塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○塩崎委員 塩崎恭久でございます。予定よりもちょっと早く始まったようでございますが、本日は自由民主党の三番バッターということで、もう既に石原委員、そしてただいまの大原委員の方から出た件について、若干重なる点が出てまいるかと思いますけれども、一時間の予定で質問をさせていただきたいと...全文を見る
○塩崎委員 今のお言葉ですと、閣議にかけていなかったというお話でございますが、やはり内閣総理大臣たる細川護煕さんのお考えということでありますから、政府の案と考えてもいいと、ほぼそう考えてもいいというお言葉であると理解してよろしいわけだろうと思います。  ということになれば、やは...全文を見る
○塩崎委員 確かに一つの素案であったかとは思うわけでございますし、またこれからそれが素案となって議論が進んでいくことは間違いない。しかし、その素案がなくても多分議論は進んでいたのだろうと思うのです。  あの記者会見は、別に日本の中で夜中に起きている人たちだけが見ているわけではな...全文を見る
○塩崎委員 二月八日の連立与党の合意につきましては、先ほど大臣からもお話がございましたのでもう繰り返して申し上げませんけれども、私もちょっとフォローしてなかった部分があるかと思います。予算委員会だったかと思うわけでございますが、この年内に法律を成立させるということについて、細川総...全文を見る
○塩崎委員 閣議が正式に決定をして年内に法律を成立させよう、こういうことであろうかと思うわけでございます。そうしますと、当然大蔵大臣としても責任のあるお立場であろうかと思いますが、大臣のその辺の責任についての御見解、いかがでございましょう。
○塩崎委員 そうしますと、年内の成立が期待をされるこの法律の中身でありますけれども、今回減税が一年限りということで、先ほど竹島次長さんの方からも短期国債で返すというお話がありました。この決めようとしている内容は、一体どういうものを決めようとしているのか。  つまり、この連立与党...全文を見る
○塩崎委員 そうしますと、かなり長い目で見た税制改革を断行しよう、こういうふうに理解をすることが正しいと思うわけでございます。  ここで、消費税が導入されるまでの経緯をずっと引っ張り出してみました。  昭和五十三年に自民党、大臣もおられたと思いますが、五十四年度の税制大綱を決...全文を見る
○塩崎委員 二十五年の歴史というお言葉でございますが、今回国民福祉税が出てきたときに、名前が福祉という名前で何とかなるかなというふうにお考えになった節もあるわけでございますけれども、あのときに、福祉税の七%の根拠はというところで、腰だめだというようなことで、よくわからないというこ...全文を見る
○塩崎委員 今、大臣もかつて全国行脚をされたという力強いお言葉がございました。私も日銀におったものですから大蔵省に友達がたくさんおって、一般消費税のときにも随分いろいろなパンフレットをつくったり本をつくったり、学者に動いてもらったり、いろいろなことをやっておられたわけでございます...全文を見る
○塩崎委員 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、最近連立与党と大蔵省のバイブルともいうべき税制調査会の中間答申、ここに「酒税・たばこ税」というのがございます。「酒・たばこについては、特殊なし好品として、諸外国と同様、従来から」云々、こう書いてございます。酒、たばこというのは特...全文を見る
○塩崎委員 財政物資という言葉に何か我々若い者はぴんとこないところがございます。しかし、その歴史から見れば明らかなことでございますから、あえて突っ込みませんけれども。  先ほど五十九年の例が出ておりました。先ほどの本会議でも、チューハイブームだとか、あるいは値段を二度上げた後だ...全文を見る
○塩崎委員 国際的に、例えばさっきビールを挙げました。しょうちゅうは国際的に比較ができませんから、ビールの税率を見ると、もう既に四四・一%になっているわけであります。アメリカが一五・四%、イギリスが三九・五とまあちょっと高いですが、ドイツは一九・九、フランス一七・五ということであ...全文を見る
