佐藤茂樹

さとうしげき

小選挙区(大阪府第三区)選出
公明党
当選回数10回

佐藤茂樹の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  ただいまの自民党の薗浦委員に引き続きまして、昨日来、大変緊迫をしてまいりました北朝鮮の弾道ミサイル発射準備の状況に関しまして、何点かお尋ねをさせていただきたいと思うわけでございます。  昨日の夕刊各紙からテレビ報道でも、北朝...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今外務大臣が言われた一六九五号というのは、その前の夏に、七月だったと思うんですけれども、北朝鮮が七発の弾道ミサイル発射をしたということを受けての国連安保理決議でありまして、その一六九五号と一七一八号の部分に違反するんだ、そういうことでございます。  ただ、難し...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、六者会合の枠組みの中でしっかりとやっていくというお話でございました。しかし、アメリカも政権がかわったこともありまして、なかなかその立ち上げができておりませんので、これはこの際早急に、日本が主導してでもそういうものをやっていただきたいなというふうに思うわけであ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ただ、その上で、日本を含め国際社会からの働きかけ、外交努力また警告、そういうものも無視して北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合に、日本としては、これは国連安保理決議違反だと既に表明されているわけですから、そのことを北朝鮮が行ったわけですから、当然、非常任理事国とし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、検討中なので、一歩踏み込んだ発言はなかなか難しいかと思いますが、ただ、三月十一日の夕刊には、高須国連大使が、記者会見でありましたけれども、次のように述べておりました。要は、「大使は個人的な見解としたうえで、ミサイルが発射されれば「日本が直接の脅威を受けるため...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今回、本当に初めてのケースでございます。私どもは防衛省また自衛隊を本当に信頼しておりますけれども、ぜひ万全の態勢で遺漏なき対応をお願いしまして、質問を終わらせていただきます。
04月14日第171回国会 衆議院 本会議 第23号
議事録を見る
○佐藤茂樹君 公明党の佐藤茂樹でございます。  私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案に関しまして質問いたします。(拍手)  私は、与党の海賊対策等に関するプロジェクトチームの共同座長として、この法律案の作成、...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、大変貴重な意見を陳述していただきまして、まことにありがとうございます。  既に一時間にわたる、各十五分の陳述の中で、それぞれ内容が凝縮しておりますので、なかなか質問することもないんですが、あえて...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ありがとうございます。  それともう一つは、この審議の中ではそういう御意見は出ませんでしたけれども、野党の政治家の一部の中には、これはぜひ前川会長にお聞きしたいんですが、そういう危ないところであれば、アデン湾等を回避して、アフリカの最南端である喜望峰等を回る航...全文を見る
○佐藤(茂)委員 続いて、森本船長協会会長にお尋ねをしたいんですけれども、自衛隊が海上警備行動に基づいて出動いたしましてから、私の聞いている限りでも、今までで三回保護対象となっていない外国籍船から救助を求められて、急遽自衛隊の護衛艦が救助に出かけて、大音響装置等を使って、船員法に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、先ほど越智委員からもありましたけれども、今回新法によりまして、そういう日本関係船舶以外の外国籍船もしっかりと保護対象となるというところが一番変わるわけでございますが、私ども与党の会議に特に来ていただいて、森本参考人がおっしゃった、今は、日本の船の中でも、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ありがとうございます。  最後に、水島先生にちょっとお伺いをさせていただきたいんです。  私は、自衛隊のこの任務についての考え方については、水島先生と考えは全く違うわけでございますが、ただ、きょうも資料の中に出されておりました、水島先生がいろいろなところで事...全文を見る
○佐藤(茂)委員 大変貴重な意見をありがとうございました。  以上で終わります。
04月22日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  金子海洋政策担当大臣、参議院の本会議とも私の質問の途中重なるそうでございますが、事前に了解しておりますので、しかるべきタイミングで退席していただければありがたいと思います。  それで、この当委員会も、きょうの質疑を入れました...全文を見る
