塩崎恭久

しおざきやすひさ

小選挙区(愛媛県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8(参1)回

塩崎恭久の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第193回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 二階俊博自民党幹事長にお答え申し上げます。  年金、医療、介護の改革、充実についてのお尋ねを頂戴いたしました。  引き続き、社会保障と税の一体改革を進め、社会保障の充実、安定化と重点化、効率化に取り組むとともに、ニッポン一億総活躍プランに盛り込まれた...全文を見る
01月26日第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 まず、私からも、糸魚川の被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  まず、今、介護保険あるいは医療保険の問題について御指摘をいただきましたが、災害などによって被災をされた場合には、被災状況に応じて、市町村などの判断によって、介護保険そして医療保...全文を見る
○塩崎国務大臣 制度のお話でございますので、まず私の方から答弁したいと思います。  もちろん、意欲と能力とをあわせ持った若い人たちが経済的な理由によって進学ができないというようなことはあってはならないというふうに考えておりまして、高等教育についても、家庭の経済状況にかかわらずに...全文を見る
○塩崎国務大臣 大学の入学金に充てる場合は、減額をしないで保護費を支払っていく中で行けるようにするというような努力もして、可能性を開いているわけでございます。
○塩崎国務大臣 いささかテクニカルなことも入っておりますのであれですけれども、この数字だけで全てを判断するというのは、必ずしも正確に実態を捉えることにならないと思います。  特に、歴史的に見ますと、日本は失業率が非常に低いわけでありまして、雇用を広く確保して、再分配前の所得格差...全文を見る
○塩崎国務大臣 事実関係で重要な間違いがございますので、あえて私の方からまず答えさせていただきたいと思いますが……
○塩崎国務大臣 少なくとも、この川人先生がおっしゃっていることに幾つかの間違いがあると私は思っています。  一つは、まず第一に、一番下に、後者についても、企業業務型裁量労働制の、こういう形で働いていらっしゃる適用労働者の過労死、過労自殺が後を絶たない、こういうふうに書いてありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 多様化を進める法案だというふうに思っています。
○塩崎国務大臣 私が申し上げているのは、労災認定の統計を見る限り、この五年間、この裁量労働制のもとで過労死や過労自殺をされた方は一人もおられないという事実を申し上げているだけでございます。
○塩崎国務大臣 私どもは、今御指摘のように、今回の電通問題については執行面においても厳しく対応しています。  したがって、言ってみれば、こういう企業文化の犠牲になられた高橋まつりさんのこと、そしてまたその高橋さんを心配されていたお母様を初め、弁護団の皆さん方について背を向けるだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど総理から答弁申し上げたように、実現会議で議論をこれから本格的に始めるわけでございます。  今のは、新聞が八十時間というのを勝手にお書きになっているわけでありますが、さっき先生からもお話があったように、月四十五時間と年三百六十時間というのが基本にあって、三六...全文を見る
○塩崎国務大臣 個社のことでございますので、ここではお答えを差し控えたいと思います。
○塩崎国務大臣 今、七十時間とおっしゃいましたが、それはそれとして、なぜ今回の高橋まつりさんのようなことが起きてしまったのかということは私ども厚生労働省として今調査をしているわけで、これはもう捜査もやっているわけでございますので、そういう中で、何が本当の原因であったのか。報道ベー...全文を見る
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 これはきのうの議論の中でも申し上げたところでありますけれども、総理が明確に施政方針演説の中でも御答弁申し上げたとおり、三六協定が必ずしも有効に働いていない中にあって、これに実効性のある時間をしっかりと入れ込んだ法改正をやるということを申し上げているわけでございます...全文を見る
○塩崎国務大臣 みなしの場合は、賃金の支払いに関しては、例えば十時以降の深夜あるいは休日、こういったものはきちっとお払いをするわけでありますけれども、制度として上限を今おっしゃったような形でかけるというのは、制度そのものと相入れないところがありますからそういうことはいたしませんが...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の働き方改革もそうでありますし、第二次安倍内閣がスタートして四年たちましたが、これまでさまざまな成長戦略を出してきた中で、働き方改革はもう既にいろいろな形で入ってまいりました。  その一つとして、今度、高度プロフェッショナル制度それから裁量労働制の拡大を少し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいているこのグラフの差を赤字と呼ぶならば、これは基本的には、人間はやはり現役のときに働いて所得を得て、そして引退してからそれを言ってみれば使っていくということでありますから、当然、支出と所得の間にこういう形のギャップがあることはそのとおりだろうと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、パネルの方で四・八%という数字をお示しいただきましたが、ギャンブル依存症の疑いのある方は成人の四・八%というふうになっておりますけれども、この数値は、アンケートの調査によってみずから記入をするという、そんなやり方でやっていただいたものでございました。  それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、調査をどこまでしているんだ、こういう御質問でございましたが、確かに生活保護の現場を担っている地方自治体の方からはいろいろなお話が入ってくるわけでありますが、網羅的に把握をしているということはございません。聴取をしているという形でございます。  現在の...全文を見る
○塩崎国務大臣 選挙区に戻ってミニ集会なんかをやると、いろいろ御批判を聞く中に、生活保護費が支給される日にパチンコあるいはカラオケなどが非常ににぎわっているというふうな話を聞くこともございます。  したがって、今御指摘のように、実態をしっかり把握するようにということでありますが...全文を見る
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 報道は報道でございまして、私ども、時間外労働の上限につきましては、今基本的な考え方は総理から申し述べたところでございますけれども、今、政府の働き方改革実現会議におきまして、これから有識者、労働者、使用者側の議員から様々な意見を承って検討を深めていこう、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおり、これからまさに働き方改革実現会議において具体的な議論が、二月一日に初めて長時間労働の問題について議論をしていただくようになっているわけであって、報道は報道であって、私どもとしては正式にこの実現会議で議論を深めてまいりたいと、こう思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、労働基準法、それからそれに基づく大臣告示を所管する官庁として、これからどういうふうに三月末の、この計画に向けて、働き方改革の基本に向けて議論するかということは、当然我々は我々として考えているわけでありますが、実際に正式な議論をやっていただくのはこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 報道がどういう報道をされているのかということは報道の皆さんに聞いていただかないと私どもよく分かりませんで、私どもは、先ほど申し上げたとおり、二月一日に初めて実現会議で長時間労働について議論を始めるというところでございまして、先ほど申し上げたように、我々、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御質問は、報道が正しいとして御質問になったんだろうと思いますけど、先ほど申し上げたとおり、また加藤大臣からも申し上げたとおり、これからまさに議論をする、そういう段階でございますので、どういうふうにしていくのかというのは、先ほど申し上げたとおり、この過...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは蓮舫議員もよく御存じのとおり、労働規制というのは、様々な労働の形、そしてまた経済活動があるわけで、それへの影響というのは当然様々考えていかなきゃいけないのはもう御案内のとおりであります。  今申し上げたように、実現会議では一日から議論を本格的に始...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今総理から申し上げたように、まずはインターバルを導入する中小企業への助成金の創設を今回いたしたところでございまして、そしてまた、加えて好事例の周知を通じて制度が広く導入されるようにということで、自発的な中小企業のインターバルを導入をした際に、それを応援を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 金額等、仕組みがどうなっているのかということを申し上げれば、この対象となるインターバル時間数、中小企業が導入された場合ですね、それは九時間以上を想定をしております。助成率と上限額でございますが、これは費用の四分の三を助成をする、そして上限は五十万円という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、機械とおっしゃったんですが、これまず助成の概要は、先ほど申し上げたとおり、その自発的に導入された中小企業事業主に対して助成をするということでありますが、その助成の対象は、就業規則等の作成、変更費用、あるいは研修費用、それから労務管理用、今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 資料でもお配りをいただいておりますけれども、日本だけの数字でよろしいんでございましょうか。二〇一〇年からの比較でよろしいですか。  そういう意味では、二〇四〇年には、今、二〇一〇年が千五百八十四万人でございますので、二〇四〇年に一千十一万人、二〇五五年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 片山委員御指摘のように、生活習慣病や認知症、こういった病気を早期に発見をする、そして重症化をする前に対応するということは非常に大事であり、これは政府の目指しております健康長寿社会の実現という意味でも大事な課題であるわけであります。  厚生労働省としても...全文を見る
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、山本議員から御指摘をいただいたように、現行の不合理な労働条件を禁止する規定として既に労働契約法の第二十条というのがございます。同一の使用者の下で有期労働契約で働く方と無期の労働契約で働く方との間の労働条件の相違について、職務の内容、当該職務の内容及び...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、山本香苗厚労副大臣のときに派遣法の改正、成立を見たわけでありますが、この労働契約法、先ほどの第二十条によって、この有期労働契約を締結して派遣で働く方と派遣元の正社員を含む無期の労働契約で働く方の間で通勤手当について労働条件を相違させるということは、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の二月に厚労省で、発生した虐待事案の兆候をきめ細かく把握をしてできる限り早期に発見をし対応するということ、そして、対応後の検証を行うことで将来起こり得る虐待を未然に防止する取組を進めること、こういったことを自治体の方に厚労省から通知を出しました。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まさに介護離職ゼロというのを今目標に掲げながら安倍内閣としてこれに対応しているわけでありますけれども、今御指摘のように、介護を行う家族というのは本当目いっぱい、いっぱいいっぱいになって頑張っておられる方が多いわけでありまして、そこへの支援というのは極めて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、去年の臨時国会の際に山本議員から厳しく御指摘をいただいて、大変前向きなお話でございますので、昨年十二月に国交省と厚労省と一緒になって福祉・住宅行政の連携強化のための連絡協議会というのを始めまして、私も第一回目の会合には参加をさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、こういったお立場の方々はトータルな支援というのが必要だということでありますので、居住支援を進めていく際にも、効果的にやるためには、不動産事業者、それから家賃保証会社、それから個々の家主、さらには生活困窮者自立相談支援機関などのいろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、全国に五百か所余りある無料低額宿泊所の質という意味ではいろいろ幅があって、今御指摘のとおり大変悪質なものもあって、狭い部屋に生活保護受給者を住まわせて高額の利用料を取るという、いわゆる貧困ビジネスをやっているというところがある一方で、受...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の脊髄性筋萎縮症、いわゆるSMAですが、この治療薬については御指摘のとおり昨年十二月に承認申請が行われておりまして、患者数が極めて少ない希少疾病用医薬品として優先的な審査を行う医薬品に既に御指摘のように指定をしております。これ、通常十二か月ぐらい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど総理から御答弁申し上げましたとおり、働く方々の立場に立った改革をやるということで、当然のことながら、労働時間規制等々、そういった制度についてしっかりと今回も働き方改革実現会議で議論するということになって、もう既に始めているわけであります。特に長時間...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど一号条約についてもお話がございました。  これは一日八時間かつ一週四十八時間に制限するという条約でありますけれども、原則一週間を平均して週四十八時間の実労働時間の上限を設定をしていますけれども、労働基準法において我が国は三六協定の締結によって週四...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、この電通の問題については真剣に取り組んでいるところであることはまず申し上げたいというふうに思います。  本件は、昨年の九月に労災認定を行った後に、この事件そのものがまずどういうことかということでありますから申し上げますと、十月にまず電通の本社、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働基準法におきまして、時間外労働に関する労使協定、いわゆる三六協定を締結をして、所定の労働基準監督署に届け出ることによって、法定労働時間、今の一日八時間、一週四十時間、この原則でございますが、これを超えて労働をさせることができるというふうになっていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三六協定で法定労働時間を超えて労働させる時間を定める際には、例えば、一月四十五時間、一年間で三百六十時間などの延長時間の限度を定めた大臣告示というのがございまして、いわゆるこの限度基準告示に適合するようにしなければならないというふうになっているところでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お配りの資料にもございますように、特別条項というのがございます。限度基準告示において、限度時間を超えて労働時間を延長しなければならない特別の事情が生じたときに限って特別条項というのが定められることになっておりまして、その限度時間につきましては、それを超え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それはございません。  したがって、今、働き方改革実現会議でまさに三六協定が実効性のあるものになるように議論しようということで、今議論がまさに始まるところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、電通を書類送検をしたのは、労働基準法違反の容疑で長時間労働を強いていたということでございます。  ただ、今御質問の件につきましては、個別の事案の詳細でございますが、ただいま捜査中でもございますので、お答えを差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) それもやはり個別の捜査案件のことでございますので、詳細は差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の自己申告でありますが、原則は使用者が把握をしないといけないと、労働時間に関しては、といいながら、この自己申告というのもあり得るということで、この労働時間把握を自己申告を通じてやる場合には、労働時間管理が曖昧になりがちであるということから、各企業...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる今おっしゃった四・六通達でございますが、その中で、御指摘の通達は、労働時間を管理する原則的な方法として、使用者自身による確認あるいはタイムカード等の客観的な記録を基礎とした確認を定めていたわけでございます。他方で、自己申告制による労働時間把握を行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の最高裁の事件の概要でございますか。  この判決では、使用者は、その雇用する労働者に従事させる業務を定めてこれを管理するに際し、業務の執行に伴う疲労や心理的負荷等が過度に蓄積して労働者の心身の健康を損なうことがないように注意する義務を負うというふうに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた四・六通達に従って企業が、あるいは電通のような企業がその手順をしっかりと踏んで遵法精神に満ちた対応を取っていれば問題が起きなかったんじゃないかという御指摘でございますが、私どもも基本的に、今回、何でこの働き方改革をやっているかといえば...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 裁量労働制といいますのは、業務の遂行手段や時間配分を自らの裁量で決定をする自律的で創造的に働く方を対象として限って、労使であらかじめ合意をした時間を労働時間とする制度でございます。  この制度では、深夜や休日は時間に応じた割増し賃金を支払いつつ、通常の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労災認定の件数のお尋ねでございましたが、過去五年間を見ますと、これ平成二十三年度から二十七年度の五年間でございますが、裁量労働制の対象者に係る脳・心臓疾患の労災認定、この件数を申し上げますと、これ二種類ございますが、専門業務型というのと企画業務型というの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の労働基準法の改正で御提起申し上げている裁量労働制、企画の方を指しているというふうに理解すれば……(発言する者あり)今回の企画裁量型の労働制に関して申し上げれば、自社の、まあ言ってみれば自社の経営を全体を変えるような、自社の事業計画などの企画立案の調...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、ですから、さっき申し上げたとおり、企画業務型の裁量労働制の場合の業務の対象という意味において申し上げれば、今申し上げたとおり、現在の制度でもそうですが、当該企業の事業の運営に係る事業についての企画立案、調査分析、こういう業務になるわけで、いわゆる外...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これも、今回提起申し上げているのは二種類あります。それは、一つは、自社の中だけで完結するような事業計画などの企画立案、調査分析に加えて、自社の中でも実施の管理や実施状況の評価、改善を行うために、例えば自分の会社の工場の現場に行って実際にシステムが機能する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、あっ、その前にまず、この企画業務型裁量労働制の適用対象は、大臣告示で三年ないし五年程度の職務経験を経る必要があると定めておりますので、高橋まつりさんのように、一年生がなることはあり得ないことでございます。  それに加えて、今回追...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる狭い意味の広告ということで、単品の商品の広告とかそういうようなことでやることではないということであって、企業全体のイメージ戦略をどうするのかとかいう大きなお話の場合にはあり得るかも分からないということであって、それはしかし、広告業界の要望などにつ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この裁量労働制の制度についてのお尋ねが最初にございましたけれども、そのとき申し上げたように、自らの裁量でやり方とか時間とかを自分で決められる、それだけの力のある、専門性のある方が対象になるということでありますので、今回、課題解決型提案営業にしても、これは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、高度プロフェッショナル制度というのは、高い専門能力を有して、時間ではなくて成果で評価をされる働き方を希望される方々について、自律的で創造的な働き方が可能となるような働き方の選択肢を増やすものだということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この制度は、健康確保措置をしっかりと掛けた上で、言ってみれば残業代込みの年俸制のような働き方だというふうに御理解をいただければ分かりやすいかなというふうに思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の労働時間の規制につきましては、先ほど申し上げたとおり、高い交渉力を有する高度専門職でございまして、労働時間規制は適用除外をいたすわけでございますが、それに代わって、働き方に合った健康確保のための新しい規制、罰則付きの規制というものを設けるというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは健康確保措置に関するものでございまして、これは、百時間を超える労働をした場合には医師の指導を受けないといけないということで、それをしなければ罰則が掛かると、こういうことでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 裁量労働制は、先ほど申し上げたとおり、時間法制は掛かるわけでありまして、そしてみなし時間で労使の合意の下で行われるということで、高度プロフェッショナルの場合には、これは時間で測るのではなくて成果で測るということで、これも労使の五分の四の多数決で決められた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、高度プロフェッショナルは残業代込みの年俸制とお考えをいただければいいということは、おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 高度プロフェッショナル制度は裁量労働制と異なりまして、深夜労働も含めた割増し賃金等の労働時間規制を適用除外というふうにしておりまして、これによって労働時間の長さと割増し賃金のリンクを完全に切り離すことが可能となっているわけでありまして、また、高度プロフェ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長時間労働や睡眠不足による疲労の蓄積というものが血圧の上昇などを生じさせて、その結果、血管病変等を著しく増悪させると。あるいは一日七、八時間程度の時間の睡眠ないしはそれに相当する休息を確保できる状態が最も健康的であるということなどに着目をしてこの専門検討...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、健康とそれから労働時間の関係について私からも御説明申し上げたとおりでございまして、それらを踏まえて、そしてそういった基準があるわけでありますから、それらも踏まえて、しかし、ワーク・ライフ・バランスであるとか女性や高齢者の活躍であるとか、いろんなことを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般論で言えば、今御指摘のように、きちっとした実労働時間をきちっと管理するということを私どもはしっかりやっていかなきゃいけないので、それを潜脱するようなことがあるかどうかということは当然見ていかなきゃいけないんだろうというふうに思います。  ただ、今の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 山内さんはヤマトホールディングス株式会社の代表取締役社長でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この働き方の未来二〇三五の懇談会は、言ってみれば二十年先のことでありますから、二十年先でもまだ現役でありそうな方々、つまり若い方々に主に集まっていただいて議論をしていただき、また、顧問でアドバイザーとして連合の会長や経団連の会長などにもお入りをいただいて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、なぜ入れたかということでございますが、それは経営者の一人としてお入りをいただいたということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 法令違反に着目して選んだわけでは決してないわけであって、そもそも法令違反をしているかどうかということはまた別問題でございまして、確認をされていないわけでありまして、これは、例えば、高付加価値サービスを支える働き方などに関しての知見をプレゼンしていただいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これから二十年先を展望して、いろいろな技術革新などがどういうふうに働き方に影響を与えていくのかということを議論をしていただいているわけでありますので、今御指摘のようなことを、批判をされる田村先生のような方もおられれば、これはすばら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な企業が様々な経営をされていることはもう当然のことだと思いますが、今、具体的なお名前を挙げていただいて、会社名を挙げていただいてお尋ねをいただきましたが、例えば、先ほど日立、武田、そういう名前が出ましたが、個別の事案につきましては差し控えなければなら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、田村先生、非常にシンプリファイした形でおっしゃったわけで、どういう経緯でどういうことになるのかというのはそれぞれのケースでいろいろでございまして、これは民事の問題でありますので、先ほど申し上げたとおり、司法が判断をするということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 最終的には司法が判断をするということを申し上げているわけでありますが、働く方の保護を使命とする、これ厚生労働省の役割として、企業内で違法な退職勧奨や配置転換あるいは出向などが行われるということは、これ不適切であるというふうに考えているわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、私どもはいつも必要な指導はやっていかなければいけないと思っているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 維新の方から議員立法を出していただいているようでございましたので、これについては国会の方で御議論をいただくということなんですが、私どもとして、この解雇につきましては、現在、解雇無効時における金銭救済制度を含む労働紛争解決システム、この在り方につきまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、平成二十四年地域児童福祉事業等調査というのがございまして、そこで、調査によりますと、保育園を利用している世帯が現在利用している保育園を選んだ理由としては、一番が、自宅から近いが六二・五%と最も多くなっております。
