塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  先ほど来、S&Pの格下げの問題について、何人か話が出ていますが、余りにも総理の答弁が無責任なので、私も続いてまず御質問を申し上げたい、こう思います。  そういうことには疎いので改めてにしてほしいというのが発言でありましたが、発言の...全文を見る
○塩崎委員 目を通しましたというのは、読んでいないという意味ですよね。  これはたまげるべきことですよ。あの尖閣のときに、ユーチューブに流出したビデオも見てなかった。もとの海上保安庁のビデオも見てなかった。自分では何もやらない総理ですよ、菅さん。これだけ問題になって世界が心配を...全文を見る
○塩崎委員 そもそも、予算案はとっくに公になっていて格下げられたんですよ。それに、言葉が、マーケットというのは何かが全然わかっていないということなんですよ。  つまり、格付機関もマーケットの一員ですから、格付機関があってみんな債券を発行したりしているわけですから、それをマーケッ...全文を見る
○塩崎委員 全くわかっていないのがよくわかりました。  この発表と同時に……(発言する者あり)よく聞いてくださいよ。この日本の国債の格下げと同時に、日本の企業、例えば保険四社、電力五社、ガス二社、民間企業だけでこれで十一社格下げになっているんですね、同時に、自動的に。なぜかとい...全文を見る
○塩崎委員 読めと言われたものとおっしゃったから、では読んでいなかったということがよくわかりましたけれども、ここの中にも、何をやったら格上げになるかということが書いてあるんですよ。先ほど来出ているように、去年から格下げをするぞということが予告されているわけですね。今回も、さらにま...全文を見る
○塩崎委員 知らないそうでありますから、申し上げると、それは、こう書いてありますね。「二〇〇〇年代前半のように政府が財政再建と成長見通しの改善に向けた施策を実行できれば、格上げを検討する。」これがこのマーケットの一参加者である格付の機関が言っていることですよ。「二〇〇〇年代前半の...全文を見る
○塩崎委員 次に行きますが、マニフェストの見直しがさっき大分議論になりました。特に、社会保障と税の一体改革との関係で、我々聞いていても、どうにもよくわからない、腹に落ちない話ばかりでありました。  そもそも、折り返し点だから見直す、こういうようなことをおっしゃるんですね。さっき...全文を見る
○塩崎委員 さっき申し上げたように、今回S&Pで期せずして明らかになったことは、財政に関する政策が全然みんな説得されていないということと、経済成長戦略というものがこれまただれもこれでうまくいくだろうと思っていないということなんですね。  それで、今、財政の話を聞いています。さっ...全文を見る
○塩崎委員 そうなると、さっき野田大臣が、少なくとも二十四年三月末までに一体改革の結果として税制の改革の法律を出してくる、こういうお話がありました。一方で、菅総理、大きな税制改革をするときには信を問うということもおっしゃってきましたよね。  そうなると、この問題というのは、与野...全文を見る
○塩崎委員 はっきりいつだかよくわかりませんが、ちょっと別な話で、細川大臣、高齢者医療制度を直そうということで法律を出されるという話になっていたはずでありますが、今国会に出てくるんですか。
○塩崎委員 目指しているということは、出ないかもわからないということでいいんですかね。
○塩崎委員 目指すんですから、うまくいかないこともあるんだろうというふうにしかとれないんですが。  そういうことを前提に、皆さんの言う社会保障の税との一体改革という、一番大きい塊が高齢者医療ですよね。我々は、後期高齢者医療制度ということで、いろいろ直しながら、今定着しつつあるわ...全文を見る
○塩崎委員 余りそうは思いませんが、次に行きたいと思います。  次に、この財政政策に対する信認がないということのもう一つのあらわれで、今度の予算でのペイ・アズ・ユー・ゴー原則について、ちょっとお聞きします。  国会での答弁で、マニフェスト政策については財源は確保している、こう...全文を見る
