佐藤茂樹

さとうしげき

小選挙区(大阪府第三区)選出
公明党
当選回数10回

佐藤茂樹の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第140回国会 衆議院 文教委員会 第3号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 文教委員会で質問の機会を与えていただきましたので、私の方からは、文部省としてどうしてもやはり力を入れて喫緊にやってもらわなければ困るという、そういう問題について二、三、大臣の所見をお伺いしたいと思います。  まず最初に、青少年の覚せい剤の乱用問題と、またそれに...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今御説明をいただきましたけれども、検挙されるというのは本当に氷山の一角でして、あと、今はお答えになりませんでしたけれども、乱用で補導された青少年というのが、私も勘違いしていまして都会が多いのかなと思っていましたら、もう全国各都道府県に青少年の検挙者というのが及ん...全文を見る
○佐藤(茂)委員 先ほど大臣の答弁の中でも言われましたけれども、これは、同僚議員が昨年の参議院の本会議で代表質問をいたしまして、そのことを奇貨とした上で橋本総理も決意していただいて、薬物乱用対策推進本部、名前はもともとあったんですが、総理大臣自身が本部長になられて非常に中身が格上...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の御答弁ではちょっと納得いかないんですが。というのは、例えば、福岡県の教育委員会で昨年約十万人の高校生を対象にアンケートをとられているんですよ。だから要は、そんな犯罪者を出せなんというそういう実態調査をやるわけじゃなくて、どういう意識を高校生が持っているのかと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 余りこの問題にこだわりたくないんですけれども、確かに慎重にやらなくちゃいけないんですが、そうしたら、福岡県の教育委員会が教育委員会を挙げてされたことに対してはどういうように判断をされているんですか、文部省としては。
○佐藤(茂)委員 私は、やはりそういう認識でおられるから、どんどん高校生なんかも、実態もつかめないまま、結果として警察にお世話になる検挙者というのをふやしていくような流れにしかならないんだ。やはりまず学校が、今どういう状況になっておるのか、また、そこに通っている高校生、中学生がど...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ、防止教育のことで文部省もっと頑張れということを言いたいのは、ことし、今予算案の中で、一億百万の予算がこの件についてついているんですね。内訳を見させてもらいました。そうすると、高校生用のビデオの作成、配付を新たにします、これは各高校に一本、さらには中学、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そういう役人の答弁というのは予想しているのですが、要するに、具体論もと言っているのです。  中学生が入ってきたときに、各学校へ行ったときに一学級分しかないという、そういう教材パンフの数でいいのか。少なくとも、今は少子化ですからクラスは少ないでしょうけれども、二...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つこの件、最後にしたいのですが、先ほど言いましたが、学習指導要領の中にそれぞれ、中学、高校と同じように保健体育の科目の中で載せられておるのですが、例えば中学生はどういうように学習指導要領の中でなっているかというと、「喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は、心身に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この件はもう終わりたいのですが、今おっしゃったように、特別教育とかホームルームでも当然教えておられるし、また、どんどんきちっとした教育をしてもらわないといけない。そういう観点から、当然、教える側の教師が、これは有害ですよ程度の範囲を超えられないような教え方ではな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それは大臣もそのようにおっしゃるかと思ったのですけれども、特にやはりこの問題は今もまだ尾を引いているのですよ。さっき言いましたけれどもそれは何かというと、数学Ⅱの旧と新で二十一・七の格差があった。これは端的に格差の原因は何かということをちょっとお尋ねしたいのです...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、そういう技術的に難しいという話は、これは当然難しいと思うのですが、そんなことの答弁を聞きたいがゆえに言っているのではなくて、例えば平成九年度の大学入学者選抜実施要項の中に、冒頭こう書いてあるのです。「大学入学者の選抜は、大学教育を受けるにふさわしい能力・適...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私のところにもこの問題で本当に悩まれた浪人生とか、さらには保護者の皆さんが言ってこられたりした中には、本当に一生を台なしにされたと、まだ二次試験終わってませんけれども。それで、大学入試センターであるとかまた文部省に対して、結果次第によっては行政訴訟を提起したいと...全文を見る
