塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  大変初々しい松岡さんの質問の後に、いささか、昔にああいう初々しさを持っておりました私でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  やっと法案審議までたどり着いて、北神筆頭と苦労してきたかいがあったかな、こう思うわけであり...全文を見る
○塩崎委員 これは余り細かくは通告をしていなかったので、具体的なお話は今出てきませんでしたけれども、そもそも個人事業主の皆さんは経済産業省の所管だと思っていらっしゃいますか。
○塩崎委員 今、税制は財務省だとおっしゃったんですけれども、果たしてそうだろうかな。もちろん、国税というのはそうですけれども、しかし、では運輸業の税制は財務省の担当か、どうですか。
○塩崎委員 大変心強い御答弁をいただいたと思うんですね。  私の印象では、今までは、青色申告制度の対象になる個人事業主は財務省が、青色申告制度は財務省所管になっているわけですよ。ですけれども、今大臣がおっしゃったように、個人事業主という意味では、中小企業という意味では経済産業省...全文を見る
○塩崎委員 何か逃げの答弁のように聞こえるんですけれどもね。  では、個人事業主の承継税制について、経産省として責任を持ってこれから検討し、方向性を出すかどうか、答えてください。
○塩崎委員 事業が続いていくようにするのはおれの責任だ、こういうふうにおっしゃったわけですから、事業承継税制についてもやるというふうに言ったというふうに理解をしたいと思います。  そういうことで、先ほど申し上げたように、自民党の中には小規模企業税制確立議員連盟、今のこの小規模企...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  夏ごろと今おっしゃったわけでありますが、夏というのもいろいろあって、五月の終わりぐらいも夏と言う人もいれば、九月というのも夏と言う人もいるものですから、その夏というのはいつなのかというのをもう一回教えてもらいたい。  それと、さっき近藤...全文を見る
○塩崎委員 時期は何だかよくわからない感じで、八月の終わりみたいな感じがしますけれども、そこまではいかないように、できたら、夏前というか参議院選挙前ぐらいがいいんじゃないでしょうかね。そんなことで御答弁いただけますか。
○塩崎委員 参議院先議という話でしたから、本当はもっとずっと後だったんですよ。それをこの二人で早くしたんですから、これ以上早くやるなんということはあり得ないんですから、その言葉はちょっと慎んでいただかなきゃいかぬと思います。ですから、なるべくやはり参議院選挙前ぐらいにはやってもら...全文を見る
○塩崎委員 繰り返し申し上げますけれども、今回、共同経営者ということになりましたが、事業は大体夫婦でお店なども始めているわけで、今までは、その御夫婦の、専従者の奥さんには退職金は何にもなかった。法人成りしていれば、副社長かなんかであった。こういう大きな差がある。これを解消するとい...全文を見る
○塩崎委員 最後に一言申し上げますけれども、事業を承継するというのは、普通今までだと、一人だけこの小規模企業共済の対象になっている。そうすると、八十でお父さんがやめると息子は大体六十近くになっているわけですね。ここから掛け続けるということですから、今回の法改正というのは、二十代で...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 本会議 第19号
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○塩崎恭久君 自由民主党の塩崎恭久でございます。  私は、自由民主党・改革クラブ、みんなの党の提出者を代表して、ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案及び幹部国家公務員法案の提案理由を説明いたします。  昨年夏の総選挙で、民主党は、脱官僚依存と天下りの根...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○塩崎議員 自由民主党・改革クラブ、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案及び幹部国家公務員法案の提案理由を説明させていただきます。  今回鳩山内閣が提出いたしました国家公務員法等の一部を改正する法律案は、政権交代前、野党時代の民主党...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○塩崎議員 先ほど、かなり重要な部分が甘利先生の指摘によって明らかになったのではないかと思っておりますけれども、大きく言って四点問題だと思い、そこについての我々の考えを込めた議員立法を出しているということであります。  一つは、先ほど議論になりました各機能、人事院の機能、先ほど...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○塩崎議員 まず隗より始めよ、まさにそのとおりだと思います。  残念ながら、民主党のマニフェストを見る限りは、地方移管ということを言っておられるようなことで、先ほどの説明でも、ダブりがあるからそれで二割ぐらいカットできるよ、こういう話でありました。国民から見れば、国家公務員であ...全文を見る