○塩崎委員 少なくともこの財政運営戦略には、歳出増または歳入減を伴う政策の新たな導入、拡充ということで、皆さんの、言ってみれば政権を担当してからは初めてのことを、去年に引き続きではありますけれどもやるということでありますから、これはまた別だという話にはならないと思うんですよね。だ...全文を見る
○塩崎委員 例外的にですから、これはペイ・アズ・ユー・ゴー原則を当てはめることはできなかったというふうに正直にお認めになったということでよろしいですね。答えなくていい、間違っていなければそれで。
○塩崎委員 正直にペイ・アズ・ユー・ゴー原則は当てはめられなかったということを認めたわけですね。  それから、マニフェスト関連施策は全部一応当てはめているというふうにおっしゃっているようでありますけれども、子ども手当、これはいずれも恒久財源でやれたというふうには我々から見るとな...全文を見る
○塩崎委員 いいです。今、正直に、すき間があるということをおっしゃったから、もうこれで十分で、やはりこれもペイ・アズ・ユー・ゴー原則は単年度で見れば満たされていないと……(野田国務大臣「それは時間差で、誤差ですよ」と呼ぶ)時間軸でこれをやるなんということは財政運営戦略にはどこにも...全文を見る
○塩崎委員 要りません。  それで、次に、ちょっとパネルをお願いしたいんですが、菅総理は経済学がお好きのようなので、ちょっと出したいと思います。  いきなり大学の授業に戻るような話でありますけれども、総理、これを見たらわかるように、成長というのはどうやって起きるんだという話で...全文を見る
○塩崎委員 テレビでごらんになっている国民の皆様は忘れられているかもわからないから、改めて、重ねて申し上げておきますと、〇九年の衆議院の総選挙のときには、民主党のマニフェストに成長戦略というのは全く、一言もありませんでした。分配政策、配ることだけであって、この配る元手をどうやって...全文を見る
○塩崎委員 十月、十一月ぐらいにおっしゃっていたことと全く同じことを言っていたので、全く予定どおりのお話を聞かせていただきました。  今の雇用、雇用とおっしゃったのは、確かにこの十月の所信表明演説のときもそうなんですよ。要するに、供給側が幾らコスト削減してもだめだ、経済の歯車を...全文を見る
○塩崎委員 いいんです。させない。  もう大胆なことをやらなきゃいけないのに、中途半端なことしかやっていない。それは、例えばこの法人税の話も、確かに五%下げましたけれども、償却をやめるとか、また逆に増税も大分やっていますよね。  それで、もう一つは、特区もやりますと言っていま...全文を見る
03月01日第177回国会 衆議院 本会議 第7号
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○塩崎恭久君 自由民主党の塩崎恭久です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十三年度予算案については反対、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求める動議に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  菅民主党政権は、海図なきままに漂流をしています。そもそも、歳入法案...全文を見る
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  きょうは、幾つかの問題について、主に菅総理を中心にお話を聞かせていただきたいと思っております。  まず最初に、私の方からも、今回の大震災、津波でたくさんの犠牲者が出てしまいました。心からお悔やみを申し上げ、そしてまた、十一万人...全文を見る
○塩崎委員 何度も現地に行かれている割には、全く現状を理解されていないと言わざるを得ないというふうに思うんですね。  私も、今回質問に立たせていただくに当たって、前回の集中審議で質問に立ちました小野寺さん、秋葉さん、吉野さん、江渡さんにもう一回改めて最近の状況を聞いてみましたけ...全文を見る
○塩崎委員 いやいや、実態が全くわかっておられない。  被害者生活再建支援金にしても、実は、これは最大三百万まで、家が全壊の場合には出るんですね。ところが、これは百万円分しか用意をしていない。これでもう八月には枯渇すると言われているんです。ですから、これを六月までに追加で三百万...全文を見る
