志位和夫

しいかずお

比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数10回

志位和夫の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第189回国会 衆議院 本会議 第7号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。(拍手)  この間、ISを名乗る過激武装組織によって二人の日本人の命が奪われるという事態が起こりました。残虐で卑劣なテロ行為を断固糾弾するとともに、御家族に心からの哀悼の意を表します。  ISへの対応で今求められ...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○志位委員 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問いたします。  総理は、日本を世界で一番企業が活躍しやすい国にする、その邪魔となる岩盤規制を打破するとして、この国会に、雇用に関する二つの重大法案、労働者派遣法改悪法案、残業代ゼロ法案を提出しようとしております。  しかし...全文を見る
○志位委員 私は、非正規雇用労働者がふえたことを、長期的な趨勢で見て、それを原因として、労働者の平均賃金が下がったかどうかという認識を問うたんです。確かに、九七年の増税によって、大不況の引き金を引いて、それがさまざまなマイナス要因になっていることは言うまでもありません。しかし、私...全文を見る
○志位委員 非正規、正規の問題をまた言われましたけれども、直近の二年間を見ても、若い世代の正社員は三十九万人減っている、このことを言っておきたいと思います。  今総理の答弁で、この二つの原則を確認いたしました。  派遣労働というのは、もともと労働基準法などで厳しく禁止された人...全文を見る
○志位委員 仕組みは確認いたしました。  そうしますと、パネルをごらんください、こういうことになります。  現行法では、一般業務の派遣社員の受け入れは、Aさん、Bさん、Cさんと、たとえ人がかわっても三年までしかできません。ところが、政府案では、派遣先企業は、どんな業務でも人を...全文を見る
○志位委員 二つのことを言われました。過半数労働組合の意見聴取とキャリアアップの問題。  一つ一つ議論していきたいと思うんですが、過半数労働組合から意見を聴取すれば派遣受け入れ期間の延長をすることができるという仕組みになっていることは間違いないですね。イエスかノーかで。
○志位委員 聴取すれば延長できるかと聞いたんです。
○志位委員 聴取をすれば延長ができると。つまり、聴取さえすれば、こうやって三年ごとに人をかえれば、期間の延長はどこまでもできるという仕組みであることは確認いたしました。  労働組合の意見聴取と言われますが、労働組合の同意は必要なんですか。イエスかノーかでお答えください。
○志位委員 同意が必要ないという答弁でした。すなわち、意見聴取をするだけであります。反対があったとしても、対応方針を説明すれば派遣受け入れ期間の延長ができるという説明でした。  本気で歯どめをつくりたいんだったら、同意を必要とするとすればいいんですよ。事は労働条件にかかわる大問...全文を見る
○志位委員 私は、派遣先の大企業を縛る規制、担保はどこにあるか、常用代替防止をさせないような規制、担保はどこにあるかということを聞いたんです。それに対するお答えは全くなかったです、今、長々と答えたけれども。  それで、キャリアアップをやるんだということをおっしゃいます。正社員化...全文を見る
○志位委員 何度聞いても、私が聞いた派遣先大企業を縛る規制、担保を示すことはできませんでした。  今、派遣労働者への正社員募集に関する情報提供とか、派遣労働者の仕事ぶりの情報を提供するとか、そういうことを言われましたが、それをやったからといって、常用代替の防止になりませんよ。こ...全文を見る
○志位委員 今、制度の説明を総理はされたのですが、私が聞いたのは、時間外労働がどうしてこんなに長いかという設問なんですよ。これは、時間外労働、すなわち残業時間の上限が法律で決まっていないからなんです。  EUでは、時間外を含め週四十八時間という労働時間指令に基づいて、労働時間の...全文を見る
○志位委員 今御答弁あったように、大臣告示では、残業の限度は、月では四十五時間となっているわけです。ただ、この大臣告示には法的拘束力がありません。  さらに、この大臣告示では、先ほど総理も言われましたが、特別の事情があるときには四十五時間を超えて残業させる協定を結んでもいいとい...全文を見る
○志位委員 これは上限を定めたもので実態は違うんだということをおっしゃいますが、これさえ超える残業の実態というのはざらにあるんですよ。  そして、大事なことは、日本経団連、経済同友会の役員企業の八割が、過労死ラインを超えても働かせるぞという宣言をしている、これが何よりも重要なん...全文を見る