02月26日第140回国会 衆議院 文教委員会 第4号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案についての質疑でございますけれども、藤村委員と重ならない範囲でちょっと後半にさせていただくといたしまして、前半は、同じく大学に関連して二、三、特に大臣に中心に御答弁をいただきたいと思うのです...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間も限られていますので、この件に関してはもうちょっとお聞きするだけで終わりたいのですけれども、今大臣の御答弁の中に、結果的に企業側が倫理憲章、大学側が申し合わせという形で自主規制ということを言われましたけれども、しかし内容をよく見ますと、決定的な差があるわけで...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひしっかりと見守っていただいて、引き続き御努力をお願いしたいと思うのです。  もう一つ、今のは大学を出るときの問題ですが、入るときの話として、先日の所信に対する質疑の中でも若干させていただいて、あれで終わろうかなと思っておったのですが、実は、今週の二十四日の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大臣の答弁でやめておきますけれども、要するに行政側のミスで押しつけられたこの不利な状況で、一点差によっても人生が変わると言われているのです、人生が大きく左右されるわけですね。きょう、まだ前期日程の試験をやっていますけれども、そういう若者が結果として多く出た場合に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 藤村委員の質問と重なるのでこれ以上突っ込みませんけれども、そこで、今回の特色として、幅広く学生をいろいろな分野から受け入れる、そういうことを言われているのですね。先ほど指摘もありましたが、しかしながら、埼玉大学の場合の今までの実績を見ておりますと、例えば国内プロ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の、幅広く受け入れるという関連で、もう一点だけ。これは大臣にぜひ答弁いただきたいのですけれども、今回の政策研究大学院大学では、外国人留学生などを幅広く受け入れる、こういうように言われております。今までの埼玉大学の大学院政策科学研究科においても国際プログラムとい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ今お話しのあったような努力を引き続きしていただくことをお願いいたしまして、若干時間が余りましたけれども、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月10日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  総理、委員会、本会議と、食事もとられる間もなく、大変御苦労さまでございます。  私は、今回政府が提出された特措法の改正案というのは、国による不法占拠状態を回避するための必要最小限の措置として提出されたということなんですけれど...全文を見る
○佐藤(茂)委員 まあ非常に総論的に、広くわたって御答弁をいただいたのですけれども、その中で、特に二、三、これから沖縄の基地整理縮小に絡む問題として、米軍の兵力削減ということについて、日米でどういう共通の理解をされているのかということをもう一度確認をさせていただきたいのです。 ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の総理の答弁の中で、事実関係も大体押さえているのですけれども、総理は、兵力の削減について、現時点において求める考えはない、これは三月三十一日のときにも記者会見で言われていました。しかし、国際情勢が大きく変化した場合には、またそれからの話というのは協議もしていか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、外務大臣が最後の方に答弁されましたけれども、総理もこの問題で、具体的にその問題の中身は言われませんでしたけれども、問題がある以上、政府としてきちんと答えをもらわなければならない状況は変わらないだろう、そういうことを言われていますし、外務大臣の言わんとされてお...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、見守るだけじゃなくて、私は与党じゃないのですけれども、ぜひ防衛庁長官のリーダーシップを発揮していただきたい。  というのは、国がこの問題についてどう対応してきたかというのは、それぞれの施設局の職員に任せていたという部分もありますが、際立っているのは、こ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 総理が訪米されるときに、やはり片づけていかないといかぬ、何とか道筋をつけて持っていかないといけない問題が、一つは県道百四号線の問題とともに、もう一つは、何といっても、それより大きな問題として、普天間の基地返還に伴う代替ヘリポートの問題だと思うのですけれども、これ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この普天間の基地の問題というのは、橋本総理になられてから、本当に、あの四月の土壇場でしたけれども、得た成果のような感じもするのですね。  これは総理にお伺いしたいのですけれども、訪米されるときに、一年がかりで、日本として日米安保体制の信頼をきちっと維持するため...全文を見る