○塩崎委員 よくわかりました。  今局長のも言葉の中に、それぞれ各国で飲み方あるいはお酒の種類によっていろいろ違うよというお話がございました。そういう意味では、しょうちゅうというのは極めてすぐれて日本的なものでありまして、ECからの要求によってずっと税率が上がってきた。人によっ...全文を見る
○塩崎委員 いささか唐突な質問で恐縮なのでございますけれども、今規制緩和が大変ポピュラーな言葉になっているわけであります。酒の販売の免許制度、小売の免許制度について、国税庁でございましょうか、この免許制度についてのスタンス、今後の方針についてちょっとコメントいただけませんでしょう...全文を見る
○塩崎委員 大臣のお言葉の中にも致酔性という言葉が何度か出てきたと思いますし、今の御説明の中にも教育あるいは健康上の問題もあるというわけでありますから、私は、ちょっと酒税の問題と離れますけれども、確かに緩和の方向でいくのだろうと思いますが、ほかの規制緩和とはちょっと趣が違うのだろ...全文を見る
○塩崎委員 よくアルコール度数に応じた課税ということも言われているわけでございますから、幅広くわかりやすい税制をまた検討していただきたいと思うわけでございます。  相続税の問題に移りたいと思うわけでございますが、けさほど石原委員の方からいろいろと御質問をさせていただいたわけでご...全文を見る
○塩崎委員 アメリカが一%ということでございまして、イギリスで五%でしょうか。あとフランス、ドイツあたりがどのくらいになるかわかりませんけれども、やはりまだまだ高いのかなということを私は申し上げたかったわけでございますので、引き続いてこれについてはまた議論をしていきたいと思うわけ...全文を見る
○塩崎委員 基本的には相変わらずふえているということでよろしいわけですね。  ちょっと大臣にお聞かせいただきたいのですけれども、土地や建物による物納ということがこんなにふえてきている、こういう現状をどんなふうにお考えになっているか、一言お願いします。
○塩崎委員 そもそも私が聞いたところでは、この物納というのは昭和十六年に戦費調達のために税率を上げて、それで払えない人が物納したというところで始まった制度だと聞いているわけでありまして、極めて古いものでございます。戦後の、何というか、この平和な時代にはあってはおかしいような制度だ...全文を見る
○塩崎委員 今、既に資産を売却して相続税を払った人もいるというお話がありました。土地を売却して相続税を払う場合には譲渡課税がかかるわけでございますね。これは時期にもよりますけれども、今は三九%だろうと思うわけでございます。  物納の場合には特に税金が取られるわけではない。これを...全文を見る
○塩崎委員 もう時間もございませんので相続税関係はこれだけにいたしますが、物納制度というのはどう考えても正常な姿ではないと思うわけでございまして、こういうことが起きないような実態をいつもつくっていかなければいけないなと思っているところでございます。  銀行局の方に多分おいでをい...全文を見る
○塩崎委員 銀行を監督する立場としてみれば慎重にならざるを得ないのはよくわかるわけでございますけれども、かわいい子には旅をさせよというぐらいで、少しはみずからリスクを負うことも考えることも大事であろうと思いますので、引き続いて、本当の自由化に十分打ちかっていけるだけの銀行が育つよ...全文を見る
05月31日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  本日は、大臣におかれましては、予算委員会に引き続いてということで、連日お疲れでございましょうけれども、しばし質疑におつき合いをいただきたいと思うわけでございます。  三月に質問させていただいたばかりでございますが、きょうは、規...全文を見る
○塩崎委員 ちょうどけさの日経新聞の一面トップに行革本部の部会の意見書の案というのが、これは別に発表したわけではなくて、どこかから漏れてしまったのでしょうけれども、出ているわけでございます。その中で特に酒、米、たばこということを例示的に書いてございます。大分大胆に規制緩和をしよう...全文を見る
○塩崎委員 一部の意見というも言葉でございますので、それを留意しておきたいと思うわけでございますけれども、前回、私三月二十四日にこの場で質問させていただいたときに、きょうもおいででございます窪田審議官の方から、免許制度については消費者重視の観点から規制緩和を今実施中だということで...全文を見る
