塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○委員以外の議員(塩崎恭久君) ただいまの池田議員のお尋ねでございますけれども、みなし利息という概念がそもそも何のためにつくられたのかということでございますが、この利息制限法並びに出資法は弱者保護を目的として行われているものでございまして、金銭貸借に係る金銭の授受については名目の...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) 先ほど趣旨説明の中にございましたように、この取引自体、欧米では大変広範にやられているものでございます。すなわち、これは企業が手元を持つときに、将来のいろいろな条件が変わったとしてもコミットを銀行側からしている分については必ず得られるというメリットが...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) まさに池田議員御指摘の点が、我々も半年ぐらい議論してまいりましたけれども、一番心配をした点であり、一番注意を払ったところだろうと思います。名目は何にせよ、まさにそういう形で弱者がどんどん高い実質的な金利を取られるということがあってはならないわけであ...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) どちらがイニシアチブをとるかということは、それはもうケース・バイ・ケースであって、私は個人的には、今までこれができなかったのは、もちろん利息制限法と出資法に抵触するおそれがあるということで認知をされなかったということもございますが、むしろ銀行の方に...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) それこそまさにケース・バイ・ケースだろうと思います。それは業種によって運転資金がどういう山で必要になってくるのかとか、あるいは設備の更新のペースとか、それぞれ違うわけでありますから、やはりそれはあらゆる条件を考えた上で、企業側はこれだけの枠を設定し...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) 何に使うか、何に使う可能性があるかを含めて最初に契約を交わすわけでありますから、そのリスクを評価する能力がまさに銀行に問われるわけでありまして、それができない銀行はやっぱり手数料を高くしようとする。高くしようとすれば、ほかの銀行に行った方が有利だな...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、一番最初に契約するときに、大体一年ぐらいが多いわけでありますが、例えばその一年間の活動の中でこの企業は一体何をするところなんだろうかということを必ず銀行は評価をしなければいけない筋合いにあるんです、つまりコミットするわけであ...全文を見る
○委員以外の議員(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、これがまだ解禁されていない現在ではやはり不測の事態を考えて、聞いてみますと大企業でも何千億の単位で安心預金というかたんす預金を言ってみれば多目に借りて積んでおくと。不測の事態が自分の会社も含めて、あるいは自分の取引先や関...全文を見る
03月19日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○塩崎参議院議員 特定融資枠契約に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  一昨年来の信用収縮の状況のもとで、企業の資金調達の機動性の増大を図るため、融資枠契約、いわゆるコミットメントライン契約に対する需要が高まっております。融資枠契約とは、金...全文を見る
○塩崎参議院議員 今法務省から答弁がございましたように、利息制限法及び出資法に定めております上限利息にみなし利息として今回のコミットメントライン契約の手数料が入るという解釈でありまして、それは、もともと出資法並びに利息制限法は弱者保護ということでございますから、今までは、弱者を保...全文を見る
○塩崎参議院議員 今佐々木委員御指摘のとおり、私ども自民党の中で議論をしたときに、中堅企業にも広げるべきではないかということが法務部会で出たことは事実でございます。そして、財政部会で議論をいたしましたときには、さらに中小企業にも広げるべきではないかという意見も出されました。  ...全文を見る
○塩崎参議院議員 今佐々木委員御指摘のとおり、一定期間の契約でございますから、当初に契約をした期間内においては、基本的に、銀行は貸し出しを要請されればこたえなければいけないということでございます。  ただ、これはあくまでも私契約の世界でありますから、まず第一にその期間をどれだけ...全文を見る
○塩崎参議院議員 先ほど申し上げましたように包括的な契約でありますからケース・バイ・ケースで、一つ一つ何に使うのかということを徴求したとしても、そこでとめるということはほぼないのだろう、私が知る限りではそのように理解をしております。  ただ、先ほど来申し上げているように、あくま...全文を見る
○塩崎参議院議員 先ほどのリスク評価のことにつきましては、繰り返し申し上げますけれども、過去のバブルの反省をちゃんと教訓にして審査能力を高めろということにつきましては私も全く賛成であって、銀行が過去の反省から教訓をちゃんと得ていれば、むしろ、この契約をする際に自分がコミットをした...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○塩崎恭久君 自由民主党の塩崎恭久でございます。きょうは介護保険について集中的に審議をしようということでございまして、トップバッターで幾つか質問させていただきたいと思います。  来年の四月からの導入ということでございますが、世上、ちょうど一年前ということで新聞でもいろいろ取り上...全文を見る
