塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第189回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 川田龍平議員から三点お尋ねを頂戴いたしました。  まず、臨床研究に係る法案についてのお尋ねでございます。  臨床研究につきましては、昨年十二月に公表されました検討会の報告書において、一定の範囲の臨床研究には法規制が必要とされる一方、これまで法規制のな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護についてのお尋ねがございました。  生活扶助基準については、一般低所得世帯の消費実態や物価の下落を勘案して見直しを行ったものであり、最低限度の生活を営むのに支障のない基準となっていると考えております。  また、生活保護法は、日本国憲法第二十五...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金記録問題についてのお尋ねがございました。  年金記録問題につきましては、持ち主の分からない未統合記録や、紙台帳の記録とコンピューター記録の不一致の問題の解決に取り組んでまいりましたが、持ち主の手掛かりが得られないことなどにより、なお約二千万件の記録...全文を見る
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 今、長妻先生からお褒めをいただいた学習支援でありますが、御指摘のように、生活保護世帯の子供に対して、予算事業としてこれまでは学習支援事業というのをやってまいりました。  これに対しまして、議員立法で、民主党の皆さん方も御賛成をしていただいて成立をした生活困窮者自...全文を見る
○塩崎国務大臣 生産性の問題は、まさに今の日本経済の本質であると思っています。  業種別に日米の比較などを見てみますと、一つ二つアメリカよりも生産性が高いというのがありますが、あとは押しなべて低い。となれば、企業収益は上がらない、競争力もない、そして、賃金を上げられないというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のお話に入る前に、先ほど、生活困窮者自立支援法を議員立法と申し上げました。これは内閣提案で、先ほどお話が出た子どもの貧困の法律の方が議員立法でございまして、おわびして訂正いたします。  今、地域支援事業の、地方への移管の話がございましたし、介護でもいろいろ離職...全文を見る
○塩崎国務大臣 長妻先生、もう御存じでお聞きになっているんだろうと思いますけれども、リスクというのはいろいろなものがございますので、多面的、かつ、年金の場合にはやはり長期的な観点から見ていくということがとても大事で、とりわけ、将来の年金給付をしっかり確保するためには、長期的に、年...全文を見る
○塩崎国務大臣 先に、今、どうやって実際に上がるのか、そういうお話でございますので、私の方から答えさせていただきたいと思います。  この加算を取得するに当たっては、現在でも、介護職員の処遇改善に確実に結びつくように、事業所から、一つは、計画の提出、賃金改善の見込み等に関する計画...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、介護職員の処遇改善加算というのがあるのは御存じのとおりでありまして、これは、当然のことながら、申請をするわけです。それに対して実績報告の提出を求めるわけでありまして、先ほど申し上げたとおりでありますけれども。  そこで、提出を行わないとか、あるいは悪...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、介護職員の処遇改善加算については、運用を今までよりもはるかにしっかりやるということを申し上げているわけであって、これが上がらないということでは何のためにやっているのかわからなくなってしまうので。これは議員立法でも、先生方が一致団結して議員立...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、先ほど社会福祉法人の内部留保についてお話がありましたが、厚生労働省が何も調べていないかのようなことをおっしゃいましたが、それはこういう聞き方で、適正なものと不適正な内部留保に分けたような調査をやっているかと言うから、そういうことはやっていないと言っている...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々、省内とそれから与党の中でもよく考えて、介護職種の追加に向けて、さらに具体的な制度設計等を進めて、さまざまな懸念に対応していきたいというふうに考えているところでございますので、経緯のあることで、進んでいる話でありますから、そこを踏まえた上で御意見をいただければ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、現在提出を検討している労働者派遣法の改正案は、御存じのように、公労使で構成する労政審での建議を踏まえてつくっているところでございまして、このときには、ですから労働組合側の皆さん方の御理解もいただいての法律だったということを……(山井委員「反対しました」...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、ドイツはもともと一九九〇年代の終わりに、ドイツはヨーロッパの病人と言われていた経済だったんですね。それが、シュレーダーによって、さまざまな労働市場の改革をやりました。失業保険も短くしました。そして、派遣についても青天井、つまり期間制限なしにしたぐらいで...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣労働者がふえるかどうかは、それは雇用者がどうするかということと、働きたい人がどういう働き方をしたいかということと、それから、当然経済情勢によって全然変わってくるわけでありますから、一方的にどっちかにふえるだ、減るだということを事前的に言うことは、それは余り意味...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 御指摘の中央職業能力開発協会によります緊急人材育成・就職支援基金というのがどういうものかは、先生もちろんよく御存じのとおりだと思いますけれども、一般の方にわかるように申し上げますと、職業経験の乏しい、つまり失業保険に入っていらっしゃらないような方々に対して、リーマ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、一兆円も積んでこれだけ返納するというのは不自然じゃないかということでございまして、おっしゃるように、今後の基金の設置や造成については、昨年の六月に閣議決定されましたいわゆる骨太の方針の中で、基金の創設は厳に抑制するというふうにされていることや、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の二つの労働保険特会の勘定、雇用勘定と労災勘定、それぞれ、六・六兆円と七・八兆円で、合わせて十四兆円の積立金があります。
○塩崎国務大臣 柿沢委員の御質問にお答えしたいと思います。  私も、通告をいただいていなかったので、きょう、今これを初めて質問として頂戴いたしたわけでありますが、正直、私もこれを見て余り上手じゃないなと思ったわけでありますが、問題意識は決して間違っているわけではないんだろうと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 基礎年金についてお話がありましたので、まずその点について前提も含めて申し上げます。  先ほどケースHとかそういうのは本当に失われた二十年の世界の話であって、二〇二〇年から三〇年までの間の平均成長率でも、Hというのはマイナス〇・四、Gでもマイナス〇・二、ケースFで...全文を見る
○塩崎国務大臣 きのうも申し上げましたように、この処遇改善は極めて重要であり、今先生御指摘のとおりで、これまでの三万円に加えて一万円と言われていたものを、一万二千円にまで総理の御決断で引き上げをさせていただきました。  問題は、それが本当に実効あるものとしてなるか、実行されるか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、賃金そのものの体系の整備とか任用の要件、この処遇改善に向けた取り組みと、それから研修機会などの労働環境の整備という二つを同時にやらなきゃいけないということを申し上げました。  今、労働環境の整備の方のお話をされたわけであって、今までは...全文を見る
○塩崎国務大臣 これから、社会保障審議会の中で具体的なサービスごとのこれからの報酬が決められていくわけでありまして、それは、これまで調べてきた収支差を考慮しながら、それぞれにどういうふうにしていくかということを検討していただくことになっているわけであります。したがって、一律に全部...全文を見る
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今総理から答弁申し上げましたように、多様な働き方を制度化をしていくということが新しい時代にふさわしい働き方ではないか。それは、やはり働く側にニーズがあるとともに、言ってみれば会社側にもニーズがある。大事なことは、やはり働く側のニーズということを我々は大事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃるように、先ほど総理から申し上げたように、我々のアンケート、政府のアンケートで見てみますと、大体半々ぐらいがこの派遣で結構ですという方と、いやいや、やっぱり正社員になりたいんですという人たち、相半ばしているんですね。  したがって、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃいましたように、企業がどういう都合でやるのかということと働く側のニーズというものとをどううまく合わせながら働く人の権利を守っていくかということがとても大事だというふうに思っておりますし、先生もそういうことをおっしゃっているんだろうというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 第一次安倍内閣のときに官房長官でもありましたので、そのときの制度と今回のとどう違うかというのをまず私から御説明申し上げますと、最大の違いはやっぱり対象者だと思います。  具体的には、いわゆる自己管理型労働制と当時は我々言っておりました。第一次安倍内閣の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども出ておりましたように、非正規雇用を望まない人にはやはり正規雇用に移っていただくように政府としても最大限の努力をしていくということが大変大事だというふうに思っているわけでありまして、やはり、先生今お話がありましたように、非正規雇用の所得、賃金、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、今お話が、月十万以下の年金受取をされている方が半分以上ということでございますが、国民年金の場合には標準的に六万五千円ということでありますから十万以内に入ってくるわけでありまして、そういう方々が個人事業主を始め多いということはそのとおりだと思います。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のように、後期高齢者支援金につきましては、三分の一だけ今まで総報酬割というのをやってまいりましたが、今回、これを全面報酬割に二十九年度に向けて移行するということになりました。  全面総報酬割の導入に伴いまして、保険者も支援金に必要な保険料率...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、現在、トータルでいきますと、保険料で六割、税で四割ということで負担をしている社会保障制度になっておりますが、もちろん生活保護のように全額公費、あるいはその組合せ、そしてまた厚生年金のように全部保険料というのもあるわけでございますけれど...全文を見る
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、日本の水道というのはすばらしい水準を保っているわけでありますが、今お話がありましたように、人口減少等によりましてその料金収入が減ったり、あるいは老朽化対策が急務になっているということで、運営基盤の強化が大変重要になってきているわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 切れ目のないということでありますけど、それぞれ意味が違う切れ目のなさだと思うんですね。  厚労省の方は、これは、ワンストップサービスとしてあらゆる御相談に応じるようなことができる子育て世代包括支援センターをつくろうということが新しい試みとして行われてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生も御案内のように、この制度をどう維持していくかというか、持続可能性というのが非常に大事であって、今回もちろん最も大事なテーマはこの人材確保、つまり処遇改善をするということで、一万円と言われていたものを一万二千円にして引上げを行ったわけであって、今先生...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最初は基金を積むということで国費でやったわけでありますけれども、その次からは三年後に保険でやることにいたしているわけで、今回も同じようにやっていくということで、基本的には介護保険ということでやるわけですけれども、今回更に基金を別途七百億設けているわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 冒頭申し上げたように、やはりこれ持続可能性というのが大事であって、保険システムとして介護保険を始めてきたわけでありまして、むしろ、基金を麻生内閣のときにやったというのは、人材確保のために処遇改善が必要だということが緊急的に必要だったので取りあえずそういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小池先生よく御存じの上で言っておられると思いますけれども、これ、別に押しなべて全部二・二七下げると言っているわけではなくて、これからそれぞれのサービスについてどれだけ、参考として収支差を見ますけれども、例えば今の特養であれば八・七、それからデイは一〇・六...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のケースについて先生が御指摘になられるということで、いろいろ東京都の方に問い合わせてみたところ、東京都の特別養護老人ホームの整備について、去年の四月から今年の三月までの一年間で千四百四十九床の増床に対して、去年の四月から去年の十二月までの九か月間で九百...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山田先生からの御指名でございますが、今、石破大臣から答弁がございましたけれども、かつての古い日に戻るという単純なことでは全くないと思うわけで、新しい環境の中でどうやって男性も女性も元気よく生き生き生きていけるかと、そしてまた、働いていって、結婚、出産、子...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公的年金で、原則として賃金上昇率に応じて改定をされていくと。そのため、マクロ経済スライドによって調整を行ったとしても、賃金上昇率が物価上昇率を一定程度上回れば、物価上昇率を上回る率で改定されて、購買力も増加していくということになるわけでございまして、一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経済成長なくして賃金も物価も上昇しないということを考えてみると、先ほど申し上げたように、これ先生御指摘のように、今回の財政検証に当たってケースを分けて、AからHまでやって、今、最悪ケースというのはHでありますけれども、この際の、先生お触れになりませんでし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童手当関係でございますので私の方から答えたいと思いますが、子供の多い世帯に対して厚めに支援をするという考え方自体は少子化対策として重要な課題だというふうに思っております。現行の児童手当でも、三歳から小学校修了までの子供については第一子、第二子より第三子...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生のお気持ちは、強く支援をすることによって少子化を打破しようと、こういうお気持ちだろうと思うので、お気持ちは正面から受け止めたいというふうに思いますが。  今、妊娠、出産に関する負担軽減策が、まずいわゆる妊婦健診、十四回程度が今費用について公費負担が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘の昨年導入をされました不妊治療の助成制度、あっ、失礼、これ二十六年度から見直しを行ったわけでありますけれども、二点大きな変更点がありました。それ、一つは助成の対象、それから助成の回数、この二点が一番大きかったわけです。  まず、その対象年齢で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ございましたように、これまで女性健康支援センターでの情報提供とか各市町村における相談支援などやってまいりましたけれども、どちらかというと受け身、受動的、そしてばらばらという感じがあったかということを反省をしておりまして、このために、むしろ妊産婦に対する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 離職の話でしたか。女性が離職をせず、また復職できるための政策ですよね。  これについて、子育てをしつつ働き続けられるという、それが、環境整備が一番大事で、育児休業法による育児休業やそれから育児短時間勤務制度、先ほど先生もおっしゃっていましたが、そういっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正直、私もくるみん制度は明確に、ああ、こういうものかというのは厚労大臣になってよく分かったところでありまして、まだ十分知られていないなということがよく、先生の御指摘のとおりであります。これは次世代育成支援対策推進法で定められているものでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん女性だけじゃなくて男性も育児に参加をするために育児休業とかあるいは介護休業を取りやすいというようなことをやるのは大変大事であって、社会の理解を深めていかなきゃいけないと思っております。  御指摘のこの育児休業あるいは介護休業、用語は法律上の言葉...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 福島先生、お言葉でございますけれども、真逆という言葉は合っていないというふうに思います。  今回、引き続いて派遣法の提案をしようというふうに考えておりますけれども、そもそもこれは他の労働法制と相通ずるわけでありますけれども、やはり多様な働き方の一つとし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のまち・ひと・しごとの創生長期ビジョンでは、若い世代の結婚、出産、子育ての希望が実現した場合の合計特殊出生率として一・八程度ということで向上すると見込まれていますけれども、仮に合計特殊出生率が二〇三〇年に一・八程度、二〇四〇年に二・〇七程度に上昇すると...全文を見る
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、十一月にこの疑い例が発生したときには、先生に大変御心配もいただき、また御尽力もいただいたことを改めて感謝申し上げたいと思います。  一類感染症につきましては、検査によってエボラ出血熱であるということがわかって陽性だと認められた場合には、患者...全文を見る
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 中曽根先生と一緒に上野先生も私のところにおいでをいただいて、閉館反対ということで御陳情いただいたことを覚えておるところでございます。  今お話ありましたように、私の子供たちも近くだったものですからよく行っていましたし、今回のこの閉館に関しても私の家内が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大変大事な問題について御質問をいただいて、ありがとうございます。  まず第一に押さえなければいけないのは、年金、そしてまた医療、あるいは介護、こういった保険制度で成り立っている社会保障制度、これについては、いわゆる助け合いの仕組みとしてでき上がっている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 被災地の雇用につきましては、厚労省として雇用創出基金事業とか、これによって雇用創出するとともに、ハローワークで今まで当然、求人求職のマッチングをやってきたわけで、就労支援に努めてきたわけでありますけれども、今御指摘の東京電力によります就労不能損害賠償の終...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、我々、ホワイトカラーエグゼンプションと呼ばれていたようなものは、前回の、管理監督者の一歩手前ぐらいの方々を想定していたものであって、今回はそういうようなことを考えていない、高度なプロフェッショナルな方を相手にするということで、労働時間制度の見...全文を見る
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、赤石先生から御指摘ございましたように、今回お示しをいただいているように、会計検査院からの指摘件数、金額共に厚生労働省がワーストワンということで、大変残念かつ遺憾な状態であることはもう率直に認めなければいけないというふうに思っております。  件数の中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、社会保障費が財政に与える影響は大変大きなものがございまして、特に急速に少子高齢化が進んでいる、その中での社会保障費が増大する中で既に社会保障・税の一体改革を推進してまいっておりまして、制度の充実と重点化、効率化を同時に今進めているとこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、浄水システムというのは地方公共団体が全体を管理する仕組みを持っている、大変優れた力を持っていると思っております。もちろん、一つ一つの技術は民間企業が担っているところが多いわけですけれども、どう全体をコーディネートしてうまく回していって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地元のよしみで御質問いただいてありがとうございます。  今お話ありましたように、これ医療費をどうしていくかということはとても大事な社会保障改革の肝の一つでもございますけれども、今御指摘のように、いわゆるジェネリックにつきましては、平成二十五年の四月に目...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのような数字を事前にお聞きをしていないものですから、今手元にはございませんので、改めて調べて御報告します。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、まだ国会に提出をしていないので、法律もまだ最終的には固まっておりませんので条文を言うわけにはいきません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 条文を今持ち合わせておりませんので、その条文を、どこにあるかということはちょっと申し上げられませんけれども、おっしゃっていることは、正社員化についての手だてはどういうものがあるのかという御質問ではないかなと思うんですが、今のように言われると、その担保は法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  いろいろ業務改善命令や事業停止命令や、そして最後には許可の取消しというものもできるように今回は全てを許可制に変えるという仕組みにしているわけでありまして、まだ具体的な条文でお出しをしていませんから、どこにどういうことが書いてあるかということは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、労政審で建議がなされて、それに基づいて出した法律であります。それを今回また更に修正を与党からも御提案があるので今いろいろ議論をしていると、こういうことでありまして、先ほど、雇用安定措置は義務じゃないんだと、こう言っておりますが、これは法律上も義務で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 秋野先生御指摘の麻疹の予防接種でございますけれども、指定保育士養成施設の学生が実習に参加する際に、感染症予防のために麻疹の予防が適切に行われていることは重要だということはもう言うまでもないわけでありますけれども、二回接種を受けていれば保育実習に参加するこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のこの高額療養費制度、改善後も問題があるかも分からないという御指摘でございますけれども、主にがん患者の方とか、そういう方々を念頭にのお話だろうというふうに思います。  直近十二か月間に高額療養費が支給された月が、今先生お話しのように、三か月を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このピロリ菌対策につきまして、秋野先生、大変御熱心であることは、去年、がん登録のシンポジウムを松山でやったときによくお聞きをいたしまして理解をいたしたところでございます。  このピロリ菌につきましては、胃がんと強く関連しておって、厚労省としても、このヘ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、このBSL4の施設はアメリカでは九つございます。ドイツも四か所と聞いておりますし、イギリスも二か所ということでございまして、エボラ出血熱などの感染症に万全の対策を講じるために、国立感染症研究所の施設について、地元関係者の理解を得てBS...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、総合科学技術会議とかあるいは日本学術会議などで、自然災害等による不測の事態に備え国内に複数の施設を整備すべきじゃないかと、こういう御提案をいただいておるわけでございます。今、その言ってみれば候補として、長崎大学にBSL4施設を設置する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この沖縄の国民健康保険の財政問題につきましては、自民党の沖縄選出国会議員の皆様方も御一緒に、私のところに国保関係者の皆様方そろっておいでをいただきました。その際に、沖縄が置かれた特殊な事情、戦争にまつわるいろいろな事情で財政状況も非常に厳しいというお話を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 就労の問題でございますので、まず私から答えたいと思いますが、一般的には労働時間というのは使用者の指揮監督の下にある時間のことをいうのであって、作業前に行う準備等であっても使用者から義務付けられている、そういうような場合には労働時間としてカウントしないとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日これ初めて拝見をいたしたので、これがどういう強制力を持つかは分かりませんが、少なくとも義務付けられている、使用者側から義務付けられている行為であるならば、そこからが労働時間としてカウントされるということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、当然、労働時間でありながらそれがその後に打刻しろというのであるならばおかしいわけでありますから、そういうことが分かれば当然指導しなければいけないと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) ブラック企業根絶に向けてでございますけれども、特に、先ほど若者の使い捨てが疑われる企業の話がございましたけれども、社会的に大きな問題だということは私たちも思っていて、監督指導強化に取り組むことが重要だということで、もう既に今は先生御指摘のようにあります。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 若者の雇用管理が優良な中小企業についても認定制度を設けるなど、新たな法案を今検討中でありますから、今はまだ中身が固まっていないので、追ってまた御議論をいただくということになります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 貴重な御意見として賜りたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の報告書は、このゼンショーホールディングスが設置した第三者委員会で作られて、昨年の七月三十一日に取りまとめられたもので、今お話しのようにホームページなどにも載っているということでございまして、私も今回御質問いただいたので見させてもらいました。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この今の御指摘の件につきましては、個別の事案でございますので、指導内容についてはもちろん、回答は差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、労働基準関係法令の違反が疑われる企業については、監督指導を実施をして、問題が認められた場合には厳し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 監督署が指導などに入るときは事業場別、つまり店舗ごとに行くわけでありますけれども、このすき家に関しても幾つかあって、今は全社的には当然、労働基準監督署から長時間労働等を是正するように指導中ではありますけれども、中身についてはやはり申し上げることはできない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど時間がなかったのではしょりましたが、例えば今年の一月から月百時間超の残業が行われていることを把握した全ての事業場に対して監督指導の徹底などをやっておりまして、特に東京と大阪が一番こういうケースがあるものですから、この大阪と東京の労働局に過重労働の困...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、すっぽり削られてしまっているというお言葉がありましたが、これは委員長にもお願いをしたいんですけれども、今そこにパネルとしてございますのは、普通あれを見れば、四十条の四というのはあれだけだろうと思うと思うんですね。実際は、実は、ちょっと見づらいかも分...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは理事の皆さん方にも申し上げたいんですけれども、そっくり削除するなら削除したということが分かるように「…」と書くとか、部分的にやったということをやっぱりはっきり書いていただかないといけないということを繰り返しておきたいと思います。  それで、先生今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、今まで何もなかった正社員化に向けての規律というものをたくさん導入します。その一つがさっき申し上げた雇用安定措置であり、それから、許可要件としても、教育訓練やキャリアコンサルティングの機能がちゃんとなければ、システムとしてなければいけないということを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 履行しないときには許可の下で指導をしていくということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) アントニオ猪木先生から今社会保障の在り方についての御提言がございましたが、社会保険は、必要な給付との見合いで働く方に支払われる報酬、つまり賃金を基礎に負担能力に応じて労使に御負担をいただいているというのが仕組みでございまして、したがって負担能力とは別に子...全文を見る
02月18日第189回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺対策につきましてのお尋ねがございました。  自殺対策につきましては、自殺総合対策大綱に基づき政府挙げて取組を行っており、これまで一定の成果を上げてきているものの、平成二十六年の年間自殺者数は二万五千人を超えるなど、いまだ深刻な状況に変わりはなく、更...全文を見る
02月19日第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 先ほど塩谷委員から御指摘のように、二十七年度予算案では、優先順位をしっかりと総理の決断でつけた上で、まず四月からの子ども・子育て支援新制度の施行をすることにしたわけでありますが、このほかに、御指摘の医療、介護などでの充実はどうなっているのか、こういうことでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用促進住宅につきましては、今お話がありましたように、平成十九年六月に閣議決定をされておりまして、平成三十三年度までに譲渡、廃止を完了することとなっております。  具体的な譲渡、廃止の手続につきましては、閣議決定に基づいて、住宅の所有者であります独立行政法人高齢...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、職場情報が積極的に若者のニーズに沿った形で出てくるということが大変大事であります。  一月二十三日のこの労政審の建議を踏まえまして、現在、新卒者の募集を行う企業に対して、一つは、広く職場情報を提供する努力義務、それから、応募者等から求めがあっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、認知症にとって早期診断、早期対応というのは極めて重要だというふうに我々は考えております。  新オレンジプランでは、かかりつけ医の認知症対応力を高めて地域でしっかりと見ていただくための研修を行う。それから、かかりつけ医の相談役の役割を担う認知症...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童扶養手当の支給期間の問題、今御指摘ございました。  今、十八歳になっておりますけれども、二十歳までという御意見があることももちろん承知はしておりますけれども、まず第一に、その財源をどうするのかということも当然ございます。  それから、高等学校等進学率が九六...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど総理から、経済情勢がデフレからすっかり変わるという話を申し上げました。まさに経済の先行きをちゃんと見通した上でこの見直しをやっていくということを含めてフォワードルッキングということを言っているわけであって、先ほど、国債で一〇〇%のアメリカの話もありましたけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 とはいいながら、いろいろ誤解を招くことをたくさんおっしゃるものですから、申し上げますけれども、少なくとも今回、三谷さんがおいでになっているから、よく聞いていただければと思いますけれども、今回、実は、全部を国債に運用した場合と、それから今回の新しいものでやった場合に...全文を見る
○塩崎国務大臣 岸本先生がおっしゃっているリスクというのにはいろいろな意味があって、それは、最も大事なのは、我々が国民に対してお支払いを約束している年金の支払い、これをできるかできないかというリスクが一番大事なんです。  先生が今おっしゃっている、先ほど、銀行の融資や投資の評価...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、国債で運用したらぶれが小さい、だから、標準偏差が小さかったらば……(岸本委員「聞いていないことを、委員長」と呼ぶ)いや、聞いていますよ、聞いていますよ。  まさに標準偏差をもってリスクというというのは、それは年金においては常識ではないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 公務員年金は、それは、私は厚生年金と国民年金の運用であるGPIFのことを言っているので、それは共済の方がお決めになることで、共済は共済でやる。  これからは、しかし、一体、一元化ですから、モデルポートフォリオのもとで基本的な哲学をそろえていこう、こういう方向にな...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 今先生御指摘の、保育とそれから介護での女性の比率でありますけれども、まず保育士は、全体に占める女性の比率は九三・四%。そして、介護職員全体に占める女性比率は六七・四%でございます。
○塩崎国務大臣 今処遇につきまして先生からお話がございましたけれども、賃金構造基本統計調査というのは、おっしゃるとおり民間事業者だけでございます。  これは一つは、公立保育所の運営費というのは一般財源化、そういうことになっておるわけでありますが、それから公立の保育所の、非常勤で...全文を見る
○塩崎国務大臣 誤解を招かないようにあえて申し上げておきますけれども、厚生労働省が毎年行っております社会福祉施設等調査というのがありまして、ここで公営保育所に勤務する非常勤の保育士の割合というのを調べております。従業者数で見ますと、平成二十五年が二三・八%、これは平成二十年と比べ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおり、介護の現場で、ヘルパーさんなどの直接的な介護職員ということがこの加算の対象でございます。
○塩崎国務大臣 今御質問のケアマネとリハビリが対象かどうかということでありますけれども、これは、先ほど来申し上げているように、直接的な介護職員ということでありますので、ケアマネと理学療法士につきましては、これは、もともと我々も、大体幾らぐらいの給与をもらっていらっしゃるかというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ボーナスのお話がございましたけれども、先ほど申し上げたこの計画を事前に出してもらうときには、ボーナス込みでどうするかという計画を出していただいて、その計画に基づいて加算をとるわけでありますから、後から見て、それをもし実際に守っていないということになれば、これはその...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで内部留保のことをちゃんと正面から捉えてやっているということは繰り返し申し上げてきましたし、もちろん、背景として、今回の介護報酬の改定の際にそのことを全く考えずにやっているわけではないことはもう御指摘のとおり。だからこそ答弁をしてきたわけであります。  先...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、内部留保の問題は、今回の介護報酬の改定の議論をする前から、去年からもう既に政府において議論をし始めていることでありまして、それはしっかりと考えています。  今回の介護報酬の際に、特に特別養護老人ホームなどについての御指摘がいろいろあって、それはもちろん我々...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、医療機関と卸などとの間でなかなか妥結しなくて、年度末まで引っ張られるということで、非常に経営で大変だったということがございましたが、確かに、これについては、今この減算制度ができて飛躍的に上がったことは事実でありますが、一方で、私も地元の卸の方とか薬局で聞...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々にとって大事なのは、国民の健康をどう守っていくか、あるいはもっと増進をするためにどういういい薬ができるかというのはとても大事であって、今の創薬をどう進めるかというのは安倍内閣にとっても大変重要な政策の柱であります。  したがって、先ほど申し上げたように、骨太...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、改訂日本再生戦略で、基本ポートフォリオの見直しとガバナンスの見直しというものを両方しっかりやるように閣議決定で決まっているわけでありまして、既にもう御案内のように、基本ポートフォリオについては昨年十月に変更いたしました。  そして同時に、その際に、法律改...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、それは事実ではございません。  今、年金部会の方では、昨年の十一月、十二月にかけまして、六回にわたってガバナンスに関する検討作業班というのを植田和男先生が座長でやっていただきまして、その報告書が一月の二十三日に年金部会に出てきておりまして、そこにいろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 他の国の制度と私どもの日本のこの制度と若干違うんだろうと思うんです。  きのうも出ておりましたけれども、アメリカの場合は、いわゆるペイ・アズ・ユー・ゴーという、完全賦課方式というか、そういうことであります。ペイロールタックスで入ってきたものをそのまま年金に渡すと...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、先ほど、非正規がふえたことによって賃金が下がったというお話でありますけれども、私ども、改めてそれを見てみると、先ほど総理が言ったように、パートが約六割の増加分を占めている、それから高齢者が六割の部分ふえているということで、やはり女性と高齢者がふえてきてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生からパネルでお示しをいただきましたが、派遣先と働く方の間に雇用関係がない派遣労働については、派遣先において正社員から派遣労働者への置きかえを防ぐことが課題とされて、それは常用代替、先生先ほど御指摘のとおりで、これに関しては何ら変わらないというふうに思っていま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、過半数労働組合から意見聴取を受けて、反対意見があった場合、これは当然、説明をもう一回する。そして、これを周知するということも徹底をしなければならないという新たな義務づけをしているところでございます。(志位委員「だから、聴取すれば延長できるかと聞...全文を見る
○塩崎国務大臣 意見聴取をして、周知徹底を社内でしていけばできると思います。
○塩崎国務大臣 結論的には、意見聴取をして、さっき申し上げたように、反対意見があったときには対応方針をきちっと説明する、それから、意見聴取の記録を周知するということを新たに義務化して、これは労使間の双方向の流れということで実質的な話し合いをしていただくわけでありますが、同意が要る...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、派遣の制度の中には、今までは常用代替防止という発想だけでやってきたわけで、それは大事な話であって、それは当然踏襲していかなければいけないわけでありますけれども、しかし、その時代でも、実は、係を変えれば三年以降も受け入れられるということが意見聴取もなくいけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、今までの法体系の中での規制というのが非常に少なかった中で、今回新たな義務を課すということを数々やっているわけです。  先ほど申し上げたように、それは派遣元に課すということと、それから一方で、今先生御指摘のように、派遣先にも課しているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたが、この限度基準でございますけれども、これについては、告示によって、一週間については十五時間、そして一カ月については四十五時間となっております。
○塩崎国務大臣 法定労働時間を超えて働かせるような場合には、今お話がありましたように、必要な三六協定は、時間外労働が月四十五時間などの基準に適合したものとしなければならないわけでございますけれども、例えば機械トラブルへの対応など、臨時的な特別の事情があったり、一年の半分を超えない...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、私の方からお答えをさせていただきたいと思いますけれども、先生御指摘のように、働き過ぎの是正、あるいは若者の使い捨てが疑われる企業への対応はきちっとしていかなければならないことは、もう言うまでもないわけでございます。賃金不払い残業とか過重労働が疑われる企業に対...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、今回の新しい制度を今構想中でありますが、これについては、健康確保というのが大前提であるということをまず申し上げたいと思います。  その上で、三倍の根拠でございますけれども、今もお話があったように、平均給与額の三倍を相当程度上回るとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、この大前提は、健康を確保するということを考え方として持つことは当然ですけれども、それをどう担保していくかといえば、例えば、パソコンをいつログオンしてログオフしたかということで時間管理もきちっとできるわけでありますし、そういうようなことをやって時間管理も同時に...全文を見る
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、がん教育というのは大変重要であって、平成二十四年六月にがん対策推進基本計画が閣議決定されておりますけれども、その中でもがん教育は分野別の重要施策の柱の一つとして掲げられているわけで、その中で、子供に対するがん教育のあり方を検討し、健康教育の中で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今文科省からお話がございましたけれども、モデル事業、そしてまた、これから全国展開ということで今検討していただいているわけでありますが、医師などその実施に当たる人材を確保することは極めて重要であって、厚生労働省としても、文科省におけるこういった全国展開に向けての検討...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、介護保険につきまして御指摘がございましたので申し上げますが、まず第一に、消費税の二%引き上げの延期については、記憶が正しければ、民主党のマニフェストにも延ばすということが書いてあったというふうに記憶をしております。  平成二十七年度予算で、消費税増収分を活...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回法案を提案させていただこうと思っております医療法の改正でございますが、営利を目的として病院等を開設しようとする場合には、今の医療法では開設の許可を与えないことができることとなっておりまして、これは、利潤を最大化する株式会社は必ずしも患者に必要な医療を提供しない...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の非営利、かつてはホールディングカンパニーと言っていた制度でございますけれども、この際には、これは成長戦略の中で閣議決定までされておりますけれども、その文書をごらんいただいても、そのように、医療の法人の枠組みの中でこれをやるということになっておりますから、先生...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど先生、法案が出てきたらとおっしゃいましたが、まだ今検討中でございまして、中身についてもまだ、これからさらに議論を重ねていかなきゃいけないところがございます。  言うまでもなく、非営利性を確保する中で、先生おっしゃるように、今回は言ってみればガバナンスの改革...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 今回お諮り申し上げようと思っております高度プロフェッショナル制度を選んで働く方における成果ということであるならば、仕事にかかった時間数ではなくて、事前に設定した業務目標に照らして、定量的かつ客観的に見て判断をしていく必要があるわけでございます。  通常、海外の例...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、この制度の前提は、職務記述書というのに署名するわけで、労使の間でこういう中身について、言ってみれば、やることですということが書かれるわけですね。そこで同意をして、それに基づいてきちっとした成果が出るかどうかということを言っているわけであって、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、業務の目標というのを事前に立てて記述書を書くわけであって、その目標をちゃんと達成したかどうか。達成したことがやはり成果ということに当然なるんだろうというふうに思うわけであります。
○塩崎国務大臣 法律上の定義につきまして、まだ法律ができておりませんので、それができた段階でまたお答えをしたいと思いますけれども、考え方は、今申し上げたように、職務についての記述をお互い労使で決め、目標も定め、それを達成したことが成果というふうに考えるのが常識的ではないかというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、今、やや極端な例をお出しになられて御質問いただいたわけでございますが、まず、ですから、そうなると、この高度プロフェッショナル制度はどういうものかということを、全体像を国民の皆さん方にも御理解をいただいた上で、そういう極端な例についてどう考えるかというふうにお...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、十一時間のインターバルを入れた上で、なおかつ一日十三時間労働、そして、三百六十と言いましたけれども、我々が聞いていたのは、一年間は三百六十五日ありますから、こういうようなことができるかということでありますけれども、それは理論的にはできるということであります。
○塩崎国務大臣 今の先生の計算は、事前のレクで御質問が出て、そういうやりとりがあったということは私も聞いております。一日十三時間労働、三百六十五日で約三百四十万、先生は二百八十万とおっしゃいましたが、いずれにしても、そういう数字は計算上は可能でありますが、もともとこれは、言ってみ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今手元にはちょっとございませんが、あり得るものはお出しをしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先生お配りをいただきました、私どもの方から行っている資料だと思いますが、一五・四%という回収率だ、これは低いじゃないかということでありまして、実際、数字を見ますと、必ずしも胸を張れるものではないということは、そのとおりだと思います。  このフォローアップ調査とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、御存じのように高齢化がどこでも進んでおりまして、例えばシンガポールとかああいうところを含めて少子化、出生率の低下というのがかなり激しいわけで、この間もダボスでいろいろな保健大臣などに話を聞きましたら、全てやはり高齢化の問題、生活習慣病の増加、つまり高齢化に伴う...全文を見る
○塩崎国務大臣 全体の人数としては、どうかということはなかなか、国それぞれでまちまちなものですから。  今申し上げたように、フィリピンでこのケアギバーというのが介護職、これは五万人養成をされているということでありますので。ですから、そういう意味では、人数を細かく把握しているとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどお話がありましたように、制度そのものはそういうことでございますので、この被用者年金制度の一元化によって、それぞれの積立金は厚生年金制度の共通財源ということになりまして、それで、共済組合等の積立金に増減が生じた場合には、もちろん、この年金全体の財政に影響は及ぼ...全文を見る
○塩崎国務大臣 失礼しました。  この一元化法、これは民主党政権時に通ったものでございますけれども、この共済組合等は引き続き医療保険のための保険料徴収とか給付を行うことになっています。  こういったことから、保険料の徴収その他の年金関係事務について共済組合等を引き続き活用する...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 先生今おっしゃったように、一般的に、障害者など社会的に弱い立場の方々が、地域の、社会の一員として安心して暮らせる、一人一人が持てる力をちゃんと出せるということが基本でありまして、災害の復興においても、やはり、同じような扱いを受けて、一人一人がそれぞれの力で生きてい...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、これは、一九九八年、ブレア政権の際に、いわゆる福祉から雇用へということで考え出されたと聞いておりますけれども、さまざまな理由によって将来の社会的排除の可能性のある若者を早くから支援して、大人としての生活とか職業生活への順調な移行を全体としてサ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もちろん、児童相談所は、支援が必要な保護者に対して、事前的にも、児童心理司や精神科医によるカウンセラーを実施したり、それから適切な療育方法について助言を行ったりしているわけでございます。  また、個々の保護者の養育負担を軽減するために、例えば市町村のホームヘルパ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、若者の雇用を地方でも、こういうことでありまして、やるべきことは二つあると思うんですね。一つは、地方に魅力ある仕事をつくるということで、若者が地方で安心して働ける環境づくりをする。そしてもう一つは、大都市圏に集中した若者に対して、地方での就職に向...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の件は、恐らく、特例水準の解消などについておっしゃっているんだろうというふうに思います。  年金というのは、言うまでもなく、社会保障制度、保険制度の中で行われる、言ってみれば長い期間の対応ということで、今年金をもらっていらっしゃる方々、そして今その方...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生が今お配りをいただいておりますけれども、この四月からの年金がどうなるかということでございますけれども、基礎年金に例をとって説明せいということでございます。  二十七年度の年金額につきましては、先ほど申し上げた特例水準の段階的な解消というのがあって、さらにマク...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも年金とは何なのかということかというふうに思いますが、もともと、この基礎年金というものが全ての暮らしを賄うという考え方で賄われているわけではないわけでございまして、さまざま、みずから積み上げてくる現役の際の蓄えとか、そういうこともあった上で、そしてまた、国民...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金制度におきましては、経済成長に伴う国民生活の向上を年金給付にも反映させるという考え方のもとで、年金を賃金水準に合わせて改定をするということが基本ということになっております。  一方で、二〇〇〇年の改正におきまして、年金を受け取り始めた後の年金、いわゆる既裁定...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今、二つということでございますけれども、もう一つ、今パネルをお示しいただきましたものですから、それについてちょっと申し上げないと誤解を国民の皆さんがされるものですから。  このOECDのデータは、現時点での年金の所得代替率ではなくて、マクロ経済スライドによる...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、二%増税を、ことしの十月からというものを一年半延期することを総理が御決断をされたわけでありますけれども、これについては、他の政党の皆様方にも同じ考えだという考え方があるようでございますけれども、社会保障・税の一体改革ということで、これはやはり優先順位をきちっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、年金あるいは社会保障制度全般に言えることでありますけれども、やはりこれは、長い間の世代間、世代内の助け合いであるわけでございまして、年金あるいは今の福祉的給付の問題も、一時金などとは異なって、一定の要件を満たせば給付権が生ずる、そし...全文を見る
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 通告を受けていないので、ちょっと調べないとわかりませんので、後日、また調べて御報告したいと思います。
○塩崎国務大臣 今、先生から幾つか派遣の問題について御指摘がございました。  まず、御存じでない方もおられるといけないので改めて申し上げておきますと、今申し上げたように、これはもともと一時的、臨時的な扱いとして考案された制度ではないかというふうに思っておりますし、そういう位置づ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういった具体的な発言については存じ上げておりませんが、恐らく、現状の扱いにおいて不十分なことがあるということで、今回、さっき申し上げたように、さまざまな規制強化をして、なおかつ、今まで四分の三だったこの届け出制であったものを全て許可制にした上で、それぞれの規制が...全文を見る
○塩崎国務大臣 課長が発言したということを今引用されたわけでありまして、私の大臣としての法案提出とは全くレベルの違う話であって、私は、さっき申し上げたような考え方でやろうとしているわけでありますから。  今御要望がございましたように、発言の真偽について調べろということでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 既に、子ども・子育て支援新制度をこの四月から実施しようということで準備を進めておるところでございますけれども、御案内のように、これは自公民で子育てについても一体改革の中でお決めをいただいたわけでありまして、特に、保育に欠けるというかつての表現を、今度は保育の必要性...全文を見る
○塩崎国務大臣 たしか三回ぐらいお邪魔をいたしました。
○塩崎国務大臣 まず、先ほどアンケートで、偽装請負のようなことがあるのではないかというお話でありますが、これは、仮にあるとすれば、それはきちっと我々としては指導しなければいけないということでございます。  今の、現場での安全確認のお話がございましたが、労働者の労働災害防止という...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、先ほどお話がありましたように、死亡事故がことしになって二件出てまいりました。それも、私どもの方から一月十六日に福島労働局長から東電に対して労働災害防止対策の徹底を要請した、その直後の十九日と二十日、ここで死亡事故が起きたものですから、私の方から、私自身の名...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害者の施策につきましては、障害者自立支援法ができてまだ十年弱ということでもございまして、おまけに、小規模な事業所が多かったり、それから重度の利用者が多い事業所も多い。こういうこともあって、我々としては、配慮をきちっとした中で今回この障害福祉サービスの報酬改定を行...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそもマクロ経済スライドという言葉そのものは、「年金改革の骨格に関する方向性と論点」という、二〇〇四年に議論をしていただいた中で出てきたものであります。  なぜこの名前になったかといいますと、全ては少子高齢化、この進展に基づくもので、どうやってこの年金制度その...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、なかなかこれを正確に理解している方は少ないというふうに思わざるを得ないところがあって、大変難しいお話になっているかと思います。  要は、先ほど申し上げたとおり、少子高齢化が起きることによって、保険料を払っていただく方々が減って、そして一方で年...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、法律用語としてマクロ経済スライドという言葉があるわけではなくて、考え方としてそういう調整の名前が、先ほど言った報告書の中で使われたのがそのまま定着してしまったということでありますので、できる限り国民の皆様にわかるように説明をしていく中で、どうするかはまた、...全文を見る
○塩崎国務大臣 なぜ十年間適用されてこなかったかといえば、今御指摘があったように、特例水準をやってきたということで、これは、この間国会議員であった、これに賛成した政党は皆同じ責任を負っているわけであります。  その結果としてどうなったのかということですけれども、一つは、仕組みを...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、将来世代の年金受け取りを確保するためにこの調整を行うということであるわけでありますから、極力先送りはしない方がいいというのは、先生の御指摘のとおりだと思っています。  今回のことは、今先生、断念というお言葉をお使いになられましたけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直、バイオシミラーといっても、普通の方は、わからない、初めて聞いたということが多いかと思うわけでございまして、私も正直言ってそんなに詳しくないので、先生の専門家としての知識をきょうは学びたいと思っておりますが。  バイオシミラー、バイオ後続品というのは、国内で...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたように、バイオ後続品も含めた後発医薬品全体の数量シェアを平成三十年、これから三年ですか、の三月末までに六〇%以上にしようという目標をこのロードマップで策定しておりまして、これは、バイオ後続品もこのジェネリック全体の中に入っている、それを含めて...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘の点は、バイオシミラーだけのシェア目標も設定すべし、こういうことだと思います。  先生御指摘のように、価格差においても、先行品と比べますと、このバイオ後続品の場合には大変大きいわけでございますし、何よりも、治験が必要だということとも関係しますけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはバイオシミラーの使用促進という意味ですね。  今、高額療養費制度のお話がございました。国が負担をするといっても、これは保険料と税金でございますので、療養費として高額なものについて払わなくてよくなるというメリットは、誰かの負担で賄われているということもまたこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 医薬の専門ではない私になかなか難しい御質問でございますけれども、いずれにしても、今、安倍内閣として、医薬品の開発促進というのは大きな政策の柱の一つでございまして、かつて、アメリカのNIHの機能を日本でもということで、新たな機構がこの四月からまたスタートをして研究開...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生は死の谷というお言葉をお持ち出しになられましたけれども、特にベンチャー、新しい企業をつくっていくときの大事なことは、このベンチャー、エコシステムのように、切れ目のない支援が官民を問わず必ずつながっていくということで新しいものが生み出され、それが育って、またそれ...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○塩崎国務大臣 先ほど雇用保険特会ということでございましたが、労働保険特会でございまして、その中の予算におきましては、雇用勘定に千五百二十三億円、労災勘定に二億円、徴収勘定に一億円、合計千五百二十六億円が労働保険特会に国庫負担として繰り入れられております。
○塩崎国務大臣 先生御指摘の雇用保険の国庫負担でございますけれども、労働保険特会への国庫負担でございますけれども、失業が政府の経済政策そしてまた雇用政策と密接に関連をしているということで、政府もその責任の一端を担うべきという考え方が根底にあるわけでございます。  また、雇用保険...全文を見る
○塩崎国務大臣 宿舎につきましては、既に御案内の朝霞の宿舎のときに、財務省の方で縮減計画をつくりました。  私どもとしては、これにのっとって削減を図るとともに、これは二十八年度まででございますけれども、二十九年度以降は、言ってみれば、寿命が来たものはもう廃止をするということでい...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○塩崎国務大臣 今御指摘のように、先日の当委員会で西村議員からお尋ねがございました。突然のことだったものですから資料がなかったわけでございますので、お調べをいたしました。  御指摘の献金は地元の後援企業から行われたものでございまして、当該企業が受けました補助金は試験研究に関する...全文を見る
○塩崎国務大臣 この一年間ということでありますけれども……(大西(健)委員「一年間ではなくて、二〇〇六年以降」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 献金につきましては、法にのっとって適正に処理をされているものと認識をしております。
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の、このダイダンという会社からの、平成二十四年度に受けた補助金は、独立型再生可能エネルギー発電システム等対策費補助金という、今先生御指摘のとおりでありますけれども、この補助金は、一般社団法人の新エネルギー導入促進協議会を通じた間接補助金でございまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたとおり、これは一般社団法人新エネルギー導入促進協議会を通じた間接的な補助金でございまして、国からの交付の決定を受けたという要件には該当しないというふうに考えております。
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、このダイダンが受けた補助金は、国からの交付を受けたものではございませんので、これは政治資金規正法に当たるものではないということでありますから、先ほど説明したとおりのことであって、ほかの問題はほかの問題で、政治資金規正法の問題を今問題に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今繰り返し申し上げましたが、政治資金規正法上の問題としてどうなのかということで、法律に触れるかどうかという問題でありますので、その意味では、今申し上げたとおり、これは国からの交付ではないということなので、政治資金規正法には当たらないということでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど御指摘ありましたように、体調不良できのう出席をしなかったということでありますが、私の理解では、きょうも体調不良のために半休を今とっているというふうに聞いておりますので、今、診断書ということでありますが、持ち帰って検討したいと思います。
○塩崎国務大臣 前回、西村議員の方から、人材派遣協会の賀詞交換会における需給調整事業課長の発言について御指摘がございました。  これは、発言自体は、今お配りをいただきましたけれども、事実でございまして、厚生労働省としては、派遣で働く方々を物扱いしているということは決してないわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 数字という面では、確かにそのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど、その次の質問があると思って、数字ではそうですと申し上げたんですが、次の質問に行かれるならば、なぜ結果としてこういう数字になったかということを言えば、一言で言えば、やはり、少子高齢化が進む中にあって、国民、利用者のメリットと、それから介護職員のメリットと、さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、一カ月だけの調査のみで判断しているわけではございませんで、それぞれトレンドがあるわけですね。ですから、今のこの一カ月のものも、毎年やっていてトレンドを見て、それで一年間見ているものもトレンドを見て、さらにはヒアリングをやり、他のいろいろな指...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘の技能士は、職業能力開発促進法に基づいて、国家検定で、技能検定制度の合格者を対象として、いわゆる名称独占の資格ということでございます。  今、それが生かされているのか、こういうことでございましたが、制度の沿革上、物づくり技能分野を中心として整備をされて...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年度の診療報酬の改定の際に、適正な薬価調査を実施する観点から、妥結率が低い保険薬局及び二百床以上の病院の診療報酬を減算するいわゆる未妥結減算を導入いたしまして、その結果、平成二十六年九月の妥結率は大幅に向上したことは事実であるわけであります。  一方で...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、先生御指摘の薬価の毎年改定ということでございますけれども、政府としては、内閣としては、去年の骨太で、「薬価調査・薬価改定の在り方について、診療報酬本体への影響にも留意しつつ、その頻度を含めて検討する。」というふうに閣議決定がされているわけでございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる人生の最終段階における医療ということについては、患者、家族に十分に情報が提供された上で、これに基づいて患者が医療従事者と話し合いを行って、患者本人の意思決定を基本として行われることが重要である。  それに関連して、今先生が、できるだけ事前に機会を捉えて、...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆるジニ係数でございますけれども、所得格差に関する指標で、所得の分布に偏りがあるほど大きな数値になるというものですね。  それで、我が国の状況でありますけれども、先ほど来出ているように、総理も指摘しているように、再分配後の所得ではなくて、今先生御指摘の当初所...全文を見る
○塩崎国務大臣 給付つき税額控除につきましては、今財務大臣がお答えになられたとおり、これからの議論でさまざま、先生御指摘のようなことも含めて考えていかなきゃいけないと思っています。医療費の控除のあり方についても、それはその中で同じように考えていかなきゃいけない。  と同時に、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどのジニ係数のお話と相通ずるところもあるわけでありますけれども、今回、先生の御指摘もございましたけれども、生活困窮者自立支援法がこの四月から施行になります。この自立支援法も、基本的な王道は、やはり自立を支援するということでありますから、みずからが稼ぐ、この力を...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童扶養手当は、もう先生御存じのように、離婚によりまして一人親家庭になってしまった、そういうときに、父または母と生計を同じくしていない児童を対象に手当を支給する制度となっていまして、その際に、事実婚については、当事者間に社会通念上夫婦としての共同生活と認められる事...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、厚生労働関係の部局長に出したということは、そういう意味でございます。
○塩崎国務大臣 WHOのつくっております国際的な診断ガイドライン、いわゆる国際疾病分類、ICD10におきまして、同性愛は精神疾患ではないとされておりまして、厚生労働省としてもそのように認識をしております。
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、ことしは被爆七十年、そしてまた、こういった方々が八十歳を超えるということは厳然とした事実だということは厳粛に認めなければいけないと思います。  今申し上げたように被爆者が高齢化していることを踏まえて、原爆症の審査について、今お話がありましたが...全文を見る
○塩崎国務大臣 原爆認定制度の見直しにつきましては、三年間にわたる原爆症認定制度の在り方に関する検討会におきまして、抜本的改革が必要だという考え方と、現行制度のもとで見直しを行うという考え方の両方の観点から検討が行われてまいりました。  この検討の中で、放射線の被曝の状況にかか...全文を見る
○塩崎国務大臣 原子爆弾の被爆者援護法に基づく被爆地域の指定、これに当たりましては、科学的、合理的な根拠が必要でございますので、御指摘の広島市等からの要望を受けまして、平成二十二年、二〇一〇年に、厚生労働省におきまして、放射線の健康影響等に関する専門家から構成をされます検討会、「...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在の広島の健康診断特例区域というのは、同区域の一部において放射能が検出された例の報告などを踏まえて、昭和五十一年に、気象関係の広島原子爆弾被爆調査報告、いわゆる宇田博士によります昭和二十八年の報告書がございますけれども、この調査に基づいて指定されたものでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十二年に広島市などの要望を受けて設置をいたしました先ほどの検討会は、放射能の健康影響等に関する専門家によって構成をされております。こうした専門家による知見に加えて、黒い雨地域の線量推計を行った物理学者からのヒアリングや、広島市が行った黒い雨に関します住民アン...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○塩崎国務大臣 平成二十七年度厚生労働省関係予算案の概要について説明をいたします。  平成二十七年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は二十九兆九千百四十六億円であり、子ども・子育て支援新制度の実施に伴って平成二十七年度から内閣府に移管される保育所運営費等を除いた平成二十六年度...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、今回判明をいたしつつあるこの事案については、大変重たい事案だというふうに思いますし、先生御指摘のような広がりのある問題でもあろうかなというふうに私も個人的に思っているところでございます。  この群馬大学病院での事案につきましては、本年二月三日...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、昨日、医療分科会が非公開で開催をされました。  病院関係者、特に病院長などから、最終報告書が既にもう出ていますから、それを踏まえて、死亡事案のこれまでの経緯とか、あるいは事案の発生当時の医療安全の体制、あるいは死亡事案の原因分析状況、再発防...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の第一号被保険者の産前産後期間の保険料免除につきましては、社会保障審議会の年金部会において議論されておりまして、次世代育成支援の観点から配慮措置を設けることが妥当である、そして、免除期間中の給付を保障する場合には、その費用を第一号被保険者全体で、今お話があっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も愛媛県にいて、私は松山ですから、割合、まだそこまで深刻化、先生の今御指摘になったようなところまでいっていませんけれども、しかし、宇和島とか南予の方、地方に行きますと、やはりもう、ちょっと正常ではない分娩の場合には松山に出てこないといけないとか、そんなことになっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これからの新しい医療・健康分野でこのデータをどう活用していくのかということは、先ほど来御議論いただいておりますように大変大事なことでございまして、私どもも今、二十年後の保健医療のビジョンをつくろうということで、私のもとに私的な懇談会をつくって、保健医療二〇三五とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、社会福祉法人は、我が国にとって極めて重要な役割を果たす、高い公益性とそれから非営利性を持った法人であって、一部の法人とはいえ、今先生御指摘のような不適正な運営が指摘をされるということは極めて残念で遺憾なことであるわけでございまして、適切な運営の...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生と私と大体同じ問題意識を共有しているというふうに考えて、先ほど来御質問を聞いておりました。  今、鈴木局長から申し上げたように、若干時間はかかるかもわかりませんけれども、一度調べた方がいいと思いますし、実は、今回の社会福祉法人の改革の議論の中で、先生の御指摘...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘の、これは読売新聞の報道にございますが、社会福祉法人の適正な運営を担保するためには、こういう形で、社会福祉法に基づいて、所管庁であります国、都道府県、そして市が指導監査を実施しているということで、運営等に特に重大な問題を有する法人については今の特別監査と...全文を見る
○塩崎国務大臣 一義的な監督責任というのが例えば市にあるわけでありますから、そこがみずからどう律するかということ、そのことが大事なので、今申し上げたように、国としては、そうあるべしということで方針を示しているわけでありますけれども、それが徹底されていないということについてどうすべ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今局長が答弁したとおりでありまして、私もその方向でやっていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど先生が御指摘になられました市の監査能力、監督能力、これは事業監査と財務監査と両方あると思いますが、やはり財務がわからなければ業務の監査もできないということであります。  今も局長から答弁申し上げたように、一定規模以上については外部の監査法人が見るという仕組...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、今、医療界の方からは、医療に係る消費税のあり方につきまして、軽減税率による課税化等によって医療機関等の消費税問題の抜本的な解決を図ってほしい、こういう御意見が寄せられていることは私どももよく承知をしているところでございます。  今、課税化や軽...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、消費税が導入されてから、される際にも随分いろいろな議論があって、紆余曲折の末に非課税というふうになって今日まで来ているわけでありまして、引き続きこれでいいんだろうかという御意見があることはよく理解をしているということは先ほど申し上げたとおりでありまして、で...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、介護報酬とそれから障害者の福祉サービスの報酬について改定をいたしました。ことしは、診療報酬の改定がこの間はなかったわけでありますけれども、その前のときもかなりいろいろな議論があって、ああいうような形で決着をしたわけであります。  今、平成二十八年度の診療報...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療関係者からもさまざまな御意見を、私自身、直接にも聞いているところでございます。そういった方々からは、新設を医学部についていたすと、教員確保のために、今先生御指摘のような、医療現場から多くの医師を引き揚げざるを得ない、したがって、地域医療の崩壊を加速するんじゃな...全文を見る
○塩崎国務大臣 理容、あと美容もそうでしょうけれども、髪の毛を清潔に保っておく、お顔の手入れもちゃんとしておく、不精ひげなどが生えていないようにして清潔にするというのは、戦後すぐに、やはりシラミとかそんなのがあって、結構これは衛生上の大問題ということで、だからこそ、生活衛生という...全文を見る
○塩崎国務大臣 最高裁で判決が出た後に、まず、原告の皆様方に可能な限りは年内にお会いをして、おわびを申し上げました。  残念ながら既にお亡くなりになった方々、そしてまた、体力的にはもう東京にまでなかなか出てこられないという方々もおられたので、私も、できるだけ早いタイミングで現地...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生は、いろいろな御経験を積んで今代議士として御活躍をいただいているわけでありますけれども、特にこういう労働とか経済の問題にはお詳しい先生からの御質問でございました。  全ての人々が、どういう形態で働こうとも、それと関係なく生きがいを持って働ける、できるようにす...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく質問主意書にもあったかと思いますけれども、労働関係法令の中で、いわゆる正社員という確立した定義というのは特にないわけでございまして、今、これが正社員なのかどうかということのお問い合わせでございますけれども、一概にこれに答えることはなかなか難しいのかなというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今おっしゃっているケースは明らかに常用型派遣ということで、答弁書でも申し上げたとおりであります。  そもそも、募集をする際の法律はどうなっているかといいますと、職業安定法によって、働く方の募集をもし行うということになった場合に明記されていることは、労働契約の期間...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生お配りのこのケースには、一番大きな字で常用型派遣事業というふうに書いてあるわけでありますが、ですから、個別のケースに関しては、私どもとしては、今ここでこれが誤解を招くか招かないかということは、これだけではなかなか判断もできませんし、そういう判断をすることは差し...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別にはまた役所の方で調べたいというふうに思いますが、申し上げたように、この場で定義をするというわけにはいかないということだと思います。
○塩崎国務大臣 一生派遣というのは皆さん方がおっしゃっている話であって、我々はそういうことは考えていませんし、今回は、特に期間の制限というものを明確に三年ほど設けるということにして、何のハードルもなしに、ずっと一生派遣であるかのようなことが起きるようなものをつくろうと言っているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々の制度の中で一生派遣というようなことが起きるということは想定をしていませんので、それは、今先生がおっしゃっているようなことで、正社員かどうかという問題とはまた別の問題として、期間制限の問題としてきっちり議論していただきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先生、そもそも派遣で働いていらっしゃる方は全雇用者の約二%であります。その中で、何度も言いますけれども、アンケート調査をとってみると、大体半分半分で、派遣で働きたいとおっしゃっている方々がおられます。一方で、やはり正社員になりたいというふうにおっしゃっている方々が...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これを先生お配りでありますけれども、管理職の下の普通の一般社員の中にこういうものができるというふうにお示しでありますけれども、これは極めて誤解を招きやすいのであって、むしろ我々は、管理職のランクぐらいも含めて、そのちょっと下ぐらいを含めて、それも、どち...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう繰り返し申し上げておりますけれども、そもそも希望する人でないと……(山井分科員「質問に答えてください」と呼ぶ)いやいや、希望する人でなければこの対象にはなりませんから、どれだけの人が希望するかというのは、やってみないとわからないわけですね。(山井分科員「...全文を見る
○塩崎国務大臣 ですから、やってみないとわからないのに、半分以上ですか、半分以下ですかと言われても、なかなかそれはお答えはできないということでございます。
○塩崎国務大臣 まだ法律を出しておりませんので、どういう専門的な知識、技術または経験を要するか、あるいは、業務に従事した時間と成果との関連性が強くないというようなことを規定するので、それに当たるのがどのくらいかとか、いろいろなことがありますから、今、それが半分以下とか半分以上とか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生いみじくもおっしゃいましたように、今回は、法律でもってこの年収要件を、支払われることが確実に見込まれる賃金の額が平均給与額の三倍を相当程度上回るという基本的な考え方を法律に明記するわけですね。  これによって、法律を改正しない限りは、大幅に年収要件を変えると...全文を見る
○塩崎国務大臣 まずは、今国会に法律を出すことが大事だと思います。
○塩崎国務大臣 まだ成立をしてもいない、そもそも提出もしていない法律でございますので、その変更について今から云々するということはあり得ないことだというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 先生も政権についておられたときがあったと思いますが、法律を出す前から、法律を変えることを前提に出すことは、普通はないんだろうと思うんですね。
○塩崎国務大臣 まずは今国会でこの法律を通すことが大事であって、それ以上のことは何も考えておりません。
○塩崎国務大臣 今御指摘になった、いわゆるインターバル規制を行うか、在社時間等の上限規制か、年間の休日規制のうちのいずれかを講ずるということになっていて、今先生、三つを全部一遍に……(山井分科員「三つ目を読み上げたんです」と呼ぶ)三つ目。年間の休日日数のうちいずれかを講ずることを...全文を見る
○塩崎国務大臣 この三つだけで制度が成り立っているわけではなくて、当然のことながら、どういう働き方を選ばれるにせよ、長時間労働になった場合には、ちゃんと、代償休日とか、特別の休暇の付与とか、健康診断とか、面接の指導とか、そういうような健康確保措置が当然かかるわけでありますから、先...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、管理職以下の普通の方々ということで絵をお描きになってイメージをおつくりになられていますけれども、もともとこれは、交渉力があって、そういう働き方を強いられるような立場ではない方々の、能力のある方について特に、そして一千七十五万円以上の年収があ...全文を見る
○塩崎国務大臣 聞いたことはあります。
○塩崎国務大臣 今、先生と審議官の間で御議論いただきました。  認定基準においてばらつきがあったということでありますが、精神障害、知的障害は、身体障害とは異なって、なかなか数値的に等級を判断することが難しかったということだろうと思います。認定医が医学的な知見をもとに、診断書の記...全文を見る
○塩崎国務大臣 今まで、日本年金機構の認定医が、具体的な症状とか日常生活状況等について、診断書の記載とか、御本人や御家族が作成した病歴に関する書類などを総合的に評価、判断していた、こういうことでありますが、この二月から始まっております検討会では、今お話がありましたように、御本人や...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来出ております新オレンジプラン、認知症施策推進総合戦略、これを先般まとめましたけれども、その中でも、今御指摘の、早期の段階から適切な支援を行うということについての重要性を明示しておりまして、できる限り住みなれた地域で暮らすためには、やはり、症状が御指摘のよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 それぞれいろいろな理由をおっしゃるんだろうと思いますけれども、やはり障害者雇用というのは社会を挙げて推進しなきゃいけないわけでありますので、教育委員会においてもしっかりやってもらいたいと思います。  私は、高校のとき、アメリカに一年留学したときに、スクールカウン...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回初めて知りました。
○塩崎国務大臣 今回の大阪市のモデル事業におきましては、この生活扶助費のプリペイドカードによる支給については、生活保護受給者の承諾を得た場合に限っているわけでございまして、また、現金の必要性を考慮した上で、プリペイドカードへの入金は生活扶助費の一部に限っているということから、各個...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる貧困ビジネスのようなものは決して好ましいわけではないわけでありますが、今ここに書いてある、キャッシュレス決済の普及ということ自体は、何ら進めてはならないことではないわけで、むしろ進めた方が、全体的な社会コストが下がるという意味においていいことでありますから...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘の、通学に関する問題でございます。  現行制度におきましては、障害児の通学等の通年かつ長期にわたる外出に係る支援というものは、教育と福祉の役割分担が未整理、不十分であったことなどから、給付の対象外というふうになっております。一方で、市町村の判断によっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、私の地元なんかでも、やはりかなりの距離を移動しなければサービスが受けられないという問題を抱えている障害者、障害児のお話を私も何度も聞いたことがございます。  保護者の送迎の負担を軽減する、そのために身近な地域で支援を行えるようにするということが重要な課題...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、技能実習生の制度を抜本的に見直しまして、改めて法律にして、国会で御審議をいただくということになっております。  それは、いろいろな御指摘が世界からも寄せられていることを十分認識した上で、そして、中には、いろいろ今先生御指摘のような人権侵害に当たるようなこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 赤枝先生から御質問いただいて、ありがとうございます。  今、先生お話ございましたように、マイナス二・二七という今回の介護報酬の改定につきましては、さまざまな御意見を頂戴いたしておりますが、我々としては、やはり少子高齢化が急速に進む中で、介護保険制度をより持続可能...全文を見る
○塩崎国務大臣 この臨床研修制度につきましては、私も、さまざまな医療関係者からいろいろな問題点指摘と提案をいただいて、不断の見直しがまだまだ必要だなという感じがするのが、まず申し上げなきゃいけないことではないかというふうに思っております。  かつての臨床研修制度については、専門...全文を見る
○塩崎国務大臣 ありがとうございます。  私の理解では、歯科医師の白須賀先生というイメージが圧倒的に強かったわけでありますけれども、きょうですっかり変わりまして、エコノミスト白須賀ということで先生のイメージを改めないといかぬなということを改めて感じたわけでございます。  アベ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、最初に、日本経済の何がおかしいかというお話がありました。  いろいろな言い方があると思うんですが、なぜ競争力を失ったのかということなんだろうと思うんですが、それはなぜというところはちょっとおいておいて、現象としては、やはり生産性でほかの国の産業に負けている...全文を見る
○塩崎国務大臣 パブリックな資産を民間に委ねていくという提案は、アベノミクスの一年目の再興戦略、我々自民党でまとめた成長戦略の中でも、足し上げてみると本当に何兆円という資産が、料金収入がある資産としてコンセッション方式なりPFIなり何かできるということで、第一号は仙台空港に多分な...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、この十月一日から、昨年の六月に成立をした改正医療法において、医療事故が発生した全医療機関がみずから調査を行って、第三者機関である医療事故調査・支援センターにその結果を報告して、センターが再発防止、普及啓発などを行う医療事故調査制度というのがス...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 寡婦控除は、夫との死別、離別等の予期せぬ理由によって家族の生計を支えていかなければならない場合に対して税制上の配慮を行うということであると承知をしているわけであります。  今もお話がございましたけれども、与党の税制改正大綱で、「寡婦控除については、家族のあり方に...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういう意味でお客様とおっしゃっているかによるかと思うわけでありますけれども……(岸本委員「ニュー・パブリック・マネジメント」と呼ぶ)そのニュー・パブリック・マネジメントの定義もよく、いろいろ幅があるかというふうに思いますので、それが、お客様が誰かということについ...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、厚生年金法の第七十九条の二というところに、先ほど来先生おっしゃっている、「専ら厚生年金保険の被保険者の利益のために、長期的な観点から、安全かつ効率的に行う」と書いてありますが、今先生いみじくもおっしゃったように、この年金資金の運用自体の責任者も厚生労働大臣...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今お話しでございますけれども、事実を申し上げますと、独立行政法人の改革の推進のための法律案というのを今国会に私ども提案をしているわけでありまして、まずはその中で、運用担当理事、今一人とおっしゃいましたが、今度二人にするということにする。特に、運用担当理事という...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、OECDからプロポーザルが出ているというお話でありますけれども、実は、より正確に言うと、実際にペーパーが出ていることはそのとおりで、OECDのマークがついています、ただし、これは個人の名前、お二人の名前で出ているものでありますが、しかし、そこで引用され...全文を見る
○塩崎国務大臣 透明性を増すということは極めて大事であり、それから、先生おっしゃるように、外部からの統制ということだけではなくて、実は内部統制も実に大事であって、これは先生がおっしゃっていることに極めて通ずることでありますけれども、今回の、さっきの作業班の中でも、監督と執行の分離...全文を見る
○塩崎国務大臣 三谷理事長のことだと思いますが、御案内のように、三谷理事長は日銀の御出身でございまして、マクロ経済を含め、いろいろ経験をされてきたというふうに理解をしておりまして、運用について、みずから御商売でやったということは私は聞いておりませんけれども、日銀の中において、さま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の基本ポートフォリオの見直しは、もう先生よく御存じのとおりでありまして、経済の前提が相当変わったわけでございます。  それは、いわゆるアベノミクスで、言ってみれば、これからの成長の期待も、それから物価上昇に関する期待についても変わってきたということは、金利も...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、株価を、言ってみればPKOのようにみずからつり上げてというお言葉がございましたが、御案内のように、年金積立金の管理運用というのは、厚生年金保険法などに基づいて、専ら被保険者の利益のために、安全かつ効率的に行わなければならないというふうになっていて、株価...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、理事の任命についてお話がございまして、それに関連して私の考えをということでありますけれども、理事は、独立行政法人通則法に基づいて、独立行政法人が行う事務及び事業に関して高度な知識及び経験を有する者などのうちから理事長が任命をするということになっております。これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、年金の一元化の議論の中でかなりいろいろと議論がなされたところでございます。  それで、今先生御指摘のように、四つの共済あるいは年金の資金が存在をしているわけでありますけれども、やり方としては、今先生のお話にありましたように、またお手元にあるように、基本指...全文を見る
○塩崎国務大臣 持ち帰って検討したいと思います。
○塩崎国務大臣 この問題につきましては、実は私もけさ初めて聞きまして、先生の方にファクス一枚で送りつけるようなことは、どんなことがあっても許されることではないですし、言ったこととやったことと、最終的に、答弁が正式なものですから、国会で。それが最終結論でありながら、それと違うことを...全文を見る
○塩崎国務大臣 最賃につきましては、第一次安倍内閣のときも、十五円前後、二年続けて上げさせていただきました。そのとき、実は共産党の皆様方からも実に的確な御指摘をいただいて、それは中小企業の生産性向上とセットだよね、こういうことでお話をいただきました。  今、安倍内閣として、日本...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話ございましたとおり、社会保障の充実につきまして、二十六年度におきましては、六百十二億円を充てて、約五百万人の低所得者に対しまして、国民健康保険及び後期高齢者医療の保険料軽減措置を既に拡充しております。  それから、平成二十七年一月より、今お話ありました高額...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域包括ケアモデルを実現するために、今回まとめました新オレンジプランでは、認知症の方に早期に診断を受けていただいて、医療、介護等による支援の体制を整える、そして、住みなれた地域で暮らしていただく。  それから、妄想、うつ、徘回等の行動・心理症状いわゆるBPSDや...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、株価にGPIFが意図的に影響を与えるかのようなことを今おっしゃったように聞こえたんですが、そもそもGPIF法第二十条に、年金積立金の運用が市場その他の民間活動に与える影響に留意しつつ、安全かつ確実を基本とし、要するに運用しなきゃいけないと書いてあります...全文を見る
○塩崎国務大臣 この新しいポートフォリオを発表した十月三十一日に、GPIFの方から、三谷理事長の方からるる説明をしていると思います。  そのようなときに、例えば、経済再生ケースの場合と低成長ケースの場合ということで、新しいポートフォリオでいった場合にどのくらいの振れ幅の中で達成...全文を見る
○塩崎国務大臣 ガバナンス改革が大事であることは、これは日本再興戦略にもともと書いてあることでございまして、基本ポートフォリオの見直しとあわせてガバナンス改革をやるべしということを書いてあるわけであります。  当然なこととして、ガバナンスの体制の強化はGPIFでも、例えば、今す...全文を見る
○塩崎国務大臣 言うまでもなく、運用を含めて、年金についての最終責任は厚生労働大臣にあることは、もう先生御案内のとおりでございます。  私の考えはもちろんもともとありましたけれども、それは自分の思うとおりに全てがなるなんということにならないのは、細野先生も政権を担った立場として...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  厚生労働大臣に就任して三回目の国会を迎えました。国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。  急速に少子高齢化が進展し、雇用環境が変化する中で、安定...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○塩崎国務大臣 まず第一に、基礎年金とは何かということが……(前原委員「いや、もう時間の無駄だから」と呼ぶ)いやいや、これこそが本質でありますから、先生。  基礎年金だけで生活を全て賄うということを前提に今、前原委員はお話をされているように聞こえるわけでありますけれども、もとも...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生から処遇改善加算のことについてお話をいただきました。  まず申し上げなきゃいけないのは、これは、今回、一人当たり月額一万二千円相当の処遇改善を実現するということでありますけれども、それに加えて適正化もということで、今先生の御懸念のようなことが指摘もされてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改定におけます加算の充実とあわせて、介護職員の処遇がしっかり改善されるように運用の見直しというものを行うということを、何度かもう既に申し上げているところでございます。  具体的には、計画とか、あるいは実績の報告に記載する項目を今までと変えて見直しをして、事...全文を見る
○塩崎国務大臣 総務省の就業構造基本調査を見ますと、平成二十三年十月から二十四年九月までの一年間に、家族の介護、看護を理由に離職した雇用者数の約九万五千人のうち、年齢別では三十代が九・三%、そして、性別では男性が一九・五%というふうになって、今先生御指摘のとおりであります。  ...全文を見る
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今、派遣法の改正につきまして、言ってみれば非正規を更に増やすんじゃないかと、こういう御懸念を示されたわけでありますけれども、今回、まず第一の前提は、今派遣で働いていらっしゃる方々を見てみると、半分は派遣のままでもいいと思っていらっしゃる。そし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この賃金の動向というものについては、既に御党の石橋先生からも前回提示をいただいたところでございますけれども、ここに、多分おっしゃりたいことは、非正規が増えてきたからそうなったんだろうと、こうおっしゃりたいんだろうと思います。  実際、非正規の賃金の動き...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正規が増えているかどうかということを見てみると、確かに、さっき申し上げたように正規雇用が減って非正規が増えていることは間違いないところであるわけでありますが、しかし、どういう非正規が増えているのかということは先ほど申し上げたとおりであって、その中身を見て...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、まず、賃金そのものの動きを長いスパンで見てみると、非正規は少し上がっているんです、ずっと、この期間。それに対して、遠くからで見えないかと思います、これそうです。一般のところが実は下がっちゃっているんですね。ですから、経済全体の競争...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大事な政策として、我々はそれぞれ、長くなるから言いませんけれども、政策をちゃんと新たに打ち出して今対処しつつあるということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、いわゆるハルツ改革、シュレーダー改革を言っていらっしゃるんだろうと思いますけれども、我々の理解は、当時、一九九〇年代の終わりですけれども、欧州の病人と呼ばれていたドイツの経済、それが今まさに牽引役としてまで復活をしてきた、そのきっかけをつくったのは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十七年度に、様々な事情により高校を卒業されていない一人親の家庭の親が高等学校卒業程度認定試験、これに合格するための講座を受講するというときに、この費用の最大六割、最初二割、合格したら四割、合計六割を支給する事業を新たに実施をすることとしているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話のございました三党合意とそれから附帯決議でございますが、まず、三党合意におきましては、量、質の充実を図るため、今回の消費税率の引上げによる財源を含めて一兆円程度の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力するというふうに書いてございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 〇・七兆円程度以外の〇・三兆円でございますけれども、これにつきましては、子ども・子育て支援の量的拡充と質の向上の所要額について昨年三月に内閣府の子ども・子育て会議で整理をいたしまして、この中で一兆円程度の財源を確保できた場合の質の向上項目について、一歳児...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、二%の消費税引上げをこの十月からやるということを一年半延ばしました。そういう中で、この七千億ベースの子育ての充実を本当にできるのかということを大変皆様方御心配されたと思います。  そこを、安倍総理としては、お約束したところは、〇・七兆ベースをまず...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先ほどのその〇・三兆については今後の課題ということでありますけれども、この〇・三兆の財源についても、これは二十八年度以降の予算編成過程以降で最大限のこれは努力をしていかなければなりませんし、我々としては、優先順位として、先ほど申し上げたように、来年度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、このところ未届けの有料老人ホームというのが目立っておりますが、これにつきましては、老人福祉法の第二十九条の第一項の規定に基づいてこれは必要な措置として設けられている制度でございまして、設置に当たっては都道府県知事等への届出が必要という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 老人福祉法を平成十七年に改正をいたしまして、十人未満の施設でも有料老人ホームとするようにやってまいりました。  今先生御指摘のように、これは都道府県が監督をすることになっておりまして、平成二十五年の十月時点で全国における九百十一件の未届けの有料老人ホー...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま先生から御指摘のございました各自治体の地方単独事業によります乳幼児等の医療費助成の実施状況、これ調査をいたしたところ、自治体により対象年齢が異なるとか、あるいは所得制限とか一部自己負担の有無の違いはございますけれども、全ての自治体で乳幼児等の医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の国民健康保険改革をまとめるための地方との協議会が、協議の場がございましたけれども、地方団体から、ただいま御指摘の措置の見直しについて要望が出されておりました。  今年二月に地方三団体と厚生労働省の間で合意をいたしました国保改革の議論の取りまとめ、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたキャリアアップ助成金、この活用促進に向けまして、現在、各都道府県の労働局そしてハローワークにはキャリアアップ助成金の支援を行うアドバイザー、事業主支援アドバイザーというのを配置をしておりまして、助成金の周知のほかに、事業所を直接訪...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど先生、例で挙げていただきました私の地元松山の青空につきましては、まさに耕作放棄地を使いながら自然農法でということで、インターネットで販売をして、先ほど言っていただいた六万円ぐらい、普通は一万三千円強ぐらいでありますから、かなり高い工賃が得られるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘の処遇改善は極めて大事でございまして、これにつきましては、本年四月から施行されます子ども・子育て支援新制度において、消費税の財源を活用し、公定価格上三%程度の処遇の改善を行うということとしておりまして、特に平均勤続年数の十一年以上の保育所、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、山本先生御指摘の、小一の壁をどう打破するかということでございますが、昨年七月に文科省と共同いたしまして放課後子ども総合プランを策定したわけでありまして、このプランで、学校施設を徹底活用して、平成三十一年度末までに放課後児童クラブを約三十万人分新たに整...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、発達障害のことについて言及がございましたけれども、今回のこの四月に施行されます子ども・子育て支援新制度においては、障害児に対する支援として、保育所などでの優先利用、そして障害児を受け入れる保育所などが、そのノウハウを生かして地域の子供の療育支援に取り...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお話がございましたように、このネウボラはアドバイスをする場所というフィンランド語であるわけでございまして、まさに妊娠、出産から就学前に至るまでの健診、予防接種、保健指導などを実施するという、育児を切れ目なく継続的に支援をする、そういう施設である...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、最初に出た化学兵器のテロへの対応でありますけれども、傷病者の救援が適切になされるためには、やはり、厚生労働省の国民保護計画において医療活動を実施するための体制整備などを対策として講じておるわけでありますけれども、また、医薬品の備蓄のことが今出ましたけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から今、年金運用につきまして前向きな御評価をいただいておりますが。  御提言の件でございますけれども、今この公的年金というのは、御案内のマクロ経済スライドというのが平成十六年に導入をされて、実際に適用になるのはこの四月からということでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおりで、今の仕組みとしては、財政融資資金への預託というのが義務付けられているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生お配りの紙でいきますと、この薬局クーポンというので還元したらどうかと、こういうお話でございますが、恐らく考え方は、予防、健康づくりにやっぱり個人も励むべきだと、主体的に、こういうことだろうと思うので、それはまさに重要な御指摘であり、またそれは、今回、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの、これまでオリンピックをやってきたところ、これからやるところについての調査を厚労省でもやりました。今日お配りをいただいておりますけれども、近年の五輪開催地における受動喫煙に対する法規制の状況の調査を見てみると、全ての開催地、これは六か所、北京、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃるように、多様で魅力的な宿泊施設があるということは大変おもてなしの心からいっても大事だというふうに思っているわけでありまして、今お話がございましたように、旅館業法では様々なニーズに応えられるように構造設備基準の特例というものを、今先生、ごく一...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提案申し上げようとしておりますこの派遣法においての期間制限については、今まで二十六業種については期間制限すらなかったわけでありますけれどもこれを設けるということでございまして、先ほど課を変えればということでありますが、それは、その前に必ず事業所単位...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、三年で明確にこの意見聴取のプロセスを入れるということにいたしました。これまでは、過半数組合への意見聴取は、三年以上の延長は不可であったわけでありますけれども、その前に、手前で意見聴取をしていけるということになっていましたけれども、今回は期間制限を三...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して申し上げますけれども、今回の場合には、今までは、常用代替防止ということで、この意見聴取を三年よりもっと前からやってそのまま係を変えればいけるという状態であったわけでありますけれども、今回は、同じその常用代替防止のために、事業所単位で原則三年の期...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、これまでのでいけば係が変わればそのままいけるというような、まあ言ってみれば抜け道とも言えるようなものがあった。それではいけないだろうということで、今回、まず事業所単位のものにして、それから個人の規制も三年で掛けるということを申し上げて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 意見聴取というプロセスというのは、やはり、まあ言ってみれば労使の自治、これを大事にするというプロセスであります。最終的にはもちろん雇う側がこのことを決めるということであり、また雇われる側も意思を持っているわけであります。  したがって、今の先生の御指摘...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十四時間働かされる人が出てくるというふうな御質問でしたか。今回のことについては、何しろ健康第一、これが第一であります。その上で多様な働き方ができるようにしていく、それも極めて限定的にやっていることであって、それはもちろん本人が希望しなければいけないとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、休日とか深夜の労働についての割増し料金を払わなきゃいけないという労働基準法の規制の適用除外として今回これを設定するものでありますから、法律違反には法律が通ればならないという制度であります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、通常ならば掛かる規制である労働時間の規制についての適用除外をすると、労働基準法上ということで。その代わりに、先ほど申し上げたこの健康確保措置というのを、やはり同じように時間の概念であり、当然、出社を何時にして、帰宅を何時にしたかという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私が直接の所掌であるかどうか少し自信がないところでございますが、今お話がございましたように、被災者が、原発事故により避難を余儀なくされたことと、それからお亡くなりになられたこと、この二つの間に相当の因果関係が認められて損害賠償の対象とされた。つまり、東電...全文を見る
03月18日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  戦没者等の遺族に対しましては、弔慰の意を表するため、これまで戦後何十周年といった特別な機会を捉え特別弔慰金を支給...全文を見る
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、介護人材、不足をする中で極めて重要な人材でもあるということで、来年度から、参入促進、労働環境の改善、資質の向上ということで総合的、計画的にこれを図っていこうとしているわけであります。  今お話がありましたように、給与水準自体について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の二月一日から二月二十八日の間でございますね。  厚生労働省のLANからのフリーメールのアクセス件数は、Gメールが約十八万件、ヤフーメールが約七十九万件、ウィンドウズライブホットメールが約百件でございました。
○国務大臣(塩崎恭久君) 業務目的で情報収集をするために、先ほど申し上げたフリーメールでありますけれども、これについては、秘密性の低いものについて、厚生労働省のLANで規制されている企業からのメールマガジン等を個人のフリーメールアドレス宛てに一斉メールを受け付け、情報収集に活用し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今朝ほどこの質問通告を受けたようなので、私もまだしっかり見ていないので、確認をしたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) GPIFに関しては、恐らく理事についておっしゃっていると思うんです、最近の人事で替わったことはそこだけですから。それは理事長が選任をするということになっておりますので、理事長が適切に人材を選んだというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 国会報告につきましては、もう既にGPIFは、まず中期計画で運用の基本的な方針を定めてこれを公表しておりますけれども、運用状況については年に一回公表する業務概況書において掲載するほか、四半期ごとに公表しているものもございます。そして、もう一つは、厚生労働省...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この里親委託につきましては、保護者のない児童や虐待を受けた児童について、特定の大人との愛着関係の下で養育すること、つまり愛着形成をしっかりと小さいときからやるということ、これによって健全な心身の成長や発達を促すことができるものであるということを我々も深く...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、養子縁組を希望する里親に対する研修というのは義務付けられていないわけでありますけれども、今年度から開始をいたしました養子縁組あっせんに係る厚生労働科学研究においても、養親による養育の質は子供の一生に与える影響が大きい、そして、養子縁組を希望する里親...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の育児・介護休業法の育児休業、これにつきましては、労働者の申出のみで休業できる強い権利として定められているわけでございますから、労働者の福祉と事業主の負担との調和を図った結果、法律上の親子関係にある子のみを今のところ対象としているということでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、年金の中で障害年金につきましてお話がございました。  これは、社会保険方式としての年金制度があって、その中の障害年金でございますので、保険事故が早めに発生してしまったというようなことで、支給要件を満たしていることが必要なわけでありまして、具体的には...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何事においても平等に国民は扱われるということが大事だと思いますけれども、初診日において受診した医療機関における証明が得られない場合のことでございますけれども、何らかの方法でさっき申し上げたように客観的に初診日が確認できるように、申請される方の状況に応じて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢者を対象として、食事の提供、それから介護、家事、そして健康管理、このいずれかをサービスとして行っている入居施設については、老人福祉法の第二十九条第一項において有料老人ホームと定義をしております。  有料老人ホームに該当する場合は都道府県、政令市等へ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、都道府県に届け出ていないというところがあって、それが問題になっているわけでございますので、私どもとしては、届出を促すように、しっかりと都道府県と連携をして、そういうことがないようにしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護というのは、利用できる資産、能力、その他あらゆるものを活用するということを前提としておりまして、一方で、生活保護世帯の高校生が奨学金を受け取った場合については、その給付される趣旨に鑑みて、就学のために必要な経費として、例えば修学旅行費であるとかク...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、生活保護は利用できる資産、能力、その他あらゆるものを活用するということを前提にしているわけでありまして、奨学金についても一律に収入認定から除外するということはしているわけではなくて、むしろそういうことはしていないということでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げているように、この収入認定をするかしないかということについて、就労収入とそれから奨学金などの収入があるわけであって、それぞれについて控除というのを設けているわけであります。したがって、どういう項目が控除になるかならないか、これについてよく見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護法の趣旨というのは、もう先生御案内のとおりでありますけれども、最低限度の生活を保障するという、これが趣旨でございますけれども、その中で、生活保護世帯も含めた全世帯の大学進学率は今五〇%ぐらいでございます。  また、高等学校等卒業後は就学によって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護世帯の高校生が奨学金を受け取った場合、高校の就学のために必要な経費、先ほど来申し上げているとおりでありますけれども、収入認定から除外をする。その一方で、塾代とか、それから大学の入学料などの経費は収入認定から除外をすることとはしていないところでござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、一人親家庭の場合、児童扶養手当、そして今御指摘の遺族基礎年金、この支給につきましては、子供が十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にある場合、又は二十歳未満で一定の障害の状態にある場合に対象となっておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 同じです。
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童養護施設等は原則として十八歳に達するまでの児童を対象としているわけでありますけれども、これは都道府県などが必要と判断した場合は二十歳まで、二十歳に達するまでの入所期間というのが延長として可能であるわけでございます。このため、大学等に進学しても生活が不...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では、これまで身体活動に関する科学的知見をまとめて各年代別の必要な身体活動の基準等を定めた健康づくりのための身体活動基準二〇一三を策定をし、身体活動に関する普及啓発等に取り組んでまいっているわけでありますが、スポーツを含む身体活動は国民の健康づ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の今おっしゃったような表現の直接的なスポーツと健康ということでは、特にそういう課とかそういうのを構えているわけではございませんけれども、当然のことながら、健康局のがん対策・健康増進課というところが健康増進について全般的に見ているわけでありますから、ス...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) スポーツと医療という関係を考えるということであれば、当然医療の中で考えていかなきゃいけないことでありますから、医療の言ってみれば一つの分野としてスポーツと健康とかあるいは疾病との関係を考えるということにおいて、医療を見るということにおいて、厚生労働省が当...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省において、適度な運動や適切な食生活、あるいは、昨日もちょっとお話が出ましたが、禁煙の問題、こういうものを通じて国民の健康づくりを進めているわけでありまして、日常的な運動というのは国民の健康づくりに資する一方で、あるいはまた、今の先生御指摘の、女...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省では、思春期から更年期に至る女性を対象に、婦人科疾患なども含めて、女性特有の身体的、精神的な悩みに関する相談、指導を行うための女性健康支援センター事業というのを実施しておるところでございます。  御指摘のスポーツにつきましては、特にスポーツによる...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘のように、障害者の雇用が増える一方で、定着でいろいろ困難に直面しているという障害者がたくさんおられることも事実でありまして、今先生御指摘いただいたように、二つの主なルートでこの定着支援を行っているのが現状でありまして、一つはジョブコーチ、もう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの定着支援担当者は、去年大分増やしまして、二十五年度は三十人だったわけですけれども、二十六年度は二百人、そして二十七年度は、これは若干ですけれども、二百五名まで増やしております。それから、主任職場定着支援担当者と呼んでいますが、今申し上げたように、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢者のてんかんの有病率につきまして厚生労働科学研究において調査を行っておりまして、現在この結果の取りまとめが進められているところでございますので、追ってその結果が出てきたときには全体像が分かると思います。現在、これ取りまとめ段階ではありますけれども、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 企業再生支援機構が日本航空に対する支援決定を行う際に、厚生労働省にも事前に機構より意見照会がございました。その際、厚生労働省からは、日本航空、日本航空インターナショナル、ジャルキャピタルに対する支援決定については、念のため申し上げると、これは民主党政権下...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の機構が日本航空に対する支援、買取り、出資を行うか否かを決定するに際して、厚生労働省から提出した意見も踏まえて行われたものと認識をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 本件につきましては、今お話がありましたように、二〇一四年の九月九日にJALが控訴をして、現在、東京高等裁判所に係争中でございまして、コメントは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、今国交大臣からお答えになったとおりで、個別企業の採用に係る事案でございますので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 労使が自主的な協議を確保するために、我が国では、使用者が正当な理由なく団体交渉を拒否することなどを不当労働行為として禁止をするとともに、労働委員会による救済制度を整備をしております。  ILO第三百七十次勧告のパラグラフ第六十六において指摘をされており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働組合から、会社側が今御指摘のような当局の要請に応じて今後とも適切に対応してまいりたいと発言をしているとの情報はいただいておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 食品中の農薬の残留基準値につきましては、食品安全委員会による科学的な評価の結果を踏まえた上で、子供や妊婦を含め国民の健康に影響が出ないように薬事・食品衛生審議会での審議を踏まえて設定をしており、その設定に当たっては、事前にパブリックコメントを行い、国民の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 市町村を中心として、医療、介護、予防、そして住まい、生活支援が包括的に確保されるこの地域包括ケアシステム、この構築を進めておるわけでございますけれども、その中で、例えば介護保険の計画と医療や住まいの計画との連携の推進等、他の分野との連携にも積極的に取り組...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療の提供というのは、患者の当然、生命、身体に直接影響を及ぼすものでありますので、医師法の規定で先生御案内のように外国医師であっても日本の医師免許を有していなければ日本で医療行為はできないと、行うことが認められていないということになっております。しかし、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございましたように、この東日本大震災の際に、緊急援助部隊が持ち込む医薬品については発生から三日後、三月の十四日、そして、諸外国からの支援物資としての医薬品については発生七日後、三月の十八日に手続なしで通関を可能とする事務連絡を発出をし、受入れ体制を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その前に、今先生、申合せをやっていたんじゃ間に合わないというお話でありますけれども、この申合せはもう既にできていますから、いつ何どき大災害が起きても、この申合せは生きておりますので、ゼロからもう一回申し合わせようという話を言っているわけじゃなくて、もうこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、川崎で起きました上村遼太さんの、この事件で悲惨な犠牲になられたわけでございまして、本当に残念であり、御冥福を改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々に対して心からお悔やみを申し上げたいと思います。  事件につきましては警察において今捜査中でご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、就労比率が八一%であるということを捉えて先生御指摘だと思いますけれども、母子家庭の母の就業率が高い一方で、最終学歴は中学卒という方々が一三・三%と極めて高い水準だと思うんです。それから、母子世帯になる前の就業状況を見てみますと、就業していなかった、つ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのとおり、確かに、今さっき申し上げたような学歴が大変低い、それから仕事についても十分経験がない、パートでのお仕事ということでキャリアを積んでいないとかそういうところがあって、まさにこういったニーズを持っている方々に対して就労自立支援をするためには...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この児童扶養手当についての増額という御提案かと思いますけれども、自立への効果というものを含めて、一人親家庭に対する支援策、先ほど四本柱ということを申し上げましたけれども、様々な支援策をやっているわけでございますので、その一つの柱ではございますけれども、児...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 母子・父子自立支援員は、自治体の福祉事務所とか子育て支援窓口に配置をされておりまして、地域の一人親家庭の支援の要として役割を担っていただいているところでございまして、一人親家庭に認知をされていないという今御指摘がございました。それから、研修への参加機会が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございましたように、そしてまたさっき私の方から申し上げましたように、この母子・父子自立支援員は、一人親家庭にとっても大変重要な相談の窓口でもあるわけでございまして、要になってくるわけでありますので、常勤、非常勤にかかわらず、資質の向上を、そしてまた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、この自立支援員の増員について、人材確保ということでやるということでありますから、それについて自治体がどういうふうにするかということを一義的にはまず検討していただかなきゃいけないというふうに思っておりまして、今申し上げたように、常勤であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の総合的な支援のための相談窓口につきましては、一人親家庭のニーズに応じて、就業支援、それから子育て・生活支援等の様々なメニューを組み合わせて提供するために二十六年度から設置をしておるところでございまして、窓口には従来から自治体に配置をしており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童扶養手当の受給者が、今お話ありましたように、八月頃に自治体から書類の送付を受けた後、受給資格の有無の確認を受ける、そのために自治体の窓口を訪問をいたしまして現況届を提出するということになっているところでございまして、この各種支援策の周知に当たっては、...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 基本的には今副大臣が答弁したとおりでありますけれども、私も両親に戦争中の話を随分子供のときに聞きました。父はもう亡くなりましたけれども、母はまだ九十四歳で生きておりますが、そのうち話も聞けなくなるということもありますから、今お話しのように、さきの大戦のこの記憶を風...全文を見る
○塩崎国務大臣 けさほどからの議論の中で御説明をいたしておりますけれども、今回、繰り返しに若干なりますけれども、戦没者の御遺族から、高齢化が著しい戦没者遺族は孤独な生活境遇にある者が多い、それから、戦没者遺族には国は戦没者を忘れないというあかしをぜひ示してもらいたいということで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々としては、弔慰を示すという意味においてどうするかということを今回考えて、先ほど申し上げたような理由でこういうふうに増額をしたということでございますが、十年後を見据えてという話でありますけれども、おっしゃるように、今回、先生のような今の御意見を含めて、この国会で...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生のお考えはお考えとして、しかと受けとめたいと思います。  今回の我々としての問題の整理は、先ほど申し上げたとおりでございまして、それを、先ほども言ったことの繰り返しはいたしませんけれども、高齢化ということだけではもちろんないわけでございますので、やはり、一言...全文を見る
○塩崎国務大臣 答弁書でお示しをしたとおりで、今おっしゃったとおりでございます。
○塩崎国務大臣 これは、公務傷病による死亡と認められる例があるかどうかという御指摘、特に沖縄県以外、そしてまた女性についてお話をいただいたわけでございまして、先ほど事務方から答弁したように、どのような方法でそのような調査が可能かどうかということを検討してみたいというふうに思ってお...全文を見る
○塩崎国務大臣 株価はやはり市場で決まるものでありますので、一プレーヤーだけの動きでどうのこうのということはないんだろうと思うんです。たまたま同じ方向を向くということは、それはあるかもわかりませんが、個別銘柄を、今局長から答弁したように、インサイダーとして何か情報を持っているとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 GPIFの役職員について、GPIF法の規定によって、年金積立金の管理運用業務に係る職務に関して知ることができた秘密を漏らし、または盗用してはならないというふうになっております。  したがって、今御指摘のことは広い意味で盗用に当たるというふうに思っておりますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本ポートフォリオもああいう形でかなり大きく変わっておりますから、先ほど申し上げたように、規律をきちっとしておくということについて私は全く異論はございませんので、何ができるかということを含めて検討していきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 御指摘のように、この院内保育は私も大変重要だと思っております。  平成二十五年度までも、国の補助事業として、都道府県の実情に応じた取り組みを支援してまいりました。平成二十六年度以降は、消費税増収分を活用した地域医療介護総合確保基金というので、その事業としての実施...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、最終的に残っている一県というのは青森県であるわけでありますので、そこのところはもちろん調べてきちっとすることも大事だろうと思いますが、しかし、先生がおっしゃるように、これは非常に大事なことでありますのは私も全く同じ考えですので、全般的に、院内保...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も実務的な仕組みをそう存じ上げているわけじゃないので、何が調査として可能なのか、つまり、受け取って、それを郵便局に行っていないという方がどのくらいおられるかということだろうと思うんですね、端的に言えば。ですから、それをどうわかるのかというのは、実務的にどうなって...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来事務方から、なかなか難しいということを申し上げてきているわけでありまして、しかし、今の先生のお気持ちは、先ほど申し上げたとおり、弔慰をあらわすということが果たせるかどうかということでもありますから、技術的にも、これは総務省などの協力も、あるいは郵便局も含め...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど私は、現金化するときが弔慰をあらわしたときだというふうに言ったのではなくて、渡したときがまず、渡したというのは、記名国債を渡したときが弔慰をあらわしたときだというふうに申し上げたので、そこは正確にしておきたいと思います。  今の相続のお話でございますけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、この処理が進んでちゃんと受け取っていただいておられれば、その後にお亡くなりになれば、今のような相続が発生しても、弔慰は伝わった上でそういうふうになるということでございます。  そういう意味において、やはりここは事務処理期間をどうやって短縮化して...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、弔慰をあらわすというのが、今先生がお手持ちの記名国債の受け取りということでございまして、これは、現金で支給するのではなくて記名国債という形でこれまで営々としてやってきたわけでございまして、毎年償還を受けていただくということでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 戦傷病者戦没者遺族等援護法、この法律は、国と雇用関係にあった軍人軍属等が、公務等による傷病によって障害の状態になって、または亡くなられた場合に、国家補償の精神に基づいて、国が使用者の立場から補償を行うというものでございます。
