志位和夫
しいかずお
比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月09日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○志位委員 私は、日本共産党を代表して、森総理に質問いたします。 まず、KSD汚職についてであります。 自民党にかかわる金権腐敗事件は戦後数々繰り返されてきたわけでありますが、このKSD汚職というのはこれまでにない新しい悪質な特徴があると私は思います。それは、自民党に流れ...全文を見る |
○志位委員 今総理は、党に流れているという指摘はこじつけだとおっしゃられました。これはこじつけでも何でもない、事実そのものであります。 まず、このパネルをごらんいただきたい。今まで判明しているだけでも、KSDの資金は四つのルートを通じて流されています。 まず第一のルートは...全文を見る | ||
○志位委員 総理の御答弁は、要するに原資については知らないということですね。そういうことだったと思います。しかし、私、これは知らないでは済まない問題だと思います。 そこで、資料配付をお願いしたいと思います。委員長、お願いします。 総理、その資料をよく読みながらお聞きくださ...全文を見る | ||
○志位委員 捜査するまでもなく、捜査の前にきちんと出された資料ですよ、これは。政府から出された資料だけでも、これだけでももう明らかではないか。どうしてこんな簡単なことが認められないのか。捜査の結果を待つまで何にもやらないというんだったら、本当に総理大臣として、この問題にふたをする...全文を見る | ||
○志位委員 KSDの説明には無理があるというふうにおっしゃいましたね。 つまり、これまで労働省は、政治献金は自前の収入から出していたという説明をやってきたわけですよ。自前の収入というのは、会員負担金収入から出してきた。しかし、これはもう福利厚生費に使われている。これは、もうこ...全文を見る | ||
○志位委員 だから、この表を見れば明らかじゃないですか。収入というのは、補助金か一部負担金か雑収入しかないんですよ。この三つしかないんですよ。雑収入から出ようがない、一部負担金からも出ようがない、では補助金しか出ようがないじゃないですかと。ここからでしか出しようがないじゃないです...全文を見る | ||
○志位委員 無理な点というのはどういう点ですか。 | ||
○志位委員 先ほど厚生労働大臣が無理なことがあると言ったのは、これまでの説明が無理なことがあるということをおっしゃったわけでしょう。これまで労働省は自前の収入から政治献金を出していた、それについて無理なことがあるということをおっしゃったんでしょう。そうですね。無理なこともあるとお...全文を見る | ||
○志位委員 私が聞いたのは、これだけ広く疑惑が指摘されているわけですから、党の総裁として責任を持って調査をなさったのか、なさっていないのかということなんですよ。端的にお答えください。 | ||
○志位委員 調査は始めているけれども、入党の手続に間違いなかったという御答弁だったと思います。 それでは、一つ一つ尋ねていきたいと思うんですが、これは自民党東京都豊明支部の党員数の推移であります。これは政治資金収支報告書によって作成したものですから、間違いありません。 九...全文を見る | ||
○志位委員 東京都の支部がそうなったと言うのですけれども、自民党に豊明と名のつく支部の数、全部で四つあります。私、全部調べてみました。これも政治資金収支報告書からのものであります。九一年から九九年までのすべての経過であります。 九一年、九二年、九三年、九四年、九五年とそれぞれ...全文を見る | ||
○志位委員 これは全然話になりませんよ。 では、九六年は自民党に対する党費は全国で全部ゼロだったというのですか。そうじゃないでしょう。豊明支部だけどうしてゼロになるのか。別々の支部がみんなそろってどうしてゼロになるのか。説明にならないじゃないですか。 | ||
○志位委員 七万人もの党員が九五年に登録されていながら、一気にどろんと消えてしまう、今度の選挙になったら、また今度は九万人の党員がどろどろっとあらわれてくる、まさに幽霊の行動ですよ。あなたの説明では、これは到底国民が納得し得る説明ではありません。(発言する者あり) | ||
○志位委員 私、それでは具体的にさらに生々しい話を出しましょう。 私どものしんぶん赤旗としてこの問題の特別取材班をつくりました。埼玉県のKSDの関係者に直接お会いしまして、党費肩がわりの実態をつぶさに聞くことができました。次のようなお話でした。(発言する者あり)静かに聞きなさ...全文を見る | ||