○塩崎議員 今回出てきた政府案、そしてまた我々が出している法律案は、これは、かつての与党と野党が一緒になってつくった基本法に基づいてつくってきたものであります。  幹部の人事の評価、それは、もう先ほど来申し上げているように、一つは能力・実績主義、そして今回幹部公務員法で、別の世...全文を見る
○塩崎議員 今、高木委員から、第三者的な委員会がチェックをする仕組みを残しておいたらどうだろうかというお話でありますが、今回、我々が、幹部を一般職と離して別に管理をしようということは、先ほど、これは仙谷大臣も同じ考えで、三十万余りの人たちの中の六百人、これは言ってみれば取締役会み...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○塩崎議員 今回の事務局長、次長は参与ということではありますけれども、一たん外に出た人がまた官に戻ってくるということは幾らでもあり得るわけであって、我々は、幹部職をポリティカルアポインティーと言っているわけでは全くないわけであります。  いわゆる政治活動もできるポリティカルアポ...全文を見る
○塩崎議員 仙谷大臣は大事なことを一つ忘れられていると思うんですね。それは、先ほどの採用の企画立案を移すというのは基本法に書いてあることであって、この基本法は、当時の野党民主党と一緒に修正をして成立した基本法であります。その基本法の中に、施行後一年以内をめどに講ずる点は二つある、...全文を見る
○塩崎議員 お答え申し上げます。  最大の違いは、政府案は、幹部について一般職のままでいきましょう、こういうことになっているわけであります。これは、公務員制度改革をずっと議論してきた中で、基本法の中で、新しい幹部職というものをちゃんとつくりましょうということになって、これは与野...全文を見る
○塩崎議員 村上議員にお答えを申し上げます。  安倍内閣で渡辺大臣と一緒にやりました公務員制度改革、大きな法律改正としては初めてのものでありました。  何をやったかというと、二つ大きなことがありました。  一つは、いわゆる年功序列の人事をやめる、つまり能力・実績主義に変える...全文を見る
○塩崎議員 我々は、新しい公務員制度改革をつくろうということで、先ほど申し上げたように、新しいステージに移るということで、給与も含めて全体系を変えていこうじゃないか、こういうことを言っているわけであって、渡辺さんが一緒にやろうと言っているのは、別に野合とか選挙前のどうのこうのなん...全文を見る
○塩崎議員 ILOの勧告につきましては、公務員制度改革に関して、政府に対して、この勧告を見ても、要は、関係各方面と十分話し合えということが書かれているわけであります。  御案内のように、基本法では、「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国...全文を見る
○塩崎議員 それはもう基本法に書いてあるとおり、「付与する職員の範囲の拡大」ということでありますから、付与する人の拡大ですので、付与するという方向性で議論をしていこうということであります。
○塩崎議員 さっき申し上げたように、幹部公務員法を読んでいただいたら、ちゃんと基本権について書いてありますから、それを読んでいただいたらわかるとおりであって、時限を切って結論を出すというふうに書いてあります。  これは一般職じゃないからそういうことなんであって、一般職の方々につ...全文を見る
○塩崎議員 よく我々の法律を読んでいただきたいと思うんですが、特別職という、今先生がおっしゃっているのは、政治任用で、政治活動もできる、先生や我々のような人たちや例えば総理秘書官とか、そういう人たちのことをおっしゃっているんだろうと思うんですね。官房副長官なんかもそうですけれども...全文を見る
○塩崎議員 書いていないだの、事実に全く反することを言ってもらっちゃ困るので、これは幹部公務員法の附則の第四条、「政府は、速やかに、幹部職員に係る制度への移行に伴い必要な措置を含め、幹部職員の労働基本権の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。」...全文を見る
