佐藤ゆかり

さとうゆかり

比例代表(近畿)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数3(参1)回

佐藤ゆかりの2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第177回国会 参議院 本会議 第5号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりです。  私は、自由民主党を代表して、平成二十一年度決算関連並びに年金の財源問題について、菅総理に質問いたします。  民主党は二〇〇九年の衆議院選マニフェストで消費税を財源とする最低保障年金を公約し、昨年の参議院選前には総理が消費税率一〇...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  まず、冒頭、今回の東日本大震災でお亡くなりになられました方々、また被災をされました皆様方、そして全国のその御家族の皆様方に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  さて、審議に当たりまして、まず冒頭、残念ながら民主党に...全文を見る
○佐藤ゆかり君 政府・与党一体とうたっておきながら、政府の答弁として与党のせいにするとかコントロールできていないような御答弁を伺ったわけでありますが、今大震災の直後で国が一体としてやらなければならないときであります。当然ながら政府・与党一体としての対応をお願い申し上げたいと思いま...全文を見る
○佐藤ゆかり君 是非、全力の御努力をお願い申し上げたいと思います。  そして、この積立金なんですけれども、やはり災害というのはいつ起きてもおかしくないというのが災害でございます。したがいまして、今回この積立金を切り崩しても次の災害に備えて比較的速やかに補充が求められてくると、そ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 震災は、繰り返しますが、いつ来るか分からないということでありますから、早急な手だてを念頭にお願い申し上げたいと思います。  さて、この政府の地震再保険特別会計の在り方が実は事業仕分の対象になっておりました。国以外の主体への移管について政府保証などの国の関与を条件...全文を見る
○佐藤ゆかり君 その最中でこのような大震災が発生をしたわけでありますが、それでは行政刷新担当の園田政務官にお伺いしたいと思いますが、今回の東日本大震災の発生に伴いまして、この保険金の支払額というのが膨大な金額、兆単位で発生する可能性があるという民間の予測が出ているわけであります。...全文を見る
○佐藤ゆかり君 これほどの大震災が起きていて、兆単位で資金を、積立金を取り崩さなければいけない事態、これは莫大な影響が市場にも及ぶわけですね。それをいわゆる国以外の民間に移管をすると、しかし政府保証を付けるんだと。結局、政府保証を付けるのであれば国の特会を維持しているのと全く同じ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 財務大臣に先にお伺いすればよろしかったんですが、大臣には後ほどたくさん質問がございまして、もし今付け加えがあれば一言。
○佐藤ゆかり君 それから、自見大臣にもう一度お伺いしたいんですが、実は手形交換所が東北地方には多いんですが、やはり被災をしまして休業している手形交換所が岩手県、宮城県、福島県内でいまだ十三か所、これは今日、明日に再開する予定のいわきと相馬の手形交換所を除いた箇所数でありますが、十...全文を見る
○佐藤ゆかり君 直接私の質問にお答えいただいていないんですが、遠路はるばるこの主要交換所に足を運ぶのが今現実的かどうかという御質問をさせていただいたんですが、恐らく、まだ御検討というか、頭にこういう地元銀行活用の案件とかが入っておられないんだろうということを察したわけでありますが...全文を見る
○佐藤ゆかり君 そのような方向性だということを伺ったわけでありますが、今回は福島原発事故も伴った震災でございます。そういう意味では、この原発関連も当然ながら特例措置の対象となるんでしょうか。
○佐藤ゆかり君 福島県内の方々も大変な不安を抱えておられますので、これは同等の扱いで早急に検討結果を打ち出していただきたいというふうに思います。  それから、この雑損控除と事業用資産の損金算入の件ですが、前年の所得から控除可能というふうに伺ったわけでありますが、この繰延べ期間に...全文を見る
○佐藤ゆかり君 阪神・淡路大震災とは規模が違う震災ですので、是非、繰延べ期間の延長も同時に検討をお願い申し上げたいと思います。  さて、この雑損所得の控除方法にもやや問題があるようであります。個人所得税の確定申告において、通常ですと、この課税対象所得を算出するに当たりましては所...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まずは、ここは考え方が申し訳ないんですが大臣と全く逆でして、やはり単年度だけで控除できる人的控除から先に控除をして、そして残りの部分の差額で雑損控除をし、更に余った分は翌年度以降繰越しを雑損するというのが筋ではないかと改めて御指摘をさせていただいて、御検討をお願い...全文を見る
○佐藤ゆかり君 損失金額が内閣府試算で今回十五兆から二十五兆円。ですから、組替えで四Kは是非やめていただきたいんですが、それでも三・三兆円しか出ないんですね。ですから、やはり現実を見据えて、国債発行に依存せざるを得ない復興需要があるということを今からやはりきちっと道筋を立てるべき...全文を見る
○佐藤ゆかり君 白川総裁が御答弁されたことは、一般論としては財政規律上、そして過剰なインフレを招かないという意味で正しいことだと思いますが、今回は特例的な大震災、国家危機が起きているというときですね。同時に、この資金の余剰主体というのは今企業にありまして、日銀が幾ら高い水準の資金...全文を見る
○佐藤ゆかり君 最後に一言、野田財務大臣からも御所見を伺いたいと思います。
○佐藤ゆかり君 いずれにしましても、今の野田大臣の言葉に期待を掛けて、前向きな議論の進展をお願い申し上げ、国民生活の再建が最優先の政策立案と実施に専念をしていただきたいと思います。  これで質問を終わります。
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  まず、委員会での質問に先立ちまして、今回の東日本大震災で震災に見舞われました方々、また、その御家族の皆様方に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げたいと存じます。  さて、早速審議の方に入らさせていただきたいと思いますが、今...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今回のように、本当に未曽有の巨大地震と巨大津波、いわゆる天変地変とはまさにこのことだと思いますけれども、このような天変地変であれば、この損害賠償法では基本的には全額国が補償をするというような規模の大災害に我々は直面したということだと理解をしております。枝野官房長官...全文を見る
○佐藤ゆかり君 様々な二次災害的な十一日以降の原発現場における事故の連発につきましてはまた後ほど触れてみたいというふうに思いますが、これと同時に、やはり三月十一日、この震災が発生した直後の夕方ですけれども、政府としては既に緊急事態宣言というものを発令しているわけでございます。緊急...全文を見る
○佐藤ゆかり君 総理のヘリに同行された原子力安全委員会の方の御答弁をお願いします。
○佐藤ゆかり君 勉強している暇はないんですね。地元の危機、緊急対応の初動がこれによって遅れたとするならば、本当にこれは人災とも言わざるを得ないわけでありますね。  私がこれ今申し上げたいことは、要は、ある意味では東電任せにすっかりしていた初動の遅れ、そして政府は政府で訳の分から...全文を見る
