佐藤茂樹

さとうしげき

小選挙区(大阪府第三区)選出
公明党
当選回数10回

佐藤茂樹の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  大臣、お待ち申しておりました。大変御苦労さまでございます。仕切り直しの委員会の冒頭を切って質問をさせていただきます。  まず最初に、特別減税そのものについて、橋本内閣の閣僚の一人である自治大臣に何点かお伺いをし、後に地方財政...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大臣自身は大蔵大臣でもないので、これ以上経済論議をしたくないのですけれども、ただ、あと二、三お伺いをしょうとは思うのです。  ただ、決まったときの発表が昨年の十二月十七日で、ASEANの会議からお帰りになった総理が突然緊急の記者会見をされて、行ってみたら予想以...全文を見る
○佐藤(茂)委員 総理を守りたい気持ちはよくわかるのですが、しかしながら、やはり外国に行かれたことをきっかけにして、あえて政策変換と言われてもいいところまでの決断をされたのだというふうに我々は認識をさせてもらっているのです。そのことはどうでもいいのですが、もう一点の、今回の特別減...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そういう政府の判断とは別に、世論調査なんかを見ますと、きょうも読売と毎日は出ていますが、減税のことについて特に設問されていませんが、十八日の朝日新聞の世論調査の結果によると、特別減税の継続については、財政再建を先延ばしにしても来年度以降も継続した方がよい、そうい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 結果として、今回の特別減税のやり方の一つのメリットとしては、今述べられた以外で、家族構成に応じて減税額が決定されることになるので、扶養親族が多いほど納税者というのは減税額が大きくなる、そういうメリットもありますし、そういう意味では評価できる部分もあるのです。 ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の答弁でもう一度ちょっとお答えいただきたいのですが、景気対策としてやられた所得税、個人住民税一体となっての減税であるということなのですが、所得税は二月、三月にすぐに影響が出てきますけれども、このやり方でいくと、個人住民税は六月以降なのですね。特に六月なのですね...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、どんなに早くても六月にしかならない個人住民税の減税というのが景気対策として即効性があるのですか。だから、そういうことで本当に景気対策を重視するなら、わざわざ個人住民税まで絡めなくてもいいのじゃないですか、そういうことをお聞きしているのです。
○佐藤(茂)委員 これ以上自治省と話しても仕方がないのですが、先を見越して本当に経済がよくなるのであればどんどん使おうという感じになるかもわかりませんけれども、やはり先行きどうなるかわからぬままであれば、当然、この六月までを含めて貯蓄に回すのではないかな、そういう感じがいたします...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、今のやり方は、どういうように数字を補てんしたかというのはわかっているのです。それは要するに、今言われたように、七千六百億のうち千四百億については交付税特別会計借入金で補てんして残りの約六千二百億については減税補てん債で補てんする、そういうことをせざるを得...全文を見る
○佐藤(茂)委員 守られていると考えているというのは全然信用できないのですけれども、時間が大分迫っていますので、あともう一回、この特別減税法案に関して最後に質問したいのです。  先ほど言いました六千二百億円の地方税の減少を埋めるために、地方財政法を改正して地方債の特例措置を講じ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 減税関係はこれで終わりまして、きょう警察庁来ていただいています。  それで、きのうも当委員会で同僚委員から質問がありましたけれども、最近、大蔵省の金融検査部職員の逮捕によって大臣が引責辞任されるということとか、その前の週には日本道路公団の財務担当理事、これは大...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、ぜひ国民の信頼を本当に回復するためにも、また、日々不正の摘発に頑張っておられる第一線の警察の皆さんの努力にこたえるためにも、本当にこの事件を機にもう一回やはり組織をチェックし直して、再発防止策をどういうようにつくったのかということを国民に公...全文を見る
01月28日第142回国会 衆議院 本会議 第6号
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○佐藤茂樹君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法案を初めとする特別減税関係法案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  反対の第一の理由は、今回の政府の特別減税の復活は、景気対策としては余りにツ...全文を見る
03月10日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。午前中最後の質問をさせていただきます。  私の方からは、先ほど来地方財政に絡んでのいろいろな議論がありましたけれども、この問題については十分時間をとって、次の法案の質疑時間のときにでも、地方税法また地方交付税法を絡めてしっかりと質...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、今大臣からおっしゃられましたけれども、自治省のつかんでおられる数字で、私も事前に資料をいただいているのでは、九千三百四十四、これは平成八年の一月段階だっ たと思うのですけれども、私自身がちょっと調べましたら、一九七〇年には、今から二十八年前ですか、約三...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、先ほど別の関連からの地方行革に関しての取り組みで、大臣が、十一月の指針では数値目標の設定等を盛り込んで徹底して行財政改革をやるように言ったのだ、そういう話がありました。私は、やはりこの地方公社さらには第三セクターの問題についても、すべて数字化するわけにはい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題は、さらに私自身も、独自に調査したり勉強させていただいて、今後引き続きやらせていただきたいのですが、次に、がらっと質問の内容を変えまして、警察行政について若干時間をとってお尋ねをしたいのです。  きのうもそれぞれテレビ、新聞で報道されておりましたけれど...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今もう大臣すらすらと対策まで全部答弁していただいたのですけれども、私自身ちょっとお伺いしたがったのは、昨年の夏に神戸で小学生連続殺傷事件というのがありました。それが契機となったかどうかは別にしましても、たしか八月だったと思うのですけれども、警察の方としても、強さ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題、実は私ずっと報道でしかわかりませんが、上杉国家公安委員長は、いろんな閣僚がおられるけれども、一連の動きの中で一番熱心に、さすがに気をつけていろんな提言をされている、そういうふうに私自身は認識しておるのですね。先ほどもありましたけれども、閣僚会議の設置を...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大臣から前向きな話もありましたので、抜本的な対策が出てくるかどうかわかりませんが、ぜひ精力的にやっていただきたいな、そんなように思うわけでございます。  今の少年の凶悪犯罪に関連するといえば関連するのですけれども、次に、これも非常に深刻化しております覚せい剤に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、大臣所信の中でもこの問題に触れられて、「警察といたしましては、今後とも薬物の供給の遮断と需要の根絶に不法収益対策を加えた三本柱による総合的な薬物対策を一層強化してまいる所存であります。」というように先ほども大臣は述べられておるのですね。  今局長の説明...全文を見る
○佐藤(茂)委員 非常に努力しているんだが、なかなかそう簡単じゃないというお話でしたけれども、なお一層力を入れていただきたいのです。二番目の柱として、需要の根絶、ここの部分について特にお聞きしたいのですが、私は、やはりここの問題というのは非常に難しい局面に来ているな、そういう感じ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 最後に、あと三分ほどありますので、大きな四点目でちょっとお伺いしたいのですけれども、それは自治体の震災対策です。  これはもしかすると災害対策特別委員会なんかでやった方がいいのかもわかりませんけれども、もう既に大分時間がたってしまいましたが、一月十六日に発表に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
03月17日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。桝屋委員の大変元気のいい、まくし立てるような質問の後でございますので、さわやかにやっていきたいと思います。  まず、私の方からは、今回の地方税法等の一部を改正する法律案、また地財計画、そして地方交付税法等の一部を改正する法律案の順...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ということは、新たなる地方自治法が改正されるのを待ってということは、これは別に大臣に答えていただかなくてもいいのですが、ほかの方でもいいのですけれども、要するに、地方分権推進委員会の勧告を受けて地方分権推進計画というのができます。それに基づいた地方自治法の改正を...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、要するに、今後予定されている地方自治法の改正というのは、どういうタイミングで改正を予定されているのですか。さっき言いましたけれども、分権推進委員会の勧告が総理に行われて、それに基づいて分権推進計画というのをつくることになっていますね。その段階から、地方自...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、自治省が現場を知っているので一番よくわかっておられるのでしょうけれども、なぜそういうことを聞くかというと、昨年の年末の政府の税制調査会の答申を見ますと、ここの部分については具体的に言われて、平成十年度においては、法定外普通税の許可制度を廃止することとか、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 確認ですが、それでは、来年度中に具体的にきちっと固めて制度化を図るというように受けとめていいのですね、今の答弁どおり。