○佐藤(茂)委員 なぜこういうことをあえて聞くかといいますと、二月の上旬に、私ども、ロンドンに行かせていただきましたときに、IMO、国際海事機関の、今、日本人で関水さんという方が海上安全部長というナンバーツーの位置にいらっしゃるんですけれども、関水さんを初め何名かのIMOの海賊対...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今答弁いただきましたように、犯人の国籍であるとか犯行地のいかんを問わずきちっと刑罰にかけられる、そういうことがこの対処法案にはきちっと反映されている、そういうことでございます。  ただ、条約との整合性ということを考えましたときに、今、第二条の定義というところを...全文を見る
○佐藤(茂)委員 あわせてもう一点、今主体が航空機であるということとともに、何に対して行われる行為かという点についても、条約の百一条では、「公海における他の船舶若しくは航空機又はこれらの内にある人若しくは財産」というようにありまして、何を対象にされるのかということについても、船舶...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、同様に二つのことを言われているわけですね。これまで発生していない、現段階において想定しがたい、そういうふうに言われているんですが、しかし、現実に国連海洋法条約にはそういうように明記されているわけであります。  ですから、国連海洋法条約が締結された当時...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、今の御答弁ですと、要するに公海条約を引き継いだんだ、そういうことでございまして、要するに、ここについて本当にきちっと議論されているのかどうかということについては国際的には定かでない。ただ、今回の国内法をつくるときには、そこについては非常に想定しがたいの...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、個別の事案といっても、海賊の事案ですから、すべて広く含めても、想定される行政機関の長というのは大体限られてくると思うんですね。その可能性の範囲で、どこまでが入るのかということをぜひ御答弁いただきたいと思います。
○佐藤(茂)委員 最初からそう答弁していただくと次に移りやすいんですが、要するに、第七条二項ですけれども、防衛大臣は、対処要項を作成し、内閣総理大臣に提出しなければならない、こういうようになっているわけです。  それで、その後、四つの号が書かれているわけですね。この四つの号の内...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つは、この第七条二項のところで、余りどなたもその後言われていないんですけれども、ただし書きというのがあるわけであります。我々与党の中でも議論したときに、今回の対処法案では、自衛隊が海賊行為が行われようとしているときに居合わせた場合まで想定した、そういう海賊...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、不意遭遇型、いわゆる居合わせたというような場合の対処行動の場合のことでございますが、今大臣が答弁されたように、「行動の概要を内閣総理大臣に通知すれば足りる。」そういうふうになっているんですが、この必要となる行動の概要というのは具体的にどういう内容なのかと...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、この場合ですと、その時点で特定し得る範囲のものを行動の概要として通知すれば足りる、そういうことになっているわけでございますが、ただ、その後、第三項では、「内閣総理大臣は、」「遅滞なく、国会に報告しなければならない。」そういうふうになっているわけですね。 ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 あと一分ありますので、最後にもう一つ、武器使用について確認をさせていただきたいんですけれども、本会議のときには、停船射撃の武器使用の整備をお尋ねいたしました。  それに加えて、もう一つの検討課題として、海賊が、武器を未使用のまま、民間船舶に対してロープや縄ばし...全文を見る
○佐藤(茂)委員 どうもありがとうございました。  以上で質問を終わります。
06月16日第171回国会 衆議院 本会議 第39号
議事録を見る
○佐藤茂樹君 佐藤茂樹でございます。  私は、臓器移植法改正案のいわゆるB案について、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  賛成する第一の理由は、B案は、脳死を人の死としないことであります。  現行臓器移植法では、脳死に関してさまざまな意見があることに配慮し、脳死を一...全文を見る