02月01日第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 ありがとうございます。  社会保障の問題につきまして今お話を頂戴いたしましたが、社会全体が高齢化をしていく、そして社会保障費が増大をする、そういう中で、御指摘のような考え方を含めて世代間そして世代内の負担の公平を図る、同時に制度を持続可能なものにしていかなければ...全文を見る
○塩崎国務大臣 自民党の未来への人材投資プランにおきまして、具体的な財源並びに対象となるべき分野における人材投資の具体的な提案をいただいております。働き方改革を進めるに当たりまして、人口減少に伴う労働力の供給の制約あるいは人材不足、これを克服するためには、働き手一人一人の能力の開...全文を見る
○塩崎国務大臣 男性の育児参加は極めて大事だということを御指摘いただき、また、残念ながら男性の育児休業の取得率というのは、例えばスウェーデンの九割と比べてみれば、惨たんたる状態と言ってもいいぐらいの状態にとどまっているということであります。  そこで、男性が積極的に育児を行うた...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘をいただいた介護休業取得率というのは、直近の調査ではまだ三・二%ということでありまして、極めて低水準と言わざるを得ないと思っております。  介護休業制度の認知度を上げていく、そして取得促進を図っていくのは極めて大事であるということは今御指摘のとおりでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 テレワークにつきまして、極めて大事なポイントを今御指摘いただいたと思います。  総理との車座でも、大事な仕事は会社ではやらないという方がおられましたが、当然それは、適正な評価が行われているからこそ家庭でテレワークでお仕事をされているんだろうというふうに思います。...全文を見る
○塩崎国務大臣 失業率が今三・一ということで、そしてまた有効求人倍率は、もうこれは総理から何度も言っているように、全国四十七都道府県全部で一倍を超えているということでありますから、それでさらに今改善を重ねている。  そういう意味ではいい方向に進んでいると思いますが、それでも成長...全文を見る
○塩崎国務大臣 今総理から御答弁申し上げたとおり、勤務間のインターバルを自発的に導入する中小企業事業主に対して、導入に要した費用の一部を助成する制度を本年度中に開始するということになっておりまして、この助成制度では、まず第一に、対象となる勤務間インターバル時間数は九時間以上、そし...全文を見る
02月02日第193回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○塩崎国務大臣 これは既に提出させていただいております労働基準法改正案にかかわることでございますので、まず私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  今もう既に提案をさせていただいております労働基準法改正案では、働く方の健康確保をまず図る、そういう意味での労働時間法制の改...全文を見る
○塩崎国務大臣 過労死についてお尋ねをいただきました。  過労死、これは脳・心臓疾患及び精神障害による死亡でございますけれども、この労災認定は、今御指摘の一九九八年、平成十年、この年が五十二件、それから二〇一五年、平成二十七年度が百八十九件でございまして、これは、脳・心臓疾患の...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま、精神障害の労災請求についての件数のお尋ねがございました。  一九九八年度が四十二件、それに対して二〇一五年度が千五百十五件というふうになっておりまして、一九九九年に精神障害等による判断指針というものを、二〇一一年に精神障害の労災認定基準を策定いたしまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 少し長いスパンで申し上げれば、失われた二十年と言われるようになりましたが、安倍内閣が出てきたのは、デフレからの脱却という、長期にわたる、きょうよりもあす価格が下がるということで、夢が持てない形でずっとやってきた、今の若い人たちは成長という言葉を知らない、そういう中...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、現行法のもとで、今お話がございました、労働時間法制が基本であるということは当然のことであって、総理はそのことを申し上げたわけであります。  しかし、それが今、例えば三六協定も尻抜けになっているこの状況を放置するわけには決していかないという深い認識を持って...全文を見る
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 山下委員御指摘のように、昨年の臨時国会で技能実習の適正な実施等を図る技能実習法、それから介護福祉士の国家資格を取得した外国人に在留資格を付与するという入管法の改正が成立をいたしまして、昨年の十一月から一年以内にということですから、遅くともことしの十一月までには施行...全文を見る
○塩崎国務大臣 伊藤委員から大変大事な御提案をいただいたというふうに思います。     〔委員長退席、菅原委員長代理着席〕  御指摘のように、今、働き方改革実現会議で、病気であっても働き続けられるといったことについても既に議論をし、具体的なことについて今さまざまな検討をさせて...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、支給期間のみを通算して一年半というふうになっているのが共済であって、他の被用者保険は最初にとってから一年半の間ということで、どういうブランクがあるかに関係なく一年半で終わってしまうということでありますから、やはり、支給期間のみを通算している今の共済の一年半...全文を見る
○塩崎国務大臣 御理解した上で言っておられることばかりだろうと思いますが、先ほど、冒頭、総理から御答弁申し上げたように、例えば、専ら厚生年金保険の被保険者の利益のために、安全かつ効率的に運用を行うというのがGPIFの方針であるわけで、これは法律で書いてあるわけであります。  し...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは既に、日本再興戦略二〇一五、つまり二年前からもう決まった路線で、今、検討会が厚生労働省において開かれているわけであります。これは、解雇が無効となったものの、本人が職場に戻りたくない、こういうような場合に、どのような形で円満解決ができるんだろうかというようなル...全文を見る
○塩崎国務大臣 職員の再就職につきまして、国家公務員法に基づく届け出の書類の種類に応じて、適正かどうか確認を厚労省でしておるということでございまして、具体的には、在職中に再就職の約束をした際に提出する届け出につきましては、全ての届け出を対象に、所属部署の人事担当者に対して、利害関...全文を見る
○塩崎国務大臣 ギャンブル等依存症対策を行うに当たりまして、自助グループ、あるいは回復を図るための共同生活の場を提供している民間団体、地域の精神科病院や福祉施設、さらには医療、保健、福祉のそれぞれの役割に応じた患者支援が重要ではないかというふうに思っております。  このため、今...全文を見る
○塩崎国務大臣 ギャンブル等依存症というのは適切な治療や支援によって回復が可能である、こういう病だということでございますので、依存症の方が早期に治療を受けるということが非常に大事であって、そういう環境整備が必要となるわけでございます。  現在、モデル的に、依存症の治療拠点となり...全文を見る
02月06日第193回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた日本社会事業大学、今経緯についても少しお話がありましたが、これは、終戦直後、昭和二十一年に、実は日本社会事業学校としてスタートいたしました。これは、戦後の社会事業の専門的な人材育成をしよう、こういうことでつくられたものでありまして、それが昭和三...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど労働基準局長からお答え申し上げましたけれども、限度基準告示が適用除外となる公益事業として示されている事業は二つございまして、電気事業とガス事業でございます。原発であることをもって公益事業であるとしているわけではございません。こうした考え方は、平成二十三年三月...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、公益性という意味においては電気事業の中で位置づけられているものでございますので、現在通達が出されているわけでございますけれども、今、そのような形で、公益性が特に変わっているわけでもございませんので、今までの考えどおりだと思っております。
○塩崎国務大臣 御指摘の公益上の必要性でございますけれども、先ほども申し上げたとおり、電気事業それからガス事業といった公益事業を対象とするという意味であるということを申し上げたところでございまして、限度基準告示の適用除外につきましては、原発が再稼働するか否かということではなくて、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、原子力規制委員長の方から答弁がございましたけれども、原発再稼働の審査業務には期限がございませんが、新たに設けられた新規制基準への適合性について行われる審査に対応するためには、短期間で多くのさまざまな業務を行っていくことが必要となるわけであります。  労働基準...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には、新規制基準そのものは、世界で最も厳しい基準ということで規制委員会の方でおつくりになられて、事業者たる電力会社の方は、原発の事業者の側はそれに合わせるために時間を凝縮してこの審査を行うということになるわけでございますので、一義的には、急ぐというのは、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、九州電力と四国電力のお話をいただきましたが、個別の事案につきましては私どもの方からお答えすることは差し控えたいと思いますが、新規制基準への適合性審査に関する業務が終了した後も同じような扱いがされているのではなかろうかという御質問だと思いました。  終了した場...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういったことにつきましてはふだんからしっかりと努力をして調査しているところでございますので、そういう中で見つければ、当然指導することになるということでございます。
○塩崎国務大臣 失礼いたしました。  個別の会社のことは申し上げられないといいながら、当然、私どもとしては把握をしております。
○塩崎国務大臣 当然、地方の支局ももちろん把握をしておりますが、三六協定の限度基準告示の適用除外とされている人数は、電力会社全体で、私どもとして、大体千四百人程度はいるものだというふうに合計でわかっておりますので、それは積み上げでそういうふうになっているということでございます。
○塩崎国務大臣 真島委員がおっしゃるように、一般的には、睡眠不足とか過労とか、そういうような状況のもとで作業などをしておりますれば、当然、その程度にももちろんよりますけれども、作業効率というのが低下をして、また作業上のミスが起こりやすくなるということは言えるのではないかというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、適用除外についてお尋ねがございましたが、誰に対しての何時間の上限とするかを決めるに当たっての考え方について、これまで総理を含め私ども申し上げてまいりましたけれども、最低限、脳・心臓疾患の労災認定基準をクリアするといった、健康の確保を図ることが当然であるというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 時間外労働をどう規制し実効あるものとしていくのかということについては、先ほど申し上げたとおり実現会議でこれから議論を深めることになるわけでございますので、今、真島先生の方から御提起をいただいた問題意識も含めて、しっかりと議論を深めさせていただきたいというふうに思っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論から言えばそのようなことはなくて、我々としてはしっかり支援をしておりますし、また今後ともしっかり支援を続けてまいりたいというふうに考えております。  高野病院、これは東日本大震災の後に双葉郡で唯一の地域に残って診療を継続されてきた病院でございまして、平成二十...全文を見る
02月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 今回のハーボニーの事案というのは、医療用の医薬品の偽造品というのが国内で流通し、薬局から患者の手にまで渡ってしまった。患者がたまたまこれを服用することは今回なかったわけでありますけれども、それでも医薬品に対する国民の信頼を根底から覆すような、そういう重大な事案だと...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の、インターネットの普及に伴って海外のサイトから医薬品の個人輸入というのが容易になっておりまして、海外販売サイトの監視とか、輸入医薬品を使用するリスクを国民に啓発する必要がますます高まっているというふうに思っています。  こういうことで、厚労省では、偽造医...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のとおり、残業というのはいろいろな効果をもたらすんだろうと思います。  私ども、三六協定についての見直しを行う検討会、仕事と生活の調和のための時間外労働規制に関する検討会というのがありまして、そこで議論いただきましたが、その中でも、高度経済成長期に労使が...全文を見る
○塩崎国務大臣 働く方を対象に行った調査を見ても、残業手当をふやしたいため時間外労働を行う方の比率は必ずしも高くはないわけでありますが、人口減少が進む中で多様な人材が活躍できるようにするためには、意に反する長時間労働の是正とあわせて、時間当たりの生産性、つまりマンアワー当たりの生...全文を見る
○塩崎国務大臣 一義的には、もちろん企業ですから企業自身の努力というものが非常に重要であって、資本市場に出ている上場企業は、当然、そういう中でみずからそれを自己実現していくということが大事なんだろうと思いますが、その他の中小企業などを含めていろいろ考えなきゃいけないということで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別の案件でございますので、直接的なお答えは差し控えたいと思いますけれども、一般論として、労働基準監督機関におきまして、監督指導の結果、労働基準法等の法違反が認められた場合は、その是正を指導しているということでございまして、今お話がございました土木事業、それから公...全文を見る
02月09日第193回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 今、高橋委員から免除制度の継続問題につきましてお話をいただきましたが、今お話のあったとおり、東電の福島第一原発事故に伴う避難指示区域等については、国民健康保険等における一部負担金の免除額に対して、原則、国が全額を財政支援しております。その他の区域においても、被災状...全文を見る
○塩崎国務大臣 社会保険方式をとっているこの国民健康保険は、年齢や就業形態にかかわらず、負担能力に応じて加入者の方々に保険料を適正に負担していただくという中で回っていく制度でございます。  そのためには、収納率の向上に向けて各市町村において取り組みを進めていただくことが必要であ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、群馬県前橋市の例あるいは群馬県のお話を頂戴いたしましたけれども、前橋市を見てみますと、市税、国保税あわせて収納率の強化が図られておるようで、自主納付の推進を図る観点から、催告、戸別訪問、コールセンターによる呼びかけなどを行って、負担能力がありながらこれらの呼び...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたのは、早い時期から呼びかけを行って、早期の滞納解消に努めているということを申し上げているので、早い時期から滞納処分を行うということを申し上げているわけでは決してないわけであります。
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいている資料につきましてまず申し上げなきゃいけないのは、御指摘の文書というのは、国民健康保険に関するものではないということがまず第一でございます。国民健康保険の保険料の徴収のためにこのようなことを言われる筋合いにはないと思っておりまして、これは地方...全文を見る
○塩崎国務大臣 国民健康保険というのは、さまざまな構造的な問題を抱えて厳しい財政状況にあるということで、平成三十年度から財政運営責任主体を市町村から都道府県に移行することによって、高額医療費の発生などの多様なリスクが都道府県全体に分散される仕組みということにいたしたところでござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいている資料は、一般会計繰り入れがないという前提での試算ということだと思います。  御指摘のように、都道府県内の医療費水準に差があって、医療費水準に応じた負担を求めることが公平感の確保につながる場合などには医療費水準に応じた保険料水準とすることが...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の、東京都において実施されている新規差し押さえ件数に応じた交付というようなことでございますが、差し押さえの対象となるべき被保険者に対して行った差し押さえの実施件数を評価する限りにおきまして、直ちに否定すべきものではないと考えております。まずはこの実態を調べて...全文を見る
02月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、私の所信を申し上げたいと思います。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すために、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  引き続き、一億総活躍の国づくりを進めます。その...全文を見る
02月16日第193回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 田村貴昭議員にお答えを申し上げます。  国民健康保険改革等についてお尋ねがございました。  国保改革は、厳しい財政状況にある国保制度につきまして、財政基盤の強化を図ること、そして、財政運営の責任主体を都道府県に移行することにより、高額医療費の発生など...全文を見る
02月17日第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 御指摘のように、特に女性の活躍というのが今後は労働市場においても大変大事だということでありますが、子育てなどを機に離職されてまた再就職しようというときの支援が大変大事であります。  厚生労働省としては、今御指摘いただいたように、能力アップを図るためにリカレント教...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまでも厚生労働省では、魅力ある職場づくりを通じた企業の生産性の向上というものを図るために、公正な評価あるいは処遇制度、研修制度などを導入した場合に助成するということをやってきたわけでありますが、これに加えて今国会では、雇用保険法の改正の中で、労働関係助成金の理...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり、働く方々の能力をアップしていくということ、これが生産性向上や賃金アップにもつながってくるわけでございまして、今お触れをいただきましたが、二十九年度の予算案では、先進企業の好事例を活用しながら企業それぞれに合ったオーダーメードの訓練というものを中小企業へも支...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおり、同一労働同一賃金の実現に向けては各企業でさまざまな努力をしていただかなきゃいけないと思いますし、また大事なことは、労使できっちりと話し合うということが大事で、合意に至ることが大事だと思っております。  特に大事なのは、同一労働同一賃金の同一労働と...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、新たなる三本の矢で、日本をつくり直すということで今やらせていただいております。その大事な一つの柱が介護でございまして、今御指摘をいただきましたように、処遇改善等々、介護の道を選んだ方々が介護の仕事というのは本当にやりがいがあるというふうに感じていただけるよう...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり、一人一人、住んでいるのは地域で住んでおられるわけでありますので、地域あるいは個人の抱える今御指摘をいただいたようなさまざまな課題、これを人ごとではなくて我が事として地域住民が、まちづくりを、つまり助け合いの仕組みをしっかりと、能動的に参画をしていく。そして...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育の実施主体は各市町村でございますが、将来に向けて、潜在的な保育ニーズも含めて幅広く把握をして、整備計画の見直しを今行っておりまして、昨年九月に取りまとめた集計結果では、平成二十五年―二十九年度の五年間で約四十八万人分の拡大が見込まれております。内閣府所管の企業...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、昨年の五月に、超党派の議員連盟の御尽力で発達障害者支援法というのが改正されました。医療、福祉、教育、労働などの関係機関が連携をしっかりとして切れ目のない支援を実施するということが盛り込まれたところでございまして、その支援の中核を担うのが発達障害者支...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた介護福祉士の試験でございますけれども、この受験資格について、平成二十六年の法改正によりまして、本年一月実施分から、新たに、三年以上の実務経験というのを経てから受験するようにという場合は、あらかじめ実務者研修を修了することが必要ということになりま...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、介護人材のキャリアパス、つまり、どういうふうにしたら自分の将来がどう見えてくるかということがはっきりするということ、そういったことの構築、あるいは処遇改善そのもの、これは質の高い介護サービスを提供する上で極めて重要であることは御指摘のとおりだと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、高齢者はニーズがさまざまでありまして、今後、高齢化の進展によって増加が見込まれる長期的な医療と介護のニーズ、両方を必要とされる方々、こういった方々に対応するために在宅医療や介護の整備を進めることは当然重要であるわけで、鋭意やっておりますが、御指摘の...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの裁量労働制というのは、みずからの裁量で時間配分あるいは出勤時間などをみずから決めることができる、自律的で創造的に働く、こういった方々を対象にした制度であるわけでございます。  先ほど七十三万人というお話がありましたが、今回新たに労基法の中で提案をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう何度も申し上げているように、いわゆるルートセールスのような、コピー機を売るとかそんなような単純な営業は全く相手になっていないわけでありますし、そもそも、今回、課題解決型提案営業と言っていますが、言ってみれば、開発を提案するという業務であって、法人である顧...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、法人である顧客の事業の運営に関する事項という中で、今御指摘があった、企業全体ではないケースもあるんじゃないかというお話がありました。  これは、企業全体の事業に影響する事項を対象とすることが条文上明確ではないということですけれども、条文で...全文を見る
○塩崎国務大臣 その前に、先ほどの、どこまで営業が入るのかということについては、個別案件ごとにもちろん判断することになりますけれども、私どもとしては、法律と指針によって限定と、企業における本制度の適用の際に必要となる手続などによって、対象となる方々が極めて限られたものになることを...全文を見る