○佐藤(茂)委員 この問題は大体わかりましたので、次の質問に行きたいと思うのです。  続いて、今回の地方税法等の一部を改正する法律案だけではなくて、国税ともあわせて、やはり一番の今回の税制関係でのポイントは、法人課税を引き下げるという、そこの問題だと思うのです。  昭和二十五...全文を見る
○佐藤(茂)委員 局長の御説明、大変御丁寧に経過は説明していただいたのですけれども、そこから読み取れるのは、国税の法人税は下げたとしても、別に法人事業税を下げる特別の理由がそこには、経過の説明の中には何にもないのですね。  私が聞いているのは、全体としては法人課税が下がるのは確...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それ以上の答えが出てこなかったらやってもしようがないのですけれども、例えば課税ベースの適正化というのは、法人事業税についても今までたびたび、軽減税率を要するに引き下げたりして、課税ベースというのは大分広げてきているのですね。これは三十四年もそうですし、三十七年、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それ以上の答弁が出ないのならもう質問してもしようがないのですけれども、国際水準、それはわかるのですけれども、それはもう国税のレベルから見ても論じられる話で、地方からいうと、なぜ法人事業税までさわらないといけないのですかという、この疑問にはやはりきちっと答えられる...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今局長がおっしゃったように、一言で言うと、今回の法改正は、我々はずっと年来主張してきましたけれども、非常に中途半端なのじゃないか。我が党は、やるのであれば四〇%ぐらいまで引き下げる。というのは、今数字を具体的におっしゃいましたけれども、ドイツというのは既に日本よ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、例えば法人課税というレベルを見ても、抜本的に地方税の制度改正をやるべきではないのか。午前中にもありましたけれども、外形標準課税について、そろそろ本当に前向きに具体論として制度化していくべきときではないのか。午前中も質問の中でありましたけれども、よくよく調...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そのことに関連して、確認の意味で自治省にお尋ねしたいのですけれども、現行の地方税法においても、七十二条の十九で、都道府県の条例によって、資本金額、売上金額、家屋の床面積もしくは価格、土地の地積もしくは価格、従業員数等を課税標準としてそういうことができるというよう...全文を見る
○佐藤(茂)委員 結局、要するに一つの都道府県ではそれを思い切って導入できない理由をもう明確に言われていると思うのですけれども、であるがゆえに、全国的に導入する場合には一斉にきちっとした制度化をしてやらなければいけないということであるというふうに、私自身、今の答弁を聞いて認識をさ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、このことについて一点だけちょっと確認させてもらいたいのは、新しいことを導入するとやはりいろいろな漏れが出てくるかと思うのですけれども、特に今回新しいことで、先ほど自治大臣の説明の中にも、電磁的記録と、漢字を使うとこういう言葉になるのかなという感じはしまず...全文を見る
○佐藤(茂)委員 いや、そんなのは別にコンピューターのシステムからいったらついているのは当たり前なのですよ。そんなのは別に今の会社であればどこでもつけているのですね。その上で、それが果たしてそういうものの確保になるのですか。もう少し自治省として具体的に制度化するときに、そういう今...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ、これは自治省だけではなくて国税も通じての話ですから、大蔵と、法律には出てこない部分での具体的な運用面で、これは省令で多分定めることになると思うのですけれども、バランスのとれたそういう制度をきちっとつくっていただきたいので、このことだけ指摘しておきたいと思い...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、本当は時間があれば、このことについてさらに詳しくやりたかったのですけれども、自治省の資料によると、いかに地方が抱える借金を補てんしますか、そういう資料がいきなり一面にぽんと出ているのです。なぜそうなったのかということを本当は聞いた上でやりたかったのですが...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう時間になりましたので、これで終わりますが、大臣、ぜひ、この法案の審議だけで終わるのじゃなくて、非常に地方財政は危機的な状況ですし、この委員会はまた今後開かれると思いますが、いろいろ議論し合う中でお互いに建設的ないい案があれば出し合うような、そういう議論をこれ...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  大分時間が押しておりますけれども、できれば答弁の方も簡潔にお願いしたいというように思います。  最初に、経済成長率についてお伺いしたいのです。  三月十三日に経済企画庁が発表された国民所得統計速報によると、一九九七年十月—...全文を見る
○佐藤(茂)委員 〇・一%、なかなか厳しい状況にあるというのはどういうことなのですか。〇・一%達成は難しいけれども、マイナスにはならないということですか。どういうように今経済企画庁としては判断をされているのか、もう少し詳しく教えてください。
○佐藤(茂)委員 〇・一か〇かというような話はこれ以上やりませんけれども、そういう今の長官の答弁からしても、月例経済報告では今政府は、停滞である、そういうふうに言われているのですけれども、もはや後退局面にある、そう言われてもいいのじゃないですか。どういうように判断されているか、答...全文を見る
○佐藤(茂)委員 どこまでも言い張って、停滞と言われるのですけれども、私はやはりもう既に後退と認められた方がいいのではないかと思います。これ以上経企庁長官とやっておっても仕方がないのですが。  あと、経済成長率の低下、〇・一%の達成もなかなか難しい状況になってきたということを受...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一度、これはもう最後の質問にしたいのですけれども、例えば、今のままの成長率でいくと、平成十年度の予算の一・九%ですか、その根拠も崩れるし、これから先の財政改革のシナリオでも、大蔵省の試算によると、低くて一・七五、高くて三・五、そういう経済成長率を見込んでの数...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題、引き続きやりたいのですけれども、せっかくほかの大臣もいっぱい来ていただいているので、違う話題にしたいのです。経企庁長官、もう結構です。  次は、ガイドラインのことについてお尋ねしたいのです。去年の秋にできてから、いよいよ第二段階に入った。今進められて...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そういうことであれば、さらにちょっとお聞きしたいのです。  三月五日に橋本総理のところに、防衛庁、外務省そして内閣安全保障室が行かれて、総理に検討状況の中間報告をされて、今国会提出に向け作業の詰めを急ぐように総理が指示した、そういう報道が、翌日の六日だったと思...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで今、大体、項目は大きく四つぐらいですか、分けてやるという話をされたと思うのです。  そのときの了承された中身なんですけれども、確認をさせてもらいたいのは、従来、法整備の方法について二通りの考え方がある、そういうように言われておったのです。  それは、周...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、その法整備のことで、特に三点ほどちょっと気にかかる点をこの場で確認をさせていただきたいのです。  その一つは臨検ですね。これは、特に国連決議に基づく船舶検査の扱いをどうされようとしているのか。要するに、臨検活動を周辺事態に限定するのかどうか、それとも逆...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこでもうちょっと聞きますと、国連決議に基づく臨検というのを、今の防衛庁長官の答弁からすると、アメリカとの防衛協力と考えておられるのか、それとも、これは国連協力なんだ、そういうふうに考えておられるのか、一体長官はどちらとして判断されていますか。
○佐藤(茂)委員 二点目、ちょっとお伺いしたいこととして、きょうの本会議でも質問がありましたけれども、国会承認の件ですね。  これはもう手続的な話なんですが、周辺事態の認定と、米軍に対してどういう後方地域支援活動をするのかという、ここを決定するのに、閣議、あるいはそこの前に安全...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、防衛庁長官の所見としてお伺いしたいのですけれども、現行の自衛隊法でも、言うまでもなく七十六条の防衛出動、そして七十八条の治安出動というのは国会の承認が必要である、そういうふうに認められていますね。あと、さらに、PKOの法案のときも議論しましたけれども、こ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 方針が決まっていないとか、検討中とかいう答えが多いのですが、引き続き議論していきたいと思うのです。  あと、最後に三点目だけ、ちょっと気にかかっている点、お伺いしたいのです。  これは三月六日の読売新聞ですけれども、新法案の中に戦闘行動に発進する米軍機に対す...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今はそのニーズがないというのは間違いないですか。
