塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月25日第151回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  きょうは、中間法人法の審議でございますけれども、ちょうどハンセン病訴訟の控訴断念という決断を小泉総理がされて、後ほど上田議員の方からもまた御質問があるということでございますから、余りダブらないようにしたいと思いますけれども、一つだけ...全文を見る
○塩崎委員 今のお話ございましたが、政治的には大変重い声明であった、こういうことでございます。  法秩序を守るとともに、恐らく大事なことは、患者、元患者の皆様方のこれまでの長い長い歴史に対する思いというものを我々がどう判断するのかという中で、今回このようなことをされたということ...全文を見る
○塩崎委員 一つ確認をしたいわけでありますけれども、民法第三十三条で、法人は法律で定めなければいけない、こういうふうになっているわけでありますが、営利、非営利、それから公益、非公益、こういうマトリックスで見て、今回の法律でもって、法人がつくれないところはなくなった、すべてが言って...全文を見る
○塩崎委員 ということは、中間法人というのは、公益的事業もできるし、営利的な事業もできるということであるわけですね。
○塩崎委員 わかりました。  先ほど経緯という中で少し言っていただかなければならなかったのは、やはり行革的な観点から公益法人のあり方について再々問題点指摘がなされていて、今から振り返ってみれば、こういう中間法人的な位置づけの法人がないがゆえに公益法人にいろいろ潜り込んでしまった...全文を見る
○塩崎委員 ということであれば、去年の十一月に私ども自由民主党の行革推進本部の中で、今後この公益法人改革をどうするのかということをまとめたものがございますが、その中で、言ってみれば公益法人をもう一回見直して、今政府でももちろんやっているわけでありますが、石原大臣のもとでやっている...全文を見る
○塩崎委員 さっき申し上げたように、この経緯の中で、昭和四十六年の勧告であるとか、その後も昭和六十年、平成四年と勧告がちゃんと正式に出てきているわけで、今民事局長さんは、全く議論していないというか、そういうようなことをおっしゃるけれども、二十年、三十年指摘され続けて、つまり、今ま...全文を見る
○塩崎委員 公益法人については、長い間、そもそも民法三十四条というのはもう百年たっているわけでありまして、それがゆえにいろいろな問題が起きてきたということについては、民法を所管する法務省はそういう責任をもう少し感じていただいて、やってもらわなければいかぬのではないかと思いますけれ...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  今さんざん公益という言葉が出てまいりました。大臣に、そこでちょっとお尋ねをしたいと思うわけでありますが、公益というのは一体何であろうか、だれが公益かどうかということを決めるべきなのだろうか、こういった点についてちょっとお伺いをしたいと思い...全文を見る
○塩崎委員 結論的に言えば、主務官庁すなわち政府、行政府が、何が公益で何が公益ではないかということをこれまで決めてきたということだと思うのです。それによって税の恩典を与えるかどうかということも決まってきたということでありますけれども、公益というのは定義が非常に難しいと思います。 ...全文を見る
○塩崎委員 国家は共同幻想かなんという青臭い議論を昔はよくしたわけでありますが、それぞれの地域地域で、あるいは国全体でもいいわけでありますけれども、やはり、最近のはやりの言葉で言えば、ガバナンスの仕組みみたいなものが本当に随分変わってしまってきているんだろうと思うんです。そして、...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○塩崎委員 太田先生並びに山野目先生、きょうは大変ありがとうございます。  今、それぞれお二方から、公益法人に関する問題、そしてまた非営利法人の問題等につきまして御意見を開陳されまして、大変勉強になりました。今回、中間法人法という、中間ということで、法律的には何となくぼわっとし...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  時間がもう大分迫ってまいりましたので、山野目先生に本当は同じことを聞こうと思ったのですが、時間が限られておりますので一点だけ。  先生のレジュメでも、本来公益法人になるべきではないところが三十四条に潜り込んでしまってきたケースがたくさん...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  これからのことでございますが、大変重要な問題だと思うので、また先生方の御意見を拝聴しながら審議をしてまいりたい、こう思っております。  終わります。
05月31日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○塩崎議員 ただいま議題となりました金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提案者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五十三条に規定する金融機関等からの資産の買い取りにつ...全文を見る
○塩崎議員 九八年のいわゆる金融国会で、仙谷先生と一緒に私も再生法をつくる作業に携わったわけであります。  振り返ってみると、あのときの市場というのは、そもそも不良債権の流通市場というのはまだなかった、何とかつくろうということでありました。サービサーも当然なくて、あの国会でつく...全文を見る