○佐藤ゆかり君 総理に聞きたいんですが、今日は来られないので、担当の、じゃ内閣全体でお答えいただける方に。
○佐藤ゆかり君 全く、現場から上がってくる報道、ニュースからすると、今御答弁いただいたような体制の下で一元化されてなされているとはとても印象として持ちません。  例えば東京消防庁が送った屈折放水塔車の放水作業ですけれども、これでようやく一時期、炉心の温度が下がったという一時期が...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く現場が統率を取れていなかったということを今、池田副大臣は暗に御答弁いただいたような気がいたします。  私がなぜこれ振り返って数日前のことをお伺いしているかといいますと、やはりこういう危機の状況ですから、一つ一つ正確に情報を連携していただいて、適材適所きちっと...全文を見る
○佐藤ゆかり君 作業員を立ち入らさせるためには、その現場が安全かどうかということは事前に計測をして、それで当然許可をするという手続をなぜ踏まなかったのか。私は、ここは大きなミスであり人災であると、もう考えられないことであるというふうに思うわけでありますが。  実は、この三号機に...全文を見る
○佐藤ゆかり君 二号機では原子炉内で回っている水の一千万倍という高濃度の放射線量がこの水たまりから検出されていた、それを伝え忘れていたということで、その二日後に今度は三号機で正しく計測をしました。そうしたら、この地下一階の水たまりからはやはり原子炉内の水の一万倍の放射線物質が検出...全文を見る
○佐藤ゆかり君 現場監督をすべき保安院が余りに監督が甘過ぎませんか。今危機対応の時期なんですよ。平時ではないんですよ。一刻でも一秒でも、プルトニウムがもし、飛散しているおそれがあると、これは東電が会見で言っているんですよ、おそれがあると。にもかかわらず、まだ対処をさせていないんで...全文を見る
○佐藤ゆかり君 早急にといっても、日々現場で必死になって仕事をしている作業員の方々いるわけですよ。早急にといってもいつまでなんですか、お答えください。
○佐藤ゆかり君 取り計らいとおっしゃいましたが、既に計測の指示の段取りは出したんですか。
○佐藤ゆかり君 今回の三人の方々の被曝は、やはり被曝するとすぐに影響が出ないんですね。しばらくしてからいろいろと内臓疾患等出てくるわけでありまして、非常に懸念されるわけでありますが、三人の作業員の方々の被曝のレベル、第二号機は当時千ミリシーベルト以上あって、第三号機で七百五十ミリ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 手元に数字がないって、これだけ甚大な人体被害を及ぼし得る話をしているわけでありまして、そのぐらい、資料がなくたって問題意識が危機意識になっていればそのぐらい十分認識しているはずなんですよ。保安院何やっているんですか。本当にこんなことで我が国日本の原発の危機を対処で...全文を見る
○佐藤ゆかり君 本当にこれは国家の一大危機でありまして、外国も、固唾をのんで諸外国は見守っているわけであります。政治主導というふうに民主党政権さんおっしゃるんであれば、今こそ政治主導をやっていただかないと本当にこの国は潰れてなくなってしまいますよ。  じゃ、次の質問に行きたいと...全文を見る
○佐藤ゆかり君 厚労大臣。
○佐藤ゆかり君 各都道府県に対して通達を出したということですが、都道府県からはどのように個別農家に伝わったんでしょうか。
○佐藤ゆかり君 都道府県がどういうルートでこの各農家に伝えるかはそれぞれ県によって違うんですか、国がコントロールしなかったんですか。
○佐藤ゆかり君 出荷を停止するということは、停止をするわけですから農産物がどんどん出荷できずに農家にたまっていくわけですね。この処分の仕方も問題であるわけでありますが、処分方法については通達を出したでしょうか。
○佐藤ゆかり君 では、具体的な処分方法はいつ出したのか、その出荷停止措置と同じ時期、同時に出したのか、いつ出したのか。そして、処分方法はどういう方法を指示されたのか、お伺いします。
○佐藤ゆかり君 刈り取っていないものはそのまま放置をする、あるいは原乳については土に埋めると今おっしゃったようでありますが、これは安全なやり方なんでしょうか。
○佐藤ゆかり君 日本ではまだ国として土壌汚染に対する基準値というのは作っていないんですね。ですから、土壌に対する汚染がどのくらいの基準まで行くと危ないのか、ここまで安全なのか、その基準がないんですよ。それで、今のこの畑のままそこに放置したり原乳を土に埋めたりして、なぜそれが安全だ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 何でもほかの機関のなすりつけにするという、なすり合いにするというのは、まさにこれ、機関がたくさんあって何か訳が分からない危機対応になっているからそういう責任のなすり合いになっているわけですね。まさにそれは改めなければいけない点だということが分かったと思います。これ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 はい。じゃ、お願いします。
○佐藤ゆかり君 大丈夫ですか、そんな答弁で。まさに、この福島県飯舘村では原発の現場から三十キロ以上離れているんですよ。そこの土壌汚染、どうですか。土壌の一キロ当たり沃素百十七万ベクレル、セシウム十六万ベクレル、高い放射能が検出されているんですよ。沃素は八日で半減するけれども、セシ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 セシウムの半減に三十年掛かるわけですから、今はよくても将来的にその土が使い物にならなくなる、そんな問題だってあるわけですよ。全くちょっと原子力安全委員会の対応というのはもう考えられないということが分かったわけでありますが、これは厳重に経産大臣を中心として、そして総...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まさにこの日本の基準だけで話をしていると、外国人の方々は日本の基準がどこにあるのか、どの辺りに位置しているのか、その信憑性があるかというのが全く分からないんですね。  ですから、そこで私はちょっと提言を申し上げたいと思いますが、パネルにもあるんですけれども、(資...全文を見る
○佐藤ゆかり君 最後に一言だけ申し上げたいと思います。  今回はやはり、行政が緩慢であること、甘い行政であること、これが一部問題を拡散したというふうに私は思っております。実際に二年前の経産省の審議会、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会で、実は西暦八六九年に三陸沖で起き...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及びたちあがれ日本・新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正する法...全文を見る
○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、日本共産党及びたちあがれ日本・新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  ...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○佐藤ゆかり君 おはようございます。自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  今日は、金融庁が提案をしております、まだ法案、趣旨説明がこれからですけれども、企業財務会計士について、そしてまた金融市場をめぐる諸問題について、東電の問題を中心にお伺いをしてまいりたいというふうに思いま...全文を見る