○志位委員 まとめてやる場合もあるのですか。つまり、まとめてやるというのは、だれかが別に肩がわりするということがあるのですか。 | ||
○志位委員 そうすると、総裁は、例えばその支部が党費をちゃんと集めていなくて、肩がわりのような形でやられていても、それは知らないということですか。それはもう支部の自主性ですか。 | ||
○志位委員 それでは私、さらに私たちが調べた具体的な話を申しましょう。 埼玉県の自民党豊明支部はこういう実態でしたので、さらに、東京と千葉と神奈川の自民党豊明支部の実態についても私たち直接調べてみました。それぞれの支部の代表者として各都県に届け出がされている方に直接お会いして...全文を見る | ||
○志位委員 この問題についてお尋ねがありましたので、お答えいたします。 しんぶん赤旗の特別取材班として、しんぶん赤旗ですと名乗って調査をいたしました。ですから、この問題は、私どもが責任を持った調査であります。 あなた、この問題、調査していないわけでしょう、結局。調査をして...全文を見る | ||
○志位委員 自民党の内部問題ということを盛んにおっしゃいますのではっきりさせておきますが、政党支部というのは、政治団体として公式に届け出されている団体ですね。そして、この政治団体として政党支部を届ける際には、その政党の支部であることを証明する支部証明書を添付しなきゃならないんです...全文を見る | ||
○志位委員 公党だから、責任を持って国民の前に明らかにしなきゃならないんですよ。私は具体的に聞いたんですよ、四人の支部長に会って聞いたのかと。それについてあなたは答えなかったでしょう。だから私は、これはやっていないということを指摘したわけですよ。 私、本当に、この問題であなた...全文を見る | ||
○志位委員 使い方は言えないというお決まりの答弁が返ってまいりました。それでは、ちょっと設問を変えましょう。今度は総理に伺います。 あなたは本会議の答弁で、内閣報償費とは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用する経費であり、国政の遂行上不可欠...全文を見る | ||
○志位委員 申し上げる立場でしょう、あなたが内閣を預かっているんですから。許されることなのかどうなのか。だって、国の業務を円滑にするためというのが報償費の名目でしょう。海外に国会議員が行くときにせんべつを渡す、お土産でどうぞ使ってください、これが国の業務を円滑にするためのものです...全文を見る | ||
○志位委員 許されないこととは言えませんか。つまり、国の業務を円滑にするというんでしょう。国会対策というのは、これはもう党派の問題でしょう。こういうものは許されないと言えませんか。 | ||
○志位委員 結局、これだけ聞いても、許されないことという範疇に入らない、入るということを言えないんですよ。こういうせんべつとか国会対策というのは、まさにこれは私は、だれがどう考えたって税金の党略的流用、私的流用だと思いますよ。これを許されないと言えないというのが大変な問題じゃない...全文を見る | ||
○志位委員 一番大きな問題は、こうした飲食が本来の情報収集のために設けられた報償費から出されて、それがほとんどを占めてしまうような実態にあることだ。領収書がだめという報償費を使っての情報収集は、ごく少なくて済む。こういう証言であります。これは私、何人かほかの外交官の、関係者の方々...全文を見る | ||
○志位委員 私的な飲み食いには使っちゃいけないということだという説明ですけれども、私的な飲み食いに使うことはないということでしょう。ないということですけれども、外務省の報償費を見ても官房報償費を見ても、ほとんど全部使い切っているわけですよ。八五年から九九年度までの額を見ますと、外...全文を見る | ||
○志位委員 承知していないと言うけれども、これは内閣の官房がつくった紛れもない文書であるということは、文書を見れば明らかじゃないですか。内閣の用せんを使って。 もう一つ、この文書を読みますとこういう記述があるのですよ。ここには機密費の党略的な流用を示す記述があります。よろしい...全文を見る | ||
○志位委員 二ページ目の「留意点」というのがありますでしょう。ここを見ますと、「昭和六十三年度分については」、つまり一九八八年度については「五億円(内閣分一億、外務省分四億)が増額されているが、これは、税制改正のための特別の扱いである。更に平成元年度」、これは一九八九年であります...全文を見る | ||
