塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  今回、予算委員会でも、繰り返しマニフェストの総崩れというのが言われてまいりましたが、これまでの指摘されてきたマニフェスト違反については、大体、財源根拠がなかった、それで倒れちゃったというのがほとんどでありました。  きょう取り上げ...全文を見る
○塩崎委員 中身は聞いていないと申し上げました。  インデックスはマニフェストではない、約束ではないと言っているのに等しいことをおっしゃったので、びっくりいたしました。それと、結局、インデックスにしてもマニフェストにしても、やってみたらうまくいかなかったということは、やってみた...全文を見る
○塩崎委員 緊急時に本当に合議体がうまくいかないかどうかはまた後ほど申し上げますけれども、ですから、営々とやってこられたことは、実は通用しないものをやってきたということにすぎないんだろうというふうに思います。  その次の資料を見ていただきたいと思いますが、今回のこの原子力規制庁...全文を見る
○塩崎委員 私は三週間でこんなに大事な法案を通すことがいいかどうかを聞いているのであって、中身の話じゃないし、急ぐ急がないの話じゃないんです。急ぐとなったら、普通は臨時国会に出してくるものだと我々は思っていましたよ、皆さん。それを出してこないで、ぎりぎりに、今ごろになって通常国会...全文を見る
○塩崎委員 見直しが閣議決定の中にあるのはよくわかっています。しかし、法律の中に、見直すという言葉が全然出てこないんですね。炉規法は、五年の見直しというのが入っていますよ。しかし、この規制庁についての見直しというのは、入っていないんです。そのことだけ申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○塩崎委員 そうすると、外局の長、つまり今回の原子力規制庁の長官は、人事検討会議と閣議決定の対象でございますか。
○塩崎委員 閣議決定にかかるということですね。ありがとうございました。  そこで、中身に入っていきたいと思っていますが、今回この原子力規制組織を見直す最大の目的というのは何だろうかということを考えるときに、私は、菅直人リスクをなくす、これじゃないかなと思っているんです。  菅...全文を見る
○塩崎委員 今、IAEA基準を守ると言ったんですか。
○塩崎委員 つまり、IAEA基準は守るということをおっしゃったというふうに理解をしています。それでいいですね。もう、うんと言ってくだされば、こくっとやってくれればいいですよ。
○塩崎委員 IAEA基準というのは実はたくさんあって、これはちょっと、一部だけをきょうは持ってまいりました。憲法みたいなものと、あと政府、行政にかかわる部分、そのほかに専門的なものがあります。  その中で、今回の対応でIAEAあるいは国際社会が問題にしたのは、独立性という問題な...全文を見る
○塩崎委員 IAEAのレビューで独立性がないと言われたことは事実ですけれども、保安院に聞いたら、これは独立性があると言われたんですと、今のあなたの配下である人たちは言っているということを言っておかないといけない。(発言する者あり)あなたの配下か、まあどっちでもいいや、やっているか...全文を見る
○塩崎委員 今、細野大臣がいみじくもお認めになって、権限は委譲する、しかし人事は、さっき僕は官房長官にお聞きをしました、人事検討会議で、内閣で決定をするんですね。人事は内閣が決定をするということになれば、環境大臣や総理から完全に独立であるわけがないじゃないですか。これは霞が関の常...全文を見る
○塩崎委員 緊急時、平時、独立性に差はあるか。
○塩崎委員 つまり、緊急時には長官の独立性はないということをおっしゃったということであります。  そこで、総理が最終権限を持つかどうかという話でありますけれども、ちょっとそれを整理いたしましたのがありまして、十ページを見ていただきたいと思います。  今、細野大臣がおっしゃった...全文を見る
○塩崎委員 残念ながら、細野大臣はIAEA基準が全くわかっていないということがよくわかりました。  それで、私たちはいろいろここのところの議論を深めましたけれども、例えば、午前三時にベントをしないと水素爆発が起きるぞ、これは実は被災地である福島選出の参議院議員である自民党の森ま...全文を見る