○佐藤(茂)委員 そうしたら、今のことがニーズがないということなんで、もう一つ、ニーズがそういう観点からいうとあるのかどうかということで、公海上のアメリカの艦船への自衛隊による例えばミサイル等も含めた武器の輸送であるとか燃料の輸送、こういうものはアメリカ側からのニーズは今まで全く...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そうすると、今の防衛庁長官の答弁をもうちょっと敷衍すると、戦闘地域と一線を画した公海上の艦船に対する例えばミサイルを含む武器なんかの輸送は、これはアメリカからのニーズがあればそれに応じるんだ、そういう答えだというように受けとめてよろしいですか。
○佐藤(茂)委員 この問題についてはいろいろな意見があると思いますので、引き続きまた別の委員会等も含めてちょっと詰めていきたいと思います。今の議事録を精査してやりたいと思うのです。  防衛庁長官、外務大臣、法制局長官、結構でございます。  せっかく文部大臣に来ていただいていま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私も大臣の考えていることはそんなに変わらないのであろうと思うのですね。  確かに、家庭のことは大事だと思うのですが、これは、大臣も入っておられる次代を担う青少年について考える有識者会議で、もうちょっと本質的な議論もしていただいて、抜本策を、これはちょっと時間が...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、もう一つ案があるのですけれども、私は今回の対応で、一つはやはり大人の毅然とした態度というのが必要になってくるのであろう。実は、学校教育法の第二十六条に児童の出席停止という条項がありまして、「市町村の教育委員会は、性行不良であつて他の児童の教育に妨げがある...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○佐藤(茂)分科員 自由党の佐藤茂樹でございます。  先日の予算の一般質疑のときに、お忙しい大臣をせっかくお呼びしながら、大臣の答弁をお聞きできなかったものですから、きょうはぜひ大臣を中心にいろいろとやりとりをさせていただきたいと思います。  最初に、もう今週、報道もされてお...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 ぜひ有意義な訪韓にしていただきたい。この後、また種々、課題について質問をさせていただきます。  そこでまず、外務大臣に御答弁いただければありがたいのですが、外務省でも結構なのですが、この二月二十五日に成立いたしました新政権の金大中大統領並びに新政権に対する認...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 私は、やはり今、韓国の経済が大変なときで、金融支援等も日本が本当にやらなければいけない状況でもありますし、さらに、明るい希望を持てる話題としては、二〇〇二年にワールドカップをともに開催するというような、そういう前向きな明るい話題もあるのですが、特に、やはり短中...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 今大臣の答弁の中にも、日本としては権利を発動したんだ、そういうお話がありましたけれども、ただ、その当時のマスコミで韓国側の反応なんかを伝えてきたところによると、世論的にも、韓国が国難のときにそれにつけ込んでというような反応とか、また金大中大統領は、そのときはも...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 政府として抑制のきいた反応をされているという希望的観測をされているのはよくわかりました。そこで、具体的に今局長答弁の中で、操業自主規制の無期限中断という措置を韓国側としてとってこられたと思うんですけれども、その直後に、たしか一月の末だったと思うのですけれども、...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 水産庁、もうちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、今は北海道という名前を出されましたけれども、日本の周辺には、北海道沖合と、九州沖合にも韓国の自主規制水域というのがあったと思うのですけれども、九州沖合の方は別に荒らされていないんですか。
○佐藤(茂)分科員 それで、今もお聞きした数でも、延べ三百三十八隻にこの五十四日間でなるというお話もありましたし、韓国漁船のものによる漁具被害というのが確定しているだけでも十四件、そういう数に上っているという水産庁からのお話がありました。あくまでも自主規制ということでいくのであれ...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 今、冷静かつ慎重に対応するように求めていくというのは、どういうレベルで求めていかれるんですか。もう今までも何回か求めていかれたんですか。その辺についてもうちょっと明確に答弁いただきたいと思います。
○佐藤(茂)分科員 それで、今実際の数を聞いてみて、なかなか大変な事態になっているなというのが現実わかったんですけれども、そういうことを踏まえながら、今度大臣が韓国に行かれるのですけれども、これは報道によりますと、外務大臣は総理と官房長官と農水大臣と協議されて、今回のこの漁業問題...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 これで最後の質問になるかと思うのですけれども、きょうの各紙の朝刊を見ていますと、外務大臣が行かれる前に、向こうの、先ほどおっしゃっていました朴外交通商大臣が日本の報道各社のインタビューに答えて、ほかの日韓関係のいろいろな懸案も言われていますが、この漁業問題につ...全文を見る
○佐藤(茂)分科員 時間が参りましたので、質問を終わりますが、ぜひ、冒頭申し上げましたように、有意義な、いろいろな報道で冷え切った日韓関係なんて言われていますけれども、新たな友好の、二十一世紀に向けての、先ほどパートナーシップと大臣おっしゃいましたけれども、そういう道筋が見えるよ...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○佐藤(茂)委員 私は、自由党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案並びに地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  反対する第一の理由は、我が国の経済情勢がいまだ深刻であることは今さら言うまでもなく、その影響は地方財政にも当然に及んでおりま...全文を見る
04月02日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  実は、予算委員会でガイドラインの実効性を高めるための法整備の状況について若干防衛庁長官にお聞きしたことがあるのですが、できればそういうことも聞きたかったのですけれども、もう少し明確な答弁がいただけるような時期を待って、またまと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今ざっと述べられたのですけれども、要するに、今回、統合警備計画という新しい名前で初めて所掌事務とされたということは、まさに今回の法改正で統合幕僚会議に新たな機能を充実させる、そういう観点からであるということがわかったのですが、今具体的に言われた中で、公共の秩序の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、今回の機能の充実の部分で大分言われているのですけれども、法案に即していいますと、さらに次の二十六条の五号というのが新しくできているのですけれども、そのときに、今までは出動時だけだったのが、「その他統合運用が必要な場合として長官が定める場合における自衛隊に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、今例として言われたのが幾つかあったと思うのですけれども、もともと今回の機能の充実が出てきた背景は、新防衛大綱の中できちっと言われていることが一つ大きなことだと思うのですね。  これは事前に言っていたことと若干それるかもわかりませんけれども、新防衛大綱の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、先ほど答弁いただいた のですけれども、二以上の自衛隊が行動する場合という大前提があったと思うのですね。これは、自衛隊法二十二条の特別部隊の編成のところだと思うのですけれども、その場合に、自衛隊に対する指揮命令の基本及び総合調整に関することについて一どう...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、もう一回確認しますと、「特に必要があるとして長官が命じたとき」というのは、あらかじめ何かこういう基準で決めておくんだということじゃなくて、このときは長官が、これは統幕議長に例えばそういう指揮命令の執行について任せた方がいい、統幕が絡んだ方がいい、そうい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その辺については、結局長官の補佐ですから、いろいろな対応があるのだと思うのです。  次に、統幕機能の充実の大前提として、統幕と内部部局の関係について若干お聞きしたいのです。午前中急速言いまして、法制局来られておると思うのですけれども。  防衛庁設置法の第十六...全文を見る
○佐藤(茂)委員 一生懸命御説明されておるのですけれども、なかなかわかりにくい。  私は何が言いたいのかというと、防衛庁設置法でここの部分がちょっとはっきりしてない部分じゃないのかということが言いたいのですね。  というのは、通常、幕僚長とか統合幕僚会議が防衛庁長官を補佐する...全文を見る