○塩崎国務大臣 取り締まりというか、指導の件数についてお尋ねがありましたけれども、定期監督や申告等を通じて監督を行って必要な指導等は行っておりまして、また各種事例も把握をしているわけでありますが、指導件数の全数を業務統計として集計はしておりますけれども、そのうち企画業務型の裁量労...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省では、昨年九月から待機児童数の調査検討会というのをやっています。  統一するべきだというお話がありましたが、今みずからお認めになったように、同じ定義でずっと、民主党政権のときもこれで来ました。そして、今御評価をいただきましたが、隠れ待機児童とおっしゃい...全文を見る
○塩崎国務大臣 民進党案は五万円一律に上げるということでございますが、私ども安倍政権では、大事なのは高い使命感と希望を持って保育の道を選んだ方々に仕事を続けていただくということであって、処遇改善を初め、潜在保育士の再就職支援とか保育士の事務負担の軽減など、私どもは総合的に取り組ん...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、パブコメをやっているわけでありますから、国民の御意見を聞いた上で四月からということでございまして、この保育所保育指針の改定は、小学校教育への円滑な接続を図るという観点で、三歳以上の子供たちの教育内容については、保育園、幼稚園、認定こども園を通じて同じように、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、保険料についてお尋ねがありましたが、年金、医療、介護、その他社会保障はございますが、一番大きいのは年金、そして医療、介護の順番だろうと思います。いずれも社会保険方式でありますので、保険料と税とそして自己負担というのがあるわけで、いずれもやはり、経済がうまく回っ...全文を見る
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○塩崎国務大臣 真山議員の方から今、東日本大震災の被災地の事業再開に当たっての人手不足をどう解消するか、こういうことでございました。  確かに、特に福島県を中心に人手不足はかなり深刻になっていまして、復興を着実に進めるためにもその解消が極めて大事だということで、生活をするための...全文を見る
○塩崎国務大臣 真山議員は、ブラックバイトについて特に中心的に党内でも担っていらっしゃると聞いております。  文科省と私ども厚労省は連携して業界団体に対する要請を行ったりあるいはキャンペーンを行ったりしてまいりましたが、今御指摘をいただいたように、使い勝手が余りよくないウエブサ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、この受動喫煙の問題というのは、健康への影響というのが一番大事なことであって、昨年、国立がん研究センターの研究班が、受動喫煙によって非喫煙者の肺がんによる死亡のリスクというのは約三割上昇するという発表をされていまして、それから、このような受動喫煙に...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはあくまでも報道ベースの話でありまして、受動喫煙防止対策強化のための法案の内容については、今、団体ヒアリングを政府でもやり、そして与党でもやっておりまして、まだ案を決めたという事実はございません。  昨年の十月と十一月に政府のワーキンググループでヒアリングを...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのとおりです。まだ決まっておりません。
○塩崎国務大臣 それは、先ほど申し上げたとおりヒアリングで、今御紹介申し上げたように、物理的にも費用面でも喫煙室をつくるのは非常にコストがかかることで、経営面で大変に大変だということも聞いておりますし、延べ床面積などで少し考えてくれないか、幾つか、兵庫県とか神奈川県とかいろいろあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたように、最初、これは民主党政権時代にもともと考えられたものでありましたが、今お配りをいただいたように、みずからの行政事業レビューで廃止すべきという結論が出ていましたけれども、岡田当時の副総理が三分野に限って、介護分野それから省エネ分野、食の分野...全文を見る
○塩崎国務大臣 数の目標を定めたのは民主党政権ですから、民主党政権に聞いていただいた方がいいと思います。  私どもは、なぜか三県でやってみたりしておられたので、これは介護保険の中でやるべきことだろうということで、中身をどういうふうにやっているか一々申し上げませんけれども、確かに...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○塩崎国務大臣 おはようございます。  平成二十九年度厚生労働省関係予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。  平成二十九年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は三十兆六千八百七十三億円であり、平成二十八年度当初予算額と比較しますと、三千七百六十三億円、一・二%の増加と...全文を見る
○塩崎国務大臣 鈴木委員から御指摘をいただいたように、さまざまな業種があって、さまざまな働き方をされている方がおられる中で、今回のような大変悲惨な、新人が自殺に追い込まれるような長時間労働を強いられる、こういう悲劇が二度と行われないような、そういう実効性のある規制をしっかりとやる...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的に、今、菅家先生の方から御指摘をいただいたように、再生医療というのはこれからの大事な医療、これまでなかなか治療ができなかったことも治療ができるかもわからないというようなことで、大いなる期待を私どもとしても寄せているところでございます。  再生医療の実用化に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど薬価制度の抜本改革に関連して、やはり創薬の応援を、支援をしっかりやるべきじゃないかという御指摘もございました。私もそのとおりだと思っておりますし、今回の薬価制度の見直しも、皆保険をちゃんと守る、あるいは医療の質を上げる、そして国民負担を下げると同時にやはりイ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと生活保護法は、憲法第二十五条に基づいて、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する、そこから生活保護法の第一条に来ているわけでありますが、今答弁申し上げているように、生活保護法の適用は外国人に対してはない、これは基本だと思います。  一...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長の方から答弁を申し上げましたが、要は、パチンコ自体が全否定をされるということはなかなか難しいことだと思うんですね。したがって、娯楽で、それぞれ一人一人好き嫌いもあったりしますし、そういう中で、過度に生活費をつぎ込んで、健康や自立した生活を損なうようなこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、経緯につきまして、横路委員の方からお話をいただきましたが、そのとおりでございまして、これは国並びに製造した会社の責任があるということで、昭和五十四年に、これは橋本厚生大臣時代でありましたが、和解確認書の調印が行われたということで、今お話のあった和解の内容、そし...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○塩崎国務大臣 先ほど御指摘があったように、障害者総合支援法は昨年改正をされて、随分長い間議論になった介護保険との関係をどうするのかということで、障害者団体にも御意見をしっかりと聞いた上で、保険優先の考え方のもとで、介護保険にはない障害独自のサービスを利用する必要がある場合などで...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の横井さんのケースにつきましては、この北九州市の判断は、聞くところによりますと、この横井さんの状態像をよく見た上で、障害福祉サービスでなければ適切な支援が行えないものではないという判断をしたというふうに北九州市の方は言って、障害福祉サービスの支給決定を行わなかっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 HIVとかいろいろな形で、国が責任を負ってきちっとした対応をしていくという裁判の結果を受けての対応というのは他にもあるわけでありますから、そういうところとの平仄というものももちろん考えなきゃいけないと思いますし、新しい制度がある中でどういうふうに位置づけるのかとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の総合支援法の改正のときにも議論がかなり行われたということは申し上げたとおりでございますけれども、障害福祉サービスの利用について、六十五歳以上の方々については市町村が判断をするということになっています。  そのもとで、介護保険サービスでは適切な支援が受けられ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これについては、御指摘のように、過去にもそういった御指摘はいただいているわけでありますけれども、上限回数の引き上げとか、例えば往診料の支給などについてもございましたが、さらなる拡充について、この上限までの利用者というのが必ずしも多くないということも言われているわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も、二週間前だったと思いますが、私の地元で、現場の学校の先生、主に小学校の先生方のお話を聞いていて、まず第一に、今まで我々は五%ぐらいの生徒さんが発達障害と言われていたというふうに理解をしていましたが、その先生方の話を聞くと、もう一五%ぐらいじゃないかということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のとおりでございまして、放課後児童クラブにつきましては、現在、平成三十年度末までに百二十二万人程度の受け皿をしっかり確保していこうという目標を立てております。その実現には、御指摘のとおり、職員の処遇改善それから実施場所の確保、いろいろ場所がなくて困っていると...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年も申し上げたとおりでありまして、実は、先々週の土曜日に、私は、地元の産婦人科の先生方と勉強会をやったときに、やった場所は不妊治療を専門にやっていらっしゃる先生のところで、その話も含めてお話をしてまいりました。引き続き、不妊で悩んでいらっしゃる方々が多いというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年、通常国会で児童福祉法の改正が行われて、今までの考え方からがらっと変えて、特に、今御指摘いただいたように、何しろ基本は家庭であって、そしてその家庭でどうしても養育ができないという場合には家庭に準ずる環境のもとでやはり愛着形成を図っていくということが大事だという...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、厚生労働省の中にデータヘルス改革推進本部というのを立ち上げました。  これは、もともとは支払基金の改革が規制改革会議から提案をされて、それを受けとめる中で、やはりこれからは、今先生御指摘のように、人間は医療であろうと介護であろうと全く同じ人間一人であります...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年、私の妻の父が、もともとは誤嚥性肺炎から、三カ月ぐらいたって命を落とすことになりました。つい最近、九十六になる母がやはり誤嚥性肺炎になりまして、何とかまた回復をいたしましたけれども、そのたびごとに口腔ケアがいかに大事かということを医師の先生方からも言われますし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのように、小規模保育事業、これについて、まだまだ待機児童がいる中で、三歳の壁というお話をいただきましたが、いろいろな工夫をせないかぬということで、特に都市部において三歳以降についても十分な受け入れが確保されていない、こういうことで三歳の壁があるわけでござい...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も去年十一月に飛騨高山へ行きました。JRのホームに白人の観光客がいっぱいいて、びっくりしました。道後温泉、ちょっと負けているなと改めて思いました。そして、町じゅうがいろいろなお店も含めて潤っているということを聞いて、インバウンドがふえているというのは本当にふえて...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、考え方だというお話がありましたけれども、まさに年金受給者の働く意欲を阻害するんだという説を冒頭おっしゃっておりましたが、逆に、所得があるのに年金をもらうのかよと言う人も、中には指摘をされる方もおられるわけで、一定以上の賃金を有する高齢者については支え手となって...全文を見る
○塩崎国務大臣 津久井やまゆり園での十九人の殺害を行ったこの犯行でありますが、今お話しのように、いろいろ伝わっているところで、当事者の犯人が言っていること、それを見る限りは、この世の中に必要な人間などがいない、そのことはもうあり得ないことで、紛れのない事実で、全ての人がやはり生き...全文を見る
○塩崎国務大臣 合理的配慮についての徹底が不行き届きではないか、こういうお話がございました。  差別を禁止するということで、昨年からまた法律の面では整いつつあるわけでありますけれども、これは中根先生がいつもおっしゃっているように、心の中のバリアというか、こういうものを、行政も政...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、國重先生の方から御指摘いただいたように、聴覚障害をそのまま放置しておくと、その後の発達、発育に大きな影響が及ぼされる、こういうことでございます。  この新生児聴覚検査につきましては、今数字を挙げていただきましたけれども、受診の有無、それから公費負担の実施状況...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、厚生労働省では、福祉に関しても、子供あるいは障害者あるいは高齢者というような完全に縦割りで、局も全部別々ということで、丸ごとでやはり見ていこうという福祉の丸ごと化というか、そういうことを考えつつあるわけであります。  きょうの場合は、耳の難聴の問題、聴覚障害...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちょうど私が厚生労働大臣に就任した年にエボラ出血熱が猛威を振るっていた、そういうときでありまして、早速、国内外の関係機関と連携をして、現地での感染症の危機管理に対応できる専門家の養成プログラムというものを立ち上げたところでございます。  これは、医師を対象に、二...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○塩崎国務大臣 昨年、児童福祉法の改正というのをやってみて、特に、地方自治体、自治事務でお願いをしていることと、中央との、政府としてやっていることとの整合性というか、これについて随分考えさせられたところでございます。  今、古賀委員から御指摘のとおり、やはり自治体によって、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘いただいた、昨年十一月二十一日のTPP特命委員会での質問に対して、確かに私は、現状では、旅館業の許可を得ずに宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を行えば、旅館業法に違反をすると申し上げたわけでございまして、認識の変更はございません。
○塩崎国務大臣 今御指摘になっているのは、現状の旅館業法の許可を得ずに違法な民泊を行った場合の、言ってみれば危害というか、例えば、騒音であったり、先ほどもちょっとお話がありましたが、加えて、ごみ出しのルールが守られないで近所にごみを広げてしまうというようなこと、そういうようなこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、それはすぐれて地域というか地方の問題として町をどうするのかということと大いにかかわってくる問題であるわけでありまして、私どもの旅館業法のもとでも都道府県が、知事が一義的には責任を負っていくというのは、やはりその地域のまちづくりそのものに深くかかわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 違法な民泊の問題に対応をきちっとするために現行の旅館業法のもとでしっかりやっているのか、こういうお尋ねだろうというふうに思いますが、まず、民泊サービスが旅館業法の許可のもとに適切に提供をされるように、昨年十一月に営業許可取得の手続というものを作成いたしました。広く...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうるる御指摘をいただいておりますとおり、ここ数年、いわゆる民泊サービスというのが急増しているわけでございまして、日本に来られる外国人観光客のニーズがふえているということはそのとおりだと私は思いますが、一定の要件を満たす民泊サービスを適切な規制のもとで推進すると...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、今回、プレミアムフライデーそのものが、国民が家族、友人などと、言ってみれば特別な人としっかり特別な時間を持とうということで、豊かさ、幸せ、そういったものが感じられるようにしようということであります。  私どもとしても、今、十五時からということで...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、なるべくそうしたいと思っていますが、海外から来られるとか、また、友人が来るとかなんとかいうようなことで、その場所がどこになるのかまだちょっとはっきりしていないので。基本的には、役所の皆さんにはお世話にならないようにしたいなというふうに思って...全文を見る
○塩崎国務大臣 きのう、第八回目の実現会議がございまして、その前のときも、経済界それから連合の神津会長、いずれもかなり踏み込んだ決意表明をしていただいたと思うんですね。きのうもお二方からそういう御発言がございまして、総理からも、私も力を尽くしていく決意でございます、これまでの努力...全文を見る
○塩崎国務大臣 過労死の話の前に、実現会議と労政審の関係について。  私どもは、労政審で決められないからここでやっているということを明示的に言っているわけではございませんが、しかし、事実として、長時間労働の規制についてのあり方は答えが出てこなかったということは事実です。ですから...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、二割に上げたときのお話をされていますが、今回三割に上げる見直しにつきましては、まず第一に、大多数の方々の負担は全て据え置く、つまり、上位三%部分の皆さん方についてのことを言っているわけでありまして、九七%の方々の負担は据え置いた上で、制度の持続性を高めるために...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、我々、特に介護報酬を変えるまでの三年間の間にさまざまなデータをとって分析をしながら実態の把握に努めているわけでありまして、今お話しのことについても、二割の人たちがどうなっているのかということでありますが、当然、我々もこれまで調べてきているわけでありますの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいているこの夜勤のデータでありますが、もちろん、これは私どもいつも見ているわけでありますけれども、そもそも何でこういうふうに少し下がったように見えているのかというのは、多分いろいろあると思うので、しっかり分析をしたいと思います。例えば、団塊の世代が...全文を見る
○塩崎国務大臣 質、量ともに重要であることはそのとおりだと思って、私たちもそれを大事にしているところでございます。
○塩崎国務大臣 これは既に、昨年の一億総活躍プランの中で五十万人に、その前から、その前の年にふやしてきているわけであって、当然それは二十九年度末に待機児童ゼロ、もともとの加速化プランの目標である二十九年度末のゼロ達成ということを前提に五十万人、これは保育を求める側と提供する需給の...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは総理が明確に、あのときの議事録を見てみても、目標を取り下げるかといえば、決してそんなことはない、頑張っていかなければ改善はしないというふうに言っているわけですから、これは、取り下げていることは決してないということだと私は、まあ、これは私が思っているわけじゃな...全文を見る
○塩崎国務大臣 いやいや、それは山尾先生の御質問が、総理は、平成二十九年度までにゼロにする、こういう前からの約束を、期限については変更する、撤回する、期限をなくす、こういうことですかとお聞きになったときに、目標を取り下げるかといえば、決してそんなことはないということですから、二十...全文を見る
○塩崎国務大臣 各市町村で、二十九年度末までの待機児童解消に向けて、さまざまなことを今努力していただいています。  いわゆる待機児童だけではなくて、女性の就業率とか保育の利用率とかさまざまなことを踏まえ、潜在的な保育ニーズというものも考えなければいけないので、私たちは、例えばリ...全文を見る
○塩崎国務大臣 よく答弁で私どもが言ってきたのは、不合理な市町村間のばらつきが待機児童の定義についてあることはなくしていこうじゃないか、こういうことを申し上げているということは、大きな方向としては不合理じゃない、つまり、合理的な考え方で定義を待機児童についてするということを期待し...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、高市総務大臣の方から私どもへ直接言われました。不合理なばらつきはやはりまずいということを同じように思っていらっしゃるんだろうと思いますから、そういうことで、私どもも検討会をつくって、この解消に向けて努力をしているということであります。
○塩崎国務大臣 やはり市町村によっては、余り、お母さんの状況について、きめ細かくお聞きをした上で定義づけを、待機児童あるいは待機児童じゃないというようなことを決めていないケースが間々見受けられると私たちは思っています。したがって、そういうことがないようにしていただくということで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 独自の支援を市町村がやっているというケースは、これはもう一目瞭然でありますから、余りそこについての議論は、ほかのところに比べると幅が狭いということだろうというふうに思います。
○塩崎国務大臣 それぞれの自治体は、やはりみずからの税金を使ってそういう手だてを打っているということで、待機児童にカウントしていないというのが、おおむねの共通の認識だということで、やや四つの中では後回しにして、むしろもっと意見が割れているようなところで、あるいは、例えば交通手段が...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり、行政の立場、市町村の側からして、恐らく、保育園に入れたいと考えていらっしゃる方々の、言ってみれば優先順位を考えられるんだろうというふうに思います。どういう事情で入れないのかということを考えたときに、入れている人と入れていないで困っている方とを考えると、入ら...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのことは、ポイントを稼ぐために、タイミングとか、少し高くても認可外に行くというのは、前も申し上げたとおり、私の息子がそれをやっていましたから、それはお嫁さんからよく聞いてわかっています。そんな高いのに何で行くの、でも四カ月だからということで、二人のまだ安い給料の...全文を見る
○塩崎国務大臣 私、かねてより、このポイント制も改善の余地があるんじゃないか、つまり、今おっしゃったような形で、無認可、無認証、都の承認とかですね、そういうところに行っている理由が、実はポイント制が、少し改善の余地があるから行っているときがあるんじゃないかということは、ずっと事務...全文を見る
○塩崎国務大臣 待機児童というのは大体都会のものだということですが、実は、私の愛媛県の松山市も五十人ぐらいはおります。仮に松山で、端っこと端っこで行けと言われたら、これはえらいことになるぐらい時間が、片道でも例えば三十分とか平気でかかっちゃいますから、毎日それで二時間ぐらいとられ...全文を見る
○塩崎国務大臣 国は、長年にわたるハンセン病隔離施策とらい予防法によってハンセン病政策の被害者に多大な苦痛と苦難を与えてきたことについて真摯に反省をして、衷心より謝罪する立場にあるというふうに思っています。被害を受けた元患者の方々が良好かつ平穏な生活を営めるように、国としてこれか...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた医師不足の原因でございますけれども、国立ハンセン病療養所において医師の確保が極めて困難となっている現状については、主に、離島であったり、僻地に存在をする施設が多いという地理的な問題などが理由として挙げられるというふうに考えております。
○塩崎国務大臣 やはり、処遇の面での課題というものがあるのは、先ほど先生からも教育費の問題の御指摘がありましたが、その問題についてもあるんだろうというふうに思います。  とりわけ多磨全生園の場合には、都内ですから、そういうことであれば、東京都での他の職場との比較なども考えられる...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、処遇の問題というのが人においでいただく際に一つの考慮要素として重要な部分を占めるということもあり得るということを申し上げましたが、安定的な医師確保を実現するためには、やはり給与を初めとする処遇についても、毎年度、私ども、関係省庁に対して必要...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、私ども、この国立ハンセン病療養所については、国の責務として、しっかりと、入園されている方々には、終生ここで暮らしていきたいという方々には暮らしていただけるようにする、そのための医療環境をどう整えるかということでありますので、今お話がありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 いや、これはやはり財源抜きには語れないことでありますけれども、財源だけを理由にしてできないことにするわけにはいかないということだと思います。