○塩崎委員 細野大臣、もしできたら、英語で読まれた方がいいと思います。  実は、さっきの緊急時において混同するなと書いてある次は、ハウエバーと書いてあるんです。つまり、混同するな、独立でやれということですよ。ハウエバー、コオペレーションは大事だと書いてあるんです。  だから、...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、一番大事なこのIAEAの安全基準の根幹を外しているということだけははっきり申し上げておきたいと思いますし、委員長に、原子力規制組織等に関する集中審議というのを要求したいと思います。
○塩崎委員 結局、今申し上げたように、独立性はない、そして世界の常識からも反し、IAEAからのアドバイスも無視しているというのが今の現状です。  そこで、次の一元化です。  一元化のことについても、十三ページの資料を見ていただくとわかるように、世界が大体一気通貫でやっていて、...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、世界は大変心配しています。IAEAの職員からも聞きました。アメリカからも聞いています。フランスからも聞いています。皆さん、この法律では独立性は担保できないと極めて憂慮していることを申し添えて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  昨晩のNHKの九時のニュースの中で、「被災地で失われる絆」というコーナーがあって、放射能から逃れるために妻と小さい子供は県外、そして若い夫が一人福島に残って仕事をしているけれども、酒の量はふえる、そして、家族のきずなを守ることの厳し...全文を見る
○塩崎委員 この法律は全会一致で通りました。そして、その中に接触規制が書いてあります。それをあなたは破ったということをみずから認めなきゃいけないと私は思っていますし、そもそも、事故発生当時、あなたは総理補佐官でありました。その後、担当補佐官になり担当大臣になって、そして、今回の規...全文を見る
○塩崎委員 これはもともと、実は法律を直接規制をかけようと思ったけれども、法制上難しいというのが法制局の解釈でした。したがって、これを委員長、委員に接触の報告義務づけという形でやりましたけれども、事実上、我々は、これは皆さん全会一致ですから、立法者の意図としては、これは接触禁止だ...全文を見る
○塩崎委員 枝野大臣、局長さんが会いに行っていらっしゃいますけれども、あなたの命で行っているんですか。そうじゃないと言われても我々はよくわかりませんから。どういうことであなたは行かせたんですか、行かせていないんですか。どっちですか。
○塩崎委員 今初めて聞いたと言ったって、そんなことは我々にはわからないわけでありまして、つまり、李下に冠を正さず、これは政府も東電も、そして我々政治家も、ですから私も、つくった方でありながら、全然会っていませんから、何をやっているのかさっぱりわからない。しかし、それが我々の目的だ...全文を見る
○塩崎委員 身分保障があるかどうかをイエスかノーかで答えてください。
○塩崎委員 大臣ということですから、いつでも更迭ができるということは常識であります。それは、しかし世界の非常識なんです。アメリカもフランスもイギリスも、みんな罷免されません。身分保障があります。  ですから、この規制庁の長官は、例えば初動の動きとか、あるいは浜岡原発をとめるとか...全文を見る
○塩崎委員 細野大臣ももう霞が関に大分長くお住まいになっているからわかっていると思いますけれども、人事が全てなんですね。権限が独立していても、人事で幾らでも、おどせば終わりですから。  次に、職員の話に行きたいと思います。  この間、ノーリターンルールについて、人事政策を二十...全文を見る
○塩崎委員 いや、いい。結構です。私、知っていますから。  十二人です。十二人なんです。七人プラス十二人で、十九人だけがノーリターンないしは原則ノーリターン、そういうふうに書いてあるんですね。  今いろいろおっしゃいましたけれども、考えてください。これは四百八十五人ですから、...全文を見る
○塩崎委員 全く新しいものをつくらなきゃいけないというときに、確かに、最初は二、三年とか五年ぐらいあるかもわからない。しかし、そこから先のことを書いているんですよ、これは。それで、これだけしかノーリターンルールにならない、あるいは原則ノーリターンですから、これすらも怪しい話であっ...全文を見る
○塩崎委員 大事なことは、人と金の流れをとめるということであるし、それから、そもそも、さっきのセーフティー、セーフガード、セキュリティー、このいわゆるスリーSというのは、日本が洞爺湖サミットで福田総理が唱えたことなんですね。これを一体的にやるというのは当たり前で、それをまた、この...全文を見る