07月03日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  私も、葉梨委員と同様、昨日に続きまして野党第一党の民主党の委員の皆さんが当委員会を審議拒否されたことに対しまして、強い憤りを感じるものでございます。  といいますのも、本来、この委員会では、今かかっております二法案に加えて、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 済みません。お断りするのを忘れましたけれども、この問題の核心部分は、鳩山代表またあるいは法案提案者の岡田幹事長が出てこられたときにきちっと、ばばっと聞くとして、きょうのところは、ちょっと外縁部を中心にお聞きをさせていただきたいと思います。  それともう一つ。二...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、今、とりあえずは、友愛政経懇話会が的になったのでそちらだけ修正した、そういう対応かもわかりません。それで、我々は、続いては北海道にでも飛んでこれは調べないといけないだろう、そのように考えております。  そこで、まず、きょうは一つだけ確認させていただき...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それでは、またこの第九総支部の中身についても、今後我々としてもしっかりと調べてまいりたい、そのように思っております。  三点目に大きな疑問点として申し上げました、何ゆえこれだけ大がかりの偽装が行われたのかという理由や動機について、全く不明瞭な説明しかあの会見で...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ不可解な発言を会見でされています。それは、この問題が企業・団体献金の問題ではなくてみずからの個人献金に対する疑惑だという事の本質が全くわかっておられないのではないかという支離滅裂な説明をされていたことであります。要するに、どういう発言かというと、民主党の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 最後、残り一分で、法案に関して一問だけ御質問をさせていただきます。  政党助成法の一部を改正する法律案、この政党助成法のねらいとして言われておりますのは、返金逃れを防止する、そういうことでございます。  平成七年から十四年半経過をいたしました。ずばり、今まで...全文を見る
○佐藤(茂)委員 以上、時間が参りましたので質問を終わらせていただきますが、冒頭申し上げましたように、鳩山代表の問題というのは、疑惑からもう問題に移っておりますので、引き続き当委員会で追及させていただきたいことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
07月10日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  きょうはこの特別措置法案の審議がいよいよ始まったということもございまして、まず私の方からは、これからの議論の交通整理ということも必要だと思いますので、なるべく大きなテーマにつきまして聞かせていただければありがたいと思っておりま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、この法案というのは、ともかく早期成立を図る、特に七月二十八日まで、会期末まで余り時間がありませんけれども、今通常国会で必ず成立を図るべきではないか、そのように私は考えております。  その理由を幾つか述べさせていただきます。  四つぐらいありまして、一...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひこの通常国会で成立を期していかなきゃいけない、そういう官房長官の御答弁をいただきました。我々も、そのために審議の中で努力をしてまいりたいと思っております。  次にお聞きしたいのは、先ほど長島委員も少し触れられましたけれども、この法案の目的そして法案の性格と...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、明確に官房長官からありました。我が国の警察権の行使をするんだ、そういう考え方でこの法案をつくられた、ここが基本ではないかというように私は思うわけであります。  それで、与党の中でも大きな議論になりました論点の中で何点か、これから時間の許す限りお聞きをしてま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 そこで、海上の検査についてですけれども、要は、海上保安庁と自衛隊の役割分担というものをどのように考えるのかということが非常に大事になってくると思うわけであります。今回の法案でも、第九条に、海上保安庁以外の自衛隊というのが初めて条文上出てくるわけであります。  ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、官房長官から答弁いただきました、非常に激しい抵抗があったようなケース、いわゆる海上保安庁の装備ではなかなか対応が難しいというような、そういうときに自衛隊がきちっと出て警備等の対応をする、そういう考え方だということだと私も理解をいたしましたけれども、ただ、これ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、今官房長官がおっしゃられましたように、万が一ということを想定しての条文であるということでございます。  ただ、そこで、きょうの審議ではっきりさせておかないといけないのは、そういう措置をとる場合の手順について、ぜひ政府の考え方をお聞かせ願いたいと思います...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、官房長官、答弁いただきました。海上警備行動に入ってそういう対応をしていくんだ、そういうことでございます。  それで、防衛大臣、きょうお忙しい中来ていただいております。  海上警備行動の中ではこういう表現になっていないんですけれども、今回の第九条の表現では...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、海上警備行動であるということで今明確にありましたけれども、資料二にも若干自衛隊法の関連するところをきょうは抜粋してまいりました。  海上警備行動はどうなっているかというと、第八十二条「防衛大臣は、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特...全文を見る