○塩崎委員 酒・たばこの免許のあり方についてはもう少し述べてみたいと思うわけでございますけれども、規制緩和の本家本元とも言われているアメリカにおける酒・たばこの販売規制、特に酒が中心でございますけれども、酒・たばこの販売の規制について、どんなふうになっているのかをちょっと御説明い...全文を見る
○塩崎委員 規制緩和をする場合には必ず、既存の業者がどのくらい影響を受けるかということを当然考えなければいかぬだろうと思うわけでありますけれども、それぞれ、今日本で酒・たばこ販売に携わっている人たちは大体どのくらいおられて、どのくらいの規模でやっていらっしゃるのか、ちょっと御説明...全文を見る
○塩崎委員 一言で言えば、たばこにしても酒にしても、随分小さなところで経営をしているということに尽きるのではないかと思うわけでございます。今規制緩和をしようとしているこの作業部会の中で言われていることは、大体スーパーでの売り場面積制限を変えるとか、あるいはビール等の三年間の規制を...全文を見る
○塩崎委員 先ほどアメリカの酒の販売のことがございました。前回も申し上げましたけれども、私も一回アメリカで、もう大学へ行っているにもかかわらずパスポートを見せると言われて、子供扱いされたことに非常に憤りを持ったことがありましたが、そのくらいうるさい。それからまた、飲む場所も大変規...全文を見る
○塩崎委員 大上段に振りかざしたようなことで恐縮でございますけれども、会社の経営の場合には、どうしても合理化をしなければならない場合には人を整理するということがあるわけですが、国家の場合は経営とは言いません。国家の運営を図る政府としては、人を整理してしまうわけにはなかなかいかない...全文を見る
○塩崎委員 大蔵省の方に来ていないというお話でございます。しかし、これだけ項目を並べるということは、やはりどこかに何らかの形で、どこかのステージで、どこかの場所で要求自体は出されているのかなと思うわけでございますが、今の来ておりませんというのは、この要求自体がアメリカからも来てい...全文を見る
○塩崎委員 特にきょうは金融のことでお伺いをしたかったわけでございます。金融の十二項目の追加というか要求があるというふうに新聞には書いてあるわけでございますけれども、それぞれ一応これは来ていると考えてよろしいわけでございますか。もう一回。
○塩崎委員 そうしますと、何らかの形でこれに近いようなお話は来ているということだと思うのですが、私どもこの内容の十二項目しか知らないわけでございます。  こういう要求もあるのかなというような中身の要求なのか、それとも全然的外れなのか、あるいはこれをちゃんと取り上げてこれから協議...全文を見る
○塩崎委員 その年次報告を私は拝見していないので、この項目が入っているかどうかよくわかりませんが、なかなかおっしゃりにくいお話のようでございますから、こういう問題はこれから議論するのかなというふうに理解をさせていただきたいと思うわけでございます。  きょう国土庁からおいでになっ...全文を見る
○塩崎委員 恐らく大蔵省もこのペーパーはごらんになっただろうと思うのですけれども、大蔵省は今のような結論についてどんなふうな御見解をお持ちでしょうか。
○塩崎委員 インフラ面というお話でございますので、金融の活動そのものではないというふうにとってよろしいのですか。
○塩崎委員 今のやりとりをお聞きになって、大臣、東京の国際金融機能の役割について、今どんなふうにお考えになっていますか。
○塩崎委員 全く同感であります。  また新聞の話で大変恐縮でございますけれども、この間も、ニューヨークでは外国企業の上場ラッシュで大変忙しいけれども、東京の方は逆に外国企業が上場を取りやめるあるいは撤退をするというような話が出たりしておりまして、ちょっと寂しいようにとれる記事が...全文を見る
○塩崎委員 東京で上場するときにはすべて日本語で資料をつくらなければいけない、この翻訳も大変だという話であります。それ自体は大変だろうということはよくわかりますけれども、それ以外の規制あるいは隘路があってはならないと思うわけでございます。  これは、個別の名前を出すのは差し控え...全文を見る