○佐藤ゆかり君 簡潔に御答弁いただきたいというふうにまず冒頭にお願いするべきでした。よろしくお願いいたします。  企業財務会計士は独占業務ではありませんので、まさに公認会計士と税務業務との垣根の中間的な存在とも考え得るわけでありますが、ですから、今の御答弁では一向に、なぜ税理士...全文を見る
○佐藤ゆかり君 直接私の質問には全くお答えいただいていないわけでありまして、そういう情報開示の制度を規制として創設することについて踏み込み過ぎた規制だと。逆に公認会計士、企業財務会計士の登用を強要するような結果として格好になりかねないということを指摘させていただきたいと思います。...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く私の質問にお答えいただいてなくて、ただ何分も何分も一方的にお話をいただいているようでありまして、これじゃ質疑にならないんですね。  ちょっと議長、御注意いただきたいと思うんですが。
○佐藤ゆかり君 それで、破綻金融機関と債務超過の金融機関について、預金保険法百二条を使うのか、それとも金融機能強化法を使う意向なのか、そのことだけ一言、意向としてお答えください。
○佐藤ゆかり君 要するに、申請ベースで、民間金融機関がどちらに申請するかに委ねるということですか。
○佐藤ゆかり君 この点を私は確認したかったのは、要するに、資産査定が被災地の地域金融機関では今直ちに不可能なんですね。ですから、債務超過になっているかどうか分からない中で、しかし早期健全化は図らなければいけないと、そういう実態があると思うんです。  ですから、申請ベースで金融機...全文を見る
○佐藤ゆかり君 金融担当大臣としては非常にマーケットの動向に対してセンシティブでない、これはちょっと極めて問題なコメントを今最後にされたなという気がいたしますが、今、金融市場が一番懸念をしているのは、東電の社債がどうなるかと、あるいは国有化された場合にその金融資産はどうなるか、ど...全文を見る
○佐藤ゆかり君 ちょっと違う答弁をされたようでありますけれども、電力債の取扱いについて一般担保付社債というふうに電気事業法第三十七条で規定されております。これは民法上の一般の先取特権に次ぐ高い弁済順位という理解で構いませんか。もう一度お答えください。一言でお答えください。
○佐藤ゆかり君 今後の東電の事業再建において、例えば最近では日本航空の再建で会社更生法が適用された直近の事例があるわけでありますが、会社更生法によりますと、一般の先取特権その他一般の優先権がある更生債権に分類されていますこの一般担保付社債は、先取特権や更生担保権に劣後する関係にあ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 すなわち、会社更生法上の解釈によれば、東電は一般担保付社債である東電債の債権実現を保全しつつ、損害賠償の支払が生じれば更生計画において実質的に棒引きを依頼する対象となり得るのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
○佐藤ゆかり君 いや、損害賠償です。
○佐藤ゆかり君 ちょっと意味がよく伝わらなかったようなんですが、要するに、一般担保付債権である東電債と損害賠償請求権の優劣の順位について確認をさせていただいているんです。  今のお答え、先ほどのお答えでは一般担保付債権の東電債は優位にあるというふうにお答えいただいたと思いますが...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まさにその点を確認させていただきたかったんですが、要するに、東電が損害賠償請求権に応じるだけの十分な資金がなければ、かぎ括弧付きの棒引きという対処もあり得るということになるわけだと思います。それが法的な解釈であるということが今確認できたと思います。  要するに、...全文を見る
○佐藤ゆかり君 早急にやはり政府が方針を打ち出すということが一番大切であると思いますし、その中で国有化とは一線を画す対案もいろいろ出ているようですが。劣化資産、いわゆる廃炉のコストですとかあるいは損害賠償という、この問題処理の部分だけを東電から会社分割、切り離して、スペシャル・パ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 ありがとうございました。これで質疑を終えます。
04月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○佐藤ゆかり君 私は、自由民主党、みんなの党及びたちあがれ日本・新党改革を代表して、資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  まず、提案...全文を見る
○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及びたちあがれ日本・新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  本日は東日本大震災の特例税制について質問をさせていただきたいと思いますが、この東日本大震災の特例税制は、やはりこの震災の規模から申しまして、阪神・淡路大震災の際に作られた特例より更に拡充をする措置が早急に整備が必要であると...全文を見る
○佐藤ゆかり君 基本的には金利の減免ですとか据置期間の延長、無利子の融資枠ということなんですが、実際のところ、既に中小企業経営者の方々でかなり債務残高を抱えておられる、そして被災されたという現状で更に追加の借入金を起こすとなると、まず信用保証の観点で、例えば債務者の中にはこれまで...全文を見る
○佐藤ゆかり君 ありがとうございます。  やはり金融周りが中小企業の大きな今、目下の懸念の一つになっているというところでありますので、是非早急な整備をお願い申し上げたいと存じます。  それでは、そのお答えを受けまして、税制の方に質問を移らさせていただきたいと思いますが、個人事...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今まさにお答えいただいた、この繰越期間の現行三年から五年への延長、それから、今回改正案に盛り込んでいただいていると思いますが、雑損控除や災害減免法の減免措置について、二十二年分の所得から適用を認める特例措置、こうしたものは、実はまさに自民党の東日本大震災災害対策プ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 当然ながら、適切な記帳があって公平性の担保をするということは大切でありますが、しかしながら、白色申告若しくは青色申告をした段階でその申告書上で適切な計上がされているものと、それが前提であります。その上では適切な公平な措置が担保できるものというふうに考えられるわけで...全文を見る
○佐藤ゆかり君 ありがとうございます。積極的な検討をお願い申し上げたいと思います。  そしてまた、この雑損控除については、いろいろ歴史的に振り返ってみますと、まだまだ問題点が多いような税制のように感じるわけでございます。特に個人が行える雑損控除は使い勝手が悪いわけでありまして、...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まさに今、野田財務大臣御自身がお認めになられましたように、どちらが真理かという絶対真理がない。そういう中で、大蔵省政令として発達したのがこの第八十七条であります。十分な国会審議を経ずに法律になっているのが今の現状である。まさに絶対的な真理がないのであるならば、しっ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 年間三十八万円の基礎控除で、加えて、扶養者がいる家庭ですと扶養控除や配偶者控除を加えるわけでありますが、仮にこの三つの控除を足し合わせても年間計百十四万円になるわけであります。  一方で、実は二〇〇九年の民主党のマニフェスト、衆議院選挙のときの政権公約であります...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それでは、この三十八万円というのはどういう根拠で決められたんでしょうか。