○塩崎国務大臣 恩給制度の御議論を今いただいて、これは総務省でありますので、所管ではないことは間違いないわけでありますけれども、いずれにしても、やはり、これは国のために戦地に赴いて負傷されたという方々でありますので、さきの大戦で本当に国のために、あるいは家族を思いながら御苦労され...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省では旧陸海軍の残務の整理に関することを所掌事務としておりまして、旧軍資料が引き継がれておるわけでございますけれども、旧軍の資料は、戦災、あるいは艦船の沈没、あるいは終戦時における焼却とか、それから連合軍による没収等のために、滅失あるいは散逸したものがかな...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 訓練受講者につきまして御質問がございました。  この短期集中特別訓練事業というのは、就職経験の乏しい方々を対象に、就職をするための短期間、三か月未満が原則ですけれども、短期間の訓練機会を提供するという事業でありまして、計画では一万五千五百人を見込んでお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、元々この計画というかこの事業は、働いた経験が少ない、ほとんどないというような人たちを何とか仕事に結び付けるということでスタートをしたものでございまして、既存の三か月から六か月程度の訓練というのが通常でありますけれども、それでは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公共職業訓練については、もちろん、今先生御指摘のように、国は可能なものはできるだけ地方とあるいは民間に任せていくということで、もう先生御案内のとおりだと思いますけれども、国が実際やっているのは公共職業訓練の約二割ということで、八%が都道府県施設、そして民...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この医薬分業については、今規制改革会議を含めて様々なところで議論が改めてされているというふうに私も認識をしております。  元々この分業というのは、医薬分業は、薬局の薬剤師さんが処方内容をチェックをして、そして薬の重複や飲み合わせとかあるいは副作用の有無...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護の制度において後発医薬品の使用促進の取組といたしましては、平成二十五年度から原則として後発医薬品を使用していただく、そしてさらに、生活保護法の改正によりまして昨年一月から医療機関などが生活保護受給者に対して後発医薬品の使用を促すということを始めた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に期限はまだ切ってはおりません。一応目標として、今言ったように七五%を目標とするというようなことを院外については、そして院内についても院外に追い付くようにということで通知を出して勧奨をしていくということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 六一%を七五%にするというのが院外の目標でありまして、それに期限をということでございますけれども、どういうふうに設定ができるかでございますけれども、今までのこの軌跡を見てみて、どういうペースでいくかということについてはまだ設定はしておりませんので、今先生...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、七八・九から四五・六まで大きな差が都道府県から中核市に至るまでございまして、それがゆえに、今先生がおっしゃった、いつまでにという数値目標を立てるのは、なかなかこれ全部についてやるのは難しいものですから、先ほどのような歯切れの悪い答えで申...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のは定額自己負担のことかと思いますけれども、生活保護受給者に適正な受診をしていただくということは、生活保護制度に対する国民の信頼を確保する上では大変重要なことだとは思っております。  しかしながら、医療扶助への自己負担の導入というのは、生活保護受給者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生お尋ねの頻回転院とか頻回受診を理由とした指定の取消しの報告は受けておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 総務省からの勧告が確かにございます。  指定医療機関制度について、医療機関などにおける不正事案について厳正に対処をもちろんしなければいけないわけでありますが、指定の取消し要件等の規定を整備するなどの生活保護法の改正が平成二十六年七月一日から施行になった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、総務省からの指摘が三件あったという先生からの御指摘でございました。  頻回転院を行っている者に対する対応状況については、関係自治体に毎年度四月末を期限として国へ報告を求めておりまして、先生御指摘のような、こういうような何度も何度も転院する、受診する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から今御指摘のありましたように、若い人たち、次世代を担う若者が、安定した雇用の中で経験を積みながら職業能力を向上させて、言ってみれば生きがいとか働きがいとか、そういうものを持って仕事に取り組んでいくことができるようにすることが国としても大変大事な責任...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、蔓延という言葉がございましたが、一部の企業で悪質な研修が行われているということは承知をしているところでございまして、労働基準監督署において、例えば、企業が行う採用後の新人研修に対して賃金が支払われないような場合には、これはもう法律違反でございますから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働基準法の上での労働時間に該当をするか否かは、その実態に即して個別に判断をすべきものでありますけれども、一般的に言いまして、就業時間外の教育訓練の時間は、就業規則上の制裁等の不利益取扱いによる強制が行われ、働く方に参加の自由がない場合には労働時間に該当...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のような場合が、つまり自由がないままに強制をされるというときの労働時間をどう考えるかということでありまして、それはもう労働時間に該当するということを申し上げたとおりでありますが、御指摘のような場合が労働時間に該当するかどうかというのは、今申し上げた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働関係法令に触れていれば、当然それは指導しなければいけないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の判決にもありましたとおり、個別の案件については私どもとしてもコメントはできませんが、一般論としては、やはり業務上の研修であっても、その職務上の地位などの優位性を背景にして、業務の適正な範囲を超えて働く方々に精神的、身体的苦痛を与え、その尊厳とか人格を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 例えば労働基準法、あるいは例えば最低賃金法とか、あるいはまた労働安全衛生法、こういった法律に違反をするような場合には、当然対応をして指導していかなければならないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど私から申し上げたように、優越的な地位を利用しながら、言ってみれば働く方々の精神的な、身体的な苦痛も与え、そして尊厳や人格を傷つける、そういうことを強制をするというのはやはり許されるわけではないものでありまして、宗教の問題については、今いろいろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やはりそれは個別に判断をすべきであって、どのようなことを、宗教に言ってみれば絡めていろいろなお話をする人は世の中にたくさんいるわけでありますから、職場においてもどういうふうにやるのかはやっぱり個々に判断をしていくべきではないかなと。基本は憲法であり、労働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 広く実態を調査すべしという今お言葉でございました。  労働基準関係法令違反が疑われる事案というのは、全国の労働基準監督署において監督指導を実施して、法令違反が認められた場合には、当然厳しく是正を指導していかなければならないというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山口先生御指摘のように、この相双地域に対する全国からの支援ということで、介護人材の確保、極めて重要な課題であるわけでありますけれども、様々な施策をやってまいりました。  今御指摘をいただいた介護職員等応援事業、これは送り出し側の全国の介護施設と関係団体...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し述べます。  厚生労働大臣に就任して三回目の国会を迎えました。国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでいきます。  急速に少子高齢化が進展し、雇用環境が変化する中...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまのお尋ねは、喫煙と病気、肺がんなどについての因果関係についてのお尋ねでございますが、たばこの煙には四十種類を超える発がん物質や発がん促進物質が含まれております。  そして、WHOの報告や、我が国を含めて各国で同様の調査研究が行われておりまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 受動喫煙によります健康への影響については、肺がんとかあるいは循環器疾患、心臓とかですね、のリスクの上昇を示す報告があるなど、御指摘の条約、今のFCTCに規定されたとおり、死亡や疾病など健康への悪影響は明らかであると認識をしているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) JTのホームページにどう記載されているかは今紹介があったとおりでありますけれども、厚生労働省としては、JTのホームページの記載と異なって、受動喫煙による健康への影響については、肺がんや循環器疾患のリスクの上昇を示す報告があるなど、死亡や疾病など、その健康...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、下村文科大臣からもお話がありましたけれども、厚労省の補助金で行われた未婚女性の妊娠に関する意識調査は本当にびっくりするわけでございまして、厚生労働省としては、この妊娠、出産に関する知識も含めて、女性の健康に関する知識の普及啓発を図るための健康教育事業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 言うまでもなく、妊娠、出産とか育児休業の取得を理由とした不利益な取扱いというのは、男女雇用機会均等法それから育児・介護休業法にこれはもう完全に違反をするわけでありますから許されるわけはないのであって、この法違反の事業主に対しては積極的に厚労省としても是正...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、育児と介護が同時に重なってくるという話でありますけれども、この両方を行っている女性の数は特別に把握をしているわけではございませんけれども、総務省の就業構造基本調査というのによりますと、育児をしている女性というのは三十代が三百六十四万人、四十代が百二十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子育てと、晩婚に伴って特に介護を両方やらなきゃいけないというケースは確かに増えていると思います。いずれもそれぞれで今いろんな政策を打っているわけでありますけれども、ダブっている場合にまた更にいろいろ困難な問題が起きてくると思いますので、現状どういうことに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろ聞いてみると、四十代の終わりぐらいから五十代にかけて、働いていらっしゃる方々で、介護の問題で実はもう非常に深刻な状態になって、奥様が御苦労されているところもあれば、両方働いていれば両方苦労しているということもあるので、この介護の支援策というのは更...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 ガバナンス法案についてのお尋ねでございました。  ガバナンス体制を強化するということについては、もう先生御案内のとおり、改訂日本再興戦略においても、政府として、法改正の必要性も含めた検討を行うなど必要な施策の取り組みを加速すべく所要の対応を行うこととされておりま...全文を見る
○塩崎国務大臣 早期の御審議、成立をお願いしたいと思っております。  それで、今お話し申し上げたように、今国会には数々の法案の審議をお願いしているわけである一方で、社会保障審議会年金部会の方でさらにこれから十分な議論を重ねて取りまとめをいただくという必要があることを踏まえますと...全文を見る
○塩崎国務大臣 出すのか出さないのか、提出できるかどうかについては何とも申し上げられないと申し上げているので、出るのか出ないのかわからないとおっしゃるのはそのとおりでありまして、よく御理解をいただいたと私は思いました。
○塩崎国務大臣 修正をしたことについてのお尋ねでございました。  労政審の建議において、派遣労働を臨時的、一時的なものと位置づけることを原則とする考え方が示されておりますけれども、今回、法律に、派遣は臨時的、一時的という文言を規定することによって、その趣旨がより明確になる効果を...全文を見る
○塩崎国務大臣 一点だけ、先ほど正規、非正規、移動がどうだったかという御指摘がありましたが、これは過去十年間、一年間だけのはちょっと今数字を持っておりませんけれども、少なくとも過去十年間で見ますと、男女ともの六十歳以上の方々が非正規になった割合と、それから女性の、言ってみれば現役...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の派遣法で、個人単位の期間制限の上限に達する派遣労働者については、正社員になったり、それから、別の会社で働き続けることができるように雇用安定措置というのを導入するということを申し上げているわけで、この雇用安定措置は今まではなかったわけでありまして、これを新たに...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、この法理は派遣には適用されないという先生の御指摘でございますけれども、私どもは、これは派遣労働の場合にも適用されるというふうに理解をされているわけでありまして、それをもとに運ばれていかなければならないというふうに考えております。
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、企画業務型裁量労働制の対象業務として追加をする課題解決型提案営業の業務というのは、法律上の要件として、取り扱う商品やサービスが法人顧客の事業運営に関する事項、つまり事業全体に関する事項などに限られることとか、あるいは企画、立案、調査、分析...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の、年金の、一つは低年金者に対する配慮と、それから二十五年を十年にするというものと、それから介護保険料の軽減策でありますけれども、それぞれ、できるところは我々としても、特に介護保険料については、低所得者については二段に分けたうちの一段目はちゃんとやると...全文を見る
○塩崎国務大臣 最近、群馬大学、あるいはきょうお取り上げをいただくと思いますけれども女子医大の大学病院で、それぞれ死亡事故が、それも連続して起きているというようなこともあって、医療事故の問題は極めて大事な問題として、まず法律を通していただいて、今回ガイドラインをつくった、こういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、医療事故と決める際、患者遺族からの強い疑いと不信に配慮をするというのが一番多いというアンケート結果でございます。  これも先ほど申し上げたように、やはり医療提供者、この場合は事故と目されることが起きた医療機関と、それから患者あるいは家族との間で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、医療事故調査制度の施行に係る検討会で随分たび重なる議論をしていただいて、時間もかなりかけていただいたというふうに思っております。  この三月二十日に公表されました取りまとめにおいて、医療機関が行う院内調査の調査項目として、必要に応じて遺族などの関係者からの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の点は検討会で最も議論があった箇所でございまして、いろいろな御意見の中で、法律を踏まえた上で今回のような結論になったということであります。  御案内のように、遺族への説明については、口頭または書面もしくはその双方の適切な方法により行う、調査の目的、結...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話ございましたが、先ほど、ちょっとつけ足した方がいいかなと思います。  一番最初に医療機関が調査をするわけでありますけれども、その際には、遺族への説明とセンターへの報告というのがあります。その後に、センターへの調査依頼自体、遺族がまたできることにもなっている...全文を見る
○塩崎国務大臣 改正医療法においては、医療事故調査・支援センターというのは、院内調査の報告によって収集した情報の整理及び分析を行うことになっております。  この整理、分析は、三月二十日に公表されました医療事故調査制度の施行に係る検討会の取りまとめにおいて、医療機関から報告された...全文を見る
○塩崎国務大臣 短く申し上げますが、先ほど、事務方が用意したものだと、やや事務的なことだけ指摘するようなことになっておりますけれども、私の理解では、やはりセンターというのは第三者機関としてあるわけでありますから、当然、医療機関とは別の観点から見るということで、それは中立的に見てい...全文を見る
○塩崎国務大臣 特定機能病院において、管理者に対して、医療機関内における事故報告等の、医療に係る安全の確保を目的とした改善のための方策を講ずることというのが求められているわけでありますけれども、医療機関内で発生した事例を収集、分析することによって問題点を把握して、組織としての改善...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、中島先生と私どもとの間の、言ってみれば底流に流れる思いは、介護に対して、あるいは障害者施策についても同様の思いを持って、共有しているのではないのかなということを感じながら聞かせていただいたわけでございます。  しかしながら一方で、介護保険制度は、当然のこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 デイサービスのお話が今出ましたけれども、デイサービスにおいても、例えば認知症加算とかあるいは中重度ケア体制加算とか、そういう、これから本当に社会的にも必要になる、まさに要介護の方々にとって大事なサービスについては新たな加算もつくって、こういったところでデイサービス...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、これはもう釈迦に説法でございますけれども、介護保険の財源は、公費が一番、たしか五七%だったと思いますが、それに保険料と自己負担、窓口負担というか、これで成り立っているわけでありますから、これをプラスにするということは、税を上げるか、保険料を上げるか、自己負担...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはたしか三月単月の数字を見ているものだったと思いますが、別途、年間を通じてのデータというのも私どもは見ております、サンプルが少し少ないわけですが。そういうようなことでありまして、この経営実態調査については、もちろん、こうやって、サンプルが五割の回答率しかないじ...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護人材の確保が重要だということはもう共通の認識だというふうに思っています。だからこそ今回も、当初一万円と言われていた処遇改善加算については、一人月額一万二千円ということで充実を図っているわけであります。  それに加えて、来年度は地域医療介護総合確保基金というも...全文を見る
○塩崎国務大臣 技能実習制度というのは、もう繰り返しでありますけれども、あくまで日本から途上国などへの技能移転であって、介護職種の追加というのは、人材確保の方策として活用することを目的としているわけでは決してございません。  二〇二五年に向けて最大で約二百五十万人規模の介護人材...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、今回の改定に当たっては、それぞれの事業所が何とかやっていけるようにということは最低限考えた上でやっているわけであります。  しかし、やはり実際にどうなるのかということもしっかり見ていかなきゃいけないことも、先生がおっしゃるように事実...全文を見る
○塩崎国務大臣 政治資金規正法は我が省で所管をしているわけではございませんので、同法の解釈についてのコメントをする立場にはないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 改訂日本再興戦略で閣議決定をしておりますけれども、そこでは基本ポートフォリオの改革とあわせて、ガバナンス体制の強化を図る必要があるというふうになっておりまして、この閣議決定に沿って、今回の基本ポートフォリオの見直しにあわせて、十月の三十一日に、きょう三谷理事長もお...全文を見る
○塩崎国務大臣 たしか、これは長妻先生から質問主意書が提出をされて、それで、答弁書で閣議決定をしてお示しをしているところでございます。また、答弁の中でも触れたような気もいたします。(長妻委員「幾ら、数字は」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 今先生からお話がございましたけれども、今回私どもが提案を申し上げようとしている労働時間法制の見直しというのは、去年の日本再興戦略で示された考え方に基づいて出すわけでございまして、特にワーク・ライフ・バランスの観点から、働き過ぎを是正するとともに、つまり健康を重視す...全文を見る
○塩崎国務大臣 この健康確保措置というものも労働時間の状況に応じて導入をしてくるということでありますので、今先生がおっしゃったような御懸念は当たらないということをはっきり申し上げておかないといけないというふうに思ったところでございます。
○塩崎国務大臣 この法律が出てくればわかると思いますが、法律を読んでいただければわかると思いますが、今回拡大しようとしているものについても二つあって、課題解決型提案営業というもので、これは、先ほど申し上げましたけれども、法人である顧客の事業の運営に関する事項について企画、立案、調...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも、後ほどの指針でもって、企画立案調査分析業務と組み合わせる業務が、個別の製造業務や備品等の物品の購入業務とか、あるいは庶務経理業務とか、こういう単純な業務ではないということであって、そうすれば、今御指摘の……(山井委員「質問に答えてください」と呼ぶ)答えてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、常識的にそう言っているのであって、金額でどうのこうのということではなくて、先ほど申し上げたような、法律でもって定められた業務についての新たな拡大を、二つのパターンについて追加をお願いしたいということを申し上げている。  それで、はっきりしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来お聞きをいたしておりますと、必ずしも正確ではない、決めつけが多いような感じがいたして心配をしているわけであります。  何度も申し上げますけれども、ブラック企業というふうにおっしゃっているのは法律違反をする企業であって、それは法律にのっとって厳しく対処して...全文を見る
○塩崎国務大臣 課題解決型提案営業の業務も、それから裁量的にPDCAを回す業務についても、先ほど来申し上げているように、時間規制は今までどおり守りますし、健康の確保についての措置については、新たに法律でもって定め、なおかつ、省令でそれを担保するような形でやっていきますので、今、御...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、今、深い分析に基づく御自身のお考えというのを御開陳いただいたわけでありますが、格差はいろいろな指標を見なければいけないんだろうと思います。  先生、最後に、貧困が問題だということをおっしゃったわけで、確かに、今、相対的貧困率の数字を挙げていただきましたけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生のような問題意識は大変大事だと思っています。  この問題については、政府内でもいろいろなところで議論がなされていて、諮問会議でも、当然のことながら、大きな経済政策の中でいわゆる格差の問題も考えています。  第一次安倍内閣のときは底上げ戦略というのを言ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 アベノミクスというのは、地方創生を含めて、全て、日本の経済体力そのものを強くしていこうということであるわけであって、今度の地方創生も、地方で、まち・ひと・しごとといっても、仕事がなければ全く話にならぬので、ということは、これは、経済、あるいは地方に行けば中小企業、...全文を見る
○塩崎国務大臣 自公民で合意をしたときの恐らく三党の共通認識というのは、やはり消費税というのは、税収が景気とかあるいは人口構成の変化に左右を相対的にされにくいということ、それと、言ってみれば、広く薄くとよく言いますけれども、特定の人たちに負担が集中しないということが、年々増大する...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、完璧な税はないのであって、先ほど申し上げたように、偏りがあるかないか、あるいは逆進性があるかどうかというような問題について、それぞれ長短があるわけで、その中で三党合意で考えたのが消費税ということだったんだろうというふうに思うんです。  ですから、先生御指...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障は、特に世代間の助け合いも大変大事であって、給付は高齢世代が中心、そして負担は現役世代が中心の仕組みというふうに今なっているわけでありますが、高齢世代への給付というのは現役世代による親の扶養とかあるいは介護の負担を軽減する側面も持っているわけであって、世代...全文を見る
○塩崎国務大臣 みずから蓄積をされた方の資産と、そうじゃなく、相続をされ、生まれたときから資産が山ほどあるという人も中にはいるわけでありますが、なかなか、この資産というのは、やはり国の形を決めるような問題でもあろうかなというふうに思っております。今先生は金融資産の話をおっしゃいま...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金制度というのは、かつては家庭内において行われていた老いた親の扶養を、言ってみれば、社会的な扶養へと置きかえていったということだと思いますが、この置きかえの過程で、現在の高齢世代は、負担した保険料は確かに低かったわけですね、かつては。これに対して、三世代同居に見...全文を見る
○塩崎国務大臣 いっときは、やはり公的年金に対してかなり不信感を持っていらっしゃる方が多かった、政治の場からも、もう年金は破綻しているみたいな話が軽々に叫ばれておった時期があったと思うんですね。今は、例えば、マクロ経済スライドも意味があるというふうに野党の皆さん方もおっしゃってく...全文を見る
○塩崎国務大臣 本来、インフレ、デフレに応じて年金調整をしておけば、特例水準がなくて、マクロ経済スライドは十年前にスタートできていたわけです。今回、これは民主党政権のときに法律が出されて通って、この四月に特例水準が解消されるということで、初めてマクロ経済スライドが適用になるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年度の介護報酬改定におきましては、介護職員の処遇改善や中重度の要介護者等に対する在宅生活を支援するためのサービスの充実を行いながら、経営の実態等を踏まえて、全体としてはマイナスの二・二七%という改定率で決定をしているところでございます。  この結果とし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、三浦老健局長からお答えをいたしましたけれども、認知症グループホーム等における利用料金の額については、事業所の運営規程に記載をし、変更があった場合には市町村や都道府県に届け出ることとされておりまして、不適切な利用料金の変更があるかどうかは、市町村や都道府県で確認...全文を見る
○塩崎国務大臣 新制度では、国が定める保育の必要性の事由に照らしてみて、市町村が保育の利用を希望する保護者を認定する仕組みになるわけでございます。  子供が障害を持っていることのみをもって保育の必要性があるとすることについては、子ども・子育て会議の中でもさまざまな議論が行われた...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどお答えを申し上げたように、国が定める保育の必要性の事由の中に子供の障害を明示的には盛り込まなかったわけでございますけれども、一方で、議員御指摘のように、現行では、各市町村が独自の判断をして、子供が障害を持つことをもって保育所に入所させている場合もございまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 子ども・子育て支援新制度におきまして、保護者からの利用申し込みを踏まえて、市町村が施設、事業における受け入れ体制等を考慮した上で利用調整を行うこととされているために、あらかじめ障害を有するとわかっている子供については、原則として、受け入れ体制のある施設、事業を利用...全文を見る
○塩崎国務大臣 もちろん、先生方の御理解と御協力を得て、三度目の正直で必ず成立をさせるということで頑張っていきたいと思います。  いろいろ、ややレッテル張りのようになりつつあるのを、今、一生懸命そうじゃないということを言っており、また、何か全部が派遣になるかのように言っていらっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、全体として労働市場改革、雇用政策改革ということで、この日本の経済をもう根本からやり直すという中で、特に労働生産性を、かつて世界に誇っていたものだったわけでありますが、今はかなり負けている、そういう中で賃金も下がって生活水準も下がるということでありますから、...全文を見る
○塩崎国務大臣 必要に応じて払っております。
○塩崎国務大臣 追って御報告申し上げます。
○塩崎国務大臣 今回の法律では、年収が平均給与額の三倍を相当程度上回る水準ということを法律に書きます。実際に、今想定している一千七十五万円というのは省令に書くわけでありまして、したがって、法律に、年収が平均給与額の三倍を相当程度上回る水準、こういうふうに書いてある限りは、この法律...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろな議論がございました。今回の法律につきましては、やはり去年の日本再興戦略の中で、非営利の医療の法人という位置づけの中でお話が出てまいりました。  先生、非常に本源的な問題提起をされて、この場を外してゆっくり議論したいなと思っているぐらいでありますが。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 制度残って人滅ぶということではいかぬ、こういうことでございました。至言だろうというふうに思っております。  社会保障は、基本的には、税、それから保険料、そして自己負担というこの三つしかない財源のもとで、つまり、国民負担のもとで維持をされて、その安心を支えるもので...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、私たちの周りを見てみますと、必ずお一人やお二人介護をしなければならない人をお身内に抱えていらっしゃる方ばかりでありまして、私自身も、三人それぞれ、妻の方は二人、私の方はまだ母が残っておりまして、三人とも施設に今入っておりますが、そういう意味では、介護のお世話に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、大変大事な御指摘だと思います。  がんの早期発見とかあるいは生存率が上がってきているということで、がんのサバイバーは増加を続けているわけでありまして、現役世代のがん患者数が近年特に増加しているということで、就労支援を進めることは大変重要だという指摘が大分な...全文を見る
03月25日第189回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 若者の技能習得等のための労働保険特別会計の積立金の活用についてのお尋ねがございました。  若者等への支援につきましては、これまでも雇用保険法に基づく雇用保険二事業として、地域の創意工夫を生かした人手不足分野における離職者等に対する能力開発の実施、生涯現...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、木村先生から御指摘がございましたように、財務省の財政審の方でこの内部留保の問題が、社会福祉法人の内部留保の問題というのが取り上げられたわけでありますけれども、介護報酬決定の議論に際して、そういうような形で内部留保が積み上がっているということを踏まえて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、三浦局長の方から答弁を申し上げているわけでありますけれども、特別養護老人ホームにつきましては、様々な規模もございますし、いろいろなケースがあり得るということも先生御指摘のとおりだと思っておりますし、しかし、そうはいいながら、私どもの調査も目安と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護というのは、当然のことながらチームで提供していかなきゃいけないわけでありますから、本来、みんながやはりその気になって、同じような気迫と気力で頑張ってもらうというのが一番大事なんだろうというふうに思います。  そんな中で、このところ、ここ数年ずっと指...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもの手元に平成二十五年の処遇改善加算の届出をした事業所における常勤職員の平均給与額で、看護師は三十六万六千円、それに対して介護の職員は二十七万七千円ということで、約九万円の差がございまして、もちろんそれは資格でありますから差があるのは当然としても、少...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけれども、確かにチームでやるということが大事であって、私もたまたま私の母と家内の両親、三人とも施設でお世話になって、時々私も参りますけれども、そこに出てこられる方々はいろんな職種がおられるわけでありますので、そういう意味で特定の職種だ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 希望される方には特別養護老人ホームに全員入れたらどうだろうかと、こういう御提案でございましたが、この特別養護老人ホームの入所希望者の中には、当然、待機をされながら軽度の方もおられるんではないかなというふうに思いますし、様々なニーズの方がおられるということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の法律改正によってこの医療事故調査制度というのがスタートすることになっておるわけでございます。今先生御指摘のように、医療提供者と患者の間の信頼関係というのがやっぱりこれもう基本中の基本だというふうに思っておりまして、その上に医療は成り立っていると。医...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の労働者派遣法改正法案は、派遣で働く方の一層の雇用の安定と保護などを図るものだというふうに考えておりまして、具体的には、労働者派遣事業については現在、約四分の三が届出制となっておりますけれども、これを今後は業界の健全化と、それから新たに導入をいたしま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の点でありますけれども、今回の改正案では、正社員から派遣社員への置き換えが生じることのないように、事業所単位で三年という期間制限を設けた上で、三年を超えて派遣で働く方を受け入れようとする場合には過半数組合などからの意見聴取を義務付けることとし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働く方に関する政策を立案して実行していくに当たっては、当然のことながら、実際に働いている時間を行政として客観的に把握していくということは重要な課題であることは言うまでもないというふうに思います。  こうした観点から、厚生労働省においては、実労働時間や給...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十三年度、それから二十四年度の裁量労働制の適用対象者に係る脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況については鋭意調査をしているところでございまして、四月中には一定の取りまとめ結果を出せるものというふうに考えております。  それから、脳・心臓疾患と精神...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働法制の制定改廃に当たりましては、働く現場を熟知した労使の代表が参画する労政審、審議会での議論を経て、現実に妥当するルールづくりを積み重ねてまいっているわけでありまして、厚生労働大臣として、今後ともこうした姿勢に立って取り組んでまいりたいというふうに考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 有料老人ホームにつきましては、既存の建物を活用した小規模な施設が増加をするといった、提供するサービスの内容もかなり多様化をしつつあることを踏まえて、平成十七年に老人福祉法を改正して、入居者十人未満の施設や、食事の提供それから介護、家事、健康管理のいずれか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 言うまでもなく、一人親家庭というのは子育てと生計を維持をするという、なかなかこれ一人で担っていくのは大変な困難を抱えているわけでございまして、きめ細かな支援が必要だというふうに認識をしているところでございます。  一人親家庭に対しては四つの柱で総合的な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 資料を先生からお配りをいただきました。家庭や子育てに関する相談への対応というのは地域においていろんな形で実施をされているのは今先生の資料のとおりでございますけれども、子育てに悩みを抱えることは当然いろんなことがありまして、より気軽に相談ができる体制を整備...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、児童相談所について虐待が主だと先生おっしゃるんですけれども、これ実態が実はそうなりがちなんであるだけの話であって、元々児童福祉法で定められているこの児童相談所は、先ほど、今日お配りをいただいたものにあるように、各般にわたって児童の問題について相談に乗...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 少し混乱をいたしまして申し訳ございません。  児童福祉法には、第十条に、市町村が、「児童及び妊産婦の福祉に関し、家庭その他からの相談に応じ、必要な調査及び指導を行うこと並びにこれらに付随する業務を行うこと。」と、必要に応じて児童相談所の技術的援助及び助...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養につきましては、患者の申出を起点として、患者が申し出ることでスタートをするわけでありますけれども、質の高い臨床研究を行う能力のある臨床研究中核病院の申請に基づいて初めてやる場合ということで、医療の安全性、有効性を国で言わば迅速に確認する仕組み...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおりで、一番今回の患者申出療養で使いたいとおっしゃっている患者さんは、抗がん剤、それも要するに未承認のものを早くということでありまして、しかし、先生御指摘のように、安全性や有効性が分からないままにただ急いで使ってもらっては困るわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 賃金について申し上げれば、実質賃金が低下していることは先生御指摘のとおりだと思います。  それはそれとして私たちは問題意識を持っていなければいけないというふうに考えているわけでありますが、その一方で、これはもう何度も、総理からも、総雇用者所得という雇用...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと今、質問が私のところ、手元に来ていなかったものですから。  総雇用者所得が良くなればいいのかという質問ですか。
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと私のところに届いていなかったものですから、急なことで恐縮でございますが、総雇用者所得だけを見て働く人たちの暮らしが良くなるかどうかということを、それだけで言えるということは、私はないと思います。しかし、それが良くなっていることが、悪くなっていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 含まれると思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生にお示しをいただいた九七年がピークとして名目賃金、実質賃金が下がってきている、あるいは消費者物価も、三つ並べてやっていただいたのは私も鮮明に覚えておりますが、この間ちょっと申し上げたところでございますけれども、じゃ、非正規の賃金そのものと一般の労働者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 充足率そのものについてでございますけれども、まず景気回復の局面で、充足率というのは、分母に新規の求人数、分子に充足数というのが、あるいは就職数というのが来る指標だと思いますけれども、これは当然のことながら、現在のような景気回復局面においては求人数や求職者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただいた長時間労働削減推進本部で、去年まず最初のアクションとしてやったことは、十一月に重点監督をやって、特に問題とみなされているようなところで、対象事業所に出向いて重点監督をやったわけでありますけれども、その結果は、約半数で、これは四千五百六十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に裁量労働制ということで特化してやっているわけではもちろんございませんで、ただ、そういう中に長時間労働があり得べしということで情報も入っていることもこれあり、そういうところを含めて調査をしているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 四月からスタートするものについては、当然それを含めてやるように言っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど高階政務官と津田先生とのやり取りの中にもございましたように、この問題についてはこれからの調査をしっかりやっていかなきゃいかぬなと、そのためにしっかり我々も見ていきたいと思っていますし、その上で法案を御審議をいただくということになろうかと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、法律でもって健康確保措置を導入するということを定め、なおかつ労働安全衛生法にもこれは基づいて、そこに罰則を付けた上での義務付けということもやるということでございますので、健康管理時間に基づく健康確保措置というのは有効ではないかというふうに我々は思っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公明党の皆さんからも御提案があって、今回このような形で新オレンジプランというのを作らせていただいたわけでございますが、今先生御指摘のように、世界各国ともこの問題意識を持ちながらやっているということで、実は先週、WHOが初めて閣僚レベルの認知症の会合という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、新オレンジプランに関する二十七年度予算は、平成二十六年度予算の九十五億円から関係省庁の分も含めて百六十一億円となっておりまして、このうち厚生労働省分でありますが、消費税増収分も活用いたしまして、医療、介護の専門職による認知症初期集中支援チーム、ある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、長沢先生の方から御指摘がございました数々の問題をこの若年性の認知症の方々は抱えておられるわけで、これまで十分気配りが行き届いていなかった部分がたくさんあると。だからこそ支援が必要になるというふうに思っているわけでございます。  そこで、厚生労働省と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一月の二十七日に官邸で、認知症の方お二人、四十歳代、五十歳代のお二人でございましたが、意見交換会を開催をいたしまして、総理がお呼びをしたという格好で、私も同席をさせていただきました。  実は、去年の十一月に、おととしの十二月にキャメロン首相が認知症サミ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘のように、今回の新オレンジプランは、十一の省庁と厚労省が一緒になって、厚労省中心でまとめたというつもりでございます。  認知症の方をやっぱり社会全体で支えるということであればオール政府でやっていかなければいけないということでございまして、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 難病対策につきましては、第一次実施分、一月一日から助成も開始をした百十疾病について始まったわけでありますし、本年七月を目指して助成開始をするという第二陣があるわけでございます。  難病対策につきましては、難病の克服を目指すとともに、患者の社会参加、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省の使命というのは、当然のことながら、国民の命と健康を守っていくということがもう第一義的な責任だというふうに思っております。中でも、薬害の発生の防止というのはその中でも最も重要な任務の一つとして私たちは肝に銘じていかなければならないというふうに思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一九六一年からスタートした皆保険制度でございますが、今般の患者申出療養は、今申し上げたように、やはり営々と半世紀以上にわたって続いてきた皆保険、これを守るということであり、また、世界から見ても、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジという言葉がありますが、その...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養というのは、国においてその治療法の安全性、有効性を確認をまずするということが大前提でいくわけでありますし、それから、保険収載に向けて医療機関に実施計画の作成を求め、国において確認をする、そして実施状況等の報告も求めていくということとしておりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険診療と保険外の診療という組合せという意味ではそのとおりでありますけれども、今回は法律に新しいジャンルとして患者申出療養というものをつくるものでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、混合診療ということだけだったんですが、今、全面解禁という言葉もセットでお話ございましたけれども、いわゆる混合診療の全面解禁というのは、安全性、有効性が確認されない医療が行われるおそれがあるだけはなくて、先進的な医療が保険収載につながらないで保険外...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の患者申出療養については、今、局長から申し上げたように、国内未承認の医薬品などを迅速に使用したいという患者側の強い思いがあって、それに応えるという格好でスタートするわけでございますけれども、患者団体の方々の安全性、有効性への懸念とか、先進的な医療が保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究は、あらかじめ対象患者の範囲とか、それから治療方法、データの評価方法などを研究計画に定めて、臨床研究に関する倫理指針、これに従って倫理審査委員会の審査を受けていただく必要があるわけでございます。  保険適用外の侵襲的医療行為を一律に臨床研究とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、文科省の見解も御指摘をいただきましたけれども、大学が研究目的で費用を負担をし実施する手術については、当然、臨床研究に関する倫理指針、これに従って倫理審査委員会での審査を受けていただく必要があるというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、保険適用外の医療について一律に臨床研究として実施を求めることは困難であると考えておりますけれども、臨床研究については、昨年十二月に公表されました検討会の報告書を踏まえて、現在、臨床研究の定義や基準を含めて法制化に向けた検討をしてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別の事案でございますのでお答えを差し控えたいと思いますけれども、一般的に、育児・介護休業法の第二十六条というのは、育児や介護を行っている労働者の配置に係る事業主の裁量権に対して一定程度の制約を加えて、労働者を転勤させようとする場合には事業主に対し配慮を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別の事案であるがためにお答えはストレートには差し控えたいと思うわけでありますが、一般論として申し上げれば、労働法令が守られるようにすることは、これは先生御指摘のとおり、厚生労働省としての当然の責務であるわけであります。  そして、労働法令の違反があれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働行政はやはり法律に基づいて行われているものでございますので、やっぱりきちっとした論理的な説明をしないといけないなというふうに思うので、余り個人的な思いだけを言うのはふさわしくないんじゃないかというふうに思います。  一般論で申し上げる話だと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおりで、個別事案、いろいろあろうかと思いますし、今日お配りをいただきましたが、いろいろなことをやっぱり事実として踏まえた上で、先ほど申し上げたように、最高裁の判例の考え方に沿って対応をすべきだというふうに労働行政としては思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は、行政の対応として、法律にのっとってお答えすれば、先ほど言ったようなことだということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、個人レベルの感情と立法に基づく行政の執行とは少し違うというふうに考えなきゃいけないと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返しで恐縮でございますけれども、私も今、先生からのお話は聞きましたけれども、実際、この中身を全部聞いているわけでもありませんし、判断としては、法律にのっとって判断をすれば、先ほど申し上げたとおりの考え方だろうというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 恐らく昨日の規制改革会議のことをおっしゃっているんだろうと思いますけれども、これは規制改革会議の意見書であって、政府のものそのものというわけではございませんで、労働局が実施をする個別の労働関係紛争解決制度におけるあっせんの取組強化や労働委員会の活用も含め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 総理が三年育休のことを触れたのは、最近、北欧などでも育休は三年ぐらい取るという話が割合多く私も聞いているわけでございまして、私は自分の子供は、妻も働いていたものですから、ゼロ歳児から保育園に預けておりましたけれども、できれば、やはり二年、三年ぐらいは母親...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども少し申し上げましたけれども、総理から経済界への要請というのは、働いている方の子育て、育児休業に対する事情とか希望とか家庭の事情とかいろんなものがあって、ニーズもいろいろあるというふうに考えているわけでありますから、結論的には、先生が今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたとおり、これ育児・介護休業法では、柔軟な働き方の一つとして、三歳までの子を養育する労働者が利用できる短時間勤務制度というものの導入が既に事業主に義務付けられているということがまずございまして、ただ、なかなか実際には導入をされていないとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、私はたまたまこっち側に座っていますけれども、かつてはずっとそっち側でやってきまして、つくづく思うことは、今お話があったように、往々にして国会での議論が一〇〇%は生かされない。あるいは、場合によっては、特に附帯決議は必ずしも実行されないということが多い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先生、資料でお配りをいただきましたけれども、育児・介護休業法で定めがあったり、あるいは男女雇用機会均等法などでもありますし、それから、事業主による不利益な取扱いがあった場合には都道府県の労働局の雇用均等室においても指導を行っているところでございまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいている資料の七では、一八・六%の方々が家計への影響がある、こう言っておられるわけでありますが、今の育児休業給付というのは、御案内のように、雇用保険制度で給付を行っています。育児休業の間の所得保障をしなければ休業の取得が困難となるというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間も予算委員会で御質問いただきました。  今、改正育児・介護休業法の施行五年経過後の見直しというのをやっておりまして、平成二十七年、今年の夏頃に報告書を取りまとめるということになっています。今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会、仕事と育児、介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 技能実習制度につきましては、事業主との雇用関係の下で労働関係法令が適用されているということから、現在も労働基準監督署において実習実施機関に対する監督指導を行っておるわけでありますが、労働基準関係法令違反が依然として発生していることは先生今御指摘のとおりで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この制度をどうするかということについては、私ども、私がまだ自民党の政務調査会の会長代理というのをやっていたときに随分議論をいたしました。おっしゃるように、この数字が高いのは元々怪しいところを狙ってやっているから高いということもありますが、真面目にやってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働力人口が減少傾向で推移している中で成長を実現するためには、働き手を増やさなきゃいけないということと、それから労働生産性を上げていくというこの二つを同時にやっていかなければいけないということであるわけでありますが、そのためにはまずは我が国の若い人たち、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのことは十分私どもも踏まえた上でどうするかということを、先ほど申し上げたように自民党の中でも議論し、そして政府の中でも日本再興戦略の中で定義付けたわけでございまして、やはり労働政策としてはきっちり法律を働く人には守ってもらうということが十分ではなかった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げてきているように、技能実習制度そのものは、技能を移転するということであって、この介護、看護もそうでありますけれども、いろんな形で、特にアジアの国々は日本の現場のノウハウについて学びたいというところがたくさんあって、私どもの、専門学校なんかにも問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、ホワイトカラーエグゼンプションという言葉は使っておりませんので、是非、高度プロフェッショナル制度というお言葉でお願いをできたらと、こう思うわけでありまして、仕事の進め方とか時間配分を自ら決めて、時間ではなくて成果で評価をされる働き方という考え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、企画業務型裁量労働制の対象業務として追加する課題解決のための提案営業の業務は、法律によって取り扱う商品やサービスが法人全体にとって重要なものに限られていることや、それから、企画立案の業務と一体的に営業を行うものであることを定めるとともに、法律に基づ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を説明いたします。  戦没者等の遺族に対しましては、弔慰の意を表するため、これまで戦後何十周年といった特別な機会を捉え特別弔慰金を支給してきたとこ...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  政府におきましては、平成二十五年十二月に独立行政法人改革等に関する基本的な方針を閣議決定し、独...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 三月十八日に大久保委員から御指摘を受けました。  フリーメールのアクセス件数が多かった職員に対しまして、早速業務上の用途についてヒアリングを行ってみたところ、医療や経済などの所管行政に関連する分野のメールマガジンに登録をして情報収集を行うなどの目的でフ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 勤務時間の管理につきましては、当然、ログイン、ログアウトが分かるようにしながら、どこにいようとも勤務をしているということが分かるようにしないといけないと思っています。  今のフリーメールの利用につきましては、今申し上げたように制限を掛けるべきだというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から今説明をいただいたような感じになってしまいましたが、まず我々の大前提は、働き過ぎを全体として防止するという姿勢が我々の政府にも必要だということで、厚生労働省に私を本部長といたします長時間労働削減推進本部というのがございますけれども、今年の一月から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、企画業務型裁量労働制につきましては、対象となっている方へアンケート調査をいたしました。それによりますと、約八割、七六・四%の方が満足をしている働き方だという回答をいただいておりまして、利用されている方々、既にこれを使っていらっしゃる方々ですね、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お手元にお配りをいただいているとおりでありますけれども、今回の高度プロフェッショナル制度では、対象業務、それから年収の要件、この枠組みを法律に明記をするということが大変大事な方針でございます。  すなわち、対象業務の要件については、高度の専門的知識等を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、若者のふさわしい仕事を選ぶということを支援するためには、この若者のニーズに沿った職場の情報というのがしっかり提供されなければならないということで御指摘のとおりだと思います。  今回、若者雇用促進法案では、新卒者の募集を行う企業に対し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省において、平成二十五年六月に公明党からの提言も踏まえて、二十五年の九月の過重労働重点監督月間、ここにおきまして、若者の使い捨てが疑われる企業など五千百十一事業場に対して監督指導を実施して、労働基準関係法令違反が認められました四千百八十九事業場に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御紹介いただきましたように、地域若者サポートステーションにおいて実績はかなり上がってきているところでございます。  今般提出をいたしました若者雇用促進法案において、地域若者サポートステーション、このサポステの整備に関する規定をしっかり盛り込んでおりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私もひどい杉花粉症でございまして、もう子供の頃からずっとでございます。  花粉症は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応でございまして、世界各国で認められるものでございます。花粉症の原因は杉のほかにヒノキ、それからススキ、ブタクサ、ヨモギなどが知...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働時間を適正に把握するということは、労働時間を適切に管理することは使用者の責務であって、当然重要であるわけであります。このため、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準というのがありまして、これを平成十三年の四月に策定をいたしまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生お配りをいただいているパネル、そこに掲げていただいているパネルですけれども、実は、お配りをいただいている資料の次のページを御覧いただくと、今先生いみじくもおっしゃったように、ケースHというのを初めて作ったということでありますが、次のページを見ていた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆるこのマクロ経済スライドの調整というのは、モデル年金の受給開始時点で所得代替率五〇%までということを限度に行うことにして、そして、財政検証の結果、所得代替率が五〇%になっても、給付と負担が均衡しない場合には給付と負担の在り方について必要な見直しを行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと今日手元にございませんけれども、先ほど右側三列がブランクになっている厚生年金の将来の予想がございましたけれども、それの国民年金版というのがございまして、この間衆議院の方の予算委員会の審議の際に、これはEを中心に三パターン出していただいた、これは実...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃったように、我が国の公的年金というのは、昭和十七年にスタートしたときは積立方式が採用されたというふうに聞いておりまして、事後的に様々な経済変動等に対応する中で次第に賦課方式に変わっていって、今は修正賦課方式と、こう言われているわけでございます...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○塩崎国務大臣 今総理から答弁申し上げたとおり、基本的には、みずから能力のある人たちが裁量でもって遂行できるという、企画立案能力を持った方がまず第一であって、そして知識と経験も有している、さらに労使同数の委員会の決議で選定をされるということでありますから。  結局、最終的に、年...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、労使の自治というのがありまして、会社で労使同数の委員会というのがつくられているわけですね、もう既に。ここの五分の四で、一人一人、この人は裁量労働制にふさわしいかどうかということを見ていただいて決めていただくわけです、労使で。五分の四の過半数ですから、や...全文を見る
○塩崎国務大臣 労災認定の仕組みとして、実労働時間をきちっと、ケース・バイ・ケースで、あらゆるケースでも判定した上で労災認定を考えているわけでありますので、労働政策審議会の建議に基づいて、裁量労働制の対象者を含めた全ての働く方の労働時間の客観的な把握をこれから進めていくということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 裁量労働制のもとでは、今お話がございましたけれども、休日、深夜労働分を除いて、この制度上の対象となる方の労働時間を厳密に把握することは求められていないわけでございますけれども、一方で、健康確保という今先生御指摘のこの観点からは重要であって、制度の実施に当たっては、...全文を見る
○塩崎国務大臣 使用する者は、労働基準法の第百八条に基づいて、先ほど総理からもお話があった賃金台帳、これを労働者ごとにしっかりとつけていかなきゃいけないということになっておりますけれども、仮に賃金台帳に事実と異なる内容を記入している場合には、当然のことながら、違反をするわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 数字をお配りいただきましたけれども、御指摘のとおり、日本再興戦略に沿って行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型への政策転換を行うということで、今総理からその考え方を申し上げたところでございまして、労働移動型に移るという意味で、逆転というか、数字の上でこのような結果...全文を見る
○塩崎国務大臣 二〇一一年度の被災三県におきます雇用調整助成金の支給決定件数というのは約三万七千件ございまして、対象労働者数は延べ八十一万人でございました。  どれだけの雇用が維持されたか、正確な数字を把握するのは大変難しいわけでありますけれども、仮に全ての方が十二カ月分支給さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障ということで、厚生年金それから健康保険などの社会保険料の免除の実績は、延べ二万三千八百十七事業所、総額約五十八億円というふうになっております。
○塩崎国務大臣 失礼しました。十三自治体であります。
○塩崎国務大臣 労働移動支援助成金につきましては、平成二十六年三月から再就職支援奨励金の支給対象を大企業にも拡充するということといたしまして、平成二十六年度の支給実績は、委託開始時に支払われる分が、平成二十六年四月から、平成二十七年の、ことしの一月までで、大企業は一億四千四百八十...全文を見る
○塩崎国務大臣 冒頭総理から申し上げたように、産業構造を変えていくためにも、生産性の高い産業や企業に移っていかなきゃいけない、当然労働も一緒に移っていかなきゃいけないということで、今まで以上に移動に力点を置いた支援をやっていこうじゃないか、こういうことで、再就職を支援する送り出し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、計画に基づいてということを総理からも申し上げたとおりでありますけれども、この計画自体が、実は、労働組合の同意を得て、離職を余儀なくされる方の再就職支援のための計画を作成し、民間の再就職支援会社への委託によって、同計画の対象となった離職される方御本人のマッチング...全文を見る
03月30日第189回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としては、残留農薬の基準値に合っているかどうかということが大事なわけでありますけれども、この農薬の残留基準値につきましては、食品安全委員会による科学的な評価の結果を踏まえた上で、子供や妊婦を含め国民の健康に影響が出ないように、薬事・食品衛生審議...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人生の最終段階における医療につきましては、患者や家族と医療従事者が最善の医療やケアをつくり上げていくための合意形成のプロセスを示すものとして厚生労働省はガイドラインを策定をし、その普及に努めてまいりました。  このガイドラインにつきましては、厚労省の有...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、厚労省で検討会で議論を重ねていただきまして、表現としてよりふさわしいということで、先ほどお話がございましたように、終末期医療という言葉から人生の最終段階における医療という言葉に変更したということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 人生の最終段階におきます医療については、患者、家族に十分情報が提供された上で、これに基づいて、一義的にはやはり患者が医療従事者と話し合うと、これが大事であって、そして患者本人の意思決定を基本として行われることが重要だというふうに考えておるところでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々なケースがあり得るというふうに思っておりまして、そもそも患者中心ということはこれが大原則でありますけれども、そもそも患者が判断をできるかどうかということももちろんあるわけでありまして、確認できる場合には、やはり患者を中心に医療関係者、従事者が集って十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年度、今先生御指摘のように、十か所で、人生の最終段階における医療に関する適切な相談体制の在り方を検討するために、医療機関に患者の相談に乗る看護師等の相談員を配置するモデル事業を実施をしておるところでございます。  この事業の成果については、各医療機関...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事業を通じていろいろな議論を重ねてまいりまして、どのような課題が見えてきたかということでございますけれども、この事業の課題についても、各医療機関からの成果報告を受けて今後取りまとめをやっていかなきゃいけないということになっておりますが、現在のところ...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省におきましては、引揚援護、それから戦傷病者、戦没者遺族、未帰還者留守家族などの援護及び旧陸海軍の残務の整理に関する事務、これを所掌しているわけでございまして、その経緯としては、昭和二十一年、終戦に伴う引揚援護に対応するため、厚生省の外局として引...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御説明申し上げましたように、厚生労働省としては、これまで戦没者遺族等に対する援護、戦没者に対する慰霊事業などを行ってきているわけでございますが、戦没者遺族等に対する援護、これにつきましては、例えば今般の特別弔慰金の継続そして増額をいたしましたが、これに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の大岡委員の発言でございますけれども、そこにございますような、言わば代理請求というものがあり得るということは私どもとしても思っているわけでございますが、具体的な事例はどういうふうになっているのかということについてはつぶさには存じ上げませんけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別弔慰金につきましては、今、津田先生から御指摘がございましたとおり、特別弔慰金を受領した者が亡くなられたりしますと、その国債を戦没者等の遺族ではない相続人が相続するというケースは起こり得ると考えておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別弔慰金は、国として、今日の我が国の平和と繁栄の礎となった戦没者の尊い犠牲に思いを致して、死者を弔い、遺族を慰める弔慰の意を表するために支給するものでございます。その弔慰の意は、戦没者御本人とそしてその御遺族の双方に示しているものと考えます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御審議をいただいておりますこの法律の改正によりまして、戦後七十周年の特別弔慰金、これが支給された後に、十年後の制度をどうするかということにつきましては、制度の趣旨や、そして今、津田先生からいただいた御意見なども踏まえて、御遺族の心情も勘案しつつ、今回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 十年後の特別弔慰金制度をどうするかという問題については、先生今お話がございましたように、ぎりぎりになって議論を始めるようなことではいかがかなというふうに思っておりまして、それなりのやっぱり時期に検討を開始するということが必要ではなかろうかというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法改正によって、戦後七十周年の特別弔慰金が支給された後、先ほども大分議論が出ましたけれども、十年後の制度をどうするんだと、こういうことについて考えなければいけないと思います。  特別弔慰金の制度の趣旨をやはり踏まえて、御遺族の心情などにもこれ勘案...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中国での遺骨収集帰還というのは中国国内の国民感情などを理由にできないということになっておりまして、今先生から御指摘がございました日本人公墓、これにつきましては、事務方から聞いてそのような公墓があることを私も初めて知ったところでございます。中国政府で維持管...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省が所管をしておりますこの戦傷病者戦没者遺族等援護法は、対象は国と雇用関係にあった軍人軍属や雇用類似の関係にあった準軍属、そして公務等による傷病により障害の状態になり又は死亡された場合、それから国が国家補償の精神に基づいて使用者の立場から補償を行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお話が出たように、この法律は国会で議論の末に作られ、そしてこの対象となる方々は、今申し上げたようなことで対象が定められたわけでございます。  そういう中でこの補償が行われているわけでありまして、今お話の一般の戦災者、このこと自体は大変我々にとって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年は戦後七十年という大きな節目でございます。これを迎えて、戦没者の遺族が高齢化をされているわけでありまして、さきの大戦の記憶を風化させることなく次の世代につないでいくということが極めて重要だと思っております。  先ほど永岡副大臣からも御答弁申し上げま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、時効の問題をお触れになられましたけれども、一定期間継続したこの事実状態を尊重して法的安定性を図るために設けられているわけでありますので、特別弔慰金に限って特例的に時効を廃止するというのはなかなか難しいなということ。  それから一方で、請求漏れを防ぐ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別弔慰金については、今御説明少しありましたけれども、戦没者等の本籍地の都道府県に対して請求に係る審査とかあるいは裁定事務をお願いをし、請求者の居住地の市区町村に対して請求受付事務をお願いをしているということになっております。  このようなことで、都道...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この戦傷病者戦没者遺族等援護法を所管をしている厚生労働省としては、対象は法定をされている中にあって補償をしていると、こういうことでありまして、一般戦災者、これに対する補償については厚生労働省としては所管をしている立場ではないという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来このお話何度か出ておりますけれども、特別弔慰金は、国として今日の我が国の平和と繁栄の礎となった戦没者の尊い犠牲に思いを致しながら弔慰の意を表すると、そのために戦没者遺族に対して支給をするものだということでございます。  戦没者の御遺族は、国債を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度はちょうど七十年の節目ということもあって、御指摘のように、御遺族を始め関係者が高齢化する中で、さきの大戦の記憶を風化させることなく次の世代へつないでいくということの重要性がますますこれ高まっているわけであります。  そこで、二十七年度の全...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私自身が政治というか戦争とかそういうことを考えるきっかけは、広島の原爆記念館に小学校のときに行ったのがきっかけでありました。ですから、このしょうけい館も、さきの大戦でどういう御苦労を、戦闘中あるいは病に倒れて戦傷病者の方々が今なお心身共に深い傷を残してお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今頂戴した御意見、よく吟味して、生かせるように努力をしてみたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 舛添大臣が真摯に受け止めるというような趣旨のことをおっしゃったと理解をしておりますが、それは、当然私どもも、この戦争による被害というものについては真摯に受け止めなければいけないと思っています。  ただ、私ども政府の役所は、法律に基づいて法律を執行すると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としてそれについてお答えをする立場では今はないんではないかなというふうに、今の御質問であれば、と思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) まあ舛添先生は舛添先生ということでございまして、趣旨はよく分かりますが、それは所管というものもございますので、そこは私が一人で政府を代表するというわけにはなかなかいかないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、六歳未満の子供を戦闘参加者としてみなして対象としているのはなぜかという意味合いのことをおっしゃったかと思うわけでございますけれども、戦傷病者戦没者遺族等援護法、この対象となる準軍属の類型として、軍の要請に基づいて軍事行動に参加させられた戦闘参加者が位...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げておりますけれども、今回御審議を賜っておりますこの戦傷病者戦没者遺族等援護法の対象というのは、もう繰り返しませんが、定まっているわけであります。この戦没者の遺族への援護施策として国がどういう措置をとるべきかというのは、その国の言ってみれば歴...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、医師とそれから薬剤師が患者情報を共有しながら適切な医療を提供するということは極めて重要でございまして、去年の日本再興戦略改訂二〇一四でも、今年度、今日から始まる今年度、これまでに電子処方箋の導入を図るべく検討を進めるというのは、まさに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何にしても、企画をしたことがなかなかうまくいかなくなったときはやっぱり原点に立ち返れということで、今先生が御指摘になったような諸点がまさにこの医薬分業の原点、目指さなきゃいけないところだったと思うわけで、例えば飲み合わせの問題を回避する、あるいは重複服用...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険制度については、累次にわたって改定を行って、改正を、改良を施してまいったわけでございますけれども、今御指摘のように、多様なニーズにきめ細かく対応するということは誰しもが望むことなので、どちらかというとそちらの方向で、例えばこれ、平成十八年の改正の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会福祉法人につきましては、いわゆるこの内部留保に関する問題が昨年からずっと議論をされてまいりまして、指摘をされてきているわけでありますけれども、こういう問題がなぜ出てきたのかというと、内部留保について確立した定義が今までなかった、そして、余裕財産の明確...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昭和二十年代は、亡くなる場所というのが自宅というのが八割を優に超えておりました。今はそれが一三%ぐらいになってきているわけでありまして、本当に随分形が変わったということは先生今御指摘のとおりであります。  国民が可能な限り住み慣れた生活の場において必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この点につきましては随所で御指摘を賜っているところでございますが、ヘルパーなどの介護職員をなぜ優先的にこういう扱いをするのかということでありますけれども、それはやはり、離職率が高くて求人してもなかなか人材が確保できないということで、かなり御不満というか御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御指摘のありました公的評価システムの要となります試験実施機関、これにつきましては、制度上、営利を目的としないことや安定的に業務遂行ができる体制を整えていることなどが求められておりまして、介護分野については、対人サービスという更に特性を踏まえた丁寧...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 釈迦に説法でありますけれども、保険制度というのは、保険料とそして税と自己負担と、この三つだけで成り立っているのがこの保険制度でございまして、我々、少子高齢化がどんどん進む中で介護保険制度をより持続可能なものとするということをいつも考えていかなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この経営実態調査がベースになって改定が行われたということでございますが、それは確かにこれをよく見てやっていることは事実ですけれども、これだけで判断をしているわけでももちろんなくて、様々な指標を見ながらやっているということだと思います。しかし、今御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 福岡議員には、自民党の社会福祉法人改革プロジェクトチームの座長として、先ほど、一月の二十八日に社会福祉法人改革に関する提言も取りまとめをいただいているわけでありまして、深く感謝を申し上げたいと思います。  この社会福祉法人は、それぞれ高い公益性の下で、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘がありましたように、分娩取扱施設数というのは減少をしております。地域における産科の医療提供体制の整備はますますもって急務だということは、今先生御指摘のとおりだと思います。  一方で、分娩取扱いのお医者さんの数、これは実は増加傾向でござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害年金につきまして、国民年金、厚生年金と共済年金で受給要件や初診日を確認する方法が異なる取扱いとなっているのは先生今御指摘があったとおりでございまして、こうした違いは、国民年金、厚生年金においては転職等により加入する制度が変わる可能性が一定程度あること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の年金制度は、言うまでもなくこの社会保険方式を取っておって、障害年金についても保険事故となる傷病の発生時点において支給要件を満たしていることが必要であるわけでありまして、したがって、初診日がいつであったかという判断は、これは適正に行わなければならな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 検疫でございますけれども、エボラ出血熱の流行で、国内には存在しない、常在しない感染症などの侵入を防止するためにいかに大事かということが分かったと思いますが、一方で、国際便の発着便数や旅客数が多い空港には検疫官が常駐をしています。  一方、それ以外の空港...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の年次有給休暇の取得率というのは、直近で、平成二十五年でございますけれども、四八・八%で、前年より一・七ポイント上昇はしていますけれども、引き続き五割を下回っているという低水準でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、実は諸外国では、年次有給休暇の取得率について、日本のような公的な統計というのがまずございませんで、詳細な数値は把握ができないという状況でございます。  例えばヨーロッパ諸国では、年次有給休暇は基本的には使用者によって付与時期が決定されておりまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働移動をやっぱり促進するということは、政府としても応援をしていかなければならないことだと思っておりますけれども、今御指摘のように、介護とか看護とか保育とか、あるいは建設とかそういった部門では有効求人倍率が高くなっているわけで、労働需給がタイトになってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この加算制度そのものは、二十四年度のこれは民主党政権下での改定を基につくられた加算制度でございます。  それで、今回の基本的なスタンスは、何度も申し上げますけれども、一人当たり月額一万二千円相当の処遇改善を実現するための加算をつくるとともに、全体として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 入ります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回私どもがやろうとしている姿勢も、民主党政権時代の介護保険のときも同じやり方でございまして、定期昇給も含めた処遇改善というものを考えるということであり、特に今回は、今申し上げたように賞与も含めて全体をしっかりと見ていくということをこれから、今度は特に注...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事業者の各サービスの収支、今回改定をする際に、地域のサービス需要とか、あるいは利用定員に対する充足率に応じて収入が異なっている、あるいは人員配置の状況に応じて支出が異なるなど、一つ一つの事業者によってやはりそれぞれ経営の差があると思うんですね。  一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、先ほどその数字、データについても、全国老人福祉施設協議会、老施協の方からの提供であるというお話もございましたけれども、その老施協も今回の改定を受けて、もちろん一〇〇%御納得をいただいているわけではないということはよく分かっておりますけれども、そんな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、デイサービスのお話がございましたけれども、今後増加が見込まれる認知症の方とか先ほどから申し上げている中重度の要介護者についても、やっぱり、一つは住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるようにということで、今回の改定においても、特に在宅を中心に認知症...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、二点あったかと思います。  介護予防と、それから介護人材の育成でありますが、まず介護予防の推進に当たりましては、住民全体の言ってみれば通いの場を充実をさせて、人々とのつながりを通じて参加者や通いの場が継続的に拡大していくような地域づくりというものを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不規則発言がありましたが、国会の質問で帰れない人を除いては基本的にできているんじゃないかというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) まだ回っておりませんが、回ってみてもいいなというふうには考えてきておりました。
○国務大臣(塩崎恭久君) これからは地域において地域包括ケアシステムというのを構築しようということを、これも多分先生も御賛同いただけるんじゃないかと思いますが、したがって、同時に、我々は医療についても供給体制の見直しを、特に県にビジョンを作ってもらって、今年度から三年間だったと思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この後期高齢者医療の保険料軽減特例につきましては、所得などに応じまして、本則による保険料の軽減に加えて、平成二十年度の制度施行当初から、制度の円滑な施行を図るために、特例的な更なる軽減措置を毎年度予算措置によって講じてきたものでございます。  この後期...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先生パネルで御指摘をいただきました。皆さんもそれを御覧になっていただいたわけでありますけれども、まず第一に、これ、例えば一番上のAさん、四千二百四十円と書いてございますけど、これは年額でございまして、月額にいたしますと三百五十三円になるということであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 入院時の食事代につきましては、現在、食材費相当額の一食二百六十円というのを御負担をいただいているわけでございます。一方で、在宅でも療養される方がおられるわけでありますけれども、そういう方々は食材費のほかに調理に掛かるコストも負担をお願いをしているわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本来、年金は物価か賃金か、かつては両方の、どちらかでやって、今はどちらか低い方でやるということで合わせて、保険料を現役世代に過度な負担が行かないようにということでやってまいりました。  したがって、デフレになった場合に物価が下がれば年金額も下げるという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の二〇〇〇年度から二〇一四年度までの全国消費者物価指数の対前年比変動率の各年の公表値を機械的に足し上げるとマイナス三・五%となります。また、二〇〇〇年度から二〇一四年度までは特例水準による年金給付でありますけれども、この間の年金額の各年の改定率を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の説明は正しいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省の厚生年金保険・国民年金事業年報とか内閣府の県民経済計算に基づいて計算をいたしますと、平成二十三年度において二〇%を超える都道府県は、島根県、山口県、佐賀県、奈良県、鳥取県、愛媛県、岐阜県の七県でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の問題点は、基本的な大枠は総理から答弁したとおりでありますが、今お示しをいただいたこの数字は、考え方はそのとおりかも分かりませんけれども、まあ、このようになるかどうかはまた別問題でして、ただ、大事なことは、先ほど現役世代の保険料支払と受取の年金受給額の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 尊厳死の問題でございます。  一般的に、過剰な医療を避けて、尊厳を持って自然な死を迎えさせることというふうに言われているわけでありますけれども、何が過剰な医療なのかは一人一人の国民の生命観とか倫理観に関連する大きな問題で、幅広くこれは国民の間で議論をさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた資料の中に載っておりますが、この二十七年度予算、これ予算委員会でございますから、予算委員会は、多くの、消費税を引き上げたことも含めて充実策を随分やっているということも同時に言っていただければ有り難いなというふうに思っておりまして、今回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事実と異なることもございますので、若干説明させていただけたらと思います。  まず第一に、今日お配りになった二〇一三年以降の非正規が増えている、急増ということでございますけれども、調べましたところ、高齢者が三九%、そして女性が四一%で、両方で八割が高齢者...全文を見る
04月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 薬剤師でもあられた御父君とは参議院で御一緒させていただいて、共に学ばせていただきました。懐かしい思い出がたくさんあります。  今、医薬分業については、医師とそれから薬剤師のそれぞれの専門性を生かすということで、薬物療法の有効性、安全性を向上させることが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、院外処方の割合を示す、いわゆる医薬分業率というのは約七割にも達してきているわけでありますけれども、医療機関の近隣に多くのいわゆる門前薬局というのが乱立をしている現状というのがありまして、特定の医療機関からの処方箋が集中している薬局については調剤基本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、保健医療二〇三五にお触れをいただいてありがとうございます。  人口の高齢化、あるいは生活習慣病の増加、あるいは医療費増大による財政問題など、実は、今やこれはグローバルな喫緊な共通課題として各国直面をしているわけでありまして、高齢化社会、高齢化先進国...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のADNI研究は、アルツハイマー病の病態を反映する指標を作成するために、アルツハイマー病の方の脳画像診断などの検査所見等の変化を数年間にわたって追跡をし、データを集積する研究ということでございます。  今お話がございましたJ—ADNI研究という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、老健局長からもるる説明をさせていただいたところでございますけれども、このJ—ADNI研究に対してデータの改ざん等の疑義が指摘をされた問題でスタートしたわけでありますが、昨年八月に東京大学に対して厚生労働省として第三者調査委員会の設置を要請をしただけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本年金機構の有期雇用職員の雇用契約については、有期雇用職員の正規雇用職員への積極的な登用や無期雇用への転換など、雇用の安定にも配慮をした人事管理を実施をした上で、不合理な形での雇い止めにならないように、機構と本人との間で契約期間や契約更新等の諸条件を締...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本年金機構の有期雇用職員につきましては、就業規則によりまして更新回数に上限を設けた上で一年ごとに契約が締結をされていると承知をしております。また、機構では、有期雇用職員の正規雇用職員への積極的な登用や無期雇用への転換など、雇用の安定にも配慮をした人事管...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本年金機構の有期雇用職員の雇用契約につきましては、機構と本人との間で契約期間や契約更新等の諸条件を締結していると承知をしております。  その上で、日本年金機構の個別の雇用契約については、先ほど申し上げたとおり、平成二十年七月に閣議決定をいたしました日...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本年金機構の有期雇用職員の雇用契約については、これは先ほど来申し上げているとおり、機構と本人との間で契約期間とか契約更新などの諸条件を締結するなど労働関係法令にのっとって対応してきたものでありまして、それ以上に説明のしようもないというところがあるわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げているように、契約期間、契約更新の諸条件を満たして対応をしているというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金業務という意味におきましては、この日本年金機構では、業務の中核となるべき正規職員の効率的な配置とか、あるいは知識、経験の向上を図ることがまず肝要ということであるほか、年金相談などの経験を有する職員を障害年金など難易度の高い年金相談や業務に優先的に配置...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように……
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、先生、聞いてから言ってください。  無期転換の推進や正規雇用職員の積極登用ということもやっているということを申し上げたと思いますけれども、例えば今年の四月から無期転換に転換された方々は千八百七十二人おられるわけでありまして、これは、もちろん年金機...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この年金記録問題が起きたのはまさに第一次安倍内閣で、私は官房長官をやっておりまして、これに対応したのでよく覚えているわけでありますが、御指摘のように、事務処理誤りが発生をすること自体が大変問題であることは間違いないわけでありますが、それをまた社会保険庁本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この障害年金につきましては、障害等級に該当する場合に支給することとされておりまして、日本年金機構の認定医、医師ですが、が認定基準を基に医学的知見によって障害等級の認定を行っているところでございます。  審査請求の件数が多い一つの理由としては、老齢年金や...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会的養護が必要な児童を里親委託するかあるいは施設入所とするかについては、児童相談所が個別のケースに応じて判断をしているというところでございますけれども、新生児の場合は、未熟児や医療的ケアが必要なケースがあること、あるいは看護師などの医療専門職が配置をさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この施設依存度が高いという問題、私も同じように問題意識を持っているところでございまして、保護者のいない児童や虐待を受けた児童など、社会的養護が必要な児童についてはより家庭的な環境で養育をしないといけないという大事な問題がございます。  このため、平成二...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この補助を、国がどうサポートするかという問題でありますけれども、いろいろな場面でのサポートというのがあり得ると思いますが、例えば養子縁組というのが海外では多いわけで、家庭に恵まれない子供に安定した温かい家庭を提供する方法の一つだということでこれまた重要だ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用保険の育児休業給付金、まず給付金の方ですが、給付金については、平成二十五年十二月の労働保険審査会の裁決におきまして、特別養子縁組の監護期間、この期間においては育児休業給付金を支給することは、実態として現に子を引き取り養育をする者を援助するという点で、...全文を見る
04月07日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 きょう、理事会で紙を御準備させていただいておりましたけれども、時間切れだったというふうに聞いております。  その際に、政務三役を含めて、先生から全員についてのお話があったので、私自身も含めて政務三役それぞれの事務所において、いわゆる公設秘書に準ずるような業務を行...全文を見る
○塩崎国務大臣 特にやっておりません。
○塩崎国務大臣 いわゆる公設以外のスタッフは七名おります。
○塩崎国務大臣 特にございません。
○塩崎国務大臣 今回、法改正によりまして、基本ポートフォリオを作成する際には資産運用委員会の議を経るということとなりますけれども、資産運用は、中小企業退職金共済法におきまして安全かつ効率的に行うこととされておりまして、その範囲内で作成されることは変わりはないというふうに考えており...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御説明申し上げましたけれども、今回新設をいたします資産運用委員会の委員には、中小企業で働く方に退職金を確実にお支払いするという中小企業退職金共済制度の趣旨、目的を踏まえて、経済、金融等の専門知識に基づいて適切に御議論いただけるような方を任命することが求められてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 この独立行政法人福祉医療機構は、福祉施設や医療施設に対して融資、貸し付けをするわけでございますけれども、特に福祉施設につきましては、小規模零細なものも多く、財政基盤が弱い、それから、介護報酬や診療報酬等の公定価格の中で非営利かつ公共的、公益的な事業運営が継続的に求...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘のございました社会福祉施設職員などへの退職手当共済制度、これにつきましては、職員の処遇の向上に重要な役割を果たしておりまして、今後とも、制度を安定的に運営し、維持することが必要であるというふうに考えております。  他方、障害福祉サービス分野におい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御答弁申し上げたように、やはり民間の方々の参入というのが半分以上になってきているということもあって、イコールフッティングを考える、しかしながら、今介護のお話が出ましたが、介護のサービス提供主体の経営については、これは全体として、この報酬の中でもしっかりと見て...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、子供たちの安全を確保するために保育所の耐震化を進めるということは大変重要であることは、そのとおりだと思います。  先ほど来申し上げているように、このため、平成二十七年度の予算案においては、新たに創設をいたしました保育所等整備交付金、二十七年度...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回お願いをしております独法の改正法案の中で、理事を一人ふやす、それも運用担当理事ということでふやすということでございますが、そもそも水野理事は、理事長たる三谷理事長が任命をされたものでございまして、運用担当理事というふうに聞いております。
○塩崎国務大臣 委員会で参考人をお呼びになるときには、政府ではなくて委員会でお決めになるというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 福祉医療機構の融資の可否は、当然のことながら、これは規定に従って決定をされているわけでありますから、国会議員等の相談により影響を受けるというようなことはないはずでございますけれども、今お尋ねの、照会など、あるいは問い合わせというかがあるのかないのか、その点について...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も新聞を拝見しました。  製薬メーカーによる講演会などに伴う懇親行事における飲食の提供ということだと思うんですが、これにつきましては、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会というのがございまして、これは公正競争規約を運用する業界の自主団体でございまして、消費者庁...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、消費者庁長官と公正取引委員会の、言ってみれば指導のもとで公正取引協議会というのが設けられて、これは先生の方にもお届けをしていると思いますけれども、ルールを書いたものでお届けをしております。  「「飲食等の提供」に関するルール見直しのご案内...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういうことになっているわけで、自主ルールで決めているわけでございますので、公取のもとで、消費者庁のもとでということで、ルールに基づいて彼らもみずからを律しているんだろうというふうに思っています。
○塩崎国務大臣 今先生が御指摘になったのは、臨床研究に係る制度の在り方に関する報告書に基づいて、今、法案を検討しているということだと思います。  製薬企業等が提供する資金等の開示については、業界が自主的に取り組みを進めているところであるが、行政は製薬企業等の取り組み状況も踏まえ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、総理を先頭に私ども、私も、有村大臣も、それから下村大臣も集まって、子供の、言ってみれば貧困の解決に向けて国民運動をということで始めさせていただきました。  今先生御指摘の、子供の貧困の実態把握等については、一人親家庭への支援や子供の貧困に対する調査研究を進...全文を見る
○塩崎国務大臣 長妻大臣が大臣をお務めのときにどういうふうにされていたかよくわかりませんが、国家公務員の超過勤務手当というのは、先ほどお話があったとおり、やはり、公務のために臨時または緊急の必要がある場合に、正規の勤務時間以外の時間において勤務することを命ぜられたときに、この命令...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、私は今厚生労働大臣で、行政の、省のトップを務めておるわけで、言ってみれば、そこを管轄する法律のもとで動いておるということは、先生はもともと財務省、大蔵省でありますから、よくわかっておられるはずであります。  いろいろな議論があり得るし、実際にご...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも年金部会でしっかりと議論していただいて、それをまとめていきたい、このように考えております。
○塩崎国務大臣 OECDがペーパーを出していることは私もよくわかっておりますし、そもそも、企業年金ではありますが、年金の運用機関が守るべきガイドラインというのも出していることもよくわかっておって、それにのっとってそのペーパーは書かれているというふうに思います。それにのっとっていく...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、たしか、GPIF法には安全かつ確実にと書いてあると思います。この安全かつ確実にというのと安全かつ効率的にというのは大分違うと思います。安全かつ効率的にという、これは厚生年金法などに書いてありますが、これはやはり、きちっとやるべきことをやって利回りも効率的に回し...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年、基本ポートフォリオを変えるに当たっての大前提は、財政検証でありました。財政検証は、将来の経済の見通し、前提というものが極めて大事であって、それについては年金部会の中で専門家が集まって経済条件を提示して、そして、これは厚生労働大臣から基本ポートフォリオを決める...全文を見る
○塩崎国務大臣 申しわけないですけれども、細かなことはちょっと聞いていなかったものですから、今事務方から聞いたところでは、製薬会社ごとの公表資料から抽出した、製薬会社が労災病院の医師に支払った講演料や原稿料等の二十五年度分の実態、これでよろしいんですか。  これにつきましては、...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうは、局長が答弁するということで余り細かいことは聞いておりませんでしたが、私も、時間内に講演をしているというのは、最初に不可思議だなというふうに思って、これはどういう意味なんだと聞きました。そうしたところ、いわゆる報酬がない、仕事として講演をするというのは、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちょっと迂遠な話で恐縮ですけれども、インハウスローヤーというのは、なかなか、なぜふえないんだということと似たようなところがあって、厚労省にも、あるいはほかの行政、県庁とか、ほかのところにも、なぜ医師が少ないのかということを考えると、やはりそこはいろいろ考えられるん...全文を見る
○塩崎国務大臣 今は私の一存で言っていますから、それができるかどうかというのはよくわかりませんので、できる限り努力はしてみますけれども、できる範囲内で、まず二十日に御報告申し上げるということにしたいと思います。
○塩崎国務大臣 先生は、組織として全体の削減というか合理化をどれだけやったのかというのを、目標と実績を見せろ、こういうことだろうと思いますので、どこまでできるのか、ちょっとよく聞いてみないとわかりませんけれども、今の御要望に応えられるように、中期計画とかそういうのもちゃんとできて...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十日までに御一緒にやりたいと思います。
○塩崎国務大臣 議事録をおつけいただいて、私の発言がございますけれども、私も、このときに申し上げたのは、法案に定義を書き込むという意味で言ったわけではないつもりでございまして、しかし、法案として、一体成果とは何だ、こう言われれば、やはり説明をしないといけないわけですから、それを私...全文を見る
○塩崎国務大臣 法案審議ではないのであれですけれども、あえて言えば、この高度プロフェッショナル制度の場合において、成果というのは、事前に設定された業務目標というのがあって、それはやはり定量的で客観的に判断されるものでなければ、なかなかこれは評価ができないわけでありますから、一つ一...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、お配りいただいたとおりでございます。
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、厚生省と労働省が一緒になるというのは世界的に見ても珍しいことでもありますから、いい、プラスの効果が出るように、今おっしゃったように、統一して一つの方向を向けるように、先生の言うような、今のようなものがさっと、出るものが遅く出るんじゃなくて、出るも...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで、労災病院は、脊損とかアスベストとか、専門的な、労災に特化した医療の提供ということが一番でございましたし、また、その労災疾病に係る臨床研究というのを本来やっていたはずでございますし、また、勤労者の早期復帰支援のモデル的医療ということで、やはり専門的な知見、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回初めて、民主党時代に国立病院機構と労災病院を合体すべきだという御意見があったということは聞きましたし、今、生の声で先生からも拝聴しました。  それが一体どういうメリットがあって、今我々が提案していることで限界は何なのか、そういうことも含めて、私は、どういう考...全文を見る
○塩崎国務大臣 勤労者退職金共済機構の新たにつくる資産運用委員会、この委員の人選については、今後検討することになっておりますが、中小企業で働く方に退職金を確実にお支払いするという中小企業退職金共済制度の趣旨、目的を踏まえて、金融、経済などの専門知識に基づいて適切に議論していただけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、先ほど議論をいただきましたGPIFもこの運用機関であります、サイズはでっかいわけでありますが。それが一つ参考になる組織ではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今のポートフォリオは、国内債券がたしか八割ぐらいになっていたと思うんですね。七六・九%は国内債券、国債になっています。  この基本ポートフォリオは、退職金給付に必要になる運用利益を確保でき、かつ効率的な資産運用となるように策定されているわけでありますから、現時点...全文を見る
○塩崎国務大臣 この中小企業退職金共済制度の予定運用利回りは、今一・〇%でございます。GPIFの方は、御存じのように、先ほどもちょっとお話が出ましたけれども、名目賃金上昇率プラス一・七という数字でありますので、そのくらい違うということであります。
○塩崎国務大臣 それは、この退職金の仕組みと目的、意義を踏まえた上で、新しい運用委員会で御議論いただいて決めていただくことになるんだろうというふうに思います。
○塩崎国務大臣 実際の報酬の水準を私から申し上げるわけにもいかないと思いますが、それは独法が決めることでありますので。  これは五兆円の資産運用をするという組織であります。したがって、それを踏まえて、なおかつ公的な役割というもの、特に中小企業に対しての大事な退職金の制度だという...全文を見る
○塩崎国務大臣 投資信託等の金融商品の取り扱いについては、厚生労働省の職員に関してですが、特段のルールを設けているわけではございませんけれども、国家公務員倫理規程で定められた倫理行動基準においては、国家公務員は、その職務や地位をみずからの私的利益のために用いてはならないこととされ...全文を見る
○塩崎国務大臣 GPIFにおいては特に禁止をしているわけではないと聞いております。
○塩崎国務大臣 これはGPIFが決めることでございますので、GPIFの方に方針を確認しないといけないと思います。
○塩崎国務大臣 特に定めがないというふうに聞いております。
○塩崎国務大臣 私どもの事務方が先生と接触した際に、前回の議論のときは厚生労働省の職員の扱いについてであったというふうに理解をし、また今回も、GPIFの職員ではなくて、厚労省の職員の話というふうに理解をしたというふうになっておりましたので、今、GPIFの職員の扱いについてどうなの...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのように先生は御説明になられますけれども、一、二、三、四、五とあって、三つ目に「GPIFのガバナンスについて」とございまして、ここでGPIFのガバナンスの話はきょう他の先生方からもたくさん出ていましたので、こういう話かなということで、この投資信託の問題についても...全文を見る
○塩崎国務大臣 ひとつ整理させていただくと、前回の先生との、三月二十日の厚生労働委員会での議論の際には、厚生労働省の職員の議論をさせていただきました。  今回のことについて、今お話がありましたように、「GPIFのガバナンスについて」という中で、「職員の株、投資信託運用禁止につい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、GPIFの職員は、株の取引は禁止をされているけれども、投資信託については禁止をされていないという状況でございます。
○塩崎国務大臣 先生今おっしゃっているのは、GPIFの中の情報を使った場合の話をされているということなので、そういうことであれば、これは、GPIF法の中の第十三条で、「管理運用法人の役員若しくは職員又はこれらの職にあった者は、管理運用業務に係る職務に関して知ることができた秘密を漏...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、職員全般にそういう規律を課すかどうかというのは、これは大いに議論があるところだと思います。ですから、例えば事務の女性にまでそれを課すかどうかというところまでもあるわけでありますし、いろいろな、総務の人もおられますから、そういうことをどうするのかということ。...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは私どもが禁止するわけにはいかないので、GPIFがみずから決めなければいけないことだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 独立行政法人というのは、何でもかんでも、箸の上げおろしまで指図をできるということにはなっていません。先生御存じのとおりだと思います。ですから、これはあくまでもGPIF自身がみずから決めることだと私は思います。
○塩崎国務大臣 それを言い出すと、為替もありますし、いろいろなものがあるわけでありますから、それについてどうするかは、やはり一義的には、独任制である独法の理事長がみずから決めなければいけないことだというふうに思っています。
○塩崎国務大臣 私は、ペーパーをそんなにたくさん読んだつもりはきょうはございませんが……(発言する者あり)いやいや、大事なところは自分の考えを言っています。  そういうことで、今の先生のお考えについては、独立行政法人たるGPIFに対しては、こういう強い御意見があったということは...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の四月の三日に閣議決定をされましたいわゆる国家戦略特別区域法の一部改正法案、これにおきましては、女性の活躍推進等の観点から、地方自治体等によります一定の管理体制の下で家事支援サービスを提供する企業に雇用される外国人家事支援人材の入国、在留を可能とする...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 看護師などの養成所の指定基準で求められる実習施設の確保が困難なケース、先ほど、冒頭に先生からお話がございましたが、これであったり、それから同時に、一回で授業を行う学生の数についての制限についてもお触れをいただきまして、これが厳しいのではないかと、こういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相当細かい資料をいただいて、私も見させていただきました。
○国務大臣(塩崎恭久君) とても、眼鏡を掛けないと見えないほど小さい数字が並んでおりますけれども。  この有効求人倍率で、例えば、これは正社員と、一般のと、常用とございますけれども、かなり高い有効求人倍率、つまり逼迫しているということであって、特に物によっては七・〇〇なんという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず保安でありますけれども、基本的には警備業法に基づいて、警備業者の責任において、初めて警備員になる人、そういう人たちに対する教育というのを、訓練をしっかりと実施していただいているわけでありますけれども、地域や業界のニーズを踏まえながら、例えば、東京が今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 来年、今年度ですね、今年度の予算についてのお尋ねでございますが、まず、フリーターなどに対しては、わかものハローワーク、この間、私も福島で、実際行ってまいりましたけれども、ここで担当制によるきめ細かな職業相談、職業紹介を実施するということで、これは非常勤の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人数について特別のターゲットを設けてやっているということではございませんけれども、今申し上げたように、キャリアアップ助成金にしてもトライアル雇用奨励金にしても、その他ハローワークの体制にしても、正社員化促進という面について体制を強化をしていくということで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 女性が多くなっているということであって、女性は当然、働く世代の人たちも非正規になっていますから、これについては今申し上げたような予算も当然対象になっている政策でございますので、そういった若い人たちと女性の働く世代の皆さん方の正社員化というものを更に力を入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十六年度のキャリアアップ計画の認定件数というのが二万九千三百件でございました。キャリアアップ助成金の支給実績でも昨年度を大きく上回って六千人余りの正社員化につなげたわけでありますけど、一方で、このキャリアアップ計画の策定状況に対して、今御指摘のように、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生の御懸念は、いわゆる追い出し部屋とよく言われているような話だろうと思いますけれども、今回の規制改革会議においての議論を私どもが拝見をしております限り、今の助成金というのは、働く方の雇用の安定を図るというのが元々の一番大事な目的であるはずでありますし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは安倍内閣になってずっと言ってきていることでありますけれども、やはり経済再生を行おうというときに、労働生産性を上げるというようなことももちろんでありますけれども、労働移動についても、先ほどからお話が出ているように、できる限り付加価値の高い、収益力の強...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、ゼロと書いてあって、その仕事をやっていないということではございませんで、これをやむなく兼務をしているということがほとんどでありまして、その機能自体は担っている人がいるという理解を私はしております。  一方、ゼロを解消せいということだろうと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 来年度の監督官の数、来年度というか二十七年度、本年度ですね、は十二人の増員でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のように、高齢者、特に後期高齢者が健康寿命を延ばしていくために、やはり口の管理というのはとても大事だということは私もよく分かっているつもりでございますし、できる限りそれが実効上がるものとして制度を整えていくということは大事だろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘のように、この妊婦の健診というのが、言ってみれば、育児の不安の解消とか、あるいは児童虐待の可能性、そういうものを早期に発見をする機会にもなり得るということはそのとおりだと思います。  したがって、大事だということであって、私どもとしても力を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 妊娠というのは、唾液の分泌の低下とかあるいはつわりのときの歯磨きの困難さなどのために虫歯とか歯周病とかになりやすいということを報告をされているわけでございまして、妊婦健診を通じて必要だと思われる妊婦に対しては歯科医の受診を勧めるように保健指導するなど、対...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間、大臣になって割合すぐだったと思いますが、先生からの御質問をいただいてお話を申し上げたと思います。  今までは私はむしろ歯科医師の先生方から話を聞くサイドで、こちら側に座るということは想定もしなかったことでありますが、やはり保険医療を適正にやると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、制度の概要でございますけれども、自治体の必須事業でございます自立相談支援事業、これは相談支援員などを配置をいたしました、今先生からもお話があったワンストップ型の相談窓口、ここにおいて本人の状況に応じた支援計画を策定をして、その自立に向けて継続的な支...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生が今、労働力が不足しているから女性だというのはおかしいというお話がございまして、そのとおりだというふうに思います。もちろん、トータルとして労働力が減っていく中で、まだまだ労働力として参入ができるのは高齢者と女性であることはこれは事実でありますけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医師の方から国に対して副反応報告のあった患者に関する追跡調査を行っておりまして、発症後七日以内に回復したと報告されている者などを除いて、原則として全ての副反応報告を対象として、副反応報告を行った医師を対象に実施をしているものでございまして、現在、その調査...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話にもございました予防接種法においての健康被害救済は過失の有無を要件にするものではないということですが、救済に当たっては、定期の予防接種などを受けたことにより健康被害が生じたことを専門家の議論によって認定される必要があるということでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 健康被害救済において、予防接種と健康被害との間に因果関係が必要だということは先ほど申し上げたとおりでございまして、個々の具体的な判断は医学的な知見に基づいて専門家による議論を経て行われることが必要でございまして、議員御指摘の治験薬の補償制度は、有効性、安...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで住宅扶助基準の見直しというのはずっとやってこなかったことで、抜本的な検証は初めてこれやるわけでございます。  今回の住宅扶助基準の見直しでは、住宅扶助上限額について、各地域における家賃実態を踏まえ、最低居住面積水準を満たす民営借家等を一定程度確...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、局長からも説明申し上げましたけれども、公定価格における地域区分について、子ども・子育て会議で様々な議論の結果こういうことになったわけですが、今お配りのこの埼玉のを拝見をいたしますと、まず、色で分けていただいておりますけれども、かなり多様なランクに分か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この公定価格の設定につきましては、いろんな議論がございましたけれども、国として統一的かつ客観的なルールの下で設定をすることが求められているだろうと思うんです。また、介護保険など他の社会保障分野の制度との整合性というのも、先ほど申し上げたとおり、介護もそれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この相対的貧困率につきましては、予算委員会などでも総理からも繰り返し答弁を申し上げているところでございますけれども、まず、世帯ごとの可処分所得に基づいて算出されているために、これは何度も申し上げておりますけれども、資産の保有状況というのが反映をされていな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、子供の未来応援国民運動を始めたわけでございますけれども、ここで民間の皆さん方にも資金を募るということは実際やってはおりますけれども、その大前提は、やはり政府として施策の充実を図っていくということが大前提であって、実際、その発起人集会で総理から、厚生...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはジニ係数についてもいろいろ議論があって、再分配前でありますと、格差が拡大をしているということで言われておりましたが、社会保障や税の再分配を考える前は〇・五五、再分配後はしかし〇・三八となっておって、余り変わっていないというのが時系列的にも言えること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療と介護で、医療の方がまだ伸びは介護に比べれば低いということでありますけれども、今、給付費ベースで大体四十兆と十兆でありまして、しかし、これが今のままだと大きくなってしまうことは間違いないということでありますから、それは誰しもが分かっていることで、じゃ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十七年度の予算でまいりますとこんなかなと思うんですが、まず一次予防では、スマートライフプロジェクトによりまして、健康づくりに取り組む企業、団体、自治体への支援を行うための予算を含めて一億四千万円を計上しておりまして、そして二次予防では、特定健康診査それ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 費用対効果ということでありますけれども、予防の取組をより効果的、効率的に推進していくためには、この一次、二次、三次という今の視点も踏まえて体系的に事業を組み立てて、今、横串ということでありましたが、それぞれの事業について費用対効果を踏まえて実施していくこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今問われていることは、医療が今でもできることと今やっていることのギャップを埋めるということの重要性かなと思っておりまして、それが、言ってみれば今先生が御指摘になっているようなこの健診がきっかけ、取っかかりになるんじゃないかと。  特定健診、保健指導の効...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 糖尿病が典型でありますけれども、生活習慣病のリスクのある方をまず発見を早くするということと、それから、特定保健指導につなげるために特定健診を受診してもらうということがとても大事なんですけれども、なかなかうまくいっていないということがあります。  特定健...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、子供の小さいときから、学童期とか思春期から、妊娠、出産、それと低栄養と痩せの関係を始め、妊娠、出産と健康に関する正しい知識というものを早くから植え付けておくということが大事じゃないかなということでございまして、先生の御指摘のとおりだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、小泉構造改革によって規制改革が、規制緩和が行われたというふうにおっしゃいましたが、必ずしもそれは正しくなくて、実は橋本龍太郎内閣のときに方針を決め、森内閣のときに法律を直して、いろいろなことが結果として起きているということを、何でもかんでも小泉内...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の累進歩合制度については、働く方の長時間労働等を極端に誘発するおそれがあるということで、望ましくない賃金体系制度としてこれまでも廃止するように指導を行ってきたところでございます。  さらに、一昨年の臨時国会で、先ほど話が出ておりましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働関係法令の違反がないように、私どもとしてもしっかり見てまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、国会に提出させていただいた労働基準法の改正の中には様々な事項が入ってございます。その中の一つが高度プロフェッショナル制度でありまして、ここに至る議論も労政審で随分いろいろな幅のある意見が出たところでございまして、最終的には今御提示申し上げている私ど...全文を見る
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 持続可能な医療制度を達成するためにも、今先生がおっしゃった論点は大変重要だと私どもも思っているところでございまして、特に、健康増進法がございますが、これに基づいて、国民の健康の増進の総合的な推進を図るために、基本的な考え方を健康日本21というので定めてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の成人一人一日当たりの平均の塩の摂取量、食塩摂取量は平成十二年から平成二十五年にかけて減少にありますけれども、実は平成二十五年の摂取量というのは十・二グラムということで、健康増進法に基づいて理想的な摂取量として食事摂取基準というのがございますが、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今イギリスのお話が出ましたけれども、二〇〇三年から減塩のための国民的運動というのがイギリスでは実施をされて、二〇一一年までに食塩の摂取量が一五%減少したという報告を聞いているわけでございます。  食塩の過剰な摂取というのは、高血圧とかそれから脳血管疾患...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、難病を持ちながらも働けるということはとても大事なことでございまして、平成二十五年度から、全国十五か所のハローワークで難病に関する専門的な知識を持つ難病患者就職サポーターというのを設置をしております。しかし、今申し上げたように十五か所と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 難病を含めた障害者の方々を支える家族の皆さん方の御労苦というのは大変なものがあるわけで、そういう意味では、レスパイトを含めて、短期入所、ショートステイというのが極めて有効な手だてだというふうに思っております。報酬の請求データの集計などによってこの短期入所...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後の失業率の見通しですか。ちょっと事前に通告をいただいていなかったので、つぶさにあれですけれども、私どもとしては、アベノミクスで経済を再生をするということで、失業率をできる限り小さくしていくという、下げていくということが大事であり、多くの雇用機会をつく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど麻生大臣から申し上げたように、これは不況期に備えて好況期にしっかりと積み立てておく必要があるわけでございまして、今お話しでございますけれども、この雇用保険の積立金については、そもそもこの雇用保険の積立ては、御案内のように労使から徴収をしている雇用保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 例えば、健康寿命を見てみても、日本は七十五歳、アメリカが七十歳でございます、男女計であります。平均寿命も、日本が八十四歳、アメリカ七十九歳、イギリス八十一、その他も八十一歳、二歳ぐらいが先進国でありまして、それから乳幼児の死亡数、千人当たりで見ても、アメ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、総理からお答え申し上げているように、日本は国民皆保険の下で世界最高レベルの健康寿命と保健医療水準を達成している数少ない国ではないかなというふうに思っております。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジと言われていますけれども、まさにそれを実現している珍...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今回の痛ましい事件、中学二年生の女の子がこのようなことになったことに対して改めてお悔やみ申し上げたいと思います。  今お話がありましたが、生活保護の相談があった場合に、相談者の生活状況を丁寧に把握をするということがまず第一、生活保護の仕組み...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、千葉県の方から確認をしたところ、本事案については、生活保護制度の内容を聞きたいという相談はされて、制度概要を説明し、今後何かあれば来所するということだったそうでございまして、面接をそれで終わったということで、この対応自体には問題がなかったというふう...全文を見る
04月13日第189回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘いただきましたように、会計検査院の平成二十五年度の決算検査報告におきます厚生労働省に対する指摘件数というのは、それから金額は、二百十三件、八百八十八億円と、全省庁中最も多いということで、誠に遺憾な思いでございます。  今回の会計検査院か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金制度は、もう言うまでもなく、今の働いている世代が保険料を払って、今、年金をもらわれる高齢者の方々に助け合いをするという、そういう基本的な仕組みになっているわけでございます。  今九兆円の問題もお話をいただきましたけれども、少子高齢化が進めば当然将来...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) とりわけ東京を始めとする都市部での待機をされている子供さんたちがたくさんいるということは大変大事な、重要な問題であります。  女性の就業率が上昇するに従って待機児童の解消というのが喫緊の課題に今なってきているわけでありますけれども、今お話しいただきまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 吉川先生も、働く、そして子育てをする国会議員として頑張り続けるためには保育所がないといけない、そして保育士がいないと保育所は成り立っていかないと、こういうことでありまして、今お話しいただきましたように、二十九年度までに六・九万人の保育士を確保するというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの磯崎先生の年金の話もそうでありますけれども、保険方式で賄っている社会保障制度は、保険料とそれから税とそれから個人負担、この三つしか財源がない中にあって、どう持続可能なものにしていくか、長期的にちゃんと賄っていけるようにするためにどうしたらいいのか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から地域包括ケアシステムを桑名流でやっていらっしゃるという、こういう話をいただきました。恐らく今全国それぞれ知恵を絞りながら地域包括ケアシステムの在り方を模索していただいているんだろうというふうに思いますし、我々はそれを全面バックアップをしていかな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、重症心身障害児のお母様からのお手紙を拝聴いたしまして、そのとおりだと思いますし、私の地元でも、やはりそういったお母さん方から、いわゆる彼女たちに言わすと、医療デイとよく言いますけれども、デイサービスが全く足りないということで、本当に疲弊し切っているん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小林委員御指摘のように、職場におけるメンタルヘルスの対策というのは極めて重要であり、またその重要さがますます重くなっているというふうに私も感じておりまして、私も、友人の同級生の精神科医が産業医をやりながら、メンタルなことについての配慮がますます必要になっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 安倍内閣として女性活用は経済的側面がちょっと強いんじゃないかと、こういう御指摘がございましたが、決してそんなことはございませんで、やはり女性の活躍によって質的にも変わっていく日本の経済社会全体であり、また個人の生活、ワーク・ライフ・バランスとよく言います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しの退職後に再度元の会社に戻りたい、正社員でと、こういうことでございますが、厚生労働省が実施をいたしました平成二十三年度の雇用均等基本調査というのによりますと、育児などで退職をした方が再び雇い入れられるという再雇用制度がある事業所の割合は五三・一%...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省が委託事業で短時間正社員制度に関する実態調査というのを行ったときに指摘された問題点が、今先生が御指摘になった二つの論点だというふうに思います。  このような課題を踏まえて、短時間正社員制度について、働く方にとってより使いやすくなるためには、代...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の御指摘に沿うものがどうできるか考えて、お届けをしてみたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) とかく営業目標とかそういうものを追いかける余り、一番大事な働く人たち、社員の皆さんの安全が二の次になってしまうというふうなことが間々起きがちであることをまだまだ我々は見ているわけでありますので、これについては、やはり安全第一ということで、工事現場等々へ行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から自らの御経験を踏まえた御提案をいただいているわけでございますが、思いは多分最終的には同じだと思っておりまして、ワーク・ライフ・バランスを実現しながら、やはり健康で、そして充実した仕事をしていくということが大事なんだろうと思います。  問題は、ど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、生活保護と他の通常に暮らしている方々とのバランスの話がございましたが、生活保護というのは、病気などによって十分な就労収入が得られない場合などに、世帯の収入や資産だけでは生活の維持ができない者を対象に生活保護基準から収入を差し引いた差額分を支給するとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今言ったような事情で、なかなか世帯の収入としてやっていけないという場合に生活保護になっているわけでありますので、それは、一般の給与所得者との比較はそれは単純にはできないんではないのかなというふうに思うところでございまして、先ほど申し上げたような定義の下で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、一般の低所得世帯の生活とのバランスというものを絶えず考えなければいけないと申し上げたところでありまして、その中で、今申し上げたようなところになっていますが、これ地域によっても随分違ってくるわけで、今の例を一つ数字で、先ほど三百三十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 憲法に定められている最低限の生活を保障するという、こういう基本的な考え方に基づいてこの制度はできているわけでありますけれども、先生御指摘のように、働けるのに働かない、その分を税金で皆で助けるということについてどう考えるのかということについて、あるいは、先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これについては、既に医療扶助の適正化の中で後発医薬品の使用の原則化というのを進めているわけで、先生のおっしゃるとおりだと思います。そのほか、何度も何度も病院に通う方を適正な医療にふさわしい回数にしてもらうということとか、あるいは、例えば向精神薬をたくさん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、都道府県別の一人当たりの医療費はいわゆる西高東低とよく言われていますし、北海道はちょっと別格にまたこれが高いということになっております。  医療費の地域差の要因については、これからの医療改革の一つの大きなポイントになってくると思いますけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別養護老人ホームなどの整備につきましては、御案内のように、市町村が作成する介護保険の事業計画というのがありますが、そして、都道府県が作成する介護保険事業支援計画に基づいて、このサービス必要量の見込みを踏まえて計画的な整備が進められてきているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、未届けが先ほど局長から申し上げたようにまだ八・八%あるということでありまして、これを届出をすることについて、しなければこれは本当は本来は罰則が付いているわけでありますから、これをしっかり都道府県にもやっていただくように私どもとしても今働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別養護老人ホームにつきましては、御指摘のように待機者がいることが問題であって、在宅生活が困難な方が優先的に入所できるようにすることがこれは大変大事であるわけでありまして、この四月から特別養護老人ホームの入所者は原則要介護三以上ということで重点化をしてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 施設を造ること自体が大事であることも、もちろん我々としては特別養護老人ホームを計画的に自治体と一緒に造ってきているわけでありますし、今回の基金を使って更にそれを進めるということでもございますが、御指摘のような待機者の問題が言ってみれば劣悪なものに行かない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この勘定は、先生御案内のように、事業主からの保険料で積み上がっているものでございます。この雇用保険二事業は、失業の予防等に資するための施策を実施するために雇用安定事業と能力開発事業というのをやっておりまして、雇用保険法に位置付けられているものでありますが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このコースの助成金は、育児休業中それから復職後、再就職後の能力アップのための訓練という目的であるわけでございますけれども、一つは、育休中の者への訓練提供の困難性などを踏まえると助成率が十分魅力的なものではなかったということ、それから、訓練ニーズが見込まれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおりで、パブリックコメントも含めて様々な人の意見をやっぱり聞いた上でやっていかないと、こういった執行率というのは私も今回初めて見ましたけれども、やっぱりちょっと驚くような数字ではありますから、こういうことがないように注意をしていかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話があったように、この勘定は事業主から拠出をしていただいているわけでございまして、先ほど労政審はかなり偉い人しかいないというお話ですけれども、拠出をしている代表の人たちが来ているならば、そこはやっぱりちゃんと議論していただいているはずでありますから、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘をいただいた年末のこの倫理指針でありますが、高血圧症治療薬の臨床研究における不正事案があって、それを受けて平成二十六年の四月に取りまとめられた検討委員会の報告書においては、臨床研究の信頼性及び質を確保するためには、やはり臨床研究に関する倫...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生お配りをいただいたリストの中にも、最後にヘルシンキ宣言というのがございますけれども、この中でも被験者保護は臨床研究を実施する際の大前提だということを高らかにうたっているわけでありまして、先ほど来出ている人を対象とする医学系研究に関する倫理指針におい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究について、医薬品、医療機器などの開発や、それから医学的な課題の解決にこれはやはり不可欠なものであって、憲法における学問の自由、先ほど橋本政務官からも申し上げましたけれども、への配慮も求められているからこそ、法規制ではなく、研究者等による自主的な取...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘になられたとおり、同様な施設が既にあって、新たに導入したところが値段が高いということで全く行かないとか、そういうこともあったということでもありますし、認知症を隠そうとするということに関しては、今我々、新オレンジプランで、認知症になっても地域で...全文を見る
