志位和夫

しいかずお

比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数10回

志位和夫の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第136回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○志位委員 私は、日本共産党を代表して、橋本総理並びに関係閣僚に質問いたします。  大変制約された時間ですので、住専問題に絞って質問をいたします。  政府が決めた処理策というのは、いわゆる一次損失の穴埋めだけで税金から六千八百五十億円、さらに、いわゆる二次損失、これを合わせま...全文を見る
○志位委員 そうすると、否定されない、そういうことですね。あり得るということですね。(橋本内閣総理大臣「わかりません」と呼ぶ)わからないじゃやはり済まないね、この問題は。  これは私たち、ここに暴力団のいわゆるフロント企業のリストと言われるものを持っています。それから、住専の大...全文を見る
○志位委員 必ずこれは開示を求めたいと思うんですよ。さっき総理はわからないとおっしゃったけれども、わからないというのは、逆に言えば否定はできないということですよね。暴力団の関与を否定できない。否定できない、つまり疑惑のあるところに、その六兆四千百億円の中に国民の税金を投入するとい...全文を見る
○志位委員 今の答弁はもう全部本会議で聞いた答弁なんで、私たちはよく理解してその上に立ってやっているんですから、時間が短いですから、簡単に、聞かれたことを答えてください。  要するに、住専の経営が不動産投機に流れていたということを知っていた、これは認識されていたということをさっ...全文を見る
○志位委員 結構です。  それで、もう一点ちょっと聞きたいんですが、もっと不可解なことがもう一つある。三つ目の問題なんですが、総量規制を出した後のあなたの対応についてなんです。  総量規制を出した後、あなたは一年半にわたって大蔵大臣に在任されているわけですね。九一年十月まで在...全文を見る
○志位委員 住専というのは特定して議論されなかったから報告が来なかったと言うけれども、それは、あなた方が情報を握っているんですから、あなた方が問題出さなかったらわかりませんよ。それで、報告がなかったと言うけれども、四半期報告というのは、さっき言ったように、とっているわけですね、住...全文を見る
○志位委員 これはまた八九年の要請はやってきたということを繰り返しますが、その要請は意味がないということはさっき言ったとおりで、これは全体本当に、この住専外しは意図的な一つの政策的意図があったというのは私どもは本当に断ぜざるを得ないし、今の質疑を聞いていれば国民の多くの方々はそう...全文を見る
○志位委員 これは詳細な資料が必要ですね、当然。これは、大口貸出先別に、住専別に、母体行別にそれぞれの案件でどういう紹介融資がやられたのか、それがわかりませんと、グロスで額を出すだけでは出ませんから、これは国会でも資料要求しておりますが、委員会で、この紹介融資の実態はきちっと早急...全文を見る
○志位委員 私、二つの大罪ということまで言ったのですが、三つ目なんですよ、問題は。バブルが崩壊して、住専の破綻がいよいよ明らかになってきます。そのときに母体行は何をやったのかという問題です。  私、これを経過を調べてみますと、これは御承知のように、大蔵省と一体になって、九一年、...全文を見る
○志位委員 これは、とんでもないでたらめな数字を言ってもらっては困るのですよ。  私、ここに銀行局金融年報、毎年あなた方が出しているものを持っていますよ。これが九二年版ですね。これを見ますと、今問題になっている九一年度末の住専八社、これは八社ですね、八社の母体からの借入金は五兆...全文を見る
○志位委員 母体の定義を途中で変えた、とんでもない話ですよ。これ、九二年と九三年で母体の定義を変えたと言うけれども、九二年に、いいですか、九二年に母体行分の借り入れとしたのは五兆一千億、八社で五兆一千億なのは確かです。それで、それから協住ローンの分を引いて、私、計算してみました。...全文を見る
○志位委員 母体行の定義を変えたということは、最初母体行だったものが母体行から外れた、つまり逃げ出したということじゃないですか。これ、総理、一兆円の引き揚げ、大きいですよ。一兆円引き揚げた。あなた方は母体行は責任は果たしたと言われるけれども、三兆五千億の債権放棄では済まない。私は...全文を見る
○志位委員 銀行に対して定義を変えたというのは、さっき言ったように、最初母体行とカウントしていたものをカウントを外したということですから、その母体行の責任を免除したということですよ。定義を変えたというのがこちらの意見だったら、母体行が住専に負っている責任を放棄することを認めてやっ...全文を見る