○佐藤(茂)委員 僕は頭が悪いのかもわかりませんが、例えば第十六条三号、今防衛庁長官がいみじくも言われましたけれども、長官の行う指示または承認について補佐するのですよね。要するに、統合幕僚会議の所掌する事項について長官の行う指示または承認に対して補佐するのですね。統合幕僚会議の所...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは堂々めぐりなのであれなんですけれども、つくる前に、例えばこの十六条一号で言うと、各般の方針及び基本的な実施計画の作成について長官が行います指示に対して官房長や局長が補佐しますね。そこでまずワンクッション絡んでいるわけですね。  そこで、今度は統合幕僚会議...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは実は既に同じ土俵で話をしておるのですけれども、今まで私が勉強した限り、通説では、とらえ方としては、自衛官である幕僚長とか統合幕僚会議の長官に対する補佐というのは極めて軍事専門的な見地からの補佐が強いのだというふうにとらえていたのですね。それに対して、官房長...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これだけやっていると、もう三十分たってしまったのでこれでやめますが、大事なことは、統合幕僚会議の機能を充実させたことによって、その上でさらに、きちっと防衛庁内で透明性のある運用がされておるということが常に国民から見えるような形にしていくことがやはり大事ではないか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 むだを省くのだという話なので すが、ここについてもうちょっと詳しく説明していただきたい。  今は十条に需給統制隊というのがありますね。それが、今回補給本部というのができて、二つの補給処ができる。現行では需給統制隊、改正後は同じ場所に補給本部というのができるの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 補給本部にそういう調達だけではない機能をどんどん持たせるのだということなのですが、しかし、今回改正した後も、名前としては各地方隊に造修補給所、今まではそれぞれ造修所と補給所というのに分かれていた、さらには弾薬整備補給所というのも各地方隊、五地方隊にずっと備えられ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 補給本部のことはこれで最後にしたいのですけれども、法案の条項でちょっと確認したいのです。  今回、第二十七条の三で改正をされているのですけれども、その最後の部分で「海上自衛隊の補給本部においては、同項に規定する調達の事務のうち長官が定めるものを行う。」というの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは事前に通告していないので、お答えできたら答えていただきたいのです、前向きな答弁を。  今言われたように、海上自衛隊と航空自衛隊一つとってもそれぞれ違うので、それぞれ独自のやり方をしないといけない部分もあるのでしょう。また、例えば日米を見た場合に、それぞれ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 二〇〇五年と言わずできるだけ速やかに導入できるように、財政構造改革云々というのはありますが、ぜひ前向きに検討していただきたいと思うのです。  そこで、がらっと変わりまして、先ほど冒頭に言いました統合幕僚会議の機能の充実なんかについても、実は中期防に「検討の上、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 中身のことは、そういうことがこの事業の見送りだというのであれば納得なんですね。  というのは、中期防に大きく五本柱があって、その中の三本目に「主要事業内容」というのがあるのですけれども、この事業内容自体がどこか一項目カットされるとか、そういうことではないという...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、今御説明ありましたけれども、防衛力の水準を全体として適切に維持しつつ、ペースを下方修正したのだというように事前にいただいている資料でもあるのですけれども、しかし、確認ですけれども、最終的には防衛大綱の別表にあるような、これは陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは平成七年末の防衛大綱のときにも議論したかもわかりませんけれども、そうなると、これはペースが落ちましたから、当初は例えば防衛大綱別表の水準というのを何年で達成しようと思っていたのが、今回見直しによってペースが下方修正されたことによって大体何年ぐらいをめどにす...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、これは答えられないかもわかりませんが、前防衛大綱というのは五十一年から二十年近くもったのですね。今回の防衛大綱というのは、最初平成七年十一月に閣議決定されたときに、何年先をめどにしていて、そのときの大体イメージとしたのが別表の装備なんだということなのかど...全文を見る
○佐藤(茂)委員 わかりました。  あと中期防のことで若干お聞きしたいのです。  この中で、先ほど言いましたように「統合幕僚会議の機能の充実等について検討の上一必要な措置を講ずる。」ということに基づいて、今回、統合幕僚会議の機能が充実されました。「検討の上、必要な措置を講ずる...全文を見る
○佐藤(茂)委員 共同開発に合意したということじゃなくても、共同開発、生産に向けた協議を開始することでは合意されたのですか、そのあたりについてちょっと確認したいと思います。
○佐藤(茂)委員 次に、時間の許す限り、もう一点だけお聞きしたいのですが、中期防で十二年までに結論を得るというように言われていた部分で、弾道ミサイル防衛についてどうされるのかという判断があると思うのです。  その前提となる部分で、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国の中距離弾道ミサイ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、答弁の中で、配備とか開発については明確じゃないと言うのですが、推定される射程距離で千キロと言われたのは、これは間違いない情報ですか。千三百キロという方が間違いであるというようにとらえておいてよろしいですか。
○佐藤(茂)委員 いずれにしろ、千キロであれ千三百キロであれ、そのことを受けて、いざとなったときの日本の防衛網の整備をどう急ぐのかという問題があるかと思うのです。  時間もないので簡略に行きたいと思うのですが、防衛庁が、従前、七年ぐらいからずっと私がこの問題を内々にお聞きしてい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 さらに検討するということなんですが、最後にちょっと防衛庁長官に、具体的に立ち会われた方としてお聞きしたいのですけれども、一月二十一日の朝日新聞ですが、これは小渕外相とともに防衛庁長官がコーエン国防長官に会われて、共同声明の中で、TMD構想について日米間の技術協力...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。
04月17日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  私も、午前中からの質問者に引き続いて、ガイドラインのことについて何点かお伺いをさせていただきたいと思うのですが、その前に、先ほど来長官も質問をされていないのに答弁されておりましたが、有事法制発言の件につきまして、まず真意を確認...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もうちょっと確認しますけれども、法整備に向けて一直線に行くわけじゃないのだと。  しかし、今までは間違いなく、昭和五十三年のあの防衛庁の研究のときにも明確に言われているのは、要するに、近い将来の国会提出に向けたものではないのだ、法案化を前提としないのだというこ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、反対する立場から質問しているのではなくて、我々は旧新進党時代から、確かに今回の周辺事態に対処するための法整備というのも必要であるけれども、もっと日本有事のための法制というのが先行すべきであるという主張を一貫して我々言っていたわけで、そういう観点から先ほど来...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私も長官と同様で、やはり有事のものを、平時のときに、さめた頭で、また切迫した状況でないときにどれだけ進められるか、そういう議論ができるかということが非常に大事になってくると思うのですね。  そこで、今言われたような内容、これは研究から一歩進んだ検討なのかもわか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ透明性と、さらに積極的な議論の材料の提供というものをお願いしたいな、そういうふうに思うわけですが、これをやっているとガイドラインに入れないのでここまでにして、また次回やりたいと思うのです。  それで、ガイドラインの法整備の大要というものを事前にいただいてい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 一つ一つ今の答弁に対してお聞きしたいのですけれども、一つ一つ詰められてそういう整理をされたという経過はよくわかったのですが、それではまず、後で聞こうと思っておったのですけれども、自衛隊法八十三条では捜索・救難は読めないんだと、いっそういう判断をされたのかというこ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の答弁ではちょっとわからない。周辺事態で頻発するときにはこの八十三条では読めないということですか。今の防衛庁長官の答弁だとそういうようにしか受け取れないのですけれども。