○塩崎委員 今のは全く間違っていて、対等な協力をしろということを書いているのであって、政府が、官邸が上に来て、下に規制庁が来るなんということは全く書いていないんですよ。そこのところをあなたは間違っているとこの間言ったのに、まだ言っている。そこのところを実は内包しているこの法案は、...全文を見る
○塩崎委員 理解はできませんので、また続きをやりたいと思います。  ありがとうございました。
05月29日第180回国会 衆議院 本会議 第22号
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○塩崎恭久君 ただいま議題となりました原子力規制委員会設置法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び概要を説明いたします。  昨年三月十一日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により、極めて多くの方々が、生活基盤を奪われ、困難な避難生活を余儀な...全文を見る
○塩崎恭久君 民主党の山花議員から、二つ、御質問をいただきました。  まず、原子力災害対策本部長である内閣総理大臣の指示権につきまして御質問いただいております。  原子炉規制等に関する判断は高度の専門技術性が求められるものであり、このことは、平時であろうと、緊急時であろうとも...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○塩崎議員 ただいま議題となりました原子力規制委員会設置法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  昨年三月十一日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により、今なお多くの方が困難な避難生活を余儀なくされておられます。...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○塩崎議員 基本的な考え方は今大臣からお話がありましたけれども、特に異論があるわけではありませんが、我々は法第七条で、委員長は、「人格が高潔であって、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。」というこ...全文を見る
○塩崎議員 極めて重い政治責任を負わされるんじゃないか、委員長に対して、委員会に対してという御質問でございますけれども、この点についてはかなり誤解が蔓延をしておりまして、非常に我々も迷惑をしているというか困っているというか、ですからこれは、委員会審議を通じて早くやろう、それで誤解...全文を見る
○塩崎議員 明らかなことは、原子炉が異常な状態で危機的なところまで来ているというときにどうするかという判断をするのがこの規制委員会であって、これは炉規法に基づいてやるわけですね。そこの判断が専門的な、技術的な知見に基づいて行われる判断ですから、そこがやはり最終的には、この炉に対し...全文を見る
○塩崎議員 本会議でもお答えをいたしまして、そのときと同じことを言わざるを得ないというふうに思いますけれども、緊急時にちゃんとやれるためには平時からが大事だということで、平時についての防災対策に関する理解とか習熟、さまざまな事態を想定して、明確に目的を定めた上での訓練をやはりやっ...全文を見る
○塩崎議員 ありがとうございます。  今、細野大臣から、政府案について独立性があるというお話でございましたけれども、まず第一に、長官人事、これは閣議決定でありますから、結局政治の影響を受け、そしてまた、環境大臣の任命でありますので、逆に言えば罷免もできるということで、極めて不安...全文を見る
○塩崎議員 これまで原子力規制というのは、安全委員会があり、そして保安院があって、このJNES、基盤機構があるという三層構造になっていました。  この間の事故のときに、私が聞いている範囲では、一番専門家がいるこの基盤機構の中で、どうしたらいいかということを例えば百アドバイスが出...全文を見る
○塩崎委員 環境委員会で初めて質問をさせていただきたいと思います。  きょうの質問に入る前に、配付資料を配っておりますので、委員長にお願いでありますが、たしか理事会で合意をいただければ議事録に掲載をしていただけるという話を聞いておりますので、御検討をお願いしたいと思います。