○塩崎議員 委員長の指名ですから。  基本権を与えると言わないから悪いんだとおっしゃるけれども、いいですか、与野党でできた基本法に何と書いてあるか。第十二条、「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開か...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○塩崎議員 金田議員にお答えをいたします。  今、公務員制度改革が法案提出されて議論しているところでありますけれども、そもそもこれは、御案内のように、橋本内閣のころから公務員制度改革をやってまいりました。しかし、法律改正という形で出てきたのは安倍内閣で初めてやり、そして福田内閣...全文を見る
○塩崎議員 今、仙谷大臣が御説明になられました。基本権に答えが出ていないから権限集約ができないんだ、こうおっしゃったんですけれども、それを言うならばこんな基本法はできていないはずなんです。  なぜかというと、この基本法には一年以内をめどとしてやることに二つあって、一つは、幹部制...全文を見る
○塩崎議員 先ほども御指摘いただきましたけれども、我々は、政府案では触れられていない給与について、民間の給与体系を参考にしながら新しい体系を設けるべきだ。これは、幹部についても一般の方々についても設けようということでございます。  それが施行になったところでこのセンターは廃止を...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○塩崎議員 先生御指摘のように、政府案では、いわゆる幹部というのが、次官、局長、部長、審議官、これがワンバスケット、ワンレイヤーになっていて、我々が聞いている限りでは、審議官の標準職務遂行能力であと全部構わない、こういうことのようであります。(谷委員「事務次官も」と呼ぶ)事務次官...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○塩崎議員 お答え申し上げます。  今、斉藤先生お尋ねのように、IPCCがいろいろ分析をされていることは、我々も認識は同じで変わっていない、先ほど大臣からも答弁あったところは共通の認識を持っていると思います。  そこで、影響がいつどのような形で出てくるのか、こういうことであり...全文を見る
○塩崎議員 先ほど来お話が出ているように、IPCCにもいろいろな知見があって、マイナスの二五から四〇ぐらいにやはり先進国としてやるべきじゃないか、こういう話があることはよく理解をしているところであります。  ただ、この数字が一体何を意味するのかということ、それから、政府案にして...全文を見る
○塩崎議員 先ほど申し上げたように、これは斉藤議員も御一緒におつくりになった一四%プラス、太陽光などをあと十兆円分ぐらい上乗せして、一%上乗せしてということでつくったものであって、時の内閣で決めたものは、やはり責任ある政治ということでは一貫性を持たなきゃいけないので、選挙の前に言...全文を見る
○塩崎議員 先生、立法府と行政府がありますよね。我々は立法府でありますから、法律をつくる。国際交渉をするというのは、外交は、もちろん最終的には条約を批准するのは国会ですから、予算と条約で、政策は全部裏打ちを立法府がする。だからこそ国権の最高機関であるわけでありますが、我々が法律を...全文を見る
○塩崎議員 我々、基本法で特別行動期間というのを設けておりますが、言ってみれば、その中に触れているところはすべて産業構造にかかわる問題だと思います。  いずれにしても、低炭素な社会をつくっていく、そのときに、今ある産業が低炭素になるということと、新しい産業をつくる際に低炭素でい...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○塩崎議員 お答え申し上げます。  今の民間準拠ということをどう考えるかということでありますけれども、御指摘のように、従来のような民間準拠に基づく人事院勧告をそのまま反映して給与を決めていたのでは、人件費を削減しようというのはなかなか実現ができないということだと思います。それが...全文を見る
○塩崎議員 法律に明記いたしましたように、特に幹部の給与体系につきましては年内に措置をするということでありますから、法律を通すということで想定をしております。
○塩崎議員 一つ訂正をしなければいけませんが、先ほど私は、幹部は半年と申し上げましたが、半年は一般職の皆さんの給与法の措置の期限でありまして……。ごめんなさい、幹部が六カ月で、そして年内が一般職でありました。  そして、先ほど、人事院勧告がなくてどうするんだ、こういう話がありま...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○塩崎議員 そもそも論に戻った方がいいと思うんですけれども、もともと公務員制度改革を何でやるのかということを考えてみれば、やはり、議院内閣制のもとで、新しい時代にふさわしい、国家の意思決定の仕組みを変えよう、そのときに、公務員制度もそれに合ったものにしなければいけないということだ...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  元気な方の後で、きょうは、枝野大臣に一般質問で、初めてこういう形で、競争政策担当大臣としても来ていただきましたし、少し落ちついて議論をしたいということで、ぜひ両大臣にお答えをいただければというふうに思っております。  枝野大臣...全文を見る