○塩崎国務大臣 法務省も努力しているということでありますし、私どもも同様に、やはり努力をしないといけないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今、園長あるいは副園長の立場の方々の人材不足についてお話がございましたが、医師である園長及び副園長は、施設における医療と運営、両方を担っていただいているということでございまして、厚生労働省としては、その確保に今全力を挙げて取り組んでおるところでございます。  一...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本は、先ほど来御答弁申し上げているように、御本人の意思がやはり一番大事でありますから、それを踏まえた上で、この相談窓口の対応としては、生活保護を必要とするということであれば、福祉事務所の生活保護担当を紹介して、そちらに行っていただくというのが基本だろうと思うので...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、貧困の連鎖を断つためにはやはり教育というのはとても大事でありますし、そういうようなことを含めて大学等への進学による自立ができるようにしようということで、平成二十六年度以降、御指摘の、アルバイトで得た給与あるいは奨学金について、大学などの入学金や受...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がありましたとおりであるとするならば、私も今、障害年金の方でそういうことをもう既に使っているということは初めて知りましたが、そういうことであれば、今部長から、一定の合理性があるということではありますけれども、現在の腎機能障害に関する身体障害者手帳の認定基準に...全文を見る
○塩崎国務大臣 クリーニング業法に明らかに違反をする行為を看過するわけには、法所管官庁として、厚労省としては、あってはならないことだというふうに思います。  したがって、全国を一つ一つ見るというのはなかなか難しいので、そういうことで自治事務の自治体にお願いをしているわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 ごらんになったというのは、どういう意味でごらんになったと……(井坂分科員「見かけたこと」と呼ぶ)業者としてやっているかどうかは知りませんけれども、コインランドリーがあるのはよく見ていることは見ておりますし、アメリカでも、家族寮の中にコインランドリーがあったりして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 原点に立ち返って、公衆衛生上の観点からクリーニング業法もできているわけでありますから、その根本哲学に合わないことが起きているということはあってはならないことだろうというふうに思います。  自治事務で自治体に監督をお願いしているといえども、さっき申し上げたとおり、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今部長から答弁申し上げましたが、地方自治体に任せ切りでいいのかどうかというのは、少し考えなければいけないかもわからないなと私は今思いました。やはり原点に立ち返って、公衆衛生という観点からすれば、どこの所管であろうと、公衆衛生にかかわることは厚生労働省は責任を持たな...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 これは、分科会のときにお答えしたとおり今年度の三月でまとめるということは何も変わっておりませんので、報道を私はよく存じ上げておりませんが、そのようなことは私は承知をしておりません。
○塩崎国務大臣 二月十四日の今御指摘をいただいた事務局案、この中で、三六協定によりまして週四十時間を超えて労働可能となる時間外労働時間の限度を、現在大臣告示で示しております月四十五時間かつ年三百六十時間を原則とすることとして、これを法律に明記するということでございます。そして、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、今回事務局として提案をしているのは、月四十五時間かつ年三百六十時間ということを法律に明記するということであって、それを上回る時間外労働をさせた場合には、特別の場合を除いて罰則を科す、こういうことでございます。  その特例とは何かということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の六時間というのがちょっと意味がよくわからないので……(高橋(千)委員「六カ月です、失礼しました」と呼ぶ)六カ月が、どういうことなんですか。
○塩崎国務大臣 もともと、今回これを法律にし、罰則も科していこうと言っている中でこの特例があることについては、我々は、やはりこれでは実効性あるものではないという現状を改善しようということで言っているわけでございます。  今提起をしているのは、労働時間の限度を一年七百二十時間、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返しますけれども、事務局案では、三六協定によって週四十時間を超えて労働可能となる時間外労働時間の限度を、月四十五時間、そしてそれに加えて年三百六十時間と法律に明記をする。それに、この大臣告示の月四十五時間、年三百六十時間につきましては、臨時的な特別の事情がある...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の通達は、平成二十五年に発出をされました労働基準局長通達でございますが、これにつきましては、一つは、新規制基準が示されてから三年以上が経過をしている、それから、審査業務の進展とともに審査対応の経験も蓄積をされているということで、平成二十五年の通達を発出したと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいたように、また労働基準局長から答弁したとおり、限度基準告示に適合している三六協定については受理をするというのが原則になっていることはそのとおりであります。  今、疑義照会のコピーをお配りいただいておりますけれども、この最後のところに、形式的要件...全文を見る
02月28日第193回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度の脳・心臓疾患によります死亡の労災認定件数を見ますと全体で九十六件でありますが、そのうち最も多い業種は道路貨物運送業の三十四件でございます。  また、精神障害による自殺の労災認定件数は全体で九十三件、そのうち最も多い業種は総合工事業と設備...全文を見る
03月01日第193回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 二之湯委員御指摘のとおり、年金というのは、高齢者にとってはもとよりでありますが、やはり将来年金をもらわれる若い世代の方々にとっても極めて大事だというふうに思います。  我が国の年金は、将来年金を受給する現役世代の人たちが現在年金を受給しておられる高齢世...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 将来の低年金・無年金対策ということで、去年の法律もその要素を含んで御議論いただいた上で成立をさせていただいたわけでありますが、昨年の法改正で年金の受給資格期間を二十五年から十年にするという短縮を行ったところでございまして、今年の十月の支払から対象の方が確...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 都城市長を三期御経験の長峯委員から御質問をいただきました。  今のお話でございますが、介護保険あるいは国民健康保険は住民票のある市町村が保険者になるということで、これが原則であります。ただ、この原則のみでいきますと介護保険の施設が所在をする市町村に負担...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話のございました就職氷河期、ちょうど今、三十五から四十五、六歳、こういう方々でございますけれども、就職時期にこの時期を迎えてしまって、現在、不本意ながら非正規雇用で働いている方々がおられるわけであります。  平成二十九年度の予算案についてのお尋ねで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、このAED、自動体外式除細動器と日本語では言いますが、これを使うというのは突然の心停止の際に救命率の向上につながるということで、救命のためには一分でも早い使用が望ましいということでありますが、緊急の場合に居合わせた国民の皆様方に使用方法の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としては、多くの方々がこのAEDの講習会を受講をしやすくしようということで、都道府県が行いますAED講習会の費用に対して財政支援を行うとともに、一般市民の方々向けの講習も行うに当たりまして、AEDの使用と胸骨への圧迫を組み合わせた効率的な救急蘇...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、これ、地域でやはり住み慣れた状態のままで暮らし続けるということが大事で、そういう意味では訪問看護あるいは訪問介護といったものが大事でありますけれども、その際に今のようなリスクが伴っているという中で頑張っていただいている現場の方々を守るべ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、介護報酬が付くということは、逆に見れば、利用者側から見れば負担をするということでもあって、そういうようなこともあって家族の同意が要るという今御指摘をいただいたというふうに思います。  したがって、それだけでは十分ではないということなの...全文を見る
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 長年危機管理の専門家として青山委員には御努力いただき、今日はこの拉致被害者の救出という、そういう問題で今御質問いただきました。私も初代の拉致担当大臣を経験した者として、絶えず一日も早い全員の帰国を待ち望んでいる一人でございます。  長い間拉致をされてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもはたばこを吸うなということを申し上げるんではなくて、例えば妊婦、子供さん、がんの患者の皆さん、そしてまた外国から来られる受動喫煙禁止には慣れ切っていらっしゃる方々、こういう方々に意に反して吸わすようなことがないようにしようと、こういうことでありまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、飲食店の話がありましたが、妊婦や子供さんやがん患者などの健康というものが喫煙者の喫煙の自由よりも後回しにされている現状についてはやはり看過できないなということで、今回、我々は、屋内完全禁煙ではなくて、原則禁煙ということでやらせていただいている……
○国務大臣(塩崎恭久君) まあ言ってみれば日本型の分煙社会をつくろうと、こういうことでございますので、御理解を賜れればと思います。
03月03日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○塩崎国務大臣 これは、一般的に、インフラ投資をアメリカがやる、つまり老朽化をしたインフラについての投資をするということで、トランプさんは選挙戦からずっと御主張をされてきた、言ってみれば公約みたいなものですよね。それに対してどういうファイナンスをアメリカ政府がするのかは、これはア...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く聞いておりません。
○塩崎国務大臣 これは、御存じのように、先ほど申し上げたとおり、GPIFに厚生労働大臣は委託をして運用してもらい、彼らは法律にのっとって被保険者の利益のためだけを考えてやるということでありますから、どういうふうな投資をし、分散投資の中でリターンを上げ、リスクを低下させていくか、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、被保険者の利益のためを考えたら、当然リスクが低く、リターンが高いというものを選ばなきゃいけないわけですね。だから、メキシコとの間の塀に投資して一体どれだけのリターンが上がるのか私には全く理解できないし、そういうことを考えていけばおのずと分散...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、一億総活躍社会づくりのもとでさまざまなことをやっておりますけれども、その中で、特に二つの大きな柱があって、一つは子育て支援、そしてもう一つは、介護離職ゼロと言っておりますけれども、介護の体制整備ということをやっているわけであります。それは、言ってみれば、二大柱...全文を見る
○塩崎国務大臣 この新基準というのは一体何のことかと思って注を見ると、「厚生労働省の定義によります。」と書いてありますので、ちょっと不可解なんですが、今の厚生労働省の定義というのはもともと民主党時代にも使っていた定義ではないのかなというふうに思いますので、論理の組み立てがよくわか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、一億総活躍プランの中で五十万人分の整備を進めていることを最優先でやっていることは、御説明申し上げたとおりであります。  それから、育休の二年に延長という今回のことでありますけれども、合否判定が早い方が会社と復職時期の調整がやりやすいという...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の地元なんかでも、やはり今まであったのは、数少ない、小児科が二カ所ぐらいやっていただけで、それも二人ずつぐらいの病児保育をやっていました。しかし、無認可で、看護師を配置して、二人ずつぐらいまで預かれるというところもございますが、そこで、その方が同じ、今度は企業主...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、地元でミニ集会なんかでいろいろお話を聞いていく中で、需要がないということはないと思います。むしろ足りない。  特に、病院の中で医師はむしろ少し遠慮ぎみで、看護師さんとか、そういう方々の子供さんを先に、優先的に預かっていくがゆえに、最近女性医師がふえているの...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く同感でありまして、そういう有名無実化したような資格では、先生がそうだとは申し上げませんが、やはり患者側、国民側から見れば、何を頼っていいのかよくわからない。これは、医療の場合には特に情報の偏りが激しいわけで、お医者さんの方が圧倒的に優位な立場にある中にあって、...全文を見る
○塩崎国務大臣 患者のサイドに立ってこの問題を考えるということは、大変私も大事だというふうに思っています。したがって、その後、患者やその御家族の思いをよく調べるということは私も大事だというふうに思いますので、どういうやり方にするのか、そのことも含めてしっかり考えなきゃいけないと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 生活保護制度におきます児童扶養手当などの取り扱いについて、現行では、毎月の最低生活費から、年に三回支給をされます児童扶養手当などの四カ月分の受給額を四等分した額を差し引いて保護費を支給するという形になっているところでございます。先ほど、毎月引かれるという話はこうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年、児童扶養手当についての改正を行った際に議論が随分行われて、今のお話にも関連しますけれども、児童扶養手当の支払い方法などについて、回数を含め、議論がございました。昨年八月から関係省庁連絡会議で検討を進めておりまして、現在、支給実務に関する実態を調査しております...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供さんが亡くなるということは、本当につらい、厳しいことだと思います。  今、統計的にどうなんだというお話でありますけれども、お子さんが亡くなったことについて、その死因を把握する統計としては、人口動態統計というのがございます。  この人口動態統計におきましては...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは以前にもお取り上げをいただいて、私も、こういうことを海外ではやっているんだということを学んだ記憶がございます。  これは去年の五月十八日、阿部委員から御質問をいただいたわけであります。その際に私は、例えば海外の事例を参考にしたモデル事業の検討など、予防可能...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのとおり、認可保育所での事故につきましては、内閣府の運営基準によって報告が義務づけ、こうなっているわけでありますね。  一方で、認可外の保育施設で発生した事故については、国に設置された有識者による検討会の取りまとめを受けて、平成二十七年の四月から、割合最...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた平塚の死亡事案、そしてまたこの犯人の扱いでありますが、私もこれを見て、改めて、また仕組みを見て、知って、はねるには、こんなふうになっていてはなかなか難しいなというふうに思いました。  保育士の欠格事由に該当した場合に、保育士本人がその旨を都道...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、都道府県別にかなり跛行性があって、虐待対応で、児童相談所も、あるいは専門性のある人の配置なども含めて非常にばらつきがございまして、今半分ぐらいのところしか解剖をやっていないじゃないかというお話を頂戴いたしましたが、確かにそのようなばらつきがあって、本来しっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは中心的にやっていらっしゃるのは山田さん、私もよく存じ上げておりますし、今回、児童福祉法の改正の後につくりましたワーキンググループの中の司法関与と特別養子縁組のワーキンググループにも入っていただいて、積極的な貢献をしていただいている方でございます。  このセ...全文を見る
○塩崎国務大臣 二割負担を導入した影響についてのお尋ねであったわけで、先ほど局長から答弁したとおりでありますが、補足給付の導入も、要件の見直しというのも行いましたが、私どもが見る限りでは、先ほど答弁したとおり、制度改正の施行前後においてのサービスの受給者の伸び率を見ますと、施設サ...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、いわゆる数字だけではなくて、いろいろな、控える行動とか、そういうことについてもよく見るべきじゃないかということでありますが、まさにそれは先ほど私も申し上げた、どういうインパクトというか影響があるのかということは、絶えず注意をしていかなければいけな...全文を見る
○塩崎国務大臣 この趣旨につきましては、局長の方からずっと答弁してきたとおりでございますが、この緩和した基準によるサービスが、従来の予防給付よりも、従事者の資格要件等の基準を緩和している、そして報酬単価はその緩和の内容を踏まえての市町村での設定、こういうことに基づいていくわけであ...全文を見る
03月03日第193回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、各市区町村におきまして、今年の四月からの入園、これに向けた調整が行われているわけでございまして、お母さん方、保活、いわゆる保活を今まさにされているわけでありまして、そういった方々は大変な御苦労をされているというふうに思っております。  これ、安倍...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、保活をされている方々が子供さんが生まれたのに保育園に預けられないということで仕事が続けられないということは、これはもう極めて切実な思いを抱かれていることはもう間違いないわけでありまして、こういう方々の声に応えるためには、政府として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたこの児童福祉法第二十四条、これに基づいて各市町村は、保育園などの保育の提供体制を確保するとともに、保育園などが不足をしている場合にはその利用について調整を行うと、こういうことが定められているわけでございます。  さらに、利用調整の後...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、公立保育所のことにつきまして御指摘がありましたけれども、現在、公立と私立の割合というのが大体四対六になっています。御指摘のとおり、公立保育園は近年数は減少しているということも事実でございまして、具体的にどのような形でこの保育の受皿を自治体が用意を、整...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、具体的にどのような形で保育の受皿を整備するか、これにつきましては、それぞれの地域が、それぞれ住民の構成等々がございますので抱える事情が異なるわけでありますから、それを踏まえて、今お取上げをいただいた八尾市と東久留米もそうであります...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、判断はそれぞれが行ったということで、厚生労働省は当然必要な予算の確保などによって保育の受皿整備を円滑に進むようにやるということはもうずっとやってきているわけで、引き続いて各市町村の取組を支えていくと。そのどうやるかということについてはそれぞれが決め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたようなお考えの方々もおられることは十分分かっておるわけでありますけれども、公立の保育所であろうと、保育園であろうと私立の保育園であろうと、やはり障害のあるお子さんの保育とか、あるいは、今三歳の壁ということでありましたが、三歳児以降の保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この放課後児童クラブも極めて大事な役割を今子育て支援であるわけでありますが、この場所の確保について今御指摘がございました。  市町村がいろいろ取組をしているわけでありますけれども、国としては、例えば余裕教室の改修に対する補助額の加算とか、あるいは公有財...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この今の運営指針でございますけれども、一体型として実施する場合を含めて、できる限り児童一人一人の状態をしっかり把握をして、そして支援をするということが書かれているわけでありまして、児童に関する育成支援の目標あるいは計画の作成、それから日々の児童の状況や育...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 共通のプログラムを放課後子供教室で実施をする、そういうときに、放課後児童支援員が放課後児童クラブではなく放課後子供教室、この子供たちを見ることがあるわけでありますが、それは放課後子供教室の職員と共同して行うものであります。  放課後児童支援員のみが大人...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、京都市のモデル世帯ということでサンプルをお示しをいただきましたが、この国民健康保険制度につきましては、低所得者が多く加入するなど構造的な問題を抱えていることはそのとおりでございまして、これまでも低所得者の保険料軽減措置というのを複数講じてきたところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この御指摘の境界層措置というのは、介護保険料について、より低い基準を適用して負担を軽減すれば生活保護を必要としない状態になる方、いわゆる境界層該当者に対しまして所得安定に基づく基準より低い基準を適用して負担を軽減をすると、こういうものでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、様々今申し上げたとおり、低所得者の対策というのはやってきておりまして、生存権を守るという政府として基本的にやらなければいけないことは行っているというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一般論というお話でございますけれども、一般論として、この保険料を滞納した方には、その方の収入やお持ちの財産を適切に活用して保険料を納めていただくようにお願いをするというのがまず一義的にやらなければいけないことだと思います。  一方で、児童手当のお話...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長から答弁したように、国税徴収法の規定によって、滞納処分により生活を著しく窮迫させるおそれがあるときは、国税の場合ですね、この滞納処分が停止されるということでありまして、税の世界では、しかし、例えば住民税の課税最低限度額以下の方というのは住民税が非課...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この収納率の上昇についてのお尋ねでございますけれども、保険料収納率につきましては市町村による収納努力がまず一つあるということ、それから就労状況の改善、それから高齢者からの年金天引きというものも最近行われておりますから、こういったことによる保険料の徴収の増...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた調整交付金の減額措置でありますが、これにつきましては、都道府県が国保事業の共同実施等を推進するための方針である広域化等支援方針を策定をいたしまして、都道府県内の市町村の保険料収納率の目標を定めて、その達成状況に応じて市町村に助言、勧告...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど減額措置について今後廃止すべきじゃないかと、こういうお話がございました。  こっちの方が大事だというふうに思いましたのであえて申し上げれば、今お話し申し上げたとおり、平成三十年度から都道府県単位化されるわけであります。ですから、今後の検討課題であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、健康増進法が平成十五年に受動喫煙防止の努力義務というのを施設の管理者に課したわけですね。自主的な取組を推進をしてきましたが、たばこを吸わない国民の割合が八割を超える中で、いまだ約四割もの方が飲食店などの公共の場、ここで受動喫煙を受けている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働安全衛生法、これに基づいて、今、働く方の健康を保持、増強、増進する観点から、事業者に対して、働く方の受動喫煙を防止するために必要な措置をとるよう努めるという努力義務に今なっているわけであります。  一方で、今回の受動喫煙防止対策の案では、公共の場所...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたように、今回お示しをしております基本的な考え方の案、これにおきましては、公共の場所、すなわち多数の者が利用する施設を規制対象としつつ、施設やその場所の性質を十分に考慮して喫煙を禁止する場所を設定をしております。  したがって、事務所...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお示しをした整理を今私どもはしておりまして、先ほど申し上げた事務所や劇場等のサービス施設と並びで、やはり通常のオフィスと同様の性質を持つということで、私どもの今の段階では事務所に該当するというふうに考えておりますので、屋内禁煙、そして喫煙専用室の設...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、屋外での喫煙の問題について御指摘を私どもも確かにいただいております。外では吸えないじゃないかと、中も外も駄目なのかというようなことでお話をいただいているわけでありますけれども、現在、市区町村の中に路上喫煙を条例で規制をしているところは確かにあります。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  しかしながら、ちょっと大事なことを一つだけ、一つ……