04月14日第189回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国は、誰もが安心して医療を受けることができる世界に誇るべき国民皆保険を実現し、世界最長の平均寿命や高い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三ッ林議員からお尋ねをいただきました。  国民皆保険についてのお尋ねがまず第一でございます。  高齢化が進展する中、今後も国民が安心して必要な医療を受けられるよう、国民皆保険を堅持していくことは重要な課題でございます。  このため、国保を初めとする...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 岡本議員から十六問いただきました。  介護保険の見直しと実態把握についてのお尋ねがまずございました。  今回の改定では、中重度の要介護者などに質の高いサービスを提供する事業者には手厚い報酬を支払うとともに、全体としては事業者の経営に必要な収支差が残る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 牧義夫議員から、十項目のお尋ねを頂戴いたしました。  まず、医療保険制度の持続可能性についてのお尋ねがございました。  医療保険制度につきましては、高齢化の進展や医療の高度化等により医療費が増加する一方で、少子化により制度の支え手が減少していくことが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 古屋範子議員から、五点にわたってお尋ねを頂戴いたしました。  まず、国保改革の意義についてのお尋ねでございます。  今回の国保改革によりまして、平成三十年度から、都道府県が国保の財政運営の責任主体となり、多様なリスクが都道府県全体で分散をされることに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高橋千鶴子議員から、八問のお尋ねを頂戴いたしました。  まず、国保の保険料についてのお尋ねがございました。  国保は、全ての被保険者がひとしく保険給付を受ける可能性があり、被保険者全体の相互扶助で支えられるものであることから、世帯の所得等によって応分...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 六番目の問いにお答えをすることができませんで、大変失礼をいたしました。補足をさせていただきたいと思います。  医療費適正化計画についてのお尋ねでございました。  今回の改正により都道府県が設定する医療費の目標は、今年度以降都道府県が策定をする地域医療...全文を見る
04月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、今年は戦後七十年の大きな節目でございまして、特に御遺骨の収集には力を入れていかなければなりませんし、先般、天皇皇后両陛下もパラオに行っていただいておるわけでございます。  今御指摘のアッツ島における遺骨収集、これにつきまして今御説明申し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、特に外務省から、日本人配偶者で北朝鮮に渡っていらっしゃる方々についての話を今聞いておったわけでありますけれども、これは、やはり北朝鮮側に対しまして、人道的な観点から実態はどうなのかということを含めて安否確認を外務省の方からしているというふうに理解をし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この医療の現場での勤務の状態については、もちろん私も地元で随分いろいろなお話を聞きますし、全般的な話も聞いてもかなりタイトであり、また被災地などで医療機関に行っても、これますますもってなかなか大変な状況だなということを感じることが多いわけでありまして、例...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医師、看護師などは、医療に限定をしてそれだけということは、今日先生がお配りをしていただいている資料、若干ありますけれども、基本的にはないというふうに聞いております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、大臣になる前からいろんな方々、医療関係者から聞いてみて、特に看護師の皆さん方の夜勤とか、それから特に救急救命の先生の勤務状態とか、二十四時間の小児科とか、いろいろ聞いてみて、なかなか大変だなというふうに思っておりました。  一方で、命と健康を守る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) どういうことができるか、考えたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 恐らくこれは利益相反、つまり経営側と健康を守る側との二つの役をやること自体をどう考えるかという先生の今のお尋ねだと思うんですが、働く方の健康を確保する、つまり医療機関で働いていらっしゃる方々の健康を守ることは経営にもプラスになるという考え方もあって、必ず...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) プラスと言っているのは、健康で頑張ってくれることが病院としてもプラスだということを申し上げているので、先ほどおっしゃっていることは必ずしも、何というか、経営者たる医師がやることがプラスだと私は言っているわけではございませんので、申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、いわゆる時間規制というか労働規制については、先ほど局長から答弁したように、他の働く方々と同じように掛かるということでございます。医師や看護師を対象とした夜勤の回数あるいは連続勤務時間、これについての法令上の制限は特にないというふうに理解をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がるるございましたとおり、看護職員を始めとして医療従事者のまず確保は勤務環境が良くならないとなかなか定着あるいは離職を防ぐということができにくいわけでございまして、これは、日本看護協会の調査がございますが、平成十九年の看護職員の夜勤回数は月八・三回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、私ども与党の中でも議論をし、また政府でも議論した結果が今回の法律になっているわけで、今、適正化ということに関しては、数々事案もあって、海外からも批判を受けていた人道上の扱い、あるいは労働条件の問題などが多々ございました。  この技能実習の制度の中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでは、制度に中心的に関わってきたいわゆるJITCOと呼ばれている団体があったわけでございますが、ここが言ってみれば推進と規制と両方やっているような格好になっていたというふうに私たちは理解をしておりました。したがって、先ほど申し上げたような、規律が行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、我々の問題意識は先ほど申し上げたとおりであって、今の現状のままで適正化をするといってもそれはなかなか難しいなと。だからこそ、法律を変えて、仕組みを変えて実効ある規制ができるようにしていこうじゃないかということで今回この法律を出させていただいているわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、現行制度は規制と推進が言ってみれば一つの組織の中に入っているような、そういうことで実効性ある規制ができない、適正化ができない仕組みだという認識を持って、いろいろ試みはしましたけれどもなかなか難しいと。だったら、ここはこの仕組みを変...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、葉梨副大臣からも答弁申し上げたように、私どもとしては、これまでの言ってみれば技能実習制度の管理監督体制の不十分さということを感じて、だからこそ、今回、それを適正化するために法律を提出させていただいているということを申し上げたとおりであって、それと同時...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのように、いろいろな団体が、送り出し機関もあったりすることはそのとおりであって、それをどう実効ある規制を掛けて適正な制度運営ができるようになるかということを考えた上での今回の法律を提案をしているわけでございまして、何度も申し上げますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な報道がございましたので、我々の考えに近いものもあれば、そうでもないのもあったなというふうに思ったところでございました。  成果で報酬が支払われるということに関しては、これは法律の中にもありますけれども、従事した時間と従事して得られた成果との関連性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで私も委員会等で答弁をした中で、この制度については時間ではなく成果で評価されるというふうに説明をしてまいりました。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたように、今国会に提出したこの法案においては、高度プロフェッショナル制度の対象業務の要件の中で、高度の専門的知識等を必要とし、その性質上従事した時間と従事して得られた成果との関連性が通常高くないと認められるものとして厚生労働省令で定める業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 条文には書いてございませんが、趣旨は今申し上げたとおりのことです。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘の臨床研究の法制化につきましては、昨年十二月に取りまとめられました検討会の報告書の内容を踏まえて現在作業中でございます。  平成二十六年度から実施をしております認定事業、今お話がありましたが、ここにおいては委員構成等の要件を審査をして一定の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の資金提供などについての状況については、昨年の十二月に公布をされました人を対象とする医学系研究に関する倫理指針というのがございますが、ここにおいても、研究計画書に明記をし、倫理審査委員会の審査を受ける、それから被験者に対して説明をするということを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年、デング熱が久方ぶりに発生をしたわけでございまして、国内においてもデング熱などの蚊が媒介する感染症が発生をした場合に、更なる蔓延を防いで国民の健康を保護するためには、ウイルスを媒介する蚊の駆除などの対策は当然欠かせないわけでありますけど、一方で、今お...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 定期接種化されましたワクチンによります健康被害に対しては、予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度というもの、それから、その他の医薬品による副作用被害に対しては、PMDA法に基づく医薬品副作用被害救済制度の対象になりますけれども、どちらの制度においても...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日お話を初めて私も先生の御質問絡みでお聞きをしまして、なかなか難しい問題だな、しかしこういうケースでありますから同情を覚えるという気持ちももちろんあるわけでありますが。  しかし、先生御存じのように、福祉や医療、社会保障の場合には、市町村民税の課税か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の介護保険法の下ではそうだということを申し上げて法治国家だと言っているのでありますが、しかし、先生今お話しのように、国保の場合には除外をされるということでもございますので、これ、実は介護保険の保険料の算定方法について、その譲渡所得の扱いについて、先生御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、国保と介護保険の並びでいって整合的じゃないということでありますし、今のような東日本大震災の下でのことでありますので、これは総務省とも話した中でこういうことになりましたが、何ができるのか考えてみたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、波及増があるかないかという話があって、それによって市町村によるばらつきというか、扱いの公平の問題がありましたが、今お話が出ましたように、実は今回のこの国保改革、医療保険改革の中で、この国保改革をまとめる際の私どもでの議論の取りまとめというのを今年の二...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子供の医療全体ですから、当然、今のように問題意識を持っていらっしゃる方々がたくさんおられるということであるので、当然その問題も出てくるということは、私もそうだろうというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 失業等給付についてのお尋ねがございまして、それについては、雇用失業情勢が急速に悪化した場合にも対応できるように予算を編成をしておって、雇用失業情勢が予算編成時に見込んでいたときよりも改善をすれば予算額と決算額に乖離が生ずることとなるということになっている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この点については何度か予算委員会等々でお答えを申し上げているところでございますけれども、先ほど、予算を作るときに少し、何というか、予想を大きく見て余裕を持って予算を立てておくというのと同じように、やはりこの積立金というのは不況期に備えて好況期に積み立てて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険料率については費用負担者である労使の合意というのが、この間も申し上げましたけれども、拠出者が合意をしないといけないので、雇用保険財政の中期的な安定的運営を確保するという観点から検討し、決めているわけでありますけれども、今年度の雇用保険料率の設定に際し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、時間がなくてゆっくり議論ができなかったんですけれども。このお配りをいただいているOECDの対日審査の報告書で使われているジニ係数の変化については、これは生産年齢人口で見た場合ということで十八歳から六十五歳までの人口を対象としたジニ係数、この変化分を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、子供の貧困ということが最近よくクローズアップをされておりますけれども、子供のいる低所得世帯に対して、それぞれのニーズに応じて、子育て生活支援、それから就業支援、経済的な支援などを組み合わせてきめ細かな支援を行っていく必要があるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、年末までに手だてを考えろという総理の指示の中にいろんなものが当然入ってくるわけでございますが、明示的にこの給付付き税額控除についてどうかということであれば、それは私ども自民党の中でもこの可能性についてはかねてより議論はあるところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 学習支援事業の国庫補助率が十分の十から二分の一になったわけでございまして、自治体が継続的に事業を実施できるように法律に位置付けて恒久的な制度としたものであって、御指摘の補助率も含めて立法過程から国と自治体で真剣な議論を行った結果、こういうような形になった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来お話を私からもしていますように、なかなか医療機関というのは過酷な労働条件の中で頑張っていただいているなということでありますから、それを解消しながら、しかし、しっかりした医療ができるようなことのために何をしたらいいのかということを考えていきたいとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の後期高齢者支援金の加算、減算制度を保険者に設けるということで、特定健診あるいは特定保健指導の実施率によって後期高齢者医療への支援金を加算、減算してくれるということで、実際この健診をバックアップするということでやっているわけでありますけれども、一方で、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、健康経営ということで厚労省は何をしているのかということでありますが、従業員の健康を確保するということが結果として企業の活性化につながるんだという話を先ほどおっしゃいましたが、従業員の健康管理に経営課題として取り組む考え方というのが大事だということは先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、ストレスチェックがこの秋から入るということでありますが、恐らく今先生がおっしゃったように、メンタルヘルスに現れる、その他のいろいろな物理的なストレスなんかも含めて、そういうところで判断をしてもらうことによって、また企業の生産性や収益率を上げていくと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生は極端なことをおっしゃるものですから、極端に答えているわけでありますが、そもそも制度を導入する際に、この仕組みでは、企業内の手続として、労使同数で構成をされます労使委員会というのがあって、そこで対象業務も対象労働者も、それから健康確保措置の中身も五分...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ええ。  この三つでありまして、それに加えて健康管理時間というのが、今申し上げた一定時間を労使委員会で決めたものを超えた場合、一か月当たりのですね、超えたものに対しては、医師による面接指導の実施義務が罰則付きで課せられるわけで、労働安全衛生法でこれは課...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 理論的には可能です。  それで、しかし、さっき言ったように、それを試みても必ずこういう安全弁がありますから、それに引っかかるということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、一千万円以上で、多分一千七十五万ということになるわけですが、それ以上の年収がある方々というのは、やはりおまけにそれで高度の専門的な知識を持っている人ということになると、これは交渉力がやはり企業に対してある人たちであって、今のような、あれもやれ、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  少子化に伴い若年労働力人口が減少する中で、次代を担うべき青少年が安定した雇用の中で経験を積みながら職業能力を向上させ、働きがいを持って仕事に取...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、一番言われるのは、年金を下げるなというふうに言われます。なかなかいわく言いがたい言い方をしないといけないわけでありますが、やはり年金というのは、今の若者が今の高齢者を支えるということでもありますけれども、将来のことも考えていかなきゃいけないので...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のB型肝炎ワクチンについてでございますけれども、世界のほとんどの国で小児に対して接種がなされておりまして、平成二十四年の厚生科学審議会においても、これまでの議論を踏まえて、医学的、科学的観点から広く接種を促進していくことが望ましいという提言をいただいて...全文を見る
○塩崎国務大臣 企画業務型裁量労働制というのは、一日の労働時間を一定の時間にみなすということでありますけれども、労働時間規制は全て適用されて、また、みなし時間については、労使同数の委員会で話し合って決議をされるということになっています。  対象業務を初めさまざまな要件や手続が設...全文を見る
○塩崎国務大臣 この指針は当然労政審にもかかりますし、それから、今お話し申し上げた、指針の中で、少なくとも対象労働者は三年ないし五年程度の職務経験を経ることが必要というふうに書くように考えているところでございますから、多分という言葉は不適切だったかもわかりませんので、それは撤回し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案におきましては、法人である顧客の事業の運営に関する事項についての企画、立案、調査及び分析を行うものと規定をしており、取り扱う商品やサービスが法人全体にとって重要であって、これは、御指摘のコピー機のリースの営業みたいなものについては、法人である顧客の事業の...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、経験不問であれば、先ほど言ったように三年から五年の経験が要るわけでありますので、それは外れるというふうに思います。  それと、大事なことは、先ほどコピー機の営業は対象になるんじゃないかというふうにおっしゃいましたが、法人全体にとってどういう影響を与え...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、先ほど、三年から五年というのを法律に書けということでありますけれども、まず第一に、法律には、事業の運営に関する事項について書いてありまして、業務の性質上、その遂行の方法を大幅に労働者の裁量に委ねる必要があるためということでやって、その裁...全文を見る
○塩崎国務大臣 前段の御指摘については、改めてこの法律を、さっきちょっと読み上げましたけれども、もう一回読んでいただきたいというふうに思います。  それで、今の中小企業の問題でございますが、確かに、拡大解釈というのはやはりまずいと思うんですね、いずれの場合においても。  それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のアンケートの結果については私どもも承知をしておりますけれども、このアンケートは、高度プロフェッショナル制度における健康確保措置を初めとした具体的な制度設計が固まっていない去年の十一月時点のものでございまして、このことにまず御留意をいただきたいというふうに思...全文を見る
○塩崎国務大臣 特別養護老人ホームにつきましては、低所得者の方も含めて中重度の方の、言ってみればついの住みかとしての役割を果たしておるわけで、一定の医療ニーズへの対応を前提として、医師、看護師などの必要数を配置することを求めるとともに、今回の介護報酬の改定においても、みとり介護加...全文を見る
○塩崎国務大臣 お配りをいただいたものに書いてあるとおり、財政審がこういうことを言ったということがまず第一に書いてあるわけでありますけれども、その次に、人材確保の問題が書いてあります。  結論から言いますと、このケースは、調べてみましたけれども、十一月に既に取り下げ書を提出され...全文を見る
○塩崎国務大臣 もう一つは、東京都の中で、この地域も非常に施設の充実には力を入れていって、他に取り下げの案件はないというふうにこの地域では私どもは聞いているわけでございます。  もう今さら介護報酬の中身については御説明は申し上げませんけれども、しっかりと計画的な整備を特養ホーム...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘いただいたように、立入検査には協力をしてもらっているので、この記事のように、協力をしないということではないということでございます。  この実態についてどう把握しているのかということでありますが、平成十八年度以降は、広く有料老人ホームの対象ということを、介...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、発見をしていくということが極めて大事で、先生の御指摘、そのとおりだというふうに思います。  この介護相談員派遣等事業というのは、今お話があったように地域支援事業の一部でございますけれども、これは、財源は介護保険の中から出てくるわけでありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、報酬改定に当たって財務省との間でも大議論になったのが、この制度でありました。これがあるがゆえにマイナスになるような話すらあったぐらいでございまして、それは我々としては押し戻したところでございますが。  このA型事業においての短時間減算、これを、二十四年度の...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童扶養手当は、離婚による一人親家庭などにおいて、もう一方の父または母と生計を同じくしていない児童を対象に手当を支給する制度であることは、御案内のとおりであります。  その際に、今先生御指摘の事実婚については、今の五十五年の課長通知に基づいて、当事者間に社会通念...全文を見る
○塩崎国務大臣 実際に、私もあるところで、お嬢さんがこの副反応で苦しんでおられる方と、親子でお目にかかったことがございます。ですから、直接お話を聞きました。  どういう症状なのかというのは、以前からもちろん聞いておりますし、疼痛あるいはけいれんなどが起きておられるということで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 当時のことは私も覚えておりますが、確かに、定期接種という予防接種法に基づく接種ではなかったがゆえに、今のような、御指摘のような、記録の保管の義務がないがゆえにきちっとしたものが残っていないということがあるということは、先生御指摘のとおりだというふうに思います。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長から答弁申し上げたように、全ての副反応報告のあったケースについて今追跡調査をやっているということで、これはこれで大変大事でありますし、政府としての責任においてこれはしっかりやっていかなきゃいけないと思っております。  西岡先生たち、あるいは医療関係者、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、田村前大臣の時代に、協力医療機関というのを四十七都道府県に、今七十ありますけれども、これを設置するということで、窓口となっていただくということにしたわけでありますけれども、今先生から、同じ県にあってもやはり遠いんじゃないか、こういうことで、交通費もかかると...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおり、丁寧な説明が国民になされるということ、それから、申請が上がれば至急やるという手続のスピード感、それについては、御指摘のとおりだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 御指摘のとおりというのは、そのとおりだと思って、そのとおりいたしますという意味で申し上げたので、そのとおりやりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは、前回御答弁申し上げたとおり、やはり、介護保険制度全体の持続可能性をしっかりと守りながら、一方で、現場のニーズにも合うように、そしてまた、国民負担もできる限り抑制をしていく中で、皆さんがこの制度のメリットを感じられるようにしていくということが大事なんだろうと...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの介護保険制度は、多様な参加者が事業者として参加できるように設計をされておりますので、参入は自由ということになっておりますので、出入りがあるということは、これは事実として認めておかなければいけないことだというふうに思っています。  加算の問題を今いただ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは釈迦に説法でありますけれども、もともとこの介護保険制度は、社会保険制度でありますから、保険料と、税と、そして自己負担で成り立っているわけで、このサービスをふやすということになれば、どれかをふやさなきゃいけないということになるわけでありまして、そういう中で、ニ...全文を見る
○塩崎国務大臣 処遇改善、一人当たりの月額一万二千円相当の処遇改善を加算として実現するということは、もう申し上げているわけでございますし、また、事業者の経営に必要な収支差が残るように配慮をしながら、基本サービス費の適正化を図っているわけであります。  加算の運用の見直しというも...全文を見る
○塩崎国務大臣 責任ある政権を運営しなきゃいけないときに、いろいろ、どこに焦点を一番当ててやらなきゃいけないかは、多分、政権を経験された民主党の皆様方もよくわかっていらっしゃると思います。  今のこの分布の図を拝見しましても、一番弱いところに合わせて報酬改定をするわけにはまいら...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、加算をとるのが、何もしないでとるということはできませんから、今までのやり方と少し変えていただかなきゃいけないというときに、それを乗り越えられないんじゃないかという御懸念を、今、中島先生の方からいただいているわけであります。  我々としては、やは...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、虐待の話も出ておりました。それから、入所がなかなか難しいというお話もございました。そういうことで、介護が崩壊しているというお話を今御提起いただいているんだろうと思います。  やはり、それぞれの法律があるわけでございまして、虐待の問題については、これは高...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生が御懸念のようなことが起きないように、最大限の努力をしてまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 私も、初めにゼロになったというのを聞いてびっくりしたわけでありますけれども、待機児童というのは今まだ約二万人ぐらい依然としておられて、四年連続で減少はしていますけれども、それだけまだいるということで、喫緊の課題であることは変わりがないというふうに思っております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的には、広い意味での潜在需要を含めて保育施設を用意しなければいけないということが重要であって、それで今後三年間で約二十万人の受け皿を拡大するということを我々は言っています。  それで、今の、先生から御指摘のあった待機児童の定義でありますが、この四月からは、厚...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御説明しますけれども、いかに報道がミスリーディングかというのの典型みたいな話でありまして、必ずしも報道の見出しどおりのことが進んでいるわけではないということは、少し言っておかないといかぬと思うんです。  いずれにしても、人口が減っていく中で、そしてまた、東京一...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、社会保険料負担を事業主の負担分を軽減したらどうかという梅村先生の御提案なんですかね、それを柿沢先生も御提案されるということであります。  やはり社会保険料負担というのは、雇用される人が将来の年金や医療に心配がないように、安心して就労できる基盤を整備するという...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、労働委員会については、もう先生も御理解をいただいておりますので、余り繰り返して申し上げませんけれども、仕組みとしては、労働委員会による救済制度は日本にしっかりあって、再雇用の問題についても、使用者が正当な理由なく交渉を拒否した場合は、労働組合が申し立てを行えば...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本は、先ほど申し上げたとおりでありまして、労使で話し合いをするということが大事で、今申し上げたように、JALとおやめになった方々との間に話し合いが、やりとりが行われているというふうに聞いているわけでありますので、これが起きるように注視をしていくというしかないと私...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨日の本会議で、地方の単独事業について、今御指摘の適切に判断されているというふうに答えた趣旨というのは、乳幼児などへの医療費助成が、各自治体の実情を踏まえて、まさに思いを持って、各自治体の判断によって独自に取り組まれているものであることを答えたつもりでございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の国保改革、保険改革によって、国保の財政運営の責任主体となる都道府県は、市町村ごとの医療費水準それから所得水準に応じて各市町村が負担する納付金を決定するとともに、各市町村が納付金を納めるために必要となる保険料の標準的な水準でございます市町村ごとの標準保険料率を...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、標準保険料率を都道府県が示すわけでありますけれども、これは参考にしていただくということになっておりますので、保険料の適切な設定に市町村は取り組んでいただくべきものでございまして、そこは、市町村の御判断というのが最終的な、お決めをいただくとこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今委員御指摘になられました是正額でありますけれども、この結果は、全国の労働基準監督署が各年度に賃金不払い残業、いわゆるサービス残業について是正を指導した結果、割り増し賃金が支払われたもののうちで、その額が一企業で合計百万円以上となった事案の状況を取りまとめたもので...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長からも説明したとおりであります。昨年十一月の過重労働解消キャンペーン月間において、相談等の各種情報から、長時間労働が行われており、労働基準関係法令違反の疑いがあると認められる事業場、それに加えて、長時間の過重労働による過労死等の労災請求が行われた事業場な...全文を見る
○塩崎国務大臣 高度プロフェッショナル制度におきましては、労働基準法第四章で定める項目のうち、労働時間、休憩、休日及び深夜の割り増し賃金に係る規定を適用除外とする制度でございまして、同じく第四章にございます年次有給休暇に関する規定については、この制度の対象となる方にも適用されるも...全文を見る
○塩崎国務大臣 この制度のもとでは、健康確保のための充実した措置を講じた上で、割り増し賃金等の労働時間規制を法律上、適用除外とするものであるために、先ほど来お話が出ていました、例えば賃金不払い残業といったものは想定もされなくなるわけでございます。  そもそも、この制度は、制度の...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、健康管理時間という考え方を導入いたしまして、在社時間、それから社外での労働時間の合計を健康管理時間として把握をするわけでございます。これは、一カ月当たり大体百時間をめどに、これを超えた場合ということで考えていきたいと思っております。
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  我が国は、誰もが安心して医療を受けることができる世界に誇るべき国民皆保険を実現し、世界最長の平均...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお話ありましたように、かつては七五三と言っていたようでありますけれども、やや長期的に見てみると、確かに卒業後三年以内の離職率というのは改善傾向ではあると。しかし、大卒でも今お話しのように約三割、高卒が約四割と、依然として高止まっているなというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の職場情報の提供の義務は学生の求めを前提としているわけでございまして、職場情報を求めた学生を不利益に取り扱わないということは当然のことと認識をしております。  このため、法律に基づく事業主等指針、この指針の中において不利益取扱いをしてはならない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来の、情報提供の求めを行った者が特定できないにもかかわらず企業に対して情報提供の義務が掛かるという、そういう解釈というのは少し困難な面があるのかなと。しかし、学生が負担の少ない形で職場情報を得ることができるようにすることもまた大変重要なことであるわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御審議をいただいておりますこの法案では、新卒者などからの職場情報提供の求めがある場合には情報提供を義務化することとしているわけでございますけれども、この求めということについて、学生が就職したい企業を選択するために個別企業に対して職場情報の提供を希望す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、若者の立場に立ってという観点が極めて大事であり、御指摘のとおりだというふうに思います。若者のニーズに沿った具体的な情報提供が重要であって、国としても積極的なそのような情報提供が行われるように働きかけてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の若者雇用促進法に基づきます事業主等の指針などを策定するに当たりましては、ただいま御指摘の趣旨を盛り込むことについて、是非これは公労使でしっかりと御検討いただいて、ハローワークなどを通じた働きかけを行うことを検討していく必要があると考えているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の、いわゆる固定残業代制というものを仮に事業主が採用する場合には、求人票において固定残業代に対応する残業時間数、そしてその時間を超えて残業した場合に超過分を追加で支払うということなどを、求人票に記載すべき事項について若者雇用促進法に基づく事業主等...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の若者雇用促進法の言ってみれば政策の一つの大きな柱がハローワークにおける求人の不受理というこの仕組みであるわけでございます。  今先生御指摘のように、労働監督行政は事業所単位でこれまで長らくやってきたということもありまして、今回、事業所単位で不受理...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、民間の職業紹介事業者、これに対して求人不受理の取組を促していくということは大変重要だというふうに思っております。  民間職業紹介事業者については、厚生労働大臣に届け出ることによって受理する求人の範囲を設定できる仕組みがあることから、法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、学生さんに話を聞いて、もう百社とか、そういうところにアクセスしているという話を聞いてびっくりするわけでありますけれども、この募集情報提供事業者、リクナビとかマイナビでありますが、これについても、やっぱり法律に基づき今後定められます事業主等の指針、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 若者が希望する仕事に就いて、そして円滑にキャリア形成を行うためには、働く際のルールや問題が起きたときの紛争解決方法というか、こういうものについて理解をして未然に問題が起きないようにしていくということ、また、問題の早期解決を仮に起きてしまったときには図るこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御審議をいただいております法案におきまして、事業主と並んで職業紹介事業者も若者の雇用対策を推進するに当たっての関係者の一つとして位置付けて、雇用機会の確保や職場への定着に向けた適切な措置の実施を法律上の責務として位置付けているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今答弁申し上げたように、法律ではその対象にはなっていないとしても、企業に対して既卒の方についても同様な扱いをしていただくようにしていただく、二年目までオーケーとか三年目までオーケーとか、いろんな企業が最近は出てきておりますけれども、そういうふうな形で政府...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、企業も、全く新卒でなきゃいけないという企業も大分減ってもきておりますから、今先生御指摘のように、既卒についてもやっぱり同様に扱っていただけるような手だてを企業の方としても考えてもらうように、政府として要請をしていくということが大事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御審議をいただいております改正案におきまして、青少年雇用情報、学校卒業見込み者などに対する青少年の募集及び採用の状況、職業能力の開発及び向上に関する取組の実施状況、それから職場への定着の促進に関する取組の実施状況に関する情報としているわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の山本副大臣から申し上げたとおりでありますけれども、法の趣旨は先生おっしゃるとおりであって、若い人たちがどれだけの豊富な情報の下で自ら判断をして企業を選ぶか、適職を選ぶかということが大事でありますので、今回、労政審で話し合った結果がこういう形で、それぞ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた、二十三年度から確かに勧告、公表いずれもないということでありますが、どの程度の法違反を行った場合に求人不受理の対象とすべきかについては、それぞれ法律において法規制の担保の方法が異なっているということで、一律に定めることはなかなか難しい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の規定ぶりは、今回の法律では公務員に対しては適用されないということになっているのは先生も御存じだと思いますが、公務員の任免は一般の雇用関係における募集や求人とは異なるものであって、人事行政における公正の確保等を目的として、国家公務員法などの公務員に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたこういう方向性につきましては、人事院それから内閣人事局、総務省と調整の上で今回このような取扱いにしているわけでございまして、採用、あるいは学生から見て就職をする、そういうときに、どういう思いをお互いが持っているのかということは企業とそう変...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来御答弁申し上げておりますけれど、職場情報の提供に当たっては、適職選択に資する職場情報の提供を求める学生などのニーズをしっかりと踏まえて、実際に情報を提供する企業の負担なども同時に勘案をして、中小企業にも配慮して、今回、公労使の議論の結果として、結...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法律では、若者の職業選択と企業が求める人材の円滑な採用に資するように、職場情報、今おっしゃった、これを提供する仕組みを設けているわけでありまして、法の趣旨に鑑みれば、応募者などが安心して情報提供の求めを行うことができる環境整備が不可欠で、不利益が発...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 情報提供を求めたことによって応募者が選考過程において不利益な取扱いを受けてしまうというような場合、青少年雇用情報をめぐるトラブルが今のようにもし発生をした場合には、先ほど来申し上げているように、ハローワークに設置する相談窓口でこれは丁寧に相談を行うという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、今回こういう形で指針にそういうことを明記をするということを公労使で、労政審で議論を重ねた結果そういうことになったわけでございますので、その上で、この法の施行を見て今後どうあるべきかということを考えていかなきゃいけないのかなと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個人といっても、今お話があったとおり、やはり使用者側とそれから働く側との意見の相違が、かなり隔たりが大きかったということで、上限規制についてもそういう結論には至らなかったということでありますから、私どもとしては、合意ができないことを一挙にやるというわけに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の障害者年金のお話に入る前に、先ほどの答弁の中で、不利益取扱いの禁止について審議会で議論してきたということを申し上げましたけれども、明示的には議論をしていないようでございまして、しかし省としては盛り込む方向で今後やっていきたいというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 認定基準については、決め方については先ほど部長からお話があって、この審議を経て労政審で決め、そして省令にするということでありますが、今先生から御指摘のように、なぜ認定制度をつくるかといえば、やはり若い学生さんたちが、本当はすばらしい中小企業でありながら余...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の地元なんかでもそのとおりでやって、新しいものを生み出す新しい企業に来てもらったり、生まれてもらったりするということと、今まであった地域の文化にも近いような産業が弱くなっているものをもう一回雇用力を付けるというようなことで、この二本立てでやるという今先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本件につきましては自民党の総務会でも議論になったと聞いておりまして、ただ、既存の民間資格を、今回、登録制にして名称独占、守秘義務を課すと、こういうことが法律改正で行われるわけでありますけれども、何分にも、既に民間で社会的に今定着をしているキャリアコンサル...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経緯があって、どうも総務会でも、将来この在り方を見直すときに漢字を使った名称とすることを検討するという指示を厚労部会長がされたというふうに聞いておりまして、お考えはそのとおりだというふうに思いますので、その思いをいただきながら、これからまた検討していきた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も愛媛県松山市が選挙区で、いろいろミニ集会などをやってみても、御高齢の方は特に息子さんたちよりも孫のこれからの将来というものを考え、やはり働く場所がない、働けないというのが一番困ると、こういうことをよく聞くわけでございまして、今回、若者雇用促進法におき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日は津田先生からも、最初に法律が出された四十五年ですか、このときにも公明党の先生が熱心にお動きになったという話がありました。今回この法律ができるに当たっても公明党の皆様方からは随分提案をいただいたということで、感謝申し上げたいと思います。  今先生お...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労委員会でも、様々な制度や法律について、周知徹底ができていないがゆえにせっかくの制度が利用されていないというようなことがございました。今回は、先ほど先生からお話がございましたように、若者の雇用対策法としては初めてまとまったものをこうやって作っているわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 次の世代を担っていく若い人たちが安定した雇用の中で経験を積みながら職業能力を向上させるということ、それから働きがいを持って仕事に取り組める環境の整備が極めて重要であるということはもう言うまでもないと思います。  また、若年期というのは、やはり生涯にわた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 適職を選べるということは、やはり自らの希望がかなえられるということだろうと思いますので、正社員を希望すればそれは当然正社員になるべきなんだろうというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来繰り返し申し上げておりますけれども、若者が学校から出て初めて勤めたときに仮にそういう今おっしゃったようなブラック企業に就職をしてしまえば、本当にキャリアパスの中での最初のつまずきになってしまうわけであって、恐らく最初のつまずきは一生のつまずきにな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 若者の雇用状況については、もう何度かお話が出ていると思いますけれども、新規学卒者の求人倍率や就職内定率の上昇が見られるけれども、全般的にはやはり改善が進んでいるというふうに言えると思うんですが、しかし、新卒者の早期離職者が相変わらず高い、それから不本意に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案におきまして、職業能力開発促進法の改正案では、確かに、働く方々の職業能力の開発及び向上を促進する環境整備に関するジョブ・カードやキャリアコンサルタントの登録制度等を盛り込んでいるわけでございます。一方で、勤労青少年福祉法の改正部分におきましては...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもも、非正規雇用が正規雇用に比べて雇用が不安定で賃金が低い、それから能力開発の機会が少ないというような構造的な問題があることはよく分かっているわけでありまして、それぞれやはり解消していかなければならないなというふうに思っているわけであります。特に若い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全体として労働人口が今減っていく中で、我が国の経済成長を持続的なものとしてどうやって高めていくかということは、青少年の能力を有効に発揮できる環境を整備するということにもつながるわけで、極めて重要だと思うんですね。  このため、今回の改正法案では、青少年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のアンケートにもございますけれども、妊娠、出産を機に約六割の女性が退職をし、その理由として、仕事、育児の両立が難しかったからと、こういう割合が上位に上がっているわけでありますが、女性が就労を継続するためには、ワーク・ライフ・バランスの取れた就労環境とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、妊娠、出産、育児という、いわゆるライフイベントというんでしょうか、これを仕事と、あるいは子育てと両立ができるというようにしていかなければならないということで、環境整備が極めて重要だということはもう言うまでもないわけでありまして、今回も、各企業内の環境...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、これは平成二十五年度末ですけれども、キャリアコンサルタントというのは大体四万五千人ぐらいおられるわけでありますが、これまでの企業においてこのキャリアコンサルタントの活用が進まない理由としては、一つはキャリアコンサルタントの養成数が少ない、今の四万五...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただいたデータは総務省の就業構造基本調査というのによっていまして、初めて職に就いた人のうちの非正規の職に就いた者の割合を表したもので、このデータについては、卒業後、進学や資格取得を目指す傍らにアルバイトとして就労した人も含んだ数字でございまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我々にとって若者が大事だということはもう言うまでもないわけであって、安定した雇用の中で経験を積んでもらって職業能力を付けてもらう、そして働きがいを持って仕事に取り組む環境整備をするということが重要だということはもう言うまでもないわけであって、若者期には、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御存じのように、ハローワークでは職業安定法に基づいて求人の申込みは全て受理をすると、こういうことを原則としているわけでございます。個別の求人内容に法令違反がある場合には不受理とすることが可能となっているというのが今の作りでございまして、一方、新卒者につき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、なぜ拡大するのかという今のお尋ねでございました。  これは、大きな話でいけば、まず第一に、働く人が自律的で創造的に働くことを可能とするための制度であるということがまず第一であり、また、業務の遂行手段とか時間配分を自らの裁量で決定する人に対応した制...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月17日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 今、堀内議員から御指摘がありましたように、国保には低所得者が多く加入するなど構造的な問題を抱えていることから、相対的に保険料水準が高くなっているというふうに思っています。これまでも、低所得者の保険料軽減措置をこれに対して行ってきたところでございます。  今回の改...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長からも申し上げましたように、保険料ですから、これは保険の制度として、保険料と税とそして自己負担という三つだけで成り立っているものをどううまく回していくかということなので、保険料についても、負担の公平の観点から必ず納付をいただくということは必要であるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、行政はいつもきめ細かくやらなければいけないというふうに思っております。  しかし、一方で、短期被保険者証の交付の趣旨というのは、市町村と滞納世帯との接触の機会を設けるということが大事であって、世帯主が短期被保険者証を受け取りに来ないことに...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改革におきましては、国保の財政基盤を強化して制度の安定化を図るために、平成三十年度より、毎年三千四百億円の公費を投入するということとしたわけでございます。  具体的には、本年度、二十七年度から、低所得者が多く加入をいたします保険者に対して合計千七百億円の財...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる混合診療の全面解禁というようなことでございますけれども、そういうことをやりますと、安全性、有効性が確認されない医療が行われるおそれがあり得るということが一つ。もう一つは、先進的な医療が保険収載につながらないで保険外にとどまり続けてしまうということで、誰もが...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、さまざまな論点について御質問いただいて、また、それに対して局長の方から答弁を申し上げましたけれども、患者申し出療養は、国においてその治療法の安全性、有効性の確認をまずする、そして保険収載に向けて医療機関に実行計画の作成を求める、国においてそれを確認して、そして...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のオレゴンでのレーショニングを伴うプランでありますけれども、限られた医療資源の中でできるだけ多くの方に医療サービスの提供を行うため、疾病や、疾患や、それから医療行為に優先順位をつけて、今御説明ありましたが、優先順位の高いものには保険給付を認めるけれども、低い...全文を見る
○塩崎国務大臣 後期高齢者医療制度というのは、創設をして七年たちました。当初いろいろありましたけれども、現在では十分定着をして、安定的な制度運営が行われているというふうに考えています。  このため、今回の制度改革に当たっては、現行制度を基本としながら、実施状況等を踏まえて、必要...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障制度の大きな機能の一つは、所得の再分配ということで、今先生、リスクの高低など、あるいは所得の多い少ない、そういうものについてどこが負担がふえるといった、そういう背景から丁寧な説明が必要だというお話をいただきました。そのとおりだと思います。  これから進展...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保険というのは、法律によって国民に加入をまず義務づけて、人生のいろいろなリスクがございますけれども、このリスクに備えて被保険者がお金を出し合って、実際にリスクに遭遇したときにその方に必要な給付を行うというプールであるわけであります。  一方、税方式というのが...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの話にちょっとだけつけ加えさせていただくと、後期高齢者医療制度をつくるときにさんざん我々も議論しまして、いろいろなパターンがあり得るということでありました。したがって、先生のような御疑問を持つこともそのとおりだろうと思いますが、保険という仕組みの中でリスクを...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは今私が申し上げたとおりでありまして、やってみて、どういうふうになるかをよく見ながら、必要ならばやはり必要な措置をとらないといけないということなので、さらなる財政支援が要るということを前提に今この新しい制度を導入しようということを言っているわけではなく、今考え...全文を見る
○塩崎国務大臣 決してそんな無責任なことを言っているわけではなくて、今回は特に、各都道府県が今年度から地域医療構想というのをつくることになっています、三年かけてやることになっていますが。もう一つは、医療計画をつくるためにも、国民健康保険の財政運営の責任を都道府県が持つだけではなく...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改革では、もう繰り返しで恐縮ですが、後期高齢者支援金の全面総報酬割で生じる財源というのを、さまざまな構造的な課題を抱えて財政状況の厳しい国保へ財政支援として送るわけでありますし、被用者保険者の負担軽減に充てるということもしているわけでありまして、国民皆保険を...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療の量をかげんするというのはどういう意味でおっしゃっているのか、よく理解できないところが若干ございますけれども。  今回の国保改革では、さっきから申し上げているように、都道府県が国保の財政運営の責任主体になるということでありますから、安定的な財政運営と効率的な...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回は、国民健康保険のあり方だけを変えようと言っているわけではなくて、先ほど来申し上げているように、いろいろなことを、ちょうど今年度からいろいろ変わってくる、地域包括ケアシステムについても今年度から本格的に各地でやっていただこうということになっていますし、それから...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおり、データヘルスというのはこれから大変重要でありますし、ITを使って健康づくり、そして財政運営を持続可能にするということが大事だと思います。  二十六年度中におおむね全ての健保組合などでデータヘルス計画を作成しておりまして、この四月からは本格的に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、介護保険との連携は大丈夫か、こういうお尋ねでございましたが、今回の改革によって、都道府県を国保の財政運営の責任主体とする一方で、地域におけるきめ細かい事業については引き続き市町村が担うということになっています。  市町村には、引き続き、最も身近に住民と接して...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの説明で納得をしていただいたかと思ったわけでありますが、必ずしもそうでもないということなので。  まず、市町村の役割は、財政運営の責任主体が都道府県になったとしても、各市町村は負担を納付金という形でするわけでありまして、都道府県が市町村ごとの医療費の水準と...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、答えようと思ったら局長が答えちゃったんですが、法律には、「都道府県は、当該都道府県内の市町村とともに、この法律の定めるところにより、国民健康保険を行うものとする。」となっていまして、あと、国、都道府県、市町村の役割の中で、都道府県は、「国民健康保険事業の健...全文を見る
○塩崎国務大臣 法律に目指すと書いてはないのではないかという認識でございます。  おっしゃるように、将来的な保険収載に向けて、実施計画の作成というのを義務づけていくわけでありまして、保険収載までの期間がどのくらいになるかというのは、それはケース・バイ・ケースで、なかなか難しいケ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私もかつて中選挙区時代の選挙をやっておりますので、高知県境から広島県境、山口県境の島まであって、そういったところの医療は、今から二十年以上前から、その時点でもなかなか厳しい。  例えば、かつては山の中に済生会の病院の出張所みたいな形の診療所があったにもかかわらず...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、私の身近なところでも、診療所があるかないかぐらいのところもたくさんあるということで、いわゆる医療難民と呼ばれている人たちができているということだろうと思います。  今の国保の直営診療施設でございますけれども、今回私どもが御提案申し上げてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の地元もあるものですから、これを見てみると、安い方は市であり、もう一つは山の中の町、高知県境まであるところであります。  市町村別の一人当たりの医療費につきましては、よく言われているように、いわゆる西高東低と言われていて、西の方が随分高い。また、北海道は東低の...全文を見る
○塩崎国務大臣 国保というのは、全ての被保険者がひとしく保険給付を受ける権利がある。そして、被保険者全体の相互扶助で、プールで支え合うということでもあるわけでございますので、世帯の所得とか被保険者数等によって応分の保険料を負担していただくというのが必要なわけでございます。  具...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、甲府市の例を今お出しいただいておりますが、各市町村の保険料については、住民の理解が得られる形で、それぞれ適切に市町村が判断をして設定されるということで、基本的には、今回の仕組みでも賦課をするのは市町村ということになります。ですから、標準保険料こそ都道府県が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、国保の被保険者の女性について、育児休業をとっているかどうかということについて把握しているかというお尋ねでございましたが、結論から言うと、把握は特にしてございません。  国保の被保険者は自営業者とか無職の方とかさまざまな就業形態の方が加入をしておりまして、国保...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚労省も意外にいろいろなものを出しているじゃないかという話で、市町村国保の世帯主の職業別構成割合の推移というのがあったかと思いますけれども、これも実はサンプル調査をやっているわけでございます。  したがって、今お話を頂戴した国民健康保険の被保険者の女性の育児休業...全文を見る
○塩崎国務大臣 分析はしてみたいと思いますが、国保は、もう言うまでもなく、高齢者が非常にふえているわけでございまして、非正規も、大体この十年でふえた数の六割は高齢者でございまして、あと三割ぐらいが女性、これは若い人も含めて非正規がふえているという格好なんですね。したがって、ここに...全文を見る
○塩崎国務大臣 方向性としては、先生がおっしゃっていることを否定するつもりは全くありませんが、高齢化のインパクトというのは想像以上にでかいということもやはり御認識をいただいて。  これは今、国保の被保険者の年齢構成を見てみますと、平成五年、ですから、今から二十年前ですけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の、応益部分を除いた場合という試算はやってみたいと思います。
○塩崎国務大臣 今、五団体の意見というのを拝見いたしました。当然私もかつて見たことがございます。  後期高齢者支援金について、負担能力に応じた負担として、被用者保険者の支え合いを強化するという観点から、今回、全面総報酬割を行わせていただいて、公平な負担を実現するということにさせ...全文を見る
○塩崎国務大臣 後期高齢者支援金の全面総報酬割の導入というのは、被用者保険者間において、負担能力に応じた負担ということで、公平な保険料負担の実現を図るものでございまして、これによって、報酬水準の高い被用者保険者は支援金の負担が確かに増加をする一方で、報酬水準の低い被用者保険者は負...全文を見る
○塩崎国務大臣 後期高齢者支援金の全面総報酬割が実施される平成二十九年度から、約七百億円の追加財源を投入して、被用者保険者の負担軽減を実施することとしているわけでありますけれども、今御指摘のように、二十二年度に三分の一総報酬割を導入したときに、平成二十二年度に限って、報酬水準の高...全文を見る
○塩崎国務大臣 先輩方もいろいろな人がおられまして、お立場お立場があって、お立場にのっとってしゃべっていらっしゃる方が多いんだろうなというふうに思っております。  御指摘のように、拠出金負担率に上限を設定するということについては、高齢者医療の財源として、公費それから現役からの支...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改革におきまして、二十九年度から約七百億円の追加財源によって被用者保険者の負担軽減を実施することは、何度も申し上げてまいりました。このうちの、今お話が出ました百億円、これを制度上の支援として、つまり法律で、高齢者医療への拠出金負担の重い上位の保険者の負担軽減...全文を見る
○塩崎国務大臣 健保組合などの被用者保険者の高齢者医療への負担については、中長期的に高齢者医療費の増加等による拠出金の負担の増加、あるいは、当面の間は、団塊の世代が六十五歳から七十四歳までの前期高齢者に到達することによる前期納付金負担の増加、これにどう対応するかというのが一番の課...全文を見る
○塩崎国務大臣 被用者保険の皆さん方に高齢者医療の支援をしていただくということに関して、当然、やるべきことをやって、そして、御理解をいただくというのは、そのとおりだというふうに、私も大西議員のお考えはよく理解ができるところであります。  今回、国保改革の方では、さまざまな構造的...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民健康保険で多くの市町村が赤字補填のための一般会計繰り入れを行っているわけでありますけれども、地域ごとに大きな差があることはおっしゃるとおり事実でございまして、今お配りをいただいた紙のとおりであります。  これまでも、国保の健全な財政運営のために計画的、段階的...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論から言いますと、被用者保険代表にも御参加をいただく予定でございます。  今回、都道府県が国保の財政運営責任を担って国保の健全な運営について中心的な役割を果たすことになるわけでございますが、それに伴って、都道府県においても、今お話がございました国保運営協議会と...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、この刈谷豊田総合病院の、初診で三千円というのは、これは全国の平均でいきますと二千百三十円ですから、少し高目ではありますけれども、今お話を聞きますと、大分いろいろ付加価値もあるようでございますので、大変いい例ではないかなというふうに思います。  ちなみ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私、昨年の九月から厚生労働大臣を務めさせていただいておりますけれども、最初からこの問題が議題になって、法律をつくらないといけないということはよくわかっておりまして、おっしゃるように、かなり大きな改革であることは間違いないので、正直、私自身も、本当にどういうことにな...全文を見る
○塩崎国務大臣 なぜ強制加入をしているかということでありますけれども、これは、国会で法律でもって決めた、国民の助け合いという仕組みの中で医療を提供していく仕組みを、保険というものを通してやろうと。  つまり、イギリスだと、税方式でやって全国民に医療を提供するけれども、いろいろな...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療というのは現物給付でやっている医療保険であって、その保険料負担をどうするかということは、国民健康保険それから被用者保険ではとり方が少し違うところがあるわけでありますが、基本的には所得に応じて保険料を払うということで、同じように、必要な医療サービスを現物で受け取...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっきも申し上げたんですが、後期高齢者医療制度をつくるときに、どういうことがあり得るのかというのは幾つかパターンがあったと思うんです。いわゆる突き抜け方式で、それぞれ、今おっしゃった均一性のあるグループがそのまま先輩たちをお世話するという仕組みもあるよねということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど資料が配られましたけれども、今回の、被用者保険に対する百億円と六百億円の支援があるわけでありますけれども、そのうちの百億円の方で、大体五〇%までのところをカバーすることを想定して百億まで広げているわけでございまして、今回新たにつくった仕組みでいくことで、おお...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間の議論で、先ほどの医療保険部会の審議においても、特に、被用者保険者の代表の方からも含めて、この後期高齢者医療制度について、これはちょうど創設から七年たっているわけでありますが、これについて、抜本改正をどうしてもやれというような御意見が強く出されたというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 議論が始まったばかりで撤回せいと言われても、なかなか厳しいものがあるわけでございますけれども。  今回、何度も申し上げておりますけれども、もともと、今の形になる以外に突き抜け方式とかいろいろなことがあるわけで、なかなか悩ましい選択で今日のベースができているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど阿部先生から、必ずしも、供給が多いから、ベッドが多いから医療費が高くなっているとは限らないというお話もございました。  現在の医療費適正化計画では、医療費の地域差の大きな原因となっている入院医療費の適正化を図るために、これと高い相関関係があることが指摘をさ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、国が大きな目標、方向性はやはりきちっと示した上で、今回、都道府県化をする国民健康保険、そしてこれは都道府県と一緒に保険者機能を発揮しなきゃいけない市町村に、今の医療費の適正化をしっかりやっていただくようにしなければいけないんだというふうに思ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、法定外繰り入れについて、三千五百億円全体のうち、一位から六位までで二千四百億円ということで、かなりの部分がそういった六都府県によって占められているということでございます。  そういうところは、それぞれみずからの財政が許すような格好なものですから、こういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今出ました協会けんぽの国庫補助率につきましては、現行の制度では、本則に、一六・四%から二〇%までの範囲内で政令で定める割合、こう書いてありまして、実際には、附則において、当分の間一三%というふうに規定をされておって、平成四年度以降、この附則が実質的な効力をずっと持...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、協会けんぽの保険料率のお話が出ましたが、現在、平均保険料率が一〇%という水準は被用者保険の中でもどちらかというと高い方でありまして、これ以上の引き上げは厳しいという御意見があることを承知しているわけでございます。  今回の制度改革において、協会の国庫補助率を...全文を見る
○塩崎国務大臣 国保組合は、本来、市町村国保の被保険者となるべき方のうちで、同種の事業とか業務に従事をする自営業者などを組合員として組織されておりまして、加入者の健康保持増進に取り組んできておりまして、今、百六十四組合、大体三百万人おられるというふうに聞いております。  国保組...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、国保組合もなかなか幅がいろいろございまして、同種同業者の人たちでありますけれども、幅が非常にあるということであります。  こうした国民健康保険組合の運営状況につきましては、先生、今、保険料率等々についていろいろデータをということでございま...全文を見る
04月21日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 前回御質問いただいたときに、私の方から、是非、むしろどういうふうにしたらいいのかということを、歯科医師会から頂戴をして二年たちますけれども、その具体的なことについてはまだ詰まり切っているわけではございませんので、そういった具体的な提案をしていただくのは大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、歯科口腔保健の推進に関する法律ということで、自民党、公明党、民主党そろって御努力をいただいて、今日、関係の方々、この中にもたくさんおられますけれども、こうしたことで口腔の健康の保健を一層強力に推進すると、その必要性にかなうように歯科口腔保健推進室...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の聖マリアンナ医科大学病院に関連する精神保健指定医の一連の取消しというのは、極めて遺憾な事態だと思っております。  今回の事案というのは、一つは病院のガバナンスの問題がまずあること、それから病院を監督する厚生労働省側のチェック機能の問題もある、さら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健福祉法の運用に当たっては、患者の人権というものを確保して、個人としての尊厳に配慮した医療を提供することが極めて大事であって、それはそのとおりだと思います。  今回の指定取消しにつきましては、精神保健指定医制度の根幹に関わる重大な事案であって、厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の精神保健指定医取消しの事案におきまして、こういう事態を招いたわけでありますので、これを受けて、厚生労働省において同様の不適切な事例が他にも発生していないかどうか、ケースレポートの各症例をデータベース化することによって調査を行うこととしているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今文科省から御説明がございましたけれども、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針におきまして、「人間の尊厳及び人権が守られなければならない。」という基本的な考え方が示されているわけであります。  御指摘の学用患者費という呼称は、今の説明のとおり、かつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、小池先生からお話がありましたように、厚生労働省で、私を本部長といたしまして、長時間労働推進、あっ、削減推進本部、この決定に基づいて、今年の四月から東京労働局と大阪労働局に、今お話しの過重労働撲滅特別対策班というのをつくっております。通称過特と言ってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もう繰り返し申し上げてまいりましたけれども、この制度は職務記述書というのを、まず職務の内容を明確にするために本人がしっかりと書いて、そしてそういう高度専門職の人しか相手ではないし、さっき申し上げた平均給与額の三倍を相当程度上回るという年収要件を満たす高い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、薬局クーポンとか、そういうようなものもどうだろうかということでございましたが、さっき局長から申し上げたように、積極的に健診を受けるとか、そういうようなことで健康を自ら努力をして増進をさせるというようなことをやっていただく、あるいは抑制的に行動していた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 運転免許証については私どもの所管ではございませんので、今健康情報と運転免許証を一体化してみたらどうだということでありますけど、なかなか所管外のことを言いづらいわけでありますが、一般論として申し上げますと、保険者あるいは医療機関が運転免許証のICチップに健...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険者が加入者に対して予防、健康づくりのインセンティブを提供する取組というのは重要であることはもう言うまでもないわけでありますし、今回の、今御審議をいただいております医療保険制度改革法案でも保険者の努力義務として位置付けをしている。そして、その際に、具体...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、現金給付という方法を排除する意図ではなくて、ヘルスケアポイント付与や保険料への支援等というふうに法律案で書いてありますけれども、これは例示として書いてあるだけで、排除しているわけではないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、地方交付税措置になったわけでありますが、この調査をしてみると、平成二十五年四月現在の調査結果では、全ての市区町村で安心、安全な出産のために必要とされる十四回の受診が行われているように、公費負担が行われているわけでありますが、全...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この母子健康手帳が重要だということは今先生御指摘のとおりで、我々もそのとおりだというふうに思っております。大事な記録がそこに残っているということで、それをやっぱり一般化することが大事だというお考えで、私も基本的にそうだろうと思います。  一部の自治体で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の「いーはとーぶ」がございましたけれども、医療機関が共有する情報を防災上安全な地域にバックアップデータとして保存する仕組みとなっていたために、東日本大震災時に母子手帳を津波で紛失した妊産婦が出産する際に、受入れ病院において迅速な、的確な対応が可能となっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでも看護職員の確保に向けては、ナースセンターによる就職のあっせんとか、あるいは病院内の保育所の運営をしっかり支援をするというような取組を進めてまいりましたけれども、昨年の六月から医療・介護総合確保推進法に基づいて、看護職員が離職をした際に連絡先など...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これから医療の計画を作る中で、看護師の役割というのはますますもって重要になってくるわけでありまして、そんな中で、労働条件が過酷であるということは私どももよく地元でも聞いていることでもございますので、こういう計画を作る中でしっかりと現状を把握をしながら、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  政府におきましては、平成二十五年十二月に独立行政法人改革等に関する基本的な方針を閣議決定し、独立行政法人...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 今、田畑先生から御指摘いただきましたように、十八日に、尾道そして呉と行ってまいりました。尾道は、いわゆる尾道医師会方式という、今回、地域包括ケアシステムを構築しようと全国で頑張っていただいていますが、これの原型みたいなものを頑張っていらっしゃる片山先生という方にお...全文を見る
○塩崎国務大臣 輿水先生からいろいろな大変建設的な御指摘を頂戴いたしました。  今回の改革は、皆保険制度がスタートした一九六一年から見れば半世紀ぶりの大改革であり、国民健康保険については都道府県単位で財政運営もやってもらおうということでありますが、こういった財政的なものとか制度...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度もこれは申し上げておりますけれども、保険制度、特にこの医療保険制度というのは、国民の間での助け合い、支え合いというのを基本として、必要な給付費は主に保険料を財源とするというのが原則のはずでございます。  一方で、低所得者も医療保険にしっかり加入できるように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、確かに毎年三千四百億円の追加的な財政支援を国民健康保険に対して行うということになっておりまして、当然、先ほども申し上げているように、低所得者とか高齢者が多いという構造的な問題のためにこういうことをやるわけでありますけれども、問題は、先生御指摘のように、モラル...全文を見る
○塩崎国務大臣 都道府県と市町村のデマケ、責任の分担、このことについてのお尋ねでございますが、今回の改革では、都道府県は、財政運営の責任主体、そして、市町村が負担をする納付金の額を決めて、市町村ごとの標準保険料率を示すということとともに、都道府県内の給付に必要な費用は全額市町村に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの五千円か一万円かは別にして、機能分化をしっかり図っていくことで、まずはやはり自分のことを一番よく知ってくれている先生に診ていただいて、御判断をいただいた上でどうするかを決める、こういうことが理想的であろうと思いますし、中島先生は小淵沢でまさにこういうかかり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、私のもとで「保健医療二〇三五」というのを検討していただいておりますが、その中の大きなテーマの一つはプライマリーケアの強化、そして、やはり地域での医療のあり方の見直しと強化ということが大変大きな柱になっていると思います。  そういう意味では、総合診療専門医の養...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日、尾道に行ったときに改めてびっくりしたのが、主治医が、診療所の先生方が皆、どこかの少し大きな急性期の病院などに全部登録をされていて、自分の患者さんが入院をされたときには、そこの病院に行って患者さんに会って、そしてカルテも、そこのカルテを見ることもでき、書き込み...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、この患者申し出療養というのは、もちろん閣議決定された日本再興戦略の中でも出てきている話でもございますし、先ほど申し上げたように、今回の保険改革は、単に保険にとどまらずに、医療全体のあり方についても、先ほど来先生からいろいろな問題提起を頂戴しておりますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、地域での医療のあり方というのは介護と一体不離の問題だと思いますし、この間、尾道に行ってみて、よくそれはわかりました。  ケアカンファレンス一つとってみても、主治医が中心となりながら、急性期の病院の先生、あるいは訪問看護をする介護事業所の方...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちょっと委員部から資料が配られていなかったのであれですけれども、事前にいただいたものの一番最後についているのを見ますと、今お話しいただいた健保連のデータで、高額レセプトの資料が載っております。  今御指摘のように、月額一千万円以上の高額レセプトの件数を見ますと、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのように、ビタミン薬あるいはうがい薬、こういったものについては適用が外れてきたわけでございますけれども、湿布薬を保険給付の対象外とすることによります財政効果というのは、湿布薬にかえて塗り薬などの他の医薬品が使用される可能性もあるために、財政効果というのはな...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの話にちょっとだけ戻りますと、保険適用するかしないか、湿布の話もどっちを向いているかわからないじゃないかということですが、議論をいろいろクリアしなきゃいけないところがあるという意味で申し上げたので、例えばコスト、患者の負担、これは三割負担でいくか、定額でお店...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生から御紹介いただいたように、バイオ後続品、バイオシミラーというのは、国内で既に承認されたバイオテクノロジー応用医薬品と同等、同質の有効性、安全性を有することが治験によって確認されている医薬品を指すわけでありますが、このバイオシミラー、後続品についても、先発品...全文を見る
○塩崎国務大臣 脂質異常などを放置しておきますと、末梢動脈疾患や心筋梗塞などの血管障害を来すことがあって、こうした疾患を予防することが重要だということは、今先生から御指摘があって、タクシーの運転手さんなんかにも結構おられるということでありますが、これも糖尿病と無縁ではないというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで、支払基金と国保連においては、審査の質の向上と業務の効率化に向けて、ITを活用したコンピューターチェックの充実、そして審査支払い手数料の引き下げ、職員数の削減などを実施してきているわけであります。  今の基金と国保連の統合問題については、国保連の設立当事...全文を見る
○塩崎国務大臣 家庭医の問題については、先ほど中島先生のときの御議論で、さまざまな御提案を頂戴いたしました。  私どもとしては、地域におけるプライマリーケアというか、かかりつけ医的な存在による、言ってみれば、一次のとりでというか、そこで御判断をいただいた上で次に行く、そういうス...全文を見る
○塩崎国務大臣 実際、例えば千葉県なんかでも、一つの大病院があって、あと周りにはほとんどなくて、紹介をしようと思っても紹介する先がないというようなことで非常に困っていらっしゃって、紹介率で点数が決まってくる診療報酬もあるわけで、そういうところについての悩みというものを我々も既に聞...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、距離で、しゃくし定規に、半径何キロ以内とか、そういうことでやろうという考え方は余り持っておりませんで、どちらかというと、紹介率を基本にするというような考え方にしようと思っています。  今、産科の話を特にお取り上げいただきましたが、さっき申し上げた千葉...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、いろいろなケースがあり得るので、我々としては、救急の場合とか、今御指摘があった難病とか、それは何かというと、周囲に他の診療科とか医療機関が存在しないというような場合などを想定しているわけでございまして、それに当てはまるケースはどういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療保険の負担と給付のあり方を考えるに当たって、御指摘の、平成十四年、これは小泉内閣でありますが、このときの改正法附則が設けられた際の経緯や考え方は、政府としても踏まえるべきものと認識をしております。  一方で、国民皆保険を堅持するためには、医療保険制度の安定化...全文を見る
○塩崎国務大臣 患者申し出療養の、一つは審査期間についてのお話もありましたが、むしろ有害事象の話に今重点があったかと思いますので、その点について申し上げます。  有害事象が生じた場合の責任や補償のあり方については、先ほど来事務方の方からも御説明申し上げておりますけれども、現行の...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき四十七とおっしゃいましたが、たしか四十二だと思います。  患者申し出療養の保険収載については、もともとこの制度自体が、本当に命が危機的状況というときに特に患者から申し出るという、患者からの申し出が起点でということで行われているものでございますが、この保険収...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、身近なという言葉でいろいろあるという話がございました。  患者が申し出を行う身近な医療機関は、患者申し出療養として前例がある治療について申し出を行うことのできる医療機関であって、患者に身近なかかりつけ医などを想定していて、患者が治療を受ける方の身近なという...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の報告書では、今お読み上げをいただいたとおりでございますけれども、確かに、情報の非対称性自体に問題があるわけではなくて、医療界からの情報提供とわかりやすい説明が重要であるというふうに書かれているわけでございます。  報告書にもございますとおり、医療について...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、市場の原理が医療の世界ではどこまで貫徹をされているのかということは、なかなか組み合わせでもってそうすっきり説明ができることでもないわけだと思います。  例えば、公的病院というのもあります。それから、私的な病院、あるいは個人の診療所というのもあって、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 もちろん、いろいろな考え方があると思います。  しかしながら、今、比較的多くの方々から御同意をいただいている我が国の皆保険制度というのは、先ほど、いつでもどこでも誰でもというのは無理じゃないかというお話がありましたが、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジという言葉が...全文を見る
○塩崎国務大臣 皆保険制度で来たのが日本の医療制度でありまして、それでユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成してきたわけでありますけれども、技術の進歩をどう評価して、それをどう医療に取り込んで、どうやって負担をしていくのかという今の御指摘でありますが、医療の高度化自体、実際、医療...全文を見る
○塩崎国務大臣 アメリカの制度のお尋ねかと思いますが、高額の免責額が設定をされた民間保険に加入した場合に、免責額までの医療費など自己負担分の支払いに充てるための特別の個人口座、これを医療貯蓄口座と呼ぶようでありますが、を開設すれば、その口座に税制優遇を与える制度があるというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 韓国で、バイオ後続品、バイオシミラーに関する産業政策として、バイオシミラーグローバル輸出産業化戦略というのを策定し、企業の投資を積極的に促しているというふうに聞いているところでございます。  これは、先般、予算委員会で御質問がございましたけれども、バイオシミラー...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、聖マリアンナ医科大学病院で精神保健指定医の一連の取り消しが起きたわけでございまして、精神保健指定医制度の根幹に、この信頼をなくすような、大変重大な事案だというふうに私は思っております。したがって、大変残念で、遺憾であるわけでありまして、厚労省としても、実態解...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の、神戸の神戸国際フロンティアメディカルセンターにおける生体肝移植を受けた患者の死亡例、これが多く存在していたという事案でございますけれども、現在、肝臓移植の専門家によって組織をされている日本肝移植研究会、今先生御指摘になられましたが、ここで調査を進めている...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、当初、非課税ということでスタートしているわけでございますが、今は、与党の税調の税制改正大綱の取りまとめにおいても、そしてまた、いろいろな医療関係の方々の中にも、課税の上で別途特別な扱いを考えるというような考え方もあって、まだ収れんをしているわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういうやり方をするという意見もございますので、それは一つの考え方であります。  しかし、いろいろな考え方があって、要は、医療を受ける患者にとって、そしてまた医療を提供する側の医療機関にとって、どの答えが一番いいのか、そして全体としてのバランスとして、負担の問題...全文を見る
○塩崎国務大臣 地方消費税の配分方法については、今、考え方は総務省の方から御説明があったわけでございますが、厚労省としては、医療費適正化というのは省としても重要な課題だというふうに思っておりまして、今回の改正法案の中においても、医療費適正化計画の見直しをする、それから、国民健康保...全文を見る
○塩崎国務大臣 高齢者向けの住宅などにおける、医療機関が紹介料を支払って患者の紹介を受けて、通院できる患者も含めて多くの患者に訪問診療を行うというような、いささか不適切な事例というのが指摘されたことなどもございまして、それで、平成二十六年度の診療報酬改定では、同一建物居住者への訪...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、入院時の食事代をなぜ見直すかということでありますけれども、一つは、入院と在宅療養の公平性の問題、それから、療養病床あるいは介護保険のもとでの扱いの公平性、こういったことを考えてみると、今まで入院時の食事代というのは食材費相当の一食二百六十円を負担していただい...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民健康保険というのはさまざまな構造的な課題を抱えているわけでございまして、厳しい財政状況にあることから、保険給付費等に対する五〇%の財政支援を維持していくとともに、低所得者が多い自治体に対する財政支援や高額な医療費への財政支援というのを行っていく。これまでも累次...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民健康保険料については、負担の公平の観点から必ずこれは納付をしていただかないといけない、そういう必要があるわけでございまして、保険料をお支払いできる財産があるにもかかわらず保険料を滞納している場合、こういう場合は、最終的には差し押さえによって徴収を行うことも必要...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたとおり、先生が御懸念のような点についてはやはりきめ細かく対応しなければいけませんし、結果として、市町村側がアクションをとったがゆえに生活を困窮に陥れるというようなことがあってはならないわけでありますから、それは、執行については、やはりよく事情を聞いて相...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療費適正化計画というのは、高齢者医療確保法第一条の目的規定に定められているとおり、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るため、作成することとされているものでございます。  医療費適正化計画においては、国民の健康の保持の推進、そして医療の効率的な提供の推進に...全文を見る
○塩崎国務大臣 これから、医療費の適正化というのは、本当にその地域地域のニーズに合った形で行われなければならないというふうに思っております。  今後、高齢化等によって医療費が増大する中で、医療保険制度を長もちさせないといけない、持続可能なものにしなきゃいけないということで、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回初めて取りまとめられるこの地域医療構想というのは、初めて試みられるものであって、あくまでも、この名前のとおり、地域の医療がどうあるべきかということを都道府県に考えてもらう。供給体制をどうするかとか、いろいろな形で地元というかそれぞれの地域で議論が行われることに...全文を見る
○塩崎国務大臣 今初めてこの事実を知りましたが、いずれにしても、この決めは理事会でお決めになったことなので、これは私どもの決めることではございませんので、理事会の方で御判断をいただくということだろうと思います。
○塩崎国務大臣 経緯は、今、橋本政務官から申し上げたとおりなんだろうと思います。  私も、つぶさには、理事会には入っておりませんので、聞いておりませんが、そこは確認をしますが、私は政務官の言っていることが筋なのかなと思いますので、今、先生の御意見は御意見として受けとめておきたい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これは独立行政法人の中でも非公務員型ということでございますので、いずれの場合にも、それぞれの法人がきちっとしたルールを明らかにしながら内容を明らかにするというルールをしっかり持ってもらいたいなというふうに私は思いました。  そうはいいながら、確かに、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の段階でのいろいろなことは整理をされないままであることはありますけれども、しかし、私の方からもしっかり調査をするように労働者健康福祉機構の方へ再度求めていますので、その結果を受けた上でまた御報告を申し上げるということで、この間の御要望の中で、二十六年の二月から、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生から繰り返し言っていただいているように、やはり公務には優秀な人が来てもらわないと、困るのは国民だということに最終的にはなるということは、皆共通の認識にしておいた方がいいというふうに思います。いつもたたかれているみたいなことでは困るのでありますが、一方で、しかし...全文を見る
○塩崎国務大臣 薬価は薬価として、これは中医協で、厚労省とそれから政府でしっかりと決めていることでもございますが、その上で、今のような状態が、結果として高くなっているのかどうかという製薬企業側の資質の問題とリンクをさせてのお話だろうと思いますけれども、それは、製薬メーカーの企業行...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本の大学でいい新薬の開発が行われていても、言ってみれば、バックアップをする製薬企業がなかなか出てこないみたいな話も一方であるわけでありまして、研究費がつかないという意味ですから、それは一体どういうふうに理解するのかということもありますので、そこのところは、接待攻...全文を見る
○塩崎国務大臣 ケースで分かれているわけではなくて、先ほど先生がおっしゃったように、企業はやはり企業一つで単体でありますし、それぞれの集まった産業としていろいろな研究開発をやっているわけで、我々は、多分御党も、研究開発に関しては支援を税制などでやりましょうと言っているわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、企業がどういう活動をするかを企業としてきっちりディスクローズすることが大事であって、コストとして何があるかを一つ一つ見ていけば、例えばCEOの報酬が高過ぎるとかなんとかいうような話になるわけで、それは、国民がそういうものに対してノーと言うならば、ディスクロ...全文を見る
○塩崎国務大臣 別にすりかえているわけではなくて、私もコーポレートガバナンスをやってきた人間ですから、その信念どおりを申し上げております。  今回のことも、我々が見れたのは、データを突合できたのは、製薬協が出しているからですよね。したがって、そういう形で彼らも自分たちでディスク...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、製薬メーカー側も、みずからがちゃんとやらないと国民の信頼を失うかもわからぬということをわかったがゆえに、新しいディスクロージャーの仕組みをつくっている。  それで十分かどうか、例えば臨床研究との関係で十分かどうか、それはまた別問題であ...全文を見る
○塩崎国務大臣 十八年改正の医療費適正化計画についてのお尋ねであったと思います。  現在の医療費適正化計画では二つあって、一つは特定健診、保健指導の実施率、それに平均在院日数の短縮、この二つについて都道府県ごとに数値目標を定めて、これらの取り組みを進めることによる医療費適正化の...全文を見る
○塩崎国務大臣 血圧、血糖値の話は、結果として医療費につながるから申し上げているのはもう言うまでもないわけでありますけれども、医療費についても、今確認しましたが、有意な結果が、低下が出ているということを聞いております。
○塩崎国務大臣 いや、血圧と血糖値だけで医療費が下がると言っているわけじゃなくて、血圧、血糖値についてのデータはちゃんと下がっているというのがありますよということと、もう一つは、医療費についても結果として下がっているということが有意に示されているということを申し上げているわけです...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、平均在院日数についてのお尋ねがございましたけれども、適正化計画において設定をいたしました施策目標の達成状況と医療費への影響を定期的に分析をし、これを計画の見直し等に反映をさせることは大事なわけです。  御指摘の平均在院日数の短縮については、入院医療費との間に...全文を見る
○塩崎国務大臣 四月十七日の西村先生へのお答えのときにこう言っているんですね。どの程度寄与しているかまでは必ずしも明確ではないものの、一定の効果はあったと考えていると言いながら、実際の数字も私はたしか申し上げたと思いますけれども。平均在院日数が、二十九・八日が二十九・七日、ポツ一...全文を見る
○塩崎国務大臣 在院日数が長いことが医療費の高どまりにつながっているというのは、数々、西高東低だとかなんとかいろいろなことで言われているわけでありまして、ですから、蓋然性は高いなということであります。  だけれども、先生に今御指摘をいただいたように、しっかり明快なデータでもって...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはやはりちゃんと見てわかるような指標としてお出しをしていかなければならないというふうに考えます。
○塩崎国務大臣 今回の法律でも、都道府県と、それから市町村の役割分担の話がありましたが、「保険者」というのが第三条にございます。これは、都道府県は、当該都道府県内の市町村とともに国民健康保険を行うというふうに書いてあって、まさに保険そのものを運営していくのが保険者だと思います。(...全文を見る
○塩崎国務大臣 保険というのは、そもそも助け合いの仕組みですから、被保険者は誰か、保険料はどうするのかとか、そういうことをきちっと決めて、そして医療保険としての結果を出していくということで、リスクのプールの中で医療がちゃんと回っていけるようにするということであって、基本的には保険...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは国民の関心事でもあろうと思いますので、そういう方向で何ができるか考えてみたいと私も思います。  確かに、医療費については、過去の試算に基づいて、例えば平成三十七年度に十四・七兆円程度になるというようなことはもう既に出しておりますけれども、あと何が国民が最も...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回減額をされるというのは、税金によって積み上がった部分については、その割合に応じてお返しをいただく、国民のために節約をするということであろうかと思います。  協会けんぽは、二十七年度の平均保険料率を今回一〇%にしましたけれども、財政状況はここ一、二年は改善傾向...全文を見る
04月23日第189回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 河野正美議員から、医療に関するビッグデータについてのお尋ねがございました。  医療サービスの質の向上、効率化、研究開発の推進を図るため、ビッグデータ化を含めた医療情報の分析、活用は重要だと考えております。  このため、厚生労働省では、レセプトや特定健...全文を見る
04月23日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) もう言うまでもなく、今回の改革法案は、平成二十五年の十二月二十四日、おととしですが、閣議決定をされました独立行政法人改革等に関する基本的な方針に基づいて行われるものであるわけでありますけれども、結論から申し上げれば、独法というのは元々日本にはなかった制度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のこの独法通則法が四月一日から新たに施行になっていますけれども、これは独立行政法人が自主性及び自律性を発揮した業務運営と適切な組織規律によって政策実行機能を最大限発揮できるようにすることを目的としたものでございまして、今厚労省の話が出ましたが、厚労省に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもの理解は、全ての役員ポストを公募にするというルールで来たわけではなく、むしろ、公務員のOBが役員に就任しているポストについて後任者を任命しようとする場合、それから新たに公務員のOBを役員に任命しようとする場合には公募によって後任者の選考を行うという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、公務員OBが役員に就任しているポストについての後任者を選ぶときとか、それから新たに公務員OBを役員に任命しようというような場合には公募を必ずやっておるはずでございますから、今確認しましたが、そうなっております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、ああいう大変残念なことが起きてしまったときに、それを契機に、全独法に関して、障害者雇用政策そのものが厚生労働省の所管ですから、他の政府の関係の機関においては分からなかったわけですね。ですから、これを抜き打ちで調査に行きますということを言いましたが。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 質問通告を受けていなかったものですから、正確な資料を持っていないので、大変申し訳ないんでありますが、幾つか満たしていないところがあったという報告は一回受けていますけれども、その後、それも全部やったかどうかということについてはまだ報告を受けていないというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけれども、質問通告をしていただければもう少し正確なところを調べた上でお答えができたところでありますが、私が申し上げているのは、あの労福機構で起きたときに直ちに全厚労省所管のところについては調べろということを言って、幾つかそうなっていな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正規雇用を希望する方の正規雇用化を進めていくということは、これは言うまでもなく大変重要な問題であるということは、そのとおりでございます。  一方で、独立行政法人につきましては、官の肥大化防止あるいはスリム化が求められる中で、中期計画に基づいて常勤職員数...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございましたけれども、まずは、やっぱりそれぞれの独立行政法人の実情とか今後の取組の考え方などをどう思っているのかということはよく話を聞いてみたいと思います。これは独立行政法人でありますから、大臣が命令をするという類いの法人ではないということでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、今お話しのように、労働安全衛生総合研究所と労働者健康福祉機構を統合するということにいたしたのは、この労働安全衛生総合研究所と労働政策研究・研修機構の統合の場合よりも労災という労働政策の中の特化した領域に関係をしているために、親和性がより高いのではな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 月曜日に行ってまいって、講演をしたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 話の大半は社会保障制度、とりわけ医療制度の改革でございました。保険制度、医療保険制度でございましたが、最後に少しお話をしたような記憶がございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっきも申し上げたように、社会保障制度のことが大半だったものですから、何を言ったか、最後の方に、全く労働政策に触れないのもいかがかなと、テーマは社会保障になっていましたが、ということでお話をしましたので、何を私が申し上げたかよく分かりませんが、少なくとも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 余り厚生労働省はそういうことはやってくれないので、自分でいつも考えて原稿なしでしゃべっています。
○国務大臣(塩崎恭久君) そのようなことは一切言っておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私が小さく産んで大きく育てたいと言っているわけではないということは明らかであって、それは私の考えだからそのように言っているので、経済界がそのように言う人がいるので、むしろ私たちは、いささか国会の審議にも余りいい影響を与えないという意味合いのことを私は申し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 車の両輪という今の御指摘でございますけれども、これは、例えば改訂日本再興戦略の中でも、GPIFのガバナンス体制の強化については、基本ポートフォリオの見直しと併せてガバナンス体制の強化を図る必要があるというふうにされているわけでございまして、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、今、消えたのではないかということでありますけれども、決して消えているわけではなくて、実際のところ、社会保障審議会の年金部会、ここにおいて法改正の必要も含めて御議論をいただいておりまして、その議論の内容を今後踏まえてどうするかということは検討するとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 物にはやっぱりプロセスというのも大事でございまして、いろいろな議論がなされ、今回御審議をいただいております独法の改正法案についても、これは先ほど来お話が出ているように一昨年の十二月に独法改革として示されたもので、今回は、理事を一名、GPIFに関しては増や...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは不断の見直しが当然必要なことであって、ですからこそ、今、年金部会で深い議論をしていただいているわけでございまして、今回の法改正は、おととしの十二月の閣議決定で決まった独法の改革、専門人材を増やすということを含めたその決定に従って行っているものであっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 積極的、消極的ということは、私どもとしては中立の立場で、必要なものはやらなきゃいけないと思っているわけでありまして、決してガバナンス改革が遅れているということを言っているわけではなくて、さっき申し上げたように、GPIFで今の枠内でできることは去年の十月の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 既に独法としてのやるべきことはおととしの年末に決まっているわけでございまして、ですからこそ、これは各省共に今国会に法律を出しているわけで、私どもも、閣議決定されたことについてその閣議決定どおり責任を果たすということで今回の独法法案を御審議を賜っていると、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もう釈迦に説法ではございますけれども、厚生年金保険法の第七十九条の二には、年金の積立金に関しても、年金の運用の目的として、専ら厚生年金保険の被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的に行うことにより、将来にわたって厚生年金保険事業の運営の安定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 責任の問題は、さっき申し上げたとおり、全て最終的には年金全体についても運用についても厚生労働大臣が責任を負うという形でございます。  それで、今、長妻代議士の質問主意書の話がございましたけれども、先ほど先生も正しく引用していただきましたけれども、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 福祉医療機構の承継年金住宅融資等債権管理回収業務、これにおける国庫納付の年複数回化につきましては、平成二十四年、今お話がございましたように、予算委員会などにおいて公明党の竹谷とし子議員からの指摘を受けて、当時の野田総理が、会計処理や事務的な問題で困難な問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、勤労者退職金共済機構におきましては、理事長が任命をする外部有識者、これによって構成される委員会が機構の内規に基づいて資産運用の助言、評価を行っているところでございます。  これに対して、今般新設をいたします資産運用委員会、これは厚生労働大臣が委員...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、中小企業退職金共済制度の資産運用における基本ポートフォリオとGPIFの基本ポートフォリオを比べた場合に、例えば国内債券、国債などですね、この比率について違いがございます。これは、中小企業退職金共済制度の予定運用利回りというのは一・〇%でございます。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この中退共の予定運用利回りというのは少なくとも五年ごとに検証することとされておりまして、現在の予定運用利回り、先ほどの一・〇%は、平成二十四年度の財政検証の結果、労働政策審議会中小企業退職金共済部会の取りまとめにおいて、直ちに見直す必要のない適切な水準と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 資産運用委員会の委員の人選は今後検討することになるわけでありますけれども、中小企業の働く方に退職金を、今お話しのとおり、確実にお支払いするという中小企業退職金共済制度の趣旨それから目的、これを踏まえて、経済、金融等の専門知識に基づき適切に御議論いただける...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、金融経済情勢を踏まえた議論ができる専門家ということが大前提かと思いますけれども、そういう意味では、中小企業で働く方の考えとか立場とか実態について十分理解のある方に議論に参加してもらうということが私も大事だというふうに考えておりますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、議論が少しございましたけれども、年金積立金の運用というのは、将来の安定的な年金給付を確保するというのが一番大事なことでございまして、一方で、デフレからの脱却ということを言っておりますけれども、デフレ脱却後の緩やかなインフレの下での経済・運用環境...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金積立金の運用につきましては、GPIF法の第二十条というところに、市場その他の民間活動に与える影響に留意をする旨定められておりまして、基本ポートフォリオに基づいて年金財政を踏まえて、GPIFにおいて、市場への影響に留意をしながら、被保険者の利益となるよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事件は本当に残念でならないことが起きたというふうに思っております。そういう意味では、精神保健指定医制度の国民からの信頼というものを回復をしないといけないなというふうに思っております。  精神保健指定医は、患者の人権を尊重して、そして個人の尊厳にも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の五月の行政監視委員会で川田議員から、評価委員会が少なくとも年一回開催するよう定められているにもかかわらず、平成二十二年以降開催されていないという指摘を頂戴をいたしました。評価委員会につきましては、昨年度に二回開催をし、委員の申告が正確に行われている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療における安全対策を推進する観点からは、御指摘のとおり、個々の医療従事者の責任追及に終始するのではなくて、第三者の視点も踏まえながら要因分析を十分に行う、そして適切な再発防止策を講じていくことが極めて重要だというふうに考えております。  群馬大学附属...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の独立行政法人改革では、独立行政法人勤労者退職金共済機構について、実効性あるリスク管理体制を整備するということが求められたところでございまして、このため、勤労者退職金共済機構に金融や経済の専門家等から厚生労働大臣が任命する委員によって構成されます資産...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、長沢先生から御指摘ございましたように、この福祉医療機構においても、国民に対して、やはりもう少しトータルな理解をしていただくということは大変大事かなというふうに思うところでございまして、この機構については、介護基盤の緊急整備、あるいは待機児童解消に向け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省が作ったものでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これは事務方が作ったものでございまして、作成当時は私は承知をしておりませんでしたけれども、これはもう衆議院の方では委員会などでも配られておりましたものでございます。  仕組みが分からない方がおられるかも分かりませんけれども、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このペーパーは、事務方から聞いている限りでは、法案の施行日のいわゆる補足資料として作成をしたものであって、施行日の詳細な説明が必要となった際に必要に応じて使用してきているものだというふうに聞いております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、説明に回ったときに、必要に応じて、問いかけなどの必要に応じて使用してきたものだというふうに私は聞いているわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、施行日の説明をする際の補足説明資料として使っているわけで、実際、維新の党の方からは、配付資料として出てきているということは、多分、事務方が説明をしたときに、必要に応じて御説明に使わせてもらったということなんだろうと思うんで、特に与...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今般の改正で資産運用委員会を設置するということにしておるわけでございますけれども、これは勤労者退職金共済機構からの独立性の高い第三者である金融、経済等の専門家が、その専門知識に基づいての議論や監視を行うということによって資産運用におけるリスク管理体制を強...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 麻生大臣がおっしゃったのは、今のまさに振れ幅というか標準偏差、その単年度で見た幅というのは、振れは、それは確かに株は広いというふうに一般的に言われております。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、先ほど私からも申し上げましたけれども、中退共の場合の運用利回りは一・〇ということでありますが、一方で、年金は長期的に回っていくために、回っていくというのは、つまり約束どおりの年金を支払うというためには、名目賃金上昇率プラス一・七というのが必要であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 株だけにリスクがあるかのようにお話をされる方が多いわけでありますけど、それは全く事実と反しておりまして、これ国債……
○国務大臣(塩崎恭久君) 振れ幅と、リスクにはいろんなものがあります。多面的かつ長期的な観点で考える必要があるのが年金の運用でございまして、将来の年金の給付を確保するためには年金財政上必要とされる、先ほど来申し上げておりますけれども、積立額を下回るリスクをできるだけ抑制するという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 株式市場は株式市場で成り立っているのであって、このGPIF、年金積立金の管理運用というのは厚生年金保険法などに基づいて専ら被保険者の利益のために安全かつ効率的に行うものとしてやっているものであって、今回の基本ポートフォリオの見直しでも、それから今までずっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、それは株式市場というのは何なのかということをよくお考えをいただいたら、そういう答えにはなかなかならないと。そういう小手先のことで決まる、単純なほど浅いのが株式市場ではないわけであって、株価というのは何なのかということも極めて本質的な問題で、これは言...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう基本でありますけれども、これはGPIF法にも書いてあるとおり、年金積立金の運用が市場その他の民間活動に与える影響に留意をしなければならないということが書いてあるわけですから、当然のことながらGPIFもそのことを留意をしながら日々の運用に当たって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事案は既に中央労働委員会において和解が成立をしておりまして、和解成立前の一方の当事者の主張もあったり、今のような御説明がございますが、これは個別のことでもございますし、また和解が成立をしておりますので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、独法というのは平成十三年に導入をされたもので、行政における企画立案部門と実施部門を分離をする、そして企画立案部門の能力を向上させる一方で、実施部門に法人格を与えて、主務大臣による目標管理の下で一定の運営の裁量を与えることによって政策実施機能を向上さ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも何度かお話を申し上げましたけれども、この資産運用委員会の委員の人選というのは今後検討することになっておりまして、中小企業の働く方に退職金を確実にお支払いをするということが使命でありますから、この中小企業退職金共済制度そのものの趣旨、目的を踏まえて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労災病院におきましては、脊損あるいはアスベスト関連疾患など労災疾病に対する高度専門的な医療の提供を行っているわけであります。そして、労災疾病に関する臨床研究の推進も行い、また、勤労者の早期復帰支援のモデル的医療の提供など、労災病院の専門的知見、設備を生か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき、冒頭に御質問があったときに、どういうことをやっているのかということをお話し申し上げましたけれども、やはり労災補償制度への貢献などが多く、労働災害の減少という言ってみれば予防的なところの話というよりは、労働災害の認定とか治療とか、言ってみれば労災が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) なかなか数字としては大きいとは言えない数字ではありますけれども、労災病院の受診者に占めるこの割合が、確かに先ほどの資料一にもありましたが、全体としては低下をしておるわけでありますが、一般の病院との比較でいきますと労災患者の比率はやはり高く、脊損、アスベス...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働く場所で災害があり得る、労災があり得るのは全国どこでもあるわけでありますから、どこでもやっぱり労災を専門的に受けられるという医療があること自体はとても大事であるわけで、それを本来の業務としてこの労災病院が担わなきゃいけないと。それが、しかし、少し希薄化...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おととしの再興戦略でしたね。このときの我々の提案あるいは政府の提案は、GPIFのことだけを言っているわけではなくて、押しなべて公的・準公的資金の政府によるあるいは準政府による運用、そしてまたリスク管理体制が十分ではないんじゃないだろうかという問題意識であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、政府が保有をする資産、資金というのは当然これは国民のものでございますから、それを高度化をして、しっかり運用とリスク管理をしてくれと、こういうことでございました。
○国務大臣(塩崎恭久君) ポートフォリオの見直しにつきましては、田村前大臣の時代に、六月だったと思いますが、既に総理からの御指示があって、この見直しをしっかりやるようにということでございましたので、そういうことでその一環として申し上げたということであり、それから、先ほどおっしゃい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、もう今朝ほどから何度か申し上げておるところでございますけれども、GPIFは、独立行政法人改革等に関する基本的な方針において、本年四月から中期目標管理型の独立行政法人に位置付けられて、今回の法改正では、閣議決定がございましたが、これに基づいて、新し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不断の見直しが必要だということはいつも考えておりますが、去年の十月のポートフォリオの見直しのときには、GPIF自身もでき得る限りのガバナンスの強化策を既に発表していて、一つは内部統制の強化、もう一つはリスク管理体制の強化。それぞれ今まで一度もやったことな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金積立金の運用というのは長期的な視点から評価するものであって、その責任は年金制度を所管している厚生労働省が負うことになり、その長である大臣が最終的には負うということでございまして、また、公的年金制度については、将来の保険料水準を固定した上で、おおむね百...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも年金の運用というのは長期で行うものであって、その長期間の間に安全かつ効率的に運用していくというのが厚生労働大臣にも課せられた使命であるわけでありまして、そのような基本姿勢を貫いていくことが大事であって、最終的には年金の支払を約束どおりしていくとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げているように、安全かつ効率的にやっていくということを旨として日々これを実行していくということであって、それは、責任はそこにあるわけでありますので、そうなるためにどういうことをやるのが必要なのかということを絶えず考えてやっているところでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 独立行政法人というのは、いわゆる独任制と呼ばれていて、これはその法人の長が法人を代表してその業務を総理するということに法律上もなっておりますので、これは最終的には理事長が責任を、最終決断をするというのが独立行政法人の基本でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、これは厚生労働大臣が任命しているわけではなくて、理事長たる三谷理事長が任命をされたということでございます。  彼は、水野さんは、政府の中にあっても幾つか仕事をされてきている方でもございます。また、民間の資産運用の任にも当たったことがある方だ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そういう経歴を積んでこられた力量のある方だというふうに聞いております。
○国務大臣(塩崎恭久君) このGPIFの役職員の給与につきましては、平成二十五年十二月に閣議決定をされた、まあ閣議決定というのは今回の法律改正のもとになる閣議決定でございますけれども、独立行政法人改革等に関する基本的な方針、ここにおいて、高度で専門的な人材確保ができるよう、給与水...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 理事長は三千百万円、それから理事兼CIOは三千万円となっております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら偶然でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども官製相場というお言葉が出ましたが、株価というのは何で決まるのかということを考えてみると、どこの国も年金資産で決まるなんという国はないわけで、経済学の授業でもそういうことは教えてくれないわけであって、それはGPIFといえども、先ほど来お話が出ている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月24日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 これは、四月の二十日月曜日に日本経済研究センターで朝食会がございまして、そこで講演をいたしました。テーマは社会保障改革の展望ということで、主に、医療のこれからの改革について、今御審議をいただいているこの保険制度についてもお話をさせていただいたところでございまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう何度も答弁もしているように、千七十五万円というのでお願いをするということでありますから、それが高いだとか低いとか、そんなようなことは私は言うはずもないと思います。  ただ、申し上げているように、記録が残っているわけではないので、正確に一字一句どう言った...全文を見る
○塩崎国務大臣 余り記憶はありませんけれども、少なくとも、もともと一千万円以上もらっていらっしゃる方が全体で四%しかいないということで、それで、役員で一・五%を引くとあと二・五で、さらに希望する人だから、かなり少なくなりますねという話はこの場でも何度も申し上げているので、そういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、法律でもって、年収の、三倍を優に超える額を基準にしていくということを言っているわけで、その法律を変えるかどうかは、私が決めることではなくて国会が決めることでございますので、それは国会の問題だというふうに考えており、私は今、この法律...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法律も、労政審で反対意見があるとはいえども、そこの審議会で議論を重ねに重ねて出てきた法案でございます。法律というのは、きょう傍聴席にもたくさんおいででありますけれども、やはりそういう事前の議論を重ねた上で出てきているものであります。  今回は、今申し上げた...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、今申し上げたように、国会に法律が政府から出てくるというのは、相当な議論を重ねて、それも、政労使が三位一体となって議論をする労政審で議論がまとまって初めて出てくるわけでありまして、それがどうなるかということなので、私たちは今そういうことを想定しているわけでは...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、私は一字一句覚えているわけではございませんが、むしろ、小さく産んで大きく育てろと言っている経済界の方がおられるということは、私どもとしては国会で審議をお願いしている立場上、非常に迷惑な話だなということを思っていたことは事実であります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お願いをしている法律と違うことを言われれば、当然それは審議に余りいい影響がありませんので、私どもは何しろ今出しているものがベストだと思って出しているわけでありますから、これをしっかり御審議いただいた上でお通しをいただくことが我々としては一番大事だし、私の責務は、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう先ほども明快に御答弁申し上げたように、今そのようなことは私の頭には全くないし、考えてもいないということを申し上げました。今は、今ベストだと思ってお出しをしているこの法律を御審議いただいて、一日も早く成立をお願いしたいということを考えている以外は何もござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、原稿も何もなしだし、記録もテープもとっておりませんので、どういうふうに正確に一字一句言ったかはよく覚えておりません。  しかし、私の思いを申し上げれば、小さく産んで大きく育てるみたいなことをおっしゃっている方がおられることについては...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の真意は今申し上げているとおりでありますので、それで御理解を賜りたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 普通は、それを探すのは私ではなくて、問題だと思われる方が探されるのが普通のように私は思います。  一方で、きのう石橋先生から御質問があった際に、事務局には早速聞いてみました。議事録ありますか、レコーディングとっていますかと聞いてみましたが、いずれもないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 日経センターの方にお聞きをいたしました。その際に、レコーディングもしていないし記録もとっていないということを明確に言われたので、正直言って、私としても、正確に一字一句何と講演でお話をしたかなということは、それは、こういう御質問があったわけですから知りたかったわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井先生が子供の貧困に対して非常に御熱心に取り組んでいらっしゃること、そしてまた予算委員会で御質問されたのも私も拝聴していたわけでございます。  この四月の二日に開催されたのは、子供の未来応援国民運動の発起人集会というのが開催をされました。総理が出席をされました...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今御指摘の児童扶養手当等の経済的支援を含めて、さまざまな支援策の充実について、自立への効果や財源の確保などの課題に留意しつつ、幅広く関係者の意見を聞きながら検討していきたいというふうに考えているところでございます。