○佐藤(茂)委員 私は、これは昨年のものをたまたま引っ張っただけですけれども、その前にも、読めないわけではないというような後ろめたいものを持った答弁じゃなくて、もっとすきっと、大丈夫なんだという答弁をされているのですよ。  例えば、先ほど質問されておりましたが、赤松正雄議員の平...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私はすっきり納得していないのですが、それはいいとして、そうすると、二つの活動、捜索・救難という活動といわゆる臨検と分けて、それぞれあると思うのですが、例えば捜索・救難一つとっても、これは人道的な活動として周辺事態以外でも十分自衛隊が出ていって行い得る、そういう事...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、こういうことですか、周辺事態のときの捜索・救難というのは新法に従って動きますよ、しかし、周辺事態以外でそういう捜索・救難をしないといけない事態のときには自衛隊の活動というのは自衛隊法八十三条に基づいて動きますよ、それぞれ違いますよ、そういう答弁だという...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、戦闘行為で、そういう救助を求めている人間ということなのですけれども、ちょりとそれに関連して、新法の考え方自体を聞きたいのです。  そうすると、これは、そういう意味でいうと極めて対米協力的な意味合いが強いのかなと思うのですが、そうではなくて、例えばアメリカと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 捜索・救難なので、また法案ができたときに、今の議事録を振り返ってもう一回きちっと質問したいのですが、今回の大要の中だけでも、一つのポイントとして、今まで新ガイドラインの表現では日本領域と日本の周囲の海域という表現にとどまっていたのが、今回の大要でガイドラインにな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それは、確かに捜索・救難活動をやる方の立場からすれば、そのとおりの部分があるかもわかりませんけれども、しかし、その他国というのがどういう他国であるかによって大分状況が、日本にとって非常に危険になる場合もあるのですね。例えば、いわゆる領海を持つ他国が仮に紛争と密接...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の、戦闘区域と一線を画すのはわかった上で聞いているのですよ。戦闘区域と一線を画するというのは、どこまでもこれは日本の基準なのですよ。  要するに、日本は日本側の基準で戦闘区域と一線を画していると思っても、それは、他国とかそれに関係している国にとったら、そうい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 引き続きまた、長官、議論させていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  我が党は、まだ今回の改正案について党としての賛否は正式には決めておりませんけれども、私個人としては、今回の改正案というのは、六年間の経験から、憲法の範囲内でPKO協力法の中で実情にそぐわない条項があるのであれば、それは改正する...全文を見る
○佐藤(茂)委員 与党内の調整と法案数が多かったがゆえに二年半もかかったという。その結果、実際に現地に派遣されている自衛隊の皆さんというのは、いざ武器の使用のときには個人の判断でやらざるを得ないという非常に心理的負担が、この二年半ほったらかしになっていたがゆえに、かけられたままこ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 いや、仕組みは聞かぬでもわかっているのですけれども、その間現地に行っている、具体的に派遣されている自衛隊の隊員の皆さんが結局個人の判断を迫られて心理的負担を感じざるを得なかった、そういう期間が二年半も続いたということに対して、官房長官はどのように感じておられるの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これ以上はやめますが、要するに言いたいのは、急迫不正の場合に、非常時において人命にかかわる問題なんですね、場合によっては。そういう問題を政治の怠慢で、早急に改正すべきものを後回しにしておったということは反省しなければいけないであろうということを指摘して、次の質問...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは、引き続きまた別の機会に聞いていきたいと思うのです。  続いて、武器使用の問題でお尋ねしたいのですけれども、この六年間、結局、個人の判断で武器の使用をするということがずっとまかり通ってきたのです。時間もないので、いろいろ言いたいことははしょってお聞きした...全文を見る
○佐藤(茂)委員 逆説的な聞き方をしましたけれども、今の御答弁にもあるように、結局、ようやく日本も各国の標準に今回の改正で武器の使用についても並ぶ。あと限定的な部分があるので、傍でその部分については聞きますけれども、そういうところにようやく来たと思うのです。  今回、急迫不正の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そのことも、午前中の石破委員初めずっと聞かれているので、本当は聞きたかったのですが、あえて飛ばしまして、今後の話として、防衛庁長官も先ほどそういう答弁もされたのですが、あえてきちっとお聞きしておきたいのです。  今回の改正によりまして上官あるいは指揮官の命令で...全文を見る
○佐藤(茂)委員 先ほど、前の委員の質問のときに、例えば空砲を撃ってこちらの存在を示してから武器を使用するんだというような答弁を防衛庁長官はされたように、私は席にいて聞いておるのですが、そういうこととは全く違う次元の話ですか。
○佐藤(茂)委員 時間も限られていますので、次に行きます。  次にお尋ねしたいのが、今回のPKO協力法の武器使用と、四月二十八日に閣議決定されました新ガイドラインに伴う周辺事態安全確保法案並びに自衛隊法改正案での武器の使用の関係について、ちょっとお尋ねをしたいんです。  今回...全文を見る
○佐藤(茂)委員 であるならば、私が拝見したところ、いただいている資料あるいは新聞報道も含めてですが、四月二十八日の閣議決定の段階では、今回、PKOの協力法の改正案で新しく入れられる、PKOの協力法では二十四条の四項、五項ということになっていますが、上官の命令による武器の使用の条...全文を見る
○佐藤(茂)委員 あともう一点お尋ねしたいんですけれども、武器の使用の話で、報道ではいろいろと出ているんですが、あえて確認をさせていただきたいんです。  現行のPKOの協力法では、二十四条の六項で、自衛隊法九十五条「武器等の防護のための武器の使用」というのはPKO業務に従事する...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これはもともと国連の名のもとで動くPKOと周辺事態と全然事態が違うんだということをわかった上で言っているんですけれども、しかし、そうなってきますと、武器の使用という点でいうと、PKO協力法に比べて許容範囲が非常に拡大したとも言えるわけです。そうすると、その事態に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それはケース・バイ・ケースでやるということなんですか。それとも、今から検討をされてもいいんですが、要するに、相手の出方とか応戦の仕方によってエスカレートしないように、ある程度しっかりとした基準であるとかルールを自衛隊内できちっと決めていく方針なのか、そのあたりに...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間の残りがなくなりましたので、最後に確認的にちょっと質問をさせていただきたいのです。  これは武器の使用と全く違いまして、今回の人道的な国際救援活動に対する物資協力についてですけれども、これは本会議でも同様の質問をされていたのですが、今回、物資協力実施の条件...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一回、最後に確認です。  人道的な国際救援活動の内容また目的からいってもあり得ないことだと思うのですが、しかしながら、今回、条文に明記しなかったのであえてお尋ねするのですが、武器弾薬等、またそういうものに類するようなものの物資協力というのはあり得ない、条文...全文を見る
○佐藤(茂)委員 法制局の方、また外務省の方、お呼びして質問できずに申しわけありませんでした。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月08日第142回国会 衆議院 本会議 第36号
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○佐藤茂樹君 私は、自由党を代表して、ただいま御提案のありました組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に対して質問を行います。  我が国は、世界で最も安全な国の...全文を見る