○佐藤(茂)委員 自衛隊が海上警備行動、八十二条で、今回九条に関連して出ていった、そういう場合に、自衛隊はこの特別措置法で規定された、例えば第三条の検査、第四条の提出命令、第五条保管、また第六条回航命令等のこの一連の措置を行えることになるのかどうか、ここについても明らかにしておか...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それでもう一つ、資料三枚目につけておりますが、今、自衛隊はこの法案に基づく措置はやらないんだということでございましたけれども、自衛隊は、別途海上警備行動が下令された場合には、海上保安庁法を準用して任務につくことになるんですね。海上保安庁法第十七条第一項及び第十八...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ確認をしておきたいのは、海上警備行動で自衛隊が出動される場合の武器の使用でございますが、私の理解では、このときには警察官職務執行法第七条を準用することになりまして、例えば正当防衛、緊急避難等に当たる場合を除き、人に危害を与えてはならない、そういうルールが...全文を見る
○佐藤(茂)委員 最後になりましたけれども、外務大臣、お戻りになりましたので、ちょっと大きな話で、最初に官房長官にもこの法整備の必要性をお聞きしたんですけれども、この国連決議一八七四号を国際社会が足並みをそろえて確実に完全履行していくということは当然必要である。  特に北朝鮮に...全文を見る
○佐藤(茂)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
07月14日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  先ほど本会議におきまして、麻生内閣に対する不信任決議案が否決をされました。このタイミングで民主党を初め野党の皆さんが麻生内閣に対する内閣不信任決議案を提出されること自体、実は鳩山偽装献金疑惑隠しのパフォーマンス以外の何物でもな...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今、伊藤副大臣からもありましたように、巷間、なかなかマスコミ等はまともに報道されなくて、影が薄かったとか、そういうような表現をされておりますが、私の追求した限りでも、総理は事あるごとに、この北朝鮮問題について、各国の二国間の首脳の会議、さらにはワーキングディナー...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私も、前回金曜日の委員会でも指摘しましたが、北朝鮮の脅威を最も深刻に受ける日本が何もそういう根拠法をつくらないままでいいのかということは、政府よりもむしろこの立法府の、特に我々与党ではなくて野党の皆さんにぜひ真剣に考えていただきたいな、そのように思うわけでありま...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ問題になりましたのが、論点としてありましたのが、船長の承諾ということでございまして、この一八七四の主文パラ十二で、公海上の船舶検査のところを見ますと、旗国の同意のみを要件とここではされているんですね、国連決議上は。ただ、それを今回の法案は、この検査の段階...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その上で、もう一つ、領海の検査について、あえて国際法上の考え方を確認しておきたいと思います。  領海の外国船舶については、国連海洋法条約上、第十七条、第十八条、第十九条の無害通航権があるわけでございます。すなわち、沿岸国の平和、秩序、安全を害することなく、継続...全文を見る
○佐藤(茂)委員 次に、情報収集活動や各国との連携協力につきましてお尋ねをしたいと思います。  前回も質問させていただいたんですが、海上保安庁と自衛隊の役割分担として、与党内の議論では、今回北朝鮮のカンナム号に対して米軍が行ったような追尾も含めた、貨物検査活動に関する情報収集活...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今ありましたように、防衛省設置法で、それを生かせれば通常の調査研究という範囲で十分行える、そういう答弁だったというふうに認識をしておきたいと思います。  次に、法律の考え方としては、検査を行う地域や領域については特に範囲が指定されていない、限定されていないとい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、検査の実施主体また提出命令を出せる主体として、今までこの委員会でも海上保安庁あるいは海上保安庁長官の方ばかり光が当たっておったんですが、もう一つの実施主体として税関というのがあるわけですね。  税関の権限だけ確認をさせていただきたいんですが、税関は、税...全文を見る