○塩崎議員 ホームページを見ていただいてありがとうございます。  まず、今回のこの法律改正について、なぜ議員立法なんだ、こういうお尋ねでございますが、もともとこれは再生法そのものが議員立法でございました。そして今回、緊急経済対策等々で議員が中心になって提案をした買い取りの延長と...全文を見る
○塩崎議員 基本的に、今政府としても、不良債権の最終処理を二、三年のうちに行うということを所信表明でも言ったわけであります。したがって、この申し込みについても三年ということで切って、不良債権処理はやり通すんだ、こういうことが柳澤大臣を含めて小泉総理の内閣の姿勢だということで、三年...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○塩崎議員 ただいま、サービサーの官業、民業のすみ分けというか役割分担のお話がございました。  先生御案内のように、このRCCは、もともと住管機構そして整理回収銀行が合併をする形ででき、その際に、一般の銀行からの不良債権の買い取りもやろうということになったわけでありますが、その...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) ただいま議題となりました金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提案者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五十三条に規定する金融機関等からの資...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○塩崎議員 ただいま議題となりました特定融資枠契約に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  金融機関等が一定期間にわたって一定の融資枠を設定、維持し、その枠内で顧客の請求に基づいて融資を実行することを約する融資枠契約に...全文を見る
○塩崎議員 まず、二年前にこの法律ができたときのことを思い出してみますと、まずこの法律自体は、共産党さん以外全党が提案者になっていただきまして成立した法律でございます。今回二年目の見直しで枠を拡大しようということで、借り主の枠を拡大することにしたわけでありますけれども、今御質問の...全文を見る
○塩崎議員 先ほど経緯については御説明したとおりでございますが、二年のめどをもって見直すということでございました。おかげさまで、導入をしたのが平成十一年、九九年の三月末でございましたが、その夏ごろに六百件ぐらい、銀行、保険あたりで、調査をしてみますとそうなっております。その一年後...全文を見る
○塩崎議員 中小企業庁などでとったアンケートは今先生がおっしゃったとおりでございますが、やはりまだこの仕組みそのものが十分に御理解をいただいていない部分がたくさんございまして、私も地元でいろいろ話を聞いてみますと、確かに、貸すことを約束してくれるような契約は大変結構なことじゃない...全文を見る
○塩崎議員 正直申し上げまして、今回、見直しに当たっていろいろなヒアリングをする中で、このようなニーズがあるということを私どもも知りました。したがいまして、随分いろいろと調べさせていただきまして、今回このような結果になったわけであります。  いわゆるSPC法というのは、改正まで...全文を見る
○塩崎議員 松本委員の、ストラクチャードファイナンスの重要性の問題、そしてまた個人投資家への広がりの問題でありますけれども、私も非常に重要な問題だと思っております。  先ほど、住宅金融公庫の債権の証券化の話がございましたが、あれは、SPCを使ったものではなくて信託方式ということ...全文を見る
○塩崎議員 アメリカのCRA法を想定しての日本版のものを考えていらっしゃるのではないかなと思いますが、結論からいうと、ルールを守るということでやることが大事だというお話がありましたけれども、結局、ディスクロージャーによる銀行に対する言ってみればプレッシャーを活用しながらやろうとい...全文を見る
○塩崎議員 ただいまの御指摘のように、当初、この法律を導入する際には、弱者保護ということで、とりあえず大企業に限定をしたということでございます。  当時、中小企業は資本金一億円未満ということでございましたが、途中で中小企業の定義も変わりました。製造業の場合では、一億から三億まで...全文を見る
○塩崎議員 手だてを検討するということで、確かにいろいろと考えてきました。例えば、商品ファンドを規制緩和で限度額を下げていくときにも、書類でどういうことを書かなければいけないのかというような行為規制についても導入をしたわけでありますが、今回のこのコミットメントライン契約については...全文を見る
○塩崎議員 二年後の見直しについての方向性というのは、この二年間の実施の間で何が起きるかを見ながら考えるということでございまして、今回の議論をしたときに、両方ありました、けさほど申し上げましたように、全部行為規制だけで、あと全部規制をなくせという意見もあれば、日弁連のように、引き...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 今、先生から御指摘ございましたように、これは住管機構とそれから整理回収銀行が一緒になったということででき上がったものでありますが、九八年の金融国会の際に、その年の頭ぐらいから、いわゆる不良債権を銀行のバランスシートから落とさなければいけないというときに...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 今、先生からモラルハザードのお話も出ましたが、モラルハザードがもし仮にあるとすれば、それは、市場で売却する価格よりも優位な価格であったりする場合には当然そういうことが想定されると思うんです。  しかし、我々は、いわゆるデューデリジェンスという、言って...