○塩崎委員 ありがとうございます。  政府案に対して御質問申し上げたいと思うんですが、私は自公案の提案者なものですから自分の方には質問ができないということなので、きょうは細野大臣にいろいろとお教えをいただきたいというふうに思っております。  その前に、先ほど田中筆頭の質問の中...全文を見る
○塩崎委員 私どもの地元の愛媛県の中村知事も、県民が早く判断できるようなということで一生懸命頑張っているわけでありますので、俎上にはできるだけ早く上げていただいた方がいいんじゃないかなというふうに思いますので、また引き続き御努力を願いたいと思います。  そこで、まず独立性の話で...全文を見る
○塩崎委員 一通りの説明はわかりましたが、同意と言いますけれども、そもそも、例えば経産省の場合でいけば、恐らくエネルギー庁と相談をして、詰めた上で申請を出してくるというのが、アメリカでもこの間何十年ぶりかでありましたけれども、そうなっているんだろうと思うので、あえてまたここで同意...全文を見る
○塩崎委員 いや、身分保障があるかというので、今初めて聞いたような身分保障の定義をおっしゃったけれども、要するに、特に公取とかそういうところで身分保障があるところがありますが、それはありますかと聞いているので。今、最後、行政官ですからないということを事実上言った。  これは実は...全文を見る
○塩崎委員 いろいろおっしゃいましたけれども、結局、環境省大臣官房会計課がやるということだと思うので、そういうことでよろしいですね。イエスかノーか、こくでいいですよ。
○塩崎委員 ですから、規制庁自体で予算を要求したりする、管理をしたりするわけじゃないということで、管理は自分でやるんでしょうけれども、会計課がやるということであります。  それから、規制庁内の人事の話、ちょっとさっき出ましたけれども、これは誰がやるんですか。
○塩崎委員 三月六日、私の予算委員会の答弁で、指定職以上は私が直接面接をする、こうおっしゃったのは覚えていますか。これをどう思いますか、独立性との観点で。
○塩崎委員 人材が大事なことは、我々もよくわかっているがゆえにノーリターンルールとかをいろいろ考えているわけでありますので、最初がなかなか難しいことはともかく、みずからやるということを公言するということは、やはりそこら辺の独立性ということがよくわかっておられないんだなということを...全文を見る
○塩崎委員 大事だというふうにおっしゃっているんですが、私の三月六日のあの質問のときに、きょうお配りをしております「「原子力規制庁」の人事ルール」、二月二十四日に出たものですけれども、このときに、大臣、あなたは政令職の人数を知りませんでしたよね。あのとき答えられなかったんですよ。...全文を見る
○塩崎委員 お言葉ですけれども、恐らく、事務職の方々がこれまでの霞が関の論理でこの人事政策をつくったな、私はそう思っています。  ウェートマンさんに聞いてもメザーブさんに聞いても、ほとんどの人が、やはり一生同じ組織にいるという世界ができているわけですね。我々はそれを目指さないと...全文を見る
○塩崎委員 班目委員長にもちょっと簡単にお答えいただきたいんですけれども、ここの問題は、オンサイトのデマケの話じゃなくて、公衆の防護は一般災害に対応する組織が当たるということが問題なのであって、原子炉の収束は規制機関がやるのは当たり前なんですけれども、そこの点、この一点だと思うん...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございます。  ですから、これから防災の体制を考えるときに、修正協議をするときにどうするかというのは、この取りまとめ案をベースにやはり考え、我々の考え方と同じだと思うんですけれども、それをやはり考えていくべきじゃないかなというふうに思います。  次に移り...全文を見る
○塩崎委員 情報が一番集まって、そしてその道に一番知見がある、そういう人が、やはり厳しいときの判断は一番リスクが低いんじゃないかと。つまり、情報も持っていなくて、そして知見もない人が判断するときというのは、やはりこれはリスクの高い結論を出す可能性が十分あるということだろうと思うん...全文を見る
○塩崎委員 やはり、こういう議論を重ねるというのはいいことだと思うんですね。  海水注入で今回いろいろありましたね。本当は海水注入やらなきゃいけないのに、再臨界大丈夫かという一言で一回中断しましたね、民間事故調のあの報告書なんかを見ていても。いや、中断というのは、五時五十五分に...全文を見る