○国務大臣(塩崎恭久君) ええ。  今、WHOの調査では、四十九か国が飲食店も含めた公共の場を屋内完全禁煙にしておりまして、中国北京以降のオリンピック開催国や開催都市、すなわち、カナダ、英国、ロシア、ブラジルでは大小問わず全ての飲食店で屋内禁煙となっています。
○国務大臣(塩崎恭久君) 売上げの問題というのを非常に気にされているのでありますが、このWHOの調査によっても、ほとんど規制をしても経営には影響がなく、中には売上げが増加しているという国もあるということで、したがいまして、これから私ども厚労省としては、政務三役を始め職員挙げてこの...全文を見る
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 宮崎委員から御指摘をいただきましたように、フルタイムで働く女性の賃金、三年連続で過去最高を更新をしているということであります。また、今御指摘をいただいたとおり、男性を一〇〇とした場合の女性の賃金、これ、平成十八年が六五・九でございましたので、そこから平成...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度で見た場合の指導や監査、これの結果に基づいて保険医療機関等に対して返還を求めた、そういう診療報酬の金額は約百二十四億円でございます。二十七年度までの十年間では合計で約九百三十五億円になっております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度までの十年間で保険医療機関等に対して返還を求めた金額のうちで実際に保険者が回収をできた合計金額につきましては、厚生労働省としては恒常的な調査をしておりませんが、二十七年度の各保険者における返還金債権額そして回収額、これについて調査を特にいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、これ保険者が基本的には回収するものでありますので、厚生労働省としては恒常的な調査をしているわけではございませんので、十年間全体ということになりますと、私どもでは把握をしていないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、医療費には税ももちろん入っていますし、そもそも保険料が、そもそも国民が払っていただくものでありますから、同じようにやはりこの不正はきちっと回収されていくということが大事だということは、そのとおりであります。  一義的にペイヤーとしての保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 問題意識はまさに私どもも全く同じでございまして、審査支払機関におけるICTを使った審査基準の統一化とか、あるいは審査業務の効率化又は標準化、こういったことを、昨年の四月に有識者の検討会を私ども立ち上げまして、今年の一月に報告書を公表しております。  そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、データヘルスのプラットフォームを二〇二〇年に本格稼働させようということで、今年の一月に厚生労働省の中にデータヘルス改革推進本部というのを私が本部長として立ち上げておりまして、恐らくITのシステムとしては我が国のIT史上の中でも最も大きなものになるよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、保険医療機関への個別指導や監査を実施する場合に、健康保険法に基づいて診療又は調剤に関する学識経験者が立ち会うということになっています。この指導や監査の立会いについては、保険診療のルールとかあるいは診療の実態を熟知した立場から、診療の実態に照らして行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療の専門家が立ち会って、先ほど申し上げたように、行政側の言っている部分が正しいのかどうか、あるいは医療側が言っていることが正しいのかどうかということについての意見を述べるということは大事なんだろうと思いますが、今いただいた御意見は御意見として、しかと受...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、大学などに進まれる障害を持った方々、こういった方々が増えているわけでありますので、そういった方々が希望あるいは能力、そしてまた適性に合ったお仕事に就くことができるということが活躍の場を提供することになり、また社会の中でまさにノーマライズさ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働き方改革実現会議、そこでも障害者の働き方についての議論をいたしました。まさに、インクルーシブ教育という言葉がありますが、厚生労働省としても、障害のある子供さんたちの発達支援を行う事業所と学校、あるいは子供の支援計画、そういった子供の頃からの情報交換をす...全文を見る
03月07日第193回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化が進展する中で、就業促進や雇用継続を通じた職業の安定を図り、誰もが安心して活躍できる環境の整備を進めることが我が国の重要な課題となっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 郡和子議員にお答えを申し上げます。  まず、雇用保険の本体給付と訓練給付のバランスについてのお尋ねがございました。  教育訓練給付の拡充については、少子高齢化が進展する中、働く方の職業能力の開発、向上が今後ますます重要となってくると考えているため、恒...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 角田秀穂議員にお答え申し上げます。  まず、保険料率引き下げの理由と国庫負担の本則復帰の財源についてのお尋ねがございました。  近年の雇用情勢の改善により、雇用保険の被保険者数が増加するとともに、受給者が減少傾向にあるため、雇用保険財政は安定的に推移...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働委員会の開催に当たりまして、私の所信を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  引き続き、一億総活躍の国づくりを進めます。その実...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御質問ありがとうございます。  今お話があったとおり、IOCとWHOが二〇一〇年にたばこフリーオリンピックということで合意をしているわけでありまして、いよいよ我が国もそれに備えてしっかりと対応を取らないといけないという御指摘はそのとおりでございます。 ...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 先ほど局長の方から答弁をいたしましたけれども、新しい事業の実施主体というのは市町村に任せるということで、国としては、新しい事業は、訪問介護員などによって提供される専門的サービスであること、そしてまた従業者の員数あるいは設備基準は従来の予防給付と同様であるということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 新しい制度でありますから、先生御指摘のように、よく実態を見ておくということは大変大事なことだというふうに思っております。  厚生労働省は、各市町村に対して新しい事業の実施状況を確認いたしましたが、まず、利用者が一月に利用したサービスの利用日数に大きな変化は今のと...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の七月二十六日の、十九名のとうとい命が奪われるという痛ましい事件、これにつきましては、昨年八月から厚生労働省を中心に検証チームを立ち上げて検討を行ってまいりました。十二月には報告書が取りまとめられたわけでありますけれども、その後、さらに有識者、精神障害者御本人...全文を見る
○塩崎国務大臣 ギャンブル等依存症対策を行うに当たりましては、相談支援を行う行政機関のほかに、地域の精神科病院、自助グループや、あるいは回復を図るための共同生活の場を提供している民間団体、今御指摘をいただいたように、民間団体が非常に熱心にこれまでも既に取り組んでこられているという...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成十五年に、健康増進法に基づいて、施設管理者に受動喫煙防止の努力義務が設けられました。自主的な取り組みを推進したわけですけれども、たばこを吸わない国民が今八割以上もおられる中にあって、引き続き、約四割ぐらいの方々が飲食店などの公共の場で受動喫煙を受けているという...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年度の介護報酬改定におきまして、月額一・二万円相当の処遇改善を行っております。介護従事者処遇状況等調査の結果によりますと、平成二十六年と平成二十七年を比べますと月平均一・三万円程度の賃金引き上げがなされておりまして、処遇改善は着実に進んでいるものだという...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、事業者もバラエティーに富んだ形でやっていらっしゃるところがふえているというのは、私もいろいろ地元でも話を聞いてみるとそのとおりだと思いますので、絶えずよく見て、幅広く見ていくということが大事だということは先生今御指摘のとおりだというふうに思います...全文を見る
○塩崎国務大臣 同時改定が行われる中にあって、特に今先生御心配は、介護の方が一体どうなるのかということもございました。  二〇二五年に向けて医療、介護のニーズが増大をしていくということはもう繰り返し言われてきたことで、ですから、地域包括ケアシステムを二〇二五年を見据えて構築して...全文を見る
○塩崎国務大臣 一億総活躍プランにつきましてお褒めの言葉をいただいて、ありがとうございます。ただし条件つきで、実現できれば、こういうことでありましたが、そのとおりで、いかなる政策も、やはり財源というのが必要になってくるわけです。  社会保障は、もう釈迦に説法でありますけれども、...全文を見る
○塩崎国務大臣 外国人材については、何度も申し上げているように、特に介護人材のことについて今御指摘がありましたけれども、国内人材を確保して充実強化を図っていくのが基本であるということは変わりはないことでありますので、介護サービスの質を担保するということが最も大事だということだと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 外国人を差別することはないのであって、国家試験を通って能力担保をすることが大事であって、それは何人であろうと、能力がある人は日本で活躍できるということは何らおかしいことではないわけであります。  それは、教育を受け、国家試験も通った外国の方が日本で働けなかったと...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは今、実現会議で議論が進められているところでございますので、最終的な結論はその議論の結果を待たないといけない、こういうことだろうと思います。  働き方改革実現会議において、今御指摘のこの二月十四日の事務局案は、もう今言っていただいたとおりで、大事なことは、三...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、内容はこれから具体的に詰められるわけでありますので、これは、働き方改革実現会議での議論を待たなければいけないということでございますので、今御指摘のようなことがあるのかないのかも含めて議論をされるということだと思います。
○塩崎国務大臣 決まっていないということを申し上げているだけで、これから議論することであり、また、御指摘のような懸念があることを踏まえた上の議論がこれから行われるという意味でございます。
○塩崎国務大臣 事務局案は、大枠の大事なところを法律に明記する、法律に明記されなかったものを明記するということをいい、また、今青天井になっている六回部分の、天井が抜けている部分、これについては超えられない時間の上限を設定するということまで明記をしているわけでありますから、今までに...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも、総理からもう繰り返し答弁をしておりますが、時間外労働の上限規制、これについては、脳・心臓疾患の労災認定基準をクリアするといった健康の確保を図ることが大前提だということを申し上げてきております。実態を見据えて、かつ実効性の上がる結論を実行計画に明記していくと...全文を見る
○塩崎国務大臣 事務局案には、もちろんこれはまだ入っていない、具体的な決めをこれからどうするかということでありますが、今御指摘の百時間、八十時間というのは、もう御案内のように、労災認定の基準として定められたもので、もう繰り返しませんけれども、そういう数字でありますので、それをしっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 仮に決まったらと言われても、まだ決まっていないので、そういうことは申し上げられなくて、百時間、八十時間の話は、では、あえて申し上げれば、労災認定基準として、発症前一カ月に時間外労働がおおむね百時間超、発症前二カ月から六カ月間の月平均時間外労働がおおむね八十時間超と...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、社説でも間違えることはしばしばありますから、余り真に受けない方がいいんじゃないかなというふうに思います。  それから、クリアをするしないは、今、二カ月平均と言っていますが、そうじゃなくて、発症前二カ月から六カ月の間の月平均で時間外労働がおおむね八十時...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの労災認定基準では、繰り返しになりますけれども、発症直前の一カ月間においておおむね百時間を超える時間外労働が認められる場合、そしてもう一つが、発症前二カ月ないし六カ月間、最大六カ月間にわたって、一カ月当たりの平均をするということでおおむね八十時間を超える時間...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、決まっていないことを前提に言われても、なかなかこれは答えづらいことでありまして、今申し上げたように、総合的に判断をするというのが労災認定の基本でございます。  したがって、月四十五時間、そして年三百六十時間が、これは法律に明定される上...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、これから議論することでもありますし、そしてまた、今ある労災の認定基準については、今、睡眠時間のお話もありましたし、通勤の時間があるということも御指摘がありましたが、当然そういうことは念頭に入れた議論をしていかなければならないというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、今まで法律になかった、民主党政権時代を含め、なかった月四十五時間かつ年三百六十時間というのを法律に明記するということは、大進歩だと思います。  これは、何度も申し上げますが、労政審の中で結局労使で合意ができなかったことでありますから...全文を見る
○塩崎国務大臣 何度も申し上げますけれども、これからの議論でありますから、今のような御指摘も踏まえてしっかり議論をしていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  急速な少子高齢化が進展する中で、就業促進や雇用継続を通じた職業の安定を図り、誰もが安心して活躍できる環境の整備を進めることが我が国の重要な...全文を見る
○塩崎国務大臣 長時間労働の問題は、大変重要な問題でありますので、今、もちろん労使でお話し合いをしていただいておりますし、私どももいろいろ検討を重ねているわけであります。  今御指摘があったように、例えば建設とか、今御指摘の自動車の運転、その他ももちろんありますけれども、適用除...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、長時間労働については、三六協定の特別条項を含めてしっかりと議論をして、実効ある結論を働き方改革実行計画に、これは三月末までに取りまとめるわけでありますが、その中に入れ込んでまいりたいというふうに考えております。
○塩崎国務大臣 予算委員会の続きで確認ということでございましたけれども、働き方実現会議における事務局案については、もう繰り返すこともないと思いますが、月四十五時間かつ年三百六十時間を法律に明記するということがまずあって、これを上回る時間外労働をさせた場合には、特例の場合を除いて罰...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、これは一億のプランをつくる前に議論をした際に、言ってみれば、三六協定が尻抜けになっているというところがあって、それが年六回、六カ月は青天井になってしまっている、これをどうするのかということで、今回は、先ほど申し上げたように、労使が合意した臨時的な特別の事...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在の三六協定で、それでも青天井で六カ月いけてしまうということがおかしいと思うからこそ、今回議論が行われており、また、労政審でも結論が出なかったものを、経済界側も今回は法律で規制することについて受け入れたというところで、これをさらに前に進めていこうといって今具体的...全文を見る
○塩崎国務大臣 このインターバルの問題については、もともと私どもも考え方として非常に重要だということを申し上げてまいりました。一日単位の上限を設けるということは、裏返すとインターバル規制の導入ということにもなるわけでありまして、こうした対応は、働く方の生活時間とかあるいは睡眠時間...全文を見る
○塩崎国務大臣 助成金の支給要件として九時間以上のインターバル導入を求めていることについての御指摘をいただいているわけであります。  まず第一に、二・二%の企業しか導入していない中にあって、導入を促進するということがまず一つあったということで、今回はこういう定めをしているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 時間外労働の上限規制につきましては、もうこれは何度も申し上げ、また今、高橋先生の方からもお話がありました、脳・心臓疾患の労災認定基準というのがあって、それをクリアするといった健康確保を図ることが大前提ということを申し上げてまいりました。その上で、実態を見据え、かつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働大臣としては、今お話をいただいたように、さまざまな労働法制を預かって所管をしているわけでございます。その立場が私どもにはあるわけでありますから、これまでの、例えば同一労働同一賃金の問題あるいは長時間労働の問題、これはいずれもそれぞれ法律に照らしてみてどうな...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず隗より始めよということで、厚生労働省が働き方改革の旗を振らないといけないという立場だと思って、その認識を持ちながら今日までいろいろなことをやってまいりました。  これまでも、在庁時間の縮減、あるいはテレワークの拡大、そして男性職員の育児休業取得の促進、こうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 自殺をされる方の数でございますけれども、平成二十三年まで三万人を超える状況でございました。平成二十八年は速報値で二万一千七百六十四人と、近年は減少傾向にあるわけでありますけれども、しかし、水準としてはまだまだ高いというふうに考えて、この深刻な状況をどう打破していく...全文を見る
03月08日第193回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 働き方改革は、当然のことながら、働く方一人一人のニーズに合った多様な働き方の選択を可能にすると同時に、企業の生産性とかあるいは競争力の向上、そして賃金アップにつなげるという、言わば働く喜びと成長の好循環といったものを実現するのが重要だと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、二十九年度末までに待機児童を解消するという目標を掲げて保育の基盤整備を進め、また処遇改善を含めて保育士の確保を図ってまいっております。引き続き全力を投球して子育て支援はやっていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたが、当然のことながら、これは電通の事案に限らず、ルールを守らず過重労働となっている企業も依然として我が国にはたくさんあるというふうに認識をしておりまして、私を本部長といたします長時間労働削減推進本部、ここにおきまして課題の整理を行...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは二年前に既に、行田先生がまだ厚生労働委員会におられたときからお出しをしております労働基準法の改正法案、この中に、今御指摘をいただいた企画業務型の裁量労働制の中で課題解決型提案営業と言っておりますけれども、言い換えれば、新規開発提案業務というべきもの...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、所信の中で経済発展に資するというふうに申し上げたのは、これ厚生労働省の設置法の第三条にそのように書いてあるそのままを申し上げたということでございますので、他意はないと、こういうことでございます。  産官学の連携の下で、国家安全保障上の諸課題...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年の臨時国会に年金関連法案を御審議をいただいたわけでありまして、残念ながら衆議院ではなかなか冷静な議論ができずに、年金カット法案というレッテル貼りが先行して深い議論はできなかったわけでありますけれども、その後、参議院で審議をしていただいた際には、年金カ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、様々な見直しをお願いを申し上げているわけでありますけれども、特にこの高額療養費の見直しというのは、社会全体が高齢化をしていく中にあって、社会保障費が増大をする、特に医療費が増大をするという中で、しかし制度は持続可能なものとしていかなければならないと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私のところにもいろいろな御意見がいろいろなお立場の医師の皆さん方から参っておるわけでございますけど、今御指摘のあった病院団体や医師会からは、働き方について、医師には診療の求めがあった場合の応招義務が医師法上の義務として課されているということ、そして、医師...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の十二月に、薬価制度の抜本改革に向けた基本方針というのを政府として取りまとめをさせていただいたところでございますが、これは今先生から御指摘をいただいたオプジーボ・ショックというか、C型肝炎もそうですけれども、非常に効果がある薬ですけれども非常に高いと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、百六万円の壁ができただけじゃないかと、こういう御指摘をいただきましたが、昨年十月からの被用者保険の適用拡大によって、週の労働時間が二十時間以上、月収八・八万円以上などの一定の要件を満たす短時間労働者が被用者保険に加入することになったわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたとおり、方向性としてはやはり適用拡大をしていくということが大事であり、一人一人の方々の年金の、将来の所得保障という意味においては年金にお入りをいただくと、短時間労働であろうともというのがやっぱり基本なんだろうというふうに思います。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、支給開始年齢、年金のですね、段階的に引き上げていくというときにも議論があったのは、今お話しのように、働くことと年金をもらい始める時期とをどう考えるのかということであったというふうに思います。  一方で、今定年の引上げというお話がございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今回、SDGsということで持続可能な開発目標を作るに当たって、積極的に我が国としても関与をするということでいろいろな発言をしてまいりました。  厚生労働省からは、これは目標の三というところで、保健の分野でユニバーサル・ヘルス・カバレッジとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 谷合委員には公明党で自殺問題に対して中心的な役割を担っていらっしゃるというふうにお聞きをしているわけでありまして、改めて今回、厚生労働省が昨年の四月から、内閣府からの総合調整の権限を含めて自殺問題について移管をされたわけでありますので、またいろいろ御協力...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の四月のこの基本法改正、これによりまして、法律の基本理念として、自殺対策というのは、保健、医療、福祉、教育、労働など関係施策と有機的な連携を図らなければならないということが追加をされておりまして、これらのうちで自殺対策と生活困窮者自立支援施策、この連...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やはり若者は孤立しやすいわけでありますので、地域で若者が居場所がないということがないように居場所をつくっていくということ、あるいは、昨今はもうSNSが非常に広まっておりますから、そういうようなものを活用しながら若者に情報を届けて孤立をしないようにしていく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この一億総活躍社会を実現するに当たりまして、今御指摘のあった性的指向、性自認に対する偏見とか差別とか、こういったものをなくして働きやすい職場環境を実現するということが大事だというふうに思っております。  