○塩崎委員 今証券局長が具体的にお話に出されたのであえて聞いてみたいと思うのですけれども、日本には外為主義というのがあるわけでありますが、デリバティブズの中で為替と絡まないとできないものがあるわけです。それが、外国証券会社は為銀主義で外国為替業務ができないということで、今おっしゃ...全文を見る
○塩崎委員 もう時間もございませんのでまとめたいと思うわけでございますが、今お話がありましたような業務が香港、シンガポールに流れているかもわからない。大量に流れているわけではないわけでありますけれども、一部そういう動きが見られるということで、今のお言葉でもさらに検討をして、東京市...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。
06月03日第129回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○塩崎委員 岸田議員に引き続きまして、自由民主党の塩崎恭久でございます。どうぞひとつよろしくお願いをいたします。  さきの大臣の所信を受けまして、私もその中の幾つか、主に二つの点について御質問をさせていただきたいと思うわけでございます。  今回の所信の中身を拝見させていただき...全文を見る
○塩崎委員 今の助成の目的についても、一言ちょっとお聞きしたいと思うのです。
○塩崎委員 その目的の中に、憲法第二十六条で認められております教育の機会均等といいましょうか、この点は含まれていると考えなくてよろしいのでしょうか。
○塩崎委員 同じ質問を大蔵省の方にお願いをしたいと思います。
○塩崎委員 先ほど私も追加的に聞きました教育の機会均等という観点から、この助成というものをどう位置づけられているのでしょうか。
○塩崎委員 今基本的なスタンスをお聞きしたわけでございますけれども、とりあえずこれまでの助成の状況、推移につきまして、ごく簡単にちょっとお願いできますか。
○塩崎委員 今、平成六年度のお話まで御説明をいただいたので、具体的には、国からの補助が前年から比べるとちょうど二百十二億円減額になっている、こういう話でありまして、その分は地方交付税で補てんをする、こういうことであろうかと思うのですけれども、今文部省からの御説明を聞いたので、大蔵...全文を見る
○塩崎委員 自治省にちょっとお伺いしたいのですけれども、交付税というのはどういう性格の資金なのかという極めて基本的なお話で大変恐縮でございますが、一般的に我々の常識では、交付税というのは、ひもがついてない、使途が限定されない、それぞれ地方自治体が判断をされてプライオリティー、順番...全文を見る
○塩崎委員 その点について大蔵省はどんなふうにお考えになっていらっしゃいますか。
○塩崎委員 私ども地元の愛媛県の予算のつくり方をちょっと聞いてみましたら、とりあえず前年と同じだけの補助を計上して、九月でまだ考えるということなんだろうと思いますけれども、しかし、先々どうなるか大変心配をしているというのが現実でありまして、ことしはともかくとして、将来的に地方財政...全文を見る
○塩崎委員 自治省にお伺いしたいのですけれども、その交付税の扱いという観点から、今、県がどういうふうに考え、またどういうふうに指導をされているのか。同じような問題ですけれども、お言葉をお願いします。
○塩崎委員 私は、基本的には今までどおりの助成の仕方というものを続けるべきだという考えに立っているわけでございまして、これは各県に聞いてもかなりそういう声が強い。私どもの地元の愛媛県も、かなり厳しい結果だと思っているようでございますし、それから、補助率の復元も含めて再検討をしても...全文を見る
○塩崎委員 もう時間もあれでございますので、まとめに入りたいと思うのですけれども、やはり今子供の数が大分減ってきている中で、私学の経営というのはなかなか難しい状況なんだろうと思うのです。ですから、頑張っている私学にはきちっと手当てをしなければいけないし、頑張っていないところはさら...全文を見る
○塩崎委員 もう少し簡単にお願いしたいのですが、要は、このパターンを戻したいと思っていらっしゃるのかどうかということをお聞きしたい。大蔵省、自治省はこのパターンで続けたいと思っているのか、もとに戻してもいいと思っているのか、その結論だけで結構ですから、もう一回。
