塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月06日第190回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 古屋範子議員にお答えを申し上げます。  まず、不妊治療の助成拡充についてお尋ねがございました。  現在、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額な医療費がかかる配偶者間の体外受精に要する費用について、一回十五万円を上限に六回まで助成をする事業を実施...全文を見る
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 このIT化、実は、一九八〇年代、九〇年代に医療は事務処理の面でのIT化はかなり進みました。しかし、これから大事なのは、医療データをきっちり使いながら分析して、それを医療に反映していく。あるいは介護にも、もっと介護の方はおくれていると思いますが、これについて、やはり...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生御案内のとおり、平成十六年の改正でマクロ経済スライドが導入をされましたが、昨年の四月に初めてこれが発動されるというところになってまいりました。将来世代の負担を過重にしないために将来の保険料水準を固定するということが一つで、その範囲内で給付水準を調整すると...全文を見る
○塩崎国務大臣 政府におきまして待機児童の解消を目指していることはもう先生御案内のとおりでございますけれども、現在、待機児童解消加速化プランに基づいて取り組みを進めております。当初計画を上回るペースで受け皿を拡大はしてきているわけでございますが、今後、女性の就業率がさらに高まって...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生おっしゃったように、返済を免除する奨学金制度につきましては、今回、予算に織り込んで御議論を賜るということになっておりまして、できる限り学生がたくさん来るようにということであります。  やはり、先生がさっきもおっしゃったように、仕事としての介護に魅力があるとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 桝屋先生御存じのように、この問題につきましては、特に国民健康保険法の改正の際、さまざまな御議論をいただいて、積み残しになっておったわけでございます。国保の法律自体は昨年の通常国会で改正をさせていただきましたが、この問題は残っているということで、今総理からもお話し申...全文を見る
○塩崎国務大臣 一五年の七—九月が九五・一に下がっているということで、これは、私どもの政権、第二次安倍政権が始まる直前の一二年の十—十二月期が九九・〇ですから、それは下がっているということは間違いがございません。
○塩崎国務大臣 これは総理が既に本会議等々で申し上げているように、今回、ことしの前半にかけての個人消費の下支えの観点と、それから実務上の対応可能性を踏まえということになっていて、もちろん前倒し的な位置づけでもあるということも申し上げておりますけれども、一番アベノミクスの恩恵の行か...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今おっしゃっておられますが、わかっておっしゃっておられるんだろうと思いますけれども、先ほど総理から申し上げたように、今回の労働基準法の改正にはさまざまな要素がありまして、労働基準法だけではなくて、あることは、先生御案内のとおりであります。  むしろ、さっき総...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に申し上げなきゃいけないのは、低格付債も含めた外国債券を運用対象とする運用受託機関の選定を、実は公募をして決めたわけでございますが、その公募を始めたのは去年の暴落後ではなくて、おととしの四月、平成二十六年四月に公募をもう既に開始して、そして三次にわたる審査...全文を見る
○塩崎国務大臣 階先生、今、年金記録とおっしゃいましたが、これは年金情報でございますので、記録は出ているわけではございません。  日本年金機構の情報流出事案については、これは大変国民の皆様方に御不安を生じさせてしまったということで、まことに遺憾だというふうに考えております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず最初の十億円につきまして、これをどこから捻出するかということでありますけれども、これは機構における平成二十七年度の予算の事業の見直し、あるいは経費の削減等を通じて賄うということでまいる予定でございます。  今、遊休宿舎の問題、これは会計検査院から御指摘を受け...全文を見る
○塩崎国務大臣 今国会提出を目指して今作業中でございます。
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 井坂委員よく御存じの上で言っておられると思いますけれども、年金積立金の運用というのは、言うまでもなく、厚生年金保険法に基づいて、安全かつ効率的に行うということになっておりますし、前提は随分変わってまいりまして、デフレからの脱却、国内債券だけでは実質的な年金給付を確...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 今先生からお話がございましたように、昨年の十二月に、平成二十六年国民年金被保険者実態調査結果の概要という形でお示しをいたしたサンプル調査でございますけれども、この二百万人程度という推計値は、今のこの国民年金被保険者実態調査において、国民年金第一号被保険者約一千八百...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、本来厚生年金に入らなきゃいけない、あるいは入れるのに国民年金であるということが事実な場合には、やはりそれは大変な問題であります。  対策をちゃんと打て、国民に注意喚起を行うとともに緊急的に対策をとるべきじゃないかということでございますが、それは...全文を見る
○塩崎国務大臣 長妻先生を含めて、民主党政権時代にも加入指導によって事業所について適用としていったことを努力していただいているわけでありまして、二十六年度は三万九千七百件ほどやっております。それに対して民主党政権時代は大体四千八百、六千六百、八千ということで、結構やはり手間がかか...全文を見る
○塩崎国務大臣 一言だけ。さっき申し上げたように……(発言する者あり)委員長に指名をいただいたので、まずお答えをいたします。  先ほど申し上げたように、この七十九万事業所が全て厚生年金の適用になるべき場合であるかどうかは、まずケース・バイ・ケースで見てみないとわからないわけです...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指名でございますので。  今、二・八兆の、言ってみれば平年度ベースで充実をするということの内訳については、これは、当然のことながら、今後の予算編成過程で検討するということであって、今すぐその中身を一つ一つお答えすることは難しいということでございます。
○塩崎国務大臣 きょう先生からお配りをいただいている紙に二種類、重点化、効率化の同時実施でこれがありますね。ここにありますように、民主党の皆さん方が最初に、この一体改革の前に御提案されたときには、一つ一つについて金額が入っておりました。  きょう先生からお配りをいただいた二・八...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど先生お配りをいただいた「社会保障改革プログラム法に基づく重点化・効率化について」というタイトルがございますように、軽減税率をやるための四千億のために使っているわけではないということをまず明確にしていただかなきゃいけない。  もともと三党合意で、一体...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) これは、厚生労働省でお仕事をされた御経験のある長浜先生はよく御存じのことだと思いますけれども、この人口問題、あるいは少子高齢化、人口減少問題を見据えて、今後の社会保障はどうあるべきかということを考えていくのは当然大事なことで、時々の課題に応じて対策を具体...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の一億総活躍というのは、やはり成長を確保しながら、その道筋ができつつある中で、初めて人口減少問題を捉え、その中で社会保障の問題についても持続可能性をどう実現するかということが大事でありますので、そういう意味で、じくじであるどころか、やっぱりこれは真剣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは申請が必要でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 失礼しました。  簡素な給付措置の支給決定者数は、これは千九百九十二万人で、支給対象者数については二千二百万人でございますので、これを割り算を機械的にすれば九一%というふうになります。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは三か月を基本とする旨を各市町村に示した上で、具体的な申請受付開始日、それから申請受付期間は各市町村で決定をされるということになります。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは今お話があったとおり、この申請受付開始日は具体的には示してはいないわけでありますけれども、平成二十八年前半の個人消費の下支えに資するということを総理から何度も答弁をさせていただいております。そういうことを趣旨として考えてみれば、平成二十八年六月まで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この点につきましては、差押えを禁止する法的な根拠はないわけでございますが、給付金の趣旨に鑑みて、その支給を行う市町村が給付金を差し押さえることがないようにお願いをすることとしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、差押えを禁止する法的な根拠はございませんけれども、給付金の今回の趣旨をよく考えていただいて、その支給を行う市町村が給付金を差し押さえることがないようにお願いをするということで対応しているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは適法な在留資格のある外国人に対しても、住民税非課税等の日本人と同様の支給要件に当たれば給付金を支給するということにしておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これはそのとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは低年金の方々を対象に恒久的に仕組んでいるものでございまして、消費税の引上げ五%をフルに実行したところで開始をするというふうにしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 御案内のように、年金は基本的には物価にスライドしていくわけでありますから、物価の動向によって上がっていくということはあるわけであります。もちろん、マクロ経済スライドとかそういう大きな世代間の分かち合いというのはまた別途あるわけでありますけれども、そういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、物価でスライドしていくことは変わりがないわけでありますから、その物価の上昇についてどういう影響があるのかということに関してはそのとおりであります。  しかし、このマクロ経済スライドは、それはまた確かに去年から発動されてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、購買力を維持するために物価スライドは行われるわけであります。したがって、そのことは行われるということでありますが、その一方で、先生おっしゃるようにマクロ経済スライドというのは導入をされているわけでありますし、元々これは平成十六年の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、去年発動された〇・九でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、マクロ経済スライドの長期的なことについてお話をいただいたと思いますが、これは今、私どもとして議論をして今国会に御提出ができればと思って今鋭意作業中でありますが、そのマクロ経済スライドで削る分がゼロを突き抜けないようにして、その分については次の景気上昇...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、マクロ経済スライドは将来世代のためにやっていくことで、それをどこまでやるかということで先ほど申し上げたとおりでありますが、キャリーオーバーをしていこうということで、マイナスにはならないようにするということでありますし、それで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障制度というのは年金だけではないわけであります。したがって、一体改革でも皆さん方と一緒に三党合意をした中に低所得の高齢者に対する対策というのがあって、今回は複数税率を選んだわけでありますが、一方で、低所得、低年金の高齢者に対する福祉的な給付というの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には先ほど申し上げたとおりでありますが、物価が上がれば年金の実質価値を維持するために物価スライドを行わなきゃいけないということは繰り返し申し上げてまいりましたが、その上で、マクロ経済スライドは、今総理からも答弁したように、これを導入をすることで将来...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そういうことを含めて総合的に今新たな制度を、法律を御用意を申し上げているということでもあります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 参議院で附帯決議が付きまして、これは読み上げるだけで四十五分ぐらい掛かって、たしか五十項目弱あったというふうに記憶をいたしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 法案にどう書いてあるのか、どこに書いてあるのかという御質問でございましたが、これは法案の第四十一条の二というところに「高度の専門的知識等を必要とし、その性質上従事した時間と従事して得た成果との関連性が通常高くないと認められるものとして厚生労働省令で定める...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の我々言っているこの高度プロフェッショナル制度と呼ばれるものは、いわゆる労働時間の規制に関して、いわゆる三六協定、これを、高い交渉力を有する高度専門職、今回の場合には平均給与額の三倍を相当程度上回る水準の方だけに限って行うということであるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に高度プロフェッショナル制度の場合には、労働時間規制の適用除外とするがゆえに、法律でもって健康確保措置というものを設け、なおかつ、例えば一か月の一定時間超えた場合には医師による面接指導の実施義務などの罰則付きというのは、やっぱり罰則である限りは法律でな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 上の二項目については御容認をいただけるようなお話を今頂戴をいたしましたが、下の……
○国務大臣(塩崎恭久君) 一点ですか。まあそれはともかく、下についても、今申し上げたように、先生、考え方は、やっぱり長時間労働を抑制をし、健康管理をきちっとやっていくということを前提に、なおかつ、先ほど先生分配が大事だということをおっしゃいましたが、分配をするためには分配する元手...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、保育の現場で働いていらっしゃる方々についてのお話を頂戴をいたしました、特に潜在保育士の問題でありますが。  今、処遇改善につきましては、二十七年度の当初予算で消費税財源を活用した三%相当の処遇の引上げということをやりましたとともに、人事院勧告に従っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま岡田委員からお触れをいただきましたけれども、十二月十六日に与党の税制改正大綱がまとまりまして、今お話しのとおり、この診療報酬の問題に絡んで消費税の在り方についての方向性が書かれているわけであります。  医療は言うまでもなく非課税になっているがゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 片山先生から、先ほど、経済学的に見ても今、一億総活躍の政策メニューは大変意味があるということでございますが、高齢者をどう働いていただけるようにするかということで、シルバー人材センターのことを御指摘をいただいております。  現在、週二十時間程度までに限定...全文を見る
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘ございましたように、ハローワークで求人票の不受理を行うということが行われるように、この法改正でもってなるわけでありますけれども、今御指摘のように、ハローワークだけではなくて、職業紹介事業者にも求人不受理の取扱いを促していくということが極め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今御指摘のように、情報提供の求めが求職者からあった場合に限らず、求人者が過去の三年間の新卒採用者数及び離職者数、そして前年度の所定外労働時間の実績などの職場情報、これを求職者に積極的に情報提供していくということが大事だということを今御指摘もいただいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) OECDの定義がございまして、相対的貧困率とは、いわゆる等価可処分所得の中央値、すなわち一人一人の可処分所得を一定の計算式で算定をいたしまして、全ての人を低い順から並べて、その場合の真ん中の人の所得額の半分の額、これが貧困ライン、貧困線として、それに満た...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小池先生が御指摘のように、OECDのこの相対的貧困率の国際比較を見てみても、確かに順番はこれ日本はかなり低い方であることは間違いない。今日お配りをいただいている子供の貧困率も、大人一人、一人親家庭ですね、この子供がいる場合の数字も一番高いという数字を配っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十三年度の全国母子世帯等調査によりますと、一人親家庭のうちで子供が一人の家庭の比率は五四・七%となっております。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、生活保護でございますが、先生には釈迦に説法ではありますけれども、国民のテレビを見ていらっしゃる方に向かって少しお話をしたいと思いますが。  元々、これは憲法第二十五条で全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると、この権利に基づい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、川田議員から御指摘ございましたように、化血研はHIV訴訟の被告企業でございました。  平成八年の原告団との和解に当たって、安全な医薬品の供給と薬害の再発防止に最善、最大の努力を重ねるということになったわけでありますけれども、にもかかわらず長期にわた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、百十日の業務停止命令を行いましたが、本来、今回の事案は、今総理から申し上げたように、組織的、周到な欺罔そしてまた隠蔽工作ということであって、医薬品製造販売業の許可取消処分を直ちに本当は行わなければいけない、そういう事案だと思っております。  しか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、今回の化血研の事件は、私ども薬事行政をつかさどる者としては大変な衝撃でございました。  ですからこそ、これを契機に、これまでどちらかというと規制を理由とする、言ってみれば護送船団方式でやってきたこのワクチン・血液製剤産業をど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この臨床研究の法案につきましては、平成二十六年十二月、おととしの十二月に臨床研究に係る制度の在り方に関する報告書というのが取りまとめをなされたところであります。倫理指針の遵守を求めるだけではなくて、法規制をやっぱりやらなきゃ駄目だと、こういう結論だったわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 直接的には、先ほど申し上げたように、この報告書の中で、しっかりバランスを考えた上で内容を詰めるべきというふうに言われた規制の範囲とか、あるいは枠組みとか、中身の問題、それから自主的な努力との関係とか、そういうことについて詰めているところでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がありました和文になった分厚いやつ、私も目を通したところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) このTPP協定には、外国企業の薬価決定プロセスへの介入といった薬価収載手続の変更とか、あるいは混合診療の解禁といった我が国の公的医療保険制度の在り方そのものについて変更を求める内容というのは含まれていないということでありますので、今議員御懸念をお示しにな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、TPPが何か外国に政策決定権や拒否権を与えるというようなことはあり得ないわけで、私どもは国内法制でこの医療制度を決めているわけでございます。  今、医療費の将来推計について参議院選前に提示すべきというお話ではありますけれども、この医療費の見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 済みません、質問通告なかったものですから用意していませんが、二十万弱ぐらいじゃないかなというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどもこのOECDの統計をお取上げをいただいた質問がございましたけれども、それで、今、働く場合と働かない場合の一人親世帯のことについて貧困率について御指摘がありましたが、この統計自体が、まず、二〇一二年、相対的貧困率はですね、の数字であるということと、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) オーストラリアも二十六位ということで、なかなかこれだけの統計を見ての判断というのは難しいなという感じがいたしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) この非正規雇用の問題については、少し長いトレンドで御覧をいただくと、過去十年間で約四百万人非正規の雇用者は増えております、これは二〇一四年まででありますが。  この中で、約四百万人増えているんですけれども、どういう方々が増えているのかと申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の子供の貧困を示す指標でありますが、政府としては、先ほどもちょっと話題が出ましたけれども、子供の貧困対策の推進に関する大綱というのを策定をいたしました。子供の相対的貧困率、あるいは教育や就職の状況とか子供を支援する施策の状況など、子供の貧困に...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) これは、まず第一に、これ一体改革で引き上げるということが合意をされて、民主党の皆さん方とも御一緒に決めたこととして、まず第一に、今回、二十七年度の当初予算で消費税財源を使っての、今総理から答弁したとおりの三%相当の処遇改善をやっているわけでありまして、ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生がお示しをいただいたような問題があるということがあるからこそこうやって上げてきているわけで、我々は絶えずこの実態把握に努めながら、更なる改善をというのは、当然改善をしなければいけない状況だということを認識しているからこそそう申し上げているわけで、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事前通告をいただいていませんものですから、今ちょっと手元にございませんけれども、これは保育も介護も、いずれも処遇については大変問題だということを御指摘をいただいていますし、私も地元でもいろいろこれまで保育の人たちとの勉強会などでそういう話はつぶさに聞いて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、御案内のように、介護職が他の介護の現場で介護職以外の方々との比較をしてみてもかなり下回っているではないかという御指摘を私たちもそのとおりと認めた上で、平成二十七年度から、介護職員の処遇改善加算というのを新たにまた一万二千円上乗せをするということにい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、倒産の数のお話がございましたが、かつて商工リサーチの倒産件数をお取り上げになって御指摘をされることが間々ございましたけれども、実はこれ、介護報酬の申請に向けて請求事業所というのが分かるようになっています。それを見る限りはむしろ逆に増えているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山本先生には、副大臣としてこの問題、そしてまた児童福祉法の抜本改正について道筋を付けていただいたことを改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。  児童養護施設等の入所児童が施設を退所した後社会で自立できるように、就職や進学に当たって自立支援の充実...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の貸付けの目的というのは、児童養護施設などを退所して就職や進学をする方が安定した生活基盤を築いて円滑な自立を実現するということが目的であるわけでありますから、その趣旨をよく押さえるということがまず第一だと思います。  厚労省としては、できる限りこの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、今回、都道府県も関心を持ってこの運用をしようということを思っていただいているとは思いますが、自立支援資金貸付事業というのは都道府県に対する補助事業でありまして、平成二十七年度補正予算に計上しておりますが、厚労省としては、都道府県がこの事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子供について、入院を要する医療的ケアが終了したにもかかわらず入院が継続されるケースと。これが親による児童虐待が疑われるケースとか、あるいは親が死亡等により不在であって重度の障害があるとか、あるいは兄弟が入院して親が引き続きこの兄弟の世話に掛かりっ切りにな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童福祉法という法律がありますが、これは昭和二十二年に言わば戦争孤児の対策として最初スタートしている法律でありまして、それを直し直しやって、前回の大きな改正は平成十六年にございました。ただいま私どもとして、安倍内閣としてこれはやっぱり正面から受け止めて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、例えば小児慢性特定疾病などについての相談あるいは支援、こういったことについて、児童福祉法において都道府県などが患者の自立に向けた相談支援を行うことになっておりますけれども、国は都道府県等が行う相談支援に必要な費用の支援を行うとともに、先進事例や好...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 川田議員に釈迦に説法でありますけれども、この社会保障は、当然のことながら、保険料収入と税と自己負担で成り立っている助け合いの仕組みであるわけであります。したがって、それは、今三つの財源のどれかの負担でもってやっていただくということになるわけですから、それ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には今申し上げたように施設に重点を置き換えたということでは決してないわけでありますが、今回の介護のあと十万人サービスを確保するということに関しては、さっきお話があったとおり、都市部においてはやはり施設が足りないという中でのことでございますので、施設...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人材のお話が今出たところでございますが、介護離職ゼロは一億総活躍社会の実現のための重要な政策の柱であることはもう何度も申し上げているわけですけれども。  施設サービスを確保するといっても、やっぱり人材の確保がなければできないわけでありますので、就業促進...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、自立のことを御指摘になられたんだろうと思うんですが、やっぱり介護保険の基本としては自立支援をしていくということで、自らが自らのできることはやれるように支援をしていくということで、これは段階によっていろいろあろうかと思いますので、要支援を今地域に戻して...全文を見る
01月20日第190回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 秋野公造議員にお答えを申し上げます。  ヘリコバクター・ピロリ菌の検査についてのお尋ねがございました。  ピロリ菌が胃がんのリスクを上げることは疫学的には既に明らかになっておりますけれども、このピロリ菌の検査を胃がん検診に導入することについては、昨年...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、上野議員から御指摘ございましたように、会計検査院の平成二十六年度決算検査報告における件数別に見ますと、厚生労働省が二百九十二件の指摘をいただいたということで、全省庁の中で一番多い、大変不名誉なことでございまして、誠に遺憾なことでございます。  今お...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘のございました温泉利用型健康増進施設は、適切な運動施設とそれから温泉設備を兼ね備えているということなどの要件を満たす施設について厚生労働大臣が認定をしてまいったところでございまして、今全国で十九件ございます。  温泉利用型健康増進施設は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございました地域若者サポートステーション、いわゆるサポステでございますけれども、今先生から御説明あったとおり、学校連携推進事業というのは、いわゆる行政事業レビューで対象としていかがなものかと、こういうことで二十六年度末までに段階的に廃止をしたと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の十月、会計検査院の方から、この年金機構における保有財産の必要性を見直すとともに、それから、不要財産について厚生労働省において国庫納付させるような制度を整備せいと、こういう指摘を受けたところでございます。これを受けて年金機構が検討し、そして保有財産の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この四月、五月の年度初に発注手続があって工事が少ないという今御指摘の点、公共工事においてあるということ、そしてまた、十二月から三月まではむしろ工事が集中してしまうということが指摘をされ続けてきているわけでありますが、これは国や地方公共団体から事業を発注さ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 会計検査院の平成二十六年度決算検査報告における厚生労働省に対する指摘件数は、今お話がございましたように二百九十二件ということで、全省庁中最多ということでございますし、金額も二番目ということで、大変遺憾に存ずるところでございます。  今回の会計検査院から...全文を見る
01月28日第190回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 林久美子議員にお答えを申し上げます。  母子世帯への支援についてのお尋ねがございました。  母子世帯の所得に関する御指摘の数値は、平成二十三年所得再分配調査によるものと考えますが、この調査における社会保障給付には、医療や介護などの現物給付も含まれてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 寺田典城議員にお答え申し上げます。  バス・トラック業界で働く方々の安全運行の徹底についてのお尋ねがございました。  今回の事故でお亡くなりになった方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、けがをされた方々の一日も早い回復をお祈りをいたします。...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 薗浦委員御指摘のように、今回、児童扶養手当を倍増するということで、二人目、三人目以降の子供さんについて手だてを打っているわけでありますけれども、これは現金給付と同時にやはりきめ細かな支援を包括的に行うことが大事だというふうに、今御指摘のとおりだと思っておるところで...全文を見る
○塩崎国務大臣 石田委員から、食の安全とそれから薬価の高騰の懸念についてのお尋ねがございました。  食の安全につきましては、TPPの今回の協定では、締約国が自国の食品の安全を守る、確保するために科学的根拠に基づいて必要な措置をとるという権利を認めているわけでございまして、遺伝子...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の、軽減税率で残った六千億の問題と、もともとの子育て等のあと残りの三千億をどうするかという問題、どちらを優先するのかというお尋ねでございましたが、これは、もともとどちらを優先するという問題ではなくて、どう財源をつくってこれをきちっとお約束どおりやるかということが...全文を見る
○塩崎国務大臣 これについては、いつも重点化、効率化も考えながら財源を出していくということをやっているわけでありますし、今後もこれは、三千億について、どこかに今あるというような問題ではなくて、私たちがさまざまな努力の重ね合わせの中で出していかなければならない問題であるということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今井委員はもともと金融の御出身で、いろいろなことについてお詳しい、よくわかっておられた上でお聞きをいただいているんだろうと思いますけれども、御案内のように、年金というのは保険料も給付も賃金の上昇に応じて増加をする、変動する、こういうことになっているわけであります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 はい。  必要な積立金を下回る利回りしか確保できないということであります。  したがって、我々が今やろうとしていることは、分散投資によって最小限のリスクで最大限のリターンを上げるということをやるというのが正しいポートフォリオの組み合わせでございます。
○塩崎国務大臣 これも先生御案内のとおりでありまして、何しろ、今先生お話しでありますけれども、やはり年金というのは負債構造が全く違う。つまり、長い運用単位で考えていかなければ、期間で考えなければいけないわけであって、今先生がおっしゃったように、株は昔は低かった、そして今上がってい...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 先ほど答弁を総理から申し上げたように、マクロ経済スライドにつきましては、つけ加えておくべきことは、いわゆる名目下限措置というものがあるということと、それから、代替率は五〇%でほぼとめるということが同時に決められているということを申し上げなければいけないので、それが...全文を見る
○塩崎国務大臣 四人の方々に、親子でお会いをさせていただきました。
○塩崎国務大臣 昨年の九月までに、二千五百八十四人の方々がこの問題があって、そのうち一週間で治った方を除く、四百人ぐらい残るわけです、治っちゃった人を除きますと。そういった方々を含めて全部追跡調査をもう一回やり直して、昨年の九月に調査結果を発表いたしました。実際にまだ症状で苦しん...全文を見る
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 この問題については、社会保障審議会の年金部会で御議論をいただいておりまして、来週の月曜日もまた議論が夕方予定をされています。その中でお決めをいただいて、私どもはそれを待っているということでございますので、報道は報道でいろいろなことをおっしゃるわけでありますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生よく御存じの上でお聞きをいただいているんだろうと思いますが、年金の資金運用というのは、専ら被保険者の利益のために、安全かつ効率的に行うということであります。  それで、これは投資一任ということで信託銀行などに一任をする、そういうことでありますので、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも何度か予算委員会で御党の方々からの御質問の中にもございましたけれども、そもそもアメリカの年金の仕組みと我が国の年金の仕組みとは、若干というか、かなり違うわけで、アメリカは、いわゆるペイロールタックスを払って税金で国に納め、それをストレートに、言ってみれば全面...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは前回、先生と御議論させていただいたところでありますけれども、この未適用事業所に対する適用促進については、重要な問題であるということはもう従来から先生も指摘をされていましたが、我々もそれをしっかりと取り組んできているわけでありまして、厚生労働大臣をお務めになっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘ありました厚生年金保険法の第百二条とそれから健康保険法の二百八条、これに基づく告発件数とそれから罰則適用件数、これについては、これは釈迦に説法でございますけれども、刑事訴訟法では、「何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。」ということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、今、同一労働同一賃金と同一価値労働同一賃金、この二つについての言及をいただいたわけでありますが、総理が施政方針演説で申し上げたのは、同一労働同一賃金に踏み込むということを申し上げたところであります。  まずは、いわゆる職能給と職務給というのがありますが、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十四年の労働契約法の改正で、労働政策審議会で検討したのは御存じのとおりであります。合理的な理由がない場合には有期労働契約の締結を禁止するという、いわゆる入り口規制の導入についても議論をしました。しかし、こうしたルールは、有期労働契約を利用できる合理的な理由に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど山井委員から、株価が下がったがゆえに約七兆円ぐらい年初からへこんだのではないか、こういうお話がございました。  年金積立金というのは、言うまでもなく、専ら厚生年金保険の被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的に行うということが法律に明記をされ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これを断念したとかいう話は報道ベースの話であって、また来週の月曜日にも社会保障審議会の年金部会が開催されて御議論をいただくということになっています。その中では積極論の方々もたくさんおられます。一方、慎重論の方もおられるわけでありますので、今御議論を賜っているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、私が外国のことを言いましたらやめろとおっしゃいましたが、今はアメリカのことをおっしゃいました。  まさに、そういう海外のことも……(山井委員「アメリカのことなんか聞いていません」と呼ぶ)山井先生がアメリカを参考にされるように、年金部会の先生方も、各国はど...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 今先生から御指摘がございましたように、介護を理由に離職をしないといけないということをなくそうということで、今回、このようなプランをつくらせていただいているわけであり、緊急対策もつくらせていただいたわけであります。  まず、サービス量をふやす目的でございますけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 今般の緊急対策では、先ほど申し上げたように、二〇二〇年代初頭までに約五十万人分の受け皿を整備するということになっているわけでありますが、これは介護離職防止などでありまして、結論から言いますと、五十万人の需要を満たすということと、今三十万人の話がございましたが、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 予算委員会でも何度か介護事業者の破綻の話が出てまいりましたが、今、それにかかわる御質問だったというふうに思います。  二十七年度の介護報酬改定、今お話がありましたけれども、基本部分はやはり全体として事業者の安定的な経営に必要な収支差は残るように配慮しながら、一方...全文を見る
○塩崎国務大臣 今さまざまな御懸念をいただきましたけれども、私どもとしては、都道府県それから市町村、特に市町村がこの介護保険は運営主体でございますので、そことしっかりと連携しながら今情報収集をし、三月には、今の調査、加算をどうとっていて中身はどうなっているのかということを含めて、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も厚生労働委員会でも先生と御議論もさせていただきながら申し上げてきたところでありますけれども、確かに人材確保というのは一番大事であり、また介護職の離職をとめるということも大事であることは御指摘のとおりだと思っております。  したがって、今回、処遇改善加...全文を見る
○塩崎国務大臣 人材確保のために処遇改善をするということも一つの考え方でございますけれども、同時に、今先生が御指摘になったような労働条件、過重労働が防止されるということも大変重要であることはおっしゃるとおりであります。  今回の補正予算と来年度の予算におきまして、介護ロボットの...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今申し上げたように、名前のとおり、介護の仕事の魅力を向上させようということでありますので、その仕組みをどういうふうにつくっていくのがいいのか。  ロボットについても、かつては介護ロボットというのは、私どもの同期の小野晋也さんというのが言い出したときにはみ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この地方単独事業によります医療費助成によって窓口負担が軽減をされる、その場合、一般的には医療費がふえるということから、限られた財源の公平な配分あるいは負担を考えて、国保財政に与える影響等の観点から、増加した医療費分の公費負担の減額調整を今までしてきたというのが制度...全文を見る
○塩崎国務大臣 地方単独事業による子供の医療費助成を行った今の制度についての御要望が地方団体からたくさん来ております。国民健康保険の改革の見直しをする際にも御指摘がたくさんございまして、宿題になっております。それが今お話があった子どもの医療制度の在り方等に関する検討会になって、今...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 鷲尾英一郎議員にお答えを申し上げます。  実質賃金についてお尋ねがございました。  まず、御指摘の二〇一五年十一月の実質賃金指数八二・九は、賃金の季節的な変動が考慮されていない原数値であり、この単月の原数値をもとに、二〇一〇年平均の数値と比較をして、...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 最低賃金につきましてのお尋ねがございましたが、最低賃金法につきましては、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低限を保障することにより、労働条件の改善を図り、もって、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展...全文を見る
○塩崎国務大臣 最低賃金につきましては、昨年の十一月に、一億総活躍の緊急対策において、名目GDPを二〇二〇年ごろに向けて六百兆円に増加をさせていく中で、年率三%程度をめどとして、名目GDPの成長率にも配慮をしつつ引き上げていく、これによって、全国加重平均が千円となることを目指すと...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、最賃の決め方というのは、それぞれの地域ごとに、生計費、あるいは賃金、企業の支払い能力などを勘案した上で都道府県ごとにお決めをいただいているという、最賃の審議会は都道府県ごとに設けられているわけでありまして、そういうことに基づいて決められてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 それぞれの地域で若干実感が違うのかもわかりませんが、今、地方の方が生計費が高い場合もあるかもわからないという御指摘がありましたけれども、私が、今、愛媛県の松山市に住んでいる限り、ほぼ、やはり全般にわたって、時間距離とかそういうことも含めて考えてみると、生活コストと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはまさに、石破大臣が御担当していただいている地方創生のもともとの問題点の一つのスタートラインは、人口が大都市、特に東京に集中をし続けて、市町村がこのままいくと崩壊するんじゃないか、こんな問題意識だったと思います。  それは、最賃で全てこれが起きているわけでは...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、相関関係はあるようなふうな感じはいたすわけでありますが、原因はそこだけではなくて、では、地方の最賃を上げれば東京から人がどんどん地方に戻るかということには、私は多分ならないんだろうというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、一律というのは、今、この最低賃金の決め方の根本と少し異なるかなという感じがいたすわけでありまして、やはりそれぞれの生活水準、あるいは物価、あるいは賃金などに合わせて決めるということが必要なのではないかというふうに思います。  今、先生から...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたことを繰り返して恐縮でございますけれども、二〇二〇年代半ばに向けておおむね三%ずつぐらいのめどで引き上げることによって、二〇二〇年代半ばに千円を達成するということを基本に、経済の再生を進めてまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まず第一に、このHPVワクチンの接種の後に出てきた症状については、副反応疑い事例と我々は呼んでいます。いわゆる有害事象というふうに言われているものでありますが、これについて、長期に苦しんでおられる方がたくさんおられたということについては非常に心を痛めておりまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのとおりでございまして、九月の審議会でも、疑い事例ということで、この二千五百八十四名の方々についての報告をさせていただいたわけであります。  その原因が明らかでないがゆえに疫学研究を科学できちっとやって、これが本当にワクチン由来の症状なのかどうかということを、...全文を見る
○塩崎国務大臣 子宮頸がん検診の際のやり方についての御指摘が今ございました。  この細胞診の採取方法につきましては、厚生労働省の指針があります。これに基づいて、子宮頸部の全面から、全体ですね、綿棒などでこすって細胞を採取するということになっていまして、この検査は、通常、直接目で...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、確かに、この遠隔診療というのが本当にできるのかというようなことを時々やはり聞かれるわけでありまして、この解釈の明確化という御質問は、そういう意味で意味のある御質問ではないかと思っております。  厚労省としては、診療は直接の対面で行うというのを...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 今御指摘の申し合わせがあることは先生御存じのとおりでありまして、国家公務員制度改革基本法の第五条第三項と、それから「政・官の在り方」、平成二十四年の十二月二十六日の閣僚懇談会の申し合わせ、これに基づいて今、職員とそれから国会議員の接触の記録について従っているルール...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、二十三年、これは民主党政権でございましたが、中安が収賄をしたということ、それから、今お話がございました、二十六年にまたもう一件あったということでございます。  これは、今御指摘をいただいたように、監察本部の中で取りまとめをいたしました対応策をつく...全文を見る
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 今、総理の方から国民皆保険制度を守るということを明言させていただいたわけでありますけれども、患者申し出療養につきましては、困難な病気と闘う患者の思いに応えるということが一番大事で、保険収載に必要なデータとかエビデンスを集積して、安全性、有効性等の確認を経た上で保険...全文を見る
○塩崎国務大臣 先週、松井知事も私どものところにおいでをいただきました。このPMDAの関西支部についてのお話もございましたが、平成二十六年十月に大阪府から、薬事に関する全ての相談を関西支部で実施できるようにという御要望を頂戴いたしたところでございまして、昨年十二月にPMDA関西支...全文を見る
○塩崎国務大臣 都道府県と市町村の役割につきましては、虐待の問題でも、かなり市町村でないとなかなか見られないというところがあるということは先生御指摘のとおりだと思っております。  今回、内閣府を中心として、教育・保育施設等における重大事故の発生防止等に関する検討会というのが設置...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○塩崎国務大臣 井上委員の今の御指摘でございますが、確かに、私の地元でいろいろミニ集会などをやると、よくこの話が御指摘を受けるわけでございます。したがって、これはいつも説明をせないかぬことの一つになるわけであります。  まず第一に、やはり生活保護と年金そのものの制度、目的の違い...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、年金と生活保護の目的が異なるということが一番大きなポイントではないかと思っております。  一方で、基礎年金だけの場合の単身の方のお話と御夫婦の場合とございましたが、これがどういう支出をカバーできているのかということを見ると、夫婦世帯は、さ...全文を見る
02月18日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず、今日の委員会を開催していただき、また御審議をいただくことにつきまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。  今、津田委員からの御指摘がございましたが、昨年六月二日にこの委員会で決議がございました。それを踏まえて、人員と組織の移管につきましては、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) DNA鑑定の対象拡大でございますけれども、これにつきましては、御遺族がまず高齢化をされていることに加えて、国会での御議論、それから関係団体等からの御要望もたくさんございまして、これらを踏まえて、戦後七十年を契機に議論、検討を加速化いたしまして、遺留品等が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御遺族の気持ちは国境に関係なく同じであるという先生の今の御指摘はそのとおりだというふうに思っているわけでありまして、今のこの朝鮮半島御出身の方々につきましては、外交交渉に関わる問題ではございますけれども、御遺族の気持ちに強く配慮をしていくべきという今の御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 新たに自殺対策を担うことになります厚生労働省と学校現場がしっかりと連携をしていくということは大変大事だというふうに今御指摘のとおり思うわけでございまして、子供がいつでも不安や悩みを打ち明けられるような環境を整え、必要に応じて精神保健医療や心のケア、これを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御指摘のとおり、この地域自殺対策推進センターは、市町村の計画作りの支援などの市町村に対する支援が重要な業務であるというふうに考えているわけでございまして、平成二十八年度の予算案におきまして、地域自殺対策推進センターの設置、運営の費用につきまして必...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案の第二条に、今御指摘もございましたが、戦没者の遺骨収集とは、いまだ収容され、又は本邦に送還されていない遺骨を収容し、本邦に送還し、及び当該戦没者の遺族に引き渡すこと等をいうというふうに定められておるわけでございます。厚生労働省としても、これに沿...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のように、自殺対策の推進に関する計画を作成している市町村、これは指定都市を除いたベースでございますけれども、確かに約三割にとどまっているわけでございます。計画を策定していない市町村においても自殺対策を実施していただいておるところではございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 薬師寺先生から宿題をいただいておりました。  新入社員に対するメンタルヘルス教育、これについてはもう前回も申し上げたとおり大変重要だということを厚生労働省としても考えているわけでありますが、先生からいただいたこの御指摘を受けて、厚生労働科学研究費、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このストレスチェック制度そのものは、事業者が働く方のストレスの程度を把握をしておく、そして、そのために、調査票を用いた検査を実施することなどによって、健康な方や、それから自覚症状のない方を含めて広くメンタルヘルス不調の予防を目的とするということで導入をさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる内閣官房・内閣府見直し法、これに基づいて、今年の四月以降、厚生労働省が自殺対策に関する各省庁に対する総合的な調整機能を法律的にも有するということとなっているわけでございます。  厚生労働省においては、これまでも、自殺対策にもつながるとして、精神...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 縦割りにならないようにという御指摘かというふうに思いますが、厚生労働省への移管後においても自殺対策に関する施策については幅広い分野の施策の連携を図ることが重要だということは今御指摘のとおりでありまして、今後、これを受けて、厚生労働省としては、関係府省との...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、自殺の原因について御指摘がございました。これは確かに、警察庁の統計による複数回答のデータを御覧になってのお話ではないかというふうに思いますが、平成十九年度以降、警察庁の統計において比較可能な形で把握をしているわけでございますが、自殺者数は平成十九年の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のとおり、私の方からこの委員会で、救急搬送データを収集し活用するということが極めて大事だということを申し上げました。  内閣府では、消防庁からの情報によって、自損行為による救急車の出動件数、それから、搬送人数を把握すると同時に、自損行為による救...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、今回、今までの補正から当初で要求するということをやったわけでありますから、当然その次も同じようにやっていくという心構えで今臨んでいるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これまで地域自殺対策緊急強化交付金として補正予算でやってきたわけでありますが、来年度予算については当初から地域自殺対策強化交付金ということで、自殺対策計画策定とか、あるいは自死遺族支援といった新しい事業もこの対象に加えるということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、先ほど申し上げたとおり、今回見直しをしたわけであって、これをまた毎年変えていくみたいなことを考えているわけでは決してないわけでございます。  やはり、法律で、国と地方公共団体合わせて、それぞれ地域で暮らす方々が自殺をされる可能性があるということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○塩崎国務大臣 釈迦に説法でありますけれども、デリバティブ取引というのはもともと株式とか債券の相場の変動に対するリスクを避けるためにあるわけでございまして、これまでも実は、長期投資をしている生命保険会社なんかでもみんな使っているわけであります。  今までGPIFで使えていたデリ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、伊佐委員の方から御指摘がございましたように、例えばこの高等職業訓練促進給付費、それから自立支援教育訓練給付金、いずれも大変低い利用率だ、こういう御指摘をいただきました。やはり一言で言えば、使い勝手が必ずしもよくない、そしてまた中身ももっと充実して魅力的にしない...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおりでございまして、早期に正しい診断をして、身近な医療機関で適切な医療を受ける、これが一番大事でありまして、昨年九月に難病の医療等の確保に関する基本方針というのをまとめましたが、まさにそのことが書いてあるわけであります。  平成二十五年の一月に厚生...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、私どもが考えている、言ってみれば循環の流れでありまして、今お尋ねでございますけれども、もちろん労働生産性の向上が必ず賃金上昇につながるということを申し上げているわけではありませんけれども、裏返してみますと、持続的な賃金上昇のためには労働生産性の向上が不可欠...全文を見る
○塩崎国務大臣 非正規の問題について御指摘がございました。  先ほどの別の方の御質問の中で、安倍内閣になって正規の職員が減っているじゃないかという話がありましたが、実は、昨年の一年間の正規雇用は、八年ぶりに増加に転じたということになりました。ついこの間、新しい十二月の数字が出て...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは年金に対する考え方の基本的な問題だと思うのですが、やはり年金というのは、現役時代に構築をした生活基盤とか貯蓄などと合わせて、どういうことがあろうともミーンズテストもなしにもらえるという仕組みになっているわけで、そういう設計になっているわけですね。  今、基...全文を見る
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいております極秘のペーパーというのは、今私どもは拝見していないので、どういうものなのかよくわかりませんので、コメントのしようがないというのが正直なところでございます。  私どもとしては、一般論としては、厚生労働省において、違法な退職強要が疑われる...全文を見る
○塩崎国務大臣 今拝見をしていないものについて、後でお渡しをいただけるということでありますから、また拝見をさせていただきますが。  リストラ企業から離職を余儀なくされる方の再就職の援助を受託した職業紹介会社がそういうことをやっているという御指摘ではないかというふうに思いますが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、一般論として、違法な退職強要が行われたケースについてのお尋ねだと思いますので、そのような事案については、人員整理の状況を私どもとしてもしっかりと聴取して、退職勧奨がさっき申し上げた個人の自由な意思決定ができないような状況であった場合には、当...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、民事裁判で違法とされる退職勧奨が行われることを未然に防止するために私どもは啓発指導をやるわけでありますが、退職勧奨自体は労働基準法で規制をしていないわけであります。今、解雇権の濫用ではないかということで、受け入れなかったらということでありますが、個別に...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、昭和五十五年の七月に、今も一部お触れをいただきましたけれども、最高裁の判例があって、殊さらに多数回、長期にわたる退職勧奨は、いたずらに被勧奨者の不安感を増し、不当に退職を強要する結果となる可能性が高く云々かんぬんと書いてあって、全体として被勧奨者の自由...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうの報道でございますので、これは私どもとしても当然中身を確認したいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいている資料も、私はきょう初めて拝見をいたしました。  今御指摘のような問題点があり得るという御指摘はそれなりに理解をさせていただくところでございますが、これは個別の企業のやっておることなので私どもとしてはコメントは差し控えたいと思いますが、いず...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別ケースでいろいろとあろうかと思いますけれども、一般論として申し上げれば、単に成績不良ということだけで解雇が許されるということはないというふうに思います。その程度や今後の改善の見込みとか、それぞれ会社の方針もあり、そしてまたそれぞれ働いていらっしゃる環境もいろい...全文を見る
○塩崎国務大臣 リストラを企業が行うことで離職を余儀なくされる方々が出てくるということに対してどうするかということでございますけれども、再就職の援助をするというのが、今幾つか挙げられた職業紹介会社の使命のはずでございます。求職者の言ってみれば再就職のお手伝いをするというのが会社の...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございました労働移動支援助成金、これ自体は、先生、釈迦に説法でありますけれども、もともと、失業なき労働移動ということで、労働のモビリティーを上げるということで、成熟産業から成長産業へということで、かつてはいわゆる雇用調整助成金中心に雇用をとどめるということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、能力不足による離職に対して払っているという事実はないということを申し上げているわけでありまして、今お話があったように、この会社が労働移動支援助成金の支給の対象になっているということはそのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、労働移動支援助成金につきましては、再就職支援をするに当たって、まず労働組合の同意を得るということを支給要件の一つにしているわけで、労働組合のチェックを介在させることによって、言ってみれば退職強要が起きにくい仕組みということにしているわけでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、数値的な実績についてのお尋ねがございました。  これにつきましては、二十六年度に労働移動支援助成金による再就職支援の対象となった方は三千三百四人でございまして、そのうち、平成二十七年十二月末時点、昨年の年末でございますが、この時点で再就職された方が二千七百三...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、介護保険優先原則について、六十五歳以上の障害者の皆さんについての御質問がございましたが、結論的には総合支援法の見直しを、今回法律をお願い申し上げるわけでありまして、その中でしっかりと議論を一緒にしていただければ、こう考えているわけでありますし、高齢の障害者が介...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護離職ゼロというのは、二〇二〇年代初頭までに、介護を原因とした離職を防いで、特養などへの入所を希望しながら自宅待機せざるを得ない方をなくしていこう、そしてまた、一億総活躍社会の実現のための重要な政策の柱の一つというふうに考えているわけでありまして、十一月の二十六...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今御指摘のあった要介護一、二の方々の生活援助の問題を含めて、軽度者に対する生活援助サービスのあり方などについて、今、昨年の骨太方針、そしてまた昨年十二月に経済・財政再生アクション・プログラムの工程表というのができましたが、この中で検討事項ともされている...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたとおり、一つは骨太の方針、これは閣議決定もされていることでもございますし、それから先ほどの十二月の経済・財政再生アクション・プログラムの中で、検討事項ということで工程表に明記をされているわけでございますので、先ほど申し上げたように、財源は三つ...全文を見る
○塩崎国務大臣 自己負担化ということが決まったわけでもないわけでございまして、これをどうするかということを御議論賜ろうということであります。  同時に、先ほども申し上げたように、この春に、今度は一億総活躍のプランをつくる、そして十年のロードマップをつくる、その中で私たちは介護離...全文を見る
○塩崎国務大臣 真逆かどうかというのは、要介護一、二の生活援助を切るということが真逆かと聞いておられるので、我々は、それをやると言っているわけではないので、これを御検討いただいているということでありますから、逆も何もないんだろうというふうに思います。  我々は、さっき申し上げた...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事なことは今の社会保障制度が持続するということでありますので、当然、今の制度を前提にすれば、高齢化が進めば蓋然性としては負担も給付もふえていくということは十分あるからこそ、税と社会保障の一体改革などさまざま、これは民主党の皆さん方とも、民自公で一緒に考えてきたと...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、要介護、要支援の認定者、認定を受けていらっしゃる方々でありますけれども、二〇一四年の三月末現在で五百六十九万人程度ということでございまして、これが、今お話がございました二〇二五年、この年度には八百二十六万人になると見込まれておるところでございます。  介護...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療費につきましては、二〇一三年度の実績ベースで約四十兆円。これが、二〇二五年に参りますと約六十二兆円になるという予想でございます。
○塩崎国務大臣 先ほどの中島先生との議論の中でも申し上げましたけれども、一番大事なことは、やはり国民一人一人が健康であり続けることが大事であって、今の医療費や介護のニーズ、費用の予想は、現状の感じがずっと伸びたという前提でやっていますから、どうやってそういう需要がふえないように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育にいたしましても、介護にいたしましても、処遇が他の産業に比べて非常に厳しいがゆえに人材がなかなか集まらない、有効求人倍率も非常に高いということで、私たちもこれにはずっと対策を打ってきたわけであります。  まず第一に行ったのは、これは自公民で、一体改革の中で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは捜査中の案件で、私ども、個別の問題についてコメントはできませんけれども、いずれにしても、報道が事実だとすれば、これは許しがたい行為であったというふうに考えております。  厚労省としては、有料老人ホームの親会社、株式会社メッセージに対しては、介護事故に関する...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生御指摘のように好ましいことではないと私も思いますが、何でこういうことが起きているのかというと、少なくとも一つは、地域包括支援センターというのは各市町村にあります。ありますが、厚労省のホームページに登録をしていただいていないところが市町村によってあるという...全文を見る
○塩崎国務大臣 好ましくないことはもう先ほど申し上げたとおりでありますけれども、もともとこの地域包括支援センターは、それぞれの地域で、私も家内の両親が施設にお世話になっておりますので、その際に、やはりそういうところで御相談申し上げていろいろ教えていただくということで、便利に教えて...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護保険導入の際に、私はたまたま自社さ政権のときのPTにいて、さんざん議論して、民間の事業者を入れるかどうかというときに、最終的に、私の記憶が間違っていなければ、入れるけれども、第三者評価をきっちりして、どこがいいところでどこが悪いところかということがわかるように...全文を見る
○塩崎国務大臣 お医者さんになったばかりの方も五十年やっていらっしゃる方も同じということが今の診療報酬体系の実態でございます。
○塩崎国務大臣 昨年、保健医療二〇三五というのを御提言いただきました。この中で初めて、患者の評価を大事にするアウトカムベースの診療報酬体系を提案いただきまして、今回、それを初めて試行的に導入することにいたしたわけであります。  それはつまり、顧客満足度というか、患者を中心に考え...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、一人親の家庭での子供の貧困というのが象徴的に今問題になっているわけで、そのようなことを踏まえて、この年末に、ひとり親家庭・多子世帯等自立応援プロジェクトというのを立ち上げました。  これは、総理の指示が去年の四月にあって、さまざまなことをやらせて...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供たちの未来が家庭の経済事情によって左右をされるというようなことはあってはならないということで、今御指摘のとおり、一人親家庭は経済的にもさまざまな困難を抱えているということを我々も認識をしながら、きめ細かな支援が必要であるというふうに認識をしながら、年末に、ひと...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年度に当たる二〇一四年度における脳・心臓疾患の労災認定件数は二百七十七件でございまして、そのうち自動車運転従事者は八十五件でございまして、職種別で見ますと最多ということになっております。平成二十四年の就業構造基本調査によれば、週六十時間以上働く方の割合が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘になられました改善基準告示でございますけれども、タクシー、トラック、バスといった自動車運転手の方々にも当然労働基準法は適用されるわけでありますけれども、長時間労働になりやすい、待ち時間が多いなどの業務の特性があるために、関係業界の労使の方々でその実情を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、これは労使で話し合いをしてきていただいて決まったことでありまして、この上で、先ほどお話がございましたように、組合からの御要望がございますが、その中身は、告示の法定化、法律にしてくれ、こういうことと基準の厳格化、これが主な御要望かというふうに思い...全文を見る
02月24日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、私の所信を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、並びに我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。  内閣として進める一億総活躍社会の実現に向けて、新し...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○塩崎国務大臣 平成二十八年度厚生労働省関係予算案の概要について御説明を申し上げます。  平成二十八年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は三十兆三千百十億円であり、平成二十七年度当初予算額と比較をいたしますと、三千九百六十三億円、一・三%の増加となっております。  また、平...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護の現場は、さまざまこれまでも見てまいりました。私の地元でももちろん何度となく足を運んでいますし、そもそも私の母も、今九十五、有料老人ホームに入っております。家内の両親と住んでおりましたが、二人とも老健施設に入っておりましたが、父の方はつい二週間ほど前に病院で亡...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、介護離職ゼロということの目標を掲げている一億総活躍社会づくりでありますけれども、今先生御指摘のように、介護の現場は人材を確保することに本当に御苦労されていることはよくわかっておりますし、有効求人倍率を見てもほかの職種と比べると圧倒的に高いということで、御苦労...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘のように、インドネシア、フィリピン、ベトナムにつきましてはEPAで介護の人材を入れるということになっているわけでありますが、この外国人介護福祉士候補者については、既に二〇一五年の日本再興戦略、これは去年の六月三十日に閣議決定をしておりますけれども、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 在宅というのは、やはり一人一人にとっては、自宅で医療を受けたい、暮らしていきたい、最期まで自宅にいたいというのが基本なんだろうと思います。  そういう意味で、先生御指摘のように、在宅医療が重要だということは間違いのないことだろうというふうに思っておりまして、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、唐澤局長の方から御答弁申し上げましたように、医療費全体につきましては、やはり、ニーズにちゃんと合った医療が施される、そのことが要するに過不足なく行われるということになれば過剰な負担をしなくていいということもあって、絶えず制度の見直しはしていかなければならないん...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、やはり自立がちゃんと経済的にできるというところで家庭は安定をしてくるんだろうというふうに思うわけでございます。  今回、児童扶養手当を倍増するということは、もちろん大事なこととしてやるわけでありますけれども、今先生御指摘のように、就業支援をす...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、緩和ケアは、がん患者にとっては大変重要な課題であります。  今御指摘いただいたように、がん対策推進基本計画において、緩和ケアの推進を重点的な課題ということで位置づけて取り組んできているわけでありますけれども、具体的には、医療従事者に対する研...全文を見る
○塩崎国務大臣 難聴者に限らず、聴覚障害者の、どういうところでどういう御苦労をされているのかということについて健常者側の理解が十分ではないということは、これまでの、私も、政治活動の中でいろいろ指摘を受けて初めて気がつくような、例えば、レントゲンを撮るときに、息を吸って、とめて、は...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもの身の周りでも、膵臓がんで亡くなられる方、発見して本当にそう長くないということがしばしばあって、もちろん長い方もおられるわけでありますが、残念なケースが多々あるということでございます。  今の家族性膵臓がん、これは、環境とか遺伝的な要因によって、ある家系に...全文を見る
○塩崎国務大臣 がん研究につきましては、平成二十六年三月に策定をいたしましたがん研究十か年戦略というのがございますけれども、これを踏まえて、これまで計画的、総合的に行ってまいったところでございます。  平成二十七年度において、ジャパン・キャンサーリサーチ・プロジェクトとして総額...全文を見る
○塩崎国務大臣 待機児童から今お話を掘り起こしていただいているわけでありますが、私は個人的には、私は愛媛県の松山市ですけれども、待機児童が潜在的にはいるのではないかというふうに思っていて、これは、働き方とか、あるいはこれからの経済がどう変わっていくのかとか、そういうことで随分変わ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は両方派でありますが、今、家には猫が、女房が猫派なものですから、そういうことになっています。昔は両方いました。
○塩崎国務大臣 大阪・泉南アスベスト訴訟につきまして、原告の方々に直接おわびを申し上げるということで、昨年一月十八日に泉南を訪れさせていただいて、その際には、谷川委員にも御同席、御同行いただいて、ありがたく思ったところでございます。  その前に、最高裁の判決の後だったと思います...全文を見る
○塩崎国務大臣 脳卒中についてのお尋ねがございました。  今お話がありましたように、脳卒中は、がん、それから心疾患、肺炎に続いて我が国の死因の第四位ということでございまして、年間十一万人の方が脳卒中でお亡くなりになっておられる。そしてまた、脳卒中は介護が必要となった主な原因の第...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、横浜が先進的な試みをされているという御紹介をいただきました。  先ほど来、政務官の方からも申し上げているように、tPA治療というのは、脳卒中の発症後すぐに、直ちに実施をしないといけない、そういうものでありますから、住民に対する脳卒中の症状などの啓発とか、迅速...全文を見る
○塩崎国務大臣 救急救命士を導入した後も、気管挿管とかいろいろな形で、何をやっていただくかということについては随分いろいろな議論があって今日を迎えているわけでありますし、今のドクターカーということで、お医者さんに乗ってもらう、ドクターヘリも、乗っていただいているからこそいろいろな...全文を見る
○塩崎国務大臣 脳卒中が極めて日本人の中でも死因が高いということなので、大事な対策をしっかりとやれ、こういうことで先生から今御指摘をいただいて、私も全くそのとおりだと思っております。  一つは、まず、脳卒中になるリスクを減らしていくということは、かなり手前からずっとやっていかな...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も、いろいろな医療関係者、特に医師から、特に認知症の御専門の医師からもお話を何人か聞いたことがございまして、まず第一に、認知症については、必ずしもまだ医学の観点からしっかりとした確立した判断ができていない部分がある、それもかなりあるということを聞いていて、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年、たしか十一月だったと思いますが、私、稚内に参りました。これは自民党の会で講演をするために行ったんですけれども、そのときにあわせて、その地域、宗谷地区というそうでありますが、市町村長さん全員集まって、一つだけ陳情したい、何かといったら医師不足。  要は、大体...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、全国に先駆けて、これは市町村の事業であるのが基本でありますけれども、県も一緒になっておつくりになられたという産後のケアハウスでございますので、ぜひ、先駆的なものとして私もできれば拝見をしたいなというふうに思うところでございまして、私の妻の...全文を見る
○塩崎国務大臣 アメリカの例をよく出される方がおられて、株で運用していないじゃないかということをおっしゃいますが、あそこは完全賦課方式という方式で、そこの、言ってみればこれはペイロールタックスという形で税収で入ってくるわけですね、保険料じゃなくて。それを一般会計に預けている形が、...全文を見る
○塩崎国務大臣 総理が、一般論として給付水準に影響があるかもわかりませんよということは、法律上書いてあることを申し上げているだけで、それは何が書いてあるかというと、財政検証というのを、さっき申し上げたように五年に一遍やるわけですね、基本的には。次の財政検証までに所得代替率が五〇%...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の妻は女子大の先生をやっていまして、よくうちに若い女の子たちが来るんですね。もちろん私にはそういうことは、いろいろなことは言いませんけれども、家内を通じて聞いてみると、やはり今先生御指摘のような感じの、これは男性じゃなくて女性の場合でありますが、似たり寄ったり。...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本が寿命が世界最長にほぼなっているというのは、ある意味、これまでの、かつての公衆衛生政策はポジティブに評価すべきものだというふうに思うんですね、結果がこうやって出ているわけですから。公衆衛生の中でワクチンというのは非常に大きな役割を果たして、それがゆえに、こうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、感想からいくと、三組の特別養子縁組の親子に会わせていただきました。本当に、本当の親子と同じでありまして、この特別養子縁組制度が子供のためにも本当にいい結果をもたらし、なおかつ、御両親にとっても、養親にとっても大変いい選択ではないかなということを肌で感じたよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 特別養子縁組を熱心にやっていらっしゃるところは、有名なのは愛知県と熊本の慈恵病院であるというふうに思っております。  去年の五月の連休には、NHKが、これは熊本の慈恵病院のケースをたくさん、何度か繰り返し番組を流しておりましたが、そんなこともありました。  い...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、私は地元でもそういう施設に行って、これは、この十年余り、小規模な施設というものがふえてまいりました。  自民党の中で私は勉強会をずっとやってまいりました。途中から議連にして、最初は安倍総理が議連の会長でありました。安倍さんが今回総理になられて、私が会長をや...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直言ってわかりませんが、一つはっきりしていることは、やはり、矢満田さん、そしてまた、それを追って萬屋さんが牽引車となって児相の中でやっていったということが一つ大きなことで、やはり、この特別養子縁組というものが、虐待などのケースや、あるいは不幸な望まない妊娠をされ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはなかなかケース・バイ・ケースだと思っていますが、ちょっと先ほど申し上げるのを漏らしたんですけれども、一応、厚生労働省も、愛知方式を平成二十三年に通知を出して紹介をして、参考にしてくれということを言っているということは事実としてありますし、今、家裁ベースで全部...全文を見る
○塩崎国務大臣 里親もそうですけれども、特別養子縁組に養子に出して、そのままお願いしますではないと思います。  やはり、生みの親ではない限りは、さまざまな支援が必要でありますから、支援をするのは人間でもありますから、まずそれは人件費が必要で、それも専門性のある方にお願いをしない...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題につきましては、今、自民党の中で、そしてまた公明党の中で、議員立法でできないのかなということで、あっせんの団体に対する規律と支援をどうするかということを議論いただいているというふうに聞いております。  したがって、その検討も考えながら、私どもとして、子供...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、児童福祉法の改正でいろいろ毎日議論していますから、こういう質疑は大変ありがたい限りでありまして、もともとこの目標は、施設とグループホームと里親など、おおむね三分の一ずつということになっているわけですね。  今までの厚労省の資料を見ると、里親、ファミリーホーム...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、大体の児相は、燃え尽き症候群になっているほど忙しく、虐待対応に追われているというのが現実であり、また、そのフォローをしていかなきゃいけないということで、もう本当に大変だというふうに、先生が今おっしゃったとおりだと思っています。  問題は、私が...全文を見る
○塩崎国務大臣 いつも公明党の皆様方には、子供そしてまた若者に対してしっかりと支援をせいということでハッパをかけられておるわけでありまして、ありがとうございます。  今、子育て世代包括支援センターについてお話をいただきました。  これは、地域において、妊娠期から子育て期まで切...全文を見る
○塩崎国務大臣 御高説をたっぷり聞かせていただきましたが、ありがとうございました。  昨年も、昨年は大体GPIFの話が多かったような気がいたしましたが、分科会で御質問いただいて、ありがとうございます。  今お話を展開していただいたことにかなりつながる話でもある御質問を今いただ...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年「保健医療二〇三五」というのをつくっていただいて、さまざまな提言をいただきました。  その中で、やはりこれからの二十年先の医療、さっき三十年と言いましたが、あのときは二十年先でありますが、二十年先の医療を考えるときに、パラダイムシフトをしなきゃいけないと。今...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、平成十三年の閣議決定などによって雇用促進住宅は早期廃止を計画的に行うということになったことを受けて、当時の所有者でありました独立行政法人雇用・能力開発機構において検討を行った結果、収益の最大化を図って早期の事業廃止を行うために必要な期間を考慮して、平成三十...全文を見る
○塩崎国務大臣 入居者を強制的に排除するかという御質問かと思いますが、現在、入居者の方の退去を促進することは実施をしておりません。住宅の譲渡に当たりましては、入居者の方が安心して引き続き住み続けられることを条件とした譲渡を進めておるところでございまして、現時点で退去促進を行う予定...全文を見る
○塩崎国務大臣 三十三年までの期限をつけてはおりますけれども、今局長からも答弁をしているように、まず第一に、話がつかないままに追い出しみたいなことはないということは申し上げてきたとおりでありまして、できる限り、お住まいになったままで民間に移れるというような形でいけることが一番好ま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今おっしゃったように、雇用促進住宅は、リーマン・ショックによる住居喪失者のために供せられたり、東日本大震災、この際にも被災者に入っていただくというような、一時的な公的な役割を担っていた、それはそのとおりでございます。  もちろん、ですけれども、これは当然、公的に...全文を見る
○塩崎国務大臣 橋本行革のときに雇用促進事業団の改革の問題が議論になって、その際の延長線でこれが議論になって、安倍内閣でも閣議決定をした、こういうことになっているんだろうと思うんです。  時代時代に役割のある政策というのがあって、そして、今先生が御心配になっている、入っていらっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、支援が必要な方には支援をするのが、国、地方、政府の役割でありますが、どういう方々にどういう支援をするのかというのはそれぞれでありますので、地方への移管ということがスムーズにできるようにすることについては私たちも努力をしてまいりたいと思います...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうは大分学ばせていただきました。  先ほど局長から御説明をしてまいっておりますし、また法務省からも御説明がございましたけれども、妊娠満二十二週未満という基準、これは平成二年に定められたものだということでありますが、胎児が母体外において生命を保持する可能性の限...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは科学で判断をすべきことだろう、先ほど専門家の知見という話がありましたが。私が今、軽々に、そうすべきだということを言うべきではなかろうというふうに思いますが、そういうケースがあるならば、今の基準と照らし合わせてみて、それをどう考えるのかということをやはりしっか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども少し虐待の質疑がございましたけれども、子供たちは全て、最も愛される親から虐待を受けるようなことがあってはならないわけであって、今、私ども、児童福祉法の改正に取り組んでおりますけれども、その中で、児童相談所、それから市町村、さらには警察、学校、医療機関、こう...全文を見る
○塩崎国務大臣 お気持ちは私ども共有をしているというふうに思っています。  今、三ッ林政務官から答弁したとおり、方向としては同じ方向に行っているのではないかというふうに思いますが、問題は、どこまでやるかということでございます。  今私どもが見ている中での問題点というのは、国レ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございまして、人を救うには人でないと救うことはできないということであり、なおかつ専門性が高くなければ的確な対応ができないということで、これは、ただ人をふやせばいいという問題ではない、済まないということで、専門性のある人たちをどう確保していく...全文を見る
○塩崎国務大臣 一時保護所、私は福岡で拝見をさせていただいたわけでありますが、ここはかなり質の高いところでありまして、ツーフロアあって、一つは個室、それもかなりゆとりのある個室で、丁寧な子供たちのケアをしているというふうに拝見をしました。しかし、それが全てでは決してないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、一時保護所について、設備、運営については、児童養護施設の面積とか職員配置などに係る基準を準用するという形で今日までやってきたのは御指摘のとおりであります。  先ほど申し上げた専門委員会の場でさまざまな議論を今回いただいておりまして、その...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、医療や介護が必要となっても高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることができるように、通院が難しくても在宅で療養生活を支える二十四時間三百六十五日の看護サービスを提供できる訪問看護ステーションというのは、充実していくことが大事だというふうに考えてお...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回十分な議論ができなかったということもありましたが、報道によりますと、特別養護老人ホームにおいて、医師が死亡診断を行わないまま死亡診断書を発行した、そして、看護師が死亡確認を行って遺族に死亡診断書を交付したということについて医師法違反に問われたというのがこのケー...全文を見る
○塩崎国務大臣 手術室を別の用途にというお話でございましたが、先ほど局長から申し上げたとおり、本来の守らなきゃいけないものを守っていなかったということは何も変わらないわけでございまして、別の用途での使用を行わないような指導が京都市からも行われているということでございます。  こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 誰しもやはり人間というのは、評価をきちっとして、評価を受けるということが大変インセンティブになるんだろうというふうに思います。  これは介護に限らず医療も同じことだろうというふうに思いますが、今お尋ねの介護報酬に介護サービスの質の評価を適切に反映させる、入れ込む...全文を見る
○塩崎国務大臣 不妊治療が大事だということは先生おっしゃるとおりで、私も、地元で不妊治療の専門の先生とも長いつき合いで、いろいろと教えてもらって、現場も見せてもらったりいろいろしていますが、確かにおっしゃるとおり、意外に身近なところで、実はあの先生にお世話になって子供ができたんだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど別な御質問を受けたときに申し上げたところでございまして、今、児童養護施設に入っている子供さんの六割ぐらいが虐待原因で入ってくるというぐらい社会が病んでおりますし、また、虐待件数と言っているけれども、実は虐待対応件数ということで、実は対応ができていない件...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今おっしゃったように、子供、私もいろいろなところでそういう経験をしておりますけれども、本当に、だっこしてほしいということが結構あったのを私も経験しているわけでありまして、それだけ愛着形成がなかなかうまくいっていなかったという子供さんのいろいろ抱えている課題なん...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く同じ考えでありまして、一つの目安として示しているということになっていますが、お役所、お互い役所ですけれども、受ける方は、やはりそういうふうにすべきなのかなというふうにとってしまいます。  大事なことは、やはり子供にとって何が大切かということを判断したら、里親...全文を見る
02月29日第190回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○塩崎国務大臣 生活保護制度に対する国民の信頼を確保するためにも、適正化を行うということは、今委員御指摘のとおり重要な課題であります。中でも、約半分を占めている医療費のことでございますが、この適正化についても、今御提案のとおり大事な問題であるわけでございます。  後発医薬品の使...全文を見る
○塩崎国務大臣 肥育ホルモン、今ここで配っていただいているような成長促進ホルモンやラクトパミンにつきましては、国際的な委員会でございますコーデックス委員会が科学的なリスク評価の結果に基づいて設定した国際食品規格というのがあります。それを踏まえて薬事・食品衛生審議会などで審議をした...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の票差につきましては、そのとおりでございます。
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○塩崎国務大臣 先ほど数字が出ておりましたけれども、二百七万人という六十五歳以上でも働くことを希望されている方がおられるということでありますので、これらの方々の希望を実現することができるように頑張らなきゃいかぬというふうに思っております。  これまで、定年を定める場合は、年齢を...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障制度、我が国では社会保険を基本としておりますけれども、所得のない方とかあるいは所得の低い方も、社会保険から排除して生活保護などの扶助制度で対応するのではなくて、保険料の軽減あるいは免除の仕組みを設けて、できるだけ社会保険制度の中でカバーするようにしているの...全文を見る
○塩崎国務大臣 翌年にというお話でございますが、それは正確な話ではないと思います。  平成十六年改正でこのマクロ経済スライドを、現役世代の負担が過重なものにならないように、将来の保険料の上限を固定して、そしてその範囲内で年金の給付水準を調整するという仕組みを入れたわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年の賃金構造基本統計調査の特別集計によりますと、平成二十六年六月時点で、時給換算をした賃金が千円未満の常用労働者数は約八百四万人でございまして、常用労働者全体の二五・九%に当たっております。  最低賃金は地域の実情を考慮した上で都道府県ごとに決定してい...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、蓮舫委員の方からございましたこの二十五から三十四歳、これが一番大事だということでございます。そのとおりだと思いますが、一方で、この二十五歳から四十四歳という組み方で見た場合の女性の就業者のうちで大事なことは、ゼロ歳から三歳の子供さんを持っていらっしゃ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育士の有効求人倍率、二十八年一月でございますけれども、全国で二・四四倍、東京都では六・二四倍ということで、昨年に比べても高い水準となっているわけでございます。  このことについては、保育士として働く人数が毎年増加してきていることを考えると、待機児童解...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この総合合算制度は、三党合意を経て成立をした税制抜本改革法においても、給付付き税額控除や軽減税率と並んで、消費税率引上げに伴う低所得者対策、今お話がありましたが、検討事項の三つのうちの一つということでございますが、このため詳細な内容が固まっていたものでは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相対的貧困率につきましては、国民生活基礎調査というのとそれから全国消費実態調査という二つの数字があって、OECDには国民生活基礎調査というのが提出をされて計算をされているわけでありますけれども、この国民生活基礎調査では、二〇一二年のデータに基づくと、今先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 支援が必要な多子家庭に重点的にこの児童扶養手当をお届けするというのが今回の措置でございますけれども、特に支援が必要な経済的に厳しい状況にある低所得者については第二子以降の加算額が倍額となるものでございまして、具体的には、第二子加算、これは三十三万世帯でご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおりでございまして、これまで、多子加算につきましては所得制限というか所得に応じて逓減させるという仕組みは持っていませんでした。一人だけの四万二千円の場合には、これは一人であれば百三十万円を超えるとだんだん逓減されてきて、三百六十五万まで支払わ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その場合には百五億掛かるということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、子供の貧困率がどれだけ改善されるかということでございますけれども、一人親世帯の相対的貧困率は、先ほど申し上げたように五四・六%でありますけれども、今回の児童扶養手当の多子加算の拡充による一人親世帯の相対的貧困率の変化を貧困線の額が変わらないものとして...全文を見る
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、一億総活躍社会づくりの中で、保育の受皿の拡大、四十万から五十万人ということでありますけれども、これに伴って追加的に必要な保育の人材が約二万人ということになるわけでございます。  保育の現場で働いている方々の処遇改善につきましては、平成二十七年度の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、西田先生御指摘のように、子ども・子育て支援新制度の下でこの子育て世代包括支援センターは法定をされていないわけでありまして、予算事業で行っているわけでございます。昨年末に取りまとめました児童虐待防止対策強化プロジェクト、この中で同センターの法定化を盛り...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のような埼玉県の和光市には総理も私も参らせていただいて、名物部長さんを中心に地域ぐるみで非常に御努力をいただいているのをつぶさに見てまいりました。  特に今お話ございましたホームスタート事業、これは家庭訪問型の子育て支援でございますけれども、民...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘の疾病予防あるいは健康づくり、そしてまた重症化予防というのはしっかりと取り組むべきことであって、医療保険者にこの取組を行ってもらって、それをベースとしてデータヘルス事業ということでデータヘルスをしっかりやる中で、それを全国的な規模で展開をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま具体例をもって問題提起をしていただきましたが、厚生労働省では、国民の健康を増進するための基礎資料を作る目的で、国民健康・栄養調査というのを行っております。この調査では、国民の健康状態とか栄養摂取の状況に加えて、所得などを始めとする経済状況あるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マクロ経済スライドそのものについては、平成十六年度改正におきまして、現役の世代の負担が、つまり若い人たちですが、過重なものとならないようにするために将来の保険料の上限を固定をいたしまして、その範囲内で年金の給付水準を調整をしていくというマクロ経済スライド...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の検討中の見直しにつきましては、将来世代の、先ほど申し上げたとおり、給付水準の確保のために現在の高齢者にも少しずつ協力をしていただこうという、世代を超えた言ってみれば助け合いの仕組みとして行うものでございまして、また、現在の高齢者には前年度からの年金...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十六年度末の厚生年金と国民年金を合わせた年金積立金全体の総額は約百四十五・九兆円でございまして、うちGPIFの運用資産額は約百三十七・五兆円でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険料を原資とする積立金を保有し、市場で運用している公的年金としては、カナダ、韓国、スウェーデンなどがございまして、GPIFほどの規模ではないにせよ、いずれにしても、株式を含めた様々な資産への分散投資を行っておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のアメリカの社会保障信託基金、OASDIでは、その資産の金額を市場に流通していない国債で保有をしているわけでありますが、これはどういう資金かといいますと、完全賦課方式でございまして、ペイロールタックスで入ってきたものを年金に回すわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一つはっきり申し上げておかなきゃいけないのは、アメリカと日本は全く制度が違う、先ほど申し上げた完全賦課方式でありまして、実は、この社会保障信託基金、アメリカの財政はかなり悪化をしておりまして、二〇三四年には積立金が底をつき、予定している年金金額の給付がで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の先生の推論は、市場で言われているというお話である信託銀行はほとんどGPIFの動きだという誤った認識で組み立てられているというふうに思います。  つまり、確かにGPIFの株式運用は、これは基本は信託銀行に預けているのは間違いないわけでありますが、しか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、要介護度一、二を対象とする生活援助サービスなどの在り方についてが検討課題に改革工程表でなっているということはそのとおりでありますが、まだ議論は始まったばかりでもありますし、今総理から御答弁申し上げたように、どうするかはこれからの議論であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 財務省は財務省の立場があることはお分かりのとおりでありますけれども、我々は、さっき申し上げたように、介護保険の原点から見て、高齢者が自立をできるだけするように、そして要介護度が悪化しないようにするという観点から全てを議論をしてもらおうと思っているわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お尋ねの児童相談所における児童虐待相談の対応件数でございますけれども、年々増加をいたしておりまして、平成二十六年度は八万八千九百三十一件となっております。  児童虐待による死亡事例については、自治体と協力して調査し、厚生労働省の専門委員会で検証を行うと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。
○国務大臣(塩崎恭久君) この虐待死の例につきましては、先ほどちょっと申し上げましたが、自治体と協力して調査を厚労省でしておりまして、専門委員会で検証を行っております。  平成二十五年度の数値は六十九人となっておりまして、実母が一番多かったというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 母子手帳を交付されていながらその後フォローができないというケースについては私どもの方でも把握をしなければいけないということでございまして、ただ、しっかりできているかどうかというのはいろんなケースがあり得て、途中で残念ながら流産をされる方とか、そういう方も...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 定期健康診断の受診率のお尋ねでございますが、貸切りバス事業者に限定をした数字というのは把握をしておりませんけれども、平成二十四年の統計調査によりますと、貸切りバス事業者を含む道路旅客運送業については、定期健康診断を受診している労働者の割合は九五・七%でご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 指導の件ですね。  労働基準監督署によります監督指導におきましては、定期健康診断が行われていないなど労働安全衛生法等の違反が認められた場合には、当然のことながら、書類送検を含めて厳正に対処しておるわけでございます。  また、今回のバス事故を踏まえて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事業者は、健康診断の結果、異常な所見が認められた場合、この場合は、医師等からの意見聴取とか、あるいはその聴取結果を踏まえて労働時間の短縮などの必要な就業上の措置、いわゆる事後措置を行わなければならないこととなっておりますが、平成二十四年の統計調査によりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただきました地域産業保健センター、ここで、働く方が五十人未満の小規模事業所に対して健康診断結果に基づく労働者に対する保健指導、長時間労働を行った者に対する医師による面談指導などを無料で行っているわけでございます。平成二十六年度の利用者数は延べ約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、地域産業保健センターの利用者数は延べで約五十万六千人ということを申し上げたわけであります。一方で、今先生御指摘のように、五十人未満の事業場で働く方々は約三千万人おられるということでございますので、現在の事業規模では全ての事業場...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この産業医制度の在り方に関する検討会は、病院長が産業医を兼ねて、そこで働いている人たちの健康管理をするのはおかしいんじゃないかと、こういう問題意識が一つのきっかけでございました。  しかし、今お話ありましたように、昭和四十七年に労働安全衛生法が制定され...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ハイイールド債につきましてのお尋ねがございましたが、まず、一般の方々にはハイイールド債というのはどういうものかということが御存じじゃないかも分からないので一言だけ申し上げますと、格付の機関によって一定水準以下の格付とされる債券であるわけではございますけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十六年の十月に参議院の厚生労働委員会で藤田先生から片目失明者の障害認定基準の見直しについて御指摘をいただきました。その際、私の方から、何分にも古い基準で半世紀以上たっているということで、専門家の方々の御意見をしっかりと伺って検証を重ねることがまず先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題は、山本香苗厚労副大臣とともにいろいろ御一緒にやってきた、取り組んできた問題でございます。もちろん、子供たちは最も愛されるべき親から虐待を受けるようなことがあってはならないわけでありまして、これをどうやって未然に防ぐかという意味において、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童相談所において児童虐待の対応件数というのが増える一方であって、保護者の意に反してでも子供の安全確保を図らなきゃいけない、今回の狭山市の事件はまさにそういうケースだったと思うわけでありますが、大変複雑な事案が増えていて、親は虐待じゃないと言っても実は虐...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題に関しては、児童相談所や深く関わっていらっしゃるお医者さんとかそういう人たちから、塩崎さん、なかなか掛からないわよと言われておったところでありまして、そのとおりであります。  ただ、この共通ダイヤル一八九は、虐待を受けたと思われる子供を見付けた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで、児童養護の際に家庭養護と家庭的養護というのがありました。その概念が今ありますが、この家庭養護と家庭的養護というのはどう違うのかという中で、実は、この家庭的養護という中にいわゆる特別養子縁組というのが、なかなか厚生労働省の今までの資料には出てきま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、児童相談所における一時保護というのは、虐待を受けた子供について迅速に安全を確保するということで、大変大事な支援につながるためのアセスメントを行うという機能を果たしている施設でございます。  一時保護を必要とする子供の数は増加傾向にあっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 整備を進めないと別にするという余裕がなかったりするわけでございますので、そういう意味で整備を進めるということを申し上げました。  先ほどもちょっと申し上げました福岡市の児童相談所に行ったところ、ワンフロアは言ってみれば何種類かの理由で入ってこられた子供...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この子供シェルター、今お話がありましたように、我々が速報値で押さえているのは十か所ということが現状でございますが、これ二十七年十月現在でございますのでそういうことでありますが。子供シェルターは、虐待を受けた児童などの緊急の避難先となる住居において子供に対...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 施設の趣旨は少し違うかも分かりませんけれども、イギリスのコネクションズという仕組みがございますが、ここは二十五歳まで受け入れているところでございます。  児童養護施設などでは原則として十八歳までが措置ということでございますけれども、都道府県などが必要と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それに関しても方向性は同じでありますが、今、それも含めて議論を深めているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども公明党の山本先生の御質問にもお答え申し上げましたけれども、今まで児童養護のあるべき姿について、一つは家庭養護、そして家庭的養護、その次に施設と、こう来るわけでありますが、私どもがやっぱり大事にしたいのは、子供にとって、特にゼロ歳から二歳ぐらい、あ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) なかなか奥深い問題を今日はお取上げをいただいておりますけれども、私もお医者さんでもないのでよく分からないところもたくさんありますが、先生方の心のうちはですね、やはり変わり目にあらゆる面で来ているということが大きいんだろうというふうに私は思っております、役...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、今少し途切れているとも思えるような研修の道筋というのがあるわけでありまして、厚生労働省、文科省、そしてまた日本医師会が中心になっている生涯教育、さらには新たに始まります日本専門医機構、ここでの専門医の養成については、しっかりと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、例えば専門医については、これから研修をして、そしてまたそれをきっちり評価を伴ってやっていくというようなこともあって、これらを明確に、どういうような道行きでどのような評価を受けるのか、あるいはどういう基準で評価するのかといったような...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、厚労省において医療従事者の需給に関する検討会というのがあって事務方とよく議論をしていまして、それはまさに今先生御指摘のように、ビジョンがない中で、言わばかつての町医者、町でのプラクティスをされる先生方と病院で頑張るお医者さんと、それから医学教育に当た...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 新たな専門医の養成について、この専門医の在り方に関する検討会報告書というのが平成二十五年の四月にあって、中立的な第三者機関が各病院から専門医養成プログラムの認定等を一元的に行うということになって日本専門医機構ができたわけでございますが、現在、この日本専門...全文を見る
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる地方版の政労使会議につきましては、昨年、公明党からの御提案を受けて、各労働局から都道府県や労使団体に精力的に働きかけをいたしました。今お話がございましたように、ほぼ全ての都道府県において開催をされたわけで、今開催日が予定されているのが一県、そして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育士確保が厳しい中で必要な保育士を確保していくために、より多くの潜在保育士の方々にベビーシッターを含めた保育の現場で活躍いただくことが重要ではないかというふうに考えておりまして、今ベビーシッターの御提言をいただきましたが、このベビーシッターについては、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 未婚の母の税制上の扱いについては、今財務大臣から御答弁があったとおり、家族の在り方や他の控除との関係、それから所得税の諸控除の在り方の中で議論をしていくんだろうというふうに思います。未婚の母に係る問題というのはやはり家族の根本でありますので、そういうふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) がんの治療につきましては、医師が患者及び家族に対して十分な説明を行った上でガイドラインに基づき適切な診断及び治療が行われているものと承知をしておりまして、福島県における放射線の健康影響の対策などにつきましては、先ほど来お話がございますように環境省が所管を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中小企業における障害者雇用についてなかなか厳しいのではないかというお話……(発言する者あり)ええ、ですから、特にベンチャーなどではなかなか厳しいものがあるんではないかという、そういうお尋ねかと思いますが、今私ども、この雇用率の未達成企業に対して納付金を徴...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これは二%の雇用率を守れなかったところについてこの調整金を払ってもらって、逆に超えているところにその調整金を回すという形で、雇用するところにインセンティブを与えるという形でございます。先生のお考えも一つの考え方でありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、障害を持っていらっしゃる方々が日常生活、社会生活を営むために、年齢で、十八歳で、これは言ってみれば不連続線を描かれるとかいうことなく、やっぱり切れ目なく、きめ細かく対応していくということが大事だということは先生今おっしゃったとおりだと思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ヨーロッパの一部やアメリカの一部の州において医療用途での大麻の使用が認められているということは私も存じ上げているわけでありますが、アメリカの連邦法では大麻は禁止薬物として規制をされていまして、FDA、食品医薬品局も、いわゆる医療用の大麻や大麻抽出物を医薬...全文を見る
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  少子高齢化の進展に伴い労働力人口が減少する中で、高齢者、女性等の就業促進や雇用継続等を図り、国民一人一人が活躍できる社会づくりを進めることが我が国の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 岡本充功議員にお答えを申し上げます。  まず、本改正法案における複数の法律改正の一括化についてのお尋ねがございました。  本改正法案は、女性や高齢者の方などに対し、その希望に応じた就業の促進や離職防止を図るための環境整備を行うという同一の趣旨、目的の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 堀内照文議員にお答えを申し上げます。  失業者に占める雇用保険受給者の割合等の雇用保険の現状認識についてのお尋ねがございました。  完全失業者の中には、新たに仕事を探し始めた方、そもそも雇用保険の対象とならない方も含まれているなど、雇用保険受給者数等...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 浦野靖人議員にお答えを申し上げます。  まず、仕事と育児、介護の両立に向けた長時間労働の是正についてのお尋ねがございました。  仕事と育児や介護の両立を図るためには、長時間労働の是正は重要な課題だと考えております。このため、長時間残業に関する監督指導...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、並びに我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでいきます。  内閣として進める一億総活躍社会の実現に向けて、新...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 平成十九年に鉄道事故でお亡くなりになられた認知症の方がおられたわけでございまして、改めて御冥福をお祈りをしたいというふうに思います。  今回の判決につきましては、認知症の方が第三者に損害を与えてしまった場合の介護家族の監督義務の有無の判断、これに際して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 認知症の方が第三者に損害を与えるということが起こった場合の介護家族の監督義務の有無については、今申し上げたように、今回の判決を踏まえますと、個別の事情をしっかりと踏まえた判断というものがそれぞれに必要だということだろうと思います。  御指摘のような懸念...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の判決を受けて、認知症の方の事故に対する賠償の問題については、民間保険の活用を含めた様々な対応が今選択肢として指摘をされて、議論されているというふうに思います。  また、与党でも既に、認知症の方やその家族などにどのような支援が考えられるのか、これか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 依存症の定義というお尋ねでございますけれども、一般に、我が国ではアルコール、それから薬物などの特定の物質、そしてギャンブルなどの特定の行為に依存をしている精神疾患を総称して依存症と呼んでいるわけでございます。これは、世界保健機関によります国際的な診断ガイ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 数でございますけれども、平成二十六年の医療機関を受診している依存症の患者数、これは、アルコール依存症が約四万九千人、薬物依存症が約三千人というふうに承知をしておりまして、ギャンブル依存症については五百人未満というふうに言われておりますが、統計上の制約から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの精神保健福祉センター、全国六十九か所でございますけれども、そこでの相談ですが、依存症に関する相談は、平成二十六年度に対応した依存症に関する相談件数、まずアルコール依存関係が三千七百七十件、そして薬物依存関係が六千六百二十二件、ギャンブル依存関係...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 待機児童数がなぜ増えたのかと、こういうお尋ねでございますけれども、平成二十七年の四月一日現在の待機児童数は二万三千百六十七人でありまして、これは五年ぶりに増加をいたしました。平成二十六年度の受皿拡大は十四・六万人と大きく拡大はしたわけでございますが、一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど私の方から申し上げましたけれども、受皿を拡大したということと使い勝手を良くしたということ、そして、それの大前提として女性活躍に期待をするということ、さらに、もっとベースになるのは、やっぱり企業活動が活発になってきておるということが就業機会を増...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは先ほど申し上げたように、受皿拡大と申込者の拡大というもののバランスで増えたわけでありますけれども、その原因は、さっき申し上げたように、一つは女性の就業者が増えてその保育ニーズが増えたということ、そして一方で、求職活動中などの場合にも申し込めるように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な保育所の形態がございますけれども、基本的には保育所の拡大が受皿の拡大ということであろうかというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育士の資格を持っていらっしゃる方の数でございますが、保育士養成施設の卒業後、保育士試験の合格後、保育士資格の登録を行った、そういう方の累計というのが、平成二十七年四月現在で約百三十一万人累計でおられるわけでありますが、保育所などに保育士として勤務をされ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう元々自公民で三党合意で、一体改革の中で三千億を加えて合計約一兆円ということで子育て支援を行おうということでございました。これを三党合意したときも民主党政権でありましたが、特定の財源を探し得ていたわけではなかったわけで、引き続き私どもとしてもこの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、女性活躍も含め、そしてまた言ってみれば多様な働き方を進める、これが、多様な働き方改革というものが安倍総理にとってもこれから三年間のうちの最大のチャレンジだと、こう言っているわけでありますので、それが実現するためには、やはり子供を預けられるという環...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう繰り返し先生からも御指摘をいただいておりますけど、口腔の健康の保持増進というのは健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割を果たしているということで、平成二十八年度予算案では、新しい日本のための優先課題推進枠、これを活用して、歯科口腔保健...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度となく厚生労働委員会で先生と御議論させていただきましたが、この保険医療機関に対する指導の在り方というのは、やはり議論、議員を始め、私の地元を含めて医療関係団体から様々な御意見を頂戴をいたしているわけでございます。  今お話のありましたような高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 口腔ケアの重要さというのは、もう議員立法でこれは皆さんこぞって成立をした法律があるぐらいでございますので、先生の御指摘を含めて、しっかりと対応してまいりたいというふうに思います。