○塩崎恭久君 自治体の人たちと話していて、例えば一つ、ああそうなのかなと思ったのは、しっかりしたところだったらいいのですけれども、必ずしも三千三百全部しっかりしているわけではないかもわからないので心配をしているのかなと思うのです。  コンピューターの関係でいろいろ処理をするわけ...全文を見る
○塩崎恭久君 夏ごろとおっしゃったように、さっき六月という数字を聞いたような気がしますが、夏というのは何月ごろを言っているんですか。
○塩崎恭久君 一般の国民にとっては一番大きなのが保険料、特に一号被保険者にとっては大きいわけでありますから、この問題に帰着するわけであります。  ちょっと話を先に進めさせていただきたいと思います。  もともと介護保険というのは、介護というものを社会化しようということで、みんな...全文を見る
○塩崎恭久君 今の大臣のお答えの中にありました見通しというのが手元にございますが、マクロベースで介護は二〇二五年でも今お話しございましたとおり国民所得比二%台という数字になって、ここに「介護の負担の割合は、対国民所得比で二・五%程度と将来とも相対的に小さいものと予測される。」、こ...全文を見る
○塩崎恭久君 先ほど十八万円は酷かなというふうに個人的には若干思わないでもないがというお話がありましたが、確かに市町村長さんたちが集まって決めたことでもありますが、彼らもそれを認めながら、ちょっとやっぱり酷かなという意見もまだあるものですから、今、大臣も低所得者対策等々にきめ細や...全文を見る
○塩崎恭久君 まさに今申し上げた民間の事業者が参入するであろうということが予想されるわけでありますけれども、特に我々が心配しているのは、先ほどお話があったように、なるべく在宅が多い方が全体的にコストは低くなるだろうと思うんです。  問題は過疎地あるいは離島の問題でありまして、過...全文を見る
○塩崎恭久君 結果を公表するということでありますが、できるだけこれも早目にお願いをしたいと思います。いつごろというのがもしわかればお答えをいただきたいと思います。
○塩崎恭久君 夏を楽しみにしておきたいと思います。  次に参りますが、去る三月三十日に閣議で規制緩和推進三カ年計画というのがあって、その中に介護サービスの利用手続及び支払い方法の多様化ということについて十年度試行、十一年度結論と、こういうふうになっております。これはそもそも、我...全文を見る
○塩崎恭久君 今、ICカードの話が出ましたけれども、医療等についても考えるという話が巷間言われているわけでありますから、情報化社会でこの程度と言ってはあれですけれども、そんなに難しい問題ではないと思うんですね、確かにコストの問題はありますけれども。ですから、個人の情報という意味で...全文を見る
○塩崎恭久君 最後に大臣に、今議論いたしました民間の介護保険の世界への参入について基本的な御認識を、さっきも私の考えをちょっと申し上げましたけれども、お聞かせをいただいて、質問を終わりたいと思います。
○塩崎恭久君 ありがとうございました。今、大臣のおっしゃったとおりだと思いますが、悪質な業者が入ってこないということは大事な話でありまして、そういう点で、これも社会福祉基礎構造改革の中でありましたけれども、第三者の評価機関というものがその質を担保する役割をなし得るのであろうと思っ...全文を見る
07月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○塩崎恭久君 今の大島先生のお考えとつながるわけでありますが、田村先生の先ほどのお話の中にもありましたように、現地で何が本当に必要とされているのかということがなかなかわからないということは大変重要な問題だと思います。  結論からいいますと、先ほど来繰り返し出ておりますが、基本法...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○塩崎恭久君 自由民主党の塩崎恭久でございます。きょうは先般の大臣からお話を承ったことについての質疑をまず行うということで、トップバッターを務めさせていただきたいと思います。  この間お読み上げをいただいた文章は、恐らく大臣がいろいろ御注文をつけたとしてもお役所の言葉に近いなと...全文を見る
○塩崎恭久君 ありがとうございました。  時間があれば本当は山本政務次官にもお聞きしたいわけでありますが、またの機会にこれは譲ることにいたします。  去年、自由民主党の中で金融再生トータルプランというのをつくりました。そのとき臼井大臣に御指導をいただいて一緒に夜中まで随分作業...全文を見る
○塩崎恭久君 聖域なき議論をするということではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  先ほど弁護士の数と司法書士の数を言いましたけれども、弁理士というのも私ども愛媛県にはたしか一人いるかいないかでありまして、やっぱり地方の時代ということであるならばこの辺も少し...全文を見る
○塩崎恭久君 さっき申し上げたように、担税力に応じてというのはやっぱり議論があるところだろうと思うんです。我々にとって大事なのは、こういうパブリックポリシーをやるときにその目的は何か、そしてそれをやることによってどういう影響が出てくるのかということを考えながらやらなければいけない...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○塩崎恭久君 自民党の塩崎恭久でございます。  けさほど参考人の四名の方々からそれぞれのお立場から御意見を聞かせていただいて、大変勉強をさせていただいたわけでございます。もともとこの法律は先国会に出ていたわけでございまして、世の中もこの成立を一日も早くしてほしいということで、期...全文を見る