○志位委員 この四十五時間というのは、政府自身が医学的根拠を持って、健康確保のためには絶対必要だということで決めたものなんですね。  例えば、繁忙期にどうしても働かなきゃならない場合がある、そういう例外事項については法律で検討することはあってもいいと思います。しかし、政府自身が...全文を見る
○志位委員 残業の限度は月四十五時間とするという大臣告示は、きょうお話ししてきたように、政府自身が行った検討でも、医学的根拠を持ったものです。ところが、それを日本経団連、経済同友会役員企業を初めとする多くの大企業が全く無視して、異常な長時間労働を強制して過労死を引き起こしている。...全文を見る
○志位委員 今、幾つかの制度の基本にかかわることをお答えになりました。私が聞いたのは過労死が蔓延する危険についてですが、それについては、健康確保措置をやるんだというような話もありました。  それでは、一つずつ聞いていきましょう。  まず、対象労働者が限定されているとおっしゃい...全文を見る
○志位委員 根拠を聞いたのに対して、高度な職業能力を持って交渉力があるからだというお答えでした。  しかし、いかに高度な職業能力を持っていたとしても、巨大組織と個人との間で、対等な交渉などあり得ませんよ。ほかの仕事を持っている個人事業主だったらいざ知らず、企業における仕事が唯一...全文を見る
○志位委員 どうしても同意を必要とするんだということを繰り返されましたけれども、この制度を受け入れなければ昇進はないよと言われて、拒否できますか。一人一人の労働者と企業との力関係を見たら、同意せざるを得ないんですよ。だから労働法があるんです。同意を要件にするのは労働法の存在の否定...全文を見る
○志位委員 私は、この1、2、3のうちの一つを選べということになったら、3を選んだら、年間百四日間以外の日はもう無制限で働かされることになって、健康・福祉確保措置にならないじゃないかと聞いたのに対して、長々長々話すんですけれども、何の答弁もしていませんよ。答えられないということで...全文を見る
○志位委員 この二年間、大幅な引き上げを行ってきたというふうにおっしゃいましたが、昨年の引き上げというのは、全国加重平均で十六円、二%にすぎません。消費税の増税と物価上昇分にも及ばない、実質引き下げになっているということは、よく御自覚願いたいと思います。  私、シングルマザーに...全文を見る
○志位委員 一つの重要な考え方というふうにおっしゃいましたので、ぜひ真剣な検討を私は求めたいと思います。  私は、中小企業への直接支援に踏み出すべきだ、そして最低賃金の大幅引き上げを行う、そのことによって地域の雇用も経済も活性化を図る、それが中小企業の経営を向上させ、さらに賃上...全文を見る
05月20日第189回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○志位和夫君 ことしは戦後七十年です。この節目の年に当たって、日本が、そして総理自身がどういう基本姿勢をとるかは、大変重大な問題であります。  戦後五十年の村山談話では、我が国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んだと述べ、過去の日本の戦争に対して、間違った戦争...全文を見る
○志位和夫君 私が聞いているのは何も難しい問題じゃないんです。過去の日本の戦争が間違った戦争か正しい戦争か、その善悪の判断を聞いたんですが、全くお答えがありませんでした。  この問題は、既に七十年前に歴史が決着をつけております。  戦後の日本は、一九四五年八月、ポツダム宣言を...全文を見る
○志位和夫君 私が聞いたのは、ポツダム宣言の認識を認めるのか認めないのかです。はっきりお答えをください。
○志位和夫君 私は、ポツダム宣言が認定している間違った戦争という認識を認めないのかと聞いたんですから。認めるとおっしゃらない。これは非常に重大な発言であります。  戦後の国際秩序というのは、日独伊三国の戦争は侵略戦争だったという判定の上に成り立っております。ところが総理は、侵略...全文を見る
○志位和夫君 出す資格はありません。撤回を強く求めて、終わります。(拍手)
05月26日第189回国会 衆議院 本会議 第28号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍政権が平和安全法制の名で提出した一連の法案について質問します。(拍手)  安倍政権は、この法案を平和安全と銘打っていますが、我が党は、日本を海外で戦争する国につくりかえる戦争法案というのが正体だと考えています。  多くの問題点があ...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第3号