03月09日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 介護離職ゼロは、二〇二〇年代の初頭までに、介護を原因とした離職を防いで、特別養護老人ホームへの入所を希望しながら自宅待機をせざるを得ない方をなくすなどの一億総活躍社会の実現のための重要な施策の柱として、この介護離職ゼロというのを掲げているわけでございます。  そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生から今お配りをいただきましたけれども、平成二十四年就業構造基本調査、これは総務省でございますけれども、これによりますと、直近の平成二十三年十月から平成二十四年九月まででは、家族の介護、看護を理由とする離職者は約十・一万人となっておりまして、過去十年を見ると、平...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、ばらつきは若干あるにせよ、大体八万人から十万人ぐらいの離職者がいるという結果、そういうことだろうということを前提に今回の介護離職ゼロということを考えているわけでありますし、四十万から五十万人にするという根拠も、そういうところから来ているわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで介護を理由として離職をした方のその後の状況について見てみますと、復職との関係あるいは家族の介護との関係などについて、いろいろなケースがあるということがわかるわけでありますが、例えば、平成十九年十月から平成二十四年九月までの五年間で介護それから看護のために離...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは少し数字がアップデートされましたけれども、二十七年度の介護報酬の改定によりまして、全体として、このときは事業者の安定的な経営に必要な収支差が残るように、適正化を行うということと、月額一万二千円相当の処遇改善を実現する加算を行う、それから、中重度の要介護者など...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、私ども、報酬改定をした影響がどういうふうに出るのかということについては、絶えず都道府県などを通じて把握をしなければいけないというふうに考えておりまして、今お取り上げをいただいたようなことも含めて、しっかりと情報収集をしてまいらなきゃいけないと思い...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のような講師、個人に教えるという講師でありますが、これが美容師免許を必要とするかどうかということについて、質問主意書も頂戴をして、お答えをしているわけでありますけれども、個々の営業する行為が、美容を業とする者が行う行為である施術に該当するかどうかを個別...全文を見る
○塩崎国務大臣 大変広い概念であろうと思いますけれども、狭義に考えれば、やはり、人体に侵襲を加えるということが医療の本質ではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先生からこの御質問をいただくということで、私も厚労省の中でいろいろ議論をしました。  個別の事案は、もちろん、私は判断をする、コメントする立場にはございませんが、今の解釈は、入れ墨行為というのは、針先に色素をつけて皮膚の表面に墨などの色素を入れ込むという、侵襲を...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も、日本銀行に勤めて長らく経済政策をやって、連鎖倒産防止とかいろいろなことをやってまいりましたが、経済の局面によって必要な政策というのはそれぞれあるんだろうというふうに思います。  実際、リーマン・ショックの際に、私も地元で工業団地なんかを一軒一軒歩いてみて、...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、先ほど私が全く同じことを申し上げたとおりで、局面によって政策というのは使い分けていかなきゃいけないのであって、中長期的に労働移動をして付加価値の高い産業構造に移っていくということは必ず大事なことであって、ただ雇用を守るということだけでその雇用が長い間守れる...全文を見る
○塩崎国務大臣 ここは表現の問題で、今先生おっしゃるように、適切ではないというふうに言いかえても構わないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 退職強要するような会社が助成金を受け取るというようなことがあれば、それは対象としないということにしたい、不支給とするということにしようと思っています。  この助成金の支給に当たっては、再就職支援会社が、退職者をつくり出すという一方で、その方に対する再就職支援サー...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つ申し上げておかなければいけないことは、先ほど先生おっしゃるマッチポンプのようなことをやった場合のこの助成金の扱いについては不支給とするということを要件に明確にするということが大事であって、今まで要件にそのことが明確に書いていなかった。ですから、言ってみれば、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 リストラ企業の行為について今お尋ねがあったわけでございますが、一般に、企業というのは、従業員に対して無限定に業務を命ずるということはできるわけではなくて、必要性あるいは合理性のない業務を命令することは、これは労働契約法や、その大もとは民法でありますが、権利の濫用と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の最高裁の判決というのは大変重要な考え方をお示しいただいたというふうに思っています。  特に、監督義務の有無の判断に際する六項目の考慮事項というのが示されたわけで、いかにいろいろなケースがあり得るかということが示されたわけでありまして、事は、しかし、裏返して...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、国民的な議論を深めていただくということが大事で、正直、私の身内でも実は鉄道事故で命を落とした八十代の女性がおりましたが、そのときはしっかりと賠償金を支払ったということは記憶にあるわけであります。  先ほど、関係省庁とも連携をして実態把握を...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆるこの軽度者に対する生活援助サービスについての議論は、もう何度も申し上げておりますけれども、これは経済財政諮問会議において取りまとめられました経済・財政再生計画の改革工程表の中で検討事項とされておって、それを社会保障審議会の介護保険部会で議論が始まったばかり...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の十二月の二十四日に、基準局の担当者から、民主党の議員の方からの御指摘があるということを一報で聞いたところでございます。
○塩崎国務大臣 二十四日は一報を聞いただけで、こちらから指示を特に細かくしたわけではありませんで、そういう指摘があるならばしっかりと調べるということを言ったというふうに記憶をいたしております。
○塩崎国務大臣 中身については余り詳しくは聞いておりません。
○塩崎国務大臣 もちろん、そういうことを言ったということは聞いておりません。
○塩崎国務大臣 今お読み上げをいただいた資料は、先生の御指摘によれば王子側がおつくりになられたペーパーのようでございますけれども、これは内部資料であるわけでありましょうから、厚労省としてコメントをするような立場にはもちろんないわけでありまして、少なくとも私どもは御指摘をいただいて...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が担当の者から聞いているのは、面談概要等の記録は作成していないというふうに聞いております。
○塩崎国務大臣 確認してみます。
○塩崎国務大臣 お答えをした三月七日付のペーパーにありますように、「本人の住所欄を設ける。」と書いてありますが、当然のことながら電話番号も書いていただくわけで、今先生おっしゃったように、御本人が、実際はかなり厳しい状況の中で同意せざるを得なくなるということはあり得るかもわかりませ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは事後の話ではなくて事前ということで私どもは電話番号が大事だというふうに思っておりますので、先生おっしゃるように、全員やるというのはなかなか大変かもわかりませんが、事前にそういうことがないかどうかを確かめることができるようにするという意味でも、この電話番号を含...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど御答弁申し上げましたけれども、一般に、企業は従業員に対して無限定に業務を命ずるということはできるわけではなくて、必要性や合理性のない業務を命令するということになれば、権利の濫用ということになるので無効となり得るわけであります。その上で、実際の業務命令が...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、これは最終的には民事の問題であるんです。これはどうやってもそういうことでありますので、先ほど来申し上げているような言い方をしているわけであって、どういう形の出向かとかそういうことは、今おっしゃっているような会社の例がどういうことなのかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、かたくなに言っているわけじゃなくて、日本の法律の枠組みがどうなっているかということを説明していることであって、考え方は先生も私も同じ方向を向いているというふうに私は思っています。  裁判例も、一件一件それぞれ状況は違うわけでありますから、同じ出向といっても...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つは、大企業、中小企業の問題で、直近では、大企業と中小企業と同じ件数ぐらい扱ってはいるわけでありますけれども、確かに大企業の方は金額が大きいわけでありますので、問題提起があってもそれなりの意味はあるかと思っておりますが、中小企業のみにするかどうかという問題で、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別の案件については、お答えをすることは差し控えたいと思っています。  在籍出向というのがもちろん制度としてはあるわけでありまして、これを命ずるには、やはり個別な同意を得るか、または出向先での賃金、労働条件、それから出向の期間とか、出向でありますから復帰の仕方と...全文を見る
○塩崎国務大臣 経済産業省のスキームでありますので、そのものずばりの多様な「人活」支援サービス創出事業ですか、これについて直接的なコメントをするというのは差し控えたいと思いますけれども、大事なことは、私どもは、企業から離職を余儀なくされる方々を支援して、仕事が継続的にあるようにし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のメンバーシップ型の雇用というのが日本的な雇用の一つだというふうによく言われるわけでございまして、いわゆる正社員について、職務の限定が弱いメンバーシップ型の雇用が広く見られる。使用者が残業命令とか配置転換、出向など幅広く人事権を行使する一方で、働く側に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、九月というお話でありますけれども、四月というケースもあるというふうに聞いているわけでありますが、保育料が上がったという事例については、子ども・子育て支援新制度の施行に伴って、保育料の算定の基礎となる世帯の課税所得の算定に際して、平成二十二年の年少扶養控除廃止に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘のありました子育て支援員研修、これは、子ども・子育て支援新制度のもとで実施をされます小規模保育それから家庭的保育等において、子供が健やかに成長できる環境や体制が確保できるように、地域の実情とかあるいはニーズに応じて担い手となる人材を確保することを目...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、子育て経験などを持っていらっしゃる方で御関心のある方が応募してきてくださっているというふうに聞いておりまして、多様なバックグラウンドの方々がおられるというふうに聞いております。  そういう方々が全国で約二万四千人、二百五十五の自治体におら...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、この子育て支援員の制度そのものは、小規模保育とか家庭的保育などにおいて、半分は保育士さんでありますけれども、それに加えて子育て支援員ということで、多様な保育を行おうということだったと思っております。  今、二十時間の研修のお話をいただきまして、それで十...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しの、昨年四月から、子育て支援員など一定の研修を受けた方については、小規模保育事業、それから事業所内の保育事業における保育従事者のほかに、保育所等における保育士の補助など、さまざまな保育の現場で御活躍をいただいていくということが期待をされているわけでありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の特例の扱いについてのお尋ねがございました。  保育の受け皿整備を進める中で、保育士の有効求人倍率が二倍を超えているような状況でございまして、保育士の確保が難しい状況を踏まえて、先ほど申し上げた、朝夕における保育士配置要件の弾力化などを行うこととしておりますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 一億総活躍社会づくりの中で、多子世帯への配慮ということは安倍内閣としても優先課題としてやっていることでございますので、引き続き、保育料の負担軽減を含めて配慮してまいりたいというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 先ほど対策を後回しにするのかというお話がございましたが、それは全く安倍内閣としては逆であって、待機児童解消加速化プランは、もともと、二十九年度末までに四十万の受け皿を用意して解消していこうということでありましたが、それを、どうもこのままでは、二十七年の四月時点でそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 身内の話をして大変恐縮でございますけれども、私にも息子が二人いて、そのうちの下の子供が、数年前でありましたが、東京で、目黒区に住んでいて、自分のすぐ近くの保育園に子供を入れようとした。共稼ぎでありますから、勤めるためには保育園が当然必要だということでありましたが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 受け取りたいと思います。
○塩崎国務大臣 待機児童の数については、毎年度、各市町村から集計をして把握をしているところでございますけれども、平成十三年度以降、今お話がありましたとおり、新しい待機児童の定義というのができまして、それに基づいて把握をすることとしておりまして、それ以前の旧定義による数値、変更後の...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚労省として今数字は把握をしていないということを言ったまでの話であって、当然、これは、潜在ニーズがどれだけあるのかというのは、厚労省としても、子育て世代の女性の就業が進む中でありますし、保育の受け皿拡大は、顕在化してくる待機児童数のみに着目するのではなくて、やはり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、潜在ニーズを踏まえた上で、大きく見積もって五十万ということで、今、受け皿整備を進めて、特に都市部がお困りであるわけでありますから、そういうことをやろうということをしておりますので、そこのところは御理解を賜りたいというふうに思うところでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 この平成十三年は、切りかえ時で両方の数字があるということでありますので、先ほど来申し上げているように、今お話しのようなことよりもはるかに大きな潜在ニーズを踏まえた上での数字、そしてまた予想も含めて、これからの女性の就業の伸びなども含めて試算をした上でやっております...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げた私の息子の場合も、いわゆる広い意味では保活でありますが、そういうような形で、どういうふうになっているのかということについて、厚労省としては、地域児童福祉事業等調査において、保育所への入所状況や利用状況等を調査しているところでございます。
○塩崎国務大臣 ポイントを上げるためにいろいろ御苦労されているという話は、さっき申し上げたように、私の身内でもあったことなので、これはずっと私は、大臣になる前から自民党の中でも、子育て支援のプログラムの際に、ポイントを上げるような苦労というのはやはりなくすようにした方がいいんじゃ...全文を見る
○塩崎国務大臣 申し上げておかなきゃいけないことは、私ども社会保障を預かる厚生労働省、厚生労働大臣としては、社会保障の財源を確保することは最優先の課題であるわけでございますが、私どもは軽減税率を採用することにいたしましたけれども、民主党政権がもし続いていたら、恐らく、三党合意に基...全文を見る
○塩崎国務大臣 六千億の財源も、これは社会保障に使われるわけでありますので、どちらが先かという問題ではなく、いずれも、子育て支援を含めて六千億もあるわけでございますし、そして、この三千億についても、民主党政権時代からずっとまだ答えの出ていない問題に答えを出そうという決意で臨んでお...全文を見る
○塩崎国務大臣 別にごちゃまぜにする気はないと思いますが、五十万人分の保育の受け皿拡大に伴って必要となる保育人材の確保に当たっては、これはもう何度も言っていますけれども、処遇改善、それから勤務環境の改善など、総合的な対策が当然重要であって、国としてしっかりと取り組んでまいりたいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどもお話が出たと思いますけれども、保育の受け皿整備を進める中で、保育士の確保が難しい状況を踏まえて、時限的な対応として、朝夕における保育士配置要件の弾力化など、保育士以外の多様な人材の活用を行うことにしていますけれども、これは、先ほど申し上げたとおり、一時的な...全文を見る
○塩崎国務大臣 議員立法でございますので、それは国会でお決めをいただきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど三人の女性の方々から、お二人はお子様も連れてこられておりましたが、直接お話をお聞きし、署名、そしてまたお一人お一人が御自分の思いを書かれたという分厚いものをいただきました。入る寸前だったものですから、まだ中身は拝見をしておりませんが、戻ってからしっかりと見た...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十八年の四月時点での各自治体における連携施設の設定状況について、これについては調査を行うこととしておりまして、実態を把握の上で、連携施設の設定促進に役立ててまいりたいと思っておりますが、今お話がありましたように、必ずしも三歳以降の受け入れがなされていないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には二歳までということになっておるわけでありますけれども、特例的に三歳児までということになりますと、今先生御指摘のように、元気な、活発な子がゼロ歳児と一緒にいるみたいなことがあり得るわけです。  三歳未満の子供を主に対象とする小規模保育事業等においても、例...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、三位一体の議論の際に、国と地方の役割分担ということで、いろいろな議論がありましたが、こういう形になって、一般財源化というものが行われたわけであります。  今、保育が民営化の方に追いやられるんじゃないか、こういうことだろうと思いますが、それはそれぞれの地...全文を見る
○塩崎国務大臣 待機児童の解消に向けて保育の受け皿拡大を大きく進めていく中で、大事なことは、保育の担い手をどう確保していくかということで、極めて重要かつ喫緊の課題であるということは、我々も深く認識をしているところでございます。  個々の保育士の賃金水準は、置かれた状況によってそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 年功によって引き上げていくという考え方は、一般的に我が国の雇用慣行ではあるわけでありますけれども、これは、民間の、企業でのお話はともかくとして、今内閣府から答弁があったように、公定価格ということで決められているわけであります。  これについては、やはり財源をどう...全文を見る
○塩崎国務大臣 一生懸命勉強していただいて保育士の資格を取って、その方々が保育を行うというのが原則であることは、これは変わりがないところでございまして、今回の保育の受け皿整備を進める中で、時限的な対応として、先ほど来申し上げているように、先ほど来御指摘のような制度を行っているわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと三桁にすることについては、先生からの御提案もあってやらせていただいてきたわけでございますが、長過ぎるというこのガイダンスを、何とか時間をとりあえず半分以上短縮する、それから、携帯電話からかけた際に、その場所を特定する番号入力などの操作の手間を減らすといった...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のコールセンターの設置についても、一つの提案だということでしっかり受けとめたいと思っておりますが、先ほど申し上げたように、ガイダンスなどの短縮については、今、通信事業者と詳細を詰めておりまして、できるだけこれは早く実現したいと思いますけれども、今のような抜本...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、埼玉の和光市はたしか五カ所、既に同様のものがありますし、三重県の名張市ではたしか十三とか、正確には覚えておりませんが、たしかそのくらい、子育て世代包括支援センターと同じような役割をなしているところをしっかりと地域のものとして運営しているということをやってお...全文を見る
○塩崎国務大臣 東京一極集中を解消しないといけないということは、安倍内閣としても正面から受けとめて、地方創生担当大臣を置いて、今さまざまな試みをしているわけでありますし、特区についても、地方であろうとも特区を認めていく、そういうことで、東京に人口が集中するということはやはり解消し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の最高裁での判決に至るまでに、下級審で責任あり、形は第一審、第二審、少し異なるわけでありますが、そういう判断が出た後に、最高裁で今回のような結論になったということがございまして、私どもとしてはやはりこれを重く受けとめて、一つの司法が下した判断ということで受けと...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  少子高齢化の進展に伴い労働力人口が減少する中で、高齢者、女性等の就業促進や雇用継続等を図り、国民一人一人が活躍できる社会づくりを進めること...全文を見る
03月09日第190回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の誠に痛ましい事件につきましては、重ねてお悔やみ申し上げるとともに、再びこうした事件が起きてはならないものだというふうに認識をしているところでございます。  生活保護制度においては、福祉事務所において相談者の生活状況を丁寧に把握をして、生活保護の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、全国会議などを通じて地方公共団体の担当部局に対して周知徹底を図っているところでございまして、万全を期してまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 一人親の方々の多くは経済的に厳しい状況にあることから、家計管理の支援をすることが重要だというふうに私どもは思っております。  このため、昨年十二月に決定をいたしましたすべての子どもの安心と希望の実現プロジェクトにおきまして、一人親に対してファイナンシャ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童扶養手当の支給回数を増やすということについては様々御意見を頂戴しているわけでありますけれども、家計管理がしやすくなるという御指摘のような意見があることは承知をしておりまして、一方でしかし、支給額の総額が増えるわけではないわけでございますので、一人親の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金の支払については、これは受給者サービスの改善を図るということで、平成二年から年六回の支払を行ってきているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、カーボンブラックと鉛についての発がん性についてのお尋ねをいただいておったので、それについてお答えを申し上げますと、ゴム製品の補強剤として添加をされることが多いカーボンブラックの発がん性については、海外において人を対象とした複数の疫学調査結果がござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今アメリカのケースを申し上げましたが、日本ではそのような調査をまだしていないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の方から、平成二十六年の十月の三十日の参議院厚労委員会におきまして、前回の介護保険法改正において、要支援者の方の予防給付のうち訪問介護と通所介護を市町村が実施するいわゆる地域支援事業に移行するということとしておりまして、これをまず円滑に実施することが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険制度の目的は、介護を必要とする状態となっても、心身の機能に応じて、尊厳を持って自立した生活を送ることができるように支援するということでありまして、自立支援の考え方は、先ほど来申し上げているように、大変重要な考え方であります。  先生御専門の立場...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず、たしか平成十九年だったと思いますが、今回の最高裁の対象となった事故でお亡くなりになられた認知症の方に対して、改めて私からも御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  今、この刑事、民事の責任問題における法理の整理をすべきじゃないかと、こういう御指摘...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、この療養病床の在り方等に関する検討会のそもそもの目的は、今後、医療のいわゆるベッドの機能分化をどう図っていくのかという中で、この療養病床の在り方というのがいろいろこれまで御意見があったので、それをどうするかということが一番の目的だったんだろうと思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の診療報酬改定では、調剤報酬の見直しというのが非常に大きな焦点になりました。八日の所信表明でも、患者本位の医薬分業の実現という表現を特に盛り込みまして、この中でかかりつけ薬剤師の推進も含めて表現をしているものでございまして、その重要性はいささかも揺ら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、藤井先生から御指摘のあったように、私どもは、やっぱりこの医薬産業を日本からも世界に貢献できるような新しい薬、イノベーティブな薬をどんどん出していただくということを我々としてもバックアップをしていかなきゃいけないんだろうというふうに思っていますので、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお話がございましたように、再就職支援会社というのは、リストラによって離職を余儀なくされる方々などの円滑な再就職、これを支援するということが使命で、積極的に退職者をつくり出すというようなことは趣旨に反するということは総理からも答弁申し上げたとおりでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 再就職支援会社に再就職支援サービスを委託をして労働移動支援助成金を受給するリストラ企業が同じ再就職支援会社から退職コンサルティングを受けることは、リストラによって離職を余儀なくされた方々の再就職の支援を行う企業を助成するという本助成金の趣旨に沿わないとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどとかしき副大臣から御答弁申し上げましたように、この社労士については、労働関係の専門家でありまして、この社会保険労務士法の第一条、それから第一条の二、今お取り上げをいただきましたけれども、まさにこれに書いてあること、明記されていることをしっかり遵守す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでも、同一労働に対しまして同じ賃金が支払われるという仕組みについては、特に非正規雇用労働者の待遇改善という面で一つの重要な考え方であるというのは、総理からも私からも何度か申し上げてまいったところでございます。同時に、我が国の雇用慣行になじまないので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やや繰り返しになるかも分かりませんけれども、医療については医療の必要性、それから、適切な医療行為の判断の責任というのは原則として医師免許を有する医師が一律に負うと、こういう仕組みになっているわけでございますが、これが医師法において正当な理由なく診察治療を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後更に高齢化は進むわけでありまして、高齢者のみの世帯とかあるいは独居の世帯が増加することは必至というふうに思います。高齢者が地域で安心して日常生活を送れる、そういう環境づくりをするために見守りなどの活動が果たす役割が重要であることは、今、津田議員から御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、三ッ林政務官から御説明申し上げましたけれども、結論から言うと、先ほど都道府県別に分析をしているのかということでありますが、正直言えば、深い分析を体系立ててやっているわけではないのでありますが、今お話がありましたが、さっき申し上げた正社員転換・待遇改善...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 持続可能な社会保障制度が安心感をもたらして、言ってみれば安定的な経済活動ができるベースになり得るということはそのとおりだろうと思っております。  ただ、どちらが先かというよりは、私は、結論から言うと、両方ないとうまくいかないだろうなというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃるように、地域のそれぞれの実情というのは、例えば入院日数一つ取ってみてもかなりのばらつきがあるわけでありますので、私どもは、やはりその地域地域でそれぞれの特徴をよく踏まえた上で考えていただく。ボトムアップと先生おっしゃいましたが、確かに、急性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特例については、やはり予定していた、想定していた売上げと比べてかなり大幅に増えてしまったということで、今回こういうような形で、今お取り上げの、これ四種類ございますけれども、適用することにしたわけでございますけれども、確かにすばらしい薬であることはそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) TPPについてお答えする前に、先ほど、要するにイノベーションをちゃんと評価して、それもアウトカムで評価をすべしということでありますけれども、例えば、これは今回の診療報酬の改定ではありませんけれども、条件付承認を去年の九月に初めて二つ選ばせていただいて、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) WHOの専門家会合がございまして、そこではジカウイルス感染症に関する、何というか、アドバイスの中では、一般渡航者について流行地への渡航制限は必要ないというふうに、WHOの専門家会合は一応そういうような結論を出しているようでございます。  一方で、妊婦の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 震災被災者の皆様方への対応については、安倍総理からも、一人一人が閣僚は担当大臣だと思ってやれということを聞いているわけであります。  被災者に対する心のケア、そして避難生活の長期化に伴う健康状態の悪化の防止というのは、今先生御指摘のように大変重要であり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今朝ほど石井委員に対してもお答えを申し上げましたけれども、今回の判決につきましては、認知症の方が第三者に損害を与えてしまった場合の介護家族の監督義務の有無の判断に際して総合考慮すべき事項が六つ指摘をされたという、初めてこのような形で最高裁、司法の場から考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全国二十一か所のマザーズハローワーク、加えてマザーズコーナーというのがありますが、子育て中の女性などを対象にきめ細やかな職業相談、職業紹介に特化した業務を実施をする施設としてやってきているわけでありますけれども、今御指摘のように、雇用保険の各種受給手続は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療法におきまして、都道府県は、病床過剰であっても特別な事情がある場合につきまして医療機関の病床数の変更を認めることができるということとなっておりまして、特例とする病床数については、都道府県医療審議会の意見書を付して厚生労働大臣に協議をし同意を得るという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 再編統合による特例の協議は平成十七年の一月から二十三件存在をしておりますけれども、本件以前に反対多数の意見が付された例はございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 大阪府医療審議会意見書を見まして、地元の理解が十分とは言えない側面も確かにございます。  しかし、今後、大阪府において、申請書類の中で記載されておりますとおり、住民の医療が確保されるべく関係者の方々に丁寧な説明を行っていただくように、大阪府知事にも私か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大阪府から提出をされました協議の申請書によりまして、今御指摘もございましたけれども、一つは大阪府医療審議会の意見書、ここに反対意見が多数を占めていたということでありますが、これが第一点。二点目は、今お話があった大阪市南部医療協議会が反対をしているというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう、うまくいくように知事並びに市長に頑張ってもらうということだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 大阪府からの申請に当たりまして提出された資料によりますと、大阪市と民間病院の間で締結する協定書の中で、医療機能の継続や土地の転売禁止など、三十年間以上の医療提供を保障する条項を盛り込む予定とされております。このため、大阪府には、住民への医療が確保されるよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の大阪府の申請につきましては、まず、病床数を再編統合前の百九十八床から一ベッド減らしまして百九十七床としているわけでございます。そして、二番目には、大阪府立急性期・総合医療センターでは妊産婦ハイリスク症例や重症小児患者の対応等の高度な医療を担い、民間...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この事業につきましては、様々な経緯から事業の実施が想定したスケジュールよりも大幅に遅れたというような事情もあったとはいえ、結果的に計画数と受講実績との間に大きな乖離が生じてしまっているということは極めて残念、遺憾なことであるわけでございます。今後の職業訓...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 早速調べてお知らせをしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 企画競争によります調達を実施するに当たって、できるだけ多くの事業者に参加してもらって、質の高い事業実施を担保するということが大事なんだろうというふうに思います。  厚生労働省において企画競争を行った結果につきましては、今お話がございましたけれども、応募...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、前回先生からこの問題についてお尋ねがあったときがあったと思いますが、そのときにも申し上げたと思いますけど、一番その地域を知っているのは都道府県であります。全県的に、あるいは全都道府県的によく見ているのはそこでありますから、今先生御指摘のように、都...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございました事案について、調査委員会には客観性、公平性の観点から第三者を入れることが望ましいのではないかと考えており、聖マリアンナ医科大学病院の担当者に対して既に行政指導を行ったところでございます。  厚生労働省としては、大学病院に対して、適...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 打ち続く特定機能病院の問題に対して、私どもとしては、この安全確保の体制をどう再構築していくのか、そのまた中での安全確保の体制そのものがどうなのかということを、今も引き続き、特定機能病院のガバナンスの在り方、意思決定の在り方、これについて引き続き検討を続け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、児童福祉法は必ず出したいと思っておりますので、間に合わせたいというふうに考えております。  臨床研究の適正化法案につきましてお尋ねをいただきましたが、平成二十六年の十二月、つまりおととしの十二月に既に臨床研究に係る制度の在り方に関する報告書...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は、一貫してこの法制化を後押しして、できるだけ早く出すということでやってきた人間でございますので、今の川田先生の、特に被験者が不幸な経験をさせられているというケースも多々あるように今お話がございました。そういうことも踏まえて進めてまいりたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四十歳から介護保険料を払っていただくということを決めたときに、私もう既に議員でございましたので、私自身は四十になればということで、実際あのときは二十歳から掛けようという話もあったので、分かっているわけでありますけれども、若い方々は確かにそういうことは分か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、医療保険と一緒に徴収をしている保険料でございますので、保険者がそれぞれやるという考え方もありましょうし、そういうような様々な意見を糾合して、どのようにしたら一番若い人たちに気持ちよく払っていただけるようになるかということを考えてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 新たな資料の入手に努め、そしてまた身元の特定に向けた調査、それは民間の方かどうかを含めて調査を進めてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の化血研の事案というのは、二重帳簿を作成するとか、あるいは周到かつ組織的に国などの査察を逃れる、いわゆる欺罔・隠蔽行為というのが長期にわたって行われてきたものでありまして、長年にわたる査察においてこの不正を見抜けなかった事実については、これは厚労省と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、長期にわたって、そして周到な組織的な、組織ぐるみで私どもをだますということをやってきたわけでありまして、医薬品製造販売業の許可取消処分相当の極めて悪質な行為であるということを私どもは直ちに認識をいたしました。  本来であれば許可...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我々も今回のことは極めて重く受け止めた上で、考えに考えて今回の処分としたわけでありまして、今お話で、即刻業務停止全部やれということになると困る方が出てくるわけでありまして、その除外品目については、やはり管理をされる中で製造をしてもらわなければ、それを接種...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、刑事告発の必要性があるかどうかについては、今後の化血研がどのような見直しをするのかということも含めて総合的に判断をしていかなければならないことだということを思っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのように、これもう最初から刑事告発の話は私どもも考えましたし、そういう指摘も受けてきているわけでありますし、今申し上げているように、今後どういうふうな形にしていくかということとセットで考えていくということを申し上げているわけであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御質問は事前に通告を受けていないのでありますが、PMDAについては絶えず機能拡大も含めて考えていかなければならないというふうに思っていますし、そのようなコミュニケーションをPMDAとは取りながらやっているわけでございまして、かつてのようなゆっくりした...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのつもりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) もう一回。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日お配りをいただいている資料は、これは社会保障審議会の年金部会で配られたものではありますが、この右にある市場に占める保有割合、株式については、母国市場に占める株式保有割合でございまして、例えばカルパース、これは〇・四と書いてありますが、実はカルパースは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労省が受け持っているのは、戦前の陸軍、海軍の残務を引き継ぐという形で受けているわけでございます。  そういう中で、厚生労働省が所管をしております戦傷病者戦没者遺族等援護法、これに基づけば、国と雇用関係にあった軍人軍属や雇用類似の関係にあった準軍属、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる高度プロフェッショナル制度についてのお尋ねだと受け止めましたが、仕事の仕方とか時間配分を自ら決めて、時間ではなく成果で評価される働き方を選ぶと、こういうための制度で新しい制度を考えているわけでございますが、このため、割増し賃金の算定の基礎となって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢化、つまりこれは安倍総理が言っている人口問題、この影響というのが随所に現れていて、あらゆる面で私ども、この人口問題、つまり高齢化、少子高齢化がダブってきているわけでありますが、これに対処しなければいけない。医療もその例外ではないということで、この間も...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、地域包括ケアシステムの構築をしないといけないということで、あらゆる医療政策、そしてまた介護を含めて、二〇二五年を一つの目安として実現しようとしている体系をつくろうとしていますけれども、その中に、今まさに先生御指摘になったパラダイムシフトをさせていかな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して恐縮ですけれども、保健医療二〇三五にいろんなものが入っているものですから、ついつい引用するわけでありますけれども、個別の臓器とかあるいは疾患を超えた多様な問題を抱える患者さんが高齢化に伴って増えてくるわけですね。それに総合的な診療を行うことがど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはこの間申し上げたとおり、疾病構造も変わって、そして高齢者が人口の中で、二〇五〇年、六〇年になれば四〇%ぐらいに六十五歳以上の方々がなるという、そういうときにどういう医療を提供していったらいいのかということを考えてみれば、もうかなり、先ほど手遅れだと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、私と妻のそれぞれ両親のうち二人亡くしまして、それぞれいろいろ考えさせられる医療の最期の在り方でございました。  そういう意味で、先生が何度も御指摘をいただいているこの人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドラインについて、在り方につ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました社会福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化、地域社会の変容等により福祉ニーズが多様化、複雑化していく中、福祉サービスの主たる担い手である社会福祉法人が果たしていく役割はますま...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 平成二十六年の附帯決議も踏まえて、今回、基本手当のあり方については、昨年の夏以降、労働政策審議会雇用保険部会において精力的に検討をいただいてまいりました。  具体的には、この附帯決議などを踏まえて、基本手当受給者の再就職状況を、今御質問もございましたけれども、基...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げた経緯の中にさまざまな御意見がありましたが、私どもとしては、この附帯決議で、基本手当の改善及び雇用保険料率の引き下げについて検討を行うということでございました。  そういうことで、生活安定機能を充実させるための基本手当の改善という観点はしっかりと踏まえ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、基本手当を充実すべき、こういうお話がございました。  先ほどのモラルハザードの問題などについて、今先生から問題点の指摘もございましたが、やはり、失業の長期化、それから、それに伴う労働者の言ってみれば職業能力の低下を防止するためにも、できる限り早期に再就職がで...全文を見る
○塩崎国務大臣 この制度自体が、これまでいろいろやってきて、改革をしてきておりますけれども、そういう中で、先ほど申し上げたとおり、失業の状態の長期化というのはやはり避けるということで、できる限りの早期の再就職を支援しないといけない、それも計画的な就職支援というものが行われなければ...全文を見る
○塩崎国務大臣 経緯と今のスタンスについては、今局長から御答弁申し上げましたけれども、基本的に法律で、雇用保険法の附則の第十五条で、「安定した財源を確保した上で附則第十三条に規定する国庫負担に関する暫定措置を廃止するものとする。」というふうに定められているわけで、四分の一に戻せ、...全文を見る
○塩崎国務大臣 育児休業というのは、育児を理由とする雇用の中断を防ぐ、その雇用の継続を図るということが大目的でございます。  これまで、有期契約労働者に関しましては、三つの要件を満たさないといけないということでありましたが、今回、そのうちの二番目の、子供が一歳以降も雇用継続の見...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚労省が国民の健康に責任を持つということについては異論はないわけでございますけれども、福島県の原発事故に伴う健康被害、放射線による健康被害の対応については環境省の所管であるということを申し上げたわけでありまして、これは平成二十四年の九月の環境基本法改正によって環境...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたことと同じでありますけれども、甲状腺がんもがんの一つでございまして、これについて私どもが正面から取り組むことは何も変わらないわけでありますので、環境省とよく連携をしながら対応をしていこうと思っているところでございます。
○塩崎国務大臣 三党合意のときに、これは民主党政権の際に行われたものでございますが、そこに、「幼児教育・保育・子育て支援の質・量の充実を図るため、今回の消費税率の引き上げによる財源を含めて一兆円超程度の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力する」というふうに三党合意をしたわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いかなる政策であろうとも、恒久財源がなければできないということは、民主党政権、三年余りおやりになってよくわかったことだと思います。あのときは、二万六千円の子ども手当で随分国民の期待はありましたし、その他の政策についてもありましたが、やはり恒久財源が必要だということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうは傍聴席にもたくさんの方がおられるので、あえて申し上げますが、労働移動支援助成金のそもそもの目的は、労働政策の一つとして、言ってみれば、付加価値の低い産業から付加価値の高い産業に産業構造を変えていかないとなかなか賃金が上がらないということで、その産業構造が変...全文を見る
○塩崎国務大臣 政策意図と合わない形でこの政策が使われることは、私たちとしては本意ではございませんので、それにはきちっと対応をしていく、そういう方針でございます。  その上で、今、山井議員の御質問に答えるとすれば、退職か、人材会社に出向して再就職探しかの二者択一を迫るということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そんなに大きな声を出さなくてもよく聞こえますので、よろしくお願いしたいと思いますが。  山井議員も、政権におられたときは労働担当の大臣政務官を厚生労働省でお務めになられたので、よくおわかりの上でおっしゃっているんだろうというふうに思います。  それは、先ほど申...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、人事権の濫用は不適切であって、それについては、当然、私どもとしては、啓発指導をするということで、実際、王子にも来てもらって、きちっとしたことを伝えているところであります。  そもそも、これは、先ほど来お話が出てきている労働移動支...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは民間の経団連という組織の中での人事でございますので、私どもがコメントする立場にはないというふうに思いますし、それは、今のような御指摘がこの国会であるということを踏まえて、それぞれ、その立場、つまり、今特定されたこの委員長は、適切にみずから御判断をすることだと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、有料職業紹介事業の許可の扱いについてお問い合わせがございましたが、許可の取り消しは、職業安定法の規定に違反したときなどに行うことができることとされております。  また、許可の更新につきましては、職業安定法に基づく許可基準に照らして判断をすることとしたところで...全文を見る
○塩崎国務大臣 本来、私が直接お渡しをする方がいいなと思ったんですが、きのうも参議院の方でずっと厚生労働委員会がございましたので、私が渡すことができないので、事務方から総理に手渡しをさせていただいたところでございます。
○塩崎国務大臣 直接はお聞きをしておりません。
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、きのうも委員会で、そしてまたきょうも午前中はこういう形で委員会があるものですから、総理の時間もとれないということだったので、事務方を通じてお届けをして、一刻も早く届けることの方がまず大事だろうというふうに思っておりましたので、そのようにさせてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間会わせていただいた方の中にも、ありとあらゆるところに当たって、みずから住んでいらっしゃる特別区の中で一つもなくて、今月いっぱいで、もしなければ、仕事を失わなければいけない、こういう方もおられました。  ぎりぎりのところに来ている方もたくさんおられるというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日、三人のお母さん方にお会いをしたときに、その二万七千人余りの方々の署名と、それから、いろいろ率直なコメントをお書きになったのを私も見させていただいたところでありまして、改めて、待機児童解消を、特に都市部において急がなければならないということを強く感じたところで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、山尾議員に対して、保活の問題について調査をしたいということを申し上げました。  私は、かねてから、このポイント制が本当にニーズに合ったものなのかどうか。あるいは、場合によっては、就業形態を、本来は子供ともう少し一緒にいたいのに、ゼロ歳児で入ることでポイント...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう、ありとあらゆることをやってみたいと考えています。  一億総活躍社会づくりのスタートのときに、緊急対策をつくるに当たって、私ども厚生労働省のホームページで、全国から、第一の矢、第二の矢、第三の矢いずれも、ぜひ皆さんのオリジナリティーのある提案をしてくれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の総理の発言よりもずっとずっと前から、この待機児童解消加速化プランというのは安倍内閣になってから改めてつくってきたわけで、もちろん、先ほどもお話があったとおり、民主党政権時代にもその問題意識を持ってやっておられたことはわかっているわけでありますが、さっき申し...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一点の、一歳六カ月の問題でありますけれども、育児休業は、原点に立ち返ってみると、育児を理由として雇用関係が終了することを防いでその継続を図るということが目的であるわけでありまして、有期契約労働者であっても、契約更新によって継続して雇用される方もたくさんおられ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、誰でもやはり、病気に、特にがんになるということは、大変心に重たいものに見舞われるわけでありますので、一日も早く回復することを期待申し上げたいと思うわけであります。  今のお話でありますが、なかなか相談に乗ってもらったり、心を共有できるような場がないと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど申し上げたように、環境省の所管といえども、厚生労働省としては、やはり技術的、人的な支援をしっかりとやって、環境省と連携をしながら、寄り添って、患者さんの皆さん方の不安を解消するべく努力をしていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 お金がたまっているからどう使うかという発想も大事でありますが、もう一つ、原点に立ち返って大事なのは、失業状態からどう早く脱して納得のできる就職ができるのか、再就職ができるのかということがやはり大事なんだろうというふうに思います。そのために、拠出をしていただいている...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど申し上げたとおり、さまざまなことを総合判断して決めていることでありまして、不都合なことが起きていることは対処しないといけないということで、その一番不都合なことは、再就職率が下がる、これが一番よくない。これは、今、井坂先生も早期の再就職が大事だというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 就職促進給付、いわゆる再就職手当というか、これの今お尋ねがございましたが、過去の制度改正、二十一年及び平成二十三年の改正において、再就職手当の給付率、就職促進給付ですね、この給付率の引き上げが早期再就職者の割合の上昇につながったことを踏まえて、早期再就職を一層今回...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御案内のように、この育児休業給付についても同じ仕組みで今やっているわけでありますが、これも実は「当分の間」と書いてあるわけです。国家的に重要である政策であることはいずれも同様であって、今回、今先生御指摘のように、労使ともに一般会計でやるべきじゃないかという意見...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういう意図で私は申し上げたつもりは全くございません。  これは、やはり高齢化の状況が改善されるまでの期間としての当分の間ということで労政審で御議論いただいたというふうに理解をしておりまして、高齢化の状況が改善されるまでの間といえば、これは相当な期間がかかるわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先生、拠出者がおられるわけで、拠出者がどう考えているのかということが法律に反映をされているということで、私どもの理解は高齢化の状況が改善されるまでの期間ということでありますから、高齢化はまだまだ進んでいきますし、そういうことを考えてみれば、先生が御懸念のよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用保険というのは本来、労働者のセーフティーネットとして、年齢にかかわらず、一定の条件で働く労働者がひとしく適用されるというのがあるべき姿だろうと思います。  現在、六十五歳以上の雇用の状況を見ますと、雇用者数、それから新規求職者数、就職件数などがこの十年間で二...全文を見る
○塩崎国務大臣 静かに議論ができるのはありがたいと思います。  一般に、企業は従業員に対しまして無限定に業務を命じられるわけではないということは御案内のとおりでありまして、必要性や合理性のない業務を命令するということは、これはまず民法の基本を外していますし、労働契約法第三条第五...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど申し上げたとおりであって、出向をするということが一体、では、どういうことをやる出向なのか……(井坂委員「職探しを業務命令することです」と呼ぶ)いや、職探しを業務命令として出すといっても、それをどういう形で出しているのか、どういう伝え方をしているのかも...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、どういう国の形を追求するかという問題の一つだと私は思っています。  労働契約法や、今、労基法と、労基法はぜひ審議をしていただいて、一緒に議論したいと思いますが、例えば、では、労働契約法に書くということを提案されたとすれば、労働契約法は、民法に由来する労働...全文を見る
○塩崎国務大臣 自由主義にもいろいろ幅があるということがよくわかるわけでありますが、事業主によって退職勧奨を受けて退職された方が、その後、当該退職勧奨が違法な退職強要であったとして、事業主に対して復職とかあるいは損害賠償を求める場合に、行政には、このような民事上の事案を直接的に解...全文を見る
○塩崎国務大臣 浦野委員と私は思いを共通にするものだと思っております。  私も正直、今回、育児・介護休業法を見て、実の親子に限っているという条文が入っていて、そういう縛りの中で、昨今虐待がふえて、里親や特別養子縁組を目指している人たちをどう取り込んでいくんだろうかと。  つま...全文を見る
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘をいただきましたように、昨年の十月、患者のための薬局ビジョンというのをまとめさせていただきました。その中で、患者本位の医薬分業を実現するということで、その中でかかりつけ薬剤師の推進に向けて取り組むということを明確にさせていただき、また、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 藤井先生御指摘のように、やはり画期的な新しい薬が今までできなかった治療を可能にするということが、私たちとしても大いに期待をしているところであり、そのために我々はイノベーションを最大限評価をしていかなきゃいけないというふうに思っています。  同時に、そう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘のあった大牟田に私もこの間行ってまいりまして、本当に三千人規模で毎年九月に訓練をやっているようでございます。この間小規模な訓練をやっていただいて、私も参加をしてまいりました。  それで、今お取上げをいただいた京都、そしてまた大阪での事例...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、最初にどう対応するかということがとても大事で、認知症の疑いのある方、そしてその家族の方がすぐに相談できるようにしなければいけないという御指摘はそのとおりでございまして、まずは、高齢者の多様な相談を総合的に受ける場は、地域包括支援センター...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 若年性認知症の方の就労支援についてのお尋ねを頂戴をいたしました。  一昨年、総理から新オレンジプランの作成を指示を受けたときに、認知症サミットの後継イベント、これイギリスのキャメロンさんが始めたものでありましたが、その際に、初めてその国際会議に若年性認...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公明党から強い御要望がございましたこのブラッドパッチ療法についての診療報酬改定において、先進医療から保険導入をしたところでございまして、本年四月から脳脊髄液漏出症と確定診断された場合には保険適用されるということになりました。  これまでの脳脊髄液減少症...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今総理から基本的なスタンスについてお話を申し上げましたけれども、この調査につきましては、毎年この時期は四月の保育所などへの入園に向けて利用申込みに対する認定が行われている時期でございまして、現段階で利用先が決まっていない申込者については、今後、市町村が年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、実際はもう動いているわけでございますので、確定的に、最終的に何人入ることができなかったかといういわゆる待機児童、最終的に四月一日現在にどうなるか、それを今確定するということはなかなか難しいということが言えると思います。  それから、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、先ほど申し上げたように、これは自治事務ではありますけれども、これは子供のことですから、厚生労働省としては、やっぱり責任を持って市町村と連携をしてできる限りの努力をするというのは当然のことだと私も思っておりまして、今お話がありましたように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど少し申し上げましたけれども、この川崎の例でございますが、これは認可保育所等に入所できていない方が二千二百三十一人となっているわけでございますけれども、このうち川崎が、東京でいえば認証保育所、いわゆる地方単独で補助をして一定の質が確保されているという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、私どもの待機児童の定義にのっとって今申し上げたところでありまして、その内訳はどうなっているのかということを今御説明を申し上げたわけでありますので、例えば地方単独で川崎市が独自に補助金を出して保育園としてやっていらっしゃるところに入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このことについてはもう何度も御説明を申し上げてきているわけで、人材を確保することが大事だということはもう当然のことでありますし、既に消費税引上げに伴って三%引き上げ、そしてあと、三千億という中で約四百億がこの職員の処遇改善に充てられるべきものとして一体改...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 認可保育所につきまして、公立、私立を問わず児童福祉法に基づいて最低基準を遵守するということとなっているわけでありまして、基本的な保育の質が公と私で分かれて異なるということではなく、同様に今担保されているということが法律的に裏打ちされているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成八年の三月二十九日、和解が成立をいたしましてから、ちょうど二十年という節目を迎えるわけであります。  血友病薬害被害手帳の周知をしなければならないと思っております。都道府県の担当者あるいはHIV診療に携わる病院などの担当者に対して説明を行うとともに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この地方単独事業で行われております医療費助成、これによって窓口負担が軽減される場合に、一般的に医療費が増加をするということで、限られた財源の公平な配分や国保財政に与える影響等の観点から、増加した医療費分の公費負担を減額調整をしてきたというのがこの制度でご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 政策論としていろいろな可能性というか選択肢が考え得るということはよく分かるわけでありますけれども、何分にも財源がなければ政策はできないということで、今先生御自ら財源規模についてもお触れをいただきまして、これ高校生までのこの対象を仮にやると八千四百億円掛か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘のように、この障害の捉え方というものについて医学モデルと社会モデルがあると、そのとおりだと思いますが、これらをやはり総合的に勘案していくことが重要なのかなというふうに思っておりまして、今、身体障害者手帳は、一定の客観性、明確性を確保するために...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 荒井議員にお褒めをいただいて、ありがとうございます。  保育士確保策の一つの柱は、できるだけ多くの方々に保育士の資格を取ってもらうということでありますけれども、実は、これまで長く、年に一遍しか試験がなかったということでありました。  より多くの方に受...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、富山県のお話をいただきまして、実は障害と高齢者福祉とを一緒にやる、富山式と我々は呼んでいるんですが、デイサービスというのがあって、普通の高齢者のデイサービスがメーンではありますが、そこに障害の方が来られていて、そして子供が放課後にそこで来て居場所にな...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 中川康洋議員にお答えを申し上げます。  地域包括ケアシステムと生涯活躍のまちの連携につきましてお尋ねがございました。  両者は対立矛盾するものではありません。生涯活躍のまちは、希望する中高年齢者が健康時から移り住み、地域社会において健康でアクティブな...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 医療の方では病棟の看護の人員配置に応じた報酬の段階が設けられている場合があるということとパラレルでおっしゃっておられるのではないかと思いますけれども、介護報酬においては要介護度に応じた報酬の設定を基本としているというのが現状で、人員配置に応じた差は今は設...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、障害の関係でございますけれども、今回のこの社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直しにつきましては、職員処遇の向上に重要な役割をこれまで果たしてきている制度でありまして、今後ともこの制度の安定的な運営は維持をするということが大前提でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたけれども、この共済制度そのものは大変重要であって、今お話がありましたように、維持することが大事だということでございますが、この障害者総合支援法に関します施設、事業等については、他の経営主体とのイコールフッティングの観点からということを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの法案では、今の退職手当共済制度に関しまして、社会福祉法人立の保育所及び幼保連携型の認定こども園、この職員につきましては、公費助成の在り方については、先ほど先生もおっしゃったように、二十九年度までに検討を行うということを申し上げているわけで、廃止...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それはやはり制度のバランスなどを含めて検討をするということであって、それは今も我々が申し上げているように、新三本の矢の二本目の子育て支援が重要であり、また中でも待機児童解消、そしてまた保育士の処遇改善については最優先課題として取り組んでいくということは何...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 竹内副大臣から御答弁を申し上げたとおりではありますけれども、まず第一に、憲法二十五条は、一つ目、まず、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると言っている上に、国は全ての生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) じゃ、質問もう一回明確にしていただけますか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行の社会福祉法人制度においても、介護報酬等による収益、これを他の社会福祉事業又は公益事業に充当することが認められているわけでございます。  今回の制度改正におきましては、社会福祉法人の高い公益性、非営利性を踏まえて、保有する財産の内容、内訳を明確にし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会福祉施設職員等退職手当共済制度につきましては、職員処遇の向上に重要な役割を果たしてきているということで、今後ともこの制度は安定的に運営をしていく、維持をしていくということでございます。  前回の平成十八年改正に介護関係施設、事業について公費助成を廃...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨時国会につきましては、これはもう何度も総理からも答弁をしてまいったとおりでございまして、総合的な判断の下で、こういう形で国会が通常国会で始まっていると、こういうことでございます。  一方で、この法律の問題につきましては、今申し上げたとおり、皆様方に御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者の施設などで働く皆様方に誇りを持って働いていただくということが大事であることは私どもも全く共通の認識であるわけでございますけれども、その意味でも、今回のこの退職手当共済制度については、重要な役割を果たしてきているということを深く認識をした上で、今後...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この准介護福祉士の問題については、もう経緯は先ほど来繰り返しお話がございましたとおりでありまして、そのために、平成三十四年度までにフィリピン政府と協議を詰める、それから、介護福祉士の機能や養成の在り方を含めた介護人材の機能分化の在り方に関する検討の中で、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨日も御答弁申し上げましたけれども、確かに乳幼児等の医療費の助成につきましては市町村によってそれぞれの考え方、あるいは都道府県によってそれぞれの考え方で助成をしているところが多いということは私どもも認識をしているところでございますが。  この問題につい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、社会福祉法人の財務的な扱いとかそういうことについていろいろ御指摘をいただいておりますけれども、まず第一に、社会福祉法人は税制優遇が行われている公益性の高い非営利法人であるということがまず一つ押さえなきゃいけないことだと思っております。むしろ、に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会福祉事業に営利企業が参入をするということは、今回の御審議いただいている法改正とは直接は関わることではないんだろうというふうに思います。今回の法律は、あくまでも社会福祉法人、つまり、税で優遇措置を与えて、最も大事な公益、非営利部分を担ってもらう法人とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十六年六月二十五日に医療・介護総合確保法が公布されまして、その附則の中で、この法律の公布後一年をめどとして、介護関係業務に係る労働力の確保のための方策について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるということになっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から何度も、いろんな場面での精神的なストレスについての警鐘をいただいているわけでございますが、今日もこの介護労働者のストレスについてお話をいただきました。  この介護労働安定センターが行った調査というのが、ストレスに関する調査が平成十七年、私もちょ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今感情労働による負担ということで、職員のストレスとか感情コントロールの話をいただいているわけでありますけれども、平成二十六年度は全国で約一万六千件の高齢者虐待事案が発生したというふうに聞いておりまして、施設などでは三百件の虐待が発生をしていると。  そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中小企業の場合、つまり五十人未満でしょうかね、その場合の、先ほどから中小企業の問題についてお話があるわけですね、言ってみれば。これは、ちょうど先生から例のバスの事故の際にお話をいただきました地域産業保健センターというのが活用可能なわけでありますが、あの場...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき少し触れましたけれども、介護労働安定センターにおいては、事業主に対して介護労働の現場におけるストレスを踏まえた働きやすい職場づくりについての相談援助をやっているわけでありますけれども、加えて、今の福祉人材センター、これにつきましては、都道府県にござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ユニットケアは、一人一人の空間が確保されているという中での居住を行うということで、生活をするということで、顔なじみの方と人間関係を築きながら日常生活を営むということで、おうちにいるのと近い感じでいけるということだと思います。  このようなケアを適切に実...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会福祉法人につきましては、先ほど来申し上げているように、税制優遇措置が講じられている公益性の高い非営利法人でございます。したがって、社会福祉事業の中心的な担い手としての役割を果たすだけではなくて、営利企業など他の事業主体では困難な、なかなかできない福祉...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国や地方公共団体による福祉サービスの制度化に加えて、社会福祉法人とかNPO等の多様な民間主体がそれぞれの役割に応じたきめ細かな活動をやっていくということが重要だというふうに考えておりますが、そうした中で、社会福祉法人につきましては税制優遇が講じられている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今政府として一億総活躍社会の実現を目指すということで、中でも介護離職ゼロを象徴的に掲げて、介護施設などの整備と併せて必要な人材の確保ということを今掲げているわけであります。  就業促進あるいは離職の防止、さらには生産性向上によって賃金の引上げに結び付く...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど長沢先生にもお答えを申し上げましたけれども、なかなか精神的なストレスも、薬師寺先生からも御指摘がありましたが、多い大変な仕事でありますけれども、人間の尊厳にとっては不可欠の仕事でもあるということで、私どもとしては、これから高齢化が更に進んでまいりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長の方からこれまでの経緯についてるる御説明を申し上げたところで、なかなか様々な要素が組み合わせられた制度で今日まで来ているわけでありまして、今般の改正法案では施行時期が平成三十四年度まで延期をされると、こうなっているわけでありまして、そもそもこの制度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、昨年の十二月から私ども厚労省の中に、ICTに関する、特に医療ICTに関する懇談会というのを設けておりまして、そこの大きなテーマは、今お話がありましたように、様式が統一をされない電子データとかそういうものがあって、互換性がない、分析にも堪えられないと、...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 これは、国庫負担はなぜもともと導入をされているのかといえば、やはり経済政策の責任を一定程度政府も負わないといけない、こういうことから来ているわけでございまして、今暫定的なレベルになっておりますけれども、国会での附帯決議や国会での議論を通じて見れば、本来のレベルに戻...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、モラルハザードの指摘は適切ではないんじゃないか、こういうお話がございました。  さっき申し上げたように、経済政策そしてまた民間の経済活動と両々相まって経済の状況というのは決まってくるわけで、私どもにとって大事なのは、今お話があったように、やはり生活をみずから...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの制度が導入をされたのは、産業構造を転換して、新しい、付加価値の高い日本経済にするために、産業構造の転換をスピードアップするとともに、それは当然、人も一緒に動いていただかなければならないということで、労働移動のための支援金を創設した、こういうことだろうと...全文を見る
○塩崎国務大臣 訪問介護の生活援助につきましては、利用者が単身、あるいは家族が障害、疾病などのために、本人や家族が家事を行うことが困難な場合に行われるものでございますが、同居家族がいることのみをもって利用できないというものではございません。これまでも、同居家族がいることをもって一...全文を見る
○塩崎国務大臣 セクハラについては、男女雇用機会均等法において定義を規定して、具体的にどういうものがセクハラに該当するのかということは指針において詳細に規定をしているわけでございますけれども、いわゆる今御指摘のマタハラについては、今般の改正法案において定義を規定して、具体的にどの...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、これは政府提出の法案に限らず、議員立法でも同じだと思いますが、私も議員立法を幾つもやったことがあるのでございますけれども、厚生労働省が提出する法案については、当然のことながら、与党、野党問わずに、また政党の規模にもかかわらず、その趣旨あるいは内容、目的など...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つのお考えとして、先ほど共産党の高橋先生からもお話が出ました。  確かに、労政審の中では、労働側の御主張は、やはり年齢引き上げということであったようでございます。そして、最終的には、きょうお配りをいただいたようなことで建議がなされているというのが、労政審の、労...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保険においては、保険料の納付に応じて給付を行うというのが原則でございます。  育児休業期間中の今御指摘のあった社会保険料の免除、これは大体一千億円、年間でございますが、一方で、免除する期間についても保険料の納付があったものとして、その期間に基づく給付も行うと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御説明いただいたように、現在の介護休業等の対象家族には、配偶者、父母、それから子、配偶者の父母に加えて、同居し、かつ、扶養している祖父母、兄弟姉妹及び孫というのが含まれているわけでございまして、この点について、三世代から成る世帯の減少に伴って、同居し得ない親族の...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々政治家は、ひとしく将来世代に責任を負っているというふうに思います。  ことしの一月のダボス会議でも、主要先進国の中で改めて感じたのは、これは総理がよくおっしゃることでありますけれども、人口問題に初めて正面から向き合って、これに挑戦するんだ、こういうふうに言っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、西村委員からILO百五十六号条約についてお触れがございました。  これは、一九九五年に日本も批准をして、御指摘のとおりでありますが、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、イタリアなどはまだ批准をしていないようでありますけれども、今お話があったとおり、家族的責任...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃっておられるILOの条約に関連をして今の日本の不利益取り扱いに関する規定ぶりというのを見てみますと、おっしゃるように、特に雇用関係に入る前の、先ほどお話しのように、そこの規定ぶりについては規定がないというところが幾つかありますし、また、雇用関係に入っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、いわゆる雇用の継続を旨とする制度から一歩踏み込め、こういう御指摘をいただいたというふうに思います。  大変申しわけございませんけれども、繰り返しになりますが、この育児・介護休業法は、育児休業等の制度を設けるべきことを定めることによって、育児や介護を行うことに...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回のこの委員会の議論でも、特に保活の調査について申し上げましたけれども、それ以外にもいろいろ調査すべきことがあるということだと思います。  保育行政を進めるに当たっては、やはり利用者のニーズというもの、それから、一方で、これは多くは市町村が運営をしているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御指摘は、先ほど冒頭に先生が御指摘になられたILOの条約にも深くかかわることだというふうに思っています。  いわゆる一人親であるがゆえに差別をされるということを禁止するという考え方だというふうにも思えるわけでございますので、そのような考え方について、先ほど申...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用保険制度というのは、一定以上の労働時間を超えた働く方を広く被保険者として、保険料を負担する被保険者の失業とかあるいは休業による所得喪失リスクに備えるためのものでありまして、給付の対象とするためには、保険料の負担者を初め、広く社会的なコンセンサスを得ることが必要...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護休業につきまして、この期間中に賃金収入の全部または一部を喪失する状態を放置することは、失業にもつながってしまうので、失業に準じた雇用保険制度上の保険事故と保険の世界では捉えるということで、介護休業給付を雇用保険から給付しているということになっているわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 三つのケースについてお尋ねがございました。  まず、一つ目、二つ目でございますが、契約更新の実績があったり、あるいは同種の労働者が契約を更新して働いている場合、それから、業務の基本的な性質が臨時的、一時的でない場合であっても、労働契約に更新回数や契約期間の上限が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今聞こえてきたのは、日本の雇用慣行みたいな形のことを御指摘になられて、その考え方も一つあろうかとは思いますが、これは労働契約でありますので、やはり実態を踏まえて判断をしていくということが原則だろうというふうに思いますので、先ほど御答弁申し上げたように、なかなか、歯...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護の重要さと、介護休業という雇用保険の世界の中での制度とは、少し峻別をして考えていかなきゃいけないんだろうと思うんです。  先生の御指摘していることは大変重要なことであることはよくわかりまして、介護休業は、対象家族を介護する働いている方々について、今、年齢を問...全文を見る
○塩崎国務大臣 法律成立後、労政審で御議論いただいて、指針をつくらせていただくということになっております。
○塩崎国務大臣 先ほどお触れをいただいた育児・介護休業法第二十四条でありますが、事業主は、家族を介護する労働者の介護休業や介護休暇などについて、介護を必要とする期間、回数等に配慮した必要な措置を講ずるよう努めなければならない、こうなっているわけであります。  この努力義務に関し...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、結論から申し上げれば、今回のこの十二万人の上積みでございますけれども、これについては平成二十五年度に既に調査を行っておりまして、それに基づいて、自宅待機者が十五万人いる等々ですね、要介護度三以上の特養自宅待機者が十五万人いるとか、そういうことでやっておりまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しいただきましたように、今回の緊急対策でも、さまざまなニーズに対応できるように、今お読み上げをいただきましたようなさまざまなサービスを考えながら整備していこう、こういう計画を立てているわけでございます。  使い勝手が悪いというお話がございました。この間、介...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、ケアマネジャーの重要性についてお話をいただきました。極めて重要だと思います。  介護サービスの利用者、それからその家族の皆さん方については、状況がそれぞれでございますので、それぞれの状況に応じて適切なケアプランがつくられなければならないということでありまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域支援事業に移行をしたのは去年の四月でございまして、これは二十九年の四月に全ての市町村が移行するということになっておりまして、今、大体六分の一の市町村が移行を既にしているわけでございます。  二十六年の介護保険法の改正で創設をしたこの事業でございますけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度か申し上げておりますけれども、介護保険というのは、スタートのときから私もかかわっておりますが、高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐ、これが理念でございます。  したがって、高齢者が自立をして、そして重度化を防ぐということをどう実現をしていくのかということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのようなことは全く言っておりません。  さっき申し上げたように、介護保険の原点は、高齢者の自立と、それから介護の重度化を防ぐということが一番大事で、それはやはり、その御本人の言ってみれば人生の問題をどう大事に扱って、尊厳を持って生き続けていただくか、こういうこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうまだ数字を私は見ていないので何とも言えませんが、きのうまでの感覚で物を申せば、アベノミクスで経済がかなり、デフレを脱却し得るところまで来て、それぞれの企業もそれぞれ御努力をいただいているということなので、これまで二年間、ベースアップを含めて賃上げに御努力をい...全文を見る
○塩崎国務大臣 経営者は当然、特にトヨタやグローバル企業は全世界を見て経営をされているわけでありまして、それをもって、みずからのやはり経営の方針を決めていくということであります。  今、アメリカの経済は、指摘をされるほど悲観的にならなくてもいいのかなという評価が最近はよく聞かれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの政策は、かつて、行き過ぎた雇用維持型の政策から労働移動支援型の政策への転換を図ろうということで、それは、産業構造を変えていく、変えないといつまでも収益力のない、生産性の低い産業構造のままでいってしまって、それは賃金の上昇にも生活水準の向上にもつながらな...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、今の、六百一人というまだ再就職をされていない方々についての御指摘でございます。  もちろん、これがゼロになるということがベストだとは思いますけれども、もともと、この制度は新たにつくったものでございまして、この制度がなかりせば、むしろ、こういう再就職支援は行...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今お話し申し上げたように、再就職を果たした方が二千七百三十人おられるわけでありますので……(岡本(充)委員「二千七百三人ですよ」と呼ぶ)私どもの今持っている三月十五日時点でいきますと二千七百三十人となっておりまして、これは八割を超えておりまして、再就職でき...全文を見る
○塩崎国務大臣 若干訂正させていただきたいと思いますが、さっき二千七百三十と言いましたけれども、二千七百三でございまして、八割は変わらないところでございます。  先ほど申し上げたように、もともとこれは、会社内で、景気が悪かったりなんかするときに、雇用を、ずっとじっとしておくとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、八割の方々が再就職ができたというところを見ていただくことが大事で、なお、残った方々については、ハローワークを含めて、私どもは、当然のことながら、厚生労働省は労働者保護というのが設置法にもしっかりと明記されているわけでありますから、それに...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、厚生労働省の使命の一つに労働者の保護というのが明記をされているわけでありますので、再就職できない方々については、当然、私どもでいえばハローワークがございますから、一日も早く再就職ができるように、引き続き私どもも全力でお手伝いをして支援をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、これは新しい政策ツールとして、私どもは失業なき労働移動ができるようにというお手伝いをする制度としてつくられたわけでございます。  それは、もしこの制度なかりせば、それぞれの会社がリストラをされるわけで、この制度があったからリストラをし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、この横棒が引かれているところについての中身ということでございますか。(岡本(充)委員「はい」と呼ぶ)  来週いっぱいぐらいまでに何とか御提供できればということで努力をしているというふうに今聞きました。
○塩崎国務大臣 退職か、あるいは再就職先を探すか、あるいは出向先を探すか、今、こういうお話が業務命令などで出ているのは不適切ではないのかという御質問だと思います。  もちろん、個々の事案において、これは民事の問題で、人事権の濫用があったか否かについては、これは最終的には司法で判...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、理事会提出資料は、十二月の二十二日に行われたヒアリングについてメモられたものだと思いますが、この中での今の、認識ですね、この会社の認識についてでありますが、啓発指導をさらに行え、こういう御提案をいただきました。  昨年末に、十二月二十二日に行いましたけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 メモが残っているのかどうか確認をした上でお答えをしたいと思います。
○塩崎国務大臣 ちょっと語尾がよく聞こえなかったものですから、今、質問事項を確認しておりましたが、解雇六人をどう受けとめるのか……(岡本(充)委員「違う、解雇六人だけじゃないでしょう」と呼ぶ)  まあ、今御提示いただいたこのアンケート集計結果についてだろうと思いますので、これに...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、既にお答え申し上げていると思いますけれども、あすまでに提出するように努力をする旨、回答をお届けしているというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 まず第一に、高齢者というと、何か六十以上ばかりだとお思いになるかもわかりませんけれども、これは四十歳以上でございまして、特に四十歳から五十九歳の場合には、助成率が二分の一、上限百五十万円、ただし、六十歳以上であれば、助成率は三分の二以上、上限二百万円ということにな...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、育児・介護休業法の第二十四条でも、事業主は、言ってみれば、義務化されている以上に、みずから必要な措置を講ずるように努めなければならないということになっておりまして、その中に、今御指摘をいただいた大事な論点である、子供の介護をする場合というのがあって、法律の...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは少し今までと趣の違う御指摘をいただいておりますけれども、二十六年の雇用保険法の改正において、育児休業給付の給付率を休業開始後六カ月に限って引き上げたのは、女性だけではなくて、特に男性の育児休業取得を促進するということを趣旨としていたものであります。一方で、育...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは検討したいと思います。
○塩崎国務大臣 社会保険制度というのは、保険料と税と、そして医療系、介護系の場合には自己負担というのがあるわけで、この三つだけしか財源はないということで、それを払ってくれるのは実は政府ではない、あるいは地方公共団体でもない。個人か企業か、そして御本人かということであります。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事な論点だと思います。  どういうふうに調べるのがいいのかも含めて、そして、やはり周知徹底をする。そして、さっき申し上げたように、正直、何となく政府が何でもかんでもやってくれると子供たちに思われるのもいけないので、みんなでつくるこの国だということをわかっていた...全文を見る
○塩崎国務大臣 最終的には労働政策審議会でこういう結論になったわけでございますが、介護休業は、労働者がみずから介護に専念するために利用することを想定しているものではなくて、介護を要する家族を支える体制を構築するために一定期間利用をしていただく、そういう想定でつくられた制度でござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生がおっしゃった、施設に入るまでに九十三日というのは、どこから引用されてこられたのかなということをちょっと今聞いていたものですから、それであれなんですけれども、それは労政審に書いてあったわけではないですよね。(初鹿委員「説明に来られた方がそれを大体言っていまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは社会保障審議会の介護保険部会で議論が始まったばかりでございまして、何度も申し上げているように、これは要介護度一、二の軽度の方々の生活支援について切るということを初めから決めているわけでは全くございませんで、それは、先ほど来ずっと御説明しているように、経済・財...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、さまざまなケースをお取り上げいただいて、御提案をいただいたわけでありまして、それぞれ、そういうケースは十分あり得るわけでありますし、今、そういう初鹿先生のようなお考えをお持ちの方もおられることは十分あり得ると私も思います。  思いますが、まず、休業そのものは...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、ケアマネのモニタリングを根拠に、十二日とか十日とか、こういう御提案をいただきました。  先ほども申し上げましたが、今回の育児・介護休業法の改正案では、介護休暇について、柔軟な休暇取得の必要性と、事業主による雇用管理の負担、つまりこれのバランスを考慮して最終的...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘のようなケースがあり得るということは十分わかるわけでございますが、何度も申し上げて大変恐縮ですけれども、働く方々の代表と使用者側との話し合いの中でこういう形で最終的に決まったことでございますので、今回はこれで御理解賜りたいと思いますけれども、しかし、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論だけ申し上げれば、先ほど申し上げたとおりでありますけれども、使用者側と労働者側の話し合いの中でこういう形で決まったわけでありますが、そうはいいながら、小学校就学の初めの、二、三年ぐらいまでに達するまでの子を養育する働く人たちについては、所定労働時間の短縮措置を...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、個別に、子細に見てみないと、どういう企業に行ったのか、どういう業種のお仕事に行かれたのかは、今のざっくりした産業分類ではよくわからないんだろうというふうに思います。  例えば、同じ電機産業でもいろいろでございますし、企業はそれぞれございます。それぞれの企...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のところは大分類で見ているので、細かなところは私どもとして持ち合わせていませんが、いずれにしても、労働組合との話し合いの中で再編計画ができるということを前提にスタートしたこの制度でございます。     〔委員長退席、秋葉委員長代理着席〕
○塩崎国務大臣 職業能力を新たにつけて転職していく、新天地に赴くということは、大変大事な論点だと思います。  私はそのとおりだと思いますし、これからは、よく言われているAIとかIoTとかいう時代の中では、今では想像できないような働き方の変化が出てくると思いますので、そういうとき...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げさせていただいたわけでありますけれども、この制度自体は、もちろん失業をつくるためのものでもないし、むしろ移動を応援するということが主眼であるわけでございます。  今お話がありましたように、助成金による再就職支援の対象となった方で二十六年度末までに...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、我々は、やはり労働移動は産業構造の転換にとって不可欠であって、そのためにこそ、先ほど御提案をいただいたように、技能を磨く、新たに取得する、そういうこともやはり支援策としてセットでやるということも、もっと力を入れないといけないという...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回も近い御提案があったかというふうに思いましたが、働く人がみずからの次の職探しを命じられて職探しを行っても労務の提供に当たらない旨を労働契約法に明記するという御提案だったと思いますが、労働契約法というのは、釈迦に説法でございますけれども、民法に由来をいたします労...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、そのようなことを申し上げたつもりは全くございません。  先ほど、これは岡本先生のときにお答え申し上げましたけれども、私どもは労働者保護を使命とする役所でございますので、当然、労働者の立場というものを守りたい、こう思っているわけであります。  先ほども申し...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、言うまでもないことで、釈迦に説法でございますけれども、この労働契約法というのは、先ほど申し上げたとおり、労働契約の原則とか判例法理を定めたものでありまして、もともと、この労働契約は民民の契約でございます。その中で、どういう形で、人事権を濫用までして、今先生...全文を見る
○塩崎国務大臣 全くそんなことは申し上げておりませんで、先ほど申し上げたように、人事権を濫用して自分の再就職先を探せと命じることは不適切だということを申し上げているわけでありまして、ただ、いろいろなケースがあり得るわけでありまして、それは行政の私ども厚生労働省が判断をして決め込む...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今の個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律の第一条には、「この法律は、労働条件その他労働関係に関する事項についての個々の労働者と事業主との間の紛争について、あっせんの制度を設けること等により、その実情に即した迅速かつ適正な解決を図ることを目的とする。...全文を見る
○塩崎国務大臣 衆議院議員中島克仁君外八名提出の介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
03月16日第190回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 辰巳孝太郎議員にお答え申し上げます。  待機児童対策についてのお尋ねがございました。  待機児童につきましては、待機児童解消加速化プランに基づく保育の受皿の整備目標を四十万人から五十万人に上積みをし、平成二十九年度末までの解消を目指しております。 ...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 介護従事者の確保ということが大事であることはもう誰しもが認めるところでございまして、賃金の引上げに加えて、例えば参入の促進とか資質の向上とか、あるいは労働環境、処遇の改善、つまり仕事場としての魅力、仕事としての魅力を増していくというようなことも同時に進め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のこの基金の介護分について、地域の実情に応じた、先ほど申し上げたとおり、介護サービス提供体制の整備を促進する、人材においてもそれぞれの地域の実情に応じたということがポイントであるわけでありますけれども、施設に関しては、今先生御指摘のように、これ二...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この有料職業紹介事業者が手数料を取って、やや、何というか、御不満が出ているというのは、実は医療系では私も地元でも聞いたことがございまして、特に看護師さんとかそういったことに関しては、お医者さんも場合によってはそういうようなお話を聞くわけでありますが、介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からの御指摘、せっかくでございますから、さっき申し上げたように、医療系では大分私も地元の医師会の先生方からなんかも御指摘受けているものですから、介護については余り聞いていないので、まず事業者の方に、老施協とかそういうところに聞かせてみたいというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会福祉法人にはいろいろな事業をやっていらっしゃるところがあって、もちろん大きな高齢者の施設などを運営されている大きなところ、あるいは総合的にやっていらっしゃる大変大きなところも私も視察に参ったことがありますが、その一方で、例えば児童養護施設とか保育園一...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人材の確保の観点から、職場環境を良くしていく、あるいは労働条件を良くしていくということは極めて大事であり、なかなか厳しい環境の中で働いていらっしゃるところもたくさんあることは私もよく分かっているわけでありますけれども、それはもう精いっぱい頑張っていただい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは大きな宿題になっていることはよく分かっておりますし、これはやっぱりどういうふうにすれば、これまでこれを導入してきた論理と、子育て支援を応援をしていくかということとの兼ね合いでどうしていくかということを決めないといけないなということは明確に事務方にも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正案につきましては、他の経営主体とのイコールフッティングの観点から、障害者総合支援法等に関する施設そしてまた事業について公費助成を廃止するということにしているわけでございますけれども、これは何度も申し上げておりますように、既加入者、既に入っている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話をいただいたように、今事前に何か決めて、結論を初めから決めて掛かって、議論はどうあろうともそうするんだみたいなことは全く考えているわけではございませんので、この公費助成の在り方については、何よりも今、子ども・子育て支援、特に待機児童解消をやりながら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは様々な要因を考え合わせて決めていかなきゃいけないことでありますから、それはどういう場合になったらやめる、どういうふうになったらやめないみたいな話ではなくて、先ほど申し上げたように、選択肢としてはいろいろあり得ますけれども、しかしそれをどういうふうな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、審議会はもちろんでありますけれども、与党の中でこういう結論になってまいったわけでございまして、平成二十九年度から三十三年度までの五年間の経過措置を設けているわけでありますけれども、平成十九年の改正法において、国家試験の義務付けを導入した際に五年後...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国権の最高機関は国会でございますから、国会をオーバーライドするような発言はもちろんできませんけれども、行政府としてお答えを申し上げれば、先ほど申し上げたように、まず今回の改正法案によって現場の声にも配慮をしながら確実に資格取得方法を一元化するという道筋が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 認定介護福祉士につきましては、私も地元の介護福祉士の皆さん方から、かねてからこれを早く実現したいと、こういう話を聞いておりました。職能団体であります日本介護福祉士会が中心となって検討がずっと進められて、昨年十二月に認定介護福祉士認証・認定機構、これが立ち...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しいただきましたように、やはり税制優遇を提供しながら、公益性の高い、非営利性の高い活動をしていただく、オリジナリティーのある活動をしていただくということで、今回ガバナンス強化とか透明性の強化とかいろいろ御提案申し上げておりますけれども、これが小規模...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 実際にこれやってみて、どのような不都合が発生するかということはよくウオッチをして、それに対応すべきということであればやっぱり対応していかなきゃいけないことになるんだろうというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 公益というのは誰が定義をして誰がそれを決めていくのかというのは、公益法人改革の中で随分大きな議論になった記憶がございます。  社会の変化、家族の変容に伴って多様化、複雑化する福祉ニーズ、今いろいろ御指摘ありましたが、に対応していくためには、国や地方公共...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もうこれは何度も御説明を申し上げておりますけれども、軽度者に対する生活援助サービス、この在り方は、昨年末の経済財政諮問会議で取りまとめられました経済・財政再生計画の改革工程表の中で検討事項ということで取り上げられているところでございまして、これに基づいて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 訪問介護の介護報酬は、ヘルパーの賃金のほかに、サービス提供責任者とかあるいは管理者など訪問介護事業所におけるヘルパー以外の従事者の賃金とか、福利厚生費、それから土地、建物の賃借料、さらに減価償却費など事業活動に要する費用を全て含むということで設定をされて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この月額一万二千円相当の処遇改善加算の拡充についてはもう何度も御説明申し上げてきたわけでございますけれども、この加算の効果を着実に職員の処遇改善に結び付けるために、加算の運用の見直しを行って、合理的な理由がないにもかかわらず賃金水準全体を引き下げることは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、恒久化のお話がございましたけれども、介護職員の処遇改善については、安定的、継続的な処遇改善を図るという観点から、財源を確保しつつ、平成二十四年度の介護報酬改定において、補正予算による一時的な措置でありました処遇改善交付金、このとき月額一・五万円相当で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 五年間、長過ぎるじゃないかということも、先ほど小池先生からも厳しく御指摘がございましたけれども、今回、私たちは、繰り返し延ばすというようなことはしないという決意でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、大分この一万二千円相当の話が出ておりました。正直、私も減るケースがあるということもびっくりしましたが、今回そういうケースを含めて必ず届出を出してもらうということで、できる限り報酬を上げていただこうということで処遇の改善を図っているわけであります...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 参考人で来られた日本介護福祉士会の内田副会長さんの発言録の中で、大事なことは心身の状態に合った生活を再構築する支援をすることだというふうに書いてあるのを拝見をさせていただきました。  利用者、やっぱり介護を受けられる御本人の意思がどう尊重され、自然な形...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法改正は、もう何度も皆様方からいろいろ御質疑をいただいてまいった中で、制度としての改善を行うという法改正が多いということで、先生が一番大事だと思っていらっしゃる介護の質とかあるいはその人材の厚みとか豊かさとか、そういうものについての直接的な改正を行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 診療報酬改定の改定率は、これはもういつものことでございますけれども、物価、賃金の動向、あるいは医療機関の経営状況や保険料負担等の国民負担の在り方などを勘案をいたしまして決定するということになっていて、平成二十八年度につきましては、薬価等について、市場実勢...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そうであるとともに、賃金についても上昇することを前提に組み立てているという改定でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、これもう釈迦に説法でありますが、薬価については、これは市場実勢、薬価などですね、材料もありますから、市場実勢を反映をするということがまず大前提であって、しかし、調剤薬局での調剤報酬について、私どもは今回初めてかかりつけ薬剤師あるいはかかりつけの薬局...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生がおっしゃったように、薬価差でかつてかなり収入になっていた医療機関が多かったわけでありますけれども、それはやはり我々としては余り好ましいことではないということでずっと縮小をしてきた。  そんな中でございますが、今回、調剤薬局の在り方も含めて全体を見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございましたとおり、私どもは、この診療報酬を決める御議論をいただく際に、医療機関の経営がどうなっているのかということで今数字を出していただきましたけれども、今回、その収益率については特に医療機関ごとにどういうふうになっているのか、種別にも見てまいり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 同じことで恐縮ですけど、経営状況を見ながら、そしてこういう形で決める中で、おっしゃるようにマクロでマイナスだということは、薬剤費そしてまた材料費を含めて見ればそのとおりでありますけれども、そんな中で、経営の中での御努力もお願いしないといけないということも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 収入は、いわゆる価格掛ける人数というか、PとQの掛け算で決まってくるわけでありまして、今、診療報酬というのはPの世界であります。  これから高齢化が進む中で医療費が、あるいは介護も含めてでしょうけれども、こういう社会保障に関連するコストが掛かっていくわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは東京商工リサーチが出しております老人福祉・介護事業、この倒産件数でございますけれども、平成二十五年が五十四件、二十六年がやはり同じ五十四件、そして平成二十七年については七十六件と、こうなっておりまして、二十六年と二十七年の倒産件数についてもう少し詳...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マイナス二・二七ということで、いろいろ御指摘をいただいてまいりましたが、当然これを決める際には、サービスの内容ごとに経営状況等、経営する方々、事業所数というものをみんな見て、そして、なおかつこの介護を受けられる方々のニーズというものがだんだんに変わってく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然、私の地元でも人材がなかなか集まらないという話はしばしば聞くことでございます。全国的にそうでありますし、とりわけ大都会では特にそれがひどいというふうに聞いているわけで、その原因は何かということですけれども、いろいろあると思いますけれども、もちろん、ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、最低基準を決めて、それ以上に手厚い介護をやっていただいているところがたくさんございます。  そういう意味で、その基準を全部上げればいいじゃないかということは、そういうことを言えないことはないわけでありますけれども、問題は、財源はもう三...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我々は十分だということを言っていることは全くございませんで、これはひとえに努力を続けていくしかなくて、どうやって皆さん方、働いていらっしゃる方々が本当に誇りと自信を持ってやれるようにするにはどうしたらいいのかということを念頭に努力をしているところでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、消費税の増収分は既に全て社会保障の充実そして安定化に投入をしてきましたし、あと残っている二%についてももうそういう考え方でいくことは何も変わっていないので、二%上げずにできていないことについては、できるだけこれは、お約束は早くちゃ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 歯科技工士のお話を今頂戴いたしましたけれども、実はこの歯科技工士の養成施設を見ますと、五十三校中四十八校が定員割れをしていると、そして、平成二十二年度以降は三校閉鎖となっておりまして、養成者数は近年減少ぎみということであります。  また、就業しておられ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も地元で技工士の皆様方とはよくお話をしますが、これから特に高齢化が進む中で歯科医療の重要性というのはますます増してくるわけでありますので、その際に技工士の方がやっぱり上手な技工でいい義歯を作っていただく等々のことは極めて大事でありますから、人材育成には...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も実は同じような問題意識を持っておりまして、端的に申し上げれば、病気の名前が書いてないで処方箋だけで見ても、薬剤師さんは当然、これはおかしいんじゃないかということをお医者さんにもう一回尋ね直すということができるわけでありますけれども、何の病気で、どうし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年七月に、内閣府、文科省とともに、国家戦略特区における医学部新設について、方針、先ほどお触れになりましたが、これについては、医学部を新設するとしても一校として、十分な検証を行うということになっています。  骨太の方針二〇一五に基づきまして、地域医療構...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働く方、とりわけ若い方々の働くことに関する夢を壊すわけにはいかないというふうに思います。  求職者の適切な職業選択のために求人内容の適正化を図ることは重要であるということを考えておりまして、民間の職業紹介事業者や、先ほど来出ておりますハローワークなどに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子供たちの未来が家庭の経済事情などによって左右されることがあってはならないというふうに考えております。特に、経済的にも様々な困難を抱えている一人親家庭にはきめ細かな支援が必要だというふうに考え、このため、昨年十二月には、すくすくサポート・プロジェクトと呼...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の一人親は、今お話がありましたように、一人親家庭は約八割が就業しているわけでありますが、そのうち約半数がパート、アルバイトなどの不安定な就業形態にございます。  経済的にも様々な困難を抱えておりまして、このため、正社員など安定的な就業に結び付くよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一人親家庭に対して、就労による自立を促進することが支援の基本だというふうにやはり考えております。  その際、育児時間を犠牲として働くのではなくて、仕事と育児の両立ということが可能なように持っていくことが大切だというふうに考えておりまして、そのためには、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この児童扶養手当の一部支給停止という制度そのものは、血も涙もないというわけでは決してないわけでございまして、それは理由があって導入をされた制度でございます。  受給者の自立を促進するため、受給開始から五年を経過して、障害、疾病などの就業困難な事情がない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、どういう事情で就職活動、求職活動がなされていないかということについて私どももしっかりと把握をしていくことが大事かなというふうに思いますし、やむを得ない理由なのかどうかということも含めて、先ほど申し上げたように、この制度自体が徹底をされ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護制度におきまして、利用できる資産、能力その他あらゆるものを活用することを要件としていることでございますので、稼働能力のある方についてはその知識や技能を生かして就労していただくことが原則でございます。一人親家庭の親についても可能な方はやっぱり就労し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一人親家庭の親の学び直しというのが大事であって、それを支援する観点から、先ほど来お話にあったように、平成二十五年度から新たに、就労しながら高校に就学する場合に高等学校等就学費を生活保護において支給をすることにしたわけでございます。  御指摘の就学と就労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、今申し上げたように、この生活保護の原則というものを押さえながら就学と就労をどう両立をさせていくのかということをよく議論をして決めていかなければならないと思いますので、今結論としてどういうふうになるかということは分かりませんが、いずれにしても、子供...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国内において、人工芝グラウンドで使用されております黒ゴムチップと血液性のがんであるリンパ腫あるいは白血病の関係が疑われるような事例の報告はまだ入っておりません。  一方で、今般の報道等を踏まえて、厚生労働省では、中古タイヤで作られるゴムチップ等の、原料...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、厚生労働省でもこの黒ゴムチップとがんとの関連性について必要な調査を行うということにしていますが、引き続き、これ関係省庁としっかりと連携の上で、米国における調査についても情報収集をし、必要な対応を取ってまいりたいというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働保険特別会計雇用勘定の積立金についての御指摘、御提案がございました。この財源は労使から徴収をいたしました雇用保険料でございます。雇用保険制度以外の財源として活用することについて、保険料を負担をいただいている方々の御理解をいただくことが必要となってまい...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 平成十八年に自殺対策基本法が成立をしてちょうど十年、先ほど先生から御指摘をいただきましたが、それを機会に厚生労働省に所管が移るということになって、私も、同級生やあるいは身内に自殺未遂もおりました、したがって、その所管をするということについて身の引き締まる思いである...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来御議論がございますように、大綱に、「自殺は、その多くが追い込まれた末の死」ということが書いてあるわけで、やはりこの大綱を政府としても重く受けとめなければならないわけであります。  また、先ほど文部科学省の方でも、自殺に関する災害共済給付のあり方について検...全文を見る