このため、厚生労働省としても、性的指向や性自認に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この地方版の政労使会議につきましては、平成二十七年に谷合議員を中心に公明党から御提言をいただいた、それを受けて労働局が都道府県あるいは各地域の労使団体等に呼びかけをいたしまして、全都道府県で設置をされて、現在も引き続き各地で会議が開催をされているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ありがとうございます。  私も二年半前に厚生労働大臣になって、いろいろな医療あるいはグローバルヘルス、こういったことを考えるに当たって、それぞれ全体を医療として見るという人物が、皆それぞれの持ち場持ち場に別れてしまって、全体を見るという人がいないのを非...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日は、何人かの先生方からこの地域共生社会についての御指摘、御質問をいただいているわけでありますが、今、小川委員の方からお話ございましたように、やはり時代とともにいろいろな与えられる条件というのは変わってくるわけで、特に今我々が直面しているのは、人口問題...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御質問ありがとうございます。  なかなかゆっくりこの御説明を、厚生労働省の考え方を説明をさせていただく機会も少ない中にあって、今、自民党のたばこ議連の案というものについてのコメントを御質問いただいたわけでありますけれども、そこに至るに当たっても、一度厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がありました医系市長会、私のところにも福島県の相馬市長、立谷さんが来られまして、多分同じものだろうと思いますが、御要望、御意見を拝聴をいたしたところでございます。  新たな専門医については、平成二十五年に医政局の下に専門医の在り方に関する検討会と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども厚生労働省は、労働基準法であったり労働安全衛生法であったり、労働行政を治める法律を預かっている、そういう立場でありますが、今回の働き方改革実現会議につきましては、加藤大臣とともに私は共同議長代理ということになっていまして、ここはもう議論の取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ICTを始め、この技術革新がどんどん進む中で、日本は今、超高齢社会というものを迎えているわけでありまして、質の高い健康、医療、介護、こういったサービスを効率的に提供して、健康長寿を実現するというにはどうも至っていないというところだと私たちは思っています。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはかねてから倉林先生からも御指摘を受けていた通達でございまして、三月一日に改めて廃止通達を発出をさせていただきました。平成二十五年の労働基準局長通達の対象としておりました新規制基準適合性の審査に関する通達でありましたが、その業務については、平成二十九...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、今局長から答弁申し上げたように、労働基準監督署においては、三六協定が届けられれば、その都度、限度基準告示に適合しているか否かを確認をして、適合している場合には受理をしているということでありますけれども、年間を通じて長時間労働をさせるために安易な三...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) くるみん認定を取得していた企業において労働関係法令違反というのが発覚をした事例があったわけでありまして、これを受けて、くるみん認定等の基準を各認定制度の趣旨に真に合致した企業が認定を取得できる基準とすべく必要な見直しを検討をしているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ここに今並べていただいているものは、それぞれ目的があってこういうものをそれぞれつくっているわけでありまして、その中に長時間労働のデータが入っているか入っていないかという今お尋ねで、必ずしも入っていないというものがあるということが御指摘されているわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 企業の職業情報を仕事を探していらっしゃる方々あるいは学生さんたち、こういった方々に総合的に提供しようというのがこの試みであるわけでありますが、労働市場のマッチング機能を改善するとともに、企業が労働市場で選ばれるための雇用管理改善に積極的に取り組むインセン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の点はしっかりと受け止めて、特に長時間労働の是正を、何を開示することで一番効果があるのかということをよく考えて開示項目について考えていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別養護老人ホームについては、この平成二十七年の四月から、新規入所者を原則要介護三以上として、在宅での生活が困難な中重度の要介護者を支える施設としての機能に重点化をしたと、こういうことでございます、先ほど来の御指摘のとおりでありまして。  一方で、高齢...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、よほど大胆なことをやらないとなかなか、特に男性の育児休業の取得率二・六%と考えると、スウェーデンは九割ぐらい取っているという、そういう彼我の差を考えてみると、相当なことをやっていかないといかぬだろうと思いますし、一方で、今働き方改革というのをやって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 報道は報道であります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御案内のように、時間外労働時間の規制について、上限規制についても含めて働き方改革実現会議で様々な働き方の改革について議論をしています。  その中で、一つのテーマが上限規制、長時間労働の規制ということでありますが、いろんなお仕事に就いていらっしゃる方が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、百時間、八十時間というのは、もう御案内のように、労災認定のときの基準としてある数字でありますので、そういうことで、健康を守るということはもう基本でありますから、それを守りながらどういう働き方があり得るのかということを、私どもとして議論を今働き方改...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう総理も何度もお答えをしているように、この脳・心臓疾患の労災認定基準、いわゆる過労死基準をクリアするという健康の確保を図った上で女性や高齢者が活躍しやすい社会とする観点とか、ワーク・ライフ・バランスを改善するというような観点、様々な視点から議論を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 電通の高橋まつりさんの事案についても踏まえながら今議論をさせていただいておりますので、その点を御理解いただければ有り難いなというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 公序良俗違反という判決が出るようなのは大体常識では考えられないようなことをやっている場合に言われるわけでありますので、我々はそういうようなことが起こるような労働規制をやることはあり得ないのであって、我々としては、先ほど申し上げたように、健康を守れるように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二月十四日の働き方改革実現会議で事務局が示した案では、現在大臣告示の適用除外となっております新技術とか新商品等の研究開発業務、それから建設事業、そして今御指摘の自動車運転業務等の取扱いについて、実態等を踏まえて検討するということを申し上げているわけです。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 正直、私も最初びっくりしました、この事件は。  今回の事案は、医療用の医薬品の偽造品が国内で流通をして、最終的には薬局から患者まで行ってしまったと、そういう事件でありました。患者が服用することはなかったので、そうといえども医薬品に対する国民の信頼を損な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 卸売販売業に関しましては、医薬品医療機器法等において、面積や衛生環境など都道府県知事が許可を行う際の営業所の構造設備に関する基準を定めているほかに、営業所の管理を行う際に、営業所ごとに薬剤師を置いて適切に医薬品を管理させるということを求めているわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医薬品医療機器法において、営業所の管理者に医薬品やその他の物品の管理を行うことなどが義務付けられております。その義務を果たすことができないいわゆる名義貸しは、これは当然違法になるわけでありまして、管理者による医薬品の適正な管理というのは卸売販売業者として...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 患者に安全な医薬品をしっかりと提供していくというために、薬局とかあるいは卸売販売業者、これが適切な流通経路を経た医薬品を購入するということが重要であるわけでありまして、この薬品の管理者、薬局の管理者に対しては、仕入れた医薬品の管理状況等について疑念がある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 制度改正については先ほど制度的な対応を含めてと申し上げたとおりでありまして、これは、二度とこういうことが起きないようにするためには当然制度の改変が必要だというふうに私も思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の周りは大体この国会回りの仕事をしている人が多いものですから、夜中に通告が来たり大変なことになっているというのをしばしば経験をして、私の宿舎にもファクスが明け方三時とか四時とかにブーンと入ってくる。こういうことでは、やっぱりブラックな職場だなあというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん、我々として、ブラックな職場から、やはり厚生労働省として働き方の模範となるようにしなきゃいけないということで様々やってきておりますけれども、そしてまた、健康ということで面談もしっかりとやりながら進めておりますが、それはそれとして、しっかり私どもと...全文を見る
03月10日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 先ほど文科省や内閣府の方からも御答弁があったと思いますが、現在、大阪市が調査を進めているというふうに理解をしております。  大阪市の調査の結果、仮に、今御指摘のような不正受給、こういうことが確認された場合には、一般的に申し上げれば、大阪市を通じて国庫負担分の返還...全文を見る
○塩崎国務大臣 きのうはテレビを見ていないので、よくわかりません。
○塩崎国務大臣 正直、私はテレビを見ていないんですが、保育園の園長には、保育園の園長としての、しっかりとした資質を持った人になっていただくということが子供たちのために大事だということは、そのとおりだと思います。
○塩崎国務大臣 この保育園に対する指導監督権は大阪市が持っているわけでありまして、今、いろいろ、るるお話がございましたけれども、事実確認のための調査を大阪市がやっているということでございますので、この調査の実施を含め、対応について検討をしているというのが今の大阪市の状況のようでご...全文を見る
○塩崎国務大臣 まずは、大阪市が調査を行うとすれば、その中身がどうなのかということをよく見た上で物事は判断をしなければいけないんだろうというふうに思っています。  これは保育所保育指針に、総則の中の「保育所の役割」というところに、こう書いてありますね。「保育に欠ける子どもの保育...全文を見る
○塩崎国務大臣 大阪市の調査の中身をよく見て考えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 当然、事務的には厚生労働省の担当課と大阪市の担当課とは連絡をとり合っているわけでありますから、当然今おっしゃったような意図は通じているものだというふうに理解をしております。
○塩崎国務大臣 法案審議をお願いしているわけでありますことを、まず申し上げておきたいと思います。  育児休業中の所得保障について、今、さらなる保障をすべきというお話でございますが、一般会計の財政状況が厳しいことはもう御案内のとおりでありまして、雇用保険制度の育児休業給付の給付率...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的に申し上げれば、待機児童の全国統一基準をつくるという考えは持っておりません。  昨年九月から行っております待機児童数調査検討会、これは、待機児童の定義を見直すものではなくて、市区町村ごとの、さっき引用していただきましたが、不合理な運用上のばらつきを是正する...全文を見る
○塩崎国務大臣 今いわゆるクオータ制について御提言をいただいておりますけれども、日本の育児・介護休業法では、両親がともに育児休業を取得する場合には、原則より最大で二カ月長い、一歳二カ月まで育児休業を取得することができる、これが先ほど来出ておりますパパ・ママ育休プラスという特例であ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間も、分科会を含めて、山尾委員とはやりとりをさせていただいておりますけれども、その際申し上げたとおり、今引用していただきましたけれども、待機児童数の調査検討会の結論は、私どもとして、年度内に取りまとめるというこの予定に変わりはございません。     〔とかし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、回数が少ないじゃないかというお話がありました。お役所におられたからよくわかっていらっしゃると思いますけれども、オープンにやっているのと、いろいろな意見交換も水面下でやっていくということもございますので。しかし、御指摘のとおり、しっかりやるように改めて督促をして...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、方向としてはそういうことだと思いますけれども、自治体がそれぞれどうやるかというのがあって、さっき申し上げたとおり、その趣旨を十分理解して、入園申込書などをどうつくるのか。  私も見てみました。いろいろなスタイルがあって、希望も、五つ書くところ、...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、そのためにやっているわけでありますから、我々が検討会でみんなと一緒に議論して、そこで、これは統一基準をつくるわけじゃございませんので、考え方を整理し、また、丁寧にやっていないところが実はあるわけでありまして、そういうことを含めて今回の考え方をまとめたいと思っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の二年に延長することができるというのは、あくまでも緊急的に、保育園にやはり入れなかったというときに、そのまま一年半で終わってしまってにっちもさっちもいかなくなるのではなくて、緊急的に半年さらに延ばせるようにしよう、そういう緊急措置だということはよく理解をしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、皆さん方が今、隠れ待機児童と呼んでいる四類型について、今までずっと、民主党政権時代も含めてオープンにしてこなかったわけですね。それを去年の議論の中で、事務方は何か、余り言わないように今までやってきましたからとか言っていましたけれども、私は、こんなものは別に...全文を見る
○塩崎国務大臣 私、子供が二人いますが、下の子なんかはゼロ歳児から保育園に行かせていましたし、上の子は、二歳かな、三歳ぐらいから行っていましたが、それによってどう変わるのかというのは余り、私はそんなに、それぞれだなというふうに思っています。  それで、今の二年に延長することにつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の点についてはまだ私は何も聞いておりませんで、きのう開催をされた規制改革推進会議でそのようなお話が出たということは聞いておりますが、中身、詳細を聞いているわけではございませんで、労働基準監督業務の民間活用タスクフォースというのが設置をされたというふうに聞いており...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは規制改革会議がどういう主張をされているのかよくわかりませんので、そのようなことがわかった上でお答えをしたいというふうに思います。     〔三ッ林委員長代理退席、委員長着席〕
○塩崎国務大臣 御趣旨はそのとおりで、改善をしてもらわなければいい求人を出してきてもらえないわけでありますので、どういうふうに企業が変わるのかということについてどういうふうに調べるのがよいかは中身がいろいろあろうかと思うので、そういうことはしっかりと見ていかなきゃいけないことはそ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、これは初めて民間に広げて、しかし、みずから不受理の対象になる事業者かどうかがわからないままに受ける、そういう可能性があるわけです。しかし、照会もできるということでもありますので、今、岡本委員がおっしゃっていたように、とりあえず、こういうことでできるということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、今までもこれはハローワークに準じた取り組みを進めるように勧奨していたのを、今回、これを全ての求人に広げるとともに、民間の職業紹介事業者に広げていこうということで、さっき申し上げたとおり、これは、やや怪しいなと思った場合に、労働局に通報して調べてもらうとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと民間の職業紹介事業者はこれまでも紹介をしてきたわけですね。そこに今回改めて全ての求人について不受理をできるというか、受理しないことができるようにする中で、先ほど申し上げたように、労働局に通報し、問題があれば労働局が事業主に対して勧告をして、自己申告書の訂正...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、立法府からのリクエストには応えるというのが行政府の使命だろうというふうに思いますので、具体的に何をすべきかということを出していただいて、それにお応えをしたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 井坂委員の今のお考えは、それなりの一つの大事な考え方だというふうに思います。  少子高齢化が進んでいく中で、働く方がこれからいろいろと、働き方改革もあって転職やらいろいろな形の働き方が出てくるわけであって、そういう中で最終的に私ども今議論をしながら大事だというの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、成長産業へ成熟産業から移動することの重要性については、井坂議員にもお認めをいただいている重要な点だということだろうというふうに思いますが、その際に、どういう形で離職をするのかということで今御議論があったわけであります。  倒産、解雇など、あらかじめ再就職の準...全文を見る
○塩崎国務大臣 かつて、ドイツでシュレーダー改革というのがありましたが、その大きな柱は労働市場改革でありました。日本よりもはるかに優遇されている労働政策だったと思いますが、シュレーダーは、例えば失業給付の期間を短くする、だからこれはトータルで見れば給付額も減っているわけですけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年度の移転費の支給実績を見ますと、東京における支給実績の全体に占める割合というのは、支給件数、支給額ともに約八%となっております。このように、東京へ上京する方も給付の対象でありますけれども、これが特別多いという形にはなっていないわけであります。  また...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、ダイヤモンド・オンラインに載っている八代さんの書いたものについての今コメントがあったかと思うわけでありますけれども、私ども、先ほども答弁を申し上げたように、この労働基準監督業務の民間活用タスクフォース、これがこういうことになってできたという話は、できたとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 働く方の労働条件を守って、労働基準監督署はそれなりに頑張っているわけでありますが、監督署は、長時間労働の是正など監督指導を通じた法令遵守の徹底、そしてまた労働災害の防止というのも大変大事な仕事、そしてまた迅速な労災補償の実施、こういうような、いずれも重要な役割を求...全文を見る
○塩崎国務大臣 近年の雇用情勢は改善をしているということは総理から何度も御説明を申し上げておりますが、そういうことから、雇用保険の被保険者の数は増加をする一方で受給者も減少傾向にあるということで、雇用保険財政はこのところ安定的に推移をしているわけでございます。  今回の国庫負担...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように法律で三年に限ってということが書いてあるわけでありますから、当然、法律どおりこれは執行されるものだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 労働契約の締結に際して、一つ一つの具体的な労働条件について、通常、事業主と働く方との交渉などによって確定をするわけでありますが、働く方の希望とか能力などによって、最初の求人票などで示された労働条件から変更されるということは十分あり得るわけでございます。  このよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大分熱の入った議論になっておるものですから、ちょっと私の方から説明をしたいと思います。  高橋先生がおっしゃっているのは、適格紹介の重要性ということをおっしゃっていて、それはそのとおりだと思います。  ただ、ここで、今回、この労働契約締結前の明示というのは、締...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題は働き方改革実現会議でも取り上げられまして、議論をさせていただきました。病気を治療しながら仕事をされている方は、働く方々の三人に一人と、多数おられるわけであります。一方で、病気を理由に仕事をやめざるを得なくなった方も、先ほど部長から御説明申し上げましたが、...全文を見る
03月10日第193回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 山下芳生議員にお答えを申し上げます。  認可外保育施設での死亡事故と公立保育園の費用の一般財源化についてのお尋ねがございました。  認可外保育施設に対しましては、事故防止ガイドラインによる取組の徹底、都道府県等による年一回以上の立入調査に加え、平成二...全文を見る
03月10日第193回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 年金の財政検証、基本的には五年に一遍行われておりますけれども、経済前提は、足下の十年間は先ほどお触れをいただきましたけれども、国、地方の経済財政の姿に関して内閣府が示しております中長期の経済財政に関する試算の名目成長率や長期金利に準拠しているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国は、これまで平成十五年から十四年間にわたりまして、健康増進法、これに基づいて施設の管理者に受動喫煙防止の努力義務というのを課してまいりました。要はその自主的な取組にお任せをしてきたわけでありますけれども、たばこを吸わない国民が今もう国民の八割を超え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げたように、総理の施政方針演説の中で受動喫煙対策の徹底という言葉が入って、その基本的な姿勢を明らかにされているわけでありますから、我々はそれを受け、しかし、当然のことながら、私ども自民党の中も、そして与党の中も、そしてまた国会の中も、そして...全文を見る
03月13日第193回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障改革に対しましての御努力に改めて感謝を申し上げたいと思います。  政府としては、働きたい方がやはり働きやすい環境を整えると同時に、より多くの働く方の年金などの保障を厚くしていくために、被用者保険の適用拡大をこれまでも着実に進めてきて、いくことが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護の問題について今御指摘をいただきましたけれども、この処遇改善は、まず、これまでも財源を確保しながら着実に行ってきているわけでありますけれども、特に、今御紹介いただきましたニッポン一億総活躍プランで、この四月から臨時に介護報酬改定を行います。それによっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 看護職につきましては、特に高齢化が進んでいる地方ではますますもってこれ人材確保が大変だという問題を抱えております。  厚労省としては、看護職員の処遇改善やその確保に向けて医療従事者が働きやすい環境をつくるということが大事だということで、全国の都道府県に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先日、佐々木議員を始め学生局の公明党の皆さん方においでをいただいて、ブラックバイトに関する政策提言というのをいただきました。改めて、有為な若者が不幸なことにならないようにということで頑張っていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。  厚労省は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 盛りだくさんに御注文をいただきましたが、先ほどの労働条件相談ほっとラインの開設につきましては、水曜日の夜間も含めて毎日相談できるように拡充しようというふうに考えております。それから、相談窓口につきましても御提案のような方向で考えていきたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、乳幼児の液体ミルクにつきましては、災害時に有用であるということを言われてきて、社会的ニーズがあるということは承知をしているところであります。  厚生労働省としては、この液体ミルクの安全性の確保というのが大事でありますので、事業者に対して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護の現場の方々が、介護本体よりも文書の処理が大変だと、こういうことがございました。そういうことで、ニッポン一億総活躍プランの中でこの文書量の半減ということを提案をしているわけでありますが、何で、じゃそれは文書量増えているんだということでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは安倍総理から指示をいただいてこの新オレンジプランというのを作ったわけでございますけれども、この新オレンジプランの中で、認知症初期集中支援チームを平成三十年度までに全市町村に置きますと、こういうことを目標として掲げておるわけでありますが、今御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、この緩和ケア、がん患者が質の高い生活を送るためには大変重要な問題だと思っております。  第二期がん対策推進基本計画につきまして今お話がございましたけれども、緩和ケアの推進を重点的に取り組む課題として位置付けて取り組んでまいったところでございます...全文を見る