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○志位委員 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問いたします。  きょうとあす、二日続けて、安倍政権が平和安全法制の名で国会に提出した一連の法案についてただしていきたいと思います。  安倍政権はこの法案を平和安全と銘打っておりますが、我が党は、日本を海外で戦争する国につく...全文を見る
○志位委員 お認めになりました。  そこで、総理に伺います。  戦闘行為が行われる可能性がある場所まで自衛隊が行くということは、自衛隊自身が相手方から攻撃される可能性があるということになります。それをお認めになりますね。昨日の本会議の答弁で、本会議でこの質問を私はいたしました...全文を見る
○志位委員 武器の使用のことまで聞いていないので、聞いていないことまで答える必要はないんです。  今の御答弁でも、それからきのうの総理の本会議での御答弁でも、自衛隊の活動の実施区域を指定する際に、自衛隊が現実に活動を行う期間について戦闘行為がないと見込まれる場所を指定すると言っ...全文を見る
○志位委員 総理は、自衛隊の部隊が攻撃される可能性を否定しませんでした。また、繰り返し、自衛隊が現実に活動を行う期間について戦闘行為がないと見込まれる場所を指定するとおっしゃるんですが、法律にないんですよ。そういう場所を指定するというんだったら法律に書いたらいいけれども、法律には...全文を見る
○志位委員 自己保存型に限られるとおっしゃいましたけれども、武器の使用はするという御答弁でした。  さらに総理に伺います。  自衛隊が一旦武器の使用をすれば、相手方はさらに反撃をする。そうなれば、自衛隊は応戦することになります。撃ち合いが始まります。自衛隊は、相手方が攻撃を中...全文を見る
○志位委員 いろいろなことをお答えになっていますが、自己保存型だったら武器の使用をするというのが御答弁なんですね。  武器の使用といいますが、では、具体的に聞きましょう。  現実に自衛隊がイラク・サマワに持っていった武器はどのようなものでしたか、防衛省。具体的に答えてください...全文を見る
○志位委員 今具体的に御答弁があったんですけれども、無反動砲も持っていっていますね。無反動砲。
○志位委員 今初めて、持っていった武器の内容が示されました。  パネルに、どんなものか、写真を掲げております。  持っていった武器は、ピストルとか小銃にとどまらないんですよ。百十ミリ対戦車弾、一番上のものです。八十四ミリ無反動砲、十二・七ミリ重機関銃など、文字どおりの重武装で...全文を見る
○志位委員 私が聞いたのは、武器の使用をするというところまで総理はお認めになった、安全な場所を選んでやると言ったけれども、それでも自衛隊が攻撃される可能性もお認めになった、そのときは武器を使用するということをお認めになった、持っていった武器はこういうものです、こういうものを使って...全文を見る
○志位委員 自己保存のための武器の使用だから武力の行使に当たらないということをおっしゃった。戦闘にならないんだということをおっしゃいました。  ここに、私、一昨日、外務省に提出させた文書がございます。  国際法上、自己保存のための自然権的権利というべき武器の使用という特別な概...全文を見る
○志位委員 私は、イラクの自衛隊の派遣が、攻撃を受け、戦闘に至る一歩手前だという認識はないのかと聞いたんですが、お答えがありません。  この問題は、当時の久間防衛大臣が、航空自衛隊の活動について国会で、一歩間違うと本当に人命に影響するような状況、見方を変えれば、やいばの上で仕事...全文を見る
○志位委員 私は、イラクへの自衛隊派遣の実態がどうだったかについての認識を聞いたんですが、お答えになりません。今の答弁では答えていない。  非戦闘地域が建前でも、戦闘に至る一歩手前でした。それは当時の当事者たちの発言で明らかです。  この現実を無視して、これまで戦闘地域とされ...全文を見る
○志位委員 自衛隊が指揮下に入らないと言われましたけれども、兵たん部隊が全体の指揮下に入るというのは軍事の常識ですよ。兵たんをやる部隊が勝手にどこかに物を置いて、それで済むわけがない。統一した指揮下に入るというのは軍事の常識です。日米新ガイドラインでも同盟調整メカニズムとあります...全文を見る
○志位委員 五十四人の自殺ということが報告されました。これは深刻な数字であります。  さきに紹介した、昨年四月に放映されたNHKの「クローズアップ現代」の「イラク派遣 十年の真実」では、イラク派遣が隊員の精神面にも大きな影響を与えていたとして、派遣自衛官の中での自殺者の問題を生...全文を見る
○志位委員 自衛隊の安全確保の話を聞いたんじゃないんですよ。  こういう、自衛官がみずから命を絶つという深刻な事態が起こっている、これを、自衛隊の活動領域を広げたらもっと深刻になるんじゃないかと聞いたんですが、全くお答えがありませんでした。  米国には、イラク戦争とアフガニス...全文を見る