○塩崎国務大臣 以前に先生からの御指摘もございましたが、また質問主意書も頂戴をいたしたわけでありますけれども、母乳のインターネット販売ということでございます。  食品衛生法に違反するおそれがあることから、昨年の七月三日付で、今お配りをいただいた通知を都道府県などに出したわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、今、食品衛生法などでもまだきちっとした分類がなされていないわけでございまして、言ってみれば新手の商売ということでありますが、何よりも大事なのは、我々は健康を守るということで、例えば、インターネット等で販売されている母乳が、提供者の既往歴とか医薬品...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはさっき申し上げたつもりだったんですけれども、リーフレットのひな形を自治体にお配りしようと思っておりまして、それの利用は、今お話があったとおり、母子健康手帳、いわゆる母子手帳の交付のときとか、それから乳幼児健診、医療機関でもやはり配っていただいたらどうかなと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 本来、企業は従業員に対して、リストラでおやめをいただくということになれば、心ある会社であれば、やはりそれは就職の世話をするというのが人の道。一方で、雇用対策法の第六条に、企業は、リストラを行う場合には、それに伴って離職せざるを得ない方々に対して、再就職支援を行う努...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、よりそいホットラインを生活困窮者自立支援法の中に位置づけたらどうだ、こういう御提案だというふうに理解をさせていただいております。  幅広く相談を受け付けるというのがこのよりそいホットラインの特徴だという話があったと思いますけれども、生活困窮者に対して包括的な...全文を見る
○塩崎国務大臣 自殺総合対策大綱におきまして、生活困窮者への支援や、よりそいホットラインも含めた無料電話相談支援について、自殺を防ぐための社会的な取り組みの一環として掲げられております。自治体においては、この大綱の内容も踏まえて、今お触れをいただきました自殺対策計画、これを策定す...全文を見る
○塩崎国務大臣 両者の関係は大変深いというのが先生の御指摘でありまして、そのとおりだと思いますので、どういうような形で織り込めるか、よく考えてまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 待機児童解消加速化プランで、今後、女性の就業がさらに進むことを念頭に、五十万人に加速をして上積みしようということでありますけれども、その実現に当たって、保育所等の施設整備費の上積み等のほか、企業における多様な働き方に対応しやすい事業所内保育等の企業主導型保育サービ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、埼玉あるいは鹿児島などで、障害福祉施設内の虐待について地方自治体に通報した職員に対して損害賠償を請求される事案が起きていることは私どもも承知をしております。  今御説明いただいたように、障害者虐待防止法におきまして、虐待を発見した場合には通...全文を見る
○塩崎国務大臣 御案内のように、自賠責保険というのは私どもの所管ではないわけであります。そういう意味では、現時点において問題の有無についてお答えをすることは、この自賠責関連では差し控えたいところでございますけれども、医療機関がどのような趣旨で御指摘の掲示を行っているかなどの詳細が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お示しをいただいた、部門会議に提出させていただいた、今のブリッジバンクの一枚前のところにもございますけれども、これは、まず、通称人材ブリッジバンクと言うんでしょうか、この日本雇用創出機構、これについての個別の事案につきましてはちょっとお答えを差し控えないといけな...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度か御答弁申し上げたとおりでございまして、それは、出向先を探すとか出向して自分の再就職先を探せとか、そんなことも含めて、いずれにしても、人事権を濫用してそのようなことを指示するということは不適切であるということを申し上げてきておりますので、再就職をみずから...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話ございましたように、二十五年度に閣議決定されました日本再興戦略に基づいてこのスキームは拡充をされたわけでございますけれども、今御指摘の、成熟産業から成長産業への失業なき労働移動という達成について、産業別にちゃんとした把握をしないで、成果を見ないでやるのはおか...全文を見る
○塩崎国務大臣 自殺は、先ほど来お話が出ていますように、健康問題であったり、あるいは経済、生活問題など、複雑にさまざまな問題が関連をし、生活面あるいは心の健康面を含めた包括的な対応が必要だというふうに思います。  厚労省に今回移るわけでありますけれども、厚労省では、これまでも自...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘のように、医療、介護の減免制度が、東日本大震災の被災地で、被災された方々の生活のまさに根幹をなしているという意味で重要な役割を担っていることは、よく私もわかっているつもりでございます。  このため、先ほどからお答えも申し上げておりますけれども、医療保...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民健康保険で健康を守るということを原則としながら、厳しい状況にある被災者の皆様方にどういうサポートが引き続いて必要かということでありますが、基本的には、今先生お読み上げもいただきましたが、国民健康保険を継続していく中で減免制度を御活用いただくということを、私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、早晩、法律が出てまいりますから、そこでまた御議論いただくことになろうとは思います。  今の児童養護施設の入所というのは、原則として十八で措置が一応終わるということになっていて、そういう子供さんを対象としているわけでありますけれども、今でも、実は、都道府県...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の専門委員会で随分議論いたしましたし、我々もいろいろ議論しましたが、実質的に、やはり、措置を二十二まで延ばしたいという声が随分ありました。  ありましたが、児童福祉法における措置というのは二十までというふうになっているので、では、実質的に、実質的措置と同じよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 本来は、やはり家庭で親子関係があるというのが一番望ましいわけでありますし、その次にあり得べき望ましい姿は、特別養子縁組だったり、里親だったり、その複数形であるファミリーホームだったりということがあって、さらには、それがかなわないというときに小規模の施設、場合によっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは児童養護施設協議会などともよく相談をして、おっしゃるように、月に一遍電話を入れてフォローを三年間ぐらいするというのは、私はあり得る対処の方法だろうと思いますし、見てみると、やはり出てすぐからが本当に試練が待っているというケースが多いと聞いておるわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お触れをいただきましたように、二月二十三日の一億総活躍国民会議において総理から、我が国の雇用慣行には留意をしつつ、同時に、ちゅうちょなく法改正の準備を進める等について、厚生労働省と内閣官房で協力して準備を進めるようにという指示をいただいたわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まさに、結論から言いますと、そのことをこの検討会で議論していただかなきゃいけないと思っております。  例えば、もう釈迦に説法でございますけれども、ヨーロッパでは、EU指令でもって、基本的には同一労働同一賃金とはこういうものだということを書いて、合理的な理由がない...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおり、職務の評価というものが極めて大事だということは、もうそのとおりだと思います。  これは、例えば公務員制度の改革の中でもこの点はまだ未達と私は思っておりますし、企業はかなりやっていますけれども、しかし、こういうような格差が非正規、正規の間にある...全文を見る
○塩崎国務大臣 企業における業務命令あるいは退職勧奨についての紛争が生じた場合には、これはもう何度も申し上げておりますけれども、民事上の問題であって、適法なのか否かは最終的には司法において判断をされるものでございます。  しかし一方で、労働者保護を使命とする厚生労働省としてこれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 企業は、リストラを行うとか、あるいは仕事の中身が変わることによって人員をかえないといけないというような場合、そういうときに離職せざるを得ない方が出てくるわけでありまして、そういったときに企業の責任で再就職支援を行うような努力義務というのが、もともとこれは雇用対策法...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま、再就職支援会社についてのお尋ねがございました。  リストラなどによって離職を余儀なくされる方々の円滑な再就職を支援することが再就職支援会社の使命であるわけでありますけれども、積極的に退職者をつくり出すようなことは、その使命から見れば、これは趣旨に全く反...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生が、政治が解決する問題だということをおっしゃいましたが、そのとおりだと思います。  そのためには、今、私どもは、受け皿をたくさんつくることによって、特にこれは認可の保育園をつくるということが、今のような形で、要するに、負担が過度にならないようにしながら、子...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、例えば私の愛媛県などでも、市町村に聞きますと、同じ市の東端と西端に子供さんお二人毎日連れていかないといけない、迎えに行かなきゃいけない、そういう問題があって、市長さんはやはりそういう問題についてもしっかり耳を傾けて御相談に応じているというところもあります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の定義の中に育児休業をとっていらっしゃる方々は入っていないということであることはそのとおりでありまして、一方で、やはり働きたいということで手を挙げていらっしゃるからそういうことになってくるわけでありますので、これを解決するというのも政治の課題であって、それを含め...全文を見る
○塩崎国務大臣 失礼しました。  今、育児休業取得中の方の扱いについてのお尋ね、御指摘がございましたが、これは、自治体の判断で待機児童に含めないことができるということにしているわけでございます。  これは、子供の年齢、月齢を初めとしてさまざまな状況の方がいるなど、保育園等の入...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、かねてよりこのような扱いをしていたところでございまして、それぞれの市町村が判断をしていただくという扱いでずっとやってきていただいているわけで、ですから、これは民主党政権時代も同じようにやってきていることでございまして、それを、この今お配りをいただいた注三と...全文を見る
○塩崎国務大臣 民主党政権もやっていたから許されるとかいうことを言っているわけではなくて、ずっとそういう新定義のままで来ているという事実を言っただけでございます。  それで、確かに、旧定義の待機児童の推移は、平成十三年度まで、実は、これはホームページに公表しておりました、旧定義...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、潜在的にどれだけの定員が必要なのかというときに、私どもは五十万人分ということを言っておるわけでございますから、当然、分母はでかいわけですね。それを目指していかなきゃいけないわけです。  私どもが、さっきも申し上げたように、地方単独の保育園...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、これは自治体、市町村にお願いをして出してきていただいていて、先ほどのように、地方自治体が判断をして出してこられているものもあるものですから、必ずしも全部統一されているわけではない部分もないことはないわけであります。  しかし、そうはいいな...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、かつて、保育に欠けるという概念がありましたが、これについては、子供が保育園などに入ることとする考え方を改めましたよね。これで、就労形態を問わず、また、これから就労しよう、つまり、求職中の方についても幅広く保育の必要性を認定するということで、求職中の方も保育...全文を見る
○塩崎国務大臣 私が決めたら全部そのまま通るかといったらそんなことはないので。  ここの、今のようなばらばらな判断になるようなことがあり得るのは、こういうことを市町村に御判断いただいてきた中でこういうことになっているわけですね。  したがって、市町村がどのように判断をするかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育士さんの報酬を上げるということに関しては、もう前々から申し上げているとおり、もともと一体改革で決めたときには約一兆円の子育て支援を行うということで、消費税で七千億、残り三千億余り、これをどうするかということを宿題としてあの一体改革のときには残していて、それを私...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはもちろんケース・バイ・ケースで、いろいろなことがあろうと思いますけれども、少なくとも仕事を変えられるということでございますので、当然のことながら、御準備をいただくこともたくさんあるだろうというふうに思います。学生が社会に出るときも同じように、背広をつくったり...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、やはりフルスペックで、保育士の資格を持って、誇りを持って、専門性を持って働いていただくということが第一であります。  これが基本でありますけれども、その基本の方々が、今潜在保育士八十万と言っていますが、実は私の妻は大学の先生をしていまして、そこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 報道ベースでありますから、本当に何を言ったのかというのは本人に聞いてみないとわからないというふうに思います。  ただ、子育てが重要であるという認識は、全ての自民党の国会議員は持たなければならないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今の菅官房長官のお話でございますけれども、いわばこれは条約の解釈にかかわることでございまして、どういう考えかとおっしゃられても、官房長官の見解に関しては、厚生労働省として、この条約の解釈権はございませんので、それにかかわることについてお答えをする立場にないというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年四月の保育園などの定員が二百四十七万人で、利用児童数が二百三十三万人となっておって、約十四万人分、定員の数が上回っているという、この点についての御指摘をいただきました。  これについては、従来より、一定程度両者の間には開きがございまして、まず第一に、...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、何でギャップが広がっているのかという御指摘がございました。  これは、この三年間、相当な定員増を図ってきている、これまでの二倍以上のペースでやってきているものですから、新しいのがどんどんどんどんできています。その分が、さっき申し上げた四歳児、五歳児、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど香取局長の方から御説明申し上げたように、二十九年度の末で達成をすべき五十万人分のときの一、二歳児の利用率が四八・〇ということですが、その際の女性の就業率を見てみますと、二十七年四月が七〇・八に対して、二十九年度末は七七%ということで想定をしているわけでござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 定義上は認可外となります。
○塩崎国務大臣 この企業主導型の保育事業について、認可外の保育園という位置づけであることは今申し上げましたけれども、一定の質の確保を図った上で公的財源を投入することと今回しているわけです。  具体的には、この設置に当たり、人員配置、設備基準などについて、子ども・子育て支援新制度...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはさっき山尾先生との議論の中にも出てまいりましたけれども、東京都であれば認証保育所、これを待機児童にカウントしないということになっていますが、それは先ほど申し上げたように、一定程度の東京都からの税金が投入をされている。今回の企業主導型保育事業についても、これは...全文を見る
○塩崎国務大臣 企業主導型の保育事業について、その財政支援と監査事務を公募団体に実施していただくということを申し上げまして、認可外の保育園として、国が定めた指導監督基準に基づいて都道府県等が指導監督を行っていて、質の確保を図るということにしているわけでございますので、これは都道府...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、ポイントにおいての扱いについては、私どもの理解は、企業主導型の保育園に入っていると不利になるという理解はしておりませんで、それは無関係ではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは既に山尾先生にお約束をしたことで、保活の実態調査を行うということで、今、鋭意、どういう質問をどういう方々にしたらいいのかということをつくっているところで、もしお知恵があれば、山尾先生を含め、御指導いただければありがたいなというふうに思います。  一方で、先...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間申し上げて、評価は二分されていましたが、私の次男のケースを申し上げました。あれは実は認証じゃなくて無認可でありました。だからとんでもなく高かったということなんですが、実は、息子のケースも、ゼロ歳児で入れる、それも四カ月えらい高い保育料を払ってでも、四月のちょ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今月の初めでありましたが、イギリスのハント保健大臣が、ペーシェントセーフティーに関するサミットというのをやるから、おまえ来い、こう言われましたが、国会があるものですから行けませんでした。しかし、大事な論点だと思います。  私は、この医療事故調の制度がスタートした...全文を見る
○塩崎国務大臣 このおおさか維新の会の提言を拝見いたしますと、保育士の給与を五年間で一カ月当たり九万円上げるという大胆な御提案をいただき、また、保育士資格は持たないけれども知識と経験を持つ保育サポーターというのを配置するということもございまして、あと、児童一人当たりの面積基準の緩...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘が木村先生からございましたように、待機児童というのは、首都圏、近畿圏の七都府県とその他の指定都市、中核市で全国の七三・七%を占めております。都市部に多く見られる状況ということであります。  都市部では、保育需要が大きく拡大する一方で、主に保育スペースや保...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  戦傷病者等の妻に対しましては、さきの大戦で障害を負った夫の介助、看護や家庭の...全文を見る
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) どういう生活や活動をするかによってでありましょうけれども、確かに、私も実は孫が四人おりまして、それなりにやっぱり一緒にいると運動量が増えちゃいますよね。したがって、健康にはいいんじゃないかということを思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今総理からも、世界のグローバル・ヘルス・リーダーとして、日本がこれまでの経験と、そしてまた今まさに高齢化、認知症を含めて高齢化で様々な対応をしておりますけれども、こういった問題についてもリーダーとして世界に貢献をしていくということが大変大事だということ、...全文を見る
03月22日第190回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  一人親家庭は、子育てと生計を一人で担わなければならず、生活上のさまざまな困難を抱えております。特に、子供が二人以上の一人親家庭においては、より経済...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 初鹿明博議員にお答えを申し上げます。  児童扶養手当の支給回数についてのお尋ねがございました。  児童扶養手当は年三回支給していますが、これは、自治体の事務の実態を踏まえ、年三回の児童手当の支給と合わせて二カ月に一回の支給となるようにしているものでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 伊佐進一議員にお答えを申し上げます。  まず、今回の児童扶養手当法改正の趣旨と狙いについてのお尋ねがございました。  一人親家庭は、子育てと生計の維持を一人で担い、さまざまな困難を抱えている方が多く、また、子供が二人以上の場合は生活に必要な経費も増加...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる死因究明に関しては、全般的に、まず第一に、いろいろな御議論があって、議員立法もできたりしておりますが、とりわけこの子供の虐待の問題につきましては様々なケースがあり得るわけでありますから、今回新聞報道で私も拝見をしておりますけれども、中身についてま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのとおり、世界からもいろいろ指摘をされているのは、やはり日本は少し施設に偏重していないかということであります。  施設に私ども全国でいろんなところに行ってまいりましたけれども、それぞれもういっぱいいっぱいで皆さん子供さんのお世話をしていただいて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年の夏、六月ぐらいだったと思いますが、愛知に行ってまいりまして、実際に特別養子縁組でできた親子、三組にお会いをさせていただきました。もう誰が見ても本当の親子、子供もそういう感じでありますし、親もそういう感じで全く違和感のない親子であって、もう本当に愛情...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前申し上げたように、これ、検討会を立ち上げて鋭意御議論をいただいておりまして、今日も会合を開いていただくことになっています。したがいまして、そこでの御議論を踏まえた上で、最終的にどうするかということは決めてまいりたいと思いますけれども、地方公共団体からた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今おっしゃったように、ゆがめるものではないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 原則は今局長から申し上げたとおり、プライバシーを守るということは大事なことでありますから、それはそれとして、それぞれケースワーカーも配慮をしていかなければいけないというふうに思います。  しかし、法律にのっとって、この資産管理も十二か月に一遍ということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的にはないと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは憲法第二十五条で、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると、こう明記をされているわけでありますが、生活保護法の第一条には、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事務方がいた方がスムーズに質疑が進むような感じがいたしますが、今、数字をもう少しまとめて丁寧に整理をして出してこいと、こういうことでありますので、そういうふうにさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) この求職者支援制度で委託業者をどう決めるかという問題で、適切な入札を行うべしと、こういう今御質問をいただいているわけでございますけれども、求職者支援訓練は雇用のセーフティーネットでございまして、雇用保険でカバーされない方々についての制度ということで、全国...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御説明いたしましたけれども、この求職者支援訓練というのは雇用のセーフティーネットだということで、さっき申し上げたように、雇用保険で守られている人とそうじゃない人がいますので、我々は政府としては両方守っていかなきゃいけないということでありまして、国が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者の安全ということも、それから産業としても、新しい薬とか、そして医療においても新しい医療の方法を、治療方法を開発する意味においても、臨床研究は非常に重要であります。したがって、そこに一点の曇りもないようにしていくということが我々としても達成しなきゃいけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 方針作成に向けてしっかりやっていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、韓国の話が出ました。結論からいえば、やはりさっき審議官から説明を申し上げたように、今のところDNA鑑定は歯を用いて行うということが一番安定的だという理解で、理解というのは、それは科学者の考え方がそういうお考えで、我々はそれに従っているわけでありますか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な依存症があるわけで、最近はインターネット、さっきお話がありましたが、電車の中でほとんどの人がスマホをいじっているという光景は、海外でもそうですけれども、それからまた、いろんなところでスマホで写真を撮っているということは結局みんなもやっているんだなと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は、衆参の法務委員会の筆頭理事というのをやって、衆議院の法務委員長もやりまして、矯正施設、特に刑務所には何度も行って、この医官の大変さと少なさ、不十分さということをよく聞いておりました。  厚労省としては、法務省において矯正医療の在り方に関する有識者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今月の七日の国連の女子差別撤廃委員会から、日本に対する女子差別撤廃条約の実施状況について最終見解が公表されました。  内容については、雇用の分野において男女賃金格差を減少させるために更に努力をせいと、それから職場のセクハラ防止のために、行為の禁止あるい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のケースにつきましては、その女性から人権救済の申立てを受けた日弁連が、旧優生保護法の制度の変遷等について、昨年、平成二十七年の十一月に厚労省に文書による照会が参りました。日弁連からの照会文書において、その女性の主張として、優生手術だと知らされずに手...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げました日弁連からの照会でありますけれども、そこには御指摘の精神障害者施設への入所あるいは女性の父親が女性に優生手術に同意したことなどについて記載はされておりませんで、詳細は今のお話については聞いておらないわけであります。また、当時の法律、優...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ILOの百号条約と、それから労働基準法の第四条の話をお触れをいただきましたが、ILO条約勧告適用専門委員会見解について、これまで政府は、先生今御指摘になったように、労働基準法第四条は、使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金として男性と差別的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生御指摘になられた職務評価でありますけれども、非正規雇用労働者と正規雇用労働者の間の賃金格差などを把握をして、公正な待遇の確保を実現する上で、この評価は大変大事だというふうに思っています。  厚労省としては、これまでパートタイム労働者と正規雇用労働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ILOが平成二十年に発行した平等な賃金実現のためのジェンダー中立的な職務評価、ここでは、職務を評価するに当たって、今御指摘の四項目、知識・技能、責任、負担、そして労働環境、こういう四項目について考慮をされることになっていると承知をしておりまして、この職務...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それを含めて議論を始めていただくということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 総理からは、日本のこれまでの雇用慣行も留意をしながら、同一労働同一賃金の実現に向けてこれを踏み出すということでありますので、これから議論が始まるので、ヨーロッパはヨーロッパでも国によってまたそれぞれ文化が違っていて、イギリスとそれからドイツあるいはフラン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  少子高齢化の進展に伴い労働力人口が減少する中で、高齢者、女性等の就業促進や雇用継続等を図り、国民一人一人が活躍できる社会づくりを進めることが我が国の...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 今防衛省からも答弁がありましたけれども、当然のことながら、今説明があった手だてなどは、御家族のことを考えた上での制度ということも含めて定められているものだろうというふうに思います。  先生がおっしゃるように、ダイレクトに援護というのが必要かどうかということであれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、殉職自衛官の家族、御遺族ですね、に対する援護が必要であるということは、広い意味で、先ほども申し上げたとおり、私も必要であろうと思いますし、それは、国のために命をささげたということでありますから、内閣として、そういう気持ちを持つのは当然のことだろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 戦後、日本が戦争に関与したという事実は……(岡本(充)委員「いや、世界じゅうでですよ」と呼ぶ)もう一回。
○塩崎国務大臣 条約の解釈などは、私ども厚労省の責務ではないというふうに思いますので、答えは差し控えた方がよろしいかというふうに思います。通告もございませんでしたし。
○塩崎国務大臣 先ほど何度か太田政務官などから答弁申し上げたように、援護の対象になる戦争は昭和二十年九月たしか二日までのことでございますので、その後の問題については、私どもとしては対象ではないというふうに思っているところでございます。
○塩崎国務大臣 はい。  お気持ちはよくわかるところでありますが、私も、もともと金融の出身でありまして、確実にという気持ちはよくわかります。私もそう思いがちではありましたが、やはりお受け取りになられる方々と一度お話をなさったらいいと思います。こういう形がいいというお話だったので...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在交付中の特別弔慰金でございますけれども、事務処理期間を短縮するために、これは、担当する方々は各都道府県の職員でございまして、職員にスピードアップをしていただく、事務処理が早くなるような、そういうことを研修を通じて行っているわけでございまして、その中で、事務処理...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、戦後もう七十年余りたっているわけでありますから、御高齢になられている、そのことを考えれば、八カ月は少し長いな、私もそういうふうに思いますので、スピードアップする手だてを尽くしてまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 昨年の特別弔慰金の法案審議の際に、井坂委員の方から、都道府県あるいは郵便局が把握をしている情報に基づいた時効失権対策について、やるべしということを提案いただいたわけであります。  改めて検討いたしてまいりましたが、次の優先順位者の把握に当たっては、直近の親族関係...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の確認書におきまして、当時の集団訴訟の早期解決、そして、今後、訴訟の場で争う必要のないように、定期協議の場を通じて解決を図るということを確認しておりまして、これを守るべく努力をする姿勢には、私も変わりはございません。
○塩崎国務大臣 原爆症認定制度につきましては、原爆症認定制度の在り方に関する検討会、ここで、三年間、合計二十六回にわたって議論を行っていただきました。その結果、平成二十五年十二月に基準の見直しを行ったところでございます。  この検討会の報告書において、「裁判では個別の事情に基づ...全文を見る
○塩崎国務大臣 原爆症認定に関する訴訟につきましては、被爆者の方々が高齢化をしているというこの現状は、これはもう揺るぎない事実でございます。これは踏まえなければいけない。できる限り救済するという観点もそのとおりであって、私どももその観点に立って、それぞれの判決内容を慎重に検討して...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十五年十二月の原爆症認定制度の基準の見直しは、先ほど申し上げたとおり、幅広い分野の専門家あるいは被団協の代表の方々にも御参画をいただいて、原爆症認定制度の在り方に関する検討会において、三年間、二十六回にわたって議論をしていただいた上で結論をいただいた、こうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 被団協の皆様方との協議につきましては、これまでも国会用務等の動向も見ながら行ってきておりまして、昨年一月十五日に開催したところでございます。  その後も、毎年春と秋に厚生労働省の事務方が被団協と定期的に面会をしております。各種要望をお伺いしているところでございま...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 改正自殺対策基本法、お話がございましたように成立をいたしまして、その第二十五条、今御指摘がありましたけれども、政府が自殺対策を推進するために必要な組織の整備を図るべきことを定めているわけでありますが、必要な組織には、今御指摘のございました自殺総合対策推進...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘のありました自殺予防総合対策センターにつきましては、これまで国立精神・神経医療研究センターの下に設置をされていたことから、精神保健的な観点からの取組が中心でございました。  しかし、社会学的あるいは経済学的、さらには応用統計学的な観点か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から厳しい御指摘をいただきましたけれども、この自殺総合対策推進センター、これにつきましては、精神保健の視点からだけではなくて、先ほどお話あったように、しっかりと公衆衛生の観点からも自殺問題に総合的に取り組むということで新たにスタートをするわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一年半余り厚生労働大臣を務めながら、何回か海外にも出向いて、いろいろな意見交換、会議をこなしてまいりましたけれども、各国の保健大臣あるいはWHOなどの国際機関関係者とお話をしていて、やはり一つは、日本が自らの医療制度としてどのようなことで少子高齢化あるい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大臣になってからはございません。一度行こうとして、なかなか、ずっといっぱいだと言われまして、その前には何度か予算委員会とかそういう形とか、自民党からも行ったことがございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、さっき申し上げたように、一度行こうと思いましたが、なかなか、先々までいっぱいだと言われて、ちょっといつだか失念をいたしましたけれども、行けなかったということでございまして、当時は事故があったものですから、山本副大臣に私の代わりに行っていただいたとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年十二月に参ろうと思ったけれども、なかなか日程がタイトでちょっと待ってくれと言われてそのままになっておりましたので、国会が始まったものですから、土日で先方が許していただけるならば行きたいというふうには元々思っておりましたし、私も、原子力規制委員会の法律...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は報告を受けておりません、残念ながら。
○国務大臣(塩崎恭久君) お待たせして済みませんでした。通告がなかったものですからちゃんと調べていなかったんですが、いずれにしても、働く方々の安全を守ることは厚生労働省の責務でもございますので、どういうことが今起きているのか、改めて調べさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 確認してみます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 内部被曝も含めての統計というふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) そのように理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 全く事前通告がないものですから、大変申し訳ないんですが、常識といえば常識と言われても、これだけテクニカルなことはなかなか大臣として分からないものですから、大変申し訳ないとは思いますが、申し上げると、百七十四人は実効線量に基づく人数であり、千九百七十三人と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は聞いておりませんでした。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、私もこの実効線量と等価線量というものでこういう定義が違ってくるということを初めて知りましたものですから、それを理由を聞かれてもちょっと今直ちに答えるのもなかなかできないということでありまして、何が本当の意味で働く人の健康と安全を守るこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事前通告がないものですから、申し訳ございませんが、できたらもう少し事前に、前広に、具体的に、スペシフィックに事前通告をしていただくと議論がかみ合うのではないかというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  その上で申し上げ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと前の話でありますが、聞いております。
○国務大臣(塩崎恭久君) このときは必ずしも、ですから、線量が一定程度以上、以下という規制の問題とは必ずしも一致するわけでもないし、しかし労災としては因果関係はないということは否定できないということなのでそうなったということでありますが、いずれにしても、そのとき私が指示をしたのは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、先生からの御質問もあって、どの程度の人たちが受診をしているのかということは私も大変気になったところでありました。  緊急作業中に通常時の被曝限度である年五十ミリシーベルト、今ここに、(2)でございますね、を超えた方に対しては定期的な健康診断で健康...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 疫学調査でございますけれども、これはずっと追跡をしていこうということで始めているわけでございますが、緊急被曝限度を一時的に引き上げていた間の被曝の健康影響調査をするというのが目的でございますけれども、これ全体で緊急作業従事者が約二万人おられたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 申し訳ありません。これも明確な事前通告がなかったものですから失礼しましたが。  厚労省では、東電福島原発の事故後、緊急作業時の被曝を一時的に二百五十ミリシーベルトに引き上げていたわけでございまして、また緊急作業従事者は原子炉が安定していない状況の下で極...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この原発の問題は与野党問わず共有している問題としてやってきた、私も取り組んできた、先頭に立ってやってきたつもりでございますし、今厚生労働大臣として働く人たちの安全というのに責任を持っているわけでありますから、できるだけ早く改めて福...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、今御指摘のありました労働基準監督官、こちらの方からまいりますと、事業場の監督指導に当たる労働基準監督官の確保は、当然のことながら今御指摘のあったとおり重要で、厳しい行財政事情を踏まえながらもこれまで人数の確保に努めてまいりました。平成二十八年度の予...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これ、二十四年度が十名増、二十五年度が七名増、二十六年度が六名増、そしてさっき申し上げた二十七年度が二十七名増ということで、その前の年に比べると四倍以上増やしているわけであります。  前倒しに増やして二十八年度は五名という、それ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 政権を担当された民主党の皆さん方はよく分かっていらっしゃると思いますが、当然、定員増というのはやっぱり財源が必要になってきて、それをどうするかという問題があるということをまず考えた上で、どこにどう配分をするのかということを決めてくるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは問題意識を共有するところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 国会の中でも、公営保育園を増やすべしというお考えの方々もおられることはよく分かっておりますけれども、認可保育園につきましては、公営であろうと私営であろうと、それを問わず、児童福祉法に基づく最低基準を遵守するということになっています。  基本的に保育の質...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生の御指摘は比較的よく私も聞くことでございまして、大事な問題、つまり、専門性とその方の個人の能力をどう評価するかということがしっかり俸給表に表れていないじゃないかという御指摘に近いんじゃないかなと私は理解をいたしました。  今はどういうことをやってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま生活困窮者自立支援制度における子供の学習支援についてお尋ねがございました。  この事業は、貧困の連鎖防止のために極めて重要な事業だというふうに考えておりまして、今お話がありましたように、今年度は約三割の自治体が予定をしておりますけれども、来年度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ハンセン病の元患者の方々などが地域社会で平穏な生活を営むことができるようにするということは重要な課題でございまして、元患者の方々などに対する差別や偏見のない社会の実現に向けて、これまでも政府としても、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律というのがござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この大島青松園、香川にございますけれども、島に立地をしていることから、船舶が唯一の移動手段、このことは間違いないことでございまして、官用船として所有をしておりますのは今お話がありました「まつかぜ」と「せいしょう」、この二隻を所有をしておりまして、時間帯に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二月の二十五日に大島―庵治便において民間委託をした今の船が大島港に着岸する際に事故が起きた、そして負傷者が生じたというのは事実でございまして、遺憾に尽きるというふうに思います。  本件につきましては、今お話があったとおり、高松海上保安部において捜査中と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長から答弁いたしましたけれども、いずれにしても、この超過勤務などについてはしっかりと調査をした上で処遇を決めていかなければいけないことでありますので、引き続きその調査をしっかりとやった上で、処遇についても考えていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは整理の問題かなというふうに思っておりますが、先ほど局長から答弁を申し上げたように、訪問看護ステーションから理学療法士等による訪問については、看護業務の一部として看護職員の代わりに訪問させるという位置付けという整理でございまして、訪問リハビリテーショ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおりでありまして、これまで、何というか、薬を薬局でもらう便利さだけでいろいろ判断をしているような嫌いがありましたけれども、ここはやはり医薬分業をなぜするのかという原点に立ち返って、本来は、やはりかかりつけ医、かかりつけ歯科医があるように、かか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) がん登録法は皆様方のおかげさまでこの一月一日から施行になりました。なりましたが、実際はこれから蓄積をされてくるわけでありますので、実際に本格的に使えるようになるには少し時間が掛かるということであり、また政府の中での利用についての申請がなされる場合には、当...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、この化血研の今回発覚をした事案というのは、本当に長年にわたって意図的な、組織的にだますというか、欺罔、隠蔽、これを組織的にやるという前代未聞のことだというふうに思います。  したがって、今先生おっしゃったように、性善説でやっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者の権利法の具体的な中身がよく分かりませんからそれにダイレクトにお答えするのはなかなか難しいわけでありますけれども、TPP協定第九章第十二条というのは、内国民待遇など同章の一部の規定に適合しない措置を将来採用したとしても協定違反にならない分野を附属書の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先般の狭山での女の子の殺された事案などを直接関与した女性医師からお話を聞いたことがありますけれども、なぜこういう亡くなり方をするんだろうかとお医者さんが言いたくなるようなことだったというふうに聞いております。  この防ぐことができなかった虐待死につきま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、死亡診断書のフォーマットについてお話がございましたが、診断書自体は、死亡を医学的、法律的に証明する書類であるとともに、死因統計作成の資料となるというものでありますが、また、この様式中には既に年齢や死因を記載させることになっているわけでありまして、さら...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、雇用保険のいわゆる基本手当、これにつきまして、給付水準、元に戻せと、こういう御指摘をいただきました。  基本手当は、失業中の言ってみれば生活の安定を図るということがまず第一点、そして、再就職を促進するということ、これが第二点の目的だというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 財政も相対的に逼迫をしていたということもそうでございますけれども、やはり中身についても、例えば平成十二年改正は、改正前は離職理由を問わずに最大三百日という保険料の支払を行っていたのに対して、改正後は自己都合離職者などは最大百八十日にすると。しかし、むしろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 戻した場合ですか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の基本手当を元に戻した場合ですね。その場合は、年間の支出増加額は、雇用情勢が回復基調にあった平成二十六年度の実績、これに基づいて粗い試算を行いますと約三千六百億円程度と、今回の保険料率の引下げによる支出は、これは三千四百億円の収入減ということに今回なる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、生田局長からも御答弁申し上げましたけれども、二つ雇用保険法の附則があって、この十五条には、「附則第十三条に規定する国庫負担に関する暫定措置を廃止するものとする。」というのが、これ全会一致で通った法改正のときの条文、附則であるわけでありますから、これは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の三つの措置につきまして、暫定措置ですね、これについてお話をいただいて、これ二十八年度末までの暫定じゃないかと、こういうことでございました。これ、平成二十一年のリーマン・ショック時の大変な厳しい雇用情勢の中で導入をされて、二十八年度末までということで来...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のような複数のお仕事……
○国務大臣(塩崎恭久君) いやいやいや、ちょっと待って、最後まで聞いてくださいよ。だから、一人で二十……
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十時間で何で切るんだというお話だということはよく分かった上で言っている話でありますから、余り焦らないようにしていただいて、そういうことであれば、私としては、今申し上げたかったのは、いろいろな雇用形態あるいは働き方というものが、今も既にありますし、これか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 適用基準については、いろいろこれまでの議論があって拡大をしてきたということを理解をしております。  民主党政権下の平成二十二年の雇用保険法改正においても、労政審における議論を踏まえて、週の所定労働時間の要件は維持をしながら、それまで六か月以上としてきた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、どこまでの働いている人たちがこの保険に入るのかという、プールに入るかという問題でありますから、それに対して支給をどうするのかということもあるので、いろんな御意見があるんだろうなというふうには思いますが、ただ一方で、間違いないことは、働き方はこれか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の複数の雇用関係を持つ労働者でありますマルチジョブホルダー、これにつきましては、雇用保険の取扱いを見直すべきとの意見があることはよく承知をしているわけでございますが、仮にそれぞれの雇用関係における労働時間を合算をして保険適用をする場合には、事業主が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全く何もしていなかったかのお話でございますけれども、そんなことはないわけであって、ただ本格的にこれを深く、海外のケースはどうなっているのかということを更に調べようということを申し上げているわけで、今まで何もやっていなかったということでは決してないわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、有期で働いていらっしゃる方々で六十を迎えて、今六十五までは手を挙げていただいたら雇用が確保されることになっているわけでありますけれども、できる限りこれ、安定した雇用で働き続けるということが安心をしながら生きるということにつながるというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私が知っている限りでは、まず最初に、これ、中小企業で始めました。途中で大企業に拡大をした。これについてはいろいろな議論があることも分かっておりますし、私もこれはよく考えなきゃいけないなと思っておりますが。  その際に、やはり最初にこういう形で、自らが自...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私が申し上げたのは、なぜ十万円を先に払うのかという理由を、さっきインセンティブとして導入したんだということを申し上げたわけであって、御質問に答えているわけでございますので、御理解を賜りたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、私が大臣になる前にもう既にできていた制度でございますが、これはもう何度も申し上げておりますが、今回の事案で明らかにこの制度の趣旨と合わない使い方をしているということがあるということはもう何度も認めて、私も問題だということを申し上げてきているわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この九十三日をなぜ延ばさなかったのかという御質問でございますが、介護休業は、介護が必要な家族がいる労働者が就業を継続をするために、少なくとも介護に関する長期方針を決めるまでの間、家族で、当面休業することができるようにするということが必要だということで、家...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今そういう資料は持ち合わせておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) こういうケースがあり得るということは私もよく理解をしているつもりでございます。  その問題と、この介護休業をどう期間として設定をするのかということは少し異なる次元の問題でございますので、これで全部を解決をするということでいくわけではないんだろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、これが全てで、あとは何もなく介護離職ゼロを達成しようということを言っているわけではないということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) それは当然しております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、育児それから介護両方についてお話がございました。特に、困っていらっしゃる方々に対してどういう対応ができるのかということをいただきましたけれども、いずれにしても、今回のこの育児・介護休業法において、育児休業、介護休業等の取得を理由とする事業主による不利...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、均等法の話もありましたが、育児・介護休業法において、育児休業の取得などを理由とする不利益な取扱いの禁止を定めているわけでありますけれども、例えば育児・介護休業法に定められた制度を先ほど申し上げたように利用していない方に対してまで不利益取扱いの禁止に類...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 答弁し直せということなものですから。  御指摘の例ですね、郡議員に対して私が示したものだということだったと思いますが、御指摘の例は、いずれもそのような有期契約労働者が育児休業の取得要件を満たすということは一概には言えないというふうに考えております。した...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、松井知事とも二月の十二日にお会いをいたしました。大臣室においでをいただきました。その際にも、前向きに検討するということはお伝えを申し上げたわけでありますけれども、大阪府からの、健都、いわゆる北大阪健康医療都市、ここへの移転を、この国立健康・栄養研...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来の民主党の議員の先生方との議論をお聞きをいただいたと思うわけでありまして、一方で必ず元に戻せという決意を述べよと激しく言われるわけで、これが言ってみれば私どもの議論をする際に配慮をして総合的に判断をしなきゃいけない状況だろうと思いますので、先ほど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して恐縮でございますけれども、先ほども答弁申し上げたように、これ全会一致で平成二十三年に成立をいたしました雇用保険法の改正法の附則の第十五条というのもあって、これはむしろ、今暫定措置になっているものを廃止しろというのが、国会の意思としてこれを廃止す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この求職者支援制度は、今先生が御指摘のように、雇用保険の対象になっていない方々の対策でございまして、制度の利用によって安定した就職を促進することで雇用保険財政に資することなどを踏まえて、雇用保険の附帯事業として位置付けて、原則、雇用保険と国庫が半分ずつ、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この緊急人材育成・就職支援基金事業という、これが中央職業能力開発協会にお金を回すためにやっているんじゃないかと、こういうお話だと思います。  この基金事業は、職業訓練や再就職支援それから生活支援を総合的に実施することを目的として、その造成先につきまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今衆議院の方から回ってきたものですから、少しキャッチアップするのに時間が掛かるかも分かりませんが。  今、介護休業と育児休業では本質的に違うんだと、こういうお話をいただきました。恐らく自らの御経験も踏まえてこのことをおっしゃったんだろうと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題は、もちろん自殺ということではございますけれども、むしろ児童相談所が知っていながらこの自殺を防げず、そしてこのような結果に至ったということが、むしろこのケースは当たっているのかなというふうに思います。  もうじき、児童福祉法の改正法案を国会に提...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度かお答え申し上げた部分も繰り返すことになるかも分かりませんが、高齢化が恐らく世界最速のスピードで進んでいく、そして、介護保険はできて十数年たって、高齢化が更に進む中でこれをどう持続可能にしていくかということもあります。そういう中で、どんどん女性も高齢...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国それぞれでございまして、私どもはILOにはそれなりの貢献をし続けてきておりまして、決して、批准をしていないところが部分的にあるといえども、それはそれとして国の考えを堂々と述べればいいわけでありますので、行けない理由はないというふうに思いますし、昨年の五...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この再就職支援会社の実態と再発防止策がどうかと、こういうことだと思いますが、実態調査につきましては、再就職支援会社が再就職支援と併せて提供しているサービスなどの実態を把握するために厚生労働省が調査をいたしました。  その結果、企業に対してコンサルティン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 出向させられるという話でありますが、この職業紹介事業者の団体に対する通知に加えて、労働者保護を使命とする私ども厚労省としては、企業の適切な労務管理を促すために啓発指導に用いているパンフレットに、参照すべき、今のようなものに参考になる裁判例を新たに追加をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、自由な意思決定を妨げるような、そういう形での強要をするということは、これは民法上もそれから労働関係法でもやはりそれは好ましいことではない、適切ではないわけでございますので、少なくとも、しかしそれは民民の労働契約でありますので、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正法案は、就業を希望する高齢者そしてまた女性に対しまして、その希望に応じた就業の促進とかあるいは離職防止のための環境整備を行うという一つの趣旨、目的の改正項目を言わば一括で改正をするということにしたものでございます。  この改正法案は、高齢者あ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) みずほ先生が、福島先生がそこまで確認をしたくなるということは、多分、国民全般もなかなか分かりづらいかも分からないという気がするんですね。  この三つの要件のうちの一つを削って、これは雇用継続の見込みがあることというのを落として、それで一年六か月までの間...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正直言って、私も初めて数字を今日見てびっくりしたというのが正直なところでございまして、これは長年、昨日、今日できた法律ではないわけで、その中に書いてあるわけでありますので、我々政権担当をする者はひとしくこれ責任を感じないといけないというふうに思いますし、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事務方に聞きますと、東京の本省では、確かにそういうお付き合いが少ない企業に対してこの問題について話し合うということが少ないようでありますけれども、地方の労働局の方では、割合、企業とこの話をしているようであります。  しかし、この数字だということは、やは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 義務化するかどうかはまたいろいろ議論があろうかと思いますけれども、思いとしてはそういうことにしないとなかなかこれ社会の変化は起きないかも分からないということを思わせるような、そういう遅々たる歩みであることは間違いないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 不妊で悩んでいらっしゃる方々が、先ほどのお話の中にも出てまいりましたが、子供さんを希望されるカップルの一〇%から一五%ぐらいは悩んでいらっしゃると。私も地元で不妊治療を集中的にやっていらっしゃる産婦人科の先生とよくお話をしますし、よくお邪魔をしますが、本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、私も周りでいろいろ不妊で苦労されているカップルの女性にいろいろお話を聞く機会が時々あって、やはりなかなか職場でまず言い出しにくい、どうしても半休とか一日休み取らないといけないときに、なかなかそれを正面からはできないということであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、なかなかプライバシーに関わることで、自らおっしゃりにくいというようなこともある中で、これどうするかということでございますが、このガイドラインで不妊治療に関するものについても明記をすべきということでございますが、今回の法改正では、事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別の企業のことでありますので、なかなかコメントしづらいところがあるわけでございますが、一般論として、企業において事業再編等を進めている中で、厚生労働省本省で雇用対策本部を立ち上げるという情報は当該企業の経営状況に予断を与える可能性があるということで御理...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどから申し上げているように、個別の企業に関することについては、まず答えはなかなかストレートには申し上げられないわけでありますけれども、労働者保護を使命とする我々厚生労働省として、今のような出向を命ずるということで、自分の仕事を探すとか、いろんな形のパ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、もう既にこの調査をして、呼んだケースがございましたが、同様のケースであれば当然それは私どもとしてもしっかり聞いてみたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 政治家としてもう既に衆議院で申し上げましたが、同じことであって、我々の使命、厚生労働省の使命はやはり労働者保護というのが使命でありますから、それに反するようなことはやはり指導すべきときは指導をするし、直接権限がないときは啓発指導をするというのが当然のこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小池先生、よく分かっておっしゃっているんだろうと思いますけれども、我が国はやはり法治国家でありますから、民民の話は最終的には司法で決められることです。ケース・バイ・ケースでいろいろあるわけでありますから、それはそこで我々がパターン化してこれは駄目とかいい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 就職率が低過ぎるかどうかということについてはどういう評価をするかの問題だろうと思いますけれども、しかし一方で、今先生御指摘のように、どういうことで就職がかなっていないかということをしっかりと把握をすることは大事なことだと思います。  なおかつ、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろ御議論があって労政審で結論が出なかったということで、労使の間の話合いがそこまでに来て、そこでこの報告におきまして、諸外国の状況を含めて適切に実態の把握を行って、技術的な論点を考慮した上で、雇用保険の適用の在り方と併せて引き続き議論をしていくべきと...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 年金、公的年金につきましては、これは例えば厚生年金であれば厚生年金保険法に基づいて運営をされ、なおかつその資金についての運用についてはこの法律にのっとって積立金の運用を行うことになっておりまして、この制度の責任者は最終的には厚生労働大臣になっているわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 資金運用におきまして、その時々の経済状況によって短期的な収益にぶれが生じることは避けられないわけでありますけれども、年金積立金の運用は長期的な観点からこれは評価されるべきものでございます。したがって、短期的な評価の変動にとらわれ過ぎるというのはいかがなも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 既に緊急対策で、この一億総活躍社会づくりの中でお示しをいたしまして、二〇二〇年代の初頭に向けての必要な人材確保についてはもう既に発表させていただいているところでございますが、今の先生の御指摘は、もう少し先、二〇二五年ぐらいまで三十八万人ということでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しいただきましたPMDA、医薬品医療機器総合機構でございますが、これは、医薬品、医療機器等の審査、それから安全対策、健康被害救済、この三つの業務を一体として行う世界で唯一の公的機関として、より有効でより安全な製品をより早く医療現場にお届けをするとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) PMDAの関西支部は、日本再興戦略、成長戦略でございますが、これを踏まえて、平成二十五年十月一日に、先端的な医療拠点、医薬品・医療機器企業の集積のある関西地区の大阪市内に、PMDA、この関西支部として設置をいたしました。  また、このPMDA関西支部に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました待機児童対策につきまして、待機児童解消加速化プランに基づいて、平成二十九年度末までに約五十万人分の保育の受皿拡大を目標に今鋭意取り組んでいるわけでございますが、各市町村において、潜在的なニーズも把握した上で、地域の実情に合わせた保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この地域限定保育士試験の実技試験、これについて、この試験を実施する自治体が指定する講習を受講すれば実技試験が免除をされるという仕組みの導入について検討しておりまして、二十八年度の地域限定保育士試験から導入をしたいというふうに考えております。  このよう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 予防接種というのは、感染症対策として最も基本的かつ効果のある対策の一つでございますので、接種を広く促進するために、厚生科学審議会の有効性、安全性などの議論を踏まえた上で予防接種法上の定期接種への位置付けということを行ってきているわけでございます。定期接種...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この点につきましては、年齢を制限をするということについてのいろいろなお考えがあることは私どももよく分かっているわけでありますが、不妊治療の助成の在り方について検討を行いました平成二十五年度の有識者検討会の報告では、三十代後半以降、妊娠に伴いまして女性や子...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童相談所は自治事務として都道府県が運営をするということになっておりますけれども、児童福祉法を所管しているのは厚生労働省でございますので、様々な考え方を明示をして、そして緊密な連携を取りながら児童相談所と連携をして、この子供の問題について厚労省が言ってみ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の数字の問題で、虐待死がどれだけあるかということについて今のような御指摘があることはよく分かっております。これは、一般的にこの死因の原因究明について様々な問題点があることがよく指摘をされておりますけれども、特に子供の虐待死の問題について指摘があることは...全文を見る
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました自民党からの提言の中に含まれております保育コンシェルジュの問題でございますけれども、保育サービスを利用したい方々が地域において円滑にこの保育サービスをそれぞれのニーズに合った形で利用していただくということは非常に大事であり、それを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この難病及び小児慢性特定疾病でございますけれども、これに係る医療費助成については、今、パネルも御用意をいただいてお話をいただいたとおり、昨年の七月までに難病について三百六疾病を指定して、小児慢性特定疾病については昨年一月までに七百四疾病を定めたわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省におきましては、的確な対策をこのブラックバイトに関して、学生のバイトの適正な労働条件を確保するために、立案するために、昨年夏に初めて大学生などを対象とした実態調査を行いました。  この調査結果によりますと、学生が経験をしたアルバイトのうち約半...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御指摘をいただいた諸点は、いずれも厚生労働省が今年の二月に作成をいたしました、またその周知をしております学生アルバイトのトラブルQアンドAというリーフレットに事例として取り上げているわけでございます。  まず、先ほどありました、会社が一方的にシフト...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、労働時間を正確に把握するということは使用者の責務でございます。  このため、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準というのを定めて、その基準に基づいて使用者が自ら現認すること、それからタイムカード等の客観的な記録...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働時間は分単位で把握する必要がございます。賃金や割増し賃金の計算に当たって、把握をいたしました労働時間について分単位で切り捨てることは原則として労働基準法違反になるということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のお話ですと、十五分単位で事実上時間が管理をされているために今のような問題が起きると、こういう問題かというふうに思います。  実際に、その指揮命令下に置かれた時間が切り捨てられたり、賃金や割増し賃金の不払が生じている場合には、原則としてこれは労働基準...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、今お配りをいただいておりますけれども、これ、一分単位で賃金計算を行いますということも書いてあるわけでございまして……(発言する者あり)そういう一分単位で計算を行うということでありますから、それはやはり勤務時間を一分単位でちゃんと把握をした上で支払を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この平成二十七年度から、女性の健康の包括的支援実用化研究事業といたしまして、子宮内膜症や骨粗鬆症などの女性特有の疾患の病態の解明、そしてまた予防、治療法の開発などのための研究を厚生労働省として行っております。  今後の研究については、御指摘を今いただい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございました、雇用保険の国庫負担を保育士の給料アップにつなげたらいいじゃないかと、こういうことでございますけれども、御指摘のこの労働保険特別会計の雇用勘定の活用につきましては、雇用保険の国庫負担というのは、失業が言わば政府の経済政策、雇用政策と関...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回もお取上げをいただきましたこの医療用大麻の世界の実態でございますけれども……
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  もちろん、世界各国における現状については、現在、各国政府関係者に問い合わせて確認を行っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆるCBDオイルにつきましては、大麻草の成熟した茎と種から作られたオイルでございまして、一般には、麻薬成分であるTHCを含んでいないため、食品などへの利用目的で輸入されているというふうに承知をしております。  こうした一般的な食品の輸入については、...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 労働移動支援助成金、この制度につきましては、今回一連の事案そしてまた御指摘、国会での審議、これを受けて、今後、まず再就職支援会社に再就職支援サービスを委託する企業が同じ再就職支援会社から退職コンサルティングを受けていた場合にはもう不支給とする、それから退...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のとおり、この雇用関係助成金というのは、雇用保険被保険者などの雇用の安定、それから職業能力の開発とか向上、福祉というのも今お話が出ましたが、そういうことの目的のために事業主に対して支給をされるという、そういう位置付けの助成金であるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このマルチジョブホルダーの問題につきましては、もう既にこの委員会でも議論がなされてきたところでございますけれども、いずれにしても、まず雇用保険制度そのものは働く方々のセーフティーネットであるということが第一点大事なこととして確認をしなければいけないわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この介護休業の期間につきましては様々な議論がございまして、国会の審議の中でもいろいろな御指摘を頂戴をいたしました。  今回の改正案では、事業主の雇用管理の負担、つまり、雇用者側の負担というものを考慮に入れた上で、法律上の最低基準として通算九十三日という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる介護休業のリセットというアイデアについては、確かに与野党を問わずいろいろな御意見があるわけでございます。  今回、九十三日にしたことは先ほど申し上げたとおりであり、また上乗せの努力は是非やってほしいという努力義務を課しているという格好になってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、数字はなかなか具体的に申し上げるのは難しいかなとは思いますが、今回のこういったことを様々決める際、そしてまた介護離職ゼロという目標を立てて今回の一億総活躍社会づくりの緊急対策つくるときも、いろいろやっぱり考えてみるに、アンケート調査から見ても、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、厚労省のホームページで保育についての御意見募集を今既に始めているわけでございますが、これは三月の二十二日から、今御指摘をいただいたとおりでありまして、この中で、もう既に一千件を超える御意見が来ておりますので、我々としても更にたくさん来てくれるといい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本雇用創出機構でございますけれども、その前に、三月十四日に、先ほど申し上げたように、通知を職業紹介事業者の団体に対して、一つは企業の労働者に対してその自由な意思決定を妨げるような退職強要を実施することは許されないということが一つ、企業に対して積極的な退...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ほかにも何とか機構というのがありまして、名称独占があるわけではないのでそこはなかなか難しいかなと思いますが、いずれにしても中身が問題であれば問題だということだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働移動支援助成金の前に、やはり労働移動が必要であるということは、私は、長期的に見た雇用の確保というか創造という意味においても、産業が高度化していくということは大事だろうというふうに思うんですね。ですから、そのためには失業なき労働移動が必要で、それに対し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今二つ御質問がまとまってございましたが、今回、一連の問題を踏まえて、助成金の要件の厳格化を図る予定でございまして、具体的には、送り出し企業に対する再就職支援奨励金に関して、先ほど申し上げたような不支給にするということを厳格化して、マッチポンプのような企業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これによって、例えば事業主が御本人に対して事実に反して退職強要を受けていないという記載をさせるといった行為の抑止につながると考えておりまして、記載内容の適正さを確保することができるものと考えているところでございます。  今御指摘の方法については、今回の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた生涯現役促進地域連携事業は、地域の創意工夫によって、就職セミナーの実施とかあるいは情報提供といったものから高齢者の働く場の創出といったものなど様々な施策を実施することができるものでありまして、キャリア人材バンク事業のような事業も実施可...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の再就職手当の引上げは、過去の制度改正、平成二十一年及び二十三年にございましたが、ここにおいて再就職手当の給付率の引上げが早期に再就職した方の割合の上昇につながったということがございまして、これを踏まえて、早期再就職を一層推進する観点から、今般更なる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、二回改正をしておりまして、平成二十年のときに一五・八から二十一年にかけて一七・三ということで二十一年改正。それから、二十三年改正が一八・六の二十三年度から二一・二ということで、この比率自体は上がっているわけでありまして、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働法制上は直接雇用が原則というようなことが明文化されるようなものはないわけでありますが、直接雇用を希望する方にはそのような働き方を実現をしていくということが基本であるという考えは、私もそのように思っておりまして、一方で、高齢者は体力面とか経済面など置か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提起申し上げている法案につきましては、先ほどお話があったとおり、派遣、職業紹介に限って週四十時間までの就業可能ということでありますけれども、今回の法改正においても、高齢者に働く方としての保護が及ばない請負で就業する場合についてその就業日数の上限を引...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の総理の国家戦略特区の諮問会議における発言でございますが、この会議の場で配付をされました養父市国家戦略特区区域計画案には明確に労働者派遣事業を行う旨の明記がなされておりまして、総理はそれを目の前にしてそれを前提にして発言をされたということで、今引用され...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、総理は、ですから、そこの目の前にある書類でもって分かっているのでありますが、発言でそのことが明示的に表現されなかったことについては、それを正確に表現をすべきであったかというふうにも思わないわけではないので、今そうやって申し上げているので、そのことは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一定程度公務がシルバー人材センターの受注した仕事の中に入っているということで御心配をされておられるわけでありますが、今回の要件緩和に当たっては、都道府県知事は、競合し得る事業者の利益を不当に害することがないと認められる場合に限り行うこと、それから、あらか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) シルバー人材センターの就業の実態については、会員の就業日数とか報酬額とか保険の適用状況など、基本的な情報を各シルバー人材センターから業務報告として全国シルバー人材センター事業協会が定期的に把握をして、厚労省にも報告がございます。  今般の法改正の検討に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 仕事と家庭の両立につきましては、現在は議員御指摘のような家庭的責任を有することを理由とする差別の禁止とか、あるいは不利益な事実行為に対する禁止によってではなくて、育児・介護休業法に定める制度を働く方に確実に利用できるようにすることによって仕事と家庭の両立...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のは、仕事と家庭の両立支援法の、法律ですね。
○国務大臣(塩崎恭久君) 働く方が育児あるいは介護を行いながら安心して働き続けられる環境をつくるということは、整備をするためには、一つは、育児や介護を行う働く方々が必要に応じて育児休業とか介護休業、短時間勤務などの制度を利用できるようにするということがまず第一。二番目に、育児や介...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 有期労働者がその契約の下で働く場合に、事業主が妊娠や育児休業の申出等を理由として雇い止めなどの不利益取扱いを行うことは、これは当然、男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法、いずれにも禁止をされていることであります。  御指摘の、妊娠の報告の後に、育児休...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、育児休業は育児を理由とする雇用の中断を防いでその雇用の継続を図ることを目的としているわけでありますから、有期の労働契約で働く方のうち、休業することによって雇用の継続が相当程度図られる方を制度の対象とすべきと考えておりまして、具...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御懸念はもっともだと私も思いますが、今回は、派遣それから職業紹介に限って週四十時間までの就業を可能とするという改正を行うわけでございますので、あくまでも働く高齢者の方々にとってもその働く権利が守られ、そしてまた競合するような方々にとっても問題のないように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、局長の方から説明して、ばらばらだという御指摘をいただきました。  育児休業から職場復帰、そして育児をしながら再就職を目指す女性に対する支援というのは、女性の活躍促進のためにもこれは本当に大事であるわけでありますが、子育てなどによるキャリアを中断した...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このポリテクセンターは全国にございますけれども、物づくり分野を中心に職業訓練を行っています。  平成二十六年度において、離職者向け職業訓練を受けた方の就職率は八六・三%ということで、御指摘のように高い実績を示していまして、最近は女性のために更衣室とかト...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、厚労省がいろいろ支援策をやっているわけでありますけれども、特にキャリアや希望する働き方に応じて、一つは、マザーズハローワークなどにおけるきめ細かな職業相談とか職業紹介、それから、専門実践教育訓練給付、先ほどありましたが、このキャリ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど総理から答弁申し上げたように、等価可処分所得の中央値の半額に満たない方々の割合を示すというのが相対的貧困率でございます。  今、貧困線というのはどこにあるかといいますと、名目値で百二十二万円というのが国民生活基礎調査による貧困線になるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げた等価可処分所得というのは、ちょうど四百八十八万円割る四のルート、これが二百四十四万円で、その半分が貧困線ということで百二十二万円ということになりますので、この場合には四人ということで計算を今しているわけではございませんが、そのようなことで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、この四百八十八万円というのが四人のちょうど平均値ということで、その半分で二百四十四万、ルート四でなっているわけで、貧困線はさっき申し上げたとおり、そのまた半分ということで百二十二万円ということになっているわけでございます。(発言す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、四人で五百万というお話がありました。今私の手元にあるのは四人で四百八十八万円の場合というのがございまして、これを、四人ですから、家族が、ルート四で割ってこれが二百四十四万で、その半分が貧困線、これが百二十二万という貧困線だということを申し上げて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 計算式は、所得が家計であって、その中の四人、四人なら四人でルート四で割ったものがその等価可処分所得で、その半分が貧困線だということを申し上げているので、ですから、それは条件を与えていただいて、幾らの場合、家族が二人なら二人、それで割り算をするということで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、四人のときは二百四十四万で、一人の場合には百二十二万ということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のございました件でございますけれども、試算につきましては、試算の前提等を承知しておらず、見解を述べることは差し控えたいと思いますけれども、一般論として、薬価制度では、薬価収載後の改定時には市場実勢価格に基づく薬価の見直しを行うとともに、販売額が企...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生がおっしゃったのは、いわゆるOTCなどの一般薬を含めて国民医療費を推計すべきじゃないかと、こういう御指摘でありましたが、今の総保健医療支出という概念につきましては、国の制度以外の一般市場における大衆薬等の売買のデータを含むものでございまして、公的医...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金の問題でございますけれども、平成十六年に改正がございました。将来の保険料を固定をして、その財源の範囲内で給付水準を調整する、いわゆるマクロ経済スライドという仕組みが法律で決まっているわけでありますけれども、年金を受給し始める年齢をどのように設定をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢者は一般に所得が低くて医療費も高いと、こういう特性があるわけでありますが、原則一割又は二割の自己負担ということをそのために考えているわけで、実施をしているわけであります。協会けんぽの平均的な所得水準以上の方については現行制度においても既に三割負担をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) バウチャーの御提案がございました。  様々な仕組みがもちろん考えられるわけではございますけれども、一般的には使途が制限をされた給付を個人に対して支給する仕組みというのがバウチャーだろうというふうに思います。  そのメリットとしては、利用者のサービスの...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 安倍総理は、今後三年間の政権にとっての最大のチャレンジは働き方改革だ、こう言って、その中でも長時間労働の問題は、言ってみれば、これは働き方ではありますけれども、実は暮らし方というか、家庭での生活そのものにも投影をされる、そういう重要な問題だと思います。そういう意味...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、総理の方に公明党から御提言をいただいて、特に、例えば短時間正社員制度の推進であるとか、あるいは施設整備費の補助の拡充であるとか、公明党ならではの御提案もたくさん盛り込んでいただいた提言をいただきました。  待機児童への対策が喫緊の課題となっている中で、こう...全文を見る
○塩崎国務大臣 残念ながら、児童虐待が、児童相談所や市町村で対応している件数を見ても増加傾向である、そしてまた、死亡事故も、今回のケースも含めて、あるというのは大変残念なことでありまして、これは何とか政府としても力を入れて取り組まなきゃいけないと思っておりますし、重要課題の一つだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、きのう総理から申し上げたように、私どもは、子育て支援の対策、そしてまた、特に今問題になっている待機児童対策などは、本当に与野党超えて、言ってみれば、我々の大事な大事な子供たち、そして未来を背負ってもらわなければならない子供たちの問題でありますから、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもは、出さないと言っているわけでは全くなくて、市町村に出してきていただいている数字をどのように今後公表するかということを市町村の皆さん方とよく議論しようと。つまり、これは自治事務であって、保育は、基礎自治体たる市町村が責任を持って保育を提供しなきゃいけない、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、きのうの総理の会見の際にも、やはり地域によって待機児童問題は千差万別だということを明確に言っています。そして、自治事務だから市町村がやるだけだと言っているわけでは全くなくて、国としては、自治体が直面している問題を十分に酌み取りながら、自治体を応援する形...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の緊急対策には、規制の弾力化の内容も含んでいるわけでありますけれども、国の人員配置とか面積基準を遵守した上で、自治体の判断によってより多くの子供たちが認可保育園等に入園可能になるようにするということで、申し上げておきますけれども、保育の質は確保されるということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 月曜日に発表させていただいたのは、「待機児童解消に向けて緊急的に対応する施策について」ということで、緊急対策を立てさせていただきました。  予算は昨日成立をしたところでございまして、新たな予算を入れるといっても、きのう成立したものでございますから、なかなかそれは...全文を見る
○塩崎国務大臣 質問通告がなかったので、ちょっとお時間がかかって申しわけありませんでしたが、ぜひ、こういう具体的な細かい数字を聞くときは、事前に通告していただくとスムーズに議論が進むというふうに思います。  今、小規模保育の、何人ふえるのかというお尋ねかと思いますが、全国で約千...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民の声にはいつもきちっと耳を傾けなければいけないと思っておりますので、当然、そういったお声には耳を傾けるつもりでございますので、お受けをいたしますが、しかし、きょうもまた国会がずっと続いているものですから、よく理事に計らっていただいて、この委員会の中での御提案で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、委員会の中での先生からの御発言でございましたので、委員長にお取り計らいをお願い申し上げたいというふうに思います。  気持ちとしては、私は、いつでもお受けをする気持ちでございます。
○塩崎国務大臣 介護保険を最初に導入を決定する際に、私もたまたま、自社さ政権のもとで福祉プロジェクトチームというのに入って、民間の事業者に参入をさせるかどうかというのは、大議論がありました。  最終的には、やはり効率性、それから価格の、言ってみれば効率性を考えて導入するというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 親御さんがみずからの子供さんをどのようにお育てになるかというのは、それはそれぞれだというふうに思いますが、少なくとも、私どもが公定価格で提供する保育に関しては、その世界の中できちっとしたものを提供するということが当然のことであります。  それの周辺でいろいろなこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年発表しております待機児童の数だけ見ても二万三千人おるわけでございますので、今回どういうことになるのか、私どもとしても大変心配をしているわけでございまして、だからこそ、この緊急的な対策というものを打たせていただいているわけです。  今、三月いっぱいまで、それぞ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは一体改革の中でも、総額一兆円余りの子育て支援対策が必要だということで、消費税の引き上げを決めて、二%引き上げを一旦延期しましたが、その際にも、子育て支援は大事だ、最重要だということで、この子育て支援関係の支出については、一体改革で決められたことについてやるこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この人材確保法というのは、実は、私の父が深くかかわって成立させた法律でございます。田中角栄先生が中心となって、私の父なんかも一緒になってやって、本当に教員の先生方には大変感謝をされて、おかげで選挙が強くなったというところもあったぐらいでありますが。  しかし、時...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育士にならない理由の一つの重要な要素が処遇の問題であるということは、私もそのとおりだと思っていますし、安倍内閣としてもそのとおりだと思っているからこそ、今度の五月のプランで決めていこうということを申し上げているわけで、それが唯一の原因でなっているわけでは、離職さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはさっき山尾先生からも御指摘があって、正確な予測もないままにはいかがなものかということであります。  今回、十九人以下とされている小規模保育事業の定員を弾力化する、二十二名まで受け入れを可能とするということを緊急対策に盛り込んだわけでありますけれども、この三...全文を見る
○塩崎国務大臣 新制度が始まった二十七年度からは含まれているということでございます。
○塩崎国務大臣 まず、先ほども申し上げて、お聞きになっている方が誤解されるといけないので。  今回の、小規模保育事業で十九人から二十二人まで、三人マックスでふやす場合にあっても、国の定める職員配置とか面積基準は満たした形で三人ふやすということになっているので、安全性における基準...全文を見る
○塩崎国務大臣 子育てが大変であり、また、保育園、私の子供二人も行きましたし孫たちも行っていますから、どれだけ大変かということもわかりますし、私の家内は私の地元の女子大、短大の教授をしておりますけれども、そこにも保育士の養成コースがあって、そこの方々から、うちの家に来られたりする...全文を見る
○塩崎国務大臣 スマホからでも書き込みができるようにするということについては早速やるということで、ほかからも御指摘をいただいて、きのうの参議院の厚生労働委員会でもお話がございましたので、対応していきたいと思っています。  処遇改善の問題については、もう先ほど来申し上げたとおりで...全文を見る
○塩崎国務大臣 その理由については、つぶさに把握はしておりません。
○塩崎国務大臣 そのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 いろいろ聞いてみると、本当に、燃え尽き症候群的に忙しい。もちろん、子供さんがいるだけでも気配りをしないといけないことがたくさんあるということもありますし、一方で、書類を書かないといけないなどのこともあります。  必ずしも保育士さんがやらなくてもいいこともやらなけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろなニーズがあって、多様な保育の形があるべきだというのは、もうこれまでやってきた保育改革の一つの大きな考え方だと思うんです。  ですから、今先生がおっしゃった、家庭的保育を、保育園という施設よりももうちょっと小さい、何人かで、保育ママのような形も含めてやる...全文を見る
○塩崎国務大臣 チャイルドマインダーというのは、保育における実践的な職業人材育成を目的とした民間の資格だというふうに聞いております。もともとはイギリスの制度だというふうに聞いておりますけれども、これは民間の資格で、英国における職業資格としてあるものを、日本でも同じように、民間で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の四月からスタートしている中の小規模保育、先ほども議論がありましたが、この保育従事者などとして従事できるようにする子育て支援員がございますが、この仕組みの中で、研修は都道府県、市町村が委託などをして実施しています。  チャイルドマインダー講座のカリキュラムの...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、一つは質であり、それから、コストではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 コストが非常に大きいファクターだという先生の今の御指摘で、そのとおりかと思いますが、今、子供を預けるという行為に対して公的な支援が行われる制度にしてみてはどうだというお考えだと思います。  いずれにしても、こうやって建設的な提案をたくさんしていただくのは、大変い...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、全ての国民は無視されるべきではないわけであって、あらゆるニーズに応えていくということは大事な我々の責務だというふうに思っています。  公的な、いわゆる認可の保育園の場合の硬直性というか、そういうことについてはよくわかるところで、ですから、今、それをどう解決...全文を見る
○塩崎国務大臣 かねてから調査をするということで申し上げてきて、今月いっぱいに結論が出るということでありましたが、きょうですか、介護給付費分科会というところでお披露目をいたしたところでございます。  介護職員の処遇につきましては、平成二十七年度の介護報酬改定の中で、一人当たり月...全文を見る
○塩崎国務大臣 統計を見れば、いわゆる全産業の平均給与と比べて介護並びに保育の働く方々の報酬が少ないということはもう共通認識でございまして、私どもとしても努力をせないかぬということで、まずは報酬改定の際に一万二千円相当の処遇改善加算を仕組んだ、こういうことでございます。  今回...全文を見る
○塩崎国務大臣 経営状況をしっかり見ていこうということで、今回は特に、主に処遇改善のことだけでありましたが、来年度に向けて、収支差を含めて見ていこうということになっておりまして、五月に調査を実施しようというふうに思っています。これを集計して、来年度中に調査結果を公表したいというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生今御指摘いただいたように、介護報酬改定が行われた翌年、ちょうど真ん中の年に通例やっているというものでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、私ども、事前に分析をした上で介護報酬率を決めて、三年に一遍の改定を昨年からしているわけでございますが、その後の状況については、絶えずさまざまなチャネルを通じてよく注視をしていくというのが基本姿勢だということを先ほど申し上げました。  それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、経営概況調査に関しては、先生おっしゃるように、私は年度と申しましたけれども、できるだけ早くできるように、結果が出るように努力をしたいというふうに思います。急がせるようにしますが、割合大がかりな調査ではあるのですぐにというわけにはなかなかいきませんが、そういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは繰り返し申し上げているように、我々、問題を考えるときには、原点に立って、その原点に照らしてみてどうなのかということが一番大事だというふうに思います。  そういう意味では、今回のいわゆる軽度者に対する生活支援の扱いの問題については、今先生も御指摘いただきまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 けさほども申し上げましたけれども、子育て支援というのは、安倍内閣にとって大変重要な柱の一つであることは言うまでもないわけでございます。  保育については、これも何度も申し上げておりますけれども、実施の主体は市区町村が自治事務として行うということに法律上なっていま...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、基準については、今までどおり国が定めている基準を守っていただくという範囲内で御検討いただくということになっております。
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げておりますけれども、さまざまな要素で職を離れたり、あるいは保育士の仕事を敬遠されたりということで、けさほどの審議の中でも、その理由のトップが処遇ということであることはそのとおりだと思いますけれども、人間関係も三つのうちの一つに入っているというよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事な要素であることはもう言うまでもないからこそ、私たちも一億総活躍プランの中でこれを入れ込むということを、特に具体的で実効性のあるものにするということを総理が申し上げているわけでありますし、私は担当する者として、保育について人材確保をするために処遇改善が大事だと...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、気持ちは同じ気持ちで、子供たちをしっかりと育ててくれる保育士を確保するために処遇改善が何よりも大事だという先生のお考えには同調するところ大であって、しかし、問題は、責任ある立場として、補正予算というのも財源が当然要るわけでありまして、最...全文を見る
○塩崎国務大臣 長い目で見てどういうふうな形であるべきかということ、それに加えて、それを実現するために財源がどれだけ要るのかとか、そういうことは本当に考えなければいけないことで、条例で、今お示しをいただいたような加配をしている、そういうところがあることはよくわかっているわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げますけれども、ぎりぎりでやっていらっしゃって全く余裕がないというところももちろんありましょうし、これはやはり、保育の言ってみれば哲学でそれぞれ園を運営されているわけでありますから、それはケース・バイ・ケースだろうと思います。  中には、いろい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げて恐縮でございますけれども、基準自体を変えるわけではございませんので、人をふやす、保育士さんをふやすということになれば、当然、財政的には同じように一人分行くということにもなるわけでありますが、それはやはり、御指摘のようななかなか厳しいケースも中...全文を見る
○塩崎国務大臣 特に都市部、地価も高い、人件費も全般的に高い、そういうところでの保育園の運営で公定価格だけで足りるのか、こういうことでありますが、新制度における公定価格の設定は、人件費とか事業費とかあるいは管理費のそれぞれについて、標準的と考える経費に上積みをして設定をしているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日、与党からの御提案も受けて、厚生労働省として、待機児童解消に向けて緊急的な対応策を公表させていただきました。その際、あわせて、平成二十七年の四月時点での保育園等の待機児童数とその後の状況について、及び、待機児童から除外している四つの類型も含めて、待機児童の考え...全文を見る
○塩崎国務大臣 十三年度から使っているいわゆる待機児童は、ずっと民主党政権を含めて使ってきた定義であって、しかし、必ずしもそれだけではないということは我々もわかっているわけで、そのために、今回、特に新しい定義も、つまり、保育に欠けるとかつて長らく言ってきたことを、去年の四月からそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、緊急対策は緊急対策であって、私どもは、一体改革の中の積み残しであります三千億についても、恒久財源を見つけながら実行していくということを、やるということを申し上げてきているわけであって、子ども・子育て支援新制度では、認可保育園のほかに、小規模保育な...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも申し上げたとおり、今回、待機児童解消までの緊急的な取り組みということの位置づけで明示をしながらやっていることでございますので、それを恒久的な制度にするだのような発想は持っているわけではないので、今先生おっしゃったように、きちっとした、緊急事態が終わった後、克...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生の方から御指摘をいただいたいわゆる〇・三兆円超のことでございますが、今回の緊急対策については、規制の弾力化とか運用の改善とか、予算を伴わない対策が多く含まれているわけでありまして、二十八年度予算に盛り込まれている補助メニューの中で、条件等の見直しで支援を強化...全文を見る
○塩崎国務大臣 公的な保育園についての議論は随分いろいろこれまでなされてまいりました。  これは最終的には市区町村長がお決めになることであろうかと思いますけれども、公立ならではのよさももちろんあることはよくわかるわけでありますが、そこのところのベストミックスをどう考えるかという...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、定員超過入園の柔軟な実施ということで、今御指摘の、定員を一二〇%超えて入園させた場合の三年目の公定価格の減額になる扱いを柔軟にしよう、こういうことでありますが、この減算措置が実際に行われるのは、まず第一に、平成二十七年四月の子ども・子育て支援新制度施行から二...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、保育ではなくて、児童福祉法の虐待関係で抜本的に改正をしようという中で、今の、自治事務であるがゆえに壁があるというか、意識の壁かもわからないなと思うような壁があることがよく私はわかりました。自治事務だから、こちら、国側から言えることと言えないことがあるような、...全文を見る
○塩崎国務大臣 空き教室を活用する保育園というのは大変意味があると思っておりまして、これまでも実際に取り組みが行われてきているわけでありますので、今、学校それから公民館などの地域の余裕スペースを活用して保育園等の整備をする場合には、今回も本体工事費の補助基準額に加算をしてきている...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の安倍内閣では、一億総活躍社会をつくるんだ、こういうことを言っておりますが、これは一くくりで申し上げれば、人口問題に正面からぶつかる、そのために何をするのかという問いが問われているんだろうというふうに思っています。  その大きな柱は、やはり人口が減っていく中で...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、自己負担の問題の御懸念がございました。これについては、対象を増やしたということもありますので、少しペースが思ったよりは遅いという話でございますけれども、実態をよく見て、その負担のこれまた実態もどのようになっていくのかということをよく見て対処して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 難病と呼ばれるぐらい、研究をしてつぶさにこの中身を明らかにしていかないとなかなか難しいというものがたくさんあるわけでございますけれども、この医療費助成については、希少であるがゆえに良質かつ適切な医療が受けられにくい疾病についてその対象範囲を明確にする必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のこの附帯決議、今お読み上げをいただきましたけれども、いわゆるこの疾病数の上限を人為的に設けたりするということについて御懸念がある中であの附帯決議がなされて、この指定難病の要件に該当するものは対象とするということでございました。  この対象疾...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、この難病に係る医療費助成というのは、めったにない希少な病気であるがゆえに良質かつ適切な医療が受けられにくい疾病について、その対象範囲を明確に要件を定めて科学的にきちっと判断をするという中で、この客観的な診断基準等が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはいろいろな経緯があって今日の仕組みになっているわけでありますけれども、社会保険診療につきましては消費税が非課税とされておって、医療機関が医薬品等を仕入れる際に支払う消費税分については、御指摘のとおり、仕入れ税額控除ができないという扱いになっています...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、消費税が非課税とされている社会保険診療におきましては、医療機関が医薬品等を仕入れる際に支払う消費税分を、先ほど申し上げたように、消費税導入時や消費税率の引上げ時に、診療報酬点数の上乗せによって手当てをしてきたという整理になっているわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは繰り返し議論がなされてきて、課題があることはそのとおりで、だからこそ自民党の税調、与党の税調などでも検討課題として挙がっているということでありますし、また、特に設備投資というものに触れた大綱になっているわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 消費税に絡んでどういう影響が出ているのかというのは、昨年の十一月に公表をした補填状況調査というのがございます。比較的設備投資が多いと思われる特定機能病院、これは大学病院がほとんど入るわけでありますけれども、それを含めて医療機関等全体及び病院の機能別のいず...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これに関しても長年いろんな議論があることは私もよく分かっているわけであります。先ほど局長から答弁申し上げたように、社会政策的な配慮から消費税が非課税となっているわけで、それがゆえにいろいろ御議論があるということもよく分かっているわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省は、大学病院であろうとも、やはり病院は病院としてきちっと見ていかなきゃいけないので、その経営状況にも配慮していくということはそのとおり大事な問題だというふうに思っています。  この消費税の問題につきましては、医療界自身にも様々な御意見があるの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、これは一般会計、税金が投入をされているわけでありますが、この事業自体は既に終わってはおりますけれども、議員から今御指摘をいただいた数々の点については、今後こうした御批判を受けることがないようにコストを十分意識して、地域の訓練ニーズを、特...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生、かねてからの御持論であろうかと思いますけれども、国や地方公共団体が発注する契約で労働者の適正な賃金が確保されるということは極めて重要な課題であるわけでありますが、一方で、公契約法という御指摘、考え方に関しては、最低賃金法等とは別に賃金等の基準を法律...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 以前にも、例えば片目の、視覚障害の測り方にしても、合計して測る、視力をですね、というようなことがいつ決まったのかと思ったら、やはりこの二十五年ということでありまして、私も正直かなり古いなというふうに驚きました。  恐らく、障害の評価の仕方というのは様々...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、等級だけでは駄目で、なおかつ障害支援区分を障害者総合支援法では加味をしているわけでありますけれども、それでも十分ではないという御指摘かというふうに思います。  このことにつきましては予算委員会でも先生から御指摘をいただきましたけれども、障害の捉...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  戦傷病者等の妻に対しましては、さきの大戦で障害を負った夫の介助、看護や家庭の維持等のた...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 今回の緊急対策の取り組みは、国のさまざまな支援策などを盛り込んでいるわけでありますけれども、保育の実施主体であります市区町村に積極的に進めていただくことが重要という考え方で、今回は特に、国と一緒に支援を強めていこう、こういうことであります。  この対象自治体につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、きょうから、言ってみれば、お一人お一人から見れば待機児童になってしまったということが確定をするということ、そのとおりだと思います。  きょう、私は横浜市に行って、待機児童はどうなったか、コンシェルジュも見てまいろうと思っていますが、そういうふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 お気持ちはよくわかります。  一方で、第一次選考というか、そういう段階での結果、入園が決まらずに、その時点で一応待機児童という定義になってしまうという人数の公表をすることについて、市町村ともいろいろ議論をしていますが、最終的な数値でない途中の段階で、つまり、例え...全文を見る