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) いわゆる公的資金ということになるわけでありますが、今申し上げましたように、どういう価格で買うのかということが一番大事であって、損を出さないような価格で買わなければいけないという縛りをかけた上でこれを買っていることになりますので、回収によってロスが出ない...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 先生御案内のように、この整理回収機構、その前身から考えてみれば大分長い間いろいろノウハウを蓄積してまいりました。回収の実績もかなり上げてきて、もちろんまだまだ足りないところがあって、新たなこともお願いしなきゃいけないなという議論を我々は今しているわけで...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 櫻井議員からのお尋ねでございますけれども、今回、緊急経済対策が四月六日に決定を見たわけでありますが、その際に、特に破綻懸念先についてのオフバランス化というのが明示をされて、二年、三年ということで、新規のものは三年ということでオフバランス化をしようじゃな...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 私は何も立場がある人間ではございませんが、私の個人的な意見ということでお尋ねでございますからあえて答えたいと思いますが、今、櫻井議員がおっしゃったように、今回大手行の十二・七兆について二年以内にオフバランス化をしようということになれば、当然協調融資をし...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) ただいま議題となりました特定融資枠契約に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  金融機関等が一定期間にわたって一定の融資枠を設定・維持し、その枠内で顧客の請求に基づいて融資を実行することを約...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 峰崎議員には、前回確かに共同提案ということで一緒にここに並んでいただいたような記憶もございますが、今回いろいろな事情で、賛成はしていただけるけれども共同提案じゃないというのは大変残念でございますが。  今御質問があった点に簡単にお答えいたしたいと思い...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 大門議員の御質問にお答えいたします。  確かに、二年前に我々スタートするときに一番心配したのは、中小企業が弱い立場がゆえに法外な手数料を取られるんじゃないか、こういうことでとりあえず商法特例法の大企業というのに限定をさせていただいたと、こういうことで...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○塩崎議員 ただいま石毛委員の方から三点ございました。  まず最初は、この「社会福祉法人その他の多様な事業者」というのはどこまでが入るのか、こういう話でありますが、御案内のように、去年の三月に待機児童問題の対応のために保育所に係る規制緩和を三点いたしましたけれども、その中に設置...全文を見る
○塩崎議員 おっしゃるとおり、もちろん、借りる方がいろいろ投資をしてやることも後ほどあると思いますが、整備をした上で貸与をするということで、その際の整備の費用についての国庫補助をしようということであります。  それはケース・バイ・ケースでもあろうかと思いますが、今既に概算要求と...全文を見る
○塩崎議員 石毛委員おっしゃるとおり、PFI方式を含めてこれをやれるということでございます。
○塩崎議員 保育の質の問題につきましては、公であろうと民であろうと、同じ水準を当然国で設けているわけでありますから、どういう形態で運営をされるにしても、保育の質の問題については全く同じように扱われるということで、そこは担保されているというふうに考えるべきだと思います。     ...全文を見る
○塩崎議員 佐藤委員のただいまの御質問でございますが、いろいろな議論がございました。当初我々が考えた案からも少し変わっているところもございますが、今おっしゃったようなPFIの問題であるとかそういうところも確かに出てきたことでございます。結果、今回のような文面になっているわけであり...全文を見る
○塩崎議員 これは、いろいろ我々担当しておりますけれども、今おっしゃったように、規制強化の部分も必要じゃないか。それは、さっき私が申し上げたように、公的なサービス、パブリックサービスの質というものを絶対守らなきゃいけない、そして、最低基準も設けてということでありますが、今回の法改...全文を見る
○塩崎議員 小沢委員の御指摘でございますが、その他の必要な措置として、いろいろこれからPFI等々の指標も設けようと言っておりますが、基本的には、先生今おっしゃったように、保育に係る基盤整備を図る責任というのは、当然のことながら市町村にあるわけであります。  ただ、そのサービスの...全文を見る
○塩崎議員 先生の肝心なお気持ちを、少しお答えをせずに、大変失礼しました。  おっしゃるとおりだと思いますが、基本的には、今回の、特に待機児童が多いところというのは都市部になるわけですね。そうすると、市長さんがどういう方法で待機児童解消をするのかというところにかかっているわけで...全文を見る
○塩崎議員 繰り返し申し上げますけれども、大事なことは、ニーズがまずあって、それは待機児童が多くてこれを解消しなければいけないという社会的な大事なニーズ、それに対してどうやって対応するのかという中で、今回の無認可への届け出制等々いろいろなものをやろうと言っている中に今回こういうの...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 井上議員、先ほど来、保育の質の問題を特に大事にしなければいけないというお話がございました。  まさにそのとおりだと思いますが、この五十六条の七というのは、まず第一に、どういう市町村でこういうことをやってほしいかといいますと、保育の実施への需要が増大し...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○塩崎議員 ただいまの山本議員の御指摘は、大変的確な御指摘だと思います。この法律自体からは、今までの、従前の買い取り価格について、時価ということで買い取ることを排除しているというふうには思えない条文でございます。  それも御指摘のとおりでございますが、ただ、九八年の金融国会の際...全文を見る