○佐藤ゆかり君 課税最低限という担税能力というのはどのように決められたんですか。
○佐藤ゆかり君 この基礎控除や扶養控除、配偶者控除の三十八万円というのは、基本的に最低の生活資金を担税力から外すという意味で設けられた制度設計ではないんですか。
○佐藤ゆかり君 年金受給者との関連であればそのようなお答えになるかもしれませんが、今回はある意味、被災者の立場で今震災特例を審議しているわけであります。ですから、年金控除の話は少し横に置いておく必要があるのではないかなと思うわけであります。純粋に被災者の立場で考えると、この三十八...全文を見る
○佐藤ゆかり君 物価水準を勘案してというのがよく分からない説明でありまして、今三十八万円というと、じゃ本当に一年間の経費になるか、これはもう誰が見ても明らかなことで、人間一人一年間三十八万円で生活できないのは当たり前のことなんです。  ですから、私が申し上げたいのは、本当の基礎...全文を見る
○佐藤ゆかり君 必ずしも私は今おっしゃられた単身者と夫婦世帯の不公平という点は当たらないというふうに思うんですね。  要は、じゃ税とは何なのかと、担税力とは何なのかというふうに考えたときに、個人個人の納税者にとって、生涯所得、生涯その人が稼いで得る所得に対して生涯にわたって起こ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それでは、第二弾に向けて御検討いただけますでしょうか。
○佐藤ゆかり君 被災者対策ですので、本則を変えるという話をしているんじゃないんですね。所得税法第八十七条を被災者に向けて適用除外にしてはどうですかという御提案をさせていただいているんであって、第八十七条の本則そのものを改正してくださいというお話はしていないんですね。  ですから...全文を見る
○佐藤ゆかり君 前向きな検討を早急にお願いしたいと思います。  それでは、最後になりますが、今お伺いしたようなこういう議論の中で少し話を整理して、私なりにこの税制の雑損控除の繰越しについて、繰越し若しくは繰戻しの可能性も含めて提言を申し上げたいというふうに思います。  一、提...全文を見る
○佐藤ゆかり君 しっかりとした検討を第二弾までによろしくお願いいたします。  被災者第一優先で御対応をお願い申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。
○佐藤ゆかり君 私は、自由民主党を代表して、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  まず、提案の趣旨について御説明いたします。  今回の法律案...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました株式会社国際協力銀行法案に対し、自由民主党及び公明党の両派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     株式会社国際協力銀行法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきで...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、自由民主党及び公明党の両派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     東日本大震災に対処するために必要な財源の確...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 本会議 第14号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりです。  私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対して、その内容に大いに反対しつつも、第一次補正予算の早期執行のため、やむなく賛成に回る立場で討論...全文を見る
○佐藤ゆかり君(続) それを組織のせいにする、部下のせいにする、そして新しい組織を幾つも幾つもつくって周りのせいにして、あなた自身はいつまでも総理として居座ろうとしている。そのことが今の日本の問題なのです。  総理は、昨日の予算委員会で、震災対応について全力でやっているとおっし...全文を見る
○佐藤ゆかり君(続) 総理は、日本のために、第一次補正予算と財源の成立とともに、どうぞ一刻も早く退陣してください。  そして、能力のある新政権の下で福島原発の事態収拾など現下の国難を克服し、二十一世紀半ばの日本のあるべき姿へと先取りする復興計画を立案し、被災者のみならず全国民が...全文を見る
○佐藤ゆかり君(続) 我々は、圧倒的な自然の力の前に人間の力のはかなさと英知のおごりを思い知らされると同時に、苦境から立ち上がろうとする日本人の力強さと助け合いの精神、そして手を差し伸べる世界の人々の優しさを目にしています。この絆こそが力強い復興を成し遂げるものであり、復興後の我...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○佐藤(ゆ)参議院議員 資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対する参議院の修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  政府提出の原案には、企業財務会計士制度の創設等を内容とする公認会計士制度の見直しが含まれておりました...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○佐藤(ゆ)参議院議員 近藤議員からの御質問でございます。  未就職者問題が放置される懸念があるという御質問でございますが、共同修正案提案者としてお答え申し上げます。  企業財務会計士に対する経済界のニーズや待機合格者問題の解決への効果等を十分に検証しないまま現時点で拙速に制...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  本日は、金融機能強化法を中心に、あとは被災地の被災者の方々の二重ローン問題に対する政府対応等も含めまして、統括的に質疑をさせていただきたいというふうに思います。  まず、金融機能強化法改正案について話を進めたいというふう...全文を見る
○佐藤ゆかり君 お答えが明確でございませんでしたので、もう一度、再度確認を取らさせていただきたいと思いますが、債務超過に至る前の未然の防止策に主軸を置いた法改正であるということでよろしいでしょうか。
○佐藤ゆかり君 最終的には地域経済の方を活性化、特に東日本地域の復興に資する金融機能の強化でなければならないわけでありますので、今、和田政務官御答弁いただいたとおりではなかろうかというふうに思うわけであります。  そこで、少し具体的な財務諸表に触れたいと思いますが、お手元の資料...全文を見る
○佐藤ゆかり君 この法案を今審議して、まさに通過する直前といいますか、そういう中での審議の時点で、まだ何人体制でどこがどういう枠組みでやるかというのが全くお答えに入っていないということは、決まっていないということですね。これはいかにも遅過ぎませんか。法案を通すと同時に、やはりこれ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 やはり枠組みだけつくるのではなくて、これまでのいろんな現政権の対応にも見られますが、枠組みだけ口先で出して実際に実施していないという現状がよく見られるんですよね。ですから、やはり工程表も同時に出していただいて採決いただくぐらいの、そのぐらいのスピードで準備をしてい...全文を見る