○塩崎国務大臣 なかなか簡潔には難しいわけでありますが。  企業の労働者に対してその自由な意思決定を妨げるような退職強要を実施することは許されないということは申し上げてまいりました。企業に対して積極的に退職勧奨の実施を提案することも適切ではないということを言ってまいりました。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 GPIFは、年金積立金を、国内外の債券と株式の組み合わせをベストミックスをつくって運用しているわけであります。日経平均株価などの国内株式の指標がそのまま運用収益に反映されるものではないわけでございます。  年金積立金の運用というのは、もういつも申し上げているとお...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、年金財政にとって大事なのは長期的な運用の結果でありまして、それを見ながらいかなきゃいけないわけであります。  昨年度の数字は、つまり二十七年度の数字はことしの七月に公表される予定でございますので、それを今試算していただきましたが、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 旧民主党の皆さん方も、政権を担われて、あの三年余りの間にいろいろ知り得たこと、学ばれたことがあるんだろうと思いますけれども、前も申し上げたように、これは小宮山大臣のときでも、マイナスになったのではないかということで共産党の方から御批判を受けたときにお答えになってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、損失隠しとかいう発想で我々は年金運用をやっているわけではない、長期の年金財政にとって必要な利回りを確保できるかどうかという観点で、経済情勢を考えた上で新しいポートフォリオの組み合わせをつくっているわけであります。したがって、参議院選挙があろうとなかろう...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、これはGPIFがお決めになったことであります。  先ほど来申し上げているように……(井坂委員「伝えたことはありますか」と呼ぶ)もちろんございません。今申し上げたように、GPIFが決めたことだということなので、私どもがいつにせいなどということは一切言っていま...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこれは年度で発表していた数字であります。それを四半期ごとに発表した方がいいだろうということで、速報のような形でこれまでも出してきたわけでありまして、いつも年度はやはり年度できっちり出すということをやってきたので、今回もそのようにお願いをしたいというふうに思...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり実態はきちっと押さえた方がいいと思いますので、私も調査をした方がいいと思います。
○塩崎国務大臣 つぶさな実態がわからないというところがございますが、その件については、先ほど私が申し上げたとおり、やはり実態は把握をした方がいいというふうに思いますので、先ほどとかしき副大臣から申し上げたように、きちっと調べたらいいんだろうというふうに思っています。  今の、公...全文を見る
○塩崎国務大臣 正規、非正規のつもりで言ったので大変失礼しましたが、そこにおける格差は、やはり、同じ専門職としての保育士でありますから、適切な給与が払われるのが当然だろうと思います。いわゆる多様な正社員というのと同じような発想で払われるべきではないかというふうに思うわけであって、...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろな問題が浮き彫りになってきたというふうに私も思っています。  それをどういうふうにしていくかということについては、これから考えていかなきゃいけないことだというふうに思っていますが、私どもとしては、やはり、今お話をいただいているような大企業を対象とすべきか...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、これはもともと、さっきちょっとお言葉がございましたけれども、この制度があるからリストラが行われるわけじゃなくて、リストラがあるので、この制度を使ってもらって人の移動を応援しよう、そういうことでありまして、当初は私も、何で十万円を先に払うんだという...全文を見る
○塩崎国務大臣 後者の、やはり会社が介在をしない形で本人の意向確認をするというのは大事なことだと思います。  今のお話であったように、二、三%とか一桁のようなことでは私は十分じゃないというふうに思いますので、これはやはり一定程度確認をする、ちょうど変わり目でもありますから、そう...全文を見る
○塩崎国務大臣 フォーマットという意味ですね。  今申し上げたように、本人が正直にリストラに当たって強要を受けたかどうかとかそういうことを、正直にこちらがお聞きをできるためのフォーマットがどうあるべきかということにおいては、やはり見直すことは大事だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 それを含めて検討したいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 ですから、正直に御本人の意向が伝わるような方式はどうやったらいいのかということを考えていきたいと言っているので、先生がおっしゃっているようなことを含めて考えますということを申し上げているわけであります。
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、私どもの役所の中での検討は四月中にやって、五月に労政審で諮りたいというふうに思っていますので、今お話しの、まあ六月というのは多分ボーナスをもらった時期におやめになるということかもわかりませんが、六月には形になっているようにしたいというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは私が本会議で御答弁申し上げたように、定義がある待機児童の二十九年度末までの解消を目指すということは何も変わらないところであります。  ただ、それで、では全部、国民、皆さんが御安心をいただけるかというと、そんなことはないということで、いわゆる新定義、ずっと民...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろなパターンがこの病児保育についてはあることはもう先生御案内のとおりで、いわゆる保育園の中で病児保育ができる保育園というのは、なかなか認可では、私ども、地元なんかで見てみると少ない。むしろ小児科の先生が担っていらっしゃる場合が多いというのが、先ほどの事業とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 その考え方は大変いいと思いますので、既にもうやっていらっしゃるところもあるわけでありますので、そういうところの御意見も伺いながら、何らかの形でのモデルケース的なものを示せれば示していきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 放課後児童クラブについても大変大事な問題だと思います。  平成二十六年七月に、文科省と共同で放課後子ども総合プランを策定いたしました。学校施設を徹底利活用して、平成二十六年度から平成三十一年度末までに新たに約三十万人分、合計で約百二十二万人分の受け皿を確保するこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長の方から答弁申し上げたように、この制度の生い立ちが、最初から公的なものとして始まったものではないというところがあって、いろいろ改善に改善を重ねて今日まで至っているということでありまして、そういう意味で、処遇の問題についてはさまざま課題があるということはそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど総務省からもお話ありましたけれども、指定管理者制度そのもの自体については、いろいろな知恵の中から出てきた制度だろうというふうに思いますが、大事なことは、公の施設の設置目的にちゃんと合った運営がなされるかどうかということが大事なんだろうというふうに思います。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  一人親家庭は、子育てと生計を一人で担わなければならず、生活上のさまざまな困難を抱えております。特に、子供が二人以上の一人親家庭においては...全文を見る
04月04日第190回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 大変残念な事案が発生をいたしまして、私どもとしても大変申し訳なく思っております。  まず第一に、マイナンバーと関連しているかのような御表現がございましたけれども、必ずしもこのマイナンバーとは関係ない事案で収賄事件を起こしたというのが実態でございます。そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お答えする前に、先ほどのマイナンバーと中安事案との関係でございますけれども、収賄で立件をされた平成二十三年度の事業、これ自体は医療機関等の間での医療情報のやり取りをする際の政策手法を提案をするという業務を請け負わせたということでございますので、医療情報は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 倉林先生からの御指摘もいただいて、厚生労働省として、平成二十六年に改正をされました医療法に基づき、医療分野で働く方々の勤務環境の改善に我々としても取り組んできたわけでありますけれども、その一層の推進方策を検討する際の資料とするために、今回の病院の勤務環境...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、看護師の皆さん方は引き続き厳しい環境にあって、このような勤務環境を改善をするために、都道府県の医療勤務環境改善支援センターなどにおきまして、子育てなどのライフイベントに応じて夜勤を免除できる制度、こういったことを導入をしているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、看護師さんの現場の御苦労はかなり厳しいものがあるということを再確認をしたアンケート調査結果だったと思うんですね。医療分野で働く方々のこの厳しい勤務環境の改善に向けて効果的な対策を立案するためには、まずはやっぱり実態がどうなっているのかと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この厚生労働省の社会保障審議会の中にあります専門委員会でございますけれども、第一回目の会合で日本専門医機構から養成プログラムの審査状況等に関する報告をいただいたわけでありますけれども、その上で都道府県と日本専門医機構による研修プログラムの調整方針などにつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国としては、やはり良質かつ適切な医療が全国津々浦々に提供されるということが大事であって、その基本的な方針を定めるということが厚生労働省の仕事だろうと思います。  都道府県が行う医療供給体制の確保のための取組を地域医療介護総合確保基金などによってこれまで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) HPVワクチンの接種後に起きた症状、これは接種との因果関係が必ずしも明らかではないいわゆる有害事象ではございますけれども、長期に苦しんでいる方々がいらっしゃるということは、これ非常に心を私どもも痛めているところでありまして、私も四名の接種を受けられた子供...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 賛成したと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、先ほど調査をしたということを申し上げましたが、これにつきましては、平成二十六年十一月までにHPVワクチン接種後の副反応疑いの報告があったのが、先ほど数字が出ましたが、二千五百八十四名おられて、それを追跡調査をしたわけでございます。その結果、昨年の九...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 時間が掛かることはそのとおりでありますし、なおかつ大事なことは、その間の治療をちゃんとやっていく、寄り添う医療が十分ではなかったということを私どもも認めながらそれを体制を整えているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) ワクチン行政はやはり科学で判断をしていかなければならないというふうに思います。したがって、先ほど申し上げたように、日本ではインフラも十分整っていないこの疫学調査を初めてやるということをまずやり、それに加えてその他の科学的知見を収集をして、その上で科学的な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 恐らく、いきなりそういうことが直接行われることはなくて、先ほどの例えばTPPの中のISDS条項で訴えられるとか、そういう形で起こり得るということを想定をされているのかなというふうに思うわけでありますけれども。  先ほど話がありましたように、TPP協定で...全文を見る
04月05日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年法改正を行った戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法、この法案審議の際に、参議院厚生労働委員会の附帯決議におきまして、「受給者の国債を相続した者が特別弔慰金の趣旨に照らして真に国が弔慰の意を表すべき者とは必ずしも限らない」という御指摘を頂戴をいたしま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど私が答弁申し上げたように、この実態把握をするということでありますから、当然政府を挙げてやっていかなきゃいけないことで、関連する役所とも当然やっていただかなければならないので、そのようにお願いをしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 長い間、基本的な制度は変わらずにまいりまして、特に法改正に当たっては全会一致でずっとこのまま大体の大枠は来てしまったわけでありますが、今のお話、そしてまた、ここまで何人かの議員の方々から出された問題提起を契機に、いろいろな問題についての御提案をいただきま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 戦傷病者戦没者遺族等の援護法につきましては、先ほど定義を申し上げたとおりで、雇用類似の準軍属までは対象にしているわけではございますけれども、今御質問の一般の戦災者、いろんな御経験をされてつらい思いをされている方々が多いということは私もよく分かっているわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 戦傷病者等の妻に対する特別給付金は、昭和四十一年の制度創設以来、さきの大戦で障害を負った夫の介助、看護あるいは家庭の維持等のために長年にわたって大きな負担に耐えてこられた戦傷病者等の妻の御労苦に報いて慰藉、いたわりを行うため支給をしてまいったものでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話をいただいたように、この戦時災害保護法について御紹介をいただいたわけでありますけれども、空襲の被害など一般戦災者に対する補償をすべきという御提案は前から先生からいただいているわけであります。  御存じのとおり、この戦時災害保護法は昭和十七年に制定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回も御議論をいただいておりますけれども、戦傷病者戦没者の遺族などの援護法、これがどういう方々を対象にしているかということはもう何度も申し上げているわけで、国家が強制的に戦地における戦闘行為や軍需工場における就労等に参加をさせたという事情にない一般戦災者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございました長崎地裁の判決でございますが、原爆投下の際に被爆地域の外に住んでおられた方々が放射線の影響を受けたとして被爆者認定を求めて長崎県と長崎市を相手に起こした裁判の判決、地裁レベルの判決というふうに理解をしております。この判決は、原告百六...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の七月に行ってまいりまして、様々見せていただきました。戦傷病者の方々は本当に戦中戦後御苦労をされたわけで、確かに私も両親からよく戦中戦後の話を聞きますけれども、それらが非常に伝わってくるしょうけい館だというふうに理解をしたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) しょうけい館の企画展としては、現在、戦傷病とは何かを分かりやすく紹介する展示を中心に行ってきているわけでありますが、さらに、今年の七月以降は戦傷病者を支えた家族の御労苦を伝える企画展を予定をしております。  今先生からもお話ありましたが、三館連携事業、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年で戦後七十年、戦中戦後のこういった御苦労を体験した方々が高齢化をして、その体験を世代を超えて共有をしていくというのはなかなか難しくなってきているわけであります。だからこそ、重要な問題として今御指摘もいただいているわけで、平成二十八年度からは当時の御苦...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました確定拠出年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国の企業年金制度等は、確定拠出年金法及び確定給付企業年金法のいわゆる企業年金二法の成立から十年余りが経過するとともに、長らく企業年金制度の中...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 安倍政権発足以来、三年前から女性の活躍を政権の一つの大きな柱として推進して、二十五年の四月に待機児童解消加速化プラン、これを打ち出して、先ほどお話をいただいたように、それまでの二倍以上のペースで保育園を整備してきたということでございます。  しかしながら、待機児...全文を見る
○塩崎国務大臣 第一子と第二子以降の金額に差があるのはなぜかということをお尋ねいただいたわけでございます。  児童扶養手当は、父母いずれかの不在によって収入が低い一人親家庭の生活の安定と自立の促進に寄与をするというために支給する給付であるわけでございまして、一人親家庭の家計支出...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、民主党と言っていいのか、何党提出と言っていいのかよくわかりませんが、野党の皆さん方が、全てではありませんが、提出された中の案を拝見いたしますと、物価スライドは導入されていないということでございます。  児童扶養手当につきましては、物価水準の変動というものが...全文を見る
○塩崎国務大臣 議員立法で対案を出していただいておりますけれども、これは、物価スライドは、本体というか、一人目の子供さんの場合にはかかるということだと思うんですね。したがって、同じことが皆さんの案にも言えるんだろうというふうに思いますが。  全国消費者物価指数は、全国の世帯が購...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供の貧困対策そのものが大事であることは先生御指摘のとおりだと思います。  子供の相対的貧困率の数値目標につきましては、この大綱にどうして数値目標がないのか、こういうお尋ねでございますけれども、平成二十五年の六月に、子どもの貧困対策の推進に関する法律の法案審議に...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、何度も申し上げておりますけれども、GPIFの運用というのは、国内外の債券と株式を組み合わせてやっているわけでございまして、日経平均株価だけの動きで決まるというようなことも、もちろんないわけでございます。  いつも申し上げているように、年金の積立金の運...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、この間、井坂先生からも御指摘があったように、インデックス運用をやっているわけで、皆さん方が、専門家の野村の方が記事を書いていますけれども、大きな方向性についてのスペキュレーションはできないことはないということであります。  さっき、ちょっとうっかりし...全文を見る
○塩崎国務大臣 多子加算額、特に第三子以降を手厚くすべきではないか、こういう御指摘でございました。  一人親家庭は、子育てと生計の維持を一人で担うという意味において、さまざまな困難を抱えていることはもう言うまでもないわけでありまして、生活に必要な経費、二人以上の場合は特に増加を...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは前から申し上げているように、山井政務官も、政権におられたときに、これは難しいということを明確におっしゃっているわけで、その理由は、市町村、自治体の事務負担から考えて厳しいということをおっしゃっているので。  私どもとしても、この児童扶養手当の支給回数をふや...全文を見る
○塩崎国務大臣 一人親の場合には特に厳しい生活環境であるわけでありますので、必要なサポートをしっかりとやるという意味においてこの児童扶養手当は送られるわけでございます。  今お話がありましたけれども、人はやはりそれぞれいろいろな方々がおられるわけで、私どもとしては、やはりみずか...全文を見る
○塩崎国務大臣 実際の自治体の支援の話がありましたけれども、自治体で一人親の支援を行う母子・父子自立支援員という方々がおられますけれども、これは、家計管理の支援も含めた活動マニュアルの作成、そして、その使い方というか活用の仕方を指導するということでありまして、これは自治体の福祉事...全文を見る
○塩崎国務大臣 この箕面市の例、先ほど大西先生も取り上げられたわけでありますが、三回以上にしたらどうだ、こういうことでございます。  何度も申し上げますけれども、児童扶養手当の支給回数をふやすことが可能と言っている一部の自治体があることは我々もよくわかっているわけでございまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、同情を禁じ得ないケースはあるんだろうというふうに思います。思いますが、生活保護は、憲法第二十五条に基づいて行われている国民の最低限度の生活を保障するという中から出てくることでありまして、ですから、本当の善意でやっていることが認められないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃっているのは、今の制度のままでいくと貧困対策として十分なことができないじゃないかという問題意識ではないかなというふうに受け取りました。  その問題意識自体は非常に私も理解をするところもあるわけでございますが、問題は、今の制度そのものが世帯単位で運営...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど少し申し上げましたけれども、例として今のような御提案に近いことを申し上げたつもりだったわけでありますけれども、今の制度のままですと世帯単位でいくのが原則でありますから、その世帯から外れて生活保護受給者ではなくなった子供さんに対して、若者に対して、生活保護費で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の一人親家庭の現状の厳しさについて堀内先生御指摘があったわけでありますけれども、一人親家庭への支援については、家庭の生計維持あるいは子供の将来への影響とか、そういったことを考えてみると、やはりできる限り就業による自立というものを支援していくことが望ましいというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の児童扶養手当につきましては、申し上げているように、特に多子家庭が厳しい中にあって、多子加算が何十年と変わっていないということでありました。それを、反省を込めて、倍額をするということにしているわけでありますので、やはりそこは、働くことと、それだけでは賄い切れな...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、何度か同じ御質問をいただいて、同じ答弁を繰り返しているわけでありますので、今回も同じことを言わざるを得ないわけでありますが、いわゆる年金とかそういうのとは少し違って、児童扶養手当に該当するかどうかということを毎回必ずチェックしていかないといけない。つまり...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童扶養手当の支給対象年齢について、高校進学率が九割を超えて、高校卒業の年齢までの間、働いてみずから生計を立てるケースがほとんどないというこの事実を考慮して、十八歳の年度末、こういうふうに今はなっているわけであります。  大学進学機会の確保のために、支給対象年齢...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げたように、さまざまな支援策というものを御用意して、厳しい環境にある若い人が育っていけるようにするというのが大事なんだろうと思います。  今の問題は、一つ、例えば、これは今回、給付型の奨学金の話で随分出てまいりましたけれども、その手前にあったのが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も余り労働政策というのはそう詳しい方ではなかったままに厚生労働大臣を拝命して、この一年半余り、結局、一番本質的に重要なのは働き方改革なのではないかという思いを日に日に強めてまいりまして、これは、総理が既に、これから三年間の、将来三年間の最大のチャレンジは働き方改...全文を見る
○塩崎国務大臣 養育費の問題でございますけれども、日本は特に芳しくないところがあって、それが一人親家庭の貧困につながっているということがよく指摘をされているわけであります。  ちなみに、養育費の取り決め率というのは三八%、受給率は二〇%という低水準であって、養育費の取り決めの促...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、現行どうなっているかというと、新規認定の申請及び現況届において、養育費を受け取っている場合、受け取った養育費の額を記入するとともに、養育費の額や受取人などを記した養育費等に関する申告書というのを添付することになっているんですね。  今回は、新規認定申...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 今、食の安全のことをお触れいただきましたが、まさに国民にとって最大の関心事の一つだと思います。TPPでも食の安全は守られるということをしっかりと御理解いただくことが大事だというふうに思います。  まず第一に、TPP協定では、締約国が自国の食品の安全を確保するため...全文を見る
○塩崎国務大臣 食の安全につきましては、本当に国民的な関心の大きな問題だと思っております。  先ほど申し上げたように、リスク評価は食品安全委員会、そして、それに基づく基準などをしっかりと守っているかどうかということを、リスク管理をするのが厚生労働省ということでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十七年度の数値につきましては、既にGPIFの方から公表されているように、七月二十九日に年度の数値が発表されることになっています。  これは、今までも七月末までに公表するということになっていて、今回は特に、GPIFがスタートいたしましてちょうど十年を迎えるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、年度の運用は七月末までに出すということになっていました。それを、日付が確定をしていないといろいろな臆測を呼ぶものですから、今回、GPIFは、七月二十九という確定日付のみならず、これから、八月の二十六日、十一月の二十五日、三月の三日というよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 審議会につきましては、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の改正が、国内で認められておりました登録認証機関について、海外についても同じ基準を満たす者を認める改正であるために、審議会の意見は求めてございません。  それからなお、法律案はも...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、もともと法律で求められているのは、年度の数字をきっちり利回りを正確に示しながら公表するということになっておりまして、それを七月末までにやる、こういうふうになっているわけであります。それを確定日付で、いろいろな臆測が出てこないようにという...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金は名目賃金との連関で動いていくわけでございまして、私どもも、名目賃金上昇率プラス一・七%という利回りで回していただくことをGPIFにお願いしております。これがやはり責任ある内閣として、GPIFにお願いをすることで、今ベースアップも行われるようになって、名目賃金...全文を見る
04月14日第190回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 樋口尚也議員にお答えを申し上げます。  障害者雇用率の算定特例についてのお尋ねがございました。  現在、障害者雇用促進法によりまして、個々の企業は一定割合以上の障害のある方の雇用が義務づけられております。一方で、中小企業は、障害のある方に行っていただ...全文を見る
04月14日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、津田先生からお話ございましたように、百二十五万件の個人情報の流出という私どもにとっては国民の信頼を失いかねない重大な問題が起きたということで、今お話しのとおり、水島理事長は昨年の年末が一応任期であったわけでありますが、私もいろいろ考えさせていただいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、水島理事長からお話がございましたように、日本年金機構は年金制度の執行でありますから、まさにこの年金、厚生労働省が言ってみれば年金機構のちり一つに至るまで責任を持たないといけないと、そういうことを私はずっと言って、厚生労働省側の監督体制というものも全面...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、確定拠出年金法施行規則の第二条、ここには、労働組合のない企業における過半数の代表者、これにつきまして、その選出について、選出することをまず明らかにして実施される投票あるいは挙手などの方法による手続によって選出をするようにということが明記を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ポータビリティーについての御指摘がございましたけれども、現行制度はもう言うまでもない形で、今お配りをいただいているような形で行われているわけで、今回の改正案においてこの現行に加えて、確定拠出年金から確定給付企業年金へ、それから中小企業が合併、分割等を行っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この中途引き出しの問題については、今、三ッ林政務官からお答え申し上げたように、企業年金部会でもいろいろな議論があった末に、引き続き議論すべき課題という整理をされたわけであります。  私ども、これ一番最初に導入をするとき、特に税の恩典を与えるかどうかとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも最初から、三号被保険者を入れるべきかどうかということはさんざん議論をして、取りあえず外してまいりました。  しかし、女性の就労の状況などを見てみますと、一時的に三号被保険者になって、また労働市場に戻ってくるというケースも大変多くなっているわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一点、まずしっかり見据えておかなきゃいけないことは、今回の事案というのは医薬品製造販売業の言ってみれば許可取消し相当のおきてを守らなかったということが長年にわたって組織的に行われたということが全てのスタートだということを忘れてはならないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自ら何の株を持っているのか大体分かっているつもりではありますが、多分持っていないと思いますが、なお調べてみたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 国内でワクチンを生産をしていくということは、これまでも厚生労働省としてその方針で来たわけですし、血液製剤はもとよりということでありますから、その方向性は変わらないと思います。  しかし、今の資本規制をせいということでありますけれども、これはまたちょっと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ワクチンと血液製剤は少し異なると思っています。血液製剤につきましては、それは国内で完結をするということが原則であることはこれまで守られてきたことでありますし、そこにチャレンジをする考え方は持ち合わせていないというふうに思っていますが、今私どもの役所の中で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございましたけれども、日本年金機構の情報流出事案について、厚生労働省としては昨年九月に再発防止策を取りまとめたことは先ほど津田先生にもお答え申し上げたとおりでございます。  この再発防止策に基づいて、厚労省そして所管法人における情報セキュリテ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この特別法人税の問題については、私ども自民党の税調でももうさんざん議論をしてまいりました。企業年金制度に関する税制の在り方について、二十七年の一月、昨年の一月の企業年金部会における議論の整理では、もう御案内のとおりで、積立金に対する特別法人税は早期に撤廃...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から御指摘のあった障害年金の初診日問題、この制度についてでございますけれども、初診日に加入をしていた年金制度から年金が障害年金の場合には支給をされるわけでございますので、そのためカルテなどによって初診日を判断することが必要だということでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公的年金制度に加えて企業年金制度がございます。それに税の支援策を加えているわけで、我々はよく自助、共助、公助と申し上げますけれども、まさに公的年金を中心として、これに自らの貯蓄などの自分の人生設計の中で努力をすること、そして企業年金などの私的年金、これは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、年金は専ら被保険者のために安全かつ効率的に長期的な視点で運用をしなければならないと、こういう中でどういう運用をしていくのかというのはいろいろ様々なことがあり得ると思っています。私も、もちろん大臣になる前にいろいろな考えを明快に言ってまいりましたが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の簡易型確定拠出年金制度など、今お話があった小規模事業主掛金制度など、これらにつきましては、企業年金の設立、運営の事務負担が困難な中小企業において確定拠出年金が実施しやすくなるようにということで、特例的に認めるということにいたしたわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは今言ったことを繰り返すようなことになりますが、この御指摘の通算加入者等の期間の取扱いについて今御指摘があったわけでありますけれども、やはり確定給付企業年金制度とそれから確定拠出年金制度、それぞれの制度の考え方が違うわけでありますから、今申し上げたと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 問題点、指摘はしっかり受け止めたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一部御指摘をいただきましたけれども、例えばアメリカ、カナダ、豪州、韓国などは十年というようなことがあって、我が国のこの受給資格期間というのが比較的長いということは私もかねてから思っていたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、この二%引上げを延期をした際に、いわゆる年金生活者支援給付金と一緒に、十年に短縮することについて先送っているわけでありますが、やはりこれは財政をどう考えるかということで、毎年、当然資格が短くなれば、それだけ今お話のとおり三百億ぐらいの恒久的な毎年の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 信託銀行の行動についての分析をいただいたわけでありますが、何度も申し上げておりますけれども、年金の積立金の運用というのは、長期的な観点から専ら、専ら被保険者の利益のために安全かつ効率的にやるということでありまして、信託銀行は別にGPIFのために働いている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それを含めて年度の分析と実際の資産運用の中身についてつぶさに開示をするというのがあるわけでありますので、これは七月に行われるということでございますので、毎年それをしっかりと分析をして、特に今年はちょうどGPIFがスタートして十年の節目でありますから、しっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのようなことは全くないということをまず申し上げておきたいと思います。  つまり、これは年金資金の、資産の運用というのは本当に長期的に見ていくわけで、これ財政検証をやる際も二十五年の先まで見通して、経済前提を置いて幾つかのケースを出しているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それともう一つは、開示の内容も今回充実をして、銘柄ごとにどうするかとかそういうことをいろいろ議論をしているところでありまして、十年の節目であることも間違いないわけでありまして、そういうことを併せてやっているわけで……
○国務大臣(塩崎恭久君) 参議院選挙がいつあるのかは別として、自然体で七月末までの発表ということでやっているんだろうなというふうに私たちは理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には民間の企業が運営管理機関をやっていただいているわけで、その手数料ということになって、確かに一万円、特に個人の場合には個人負担になりますから、これをどうするかということは、御指摘の点についてはしっかり受け止めなければいけないと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げてきたことで、年金は短期の運用でどうするこうするということではなくて、長期的な観点から運用をしていくということが極めて大事で、これは世界の年金の運用をしている機関は皆同じような発想でやっているわけであります。  市場の動向によって短...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、株を半分投資している国はないかのようなことをおっしゃいましたが、決してそんなことはございませんで、それはまず第一にどこで運用するかにももちろんよります。それで、それによってそれぞれの国の公的年金は運用をされているわけでございまして、例えばカナ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも何度も、先ほど小池先生にも御答弁申し上げたとおりでございまして、今回初めて確定日付を事前に公表することによって不必要な臆測を呼ばないようにしようということで、GDPと同じような発表の仕方をしていこうじゃないかということで、いつもは七月末までというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、株式は一つの手段としてポートフォリオとして選ばれているわけでありますので、それに代わるということであれば、どういう組合せのポートフォリオで行くのが、先ほど申し上げたような年金の長期の運用として間違いなく確保しないといけない利回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個人型の確定拠出年金というのは今回新たにつくったわけでもないので、もっと前に今のような御提案をいただいて、最初につくるときに考えておいた方がよかったかなというふうにも思わないわけでもないわけでありますけれども。  いずれにしても、今回、国民年金基金連合...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、私も地元でミニ集会をやるときに社会保障制度について説明するというのはもう極めて難しい話で、私は、財源からいって三つしかありませんよといって、ですからみんなの助け合いの仕組みだというようなことを言っていますが、その典型が実は年金なわけであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全般的な投資教育ということについては、私も金融をバックに出てまいりましたから、当然それは必要だと思っていますし、やはりGPIFの運用のことについて先ほど来いろいろと御議論をいただいておりますけれども、こういうようなことに関して、しっかり子供の頃から、投資...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、今回で出尽くしたわけでは決してなくて、まだまだ、平成十四年に導入をされてからまだ十年ちょっとたったところでございますので、大体形が見えてきたというぐらいのことでございます。  したがって、今回の御提起申し上げている変更点、改革案に加え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月18日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 おっしゃるように、災害医療は大変重要な作業でございますが、今お話がございましたように、災害の際に、もちろん既存の病院が機能していれば、それはそれでいいわけでありますが、今回も、実は十ほどの病院が崩壊の危機にさらされました。昨日までにほとんどの患者の皆様方は他の病院...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございました広域搬送につきましては、広域搬送拠点臨時医療施設というようなものも用意をしておりますが、既に、今申し上げた崩壊寸前というところの患者さんにつきましては、例えば日赤、済生会に重症の方は移っていただいて、その済生会、日赤におられる方で軽症の方は県外...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、最後に再審査期間のことについてお話がございました。  つまり、データ保護期間を八年にするという問題について甘利大臣と連絡をとり合ったのかということでありますが、当然のことながら、これは交渉過程の中でかなり激しい議論のあったところでございますので、この点につい...全文を見る
○塩崎国務大臣 救急の出動につきましては、当然のことながら、これは消防庁の方が所管をされているので、両省で、総務省と私どもとよく協議をしなければいけないというふうに思います。  そういう意味で、私どもはそれらについて消防庁の立場を今申し上げる立場にはございませんが、私どもとして...全文を見る
○塩崎国務大臣 それもよく消防庁と役割分担を考えながら、ニーズに合って、先生がおっしゃるように、機動的に対応ができるような仕組みとしてどうあるべきかということを考えていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、保険証がなくてもこういった事態の際には医療機関に診ていただいて、通常どおりの、保険証を使っての医療と同じようにできるということ、既に通知を私どもは出しているわけでありますが、それが現場にしっかりと伝わること、つまり、医療機関にももちろん伝わり、一...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたようなものは、日付だけ、かつてのものを引用するという、そのやり方のものは再交付の場合のことを指しておりまして、今回は四月の十五日付で各都道府県に、ですから、熊本を中心として出しているものについては、先ほどお読み上げをいただいたような形のものがそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的に申し上げれば、やれることは何でもやっていかないといけないと思っております。  今、お話が少し出ましたけれども、災害支援のナースのチームが、特に被害がひどかった益城町の八カ所で現地に常駐をしています。それから、今、都道府県から保健師のチームの皆さん方が入っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 益城町には精神科の病院が幾つかございまして、おかげさまで、この移送はほぼ完了しているところでございます。  今お話がございました、転院した場合、受け入れをちゅうちょする病院があるんじゃないかという御指摘を受けたわけでありますけれども、ルールは、通常でも五%増まで...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、東日本大震災で幾つかやはり手痛い教訓を受けたというふうに思っております。  特に今、慢性病のお話がございましたが、大体、急性期、救急医療のステージは今過ぎつつあって、逆に今度は、JMATのような内科医の先生方中心のチームをふやして回っていただ...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療関係者から、このTPPの議論に入る前に、交渉に入る前に大分反対論がございましたが、今のような御懸念がやはりそのもとにあったんだろうと思います。  先ほど石原大臣からも答弁いたしましたとおりですが、いわゆる附属書2というものの中で社会保障の分野については留保し...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  障害者の地域移行や一般就労への移行が進む中、障害者が望む地域生活の実現や職場への定着を図る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中根康浩議員にお答えを申し上げます。  災害弱者対策を含む震災対応とTPP特別委員会についてのお尋ねがございました。  震災対応につきましては、昨日も国会審議の合間で事務方から報告を受け、必要な指示を行っており、迅速に対応を行っております。  また...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高橋千鶴子議員にお答えを申し上げます。  障害者自立支援法に関する訴訟の際の基本合意についてのお尋ねがございました。  基本合意は訴訟の解決に向けて締結されたものであり、この合意の内容に基づき、当時の障がい者制度改革推進本部等の議論を踏まえ、現在の障...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 二〇一四年度におきますTPP締約十一カ国からの輸入をされた食品について、今お話がありました食品衛生法違反、これがあった食品の数を多い順番から申し上げますと、アメリカ合衆国が七十四件、ベトナムが五十七件、マレーシアが十四件、カナダが七件、ニュージーランドが五件、オー...全文を見る
○塩崎国務大臣 輸入食品の検査というのは、釈迦に説法ではございますけれども、検疫所において食品添加物とか残留農薬それから遺伝子組み換え食品等を検査するためにサンプルを取り出して行うモニタリング検査、それから、モニタリング検査等の結果を受けて、食品衛生法の違反の可能性が高いと判断さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、サンプルで検査をした後に、違反の可能性が高いというものを判断して全量検査するということを今やっているわけでありますが、我々としては、サンプリング調査をきっちりやって、疑いがありということであれば全量検査をやる、この体制をしっかりとやることが...全文を見る
○塩崎国務大臣 全国の港とか空港に設置をされております検疫所で、我が国の食品衛生法に適合する食品が輸入されるように、常時、輸入食品の審査、検査を実施しているわけでありますけれども、今お尋ねの食品衛生監視員、これにつきましては、二〇一六年四月一日現在、全国の検疫所に配置されている食...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、おっしゃるように人が検査をするわけでありますから、私どもとしても、今お配りをいただいているグラフにもございますように、経年的にふやしてきているわけでございますが、それが十分かどうかという評価が今問われているというふうに思います。  先ほど...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 児童虐待につきましては、市町村、児童相談所、そしてまた関係機関と緊密な連携をするということが大事であり、中でも警察との連携というのが極めて大事なのは御指摘のとおりだと思います。  児童相談所では、警察との間で、個別ケースの積極的な情報交換とか、あるいは子供の安全...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、このエコノミークラス症候群、今御指摘をいただきましたけれども、昨日も、総理から、エコノミークラス症候群を初めとする、不自由な生活に直面をしている方々についての注意喚起というか、この症候群の防止が急務であるということを指示を受けたところでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 自然災害の際に、支援のステージというのが、ステージごとにニーズも変わってくるということでありまして、当然のことながら、発災直後、医療面ではDMATということで、機動的に救急医療を担う医師を中心に、つまり外科系の先生方を中心に看護師さんなどで構成されるDMATを、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、先生から御指摘がございましたが、基本的には、雇用調整助成金の制度上、非正規労働者の扱いというのは、もう御案内のとおりでありますけれども、雇用保険適用事業所で雇用保険被保険者であったらば、非正規雇用の方でも対象となる、こういうことで、この要件としては、一週間の所...全文を見る
○塩崎国務大臣 井坂委員の今のお尋ねは、特定求職者雇用開発助成金の対象として、今、高齢者あるいは障害者が対象となっているわけでありますが、東日本大震災の際に被災離職者を対象にしたので、これを今回も適用してはどうかという御提案だというふうに理解をいたしました。  この助成金は、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのとおり、児童扶養手当は、現在、四月、八月、十二月と三回、支払い月の前月までの四カ月分を支払う、こういう形になっているわけで、児童手当がその間の二月、六月、十月ということで、何度も申し上げておりますけれども、地方自治体の事務の実態を踏まえてこのようにしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、これはあくまで税金でお支払いをするわけでございますので、お支払いをする際には、やはり、事実婚をしていないかどうかとか、先ほど申し上げたような、現地を含めて確認をしなきゃいけないこともあり得るわけでありますので、そういうことを考えてみると、毎月やることがなかな...全文を見る
○塩崎国務大臣 手挙げで、やれるところからやったらいいじゃないかというのも一つの考えではあろうかと思いますけれども、やはり、これは大事な一人親家庭への支援として税金を使って行う全国の制度であるわけでありますので、また、移転をする、引っ越しをされた場合のいろいろな問題もこれはあるわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、生活保護の意味合いをもう一回かみしめて、我々は、こういった、今御指摘の貧困ビジネスのような、悪用する商売をどうするかということを考えなければいけないんだろう、原点に立ち返ってみることが大事かなというふうに思いました。  生活保護法の第一条には、「困窮...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童扶養手当の目的は何なのかということでございます。大事なことだと思います。  これは、一人親家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するということを目的として支給するものでありますが、一人親家庭の生活に必要な費用を全部賄う、そういう発想ではないわけでございまして、他...全文を見る
○塩崎国務大臣 自治体が、やりたいところがやっていったらどうだろうかという御提案でありましたが、けさほども御答弁申し上げたとおり、児童扶養手当の支給回数をふやすことが可能だと言う方々、自治体に対して、それをもし可能とすると、低所得の一人親家庭への支援としては、これはやはり、税金を...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は都立高校でありましたが、公立、私立、前は公立の方がレベルが高かったような気がいたしますが、いろいろだろうと思います。  生活保護世帯の自立助長、先ほど申し上げたように、自立を助長するということを目的としている生活保護法の第一条でありますので、その観点から、生...全文を見る
○塩崎国務大臣 今般の熊本の地震におきまして被災をされた方の医療費の一部負担の取り扱いにつきましては、四月十五日付で、保険者の判断で一部負担金の徴収猶予、減免等を行うことができること、そして、国民健康保険及び後期高齢者医療制度におきましては、被災者に係る一部負担金の減免額について...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年の二月に、自治体を通じて、平成二十五年の九月末時点での一部支給停止措置がとられていた方を対象にその理由を調査したというのが、先ほど御説明を副大臣の方から申し上げたところでございまして、三割の受給資格者がやむを得ず手続できなかったと回答されているわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 本来できる人が外れちゃったということが含まれているのではないかということであれば、そういうこともあり得るということだと思います。
○塩崎国務大臣 周知のあり方などに課題があるということはもうそのとおりだと思いますので、それはしっかりとやらなければいけないと思います。  この制度の運用に当たって、受給者の手続上の負担が重くならないような配慮をする取り扱いを今やっておりますけれども、本来手当を受給できる方が確...全文を見る
○塩崎国務大臣 母子・父子自立支援員というのは、一人親家庭の支援のかなめだというふうに思っております。  この任用について、今先生御指摘のように非常勤となっておりまして、業務内容が一人親家庭等に対する相談、指導等に特定をされておって、一般任用制度を適用するよりも、非常勤として幅...全文を見る
○塩崎国務大臣 放課後児童クラブにつきましては、整備を進めるという意味において政府もプランを持ってやっているわけでありますし、働く女性がふえる中で、特に低学年のお子さんを持っていらっしゃる方々にとっては大変大事な居場所になってきているわけであります。  この利用料について、今お...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、この制度そのものが割合自発的に盛り上がってきた制度でもございまして、むしろ、これに対して、整備についても国が統一的な支援をしようということを言うようになってきたということでありますから、それぞれがそれぞれの工夫をされていると思うので、今先生御指摘の...全文を見る
○塩崎国務大臣 なかなかいろいろ、熊本の地震対策等々があって、ゆっくり対面で話をするところまではいっておりませんが、閣議で会うときに話をしておきましたので、改めてこの問題について具体的に、空き教室の活用を推進させてもらうために、具体的に向こうにも協力してもらいたいなというふうに思...全文を見る
○塩崎国務大臣 御意見は御意見として承っておきます。
○塩崎国務大臣 昨年の十二月にすくすくサポート・プロジェクトを策定いたしまして、就業による自立に向けた支援を基本としながら、子育て・生活支援、学習支援などの総合的な取り組みを充実する中で、限られた財源のもと、児童扶養手当の多子加算について、今回、最大で倍増するというふうにしたわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御案内のように、これは総務省と厚労省と二つ統計がございまして、若干の差がございまして、相対的貧困率でも少し乖離があるわけであります。  昨年末に、相対的貧困率に関する、三府省、内閣府と総務省と厚労省による分析結果を公表いたしたわけでありますけれども、その中で、有...全文を見る
○塩崎国務大臣 簡潔に申し上げれば、一つの指標や一つの目標だけではなくて、やはり総合的に、複合的な目で見ていくことが大事だというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 これは先ほど初鹿議員の御質問に対しましてお答えを申し上げたように、実際に担っていただいているのは地方公共団体でございますので、この支払い方法につきましては、地方公共団体における手当の支給実務の負担などをよく考慮して、一人親家庭の利便性の向上、それから、家計の安定を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、ナショナルミニマムの考え方について先生のお考えをお示しいただきましたけれども、何度も申し上げておりますけれども、地方自治や地方分権の観点は重要であって、一方で、児童扶養手当というのは、低所得の一人親家庭の支援としてのやはりナショナルミニマムを確保するというとこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、社会保障・人口問題研究所の第十四回の出生動向基本調査というのを引用していただきましたが、確かに、二〇〇二年から二〇一〇年にかけて、子供がゼロまたは一人の夫婦というのは一二・三から二二・三に増加する一方で、子供が三人以上の夫婦というのが三四・四から二一・六に減少...全文を見る
○塩崎国務大臣 この国民負担率にいわゆる財政の借金の負担が入っているかどうかはちょっとよくわかりませんが、日本の場合にはそれも加味していかなければいけない部分があろうかと思いますけれども、まあ、ほかにももちろんそういうことがありますが。  いずれにしても、国民が安心して暮らすた...全文を見る
○塩崎国務大臣 衆議院議員初鹿明博君外七名提出の児童扶養手当法及び国民年金法の一部を改正する法律案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法に基づき、給付金の支給を受けるため...全文を見る
04月21日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、津田委員から御指摘がございました、この東日本大震災の教訓からどのようにDMATを改革をしたのかと、こういうことでございましたが、国立病院機構の災害医療センター、これ立川にございますが、にございますDMAT事務局、この職員を増員をするということがまず第...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、実態を把握しながら、今の制度では対応できないことがあるかどうかをよく見極めて、必要に応じてそれに対処していくのが取るべき道だろうというふうに思っておりますが、今検討中でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この厚生労働委員会、参議院の厚生労働委員会が言わばエンジンになってこの自殺対策につきまして抜本強化を図っていただいたことについて改めて感謝を申し上げたいと思います。  自殺対策は、政府全体で当然取り組むべき重要な課題でございますけれども、本年四月一日か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺総合対策推進センターにつきましては、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの一部ではございますけれども、自殺対策に関する調査研究や人材養成といったことをその業務としているわけでございます。  厚生労働省におけるそうした業務についての担当、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、これは一般的に言う独立行政法人の一つでございますが、これと、それから精神保健研究所、これに対しても、自殺担当の大臣官房参事官は自殺対策の推進に当たって直接必要な指導を行う立場にあるということでございますし、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、自殺対策基本法にもございますけれども、自殺は多様かつ複合的な原因や背景を持って起きるということでございまして、単に精神保健的な観点からのみならず、保健医療、すなわち公衆衛生学、あるいは福祉、教育、労働、その他の関連施策との有機的な連携を図りながら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、地域、地方における自殺対策の重要性についてお触れをいただいたわけでございます。  これは、国と地方が共に担わなきゃいけない重要な責務だというふうに考えているわけでありまして、これまで地域自殺対策緊急強化交付金という形で補正予算で対応をしてきたところ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 技能実習につきましては、制度の趣旨を理解をせずに労働関係法令違反とかあるいは人権侵害が生じている等の指摘があることから、制度の趣旨に沿った運用の確保を図るために、監理団体の許可制の導入とか外国人技能実習機構を認可法人として立ち上げるとかを今回内容といたし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行制度の下ではなかなかこれは難しいということで、新制度の詳細が確定をしない限りはこの指定は行われないということでございますので、新しい制度に衣替えをした上でこの介護を対象とするということを追加してまいりたいということを申し上げているわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育についてそのような議論が行われているということは私は全く聞いておりませんので、そういうことはやはり介護とは少し違う趣の話として考えるべきだろうというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然、薬の供給がスムーズに行われるかどうかは、急性期はもとより慢性期の皆さん方にとっても大変重要なことだと思っております。  熊本県内の卸売の業者へ個別に確認をさせておりますけれども、現在、医療機関等のニーズも踏まえた医薬品及び医療機器の安定供給につい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のJCHO、これ地域医療機能推進機構と呼んでいるわけでありますが、これは病院や老健施設を運営をしておりまして、救急、周産期、リハビリテーションなど、地域において必要とされる医療を確保する、地域包括ケアの実現に寄与をしているという側面も重要な側面としてご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、訴訟ということでございますけれども、これは現時点ではまだ提起をされていないということなのでコメントを直接するということは差し控えたいと思いますが、その上で、このHPVワクチン接種後に起きた接種との因果関係は必ずしも明らかではないいわゆる有害事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、訴訟は先ほど申し上げたとおりまだ提起をされておりませんので、仮定のお話としてはコメントを差し控えたいと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、救済についてはもう既に方針は明らかにしているわけでありまして、厚生労働省として昨年九月の方針に基づいて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) TPP協定におきましては、投資受入れ国が公共の福祉に係る正当な目的のために必要かつ合理的な措置を講ずることは妨げられないということが、投資章の複数の規定で確認をされております。例えば、第九章の第十六条におきましては、各国が健康などの目的のために合理的な措...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 関連死、今報道などではこれは約十一人ということで熊本県の方が発表しておられるわけでございまして、今先生御指摘のように、長期化をすれば、今までと家庭環境と違うところでお住まいになっている方々を中心にやはり体調を悪くされるという方々が出てくる可能性が十分ある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療の万全な体制を組むためには、発災直後から、日本医師会、それから看護協会、さらに薬剤師会、そして保健師については地方自治体が手慣れておりますから、こういったところにはもうすぐに協力依頼をしておるわけでございまして、今後やはりこういった形での連携を、どこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは現場のことなので詳しくは分かりませんが、今お話がありましたとおり、法違反のおそれがある場合には職業紹介の一時保留とか求人取消しを行ってきているわけでありますので、明確な違反かどうかについての数字を持っていないということを今答弁をして、私も、おそれが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 離婚をされた一人親家庭の生活の安定と子供の健やかな成長のために養育費の確保というのは極めて重要であって、そういう意味では、先ほどの約二割しかもらっておられる方々がおられないというのは大変寂しい数字ではないかなと私も思うところであります。  養育費の重要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の震災の発災当初、医療機関につきましては外来の患者が集中いたしまして、一時的に受入れが困難となるような病院も出ました。一方で、今お話のありました建物の被災それからライフラインの途絶などによって他病院への入院患者の搬送が必要になった病院がございまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 他府県の扱いについても御指摘がございました。  県内については、先ほど答弁を局長から申し上げたとおり、徴収はしないということで、あるいは保険証の提示も要らないということで、東日本大震災のときと同じようにやってきているわけでありますが、今御指摘の、御提案...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療保険において、この入院時の食事代そしてまた光熱水費の負担については、災害の発生の有無にかかわらず、これまでは実費として生じるものでありますので、入院されずに自宅で療養されている方々もおられるわけでありますので、他の被災者との公平性の観点から災害等の際...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、日立の件につきましてお話をいただきましたが、個別の事案でございますのでお答えは差し控えたいと思いますが、一般論として、整理解雇については、これは裁判例で、解雇権を濫用したか否かの判断に当たって、まず、経営の悪化等人員を整理することが本当に必要なのかど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、基本的には自由な意思決定を妨げるような権利の侵害を行うということは問題があることはもう言うまでもないわけでありますが、あくまでも今個別の事案のことでございますので、一般論で申し上げれば、民民のことでございますので最終的には個別の事案ごとに最終...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一言で言えば、患者本位の医薬分業に徹していこうというときの手段としてこの電子版お薬手帳というのが有効ではないかということを申し上げているわけでございまして、この薬歴管理、服薬指導ができるデータベースを一元的、継続的に個人個人の薬歴を管理をしながら指導がで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いずれにしても、雇用促進住宅は平成三十一年度までに全部売却をすることになっているわけでありますし、今年度、これもやはり全ての住宅の売却を目指すということでありますから、私もいろいろ聞いてみましたけれども、今日お配りをいただいているものを見ても、売れないは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、発災直後から、福祉施設、今お話のございました障害者関係の施設、入所施設などについて直ちに調べたわけでございますけれども、これは人的被害は余り深刻なものはなかったということでございまして、建物について、一つの施設で一部の建物が損壊という物的被害を被っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者の皆さん方にとって、今回、慣れ親しんで暮らしてこられた環境から、避難所ないしは水が出ない自宅とか、かなりのストレスがたまる状況に置かれているということを我々は肝に銘じて対応をしていかなければならないというふうに思っています。  被災された障害のあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の薬剤耐性、AMRは、これまで有効でありました抗菌薬、抗生物質が効かなくなることで感染症の治療が困難になると、人々の健康に悪影響を与える重大な問題ということで、近年、世界中で急速に拡大をしているわけでございますし、また、この抗菌薬、抗生物質の開発...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 具体的な成果指標が大事だということでございますが、この設定につきましてはAMR対策の大きな方向性を示すということで大変重要だというふうに思っております。今回も設定をいたしているわけでございますけれども、他国の目標を参考にしながら、我が国の抗菌薬の使用実績...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘になった感染防止対策加算でございますけれども、院内感染の防止を図るというのが目的で、病院内に医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、この四種類から成る感染制御チームを設置をして、院内感染の状況の把握、あるいは抗菌薬の適正使用等の取組を行うことを診療報...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  一人親家庭は、子育てと生計を一人で担わなければならず、生活上の様々な困難を抱えております。特に、子供が二人以上の一人親家庭においては、より経済的に...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 以前にお答えを申し上げたとおり、食品の輸入に当たっての検査というのは、検疫所において、食品添加物や残留農薬、遺伝子組み換え食品等を検査するために、サンプルを抜き出してやるモニタリング検査を実施した上で、モニタリング検査等の結果、食品衛生法の違反の可能性が高いと判断...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、輸入食品の安全性についての御懸念を前回に引き続いてお話をいただいているわけで、私どもとしても、これは万全の構えで輸入食品の安全性を確認した上で皆様方に消費していただきたい、こう思っているわけでございまして、その精度を上げるというようなことは当然、前回のとおり、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、このモニタリング検査というのは、過去の検査結果とかそれから輸出国からの情報とか、そういうものから、違反の可能性の低いと判断できる食品についてサンプリング調査を行って違反の可能性を確認するということで、もちろん輸出国の情報を独自にまた別途とっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、国の政策として判断をしてとめるということは、それはできないことはないというふうに思いますが、また一方で、TPP協定の中でとめることが何か協定違反になるかというと、それはなるということは私どもは想定をしているわけではないのでありまして、先ほど申し上げたように...全文を見る
○塩崎国務大臣 輸入時の検査には、サンプリングにより安全性を確認するモニタリング検査と命令検査と、それからもう一つ、輸入者が事業者の責務に基づいて行う指導検査というのがございます。  食品衛生管理の国際基準でありますHACCPは、原材料の入荷から出荷まで、発生する危害を防止する...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、インドネシアというお話でございますけれども、EPAにおける看護師、介護福祉士の候補者の受け入れにつきましては、さまざま運用の改善に取り組んで、できる限りこのEPAの協定に基づいて人が入ってくるようにということでございます。  確かに、おっしゃるように、介護福...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、GPIFの運用委員につきましては、昨日、任期満了を迎えまして、本日、五名の方について再任をお願いいたしました。  今お取り上げいただきました堀江さんにつきましては、かねてから一身上の御都合によって再任を希望しないという御意向を承っており...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのとおりでございまして、御本人の御希望で、再任は希望されなかったということでございまして、大変立派な方でございます。
○塩崎国務大臣 これは、田村前大臣のときに、おととしの四月に任命をされた方で、私は存じ上げておらない方でございます。私が大臣に就任した後、何度かお話をする機会はございましたけれども、特にもともと存じ上げていたわけではございません。
○塩崎国務大臣 まず第一に、運用委員というのはどういうお役をお願いしているのかということを、きょうお聞きの皆さん方にもよく知っていただいた方がよろしいかなというふうに思いますし、多分、多くの方は、国会議員の中でも御存じじゃない方が多いと思います。  非常勤の方々ばかりでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 細野先生からの御指摘を受けてやめたなんということでは全くない話であって、今申し上げたように、受けた後に報道がすぐあって、そのたしか二日後にはもうみずからやめているので、細野さんは、ずっと後からこの問題にお気づきになられて、お取り上げをされたということと理解をしてお...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの、みさき投資株式会社の経営諮問委員に堀江さんがなっているという話について、一点だけ申し上げておくと、運用委員になる前からこの投資株式会社の経営諮問委員に就任をされていたということで、これは法令上問題がないという整理で選任をされたんだろうというふうに、私の時...全文を見る
○塩崎国務大臣 強制をすることはなかなか難しいものですから、オプションとしてやっていただくように促していくということは大変重要だということを申し上げているので、それ以上強制をするということになると、なかなかそう簡単ではないというふうに思っているからこそ申し上げているわけでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおり、B型肝炎ウイルス検査が陽性であっても、給付金制度のことを御存じじゃないということがかなりあるんだろうというふうに思います。したがって、この給付金制度のことが確実に、今以上により確実に伝わるように取り組んでいかなければならないということはそのとおりで...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、三権分立というのがあって、それにのっとってこの枠組みもできているということに尽きるのだろうというふうに思いますが、和解対象者を訴訟で認定する仕組みにしたのは、平成二十三年の基本合意の際に、加害者たる立場にある行政府である国が救済対象を決定するということは適...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは記憶がまだ新しいわけでありますけれども、東日本大震災のときに、障害者の皆様方の亡くなる率が、健常者の方と比べると倍以上高いということが、本当に胸の痛い、心が痛むこととして記憶にあるわけでございます。  そういうことも踏まえて、厚生労働省として、今回の地震で...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十年以上過ぎた対象者の給付金の問題……。  失礼しました。事前に通告していた順番かなと思ったものですから。  法案の内容、それから目的全般についてのお尋ねでございますが、集団予防接種の際の注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスに感染された方と、その方から感...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十年を過ぎた方についての対応についての御指摘だというふうに受けとめましたが、民法上の損害賠償に係るいわゆる除斥期間の規定、これは民法に定めてあるわけでありますが、これを踏まえて、発症などから二十年が経過した方への給付金というのは、法的な損害賠償責任に基づかない対...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十三年に基本合意書を締結した際の和解対象となる方の推計値でございますが、まず慢性肝炎の方は三万七千人、軽度の肝硬変の方は二千三百人、重度の肝硬変または肝がんの方は二千三百人、お亡くなりになられた方は四千五百人ということで、合計四万六千百人と推計をしておりまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、症状が、あるいは自覚がありながら提訴をされないという方がおられるという御指摘でございます。  推計と実際に提訴された方の差、比較をいたしますと、四十二万人となっておりますけれども、その理由としては、まず、まだ制度が十分知られていないということ、それから、...全文を見る
○塩崎国務大臣 お配りいただいた資料にもありますように、確かに、予算と給付金のいずれも芳しくないという御指摘をいただきましたが、肝炎は御本人の自覚のないままに感染をしていることもございますが、この早期発見、早期治療につなげるとともに、給付金の対象者を早期かつ確実に給付金に結びつけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、政府として、先般、被災者生活支援チームを送りましたが、厚生労働省からは二人、現地で活動をしております。四月二十日から二名の職員を大津町というところと西原村というところに派遣をしておりまして、これは政府全体としてやっておりますので、私どもが選んで市町村に行ってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、化血研の問題が起きて、一つ一つ、今先生お取り上げを若干していただきましたが、どのワクチンをどのくらい化血研が持っているのかということを見て、ここしかつくっていないというのが幾つかあって、本当に危機管理という面で考えなきゃいけないなということを感じました。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 よく検討したいと思います。
○塩崎国務大臣 岡本当時の政務官に御努力いただいて、今の弁護士費用についても四%の割合ということでお決めをいただいたわけでありますが、今御指摘のようなものもあるのではないのかということであります。  私としても、国から四%払っているということは、もし仮に、ここにあるとおり一七%...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正は、なかなかこの制度に乗っていただけないということでありますから、できる限り給付金が手に入るように、できる限りのことはやるということが大事だと思うので、基本的な枠組みを外すわけにはいかないと思うんですね、ですから先ほど、やはり司法を飛ばして行政だけでや...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来お話あったように、全国で本当に、そもそも検査もしていないというか、検査した人が約半分というぐらいですから、認知度がやはり低い。そういう意味では、給付金制度がありますよということを下に書くという今の御提案も含めて考えてみたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  障害者の地域移行や一般就労への移行が進む中、障害者が望む地域生活の実現や職場への...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、感染症対策は極めて重要になっておりますし、また、これから気温も上がってまいりますので、そういうことが起きやすい状況もあるわけでございます。  二十二日にノロウイルスの集団感染のあった南阿蘇中学校につきましては、日赤の医療チームと保健所職員が、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の場合には、避難所のみならず、車の中で避難をされている方々がたくさんおられる、その中でエコノミークラス症候群の方々が発生しているという状況でございまして、こういったところに、一人一人に、体調管理、あるいは体調の状態をお聞きしながらどう御指導申し上げるかという、...全文を見る
○塩崎国務大臣 一般の市民あるいは学生などによるボランティア活動については、発災後、市町村あるいは県の社会福祉協議会などにおいて、各地域の安全確保の状況を見ながら、現時点で十四カ所の災害ボランティアセンターというのを開設していただいております。  現在、ボランティアの方々には、...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的に、介護は日本人にやっていただくというのが原則だと思います。  今回の制度で、日本人との同等処遇の確保については、介護以外の職種も含めまして、技能実習計画の認定を申請する際には、実習実施者に、日本人が従事する場合の報酬と同等額以上であることについて、外国人...全文を見る
○塩崎国務大臣 解散は総理の専管でございますので、私どもは、被災地の皆様方の健康を守る、これが最優先ということでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど来、技能実習制度の趣旨についても御議論がございましたが、今御指摘の技能実習の職種の追加に当たって、現行制度においても、厚生労働省に設けております専門家会議において、技能実習のニーズがあることを送り出し国の行政機関からの要望書によって確認をするということがござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘は正面から受けとめたいと思います。
○塩崎国務大臣 私ども、これは、私が政調会長代理のときに、自民党の中でも随分議論をいたしました。  趣旨はもう何度も申し上げているとおりでありまして、その趣旨に必ずしもそぐわない運用の仕方であったり、そもそも、その体制自体が、JITCOもそうでありますけれども、推進と規制を同じ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げましたように、介護人材については、あくまでもこれは日本国内の人材確保によって賄っていく、つまり、介護の基本は、日本人が日本人の介護を行うということが原則でございますので、重ねてこの点については申し上げておきたいと思いますし、今の一億総活躍社会づくりの...全文を見る
○塩崎国務大臣 手数料についてのお尋ねがございましたが、不適切な送り出し機関を排除するために……(岡本(充)委員「答弁違います」と呼ぶ)違う手数料の話でありまして、失礼しました。  新たにできる機構の手数料についてお尋ねがございましたけれども、今回の法案で御審議をいただいている...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今後まだ詰めなければいけないわけでありますけれども、一つは、例えば実地検査などの主要業務、これはやはり国費で措置をしなければならない本業というかメーンの仕事でありますから、これは原則交付金でいくということ。それから、認定、許可の審査などは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、フォローアップ調査についての回収率のお話をいただきましたけれども、これは、回収率を高めるというのは本当に大事でありまして、これまでの運用について本来の趣旨を徹底できていないということの一つの例かなというふうに思います。  本法案によって新たに設置をします外国...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、二〇%はわかっていましたが、私は二〇%では全然低いと思ったので、とりあえず答えさせてみたのであって、もともと私は全然二〇%じゃ足りないということを申し上げているわけであります。  今、言うことを聞かないところはどうするんだ、こういうことでございますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、数字はともかく、二〇%は低過ぎるぞということを言っているわけであります。
○塩崎国務大臣 まず第一に、先ほども繰り返し申し上げておりますけれども、介護人材の確保はあくまでも国内の人材確保対策が基本でありまして、その充実強化を、今、安倍内閣としてもあらゆる施策を総動員して総合的、計画的に取り運んでいるところでございます。  二〇二五年に向けての二百五十...全文を見る
○塩崎国務大臣 制度の趣旨からいけば、これは技能移転でありますから、日本の介護技能、技術を移転してほしいという要望は、私どもの中でもいろいろと諸外国から要望があるわけでございまして、それの上限を設けるという発想は持ち合わせていないということであって、技能の移転についての協力を求め...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護職種の追加について、そのタイミングについての御指摘、お尋ねがございました。  やはりASEAN諸国においても高齢化が進んでおりまして、日本がこれまで介護保険などを通じて蓄積してきた介護に関する知識、技術の修得が、人材の育成に対するニーズに応えるという中で意味...全文を見る
○塩崎国務大臣 趣旨、基本的な考え方につきましては、岩城法務大臣と同じでございます。  今般の技能実習法案では、まず第一に、技能実習制度が人手不足対策として利用されることのないように、「技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない。」という基本理念を法律上明記い...全文を見る
○塩崎国務大臣 中長期的な外国人材の受け入れのあり方につきましては、「日本再興戦略」改訂二〇一五において、「移民政策と誤解されないような仕組みや国民的なコンセンサス形成の在り方などを含めた必要な事項の調査・検討を政府横断的に進めていく。」とされております。  今後、これを踏まえ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、医療、なかんずく看護師さんですが、この看護の分野における外国人材の受け入れについては、日本の看護師国家試験に合格して日本の看護師資格を取得した外国人の在留が認められているところでございます。  したがって、ここは外国の方がどう考えるかということだと思います...全文を見る
04月26日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来養育費の問題についてやり取りを聞かせていただきまして、特に子供の貧困あるいは一人親家庭の貧困問題の大きな解決すべき問題の一つがこの養育費だということが改めて浮き彫りになったというふうに思います。  主要各国の制度を見ましても、まず第一に、親権を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろんありません。
○国務大臣(塩崎恭久君) この養育費に関する取決めを定める義務というのがどの時点でどう決まるのかというのを各国でも比べてみますと、離婚判決時に確定というのが欧米では多いようでございまして、韓国ではこれは離婚意思確認時に確定となっていますが、日本では今お配りをいただいた離婚届記載事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題については、有村前大臣が御在職中にも一緒にこの中身についての議論をスタートさせていたわけでございまして、この一人親家庭についていろんな支援策が既に今あるわけでありますが、なかなか実は当事者、つまり一人親のお母様が、どこでどんなことをやってどういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 配慮深いお言葉をいただいて感謝申し上げたいと思います。  今日、益城町から東京に戻ってきたNGOの人から先ほど連絡があって聞きましたけれども、益城町の体育館にいまだ千四百人ぐらいの方がおられるということで、一つの体育館に千四百人というのは相当な数であり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、生活の安定と自立の促進というのがキーワードであるわけでございますけれども、この児童扶養手当とは何ぞやということで、一人親家庭の生活に必要な費用の全てを賄うというわけでは私たちはなく、就業の支援とか、あるいは生活支援、学習支援その他の施策が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最終的には、この児童扶養手当についても所得に関係なく全額出る部分とそうじゃない部分があるように、やはりそれぞれの置かれた状況は違うんだろうと思います。  一方で、約八割がお勤めをされていながら、その半数以上がパート、アルバイトで、いわゆる非正規雇用の中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相対的貧困率につきましては、全体の貧困線が百二十二万でありますが、相対的貧困となる世帯の所得を見ますと、二人世帯で百七十三万円、三人世帯で二百十一万円、四人世帯で二百四十四万円というふうになっていると思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 割合でございますが、国民生活基礎調査を基に算出した子供がいる一人世帯の相対的貧困率は、御案内のように、五四・六というのが平成二十四年時点の数字でございますけれども、現状でございますが、等価可処分所得で先ほど百二十二万円というのが貧困線だというのを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、この質問をいただくということで聞いてみましたが、把握をしていないというのが答えでありましたので、残念ながら今その数字等々、御披露するわけにはいかないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、私は取ろうと思えば取れるんじゃないかということを言っておりまして、調べたいというふうに私は思っているのでいろいろ言っていますが、まあ私はそう思っています。
○国務大臣(塩崎恭久君) 大変勉強になる論点だと思うんですが、ちょっと聞いていなかったものですから、事前通告いただいていなかったので調べておりませんが……(発言する者あり)はい。  いずれにしても、生活保護につなげる人をつないでいるのかどうかとか、そういうことについての現状どう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここで、すくすくサポート・プロジェクトの際に、この生活保護とのリンクについて触れずに困窮者支援の方とのリンクを書いているのは、児童扶養手当をもらっていらっしゃる方々は生活保護ではないという前提で考えられていたので、こういうふうにリンクされていないというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相対的貧困率がどう変わるかというお尋ねでございますが、先ほどお触れをいただいているように、平成二十四年時点のこの五四・六%というのが一人親家庭の相対的貧困率であるわけでありますが、今回のこの児童扶養手当の多子加算、これを拡充によって一人親世帯の相対的貧困...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、貧困の数値目標を設けるべきだということをよく御指摘をいただくわけでありますけれども、先ほど申し上げたように、先生が今御指摘いただいている子供の貧困率あるいは一人親の貧困率、こういったものももちろん我々としては見つつ、他の様々な指標についても同時に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御案内のように、子供の貧困対策大綱で二十五の指標が定められておりますが、当然これらを、二十五ありますけれども、特にその一つ一つについて目標は何だと言われても、そういうことは特に設定しているわけではもちろんございませんが、やはりいろんなケースがあるわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一人親家庭の家計の支出は子供の数に伴って当然増えるわけでありますけれども、その増加額というのはやはり子供の数に伴ってそのまま倍数でいくわけではなくて、やはり逓減をするということだと思っています。  そういうことで、第二子の加算額について第三子以降の加算...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、改めて母子世帯の平均就労収入、働いて入ってくる収入を平成二十三年の全国母子世帯等調査で見ますと、こういうものを参考にして今回決めているわけでありますが、就労収入として、子供さんが一人の場合は十五万五千円ぐらいですね。二人のお子さんがおられる方を見ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いただけるものは多い方がいいというのはもう当然だし、暮らしが厳しいだけにそういうことでありますけれども、まず第一に、第二子の加算額のみで第二子をとか、あるいは第三子の加算額のみで第三子を支援するという考え方では元々ないわけであって、これは元々の、今でいえ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もう言うまでもなく、限られた財源の中でどういうことで子供の貧困の問題あるいは一人親家庭の問題に対応できるのかということで、年末のすくすくサポート・プロジェクトは様々なメニューを御用意させていただいてやっている。その中の一つが、この児童扶養手当という位置付...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、余り自信がなかったものですから。六割ぐらいだったと思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、今回、私どもの年末のプロジェクトで示しているのは、全ての子どもの安心とそれから希望の実現プロジェクトということで、トータルの意味で一人親家庭、多子世帯の自立支援をしようという中で、様々な学習支援とか生活支援、それから就労支援、社会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国の支出額がなぜ減ったんだということでございますが、これは平成十八年度に国庫負担率を四分の三から三分の一に変えたわけでありますが、これは三位一体改革の中で、地方にできることは地方にということで、生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会、ここで平成十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、先ほど来申し上げているように、一人親家庭の貧困率や子供の貧困率のことについてお触れをいただいておりますけれども、これは何度も申し上げましたように、現物給付については反映をされないとかそういうこともございますから、先ほど申し上げた保育園の今回の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 数値的に示せるような検証をしているかどうかは私は聞いておりませんが、少なくともこの財源の変更などは支出とは関係のない話でもございますので、それは必ずしも当てはまらないということだというふうに思っております。  その他いろいろ、十四年の改革ですかね、おっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、年三回支払われておりまして、児童手当があと三回ということでございますが、何度もこれ申し上げて、衆議院でも御答弁申し上げてきたわけでありますけれども、やはり税金を使って支援策を打つということでありますから、間違ってはいけないということで確認を、少なくと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 冒頭に御質問いただいたように、児童扶養手当とは何かということをお尋ねをいただきましたが、他の政策と相まって生活の安定と自立の促進を図るという御説明を申し上げました。まさにそのことでございまして、例えばお給料のように、賃金のように、月一回払うということが労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、この児童扶養手当とは何かという……(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 賃金もそれから生活保護費も、基本的には生活のための収入の基本でありますから、中心でありますから、それで最低限、国民に保障されている最低限の生活を保障されるという憲法で認められた、定められた権利を享受をするというための生活保護であり、賃金もこれはもう生活そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 民主党政権の政務官も、それは地方自治体の皆さん方がやっていけないということを明確に言っておられたのを私もよく記憶をしておりますけれども、衆議院の際に何度も答弁を最後の方でさせていただきましたけれども、支給回数を含め所要の改善措置を検討することというこの附...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自治体が一回当たりの支給に要している経費については把握はしてございません。機械的に、仮に支給回数を増やすという場合のことを、他の例えば人件費とかシステム改修費とか振り込み手数料などいろいろあろうかと思うので、ざっくり機械的に計算をすると数十億円程度の規模...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 機械的な試算でありますけれども、システム改修費で、九百三自治体、一つ平均百万円掛かったとして約九億円になるということですが、かなりざっくりした計算でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現況届のときはよく分かるがということですが、毎月支給する場合ですね……(発言する者あり)もう一回質問、じゃ、していただけますか。
○国務大臣(塩崎恭久君) そういうことであれば、それは全然質が違うわけで、現況届はかなり細かなことを記入をしていただいて、出してきていただいて、それについて検証をしていくという作業が大変手間が掛かるということで、この現況届の季節は、お会いをするということも時間の掛かる要因でもござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはやや水掛け論になりますけれども、自治体の御意見を私どもは聞いた上でこういうことを申し上げておるわけでありまして、住民票を確認をするということは多くのところでやって、全てでやっていると私は思っていますが、そういう理解をしておりますけれども、当然、変更...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、さっきの附帯決議にあるように、支給回数を含めて今後どうあるべきかということは総合的に考えろというのがこの附帯決議でありました。  今は、地方自治体では、今の三回払いで事務も何もかも組んでいるわけでありますから、それについての...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 通告を受けていないので急で分かりませんが、意図的な、不正受給を招くような意図的な件数は何件かということであるとすれば、それは正確には把握をしておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、先生から御指摘もございまして、改めてその日のうちにお約束どおり通知を出させていただきました。保険証なしで受診できることと、それから一部負担の猶予、熊本県内の全市町村の国民健康保険はこれを免除ということでございますし、それから後期高齢者医療制度も同じ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、我が国の一人親家庭は約八割が働いていらっしゃるということで、その半数がパート、アルバイトで不安定な就業形態にあって経済的にも様々な困難を抱えているということは事実であり、また正社員など安定的な就業に結び付かないといけないということで、引...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 放課後児童クラブについてのお尋ねでございますが、この利用料について、運営費の二分の一相当を保護者が御負担をいただくということが基本となって、市町村があとは設定をされている仕組みになっています。経済的に厳しい家庭について保護者の所得の状況に応じて減免措置を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 有村委員からの質問にもたくさんこの養育費の問題が出てまいりましたが、養育費の確保がなかなかできていないという実態がございまして、問題解決にここの解決が不可欠であるという認識を改めて今日深めさせていただいたところでございます。  離婚した相手に養育費を支...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど有村委員に対しても少しお答えを申し上げましたけれども、今日お配りをいただいている資料にあるとおり、例えば子供の養育に関する取決めを定める義務は日本だけがなし、それから合意内容への裁判所の関与もなしということでありますが。  一方で、離婚の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には今私申し上げたとおり、先生の御指摘のとおり、公的機関、なかんずく司法が関与する仕組みというものも考えなければなかなか難しいのかなというふうに思います。  そもそも養育をしなければいけない当人がその子供を貧困に追いやっているわけでありますから、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ドイツもアメリカと同様に、離婚する場合に裁判による必要があります。養育費についても裁判の判決時に確定をするということで、これまた離婚制度が少し日本とは違うと。こういう離婚制度の下で養育費が支払われない場合に、政府が子供と同居している親に立替払を行って、子...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 所管は内閣府のようでございますけれども、例えば児童扶養手当の問題でも、先ほど来この限られた財源の中でということを申し上げているとおり、絶えずやはり日本の財政の厳しさをよく踏まえた上で、税金でありますから、何に使うかということを絶えず徹底的に見直すことは大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、さっき繰り返し御答弁申し上げたとおりでありまして、結論的には、衆議院の附帯決議にございますとおり、地方公共団体の支給の業務を担っていらっしゃる現場の方々の負担をどう考えるのか、それから一人親家庭の利便性の向上と家計の安定、この観点をしっかりと見据...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) たくさんやってきたとは申し上げませんが、福島先生に褒められたこともあったような記憶がございますので、よく思い出していただきたいと思いますが。  まず第一に、だらしない、離婚の結果として養育費も払わない人たちがいることについても、これは裁判所にあるいは法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度もお答えしたとおりでございまして、私一人の一存で決めるわけにいきませんので、衆議院の附帯決議を最大限尊重して、ここにあるとおり検討をしていきたいというふうに思いますし、地方公共団体の皆様方にもできるという人もいればできないという人もいるので、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相対的貧困率については、世帯ごとの可処分所得に基づいて算出をすることはもう先ほどの御説明のとおりでございますけれども、何度も言いますけれども、これ、いわゆる保育とか子供の学習支援とか居場所づくりとか、こういう現物サービスが反映をされない貧困率であるという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも何度かお答えしておりますけれども、子供の将来が、確かに生まれ育った環境で左右されてしまうという貧困の連鎖が起きるのは良くないということは間違いないわけでありまして、貧困率の数値目標、これについては平成二十五年六月に成立した子どもの貧困対策の推進に関...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 安倍総理も、明確に、これから三年の安倍内閣にとっての最大の挑戦は働き方改革だと言っておりまして、その具体的な第一歩は同一労働同一賃金に踏み込むということで、今、私ども厚生労働省にも同一労働同一賃金の検討会を設けて、ヨーロッパの法制を含めて今議論を鋭意進め...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○塩崎国務大臣 障害者、なかんずく発達障害につきましては、世の中の理解や注意事項についての周知が十分ではないということもございまして、今御指摘のように、東日本大震災でもいろいろ課題がありましたし、そういうことを踏まえて、今回、発災当初から、私どもは、発達障害の問題を含めて、厚生労...全文を見る
○塩崎国務大臣 出向などにつきましては、労働契約法で、人事権を濫用、つまり権利を濫用したものと認められるような場合には命令は無効となるということでございますので、企業にあっては、こういうようなことをよく踏まえた上で人事政策には臨んでいただかなければならないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、労働契約自体は民民のお話でございますが、私どもは、厚生労働省として働く人たちの権利を守るということが大事でございますので、出向などの人事政策については、先ほど申し上げたように、労働契約法第十四条に「出向の命令が、その必要性、対象労働者の...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別企業への対応について厚労省がどうするかというようなことについては、お答えは差し控えたいというふうに思います。  一般論で申し上げれば、先ほど申し上げたとおりであって、労働者保護を使命とする私ども厚生労働省としては、使用者が人事権を濫用して、みずからの再就職先...全文を見る
○塩崎国務大臣 公益財団法人産業雇用安定センター、ここは、個別の企業からの依頼を受けて、その企業の従業員の他社への出向とか移籍のあっせんを行う、そしてもう一つは、再就職を考える働く方々全般を広く対象としたセミナーというのを実施しているという組織でございます。  このうち、出向や...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、いわゆる出向や移籍のあっせんの場合には、対象者御本人と会社双方に出向や移籍に同意をしているということを確認していたわけでありますけれども、転職全般を対象とするセミナー、これについては同意をしているかどうかの確認を行っていなかったという意味に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生、地裁の判決について言及をいただきましたけれども、労働者性については、やはり解釈がいろいろあり得るということで、裁判が幾つかあるわけでございますけれども、労働組合法上の労働者であるかどうかということについて、最高裁の判例をまとめてみますと、まず第一に、使用者...全文を見る
○塩崎国務大臣 橋本行革で今の行政組織は固まったわけでございますけれども、それについていろいろな御意見があることは私も承知をしておりますし、私自身もいろいろな考えがないことはないというふうに考えております。  したがって、自民党の中でいろいろな議論が行われるということは、自民党...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生も御同道いただいたというDMATでございますが、最初のこの救急医療段階では、DMATが活動を活発にやっていただきました。それが、今、だんだん少し、急性期、救急から、内科医の先生方中心のJMATなど医療チームになっておりまして、その数も、今、DMAT以外が百五十...全文を見る
○塩崎国務大臣 自然災害が多い日本にとって、今先生御指摘になった、医療面でのコーディネートをそういう危機時、災害時にきちっとできる人を育てるということは極めて大事なことだというふうに思います。御指摘のとおりだと思います。  大規模災害のときに、全国から多数の医療チームが派遣をさ...全文を見る
○塩崎国務大臣 栄養とか健康そしてまた食育が子供にとって極めて重要であることは先生御指摘のとおりでありまして、子供の貧困との関係においても、これを指標としてよく見るということは大変大事だというふうに思っております。  子供の貧困対策に関する大綱においても、今後の子供の貧困対策の...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、労働時間の上限規制についてのお尋ねがございましたが、長時間労働の是正につきましては、三月二十五日に開かれました一億総活躍国民会議でも、総理から、この法規制の執行強化について直ちに実行に移すよう指示がなされるとともに、現在提出中の労働基準法改正法案に加えて、三六...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたのは、私どもの基本的な考え方は、まずできることからやっていくということが大事であって、それで、私どもは、具体的な検討は、今申し上げたように、今あることをやるとおっしゃいましたが、それが執行も十分ではないのではないかという問題意識からやっているのと、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう既に労政審でも随分御議論いただいて、罰則つきで上限規制をするということについての考え方は、いろいろな意見があって、今はまだそういうところでの合意がなされていないというのが現状でありますし、実際、私どもがいろいろな御意見を聞いてみても、まだそこまではまとま...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど残念に思っていただいたようでありますけれども、私は、企業の文化、経済の文化を変えようということを申し上げているので、そこに言外の意味を酌み取っていただければ大変ありがたいなというふうに思っています。  インターバル規制の導入についても同じであって、これは罰...全文を見る
○塩崎国務大臣 井坂先生からこういう提案を受けるというのは、いささか私は予想外でございました。今のような労使の関係でということになると、働く側の人は弱い立場で、何をやられるかわからないじゃないかといって怒られるのかなと思っておりましたが、逆だということがわかって、井坂先生の柔軟性...全文を見る
○塩崎国務大臣 今初めて伺ったわけでございますので、それはそれとして受けとめて、今後、当然のことながら最低賃金の重要性というのはますます大きくなってきて、これは千円まで上げるということまで言っているわけでありますので、そういった、働く人たちを守るということ。  これから人生八十...全文を見る
○塩崎国務大臣 特区についての議論に御参加をいただいたようでございますが、御指摘の特区薬事戦略相談というのは、国家戦略特別区域内の臨床研究中核病院を対象としたものだということで、必要に応じてPMDAの職員をこちらから出張させて、臨床試験などの承認申請に必要な試験の実施に関するアド...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域限定保育士の試験のときも、実は特区で始めて、翌年全国展開ができるようになりました。特区でする、やはり地域限定でやるということを、いきなり全部やるというのはなかなか難しかったと思います。  中小企業が複数で事業協同組合などを設立して障害者を雇用した場合に、一つ...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、平成二十六年に改正をされました医療法に基づいて、医療分野で働く方々の勤務環境の改善に取り組んでいるわけでございまして、その一層の推進方策を検討する際の資料とするために、昨年度、病院の勤務環境に関するアンケート調査を初めて実施したわけでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 調査方法についてのお尋ねでございますけれども、本年度も病院を通じたアンケート調査を行うこととしております。やはり、より多くの働く方々から、偏りのない形で回答が得られるようにしたいと思っています。一つは、管理職でない方々からの回答を多くする、促すということが第一点。...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生御指摘のとおりに、看護師さんたちが、特に夜間で大変厳しい勤務環境の中で頑張っていただいているということは、私どももよく認識をしているところでございます。  これに対して、厚労省としては、看護師の勤務環境を改善しなければならないということはひとしく思っているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十八年度の診療報酬改定では、勤務終了時刻と勤務開始時刻の間を十一時間以上あけること、それから、夜勤の連続回数を二回以下にすること、さらに、業務量の把握、部署間支援を行うことなど、看護職員の夜間の勤務負担軽減に資する取り組みを評価することにしたわけでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど医政局長の方から御答弁申し上げたとおり、看護職員の需給推計において、地域医療構想に基づく必要病床数を踏まえた入院部門の看護職員数や、病床の機能分化、連携によって在宅医療等で求められる看護職員の数など、二〇二五年における看護職員全体の必要数を推計することとして...全文を見る
○塩崎国務大臣 門前薬局の問題について、規制改革会議から、やはり一回外に出てからでないといけないとかなんとかいろいろなことを言われておりましたが、この間の改定で、そういうものは、ばかばかしいことはやめるということで、やめたところでございまして、本来の医薬分業をどう実現して、そのメ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおりだと思います。
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、縦割りの制度をしゃくし定規に当てはめていくと、このような不都合がいろいろなところで起きてくるということだろうというふうに思います。  かつて、B型の作業所で、例えば、障害者の皆さん方が農業をやろうというときに、外に会議室だトイレだをつくらないと...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういう方向で考えたいと思います。