05月11日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  きょうは、三十五分間という時間をちょうだいしておりますので、なるべく橋本総理と二十一世紀のこの国のあるべき形というものについて議論をさせていただければ、そのように思います。  それで、二十一世紀の「この国のかたち」を考えるに...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の総理の御答弁で、看板の立てかえという言葉は私使っていないのです。車体の模様がえという話をしたのですが、まあ、それは同じようなことだと思いますが。  それは別として、それで、要するにこの規制緩和、規制緩和で、平成七年から九年まで二千八百二十三項目ですか、これ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、先ほどの民主党の伊藤委員でしたかと同じような話になるかもわかりませんが、今回、やはりやり方の手順、改革を進める手順が、我々野党側が考えているのと少し違うのではないのかな、それは後でちょっと見解をお伺いしたいのですけれども。  我々、特に私自身の考えでは、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、総務庁長官が何をもって一緒だと言われるのかわからないのですが。  要するに、我々の言っているのは、中央省庁の再編と地方分権と規制緩和は同時にやりなさいと。ところが、中央省庁の再編の中身、これは一年かけて後でやりますということを今回の基本法案は言われている...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、確かに総務庁長官の決意は大体わかりました。しかし、一番の、これから中央省庁の改革推進本部ですか、これが御苦労される、これは本部長はもちろん総理ですけれども、中身として、今回最終報告でも言われていますけれども、「時間的制約があったことにもよるが、」と、中は中...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、私は、この法案を見て少し単純な疑問を持った部分。  その作業をこれから精力的に中央省庁等改革推進本部でされていくわけですね。ところが、附則の一項ですか、「この法律は、公布の日から施行する。ただし、第六章の規定」、これは中央省庁等改革推進本部の規定ですけ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 いや、それはそんな四カ月もかかるのですか。長官、総理でも結構ですが。
○佐藤(茂)委員 今、推進本部の人選について等、総理から大変丁寧な説明をいただきましたけれども、ということになればなるほど、この委員会でも、総務庁長官が、来年の今ごろにはそういう各省設置法等を出すというような話をされていましたけれども一やはり最初のスタートがおくれると非常に現実問...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、話は変わりまして、地方分権の話だけ、一点だけお聞きしたいのですけれども、これは推進法をつくるときにいろいろ議論をしました。我々、当時新進党案では、あえて五年という時限を決めないでおこうということで提案をした覚えがございます。ところが、当時、村山総理のもと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
05月19日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第5号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  きようでこの特別委員会も三日目でございまして、先ほど来御議論を聞いておりますと、朝からきょう私がやろうと思っておった質問を大分された方がおりまして、なるべく重ならないように質問させていただきたいと思います。  まず最初に、冒...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、主税局長に答弁いただいたのですけれども、政府税調がきょうから始める議論の一環としてこの二兆円の特別減税の減税方法を議論されるのか、そうではなくて、この特別減税の減税方法というのは急ぐから先行して議論をしていただく、そういう方針で大蔵省として考えておられるのか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ早急に議論していただいて、どういう形にするのか出していただきたい。というのは、これは具体的にそのことによって大分内容が変わってきますので、引き続いての議論をさせていただく意味でもはっきりとさせていただきたいなと思います。これ以上やるとくどくなりますので、行い...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、私は、旧新進党時代に議員立法で災害対策基本法の改正案も提出した一人として、過去の例もいろいろ調べてみましたけれども、阪神大震災級のあれだけの被害というのは、日本で過去それに匹敵するものは何だったか。約七十年前の関東大震災しかないわけですね。  そうする...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、今遠回しに言われましたけれども、要するに関東大震災とか、それは法律に出ていないと言われましたが、阪神大震災級でないと今回のこの弾力条項については発動しない、そういう御見解だというように受けとめさせていただきます。  それで、ちょっとお聞きしたいのですけ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 いや、きのうの議論とあわせますと、この著しく異常かつ激甚な非常災害の発生ということが阪神大震災に相当するという部分と、それと、これからちょっと聞きたいのですが、経済活動の著しい停滞で、三番目の、直近の実質GDP成長率は①②のような状態にはないが、予見できない内外...全文を見る
○佐藤(茂)委員 わかりました。  次に、経済活動の著しい停滞の場合で、きのう来あるのですけれども、特に今回の場合は②に該当するのだ、そういう御判断なんですけれども、それでそのときに、この財政構造改革会議のときにも指定されているのは、要するに、直近三カ月平均と前の三カ月平均とを...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、七年間はこの三つの指標を変えられないという認識でよろしいですね、この三つの指標を判断材料として。わかりました。  そこでもうちょっとお聞きしたいのは、この三つの指標、今回はすべてマイナスだったのですね。それで、消費、設備投資、雇用についてのこの三つの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 わかりました。一つはちょっと明らかになった部分であるというふうに思っております。  それで、いずれにしろ、ここでちょっと大蔵大臣にお聞きしたいのですけれども、今回のこの例でもはっきりしているのは、やはり、日本の経済指標というのは公表がなかなか遅い、そういうふう...全文を見る
○佐藤(茂)委員 いや、大臣の今の答弁ではさっぱりわからぬのです。  要するに、何を言いたいのかというと、今の場合、十―十二、例えばことしの具体的なケースが非常にマイナスになった。ところが、一―三はどうかというと、そうではないんだ。それははっきりわかった。ところが、さっき言った...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の主計局長の御説明、そのとおりだと思うのですけれども、①のケースよりは非常に早い。しかしながらそれでも結局、悪いなというように現場で実態として感じながらも、それから三カ月たって、プラスアルファ、半月ですか、この辺たたないと具体的にはそのあたりの判断の材料が出て...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、主計局長の答弁でアメリカの例も引かれましたけれども、アメリカのOBRAの場合、弾力条項の発動自体は議会に議決権があるのですね。ところが、私の認識しているところ、今回の改正案にはそういうものは一切ありません。  しかしながら、今までの答弁を聞いていると、補正...全文を見る
○佐藤(茂)委員 細かく言うと仕組みはそのとおりなんですけれども、要するに、例えば我々野党が、我々は反対していますが、今回の財革法が具体的に改正案が通ったとして、弾力化には賛成である、しかし、その結果、その弾力化を受けて出てきた補正予算案には反対である、そういうケースも十分出るわ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、結局、我々国会の判断としては、今回の改正案でいうと、まず弾力化を発動し、そして結果として出てきたこの赤字国債、枠を外して発行して、補正予算案、これをトータルとして見て判断せざるを得ない。そういう改正案の仕組みになっている、私はそのように認識している。まあ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それと、私は、今回の改正法案、先ほどの質問者と重なる部分もありますが、もう一つは、一たん弾力条項を発動した後に、弾力条項の適用を打ち切って本来の規定に戻す、そのときの基準も含めてどうするのかという部分がこの法律には明記されていない。そこの部分をもう一回、先ほどの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、さっきから大蔵の話ばかり出して申しわけないのですけれども、アメリカの場合は、そういう国民性なのかわかりませんが、割とすっきりしていて、原則として弾力化から一年たった後の最初の会計年度には本来の規定に戻す、そういうように規定しているわけですね。  今回、そ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 わかりました。  法案に絡んではこれで一応質問を終わりまして、続いて、補正予算のことで、確認も含めて質問をさせていただきたいんです。  今ちょっと席にいらっしゃいませんが、私も昨年の臨時国会のときの財政構造改革の特別委員会の議事録をもう一度最初からざっと読み...全文を見る
○佐藤(茂)委員 同じ質問になるんですけれども、大蔵省は、今の法制局の通り一遍の解釈、紹介されましたけれども、要するに「予算作成後に生じた事由」というのは、その上でどういうように大蔵省としては解釈されておるのか、お尋ねしたいと思います。
○佐藤(茂)委員 諸情勢の変化に対しというのは、そうすると、ちょっとこれ、総理、いらっしゃらないんですけれどもね。  総理は総合経済対策のきっかけになった四月九日の記者会見で、私は今国民の皆様の景気をよくしてほしいという強い御要請と御期待にこたえるために、構造改革を推進しながら...全文を見る
○佐藤(茂)委員 これは何回も議論があったのですけれども、今主計局長が説明された、インドネシアを初めとした東南アジアのそういう危機ですね、さらには大型金融関係、山一とか北拓とかそういう倒産というのは、事実としては予算編成前ですよね。そういうものによっての経済の影響というものが今回...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そうすると、今回のケースのような形で補正を組むということ、過去にはあったかもわかりませんけれども、そうなると、事件の発生が予算前でも、今後とも、その影響によってやはり経済が著しい停滞を起こしたとか、また景気対策が必要である、そういう事態が起こってきた、そういう場...全文を見る