○志位委員 銀行をかばってないと言うけれども、かばわざるを得ないような関係をあなた方は銀行との間でおつくりになっている。それは政治献金の問題です。  銀行からの政治献金を、これは九四年度で見ますとこうなります。いいですか。自民党、企業献金の三七%、十五億六千三百万円は金融関連業...全文を見る
○志位委員 今度の処理策と銀行からの献金は別問題だ、同一の線上じゃないと言いますけれども、出している側の大企業の代表、経団連の代表などは、財界が金を出すのはその見返りを期待するからだと言っていますよ。国民はだれも同一線上の問題ではないと思わない。まさに同一平面上で起こっている問題...全文を見る
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○志位委員 私は、三十一日の質疑に引き続いて、日本共産党を代表して、橋本総理並びに関係閣僚に質問いたします。  私がまずお聞きしたいのは、阪神・淡路大震災の問題についてであります。  昨年末、私は被災地に伺い、被災者の方々の声をつぶさに伺う機会がありました。大震災から一年たち...全文を見る
○志位委員 長々答弁して、聞いたことに答えないんじゃ話にならないんですよ。  今、公営住宅の問題を言われたけれども、滅失戸数というのは、現地でどんなに少なく見積もっても二十万戸以上ですよ。公営住宅の計画というのは一万八千戸しかない。全然足らないんですよ。被災者の方はどなたに伺っ...全文を見る
○志位委員 救援措置を拡充されてきたというふうにおっしゃいましたけれども、現地に伺いますと、どんどん打ち切られているというのが実感なんですよ。例えば、国保の医療負担ですね、この免除、これは昨年の十二月末で打ち切りなんですね。ですから、医療関係者の皆さんに聞きますと、医療が必要なお...全文を見る
○志位委員 肝心な点にお答えにならなかったのは残念なんですが、私は、この問題、政府に要求しますと、我が国は私有財産制の国だから、個人の財産保全は個人の責任でということをこれまでおっしゃっておられました。  私は、生存権と財産権の関係は憲法でどういうふうに規定されているかというこ...全文を見る
○志位委員 私は生存権と財産権の関係について伺ったんですが、その問題についてお答えがありませんでした。やはり二十五条に基づく具体的措置は法律でお決めになるとおっしゃった。その法律をつくれと言っているんですよ。被災者が立ち上がるために個人補償の措置が必要なんだから、特別立法をつくる...全文を見る
○志位委員 結構です。もういいです。総理に聞いて、総理はお答えにならないのですから、もうあなたに聞いても、いいです、結構です。  次の問題は、住専の問題について伺いたい。
○志位委員 もう簡単にしてくださいよ。時間つぶしをされたら困る。
○志位委員 もう数字も間違いだらけで、十一万云々と言ったけれども、県の計画は十二万五千で、それは足らないから倍増する必要があると私たちは要望しているということを、この住宅の問題で言っておきます。数字ぐらい、ちゃんと覚えておきなさい。  次の問題ですが、住専問題について伺いたい。...全文を見る
○志位委員 それが全く狂ったわけですよね。再建計画をつくったけれども、結局、融資している額を農林系に引き揚げさせないというだけのもので、ずるずると問題を先送りにしてああいう結果を招いたわけですから、責任は本当に重大です。確かに、この時期の大蔵大臣は総理でなくて羽田さんですから、羽...全文を見る
○志位委員 銀行局長が数字を間違えては困りますよ。あの質疑は全国にテレビで放映されていたわけですから、今後気をつけていただきたい。  しかし、今報告された数字はなかなか重大だと思うのですよ。母体行からの紹介融資の九一%は不良債権になっていた。これは、事業向け貸し出し全体でいいま...全文を見る
○志位委員 この問題は先回の議論で随分やったのでこれ以上やりませんけれども、やはり私たちは、こういう紹介融資の問題一つとっても、この問題の処理というのは母体行の責任を基本にしてやるべきだ、仮に処理策で足らない分があれば母体行にきちんと出させる、これが当然の筋だということを改めて申...全文を見る
○志位委員 なかなか言わないんですけれども、一般論としては、国税と地方税で法人税率大体五〇%でしょう。ですから、五・二兆円分を無税償却すれば、大体半額が企業は減税になって返ってくるわけですよ。二・六兆円ですよ。一般論としてはそうなる。二・六兆円の減税といいますと、国税と地方税で合...全文を見る