○志位委員 不明ではありません。内閣の用せんを使っている。内閣官房がつくったものに違いない。明瞭であります。私、少なくともこういうものが出てきている以上、総理に要求したい。過去にさかのぼって、内閣官房機密費がそういう不正な使用をされていないのかどうか、全部明らかにして、国民の前に...全文を見る | ||
○志位委員 歴代の長官が、塩川正十郎長官、野坂浩賢長官、この方々も国対費に使ったということをおっしゃっている。文書も出てきた。これだけのことがあって、何で調べると言えないんですか。総理、はっきり調べると言ってください。 | ||
○志位委員 これだけの問題について調べるということをはっきり言わないというのは、本当にこの問題を国民の目から隠す態度だと思いますよ。 なぜこの報償費、機密費という問題がこういう事態になるのか、私、少しここで仕組みの議論をしてみたいと思います、最後に。この報償費というのはどうい...全文を見る | ||
○志位委員 使い込み、起こったじゃないですか。何言っているんですか。 ただ、今の財務大臣の答弁の中で、会計法上は公金でなくなるということはお認めになりましたね。公金でなくなるということをお認めになりました。会計法上公金でなくなるということになると、会計法規の外の世界になってし...全文を見る | ||
○志位委員 刑法上、例えばそれをわいろに使ったり横領したりすれば、それはいろいろな問題が出てくるでしょうけれども、会計法上の責任というものはもうないでしょう。会計法上の保証というのはないでしょう。 ですから、例えば、会計検査院が検査するというけれども、取扱責任者がそのお金をど...全文を見る | ||
○志位委員 財務相。 | ||
○志位委員 会計法上は公金じゃなくなるわけでしょう。会計法上公金でなくなるということは、会計法の外の世界に行ってしまう。外の世界に行ってしまうから会計検査院の検査もちゃんとやれなくなる。領収書も必要なくなってしまう。こういう仕組みのお金にしていいのかという問題が私は問われていると...全文を見る | ||
○志位委員 ちょっと、これは官房長官に聞いているんです。そういう支障を来したことがあるのかどうか。もう時間ないですから、あるかないか、簡単に答えてください。 | ||
○志位委員 適切なる使用はできなかったというのは、それは事実を言っただけで、支障があったのかないのか答えないじゃないですか。支障なかったんでしょう。支障がなかったんだったら、少なくとも減額すべきじゃないですか。総理、最後答えてください。 | ||
○志位委員 時間が来ましたので、終わりにします。 私は、KSD汚職と機密費の問題というのは、庶民の金、血税を食い物にするという点で、自民党政治の末期的な腐敗を象徴する事件だと思います。こういう問題について調査能力もなければ意思もないというのは、もう直ちに退陣願うしかない、この...全文を見る | ||
02月14日 | 第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号 議事録を見る | ○志位和夫君 アメリカの原潜が、実習船えひめ丸に衝突し沈没させた問題について質問いたします。 私は、まず、被害に遭われた方々に心からお見舞いを述べるとともに、行方不明の方々の捜索、救援に全力を挙げることを強く要求します。無法な米軍の行動にも強く抗議をいたします。 その上で...全文を見る |
○志位和夫君 ゴルフの片手間にやるような仕事ではないということを、私ははっきり申し上げておきたいと思います。 もう一点聞きます。 アメリカの原潜が衝突後に救援活動を行わなかったということが問題になりました。これは、これに対する日本側の政府の対応も問題であります。 えひ...全文を見る | ||
○志位和夫君 最終的な調査結果が解明されてない段階で……(発言する者多し) | ||
○志位和夫君 米軍の言うことを結構結構と認めてしまっている。あなたが今答弁したことは、太平洋軍が言った説明をそのままオウム返しに言ったものですよ。あなたにはおよそ一国の総理として国民の命を預かる資格はない、このことをはっきり申し上げて、質問を終わります。(拍手) | ||
04月04日 | 第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号 議事録を見る | ○志位和夫君 今、国民が政治に最も強く望んでいるのは、この深刻な不景気を何とかしてほしいという点にあると思います。私は、この点について伺います。 今の日本経済の最大の問題点というのは、経済の六割を占める個人消費が冷え込み切っているというところにあると思います。特に九七年からの...全文を見る |