○塩崎委員 しっかり目標を持っておやりになるということで、総理からも指示を受けたということでありますから、それはそれで大変結構で、意気込みを感じるわけでありますけれども、問題は、大臣としてあるいは役所としてそれをどう実現していくかということなんです。やはり生かすためには仕掛けが要...全文を見る
○塩崎委員 お人柄ですから、頑張っていられるのはよくわかっておりますけれども、残念ながら、例えば経済財政諮問会議というのはなくなりました。この経済財政諮問会議は、法律でもって大臣を指定して、経済産業大臣はその指定された大臣、つまり指定席があって、何かあれば必ず発言をされるというポ...全文を見る
○塩崎委員 成長戦略本部というのは、多分、全大臣が入っていられると思うんですね。私も短いながら官邸の経験をして、大体全大臣が入っているものというのはほとんど意味がないということはよくわかっていられると思うんですね。  それで、我々は、例えば四大臣会合とかそういうのをつくって、今...全文を見る
○塩崎委員 つまり、諮問会議がなくなるということで、それに応じて、経済産業省だけ、指定席といっても指名された指定席を持っている経済産業省だけはこういうくだりがあったんですね、「経済全般の運営の基本方針の審議に係る企画及び立案への参画に関し、所掌に係る政策の企画を行うこと。」という...全文を見る
○塩崎委員 私は、地球温暖化のための四大臣会合とか、今のODAも、実は外務副大臣のときにそれをいろいろやってつくりました。あくまでもちゃんとしてつくって制度化すればいいんですが、いろいろ法律でもって制度化をされようとしている新政権の中で、経済産業省の位置づけはもう少しあってもいい...全文を見る
○塩崎委員 今おっしゃった程度のことだったらば、麻生政権でも安倍政権でも小泉政権でも、多分、例えば雇用とかセーフティーネットとか消費者とか高齢者とか、ありとあらゆることは、それはやってきているわけで、行き過ぎたというのは、では、例えばどこが行き過ぎて、行き過ぎた市場原理主義であっ...全文を見る
○塩崎委員 きょうは一回目の一般質問でありますので、余りそれ以上突っ込みませんが、経済合理性を追求しない経済産業省ではないと思いますし、いろいろおっしゃっていることはそう変わらないと私は思いますので、そこのところはもうちょっと、後で改めて議論したいと思いますけれども。  では、...全文を見る
○塩崎委員 今、枝野大臣が、適正、公正な競争が確保される市場経済ということなので、そうなると、では、ちょっとお話を進めたいと思いますけれども、競争政策を推進するお気持ちがありやなしやという質問をしていますが、それについてと、何をやればいいとお考えになっていらっしゃるのか、枝野大臣...全文を見る
○塩崎委員 そうすると、産業政策を担う直嶋大臣は、産業政策と、今おっしゃったような競争政策、これはどういう関係にあるというふうにごらんになっていますか。
○塩崎委員 一方で、独禁法を所管される枝野大臣は、多分これは独禁法の第一条というところに、最終的には、「一般消費者の利益を確保するとともに、国民経済の民主的で健全な発達を促進」ということになっているんですが、それには、何によってというところにいろいろあって、当然、私的独占とかいろ...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  そこで、十八日に産構審が産業構造ビジョン、きょうお手元に資料としてお配りをしていますけれども、本物は何か分厚いもので、我々もこの間お話を聞きましたけれども、この中に、直嶋大臣、これは一枚目に「日本企業は低収益体質、国内予選で消耗」と書いて...全文を見る
○塩崎委員 これを見ていると、要は、やはり世界で勝つためには国内予選なんかやっている余裕はないよ、世界で頑張らないかぬ、こういうふうなお話だろうと思うんです。  枝野大臣、どうですか。国内予選なしで韓国企業はやっている、これがいいんだということで、また、国内予選で消耗している日...全文を見る
○塩崎委員 直嶋大臣には、数を減らしたら競争力が増すかというのに簡単に答えてもらいたいんですが。  同時に、二ページ目を見ると、アメリカでは株主によるコーポレートガバナンスの圧力がある、EUは市場統合に伴う圧力、韓国は政府の圧力、日本は政府の圧力と書くこともできないのでこんなこ...全文を見る
○塩崎委員 きょうは余りにも時間が短いので、もう結論を先に言ってしまうと、今回の産構審のを見て思ったのは、公的な関与が余りにも何かふえ過ぎていないかと。それはやはり、民主党の政権になって、さっきの話じゃありませんけれども、何でも政府がやりますというようなものがたくさん出てきて、も...全文を見る