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、民主党政権のときも同じようにやっていたことをそのままやっているわけでありまして、今回の介護報酬と障害福祉サービス等の報酬の改定は、もう言うまでもなく、御案内の一万二千円相当の処遇改善を加算で行うとともに、必要な収支差が残るようには配慮しながら、基...全文を見る
○塩崎国務大臣 処遇改善加算につきましては、従来と同様に、例外的な場合について賃金水準の引き下げを認めているわけでありますけれども、今回の改定ではしっかりと運用の厳格化を図っているというのが先ほど来申し上げていることです。  具体的には、介護サービス事業所等の法人の収支について...全文を見る
○塩崎国務大臣 黒字であっても、例えば資金繰りが回っていかないとか、そういうことがある場合には、労使の合意を得ていることなど必要な手続をとった上で行えるということになっております。
○塩崎国務大臣 先ほど来、よくある話ですけれども、例外的なケースをよく引用されてこられるわけでありますけれども、黒字のときに下げることがあり得るというのは、民主党政権時代からでも行われていたと私は聞いております。  それも、しかしやはり例外的なことであって、先生御指摘のとおりで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃるとおりで、医薬品などについては、保険診療において使用するに当たっては、当然薬事承認を得ていただくということが原則でありまして、今御指摘の点は、先生のおっしゃるとおりだと思います。  ただ、今回この患者申し出療養を御提起申し上げるのは、困難な病気と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘の日本版コンパッショネートユースがございますが、患者申し出療養の具体的な医療の内容については、現時点でお答えすることは、つぶさには難しいわけでありますけれども、例えば、国内未承認の医薬品等の使用のほかに、今お話がありましたけれども、治験の対象とならない医薬...全文を見る
○塩崎国務大臣 患者申し出療養は、繰り返すわけでございますけれども、先進的な医療について、まず第一に、患者の申し出を起点とする、二番目に、安全性、有効性を迅速に確認をする、そして三番目に、地方でも身近な医療機関で受けられるようにする。  これに関しては、患者申し出療養で一番出て...全文を見る
○塩崎国務大臣 臨床研究品質確保体制整備病院、これは十カ所あったわけでございますが、ここにおける不適正事案につきましては、製薬企業が不当に臨床研究へ関与をしていたことがあった、それからデータの操作もあったなどによって、我が国の臨床研究に対する信頼を大きく損なうことになってしまった...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、臨床研究中核病院というのがお話の対象になっているわけでありますけれども、承認の要件において、過去の臨床研究の不適正事案の有無について自己点検を行って、不適正事案が認められた場合には、再発防止策などの必要な是正措置をとることになっています。  また、外部...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的に申し上げれば、これは、医療分科会で承認の取り消しの問題について御議論いただいた上で、最終的には厚生労働大臣が決定をするわけでございますので、今お話しのような、東京女子医大あるいは群馬大学、こういった特定機能病院で医療安全管理に関する問題が相次いで発生してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 真剣に検討したいと思います。  しかし、一方で、我々医者ではない人間から見て、お医者さんに対しては信頼をし切っているわけですから、なぜカルテを書くという基本的な第一歩をやらない医者がこんなにたくさんいるのか、ここに驚くわけであって、私どもとしては、医学教育に問題...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどちょっと舌足らずだったところがありますが、少なくとも、最近、大学病院でいろいろな問題が起きているものですから、これは下村文科大臣とも話をして、なぜ大学病院にこういう問題が起きがちなのかということも一緒に考えてくれということは申しております。  今の問題につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ワクチンの安全性を評価する合同会議では、審議の中立性、公平性を確保する観点から、審議品目に関連する企業からの寄附金等の受領については、各委員が、三つの段階に分けておりますが、五百万円を超える場合、それから五十万円を超えて五百万円以下である場合、五十万円以下の場合の...全文を見る
○塩崎国務大臣 この患者申し出療養については、けさほども少し議論いたしましたけれども、患者が治療内容等を理解して納得をした上で申し出を行うということが極めて大事でございまして、国への申請に当たっては、患者の申し出によることを示す書類を添付することを予定しておるわけでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、情報の非対称性とよく言われるわけでございまして、患者さんは医師でないことがほとんどでありますから、患者さんがしっかりと理解することは大事なわけであります。  一方で、今回の患者申し出療養というのは、本当に困難な病気と闘う患者の申し出に応える、あるいはその...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日も答弁をしたわけでございますけれども、患者申し出療養というのは、法律上、保険収載に向けた評価を行うものとして位置づけておりまして、これを根拠として、保険収載に向けた実施計画の作成を医療機関に求めることとしているわけでありまして、健康保険法第六十三条の第二項第四...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的に同様のものと考えていただいて結構だと思います。  保険収載までのロードマップというのをまず医療機関に提出をしていただくわけでございまして、それを、きちっと計画どおりに進んでいるかどうかというのをチェックするわけで、それが進んでいない、保険収載に向けてのロ...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回もたしか先生から、別に議論をした方がいいんじゃないかという御提案をいただいたと思っております。  今回の患者申し出療養は、もう繰り返し申し上げておりますけれども、困難な病気と闘う患者の皆さん方の申し出に、何とかその思いに応えるために、先進的な医療についての患...全文を見る
○塩崎国務大臣 収支差については、先ほど来申し上げているように、必要な収支差は残るようにということを念頭に入れた上で、基本サービス費の適正化を図っているというのが今回の改定でございます。  それは事前にいろいろな収支差の調査をした上で考えているわけでございますので、そういうこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 はい。ということで、それでもまだプラス一二%ということで、よく注意をしながら、こういうところにきめ細かく配慮をしたつもりでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているとおり、今回、この処遇加算をしっかりとってもらって、それが実現に結びつくようにしてもらうようにするというために、運用を強化して、それを見届けていくということを我々としては全力を挙げてやってもらおうということで、今仕組んでいるわけであります。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十七年度のキャリア段位制度の実施機関につきましては、今お話がございましたけれども、公募の上で、応募のあった団体について選定委員会による評価を経て、昨日、一般社団法人シルバーサービス振興会に決まったところでございます。  また、レベル認定者数については、御指摘の...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回、幾つか御質問があって、それについては私はお答えをしたと自分では認識をしております。  再質問ということでさらに詳しくというようなことであれば、お答えをいたしますので、御質問していただければ、それについて少し拡張してでもお答えすることがあるならばお答えをしま...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのことは、前回の御質問にあったという記憶はございません。
○塩崎国務大臣 先ほど、前回の委員会での質問で積み残しというか追加があるというふうに聞いていたとおっしゃったものですから、それは私は、前回の委員会での質問の中で足りないと先生が思っていらっしゃることについてさらなる御質問があるのかなというふうに思っておりました。
○塩崎国務大臣 今、健康保険組合とおっしゃいましたけれども、国保組合についての答弁はした記憶がございます。
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、前回いろいろ御議論がここであったときの積み残し的な追加質問があると聞いておりましたが、そうではないということが出てまいりましたので、改めて、国保組合の問題として今お話をいただきました。  確かに、十四日の本会議で、八割給付をかつて行ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、国保組合と市町村国保の給付の違いということで、療養の給付で、これは義務的なものでありますけれども、被保険者の疾病及び負傷に関しては療養の給付を行って、市町村、国保組合ともに窓口では給付は七割で統一をされています。ただし、医師国保組合、歯科医師国保組合は、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これ以上ございません。
○塩崎国務大臣 そのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 突然の御質問で、十分な答えでなかったかもわかりません。  前回の、保険者機能ということでありますが、保険者機能という言葉は、まず第一に、法令上の用例とか、あるいは定義というものはないと理解をしております。一般に保険者が果たすべき役割、機能を指して用いられるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 訂正ではなくて、補充をしたいと思います。  その前に、保険者機能について答えていないとおっしゃっていますけれども、私は、例えばこんなふうに言っています。基本的には保険システムというのはファイナンスの仕組みでもあるわけですから、それを通じてどういう医療を実現してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、ダイレクトにこれだけで全てを語れるということはないと思います。
○塩崎国務大臣 前回の委員会のときには、協会けんぽが集めるのは、いわゆる二号被保険者の保険料、この問題というふうに解釈をして申し上げたわけでありまして、市町村における介護保険の積み上がる問題については、また別の問題だと思います。
○塩崎国務大臣 介護保険というのは、三年に一回、報酬改定も保険料改定もあるのはもう御案内のとおりでありますけれども、三年の保険料を同一に保つことを主たる目的として市町村ごとに積み立てる介護給付費準備基金というものがあるわけで、これを先生が指しておられるんだろうと思います。  こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのようなことは、先ほどの労働関係の法律と同じように、全く考えておりません。
○塩崎国務大臣 先ほど御説明したとおりであって、協会けんぽについては、税金で積み上がった部分については、法定のレベルを超えた場合にはお戻しをいただくということでありますので、今回のこの特例措置が他に応用されるということはないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 ございません。
○塩崎国務大臣 保険者は誰かという議論がこの間も大分ありました。そこで何度も申し上げてきているのは、先ほど先生から御指摘がありましたけれども、保険者は、都道府県は当該都道府県内の市町村とともに国民健康保険を行うということで、一義的には都道府県でありますが、やはり、市町村もかなりこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 保険料自体は市町村が決めるわけでありますから、そこにどういう作用が働くのかということが大事で、やはり市町村にとって、保険料を下げることができるようになるためにどういうことをやっていくかということで、保険者努力支援制度もそうでありますけれども、保険料を引き下げること...全文を見る
○塩崎国務大臣 結果として保険料を引き下げることが可能になるためにどういうインセンティブがあるかということが大事だと私は思っています。  今の法定外繰り入れでありますが、国民健康保険は、これまでもそうですけれども、いろいろな構造的な課題を抱えてしまっていて、厳しい財政状況にある...全文を見る
○塩崎国務大臣 禁止をする条文はございません。
○塩崎国務大臣 六週間でなぜできるのかという御質問かと思いますが、それは、今の医療法に基づいて指定をされております臨床研究中核病院、患者申し出療養の申請はここを経由して行うわけでありまして、ここでしっかりと見ていくということで個別に承認をするわけでございます。さらに、患者申し出療...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事なことは、先ほど来申し上げているように、安全性、有効性をきちっと担保した上で今回の患者申し出制度を実行に移していくということでありまして、やはり質の高い臨床研究を行う能力のある臨床研究中核病院で質の高い申請書類等が作成されることで実現をするということでありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今までは一般病院も含んでいた形であったわけでありますけれども、今回は医学的に極めてレベルの高い臨床研究中核病院で行うということで、集中的にやっていただくということになっているわけでございますので、安全性、有効性、計画を出してもらった上で、それを審査するときの能力と...全文を見る
○塩崎国務大臣 審査をするのは会議であって、その手前で、臨床研究中核病院を経由して行うということであります。
○塩崎国務大臣 六週間で審査を行うために専門家による会議を開くわけでございまして、透明性を確保しながら効率的な審議を可能とするなどの工夫が必要だというふうに考えていますけれども、現行の先進医療における会議の体制や運営方法ももちろん参考にしながら、今後さらに詰めていきたいというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 国は、申請から原則六週間で医療の実施の可否を判断するわけでありますけれども、持ち回りによる審議を行う場合には、審議に参加した者の意見を明確に記録するなど、会議の開催と同等の透明性を確保することとしていまして、医学的判断が分かれる場合など六週間で判断できない場合は、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、先生さっき御指摘のとおり、実際に審査をするのは会議でありますから、この会議を随時開くということが大事でありますので、それを開くことで六週間を可能にするということであると思います。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、臨床研究中核病院を経由して、そして質をそこで上げて申請書をつくるわけでありまして、そこを経由したものが申請書として極めて質の高いものになるということを前提に、会議も随時開催することによって、六週間でこれを何とかできるようにしようということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 いつになったら制度から外すのか、こういうお尋ねでございました。  患者申し出療養については、当然、前提は、保険収載に向けて、医療機関に実施計画をつくってもらって、それでロードマップもつくり、記載を、そこに書いてもらって、国において確認をするということになっている...全文を見る
○塩崎国務大臣 この申し出療養で、ロードマップをつくって、先ほど申し上げたように、国が確認しながらやるわけでありますけれども、これらの対応を行っても、さっき申し上げたように、保険収載に向けて必要なデータ、エビデンスの集積が進まない、そういう場合にも外すわけであります。  このよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、外そうと思ってやっているわけじゃないわけですから。何とか、ロードマップをつくって、そして、患者申し出療養を実現しようということで、例外的に行われる療養の方法としてこれを考えているわけで、それをどうやってやるかといったら、それは、外されるかもわからないと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、やはり安全性を証明しなきゃいけない立場の人たちであって、一番はやはりメーカーであり、それから医療関係者だろうというふうに思います。
○塩崎国務大臣 それを迷惑と呼ぶかどうかは別にして、これは患者申し出が起点でありますから、一番残念に思うのは患者だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは、先ほど、たしか阿部先生のときにも申し上げたとおりでございまして、患者申し出療養においての事故とか副作用が起きた場合の責任の所在、補償のあり方については、現行の先進医療、治験における対応や、それから関係者の御意見を踏まえて、しっかりとしたものに、適切なものに...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうお話がございました感受性試験のことでございますが、私も正直、詳しくは存じ上げなかったんですが、きょうは先生からいろいろとお話をいただいて、理解が深まった気がいたします。  また、人材育成の面で、病理の先生というのはもともと少なくて、どの病院も非常に困ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 けさも医師の倫理という話がありましたが、今の話も、その医師の倫理にもとるようなことがもし起きたらということだろうというふうに思うわけでありますが、患者申し出療養、今回これを導入するに当たって、やはりいろいろな問題が起き得ることを想定した上で、それをどう回避するかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 大変いいお考えの一つだというふうに今感じました。検討させてください。
○塩崎国務大臣 患者申し出療養は、もう繰り返し申し上げておりますけれども、困難な病気と闘う患者の方の申し出を起点にして、その思いに応える、こういうことで、先進的医療について、患者の申し出をスタートラインで、安全性、有効性を確認するというプロセスを経て、身近な医療機関で迅速に最終的...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事な点だと思います。  不当に高い値段を吹っかけられるようなことがあってはならないということはそのとおりであって、保険外併用療養費制度における保険外部分の医療費については医療保険の給付は行われないわけでありますから、最終的には、患者と医療機関の合意によって決定...全文を見る
○塩崎国務大臣 患者申し出療養の申請は、保険収載に向けた実施計画を添えて行うということにしており、保険収載を目指さない医療については申請の対象外とする予定でございます。
○塩崎国務大臣 臨床研究の実施計画、これは臨床研究中核病院がつくるわけでありますけれども、これを守らないという場合の今お尋ねでございました。  先ほど来申し上げているように、少なくとも年に一遍は、この患者申し出療養の実施状況というのを報告を求めるわけであります。もし計画どおりに...全文を見る
○塩崎国務大臣 御心配の向きを今頂戴したわけでございます。  先ほど局長からも答弁申し上げたように、高齢化に伴う患者のニーズに応えて、入院医療から在宅療養へのシフトというのが地域包括ケアシステムを構築する中で見込まれているわけでありまして、そうなると、入院時の食事に係る自己負担...全文を見る
○塩崎国務大臣 今般の患者申し出療養というのは、国においてその治療法の安全性、有効性をまず確認する、それから、保険収載に向けて、医療機関に実施計画の作成を求めて、国において確認をするとともに、実施状況等の報告も求めるということとしておりまして、無制限にいわゆる混合診療を解禁するも...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の全体の趣旨が例外という意味でございます。
○塩崎国務大臣 通告いただいていないものですからよくわかりませんが、保険というのは、プールがあって、そのリスクのプールの中で値段は決まってくるわけでありますので、それがどういうプールなのかよくわからないので、どうしてそういう値段になっているのかはよくわかりません。
○塩崎国務大臣 現行の先進医療については、医療機関に対しまして、将来的な薬事承認に向けたロードマップの作成を求めているわけでございまして、保険収載に必要なデータやエビデンスの集積に資するように努めているわけでございます。保険収載につながるよう、しっかり引き続いて取り組んでまいらな...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、誘導とか過剰宣伝、それから価格の問題について御指摘をいただきました。  もともと、この患者申し出療養は、患者が本当に治療内容などを理解して納得した上で申し出を行わなければならないのであって、かかりつけ医あるいは主治医などが患者からの相談を受けて、それに支援を...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
04月24日第189回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 福田昭夫議員から二問頂戴をいたしました。  まず、地域限定保育士制度についてのお尋ねでございます。  法案に盛り込んでおります地域限定保育士制度は、保育士試験が現在年一回実施されている中、三年間はその地域で働いてもらうことを前提に、二回目の試験を実施...全文を見る
05月12日第189回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  労働者派遣制度は、我が国の労働市場の中で、労働力の迅速かつ的確な需給調整を行うという重要な役...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高鳥修一議員から、三点お尋ねを頂戴いたしました。  まず、今回の改正案の経緯についてのお尋ねがございました。  議員御指摘のとおり、今回の労働者派遣法改正案は、平成二十四年改正法に係る民自公三党共同提案によります附帯決議を踏まえ、公労使の代表から成る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大西健介議員から、三点お尋ねを頂戴いたしました。  朝食会での発言についてのお尋ねでございます。  四月二十日の日本経済研究センター主催の朝食会では、私は原稿なしで話したものでございまして、また、記録を残していない会合であって、具体的な発言内容の一字...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 井坂信彦議員から二点頂戴をいたしました。  今回の個人単位の期間制限を設ける目的についてのお尋ねがございました。  今回の改正案では、派遣で働く方の同じ職場への派遣は、三年を上限として、節目節目でキャリアを見詰め直す機会を設けることとしており、派遣元...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 伊佐進一議員から、四点質問を頂戴いたしました。  今回の法改正の目的についてが第一番目でございます。  今回の法改正は、派遣で働く方の一層の雇用の安定、保護等を図り、正社員を希望する方にはその道を開いていくものでございます。  具体的には、派遣会社...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 堀内照文議員から、一点お尋ねを頂戴いたしました。  派遣法改正案の修正手続についてのお尋ねがございました。  今回の労働者派遣法改正案については、公労使から成る労働政策審議会の建議を踏まえたものです。また、さきの臨時国会からの修正に関しては、労働政策...全文を見る
05月12日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今文科省からもお話がありましたけれども、今年度の予算でも再生医療の実現化ハイウェイ構想ということで、文科省、それから厚労省、そして経産省の連携によっていち早い再生医療、創薬の実現のための支援策を組んでいるわけでございます。  今お話があったとおり、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間申し上げましたように、御遺族の方々は本当に高齢化をされているので、一日も早く御遺骨を収集してお戻しをするというのが原則だと思います。  そのためには、本当にその個人の身元を判明するためには、正確を期すためには、やっぱりDNAの鑑定が必要になるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、これまでの鑑定状況を見てみますと、やはり旧ソ連地域、ここと、それからその他の地域と比べると随分差がございまして、実際に身元判明件数というのが旧ソ連地域ではこれまでの累計で九百九十件ございますが、その他では十一件しかないと。こういうこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど私から明確に申し上げなかったんですけれども、この三条件の一番目というのは、死亡者名簿等の記録資料から戦没者及びその遺族を推定できということで、まず第一にこの地域で亡くなられた戦没者の方が誰かということの推定をまず、そこにおられたはずの部隊が例えば五...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、御高齢になっていらっしゃる御遺族にできるだけ早く戻すということが一番大事なので、それにとって一番いい方法を考えるということで、先生のおっしゃっているような形で、できる限り、この地域で亡くなっているはずだという御遺族の方の採取をした...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全面データベース化するというのはなかなか難しいと思うんですけれども、今のやり方を広げるという意味でのデータベース化はあり得ると思いますので、その方向はそのとおりだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、橋本政務官からお答え申し上げましたように、現在は歯からDNAを抽出してそれを合わせるということをやっているわけでありまして、それが、今先生御指摘のように、科学技術の進歩によって他の部位からもできるということであればあれですけれども、言ってみれば科学技...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お気持ちは分かりますが、御遺骨を見付けて、しかしそれを焼かないということになると、それを置いてどうするのかということになって、仮に判明がしない、合致する御遺族が見付からないという場合に、どの時点で科学技術の進歩と比べてみて置いておくべきかどうかというのは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおりでございまして、それをもし焼骨をしないで保管をして、沖縄なら沖縄に取りあえず保管をしておくということで御遺族がどうお考えになるのかということも同時に併せ考えていかなければならないと思いますので、先生のお考えは確かに選択肢の一つかとは思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、今は今のやり方でいくのがベストだろうというふうに考えて私どもはやらせていただいておりまして、それを保管をしておくということで、科学技術の進歩を待つということだけではなかなか難しいかなというふうに思いますので、科学技術の進歩が見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、考え方としては十分あり得ると思うわけでありますけれども、そしてまた、さっき申し上げたように、この地域で恐らく亡くなられたんだろうというふうに思う御遺族の方々には、もちろん今おっしゃったように、今まで以上にDNA鑑定に応じていた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ですから、広く御遺族の皆さんにDNAの検体を御提供いただくと可能性が高まりますよということはお知らせをして範囲を広げるということはあり得るというふうに私も考えます。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、この講演は議事録がないものでございまして、これはテープを起こしていたということでございますけれども、それが正確に起こされているのかどうかということについても、私はちょっと、やや違うところがあるかなというふうに思っております。  その上で、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くそんなことはございませんで、「我々としては、」、点ですよ、ですから。小さく産んで大きく育てるという考え方を、発想を変えてもらってという意味ですから、私の考えを変えるんじゃないんです、経済界の考え方を変えてもらいたい、こういうことを申し上げているので、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くそんなことはありませんし、私はそんな失礼なことを皆さんの前で言うことはあり得ません。  私が申し上げているのは、経団連が発言をして下げてもらいたいみたいな趣旨のことをおっしゃったりするのは大変甚だ迷惑だと私は思っていましたから、少し我慢してもらって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今言っておられるのはインターバル規制、いわゆる、ということだというふうに思いますが、これについては法案の成立後に労政審において検討の上で省令で定めるということで、健康管理時間についての、今のこの三つの要件については、三つ目は法律で定められておりますから、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは公労使で御議論をいただいた上で決めていくことでございますので、私が一つの方向性を今出すような立場ではないというふうに思いますし、しっかりとした議論をお願いをしたいというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 申し上げたように、これからこの法律を通した後、労政審で御議論をいただくわけでありますので、私として一つの方向性を指し示すというようなことは適切ではないというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 論理的に今おっしゃったようなことをやろうということは可能かと思いますけれども、当然のことながら、先ほどの健康確保措置に引っかかってくるわけでありまして、大体トータルの月の労働時間でどのくらいかということを考えた上で判断をする健康管理時間の中で考えて、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 同じことだと思いますけれども、先ほど申し上げたように、健康確保時間で残業時間百時間以上超えるようなときには、今百時間というのを大体のめどで想定をしているわけでありますけれども、義務として医師による面接指導が必要になってくるわけで、これやらなければ罰則付き...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は決裁はしておりません、その時点、作られた当初はですね。
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々このペーパーは、法案担当課が説明に回ります、これは与野党問わず。昨年の冬頃に法案の施行日の説明を行う際の補足資料として作成をされたというふうに理解をしておりまして、私は、最初に作ったときに、これを配りますといったようなことはもちろん聞かれていないわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはやはり余りにも大げさ過ぎて、表現は適切ではないというふうに私も初めて見たときに思いました。  そういう意味で、先生お配りをいただいたように、下に直したバージョンでの御説明資料として作り直しているわけでありまして、やはり適切ではない表現、あるいは客...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは二十四年の改正法案の成立時に与野党で作られた附帯決議、この中に、二十六業務については分かりにくいと、分かりやすい制度に直すべきだということでありました。それでできたみなしの条項でございますので、これが十月一日から施行になるというのは今回の法律改正の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、小泉政務官からお答えをしたところでございますけれども、私の方にはちょっと事前に質問通告が来ていなかったので手元に資料がないんですが、今お話があったとおり、やっぱり一定程度の品質を確保した上での家事支援を提供するということを先ほど答弁をしたというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど質の高いと申し上げた、そのことでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 質の高い労働という意味で使ったところでございますので、訂正いたしたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のようなことを議論したことは具体的にはございません。今までは、大きな法案というか、これだけの規制改革を含んだ特区を指定しますとか、そういうことで議論してまいりました。  ILOの百八十九号条約のことをおっしゃっているんだろうと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神科の病院における身体拘束の数が増えていると。この要因としては、精神症状の落ち着いていない急性期の入院患者が増えていることなどが関係しているものではないかというふうに考えておりますが、患者の人権をやっぱり確保をきちっとして、個人としての尊厳に配慮をした...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日お配りをいただいた資料、私も初めて拝見をいたしましたが、これまで私も精神科医療についていろいろ学んだこともございますが、これを見ると、やはりまだデータが、例えば米国とか大どころでもないので何とも言い難いし、韓国はかなり非自発的入院が多いということであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、精神科、まあ精神障害の方々も増えている中でありますから、世界はどうなっているのかということはきっちり押さえておくことが大事なので、そのように指示をしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは九州大学が昭和四十二年に九州大学五十年史というのを編んでいるわけでありますけれども、御指摘をいただいた人体実験については、この五十年史によりますと、当時の九州大学医学部において捕虜となった米国人兵士に対して生体実験が行われ、死に至らしめた事件である...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お考えの考え方自体、民間の研究者あるいはロシア側の専門家に参加をしてもらって、よりインプットを増やして解明を進めたらどうかという考え方でございます。  考え方自体にはそれなりの意味があると私も思いますが、戦後七十年をちょうど迎えて、先ほどもお話が出まし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、委員会で維新の党の方から資料として配付をされたわけであります。そのときに私は初めて見たわけでありますけれども、その後、いろいろな御批判を頂戴をして、これは直せということになって、私の方からも指示をして、そして直させたわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結果として、正式にきちっと直って出てきたのが少し時間が掛かったことは申し訳ないと思っていますが、元々これ、押しなべて皆さんにお配りをするということで作られたものではないことは申し上げたとおりで、必要に応じて使っていたので、私としては、すぐ直せとは言いなが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 必要に応じて配ったので、これは足立議員というのは与党ではございませんので、維新の党でも必要に応じて求められれば出していたということでございますので、御理解を賜れればと思います。    〔理事福岡資麿君退席、委員長着席〕
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、問題を感じたことは感じたわけでありまして、問題は、元々これは必要に応じて配るものであって、当然、これを足立議員から配られて、余り品が必ずしもよくない表現もあるし正確じゃないものもあるということで私はその場で指摘をしましたが、そのときから配っていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、今回の改正は経済界に言われてやっているというようなレベルの話では全くなくて、このペーパーはみなしの期限がやってくるということを言っているだけの話であって、元々、私どものこの改正を今回お願いをしているのは、やはり派遣で働く方々の言ってみれば処遇を上げ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の考えでないので、それは経済界に聞いていただいた方がいいと思いますが、具体的におっしゃったことは、一千七十五万というのを下げろというような意味合いのことをおっしゃったことを私は記憶しておりますが、そのことを聞いたときも私は極めて不快な思いをしておりまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、それに限らず、経済界の方々は何を考えているのか私はよく分かりませんが、まあそういう言葉を使っている方がおられるということを聞いているので、そこは推測の域を出ないわけですが、私が申し上げているのは、そういう考え方を変えて、今の案がベストだから通してほ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生も、言いそうな方御本人を目の前にして、あなたそういうことを言うのはやめろよとは言わないじゃないですか、普通。だから、そう思っている気持ちはあるのかも分からないけど、まあそこはぐっと我慢してくださいねと言っているだけで、私はストレートに言えば、そういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いやいや、これは私の考えではないということを何度も申し上げているのであって、少し上品に言っているだけで、ストレートに言えば、こういう考え方はもう捨ててくださいということを言っているのであって、今の法律を通すことが大事だと。おまけに、この一千七十五万という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの数字は平成二十六年の数字だと思いますけれども、二百四十一機関という数字ですね。これですけれども、この数字が少ないかどうかについては、これは法務省の入管の数字でございますので、厚労省としてはコメントを差し控えたいというふうに思います。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の点について、今のような事実が本当に事実ならば、これは特に、地方労働審議会の委員でもある人物が代表ということである会社のやっていることですから、これについて厳正に対処する必要があると私も考えておりますが、問題は、こういうことが各地で散見されるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して申し上げますけれども、元々不正行為とか法令違反、特に労働関係の法令違反をしているケースが間々見られるということが私どもも問題意識の一つであったことは間違いないわけであって、だからこそ、監督強化をしようということで今回の法律、今までのJITCOの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) こういう形で、OECDの中で統計、大人が一人の一人親家庭の相対的貧困率が三十三番目ということは、このデータ自体、やっぱり日本としては名誉なことでは決してないというふうに思っておりますし、もちろん、この間も申し上げましたけれども、この相対的貧困率というもの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、児童扶養手当の二人目、三人目の加算の問題について御指摘がございました。それを増額をせいと、こういうことでございまして、これについては、先ほど来、高等職業訓練促進給付金のときに生活費の負担軽減を加味をするというような制度もございます。  その他、子育...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、御本人の自立のためにどういう効果があるかということを含めて、政府として提供すべき全体像をよく考えて、その中にもちろん加算についても含めて考えて、それがいいか悪いか、どのくらいなのかとか、いろんなことはやっぱりあり得ると思うので、議...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も友人に産業医をやっている精神科の医師がいて、特に東京の大企業などはかなりこのストレス、メンタルなストレスで、人知れず産業医に相談をしているという話を聞くわけであります。それが増えているということで、先生の方も忙しくてたまらぬと、こういうふうに言ってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、改正労働安全衛生法でストレスチェック制度がスタートをするわけでございますけれども、この附帯決議において、「労働者個人が特定されずに職場ごとのストレスの状況を事業者が把握し、職場環境の改善を図る仕組みを検討すること。」というふうにされているわけで、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 動物実験をできる限り減らしていくというのは、その方向性で私もそのとおりだろうというふうに思いますし、世界は流れとしてもそういうふうになっているんだろうと思います。  したがって、今いろいろお話がございましたけれども、代替法をできる限り開発をして、そうい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、平均給与額の三倍を相当程度上回る水準というのは法律に書いてあります。これをいじらない限りは、引き下げたり引き上げたりすることはできません。上回るんだから、上げることはできるんですけれども、下げることはできません。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 下がっていくというふうにお話をされていますけれども、実は今までデフレでした。それでも実は一般の労働者の平均給与は、若干下がっていますけれども、そんなに下がっておりません。したがって、平均給与の三倍を相当程度上回るといっているのが七百万になるだのようなこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) だから、先ほど来申し上げているように、言ったかも分からない御本人の目の前で、つまり経済界ですよ、その人たちの前でもう言うのはやめてくださいとストレートに言うか、あるいは若干遠回しに、少し我慢してくださいよ、余り言わないでくださいね、このまま行かせてくださ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まあ、国語の授業じゃないですけれども、ともあれ通すとか、ともあれやろうとか、何かあるじゃないですか。別に、それがあったから、それの後また第二弾やりましょうみたいな話を言っているわけじゃなくて、何しろ、いろいろおっしゃる方がいるのでちょっと黙ってもらって、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今国会に提出して、これから御審議をお願いをする労働基準法等の一部を改正する法律案におきまして、高度プロフェッショナル制度については、高度の専門的知識等を必要として、そして、その性質上、従事した時間と従事して得られた成果との関連性が通常高くないと認められる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ですから、法律の趣旨として、仕事の進め方とか、今の終業、始業ということを含めて、時間の配分が働く人の裁量に委ねられているということは明らかだというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは午前中にも議論をいたしましたところで御説明もいたしましたけれども、高度プロフェッショナル制度の対象というのは、先ほど来申し上げているように、平均年収の三倍を相当程度上回るなど高い交渉力を有して、仮に本人が望まない働き方を強いられた場合には転職する選...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも、この高度プロフェッショナル制度は、もう何度も申し上げておりますけれども、今申し上げた現行の労働時間規制、これについては適用除外をするということになっています。その働き方に合った健康確保のための新たな規制をその代わりに枠組みとして設けるものでござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございましたように、一択でしょうというのに対してはそのとおりでございます。  一般の労働者の皆さん方とこの三択の中身を見てみると、例えばインターバル規制というのは終業から始業までの間の一定時間は置けと、空けろということでございますが、これは通常の...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○塩崎国務大臣 今、比嘉先生から、沖縄は感染症研究のフロントランナーになるべし、こういうお話を頂戴いたしました。  先ほど来、去年のデング熱の発症以来、インフルエンザなどの感染症に関する研究というのがいかに大事か、そしてまた、国内にとどまらず、海外における感染症の発生動向にも目...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたけれども、現在、医師の約五分の一、そしてまた医学生の約三分の一が女性ということになっておりますけれども、特に女性医師は、今先生から御指摘のように、妊娠、出産などがあってキャリアを中断せざるを得ない場合があるわけでございます。そして、こうした面に...全文を見る
○塩崎国務大臣 育児休業・介護休業法で、平成二十一年の改正法の附則の中で、五年後の見直しということになっておりまして、昨年十一月から、今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会というのを開催しております。  この研究会において、委員今御指摘いただきましたけれども、仕事と介護を両立...全文を見る
○塩崎国務大臣 高度プロフェッショナル制度は、年収が平均給与額の三倍を相当程度上回る水準以上の人ということが法律に明記をされるわけでありますが、さらに、これは本人が希望する場合に限ってということで制度を仕組んでいるわけでございますので、そういう意味で、一千万円以上得ている人が全体...全文を見る
○塩崎国務大臣 法律に「同意を得た」と書いてありまして、同意は、やはり自分の意思で希望をするということでないとならないということだと思います。
○塩崎国務大臣 いずれにしても、それは自分の意思を持っているということですから、同意をしているということは。
○塩崎国務大臣 それは最終的に、同意をするというのは、お互いに話し合いをするわけで、御存じのように、これは労使委員会で話し合って決める、五分の四でいろいろな条件を決めていくわけでありますので、そういう意味で、これは、同意をするという意味で、本人もそれから会社もそういうふうに望んで...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、本人が希望しなければ同意はないと思うんですね。単に希望ということと同意とは違うじゃないかという意味ではそれは少し違うと思いますけれども、これは、御存じのように、職務記述書というのによって、合意に基づいて職務が明確に定められるわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろなケースがあると思うんです。おっしゃるように、両方から話があって最終的には合意に至るわけであって、基本的には、総理も何度も言っていますけれども、本人が希望する場合ということを何度も言ってきました。我々としても、これは、合意に基づく職務記述書というのを書くわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 オフレコで言ったことを撤回するというのは余り聞いたことがないので。そもそも、こういうものがなぜ出てくるのか私には全く理解できないので。事務局は、記録も録音もありませんという話だったので、これが本物かどうかというのはわからぬわけですよ。  したがって、正確性……(...全文を見る
○塩崎国務大臣 朝食会で講演をするときに、条文を持って、これをかざしながら講演をやっているわけでは全くないんですね。  それで、総理はどう言っているかというと、そういう働き方を希望する働き手のニーズに応えるためということでこの制度を導入しているので、そういう意味で申し上げている...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、例えば閣議決定されている日本再興戦略の中でも、「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する働き手のニーズに応えるため、」こうなっています。
○塩崎国務大臣 いろいろなところでおっしゃっているので、いつというのは、今、手元にはございません。
○塩崎国務大臣 法律では同意と書いてありますが希望される方のことですというふうに言っておけばよかったかなというふうに思います。
○塩崎国務大臣 全く違っていて、私は、きのうも何度も申し上げましたけれども、言った当人が中におられるかもわからない中で講演をしないといけなかったわけですから、少しえんきょくに、遠回しに、礼儀を余り失しないぐらいに、ちょっと言わなきゃいけないことは言わないといかぬなと思って、このこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々としてはと言っているのは、ですから、きのうも何度も申し上げて、議事録を読んでいただいてわかっていると思うけれども、その上で聞いているんだろうと思いますが、小さく産んで大きく育てるというのは経済界の人たちの一部が言っていたことなので、こういう考え方は変えてもらっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 アンダーラインというのは、この黄色いマーカーのことですか。(岡本(充)委員「はい、そうです」と呼ぶ)  クリエーティビティーを重んじる働き方というのは、これは、職務の範囲が明確で高度な職務能力を有する労働者を対象にするということは、何度も日本再興戦略の中を含めて...全文を見る
○塩崎国務大臣 朝食会では法案審議をやっているわけじゃないので、どういう働き方をイメージして今回の法律の御審議をお願いしているのかということを、わかりやすくお話をしたつもりでございます。  したがって、成果で評価をする、時間を長くかければいいというわけではなくて、成果を出してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 新しい働き方はどういうものなのかというイメージをつかんでいただくためにお話をしているので、正確性を欠いていたとは全く私は思いませんし……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 再興戦略に書いてあることをそのまま、私はちょっと違う言葉で申し上げただけの話でありますので、撤回するとかなんとかいうことは全く考えておりません。
○塩崎国務大臣 今の山井議員のお話を聞いていると、御存じじゃない方は、私が山井議員に言われてドイツに行ったかのようになっていますが、全くそんなことはございません。  今回のメーンの目的は、第四回日独高齢化シンポジウムに参加をするために、これは田村大臣のときにもう既に受けていたん...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、何度ももう御説明申し上げておりますけれども、担当課が法案説明などで議員に呼ばれたときに、その際に、施行日のことについて聞かれる場合に適宜使っていた補足資料として作成されたものだということで、当時の厚生労働省の、これは去年の冬ぐらいだろうというふうに思います...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井先生も与党であったときがあったはずでありまして、役人の人たちがどういうふうな資料を準備して説明に回って、まあ、使う場合もあれば使わない場合もある、各種資料を複数枚持ちながら回るということがしばしばだと思います。  その際に、さっき申し上げたように、施行期日の...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、少し極端過ぎるので、これが全部うそだとか、そんなことを言っても余り意味がないと思うんです。私が申し上げているように……(山井委員「結論がうそじゃないか」と呼ぶ)御発言のときは手を挙げてお願いします。  今申し上げているように、やはり不適切な表現があるという...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますが、これは、担当課において、施行日の補足資料として作成されたものであり、厚生労働省の公式見解ではございません。  ただ、不適切な表現が、先生今御指摘のようなことがあったので、これはおかしいじゃないかということを、私が知ったのは二月でありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、これは、うそではなくて、不適切な表現が幾つかあって、こういうことは、使ってもらっては困るということを私が指摘いたしました。  したがって、誤解があってはいけないと思って、お配りの下半分のものをつくり直して、つまり、法案審議をお願いする厚生...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げたように、これは大量に配ったわけではないということで、ですから、与党の先生方も余り知らないということで、もし見たことがある人がいたら手を挙げていただきたいぐらいであります。  そこで、もともと、いわゆる二十六業務に該当するか否かで派遣期間の取り扱い...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこれは内閣府でやっていたものでございまして、介護事業所とか施設に勤務をする介護職員の実践的な職業能力を評価、認定するという仕組みを構築することで、専門的な人材を育成そしてまた確保して介護人材に厚みを持たそう、こういうことで考えられたというふうに理解をしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 キャリア段位制度の導入について、これを研修に関する要件としているじゃないかという御質問かというふうに思いますが、これは取り組みの一例として例示をしているところでございまして、いわゆる職場環境等要件という中の「資質の向上」という項目の中で、「研修の受講やキャリア段位...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは今まで、三月末までですかね、内閣府でやってきたわけで、今お話が出ました各年度二万人程度の認定者の育成を目指すというものが、内閣府において取り組んできた二十四年度から二十六年度まで、四、五、六と三年の累計でアセッサーを七千八百十七人養成ということで、大分目標と...全文を見る
○塩崎国務大臣 内閣府がやってきた、他の役所がやってきたことでありますので、余り他の役所のやってきたことについて軽々な評価をしてはいけないというふうに思いますが、いささか目標が過大であったような感じは否めないというふうに思っております。  それはやはり、政府主導でやってきたもの...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十七年度における介護キャリア段位制度に関する事業を実施する事業者の選定のお話を今御指摘になられました。  介護職員資質向上促進事業公募要領というのを策定いたしまして、本年三月二十三日から四月六日まで公募をいたしました。  この要領で定めた応募要件については、...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろなストーリーは築くことができると思いますけれども、私どもとしては、これから地域包括ケアシステムを推進して、地域で暮らし続けることができる高齢社会というものをつくろうと。その中で大事なのはやはり介護の人材をしっかり確保することだということでありますので、そう...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、利益を上げるようなことであれば当然これは料率を下げなきゃいけないわけであって、そういうことで私どもとしてはお願いをしているつもりでございますので、内閣府から受けたばかりで、まさにこれから、どういう目標にし、どういう仕組みで新たにやって...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々としては、今年度から厚労省として受けるわけでありますから、今先生から御指摘のあった点を含めてしっかりと調べて、先ほど来申し上げているように、今まで十分な力を発揮できなかったこの制度でありますから、本来の期待されている力を出せるような制度にすべく、我々としても調...全文を見る
○塩崎国務大臣 おかげさまで会えました。
○塩崎国務大臣 労政審のロの字も出なかったです。  むしろ、アベノミクスはすばらしいという話をガイ・ライダーさんがおっしゃって、世界経済のあり方について随分お話がありました。特に、アメリカ経済はまあまあ成長しているけれども、中国がスローダウンをしているとか、いろいろお話がござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生も御存じで言っているんだろうと思いますから、外交の常識として、そういうものを出すということはまずあり得ないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今お話ございました追跡調査でございますけれども、これは、原則として全ての副反応報告、先ほど二千四百七十五とおっしゃったんですが、現在約二千六百になっておりまして、この二千六百を全て対象として、ワクチンの製造販売業者から情報の提出を求めているわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 重徳先生と思いは私も全く同じでございまして、何度となく私の大臣室でこの問題について議論をしてまいりました。  今申し上げたように、正確を期すためにも、集まったものを今鋭意やっておりますので、できる限り本当に早く公表できるように、しかし正確なものでないといけません...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生が資料としてお配りをいただいたこの伊勢原のケースは、私は、これがオープンする前に話を直接聞いております。非常にいい取り組みではないかと私も思ったところでありまして、児童虐待の被害児童に対する面談で、心理的負担の軽減をどれだけするかということ、そして、話を聞い...全文を見る
○塩崎国務大臣 大都市地域特別区設置法というのは、私も賛成をしたんでしょう、成立をしたわけですから。  ただ、余り詳しくないので、協定書と今言われても、協定書というのは何だろうかというので、私もよくわからなくて、余り詳しくはございません。
○塩崎国務大臣 当然、採決に参加をして賛成をしているわけでありますから、そのときの党内での議論などは私ももちろん聞いてはおりますが、ただ、そんなに詳しい方ではないということを申し上げているだけで、先ほど先生がおっしゃった大都市圏二つという話は理解ができます。
○塩崎国務大臣 いわゆる大阪都構想ということについては、先ほどお話が出た大都市地域特別区設置法というのに基づいて、四月の二十七日に住民投票が告示をされて、五月の十七日に投開票が行われるというふうに理解をしております。その成否については、地域の皆さん方の判断に委ねられているというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 残念ながら、私はその協定書というのを拝見していないものですから、ちょっと判断のしようがないというのが正直なところでございます。
○塩崎国務大臣 先生はお役所出身ですから御存じだと思いますけれども、所管大臣は総務大臣で、私どもは、合い議を役所として受けているはずでありますから、役所としてその答えを出しているので、私には残念ながら上がってこなかったということが実態でございますので、御理解を賜れればと思います。
○塩崎国務大臣 申し上げたように、政府として了承をしたことで、その担当大臣は総務大臣で、私どもは合い議を受けた。その合い議を受けた協定書そのものは私は見ていないということでございまして、御理解を賜りたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 静かにしていただけたらと思いますが。  政党が何を言っているかということは私がコメントする話ではないと思いますが、政府としては、先ほど申し上げたように、特段の意見はありませんという答えを政府として返しているということは、厚生労働省としても特段の意見はないというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、局長からも答弁申し上げているように、協力医療機関については、整形外科とか神経内科とか小児科等の複数の診療科があって協力を得られるなどの、さまざまな領域の診療を提供するための体制が整っていることを要件の一つとしているわけでありまして、窓口となる診療科にかか...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、広く御意見や症状を聞いて、しっかりと対応していきたいというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘、御提案のある接種者全員に対する調査、これにつきましては、厚労省としても専門家とよく相談をしてまいりましたけれども、まず、症状が多岐にわたって、かつ御本人の申告に基づくものであることから、医学的な評価が難しいデータも収集されてしまうという可能性があ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、我々としてまずやるべきことは、二千六百余りの追跡調査の中身をきっちりと分析して、そして、症状の内容とか程度とか治療の中身とか、そういうものをしっかり踏まえた上で結論を出していくということが大事ではないかというふうに思っておりますので、我々と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきました任意団体が出しております三月三十一日の声明、これについて、存在はもちろん承知をしているわけでありますが、これは任意団体の活動内容でございますので、私どもとしてお答えする立場にはないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 今、任意団体の活動の話が大分出ましたが、これはあくまでも任意団体の活動でございますので、お答えする立場にはないと思います。  御指摘のこの団体の声明においては、賛同は個人の見解によるものでございまして、所属する機関とか施設を代表するものではないことが明記されてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  労働者派遣制度は、我が国の労働市場の中で、労働力の迅速かつ的確な需給調整を行うとい...全文を見る
05月13日第189回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国は、誰もが安心して医療を受けることができる世界に誇るべき国民皆保険を実現し、世界最長の平均寿命や高い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 福岡資麿議員から三点お尋ねを頂戴いたしました。  まず、被用者保険者に対する負担軽減措置についてのお尋ねがございました。  今回の改革におきましては、平成二十九年度から、約七百億円の追加的な財源により、高齢者医療への拠出金負担の重い被用者保険者の負担...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 西村まさみ議員から八項目のお尋ねを頂戴いたしました。  まず、後期高齢者支援金の全面総報酬割と国保の効率化についてのお尋ねでございます。  今回の改革では、後期高齢者支援金の全面総報酬割で生じる財源を財政状況の厳しい国保への財政支援と被用者保険者の負...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 佐々木さやか議員から四点お尋ねを頂戴いたしました。  まず、国保への公費投入の効果についてのお尋ねでございます。  国保は、様々な構造的な課題を抱え、厳しい財政状況にあることから、今回の改革において、毎年約三千四百億円の追加的な財政支援を行います。こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 川田龍平議員から三点お尋ねを頂戴いたしました。  向精神薬の処方についてのお尋ねでございます。  我が国では、諸外国に比して多種類の向精神薬が大量に投与されていると指摘されており、副作用のおそれが増すという観点から、問題意識を持って対応してまいりまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小池晃議員から四点お尋ねを頂戴をいたしました。  まず、国保の保険料率などについてのお尋ねでございます。  今回の改革では、都道府県は、市町村ごとの標準保険料率を示すとともに、各市町村がそれを参考に保険料率を定めることとしております。今回の財政支援の...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国は、誰もが安心して医療を受けることができる世界に誇るべき国民皆保険を実現し、世界最長の平均寿命や高い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、石井先生の方から国保組合の歩みについていろいろお話を頂戴をいたしました。  この国保組合につきましては、これまで同種同業の保険集団ということで、加入者の健康保持増進に尽力をしていただいてきたわけでありますし、今後とも自主的な運営に基づく保険者機能を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、医療費適正化計画について、今回どういう理念で取り組んでいるのかと、こういうことでございますが、もう言うまでもなく、少子高齢化が進展をする中で、医療保険制度を給付と負担のバランスの取れた持続可能なものとしていくために、医療費の適正化を進めていくことは重...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から人件費の問題についてお話がございましたが、それと同時に、薬剤費、医療機関の費用構造、この推移を資料を共にしてお話をいただいたわけでございます。    〔理事福岡資麿君退席、委員長着席〕  近年、医療の高度化あるいは高齢化などの進展によりまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まさに先生今御指摘のように、かかりつけ医と大病院の役割分担ということが一番大事なことでございまして、今回のこの外来機能の分化、連携の推進ということにつきましては、経済的な誘因だけで解決できる問題ではなくて、様々な取組が行われなければならないというふうに思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この国民健康保険は、我々国会議員も政府にいるとき以外は大体これだろうというふうに思いますが、大変重要な保険者として今日まで機能してくださっております。  今回の改革によりまして、都道府県が国保の財政運営の責任主体となることで、高額な医療費の発生などの多...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改革で、国保財政の安定化を図るために財政安定化基金というのを各都道府県に設置をするわけでありますけれども、これは予期せぬ給付増が、先ほど来お話が出ているように、発生した場合には、都道府県が財政安定化基金を活用して給付に要する費用を確保すると。それか...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○塩崎国務大臣 法案説明用の補足資料として作成されたいわゆる一〇・一問題ペーパーにつきまして、私は、五月十三日の衆議院厚生労働委員会の答弁において、局長、部長が知らなかったと申し上げましたが、実際は局長、部長ともにペーパーの作成について報告を受けており、その発言を訂正して、おわび...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、大岡委員の方からお述べをいただきました考え方に、基本的に私はそのとおりだというふうに思っております。  安倍内閣の成長戦略では、一人一人がそれぞれのライフスタイルとか希望とかに応じて社会で活躍の場を見出せるように、柔軟で多様な働き方が可能になることを目指して...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきました高度プロフェッショナル制度というのは、時間ではなく成果で評価をされる働き方を希望する高度な専門職の方を対象とする、そして、その意欲や能力を存分に発揮できる環境をつくるために設けるものでございます。  そうした働き方にふさわしい人に限って制...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のとおり、労働法制というのはなかなか一般の国民にはわかりづらい、複雑な法律でもございますので、労働者それから使用者、双方にとって正しく理解をされて、そして、その国々のそれぞれの文化やあるいは経済の実態に合った形で円滑に運用されるということが重要だろうと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの改正法案に至るまでの審議は、当然のことながら労政審で行われてきたわけでありまして、そこの中で議論を尽くして建議として方向性が示されたわけで、それに従って法律をつくらせていただいている、こういう理解でございますので、公労使、この三者構成による労政審における...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の雇用安定措置というのは、今まで、現行法では派遣元は派遣期間終了後の雇用継続を図る責務がなかったというところが、派遣労働の雇用が不安定な原因の一つになっていたというふうに思われるわけでありまして、そして、そういうことを踏まえた上で、初めて、派遣労働者の雇用継続...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの話にちょっと戻りますけれども、何人かの方々あるいは何社かの方々から私も派遣の実態、派遣で働くことの実態についてもお話を聞きましたが、やはり今までの状況を見てみると、先生今御指摘のとおり、必ずしもキャリアアップの努力を派遣元はしていないケースが散見をされると...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の派遣労働についてでありますけれども、もともと派遣労働は多様な働き方の一つであることは言うまでもないわけで、正社員を希望する人もいれば、また逆に、臨時的、一時的な働き方として派遣を積極的に選んでいる方も、私が会った中にも何人かはやはり、むしろ派遣の方がいいんだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、足立先生……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 足立先生の資料が配られて、私も初めてその日に知ったわけでありまして、そこに厚生労働省と書いてあるのは、足立先生が厚生労働省の職員から受け取ったからだろうというふうに私も思います。それはそのとおりだというふうに、つまり、必ずしも与党だけではないわけでありますが、しか...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度か御説明を既に申し上げているところでございますけれども、確かに二つ統計が、特に正社員として働きたいということについての数値が、四三・二とそれから六〇・七という二つあるわけでありますが、一つは、私どもがいつも四三・二を使う理由は、これは統計法に基づく政府統...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、一・七%しか派遣労働者を正社員に採用したことがあるという回答をしているところがないということについての御指摘をいただきまして、これをふやすターゲットはあるのか、あるいは、それをふやすつもりはあるのかということかと思いますが、基本的にまず第一に申し上げられるのは...全文を見る
○塩崎国務大臣 少し違う話を今比べられているので。今、十四日付の部門会議で配られたというのは雇用安定措置の場合の話を言っているので、これは、言ってみれば引き抜きをした場合、そのときにはちゃんと払うようにしてくださいねということを……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 いや、全然間違っておりません。  需給調整事業課という紙で配っているのが雇用安定措置の場合の話でありまして、この私の答えているのは、言ってみれば引き抜きの場合の話をしているわけでありまして、五月十二日の衆議院本会議での答弁は、いわゆる引き抜き行為により、派遣元か...全文を見る
○塩崎国務大臣 この議事録をよくごらんいただきたいと思うんですね。私のしゃべっている中の、アンダーラインが引いてある最初にあるのは、派遣労働者の直接雇用に関する派遣元への動機づけについてですが、ワンパラグラフあって、その次に、「政府としては、今回の措置に加え、」というのがこの右側...全文を見る
○塩崎国務大臣 これが新しいバージョンのものでございます。
○塩崎国務大臣 ちょっと今聞こえなかったんですが、専門二十六業務派遣適正化プランに関連しての取り組みですか。
○塩崎国務大臣 今お話が出ましたが、専門二十六業務派遣適正化プランというのは平成二十二年に実施をしたものでありますが、このプランでは、平成二十二年の三月と四月を集中的な指導監督期間として、集中的な指導監督の実績を集計の上で、その実績を二十二年の五月に公表したわけでありますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、二十六業務のことについてということだったものですからそういうふうに言っていますが、もちろん、二十六業務に特化をしていなくても、全体の中で二十六業務の問題について、あれば当然、その指導監督の中に入っているわけで……(岡本(充)委員「それが何件です...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十六年の数字はまだまとまっておりません。
○塩崎国務大臣 可及的速やかに出したいと思います。
○塩崎国務大臣 確約はできませんけれども、努力はいたします。(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 内訳はとれておりません。
○塩崎国務大臣 御案内のように、二十六業務も、できて大分時間がたって、例えば、よくあるのは、一番件数が多いのは事務用機器操作というものですが、それについての……(岡本(充)委員「もう一回聞きます」と呼ぶ)はい。
○塩崎国務大臣 そういう細かいところの事前通告をいただいていないものですから、一般論的なお答えで恐縮でございますけれども、現在でも、派遣先に対する行政指導の約一割が期間制限違反に係るものでございます。  いわゆる専門二十六業務の範囲については、依然として、派遣先などから頻繁に疑...全文を見る
○塩崎国務大臣 事前通知をいただいていないものですから速やかにはわからないので、出せるかどうかを含めて調べたいと思います。
○塩崎国務大臣 疑義照会に関しては、なかなかやはり数字はとっていないんだろうと思います。  一方で、今の指導監督は、先生御指摘のように、指導監督が法律に基づいてやるものである限りは数字は集められると思いますので、把握ができると思いますので、これについては努力をしたいと思います。
○塩崎国務大臣 ちょっと質問の意味がよくわからなかったんですが、二十六業務は、今、期間制限がかかっていないわけですよね。それで、新たにこの法律が通ってかかるようになった場合の話をされているんでしょうか。
○塩崎国務大臣 有期の人は期間制限がかかるわけですね、三年の。無期の方はかかりません。
○塩崎国務大臣 現状、二十六業務は期間制限がないわけですけれども、法律が通れば、有期の場合には期間制限がかかるということでございます。
○塩崎国務大臣 それは、必ずしもそうじゃないと思います。  例えば、無期雇用に転換すれば何にも問題ないわけでありますし、そうじゃなくても、いろいろな可能性があるわけでございますので、それはそれであり得るというふうに思います。
○塩崎国務大臣 雇いどめにならない可能性がありますよと言っているんです。
○塩崎国務大臣 今回の期間制限を変えた場合に雇いどめになるかということには、必ずしもそういうことにはなりませんということを申し上げているんです。(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 雇いどめの可能性を一〇〇%否定することは私はできないと思います。それはあり得ます。
○塩崎国務大臣 このペーパーは、みなし制度が発動されるかされないかという話をしているのであって、雇いどめが起きるかどうかという話で書いているわけではないわけでございます。
○塩崎国務大臣 先生は多分わかっておっしゃっているんだろうと思いますけれども、みなし制度が十月一日からスタートする、施行になるということは、今回の我々の法律とは関係なくもう決まっているわけです。それに対して、今回の法律改正によって、二十六業務を含めて期間制限がかかるようになります...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおり、もともとこれは二十四年の法改正の際に、二十六業務の問題についてのわかりにくさということが附帯決議で指摘をされました。  それはそれとしてありますけれども、今回のこのペーパーについて、先生がおっしゃるように、確かにこの「問題」というのは私も問題...全文を見る
○塩崎国務大臣 三年の見込みが立たないと、それは三年未満というふうに見られて、努力義務になると思います。三年を超えるというふうに見込まれるような、三年が見込まれるという場合には、義務ということになると思います。
○塩崎国務大臣 いや、さっきちょっと言い直したつもりだったんですが、超えるということではなくて、三年の見込みの場合は義務であり、それに満たない場合には努力義務だということであります。一年以上でですね。一年未満見込みの場合にも、一部、努力義務もございます。
○塩崎国務大臣 今言い直したように、三年ということでございます。
○塩崎国務大臣 今のは派遣の話ですか、雇用の話ですか。(岡本(充)委員「派遣」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 今回の期間制限は、これはもう何度も申し上げているように、今回は二本立ての期間制限を導入するわけでありますから、事業所単位での常用代替防止のための期間制限と、それから個人単位のものがあります。  今、派遣としての三年以上はいるのかということでありますが、それは、同...全文を見る
○塩崎国務大臣 最初から三年を超えるということを前提にするわけではございません。
○塩崎国務大臣 派遣として更新をするということを前提に三年を超える雇用契約はあり得るということです。
○塩崎国務大臣 かつて見て、今改めて見ましたが、六〇%以上というのがあるということを、ごく一部ではありますけれども……(岡本(充)委員「最高何パーセントだと思いますか」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 最高については、ちょっと手元にはございませんので、どのぐらいかというのはわかりません。
○塩崎国務大臣 いろいろ極端なケースは、極端な御質問もあるように、きっと世の中にあるんだろうというふうに思いますが、今言ったように、統計的に六〇%以上としか見たことがないものですから何とも言いがたいところでありまして、何とも言えないですね。
○塩崎国務大臣 これは、いろいろだろうと思いますので、特にべき論は余り言っても意味がないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 冒頭、おわびして訂正をいたしましたし、それから、先ほど来御説明も申し上げて、私は、局長、部長が作成当時に知っていたということを知らなかったということでありまして、それは、うそということでは全くない。事実を知らなかったので、おわびをして訂正をしているわけでありまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井先生、よくごらんをいただいて、議事録を読み返していただきたいと思うんですね。私がどう言ったかというと、「私としては、これについて知らなかった局長、部長、」というのは、作成をした段階で知らなかったと私は思っていたので、そう言ったのでありまして、それは私が間違って...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が聞いている限りは、局長、部長は、作成された段階で上げられてきたものを見ただけで、それ以上、かばんには入れていたと言っていますが、配ったということは記憶をしていないということであります。
○塩崎国務大臣 本人に聞くのが一番早いと思いますが、私は、もちろん、どうしたんだと聞いたら、配った記憶はないと言っていました。そのとおりのことを先ほどここで局長も答弁をしておりました。
○塩崎国務大臣 修正する必要はないと思います。
○塩崎国務大臣 議事録に書いてあるとおりでございまして、担当課の判断で法案の施行日の説明を行う際の補足資料としてつくったものでございます、担当課が、個別の御質問があった場合に必要に応じて使っているという事実につきましては、使用当時、この前の冬ですけれども、から承知はしておりました...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井議員は、先ほどの生田局長の答弁を聞いていらっしゃらなかったんですか。もうそれに尽きますから。
○塩崎国務大臣 この問題については、既に前回謝罪を申し上げたところでございまして、不適切な表現があったことは事実でありますので、大変申しわけなかったということを申し上げたと思います。
○塩崎国務大臣 これも何度も申し上げておりますけれども、この二月二十三日の足立先生の御質問の際に、私も見て、不適切だということで指摘をして、それ以降は使っていなかったわけであります。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げるように、高鳥部会長も先ほどうなずいておられたように、これは自民党や公明党、与党の部会で全員に配ったような資料でもございませんし、私は確かに、足立先生のお配りになった資料を見て、ああ、これは余りよろしくないねということで指摘を厳しくして、それで使わな...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこのみなし制度は、十月一日から施行になるのはもう既に、法律が通って施行になるわけでありまして、一方、今回の御審議をお願いしている派遣法で、二十六業務を含めて全てに期間制限をかけるという制度変更をお願い申し上げる。その際の影響がこういうところに出てくる可能性...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど生田局長みずからが答弁をしたように、配付した記憶はございませんと言っているので、今おっしゃっていることは、不適切な表現の入ったペーパーを厚労省でつくったということは、それはもうさっきから謝罪をしているとおりでありますから、それはそれとして、今申し上げたような...全文を見る
○塩崎国務大臣 生田局長は配った記憶がないと言っておるわけでございますので、それ以上でも以下でもないということであります。
○塩崎国務大臣 それは、本人がここで答弁をしているわけですから、それ以上でも以下でもないと私は先ほど来申し上げているとおりであります。
○塩崎国務大臣 職業安定法によりますと、働く方の募集を行う者は、労働契約の期間、労働時間、就業場所等の労働条件を明示しなければならない。そして、これによって一般的に雇用形態が判断されるわけであります。  労働関係法令上、正社員という確立した定義は存在をしていません。確かに、スタ...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く間違っておられて、このキャリアアップ助成金、我々がこの助成金として、「派遣労働者として雇用されている者でないこと。」としているのは、我々が言っている正社員というのは、当然、非正規雇用ではない方々を指して、派遣でない方を指しているわけでありまして、今回の法改正に...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童福祉法では、都道府県、それから政令指定都市、それから政令で定める児童相談所設置市は、これは具体的には横須賀市と金沢市だけでありますけれども、児童相談所を設置しなければならないと規定をされております。  大阪市は今、先生御指摘のように、現在のところ、児童相談所...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、おとといの質疑のときに、私の方から、各省合い議があって、厚労省としては特に意見なしということで返しているようだという話を言いましたけれども、改めて調べてみますと、法律的に合い議が求められていたことではなくて、意見をやはり霞が関では一応聴取するということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大阪のみならず、今、地方創生ということで石破大臣が一生懸命頑張っていただいているわけで、何が必要かということは石破大臣中心にまとめておられるし、また、それぞれの地域がそれぞれのお知恵を出してやっておられるわけです。  そういう意味で、一般論で言えば、当然、我々も...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたように、実は、この一八九の三桁の番号は、平成二十六年二月十三日の衆議院予算委員会における浦野先生の御質問で、総理がそれに答えて、建設的な御提案なんだろうということで受けとめさせていただいて、この七月一日から実現することになりましたので、本当に浦...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘いただいた今の中間整理は自民党で取りまとめられたものでございますけれども、もともと、去年の総選挙のときに、消費税二%引き上げを一年半延ばすけれども、プライマリーバランスを二〇二〇年までに黒字化するということに関しては守るし、また夏までにその具体的な計画を...全文を見る
○塩崎国務大臣 このペーパーは、何度も申し上げておりますけれども、法案担当課において、昨年冬ごろ、法案の施行日の説明を行う際の補足資料として作成をされたものでございまして、議員に御説明に伺ったときに、個別に施行日に関する御質問があった場合などに必要に応じて使うということがあったと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改正案は、一部届け出制となっております労働者派遣事業を全て許可制にするとともに、業務単位の期間制限を見直して、全ての業務に適用されるわかりやすい仕組みを設けるなど、派遣で働く方の保護の観点から必要な規制を強化するということを図っているものでございまして、早期...全文を見る
○塩崎国務大臣 今もう御説明したとおりで、それに尽きると私は思っております。
○塩崎国務大臣 私どもは同時に、いろいろなことを考えるわけでありますが、大事なことは、やはり派遣で働いていらっしゃる方々のお立場も考えなければいけないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 新しい法律に基づく期間制限で、そこで違反をするようなことがあってもいけませんし、いずれにしても、この十月一日からの労働契約申し込みみなし制度は、既に法律が成立をして施行が決まっているわけでありますので、ここで現場の混乱が起きないようにすべきではないかということを考...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、もともと平成二十四年の法改正の際に附帯決議がございまして、それに基づいてわかりやすい制度にしていくということで、これは、あくまでも派遣で働く方の保護を強化するという立場からの見直しを私どもはしているわけで、それによって、今回は、派遣元の規制...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の労働者派遣法改正案は、公労使から成る労働政策審議会の建議を踏まえた改正法案でございます。  さきの臨時国会からの修正に関しても、建議の内容の範囲内のものであると認識をしているために、改めて労政審にお諮りをしなかったものでございまして、一方で、今回の修正は建...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも何度も答弁申し上げておりますけれども、派遣で働く方がふえるか減るかということにつきましては、さまざまな要因が重なって最終的に決まることだというふうに思っておりまして、景気とか、雇用あるいは失業情勢、あるいは働き方において多様性というものを希望する労働者の意向...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、全面総報酬割を導入する理由は何かというお尋ねでございますが、後期高齢者支援金の全面総報酬割は、負担能力が低い被用者保険者の負担が相対的に重くなっていることから、負担の按分方法をより負担能力に応じた負担に改めて、被用者保険者間の支え合いを強化するため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十二年の後期高齢者支援金について、三分の一総報酬割を初めて導入するという法案が出されたときは、今お話があったとおり、自民党が野党でございました。民主党が与党で御提案をされたわけでありますけれども、この平成二十二年改正時に自民党が法案に反対をした背景...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の足立先生の御主張は、拠出金ではなくて税で正面からやるべきじゃないかという御指摘かなというふうに思いますが、現行の後期高齢者医療制度は、いわゆる社会連帯の精神に基づいて高齢者の医療費を社会全体で支える観点から、公費を半分、そして現役世代からの支援金で約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最近、保険者機能という言葉が頻繁に使われるようになっておりますけれども、これは特に法令上の定義というのは定まったものはないんだろうというふうに思いますが、一般的に、保険者が果たすべき役割、機能を指して保険者機能と、こう言っているんだろうと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、協会けんぽの国庫補助率の安定化を行うに際して特例的な減額措置というものを設けているわけでありますけれども、それについての御指摘だと思います。  今回の改正では、まず第一に、協会けんぽの国庫補助率を当分の間一六・四%として、期限の定めをなくして安定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には先ほど御説明申し上げたとおりでありまして、まず第一に、先ほど財源の話を申し上げましたけれども、全体として財政が大変厳しい中にあって、どうその中でいい方向に、健康づくりと予防とを中心に医療を制度としてきっちり国民のために機能させていくかという、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 五月七日に先進医療会議が開かれました。それで、今般、群馬大学の医学部附属病院、それから東京女子医大の病院、それから千葉県のがんセンター、この三つの病院で医療安全上の問題等が発生していることを踏まえて、五月七日の先進医療会議において、これらの医療機関におけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、患者申出療養というものを新たなカテゴリーとして法律に定めようということで御提案を申し上げているわけでありますけれども、この患者申出療養については、例えば、現在行われている先進医療を身近な医療機関で実施するもの、つまり、例えば東京大学とか東京医科歯科...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど足立先生からもいろいろ御指摘をいただきまして、高齢者医療というものをこれからどうするんだということは、もうかなり前から私ども自民党の中でも議論を重ねてまいりました。  後期高齢者医療制度にたどり着くまでにいろいろな案があったことはもう先生御存じの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、被用者保険側の納得が必要だということは、今、橋本政務官から答えたとおり、大変大事なことでありまして、当然のことながら、今回この全面総報酬割というのはそれなりに負担がそれぞれ増えるところがございますから、そこに至る過程で様々な議論を重ね...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の二月に被用者保険関係五団体から意見書が出ていることは私もよく理解をしておるところでございまして、ここに名を連ねていらっしゃるような方々とは、全てではございませんけれども、意見交換をこれまでもする機会もございましたが、改めてこういう方々に御理解をいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回は、これ保険者は誰なんだとよく質問を受けるわけでありますけれども、都道府県が市町村とともに国民健康保険を行うというふうになっていまして、都道府県の役割として、御案内のように、納付金を決めていく際に、市町村ごとに納付金の額を決定するわけでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、国民健康保険の協議会というのを設けられて、その中に被用者保険者も参画をしていただいて、そういう方々の意見も含めて議論をしていただくということになると思いますが、今、抜本的な改革として、収納率の向上とか、あるいは正確な所得捕捉、市外の資産も考慮した資...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この国民健康保険は、今まで各市町村レベルでやって、毎年一回東京に出てこられて、私たち国会議員も、先生方も同じだったと思いますが、これを県単位で一元化してくれということで、それは何かというと、やはり一般会計からの繰入れをやらないと、高齢化している、あるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それはまた別途、労働関係二法を議論するときにゆっくり御議論いただきたいと思いますけれども、今の国民健康保険が非常に厳しい状況になってきたことの最大の要因はやはり高齢化に伴うものだというふうに思っています。  やはり年齢構成がほかの被用者保険に比べれば圧...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、全面総報酬割の導入によって立ち行かなくなる健康保険組合が出てくるんではないかということの御質問があったわけでありますけれども、今回の改革で全面総報酬割が実施される平成二十九年度から、約七百億円の追加財源によって拠出金負担の重い健康保険組合への負担軽減...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の入院時の食事代の見直しは、指定難病の患者の方については、本年一月から入院時の食事代が原則として一部自己負担となった影響を踏まえて、負担額を据え置くこととしたわけでございますけれども、今回の見直しは、高齢化の進展に伴って、地域包括ケアシステムを構築す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げるわけでありますけれども、今回の見直しは、入院と在宅療養のバランスを取るということを、負担能力を考慮しながらこの考え方を広げていくということだというふうに思っております。入院時の食事は年齢にこれ必ずしも関わりがあるわけでもないわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先生御指摘のように、この制度をもし仮に入れるとしたら何を外すかという際の考え方は、なぜこれを導入するのかというところをはっきりしておいた方がいいと思うんですね。  これは、今回の措置というのは、かかりつけ医と大病院に係る外来の機能分化というのがまず...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には、さっき申し上げたように、何のために今回の制度を導入するかということを牧山先生にも御説明申し上げましたけれども、やはり、一つはさっきの外来の機能分化ということで、かかりつけ医と大病院の割り振りどうするんだと。そこにはやはり勤務医の方々の言ってみ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは総理も本会議場で明確に申し上げたと思いますが、混合診療の解禁では決してないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほどお答えを申し上げましたけれども、幾つかのジャンルがあると思うんですけど、身近な医療機関という話のときに、東京の特定病院でないと受けられない医療を地方でも受けられるようにというようなケースも十分あり得るので、疾患については、ですから、そういう意...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養では、実施計画の作成等を医療機関に求めることとしておりまして、基本的に臨床研究として実施をされるものでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、議論が進んでおりますけれども、今回の患者申出療養は、先ほどお答えしたとおり、基本的に臨床研究として実施されるものだということを押さえながら、国においてその治療法の安全性、有効性を確認するということがまず第一点。そしてもう一つは、これも何度も申し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の臨床研究に関する倫理指針の対象となる臨床研究は、疾病の治療方法の改善などを目的として計画的に実施をされなければいけない、そういうものだと思います。そういうものを指すんだろうと思います。  今回の事案については、群馬大学病院が事後検証の結果、臨床研究...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民健康保険は、他の医療保険制度に加入しない方を受け入れておりまして、国民皆保険を支える基盤として重要な役割を果たしているわけでございます。  こうした国民健康保険の役割を踏まえ、国保の安定的な運営に関して、市町村の責任のみに委ねるということではなくて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、国民健康保険には低所得者の方々が多く加入をしているなど構造的な問題があるわけでありまして、そういったことから相対的に保険料水準が高くなっており、これまでも低所得者の保険料軽減措置等を講じてまいったわけでございます。  今回の改革...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険はまだ導入されて間もないわけでありますが、こういう制度があるということで、医療に比べれば短いわけですね、歴史が。それで、それぞれそういう歴史を持っておりますので、今先生の御指摘の点については、引き続きこれは検討していくということだろうと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは自治体も負担を一部するわけでございますので、自治体とも相談をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来お話が出ているように、子供がいる世帯も、基本的にはその世帯の所得等のほかに子供を含めた被保険者数に応じて一定の負担をいただくことに今なっているわけでありまして、それで、所得の低い世帯については子供も含む被保険者数に応じて保険料を軽減する措置を設け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民健康保険というのは、高齢の加入者が多いことは先ほど来申し上げているとおり、そしてまた所得水準が低いという、言ってみれば保険集団として大変厳しい財政状況にあるわけですね。そういうことから、保険給付費に対する五割の公費負担を行うとともに、低所得者が多い自...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その前に、先ほど国庫負担割合のところでお話がありましたけれども、今、定率国庫負担と調整交付金を合わせると五割となっていて、これを超えると果たして本当に社会保険制度としていいのかという問題があるということをさっき言わなきゃいけなかったので、それをちょっと、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話があった点については、恐らく、言ってみれば総額管理みたいなことを言っているのではないかということを先生、示唆をされているのではないかなというふうに思うわけでありますけれども、今回の改革は、何度も申し上げますけれども、都道府県が市町村とともにというふ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは我々としては考えていないということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 協会けんぽの国庫補助率につきましては、現行では本則に一六・四%から二〇%までの範囲内で政令で定める割合と規定をされています。実際には、附則において、当分の間、一三%と規定をされておりまして、平成四年度以降、この附則が実質的な効力を持ってきたということであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、一三%にするようなことは考えておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけど、一三%ということは考えておりませんで、一六・四%ということで、この国庫補助率、二十六年度までの期限を区切って一六・四としていたわけですけど、今回は期限の定めをなくして補助率を安定化を図るということでございまして、協会けんぽの財政...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、何度も申し上げているように、一六・四で期限の定めをなくして補助率を安定化するというのが今回の趣旨でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 申し上げたとおり、一三%にすることは考えていないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 被保険者の平均所得が百五十万円未満の国保組合についてのお尋ねでございますけれども、法案成立後制定をいたします政令においては定率補助を三二%と定めることとしておりまして、現行の補助水準を引き下げる考えはございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御指摘の国保の財政運営について、今回の改革におけます公費拡充のほかに、既に実施している高額医療費共同事業など、制度上、地方自治体にも御負担をいただいているというものがあるわけでございまして、これらに係る地方負担については、各措置の状況に応じて必要な地...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険料の平準化についてのお尋ねでございますが、今回の改革では、都道府県は、各市町村が都道府県に納付する納付金について、市町村ごとの医療費水準とかあるいは所得水準とかをしっかり反映をして設定することとしているわけでありまして、同時に、今回の改革では、標準的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改革において、国保の財政運営の責任主体を都道府県にするとともに、財政状況の厳しい国保への財政支援を行うこととしておりまして、国保の基盤強化を行って安定的な運営を図ってまいりたいと考えております。財政支援が十分じゃないじゃないかという先生からの御指摘...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、現行の評価療養制度で何が足りなかったのかという御質問でありますけれども、今回提案をさせていただいております患者申出療養は、先進的な医療について将来的な保険収載を目指すという点では確かに現行の評価療養とは同様でございますけれども、これは先ほど来局長の方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) なぜ運用でできないのかという御質問でございました。  今回の患者申出療養は、困難な病気と闘う患者の思いに応えるというために、患者の申出を起点として、安全性、有効性を迅速に確認しつつ、地方でも身近な医療機関で受けられるようにするという点で現行の評価療養と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今二つおっしゃったと思うんですね。  一つは、法的に今でもできるじゃないかということでありますけど、裏返すと、例えばこの申出を臨床研究中核病院の作成した書類を添付するとか、あるいは申出が行われた場合に、国において速やかに検討を加えて、必要があると認める...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども国庫負担の引上げが必要ではないかという小池先生からの御指摘がございました。  国保は、先ほども申し上げましたけれども、高齢の加入者がまず多い、そして所得水準が相対的に低いということで、リスクが高いという厳しい財政状況にもあるということから、保険...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生が御指摘になられた幾つかの項目、例えば子供に係る均等割保険料の問題とか、あるいは子供の医療費を助成した際にペナルティーじゃないかという指摘もあったりする措置がございますが、そういうことにつきましては、厚労省と関係自治体との協議の中でも御指摘をいただ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の方にメンションがあったのでお答えいたしますが、国保組合については、医療費の変動とかあるいは解散に備えるために、一定の準備金を持っていることは今お話があったとおりでございますけれども、今回の見直しによって国庫補助率が幅を持って今度設定をされるわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後の検討次第ではありますけれども、仮に今、国保組合として保有すべき準備金などがこの水準を緩和することが可能になる場合には、所得水準の低い今御指摘の国保組合にとっても当面の財政負担の軽減につながるものと考えられますので、引き続き検討してまいりたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも何のためにヘルスケアポイントなどを新たに考えていくかということを考えると、これは言うまでもなく、予防とか重症化予防とか健康づくりとかいう、こういったことについてのインセンティブを与えようということでございますので、それに反するようなことをやるんだ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおりで、今申し上げたように、本末転倒にならないように、ガイドラインの中ではしっかりと考え方を整理をした上であるべき方向について示していきたいと、このように考えております。
05月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○塩崎国務大臣 今、古屋先生からお話しいただきましたように、このたび、長時間労働で悪質なケース、全国ケースについては社名を公表するということにしました。  この長時間労働については、もう何度も申し上げているように、本当に日本の労働慣行としても経営のスタイルとしても非常に問題だと...全文を見る
○塩崎国務大臣 足立先生が御質問された二月二十三日の際に配られた、今先生御指摘の、お配りの一番目のこの書面を二月の二十三日に初めて見ました。
○塩崎国務大臣 いわゆるこの一〇・一問題で作成した資料は、大きく三種類でありますけれども、当初作成した補足説明資料をもとに、適宜編集をした、リバイスをしたものが他に二種類存在いたしますので、合計五種類今あるというふうに思います。  それは、御要望に基づいて出したものが一番最後に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げた記者の分は三月の十七日ですけれども、四月二十八日は、部門会議で御要望があったので、正式に厚労省として出してこいということなのでお出しをしたということでありまして、一番最初のものと、あと二つリバイスしたものがあって、あとは記者に、当然これはお配りをす...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が見たのは、この一枚目とそれから最後であって、今回の御要望をいろいろ言われた中で初めて見たのが二枚目、三枚目、そして、記者にお配りをしたというか説明に使ったという、事務的にやっていることについても私は特に見ておりませんでしたので、一枚目ということと、それで、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの、今先生御指摘の点については、局長、部長が、一番最初、去年の冬につくったときに知らなかったというふうに私は理解をしていましたけれども、つくっていて、それを部下が使っているということは知っていたということを私は知らなかったので、大変申しわけなかったということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう既に訂正して謝罪を申し上げたわけでありますけれども、去年の冬に局長、部長が知らなかったと私は認識しておりましたけれども、知っていたということで、私は訂正をし、謝罪も申し上げているわけであります。  局長が言っていたのは、この場で答弁を答弁者としてしてお...全文を見る
○塩崎国務大臣 「訴訟につながるおそれ」というのは、誰かが恐れているわけではなくて、可能性という意味であります。
○塩崎国務大臣 何度も繰り返して申し上げますけれども、もともと、最初のペーパーは補足説明用に担当課がつくって、必要に応じてだけ使っていたものでございます。それと同じ使い方をしたのが二枚目、三枚目のものでありまして、多少バージョンが変わっていますけれども。ですから、基本的には、大々...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、今回の二十六業務についても直すということは、平成二十四年改正の際の附帯決議でわかりやすくということだったわけでありまして、一方で、指導監督も、今先生から御指摘いただきましたように、厚生労働省もやるべきことはきちっとやっているということ、そしてまた、その中...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げておりますけれども、この法案審議に当たって一番皆さん方に見ていただきたいのは法案そのものであります。法案そのものの説明をするに当たって、補足の説明が必要なときに適宜使っていたということで、そう大量に配ったという話は私は聞いておりません。  問題が...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働契約申し込みみなし制度ということについて、これは国会で成立をした法律であって、これは今の与党も賛成をして成立をしたものでございます。  したがって、労働契約申し込みみなし制度を否定しているということは全くないわけであって、これがあることは、今先生いみじくもお...全文を見る
○塩崎国務大臣 今はおられると思います。  今後は、三年で一旦期間制限がかかるということでございます。
○塩崎国務大臣 質問通告がないものですから、正確に御答弁することがなかなか難しいわけでありますが、今は、二十六業務は三年を超えることは契約としてあり得る。改正後は、今回、期間制限を設けますので、無期雇用派遣労働者、それから六十歳以上の者は対象外となりますけれども、基本的には、原則...全文を見る
○塩崎国務大臣 質問通告の問題ですが、事務方は先生から質問通告として受けたという認識はなくて、部門会議ないしはその後で、夕方あった会議で、答弁が不正確ではないかという指摘を受けたということでございますし、私どもの手元にございますのは、三行ぐらい先生からいただいた紙があるだけなもの...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういう極めて正確性を求められる御質問は、もう少しプリサイスリーに御通告をいただくと、もう少し正確に答えられると思います。  少なくとも、今私どもがきのう先生から受けた問題意識に答えるとすると、今申し上げたようなことの中で、例えば、無期雇用派遣労働者と六十歳以上...全文を見る
○塩崎国務大臣 今課長にも聞きましたが、今私の方から答えたのが先生の問題意識への答えだというつもりでおるわけでございまして、先ほどの無期雇用の方々とそれから高齢者の皆さん方のほかに幾つか例外的にございますけれども、それを指しているのかどうかということを私も今お尋ねしましたが、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護は九十三日ですから、三年を超えることはないにせよ、いずれにしても、何をお答えしたらいいのかをもう少し正確に言っていただくとありがたいということを繰り返し申し上げているわけであります。
○塩崎国務大臣 今持ち合わせている答えは、先ほど答えたとおりでございますので、改めて、持ち帰って、お答えを申し上げたいというふうに思います。     〔委員長退席、高鳥委員長代理着席〕
○塩崎国務大臣 御通告いただいていなかったので、今にわかに理解をしがたいので、それが三年を超えることにどうつながるのかということが、学生という身分によってそれにどういう影響があるのかということについては、改めて調べさせていただきたいと思います。     〔高鳥委員長代理退席、委...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの四十条の二の二というところで、さっきお読みになった「雇用の機会の確保が特に困難である派遣労働者であつてその雇用の継続等を図る必要があると認められるものとして厚生労働省令で定める者に係る労働者派遣」というのは、この省令につきましては、六十歳を超える者というこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のところ考えておるわけではございません。
○塩崎国務大臣 他の法令はともかく、ここで申し上げているのは、「必要があると認められるものとして厚生労働省令で定める者に係る労働者派遣」について言っているので、ここでは六十歳を超える者を想定しているということでございまして、そこのところは、ですから、一番最初に申し上げたように、無...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返しますけれども、今回の期間制限の、事業所単位それから個人単位ということで、三年を超えるというのは、無期雇用派遣労働者と六十歳以上の者は対象外というのが基本だということは先ほど申し上げたとおりでございまして、条文を先生もおっしゃったので、高齢者について触れてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも繰り返し申し上げてきておるところでありますけれども、労政審の建議に基づいてこの法案はつくられているわけでありまして、この期間制限に関して、三年の期間制限の措置の対象から除外することが適当であるものというものが三つ挙げられています。  一つは、無期雇用の派遣...全文を見る
○塩崎国務大臣 質問通告の際にそういう議論をしていただいたということはなかなか、にわかに理解しがたいわけで、今担当の者が言っているのは、労働契約法には雇用の機会の確保が特に困難である労働者であって云々というような表現は見当たらないと言っているものですから、もう少し正確に言っていた...全文を見る
○塩崎国務大臣 やや法律論だと思うんですね。  先ほど申し上げたとおり、雇用の機会の確保が特に困難である方々がどういう方々がおられるのかというのは、それはいろいろあるかもわかりませんが、ここで言っているのは、「困難である派遣労働者であつてその雇用の継続等を図る必要があると認めら...全文を見る
○塩崎国務大臣 正確な通告を受けていないのでよくわかりませんが、雇用の機会の確保が特に困難である方は、学生というのもまた定義がいろいろ、何歳からのことを言っておられるのかわかりませんが、例えば母子家庭の方々とか、やはりいろいろな方々が、困難な方々がおられると思います。  したが...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く聞いていなかったので、答えることは難しいです。
○塩崎国務大臣 三十条の三に、確かに「均衡を考慮した待遇の確保」というのがございますが、今お話しのようなメカニズムについてのお問い合わせについては、ちょっと聞いていなかったので、改めてお答えを用意しておきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 現行法の三十条の努力義務の実績はどうなのかという御質問だというふうに理解をしましたが、実績につきましては把握をしていないというのがお答えでございます。
○塩崎国務大臣 企業名は当然のことながら出せませんが、高いマージン率の社について、どんなふうになっているのかということは、お調べをしたいというふうに思います。(岡本(充)委員「三十条の件も」と呼ぶ)三十条の努力義務ですか。(岡本(充)委員「実績」と呼ぶ)  把握できる範囲内で努...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も御説明申し上げてきて、わかってお聞きになっているんだろうと思いますが、労働関係法令の上では、正社員という確立した定義は存在をいたしません。ですから、余り、この正社員という言葉を使っていることで、細かい議論はなかなか難しいということだと思います。  常...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも何度もお答えをしておりますけれども、誤解を招くので、やめていただきたいと思っております。
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいた職業安定法で、「労働者に誤解を生じさせることのないように平易な表現を用いる等」ということで、これは、働く方の募集を行う場合というのは、労働契約の期間とか労働時間とかそれから就業場所などの労働条件を明示しなければならないので、これによって一般的に...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういう会社があり得るということは、やはりあると思います。
○塩崎国務大臣 お詳しい山井先生ですから、わかった上で御質問されているんだろうというふうに思いますが、何度も申し上げますけれども、労働関係法令上、正社員という確立した定義は存在をいたしておりません。あくまでも、今お話があったように、ハローワークでどうなのかと。我々は、何度も、ハロ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、正社員という定義は労働関係法令上存在をしていません。  今申し上げたように、ハローワークで、有期雇用を正社員とか、派遣を正社員と言うことはやっていません。それは、厚生労働省としての政策として、そういうものを正社員とは呼んでいないという...全文を見る
○塩崎国務大臣 私はもう何度も言っていますけれども、一度も、いいとか悪いとかなんとか言っているわけじゃございません。定義が、そもそも正社員については、ない。一方で、無期雇用の派遣の人を正社員と呼んでいる人たちもいたりするということを言っている。  しかし、我々はスタンスは明確で...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、職安法は、働く方の募集を行う者が雇用形態を明示する場合には応募者に誤解が生じないように努めなければならないとされておって、誤解が生じるようなケースを把握した場合には、我々としては適切に指導をしてまいりたいというふうに考えておるところでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはケース・バイ・ケースであって、今おっしゃったことだけで違反している、していないということを判断することはなかなか難しいと思います。  いずれにしても、先ほど申し上げたように、誤解を生じないように努めなければならないということでございます。
○塩崎国務大臣 ケース・バイ・ケースというのは、行ってみて労働契約を結んだら単なる派遣だったというようなことであるかもわかりませんし、いろいろなケースがあり得ると思うんですね。したがって、それはケース・バイ・ケースで判断をせざるを得ない。  そのことについて、判断は、これはやは...全文を見る
○塩崎国務大臣 募集というのは必ず結果があるわけであって、結果まで見てみないと何が起きるかわからないわけであって、それをきっちりとケース・バイ・ケースでやはり判断していくというのが厚生労働省の所管行政のやるべきことで、この法解釈もそうだということだと思います。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますが、安倍内閣も、それから厚生労働省もハローワークも、本来の意味での正規雇用というものを推進しようというふうに、まさに皆さんがおっしゃっている形での正社員というものを考えているのであって、ハローワークでそういうことを進めるというのは我々の政策...全文を見る
○塩崎国務大臣 極端な話ですが、休業手当を払わないというのはそもそも労基法違反ですから、それはいけません。
○塩崎国務大臣 民民の契約でありますから、労働契約がどうなっているのかにもよるんでしょうけれども、しかしながら、正社員だと言って、無期雇用だと言って、それで給料を払わないというのは、それはもともと募集広告をした際の言っていることに偽りありというのに等しいような話であって、それはや...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改正案によりまして、いわゆる二十六業務に該当するか否かにかかわりなく、派遣元で有期雇用される方については期間制限の対象となるわけでありまして、期間制限が派遣で働く方の雇用の機会に悪影響を与えないように、個人単位の期間制限の上限に達する方に対して、派遣元が雇用...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、労政審で議論を重ねてきて、なおかつ、法案をつくるに当たって、厚労省の中でもいろいろな方々から御意見を聞いて今回の法律をつくらせていただいているわけでございまして、二十六業務についてもいろいろな考え方があって、今の山井先生のお話を聞いていると、一生派遣を...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用安定措置の御質問じゃないんですか。(山井委員「いやいや、だから、二年の場合はどうなるんですかという質問をしているんですから」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 二年の場合は努力義務だということでございます。
○塩崎国務大臣 手前で聞くことも可能であります。
○塩崎国務大臣 誤解される可能性はあると思います。
○塩崎国務大臣 先ほど来お話がありましたように、また、先生が冒頭におっしゃったように、今回、みなしが話題になりましたけれども、午前中の議論では、これこそブラック企業ではないちゃんとしたところへの、労働者の行くべき道だみたいな感じの御議論が多かったわけですけれども、必ずしもそうでも...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、不規則発言的に申し上げましたけれども、時計をとめることをおっしゃいましたが、お願いは、できる限り細かく事前通告を質問に関してしていただくと、いきなり条文か何かで細かいことを聞かれても、それは通告のない場合にはなかなか答えられないものですから、ぜひそういうところ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる解雇権濫用法理について、今申し上げたとおり、これは正社員とそれから非正規雇用の皆様方との間で適用の仕方が異なるということはないということを申し上げているわけでございまして、この上で、具体的なケースでどうなるのかということはそれぞれだろうというふうに思ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、この法律自体は、そしてまた法理自体は変わらないわけでありますが、働いている方に求められていることというものが幅があって、そこで、裁判においても間違った結果が出てくるということだということを申し上げているわけであって、それが雇用の実態というか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生は恐らく、要するに、非正規の方が解雇されやすいという結論を導き出したいんだというふうに思うんですが、実態がそういうことが多いかもわからないという意味においてはそうかもわかりませんが、今申し上げているのは、法理の適用の仕方と、それから、では、なぜ裁判などにおいて...全文を見る
○塩崎国務大臣 我が国の労働市場の課題の背景に、雇用が安定し賃金も高いけれども、働き方の拘束度が高く長時間労働等の課題があるいわゆる正社員、それから、雇用が不安定で賃金が低く、能力開発の機会が少ないという課題がある非正規雇用の働く人たちという、働き方の二極化があることは、それは事...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣労働というのは、直接雇用に比べて、もう何度も言っていますけれども、雇用の安定やそれからキャリアの形成が図られにくいという面があって、今回の改正案では、派遣労働を法律上も臨時的、一時的な働き方と位置づけることを原則とするとの考えのもとで、今回、期間制限については...全文を見る
○塩崎国務大臣 少し丁寧さを欠いたので申しわけなかったんですが、当然、まず、派遣で働く派遣労働者。つまり、これは規制法でございますので、労働者の保護法ではないわけでありますが、それは、結果としては、まず一義的に、派遣で働く人たちが対象であり、一方で、常用代替と呼ばれているように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣先の労働者については、これは明らかだと思います。  派遣の方は、今先生おっしゃったように、派遣のままでいきたいという方、いや、むしろ派遣の方がいいんだという方と、派遣からいわゆる正社員、正規雇用になりたいという方で、今の後者の方はわかりやすいと思うんですね、...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には、総理が答弁申し上げたラインと変わらないというふうに思っております。  今お話があったように、派遣先に対して、同じ事業所における継続的な有期雇用の派遣労働者の受け入れは三年という事業所単位の期間制限を課すというのは、これは常用代替防止であるわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回は、三年で、二十六業務も含めて、一旦立ちどまって、働く側も、それから企業側も考えるということで、今回、期間制限に事業所単位のまず原則三年ということで、意見聴取ということも労使民主主義のために設けたわけで、そこで労使ともに考えていただくということです。  それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、先生、合意とおっしゃいましたけれども、これは合意ではなくて意見聴取でございます。  しかしながら、先ほど申し上げたように、原則臨時的、一時的という考え方については大事にしようということで、今回、あえて、今まで入っていなかった臨時的、一時的という言葉を法律の中...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣元に対するインセンティブということであれば、恐縮でございますけれども、今申し上げた、民営職業紹介事業の許可を受けておくということ以外には、特に手だてを御用意申し上げているわけではないということでございます。
○塩崎国務大臣 午前中は実際にほとんどと言っていいぐらい通告がなかったので、それはそれで私が申し上げたとおりだと思いますが、今の井坂先生のお話は、やはり質問をきちっと受け取ってきていないという疑いを私も持たざるを得ないので、理解をもうちょっとちゃんとして、先生の問題意識を踏まえる...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が受け取っていた紙での質問通告というのは、何行かとか一行とか、そういうものなものですから、質問通告が少ないなということでございまして、それについては私が申し上げているとおりだと思っています。  先生が今御指摘になった点については、明確に出していながら、それを受...全文を見る
○塩崎国務大臣 いつもいつもそうならばいざ知らずというお話でありますが、かなり私ども、想定問答をつくるというのは、本当に想定問という、いわゆる質問が来ていなくて想定問で、ツイッターを読んで多分こういうことを言ってくるんじゃないかとか、そういうことを随分やっています。だからこそ長時...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、周知期間が足りないのではないかという御指摘でございました。  今回の労働者派遣法の改正案は、計画的な教育訓練を新たに派遣元に義務づけるなど、派遣で働く方の保護を図るための法案であるため、できる限り早く施行することが私どもとしても望ましいのではないかというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたとおりでございまして、さまざまなことを総合的に判断して、タイミングとして、十月一日からのみなし制度の施行も踏まえた上で、九月の施行ということをこの法案についてはお願いを申し上げているところでございます。
○塩崎国務大臣 もう先ほど申し上げたとおり、今変わり行く経済情勢も踏まえ、一日も早くこの法案を御審議いただいて、御成立をお願いした上で、九月一日の施行をよろしくお願い申し上げたいというふうに考えます。
○塩崎国務大臣 今先生がお話しになった中で、基本的には、五種類というか、大きく分けて三種類で、最初に担当課がつくって配り始めたものが少しリバイスをされているのが二種類あった、一月と二月に配られたものとしてあったということで、それに加えて記者レクのためのもの、そして最後が民主党の部...全文を見る
○塩崎国務大臣 足立先生が二月の二十三日の予算委員会でお使いになって私は初めて気がついたわけでありますが、その際に、ポイントとなる問題箇所については指摘をしておったわけであります。要するに、今まで皆さんにお配りをしたわけではないけれども適宜使っていたということで、こういう形で足立...全文を見る
○塩崎国務大臣 だから、問題を指摘したわけでありまして、それを直して使っているということでありますから、その範囲においては問題はないのではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 このペーパーについての中身が不適切であったということは率直に認めて、二度とないようにということで局長以下にも指摘をしているわけでございますし、また、ここで繰り返し、私も、まことに申しわけないということで皆様方におわびを申し上げてきているわけでありますので、そのこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのようなことは、私ども、全く考えていることではございません。