○佐藤(茂)委員 わかりました。  それで、その上で、もう一点ちょっと大蔵省に聞いておきたいのは、補正予算を組む場合に、補正予算に計上してもいいものと、逆に計上してはいけないもの、そういうものを大蔵省としてきちっと立て分けておられるのかどうか、そのことをまずお尋ねしたいと思うん...全文を見る
○佐藤(茂)委員 先ほども言いましたが、私は昨年の十月からの議論をずっと見ておりまして、ふと、おもしろい部分というか、そういう部分に突き当たったわけです。  これは経企庁長官にお尋ねしたいのですけれども、今回、総合経済対策ということで三つの柱を立てて打ち出した。総額約十六兆円、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私がこのことを通して言いたいのは、要するに、当初予算にはキャップがかかる。発想としては長官も、十月二十日のこの答弁でも残っているように、経済をこうしないといけないというようなことを持っておられた。  しかし、当初予算にはキャップがかかるので、こういう形で、名前...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、今回の事情を通しても、やはり二度とこういう形ではなくて、財政構造改革を本当にやるというのなら、補正も含めてきちっとある程度大きな枠の中でやっていくべきだろう、そういうふうに私自身は申し上げておきたいと思います。  その上で、防衛庁長官、きょうお忙しいとこ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それは、内容的にはどういうものですか。
○佐藤(茂)委員 私は、今回の防衛関係費ですけれども、この内容自体は、それぞれ騒音防止事業であるし、また一つはCALS、これは私が前に安全保障委員会でも、そういうものをきちっとアメリカのことを勉強して装備していくべきであるということを訴えて、私は当然今後とも日本としてやらないとい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、ちょっと過去のことを調べますと、補正予算で防衛費というものを今まで入れたことがあるのか一そうすると、九五年から九六年というのは、阪神・淡路大震災があったので、その特例措置の関連費として入れられている。九七年度は、これは外交的な理由、国際情勢の理由で、対人地...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、せっかく防衛庁長官にお越しいただいたので、同時代で、ずっと、いろいろ政府が手を打たれている問題についてちよっとお聞きしたいので、もしかすると、自治大臣、地方単独事業のことをお聞きしたがったのですが、そこまでいかないかもわかりませんが、御了承いただきたいと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、ちょっと今のことで関連して、残り五分なので聞きたいのです。  一つは、これは昨年もあったのですけれども、百条の八の準備行為という考え方ですね。私どもは、ここに村井委員もいらっしゃいますが、村井委員と前、新進党で一緒だったときに対案をつくったことがありま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私はちょっと長官と違いまして、準備行為といえどもやはり何らかの事故等に遭う可能性も十分あるわけで、その行為自体が法的にきちっとした根拠に基づいて動いた行為であるのかどうかということがやはり大事だと私は思っております。これは、きょうここは別の委員会なので、また今後...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。  自治大臣、済みません、長々とお待たせして。地方単独事業、もし次の質問の機会がありましたら質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。
05月20日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。  経企庁長官、緊急経済対策特別委員会も並行して行われている中、大変御多忙の中、御苦労さまでございます。きょうは、消費者の立場を考慮しながら国民生活をよくするためにはいかにしたらいいのかということについて、限られた時間ではございま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、本年度のGDPの成長率に対する影響、今回この総合経済対策で二%程度押し上げ効果があるだろう、そういうふうに言われているのですけれども、そうすると、結果として、本年度当初の経済見通しとあわせて実質成長率は何%ぐらいになるという見通しを持たれているのですか。
○佐藤(茂)委員 これはうちの鈴木委員なんかむよく主張されていることなんですけれども、私は時間もないのでこのことをもうとやかく言いませんが、一月十九日の閣議決定をされたときには、多分、文面を見ても、この総合経済対策をあわせて一・九%ということは考えておられなかったと思うのですね。...全文を見る
○佐藤(茂)委員 本当は、ここで消費者マインドのこととか、多分長官の思い入れのあるPFIの推進とか、さらにはベンチャー企業へのエンゼル税制のことなんかもお聞きしたがったのですが、ほかの項目も質問通告しておりますので、この辺でまた別の機会にいたしまして、貸し渋り対策についてもちょっ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その中で、特に悪質なものは当然取り締まられたり摘発されていると思うのですけれども、あわせて、きょうは警察庁が来られていると思うのですけれども、そのあたりの状況につきまして、ちょっと御説明をいただきたいと思います。
○佐藤(茂)委員 今、警察庁にもあえてお聞きしましたけれども、その前の経企庁の御報告だけでもやはり非常に、この二、三年だけでも、例えば七年と九年を比べると、マルチ、マルチまがいの相談件数だけでも六千五百から一万三千ですから倍以上ですか、これぐらいにふえているという急増の状況が今の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 最後に、きょうは公正取引委員会委員長に来ていただいておりますので、多分国会でも報告されていないということでお聞きしているのですが、著作物の再販制度の取り扱いについて、たしか三月三十一日に公正取引委員会として検討の状況という形できちっと報告されていると思うのですね...全文を見る
○佐藤(茂)委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、長官、大変でしょうけれども、とにかく一日も早く国民が明るい展望を持てるような経済にしていただくようお願いを申し上げまして、質問を終わります。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○佐藤(茂)委員 私は、自由党を代表いたしまして、政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案外、特別減税関係二法案並びに日本共産党提出、中小企業信用保険法等の一部を改正...全文を見る
10月06日第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。きょうはお時間をいただいておりますので、地方分権の推進についてということと、あと、今世の中を大変不安に陥れております毒物混入事件について、大きく二点、大臣並びに関係省庁の方にお尋ねをしたいと思います。  それで、まず一点目に地方分...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、これは実は橋本前総理と前国会で行革特の最後の総括質疑のときにもやりとりをしたのですけれども、私は、今大臣がおっしゃった行革の中で、地方分権と規制緩和というのが車の両輪であって、それがまず先にあって、それから中央省庁のそういうスリム化というものが今度その結...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ、自治大臣一人で孤独であれば総務庁長官なんかとも連携して、閣内で立ち上がっていただきたいな、そのように申し上げておきたいと思います。  それで、第五次勧告の作業についての注文はこれぐらいにしまして、五月二十九日に地方分権推進計画が閣議決定されたにもかかわら...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私も、今大臣の答弁にもありましたけれども、明治以来の機関委任事務を廃止された、上下主従関係にともすればなりがちな国と地方の関係を、対等・協力関係に持っていこうという試みの第一歩であるという点では私も評価しているのです。しかし、いろいろ、これは五百ページ以上にわた...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、今大きく三つほどのこれからやらないといけないことを言われたのですけれども、それをどういうようにしていくかですね、具体的には。  第五次勧告、今ずっと事務局なんかの御説明をいただいている感じでも、やはり公共事業の権限移譲のところで手いっぱいになっている。...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ちょっと先を急ぎますが、幾つか問題点を出した中で、権限移譲ということについて、ちょっとお聞きしておきたい部分があるのです。  今回、市町村という基礎的自治体の充実という観点からの計画内容が非常に弱かったという話をいたしました。権限移譲が六十四項目しかなかったと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 勧告の内容を踏まえてそのまま載せるのは簡単なのですが、きょうは時間がないので今後また議論をしたいと思うのですが、さっきも言いましたように、中核市であるとか指定都市との整合性ですね。こういうものをどうしていくのかというのはこれから本当に法制化するまでに非常に大きな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それでは、きょう冒頭に話しました二点目の大きな問題である毒物混入事件について、残りの時間でお尋ねをしたいわけであります。  一昨日の十月四日の朝、私もテレビを見ておりましたら、突然、特番に変わりまして、番組が変更になって、和歌山市内園部地域に住む夫婦が保険金詐...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ警察当局、現場では過労で一人亡くなられた方もいるという報道もありましたけれども、頑張りを期待したいと思うのです。  きょうは警察庁長官に来ていただいておりますので、ちょっと御所見を伺いたいのですが、もう先ほど来、何人かの方が質問されましたけれども、この七月...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それと、先ほど既に同じような質問があったのですけれども、毒物の管理体制について、厚生省、来ていただいていると思うのですが、確認の意味で質問をさせていただきたいと思うのです。先ほども紹介されておりましたけれども、毒物及び劇物取締法、これは昭和二十五年に制定された法...全文を見る