○塩崎委員 ミクロの小さいところを見て説明されても困るので、大きな競争政策、経済をどう回していくのか、言ってみればこの国の経済の秩序をどうするんだ、それを言っているのであって、郵政の経営の問題とかJALの再生の問題に落としてはいけないのであって、特に航空産業はたった二社しかないん...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  まず、きょうは、直嶋大臣に基本的にお話を聞かせていただこうと思っていますが、いろいろ報道ぶりを見るとなかなか厳しいことが書いてあります。  これは、きのうの新聞、共同通信の配信だろうと思うんですが、愛媛新聞で、地元でたまたま朝見た...全文を見る
○塩崎委員 驚きました。  今私が読み上げた報道は、いずれも七日、きのうの朝の段階です。三十日に基本方針を出したのはだれでも知っている。しかしながらこういう怒りの声が来ている。特に、代表選をこんなときにやるのかということであって、それは党内の問題で、工夫をしてくれということを米...全文を見る
○塩崎委員 いや、申し上げたいのは、わかっていると言っている人のことをだれも理解していないということを理解した方がいいんじゃないかということを申し上げているので、要は、政府のやっていることに対して世の中がどう見ているかということを我関せずでいく、代表選も二年の任期で決まっているん...全文を見る
○塩崎委員 基本的には円高は、言ってみればユーロ安とドル安の裏返しということで、今、欧米の経済の見通しが悪いということでありますから、それはそれでそのとおりだと思うんです。  しかし同時に、日本が本当はこんなに円高になるはずがない経済的な構造問題というのを抱えている。にもかかわ...全文を見る
○塩崎委員 経済産業大臣として経済産業省でやっていることを代弁される気持ちはよくわかるし、それは役割の一つではあるんですけれども、今申し上げたのは、日本の経済の抱えている問題の本質は何かということを聞いているので、余り産構審の細かい話を言われても困るんですね。  この三十日の経...全文を見る
○塩崎委員 需要と供給の好循環というのは、それは言い方によってはそのとおりかもわかりませんけれども、基本的には、ではデフレの原因は何だと思いますか。
○塩崎委員 デフレの一つの部分が可処分所得の減少とか所得の減少とかそういうのにつながってきているわけですけれども、現象だけ言われても困るので、デフレはなぜ起きているのかということの認識をお聞きしているわけで、断片的に円高とか競争が激しいとか可処分所得が減っているとか言われても、説...全文を見る
○塩崎委員 そのとおりだと思うんですね。  要するに、需給ギャップがでか過ぎる、それがずっと続いているというところからデフレがずっと続いているんですけれども。  どっちに問題があるんだと思いますか。需要ですか、供給ですか。
○塩崎委員 私は、基本的には供給サイドの問題だと思っています。競争力というのは、まさにそのとおり、競争力は供給サイドの問題であって、特に問題は、ボーダーレスになって、中国を初め、アジア、インド、あるいは東欧でもいいです、いずれにしても、そういう新興国と賃金でも物価でも競争せざるを...全文を見る
○塩崎委員 閣議決定を見ると書いてあるのでわかるのですが、問題は、これを見ると、メンバーシップが経済財政諮問会議とよく似ているんですね。議長は総理、そして何人かの大臣が副議長でいて、民間議員、労働組合の人を入れているぐらいがちょっと違うぐらいで、ほとんど変わらないですよ、ほとんど...全文を見る
○塩崎委員 さっき、やぶ医者かどうかという話を申し上げましたけれども、経済というのは成長戦略だけで成長するわけでもないし、影響を受けるのは成長戦略だけじゃないわけですよね。いろいろな経済政策があって、予算ももちろんあるし、予算の中にいろいろな政策が組み込まれているわけですけれども...全文を見る
○塩崎委員 今回、菅さんを支持しておられるんですよね。
○塩崎委員 いずれにしても、先ほど来申し上げているように、政府が本当に一丸となって正面から経済問題に、強い経済、強い財政、強い社会保障なんて言っていますけれども、根幹は強い経済ですから。だけれども、実際は、さっき申し上げたように、経済が影響を受けるのは経済に関係するあらゆる政策で...全文を見る
○塩崎委員 法人税減税の話は、またさらに議論を深めたいと思いますけれども、今回の三十日の基本方針の中では、今度は新たに投資減税なんていうのが出てきたり、どうも我々から見ていると、足並みがそろっていなくて、ばらばらなことを言っていて、よくわからないなということがたくさんありますから...全文を見る