○佐藤ゆかり君 こういった税金投入につながるような返済免除ということになれば、当然ながら十分にその条件等はやはり明確化をしていかなければいけないというふうに思いますし、先ほど来挙がっておりますように、私は、この金融機能強化というのは本質的には二段階で考えなければいけないと思ってい...全文を見る
○佐藤ゆかり君 名称が金融機能強化ですから、この二つの段階が必要であるというふうに思われますし、それをちぐはぐに、最初にこの一段階目、その後二段階目を考えるとなりますと、結局はパッケージとして整合性のないものにもなりかねないと、そういうリスクを指摘させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 実際に、産活法が導入された後、平成十五年十月から平成二十三年三月までの累計で、例えばこの産活法の下で中小企業再生ファンドというのが設置されておりますが、この約七年半の期間にデット・エクイティー・スワップが使われたのは僅か九社、全体の件数の三・六%、そして、債権買取...全文を見る
○佐藤ゆかり君 実際、今回被災地に視察に財金委員会で参りましたときも、やはり、一番政府対応が遅れている問題として地域の金融機関から指摘がありましたのは、リースの債権処理の問題でございます。  金融機能強化法では、銀行の財務状況を改善する趣旨で改正案が出されているわけでありますが...全文を見る
○佐藤ゆかり君 十分にこういった相談先の窓口を増やしていただくことを確実にやっていただきまして、やはり思い悩むところでとどまってしまっては復興につながらない、気持ちも折れてしまうという、非常に今クリティカルな過渡期に事業経営者の方々は置かれていると思いますので、その辺の万全な体制...全文を見る
○佐藤ゆかり君 要するに、この手の問題というのは復興全体にかかわる問題であるので官房を中心に責任を持ってやるという御答弁だったと思いますが、そういう意味では、これまで、今の現時点では全てがばらばらのタイミングでばらばらの個別の案件として出されているということは、官房としてこれまで...全文を見る
○佐藤ゆかり君 こういう形で被災者に対して混乱を及ぼすようなばらばらの政策というのは是非やめていただきたい。それが改善できない、責任取れない官房であるならば、やはり内閣替えてください。そのことを最後にお願いして、トップを替えることもお願いをして、私の質疑を終えます。
06月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     現下の厳しい...全文を見る
○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました東日本大震災に対処して金融機関等の経営基盤の充実を図るための金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、日本...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  政府は、ようやくこの六月十四日に原子力損害賠償支援機構法案を閣議決定いたしました。実は、私自身も既に四月十二日の段階で、参議院の財政金融委員会の質疑で東電の賠償スキームについては私なりに分社化によるフェニックスプランを提唱...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今お伺いしなかったことを海江田大臣にお答えいただいて、よく訳が分かりません。  総理、もう一度確認させていただきます。  機構法案では国の賠償責任は認めておりません。それが政府案であります。国が賠償責任を認めないのが機構法案でありますが、しかしながら、電気事業...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それでは、お伺いしたいと思いますが、実は、六月十四日、政府が閣議決定を行っておりますが、この資料で、実はその前に第三者委員会を設立しまして東電の財務内容を査定する、そして、その予備的な査定に基づいてこれから機構が支援をする、そのための第三者委員会の開催を五月二十四...全文を見る
○佐藤ゆかり君 総理でお願いします。
○佐藤ゆかり君 今、私は総理を指名したんですが、総理はそこで座っておられて答弁に立たなかったことを、冗談じゃないよっておっしゃったんですよ、今。こんなことはありますか。今聞こえましたよ。(発言する者あり)えっ、冗談じゃないって、いやいや、私の耳には聞こえたんですよね。
○佐藤ゆかり君 はい。  それでは、総理にお伺いします。  これは総理自身に是非お答えいただきたいんですが、ストレステスト。総理は、この玄海原発がようやく地元と経産大臣の調整で再開のめどが付きつつあったところにいきなり、唐突に、ストレステストを行うまでは安全確認できないという...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く何も答えていないですね。答弁そらしじゃないですか。全く長々長々と違うことを答えて、金融の資金調達はどうするんですかと。ストレステストをやるんだとあなたが言った以上は、じゃ金融機関も含めて、そして電気事業会社も含めてどうやって対応したらいいか、その対策も同時に考...全文を見る
○佐藤ゆかり君 いやいや、総理です。(発言する者あり)
○佐藤ゆかり君 経産大臣、申し訳ないですけれども、資金繰りの問題は御担当じゃないんで、これだけ長々とお答えいただいても困るんですね。私は金融面のお話聞いているんですね。  で、ストレステストを提唱して、言ったのは総理ですからね。総理の御自身の頭の中で、ストレステストを推進するん...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く答えておりませんので、やはりいつものとおり総理は思い付きでぱっと物を言うと。でも、結局何にも先々考えていなくて、経済界が大混乱を来す。そして、大混乱を来した後は、後始末は経産大臣やってくれ、誰やってくれと、またみんな周りのせいにして自分は動かないんですよ。また...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今日は消防庁の方にも、長官も来ておられますが、実際に現場ではいかがでしょうか。この節電でエアコンを切ってしまってお年寄りの熱中症患者が急増しているということで、大変、戸別訪問をして、消防署も無理にエアコンを切らないでくださいというようなことまで高齢者の方々に言って...全文を見る
○佐藤ゆかり君 このように、現場は逆にこの電力不足の中でも熱中症患者をどうやって防ぐかと、そういうことで奔走をしているわけであります。  そこで最後に、じゃ、供給能力対策、この夏季の電力供給対策はどうかということをお伺いしたいんですが、浜岡原発の停止に始まりまして、今度は玄海が...全文を見る
○佐藤ゆかり君 答えていませんね。私は停止した理由を聞いたんじゃないんです。なぜ今止めるというタイミングの判断の理由を聞いているんです。なぜ今止める判断をしたんですか。
○佐藤ゆかり君 相変わらず菅総理は思い付いたときに即やると。先のことは後回し、そして周りが全部後回しされた後処理をやると、このパターンが浜岡原発でも見られたわけでありますが。  実際にこの福島第一原発、東電の方にも確認をしたんですが、福島第一原発でも四号機、五号機、六号機、特に...全文を見る
○佐藤ゆかり君 いや、浜岡原発をなぜ五月六日に止める発表をしたかと、そこだけはっきり言ってください。なぜ九月九日以降じゃ駄目なんですか。