○佐藤(茂)委員 当面の問題、これについては、本当に我々としても、野党ですけれども、努力をしていかなければいけない。ただ、それで沖縄の皆さん方が希望がかなえられるのか。それはどうしても、中長期的な沖縄の米軍の基地の整理縮小のプログラムというものもやはり国が責任を持つて出していかな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、前向きに財政構造改革会議で提示されたものを受けとめて検討していくという、そういうようにお受けしたんですけれども、それに関連して、在日米軍の駐留経費をどういうような扱いにされるのかということをお尋ねしたいんです。  総理は、当委員会で、たしか初日だった...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の防衛庁長官の御答弁ですと、駐留米軍経費の扱いについてはまだきちっとした話し合いにのせていない、そういうように受けとめたんですけれども、そうすると、公党の政調会長がアメリカの国防長官にそういうような話を持っていかれたとしたら大変な問題ではないかというように思う...全文を見る
○佐藤(茂)委員 SACOの部分についてはよくわかりました。  そうすると、その報道の問題もありますが、総理としては、この在日米軍の駐留経費についてはどういう扱いにされようと思われているのか、御答弁をいただきたいと思います。
○佐藤(茂)委員 総理の考えを聞かしてもらえるかと思いましたけれども、企画委員会で検討されてからということですので、またそのときにきちっとした決断を下していただきたいと思うのです。  次に、コーエン国防長官が来られて、特に防衛庁長官に話された問題として、兵力の問題に加えて二つ話...全文を見る
○佐藤(茂)委員 別にペリー元国防長官の話を重視しろということで言ったんじゃなくて、ただ、  ついこの前まで、ペリー元国防長官というのは、このガイドラインがSDCに改組されて話し合われたときの国防長官なんですね。  だから、アメリカのその当時の国防長官がどういうように思ってお...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そのガイドラインと関連しまして、我が党の同僚委員からも二回ぐらい出されたんですが、これは四月五日の産経新聞だったと思うんですけれども、アメリカの有力研究機関の外交問題評議会が草案をまとめて、日米同盟は張り子のトラではないかというような、そういうことを言っていると...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その検討をされているのはいろんな報道から伝わってきているんですけれども、一つは、やはり大事なことは、そのときの原則として今進められているのが、日本国憲法の枠内で行うという、そういうことでずつとされているというように聞いておるんですけれども、もう一つ大事なポイント...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今そういう時間がなくてなかなか聞いておられない、そういうお話は今の忙しさから見るとよくわかるんですけれども、しかし、やはり事は、有事になってからでは非常に遅いわけでして、特に先ほどの答弁の中に、在外邦人の救出の問題については大分進んでいるという……。  それで...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月11日第140回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○佐藤茂樹君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる駐留軍用地特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、政府案に賛成の立場から、討論を行うものであります。(拍手)  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━。  今回の政府案は、沖縄における駐留軍...全文を見る
05月15日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  参考人にはきょうは貴重な御意見を開陳していただきまして、まことにありがとうございました。できるだけ時間の範囲内で平等にお聞きしたいんですけれども、参考人の中で意見を聞く方が若干偏るかもわからないんですけれども、お許しをいただき...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう時間も大分迫っていますので、あと参考人の方々に一問ずつお聞きしたいのです。  まず阪中参考人と西元参考人にお聞きしたいのは、両参考人とも大体言われているのは、危機管理型の政策という観点から今回のガイドラインの見直しについては評価するんだ、そういうお話があり...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間がありますので、もう一問。  一名だけ、西元参考人に端的にお聞きしたいのですけれども、先ほど阪中参考人の意見陳述の中でACSAの有事適用の話がされたのですけれども、先ほどありましたように、ドイツのように戦時受け入れ国支援というかWHNSのようなものを検討し...全文を見る