○塩崎委員 今総理は一般職とおっしゃいましたから、では、自衛隊は入らない、こういうふうに理解をさせていただいてよろしいですね。  特に、地方公務員は国家公務員の約四倍おられるわけでありますから、これは交付税で手当てをしているということになります。もし、国家公務員が一〇%下げる、...全文を見る
○塩崎委員 自衛隊については今回の一〇%カットの対象外だというふうに理解をいたしました。  そこで、次の、ちょっともう時間がないので、見ていただくだけ見ていただきますが、三党合意であります。これは、きょうは玄葉さんがおいでですから、御自身がサインされましたけれども、これは要は、...全文を見る
○塩崎委員 今の自衛隊の問題について御議論をいただきたいという話でありますけれども、それは我々にとってはよくわからない。  現場で、消防もそれから警察もそうですが、やはり現業の人たちは、一番厳しい、過酷な条件の中でずっとやってもらっているということでありますから、今回の一〇%カ...全文を見る
○塩崎委員 極めて不明確で、これはまた改めてこの問題について議論したいと思います。  原子力政策、原発の問題に移りたいと思います。  まず、我々自由民主党は、原子力政策については戦後一貫して与党としてかかわってきたわけでありますから、今の法制や制度、組織、いろんな問題があるこ...全文を見る
○塩崎委員 委員の人選はだれがおやりになり、任命はだれがおやりになり、事務局はだれが担うのか、そしてだれに対して報告をするのか、極めて大事だと思いますけれども、総理、いかがですか。簡単にお願いします。
○塩崎委員 スリーマイルアイランドのときに、カーター大統領の大統領命令によってケメニー委員会というのができました。ケメニー委員会の報告書がこれでございます。  このときは、原子力規制委員会、NRCが実は問題になって、ここがどういうことをやったのかということが問題になりました。実...全文を見る
○塩崎委員 独立性については何とかなるさというような程度の話で、今回の問題が解決するとはとても思えません。ですから、やはり国会に置いて、偽証罪をちゃんときちっと刑事罰として設ける、これが極めて大事だということを申し上げ、そして、今ちょっと総理もお触れになりましたが、これまでのいろ...全文を見る
○塩崎委員 全く答えていない。  総理、この順番で今回のスキームをおつくりになられましたか。
○塩崎委員 全く見当違いなお答えをされているんですね。賠償を全部払うというのは当然であります。これは原賠法に書いてあるわけで、日本は明確に青天井になっているんですね。ですから、これはいいんです。  問題は、だれがそれを負担するかというところが問題であって、それをこの順番でおやり...全文を見る
○塩崎委員 総理、十分ですか。
○塩崎委員 十分と考えているのかどうか、今もう既に出ているわけですからね。現時点の案を十分かどうかというのを私は聞いているわけで、今お答えにならないところを見ると、十分と考えていないのかなというふうにとらせていただければというふうに思います。  そこで、この順番からいくと株主で...全文を見る
○塩崎委員 全く違う話をされているので、ゼロになるかどうかを聞いているので、ゼロにならないということを今おっしゃったとしかとりようがないと申し上げておきたいと思います。  にもかかわらず、今回のこのスキームを見ると、まあここまでよくおっしゃるなと思いますけれども、「原子力事業者...全文を見る
○塩崎委員 委員長、そういうことをおっしゃるならば、答弁者は必ず質問に答えるように言ってください。
○塩崎委員 いや、上場を維持するんですかと聞いていますけれども、全く答えていませんよ、今のは。
○塩崎委員 いやいや、都合のいいようにって。上場を維持するかどうかを聞いているので、少なくとも、私は、言ってみれば生命維持装置のようなものをくっつけて上場を維持するというのは、やはり資本主義の基本に反すると思います。  そこで、きのうのテレビを拝見しておりましたら、細野補佐官が...全文を見る
○塩崎委員 いや、そんなことは百も承知で言っているわけだし、皆さんが出してきたのでもマーケットに影響を与えるし、何よりも、マーケットもそうですけれども、被災者のことも問題であるわけですから、そこのところを、だから、そういうことで法的整理をしなかったというふうに細野さんはおっしゃっ...全文を見る