○塩崎議員 山本委員の御指摘のとおり、今までは二次ロスを回避するがために極端に安い価格で買い取ってきて、むしろもうけ率が高くなっちゃった、こういうやや非現実的なことが結果として起きてしまったわけであります。  では、時価は何かということでありますが、基本的には、市場で、民間の市...全文を見る
○塩崎議員 ファンドというのは決して魔法の玉手箱ではなくて、原則、一番大事なのは、再建計画そのものだと思うんですね。それがうまくいくときに投資をして、アップサイドというか、現物出資なら現物出資して、自分が投資持ち分を持ったときのその持ち分が価値が上がることが、企業再生が成就して初...全文を見る
○塩崎議員 今回の法律改正の柱は三つあると思うんです。一つは時価にするということ、そしてもう一つは再生を図るということであり、そしてもう一つは三年で切るということを原則とするということだと思うんです。  したがって、植田先生御懸念の二次ロス等々で損をするんじゃないかということで...全文を見る
○塩崎議員 植田先生がおっしゃっているのは、証券化などのときのNシリーズなどでリザーブファンドというのをRTCが出して補てんをしたということを指しておられるのかなと思いますし、また、ディベロッパーに対してオークションで開発計画を出させて一番高いところでやっていただく、こういうこと...全文を見る
○塩崎議員 これは先ほども申し上げたとおりでありまして、価格というのは、経済学の教科書にも、需要と供給がマッチしたところで決まる、こう書いてあるわけであって、それはつまり買い手と売り手が折り合ったところが価格だということであるわけであって、そうなるんかいなというお話でありますが、...全文を見る
○塩崎議員 先生おっしゃるように、銀行そのものが不良債権を売却するかどうかというのは実は最大の問題であって、それは先生御懸念のとおりであろうと思います。売る気さえあればあとは値段の問題であるわけでありますが、そこのところをどう考えるのかというのは、実は、我々の議論の中でこれを考え...全文を見る
○塩崎議員 先ほど、中断する前の答弁で、三つ今回特徴があるという中に、三年で切るというのがあったわけでありますが、やはり我々は、御指摘のように、本当にバランスシートから落として銀行からRCCに行っても、そのままで何もしないんじゃないかということを一番心配いたしました。  今回は...全文を見る
○塩崎議員 はい。  この三年間、金融国会の後、いろいろなことがありましたが、一つわかったことは、銀行、貸し手と企業、借り手の間に任せておって、結局構造改革が進まなかったという現実がもうあるわけですね。  ですから、建設会社なども随分債権放棄を受けたけれども、結局まだ株価が低...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○塩崎議員 まず第一に、私の拙文を読んでいただきましてまことにありがとうございます。そして、自由民主党は大変懐の深い政党で、いろいろな考えの人を包含しているものですから、私の考え、個人的な意見ということで申し上げたいと思います。  その東洋経済にも書きましたけれども、ちょうど三...全文を見る
○塩崎議員 責任論ということになると、まず第一に責任があるんだという前提からいかなきゃいけないわけでありますが、仮に、先ほど申し上げたようなことであるとするならば、まず第一に、銀行は企業でありますから、銀行自身がみずからの貸し出し、つまりバランスシートを正しく評価するということを...全文を見る
○塩崎議員 先ほどの責任論のことでもう一回ちょっと申し上げると、フィクションをつくったわけですから、責任はだれもとらないということになったということを明確にしておかないといけないと思うんですね。  それで、何が一番問題なのかといえば、RCCは、確かに今回こうやってお願いをして、...全文を見る
○塩崎議員 それは厳格にぜひやってもらいたいと思っておりますし、方向としては行っているのだろうと思いますが、まだ結論も出ておりませんし、二段にわたってやるというお話も伝わってきているわけでありますから、それを祈っているというのが私の気持ちであります。
○塩崎議員 これは銀行側が発表した数字でございますから、これから特別検査が行われて、さらに本決算のときに最終的な形が出てくるのだろうと思うので、どういう操作をしたかというのは、それは銀行経営者の問題であって、私個人としては、今回の数字を見てみるとトータルで一〇・四、五%ぐらいの自...全文を見る
○塩崎議員 今申し上げましたように、今回の数字はあくまでも銀行が出してきたものであって、そして資本不足の問題については、自己資本比率の中に、みずからが市場から調達してくる資本というのも多分カウントしているんだろうなと思うのですが、私は、個人的にはそれは大変いい方向で、自分で、自賄...全文を見る
○塩崎議員 これはもう厳格な資産評価にかかっているわけでありまして、私自身は実際見れないわけでありますが、私は個人的にはそういう方向だと思っております。
○塩崎議員 末松議員がおっしゃっているのは、RCC自体を組織としてサンセットしたらどうだ、こういう御質問ではないかと思います。  私は初めからそう思っておりますし、今もそう思っておりますが、議論が調わずということもあり、今回は金融再生法の改正ということになっているわけでありまし...全文を見る