○佐藤(茂)委員 どうもありがとうございました。  時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
05月21日第140回国会 衆議院 文教委員会 第14号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  この大学の教員等の任期に関する法律案につきまして、当委員会でも、先週の十六日審議しまして、昨日は四人の先生方にお越しいただいて参考人質疑を行ったわけですけれども、その審議、いろいろ経過を見守る中でも、この今回の法案が、政府の方...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、大臣と局長の答弁でも明らかにされておりますけれども、我々も国権の最高機関にいる者として、もし今後、いやしくも大学に対して任期制の導入を当該大学の教育研究条件の整備支援の条件とするというようなことが少しでも見られましたら、我々としてもやはり厳しくこの件について...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、局長の答弁で、職務給の原則に基づいて、あらかじめ異なったものであると想定するのが困難であるがゆえに、今の段階ではそういうことは考えられないと言われていました。  しかし、今回のこの法案の中で、後でちょっとこの点についても触れようと思ったのですが、わざわざ第...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、ポストの名前また性格の中にやはり明確に職務内容まで含まれたものになっておるのじゃないのですか。こういうポストの人というのはちょっとほかのところとは職務内容も違うから今回任期制を導入いたしましょう、そういう意味合いを明確にやはり持たせているのじゃないので...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この点は後で、助手の皆さんのことなんかもお尋ねしたときにもうちょっと関連して質問をさせていただきたいと思うんですけれども、この部分だけをやっていると時間がありませんので。  それで、特に給与のインセンティブということで、これが関連するのかどうかちょっとお聞きし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の件で、大学を通じてどういう名目で四十万ずつ配分されるのか、もう一度答弁をいただきたいと思います。
○佐藤(茂)委員 今局長の答弁の中にも、今回の任期制とは余り関係がないんだ、要するに、任期を付される若手教員または付されない教員関係なく選ばれて、今回そういう形の、研究費になるかと思うんですが、支給がされるんだ、そういう趣旨だったと思うんです。  しかし、今の文部省のそういうや...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は局長のような甘い観測は持っていなくて、やはり運用次第にもよると思うのですが、本来の目的である教育研究の活性化、そういうことを本当に図ろうとするのであれば、答申の中でも触れているというように今もおっしゃっておりましたが、触れているだけではだめなので、具体的にや...全文を見る
○佐藤(茂)委員 歓迎されない制度を無理やり導入しても意味がないわけで、なるべく歓迎されるような条件、環境を整えた上でやはり導入していくように求めまして、時間がどんどんたっておりますので、次の質問に移りたいと思うのです。  次にお尋ねしたいのは、当委員会ではまだ質問されていない...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の点で、もし文部大臣がお答えできるならちょっとお尋ねしたいのですけれども、本会議のときに同僚の両議員からこのことに触れるような質問をされました。要するに、もともとの公務員法制に対して根幹を揺るがすようなものではないのか、そういう質問があって、それに対して、これ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今大臣が答弁されたのは本会議と全く一緒の内容だと思うのですけれども、要するに、この現行法制でのとらえ方ということを、これは文部省でなくてもいいのですが、人事院の方でもし答えられるのならお答えいただきたいのですけれども、これは、今の大臣の答弁でも、特殊性を有してい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の技術的な議論をいろいろやりとりはしたくないのですけれども、ただ、人事院の方の答弁でちょっと気に入らぬところがありまして、二項の部分については法律によらない方々をここに入れたんだというような話をされていましたけれども、しかし、外国人の教師であるとか教員というの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ちょっと納得いかないのですが、こんなことをいろいろやっておっても、ほかに聞きたいこともあるので進ませていただきたいのですけれども、次に労働省の方、同様の趣旨の話を聞きたかったのでせっかく来ていただいたのですが、申しわけないのですが、ちょっと時間の都合で割愛させて...全文を見る
