志位和夫

しいかずお

比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数10回

志位和夫の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第190回国会 衆議院 本会議 第8号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。(拍手)  冒頭、甘利大臣に、政治と金の疑惑について一問伺います。  あなたは、二回にわたる五十万円の受け取りについて、記憶を整理したいと述べておられます。それは、五十万円を受け取った記憶はあるが、それを正当化す...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○志位委員 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問いたします。  冒頭、甘利前経済再生大臣の政治と金の疑惑について、総理の姿勢をただしたいと思います。  総理は、甘利前大臣が疑惑について弁明し、辞職を表明した記者会見について、二十八日夜、記者団が甘利大臣は十分に説明責任を...全文を見る
○志位委員 甘利氏本人については疑惑が晴れたかのような御発言でしたから、具体的に伺いたいと思います。  甘利氏は記者会見で、二回にわたって五十万円の金銭を直接受け取ったことを認めた上で、政治資金として届け出をしていたから問題はないと弁明しました。しかし、問題は、甘利氏が口ききを...全文を見る
○志位委員 甘利氏本人は口ききに関与をしていないということを御発言されましたが、そこが問題になっているわけですよ。  告発者は、甘利氏に二度目の現金を渡した際に、建設会社とURとのトラブルについて口ききの依頼をしたとはっきり証言しているわけです。証言のこの部分について、甘利氏は...全文を見る
○志位委員 私は、異常な金銭感覚ではないかと聞いたんですね。誰が見ても異常ですよ。異常なことを異常と言えないというのは、総理自身の金銭感覚も異常と言わなければなりません。  総理は、みずから任命された閣僚の重大疑惑が持ち上がったら、みずから真相究明に乗り出すべきなのに、一貫して...全文を見る
○志位委員 きょうは、安保法制、私たちは戦争法と考えておりますが、この問題についてただしていきたいと思います。  安倍政権は、昨年九月十九日、国民多数の反対の声を踏みつけにして、安保法制、戦争法を強行しました。  我が党は、この法律ばかりは、数の暴力で成立させられたからといっ...全文を見る
○志位委員 パネルをごらんください。  国連南スーダン共和国ミッション、UNMISSに参加している軍事要員は総数で一万一千八百九十二人、派遣自衛隊員数は三百五十三人とのことでありました。  そこで、南スーダンの現状がどうなっているのか、安保法制、戦争法によって南スーダンPKO...全文を見る
○志位委員 検討の対象にしているかどうか聞いたんです。その一点、はっきり答えてください。
○志位委員 検討の対象にされているという御答弁でした。  そうした自衛隊の任務拡大が何をもたらすか。その危険性を考える上で、国連PKOの任務がこの二十年間余りで大きく変化していることについて総理がどういう認識を持っているかについて、次にただしていきたいと思います。  かつての...全文を見る
○志位委員 いろいろおっしゃいましたけれども、文民の保護などを重要任務にするものに変化があるということはお認めになりました。  ただ、ここで私がさらに言いたいのは、武力を行使しての住民の保護というのは生易しいものではないという問題です。  私は、先日、国連PKOの幹部として東...全文を見る
○志位委員 日本の参加は参加五原則に基づいてやるんだと繰り返しておっしゃられます。しかし、問題は、世界のPKOの実態がその五原則とはかけ離れたものになっているということなんですよ。  パネルをごらんください。  これは、二〇〇〇年以降の国連PKO要員の犠牲者の数の推移でありま...全文を見る
○志位委員 伊勢崎さんの批判は、PKO五原則というのは停戦が破れたら撤退するということになっていると今おっしゃいました、しかし、世界のPKOは、停戦が破れても撤退しないで、住民保護のために武力の行使をするものになっていると。これはもうかけ離れているという現場からの批判は重く受けと...全文を見る
○志位委員 これは、全く甘い、現地の状況を全くつかんでいない認識ですよ。  これは、昨年十一月二十三日に発表された南スーダン・ミッションの任務見直しに関する国連事務総長の特別報告です。  今、政府勢力と反政府勢力の間にいわば和平合意が成り立っているかのような御発言がありました...全文を見る
○志位委員 この認識も全くだめですね。  今、暫定政府の閣僚ポストの合意がされたというふうにおっしゃいましたけれども、政府はつくられていないじゃないですか。一月二十二日の期限につくる予定だった政府はつくられていない。  それから、今、政府間開発機構の声明に即した合意がされたと...全文を見る