03月14日第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省におきましては、貧困状態にある子供さんのみに着目をしたという、そういう調査は特に実施をしていないわけでありますが、特に経済的に厳しい状況に置かれている一人親家庭、この家庭については平成二十七年度の調査というのがございまして、勤労状況とか社会との...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろんな考え方があろうかと思いますけれども、いわゆる子供食堂というのは、地域のボランティアが中心で開催をしているもの、あるいは自治体がやっていらっしゃるものなどいろんな形態があるというふうに思っていますし、また、子供だけではなくて、高齢者だったり障害者だ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども朝食、夕食を必ずしも取っていない子供さんがいるパーセンテージを申し上げましたけれども、やはり一人で食事をしなければならなかったりすることの背景を考えてみますと、さっき申し上げたとおり、やはり、かつてだったらおじいちゃん、おばあちゃんと住んでいると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では今年度から、一人親家庭の子供さんを対象に、放課後児童クラブの終わった後に食事の提供やあるいは学習支援、こういったことを行う自治体に対して、子どもの生活・学習支援事業ということで補助を行うことにいたしました。また、より広く生活困窮者全体への取...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では、今、地域住民が、家庭全体が抱える課題など、あるいは地域の個人で、こういった方々に我が事の問題として、まあ言ってみれば町づくりをみんなでやってもらおうと、そして、いろんな方々と一緒に丸ごと助け合っていく地域共生社会というのを目指して今やって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この生活保護につきましては、国が憲法に基づいて最低限度の生活の保障に大きな責任を負っていることから、その費用負担につきまして国の負担割合を四分の三ということで高率に設定をしているわけでございます。  地方自治体においてもそれぞれ管内の住民の保護の実施に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 待機児童解消加速化プラン策定前の、これは民主党政権時代の頃と比較をいたしまして、二十五歳から四十四歳の就業率とか、あるいは一、二歳児の保育利用率、さらには保育の申込者数はそれぞれ二倍近い極めて高い伸びとなっておりまして、一方で、ここ数年、待機児童数が二万...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、隠れ待機児童とおっしゃっておりますが、これは、実は今の定義は平成十三年からずっと続いているもので、民主党政権時もこれを使っておりました。そして、民主党政権時には、この隠れ待機児童とおっしゃっている数字は公表したことが一度もございません。それを...全文を見る
03月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 今、資料でもお配りをいただきました、児童虐待の防止等に関する法律がございますが、児童虐待の定義については、今お配りのこの法律の第二条に定義が書いてございます。  保護者がその監護する児童について行う身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待、この四つの行為を指...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、先ほどお話し申し上げたとおり、保育園の職員の場合には、御指摘の児童虐待防止法の第三条の「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない。」という、言ってみれば訓示規定ですよね、これに反するということはそのとおりだというふうに思いますが、より具体的に児童福祉法の方で...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話をいただいたような最高裁まで行った事案などを踏まえて、まさに指導監督をする立場の大阪市が、これまでこういうようなことがありながらどういう指導監督をしてきたのかということについては、私どもとしてもよく話を聞いてみないといけないなというふうに思うわけであります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、御存じでおっしゃっているんだろうと思いますけれども、あくまでも指揮監督権は大阪市にあるわけであります。したがって、大阪市がきちっとした指導監督をする。  いろいろなレベルはありますけれども、それをどうするかということで、それがおかしいということであれば厚...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも、先ほど申し上げたとおり、今問題点として取り上げられたのは、保育所の運営費についての、常勤かどうかという問題でありますが、不正受給を行っているかいないかということについても、これは当然、指導監督の権限を持っている大阪市の実態把握、立入調査による実態把握を待っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働の契約というものを結ぶに当たって、まずどういう条件かということを示した上で、民間の人が、働きたい方がそれに応募をしていくということで、最終的に契約をする際に当初の話と違うというのは、やはりそれはまずいわけであります。  今回、私どもが提案しているのは、いきな...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、報道の真偽のほどもよくわかりませんので、今、大阪市が立ち入りして調査をするという中で、その実態が明らかになってくるんだろうというふうに思います。したがって、報道ベースで一々対応、私が何かその考えを言うというのは、仮定の話でもございますから、差し控えておいた方...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういう改正なのか、中身を言ってもらわないと反応のしようがないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まずは、この実態究明、解明をしていただく、つまり、これは指導、指揮監督をする大阪市がですね。その中で、いろいろなことが考えられると思うんですね、執行がどうだったのか。つまり、監督権限を持った行政側の執行がどうだったのかということがまずあって、その上で、いろいろ実態...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働契約の締結に当たって、個々の具体的な労働条件については、通常、事業主と働く方との交渉などによって最終的には確定をしていくということになるんだろうと思いますけれども、働く方の希望とか能力などによっては、求人票等で示された労働条件から変更される、家庭の事情とかいろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、当初明示をしていなかった労働条件を後から追加するというのは、当初明示した労働条件の変更に該当するわけであります。この変更自体は、現行でも今回の改正後でも、必ずしも違法となるわけではないわけですけれども、今回の改正では、このような場合に、働く方がその...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働契約の締結に際して、個々の具体的な労働条件につきましては、通常、先ほど来申し上げているように、事業主と働く人との間の交渉などによって最終的に確定をするわけで、その交渉のあり方はいろいろあるんだろうというふうに思います。  したがって、募集時の労働条件について...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、さっき申し上げた、変更する場合のタイミングをいつにするかということと同様に、さっき私が申し上げたように、労働条件の明示というのは可能な限りやはり早い方がいいということを私は申し上げましたが、この早い方がというもののタイミングについての考え方も、やはりこれは...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、そのとおりだというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは新卒でも新卒じゃなくても、考え方は同じだろうというふうに思います。  新卒一括採用というのが長らく続いているものですから、何となく内定を得ることが目的化してしまっているわけでありますが、これがもし途中で仕事をかわるというようなときには、必ず自分で納得するま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の個別の案件について、私どもは聞いているわけではございません。
○塩崎国務大臣 今回の国庫負担の引き下げは、雇用保険制度の安定的な運営を確保できることを前提として、三年間の限定ということで、時限的に行うということにしたものでございます。  国庫負担の引き下げを三年間に限り行うということは、これは法律で実際に明記をしているわけでありますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 国庫負担の本則復帰につきましては、今回の暫定的な引き下げいかんにかかわらず、本来の割合に戻すべきとの基本的な考え方が変わるものではなくて、平成三十二年度以降できるだけ速やかに、安定した財源を確保した上で国庫負担に関する暫定措置を廃止することを改めて法律附則に明記し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、保活をしながら、御苦労されながら、この四月から保育園に入れるかどうかということで本当に気をもんでいらっしゃるお母さんたち、お父さんたちがおられることは本当に私どもとしてもよくわかっておるところでございまして、今は一次の結果が出たところで、それぞれが、お一人お一...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御提起をいただいた雇用保険二事業というのは、事業主の保険料のみを財源といたしまして、失業の予防とか雇用機会の増大などに資する事業のうちで、事業主の共同連帯によって負担をすることが適切なものに限定をして実施しております。これを財源に骨髄移植ドナーを支援するというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 諸外国で、レストランを含めて飲食店などで禁煙にする手だてを打った前後の喫煙率のトレンドを見てみますと、ほとんど影響は受けていないというのが状況でございます。それと、それぞれの国々で、受動喫煙禁止というか、飲食店内の禁煙措置を導入した前後の売り上げの状況を見てみると...全文を見る
○塩崎国務大臣 それをおっしゃるならば、隠れ待機児童という言葉はふさわしくないというふうに思います。皆さん方も隠していたわけですから。  私は、一存でと言ったのは、皆さん方が熱心にそれを出せ出せとおっしゃったのはよくわかっています、自分たちで出さなかったにもかかわらず、出せ出せ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど、年度内にとおっしゃるけれども時間がもうないじゃないかということでありますが、今の予定でいきますと、二十四日と三十日に、あと二回会合をいたしまして、そこで取りまとめをするという予定になっているところでございます。
○塩崎国務大臣 その前に、この隠れ待機児童という言葉を使われる、使われ続けたいというお話でありますけれども、私どもはこれをちゃんと出していきます。そして、新しい基準でもって、我々の考えで、それぞれが、市町村が当てはめていくということでありますから統一基準ではないということは重ねて...全文を見る
○塩崎国務大臣 議事録自体はまだ読んでおりません。
○塩崎国務大臣 待機児童の調査検討会において議論を進めるに当たりまして、昨年十月二十八日から十一月六日までの間に、現状の取り扱いに関する国民の皆さん方の御意見を厚生労働省のホームページで募集をいたしました。  その結果、育児休業中の者も待機児童数に含めるべきだといった御意見とか...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、保育所等利用待機児童数調査に関する検討会というのが正式な検討会の名前でありますけれども、この中に、それぞれ、市町村の方々も入って、また保育などの専門家の方々が集まっておられるわけで、そういった方々は当然それぞれの、例えば船橋市だったら船橋市の待機児童のお...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨日の参考人のことについては、議事録を読んでいないと言っているだけの話であって、全部は、どういう話があったかは私は聞いています。田村筆頭からもお話を聞いています。そして、大体御意見が、例えば、二年に育児休業をすることについての是非とか、それから、これは山尾委員から...全文を見る
○塩崎国務大臣 さまざまな御意見は私ども厚生労働省の方からも情報提供をしておりますし、何度も申し上げているように、それぞれ現場で待機児童を抱えている市町村の方々が御参加をいただいた上でぎりぎりの考え方の整理をしているということでありますので、この議論をぜひ見守っていただければあり...全文を見る
○塩崎国務大臣 あと二回でございますので、もうまとめをしないといけないところに来ているということでございます。
○塩崎国務大臣 御意見は御意見として承っておきます。
○塩崎国務大臣 これは前回も申し上げたとおりであって、今の実際の当てはめを全国で見てみますと、育児休業中の方を一律に待機児童数に含める市区町村もあれば、一括全部まとめて入れないというところまであるんですね。これは、やはり私がもう前回も申し上げたとおり、明らかに、例えば三カ月先、半...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の点、ごもっともだと思いますので、よく考えたいと思います。
○塩崎国務大臣 今回の法改正、職業安定法の改正によって、民間の職業紹介事業者に対して紹介実績などの情報提供を義務づけるということで、みんなにそれを評価していただけるようにする、こういうことで義務づけをするわけでありますが、紹介実績などの情報提供の方法としては、先ほどお話し申し上げ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは当然、この時代ですから、そういう手だては幾らでもあるんだろうと思うので、努力するようにさせてみたいと思います。
○塩崎国務大臣 なかなか複雑なようではございますけれども、何ができるか、検討したいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 問題点、指摘を受けて、できる限りのことをしてまいりたいと思います。
○塩崎国務大臣 骨髄移植を行って御病気の方の命を守るというのは大変大事でありますし、私ども自民党の中でも小此木さんのようにみずからドナーとして提供されたという方もおられます。そのときは入院もされているわけですから、国会議員といえども休んでいるわけでありますので、そういうことが人の...全文を見る
○塩崎国務大臣 経産省主導で始められたこのプレミアムフライデーでいろいろな問題が起きるかもわからない、こういう御懸念が示されているわけでありますけれども、おっしゃるとおり、働く人々にとってみれば、意に反して賃金を下げられたり有給休暇を消化させられちゃったりというのは、やはりこの趣...全文を見る
○塩崎国務大臣 ポイントを稼ぐためにいろいろなことを保活の中でやっていらっしゃる、御苦労されているカップルがおられることはよくわかっております。  育児休業を終了する予定の方について、市区町村が保育園入園の優先度を判断する際に用いる、いわゆるポイントを加算するなど、入園の優先度...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、恐らく一番大事なのは、男性が育児休業をしっかりとるということを許容する企業文化というのをつくっていかないといけないと思うんですね。今まだ二・六%とか、そんな程度の取得率ではとても男性が本当に育児に参加しているとは言えない状況でありますから、あらゆる手だてを使...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省が民間の企業の中での休み方を全て決めていくというわけにはなかなかいかないんだろうというふうに思います。  さっき御指摘をいただいた厚生労働省の男性職員の育児休業取得率の目標は三〇%でございまして、毎月、子供が生まれた男性職員とその上司、課長クラスですね...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お触れになられました今回の労使合意では、時間外労働の上限規制につきましては、月四十五時間かつ年三百六十時間を原則としておりまして、一時的な業務量の増加がやむを得ない場合に限って一年七百二十時間、これは月平均六十時間となるわけでありますが、こういった特例を認めるこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 高橋委員はこの六回というのにずっと注意を払っていていただいたわけでありますが、今般の労使合意では、一カ月当たりの時間外労働時間の限度は、先ほど来申し上げているように、原則月四十五時間と確認をされたところでありまして、臨時的な特別の事情がある場合、これは、この合意の...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の合意の画期的なところは、これまで、労政審を含めて労使の間で労働時間の上限規制については合意がなかなかできなかった、そして、特に法律でもってこの上限時間を設定するということができなかったし、特にこだわっておられる六回以内、ここのところが青天井であったということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは当然、指導は私どもとして今回新しく法律をつくる哲学でもってしていくわけでありますから、長時間労働はできる限り控えてもらうようにしていくというのが当然私どもの指導するラインであって、長時間労働あるいは過労死をなくすという総理の決意は私どもも共有をしているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の育児休業期間の延長というのが今回提案をされているわけでありますが、労働政策審議会での議論を踏まえて、子供が保育園等に入園できないことを理由に離職をしてしまうという事態を防ぐ、このために緊急的なセーフティーネットとして行うものでございます。審議会から、おおむ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、六七%の給付率を六カ月ずつということになっていることの趣旨は、女性を中心に育児休業が取得をされているという実態を踏まえて、原則として取得できる休業期間である一年の半分に当たる六カ月に限って給付率を六七%に引き上げることによって、女性だけではなくて男性も育児休...全文を見る
○塩崎国務大臣 育児休業の取得などを理由とする解雇とか雇いどめとか、昇進をさせない、そういう不利益な取り扱い、意地悪を受けるというのは育児・介護休業法に違反するものだ、そういう行為であるわけで、これは許されるわけではないわけでございます。  また、事業主からの不利益取り扱いの禁...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、二事業で雇用主が負担をしている雇用保険の財政の中から助成金が出されているわけであって、助成金制度が国民の信頼に応えて、その効果を発揮するというのが大事なことであります。適正な支給事務を遂行するとともに、不正受給の防止を図るということが、国民の負託に応える大...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのとおりで、よく地元の先生方から、高い手数料を取られて、どうなっているんだ、厚生労働省だろう、こう言って怒られました。  今回は、特に、払い戻す制度の導入ということでありますし、何よりもやはり、そういう制度を持っているかどうか、あるいは内容の明示ということを義...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
03月15日第193回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、労使が、時間外労働の上限規制についての合意がなされたわけでございますが、まず第一に、時間外労働の上限規制につきましてはこれまで様々な議論が特に労政審で行われてまいりました。結論的には合意点が見付けられないで法律にはできなかったと、こういう歴史があっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、先ほど加藤大臣から御説明申し上げたように、この労使の合意でも、単に時間の問題だけではなく、例えば勤務間インターバルについても努力目標で、努力義務で決めて法律に書き込んでいこうということも決め、またメンタルヘルス対策についても、そしてまたパワーハラス...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私自身はお目にかかったことはございません。同じイベントに参加をしたことはございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の労使合意では、時間外労働の上限規制は月四十五時間かつ年三百六十時間、これを原則としておりまして、一時的な業務量の増加がやむを得ない場合に限って一年七百二十時間などの特例を認めるということになっています。このように、一か月当たりの時間外労働時間の限度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 月四十五時間、年三百六十時間の根拠だというふうに思いますが、この御指摘の時間数につきましては、昭和五十七年に制定をされました、現行の大臣告示の前身に当たります適正化指針というのがございました。この中で、当時の時間外労働の実態などを踏まえて週十五時間、一か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、その当時の働き方の実態などを踏まえて、なおかつ健康確保の在り方を考えてこのような時間に定められたというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) この時間外労働に係る大臣告示、今御指摘をいただきましたけれども、当時の時間外労働の実態や働く方の健康確保の観点を踏まえて、審議会での御議論を経て定められたということを私は申し上げましたけれども、その際の議論の根底には今御指摘のような健康への配慮というもの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今局長が答弁したとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、健康を考慮してこのような大臣告示がなされたというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたこのトヨタの判決につきましては、判決結果を受け止めまして上告しないことにいたしまして、事務方には速やかに労災保険給付を御遺族に行うように指示をしたところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の労使の合意は、あくまでも時間外労働の上限時間は月四十五時間、そして年三百六十時間、これが原則であって、それに対して、例外的に一時的な業務量の増加がやむを得ないという場合の時間として、トータルとして、今まではいわゆるこの三六協定の特例が青天井だという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、今回の合意では、あくまでも原則は月四十五時間、年三百六十時間であり、特例的な扱いをするとしても、この月四十五時間、年三百六十時間、これに近づけるということが原則だということを明確に合意でも言われているわけであります。  こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この限度基準告示というのは、三六協定、これによって労働時間を延長する際の限度時間を定めたものであります。法定休日労働に係る時間につきましては、限度時間には含めていないというところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 近年、個人のゲノムの解析をする技術とか、その結果を解釈するための情報通信技術が飛躍的に向上しております。一人一人の患者の特性に即した従来よりも効果が高い、そして副作用の少ないがん治療を届けることが可能となりつつあるということであります。  昨年末には安...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、これ、局横断的にやらなければいけませんし、またITの塊のようなものでありますので、今データヘルス改革の本部を設けておりますけれども、この下に実はこのAIのことと併せてゲノム医療についても置いているわけでございます。一元的に施策を進めるこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ゲノム医療を行うに当たりまして遺伝子検査が前提となるわけでありますが、本人と御家族などがその検査結果が示す意味を正確に理解をすること、これが難しいわけであります。将来の疾病の発症に関してまた大きな不安を持つということも考えられるわけでありますので、ゲノム...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、このゲノム医療の実用化に当たっては、遺伝カウンセリングに当たる人材の質の向上というものが大変大事でございます。  このため厚労省では、遺伝カウンセリングにつきまして、e―ラーニングの教材の開発であったり、それからロールプレー研修会の実施...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、ゲノムはなかなか難しい技術でもございますし、その研究分野として厚生労働省としてやはりしっかりと全体像を踏まえながら、おかしなことが起きないようにしていかなきゃいけないというふうに思いますので、今先生の示された問題意識は共有するところでご...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘がございましたように、この遺伝カウンセリングの診療報酬は、現在、遺伝学的検査を実施した上で、その結果についての患者又はその御家族に対する遺伝カウンセリングを行った場合に限って算定できると、こうなっているわけであります。  一方、関係府省と連携をい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 極めて医療の本質に迫る御質問を頂戴をいたしまして、ありがとうございます。  現在、公的な医療保険におきましては、疾病や負傷の治療というものを保険給付の対象としているわけであります。疾病予防というのはその対象とはしていないわけでありますが、これを保険給付...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆる消費者向けの遺伝子検査サービスというのがございますけれども、これは関係府省と連携をいたしまして、厚生労働省が事務局を務める先ほどのゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォースの昨年十月の取りまとめでも、医療や健康増進の観点から、厚生労働省も...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ゲノム医療を将来にわたって発展をさせていくというためには、遺伝子異常が見付かった患者あるいはその血縁者の方々が差別を受けてはいけないというふうに思います。医療分野においては、我が国は国民皆保険制度でございますので、ゲノム情報によって医療保険の加入制限の差...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 海外への検査の委託とかあるいは国際共同研究によって患者の皆様方の検体とか情報が海外に提供される場合があるということは我々も認識をしておりますが、正確なその数値のベースでは必ずしも把握はしていないという状況でございます。  患者の検体やゲノム情報等の管理...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○塩崎国務大臣 そもそも、籠池理事長御本人がどのような発言をしたのかは私はつぶさに聞いておりませんので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今回の件が、先ほど申し上げたように、どういう御発言をされているのかさっぱりわかりませんので、私はコメントする立場ではないということを申し上げました。  官房機密費のことにつきましては、官邸の方に、総務官室にお尋ねをいただければと思います。