○塩崎国務大臣 それは先ほど申し上げたとおり、みなしの制度について、これをなきものにしようだのようなことは全く考えていないということを申し上げているわけです。  先生がおっしゃるように、施行してからもちゃんと見ておけということは、それは間違いないわけで、施行になってからその施行...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 私も政治家になって二十一年たっておりますけれども、この国民負担率というのは本当に長い間いろいろ考えてきた問題でもございます。特に橋本内閣のときには、潜在的な国民負担率と今言われている国、地方の借金を合わせた負担も含めて五〇%という数字を橋本総理は言ったこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中小企業も個々の企業によってそれぞれ置かれた状況はまちまちで、経営状態とかいろんなことであって、一般的には、しかし、中小企業は今先生がおっしゃったように大変厳しい状況であることは、そのとおりだろうというふうに思います。  保険料負担にどれだけ耐えられる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、冒頭申し上げたように、この社会保障というのは、負担があると同時に給付があるから負担を受け入れるということになっていると思います。個人であろうと企業であろうとそれは同じであって、企業になるときには、やはり自分の社員として、言ってみれば生活の質として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の保険制度の改革について、この負担に関わる問題について様々な関係者と議論を重ねながらここに至っているというのが現実でございまして、それは当然のことながら負担として受け入れる可能性のある範囲内で、私たちはそれを考えた上で法律にして御審議を願っているとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、もちろん協会けんぽが中小企業で大変厳しい経営状況の中で医療の保険としてちゃんと回っていくようにしていくというために、この保険料率はこれは一〇%で、そしてまた今の国庫負担も当分の間一六・四%ということで、一方で、これだけをやっているわけではなく、他の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行の高齢者医療については、今七十五歳以上の後期高齢者を独立の制度としてその費用の四割を現役世代から支援金で補填をするという格好になっています。それから、前期高齢者については独立した制度とせずに、各保険者における前期高齢者の偏在を踏まえて、前期高齢者の加...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今回も予算委員会で随分議論になったところでございますけれども、結論からいうと、これはやはり再分配機能はあるということだろうと思うんですけれども。  実際に、この所得再分配調査をジニ係数で見てみると、もう先生御案内のとおりでありますけれども、平成...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保険方式を採用しております医療保険制度では、保険料負担というのは負担能力に応じた公平なものである必要があるわけでありますが、受益との関係において被保険者の納付意欲というのもこれも大事であって、これに与える影響などを考慮して被保険者の保険料負担に一定の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そこは少し税と保険料は異なるところがあるのではないかというふうに思っていまして、税の場合には強制徴収ができる、法律で税を取るということになっているわけでありますが、問題は、保険の場合に、今申し上げたように、累次にわたって、これは上げていないのが二十四年度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 累進という言葉が、ちょっと税と同じように考えていたとすればそれは違うので、私が言っているのは、定額ではなくて定率ということは、金額は増えていくという意味ですから、それを申し上げているので、ですから、それは定率ということでいくとすれば、保険のプールとしてう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障の負担のお尋ねでございましたが、この生涯年収の額、先ほど局長から答弁したものに現在の年金、医療、介護、雇用、それから労災、それぞれの保険料率を乗じると社会保険負担額があらあら出てくるわけでありますけれども、これを本人負担と事業主負担合計で見ますと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、国民負担率というのは、税とそれから社会保険料、まあ社会保障負担、それに国、地方の借金というものを合わせて潜在的な国民負担率といいますが、さっき申し上げたとおり、抽象的ではありますが、最終的には国民が政府から受けるサービスと政府に税...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後、被用者保険者の高齢者医療への拠出金負担の増加が見込まれるとともに、全面総報酬割の実施によって、結果として報酬水準の高い保険者は負担が増えるわけでございます。このため、厚生労働省としては、被用者保険者を始め関係者の理解を得られるように、様々な機会を捉...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど私の衆議院での発言を引用いただきましたが、どういうコンテクストで申し上げたかあれですけれども、確かに審議会などの議論の中でいろんなことが出てきたことはそのとおりだろうと思いますが、私のレベルでいろいろ聞いてみたところでは、そういう意見は余り聞かれな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の後期高齢者医療への支援の全面総報酬割による被用者保険者への影響については、私どもとしてもしっかりと把握していく必要があると考えております。  このため、後期高齢者支援金の全面総報酬割が導入をされる平成二十九年度以降につきまして、まず、この導入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改革におきましては、被用者保険者への支援として、今先生から御指摘のございました約百億円を含めて約七百億円を措置をしているわけでありますけれども、これは、平成二十九年度において全ての健康保険組合で義務的な支出に占める拠出金負担の割合を五〇%程度以下に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の七百億円、この今回の改革の中でございますけれども、そのうち六百億円程度が高齢者医療運営円滑化等補助金と呼ばれるものでございまして、これを拡充して前期高齢者納付金の負担の重い保険者への支援を行うこととしているわけでございますが、今先生からお話がございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の患者申出療養に関連しての御質問であろうかと思いますが、今回の制度は、困難な病気と闘う患者さんが保険収載までの間に国内で未承認の医薬品などを安全性、有効性を確認しつつ迅速に使いたいと、こういう強い思いがあって、今回の患者申出療養というのはこういう思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 言うまでもなく、日本の新薬の価格というのは、薬価というのは、中医協で定められた薬価算定のルールでございます薬価算定基準に基づいて決定をされておるわけでございます。  新薬の薬価が高額ということで今御指摘をいただいたところでございますけれども、薬価の算定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 薬価につきましては、あらかじめ中医協が定めたルールに基づいて、中医協の審議を踏まえて最終的には厚生労働大臣が全国で単一の価格を決定をするということになっています。  このような薬価制度については、国民皆保険の中で全ての国民がどこでも一定の自己負担で必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在行われております先進医療、これは医療機関に対して将来的な薬事承認、これに向けたロードマップの作成を求めて、保険収載に必要なデータとかエビデンスとかを集積に資するように努めておりまして、保険収載につながるように引き続きこれは取り組まなければならないと思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの大学附属病院等の医療安全確保に関するタスクフォースというのは、この名前にございますように、医療安全の、先ほど医療分科会からの指摘がガバナンスの問題について特にあったと、こういう話が局長から申し上げたところでありますけれども、今回の立入りは、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論から申し上げると、矛盾はしていない発言を二か所でしているというふうに思います。  四月二十四日の衆議院の厚生労働委員会における答弁では、一般論として、患者負担の引上げによって医療機関の受診が遅れて、そのために重症化をすれば医療費に影響することはあり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の入院時の食事代の見直しに当たって、小児慢性特定疾病、それから指定難病の患者の方については、本年一月から入院時の食事代が原則として一部自己負担となった影響を踏まえまして、負担額を据え置いたところでございます。  今回の見直しは、先ほど来申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 原則は先ほど申し上げたとおりでございますので繰り返すことはいたしませんが、私どもとしては、この入院と在宅療養の公平性を図るという範囲内でこれをやらせていただくということで、低所得のラインをどこで切るかとかいろいろな問題はもちろんあって、そのボーダーライン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) あくまでも財政審がそう言っているということなので、それはそれとして財務省のやっておられることなので、まだ我々としては正式にその議論を共にしているわけではございませんで、現在の入院時の居住費については、療養病床に入院されている六十五歳以上の方に限って、介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私には一切相談がございませんので、それで私どもは議論をしていないと言っているわけであります。  財務省が言ったことは必ず実現しているということは全く不正確なお話でございまして、売上税だってうまくいかなかったわけでありますので、そういうことでは、必ずしも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、もう先ほど来繰り返し申し上げているように、今までどちらかというと機能分化のことを前面に出していましたが、機能分化と、それからさっきもちょっと出ましたけれども、やはり勤務医の医師の皆さん方への過重な負荷、そしてそれが結果として患者さんに、三時間待ち...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、大掛かりな対症療法という御指摘を受けてしまっておりますけれども、今回、一九六一年以来の大改革でございます国民健康保険その他の医療保険の改革であろうかと思いますけれども、特にこの国民健康保険は国民皆保険を支える重要な基盤ともいうべき制度でございまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 絶えず不断の見直しをしていかなきゃいけないということは当然考えていかなきゃいけないことで、先ほど楽観的に過ぎるのではないかという御指摘を頂戴いたしましたが、それはこれから何をやるかということが大事だという先ほど御指摘のとおりで、これから何をやるのかという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改革において後期高齢者支援金の全面総報酬割を導入をして、そして国保への財政支援を拡充するとともに、様々な他の制度改革も行うことにしておりますけれども、この全面総報酬割の導入に伴って、今お話があったように、平成二十九年度において健康保険組合の負担は約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話が出ておりました特定健診、保健指導の医療費に対する効果、これについては、国のナショナルデータベースを活用して専門家の協力の下で検証したところ、特定保健指導を受けた方が受けなかった方よりおおむね低いという効果が示されておりまして、例えば平成二十年度か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この患者申出療養について、先生から数々、問題点、指摘を頂戴をいたしておりまして、ありがとうございます。  また、今御指摘のように、国立がん研究センターが発表いたしました、国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品・適応のリストなどを、私どもとしても患者申...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その問題は今の先進医療制度でも存在をするわけでございますけれども、先進医療では、重篤な有害事象の可能性とか、あるいは責任と補償の内容などについてあらかじめ医療機関が患者に説明をして、同意を得た上で決定をするということになっています。  この患者申出療養...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養における医療には様々なものがあるというのは今先生御指摘をいただきましたが、そうしますと、生じ得る有害事象等のリスクも様々だということは十分あり得ることであるわけであります。  このために、先進医療と同様に、先ほども申し上げましたけれども、ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、患者申出ということで患者の申出が起点となるということが大事で、一番はやはり患者本位で、今の保険には収載をされていないけれども、その安全性をきちっと国が確保しながら、患者の申出どおり迅速に、身近な医療機関で、今保険では認められ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この患者申出療養では、これは当然、保険収載に向けるということが大前提でありますけれども、ロードマップの作成などを医療機関に求めて将来的な保険適用につなげていくこととしているわけであって、これは国民皆保険の下で広く国民が先進的な医療を受けられるようにしてい...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 山尾志桜里議員にお答え申し上げます。  男女間の賃金格差の是正に対する認識についてお尋ねがございました。  我が国の男女間の賃金格差の要因を見ますと、最も大きな要因は、男女間の管理職比率などの職階の違いであり、次いで勤続年数の違いとなっております。 ...全文を見る
05月22日第189回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 辰巳孝太郎議員にお答えを申し上げます。  特定健診情報へのマイナンバー利用拡大についてのお尋ねがございました。  今回の改正は、生涯を通じた予防、健康づくりを推進するため、個人が転職や結婚等により医療保険者を異動した場合に、本人の同意を前提に、特定健...全文を見る
05月25日第189回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、十一月の十四日にも先生からこの問題について御議論をいただいたところでございまして、先生のように人生の先輩の前で私ごときの者はなかなか物を言いづらいわけでありますが、いろんな考え方がやはりあると思いますし、随分考え方も変わってきているというふうに私も...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長から答弁を申し上げたように、平均在院日数と今の先生の御指摘の療養病床の話は深く関係するわけでございますが、御指摘の平均在院日数の短縮というのは主に急性期の病床において進んでいるというふうに思っております。  これは、患者の方々の状態に応じた適...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今進めております医療改革につきましては、基本は、やはりできる限り地域で暮らしながらいけるというのをベースとしているわけでありますが、この今の地域医療構想は、御指摘のように、一律の病床削減を行うものではないかということではございますけれども、そんなことはな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後の歯科医療につきましては、虫歯とかあるいは歯周病の治療を行うだけではなくて、食べるあるいは話すなどの口腔機能の維持向上の取組とか、あるいは歯を失うリスク増加への対応などが大変重要な課題になっていると思っております。  これらの課題に対応するためには...全文を見る
05月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいたこの「患者申出療養の創設」と書いてございますが、国内未承認の医薬品等を迅速にというところは先進医療の意味合いではあるわけでございます。  ということではありますが、しかし、先ほど総理から答弁申し上げたように、今回はそれとは別に、患者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先進医療Aについての御指摘を資料とともにいただいたわけでございますけれども、この先進医療Aにおいては、診療報酬改定の際に、先進医療としての実施状況とか、それからそのデータにより確立されたエビデンスに基づいて保険収載の可否について検討をしているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いみじくも先生から今、繰り返しになるかも分からないがという話でありますけど、まさに今、実施している医療機関の当事者から意見を聞きながら、そのまた関連の学会とも連携をして、この保険収載へどういうふうにしたら迅速にできるのか、具体化するのかというようなことを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の有害事象が起きたような場合についての対応については、これまでの先進医療などでも同じでございますけれども、しっかりと事前に病院と患者の間で取決めを交わした上でそれに向かうというのは、これまでと同じやり方でいくわけでございますので、その点についての備えは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 受診をしないということでポイントを与えるようなことはないというふうに我々は考えておりまして、むしろポジティブなインセンティブになるように考えるというのが私たちの考え方の基本だというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) やや細かなことも含まれておりますので私の方から答弁いたしますが、この患者申出療養は実施計画の作成などをまず医療機関に求めるということが基本でありまして、基本的に疾病の治療方法の改善等を目的として計画的に行う臨床研究としてこれは実施されるものだと。この場合...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 群馬大学の病院における腹腔鏡手術における死亡事故など、大学附属病院等において重大な医療安全管理上の問題が発生したということを踏まえて、私ども、厚労省内に今タスクフォースをつくって、大きな病院に、大学病院を始めとするところに入って検査をしているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やや細かいものですからちょっと私の方から答えますが、御指摘のとおり、欧米においては医薬品それから医療機器において治験と臨床研究は同じ法律の中で規制をされておって、また、その他の人を対象とする研究については国によって法規制を行っている場合もあるというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ややまたいろいろ詳細がございますので私の方から答えたいと思いますが、本事案については、この参議院の厚労委員会で私も五月十二日に答弁をいたしましたが、九州大学が事案発生から長期間たって資料としてまとめたものでございまして、九州大学の認識のとおりであれば極め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今総理から結果として五千億ぐらいの増で来たということでありますが、今御質問の自然増の見通しはどうだったのかということでございますが、過去三年間見ますと、概算要求時点で社会保障関係費の自然増として政府全体で平成二十五年度は八千四百億円、平成二十六年度は九千...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、患者申出療養を導入する際にも、基本は皆保険を堅持をするということが安倍内閣としての基本線でございまして、いわゆる混合診療を解禁するというような考え方は持っていないところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生のお気持ちは、前々からそういうことをお聞きをしているわけでありますけれども、今回の患者申出療養につきましては、あくまでも保険適用をすることが前提で、広く国民が医療保険制度の中で先進医療を受けられるようにするというのが基本でございます。  だからこそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 消費税が非課税とされております社会保険診療においては、医療機関が医薬品等を仕入れる際に支払う消費税分がこれまでは診療報酬で手当てをされてまいりました。  医療に係る消費税の在り方につきましては、医療界から、医療機関等の消費税問題の抜本的解決を図ることと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた諮問会議で私の方から配付をした資料には産業化という言葉はたしかないはずでございます。  五月十九日の経済財政諮問会議では、社会保障政策の大きな方向性として経済再生と財政健全化を両立をさせるという、新たな社会保障政策について御説明をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう委員会で何度も御答弁申し上げてまいりましたけれども、今回、先進医療の制度と異なるのは、何度も申し上げますけれども、まず第一に、患者の申出を起点とするということであり、それから、国が安全性、有効性を迅速に確認をしつつ、そしてまた地方でも身近な医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも申し上げているように、必ず保険収載に向けて、臨床研究中核病院で作成をいたす計画の中でロードマップをきっちりと書いた上で保険収載のめどを明示をするということがなければこの対象になってこないということでございます。全く新しい案件の場合には原則六週間とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 箱根で火山活動が活発化しているということで大変御心配をいただいているわけでございますが、今立入り制限されているところを中心に、仕事にならぬと、こういうことで御苦労されている方々がおられることは、昨日、箱根の町長さんにもおいでをいただいて、お話を島村先生、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険料は時間を掛けて平準化をされる、こういうことだろうと思いますが、各市町村の保険料率は今後都道府県に納付をいたします納付金などによって影響を受けるわけでございますが、納付金の額については、市町村ごとの保険者機能が積極的に発揮をされるよう市町村ごとの医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生がおっしゃったことは大変大事な点でございまして、細かな点は追って定めなければならないと思っておりますが、患者申出療養については、患者が治療内容をしっかりと理解をする、今おっしゃったように、専門用語でよく分からぬというようなことがあってはならないので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、患者申出療養から除外をする場合ということについてのお尋ねがございましたが、患者申出療養では、少なくとも年に一回は実施状況などを国に報告するようにということを御説明をしてまいりましたが、医療機関に報告をしてもらうと。  計画どおりにどうも進んでいない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今いろいろなケースをお触れになりましたけれども、保険収載に向けてはロードマップをまず作るというわけでございますが、そのロードマップがどういうことを述べるのかという御質問かというふうに思いますけれども。  この患者申出療養を計画している時点において、臨床...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国では、国民皆保険の理念の下で、必要かつ適切な医療というのは基本的に保険診療でいくということになっていますけれども、今回の患者申出療養においては、保険収載に向けたロードマップを作成を医療機関に求めると。そして、保険収載に必要なデータとエビデンスを集積...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大臣になる前に明快に毎年改定しろという考えを持っていたつもりは私にはないわけでございます。  この問題については、基本的に今薬価改定が二年に一回行われているという中で、診療報酬の改定の際に実勢価格に応じて変更が行われているわけでありますけれども、私も大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私もそのように考えております。なかなか決まらないと言っているのは、先ほど先生がおっしゃった、なかなか卸との間で値段が決まらないとかいろんなことがありますので。それと、コストの話も今私が申し上げたとおりでございますので、基本的に同じことを言っているというふ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 制度上、私どもとして、保険収載までのロードマップの提出を求めるということでありまして、そうなれば、当然、この患者申出療養の申請というのは保険収載に向けたロードマップを記載した実行計画を添えて行うわけでありまして、保険収載を目指さない医療、今先生が御指摘の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、促進加算のお話があったかと思いますが、この新薬創出・適応外薬解消等促進加算というのは、難病などの医薬品の研究開発を行っている企業の一部の新薬について、市場実勢価格に基づく薬価の引下げを一時的に猶予をした上で革新的な新薬の創出を加速させる、あるいは適応...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、後期高齢者医療制度をより安定的に運営をするということで、後期高齢者支援金について、負担能力に応じた負担ということで、被用者保険者の支え合いを強化する観点から全面総報酬割を導入をすることにしたわけでありますが、一方で、今後高齢者の増加などによりまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養の対象として適格基準外の患者さんを追加をする場合、原則としては臨床研究として既存の実施計画を変更する、又は新たな実施計画を作成する場合が考えられまして、この場合には臨床研究計画、プロトコルが含まれるということでございます。  一方で、例えば...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど答弁したと思いますけれども、補償の内容に関する取決めというのは、所定の書類として含まれて、必ずそれを確認した上で審査を受けるということになるわけでございますので、当然のことながら、前にも申し上げたとおり、事前に医療機関とそれから患者との間でしっかり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 五月二十一日のこの厚生労働委員会で私から、議員通告外でございましたが、患者申出療養の開始に間に合わせるようにずさんな検査とならないよう、患者申出療養の実施を一旦棚上げし、臨床研究中核病院や特定機能病院の体制整備、立て直しを徹底して行うべきではないかとの御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者申出療養の創設に当たっては、厚生労働省としても十分な体制を取って臨まないといけないというふうに考えております。  昨年の十月には、患者申出療養を含む業務を取り扱うために、保険局医療課に医療技術評価推進室という室を設けまして、十二名体制で業務を行って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民皆保険である我が国の医療保険制度において、相互扶助の理念の下で、疾病リスクにかかわらず、誰もが必要な医療を受けられることを原則としているわけであって、このために、疾病リスクによって保険料に差を設けるという、今お話が出ましたが、設けるということは、やは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特定健診、保健指導については、これまでも国のNDBを活用して専門家による医療費の適正化効果の検証作業を進めてきておりまして、一定の効果は示されているというふうに申し上げてきたと思います。  先ほど話が出ましたけれども、平均在院日数の短縮については、先ほ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘のように、いわゆるプライマリーケアの体制そのものを強化をしていくということは、それはそれでとても大事なことであって、その一つの方策とも考え得る政策として、今回、かかりつけ医と大病院の機能分化、そしてまた勤務医の負担軽減を図ってより適正な役割分...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、質が高く、効率的な医療提供体制を実現するためには外来機能の分化というのが必要だということで、今回の定額負担をお願いをしようということを一つの政策としてお願いをしているわけでありますが、そのためには、今御指摘のように、かかりつけ医の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げておりますけれども、我が国は、国民皆保険制度の制度自体が定着をして、この理念を大事にしてきているわけでありまして、必要かつ適切な医療は基本的に保険診療で見ていくということだと思います。  今回の患者申出療養においても、保険収載に向けたロ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これからの都道府県、役割が大きくなる一方でございまして、我々も期待をしているわけでありますが、医療費適正化を推進するに当たって、市町村などの医療保険者が地域の保健課題を適切に反映した効果的な保健事業を実施できるように、必要な支援を行っていかなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、都道府県に市町村とともに保険者として役割を成してほしいということを申し上げているわけでございますが、地域医療構想をつくる、それから病床の機能分化も担う、提供体制に責任を負う、こういう中で、今回都道府県が国保の財政運営にも責任を負うということになるわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、この数については、事前的にそういうことをこの幅だというようなことで言うことはなかなか難しいということは繰り返し申し上げてまいったと思います。  それで、今回の患者申出療養の対象となる医療は、もちろん今のように保険収載をすることを前提としてロー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改革では、後期高齢者医療制度をより安定的に運営をするというために、後期高齢者支援金につきまして、負担能力に応じた負担として被用者保険者の支え合いを強化する観点から、いわゆる全面総報酬割というのを導入をすることとしているわけであります。  被用者保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月27日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 今、一〇・一ペーパー問題についてのさまざまな御指摘、そしてまた、その他の委員会運営における私に対する御指摘やあるいは厚生労働省に対する御指摘について、この二枚紙にしてお届けをしたところでございます。  一から四まではコメントしなくていいということでありますけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十二年二月に実施をされたのが、今お話ございました専門二十六業務派遣適正化プラン、今、長妻プランとおっしゃったものでございますが、いわゆる専門二十六業務と称して違法派遣を行う者に対する集中的な指導監督を実施した結果、期間制限に係る行政指導件数が減少したことから...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう繰り返し、同一労働同一賃金の問題につきましては、重要な考え方であるということは総理も私どももずっと言ってきたことでありまして、今回、井坂法案というネーミングになっていますが、民主、維新、生活の共同提出の法案について、概要を見るだけでも、ここにいわゆる同一...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、足立先生から御指摘がございましたように、今回の、お出しになられたこの法案につきましての同一労働同一賃金については、派遣労働について特に限定して言っておられるように受けとめております。  そういう意味では、先生も先ほどお話がありましたけれども、労働者の派遣とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げたように、労働者派遣というのは、労働者派遣契約などで何をするかという仕事の内容について明確になっているわけで、通常、賃金もそれに対応するものということになっておりますから、職務給に適した面もあるというふうにさっき申し上げたわけであります。  しか...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、臨時的、一時的を原則とするというところの修正についてのお話がございましたが、これは、労働政策審議会の建議において、派遣労働というのは雇用の安定やキャリアアップの観点で問題などがあることから、派遣労働を臨時的、一時的なものと位置づけることを原則とする考え方が実は...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、盛りだくさんの御指摘があったかと思いますけれども、基本は、当初の閣法に臨時的、一時的と書いていなかったじゃないか、今書いているのはおかしい、こういうことでございましたけれども、それについては、さっき申し上げたとおり、建議に基づいて法律をつくるというのが普通……...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣であっても、非正規労働、正規労働、いずれにしても、いろいろな仕事があって、そしてまた、所得水準もそれぞれやはり、その人の力とか、力の評価、こういうものによって随分変わってくるんだろうというふうに思います。  派遣労働は、言ってみれば、多様な働き方の一つとして...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣だけの話ではなく、一般的に申し上げたつもりでございますけれども、やはり、人が人をどう評価するかというのは、その能力を評価するわけであって、それはどんな雇用形態であっても同じだと私は思っています。  したがって、派遣を望みながら、一生、家で、大黒柱で家族をしっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 非正規労働者の処遇改善につきましては、派遣以外に、パートタイム労働者については、本年四月に施行されました改正法によって、差別的な取り扱いが禁止される労働者の範囲を広げるということをやっております。それから、有期契約労働者については、平成二十四年の労働契約法改正によ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ジョブ型雇用契約を推進するなどということで、これを一つの例としてお出しになっておられるわけでありますが、それは一つの考え方だというふうに私も同感をいたします。  さっき足立先生のときにも申し上げましたが、派遣の場合には、何をやっていただくのかということが割合はっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まさに先生は、これからの新しい時代における働き方の多様化ということにつながるお話をされているというふうに思います。  そういう意味では、もう既に限定正社員といった働き方あるいは雇用の形態も大分出てきているわけであって、それは恐らく、今先生がおっしゃるような、限定...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣料金は、当然のことながら、契約自由の原則のもとで、基本的に派遣会社と派遣先との間で決定をされるということになっているわけであります。その一方で、派遣会社の競争で派遣で働く方の待遇が犠牲になってしまうというようなことは、やはり留意をしないといけないというふうに我...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げたように、労働者派遣というのは、派遣労働者が従事する仕事の内容というのが、言ってみれば、ある程度特定をされているということが結構多いわけですね。それで、派遣契約の中で明確になっているということがあって、賃金も通常、やはりどういう仕事かによって大体ど...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうこれをお配りになられるということで、初めてこれを見たときに、私としては、聴取はしているわけで、それで、正直言って、受け入れ期間を延長すべきではないというところがこれだけ少ないというのに少し予想外の感じを持ちました。  しかし、冷静に考えてみれば、意見聴取を...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用を、正規社員であろうと派遣であろうとパートであろうと契約であろうと、最終的に決めるのは経営者なわけですね。その経営者が何を考えてこういう雇用を、種類としては幾つか形態がある中からお選びになるかというと、やはりそれは会社として、係でも課でも、あるいは部でもいいん...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、私の印象は、先ほど申し上げたとおりで、今の状況で、このアンケート調査から読む限りは、余り、派遣を続けられるのは困るなと積極的に思っている方が多いわけではないというふうに思いました。  今回は特に、三年たつときには必ずやるということで義務化をするわけでもあり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の見直し案におきましては、有期雇用の派遣で働く方を対象に、個人単位の期間制限を新たに設けるわけでありますけれども、その目的は、派遣労働が直接雇用に比べて雇用の安定とかキャリア形成が図られにくいという、いつも申し上げている理由で派遣労働に固定化されるということを...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘がございましたけれども、昨日、私の名前におきまして「今回の労働者派遣法改正案審議における御指摘事項について」ということで、これまでの数々の不十分な点、不適切な点についておわびを申し上げ、今後の委員会質疑において、誠実に、そしてまた、皆さん方の御質問の真意を...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも繰り返し申し上げてまいりましたけれども、もともとこれは必要に応じてお配りをするという類いのペーパーでございました。中身についてはもちろん今申し上げたとおりでありますけれども、それが二月の二十三日に足立議員の配付資料という形で出てまいったので、そこで私も初めて...全文を見る
○塩崎国務大臣 ILOに参加をしている日本で、重要な役割も果たす立場に立っているわけでございますし、言ってみれば、ILOの運営そのものにも協力をしていく立場であります。  ILO自体も三者構成になっていると聞いておりますけれども、そこのところで行われている議論は、やはり最大限、...全文を見る
○塩崎国務大臣 二〇一二年三月にILOが報告書を取りまとめたというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 基本的には派遣元と団体交渉をするのではないかというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 先生おっしゃるように、団結をしようと思っても仲間が派遣先にしかいないじゃないかというふうに理解をしたところでございますが、考えてみると、これは、労働条件を決めるのは派遣元と決めるわけで、賃金にしても。そうなると、やはり交渉する中身は、労働条件について交渉するという...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうの御質問ということで、御用意をしていなかったので大変恐縮でございますけれども、労働組合は、さっき申し上げたように、労働条件を維持改善しないといかぬということで、それで労働組合というのはつくられるのが大体目的となっていると思うんですね。そういうことになると、ま...全文を見る
○塩崎国務大臣 非正規の場合の育休の取得条件などはなかなか厳しいものがあるというふうに私も思っておりまして、これは今、省内で、特に一人親あるいは子供の貧困の問題などもあって、調べながら、ここの改善をどうしたらいいのかということを、検討を指示しているところでございまして、先生御指摘...全文を見る
○塩崎国務大臣 マージンの定義でいきますと、そういうことであります。  マージンの中にどういうものが入るのかというと、社会保険料とか教育訓練費、福利厚生費、派遣会社の社員の人件費など、雇用主として負担すべき費用が全て含まれていて、マージン率が高いという理由だけでは一概に判断が、...全文を見る
○塩崎国務大臣 事業所への備えつけというやり方もディスクローズの仕方としてございますので、ホームページだけというわけではございませんので、そういう意味では、ホームページに載っていないものがあるかという質問であれば、あり得るということでございます。
○塩崎国務大臣 ディスクローズですから、行って見るということは可能だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 マージン率はかなり幅がございまして、例えば、いわゆる特定労働者派遣の場合でも、大体半分ぐらいが二〇%から三九%というところに入っております。一般労働者派遣事業になりますと、四分の三ぐらいが二〇%から三九%に入っていて、今御指摘の破格に高いというところと、低いところ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御疑問は当然だろうと思います。この間の円グラフで見ても、何かこんなに取るところがあるのかという気持ちになるものがあります。  何で高いのかという中には、例えばさっき申し上げた教育訓練に使用するためのシステムの導入経費がかなり入っているというようなものとか、あるい...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、申し上げているのは、なぜ高いのかという、コストに何があるのかということを出しているということはないので。マージン率自体は出していますよ。ですから、それが高いところに聞いてみて、どんなふうになっているかということが、感じがわかるように、調べられる範囲で調べてみ...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本は資本主義、自由主義でございますので、その経営の中身を出せというのはなかなか難しいんだろうと思うんです。派遣の健全性を保つためにマージン率を出せというのは当然のことで、これはもう既にやっているわけですね。  ですから、それが高いのはおかしいな、何だろうかとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの答弁、私はちょっと訂正をしないといけないと思います。  誰が行っても見られるとさっき申し上げました。それは必ずしも正しくなくて、そういうことではなくて、この法の趣旨は、派遣元事業主は厚生労働省令で定めるところによりマージン率を出せということなんですけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういうこともあるので、ぜひ政府の人間も置いておいてくれれば、もう少し正確な答弁ができると思うんです、細かなことが。  今申し上げたように、事業所には備えつけなければならないということになっていて、厚労省のホームページなどに載せるのは、それは意思で載せるのでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それぞれの会社のホームページであります。
○塩崎国務大臣 この意義は、派遣元事業主の透明性を確保することによって、派遣労働者による派遣元事業主の適切な選択や派遣労働者の待遇改善等に資することが期待をされるということでございます。
○塩崎国務大臣 その派遣元に行って派遣の労働者になろうとする人は関係者になりますので、それを見ることになります。
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、派遣元事業主の透明性を確保することによって、派遣労働者による派遣元事業主の適切な選択や派遣労働者の待遇改善等に資することが期待されるわけで、そこの派遣元でその派遣労働者になろうという人は、この対象になるということでございます。
○塩崎国務大臣 こういう細かい通告をいただいていなかったものですから、申しわけないわけでありますが。  さっき申し上げた派遣労働法の二十三条の五号の中で、派遣元事業主は厚生労働省令で定めるところによってマージン率などを公表しないといけないということになっていますが、それで、「あ...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣元を幾つか選んで、その中から選ぼうとされる方は、その全てに行けばそれを見られるということになる、関係者ですから。したがって、それで比較検討ができるということになると思います。
○塩崎国務大臣 これは、さっきから申し上げているように、関係者に対してというものの中に希望者が入るということを言って、法の趣旨からいって、二十三条の五号に入っていることが、関係者として、希望する人が含まれるという解釈でございます。
○塩崎国務大臣 もう少しプリサイスに事前に通告をいただくと、もう少し正確な答えができるので、ぜひ次からはそうしていただきたいと思います。  公表のあり方について今御指摘がございました。  平成二十四年の改正法による改正事項の中に、いわゆるマージン率の公表というのが入っていたわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、民主党政権時にできた改正法で、マージン率の公表をしようということで、そのやり方が現状でございます。それがまず第一点で……(岡本(充)委員「公表していないじゃない」と呼ぶ)いや、ですから、それは二十四年の法律のとおりやっているのが今の状況でありますので、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改正法案によって、いわゆる二十六業務に該当するか否かで上限が異なる現行の期間制限を廃止し、新たに派遣労働者個人単位で三年という期間制限を設けることとなっているために、雇用安定措置の対象者数を厳密に予測するというのはなかなか難しいというふうに思います。  あ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、厳密にこれを予想するということはなかなか難しいということでございます。
○塩崎国務大臣 故意というのが不適切であることはもう御指摘のとおりで、申しわけない限りで、私からも重ねておわびをしたいというふうに思いますが、理事会に対して、このような形でということで昨日お出しをしたところでございますので、あとは委員会がお決めになることかなというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほどおわびをしたと私は思っておりますが、どのようにしたらよろしいでしょうか。
○塩崎国務大臣 今回、改めて、秋の臨時国会のときの案を修正いたしまして、第二十五条に、「臨時的かつ一時的なもの」ということで、派遣就業について定義をしたところでございます。「運用上の配慮」という中でお示しをいたしたわけで、それが原則としてお示しをしたということでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほども井坂先生に御説明をいたしましたけれども、今回は、これまでのいわゆる常用代替防止のための事業所をベースとする期間制限、これに加えて、個人単位でも固定化を防止しようという、言ってみれば、これまでの派遣労働にありがちな弊害としての常用代替と、それから、個...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの井坂先生との議論でも繰り返し申し上げたわけでありますけれども、やはり先ほどのアンケートの調査の結果をどっち側から読むかということで随分変わってくると思うんですよ、解釈が。  私は、意外なほど反対される方が少ないんだなということを読む中で、これは、その業務...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、個人単位の期間制限と事業所単位の期間制限、二つありますけれども、個人で見ますと、無期雇用派遣労働者とそれから六十歳以上の者は対象外とするということで厚生労働省令に明記をする予定でございます。
○塩崎国務大臣 これは、平成二十四年に、サンプル数が四万四百八十六で、二十六業務の、今先生お尋ねの派遣契約期間別のアンケート調査というのをやっています。  これを見てさっき申し上げたんですが、一番多いのが三十日から三カ月まで、三十日超三カ月以内、これで四二・一%です。ですから、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改正案では、先ほども申し上げたように、まず、事業所単位だけだった期間制限に個人単位の期間制限を加えるということは、先ほど来申し上げているように、個人の方が意に反して派遣のままでいってしまうということに、立ちどまって考える機会をつくるということで、個人単位の期...全文を見る
○塩崎国務大臣 でき得る範囲内でやってみたいと思います。
○塩崎国務大臣 一概に、労働政策全般に対する認識ということで、なかなか難しい、大きい話であります。  今、私どもの日本の抱えている経済の問題というのは、いろいろな言い方があると思いますけれども、基本的には、過去、この二年半ぐらいは随分好転をして、逆転をしてきたと思いますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、これにつきましては、調べられるだけのことはやって、お調べをして、御提示を申し上げたいということを先ほど岡本先生にも申し上げたところでございます。  先ほど設置法のことをおっしゃったんですが、先生御存じで飛ばしたんだろうと思いますが、「国民...全文を見る
○塩崎国務大臣 この第三条、先生はお役人出身ですからよくわかっていて、私は民間から来ていますからよくわからないところがありますけれども、第三条の「任務」のところが、「厚生労働省は、国民生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与するため、」というのが大目的なんですね。これが目...全文を見る
○塩崎国務大臣 変わり行く世界経済の中で日本がどう生き残っていくかという中で、対応していることと対応していないこと、そしてまた、高齢化が進み少子化が進む、これについても、対応していること、していないこと、確かに御指摘のとおり、遺物として残っていて、今の新しい例えば働き方あるいは企...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は去年の九月から今の立場に立っておりますけれども、もともと私の後援会や友人の周りにいろいろな職業の方がおられて、中には派遣の方も、特に女性に多いわけでございますが、男性もそういう方々がおられるということをわかっております。  それから、それとはまた別に、私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、給料を払わないというお話、派遣先が決まらないうちは払わないということで、それを正社員と呼んだ場合の是非ですね。  それはやはり不適切ではないかなというふうに思いますね。給料を払わないということは、行ってみて契約をした後にわかるというようなことでは、それは話に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、大西先生御指摘のように、私も、これはちょっとテレビを見られなかったものですから、後ほどこれで気がつきましたが、「その均等待遇ですとか、」と書いてあるのは、やはりこれは均衡待遇の間違いだというふうに思います。そのとおりでございますので、稲田政調会長はもう既にお気...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、さっき稲田政調会長の話が出ましたが、これは同じテレビ番組の途中で、こういうことも言っています。附則の中で、この均等待遇と均衡待遇についてきちんと調査をするという附則を設けましたと言っていますので、その違いが何であるかはわかっていますので、先ほどのはやはり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、全ての派遣会社が許可制ということになるわけでありますが、このため、現在、届け出によって事業を行っている特定労働者派遣事業の五万六千六百八十六事業所が許可に移行するかどうかの検討が求められているわけであって、このうちで事業実績のあった事業所の割合というのは四八...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、この二万七千四百九十五事業所が全部移行するだろうという予想を申し上げているわけではございませんで、これが事業の継続を行うということを仮定した場合は、これらの事業所が許可の申請を検討するのではないかということを申し上げた、仮定の話でございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども御答弁申し上げたように、今回、この法律に関しましては、三年の経過措置というのを設けてございます。その間は、従来どおり今の事業者は事業が行えるようになっておりまして、今御懸念の小規模な派遣事業者に関しては、先ほど申し上げたように、今回、事業の財産的基礎となる...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、労働関係法令上、正社員という確立した定義というのは存在をしません。常用型派遣の方の中には、派遣会社に無期雇用されている方もおられて、このような方については、その会社の中などで正社員という呼称が使われている場合もあり得るということを何度も...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど私が答弁申し上げたのとほぼ同様のことを答弁書ではお返ししたというふうに思います。  ですから、それは、全く誤解を生じるようなケースというのはだめだということを申し上げているのであって、それで、今申し上げているように、もともと職業安定法には、応募者に...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、今、極めて部分的におっしゃったわけですが、それは、先ほどの契約などで、行ってみたら全然違うとかそういうこともあるので、ケース・バイ・ケースということを申し上げているので、ですからこそ、先ほど御答弁申し上げたように、早急に検討して、問題点...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今、正規社員ですか、無期派遣と書いてある場合はいいかとおっしゃっていますけれども、それだけしか出さない募集というのはないわけでありまして、ですから、それはトータルで考えて、ケース・バイ・ケースだということを申し上げているわけです。  です...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、職業安定法四十二条に照らしてみて誤解を招くかどうかの判断は、ケース・バイ・ケースで、全体を見て考えるということであります。  先ほど申し上げたように、その一方で、正社員という、我々政府としての、厚生労働省としての向かうべき方向は明快に...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、労働関係法令上、正社員の定義はございません。  したがって、法律論として今申し上げているのは、トータルで誤解を本当に招くのかどうかということの解釈が職業安定法第四十二条に照らしてみて当てはまるかどうかということが問題であって、これは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、無期雇用の派遣で働く方については、今回の改正によって期間制限の対象外となるわけでありますので、同一の派遣先で働き続けることができることとなるわけであります。  個人単位の期間制限が課せられる有期雇用の方については、派遣期間の上限に達することによって雇いどめ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは阿部先生のときにも申し上げましたけれども、もともと安定的な雇用であったかどうかということも、今取り上げられた雇用のサンプルは、例はあると思うんです。  先ほど申し上げたように、この二十六業種の業務の中でも、派遣契約期間というのが極めて短い、反復契約をしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは先生、四十万人が、どういう扱いになる方がどのくらいおられるかということを正確に予想せいと言われても、それはなかなかできないことで、生きた経済でございますし、そこは、無期にどれだけなれるのかとか、そういうこともあるわけですけれども、我々としてはやはり道をつけて...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもは、そういうことになるということを想定しておりませんので、比較のしようがないと思います。
○塩崎国務大臣 余り単純化していただくと、大勢の方が来て聞いておられるので、誤解をされるので。  雇用安定措置というものを、何度も繰り返し御説明を申し上げました。こういうものもございますし、先ほど申し上げたとおり、個人単位の期間制限についても、いろいろなケースがあり得るというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働者派遣法につきましては、常用代替防止の原則を維持しながら、経済産業構造の変化に応じて、派遣で働く方の一層の保護と雇用の安定を図りながら、働く方々の多様なニーズに応じた働き方の実現を目指して、累次の改正を重ねてきたところでございます。  長期的に見れば、昭和六...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも繰り返し御答弁申し上げておりますけれども、今回の改正案では、派遣先に対して、同じ事業所における継続的な有期雇用の派遣労働者の受け入れは三年までという事業所単位の期間制限を課すということとし、三年を超えて受け入れる場合には、先ほど来お話で出ております過半数組合...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはきょうも何度もお答えを申し上げたところでありますけれども、雇用関係というのは、最終的に、使用者側が働く人を雇うという格好になるわけでありまして、その際に、法律で義務づけることと義務づけられないこととございますので、最後にどういう形で選ぶかというのは、やはり使...全文を見る
○塩崎国務大臣 現行制度における期間制限については、一つは、いわゆる専門二十六業種、きょうは随分これについての議論が行われましたが、これに該当するかどうかが実はわかりにくいという指摘がございました。それから、業務の専門性が時代とともに変化をするために制度が不安定であるといった指摘...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど個人単位の期間制限のことについて私から説明申し上げたときに、やはり、課をかわるということはそれなりに新しい分野を学ばないとなかなかできないということが、私もサラリーマンをやっておりましたが、課というのはやはり全然違うときが多いわけでございまして、そういうよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで、努力義務の対象者としても、その努力義務が履行されてこないというようなことがあって、今回、それがきちっとされるようにということで特定有期雇用派遣労働者を初めて規定したということで、御指摘をいただきましたが、これがきちっと履行されるようにしていかなければなら...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、附則第二条第二項、「雇用慣行が損なわれるおそれがある」というのは具体的に何を指すんだ、こういうことでございますけれども、この御指摘のケースについては、正社員が派遣労働者に取ってかわられる常用代替が言ってみれば常態化する、そういうような状況を想定しているものだと...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○塩崎国務大臣 これは繰り返し申し上げてまいったように、やはり新しい時代にふさわしい、働く側の多様なニーズと、それから、企業側も多様な働く方々に参加をしてもらって最大限のアウトプットを出すということで、一人一人の暮らしを豊かにし、なおかつ経済も豊かになり、企業も豊かになるというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、職務給、職能給という議論がございましたが、どちらかというと派遣で働いていらっしゃる方々の賃金というのは職務給に近いものだということは、おとといの委員会でもたしか申し上げたというふうに思いますが、これが一つの理由で、それは年齢に関係なく、職務給というのは、同...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、労働者派遣事業報告におけるいわゆる専門二十六業務に従事した派遣で働く方の数というのは、平成二十一年の約九十万人から、平成二十六年の約四十九万人へと減少しているわけでございます。  派遣で働く方の数というのは、景気や雇用、それから失業などの情勢のほかに、多様...全文を見る
○塩崎国務大臣 現行の労働者派遣法では、派遣先での受け入れについては、いわゆる専門二十六業務を除いて最長三年という期間制限を設けているわけでありますけれども、専門二十六業務の専門性が、もう何度も言っておりますけれども、時代によって随分変わるということ、それから、対象業務に該当する...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井議員からはそういうような御発言をまだ聞いていないわけでありまして、できたら、ぜひ聞いてみたいような気もいたしておるわけでございますが。  いわゆる労働契約申し込みみなし制度については、平成二十四年の改正時にいろいろな議論があって追加をされたというふうに理解を...全文を見る
○塩崎国務大臣 大久保参考人はいろいろなことをお述べいただいたというふうに思っておりますが、全体としては今回の改正案を御評価いただいているのではないかというふうに認識をしているところでございます。  今回の労働者派遣法の言ってみれば目的を考えてみると、派遣事業の適正な運営を確保...全文を見る
○塩崎国務大臣 第二十五条に「考え方を考慮するとともに、」というのがございますが、現行の労働者派遣法において、厚生労働大臣は、長期雇用慣行を文字どおり考慮しながら制度運用する必要がある旨を規定したものだというふうに考えているところでございます。
○塩崎国務大臣 附則の第二条第二項についてのお尋ねでございますが、政府としては、一人一人がそれぞれのライフスタイルや希望に応じて社会で活躍の場を見出せるよう、柔軟で多様な働き方が可能となることを目指しているわけでございます。  今回の労働者派遣制度の見直しも、その実現に向けた重...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたとおり、一人一人、人間は個性を持って生きているわけで、その人生設計もいろいろあるわけでありまして、ですから、それぞれのライフスタイルとか生き方、働き方、そういうことに関する希望やスタイルというのを持っておられるんだろうと思います。ますますもっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生がおっしゃったとおり、坂口部長が言っていること自体の論理にこれだけ見ると問題は余りないように見えますが、まず、「御指摘のように、」と受けたところが、印象的に大岡委員が言ったことが全て正しいということを感じさせたというところがあったんだろうと思うんです。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの二十六業務の労働者派遣契約についてのお話の中で、先生も御指摘になられたように、一人一人の契約期間を見ると、前回も申し上げましたけれども、かなり短い派遣契約をローテートしていっているということが、同時に今回、ここの議論の中で随分浮き彫りになってきたと思うんで...全文を見る
○塩崎国務大臣 切るということを申し上げていることは決してないわけであります。ですからこそ、雇用安定措置を、今回、三年に関しては義務にする、今までの努力義務から義務に格上げをするということをやっているのは、まさにそのことでございまして、私どもとしては、できる限り雇用は安定的でない...全文を見る
○塩崎国務大臣 井坂委員は切るという言葉をお使いになっていますけれども、私どもは、決してそれが、今回の期間制限が雇用を切るということになるためのものと考えているわけでは決してなくて、むしろ固定化防止をするということで考えているところであります。  やはり、先ほど来申し上げている...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が申し上げたのは例外だというのは、それはわからないことだと思うんです。井坂先生はそうおっしゃいますけれども、私は必ずしもそうではないのではないかなというふうに思います。  やはり皆さん、働く人を、一人一人、誰でもいいといって派遣を受け入れているわけでも私はない...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも繰り返し申し上げているように、雇用安定措置は、当然のことながら、派遣元が履行しなきゃいけない義務として今回特に強化をしているわけであって、なおかつ、これはもう先生今御指摘のように、全て許可制ということでやっていく中で、今までにはなかったこういう義務を課せられ...全文を見る
○塩崎国務大臣 新しい法律のもとで、どういう仕組みになって、どういうふうになるのかということを正確に踏まえておっしゃっているような感じは、私は今お話を聞いてみると、しないところでございますが、いずれにしても、まだ法律も通っていないうちにそのようなことを言う派遣元というのは、余り好...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別のケースでございますので、今、何年同じところでお勤めになっておられるのかとか、つまり、努力義務の対象の方なのか、それとも、今度義務化される三年の派遣となる方なのかということもよくわからないので、いずれにしても、しかし、三年だとすれば、雇用安定措置というものがあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、雇用というのは、やはり雇う方と雇われる側があってそこの間で決まることでありますので、年齢で決まるということでは必ずしもないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 それは個別のケースですので、一般論で語ってみても余り意味があるとは思いません。
○塩崎国務大臣 それは、どういうお仕事をやっていらっしゃって、言ってみれば、その人ならではのどういうお力がおありになるのかとか、いろいろなことがやはりあると思いますので、一般化をすることはなかなか難しいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、それは、その人ならではのお力があったり、いろいろなことがありますので、一概に一般化をすることはなかなか難しいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先生、雇用安定措置の中で四つの選択肢があることはもう御存じのとおりでありまして、どれを選ぶかはいろいろですけれども、今お話しの、派遣先への直接雇用がうまくいかなかったということで、なおかつ派遣元での無期雇用というのも難しいということであれば、新たな派遣先の提供か、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今も、それはそれぞれやはり実際にどういうことになるかということで決まってくるので、御本人の得意とされる、力のある分野が何かとか、あるいは相手のニーズはどうなのかとか、そういうことが当然個別ケースでございますので、一概には私は言えないというふうに思うわけでございまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、これまでの契約から見て合理的な範囲かどうかということだろうと思いますが、先ほどの、どういう派遣先を提示するかということでありますけれども、これは、今回修正をしたように、賃金とか待遇とか、これが著しく低下するようなときは雇用安定措置として認められないというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ですから、既存の契約がどういうものかというものにもよりますけれども、常識的に、安定的にずっとこれまで来ておられたということであれば、合理的な範囲内とはなかなか考えにくいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今申し上げたとおり、これまでのその方の契約がどうだったかということに照らして見なければいけませんけれども、常識的に考えれば、日雇い派遣に一足飛びになるというのは合理的な感じは私はしないということを思います。しかし、それはケース・バイ・ケースでもあるということは申し...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますが、合理性があるかどうかということは、今までの契約がどういうものであったかということに係るわけで、今までが日雇い契約も含んでいるような契約であるということであれば、それは合理的な範囲内かもわかりませんが、先ほど申し上げたように、比較的安定的な派遣...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、今申し上げたとおり、今まで日雇い派遣ではない方が日雇い派遣になれば、それは合理的な運用を、義務の運用をしているとは思えないと考えます。
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますが、これまでの契約が日雇い派遣であれば、それは合理的に考えてもその範囲内と考えますが、そうじゃないのに、突然、日雇い派遣になるよといって、雇用安定措置の一つだといって新たな派遣先の提供というのは、それは今回の法律に照らしてみてもなかなか合理的と...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはやはり個々のケースによると思います。
○塩崎国務大臣 二割だったらだめで一九%だったらいいとか、そういうことは今言っても余り意味がないので、ここはやはり、どういう考え方で派遣元が義務としての雇用安定措置を果たすか、このことが大事なんですね。  したがって、そういう具体的な数字を挙げられて、これは適当か不適当かという...全文を見る
○塩崎国務大臣 期間制限だけでこの法律は成り立っているわけではなくて、働く派遣労働者の皆さん方の、言ってみれば保護をしよう、守っていこうということをやるために、今回、例えば全面許可制にいたしました。そのもとで、まず許可業者になるためには、人材の育成をきっちりやる、そういう制度を持...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、今回の法律改正がお答えだというふうに考えております。
○塩崎国務大臣 先ほどお配りになっている、会社の名前はよくわかりませんが、ここには正社員とも派遣とも何も書いてないで、行ってみたら派遣だったということがわかったということですかね。(山井委員「面接で正社員だと言われたということです」と呼ぶ)  ということは、まだそれは契約前の話...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、先ほど申し上げたように、改正労働者派遣法第三十条の二というところに、「無期雇用派遣労働者(期間を定めないで雇用される派遣労働者をいう。以下同じ。)」こういう定義を初めて入れ込んだわけでございます。  一番紛らわしいケースとして先生が繰り返し繰り返しおっしゃ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、正社員という定義がない中で今のような混乱が起き、そして、無期派遣労働者についての定義もこの法律でもって新たに初めてするわけでございますので、私どもとしては、この改正法を受けて、このようなことはルールとして私たちは指針に書き込んでいこうと...全文を見る
○塩崎国務大臣 ドイツでは、いわゆるハルツ改革の一環として、二〇〇三年に労働者派遣の期間制限が撤廃をされました、確かに。  そのときは、欧州の病人と呼ばれたのがドイツであって、経済は最悪でありまして、失業率がそのときは非常に高かったわけでありまして、近年は失業率が下がって、派遣...全文を見る
○塩崎国務大臣 大きな話をする先生の御姿勢、私としても大変歓迎をしたいというふうに思います。  今お話ございましたように、目的は何かということでありますが、先ほどもう既に答弁の中で申し上げたことがございましたけれども、大きく分けて二つあるというふうに申し上げたと思います。それは...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう何度も繰り返し御答弁申し上げてまいりましたけれども、私もいろいろな方々、派遣で働いていらっしゃる方々とお話をしていますけれども、やはり、正社員になりたいという方、正規雇用にしてほしいという方がおられる一方で、正社員にはなりたくないと積極的に思っている働き...全文を見る
○塩崎国務大臣 安定局長の研究会でこういう御主張をされたということはよく理解をしているわけでありますが、やはり政労使というのが、ILOでも、それから労政審でも、三者構成、そしてまた労使自治ということに凝縮されているのは、片一方だけの意見だけではなかなか通らなくて、やはりきっちりと...全文を見る
○塩崎国務大臣 非正規雇用についての考え方としては、この考え方が安定局長の研究会として示されているということにおいては、これはこれであるんだろうと思いますけれども、なお、私もきょう初めて見たものでございますので、正式なものかどうかは改めて確認して、お答えを申し上げたいと思います。
○塩崎国務大臣 今回の労働者派遣法改正案は、何度も申し上げておりますけれども、正社員を希望する派遣で働く方、この方については正社員への道が開けるようにする、みずからの働き方として派遣を積極的に選択している方についてはその待遇の改善等を図るということにしているわけでありまして、こう...全文を見る
○塩崎国務大臣 間接雇用の問題点というお尋ねかと思いますが、雇用契約上の使用者と業務の指揮命令を行う者が異なる、これがいわゆる間接雇用であるわけでありますが、一般論として、直接雇用に比べて、一番目に、中間搾取とか強制労働が行われやすい、それから、雇用主責任が不明確になりがちだ、さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生が、正社員の場合には人件費、派遣の場合には物件費ということで、これの、言ってみればインプリケーションについてのお尋ねかというふうに思います。  派遣先が派遣元に支払ういわゆる派遣料金、これが物件費かどうかというのは、あくまで経理上の仕分け、会計の問題だと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 消費税が派遣労働に与える影響という御質問だというふうに理解をいたしました。  消費税率が五%に引き上がった平成九年の場合、派遣がふえたのかどうか、こういうことだったかと思いますが、派遣で働く方の数は約三十四万人でございまして、前年同期は約三十万人でございましたの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、正社員の実態から見て、派遣労働者が正社員に登用されることについての数が、パート、アルバイト、契約社員から見ても低いじゃないか、こういうお話がございましたが、御指摘のとおり、派遣労働者の正社員登用というのは十分進んでいないのが現実でございます。  それは率直に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日行われた参考人の質疑の中で、現行法の業務単位の期間制限は、期間制限に達した際に業務自体はなくならないことから、その業務に従事していた派遣で働く方の直接雇用の契機になる旨の御指摘があったということだと思います。  しかしながら、この業務単位の期間制限につきまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 大岡議員とのやりとりの中で、坂口部長が誤解を招くような説明をした、不正確な説明に受けとめられたということは、私も、そのとおりだったかな、あの流れの中ではというふうに思っておりまして、正確性を期した答弁をさらに努力するということが大事だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これにつきましては、その際にたしか平成二十四年のアンケートを使ったわけでありますが、実は一・一というのは、二十六業種だけではなくてトータルの数字で、なおかつ、二十六業種の話がずっと続いていた後で先生から無期、無期の話を言われていながら、二十六が全て無期ではございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもの脇が甘いということは認めないといけないと思っています。  一方で、ぜひ、こういう細かい数字を、今さっき私も繰り返して申し上げましたけれども、少し前もって準備をさせていただいて答えられればありがたいなと思っておりますが、いずれにしても、全体的にもう少し準備...全文を見る
○塩崎国務大臣 正社員という言葉がふさわしいかどうかは、少し違うのではないかというふうに思いますが、まず、業務単位の場合の、三年たったときにどうなるかということで、今、正社員でないと無理じゃないかというお話ですが、直接雇用ということはあり得るということですね。  一方で、今まで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今までは係をかえればまた同じ人が派遣でいけるというふうなことがあり得たわけですけれども、今回は、正社員なりがやはりほかのところから来て、同じ業務は担わなきゃいけないということになって、それは、外から来るか中から来るかはまた別問題で、基本的には多分中から来るというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用が経済次第だということはユニバーサルに言えることで、これは派遣であろうと何であろうと同じことだというふうに思います。  一般に、派遣労働は直接雇用の労働者に対してやはり非常に弱いわけでありますので、今回、いろいろ御批判をされますが、例えば雇用安定措置とかキャ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる派遣会社の派遣労働者ではない職種としての無期雇用ということでございます。
○塩崎国務大臣 これだけでいこうと言っているわけではもちろんないわけでありまして、派遣元で無期雇用されないということは決まった話でもないので、幾らでもそれは、大きい会社であれば数もあるでしょうし、経理だとか、いろいろな形であり得るというふうに、だって、社員として会社を回していかな...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十四年の改正法によります改正事項の中で、いわゆるマージン率の公表というのが入っているわけでありまして、これについて、過去の答弁で情報公開を義務づけとしているところでございますけれども、これは、当時の答弁等においても、派遣労働者や派遣先等を対象としているところ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、岡本先生から情報公開法の話がありましたが、確かに、情報公開法には、第三条に「何人も、この法律の定めるところにより、」というふうに書いてございます。  先ほど来、山本副大臣から申し上げているように、二十四年改正のときに、この法令上の関係者ということが今問...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちなみに、どういうところが八割を超えているのかということのお尋ねがあったかと思いますが……(岡本(充)委員「いや、開示をしてくださいと言っている」と呼ぶ)それも言いますよ、後で。  二十五年度の事業報告で把握した各事業所の派遣料金及び賃金をもとに算出したいわゆる...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、会社名は御勘弁をいただきたいというふうに思います。  それで、規模、派遣労働者の職種、専門二十六業務かどうかなどをわかるように資料に明示をするように心がけるように言ってございまして、つくり直してほしいという御要望に応えたいという...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、今までは、先ほど阿部先生からも御指摘がありましたように、二十六業務は期間制限がないということで、ずっといけるということになっておりましたが、いわゆる二十六業務以外については、同じ業務では原則一年、最長三年ということでありまして、三年以上...全文を見る
○塩崎国務大臣 この正社員というのは、労働法制上、定義はされていないということを繰り返し申し上げてまいりました。したがって、一億三千万の国民がいる中で、いろいろな使い方をされている人がいるということを意味しているわけでございます。  問題は、公共政策上、私たちが正社員とイメージ...全文を見る
○塩崎国務大臣 稲田政調会長のことがたびたび出るものですから、これは黙っているわけにいかぬなと思って、御説明を申し上げた方がいいなと思って、繰り返し申し上げると、これは前回も申し上げましたけれども、人間は誰でも単純なミスということをやるときは、時々やはりどんな方でもあると思うんで...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論からいいますと、やはり多様な働き方の一つであるというふうに明言をいたしたいと思っています。  それは、個人レベルでも、私自身がお聞きをする中で、派遣でないと困るという人もたくさんおられるわけで、その一方で、もちろん、正社員になりたいと思っていらっしゃる方がお...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、間接雇用は、今先生がおっしゃったように、これは職安法で原則禁止ということになっているわけでありまして、ですから、その例外として労働者派遣法というものを法体系としてつくって、職安法の精神に反しないようにするということをやっている...全文を見る
○塩崎国務大臣 同一労働同一賃金の考え方が大事な考え方だということはもう何度も申し上げているわけで、方向性としては、職務給、職能給、いろいろありますが、困難な問題を乗り越えてそういう方向に向かっていくということに関しては、同じ思いでいるんだろうというふうに思っているわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働者派遣事業は、職を求める方々と人員を確保したい企業という、この二つのニーズが結びつけられて労働市場でマッチングが行われるということで認められているわけであります。  一方で、先生御指摘のいわゆる専ら派遣とかグループ派遣とか呼ばれている行為というのは、こうした...全文を見る
○塩崎国務大臣 参議院でのやりとりはよく記憶をしております。  現行法の三十五条の二の第二項及び第四十条の四、先ほど来、部長の方から説明しておりますけれども、派遣先の期間制限違反を未然に防止する趣旨の規定であって、今回の改正法によって派遣先の期間制限のあり方が変わることから、現...全文を見る
○塩崎国務大臣 指定するということを申し上げているわけではなくて、そういう心意気があるということはあるかもわからないと言っているだけであって、それは、制度としてはそういう格好ではないということはよくわかっております。
○塩崎国務大臣 突然でございますが、適正化プランに関連してのお尋ねでございますけれども、それは当然、違法があれば正していくというのは、厚労省としてやるべき道の基本でございます。
○塩崎国務大臣 今の現行の四十条の四と四十条の五のことをおっしゃっているんだろうと思いますが、これらの規定は、今回の改正法において期間制限を見直すということになるわけでございますので、それに伴って削除をされることになるわけであります。改正法の施行日前に締結された労働者派遣契約につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 新たな制度として、労働市場全体で求人、求職のマッチング機能を強化するために、民間職業紹介事業者に対して、ハローワークが開拓した求人情報のオンライン提供を始めたわけでございます。  このために、民間職業紹介事業者が、派遣求人を含め、求職者が希望するオンライン提供求...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど武見委員から、この厚生労働委員会、参議院において決議が平成十七年の七月に行われて、それが大きな原動力になって自殺対策基本法ができ、そしてまた今回、様々な施策を取ってきた内閣府から今度厚生労働省に移管をされることになったこの自殺対策であります。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、業務移管に当たりまして、本年一月の閣議決定におきまして、移管後の業務に支障が生じないように、移管業務に係る機構、定員、併任者等の人員は移管先の省庁に移すこととされております。いわゆる座布団の話だろうと思いますが。  厚生労働省においては、内閣府と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、平成十七年の七月にこの委員会で御決議がなされまして、そこにおきまして、自殺を自殺する個人の問題だけに帰するのではなくて、自殺する個人を取り巻く社会に、社会全体に関わる問題として関係府省が一体となって総合的な対策を取らなければい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げておりますように、厚生労働省では、これまでも省内関係部局において自殺総合対策大綱に基づいて各種施策の推進に取り組んでまいったところでございます。  今回、法案が成立をいたしますと、厚生労働省へ自殺関係の事務が回ってくるわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来やり取りを聞かせていただいて、改めて、電話相談に限らず様々な支援につながるネットワークになっているということがとても意味があるなというふうに私も感じたところでございます。  潜在的に自殺を考えていらっしゃる方々の背景にはいろんなものがあって、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、長沢先生からお話がございましたように、今は地域レベルでの実践への取組というか、その地域へ転換をしていくということが極めて重要なことになっておりまして、そういう中にあって安定的な予算が必要じゃないかと、今先生御指摘をいただいたところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺者の自殺未遂歴というのは、男女共に二十歳代から四十歳代で極めて高くて、特に女性の二十から四十歳代においては四〇%以上という自殺未遂歴がございまして、自殺の予防を進める上で自殺未遂者対策というのは重要であるという認識を私も感じているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論としては、そのとおりだと思います。  自殺未遂者の支援を行うためには、やはりその実態をしっかりと情報収集しておくということが大変重要でありますので、これまでも厚生労働科学研究において、高度救命救急センターにおける重症な自殺未遂者の実態把握、これを行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題につきましては、先ほど来、何人かの先生からもお尋ねがございました。  もちろん、大綱で、全国で画一的な取組から地域レベルでしっかりと実践的な取組へ転換しろと、それから、自殺未遂者の、今先生がお取り上げになっていらっしゃる再度の自殺企図を止めると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やはり御家族も含めて支援をするということになれば、例えばPSWであるとか、もちろん精神科医療の御専門の方のお力も借り、そしてまた複数の医療機関、関係をしてくる方々もおられると思うので、そういった協力をしっかりと得ながら、この新しい自殺対策、これは未遂を含...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 法律が成立をいたしますと、来年度から厚労省がこの自殺対策につきましての総合調整を行う立場になるわけでありますが、これは関係閣僚の会議を使っての総合調整ということになろうと思いますが、いずれにしても、先ほど来お話が出ているように、特にこれから地域とかあるい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成十八年に国立精神・神経医療研究センターで自殺予防総合対策センターというのができて、ここが中心に厚労省としては貢献をしてきたわけでございますけれども、先ほど来出ておりますように、いろいろ時代の変化もあって、更にパワーアップするためにどうするかということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺をされた方の約三割が働いていらっしゃる方だということを聞いておりまして、また、勤務問題というか職場の問題というのが自殺の理由の一つというふうに考えられる方が約二千名おられるというふうに言われていますので、この産業保健というのももっともっと強化をしない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生がおっしゃっていらっしゃるのは、各省庁の連携がいかに大事かということなので、今回、様々な御意見の上で、法律でもって今まさに自殺問題については内閣府から厚労省に持ってこようということでありますので、先生が大事だと思っていらっしゃる省庁間の総合調整、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのとおりだと思いますし、それを心掛けて厚生労働行政をやっているつもりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、啓発活動についてのお尋ねでございますけれども、自殺予防に関して啓発活動をやるということについては、自殺総合対策大綱に、自殺等に関する正しい知識の普及を含む国民一人一人の気付きを促すと、それから、職場における普及啓発を含むメンタルヘルス対策の推進が当面...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど来申し上げているように、自殺をお考えになっていらっしゃる方々というのはまずどこにおられるか分からないことが多いわけで、お役所仕事というのは大体待っているというスタイルでありますけれども、それでは間に合わないわけです。  したがって、先ほど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。  誰も自殺に追い込まれることのない社会を実現するため、御指摘の支援や省内の体制を含め、様々な対策を総合的、一体的に実施できるよう取り組んでまいります。
06月03日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○塩崎国務大臣 社会保険庁を廃止いたしまして日本年金機構をつくったのは、まさに、年金事業に対する国民の信頼回復をするということが目的でつくったわけでございます。  にもかかわりませず、今回、日本年金機構が悪意を持った攻撃を防げなかったということは本当に遺憾なことであるわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、もともと年金機構は社保庁にかえて年金事業をしっかりと担ってもらうためにつくったわけで、それは国民からの信頼を回復するということが最大の目的でございました。にもかかわらず、今回、機構が悪意を持った攻撃を防げなかったということに大...全文を見る
○塩崎国務大臣 一番最初に厚生労働省が知ったのは、五月八日、サイバーセキュリティセンターから日本年金機構に対して、厚生労働省年金局経由で、機構からの異常な発信を検知しているということを連絡を受け、この担当係長が年金機構に伝えたというのが最初でございます。
○塩崎国務大臣 先生が対策というのを何を指すかということにもよりますが、当然のことながら、八日にこういうことが起きて、起きたときから対応を指示しているわけでございまして、機構の方も、そのときに、全職員に対して注意喚起を掲載したメールを発信したというふうに聞いております。
○塩崎国務大臣 先ほどの五月八日も、これは、年金局レベルでこの情報をまずNISCの方から受け、さらにそれを機構の方に伝えて、LANケーブルを引き抜くなどの手を打つことについて担当が連絡をとり合ったということでありますが、私が第一報を聞いたのは五月の二十八日の夕刻でございました。そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この時点では、ウイルスメールが来て、それに応じて異常な通信を検知しているという連絡がNISCから来て、年金局から、LANケーブルを引き抜いて回収するということを指示しております。
○塩崎国務大臣 時間まではわかりませんが、そういう議論をして、年金局としてはそうすべきだということを言っているというふうに私は理解をしておるところでございます。
○塩崎国務大臣 NISCからは情報担当参事官室というところに、厚労省には参っておりました、今の情報が。それを年金局経由で伝えるわけでありますが、その際に、今こういうウイルスメールに侵されている可能性が高いということで、年金局とも、そして機構との間でいろいろな議論をしている中で、根...全文を見る
○塩崎国務大臣 できたら具体的に御説明できる人を呼んでいただけると細かいことは言えると思うので、そういう意味では、今その説明を聞かないと細かいことはわからないものですから、そのための時間が必要なので、それで時間をとめるということを、なかなか、ちょっとかかって申しわけない限りでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御答弁申し上げたように、五月の二十八日の夕刻に私は情報流出の事実の一報を聞きました。その上で、内容の概要について聞いたのが二十九日金曜日の昼間でありまして、かなり限られた時間でありましたが、その際に、まず原因究明の徹底と、そして、これを公表するに際しては、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは既にネットとの間の遮断も行われた後でございますので、それ以上申し上げることはなかったというふうに思います。  むしろ、緊急対策としては既にとっていたというふうに理解をしておりまして、二十九日に全拠点のインターネット接続は遮断をしているというふうに私は理解を...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、二十八日は情報流出の事実だけの一報でありましたから、私はそのときは細かなことは何も、指示をするほどの情報は持ち得ていなかったということでございますが、二十九日は、概要についての説明があったので、その中で、ネットとの遮断は既に行われているとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、最初は、これは多分誰しもが御経験されていると思いますけれども、ウイルスメールが来た。そして、それをあけてしまったということで、一件、八日にこれが発見されて、先ほどのような対応をして、同時に、直ちに、そのPCのデータを解析するために、ウイルス...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、ウイルス対策ソフトを開発するとか、そういうようにずっと、言ってみれば協議をしながら、意見交換をしながらやってきて、警察に、警視庁に捜査依頼をしたということは、当然、そうすべきかどうかということを議論しながら最終的にはもちろん機構が決め...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、情報流出があったという事実を聞いたので、個人情報があるのかどうか、あったとしたらどのくらいなのか、件数はどうなのか、どの範囲なのか、こういうことが全くまだわからない、事実の一報があったということでありましたので、二十八日には報告を受けただけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、個人情報がどの程度入っているのかということを含めて、よくまだそのときには解明ができておりませんでした。流出されたという事実が一報として入ってきたところでございましたので、その時点で、当然、公表した場合にどういうふうに皆さん方がお受けになるか...全文を見る
○塩崎国務大臣 順を追って申し上げたいと思いますが、二十八日に私に上がってきた報告は、その二十八日の午後、警視庁から機構に対して、外部の民間サーバーに機構から情報を持ち出していると思われる事跡があるとの報告があった、早急に警視庁に情報漏えいした情報の内容を確認し、個人情報が漏えい...全文を見る
○塩崎国務大臣 件数も、百二十五万件というようなかっちりした数字にはなっていませんでした。個人情報が入っているという情報はございましたが、どの程度かということについては、まだ全くわからないという状況でございました。
○塩崎国務大臣 今のいわゆる2ちゃんねるの書き込みについては、厚生労働省として把握をしていたというふうには認識をしておりません。  それで、先ほどの論点は、個人情報の範囲も何もわからないままにその事実を言うことが、むしろ全容解明した後に公表した方がいいかという、いろいろ考え方が...全文を見る
○塩崎国務大臣 だんだん全容解明をこれまでのプロセスの中でされる中で、大変、この機構のセキュリティーの備えというものが不十分だということは私も残念に思うところでありまして、だからこそ、今回、徹底的に原因究明を今のようなことを含めてした上で、どういうふうに今後二度と同じようなことが...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先生御指摘のとおり、残念なことでありますけれども、個人情報が流出をしたわけでありますから、ダイレクトメールが行くとかいうようなことがあり得るわけでございますので、日本年金機構をかたった詐欺のおそれなどについては、ホームページやチラシや、さまざまなルートを使...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金機構において、個人情報の流出につながるような不正アクセスというのはこれまでにはなかったというふうに承知をしております。
○塩崎国務大臣 今、産経新聞の報道についてのお尋ねでございますけれども、五月八日に、内閣サイバーセキュリティセンターから年金局に機構からの異常な通信を検知している旨の連絡があったことは、先ほど来繰り返し申し上げているとおりでございます。  このため、その日に日本年金機構に対して...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもにNISCからそういう連絡が来たことは、八日以前にはないというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 私が今回の情報流出の一報を聞いたのは、先ほど申し上げたとおり、二十八日でありますが、五月八日については、内閣のNISCから日本年金機構に対して、厚生労働省年金局経由で、先ほど申し上げたとおり、機構からの異常な通信を検知しているという連絡があった際に、機構は、今お話...全文を見る
○塩崎国務大臣 この十八日の件は、機構職員複数名から本部に不審メールのお話が来たということでありますが、私どもは、厚労省の中の、先ほど申し上げたように、担当係長が対処したというふうに承知をしております。
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、反省すべき点があるというふうに私も思います。
○塩崎国務大臣 ただいまの高井戸警察署に捜査依頼をしたという機構の判断と行動につきましては、担当の係長が報告を聞いていたということでございます。
○塩崎国務大臣 係長でとどまっていたというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、二十八日に情報が流出したという事実の一報があったわけでありますが、二十九日に、昼間、概要が私の方に報告がありました。  その際になぜ公表しなかったのかということでありますが、これについては、先ほど申し上げたように、個人情報が入っているとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 申しわけありません。  今申し上げたように、そういう方が賢明だろう、しっかりと不安に応えられる体制をつくってからやるべきだ、それはすなわち、情報をきちっとつかんで、どういう流出が行われてしまったのかということがわかった上で、お一人お一人にお答えができるようにした...全文を見る
○塩崎国務大臣 共有ファイルに業務上の必要性から一時的に保存をする個人情報、これはCD—ROMなどに入れ込んで移しかえるということでいくわけでございますが、これは、日本年金機構共有フォルダ運用要領というのがございまして、これによってパスワードの設定を行うこととなっております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構の業務実績に係る評価というのが、今御指摘のとおり、毎年度、機構が策定する年度計画の達成状況、これについて、その実績報告とそれから自己評価をもとに厚生労働省が評価を行っております。  その中で、今お話がございました社会保障審議会年金事業管理部会に諮問が...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、今回の事案を顧みて、反省すべき点が多々あることはそのとおりでございまして、その責任は、監督者としても重く感じているところでございます。  したがって、原因究明、そしてまた、今後再発しないようにするためにどうするかという中で、厚労省の中に第三者委員...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのとおり、どこに責任の所在があるのかということは、今申し上げた検証委員会を含めて、そしてまた、厚労省独自としても、その所在は探っていかなければならないというふうに思っております。  当然、機構においても同様にやっていただかなければいけないガバナンスの問題...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、年金機構から、悪意を持ったウイルスの攻撃というものがあったということを、これを防げなかったということは大変遺憾なことであって、我々としては、監督する立場で、厚生労働省としてこれはおわびを申し上げなければいけません。そして、私も、厚生労働大臣でございますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど御答弁申し上げたように、NISCから連絡が来て、そのことを伝えたのが年金局でございます。担当係長が機構とも協議をして、インターネットからパソコンを外すというようなことを協議の上で指示もし、そして、最終的にはもちろん機構の判断でやっているわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の年金機構の人員配置を見てみますと、これは二十七年度でありますが、定員ベースでいきますと、全体で二万一千九百七十四人、その中で正規が一万八百八十人という定員になっていて、正規は半分弱、こういうことになっているわけであります。  そんな中で、今先生御指...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、月曜日に、年金機構の記者会見の後に記者会見をいたしまして、国民向けに発信をしたつもりでございます。  しかし、きょう、こうして議論を深めているわけでもございますし、国民の皆様方にやはり少しでも不安を抱いていただかないようにするためにも、きょうの議論も踏まえ...全文を見る
○塩崎国務大臣 一日も早い方がいいと思いますので、でき得る限りのスピードでやってもらうようにまた再度お願いをしたいというふうに思います。  ただ、今お話があったように、徹夜に近い状態で働いている皆さんもおられるので、いつも言っているように、長時間労働でありますから、そこは注意を...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井議員の御指摘は大変大事なことだと思っております。  きょうの議論でも大分出ていましたが、機構の最初の記者会見のときにも、繰り返し、電話を機構からすることはないということは明確に言っています。言っていますし、きょうまたそういうことを繰り返し言ってもらって、国民...全文を見る
○塩崎国務大臣 配慮を欠いたことをおわび申し上げたいと思います。  今申し上げたように、電話をしないということは、繰り返し言ってきてもやはりここにもう一回書くべきだったと思いますし、また、年金番号が郵送で来るので電話で来ることはないということも明確にしておくように指示をしたいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、二次被害があり得るということで、他の情報流出に関連して生じた二次被害の例について今情報収集をやっております。  今後、必要に応じて、例えば日本年金機構をかたった詐欺のおそれなどについて、ホームページとかチラシとかさまざまな方法、それから...全文を見る
○塩崎国務大臣 補償ということは、考えておることはありません。
○塩崎国務大臣 これは、先ほど来お答えをしておりますように、今回、一番最初に、私が流出したという事実の一報を得たのが二十八日の夜、夕方でございまして、二十九日の昼に、個人情報を含めて流出があったということは聞いたわけでありますが、百二十五万件というような固まった数字にはまだ至って...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、金曜の段階では百二十五万件がどなたかということもまだ確定をしておりませんでした。その百二十五万件がどなたかということがわかって初めて、お電話をいただいたときに、あなたの年金情報は漏れていません、あるいは漏れています、いずれかのお答えができる...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも午前中御答弁申し上げましたけれども、二十八日の段階は、先ほど申し上げたように、流出の事実に関する一報が入ったということで、この際にはどういうふうに私の方に伝わってきたかというと、本日午後、警視庁から機構に対して、外部の民間サーバーに機構から情報を持ち出してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 マイナンバー制度は、これは自公民の一体改革の中でも議論をしていただいて言ってみれば方向性が決まったような感じがいたすわけでございまして、より公平公正な社会保障制度とか、あるいは国民の皆様方の利便性の向上というようなことから、重要なインフラだということで話が進んでき...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○塩崎国務大臣 今回の事案は、本当に国民の皆様方に改めて年金事業に対する信頼感を失いかねない大きな問題、重大な問題だというふうに思っております。監督する立場としてもおわびを申し上げ、この真相究明をまずするということと同時に、一番大事なのはやはり年金を守るということであって、二次被...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおりでございまして、これだけの問題が起きていながら、この土日に、御心配されている方々が社会保険事務所に行って、閉まっているというのでは困るというふうに思いまして、少なくとも今週末の土日はあけてもらえるように、年金機構の水島理事長に対して、既に私の方から指...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的にはそのとおりでございますけれども、年金の支払いのもととなる年金記録などを管理するシステムというのは、先ほど紙を配っていただきましたけれども、外部と直接インターネット接続されてはいないわけでありまして、このシステムからの情報の流出は確認をされておりません。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回は、今先生御指摘のように、日本年金機構における情報流出、悪意のある不正アクセスが原因だったとしてもまことにこれは遺憾なことであって、年金制度の運営に責任を持つ厚生労働省としても、国民の年金を守るということを最優先に、今後の年金支払いへの影響が出ることが万が一に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたように、今回の外からの不正アクセス、これによって個人情報が流出してしまったということが起きて、大変申しわけないというふうな思いであります。  また、先ほど来お話が出ているように、例えば、みずから持っている内規を守らずにパスワードをかけていな...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金機構におきまして、成り済ましによる二次被害を防止するというのが極めて大事であることは先生が今御指摘のとおりであって、住所変更の申請があった場合には、不正な住所変更が行われないように、年金事務所の窓口のシステム上で、流出した方に該当するかどうかを確認する、その本...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金制度と事業運営に責任を持って日本年金機構を監督する立場である厚生労働省としては、まずは、国民の年金を守り、さらに、今回の事案の原因究明と再発防止、これに努めることが最重要だと思っております。  このような観点から、再発防止対策や二次被害防止対策について、先生...全文を見る
○塩崎国務大臣 大変お待たせいたしまして、申しわけありません。  今、理事長から、自分の目で確認したいということを申し上げましたが、樽見審議官が、かつて、パスワードがかかっていないというふうに申し上げたかと思いますが、私は両方あるというふうにも聞いておったので、ここのところは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 樽見審議官は機構の方から聞いた上でそのことを答弁を申し上げているので、それについて、今、理事長が、確認をみずからの目でしたいというふうにおっしゃっているので、私どもとしては、樽見審議官の発言が間違っていることもあり得るということで、もう一回精査をした上で御報告を申...全文を見る
○塩崎国務大臣 パスワードがかかっていたかどうかということで今お尋ねをいただいているわけでありますが、それ以前に、まず四情報が出てしまっているという事実があって、それを前提に、間違った支払いが起きないようにするための手を間違いなく打つようにということで今徹底をしているところであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 五月八日の段階でNISCから厚労省に来たのは、NISCの方は厚労省のネットワークを見ていて、そのネットワークの中に年金機構が入っているということなので、NISCの方からすれば、言ってみれば統合ネットワークの中のどこかから問題が起きているということがわかったので、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御指摘いただいたように、二十八日段階で私は、前に申し上げたように、早急に警視庁に情報漏えいした情報の内容を確認し、個人情報が漏えいした場合には公表をする予定という報告を受けたわけであります。  なぜ個人情報が入っていたら公表するんだということでありますけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど長尾議員から配付資料がございましたが、今回、インターネットにつながっているネットワークは、さまざまな年金機構の業務、年金ではないものも含めて、例えば入札とか調達とかいろいろなものがあって、そういうような情報も出ているかもわからないということで、もちろん、個人...全文を見る
○塩崎国務大臣 問題意識は先生と私と変わらないというふうに思っています。  私は今、厚生労働行政を預かっておりますから、この立場から考えてみるとどうなのかということを徹底的に外部の目でも見てほしいということで、今回、第三者性が極めて強い検証委員会を立ち上げて、我々を見てほしいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、おわび状の話が出てまいりましたが、この費用については、これまでに送付をいたしましたのが、送付するというのが約一万五千人でございますけれども、これについては、郵送料を機械的に算出いたしますと約百二十万円となるわけでございまして、百二十五万件で人数が何人かという点...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、私どもの検証委員会を日本年金機構不正アクセス事案検証委員会という名前にしたのは、先ほど来ずっとこれまでも申し上げてきたように、いわゆる外からのウイルスメールによるサイバー攻撃であるからでございます。  事ほどさように……(山井委員「質問に答えてください」と...全文を見る
○塩崎国務大臣 安倍総理に対しましては、五月の二十九日の夕刻に、秘書官を通じて今回の情報流出問題の概要の報告がなされたものと聞いております。総理からは、秘書官に対して、早急に事案の徹底的な解明に当たること、そして、しっかりとした対策をとることとの指示があったと私は聞いております。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、山井先生がおっしゃったように、個人情報であれば特に重要だということでございます。そのとおりだと思います。  ただ、問題は、公表によってより混乱が広がるようではいけないということでございまして、私どもが考えたのは、この二十八日の段階ではまだそもそも一報しか入ら...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十五日と聞いております。
○塩崎国務大臣 もともとセキュリティーポリシーは定めてございますので、それにのっとって対処を担当の係長がしていたということで、適宜、NISCとも御指導もいただきながらやってきているわけでございまして、その間に、とるべき手は順次打っていたわけであります。  ただ、結果としてこうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、百二十五万件は、五月二十八日の警察からの情報によって現時点において確認できたものでございまして、年金機構において警察とも協力しながら調査を今続けているところでございまして、現時点において確認されているのが百二十五万件ということでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来ずっと申し上げているとおり、五月の八日の段階では、NISCからの情報をもとに、その原因を突きとめ、対処をするように指示したということでございまして、その問題は一旦そこで収束をしているというふうに理解をしているわけでありまして、手続をちゃんととったということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 なかなか巧妙なウイルスメールというのが多くて、私も、しばしば今でも受けて、絶対あけないようにしておりますけれども。  先生御指摘のように、仮にこういう注意喚起メールを出すとすれば、皆さんに、ついあけたくなるような名前でもありましょうから、この報道が真実だとすれば...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、監督する立場で、責任は私どもの方にも、監督責任としてあることは否定しがたい事実だというふうに思っておりますが、パスワードをかけるのが内規で決まっていながら、かけていない人がたくさんいる、あるいは、先生がお配りになられた情報でも、幹部が、職員がマスコミにいろい...全文を見る
○塩崎国務大臣 十分なことをお話ができないので議論にならないというお話でございますけれども、もともとこれは捜査事案だということを御念頭に入れていただいて、民主党政権の時代に、恐らくそういう立場で、御理解いただけると思いますけれども、お話しできることとできないことはあるということを...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、これは六月の一日に発表いたしまして、内部で、個人の特定ができてきている中で、一つ一つやっていけばちゃんとできるということで、誰が漏れた対象かということが六月一日段階で明快になって発表したわけですね。二日には、もう既に、スクリーン上には...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げておりますけれども、八日の最初の事案の、いわゆるウイルスメールが来た、ウイルスバスターを乗り越えてきたということが発端でございます。  その後、言ってみれば、新種のウイルスメール対策をずっと打ってきたということでございまして、例えば、これはお...全文を見る
○塩崎国務大臣 明確に個人情報が入っているということがわかったのは、繰り返し申し上げますけれども、二十九日の段階でございまして、その時点でも、確かに、これは個人情報が入っているということは警察からの連絡で確認ができたわけでございますけれども、その中身についてはよくわからないという...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、全体として、中身がわからないままに、個人情報について、漏えいされたということを言うことが得策かどうかということは、さっき申し上げたように、混乱を招くということであって、個人情報であるということは確かにわかりましたけれども、それがどうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまでずっと言ってきたことは、流出をしたということを知った国民の皆さんが年金機構にお問い合わせをされたときの混乱のことをずっと言ってきました。  今先生がおっしゃっているのは、それよりも一般論として個人情報の保護をとりあえず今格段に強くしろ、こういうことをなぜ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今それを申し上げていたところで、職員にもこういうことが起きているということはわからないわけです、一日までは。その前にやるべきだったじゃないかというお話を今おっしゃっていて、私どもは、先ほど申し上げたように、混乱が広がるのではないか、お尋ねを受けてもこの方が該当者か...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のように、特に中身を特定することなく職員に注意喚起を促すということは、考え方の一つとしてあり得ることだろうと思いますが、私どもとしては、今の段階ではウイルス対策ということでやっておったわけで、個人情報だということで来たのは二十九日でございましたので、今回のような...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、八日からの該当者などについて、変更された該当者について、機構の方に戸別訪問をちゃんとして徹底するようにということも申し上げておりますが、きょういただいたさまざまな提案を受けて、私どもとしても、さらに検討を深めたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 私どもに御指摘のような意思はあるわけではないのであって、事実は事実としてお書きをしているわけでございますし、NISCの方は、やはりこれはセキュリティーの問題でございますので、NISCの方の内容とかそういうことについては、セキュリティー上、これは国益からも明らかにし...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう既に何度か申し上げておりますけれども、手続を踏んで、厚労省と年金機構が相談をしながら、不正メールの、言ってみればウイルス攻撃段階としての理解でやってまいりましたが、結果として個人情報が流出してしまったということについては、これは責任を重く感じなければいけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、社保庁から年金機構に形態を変えて、生まれ変わるということでやっていたはずが、なかなかそのようにはなっていないという御指摘が相次いでいるわけでございまして、そういう意味においても、今回の事案で浮き彫りになってくる問題点については、全て正面から受けとめて、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 この日本年金機構の副理事長の公募というのは、「独立行政法人等の役員人事に関する当面の対応方針について」という平成二十一年九月二十九日閣議決定、これは民主党政権時代の閣議決定でありますけれども、ここで、公務員OBが役員に就任しているポストについて後任者を任命しようと...全文を見る
○塩崎国務大臣 内閣のもとに、つまり内閣官房にサイバーセキュリティ戦略本部というのがあって、これは内閣官房長官が本部長でございます。その下に専門組織としてNISCがあって、これを日本語で言うと内閣サイバーセキュリティセンターと呼んでいて、俗称NISCということでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういうことでございます。
○塩崎国務大臣 今御指摘のサイバーセキュリティ基本法では、国の行政機関と独立行政法人に係るサイバーセキュリティー施策について明示的に定めてあるわけでありまして、特殊法人である日本年金機構というのは同法の直接的な対象にはなっていないというところでございます。  一方で、年金事務は...全文を見る
○塩崎国務大臣 御議論を頂戴いたしまして、要所要所で、先生方からの御指摘について、私も同じ問題意識を共有するという反省を込めたことも申し上げてきたわけで、結果として、これは明らかに、個人情報が流出したということでありますから、その結果責任は機構並びに私の監督責任として厚生労働省に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のBランクのお話で、効率化でありますけれども、先ほど来申し上げているように、社会保険庁を廃止して、国民の年金に対する、特に業務に対する信頼を回復するということでありましたが、民間企業へのアウトソーシングの推進なども含めて、サービスの質の向上を図るとともに、効率的...全文を見る
06月08日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、厚生労働大臣が監督をするもとで日本年金機構は事業を運営するということになっております。今回の、悪意があるといえども、不正なアクセスでこのような個人情報が出てしまったということ、これについては、大変遺憾に思うとともに、監督をする立場としておわびを...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、先生お配りの資料にも明確に書いてございますように、「年金局の指示により、不審メールを受信したPC一台を特定、LANケーブルを引き抜き、回収。」こういうふうになっておりまして、係長がという書き方ではございません。そのことをまずコメントしておきたいと思いま...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、私が申し上げたとおり、実際に応答したのは係長でございますが、それは、指示を、ルールにのっとって事態に対応するようにということを、ルールどおり伝えたということでございまして、それは年金局としての指示ということでございます。
○塩崎国務大臣 これはウイルスメールに対応するためにどうするかということでございましたので、それはルールにのっとって、係長が、ルールどおり対応するように指示をしたということでございます。
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、不審メールを開封したとか、そういう場合のルールというのは、行政事務従事者は、不審メールを受信した場合であって開封した場合は、速やかにLANケーブルを端末から抜き、被害拡大の防止に努めること。また、情報システムごとに定められた報告先を経由して情報...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○塩崎国務大臣 それは事案によると思いますが、基本的には、対応の仕方はセキュリティーポリシーで決まっているわけでございます。  したがって、係長は、この一報を受けたときに、これはNISCから来たわけでありますけれども、直ちに機構の方にその旨を伝え、なおかつ、対応ぶりはセキュリテ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはこの間も御答弁申し上げたように、今御指摘のように、係長段階でとどまっていたということは私が申し上げたとおりでございまして、これについては反省すべきところがあるということを申し上げたところでございまして、今申し上げたような意識をもっと持たなければいけない状態で...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、五月八日にウイルスメールが来た、そしてNISCから不審な通信を検知したという通報をいただいて、先ほど申し上げたように、情報参事官室から年金局に行き、年金局から機構に行った、そして、ルールにのっとって対処をして、ケーブルを抜いて回収したというところでNI...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生も厚労省の政務官をおやりになったので、組織がどういうふうに動いているかはよく御存じだろうと思いますけれども、今回の事案については、先ほど経緯、クロノロジーにも書いてあるように、年金局として対応をしてまいっているわけでございまして、何が起きたか、その経緯等々につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、組織というのがどういうふうに動くかはよく御存じのはずでありまして、今回のことは、当然私は局長や担当審議官には厳しく問い詰めているところでございますが、私が直接やるかどうかということは、それはやり方の問題であって、私は組織というのはそういう形...全文を見る
○塩崎国務大臣 これについては、改めるということをとうに答弁で申し上げておるところでございます。  この「更に安全を期すため」というところからどういうふうに変えたかといいますと、「更に安全を期すため該当するお客様には基礎年金番号を変更させていただき、新しい基礎年金番号を郵送でお...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、成り済ましのことで御質問を頂戴いたしましたが、二次被害の例というのがいろいろございますので、現在情報収集しながら、今後必要に応じて、例えば日本年金機構をかたった詐欺のおそれなどについての広報は、ホームページ等々でお知らせを通じて対象者に周知をしていこうと思って...全文を見る
○塩崎国務大臣 直ちにこれは訪問をするように私は指示をいたしました。まだ、いつまでにできるかというところまでは把握をしておりませんけれども、直ちに訪問するようにということは指示をしているところでございます。
○塩崎国務大臣 先生、今、年金の不正受給についてお尋ねをいただきまして、返納金債権の回収でございますが、不正受給者に対しては納入告知書をまず送付して、そして、納入告知書の納付期限を過ぎても納付を行わない不正受給者に対しては督促状を発行いたしまして、督促しても納付を行わない不正受給...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回、悪意のある不正アクセス、このことによって個人情報が守り切れずに出てしまったということについては、日本年金機構の備えが不十分だったということもあって、大変遺憾に思うわけでありますし、また監督する立場としても、そこはおわびを申し上げなきゃいけないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一にやらなければいけないことは、年金を守るということでございまして、今先生御指摘のような二次被害に遭わないようにまず守っていくということと、今先生がお話しになった個人情報が他に悪用されないということ、これを守っていかなきゃいけないと思います。  年金につき...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、いわゆる四情報と呼ばれている中で、それぞれ四段階にわたって個人情報が流出をしてしまったわけでございます。  悪意のある不正アクセス、今も警察による捜査が続いているわけでございますけれども、この攻撃から守り切れなかったということについて、私どもとしては大変申...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構法の第一条に、年金機構は、厚生労働大臣の監督のもとで、年金業務を行うというふうに書いてございます。  したがって、今回、第三者委員会としての検証委員会を、きょう、日本年金機構不正アクセス事案検証委員会という形でスタートをさせていただくわけでありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構を、形を定めたとき、私が官房長官だったと思います。
○塩崎国務大臣 厚生労働省としても当然みずから検証していかなければいけないというふうに思っております。したがって、その検証を重ねながら、結果を私たちも出していかなきゃいけないと思っております。  しかし、第三者性のある日本年金機構不正アクセス事案検証委員会は、さらに厳しい検証を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の事案は、私どもが最終的に正確に知り得たのは警察からの通知でございました。その情報漏えいをした個人情報を見つけたということがございましたが、私どもとしては、今、捜査中の事案として警視庁が捜査をしていただいていますので、おっしゃるように、原状復帰、原状回復を図る...全文を見る
○塩崎国務大臣 まずは、年金の個人情報が流出してしまったことによって年金が間違って支払われるということを阻止するということが何よりも大事なことでございまして、私どもとしては、その年金を守るということを最優先にしてまいりたいというふうに思っておりまして、被害が出ないように、年金機構...全文を見る
○塩崎国務大臣 まずは年金を守るということが一番最優先の課題だということを申し上げているところでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、今回の事案でいろいろなことがわかりました。反省すべきところは多々あって、機構の職員の体制あるいは意識レベル、こういったものに問題があるということは私も十分認識をしているところでございまして、今先生が御指摘になった評価についても、今後、...全文を見る
06月08日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 官製というのは、地方のことをおっしゃっているんですか。それとも……
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん、地方においては、今総務大臣からもお話がございましたように、それぞれの市町村、都道府県でお決めになることだろうと思います。国家公務員につきましては、もちろん、できる限り豊かな言ってみれば職場環境の中で働いていただくように、私どもとしても努力をして...全文を見る
06月09日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) この度、日本年金機構において、外部からの不正アクセスにより、国民の皆様の個人情報が外部に流出した件について、六月一日月曜日に、日本年金機構から公表と謝罪がありました。  日本年金機構が悪意を持った攻撃を防げなかったことは誠に遺憾です。日本年金機構を監督...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど冒頭発言で申し上げたとおりでございますが、今先生御指摘のように、日本年金機構は、あの社会保険庁、年金事業運営に対する国民の信頼が失墜をした中で、社会保険庁を廃止をして、そして日本年金機構を第一次安倍内閣の際に法律として作ったものでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のとおりで、皆様方に対する情報も国民に対する情報も更に充実しなきゃいけないことは御指摘のとおりだと思っております。  今、御指摘いただいたように、年金機構のホームページが引き続き攻撃を受けていて、今それを一時的に閉鎖をしていまして、緊急的なメ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今理事長から、この間の理事会開催あるいは監事への通知、通告などについての経緯を細かく聞きましたけれども、私なりに解釈をすれば、恐らく執行部門の話なので経営としての理事会に掛けなかったのかも分からないなと思いながら、今御指摘のように重要事項でございますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのことは繰り返し国会で答弁をしてまいりましたように、監督者としての厚生労働大臣としても責任を感じ、おわびを申し上げてきているところでございまして、それがゆえに、今後、厚生労働省の監督の体制も再構築をしながら強化をしていくというふうに考えているところでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御質問をいただいて、この連絡・報告体制が極めて不十分だったということが明らかになっていると思います。  先ほど申し上げたように、私どもが言っていることは、今後の、即座にもやらなきゃいけないことは、機構の抜本的な組織の見直しと厚労省の監督の格段の強化、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは私も衆議院の方で申し上げたとおり、対応の仕方というものはこのセキュリティーポリシーに書いてあって、それにのっとって指示をしたというふうに私は理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) この事案発生以来、理事長は理事長として全力投球をしてくれていると思っていますが、セキュリティーのレベルという意味において組織としてどうかということについては、反省が多いというふうに私は思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私自身が水島さんを任命したわけではございませんが、厚生労働省として任命をしたということは事実でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の企業年金連合会の事案では、受給権者の個人情報の漏えいは現時点では確認をされていないわけでありまして、基本的には企業年金連合会における対処とか、あるいは厚生労働省の報告、そしてまた厚生労働省からの対処指示というのが、これ自体は適切に行われたのではない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) NISCの権限については、ちょっと私も手元に今法律等がございませんので、何とも言い難いところでありますけれども、NISC自体の実態的な協力は、あるいは指導は、先ほどお話があったように、五月八日の分もNISCからの連絡であり、またこちらから、機構がケーブル...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これについては、まだ言ってみれば継続をしている攻撃もございますし、そして今申し上げたように、機構はもとより私ども厚労省も自らの検証をして、何が原因でこういう事態に至ったのか、結果として個人情報が流出してしまったことはもう間違いないわけでありますから、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事案につきましては、機構がこういう問題を起こしながら、この責任は私どもも監督責任として持っているわけでありますから、それなりのけじめは付けないといけないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の共有フォルダ運用要領も、定めはしっかりして、当然これ厚労省も把握をした上でこれが施行されているものだという前提でやっているわけでありますが、残念ながらパスワードが掛かっていないと。あるいはアクセス制限についてはどういうことになっているのか私もつぶさに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、長沢先生から、広報の大事さ、言っていただきました。そのとおりだと思いますし、政府としても、同じような発想でもって、御年配の方でも分かるように、身近なところで御相談ができるような、そういう工夫も含めてやっていきたいと思いますが。  いずれにしても、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の薬事・食品衛生審議会薬事分科会、ここにおける先生今御指摘の点、大変残念なことでございまして、私としても大変遺憾に思っているところでございます。  この委員に、本来委員になれない人が委員に就任をしていた、あるいは議決に参加できない人が議決に参加した...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マイナンバーにつきましては、今日も様々な議論が出ておりましたが、国民の皆様の生活にとって重要な制度であるというふうに考えておりまして、引き続き関係省庁と連携をして個人情報の保護に万全を尽くしながら、マイナンバーに対する御理解を深め、これ自体は前に進めてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 冒頭から今日申し上げているように、私どもの立場は、年金機構を監督をするという立場でございます。  年金事業運営に責任を持って厚生労働省は日本年金機構を監督する立場だということで、それによって責任を丸投げしているということはないわけでありますが、一方で、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いずれにしても、内部の規定としては、セキュリティーポリシーを持ちながら、セキュリティーをどう掛けるかということについては決まったルールを持っているわけでありますが、先ほど来お話が出ているように、機構においてもセキュリティーポリシーを作るように、そしてまた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 協会けんぽは、年金機構とか、あるいは厚労省の組織ではないわけでありまして、民間の組織でございます。  職員が保険給付の処理などの業務を行うに当たって、基幹システムの個人情報を日常業務で使用する端末で取り扱っておりますけれども、基幹システムへのアクセスで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、結果として個人情報がこれだけ大量流出したわけでありますから、適切であったということで済ますことはとてもできないということはもうそのとおりで、私たちもそれを認めつつおわびを申し上げているわけでありますが、八日の時点でNISCの方から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの個人情報の保護の問題につきましては、先ほども既に答弁をいたしておりますけれども、C評価の問題ですね。これはセキュリティーポリシー上の問題で個人情報の保護に問題があったという評価というよりは、通知書を郵便で送るときの誤送付などで問題が起きたという評...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、旧社会保険庁の下で年金業務を十分なし得ないという評価がされて、今回の日本年金機構というものをつくるということを私ども第一次安倍内閣のときに法律化して成立をさせたわけでありまして、そのこと自体に間違いは私はなかったと思いますが、これ、できてから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、年金事業運営に対する国民の信頼が本当に地に落ちた旧社会保険庁、それを廃止をして日本年金機構をつくったわけであって、その上でこうした事態が起きたということは、今回の事案が今警察の捜査が続いているような悪意のある不正アクセスが原因だと...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○塩崎国務大臣 昨日の参議院の厚生労働委員会における審議に際しまして、参考人でございます日本年金機構の理事長の答弁をめぐって混乱を生じさせ、そしてまた委員会審議が中断をするに至ったということについて、深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  きのうの審議において参考人が...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、きのうの答弁で初めて聞いたところでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたのは、私が知ったのはきのうの答弁であったというふうに申し上げたつもりでございましたが、職員はメールのやりとりはしていたようでございまして、それはイントラネットであるという認識のもとでどうもやっていたのではないかというふうに思われるところでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、メールのやりとりを機構との間で厚生労働省の職員がやっていたようだということを私も聞いておりまして、それが、先ほど申し上げたように、厚労省と機構との間でのメールのやりとりをやっていた職員たちが、機構が有するイントラネットを活用してやりとりをし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、よく調査をした上で、可及的速やかにお出しをしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 施行日前に締結をされた労働者派遣契約につきましては、その派遣契約が終了するまでは経過措置によって改正前の期間制限の適用を受けるということでございます。  一方で、現在期間制限のない二十六業務、この派遣で働く方であっても、有期の雇用契約を反復更新することによって同...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今回のさまざまな新たな規制、あるいは保護の措置、それは雇用安定措置を含め、そしてまた、全面許可制にする等々のもとでのいろいろな義務化をしているわけでありまして、先ほど申し上げたように、もともと派遣の固定化ということはいかがなものだろうかという問題提起があっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 このことは、申し上げてきたように、三年たったときの雇用安定措置の中に四つメニューがございまして、その中で、雇用が安定化するための措置が、どれをとられるかということが来るわけでありまして、特にこの二十六業務の方は、派遣契約そのものが大変短期、半年とか三カ月とかそうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、雇用は、雇用する側とされる側があって、そこの間でどうお互いを評価するかということで決まることは、これは基本だというふうに思います。そういうことでやるのは例外的だと議員はおっしゃいますけれども、それは、やはり原則は原則で、そこのところをどうし...全文を見る
○塩崎国務大臣 個人単位の期間制限というのを今回導入していくわけでありますが、派遣労働の固定化防止を目的としているという趣旨は、同じ仕事を長年続けることによって、スキルとかキャリアの幅、それが生まれてこない、それから、その仕事から別の仕事に切りかえることが難しくなる、こんな可能性...全文を見る
06月10日第189回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 金子洋一議員にお答え申し上げます。  流出いたしました年金情報の件数についてのお尋ねがございました。  百二十五万件は、五月二十八日木曜日の警察からの情報により、現時点において確認できたものでございます。更なる流出が生じることがないよう、安全性が確認...全文を見る