09月30日第175回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  小野寺議員に引き続き、質問いたしたいと思います。  今の船長の釈放に至るまでの経緯について、国民はまさに怒っております。民主党のぶれる政権運営、そして思いつきの政策決定、そして我が国の領海を明らかに侵犯をし主権を侵害した上で、...全文を見る
○塩崎委員 質問漏れがあるんだよね。閣内で尖閣は領土問題だと言った方がおられたじゃないですか。その人に対してどういう注意をしたのかを聞いているんです。  そして、もう一つ、さっきビデオを見ていないとおっしゃったけれども、今度ASEMに行かれるというけれども、そのビデオも見ずに、...全文を見る
○塩崎委員 ここで、委員長、ビデオの委員会への提出というのを改めて、重ねてお願いをしたいと思います。
○塩崎委員 今回の事案の大きな節目というのは幾つかあるんですね。一つ目は船長の逮捕、そして次は勾留決定、そして次は勾留の延長。その間に船員、船体の返還というのがありました。もう一つが処分保留の上の釈放。この大きな節目があるわけでありますけれども、船長の逮捕については国交大臣として...全文を見る
○塩崎委員 ビデオを見ていようと見ていまいと関係ないみたいなことを総理はおっしゃいましたけれども、僕はやはりそれは違うと思うんですよ。  これは前原さんが何度も答弁も、おとといの参議院の委員会でも答弁されていましたけれども、悪質の事案だというのはビデオを見ればわかるということを...全文を見る
○塩崎委員 ですから、悪質であれば、公務執行妨害でありますから、淡々と司法プロセスを進めて裁判に行く、本人が認めていないんですからね、そういうふうになるのが普通のあり方だと思うんですね。  そこで、官房長官にお聞きをいたしますから、短くしてくださいね。勾留の決定のときに相談を受...全文を見る
○塩崎委員 そうしましたら、十四人の釈放、それから船体の返還、これは十三日に行われているんですね。早手回しに飛行機が来て、代理船長というのがその飛行機に乗ってきまして、それでさっさと十三日に帰ったんですが、これは実は重要な証拠物件である船体、そしてまた、公務執行妨害ですから、それ...全文を見る
○塩崎委員 やはり、かなり大事な証拠のはずの船も返してしまった。そして船員も、これは国際的な問題ですから、不審船のときのことを思い起こしていただければ、いろいろなことがある。今度の船も、漁船にしてはでかいな、やはり安全保障に関心のある人はそうやって見ている。いろいろなことがあるわ...全文を見る
○塩崎委員 聞いていないことには答えなくて結構ですから。  次に、いよいよこの船長の釈放であります。  総理、いつ、どこで、だれから、この情報をお聞きになりましたか。
○塩崎委員 午前一時ですから真夜中ですね。その後、お休みになられましたですか。
○塩崎委員 その情報に接したときに、どう思われましたか。
○塩崎委員 その程度にしか思わなかったというのを国民の皆さんはびっくりしていると思うんです。  あの日は、もうどこに行ってもみんな怒っていましたよ。何で釈放したんだとみんな怒っていましたね。家に帰って、うちの女房にまで怒られましたよ、私が悪いんじゃないのに。  それをかみしめ...全文を見る
○塩崎委員 捜査に介入するかどうかが大事であって、国民が怒ることについては何も感じない、そういうことを今おっしゃっているんですよ。  官房長官、なぜ電話しなかったんですか。私は、やはりこれだけ国民がお怒りになって、国内が大騒ぎになっていたときに、いろいろなところで街角インタビュ...全文を見る
○塩崎委員 だって、官房長官は御自分で見ているわけですよ。それはまだ海保が持っているときに見たわけであって、海保が持っているときには総理も見られるんですよ。それを見ていないというところが大問題だと言っているんだよ。  ですから、総理への伝え方で大体この政権のこの問題の扱い方とい...全文を見る
○塩崎委員 内容によっては異議を申し立てることができると思ったんですね。
○塩崎委員 異議を申し立てることも可能だけれども、今回はしなかった。つまり、これでいいという意味でやったということですよね、受けとめたということで。  そこで、法務大臣、今、船長の、その事案の本人のステータスは処分保留ですよね。今後の方針はどうするんですか。どういう可能性がある...全文を見る
○塩崎委員 検察当局がすると今もまたおっしゃったわけです。  さっき申し上げたように、この船長さんは帰ってマスコミインタビューに何て言っているかといったら、もう一回戻って、早く尖閣近辺で、魚釣島とかそういうところで漁をしたい、こう言っているわけですよね。早く来たいと言っているわ...全文を見る