○志位委員 私は、米国の実態を引いて、この深刻な事態を示しました。戦争で真っ先に犠牲にされるのは未来ある若者ですよ。若者を戦場に送るわけにいかないということを強く言っておきたいと思います。  さらに、ここで私は、後方支援の本質論を聞いていきたいと思います。  そもそも、政府の...全文を見る
○志位委員 そういう答弁で終わっているんですね。  つまり、自衛隊が行う、当時は後方地域支援、これについて聞いたわけですが、これは攻撃対象になる、そして、兵たんというのは戦争行為の不可欠の一部だ、武力行使と一体不可分のものだということを示していると思うんですよ。  この兵たん...全文を見る
○志位委員 総理は、これだけ議論したのに、また同じことを繰り返すんです、安全確保しますと。  しかし、これは議論してきたじゃないですか。これまでは非戦闘地域でしかやってはいけないという歯どめがあった、これを廃止する、そして、戦闘現場でなければ、これまで政府が戦闘地域と呼んでいた...全文を見る
05月28日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
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○志位委員 私は、昨日に引き続いて、日本共産党を代表して、安倍総理に質問いたします。  昨日は、武力行使を行っている米軍等への軍事支援、いわゆる後方支援の問題点の究明をいたしました。  きょうは、引き続きまして、PKO改定法案の問題点、そして集団的自衛権の問題について、総理の...全文を見る
○志位委員 私は、ISAFのような活動に参加することが可能になるのではないかと聞いたんです。  この質問に対しては、総理は、既に本会議の答弁で、ISAFは既に活動を終了しており、今日の時点で、改めて当時のアフガニスタンの状況を再現して、新たな基準に基づいてその再評価を行うことは...全文を見る
○志位委員 書いてあるように、再評価を行うことは困難だということをおっしゃいましたけれども、参加はできないということはおっしゃいませんでした。参加を否定しなかった。  これは極めて重大であります。これはどうなるか、これは問題になってまいります。もちろん、せん滅、掃討作戦ができる...全文を見る
○志位委員 停戦合意があって履行されていることが前提だというふうにおっしゃいました。  しかし、私が聞いたのは、ISAFのような活動に参加できる可能性を聞いたんですよ。それを否定されなかったわけですよ。ですから、この問題を提起しているわけです。  そして、ドイツのように掃討作...全文を見る
○志位委員 アフガンの問題については、総理の答弁で、評価するのは困難だと言って、否定されなかったから、私はこれを聞いたわけです。否定されなかったんですよ、事実として。  今の問題に戻りますが、今総理の御答弁は、仮にある国家が武力攻撃を受けていないにもかかわらず違法な武力の行使を...全文を見る
○志位委員 お答えにならないんですけれども、米国は違法な先制攻撃をやらないという認識ですか。
○志位委員 それでは、米国の政策について聞いていきましょう。  ブッシュ政権の二〇〇二年の国家安全保障戦略では、次のように述べております。  米国は長い間、我が国の安全保障に対する十分な脅威に対抗するため、先制行動という選択肢を保持してきた、たとえ、いつどこを敵対者が攻撃する...全文を見る
○志位委員 承知していないと言うんですが、同盟国の米国の国家安全保障戦略ぐらい読んでおきなさいよ。  アメリカは戦後何をやってきたのか。国連憲章と国際法を踏みにじって、数多くの先制攻撃の戦争を実行してきました。  パネルをごらんください。  そのうち、一九八三年のグレナダ侵...全文を見る
○志位委員 今、外務大臣が、グレナダの問題、パナマの問題、日本政府は遺憾の表明をしたというふうにおっしゃいました。  私、ここに、あなたが今読み上げた文書を全部持ってきております。それぞれについての政府見解は次のようなものです。  これは、まずグレナダ派兵についての、あなたが...全文を見る
○志位委員 いろいろおっしゃいましたけれども、反対したことは一度もないんです。賛成、支持、理解なんですよ。こんな国は主要国ではありません。  米国の戦争に口が裂けても反対と言えない、このような政府が、米国から、武力攻撃されたから支援してくれ、支援しないと日本の存立にかかわるぞと...全文を見る
○志位委員 日本政府として有権的な判定をする立場にない、コメントは控えたい、ただ、アメリカ政府自体はコメントしていないという御答弁でした。  確かに、アメリカ政府の公式のコメントはありません。しかし、私、指摘しておきたいのは、先ほどのペンタゴン・ペーパーズは、米国の国立公文書館...全文を見る
○志位委員 六四年のときにはアメリカが正しいという声明を出したんですよ。それが、今は、コメントは控えたいと言っているんです。態度を変えているわけですよ。だから、当時のものは間違ったとはっきりお認めください。