○志位和夫君 企業の収益が回復しても家計に回らないという事実はお認めになったと思います。 それは結局、今総理が言われた財政出動にしても、公共投資の上積みだとゼネコンに回っちゃうわけですよ。それから金融対策にしても、大銀行向けの七十兆円の枠組みをつくると、銀行支援なわけですよ。...全文を見る | ||
○志位和夫君 九七年とことしと比べてあなた方は消費税増税で五兆円、それから社会保障の負担増で五兆円、そしてリストラ応援のし過ぎで五兆円もの所得を家計から奪った。この失政の結果が今の事態を生んでいるわけですよ……(発言する者多し) | ||
○志位和夫君 ですから、これは総理一人がやめたところで解決する問題じゃない……(発言する者多し) | ||
○志位和夫君 自民党、公明党の経済失政の責任とって総退陣願いたい。このことを申し上げて、終わりにいたします。(拍手) | ||
05月10日 | 第151回国会 衆議院 本会議 第29号 議事録を見る | ○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問いたします。(拍手) 小泉首相は、今の自民党ではだめ、自民党を変えると叫んで自民党総裁になり、首相になりました。しかし、自民党政治のどこをどう変えるのか。改革とは看板だけで、中身は古い危険な自民党政治そのままではないのか。私は...全文を見る |
06月06日 | 第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号 議事録を見る | ○志位和夫君 私は、集団的自衛権と憲法九条の問題について質問いたします。 総理は、憲法九条のもとでは集団的自衛権の行使は禁止されているという政府解釈は尊重するとおっしゃられておりますが、その一方で、次のようにおっしゃられております。もし日本近海で日米が一緒に共同活動をして、そ...全文を見る |
○志位和夫君 私の質問に対して具体的にお答えになりませんでした。では、具体的にもっと聞きます。 政府は、ガイドライン法がつくられたときに、憲法が集団的自衛権の行使を禁止しているために、次の二つの活動はできないと説明しました。第一は直接の武力行使、第二は米軍の武力行使と一体化し...全文を見る | ||
○志位和夫君 そうしますと、いいですか、これまで米軍の武力行使と一体化する後方支援はできないと言っておられましたね。つまり、後方支援というのは、戦闘地域ではできない、後方地域でしかできない。この後方地域を超えて活動するということは、これは研究の対象には絶対しないと断言できますか。...全文を見る | ||
○志位和夫君 今のは大変ごまかしの答弁です。 結局、後方地域、後方支援…… | ||
○志位和夫君 さまざまあると言いますけれども、この問題についてはっきりと否定しないというところが重大な点だと思います。 | ||
○志位和夫君 私は、結局、集団的自衛権について検討するというのは、今、後方地域というのはいろいろあると言ってごまかしましたけれども、これまでできなかったというところまで乗り越えて、海外での戦争の、共同での戦争をやる、この道を開くものとして、私は、憲法の枠内での集団的自衛権の研究な...全文を見る | ||
06月13日 | 第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号 議事録を見る | ○志位和夫君 総理は、構造改革なくして景気回復なしと言い、その構造改革の第一の課題として不良債権の最終処理を挙げられておられます。しかし、今不良債権と言われているものの実態は、まじめに働いている中小企業が大部分ですよ。そして、最終処理というのは、融資を打ち切り、担保を回収し、生き...全文を見る |
○志位和夫君 政府は、雇用対策として五百万の雇用を創出するという計画をお立てになっているようですけれども、この四年間、四回計画を立てて、合計二百五万が目標だったのに六十九万人失業者がふえているじゃありませんか。私は、こういうやり方はもう絵にかいたもちだと。そして、私は五百万という...全文を見る | ||
○志位和夫君 あなた方が出した緊急経済対策では、こう書いてあります…… | ||
○志位和夫君 中小企業であってもオフバランス化に取り組むことを要請する、これが方針だと書いてあるということを最後に指摘して、終わりにいたします。(拍手) | ||