○佐藤(茂)委員 最後に、この法案には関係しませんが、関連して、国連安保理決議一八七四のパラ二十八には、核関連の特別な教育や訓練の監視、防止策について各国に要請をされているわけであります。  時間もありませんので端的にお聞きしたいんですが、この決議を受けまして、外務省としては、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 今の段階は注意喚起ということなんですけれども、ぜひ実効性ある措置をとっていただきたい。  というのは、弾道ミサイルも、いろいろ報道されているとおりで、日本の技術が相当生かされているといううわさもございます。ですから、そういう技術であるとか知識、また人材というも...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。  北澤防衛大臣、また岡田外務大臣、御就任おめでとうございます。委員会でこういう形でさせていただくのは初めてなものですから、お祝いを申し上げたいと思います。  今、日米関係の懸案を初め、国際情勢を見ても、時々刻々さまざまに、お二...全文を見る
○佐藤(茂)委員 防衛大臣にも同様の御質問をさせていただきたいんですが、結論を出す時期についての防衛大臣のお考え方というのは、どういう考え方を持っておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。
○佐藤(茂)委員 ですから、お二人とも言われているのは、最終的に総理の御決断に従うんだ、そういうところで一致しているとなお、私は自民党ではございませんけれども、ぜひ当委員会でも、また予算委員会でもいいんですけれども、立法府として、やはり総理の出てこられるところで総理のお考えをしっ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 済みません、しつこいようなんですけれども、アメリカの両院協議会が最終法案を作成するめどというのは、二〇一〇会計年度暫定予算の期限が切れる十二月十八日だと言われているんですね。そこで、日本の各紙も、十二月中旬までに結論を出さなければ、外務大臣の言われたリンクしてい...全文を見る
○佐藤(茂)委員 なかなか断言しにくいんでしょうけれども、ぜひ私は、そういうところもしっかりと見定めた上での賢明な最後の御決断をお願いしたいなというふうに思います。  もう一つは、冒頭申し上げました、移設場所をどこにするのか、そういうところでございますけれども、今までの報道を見...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、言葉を大切にされているとは思うんですが、ただ、合意案を基盤にしながら、第三の道があればという、そういう考えなんだ、そういうお話でございました。  そこで、さらに報道は進んでおりまして、先週ぐらいからだったと思うんですけれども、防衛省としては、現行案の...全文を見る
○佐藤(茂)委員 全く誤報だというのは意外な答弁だったんですけれども、そうすると、沖縄の負担軽減策などもそのときには全く提示されなかったんでしょうか。
○佐藤(茂)委員 わかりました。今の段階では、まだ相手も、アメリカもあることだし、なかなか言いづらい、そういうことが言外に伝わってきたわけですが、時間の限りがあるので、岡田外務大臣にお聞きをしたいと思うんです。  私は、もう今から十六年前ですか、八頭馬車の細川政権のときから、い...全文を見る
○佐藤(茂)委員 その上で、岡田外務大臣の、今、県内の中での、キャンプ・シュワブではない、もう一つの嘉手納基地への統合案についてちょっと御質問させていただきたいんです。  私は、この嘉手納基地への統合案については、大きく二つのハードルというか壁があると思っているんです。ほかにも...全文を見る
○佐藤(茂)委員 私は、そこはやはりぜひ具体論として、本当に、ほっておけば騒音被害というのは減るのではなくて当然ふえると思うんですね。さらに、事故の可能性も相当、例えば今の嘉手納にある戦闘機あるいは普天間にもともとあるヘリを別のところに移すという案でなければ、ほっておけば当然事故...全文を見る
○佐藤(茂)委員 防衛大臣にお聞かせ願いたいのは、外務大臣がいろいろ苦悩されているのを横で見ながら、防衛大臣としては、この外務大臣が模索されている嘉手納基地への統合案についてはどういう見解を持っておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。
○佐藤(茂)委員 ただ、私は、その努力を全く評価しないというかそんなことじゃなくて、冒頭から申し上げましたように、これはある程度早期に、また迅速に結論を出さないといけない。そういうことでは日米間で、特に実務者レベルでは合意しているわけですから、検証されて、もう相当時間もたってきて...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ありがとうございます。  外務大臣、防衛大臣とも違憲だとは思わない、そういうことですね。  そうすると、ちょっと防衛大臣に確認しておきますが、二〇〇七年十一月十三日の信濃毎日新聞の朝刊で、新テロ特別措置法、これは補給支援特措法と言った方がいいと思うんですけれ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、要するに、あのときのあの発言は政権を獲得するための発言であった、そういう認識であって、そのとき、憲法上問題があるというように言われていたことについては、今から思うと間違いであった、そういうようにとらえてよろしいんでしょうか。