○志位委員 今に至るも誤りを認めない、反省がない、これは明瞭になりました。  もう一問、聞きます。  トンキン湾事件に関する当時の米国政府の発表が、その後、ペンタゴン・ペーパーズ、さらにマクナマラの回顧録などで捏造だと判明した段階で、日本政府として米国政府に説明を求めましたか...全文を見る
○志位委員 説明を受けたかどうか確認できないということは、公式な説明を求めていないということですよ。公式な説明を求めたら、確認できないということはないでしょう。文書が残っているはずです。  これは、総理に今度は伺いたいと思います。総理に聞きます。  これがベトナム戦争をめぐる...全文を見る
○志位委員 当時の態度表明と今の態度表明が異なっているから反省があるのかと聞いたんだけれども、反省がない。総理からも反省がない。これは本当に重大な問題だと思いますよ。日本外交、これでいいのか。アメリカのやることは何でも賛成、検証もしない、これでいいのか。  いま一つ進みたいと思...全文を見る
○志位委員 聞いていることに答えていません。  大量破壊兵器の保有という認識が誤っていたことをきっぱり認めるべきじゃないか。今度は総理、答えてください。答えていないですよ。
○志位委員 何度聞いても答えないんですが。  政府が「検証結果」というものを、二〇一二年十二月二十一日、前の政権の時代でありますが、はっきり出しているんですよ。その中で、事後的に言えばイラクの大量破壊兵器が確認できなかったとの事実について「厳粛に受け止める必要がある。」そう言っ...全文を見る
○志位委員 外交ルートできちんと確認したことはあるんですかと聞いているんです。
○志位委員 確認していないんですよ。はっきりとその問題に限って外交ルートで問い合わせをしたということは確認していない。やっていないんです。アメリカの発表を聞いただけで、何にも問い合わせしていない。  今、あなたはいろいろと国連安保理決議をるる言われました。しかし、決議六七八は、...全文を見る
○志位委員 私はこんな外交姿勢でいいのかということを聞いたんだけれども、反省がありません。  こういう究極のアメリカ従属の政府が、集団的自衛権を発動し、アメリカとともに海外での戦争に踏み出すことはいかに危険か。第二のトンキン湾事件、第二の大量破壊兵器問題が起こったときに、あなた...全文を見る
06月17日第189回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○志位和夫君 政府提出の安保法案に対して、さきの憲法審査会で三名の全ての憲法学者から憲法違反との批判が述べられました。集団的自衛権行使が憲法違反との批判とともに、武力行使をしている米軍等への軍事支援、いわゆる後方支援について、武力行使と一体化しないから憲法違反ではないとする政府の...全文を見る
○志位和夫君 今総理は、国際法上の概念ではないというような答弁をおっしゃりました。  更に明確に聞いていきたいと思うんです。  この問題で政府は明確な答弁をしております。例えば、一九九九年二月の衆議院外務委員会で当時の外務省東郷条約局長は次のような答弁をしております。  武...全文を見る
○志位和夫君 兵たんは安全な場所を選んで行うとおっしゃいましたけど、兵たんは軍事攻撃の格好の標的になる、軍事の常識です。そして、自衛隊が兵たんをやっている場所が戦場になるんですよ。  私が聞いた質問にお答えになっていない。世界で通用しない議論だと、一体化論というのは。お認めくだ...全文を見る
○志位和夫君 国際法上は概念そのものがないということについて総理は否定できませんでした。これは世界で通用しない議論なんです。  総理の諮問機関である安保法制懇に参加したただ一人の憲法学者である西修氏は、武力行使との一体化論について、不明確性、非現実性、非論理性、非国際性、無責任...全文を見る
○志位和夫君 即時廃案にすることを強く求めて、終わります。(拍手)
07月16日第189回国会 衆議院 本会議 第39号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍政権が平和安全法制の名で提出した一連の法案、戦争法案に断固として反対の討論を行います。(拍手)  政府・与党は、昨日の安保特別委員会での強行採決に続き、この本会議での採決を強行しようとしています。  しかし、どんな世論調査でも、国...全文を見る
09月18日第189回国会 衆議院 本会議 第47号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍内閣不信任決議案への賛成討論を行います。(拍手)  私は、不信任の理由として、安倍政権が、安保法案、戦争法案のごり押しによって、次の三つの大罪を犯してきたことを厳しく指弾するものです。  第一の大罪は、日本国憲法の平和主義を根底か...全文を見る