○塩崎委員 いや、しかし今回だって、処分保留で釈放したことでこれだけの、まあ、きのう官房長官は、予想外の展開になっちゃった、こう言って自分の非を認めたようですけれども、そういうことになっていくほど大きな影響が出る話でありますから、私は、それをただ検察任せでやるというのはおかしいの...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、先ほど同僚議員から、小野寺議員から言ってあるように、温家宝首相からの圧力もあり、そして、ほかにも政府高官や民間の交流の中止とかいろいろなことがあってプレッシャーが高まっていた。その結果、ずるずると引き下がって釈放したというふうに国民はみんな思っていると...全文を見る
○塩崎委員 どういう形でやるかはわかりませんけれども、今の答弁をしっかりと我々は記憶をして、実態はまただんだんと明らかになってくるんだろうと思うんですけれども、おとといの参議院の外交防衛委員会で小川副大臣が、那覇地検の発表文に示された外交的、政治的理由に基づく処分は過去に例がない...全文を見る
○塩崎委員 最後に一言申し上げますけれども、総理、最後に聞きますが、先ほど申し上げているように、国家というのは、別に指揮権までいかなくたって、いろいろなことがあり得るわけですよ。  いずれにしても、あなたは、一億三千万の国民に責任を負っている。そのことを、さっきも外国の人の話ま...全文を見る
○塩崎委員 引き続き、あしたから始まる国会の中で、しっかり予算委員会で追及していきたいと思います。  ありがとうございました。
11月08日第176回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  いろいろ今、石破政調会長から大所高所からのお話を含めて話がございましたけれども、まず、ビデオの問題について説明をいたしたいと思います。きょうはテレビ入りでありますから、国民の皆さん方にも、我々この衆議院の予算委員会でどういう議論...全文を見る
○塩崎委員 いや、たまげました。たまげましたよ。私ども自民党でも、あれは全部ダウンロードして、みんながダビングをして全部見ていますよ。  この間もあなたはビデオを見ていなかったし、ニューヨークへ行っても報告を聞いてすぐぐっすり寝ている。そして、今回もこれだけニュースで流れている...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、簡単に見れるものを見ていない。その程度の問題意識しかない総理だということがよくわかったところであります。  いずれにしても、きょうは、私どもの方、海上保安庁の長官から、もともと海保が持っているビデオであるということがあの流出ビデオについては認められた...全文を見る
○塩崎委員 ちょっとパネルを見ていただきたいわけでありますが、ここに二種類のパネルがあります。国会法百四条で入手したビデオ、これを六分五十秒できょうもまた昼に流したわけでありますが、これを出すときに、那覇の検事正から議長に対して、そしてもう一つは官房長官から予算委員長に対して要望...全文を見る
○塩崎委員 この要望書にありますけれども、海上警備活動の秘匿性が云々とか、名誉と人権に影響がある、どうのこうのとありますが、結局、ああやってユーチューブで出た。それで、では、そんなに重大な影響があったのか。大したことないのに、大げさにこれは書いてきたんじゃないかというふうに私は思...全文を見る
○塩崎委員 総理、九月から代表選挙を挟んでずっといろいろな事件がこの尖閣について起きてきましたが、外交防衛上の重大な問題だという御認識はお持ちなんでしょうか。
○塩崎委員 九月三十日の集中審議の際に、この事案は、ビデオは見ていなかったけれども、前原さんからとかいろいろ聞いて、悪質な事案だということを聞いて、その認識は共有しているとおっしゃったんですね、私に対して。  今回、改めてビデオをごらんになり、そしてユーチューブはニュースでごら...全文を見る
○塩崎委員 意図的に中国の漁船が日本の海保の巡視船にぶつかってきたというふうにごらんになりましたかと聞いているんです。
○塩崎委員 意図的にぶつけたということを総理も感じられた、こういうことを明確におっしゃったということだろうと思うんです。  外交というのは、もう言うまでもありませんけれども、お互いの主張を言い合う、ぶつけ合う、こういう中から生まれてくるわけでありますけれども、実は、中国は一貫し...全文を見る
○塩崎委員 領土問題がないというのは当たり前のことですから、そんなことを言っているんじゃないんですよ。どっちがぶつかってきて、どっちが悪かったかということを言っているのであって、それはおかしい。  次のパネルを出していただきたいと思うんです。  さっき話題になった刑訴法四十七...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、海保のオリジナルのビデオを委員会に提出していただくように、委員長、お計らいをお願いしたいと思います。  先ほどこれは、石破政調会長も全体の海上保安庁のオリジナルのビデオを国会に提出するようにお願いするということを提案いたしましたが、私も同じように要求...全文を見る