○塩崎国務大臣 まず、このHPVワクチン接種後に起きた、接種との因果関係は必ずしも明らかではないいわゆる有害事象によって長期間苦しんでいらっしゃる方々がおられることは非常に心を痛めておりまして、これらの方々に寄り添った支援をしていくことが重要だというふうに考えております。  H...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に薬価でございますけれども、昨年、「保健医療二〇三五」ということで、二十年先の保健医療ビジョンを出させていただきましたけれども、その中でもアウトカムを重視するということを提案しております。  二十八年度の診療報酬改定においても、患者にとっての価値というも...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ベビーシッターの質を向上させるということは大変大事だというふうに思っておりますが、このベビーシッターの研修の受講状況を都道府県などに届けることを義務付けて、それから認可外の保育施設の指導監督の指針などにおきまして、子育て支援員研修や、それから居宅訪問型保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の十二月に、先ほど申し上げたようにこの施行規則を改正をいたしまして、本年四月から、原則として一日に保育する乳幼児の数が一名以上の認可外の保育施設と認可外の訪問型の保育事業を実施する事業者は、都道府県等に事業開始の届出と、毎年の運営状況の報告をするとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 試算をしたかどうかということでいえば、必ずしもそういう形の試算は明確にしたという記憶はございませんが、そもそも、これは前回の議論でもございましたけれども、児童扶養手当とは何ぞやということに深く関わる問題で、私どもは、やはりこの児童扶養手当の給付だけで一人...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一定程度の目標を何においても持つということは一つの考え方だと思いますが、先ほど来申し上げているように、現金給付と現物給付のどちらにウエートを掛けて結果として一人親家庭の経済的な負担が軽くなるかということを私どもとしては絶えず真剣に考えなければいけないんだ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げているように、一人親家庭は何しろ子育てと生計を立てるということと両方やらなきゃいけないという大変厳しい状況で頑張っておられるわけでありますから、特にきめ細かく支援をするということが大事だと思います。これは元々、そもそも地方団体を含めて関係者から...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど御答弁申し上げた考え方と通ずるところでございますけれども、すくすくサポート・プロジェクトの中でもこの教育支援ということについて明記をして、負担軽減をどうするかということで提案をさせていただいているわけでありますけれども、当然大学に行くことが先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も、衆議院段階もそうでございますが、先般も申し上げたように、この支払方法については、回数の増加も含めて、地方公共団体における手当の支給実務の負担とか、これらももちろん考慮をし、一人親家庭の利便性の向上というのが一番大事なことだろうと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これもやはり議論が何回か出てきた中の一つかと思うわけでございますが、御指摘のように、条例委任にするという考え方も現場の立場からするとあり得ることかとは思いますが、私どもの基本的な児童扶養手当についての考え方は、低所得の一人親家庭への支援ということで、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 離婚後であっても子供の養育についての責務というのは両親にあって、そのことは離婚によって変わるものではないということが、先日の法務省からの答弁だったと思いますが、ございました。    〔委員長退席、理事羽生田俊君着席〕  その上で、平成十四年の母子及び...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、厚生労働省の職員が法務省より劣るかのようなことは決してないわけでありまして、優秀な職員がたくさんいるということをまず私から申し上げておきたいというふうに思います。  その上で申し上げれば、国税から所得情報が伝わる仕組みというのは、現在の財産...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、生活保護の問題と大学進学の問題、なかんずく奨学金との関係のお尋ねでございました。  生活保護は、利用できる資産、能力、その他あらゆるものを活用することを前提として行われるわけでありますが、生活保護世帯の子供たちの自立を支援するために、奨学金の使途を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護の制度というのは、もう御案内のように、憲法第二十五条の文化的な最低限度の生活を営む権利を有するということから生活保護法に定められているわけであって、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とすると。  今、子供さんの大学進...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護制度は、もう先ほど来申し上げているとおり、資産、能力、あらゆるものを活用していただくということが要件であるわけでありますが、となれば収入がある場合の申告義務というのは、これは高校生を含めた未成年者に対しても同様に適用されるというのが現行の制度でご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、アルバイトをする生活保護世帯の高校生に対しては、収入申告義務を負うことをしっかり御理解をいただくということが必要であって、福祉事務所は、先ほど申し上げたとおり、受給中については年に一遍以上、少なくとも、この申告義務の内容についての...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経緯があることは事実だと思いますが、絶えず見直しをしていくということは大事であり、また、特に子育て支援につきましては、これは私ども安倍内閣としても大事な政策の柱でありますので、絶えざる見直しは当然やっていかなきゃいけないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生から不正受給の問題について御指摘をいただいておりますが、この防止対策としては、現在でも市町村に対して八月の現況届の提出時、この際に住民票等で事実婚でないことなど、それから養育している子供の人数とか祖父母との同居の有無等々を確認をしっかりするようにお願...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 被災地における感染症対策は、今申し上げたとおり、手洗いの励行それからトイレの清潔保持などによる感染予防策の被災者の中での徹底というのが、まずお一人お一人を自ら守るということで徹底をしていくということ。それから、保健師さんが避難所等を巡回をしていただいてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、何ら事前的に決まっていることがあるわけではないので、非正規雇用で働く方々の処遇が改善をされるように念頭に入れながら同一労働同一賃金に踏み込むと申し上げて、今議論を始めたところでございますので、一億総活躍プランの中で今後のあるべき姿とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今若干、一人親の場合に限った制度ではないという運用を既にしているということを御指摘をいただきました。  まさに、児童扶養手当とは何ぞやということに関わる問題だと思っておりまして、そういう意味では、子育てと生計の維持を一人で担わなければならない、経済的に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 災害の場合、それからその他いろいろ緊急人道支援が必要な場合にあって、政府と民間が言ってみれば対等なパートナーシップを組んで公益実現というか支援を行うということはとても大事であり、また、官よりは民の方がはるかに得意な分野というのがあるはずでございますので、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月02日第190回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず、今回の熊本地方を中心とする地震でお亡くなりになられた方々に対して心から御冥福を申し上げ、また、今なお大変な避難生活をされている方々を含めた被災をされた方々に対してお見舞いを申し上げたいと思います。  昨日、馳大臣もそうでありますが、一日被災地を回...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子ども・子育て支援新制度におきます公定価格でございますけれども、これは規模のメリットが働く要素を考慮いたしまして、定員規模が大きくなるにつれて一人当たりの単価が小さくなるように設定しているということであります。ただし、地域の保育ニーズに応えるために利用定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、吉川委員御指摘のように、日本は人口問題にまさに直面をし、今、安倍内閣はこれを正面から受け止めて対応しようというふうに取り組んでいるところでございます。  人口が減り、そして労働人口も減り、さらに高齢化が進み、そして出生率も芳しくないと、こういう四つ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど出ました、保育士さんがなかなか長くお勤めをいただけないということでありますけれども、退職をする理由というのをアンケートで見ますと、給与水準の低さというのがまずやっぱり出てくるんですが、業務の負担の重さというのも同時に挙げられて、待機児童の解消に向け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、吉川委員の方からおまとめをいただいたとおりで今までのところ来ているわけでございまして、一万二千円相当の処遇改善加算、これは前回の報酬改定で導入しまして、これは平均一万三千円程度の賃金引上げが、約七割の事業所が取得をしてそういう結果になっていると、去年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、医療が必要とされる重症心身障害児などの方々が増えているということはそのとおりであって、自民党の中でもそのようなPTが野田聖子代議士の下で取りまとめを行って、提言を私どもも頂戴をいたしましたが、極めて重要な問題を御指摘いただいたと思います。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、これGPIF法で、各年度の運用状況は六月末までに完成をすることとされている決算を経て業務概況書を作成するということになっております。  その中身については、御案内かも分かりませんが、業務概況書では、積立金運用というのは長期的な観点から評価をすべき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別の事案につきましてはお答えを差し控えたいと思いますが、労働基準法の第二十四条におきまして、使用者が支払う賃金というのは働く方に直接支払わなければならないということとされておりまして、労働基準監督署による監督指導におきまして賃金の支払方法についても確認...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、PMDA関西支部というのが平成二十五年の十月に設置をされておりますけれども、二十六年の十月に大阪府の方から薬事に関する全ての相談を関西支部でできるようにということで要望いただいて、PMDAにおいて、大阪府とそれから業界団体との合意の下で、高度なテ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 初めてお聞きになる方々は二十八万ってめちゃくちゃ高いなと、そういう感覚だろうと思いますが、そもそも相談をするときの今までの手数料そのものが幾ら掛かっているのかというのを申し上げますと、一件について百万とか、まあ十万単位ぐらいのももちろんないことはありませ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も余り深くこのことにずっと携わって考えてきたわけではないので、余り無責任なことは申し上げられませんが、今ITの時代であって、テレビ電話などが、審議会でも、あるいは懇談会みたいなものを大臣の下につくっても、実は今は、欠席をされる方には是非スカイプで参加を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、高度経済成長期に整備をいたしました水道施設が老朽化をしているということで、これらの施設の改修、耐震化が急務となっているわけです。  今回、昨日も熊本で、ここは一〇〇%地下水で水道を賄っておりますが、最も太い百三十五センチという、これが破裂しちゃっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ケアマネジメントの公正性そして中立性を高めていくために、厚労省としてもかねてから、先ほど少し御説明申し上げておきましたが、ケアプランに位置付けた介護サービスが正当な理由なく特定の法人が提供するものに集中している場合に、その居宅介護支援事業所が作成するケア...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃるとおり、一人一人ニーズが違って、大事なことは、より介護度が低くなっていくように努力をするということが一番理想的なことでありまして、なおかつそれがコスト的にも持続可能であると。つまり、保険料に跳ねないような形で、なおかつ御本人には一番ベストな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、会計検査院からの指摘については真摯に受け止めなければならないというふうに考えております。  まず、この御指摘につきまして、今お話がありましたとおり、地域密着型サービスについて十分な情報収集等を行っていないためにその必要性を判断できずに、サービスの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、二〇二五年、平成三十七年には約三十七・七万人の介護人材不足が予想されているわけでございまして、政府としては、ただいま一億総活躍社会の実現のために介護離職ゼロを掲げて、人材の確保についても処遇改善を図るとともに、介護人材の呼び戻し、それか...全文を見る
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御指摘をいただきました雇用調整助成金につきましては、経済上の理由によって事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、事業主が休業等によって労働者の雇用の維持を図った場合にそれに要した費用を助成するという、これが制度の基本であるわけでありますが、法令違反...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、柔道整復師の療養費の問題で昨今いろいろと問題も指摘をされていることがあって、いろいろございました。そういうことで、今先生から抜本的な見直しをすべきじゃないかという御指摘をいただきました。  確かに、近年、柔道整復師学校養成施設がかなり増加をし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、特定就職困難者雇用開発助成金、これについて、特に障害者につきまして離職者が多いという指摘を受けたことにつきまして御指摘をいただきました。  昨年十月に会計検査院から、障害のある方などを雇い入れた場合に支払われるこの助成金を受給した企業について、障害...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この制度は就職がなかなか難しいという方に雇用の機会を提供するためのものでございますので、今お話をいただいたように、離職理由の確認の徹底も十分なされずに今日までこれが運用されて離職者が続出するということになっていました。  そういうことにならないように、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療費の一部負担金、窓口負担ですね、これにつきましては、熊本地震で被災をされて対象となる保険者に加入をされている方は、医療機関等の窓口に被災して住宅が全半壊等をしているといった旨を申し出ていただければ一部負担金の支払が当面猶予される、さらに、熊本県内の全...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、保育施設で子供が命を落とすということはあってはならないことでありまして、重大事故が発生しないように全力で取り組まなきゃいけないというふうに思っております。  保育園における保育の内容等について厚生労働省が定めました保育所保育指針の解説書...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、保育士の養成を行うことでこういった事故が起きないようにするということは大変重要な点でございます。  この養成を行う施設におきましては、国の定める法令とかあるいは通知に基づいて保育に関する専門的知識や技術を習得させるために必要な教育を行う...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年に発生をいたしました死亡事故の件数を見ますと、認可保育所で二件、地方自治体が独自に支援をしている保育施設で一件、そしてその他の認可外の保育施設で九件となっておりまして、認可保育園等に比べますと認可外の保育施設における死亡事故は多くなっていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 安倍政権では、待機児童の解消に向けて待機児童解消加速化プランというのをやっておりますが、それに基づいて、質の確保された保育の受皿整備を従来の二倍以上のペースで進めてまいっているところでございます。また、女性の就業が今後更に進んでいくことを念頭にいたしまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお答え申し上げたとおり、待機児童が解消を求められるほどたくさんおられるという状況、一方で、保育士の人手不足ということでなかなか有効求人倍率も高いと。そういう中で、どのようにして質の確保をしながら保育所の整備を行っていくか、受皿をつくっていくか、こう...全文を見る
05月10日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 羽生田委員御指摘のように、あらゆることに情報を的確に把握をした上でそれに見合った対応をきちっと取るということが大事だということはそのとおりだと思っております。また、全国的にも統一的なマニュアルというか対応の方針というものは、基本的なところは定めておくとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々この制度ができたのは、たしか平成十三年だったかと思いますが、当時は恐らくいわゆるリストラというか、そういうようなものを踏まえてどう再就職支援をするかということだったんだろうと思いますが、特に成熟産業から成長産業への失業なき労働移動ということを唱えた、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは様々なケースがあり得ると思いますので、まずは失業なき労働移動ということが大事なので、失業をしないで、あるいは失業の期間を短くすることで労働移動を支援するということがまず一番大事なことだというふうに思っています。  したがって、もちろん付加価値の高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全くうそをついていることはないわけであって、失業なき労働移動というのは、これは再興戦略にも書いてあることでありまして、どういう労働形態になるかというのは、それはそれぞれのケース・バイ・ケースで違うので、望ましいのは、当然、付加価値が高い産業に行けば、付加...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 望ましいのは、当然賃金が余り下がらない、あるいは、場合によっては上がるというのがあればそれは好ましいと思いますけれども、しかし、今大事なことは、失業をしないでちゃんと労働の機会があり続けるということを確保する、これが大事なことであって、雇用保険の元々の趣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生分かっておられておっしゃっているんだろうと思いますけれども、雇用対策法の第六条に、今回のこの労働移動支援助成金の法令根拠でございますけれども、事業主は、事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者について、当該労働者が行う求職活動に対する援助その...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も今日、先生の質疑の準備のためにいろいろ説明を聞く中で、古い様式のままでやっていたということを初めて知ったわけでございまして、せっかく先生から新しい様式を提案をいただいていながらそれが十分に生かされていないということで、再就職の言ってみれば支援が中途半...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、当然、付加価値の高い産業に移ろうということであれば、賃金も一緒に上がっていくことが望ましいことは間違いないというふうに思います。  したがって、今回この制度の見直しをする際には、できる限り生活水準が落ちないようにしていくため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の全てのというお話でありますけれども、公立につきましては既に一般財源化をされている中での公立の保育園の皆さん方の報酬ということになっておりますので、今回特に私どもとして焦点を当てているのは民間の保育士の皆さん方の処遇の問題を申し上げているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題につきましては、藤井先生からも再算定の問題につきましては、そしてまた、特に今回は特例再算定を導入をしたということもあって、イノベーションと皆保険を、イノベーションを推進するということとそれから皆保険を守っていくということとのバランスをどう考えるの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今連合の発表のお話が出ましたけれども、四月二十九日の連合発表によりますと、正規雇用労働者の月例賃金の賃上げが五千九百四十八円、賃上げ率は二・〇三%ということで、賃上げの流れは三年連続で続いているということは間違いないわけであります。  特に、非正規の労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、まず第一に、あくまでも民間の企業での物事を決めるということで、賃金制度はどう見直すかというときには、各企業がその経営状態とかあるいは働く方々の暮らしなどを考慮して、労使の話合いを通じて自主的な判断を企業として行っていくというのが基本だというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたことを繰り返すわけでありますけれども、賃金制度そのものを企業の中でどう見直すかということで、それの言ってみればコンプライアンスが守られているのか、そのことが一番大事で、労使の話合いを通じて自主的に判断をしていただくというのが法律的なフレ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、労働契約法を見ても、使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することによって労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできないということでありますから、それは先生の御指摘のとおりだと思います。  厚生労働省...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には、先生おっしゃったように、イノベーションを促進をして新しい新薬が出やすい環境を守っていくということと、医療財政、保険財政を特に持続可能なものにしていくということのバランスをどう考えるのかという中で、あり得る答えを見付けていくんだろうと思います。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育園などにおきまして、全てのお子さんが日々の生活とか遊びを通じて共に育っておりまして、議員御指摘のとおり、障害のあるお子さんと他の障害のないお子さんが生活を共にして、遊びも共にして成長できるということを支援することは大事だというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) がんなどの疾病をお持ちの患者の方で、あるいは経験者、サバイバーで、そういった方々への就労支援につきましては厚生労働省全体で当然取り組むべき課題だというふうに思っております。今、がん対策基本法の見直しを議員立法やっていただいているわけで、その中でも働くとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国立がん研究センターで調査研究をしていただいておりまして、一年間に新たに発生をいたします十八歳未満の子供を持つがん患者、この全国推計値というのは五万六千百四十三人、その子供の数は八万七千十七人と言われているわけで、厚労省としては、この平成二十四年六月に閣...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法に基づき給付金の支給を受けるためには、平成二...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 まず第一に、先ほど見直しについてお話がございましたが、この見直しにつきましては、施行後三年をめどとした検討規定に従ってやりますし、やはり絶えず制度はよくしていかなきゃいけないということで、今回も三年の見直し規定が入っているということで、絶えざる見直しをしていくとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 実は今、介護の現場の方々のワークロードが余りにも大変だと。もともと介護は対人のサービスで、まさに今お話しのとおり、障害者であれば障害者に直接に接する機会が大事なのであって、介護も同じであります。  今、実は、介護の方では、書類、事務量の半減。ですから、書類だけ減...全文を見る
○塩崎国務大臣 重度訪問介護の点につきまして今御指摘がありました。  その前に、先ほどの書類の問題ですが、初鹿委員は御自身でやっていらっしゃるので、こういうのがばかばかしいからやめろ、こういうのが具体的にあったらぜひ教えてください。(初鹿委員「はい、わかりました」と呼ぶ)  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、この自立生活援助につきましては、今お話があったとおり、アパートなどでひとり暮らしを希望しても、知的障害とかあるいは精神障害で生活力が十分ではない、自立がなかなかしづらいという方で、実際にはひとり暮らしを結果として選択できないという方を対象として、支援者が定期...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害のある方が通学や通勤を一人でできるようにするための訓練というのが支援として有用であると考えて、審議会におきましても、障害のある方が一般企業に就労するための訓練を提供する就労移行支援、あるいは、障害のあるお子さんに食事や排せつなどの日常生活の基本動作の習得などを...全文を見る
○塩崎国務大臣 評価するというのは、そういう意味でございます。
○塩崎国務大臣 先ほどお話がありましたように、荒井議員とはいろいろな問題で御一緒にやってきたことが多々ございますが、今回、医療的なケアが必要な子供さんたちの問題についても問題意識の共有をさせていただけるということは、大変ありがたいことと思っております。  今般の改正で、医療的ケ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、医療が極めて大事だということはそのとおりでございまして、在宅で生活を送っていらっしゃる医療的ケアが必要なお子さんとその家族が、安心、安全に療養、生活できる体制の整備が喫緊の課題であるわけでございます。  厚労省は、二十八年度の診療報酬改定で、在宅...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育園においては、当然のことながら、全てのお子さんが、生活、遊びを通じてともに育って、障害のあるお子さんと、他の、障害が必ずしもないお子さんがともに育み合って成長できる、こういうことが本来最も重要なことだというふうに思っております。  先ほどインクルージョンとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療的ケアが必要な障害のあるお子さんの在宅生活を支えるためには、当然、今お話が出たショートステイみたいなものがちゃんとバックアップとしてある、あるいは、いろいろな相談、調整を行わなければならないわけで、それをコーディネートする役割の人が必要だということは、今先生の...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの就労定着支援というのは、就労移行支援等の利用を経て一般就労に移行した障害者で、就労に伴う環境変化によって生活面でのいろいろな問題が起きる、そういう人たちにしっかりとサポートをしていこう、こういうことなんだというふうに思います。  障害のある方で障害福祉...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、障害を持っていらっしゃる方が就労したとしても、それぞれいろいろな条件がございますので、一定程度の期間、今、何年かというのははっきりしないじゃないかという話でしたが、五年も十年もということはないにせよ、一年とか三年とか、そういうような単位で考えて支...全文を見る
○塩崎国務大臣 一昨年の年末に、介護報酬と障害者の報酬を財務省と議論した末に、障害についてはプラス・マイナス・ゼロということになりました。  その際に、私からも強く申し上げたのは、やはり、これまでの日本の障害者の施策は、世界的に見れば、特にOECDの中で見ても、平成十二年のとき...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、昨年の審議会で、相談支援専門員の確保と資質の向上に向けて、実地研修の実施を含めた研修制度をしっかり見直す、それから、指導的役割を担う人材をしっかり育てるということ、それから、人材の適切な活用を図っていくというようなことが指摘をされておりました。  こういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど重徳先生の御質疑の際にも申し上げましたけれども、私どもとしても、先進国の中で日本の障害者施策が決して自慢できる順番じゃない、三十四カ国中の二十八位というのが直近の、平成二十三年の状況ということでありまして、私どもとしては、やはり先進国と呼ばれるにふさわしいよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 手話言語法の話の前に、今回の見直しで、障害者総合支援法の附則に設けられました検討規定に基づいて今回は見直しをしておりますけれども、審議会では、御指摘の意思決定支援と、それから先ほどお触れになられた意思疎通支援、それから支給決定等の課題を含めて、障害福祉制度全般にわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 就労定着に当たりましては、今委員御指摘のとおり、障害のある方を雇用する事業所において定着支援のための取り組みを実施していただくことも、平等に、これは重要なことだというふうに思っております。  事業所におきまして、四月から施行されました改正障害者雇用促進法に基づい...全文を見る
○塩崎国務大臣 午前中にも少し議論が出ておりましたけれども、四肢の麻痺があって寝たきりの状態の方など、最重度の障害がある方が入院されている場合に、体位交換の際に御本人に合った姿勢を看護師さんにうまく伝えられないと、苦痛をそれによって感じられる方がおられる、それから、環境とか生活習...全文を見る
○塩崎国務大臣 この第七条の介護保険優先原則についてのお尋ねがございましたが、あるサービスが公費負担の制度で提供できる場合に、同様のサービスを国民がお互いに支え合うために保険料を支払う社会保険制度で提供できるときは、社会保険制度で提供されるサービスをまず御利用いただくという保険優...全文を見る
○塩崎国務大臣 今般の軽減措置は、高齢の障害のある方による介護保険サービスの円滑な利用を促進するために、これまで長らく障害福祉サービスを利用してきた障害のある方が介護保険サービスを利用する場合に、その負担を軽減するというものでございます。  一方、障害がなく、障害福祉サービスを...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十七年度の報酬改定につきましては、障害福祉サービスは小規模な事業所が多いという特性がございまして、制度創設後十年が経過していないということなどに鑑みて、全体の改定率は、いろいろ財務省との間でやりとりはありましたが、プラス・マイナス・ゼロ%というところでとどめたと...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害福祉従事者の人材確保というのは重要な課題であるということは当然のことながら認識をしながら、その中にあって、二十七年度の報酬改定において、先ほど来話題になっております月額一万二千円相当の処遇改善加算、この拡充を行ってきたわけであります。  この加算の効果は先ほ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、去年の九月に総理から一億総活躍社会づくりを提唱させていただいたときに、あらゆる立場の方々、すなわち、男性も女性も、高齢者も若者も、そして障害がある人もない人も、そして子供も、失敗を一度した人も、あらゆる立場の人が能力いっぱいいっぱいに活躍できるようにという...全文を見る
○塩崎国務大臣 どんな政策体系であっても、やはり効率的じゃない部分というのはあると思うので、適正化をしなければいけないところはして、本来回るべきところにきっちり回すという哲学は何ら変わらないというふうに思っています。  先ほどグランドデザインの話がありましたが、さっき申し上げた...全文を見る
○塩崎国務大臣 全文を隅から隅まで読んだということではございませんけれども、要所要所はちゃんと読んだところでございます。
○塩崎国務大臣 特に応益負担、いわゆる定率負担の制度の問題について主に議論が集中をしていたということはよく私も聞いておったわけでございますが、この当時は我々は野党でございましたので、必ずしも議論に直接参加していたわけではございません。  ただ、一方で、この自立支援法そのものは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、我々がまだ与党の時代に障害者自立支援法等改正法案というのを閣法で提出いたしまして、利用者負担について、応能負担を原則にするという形で出しております。  それは、平成二十一年の七月の衆議院の解散、これに伴って廃案になっておりまして、ですから、私たちも、もと...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本合意と同じように、概略はもちろん拝見をしております。
○塩崎国務大臣 今般の見直しについては、先ほども少しお話し申し上げましたけれども、障害者総合支援法の附則に設けられた検討規定がございますが、これに基づいて行っているわけで、審議会では、御指摘のような数々の宿題、例えば意思決定支援とか、意思疎通支援であったり、それから支給決定などの...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、基礎自治体、市町村によって、非常に進んでいるところと、必ずしも新しいことはやっていらっしゃらないところとのばらつきが大きいことは事実なので、そうすると、どうやってレベルの高いところに合わせるかというと、やはり、先進的なところをみんなに知ってもらう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの障害者の法律の次に児童福祉法の審議をお願いしたいと私は思っていますが、それも同じような問題があって、かなりばらつきがあります。  厚生労働省は、この法律を所管する以上は、やはり一定程度のレベルを統一するということに関してはやっていくべきでありますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、保育もそうでありますが、さまざまなところで、特に大都市の近辺ではいろいろな形の、今言ったような官公署があるかないか、急になくなったりすると全然違うみたいなことで、やはり生活実態とか暮らしの実態、あるいはコスト構造に見合ったものにするというのが原...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、これは、医療的ケアが必要な子供さんのために配慮をしていくということは大事でありますから、厚労省としても、これについては協力をしてまいりたいと思います。
○塩崎国務大臣 大事なことは、実質的に障害者の雇用が進むということが大事なので、その観点から、こういったことについては見直しをしていくべきだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、民主党政権下におきまして、平成二十二年に、自立支援法を廃止すること等を内容といたします基本合意が行われたわけでございます。そして、そこで障害者自立支援法の廃止ということがうたわれていたと承知をしております。  その後、成立...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御答弁申し上げたとおり、基本合意、すなわち和解が二十二年に行われて、その中で障害者自立支援法を廃止するということが入っていることはよく承知をしているところでございます。その後に、さまざまな議論があって、骨格提言が出てまいりました。さらに、その後に議論が重ねら...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としても、自治体に対する調査を通じて、今先生御指摘になったような自治体があることは把握をしているわけでございます。  このため、調査結果を踏まえて、市町村において障害福祉サービスを上乗せする場合の基準を設けている場合であっても、当該基準によって一律に判...全文を見る
○塩崎国務大臣 あるサービスが公費負担の制度で提供できる場合に、同じようなサービスが国民の間で支え合うためのいわゆる社会保険制度、保険料を支払う社会保険制度で提供できるときは、社会保険制度で提供されるサービスをまず御利用いただくという保険優先の考え方が現在の社会保障制度の原則であ...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つ前の御質問で、介護と障害の制度を統合するのではないかという御質問がありましたが、そういうことを考えているわけではございません。
○塩崎国務大臣 お配りをいただいたきょうされんの調査の結果につきましては拝見をしているところでございますけれども、厚生労働省において実施をいたしました平成二十三年生活のしづらさなどに関する調査というのがございますが、ここにおいても、障害のある方、これは十八歳から六十五歳までの方々...全文を見る
○塩崎国務大臣 重度訪問介護のサービスにつきましてお話を今頂戴いたしましたけれども、今般の見直しによって、入院前から重度訪問介護を利用している方について、御本人の状態等を熟知したなじみのヘルパーによって、入院中も引き続き重度訪問介護の支援を受けられるようにするということにしたわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いずれにしても大事な医療でありますので、実態把握をさせたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたのは、実態の調査をさせたいと思いますということを申し上げました。
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、国会の最大の責任は、もちろん幾つかありますけれども、それは、国民からお預かりをする税金をどう分けるか、何にどれだけ使うかということが最も大事な仕事であり、これは選挙で選ばれた国会議員しか担えない。  その中で、もちろん、与党、野党はございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
05月12日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、雇用調整助成金についての特例措置をやっても御存じじゃない方が結構おられて、いつの間にか解雇されていたみたいなことがあり得るわけであって、これはやはり万全の広報体制でやっていかなければいけないというふうに考えております。  熊本地震の発...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、B類疾病に分類すべきではないかという御提案かというふうに思いますが、A類の疾病として位置付けられていることはもう先ほど来申し上げたとおりで、これは、HPVワクチンに関して、疾病に罹患した場合に死亡する割合が高いことや、それから疾病が重篤化する可能性が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの給付金の請求期限でございますけれども、集団予防接種等によりますB型肝炎ウイルスの感染被害をできるだけ早く解決するために提訴を促す観点から設けられたわけでございますけれども、今回の法案では、これまでの提訴者数が、平成二十八年一月時点で推計四十五万...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来お話も出ておりますように、そもそも検査を受けたのかどうかということが分からないという、正直私もやっているんだかやっていないんだか意識的には分かっていなかったと。しかし、献血をしているので、これは間違いなく通知がないということはやっているんだな、あ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国として、もちろんできるだけ多くの方にできる限り早期に提訴をしていただくと、そのための法改正を行うわけであって、これはもう大変重要なことだと思っておりますし、特に提訴率の低い無症候キャリアの皆さん方、今御指摘をいただきましたが、ここへの働きかけというのが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十八年の一月時点での提訴者数というのは約三万人でございますが、そのうちの和解者数は約二万人と、こういう形になっているわけでありますけれども、提訴の件数は平成二十七年度に入ってから増加傾向にありまして、最近は月一千件と一年前の約二倍にはなってきている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 肝硬変、肝がん患者の医療費助成につきましては、患者団体からも大変強い御要望をいただいてまいっております。  患者の方も参加をされております肝炎対策推進協議会、ここにおきます議論を踏まえて、肝炎対策基本指針において、従来の現状把握の調査、研究を行うという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 肝炎の克服に向けて、当然のことながら早期発見、早期治療というのが重要であるわけですけれども、本人が自覚をされないままに感染をしているということが間々あるわけでありますので、全ての国民が少なくとも一回は肝炎ウイルス検査を受検をすることができるように検査体制...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お気持ちはよく分かるところでありますけれども、患者の方が参加をしておるこの肝炎対策推進協議会で議論をしてきていただいてまいりました。この肝炎対策基本指針について、先ほど申し上げたとおり、踏み込んで、肝硬変及び肝がん患者に対する更なる支援の在り方については...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろ他の疾病とのバランスとかいろんなことももちろん考えながらではありますけれども、気持ちの上ではしっかりと踏み込んでいかなきゃいけないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十二年の四月から、肝臓機能障害の身体障害認定基準を定めて、国際的な肝臓機能障害の重症度分類である、今お触れをいただきましたチャイルド・ピュー分類のA、B、Cの三段階のうちの最重度の分類Cに該当する患者のみを障害認定の対象とするということにしていたわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 集団予防接種によってB型肝炎感染被害に係る除斥期間の起算点について御指摘がございました。  平成十八年の最高裁判決では、損害の発生時はB型肝炎の発症時と判示をされております。平成二十三年の基本合意書、ここでも慢性肝炎を発症後提訴までに二十年を経過したと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、御案内のように、元々集団予防接種が原因でこういう事態が起きたということでありますから、当然、国の責任の在り方ということは、御指摘の点はもちろんあるわけでございます。  しかし、これ、裁判にのっとって、今回の延期の話もそうですが、法律ができているわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 和解対象者の認定を行政認定と仮にするということになれば、一つは、まず加害者たる立場にある国が救済対象とするか否かを決定をするということになる、そういう仕組みとしていくのが果たして適当かどうかという問題が一つはございます。それからもう一つ、認定結果について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四月二十二日の、今御指摘をいただいたのは、岡本衆議院議員の御質問でございまして、それに対する答弁ということでお答えを申し上げたわけでありますが、厚生労働省としては、現在の提訴の状況を踏まえると、まずは給付金の対象となり得る方に一人でも多く提訴をしていただ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 肝炎ウイルス検査の受検の促進というために利便性の高い検査体制の確保というのがやはり必要なんだろうなというふうに思います。  職域それから身近な医療機関での検診機会の確保というのが、今日も大分いろいろな方々から御提案を頂戴をいたしたわけでございます。それ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) AMR対策につきましては、アジアのリーダーとしての役割を日本が果たすということは、先般、四月に初めてWHOと共同して、アジア太平洋地域の現大臣の皆さん方に集まっていただいて、東京で宣言も出したところでございまして、そういう意味ではしっかりやらなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月13日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○塩崎国務大臣 先生御指摘の企業の問題の発生のために、その関連企業の事業活動に大きな影響が生じておって、今後、従業員の雇用の安定を図っていくことが極めて重要な問題だということであることは、私どももよく認識をしているところでございます。とりわけ柚木先生の御地元ということもあって、大...全文を見る
○塩崎国務大臣 それだけ大きな影響が及び得るかもわからない事態が起きているということは、大変重要なことで、深刻に受けとめなければならないと思っています。  だからこそ、上場企業たるものは、どういう企業文化を持ち、地域とともに生きていくおつもりなのかどうかということが問われるので...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返して恐縮ですが、緊急的とおっしゃいますが、三菱自動車も緊急的な対応ができるはずでありますので、そこに対して岡山県の対策本部がちゃんとおっしゃっていただいているのかどうか私も聞きたいぐらいでありまして、それに対して三菱自動車がどういう対応をとった、結果としてや...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、自殺の問題でございますけれども、核家族化が進んだり、いろいろな環境が変化する中で、妊娠期であったり、あるいは産後であったり、妊産婦の皆様方が大変つらいお気持ちの中でみずから命を絶たれるということは、よく最近問題視されているわけであります。  やはり妊娠、出...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の熊本地震の発生直後から、自治体と連携をいたしまして、DPAT、災害派遣精神医療チーム、これを早期に被災地に派遣いたしまして、建物の損壊等によって精神科医療機関から転院が必要となった患者の転院の支援に迅速に取り組んでまいりました。  地震の影響によって収入が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の熊本地震によります精神科病院の被害につきましては、現在、被害状況の把握に努めております。  甚大な被害が生じている病院ももちろんあることはよくわかっておりますので、公的医療機関の補助率の問題、今御指摘をいただきましたが、その他の医療機関の補助率よりも高くな...全文を見る
○塩崎国務大臣 この新たな専門医の仕組みについては、医師の質の一層の向上を目的として、平成二十五年の四月に専門医の在り方に関する検討会報告書というのが出ましたが、それに基づいて、中立的な第三者機関でございます日本専門医機構において、医師偏在を拡大させることのないように配慮しながら...全文を見る
○塩崎国務大臣 この新たな専門医の仕組みにつきましては、先ほど申し上げた専門医の在り方に関する検討会の報告書で、学会から独立した中立的な第三者機関とされまして、プロフェッショナルオートノミー、専門家による自律性を基礎に設計、運用するということになっていたわけでございます。  こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 十六年度に医師の臨床研修を必修化した際に、研修医の募集定員、これについて、全国の総数や地域ごとの定員枠が設定されておらないで、研修受け入れ病院が多い都市部に研修医が集中するという傾向がございました。地域の医師不在がそれによって顕在化したということもありますので、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十八年熊本地震によりまして、一時的な休業とか、あるいは事業縮小を余儀なくされている事業所も各所で見られておりまして、雇用への影響が懸念をされるわけでございますので、厚生労働省としても、万全の体制で臨むように努力をしているところでございます。  こうした中で...全文を見る
○塩崎国務大臣 この生活保護の制度は、言うまでもなく、利用できる資産とか能力その他全てのものを活用しながらというのが大前提であるわけでありまして、収入があった場合には、原則として、その分保護費を通常であれば減額して、保護の停止または廃止になる場合もある、こういう仕組みであることは...全文を見る
○塩崎国務大臣 支払基金におきましては、年間約十億件のビッグデータの集積が進んでおります。昨年の「保健医療二〇三五」でも、このデータのより意味ある活用ということが大きな焦点にもなっておったわけでありますが、現時点では、この審査支払いの実施自体を存続意義とする業務集団にとどまってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 データヘルス時代の質の高い医療をどう実現していくかということが大変大事なわけでありまして、それに向けた有識者検討会だということを先ほど申し上げました。  単に、審査支払いといういわゆる業務、それをどう改善するかという程度の話ではとどまらないで、ビッグデータとIC...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、自民党の方から提言が昨日まとめられたということは報道で聞いたわけでございますが、これは、厚生労働省がいかに国民生活にとって本当に身近な、そして重要な改革課題をたくさん抱えているか、この問題意識を持っている自民党の若手の国会議員の皆さん方が提言をされたというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 一般市民あるいは学生さんなどがボランティア活動をしていただけるというのは大変ありがたいことだと思っていますし、阪神大震災のときにも、日本に本当にそういったボランティアの精神が根づいているということが非常によく理解をしていただいたというふうに思っております。  市...全文を見る
○塩崎国務大臣 熊本県というのは大変水が豊富で、阿蘇から地下水で水が、熊本に至るまで伏流水として流れているわけで、熊本市は、一〇〇%地下水、浄水施設はなしということで、地下水に直接塩素を加えて水道水として各家庭にお配りをしている、こういうことだということを改めて私も今回知りました...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論からいえば、そんなことは全くございませんで、〇・八というのはただの例示として書いているだけで、このお配りをいただいているものの一番右の一番下のところにも、「「活用係数」(例えば、〇・七、〇・八、一・〇など)を設定して計算します。」ということですから、それぞれ企...全文を見る
○塩崎国務大臣 同一労働同一賃金の主要な目的は、非正規雇用で働く方の待遇改善でございます。不合理に低くなっている方の待遇の改善を図る方向で検討すべきものと考えているところでございます。
○塩崎国務大臣 結論的には、正社員化を進めるというのは、私どもとして、もともと正社員転換・待遇改善実現本部も厚労省内に設置をして、本年の一月から正社員転換・待遇改善実現プランというのも策定をしてまいっておるわけでございますので、当然、今後とも、正社員への転換を行う事業主を支援して...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 河野正美議員にお答え申し上げます。  被災病院における雇用維持についてのお尋ねがございました。  被災地では、病院を含め、事業所の被災により操業が停止するなど、雇用への影響が懸念されております。  このため、雇用調整助成金の要件緩和を既に実施してい...全文を見る
05月13日第190回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 津田弥太郎議員にお答えを申し上げます。  労働力確保を目的として外国人労働者を受け入れ、成功した国についてのお尋ねがございました。  外国人の入国を認めるか否かはその国の裁量に委ねられておりまして、それぞれの国の制度に従って外国人労働者を受け入れてい...全文を見る
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○塩崎国務大臣 一昨日、私も、熊本、二回目行ってまいりました。その際に、熊本市民病院、そして御船町にございます精神科の病院でございます希望ケ丘病院、いずれも見てまいりましたが、中を拝見させていただいて、大変激しい被害を受けているところでございます。  医療施設の復旧支援につきま...全文を見る
○塩崎国務大臣 御案内のように、一体改革の際に、子育てにつきましては、一兆円ということで予算を想定し、そのうちの七千億については消費税で財源を賄うということで、残りの三千億は、これは自公民の間で宿題として残っていたわけであります。  この二%について、先ほどお話が出ましたが、ニ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げますけれども、年金資金の運用というのは長期的な視点でもってやっていくというのが基本でございまして、いつも、五年に一遍行われている財政検証、これも踏まえて二十五年先まで見通す、こういうことであります。  とりわけ、安倍内閣になってから、今回の第...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、長期的な視点で運用していますから、我々は別に隠すわけでも何でもない、隠す必要もないということは総理が答弁しているとおりです。  そこで、今、大西先生の正しくないのは、業務概況書というのを七月二十九日に公表するとGPIFは言っています。これ...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 櫻井委員が今お配りになられているのは、東京商工リサーチの調査による老人福祉・介護事業の倒産件数と、それから倒産、負債総額を、これは、今日お配りになっているのは年ごとで、カレンダーイヤーだろうと思います。  御案内のように、介護報酬は年度で変わるわけでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的に考え方は私どもも共有するところがあるわけでございまして、介護報酬に質の評価、これを盛り込むことで効果的、効率的な介護サービスを提供するということ、あるいは介護職のやりがいの向上にもつなげるということは我々も大事なことだというふうに、先生御指摘のと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  その辺は少し考えていかなきゃいけないと思いますけれども、いずれにしても、質が良くなるということは、つまり患者さんあるいは高齢者御本人にとってプラスになることは評価をしていくということは大事なことだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 我々、これから特に保険者の機能強化をして、今委員御指摘のような介護度が改善をすることをどう評価していくかということは、保険者にもしっかりやってもらうことによって、私どもの仕組みもそのような形でいわゆるアウトカム評価、先ほど申し上げたとおりでありますが、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護の現場で働く方々に無駄な労力を費やしてもらうことはやめた方がいいと思っておりますが、この要介護認定は、少なくとも介護保険の基礎として、どういう方にどういう状態であればどういうものが必要かということを上限を設けているわけでありますが、この限度額を設定し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 直近ので見てみますと、例えば要介護度五の方がこの限度を超えて使っている方は五・九%おられますから、それなりにおられるということでありますので、そういうところについて青天井にするわけにはなかなかいかないだろうということがあります。
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、昨日衆議院でも議論がございましたけれども、私どもは、過去からのずっと保育士における女性比率を見ますと、大体九五%、低くなって九三、今は大体九五です。これがずっと一貫しておりまして、したがって、女性の方々が多いということは間違いない事実なんです。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは職業選択の自由でございますので、これはどういう形で男性がまたそこの仕事をやってみようと思うかは、またそれはいろいろあろうと思います。介護士でも同じようなことが言えるわけでありますので、それは私どもとして特定の数字を持って目標とするということは余り考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には前向きに考えてまいりますし、もう既にその指示をいたしました。  これは、本来、事業所単位でこの雇用保険の手続はしなきゃいけませんが、支店とか工場が分散している場合には一括本社でやるということで、便宜上便利にするということで一括でやってまいりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、民泊サービスのあり方に関する検討会で今観光庁と議論を重ねておりまして、委員が御指摘のように、感染症は大変大事なことでありまして、これ今、特区の中で一部認められていることについても、これは保健所がきちっと見るということになって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まとめて今御質問をたくさんいただきました。  一つは、雇用調整助成金については周知を徹底せいと、こういうことでありまして、これはおっしゃるとおりでございますので、既に説明会などを繰り返して開催をしておりますし、また十八日には社会保険労務士会に対する要請...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の地震に際しまして支援が必要な高齢者に必要なサービスが提供するように委員から提案を、建設的な提案をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。  小規模多機能型居宅介護を含む地域密着型サービス、これにつきまして、居住地域以外でも、利用できないという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、三菱自動車工業の燃費試験不正問題、虚偽データということでありますが、これの発生によってその関連企業の事業活動に大きな影響が生じているということで、従業員の方々の雇用の安定を図っていくことが重要であるという認識は、私ども厚労省としても当然持っているわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の熊本地震で被災をされた要介護者あるいは障害者などが柔軟に受け入れられるように、一時的な移転の場合も含めて定員を超えて受け入れた利用者についても、受入れ施設の介護報酬それから障害福祉サービス等報酬を減算なしで請求できるという扱いとしておりまして、必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 水道の問題でございますね。  今回、この熊本地震で、当初約四十四万六千戸が断水をいたしました。しかし今、家屋等が倒壊をしているところで千七百五十五戸断水が続いておりますけれども、それを除くと三百六十一戸を残すだけで、九九・九%復旧をいたしました。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 災害時の応急給水とか応急復旧におきましては、これを支える職員の確保、確かに非常に重要な問題であるわけであります。  今回は、厚生労働省の職員も被災地の市町村をそれぞれ回って支援要請をしっかりと聞いた上で、日本水道協会あるいは全国の管工事組合の皆さん方約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど福祉避難所の話も出ましたけれども、現在、避難所に避難されている方が約一万人程度、そして避難生活が長期化する中で、特に避難をされている障害のある方、そしてまた高齢者の方々、そういった方々の健康管理は特に重要だと思っております。  このために、現地の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、児童相談所では、災害発生直後は支援が必要な子供たちの安全確保を行うことが中心でありますけれども、一定の期間経過後、いわゆる後期になりますと、継続的に支援が必要な子供の心のケアを行うと同時に、避難生活が長期化することで虐待リスクが高まる、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十年度から、今お触れになった子どもの心の診療ネットワーク事業というのを開始をいたしました。都道府県が指定をいたします拠点病院、熊本でいえば熊本大学附属病院でありますが、これを中核として、地域の医療機関に対する助言とか専門の医師の派遣、保健所、児童相...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおりでございまして、この子どもの心の診療ネットワーク事業を十九にとどまらずにより多くの県で実施していただけるようにすることが重要だと思っております。  したがって、未実施の道府県に対しては機会を捉えるごとに災害時における支援体制の構築の必要性...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  児童虐待については、子供の命が失われる痛ましい事件が後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。最も愛されるべき親から虐待を受けることは悲...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、比嘉先生から御指摘をいただきました児童福祉法の理念規定でございますけれども、昭和二十二年に児童福祉法は最初に制定をされました。そこから、実は、この理念規定自体は見直しをされておらず、「すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」と書い...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちょっと追加で御説明申し上げますと、今、二百余りある児童相談所の中で、常勤で弁護士を置いておられるところが三つあります。福岡、和歌山、名古屋。  私は、今回改正するときに、本来児童相談所には弁護士は必置で、全てに配置をすべきと強く主張いたしましたが、今局長から答...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話ございました母子健康包括支援センター、そしてまた、望まない妊娠をされた方々を含めた妊婦の皆さん方そしてまた若いお母さん方、そういった方々にアウトリーチを含めた相談体制が極めて大事だということについて、私も全くそのとおりだと思います。  地域のつながりが希薄...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童虐待を受けている子供さんは、先ほど比嘉先生からも御指摘があったとおり、不規則な生活習慣ということで、親がちゃんと歯ブラシで歯を磨かせていないということがあって、虫歯が多いというような傾向があることはよくわかっているわけでございまして、このため、児童虐待の兆しと...全文を見る
○塩崎国務大臣 自立援助ホームで生活をしている方のうちで就学している方については、就職をしている方とは異なって、一定程度の収入を得ることが難しい、二十歳到達時に退所いただくこととすると学業の継続に悪影響を及ぼす懸念がある。このため、今回の法案によって、二十歳に達する前から入所して...全文を見る
○塩崎国務大臣 ですから、自立援助ホームだけではなくて、児童養護施設のままでいかれる方も、今は二十まで大丈夫ですけれども、二十二の年度の終わりまでということで支援をしていくということを予算事業でやっていこうじゃないか、こういうことであります。
○塩崎国務大臣 不交付団体の場合のケースをおっしゃっておられるわけでありますけれども、確かに、新たに特別区が児童相談所を設置する場合、例えば専門職の確保とか、こういったときに、特に一時保護所の整備費などの財政面がかさむということで、これが課題になるわけでございます。  確かに、...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十三年の七月に「社会的養護の課題と将来像」というのがございました。これまでは、社会的養護の問題については、これをベースにビジョンとして扱って、将来的にどうするかということを考えてきたわけでありますが、正直、私は、今回の改正に基づいて、このときのビジョンを全面...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、今回、特別養子縁組を児相の業務に位置づけるということは、当然、望まない妊娠がほとんどでしょうけれども、その段階からしっかり見ていかなければ児相は特別養子縁組のことなんかはできないわけで、一番早ければ、生まれた途端に特別養子縁組に委ねるということに...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、先生の問題意識は我々と同じゅうするものだということはこの点についても同じであって、特定妊婦は、「その他の児童を養子とする養子縁組に関する者」に含まれているという解釈をしておりまして、その旨が法律上明確ではないという御指摘でございますので、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 養子縁組を推進するに当たりまして、当事者の意向などを踏まえて、必要に応じて児童相談所間の連携を図るということ、そして、養子縁組を希望する方などに関する情報を共有するということなどで、児童相談所の管轄を越えて対応をすることは大変重要だと思います。その管轄の区域内だけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、学校との連携というのも、このお配りいただいたものには民間機関は当然入っておりますから、民間との連携というのは当然これはやることが有益だというふうに思っています。ここに教育機関というのが抜けておりまして、それは、しかし、おっしゃるように、例えば高校...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆるチャイルド・デス・レビューの制度についてお尋ねがございましたけれども、これは、アメリカ、イギリスなどでの、死因究明として、収集された情報をもとに、死亡事例を検証してその要因を明らかにするとともに、効果的な予防策をつくる、これが大事なんだろうと思うんです。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 解剖の仕組みは極めて複雑になっているという話が冒頭ございましたけれども、まさにそのとおりで、特に御遺族の承諾が必要である承諾解剖などはなかなか死因究明には至らない場合があるんだろうというふうに思います。  そういう意味では、今、全ての、言ってみれば虐待死を見逃さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供は、家庭生活におきまして、保護者から、心身の成長、発達などのため養育を受けるのみならず、将来の社会生活に必要な基本的な行動の基準を学ぶなど、保護者がその子供に対し負っている責任は極めて大きいわけでございます。  このため、改正案では、保護者は、子供の監護、教...全文を見る
○塩崎国務大臣 自民党などから何か来て、何か加えたようなことはございませんで、これは厚生労働省でつくった法律改正案でございます。  それで、現行の児童福祉法の組み立てと、今回御提示をして御審議を賜っているこの改正案との比較をしていただければ、今の先生の御懸念や御疑問は全て晴れる...全文を見る
○塩崎国務大臣 まさに、養護施設に入所して、社会に羽ばたいていかれるという方は、先ほど、中根先生おられなくなっちゃって残念なんですが、第一義的責任を負う保護者がいないということでありますから、先生御指摘のように、社会には出たけれども誰も頼る人がいないということで、いろいろな問題が...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、今の制度でも二十歳までは延ばすことはできるわけでございますけれども、しかし、到達後も自立に向けた支援が必要だという方がやはり間々おられるという中で、二十二歳の年度末まで引き続き支援ができるようにということで、これは予算事業で対応していこうじゃないかということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、ドイツは就学前は基本的に施設には入れないというお話を申し上げ、またイギリスでは六年生まで入れないという話を申し上げましたが、一方で、六年生以降に入る施設では、日本は長い間、六対一を五・五対一にし、今四対一にまで来た配置基準でありますけれども、イギリスの場合...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、この改正法案が成立したとしても、詰めなきゃいけない課題はたくさんございます。  例えば、今回、国、都道府県、市町村の役割というのを明確にしました、責任も。その中で、やはり市町村が身近な自治体として支援の中心を担ってもらう。どういうふうにやるのかということに...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所は、児童虐待への対応に当たって、問題の程度とか緊急度に応じて、親子の分離というのを二十八条を含めていわゆる介入でやるというのと、一方で、再統合、これは支援になるわけですが、この両面の機能を担うところがありまして、これを同一組織でやっているものですから、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、相模原の事件で、今、相模原が検証を行っておりますけれども、子供本人の思いをしっかりと受けとめることができなかったということが一つ、一時保護などで子供の安全確保を第一とした対応が実行できなかった、こういう問題があったのではないかと思っております。  こうし...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会から報告書が出ておりまして、そこに、海外で行われているような子供の全ての死の検証を行うことができるようなモデル的取り組みから検討すべきだというふうに指摘がされているわけでございまして、全ての死の...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、性的虐待を受けた被害児童など、心に深い傷を負ってしまった、そういう子供さんから被害の状況等を複数のところが複数回聞くという際には、やはり、子供の心理的な苦痛、恐怖あるいは不安を理解して配慮することが必要だ、子供のペースを尊重しながら丁寧に話を聞いていくとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生科学研究でそういったことをやっているという事実はございません。まず、そういうことであります。
○塩崎国務大臣 児童虐待に関して、厚生労働省が実施をしている福祉行政報告例というのがありまして、児童相談所における児童虐待相談対応件数、これは把握をしております。  これによって、例えば、警察等からの連絡とか、あるいは相談とか、それから近隣、知人、あるいは家族といった、相談が寄...全文を見る
○塩崎国務大臣 三歳児健診以降、保育園などに通っていない場合には、特にこの就学前の子供について法定の健康診断がないという御指摘がありましたが、そのとおりでありまして、医療機関等の関係機関との接点が他の年齢層の子供に比べると相対的には極めて低いということであります。  このため、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、基礎自治体たる市町村が支援の役割を担うということで、例えば、よく児童虐待件数と言っていますけれども、あれは児童虐待対応件数であって、実は、対応を児童相談所がし切れないで家庭に戻してしまうというケースが氷山の下側の部分と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の数字は、どこに行っているかわからないというのは、健診を受けていないという意味ですか。(岡本(充)委員「それで、どこに行ったかわからない」と呼ぶ)  ということであれば、先ほど申し上げたように、市町村では住民票などでどこにどういう子供がいるかはわかるわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 実施するのは市町村と申し上げているので、それは国として把握をするというのが、子供たちを守る我々の基本的なスタンスだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 望まない妊娠につきましては、いわゆる法令上の明確な定義というのはないわけでありますが、例えば、暴行による妊娠や配偶者以外の方との間での妊娠が含まれるほか、若年妊娠とかあるいは多産などが含まれる場合があると考えられると思っております。  統計としては、例えば、人工...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりなので、努力してみたいと思います。
○塩崎国務大臣 子育て世代包括支援センターを全国展開していこうということでありますけれども、例えば妊娠の届け出等の機会に得た情報をもとに妊娠、出産、育児に関する相談に応じて、必要に応じて個別に支援プランをつくって、児童相談所、学校、医療機関などの地域関係機関による支援につないで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 里親制度というのは、極めて有効かつ大事な制度だと思っております。  こういうことで、今回の改正案では、児童福祉法の第三条の二を新設して、家庭における養育が困難であるまたは適当でない場合には、まずは家庭における養育環境と同様の養育環境で養育されるように、養子縁組や...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の震災で避難所などにおいて生活を余儀なくされている障害のある方、この方々に対してできる限りの障害福祉サービスが提供されることが極めて重要だと思っております。  このため、例えば、居宅介護を避難所等の居宅以外の場所において提供した場合も報酬の対象とするというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、堀内委員御指摘のように、今回、措置権限を持つ児相を持っている都道府県ないしは政令市等々と、それから市町村の有機的な役割分担というのがやはり大事だろう、特に市町村については、子供に一番身近な行政として、支援に役割を今まで以上に果たしていただくということでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供や保護者への直接の指導などを担う児童福祉司、これについて、児童相談所強化プランを四月に出しましたが、その中で、配置基準については、人口当たりの数をふやすとともに、人口だけではなくて、やはり児童虐待相談対応件数を考慮することとして、その件数に応じた児童福祉司の加...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の改正案では、児童相談所の体制強化それから専門性向上を図るために、一時保護や施設入所などの措置など、子供の命にかかわり得る行政権限を適正に行使するということができるように、児童福祉司の指導、教育を行うスーパーバイザーを法定するということを行ったわけであります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 現場の声は何においても大事でありますけれども、どこを現場と考えるかというのはいろいろあって、もちろん、児相、それから市町村の現場、要対協、学校等々、やはりしっかり私たちは考えていかなきゃいけないし、よく話を聞かなきゃいけません。  今般、私どもには、児童虐待につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 以前にも申し上げましたけれども、今、この児童福祉の専門人材も人口割りで、何人に一人ということで決まっています。そういう意味では、児童虐待の問題が起きるのは、やはり全国どこでも同じように起きるわけでありますから、そうなれば、一定程度の人口に一つの児相があってしかるべ...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 臓器の移植に関する法律に関する附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告を申し上げます。  臓器の移植に関する法律は、平成九年に施行されてから今年で十九年を迎えます。また、臓器提供における本人同意の扱いについて、平成二十二年に、改正法に基づく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大変深い洞察に基づいた御見解を今御開陳をいただいたところでございまして、大変重要な問題だと思います。  先般、国会議員による人口問題の国際会議を会長として取り仕切っておられましたけれども、まさに人口問題にあらゆる国が直面をしていて、中でも日本の場合には...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 世界一の長寿国となった我が国が、今後も更に、独り暮らしの高齢者とか、あるいは認知症のお話、先ほど来していただいておりますけれども、高齢者が増加をしていくということが見込まれる中で、どうするんだと、こういうことでございました。  高齢者の方々が住み慣れた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) こどもの城につきましては、かねてより廃止をしないでほしいという方々がたくさんおられて、私も子供を連れて昔行った記憶がありまして、大変懐かしいと同時に、今お配りをいただいておりますけれども、この青山劇場、これを懐かしむ、私は谷村新司さんから直接何とかしてく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 周りに都有地もあったりするものですから、どういう形の再開発ができるのかというので、私も実は内心大変期待をして、大勢の方々からいろいろなことを御要望いただいていたものですから、是非こういった声に応える形で再開発が進むように私どもとしても心を配っていかなけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 予算委員会でお取り上げをいただいたこのゴムチップの有害性の問題について、調査研究につきましては、五月に厚生労働科学特別研究におきまして国立医薬品食品衛生研究所の研究者らによる研究班を立ち上げ、そしてゴムチップの成分分析、その発がん性等の有害性についての調...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究でございますので、当然患者さんがおられて成り立つ研究でございますので、当然その方の命あるいは健康、人権を守るということは大事なことだと思います。  この今回の法案、今お話ございましたが、C法案だったのが特A法案で出てまいりましたので、是非参議院...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お触れになられましたいわゆるディオバン事案、これにおきまして、企業は奨学寄附金が研究事業の支援に用いられていることを意図及び期待していたと述べておりまして、このような意図などをもって提供された資金であったことが利益相反管理上の問題点であったことが指摘を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、事業場で安全データシート、SDS、これは掲示しなきゃいけないわけでありますけど、していないということは、当然のことながら、働く方の安全と健康を守る観点からは問題だというふうに私どもも思っています。  厚生労働省としては、安全データシー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど答弁をしたとおり、PRTR法に基づくこの届出等の情報によってオルトトルイジンを取り扱っていると考えられる全国六十八事業場について調査をした結果、オルトトルイジンについて、先ほど申し上げたとおりの、現在取り扱っているところだけでも二十四か所あると。も...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としても、危険、有害な化学物質を譲渡するときの安全データシート、SDSの交付が徹底されていないということもあるので、これを徹底されるようにしなければいけませんし、化学物質を譲渡する事業者とか、それを使用する事業者に指導をして、法令遵守を徹底しな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 安倍政権は、今回、第二次安倍政権スタート以来、直ちに取り組んだのがこの待機児童解消でございました。翌年の四月には待機児童解消加速化プラン、これでその前の三年間と比べますと二・五倍以上のペースで受皿を整備をし、さらに、この二十九年度末までの四十万人整備をす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、ですから、そのような表現が出てくることについての思いを申し上げたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育人材の確保を行うために、処遇改善に加えて就業促進あるいは再就職支援、こういった総合的な対策を取るということが大事だというふうに思っております。  国としては、総合的な保育人材の確保策の一つとして平成二十七年度補正予算で、保育士資格を有しているけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、松井知事が私のところにおいでをいただいて御説明を直接いただいた内容の御提案でございます。保育の実施というのは、これはいわゆる自治事務ということで、市区町村が御自身で御判断されるということで、待機児童の解消に向けた対策についても市区町村が主体となっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、質を確保しながら受皿を、そして保育の機会をつくっていくということが大事だということを我々は考えているところでございますので、それを勘案して是非独自の動きをやっていただければというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 余り広く知られていないことで大事なことは、特区の場合には、例えば衛生規制は保健所に、つまり大阪だったら大阪府ですね、が任されてそこが見ているという、そういう網が掛かっておりますけれども、今外国の方々を中心にやっている民泊の場合には、全く何の網も掛からない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、県民調査の話をされておられたと思いますが、これはあくまでも環境省の事例は厚労省の技術支援の立場でございまして、私ども通告もいただいておりませんので、この辺は私どもがコメントする問題ではないというふうにまず思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この特定の調査、県民調査については環境省がおやりになっているので、私どもは技術的な支援を申し上げているということでございますが、もちろん、健康という意味においては国民全体に私どもは責任を負っていますので、これはどこと言わず、しっか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 健康診査は目的や対象ごとに様々な根拠法に基づいて実施をされています。それは、例えば乳幼児の健診は母子保健法、それから一般健康診断は労働安全衛生法、そして特定健康診査は高齢者の医療の確保に関する法律といったようなことで、それぞれの根拠法がばらばらにあるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたこの健康診査等専門委員会でございますけれども、ここで各健診制度に共通する課題などについて検討して平成二十九年半ばをめどに議論を取りまとめる予定ということで、来年の半ばぐらいに議論をまとめようと、こうなっておりまして、それぞれ林立している各...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、がん検診、特に職域のがん検診を取っかかりにお話をいろいろいただきましたが、健康増進法に基づいて市町村が実施するがん検診がある一方で、職域においては健康保険組合が実施する場合とか企業が福利厚生として実施している場合があるということで、ばらばらじゃないか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  障害者の地域移行や一般就労への移行が進む中、障害者が望む地域生活の実現や職場への定着を図る...全文を見る
05月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○塩崎国務大臣 先ほど、初鹿委員みずから出向いて現場を見ていただいて、問題点をえぐり出していただいているということは、大変私も敬意を表する次第でございます。  いわゆる貧困ビジネスとして、生活保護受給者を狭い部屋に住まわせて、そして利用料を不当に徴収する、あるいは施設側で本人同...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育人材の確保のための総合的な対策を講じる中で、これまでも処遇改善について、公務員の給与改定に準拠した改善として、平成二十六年度二%、そして平成二十七年度一・九%の改善を行って、さらに、平成二十七年度には消費税財源を活用して三%相当の改善を行ってまいりました。この...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、男女間の賃金格差については縮小傾向にあるといえどもまだまだあるわけでありますし、これは、先ほど申し上げたとおり、女性活躍推進法とか同一労働同一賃金についても同じことで、趣旨はもともと、さっき申し上げたとおり、男女間の賃金格差の問題で議論がヨ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、安倍内閣は働き方改革がこれから三年間の最大の挑戦だ、こう申し上げているわけで、そういう中で同一労働同一賃金に踏み込んで、特に非正規、正規の賃金格差を解消するというのは、まさに評価をきちっとする、この評価は男女間であっていいはずがないわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどもおっしゃったように、約十万円ぐらいの格差が保育士と他の全産業についてあるということは私たちもよくわかっているわけで、しかし、この賃金を引き上げるのには財源も要るわけであります。  したがって、できるところからきちっとやっていこうというときに、まずは、先ほ...全文を見る
○塩崎国務大臣 女性活躍推進法案を私どもが提出して、皆さん方にも賛成をいただいて成立をするわけでありますし、何よりも、先ほどお話がありました勤続年数の男女差とかあるいは管理職の女性比率、これが、言ってみれば、今の男女の格差の大きな原因だということで今もお話がありましたが、そのとお...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、なぜ管理職の女性比率が低いのかといった問題の背後に、今御指摘をいただいたような1とか2とか、言ってみれば、男女間賃金格差は男女の働き方全体のいわば結果としてあらわれているということがありますが、確かに結果として出てくるわけで、その一つ手前に勤続年数の男女差...全文を見る
○塩崎国務大臣 パートタイム労働者の賃金水準というのを見てみますと、我が国ではフルタイム労働者に比べて約五七%となっているのはもうこの一連の議論の中で認識は広まっていると思いますが、一方で、例えば、イギリスを見ますと約七一%、ドイツでは約七九%、フランスはやや高くて約八九%という...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、一億総活躍の担当は加藤大臣なものですから、加藤大臣におかれて適切に対処をするべきものでなかろうかというふうに思いますが、もちろん、事賃金の問題であり、また働き方の問題でありますので、私どもも、考え方はしっかり、今申し上げたようなことだということを努めて説明...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も後援会の中に技工士の方々もたくさんおられ、御主人が技工士という奥様のお話もたくさん聞いたりして、なかなか大変な仕事であるということは私もよくわかっているところでございます。  今、井坂議員の方からお話がございましたとおり、今の仕組みは、入れ歯とかあるいは歯の...全文を見る
○塩崎国務大臣 仕組みとして、先ほど申し上げたように診療報酬で、技工士の皆さん方のお仕事に対しても、それを含めて、技術料としてお支払いをする診療報酬体系の中でやっていくということであるわけであります。  その際に、当然これは、例えば医科の場合でも、医師のみならず看護師さんとかそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき数字をお示ししたように、近年、保育士の女性比率というのは約九五%程度でございまして、男性の実数はふえてはきているわけですけれども、割合でいくと余り変わっていない、その理由としてはさまざまなものがあるんだろうというふうに思います。  例えば、かつて保育士が保...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど西村委員に対して御答弁申し上げたとおりでございまして、これまで、平成二十六年度二%、二十七年度一・九%、二十七年度の消費税財源活用分で三%相当の改善を行って、着実に、平成二十五年を底に、上昇に転じてきているわけであります。  先ほど来申し上げていると...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも西村委員にお答え申し上げたとおりであって、全産業との……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 全産業との格差が十万円あることは十分認識をした上で、まずは四万円の格差をなくすということを考えましょうということを、実行しましょうということを申し上げているので、安定財源を確保していこうということであって、財源もなしに大きな数字を言うのは意味が余りないというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの保育の話でありますが……(大西(健)委員「時間がないから」と呼ぶ)いや、お尋ねになって、答えていないと言っているので答えます。  先ほど西村委員に対してもしっかりと申し上げたとおり、同一労働同一賃金、働き方改革をなぜ安倍内閣はこれから三年間の最大のチャレ...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働者の味方であるはずの元民主党の先生の御発言にしてはちょっとびっくりするところがありましたが。  六十歳を超えて給料が下がることを前提としている法律だとおっしゃいましたが、法律にはそんなことは全く書いておりませんで、高年齢者雇用安定法で継続雇用になったとしても...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論から言えば、私たちの考え方は何も変わっていなくて、生産性向上とかそういう実効性のある根本的な政策なしに、対症療法的に、最低賃金を千円に上げると暮らしがよくなるだのような単純なことでこの経済というのは回っているわけではないということで、石破政調会長がどういうお気...全文を見る
○塩崎国務大臣 高橋委員の方からお配りをいただいたこの幻の法案の骨子案、これは共産党らしい一つの考え方ではないかというふうに思います。  長時間労働の是正につきましては、一億総活躍国民会議における総理指示を踏まえて、重点監督の対象を例えば月百時間超の残業が疑われる事業場から月八...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもとしては、ニッポン一億総活躍プラン、今はまだ案でありますが、これを踏まえて、我が国の長時間労働を変えるべく規制のあり方を検討する方針であることは先ほど申し上げたとおりでありまして、その過程では、当然、労働政策審議会において、当事者である労使にしっかり議論して...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の高橋委員がおっしゃったことは私どもと同じ考え方ではないかなというふうに思ったところでございます。  要は、その実効性がない三六協定、現在の運用の仕方や仕組みそのものでいくのでは、どうもこの日本の長時間労働の文化、慣行というのは直らない、したがって、これをどう...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、それは逆さまであって、文化を変えなきゃいけないことは間違いない。それは、労使ともにそういう文化だからこういうことになっちゃっているわけで、その文化を変えるのに何が必要なのかということを徹底議論しようと言っているので、法改正なのか、あるいは政令改正なのか、省令...全文を見る
○塩崎国務大臣 短納期の発注とか、あるいは不明確な発注によって長時間労働を強いられるというのは、国会質問で通告がぎりぎりとか、そういうのもよくあるので、労働基準法の適用にはならない国家公務員ではありますが、似たようなことが起きているということであります。  今、労働時間等設定改...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました臨床研究法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  臨床研究については、データ改ざん、対象者の同意の取得の不備、個人情報の漏えい等の不適正事案が発生し、欧米諸国と比較して規制が不十分であること、行政機関が十分な監...全文を見る
05月23日第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢化の進展が進んでいるわけでございますけれども、介護給付費それから保険料の上昇が高齢化とともに進むことが見込まれる中で、この給付とそして保険料の負担などのバランスを取りつつ、保険料、そしてまた税、さらには利用者負担、一割負担、ないしは二割でありますが、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、数年前に厚生労働省にALSの患者会の皆様方と陳情に御一緒させていただいたことがあって、その際に通訳を通じてお話をしたことがあったのと、私は地元でALS協会の総会などに顔を出しておりますので、そういったときには、会長さんたちとは、横になった状態ではあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、年金医療介護保険給付費でございますけれども、平成二十六年度一般会計の決算で、前年度と比較いたしまして、高齢化等の影響によりまして六千七百五十五億円増となっていることは今財務大臣から御答弁申し上げましたけれども、年金が二千八百五十九億円増、医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、国民生活基礎調査の数値をお取り上げをいただいたわけでありますけれども、全世帯の平均所得は、これは、一九九〇年代以降、失われた十年と最初言われていましたが、減少が見られて、長引くデフレの中でなかなか賃金が伸びなかったということ、企業収益もいま一つという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二十七年度よりフルコスト情報の公表というのを試行的に実施をしておりまして、厚生労働省では、今御指摘をいただいた特別児童扶養手当等給付事業のほかに、入国者に対する検疫業務、これについても行っているところで、公表もしているわけでございます。  御指摘のよう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まさに民間の皆さん方の善意とそれから工夫でもって、こうした放っておけば廃棄をされてしまう、まだ食べることができる食料をフードバンクとして福祉施設とか生活困窮者の皆さん方にお配りをするという、無償で提供するという、そういう取組は私どもよく認識をしているとこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまのレセプト情報・特定健診等情報データベースシステムにおける収集・保存データの不突合等の改善について、介護保険制度の実施状況を踏まえた見直し等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
05月24日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十二年、今お話のございました基本合意というのがなされて、訴訟の解決に向けて締結された基本合意であったわけでございますが、この合意の内容に基づいて、当時の障がい者制度改革推進会議、この総合福祉部会で骨格提言が平成二十三年八月三十日に取りまとめられたと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お取上げをいただきました障害者トライアル雇用奨励金の制度でございますが、確かに執行率を見てみますと五割を切っているという状況が最近、昨年度まで続いているわけでございます。  重度の障害がある方などの就職が難しい障害の方々を試行的に雇用する、原則、今お...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害のある方が適切な就労系の障害福祉サービスを自ら選ぶことができて、なおかつ自立を、地域で言ってみれば自立した生活を送れるようにするという、そのためには、障害のある方が、その家族などが適切な事業所を選択できるように、例えば、今御指摘がございましたけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、いろいろな懇談会などをつくるときに注意をするのは、やはり組織代表とか団体代表とか、そういう代表の意見を言う方ではなくて、やはり個人としての見識に基づいた御意見を言っていただくということを重きを置いて選んでいるつもりでございます。  先ほどの産業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) OECDの中でも日本が障害者施策に関してまだまだ努力が必要だという認識につきましては、私も深く認識をしているところでありますし、また、これまで様々な方々と、私は地元を中心に、いろいろな障害者の皆様方を取り囲む問題、そしてまた制度的ないろいろな困難について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本合意の方の法的位置付けという御質問でよろしいでしょうか。  この基本合意は、先ほど申し上げたとおり、訴訟の解決に向けて締結されたものであって、その合意の内容につきましては、それに基づいて、当時の障がい者制度改革推進会議の総合福祉部会で骨格提言がまと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、正式な文書として残っている和解条項に、先ほど申し上げたとおり、別紙平成二十二年一月七日付け基本合意文書のとおりの合意をしたことを確認するというふうに書かれておりますので、そういう位置付けのものだというふうに私どもは理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 司法は、きちっとした文書で残されている和解条項として残っているわけでございます、司法プロセスは。これはもう何度も申し上げているとおりで、この基本合意文書のとおりの合意をしたことを確認をするという中で和解が行われているということでありますので、それ以上でも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最重度の障害がある方々が入院をされている場合に、体位交換の際に御本人に合った姿勢というものを看護師にきちっとスムーズに伝えられないで苦痛を感じる方、昨日も岡部参考人の方からコミュニケーションの問題が出ておりましたが、そういったことを感じられる方々がおられ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、きちっとした御本人のニーズやそれから意思というものが伝わらないがゆえに、きちっとした対応がなされないで御本人が苦痛を感じたり不安を覚えるというようなことがないようにするために新たに導入をしたところでございまして、今の障害支援区分四、五まで含めると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、竹内副大臣から申し上げたように、今回、基本は、やっぱり入院をしたときには、これは視覚障害者の皆さん方からも御要望を随分いただいて、ヘルパーさんを御一緒に入院をさせてもらって使いたいということがありましたが、今回の場合には、その御本人の状態を熟知してい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、先ほど来申し上げているように、入院をされるわけですから福祉の世界から医療の世界に場所は移るわけであります。  したがって、今御指摘のような、在宅などでは体位交換などをやっているヘルパーの方が病院に行ったときになぜできないんだという今の御質問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の介護保険優先原則についてでございますけれども、障害福祉制度では、同行援護など介護保険サービスに相当するものがない障害福祉固有のサービスがあるほかに、対象者の年齢に制限がない一方で、介護保険制度では対象者は一定の年齢以上の者に限定されていると。この二つ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの基本合意文書について、この骨格提言についての位置付けのお話もございましたけれども、この基本合意文書、ここにおきましては、障害者総合支援法を制定するに当たって原告団、弁護団から指摘された事項として、今お話にあった介護保険優先原則、第七条ですね、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、五年間以上の利用をされてきた方々について、この介護保険の負担を軽減するということを導入したのは、やはりその連続性の問題について一定の配慮をするということを考えた上の今回の政策選択だというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、ですから、その継続性をもってどう対処するかというときに、先ほど申し上げたように、五年以上お使いになってこられた方については免除をするということを今回、政策選択をしたということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 通知を出したということはそのとおりでありますし、また改めて今回この法案が成立をした際には同様に注意喚起をする通知を出したいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたとおり、やはりニーズはそれぞればらばらでありますから、それをしっかり踏まえた上の対応をするということは極めてこの障害福祉にあっては大事だというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今十八年の通知をお取上げをいただきましたけれども、今回もいずれにしても混乱がないように整理をするための通知はしっかり出していかなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害をお持ちの方が働く際に、A型、B型、就労移行支援あるいは一般就労、様々あろうかと思いますけど、やはり大事なことは、それぞれの方の適性、希望、家庭の置かれた状況あるいは能力等々に応じて自らが希望するところを選べるという条件をどう整えるのかということが大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者権利条約第十九条についてのお尋ねでございますが、障害のある方が障害のない方と同様に居住地の選択の機会があって地域社会で生活する平等の権利があることなどについて定めているというのがこの十九条だというふうに理解をしております。  平成二十五年四月に施...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、先ほども御答弁繰り返し申し上げているとおりで、基本合意は訴訟の解決に向けて締結されたもので、この合意の内容に基づいてできたのがこの骨格提言というふうに理解をしております。この後、骨格提言に盛り込まれた各事項の内容を踏まえて、厚生労働省で制度改正ある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者施策を進めるに当たっては、障害のある当事者の御意見を聞くということは極めて大事だというふうに私も思います。  社会保障審議会の障害者部会では、精神障害の当事者御本人については現在も委員として一名お願いをしております。しかし、知的障害者の当事者御本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お触れになられました手話言語法につきまして、障害福祉施策のみならず、教育とかあるいは司法手続とか政治参加、放送など、幅広い施策において手話を習得した職員の配置を求めるなどの施策の総合的な推進を図ることを目的とするものだということで提案をされて、私の地元...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、OECDの中でもたしかまだ二十八位で、これ平成二十三年でございますけれども、ということで、何位とは言えないまでも、やはりこれは先進国としていかがなものかと、まあOECDはみんな先進国ではありますが、サミットをやるような国としてふさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、平成二十二年に基本合意に達して、それに基づいて骨格提言というのはできましたが、その合意の後に和解条項というのが裁判所の関与の下で成立をしているわけでありまして、その中で、さっき申し上げたとおり、平成二十二年一月七日付け基本合意文書...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは約束という言葉は出てこない合意の文書でございますので、そういう意味で思いをしっかりと受け止めた上で法改正をやっているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、基本合意というのは、厚生労働省と原告団、弁護団との間の合意に至った文書だということは先ほど来申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げているとおり、骨格提言、その前の基本合意の文書、これにつきましては当然内容を踏まえて制度改正あるいは報酬改定というものをやっていかなければならないということだというふうに思います。今日まで段階的に必要な対応を進めてきたということを先ほ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当時、厚生労働省、これは民主党政権、長妻大臣でございますけれども、と、この原告団、弁護団との間で真摯なお話合いが行われて、そこでできた合意文書ということでありますから、当然これをしっかりと踏まえて制度改正を考え、また報酬改定も考えるということを申し上げて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げているとおりでございまして、これは骨格提言、そしてまたその前の基本合意文書を踏まえた上で、当然この制度改正をやっていくと申し上げているわけでありますから、この中に書いてあることを十分認識をした上で制度改正を行うということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生も御案内のとおりでありますけれども、この基本合意文書の中身をよく見ますと、厚生労働省はということがありまして、上記に示した本訴訟における原告らから指摘をされた障害者自立支援法の問題点を踏まえて次の事項についてといって云々かんぬん書いてありまして、しっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十四年にできた障害者総合支援法、これは先ほどの骨格提言を踏まえて作られたものでありますが、障害者基本法の目的規定なども踏まえて、新たに基本理念の規定というものが第一条の二で設けられて、障害者総合支援法に基づく支援というのは、全ての国民がひとしく基本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 利用者負担に関する規定ということで、一般的にはその利用者負担の限度額とか対象の要件とか、こういったことについての基本的な考え方を法律に規定をすると、その具体的内容については政令等で定めるというのが通常のやり方ではないかというふうに思いますが、介護保険法と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国会こそ様々な意見が集約されているところだというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう何度も申し上げておりますけれども、やはりニーズはそれぞれいろいろ個人個人で千差万別だろうと思いましたので、そういうことはしっかりと踏まえた上で、まずは今回こういう形の制度を創設をするわけでありますから、その執行状況なども踏まえた上で、寄り添った...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来議論が行われておりますけれども、あるサービスが公費負担の制度で提供できる場合に、つまり税金で賄うということですね、同様のサービスを国民がお互いに支え合うための保険料を支払う、いわゆる社会保険方式、これで提供できるときには、社会保険制度で提供される...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  そういう意味では、先ほど申し上げたように、基本合意については、確かに、介護保険優先原則を廃止をし、障害の特性を配慮した選択制等の導入を図ることと、こういうふうになっているわけでありますが、この基本合意そのものについては、先ほど申し上げたとおり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者の高齢化ということが進んでいる中での今二つの制度の関連性についてお尋ねがあったと思いますが、御指摘のとおりに障害のある方の高齢化というのが進んでおりますので、高齢の障害のある方が適切な支援を受けられるようにするためには、介護保険制度とそれから障害福...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来取り上げていただいておりますこの放課後等デイサービス、このところ事業所の数が急増しているという中で、事業所の適切な運営とともにこの支援の質の向上、これが課題になっているわけであります。  本年三月には、質の向上そして支援の適正化を推進するために...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今朝ほど来、この問題については何度か御答弁申し上げてまいりましたけれども、基本合意は訴訟の解決に向けて締結されたもので、この合意の内容に基づいて当時の障がい者制度改革推進会議の総合福祉部会で骨格提言がまとめられたというふうに理解をしております。その後、厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国は三権分立で成り立っている国でありまして、この基本合意は政府と原告団、弁護団との間の基本合意でございました。それを踏まえて和解条項が司法の場でできておりまして、基本合意文書のとおりの合意をしたことを確認をするという形になっているのが和解条項でござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正式な司法の場における和解条項は、繰り返して恐縮でございますが、基本合意文書のとおりの合意をしたことを確認をするというふうに記されているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本合意を踏まえて様々な制度改正をやっているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本合意を踏まえて制度改正を行っているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害者雇用の政策というのは、まず障害のある方の就職を通じた社会参加、障害があろうとも社会に参加ができるということ、ひいては障害のある方の自立をした職業生活、つまり所得を得られるということの実現を図ることを目的としているというふうに理解をしております。これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この平成二十五年度の障害者雇用実態調査で、雇用継続、職場定着やそれから職場復帰においてこれらの関係機関を利用したり又は協力を求めたことのある事業所というのは、今お話がございましたが、全体の一割前後ということです。これは、障害のある方を雇用していない事業所...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生が御指摘になられた考え方は、今後やはり働き方改革というのを安倍内閣として正面から取り組もうと、こういうことでやっているわけでありますので、それと深く関わるところもあるのかなというふうに思っています。  これまでの考え方の整理をあえて申し上げれば、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的にはそのとおりだと思っております。  産業医の役割について、今お話に出たように、産業医制度の在り方に関する検討会において関係者の参画を得まして検討を進めております。  その中で、議員御指摘の障害のある方の就労についても、多様化する労働者の健康管...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 障害のある方の職業を通じた社会参加、これを実現するために、地域障害者職業センターの専門カウンセラーが本人との面談を通じて職業適性を把握する職業評価、今お話がありましたが、や、あるいは就職に必要な習慣等を身に付けるための準備支援、それから、こうした職業評価...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現行の発達障害者支援法の発達障害の定義につきましては、脳機能の障害である自閉症、アスペルガー症候群などが規定をされておるわけでございますけれども、これはWHOが定めた国際疾病分類に沿って規定をされております。  現在、WHOにおいては、現行の疾病分類で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、東京に一か所しかないというのは少し驚くところでございまして、この発達障害者支援センター、これ、今もお話あったとおり、発達障害者の支援を総合的に行う地域拠点ということでつくられているわけでありますけれども、当事者あるいはその家族の相談に応...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正法案において新たに設けられる発達障害者支援地域協議会、今御指摘をいただきましたが、これは地域の発達障害者の支援体制に関する課題につきまして情報共有をして、そして地域の体制整備について医療、保健、福祉、教育及び労働等の有識者が集まって協議をすると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この発達障害のある方々につきまして、障害特性によってコミュニケーションとかあるいは社会性に関する課題があるわけでございますけれども、就職に当たって専門的な支援が必要となる方もおられるので、普通高校に通う方についても特別支援学校に通う場合と同様に、ハローワ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 成人期の発達障害の支援について、都道府県あるいは政令市に設置をされております発達障害者支援センター、これが専門的な相談を担う一方で、ハローワークやそれから障害者就業・生活支援センター、さらに障害福祉サービスの事務所が就労や地域で生活を送る上での相談支援を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、産業医に関する検討会で、今議員御指摘のような障害のある方の就労についても多様化する労働者の健康確保の対策の課題の一つとして指摘をいただいているわけでございまして、検討会において障害のある方の就労支援において産業医の役割、これをしっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、産業医がこういった障害を持っていらっしゃる方の就労についてのサポートがしっかりできるようにということで、いろいろな障害のある方の就労に関して業務の実態に合わせて指導ができるようにということで、短時間の勤務とかあるいは必要な就業上の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童虐待については、子供の命が失われる痛ましい事件が後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。最も愛されるべき親から虐待を受けることは悲しむべきこ...全文を見る
05月25日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○塩崎国務大臣 御指摘のICH—GCPというのは、国際的な臨床研究の実施基準というふうに認識をしているわけでございますが、今の御指摘の、特定臨床研究において用いられる未承認医薬品についても、人体に投与をされるわけでございますので、これは適切な製造管理等によって品質等の確保が行われ...全文を見る
○塩崎国務大臣 研究する側の負荷の問題についてお話をいただいたところだと思います。  御指摘のとおり、日本の臨床研究というのは、薬事承認に用いるデータ収集を目的とする場合には、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づいて実施をしているわけでございまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいたEU臨床試験規則、ここにおきましては、承認薬をその適応に従って用いるような臨床研究を低介入臨床試験と位置づけているわけであります。  御指摘のとおり、承認の適応に従った医薬品等の臨床研究におきましては、当該医薬品等を製造販売する製薬企業等から...全文を見る
○塩崎国務大臣 特定臨床研究の対象者に対する補償の内容についての問題を取り上げていただきました。  研究の内容とかリスクに応じて適切な補償や医療の提供を行うということを実施計画に記載した上で、認定臨床研究審査委員会の審査を受けるということを義務づけているわけでございます。また、...全文を見る
○塩崎国務大臣 この臨床研究の問題につきましては、確かに、欧米では法的な規制がかかっているという中で、日本が、治験はともかくかかっておりますが、臨床研究については法的な措置がなされてこなかった、こういうことでございました。  臨床研究について、憲法で保障された学問の自由というこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 かねてから、日本は法的規制ではなく倫理指針でやるということに関して、今のディオバン事件に限らず、時々こういうことが起きるというのは、やはりコンプライアンスがきちっと守られない今の規制の体系というものについてさまざまな疑問が呈されてきたというふうに思います。  し...全文を見る
○塩崎国務大臣 治験というのは、医薬品などの製造販売に関する承認申請時に提出する資料の収集を目的とする試験であって、事前に医薬品医療機器法に基づく治験届というのを国に直接提出するということが求められております。  その一方で、臨床研究に関しましては、行政による研究計画の事前審査...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた手術・手技の臨床研究、これについてのお尋ねでございます。  医薬品のように大量生産で一度に多くの患者に影響を与えてしまうといったようなものではなくて、個別性がこの手術・手技については大きいというのが一つ、それから、EU、米国でも原則として規制...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、製薬企業のみならず研究をする側の規制についても重要じゃないか、こういうお尋ねだったと思います。  この法案では、資金提供の公表義務など、製薬企業に対する規制だけではなくて、特定臨床研究の実施責任を負う医師の側に対しても、データのモニタリングとか監査の実施を初...全文を見る
○塩崎国務大臣 患者申し出療養につきましては、基本的に、臨床研究計画を作成していただいた上で、臨床研究として実施されることとなります。このため、患者申し出療養が未承認医薬品等に関するものであれば特定臨床研究に該当するわけでありまして、実施基準等の遵守、それから認定臨床研究審査委員...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの件につきましては、手術・手技の問題は、さっき中島議員にもお答えしたとおり、本案の施行後二年以内にこれらについても検討するということでありますから、正直、いろいろな意見が自民党の中でも出ていたと思います。特に、同じような問題意識で手術・手技についてもカバーす...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、学問の自由との兼ね合いというのは極めて重要なことでもありますけれども、生命を守るということにおいては、やはり憲法上も規制は許されるものではないかという問題意識からこういう形にしているわけでありますけれども、おっしゃるとおり、どこがボーダーラ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘いただいたように、この罰則については、お話しのとおり、例えば、本法と同様の、研究を規制しております再生医療等安全性確保法、これらの他法との均衡を考慮したということは、そのとおりであります。  しかし、実際に罰則が適用された場合には、単に五十万円の罰金で済...全文を見る
○塩崎国務大臣 ディオバン以外にも、タシグナとか、臨床研究不正事案というのは随分ございまして、製薬企業から奨学寄附金等の名目で資金提供が行われて、実質的に研究に充当されるという形がとられているケースが数多くあったわけでございまして、当該製薬企業の医薬品の臨床研究において、ディオバ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ディオバン事案について、企業が、奨学寄附金が研究事案の支援に用いられることを意図及び期待していたというふうに述べているわけでありまして、このような不透明な資金提供を背景にデータ改ざんが行われたというようなことが、我が国の臨床研究の信頼性を損なったということだと思い...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案は、臨床研究に対する信頼の確保を図ることを目的としているものでございますので、製薬企業等からの資金提供について、臨床研究に関連したものに限って公表の対象とするということに整理をしているわけであります。  労務提供の点で御指摘をいただいたわけでありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、臨床研究に関して、今までは倫理指針に基づく実施、指導体制であった、すなわち、厚生労働大臣にも行政指導に強制力がない、そういう形であったものに、法律に基づく実施、指導体制を構築するということで、法律に基づく調査権限あるいは監視指導ができるという形になる中でござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、臨床研究に係る制度の在り方に関する報告書でも、法律による制度が必要であるという一方で、過度な規制は研究を萎縮させるという指摘もあったところでございます。  このため、今回の法案では、法規制の対象範囲としては、研究対象者に対するリスクと、それから、...全文を見る