06月11日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○塩崎国務大臣 三ッ林先生から御指摘のとおり、年金は、国民にとっては本当に大事な社会保障の根幹にかかわることでございます。今回のようなことが起きてしまったということは、大変申しわけないということでございます。  今、国民に対する周知のやり方についてのお尋ねがございました。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおり、今回の件でまずやらなきゃいけないことは、二次被害を絶対起こさないで、国民の年金を守るということを最優先にすることであると思います。  しかし、同時に、このことを含めて年金機構がしっかりと責任を果たしていくということを、監督者として厚生労働省も...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の医療とか介護とか、いわゆる社会保険でもダウンロードが行われているのかどうか、こういうことかと思いますが、医療保険あるいは介護保険のシステムについては、例えばこれは協会けんぽが一つの例でありますけれども、加入者の方に健診の勧奨を行う場合において、基幹システムにあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき明確に言ったつもりだったんですが。さっき、こう申し上げたと思います。  保険者に対しては、基幹システムにあるデータを外部ネットワークと接続された環境下ではアクセスできないようにするといった対応について、私たちは今、年金機構に、そういう方向でやるべきではない...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、とりあえず、いわゆる内部事務処理系のインターネットに開いているシステムの中で、共有ファイルサーバーで個人情報を基幹システムから移した上でいろいろなことをやっているということがそもそも、ほかの、国税庁でやっていないじゃないか、だから基幹システム自体でできるように...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の、マイナンバーを今後、今回の日本年金機構の個人情報流出事案を受けてどうするかということに関しては、甘利担当大臣が、言ってみれば、年金については今回の事案の検証を受けて考えるとおっしゃっていることは私も理解をしているわけでありますが、原則としては、マイナンバーと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の案件、事案を踏まえて、私どもとしては、さっき申し上げたような、基幹システム、個人情報が入っている基幹システムについては、できればこれは完全に遮断をするという、完結したシステムにすべきだというふうに考えています。実際にそれが可能かどうかを早急に検討しようという...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘の係長、それから直属の上司である課長補佐、その上の課長、そして年金管理審議官に確認をするとともに、当該係長のメールを確認することによって、上司に上がっていないということを確認したところでございます。  いずれにしても、こうしたことも含めて、さらに検証委員...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論を申し上げれば、その報道は間違いです。  五月八日の、お話があった、NISCから官房を通ってこの年金の担当係長に来た、そして機構へのメールを送ったわけでありますが、そのメールにCCが入っていたということで、課長補佐クラスではございませんで、同じ係長レベルの者...全文を見る
○塩崎国務大臣 聞いたこともありませんし、あるんだったら見てみたいと思いますね。
○塩崎国務大臣 これは何度かお答えを申し上げておりますけれども、百二十五万件というのは、五月二十八日木曜日の警察からの情報によって現時点において確認をできたものということで、さらなる流出が生じることがないように、私どもとしては、安全性が確認されるまでの間、機構のパソコンをインター...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度もお尋ねがございまして、私どもがお答えしてきたのは、さっき申し上げたとおりで、百二十五万件は、五月二十八日木曜日の警察からの情報によって現時点において確認できたものということでございます。
○塩崎国務大臣 この百二十五万件というのは、今の例えでいえば、とられたものということでございます。
○塩崎国務大臣 失礼しました。  外で見つかったものという意味でございます。
○塩崎国務大臣 やはり、先ほど申し上げたとおり、警察からの情報で現時点で確認ができている百二十五万件についてお答えを申し上げるということが、私たちが今、日本年金機構ができることであります。  今仮定のお話をおっしゃったわけでありますけれども、それでは、今、百二十五万件わかってい...全文を見る
06月12日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○塩崎国務大臣 今お尋ねのフリーターの数については、平成十五年の二百十七万人をピークにいたしまして五年連続で減少した後、平成二十一年以降、百八十万人前後で推移をしております。平成二十六年は、対前年比三万人減の百七十九万人となっております。  一方で、ニートの数は、平成十四年以降...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構への不正アクセス事案をめぐりまして、一部に、漏れた年金という表現も使用されておりますけれども、この表現は国民に無用な不安や誤解を与えかねない。(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 昨日の参議院の内閣委員会で、内閣官房長官と民主党の蓮舫議員とのやりとりがございました。その際、蓮舫議員からも、この漏れた年金という表現について陳謝をされ、年金は漏れていませんと発言されたと承知をしているところでございます。(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 年金は漏れていないということを改めて強調をしたいと思います。  この問題で国民の皆様に大変な御心配をおかけしておりまして、厚生労働省、日本年金機構においては、国民の年金を守るということを最優先に取り組んでまいりたいと思いますし、これまでもそのように取り組んでまい...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣という働き方には、ワーク・ライフ・バランスが図られやすい働き方であるというメリットがある一方で、やはり直接雇用と比べますと、雇用の安定あるいはキャリアアップ形成、そういったことが図られにくいという問題、課題があるわけでございます。  このため、今回の派遣の制...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案では、過半数労働組合等からの意見聴取、これに際して、現行制度にはない意見聴取の記録の周知、それから反対意見があったときの対応方針等の説明を新たに義務づけているわけでありまして、労使間で実質的な話し合いが行われる仕組みをつくることによって、つまり双方向の話...全文を見る
○塩崎国務大臣 「受入期間を延長すべきではない」というパーセンテージが一・二%である一方で、これを見ますと、「受入期間を延長してよい」というのが三九・五%あるわけでございます。したがって、受け入れを受け入れるという方々が四割ということであります。「特に意見は出されなかった」が四四...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、アンケートは、反対という方も、延長すべきではないというのが反対ですよね、延長に関して。その方は一・二%で、もともと反対がこれしかいないというのは、同意をしているからいないという解釈が普通の解釈だろうと思うんです。  抑止力は、先ほど申し上げたように、これま...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣先における雇用形態別の労働者構成をどうするかというのは、これも何度も申し上げてまいりましたけれども、法制度も一要素でありますけれども、当然のことながら、経済状況とかあるいは技術の進歩とか、労働者の考え方とか姿勢とか家族構成とか、いろいろなことを含めて、最終的に...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、もともとの労政審の建議であるとか、あるいは、今回を含めて厚労委員会で多くの野党の先生方から確認をされたのは、派遣労働というのは臨時的、一時的なものが原則だということを繰り返し御指摘いただきました。私どもも、それを明確化するために、今回の修正提出させていただ...全文を見る
○塩崎国務大臣 キャリア形成支援制度というものをしっかりと持っていないところはもう派遣元としては許可をしないということによって、働く人たちが絶えず、どっちを選ぼうとも、みずからの価値を上げていくということをやることを、私たちは今回の仕組みの中で、特に全面許可制という中でそれをバッ...全文を見る
○塩崎国務大臣 多分、二十六業務を主に想定しておっしゃっていることかなというふうに思いますけれども、何度も申し上げますけれども、二十六業務で働く方々についても、約八七%の方が有期雇用でそれを転がしていくという契約をずっとやっているわけです。特に、半年以下というのが過半を占めるとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題は先生が特に御懸念を強くお持ちであることはよくわかっておりまして、私どもも先生の問題意識は正面から受けとめて考えているところでございますけれども、そもそも、いわゆる二十六業務、これに従事している方々が今回の法改正の三年後に大量に雇いどめされるような事態は起...全文を見る
○塩崎国務大臣 相談に行ったらすぐ解決するということを申し上げているわけではないということでございます。  問題は、相談をして、どういう具体的なやりとりが行われているかということをつぶさに教えていただくことによって、先ほど申し上げたとおり、法令違反があるような場合、あるいは法の...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず冒頭、先ほど理事長からもありましたけれども、六月九日のこの委員会で、理事長の答弁をめぐって大変な混乱をいたしました。委員会が審議中断ということになりまして、私の方からも深くまずおわびを申し上げ、今日は薬師寺先生そして福島先生がこの間の質問をやっていた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このことについては、まずは年金機構の問題でもあり、そしてまた監督する側の厚生労働省の問題でもありまして、やはり全体的に今セキュリティーに対する意識というものが、サイバーセキュリティーに対しての意識、これが十分ではなかったということを率直に認めなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のテレビCMの話も含めて、国民にどう周知徹底をするかと、こういう問題かと思いますが、ちなみに、今の神奈川の件は、先ほども申し上げたように、発生した被害というのは百二十五万件の流出した情報とは直接は関係しない事案でございまして、おまけに、どういう団体を名...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、冒頭、先生の方から漏れた年金問題という御指摘がありましたが、これはたしか参議院の内閣委員会だったと思いますが、菅官房長官と蓮舫議員との間でこの問題についてやり取りがあって、蓮舫議員も、これは年金が漏れたのではなくて、年金の情報が漏れたんだということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、なかなか難しいところではございますけれども、具体的な犯行の状況とかあるいは捜査の進捗状況などの中には、日本年金機構とか厚労省から公表することでやはり今後の捜査に支障を及ぼす、あるいはセキュリティーのレベルとか中身とかいうのを知られるおそれといったも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このことはもう何度も申し上げているとおり、私ども厚労省は組織として物事をこなしているわけでございまして、今回のことも、担当係長が上司にちゃんと上げなかったという問題については、これ私どもも既に認めているように不十分であったということは認めているわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、今回、この事案が発生していながら、これまで不正アクセス事案というのが発生をしていなかったものですから、しっかりとした十分な訓練をこの係長にもしていなかったということもございますし、先ほど言ったように、その他についても、他の業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、本来、上司に報告をしなきゃいけないということをやっていなかったわけであって、その経緯等々については私はしっかり審議官や局長からも聞いているわけでありまして、私は、その上司からの話をしっかりと聞いた上で、どこが悪かったのか、それから、これからどうすべ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民が恐らく一番待っていることは、自分の年金がきちんと払われるかどうかということが分かることだというふうに思います。そして、二次被害が起きないということを、これならば起きないということを感じていただくことがきっと一番求められていることだと思いますので、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、官房長がCSIRTの、つまり緊急時の対応をするチームの言ってみればトップにいることについてのお話かというふうに思いますが、ルールにはのっとっているとはいえども手順書に従って運用を徹底するということが大事でありまして、その専門の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは既に、審議官級の職員を含めて機構にスタッフを送り込んで、この監督指導体制をこれまで以上に強化をしないといかぬということで、先週からこのチームを送り込んでいるところでございまして、二次被害を最小限にするためにすぐ打たなければいけない手をちゃんと打って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、年金を守るということを申し上げてまいりまして、その受給権は守られるということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の私の答弁でございますけれども、私は、今回情報が流出した百二十五万件の方々に対して、情報が流出したことのみをもって一律の補償をすることは考えていないということを御答弁申し上げたわけで、年金制度においては正しい年金記録に基づいて御本人に確実に年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、神奈川の案件は、今回の個人情報の流出の対象者ではない方に対して、名のっている団体の名前まで全く存在しない名前で、国民年金機構などという団体の職員を名のって行われた、言ってみれば今回の事案を悪用したケースでございます。本当に残念なこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金事業管理部会、社会保障審議会の下にございますが、これは、それまで主に日本年金機構の評価を行ってまいりました日本年金機構評価部会を改組いたしまして、厚生労働省及び日本年金機構が担う年金事業全体に対して第三者の知見を活用した国民目線からのチェック機能を発...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の理解では、厚労省、この統合ネットワークが扱っているメールというのは、本省を通っていくものだというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生がお配りの中央センターというところと、それから左の本省というところから、これはインターネットメールと書いてありますが、いずれも私は、もちろん事前にこういうものになっているということは知っておりますし、ここはNISCが見ているということも認識をしており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの深刻な事案を踏まえると、まずはそもそも手順書どおりにやってもらわなきゃいけないのにやっていない部分はたくさんございました。だから、これをまずやってもらうということが第一であって、手順書に従った運用を徹底するということがまず第一で、より高度なセキ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 柳澤大臣の今の御発言は、私は承知をしておりませんでおりましたので。  今御指摘のことでありますが、再委託をしているということは私は知っておりましたが、それの適否については検討してみたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 失礼いたしました。  柳澤大臣の発言の趣旨も踏まえて、そのことの中身についても改めて確認をし、この契約がどうなっていたかということも確認をした上で、また御答弁申し上げたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、野村弁護士の中央労働委員会の関係での事案についての関係をお話がございましたが、個別の、これ民事訴訟も関わるような案件だというふうに聞いておりまして、その中身についてはお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) この野村修也弁護士は、これまで年金記録問題検証委員会のメンバーでもあり、それから年金業務・組織再生会議委員でもあり、年金記録問題に関する特別チーム室長なども歴任をした、過去の年金事業に関しての問題の検証に何度も携わっていただいている、言ってみれば年金事業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人事管理の方針については一定の配慮を、雇用の安定ということに関しても、例えば無期雇用に転換をするとか、正規職員もできるだけ採るというようなことをやってきたというようには聞いておりますけれども、先ほど来申し上げているように、監督の強化ということは私どもとし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論から申し上げれば、体制面、体質面いずれも問題があったと私も感じているところでございまして、この年金局の担当職員には専ら、先ほど言ったように、連絡役という意識ということでありますけれども、それをちゃんと訓練をし、そしてきちっと上げるように教育をしていな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただきましたように、言ってみれば、今日お作りをいただいて配付していただいた資料の、担当者レベルでの連絡に終始していたと、つまり上に上がっていかなかったというところを今御指摘をいただいたというふうに思います。  今回の事案では、NISCとの連絡...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、参事官に、つまり情報政策担当参事官、これが統括情報セキュリティ責任者になるわけですけれども、ここに報告がかなり遅れたということは、これは大いに反省をしなければいけない点だというふうに思っております。  まさに先ほど申し上げたとおり、NISCからの注...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生の方から、年金業務監視委員会のお話が出ておりました。  こういう外部のものがないといけないというお話で、実はそもそも、その前身ともいうべき年金業務・社会保険庁監視等委員会というのが、これはまさにこの年金記録問題が起きた十九年の七月の二十五日にスタ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、今細かなことはというふうにおっしゃいましたが、いろいろ委員会でも厳しく細部にわたる問題点について御指摘をいただいていて、実はそういうことが大事なことで、何が起きたのかというのをまず真相究明して原因を明らかにしていくということがやっぱり必要なんだろう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、私どもは把握をしておりません。これは先ほど来ずっと、これは機構が答えるべきことでしょうけれども、私どもは把握をしておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) いつ漏れたかというのは、今警察も捜査をしていただいているところでございます。いつ遮断をしていたら漏れなかったかということはそれと連動する話でありますので、今私が予断を持って申し上げるようなことではないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、いわゆるこの経緯というところでお示しをしましたように、情報流出の連絡があったという事実の一報だけがあって、その中身についてはまだ分かっていないということだったと記憶しております。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、当然のことながら、年金機構から情報が流出するというのは大変なことだということは分かりました。
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げておりますけれども、先ほど申し上げたように、五月二十八日に流出の一報というのが入って、そのときは中身については私には説明はありませんでした。その翌日に、二十九日昼に報告がございまして、そのときは個人情報が入っている可能性についてはお話があり...全文を見る
06月17日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○塩崎国務大臣 日本年金機構不正アクセス事案検証委員会、これは、去る六月の四日にスタートさせていただいて、その翌週の月曜日に第一回目の会合を開催させていただきました。  私の方からは、検証委員会に対しましては、専門的な知識を持った方々にお集まりをいただいています。第三者の厳しい...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、第三者性を持った検証委員会にも検討していただくということが大事だということで、その第三者性をどう担保するかということを考えました。  普通、役所の中で検証委員会とか、あるいは普通に何か委員会をつくるときには、事務局は役人がやるということが...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど先生がおっしゃった中で、万が一成り済ましで年金を横取られたというようなときに、この委員会の検証を待ってとおっしゃったですけれども、それは、私たちはそういうことは言ったことはないと思います。  そこで、参与の任期についてのお尋ねでございますが、これは、本年八...全文を見る
○塩崎国務大臣 西村先生が今御指摘になられました、五月八日の機構でのログ解析結果をNISCが受け取っていないのは手順書に反するという趣旨の発言を部門会議でしたようでございまして、結論から申し上げますと、その発言は正確ではなかったというふうに思います。  機構のログ解析の結果をN...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生が今御指摘になった点は大変大事な点だと私も思っていて、今後、これについてはさらによく考えなければいけないなと私も思っているんですけれども、厚生労働省セキュリティーポリシーでは、情報セキュリティーに影響を与える、または与えるおそれのある事故や事件の発生、予告等を...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどセキュリティーインシデント対処手順書の公開についてお話がございましたが、これはもう、西村議員も与党でおられたときに政府の中におられて、厚生労働省の大臣政務官をおやりになってわかっておられると思いますのであれですけれども、今回の厚生労働省のセキュリティーポリシ...全文を見る
○塩崎国務大臣 お答えする前に、西村智奈美議員が戻られたので申し上げます。  先ほど私は大臣政務官と申し上げましたが、大変失礼しました、副大臣と言ったつもりだったのでありますが。厚生労働副大臣として政府の中で重要な役割を果たしたということを申し上げたかったので、訂正して、おわび...全文を見る
○塩崎国務大臣 問題意識は全くそのとおりだというふうに思いますが、一方で、何が問題なのかという、めどをまず示せとおっしゃるんですけれども、何が問題なのか、何が起きたのか、原因究明を本当にしっかりやって、今回、さっき申し上げたように、初めての標的型攻撃だということであれば、ますます...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃるように、現行の業務単位の期間制限については、上限に達した後に同一の係での継続的な派遣の受け入れができないということで、そのことが直接雇用のチャンスになり得るんじゃないかという御指摘の向きもあることは、それはそのとおりであろうかと思います。  一方...全文を見る
○塩崎国務大臣 努力義務があると私も認識しております。
○塩崎国務大臣 これは何度も井坂議員とも議論をさせていただきましたけれども、アンケート調査から見て、ほとんどの場合、意見聴取に対して過半数組合が異を唱えていないじゃないかということで、そのことが実は、要するに声を上げられないんじゃないかという解釈というふうに私には理解をさせていた...全文を見る
○塩崎国務大臣 できれば事務方を呼んでいただければもう少し細かなことまでわかると思いますけれども、私が聞いている限りでは、そういう細かな調査を今までしているということはないというふうに聞いております。
○塩崎国務大臣 今お話がありました派遣元での無期雇用、このことでございますが、一般的に、派遣元がみずから雇用する派遣労働者を派遣労働者以外の労働者として雇用するということはあるというふうに認識をしておりまして、元派遣労働者という経験を生かして営業などを行う方もおられるというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういうことがあるので、ぜひ事務方を呼んでくれと申し上げているのでありますが。  どういうことかというと、紙には書いてございませんが、先生に、事務所にメールを送った中に明確に二十五社ということを書いているそうでございまして、私がちょっと、そこまで知る由はないので...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、今の、現行の努力義務における実績はどうなのかということがデータとしてあった方がいいというのは、もう先生御指摘のとおりでございまして、これは、岡本先生の御指摘から、先ほど申し上げたような数のところに今調査をしたということでございまして、そこの中に明確な今の二...全文を見る
○塩崎国務大臣 現行のプラクティスは、まず、これは個々人に就業を続けたいかどうかの意思確認をする、これは一人一人やるわけですね、一人一人契約が、期限が異なるでしょうから。その際に、その御本人の就業継続に関する御意向を踏まえて、努力義務である現行の雇用安定措置、これを企業側が、雇い...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には同じプロセスで、一人一人に御意向を述べていただいて、それを踏まえて、今度新たに義務化をされる雇用安定措置を選択して、雇い主が当該派遣で働く方にお伝えをするということだと理解をしております。
○塩崎国務大臣 派遣先の同一組織単位での継続就業期間が一年以上の方がこの特定有期雇用派遣労働者で、今お話がありました努力義務というのが課せられるわけでありますが、そのプロセスについては、手続は、先ほど申し上げたとおりだというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 大変失礼をいたしました。  今までは、派遣元との通算雇用期間が一年以上の者に限るということで努力義務を課していました。今回は、派遣先の、先ほど申し上げたように、同一組織単位での継続就業期間が、一つは三年見込み、これが今回新規に導入される義務でございまして、それか...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げた、派遣元での通算雇用期間につきましては一年以上ということは変わりはないんです。それに加して、派遣先での継続就業期間というものを、三年見込みないしは一年以上三年未満見込みというところを指して特定有期雇用派遣労働者と呼ぶという、二重の、派遣元だけではな...全文を見る
○塩崎国務大臣 ふえるか減るかというお話でちょっと今議論をしていたものですから遅くなりました。  この現行法の四十条の三で、これは、一年以上受け入れている派遣で働く方の後任を雇おうとする場合であって、本人が直接雇用されたいと申し出た場合に、先ほど先生がおっしゃっていた、派遣で働...全文を見る
○塩崎国務大臣 これもまた、どっちが可能性が高いのかという、なかなか難しい御質問であったわけでありますけれども、先ほど先生おっしゃったように、この今の四十条の三の場合には、一年以上受け入れている派遣で働く方の後任を雇おうとする場合で、本人が直接雇用されたいと申し出た場合には、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のこの部長の答弁につきましては、五月二十九日に、阿部委員の資料について事務方からの説明を受けた際に知ったわけでございまして、その場で担当部長に確認をしたところ、答弁メモの派遣料金という文言を読み飛ばしてしまったと。  誤って読み飛ばしてしまったということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 現行の労働者派遣法では、いわゆる事前面接などの特定目的行為を禁止している趣旨というものは、雇用関係のない派遣先が派遣労働者の就業に影響を及ぼすことが、職業安定法で禁止されている労働者供給事業につながるおそれがある、それから、派遣労働者の就業機会が不当に狭められるお...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の私の発言は、一般論として、非常に高い能力の、派遣で働く方がおられた場合には、派遣先は、このような人であれば長く使いたい、こう思うだろうということであって、また、一般に、長く派遣で受け入れるには無期雇用派遣でないとできないという制度論を述べているわけでござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣先からそういうことを働きかけることはできないということでございまして、あくまでも、誰を派遣するかというのは派遣元が決めるということでございます。
○塩崎国務大臣 申し上げているように、派遣元が誰を派遣するかを決めるのであって、私が申し上げたのは、先ほどの一般論を申し上げたところでございます。
○塩崎国務大臣 今、平成二十年のリーマン・ショック時の通知についてお触れをいただきました。  今回の期間制限の見直しによって雇いどめが生じないように努めていきたいと考えておりますけれども、そもそも、今回の改正は、派遣元に、何度も申し上げてまいりましたけれども、雇用安定措置を初め...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○塩崎国務大臣 まず、今回、不正アクセスから起きた問題といえども、あるいはまた、いわゆる標的型メール攻撃ということであったということがあったにせよ、年金の個人情報が流出したという事実に関しまして、年金機構がこのようなことになったということは大変遺憾であり、また、監督をする厚生労働...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の事案によりまして起こり得る損害としては、第三者によって住所、口座番号が変更されて、本来受給権を有する方以外の方が年金を受給してしまういわゆる成り済ましによる被害や、それから、今回の事案に便乗して、既に神奈川で起きたわけでございますけれども、例えば日本年金機構...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の機構LANシステムというのは、平成十五年にスタートした旧社会保険庁LANシステムを引き継いだ格好になっているわけでありまして、現在の仕組みは、日本年金機構になってから使用を始めております。これは平成二十三年の十一月に株式会社NTTデータと契約を締結いたしまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、不審な通信が発生をしたり不審メールが発見されたりしたそれぞれの時点で、現在のセキュリティーポリシーで定められた行動は一応はとってきているわけであります。もちろん、きちっと上司に報告をしていない、こういう反省すべき点があることはそのとおりでございます。  し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、樋口先生から御指摘のとおり、数々のとるべき手続がとられていなかったということは率直に認めなければいけないというふうに思って、私も深く反省をしているところでございます。  今回、NISCとの連絡調整、あるいは応急措置の指示とか不正プログラムの登録などのセキュリ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この点につきましても、反省すべきところが多々ございます。  今御指摘の年金局事業管理課システム室は、本省に五名おりますが、お話がありましたように、日本年金機構の高井戸の本部に十六名常駐をしておりまして、合計二十一名体制でございます。  このシステム室においては...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますように、標的型攻撃メールという新手の、今世界ではかなり頻繁に起きるようになったものに、初めてこのような形で守りができなかったということについては、本当に、機構ももちろん、私も遺憾に思いますが、監督する立場としても大変申しわけなく思い、これをどうや...全文を見る
○塩崎国務大臣 この百二十五万件は、もう先生もよく御案内のように、また我々も繰り返し御説明申し上げたように、警察から通報を受けて確認をできた件数が百二十五万件ということであって、何よりも大事なのは、さらなる流出が生じないようにすること、これが国民にとって一番大事なことでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これは今捜査中である事案だということを申し上げなければいけないというふうに思います。  今、報道を取り上げ、また、いろいろ、部門会議で資料がなかなか出てこないということで御不満をいただいていることは私どももよくわかっておりますし、我々としては、できる...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは捜査をしている案件でございますので、私どもは仮定の話にはお答えをできないということでございまして、先ほど申し上げたように、百二十五万件が今わかっている件数であって、それ以外に仮に出てきたとしたら、それは公表するということが基本であるということを、申し上げたと...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在、例えば年金相談事業とか、あるいは定期便に係る費用などの保険事業運営に直接かかわる費用というのは、これは保険料財源から充てるというのが原則でございます。一方で、職員人件費とか、あるいは職員宿舎に係る経費などの内部管理事務に関する経費というのは、これは税財源で賄...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、なぜこの問題が起きたのか、そして今後どういうふうにしていくべきなのか、何をすべきなのか、そういったことをさまざま徹底検証した上で財源のあり方については考えていこうということを、先ほど申し上げたとおりでございます。
○塩崎国務大臣 機構では、平成二十年に閣議決定をいたしました基本計画に基づいて必要人員数が定められておりまして、その計画的な人事管理を行っているわけであります。業務の合理化、効率化に応じて長期的に職員数を減らしていくこととしておりまして、今の御指摘の有期の雇用職員については、計画...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のこのクロノロジーは、私どもが提出をいたしました日本年金機構不正アクセス事案の経緯にのっとっておつくりになられたものだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 このことは午前の答弁の中で申し上げましたけれども、第一回、先週の月曜日に開催をされた後、来週、第二回目の正式な会合は二十五日に開催をされます。それ以外にも、インフォーマルに打ち合わせの会議は持たれているわけでございます。  したがって、一回目をやってそのまま何も...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回、こうした不正アクセスで初めての標的型メール攻撃といえども、年金機構が個人年金情報を守れなかったということは大変遺憾であり、また、それを監督している私ども厚生労働省そして厚生労働大臣、これは、日本年金機構法第一条に、機構は、厚生労働大臣の監督のもと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、これまでも何度かお尋ねがございましたけれども、私どもはこれを組織で対応してきていることでございますので、この係長の上司たる審議官、局長から、私はつぶさに話を聞いているところでございますので、そのようなことで、しっかりとした対応をしてまいりたいというふうに思...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、当然公表しないといけないと思っております。
○塩崎国務大臣 これは昨日、協会けんぽの方から発表した事案でございまして、今回、調査を協会けんぽがした結果を私どもももちろん聞いているわけでありますが、四台の職員の端末が不審な通信を行っていたということが六月十六日に判明をしたわけでございます。  協会けんぽがみずから調査をした...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、不審な通信を行っていた端末というのは、先ほど申し上げたように、四台あったということでありまして、パスワードやそれから暗号化というのが未設定であったファイルが含まれているというふうに聞いておりまして、これは協会けんぽの内規に照らしてみても不適切な取り扱いであっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほどの百二十五万件と同様に、現在、個人情報として流出したという件数がわかっているわけでありますので、今、その方々に対して、できる限りということで対応をさせていただいているわけでございまして、今回の協会けんぽの問題についても、今、調査中で、個人情報が流出し...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、百二十五万件の中も、今順次おわびのお手紙をお送りしているわけでありまして、これについてもまだはっきりしないということで、そこにまず私どもとしては最大のエネルギーを注ぐ、もちろん二次被害が起きないようにというのは当然のことでありますけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直言って私も、この百二十五万件以外に何がサーバーに入っていたのかということを随分聞きました。それが最初なかなか要を得なかったものですから、そこで、先ほど申し上げた、審議官をヘッドとするチームを送り込んで、そこで今作業に当たらせております。  それによって、どう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、岸田外務大臣からもお話がありましたように、韓国の保健当局とは緊密な連絡をとりながら、このMERSの問題については扱っておりまして、韓国において監視対象となっている人が日本に入国した事案として韓国政府から通告があったのは、これまでのところ三事案五名でございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの三事案五名という中には、日本人以外も入っております。
○塩崎国務大臣 これはもちろん通報がなければわからないわけでありますが、通報があった分について、今申し上げたとおりで、それはちゃんと保健所による監視をしているところでございまして、それ以外については通報を待たないといけないということでございます。
○塩崎国務大臣 まず第一に、先生、もともとこのMERSは、先生はお医者さんだからよくわかってのとおり、中東から来ることが多かったわけですね。ですから、もともと我々は中東と、今回韓国がこういうことになったので、その両方を見るということに今しているわけでございまして、そういう意味で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、まずやるべき二次被害の防止、そしてまた原因究明、そして二度とこういうことが起きないようにということをやることが私のまずは最初の責任だというふうに思っています。  先ほど来申し上げているように、今回のは今までとはかなりレベルの違うサイバー攻撃であったというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、小川先生の方から、年金記録の訂正手続の問題について、第三者委員会がなくなるということをおっしゃりました。年金記録確認第三者委員会の廃止、この問題が御指摘がございました。  厚労省による年金記録の訂正手続の実施に当たっては、今まであった総務省年金記録確認第三者...全文を見る
○塩崎国務大臣 少なくとも、これをお配りいただいておりますけれども、基幹システムへのアクセスがあたかも日本年金機構は誰でもできるかのようにお書きになっていますが、これは必ずしもそうではなくて、やはりセキュリティーポリシーに基づいてアクセス制限がかかっています。ですから、必ずアクセ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりでありますが、いろいろ検証を、いろいろなケースでこれまであったと思います。例えば、同様の、教育関係の大きな企業で大々的に個人情報が出たときには約三カ月と、この間、参議院の厚労委員会で参考人で来られた方は、メンバーの一人として、約三カ月かかった...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構ができたのが平成二十二年一月でございました。そこから五年余りたって、今いろいろ問題が出てきて、変わっていない部分が多々あるということは、私も、厚生労働大臣という立場で本当に複雑な思いで、特に、社保庁から日本年金機構に変えるときの法律は第一次安倍内閣でつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、私どもが警察からいただいた情報として百二十五万件が見つかって、これを機構の方で分析しているというところでございまして、それが、私どもが今知り得ている情報だということでございます。
○塩崎国務大臣 残念ながら、捜査情報というのは我々は全く聞かされておりませんので、その可能性についてはわかりませんが、はっきりしていることは、サーバーにあったものの中で流出したことが今回見つかったものとしてあったということであって、では、そのサーバーに何が入っているんだということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の理事長の答弁で、私どもが申し上げていることが必ずしも伝わっていないということがわかりました。  私どもは、今のような御指摘があることはわかっておりまして、私の方から指示をしているのは、現段階では該当をしていないということにとどめてくれということを明確に申し上...全文を見る
○塩崎国務大臣 今答弁したとおり、九月ということでありますが、これは、番号を変えるのにシステムを変えなきゃいけないということでいろいろあって、そういうタイミングになってしまうということでございます。  今回も、一番最初にやったことは、二十九日にわかっているのに何で一日に発表した...全文を見る
○塩崎国務大臣 三カ月ぐらいと聞いておりましたので、今から三カ月であれば九月ということだということでございます。
○塩崎国務大臣 決してそんな問題意識ではないわけでありますが、恐らく、私はちょうどそのときは衆議院の厚生労働委員会で派遣法についての審議をやっておりました。それで、十二時の昼休みに五分ぐらいで聞いた話で、指示は出しましたが、その際に当然、順番として、いきなり総理のところに上がるの...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、日本年金機構の法律がございまして、その第一条に、厚生労働大臣の監督のもとで年金事業をやるということを書いてございまして、まさに、厚生労働大臣、私が監督をするということであります。  その際に、この社会保障審議会の年金管理部会が、言...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは既に集中審議などで何度も御答弁申し上げてきたんですけれども、個人情報の保護が不十分だということで五年連続C。つまり、これはスタートしたときから、五年連続ということですから。  その評価は、主に、通知書の誤送付というのが行われていて、違う人のところに書面が行...全文を見る
○塩崎国務大臣 十五日に年金の支払いが行われたわけでありますけれども、この支払いは本人の名義の口座に振り込むこととなっていることはもう御案内のとおりでありますけれども、仮に、年金の振込先の金融機関を変更する場合には、金融機関の証明印などで本人の口座であることを確認するため、流出し...全文を見る
○塩崎国務大臣 より正確に申し上げると、十回行ってもおられない方とか、そういう方がやはり、我々、選挙をやっているとみんなわかっていると思いますが、なかなか会えないという方がおられて、やはり御本人に会って確認をせないかぬということで、結局、四百三十六人のうち十一人、どうしてもまだお...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然そういうことでございます。
○塩崎国務大臣 先ほどのNISCの方からの御説明の中でも、どの時点でどうだというような御判断はまだできていないというふうに今感じるわけであります。  私ども、先ほど理事長から説明したように、十五日で一旦、最初のウイルスについての対策はできたというふうに一応判断をした、その次にま...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり認識が、今までのいわゆるウイルスメール、単発のウイルスメールのような意識がまだまだ蔓延をしていて、今回のように標的型メールによる攻撃というような認識が欠けていたということについて、私たちは反省をせないかぬのではないかというふうに思うわけでありまして、そういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 機構は、日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画、先ほどお話がありました平成二十年七月の閣議決定に基づいて、業務の効率化、コスト削減の見地というのが当時は大変重要であって、極めて非効率なことをやっている、コスト観念も薄いということから業務の外部委託を進めている...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○塩崎国務大臣 今総理のお手元にその資料があるわけではございませんので。  私がどういう考えかということは、もう既に申し上げたとおりでありまして、不適切な表現が多々あって、それについてはもう既におわびを申し上げたところでございますので、このことについて、総理は、確かに足立先生の...全文を見る
○塩崎国務大臣 指名をいただきました。
○塩崎国務大臣 先ほど総理から雇用安定措置の話をいたしましたが、これは、明らかに期間制限の対象になるからこそ雇用安定措置について御説明を申し上げたわけでありまして、ですから、今……(阿部委員「申しわけありませんが、質問と違います。時間をとらないでください」と呼ぶ)いや、今おっしゃ...全文を見る
○塩崎国務大臣 はい。  今、無期雇用で派遣で働いていらっしゃる方々の処遇の問題についての調査いかんということでございますけれども、賃金、待遇の詳細については、確かに調査を計画的にやったものがございませんので、議員の御指摘も踏まえて、今後しっかりと調査をしてまいりたいというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 現行法についてのお尋ねでございまして、期間制限の上限に達する派遣で働く方に対して、必ず派遣先が直接雇用を申し込む義務があるわけではないわけで、例えば、派遣で働く方が派遣先での直接雇用を希望しない場合や、派遣の受け入れを停止し、かわりに自社の直接雇用の労働者を配置す...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど総理の方からも答弁申し上げましたけれども、今回、雇用安定措置を、いろいろ御批判をいただいていますけれども、これまで、雇用が安定するように措置をするという義務がそもそもなかった、努力義務にしかすぎなかったということで、これを創設すること自体にまず意義を認...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる常用代替ということかというふうに思います。今そういうはしりが既に出ているじゃないかということでございますけれども、私たちは、この法案が御審議をいただいた上で成立をした際には、先ほど申し上げたように、さまざまな義務を派遣元にも課し、派遣先にも課すということで...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお話がありましたマクロ経済スライドの見直し、これについては、民主党政権時代にも閣議決定した社会保障・税一体改革大綱で検討課題とされておって、政権交代後も社会保障制度改革国民会議報告とかあるいは社会保障改革プログラム法において検討課題として明記を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 震災そのものからのトラウマ、あるいはその後の避難生活、そしてまた今お話があったように復興住宅に入るという大きな環境変化があったりいたしまして、それぞれ心に痛手を負っていらっしゃる方がたくさんおられるわけで、極めて重要な問題というふうに思っておりますし、こ...全文を見る
06月29日第189回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの雇用保険二事業のキャリア形成促進助成金等の低調な執行状況についての審査措置要求決議につきまして、適切に対処いたしますとともに、公的研究費をめぐり繰り返される不適正な会計経理についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してま...全文を見る
07月01日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○塩崎国務大臣 今先生お話がございました骨太の方針二〇一五を決めるに当たって、諮問会議でも、私も二度ほど出向いて議論をさせていただきました。  これは、やはり、機械的に財政再建のために社会保障を切っていくというようなことは今回はしないということがコンセンサスであったと思っており...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、何度か御質問をいただいて、また御説明も申し上げた、御答弁を申し上げたところでございますが、何度も申し上げておりますけれども、マージンそのもの全てが派遣元の利益になるというわけではもちろんないことはもう繰り返し申し上げたとおりでございまして、社会...全文を見る
○塩崎国務大臣 このマージン率の開示は、平成二十四年の改正で開示もすることとあわせて決まったことでございまして、今お話しのように、賃金がどれだけ、それから、例えば社会保険料、労働保険料、教育訓練費、福利厚生費、あるいは正社員等の人件費、営業利益等、いろいろなものが含まれているわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、これは平成二十四年に、民主党政権のときにお決めになった、国会で決めた法律に基づいてマージン率を定義した上で開示をしているわけでございます。  弱い立場の人たちの立場を代表してやれということでありますが、労政審は、これは三者構成になっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 東京商工リサーチの資料をお配りいただきました。  平成二十七年度の介護報酬改定は、もう何度も御議論をいただきましたけれども、特に認知症高齢者等への質の高いサービスとか、あるいは介護職員の処遇改善に取り組む事業者に手厚い報酬を加算という形で支払われるようにするとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 大体十月前後になるのではないかというふうに私も聞いております。
○塩崎国務大臣 請求額については今申し上げたようなことになるということを申し上げているので、先ほど答弁申し上げたように、事業所数がどうなのかということにつきましては先ほど申し上げたとおりで、三月の分について四月に出てきているのを見ますと、一月で十九万三千六百二が十九万四千五百七十...全文を見る
○塩崎国務大臣 統計的になかなか正確なところが出るのに時間がかかるということでございますれば、当然のことながら、先ほど御答弁申し上げたように、事業者団体等を通じて聞くなり、あるいはそれぞれの都道府県に聞くなり、いろいろな形で、実際は市町村が介護保険は運営をしているわけでありますか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御心配のように、この四月の改定がどういう影響が出てくるかというのは、当然、私どもとしても、リアルタイムでできる限り、ヒアリングベースも含めてしっかりと把握をしていかなきゃいけないと思っておりますし、先ほど、十月前後になるんじゃないかというふうに申し上げたデータ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、先ほども申し上げたように、あらゆるルートで、介護保険にかかわっていらっしゃる方々から民間の団体も含めてお話をしっかりと聞いていくということが大事であり、統計的には、先ほど申し上げたように、改定があった際に少しおくれてしまう、これをどれだけ前倒すことができる...全文を見る
○塩崎国務大臣 私自身も、母が九十五歳、妻の両親が九十二歳と八十九歳、いずれもいろいろな施設にお世話になっているわけでありますから、先生がおっしゃっていることはよくわかるところで、また、現場の働いていらっしゃる方々がどれだけ苦労し、また創意工夫の中で、高齢者の、言ってみれば心に少...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、介護とともに障害報酬改定というのを行ったわけでございますが、まさに障害者施策というのは、OECD諸国の中でも実はまだGDP比でいきますとやっと二十八番目に位置されるようになって、これは二〇〇〇年に三十一位だったものが今二十八位ということですから、まだまだ発射...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも何度もお答えを申し上げてまいりましたが、年金局のこの担当係長は、専ら情報政策担当参事官室と年金機構との間のいわば連絡役としての問題意識でおったということで、五月二十五日まで上司への報告を行っていなかったというふうに理解をしております。  厚生労働省は、やは...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの係長の問題は、言ってみれば、政権運営あるいは組織運営のお考えの違いというふうに私は思います。  そこで、検証委員会については、二回開かれただけじゃないか、こういうことでございますけれども、フォーマルではない打ち合わせもやっておられると聞いておりますし、さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、第三者委員会をお願いしているわけでありますので、甲斐中委員長が適切に判断をされるものだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 振り込みがあったかどうかは私は確認をしておりませんので、あったものだろうというふうに理解をしております。  その上で、もちろん、私は厚生労働省の最終的な責任者でございますので、今回の日本年金機構への不正アクセスという悪意を持った攻撃で起きたこととはいえども、機構...全文を見る
○塩崎国務大臣 参議院の厚生労働委員会で申し上げたとおりでありまして、私ども政治家でありますから、二言はないということであります。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、厚生労働省の責任者として一定のけじめは必要であるということを申し上げたということをさっきも御答弁申し上げたところであります。
○塩崎国務大臣 事の全体像をやはり踏まえた上で、それにふさわしいけじめをつけるというのが普通の常識的な対応だというふうに思って申し上げているところでございます。
○塩崎国務大臣 常識的に御判断をいただければと思います。
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げているように、全体像がわからないで責任をとるという人はまずいないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 まず第一に、きょうお配りをいただいているこの資料には、実は検証委員会があるということが書いてあるのが幾つかありまして、平成十四年四月のBSE問題、平成十六年十月の監修料問題、平成十八年八月の国民年金不正免除問題、さらには平成十九年十月の総務省年金記録問題検証委員会...全文を見る
○塩崎国務大臣 仮定のお話でございますが、そのような結論が出るということはまずあり得ないというふうに思っておりますし、繰り返し申し上げますが、先生きょうお配りの資料の四ページに、私が蓮舫議員の質問に対して答弁をさせていただいた、そのことが載っております、知らないとおっしゃいました...全文を見る
○塩崎国務大臣 検証委員会の報告を受けて決めたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、できるだけ早くお願いをしたいということを申し上げておりまして、一方で、これだけの大きな問題でもあり、また政府全体にもかかわってくるような問題もはらんだ、極めて悪質なサイバーテロでもあるわけでございますので、こういったことについての検証作業は...全文を見る
○塩崎国務大臣 いただいた紙の通告にはそれは入っておりません。  その上で申し上げれば、言葉足らずであったことは認めなきゃいけないと思います。先生の御指摘の点はよくわかるところでありますが、今、理事長から答弁したように、最大でお客様の基礎年金、お名前、生年月日、住所、つまり、最...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の約百万については住所は入っていないという先生の御指摘は、そのとおりだと思います。  今般の不正アクセスにより二情報、三情報が流出した方に対しては、六月二十二日から個人情報が流出した旨のお知らせ及びおわびの文書の発送を開始して、六月二十九日に既に完了している...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の地元に四国がんセンターというのがございまして、そこでがん登録の議論をする際に、病理医が足りないという話を私自身も聞きましたし、それ以前からいろいろなところでそういうお話を聞いておりました。  病理医というのは、病理診断あるいは病理解剖を専門的に行う重要な役割...全文を見る
○塩崎国務大臣 今数字を挙げられて、医療の現場で行われるいろいろな医療行為や検査などに当たって、病理医が携わることが大変ふえているということで、確かにそういう意味で、私もいろいろ聞くぐらいでありますから、かなりいろいろ問題があるというふうに思うわけであります。  いろいろ数字が...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も実はこの問題については前々から、特にがん拠点病院なんかで足りないという話を聞いたときに、今お話があったように、トレーニングをきちっと受けた病理医ではない方が病理診断をする、ですから、これは医師法上は点数はとれるということであるわけでありますけれども、これは実は...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生がお触れをいただきましたことを含めて、厚生労働省では、日本歯科技工士会が三年ごとに実施しております歯科技工士実態調査というものを見ているわけでありますけれども、技工士の皆さん方の現状を見ると、今お話がありましたように、労働時間については、平成二十四年で一週間...全文を見る
○塩崎国務大臣 歯科医療における歯科技工士の役割が大事であり、なおかつ問題を抱えているということは、私どもも前々からもちろん認識をしているところであって、良質な歯科医療をするためには、良質な歯科技工物を提供する歯科技工士の皆さん方がいていただかなきゃいけないということであるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 放課後児童クラブにつきましては、安倍内閣としても、これを平成三十一年度末までに、五年間で約三十万人分の受け皿を新たにつくっていこうということで、力を入れていこうということに私ども取り組んでいるわけであります。  今御指摘のあった利用料の問題でありますが、母子家庭...全文を見る
○塩崎国務大臣 国で一律の仕組みをつくるかどうかということについては、さまざまな御意見があるのではないかなと。  今の仕組みは、先ほど申し上げたように、実施主体である市町村が判断をして、所得に応じた配慮をするということになっているわけでありまして、また、今お話がありましたように...全文を見る
○塩崎国務大臣 マイナンバーについては、これはもう基本線は変わらないということで、国民の皆様の生活にとって重要な制度だという認識は変わらず、そして引き続いて、関係省庁と連携をして、個人情報の保護に万全を尽くして、マイナンバーに対する御理解を深めて前に進めようというのが基本線であり...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来御答弁申し上げているように、かなり大きな事案で、対処をしなければいけないことがたくさんあることは間違いない案件でありますけれども、事年金でもありますし、また、国民生活に深くかかわる問題でもありますので、できるだけ早く、こういうふうに言っているわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどもちょっと触れました「保健医療二〇三五」、この間まとめたばかりの報告書を見てみても、まさにこれからは、ビッグデータを分析しながら予防、健康づくり、そして重症化予防などをやっていくということで、保険者が大事であったり、それから、日本の場合には既にナショナルデー...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構は、平成二十年の七月に閣議決定されております日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画に基づいて、業務の効率化を図り、そしてコストの削減の見地からも業務の外部委託というのを進めていると承知しているわけでございます。  機構の業務の委託については、日...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供の話もありましたけれども、最近出てくるのは高齢者の問題で、特に、口腔ケアが誤嚥性肺炎の発症予防になることがよく知られているわけであって、口腔と全身の健康の関係について広く指摘をされているところでございます。  高齢化が進展をし、要介護者などに対する口腔ケアや...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど井坂議員のときにも御答弁申し上げたところでございますけれども、二十六年度の診療報酬改定のときには、歯科医療については、虫歯とかそれから歯周病などの治療に対する評価だけでなくて、口腔機能の維持あるいは向上の取り組み、そして歯の喪失リスク増加への対応等に取り組ん...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げたわけでありますけれども、質の高い歯科技工士を確保していくということが、よりよい歯科医療を提供するために極めて大事でありますし、うまく合わない歯科技工物を改良していくときのつらさというのは、はた目で見ていると大変なことでもありますから、やはり質を上...全文を見る
07月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事案で、住所変更やあるいは口座の変更をされた方が五月の八日以降どれだけいるかということで、その方々については、万が一にも他の人によってその手続が行われるようなことがあってはならないということで、私どもから、日本年金機構に六月八日から御本人確認のため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、機構での手続がしっかり取られていなかったということがあると同時に、年金局においても、本来取るべきコミュニケーションの手段、そしてまた、上司に伺いを立てるとか報告するとか、こういうことができていなかったというのは大変残念なことで、最低限はやらなきゃい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 検証委員会につきましては、今先生御指摘のように、スピード感が大事だということを私の方からも甲斐中委員長に申し上げているところでございますが、事案が事案だけに、一定の時間が必要なほどいろいろな幅広い問題が存在をしているわけで、当然、監督体制として厚生労働省...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお話がございましたように、年金機構は、厚生労働大臣の監督の下で、厚生労働大臣と緊密な連携を取りながら年金事業を行わなければならないというふうに法律に明記をされているわけであります。したがって、私、そしてまた厚生労働省に責任があることは自明である...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回お願いをいたしました日本年金機構不正アクセス事案検証委員会、これは厚労省に置きながら、事務局には厚労省の役人には一切関与させない、日程調整とかそういうようなロジのようなことはもちろんありますけれども、その他のことについてはこれは委員にお任せをし、なお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の年金事業管理部会は増田部会長の下で運営をされているわけでありますけれども、今回の不正アクセス事案、個人情報の流出問題を踏まえて、第三者性を強めるということで、年金事業管理部会の監視機能を抜本的に強化しようということを増田部会長と御相談の上で決め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、担当の審議官を含めて、反省すべき点がたくさんあったということは率直に認めているところでございまして、手順書などに定められたことは結果としてやったとしても、やはり省としての判断をするような、上に上げるということが全くなされていなかったということは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた柳澤大臣の御発言でございますけれども、個人情報を用いて行う業務の再委託、これについては個人情報の保護の徹底等の見地から行わないという、こういう御趣旨の発言であったというふうに思いますが、一方で、日本年金機構の当面の業務運営に関する基本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くそのとおりだと思っています。  やはり、十五日で一つの区切りが付いたということを、これは機構も、それから年金局も、それから厚労省の情参室もそういう認識を多分したんだろうと思うんです。その後も引き続いてこういうようなことで、私に上がってきたのは二十八...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは早い時期から申し上げておりますけれども、仮に今判明している、今回百一万人分となりましたけれども、その流出した個人情報が把握ができたら、結果を取りまとめて公表をするということは前から申し上げてきたことで、今回三十一台がおおむね特定されたというふうに今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今理事長が率直に認めたとおり、不適切な表現をしているわけで、誤解を招くわけでありますから、ちゃんと、この情報流出した件数は今後も増える可能性があるのかという御質問に対しても、現時点においてこれ以上の流出は確認できていないものの、引き続き調査を行ってまいる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さもありなんということで私も信じました。  年金局担当課長及び年金管理審議官は、先ほど来お話が出ている五月二十五日に機構からの報告を通じて今回の事案を承知したわけであって、今の年金局事業管理システム室、ここから十六名常駐ということでございますが、これは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も何度か樽見審議官にも確認をいたしました。当然、今の先生の感覚と同じような感覚を私も持って、にわかに信じ難いということで聞いているわけでありますが。  先ほど来私も、先ほど小池先生に対して申し上げたように、やはりウイルス対策とかウイルスの、まあ言って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、仮のお話を頂戴いたしまして、それに直接答えるというのはいかがなものかなと思いますけれども。  私としては、やはりこういうものが必ず表に出てきて公表され、そして、そもそもこういうこと自体が起きにくい体質をどうつくっていくかということこそが大事なのであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはやはり、内部、外部を問わず、情報は直接、誰も邪魔することなく入ってくるという体制をつくることが大事だというふうに思ったからでございまして、特に外部からの直接の、年金を受け取っていらっしゃる方々、あるいはこれから受け取るために今加入されている方々から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来御答弁がありましたけれども、言ってみれば、魂が入っていないということなんだろうと思うんですね。形は整っていたという評価をして、厚生労働大臣がその形についての評価をしたということで、それが実行をされなければいけないということだというふうに理解をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この評価は事前評価であって、導入後の業務がどうかということを事前に点検しているものだというふうに私は理解をしております。  さっき申し上げたのは、これは何度も申し上げておりますけれども、今回本当に足らざるところがたくさんあって個...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました社会福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  急速な少子高齢化、地域社会の変容等により福祉ニーズが多様化、複雑化していく中、福祉サービスの主たる担い手である社会福祉法人が果たしていく役...全文を見る
○塩崎国務大臣 がんサミットへの御参加、ありがとうございました。  先ほど来お話がありましたように、がんは、引き続き、日本では死亡率の第一位。そして、国民の二人に一人は生涯に一度はがんになる、そして三人に一人はがんで亡くなるという現実でございます。  厚労省では、がん対策推進...全文を見る
○塩崎国務大臣 私ども厚生労働省の中に置いております長時間労働を削減していこうという推進本部は、厚労省の中の長時間労働を削減していこうということだけではもちろんなくて、メーンは、日本じゅうの長時間労働を減らしていこう、これが我々の今やっている運動でございます。  今度つくること...全文を見る
○塩崎国務大臣 公務員は労働基準法の対象外であるということと、それと、やはり公務というのは、働く人の自由で全部やるというわけにはいかないお仕事がたくさんあって、危機管理をしないといけないということもありますので、それは少し議論が混同しているというふうに思います。  残業代ゼロと...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、公務員は労働基準法の対象外であります。  もう一つは、さっき申し上げたわけでありますけれども、先生も政権を担当されて厚労省にも政務三役としておられた経験があるから、よくわかった上で今おっしゃっているんだろうと思いますが、応招義務とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今鋭意おわびを申し上げ、そして、追って基礎年金番号をお届けするということを努力していくわけでありまして、確かに不測の支出がかかっているということは事実でございますが、この財源につきましては、もう何度も御答弁申し上げているように、一体なぜこういうことが起きたのかとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは参議院の参考人招致でもお話をいただいたわけでありますけれども、今回、大規模な、標的型メール攻撃を受けて実際に個人情報が流出するという初めての日本での事案、特に政府の中ではですね、事案だということでございまして、先ほど来申し上げているように、何が本当にこういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 政務官をおやりになった山井先生は多分わかって言っておられるんだろうと思いますが、国家公務員の場合には、支給を保留するということができる場合とできない場合というのは明確になっておりまして、一般職の職員の給与に関する法律……(山井委員「それはわかっています」と呼ぶ)わ...全文を見る
○塩崎国務大臣 法律上、法律というのは今申し上げた一般職の職員の給与に関する法律でございますが、刑事事件に関して起訴されるとか、あるいは判決が確定していない場合などを除いて、賞与の支給を保留することはできないということが定められています。法律です、これは。  その上で、先ほどの...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、何度も御答弁申し上げているとおり、今回我々が検証をお願いする際に申し上げたことは二点であって、徹底的に究明をしてほしい、徹底的に対策を考えてほしいということと、やはり事年金でありますから、国民の年金に対する信頼回復のためにもスピードが大事だということを申し...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょう、委員長と事務局長にぜひ話を聞きたいという御要望があったことは私も聞いております。それについては、委員会がお決めになることでございますので私から云々することではございませんけれども、我々としては、まず、検証委員会の進め方とかあるいは内容などについて説明を国会...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、あると聞いております。
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、非公開ということを委員会自体が決めておりまして、この規則についても、そのようになっております。  私ももちろん見てはおりますけれども、委員会で決めていますし、私はその場には行っていませんから、独立性を持った第三者委員会ということで、我々、...全文を見る
○塩崎国務大臣 非公開というふうに決めております。(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたとおりであって、議事及び資料は非公開とするということも書面で決めております。
○塩崎国務大臣 議事運営についてということで、規程とはまた別に定めているというふうに理解をしていただきたいと思います。
○塩崎国務大臣 私どもも、さっき申し上げたように、概算要求が八月の終わりにあるということはよくわかっております。  そして、今回の事案は、先ほど申し上げたように、政府に対する標的型メール攻撃としては、実害が出た、実害というのは個人情報流出という意味で、初めてのケースだという参考...全文を見る
○塩崎国務大臣 玉木委員は本当に、国民的利益のためにどうか、そういう建設的な御提案をいただいたと思います。  今の問題意識は、しっかりと検証委員会にも私から伝えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 より安全な方法を検討させてみたいと思います。
○塩崎国務大臣 百二十五万件以外の方々がいる、以外というか、そういう事案があるという可能性については、きのう機構の理事長からも、可能性は否定できないということでありました。  きのうの答弁でも申し上げたように、今、三十一台の感染したパソコンがおおむね特定をされたということで、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には、個人情報として流出しているということをまず明らかにしていく作業をやった上での御判断だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、まず、フォレンジック調査でもってフォルダとかファイルを参照した形跡を探る、あるいは、フォルダとかファイルの、これは圧縮して送るということが普通でありましょうから、その形跡とか、あるいはアクセスした不審なURLの調査等の解析、これはたどり着か...全文を見る
○塩崎国務大臣 基礎年金番号を変えるというのは、当然これは、外に情報が漏れている蓋然性が高い場合にやはり我々はそういうことをして今の作業をしているわけでありまして、今後、どういう調査結果が出るかによって、必要に応じて、今先生が御提起になっているようなことをするという可能性も、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の、医療保険者、介護保険者のうちでの基幹システムとインターネットがつながっている団体、これについて、六月四日から、一部の健保組合を対象にセキュリティー対策の状況について聞き取りを行いました。  六月三十日までに回答のあった百四十の組合において、個人情報を格納し...全文を見る
○塩崎国務大臣 ハローワークの基幹系システムとの関係の御質問でございますけれども、これは、システム構成の概要を明らかにいたしますと、そのシステムにより適合した攻撃の計画を立てることが可能になるなどで、サイバー攻撃側に情報を悪用されるおそれがあるために、お答えは差し控えたいというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 不正アクセスによる大規模な個人情報流出事案が発生している場合には、説明責任を果たすために、一定程度システムの概要を明らかにすることはやむを得ないというふうに考えておりますが、他方で、ハローワークシステムについては、これまで不正アクセスによる情報流出の問題は生じてお...全文を見る
○塩崎国務大臣 決して調べていないわけではもちろんございませんで、改めて今申し上げたような基本的なスタンスで私たちは臨みたいというふうに思っておりますが、なお何が出せるかについて検討した上で、先生の御要望にできる限りお応えしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほどお答え申し上げたとおり、できる限り岡本議員の御要望に応えられるように努力をしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 よりよい医療を実現するために、医療機関の機能分化とか、それから投入する医療従事者の配置をどうするか等々、配置基準を定めて、できる限りよりよい医療を実現するということでやってきたのが診療報酬ではないかというふうに思うわけであります。  同時に、医師、看護師だけでな...全文を見る
○塩崎国務大臣 田村前大臣の今引用していただいた発言というのは、基本的には、考え方はそういうことだろうというふうに思います。  遺族年金制度というのは、家計の担い手が死亡した場合に、残された遺族の所得保障を行うものであるわけで、社会保障・税一体改革において、平成二十六年四月から...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長が答弁したように、かつては、男が働き、奥様は専業主婦で、子供さんがいて、御主人が亡くなったときにどうするかというような典型例を前提に年金の場合の遺族年金というのが組み立てられて、そこに、税が入る基礎年金部分と厚生年金の部分とあるということで、いろいろ制度...全文を見る
○塩崎国務大臣 実態は、統合ネットワークを通じたメールでのやりとりが続いていた、それをイントラネットと誤解していたというふうに私は理解をしているわけでありまして、一旦閉じたはずのインターネットが統合ネットワークではまだつながっていたし、独自のメール回線もあいていたということがわか...全文を見る
07月06日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の看護職員の労働実態でございますけれども、厚生労働省としては調査はまだ行っておりません。日本看護協会の調査なども踏まえて、厚生労働省としては実態を把握をしておりまして、私といたしましても、入院医療とか救急医療への対応など心身の緊張を伴う労働、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の看護職員の夜勤の実態であるとか、こういう勤務負担を軽減をしてその定着を促進するというのはもう極めて重要であることは、先生御指摘のとおりでありますし、我々もそのように考えているところでございます。  この医療従事者の厳しい勤務環境の背景には、その業務...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御存じのように、この四月から地域の医療構想を作るということで三年掛けてやることになっておりますが、この地域医療構想は、都道府県が地域ごとに急性期機能とか回復期機能、あるいは慢性期機能といった医療機能別の将来の医療需要と病床数の必要量を推計することによって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生が今、労働時間に関する規制をしっかりやれと、こういうことでございますが、先ほども答弁申し上げたように、規制の問題もさることながら、やはり人材確保も大事であり、また、今お話し申し上げたように、地域の医療ニーズというのはかなりそれぞれ多様化をしているわけ...全文を見る
07月08日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、介護にあって、もちろん障害もそうですけれども、介護人材の確保あるいは定着から、このキャリアアップの仕組みをしっかり整備して処遇改善の取り組みをしていくということが極めて大事だというふうに思っております。  二十七年度の予算におきましては、地...全文を見る
○塩崎国務大臣 残念ながら、私が一報を聞いたのは、テレビ報道のあった日の夕方だったと思います。
○塩崎国務大臣 それは、その翌日の火曜日、七日の朝、私は二千四百四十九名ということと経緯を概略聞いたところでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、テレビ報道の数字と最終的に明らかになった数字が違うのに明らかなように、まず私が指示をしたのは、真相をしっかりと把握した上で、報告をすぐ私にするようにということでございました。その上で、どのようにするかということも、しっかり対応を考えていかな...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、正確な数字を一刻も早く私に上げろということを六日の段階で申し上げたわけでありまして、今先生おっしゃっているとおり、問題意識は全く同じでございます。
○塩崎国務大臣 検証委員会のことにつきましては、もう何度も御答弁申し上げているように、極めて大きな問題であり、また国民にとっても重要な問題であるがゆえに、徹底的な検証をお願いしたいということを申し上げたことが第一点。  第二点は、同じように、国民にとっての重要な話であるので、ス...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、監督官庁、そしてまた年金機構は厚生労働大臣の監督のもとで年金事業をとり行っているわけでありますので、今回の、二千四百四十九名の皆様方に間違った、誤った説明を機構がしたということに関しては、監督者として大変申しわけなく、心からおわびを申し上げたいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 一番大事なことは、この二千四百四十九名の方々に、直接御自宅にお邪魔をしてお会いをした上で心からのおわびを機構の方から申し上げるということが大事で、先ほどお話があったように、まだ二百七十二人の方々にはお会いできていない。  この方々に対しては機構からもちろん戸別に...全文を見る
○塩崎国務大臣 この四月から介護報酬の改定が行われて、その影響がどう出るのかということは私ももちろんいろいろなところで聞いているわけでありまして、いずれにしても、今後どうするかということに関して、今御説明申し上げますが、その結果を見て適切に判断をしてまいりたいと思っております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたような、さまざまな調査結果を踏まえた上で適切に今後の方向性については検討するということを冒頭申し上げました。(山井委員「今後の何を検討とおっしゃいましたか」と呼ぶ)今後のとるべき方向性については適切に判断をするということを冒頭に申し上げております。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、介護事業関係の施設などでの、例えば処遇改善加算の取得届け出の有無などを含めて、先ほど申し上げたようなことについては、当然、障害福祉についても調査をするということでございますが、とりあえず簡便な調査をやって概略をつかむということを申し上げてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回、先生と御議論させていただいたときに、三月請求分の数値が四月に上がってきておりまして、そのときの事業所数というのを見ると、一千件ふえているということがございました。  それは、減ったところもあればふえているところもある、要するに参入もあれば退出もあるというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本創成会議が行った提言のことを今先生はお触れになられたわけでありますが、二〇二五年に向けて、東京圏で医療・介護ニーズの高まる七十五歳以上の方が急速に増加するという見込みであって、今回のこの創成会議の提言は、こうした状況の中で、医療・介護提供体制の確保が重要な課題...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御案内のように、これは内閣官房で、医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会、ここが、今後の医療、介護の提供体制について議論するために、厚生労働省が三月に、これからの地域医療構想のガイドラインというのを都道府県にお示しをしましたが、それに基づいて一...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは内閣官房にお聞きをいただいた方がよろしいかと思いますけれども、この専門調査会は、社会保障制度改革推進本部のもとに設置をされていて、医療・介護情報の活用方策を検討する観点から、医療供給体制のあり方などについての検討をするという場でございまして、三月の厚生労働省...全文を見る
○塩崎国務大臣 東京都が地域包括ケアをギブアップしたとかそんなことは決してなくて、舛添さんは、しっかりやっていくというふうに言っておられると私は認識をしています。  それから、政権を御担当されての経験をお持ちの方々はわかると思いますけれども、さまざまな立場からさまざまな議論が行...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、西村先生からお話ありましたように、これはできてから六十年ということで、いわゆる社会福祉サービスの中身自体も随分変わってきて、ニーズも変わってきている、複雑化もしているということ、そしてまた、多様な事業参加者がおられたりするということが一つ。  それから、社会...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど局長からも答弁申し上げましたけれども、退職手当共済制度につきましては、職員処遇の向上に大変大事なわけであります。したがって、今後とも安定的に運営をするということは変わりません。  一方で、先ほどお話がございましたとおり、平成十八年に、障害福祉サービス...全文を見る
○塩崎国務大臣 公益法人改革の際に、公益とは何か、誰が定義するんだということが最大のテーマだったと思います。明治以来、民法で、公益は所管官庁が公益とするものが公益だという官主導でやってきましたが、ここで公益法人改革をしたということは、やはりこれは必ずしも所管官庁が公益だと認めたも...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、内部留保については、必ずしも厚生労働省の中から出てきた話ではなくて、世の中とか財務省とか、そういうところから出てきたところがございましたけれども、私どもは、社会福祉事業を営むに当たって最も大事なのはやはり人材、何しろ人が相手の大事な福祉事業でございますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 財務諸表の公表についてでございますが、通知で義務づけ時の配慮措置ということについて、全ての社会福祉法人に対して、平成二十六年五月に、財務諸表などをインターネットによって公表するということを求めました。  社会福祉法人の事業規模などはさまざまでございますので、財務...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど寄附税制の話がございまして、この優遇税制を受けるには、やはり法人の財務諸表などが誰にでも見られる、そういうことが必要だというふうに思います。  現在、通知によって、社会福祉法人のホームページや所轄庁のホームページなどで社会福祉法人の財務諸表の公表をするよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 生活困窮者自立支援制度は、まさに生活保護にならない前にどれだけサポートができるかということだと思いますけれども、このモデル事業で、例えば自立相談支援事業については、自治体直営というのは二八%で、委託が六四・六%で、自治体みずからじゃなくて、委託をしているというのが...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、場所場所で違う指導監督が行われているというようなお話がありましたけれども、社会福祉法人の適正な運営を確保するためには、やはり指導監督の強化というものが当然必要だと思っております。  一方で、所轄庁による指導監督については、地域によって異なる規制とか必要以上に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今までいろいろ、内部留保についてさまざまな御指摘が、内部留保の定義なしになされてきたということで、あらぬ誤解も含めて、いろいろ混乱した議論が行われてきたというふうに理解をしております。  今回の法案で御提起申し上げているのは、今お話をいただいた条文にもございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 事業の継続に必要な財産額を下回る事態ということでございますが、社会福祉法人が他の事業主体では対応できないさまざまな福祉ニーズに対応していくということで、事業の継続に支障がなくて、なおかつ再投下可能な財産がある場合は、社会福祉事業の拡大等に活用していただくべきである...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会福祉法人といえども、株式会社などと同じように、経営の自主性が認められた民間法人であるわけですね。サービスを提供した対価として得た報酬などから経営努力などによっていわゆる利益が生ずる、法人の目的に即してそれは使うべきということだろうと思います。  社会福祉法人...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、内部留保というのは、定義をするわけですね。それで、その中に、再生産に必要な財産とか、あるいは必要な運転資金とか、それから社会福祉法に基づく事業に活用している不動産などとか、これはこれから定義をするわけでありますが、言ってみれば、この差し引きで出てきたものが内...全文を見る
○塩崎国務大臣 福祉サービスの拡充への再投下ということについていろいろ御意見が今あるわけでありまして、社会福祉法人が社会福祉事業の実施を主たる目的とする法人であるがゆえに、社会福祉事業への投資を最優先に検討するということで、その次に、社会福祉法に基づいて、いわゆる地域公益事業に投...全文を見る
○塩崎国務大臣 多過ぎるかもわからぬという話があるような話もありましたけれども、そこのところを考えなきゃいけない根本的な哲学の問題がそこにはあるというふうに思いますので、引き続き議論をさせていただきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 私は年金機構から報告を受けたのではなくて、年金局から報告を聞きました。  これを聞いたときにまず思ったのは、六月一日に公表をした今回の個人情報流出事案であり、私のところに上がってきたのは、五月の二十八日に一報があって、実際の中身については五月の二十九日に、個人情...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、きょう御説明申し上げたように、戸別訪問をしてみないと、電話なり窓口でどう言ったかわからないで、一軒一軒回って、それで該当する方にはおわびを申し上げるという作業を二十七日からやっていたというふうに私は聞いておりますが、それも、なぜ私に、私たちに、年金局にも伝え...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど少しお話が出ましたけれども、昭和二十六年に制度化された社会福祉法人でありまして、それぞれの地域で、この時代、ずっと一貫して社会福祉を地域で充実して、中心的な担い手として頑張ってくれたというふうに思うわけであります。  ただ、そうはいいながら、時代は変...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会福祉法人におきましては、地域における公益的な取り組みについて、従来から、法人の規模とか経営実態に即して自主的に実施をされているというふうに理解をしております。  今般の改革の背景にございます、福祉ニーズの多様化、複雑化に伴い、営利法人など他の事業主体では対応...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会福祉法人は、社会福祉法に列挙をされております社会福祉事業のほかに、地域の幅広い福祉ニーズに対応する公益事業を行う法人として社会福祉法に位置づけられている法人であって、今回、公益性、非営利性を備えた法人本来のあり方を徹底する観点から、この本旨を明確化して、責務と...全文を見る
○塩崎国務大臣 全て行政がやるという国柄では私はないと思います。  今日、社会の変化、家族の変容に伴って地域の助け合い機能が縮小している中で、多様化、複雑化する福祉ニーズに対応していくためには、国や地方公共団体による福祉サービスや支援の制度化等に加えて、社会福祉法人、NPO、ボ...全文を見る
07月08日第189回国会 参議院 本会議 第31号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  労働者派遣制度は、我が国の労働市場の中で、労働力の迅速かつ的確な需給調整を行うという重要な役...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 羽生田俊議員から、今回の改正案の企業及び働く方のメリットについてお尋ねがございました。  現行の期間制限については、いわゆる専門二十六業務に該当するかどうかが分かりにくいため、今回の改正案で、業務による期間制限の区分を見直し、分かりやすい制度となる点が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 津田弥太郎議員にお答え申し上げます。  諸外国の調査研究についてのお尋ねがございました。  諸外国における均等待遇の制度や運用状況等には不明な点も多いことから、均等・均衡待遇の確保の在り方について検討するため、調査研究に取り組んでいきたいと考えている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長沢広明議員にお答えを申し上げます。  今回の改正案による派遣で働く方の働き方の変化とメリットについてお尋ねがございました。  今回の改正案では、派遣元に対し、計画的な教育訓練や雇用安定措置を義務付けることとしております。これにより、派遣として入職し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 清水貴之議員にお答えを申し上げます。  意見聴取手続の実効性についてのお尋ねがございました。  現行の意見聴取では、一・二%しか延長に反対しておらず実効性がないとの御批判ですが、これについては、延長することに問題がないためにこのような数字になっている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 辰巳孝太郎議員にお答えを申し上げます。  違法派遣の根絶についてのお尋ねがございました。  御指摘のように、違法な派遣の根絶に力を尽くすことは労働行政の重要な役割であると考えております。  違法派遣については、都道府県労働局において派遣元や派遣先に...全文を見る
07月09日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 保健医療、我々、二〇三五と呼んでいるんですが、この提言書が先般、渋谷座長の方から公表されました。大変意欲的な提言がたくさんございまして、平均年齢四十二・七歳という若い、三十代、四十代の学者、医師、あるいは官僚の中からも四人ほど参加をしてもらいましたが、極...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、おととい正式に、二千四百四十九名の方々が、該当するにもかかわらず該当していないというふうな回答を機構の方から受けていたということを知りました。  私どもとしても、大変こういった誤った説明をした方々に御迷惑を掛け、また、報道を通じて国民の皆様...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、昨日も衆議院の方で申し上げましたけれども、今回、説明の誤りによって国民の皆様方に混乱を与えたことはもう本当に申し訳ない限りでありまして、おまけに、私の方にも正式には七日に初めて二千四百四十九人という数字が上がってきた、そういう状況でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 財源が何かということはおいても、大変重要なことが、今、深刻なことが起きてしまったことは間違いないわけでありますけれども、一義的にやはりすぐやらなきゃいけないことは、実際に誤った説明をしてしまって混乱を招いた方々に対して説明を尽くすということ、そして謝罪を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、まずやるべきことは、きちっとこの二百七十二人の方々に御説明と謝罪をすることだというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、こういう誤りがあったということが分かった時点で、私どもの方には、年金局にはすぐに報告をすべきだったというふうに思っておりますし、それをやらないというのは、今回、六月一日までの経緯をここの委員会の議論でも随分しましたけれども、五月の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、この問題が六月一日に明らかになって、それ以降、審議官級の職員を含めて常駐する者を送り込んでいるわけでございます。元々、職員が常駐はしておりましたけれども、別な目的でいて、これまた全く情報が入っていなかったということであったわけでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もう申し訳ない限りだということは繰り返し申し上げてまいりましたけれども、今申し上げたように、やはりこれは直接機構の人がちゃんと御本人の前でおわびをしながら御説明を申し上げるということが一義的にまず第一だということを申し上げておりまして、まずはそちらをやる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、申し上げているのは、まず一義的に大事なのは直接お邪魔をしておわびをしながら説明をきっちりとするということが大事だということを申し上げているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くそのとおりでありますが、もう既にきつく言っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 余り多くを申し上げませんけれども、そもそも間違った説明をしたということが分かった時点で私どもに説明をすべきだったということで、それは六月中旬でありますから、ましてや個別訪問まで始めているということも何も伝わってこないというのは、さっき申し上げたように、正...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨日、厚生労働委員会が衆議院の方でございまして、それが終わったところで秘書官から報告を受けて、今回、中間報告を出すということを委員会の方でお決めになったという報告を受けたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) このメンタルヘルスの問題は、今日は自衛隊をお取り上げをいただきましたけれども、職場で相当今深刻な問題になっていることは御案内のとおりでございまして、自衛隊の場合には防衛省が先ほどお話があったとおり取り組んでおられると思いますけれども、我々としては、精神保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長の方からも、集団的個別指導というのは教育的な視点からやられるべきものだと。つまり、保険請求をする際の考え方というか、取扱いの仕方、つまりそれは医療行為をどうするのかということに直結する話でありますけれども、そういう頭の整理をきちっとしていただく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、この家事支援代行サービス業という業自体は、所管省は経済産業省ということになっておりますが、民間シンクタンクの調査を見ますと、二〇一一年度の家事支援代行サービスの市場規模は八百十一億円と試算され、また、業界団体の調査では、従事者数は全国で約三万人とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、例えば建設業なんかでも、特に先般、被災地に行ったときもそうでしたけれども、当然国交省と連携をしてやるわけで、建設業自体は国交省の所管でありますけれども、地域の雇用情勢を考えれば、我々としてはしっかり協力をするということは当然でありますから、この問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、特区の中で外国人の皆さん方に家事支援をしていただこうというのは、当然、今先生御指摘のとおり、女性も活躍できるように、そしてまた共稼ぎの方々なども男性も女性も含めてしっかりとフル活動できるようにということでやるわけでありますし、また、そのことによって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 再興戦略、ちょっと手元にないものですから、改めてチェックをして、また機会を見て御答弁申し上げようと思いますけれども。  家事支援サービスに従事する国内労働者に着目をして、国内労働者と外国人材との均等待遇の確保を直接的に規定した労働関係法令というのは今は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、難病についてお尋ねをいただきましたけれども、これはもう患者の方々の多様なニーズに応えるものでなくてはならず、そのためにも医療費助成の対象疾病の拡大と同時に、医療、福祉、就労などの総合的な対策の基本方針の策定が重要であるということで、私どもも認識を深...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この協力医療機関でございますけれども、一つは整形外科、神経内科、小児科などの複数の診療科があって、診療科相互に協力を得られるなど医療機関内で様々な領域の診療を提供するための体制が整っていることがまず第一でございます。それから、窓口となっております診療科に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お触れになられましたB型肝炎の治療薬の研究でございますが、平成二十三年の六月の基本合意のときに、原告との面会の中で治療薬の研究開発に対する強い要望を頂戴をして、これを受けたというふうに承知をしておりまして、これを踏まえて、B型肝炎の画期的な新規の治療薬...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この群馬大学で起きましたことについて、かなりいわゆる高難度の新規医療技術を実施する際のプロセスというものが大事だということを改めて認識をしましたし、ふだんの病院のガバナンスそのものの問題ということもあって、今回、この大学附属病院等の医療安全確保に関するタ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本では、治験とそれ以外の臨床研究で扱いが違うということを今御指摘をいただいているわけでありますが。  この区別なく規制をしているということについて、我が国では、治験は医薬品医療機器法、そして臨床研究は倫理指針ということでございますけれども、一方で、治...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生が御指摘のように、医薬品、医療機器開発の国際化というのが進展していて、そういったことを踏まえると、我が国においても国際的な共同研究、これを推進することは間違いなく重要だというふうに思うわけで、いろんな意味でハーモナイゼーションというのが今起こりつつ...全文を見る
07月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、水島理事長からも御説明と謝罪があったところでございますけれども、今御指摘のように、機構の年度計画で、お客様に相当の影響を与える場合には、事務処理遅延等については迅速性を確保した公表をするべきというふうに定められているわけで、お客様対応を優先していたと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険の場合の財源というのは、基本的には、まず保険料があり、税があり、そして自己負担ということで、なかなかこれをどうするかというのは難しいところがあるわけでありますが、今先生御指摘の丁寧にやらなきゃいけないということについて、私もそのとおりだと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、六月三十日に閣議決定をされましたこの骨太の方針の中で、社会保障関係費につきましては、これまで三年間の経済再生や改革の成果と合わせて、社会保障関係費の実質的な増加が高齢化による増加分に相当する伸び、一・五兆円程度となっていること、経済・物価動向等を踏...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の骨太の二〇〇六という中では、過去五年間の社会保障関係費の削減額を示した上で、それを踏まえて今後五年間においても改革努力を継続するということで、削減額というところに強調されておりました。実際の予算編成においても機械的な削減額というものが毎年一律に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活困窮者自立支援法、この四月から施行になったわけでございますけれども、今御指摘のいわゆる任意事業、これにつきまして、新たに生活困窮者自立支援法に位置付けられた、恒久制度化された制度によりまして、この任意事業については、実施をする自治体数は大変増えている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一人親家庭のたしか八割強が離婚に基づくものであって、そこに子供の貧困に代表されるような極めて厳しい生活状況が集中しているというところについては、その問題意識を我々もしっかり持ち、特に子供にそのしわ寄せが行かないようにするためにも、その子供の対策という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お配りをいただいたので、WHOが何をしてきているかということはもう繰り返さないところでございますけれども、こうした今回の韓国の経験を踏まえて、日本としても、これまで中東地域、韓国からの入国者に対する検疫体制、これを水際で強化をするということをやってまいり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでにMERSの疑似症患者として地方衛生研究所で検体検査を行ったのは三件ございまして、いずれの事案も陰性でございました。  なお、MERSにつきましては発症するまでは感染のリスクがないとされておって、個別の事案については、地方衛生研究所で陽性となっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ありましたように、感染症専門医として日本感染症学会が認定を行っているのは千二百三十二名ということで、これは今年の六月末現在でありますけれども、少ないじゃないかと、こういうお話でありました。  CDCの職員というのはたしか一万五千人ぐらいいるので、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、CDCのようなかなり大掛かりな組織がある、司令塔も兼ねてのことだろうと私は思っておりますが。  今お話がありましたように、韓国では決断ができなかったと。公衆衛生というのがやはりもう少し我が国でも更に根付かなきゃいけないし、もちろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その際は、速やかな調整の上で判断をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) アルバイトで働く学生についても適正な労働条件というのが確保されることが大事でありまして、学生がアルバイトをする際に、労働基準関係法令違反などによって、今御指摘がありましたが、様々なトラブルが発生しているということは問題であるというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 若い学生がしっかりとしたいい仕事をしてもらって、不当な労働を強いられないということは大変大事であって、そういう意味では、まず学生が意識を高め、そしてまた、こちらの厚生労働行政としても、企業にリマインダーをやっぱり定期的に発していかなきゃいけないんじゃない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の裁判上の和解や労働審判制度も含めた労働紛争解決システムに関する実態調査の結果によれば、いずれの解決手段においても、多くのケースで金銭解決が活用されているわけであります。  一方、個別労働関係紛争が増加する中で、時間的、金銭的負担を考慮して行政機...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、小池議員の御質問に対してもお答え申し上げたとおり、過去の社会保障改革の教訓も踏まえた上で、今回の二〇一五年の骨太の方針の中では、かつてのようないわゆる伸びの抑制を機械的に行うというような発想ではなくて、一律ではなくて柔軟に対応するということを唱え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん、当初から私が細かいことを知っていたわけではございません。  厚労省としては、これは年度計画として出されているものであり、また、かつて社会保障審議会の中で示されて、それを内規化していたものでありますから、当然、役所としては知っていたと思いますが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の考えは全く変わっているつもりはございませんで、原則は、先ほど申し上げたとおり、なるべく事実は早く公表した方がいいというのが原則でございます。  ただ、今回の場合には、特に直接御迷惑を掛けて、本来は個人情報が流出しているにもかかわらず、流出していない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、まずは直接御迷惑を掛けた方に御説明とおわびに直々出向いて行えということを申し上げたので、その際に公表することを否定したことは私は一度もないと思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、どういうけじめを全体として付けるのかという小池議員に対して、私は、機構も自ら検証をし、厚労省も検証をしながら深く反省をし、そして、第三者委員会の検証も受けてどういうけじめを付けるのかということについて考えなければならないということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何に関する記者会見をするのかちょっと今よく分からなかったので、御質問が。もし構わなければもう一回御質問をいただきたいと思いますけれども、委員長にお任せします。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、さっき小池議員に答えたとおり、それぞれ、機構も年金局、厚労省も自ら検証をし、そして、真相究明をした上で再発防止もしっかりと考えて、そして、第三者委員会である検証委員会の指摘も受けた上でどうするかということを考えるべきだというふうに思います。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  労働者派遣制度は、我が国の労働市場の中で、労働力の迅速かつ的確な需給調整を行うという重要な役...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お尋ねの、まず厚生労働省の職員について申し上げれば、今回の日本年金機構の説明誤りにつきましては、報道があった後に日本年金機構に問い合わせて初めて知ったと聞いておるところでございます。また、私、厚生労働大臣も、報道があった後に、七月の六日月曜日午後、年金...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御答弁、牧山委員のときに申し上げましたけれども、細かいところは私は承知をしておりませんでした。
○国務大臣(塩崎恭久君) 委員会審議の中で、先週の半ばに私はこの存在を知ったところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これも先ほど牧山委員にも御答弁を申し上げたところでございますけれども、まず、私は七月六日に本事案を知ったわけでありますけれども、直ちに、その際、まずは誤った説明をしてしまった方々への謝罪を行うとともに、原因を含めて今回の事案を調査、整理するように指示をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも既に御答弁申し上げましたけれども、昨日発表した、例えば該当者数の中で内訳を、コールセンターに一千三百八十八名、年金事務所一千六十一名、これも実は今回の発表に当たって初めて出てきたものでございますし、それから原因についても、手帳記号番号と基礎年金番号...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、今回のような大きな間違いを犯してしまって、その場に直接お会いをして御意見を賜っているわけでありますから、それからコールセンターのお電話もそうですけれども、こういった御意見については日本年金機構において記録を取っているというふうに私は理解...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日もお配りをいただいております「日本年金機構不正アクセス事案の経緯」というのは、元々、経緯でありますので、情報流出がどのような要因で生じたかを説明するために記載をしておるものでございまして、六月四日以降については情報流出そのものではないということで、厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、私ども、もう既に活動を現在している委員会の名称であるので、直ちに変更ということは、今初めて御提案を受けましたので、今はまだ考えておりませんけれども、今回の事案の呼び方について変更することとした場合には、その趣旨と経緯について、厚労省から検証委員会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは繰り返し御答弁を申し上げてまいりましたけれども、現在情報が流出した方として確認ができているのが百一万人、そのほかにはないということでございます。仮に百二十五万件以外の個人情報の流出が確認された場合には、これももう何度も答弁してまいりましたが、速やか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の誤回答の件でございますけれども、一か月分の全国件数についての集計の上で月次で公表を行っているというふうに承知をしておりますけれども、この事務処理の誤りですね、現在、三月の発生分までは四月に公表されておりますけれども、それ以降の発生分については、今回の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 原則はこのような間違いはできる限り早く公表するというのが常識と私も考えているところでございまして、今回の件もやはり速やかに発表を行うべきだったということで、これは理事長もさっき答弁したとおりでありまして、この委員会でも議論が行われたところでございまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 皆様方に混乱を与えないような、昨日発表させていただいたような数字がきちっと同時に発表できていれば直ちに発表してもよかったのではないかと今から振り返ってみれば思うところでありますが、残念ながら、その時点で、繰り返し尋ねましたけれども、こういうような数字が全...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはまさに検証してみないと分かりませんし、行っている者の証言も得てみないと分からないなと思っておりまして、今日お配りをいただいておりますけれども、少なくとも管理職以上の厚労省から行っている者については、もう一回言ってみれば意識の締め直しをやっていかなき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正直、私も全く川田議員と同じ思いを持っていまして、先週、ですから、福本審議官と、あと管理職クラス、十七名全員が管理職というわけではありませんので、管理職の者は、全ての意思決定を必ず彼らを通さなければ意思決定にならないという形に私は指示をいたしたところでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その前にも、衆議院の方の委員会の審議でも同じように、公開、謝罪もせいということを繰り返し指摘を受けました。  私は、最初から、本来、原則はいち早く公開すべきだということを言っていて、そのルールについての細かなところは私は知りませんでしたが、公開ルールが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この委員会や衆議院の厚生労働委員会で、直ちに、可及的速やかに公表すべきだということを私は言っておりません。  私が申し上げたのは、先ほど先生から言っていただいたとおりで、まずは直接、御迷惑を掛けた方々に訪問して説明をして謝罪をすべきだと、こちらが先だと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、この六日にこの事案が分かったときに、直ちに、まずは誤った説明をしてしまった方々へきちっと謝罪、説明をせい、そして原因を含めて今回の事案を調査、整理するようにという指示をしました。それはもちろん小池先生の前ではしていませんが、彼らに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょうど第一次安倍内閣で日本年金機構法を作って国会で成立をさせたわけでありまして、問題意識は今先生御指摘のとおりであって、旧社保庁時代の様々な問題、結果として年金記録がちゃんと記録されていなかったということに基づいて国民の年金の受給権がきちっと行使されな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは繰り返し申し上げているように、瞬時に報告をすべきというのが我々の思いであって、それも繰り返し、六月一日にこれだけの事案が明らかになって、再びこういうことが起きるとは私も正直思ってもみなかったことでありまして、今後こういうことが絶対にないような体制を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金受給者の方々のことを第一に考えると。そして、万が一にも大切な年金の支払に滞りや影響が出ないということが大事であり、また、今回の個人情報流出による二次被害を防止するということもこれ徹底しなければならないと。機構において、そういうことを踏まえた上で取るべ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、少しずつ私も八年前の経験を踏まえたことを御答弁申し上げてまいりましたけれども、日本年金機構の、今回、システムあるいは運用の基本的な問題があったことはもう言うまでもないことでございます。  厚生労働省の対応も含めて、大切な年金に対して不安を惹起...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の説明の誤りの問題ももちろんでありますが、元々の個人情報の流出が、サイバーアタックといえども守りが甘かった、そして対応が極めて不十分だった、年金局、厚生労働省の監督も実に不十分であったというようなこともあって、それらを先ほど来申し上げているように、総...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた全項目評価書でございますけれども、特定個人情報保護評価は、国の行政機関や地方公共団体などマイナンバーを保有する機関がマイナンバーを保有する前に自ら情報漏えい等のリスク対策を講じ、これを国民に公表する制度であって、マイナンバー保護措置の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、これは機構が評価書に記載されているとおりの手順を踏んでいけば特段の問題は認められないという判断でございまして、特定個人情報保護委員会に承認をされたという格好になっているわけでございます。  にもかかわらず、個人情報が出たというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは先ほど申し上げたとおりで、現実にこのとおりやっていなかったということが今回のような結果をもたらしているわけでありますから、先ほど申し上げたように、当事者たる機構も、そして監督をする年金局も厚生労働大臣も、それぞれ自らのけじめはどこに付けるべきなのか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げておりますけれども、例えばセキュリティーの対策がどれだけ万全にできていて、あるいはできていなくて、そしてまた、それがいつから、なぜこのようになっていたのか、そして個々の対応としてどこがおかしかったのか等々、あらゆる角度からの検証をしなければ...全文を見る
07月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○塩崎国務大臣 結論的には、先生おっしゃっているとおりだというふうに思います。  御指摘いただいたように、昨今、本当にいろいろな変化があって、福祉ニーズが多様化あるいは複雑化をしてきている。社会構造変化のもとでそうなっているわけでありまして、多くの社会福祉法人は、本当に苦労を重...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘ございましたように、やはり、社会福祉法人の活動というものをどういう物差しではかったらいいのかということが明確でない、つまり、法制度上のルールが例えば内部留保についてもなかったということで、事業運営の中で財務的な余裕が生じているのではないかということが議...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、透明性、つまり、説明責任を果たすために透明性を高めるルールを設けるとか、それから財務についても法制上のルールを新たに設けることで透明なことをちゃんとお見せするということが大事で、今先生御指摘のように、法人の負担にも考慮をするということを私どもも気を使ってまい...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域地域によっていろいろなニーズがあるということは先生御指摘のとおりだろうと思います。  その地域における需要を踏まえた事業を行うということが社福法人にとっては大事であって、今回の法案では、社会福祉充実計画で地域公益事業を記載する場合には、社会福祉法人は地域の意...全文を見る
○塩崎国務大臣 イコールフッティング論がございましたが、経営実態調査をやる中で、法人形態によってニーズがいろいろあって、なおかつ経営実態もそれによってさまざまということでありますから、そこはよく見ていかないといけないということで、調査をしっかり私どもとしてもやっていかなきゃいけな...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会福祉法人の最大の特徴というか他の法人形態との差異は何かというと、やはり税の扱いというのが一番大きいと思います。  国民の納税義務というのが各主体に課されているわけでありますが、その課税を免除するというにはやはりそれなりの理由がなければいけないし、それなりの説...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、いわゆる内部留保の定義の問題についての御疑問を今提示いただいていますのと、事業を運営していく際のフローの出入りの中での大変さということについてもお話がございました。  今回初めて、こういう内部留保について、純資産額から控除対象財産ということで、例えば、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど来何度も答弁申し上げているように、説明責任を果たすための透明性を確保するということが今回の一つの大きなルールの定めで、したがって、ホームページないしは所轄庁のホームページで財務諸表を明確にする。つまり、それは、フローとストックと両方を明らかにするという...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、社会福祉施設職員等退職手当共済制度を見直すということにしているわけでありますけれども、職員処遇の向上に今重要な役割をこの制度自体は果たしていることには変わりはないわけであって、今後とも制度を安定的に運営して維持していくことが必要だというふうに我々はまず考えて...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、資料をお配りいただきましたように、この共済制度に加入をいたします介護関係施設、事業の職員数、これは、制度改正前の平成十七年の二十八万七千五百四十四人に対して、平成二十六年が二十五万三百四十五人ということで、三万七千百九十九人減っているというふうになっているこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 十八年の改正の際にも、新規採用職員を共済制度にさせたかどうかということについても動向調査を行ったわけでございます。その際、いわゆる中退共、中小企業退職金共済制度に加入するとか、あるいはその他の県の退職共済会などに加入をするとか、法人内部で退職金準備金として積み立て...全文を見る
○塩崎国務大臣 ざっくり言えば、事業を継続してもらうということがその地域地域の社会福祉ニーズに応ずるためには必要なわけであって、そのために、今回、純資産から控除対象財産、これは内訳はまた定義をされておりますけれども、それを差っ引いた額を社会福祉充実残額ということにしているわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、やや誤解を招くかもわからないということを今先生の御指摘を聞いていて思ったところでありまして、内部留保を明確化するということについては、間違いなく、今までルールがなかったので、物差しがなくて、何を内部留保と言っているのかわからないままに批判があったりした、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、新たにいわゆる社会福祉充実計画というものをつくるということで、このプロセスもきちっと、計画を住民の意見を聞いた上でつくって、それから意見聴取を公認会計士等から行って、評議員会での承認を得て、所轄庁の承認を得る、計画に沿った事業を実施するということであるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今局長からも答弁あったように、不合理な、非現実的な期間を定めて社会福祉充実計画をつくった、もう実施してしまっているというようなことがあってはならないわけでありますから、それがどのくらいの期間を定めるべきかということについては、この法律成立後にしっかりと審議会で諮っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、准介護福祉士の在留資格についてのお尋ねがございましたが、この准介護福祉士につきましては、他の関連する制度において准介護福祉士をどのように取り扱うかについて決定していなければ准介護福祉士制度が施行できないものではないというふうに考えてございます。  また、准介...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生お配りをいただいた調査結果は民間のシンクタンクが調べたものでございますが、法人の役員についての理事の専任とか、施設職員の兼任の状況とか、報酬、給与の支給状況を質問して、法人が回答したものであって、いわゆるアンケート調査をしているということだと思います。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この法律に限らず、確かに、実態調査が行き届いていないというケースが間々あるということは私も感じるところであって、恐らく先生も厚生労働省におられた際に感じられたと思いますので、これは、立法府の人間は特にそういうところできっちり指摘をしながら、私ども、行政府に今私はお...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、社会福祉法人とは何ぞやという大変大事な御質問を受けたと思います。  さっき申し上げたように、税制が大きいというのはそのとおりであって、法人税、都道府県民税、市町村民税、それから事業税、そして固定資産税、全部かからないというのが社会福祉法人であって、学校法人な...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまでは、福祉の類いは押しなべて措置でかつてはやっていて、行政が一定担って、社会福祉法人の社協などに依頼をしてやっていたというような時代がずっとあったわけですね。どこで転換したかというと、介護保険を導入した際に、民間の主体を入れるべきかどうか、これは、村山政権時...全文を見る
○塩崎国務大臣 突然のことでありますが、先ほど局長が答弁申し上げたとおりだと思いますけれども、国とか地方公共団体が、国民それから住民全体の観点から、福祉支援の必要性に応じて、地域のニーズに対応した福祉サービスをどう提供していくかということで、適切な制度を設け、また予算をしっかりと...全文を見る
○塩崎国務大臣 午前中にも申し上げましたけれども、多くの社会福祉法人においては、今御指摘をいただいた、参考人としておいでをいただいた磯さんのように、みずからの判断でいろいろなことをやっておられるんだろうと思います。  しかし、戦後長い歴史があって、事業法という、事業という言葉が...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会福祉法人は、社会福祉法の第二十四条におきまして、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を行う存在として位置づけられておりまして、それに基づいて、先ほど来申し上げているように、社会福祉事業に係る福祉サービスの供給確保の中心的な役割を果たす、そして同時に、...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、民間の営利企業が福祉関係事業に参画をするかどうかということについては、介護保険の導入の際にさんざん議論をしたわけでありまして、その際から導入するということになりました。  介護保険は、基本的には民間活力も生かしたサービス提供が行われるもの...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本哲学としてはそのとおりだと思います。
○塩崎国務大臣 今、介護事業経営実態調査の収支差についてお話がございましたけれども、今回の介護報酬の改定は、さまざまな要素を勘案して、総合的に判断をして改定をしたわけでありまして、当然のことながら、介護職員の処遇改善とか物価の動向、事業者の経営状況、それから地域包括ケアの推進の必...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、三対一、二対一の話がありましたけれども、介護施設につきましては、利用者の状態に応じて弾力的な対応を可能とするために、最低基準を設定して、入所者の数三人ごとに一人以上の介護・看護職員の配置を定めているわけでございます。  一方で、介護報酬につきましては、当該サ...全文を見る
○塩崎国務大臣 衆議院議員岡本充功君外一名提出の社会福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  高齢化の進展に伴い、患者の疾病構造は多様化しており、患者一人一人がその状態に応じた良質かつ適切な医療を安心して受けることができる体制を地域で構築...全文を見る