○塩崎委員 先ほど総理は、意図的に中国の船がぶつかってきた、こういうふうにお認めになったわけでありますけれども、そこまではっきりしているならば、なぜ処分保留のままでずっといこうというのか。ここは明らかなわけですから、まだ処分保留であるならば起訴をすべきだ、検察は中国人の船長を起訴...全文を見る
○塩崎委員 先ほど石破さんと議論があったように、政治介入は一切なかった、そして指揮権の発動もなかったという虚構をずっと守り続けるからこういうことになるわけでありますけれども、これだけ外交に大きな影響があり、そしてこれだけ今大問題になっているこの事案について、法務大臣、検察庁法十四...全文を見る
○塩崎委員 いやいや、もうそれで十分です。  過去の話を言っているんじゃないんですよ。これから指揮権発動してでも起訴をしろということを申し上げているのであって、これはたまげましたよ。  要は、明らかな証拠がある犯罪が起きているにもかかわらず起訴をしない国だ、起訴をしない内閣だ...全文を見る
○塩崎委員 いや、そんな、私に対する注文はいただかなくて結構です。私は質問をしているんですからね。(発言する者あり)
○塩崎委員 質問をしているんですから、説教は要りませんよ。  それで、総理、総理からまだ聞いていないですよ。総理、簡潔にちょっとお願いします。
○塩崎委員 いずれにしても、これまで政治判断を全く入れないでやってきたと言っているけれども、実はそうじゃないということはもうみんなわかっているわけですよ。だから、そこのところを今回カミングアウトして堂々とやってみたらどうですかという、まあ半分嫌みを私は言っているわけですよ。覚えて...全文を見る
○塩崎委員 どういう内容の契約になっているんでしょうか。これは公費でお金を払っているわけですから、当然その内容についてつまびらかにすべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。  例えば、貸借契約の期間はどのくらいですか。
○塩崎委員 重要な問題ですから、当然このくらいのことは皆さんおわかりだろうと思って、危機管理の問題だと思って、私はあえて細かい通知はしませんでした。しかし、そんなこともやはりわからない、持ち合わせていない、この程度の危機管理の感覚でおられるということがよくわかりました。  そこ...全文を見る
○塩崎委員 実は、久場島とあと三つの島と分かれているんですが、私は、持っていらっしゃる方が信用ならないとかいうことを言っているわけじゃ決してないんです。ただ、例えばその人に危害が加えられるとかおどされるとか、いろいろなことがあり得るわけであって、そのときに国益に反するような流れに...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、菅内閣の外交、鳩山内閣もそうでした、そして菅内閣になって、もっとひどくなったと私は思います。  一日一日、何か領土が狭くなっているような気がするんですね。こんなことで我が国を守り切ることができるのかどうか非常に心配であって……(発言する者あり)いや、...全文を見る
○塩崎委員 いつ受けましたか。正直に。
○塩崎委員 委員長にお願いがありまして、この古賀さんの出張報告書というのをぜひ国会へ提出していただきたい。そして、きょう理事会でも話になりましたが、政府参考人ではなくて参考人として招致をすることをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○塩崎委員 恫喝という言葉の定義を持ってまいりました。これは、官房長官、御記憶にあると思いますが、参議院で、この古賀さんが来たときに、将来に傷がつくと、こう言ったことが恫喝ではないかということでさんざん議論があって、謝罪をされましたけれども、恫喝であるということを認めなかった。 ...全文を見る
○塩崎委員 なかなかお認めになりませんけれども、みんながびびって、怖がっているということをよく考えた上で、やはり言論封殺はしないというふうにしてもらいたいと思います。  ちょっと時間がないので次に移りますが、公務員制度改革であります。  その中で、前回、河野議員から裏下りと、...全文を見る
○塩崎委員 いや、実はただし書きがあって、ちゃんと定年退職までいればいいし、特段の理由があれば行けるようになっているんです。そういううそを言ってはいけません。  次の、あと時間がもうないので続けて言いますが、一つは、まあ言ってみれば、今もうそつきですし、これもうそつき。これも何...全文を見る
○塩崎委員 わかっています。  いずれにしても、マイナス一・五では七百九十億しか減らせない。(発言する者あり)
○塩崎委員 いいですか。公務員の総人件費二割カットをやろうと言っているのにこの程度しかできないのでありますから、そこのところは自民党時代からやっていたからいいというわけじゃないはずですよ。変えるなんという話も余りないし、そこのところをちゃんとやらなきゃいけない。  いずれにして...全文を見る