○志位委員 国連事務総長報告が、武力紛争が続いているとはっきり言い切っているじゃないですか。これだけ国連の報告書に基づいて明瞭な事実を示しても、南スーダンが内戦状態、武力紛争に陥っているという事実を認めようとしない。自衛隊を派兵しておいて、余りにも無責任な姿勢と言うほかありません...全文を見る
○志位委員 今の総理の御答弁は、結局、派遣先国及び紛争当事者の受け入れ同意の安定的維持、国家または国家に準ずる組織が敵対的なものとして登場しないことを前提にしたものだから、憲法が禁止する武力行使に当たらないとの御答弁でした。  しかし、問題は、南スーダンでこういう前提が成り立つ...全文を見る
○志位委員 聞いていることに答えておりません。  偶発的なものだとおっしゃいましたけれども、先ほどの国連の報告書というのは、限られた期間ですが、百二件中九十二件は政府軍によるものだと言っているわけですよ。九十二件ですよ。そのうち、政府の側から是正がされたのはたった一件だ、あとは...全文を見る
○志位委員 そんな認識で自衛隊を出しているというのは本当に無責任だと思います。南スーダンの現実は、内戦状態、武力紛争が続いている。これは国連が認定していることです。そして、政府軍はUNMISSや避難民を攻撃している。これも事実です。この現実に即して質問しているのに、武力の行使か否...全文を見る
○志位委員 パネルをちょっとごらんください。今御答弁いただいた数ですが、十倍に激増しているわけです。  アフガニスタンの報復戦争は、罪のない多数の市民を犠牲にし、新たな憎しみを生み、テロと戦争の悪循環の引き金を引く結果となりました。さらに、二〇〇三年のアメリカ等によるイラク侵略...全文を見る
○志位委員 もちろん、過激主義のいろいろな温床を取り除いていくことは大事であります。  ただ、私が聞いたのは、イラク戦争がIS台頭の一つの主要な原因になっている、そのことについては真実が含まれているというブレアさんのこの認識、これは総理もお持ちじゃないですかと聞いているんです。...全文を見る
○志位委員 はっきりお認めにならないんですが、もう一人証言者がいます。アメリカのオバマ大統領です。二〇一五年八月五日、次のように述べています。  それから、イラク戦争から十年以上が経過し、我々は依然としてイラク侵攻を決定したその結果とともに生きている。何千という人命が失われ、何...全文を見る
○志位委員 この空爆の強化に対する批判なんですよ。ともかく、軍事力の強化によって専ら対応するということに対する批判が寄せられている。それは結局、ISを喜ばせるだけじゃないか、新兵募集じゃないかという批判を私は重く受けとめるべきだと思います。  フランスのドビルパン元首相も、この...全文を見る
○志位委員 掌握していないと言うんですよ。  総理は、空爆を行っている有志連合を支持すると言われます。ところが、その空爆でどれだけの民間人犠牲者が出ているかは把握すらしていないと言う。自分の都合の悪いことには目を塞ぐというのは、私は責任のない態度だと思います。  この犠牲者、...全文を見る
○志位委員 大臣は、随分御自分の答弁を低く低く、価値を低めようと一生懸命答弁されましたが、該当し得るとはっきり答えているんです。ですから、この第一の要件は該当し得るんです。  そして次に、第二の要件、脅威を除去するために国際社会が共同して対処活動を行っているについては、有志連合...全文を見る
○志位委員 その政策判断をした理由を聞いているんですよ。非軍事的支援が適切だというようなことを繰り返されるわけですが、それは理由にならないわけですよ。軍事支援をやらない理由を聞いているんです。  有志連合による空爆の強化は賛成できないから、日本は軍事支援を行わないという政策判断...全文を見る
○志位委員 私は、軍事支援をやらないという政策判断の理由をこれだけ聞いたんですが、その理由をはっきり説明できないじゃないですか。非軍事的支援が適切だだけでは説明にならないですよ。非軍事的支援と軍事的支援と両方やることだってある。私たちは反対ですがね。その理由を聞いているわけです。...全文を見る
○志位委員 要請を拒否できないということは全くあり得ないとおっしゃいましたから、では、そういう要請があったら拒否するということですね。明言してください。
○志位委員 要請があったらお断りすると。  では、もう一つ聞きます。  断る場合、どういう理由で断るんですか。日本は、なぜこれを拒否すると、どういう理由で断るんですか。  先ほど私が軍事支援をやらないという理由は何かとあれだけ聞いたけれども、答えられなかった。アメリカが要求...全文を見る
○志位委員 政策的判断ということだけで、拒否する理由は示せない、これが問題なんですよ。軍事支援をやらないという理由も示せない、拒否する理由も示せない。そんなことで実際拒否できるかという問題なんです。  では、具体的にもっと聞いていきますよ。  読売新聞の二〇一四年十月十六日付...全文を見る
○志位委員 ですから、この打診の有無はあったんですか。打診の有無について聞いています。
○志位委員 打診の有無さえ答えられないというお話でした。  では、もう一問聞きます。  カーター米国防長官は、昨年十二月九日の上院軍事委員会の公聴会で、有志連合による対IS軍事作戦に関して、私は世界の約四十カ国に協力要請したと述べております。偵察のための航空機の派遣や武器と弾...全文を見る