○佐藤(茂)委員 このことも聞きたいんですが、その答申をさらに読みますと、要するに「実際にどの職に導入するかは、各大学が判断することとする。」と言われていながら、その下の行で、「なお、特に、若手教員の育成の観点から、助手への任期制の導入は重要であると思われる。」そういうふうにうた...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ただし、私は、今回の法案、助手に着目して使われている一つのポイントもあるかと思うんですけれども、法の整合性という点からいって若干疑問があるんではないかということをちょっとお尋ねしたいんです。  一つは、第四条の二番目のものとして挙げられているんですけれども、「...全文を見る
○佐藤(茂)委員 しかし私は、今回、助手の皆さんの実態に即して、一部なのかもわかりませんが、しかし、そういう助手の皆さんに任期制を導入するというのであれば、さっきも矛盾を指摘しまし たけれども、何よりもまず助手の皆さんの法的地位というものをやはり明確に確立する必要があるのではな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので終わりますが、ただ、今回の制度は、冒頭に申し上げましたけれども、選択的任期制でありまして、多くの裁量が大学にゆだねられているわけでございます。しかし、その運用において、今何点か懸念を申し上げましたけれども、まかり間違っても教員解雇法というよう...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 文教委員会 第17号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。きょうは、参議院の先生方、大変に御苦労さまでございます。  昭和二十八年にできましたこの学校図書館法を改正して、学校図書館を何とか充実、活性化させよう、そういう思いで議員立法をされてきたこの御努力と、また五月の初頭に五時間以上おか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、提出者の方が代表して、今回の改正案で完璧なものじゃないのだ、まず第一歩であって、特に、いわゆる学校司書と言われる方々の問題については今後の検討課題である、そういう答弁がございましたけれども、いわゆる学校司書、学校図書館担当職員と言った方がいいのでしょうか、そ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、全体で、平成四年の段階で七千五百人を超える方がいわゆる学校司書という立場でお働きになっているという話でしたけれども、大阪の声だけですけれども、この五市二町なんかでどんどん広がりを見せている、そういうところの方々の声を聞きますと、学校司書と言われる方々の果たし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、文部省の局長さんも、また提出者の皆さんも口をそろえて、いわゆる学校司書という立場で働いておられる方々の果たしている役割というのを非常に強調されているわけでございますが、しかし先ほど自民党の先生も質問されましたけれども、現場では本当に、そういうここでの評価とは...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、そういう趣旨を伝えて、今回学校司書の皆さんが不利にならないような状況をつくるだけではなくて、現に文部省としても、先ほど提出者も言われていましたが、学校図書館に人が配置されるということによってどれだけ学校図書館が活性化され、またそれが具体的に小学校、中学校、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、御答弁の中で、校長または教育委員会が発令するということになっているということなのですけれども、これは何か文部省として出されたきちっとした通知というのがあるのですか。
○佐藤(茂)委員 今の御答弁ですと、要するに、司書教諭が発令されなかったのは、ケースによって違うのでしょうけれども、市町村の教育委員会か校長の判断によって発令されなかったということで、どちらが一体責任を持っておったのかということが一言で言うとはっきりしないわけですね。余り時間をか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、昭和三十二年から平成五年まで、平成五年の段階でいつの間にかそういうようにぱっと校長もという形で入れているわけですけれども、私は、今回法改正になったとしても一体だれが責任を持って、市町村の教育委員会なのか校長なのか、どちらが責任を持ってこの法改正の趣旨に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この校務分掌のことについては、本当は時間があれば、あいまいな部分や、また改正の余地があるので聞きたかったのですが、時間もないので、あと二分ほどでもう一つ。  先ほど自民党の先生も質問されていたのですが、いわゆる小規模校というものの目安を局長が答弁されて、十一学...全文を見る
○佐藤(茂)委員 三十分というのは短いもので、もう時間が参りましたが、ともかく、提出者も最初に言われていましたが、まず今回の改正が第一歩である、また、今後の学校図書館の活性化、充実のために我々衆議院もやはり知恵を出して、さらに改正する余地があるのならば変えていきたいと思いますし、...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 文教委員会高等教育に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤(茂)小委員 今のお二人の質問に関連してですけれども、今回私の調べたところによると、昨年の十月二日に日経運の根本二郎会長が、要するに守られない就職協定なら意味がないんだ、こういう発言をされたところからどどっと、どちらかというと企業側主導でこの就職協定というものが廃止になって...全文を見る