○塩崎議員 当然、今まではそういうことはやったことがなかったので、現金回収ばかりやっておられたものですから、なかなかありませんでしたが、既にもう再生本部もできて、いろいろな人たちからヒアリングをやっているというふうに聞いておりますし、我々自身も一緒に、一緒にというのは並行して勉強...全文を見る
○塩崎議員 そういうふうにならないためにも、RCCに言ってみれば再生本部、司令塔のようなものを持って、国益としてマイナスにならないような作戦というものをつくっていくということが大事で、私は、実はRCCである必要はないと初めは思っていました。アセット・マネジメント・カンパニーという...全文を見る
○塩崎議員 もちろん、二次ロスを出す前提で仕事をしてはいけないわけでありますが、最終的に、これはさっき柳澤大臣も御答弁されておりましたけれども、再生勘定でこれを行っていくわけでありますから、最後、再生勘定を閉じるときに不足があれば、これは政府保証をしているという範囲内で、税で賄わ...全文を見る
○塩崎議員 二次ロスはだれが責任をとるのかということですね。ですから、税で払うということは、それは国民の負担になるという意味です。
○塩崎議員 長妻議員は、個人の特定のポストとか、そういうことをおっしゃっておられるのかなと思いますが、最終的に政府保証を履行するということでありますから、国会でこれを通さないといけないということになるんだと思います。
○塩崎議員 あらかじめだれが責任をとるということを私たちが考えているわけではありませんので、国民負担になって、国会が、我々が責任をとらなきゃいけないということだと思っております。(発言する者あり)
○塩崎議員 RCCは、御案内のように、預金保険機構の協定銀行として位置づけられているわけであります。したがって、協定を結んだ預金保険がまず一義的に責任を負う。そして、預金保険機構は、財務省とそして金融庁が共管で見ているわけですね。したがって、そこのトップは責任がある。さらに、これ...全文を見る
○塩崎議員 それはそのときに国会で議論もあり、そのときに決めることだと思います。
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○塩崎議員 先ほど来、いろいろ評価の話で議論が行われておりますけれども、不良債権というのはやはり一件一件別物であって、生きているわけですね。もちろんキャッシュフローのあるないはありますが、担保不動産がついていても、いろいろなファクターを考えてみなければ、その不良債権を買うというこ...全文を見る
○塩崎議員 今の、一つもうまくいっているものはないというのはよくわかりませんが、少なくとも民間では、不良債権の担保、例えばマンションであるとか賃貸ビルであるとか、こういうものをちゃんと買い取った上で、再生をさせて、そしてその投資家は証券化して、その中から利益を得るか、あるいはその...全文を見る
○塩崎議員 今回の御審議いただいている法律の中に、「可能な限り三年を目途として回収又は譲渡その他の処分を行うよう努めること」、こういうふうに書いてあるわけであります。これは、不良債権処理を早くしよう、そしてこれは、「再生」という言葉も入れてありますように、再生を早くしようというこ...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 今、山下先生から御指摘のとおり、今回のこの法改正の一番大きな点は、この時価ということを明示したということでございます。  現行法でも、「価格は、当該資産が回収不能となる危険性等を勘案して適正に定められたものでなければならない。」と、こう書いてありまし...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) おっしゃるように、この買い取り価格についての決定を行ってきた今までの審査会は、必ずしも十分なパワーが新しいマンデートのもとであるとも思えません。そして、RCCもそれはもう十分理解をされているようでございますが、やはり外部のこれまでのいろいろな経験者など...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) バブルをつくってしまってそれが崩壊をして苦労した国というのは、日本だけじゃなくていろんな国があるわけですね、スウェーデンとか、あるいは近いところではタイとか韓国とかそういうところ、中国も実は同じでありますが、ケース・バイ・ケースで、国が関与してこういう...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) おっしゃるように、銀行のリストラをやるためにRCCを活用するんだのような発想は到底なくて、もともとRCCは一〇〇%預金保険機構が出資をしている株式会社であります。そして銀行であります。政府から免許を与えられた銀行でもあります。  したがって、言ってみ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これは浅尾議員よく、プロでございますから御存じだと思いますが、いわゆる貸し出しとか預金とかなんとかいうような統計とは異なって、正式な統計はないというのが事実でございます。  三年前に金融国会あるいはその前のトータルプランで我々がいろいろやっておったと...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これは、先ほども申し上げましたとおり、民間でも未成熟といえども売り買いは成立をしているわけであります。今申し上げたように熟し方が足りないがゆえに買い手市場化する傾向があるということは事実だろうと思いますが、必ず売り買いというのは値段が成立したところでダ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 先ほど来、山下議員のときも出ましたし、浅尾議員も恐らく同じ考えだと思いますけれども、今回のRCCの機能を付加し、あるいは法律を改正してすべてがうまくいくわけでは決してなくて、むしろ、不良債権処理の根本はやっぱり厳格な査定に基づく検査であり、そして金融庁...