○塩崎委員 いや、今大臣がおっしゃったのは二十条三項の話を言っているので、私は二十条二項のことを言っているんですね。だから、これを、ベントじゃなくて、まあベントでもいいんだけれども、やれと言ったことをだめだという指示権を出せるというふうに理解をしているので、それはやはりよろしくな...全文を見る
○塩崎委員 要するに、二十条二項だったらばとめることができるというふうに否定しなかったから、そうだということでいいですよね。しかし、細野さんは余り専門的な分野に首を突っ込むなと言いながら、抑制的にとおっしゃったから、これはやはりまだできるということをおっしゃったんですね。  さ...全文を見る
○塩崎委員 そもそも、シビアアクシデントが起きたときの、原災本部が立ち上がったときの規制組織のやるべきことというのは、何しろ、原子炉をどう鎮圧するか、もうこれに全てなんですね。あとは、本部が全体に対して責任を持っているわけですから、だから、原災本部の回しをやるような余裕はどこにも...全文を見る
○塩崎議員 役割分担の話につきましては、私の質問の中でも大分議論になりまして、だんだん整理はされてきているんだろうと思うんですけれども、やはり今先生御指摘のように、誤解が多いような感じがしてならない。  原則は、オンサイトが規制委員会、オフサイトが総理を初めとする原災本部全体が...全文を見る
○塩崎議員 何度も申し上げますけれども、全ては、原子炉が不正常、超不正常になっているからこそいろいろ問題が起きてきて、人間を守る、あるいは環境を守るということをやるには、この原子炉がどうなっているのか、どうすればこれが人間を守ることになるのかということがわからないといけない、そう...全文を見る
○塩崎議員 先生がおっしゃるとおり、きょう、大臣の答弁を聞いていて、これはいけるんじゃないかと。基本的には私たちのラインでいけるなというふうに思いました。
06月08日第180回国会 衆議院 環境委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○塩崎議員 体制につきましては、事前に決めておかなければいけないことを十分決めておられず、また、訓練そして準備もよくできていなかったということでありますので、これからは、あらゆることを事前に決め、そして、裁量の余地をできる限りなくして透明な行政をやっていくということが大事だろうと...全文を見る
○塩崎議員 佐藤先生の御質問にお答えいたしたいと思います。  今お話がありましたように、緊急時に備えるためにはふだんからきちっと体制を組んでおくということが一番大事であって、関係するあらゆるところとの連携を組んでおくということだろうと思います。それがうまくできていなかったという...全文を見る
○塩崎議員 先ほど公明党の佐藤先生にもお答え申し上げましたけれども、何しろ、緊急時にきちっと対応できるには、ふだんからちゃんとした体制を組んでおく、こういうことだろうと思います。先ほど申し上げたように、自公案ではこれらの事務を原子力規制委員会の所掌としております。  大臣がいる...全文を見る
○塩崎議員 まず第一に、連携をしなきゃいけないところに政治家をいろいろ入れたりすることも十分あるわけでありますから、別に政治家を排除しているわけじゃないんですね。  先ほど申し上げたように、内閣府の安全委員会のこの間の災害に関する中間取りまとめの中で、一般災害の中で原子力災害に...全文を見る
○塩崎議員 ここは、さっき細野大臣もおっしゃったように、かなり委員会の審議の中でお互いの理解が深まってきていると思います。したがって、細野大臣にはちょっとよく聞いていただきたい、さらに理解を深めていただきたい、こう思うわけであります。  何度も申し上げますけれども、自公案では、...全文を見る
○塩崎議員 技術的な判断について、総理がその判断を覆すということはやはりあってはならないことだろうと思いますが、先ほどの放水をするというようなことは、当然、専門的な原子炉の状況についての判断と、決断を持ってやるべきことを決めて、それを総理がやっていただくように委員会の方からお願い...全文を見る
○塩崎議員 今の御発言も受けて、さらにちょっと加えておきたいと思うんですけれども、今のような感じでいくと、例えば前回の本会議だったでしょうか、国家の命運なる、こういう抽象的な言葉が出てきたり、伝家の宝刀とか、いろいろ指示権を残すべきと主張されているわけでありますし、前回の環境委員...全文を見る