○志位委員 現行法に基づいてというのは、官僚が言う答弁だったらいいんですよ。政治家が言う答弁じゃ困る。政策判断を聞いているんですね。法律に基づいているかどうかじゃない。政治家として、こういう事態に不合理性を感じないかという問題を聞いているんですよ。  この問題、自民党の幹事長の...全文を見る
○志位委員 不合理性があれば必要な法改正をやるというのも内閣の責務なんですよ。  私、それではちょっと伺いますけれども、大銀行が実際にどれだけ税金を払っているか、大手都市銀行等二十一行の九五年三月期の法人税の申告税額を国税ベースで報告してください。これは国税庁ですね。
○志位委員 五百八億ですよ。これは驚くべき少ない金額なんですよ。私、調べてみましたら、都市銀行等二十一行の九四年度の業務純益は二兆七千六百七十九億円ですよ。これに比べて五百八億円といいましたら一・八%か。本当に払ってないに等しいんですよ、税金。無税に等しい。不良債権を無税償却する...全文を見る
○志位委員 私は、この問題 一つの問題提起として受け取っていただきたいんですが、銀行というのは高度の公共性を持っております。ですからこれはもちろん免許でやられているわけですね。やはりそういう銀行の一つの社会的責任に照らして、もちろん今度の住専問題だけではなくて、不良債権の償却全般...全文を見る
○志位委員 私聞いたのは、努力目標じゃないんですよ。それは回収に努力するというのは当たり前のことで、全力でやるのは当然ですが、努力目標じゃなくて、一・二四以上にならないか、保証できるのかということを聞いたわけですね。それはもう今の答えの中でも今後の努力次第だということですから、こ...全文を見る
○志位委員 不良化するものがないとは言えないという答弁でした。個人住宅ローンが中心だと言われたけれども、正常債権に分類されている中にも事業向け貸し付け九千億円ありますよ。これは事実でしょう。  それで、事業向けの九千億円というのは、私は、今後不良化する可能性はやはり高く含んでい...全文を見る
○志位委員 経済の動向ということを言われましたが、地価は下がり切ったとは言えないと思うのですね。国際的に比べてもまだ高い。それから、長期的動向からいったって、あさひ銀行のレポートなんかではまだ高いんだという状況ですから、私は、今後不良債権化する危険は大いにある。そのことは今蔵相も...全文を見る
○志位委員 これは全然答えになっていないですよ。これは本当に、どうして半分なのかを聞いて、相互の合意ですと、それで答えになりますか。勤め帰りに二人で一杯飲んだ、これを割り勘にしようというのだったらわかりますよ。しかし、住専や母体行と国民は一杯飲んだ覚えはないのですよ。何でこれを割...全文を見る
○志位委員 先送りしたら傷口が広がるから、ともかく金出せ、こんな議論通用しませんよ。私たちは先送りしろと言っているのじゃない。足らない分があれば銀行が払う、母体行責任で処理するということをなぜできないのかと言っているわけです。ですから、これは全く、半分という根拠を全く示さないとい...全文を見る
○志位委員 そうしますと、一千億円分は若干のリスクを含んでいる、しかし九千億はきちんと返ってくる、これは基本的なそういう仕組みだということを今答弁でおっしゃいました。  結局、母体行など民間金融機関というのは、拠出金を出すけれども、基本は返ってくる。それから、低利融資をやるわけ...全文を見る
○志位委員 保険料率を上げますと、結局、預金者の利子の目減りという形で預金者の負担になっていくわけですね。  私、仕組みとしてどうなっているか聞いているのですよ。仮にこうなったらどうなるのかと、仕組みとして。預金保険機構の法律によれば、これは底をついた場合、日銀特融からの繰り入...全文を見る
○志位委員 仕組みとして、私、日銀特融でもこれは立派な公的資金ですから、ここに公的資金が二重に注がれる危険があるということも指摘しておきたい。  私、二次損失の処理スキーム全体を見ますと、まず第一に、どこまで二次損失が膨らむかわからないこと。第二に、二次損失の半分はゆえなき国民...全文を見る
○志位委員 関連性はない、同一線上ではないという答弁をまた繰り返されましたが、私、銀行関係者の証言を一つ紹介したいんです。これは一九九四年の発言ですが、当時の経団連政治・企業委員会委員長、三和銀行相談役の川勝堅二さんは、企業献金というのは政治への発言料だ、政治に発言権を行使するた...全文を見る
○志位委員 安保体制の堅持との調和といういつもの言葉が繰り返されるわけですが、四万七千人体制の削減を求めないというお立場だということになりますと、兵力の規模を変えないでおいてどうして基地の整理統合・縮小ができるか。ともかく政府は、基地の縮小という言葉をお使いになっているわけですね...全文を見る