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 浅尾議員に言うまでもなく、私もニューヨークなどでいろいろ話を聞いてみると、これは民間の金融機関が不良債権をどうするかという問題で、そしてそれに対して投資家がどう考えるかということでありますから、我が国でもしこの不良債権流通市場が発達をしない原因の中に公...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 我々は、先ほど来繰り返し申し上げているように、二次ロスを出すことは許されてはならないということを申し上げております。したがって、銀行が売りやすいように我々はこのRCCを改正しているわけでは決してなくて、民間で扱っている値段とできる限り近いところで、それ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げているように、その値段ではこちらが買いたくないと思えば買わないわけですから、RCCも。二次ロスが出る値段であえて買うようなことはしないということだと思います。
○衆議院議員(塩崎恭久君) では、一言だけ。先ほど申し上げているように、銀行はもちろん民間に売っても自分で処理してもRCCに売ってもそれは自由なわけであります。しかし、我々がRCCに期待しているケースは、できる限りこの債権が集中をして強力な債権者として再生を企業にお願いできる場合...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) オファーとビッドのスプレッドの話をおっしゃっているんだろうと思います。  我々がここで、法律で言っているのは、時価というのは買い取りの価格の時価ということでありますから、成立をしたときに買ったときの時価ということですから、そのスプレッドはもちろんある...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、私が一年ぐらい前からRCCを活用したらどうだと言い出したその前はAMCを考えておりました。できれば、法的にできたタイのような強制力のある、不良債権を言ってみれば銀行から強制的に移せるというようなことを考えていたわけでありま...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 不良債権の規模を考えてみると、そしてまた、これまでの要注意先企業の破綻実績などを見てみると、私は個人的には今ではまだまだ足りないんではないかなと思っております。
○衆議院議員(塩崎恭久君) これは個人的な私の考え方でございますが、十五年度までのこのRCCに対する売却申込期限であるわけで、それを指しておられるんだろうと思いますが、私は、それもさることながら、むしろペイオフを実施する前までに答えを出さなければいけないんではないかなと、正直言う...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これは、実際にわかっているのは、銀行と銀行監督をやっている金融庁が本当の中身を見ているわけで、私は実際は見ているわけではないので推測の域を出ませんので、私は個人的にはなかなか難しいんじゃないかと思っておりますが、それはやっぱり監督当局と銀行が真剣に議論...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 一件の債権を入札で売却をするということはなかなかないんじゃないかと思うんですね。やっぱり、入札というのはどちらかというとバルクセールみたいな形で出てくるというケースが多くて、企業再生の方はむしろ、今、金子議員が申し上げたのは、例えばRCCにはもともと旧...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) それは特に規模を、別に額を言っているわけではなくて、そういうパターンで我々としてはこのRCCというものに集めることに意味があるんじゃないか。  例えば、倒産時点で負債総額百億の場合でも千億の場合でも同じことが言えるわけであって、ですから、サイズの問題...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 債権を集中させることによって対債務者に対する交渉力を強めるという効果と、それから他の債権者が少なくなることによってコーディネートする能力が高まる、それから、大体虫食いで、まだ地上げし損ないみたいなものが残っている土地の場合をどうするかというときには、だ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) けさ浅尾議員の御質問にもお答えいたしましたけれども、そもそも不良債権問題に対して一義的にやはりやらなければいけないのは金融庁と銀行当事者そのものであります。  したがって、直接償却をするしないということはRCCの問題ではなくて、金融庁の金融行政として...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) いろんなケースがあって、さっき一社の債権を入札で落とすことは少ないんじゃないだろうかということを私申し上げましたけれども、それは少ないということで、全然ないというわけではないんです。そもそも、今の法律でいくと入札ができないと、現行法律では。そこで、入札...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 一つだけはっきり言えるのは、落とすために高い値段をつけることはないということだろうと思います。したがって、RCCとしては自分たちがやった方がうまく再生ができるんだがなと思いながら、うまくいかない入札というのは当然中にはあるんだろうと思います。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 今おっしゃっているように民間を圧迫してはいけない、そして民間の市場をゆがめてはいけない、全く同じ考えだと思います。  そして、今のお尋ねの、一たん民が落とした後、そこにRCCが買いにいけばいいじゃないかということでありますが、当然、一回落とした民は何...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 今申し上げたのは、一たんどこかの民が落とした後に、そこにわざわざRCCが出ていって買う必要はないんじゃないかと申し上げているんです。わざわざ利益を上げるために買いにはいかないだろうということです。