○佐藤ゆかり君 要は、答えられないというか、これは答弁拒否ですね、これはもう明らかに。要は、夏場の、夏季の需給対策を全く考えずに、真っ白な頭でいきなり止めると、それしか考えられない菅総理だということを無言の答弁が語っているんだろうと思いますよ。  ただ、もう一つお伺いしますよ、...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く答えになっていませんでした。  菅総理が居座ることによってこれ以上熱中症患者が全国で増えないことを切に願いまして、夏場にでも早く、菅総理、総理の座を降りていただくことをお願い申し上げて、私の質問を終えます。
07月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました平成二十二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     平成二十二年度歳入歳出の決...全文を見る
08月09日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  大変金融市場が荒れておりまして、G7で緊急電話会議、月曜の早朝ですけれども、行われた模様でありますが、その努力にもかかわらず、米国では株式市場が既に大幅に下落をしている、円も高値水準で一向に反転の兆しが見られない、そのよう...全文を見る
○佐藤ゆかり君 総理は今、出せずにいるような、日本の国汚しのような状況でございますから、出したくても出せないというお気持ちは分かるわけでありますが、しかしながら経済外交に大きな影響を及ぼすということは間違いないと思います。  それで、日本当局は為替に対してどのような問題提起をし...全文を見る
○佐藤ゆかり君 発表された共同声明は、従来的な為替に対するコメントのくだりで特に危機意識の高いものが盛り込まれたというふうにはとてもお見受けできないわけであります。まさに協調介入の段取りまでは、野田大臣、付けることができなかったということですか。
○佐藤ゆかり君 G7の会議でありますから、中央銀行同士の連携というのも当然かかわってくるわけであります。  そこで、日銀の白川総裁にお伺いしたいと思いますが、リーマン・ショックの発生直後は各国の中銀が協力をし合って大量な流動性の供給に至ったという連携があったわけでございます。今...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まさにリーマン・ショックの後には、アメリカが主導になって各国の中央銀行に流動性を供給しましょうということで、やはり連携というのはなされているわけですね。ですから、今回は円高で、日本が非常にその課題を抱えている当事国であるわけですから、そこは日銀としてももう少し政治...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今、野田大臣のお答えに積極的に参画をしていくというお答えがあるわけでありますが、私がお伺いしたのは、積極的に日本が推進役を買って出るべきではないかと、やはりリーダーシップを取るべきではないかという、そこの政治力の発想が今我が国日本の政府に問われているのではないかと...全文を見る
○佐藤ゆかり君 問題は、この為替市場、三百兆円規模とグローバルには言われますけれども、ユーロ圏、イギリスの動きなんですね。アメリカでは証拠金の倍率があるわけでありますが、金融庁においてこの海外の金融規制の動きというものを正確に把握をしていないということであれば、まさにこれは今の局...全文を見る
○佐藤ゆかり君 このように、本当に日本というのは言われるとやるんですけれども、対外的に申し入れるということは一切しないと、こういう本当に単独外交なものですから、どんどんどんどん不利な状況に押し込まれていくということではないでしょうか。結果として国民の税金に跳ね返ってくるわけですね...全文を見る
○佐藤ゆかり君 まさに、白川総裁おっしゃられましたように、決済の問題が絡んでくるわけです。実際、この間、対アジア通貨で見てみましても、対アジア通貨でも全面高なんですね。今、円高は、対ドルだけの問題ではありません。  そこで、配付資料二ページ目を御覧いただきたいと思いますが、これ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 リーマン・ショックの直後には日本は米国に協力をしてドル供給オペを行ったわけであります。是非日本も、今の通貨危機、危機と言ってふさわしいと思いますが、そういう状況の中で決済の問題も懸念されるわけでありますから、アジアも含めた諸外国に対して円供給オペの要請を検討してい...全文を見る
○佐藤ゆかり君 最後になりますけれども、野田大臣に一言だけお伺いをしたいと思いますが、こうした円高の中で、いい円高、悪い円高、いい海外流出、悪い海外流出あると思います。円高、電力料金引上げ、増税等で空洞化は、悪い空洞化。仕方がない空洞化というのは、海外市場獲得のために生産拠点を拡...全文を見る
○佐藤ゆかり君 これで終わります。
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  特例公債法案の審議がこれほどまで遅れたという事実についてまず御質問させていただきたいと思います。  今回、この特例公債法案を憲政の常道から極めて逸脱する形で予算本体から切り離したというのがまず遅れの大きな根本的な原因であ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 時間が限られていますので、御答弁は、せっかくの機会ではありますけれども、簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  今総理の御答弁にありましたように、元々、総理は民主党代表でもおありになるわけでありますが、このマニフェスト破綻というものを薄々民主党さんの側も気が付...全文を見る
○佐藤ゆかり君 野田大臣、大変申し訳ないんですが、まだ、何といいますか、猛省の色が御答弁に見られないんですよ。というのは、昨日の本会議での御答弁でも、要は十三兆円規模捻出できたというお話ですけれども、私どもの計算では、その昨日の御答弁の中にも年金の臨時財源が入っているわけですよ、...全文を見る
○佐藤ゆかり君 次の総理を選びかねないその候補者を民主党さんは代表選でこれからお選びになるという、まさに公党としての責任感を私は問うているわけです。そして、それを次期代表候補者に向けて、菅総理、あなたがこの立場を退かれる際に次の代表者に対して申し送りをして、その政治資金規正法違反...全文を見る
○佐藤ゆかり君 いつまでも結局そういう強弁をされ続けている限り、私は今の民主党政権の皆様方の姿勢をこの二年間拝見してきて、やはり余りにも往生際が悪いんですよ。本当に認めるところはすっきり認めて前に進めないと。  ですから、こういうマニフェストの破綻もあって、私ども自民党は、この...全文を見る
○佐藤ゆかり君 是非ともマニフェストの改定とともに国民にもう一度政権選択の機会を戻していただきたいということをお願い申し上げ、質問を終わります。
08月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○佐藤ゆかり君 私は、ただいま可決されました平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律...全文を見る