○佐藤(茂)委員 引き続きこの委員会でも、毒物、劇物が出回らないような社会環境をどういうようにつくっていくのかという議論を続けてまいりたいとともに、先ほども申し上げましたけれども、早期解明への警察当局のなお一層の御努力に期待いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございま...全文を見る
10月16日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。予定の質問者がまだ見えませんので、先に質問をさせていただきます。  まず、防衛庁長官、調達実施本部の元幹部に絡む背任事件で大変苦境に立たされているかと思うのですが、参議院の方から問責決議案なども出されておりますけれども、私は、大変...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、作業を進めていることはもう存じているのですが、今後、決定の手続としてどういうことを考えておられるのかということと、ある程度のその作業のめど、この辺まではきちっと作業をしていただいて、果たしてどの辺までに、政府としてこの共国技術研究にきちっと参加するのかど...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その上で、これは他国との合意ですから、基本的には遵守される予定なんでしょうが、その方向を守られる予定なんでしょうが、これは微妙な答弁をされていて、方向性を示したんだ、そういう表現になっているのですけれども、その方向性が、こちらの国内事情で万が一にでも覆されるとい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、TMD構想について、防衛庁はBMD構想と言っていますけれども、防衛庁長官がどういうようにイメージされているかにもかかわることなんですけれども、今回のこのBMD構想への参加というのは、基本的には、やはり我が国の安全保障政策であるとか、これからの外交のあり方...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、さらにそのことに関連してお尋ねをしたいのですけれども、これは日米間では、たしか平成六年九月に防衛庁長官と向こうの国防長官で一致して、たしか日米弾道ミサイル防衛共同研究の開始ということが決定されて、平成七年から当初の予定では九年まで、日本では総合的調査研究...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、私、ぜひ長官の所見を伺いたいのです。  例えば2プラス2の翌日の報道だったと思うのですけれども、朝日新聞なんかは、これは見出しですけれども、「国内の合意、後回し 「TMD」見切り発車」などという見出しもっけられて、非常になし崩し的にずっと共国技術研究に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ前向きに情報の公表の方も検討を進めていただきたいな、そのように思うわけであります。  あと、TMDの導入とかそういうことをめぐっては、何点かもう既にいろいろな角度から問題点が指摘されております。結局、開発また実戦配備までに相当な年月がかかるのではないのかと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 五分間時間を削りましたので、これで終わりますが、あとちょっと、LEAPの、まだ研究の段階ですけれども、開発に至るときに、LEAPというのはもう大気圏外だけで機能する、そういう先端の部分ですし、そういうものが国会決議との関連でどうなるか等もお尋ねをしたがったわけで...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  きょうは四十分時間をいただいておりますので、最初の三分の二ぐらいの時間を使って防衛庁の一連の不祥事につきましてお伺いし、残りの三分の一ぐらいの時間でTMD構想につきましてお伺いをしたいと思っております。  まず、今回の調達実...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、今の防衛庁長官の答弁ではもう一つ不満足なんですね。というのは、既にそれはもう前長官のもとで打ち出された内容でして、それはある意味でいえば庁として機関決定したものをほとんど述べられているだけでありまして、やはりこういう困難な時期になられた長官としてのリーダー...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の長官の答弁で、表現に非常にこだわっておられるというか、そういう部分を感じながらも、防衛庁としても、それはもうほとんどそう受け取られても仕方がないんだ、そういう評価だというようにお受けをいたしました。  それであるならば、十月の十四日の中間報告の時点では、防...全文を見る
○佐藤(茂)委員 この問題をいろいろやりとりしても時間がたつだけですので、続いてこの最終報告にない新たな調本をめぐる疑いがあるかもわからないという点についてお伺いをしたいのですが、新たな改革案でも解体されることがほぼ決まった防衛庁調達実施本部ですけれども、これは、「産経新聞が入手...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そうすると、産経新聞の報道、またB4で三枚刷りのそういう一覧表が写真で報道されているのですけれども、そういう報道というのは全くにせの報道である、そういう御認識であるというふうに承ってよろしいのですか。
○佐藤(茂)委員 そうであるならば、ぜひ、防衛庁の名誉にかかわることですから、防衛庁の方から産経新聞社に対して、記事の取り消し、訂正を要求すべきだと思うのですけれども、いかがですか。
○佐藤(茂)委員 今国民の厳しい目にさらされている防衛庁ですから、こういう、もしマスコミの報道が間違っているなら、ただ受け身になるだけじゃなくて、やはりきちっと法的にも訴えるなりなんなりすべきだ、私はそのように思うわけでして、そのことを訴えまして、次の質問に移らせていただきたいの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 次に、先ほど石井委員から質問があった問題ですが、中島洋次郎代議士並びに富士重工業が絡む汚職事件の問題の、二つあると思うのですが、そのうちの一つで、海上自衛隊の救難飛行艇の試作品の受注分担をめぐる汚職事件についてお伺いしたいのです。  先ほどの答弁をお伺いしてお...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大体予想された答弁なんですが、もう一点、航空自衛隊の次期初等練習機の選定の問題ですけれども、もう端的に伺いますが、先ほどの伺い方をするとやはり同じ答弁になると思いますので、この中で、十二月一日の朝日新聞ですけれども、富士重工業の逮捕された小暮容疑者が、航空自衛隊...全文を見る
○佐藤(茂)委員 防衛局長、今の答弁だと、半年前にそういう公募条件なんというのを把握するというのはあり得ない、そういう答弁だというふうにお受けしてよろしいのですか。
○佐藤(茂)委員 次に、TMDの問題につきましてお伺いをしたいと思います。  私は、TMD構想についてはまだやはり五つぐらい大きな課題点が残っているのではないのかなというように認識しております。一つは技術的問題、二つ目が膨大な費用の問題、三つ目が中国などの近隣諸国との関係、四つ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 前任の秋山事務次官が、たしか十一月だったと思うのですけれども、十二月の概算要求のころまでにはそういう二つについてはまとめたいんだ、そういう記者会見をされている記事があるのですけれども、これはもう人がかわったので全く関係ないんだということで受けとめておいてよろしい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そうしたら、ちょっとお伺いしたいのですけれども、今回特にTMDで日本側が要求されているものとしては、海上配備型の上層システムにおいて、イージス艦に長射程、大気圏外迎撃用のSM3というミサイルを搭載して、弾道ミサイルをこのSM3で撃ち落とす、そういう構想だというふ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 さらに突っ込んで聞きたいのですが、外務大臣、お忙しいところお越しいただいているので、最後にお伺いをしたいと思いますが、このTMD構想に絡んでの近隣諸国との関係の問題についてお伺いをしたいのです。  中国が、十月の二十二日に、これはロシアの国防大臣が北京に行かれ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ついでにもう一問お伺いしたいのですが、昨日の七時からのNHKニュースを見ておりますと、台湾がアメリカからイージス艦を購入するという報道がされておりました。これは、ただイージス艦購入したからどうこうというものではなくて、しかし明確な意図として、弾道ミサイル防衛に備...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、このTMDの問題を初め、また最近の情報では北朝鮮がテポドンの再発射の準備をしているというような、日本の防衛にとって大事な課題がメジロ押しの状態でありますので、冒頭幾つか質問しましたけれども、ぜひ防衛庁がもう一度みずから襟を正して、全庁一丸となって国民の信頼...全文を見る