○衆議院議員(塩崎恭久君) もう一回質問を確認させていただきますと、RCCに対してある銀行が債権を売ろうとするときに、他のその企業に対する債権者の、債権銀行の了解をとらなくていいのかという御質問ですね。そういう意味ですね。  それであれば、了解は特に要らないと思います。金子議員...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) けさほどの答弁でも申し上げましたけれども、私がこのRCCを活用しようと思うに至るまでに、もともと大事なのは、何度も申し上げますけれども、まず銀行による不良債権処理であり、金融庁による不良債権処理の促進だろうと思うんですね。  ところが、この三年間、ど...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これにつきましては、五十人の再生本部ができたというのはあくまでも内部の方々が中心であって、これから、私どもが聞いている範囲では、けさほど金子議員から申し上げましたけれども、それこそ内外を問わず、いろいろな経験をされてきた方々、いろんな金融機関、インベス...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 政府保証がついているのは、ファイナンスをするときの政府保証がついているという、再生勘定に対する年間十兆円の枠で政府保証しているということをおっしゃっているんだろうと思います。これはファイナンスという意味においては確かにほかのプレーヤーに比べるとコストが...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) それは、フェア、フェアじゃないという問題ではなくて、現実にRCCには政府保証はついている、ファイナンスにおいては、ということ以外何もないんだろうと思うんです。  そこで、入札は先ほど私申し上げたように、メーンのツールとして入札を使うというのは私は個人...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 特殊法人改革についてもし話をするならば、まあ一時間でも二時間でもいろいろと話はできますけれども、どの部分についておっしゃっているんですか。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 是です。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 特殊法人というのは、特殊法人という定義があるので特殊法人であるわけでありますが、RCCは、協定銀行として、株式会社として存在する銀行、株式会社であります。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 平野議員に逆にお聞きしたいんですけれども、この三年間、再生法もでき、早期健全化法もでき、しかしなぜか不良債権処理が進まず、企業再生も進まなかった。そういうときに何が欠けていたのかというと、不良債権を銀行がみずからオフバランスするインセンティブに欠けてい...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) その資料は私見たことないのでよくわかりませんが、先ほど金子議員から、市場を整備することを目的にして今回この法律改正を用意しているわけではないということを明確に御答弁申し上げたと思うんですね。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 我々がつくったものじゃありませんから、ちょっとどこがつくったのかよくわかりません。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 繰り返し朝から申し上げておりますが……
○衆議院議員(塩崎恭久君) 出会ったものはみんな時価だという、達観して言えばそのとおりでありますけれども、なぜこんな三・何%に……
○衆議院議員(塩崎恭久君) いやいや、マーケットの時価じゃありませんからね、これは。  一対一の関係でやってきて、おまけに、普通のマーケットプレイヤーであれば、例えばゼロとつけない無担保債権にゼロをつけてきたというのがこのRCCの今までやってきたことですよ。  それは何かとい...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 金融再生法告示というのがあって、具体的に何が買えるのかということを書いてあるのをごらんになったと思います、多分そこの資料に入っているんじゃないかと思いますが、がんじがらめにいろいろ限定してこういう債権にしてくださいというのはあるんですね。例えば、社会福...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これ、「改善の方向」と書いてありますね。私は余りこういう方向は、今と変えるという方向ぐらいは一緒だと思いますが、我々は、何というか、数字が出てきてここまでよみたいな話があるとはとても思えないですよね。やっぱりマーケットというのは、やっぱりそれぞれ……