○塩崎委員 いや、細野さんの御発言について、では、どう思われるんですか。
○塩崎委員 法的整理をしなかったのは、社債権者を被災者よりも先に扱うわけにはいかないからそうしたんだとおっしゃったんです。それをそのとおりだと思いますかと聞いているんです。
○塩崎委員 NHKの番組でお話をされていたように記憶がありますけれども、そういう責任、だって、あれは原発担当の総理補佐官じゃないんですか、総理。原発担当の補佐官じゃないんですか、総理。
○塩崎委員 どうも今の御発言では、経産大臣は、原発担当の総理補佐官が言っていることは内閣には余り関係ないような話を言っておられるわけでありますけれども、そんな軽い存在なんですか。それにしては、毎日テレビに出てきて御説明しているじゃないですか。テレビに出て、責任ある立場で出ているん...全文を見る
○塩崎委員 総理は今大変大事なことをおっしゃったんですね。法的整理をすると被災者、債権者の中の被災者よりも社債権者の方が優先をされるから、法的整理ではないようにしているんだということをおっしゃったんですね。ということは、今回のスキームの中では、社債権者はその権利をカットされるとい...全文を見る
○塩崎委員 後で議事録を精査してみたらわかりますけれども、総理がおっしゃったことは、まさに社債権者を優先するわけにはいかないということをおっしゃったということをはっきり読んでとれると思います。  そこで次に、この債権者の中でも特に多いのは銀行であります。枝野官房長官、ちょっと今...全文を見る
○塩崎委員 枝野さんが、今、正確にと言いますけれども、きのうのテレビ番組でも、玄葉さんは言い過ぎたとおっしゃっていましたよ。言い過ぎたと彼が思うぐらい、玄葉大臣が思うぐらいの発言をされているんですから、正確に言っていると私は思いますよ。  それで、おまけに、もし債権放棄をしない...全文を見る
○塩崎委員 いやいや、枝野官房長官が、債権放棄をしなかったら政府の支援はストップするかもわからない、こうおっしゃったんですよ。これについて、ですから、それは本当にストップするのかどうかを聞いているんです。
○塩崎委員 ということは、債権放棄をしないこともあるということでよろしいですね。
○塩崎委員 わかりました。要は、民民の話だから、やるかもわからないし、やらないかもわからないと。ということは、やらないかもわからないということであるわけですね。  さっきの株主の責任も、結局、これは責任をとらないと事実上海江田大臣はおっしゃった。そして今度、債権者の銀行も債権放...全文を見る
○塩崎委員 債権放棄をさせないで金利の減免程度で済ますということがあるということがよくわかりました、今のでね。  そこで、国民負担を極小化するという言葉が書いてありますね。機構に対する負担金のような形で他の電力会社からもお金が出ることになっています。三千億と言われています。東電...全文を見る
○塩崎委員 いや、金額は、それは報道のことを言ったので、そういう負担金は絵の中にありますよね、この中に。これは賠償に回りますかと聞いているんです。
○塩崎委員 いや、備えもと言われると、備えだからと言うんだったら回らないということですけれども、備えもあるということは、やはり今回の賠償にも回るということなんですね。これは各電力会社が、株主に説明がつかぬと言っているわけですよ。そこはどうなんですか。
○塩崎委員 これは聞いたことないな、わけのわからない答弁で。どっちなんですか。回るんですか回らないんですか、はっきりしてくださいよ。
○塩崎委員 よくわかりました。今回の賠償にも回るということなんですね。  そうすると、これは負担金というのを払っているわけですけれども、この負担金というのは当然電気事業法のコストにカウントされますから、電気料金に当然上乗せされますよね。そういうことでいいですね。
○塩崎委員 当然のことながら、三千億の負担をするわけですからコストアップになりますよね。ですから電気料金に上乗せされるんじゃないんですか。
○塩崎委員 正直に言っていただいてありがとうございます。上げる場合もあるということをおっしゃったわけであって。それから、さっき、血のにじむような努力ということも言いました。  これは何かというと、リストラをして上げないようにしようということをおっしゃりたかったんだろうと思うんで...全文を見る