05月25日第190回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  現在、特別養護老人ホームの入所に際する考え方の整理というのは、やはり大事なのは公平性を確保するということなので、このように整理をしております。  まず、国が、介護の必要の程度とか家族の置かれている状況とか、こういうことを踏ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、職業訓練、せっかくやるわけですから、就職できても定着をしないというんでは意味が半減ということだろうということで、基本的なお考えに私も賛成であります。  今、就職訓練について、就職に結び付けることが目的ということで、全ての訓練修了者の就...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、教育訓練給付の財源について税金も投入すべきというお考えをお示しをいただいたと思うわけでありますが、現在、雇用保険の中で基本手当などに一般会計による国庫負担というのがなされているわけでございまして、この理由は、御案内のように、失業の原因には政府の経済政...全文を見る
05月26日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  児童虐待を受けている子供さんたちは、大体不規則な生活習慣などから、今お話がありました齲蝕、虫歯が多いというような傾向にあるわけでございまして、このため、児童虐待の兆しとか疑いを早期に発見をして適切な保護や指導につなげるという観...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回この改正をするに当たって、いろいろ議論して、それこそ二十二じゃなくて二十五でもいいんじゃないかという意見もございました。  それで、結論は、やはり個人個人いろいろニーズやあるいは置かれた状況とか心理的な状況とかは随分違うはずでございますので、まさに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは随分いろいろ議論をした結果こういうことでありましたが、いずれにしても、私どもは、歯科医師の先生方が口腔、口の中を、歯を診ていろんなことが分かるということはこの問題に限らず随分教えていただくことが多いわけでありまして、特に、親にどういう扱いを受けるか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題につきましては先生との間で随分やり取りをさせていただいてまいったわけでございまして、先ほど御説明申し上げたように、運用を少し変更を行ったということで、先生のこれまでの御努力の結果が出ているのかなという感じがいたします。先生からたしか五項目の提案と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  平成二十三年の七月にこの課題と将来像というのが取りまとめられたわけでございますけれども、この社会的養護の課題と将来像、これを踏まえてこれまで、里親・ファミリーホームへの委託児童、そしてグループホーム入所児童、それから本体施設入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、そもそも養子縁組というのはその課題と将来像の中には明示的には出てきていないわけでありまして、しかし、今回のこの分け方は、まず、さっき申し上げたとおり、児童が家庭において心身共に健やかに養育されるようにというのが、これはやっぱり実父...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) かねてより、諸外国から日本は要保護児童の施設収容が多過ぎるという批判を随分受けてきました。  私も正直、児童養護施設とのお付き合いは長いわけでありますけれども、諸外国の例、例というか最近の大きな流れを見てみますと、子供の愛着形成というか健全な育成という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この体罰の問題というのが随分議論がございました。今回御提起申し上げているような法改正で最終的にいくということになったわけでありますけれども、児童虐待そのものについては、もちろん子供の命が失われる痛ましい事件も後を絶たないわけでありますので、大変深刻だと思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全国の児相の中で今常勤で弁護士さんを置いていらっしゃるところが福岡と和歌山と名古屋と、この三つございます。これ、常勤でおられるというところで、特に、私は福岡にはお邪魔もして弁護士さんともお話をして、日弁連ともお話をしましたが、大変本当にコミットした仕事を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、虐待を受けた子供たちの安全確保あるいは自立をサポートしていくというときに、この子供シェルターというのが有用、有益だということを私も聞いてはおるわけではございますが、まだ十何か所しかないということでございます。  この子供シェルターにつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保護者のおられない子供さん、そして虐待を受けた子供さんなど社会的養護が本当に必要な子供さんについては、やはり愛着形成の大事な時期を失うということがあり得るわけでありますので、そういう意味で温かく安定した家庭の中で養育をする、先ほど答弁申し上げましたが、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童の権利に関する条約の理念にのっとりという文言が、子ども・若者育成支援推進法第一条、ここに書かれております。なお、この文言は平成二十一年の第百七十一回通常国会において政府から提出された法案には含まれておらず、国会での御議論の過程で追加修正された、議員修...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童福祉法の理念規定は、昭和の二十二年にこの児童福祉法が制定されましたけれども、この当初から見直しをされてきませんでした。当時の戦争孤児をどうするかという問題からでき上がった法律でありましたが、子供の、権利の主体であること、最善の利益が優先されること、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、二百九の児相のうち独自の一時保護所を持っているのは百三十二、はっきり言えば百三十二しかないと、こう言わないといけないんじゃないかなと私は思っておりまして、子供の安全を確保するとともに支援につなげるためのアセスメントを行う、そういう場であるわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、この刑法の秘密漏示罪の規定その他の守秘義務に関する法律の規定は、情報提供をすることを妨げるものと解釈してはならないと規定していることにつきましては、歯科医師についてもその協力の重要性に鑑みてこうした情報提供の協力を求めるということにしているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自立支援医療の利用者負担に関する経過的特例措置、これについては、昨日成立させていただいた障害者総合支援法の見直しについての御議論の中にも障害福祉サービスの利用者負担の在り方として、併せて審議会で議論をしていただいたところでございます。  審議会の報告書...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたように、三十年の三月までに検討していくことになっておるこの検討の事項でございますけれども、今お触れをいただいたように、基本合意の中に、利用者負担における当面の措置、その中で、自立支援医療に係る利用者負担の措置について当面の重要な課題とす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先週日曜日に、三回目、熊本に行ってまいりましたけれども、やはり一か月余りたって、この雇用の問題が大変心配であるということは私も共通認識でございます。  益城にも参りましたけれども、やはり、益城の方々が上益城に、隣町にハローワークは一応ありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 実際、熊本市長からもその五十人のお話は直接私も聞いております。したがって、我々としては雇用の影響を、先ほど申し上げたように、二回目のときもそうでしたし、三回目はもっと緊迫度を増しているというふうに思いますので、適切なる連携を自治体としっかりやりながら、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたように、児童虐待の対応件数というのは対応をした件数であって、実際に起きている件数とは少し違う、むしろ小さい数字でありますからもっと事態はなかなか大変だと、こういうふうに理解を私どもはしているわけでございます。  四月の二十五日に策定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 残念なことではありますけれども、大体一定程度の人口があれば虐待が発生するということであります。したがって、そういうことであれば、中核市にしてもそれから特別区にしても一定程度の人口を抱えているわけでありますから、都道府県の児相の傘下で対処するんではなくて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この改正案では、理念規定におきまして、子供は適切な養育を受け、健やかな成長、発達や自立等を保障される、先ほど来申し上げている権利を有する、そして社会のあらゆる分野において子供の意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮されることを明確にしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろなケースが児童虐待あると思いますが、児童相談所とか市町村を中心に関係機関が緊密に連携をしながら、子供の安全を第一に対応するということが何よりも大事であります。  これまで児童相談所では、警察との間で個別ケースの積極的な情報交換、それから子供の安...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど申し上げたように、改正法の第三条の二に、やはり子供は家庭において養育されるべきと、それがうまくいかなければ、あるいはそれが好ましくない場合には家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育をすべきだと、されるようにしようということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおりだと思います。望まない妊娠ではなくて予期せぬ妊娠ということで、より客観的、中立的にちゃんと捉えて、それに対してどうするかということを考えていくということが大事だというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) このことは、私も何度も何度も児童養護施設に訪問していろいろお話を聞く中で、やはりこれは社会全体が抱える病の氷山の一角が子供に現れているというのが虐待の問題かなと。ですから、これは子供の問題ではなくてむしろ親の問題であって社会の問題、こういう位置付けをして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この事実は、私も児童養護施設に、全国いろいろなところに行ってみて、大体共通して障害児が多いということで、なぜだろうかということをずっと考えてきましたが、虐待と障害が言ってみれば相互に関連をしていて、障害があるがゆえに親が虐待をするというケースも随分あるの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、直接コスト、間接コスト、いろいろ御指示をいただきましたが、確かに経済的なコストというのは計り知れないものがあるんではないかというふうにも思いますし、こういうことをどう私どもとしては回避していくのか、それは取りも直さずやはり子供が健全な育ちをするという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、私ども安倍内閣では、働き方改革が最大のこれから三年間のチャレンジだと、こういって今議論に取りかかっているところでございますけれども、今の育児休業からカムバックした母親がバーンアウトしてしまう、そして子供にそのしわ寄せが行くということはやはり避けなけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
09月29日第192回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 矢田わか子議員にお答え申し上げます。  まず、労働基準法改正案につきましてのお尋ねを頂戴いたしました。  現在継続審議となっております労働基準法改正案には、長時間労働を是正するために、企業に対し、年五日の年次有給休暇を指定することの義務付けや中小企業...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 問題意識は全く共有するところでございます。  雇用保険の制度につきましては、今般の経済対策でも、「雇用保険料や国庫負担の時限的な引下げ等について、必要な検討を経て、成案を得、平成二十九年度から実現する。」というふうになっておりまして、財政面も含めた制度全般につい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生がおっしゃるとおりだと思いますが、これからのキーワードは、やはり、健康づくり、予防、重症化予防、これが基本ではないかというふうに考えております。  これまで、開業医の皆さん方など身近な医療機関においても従来から、健診とか予防接種とか、健康づくり、病気の予防に...全文を見る
○塩崎国務大臣 年齢にかかわりなく働くことができる生涯現役社会を実現するというのは、これから高齢化が進む中で大変重要でありまして、中高年の方も、それまでの経験を生かして、起業、業を起こすということについて、それを含めて、いろいろな形での就業機会というのが提供されるようにしていくこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本の年金制度では、年金の水準は基本的に賃金に連動する仕組みとなっているわけでありまして、年金積立金の運用が順調に進んでいるかどうかは、運用の利回りがその間の賃金の上昇率をどの程度上回ることができているのかということが大事であり、また、それが、五年に一度の財政検証...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず人数についてもう少し申し上げますと、正確には総数は約六十四万人ということになります。  それから所要額は、この受給資格期間の短縮によって必要になるのは、初年度である来年度、二十九年度につきましては、年度の途中である八月施行でありますので約二百六十億円と見込ん...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず手続でございますけれども、新たに年金の受給対象となると見込まれる約六十四万人の方々に対しましては、法律の成立後、今お話があったようにできる限り早期に成立をお願いしたいわけでございますが、日本年金機構から年金の請求書類を順次送っていくことになります。この請求書類...全文を見る
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 今、業種につきまして御質問をいただきました。  これにつきましては、まず第一にサンプルが非常に限られているということもございますので、非常に数が限られているわけでありますが、業種を申し上げますと、上から順番に行きますと、卸売業や小売業、これがまず第一。それから、...全文を見る
○塩崎国務大臣 残業代ゼロ法案というばくっとした表現をされていますけれども、まず第一に、私たちが今御審議を願おうと思っているところについては、今の裁量労働制については、時間法制は全て適用になるということを国民の皆様方にもよくわかっていただかなければいけないというふうに思います。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、理事長の報酬についての御指摘をいただきました。  まず、高過ぎるではないかということでございますが、例えば、同様のお立場でもありますけれども、日本銀行の総裁は三千四百八十万円ということで、GPIFの理事長よりはかなり高いわけでありまして、私どもとしては、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど総理からも答弁申し上げたとおり、長期で見ても、先ほど来お話しのように、例えばリーマン・ショックのような大きなショックがあったとき、この前後五年を含めて見ても、今のポートフォリオの方が前のポートフォリオよりも利回りはいいということが言えているわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきました法案の前提になるお話を、まず国民の皆さん方に御理解いただかないといけないと思います。  これは、自公民で社会保障と税の一体改革を行いましたね。その際に、物価スライドがデフレの経済下ではきかない、これを何とかしないといけないということが明確...全文を見る
○塩崎国務大臣 だから、提案型の政党だというならば、皆さん方は、デフレの際に、ではどういうスライド制を導入するのか、具体的に出してもらいたいというふうに思います。  だから、それはそのとおり、今おっしゃるとおりで、そういう場合に、賃金の引き下げに合わせて、一つは、賃金を下げ物価...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、そもそも、先ほどのデフレ下のスライドの仕組みを新たに導入するといっても、これは実際の施行は平成三十三年四月からだということを、まず、一度も出てきていないので申し添えておきたいと思いますし、それからマクロ経済スライドの方が三十年の四月ということで、つまり、...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、今お出しをいただいたものについては、今実際はどうなっているのかというのが書き込まれていませんよね、これは。それと……(発言する者あり)いやいや、これは現行のルールでもらえる年金と書いてあるので、これが一体何を指すのかというのがよくわからないので。  問...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来総理から申し上げているように、いろいろなケースで、今度、四、五ということで全部で六ですかね、ケースを分けてやっております。我々は、年金にしても社会保障にしても、それだけでやっているわけじゃないんですね。トータルとして国民生活にどういう責任を負うかということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、ここまでついにやらなきゃいけないということになったのは、先ほど申し上げたように、特例水準を長い間やってしまいました。これは国会の総意でやって、そして民主党政権のときに解消するということで、これで去年マクロ経済スライドが初めて発動されましたが、その間に何が...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど玉木委員も、今先生が御指摘をいただいた、今回の審議をしていただこうと思っている法案とGPIFの問題と、いずれも御一緒に御議論をされておられました。  事ほどさように、やはり年金というのは一体のものでありますから、私どもとしてはパーツ、パーツで議論ができる話...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 厚労省外しを御心配いただいて、まことにありがとうございます。  そんなことは全くありませんで、事務局体制につきましても、私ども厚労省から専任で送り込んでおりますし、加藤大臣と私と協力をする形で案をいろいろつくる、議論するという形でやってまいりますので、加藤大臣と...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回の働き方改革の中で、総理からも申し上げたように、多様な働き方というものを実現する。それは、働く方のニーズが多様化をしているからでございます。  先ほどお話がありました労働基準法改正案はもう既に出ておりますが、これにつきましては、高度プロフェッショ...全文を見る
○塩崎国務大臣 聞いていらっしゃる国民の皆さん方が誤解するといけないので明確に申し上げておきますけれども、今のようなことは今御提案申し上げているものとは全く違う話であって、少なくとも三年ないし五年程度の職務経験を経ることが必要だということは指針で明確にしていまして、その前提として...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働時間の把握のお話をいただきました。  具体的には、裁量労働制については、その対象となる方を含めて全ての働く方について、当然、客観的な方法による労働時間の把握を義務づけるということで、今お話がありましたが、今、家でも仕事ができる、いろいろな形でやりますから、パ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはケース・バイ・ケースであって、仕事の形態でもって生産性が全て一対一対応で決まっていくわけではないというふうに思います。  大事なことは、やはり一人一人の働く人たちが、納得がいって、みずからモラールを高くして、そして一生懸命頑張ろうということになるように、と...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 国民生活基礎調査によりますと、平成二十七年の単身世帯数、これは一千三百五十一万七千世帯、そして全世帯に占める割合は二六・八%。本調査開始、これは昭和六十一年でありますけれども、以降増加傾向にございます。  それから、平成二十七年の夫婦と未婚の子のみの世...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年四月の介護報酬改定では、まず事業者の安定的な経営に配慮をしながら適正化もする、そして介護職員の確保を図るために処遇改善加算を拡充をし、そしてまた要介護度の重い方を受け入れる場合の加算というものを設けて、そして全体として質の高いサービスを提供する事業者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、この請求事業所数というのは、言わば介護サービスを、提供をきちっとしているということに応じて請求がなされてくるわけでありまして、それが安定的に増えているということを見てみれば、今お話しのように、めり張りを付ける介護報酬の改定を行って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御案内のように、今私どもは地域包括ケアシステムを構築をするという大きな方向性を持って医療も介護も共に考え直しを今しているわけで、地域力を強める中でそういうことをやっているわけでありまして、今お話しの要介護度三以上が基本的に優先的に特別養護老人ホームに入る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御案内のように、私ども安倍内閣になってこの三年余り、民主党時代に比べても二・五倍ぐらいのペースでこの受皿を整備をしてまいっております。三年間で三十一・四万人分の受皿を用意をしてまいりまして、年間約四万人増であった民主党時代のペースに比べれば十一万人増です...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、私は都内でとは申し上げておりませんで、都市部で集中的に待機児童が増えているところがまだ残っているということを申し上げているわけで、その他のところでは、それぞれの努力もあり、また国の政策もあって、これは百九十三の市区町村で待機児童が減少して、全体の八...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど離婚の数字を出しましたが、今の数字は事前にお聞きをしていなかったものですから御用意をしていないところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、いろいろ解釈のしようがあろうかというふうに思います。ですから、政府として一つの考え方に収れんをさせるというのは大変難しいと思いますけれども、親子関係もいろいろあり、パラサイトシングルなんという言葉が出てきているように、独立がなかなかできない人たち...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お尋ねの医薬用の、医薬品の薬価の決まり方でございますけれども、まず薬事承認をされた後に、専門家から成る薬価算定組織というのがございまして、ここで検討を行われて、薬価の案を中央社会保険医療協議会、中医協ですね、で了承された上で決定をするということになってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このTPPの協定の附属書二十六のAというのがございます。ここにおきまして、医薬品について、保険適用希望の申請に対する検討を一定の期間内に完了させること、今、六十日以内、遅くとも九十日以内ということを申し上げましたが、こういう一定の期間を設けると。それから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これについては、既に委員会、予算委員会などでも、またTPP委員会でも指摘を受けましたが、TPP協定においては、例えば混合診療の解禁とか外国企業の薬価に関する手続への介入とか、そういうような我が国の公的医療保険制度の在り方そのものについて変更を求める内容は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げましたように、意見を言うことは当然権利としてあるわけでありますが……(発言する者あり)ですから、そういうことで、この意見を反映を確約するものではもちろんないわけでありますので、この結果として何か主張が予定外に通ってしまうとか、そういうような...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、意見を言うことについては広く、これは当然のこととしてやっていただくことになりますが、今の御懸念でございますけれども、医薬品等に関する附属書の適用についての並行協議における米国との間の交換文書に関するものということでございますが、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 協議をすることを排除する理由は全くないのであって、いろいろ御注文がある方はほかの国にもいっぱいあるわけでありまして、ヨーロッパだって同じでありますが、そういう意味において、協議は応じますけれども、我々は我々の国益として守るべきものはしっかり守っていくとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) どちらの医療制度がいいのかという比較するような話ではございませんけれども、我が国は我が国の世界に誇るべきものがあるわけで、さきのサミットでも、このユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、特に日本については世界が参考にする皆保険制度に基づいたユニバーサル・ヘルス...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 食の安全ということになりますと、例えば遺伝子組換えの食品とか、それから添加物、それから残留農薬、この基準の問題をよく御心配をいただくわけでありまして、TPP協定の第七章の衛生植物検疫措置、SPSですね、では、締約国が自国の食品の安全を確保するために科学的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 下げられると今委員おっしゃいましたけれども、これは、今申し上げたように、科学的根拠に基づいて食品安全委員会による基準、そしてそれに基づいて厚生労働省が監視指導や取締りを行っているわけでありますので、我が国が主体的にこれは決めていくものだというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 通告いただいていないので、直近に何が認められたかということについては今直ちにはお答えができない状態でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 是非事前に通告をいただければと。そうしたら答えをしっかりと用意してまいります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、事前に通告をいただいていないので、つぶさなお答えをすることは今の段階ではできないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、ホルモン剤、ラクトパミン、それから抗生物質などについてのことがありましたが、輸入を強要されることがないかということですか。  これは、まず第一に、EUで使用が禁止されているホルモン剤とか抗生物質の一部についてのお話かと思いますが、コーデックス委員会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 遅くなりまして申し訳ありません。  さっき申し上げたように、例えば肥育ホルモンにしても成長ホルモンにしてもラクトパミンにしても、日本で使用ができないというものがあります。欧州でももちろん当然できない。ただ、コーデックス委員会で残留基準を設けているものは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、先ほど申し上げたように、これは以前にも委員会で、TPPの委員会でたしか議論になったと思いますが、今おっしゃったとおり、使用は不可ですけれども、日本は残留基準を設けています。これ、コーデックス委員会も設けているのがあります。そういう中でありますから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、先ほど申し上げたとおり、ホルモン剤とか抗生物質につきましては、コーデックス委員会が設定をした国際規格や食品安全委員会による科学的なリスク評価の結果を踏まえて、薬事・食品衛生審議会で審議をした上で食品中の残留基準を設けているというのが我が国で行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、輸入が本当にあるかどうかということについては今確認をしないと分かりませんので、それは改めてお調べをしてお届けをしますということを申し上げたところでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 遅くなりまして申し訳ありません。  輸入の事実はあるのかということをお尋ねをいただいたということでありまして、そのことがしかと受け止められていなかったので、事実の、トン数等々について調べておりませんので、それは、先ほど申し上げたとおり、改めて繰り返しま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大変失礼をいたしました。  先ほど申し上げましたように、残留基準の範囲内でなければ輸入それから国内での流通は認められないということで、検疫でこれはチェックをしているわけでございます。  ちなみに、平成十八年から二十八年のこの十年間、牛肉、あるいは豚肉...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 愛知委員御指摘のように、雇用改善は、先ほど総理から御答弁申し上げたように大変改善を続けているわけでありますけれども、ミスマッチについては御指摘のとおりで、極めて重要な問題だと思っております。職業別の有効求人倍率を見ればもう一目瞭然であって、例えば建設とか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障の言ってみれば壁というか、がどうなっているんだと、こういうお話でございますけれども、この十月から、五百一人以上の企業で週二十時間以上の月額賃金八・八万円以上、いわゆる年収換算で百六万円と呼ばれている、百六万円の壁と言われたりしますが、ここで働く労...全文を見る
10月06日第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 有村委員御指摘のように、今のような御遺品について、大変心の痛む思いをいたすところでございます。さきの大戦では、多くの方々が祖国を思いながら、愛する家族を案じつつ、苛烈な戦闘に臨まれて、そこで倒れられると、そして戦後、遠い異国の地で亡くなられた、そしてその...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お尋ねの簡素な給付措置でございますが、まず、支給対象者数でございますけれども、これは、これまでの簡易な給付措置と同様に二千二百万人の方々にお届けをするということでございます。  それから、一人当たりの支給額は、これまでの一年間の支給額六千円をベースにい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御審議をいただいております補正予算、この中に、今お話のございました中小企業の賃上げをバックアップするキャリアアップ助成金とそれから業務改善助成金がございまして、この拡充などを行っております。  中小企業への支援をより一層強化をするということで賃上げ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 給水管などの工事につきまして、水道事業者の指定を受けた事業者が施行することとなっているわけでありますけれども、この制度では、今お話がございましたように、一度指定されると事業者は指定されたままになるということで、指定要件の状況、あるいは事業の廃止、変更など...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度の運用実績は、主に内外株式や為替の市場変動に伴う評価損の影響によりまして、収益率はマイナス約三・八%、収益額はマイナス約五・三兆円となっております。  また、平成二十八年度第一・四半期の運用実績は、六月下旬の急激な円高や国内株式市場の下落...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、基本ポートフォリオの変更というのは、経済情勢、すなわちデフレから脱却をし、あるいは長期的に見て物価が上昇局面に入っていくという想定の下で、国内債券に頼っていた従来の基本ポートフォリオではなかなか難しいということで、株式等への分散投資を進めたもので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元日銀ではありますけれども。  年金積立金の株式運用は、言うまでもなくこれは法律にのっとって、専ら被保険者の利益のために最適な運用を検討した結果としてこれは分散投資をして、先ほど申し上げたとおりのポートフォリオにたどり着いているわけであります。  国...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ヘルパー協会からの御指摘のお話をいただきました。  介護保険制度、もう言うまでもなく高齢者の自立とそれから介護の重度化を防ぐということが理念であって、今回の見直しが今行われつつありますけれども、この理念を決して忘れることなく必要な方針を固めていくという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全額自己負担にしろというのは我々厚労省が言っているわけではなくて、先ほどの財務省の財政審の中で御意見が出たりしているわけでありますので、私たちの考え方は、さっき申し上げたように、この介護保険の理念をしっかりと押さえながら、しかし制度の持続可能性というもの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 議論を深めていくわけであって、我々は、その自己負担を、自己負担化するだのようなことは、提案は、私どもの方からは一切しているわけではございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) これも、先ほど申し上げたとおり、理念に基づいて、そして持続可能性を守っていくということ、そして、何よりも必要なサービスは確保されるということを念頭に入れながら、どういう無駄を排除できるのか。これ……(発言する者あり)いや、この例えば用具にしてもいろいろな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その前に、小池議員が先ほど福祉用具をあたかも私が無駄と言ったようにおっしゃいましたが、私が言っているのは、制度全体の中で無駄があればなくそうと言っているのであって、さっき申し上げたのは、例えばレンタル料で見てみますと、一番典型的なのはベッドがあります。特...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、質が高く効率的な医療の提供を実現するために外来の医療機関の分化、連携、とりわけかかりつけ医の普及、定着というのが重要だということはもう言をまたないわけでありますが、かかりつけ医の普及、定着の一つの方策として、外来時に定額負担を求めること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、法律に書いてあるとおり、「将来にわたり百分の七十を維持するものとする。」ということでありますから、当然、厚生労働省はこの法律を守っていくことが基本であるというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) だから、先ほど申し上げたように、御指摘の今の規定、附則ですね、これとどういう兼ね合いになるのかということはしっかりと見ていくということで、まだ何も具体的な提案が出てきたわけでも何でもないので、そういうことをよく考えていかなければいけないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それも、申し上げたとおり、この法律の附則の「将来にわたり百分の七十を維持するものとする。」ということは私たちは守っていかなきゃいけないことであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 七十歳以上の高齢者につきましては、高額療養費制度に外来上限特例というのが設けられておりまして、外来の自己負担限度額がより低く設定をされているわけであります。  御指摘の外来上限特例を含む高額療養費制度の在り方については、さっき申し上げたとおり、経済・財...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のありましたオプジーボは、平成二十六年の七月に、悪性黒色腫、メラノーマでございますが、を効能、効果として世界で初めて日本において承認をされました。  ピーク時の年間予想患者が四百七十人のメラノーマでありますが、希少疾患であること、それから世界に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、このオプジーボは、我が国で薬価収載をした時点で海外では未承認であったわけですね。その後、順次海外でも承認をされるということになりまして、適応症も、日本ではメラノーマ、悪性黒色腫だけであったわけでありますけれども、それを適応を拡大をしている国が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのとおり、新しい薬の場合には類似薬効比較ではなくて原価計算方式がありまして、その中に営業利益が入っているということでありますが、営業利益率につきましては、標準は一六・九%でございますが、これに対して、今回の場合には画期的な新薬ということもあって、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このオプジーボを平成二十六年九月の薬価収載をした際、ピーク時で年間予想患者が四百七十名、年間の販売額が三十一億円というふうに予想されておりました。  市場規模をちなみに現在申し上げますと、平成二十七年十二月に肺がんの適応が追加をされるという、当初はメラ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、二十八年の四月から、薬価改定が今年の四月から行われたわけでありますけれども、この調査は、そもそも薬価調査をやるときに、前年の九月ということで、平成二十七年の九月に薬価調査を実施をしております。オプジーボにつきましては、その時点では悪性黒色腫、メラ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) オプジーボは、先ほど申し上げたとおり、類似薬が存在をしないということで原価計算方式によって薬価算定を行ったわけでありますけれども、今御指摘の薬価算定組織、ここでは、まず第一に、原価計算方式と類似薬効方式のいずれの算定方式を選択するのかということをまず議論...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この議事録というお尋ねでございますけれども、議事録自体は作成をしておりません。しかし、議論の概略を記した議事概要については会議ごとにもちろん作成をしているわけであります。  また、薬価算定組織における議論の主要な論点は中央社会保険医療協議会において公開...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中医協で議論をしていただくのに足るだけの情報を提供することが必要であるわけでありますが、この薬価算定組織の情報について、薬価は、これ当然、個々の医薬品については、あらかじめ公表された手続と算定方式に従って薬価算定組織において策定された薬価の原案を基に、公...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおり、できる限りの公開をしていくというのは好ましいことだと我々も思っていますが、先ほど申し上げたとおり、製薬企業にとっての機密性をどこまでオープンにするのかということとの兼ね合いが残っているので、これは小泉総理の時代でも同じだったというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、オプジーボがこういう形で非常に高い価格が付いてしまって、それが改定されないままで来て市場が急拡大をしてしまったということは、先ほど経緯等については申し上げたとおりで、これに対する対処の方針も申し上げたとおりであります。  ですから、年内に答えを出...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 裁量労働制の皆さん方の今お話を頂戴をいたしましたが、確かに二百時間以上の実労働時間がある方が半分近くおられるということは認識をしているわけでございます。  そうはいいながら、裁量労働制というのは自律的で創造的に働くことを可能とするための制度であって、業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金債務という言葉が通用しないというお話を今御指摘をいただきましたが、恐らくこれは先取りして申し上げれば、積立方式にして他の方の債務として負う形式ではないものにしていくということを指すのかなと思ったりもいたしますが、平成二十六年の財政検証に基づくと、仮に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この積立方式に賦課方式から転換したらどうかという御提案は、しばしば私どもも議論してまいりましたし、厚生労働省のむしろ中というよりは外でやってきたことの方が多かったような気がいたします。  この公的年金制度は、現役世代が負担する保険料や税金によって高齢者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国も締約をしておりますたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約、FCTCと呼んでいますが、この中では、「締約国は、たばこの煙にさらされることが死亡、疾病及び障害を引き起こすことが科学的証拠により明白に証明されていることを認識する。」とされておりまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の一月に官邸に、今御指摘をいただいた関係省庁によります受動喫煙防止対策強化検討チーム、これを立ち上げました。この中で、厚生労働省が中心となってこの下に設置をしたワーキンググループで関係団体からのヒアリングなどを行って詳細の検討を進めております。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) IOCとそれからWHOがたばこのないオリンピックということで合意をしております。二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックにつきましては、我が国の受動喫煙防止の取組を進める原動力になると思っております。  このため、厚生労働省として、東京オリンピック...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 戦没者の御遺骨のDNA鑑定については、先生の方から繰り返し御質問をいただいておるわけでございます。御遺族の高齢化あるいは国会でのそうした御議論を踏まえて、御遺骨のDNAのデータベース化、それからDNA鑑定の対象範囲の拡大、これを進めているところでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、さきの大戦で多くの方々が、祖国を思いながら、愛する家族を案じつつ、この苛烈な戦闘で倒れ、そしてまた、戦後、遠い異国の地で亡くなられた方々がたくさんおられるわけでございます。  いまだ帰還を果たされていない戦没者の御遺骨につきましては、一...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、朝鮮半島のことについての御質問をいただきましたが、一義的には出身国の政府が責任を持って対応を検討すべきものでありまして、仮に韓国政府などから具体的な提案があれば適切にこれは検討すべきものというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この世界最高水準の医療を国民が実際に享受できるようにするために、この基礎研究の成果を臨床で実用化をしていくという取組を加速化していくことが必要であって、厚生労働省としてもAMEDと密接な連携を図ることが重要だというふうに思っております。  AMEDと今...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○塩崎国務大臣 今、菅原委員から御指摘のとおり、年金積立金の運用はやはり長期的に見るべきものでありまして、年金財政上必要な収益は、今御指摘のとおり確保されているわけでありますので、問題は全くないということでございます。国民の皆様方には御安心をいただきたいということでございます。
○塩崎国務大臣 今、菅原委員御指摘のように、債券も金利変動リスクは大きく影響することが十分あり得るわけで、これは銀行の国債保有が大きいということで、この金利変動リスクについて指摘が随分あったわけであります。  そういう意味で、平成二十六年十月の基本ポートフォリオの見直しは、御指...全文を見る
○塩崎国務大臣 お配りをいただいているパネル資料にも書いてあるように、今回の年金額改定ルール、つまり賃金・物価スライドの見直しというのは、消費税を引き上げて低年金者対策もやる後の平成三十三年の四月から行われるということをまず皆様方に改めて御認識をいただきたいというふうに思うわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、初めて過労死等防止対策白書が出されたわけであります。  まず、我が国における過労死等の概要と、政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況を報告するものでございまして、施策の中には、長時間労働が疑われる事業場に対する監督とか働く方々からの相談対応など逐次実...全文を見る
○塩崎国務大臣 超党派でつくられた過労死等防止対策推進法であることはそのとおりでございまして、当然のことながら、働き過ぎから命を落とすことは御本人そしてまた御家族にとってもうはかり知れない苦痛であることは言うまでもないわけで、社会にとっても大きな損失だ、過労死はあってはならないと...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回お亡くなりになられた新入社員の方の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御家族にお見舞いを申し上げたいと思います。  今お話しのとおり、平成三年にやはり二十四歳の男性社員の方が過労自殺をされました。私どもはそれをよく認識しているわけでありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 御存じの、労働基準法第三十六条に基づいて労使で三六協定を締結すれば、一週四十時間または一日八時間を超えて時間外労働が可能となっているわけでありますけれども、本来、時間外労働は必要最小限にとどめられるというのが当然のことだというふうに思っております。  こうした観...全文を見る
○塩崎国務大臣 時間外の労働の上限規制につきましては、今お話があったようにこれから議論するわけでありますけれども、御指摘の大臣告示において三六協定の基準として定めている月四十五時間、年三百六十時間等の限度基準を適用除外としている業務は、まず第一に工作物の建設等の事業、それから自動...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の通知は、平成二十五年時点において、原子力規制委員会に対して申請が出されております原発の再稼働に向けた適合性審査に関する業務に限定をして、当時の労働基準局長が、公益事業の安全な遂行を確保する上で集中的な作業が必要になると判断して発出したというふうに理解をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 発電用の原子炉が新規制基準に適合しているかの審査に関する業務を限度基準の適用除外とすることについて、これは電力会社から要望があって、当時の労働基準局長が、公益事業の安全な遂行を確保する上で集中的な作業が必要になると判断をして通達を発出したものというふうに理解をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 どこというのは、電力会社のことですか。(高橋(千)委員「はい」と呼ぶ)これは九州電力でございます。
○塩崎国務大臣 労働基準法第三十六条により認められる時間外労働は限度基準告示でその労働時間の延長の上限が定められているわけで、一方で、一部の事業及び業務については、その特殊性に鑑みて限度基準告示の適用除外としていることは、先ほど御説明したとおりでございます。また、公益上の必要によ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、公私の処遇の格差というものが、先生からも御指摘もありましたし、その点は広く指摘をされているわけでありまして、平成二十五年二月時点の調査で月額約三万円の差があって、その際にどういう数のアンケートの結果が返ってきているかというと、公立が七百四十八カ所...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、二百万人、法人事業所七十九万カ所が厚生年金の加入漏れ、逃れではないかということについてのお尋ねがございました。  これは、国税庁の法人情報を活用して把握いたしました厚生年金の適用の可能性のある事業所約六十二万に対して、本年三月以降、調査票を順次送付いたしまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これは四百九十万人という随分大きな数字になっておりますが、これは民間給与実態統計調査をもとにお調べいただいているんだろうと思うんですけれども、これは実は厚生年金の対象ではない方々も入っていたりすることもございまして、過大になっているのではないかと私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本年金機構で国税庁から提供を受けている情報を活用することで厚生年金の適用の可能性のある事業所を特定して、個別に厚生年金の適用要件について調査、確認の上で加入指導に取り組んでいるのが年金機構でやっていることでございまして、この結果、二十七年度、九万三千事業所を新た...全文を見る
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的に申し上げれば、先生のお考えに私も基本的に賛同をいたすところでございます。  バイオシミラーにつきましては、まだ余りジェネリックほど名前が定着をしていないわけでありますが、バイオ医薬品と同様に、治験を実施した上で、有効性などについて先行品との比較...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援につきまして、公明党からの提案を数々いただいておりますことに改めて感謝申し上げたいと思います。  これを、今お話も出ましたけれども、子育て世代包括支援センターと、それから産前・産後サポート事業、それから産後ケア...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神障害者やそれから御家族の皆様方からの精神疾患に関する相談窓口としては、全国四百八十か所の保健所、それから都道府県、それから政令市が設置をしております精神保健福祉センター、これ全国で六十九か所ございます。こういったところで保健師あるいは精神保健福祉士、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の通常国会で、児童福祉法の改正をやる過程の中で一つ分かったことは、日本の医学教育の中で児童精神医学を教える時間というのが極めて少ないということ、そしてまた、児童精神医学の専門家の医師も極めて少ない、時間数にすると六年間で二十分しか教えないという説もあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神通院医療の申請手続について今御指摘をいただきましたけれども、通院医療が必要かの確認、あるいは世帯の所得状況に応じた自己負担の上限額の設定などが必要ということがあって、診断書あるいは課税証明書などの添付書類の提出を今求めているわけであります。  ただ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 極めて大事なことだと思います。特に、労働人口が減っていく中にあって、生き生きとした高齢者が頑張って働いていただくということは大変いいことだと思いますが、年齢に関わりなく活躍できる生涯現役社会、この実現が当然重要なわけでありますけれども、このことは、今後我...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、年金積立金の運用というのは、この年金の制度からしても、やはり長い目で、長期的な視点で安全かつ効率的に行うことが重要だということであります。  株式や国債といった各資産は、それぞれ資産としての特性とかリスクがあって、単一の資産で運用する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 株式等への分散投資をより進めて、長期的に見て年金財政上必要な積立金を下回るリスクを少なくするために行われたと。したがって、適切な見直しであったというふうに理解をしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生、報道のお話をお触れになられましたが、まず第一に、今やっていることは、御案内のように、経済財政諮問会議で取りまとめた経済・財政再生計画の改革工程表、ここに、軽度者に係る生活援助、福祉用具貸与及び住宅改修等に係る負担の在り方について、関係審議会等にお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおりであって、やっぱり我々、こういうときは原点に立ち返るということが大事でありまして、介護保険の理念というのはさっき言ったとおりで、高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐと。そして、制度は長もちをしないといけませんから、そのことも考え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障は社会保障としてしっかり議論をしていきますので、今のことと直接つながる話ではないと思っております。  家族というのは、やはり社会の基礎、基本であります。個人の生活のベースとなる大切なものでありまして、しかし、経済的に苦しい、あるいは子育てや介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 電通の問題についてお触れをいただきました。このことについては昨日も質問が出ましたが、まず、お亡くなりになった新入社員の方、今回女性でありましたが、御冥福をまず心からお祈り申し上げたいと思います。  私どもは、この長時間労働をなくす、意に反して長時間の労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題につきましては、平成二十八年、今年の三月三十一日の参議院厚生労働委員会で先生から御指摘があって、軟骨無形成症による低身長の方の障害認定の見直しについて問題提起をいただきました。  身体障害、知的障害、精神障害、それぞれの認定については、もう先生...全文を見る
10月14日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 食の安全につきましては、大変大事な問題だと思っております。  この食の安全に関する措置を定めたTPP協定の第七章では、第七・二条(a)というのがありまして、この章の目的として、まず、貿易を円滑にして、それをまた、及び拡大するということが当然書いてあるわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、医療関係者からTPP交渉が始まる際に大分御心配をいただいた点でありますけれども、結論的には、TPP協定には、民間医療保険の参入とか、あるいは混合診療の解禁とか、そういった我が国の公的医療保険制度について変更を生じさせるような内容は含まれていない。国民皆保険...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 サイドレターで、今御指摘の点については、三つほど、収穫後の防カビ剤、食品添加物、それからゼラチン・コラーゲン、こういったものが触れられているわけであります。  御案内のように、今御指摘いただいた、並行交渉で作成をしたサイドレターでは、我が国は、今御指摘をいただい...全文を見る
○塩崎国務大臣 やめるわけではございませんで、添加物としてしっかり見ていくということでございます。
10月18日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 基本的には、先ほど総理から御答弁申し上げたとおり、ふえた場合の体制については申し上げたとおりでありますが、今農水大臣の方から輸入の量についてのお話はあったとおりでありまして、我々、食品安全に責任を負っている立場として、食品への、まず輸入業者には輸入の都度に届け出が...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういう備えでいくのかという御質問でございますので、今は農産物の輸入の立場からお話がございましたけれども、私の方は安全を守るということで、先ほど申し上げたとおり、輸入業者にまず輸入の都度に届け出を義務づけ、そして我が国の食品の安全に関する基準に適合しない食品が輸入...全文を見る
○塩崎国務大臣 近年の輸入の食品の届け出件数の増加を踏まえまして、食品衛生監視員の増員を図ってきております。二〇一五年度は七名増、そして今お尋ねの二〇一六年度、これにつきましては二名増を行って、現在の食品衛生監視員は、先ほど総理からも御答弁申し上げましたけれども、四百八名でござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 数字のお尋ねでございますけれども、検査率につきましては、二〇一五年度の輸入食品の検査率は八・七ということでございますので、そのとおりでございます。また、モニタリング検査の二・五、これもそのとおりでございます。  しかし、そうはいいながら、数字だけで判断をするとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちなみに、先ほど二〇一六年度の数字についてお尋ねがございましたが、これは、新規増員数は二十七年度が十八人、そして二十八年度は十二人ということでありましたけれども、定員合理化の減というのが必ずついてまいって、それで七名と二名ということになったわけでありまして、私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、人員が必要であるということはもう間違いないことで、先ほども答弁申し上げたとおりでありまして、方向としては同じ方向を向いていると思いますが、やはり全体の政府としての人員の定員の問題等々を含めて、その中で私たちがどれだけ食の安全のための人員を確保でき...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょう資料をお配りいただいておりまして、これは私どもの方からお出しをした資料でございますので、このこと自体はそのとおりでございますが、モニタリング検査のことについての御懸念をいただいたわけでございます。  過去の検査結果などから違反の可能性が低い食品について、検...全文を見る
○塩崎国務大臣 健康影響は必ずしもないというふうに考えているところでございます。
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、違反している食品を口にしないということは大事なことであります。  したがって、モニタリング検査によって違反食品が発見された場合には、既に流通してしまっている違反食品をいかに速やかに回収するかということが大事であります。そしてもう一つは、検疫所...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、松浪先生の方から、日本人の精子の濃度が下がっているのではないか、こういうことでありますが、精子の数などに関する研究につきましては、例えば日本では、平成十三年度から平成十五年度にかけて、男性の生殖機能に関する疫学調査研究というのを実施しております。その中で、日本...全文を見る
○塩崎国務大臣 遺伝子組み換え食品の安全性についてお尋ねがございましたが、我が国では食品衛生法において、食品安全委員会のリスク評価を経ていない遺伝子組み換え食品の輸入とか販売とかは禁止をしているわけでございます。  遺伝子組み換え食品の安全性の確認は、グリホサート耐性の遺伝子組...全文を見る
10月18日第192回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 木内孝胤議員にお答えを申し上げます。  年金額の試算及び年金額、介護報酬の個人消費への影響についてお尋ねがございました。  今回の年金改革法案は、マクロ経済スライドの調整期間の長期化を防ぐことにより、将来世代の給付水準の確保を図り、世代間の公平性の確...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 梅村さえこ議員にお答えを申し上げます。  貧困世帯への増税の影響についてお尋ねを頂戴いたしました。  消費税率の引き上げによる増収分は全額、所得の低い方々への支援を含む、社会保障の充実、安定化に充てることとしており、所得の再分配にも資するものであると...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すために、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  本年六月、ニッポン一億総活躍プランが閣議決定をされました。...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げたいと思います。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すために、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  本年六月、ニッポン一億総活躍プランが閣...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 先ほどからお話が出ているように、年金というのは、今の若い世代が、働いておられなくて、引退されて年金をいただいていらっしゃる方々に仕送りをするという助け合いの仕組み、これが一つですが、言ってみれば、今の世代だけではなくて、将来の年金を受け取る世代、つまり今働いている...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、冒頭に申し上げなきゃいけないのは、議案の審議は、当然のことながら、私ども政府が決めることでは決してないわけでございまして、一義的には与野党の皆様方の協議で決められるものだというのが私どもの理解であり、そのような形で国会の場でお決めをいただきたいというのがまず...全文を見る
○塩崎国務大臣 たしか民進党の綱領にも、未来への責任、改革は先送りしない、こういうふうに書いてあったように記憶をいたしますが、やはり我々政治は未来への責任を負うというのが一番大事なことだろうというふうに思います。その責任をいかに果たしていくか、そして、いかにスピーディーに、将来世...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、年金カット法案とおつけになっていらっしゃる名称でございますが、私どもとすれば、将来年金確保法案というふうに申し上げたいというふうに思います。  その上で、今回の試算は、民進党の井坂委員のお求めに応じて、仮に今回の額改定ルールの見直しが平成十七年度から...全文を見る
○塩崎国務大臣 政府が提案をしている、私どもが提案をしているルールが、もし十七年度から適用されていたらどうなのかという御質問だったわけでありますから、三十三年以降はこの可処分所得割合のマイナスの〇・二というのは当然適用にならないわけでありますので、そのルールを適用してみれば、二%...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、先ほど、可処分所得をどう見るかの話がございましたけれども、井坂委員が予算委員会でお示しになったパネル、今ここに、手元にありますけれども、そこには、政府提案の新ルールを過去十年間のデータに当てはめてみるととお書きになっているので、私どもはそのとおりやって、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何か自動的に、いかなる場合にも年金がカットされるかのようなおっしゃり方をされますけれども、何度も申し上げているように、今まで、実質も名目も賃金が下がるというケースについては、最大、チャラというか変わらない、そういうルールに、スライドには毎年当てはめられてきた...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、もともとこの試算は、井坂議員が平成十七年からルールを当てはめたらということで計算をして、そこからいけば二%差が出てきますよということを申し上げたわけですね。それに見合う将来世代の代替率のアップがどうなるのかといえば七%だということを申...全文を見る
○塩崎国務大臣 いささか驚いているわけでありますけれども、もともと五・二というのをおっしゃったのは井坂議員でありますので、それを、新しいルールを仮に機械的に当てはめてみたらどうだというので、平成十七年から当てはめてみて二%の差があって、五・二じゃないよ、三ですね、それに見合う、六...全文を見る
○塩崎国務大臣 むしろ誤解をお与えになっているのは井坂委員の方ではないかと言いたくなるぐらい、大事な大事な年金の問題でありますので、冷静に御議論いただきたいというふうに私の方からもお願いをしたいと思います。  言ってみれば、恒等式みたいなものであって、先ほど田村委員からもお話が...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、恒等式ですから、減った面積とふえる面積は同じだと。出と入りは一緒だということを田村委員がしつこく言っていただきました。まさにそのことでありますので、三と七という組み合わせかどうかはそれは別として、今回の、万が一に備えてのことが起きたときに得...全文を見る
○塩崎国務大臣 将来年金確保法案によれば、これは分かち合いで、今の年金をいただいていらっしゃる皆さん方に少し我慢していただくことが、将来必ず、将来年金をいただくであろう今現役で頑張っていらっしゃる方々の年金が、代替率が回復するというか上がるということは、必ずこれはセットで起きるこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、国会のことは国会が決めるというのが大原則でございますので、私どもは国会運営について右左を言うべき立場には全くないというふうに思います。  ただ、法案を提出している立場からすれば、先ほど申し上げたように、これは平成二十四年の一体改革の中で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、法案審議をお願いしている立場でございますので、あとは全て皆様方にお願いを申し上げるだけで、お任せをいたしたいと思います。
○塩崎国務大臣 そもそも、私どもは年金カット法案というのは出しておりませんので、何のことをしたというのはよくわかりませんが、年金に関連する法案として私どもがお出しをしている二つについては、ぜひ皆様方にはしっかりと、その連携についても、そしてまたつながりが深いということも御理解をい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今回の試算は、井坂委員からのお求め、民進党からのお求めに応じて実施をしたものでございます。  そもそも、現実には、平成二十六年度までは、さっき申し上げたとおり、特例水準というのがあって年金額が支給されていたわけでありますので、今回...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、年金カット法案という法案は出しておりませんで、将来の年金を確保するための法案は出しております。そのことをよく御理解いただきたいと思います。  そもそも、この七%、五千円というのが出てきたのは、井坂議員が、機械的に新しいルール、これは平...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、お出しをしたこの私どもの試算の、アンダーラインを先生は引いていらっしゃいますが、その手前に「一方、」とありますね。その「一方、」の前のところにも、ずっとアンダーラインを引いていただくことが大事だというふうに思うんですね。  つまり、「今の高齢者の年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、一つは、今回お示しをして御提案申し上げているケースというのは、実質賃金も名目賃金も下がるような、余り起きてほしくない、そしてまた、起きる可能性も頑張れば少ないはずでありますけれども、備えをしておかなきゃいけないというのは旧民主党政権時代...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、また井坂委員のせいにすると言われるかもわかりませんが、井坂議員の求め、民進党の求めでもありましたが、に応じて機械的に計算をしたわけでございまして、この書いていることは、先ほど申し上げたとおり、マクロ経済スライドそのもののメカニズムを単に御説明申し上げている...全文を見る
○塩崎国務大臣 試算の三つ目に、「ただし、この措置は、セーフティネットとして低年金・低所得の方に月額最大五千円を支給する福祉的給付を実施」、これは平成三十一年の十月でありますが、「した後の、平成三十三年度から実施することとしている。したがって、過去の経済動向が今回の見直し後のルー...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来申し上げているように、年金制度も社会保障制度もそうですけれども、やはり経済政策などとセットで行われるものであって、そのどこか一部を切り取ってきて、下がる下がるとかいうことだけ言って、全体の仕組みすらも否定するようなことは、余り、これは国民に対しては不安を招...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろ御指摘を今いただきましたが、介護にしても、当然のことながらこれは、高齢者の自立を支援し、要介護度の重症化というか重度化を防ぐという介護保険の理念にのっとり、なおかつ、制度の持続性というものも大事であるわけでありまして、その上で必要な方へのサービスは提供でき...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、一体改革を旧民主党政権が閣議決定したときに、デフレ経済下における年金スライドのあり方については、そしてまたマクロ経済スライドの最終的な発動のあり方について、議論がございました。それで、そういう宿題をどう果たすかということで、今御指摘をい...全文を見る
○塩崎国務大臣 マクロ経済スライドと賃金スライドとの関係をお触れいただいたと思うわけでありますけれども、言うまでもなく、マクロ経済スライドは、年金額がプラスの改定のときは発動されて、年金額がマイナスの改定のときには発動しないというルールになっているわけでありまして、マクロ経済スラ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、平成二十四年に、岡田副総理が当時こう予算委員会で答弁されています。このマクロ経済スライドについてでございますけれども、「なかなかきつい制度であります。きつい制度ですけれども、賦課方式の限界というものを是正するための一つの手段...全文を見る
○塩崎国務大臣 先生、先ほど来、マクロ経済スライドについては基本的に賛成だということを言っていただいています。  今お話がありましたように、国民年金については、先ほど申し上げたとおり、全てを賄うことは難しいけれども、生活に必要な点についてはおおむねカバーをされているわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 御質問に答える前に、さっきの、福祉的給付は、少なくとも、基礎年金満額のみの方、この方は対象になるということであって、一体改革の際に、先生の今御指摘をいただいたような問題意識は、大前提としてそれを議論していただいたんだろうというふうに思います。その際に、福祉的給付と...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的には、広尾病院とこどもの城と、何の関係があるわけではありません。  こどもの城につきましては、平成二十四年九月に、これは民主党政権でありますが、閉館が決定をされました。その当時から、厚生労働省は東京都に対して、平成二十六年度末をめどにこどもの城を閉館し、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、厚生労働省は、事務的に、ルールにのっとって、一番近い自治体である東京都にお話をしているというのが一つであります。  私のことは、私は挨拶でこう言っています。ここの隣接地は東京都のものでありまして、舛添都知事の方には、もしこの地域を再開発するときには、...全文を見る
○塩崎国務大臣 私はかつてたしか登録していたような気がいたしますが、仲間の小此木代議士はみずからドナーとして提供されたということを覚えております。今見て、我が愛媛県は真ん中辺かなということで、少し頑張らないかぬなということを思いました。  現在、骨髄ドナーというのは約四十六万人...全文を見る
○塩崎国務大臣 働きながらドナーになっていただける方について、移植に伴う通院、入院、これは休暇がやはり必要になってくるわけでありまして、企業がそのための配慮をしていただけるかどうかというのは大変大事な問題だと思います。  国が直接ドナー御本人に金銭的支払いを行うことについては、...全文を見る
○塩崎国務大臣 末梢血幹細胞移植は、骨髄移植と同様に、白血病などに対する治療法としてあるわけでありまして、今、我が国において、平成二十三年の三月から開始をされております。平成二十八年九月末現在で二百二十五例が既に実施をされているということで、骨髄移植の実施が一万九千七百、約二万件...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、この「「生活援助」維持の方向」とか、いろいろな報道が行われておりますけれども、基本的にまだ審議が続いているということでありますけれども、我々の考え方の基本は、介護保険の理念であります高齢者の自立と、そして重度化を防ぐ、そして制度をきちっと維持ができるよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 福祉用具の貸与についてでございますけれども、これは、哲学は、先ほど申し上げたとおり、四つの連立方程式を解くという中で考えていくのが基本方針でございますけれども、例えば、同じ特殊寝台といいますかベッドでもいろいろ値段に幅があって、平均でこれは約八千八百円ぐらいですけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的には、さっき言った四つの方程式をしっかり考えて決め込んでいくということが最後は大事なんだろうというふうに思いますが、繰り返さないのでもう申し上げませんが、やはり原点に立ち返って物事を考えるということが大事なんじゃないかなというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今回の額の改定ルールの見直しにつきましては、賃金が物価よりも低下するという望ましくない経済状態となった場合でも、所得代替率が上昇しないようにする、これが大事なことであって、将来世代の年金水準をしっかりと確保していくということでございます。  先ほど、一体改革とは...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生からお配りをいただいているモデル世帯の所得代替率という資料、これは国会図書館作成というふうになっていますが、基本的にはここで出ているものと同じでありますが、分母と分子を、今言うグロス、名目でそろえた場合の所得代替率につきましては五〇・九%、お配りのとおりでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 やや専門的なことなので、今突然のお尋ねでございますので、明確に今お答えすることはできませんが、何ができるか考えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 盛りだくさんの御質問をいただいたので、お答えをしたいと思いますが、冒頭、所得代替率についての定義の問題提起がありました。  それは、先ほど申し上げたとおり、次期財政検証に向けて課題の一つとして検討することだということを申し上げたわけでありますが、さっき申し上げた...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御指摘をいただいた社会保障制度改革プログラム法、ここに、公的年金制度の検討課題というのは、四つ明確に書かれております。  これは、国民年金法及び厚生年金保険法の調整率に基づく年金の額の改定の仕組みのあり方とか、短時間労働者に対する厚生年金のいわゆる適用拡大...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろな諸外国の制度から学ぶというのは私たちもよくやることですし、踏まえて、他の方々の知恵はおかりをするというのは大変有効だと思います。  ただ、今御説明をいただいた諸外国の制度は、恐らく、全部について詳しく知っているわけではございませんけれども、財源がしっか...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちまちまやるだけではだめだということでございます。  しかし、先ほど、当時の野田総理もおっしゃっていたように、まずは改善をして、それでツーステップでいけという国民会議の話にあるように、抜本的なことも考えるということであります。  これから一〇%で間に合うのかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の試算は、民進党のお求めがございまして、仮に今回の額改定ルールの見直しが平成十七年度から実施された場合の仮定の計算ということで、試算を機械的に行ったわけでございます。  そもそも、民主党政権時代も含めて、平成二十六年度までは、いわゆる特例水準と呼ばれる本来よ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのとおりでございまして、三%低下していたと見込まれる一方で、七%、基礎年金の水準は、現役世代の将来の水準としては上昇するという結果がセットで起こるということを申し上げているわけであります。
○塩崎国務大臣 お配りをした試算、きょう今、先生がお配りをしている四でありますが、そこの下の方に、米印の一というところがあって、「可処分所得割合の減少分(マイナス〇・二%)の影響を織り込んだ井坂議員配布資料と比べて二%程度の差が生じている。」という、この〇・二の引き下げ分が三十三...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは本来、特例水準があればこういうルールはなかなか適用できませんよということですけれども、これは、この特例水準というのはもう存在しないということを前提にしているという意味でございます。
○塩崎国務大臣 資料四の上から四つ目の丸に書いてあるのは、要は、特例水準が解消されない限り当該ルールによる年金額の減額も起こらないと言っているわけですけれども、これは機械的に起こせということでありますから、下の丸で機械的に当てはめてみて、五回のケースにおいてそういうことが起きると...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十年度、二十二年度、二十三年度、二十四年度、二十五年度、この五年度でございます。
○塩崎国務大臣 先生がお出しになった資料六のこの黄色の部分、それが同じじゃないかというお話でありますが、御質問がちょっと今よくわからなかったんですが、この一番右のマイナスの〇・二というところは、先ほど申し上げた、可処分所得割合の減少分というのを除いて見るとここが変わってくるので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、可処分所得割合の減少分マイナス〇・二というのを除外して見るということを各年度についてやっていくということでありますから、例えば、数字を申し上げれば、十九年度はプラス〇・二、二十年度はマイナス〇・二、それから二十一年度はプラス一・一、二十...全文を見る
○塩崎国務大臣 井坂試案というのが最初に出てきて、マイナスの五・二というのが出てきたわけですね。その中で、私どもは、新たに試算を出すようにということで、お出しをしました。  これは先ほど申し上げたとおりであって、三十三年度以降には可処分所得割合の減少分の影響というのは生じないわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっきお読み上げしたとおりの数字を私どもは持っているわけでありまして、必ずしも同じというわけではございません。
○塩崎国務大臣 これは玉木委員がおつくりをいただいた新ルールと書いてあるものに数字が並んでおりますけれども、私どものさっき読み上げたのはこれにプラス〇・二したものでございますので、そういう意味では、新ルールとしてお書きをいただいている数字がそれを除いたものということであります。
○塩崎国務大臣 今私はそのように申し上げたつもりであります。
○塩崎国務大臣 まず、生産性の話に行く前に、先ほど、資料二の、国民年金で四万円減とか厚生年金十四・二万円減を私どもが認めたかのような表現がありましたが、これはあくまでも、私たちが三%と言っているのは、機械的にあり得ない条件ではあるけれども計算をしてみたということだけでありますし、...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、玉木委員はよくわかった上でおっしゃっているんだろうと思いますが、経済前提の設定の基本的な考え方をお示しいただいていますけれども、二〇二三年までと二〇二四年から右側が何か同じぐらいのタイムスパンに見えますが、こっち側は、言ってみればあと九十年あるわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の賃金スライドの私どもの提案につきましては、もう平成二十一年の財政検証で指摘がされていて、その後、二十六年の財政検証でもさらにそれが確認をされた。その途中に一体改革があって、先ほど申し上げたように、そのときに既にマクロ経済スライドのデフレ下での運用のあり方とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の件につきましては、個別の労災認定にかかわることでございますので、回答は差し控えたいと思います。  いずれにしても、働き過ぎから命を落とすということは、御本人、御家族にとって、これは大変な、はかり知れない苦痛であるとともに、社会にとっても大きな損失になるわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 十月十二日の衆議院の予算委員会で御答弁申し上げましたが、九州電力からの要望は、発電用原子炉が新規制基準に適合しているかの審査、これに関する業務を限度基準の適用除外としてほしいというものでございました。  九州電力からの要望は自社の原発についてのものでございました...全文を見る
○塩崎国務大臣 育児休業と保育のトータルで子育てニーズをカバーするというのが前提でございまして、育児休業中の方については、保育の利用調整とか、あるいは相談対応に当たる市区町村の判断で、待機児童数に含めないことができるということに今なっているわけでございます。  このため、結果と...全文を見る
○塩崎国務大臣 認可外の保育施設につきましては、職員配置基準が少し異なるわけでございまして、保育従事者の数は認可保育園と同等であるけれども、保育士の配置を保育従事者の三分の一以上、こうなっているわけでありまして、原則全てを保育士としている認可保育園とは異なるわけでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 現状で、認可外の保育施設が、認可保育園のみでは受け切ることができない保育ニーズに応えているという側面があるわけでありますけれども、保育の受け皿確保に当たっては、やはり一定の保育の質というものを確保されている認可保育園等をふやしていくということが望ましいのは、もう言...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、児童福祉法上、都道府県知事などが児童の福祉のために必要だというふうに認めたときは、認可外保育施設に対して、事業の停止、そして施設の閉鎖を命じることが可能になってはいるわけであります。  これらの命令につきましては、重大な行政処分であることから、改善勧告を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、企業主導型ということで、かなり条件も緩和をして、受け皿の促進ということを打ち出しているわけでございます。  一方で、保育の質を確保するということも当然大事であることは、先ほど来私からも申し上げているとおりでありまして、そこのところは、やはり待機児童の数を考...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、打ち続いて発生をいたしております、神奈川県にあってのさまざまな事件がございましたけれども、中には、現在まだ警察で捜査をしているというようなものもありまして、全容も明らかになっていない事案もございますが、高齢者あるいは障害者といった弱い立場に置かれている方々...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、施設で働いていらっしゃる方が重大な事件を起こすということで、余りそういうケースは今まで続いて接するようなことがなかったわけでありますので、そういう意味では、非常に、私どもももちろんでありますけれども、むしろ、入所をされている施設の方々、そして、とも...全文を見る
○塩崎国務大臣 失礼いたしました。  今御指摘をいただきましたけれども、障害者支援施設につきましては、障害のある方ができるだけ地域社会で交流や共生を進められる地域共生社会の推進が重要ではないかということで、厚生労働省の中でも、この地域共生社会づくりというのを今、福祉の新しい考え...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お取り上げをいただいております精神保健指定医は、患者の人権を尊重して、個人の尊厳に配慮した医療を提供するという上で重要な役割を担ってきたものでございます。  昨年の聖マリアンナ医科大学病院の事案は、精神保健指定医制度の根幹にかかわる重大なものとして処分を行って...全文を見る
○塩崎国務大臣 消費税の医療に係る課税のあり方については、平成二十九年度の税制改正におきましても、抜本的な解決に向けて、総合的に検討し、結論を得るよう要望しております。引き続き、関係者の議論の状況等も踏まえつつ検討してまいりたいというふうに思います。  診療報酬で賄うということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  公的年金制度の保障機能の強化を図り、年金制度に対する国民の信頼を...全文を見る
10月25日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、三原委員の方から御指摘がございましたように、オバマ大統領は、去年プレシジョンメディスンというのを一般教書で言い、そして今回一般教書でこのムーンショットイニシアチブというのを唱えて、昨年御子息を失ったバイデン副大統領にこのムーンショットイニシアチブの中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、同一労働同一賃金の話が議論の中心的な課題の一つとして働き方改革で議論されておりますけれども、元々は、同一労働同一賃金という際には、やっぱり男女の同一労働同一賃金ということもあっていろいろ議論をされていたと思いますが、そのくらい世界の中で昔からあった問...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話しのように、医師あるいは看護師、そしてまた、今、地域包括ケアシステムと言っているわけでありますから、介護も広い意味では大変重要な医療関係の人材にもなり得るわけでありますし、保育の話も今お話があったと思いますが、いずれにしても、社会保障を担う方々をど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる、かねてから言われてきた日本版ネウボラのことであろうかと思いますが、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を提供するという地域での相談支援などを行う子育て世代包括支援センターでございますけれども、平成二十七年度から子ども・子育て支援新制度に基...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、認知症高齢者グループホームについてのお尋ねでございますけれども、この指定基準の上では、日中は利用者三人に対して一人以上の職員を配置することに加えて、夜勤職員を一ユニットに一人以上の配置を義務付けておりまして、他のサービスと比較し、どちらかといえば手厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 行動制限などについての実態調査、これをやっていればということでお尋ねをいただきました。  認知症高齢者に限定した調査というわけではございませんが、平成二十一年度、若干古くなりますが、介護保険関連施設の身体拘束廃止に向けた調査というのを実施をしております...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、行動制限の適切性の担保についてのお尋ねをいただきましたが、入所者などへの行動制限あるいは身体拘束は、当然のことながら、これは身体的弊害、精神的弊害、社会的弊害など多くの弊害がもたらされるわけでありますから、当然、身体拘束ゼロというのが当然目指すべき目...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今いろいろ、旧民主党時代のお話を含めてお考えを聞かせていただきました。  社会保障の産業としての側面という意味においては、今おっしゃったようなことも考え方としてはあり得る話としてよく取り上げられておりますし、そのこと自体を否定するつもりもございませんけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、地元でもよくいろんな方々、年代層それぞれですが、社会保障に関してのお話をよく聞くわけでありますけれども、なかなか皆さん、一〇〇%安心しているというような人に出会うことはなかなかないわけでございまして、御指摘の世論調査、これ読売新聞の結果を私も拝見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは三党合意で、民主、自民、公明、この三党間での公党の約束として決まったことを私どもは引き継いでやっているわけでございまして、結論から申し上げれば、その三党合意は守っていくということであるわけでありまして、さっき申し上げたように、社会保険方式で成り立っ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御質問は、なぜ八月なんだ、なぜもっと早くできないのかという質問であると理解してお答えを申し上げれば、これは、今御指摘のように、今回、消費税の引上げを再び二年半延ばすということになったわけでありまして、正直それまでいろいろこの準備をしていたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のこの地域包括ケアでございますけれども、これにつきましては、重度な要介護状態となってもずっと住み慣れてきた地域でまさに自分らしい暮らしが続けられ、そして人生の最後までそれが続け得るということ、そのために、医療、介護だけではなくて、予防あるいは住ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今回、私が大臣として行ったのは二十一年ぶりでございまして、これは村山内閣の浜本労働大臣……(発言する者あり)いやいや、大事なことですから。  今御指摘をいただいて、お褒めをいただいたような気もしたものですから申し上げますが、二十一年ぶりであ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) しておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 百周年だと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話をいただいたように、日本が、ILO条約の数は百八十九のうちの批准は四十九ということで、今残っているものでございますが、八つの基本条約に未批准ということで今御指摘をいただいたわけでございます。  それなりの理由があってそういう状況になっているわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、電通ではかつて最高裁まで行った事案もございました。過去に業務に起因する自殺事案というのがあって、社会的にも大変大きな問題として認識をされたわけでございまして、そういう電通において同じような問題が起きたということは極めて私どもとしても遺憾...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、今進行している事案でもありますし、今後の取締りの影響も考えてみて、さっき申し上げたとおり、過去の監督指導の中身について申し上げるというのは差し控えたいというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、一つ電通の例を取ってみれば、かつて最高裁まで行ったような事案がありながら同じことが起きたということは極めて遺憾であって、私どもがもう既にこれは明らかにしていることとして、十月十一日に東京労働局長が電通の幹部を呼び出して、二度と同じ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 事前通告いただいていませんので今手元にはございませんので、また追って調べてお答えを申し上げたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今建設的な御提案をいただいたわけでありますが、今の御提案を含めて、今後何が更に必要なのか、この文化を変えるためにですね。ちょうど今、先ほど申し上げたとおり、働き方改革実現会議を行っておりますので、しっかり今の御提案受け止めて考えていきたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもとして、今、同一労働同一賃金に踏み込むという総理の所信表明、あっ、施政方針演説だったかな、今年の通常国会でございましたように、そこで初めて正式に方針として打ち出したわけであります。  御指摘の、まず第一に、同一労働同一賃金については随分議論をこの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) たしかILOの今御指摘のものは男女の格差の問題から出てきたもので、それは同一価値労働同一賃金を指しているものだというふうに理解をしているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の年金機能をどう守っていくかという観点は、恐らくこれは衆議院の方でも出ていましたけれども、最低保障機能の維持といったような、生活を言ってみれば守る最後のとりでとしての年金の機能をしっかり守れるのかという問題意識かなというふうに思っておりますが、このこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 将来どうなるかということについては一概には申し上げることはなかなか難しいわけでありますけれども、一つ年金制度を取ってみれば、今回、これは月五千円、年間六万円の福祉的給付というのは、少なくとも基礎年金だけの方については全て適用になるというようなことをもって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最大六万円という意味でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がありましたように、介護現場で働く方々がなかなか定着をしない、あるいは集まらないということで、人手不足で大変困っていらっしゃる方が多いということは私もよく存じ上げて、地元でもよく話を聞くわけであります。  そういうことで、今日まで、まずは処遇を改...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保護者のいない子供さんとか虐待を受けた子供さんなどが社会的養護が必要な子供たちとして大事に温かく養育をされていく、それも家庭の中で養育をされていくというのが一番望ましいわけでありますが、必ずしもその家庭がそのようなことをできない状態の場合も間々あるわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、十八歳で打ち切られるということの問題点についてお話をいただきました。  自立援助ホームにおいては、食費、光熱費など日常生活に必要な経費の一部を確かに入居者本人に一部負担をしていただいているということがあります。この入居者の負担額については入居者の経...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の、衆議院の予算委員会でこの問題が取り上げられまして、それが今月の十二日、それから二十一日の衆議院厚生労働委員会、ここで取り上げられたわけでありますが、通達発出の端緒は九州電力からの要望があったことだと私の方から答弁を確かにいたしました。具体的に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十五年の通達に基づく取扱いについて、この福島第一原発における事故を受けて、原発の再稼働に当たっては原子力規制委員会による新規制基準に基づく審査を受けることが必要になったこと、そして、こうした審査に対応する必要があるとの電力会社からの要請が九州電力か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、地域支援事業への移行の問題について御懸念を頂戴をいたしたわけでございますが、この新しい事業につきましては、市町村に対して、高齢者のニーズを把握して、既存の介護サービス事業者にサービス提供や担い手の養成を検討した上で地域の支え合いの体制づくりをするとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも法改正がなぜ行われたのかということを考えてみれば、それは当然のことながら保険料の上昇というものをどうやって最小限に抑えて制度の持続可能性を高めるかということが大事で、これは当然、負担能力に応じた負担ということを負担に関しては言っているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国が行う契約につきましては、平成十八年の財務大臣通達に基づいて、今お話のありました一般競争入札、これによることを原則とする一方で、公共料金など契約の相手方が限られるもの、あるいは新規の研究開発、調査事業など入札のための仕様が確定できないものなどを随意契約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘を一者応札につきましていただきました。  これまで価格による競争がない企画競争、これを中心に見直しを進めてまいりました。その結果、平成二十七年度の企画競争における一者応札、これは前年度の半分以下となっておるわけでございますが、やはり引き続きこれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた個別指導、保険医療機関に対する個別指導でございますけれども、不適切な診療報酬請求に関する情報提供があった場合、あるいは前年度の個別指導結果が再指導であった場合、それから患者一人当たりの請求点数が多い、高い、こういったことに該当する医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは予算委員会などでも随分御指摘をいただいてまいったところでございますけれども、先ほど来繰り返し申し上げているように、介護保険の理念は、やはり自立を図り、そして重度化を回避し、しかし同時にこれは長もちする制度でないといけないということでありますし、さら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 過労死をなくしていくということについては、これは超党派で、法律も皆様方のお力で打ち立てていただいているわけでございますので、その法の精神を大事にして、実際の執行の面で我々もしっかりやっていかなきゃいけないというふうに考えているところでございます。  ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、変わり行く職場あるいは働き方、そしてまた社会全体的にストレスが多くなっている、そんなことを踏まえますと、産業医等の医師が一定の長時間労働を行った方々に対する面接指導を的確に行うというのは極めて大事であり、また、私どもとしては産業医をしっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで産業保健の分野で、平成十八年に策定をいたしました事業場向け指針というのがございますけれども、過労死対策としてラインによるケア、上司との関係ですね、を含む四つのメンタルヘルスケアの推進を事業場に対して求めてきたわけでございます。全国四十七か所の産業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 言うまでもなく、今回のようなケースを含めて、この労働基準監督署により個別に原因の調査などを詳細に行うということは当然でありますし、また健康管理などの問題があれば、当然その事業場や会社に対して厳しく指導していくということは当然であります。  厚生労働省で...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 今回の法改正によりまして初めて老齢基礎年金を受給するということになる方の平均受給額についてのお尋ねをいただきました。  月額でいきますと、老齢基礎年金を新たにもらえる方々、約二・一万円になるというふうに見込んでいるところでございます。  一方で、老齢厚生年金に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正をしてもまだ無年金の方がどれだけおられるのか、こういうお尋ねでございます。  今回、受給資格期間を二十五年から十年に短縮した場合の対象者を把握するために行った調査によりますと、七十歳まで任意加入をしたとしても十年の受給資格期間を満たすことができない無...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正を経ても保険料の納付期間が十年に満たない方に対しての特例措置ということだろうと思いますが、平成十九年に実施をいたしました無年金者数を把握するために行った調査によりますと、その時点で納付できる七十歳までの期間を全て納付したとしても二十五年の受給資格期間に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の、年金請求書が送られてくるというお話でございますが、今回の受給資格期間短縮で新たに年金受給に結びつく方々は約六十四万人おられるわけでありますけれども、施行後の最初のお支払い月でございます平成二十九年十月から確実に年金をお支払いできるようにあらかじめ年金請求書を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生、年金請求書が来た場合に送り返すだけでいいじゃないか、こういうことでありますが、恐らく、これまでの経験からしてみて、日本年金機構では、年金請求書を送った場合、お受け取りになられた方がどう行動されるかというと、必ずしも返送するだけではなくて、やはり年金事務所に...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、年金の受給資格期間短縮は、法律上は、その施行時期が消費税の税率一〇%への引き上げ時ということとされておったのは、そのとおりでございます。  消費増税の延期が決定をする中で、これは六月の一日に消費税の二年半の延期ということが総理から発表さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何を今回の二十五年、十年の財源にするのかというのは、これは当然のことながら予算編成過程の中で決まってくることでございますので、今特定の、簡素な給付の六百六十億とかそういう御指摘がございましたけれども、そういうものが、すき間ができるということは間違いないわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、もともと、八月一日にしたのは、消費税の再延期をする時期との兼ね合いで、先ほど申し上げたとおり、時間的に後ずれしたということ。法律が通らないといけないわけでありますから、何も事務手続ができないということでありまして、もう一つは、やはり混...全文を見る
○塩崎国務大臣 四月一日とした場合に、それよりも前に請求書が届くというのは、これは大原則だろうというふうに思います。  何よりも、私たちが一番、もちろんタイミング的におくれているということに加えて大事なことは、先ほど来申し上げているとおり、窓口で混乱をしていく、これは、請求書を...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういうだらしない行政はやらない方がいい、こういうことだと思います。
○塩崎国務大臣 答える前に、できるだけ具体的に質問を事前にお届けいただくと、さまざまな議論が深まるということになろうかと思うので、玉木委員には、ぜひ質問をお出しいただけたらありがたいなというふうに思っております。接触も不可ということでありますので、何が何だかよくわからないままでは...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも事前通告がないので。  六百五十億で二年半ということで、ざっくり言えば約千三百億ということになろうかと思います。平成三十一年九月まで、十月から引き上げるということでございますので。
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたとおり、予算編成の過程の中で考えていくことで、決め込んでいくことでございまして、非常に多くの額を要する社会保障の費用の中で何をどうするかは、連立方程式の数は数限りなくあるぐらいたくさんございますので、最終的に年末にかけて毎年度決めていかなきゃ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、今お話し申し上げたとおり、金額がそれなりに大きな支出項目になり得るわけでありますから、それなりのやはり政治的な決断をもって、しかしこれは大事だからやろうということで法律を出させていただいているわけでございますので、その予算につきましては、さまざ...全文を見る
○塩崎国務大臣 玉木委員は財務省、大蔵省出身で、もうわかり抜いた上でこういう意地悪な質問をされるんだろうと思いますが、ハーバードの後輩とはとても思えないところでございますけれども。  先ほど井坂議員からお話がありましたように、簡素な給付措置の、言ってみれば枠のことも念頭に入れな...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、安定財源が必要だということで、玉木さんは、我々と同じように財政のことをしっかり考えておられるんだなとよくわかりましたが、たしか前の岡田代表は、赤字国債でこれを賄う、こういうことをおっしゃっていたような記憶が参議院選挙のときに鮮明にあるような気もいたします...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまた財務省出身の玉木委員はよくわかって御質問されていると思いますが、一対一は対応しているわけではないわけでありますが、そういうすき間が、ある意味、できたということは、そのとおりでございます。  しかし、ほかの支出項目の中からその分欲しいというふうに思う方々は...全文を見る
○塩崎国務大臣 簡素な給付の件についてのお尋ねで、今の、二十五年、十年のお尋ねではないということだと思いますが、それは、今お話しのような論理ではなくて、やはり実務上の観点から、このことについてはまとめてお支払いをするということでいくのがよろしいのではないかということが結論だったと...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、機械的な試算をせい、こういうことでございましたのでこういう結果になっているわけで、現実には、何度も申し上げておりますけれども、特例水準が平成二十六年度まではあったわけでありまして、そうなれば今回の改定ルール見直しは発動されないということになるわけで、年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 理由などにつきましては、もう先ほど井坂議員にお答え申し上げたとおりでありますけれども、今回の改正によって初めて老齢基礎年金の受給権を得る約四十万人、この方々につきましては、仮に施行を四カ月前倒ししたとしても、その人数は基本的には変わらないというふうに考えております...全文を見る
○塩崎国務大臣 四月一日から本来消費税を引き上げるということでありましたが、この判断も、安倍総理は、悩みに悩んだ末に、経済全体、今お話しをいただいた低年金あるいは無年金で困っていらっしゃる方々を含めて、総合的な判断の上で消費税の引き上げを二年半延期するということを決めたわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど玉木議員からいい議論をいただきましたけれども、あのときの議論からすれば、では、先ほど申し上げたように、四カ月早めた場合に、三百四十億円程度の財源が要るわけであります。これは柚木議員は何からお出しになる予定であるのかも一緒に御提案をいただくとより深い御議論がで...全文を見る
○塩崎国務大臣 たしか蓮舫代表もチルドレンファーストとおっしゃっていたような気がいたしましたが、子育て支援、保育なども極めて重要でございますし、介護についても、中島委員は、いつも私はお叱りを頂戴していて、なぜカットするんだということでありますから、介護の充実もやはり大変大事であり...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、民進党の皆さん方も二年半延ばすことは、まあ二年半とは言わなかったような気がしますが、消費税を延期することは賛成を明言されておりました。むしろ自民党よりも先に言っておられたような気がいたしますので、そうであるならば、この二十五年、十年について、どのようにし...全文を見る
○塩崎国務大臣 井坂議員の予算委員会でお出しになった試算を、言ってみれば、政府が十七年からやり直してみたらどうなんだ、こういうことを御注文いただきましたが、もともと特例水準があるうちはそういうものは発動されないということもあって、それでもどうしてもやれというので、機械的に算出をし...全文を見る
○塩崎国務大臣 驚くばかりでございますが、もともと井坂議員があり得ない前提で五・二%の引き下げになるんだと言ってこられたので、それに対して我々が試算をするというのはいかがなものかとは思いましたけれども、機械的にやってもいいということだろうということで、ほぼあり得ない機械的な試算を...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、平成十六年の改正法がございますが、財政検証において、次の財政検証が行われるまでの五年間にモデル世帯の所得代替率が五〇%を下回ることが見込まれる場合には、所要の検討を行い、マクロ経済スライド調整期間の終了その他の措置を講ずるとともに、給付及び費用負担のあり方に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般のやりとりに関して、一部報道で誤った報道があったことは極めて残念なことで、長妻委員が前向きなお考えをということでありましょうから、報道にも正確性を私どもとしても期待したいというふうに思うわけでございます。私たちも抗議を正式に申し上げ、きょう訂正文が朝日新聞に掲...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたとおり、今までの計算方式と異なる物差しで、分母、分子ともにグロスにするとかネットにするとか、いろいろあり得るわけでありますけれども、物差しが異なると、当然、今までずっと、これは長妻厚労大臣のときも同じ目標値をお持ちになっていたわけで、長妻大臣もこの...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは当然、厚生労働大臣経験者である長妻先生は、先々をよくごらんいただいた上で年金のことについていつも議論を賜ってきたんだろうというふうに思っておりますが、先ほど、他の国にあるかないかというお話がありましたが、いわば、人口ピラミッドの先行きを見通してみれば、日本と...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただただ驚くばかりのことでありまして、目標の五〇%というものの定義はネット分のグロス、今お出しをいただいているのはネット・ネット、グロス・グロスの仮定計算をしたものであって、それと今までのネット分のグロスの目標値と比較するということ自体が全く意味がないことだという...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは長妻委員には事前にお出しをしておりますけれども、グロス・グロスですね。この場合の数値、平成十六年度、つまり法律ができたときですが、この数値は四九・八%、平成二十六年度の数値は五〇・九%でございます。  ただ、繰り返し申し上げますけれども、物差しが異なるわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、お配りをいただいている資料の十二ページに、マクロ経済スライドを適用しない場合とありますが、厚生労働大臣経験者の長妻先生がよもやマクロ経済スライドを適用しないということを言っていらっしゃるとは思えないので、私の方からそうではないですよねと質問をしたいぐらいであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、年金局長のような答弁ということですが、やはり、未来への責任ということを綱領に書いている民進党の考え方が、そのとおり言われているかどうかということを問う、政治としての私は議論をしているつもりでございますので、あしからず御理解を賜りたいと思います。  恐ら...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障・税の一体改革についてお触れをいただきましたけれども、そこにおいて当時の民主党政権が政府案として提出した年金額加算は、今御説明をいただきましたけれども、基本的には定額加算ということになっていました。しかし、三党協議を通じて、その中で、保険料の納付意欲を損な...全文を見る
○塩崎国務大臣 十年にちょっと満たない方々だけを相手にこういう御議論を申し上げているわけではなく、年金制度全体にかかわる方々、まだ二十になる前の、これから保険料を払うようになる若い方々、そういう方々にとってもメッセージがあるわけでありますので、助け合い、分かち合いの制度である年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほどおっしゃった、夫婦だけのことを言っているわけではなくて、我々ももちろん、単身世帯がふえているということもよくわかっております。  夫婦の場合には基礎年金で基礎的な収支はカバーできるわけでありますが、単身の方々については、おおむねできるということを申...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、特に高齢単身世帯について、さまざまな問題、課題があるということはよくわかっております。  それは、先ほど来答弁申し上げているように、ひとり年金だけで全てを解決するということはなかなか難しいわけでありますけれども、しかし、年金生活者支援給付金のよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 後納制度につきましてお尋ねをいただいておりますが、現役世代の方々が毎月納める保険料がその時々の高齢者の方々の年金給付に充てられる助け合いの仕組み、世代間の助け合いの仕組みを我が国の年金制度はとっているわけであります。いつまでも保険料を納付できる仕組みというのは、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金生活者支援給付金につきましては、社会保障・税の一体改革の中で、当時の民主党政権が年金額の加算として提案をされたものについて、三党協議を経て、先ほどのとおり、現在の給付金の形になっているわけでございます。  こうした経緯を踏まえて、年金生活者支援給付金は、年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 無年金者数につきましては、御指摘のとおり、従来、平成十九年に当時の社会保険庁が行った推計により把握されてまいりました。  今回の受給資格期間短縮に当たりまして、改めて日本年金機構が保有している年金記録に基づいて対象者の把握を行った結果、今後、七十歳まで保険料を納...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの年金受給資格期間短縮法案、これによって、新たに約六十四万人を超える方々が年金受給権を得ると見込まれているわけですね。納付した年金保険料を極力給付に結びつける、こういうことで、国民の年金制度に対する信頼感を高めようということでございます。  同時に、年金...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間も長妻委員からも出ていましたが……(足立委員「私が最初に言ったんですよ」と呼ぶ)そうですか。認識を新たにいたしたいと思いますが。  高齢者で低所得の方々に対して年金を含めてどのようなサポートをするかということは、現在までもいろいろやってきておりますけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、質疑の中でも出てまいりました、国民会議でも出てきているように、そしてまた、これはたしか、当時、野田総理もおっしゃっていたと思いますが、やはり、今できることはやる、さらには、その次にまた何をやるべきなのかということはその次にまた考えるということで、二段ロケッ...全文を見る
10月27日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 お答え申し上げたいと思います。  我が国の酢酸メレンゲステロールの残留基準値は、食の安全に関する国際基準、コーデックス基準でありますが、これが制定される三年前の平成十八年に日本でポジティブリスト制度を導入した際に、海外で科学的根拠に基づき定められておりました当時...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどお答え申し上げましたように、食品安全委員会から科学的なリスクの評価が出た場合、直ちに、私どもとしては、我が国の基準をコーデックス基準に合わせる方向で見直しに入りたいと思っております。  基準の見直しに当たりましては、薬事・食品衛生審議会というのにかけ、専門...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、笠井委員からお話がございましたのは、交換文書についての御指摘かと思います。  御指摘のとおり、医薬品等に関する附属書の適用についての米国との間の交換文書は、これはまず、法的拘束力を持たない文書であるということであります。いわゆるサイドレターでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的には、確かに、厚生労働省に対して意見を表明することができ、厚生労働省はその意見を考慮するものということが書き記されていることは事実でありますけれども、これは、先ほどの、総理から御答弁申し上げているとおりの、外交の常識としても、米国の意見を受け入れることを約束...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、これらは、表現はいずれも手続を確認している文言でありまして、例えば、中央社会保険医療協議会、いわゆる中医協ですね、ここで内外の製薬業界の意見を聴取しながら薬価制度の改革の議論を進めてきた、これは事実であります。  しかし、例えば報告...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 これまで繰り返し申し上げてまいりましたけれども、まず、ベースとなるのが十年以上の六十四万人というのが繰り返し申し上げてまいりましたが、それに加えて、空期間などの該当される方、こういった方を加えて、こういった方々の中で、合算をすると十年を超える、そういう方々がおられ...全文を見る