○志位委員 聞かれてもいないことを時間つぶしてだらだらしゃべられたら困るんですよ、本当に。時間短いんですから。  それで、私が聞いたのは、四万七千人体制を維持してどうして縮小できるかということなんですよ。結局、この体制を維持したら基地のたらい回ししかない。結局、今やられているい...全文を見る
○志位委員 海兵隊の部隊の役割を聞いているのです。海兵隊の役割について聞いたのに、全然お答えにならない。  しかし、海兵遠征軍という名前のとおり、この部隊の主たる任務は日本防衛とは無縁で、沖縄を拠点にして遠く西太平洋、ペルシャ湾、インド洋にまで、世界に遠征して戦争をやる、そうい...全文を見る
○志位委員 これは沖縄の問題について書いた海兵隊の正式の機関誌ですよ。海兵隊の立場が書かれていると言っていい。進行という言葉が使われております。太平洋の他の国々への進行の根拠地とはっきり書いてあるわけですね。  沖縄の海兵隊というのは、沖縄県民を苦しめている大きな元凶になってい...全文を見る
○志位委員 もう時間がなくなったから終わりますが、総理は、施政方針演説で、「二十一世紀にふさわしい新しいシステム」をつくるとおっしゃった。私は、戦後五十年、他国の基地がああやって置かれ、あの重圧に苦しみ続けるというのは本当に異常だと思いますよ。基地のない日本、安保条約を本当になく...全文を見る
12月09日第139回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○志位委員 おはようございます。  私は、日本共産党を代表して、橋本総理並びに関係閣僚に質問いたします。  まず、厚生行政にかかわる汚職と利権の問題についてであります。  特別養護老人ホームの建設をめぐって、彩福祉グループを名乗る業者と一部官僚が結託して引き起こした汚職事件...全文を見る
○志位委員 それでは、総理にお聞きしたいのは、献金を出した政治連盟の母体となった日本病院寝具協会及び日本メディカル給食協会について、総理がどう認識されているかという問題であります。  マスコミの報道では、総理は、献金について問われて、正式に政治資金として届け出をしてあるとした上...全文を見る
○志位委員 問題があった人物であったという認識ですね、村田氏について。
○志位委員 交際があったという認識ですね。
○志位委員 団体についての認識についてお述べにならたかったんですがね。  日本病院寝具協会は、新規参入業者の営業活動を不当に制限する市場独占を行っていたとして、九四年六月に公正取引委員会から警告処分を受けております。日本メディカル給食協会にかかわっては、その最大手の会員企業で村...全文を見る
○志位委員 公正取引委員会に摘発された以前の献金であって、それ以後は受けていないということなんですが、それは公取の摘発を受けたらその政治連盟が解散するわけですから、これは当然なんですよ。  それで、九五年にも、あなたはこの寝具協会の最大手の企業であるワタキューセイモア社から献金...全文を見る
○志位委員 私は、あなたが公取の摘発を受ける以前ということを強調されたので、あえてこのことを言ったのであります。
○志位委員 あなたが公取の摘発以前だと言ったから、あえてつけ加えた次第であります。  私、なぜこの政治的道義的責任が問題なのかということを二つの角度から述べてみたいと思うのですね。  第一は、寝具にせよ医療食にせよ、問題になっている業界団体というのは、厚生省から与えられた特別...全文を見る
○志位委員 私はきちんと仕分けしてさっきも聞いたのですよ。日本寝具協会については政治連盟から出ている、メディカル給食協会の政治連盟から出ている、そのメディカル給食協会の最大手の企業会員である日清医療食品が公取から摘発されていると言ったのです。そして、この日清医療食品というのはメデ...全文を見る
○志位委員 九四年以降受けていないのは当たり前なのです。その政治連盟が解散しているのですから、受けようにも受けられないのですよ。  それで、私もう一つの角度からこの問題をただしてみたいのですが、独禁法に違反するような悪徳商法のしわ寄せを受けていたのは何かという問題であります。 ...全文を見る
○志位委員 政治連盟から受けたというのですけれども、政治連盟と寝具協会というのは一体なんですよ。事務所も同じ場所にある。役員も一緒です。今の、前理事長が政治連盟の代表を務めているようなのが最後の実態でした。全く一体なのですよ、業界団体がつくっているのですから。そういう政治連盟から...全文を見る
○志位委員 知らなかったということでも、そういう出どころ、性格を持った資金でなかったと言い切れないわけですね。この業界団体がまさにそういう利権の仕掛けを温存してほしいというための献金でなかったと言い切れない。国民がそういう疑念を持っても仕方がないような性格のものであるから、私はあ...全文を見る