○塩崎恭久君 わかりました。  後見人あるいは保佐人がそのお取り消しをすればいいということだという御説明だったかと思うわけでございます。  この取り消し権について、これはまたちょっと細かい話でありますけれども、今回は日用品の購入とかその他日常生活に関する行為は除くということに...全文を見る
○塩崎恭久君 わかりました。  今回、法律が成立してこの制度を導入する際に大事なことは、きのうの質問にも出ていましたけれども、やっぱり実効ある普及ということが大事なんだろうと思うんです。  そういう中で、幾つか気になることもありますし、今後の課題というのが残っているんではない...全文を見る
○塩崎恭久君 これから新しい制度のもとでいろんな人が多分後見人になろうということになると思いますので、いろいろな状況を想定した上でなお私はもう少し検討してもいいのかなというふうに思っております。  時間がもういよいよなくなってきたので、最後に大臣に、けさほどの参考人の副島弁護士...全文を見る
○塩崎恭久君 終わります。
12月10日第146回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○塩崎恭久君 自民党の塩崎恭久でございます。  民事再生法の質疑がやっと始まることになりました。去年、私ども自由民主党では、先ほどの提案者であります山本幸三議員を初め、実は何を隠そう臼井法務大臣がまたその中心としてトータルプランというのをつくってまいったわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎恭久君 できる限り早く整備をしたいという大臣の御決意でございますので、ぜひひとつ前倒しにお願いをしたい、こう思うわけでありますが、危機というか、物事が急がれるときに、今役所に何人いるからこの人数でやればこの程度の日程でしかどうやったって早くはできないみたいな話がよく出てくる...全文を見る
○塩崎恭久君 今、大臣お答えのように、債務者がこの法律がためにかえって甘やかされて乱用してしまう、債権者が相対的に損をするというようなことの防止手だては裁判所を中心にさまざま講じているというお話でございました。その点は行き過ぎないように、債務者に対するチャンスを与えるといっても行...全文を見る
○塩崎恭久君 調査室がつくってくれた資料にも中小企業を念頭に置いていると書いているものですから、どうかなと思ってお聞きをしましたけれども、今のお答えでいけば、大企業も全く問題なく使える、そして中小企業も使える、こういうことだと思うんです。今回のふれ込みは個人から法人まですべて使え...全文を見る
○塩崎恭久君 そうしましたら、今度は企業の問題に戻りまして、大企業であろうと中小企業であろうとどちらでもいいわけでありますけれども、企業が民事再生手続を利用する場合と会社更生手続を利用する場合とにおける銀行を中心とする債権者、この債権者にとってのメリットそれからデメリットというの...全文を見る
○塩崎恭久君 後でまた出てくるかもわかりませんが、破綻原因が起きる前にこの手続に入れるというのがこの民事再生の一つの大きな特徴でありますから、銀行は当然債権者として、今度債権者からタオルを投げるというか、それもできるわけですから、能動的に会社をリストラクチャーしよう、それも法的手...全文を見る
○塩崎恭久君 実は、その会社更生法というのは、導入したときからチャプターイレブン的なこともできるという建前で導入をされているんで、本当はできるはずだと、今の、破産原因がなくても会社更生手続には申請すれば入れるという話でありますから。しかし、それをやってこなかったわけですね。それは...全文を見る
○塩崎恭久君 よくわかりました。  今の、破産原因が生ずる前に手続を申し立てることができるということ、そして早期の段階における再建への道を開けるということなんですが、この申し立て権の問題について若干お話を聞きたいと思うんですけれども、特に資産流動化の場合などでは大変必要になる措...全文を見る
○塩崎恭久君 ありがとうございました。  先ほど来出ていたチャプターイレブンで初めて導入されたデッター・イン・ポゼッションという概念でありますけれども、去年トータルプランをやっているときに随分問題になったのは、不良債務をしょってしまっている企業、特に例えば不動産の虫食いを何とか...全文を見る
○塩崎恭久君 今のスーパープライオリティーとちょっと違いますが、アメリカの場合には今ペイオフというのが問題になっていますけれども、預金債権を他の債権よりも優先するというのがあったりして随分考え方が違うなという気がいたすわけでありますが、なおこの辺の問題は、先ほどの労働債権等々の問...全文を見る
○塩崎恭久君 今のその減資の手続ですが、通常減資するということなれば特別に株主総会の三分の二の同意が要るということだと思うんですが、この手続の場合の減資をする手続は、もう一回確認しますが、今までと違う手続にしているのかどうか、お答えいただけますか。
○塩崎恭久君 わかりました。  きょうは金曜日でもございますので、そろそろ大臣の、今いろいろずっと議論をしてまいりましたが、去年トータルプランをいろいろおやりになられました。それから山本政務次官もおいででございますが、弁護士として今まで倒産手続をおとりになったことがあるかどうか...全文を見る
○塩崎恭久君 最後に大臣に、今の政務次官のお話も含め、これからのこの民事再生手続に期待するもの、それから聞くところによると、大臣は個人の破産法制もきちっとやらなきゃいかぬ、こういうふうにおっしゃっていただいているようであります。この法律自体が個人にも使えるといいながら、これで全部...全文を見る
○塩崎恭久君 この法律は、施行を見ると、「この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」と、こう書いてあるわけであります。したがって、先ほど大臣それから政務次官のおっしゃっているように、期待するところ大ということであれば、一日も早くこれ...全文を見る