○塩崎国務大臣 十年未満というお言葉でございますが、二十六万人でございます。
○塩崎国務大臣 今お話しのように、専業主婦の方などで、これは昭和六十一年三月三十一日までの間に国民年金に任意加入していなかった期間が空期間になったり、あるいは学生、そしてまた海外におられた方々の中にも該当するような空期間の方がおられるわけでありますが、受給資格が十年未満の今申し上...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、所得代替率をなぜ五〇に決めたのかという経緯についてお話を頂戴いたしましたが、平成十六年の改正に向かって議論を詰めていったわけでありますけれども、少子高齢化の一層の進行などを背景に、当時の制度のままでは、つまり、五年ごとに保険料も含めて見直す、そういうやり方をや...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、長妻委員の御説明を一般の方がお聞きになると、厚労省は二〇%と言って、経済界が一五と言って、何となくよくわからないところで一八・三に決まったんではないかというふうにもとられかねないような感じでありましたが、決してそんなことではなくて、これは経済財政諮問会議でオー...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど坂口元厚労大臣の御発言を引用していただきましたが、あのときの議論で、例えば、国民年金でどこまでをカバーするかというときに、よく、基礎的支出をおおむねカバーする、あるいはカバーするというようなことを言うわけでありますけれども、今の代替率五〇%の話はもう少し、厚...全文を見る
○塩崎国務大臣 若い世代を中心に今以上の負担をお願いすることにならざるを得ないわけで、給付を一方的に厚くするということだけを言うわけにもいかない。そうすると負担とセットでいくということで、魔法のつえはないということはこれは総理も何度も申し上げてきたことでございますので、いずれにし...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、給付費ベースでお尋ねをいただいたので、そのとおりお答えをして、国費ベースでいけば今御指摘のようなふうになるわけでございます。
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、十年未満の方々に対してもお知らせが届くということが大事だということで、私どももそれを予定していて、来年度から個別にはがきを送付するということでありまして、そのとき、先ほど申し上げたとおり、空期間などを、改めて、どういうものかということを御存じでな...全文を見る
○塩崎国務大臣 定まったものがあるわけではございませんが、まず第一に、今回こうやってお知らせをして、どういう反応がどういう確率で戻ってくるのか、御相談に来ていただけるのか、そういったことをよく踏まえた上で、おっしゃるとおり、これは権利として年金をいただける方々でありますから、当然...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、社会保障制度というのは社会保険料と税財源で賄われているわけであって、社会保障への税財源の投入というのは、国費だけで約三十兆円を超えています。国の一般歳出の半分以上を占めているわけで、しかも、高齢化の進展でこれからまだまだふえるということであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保障の充実につきましては、給付と負担のバランスを考えてまいりますと、消費税率の引き上げを延期する以上は全てを行うことはできないということが、総理からも繰り返し答弁してきているところでございまして、こうした中で、無年金の問題は喫緊の課題ということから、今般、受給...全文を見る
○塩崎国務大臣 現に、低所得、低年金の高齢者の方々への対策として、受給資格期間の短縮に加えて、年最大六万円を支給する年金生活者支援給付金の創設、あるいは医療、介護の保険料の負担の軽減、こういった社会保障制度全体で総合的に対処していくということについて一体改革の中で定められているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 衆議院議員井坂信彦君外七名提出の公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
10月28日第192回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 山下雄平議員にお答えを申し上げます。  まず、実習環境の改善施策についてのお尋ねがございました。  実習環境の改善を図るため、衆議院で修正可決された法案に基づいて、実習生の報酬を日本人と同等以上にするとともに、外国人技能実習機構において、実習継続が困...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 真山勇一議員にお答えを申し上げます。  まず、外国人のための医療施設や医療通訳、相談窓口、保険等の手続に関してお尋ねがございました。  外国人が安全、安心に日本の医療サービスを受けられる体制を整備していくことは重要な課題でございます。厚生労働省におい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 仁比聡平議員にお答え申し上げます。  外国人労働者の受入れ方針についてのお尋ねがございました。  我が国は、経済社会の活性化の観点から、専門的、技術的分野の外国人労働者の就業を積極的に推進をしております。外国人材の受入れの在り方については、日本再興戦...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高木かおり議員にお答え申し上げます。  技能実習制度の趣旨についてのお尋ねがまずございました。  技能実習制度の趣旨は技能移転を通じた国際貢献ですが、一部に制度の趣旨を理解せず法令違反等の問題が生じているとの指摘がございます。このため、本法案により、...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 御指摘の市場拡大再算定、特に特例、今、丸がついて一千億以上ということでございますけれども、これにつきましては、年間の販売額が一千億円を超えて一千五百億円以下であって、かつ、薬価収載時の予想の年間販売額の一・五倍以上となった医薬品、それから、年間販売額が千五百億円を...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、もう先生も御案内の、モニタリング検査というのを当然輸入食品については行っているわけでありまして、今御指摘のラクトパミンとか、この間来お話が出ております酢酸メレンゲステロールとか、こういった動物用の医薬品とか残留農薬などについては、人の健康影響度などの危害度、...全文を見る
○塩崎国務大臣 どれだけ入っているのかというお尋ねでございますが、これにつきましては、私どもは全体で牛肉の輸入というものを把握しているので、特にそれだけを使った、今の御指摘になったような特別の、特定の医薬品を使ったものなどについてどれだけかということについては把握をしていないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、特定の、例えば酢酸メレンゲステロールを使った牛肉がどれだけ入っているのかという形では押さえていないので、先ほど申し上げたのは、輸入のトータルということで、牛肉全体ということで、米国、オーストラリア別のはもちろんございますが、合計ということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、一つ一つの例えば肥育ホルモンをどれだけ使ったものが入ってきているかということは把握をしておりませんので、全体でどれだけ検査をしているのかということであれば、例えば二〇一五年度であれば、検査率は八・七%とかそういうことであります。  それで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど石原大臣から、輸入できるできないの話については厚労大臣から答えるということを申し上げたわけでありまして、当然、これは我が国において、輸入食品を含めて食品衛生法に基づいて食品安全委員会がリスク評価をして、その上で遺伝子組み換え食品の輸入、販売等を経ていなければ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、畠山委員から御指摘のございましたオプジーボでございますけれども、これは、もともと京都大学の本庶先生がつくり出した我が国発のもので、世界で最初に日本で上市をされた。しかし、それが最初はメラノーマ、皮膚がん、約四百七十人ぐらいを対象とする予定でございましたが、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度もお答えを申し上げておりますけれども、そもそも、医療などの社会保障分野については、将来留保をまず大きな意味でかけているということでございまして、まさに今申し上げたように、医療保険財政そのものに大きな影響を与える、それをどう守っていくかということに関しては...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、薬価につきましては中医協で決めるということになって、事実上の公定価格というふうに表現されましたが、基本的にはそうであり、米国の場合には市場で薬の価格は決まるというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 いわゆるサイドレター、交換文書でございますが、ここに、今少しお話をいただきましたが、審議会等の設置及び運営に関する透明性の重要性を確認するとともに、外国の利害関係者が審議会等を傍聴する、または審議会等へ出席をし、もしくは意見書を提出するということを認めることが、お...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおり、アレルギー疾患により医療機関を受診している患者の方々の増加傾向は、これは事実ございます。  そして、アレルギー疾患は、人によって症状が大きく異なるわけでございまして、住環境あるいは食生活、こういったものの変化がさまざまな複合的な要因で作用している...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の、乳量増加の目的で乳牛に使用されていますrBSTというもの、これにつきましては、EUが使用を禁止した当時の研究では、乳量増加に伴って搾乳回数がふえるということなどによって、乳牛が乳房炎にかかりやすくなってしまうという指摘がありました。そういうことで、食品の...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 医薬品、医療機器に関する附属書の適用範囲については、それぞれの国の医療保険制度を踏まえて適用範囲が定められることになっておりまして、我が国は、公的医療保険における薬価制度、そして米国は、国が公定価格を決める一部のメディケアが想定をされておるわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、先ほど申し上げたとおり、附属書に伴ってサイドレターが交わされたということで、附属書に記されております手続をお互いに確認をしたということが一番の意味だと思いますし、それに加えて、先ほど申し上げたように、例えば、医療機器産業についてはお互いにやはり重要な産業で...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、オプジーボにつきましては、もう言うまでもなく、世界で初めて我が国で承認をされたという、我々としては望ましいし、また大変効果のあるイノベーティブな薬品ということであります。だからこそ、今回、適応拡大によって大きな市場の拡大があって、当初のメラノーマを前提とした...全文を見る
○塩崎国務大臣 仮にTPPが発効した際でも、附属書の2において社会保険、社会福祉、保健等の社会事業サービスを記載してありまして、これらの分野は協定の適用除外ということであり、また、医療などの社会保障分野は将来留保ということで、将来留保の解釈を変更するというのは全ての締約国の合意が...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療と介護、大きく分けて二つの種類があると思いますが、特に医療につきましては、当然、非営利性というものが大事であります。  医療機関がREITを活用する場合には非営利性が担保されなければいけないということで、先ほどもガイドラインのお話の中で、不動産投資法人の関係...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、佐々木委員御指摘の労働章ですが、第十九章、ここにおきまして、ILO宣言に述べられている働く方の権利を自国の法律等において採用、維持すること、それから、貿易や投資に影響を及ぼす態様により、こうした労働条件に関する法律等について免除等を行ってはならないことなどを規...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、百五号、それから百十一号について、ILOの条約についてお話をいただきましたが、繰り返すようで恐縮でございますけれども、このTPP協定の労働章では、一九九八年のILO宣言に述べられている働く方の権利を、各締約国が自国の法律等において採用し維持することを定めている...全文を見る
○塩崎国務大臣 TPPは、先ほど先生も御指摘のとおり、投資そして貿易の促進ということでありますが、それと、働く方々の労働条件の引き下げがどう起こらないようにするかということのバランスをとったのが、この労働章を設けたゆえんだろうというふうに思うわけであります。  一方で、私ども、...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  公的年金制度については、社会保障と税の一体改革を踏まえ、社会保障制度改革国民会議で、長期的な持続可能性を強...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) とかしきなおみ議員にお答え申し上げます。  まず、適用拡大の方向性についてのお尋ねがございました。  短時間労働者の就業調整を防ぎ、労働参加を支援するとともに、所得や年金を確保していくためには、被用者保険の適用拡大を着実に進めていくことが重要でござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 伊佐進一議員にお答えを申し上げます。  年金積立金の運用についてのお尋ねがございました。  平成十三年度の自主運用開始以降、年金積立金の累積収益は約四十兆円、また、政権交代後では二十七・七兆円となっており、長期的に見て、年金財政上必要な収益を十分に確...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高橋千鶴子議員にお答え申し上げます。  保険料納付済み期間が十年に満たない方への救済策についてのお尋ねがございました。  今回の受給資格期間の短縮は、納付した年金保険料を極力給付に結びつけることで、年金制度への信頼を高めるものでございます。  改正...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 河野正美議員にお答えを申し上げます。  年金額改定ルールの見直しと世代間の給付と負担の関係についてのお尋ねがございました。  今回の額改定ルールの見直しは、賃金が物価より低下するという望ましくない経済状態となった場合でも所得代替率が上昇しないように備...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○塩崎国務大臣 先ほど財政審の提出資料について御議論をいただきましたけれども、厚生労働省としては、現在、社会保障審議会生活保護基準部会、ここで生活保護基準の次期検証、これは平成二十九年に行われますけれども、これに向けた検討を進めております。この中で、生活保護制度における母子世帯を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘があったのは、PMDA法と予防接種法を別々にやっていた、接種にあって、有害事象が発生したケースの扱いが異なっていたじゃないか、それを今どうしているんだ、こういう御質問だったというふうに思います。  これは、昨年の九月十七日に、「HPVワクチン接種...全文を見る
○塩崎国務大臣 事前通告をもう少し具体的にいただくといい議論ができるのではないかというふうに思いましたので、ぜひ次からはそのようにしてもらえればというふうに思います。今のような御質問は、全く私のところには届いていないものですから、答えようがないということであります。  いずれに...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十二年の十一月から、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業において、ワクチン接種によって生じた健康被害について適切に救済をするために、基金の交付要件として、市町村に対して民間保険への加入を求めておったわけであります。  当保険の利用実績につきましては、民間保...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど協力医療機関について橋本副大臣から御説明申し上げましたけれども、これに加えて、去年の九月に、協力医療機関と連携をする、そういう病院をさらに十五ほど全国に指定をさせていただいて、そういった面でも医療の充実を図るということになっております。  先ほど、協力医療...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、きのう審議入りさせていただいたこの年金法案は、ことしの三月に既に提出をさせていただいていた法律案でございまして、それは、単に賃金スライドだけではなくて、例えば、適用拡大のさらなる対象拡大とか、GPIFのガバナンスを強化することによって資産運用についての...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、臨床研究法案につきまして認識を示せ、こういうことでございました。  これにつきましては、未承認あるいは適応外の医薬品等の臨床研究、あるいは、製薬企業などから資金等の提供を受けて実施をする医薬品等の臨床研究の実施者に対して、厚生労働大臣の定める実施基準の遵守を...全文を見る
○塩崎国務大臣 がん対策基本法、今御指摘のように、ちょうど十年たつということでありますが、前回、私ども超党派の議連で皆さんと御一緒に議論したがん登録法の議論の最後の方で、そろそろ十年を控えて、なおかつ、がん登録法の議論をする中で、やはりさまざまな宿題があるねという認識が各党の先生...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは総理からも答弁申し上げたとおりでありまして、今回の試算について、今、七%はあり得ないかのような話をされましたが、民進党からのたび重なるお求めに応じて、仮に、今回の額改定ルールの見直しが、そのルールどおり、平成十七年度から実施をされた場合の仮定の機械的試算を行...全文を見る
○塩崎国務大臣 役人のつくった想定問答に民進党の綱領のようなことは入っていませんから、私は読んでいるわけではなくて、ちょっと読んでいるような顔をして下を向いているだけですので、申し添えておきたいというふうに思います。  今のお尋ねは、先ほどもう既にお答えをしました。それは何かと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう先ほど答弁申し上げたとおりであって、給付水準をスライドで下げて、将来のそれに伴って給付水準は上昇するという構造は、これは変わらないわけであります。  だけれども、これを、いろいろな前提があり得ることはそのとおりであって、だからこそ私たちは何か機械的な将...全文を見る
○塩崎国務大臣 機械的な計算をしろと言うので機械的にやったわけですけれども、何でそれだけをこだわられるのか、よくわからないんですが、そもそも、前提がどうなるかによってどうなるかは決まってくるわけでありますので、今の三対七とかいうのが確定的にいつもあるというわけではないということを...全文を見る
○塩崎国務大臣 さまざまな前提条件があり得るわけでありますけれども、運用利回りにしても、労働人口の減少の数値もどうなるかということもいろいろありますので、それは一概にどうなるかは言えないということだと思います。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、これは前提をどう置くか次第でありますので、それがどういう割合になるかとか、そんなことは申し上げられないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 そもそも、これは、賃金と物価が両方下がる、ないしは賃金は下がって物価は上がる、こういうケースの場合のルールを今回、民主党政権時代の大綱で宿題として残ったものを粛々とこなすという形でやっているわけで、これは、今の年金をもらっていらっしゃる世代の年金受取額を下げれば、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、平成十六年の改正のときに所得代替率というのをどういうものとして導入したのかという御質問かというふうに受けとめました。  これはもう言うまでもないことでありますけれども、少子高齢化の進展というものを踏まえてどうするかという中で出てきて、当時の制度のままでは保険...全文を見る
○塩崎国務大臣 当時は、もともと日本の所得代替率は夫婦二人で見ていましたから、その際には基礎的な支出についてはカバーできるということでそのように決めたというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたとおり、夫婦二人でいけば基礎的な支出はカバーできるものとしてお示しをしているということでございます。
○塩崎国務大臣 その数字のレベルについては先ほど申し上げましたが、さっきバランスすることについてもいろいろ御注文がありましたけれども、厚生年金の保険料の上限を一八・三として、保険料がどんどん上がってしまわないようにするという中にあって、一方で、給付の方についての目安を持たないとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、年金ですから、どういう暮らしになるのかということを全く考えないで決めるはずもないわけであって、今お話があったように、五〇%というときにいろいろな議論があったのは、前、この委員会でも出ました。諮問会議と、それから経済界あるいは厚労省、それぞれの考えが違ったとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 同じことを言っているのでありまして、バランスで一八・三と五〇というのが決まりましたということと、その際に、何も暮らしのことを考えずに決めるはずもないのであって、いろいろな意見が、どのレベルで代替率を定めるのかということに関してはいろいろあった。その中で五〇というと...全文を見る
○塩崎国務大臣 多分、長妻委員は、わかっておられて御質問されているんだろうと思いますけれども、この五〇%の代替率の際の議論が行われたときに、最低限のというようなことを厳格に言った上で五〇%にしたという話は、私は聞いたことはございませんので。  高齢期の生活の状況を守るためにどう...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっきも申し上げたとおり、目安という言葉で決まったわけでももちろんないということで、表現はいろいろあったということも申し上げましたので、余り言葉にとらわれ過ぎないようにしていただいた方が議論が深まるような気がいたします。  さっき申し上げたように、高齢期の生活を...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは坂口大臣の当時の答弁でございますが、その趣旨を推しはかってみれば、もちろん私は坂口先生ではありませんから、推測すれば、当時の高齢夫婦世帯の基礎的な消費支出と比較をしたときに、モデル世帯の年金水準であれば基礎的な消費水準を十分カバーしているという状況を踏まえて...全文を見る
○塩崎国務大臣 老齢基礎年金の額、これは平成二十七年と、総務省の家計調査、平成二十七年、これにおける高齢無職世帯の支出との比較を見てみますと、夫婦世帯では、基礎年金額十三万十六円が衣食住といった基礎的消費支出十一万五千九百三十三円をカバーしております。一方で、単身世帯では、基礎年...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも一体改革の際に、今、長妻委員が御指摘になったようなことは全て議論の対象となっていたというふうに私は理解をしておりまして、その一つが年金生活者支援給付金であり、そしてまた、今回もう既に衆議院から参議院に移りました無年金者対策としての二十五年、十年の短縮法案で...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたことに尽きるわけでありますけれども、所得代替率の五〇%というのは、おっしゃるとおり、これは先ほど私からも申し上げたとおり、夫婦二人のモデル世帯の年金水準の下限ということであります。  今、基礎年金で最低限の生活が守れるのかどうかということを見るべ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、一〇%に引き上げたときに年間六万円の福祉的給付を行うことになる。基本的には、基礎年金のみの方には最大六万円行く、こういうことで手を打っているわけでありまして、これは三党合意でも合意をしたことであります。  法律は、確かに先ほど御指摘のとおり、五〇%を切る...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御指摘の委員につきましては、民間企業の役員としての経歴を持っていることはそのとおりでございますが、労働保険審査会の委員として同様の経歴をお持ちの方を任命した例は、把握をしておりません。  御指摘の委員は、企業を既に退職した後に委員に就任をしているわけであって...全文を見る
○塩崎国務大臣 例を把握していないというのは、例がないという意味ですから、そのとおり御理解を賜れればと思います。
○塩崎国務大臣 過去に民間の保険会社に在籍をした経歴があるということでありまして、それは、裏返してみると、保険原理に精通をしているということでもあるので、今回、政府の委員になるに当たって、その経歴の中にあって磨かれたエクスパティーズを活用して、労働保険審査会の委員になってそこで貢...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つは、係争中のことのコメントは、私としては差し控えたいというふうに思います。  それから、石綿健康被害救済法等、労災保険の制度の問題をお取り上げいただいておりますけれども、特別加入をする、しないだけでは済まないのではないかということでありますが、制度としては別...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、河野委員から御指摘のとおり、八十九名もの指定医が取り消し処分になったということはやはり異常な事態であると考えざるを得ないと思って、何でこんなに大量な取り消し処分が出たのかということを深く考えなければいけないというふうに思っています。  今回、こういうことが起...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、かなり全国的にも衝撃を受けておられる方々、これは地方の行政の方々にとっても、今回の津久井やまゆり園の問題もそうですが、大変この精神医学の問題というのが重要になってきて、指定医の役割は重いということを考えてみれば早急にと思っておりますが、具体的にいつまでと決...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  公的年金制度については、社会保障と税の一体改革を踏まえ、社会保障制度改革国民会議で長期的な持続可...全文を見る
11月02日第192回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  公的年金制度の保障機能の強化を図り、年金制度に対する国民の信頼を高めるため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 島村大議員にお答えを申し上げます。  まず、年金の受給資格期間短縮の必要性についてのお尋ねがございました。  無年金者の問題はかねてより年金制度の課題の一つとして指摘をされてきましたが、社会保障・税一体改革において、無年金者をできるだけ救済すると同時...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平山佐知子議員にお答えを申し上げます。  年金受給資格期間の短縮の対象者についてのお尋ねがございました。  今回の法案によって初めて老齢基礎年金の受給権を得る方は約四十万人でございます。加えて、六十歳から六十四歳で受け取る特別支給の老齢厚生年金の受給...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山本博司議員にお答えを申し上げます。  まず、本法案の意義についてのお尋ねがございました。  無年金者の問題は、かねてより年金制度の課題の一つとして指摘されてきましたが、社会保障・税一体改革において、無年金者をできるだけ救済すると同時に、納付した年金...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 倉林明子議員にお答えを申し上げます。  年金額の水準及び年金生活者支援給付金についてのお尋ねがありました。  年金は長く保険料を納めれば受給額も増える仕組みであることから、今回の受給資格期間の短縮により、十年納付すれば十分といった誤解のないように、納...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 東徹議員にお答えを申し上げます。  国民年金保険料の納付率についてのお尋ねがございました。  国民年金保険料の納付率の分母に法定免除等の月数を含めて率を算出することについては、免除等を制度として設けている意義にそぐわないほか、景気低迷に左右される数値...全文を見る
11月04日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 先ほど来、山下委員の方から、この年金の今回の改正法につきまして、本質的な議論をしていただいて、御質問いただきまして、ありがとうございました。  何度も出ておりますけれども、これは、旧民主党時代にも既にデフレ経済下における将来年金の確保について議論があって、世代間...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますが、いないところで言うのもなんですけれども、民進党の綱領には未来への責任と書いてあり、また、改革を先送らないということも明確に書いておられて、大変結構な綱領だというふうに思うわけでありますが、言っていることとやっていることが全然違う方向を向...全文を見る
○塩崎国務大臣 数字というふうに今ございましたが、まず、考え方として、今回のいわゆる賃金スライドルールの見直しにつきましては、賃金が物価よりも低下をするという望ましくない経済状態となった場合でも、所得代替率が上昇しないように備えて、将来世代の年金水準をしっかり確保するために行うも...全文を見る
11月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今御質問いただきましたが、子供の目線で子育て支援施策を捉えて、妊娠期から次世代の子供を育てる若年成人までの生育過程全体を切れ目なく支援をするという視点は大変重要だというふうに思っております。  今、議員立法の話がありましたけれども、この成育基本法案につ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたように、シベリア抑留者の件でございますが、ロシアのハバロフスク地方における遺骨収集作業を行っておりましたが、その際にDNA鑑定に必要な検体であります歯を、今御指摘のとおり、焼失をするという、あってはならない事態が起きてしまいました...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的な作業手順として、歯がない御遺骨の場合には大腿骨を別途取ってDNA鑑定ができないかどうかということをやっています。したがって、そういうケースの場合は大丈夫ですが、今回、歯のある方につきましては御遺骨を焼いておりますので、これについてはなかなか難しい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、この世の中に必要のない人間などというのはあるわけがないわけであって、このことは私どもは基本中の基本だと思っております。一人一人の命の重さについても全く誰でも同じであって、生きる価値は平等だというふうに考えております。  こうした考えを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今この声明をお配りをいただいておりますけれども、今のこの長谷川氏という方のブログについては、非常に粗野、乱暴な言葉が並んでいるというふうに思います。  患者団体などが今お配りのように声明を出して、様々な疾病あるいは障害を持つ方々全体に対する偏見であり、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の事件の発生を受けて厚生労働省で、相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チームというのができたわけでありますが、これは内閣府、そして警察庁、法務省、文科省、そして厚労省ということで一緒に開催をしているものでございます。  この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど部長からも答弁申し上げたとおり、基本はやはり地域生活にどう移行していって、先ほどのインクルーシブな社会としてどこでも生きていけるようにしていくというのが基本だというふうに思います。そのための条件整備をどうしていくのかということで、先ほどグループホー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、共生社会、共生できる社会についてのお話を頂戴いたしましたが、入所施設にあっては、やはり地域移行を進めるとともに、地域と一体となって開かれた施設というのが基本でなければならないというふうに思っております。そして、今回のような事件があったからといって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的には、インクルーシブ教育を推進していくということは極めて大事だというふうに思っています。障害があろうとなかろうと、一緒に暮らす、一緒に時間と空間を共にしていくということが大事であって、それぞれの人格あるいは個性というものを尊重し合いながら共生する、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、この十年間でのお話をいただきましたが、がん全体の五年生存率は五四%から六二%へと上昇し、また、がん診療連携拠点病院が三百九十九指定をされるということで、全国どこでも質の高いがん治療が、がん医療が受けられる体制は整備をされるということになりまして、がん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、がんに関するリテラシーの問題について御指摘をいただきましたが、国民ががんに関する正しい知識を持つということは極めて重要であって、平成二十四年の六月に策定した第二期のがん対策推進基本計画、ここでは、がんの教育や普及啓発は重要な柱の一つとして位置付け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、生活困窮者などの居住の問題、住宅についての御質問を頂戴しておりますけれども、厚生労働省としては、この居住支援協議会と連携しながら生活困窮者に対して手厚いオーダーメードの支援を行うなどを内容とする居住支援体制を強化する取組について平成二十九年度の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の株式会社電通に対しましてくるみん認定をいたしたのは、平成十九年の十月、平成二十五年の二月、平成二十七年の七月、この三回でございます。  電通における業務に起因をいたします自殺事案が明らかになって以降、東京労働局が労働時間管理の状況等について調...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) くるみん認定を受けるためには重大な労働関係法令違反がないことなどが基準として定められております。具体的には、育児・介護休業法や男女雇用機会均等法に違反して勧告を受けていないこと、そして労働基準法に違反して送検され当該事案が公になっていないことなどでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働く方の健康を損なうような長時間労働というのは当然是正をしなければならないわけでありまして、現在の今御指摘のプラチナくるみん認定基準においても、先ほど御説明したような時間外労働時間に着目をした基準を要件としているわけであります。しかし、今回、くるみん認定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、今のくるみん認定にしてもプラチナくるみん認定にしても、基準を設けて、それに照らしてみて認定をしているわけでありますが、今回、今御指摘のような電通のような事案があるということ、そして、必ずしも実態を全て押さえていないんではないかとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、八十九名という多数の精神保健指定医が指定の取消処分となったわけでありまして、また、この処分前に指定医を辞退したことから今回の処分の対象にはならなかったけれども、相模原事件の容疑者の措置診察に関わったその医師のうちの一人が提出したケースレポートも不正...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長の方から答弁申し上げたとおり、労働関係に関する主張が労使で一致しないと、こういう場合には、まずは自主的に努力をお互いにするということで、今回、整理解雇された職員の再雇用について先生は御指摘をされているわけでありますけれども、これはやはり、今申し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、このJALの案件は、我々野党の時代に民主党政権が行ったことであるということをまず申し上げておきたいと思いますが。  先ほどお話がありましたとおり、不当労働行為ということで、管財人が、組合がストライキの意思決定を行う場合、撤回するまで出資しな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二人に一人はがんになるという、そういう中にあって、この今御指摘のピアサポートでありますけれども、医療関係者による専門的な相談支援とはやや異なって、がん患者自身ががんを経験した方と不安や悩みを共有するというピアサポートであるわけであって、安心を得ることがで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 例えばアメリカでは、ピアサポーターらによって患者や家族へのサポートあるいは患者同士のネットワークづくりというものが行われているのみならず、医療関係者の教育プログラムの提供とか研究推進活動にも参加をするなど、患者への支援が幅広い分野で進んでいると、そして医...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、障害者ががんに罹患をした場合というのは、十分今まで議論をされてきたわけではないというふうに私どもも聞いておりまして、どういう課題が存在するかということをまず把握をしていくことが重要ではないかというふうに思っております。  がん診療連携拠点病院に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  公的年金制度の保障機能の強化を図り、年金制度に対する国民の信頼を高めるため...全文を見る
11月09日第192回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 古賀之士議員にお答えを申し上げます。  総合合算制度についてのお尋ねがございました。  総合合算制度は、税制抜本改革法におきまして、軽減税率、給付付き税額控除と並んで消費税率引上げに伴う低所得者対策の選択肢の一つとして位置付けられていましたが、この中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山下芳生議員にお答えを申し上げます。  公立保育園の保育の量と質についてお尋ねがございました。  国においては、待機児童解消加速化プランに基づく保育の受皿拡大を進めており、各自治体において地域の実情に応じて取り組んでおります。その結果、平成二十九年度...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 昨日アメリカの大統領選挙が行われて、大方の予想と違う結果になったということは事実だろうと思いますが、今日の株式市場のお話を今お触れをいただきましたけれども、多分、選挙期間中とそれ以降とはまたいろいろ違うんだろうと思いますし、これからどういう形で来年の一月...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生からお話がありましたように、トータルで物事は考えていかなきゃいけないという御指摘がございましたが、まさにそのとおりだろうと思います。  いわゆる狭義の社会保障制度、あるいは狭義の年金制度そのものにつきましては、年金であれば財源は保険料収入とそれか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお話がございましたように、消費税一〇%に引き上げる際にこの二十五年から十年に短縮するという法律を実施していくということを決めていたのが三党合意であったわけでございまして、そのタイミングでいけば一〇%に上げる時期ということになりますが、これは何度も申...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の受給資格期間の短縮によりまして新たに年金の受給対象となると見込まれている方は、先ほど来出ているように約六十四万人、そういった方々への年金請求書につきましては、日本年金機構に登録をされました住所地を住民基本台帳の情報と突き合わせをまずやって、全員に送...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど馬場政務官の方からお答え申し上げたように、どういう形で御案内を具体性を持ってやるのかということについては、これから更に審議会などで議論をし、省内でも徹底的にやっぱり考え抜いていかなきゃいけないと思っております。  今お話しのとおり、高齢者の方々が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、年金は長く保険料を納めれば受給額も増えるという、そういう仕組みになっているわけでありますので、決して十年納めればこれで終わりだ、十分だみたいなふうな形で誤解をされないように、私どもも努力をしてお伝えをしていかなければいけないというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、年金というのはなかなか広く知られているわけではない、しかし大事な生活の基になる、そういう制度であるわけでございまして、AIJ事件を端緒として法改正が行われたわけでありますけれども、そして解散になった厚生年金基金が先ほど局長から申し上げた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 聞いたことはもちろんございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 旧民主党の皆様方も、政権を担われて、行政の何たるかというのはよくお分かりになったと思います。  それは、行政というのはやはり法律にのっとって、法律に従って行政を行う、執行するということが基本でございまして、この二十五年を十年に短縮するというのも法律にの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 百年後のことはまたゆっくりやるとして、今御指摘をいただいたことは、確かに、いろいろなものが同時に進んでいろいろな現象が起きているということはそのとおりだと思います。高額の所得者が払わないという、納付していないというのは、これは滞納対策というのを強化しつつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 総務省が実施をしているこの平成二十六年全国消費実態調査、これにおきまして、今御指摘いただいたように相対的貧困率が低下をしていると。その理由として、総務省の分析によりますと、近年の雇用情勢の改善によって若い世代を中心に、低所得者層において勤め先の収入が増加...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長から御答弁申し上げましたが、一九八六年の基礎年金水準は、基礎的消費支出のほかに、現役世代が負担可能な保険料の水準などを勘案して設定をしたものだということを申し上げました。  平成十六年改正に向けた議論の中でも、少子高齢化の一層の進行などを背景...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは次の年金で御議論いただきたいと思っている法律に関わる問題でもあるわけでございますけれども、元々この公的年金制度は、年金制度を支える現役世代の負担が、先ほど申し上げたとおり重くなり過ぎないということで、保険料の収入には既に上限が固定をされています。限...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど長いというお話をいただきましたが、先ほどのこの六万四千円が五万一千円になるということについて、これは言ってみれば実質価格でありまして、この金額、名目は決して減るわけではないということをまずお認めをいただいた上で、御指摘の下がるという、実質価値として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう繰り返し申し上げているように、無年金の問題というのは極めて大事な喫緊の問題だということを基本認識として、今般、受給資格期間の短縮につきましては消費税率の引上げに先んじて早期に実施すべきという判断をしたわけでありますが、消費税率一〇%への引上げま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の受給資格期間の短縮は、納付をした保険料を極力給付に結び付けると、もう繰り返し申し上げておりますが、ということで、高齢期の所得の底上げを図るということがその効果であるわけでございます。  一方で、衆議院において審議中の年金改革法案は、言わば将来の年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個人型の確定拠出年金につきましては、本年五月に成立をした改正法によって、来年一月以降、基本的に全ての国民の方々が加入できるというふうに拡大をされました。  制度の認知度を高めるために、薬師寺委員の方から御提案が強くあって、本年八月に愛称を募集をいたした...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 学生についての取扱いの問題をお取り上げをいただきましたが、国民年金制度では、原則として日本国内に住所を有する二十歳以上六十歳未満の方を強制加入という、この被保険者としておりまして、学生納付特例というのは、こうした強制加入により生ずる納付義務を猶予をすると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それぞれの国によってそれぞれの制度があることはもう先生御案内のとおりでありますが、一つのパターンとして、保険制度によって全員が助け合いの仕組みを形成をするということが私どもの、我が国の皆保険・皆年金制度で、これは一九六一年から続いているわけで、これは本当...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それはもう言うまでもないのでちょっと言うのを忘れましたが、世界に冠たるものとして、本当にこれを守っていくことが一人残らず救うことにもなるわけで、将来の生活、そしてまた健康を守るということが皆保険・皆年金制度でできるということでありますので、この枠組みはし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、困窮をしておられる高齢者の方についてもお触れをいただきましたけれども、現に生活に困窮されている高齢者の方々への対応、それから今後生活に困窮される高齢者を新たに生じさせないための将来世代への対応のいずれについても、あらゆる施策によってきめ細かく対応をし...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今数々御指摘をいただきましたが、私は基本的にはそのとおりだというふうに思っています。  やはり、働く方として実習をやっていただくということでありますから、働く人としてのお立場として、労働者の代表として今協議の場に加わるということを含めてやるべきでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、この技能実習制度そのものは、言ってみれば新しい制度のようなつもりでやり替えないといけないなという気持ちを私は持っていますが、今回衆議院でこうやって明示をされた、法文として「同等以上」というものを入れていただいたわけでありまして、実習実施者、これが技...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの、具体的な数字には限らずと申し上げたので、先ほど申し上げたとおり、技能実習生の賃金水準そのものは、やはり今御指摘いただいたような問題点をはらんでいた、今までは、ということを考えてみれば、これまで以上に適正化が図られなければならないということで、法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、やはり働く人の能力とかそういうことも含めてきちっと判断をするということで、全く能力が違うとかいうときに全く同じにするということはなかなかないんだろうと思いますけれども、しかし、余りにも懸け離れたようなことがあるようなことは、今回の同等報酬要件を明...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然これは説明責任を課すということになろうかと思いますし、それから、機構に必要な通知を主務大臣、私どもの方から発出をして、機構において通知を踏まえたマニュアルを作っていただいて、この同等報酬について履行をしてもらいたいというふうに考えているところでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、技能実習法案につきましては、技能実習の適正な実施と技能実習生の保護を図る、そして人材育成を通じた開発途上国等への技能等の移転による国際協力を推進すること、これが目的でございます。  このことを明らかにし、技能実習制度が人手不足対策として利用され...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、個別の事案でございますのでお答えを差し控えさせていただきたいと思いますけれども、技能実習生の受入れにつきましては人材確保策であるという宣伝をする監理団体があるとすれば、それは制度趣旨に反するものというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけれども、介護実習制度への介護職種の追加というのは、日本から相手国への技能移転、特に介護の手法というかそういうことを行うのが制度の趣旨でございます。介護人材不足への対応を目的として行うものだという誤解は、これはあってはならないわけでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、所管をしております私ども法務省とそれから厚労省と、きちっとこういうことについてのメッセージを発していきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げているとおり、この技能実習の目的は、国際協力を進めて、日本の技能を言ってみれば移転をしていくということでありますので、その趣旨を私どもの方からもはっきり申し上げていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、もう既にそういうことが行われているときには指導をしているわけでございますので、今お話しのように、そういうようなことがあればきちっと指導をしてまいります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、国際協力の観点から、我が国で、この高齢化先進国で介護の手法というのはかなりソフィスティケートされたものとして確立をしております。  中国に私、七月に参ったときに、日本の会社の人材育成の実地にやっていらっしゃるのを中国で見ましたが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護分野における外国人の受入れでございますけれども、介護職に対するイメージの低下というものを招かないようにする、それから日本人の介護職員の処遇とか労働環境の改善の努力が損なわれないようにしていくということが大事だと思います。  そのために、介護という仕...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 受入れ機関におきまして実習生の安全衛生あるいはメンタルヘルス面での管理がしっかりと行われるようにしていくということが極めて重要であるということ、今御指摘をいただいたとおりでありまして、新制度においては外国人技能実習機構が中心となって取り組まなければならな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の高齢化が急速に進展する中で、他国に比べて認知症高齢者への対応など、あるいは福祉ニーズの多様化、高度化に対応して認知症ケアや自立支援等の介護に関する知識、技能をこれまで蓄積をしてまいっております。  こういう中で、開発途上国、特にASEAN諸国に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど局長からも少し御答弁申し上げましたけど、いわゆる在宅ケアのうちで訪問介護などの訪問系サービスは、利用者と介護者が一対一の介護をするということが基本であって、適切な指導体制を取ることがなかなか難しいという、そういうことで実習施設の対象外という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本語の言ってみればコミュニケーション力を付けることの大事さについては、何人かの先生方から御指摘をいただきました。利用者の心身状態を適切に把握をしてチームで介護を提供していくためには、コミュニケーション能力の確保というのは当然不可欠でございます。このため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険制度の目的というのは、よく申し上げておりますけれども、介護を必要とする状態となっても心身の機能に応じて尊厳を持って自立をした生活を送ることがそれぞれにできるということ、それを支援することが大事なんだろうということで、自立支援の考え方は極めて重要だ...全文を見る
11月11日第192回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 浜口誠議員にお答えを申し上げます。  医薬品の知的財産保護に関する懸念についてお尋ねがございました。  医薬品の知的財産保護に関して御指摘のありました特許期間延長制度などの三つの制度は、既に我が国の特許制度や医薬品の再審査制度において導入済みのもので...全文を見る
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今お尋ねの遺伝子組換え技術を利用して開発された魚でございますが、二〇一五年十一月に米国食品医薬品庁、FDA、これが、そしてまた二〇一六年の五月にカナダの保健省が安全性を確認をし、食用として流通することを認めたサケがあるというふうに承知をしております。 ...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、このTPPの協定そのもの、それに加えて附属書があり、また交換文書、いわゆるサイドレター、御指摘の点がございましたが、こういったものがございますけれども、この薬価の問題についての将来懸念を今頂戴いたしましたが、TPP協定には、薬価決定に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、ILO百五号とそれから百十一号についてお話がございましたが、繰り返しになりますけれども、このTPP協定の今パネルで御指摘いただいております十九章の労働章というところでは、ILO基本条約を批准することが求められているものではないわけでございまして、また...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生は十分国内事情を御存じの上で今御指摘をいただいているわけでございますので、今の強制労働の廃止に関する条約の百五号とそれから雇用及び職業についての差別待遇に関するこの百十一号については、先ほど申し上げたとおり、やはり国内法制、他の法律との兼ね合い、そし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のWTOの食の安全に関する協定、いわゆるSPS協定におきましては、加盟国に対して、食品安全について科学的根拠に基づく適切な措置をとる権利が認められているということでございます。この権利に基づいて、我が国におきまして、食品衛生法に基づいて、食品安全...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、二十七条を御覧をいただくとお分かりのように、今また部長から答弁申し上げたように、情報交換をする、あるいは協力を促進をする、そういったことで話し合う場として作業部会も設けられておりますし、初めてではございますけれども、いろんな意味でこのバイオテクノロ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、二十七条の例えば第二項には、自国の権利及び義務に基づいて措置を採用することは妨げないことが明記をされております。それから第三項にも、遺伝子組換え食品等を規制するための自国の法令及び政策を採用し修正することを求めるものではないということも明記をされて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 食品の安全、極めて大事でありますけれども、TPP協定の第七章で、協約国が自国の食品の安全を確保するために科学的根拠に基づいて必要な措置をとる権利を認めているわけであります。したがって、我が国は従来から防カビ剤についても科学的根拠に基づいて審査をしておりま...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいている資料でございますが、年金をもらっていらっしゃる生活保護者の方々の年金額、かなり少ない方々がたくさんおられると、こういうお話でございました。  元々、もう言うまでもないわけでありますけれども、年金はきちっと長く保険料を納めるという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 賦課方式であるということ、そして、この期間をしっかり長く納めていただくことが将来の自らの受け取る年金がそれなりの予定どおりのレベルに達するということをやはり私は学校の時代から知っていただくようにしていくということ、以前にも、たしか川田先生だったと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金給付水準について何を物差しとしていくかということは大変議論が今なされつつあるところではございますけれども、私どもは、今日お配りをいただいているものが私どもとしての考え方であって、代替率というものだけを今御指摘をいただいて、下がるじゃないかと、こういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、独居老人とか身寄りのない方々に対する配慮をしっかりとせいと、こういうことでありましたが、今回の受給資格期間の短縮によりまして新たに年金の受給対象となると見込まれる方々には確実にやはり年金を受給していただくということが大事でありますので、法律の成立後、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、保障機能をしっかりと確保するためにも、今回の受給資格期間の短縮というのは大変大事でございます。  新たに年金の受給対象となる方、見込まれるのは六十四万人ということでありますので、この方々全員に、法律の成立後、日本年金機構から年金の請求書...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、経験豊かな有期雇用職員、この問題について御指摘をいただいたわけでございまして、年金機構では、今回の受給資格期間の短縮によって確実に年金受給に先ほど申し上げたとおり結び付けるということが大事だと思っております。  したがって、相談そして裁定事務、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の受給資格期間短縮が無年金者対策として極めて重要だということはそのとおりでございますし、できる限りの努力をして一人残らず対象となる方々をしっかりとこの年金の支給に結び付けていくというためには、やはり量的にも質的にもこれに従事する人たちを確保することは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公的年金制度では、我が国に居住する二十歳から六十歳までの方全てに加入義務を課すと。その一方で、世帯の所得が少ないなどの理由で保険料の全部又は一部の納付が困難な方には納付を免除するという制度があるわけであって、これが年金の給付を保障する仕組みの一つに今なっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 非正規雇用を増やしてきたという、意思を持って増やしたかのようにおっしゃっておられますが、そんなことは全くないわけで、ちなみにこの十年間の非正規の増加分、約三百五十万人ぐらいおられると思いますが、そのうちの七〇%強は高齢者です、先生さっき御指摘のとおりで。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、このアンケートだけ見ても約二割の方が障害年金を知らなかったと、こういう実態であるということはやはり真摯に受け止めていかなければいけないというふうに思っています。  こういう結果も踏まえて、平成二十六年度から、市町村が障害者手帳を交付す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この日本年金機構のホームページ、フロントページを見ると、確かにこの一番右下の「年金のはなし」、年金の話の一つにしてもらったんでは障害年金は分からないと、こういうことだと思います。  確かに利用者本位の、利用者の視点に立った掲示というものがなされていない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、この障害年金の受給資格がある方が適切に障害年金をしっかりと受け取れるようにするためには、医療従事者、医療関係者、こういった方々、福祉の皆さん方にもそうですが、この障害年金制度のことを知っていただくということが大事でありますので、周知を図...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 参議院議員足立信也君提出の公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
11月16日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 将来年金確保法案についてのお尋ねだと思いますが、もともと、この試算を出せと言われたのは、井坂委員がおつくりになられたものについて政府はどうなのかということでありますから平成十七年からの試算をお出しした、こういうことでありますので、何らおかしなことをやっているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げるわけでありますけれども、我々のこの将来年金確保法案で意図しているところは先ほど申し上げたとおりであって、もともと、平成十七年からの試算を政府で試算し直せというから、平成十七年からの前提を置いた試算をやっているわけでありまして、それでいけば将来世代...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますし、きょう引用していただいた私の議事録も同様のことを申し上げているわけでありますが、どういう前提を置くかによって数字は変わるのでございますので、二%、七%、どうのこうのという数字を具体的に申し上げるようなことはできないということだと思います。
○塩崎国務大臣 恐らく井坂議員はよくわかった上でおっしゃっているんだろうと思うんですが、名目下限というのがあることを申し上げておかないといけないというふうに思います。  この法案は、将来の年金水準を確保するという法案でありますので、中小企業の短時間労働者への被用者保険の適用拡大...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げたと思いますが、三割減るということをおっしゃっている、強調して、不正確であるがゆえに配ることが、配るというかパネルとしては使うなという委員長のお裁きを受けているところに書いてある、絶対水準としての金額ベースでお書きになっているところがありますが、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、マクロ経済スライドというのは、時間をかけて年金水準を徐々に調整するということで分かち合いを成り立たせているわけでありまして、現在の受給者に配慮をし、マクロ経済スライドによって名目の年金額を下げることはしないという名目下限の仕組みを導...全文を見る
○塩崎国務大臣 三割、三割というのは、これは代替率の話であるということをもう一つはっきりさせておきたいというふうに思っております。  マクロ経済スライド自体は、名目下限を前提にして調整が行われることになりますので、単純に、この代替率が三割下がるから年金額も三割下がるというような...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の二十三年の国会経験からいきますと、委員会というのは委員長がこれを総理するということでございますので、委員長の御采配に従うというのが普通でありますし、柚木先生、御自身のホームページで「ゆずれない政治姿勢」「与野党批判合戦から与野党対話の政治へ」、こう書いてありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の提案をしている将来年金確保法案、これについての、今回のスライドルールについての政府の試算をということは井坂議員からもお話があって、お答えを申し上げたところでございます。  今回の額改定ルールの見直しは、賃金が物価よりも低下をするという望ましくない経済状態に...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回申し上げている新たなルールは、変更するルールといいましょうか、それは、物価が上がり賃金が下がるケース、それと、物価も賃金も下がって賃金の方が大幅に下がるケース、こういうケースについて十分な将来年金への反映ができてこなかった、つまり、そのスライドに十...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう何度も申し上げているとおり、物価、賃金ともにプラスとなる経済を想定して、そのように運営をしているわけでございますので、お求めのように、今回の改定ルールが将来発動するような経済前提をあえて置いた試算を行う考え方はないということを申し上げてきたところでござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、井坂議員のお求めに応じて、計算をあえてしろということなのでしたわけでございますので、三%下がって七%上がるということは、これは計算上そうなるわけでありますから、その数字についていろいろ言われても、私どもとしては非常に困るわけで、出せと言われたから出したとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御発言、失礼ですが、やはり、マクロ経済スライドを含めて、今の平成十六年の法改正に基づく年金制度の仕組みというものを御理解いただいていないか、あるいは、今回我々が、万が一のときのルールをつくっている、そのことの、言ってみれば減る方だけのことを言って、実際これは何...全文を見る
○塩崎国務大臣 総理が申し上げたのは、平成十七年からの試算をいきなりお出しになった井坂試算に対して申し上げていることであって、私どもも、平成十七年から試算をしろということであるから三%だということを申し上げただけのことであって、言われたことをやって怒られる理由は余りないような気が...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと平成三十三年から導入するもので、そのときの物価、賃金がどうなるかも全くわからないし、そもそも、責任ある政府は、少なくとも我々安倍内閣は責任ある政権だと思っておりますから、その場合には、まず物価、賃金が上がるようにしていくというのが基本であります。  そも...全文を見る
○塩崎国務大臣 政府は名目下限を前提にしてマクロ経済スライドを発動するということをお忘れにならない方がいいと思います。  それから、代替率の低下の問題を言っておられますが、そもそも、私どものこの今回提案をしているのは、代替率が上がって、実際の基礎年金の将来の代替率が下がってしま...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは井坂議員の方から、平成三十三年から導入をするルールを、平成十七年から当てはめてみたケースを試算せいということでありましたし、将来世代についての試算も出せということでありますから、マイナス三、プラス七というのが出てくるわけで、これは誰が計算してもそうなるのでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 総理は衆議院の本会議でこう言っています。「今回の改正は、あらゆる事態に備えて見直しを行うものであります。安倍政権としては、」……(柚木委員「早くお願いします、聞いていますから、聞こえていますから」と呼び、その他発言する者あり)申し上げますが、「安倍政権としては、何...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと井坂議員がマイナス五・二%という、根拠が少し私ども最初はよくわからないような試算を出してきて、これと同じようなものを政府としてやってみい、こういうことでありましたから、あえてやってみたのを、機械的に当てはめたものをお示しして、マイナス三%、プラス七%という...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、経済の状態がよく、物価と賃金が上がっている状況では、年金額が下がることはございません。むしろ、賃金と物価が上昇している場合は年金が上がるということがあり得るわけであります。  もとより、安倍政権はデフレ脱却や賃金の上昇に全力で取り組んでいくわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、平成二十一年の財政検証で、マクロ経済がデフレでいく可能性があるということをまず考え、その中において年金制度のあり方についての問題点が指摘をされました。特に、所得代替率が上昇するということについての問題点でありまして、今回のはまさに、それをど...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの御質問の中にも、マクロ経済スライドが発動されることによって年金が随分下がるというお話でありましたが、それは、マクロ経済スライドそのものに反対という意味なのかなというふうにとらざるを得ないと思いますが。  私どもは、先ほど申し上げたとおり、社会保障制度改革...全文を見る
○塩崎国務大臣 クローバックについてのお尋ねがありまして、答弁漏れがあって申しわけございません。  今回の年金改革法案は、クローバックを含む社会保障制度改革プログラム法に規定をされた四つの課題、マクロ経済スライドのあり方、被用者保険の適用拡大、それから支給開始年齢など高齢期の多...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、もう長妻委員から何度か御指摘をいただいておりまして、もちろん、私どもも絶えずあらゆる立場の方々に目配りをきちっとした上で政策対応をしていくということが大事であり、基本的には、社会保障政策、経済政策全体で見ていくというのは当然大事なことだというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたとおりで、単身世帯でも基礎的消費支出をおおむねカバーしているということを申し上げてきたところでございます。
○塩崎国務大臣 給付と負担とを片一方だけ見ていたのでは制度として成り立たないわけでありまして、さっき申し上げたとおり、負担の部分も含めて給付の水準というものを決めているわけであります。  さっき申し上げたとおり、消費支出そのものはもっと多いわけでありますけれども、やはり、暮らし...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、この吉原局長も同じ答弁の中でこう言っています。  「もう一つ、やはりこれからの年金の水準の額を決めるに当たりましては、保険料負担との関連というものを考えないわけにはまいりません。現在の保険料負担そのままですと、将来は一万九千円にもなるとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 吉原局長は、今お配りをいただいたような、「基礎年金でもって老後生活の基礎的な部分というものを保障できるような水準にしようということを考えたわけでございます。」ということで、そしてまた、今お配りをいただいている終わりの方に、「基礎年金として保障すべきでないか」という...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、橋本副大臣からもお答えを申し上げましたけれども、吉原局長も、「五万円の考え方の基礎でございますが、基本的な考え方が、老後の生活の基礎的部分を保障するような水準の額にしたいという考え方が基本にあるわけでございます。」と言っております。その上で、先ほど申し上げたよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、おおむねカバーをしているということを申し上げ、また長妻委員も、全てをカバーするわけにはいかない、貯蓄も必要だということをおっしゃったわけでございますので、余り考え方に相違はないのではないかというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 吉原局長も、一〇〇%保障をいつも、ずっと将来的にもするというようなことを言っているわけでもないし、もともとこれを言ったときに、先ほど申し上げたとおり、「老後の生活の基礎的部分を保障するような水準の額にしたいという考え方が基本にある」わけであって、我々も、基本的な考...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、吉原局長が答弁の中で言ったことは、基本的な考え方を述べているわけでありまして、私どももそれと大きく外れているわけではないし、また、先ほど申し上げたように、おおむねカバーをしているということを繰り返し申し上げているわけでございますので、同じこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し答弁をいたしますが、例えば、基礎年金が、平成十二年、西暦二〇〇〇年、六万七千十七円のときに、家計調査で見る単身無職の方は六万九千四十六円ということで、六万七千円でおおむねカバーをしているという形は、もう既に平成に入ってからも起きているわけでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどお尋ねが来たようでございますが、今この数値を見ますと、平成十八年、二・二%、これが平成二十七年に二・九%となっておるところでございます。
○塩崎国務大臣 平成七年は、一・五五、四捨五入すれば一・六ということであります。
○塩崎国務大臣 生活保護を受けている高齢者世帯の増加についてのお尋ねでありますけれども、生活保護を受給している高齢者世帯の増加というのは、いろいろな原因があると思います。  生活保護の受給状況は、高齢者の世帯構成の変化とか、経済情勢、あるいは資産をどういうような形でお持ちなのか...全文を見る
○塩崎国務大臣 ここで一足飛びに脆弱性と、これは、長妻大臣も責任を持っていた時期があるこの年金制度でありますが、そこに一足飛びに行く前に、なぜ、どういう形で高齢者の方が生活保護になっているのか、無年金なのか、低年金なのか、納付率はどうだったのか、なぜ払ってこなかったのか、やはりそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大串先生は、多分、全ておわかりの上で御質問いただいているんだろうと思いますが、自民党のこれは、今私は初めて見ましたが、「今回の改定ルール見直しは突然出てきた話ですか?」という質問です。「いいえ、突然出てきた話ではありません。」と。その一つポチを飛ばして、「今回の見...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々野党でありましたから、何を議論されたかは私たちはわかりません。
○塩崎国務大臣 百年安心についてお尋ねをいただきました。  我が国の年金制度は、言うまでもなく、将来年金を受給する現在の若い人たちが、現在年金を受給している世代へ仕送りを行うという助け合いの仕組み、賦課方式でございます。  今御指摘の平成十六年改正において、年金制度の持続可能...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、二十六年の財政検証における経済前提というのがありますが、もうこれは先生よく御存じのように、平成三十五年度までは、内閣府が行った中長期の経済財政に関する試算に準拠して設定をしております。今お示しをいただいた数字の比較的高い部分については、その内閣府の試算...全文を見る
○塩崎国務大臣 新規裁定と既裁定者に対する賃金・物価スライドのルールは、先生御案内のように、今回提起しているのは、何度も申し上げますけれども、物価がプラスで賃金はマイナスの場合は、既裁定者も新規裁定者もいずれもゼロということで、どっちにも行かないということでやっていました。それか...全文を見る
○塩崎国務大臣 大串委員とは長いおつき合いをいただいて、大変いい人間関係だと思っておりますが、しかしながら、今の御提案は、私は、典型的な改革先送りだと思います。  民進党の綱領に、「未来への責任 改革を先送りしない」、こう書いてあります。ぜひ、そういうことで、果敢に、やはり将来...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、「あるべき年金像」という資料をお配りいただきましたが、まさに今回我々が提案しているのはこのことでございまして、我々の答えはこれであります。  先ほど申し上げたように、朝日、読売、毎日、日経、共同通信、皆この案に賛成をいただいております。問題を先送りするなとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の試算は、民進党のお求めに応じて、仮に今回の額改定ルールの見直しが平成十七年度から実施されていた場合の仮定の試算だということでございます。  繰り返し答弁をしてまいりましたけれども、そもそも、民主党政権時代も含めて、平成二十六年度までは本来よりも高い特例水準...全文を見る
○塩崎国務大臣 ぜひ自民党に聞いてください。
○塩崎国務大臣 今の数字が正しいかどうかということですが、これはこちらからお示しをしている数字でございますので、そのとおりですが、そもそも、そのために、別にケースEで決まっているわけでは全くなくて、八通りのケースをお示ししているということでございまして、同時に、それには条件が幾つ...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、これはケースを示しているわけで、そのケースを見ながら百年を展望してどうするかということを決めて、今回お出ししている法律もそういう意味で出しているわけですね、将来の年金を確保するために。つまり、今、もし仮に賃金が下がっても今の年金額を下げ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっきから申し上げているとおり、いろいろなケースをお示しして、正しき道を行こう、よりよい道を行こうということでお示しをしているわけで、今のケースHというのは、最もTFPが低い場合のケースということであります。  先ほど、改革派にしては遅いじゃないか、こういうふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは長妻委員からも御指摘が数々これまでもあって、私も、いろいろきめ細かく見ていくことは大事だということを長妻委員にもお答え申し上げているわけでありますが、生活保護の適用に当たりましては、その利用し得る資産、能力その他、あらゆるものを活用するということが前提になっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もう先ほどるる申し上げましたので、余り繰り返すことは避けたいと思いますが、何度も申し上げるように、民主党政権時代の平成二十四年二月の一体改革のときに、もう既に、デフレというものがいかに長続きをする可能性があるということに気づかれたがゆえに、マクロ経済スライドの発動...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何人かの民進党の皆さん方からお配りをいただいている資料もあるぐらいでございますが、今お話しいただいた、実質価格で基礎年金そして厚生年金がどうなるのかというのは、明確にケースごとに御提示をして、さっきの玉木委員の資料にもそのように入っておりました。  例えば...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの年金局長の答弁で御説明を明確にいたしましたように、それは一〇〇%基礎的な支出を保障するというようなことを局長は決して言っているわけではなくて、基本的な考え方を保障という言葉で言っているということを申し上げました。それは絶えず負担とのセットであるということも...全文を見る
○塩崎国務大臣 資産が全くないという前提ですか。(初鹿委員「はい、そうです」と呼ぶ)  御指摘のように、老齢厚生年金の受給権者のうちで月額十万円未満の方が占める割合というのは、約二五%おられます。これらの方の多くは、定額部分のない報酬比例部分のみの年金が支給をされている六十五歳...全文を見る
○塩崎国務大臣 非正規のままでずっといく人数がわかるかという御質問ですか。(初鹿委員「それを推計したことはあるか」と呼ぶ)ありませんが、まず第一に、最近、非正規で働く人たちがふえている、この増加は何かというのは、もう御存じかもわかりませんが、この十年間で約三百五十万人ぐらいふえて...全文を見る
○塩崎国務大臣 単身のままいった場合の年金で、どのように、どういう環境に置かれるかということで、悲観ケースというのがあることはそのとおりだと思いますが、財政検証の際に御提示をしているものがケース別でありますが、夫のみの就労世帯、夫婦共稼ぎ世帯、単身世帯、こういったものについて、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど初鹿委員からも少しお話がございましたけれども、今の御指摘のとおり、老齢厚生年金の受給権者のうちで月額十万円未満の方が占める割合は約二五%となっておりまして、これらの方の多くは定額部分のない報酬比例部分のみの年金が支給されている六十五歳未満の方々だというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 二〇〇四年以降の経済の伸びあるいは実質賃金の動きについては、リーマン・ショックの発生、それから、長続きするデフレからの脱却に向かう過程での物価上昇など、さまざまな要因が影響していると考えられます。  御指摘のうちで、まず、正規、非正規の動きにつきましては、足元の...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十六年の財政検証で、デフレから脱却、それから長期的に物価、賃金ともにプラスとなる経済を想定しておりまして、経済再生ケース、いわゆるAからEにおいて賃金がマイナスになるということは想定をしていないということでございます。  安倍政権としては賃金上昇を含む経済再生...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回御議論いただいております法案は、マクロ経済スライドによる調整をできるだけ先送りせずに、また、仮に現在の若い人たちの賃金が下がるような経済状況が起きた場合は、現在の年金額も若い人たちの賃金の変化に合わせて改定をすることで、若い人たちが将来受給する基礎年金の水準が...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど坂口試案をお取り上げいただきましたけれども、ここにも「親の生活の安定を通じ、現役世代も安心して社会で能力を発揮できる。」というような表現がありますけれども、やはり、現役で働いている世代、すなわち、今の高齢者に言ってみれば仕送りをしているという方々の世代間の助...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民年金被保険者実態調査というのがありますが、これを見ますと、年金を納付しない理由の中で、掛金ですね、保険料、年金を当てにしていない、あるいは制度の将来が不安といった回答は減少してきているところでございます。  このため、年金制度の持続可能性を高め、将来世代の給...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のマクロミルによる調査でございますけれども、これはサンプル調査でありますので、調査の母体とか調査人数などによっても結果が影響を受けることに留意をしなければいけないのかなというふうに思いながら、年金に関する項目についてはしっかりと拝見をさせていただいたところで...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金制度というのは、老齢、障害、そして死亡によって生活の安定が損なわれる、その防止を主たる目的としているわけでございます。また、老齢年金は、終身で受給できるということが大きな特徴でございまして、老後の生活を生涯にわたって支えるものというふうに考えております。  ...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的に申し上げれば、このジェネリック医薬品の承認に影響を今回のTPPが与えるということはないというふうに考えています。  TPPの協定は、御案内のように、新しい有効成分を含む医薬品の承認後にジェネリック医薬品を承認できない期間であるデータ保護期間とい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 発展途上国、開発途上国において、高い経済成長が見られるにもかかわらず働く方の適切な保護が図られていないというそういう課題があるということで、日本がそういう形で協力をしっかりしていくべきだと、こういうお考えかと思います。  こうした課題に対応していくため...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働大臣としてお答えを申し上げたいと思いますが。  御案内のように、経済社会の活性化という観点から、これまでは専門的、技術的分野の外国人の働く方々の就業というものを積極的に進めるというのが基本方針でございました。この専門的、技術的分野とは評価されな...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) かつて御一緒に仕事をさせていただいたそのだ先生がお戻りをいただいた、十六年ぶりにお戻りをいただいたということを大変うれしく思うところでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。  長時間労働の問題、先般の電通の事案について、大変痛ましい事件が起き...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、この一億総活躍社会づくりの中でも、特に介護の現場の人が足りない、そしてまた保育の現場でも同様に問題が起きておりますし、そういった中で、この人材確保を介護や保育で実現をするということに当たっては、やはり希望を持って介護や保育の道を選んだ皆...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど技能実習の話が出ましたけれども、あれはあくまでも国際貢献ということで、確かに日本の介護のレベルというか質は極めて高いというふうに思いますし、何しろ一人一人の立場を踏まえた介護をするという、極めてきめ細かい配慮をする介護というのはやっぱり他の国ではな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど諮問会議での私の発言について、提案についてお触れをいただきましたが、一つは、特に福祉の場合の、今、例えば高齢者なら高齢者、保育なら保育、障害者なら障害者、こういうふうに縦割りで全部分かれてしまって、資格もそれに応じてそれぞれあるということなんですが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、宮島先生から御指摘をいただいた点、つまり、この情報をきちっと国民、地域の方々に提供して理解を深めるということが仮に供給体制の変更がある場合には大事じゃないかと、こういう御指摘でございますけれども、そのとおりだと思います。  各都道府県におきまして地...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域医療連携推進法人の制度をつくる際に様々な議論がありましたし、いろいろなことを考えていらっしゃる方々に直接お話を聞いて法律を作らせていただいて、お認めをいただいたと、こういうことでございまして、御指摘のとおり、地域医療連携推進法人制度は、地域医療構想を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年は特にG7の議長国ということもあって、伊勢志摩サミット、それからTICAD、さらにG7の神戸保健大臣会合、さらには国連総会と、こういうそれぞれの場で、日本が安倍総理を中心にこのグローバルヘルスに関して非常に重い役割を果たしたというふうに私は感じており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、エボラの経験、最初はWHOはかなり批判の的になって、機能しなかったというふうに言われました。それからいろんな議論がなされた末に、今御説明をいただいたような新しいグローバルヘルスの危機のときの対応というものが今つくられつつあるわけで、大規...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、大きな意味で外交に属する限りは外務省ではないかということで、しかし能力担保がないと、こういうことでありました。そういうこともあって、去年から、厚労省から医系技官を一人向こうに室長レベルで送り込み、向こうからまた逆に外交のプロを厚労省の国際課に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる就職氷河期、この時期に就職時期を迎えて、現在、不本意ながら非正規で働いているような方々に対しまして、わかものハローワークなどにおいて担当者制による個々の状況に応じたきめ細かな職業相談や職業紹介を実施をしておりまして、厚労省のホームページでの周知や...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、「かとく」をこの長時間労働を撲滅するためにつくったわけでございますし、過重労働対策を強化をしてきたという中にあって、今回のような自殺による過労死が防げなかったことについては、厚生労働省としてもこれは厳しく受け止めなければならないというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ダイムラーのケースで、メールが休みや夜に来ないと、こういう制度を会社としてつくったということでございまして、一つの考え方として、社員の行動パターンを変えるという意味において一つの考え方、やり方ではないかなというふうに思います。  それを法律で全部にや...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、多数の指定医が取消しを受けたということは大変残念であり、また私どもにとっても精神科医療にとってもショックなことだと思います。こういうことが見過ごされてきたということ、このことをやはり正面から受け止めて、なぜそういうふうになって、素通しになってきたの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) なるほどと思わせていただく質問をいただきました。確かに、勤労感謝の日の意味合いについて深く考えてきたということは余りないかも分かりません。  日本国憲法の第二十七条を改めて見ますと、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」と書いてございます。働...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の社会権規約委員会からの勧告についてでございますけれども、ここにおける長時間労働や精神的な嫌がらせといった指摘、ハラスメントでしょうか、につきましては、厚労省としても重要な課題であるというふうに当然認識をしておりまして、従来より様々な取組を行ってきてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に具体的に指示をしているわけでは全くございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたのは、具体的に指示をしているわけではないというふうに申し上げたわけでありまして、電通につきましては、今回の自殺事案の問題を受けて、十月十一日に東京の労働局長から電通本社幹部に対して指導をいたしております。  それから、もう御存じのとおり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 法律にのっとって対応したいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、捜査中でございますので、罰則、社長訴追というお話がございましたけれども、お答えは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、法律にのっとって対応しなければいけないと思っておりますが、一般的には、社長が仮に自ら社員に対して違法な長時間労働を命じているということがはっきりしているということで、労働基準法等の違反行為を社長が行ったと認められるということになれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の労働基準法の量刑について軽いというお話がございましたが、現在のこの労働基準法の量刑というのは、もう御存じのとおり、政府全体としても他の法律における罰金などとの均衡から定められているものであることはもう御案内のとおりであります。御指摘の罰則の引上げにつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、政府全体についても今の助成金と同じように何らかのペナルティーがあるべしと、こういうお尋ねかというふうに思いますが、現在の公共調達ルールにおいても、契約対象となっている企業が起訴をされたというような場合などについては一定期間指名停止を行うことになってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは今、石橋委員は電通ということで限定的におっしゃったものですから、この電通東日本などの電通の主要子会社五社はさっき申し上げたとおり立入検査を、調査をしているわけでありますけれども、監督指導など取締り業務への支障というものを考えてみると、それから先の詳...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、下請通報制度について局長の方からも御説明申し上げて、六月三日から違法な長時間労働の背景にある親事業者によるいわゆる下請たたきに当たる行為も対象とするということで拡充されていますが、これについても一件もないということで今はありますので、この下請通報制度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) パワハラでメンタルな病を負うというようなことも、そしてまた自殺に追い込まれるということもあるということが数々見られるわけでありまして、この問題にどう対応していくかということは極めて大事だと私も思います。  民主党時代の先ほどの円卓会議での提言、これがあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この三六協定の特例というか大臣告示で示されたことによって、ここが実は言ってみれば抜け穴になっている、規制の抜けになっているということは私もそのとおりだということで、これはもう総理から、働き方実現会議の方でも、それからその前の一億総活躍会議の方でもこの問題...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これから働き方改革実現会議で議論になると思いますが、今御指摘のような御意見をお持ちの方も多分この会議の中にもおられると思います。そういう意味で、この今御提起をいただいたことも含めて議論がなされるものだというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、三六協定が今有効ではないということは規制を強化しないといけないということであることは間違いない。ただ、どういうふうにやるかということを大いに議論していただくということになるので、どういうふうにすれば実効あるきちっとした規制ができて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもが昨年お出しをいたしましたこの労働基準法等の改正案につきましては、これは労働時間法制の見直しということで、今お話をいただいた方向性とはむしろ私どもの意図は逆の方向であって、働き過ぎの防止のための取組、それから時間ではなく成果で評価をするという多様な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、労働時間の上限規制とインターバル規制の問題を中心に、長時間労働の是正について先ほど石橋委員からも御指摘がございました。  時間外労働につきましては、現行制度上も限度なく認められているわけではないわけでありまして、労使で定めた三六協定の範囲内に限って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、山本副大臣のときに、すくすくサポート・プロジェクトというのができまして、すべての子どもの安心と希望の実現プロジェクトということで、あのときは、児童扶養手当の多子加算を始め様々な就業支援や生活支援、学習支援など、一人親家庭の子供の貧困対策を総合的に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも婦人という言葉を聞くのも何か久しぶりだなという感じがするぐらい古いということが一目瞭然というか、聞いただけで分かるような感じがいたしまして、先ほど来様々な問題点を指摘していただいております。  お話あったように、この婦人保護事業というものには、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四国のどこにあるのかなと見まして、私、松山で、最大の都市でございますけれども、香川県の丸亀というところにあるようでございます。  職業能力開発大学校全体の定員充足率につきましては、平成二十七年度は一〇〇・九%、二十八年度は一〇〇・六%ということで、全体...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 負担能力に応じて負担をすべしというのは基本的な考え方でございますが、国民健康保険料の算定方法というのは、世帯の国保加入者全員の所得の合計額の大きさに応じた負担、いわゆる所得割と、世帯の人数に応じた負担、均等割の組合せを基本として、地域の実情に応じて世帯当...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本年九月に、公正取引委員会から介護分野に関する調査報告書が出されておりまして、その中で、いわゆる混合介護の弾力化について提言をされているものを今指しておられるんだろうというふうに思います。  報告書で指摘をされている混合介護とは、介護給付の対象となる保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、規制改革会議は規制改革会議として、公取は公取としてそれぞれお考えがあっていろいろお考えを発しておられるのだろうというふうに思いますが、さっき申し上げたとおり、高齢者にとってプラスになるのか、それから介護で働いていらっしゃる方々にと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 東京都が国家戦略特区を活用して今御指摘の可能性を検討されるという報道は存じ上げておりますけれども、そもそも特区提案の内容について私どもは直接受けているわけではございませんので、なかなかお答えすることは私どもの立場としては今の段階は難しいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどの利用実績を見てみれば、つまり限度を超えて自費で払っているのが随分小さい数字でありました。  そのことを考えてみれば、また限度まで達していないところがたくさんあるというさっきの数字がありましたとおり、今直ちに、どういうニーズがあるからこういう規制...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、今の制度自体でできないわけではない、この保険対象と対象外というものの、そのサービスの組合せでありますから、それはできるわけですけれども、さっき申し上げたように、我々にとって大事なのは、要介護者本人にとってプラスがあるのか、そして家族に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、まだ具体的に何も聞いていないものですから、どういうことであるのかはよく分かりませんが、さっき申し上げた基本的な考え方は申し上げたとおりで、何しろ御本人と家族と働いている人たちに本当にプラスかということが一番大事だろうというふうに思...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今月の十一日に開催をされた社会保障審議会の障害者部会、ここで、この会場に、外部の会場でございましたけれども、会議室に入るまでに階段を上らなければいけないというあり得ないことが、よりにもよってこの障害者部会の審議会の出席に関して一部委員が出席を断念せざるを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今月の八日の厚生労働委員会で、先生から、障害のある方ががんに罹患した場合の問題点についての御指摘をいただきました。必要な対策を検討したいということを申し上げて、ヒアリングを行うことをお約束をしたわけでありますが、今年の一月に厚労省も障害者差別解消のための...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘、数々いただきましたけど、そのとおりだと私も思います。  聴覚障害の方について、その障害特性から他者とのコミュニケーションに配慮が当然必要となっているのにもかかわらず、今お話があったように電話番号しか書いていないということで、ファクス番号あるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、この審議会などで議論を国民にフルオープンにしているわけでありますから、国民の中には障害を持っていらっしゃる方も含まれるというのは当然のことだというふうに思います。それが徹底できていないというのは、特に厚労省は障害者施策を扱っている、そう...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 委員会運営は委員長が取り仕切るというのが常識だと思います、議会の。
○塩崎国務大臣 私の経験からいきますと、配付資料は、理事会で決定して、委員長が最終決定をするということだと思います。
○塩崎国務大臣 資料の扱いについて議論をされた理事会に私は出席をしていないので、全くわかりません。
○塩崎国務大臣 出席をしたと思います。
○塩崎国務大臣 パーティーでありますから、いろいろなことを申し上げました。
○塩崎国務大臣 そもそも、私、記憶がそう定かではございませんので、記録も残っておりませんから、特に正確に覚えているわけではありませんが、今お読み上げをいただいたような部分があったことはそのとおりでございまして、正確に記憶をしておりませんけれども、よく強行採決だなんて演出をしようと...全文を見る
○塩崎国務大臣 理事会でどういうやりとりが、あるいは理事懇でどういうやりとりをされたのかは、私はその場にいませんから全くわかりません。
○塩崎国務大臣 私が聞いている限りでは、昨日の段階で採決の提案があったやに聞いております。
○塩崎国務大臣 存じ上げませんので、総理にお聞きをいただきたいと思います。
○塩崎国務大臣 私どもは内閣としてこの将来年金確保法案を閣議決定の上で、御審議を賜るために国会に提出をした立場でございます。それをどのように御審議され、そして採決にまで至るのかということは全て委員会に任されていることであって、総理といえどもそこに手を入れるわけにはいかないというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、民主党の政権であった平成二十二年、長妻厚労大臣時代に、生活保護基準未満の低所得世帯数というものの推計をやったわけですね。その推計のもとデータでございます国民生活基礎調査の調査対象となった個々の世帯について、世帯人員、年齢、居住地域に応じて適用される生活保護...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろ盛りだくさんの御質問をいただきまして、ありがとうございます。  先ほどの生活保護につきましても、今、百六十万以下ということでお示しをいただきましたが、そもそも、資産がどうなっているのか、あるいは扶養家族がどこにどういうふうにおられるのかなどについての条件...全文を見る
○塩崎国務大臣 国会の御審議は、国会でお決めになるということだと思います。
○塩崎国務大臣 前回、お配りをされようとして、パネルとして扱うことができなかった点についての五万円、三・五万円、この一点に絞ってということでございますので、やはり、そこについて答弁をしないと、国民の皆様方にはわかりませんので。  そもそも、マクロ経済スライドは……(井坂委員「聞...全文を見る
○塩崎国務大臣 代替率と購買力を、別にきちっと考えていただくことが大事だろうというふうに思います。  代替率が下がることをいろいろおっしゃっておられるわけで、御心配されることは結構なことでございますし、また我々も、いつもそのことは考えなきゃいけない。だからこそ、今回、将来年金を...全文を見る
○塩崎国務大臣 給付のアップのことをおっしゃっているんだろうと思うので、そのときには負担の問題をどうするのかということを、ぜひセットで言ってもらわなきゃいけないと思うんです。  マクロ経済スライドというのは、まさに給付と負担とを両方セットで言っていることでございますので、このマ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは経済学のイロハだと思いますが、消費は所得の関数ということで、高齢者にとっての消費は何の関数かといえば、高齢者の所得であります。したがって、それは、年金やそれ以外のどういう収入があるのか、そして、扶養としてどういう扶養がなされるのかということが大きく影響してく...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、経済学の基本は、消費は所得の関数だ、その所得は何だろうかということを考えなきゃいけないわけですが、今お話にあった、年金というか、賃金に、言ってみればパラレルに消費がふえているじゃないかということを今おっしゃったと思うんですね。それで、賃金を上げ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いやいや、これを見てわかるように、基礎年金のグラフが左にありまして、基礎的消費もあって、そこに、下の方に物価があって、平均年収というのが、四本グラフがありますね。ここの基礎年金というのがまさに高齢者の所得になるわけでありますので、賃金、このときまでは、もちろん賃金...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げているように、これは経済学の基本ですけれども、消費は所得の関数だということで、その所得は何かといえば、高齢者の場合は年金が多いということで、年金だけではございませんけれども、そういうことを申し上げているわけでございます。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げて失礼で申しわけないんですが、経済学の基本中の基本で、消費は所得の関数であって、高齢者にとっての所得は年金が多いということであります。  したがって、その所得をどう実質的に維持するかということが大事であって、それが購買力で見て、購買力が下がっていな...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどより申し上げておりますように、代替率が低下をすると、現役世代の生活レベルほどはやはり改善はしないわけでありますが、購買力はほぼ維持をされるというのが、今お配りをいただいているケースEの年金受取額の将来で、例えば平成五十五年の数字を見ればそういうふうになってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますように、将来世代と今の世代との間の分かち合いをしようというのがマクロ経済スライドであって、そのことをお考えいただいて、私たちは、ぜひ将来の世代の年金を確保するために今回の新たなルールをお認めいただきたいということを申し上げているわけであります。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 公的年金制度は、年金制度を支える現役世代の負担が重くなり過ぎないように、保険料収入には既に上限が固定をされています。一八・三というのは来年の秋に到達するわけでありますが。その限られた財源を、マクロ経済スライドによって、現在と将来の受給世代の間で適切に配分する、いわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょう初めてこれを拝見いたしましたが、一研究者の研究だというふうに理解しております。
○塩崎国務大臣 これは、いわゆる基礎年金と、それから基礎的消費支出の逆転ということも御指摘をいただきましたが、これにつきまして、いつから逆転をしていたのかというのを見てみますと、消費支出の方が上だというのは、実は、例えば昭和五十年代あたりからずっとそうでございます。  そういう...全文を見る
○塩崎国務大臣 昭和六十年の基礎年金導入当時の基本的な考え方については、基礎年金について、「老後の生活の基礎的部分を保障するような水準の額にしたい」ということを基本として、具体的には、食料費、住居費、光熱費、被服費といった衣食住に係る基礎的な消費支出の額のみならず、生活保護におけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは前回も長妻委員だったでしょうか、何度も……(発言する者あり)この間も申し上げたように、一〇〇%保障するだのようなことを目指して年金制度というのが組み立てられているわけではございません。ですから、「老後の生活の基礎的部分を保障するような水準の額にしたい」という...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の基礎的消費支出は、これまで答弁してきたように、基礎年金の水準を考える上での勘案要素の一つでありまして、基礎的消費支出の水準から機械的に基礎年金の水準が導かれるものではないわけであります。  その上で、基礎年金の水準が基礎的消費支出の額をおおむねカバーして...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も繰り返し答弁を申し上げ、また、今も答弁申し上げた考え方からいけば、夫婦であっても、それを一律に、どういうものがおおむねカバーできていないとかいるとかいうことで判断できるものではないわけでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、基礎的消費支出をおおむねカバーしている範囲にあるかどうかというのは、あらかじめ数値をもって、どのぐらい離れていたらカバーする、しないではなくて、やはり総合的に判断をした上で、そして、今、三つのうちの二つはとおっしゃいましたが、もう一つの大事...全文を見る
○塩崎国務大臣 明らかに、基礎的消費支出と基礎年金額とを比べてみれば、夫婦世帯では今は消費支出を年金額が上回っており、単身では逆に基礎的消費支出が年金額を上回っているという状況でありますが、それは、おおむねこの基礎的消費支出をカバーできているというふうに申し上げたわけでありますか...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、前回、年金局長の、吉原さんのときの昭和六十年の際の答弁のときにも申し上げているわけであって、基本的な考え方がそこで述べられていました。  そこで、厳密に保障しているとか一〇〇%カバーしているとかいうような議論ではないわけで、幾らぐらいの給付水準であるべき...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど大西議員に対して答弁を申し上げたとおりでありまして、それを長々繰り返すのもいかがかと思いますので、特に数値をもって一概に決められるようなものではないわけでありますので、時々の社会経済情勢等を踏まえてこれはやはり総合的に判断をしていくというものだということを先...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、矛盾したことをおっしゃったということをおっしゃったわけでありますけれども、そんなことは全然ないのであって、私も、数値でここまでがおおむねカバーだと言ったことは全くないわけでありまして、これは、おおむねはやはりおおむねであって、数字が、実は長妻大臣のときももちろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、機械的におおむねカバーしているかどうかということを決める基準があるわけではないのであって、勘案要素の一つとして基礎的消費支出を考えるということでございまして、それは、今御質問を受けたことに、超えたらどうかということは、まだ今、何か一定の答え...全文を見る
○塩崎国務大臣 六十五歳以上の年齢層のみが一貫して上昇しているということでございます。
○塩崎国務大臣 今お尋ねの六十五歳以上の被保護高齢者の年金受給率は、四九%でございます。
○塩崎国務大臣 めどというのは、何のめどかよくわかりません……(長妻委員「六十五以上の生活保護の増加のめど」と呼ぶ)  いずれにしても、高齢期の生活というのは、現役時代から長期間にわたって、どういうふうに働いてきたか、それから、どういう経済情勢になっているのかとか、あるいは、結...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、長妻先生が大臣をおやりになっているときに調査をされたと思います。  高齢者の被保護世帯が三倍になるというお話が今ありましたけれども、長妻委員が大臣時代の平成二十二年に行った推計に基づくものだというふうに思いますが、二種類の統計調査に基づく推計結果に実は大...全文を見る
○塩崎国務大臣 正確性を欠くのではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 答弁書について御質問いただきましたけれども、新たな制度、これにつきましては、現時点で具体的に何か念頭に置いているわけではございませんが、現在の年金の保障機能強化の取り組みを進めながら、今後、その必要性を含めて、諸外国の例も参考にしながら研究をしてまいりたいと思って...全文を見る
○塩崎国務大臣 ずっと抜本改革、抜本改革というお話が出るわけで、その抜本改革が将来必要であるということは先ほど来出ている国民会議でも言われていることで、ただ、ここは、さっき二というのを出していたのは、要するに、二段階のアプローチをとることが必要だということを明記されているわけで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、年金だけで全てを賄うとか、そういうことで生活というのは成り立つわけではないので、重要な部分であることはもう間違いない。したがって、将来的な抜本改革を含めて議論するということは、そのとおりだと思います。  しかし、何よりも、今回の...全文を見る
○塩崎国務大臣 基礎年金の二分の一をさらに上げていくというのは、全額税方式という議論として、私ども自民党の中でも、かねてより主張される方もいて、議論も重ねているわけで、ただ、それには当然消費税の引き上げとかいろいろなことがあるので、これは財源としてどうするかという選択肢の一つでは...全文を見る
○塩崎国務大臣 何年度とおっしゃったのか、それと何を対象にしているのか、ちょっとわからなかったので、もう一回お願いします。
○塩崎国務大臣 私どもの方から岡本委員の方に返答しているようでありますが、十六年、この五年前については、きょうまだお出しをできないということをお伝えしているというふうに聞いています。(岡本(充)委員「委員会の中で答えると言っているんです、二つ答えると。ちょっととめて、委員長、時計...全文を見る
○塩崎国務大臣 十六年は難しいということをお伝えしたというふうに事務方は言っておりますので。
○塩崎国務大臣 今の、国民年金のいわゆる国庫負担の繰り延べ分でありますが、国民年金におきましては、これは過去に、国の財政状況を踏まえて一般会計の歳出抑制を図るために、特例法で一般会計から年金特別会計への国庫負担の繰り入れについて特別に繰り延べ措置が講じられたというものでありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 この財政検証におきましては、年金財政の将来見通しを立てるために、国民負担の繰り延べ額の推計を行っています。平成二十六年度における国庫負担繰り延べ額を二・三兆円というふうに推計をしております。今、二兆円余りということを言っておられましたが、利息などを含めて見ると、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、財政検証においてはと申し上げました。それは仮定計算を、前提を置いているわけで、財政検証上は今二・三兆円と申し上げましたが、元本はさっき申し上げたとおりの数字で四千四百五十四億円、運用収入は約一・九兆円ということで、合計で約二・三兆円というこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話があったのは、過去の、平成六年と平成七年の繰り延べられた国庫負担の額を申し上げたわけでありますが、それより以前に、昭和五十八年度から昭和六十三年度までに実施をした年金国庫負担の平準化措置に伴う国庫負担の減額分というのが一・三兆円ありました。これに係る運用収入...全文を見る
○塩崎国務大臣 正確に申し上げております。  先ほど申し上げたのは、何で二・三兆円だということで、内訳を、元本が〇・四兆円、運用収入は一・九兆円というふうに申し上げて、それは先ほどの二年度分よりもかなり大き過ぎるんじゃないかという御疑問を呈されたんだろうというふうに思います。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 作業に若干時間がかかっておりますので、早急にお出しをしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 実際に、実績として見通しどおりのようになっていなかったというのは、そのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 今、目標を達成しているのが何年度あるのかということでございますが、二〇一〇年、実質賃金上昇率が目標を達しただけで、あとは達していないということでございます。
○塩崎国務大臣 二〇〇八年と二〇一四年が二年度、目標を達成しておりますが、その他はそれを下回っているという状況でございます。
○塩崎国務大臣 今回の改正案では、社会保障審議会年金部会の議論を踏まえて、経営委員に被保険者や事業主の拠出者団体の推薦者を入れることを法律上明記しております。  この推薦者の人数につきましては、審議会でもさまざまな議論がございました。委員長、理事長を含めて委員全員で十名以内とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 会社支配というお言葉でございますけれども、まず第一に、直接株式をGPIFが保有しているわけではないということと、いわゆる市場参加者の中でもアクティブに取引をして売ったり買ったり頻繁に行うような方々がおられるわけでありますけれども、GPIFは、何度も申し上げるように...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、このオルタナティブ投資は、能力担保がないといけないという仕切りになっています。したがって、この投資に関しては運用委員会でしっかり議論をしておりまして、そこでは、お話しのとおりの詳しいところも議論の対象としているわけでございますけれども、現段階でのディスク...全文を見る
○塩崎国務大臣 下がることばかりを御指摘いただきますが、今回の法案でということであれば、既裁定者の年金について、仮に賃金が、物価も賃金もマイナスの際に、賃金の方が下がり幅が大きい場合と、賃金は下がって物価が上がる場合、この場合のスライドは当然今回のルールで下がることになりますが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の見直しによって、若い世代が受け取る年金の水準が御指摘の水準よりさらに下がることを未然に防止する、そして世代間の公平性が確保されることになるということでございます。
○塩崎国務大臣 経済前提が一緒であれば、おっしゃるとおり、上がることはないということであります。