○衆議院議員(塩崎恭久君) だから、こういう数字であらわせるような限界などというものが世の中に存在するはずがないわけで、マーケットでは。そんなことは、めどで金融庁がつくったのかもわからないけれども、我々はこういう考え方ではなくて、むしろマーケットで出会ったところがデューデリジェン...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 世の中は生きているわけでありますから、先生がおっしゃるように、出会ったところが値段だということでありますから、こういうものでどこか上限をつくるようなことは私はないと思います。
12月06日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○衆議院議員(塩崎恭久君) 実際に買い取りを行う投資銀行とかあるいはファンドの人たちが使っている、パソコンでソフトなどをつくってデューデリジェンスをやっているわけであって、これはもう極めて細かい項目に至るまで入れて、もちろん最後は人間の判断というのが入ってくるんだろうと思うんです...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) それはまさに先ほど鬼追社長がおっしゃったようにケース・バイ・ケースではありますが、当然二次ロスを出してはいけないというのは、今回改正をしても同じ哲学でいくわけでありますから、どれだけデューデリジェンスをやるかというのは極めて重要であって、デューデリジェ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) これまた釈迦に説法でありますけれども、デット・エクイティー・スワップというのは、私も九九年三月二十七日号の東洋経済に書いておりますが、要は再建をするときの手法の一つにしかすぎないわけです。何でそうやるかというと、債権者がデットを持ち続けていくよりは債権...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) DCF法、これに限定するというわけでは決してなくて、さっき申し上げたように、荒唐無稽かもわかりませんが、デューなデリジェンスをするということが大事であって、その中でDCF法も一つの方法であって、今までの原価法とか取引事例比較法とか、今までの旧来型のやつ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) まず第一に、これは質問通告をいただいているんでしょうか。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 我々に対する質問として承っていないものですから、もし政府に対して御質問されるというのだったら、そういうふうにしていただいた方が我々としては助かります。
○衆議院議員(塩崎恭久君) 衆議院でも確かにお答えをいたしました。私の個人的な見解として申し上げているわけでありますが、早期健全化法は九八年の金融国会の中で二つの大きな法律の後半の法律としてできたわけでありますが、それに基づいて九九年の三月に資本注入が行われました。当時、七兆四千...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) その「東洋経済」にも書いておりますように、すべて私は連立方程式だと思っております。原点は銀行による査定、銀行自身のきちっとしたガバナンスの中における査定というものが当然必要であろうし、監督当局としての査定が必要。いずれにしても資産査定というものをきちっ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけれども、厳格な査定を行って、そして当然引き当てが甘ければロスが出ると、それを広範にやっていけば資本の不足という問題が出てくるわけであります。したがって、今回はさっき言ったように連立方程式としてやらなきゃいけない。  今までこの三...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) うまくいかないことを前提に物事をやることは我々もないわけであって、うまくやってほしいと思っているわけでありますが、これは、さっき申し上げたように、言ってみれば道具の一つで、そして発想の転換をしてもらいたい、RCCにも預保にも金融庁にもですが、ということ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 五年サンセットの問題は議論いたしましたが、時間的にもう結論を出すには間に合わなかったということが基本的な問題点でありますが、それは何でかというと、もし仮に改正するとなると、預金保険法とかそれから住専法とか、そして金融再生法、三つ変えなきゃいけないという...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) 先ほど平野議員は、政策的に導入するんだといって腹に落ちたと、こういう話がありました。  私は、繰り返し申し上げましたように、この三年間の教訓からして、民民に任せていたら何も不良債権処理が進まない。そして、海外では普通は民間がこういうアセット・マネジメ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) まず第一に、これも繰り返し申し上げておりますが、私はもともと入札というものがRCCの今回お願いするお仕事に向いているとは思っておりません。むしろ相対で、先ほど大渕議員のときにもお話が出ましたけれども、債権を集めるとか、そういう話のときに多く出てくるわけ...全文を見る
○衆議院議員(塩崎恭久君) おっしゃるとおりでありまして、我々もRCCとの話し合いもしたことがございますが、ただ無目的に不良債権を買うということをやっても、それは余り意味がないと思います。それはむしろ民間の方が上手にさばいてくれるでしょう。  何度も申し上げておりますけれども、...全文を見る