08月26日第177回国会 参議院 本会議 第36号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  ただいま議題になりました平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案に対し、賛成の立場から討論をいたします。  まず、この公債特例法案は、平成二十三年度予算の主要財源の一つとなる赤字国債の発行の根拠法であり、この...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○佐藤ゆかり君 おはようございます。自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  この度、自民党の筆頭理事を拝命いたしました。財金委員会の有意義な審議の実現に向けて、御協力をお願い申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  さて、私ども自民党ではこの目下の円高対策について...全文を見る
○佐藤ゆかり君 今、過度の円高、為替の変動による経済不均衡の問題指摘がございまして、それに対して各国の認識を共有したという一つの結果を御報告いただきましたが、認識を共有するだけでは全く不十分なんですね。これは次にそれを是正するために何をアクションを取るかと、その是正措置の協議をし...全文を見る
○佐藤ゆかり君 この中国人民元と韓国ウォンの問題は、我が国日本経済の活動において極めて影響が肥大化してきているわけであります。公表、表にできないという御答弁でしたけれども、そうであるならば、十一月のカンヌ・サミットで不均衡是正措置が採択されたときにしっかりとした結果を出していただ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 G20の枠組みとおっしゃられましたが、当然ながら、中国の人民元の過小評価の問題というのは世界経済の安定的な発展にとってもこれは問題要素になってきているわけであります。その辺りの認識が不足していますと、やはりG20で積極的な発言を日本政府としてしていただくこともでき...全文を見る
○佐藤ゆかり君 注視をするだけではなくて、何か問題発生の兆候が見えたときにどういう対処をされるか、そのメニューについてはいかがでしょうか。
○佐藤ゆかり君 今、自見大臣と安住大臣の御答弁を伺っていますと、金融担当大臣が通貨スワップの財務省所管の御答弁されて、安住大臣が今度は銀行の資本増強の金融大臣の所管の御答弁されてちぐはぐになってしまっているんですが、要は、この事前対策について地に足の付いた政策立案をそれぞれ所管の...全文を見る
○佐藤ゆかり君 外為特会を使ってこういう通貨スワップの枠組みを拡充するということは、日本の国民の税金を使うという話なんですね。ですから、やはり国益にかなった何か取決めをして、利益が日本にとってもあるという前提でやはり拡充をしていただくべきであると思いますし、であるからこそ、私の理...全文を見る
○佐藤ゆかり君 金融市場の安定とか為替の安定の目的、これは当然大事なことでありまして、それは進めなければいけないことです。ただ、であるからこそ、それに対して協力をする上で何を日本政府として引き出すんですかと、そこを聞いているわけですね。何も要するに引き出していないということだと思...全文を見る
○佐藤ゆかり君 実は、復興の経費の中にも、それこそ瓦れきの撤去からあるいは高台移転にかかわる費用から、あるいは道路や港湾の整備などインフラに至るまで様々なものがあるわけであります。ですから、私は、これは個人的な見解かもしれませんが、やはりよりきめ細やかにそのいわゆる経費の受益でき...全文を見る
○佐藤ゆかり君 時間も来ておりますのでここで質疑を終わらさせていただきたいと思いますが、是非、建設国債なら建設国債、やはり費目に分けてきめ細やかな設計をしていただいて、国民負担を極力避けるということに徹していただきたいと思います。  以上です。
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党・無所属の会、佐藤ゆかりでございます。林先生に続きまして、TPPに関して質疑をさせていただきたいと思います。  まず、このTPPに関して、やみくもに感情論に走るのは良くないと思われます。そこで、一つ私は冒頭申し上げておきたいと思いますのは、あたかも、T...全文を見る
○佐藤ゆかり君 総理はあと数時間後に交渉参加表明をするかしないかと、その決断をする数時間前の今のこの時点ですよ。何を言っているか分からない。FTAAPに向けて、何が一番包括的な交渉として総理がベストにお選びになるか。数時間後のことを今言っているんですよ。お答えください。(発言する...全文を見る
○佐藤ゆかり君 全く答えていませんね。  要するに、数時間後に、総理が今検討をしているもの、これはTPPじゃないんですか。パーセンテージ、何%経済を押し上げるんですか、おっしゃってください。TPPに加入することによって日本のGDPは、先ほど林議員からもありましたけれども、もう一...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それで、たとえ日本政府としてこのAPECで交渉参加表明をしたとしても、それから手続上は米国の議会で承認を得なければいけない。九十日ぐらい掛かると言われております。ですから、それを経てようやく日本が交渉のテーブルに着けるのは、今から約、早くても半年後になるわけであり...全文を見る
○佐藤ゆかり君 要するに、日本では、手術の方法論等についてはニュージーランドと同じで特許を課す制度になっていないんですね。これは社会政策の範疇だからそういうことであって、まさにTPPが通商条約を超えた、国家社会にかかわる、基盤にかかわる条約であるということをまず認識しなければいけ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 このISD条項とかTPPの条約というのは、悩ましいのは、先ほど小宮山厚労大臣からは患者さんの外科手術の特許についてお答えいただきました、今、国内法でそういう特許は許されていないと。そしてまた、鹿野農水大臣からは、今国内で外国企業を差別化するような法律はないというこ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 国内法が条約によって曲げられるという認識について、TPPの絡みでどう思いますか。
○佐藤ゆかり君 ちょっと意味が分からないです。(発言する者あり)
○佐藤ゆかり君 既に日本は、仮に総理がAPECで参加表明をしても、もう米国で、先ほど言いましたように、九十日議会で承認手続掛かるんですよ。要するに、TPPの条約の中身の交渉は、我が国日本としては手遅れなんですね。もう決まった段階で、二者択一で、日本政府、これを丸のみするんですかし...全文を見る
○佐藤ゆかり君 その確認ができましたので、そうすると、この水ビジネスの例にもありますように、これから地方自治体が我が国日本では、まあ復興予算も付けます、企業立地もこれからやっていかなければいけない、円高で空洞化対策もやっていかなければいけない、いろいろ地方自治体が受けた予算や税制...全文を見る
○佐藤ゆかり君 特にこの国内政策において、先ほどから、社会保険の分野でもそうですし、水ビジネスの分野でもそうです、そして政府調達の分野でもそうですが、やはり地方自治体の努力と国の訴訟リスク、これをどう管理していくかと。これは到底できない話でありまして、そういう中でISD条項の方が...全文を見る
○佐藤ゆかり君 要するに、国内法は曲げられる、治外法権を含む、そういうISD条項を含むTPP協定だということを明言をしておきたいと思います。  さて、時間もないので次に移りたいと思いますが、こうしたデメリット、社会保障の問題あるいは農業の問題、いろいろ挙がりました。水ビジネスの...全文を見る
○佐藤ゆかり君 始まってないから大丈夫だとか、数時間後に発表するという人がそんな答弁を今の時点でしているというのは到底考えられないんですが。  要するに、今の段階では、野田総理は、このASEANプラス6とTPPを比べて、日本の国益に照らして、アメリカの国益だったら明らかにTPP...全文を見る