○塩崎国務大臣 玉木委員も財務省、大蔵省におられて、政府がどういうふうに回っているかというのはよく御存じだろうと思うのでございますが、二十六年度の財政検証の際の前提というのは、もう御案内のように、最初の十年、三十五年度までは内閣府の中長期の経済財政に関する試算というものであり、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろお示しをいただいているわけでありますが、ケースGを前提にした将来像というのをお示しいただきました。つまり、労働市場への参加も進まず実質経済成長率がマイナスになるという低成長、こういうケースでありますけれども、マクロ経済スライドの調整の終了年度、二〇五八年に...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど申し上げたとおりであって、例の、おおむねカバーしている、していないというお話かと思いますので、そこがどういうことかというのを数値的に示すということはなかなか判断は難しいわけでありまして、いずれにしても、財政検証の中で確認をされた基礎年金水準の低下といっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、最初の十年間について内閣府の試算を使って、その後はこちらの専門家に、検討をして、将来見通しを立ててもらっているということであることは御案内のとおりであります。  先生も御案内のように、この間の財政検証、五年前の二十一年の財政検証のときには...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然のことながら、政権交代が行われて、経済政策も百八十度に近い転換をしたわけであります。デフレからの脱却を、言ってみれば、本格的にやるのは初めてやろうということで、民主党政権から第二次安倍内閣がスタートした、こういうことでございました。  特に、今申し上げたよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたのは、政治は夢を持たなきゃいけないと言っていて、事年金のこういう財政検証などについては……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 よろしいですか。柚木先生、よろしいですか。  先ほど、目標だということを申し上げました。そのときのケースは、前は三つしかなかったけれども、やはりいろいろ慎重にケースを分けて考えなければいけないということで、八通りお見せをしているわけでございますので、それを前提に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、附則の第二条、お触れをいただきました。これは何度か私も触れているわけでありまして、これは、仮に、五年に一度の財政検証の結果、次の財政検証までの間に所得代替率が五〇%を下回ることが見込まれる場合には、マクロ経済スライドによる調整の終了とか、給付と負担のあり方...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、御指摘をいただきましたが、なぜすぐにでも施行にしないのかということでございますけれども、これは、消費税の引き上げも延期をされていますし、やはりさまざまな、今回提起を申し上げている、例えば受給資格期間の短縮であるとか、それから、一番はやはり、いわゆる福祉的給付の...全文を見る
○塩崎国務大臣 福祉的給付を施行した後ということは別に何も変わらないわけであって、三十三年は後であります。  もう一つは、先ほどの可処分所得のマイナス〇・二、これについても同様に三十二年まで続くわけでありますから、それが終わった後の三十三年ということで導入をするということでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 確かに、勘違いで、消費税は、それは余り関係ないかもわかりません。しかし、今の可処分所得のマイナス〇・二のことは、三十二年であることは間違いないわけであります。  問題を先送っているかのようなことをおっしゃいますけれども、むしろ二十一年の財政検証で、既にデフレによ...全文を見る
○塩崎国務大臣 三十二年まで続くという可処分所得割合変化率マイナス〇・二、これは三十二年度で終わるわけでございますが、これは賃金を引き下げるという要素になるわけでありますので、これが終わってからということで、三十三年ということを考えた一つの要素であるということを申し上げているわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 多分御存じの上で御質問されているんだろうと思いますけれども、この料率が上がっていくのは来年二十九年度まででございます。賃金を計算するのは過去三年ということで、移動平均のような形でやっていきます。  したがって、三十二年まで影響が出るということでありますので、三十...全文を見る
○塩崎国務大臣 それはちょうど、期間短縮で、二十五年を十年の際のスタートを四月にするか八月にするかというときと同じような感じの議論だろうというふうに思います。  我々は、いろいろ、もろもろ考えた上で、先ほどの可処分所得のマイナス〇・二が終わる三十二年度以降の三十三年度からという...全文を見る
○塩崎国務大臣 余りこういう御質問を受けることは想定していなかったのでありますが、これは、必然的にいつということを証明するとかいう、唯一の、一つの答えしかないということでは全くないんだろうと思います。  私たちは、先ほどの可処分所得のマイナス分の終わる三十二年度を踏まえた上で三...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げてまいりましたが、平成二十一年の財政検証で、デフレのいろいろな影響についての問題点、指摘がありました。  民主党政権になって、皆さん方も、社会保障・税の一体改革大綱で、デフレのもとでのマクロ経済スライドのあり方、これはやはり延ばせば、最終的に...全文を見る
○塩崎国務大臣 採決は国会でお決めになることです。
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、家族構成というのは随分変わってきていますから、絶えず私たちはその実態に即した制度設計に努めていかなければならないというふうに思いますので、問題意識は共有をさせていただくところでございます。
○塩崎国務大臣 冷静な議論ができるのを大変ありがたいと思います。  平成十六年の改正につきましては、現役世代の保険料負担がこのままいくとどんどん上がってしまうという危機感を皆さんがやはり共有したんだろうと思います。それがゆえに、上限を固定して、その範囲内で給付水準を調整する仕組...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しいただきましたように、特に女性の高齢者、ここの構成を見て、お一人の方が多いというお話をいただいたわけであります。  もちろん、死別の中には遺族年金をおもらいの方々もたくさんおられるんだろうというふうに思いますので、全員が基礎年金だけということでもないのか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございまして、今お配りをいただいているような、いろいろな立場の女性がおられ、そして、この方々の将来、まだ高齢になられていない現役の方々にとってみれば、例えば同一労働同一賃金の問題に今取り組んでおりますけれども、非正規であるがゆえに賃金が低い...全文を見る
○塩崎国務大臣 ことしの十月から適用拡大が大企業についてまずスタートしたわけでございますが、適用拡大による企業経営への影響が、企業規模が小さいほど相対的に大きいということで、雇用への悪影響が生じないように配慮したわけであります。  こういった経緯を踏まえながらも、労働力不足が叫...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、なかなか中小企業へのインパクトが大きいということで、とりあえずこの十月からは大企業からスタートしているわけでありますけれども、そのバーを下げろ、こういう御指摘かと思いますが、さらなる適用拡大については、この十月の施行から三年以内に検討するこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金というのは、稼得能力の喪失ということに対して所得保障を行うということが目的でございます。通常は年齢が上がっていくことによって、加齢によって起こる稼得能力の喪失が、現役期に障害状態となって早期に到来するという、これに対応した年金が障害年金でありますので、少し違う...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、マクロ経済スライドにつきまして、障害年金の場合は適用すべきではないんじゃないかということでございましたが、先ほど申し上げたように、年金は、稼得能力の喪失に対して所得保障を行うというのが目的でございまして、加齢ではなくて、障害で稼得能力を失った場合の障害年金、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 お尋ねの障害者の生活実態については、社会保障審議会年金部会では検討は行っていないというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 障害者の皆さんを思うお気持ちはよく理解をさせていただくところでございますが、先ほど来も、けさもずっと議論しているように、低年金の方々、低所得の方々に対する配慮というのは、もちろん年金制度でできることは、年金制度でやっていくべきところはそれとしてやるべきだろうと思い...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年十月の、今御指摘の基本ポートフォリオの見直し、これは、財政検証の結果や労使の代表を含めた専門家の検討を経て、デフレから脱却をして、長期的に見て物価が上昇していく局面では、国内債券だけでは実質的な年金給付を確保することが困難となるという考え方のもとで、国...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金積立金の運用というのは、厚生年金保険法などに基づきまして、所管大臣である厚生労働大臣の責任のもとで、「専ら」「被保険者の利益のために、長期的な観点から、安全かつ効率的に行う」というふうになっております。  実際の運用業務は、運用に特化した専門の法人である、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、長期的に安全かつ効率的に運用をして、年金財政上必要な利回りを確保する、これが最大の責任であって、短期的な評価損や評価益で一喜一憂するということではなくて、年金の運用は、やはり長いタイムスパンで見て、年金財政上必要な利回りを確実に得ていくとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 グリーンピアのお話が出ましたが、今、GPIFでは、そういうような投資をやることには法律上もなっておりません。  責任のとり方は、さっき申し上げたように、今お話をいただいている、短期的に評価損が出たことをもって責任をとる、とらないということ自体がまず問題になること...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つは、運用と、それから年金自体の給付の水準などは、リンクをしているわけではございません。別の決め方をしているわけでございます。  それで、もう一つ懸念として、今、高橋先生がずっと挙げられてきているリスクということでありますが、何をリスクと呼ぶのかということが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 高橋先生が御指摘のように、何といっても、国民の一番大事な年金の資金の運用、これを百三十兆、百四十兆の規模で今行われているわけであります。  これまでは、一人が全て責任をとるという、世界でも珍しい組織になっていました。それを合議制にするということ。つまり、複数の、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたことの繰り返しになる部分が多いかと思いますけれども、やはり年金は国民生活の最後のとりででありますので、この約一割の原資となるGPIFの運用に関しては、やはり国民の年金に対する期待にきちっと応えられるような、安全かつ効率的、そして透明な運用がなされな...全文を見る
○塩崎国務大臣 短時間労働者の就業調整を防いで労働参加を支援するということ、そして、所得や年金を確保していくためには、被用者保険の適用拡大を着実に進めていくことが重要だというふうに考えております。  この十月から、大企業で働く約二十五万人の短時間労働者を対象に被用者保険が既に適...全文を見る
○塩崎国務大臣 年金制度を含む社会保障制度の改革の検討課題を社会保障制度改革プログラム法で示されております。「高齢期における職業生活の多様性に応じ、一人一人の状況を踏まえた年金受給の在り方」ということで掲げられておりますけれども、このプログラム法の中では、検討課題として四つ挙げら...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の年金改革法案は、先ほど申し上げた社会保障制度改革プログラム法に規定をされた四つの課題を中心に、平成二十六年から二十七年にかけて年金部会で議論をして、結論が出たものでございます。それを法案化したということでありますけれども、年金部会において、高所得者の年金給付...全文を見る
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○塩崎国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、平成二十四年度の決算について申し上げます。  一般会計につきましては、歳出予算現額三十兆三千百七十九億円余に対して、支出済み歳出額二十九兆五...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりであり、まことに遺憾であります。  御指摘を受けた事項につきましては、その是正措置を講じているところでありますが、今後このような御指摘を受けるこ...全文を見る
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、いわゆる3―MCPDというこの点についてパーム油に関連して御指摘をいただきましたが、パーム油に含まれる物質は今おっしゃった3―MCPDとは異なる3―MCPD脂肪酸エステル、後段でおっしゃった、こちらが入っている物質と言われておりまして、パーム油の製造...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいたこの資料の一番下にある数字をお示しになっておられるんだろうというふうに思いますが、厚生労働省として現時点において詳細この数字について根拠など把握はしているものではないために、この場においてこの数値に対して詳細な考え方をお答えすることは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話があったように、元々食品安全委員会が調査をしていただいて、そこから間が空いているじゃないかということでございました。  安全委員会とやはりよくこちらも連携をして、判断をしていく中において引き続きしっかりとウオッチをしていかなければいけないというふ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 予防原則の問題については随分たくさんの御指摘もいただいておりますけれども、いずれにしても、科学に基づいたきちっとした安全分析ということが大事だというふうに考えておりますので、そういう形で、特に一義的に専門性のあるところは食品安全委員会が御判断をされるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の周りでも、この乳児用の液体ミルクについての期待を持っていらっしゃる若いお母さんたちがたくさんおられるわけで、既に済んだ方々も、あったらよかったのにという方がたくさんおられます。  ところが、中身を見てみますと、今までの経緯を見てみますと、平成二十一...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 民泊についてのお尋ねがございましたが、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を行う場合には、原則として旅館業法に基づいて旅館業の営業許可を取得する必要がございます。したがって、住宅などを活用したいわゆる民泊サービスであっても、現状では、旅館業の許可を得ずに宿泊...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 民泊サービスが旅館業法の許可の下に適切に提供されるように、本年四月に旅館業法施行令を改正をいたしました。簡易宿泊所営業の面積要件を緩和をいたしまして、営業許可を取得しやすくいたしたところでございます。この要件緩和に伴う簡易宿所営業の許可件数は、五月末現在...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国では、TPP発効による医薬品に関する制度変更は特にないと思っております。  また、医薬品の承認に当たっては、従来から製薬会社と申請内容に関する確認などを入念に行いながら科学的な審査を進めていくということをやってきておりまして、TPP発効を契機に、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このTPPの協定の医薬品等に関する附属書第三条(c)におきまして、申請者に対して、意思決定の過程の適切な時点において意見を提出するための時宜を得た機会を与えることが求められております。  これに関しましては、既に我が国の薬価算定プロセス、ここにおきまし...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の肥育ホルモン、これ大体六種類ぐらいあるわけでございますけれども、国民がどの程度認知をされているのかということについて私ども厚労省として把握をしているわけではございませんが、厚労省においてどういう扱いをしているのかということを少し申し上げれば、食品...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国内で使用されていないにもかかわらず海外で使用されている肥育ホルモンなど動物用の医薬品や農薬などにつきましては、食品中の残留基準を設定をいたしまして、その基準の範囲内で輸入を認めているわけでございます。  これは、我が国では、従来、残留基準が設定をされ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) なぜEUが肥育ホルモンの使用も、あるいは肥育ホルモンを使った肉の輸入も禁止しているのかと、こういう御質問でございましたが、EUにおきましては、肥育ホルモンについては、人への健康影響の有無について、現状では安全性を評価するためのデータなどが不十分であり評価...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、御指摘の肥育ホルモンの使用につきましては、現在把握している限りでは、EU各国、それから中国、ロシアにおいて使用が禁止されていると承知をしております。また、肥育ホルモンが使用された牛肉の輸入については、現在把握している限りでは、EU各国、中国において...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このTPP協定第二章でございますけれども、第二・二十七条の二というところにおいて、食の安全に関する措置を定めた第七章の第七・四条と同様に、WTOの食の安全に関する協定、いわゆるSPS協定に基づく自国の権利と義務に基づいて措置を採用することを妨げるものでは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的に申し上げれば、このTPP協定には、民間医療保険の参入や、いわゆる混合診療、この解禁などについて、我が国の公的医療保険制度について変更を生じさせるような内容は含まれていないと、国民皆保険はしたがって今後も堅持されるということだと思います。  IS...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 米国のような民間保険の場合のことを想定されての御質問だと思いますが、我が国では、国民皆保険の理念の下で、必要かつ適切な医療は基本的に保険診療とするということとなっています。  TPP協定にはそもそも、民間医療保険の参入とかあるいは御指摘の公的医療保険制...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、TPP協定において、投資受入れ国が公共の福祉に係る正当な目的のために必要かつ合理的な措置を講ずることは妨げられないということが投資章に書かれているわけでありまして、例えば第九・十六条においては、各国が健康などの目的のために適当と認...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) できる限り機会を捉えて、分かりやすく説明をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) TPP協定の第十九章が労働章という章でございまして、働く方の保護の観点から、ILO宣言に述べられている働く方の権利を自国の法律等において採用、維持すること、それから貿易又は投資に影響を及ぼす態様によってILO宣言に関係する法令の免除等を行ってはならないと...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 通常国会で御議論いただいて改正法が成立をしたこと、大変うれしく思っております。保護者のない子供、そして虐待を受けた子供など社会的養護が必要な子供たちにつきましては、やはり今お話をいただいたように、温かく安定した家庭の中で養育をするということが一番だという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 養子縁組制度というのは、子供の健全な育成を図る仕組みであって、子供の最善の利益になると認められる場合には積極的な支援を行うことが重要だと考えており、とりわけ特別養子縁組というのが重要ではないかというふうに考えております。  改正児童福祉法におきましては...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この問題は、先ほど申し上げた新たな社会的養育の在り方に関する検討会というのがありますが、その下に三つ専門的なものを、検討会を設けておりまして、その中の一つが司法関与と特別養子縁組に関する検討会がございます。そこでまさに今のような問題意識を含めて御議論をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず今回、改正児童福祉法の第一条に日本の法律の中で初めて子供の権利を明定をしたわけでありまして、御指摘のように、民法には親権が明記されている、しかし子供の権利というのはどこにも日本の法律にはないという状態で今日まで来てしまった。このことを重く受け止めて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ドイツは、去年ドイツに行ったときに会った人が、日本に児童相談所に匹敵するような組織におられる方々が来られて、教えていただいてなるほどなと思ったのが、法律ではありませんけれども、就学前は施設には入れないということを原則にしていると。先ほどのを見ますと五〇%...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたように、養親希望者に対する財政的な支援とか、あるいは税制面での優遇というのは、もちろん現在ないわけですね。したがって、何らかの財政支援が必要じゃないかという御意見があることはよく分かっております。  ただ、先ほどちょっとお話し申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会的な養護が必要な子供たちにつきまして、温かく安定した家庭の中で養育されることが望ましいということでこの改正児童福祉法を成立させていただきました。児童相談所の業務として養子縁組への支援を法律上位置付けてこうした支援を進めていくことにしたわけでありますけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 超党派でできました議員立法であるがん登録等の推進に関する法律、今御指摘のように今年の一月に施行になりました。全ての病院とそれから各都道府県知事により指定された約三千九百か所の診療所から、診断をしたがんの種類や進行度などの情報が都道府県を通して国へ提出され...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保護者のいない子供や家庭に恵まれない子供さんに温かい家庭を与えて、その子供の養育に一つは法的安定性を与える、そしてまた愛着形成をしっかり確保していく、そのことによって子供の健全な育成を図ると、こういう観点から特別養子縁組は大変大事だというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険医療機関などへの個別指導につきましては、保険診療それから診療報酬の請求に関するルールについて周知徹底をすることを主眼としておりまして、地方厚生局がカルテなどに基づいて指導を行うというものでございます。  指導の際には、健康保険法に基づいて診療又は調...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このICTの時代にコンピューターですっと出ないというのが不思議なぐらいでありまして、これは今、支払基金改革ということで、そういった面も含めてデータヘルスがきっちりできるように、それは審査、それから支払の実態も把握をする中でやっていかなきゃいけないことだろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子供に対する医療費助成に係る国保の減額調整措置、これにつきましては、厚生労働省の子どもの医療制度の在り方等に関する検討会というのがありまして、ここで幅広い観点から検討が行われておりまして、本年三月二十八日に取りまとめが行われました。  その中で、この減...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 愛知にお邪魔したときに、三組の親子、特別養子縁組ででき上がった親子の皆さんとお会いをさせていただいて、本当に実の親子と同じようにお互い愛し愛されている姿を見て、大変感動いたしました。  予期しない妊娠によって未婚や若年で出産をして自分で養育できないよう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小児がん、若年がんに罹患した方々は、治療成績の向上に伴って生存率は高まっているわけでありますけれども、こういう中で、こういう方々が、がんに罹患したことをもって特別養子縁組のような社会制度から排除されるようなことはあってはならないというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今資料でお配りいただいたように、この妊孕性の温存の方法として三種類挙げていただいて、卵子凍結、胚凍結、卵巣組織凍結と、この三つがあるわけで、現時点ではいずれも十分なエビデンスは確立されてはいないわけであります。  例えば、平成二十五年度の厚生労働科学研...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の九月に公表いたしました二十七年度の医療費の動向、このお尋ねだと思いますが、概算医療費は四十一・五兆円となりまして、前年度の四十兆と比べて一・五兆円おおよそ増加をした。そして、伸び率で見ますと対前年度比で三・八%というふうになっておりまして、平成二十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで、米国から我が国の薬価制度について薬価引下げの反対も含めて要望はあったわけでございますけれども、今お尋ねの革新的でなおかつそれが非常に高い値段の医薬品の登場というものが最近特に多くなって、それは特にバイオ医薬品が多いわけでありますが、この医療保険...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今資料でお配りをいただいた要求がございますけれども、ちなみに、私どもこれ見てみますと、言ってみれば受け入れたものと受け入れていないものがございまして、受け入れているのがこの中で九項目だけでありまして、あとは全部お断りを申し上げているということでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど保険局長から御答弁申し上げたとおり、これは国内外問わず様々な要望が来て、私どもにとってプラスになることはやりますし、プラスでないことはやらないというのが基本であって、先ほどお配りをいただいたこの対日要求の中で九つ受け入れたということを申し上げました...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、先ほど資料をお配りをいただいて、違反事例についてお話をいただきました。  輸入食品の検査は、科学的根拠に基づいて、違反リスクに応じて実施をしております。これは、WTOの食品の安全に関する協定、いわゆるSPS協定、これによる国際的な共通ルールに基づ...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 神奈川県が、津久井やまゆり園の再生に向けた大きな方向性として今の場所での建てかえをお決めになったということを聞いておりました。先般、十一日に黒岩知事においでをいただいて、私は直接御要望をお聞きしたところでございます。  今お話しのとおり、社会福祉法人などの民間法...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、最初に御指摘になった要支援一、二を地域事業に移行するということにつきましては、引き続き、地域の多様な主体の参入を図るとか、あるいは利用者への影響とか、いろいろなことをよく見ながら、必要なサービスがしっかりと確保できるようにやっていきたい、指導していきたいという...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 委員長の御指名でございますので、お答えを申し上げたいと思います。(柚木委員「だめですよ。総理の本会議の答弁ですよ。何で総理、答弁から逃げるんですか。丁寧に通告していますから。だめですよ、総理答弁なんですから」と呼び、その他発言する者あり)
○塩崎国務大臣 これは何度も御答弁を申し上げてきたとおりであって、三%、七%という数値につきましては、井坂試算をどうしても、機械的に当てはめて平成十七年からやってみた場合にどうなるのかということを、リクエストに応じて……(発言する者あり)
○塩崎国務大臣 御要望に応じて計算をさせていただいたところでございまして、当然、マクロ経済スライドでできたこの今の年金の仕組みがどういうメカニズムになっているかということはよくわかっていただいているはずでございますし、数値は、おっしゃったとおりの数字をそのまま計算したということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、私の方からの発言についての御言及がございましたので、とりあえず私の方からまず答えさせていただきます。  前回、これは玉木議員の御質問がございまして、そこで答えたとおりでありますが、今回の賃金に合わせた年金額の改定を行うルールは、将来の基礎年金の水準が二〇...全文を見る
○塩崎国務大臣 補足をさせていただきますと、順序立てて物事を考えた方がいいと思うんですが、今、年金の議論をしているわけでありまして、年金は、給付と負担のバランスの上に立って、限られた財源を世代間で分かち合う仕組みであるわけでありますので、その中でどういうふうにするのかということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 私に対しても同じような御質問を受けましたけれども、何度も申し上げるように、ミーンズテストをやって決める生活保護と年金とは、やはり目的も違いますし、仕組みも違うということであります。  それで、先ほど来、けさの参考人の藤田さんが、年金で全てを賄うことは困難なので住...全文を見る
○塩崎国務大臣 我々は、今回のルールも、幾つもあるケースの中の二つ、民主党政権時代に十分対応できていない、デフレ下における年金制度をしっかり持続性を持たすためのものとしてやっているわけでございます。  それも、そのときにも申し上げたように、もともと物価、賃金ともに健全に上がって...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、第三者的な組織が財政検証をすべきではないのかというお尋ねでございましたが、これは先ほど総理から御答弁申し上げたとおりだというふうに思っています。  年金制度の財政検証は、年金制度の運営に最終的な責任を有する厚生労働省、厚生労働大臣が責任を持って今は担当をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の点は、何度かこの委員会でも既に議論したところでありますけれども、まず第一に、最初の十年間が、内閣府がつくった数字が甘いんじゃないかという御指摘がありました。  御指摘は御指摘として受けとめたいと思いますけれども、これは政府の全体としての整合性もあってとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりで、私どもとしては、ケース分けをできる限りしっかりお見せをした上で、皆さん方に一緒にお考えをいただけるようにするということを、前回の財政検証ではさらに選択肢をふやして、考えていただく機会をつくっているわけでありまして、そういう意味で、私どもと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいたのは、まさにこれは、前回、二十六年の前の二十一年のときにはやっていなかったオプション試算というのを、今回三通り出しました。  その三通りというのは、マクロ経済スライドのフル発動した場合、被用者保険の適用拡大を千二百万人というようなことでやって...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成十二年に、それまで賃金スライドを行っていた既裁定者の年金額について、賃金スライドをやめて物価だけのスライドにしたということであって、先ほど高橋委員からお話をいただいたのは、既裁定者の購買力がどんどん下がるじゃないかという中で、申し上げたのは、八割ルールというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、賃金が下がって物価が上がった場合に、賃金に合わせて年金を引き下げれば実質的に購買力が下がるじゃないか、こういうお話でございました。  そのこと自体はそのとおりでありますけれども、問題は、そこで下げないということが、年金制度全体の長い間の原資である、賃金に応じ...全文を見る
○塩崎国務大臣 金額の御通告をいただいていなかったものですから、今ちょっと金額のことを聞いたんですが。  件数は、まず、期間別に見ますと、平成二十八年の八月から九月分というので二十七件ございます。二十七年の八月から二十八年の七月まで、これが一件。二十七年の八月から二十八年の九月...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、購買力、実質購買力ということについてのお話をいただいておりますが、財政検証の中でお示しをしているのは、実額の方は、物価で平成二十六年度に割り戻した額ということで、私ども、実質価値ということで、基礎年金が一人六・三万円になる平成五十五年、こういうことを申し上げて...全文を見る
○塩崎国務大臣 基礎年金の方々は、基本的に、基礎年金に対する課税というのはないと思います。  その他についてもさまざまありますから、絶えずそういうことには目配りをしていくということが大事であることはそのとおりであって、だからこそ、それぞれの社会保障の制度の中での配慮というものが...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、先ほど生保の話がございましたけれども、公的年金は社会保険であって、給付と負担のバランスの中で給付水準が決定されるというのは御案内のとおりであって、また、生活保護は、これは役割、対象者、仕組みが異なって、ミーンズテストがあって資産も見てということで、生活への制...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、二段階アプローチだということを申し上げているわけで、何を抜本改革と呼ぶのか、考え方はさまざまあろうかと思います。  少なくとも、三党合意、それから、それに基づく社会保障制度改革推進法、これは三党で行われた議員立法でありますが、これによって...全文を見る
○塩崎国務大臣 明快に先ほど申し上げたとおり、これは二段階アプローチと書いてあるわけでありまして、その第一段階目として、今申し上げたように、国民会議の報告書を踏まえて定められたプログラム法に掲げられている四つの課題、その中の一番目にあるマクロ経済スライドのあり方に関連して今回のル...全文を見る
○塩崎国務大臣 長妻先生はよくわかった上であえておっしゃっているんだろうと思いますが、年金部会で、今回の財政検証の後に、このクローバック、それから税の問題、年金課税のあり方の問題はしっかり議論をしています。  しかし、答えがまとまったわけではないということで今回の法律の中には入...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、抜本改革といったときに何をお指しになっているのかは具体的に提案をしていただかないとよくわからないわけでありまして、クローバックが抜本改革の中に入っているとは私は余り個人的には思っていなかったのでございまして、これはもう既に議論すべき課題とし...全文を見る
○塩崎国務大臣 私たちとしては、メンテナンスとしてしっかりやっていかなきゃいけないということで今回の法律をお出し申し上げているということであります。
○塩崎国務大臣 趨勢的に、可処分所得割合が下がっている、つまり、公租公課の負担がふえているという御指摘をいただいたかと思いますが、この問題をしっかり見ていくことは、そのとおり、大事だと私も思います。  それは、主に何の支出があるのかというと、やはり他の社会保障、医療だったり介護...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、先ほど申し上げたような考え方でおりますが、今御指摘をいただいたような制度も参考にしながら、やはり低所得者、低年金者対策というのはしっかりやっていかなきゃいけないというふうに思います。
11月28日第192回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 清水貴之議員にお答え申し上げます。  労働保険特別会計の積立金についてのお尋ねがございました。  まず、労災保険については、その年金給付の財源となる積立金は、平成二十七年度決算で約七・九兆円となっています。労災保険の積立金については、将来の年金給付に...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がございましたが、TPP協定の中の投資章にも複数の規定がございまして、投資受入れ国が公共の福祉に係る正当な目的のために必要かつ合理的な措置を差別的ではない態様で講ずることが妨げられてはいないということが書かれておりますが、元々我が国の社会保障制度は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) アルミニウムを含む食品添加物でございますけれども、従来から、例えばミョウバン、これにつきましては、みそへの使用を禁止をするといった使用基準を設けております。  平成二十三年に、国際的なリスク評価機関JECFAにおきまして、一週間当たりの摂取許容量、先ほ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、数値目標がない、基準がないというふうに御指摘をいただきましたが、このアルミニウムを含む食品添加物のうちで食品中の不純物などを取り除くために使用されるろ過助剤というのがございますが、これについては食品中の残存量として〇・五%以下でなければならないという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) テレビで御覧になっている国民の皆様方にも正確なところをお伝えをしたいと思いますが、国際的なリスク評価機関であります、先ほど来申し上げているJECFAというところが、安全性の評価、そこで安全性評価が終了し、一定の範囲で安全性が確認をされ、そして米国及びEU...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど申し上げたとおり、いわゆる国際汎用添加物について閣議決定を実行するようにということが確認的に書かれているわけであって、このこと自体の決定は、先ほど申し上げた、平成二十四年、民主党政権時代に既に行われていて、この四品目についての扱いは、未指定...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 米国からこのような形で、これ通商代表部でありますけれども、外国貿易障壁報告書といったものでいろいろなことを意見を述べるということはこれまで数々あったわけであって、それに対して我が国は我が国の独自の判断をあらゆる問題についてやってきているわけであって、どう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは主権国同士の、言ってみれば意見として交わされているわけでありますから、それはお互い何をどう言うかはそれぞれの主権国が決めることであって、同時に、それを受けてどうするかというのを主権国として自らの独自の判断をしていくというのが主権国家としての当然やる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、私どもには食の安全を守るための食品安全委員会というのがあり、そして私ども厚生労働省で残存基準などを定めているわけであって、そもそもそれを認めるかどうかということについても、この食品安全委員会が出したリスク評価を受けて厚生労働省とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、食品安全委員会にかけるということがイコール無条件で認めるということでは全くないということをまず、プロセスとして我が国には食の安全を守る仕組みがあるということをまず国民の皆様方には御理解をいただかなければいけないので、食品安全委員会...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 初めて私はシャイニングマンデーというのをお聞きいたしましたが、いずれにしても、それぞれ働き方が多様化をして、自分で選べるというのが大事であって、そして、結果としていい仕事ができるというのが一番大事なことなんだろうというふうに思います。  その一つの考え方が、今の...全文を見る
○塩崎国務大臣 罰則のお尋ねだったかと思いますが、今の労働基準法につきましては、使用者は、働く方一人一人の労働時間数を賃金台帳にみずから記入しなきゃいけない、それが、今御指摘がありましたが、そういうふうになっておりまして、虚偽の労働時間を賃金台帳に記載した場合には当然法律違反とな...全文を見る
○塩崎国務大臣 このくるみん認定につきましては、いろいろな御指摘を頂戴いたしまして、今また初鹿委員からいただいたわけでありますけれども、重大な労働関係法令違反がないことなどが基準として現在定められています。  具体的には、育児・介護休業法それから男女雇用機会均等法に違反して勧告...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、恐らくこれは初鹿委員も賛成していただけると思いますけれども、例えば、テレワークというのは、きちっとしたルールのもとで自宅で仕事をするということであれば、多様な生活環境にある一人一人のニーズに合った働き方ということで、それを選択できるのはいいことだと思い...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在の労働基準法につきましては、先ほど初鹿議員にもお答えをいたしましたけれども、使用者は働く方一人一人の労働時間数を賃金台帳に記入をしなければならないというふうになっておりまして、虚偽の労働時間を賃金台帳に記載した場合には、法律違反になって罰則の対象になる。その上...全文を見る
○塩崎国務大臣 虚偽記載での指導、処罰の件数ということでございますが、労働基準法の第百八条において、使用者が各事業場ごとに賃金台帳を調製して、労働時間数や賃金の額などを記入するということを決められているわけでありますが、平成二十七年に労働基準監督機関が労働基準法第百八条違反として...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、裁量労働制の場合という御質問だったと思いますが、罰則の対象になるかどうかということですが、この労働基準法の改正とあわせて、省令でやるということは先ほど申し上げたとおりで、これは労働時間を客観的な方法によって把握することを使用者に義務づけるということを省令に書く...全文を見る
○塩崎国務大臣 現場のことでございますが、今のように指摘があった場合に、他の事業場についても調べることがあるのか、あるいは調べているのかという御質問ですが、基本的にそれは調べているということでございます。
○塩崎国務大臣 これは、どういうやり方をしているのかということを、言ってみれば、手のうちを明かすようなことになるので、全部を申し上げるわけにはいきませんけれども、ケースで、これは悪質ではないかというふうに思うようなときには、他のところにもあるのではないかという推測をして調べるとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、我々は、今、電通問題を含めて、特に電通問題を受けて、これまでやってきた、今のお話のような、公開をする、公表するやり方にしても今御指摘がありましたが、そういうことを含めて、どういうふうにやることが有効なのかということは、当然我々も考えているわけでございますので...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは民主党政権時代も含めての問題になると思うんですが、労働の現場の監督のあり方というのは、一つは労働局単位で見ているということ、もう一つは事業場単位で見ている、この二つが長い伝統でずっとやってきた。それは、恐らく政権時代にもお感じになったんだろうと思いますが、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、井坂委員ならではの試算をお示しいただいて、それを生産性というふうにカウントするかどうかというのはいろいろ評価があろうかと思うんですけれども、今私どもが提出をしている労働基準法改正案に盛り込んだ高度プロフェッショナル制度とか、あるいは裁量労働制の見直しというのは...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の電通における高橋まつりさんが自殺に追いやられたケースというのは、極めて重大な問題であるということを私どもは感じて、それを肝に銘じながら、今、捜査、調査をやっているところでございます。  タイミングなどにつきましては、捜査中の案件でございますので、申し上げる...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のは報道を引用されての御質問でございまして、私どもが公表したわけでも何でもないわけでございまして、今指摘のような記事について、政府でそのような方針を決定したというようなことはございません。  御案内のように、今、働き方改革実現会議というのを開いて、鋭意、働き方...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございまして、これは一億総活躍の会議の方で明確に総理からも、三六協定のあり方、実効性のあり方についての検討を深めるようにということで指示をいただいて、我々厚労省の中で検討会をつくって重ねた議論を今やっていただいているわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 石橋委員にもお答えを申し上げたとおりでありまして、いわゆる公共調達のルール、これについては、ひとり厚生労働省だけが政府の中で調達をしているわけではないわけであります。  しかしながら、こういうような事態が起きて、どうするかということを今、御意見も頂戴をしているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、公共調達のルールは厚生労働省だけでは決められないということでありますが、一方で、この電通のケースはただいま捜査中の案件であるわけでありますので、そこから引き出される政策的な対応のあり方、これについては、全体像をしっかりと調査、捜査で押さえた上で...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは以前にもどこかの委員会で、どちらかの、衆議院か参議院かちょっと記憶を失念しておりますが、申し上げておりますけれども、三六協定の実効性が問われているということは私も申し上げたことがあるわけでございまして、そういう認識のもとで、総理からも、三六協定を含めた上限規...全文を見る
○塩崎国務大臣 上限規制のあり方をしっかり議論するようにという御趣旨でありますが、やはり実効性をどう持たすのかということが大事だというふうに、先ほど申し上げたとおりであります。  方向性がどうかというのは、いろいろ評価は人によってあろうかと思いますけれども、いずれにしても、みず...全文を見る
○塩崎国務大臣 企業で働く方々に、医学的見地からのアドバイス等々、指導ができるのは産業医ではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 産業医の問題については、参議院の厚生労働委員会でも取り上げられたことが何度かありまして、労働安全衛生法の改正によって昨年義務化された事業者によるストレスチェックの実施への関与など、その役割が、いずれにしても、質、量ともに、職場の環境変化あるいは働き方の環境変化によ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、病院長が産業医にならないというのは省令で改正をいたしました。したがって、必要なものでやれることはやっていきたいというふうに思っております。  一方で、全体の体系をつくり直す中で省令を変えていくような話になっていきますと、また全体の法体系を...全文を見る
○塩崎国務大臣 自民党の役員をやったことがないものですから、どういうガバナンスになっているのか私もよくわかりませんし、雇用形態がどうなっているのかもよくわかりませんので、答える立場にはないのかなというふうに思います。
○塩崎国務大臣 三六協定の中身に関連しての受け取りをどうするか、受理するかどうかという問題かと思いますが、労働基準監督署に三六協定が届け出られた際には、法定の要件に適合しているか確認をするだけではなくて、協定の内容についても確認をして、例えば、特別条項による延長時間をできる限り最...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、法令の要件に適合しているかどうかを確認するだけではない指導をしてはいるわけでございますので、できる限り、今のような延長時間が最小限になるように特別条項についてもやろうということで指導しているわけでございますが、それが十分ではないということが...全文を見る
○塩崎国務大臣 全てというわけには多分いかないでしょうけれども、何らかの形で、どういうふうな調査ができるか、前向きに考えたいと思います。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、働き過ぎによって追い込まれ、命を失うというようなことは、本人はもちろんのことでございますけれども、御家族にとってもはかり知れない苦痛と悲しみであるわけでありますので、私どもとしても、同時に社会の大きな損失でもあるこういった過労死はなくし...全文を見る
○塩崎国務大臣 従来から、基準法違反の疑いがあるということで送検をした事案は原則公表してきた。そして、昨年五月から、一歩踏み込んで、複数の事業場で違法な長時間労働を行う社会的に影響力の大きい企業について、是正指導した段階で公表するというふうに変更したわけでありますけれども、残念な...全文を見る
○塩崎国務大臣 一般的に、睡眠というのは、心も体も疲労するわけですけれども、その際の回復というのに大事な働きをする、人間の心身を健康な状態に保つためには、やはり睡眠時間の確保は非常に重要だということでございます。  これまでの厚生労働科学研究においても、睡眠時間が短いと抑うつに...全文を見る
○塩崎国務大臣 勤務間インターバルについては、いろいろな御意見を賜ってきているわけでありますが、勤務間インターバルを既に導入している企業というのがまだ極めてわずかであること、それから、企業の人員配置やシフトを根本的に見直す必要があるなど、事業運営に大きな影響を及ぼすことなどを踏ま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、一斉にやるべきだという御意見を頂戴し、このアンケート結果も、「社会全体で取り組めば、貴社も取り組みやすいと感じますか?」ということで、「はい」ということでありますが、恐らく、せえのでみんなでやればというふうに考えている人たちが多いというのが今お配りをいただいた...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはEUでやっているということはもうよくわかっているわけで、これをなぜEUでできて日本でできないんだというふうに思いたくなるのはそのとおりだし、物によって私もそう思っているものも、この問題に限らずあるわけでありますけれども、やはり、与えられた条件が、そしてまたス...全文を見る
○塩崎国務大臣 正月営業に変化も出てきているじゃないか、こういうことでございました。  やはり、さっき申し上げたように、激しい競争の中で企業がお互い競い合っている、それから、取引先あるいは一般消費者、こういったところの要望がどうなのかというようなことをよく考えて、それぞれの企業...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘の電通の高橋さんの案件を契機に、長時間労働に対しての監督の有効性についての御指摘が多く寄せられてきているわけであります。  私どもの考え方は、先ほど申し上げたとおり、対応の強化をしてきたにもかかわらずこういうことが起きてしまっているということを重く受けと...全文を見る
○塩崎国務大臣 長時間労働の背景というのはさまざまなものがあるんだろうと思います。御指摘のように、業務量とか人員不足の問題とか、あるいは発注者とか取引先からの、今もお話が少し出ましたが、アンケートの中にも若干ありますけれども、急な要請とか納期への対応をしないといけないとか、長時間...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、さまざまな要因にさまざまにきちっと対応していくということですから、それは精神論ではないということだと思います。
○塩崎国務大臣 裁量労働制の件でお尋ねでございますけれども、自律的で創造的に働くことを可能とするための制度ということで組み立てられているわけで、業務の遂行手段あるいは時間配分をみずからの裁量で決定するというのが本来の姿であるわけでございます。  一方で、厚生労働省が実施をした実...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、長時間労働の規制のあり方について議論をしていくことが大事であるということを申し上げて、規制をしていくという方向だけで、直接規制をしていくということで、あるいは一律規制をしていくということだけで話をまとめてくださいということをお願い...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、精神障害につきましては、長時間労働による心理的な負荷だけではなくて、仕事の失敗とか、あるいは過重な責任の発生とか、職場における役割や地位の変化、嫌がらせ、いじめ、セクハラなど心理的な負荷によって発病するものであって、これらを総合的に評価して労災認定...全文を見る
○塩崎国務大臣 御提案でございますが、そういうお考えも、もちろんあるのかなということもないことはないわけでありますけれども、一方で、何でこういう規制を労働基準法でそもそも、こういうというのは、労働時間の規制をなぜするのかというときの原点は、やはり健康を損なわないようにするというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、秘書の扱いについて、「機密の事務を取り扱う者」には、労働時間等に関する規定については深夜業に限ってだけ課せられて、あとは課せられない、適用されない、こういうことでありまして、国会議員の秘書として、そういう「機密の事務を取り扱う者」に該当し得る。  私の事...全文を見る
○塩崎国務大臣 これに関しては、私どもの事務所内部の問題でもございますので、個別の労働条件等について、つまびらかにお話をすることは差し控えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今、安倍内閣としては、一億総活躍社会をつくっていこうということで、それぞれがそれぞれの意に従って暮らしていくということで、労働時間に関する制度を社会の実態に合ったものにしていくということがそういう中にあって大事だというふうに考えていまして、このためには、働き過ぎの...全文を見る
12月02日第192回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  公的年金制度については、社会保障と税の一体改革を踏まえ、社会保障制度改革国民会議で、長期的な持続可能性を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのだ修光議員にお答えを申し上げます。  若い世代に対する公的年金制度の周知についてのお尋ねがございました。  将来の社会を担う若者に、年金への信頼確保のため、公的年金制度の意義などを理解していただくことは極めて重要でございます。  このため、厚生...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 川合孝典議員にお答え申し上げます。  財政検証の経済前提についてのお尋ねがございました。  平成二十六年財政検証における経済前提は、平成三十五年度までは内閣府が行った中長期の経済財政に関する試算に準拠をしており、平成三十六年度以降おおむね百年後までは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 里見隆治議員にお答え申し上げます。  短時間労働者に対する適用拡大の意義等についてのお尋ねを頂戴いたしました。  短時間労働者の就業調整を防ぎ、労働参加を支援するとともに、所得や年金を確保していくためには、被用者保険の適用拡大を着実に進めていくことが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 東徹議員にお答えを申し上げます。  マクロ経済スライドのキャリーオーバーについてのお尋ねがございました。  今回の法案に盛り込んでいるキャリーオーバーの仕組みは、マクロ経済スライドによる調整をできるだけ先送りせずに、若い人たちが将来受給する年金の給付...全文を見る
12月05日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど総理から、基本的に公的医療保険制度への影響というものはTPPによって新たにあるわけではないということを申し上げたとおりでありますが、民間の医療保険などが増えてきたときにどうなのかと、こういうお尋ねかと思いますけれども、どういうような医療を対...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) TPP協定におけます医薬品のデータ保護期間のルールについては、日本の従来の制度と整合的だということはもう何度も申し上げてまいりました。新薬の開発促進と速やかな後発品のアクセス、このバランスの取れたルールになっているというふうに思っております。  途上国...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私もちょっと通告を受けていなかったものですからにわかには答えられないんですが、もう一度御質問をお願いできますか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 試算自体は特にしていることではございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、四十八時間以内にという御指摘がございましたけれども、この四十八時間以内の問題は、引取りのための要件が満たされていない場合には物品の引取りを許可することを要求するものではないということも明記をされているわけでありますので、我が国の食品衛生法に基づいて審...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) TPP協定には血液製剤の需給に関する規定はございません。また、投資に関する章で、各国が健康などの正当な目的のために必要かつ合理的な措置を講ずるということは妨げないということが明確に書いてあるわけでありまして、TPPによって血液製剤の国内での安定供給に影響...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど総理から、我が国の公的医療保険制度に対してTPP協定が根本的なことを変えるだのようなことは一切入っていないということを申し上げました。  今、医薬品等に関する附属書についてお話をいただきましたが、ここに書いてあることは、例えば保険適用希望の申請に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 宿泊料を受けまして人を宿泊をさせる営業、これを行う場合には、原則として旅館業法に基づいて旅館業の営業許可を取得する必要があります。したがって、住宅などを活用したいわゆる民泊サービスであっても、現状では、旅館業の許可を得ずに宿泊料を受けて人を宿泊させる営業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 民泊サービスが旅館業法の許可の下に適切に提供されるように、本年四月に今御指摘の旅館業法施行令を改正をしました。簡易宿所営業の面積要件を緩和をいたしまして、営業許可を取得しやすくするということを行いました。  この要件緩和に伴う簡易宿所営業の許可件数は、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる民泊サービスは、空き部屋とかあるいは空き家などを活用した宿泊サービスを提供するというものでありまして、急増する訪日外国人観光客などの多様な宿泊ニーズに対応しているというふうに理解をしております。  一方で、今お話がありましたけれども、インターネ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のこの医療機器の第三者認証制度の改正につきましては、内外無差別のルールを適用するために、国内と同じ基準でTPP締約国内に立地をする認証機関を我が国の登録認証機関として認める内容となっております。  医療機器分野におきましては、TPP協定締約国の中...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたオプジーボは、日本の学者が発見をして、そして日本の企業が日本で初めて上市をするという、そういう画期的な新薬でございます。  このTPP協定において製薬企業にどういう影響があるか、こういうことだろうと思いますが、新薬開発企業のデータを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今委員から御指摘をいただきまして、まず第一に、日本の薬事制度とかあるいは薬価制度を含めた国民皆保険制度が崩壊するといったようなことは、懸念は全く当たらないということ、そして、このTPPの協定の中でも医療など社会保障分野については将来留保としてこれを整理を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 原則、指針などを開示する等々、全てこれ我が国の制度と整合的でございますので、結局変更する必要は全くないということでございます。
12月06日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  公的年金制度については、社会保障と税の一体改革を踏まえ、社会保障制度改革国民会議で、長期的な持続可能性を強...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の年金改革法案は言わば将来の年金水準確保法案ということであって、これによって世代間の公平をしっかりと図っていこうというものでございまして、具体的には、中小企業の短時間労働者の被用者保険の適用拡大、それから国民年金の産前産後期間の保険料免除、そして年金...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  先ほど島村委員にもお答えをいたしましたが、そのエッセンスを改めて申し上げますと、今回の年金改革法案は、一つは中小企業の短時間労働者の被用者保険の適用拡大、それから国民年金の産前産後期間の保険料の免除、そして年金額改定ルールの見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただきましたように、年金積立金の運用というのは最終的には厚生労働大臣が責任を持って行う、そういう公的年金の事業でございます。そういうことから、本法案により新設をいたします経営委員の任命を含めて、GPIFの運用に関しても厚生労働大臣がその最終的な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、年金というのは国民生活にとって大変重要な問題であるということは私も全く異存のないところでございますから、しっかり御議論いただきたいというふうに思っております。  総理が今御指摘をなさったような発言をしたのは、三割カットを提案している法案では...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には私どもも、絶えず年金でどのような生活をしていただけるようになるのかということは考えていかなければいけない問題だと思っております。  一体改革の議論をした際にも、同時に今回の、随分議論になりましたが、これはもう既にお通しをいただいた年金受給資格...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 制度の持続可能性と、それから給付の十分性といいましょうか、そういうものを、これはやはりバランスは取らなきゃいけないというふうに思っておりまして、これは海外のOECDなどのレポートでも指摘をされているとおりで、先進国でこれ共通の課題としてあるんだろうと思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、バランスの使い方でございますが、言葉の、私が申し上げたのは、制度の持続性をどう保っていくかという問題と、それから今、石橋委員がおっしゃっている給付の十分性というのと、つまりどのぐらい生活を賄えるのかという問題、この二つを高いレベルでバランスを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成十六年、二〇〇四年でしょうか、このときの法改正においてマクロ経済スライドを導入したわけでありますが、これは、平均余命の延び、あるいは支え手である被保険者数の減少というような中長期的な人口構造の変化を年金水準に反映をさせようというものであるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、この名目下限というのは受給者に配慮をして下げないということを決めたわけでありまして、これはこれまでの議論の中でも、民主党政権下を含めて、このマクロ経済スライドをデフレ、インフレに関係なくフル発動するべきだという方も意見としてはある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一つは、デフレがこのように長く続くということを想定をしていなかったということが一つあったと思います。あの当時はそんなふうになるということは考えていなかったということが大きな前提としてありますけれども、もう一つは、特例水準もあって年金額が名目で下げるという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは衆議院でも随分御説明を申し上げてまいったわけでございますけれども、今回賃金が下がった場合に、これまでは物価も下がって賃金の方が下がった場合には物価の下げ幅で止めていた、それから、物価が上がって賃金が下がったときにはそのまま据え置くというようなことを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このマクロ経済スライドを導入した際に、その時点で将来の生活保護がどういう推移になっていくのかということについて明示的に推計をしていたわけではないんだろうというふうに思います。その点では御指摘のとおりではございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 想定をしなかったことが起きたということについて御指摘をいただいておりますけれども、デフレ下におけるマクロ経済スライド並びに今回の賃金スライド、この新しい制度を導入をすべしということを申し上げているには、やはり問題として、例えば平成二十一年にもう既に財政検...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、何度も申し上げますけれども、この二十六年度の財政検証では、最初の十年間はこの内閣府の試算に準拠をし、それからそれ以降は、おおむね百年後までは、内閣府試算を参考にしながらも、経済、金融の専門家による客観的な議論を経て設定をされたというものでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども同様のことを申し上げましたけれども、今回の額改定ルールの見直しは、賃金が物価より低下をするという不測の事態であって、過去にそういう例があるじゃないかという御指摘を今ありましたが、物価や賃金がマイナスに両方ともなって、そしてこの物価や賃金がマイナス...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経済情勢としていろんなことが起こり得るということはそのとおりだと思います。しかし、冒頭申し上げたように、このマクロ経済スライドには名目下限措置というのを、先ほど申し上げたように、受給者を守るという意味において導入を、あえて入れているわけで、フル発動すると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろな国がいろいろなやり方でもってこのメンバーを選んでいるわけでありまして、今、橋本副大臣の方から御答弁申し上げたように、十名以内の中で被保険者や事業主の代表者は各一名任命されている現状の運用委員会などのことも考慮に入れた上で、経済や金融、資産運用、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、理事長以下の執行部の業務執行に対する監督機能をより強化するために、今回、これまでの理事長が一体的に行っていた意思決定、執行と監督に分離をするということで、意思決定は経営委員会で行い、そして執行部が執行をすると、こういうことでございまして、外部の有識...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、GPIFの運用の見直しの中で、このガバナンス改革に合わせて御議論を様々いただきました。その中に今御指摘のような意見ももちろんあったというふうに聞いておりますが、株式のインハウス運用、まあ独自運用、それからオルタナティブ投資、これも直接投資...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、四半期ごとの数字を御指摘をいただきましたけれども、そういう意味では、先ほど四—六の数値を言っていただきましたけれども、七—九は二・四兆円のプラスというふうになっております。したがって、私どもは、短期的なことで一喜一憂をするんではなくて、やはり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) その前に、先ほど結果の責任という言葉がありましたが、結果というのは、最終的に年金の財政にとって必要な運用利回りが確保できない、したがって約束したとおりの年金支払ができないというようなケースに結果というものが伴ってくることなんだろうというふうに思います。実...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、牧山委員の方からこの適用拡大がいかに大事な問題かということを御指摘をいただきました。そのとおりだと思っております。  社会保障制度改革プログラム法の今後の公的年金制度の検討課題の四つの中の一つがやはり被用者保険の適用拡大ということでありまして、私ど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本の年金制度は、平成十六年改正におきまして、若い世代の負担が重くなり過ぎないように、そして、将来の保険料の上限を固定をしてその範囲内で年金の給付水準を調整をするマクロ経済スライドを導入したわけでありますが、それ以前は、財政再計算といって、保険料と給付と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、谷合委員から御指摘のあったとおり、平成二十六年の財政検証では、基礎年金部分の所得代替率が現在の三六・八から二五・六ないし二六・〇%まで低下をするという、この下がりを約三割低下するということは見通されたわけであります。これは、民主党政権が始まるちょっと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) こういう考え方もおありなのかと思って、勉強になりましたが。  今回の法案は、本年六月に行われた消費税率引上げ延期の決定よりも前に、既に本年三月に国会に提出をいたしております。また、年金額改定ルールの施行期日は、この法案提出の時点では平成二十九年四月であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、年金額のこれまでの推移と本来水準というのを示していただきましたが、今回政府から提案を申し上げている法案につきましては、若い人たちが将来受給する基礎年金の水準はこれ以上下がらないようにということを繰り返し衆議院でも述べてまいりましたし、今日も申し上げて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の、賃金が低下した場合に賃金に合わせて年金額を改定するという見直しでございますけれども、言ってみれば不測の経済事態に対応するためのものでありまして、賃金、物価が上がっている場合には年金額が下がることはないということでありますから、経済政策自体が大変重...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のスライドルールの見直しのうちで、マクロ経済スライドのキャリーオーバーにつきましては、名目下限措置を維持するという配慮を行いながら、また、賃金が低下した場合に賃金に合わせて年金額を改定する見直しについては、不測の経済状態に対応して年最大六万円の福祉的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一言で言えば、こういう言葉が流行語大賞に選ばれないような子育てに優しい社会に日本が一日も早くなるということだろうと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたように、時効消滅額などが平成十七年度の一兆円から今、二十七年度に六千四百三十二億円と、こうなっているわけでありますが、この六千四百三十二億円のうち不納欠損となったのは約三十九億円、督促状を送付してもなお未納の者に対して財産調査を行いま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ強制徴収以外の自主納付も含めた場合の全体の国民年金保険料徴収コスト、これ見ますと、百円当たり約三円というふうになっています。強制徴収につきましては、その実施によって自主納付につながるなど、全体の納付率向上の効果もありまして、強制徴収のみを取り出してコ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十六年の財政検証がございましたけれども、この経済前提については先ほど局長から答弁申し上げたとおりであって、御指摘のあった平成十六年財政再計算以降の経済前提につきましては、いずれも経済、金融の専門家で構成されます専門委員会などにおいて客観的な議論を経...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の年金部会の議論をお取り上げをいただきましたけれども、マクロ経済スライドにつきましては、極力先送りされないよう工夫することが重要であるということの認識は共有をされているというふうに思っております。  その上で、前年の名目額を割ってまでマクロ経済スライ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案は、もう何度も申し上げているとおり、年金額改定ルールの見直しを行わないと、今後賃金が低下するような不測の事態が起きますと将来の基礎年金の水準はより低下をすると。ですから、今の年金を受け取っていらっしゃる方々には今の働いていらっしゃる方々からの保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金管理審議官もいますので、今の御意見しっかり受けて、厚労省の文書も含めて分かりやすくすっきり、ぐちゃぐちゃしないようにしたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金というのは国民にとっては本当に最後のよりどころの重要な柱でありますので、公的年金の資金をお預かりをして、そしてこれを運用する、そのことによって将来の年金受取を確実なものにするというためにとっても大事なことだというふうに思っておりました。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 運用の見直しというのが行われてきていますが、リスク管理を含むガバナンス強化というのは、やっぱりこの運用の見直しなどと言ってみればガバナンス強化は車の両輪ということで、両々相まってしっかりと目的を達成するということだろうと思います。  こういうことで、基...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚労大臣が勝手に決めるというのではいけないのであって、やはりそこにはきちっとした哲学、なければいけないと思っております。  経営委員会が監督をする要の役割を担っていくわけでありますので、この具体的な任命基準は、社会保障審議会の中に、やはり意見をお聞きを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来局長からも答弁申し上げておりますけれども、現在、GPIFでは、委託先の運用機関を通じた投資の中でESG要素というのを適切に考慮をするということで、投資先の中長期的な企業価値の向上とか、持続的成長とか、ひいては中長期的な被保険者の利益にも資するよう...全文を見る
12月07日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 がん患者の皆さん方の経済的な負担についてのお尋ねでございますけれども、がん患者のうちで二・七%が経済的理由でがん治療を変更または断念したことがあると報告をされているのが、がん対策推進基本計画中間評価報告書にございますが、一方で、二七%のがん患者が治療中の悩みとして...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今、第三期の計画の議論をしているわけでありまして、先ほど申し上げたような経済的な負担ということが患者の皆さん方にも一定程度やはり大事な問題としてあるということもわかっているわけでありますから、これらについてどういう実態なのかということがさら...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、改革工程表に基づいて、七十歳以上の高額療養費制度の見直しが議論をされているわけであります。  医療費の増加が続く中で、社会保障制度の持続可能性を高める、そして同時に、世代間、世代内の公平性を図って負担能力に応じた負担を求める観点から行っているということでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 負担によって受診抑制がなされるのではないかという問題点、指摘があることはよくわかっておりまして、結果として医療費がかかるようなことも私たちは避けなきゃいけないということでありますが、いずれにいたしましても、今検討中でございますので、この検討をしっかりと深めていくと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先進医療もそうでございますけれども、患者申し出療養についても、将来の保険収載に向けて、医療機関に実施計画の作成を求めて、患者申出療養評価会議において、安全性、有効性等を確認するとともに、実施状況等の報告を求めるということをやっているわけでございます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この仕組みについては、もう御案内のとおりであって、増加した医療費分、公費負担を減額調整しているということでありますが、一方で、子供医療費助成に係る国保の減額調整措置については、ことしの六月二日に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランにおいて、子どもの医療制度の在り...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回、議員立法、これは自民党では野田聖子代議士、そして公明党の遠山代議士など、そしてまた、先生にあっては民進党でお取りまとめをいただいてまいりまして、改めて、私からも敬意を、そしてまた感謝申し上げたいと思います。  今、養子縁組を推進するに当たって、...全文を見る
○塩崎国務大臣 特別養子縁組制度というのは、子供の健全な育成を図る仕組みであることはもう言うまでもないわけでありますけれども、子供の最善の利益となると認められる場合には、特定妊婦の方などに対して積極的に支援を行うことが重要だというふうに思います。御指摘のとおりだと思います。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、妊婦健診を受けに来られた方と申し上げましたが、来られない方に対してはということで、訂正させていただきたいと思います。
○塩崎国務大臣 熊本の慈恵病院のように、医療機関そのものが熱心に特別養子縁組に取り組んでいるというところもございます。日本医師会も、産婦人科の先生方の中で、この特別養子縁組ということについて、特に日本では、今先生御指摘のように、生まれてから来てくださいみたいなことを言うところがあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、現在は、民間あっせん機関あるいは養親希望者に対する財政的な支援は行っていないわけでございますが、新たに財政支援を行うことについてはさまざまな議論があるというふうに理解をしております。  あっせんがスムーズに行えるケースもあれば、なかなか複雑な...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおりでありまして、これから関係する方々がふえてくると思いますので、幅広い皆様方に御参加をいただきながら、一緒に検討をして、どういうサポートができるのか、よく考えていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まず第一に、この専門性の問題でありますけれども、今回の改正児童福祉法においても、今は児童相談所長だけが研修を受けるということになっていたんですね、前の法律では。今回、この児童相談所における児童福祉司等について、児童相談所強化プランに基づいて、専門職の配置の充実とか...全文を見る
○塩崎国務大臣 特別養子縁組の成立件数は、今後、今回の議員立法そしてまた改正児童福祉法を踏まえて、そしてまた先生のような努力をされる方々の力によってふえていくのだろうというふうに思いますし、その方が子供の将来にとって、日本の将来にとっていいというふうに私は思っておりますが、大事な...全文を見る
○塩崎国務大臣 ギャンブル依存症につきましては、適切な治療と支援によって回復が可能であって、依存症の方が必要なときに適切な治療を受けられる環境を整備することが大事だというふうに思っております。  したがって、これは病気であるということだと思います。
○塩崎国務大臣 該当はありません。
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいたスクリーニングテストは、平成二十五年度の厚生労働科学研究において、成人男女約四千人に対して行った調査でございます。  この調査では、ギャンブル依存症の疑いのある方は成人の四・八%というふうに推計をされておりまして、この数値は、みずから記入する...全文を見る
○塩崎国務大臣 ギャンブル依存症のある方が依存症から回復する過程で、民間の自助グループ、NPOとか、そういった方々が大きな役割を果たしているということは認識をしているところであります。  ということなので、現在、民間の自助グループで支援に携わるスタッフを対象にいたしました研修を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、IR法案というのが審議をされていて、その中で、いわゆるカジノと呼ばれる、今おっしゃっている、ギャンブルに属することが議論をされて、一年以内に法律を政府が出してくる、こういうことでございます。  先般、シンガポールの大統領が国賓で来られました。そのときに、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 国会は、国民の代表が集まっている、選挙で選ばれて集まっている場所であって、国権の最高機関で、法律で成り立っている法治国家の日本は、やはり法律でさまざまなものを律するということだろうと思います。法の支配。  そういう意味では、こういう問題について、法律でもってどう...全文を見る
○塩崎国務大臣 病院の勤務環境の改善のさらなる推進方策を検討するために平成二十七年度に実施をいたしましたアンケート調査によれば、医師の一カ月時間外労働時間数は平均三十四・一時間、ゼロ時間という方が一割見られる一方で、八十時間を超える医師も八・一%となっています。  いずれにして...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、医師約十万人に対して調査票を発送することになっておりまして、来年の一月から二月にかけてビジョン検討会でその結果を報告していただくというふうに聞いております。今後、今回の調査の分析結果を踏まえて、より精緻な医師需給推計をできるようにしようと。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 がん対策基本法は、平成十八年六月に成立をいたしました。がん対策の基本となる事項を定めて、がん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的として、がん対策推進基本計画を策定することによって、具体的な目標やその達成時期を定めて取り組みを進めているということでございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 こういうまとまった記事として書かれていますけれども、時折こういう事件が新聞に報道をされて、特に御夫婦の間でこういうことが起きるといったことは、私はやはり大変胸が痛むことと思ってまいりました。  家族間の殺人あるいは心中などによって高齢者が亡くなっていることは本当...全文を見る
○塩崎国務大臣 これについては御議論を委員会でも随分賜ってまいりましたけれども、軽度者に対する生活援助サービス、このあり方については、昨年の十二月に改革工程表というものが定められて、それを踏まえて、社会保障審議会の介護保険部会、ここで議論をしていただいているわけであります。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げた介護保険部会というのは、介護保険制度に関する課題とかその対応方策を議論することを目的として置かれているわけでありますが、一方で、介護報酬あるいは指定基準の見直しなどについては、介護報酬改定において対応すべきものについてでございますので、介護給付費分...全文を見る
○塩崎国務大臣 がん対策基本法に関連して、希少がんあるいは難治性がん、この研究開発については、患者数が大変少ないということで専門とする医師も少ないということで、治療法の開発が進みにくいということがこれまで課題としてありました。  こういうことを踏まえて、平成二十六年度に策定をさ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘の、パチンコを含むギャンブル等の依存症でございますが、回復のために適切な治療と支援というのが当然必要であって、認知行動療法、集団療法、内観療法など、さまざまな治療法を必要に応じて受けられるように環境を整えるということが大事な問題としてあると思います。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
12月08日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の、かんきつなどに使われる防カビ剤でありますけれども、米国では、収穫前後を問わず、今お話しいただいたように農薬として扱っておりますけれども、我が国では、昭和四十六年以降現在に至るまで、収穫後に使用されるものは食品添加物として扱ってまいっております。...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、検査について御指摘をいただきましたが、全国の保健所において実施をしております無料匿名のHIV検査については、近年、件数が伸び悩んでおりまして、検査の機会を拡大することは非常に大事だというふうに思っております。  御指摘をいただいた郵送検査、それから...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今後、少子高齢化が更に進んで、例えば二〇五〇年になれば一・二人で一人の高齢者を支えると、こういう高齢社会を迎えるわけでありまして、持続可能な年金制度を次世代に引き継いでいくという問題は大変重要な問題として、これはしっかりやっていかなきゃいけないというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今法務省からお話がありましたように、法制審で今のこのいわゆる空き家信託について、一定期間公益信託をした後私益に戻すという公私ミックス型の信託というか、それが適当かどうかについての御議論をいただいているというふうに理解をいたしました。その他の関連する事項に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回、牧山委員の方から、昨年度あるいは本年度の第一・四半期について、この運用損失について御指摘を頂戴をいたしまして、私から、長期的な視点に立って評価していくことが重要だということをまず申し上げた上で、マイナスが出たと言われるけれども、大半は評価損であって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) マクロ経済スライドについての評価は、旧民主党も政権を取ったときには、これはやっぱり大事だということでございまして、否定をしている政党ではないという理解でまいりまして、今の民進党も同じではないかというふうに我々は理解をしているところでございます。  まず...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆるクローバックという制度についてのお尋ねだと思いますが、社会保障・税の一体改革の際に法案が提出をされて、三党協議におきまして、まず保険料納付のインセンティブに与える影響についてどう考えるか、それから約束をした給付が支払われないのは社会保険の原則に反...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本における歴史的に見たこれまでの流れというのは、低い失業率に代表されるように、雇用をまず広く確保して、再分配前の所得格差が比較的低い、そして社会保障は高齢期の保障を中心とした経済社会システムが構築されてきたという、経済の、ヨーロッパとの今比較がありまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど、マクロ経済スライドは大事であるという認識は変わらないけれども、最低保障年金を一緒に提案をしているというところを捨象して指摘するのはおかしいということをいただきましたが、この最低保障年金につきましては、何度かこの議論は、テレビの討論会も含めて、大串...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、生活保護費負担金、そして生活保護受給者数、いずれも増加傾向が続いているという認識でございます。  負担金の方の増加につきましては、生活保護受給者数の増加の影響が多いということがまず第一点でございます。次に、受給者数を年齢階級別に見ますと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいたこの生活保護費負担金のことは、私はこの全体のことについて先ほど説明を申し上げたわけで、その中に漏れなく付いてくる形で医療の扶助というのが多く含まれていて、まさに半分以上を占めているということでございます。  先ほど最低保障年金の話を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、何度も取り上げられてまいっております社会保障制度改革国民会議の報告書の中にも抜本改革について触れているところがございます。ございますが、ここに書いてあることは、どのような制度体系を目指そうとも必要となる課題の解決を進めるということがまず第一ステップ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に確認をしておきたいことは、GPIFというのは、専ら被保険者の利益のために年金積立金を運用するということがございます。  新たにつくります経営委員会の経営委員、これにつきましては、全員が被保険者の利益のために行動することが当然求められるわけでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは前回、牧山委員に御答弁申し上げたとおりでございまして、会社法で委員会等設置会社の場合にも監査委員会に社外取締役である方がおられるというのが通常でございまして、会社法において執行部の業務執行に対する取締役会の監督機能を高めようとする流れになっていて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 問題意識はよく理解できるところでありますし、一方で、今審議官の方から御説明申し上げたように、更にこれから仕事が増えてくる部分もあるということもあります。  そうなりますと、しかし、そうはいいながら、やはり予算の範囲内で、あるいは事業計画の、中期計画の範...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話ございました再分配機能の強化、特に世代内の再分配機能の強化の必要性につきましては国民会議の報告書において必要性が指摘をされて、平成二十五年の社会保障制度改革プログラム法において高所得者の年金給付の在り方及び公的年金等控除を含めた年金課税の在り方の見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、平成十六年の改正の本質部分に触れるものだと思っておりますが、公的年金制度は、将来の保険料水準を固定をして、その上で保険料収入に加えて積立金とその運用収入、これを充当して給付を行っていくという仕組みになっているわけで、おおむね百年程度の財政均衡期間と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一言で言えば、財源を何で年金を支払うかということに尽きるんだろうというふうに思います。  この十六年改正の保険料を固定する制度の下で、これは先ほど川合先生も同じような、基本認識は同じだというふうに理解をしましたが、そういう中で将来世代と今の世代をどうバ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金の積立金の運用につきましては、そもそも法律上、先ほど来繰り返し申し上げているように、専ら被保険者の利益のみを考慮するということが義務付けられております。そのためにも、将来の安定的な年金給付に向けて、デフレ脱却後の経済・運用環境に対応して、年金財政上必...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このGPIFが保有をいたしております国内株式は、平成二十七年度の末時点で約三十・六兆ということでございまして、同時点の東証一部株式市場の時価総額全体約五百兆円でありますので、対比をいたしますと約六%になっているわけであります。つまり、ストックベースでは六...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたこの国民年金保険料は、世帯構成などによって免除の適用がいろいろあります。そういうことで正確な推計というのはなかなか難しいわけでありますけれども、平成二十六年の調査では、国民年金の第一号被保険者の未納者、これ二百六万人ですが、このうち保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、まず第一に、皆保険で皆年金であるわけでありますので、母数は全員というのが原則であります。先ほど申し上げたように、免除者といっても、全額免除の方がこれだけいるというわけではないわけであって、四分の一免除、半額免除、四分の三免除、そし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金というのは、もう言うまでもないことでございますけれども、将来年金を受給する現在の若い方々、働いていらっしゃる方々ですね、この方々が現在年金を既にもう受給をされている高齢世代へ仕送りを行う助け合いの仕組み、いわゆる硬い言葉で言えば賦課方式と呼ばれている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この生活困窮者自立支援制度というのは、今おっしゃったように、生活保護に行く手前で自立ができるようにということで様々なサポートを組み合わせて行っていこうと、こういう制度で、去年の四月からスタートしたわけであります。相談支援とか就労支援とか、こういったことを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来出ているこの財産の処分の問題についてはもう御説明を申し上げたとおりでありまして、この法案が成立をすれば必要ではないと。先ほど来、どういう基準でという判断が不要財産についてなされるのかということをおっしゃいましたが、いずれにしても、法律が成立すれば...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民年金法の第一条に、これは明確に、「国民年金制度は、日本国憲法第二十五条第二項に規定する理念に基き、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど一緒にお読みをすればよかったと思いますが、憲法の第二十五条の二項は、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と、こういうふうに書いてあって、それを引く形で国民年金制度の目的として第一条...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、先ほど来御答弁申し上げてまいったことでございますが、重ねての御質問でございますから重ねてお答えを申し上げると、GPIFは、専らこの被保険者の利益のために積立金運用に当たっております。今回新たにつくる経営委員会、この経営委員も、全員が被保険者の利益の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一号被保険者のお話をいただいて、なおかつお産を控えてというお話がございました。この産前産後期間の保険料免除の手続につきましては、市町村に対して出産予定日が分かるものを添えて届出を行っていただくということを想定をしておりまして、これは平成三十一年四月を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この平成二十四年に成立をいたしました年金機能強化法におきまして、大企業だけを被用者保険の適用拡大の対象といたしましたのは、適用拡大による企業経営への影響が事業規模が小さいほど相対的に多いのではないかと、こういうことが主な原因として、そこへの配慮をして雇用...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、今、働き方改革、安倍内閣としてやっておりますが、これは多様な生き方、多様な働き方、これはもうセットの話で、そして、多様な家庭の在り方、これはもう一体でございます。そういう意味で、それぞれのニーズに合った形で暮らしていただける、働いていた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保険に加入すべき方が加入できないということは、法令遵守それから負担の公平性の観点からのみならず、御指摘のとおり従業員の生活保障それから働き方改革の観点からもこれは大変大事な問題で、厚生労働行政全体として取り組まなければいけませんし、先ほど来、橋本副大...全文を見る
12月12日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 足立委員御存じのように、今、経済財政諮問会議で薬価の在り方、決め方についていろいろ議論が、民間議員の方からの提案がございまして、それを受ける形で議論をしているところでございます。  十二月七日の経済財政諮問会議で私の方から、現在検討している薬価制度抜本...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今週末、私はたまたま友人の地元の薬剤師の皆さん方と勉強会をやりましたが、二年に一遍の今の改定の際の調査に当たっては、薬剤師の皆さん方に至るまでかなり細かく調査をしているという話を改めてお聞きをしたところでございます。  現在、経済財政諮問会議などの場に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど申し上げたとおり、総理の方からはしっかりと関係閣僚の間で基本方針を決定するようにというふうになっておりますので、まさに今おっしゃったようなことを含めて、どういうことをやるべきなのかということはこれから決めることだと思います。  先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、それまでは財政再計算といって、給付もそれから負担も変わり得る、五年に一遍という前提で進んでいたわけでありますけれども、この二〇〇四年の改正では、今先生御指摘のとおりの改正を行って、法律上、マクロ経済スライドによる調整は財政検証の年から約...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、足立委員からの御指摘がございましたけれども、今回の賃金に合わせて年金額を改定をするというこのスライドルールは、マクロ経済スライドをより機能をさせるためのものということで、御指摘のとおりだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の二十六年の財政検証よりも五年前の二十一年の財政検証のときにも分かったことでありますけれども、平成十六年改正以降の現役世代の賃金の低下に合わせた年金額の改定を行わなかったために、今の年金をもらっていらっしゃる方々、高齢者の基礎年金部分の所得代替率が上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論から申し上げれば、今、足立委員御指摘のとおり、今後の世帯類型、まあ随分今までも変わってきているわけでありますから、これらについて多様化を踏まえてどういうような工夫ができるかということは、当然、次期財政検証に向けても検討しないといけないと思っています。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) たしか前回も、年金に関しては制度の持続性そして給付の十分性というのを両方追求していかなきゃいけないということを申し上げました。  給付の十分性については、制度を、先ほど来御説明いただいているように、百年の長期にわたって安定的にいけるようにバランスを考え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘になったのは、十二月六日の審議で年金局長の方から小川委員にお答えを申し上げた件だろうというふうに思いますが、社会保険である被用者保険の適用の要件というのが、これは保険集団として同質性を保つ観点から法律に基づいて全国一律だということが必要であること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、大前提は、定年を迎える方の継続雇用をする際のその後の労働条件、これにつきましてはあくまで労使の合意で決まるということが原則であることをまず御指摘を申し上げたいと思います。その際、企業は合理的な裁量の範囲の条件を示す必要があるわけでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 女性の年金を確保することについてはこれまでも課題として取り上げられてきておりますけれども、昭和六十年改正におきます第三号被保険者制度の導入というのがまずスタートにあって、平成十六年改正における離婚時における年金分割制度の導入、さらには平成二十四年改正にお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の御提案申し上げている、御審議いただいているこの法案は、平成二十六年の財政検証に基づいて年金部会で議論をしていただいた上で今回提案をさせていただいているわけでございまして、そしてその前の、二十一年の財政検証の際にも既に、例えば、このデフレ下でのマクロ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) GPIFは独立行政法人でいくということでございます。主務大臣の責任の下で、この独立行政法人というのは、中期目標、それから中期計画、これを策定をして、法人評価などの仕組みを通じてPDCAサイクルを有効に機能させるということで目的を達成するということになるわ...全文を見る
12月13日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) これは、総理から御答弁申し上げているように、私どもは物価、賃金共にプラスになる経済を目指していますし、半ばその実現にも結び付いてきているわけでございまして、大事なことは、大事なことは、今回の御提案を申し上げている手だてを打たなければ、足下の所得代替率で見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう繰り返し衆議院段階でも、そしてまたこの参議院の厚生労働委員会でも申し上げてきたとおりで、今繰り返し申し上げたわけでございますけれども、今回の改定ルールを早期に適用し将来の年金額の上昇幅を大きくするということが大事なことでございますので、この将来...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日、先ほど御説明をいただきました私どもの方から委員会の理事会の方に提出をさせていただいたものに書いてあるとおり、将来において過去二十年間などと同じパターンで物価、賃金が推移することを前提とした試算、これをやれというのが石橋委員からの御下命でございました...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 石橋委員からの、過去二十年と同じパターンで物価、賃金が推移するという、今日、川合委員からもお配りをいただいた、私どもが出しているものでございますけれども、このパターンでやってみろというのは、いささか将来推計としては根拠に乏しいのではないかというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど原則は申し上げたとおりでございますけれども、今、様々御議論がございました。また、御指摘もいろいろございました。今後、経済前提の設定に当たっては、今いただきました御指摘を踏まえて、一時的に賃金上昇率がマイナスとなるようなケースも含めて様々なケースを想...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今申し上げたように様々なケースを考えながら、そして今お話し申し上げたように、一時的に賃金上昇率がマイナスとなるようなことを含めて、そういうケースを含めてお出しをしたいと思いますが、今すぐこの場でと言われてもあれなので、できるだけ速やかにお出しをし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最善の努力をいたしたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 次期財政検証につきましては、この参議院の厚生労働委員会でも様々な御指摘もいただいております。特に、この給付の十分性のような問題についてもそうでございますので、経済前提の設定というのがいろいろ議論になっていますが、私どもとしても、一時的に賃金上昇率がマイナ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、解散・総選挙を言われても、それはお隣におられる総理が決めることでございまして、先ほど申し上げたことは、この検証に当たって、次期財政検証もそうでございますし、年内を目指して最善の努力をするということを御提出について申し上げたわけでございますが、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 次期財政検証については、先ほど申し上げましたけれども、様々なケースを考え、これまで以上に幅広い議論ができるようなことをやれればというふうに考えております。したがいまして、今御指摘のように、今回のような一時的にせよ賃金上昇率がマイナスになるようなケースも含...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いつものことでございますけれども、これは、五年に一遍の財政検証は、まさに検証のためにありますから、それぞれやはり先を考える際には財政検証をベースに考えるということになろうかというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、法律改正をお願いをしているわけでございますので、法律が成立をすれば法律に定められたとおりにやることになりますが、絶えず、財政検証は検証のための検証でございますので、その先をどうするかということは国会でまた御議論も賜りながら、どういうふうにするかは、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障制度の中核を成します社会保険制度、これ、自助を言ってみれば共同化したという仕組みだというふうに思います。共助とこれは呼ばれるという位置付けでございますが、急速な少子高齢化の進行に対応して、持続可能性を確保するために、御指摘のように給付水準の見直し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、この適用拡大につきましては、今回特に手挙げ方式で労使合意ができたときということで、今お話があったように、必ずしも働く方が御希望されても、全体の総意にならないとなかなか難しいということもあります。  そういう意味では、私どもとしては元々の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金の運用自体、何度も申し上げておりますように、年金財政にとって必要な利回りを確保して、将来年金を受け取る方々も約束どおりの年金を受け取ることができるようにするための運用に最善を尽くすと、こういうことだろうと思います。  今お話ありましたように、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 責任問題を問うていらっしゃるわけでありますけれども、最終責任は、厚生労働大臣が運用委託をしている立場でございますから、当然、厚生労働大臣が最終責任というのはあることは、それはそれとして事実でございます。  ただ、どの期間で取ってみてどのくらいの評価損な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、川田委員御指摘のように、施設入所者が地域移行していくというこの大きな流れ、方向性は大事であることは、もう全く変わりがないことでございます。  障害福祉計画に関しまして国が基本指針を定めていますが、そこでの施設入所者の地域移行の目標について御指摘がご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはアメリカなどでございますメディカルフード制度、これは一定の要件に該当する病者向けの食品を分類する制度と理解しておりまして、その対象製品は、規制当局による了承はないが、医療保険や公費負担の対象となる場合があるというふうに承知をしております。  一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金制度につきましては、厚生労働省でこれは企画立案を行っております。そして、企画立案に用いているデータや試算などの計算方法についても客観的かつ公正的なもので当然あるべきであって、恣意的なものであってはならないわけでありまして、例えば財政検証で用いる主な前...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金保険料や、今お話のありました医療保険料といった、そこの社会保険料の事業主負担ですね、これにつきましては、年金や医療の給付を保障することで働く方々が安心して就労できる基盤を整備することが、働く方々を雇用することに伴う事業主の責任というか、事業主の責任だ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここに来るまで読んでおりませんでした。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今回の法律にも見直しの規定は適用拡大についても入れているということがまず第一点ございますので、間接的に今おっしゃった考え方は全く同じであるということだと思います。  自民党の中でも、もう既に全員適用という案を提案をしている若手のグループもあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私は資産運用の専門家でないといけないということを言ったことはないと思います。私が申し上げたのは、法律でもって、経済、金融、資産運用、経営管理などGPIFの業務に関する分野について十分な知識、経験を有する方を選任することが重要だということを私は何度か申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、十名ということで、委員長それから理事長含めて委員全体で十名という経営委員会を今回合議制の組織としてGPIFの中に置くということにいたしました。  そもそもこのGPIFは、年金の資産の運用をお願いをする、委託をする、委嘱をする、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、石橋委員おっしゃったように、過去二十年というのはもう御案内のように失われた二十年であり、生産性などを見ても非常に伸びが低いわけであります。三十年になるとバブルが入ってくるという、また非常に、十年タームで、まあ何というか、余り状態、普通の形ではないステ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今キャリーオーバーの今回提案しているものが急激に作動するときがあるじゃないか、そのときの年金受給者の暮らしに配慮が要るんじゃないかと、こういう問題意識というふうに理解をいたしました。  キャリーオーバー自体は、マクロ経済スライドによる調整もできる限り先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは既に私も何度か申し上げてまいりましたけれども、今後、高齢化も更に進む、そして少子化についてもまだ当分続くとすれば、いよいよもってこの社会保障をどう強化するかという際に、今おっしゃったような基礎的なデータがそろっていることが大事なことだというふうに私...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) よく私ども言う自助、共助、公助、これの組合せをどうこれから図っていくのかという問題なんだろうというふうに思いますが、年金の支給額でどこまで賄えるのかということについては、基礎年金が全てを賄うということでは必ずしもなく、なかなかそれは難しいというのは制度の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、三浦委員から御指摘をいただいたように、この参議院の厚生労働委員会での議論で本当に将来の課題というものを御指摘をたくさんいただき、私どもとしても気付きの部分もたくさんあったと思います。そういう意味で、大変建設的な御議論があったことに感謝を申し上げたいと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長の方から答弁を申し上げた中に私の愛媛県も入っているわけで、年金の支払が暮らしにいかに意味のある政策としてあるかということ、そして影響が大きいということを私どもも確認をしたわけでございますが、年金が地域経済の一部を下支えする役割というのを果たしている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、局長からも答弁申し上げているように、GPIFの四半期ごとの損失などについて特におっしゃっておられるんだろうというふうに思います。  何度も申し上げるように、年金の資金はやっぱり長期的な運用を大事にしている運用でございますので、結果としてきちっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 実際に賃金変動率がどういうふうにこれから推移していくのかということについては、一概にこれを予測し、申し上げるというのはなかなか難しいわけでありますが、現時点であらかじめお尋ねの可能性を申し上げることは難しいというふうに思います。しかしながら、議員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の賃金に合わせた年金額の改定ルールの見直しは、低年金、低所得の方に対する最大限六万円の福祉的な給付を平成三十一年十月までにスタートをした後の平成三十三年度から適用すると、こういうものであることを繰り返し申し上げてまいりました。また、その適用後も、そも...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもは、ひとえにこの年金をお約束どおり払えるようにしっかりと運営をしていくということであり、絶えず見直しを繰り返していくということで財政検証を五年に一遍やらさせていただいているわけでございまして、平成十六年の改正法にのっとって国民に対してお約束をしてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の公的年金制度というのは、二十歳から六十歳までの方々全員に加入義務を課す一方で、世帯の所得が少ないなどの理由で保険料の納付が困難な方には保険料免除という制度を設けています。全ての方に年金給付を保障する国民皆年金というのを実現をしているわけであります...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 機構の業務、特に去年の個人情報流出の際に随分いろいろ中を見ながら検討をさせていただいて、年金機構の業務というのは制度と一体不可分で、例えば障害年金などはやはり一人一人についての認定をしていくという、そういう丁寧な作業も必要になってくるわけで、これは、国税...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このGPIFは、専ら被保険者の利益のために年金積立金を運用しているわけでございまして、新設の経営委員も、全員が被保険者の利益のために行動するということが当然求められるわけでございます。  これを前提といたしまして、今回の改正案では、社会保障審議会年金部...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小泉内閣から非正規に関わる関係法律を改正をしたのは今御指摘の派遣法だけだというふうに記憶をしております。去年も派遣法の改正が行われました。  あたかも、この派遣法の改正によって今の働く人たちの四割近くが非正規になってしまったかのような表現をされておりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、第一号被保険者の産前産後期間の保険料免除につきまして、産前産後期間における母体保護の必要性は第一号被保険者も第二号被保険者と共通をしているというふうに考えることができるわけでございますので、産前産後期間に相当する期間、四か月間、これを対象として導入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも年金というのは何かという問題にも関わる御質問かと思いますが、年金というのは、稼得能力の喪失に対して所得保障を行うということが目的でございます。基本的には、老齢によって生じる稼得能力の喪失、これを保障するというために老齢年金がございまして、現役期に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の年金三割カット法案という、特に衆議院の民主党の先生方が中心に御指摘をされましたが、民進党の方々が、大変誤解を招く表現だったと思います。  これは何を捉えて三割カットとおっしゃったかというと、これは財政検証の中で、基礎年金の調整が、このマクロ経済スラ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、年管審からお答え申し上げておりますけれども、この障害年金の認定の標準化、これはばらつきについての厳しい御指摘がございまして、それが図られるように、現在、全国三十九か所の事務センターで行っていたものを東京の障害年金センターに順次集約化をしているわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この遺族年金制度に関して、今、男女格差というか、そういう御指摘をいただいたわけでありまして、遺族年金制度の在り方につきましては、平成二十六年から二十七年にかけまして年金部会で議論をいたしました。  二十七年一月二十一日の取りまとめ議論の整理の中で、男性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の九月に安倍総理が一億総活躍社会づくりということを初めて唱えたときに同時に発信をしたことは、安倍内閣として人口問題に取り組むということを明言をしました。このことを新しい三本の矢ということで示しているわけでございますけれども、そのうちの第一の経済再生に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。