○志位委員 厚生大臣の在任中に自粛しなければならないものだったら、それ以外でも自粛すべきなんですよ。大体献金するのは、厚生行政に有力な影響力を持つ政治家が後でいろいろやってくれるということを期待するから献金するのですよ、献金する側は。厚生大臣じゃなくても。実際に、あなたは竹下内閣...全文を見る
○志位委員 名誉会長ではなく会長であります。私は、その点ははっきり当事者に当たって寝具協会の関係者から証言を得ております。  寝具協会が公刊した出版物がありますが、そこにも会長職としてあなたの名前が記載されております。九二年五月の総会で選出されております。これは事実ですよ。名誉...全文を見る
○志位委員 これはごまかさないでいただきたい。あなたが理事長だとか理事をやったと言っているんじゃないのです。会長職にあったという事実を指摘しているのです。それは認めますね。では、名誉会長じゃないですね。(発言する者あり)名誉的じゃないのです。定款にはちゃんと十七条に会長の権限が書...全文を見る
○志位委員 なかなか前向きの答弁が出てこないんですが、綱紀粛正ということを言われましたが、私は、それを言うならまず隗より始めよだということを強く主張して、次の問題に移りたいと思うんです。  消費税の問題であります。  まずお聞きしたいのは、総選挙での自民党の公約とのかかわりに...全文を見る
○志位委員 党としては訴えられたというのが御答弁だったと思うんですが、読売新聞が選挙中に行ったアンケート調査があります。これは選択式のアンケートになっているものですが、自民党の公認候補者の中で、政府の方針どおり来年四月に五%にすべきだと答えたのは二〇・九%、わずか五人に一人であり...全文を見る
○志位委員 一般的に理解と信頼を得るための討論じゃないのですよ。有権者に対してそういう公約をしたことについて党として黙認していたということが実態だったら、それが問題だと言っているわけです。  ここに自民党本部が発行している自由新報の号外がございます。これは北海道二区の候補者の名...全文を見る
○志位委員 党として統一的な公約をしっかり述べるというのは、近代政党として当たり前のことなんですよ。  じゃ、政党を選ぶ比例代表選挙ではどうだったか。比例の東京ブロックを見た場合、こういう選挙公報が出ているんですよ、あなたの大きな顔写真が入った。こういう選挙公報です。この選挙公...全文を見る
○志位委員 行政改革の一般的な決意とか努力をやるということを言っているんじゃないのです。行政改革ということが出ていて、下に具体的に、省庁の数を半分に減らすとかいろいろ書いてあります。これを読んだ有権者の方は、そういう行革が実行されるまでは少なくともアップはあり得ませんとみんな思い...全文を見る
○志位委員 じゃ、一つだけ聞きましょう。  じゃ、亀井大臣。まだ、ちょっと待ちなさい。私、質問していないじゃない。質問をよく聞いてから。  あなたは選挙公報で、「税率を再検討することをお約束します。」、こうおっしゃっておられますね。ですから、私はあなたに聞きたいのは一点なんで...全文を見る
○志位委員 閣内にいるということで有権者への公約をほごにすることはできないのですよ。これはあなたが有権者に税率の——待ってください、ちょっと、座って、座って。指されてないんだから。私、もう一つ大事な問題があるのであなたといつまでもやっているわけにいかないのですよ。  閣内にいる...全文を見る
○志位委員 日本の法人税は高過ぎるという議論ですが、これは、先月出されました政府税調の法人課税小委員会の報告を見ましても、課税ベースが日本の場合非常に狭いですから、そういうことも勘案する、そうしてみますと、単純な比較はできない。  この小委員会委員の一人である東大教授の神野教授...全文を見る
○志位委員 総理のおっしゃる改革をやった場合の上限が四五から最大五〇という御答弁だったと思うんですが、そうしますと、将来の税制についての総理の考え方は、要約しますと、一方で、国民負担率は、そういうあなたのおっしゃる改革の努力をやったとしても現在の三六%から四五%ないし五〇%に引き...全文を見る
○志位委員 試算の細かい数字は今お渡ししたいのですが、よろしいですか。(橋本内閣総理大臣「後でちょうだいいたしたい」と呼ぶ)じゃ、後でお渡しいたします。  総理は、社会保障制度などの改革をやった場合のケースはどうかということも言われました。私どもは、あなた方の改革には、改悪だと...全文を見る
○志位委員 時間が参りましたので、私、じゃ、最後にもう一言申し上げます。
○志位委員 まだ時間がありますからね。  海外に出ていくという問題を今言われましたけれども、私は、例えば税制の仕組み一つとっても、外国税額控除というのがあって、ソニーのような会社でも法人税、住民税、ただの一円も払っていませんよ。全部控除になっているのです。海外に出ていけば出てい...全文を見る