○佐藤(茂)小委員 二問目に関連するんですけれども、何となく当初の決めたルールから実態がだんだん変わってきて、私は根本さんという人を別に評価するわけでもないんですけれども、ただあの方の十月二日以降の発言の経緯を見ていると、実態面に即して見た場合に、守られていない就職協定なんという...全文を見る
○佐藤(茂)小委員 私は、自分の経験から言うと、共通一次の前の五十三年に大学に入学した若輩者ですけれども、現役の時代に共通一次になるという話が出ておったんですね。一浪すれば次共通一次を受けなければいかぬ。逆に言うと、そのころの高校生の気分で言うと、非常に不安があったわけです。どん...全文を見る
07月10日第140回国会 衆議院 文教委員会 第21号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。  質問に先立ちまして、今回の事件並びに三月の通り魔殺人事件で犠牲となられました方々、また、けがをされた方々に対して、心から哀悼とお見舞いの意を表したいと思いますし、また、残された遺族の方々、大変つらい思いをされていると思うのです...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、今も国民の気持ちとしては、だれもが早くこの事件の真相を知り、できるだけ早く対策を用意してもらいたい、また我々としても用意したい、そういう思いに駆られるのは、これはもうだれでもそうですし、よくわかるのですけれども、しかし、焦る余りに、十分な分析もなくて、非常...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今大臣がおっしゃったように、私も、生命を尊重する、また弱いものに対するいたわりを持つということは本当に大事なことだと思うのですね。  特に、今の時点で解明されていることから言えることは、まだ容疑の段階ですけれども、これが明らかになって事実であるとするならば、間...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、新聞報道によると、何か八月中に答申を出すというようなことで報道されているのですけれども、多分私の勘違いでなければ、間違いだと思っているのですね。やはり今まで中教審、どちらかというと教育システム論のところを強調されてきたと思うのですけれども、ぜひそういう中身...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今法務省の御説明をいただきましたけれども、私も昨日のフォーカスも読ませていただきましたが、そういう内容も書いています。  ただ、その上の欄に別のことも書いているのですね。「ただ、雑誌の回収が記事の撤回を意味するというのであれば、基本的に私たちは、FOCUSの問...全文を見る
○佐藤(茂)委員 一々細かいところを執着したくないのですけれども、やはり、法務省が言いっ放し、勧告しっ放しということが一番よくないと思うのですね。だから、厳しく見ていっていただきたいと思うのとともに、あと一問法務省にお尋ねしたいのですけれども、今回の問題で、先ほど河村先生もおっし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題は、当委員会以外でもきちっと議論をしていきたいと思うのですけれども、これに関連して、文部省あるいは文部大臣に所見を聞きたいのですが、報道によると、福井県の県立高校で、社会科教諭が雑誌フォーカスに掲載された容疑者少年の顔写真と記事をコピーして、教材として生...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間の関係で、警察庁、お呼びしていたのですが、ちょっと質問なしに、文部大臣の所見をちょっとお伺いしたいのですけれども、今、もう既に警察庁からのいろいろなデータは大臣のところにも入手されて大体おわかりだと思うのですけれども、先ほどからの答弁の中にもそういう話があり...全文を見る
○佐藤(茂)委員 済みません。最後に、今回のテーマとは若干違うのですが、この時期になると、私は大阪に住んでおりまして、昔、一時堺市にも住んでいたことがありますので、やはり、昨年の学校給食を原因とするO157による集団食中毒発生というもの、そういうものを思い出さざるを得ないわけです...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