○塩崎委員 政府・与党が野党に政策を丸投げするようなことはやめていただきたいと思います。  ありがとうございました。
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。  今、石原幹事長、そして石破政調会長から、菅内閣の基本姿勢ということで、全般的なお話をさせていただきました。これからは私と赤澤議員二人で、もう少し具体的な話を聞かせていただきたい、このように思っています。  しかし、いずれにして...全文を見る
○塩崎委員 まず第一に言わなきゃいけないのは、民主党はたしか早期勧奨退職はやめさせる、これが選挙前の方針だった、政策だったと思います。そして、待っていて来ないとおっしゃるけれども、海江田さん、この二月の十五日の記者会見で、あなたはこう言っているんですよ、大畠大臣と基本的に同じ、能...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、そういうふうに、いい場所を与えて活躍してもらおうと言っていながらそれをやっていなかったあなたの責任は、ではどうなんですか。
○塩崎委員 いやいや、そもそも、仕事を与えないで、ポストも与えないで、それで、待っていても来ないからなんて言ったって、それはだめですよ。官房にずっと張りつきなんだから、一年半。仕事の命令は一回来ただけですよ。それで、来ないなんて言ったって、だめですよ。  では、職務規程違反があ...全文を見る
○塩崎委員 それは「日本中枢の崩壊」という本のことを言っているんでしょうけれども、私は多くの人に、すごくいい本だというふうに聞いていますよ。  今のは、この考えは違うなといったら、考えが違う人が経産省にいちゃいけないという意味ですね、それは。何でいけないんですか、そんなことで。...全文を見る
○塩崎委員 そもそも、人事権は大臣にあるんですよ、海江田さん。あなたが勧告をしたんでしょう。だから、あなたがこの場でそれを撤回したらいいんですよ。本人はやる気満々でいろいろ発信しているんだから。どうですか。
○塩崎委員 人事権者が自分で早期勧奨退職を迫ったということを認めていないじゃないですか。  では、これは松永次官がやったと言うのですか、勝手に。あなたがやったんでしょう。
○塩崎委員 この続きは多分、渡辺喜美さんもやるので、これで次に行きたいと思います。  もう一つ、飛びついてまた捨ててしまう政策、これは開国政策であります。TPPなんかどこに行っちゃったんでしょう。  きょうは、玄葉大臣にまず一つだけ質問をしたいと思います。これは、玄葉大臣に民...全文を見る
○塩崎委員 いや、私はちゃんと通告をしてありますから、それを準備してこなかったあなたが悪いのであって、それはだから丸投げしているということでしょう。  そこで、ちょっとパネルをお願いします。  これは総理にお聞きをいたしたいと思いますが、これは、日本の経済の状況が今どうなって...全文を見る
○塩崎委員 御自身が全くわかっていないということがよくわかりましたし、だから、国を開くと言っていても実はこの程度だということが私がもともと言いたかったことでありますので、次の質問に移りたいと思います。  三つ目の、飛びつくけれどもすぐ飽きるという、この菅さんの御性格や民主党政権...全文を見る
○塩崎委員 海江田大臣が六月十八日に談話、声明を出していまして、「原子力発電所の再起動について」という、これはほとんど一枚物ですよ。つまり、これはもう安全だから再起動してくださいということをおっしゃっているんですね、大臣が。これについて、事前にこれはごらんになって御了承されました...全文を見る
○塩崎委員 そうなると、私も原発立地県の代議士でありますけれども、再開するかどうかということを、これは、石川県もそうだし、福井県もそうだし、いろいろなところがありますけれども、再開するかどうかの基本方針ですよね、海江田さん。とても大事な、要は、もうこれで大丈夫だから、要するに再起...全文を見る
