います。  前回の委員会並びにきょうの委員会を通じて、法案の差異、またそれ以上に幅広くいろいろな論点が出されてきたと思うわけですけれども、やはり我々、先ほどの大臣の答弁にもござい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、今基本的には、今回のような阪神・淡路大震災と同程度の災害が起きた場合に緊急対策本部を設置して対応する、そういうもとでの御答弁だったと思うのです。  問題は、新進党案と政府案との違いというのは、その迅速さという点で違いがありまして、ともに緊急対策本部は閣...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、防災局長の御答弁で、七時半にいろいろそういう情報を収集し、判断をされて、やはり結局十時過ぎになっているわけです。それで、我々部外者としてはその二時間半の時間のギャップというのが非常に考えられないわけでございまして、あのときのことをいつまでも追及しても仕方がな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そのあたりが政府案として非常にネックになるわけで、ぜひきちっとした改善を望みたいわけですけれども、もう少し角度を変えてお聞きします。  あの時点の話をもう一回振り返って、具体的な例としてこれしかないのですが、緊急対策本部を今回機動的に設置されるという、それは一...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の質問に関連して、もう一問だけ、ちょっと角度を変えてお聞きしたいのです。  今、防災局長の答弁の中にもありましたけれども、今回の新進党案では、まず、とにかく非常災害対策本部をどういう災害であろうと設置しよう、それで無理な場合には緊急災害対策本部を設置しましょ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう少し本当はやりたいのですが、時間が限られているので。  そこで、いきなり緊対本部だと言われるのですけれども、過去、大災害がありました。国土庁が設置されてからも、十四回の災害が非常災害対策本部で対応されているわけですね。そういうものも含め、またそこに入ってい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の御答弁もいろいろお聞きしたいのですが、そうしますと、今まで、この時点でそういう緊急災害対策本部を設置して対応するに値するというのは、関東大震災と阪神・淡路大震災ということしかないわけですね、今の御答弁によりますと。先日の本会議での総理の答弁でも、同じように、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、それ以外のものについてもやると言うのですけれども、国民が期待しているのは、やはり総理がリーダーシップを発揮して、国民の生命と安全を守るための災害対策本部がきちっと設置されているというのが何よりも安心感を与えるわけです。それが、今回の政府案によって、布告という...全文を見る
○佐藤(茂)委員 以上で終了いたします。
11月07日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  私は、赤羽議員のように兵庫県が地元ではありませんけれども、今回の震災のときに、総理よりはちょっとおくれましたけれども、現地にトラック二台の救援物資を持って運んでいきました。道が十一時間半ぐらいかかったわけですけれども、それで行...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間がないので、今のに関連して一点だけ。  例えば、防災問題懇談会が最初に開催されたときに、今おっしゃったようなことを総理が具体的に指示されたのですか、どうですか。その辺だけ簡潔にお答え願いたいと思います。
○佐藤(茂)委員 そこで、内容について二点ほどお聞きしたいのです。  今回の政府案の非常災害対策本部なのですけれども、現地対策本部を置くという以外は現行法に全く手をつけていない、そういう法案になっておるわけですが、私たちの新進党の考え方からすると、初動の迅速性という一点と、もう...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間がないので余り突っ込んでできないのですけれども、関連して一点だけ御確認したいのです。  今回、一月十九日に緊急対策本部という、災対法のどこを読んでも出てこない、そういう本部が閣議決定によってつくられました。  一たん非常災害対策本部を設置したけれども、 ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 あと若干の時間がありますので、もう一点だけお聞きしたいのですけれども、今回の五十三条の改正によって情報ルートが非常に多元化、多重化する。具体的には、市町村も都道府県も、そして指定行政機関もそれぞれ、非常災害の場合には、災害のそのときそのときの規模を掌握して報告し...全文を見る
○佐藤(茂)委員 限られた時間の中で、総理のリーダーシップという点に限って質問させていただきました。  今後とも、まだ被災は続いておりますので、リーダーシップを発揮して復旧・復興対策に力をお入れいただくことをお願いしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございま...全文を見る