11月19日第141回国会 衆議院 文教委員会 第3号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。町村大臣、御就任おめでとうございます。  大臣とは、安全保障委員会で与野党のそれぞれ理事として、国の防衛、外交という問題について議論に加わらせていただいたことを思い出すわけでございますけれども、そのときから、政策全般をわかっていら...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今大臣が、もし最初の御答弁だけなら続けていろいろ御質問しようと思ったことまで含めてお答えになったわけですけれども、そこでもう一つそのことに関連してお聞きしたいのは、今大臣の御答弁の中で、今やろうとしている教育改革、そのもとは四六答申、さらには中曽根内閣のときの臨...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その中で大臣が、教育改革プログラム、先ほど読んでも三十三ページ立てになっているのですね。非常に文部省の皆さんも力を入れていただいて、一月のときから見ると改訂版は非常に内容的には膨らんだかなという感じがするのですが、ともすれば大臣も言われましたように非常に総花的に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題、本当は時間が許せばさらにいろいろ御議論はしたいわけですが、時間も限られていますので、先ほど大臣が言われた柱項目に沿って一つ一つ概括的にお聞きしたいのです。  もう一つは、教育行政の地方分権化ということにつきまして、冒頭にも申し上げましたけれども、九月...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の大臣の決意表明、それをまさに御期待をしたいわけですけれども、その中でちょっと具体論で一つだけ、今後審議会で話し合われるのかどうかは別にしても、考えていかなければいけない視点として、最近、学校教育法というのをちょっと勉強していたのですけれども、その中で「逐条学...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間があと五分になってまいりましたので、あらかじめ質問通告していた分をちょっと飛ばすかもわかりませんけれども、一つは、児童のいろいろな最近における行動のことで、文部省としても積極的にいろいろ調査をされて、その報告をされているのですね。  もう時間もありませんの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月20日第141回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 おはようございます。新進党の佐藤茂樹でございます。  久間防衛庁長官、引き続きよろしくお願いします。  また、今国会初めての安全保障委員会でございますので、小渕外務大臣、御就任まことにおめでとうございます。折しも、アメリカの駐日大使にフォーリー氏がなられると...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今法制局長官の最初の方の答弁で、米側の需要が先行して、そのことについて憲法判断をしたんだと、一言で言うと、そういうことなんですけれども、特に、例えば今回、六月のそれぞれ安全保障委員会であるとか外務委員会でも焦点になりましたけれども、例えば補給については、それぞれ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、このことをどうこう言っておっても仕方がないので、法制局長官への質問はここまでにして、次に、今回後方地域支援で一つの大きなポイントになってくるのが、一線を画すという、この考え方なんですけれども、これについての見解をお聞きしたいわけです。  特に、六月の当...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そのことについてはまたやりとりしたいのですけれども、時間が一時間で限られているので、そのことに関連して、六月二十九日のNHKの討論番組で、国会閉会中でしたが防衛庁長官が出られて、一応の基準は示すが最終的には現場の指揮官が判断せざるを得ないケースも出てくる、そうい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 防衛庁長官のやむを得ない場合はという話なんですが、そのときのイメージされている、通常ではどういうルートで一線を画しているか、画していないかということについて判断される仕組みを考えておられるのか、防衛庁長官のお考えを伺いたいと思います。
○佐藤(茂)委員 私は、要するにこの問題はやはり憲法に抵触するかどうかという問題が絡んでくる部分だと思うのですね。憲法に抵触しかねない行動についての判断を現場の指揮官の判断にゆだねられる可能性があるということですね、最終、そういう局面が。そういう見解が、いわゆる文民統制、シビリア...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは後の質問にも関連をするのですが、そうすると、ここの地域は大丈夫だからここで作業をやれ、こういう判断をし、指示を出されるのは、これは防衛庁長官なのですか。
○佐藤(茂)委員 この問題をさらにやりたいのですが、今の防衛庁長官の判断では、一応の基準をきちっともう少し詰めて、現場の指揮官にもわかるようにきちっと示して、大丈夫な地域を選んでやらせるのだ、どうしても急に戦況が変わったときには現場の判断でそういう作業もやめさせることがあり得るの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今どちらかというとわかっていてお聞きしたのですが、そういう目的のために動く米軍に対しては後方地域支援を行う、そういう御答弁なのですが、そういうことになると、今回のガイドラインに基づく日米の防衛協力としては、その目的達成のため以外に活動する米軍に対しては後方地域支...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、米軍が日米安全保障条約の目的の達成のための活動をしているのか、その目的の達成のためでない活動をしているのかということは、どういう基準でだれが判断されるのですか、これをまずお聞きしたいと思います。外務省で結構です。