○志位委員 ですから、カーター長官から協力要請があったのかなかったのか、それを聞いているんです。
○志位委員 また答えを言わないわけですよ。要請の有無を言わない。  カーター長官は、一月十三日のフォートキャンベル陸軍基地の演説で、四十カ国以上の私のカウンターパート、国防大臣に対して、一層の特殊作戦部隊、攻撃・偵察機、武器弾薬、訓練援助、戦闘支援、戦闘部隊支援を要請したと述べ...全文を見る
○志位委員 これは、あったということをまだ認めないんですか。申し上げることができないと、あったかどうかも認めないんですか、これだけ言われても。要請があったことを認めない。首を振っていますが、認めないんですね。どうですか。
○志位委員 何度聞いても明らかにすることさえしない。要請の有無さえ明らかにしない。  では、オーストラリアはどういう対応をしているか。  オーストラリアのマリス・ペイン国防大臣は、一月十三日、ISとの闘いに対するオーストラリアの貢献についての声明を発表しております。その中で次...全文を見る
○志位委員 国際的な外交関係においては公表しないのが当たり前とおっしゃいますが、アメリカの同盟国であるオーストラリアは、こういうきっぱりとした態度をとっているんですよ。何にも言わない方が異常なんです。異常なアメリカの言いなりなんです。  私は、代表質問で、米国が、対IS軍事作戦...全文を見る
05月18日第190回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○志位和夫君 きょうは、消費税増税問題について総理の姿勢をただしたいと思います。  二〇一四年四月に消費税を八%に引き上げて以来、日本経済の六割を占める個人消費は冷え込み続けております。増税から二年余りが経過しましたが、個人消費は増税前に比べて、この二年間、一貫してマイナスが続...全文を見る
○志位和夫君 私は、消費の落ち込みが予想以上になった原因について尋ねたんですね。お答えがありませんでした。総括も反省もないという態度だと思います。  賃金が上がってきたということをおっしゃいますが、働く人一人当たりの実質賃金は四年連続マイナス、五%も目減りしております。  な...全文を見る
○志位和夫君 私が聞いていることにお答えになっていない。  リーマン・ショックか大震災のような事態にならなければ、景気悪化が明白な場合でも上げるというんですかと聞いているんです。イエスかノーか、答えてください。それを聞いたんです。早く答えてください。
○志位和夫君 結局、否定されなかった……
○志位和夫君 結局、消費税八%への増税で増税不況を引き起こしておきながら、想定外の一言だけで、まともな反省も総括もない、消費税一〇%への増税に至っては景気判断すらしない、こんな国民生活に対する無責任な姿勢はありません。  消費税一〇%への増税はきっぱり中止することを強く求めます...全文を見る
05月31日第190回国会 衆議院 本会議 第36号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍内閣不信任決議案への賛成討論を行います。(拍手)  私は、不信任の理由として、安倍政権が、国民多数の民意に背いて、次の五つの大罪を犯してきたことを厳しく指弾するものです。  第一は、憲法違反の安保法制、戦争法を強行し、我が国の立憲...全文を見る
09月28日第192回国会 衆議院 本会議 第3号
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○志位和夫君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。(拍手)  この間、台風十号を初め風水害が相次ぎました。犠牲となった方々への哀悼とともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。  農漁業の被害、大震災からの復興途上での中小企業・業者への被害が深刻であり、被害...全文を見る
12月07日第192回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○志位和夫君 安倍政権は、安保法制に基づいて、南スーダンPKO、UNMISSに派遣されている自衛隊に駆け付け警護などの新任務を付与し、この任務を遂行するための武器使用の権限を与えました。駆け付け警護に伴う武器使用は、これを国又は国に準じる組織に対して行った場合には憲法九条の禁止す...全文を見る
○志位和夫君 あのね、私が聞いたのは、自衛隊が南スーダン政府軍に対して武器を使用することになるんではないかと、その危険について聞いたんですが、お答えになりません。  南スーダンの現実がどうなっているか、直近の三つの国連報告書を示したいと思います。  九月十九日の国連報告書は、...全文を見る
○志位和夫君 あのね、一言申し上げますと、キール大統領が歓迎していると言っても、実際に四十六件の地位協定違反がやられているじゃないですか。それから、ジュバが安定していると言うけど、二月の予算委員会のときもあなたはそう言った。しかし、七月に大規模戦闘起こったじゃないですか。  私...全文を見る