○佐藤ゆかり君 要するに、この包括的な自由貿易協定というのは、広げれば広げるほどメリットが増えるものでもないんですね。これは、今のこのパネルが示したとおり、世界全体に仮に貿易協定を広げると逆に経済効果は縮小してくるんです。ですから、ある一定の範囲で止める、そして対象となる相手国を...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  早速でございますが、この第三次補正予算の財源確保法案、所得税法等改正案につきまして一括で質疑をさせていただきたいと存じます。  まず、復興国債の償還期限についてでございますが、本来、道路や港湾というインフラの公共投資の復...全文を見る
○佐藤ゆかり君 この基本的な償還期限の問題は民主党の修正提案者の方にお答えいただかなくても財務大臣で御答弁は十分だと思いますが、要は東日本大震災で建設国債を発行しないことによって二・一%ポイント所得税に対しても上乗せが掛かる。  これが、例えば和歌山で起きたような集中豪雨の水害...全文を見る
○佐藤ゆかり君 千年に一度の大震災でありますので、むしろ期間短縮よりは期間を延長して、国民負担をできるだけ避けるということが第一優先されるべきでありまして、そのためにはあえて増税しなくても、いろいろな実は対処策というのはあるんですね。ここではあえて細かくは申しませんけれども、あえ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 やはり、税負担をするのは市場関係者だけではありません。専門家ではないんですね。ですから、我々の法人税が来年から三%ポイント上乗せされる、あるいは所得税が二十五年から二・一ポイント上乗せされる、そういう、一般の国民の方々から見て、償還が一年で実は我々の税金が使われる...全文を見る
○佐藤ゆかり君 これは、どのぐらい理解をいただいているかというのは主観的な部分がありますから、これ以上進めても仕方がないんで、次の話題に移りたいと思いますが。  実は、この復興財源ですけれども、復興国債は向こう五年間発行が可能であるという法案の内容になっております。ですから、今...全文を見る
○佐藤ゆかり君 国債整理基金特別会計はこれまでも、大体、国債の発行残高約六百兆円としますと、その六十分の一は償還財源として一般会計から国債費の中に含めて毎年度国債整理基金特別会計に繰入れをするということに決まっているわけであります。ですから、結果として毎年度十兆円規模はこの償還の...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それはちょっと矛盾しているんじゃありませんか。要は、この剰余金、国債整理基金特会の剰余金というのは、そもそも一般会計から国債費で繰り入れて余っている剰余金なんですね。一般会計では当然、新発国債を発行して、そして借金をして、そして繰り入れているわけでありますから、将...全文を見る
○佐藤ゆかり君 財務大臣、こういうことはしっかり御覧になっておられると思いますけれども、今伺った御答弁では全く根本を理解されていないということが分かりました。財政の健全化のためにこの剰余金取っておかなければいけないという御趣旨だと思いますが、財政の健全化、市場の安定を考えるのであ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 自由民主党の佐藤ゆかりでございます。  午前中の私の質疑で、国債整理基金について安住大臣にお伺いをしましたが、剰余金について大臣が余り御存じないということが判明をいたしましたので、改めて、野田総理、安住大臣の前任者、財務大臣でおられましたので、お伺いをしたいと思...全文を見る
○佐藤ゆかり君 ですから、毎年剰余金が余剰で残っているわけですから、そもそも新発国債の発行の規模が不必要に大きいと、そういうことであります。ですから、財政健全化の一歩として、それでは国債費として繰り入れる金額を減らせばいいという話になるわけでありますが、総理、いかがですか。総理で...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それではお伺いしたいと思いますが、まず、御当人、安住財務大臣にお伺いしたいと思いますが、今この国債整理基金特別会計で、この剰余金に限らず、全体で運用しているわけでありまして、株式運用は別としまして、現預金と債券運用で大体利回りはどのぐらいでしょうか、二十二年度末で...全文を見る
○佐藤ゆかり君 通告をしていますので。
○佐藤ゆかり君 昨日、国債整理基金特別会計の運用についてということで通告をしていますので、運用についてですから当然利回りはお答えいただけるものと思いますが。
○佐藤ゆかり君 ちょっと聞きづらかったんですが、〇・一〇とおっしゃったんですね。一〇ですね。はい。  それではお伺いしますが、一般会計の国債費として新発国債を発行して、そして国債整理基金に繰入れをしております。一般会計で新発国債で発行している加重平均の平均金利、二十二年度末で何...全文を見る
○佐藤ゆかり君 要は、先ほど安住大臣は、この特会改革をやっていくんだと今し方お答えいただきました。そして、野田総理は、国債管理政策をやっていくんだと今し方五分前にお答えいただいているんですね、ほかの方の質疑者ですけれども。  そういう中で、特に財務大臣というのは、国の、国庫の、...全文を見る
○佐藤ゆかり君 いや、私は、ですから運用についてということで通告をしています。そしてまた、一般会計の国債の加重平均の平均利回りなんていうのは、誰もがこれは知っていることなんです。市場関係者であればみんな知っています。財務大臣はなおさら知っていなければいけないんですね。私は通告の必...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それでは、今資料を御覧になられて初めて認識されたということでしょうか。
○佐藤ゆかり君 先ほどはその御認識があるというような御答弁の趣旨はいただけなかったというように思いますが。  こういう状況ですから、野田総理、先ほど国債管理政策をしっかりやっていかなければいけないとおっしゃいました。まさにこの国債整理基金特別会計はその中心にあるべきものでありま...全文を見る
○佐藤ゆかり君 国債管理政策をしっかりやるという先ほどの総理のお言葉でありますから、これは皆さんに今しっかり聞いていただいたと思いますので、こういう無駄をなくすということから始めていただいて、消費税の増税の議論は後に来るものだというふうに私は思います。  それから、じゃ、次に消...全文を見る
○佐藤ゆかり君 テレビでは、子ども手当を増額すると、消費税引き上げると逆進性に対する対処が必要であると、その手段として子ども手当の増額というふうにはっきりおっしゃっておられると思いますが、これは三党合意違反です。  で、野田総理、お伺いしますが、先ほど来、安住大臣からの御答弁で...全文を見る
○佐藤ゆかり君 それは違います、違います。  副大臣というのは大臣を補佐する役であって、大臣が副大臣を任命するわけですね、基本的には選ぶわけですね。ですから、そういう意味では、副大臣というのは大臣がいないときに補佐をする業務であって、大臣がいなければ全てそれを補佐して仕事をやる...全文を見る
○佐藤ゆかり君 数週間前から、やはり五十嵐副大臣の御発言によって国民的な混乱が生じておりますので、この問題というのは、野田総理、しっかりと管理をしていただきたいと存じます。  それから、この歳出削減ですが、やはり消費税に向かう前にしっかりとした歳出削減をしていただかなければいけ...全文を見る
○佐藤ゆかり君 いや、野田総理、野田総理です。いや、時間がないので。
○佐藤ゆかり君 もう時間がありませんのでこれで質疑を終えますが、そのようなぶれが国民的負担を増やしているという、そういう今の政権の軸足のなさ、それをまず改善していただく。そのためには、消費税を引き上げる前に、二〇〇九年マニフェストでやられた公務員人件費の削減、まずそれを、マニフェ...全文を見る