○塩崎議員 阿部先生にお答え申し上げますが、法律に書いてあるとおり、欠格事由を、今回、例えば原子力施設の設置者とか製錬事業者あるいは原子炉等規制法による規制対象者、これらは委員長や委員になることはできないというふうに明示をさせていただいたわけでありますが、まさに利益相反を排除する...全文を見る
○塩崎議員 我々の法律、九条の二項に、委員たるに適しない行為があると認めるときにはというふうになっておりますので、そういう行為があった場合はそういうふうになるということでありますけれども、それぞれケース・バイ・ケースだと思います。
○塩崎議員 今回、独立性の高い組織をつくろうということでありましたけれども、この過程で学んだことは、独立性というのは孤立を意味するわけではないということと、独立性を与えるためには透明性を与えないといけない、それでないと独立するわけにはいかないということになっておりまして、恐らく、...全文を見る
○塩崎議員 それは、委員会がだめだという場合は、当然、再稼働するしないの判断にまでいかないと思います。まず、その安全性をちゃんとただして、安全になるまで規制委員会の手を離れないということになるんじゃないかと思います。
○塩崎議員 先ほど、先生、ねじれ国会だから野党案が脚光を浴びているようなことをおっしゃいましたが、お言葉でございますけれども、これは、我々の法案の方がいいから脚光を浴びているし、また、問題は我々の時代に起きた問題もたくさんあって、その反省を込めて、何が問題だったかという分析からど...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  修正合意をされた原子力規制委員会設置法案が出てまいりまして、自公案原案をほぼそのまま受け入れていただき、なおかつ、今そちらに並んでおられます実務者の皆様方の並々ならぬ御努力の結果、さらなる改善が加わって、よりよいものにしていただいた...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  自公案から何ら後退しているわけではないということ、そういう理解だと思います。  次に、原子力防災会議がつくられることになりました。修正案では、原子力防災会議が創設されて、その事務局長をなぜか環境大臣が担うということになっておりますが、そ...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  この法案の附則第十二条におきまして、原子力防災会議のつかさどる事務は、原子力規制委員会の策定する原子力災害対策指針に基づく施策の実施の推進を担うことになっております。もともと自公案では、平時のオフサイト対策は原子力規制委員会が担うこととな...全文を見る
○塩崎委員 ありがとうございました。  JNESでありますが、独立行政法人原子力安全基盤機構、これは、今まで三つに分かれていて、安全委員会、保安院、そしてJNESということで、結局、ばらばらになっていたがゆえに有効に対応できなかったという反省があって、我々はこれを統合するという...全文を見る
○塩崎委員 年内、年度内についてお答えがありませんが。
○塩崎委員 ありがとうございました。ぜひその方向でお願いしたいと思います。  ノーリターンルールでありますが、五年間例外を認めながらも、原子力規制委員会創設当初から導入するこのノーリターンルールの趣旨は、安全確保のための規制の独立性の確保、そしてもう一つ、独自の計画的高度専門人...全文を見る
○塩崎委員 今、明快にお答えをいただいて、環境省も対象になるというふうに私は理解をいたしましたし、IAEAの安全基準からいって、これは法律じゃないんですね。IAEAの安全基準を守るかどうかというのは、その国の言ってみれば節度とか、そういうものにかかってくる部分もたくさんあって、こ...全文を見る
○塩崎委員 終わります。ありがとうございました。
08月07日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。  続いて質問させていただきます。  通告はしてありますけれども、基本的には、答弁は大臣並びに公取の委員長にお願いをいたしたいと思います。公取委員長、おいでになっていますか。はい、よろしくお願いします。  今、徳田議員からいろいろ疑...全文を見る