○佐藤(茂)委員 その基準というのはどういうところに置かれるのですか。主体的に判断をする基準というのは。
○佐藤(茂)委員 日米安保条約ということで言ってきたので、次に、同じく日米安保条約と日米防衛協力との関係についてお尋ねしたいのです。  ここにも委員でいらっしゃいますが、池田前外務大臣が、これは参議院の外務委員会、六月十二日に行われているのですけれども、そのときに次のように答弁...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、やはりそのとき問題になってくるのが、法的根拠となる条約とか協定というのが果たしてあるのかないのか、つくっていかれようとするのかどうかということが一番のポイントになってくるのではないかなというように思うのですが、今ざっと私の頭の中で思い浮かぶのは、この日米...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大体予想したとおり、いわゆるここのガイドラインでも言われる、それに関する関連取り決めなんだ、そういう文書で言われている範疇に入るのではないかな、そういう感じがいたしているわけです。  そこで、そういう今既に結ばれている協定は、日米安全保障条約を中心にして限られ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今具体的に述べていただきましたけれども、安全保障条約の六条とか地位協定初め、現行の結ばれている条約とか協定では、四十項目のうちのほとんどが、やはりそういう意味でいうと基づかないというか該当しない項目がほとんどなわけです。  そういう意味でいうと、今回のガイドラ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、ここの部分は本当にきちっと決めておかれなければ、先ほど言いましたけれども、具体的に、結局、アメリカが強硬に言ってきたらなかなか判断しにくいという状況に陥るのではないのかな、そういう感じがしているわけでございます。  特に、その手続の部分で一つのポイントに...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、例えばこのガイドライン自体も、閣議にかけられる前に安全保障会議が開かれてそこにかけられているわけですから、そういう手続はやはりきちっと踏んでいくことが大事であろう、そのように思うわけです。また、そのときに、先ほども言いましたけれども、やはり国会承認手続とい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、大事なポイントは、ほかの法整備もそうなのですけれども、普通の日本人が読んでも無理なことを解釈によって広げていくということじゃなくて、そこの部分が本当に日本の平和と安全のために必要であるという判断をするなら、堂々とこの国会の場で法改正について議論して、きちっ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今検討中だということで、これ以上立ち入っても、多分考慮して検討するという話になると思うのですが、これはいつまでに結論を出されるおつもりなんですか。
○佐藤(茂)委員 臨検についてもう一つだけ、今、検討されているということで明かされた内容でちょっと気になるのは、信号弾や空砲を使うんだ、そういうことなんですけれども、しかし、相手船舶から実弾射撃と誤解されかねないのではないのかな。  信号弾や空砲というのは、それはどこの国も日本...全文を見る
○佐藤(茂)委員 検討中だということで、これ以上あれですが、やるからにはぜひ実効性のあるものをやって、この委員会でもいいですから、また引き続きこのことについては、検討された結果も含めてお尋ねをしたいと思うのです。  次に、これはほかの委員会、また外務委員会なんかでもずっと検討さ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 情報の提供そのものが武力行使の一体化にならないのではないかという長官の御見解を述べられたのですけれども、例えば自衛隊が提供した情報に基づいてアメリカ軍が敵機を攻撃するということも十分あり得るわけですね。そういう場合もこれは武力行使の一体化とはいわないのだ、そうい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 このことについてはまたほかでも言われると思うのですが、それが今回のガイドラインの中の言葉にも出てきているのです。例えば「共通の実施要領等の確立」のところで「目標位置の伝達」、こういう言葉が出てきているのですね。これは、この場合には日本の防衛のためということなんで...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう時間が来たので、周辺事態の場合に、目標位置の伝達をするというような情報の提供というのは問題があるのかないのか、どういう判断をされているのか、防衛庁長官にお尋ねをしたいと思います。
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので質問を終わらせていただきますが、引き続き、このガイドラインは大変大事な問題でありますので、当委員会でもしチャンスがあればいろいろ議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。