○塩崎委員 いや、そもそも安全宣言を知らないというわけですから、事前通告もくそもありませんよ、こんなものは。  それで、そのときに海江田大臣は、総理にはうまくやってくれということで任されていると古川知事に言っているんですよ。  うまくやってくれというのはどういう意味ですか、総...全文を見る
○塩崎委員 いや、海江田大臣は佐賀県に行って知事に会って、再開してくださいという最終結論を言っているわけですよ、政府として。それで、将来のストレステストとか、そんなことは関係ないですよ。うまくやってくれと言われて、おれは任されているから、総理の名代としてもぜひ再開してくれというこ...全文を見る
○塩崎委員 いやいや、今後の話を言っているんじゃなくて、もう既に再開してくださいとおっしゃっているんですよ、海江田大臣はね。それは、うまくやってくれとおっしゃっているから、それは任せて、そうしてくれということで、みずからの意思としても言っているはずですよ。それでなきゃおかしいよ。...全文を見る
○塩崎委員 私は、新しい枠組みができるかできないかの話を聞いているんじゃないんですよ。今度行きますかと聞いているだけの話なんですから、余り余計なことに時間をとらないでくださいよ。  そういう意味では、ストレステストの話が出ましたけれども、本来、何で、総理とかあるいは海江田経産大...全文を見る
○塩崎委員 いや、十八日の安全宣言は事前に見て了解をしたんですかという質問ですよ。
○塩崎委員 またまた国民は不安になったと思うんですね。  つまり、総理も事前に聞いていない、ほとんど知らない、そして安全委員長も相談にあずかっていないまま、安全宣言、つまり再起動をしてくださいと。おまけに、ちょっとパネルを出してください、これはまさにその安全宣言と呼ばれている海...全文を見る
○塩崎委員 恒久法を出してこられたというので、これは本当に大きな問題だと思います。  さっき玄葉政調会長からも言いましたけれども、原賠法の話も、実はいろいろな問題がまだあっていて、そもそも、これからの新しい日本のエネルギー政策をどうするのか、原子力発電をどういうふうに位置づける...全文を見る
○塩崎委員 いや、いいです。総理。
○塩崎委員 前回と同じように逃げているわけですね。つまり、株主責任をとらせるのか、それから貸し手責任をとらせるのか。本当はそのほかにもいろいろありますけれども、一番大きいのはこれですよ。大体これは二、三兆出ますからね。ですから、国民負担が二、三兆減るかどうかという分かれ道なのに、...全文を見る
○塩崎委員 妥当なものだということでありますから、これは近々に国会で、委員会でも議論をやるんだろうと思うので、ぜひ修正協議をお願い申し上げたい。私たちも議員立法を考えていますので、何らかの形でやってもらわなきゃいかぬなと思います。  時間ですから。  結局、今話を聞いてみても...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。石原幹事長に続いて質問をさせていただきたいと思います。  野田内閣が発足した当初、鳩山、菅、このお二人のパフォーマンスに終始した、言ってみれば悪政を正すという意味で多少期待をした部分もあったと思います。しかしながら、この期待が約一カ...全文を見る
○塩崎委員 総理、宿舎には空き室というのがありますよね。全体の空き室の数と率というのを御存じですか。
○塩崎委員 全国で一万五千室、七・七%あります。東京管内でも三%が……
○塩崎委員 公務員ですよ、もちろん。公務員の宿舎であきがあります。  そこで、今回の朝霞の宿舎は八百五十戸、八百五十室であります。一万五千室ものあきがあるのに、八百五十をわざわざつくる、そんな必要が本当にあるのだろうか。ゴーサインを出した総理として、国民にその理由を説明できます...全文を見る
○塩崎委員 この首都圏内でも三%はあいているんです。全国の、北海道だとか九州の話をしているんじゃないんですね。ですから、そういうふうにあきはちゃんとある。  そして、順番を物事にはつけなきゃいけないのが政治なんですよね。それをきょう言っているのであって、そもそもこの仕分け、パネ...全文を見る
○塩崎委員 いや、精査じゃない。これは、要するに千戸つぶして、八百戸つくってもおつりが来るからいいんだと言っているわけですよね。ここのところを言っているんです。おまけに、空き室が全国で一万五千、この首都圏でも三%はあいているという話を言っているのであって、そういう中で本当につくる...全文を見る