○塩崎委員 羽田大臣も、いろいろなケースを政治家としてごらんになってきているはずなんですね。今のようなお答えであれば、どの企業でも資本注入していい。どの企業も重要じゃないなんということはないですからね。何でもいいというスタイルが民主党政権のスタイルだということが、私は今よくわかり...全文を見る
○塩崎委員 結局、公的資本注入をやっているのは、EUのガイドラインができた二〇〇四年以降はないということでいいよね。そこでうんと言ってくれればいいから。大臣。
○塩崎委員 オーストラリアはわかりましたけれども、それがどういう資本注入か僕も余りよく知らないけれども、少なくともEUでは、二〇〇四年以降はないですね。九七年のアリタリアが最後ということであります。それはもう私が調べております。  それから、法的な破綻処理と資本注入を双方同時に...全文を見る
○塩崎委員 今大臣がいみじくも言ったように、今回のJALのように法的処理と公的資本注入を両方やったということは、世界じゅう、初めてのことが起きたということなんです。それが、先ほどのように全く、私企業に公的資金を入れるということがどれだけ重大なことかというのは、普通の資本主義の国な...全文を見る
○塩崎委員 ところが、三千五百億を別に運用していたら、どれだけの逸失利子があったのかということを考えれば、例えば年率一%で考えても、年間三十五億の二・五年で約九十億円ですよ。少なくともこれは国民負担になるわけですね。  それから、会社更生法の適用になれば、繰越欠損金が計上されて...全文を見る
○塩崎委員 国民負担があるということを認められたということですね。ですから、さっきの長田さんの答弁は全く間違っていた、こういうことでよろしいですね。  そこで、私は、この公的資本の投入と会社更生法による恩典の、またそれもプラスアルファもあるわけですけれども、この二重、三重の恩典...全文を見る
○塩崎委員 いや、特定の企業なんて言っているわけじゃなくて、二重に財政的に応援をするというのはおかしいんじゃないか。今までは、普通は財務省はそういうのは嫌がる。それをやめた方がいいんじゃないかということで、おやりにならないんだったら、我々が議員立法でネットアウトしたいと思います。...全文を見る
○塩崎委員 明快でありました。  消費者、需要者の利益のための個別の産業政策と、競争政策という横串の政策のまさにぶつかり合いのことを今我々は問題にしようとしていると思うんです。そうしたゆがんだ事態、今、あり得ると言っているわけですから、それを解消したり是正することに対する公取と...全文を見る
○塩崎委員 明快に、今そういう権限が公取に与えられていないということがありました。  後ほど申し上げますけれども、私たちはそれを、権限を与えるように議員立法をしたい、そしてEUが持っているような、法律に基づいたガイドラインも定めてもらおうというふうに考えています。  今申し上...全文を見る
○塩崎委員 明快なお答え、ありがとうございます。  さっき局長は、日本はEUの場合とは違うんだ、EUは国の集まりだから、それでやっているんだ、単一国家と違うんだと言っていますけれども、実は、国交省がつくっている主要運輸事情調査報告書の二〇一〇年版を見ると、九・一一の直後に、ヨー...全文を見る
○塩崎委員 いや、航空だけじゃないんです。国からの支援というものを民間企業に出すときのルール。市場をゆがめるから原則禁止ですよね。だけれども、例外的に認めようというスタイルがヨーロッパ・スタイル。これを議員立法でやろうというふうに思うんだけれども、どう思うかということです。特に、...全文を見る
○塩崎委員 一般的にガイドラインをつくることについてどう思いますかという意味ですから、どうやるかとか、そんなことを言っているんじゃないんです。全く新しいこと、今まで議論したことがないことを申し上げているので、国交大臣はともかく、政治家としてそれをどう思うんだということを聞きたい。
○塩崎委員 議論をしてどういうふうにするのかがよくわからないので、羽田さんらしくないなと、ちょっと残念な思いであります。  ですから、そういうことで、我々は今議員立法でやろうということにしています。さっきの、税の恩典と国の支援のダブルの恩典はネットアウトするということと、フェア...全文を見る
○塩崎委員 いずれにしても、いろいろなことが今回のJALの件でわかったと思うんですね。  一つは、内向きの論理だけで、何だか知らないけれども一社、世界的な基準からいっても、日本の今までの行政の扱いからしても、ここに資本注入するのかというところに資本注入をして再生を図った。二年半...全文を見る