○佐藤(茂)委員 別のことを聞こうと思ったんですけれども、要するに、そうしたら、当時の認識と今防衛大臣になられての認識は、やはり認識が変わった、そういうことになりますか。
○佐藤(茂)委員 それと、もう一つは、私は、北澤防衛大臣が、なられて二日目の記者会見で、インド洋の補給支援活動に触れて、評価が低い、そういうふうに記者会見で、そのとおり言われたかどうかというと、記者からの質問に答えられたという記者会見だったと思うんですけれども、そういうふうに言わ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう時間も来ましたので終わりますが、あの時点ではまだ、十月は一回でしたけれども、九月の時点で一回でも何でもなくて、月に五回から六回は続けていたんですね。そのうちの、後でまた機会があれば質問をやろうと思いますけれども、アメリカはもう日本からの恩恵を受けている国じゃ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 きょうは朝から議論が大分盛んに行われまして、私の質問の始まり時間ももう十二分、予定の時間表よりもオーバーしたところから始まっておりますので、なるべく皆さんのために時間は短縮努力をして質問させていただきたいと思います。  そこで、順番を変えて、法案に即しては後ほ...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、佐藤内閣の次の三木内閣でさらに厳格化されて、その上に立っての、今、北澤大臣が言われた、個別の案件ごとに例外も認められてきたという部分があろうかと思うんですね。  そこで、きょうお聞きをしたいのは、これは一般紙の報道ですが、ゲーツ国防長官がお見えになった...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、このブロック2Aというのは日米間で共同開発してきたわけですけれども、アメリカはこれを二〇一八年、平成三十年から配備する計画を持っておられるんですね。さらに、今に始まったことではないんですが、アメリカはドイツなどのヨーロッパ諸国への供与も視野に入れている、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ですから、将来、二〇一八年ですから平成三十年であることは間違いないと思うんですけれども、そうすると、今の話というのは、その段階になると、今までの武器輸出三原則についてさらに例外的なことも考え得る、そういう答弁だというように受け取ってもよろしいんでしょうか。
○佐藤(茂)委員 この問題はまた引き続き別のときにやりたいと思います。  もう一つは、今自民党の各委員の方々からもありました、きょう行われていると言われています事業仕分けです。これは、我々は、実は平成十八年の行政改革推進法の中に、私どもが与党にいたときに、私どもの党が主張して法...全文を見る
○佐藤(茂)委員 まさに国防の重要なところは、ぜひ大臣初め、関係閣僚委員会でもいいと思うんですけれども、事業仕分けというのは法的拘束力のないものですから、しっかりとした見識でもう一度やっていただきたいなというふうに思うんです。  というのは、一六大綱を決めるときにも、財務省主計...全文を見る
○佐藤(茂)委員 だから、今具体的に、副大臣、経過をわかった上で、今はそれで相当事業は進んでいると思うんですけれども、今の状況が大体わかれば簡単に述べていただきたいと思います。
○佐藤(茂)委員 私は何が言いたいのかというと、何年も積み上げてきた、実施してきた事業を、内容も余り御存じない方々が短時間で判定するというのは、やはり極めて乱暴過ぎるのではないかな、そういう印象を持っております。  特にこれについては、根拠のないことでも何でもなくて、今の新防衛...全文を見る
○佐藤(茂)委員 要するに、日本が湾岸戦争後、あのときの反省後、人的貢献をやはり国際社会の中でやっていこう、そういうことで、自衛隊もPKOの活動を初めいろいろ御苦労されてきたわけです。国際緊急援助隊なんかも、今は、災害があったら相当出やすくなりまして、非常に評価されているんですね...全文を見る
○佐藤(茂)委員 もう一つ、この法案に関係して、やはり人材の安定的な確保や、隊員が安心して職務に専念する環境を整えるというのは非常に大事なことだと思うんですが、前政権時代の平成十八年の九月に、防衛力の人的側面についての抜本的改革に関する検討会というのが設置されまして、その報告書が...全文を見る
○佐藤(茂)委員 それで、女性自衛官の定着率の改善策ということを考えましたときに、やはり中途退職の比率がまだまだ高い状況にありまして、その一番の要因は、出産、育児についての環境をしっかりと整備できるかどうかということが、この改善策の一番のポイントだと思うんですね。具体案としては、...全文を見る
○佐藤(茂)委員 ぜひ予定どおりの整備をお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。