○塩崎委員 必要な財源措置という言葉は簡単でありますけれども、打ち出の小づちがあるわけではないわけでありますから、この点については改めてまた別の機会に質問をさせていただく機会もあろうかと思いますし、来週あたりも予算委員会の分科会等で話が持ち上がってくると思いますので、その点でまた...全文を見る
○塩崎委員 今共同センターの話がありまして、実は本年度予算で愛媛県も入っておりますので、ぜひこれはよろしくお願いしたい。  それで今、十年で四倍になったというお話でございます。もともと発射台が低いわけでありますから、四倍にといっても、恐らく国際比較してみればかなり低いのではない...全文を見る
○塩崎委員 私もアメリカの大学院に行ったとき、その大学院の名前はジョン・F・ケネディ・スクール・オブ・ガバメントという、多分ケネディ家がお金を出しているのだろうと思います。例えばMITのビジネススクールはスローン・スクールといいますし、ペン大はウォートン・スクールといいますし、大...全文を見る
○塩崎委員 社会貢献というお言葉がありましたけれども、「学術研究推進の基本的考え方」、これは文部省のものですが、この三番目に「研究者の自主性の尊重と社会的貢献への期待」、僕は、社会的貢献に期待をするだけでは、とてもじゃないけれども企業というのはお金を出さないのだろうと思うのです。...全文を見る
○塩崎委員 もう時間がございませんので、大臣に基本的にどういうお考えでおられるかをお話しいただきたいと思います。
○塩崎委員 最後に一言。  アリとキリギリスの話がありますけれども、福祉の問題なんかは、もう目の前に来て、待ったなしでやらなければいけないということです。この教育とか科学技術の問題というのは、目の前には切実さは余り感じない。しかし、気がついたときには遅いということが多いのだろう...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○塩崎分科員 自由民主党の塩崎恭久でございます。大臣におかれましては、大変お忙しいところ、またお疲れのところありがとうございます。どうぞひとつ三十分間よろしくお願いいたします。  きょうの本会議でも公共料金の凍結のお話が話題になっておったようでございますけれども、こういうような...全文を見る
○塩崎分科員 急な質問で大変申しわけなかったわけでございますが、経企庁にもきょうはおいでをいただいておりまして、今の定義は、言ってみれば政府が決めるものあるいは認可をするものが公共料金だという。言ってみれば、概観を言ってこれが公共料金だよと言っているわけでありまして、なぜそれじゃ...全文を見る
○塩崎分科員 ただいまお答えをいただいたわけでございまして、これは参入規制が行われているということが一つの大きなポイントになってくるんだろうと思うのです。  今お言葉がありましたように、競争が制限をされているということがこの公共料金の大きな特徴であるわけでありまして、その競争が...全文を見る
○塩崎分科員 実績年度をベースに考える、こういうことでございますから、当然過去を、実績ですから過去ですよね。過去ということは今の会社のコスト構造、例えばフェリーならフェリーでそのコスト構造そのものを前提に平年度の分を考える、こういうふうに考えたらよろしいのですか。
○塩崎分科員 おまけに適正利潤ということで一割配当ということでありますから、その実績で今の会社が仮にかなりゆるゆるの経営をしておっても、そのコストをベースにさらにまたその一割の配当ができるだけの料金を設定させてあげるというのが公共料金と考えたらいいわけですね。
○塩崎分科員 幾ら適正、適正といっても、現状を前提とする限りは、その会社の体質そのものがもし十分な合理化をしていないということになれば、やはりそれはコストとして考えるにはちょっと国民に対して失礼なところがあるんじゃないかなと私は思うのです。  おまけに、一割配当というのが前提で...全文を見る
○塩崎分科員 ここで確認をしておきたいのは、現状のコストをベースにしてしいるとうことがこの適正な原価計算をするときに前提となっているということをもう一回確認をさせていただきたいと思います。
○塩崎分科員 したがいまして、今の会社がやはり十分な合理化をしていない場合には、そのコストとしてかなりむだな分も入っている可能性が十分あると私は思うわけでありまして、確かに離島航路とか、いろいろ配慮しなければいけないということは、特に私は瀬戸内海でございますから、私も十分わかって...全文を見る