07月30日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、労働者派遣法改正法案につきまして御審議を今日から実質的に始めていただくということで、委員会におきまして、大変有り難く思っております。  本委員会におきましてしっかりと議論していくことが大事だというふうに思っておりまして、政府としては、早期の成立を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正法案を早期に成立していただきたい最大の理由というのは、今回の改正案が、派遣で働く方々について正社員への道が開かれるようにするとともに待遇の改善というものを図るということであって、これらの早期実現のために、法案に定める施行期日のとおりに施行するこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、私の三月の答弁を御引用いただいたわけでございますが、基本的には私は、この規制を強化というか、派遣での働く方々の立場と権利を守るという側面が極めて強いと私は今でも思っているわけであって、今回の改正案では、労働者派遣事業について、現在約四分の三が届出...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正によってキャリアアップ措置というのが導入を改めてされるわけでありまして、派遣で働く方の能力が高まるということが結果として起きてくるわけであります。企業が即戦力を求めて派遣を利用するという側面は想定をされるのかなというふうに考えられるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、この法律を出してくるに当たって、労政審を含めて様々な意向確認もしながら法律を作ってきた、建議の下で作ってきたということでございますが、今後どのような使われ方を成立後するのかということについては、当然これは節目節目で私たちはそれを検証するという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、第二十五条で、臨時的かつ一時的なものであるという、派遣就業につきまして書き込んでいるわけでありますけれども、今回の改正案におきましては、派遣先に対して、同じ事業所における継続的な有期雇用の派遣で働く方の受入れは三年までという事業所単位の期間制限を課...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど先生にお答えを申し上げたとおり、今回の改正案におきましては、派遣先に対して同じ事業所における継続的な有期雇用の派遣で働く方の受入れは三年ということで事業所単位の期間制限を課すということとした上で、三年を超えて受け入れようとする場合には過半数...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現場をよく知る日本の労使の間で実質的な話合いというものが行われる仕組みによって、派遣期間の延長についてそれぞれが判断をしていくということになるんだろうというふうに思うわけで、先ほどの私どものお答えのとおり、やはり基本はこれ三年ごとに労使によって常用代替の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、この仕組み自体が意見聴取をするということで次の三年ということが決まってくるわけでありますから、先生おっしゃるように、制度の上からはそういう話合いの下で続いていくということはあり得るということでありますけれども、しかし、そこで配...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回お出しをしております改正法案においては、過半数労働組合等からの意見聴取に際しまして、派遣先に対して、意見聴取の参考となりますデータの提供というものを、これは指針で示すことでございますが、それから意見聴取の記録の周知というもの、これは省令でございます、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働者派遣法というのは制定以来、いわゆる常用代替防止というのがその基本的な考え方でございました。  今回の改正法案でも、派遣は臨時的、一時的なものということを原則とすることを維持をするわけでありまして、それは第二十五条に明定をしているところでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今回の改正法案をお願いをしておりますけれども、派遣労働というのは臨時的、一時的な働き方であるということを原則としているということでございまして、個人単位の期間制限を今回設ける、派遣で働く方々の派遣労働への固定化防止を図るというほか、派遣で働く方へ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働者派遣制度というのは、何度も申し上げておりますけれども、従来から常用代替防止、これが基本的な考え方でございまして、それを担保するための臨時的、一時的な労働力のマッチングシステムということで位置付けてきたというふうに思っております。  今回の審議をお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から原則論、大事な基本的な観点を御指摘をいただきました。  労働者派遣制度は、職業安定法で原則禁止をされておりますいわゆる労働者供給、前も議論したことがございましたが、このうちで供給元と働く方との間に雇用関係があるものを切り出して事業の適正な運営...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働契約上のいわゆる雇用主が派遣元になるわけでありますが、ここと、それから業務の指揮命令を行う派遣先が異なる先ほど来出ております間接雇用が、やはり中間搾取とかあるいは強制労働とかが行われやすい、あるいは、雇用主責任が不明確になりやすく、雇用の安定とか、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生お配りの七項目にわたっての問題、構造的な問題ということではございますが、基本的には先ほど私が申し上げた問題、特に間接雇用に伴って起きるだろうという問題が当てはまることであって、それをより具体的にお書きをいただいて、これはもう雇用が不安定であるとか、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣で働く方の賃金につきましては、今資料をお配りをいただいておりますけれども、外部の労働市場における賃金を反映して待遇が決定されることが多いことに加えて、正社員と比べてキャリア形成が図られにくいという先ほど申し上げたようなことから、賃金カーブがここにある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経済は生き物でもございますし、その保障ということを政府がするような類いのことではないと思いますが、制度として私たちが今回新たに御提案を申し上げているのは、こういったフラットな賃金体系、あるいは必ずしも年齢でどうかということよりも、やっぱりその方の能力とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、正社員とはどういうものなのかということについていろいろ御議論がこれまでもあったかと思うわけでありまして、我々はもちろん、派遣の方で正社員ということを言っている先がありますけれども、それはあり得ないというようなことも申し上げてきているわけで、今私た...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今お配りもいただいておりますけれども、三十条の二項に書いてあるように、三年の雇用見込みが出るというときでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、資料をお配りをいただいておりますが、この資料の五にのっとって申し上げれば、基本的には、一年以上三年未満の就業見込みが発生した段階で努力義務が発生をするというふうに理解をしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今お配りの資料に書いていただいておりますけれども、派遣元との通算雇用期間が一年以上の派遣の方に限っては、一年未満でも雇用が見通せれば努力義務が発生するということであろうかと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、一年未満でも通算雇用期間が派遣元で一年以上を見込めると申し上げましたが、これは実績であって、派遣元との通算雇用期間が一年以上の者に限って、今申し上げたように、一年未満の就業見込みが出たところで努力規定が発生をするということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、派遣元との通算の雇用期間というのが一年以上の場合は、契約がスタートした時点で努力義務が発生するということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、義務の場合には、当然、就職が、例えば直接雇用が決まるとか、そういうふうなところで終わるわけでありますけれども、努力義務の場合には、この派遣契約、雇用契約が終わるまで努力義務は続くというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 失礼しました。派遣契約でやって、継続就業期間の問題でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この三年見込みで義務の場合には、結果が出るまで義務として履行しなければいけないわけでありますが、努力義務の場合には、これは派遣契約が終わるまででございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この義務は残るということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣契約が終わったらこの努力義務も終わりだということを先ほど申し上げたわけでありますが、基本的にそういうことでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣元との雇用契約が残っている間は、当然雇用は履行しなければいけないわけでありますが、先ほど申し上げたように、派遣の契約が、このいわゆる努力義務の雇用安定措置については派遣契約の終わりまでということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 正確性に欠いたところがあったので、もう一回繰り返し申し上げたいと思いますが。  いわゆる今お配りをいただいております資料五の、一年以上三年未満見込みと、その下の一年未満見込みがありますけれども、先ほど申し上げたように、一年未満見込みの場合には、派遣元と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、課を変えたらというお話でございましたが、おっしゃるとおりでございますが、努力義務はこれは残るわけでございまして、ただし、その派遣元との通算雇用期間が一年以上のものはそのように努力義務は残るということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) それはおっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、これも何度か答弁をしてまいりましたけれども、義務を避けるために今おっしゃるような手だてを取って三年に、派遣期間を短くするということをするところが出てこないかという御懸念をいただきましたが、これに関しては、当然、業務上の必要性等がなくて三年の直前で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、免許剥奪ができるかどうかということは極めて大事なことなので、今ちょっと確認をしておったところでございますが。  まず第一に、この雇用安定措置のことにつきましては、講じた措置などについて毎年これ事業報告を提出させるということをやります。今のように、言...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、義務の場合と努力義務の場合とは扱いは少し違うというふうに思います。義務違反の場合には、おっしゃるように、これは許可の取消しの対象となるわけでございますが、努力義務の場合には厳しく指導をしていくという範疇に入るというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生も分かっておられておっしゃっているんだろうと思いますけれども、この努力義務と義務とはそれは明らかに、先生、今日お配りをいただいた資料でもそうですけれども、扱いは異なるわけであって、当然義務として定めていることを守らないということは、これは許可を取り消...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 政府は、この労働基準法の改正を提出をして、是非御審議の上に成立をお願いをしたいというふうに考えておりまして、後の扱いについては国会がお決めになるというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、私ども、法律を出して御審議をお願いをしているわけで、その施行日は九月一日というふうになっているわけでありますので、この委員会を含めて、早急な御審議をお願いをしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもは法律を提案をさせていただいて、御審議をお願いをしている立場でございますので、御審議をお願いを急ぎいたしたいというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げておりますけれども、今回の法律は、当然のことながら、派遣で働く方はその処遇を改善をし、そして、いわゆる正社員を目指す方はできる限りそうなれるように、道が開かれるようにということでお願いをしているわけでありまして、早期の成立が大事だということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の十月一日から施行になるという労働契約申込みみなし制度、これは平成二十四年の改正で、本年の十月から、期間制限などの一定の違法行為に該当した時点で派遣先が労働契約を申し込んだということをみなす制度として施行を予定をしているわけでございます。  今回の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、正社員への道を開く措置は法案のどこに書いてあるんだという御質問だというふうに思います。  派遣で働く方が正社員になる道を開くためには、先ほども御答弁申し上げましたように、やはり職業能力を高めるということが大事であり、それと正社員としての就業機会をど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げているように、最終的にどういう雇用形態を取って働く方々を会社で雇うかということは、最終的にはこれは経営判断をされるわけでありまして、私企業に対してどういう雇用形態かということを政府が保障するという筋合いのものではないのではないか。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そこで、私が先ほど申し上げたとおり、この三十条の二項においてキャリアアップ措置を派遣元に義務付けると。今まではこういうものはなかったわけでありまして、派遣元が自ら雇っている派遣で働く方々に少しでも力を付けていただくことが正社員になる道を開くということにな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、今回は業務単位のいわゆる規制から、今度事業所単位とそして個人単位ということでありますが、個人単位については固定化防止ということで、いわゆる一生派遣みたいな形にならないように、節目節目で自分の働き方ということは考え得るような、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 意見聴取について今御意見を頂戴をいたしまして、今回の改正法案では、正社員から派遣社員への置き換えが生じることのないよう、つまり、先ほど来先生が御指摘になっている常用代替というのが起きないようにするというために期間制限を事業所単位で設け、そしてまた、意見聴...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、この雇用安定措置というのは新たに義務付けた派遣元への責務であるわけであります。したがって、いかなる派遣元であろうともその手続を踏んで雇用安定を図らなければいけないということでありまして、その手続をきちっと踏まなければならないということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の労働者派遣法の改正につきまして理念をということでございますが、先ほど石井先生の方からお話がございましたように、ライフステージの中で、子育てもあれば、それから一人で働いているとき、そしてまた家族となって、結婚し、子育てもし、さらには介護のことも考慮に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、積極型、消極型という分類をされた上でお尋ねがございましたが、確かに、派遣で働く方の中には、自らのニーズに合わせて積極的に派遣労働を選ばれる方、あるいは逆に、正社員を希望していながら消極的な理由で派遣という方がおられるということもそのとおりだと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  今、滝沢先生から御指摘をいただいたように、今回、労使にとってもより良い制度となるように、そしてまた、今まで四分の三が届出制であったがゆえに、質の均一性、あるいは質のいいということについてのこれまでの条件確保というものがいかがだ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、長沢先生から御指摘をいただきましたように、非常に多様な働く側のニーズがある一方で、経済も非常に多様化をしてきて、それらに全て対応するような形の働き方の一つとしてこの派遣労働というものが今日まで定着をしてきた面があるわけでありまして、元々これは、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護の受給者が計画的な金銭の消費ができない場合、福祉事務所がこの生活保護受給者の自立の助長の観点から家計管理を助言、指導する立場にあるということはそのとおりだと思いますが、生活保護法では生計の状況を適切に把握することを受給者の責務として規定をしている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) よく調べてまいりたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の新卒一括採用、この雇用慣行というのは企業の取組として確立をされてきたものだというふうに思います。新規採用に当たってのルールも含めて、学校と企業がお互いの立場を踏まえて双方の合意によって取り決めることが重要であると思っております。  若者につい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたいよぎんスタッフサービス事件の最高裁判決におきまして、派遣法が、まず派遣労働者の雇用の安定だけではなくて常用代替防止を立法目的としている、そして、派遣期間の制限規定を置くことなどしてこの二つの目的の調和を図っているということから、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、今日、中央最低賃金審議会において、今年度の引上げ額の目安につきまして、全国加重平均で昨年を二円上回る十八円という答申をいただいたわけでございます。  今後、目安を参考として、地方最低賃金審議会で御議論いただいて各都道府県の最...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案は、ずっと今日も議論してまいったように、派遣で働く方に正社員への道が開けるようにする、あるいは待遇の改善を図る、そういったことであり、また、労働契約申込みみなし制度を十月一日から円滑に施行するためにも早期の成立が望ましいと考えているわけで、御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当時の自民党が賛成した理由については、厚生労働大臣としてお答えをする立場にはないというふうに考えております。  厚生労働大臣としては、労働契約申込みみなし制度を十月一日から円滑に施行することが重要だということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたのは、今、私は厚生労働大臣でございますので、自民党の立場として説明をするという立場にはないということを申し上げたわけでございまして、当時の自民党が賛成した理由を考えてみると、平成二十二年に改正案が提出された後、与野党の意見が対立をして度々継続...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、先ほど先生ももうおっしゃったとおり、これは働く人を守るためでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 決して矛盾するということではないというふうに考えておりまして、善意無過失の場合を除いて、派遣先が派遣労働者に対して労働契約の申込みをしたものとみなすというのがこの労働契約申込みみなし制度でありますので、それを実現するということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十四年の法改正の際に、派遣先で派遣受入れ期間の期限を上回るなど違法な派遣の受入れがある場合に、その派遣で働く方に直接雇用の契約を申し込んだとみなす制度が設けられたということでありますが、他方で、現在、現行制度では、いわゆる二十六業務について派遣受入れ期...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど答弁申し上げたように、やはり平成二十四年の改正の際に、先ほど読み上げもしましたが、二十六業務に該当するかどうかによって派遣期間の取扱いが大きく変わるという、この制度をどう分かりやすくするかという考え方から今回の政府としての提案を申し上げているわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、随意契約の点につきまして資料とともに御指摘をいただきましたが、厚生労働省が実施をしている事業につきましては一般競争入札による契約を原則としているわけでありまして、数値化された評価基準の設定が難しいなどの場合は随意契約の形式を取っているわけであります。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) あくまでも法律は、公労使で成り立っております労政審で建議をいただいた上で、それに従って法案を起案をしているわけでございますので、今御指摘のようなことは当たらないというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行の労働者派遣法を前提のお尋ねだと思いますが、今部長から申し上げたように、間接雇用というのは、やはり中間搾取とか強制労働とか、そういった様々な弊害があり得るということで、職安法において労働者供給事業を原則禁止するということとなっているわけであって、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、第二十五条の派遣が臨時的、一時的なものであるという原則につきましてお尋ねがありましたが、労働政策審議会の建議では、派遣労働を臨時的、一時的な働き方と位置付けることを原則とするとともに、派遣労働の利用を臨時的、一時的なものに限ることを原則とするというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣労働は雇用と使用が分離をした形態であるということから、雇用の安定やキャリアアップの観点で課題があるというふうに思います。  このことから、今回の見直しでは、これまでの派遣労働の利用を臨時的、一時的なものとすることを原則とするとの考え方に加えて、派遣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今朝ほどからこの点については大分議論があったところでございますけれども、今回の改正案では、常用代替防止の観点から、原則全ての業務について事業所単位で三年の期間制限、これを設けた上で、三年を超えて派遣で働く方を受け入れようとする場合には過半数労働組合等から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これについても今朝ほどから御答弁申し上げてまいりましたけれども、今回の改正法案では、正社員から派遣社員への置き換えが生ずることがないように、事業所単位で三年という期間制限を設けた上で、三年を超えて派遣で働く方を受け入れようとする場合には過半数労働組合から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今朝ほども津田先生からこのような御意見が出たところでございますが、今回の改正案は、何度も申し上げますけれども、常用代替が起きないようにするということで、反対意見があったときには対応方針等の説明を新たに法的に義務付けるということで、さっき申し上げたようなデ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生は二十六業務にこだわりをお持ちで、なぜ廃止をしなきゃいけないのかということで御疑問をいただいているわけでございますが、様々な考え方があったかと思います、ここに至るまでに。先ほど、労政審で意見が出ていないというふうに言っておりますが、また厚労省案として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、労働市場における需給調整機能ということについてお触れをいただいたわけでありますが、ハローワークとかあるいは民間の職業紹介事業など様々な機関がございまして、その需給調整機能というのを果たしているんだろうというふうに思います。  労働者派遣事業というの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ちょっと申し上げたのは、非正規だけで需給調整をするということは、必ずしもそういう現実ではなくて、いろんな形の需給調整機能があるということを申し上げたかったということでございます。  今、ちょっと先生、最後の疑問点についてもう一回御質問いただけますか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生おっしゃったのは、基本的に私も同じ考え方で、いろんなライフステージの中で働き方のニーズは皆さん変わってくるわけでありますから、そういう中で、正規の場合も非正規の場合もいずれもあり得るわけなので、それが不本意で働いている形態かどうかということが大変大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来ずっと申し上げているように、自分の希望する時間とか場所とかを選び、自らの専門知識も生かしながら働くということが大変働く側にとって最も大事であって、一方で企業側も、専門的な知識とか技術とか経験とかいろんな形で業務に対応できる人材を探している、そして...全文を見る
07月31日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○塩崎国務大臣 さっき足立先生からも触れられましたけれども、フランスの例がよく出るわけですね。婚外子ということがよく言われて、婚外子が多いフランスと少ない日本ということなんですが、これはまさに、結婚制度そのものをどう考えるかとか、あるいは男性と女性がパートナーとして一緒に暮らす暮...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生からお話をるるいただいたのは、基本的には、御夫婦の、卵子は少なくとも奥様からの卵子を使った上で不妊治療を行って妊娠に結びつける、こういうことだと思います。  今、助成制度について先生からお話があって、この不妊治療への助成は、年齢別の不妊治療による分娩割合と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の日本年金機構自身の調査委員会、これは六月四日に設置をされて、今回の事案の原因究明、そして再発防止策を取りまとめるように、現在、関係者へのヒアリングやその内容の検証を行っているというふうに報告を受けております。  その取りまとめに当たりましては、しっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど私は、指示をしたとは申し上げておりませんで、この中間報告の前に自身の、機構の調査委員会が調査報告を出すというのが自然じゃないかということを伝えているということでございますので、当然のことながら、機構は私のその考え方を踏まえて応じてくるものだというふうに私は思...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が指示をしているのは、できる限り速やかに報告を取りまとめるようにということを言っているわけで、私の考え方としては、検証委員会の、我々は第一次報告書と呼ぼうと思っていますが、その前に出してくるというのが自然ではないかと考えているということでございまして、年金局にそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、繰り返し申し上げた方がいいなと思っているのは、年金は漏れておりません。漏れたのは年金の情報であります、残念なことではありますが。それが第一点です。  第二点は、恐らく行政のスタイルの違いが少しあるのかなということで、今回の重大な情報流出を踏まえて、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、長時間労働になる可能性が高いんじゃないか、過労死につながるリスクが高いんじゃないかというようなことを御質問になられたというふうに思っております。  まず、労働時間の長さにつきましては、きょう先生がお配りをいただいております二枚目の上がございますけれども、労働...全文を見る
○塩崎国務大臣 労災認定の御質問もあったかと思いますが……(山井委員「ちょっと長過ぎますよ、答弁が。もう結構です」と呼ぶ)  質問があったと思うのでお答えをいたしますが、労災認定のされやすさについては、労災請求がなされた場合、その方にいかなる労働時間制度が適用されていたかにかか...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういう方がこの対象になるかということでございますけれども、今回、特に課題解決型提案営業とか、こういう企画業務型の裁量で働いていらっしゃる方々は、制度の対象者は、企画立案を核とする、みずからの裁量で遂行できる知識や経験を有する方に法律上限定されています。  さら...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘の、営業に広がっているというお話でありますけれども、よくお取り上げをいただいていますが、統計上の営業職従事者全体ということがよく言われるわけですけれども、それは全く違う。  今回は、特に課題解決型提案営業という営業は、法人である顧客の事業の運営に関する...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、現行の企画業務型裁量労働制とそれから専門業務型の裁量労働制のことをおっしゃっていると思いますが、参考までに申し上げると、労働者の割合を見ると、企画業務型裁量労働制というのが〇・二%、専門業務型の裁量労働制が一%ということで、かなり限定的な使われ方を今までもされ...全文を見る
○塩崎国務大臣 総理も委員会などで述べているように、これは参議院の平和安全特別委員会が始まった後の発言でございますが、安全保障の問題は日常生活において国民の皆様には肌感覚で感じにくいのではないか、あるいは、今回の法制は、憲法との関係、国際法との関係、そして安全保障政策との関係とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 この派遣法の改正法案は、内閣法として三月に国会に提出をさせていただいたものでございます。現在参議院で御審議をいただいているわけでございまして、この法案は私どもからお願いをして今回改正をするわけでございまして、特に、派遣で働く方について正社員への道が開かれるように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは議会制民主主義の基本であって、議院内閣制であれば、内閣が国会に、立法府にお出しをしたわけでありますので、後の裁きは、国会が御審議をいただいて成立を図っていただくということだというふうに思います。  先ほど政省令の御心配をいただきました。そのとおり、これから...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返して恐縮でございますけれども、法案の扱いは国会がお決めになるので、この国会で御議論をいただいた上で結論を出していただくということにお願いをするしかないんだろうと思います。  それに対して、立法府に対して、どういう状況になるのかということについては当然説明を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、国保組合の健保適用除外措置についてお話がございましたけれども、原則として、法人事業所または従業員五人以上の個人事業所は健康保険の適用事業所であって、その事業所に使用される人は健康保険の被保険者となるわけでありますが、例外的に、これまで国保組合に加入していた方々...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のこの附帯決議は、「第三弾改革に係る改正法の施行後」というふうに書いてございまして、それが三十二年四月というふうになるわけで、電気事業については、労政審で、現時点では存続することでやむを得ないということで、この規制につきまして話があったわけでありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた百歳高齢者記念事業というのは、厚労省で、老人の日の記念事業として、先ほどお話があったとおり、百歳を迎える高齢者に対して内閣総理大臣からお祝い状を出して、なおかつ記念品として銀杯を贈呈してきたということで、これは老人福祉法が施行された昭和三十八年...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生もわかって言っておられると思いますけれども、やはり政府というのは、政府で全体で決めていかなきゃいけないのでありますので、今申し上げたとおり、今検討中で、概算要求を決める際に決めようということを申し上げているわけであります。
○塩崎国務大臣 いろいろな市町村でこのことが問題になっているというのを私も聞いておるわけでございます。  保護者が下の子供の育児休業を取得した際に、それまで保育園、保育所に通っていた上の子供を退園させるという運用について、自治体が判断をした上で決めているわけでありますが、それを...全文を見る
○塩崎国務大臣 この件につきましては、既に私から、申しわけなかった旨の発言を国会でもいたしているわけでありますけれども、これまではシベリア抑留者への対応を優先してしまっていた、他の地域の名簿の公表を行っていなかったということが実際に起きていたわけであります。  ここに来て、やは...全文を見る
○塩崎国務大臣 この病児・病後児保育は、私も地元で以前からずっと見ていましたけれども、ほとんど、幾つかの限られた小児科医などでしかやっていないということで、今お話があったように、簡便な方法を含め、ニーズはたくさんあると思います。私の身内でも、見ていてもそのとおりだと思いますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 来年度からでも出てくるようにという話を今いただいたわけでありますけれども、そういう勢いでやらなきゃいかぬなというふうに私自身も思っていますので、ぜひ、その簡便な方法を含めて、どういう形でやるのが可能かということを早急に詰めていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど対応が遅いというお話をいただきましたが、三月二十日に岡本先生からお話を頂戴して、四月下旬に都道府県の看護担当者会議を開いてこの病院内保育所の推進について協力を依頼して、六月中旬には、都道府県別の病院内の保育所設置率を提供した上で、他県の状況等と比較をした現状...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのような方向で指示をしたいと思います。
○塩崎国務大臣 今お話がございましたように、勧奨をしても応じる方々が低い、それも特に、正社員、非正規についてはちょっとその統計がございませんけれども、東電とそうじゃない協力会社と見ても、明らかな差があるというのは、御指摘のとおりだと思います。  しかし、負ったリスクは同じであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、今回二百五十ミリシーベルトにするということも、こういう原子力緊急事態が起きたときに限って厚生労働大臣が特例緊急被曝限度を二百五十ミリシーベルトに定めるということにしていますけれども、当初はいろいろな考え方があって、一般的にこういう事態が起きたときには二百...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりだと思いますので、先ほど申し上げたように、かつてない規模での原子力発電所の事故でありますから、そのフォローを、これは厚生労働省だけではできませんので、先ほどお話があったように、協力会社で、また、それを離職された方も含めて、被曝線量の高かった方につい...全文を見る
○塩崎国務大臣 かねてからこのラグの問題は指摘をされてきたことでもあり、大分よくなってきたということもありますし、治験も、長く時間がかかると言われていましたが、かなり、大分変わってきたということもあって、そういう意味では、さらに努力をすべしということで、私も認識を共通にするところ...全文を見る
○塩崎国務大臣 実は非正規だけではなくて、一つは、特別養子縁組の際の監護期間の六カ月の話もあって……(西村(智)委員「聞いてないです。聞いてない」と呼ぶ)いや、これは大事な話だから申し上げる……(西村(智)委員「短いので、お願いします」と呼ぶ)ああ、そうか、きょうは十五分しかない...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたことが本質だと思っていまして、今三つの要件を言っていただきましたが、育児・介護休業法というのは、育児を理由とした雇用関係の終了を防いで、つまり、さっき言った雇用の継続、これが目的なんですね。労働者の雇用の継続を目的としていることから、有期契約労働者...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、報告書案の一部の御指摘がありましたけれども、現在の育児休業の取得要件のうち、子が一歳に達する日を超えて引き続き雇用されることが見込まれることについては、将来の雇用継続の見込みの判断が労働者、事業主ともに困難であること等から、子が一歳に達するまでの間に確実に雇用...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきましたけれども、石綿による疾病の労災認定件数、私も今改めてグラフでも見ましたが、ここ数年は千件前後で推移をしているわけでございまして、当分の間はこれまでと同じ程度の水準で推移していくものと考えるべきかなというふうに思っております。  今先生から...全文を見る
○塩崎国務大臣 労災につきましては厚生労働省が責任を負って、泉南の最高裁の判決も受けて和解に進んだわけでございますし、私も泉南にみずから行ってまいって、おわびを申し上げたところであります。  今、環境省との間の御議論を聞いていても、救済法でカバーし切れないという方が残っておられ...全文を見る
07月31日第189回国会 参議院 本会議 第35号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 大沼みずほ議員にお答えいたします。  女性の活躍推進の効果に関する啓発についてのお尋ねがございました。  女性の活躍推進は、企業にとっても、組織内の多様性が高まりイノベーションの促進につながるほか、女性活躍推進の取組を行った企業は、一定期間後に生産性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 林久美子議員にお答えをいたします。  行動計画策定義務の対象企業の範囲についてのお尋ねがございました。  今回の法案では、三百人以下の中小企業に対しては、事務負担等を勘案し、行動計画の策定について努力義務としております。一方で、労働者の約六割が中小企...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平木大作議員にお答えを申し上げます。  企業の行動計画策定についてのお尋ねがございました。  男女雇用機会均等法の制定から三十年がたちますが、現在もなお、採用、配置、育成、登用など様々な側面において男女間の実質的な格差が残っております。  本法案に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 川田龍平議員にお答えを申し上げます。  事前に通告をいただいていた質問事項でお聞きをいただいていないのもございましたので、適宜お答えをいたしますので、万が一抜けたときには、また御指摘をいただければというふうに思います。  まず、本法律案の実効性につい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 田村智子議員にお答えを申し上げます。  コース別雇用管理などの間接差別や男女間の賃金格差の解消についてのお尋ねがございました。  法で間接差別として禁止されている転勤要件等については、合理的な理由があれば差別には当たらないものであり、間接差別を容認し...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 東京電力福島第一原子力発電所の事故の後に、平成二十三年三月二十二日から二十三日にかけまして、東京都の水道局金町浄水場の水道水から、乳児による水道水の摂取を控えるものとして設定をいたしておりました値一キログラム辺り百ベクレルを超える放射性ヨウ素が検出をされ...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、島村先生から御指摘ありましたように、今大体、派遣で働いていらっしゃる方々は百二十六万人でありますが、ピークには百九十八万人ぐらいおられたわけであります。  今御指摘のとおり、派遣で働くことをあえて選択をされるという方々が、むしろ派遣よりは正社員でい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど部長の方から三つの要件申し上げましたけれども、ハローワークで求人をする際のいわゆる正社員というときは、先ほど申し上げた雇用形態として三つの、直接雇用、雇用期間に定めがない、フルタイムと、それから、社内の他の雇用形態の労働者に比べて高い責任を負いなが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来御議論をお聞きをして、法律で正社員という定義はないということを繰り返し申し上げてきておりますから、本来、いわゆる正社員というような表現をしておいた方が正確なのかなというふうに思ったのが第一点であります。もう一つは、やはり経済実態がどんどんどんどん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提起申し上げている法案は、労働者派遣事業の在り方と派遣労働者の保護が中心であって、それはいわゆる正社員ということではなくて、限定的に、派遣労働者というのが、直接雇用が原則だとすれば、それは例外としての間接雇用を定めているわけですから、それと同時に、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたのは、法第四十条の四というのとそれから四十条の五の規定を廃止してしまうのはなぜかという御質問だったと思います。  これらは、例えばAさんが働いていて、そのままAさんを受け入れたいというふうに派遣先が思った際には、Aさんに雇用申込みが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の件につきましては、雇用安定措置を定めている第三十条で、「その条件が、特定有期雇用派遣労働者等の能力、経験その他厚生労働省令で定める事項に照らして合理的なものに限る。」というふうに法律には書いてございまして、事前的にこの省令で考え方を全国で使われる物差...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用安定措置として行う新たな派遣先の提供につきましては、その条件が派遣で働く方の能力、経験等に照らして、今お話が出た、合理的なものでなければならないということでありますけれども、このため、例えば、先ほどもお話が出ましたけれども、転居をしないと勤められない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) すぐに派遣先が見付からない場合の賃金の保障の問題についてお尋ねをいただきましたけれども、次の就業までの間に雇用就業のない期間が一定期間生じてしまうような場合には、雇用安定措置の義務を果たしたとは言えないというふうに考えるのがまず第一点でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の派遣元での無期雇用というのがどうあるべきかというお話でございました。  この雇用安定措置の趣旨を踏まえると、派遣元での無期雇用の労働条件がどのようなものでもいいというわけにはいかないわけでありまして、例えば派遣で働いていた方の従来の労働条件、賃金な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、雇用安定措置の四つの措置のいずれかの措置を講じることを派遣元に今回新たに法的に義務付けることとしているわけであって、現行法では、派遣元は派遣期間終了後の雇用継続を図る義務が今までなかったと、それを今回、派遣労働の雇用が不安定な原因であるという認識の下...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、現在のこの派遣法の下では、派遣元に派遣期間の終了後の雇用の継続ということに関して、それを図らなきゃいけないという義務はなかったわけであります。それを、先ほど申し上げたように、初めてこれを新たな法的な義務として、第三十条で義務付けを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一回で取消しということはないにせよ、それを繰り返してやるような場合には考えていかなければならないというふうに思うところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の御指摘は、お気持ちは分かりますけれども、また逆に考えてみると、二回とか三回とかいうことを事前的に示すということは、二回、三回までは大丈夫だなというメッセージにも逆になってしまうわけでありますので、そこのところは、どの程度悪質かというのは、それはいろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、義務の違反ですから、それは物差しがないわけではなくて、先ほど申し上げたように、一回とか二回とかいう単純な数字だけでお示しをするということは、むしろ逆にいろいろな弊害が出てくるおそれがあると考えるのが、行政を実際にやる際にはどなたでも考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただいたように、今回は三年見込みの派遣先での就業が見込まれる場合には義務ということでありますが、それ未満の場合には、一年以上であれば努力義務ということでございまして、都道府県労働局においてこれは派遣元に指導監督をするわけでございますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、努力義務が守られなかった場合の御質問かと思いますが、この雇用安定措置の実効性を担保するためには、雇用安定措置の実施状況について、先ほどお話し申し上げたように、全ての派遣事業者に対して、事業報告で、さっき申し上げた、同じ職場に一年以上派遣した労働者は派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの四十条の五項の二十六業務に関する件、あるいは四十条の四の二十六業務以外の件につきましては、先ほど申し上げましたように、労働契約申込みみなし制度が十月一日からスタートするということで、実効性においては直接雇用の可能性というのは変わらないんではないか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、もうずっとこれは申し上げているように、元々この派遣労働は、間接雇用という、本来直接雇用が常態というか、そういう中での例外的な扱いで行われる。残念ながら、キャリアアップを図る手だてが一般の方々に比べると乏しかったり、それから、先ほど来出ているいわゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用安定措置の義務違反につきましては行政指導を行うこととしていることは先ほど来申し上げているとおりでありますが、この指導に従わない事業主に対して許可の取消し等の厳正な措置を行うということにしているわけでありますが、一方で、義務逃れのために故意に、今御指摘...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 拝見しておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、様々な意見があるなというお話で、私も自分自身で、大臣になってからも聞きましたが、それまでももちろん、私の地元も含めて、人材派遣会社をやっている方、そしてまたそこで働いている方、あるいは親しい会社で派遣で来られている人たちの意見は随分聞いたこともござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、二十六業務についてお触れをいただきましたけれども、実は、この二十六業務は長い間勤めておられる方が多いというイメージをお持ちでございますけれども、まず派遣契約で見ても、例えば、先ほどお話があったかも分かりません、ソフトウエア開発とか、人が一番多いのは事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まだそもそも法律が成立もしておりませんし、施行になっておりませんので、確たることは申し上げられませんけれども、法の趣旨に反するようなことはやはりきっちり指導をしていかなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、無期雇用は本当に安定するのかという御質問でございました。  今回の法律案では、無期雇用の派遣労働者につきましては、有期雇用に比べて雇用の安定が図られていること、それから、派遣会社に対して長期的な観点に立ったキャリア形成支援を義務付けること、それから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、派遣契約の終了のみをもって解雇しないようにすることは、法律ではなくて、この法律の下で指針に定めることとしてございまして、法律ができた後に指針として明定をしたいというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 質問通告を受けていなかったものですから、失礼しました。  基本的には無期でございますので、これは賃金の支払をきちっとしてもらわなければいけないというのがまず大原則で、労働契約にそのように書いてあるはずでございます。  それと、どうしてもそれでも休業に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも、派遣元が仕事を提供するという義務は当然あるわけでありますから、いきなり休業手当ということではないんだろうと思います。しかし、結果としてそうなった場合には、休業手当六〇%以上というのは保障されているということだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、先ほど御答弁申し上げたように、山本副大臣も御答弁申し上げましたが、三十条の一項の二で、特定有期雇用派遣労働者の能力、経験その他厚生労働省令で定める事項に照らして合理的なものに限るということでありますので、合理的じゃないものを提供している限りは合理...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の問題は、派遣法の範囲を超えて労働契約法の問題になるのではないかというふうに思います。それは、不利益変更を強要される場合にどうするかという問題なので、それは一般的な労働契約法上の意見の相違があった場合の対応ということが行われるということだというふうに理...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、規制改革会議の考えについての御指摘がございましたが、労働者派遣法は、制定以来、正規雇用の方が派遣で働く方に代替してはならないという先ほど来出ております常用代替防止を原則として、今回の改正法案でも同じように、さっき申し上げたように、考え方を引き続き維持...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 無期雇用派遣の御質問がございましたけれども、御指摘の今の調査では、派遣で働く方に対して、将来的に見て自分の仕事に不安があるかを尋ねたところ、先ほど数字を挙げていただきましたけれども、期間の定めのない常用型の派遣社員の約六五%が不安ありとする回答でございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げましたけれども、無期ですから雇用契約は無期なんですね。しかし派遣契約は別物でありまして、それが、さっき申し上げたように、二十六業務であっても、例えば三年を超えるというのはせいぜい二割、三割で、さらに期間の定めがない派遣契約というのは本当に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案におきましては、常用代替の防止を図る観点から、派遣労働の利用は臨時的、一時的なものとすることを原則として、派遣先に対して事業所単位の期間制限を課して、過半数労働組合等からの意見を聴取しなければ三年を超えて有期雇用の派遣で働く方を受け入れること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここの二十五条での、派遣就業は臨時的かつ一時的なものであるということを原則とするとの考え方を考慮すると書いたのは、この派遣就業は、提案理由もございますが、派遣就業は同じことが書いてあるわけで、ここには今の利用と働き方との両方を兼ねて申し上げているというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど来申し上げているように、常用代替防止を派遣労働については大事な柱としているということは何も変わっていないわけで、先ほど労働者派遣法の実務解説のところにもありましたけれども、今回、雇用安定措置の中でも、派遣先での直接雇用というのが、依頼の先に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御答弁申し上げましたけれども、この提案理由もそれからこの条文も、派遣就業は臨時的かつ一時的なものということ、これが原則だということを申し上げている際には、その利用とそれから働き方と両方を含めて派遣就業ということを申し上げて、これはもう繰り返し答弁で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、昨年は第二十五条に今書かれている「派遣就業は臨時的かつ一時的なものであることを原則とする」ということは入っていなかったので、今回修正して入れたわけでございまして、今申し上げたように、この就業には働き方と利用と両方を込めて申し上げているわけで、その中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 無期雇用についての期間制限の対象外とする理由ということでございますけれども、今回の改正案では、労政審の建議において、派遣労働の利用というのは、先ほど来繰り返し出ていますが、臨時的、一時的を原則として、常用代替防止の原則は引き続き維持をするということで、建...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働者派遣法において、派遣先の正社員と、それから雇用の安定やキャリア形成の観点から問題がある派遣で働く方との代替が生じないようにと、労働者派遣を臨時的、一時的なものに限るということを原則にするのはそこに理由があるわけでございまして、無期雇用の派遣で働く方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもとしては、常用代替防止というのは原則であるということは何も変わっていないわけで、この法律にも明定しているように、臨時的、一時的な働き方でもあり、利用の仕方でもあるということを申し上げているわけであって、この常用代替に関して、今、無期雇用の場合にはそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、吉良先生から問題点の指摘をいただいておるわけでありますけれども、私どもとして、何度も御説明申し上げているように、この法律改正を通してやらなきゃいけないことは、一つは、この期間制限もそうですけれども、常用代替防止を図るということであり、それから個人の固...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案におきましては、派遣先に対して、同じ事業所における継続的な有期雇用の派遣で働く方の受入れは三年までという事業所単位の期間制限を課すことといたしました。あわせて、三年を超えて受け入れようとする場合には、過半数労働組合からの意見聴取を義務付けて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案における内容は、派遣先は、事業所単位の期間制限である三年を超えて有期雇用の派遣で働く方を受け入れようとする場合には、常用代替防止の観点から過半数労働組合等から意見を聴取しなければならないこととしているわけでありますが、有期雇用の派遣の受入れは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、意見聴取の手続についての御指摘、御疑問をいただいたわけでありますが、今回の改正法案では、事業所単位で三年という期間制限を設けた上で、三年を超えて派遣で働く方を受け入れようとする場合には過半数労働組合等からの意見聴取を義務付けるということで、反対意見が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、一名以上の過半数代表者が選出されることが必要だといいながら、その選出の主体は労働者でなければならないはずですし、それから使用者が指名することは認められないというのが本来の姿でありますので、今改めてこのアンケートを見て、意見聴取を行う際の過半数代表...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、先ほど御指摘をいただきましたように、現状の把握が十分できていないじゃないかという御指摘はそのとおりだと思いますので、是非これは現状把握をする方向で検討をしたいというふうに思います。  なおかつ、先ほど来、労使自治という言葉も出ておりますけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣労働者の健康管理についてお尋ねをいただきました。  派遣元、派遣先におきまして適切に実施をされることがこれは極めて大事なことだと考えておりまして、根拠法は労働安全衛生法ということになるわけでありますけれども、そこにおいて、派遣労働者が実際に行う作業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まだまだ十分とは言えないというのが基本認識でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、派遣労働者御本人が特殊健診について結果をしっかり管理するべきじゃないかというお話がありましたけれども、この特殊健康診断結果というのは、事業主から当然本人に通知しなければならないことにはなっているわけでありまして、過去の健康診断結果を本人が管理すること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、お薬手帳も一人で十冊持っていたりする人がいるわけで、どうしたらいいのかというと、やっぱり一元化し、継続的に把握をしていくということが大事で、ただ、じゃ、今お薬手帳に薬の名前いっぱい書いてあって、本人で全部自分で管理できるかというと、多分それは何が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ちょっと説明を聞いていたんですけれども、政府統計というのはいろんなものがあって、事業主側が非常に負担になるという話をしていましたが、事健康の問題でありますから、これは基本中の基本なので、是非可及的速やかにやれる機会を捉えてやっていかなきゃいけないという...全文を見る
08月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○塩崎国務大臣 今回、持ち分ありからなしに平成十八年の改正で変わったということも受けてなんですが、先生と今回の法案との考え方が必ずしも合っていないというのは、やはり営利を医療で認めるかどうかというところで、それについての規制をすればいいじゃないかというのがたしか足立先生のお考えだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、自民党で会計小委員会というのをつくりまして、会計小委員長というのをずっとやっていたんですが、私も今回、これは全てではないというのを見て、どうかなというふうに正直思ったところであります。  一つは、税の扱いは社会福祉法人や学校法人と医療法人というのは全く異な...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療連携推進法人は、病院などの医療機関を開設する医療法人等の非営利法人を参加法人とするとともに、介護事業等の地域包括ケアシステムの構築に資する事業を行う非営利法人を参加法人として加えるということに今回したわけでありますが、これは、医療においては非営利性を堅持す...全文を見る
○塩崎国務大臣 外部監査などを義務づける一定規模以上の医療法人については、債権者保護の観点から債務額、負債額ですね、それと、医療サービスの提供の量の観点から事業収益額、これを基準として検討することを考えておりまして、対象となる法人数については、医療機関の経営実態により違いがござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはさっき足立先生にお答え申し上げたとおり、今回こういう整理でとりあえずスタートをしますが、私は、会計基準にしても、今おっしゃったような非営利性あるいは公益性、このことを考えてみると、どうやるかは別にして、今後の検討課題としてそちらの方向に進んでいくべきじゃない...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどのちょっと追加でですが、小規模の医療法人、つまり監査の対象じゃないところにつきましては、今、貸借対照表などを都道府県には届け出を必ずしなければいけないということになっている上に、請求に応じて閲覧をさせなければいけないということもあって、その点では透明性を担保...全文を見る
○塩崎国務大臣 大原則は、医療法第五十四条の「医療法人は、剰余金の配当をしてはならない。」ということだったわけですけれども、また、これからもこれでいくわけですが、今お話のありましたように、十八年に持ち分ありというのは認められないということになったのは、やはりこういうようなことも背...全文を見る
○塩崎国務大臣 株式会社を入れる入れないというこの是非の問題でございますが、医療においては、非営利性を堅持することが原則ということになっております。これは、利潤を最大化する株式会社は、必ずしも患者に必要な医療を提供しないおそれがあるということなどが理由だというふうに思います。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御指摘に関連する疑問というのはいろいろあり得て、これは先生も事前レクでもお取り上げをいただいたと聞いておりますけれども、例えば、子法人に一〇〇%出資でないとだめだというのはなぜかという問題もありますが、そこにも象徴的に考え方があらわれているんだろうと思います。...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療連携推進法人の参加法人の病院同士の間で、病床の融通とか診療科の統廃合などを行う際の手続が発生する可能性があるわけですが、事前に参加法人間で病床融通等の方針を十分に調整を行っておくということ、それから地域医療連携推進法人、参加法人のそれぞれの社員総会等で意思...全文を見る
○塩崎国務大臣 病床削減先にありきという考えで私どもは今の医療政策をやろうとしているわけではないということをまず申し上げておきたいと思うわけでございます。  地域医療構想では、全ての患者がその状態に応じたふさわしい医療、介護が適切な場所で受けていただけるように、病院の機能分化、...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療構想における将来の病床数というのは、地域ごとに高齢化の進展の状況を織り込みながら、今後、病床の機能分化、連携を進めることを前提に、将来の客観的な医療需要を推計して、そして、この医療需要に対応する必要病床数として推計をするというものでございまして、医療費削減...全文を見る
○塩崎国務大臣 想定外の質問でびっくりしていますが。  言うまでもなく、我々、生まれてこの方、何度となく病気になって、そのときに助けてくれるのがお医者さんというので、昔は自宅に先生が来てくれた、そういうときでありましたし、私の祖母は自宅で亡くなり、その前に七年間、脳卒中の後は母...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直、私も最初、まだ自民党の政調会長代理をやりながら、成長戦略で、さっき先生お触れになられました、最初に非営利ホールディングカンパニー型の法人制度を創設するというのが出てきたときに、メイヨー・クリニックというのは総理もダボス会議でお話をされたので、そういうことをイ...全文を見る
○塩崎国務大臣 メイヨーにつきましては、総理がダボスでお話しになったときに、余り私は知らなかったのでネットで随分調べて、先生から今お話を頂戴したような創成期の苦労の話も勉強させていただきました。  メイヨー・クリニックについては、目的は、一体化された治療法と教育と研究と先ほどお...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御質問の前に、先ほど先生、大事なことで、教育と研究とそれから地域医療と臨床、これが一体でないといけないということで、さっきも申し上げたように、今回のこの法律をつくるのに随分私も悩んで、一つ聞いたのは岡山大学のケースで、これは、岡山大学の医学部附属病院も一緒に入...全文を見る
○塩崎国務大臣 その問題意識は既に私どもも同様に持ってまいっておりまして、今回の地域医療構想は、二次医療圏を基本としながらも、患者さんはそれと関係なく動いていらっしゃるわけで、特に東京なんかは典型でございます。東京は二十三区だけでも七つありますけれども、そんな中で、例えば港区あた...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘いただいたように、資料にあるように、順を追って新しい地域における医療の形というものをつくっていこうということでございますが、先ほども申し上げたように、今回の連携法人の言ってみれば目的の一つは、大事な一つは、地域医療構想を実現するためにもこれを使い得るという...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療構想の実現というのが大変大事であるわけでありますけれども、特に病床機能の分化、連携、これを強制的に進めるのではなくて、医療機関が地域医療構想調整会議、いわゆる協議の場と我々は呼んでいますが、この場で協議を行って自主的に取り組むということがやはり自然だし、ま...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に申し上げなきゃいけないのは、今先生が御指摘になっている二年間でこれだけどうして変わるんだという話と、それから医療連携法人の話とはまた別問題だというふうに思っていますので、その点は少し切り離して御議論いただくとありがたいなというふうに思っているところでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 実際、例えば大きな病院の、先ほど話が出ました岡山大学あるいは岡山を中心とした医療機関の連携などを見ても、それぞれ、当然のことながら、地域だけの病院、岡山大学附属病院みたいなものもあれば、日赤のように全国の病院もあれば、済生会も同じですし、労災ももちろん同じ。そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生からお配りをいただいた資料で、医療ソーシャルワーカーの機能が、病院からスムーズな地域復帰にとっていかに大事かというお話をいただいたわけでございます。  医療ソーシャルワーカーというのは、病院などで、患者それから御家族の抱えるさまざまな問題を聞いて、そして解...全文を見る
○塩崎国務大臣 高齢化がどんどん進む中で、地域において質が高いそしてまた効率的な医療の提供体制を確保するために、医療機関の機能の分担そしてまた連携に資するように、地域医療構想をこの三年間でつくっていただくことになっているわけでありますけれども、それを達成するための一つの選択肢とし...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、連携をして医療機関が複数集まるわけでありますから、大規模化が進む。それも、医療そのものが大規模化することももちろんあり得るわけでありますから、総理が、メイヨー・クリニックのようなホールディングカンパニー型の大規模医療法人ができてしかるべきだから制度を考えろ、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、最初に非営利ホールディングカンパニー型の法人制度というのを私が聞いたときには、まさに全国展開をしている病院のようなものをホールディングカンパニー方式でよりやりやすくするという意味かなというふうに思いました。オーナーは一人だったりするわけです...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはりそれは選択肢であって、これがないとできないとかいう話ではもちろんないわけであって。  それから、先ほど、成長戦略と関係ないということですねと言われるから、いや、そうじゃない、そうじゃないと申し上げましたが、例えば岡山の、これはホームページに出ているものです...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども少し阿部先生との間での議論がございましたけれども、御指摘のこの病床推計は、前も申し上げたとおり、内閣官房の専門調査会、もう御存じのとおりでありますけれども、医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会というところが、厚生労働省が取りまとめたガイド...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、内閣官房が出したのはあくまでも前提を置いて試算をした数字でございますから、それはそれとして、専門調査会のやった試算ということで、あくまでも、これはそれぞれの都道府県が医療事情を踏まえた上で、先生今おっしゃったとおり、みずからの目で、みずから...全文を見る
○塩崎国務大臣 もう言うまでもなく、社会福祉法人は、社会福祉法に列挙されている社会福祉事業のほかに、地域の幅広い福祉ニーズに対応する公益事業を行う法人として社会福祉法に位置づけられている法人であるわけでありまして、今回の改正案では、全ての社会福祉法人につきまして、地域における公益...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の病床推計は、もう何度も申し上げているとおり、内閣官房の調査会が、厚労省が取りまとめたガイドラインに基づいて、一定の仮定を置いて計算をしたということでございます。  地域医療構想における将来の病床数は、地域ごとに人口の変動や高齢化の進展の状況を織り込みなが...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療構想は、今後の高齢化が本格的に進んでいく中で、全ての患者がその状態に応じた適切な医療を受けられるようということで、将来の患者の医療需要とそれに対応する必要な病床数をそれぞれ都道府県で推計してもらって病床の機能分化、連携を進める、こういうものでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 実際、地域差があるということは間違いないことであって、医療費を持続可能なものにして、なおかつそれぞれの地域が地域の医療を決められるように、これから医療構想をつくっていくということをやっていく。  そういう中で、それぞれの地域の持続可能ではないかもわからないという...全文を見る
○塩崎国務大臣 ダボス会議で総理が言及したメイヨー・クリニックにつきましては、先ほど来お話があったように、約百の医療機関が一体的に運営されて、地域で質の高い医療を効率的に提供する体制を構築した。  私どもは、今回、この連携法人を考えるに当たって、やはり日本の中で、それも地域で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました確定拠出年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  我が国の企業年金制度等は、確定拠出年金法及び確定給付企業年金法のいわゆる企業年金二法の成立から十年余りが経過するとともに、長らく企業年...全文を見る
08月05日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、国内法の医師法が通じるかと、海外で、これについてでございますけれども、管轄権の及ぶ領域の範囲に効力が限られていることが国際的に広く認められておりまして、日本の法律である医師法やあるいは麻薬及び向精神薬取締法、こういったものにつきましては日本の領域内で...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○塩崎国務大臣 今回の情報流出につきましては、不正アクセスという問題で今警察も捜査を続けているわけでありますけれども、いずれにしても、個人情報が流出したことは間違いない事実でありますので、私どもも大変申しわけなく思っておりますし、機構がそれを守れなかったということも大変遺憾に思っ...全文を見る
08月10日第189回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 何をもって解決したと言うかは、検証を今しておりまして、原因究明と再発防止策を今徹底的に洗い直していただいております。それを全てやり切るということが大事であって、それをやらない限りは、ちゃんとやるべきことをやったとは言えないんだろうと思います。  おかげ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おわびのお手紙をお配りをしたりしてございますし、コストが掛かっているわけでありますが、現在までに、専用コールセンターの設置によるお客様対応、あるいは情報が流出された方々に対する今申し上げた郵送によるお知らせとおわび状、それからさらに、全国の新聞での広告、...全文を見る
08月11日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 無期雇用派遣労働者につきまして、有期雇用派遣労働者と比べて雇用の安定とかあるいはキャリア形成の観点から見ると問題が少ないということから、労働市場全体にとってより安定的な雇用を増やしていくという観点からは、労働政策審議会の建議を踏まえて、期間制限の対象外と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの無期雇用の派遣労働者の受入れについてでありますけれども、正社員から派遣で働く方への移動ということが進むことは派遣法の趣旨ではないと考えていることに加えて、無期雇用の派遣で働く方についてもその正社員化を推進をしてまいりたいということを何度も申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題はこれまで何度となく御質問を受けてまいりましたが、考えてみれば、まだこの改正法案は国会でこうして審議をしていただいているところでございまして、一部の派遣元事業主が、改正法案の内容の正確な理解もなく、ただ更新拒絶と。この理由として、改正法案を利用し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘がございましたように、石橋議員、そしてまた長沢議員からこの点については懸念が表明され、また前向きの対応をすべしと、こういうことでございまして、今、津田議員からも具体的な御提案をいただきました。  派遣元事業主が雇用安定措置の義務を逃れる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、派遣元管理台帳を前向きに活用すべきというのは前回も先生から御指摘をいただいたところでございまして、雇用安定措置の義務の履行をしっかりと図っていくことが重要であるという問題意識は我々としては共有をしているわけでありますが、今議員から御指摘をいただき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この雇用安定措置につきましては、派遣で働く方に対してもしっかりと周知を行っていかなければならないという問題意識は、今先生がおっしゃったとおりで全く同じでございますが、仮に法案が成立した場合には、厚生労働省のホームページとかあるいはリーフレットなどによって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この就業規則への明記ということを許可基準にすべしという今御提案でございますが、この御提案につきましては、雇用安定措置を就業規則へ明記させるということは、事実上労働者の権利として創設をするということになるわけでございまして、これは労政審でも労使でいろいろな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、雇用安定措置自体は、派遣労働者が派遣会社に履行を求めることができるとする民事的効力を規定するもの、直接保障するものではないところでございまして、先ほど申し上げたように、仮に就業規則へ明記をするということになれば、事実上労働者の権利とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、津田先生から教育訓練の実施に関する事項を就業規則に定めることを許可基準とすることについての御提案がございました。  教育訓練の実施を就業規則へ明記させるということは、これも先ほど申し上げたように、これは事実上労働者の権利として創設することとなるわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働契約申込みみなし制度の、これをうまく施行をし、また派遣で働く方の権利の保護の観点から、派遣で働く方が制度を理解した上で実際に活用していただくことが重要であるわけでありますけれども、どんな場合に対象となるかを派遣で働く方に認識いただくためのやり方という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、間接雇用という例外的な雇用の形であるがゆえに今のような形に会計処理はなっているんだろうというふうに思います。  会計は会計であり、我々は、やっぱり派遣労働者の権利は守るということは我々の責務として当然あるわけでありますから、会計の問題は金融庁の所...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、当然のことながら業法でございますので、直接的には派遣業を規制をするということでございますが、それによって派遣労働者の保護を図るということが達成をできるということをうたっている法律という位置付けでございますので、そういう意味で、最終的にはやっぱり派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日、メイテックのお話がございましたけれども、そういったかなりアッパーエンドの派遣会社はもちろんのこと、その他の、私の地元でも派遣会社がたくさんございますから、そういうところからもこの法律をしっかり通してほしいということはよく聞くところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 大臣室にも派遣で働く方にも来ていただきまして、そういった方々からも、是非我々の立場は守りながら働きやすいようにしてくれということは、私たちは繰り返し聞いているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、御心配をされることを誤解と言うのは大変失礼な話でありまして、我々としてはしっかりと私たちの法律の改正の意図が伝わるように、引き続き説明をしっかりとこの審議を通じて、あるいはそれ以外にも機会を捉えてしっかりとやっていかなきゃいけないということではな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用慣行が損なわれるというのが今この二条二項に入っているという御指摘をいただきました。  これは、例えばいわゆる正社員の方が派遣労働者に置き換わる常用代替、これが常態化をしてしまうとか、そういうような状況を想定をしているところでございまして、一般に派遣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 期間制限を設けるときにも、これは元々業務単位であったわけでありますけれども、これについては常用代替防止という考え方でございました。つまり、間接雇用という例外的な働き方をする派遣労働でございますので、いわゆる派遣先の正社員の方が取って代わられるということは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 岩盤規制という言葉はたしか津田先生からもお話が出たと思うところでございますけれども、私どもは、この労働者派遣法を含む労働法制につきましては、経済産業構造の変化に応じて、雇用の安定を図りつつ、働く方々の多様なニーズに対応した働き方を実現する観点から、今後よ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々アベノミクスで労働市場において達成をしたいと思っていることは、やはり様々な方々が多様な働き方を選択できるということが大事なことで、そして、それはまた逆に労働を、言ってみれば働く人を必要とする側のニーズでもあって、それをうまくどうマッチングさせるかとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 成長に資するというのは、私の理解は、労働市場が言ってみればスムーズに機能することが最終的に成長に結び付くということではないかと思いますので、その労働供給、需要がうまくマッチされるようにするための一つとして派遣法があるのかなというふうに先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、私どもはこの派遣事業そのものの成長とかいうことを考えているわけでは決してなくて、申し上げたように、我々にとって大事なのは経済全体、つまりこれは暮らしそのものですから、これが豊かになって生活水準が上がるということが一番大事なことであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、今回もそうですけれども、我々、現状を調査で調べたところ、いわゆる正社員になりたいという方々と、様々な事情でむしろ派遣のままの方が働き方として今はいいと考えていらっしゃる方が大体半々ぐらいおられると、こういう認識を持っているわけでございますが、今回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行法における期間制限の上限に達した際の受入れを延長するための意見聴取が、過半数労働組合等から意見を聴くだけの一方通行的なものだったという反省に近いものもあって、今回の改正法案では、事業所単位の期間制限の延長の際の意見聴取については、できる限り双方向でコ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、維新の党から法案の提案もいただいているわけでございますが、私どもとしても、均衡待遇につきましては今回もよりそれを徹底するということで我々も提案をしているわけでありますけれども、また先生方が御提起をされている法案についての審議も近々あるというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 添乗員が例に挙げられましたけれども、今回、二十六業務について期間制限を今までと異なって原則課すということにするわけでありますけれども、現行制度の期間制限については、今までは派遣先の正社員と派遣で働く方の常用代替のおそれが少ない業務ということで、二十六業務...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、二十六業務の方々について失業のおそれが出てきているんじゃないかと、先ほども解雇の通告が行われているというお話を頂戴をしたわけでありますが、先ほど申し上げたように、その中でも長年この二十六業務に従事をしてきた方々の派遣労働者の皆さん方には、無期雇用派遣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  年齢でかなりいった方で雇用を切られるんじゃないかという御心配をされている方がおられますけれども、これについては派遣先の指針において、これは年齢で差別をすることは特定することでありますので禁じられておりますから、こういうことがないようにしてまい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日は、特に先生は女性あるいは若者の働き方について重点的にお話をいただいたわけでございますが、我々にとって本当に女性そして若者が元気で明るく働いてもらえるということが大変大事だということはもう間違いないわけで、それぞれ夢も希望もある中で、それぞれのまたラ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのようなことを申し上げているわけではなくて、ただ、正社員として働きたいという、不本意ながら派遣で働いていらっしゃる方々については、正社員になる道を開くと。そして、今の自分のライフステージに合った形で派遣で働くということが今のところは自分の選択だというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来お話し申し上げているように、派遣という働き方については、ワーク・ライフ・バランスの観点から積極的に選んでいる方と、必ずしもそうではなくてむしろ正社員を望んでいらっしゃるという方がおられるというわけで、特に今、派遣の場合には直接雇用ではないわけで、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回新たに義務付ける、例えば先ほどお話し申し上げたキャリア形成支援制度を義務化をして、なおかつ許可の条件にするということで基準に立てるわけでありますけれども、そういうようなことをやる、あるいは雇用安定措置といったもので直接雇用への道をつくるとか、そういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、派遣で安定的に働くことを希望する方、この方々については、より安定した無期雇用で働いていただくことが望ましいのではないかというふうに考えておるわけでございますが、一方で、今回の改正案は、正社員を無期雇用派遣労働者に置き換えようとするいわゆる常用代替...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案では、無期雇用の派遣で働く方は有期雇用の方に比べますと雇用の安定とかキャリア形成の観点からやはりこれは相対的に問題が少ないということから、労働市場全体としてより安定的な雇用を増やすという観点からすると、労政審の建議にもございますように、それを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事業所単位の期間制限に関して労働契約申込みみなし制度の対象となるのは、過半数労働組合等の意見聴取をすることなく事業所単位の期間制限を超えて労働者派遣の受入れをした場合でございます。  過半数労働組合がないなどの理由で過半数代表者を選出して意見聴取をした...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この労働者派遣制度におきましては、派遣先のいわゆる正社員と派遣で働く方の置き換えというか常用代替を防ぐために、臨時的、一時的な利用に限ることを原則としてまいりました。これは、派遣の受入れサイドの視点に基づいて、派遣先のいわゆる正社員を守るための規制であっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度か申し上げておりますけれども、派遣労働というのは、やはり雇用の安定性とかキャリアを付けにくいとか、キャリア形成がなかなか図られないというような弊害があるわけでありますので、派遣労働を臨時的、一時的な働き方として、有期雇用の派遣で働く方には同じ職...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、行田委員が御指摘になったような、臨時的、一時的な仕事とか業務あるいは欠員補充に限定してはどうだというお話がございましたが、フランスとかベルギーなどでは臨時的、一時的な仕事や業務とかあるいは欠員補充などに限定をしているというふうに聞いております。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) キャリアアップというのはそもそも何かというのがありますが、個人の職業上の能力を向上させることとか、あるいは職制上の地位が上がるとか、あるいは待遇が改善をするとか、そういうことを総称してキャリアアップと称するんだろうというふうに思いますが、一般的に、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたとおり、今回の改正案は、派遣労働を臨時的、一時的な働き方として位置付けることを原則とするとの考え方の下で、労政審の建議に基づいて個人単位の期間制限を新たに設けるわけでありますが、同じ職場への派遣は三年を上限として節目節目でキャリアを見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございました特定労働者派遣事業というのが今届出制でございますけれども、現在四分の三が届出制となっておりまして、この届出による特定労働者派遣事業、これにつきましては、一つは雇用する労働者の中に有期雇用で働く方が多く含まれている、それから、許可制の下...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日は、産業医を御経験になった先生から、間接雇用であるがゆえの複雑な、健康管理の不十分な点について御指摘をいただいたところでございます。  一義的には雇用関係を有する派遣元が責任を持って健康管理を行うということでありますけれども、まずは派遣元で健康管理...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案では、公労使で構成する労政審の建議を踏まえまして、派遣労働は臨時的、一時的を原則としつつも、無期雇用の派遣で働く方については、雇用の安定やキャリアアップの観点で問題が少ないために、この原則の例外として、期間制限やそれを前提とした雇用安定化措置...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 無期雇用となることをもって雇用が安定しているとみなすのは問題じゃないかと、こういうことでございましたが、無期雇用の派遣で働く方は、有期雇用の派遣で働く方と比べまして雇い止めがないなど雇用の安定やキャリア形成の観点から相対的にこれは問題が少ないと考えている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣元が次の仕事を見付けられなくなったことなどを理由に無期雇用の派遣で働く方を休業させる場合には、今お話がございましたけれども、原則として休業手当、この支払が必要になるわけでございます。一般に、派遣元は派遣を行わなければ派遣料金を得ることもできないために...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは先ほどお答えしたとおりでございまして、当然、無期雇用で雇っている場合の派遣労働者については、派遣元としては、やはりこれはできる限り速やかに新たな派遣先を紹介をしないと休業手当を払い続けるということになるので、休業手当が暮らしに十分ではないというお話...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十三年の十月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した調査によりますと、労働者の就業形態は、派遣、嘱託、契約社員というのが一つのジャンルとして把握をされているわけでございまして、派遣労働者のみについての継続就業率を算出することは、これはなかなかできな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 育休から復帰をした場合のお尋ねが今ございましたが、復帰をしたけれども既に元の派遣先に後任がいるというような場合、あるいは当該派遣先との派遣契約が終わってしまっているなどの事情によって元の派遣先に再度派遣することができない場合には、派遣元は当該派遣労働者に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、派遣元が新たな派遣先を確保することは義務付けられているかということでお尋ねがございましたが、それは義務付けられてはおりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、その派遣先を新たに探すことが努力をされても見付からない場合はどうするのかと、こういうお尋ねだったと思いますが、もちろんまずそれが、派遣の方が無期雇用の派遣であれば、これは労働契約が継続する限りは、雇用契約が継続をすることによって、仮に仕事がなくても休...全文を見る
08月18日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃる気持ちも、それから今御指摘になった点についても、ごもっともなところがあると私も思いますが、一方で、先ほど、通常の労働者という言葉が法律の中で使われていて、これ実は法律といっても、先ほど来出ているのはパートの法律だけ挙がっていますけれども、実は、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘の点はよく理解できるところでありますが、先ほど申し上げたように、現実の雇用の形態というのが本当に多様化して、挙げ句の果てに、例えば無期雇用の派遣労働者も、うちの正社員と呼んでいる人たちが派遣元にもたくさんおられるので、私も正直、この法律の準備の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から、前回からも議論を聞かさせていただいて、御指摘の点は大変重要な点だと思います。  前回、赤澤副大臣が来て、これは津田先生の御質問だったと思いますが、会計処理の問題を議論いただいたわけでありますけれども、このマージン率というのは、言ってみれば派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今部長からお答え申し上げたように、これは特定目的行為ということで禁止をされているものでございますので、私どもとしては、ちゃんとしっかりと指導をしていかなければならないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今るる先生からお話をいただきましたが、我が国では、いわゆる正規雇用については、終身雇用とかあるいは年功序列賃金といったこれまでの雇用慣行によって処遇をされてきておりまして、職務内容のほかに、勤続年数とか能力とか責任の大きさ、あるいは転勤の有無とか、様々な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も総理を含め申し上げてきたことでございまして、同一労働に対して同一賃金が支払われるという、ヨーロッパではかなりそれが履行されているというお話を今頂戴いたしましたけれども、この仕組みについては、やはり大変重要な考え方であり、働く方にとっては大事な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、方向性として、できる限り同一労働同一賃金というか、均等待遇、均衡処遇ということはずっと言ってきたことで、特に、まずは、いきなり均等ということでは今申し上げたような課題を乗り越えられないかも分からないので、まずは均衡を徹底的に追求していこうじゃない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、牧山委員からILO百七十五号条約についてのお尋ねをいただきましたが、パートタイム労働に関するILO百七十五号条約というのは、パートタイム労働者が比較可能なフルタイム労働者に与える保護と同一の保護を受けることを確保するための措置などについてこれは定めた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 院からの御要請についてはよく理解をしているところで、今後、社会状況の変化などを踏まえながら、そして労働法制に関する様々な国会での議論などを踏まえて、必要に応じて検討を実施することは言うまでもないわけでありますが、ただ、今申し上げたように、自分の企業じゃな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどEUに関する御質問をいただいたときに、パートタイム労働者についての均等待遇から遅れること十一年たって、派遣労働者についてEU指令ができたというお話がございました。  今お話にありましたとおり、私どもとしても、均等待遇を目指すということ、あるいはこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、実体規制の法制化だけではなくて、当事者間の努力を側面的にバックアップするということについての重要性を今御指摘をいただいて、そのとおりだと思いますので、私どもとしては、この法案が成立した暁には、まずは本法の第五条に規定をされた調査研究、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りいただいたのは二〇一二年七月の日経新聞でございまして、今の御指摘の点、つまり明日への投資というか、将来世代への投資が陰ってきているじゃないかと、こういう御懸念は、それは恐らく今も共通する点がまだまだ残っているというふうに思います。  近年の企業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 文科大臣ではございませんので、教育関係について余り多くを申し上げるわけにいきませんし、厚生労働大臣としては、やはり職業能力の開発という意味において、今先生がおっしゃったように、将来を見据えて若い人の力を付けて、仕事のあるところで頑張ってもらうということが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、やっぱり人間力というか若い世代の人たちの生きていく力というものを、それを一つの形として職業の能力ということで付けていくというのが厚生労働省としての役割ではないかというふうに思いますので、それについて私どもとしてもこれまで以上に、人...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど私も答弁を申し上げましたけれども、企業の枠を超えて同一の活動部門に雇用されているフルタイム労働者との均衡待遇を図るということで、これはなかなか、自分の企業外の正規の方と均等待遇にするということについて、どこまで働いていらっしゃる方々が受け入れ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、パートの労働者につきましての職務分析とか職務評価というものについての、是非やるべきだというお話をいただきました。この職務分析とか職務評価については、均衡の取れた賃金決定を促進する上で、おっしゃるとおり有益なものだというふうに思っております。  一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、衆議院の段階で御答弁申し上げた際に、今御指摘のようなことを私は申し上げたと思います。  派遣で働く方の賃金の決定というのは様々なもちろん要素が考慮されているわけでありますけれども、一般に、派遣で働く方が従事する仕事の内容が派遣契約の中で明確にさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案では、もう御案内のように、先ほど余り効果が期待できないんじゃないかというお話でございましたけれども、派遣元に派遣先から労働者の賃金情報について提供するということをやって、これを配慮義務ということにしたわけでございまして、派遣で働く方と派遣先に雇...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の具体的な案件がございましたが、一般的には、こういった委託の中身については当然のことながら関係する省庁、担当する省庁がきちっとした決定をしなければならないことであって、その上で、厚生労働省としては、今お話がありましたけれども、こういったことが労働関係法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございました制度の共通化の推進でございますけれども、現状では、依然として正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の賃金の水準に大きな格差があったり、雇用の安定化などについても格差が存在をしているわけでありまして、こうした状況の解消を目指す、特に派遣に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 男女雇用機会均等法が導入されてから三十年たったわけでございますけれども、現在もなお実質的な格差というのがやっぱり男女間で残っているというのは、先生今御指摘なさったとおりだというふうに思います。  女性の活躍に向けては、男女雇用機会均等法に基づいて性差別...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も総理を含めて御答弁申し上げてきたように、同一価値の労働に対して同一の賃金を払うという考え方は極めて重要であって、私どもも均等待遇ということを視野に努力をして研究を続けていかなければならないというふうに申し上げているところでございまして、先生今...全文を見る
08月20日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からの御指摘をお聞きをいたしておりまして、やはり直接雇用ではない間接雇用であるがゆえの様々な問題が内在をしていると。それを、ですから、解消に向けて努力をせにゃいかぬということかなということをまず感じたところでございます。  今回の改正案は、もう御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 委員の御依頼で今、高階政務官から御説明申し上げました調査によって、過半数労働組合などの賛成を得ずに二度にわたって就業規則届を届け出た事業所の割合が一定程度存在するということが、今御説明をいただいたところでございます。  一方で、今回の改正案では、過半数...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣先の事業主に対する団体交渉応諾義務、この点につきましては、持ち株会社や投資ファンドなどの他のケースも含めて、労働契約の当事者以外の事業主全体の課題として検討すべきものではないかというふうに認識をしているところでございます。  派遣先の使用者性に関す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 有期雇用の派遣で働く方につきましては、労働契約申込みみなし制度が適用された場合でも、今御指摘がございましたけれども、派遣先に有期雇用されることになるために、その契約終了後の継続が必ずしも保障されていないということは先生御指摘のとおりでございまして、その上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣で働く方が直接雇用を希望されて、派遣元が派遣先に対して雇用安定措置として直接雇用の依頼を行った場合は、これができる限り実現することが当然これは望ましいわけであります。  そのためには、派遣先の協力も重要であるために、今回の改正案におきまして、派遣先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 初回の許可の問題等につきまして今御指摘をいただきましたけれども、御指摘のとおり、初回の許可を受けた事業主につきましては、許可時点で事業実績がまずないということから、適格性に課題があるのではないかとの指摘は審議会の委員からもこれまで出されてまいったところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、坂口部長の方からも申し上げましたけれども、事業所単位の期間制限につきましては、引き続いて今までの業務単位の制限と同じように常用代替の防止を図るためだということでございますが、専門的な知識、技術、経験を必要とする人材を迅速的確に雇用するなどの観点から、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三か月を考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、あくまでもこの派遣労働は、もう何度も繰り返して申し上げてまいりましたけれども、臨時的、一時的な働き方ということで受け入れるというときにこの派遣というものを使うということになるわけでありまして、今副大臣から答弁申し上げたように、おお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、石橋先生の御趣旨は、私の理解するところによれば、クーリングオフ仮に三か月とした場合に、一回意見聴取で駄目だというお考えを組合側から頂戴をして、その派遣先が、じゃ、やめましょうということになった後、三か月間でまた何事もなかったようにやるのはおかしいじゃ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたのは、労政審でこのクーリング期間もどうするかを議論していただき、そして今御指摘をいただきましたので、そのクーリング期間で悪用して結局同じことを繰り返していくということがないようにする手だても一緒にどういうふうなことがあり得るのかを考えていただ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、この意見聴取を含んだ事業所単位の期間制限というのは、派遣の受入れを法律で一律に制限するということではなくて、現場をよく知る労使の判断に委ねようというのが元々の考え方であるわけでありまして、それを前提に組み立てているということをまず申し上げなければな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、Aさんの場合のキャリアアップというのはどうなんだと、こういう御質問でございました。  個人単位の今回初めて三年間の期間制限というのを導入するわけでありますが、派遣で働く方が、もうこれは何度も申し上げておりますけれども、節目節目で自分のキャリアを見詰...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは処遇は、もう先生分かっておっしゃっているんだろうと思いますけれども、これは派遣元が最終的には決めるわけでありますので、そこのところがどういうふうになるかというのは、結果として今申し上げたようなことが起こる蓋然性が高くなるように条件整備をするという意...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもがいただいていたその事前通告の質問とちょっと必ずしも合っていないかも分からないので今確認をしておりましたが、今の御質問は、確認させていただくと、このBさんのケースで、既に義務が発生をしていたけれども次の働き口、働き方が決まる前に労働契約が切れた、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、派遣契約、これ継続就業期間で三年見込みとか、そういうことで図っているということで今お話があって、一年未満の場合の打切りを派遣契約においてなされた場合の話をいただいたと思います。  この通算雇用期間が一年未満であったとしても、派遣契約終了後に労働契約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、私どもから提案をしている制度のままではなかなか難しいような感じがいたしますが、今複雑なケースなので、少し整理をして、先生の方にまた御相談を申し上げて、どうするかを考えてみたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣で働く側のサイドとしては、なかなかどのようなステータスに自分があるのかということがよく分からぬということを今お話をいただいたわけでありますが、この雇用安定措置につきましては、制度の周知をしっかりと派遣で働く方に対してしなければならないというのは先生今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用安定措置につきましては、派遣労働者が派遣会社に履行を求めることができるとする民事的効力を規定する定めではございませんので、先ほど申し上げた、労働者の権利というのはそういうふうになるんだということを申し上げましたが、そこは今度は使用者側がどういうふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) どの措置を希望するかということを派遣で働く方から聞くべきじゃないかと、こういうことでございますが、雇用安定措置の趣旨は、個人単位の期間制限が派遣で働く方の雇用の機会に悪影響を与えないようにしようというものでございますが、雇用安定措置を円滑に講ずるためには...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 石橋先生、これ今回、雇用安定措置は、現行法で派遣元は派遣期間終了後の雇用継続を図る義務、責務がなかったがゆえに様々な混乱もあって御苦労される方もたくさんおられた、そういう意味において、今回これを義務にするということにおいて、派遣で働く方の雇用継続を図ると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、労働契約法第十八条の点についてお触れをいただいたわけでありますが、短期間の反復更新を繰り返すことで五年、十年と同じ派遣先で働き続けてきた有期の雇用の派遣で働く方々については、労働契約法十八条に基づいて、通算五年を超えた段階で希望に応じて当該労働契約終...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な今回新たな義務を課しているわけでありますから、それがちゃんと実効性のあるものとなるためには、今先生がおっしゃったようなことを含めて、何が一番ふさわしいのかということを実効性を持たすために考えてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 日にちは私も正確には記憶しておりませんけれども、今月開催をする際に意見書をお配りをするということは事実でございますが、この患者申出療養については、御案内のように、二十八年の四月の施行に向けて、詳細な制度設計に関する議論を中医協で進めていただいております。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、この患者申出療養というのは初めて行う制度でありますから、特にそれを必要とされている、利用しようというふうに考えていらっしゃる方がどのような形でお使いになりたいのかとか、そういうことを聞くのは大変大事なことだと私も思いますので、今申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そういう方向で何ができるのか、事務方に検討させたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正で個人単位の期間制限を設けることによって、実質的に安定して働いていらっしゃる一部の方々、これは無期雇用で約六%、通算派遣期間で三年超の方、これが一七・二%。これについて、現在無期で働く方約六%については、今回の期間制限の見直しの対象外でまずある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、今回の改正の意味合いについてお話がございましたけれども、改正に当たりましては、改正に先立つ検討会で、派遣で働く方や派遣元、派遣先からヒアリングを行ったほか、公労使の労政審で議論をしていただきました。それから、派遣労働者や派遣元、派遣先の実態を把握する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用安定措置の義務の履行というのがしっかりと行われることが大変重要だというふうに我々は考えておりまして、その問題意識は先生とも共有をしているというふうに思っております。  雇用安定措置の実施状況を派遣元の管理台帳に記載をするということについては、手続規...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、実効性のあるようにしていくための手だてを考えて実行をする、それは当然やるために考えるわけであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 政府といたしましては、働く方の自発的な意思に基づく労働移動というものを支持、支援していこうということでございまして、それを、例えば成熟産業から成長産業へと円滑に人材が移動し、大事なことは失業なき労働移動ということが実現することが基本だというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたように、成熟産業から成長産業へというのは、言ってみれば付加価値がより高いところに行く、つまり、陳腐化して対外競争力もなくなって高いお給料は出せないというようなところから出せるところに産業が変わり、そこに人も動くということを、自らの意思で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣先と労働者の間に雇用関係がない派遣労働につきましては、派遣先において正社員から派遣労働者への置き換えを防ぐことが課題とされてまいりました。今回の労働者派遣法改正案におきましても、このような常用代替防止という考え方を維持することとしているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 常用代替防止の原則は、あくまでも派遣先の、今先生からもお話ありましたが、いわゆる正社員、常用労働者と派遣労働者の代替を生じないようにするという原則であって、派遣先にある恒常的な業務について派遣労働ではなく直接雇用が担うべきということまでを意味するものでは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、パートなどの、私が答弁いたしましたけれども、従来パート労働者が担っていた業務や専門性が高い業務について派遣で働く方が担うこととなった場合の話を今申し上げましたけれども、私どもが言っている常用代替防止というのは、基本的にはこれは常用雇用の代替ということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働契約上の雇用主、いわゆる派遣元と、業務の指揮命令を行う者、これ派遣先でありますが、この二つが異なって、いわゆる間接雇用というのにつきましては、これも何度か申し上げてきているように、中間搾取とか強制労働が行われやすい形態である、あるいは雇用主責任が不明...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、労働法制という法律を取り上げる場合には、いわゆる直接雇用が原則と明文化した規定は存在をしているわけではないわけであります。  直接雇用をしかし希望される方には、そのような働き方を実現していくことが基本であるということも同時に考えているわけであっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、法律で定められて直接雇用が原則だというのは存在をしておりませんけれども、考え方としては、直接雇用が原則であるという考え方を私たちも持っているということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先ほど直接雇用は原則だということを申し上げました。そして、基本だということを申し上げました。もう一つは、常用代替防止のために、例外的に間接雇用である派遣法を法律でもって導入をしてきたということも申し上げました。  先ほど来先生が御指摘になっていらっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生も今申し上げたように、直接雇用は原則だということを言っているわけで、法律で定められた禁止行為ではないわけ、ここで例外的に派遣が認められているように、ということでありますので、そこのところは問題はないのではないかというふうに考えているところでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども述べましたとおり、常用代替防止の原則は、派遣先の常用雇用労働者、いわゆる正社員と派遣労働者の代替を生じないようにするという原則であるわけであります。  これは、必ずしも現に今派遣先で働く常用労働者の雇用機会の保護のみを意味するものではなくて、派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 常用代替防止の原則については今繰り返し申し上げてまいりましたけれども、必ずしも現に今派遣先で働く常用雇用労働者の雇用機会の保護のみを意味するものではないと。先ほど申し上げたように、派遣先の常用労働者の雇用機会、これを不当に狭めてはならないということも入っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、労働保険特会のことにつきましてお尋ねをいただいたわけでありますけれども、この特会の失業等給付の積立金は、不況期に当然備えて好況期にしっかりと積み上げるということが原則であるわけでありまして、一定程度の積立金は当然必要なものだろうというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました複数の雇用関係を持つ労働者、いわゆるマルチジョブホルダーの方につきまして、複数の雇用関係に係る労働時間を通算して適用する場合には、事業主が雇用する労働者について他の事業主の下での労働時間を把握することはなかなか難しいということ、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としての政策という意味で申し上げれば、働く方の希望を踏まえつつ、やっぱり御本人の選択というのが大事で、その上で雇用の安定化を図ることが重要だというふうに考えるべきかというふうに思うわけで、様々な今働き方、あるいは様々な企業サイドの雇用の形もある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいて、全労働者で六四・七、派遣労働者で五四・八という安全衛生教育の実施状況でございまして、この差は一体何だと、こういう御指摘を、今、薬師寺先生からいただきました。  事業者が非正規労働者に対する安全衛生教育を実施していない要因としては、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には、やはり現場を知るということが行政の基本だろうというふうに思いますし、我々政治家もやはり現場に行くということが大事だということは、これまでも自ら努めてまいったところでありまして、今のような点について、厚生労働省の労働安全衛生などを含めてこの現場...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただきましたように、臨床研修が始まったとき、それから七対一の配置基準が導入されたときなどについて、地域でかなり医療資源が大都会に集まったり大病院に集まったりということで、影響を大きく受けたということを私どもも振り返って反省を込めて感じているとこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の見直しによりまして、これまで期間制限の対象外であったいわゆる二十六業務に従事をする派遣で働いていらっしゃる方々の中には、今御指摘がございましたけれども、新たに期間制限の対象になることに伴って派遣の打切りということが行われるとの御指摘がなされているこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日程的に大変厳しくなってきていることは承知をしているわけでありますが、私どもとしては政府案を提案をした立場としては、引き続いて国会での速やかな御審議をお願いをしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもは、閣法として閣議決定した上で法律を国会に提出をいたしたわけでございまして、そこからの扱いにつきましては国会での御審議と、そして国会での御議論の上で決まってくるのではないかというふうに思いますので、今お話があったように日程的に大変厳しくなっていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返しで恐縮でございますけれども、引き続いて国会で速やかな御審議をお願いをするということを、お願いをひたすら申し上げなければならないということだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる一〇・一ペーパーについては、たくさん議論を重ねさせていただいてまいっておるわけでございますけれども、昨年冬頃、この法案の施行日の説明を行う際に、議員の方から個別に御質問があった場合に補足資料として作ったということで、職安局の担当課が作っていたとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もうこれは繰り返しになりますけれども、私どもは閣議決定をした本法案をお出しをして御審議を願っているわけでありますので、大変厳しい日程の中ではございますけれども、速やかに御審議を賜れればというふうに思います。
08月21日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第34号
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○塩崎国務大臣 まず、今回の改正法案につきましては、中長期的な公的年金の給付調整が進む中で、公的年金の給付と相まって国民の老後所得の保障を図るために私的年金の加入率向上を図ることが重要だということから、企業年金の普及拡大、そして老後に向けた自助努力をしやすい環境を整備していくとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の商品提供規制に関する改正というのは、社会保障審議会企業年金部会におきまして、企業年金は労使自治のもとに運営されるものであって、DC制度における運用商品提示の基本でありますリスク・リターン特性の異なる三つ以上の商品という規制に一本化をして、あとは基本的には労使...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今回これを削除しても、もともと労使自治で、今十八本ぐらいが大体普通だということをおっしゃいましたが、そういう商品提供がなされるわけで、その中に何を入れるのかというのは、それはやはり会社の社員の皆さん方のお考えを踏まえて労使が決められるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 確定拠出年金を最初につくる際に、私もまだ若手国会議員でありましたが、一緒にやった記憶がございます。当時は確かに、四〇一kといっても誰も知らない、そういう中でこの制度が入れられたわけでありますけれども、いろいろな議論がありました。ERISA法みたいな法律がそもそもな...全文を見る
○塩崎国務大臣 適用拡大の問題を主におっしゃっているんだろうと思いますが……(長妻委員「いや、適用拡大じゃない。ルール上入らなきゃいけない方が、違法で」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 適用拡大の問題であるならば、これはまず第一歩を進めることになっていて、これからさらにその拡大を広げていこうということを言っているところでございます。
○塩崎国務大臣 これについては、記録問題のときに随分注目をされたことでありまして、国税との情報共有をして、そしてその対象先、つまり、本来厚生年金に入らなければいけないのに、言ってみれば国民年金に入るように仕向けているような企業が見つけられた場合に、それを見つけるのにまず国税との情...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、セキュリティーポリシーに反している例があったのか、こういう御質問でございました。  結論からいきますと、セキュリティーポリシーどおりにやっていないというケースが厚労省においてもあったと認めざるを得ないと思っております。  このセキュリティーポリシーに基づく...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはお配りをいただいているものにもありますが、NISCの報告書の中でも触れていただいておりますけれども、行政事務従事者、つまり係長ですね、これがインシデントを認知した場合には、その者が所属する課室長等に報告をし、課室長等の指示に従う、こう明示をされているわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げてまいりましたけれども、まず、NISCから報告書が昨日出ました。そして、きのう年金機構の報告書が出て、みずからの目で見たわけでありまして、NISCの方には厚労省の役割についてもお触れをいただいていますが、今の先生が御指摘になったような点は、機構...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げてきていることでもございますが、基本的な考え方は、今お配りをいただいたもの、つまり、保険料財源というのは、やはり保険事業の運営に直接かかわる経費、それから税財源は、年金記録問題のときのお話を今いただきましたが、これは国の事務処理誤りによって発生...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生よく御存じのことでありますが、今回の年金機構の調査委員会の報告書の中にも、別添資料の四というところに、いわゆる基幹システムと、それから業務で内部処理でやっているインターネットに開かれたシステムと、この二つの系列があって、基幹システムは、この中の情報を持ち...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、NISCの報告書の中にも、業務系端末、つまり基幹システム、これからの外部通信等々について記述がございます。  そこに、説明どおりの設定となっているというのは、「業務系端末から厚労省統合ネットワーク経由の外部通信は、スイッチ及びファイアウォールにより遮断され...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が二十八日に初めて一報を聞いたということを御存じの上でお聞きになっているだろうと思いますけれども、当然その時点では私は全く情報は持っていませんでしたので、対応も特にしているわけではございません。
○塩崎国務大臣 これは、きのうの年金機構の報告書にもございますが、手順書に従った手順はとっていましたが、残念ながら、しかるべき、上司への報告という大事な手順が抜けていたということがございました。  しかし、例えば五月の八日でも、異常な通信をしている端末を特定して抜線をするという...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど長妻委員にも御答弁申し上げたとおりでございまして、セキュリティーポリシーに基づけば、本来、参事官そしてまた課長が必要な連絡を行う、そして対応すべきでありましたけれども、それを、係長レベルから上がってこなかったがゆえに、やっていないという意味において、...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構法の第一条には、この年金事業は、厚生労働大臣の監督のもとで、厚生労働大臣と緊密に連携をして行うべきと書いてあります。  したがいまして、先生の今の御指摘は私も全く同じ認識であって、この問題の根深さというものを、これは年金機構だけの問題ではなくて、年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、私どもがまずやったことは、第三者委員会の甲斐中委員会に徹底検証をお願いするということをやりました。それがきょう夕方出てくるというふうに理解をしているわけであります。  一方で、私ども厚労省の中も、当然、今回の事案を通じて明確になった厚労省のさまざまな...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう先ほど来申し上げているとおりであって、年金機構の業務というのは全て厚生労働大臣の監督のもとでやられるものであります。それも、ただ監督のもとではなくて、緊密な連携のもとでやらなければいけないと日本年金機構法第一条に書いてあるわけでありますから、当然のことな...全文を見る
○塩崎国務大臣 この件に関しましては、本年三月下旬に、日本年金機構が封入、封緘業務等を委託しておりました会社から、本年四月以降の業務の履行ができないとの申し出があったことによって、本年三月末日で同社との契約を解除したということだと理解をしております。  また、機構の方では、同社...全文を見る
○塩崎国務大臣 大変悪質な事案であることは、もう言うまでもないと私も思っています。  ただ、民間の企業の資金繰りや支払いの問題でありますので、いついつまでにということを私どもが申し上げるのはなかなか難しいと思っております。  基本的には、賃金の未払いにつきましては、事業主と労...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構におきまして、共栄データセンターとの連絡を試みておるわけでありますけれども、連絡がとれておらない、そして、同センターとKDCキャリアコンサルティングとの関係について直接確認はとれていないというふうに理解しております。  しかしながら、労働者や現場の監...全文を見る
○塩崎国務大臣 このガバナンス改革でございますけれども、法人形態の変更も含めたGPIFのガバナンス体制強化については、昨年の「日本再興戦略」改訂二〇一四を踏まえて、社会保障審議会年金部会において法改正の必要性も含めて御議論をいただいておりまして、そこでの議論の内容を踏まえて検討す...全文を見る
○塩崎国務大臣 マイナンバーの件でありますけれども、これは先生、ずっと前からいろいろ御心配いただいておりますが、国民の皆様の生活にとっては極めて重要な制度であると思っていますし、引き続き、関係省庁と連携して、個人情報の保護に万全を尽くしながら、マイナンバーに対する理解を深め、前に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話があったように、公助、共助、自助という分類を仮にした場合にどういう色分けに今回の法改正はなるのか、こういうことでありますけれども、これはもう言うまでもなく、確定拠出年金の加入者の範囲の見直し、広げる、それから小規模事業所の事業主による個人型の確定拠出年金への...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの足立先生の議論の中で、公助、共助、自助というのがありましたが、先ほど申し上げましたように、この確定拠出年金というのは、やはり自助努力の支援をするということで、より人生の将来像に安心感が持てるように、その仕組みではないかというふうに思うわけであります。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げておるように、厚労省も私を含め、そしてまた年金機構も水島理事長を含め、今回の事案についてけじめをつけなきゃいけないということは、もう申し上げてきたとおりであります。それは、年金機構法にありますような、私ども厚労省にとってはしかるべき監督と、そし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回御審議をいただいております法案は、いわゆるライフコースとか、あるいは働き方の多様化が進む中で、企業年金の普及拡大を図るとともに、老後に向けた個人の継続的な自助努力を支援するため、確定拠出年金等の法改正を行う、こういうものだというふうに思っております。  特に...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本証券業協会が投資アドバイスを導入すべきと、こういうことを今御質問いただきましたが、確定拠出年金法におきましては、個別の商品に言及せずに一般的な投資の知識を向上させるための投資教育を行うこととされている一方で、加入者の不利益となる運用商品を過剰に勧めるリスクを避...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆるマッチング拠出は、企業年金が従業員の福祉の向上を図るものであって、事業主拠出が基本であることから、事業主の掛金負担が従業員に転嫁をされて従業員拠出が基本となることがないように、事業主の拠出を超えて従業員が追加で拠出することができない仕組みとしております。 ...全文を見る
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の骨太の方針の中で、社会保障につきましては、今先生、御高齢の方々が減らされるんじゃないかという御心配をされているというお話でありますけれども、まず第一に、明確なことは、急速な高齢化が進んでいる中で社会保障関係費は今後ともやはり増加はしていくということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お触れをいただいたように、東日本大震災の教訓などを踏まえて、将来発生することが予想される大規模災害への対策というのがとても大事だということであり、今お取上げをいただきました鋳鉄管、そして鉛管、こういった耐震性が低い管路の更新は極めて重要だという御指摘は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本来、日本の社会はあらゆる年代が助け合うという社会だったはずでございますので、今お話をいただいたような中学校、高校の生徒さんが介護にも当たる、資格も取る、大変私は前向きに評価をさせていただきたいというふうに思います。
08月25日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、検証委員会から報告書が出てきたわけでございますが、その前に、NISCからも今回のサイバーセキュリティー事案についての報告書がございました。加えて、機構からも当然自らの検証が出てきたわけでありまして、これらを踏まえていかなければいけないというふうに思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、甲斐中委員長のこの検証委員会の報告書で私は初めて中身を知ったところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、検証委員会の委員長の甲斐中委員長も記者会見でお述べになっていますけれども、この四月二十二日の事案というのは、言ってみれば今回の予兆的な動きであったということでございました。  それはそれとして、今御説明申し上げたように、厚生労働省の中で責任者であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは甲斐中委員長が今おっしゃったとおりであって、私から付け足すことは特にございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 検証はあくまでも第三者として、先ほど委員長からも御答弁いただいた、私どもからお願いしたことについて検証していただくということで、それで全てということは私は一度も言ったことはございません。  当然、私たちは、全ての問題について、これは、日本年金機構は、ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私たちは、原因究明と再発防止策を徹底的に検証してくださいということを申し上げているので、その中にスコープとしてどういうものが入ってくるかというのは、それは委員会が考えてお決めになることでありますので、私たちは、必要であることがもしないならば、それは当然私...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この委嘱事項は、私どもはちゃんと書面でお渡しをしたというふうに思います。  繰り返して恐縮でございますけれども、これを読んでいただければ、長いので読みませんが、先ほど甲斐中委員長がおっしゃったとおりであって、その原因究明を行うとともに、効果的な再発防止...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、今朝から御質問をいただいておりますけれども、厚生労働省の中の情報関係は、確かに情参室がNISCとの関係では窓口になっておりますけれども、実際の統合ネットワークというのを見ているのは統計情報部になっているわけであります。  そういうことにも現れ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、今回、甲斐中委員長の下で行われた検証委員会での報告書を拝見をして、初めて私は四月二十二日のことを知りました。  私の方に上がってこなかったということは、意思疎通が十分じゃないことは御指摘のとおりであって、今はNISCからの注意喚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、年々余り好ましい方向ではない方向に向かっている数字だというふうに私も拝見をいたしました。  そこにもってきて今回の問題が起きたわけでありますから、まさにこれは、理事長自らゼロベースからと言っているように、本当にここで、これまでの長い社...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 組織として一体感が不足をしているということは、実は、機構自らも認めるとともに、検証委員会からも同時に指摘を受けたわけでありまして、機構が抱える構造的な問題について、機構の方でも、現場における業務の実態が幹部を含む本部に伝わらない、幹部を含む本部に業務の実...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 残念ながら能力が相当足りないということは認めざるを得ないわけであって、しかし一方で、隠蔽だのいうようなことをやっていることは決してございませんので、そこは御理解を賜れればというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど答弁を申し上げたように、この住民票住所申出書は発送が四月二十日から始まっているわけですね。ですから、これはこれ、今回の情報流出問題は問題としてあるので、法的にも今説明したとおりでありますから、そこはいいと思いますが、問題は、多くの方々がやはりマイナ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど審議官が答弁いたしましたが、政府全体でやっているものでありますために細かな数字は控えたいと、こういうことでございますけれども、厚労省としては、いずれにしても、もう今回の事案で明確になったように、また検証委員会でも厳しく御指摘をいただいたように、サイ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先生御指摘のとおりで、今回のことでよく分かりましたし、そもそも私は、厚労省と年金機構の間の関係の再定義をすべきだというふうに言っています、今回の事案を受けて。したがって、この訓練、講習を日本年金機構も厚労省と一緒にやるということは大変大事だと私も思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでの改革努力についてどういう監視をしてきたのかということでございますけれども、私ども厚生労働省は、監督官庁としてこれまで、今回の事案を振り返ってみると、十分なガバナンスの、あるいは改革のフォローアップをできていたということは私どもとしては十分言えな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先生御存じの上でおっしゃっているんだろうと思いますけれども、日本年金機構法には、厚生労働大臣の監督の下で、厚生労働大臣と緊密な連携の下で年金事業を行わなければならないと、こう書いてあるわけであります。  したがって、厚生労働大臣の考えることは、ど...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○塩崎国務大臣 今回、検証委員会から大変厳しい御指摘をたくさんいただいて、機構のみならず厚生労働省に関してもいろいろ反省をしなきゃいけないところがたくさんあるというふうに思っているわけであります。  具体的なことはもう先生御案内のとおりだと思いますけれども、今回の検証委員会の報...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、検証委員会から厳しい指摘がこれについてもありまして、今お話がありましたように、四名情参室に担当がいたといえども、一人が実質的に担当し、なおかつ他の業務を兼務しているということであれば、一人にも足らないような、〇・七とか八とかそういうカウントかもわからないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘をいただきましたように、常日ごろからルールをしっかりと明確にし、インシデントの発生時にきちっとした情報共有ができて対応もできるという体制を確保しなければいけないということで、先ほど厚労省の中の情報セキュリティー体制を抜本的に見直すという話を申し上げましたが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 GPIFには法律でもって運用の基本哲学が課せられているわけであって、それは、専ら被保険者のために安全かつ効率的な運用を行うべし、こういうことになっているわけで、GPIFにおいてそれを経済情勢を踏まえた上でやっていただいているというふうに思っていますし、それで、デフ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今、甲斐中委員長が御答弁されたように、事情の変更があったりするような場合にはまた継続するということでありますから、これからの任期については甲斐中委員長と御相談を申し上げるということになろうかと思います。
○塩崎国務大臣 今回の検証委員会に書かれているものを私、初めて読んだ際に、これは厚労省の問題点について大変厳しい指摘をいただいたなと。それはもちろん、機構のことをたくさん書いてあるというお話がさっきございましたけれども、機構は、厚生労働大臣の監督のもとで、厚生労働大臣と緊密に連携...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の検証委員会の報告書を読んで初めて知ったところでございます。
○塩崎国務大臣 四月二十二日の際に、一応官房長まで上がったということは、きのう参議院の方での集中審議でも申し上げたところで、本人も、官房長が報告を受けたということは認めているところでありますが、残念ながら私どもは聞いておりませんで、情参室も係長レベル、統計情報部は補佐レベルまでで...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは甲斐中委員長も記者会見でおっしゃっているように、言ってみれば、四月二十二日は今回の一連の事案の予兆のようなものであったというふうにおっしゃっておりました。そういう意味では、意味のある事案が事前にあったということはそのとおりであります。  今お話がありました...全文を見る
○塩崎国務大臣 誤解のないようにもう一回繰り返して申し上げますと、先ほど、幹部が何人かは知っていたと言っているのは、何を知っていたかというと、四月二十二日にそのような攻撃が来て、二カ所の端末を特定し抜線をすることによって通信を遮断することができたという事実を知っていた者が、幹部と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、NISCから答えていただいたときに、類似したものだということを正確に伝えたというふうに言ったというふうには私はお聞きをしませんでした。  幹部で似たものだということを認識していた者がおるかどうかですけれども、先ほど申し上げたように、五月八日の時点でそういうこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもの認識は、この検証報告書が出るまで知らなかった、それまでは、担当の者は、先ほど来申し上げているように、情参室そしてまた統計情報部の担当者レベルは知っていた者がいたという認識でありますけれども、特に幹部は知らなかったと思っておりますが、なお、それを調査せい、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、甲斐中委員長をせっかくですのでお呼びいただいて明快に御答弁いただくのが一番わかりやすいというふうに思いますが、私どもの理解は、今のような、類似性があるということを明確にNISCから丁寧に御説明をいただいたという認識は全くなくて、先ほどお話があったとおり、客...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、検証委員会の甲斐中委員長から直接御答弁をいただくことが、一番、この調査報告書の中身を確認する手だてとしてふさわしいのではないかと思うわけであります。  昨日、参議院は呼んでいただいて、きのうの甲斐中委員長の御説明を記憶する限りでは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど答弁を申し上げたとおり、今回の教訓から厚労省として何をすべきか、それについても検証を重ねて、答えが出るたびにやってまいりました。  しかし、もちろん検証委員会から厳しい指摘があるだろうということも想定をされていましたが、今それがもう既に目の前に出てきたわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど再発防止策という言葉を使いましたが、それをお示しするには、やはりなぜかということを言わないといけません。そのためには、今先生御指摘のように原因究明、そして再発防止ということでありますので、当然、今回、私どもの、厚労省としての原因についての考え方、あるいは再発...全文を見る
○塩崎国務大臣 私、けさほど答弁のための勉強会をやったときにはこの御質問はいただいていなかったものですから、ちょっと今、即座にお答えすることができませんので、調べさせていただきたいと思います。
○塩崎国務大臣 通告がなかったものに今どういうふうに答えるかということをちょっと話していたものですから、最後のところがよく聞こえなかったのであれですけれども。  基幹システムを厚労省のものとしてやってきたけれども、その後がちょっとよくわからなかったんですが、先ほどの監査の問題だ...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、甲斐中委員長は、かなり気持ちを抑えながらこの表現をお選びになったことだろうと思います。  正直、実は検証委員会の側から、このようなことが起きているということを私は途中で聞きました。即座に厚労省の年金局に対して、そのようなことはあるまじきことだということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一にお願いは、質問は事前に通告をしていただきたいと思います。(山井委員「してあります」と呼ぶ)先ほど私どものスタッフがそこいらで聞いたという話ですから。普通は二日前の夕方までというのが言ってみれば議会の礼儀というか常識だというふうに思います。おまけに、きょう...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、この基本ポートフォリオは、もう先生御存じだと思いますけれども、二五%でフィックスをしているわけではなくて、これは資産構成の割合で、それに加えて乖離許容幅というのがございます。プラスマイナス九%ですから、二五%がどうのこうのということで運用しているような...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金というのは、どこの国でも長いスパンで、長い視野で投資をしていくことでございまして、我々にとって最も大事なのは、年金財政上必要な積立額というのが一番大事なんですね。これは、長期的に見てちゃんとそれが確保できるためのポートフォリオの組み合わせはどういうものかという...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、基本ポートフォリオは、乖離許容幅というのがあります。前は、国内株式一二%に対してプラスマイナス六%というのがありました。今は、二五%プラスマイナス九%という数字があります。  したがって、何をもって運用をしているかというのは先ほど申し上げ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはきのうも参議院での質疑でお答えを申し上げましたけれども、今回、きちっと書いたもので、甲斐中委員長に私から今回の検証委員会で何をやっていただきたいかということを書きました。その中で、日本年金機構及び厚生労働省の組織並びに初動及び事後の対応について検証し、原因の...全文を見る