○塩崎委員 先ほど安住さんがNHKにいたときの話をされました。今、社宅というのはどんどん減っているんです。  それで、先進国で公務員が宿舎を与えられ、国会議員が宿舎を与えられているところは、この間G7に行ってこられたけれども、G7の中で一カ国もないですよ、日本だけですから。財務...全文を見る
○塩崎委員 私が直近で得たデータでいくと、これはネットで調べましたけれども、二千四百世帯がまだ入れていない、こうなっているんです。その一方で、公務員宿舎はつくると。  そして、この間、台風十五号、東北にも随分被害がありましたね。これは、特に福島の須賀川、それから宮城の気仙沼、南...全文を見る
○塩崎委員 私が冒頭申し上げたのは、まさにこういう発想になってしまうところが大問題だということを言っているのであって、野田総理、それは何かというと、さっき申し上げたように、もともと公務員の宿舎がある国は、日本は珍しいんですよ。もうこんなに豊かになっているのにこういうことをやって、...全文を見る
○塩崎委員 いや、とめろと言ったのにそれに答えていないけれども、私がこの間財務省から話を聞いたときに、今の被災地の方に提供するとかいうミクロの正解をたくさん言ってきました。例えばこの朝霞にも、児童館をつくります、女性センターをつくります、夜間診療所をつくります、もしこれをやらなか...全文を見る
○塩崎委員 要は基本的な姿勢が問題だということを申し置いて、次に行きたいと思います。  言ってみれば、朝霞問題は、さっき言った官高民低、官が高くて民が低いという、これの象徴なんですけれども、野田政権の公務員制度改革、次に天下りのものを見せてもらいたいんですけれども、官僚重視、国...全文を見る
○塩崎委員 公募はたしか特殊法人とか独法に対してやっているんじゃないですか。社団法人にもやっているんですか。まあいい、構わない、構わない。私は野田総理に聞いているんですよ。同じように五代続けて、これは私が初めてじゃないですから、以前にもう出たことがありますから、野田総理のお考えを...全文を見る
○塩崎委員 総理が代表選で、呼び寄せ型を禁止するとか、いろいろ言っていますけれども、そもそも、本当にあっせんがあったかどうかを見抜くのは、我々が安倍内閣のときに国家公務員法の改正でもってつくった再就職等監視委員会、これでチェックするんですね。これがなければなかなかチェックできない...全文を見る
○塩崎委員 最後に、この間やっと出したというだけですよ。やっと出したんだよ。約二年間ほったらかしていたのは民主党ですからね。今度つくるものも、我々がつくった、以前、官民人材交流センターは天下りバンクだと言って、だけれども、ほとんど同じものをつくって、結局全部同じことをやるのが民主...全文を見る
○塩崎委員 余り決意のほどは、これが時々あるぐらいなことだと思っていると大間違いですよ。もう静かに、水面下では大きな流れとしてこれは続いていますから。あなたが気がついていないだけですよ。  そこで次に、経産省の古賀茂明さんの問題であります。  枝野さんですが、この古賀さんはず...全文を見る
○塩崎委員 海江田、鉢呂両大臣の方針を引き継いでとおっしゃいましたが、海江田さんは、私がここの場で、予算委員会でお話をして、そして彼は古賀さんに会ったんですね。それで、また会おうと言って別れたままなんですよ。鉢呂さんは、メールを打っても何の返答もなかった。だから、どういう方針なの...全文を見る
○塩崎委員 それは大分違うので。また、多分渡辺喜美さんもこれやられるんじゃないかと思うので余り言いませんが、要は、枝野さん、あなたがやったことというのは、やはり相当重大なことをやったんです。私たちが聞いている限り、海江田さんは、そんな、やめることを勧奨したというんじゃない。一番最...全文を見る
○塩崎委員 パワハラにしても余り明確なことを言っていただけなかったし、今の、言ってみれば霞が関流の報復人事についても、結局あなたは、今言ったことは、役人の論理に乗っかって言っておられるということを私は指摘しておきたいと思います。  天下りといえば、きのうの毎日新聞に、東電に五十...全文を見る