06月20日 | 第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号 議事録を見る | ○志位和夫君 きょうは、介護保険の問題について質問します。 十月からお年寄りの保険料が二倍になるもとで、今大変な矛盾が噴き出しております。総理は、介護保険がつくられたときの厚生大臣です。私も予算委員会でたびたびこの問題を取り上げてまいりました。私の質問に対して、当時の小泉さん...全文を見る |
○志位和夫君 私が聞いた待機者の問題については一言もお答えになりませんでした。 そして、私たち、全部税でやれとは言っていませんよ。保険と税を組み合わせて、低所得者の方も排除されないような制度をつくるべきだということを私たちは提案しました。 それから、今総理が出された数値は...全文を見る | ||
○志位和夫君 はい。 今特養ホームについて整備しているとおっしゃいましたけれども、二〇〇四年度までに、政府の計画どおりやったとしても、たった七万人しかベッド数ふえない。二十万人の待機者をどうやって解消するんですか。 それから、予算使い切っていないという問題について、これは...全文を見る | ||
10月02日 | 第153回国会 衆議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) 九月十一日に米国で起こった大規模なテロ事件は、無差別に多数の市民を殺りくした憎むべき犯罪行為です。 テロ行為がどのような政治的、宗教的、思想的、民族的理由によっても正当化され得ないことは、国際社会でも繰り...全文を見る |
11月21日 | 第153回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号 議事録を見る | ○志位和夫君 私は、失業、雇用問題について質問いたします。 小泉内閣の半年間で、完全失業率は四・八%から五・三%と史上最悪になりました。私が重大だと思うのは、この事態が日本の労働者に対する世界でも異常な人権侵害と結びついているという問題です。 ことしの八月三十一日に、国連...全文を見る |
○志位和夫君 労働時間の短縮に努力しているということをおっしゃいましたけれども、この間の政府の対策が効果がないわけですよ。千八百時間という目標の年間労働時間も達成できない。労働時間は逆に延びている。ですから、そういう状況を踏まえてこういう厳しい勧告がされたということをしっかり受け...全文を見る | ||
○志位和夫君 はい。 総理は会社の存続と言われましたけれども、NTTグループ、これは三月期決算だけでも七千億円以上の黒字ですよ。そういう事態ですよ。 それから、労使の合意とおっしゃいましたけれども、たとえ労使の合意でも、人権侵害は許されないんです。そして、リストラのためだ...全文を見る | ||
○志位和夫君 政府には未来はないということを最後に強調して、終わりにいたします。 | ||
12月05日 | 第153回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号 議事録を見る | ○志位和夫君 私は、医療問題について質問いたします。 医療の基本が病気の早期発見、早期治療にあるということはだれも否定されないことだと思います。この問題というのは、国民の健康と命を守るだけではなくて、医療費の合理的な節減にとっても二重に重要だと私は思います。必要な受診を控え治...全文を見る |
○志位和夫君 病気にならない努力がもちろん必要ですけれども、もちろんそのための予防は必要だけれども、病気になったら早期発見、早期治療が大事だということをお認めになりました。しかし、現実は逆の事態が起こっているわけですよ。 これ、ちょっとごらんになっていただきたいんですが、これ...全文を見る | ||
○志位和夫君 これは私は、高い保険料を払った上でいざ病気になったときに、これ、重い患者負担を払わなきゃならない、そして結局、医療を受けられないというのでは何のための保険かということになると思いますよ。 私は、今からでも方針をやっぱり撤回すべきだと、患者負担増で受診を抑制するよ...全文を見る | ||
○志位和夫君 政策は中止すべきだということを言いたいと思いますが、いかがですか。 | ||
○志位和夫君 国保は三割というふうにおっしゃいましたけれども、三割でも重過ぎる。(発言する者多し) | ||
○志位和夫君 それを下げるべきだと言っている。 それから、現に病気であっても受けられない人がいるわけですよ。(発言する者多し) | ||
○志位和夫君 やはり公共事業のむだ遣いを削って、医療、社会保障に手厚い財政に切りかえるべきだと、これこそ解決の道だということを最後に申し上げて、終わりにいたします。(拍手) |