○塩崎国務大臣 機構の方の報告書で何と書いてあるかと申し上げますと、フォレンジック調査等の結果、お客様の個人情報に関しては、現在判明している百二十五万件以外の新たな情報流出は確認されていませんということを申し上げているわけで、フォレンジック調査が一〇〇%確実かと言われれば、それは...全文を見る
○塩崎国務大臣 未払いの賃金についてのお尋ねかというふうに思いますが、これについては、八月の二十一日付で、KDCが事実上の倒産状態にあって未払い賃金立てかえ払い制度の対象となるということを認定いたしたところでございまして、今後、未払い賃金額が確定した方から速やかに立てかえ払いを行...全文を見る
○塩崎国務大臣 山井先生、日本は法治国家でありまして、なおかつ、社会主義じゃなくて資本主義であります。基本的に賃金を支払うべきは企業のサイドであって、これが払えないのかどうかということについて、払える限りは払えということをずっと私どもは、機構として、毎週二、三回は必ず電話をし、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、当初、五月八日にフォレンジック調査をやるべきであったという検証委員会からの指摘をめぐっての、ルールのあり方について御議論をいただいていたわけでありますけれども、情報セキュリティーのインシデントが発生した場合の厚労省における対応、これにつきましては、端末の...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはどんな組織でも、悪い情報ほど早く上げろ、こういうのが鉄則だというふうに思います。  そういう意味で、厚労省が特別そういうことかどうかというのは、私はまだ一年弱しかいないのでよくわかりませんが、今回はとんでもなく情報が上がってこないというケースに再々出くわし...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、会社の経営と同じように、どういうふうにやるのか、つまり、明文化したもので一つ一つをこうせい、ああせいということを言うのがいいのか、あるいは、本人たちが自発的にそういうことをやるように持っていくために何をするのか、それぞれいろいろあろうかと思いますので、ガイ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今回の甲斐中検証委員会でも明らかなように、組織の上がこういった問題の重要性ということを理解していなかった、この一点に尽きるんだろうと思います。  だからこそ、その考え方が下に悪い意味で伝わってしまっているわけでありまして、当然、この重要性ということが本当...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまでの厚労省の言ってみれば文化のような形で情報に関する感度がこういうレベルで来てしまったということを感じながら、これを脱却するために、先ほど申し上げたようなことをやらなければならないという認識を深めているところでございます。
○塩崎国務大臣 以前にも足立先生とこの議論をさせていただいて、いわゆる国税庁方式、こういう物理的にも分離をしている中でやるということは国民にとってもわかりやすいのではないかというふうに私も思っておりまして、その可能性を含めて、今、独立をさせて、インターネットには基幹システム、すな...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の情報流出の事案を受けて、全ての医療保険者そして介護保険者に対しまして、六月上旬にセキュリティー対策の徹底を厚労省の方から要請しております。  六月十七日に、改めて四点。まず第一に、基幹システムとインターネットとを物理的に切断する。そして二番目に、基幹システ...全文を見る
○塩崎国務大臣 検証委員会の報告書は、私は報告書が全てだというふうに思っています。  もちろん、機構からも報告書が出ているわけでありまして、これは今までお出しできなかったということでありましたけれども、警察などとも協議をして、そしてこの時点になれば全体像として明らかにすることに...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、赤石先生から御指摘がございましたとおり、今回の改正法案では、いわゆる二十六業務が撤廃をされることによりまして、派遣で働く方が対応できる職域が広がる、これがまずありまして、派遣先の企業のニーズにも柔軟に対応することができるようになるという、今先生御指摘...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも繰り返し御答弁申し上げてまいりましたけれども、派遣という働き方につきましては、ワーク・ライフ・バランス等の観点から、積極的に派遣を選択をされている方がおられる一方で、雇用と使用が分離した形態であるということによって、直接雇用の労働者に比べますと、や...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生いみじくもおっしゃられたように、世の中にはいろんな働く方々の人生のステージによって働き方のニーズというのがあるということで、私どもとしては、やはり大学出て、あるいは学校出てすぐに勤めてそのまま正社員でずっといくということ以外に、結婚とかいろんなこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお配りをいただきました派遣労働者を正社員にする制度という資料を引用していただいて御質問いただいたわけでありますけれども、今回の改正案は、派遣労働を臨時的、一時的な働き方とする考えの下で、個人単位の期間制限を設けることによって派遣で働く方に節目節...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 考え方自体は、先生おっしゃったとおり、女性にしても障害者の雇用にしても大事でもありますし、また、私どもは、やはり正社員化を進めるべきだということで補助金制度などを設けているわけでありますから、方向としては正社員を増やしていってもらいたいと。  ただ、希...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 派遣をなぜ受け入れるのかという企業の、派遣先の理由というのはいろいろあろうかというふうに思うわけであって、臨時的、一時的ということもあって、即戦力というか即能力として活躍してくださる方に来ていただきたいとか、あるいは、自分の会社に必ずしも専門的な人がいな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、労働契約申込みみなし制度についてのお尋ねがございましたけれども、違法派遣の是正に当たりましては、派遣労働者の雇用が失われないようにしつつ違法派遣を是正することによって派遣労働者の保護を図るという必要があるということでございまして、また、違法派遣を受け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのような解釈で結構かと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、津田先生からも御指摘を繰り返しいただいておるわけでございまして、この問題についての先生方の御認識については十分理解をしているわけでございまして、労働契約申込みみなし制度の対象となっているかどうかを御本人が分かっていなければ意味がないじゃないかと、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました努力義務の消滅時点についての答弁について、正確性を欠いた部分が若干あったために当日の審議において改めて御説明をさせていただいたわけでありますが、改めて申し上げれば、雇用安定措置の努力義務は、派遣元との通算雇用期間が一年以上であれば...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そういう理解で結構だと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 事前通告をいただいていなかったものですから、大変時間が掛かって申し訳なかったと思いますが。  そもそも、先生今おっしゃったように、労働契約が三年というケースで二年で派遣契約が終わっちゃった場合、このときに、雇用安定措置が義務でスタートしているのにここで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二年でこの派遣契約が打ち切られた場合には、義務規定でスタートしたものが義務がなくなるということはそのとおりだということを申し上げているわけで、それが今おっしゃったように努力義務に変わってしまうということでありますが、同時に、先ほど申し上げたように、その労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) せっかくこの雇用安定措置というものを導入しながら、今のような形で二年で切られた派遣契約の場合には意味がないじゃないかと、こういうお話でございました。  先ほど申し上げたように、労働契約が続いているということでありますけれども、その前に、派遣法でも、派遣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から御指摘をいただきまして、検討したいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) こういう形で派遣ごとに契約があるということは、もちろん契約ごとにこの台帳があることは知っておりました。
○国務大臣(塩崎恭久君) この管理台帳につきましては、派遣元管理台帳、そして派遣先の管理台帳について、派遣労働者の適正な雇用管理を行うというために派遣労働者の就業の状況を把握できるようにしておく必要があるということ、それからその状況を行政においても随時把握できるようにしておく必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この保存期間というのは、先ほど申し上げたように、他の法令、関係法令などとの均衡を考慮して三年保存としているわけでありますけれども、派遣元管理台帳、そしてまた派遣先の管理台帳は、個々の派遣契約に基づく労働者派遣についてその就業状況を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、この管理台帳をなぜ作るのかということは先ほども申し上げたとおりであって、この就業の状況をそれぞれ派遣元、派遣先で管理をして把握ができるようにする、そして行政も随時把握ができるようにするということでやっているわけであって、この保存義...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここは、どこまで細かくやるかということであって、我々として最も大事なのは、派遣で働く方が権利が守られて、保護されながら働けるということが大事であって、今回は、例えばこの事業報告というものもできればインターネットでそれぞれ会社が公開すべしということを考えて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、施行日前からの契約がこの十月一日を超えたときに、違法があった場合にどうなるのかということだと思いますが、これにつきましては、改正案の施行日よりも前に結ばれた派遣契約に基づく労働者派遣については、現行法の期間制限が適用されるというのが今の経過措置でござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、現行法で四十条の四に、今回これで廃止をされるわけでありますけれども、三年の上限に達した際に受け入れている派遣で働く方を上限を超えて引き続き同じ例えば係で受け入れようとするような場合は、その方への労働契約申込義務というのが派遣先に発...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 少し整理をしなければいけなかったわけで、申し訳ないと思いますが、期間制限違反については、今の法第四十条の四で労働契約申込義務が発生をしますけれども、今先生から御指摘、御質問いただいた違法派遣については、今回のこのみなし制度が発動されるということでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ちょっと、ばくっと違法派遣という、先生……(発言する者あり)いや、先生が違法派遣とおっしゃったものですから違法派遣と言ってしまいましたが、より限定的に申し上げれば、禁止業務派遣、それから無許可派遣、いわゆる偽装請負などについては、これは十月一日からの労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、期間制限について、違反については、現行法の四十条の四、これが適用になって労働契約申込義務が掛かるわけでありまして、これは事業所単位の期間制限違反あるいは個人単位の期間制限違反、これについては四十条の四で掛かるということでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今御答弁申し上げたように、「なお従前の例による。」という中にそういうことが入っているという理解でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 「なお従前の例による。」ということの解釈で今御議論を頂戴をしているわけでありますけれども、これはやはり現に効力を有する条文、つまり現行法が対象になるものでありますので、改正案の施行日において未施行である労働契約申込みみなし制度は対象とならないということを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十四年の改正におきまして派遣で働く方の待遇改善に係る措置が盛り込まれたわけでございますけれども、派遣元事業主が均衡待遇を進める上で、派遣先の更なる協力、これが不可欠であること、さらには、具体的にどのような配慮が行われているかについて派遣で働く方本人...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、川田先生から御指摘をいただいた忌引の問題なども、考えてみれば本当に基本的な、人間としての当然の必要なことでありますから、そういうことが均衡という中に入ってこないというのは会社の経営としてもいかがなものかなと私は思うところでございまして、まさにこれから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた検討、附則に入っているわけでありますけれども、これにつきましては、今、独立行政法人労働政策研究・研修機構、ここで、特にEUなどにおける均等・均衡待遇に関する制度運営の状況等について調査研究を取り組んでいるところでございます。  この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この正社員化ということを私どもも繰り返し申し上げてきたわけでございますが、その数値、数につきましては、先ほどからお話が出ておりますし、また部長からもお話を申し上げておりますけれども、労働力調査の結果などを活用していくとともに、その他の統計調査などを必要に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も御答弁申し上げておりますように、私どもは、この春に提出をさせていただいて御審議を願っている立場でございますので、でき得る限り、大変タイトな日程になってきていることは十分御指摘のとおり分かっているわけでありますけれども、これを御審議をいただいて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、労政審での御議論も賜らなきゃいけませんし、その議論を踏まえた上で政省令あるいは指針などを御用意をしないといけないわけでありますので、でき得る限り早期に成立をして、その作業に正式に掛かれるようにお願いをいたす次第でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは私も、この「なお従前の例による。」ということの解釈について、特に、皆さん方も内閣法制局の解釈とよく言いますが、そこでの解釈はどうだったのかということを先ほどの石橋先生からの御質問の後にも確認をしましたけれども、今部長から答弁をしているように、現に効...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおりでありまして、今回の特にみなし制度の対象となる期間制限の違反につきましては、今回の改正で業務単位から事業所単位に規定ぶりを修正をしているというところもございまして、従来の業務単位の期間制限違反はみなし制度の対象とならないことは条文上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど石橋先生のときにも申し上げましたが、今回の、先生のお尋ねもございました違法行為の対象は何だということでございましたが、これは先ほど申し上げたとおり、禁止業務派遣であり無許可派遣であり、そして二つの事業所単位と個人単位の期間制限違反、そしてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、まだ答えているんですから、ちょっと待ってくださいよ。  その期間制限については、この現行の法第四十条の四というので、これは労働契約申込義務というのが発生をすると。その他については、それは対象になるということでございますので、期待権を裏切るというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して大変恐縮でございますけれども、私どもは、今先生がおっしゃった労働契約申込みみなし制度があるということを前提にしてこの施行日前に結ばれた派遣契約の当事者の期待を裏切ってはいけないという先生のお考え、その点はよく理解をしているところでございまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、四十条の六の三とおっしゃいましたね。
○国務大臣(塩崎恭久君) 三号ですね。  これについては、期間制限でありますけれども、これは今まだ法律は施行されてございませんので、これは発効していないということだと思います。(発言する者あり)
08月28日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第36号
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○塩崎国務大臣 今回の法律改正におきましては、特に事務負担が困難な中小企業に対する対応ということで、簡易型の確定拠出年金ということで、手続の大幅緩和を狙ったものとして導入しています。その企業として企業年金を実施しなくても従業員の老後支援が中小企業として可能となるという個人型確定拠...全文を見る
○塩崎国務大臣 けさほども官邸で子供貧困対策についての閣僚会議がございましたけれども、今先生から御指摘のあった児童扶養手当、これについても話題になりました。  一人親家庭の生活の安定と自立の促進のためにこれは効果が当然あるわけでありまして、財源の確保などの課題に留意をしながら、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お取り上げをいただいた共栄データセンターに委託をしていた仕事というのは封入、封緘などの業務でございまして、これに関しては、日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画、これは平成二十年の七月二十九日の閣議決定で決まっておりますが、これに基づいて、基本的に外部委託...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御案内のように、これは年金機構が独自に判断をすることで、私ども監督する者としては、今先生から御指摘をいただいているようなことも含めて、考慮に入れた上で適切に判断をすべしということを申し上げているわけでございますので、あくまでも機構が判断をするということで、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 民主党における部門会議が、今先生のお話があったように、先生御自身が御熱心にこの問題について御意見を賜っておることも私も聞いておりますし、機構の方も、いろいろと先生から御指摘をいただいていることも踏まえて、さまざま検討しているというふうに聞いております。  これは...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういう先生の御意見も機構の方には伝えて、適切に判断をしてもらいたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘がありましたように、サイバーセキュリティ本部、そして年金機構みずからの検証、そして甲斐中委員会、検証委員会の結果が出て、今それを精査しているわけでありまして、もちろん、私どもは私どもで、みずからの厚労省としてのどこに問題があったのかということは今精...全文を見る
○塩崎国務大臣 四月二十二日の問題は、これをしっかり対応しておけば全て年金機構の今回の問題が回避できていたかということに関しては、そうではないということを、NISCも、そして検証委員会、甲斐中委員会も明確に言っていたわけでありますけれども、問題は、そのうちの一部を防げたにもかかわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは前回先生に申し上げましたが、株価というのは変動するものであって、私ども年金の大事な掛金を預かって運用する者にとって最も大事なことは、日々の上がった下がったのことではなくて、それももちろん重要ではないとは申し上げませんけれども、もっともっと大事なのは、年金財政...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、全て御存じの上でお話をされていると思いますので、しかし、それでも改めて申し上げると、基本ポートフォリオは、二五%というのが国内株式の資産構成割合として示されていますけれども、この間も申し上げたように、乖離許容幅というのがプラスマイナス九%あるわけであって、株...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生もよく御存じでおっしゃっているんだろうと思いますけれども、何度も申し上げますが、基本ポートフォリオは国内株式について二五%ということで、当然これが基本だということであります。  しかし、運用というのは、やはり生きている市場を相手に生きている経済環境のもとで行...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、年金の資金の運用というのは、長期的に年金財政上必要な資金をしっかりと得られる運用をするということで、安全かつ効率的な運用をするということでありますので、これは短期的なことではなく、出口とか入り口とかなんとかいう話ではなく、長期的に見て...全文を見る
○塩崎国務大臣 私がわかり次第公表しなければならないということを申し上げたのは、そのとおりでございまして、共有ファイルサーバーの調査、これを今機構の方で鋭意やっているところでございまして、現在、共有ファイルサーバーにどのような個人情報が含まれているかについての調査をやっております...全文を見る
○塩崎国務大臣 まだ、この七割部分についても、詳細な報告は私のところには来ておりません。
○塩崎国務大臣 私も、実は最初に確定拠出年金を法律でつくる際に随分かかわっておった者の一人として、おかげさまで今五百万人ぐらいは超えるところまで来たわけでありますが、確かに、もっともっと伸びてもいい制度ではないかというふうに思っているわけであります。  今先生が中小企業の負担と...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生から御指摘をいただいた問題点は、やはり企業年金部会で言ってみれば議論はしたけれども答えが出なかったというところがおっしゃるとおりのことでございまして、先ほど数々問題点として御指摘になられました。  特に、DBの側の問題点について多く御指摘をいただいたわけでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金の掛金の運用は、何度も申し上げておりますけれども、専ら被保険者の利益のために安全、効率的な運用をするということでございまして、為替市場でも同じですけれども、影響を与えようと思って勝てるような市場の大きさではもう日本の株式市場もそしてまた為替市場もないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 場としては社会保障審議会の企業年金部会というのがございまして、今回ここで議論をして、結論の得られた確定拠出型年金についての改正を今お願いしているわけであります。  今先生、基本的な社会保障や企業で働く人たちの老後の生活をどう設計していくかという、その際に、みずか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの先生の議論にちょっと追加しておいた方がいいのは、企業年金というのは、この形をとった退職金という側面も非常に大きい。ですから、一時払いというものも多いということをつけ加えて、そういう意味では、労使関係のお話が出ましたが、そういう観点も十分考慮することが大事だ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まだ確定的にいつまでということを申し上げるところまで行っておりませんけれども、煮詰めているというところに来ているのであろうというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今回御審議をいただいておりますこの法案は、いわゆる人生設計というかライフコースとか働き方の多様化が進んでいるわけでありますが、そんな中で、企業年金の普及拡大を図るとともに、老後に向けた個人の継続的な自助努力を支援する、さっき自助、共助、公助というのがありましたが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回さまざまな点の改正をお願いしているわけでございますけれども、加入者が適切な運用商品をみずから選択できる環境を整備するということとともに、そうした対応を講じてもなおみずからが商品を選択することがなかなか難しいという方、こういう方々のための措置として指定運用方法の...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害年金の認定というのは、専門的な知識を有する日本年金機構の認定医が、主治医の診断書及び申請者御本人あるいは家族が作成をいたしました病歴に関する書類を総合的に評価した上で認定をするということになっています。  御指摘のように、認定を合議制で行うこと、あるいは本人...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
09月01日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 一般に、未施行の規定、これは未施行なわけですね、十月一日から施行でございますので、この規定には法的な効力が施行にならないうちは発生をしていないわけでございまして、この未施行の規定の施行に掛かる期待というのが先生がお触れになったわけでありますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、今私から申し上げたとおり、この期待を持って雇用契約を結ばれたということはそのとおりかも分かりませんが、しかしながら、これは未施行でありますので、法律で規定されているわけではなく、法律上の権利は生じてはいないということでございまして、これを前提に契約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、期待は持っていらっしゃったでしょうけれども、しかし、法律が施行されていない限りは、内閣法制局からのペーパーにあるように、これ、一般に、施行されていない法令の規定の改正を行った場合に、改正がなかったとすれば利益を受けた者の期待をそのまま保護しなければ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの質問で、ちょっと理事会協議になっていますけれども、私どもとして、その期待に対してはこの四十条の四の規定で保護をするということで、期待に一定程度応えるということにしているわけでございます。  それで、今、どこが違うのかということでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは繰り返し申し上げて恐縮でありますけれども、私どもが提出させていただいた、厚生労働省の中でも、契約をする、この施行前にですね、契約をされた方の、何というか期待というようなものについて御説明を申し上げました。法制局からの考え方も示せということでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そこは先ほど来申し上げているように政策判断であって、私どもは一定程度この派遣労働者の期待というものに、まあ保護をするという意味においてその期待に応えるということで、四十条の四を適用することによって、この期間制限違反などについての違反行為について言ってみれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経団連でどういう方がどういう御発言をするかは、それは経団連の問題なので、私どもの問題では全くありませんのでそれについてのコメントはする必要がないというふうに思いますが、私どもは、何度も申し上げているように、この従前の例によるという中で旧法が適用になるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この雇用安定措置の第一番目に派遣先への直接雇用の依頼というのがあるわけでありまして、これを講じてうまくいかない場合には二、三、四と、こういうふうに移っていくわけでありますが、今お尋ねの書面で残すということについてでございますけれども、この雇用安定措置につ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたのは、この一番目の直接雇用の依頼を派遣先に行うということをやった場合でうまくいかなかった場合には二、三、四のいずれかを選んでやると、こういうことでございまして、順番があるわけではございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 新たな派遣先の紹介というのは派遣元の、今、本来業務ではないかということを御指摘をいただいたわけでありますが、確かに本来業務でございますけれども、今回の改正によって雇用安定措置として新たに法的義務として位置付けられることで、許可取消しを含む指導監督を通じて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この雇用安定措置の履行の確保をしっかりと図っていくということが重要であるということはもう先生御指摘のとおりであって、私どももそのとおり考えているわけでありますし、全ての派遣元に対して、雇用安定措置の実施状況については、先ほども御指摘いただきましたけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この東京電力の福島第一原発の廃炉作業で多くの建設工事が行われています。この建設工事自体、特定事業に該当するということでございまして、作業が混在をいたしますこの廃炉作業の建設工事については既に特定事業として元請事業者に対する安全衛生の確保措置というのが義務...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま先生の問題意識をいただいて、私どもも検討したいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案は、派遣で働く方々につきまして、正社員を希望している方には正社員の道が開けるように、そして派遣で働くことを希望する方には処遇改善へつなげていくこととする内容の法案を御提起申し上げているわけでありまして、できる限り早期に施行が望ましいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの小池先生がおっしゃった期待というところだろうというふうに思いますが、今回お出しをいたしました厚生労働省クレジットの理事懇提出資料でも御説明をさせていただいたように、今回の附則第九条第一項の「なお従前の例による。」、これに関連をいたしまして、改正前...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど小池先生にも御答弁申し上げたように、期待をお持ちになるということは、そのとおりの方々がおられることはよく分かっているということを何度も申し上げてきているわけでありますけれども、それをそのまま保護しなければならないということには法律上なってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、前回、坂口部長の方から御答弁を申し上げたわけでございますが、今回のなお従前の例によることの中に、まず第一に、今回のみなし制度が含まれるかどうかということについては、これは含まれないということが、これは厚労省の解釈じゃなくて、内閣法制局の解釈として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは法制局のペーパーの中にも明確に書いてあるところでございますけれども、まず一般論として、このなお従前の例によるという規定は、改正直前の時点で現に効力を有している旧法令又は改正前の法令の規定を包括的に言わば凍結した状態で適用するということになる、意味す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十四年改正時になぜ四十条の四を削除しなかったのかという御質問だったと思いますが、労働契約申込みみなし制度と現行法の四十条の四というのが全く別物だとおっしゃいますが、規定の目的の方向性は私どもは同じだというふうに考えております。  その一方で、労働契約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど来御答弁申し上げておりますけれども、また、理事懇に御提出申し上げた資料でも御説明をしておりますけれども、今回の附則第九条第一項に関連をいたしまして、改正前に締結をした派遣契約で働いていらっしゃる労働者の方々が抱く労働契約申込みみなし制度の適用...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、施行されていないわけでありますから、始期付きの権利というようなことではなくて、今申し上げたように、法律ではこの期待については規定をされているわけではなく、法律上の権利としては生じていないというのが私どもの理解でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、適用させたくあるとかないとかいう問題ではなくて、法律上の解釈からしてそういうことであるということを先ほど来繰り返し申し上げているわけで、しかし一方で、先ほども申し上げたように、この四十条の四とそれからみなし制度は、方向としては同じ方向で、働く人の保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 法案の審議は、私ども内閣として提出をいたしました法律を国会で御審議をいただいているわけでありますので、これは、国会でどのようにおさばきになるのかというのは国会がお決めになることだということで、私どもがコメントするような話ではないのではないかというふうに考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、この法案は三月の十三日にお出しをしておりまして、私どもとしては、できる限り早期の施行も望ましいということで、速やかな御審議をお願いをしておったわけでございますので、これは国会がお決めになるということで、どういうタイミングで御審議をいただくかという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この施行日の修正自体は与党が御提案をされているというふうに理解をしているわけでございますが、この十月一日は、繰り返し御審議をいただいているように、労働契約申込みみなし制度が施行されるわけでありまして、その施行を円滑にするというためにも、全ての業務について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この労働契約申込みみなし制度は、違法派遣の是正をすると。この是正に当たって、派遣で働く方の雇用が失われないようにしつつ、一定の違法派遣を受け入れた派遣先に民事的な制裁を科すということによって労働者派遣法の規制の実効性を確保するものでございまして、重要なも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的にそういうケースが多いというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) この台帳につきましては、保存義務に違反した場合には罰則の対象になるということから、長期の保存義務を課すことは事務負担の点からこの負担が増えるということから様々な意見があるということで、賃金台帳等の他の労働関係法令上の保存期間との均衡も考慮して、今回、労働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) EUは新しいことを次々いろいろとやってきた分野もあることは私もよく分かっているわけでありまして、この分野について何度もこのEU指令の話を私どもも聞いているわけでありますけれども、是非その考え方を参考にし、そして、私ども、均等・均衡待遇について調査研究をす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 有期の雇用派遣労働者に係ります派遣契約の終了に当たっては、それが派遣先の都合による中途解除の場合には、平成二十四年の改正によりまして、派遣労働者の新たな就業機会の確保、派遣元における休業手当等の支払に要する費用の負担等の措置を講ずることを派遣先に義務付け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この「ワークブック法制執務」という本に書いてあるのは、そこの上に書いてある一般論を書いてございまして、この法制度とは、改正直前の時点で現に効力を有しているものを指しているということが直接書いてあるわけではございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこのペーパーは、このワークブックの本を見ただけで決めているわけではございませんで、書いているわけではございませんで、当然、私どもの内部とそれから法制局と相談の上で書かせていただいたものでございます。  その上で、今の御質問である未施行の法文が含ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この新法令というのは、ワークブックから取ってきたものだというふうに私は理解をしておりますが、改正後という意味ではないかというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、ワークブックから持ってきた一般論を言っているのであって、改正後の、既存の法律の改正後の法令か新しい法令かということではないかというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も繰り返して恐縮ですけれども、これは、全く新しい法律か既存の法律を改正したものかと、それが新法令又は改正後の法令ということであって、一般論を言っているというふうに私は理解をしております。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 一の、丸が二つございますが、一つ目の丸が、言ってみれば一般論を申し上げていて、その当てはめを二番目に書いているわけでございまして、今御指摘をいただいた新法令又は改正後の法令という意味においては、今回は新法令は出しておりませんので、改正後の法令、すなわち二...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、私どものお出しをいたしましたペーパーにも書いてあるとおり、そしてまた法制局からお出しをいただいたこのペーパーにもありますし、今法制局からの答弁にもございましたように、やはりこれは、なお従前の例によることの中に、まだ施行されていない労働契約申込みみ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは朝からずっと答えてまいっているように、私どもは、現行法の四十条の四というのが適用をされるということで、二十六業務の場合には、元々詐称した派遣には一般的にはこの四十条の四の規定が適用されることはないということを今朝御答弁申し上げましたけれども、このよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して恐縮でございますけれども、先ほど、二十六業務でといいながら詐称した派遣の場合の話を申し上げました。一般的に、さっき申し上げたとおり、四十条の四というのは、これは適用にならないわけでありますけど、ですから通知がないということになるわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど来法制局からも申し上げているとおり、四十条の六の労働契約申込みみなし制度は十月一日に初めて施行になって効力を持つわけでありますから、これが施行日前の八月中などに労働契約を結んだというときにあっても、そのことについての解釈は、先ほど申し上げた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三十条は、私ども今回、特にキャリアアップ措置ということで大変大事だということであります、おっしゃるとおりでありまして、今回の改正案で派遣元に義務付ける教育訓練は、現在従事している業務と密接に結び付いている必要は必ずしもなく、例えば、ファイリング業務への従...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、希望するということをおっしゃっていただきましたが、教育訓練の内容については、派遣で働く方が希望する訓練を派遣元が実施することまでを求めるものではないわけではありますけれども、しかし、キャリアコンサルティングの結果や、あるいは派遣先から提供される派遣で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、それは先ほど私が申し上げたとおり、様々な派遣で働く方の状況や能力のアップ度合いとか、そういうものを考えた上で、派遣元が派遣で働く方の希望に応じて教育訓練を実施することを我々は期待を立法者としてしているところであるわけでありますから、そこのところはし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最終的には、派遣元がどういうキャリアアップの中身をやるかは当然それは決めるわけでありますけれども、その際に、派遣で働く方々のニーズはどこにあるのかということは当然考えていかなければいけないわけで、それを今回のキャリアアップのための新たな義務として許可基準...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここに、「派遣就業に必要な技能及び知識を習得することができるように教育訓練を実施しなければならない。」と三十条の二に書いてあるわけであって、今、聞き間違いでなければ、もう能力十分だから必要ないというような人には何もしなくていいのかというようなことをおっし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 管理台帳には実施した教育訓練の内容は書きますので、それで何をやったかが分かるということだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、この台帳というのは、派遣元なりがやらなきゃいけないことをきちっとやっているということのあかしとしてちゃんと書くわけで、ですから罰則が付いているわけであります。したがって、そこに全てのことが書き込まれて、今、確かに、先生、希望すること、働いている人の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何も矛盾はしていないと思っています。  それは、何を書くかは、これは派遣元が決めることでありまして、我々としては、どういうことをやっているのかということをきちっと書いてくれということを言っているので、最低限の守らなきゃいけないキャリア形成の支援をすると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それはヒアリングをする中で、どういうふうなキャリアアップの研修訓練をやっているのかということを聞くということが、当然やらなければいけないことだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私が申し上げたのは、指導監督に行ったときのヒアリングのことを言っているので、それは当然、派遣元に対して話を聞くということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くゼロかといえば違うと思いますが、まずはやはり経営者にきちっとやるべきことをやっているかどうかを確認するのが指導監督でありますので、それをやることであって、何も働いている人から聞くことを排除をしているわけではもちろんありません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 必要に応じてやるようにいたしたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案で派遣元に義務付ける教育訓練は、何度も申し上げておりますけれども、派遣元に無償で実施をしていただくということとしているわけであります。  今交通費について特に言及がございましたけれども、必ずしも全ての派遣元が派遣就業に必要な交通費を支給する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、マージン率と賃金と派遣料の関係というのは先生御指摘のとおりだというふうに思いますが、計画的な教育訓練の履行に際しては、派遣元は賃金を引き下げるのではなくて、派遣料金を上げることなどの企業努力で教育訓練に要する費用を捻出をしていただく、これが望...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マージン率自体は把握をしておりますけれども、今のように、変化がなぜ起きたのか、何で資金を捻出してこの研修を賄ったかというところまでは、すぐ見れば分かるような形で事業報告で行われているわけではないわけでありますが、しかし、私どもとしては、これを指導監督の際...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別の事案に関するコメントは御遠慮申し上げたいと思いますけれども、先生今御指摘の偽装請負、これにつきましては、雇用主が果たすべき責任の所在というものが曖昧になるといった問題があると考えており、都道府県の労働局において事案を把握をし、必要な指導等を行うこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、期間制限のお話を頂戴をいたしたわけでございまして、確かに、現行の業務単位の期間制限については、上限に達した後に同一の係での継続的な派遣の受入れができず、そのことが直接雇用の機会となり得る点については、これは御指摘をいただいた部分もあろうかというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、これは繰り返し御議論を賜ってまいりましたけれども、原則三年で事業所単位でしているわけでございまして、期間制限を、延長には過半数労働組合等の意見聴取が必要であるということで、三年ごとにこれがやってくるわけでございますので、これがずっと続くということで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど幾つかおっしゃった中に、無期になると直接雇用にならないということでありますが、有期から無期という意味においては働く方にとってはそれなりの意味があると思いますが、今回の改正案によって期間制限の在り方自体が見直されるということで、労働契約申込みみなし制...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 質問の趣旨がちょっと今、いま一つよく分からなかったので、今日の日経新聞の記事について私も読みましたが、それを見て、派遣で働いていらっしゃる皆さん方がなぜ今回の法律改正に余り賛成じゃないかについてどう考えるかという意味ですか。  そういう意味であれば、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる真夏というときに行ったことはございませんが、かなり暑いときに行った記憶がございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から、派遣において特に安全衛生の確保がなかなか難しいという話を、特に派遣元と派遣先と両方が役割分担をするということで、その難しさについて御指摘をたくさんいただいて、大変私どもも学ぶところが多かったというふうに思います。  派遣元及び派遣先に適切に区...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行法の三十条の二に、あるいは今御提案申し上げております法案の三十条の三に均衡を考慮した待遇の確保というのがございますけれども、派遣元の事業主は、派遣労働者の賃金を決定する際に、同種の業務に従事する派遣先の労働者の賃金水準との均衡を考慮しつつ、職務の内容...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第37号
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○塩崎国務大臣 先生が御努力いただいております健康長寿社会形成基本法を、今、議員立法として何とか成立させようということで、獅子奮迅の活躍をされていることはよく聞いているところでございます。  基本的に、今お触れをいただいた「保健医療二〇三五」と問題意識は共有をしているというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 全ての子供は、適切な養育を受けて健全に発達する権利があると思います。  児童虐待で亡くなる子供たちの四割ぐらいがゼロ歳児だということでありますから、声を発することが全くできない子供たちから普通の子供たちに至るまで、やはり、生まれ育った環境に左右されないで健全な発...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の労働者派遣法の改正案につきましては、派遣で働く方について、正社員を希望している方には正社員の道が開けるように、そしてまた、派遣をあえてお選びになっている方にはその処遇改善へつなげていくこととする内容となっており、できる限り早期の施行が望ましいというふうに考え...全文を見る
○塩崎国務大臣 このみなし制度は十月一日から施行になるわけでありますので、それは何も変わっていないということでございます。  問題になっているのは、施行の前に派遣契約を結んだ際に、このみなし制度が十月一日から施行になるということを期待される方がおられる可能性があるということでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の事案について第三者の目で厳しく評価をしていただくということで、事務局には厚生労働省の者は一切入れないという独立的な存在として、甲斐中委員長のリーダーシップのもとで、厚労省の問題点を含めた厳しい御指摘と再発防止策をいただいたというふうに思っております。  正...全文を見る
○塩崎国務大臣 検証委員会で四月二十二日のことをお書きいただいて、同様の標的型攻撃があったということがわかったわけでありまして、正直、官房長までは上がっていたといえども、私には上がっていなかったという大問題もあったわけでありまして、検証委員会は厚労省の体制の不備ということも本当に...全文を見る
○塩崎国務大臣 百歳高齢者記念事業の銀杯贈呈については、先生から御指摘もございました。  行政事業レビュー公開プロセスで事業全体の抜本的な改善との評価がなされて、有識者からは、百歳を迎える高齢者が大幅に増加をし、かつ、今後もさらなる増加が見込まれることに鑑みて銀杯の贈呈は廃止と...全文を見る
○塩崎国務大臣 語り部育成事業につきましては、戦後七十年が経過をして、戦中戦後の御労苦を直接体験した方というのが少なくなってきておりまして、そのために、三年間で戦傷病者、戦没者遺族、中国残留邦人などの御労苦を語り継ぐ語り部の育成を行うべく、平成二十八年度予算概算要求を初めて一千万...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきましたように、国内で民間によって建立をされた慰霊碑の管理が行き届いていないといったものが七百三十四基。しかし、今お話をいただいたように、管理状況が不明なものというのが五千三百八十六基あるわけでございまして、これを二十七年度より、管理不良のものにつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど中川先生からの御質問にもあって、水没をしている艦船にあられる御遺骨をどうするのかという問題についてもさまざまな御意見がございます。  昭和館、しょうけい館、平和祈念展示資料館の三館というのは、趣旨、目的が異なる施設として展示を行ってきている上に、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今月亡くなられた三人の方々の御冥福をお祈り申し上げたいというふうに思います。  厚生労働省では、東電の福島第一原発につきまして、これは先生の御質問で以前にも御議論いただいたところでございますけれども、労働安全衛生水準の向上のために、先月の二十六日、八...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題につきましては、先生から御質問を前回いただいたときにもお答えを申し上げているところでございますけれども、問題意識はよく私も理解をするところでございます。  労働安全衛生法の基本的な考え方は、先生御案内のように、労働災害防止のための措置は、労働者と雇用契約...全文を見る
○塩崎国務大臣 性犯罪や性暴力を受けられた被害者の皆様方の支援を行うということに関しては、特に医療機関が果たす役割が大きいということは私もそのとおりだというふうに思っていますし、まずは医療機関で診てもらうということ、そしてお世話をしていただくということが大事だということは先生と同...全文を見る
○塩崎国務大臣 性犯罪被害によります精神的な被害、もちろん身体的な被害というのもありますけれども、これについての負担問題については、もちろん被害を申告すれば、先ほどお話があったとおり、警察において公費負担をしてくれることになっていますが、そうじゃないケースの方が多いんだという話を...全文を見る
○塩崎国務大臣 児相の質、量ともに今逼迫をして、質というのは、つまり専門性が十分ではない。そしてもう一つございますのは、都道府県に任されているものですから、都道府県によるばらつきというのが大きくあるということも私たちは認識をしているところでございます。  児童福祉司の対応能力の...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘をいただいたように、この児童養護施設、乳児院もそうだろうと思いますが、保育士さんの資格を持っていらっしゃる方々とそうじゃない方々がおられますけれども、いずれにしても、保育士の皆様方の賃金の問題については、私も、社会的養護の議員連盟の会長をやっておる立場で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、七月十三日に発表させていただいたわけでありますが、先生からの御示唆もございまして、都道府県に協力をしていただいて調査を緊急的にやらせていただいたわけでありますけれども、ちょうど介護報酬改定後三カ月が経過をしている六月までの数字ということで、概況について速報ベ...全文を見る
○塩崎国務大臣 調査方法が違うということがまず第一の要因ではないかというふうに思います。  東京商工リサーチの調査というのは、会社更生法など法的手続、これを使って倒産したというケースでございまして、東京商工リサーチが把握できた倒産件数を数値化しているということで、これは一—六月...全文を見る
○塩崎国務大臣 廃止の理由でございますけれども、今回の調査は、都道府県に調査を依頼して、直近の廃止届け出件数を把握いたしたわけでありまして、廃止の理由については、今回の調査の中で入れ込んで聞いてもらっているわけではございません。  そういうことでございますので、一件一件の内容を...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたとおり、都道府県にお願いをしてやった今回の調査でございますので、特別に各月ごとの事業所の廃止あるいは新規指定件数を把握したものでございまして、平成二十四年度及び二十五年度の状況は把握はしてございません。
○塩崎国務大臣 いろいろな角度から光を当てて実態を見るということは大変大事なことだと思います。ただ、調査はやはり手間もお金もかかるものですから、それとの兼ね合いで、どこまで、本当に実態を見るのに必要なデータは何だということは絶えず考えなきゃいけないので。  先生御指摘のように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいたのは、先ほど来お話に出ております緊急的にお調べをしたものでございますが、通常の、請求事業所を分母としたいわゆる請求ベース、この処遇改善加算全体の算定率というのは、平成二十五年十月審査分の介護給付費実態調査を見ますと約八四%でございますけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 四月から改定が行われたわけでございますので、これがどういう効果があり、どういう影響があるのかということは、子細に私どもも数字で見るとともに、都道府県を通じたり、実際に自分たちもできるだけ直接の話を聞きながら見ていきたいと思っておりますけれども、処遇改善加算の効果な...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚労省としても、この八月に取りまとめられました生涯活躍のまち構想中間報告は、本年六月の閣議決定に基づいて検討されたもので、厚労省としては、高齢者の暮らし方の一つの選択肢として、関係省庁と連携しながら取り組んでまいりたいと思っています。  それから、地域包括ケアシ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今話題になっているのは、施行日前に既に締結をされた派遣契約の場合に労働契約申し込みみなし制度を適用するかどうかということだけが問題になっているので、それについては従前の例に倣ってということで、旧法をそのまま適用します。ですから、救済というか保護をする手だては、この...全文を見る
○塩崎国務大臣 大前提は、このみなし制度そのものは、二十四年改正のときに三年間置いて、施行になるのは今度来る十月一日からということで、これは何も変わらないわけで、法的に十月一日から施行されるということになります。  したがって、それ以降の派遣契約については適用されるということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、私ども既に法律を国会に提出しているわけで、あとは国会がお諮りをいただいて、どのような扱いにするかということはお決めをいただけるというふうに思っておりますが、私どもは、趣旨説明をするときには、スタートすればそれは速やかに御審議を願いたいということを申し上げる...全文を見る
○塩崎国務大臣 閣議決定して出した法律でございますので、速やかに御審議をいただきたいというのが我々の基本的な考え方でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
○塩崎国務大臣 今回御採決を賜った確定拠出年金法案は、企業年金の普及拡大を図るとともに、老後に向けた個人の継続的な自助努力を支援するということを目的にしたものでございまして、法案化に当たって議論が行われた社会保障審議会企業年金部会では、ライフコースや働き方の多様化などに対応いたし...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、給料が上がっていくということが年金にとってもプラスであるということは間違いのないことでありまして、それがゆえに、経済の活性化を絶えず図っていくということは年金にとってもプラスだというふうな理解だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 私も日銀出身なものですから、実際に聞いてみました。  基本的には、マクロ経済政策をやっているのが中央銀行でありますから、年金の問題だけに特化して何かやるということはあり得ないだろうと思います。しかし、高齢化が進む中でどういう影響が特に個人消費を中心に出てくるのか...全文を見る
○塩崎国務大臣 公的年金は、将来の保険料水準を固定した上で、積立金の活用を含めて、おおむね百年程度の財政均衡期間を通じて年金財政の均衡が保たれるように年金額の水準を将来に向けて調整していく仕組みというのがマクロ経済スライドということで、百年先まで見通したものということで今回仕組ん...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  少子化に伴い若年労働力人口が減少する中で、次代を担うべき青少年が安定した雇用の中で経験を積みながら職業能力を向上させ、働きがいを持っ...全文を見る
09月03日第189回国会 衆議院 本会議 第44号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 鈴木貴子議員にお答えを申し上げます。  技能実習制度の悪用を放置してきたのではないかとのお尋ねがございました。  技能実習制度については、必要に応じ随時見直しを行ってきたところでございますが、平成二十一年の出入国管理法改正後もなお法令違反等が発生して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 重徳和彦議員にお答え申し上げます。  介護職種に関する監理団体についてのお尋ねがございました。  技能実習制度に介護職種を追加する場合には、介護サービスの特性を考慮しつつ、監理団体における介護に関する一定の知見や十分な監理体制をいかに担保すべきかとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 畑野君枝議員にお答えを申し上げます。  技能実習制度の趣旨と実態との関係についてのお尋ねがございました。  技能実習制度については、技能移転による国際貢献を目的とするものでありますが、一部においてこの趣旨を逸脱している事例が見られることは認識をしてお...全文を見る
09月03日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 放送番組などの演出とか添乗員などにつきまして、ヨーロッパでどのような雇用形態になっているかは現状ではまだ把握はし切れていないわけでありますが、例えばフランスにおきましては、労働契約は期間の定めのない契約を原則としておりまして、派遣労働等有期労働契約は労働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、今のこの二十六業務についての考え方についてはもう繰り返し申し上げてきたわけでございまして、そういうことで、例えばこの二十六業務の中で特に多いところの業務を持っていらっしゃるところに聞いてみて、どのようにこれからされるのかということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この減少の理由は、二〇〇八年の秋にリーマン・ショックがあったわけであります。この影響がもちろん考えられまして、いわゆる二十六業務で働く方を含めた多くの非正規で働く方々が雇い止めに遭ったわけでございまして、また、二〇一〇年の二月に実施を、これ民主党政権のと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろな形態があって、必ずしも好ましくないケースがあったという意味においては、適正化という意味ではそれはそれなりに意味はあったのではないかというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは均衡の問題だと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の十月一日から施行になります労働契約申込みみなし制度の対象となる違法行為については、もう先生にこの間申し上げたように、期間制限のみならず、禁止業務派遣とか無許可派遣とか、それからこの間も議論になりました偽装請負も対象になるわけでありますので、決して労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のとおり、派遣で働く方の中には、専門的な業務に従事をしておられる方もおられますし、必ずしも専門性がそう高くない方もおられるわけでございまして、多様な業務に従事をしている方が多いということは今御指摘のとおりでございます。また、働く方の派遣に対す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) リーマン・ショックの際、我々野党で、その後政権交代があって、平成二十四年の法改正が派遣法についてございました。これは、リーマン・ショック時に派遣契約の解除に伴う雇い止めがたくさん出てきたということを踏まえての改正だったというふうに思いますが、その際、派遣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働者派遣法の違反行為に対しましては、派遣元事業主及び派遣先が改善に向けた取組を行っていただくことが極めて重要であることは言うまでもないわけで、処分ありきではございませんが、原則として、まずは行政指導を行って違法状態の改善を求めるということが原則でござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 委員長の御指名でございますので、まず私から答弁をさせていただきたいと思いますけれども、今回、雇用安定措置というのは、初めて派遣労働者の雇用継続を図る派遣元の責務を設けたわけであります。今回の法改正は、もちろん派遣先に対する義務付けもたくさんございますけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、この甲斐中検証委員会の最後のところに「終わりに」というのがございまして、今回の機構に対する標的型攻撃はまれに見る組織的かつ執拗な攻撃であったが、これに対する機構と厚労省の備えは極めて脆弱であり、結果として大規模な情報流出をもたらし国民の信頼を失墜し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、検証委員会の、言ってみれば使命をお触れをいただいて、委嘱事項の中に全容解明が入っていないじゃないかというお話でございました。  それについては、もうこの検証委員会に対する委嘱状というのがございまして、そこに明確に、原因の究明を行うとともに効果的な再...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般的に、働く方々の条件がどうなのかということについて厚生労働省としては当然責任を持って見ていかなきゃいけないというふうに考えておりますし、そういう意味では、今先生がおっしゃったこの年金機構での労働の実態については、私どもとしても常にウオッチをしていかな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、この検証委員会、繰り返し私も読ませていただいていますけれども、本質的な厚生労働省を含めた問題点が書かれているわけでありまして、その内容をしっかりと精査をして、私自身のけじめの付け方については、これは厚生労働省、そしてまた機構併...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四月二十二日の事案に関連して資料要求をされて、それがゼロ回答だったと、こういうお話を今いただいたわけでございますが、これは、ゼロといってもクロノロジーはかなり早い時期にお出しをしたと思うわけでございまして、その他のいろいろな個別のことについては、もちろん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 分かって言っておられるんだろうと思いますが、先ほど私は、できる限りの協力をしたいと思いますと申し上げた上で、セキュリティー上の観点などで出せないものがあるんだろうと思いますというふうに申し上げたので、そもそも、今、先生、何の紙を見ていらっしゃるか私はちょ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、全部と言われてもそれは分かりません。正確にこういうもの、こういうもの、こういうもの、こういうものの要求を出したけれども何も答えてくれないと言ってくれれば、私も、中を考えた上でお答えをしますから。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、これが理事懇、理事会で配られたものとして拝見をしておりますが、日本年金機構のシステムにおける監視体制に関する契約ベースの具体的な内容、石橋委員からの御要求ということでありますが、ここにはセキュリティー上の観点から指示は差し控えさせていただきたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) よく聞いていただきたいと思いますが、一義的に機構がまず判断することだと申し上げたと思います。  したがって、その判断についてもう少し詳しく聞いて、どのような対応があり得るのかということが今の判断以外にあるならば私も考えたいと思いますので、検討させてもら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) NISCの報告に大きなチャートで出ているものという意味においては、三十一台のうちの不審な通信を発しているものということではないんですか。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十三台のパソコンの話ということなんですか。
○国務大臣(塩崎恭久君) まだしゃべっているんですけど。
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十三か所の通信先ということでございましょうか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、NISCの御報告の中にある三十一台のパソコンの通信先とか出ているこの細かいのがありますが、このことであるならば聞いておりますということを申し上げようと思ったんですが、石橋先生はこれじゃないとおっしゃるから、それだとよく意味が分からないので、御質問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この機構が、三十一台の分も実は同じURLもあることは検証報告などに書いてありまして、私どもは……
○国務大臣(塩崎恭久君) いやいや、こういう、この資料であるとか他の資料で説明を受けております。
○国務大臣(塩崎恭久君) とぼけたというのはどういう意味でしょうか。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) この三十一台にこだわるので、先生、何言っているんだという話になっちゃったんですが、ここに接続先というのがございます。この紙も使いながら、もちろん他の資料もということをさっき申し上げたとおりで、通信先が二十三か所であったということを説明は私は受けております...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、機構の報告書にも、それからNISCの報告書にも、また検証委員会の報告書にも書いてございますけれども、フォレンジック調査などの調査結果を見れば、百二十五万件以外の年金個人情報の流出は恐らくないだろうということが書かれているわけでございます。そのよう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 情報政策担当参事官室と統計情報部の担当者レベルでしか五月八日にはこの四月二十二日の事案とドメインが共通しているという事実を認識できなかったわけでございまして、この際には、サブドメインのみならず、ドメイン単位での遮断をその担当者レベルで判断をして行っており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 予兆という言葉は、これは甲斐中委員長がお使いになったのでそれを引用しているということでございまして、ただ、それが完全に機構に来たもの、マルウエアの結果として感染をする原因になったもの全てではなかったということでありますけれども、また、検証委員会でも、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不審な通信を確認した七月十四日から、ハローワークシステムの職員端末についてはインターネット及び外部メールからの遮断を既に実施をしております。今後も当然これは継続をしていくということにしておるわけでございます。  また、個人情報を扱う場合のパスワードの設...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然、そのドメインが同じだったということは、前触れであったということは間違いないわけでありますけど、それを四月二十二日の攻撃は一つの予兆でありというふうに甲斐中委員長は記者会見で述べられているので私はそう申し上げているので、何も関係ないかのようなことは、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、官房長でいいのか悪いのかを含めて、今見直しをしておりますが、なぜ今まで選んでいたのかということを、これはもうかねてから選ばれておりまして、私が来る前からそうなっておりましたが、これは、サイバーセキュリティーに関して、緊急時の対処は危機管理の性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、それの是非を含めて今検討中でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) このCISOは、私、大臣が任命するものではなくて、情報セキュリティ委員会が策定をする厚生労働省情報セキュリティーポリシーにおいて大臣官房長というふうにされているものでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう繰り返し、今回のことについて、先ほども申し上げたように、検証委員会でも言われているように、機構も厚労省も備えは極めて脆弱だったと、そのうちの一つが今御指摘になったことであって、先ほど私が、官房長がCISOの立場にあることの是非を含めて見直してい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと一点だけ。他のCISOは、役所はどういう人がなっているかというと、蒲原さんの名誉のためにも言うと、官房長になっているところは、内閣府、総務省、法務省、外務省、財務省、文科省、厚労省、農水省、経産省、環境省、こういうふうにたくさんあるので、どういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省では、通常時における情報セキュリティー対策の最高責任者、CISOである官房長をインシデント時においても最高責任者として位置付けてきているわけです。これを補佐して実務的な総括を行う者として、情報政策担当参事官を置いているわけでありますけれども、今回の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 分かりにくいと思うので、正確を期した分かりやすい文章にして理事会にお届けしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもの責任についてはもう繰り返し申し上げておりますのでこれ以上は繰り返しませんが、いずれにいたしましても、私自身は厚生労働省の最高責任者でありますから、そのけじめは付けなければいけないというふうに思っていますし、職員においても同様であり、それは機構の職...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的に、組織を、これは法律でできた組織でございますから、それを変えるということを申し上げているわけではなくて、むしろ、例えば機構LANのことについては、ポテンヒットのように、結局誰が監督をするのかよく分からないままに、年金局のこれは明らかに監督責任はあ...全文を見る
09月04日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第38号
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○塩崎国務大臣 今回、若者の初めての雇用対策法がこの法律でもってしっかりでき上がるということだろうというふうに思うわけでございますが、その中で、今先生から御指摘のあった適職選択のための情報提供、これが非常に重要であるということを今御指摘いただきました。  企業による自主的な情報...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきました、求人不受理の対象を具体的にどうするか、これにつきましては、法案成立後に労政審で御審議をいただく予定としておるわけでありますが、その際に、今先生から御提案のあったように、一定の労働基準関係法令違反で送検をされた場合、そして、違法な長時間労働...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、記事もお配りをいただきましたけれども、就職採用活動開始時期をおくらすということで、これはやはり勉強をしっかりやってくださいということだったと思います。  これは、経済界と大学関係者それぞれの自主的な取り決めによって一昨年九月に示されたところであって、多くの企...全文を見る
○塩崎国務大臣 二つ問題があるのかなというふうに思いました。夜間とか通信に行っていらっしゃる高校生に対しても、やはりある意味いいアルバイトは行っていけるように、いい企業がいいアルバイトをちゃんと提供するようにという機会をということかなというふうに思っているのと、その認定制度の中で...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、学校と連携するということは今も定められておるわけでありますが、極めて大事なことで、学校の先生に連れられてハローワークに来て、その生徒に職業紹介を行うとか、あるいは、生徒の職業相談等の状況についていろいろな話が、ハローワークと学校で情報を共有...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの法律では新卒者ということで、初めての法律でもございますので、まずはこれでスタートということになっているわけでございます。
○塩崎国務大臣 これは、今回の法律が、そもそも雇用対策の法律として、障害者とか女性とか高齢者とかはありましたけれども、若者がなかったということから、こういうようなことをフレームワークとしてきっちり出そうということでやってきた中で、今、法律的にも新卒に限られていることについて御指摘...全文を見る
○塩崎国務大臣 民間の職業訓練、職業支援をする学校のことだと思いますが、確かに、結果が出ないところについては、やはり結果を出すようにしてもらわなきゃいけませんから、出ないうちは適切な先としては考えられないので、そのようなことがどうなっているのかということを調べてみろということでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 長妻先生の今の御発想は、ニーズに合っている、あるいは、情報が欲しいと思っていて、不利益なことが起きるんじゃないかという心配をされている方にとって有効な案だなというふうに私も思います。  今回は、いろいろなことがあって、労政審で決めたスキームでとりあえずスタートす...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、閣議決定で、雇用戦略対話合意のことにつきまして、最低賃金の目標についてのお尋ねがございましたが、そのこと自体はもちろん、最低賃金の目標について、合意の前提として名目三%、実質二%を上回る成長の上で、合意の数字が全国最低八百円、全国平均千円というのがあったという...全文を見る
○塩崎国務大臣 閣議決定は閣議決定としてございますから、それは存在をしていますし、その後、見直しもされていないというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 そのときの閣議決定の文言を見ると、二〇二〇年までの目標として、今先生がおっしゃった全国最低八百円、全国平均千円というのが定められているというふうに理解をしておりますが、先ほど申し上げたように、名目三%、実質二%を上回る成長等としていることを前提という言葉も同時に入...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのような閣議決定があったということで、また、その後の見直しも特にされていないということを先ほど私が申し上げたとおりでございます。
○塩崎国務大臣 これは民主党政権の際に閣議決定されたものでございまして、先ほど申し上げたように、その上で、なおかつそこの経済前提がつけられた上で、二〇二〇年までの目標ということで民主党政権はお示しをいただいたということで、閣議決定としてはこれは存在をしているということを申し上げて...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、閣議決定というのはたくさんいろいろございますが、変えたいときには閣議決定をし直しますから、それはさっき申し上げたとおり、ここで、あるということはそのとおりでございますし、それを別な閣議決定をもって見直したということもないということであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 安倍内閣として、最低賃金は極めて大事だということは、特に貧困の問題とかそういうことを考える際にこれは大変大事だということで、第一次安倍内閣のときから、あのころは特にワーキングプアとかそういう問題がクローズアップをされていた時期でもありました。したがって、それをしっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 現状では議事要旨は公開をしているようですし、資料も公開はしているわけでありますけれども、先ほども申し上げたように、労使だけじゃなくて、これは公益委員というのも当然おられるわけでありますから、こういった方々が今のところまだ公開という考え方になっておられないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 我が党の部会とかそういうものもオープンでやるのとやらないのがあって、人によって随分評価は違うんですね。私は大体、公開主義でありますので、記者の皆さん方にも一緒に考えてもらう、あるいは関係者にも一緒に考えてもらう。もちろん、御発言をいただくわけにはなかなかいかないこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、全国一本というところが、英米系では、欧米系といいましょうか、多いということであります。ドイツは本当にことしの一月から初めて導入ということで、これは、労働協約に基づいて、地域あるいは業種別、言ってみれば産別に最低賃金を決定してきたわけですけれども、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に働き過ぎを是正しないといけないということを労政審でも御議論いただいておりますし、私ども厚労省の中でも長時間労働の削減をするという本部もつくって、向かっているわけでありますので、長妻先生と私どもの考え方は同じ方向を向いているということは間違いないと思います。...全文を見る
○塩崎国務大臣 ヨーロッパや、アメリカも含めてかもわかりませんが、フルタイムとパートタイムの賃金水準の格差というのがそういった国々では小さい理由についてはいろいろあると思いまして、社会経済のあり方など、複合的な要因によるものであると思います。  もう一つは、さっき申し上げたよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろ問題のある企業が、採用において、あるいは求職、求人活動において基本的なルールを守らないところが間々あるということで、今回、求人不受理というのを例外的に設けることによって、求職をされる若い人たちにとってプラスになるようにということでございました。  何を対...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろあったので、最初にまず、最後におっしゃった、裁判になっている、訴訟になっているケースは、それはやはり訴訟の結果が出ないとなかなか、こちらから一方的なことはできないのではないかというふうに思っています。  その上で、法令違反の対象は政令で、そして具体的な手...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき先生、冒頭に一般求人まで広げなかったことについて触れられたので申し上げたのであって、先行サービスを申し上げたということであります。  ハローワークでは、職業安定法に基づいて、求人の申し込みは全て受理するというのが先ほど先生からも御指摘がありました原則になっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 第二十条に、「国は、学校と協力して、」という今先生お読み上げをいただいた部分があると思いますけれども、確かに、労働法制というのはなかなかなじみが一般的にないし、これは子供というか若い人たちだけじゃなくて大人でもかなり知識が足りていないというふうに思いますし、私自身...全文を見る
○塩崎国務大臣 今ちょっとお話がありましたが、民主党政権の最後は大体八千円台ぐらいだったと思います。そこから今でも約一万円ぐらいは高いわけでありますので、逆に、機械的な試算をぜひお勧めしたいというふうに思います。  それをおいておいても、今から申し上げることはもう繰り返したこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、年金の資産運用に最も大事なのは、年金財政上必要な資金を予定どおり運用として得ることができるかどうかということが大事なのでございます。それは中長期的に、年金投資というのは、いつも世界じゅうの常識としてやっていることでございます。  その...全文を見る
○塩崎国務大臣 企業年金関係者に送られました不審メールの内容については、私どもは了知をしていないために、企業年金国民年金基金課などが受信をいたしました不審メールと企業年金関係者が受信をされた不審メールが同一のものかどうかは不明でございます。
○塩崎国務大臣 まず、企業年金関係者、今先生がおっしゃっているところに送付をされた不審メールの内容を調べろ、こういうことでございますけれども、不審メールを受信したのはあくまでも民間団体、民間人でございます。これは、厚生労働省がその内容について調査を行う権限がないわけでございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 甲斐中委員会が一カ月延ばしたというのは、これは甲斐中先生が委員会の答弁でもおっしゃっていたことでございますけれども、事情が、大きな変更でもあればまた活動を再開するとおっしゃっていたと思います。  念のためにということで、見定めるということで一カ月延ばすということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういうケースがあるということはもちろんわかっているわけでございますが、それがどの程度かということは、調査の対象として、今調査をしているところでございます。
○塩崎国務大臣 厚労省では、これまでも労働関係法令などの周知、広報について、リーフレットやポータルサイトを活用した取り組みを行ってきました。  その一方で、現在、先ほど申し上げたように、大学生アルバイトを対象に実施をしているアンケート調査の結果などもございますので、それらを踏ま...全文を見る
○塩崎国務大臣 調査も、大学生レベルの調査と高校生レベルの調査というのは、やはりこれはちょっと違う扱いをしないと正確なところがよくわからないということになってしまうものですから、特に、先生先ほど御指摘になったと思うわけですが、十八歳未満の深夜労働とか、これは基本的には大学生ではあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、やはり調査をしっかりした上で、当然、団体宛てに出すということであれば、実態をしっかり踏まえた上で出さなきゃいけませんので、できる限り速やかにやりたいと思いますが、なお、しっかりとした調査もやらなきゃいけないので、先生の御意見もしっかりと頭に入れながら、でき...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、パンフレットにしても冊子にしても、わかりやすいというのが大事、そのとおりだと思います。今比較がございましたけれども、確かに具体例があった方が全然わかりいいということで、これは一般的に、我々がこの想定問答を読むときにもいつも言っているわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 ブラック企業という名称を正式に使っていることはないわけで、今お話があったように、若者の使い捨てが疑われる企業ということで、少し長ったらしいわけでありますが、そういうことにしております。  このブラックバイトという言葉についても、厚労省としては使用をしているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法律を御審議願っているのは、言ってみれば若者だけが雇用の環境整備の法律がないということで、初めてこれをやるわけでございます。  この法律をつくるに当たって、労政審でさまざまな議論を賜って、労使両サイドの言い分もいろいろあり、そしてまた公益の立場の方々にも御...全文を見る
○塩崎国務大臣 不利益取り扱いの禁止を法律で措置するということは、何をもって不利益取り扱いとするかという判断が非常に難しいということは申し上げてきたと思うんです。  確かに、これを法律用語で定義するというのはなかなか難しいので、具体的にどうするかということは、これはもちろん労政...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういうケースというのは、他の、男女雇用均等法とかいろいろなところで類似の例があろうかと思いますけれども、規範を示して、その範囲内で企業に判断をしてもらうということかなと私は思いますが、では、そこを外れているかどうかということを判断するときは、やはりこれは行政が判...全文を見る
○塩崎国務大臣 実効性がないということでは困るというのは、そのとおりだと思いますけれども、単に一企業の判断だけというわけにはいかないので、行政としては当然、やはり幾つかの角度から情報を得て、その上で考えるということでもあるというふうに思います。  例示ということも多分あって、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 均等法の事例は今までゼロだったということでありますけれども、きょう実は一件出まして、そういうことで、ゼロではないということにはなりましたが、問題は、全件受理原則がある中で、今回の不受理の仕組みは必要最小限の範囲内でその例外を設けることというのが公労使の労政審で行わ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、実効性がないものは意味がないので、実効性があるために法律以外で何ができるのか、議論を労政審の中でしっかりやってもらいたいと思いますし、今お話がありましたように、データはやはりふんだんに出して御判断をいただくしかないんだろうというふうに思いますので...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生の御懸念については、もちろんわかるところがあるわけでありますが、認定基準の選定に当たっては、特に、規模の小さい中小企業でございますので、これに対する配慮をどうするかというのがなかなか難しい。その中で、今、不当にネガティブに評価をされるケースが出てきてしまうんじ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこのジョブカードというのは、第一次安倍内閣のときに構想して、その当時は、福祉から雇用へということで、生活保護から、きちっと就労をして、みずからの足でちゃんと立っていけるようにということでありましたが、今、残念ながら、職業訓練の際に多く使われていて、肝心の就...全文を見る
○塩崎国務大臣 若者の適職選択を支援するために、企業の規模にかかわらず、労働条件に加えて、企業の就労実態に係る情報が積極的に提供される環境づくりが重要であるということで、今回このような形で御提案申し上げているわけであります。  この決まった経緯、努力義務それから義務づけについて...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来から、求人不受理の事業所名をわかるように説明すべきだという対象に、一般の求職者に対してもということで今お話をいただきましたが、当該企業が求人不受理の対象になった事実を一律に公表するということや求職者に事業所名を知らせることについては、改善取り組み中にもかか...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、このジョブカード、キャリア・パスポート構想研究会というところが報告書を出しておりますけれども、活用の形態とかの様式に関しましては、今まで紙でずっと一つながりでなっておりましたけれども、今度、電子化をして、それをパーツに分けて、例えばキャリアプランとか、職務経...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十年の七月に閣議決定が行われて、年金機構の当面の業務運営に関する基本計画というのが決まっているわけでありますけれども、これに基づいて、業務の効率化、コストの削減の見地から業務の外部委託を進めているということを私ども繰り返し御説明をしてまいりました。  年金...全文を見る
09月08日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま福岡議員から御指摘をいただきましたように、今回の改正案は、正社員を希望する方にはその道が開かれるようにするとともに、派遣という働き方を積極的に選択している方については待遇の改善を図るためのものでございます。こうした改正案の目的を達するためには、派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど福岡議員からもお話がございましたように、今回私どもが、正社員を望む方には正社員の道を開いて、そして、あえて派遣で今の時点では働くことが選択をされるべしと考えられる方々には処遇の改善を、しっかりとその可能性を高めていくということで、今回は特に派遣元に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、民間の広告、何に使っているのかよく分かりませんが、恐らく新聞広告ではないんだろうというふうに思いますが、職安法では、御案内のように、派遣元が派遣で働く方を募集する際については労働条件等の明示を行うこととされていますけれども、恐らくこれは派遣元が派...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 恐らくこれまでもこのようなことをやっている派遣元というのはあったんだろうというふうに思います。そういうことで、今回初めて派遣元の指針に、さっき申し上げたように、こういうことは好ましくないということを明記をしていこうというふうに考えているわけで、それは何か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは直接許可取消しにそのままつながるということではないというふうに考えておりまして、この間、総理が答弁したとおり、今回の改正案によって、一部届出制となっている労働者派遣事業を全て許可制にするということで、先ほど来繰り返し申し上げているように、行政の関与...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、先生もまたお認めになったように、直接こういうことを規制する法律はないわけでございまして、私どもとしては、派遣料金を決めるというときに処遇の改善というものを考えながら決めなきゃいけないという基本的な哲学を徹底をしていくということが大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今引き合いに出されました健康増進法ですか、ここにおける誇大広告の問題については、恐らく新聞広告等一般的な、一般の方々が全部見るような形でのものであろうかと思いますけれども、これは先ほども私からも言って、そのようなことのように受け止められるようなことをおっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本来、派遣は臨時的、一時的な働き方であって、今お話がございましたように、能力のある方が特殊な、言ってみれば特定の分野で頑張るという方ももちろんおられて、それらの方々は、実際に私もお会いをした中には、今、それこそ一流会社に幾つか複数動きながら自らの価値を高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、派遣元が求めた場合に義務が掛かりますから、それが求められないときには罰則は特にないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 罰則はございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に予定はしておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回この条文は、元々は努力義務であったものの中で賃金については配慮義務に格上げをしたわけでございます。したがって、罰則はないにせよ、先ほど来申し上げているように、全面的に許可制に移行する中で、当然これ、指導は厳しくやっていかなければいけないと思いますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもの考えでは、これは対象には入っていないということでございますので、今申し上げたように、指導をしっかりとやっていくということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生のように台帳に書くべきだという考え方もあろうかと思いますけれども、私どもは、先ほど来申し上げているように、これは配慮義務として当然やっていただく、アクションを取っていただくということが法律の定めているところでありますから、それにのっとってやっているか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただきましたけれども、全国の労働局に配置をしている需給調整指導官というのは様々な任務を担っております。そして、今回の改正を受けて、新たに義務付けられる措置などに対する指導監督業務が加わることになるわけでありますので、当然、責務は新たに加わって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案で全ての派遣元事業者を許可制に一本化する、そして許可審査業務が増大をするということは今申し上げたとおりでありまして、加えて、派遣会社等に新たに義務付けられる措置に係る指導監督等にも対応する必要があって、当然のことながら、需給調整指導官の任務、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 重要性については御指摘のとおりでありますし、私どももそのとおりだと思っているからこそ先ほどのような答弁を申し上げているわけでありますが。  一方で、先ほど申し上げたように、この重要性は、この派遣ももちろん当然重要でありますし、今回こうして御審議を法案に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは院がお決めになることでございますので、丸川委員長を始め先生方にお任せをしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 優良な特定派遣の事業者につきましては、許可制度への円滑な移行ができるということが望ましいというふうに思います。そのため、特定労働者派遣事業を営む現在の中小事業主に向けましては、企業経営に精通をいたしました方によるセミナーなどによって移行のための情報提供等...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この条文につきましては、これまで衆議院を含めて数々の御指摘を頂戴をしてきているわけでございますけれども、正社員となる可能性を高めるためには、現在の派遣の仕事をするに当たって必要な能力及び知識のレベルアップをまず図ることが一番有効であると考えられると思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも、先ほど申し上げたように、いろいろな議論がこれまでもございました。  しかし、今申し上げたように、やはり今働いているところで評価を上げるということがそこでの処遇改善にもつながりますし、その次のステップアップにもつながってくるということを考えてみる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的にはおっしゃるとおりで、「なお従前」には未施行の規定が含まれないわけでありますけれども、この改正法附則の規定のみをもって具体的に旧法のどの規定が適用されるのかが分かりにくいということが御指摘をいただいておるわけでございますので、改正法施行後に混乱等...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、改正法案の内容の成立後の周知について御指摘がございましたが、改正法案が成立した段階で、改正内容の概要について、私どもとしては最大限分かりやすく解説をしたリーフレット、今、過去の例をお引きをいただきましたけれども、そういったものなどの関係資料を厚生労働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ホームページは別に休みは関係なく誰でも二十四時間見ていただけるわけでございますし、最大限の努力を私どもとしてはさせていただきたいということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働契約申込みみなし制度が適用される派遣で働く方、その方々について不利益が生じるわけではないと考えております。  他方で、今回の改正が行われないで現行のまま十月に至る場合には、派遣先が意図せずに違法派遣を受け入れた状態となって、みなし制度が適用される事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この労働契約申込みみなし制度は、違法派遣の是正に当たって、派遣で働く方の雇用が失われないようにしつつ、一定の違法派遣を受け入れた派遣先に民事的な制裁を科すことによって違法行為の抑止を図ると。抑止を図るためのものであって、これは極めて重要なものだというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき私から答弁申し上げたように、違法行為があって、それで直接雇用に結び付くというのがこのみなし制度でございます。  ですから、それはそれで、働く方にとって直接雇用に結び付くという意味においてはもちろん不利益ではないし、直接雇用に結び付く、同じ条件でと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この附則九条のことは、これは経過措置の話であって、この施行前に既に契約をされた派遣の場合の当てはめのことを申し上げているわけであって、これ、みなし制度そのものは十月一日から施行されることになるわけでありまして、それは何も変わるところではないし、大勢の方々...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、冒頭、福岡議員からの御質問にあったように、石橋先生からは御批判をいただきましたけれども、考え方の言ってみれば違いというものが出ているので、私どもは期間制限を廃止をするわけではないわけでございますので、それを分かりにくいと言われた二十四年の附帯決議...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもが聞いている限りでは、今回の改正法案の施行日は労働契約申込みみなし制度の施行日より前に設定をされていることもあって、これ、御指摘のような雇い止めが全国的に生じているとは承知をしていないところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 最後の方がちょっと聞こえなかったので今確認をしましたが、同一労働同一賃金の実現のためには解決すべき課題が当然あるわけでありますけれども、派遣労働者と派遣先の労働者との均等・均衡待遇を検討する際には、派遣料金の額ではなくて、派遣労働者が受け取る賃金について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行法の三十条の二は、均等待遇が重要な考え方の一つであることに鑑みて、派遣元事業主に対して、努力するにとどまらず、配慮の対象となった事項に具体的に取り組むことが求められる配慮義務を課すことで均衡待遇の実現を図ることとしておるわけでございます。  この規...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案では、事業の許可・更新要件にキャリア形成支援制度を有することを追加をするということになっておりまして、計画的な教育訓練の内容については、各派遣会社において教育訓練の計画を策定して、許可あるいは更新の申請時に労働局に出してもらうということになっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在の法令では、一つの派遣契約を単位に、派遣元・派遣先管理台帳は各派遣労働者ごとに記載することとなっております。  その保存は、派遣終了の日を起算日として三年間というふうになっているわけでありますが、労働者派遣は派遣元と派遣先との間の個別の派遣契約に基...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど答弁を申し上げたように、この二つの台帳は、派遣先、派遣元の台帳は、個々の派遣契約に基づく労働者派遣についてその就業状況を把握するためのものだというのが元々の趣旨、目的でございます。したがって、労働契約とは関連付けているものではないということであるわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと繰り返しになって恐縮ですけれども、派遣元・派遣先管理台帳は、派遣労働者の適正な雇用管理の観点から、派遣労働者の就業に関する情報を記載をさせているというのが法の趣旨だということは繰り返し申し上げてきているわけでありまして、一方で、今先生御指摘の、特...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘があったように、特殊健康診断の結果の保存につきましては、一定の有害業務に従事をする働く方々の長期的な健康管理のために、業務の内容等に応じて、今お配りをいただきましたけれども、五年から四十年の範囲で保存期間を設定されているわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しいただいたように、この法案提出前後に二回、ヒアリングを大臣室で行いました。  それぞれ派遣で働いていらっしゃる方々について、どういうことでお困りになっているのかということを中心にお話を聞こうということでお話を聞かせていただいたわけでありますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私もそういう報告はもちろん聞いているわけでございますが、それは直接お会いをしてお話を聞いた方の抱えておられた問題とも共通するところがあって、今回、私ども、教育訓練、キャリアアップを義務化するということでありますけれども、全くそういうことを受けていないとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、福島先生から御指摘をいただいた派遣労働者の声を聴いてくださいという御要望を私の事務所の方に、議員会館の方にいただきました。それとともに、当事者の皆様方の手記というのも頂戴をいたしました。まだいただいたばかりなので中は全部は読めておりませんけれども、現...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度もお答え申し上げ、また今日も何度か申し上げましたけれども、平成二十四年の法改正によって設けられた労働契約申込みみなし制度というのは、派遣受入れ期間の制限に反するなどの一定の違反行為に対して、労働者の保護を図りつつ、派遣先に民事的なペナルティーを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然、働く人たちの権利保護をし、できる限り働きやすい環境を整えていくということが厚生労働省の使命であることは間違いないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは福岡議員が最初に指摘したとおり、いろいろな考え方が私はあって、だからこそ審議が必要なわけでありまして、審議をしているわけでありますが。  何度も申し上げますけれども、直接雇用をする結果となるこのみなし制度は、結果としてもちろん直接雇用になるという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
09月10日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第34号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、国家戦略特区における家事支援外国人受入れ事業というのは、女性の活躍推進のお話が冒頭出ましたが、そういった観点から位置付けられてこの成長戦略の中に入っているわけでございます。  あくまでも、本制度は、家事支援活動を行う場合に外...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生がおっしゃり、また石橋議員からも本会議場で御指摘がいろいろございましたけれども、心意気は全く同じだというふうに私は思っております。  したがいまして、附帯決議につきましては、あの際にも申し上げたとおり、尊重してまいりたいというふうに考えているとこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省は、昨年、二十六年度の講習をやっておりまして、この際、十月の十六日にございました。残念ながら、私、参議院の厚生労働委員会に出席をしておりまして、参加できなかったということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現場の声は大事だということはもう前々から私も申し上げ、また地元でもこれまで何度となく歯科医師の先生方から、もちろん他の医師の先生方を含め、様々な方々から御意見を聞いているわけでありますけれども。  今御指摘の中医協においても、今お話があったように、難問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の、データベース化をした上で、高齢化をされている御遺族にできるだけ早く御遺骨をお返ししたいという強い思いは大変よく理解をさせていただくわけでありますが、私も同じような気持ちは持ちますけれども、同時に、どうも技術の問題というか科学の問題として、DNA鑑...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から、別に全国のデータベースを作ってそれとぶつけるということではないということで、一定程度の絞り込みをした上でデータベース化したらどうだと、御遺族の方ですね、私もそういう意味では、前回申し上げたのは、少し広げていくというのは同じような考えを持って申...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、防衛省ならではの情報もありましょうし、外務省ならではの情報もありますから、各省連携をきっちりして、この遺骨収集、そしてまたDNA鑑定による御遺骨を御遺族にお返しをするということを一日も早くできるだけ多くやっていきたいというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長沢先生を始め厚生労働委員会の先生方にも大変御心配をいただいて、おかげさまで、先般、BSL4施設としての指定をすることができました。心からまず先生方にも感謝を申し上げ、今後ともひとつ御指導を願いたいと思います。  今回、エボラ出血熱などの一類感染症の患...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど先生からも御指摘ありました下関市の障害者施設での虐待の事例というのは、本当に私も何度も見ましたが、ショックを受ける事態でありました。厚生労働省としてもこれは極めて重く受け止めておるところでございます。  このような施設従事者などによります虐待の防...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このHPVワクチンの接種後に疼痛とか運動障害を始めとする多様な症状を訴えた方がおられて、その中には、今御指摘のように通学が、あるいは通学などの生活面での支障を生じておられる方がおられることは承知をしているところでございまして、従来より、予防接種に係る救済...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘のございました難病治療研究振興財団、これは東京医大にございますけれども、この研究につきましては、HPVワクチン接種後の多様な症状について、新たな疾病であるとの仮説を検証するためのものだということを聞いております。  HPVワクチン接種後...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、厚生労働省において、今先生が御指摘になったように、大企業だからというようなことで労働基準監督署による監督指導を控えるというようなことはあり得ないことであって、むしろ企業全体で適正な労務管理を図っていただくように指導をきっちり行うのが労働基準監...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき局長からも答弁申し上げたように、大企業だからといって労働基準監督署による監督指導を控えるとか、あるいは少し、何というか、バランスを取るとか、何かいろんなようなことを考えるというのはやっぱりおかしい話でありますので、今言ったように、このようなことはや...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、私は今、再就職の話は初めて聞きましたが、申し上げたように、愛知県内の労働基準監督署の間でばらばらなことをやってもらったら困るという観点からやったものだと理解しておりますが、しかし、今申し上げたように、こんなことをやっているのは愛知...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 少なくとも、先ほど申し上げたように、この者がこの通知を出したのは、今さっき私が御説明申し上げたとおりの理由で出したものでありますので、また、かたがた辞めろというような命令を出すような立場に私はないと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の介護報酬の改定の際にも、認知症の方とか中重度の要介護者について、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるようにということで介護報酬の改定を二十七年度行わせていただきましたし、それから、小規模事業所を含めて認知症高齢者などを多く受け入れる事業所の取...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、三浦局長の方から申し上げているように、この特定事業所集中減算というのは、地域のいろいろなサービスがある中で、利用者の選択とか、あるいはその心身等の状況に応じて適切に適用する観点から行われて、また、ケアマネについての中立性とか、そういうようなとこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、日本も広いわけでございまして、それぞれの地域のやっぱり特徴というのがあって、一定程度集中してもやむを得ないというところもあるんだろうと思います。だからこそ、そこは自治体が判断をするわけであって、しかし、やはり医療系だけは集中しないというようなことも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十七年度の介護報酬改定でケアマネ事業所とかあるいはケアマネジャーの公平性とか中立性というのを推進するというのは先ほど申し上げたとおり、そしてまた利用者の自立支援に資する適切なケアマネジメントにつながるように特定事業所集中減算の適用要件の見直しを今回行っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年の十月の九日の大阪泉南アスベスト訴訟最高裁の判決におきまして、今御指摘をいただいたような結果が出ました。極めて重く私ども受け止めて、真摯に対応してまいったところでございますが、第一陣の訴訟の原告の方々と昨年十二月の二十六日に和解が成立をいたしまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、虐待を受ける子供たちが増えている中で、社会的養護が必要な子供たちに対して、我々としては社会的自立につなげるためのきめ細かな支援が必要で、それは低学年、小さいときから、小学校へ入って義務教育が終わる、その後についても重要だという先生の今御指摘でございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、平成十二年度から十三か所につきましては小規模慰霊碑を造ってまいったところでございますけれども、これは、共和国とかロシア連邦の地方あるいは州であって、用地の無償提供及び慰霊碑の維持管理を相手方が将来的に保証してくださったところ、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本年金機構における事案でああいう結果を、個人情報が流出するという結果をもたらして、国民の年金に対する信頼を本当に損ねたということは、私どもは何度も認め、かつおわびを申し上げてきたわけでありますけれども、このNDBにつきましては、医療の質の向上とか効率化...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、これ、二十一年度からスタートしておるわけで、かなり長い時間の間、こういう状態で来たということを考えると、本当に私どものもっと監視の目が行き届いていったらよかったかなというふうに思うわけでございますので、いずれにしても...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日は、先生から空白の二次医療圏を解消しろと、こういうお話をいただきました。  がんの医療提供体制については、全てのがん患者が質の高いがん治療、医療を受けられるように、どこでもということで、平成十三年度から拠点病院の整備を進めてまいりました。二十六年度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来議論になっているこのナショナルデータベースはマイナンバー制度の対象とはなっておりませんので、マイナンバー制度の導入に影響はないと思いますが、医療情報全般につきまして先生から御懸念を今頂戴したのかなというふうに思いますけれども、これについては、医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先般、当議連の皆様方が大臣室においでをいただいて、緊急提言を頂戴をいたしまして、今回、来年度の予算に向けて概算要求の中でも幾つか取り上げさせていただいて、まず第一歩を踏み出すという、この緊急提言の中身を実行に移すということをやらせていただいているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 提言の中に具体的な提言がたくさん入っておりまして、その中に今お触れをいただいた実現本部やプランが入っているわけでございますけれども、少子高齢化の進展により生産年齢人口が減少をしていく、そういう中で、日本経済の好循環の動きを更に進めていくためには、雇用情勢...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで、非正規雇用あるいは若者雇用対策として、正社員実現加速プロジェクトによる正社員実現キャンペーンを推進してまいりましたし、それからキャリアアップ助成金については予算の増額を行ってまいりました。それから、新卒応援ハローワークなどにおける新卒者等に対す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般に、公共調達は経済性、公平性というのが求められるわけでございまして、優先調達につきましては慎重な検討が求められるものでありますけれども、これまで御答弁申し上げているとおり、非正規雇用対策に積極的に取り組む事業主を支援していく必要性は十分にこれは認識を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最高裁におきまして、九月八日、韓国在住の被爆者の方が受けられた医療費に関して、被爆者援護法を適用し、大阪府に対して医療費の支給を行うべきとの判決が言い渡されたわけでございまして、この判決については、私どもとして重く受け止めているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働行政について多様な課題が山積をしているわけでありまして、個々の課題に的確に対応できる第一線の執行体制確保が必要だということは、我々も認識をしているところでございます。  このため、これまでも定員の合理化に対応しつつも、求められる行政課題に応じた増員...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  高齢化の進展に伴い、患者の疾病構造は多様化しており、患者一人一人がその状態に応じた良質かつ適切な医療を安心して受けることができる体制を地域で構築することが...全文を見る
09月11日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第39号
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○塩崎国務大臣 戦没者の御遺骨に一日も早く御帰還をいただく、この取り組みを推進していくのは国の重要な責務であるわけでございます。  ちょうどことしは戦後七十年の節目の年、御遺族が高齢化をする中で、十年間の集中実施期間というものを置いて、一柱でも多くの御遺骨を一日も早く収容できる...全文を見る
○塩崎国務大臣 このたび被災をされた栃木県、茨城県、そしてまた他の県にもまだまだ被害が広がるかもわからない、こういうことでございまして、被災をされた皆様方に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  厚生労働省としては、昨日、私を本部長といたします対策本部を設置いたし...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、これまで感染症対策など個別の課題に対応した国際貢献を行ってまいりましたけれども、今後は、こうした取り組みとあわせて、途上国における基本的な保健システムの強化を支援することが極めて重要ではないかというふうに認識をしているところでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃるように、昨年の広島での土砂災害も類を見ないような集中豪雨に基づいて起きてしまったということでございまして、今回も、これまでにない、何十年ぶりというような集中豪雨が起きたという中で、その原因はいろいろあろうかと思いますが、いずれにしても、そういうこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまでこの遺骨収集の法的根拠は何かといいますと、これは、厚生労働省設置法の第四条の百五というところに「旧陸海軍の残務の整理に関すること。」というのがございました。それに基づくというか、それを敷衍してできた政令がございまして、ここに、事業課というところが「戦没者の...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には先生がおっしゃるとおりだと思いますが、厚生労働大臣は、戦没者の遺骨収集に関する活動を行う法人を指定することができるとこの法律ではされておりまして、法案成立後は、指定法人に遺骨収集のために必要な情報の収集や遺骨収集帰還事業を実施させる予定でございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 硫黄島で部隊が、ほぼ全員に近い方々が玉砕をされておるわけでございます。遺骨の埋葬地点等の情報が少ない中で、必ずしも積極的な情報収集を行わずに遺骨収集が進んでいなかったということがあったと思います。  しかし、平成二十一年の、今先生お話ございましたけれども、米国の...全文を見る
○塩崎国務大臣 指定法人については、遺骨収集に関する豊富な経験とか知見を有する関係団体と連携をして遺骨収集帰還事業をより効率的、効果的に実施するということを先ほど申し上げたわけでございます。  法人を指定することの方が望ましいとは考えておりますけれども、一方で、仮に、今先生お話...全文を見る
○塩崎国務大臣 特に民間の建立慰霊碑については、建立者あるいは管理者が維持管理を行うことが原則だということで、一方で、海外では、維持管理状況が不良な慰霊碑が放置をされているということがあるということが今先生お話のあったところで、そういうのはやはり国際的にも好ましくないわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護につきましては、今後さらに人材が必要になるということでございまして、あくまでも、私どもは、やはり国内の人材確保対策をどう充実強化していくかということが基本であって、あらゆる施策を総動員して、総合的な、そしてまた計画的な取り組みをしなければならないというふうに考...全文を見る
○塩崎国務大臣 遺骨収集帰還事業に学生や青年に参加していただくことなどによって、さきの大戦の記憶を次世代に継承していくということは大変重要な意義があると考えているところでございまして、今回の議員立法におきましても、これは国の責務ということでありますけれども、国民挙げてこの問題にし...全文を見る
○塩崎国務大臣 遺骨収集の関係でNPO団体とか事業者にお願いをしている場合に、そういったところからの情報で、地下ごうとか埋葬地が存在するような可能性が高いという判断をされる場合には、土地区画整理事業の対象地域か否かにかかわらず、遺骨収集のための調査を行うということとしているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のキャンプ・シュワブ等米軍基地内の遺骨収集につきましては、まず関係者の証言などの遺骨情報の有無を沖縄県から伺うこととしたいと考えているところでございます。  その上で、仮に情報がある場合には、外務省、防衛省などと連携をして、基地内の遺骨収集について米...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
09月15日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第35号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘がございましたように、安倍総理がダボス会議の際のスピーチの中でメイヨー・クリニックについて触れたわけでございますが、このメイヨー・クリニック自体の使命というかミッションというのをホームページなどで見てみますと、一体化された治療法、教育、研...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、今回の地域医療連携推進法人とそれから地域医療構想の関係性につきましてお尋ねがございましたけれども、今回の法人制度は、地域医療構想を達成するための一つの選択肢として、複数の医療法人などが一般社団法人でございます地域医療連携推進法人の社員となって、統一的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のように、今回の台風十八号を始め大変な洪水が起き、今御指摘のように、医療機関においても同じように水没をし、医療機器も大変なことになって、テレビのニュースでも私も拝見しましたが、一生懸命それを手入れをして、水を掛けてやっているというところを見ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、この地域医療連携推進法人は、参加法人の医師などの雇用主ではなくて、指揮命令等を行うことは直接はできないということがまず第一点であります。  参加法人間の医師等の移動につきましては、確かにそれは可能性があるわけでございますが、一般には在籍型出向とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話が出ました製薬企業のいわゆるMRでございますけれども、平成二十六年における労働基準法の労働時間に関する規定の違反状況について、いわゆる医薬品製造業というくくりで見ますと、全業種の平均の労働時間に関する規定の違反状況を見ますと約二一・一%でありますけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 名称というのは、この地域医療連携推進法人という意味の名称をおっしゃって、いわゆる非営利ホールディングという名前は変わりましたがという、そこの点の御質問でございますね。  名前は変わりましたが、この地域医療連携推進法人については、ここの名前を明確にしてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今私が申し上げたとおり、今回の地域医療連携推進法人は、そもそも地域医療構想に資するような、そういう法人としての選択肢を提供しているわけでありまして、そういうことであれば、医療の国際展開というようなものを主たる目的とするような法人として制度化したものではな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提示をさせていただいている地域医療連携推進法人は、複数の医療法人などを社員とするものでありまして、地域医療に与える影響が極めて大きい可能性があるわけでありまして、そういう意味では、今先生お話しのとおり、法人内部のガバナンスというものも大変大事だとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘の私の愛媛県の状況はいろいろ私も歯科医師の先生方から聞いております。この九月の終わりの方にデンタルミーティングというのが去年に引き続いてあるようでございまして、そういった現状についての説明と、言ってみれば御意見を頂戴する機会をいただくんだろうと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療機関の間での医療情報の連携などに用いる医療等分野の番号でございますけれども、これにつきましては、セキュリティーの徹底的な確保を図りつつ、マイナンバー制度の、今お話がございましたとおり、インフラを活用した安全で効率的な仕組みを検討していくこととしている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提起申し上げている地域医療連携推進法人制度というのは、地域の医療機関を開設する複数の法人が医療機能の分担及び業務の連携を推進するというものでございますので、これに参加する法人についても非営利性を堅持することが求められているということは申し上げている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほども御答弁申し上げたとおりでありまして、参画する法人については非営利を堅持するということが大前提でございますし、ましてや営利法人が医療に関する業務の意思決定に関与するということもないということでございます。  もちろん、外資が全て悪いというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、都内で発覚した事案については、悪質な事案でございますし、こういうことがあってはならないわけでありますので、生活保護を言ってみれば食い物にするようなことは許されないわけで、何よりもお一人お一人の障害者の皆さん方の暮らしをしっかりと守ることが大事なので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 急速に高齢化が進展をしているわけでありますけれども、患者の状態に応じた適切な医療を効率的に提供して、住み慣れた地域で、それぞれの地域で継続して生活ができるようにということ、医療機関の機能の分担、連携を進めて地域医療構想を達成することや、あるいは地域包括ケ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の地域医療連携推進法人は、社会保障制度改革国民会議、今御指摘をいただきましたが、これと産業競争力会議医療・介護分科会の議論を経て閣議決定をされました日本再興戦略改訂二〇一四などに基づいて、医療法人の事業展開等に関する検討会、ここで検討が行われた結果と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長からも答弁しましたけれども、地域医療連携推進法人は、個別の医療機関の運営を行う医療法人とは若干異なるわけで、複数の医療法人等の連携そして役割分担の調整を目的とするということから、いわゆる医師要件は設けないということとなっているわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおりでございまして、私の方から申し上げたとおりで、やはり医療法人そのものとは少し違うわけでございますので、このような立て付けで、しかしながら、非営利性を守るということに関しては、これはもう守らなければいけないわけでございますので、今のような...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域医療連携推進法人から関連事業を行う株式会社への出資につきましては、株式保有割合を一〇〇%とする場合に限定することとしております。  これは、地域医療連携推進法人の出資金を財源にした当該株式会社の利益について、地域医療連携推進法人以外の他の株主への流...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今、小池先生からお話がございましたように、この推計自体は、内閣官房の専門調査会が今後の医療とか介護の提供体制を議論するために、厚生労働省が取りまとめた地域医療構想ガイドラインなどに基づいて一定の仮定を置いて行われたものでございまして、一方で、都道...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘のございました地域包括ケアシステムの構築における今後の検討のための論点の中の一部引用がございましたけれども、いわゆる孤独死と言われるような、高齢者が社会から孤立をした結果、誰にもみとられることなく息を引き取り、その後、相当期間放置させるよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も繰り返して申し上げてきておりますけれども、高齢化社会が進む中で、どのようにして地域での医療の提供を変えていくかという中で、地域医療構想をちょうどこれからつくる、それの達成をすること、あるいは、同時に、地域包括ケアシステムを達成しようじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっきも申し上げたとおり、この地域医療連携推進法人というのは選択肢の一つでありますから、何をやりたいのかということによって随分変わってくると思うんですね。  今お話しのように、法人形態を取ることによって、結果として医療費の削減がかなったというときにメリ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げるように、それぞれ自ら構想して、この道を選んで構想したことを実現していただくわけでありまして、今まで私もいろいろな方に聞いた中で、一つは割合大きな病院同士の連携、もう一つは、やっぱり大きいところが一つは中核にあって、あと診療所が連携を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結構だと思います。  昨年、厚生労働省の研究会の議論では、医療などの分野の番号は、本人の同意の下で希望する患者が選択して持つ仕組みを検討する必要があると。他方で、同じ番号を複数の患者が持つことのないように、マイナンバー制度のインフラの活用をした安全で効...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マイナンバーを直接医療情報にひも付けするということはありません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域医療連携推進法人の対象となる区域は、地域医療構想区域を考慮して設定をすることとしておるわけでございまして、地理的状況、交通事情、医療機関の所在地等の影響によってより広範囲に及ぶ場合も考え得るわけでございます。  しかしながら、地域医療連携推進法人は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この地域医療介護総合確保基金は、地域医療構想の達成のために、病床機能の分化、連携などに活用いただくものとして予算を組んでいるものでございます。この基金を活用して行う事業は、各都道府県で交付の要件も含めて決められるものでございますが、厚生労働省としては、地...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の押し付けの危険性ということについてのお尋ねかと思いますけれども、何度も申し上げますけれども、この法人制度は地域医療構想を達成するための一つの選択肢としてお選びをいただくものでございますが、医療機関の機能の分担及び業務の連携につきましては医療連携推進方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの法人制度は、患者が、あるいは住民が病気であれば、状態に応じた適切な医療を受けながら住み慣れた地域で生活ができるように、医療機関の機能分担、連携を図って、地域医療構想の達成、そしてまた地域包括ケアシステムをその地域地域の特性に合った形で進めると。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○塩崎国務大臣 今総理からお話がございましたように、第一の矢の、希望を生み出す強い経済、一番大事なのは生産性革命を起こすことだということでありまして、生産性の高い産業をつくり出す。そしてまた、それに伴って、やはり円滑な労働移動というものが行われなければならないわけで、労働力がまず...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、石田先生からお話がございましたように、平成十一年にスタートいたしました義務化された介護休業制度でありますが、実際のところ、今お話があったとおり、一回で最長九十三日。使っていらっしゃる方の人数を見ますと、平成二十六年、去年を見ますと九千六百人という数でありますし...全文を見る
○塩崎国務大臣 一人親の家庭に対する支援というのは、当然のことながら、子育て生活支援、就業支援あるいは子供の学習支援とか、総合的にやらなきゃいけないことはそのとおりだと私どもは思っていまして、きめ細かな支援を心がけてまいりたいと思っております。  その中で、今御指摘のとおり、児...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、井坂議員からお配りをいただいたデータでありますけれども、今御説明いただいたとおりであります。  私ども厚労省で、平成二十四年に委託調査で、あなたが介護などを機に仕事をやめた理由についてお伺いしますというのをやっております。これを見ますと、約六割、これは複数回...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十三年十一月に起きたとされております、今から四年前でございますが、収賄事案でございまして、企画競争に関する事案、厚生労働省の職員が収賄容疑で逮捕、起訴されたということは当然のことながらあってはならないことであり、極めて私としても遺憾であるわけでございますし、...全文を見る