○塩崎分科員 なかなか微妙な言い方でございますけれども、やはり我々使う側、乗る側にしてみれば、十分な合理化をした上で計算された料金でなければなかなか納得できないと思いますし、特に国際的にいろいろ安いチケットが入手できるようになってまいりましたりしますから、そういう意識というのはど...全文を見る
○塩崎分科員 全く同一のケースというのはなかなか少ない、十九しかないということだろうと思うのですが、航路群といいましょうか、例えば瀬戸内海なんかいっぱい港がありますから、松山と今治と東予なんというのは、大体似たようなもので、真ん中に住んでいる人は都合のいいところにやはり行くわけで...全文を見る
○塩崎分科員 消費者、使う方から新しい古いで変わっていいのかというお話がありましたけれども、私はその辺はもう会社に任すべきであって、一々これは運輸省がこれをこうしなさいああしなさいと言うのではなくて、それはオウンリスクでやってもいい範囲ではないかと私は思うのです。行ってみたら船が...全文を見る
○塩崎分科員 ついせんだって、東京からアメリカ西海岸に行くのに随分安い値段を認可をしたと思うのですけれども、一番安い季節のときで四月一日から二十二日まで九万八千円というのがあるのですね。ロスと成田の距離というのは大体八千七百キロぐらい。ちなみに羽田と松山というのは八百キロちょっと...全文を見る
○塩崎分科員 大変素直にお認めをいただいて私もうれしいわけでございますが、最初の公共料金は何かということから考えてみても、やはりこれは増収である必要はない。それは適正なコストという、原価というお話がありましたけれども、何をコストにするかということが問題であって、利益が上がるように...全文を見る
○塩崎分科員 最後に一言だけ。  割引の制度はいろいろありますけれども、今までの割引なんか、去年の十月二十二日に出された通達の後に出てきたのも一般に利用可能なものというのは割合少なくて、何かいろいろな組み合わせで、夫婦でどこかの旅館に泊まってこの船に乗ったら安くするとか、どうも...全文を見る
10月20日第131回国会 衆議院 厚生委員会公聴会 第1号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。本日は、お三方の公述人の皆様方に貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。根本議員に引き続きまして、十五分というお時間をちょうだいをいたしまして質問をさせていただいて、御教示をいただきたいと思うわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎委員 引き続いて福岡公述人にお話を聞きたいのでございますが、先ほど山崎先生が特別保険料ボーナス一%ということにつきまして、納得できないといいましょうか、余り賛成ができないという御意見がございました。逆進的といいましょうか、零細企業と大企業のアンバランスで、大企業寄りになって...全文を見る
○塩崎委員 福岡公述人から今のような御意見がございましたけれども、山崎先生、今の御意見を受けて、いかがでございましょうか。
○塩崎委員 本件につきましては、恐らく神学論争でいつまでも続くのだろうと思うので、次の話にいきたいと思います。  国庫負担の引き上げの問題でございますが、山崎先生は先ほど反対と、否定的なお答えを出しておられました。この点につきまして、福岡公述人におかれましては、税の全体の議論の...全文を見る
○塩崎委員 先ほど山崎先生は、なぜ年金のみ税にしわ寄せをやるのか、こういうことでございました。ちょっと話が脱線するかもわかりませんけれども、今回税制改革の法案もこの国会にかかるわけでございます。そんな中で、年金のスライドにつきましては一千億、それから福祉について四千億ということで...全文を見る
○塩崎委員 今回、いろいろ議論の末にああいう答えを一応出したわけでございますが、やはり国家には打ち出の小づちはないということが、与野党ともに共通の認識として今回できたのだろうと思うのでございます。きょうは年金の話で終わったわけでございますが、今後とも福岡公述人並びに山崎先生、そし...全文を見る