○塩崎委員 五十人以上いるということですね。わかりました。  ですから、野田総理、そういうことですから、時々いるなんていう話ではないということを言っていただきたいと思います。(発言する者あり)風評ですから。  次に、枝野大臣にちょっとお尋ねをいたしますが、九月十三日付の記者会...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、さっきあったように、株主とかあるいは債権者、つまり銀行とか、そしてまた社債権者が責任をとらないという中で、今支援スキームが進んでいるんですよね。  私も東電の、少数でありますけれども、株主ですよ。しかし、私は、これは紙くずになったってしようがないと思...全文を見る
○塩崎委員 私は、今のスキームは、やはり基本的に東電ペースでいっていると思います。私は、今回は被災地のことを考え、それで賠償を受ける人たちのことを考えたら、私は国ペースでいくべきだと思っていますので、企業再生支援機構、JALのときと同じような形の枠の中で今の法的手続をきちっと、法...全文を見る
○塩崎委員 東電の副社長さん、どうぞお引き取りください。ありがとうございました。  それで、この東電の、ごめんなさい、いる間であちらには聞きませんから。  その東電の隠ぺい体質ですよ。これは原子力のプロから見たらとんでもないという話なんですね。だから総理、この隠ぺい体質につい...全文を見る
○塩崎委員 これはそもそも、法律的に保安院が持っていない、経産省が持っていないというところが問題なので、これからは法体系を全部見直すでしょうから、これはしっかりやっていかないと、要するに、事業者に任せっきりにやってきた安全規制だったということですよ。だから、これは我々も大いに反省...全文を見る
○塩崎委員 だから、先ほどみたいに、次の臨時国会でやればいいじゃないかなんという寝ぼけたことをおっしゃるんですよね、総理。  いいですか。民主党という公党の国対委員長の安住さんが書いたもので取り決めしたんですよ、これ。それで、「次期臨時国会において成案を得るようにする。」と書い...全文を見る
○塩崎委員 いや、総理に答えてもらう前に、国民の皆さんは初めて、国会の中でこういう紙を取り交わしてやっているんだということがわかったと思うので、だれが読んだって、次期臨時国会において成案を得るようにすると。努力じゃなくて得ると言っているんだから、これはやるというのは約束だというこ...全文を見る
○塩崎委員 いや、代表としては、国対委員長は自分のときじゃないにしても、公党間でこういう約束をして確認をしているんだから、やはりちゃんとこれをやってもらわなきゃ私はおかしいと思います。  そこで、次の、原発についての基本方針について、野田総理はこういうように変わってきました。 ...全文を見る
○塩崎委員 しかし、これをお読みになればだれが見ても、新しいものはつくらない、つくれない。それから、寿命が来たら廃炉にする、更新もしない。そうしたら、寿命が来たらそれぞれなくなっていきますから、今言われたように、二〇五〇年までには一基もなくなるという論理的な帰結は脱原発以外ないん...全文を見る
○塩崎委員 新しくつくることはもう現実的に困難だというのはつくれないという意味じゃないということは、つくるということをおっしゃったというふうに今は世界の人は理解したということだと思います。  そこで、もう時間がなくなって、最後にちょっとだけ原子力安全庁の絵だけ見せてもらいたいん...全文を見る
○塩崎委員 いや、今の一体改革も、結局、党内まとまらなくて、閣内もまとまらなくて、閣議決定ができないで、閣議報告をしただけじゃないですか。ちゃんと閣議決定をして、我々と勝負をしようじゃないですか。  終わります。
12月08日第179回国会 両院 東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会 第3号
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○塩崎恭久君 自由民主党の塩崎恭久でございます。  今回、こうして超多忙の先生方が私どもの調査委員会に任命されて、これから調査が始まるということで大変感無量の思いであります。また、特に蜂須賀さんにおかれましては、いまだに会津若松に避難が続いている中で、こうして地元の御苦労されて...全文を見る