○塩崎国務大臣 これは、総務官室の方にお尋ねをいただいたらというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今回、この保育園に対しては、指導監督権を持つ大阪市が、前回申し上げたとおり、不正受給を行っていないかなどの実態把握をするために三月中に立入検査を実施する予定というふうに承知をしておりまして、大阪市の調査の結果、今御指摘のような不正受給が認められれば、大阪市から御指...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、この大阪市のこども青少年局保育施策部保育企画課というのが保育園の担当をしているようでございまして、ここに改めて確認をいたしましたが、この保育園を利用している保護者や予定利用の保護者から、大阪市に対して不安の声とか問い合わせが複数届いているということは伺...全文を見る
○塩崎国務大臣 この三月中に行われるというふうに大阪市が言っております立入調査、ここで、不適切な保育が行われていたり、あるいは、さまざま、いろいろ実態を把握してみるということがまず第一だろうというふうに思います。  先ほど返還請求をするのかというお話もありましたけれども、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど井坂議員もおっしゃったように、これは実際はどうなっていたかということを調べてみないとわからないので、どういうやり方をして、個々の児童ごと、まあこれは、一般的に、保育園における保育時間については、市区町村が個々の児童ごとに認定をしていることでございまして、一概...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、一人一人のお子さんの事情によって時間が決められておりますが、言ってみれば、約束したとおりのことをやっていなかったら、それはやはり違反になるということだろうというふうに私どもは思います。
○塩崎国務大臣 基本的には、今引用をいただいた、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準というのにのっとって食事は提供されなければいけないということでありまして、その中身については、今お話しのとおり、「食品の種類及び調理方法について栄養並びに入所している者の身体的状況及び嗜好を考慮...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの保育園がそのようなことかどうかは、これは個別のことですから答弁を差し控えますが、一般論としては、虚偽の条件を提示して働く方を募集した事業主は現行の職業安定法に抵触をするということになります。こうした事案を把握した場合には、当然、労働局がその事業主に対して...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、今治市というのは私の選挙区じゃないということを言っておきたいというふうに思います。村上誠一郎さんの選挙区でございます。  先生も議員活動をされておられますから、いろいろな方々からいろいろな要望を受けるということはおありになるんだろうと思います。加計理...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も改めて週刊誌を取り寄せてみて、きょうの御質問があるということで見ましたが、多分この問題でこの公有地、さっきも少しお話があったかもわかりませんが、三十六億円とかそういうようなことでお尋ねなんだろうというふうに思いますが、加計学園に対する土地の譲渡とか国家戦略特区...全文を見る
○塩崎国務大臣 もう十年以上前だろうと思いますが、お知り合いになりまして、時々会食や会合でお目にかかるという関係でございます。  それから、政治資金につきましては、私は政治資金規正法にのっとって全て適正に処理をしているところでございます。
○塩崎国務大臣 これは、御案内のように、さっきお話があったとおり、県も応援をしてきて、これは今治市の政策プラス、今はURと言われていますけれども、あの前身がもう三十年ぐらい前から都市開発をして、その中に学園都市構想というのが何かあって、そこに学校を誘致するということでやってきたと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた無期転換ルールについて、その趣旨や、いわゆる雇いどめ法理の内容につきましては、セミナーの開催とか企業向けのハンドブックの活用などによって、現在、私どもとしても積極的な周知啓発を行っているところでございます。  また、無期転換の申し込みが本格的...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、労使合意ができたわけでありますが、時間外労働の上限規制は、月四十五時間かつ年三百六十時間を原則としております。一時的な業務量の増加がやむを得ない場合に限ってのみ、一年間七百二十時間、月平均六十時間などの特例を認めるということになっているわけであります。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この実現会議の構成につきましては、私ども厚生労働省だけで決めていることでは決してなくて、むしろこれは加藤担当大臣のもとで最終的にはお決めをいただいているところでございますので、どういうメンバー構成にするのかというのは私から説明をする立場ではないと思います。  た...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の働き方改革そのものの大きな目的は、それぞれの生き方をできるように、すなわち、働き方というのは暮らし方そのものでありますから、それが自分の意に反するようなことがあってはならないということで、意に反して長時間労働を強いられるということがないような政策をきっちり担...全文を見る
○塩崎国務大臣 過労死をなくすというのはもう当然のことであって、しかし、過労死までいかなくても、意に反する長時間労働はよくない、こういうことを申し上げているわけであります。  おっしゃるとおり、過労死をゼロにするという目標は絶えず持ち続けていかなきゃいけないことは間違いないこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 御案内のように、今年度の末、つまり今月末までにまとめる実行計画を、大詰めの議論をこれから、きょうともう一回やるわけでありまして、そういう中で、当然、過労死をされた方々、そしてまたその御遺族の皆さん方のお考えというものを踏まえた上でつくらなきゃいけないというふうには...全文を見る
○塩崎国務大臣 私は、議長代理ということでありますから、加藤大臣と並んで総理の議長をサポートする、こういう役でございます。  総理は高橋まつりさんのお母様とお話をされたのは御案内のとおりでありまして、その議長がお話も聞いている中で、どういうふうにするかということは、今、井坂議員...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、スケジュールはこの月末までに実行計画をまとめるということでございます。そういう中で、どういうふうにまとめていくかということは、加藤大臣のところが事務局を担っておられて、私とともに議長代理をやっているわけでありますから、今御意見をいただいたの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、河野委員から御指摘をいただいておりますけれども、高い技術が必要な外科手術を行うためには、医師が実践的なトレーニングを行うことが必要だということを私どもも認識しておるところでございます。  国民に対して安全、安心な医療を行うためには、先ほど局長からお答えをいた...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた質問書でございますけれども、これは、私が報告を受けたのは、平成二十八年、去年の十一月七日に担当部局から報告を受けております。  内容についてそのとき知ったところでございまして、質問書の内容については、そこまでは構いませんか。HPVワクチンにつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 一通りは調査をしたということでございまして、今御指摘をいただいておりますけれども、一連の経緯に、私がさっき申し上げたとおり、不適切なものは認められないということではありますが、今の問題意識を受けて何があり得るのかは考えてみたいと思いますけれども、いずれにしても、子...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回御審議をいただく法案は、臨床研究につきまして、実施の手続を定めるとともに、製薬企業によります資金の提供に関する情報の公表制度を設けるといったことなどによって臨床研究への国民の信頼を確保していこう、こういうことが目的で今回の法案を御審議いただくわけであります。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この臨床研究の実施件数に関する公式な統計というのはないわけでございますけれども、大学病院医療情報ネットワークの公開データベースに登録されている臨床研究を対象にしたサンプル調査に基づいて推計をいたしますと、本法案における特定臨床研究の新規申請件数は、年間約八百件程度...全文を見る
○塩崎国務大臣 きのうは、けさの新聞というか、無罪というのが何か見出しに大分なっておりますけれども、それは、いわゆる広告、法第六十六条の第一項の規制対象であります広告には学術論文は該当しないというところが無罪ということになっている部分であって、しかし一方で、被告人が意図的にデータ...全文を見る
○塩崎国務大臣 宣伝目的のために企業が開発をすることもあるじゃないかというお話もございましたが、製薬企業が行う臨床研究も、新薬の開発を待ち望む患者にとっては重要な場合が多々あるんだろうというふうに思います。  本法案は、研究対象者の保護のための措置として、研究の目的とか内容等に...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直、きのう判決が出て、一般的には、なかなかわかりづらいなというふうに感じる方が多かったのではないかなというふうに思いました。  先ほど申し上げたとおり、無罪判決を言われているのはあくまでも学術論文が広告に当たらないということで、これは、今お話がありましたけれど...全文を見る
○塩崎国務大臣 認定臨床研究審査委員が実施計画の審査を行う際に、今の審査料をある程度徴収するということは認められることと考えているわけでありますが、厚生労働省令において、各委員会の運営に必要な範囲内で審査料を定める旨を規定することを今考えているところでございます。  問題は、中...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういうモニタリングをするのかというのも大変大事だと思いますし、最低限のモニタリングがそもそもできるのかという、その規模が小さかったりいろいろなことで、その実施可能性についていろいろ心配になるような要素が確かに御指摘されているとおりあろうかというふうには思いますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、今申し上げたように、規模にかかわらず、できるようにするために手だてを打つ、あるいは、より利益相反を排除できるようにしていくということは、これはやらなきゃいけないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 ピアレビューのような形で、レビューをする人が能力を上げていくというのは当然大事なことでありますので、そういう手だても打っていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 製薬企業とか、あるいは学会などとの癒着が疑われるようなことがないように、厚生労働省として、国家公務員倫理法の遵守を一層徹底しなければいけない。  やはりコンプライアンス意識というのが大事だということで、私は、事あるごとに、法曹資格を持った人に必ず意見を聞くという...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、資料を含めていろいろお話がありました。  先ほど局長から御説明申し上げたのは、それなりの疫学研究の中で、どういうことがわかったのかということをそのまま御説明申し上げたわけでありますが、同時に、これは議事録をお読みになっておられるからおわかりだろうと思いますけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案につきましては、製薬企業の資金提供を背景とした研究データの改ざんなどの不適正な事案があったということがまずあったので、我が国の臨床研究に対する信頼を回復するためにはやはり法的手だてが要るということで、臨床研究の実施の手続、製薬企業からの臨床研究に関する資...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
03月17日第193回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化が進展する中で、就業促進や雇用継続を通じた職業の安定を図り、誰もが安心して活躍できる環境の整備を進めることが我が国の重要な課題となっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 太田房江議員にお答えを申し上げます。  保険料率の引下げの効果についてのお尋ねがございました。  近年の雇用情勢の改善により、雇用保険の被保険者数が増加するとともに、受給者も減少傾向にあるため、雇用保険財政は安定的に推移をしております。このため、昨年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 石橋通宏議員にお答えを申し上げます。  保育園における不適切な保育や不正受給についてのお尋ねがございました。  御指摘の保育園に対しましては、指導監督権を持つ大阪市において、不適切な保育や不正受給を行っていないかなどの実態を把握するため、三月中に立入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 片山大介議員にお答えを申し上げます。  雇用保険の積立金の目安の根拠とその効率利用についてのお尋ねを頂戴いたしました。  雇用保険の積立金は、雇用情勢が悪化した際にも安定的な給付を行うためのものでございます。積立金の水準については、労働政策審議会での...全文を見る
03月21日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化が進展する中で、就業促進や雇用継続を通じた職業の安定を図り、誰もが安心して活躍できる環境の整備を進めることが我が国の重要な課題となっ...全文を見る
03月22日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど保険者の言ってみればリーダーというか、その引っ張る方々の熱意というのが大事だというお話をいただきまして、私もそのとおりだと思います。  今また御指摘がございましたけれども、特定健診あるいは保健指導、これにつきましては、糖尿病などの発症とかあるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成三十年度は、医療計画と介護保険事業計画が初めて全国で同時に改定されるという大きな節目の年を迎えるわけであります。ちょうど二〇二五年という、団塊の世代が皆七十五歳になる、そのときまでに残された期間を考えますと、今回の六年に一度の診療報酬と介護報酬の同時...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長からも答弁をいたしましたけれども、実態調査によりますと約八割、七八・九%の事業場で年間一日も休日労働がないという現実が一つございます。  また、事業場で休日労働が最も多い方に注目して集計をしてみますと、その休日労働は年間の平均で五・四日、まあ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、労使合意に至ったわけでありますけど、まず第一に、これまでなかなか労政審でも合意ができなかった、そして大臣告示という形で罰則が掛からない、青天井を残した、そういう規制だったわけですね。それに対して今回は、月四十五時間そして年三百六十時間という、これを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) みんなで議論をしておるのでみんなでやりたいと思いますが、まさに自動車運転の場合には、先ほどお話が出ていた休日労働を含めての規制をどうするかということにも関わってくる問題でもあろうというふうに思うわけで、先ほどだらだらというふうにおっしゃいましたが、それな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この過半数代表の問題については、たしか派遣法の議論のときにも行田さんだったか随分取り上げられた記憶がございまして、また、その代表の選び方にいろいろな問題があるということも間々あるんだということも私もよく分かっているつもりでありまして、この点については、組...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、昨年十月に新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会というのを立ち上げました。実は年末に、回収で一万六千近くの先生方から、これはお医者さんですが、全国から、それこそ沖縄から北海道まで、そういったところから送り返していただきまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では、今年の一月に、労働基準法を含めて厚労省所管法令に違反し行政処分などを受けた業者を公共調達から排除するということ、それから、契約締結後に厚生労働省所管法令違反で行政処分等を受けた場合には契約の解除等ができるようにあらかじめ契約書に明記をする...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一律にどのくらいということを決めているわけではございませんで、契約ごとにそれを決めるということで、何年とか何か月とか、そういうことを決めるというふうに今なっているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 例えば過去一年とか過去半年とか、そういうようなことについても、それぞれケース・バイ・ケースで決めていくということに契約ごとにしていくということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、どういう行政処分が行われるか、つまりどういう法律違反をしたのかということにも掛かってきますが、今お話しのように、それはやはり意味ある期間を設けるということが、こういうルールを作る限りは必要だというふうに思うわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは川合先生からの御質問や、この間の足立先生からの御質問に対してもお答えを申し上げたところでありますけれども、次期財政検証に用いる将来の経済前提についても、やはり一時的に賃金上昇率がマイナスになるようなケースも含めてやはり様々なケースを考えるということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まだ私はそのタスクフォースなるものの方々の御意見というのは直接聞いていないものですから、何をおやりになりたいのか、何を民間に任せたいのかというのはよく分からないのでありますので。  今、既に労働基準監督署でも民間人に任せているところは、例えば平日夜間と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、この緩和ケアというのがかなり今一般的に言われるようになってまいりましたけれども、まだまだ整備しなきゃいけないことがたくさんあるようなふうに私も受け止めております。  がんの患者の皆さん方が質の高い生活を送るためには早期から緩和ケアを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度から実施をしているこのモデル事業、二十九年度まで行われるわけでありますけれども、てんかん診療拠点機関を中心とした、患者を適切な医療につなぐということで、連携体制の構築、それから、てんかん診療に関する成果、課題が明確にこのモデル事業によってな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々議論は、これは共産党の先生方からもしばしば言われたのは、この大臣告示である月四十五時間それから年三百六十時間を法定しろということを随分御議論いただいてまいりましたし、それから時間外労働の問題についての議論、御提案が多かったし、今回、御案内のように、労...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、いわゆる過労死基準をクリアするということは、事実上、休日労働も含めた実労働時間を念頭に入れながら時間外労働の規制について考えるということで、労使の皆さんが話し合った末にぎりぎりの合意が初めて法律にするという形で出てきたということで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、後に労働基準法の改正の中でこの指針を定めることにいたしますから、その指針の中で私たちとして可能な限り抑制をするということを明確にしていくということを申し上げておるわけでありますから、それは、今、小池先生の御意思に応えているというふ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個社の問題についてはコメントは差し控えたいと思いますけれども、実際、企画業務型裁量労働制と銘打っていながら必ずしもその法律の趣旨並びにその定めに合っていないというものについては、当然、不適切な運用でありますから、これは労働基準法違反ということを確認された...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、労政審の建議において、御指摘のこの定期報告についての、企業が制度を導入してから最初の六か月後にだけを行えばよいという方針が示されたことを受けての決めたことでございまして、これ、企画業務型裁量労働制が制度として定着をしてきたということ、それから手続の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの政労使提案、労使の合意を受けて政労使で提案をさせていただいた時間外労働の上限規制は、月四十五時間かつ年三百六十時間を原則としておりまして、一時的な業務量の増加がやむを得ない場合に限って一年七百二十時間と、そういう特例も認めるということにしたわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、そのとおりだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも過重な労働は避けるというのが原則だというふうに思います。  この今の割増し賃金率の二五%、あるいは今度中小企業も含めて今提出している労基法でいけば五〇%ということで、これはあくまでも抑制を利かせるためのものと理解をすべきかなというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、労使合意の中で、初めて努力義務という形でインターバル規制を入れるということが労使の間で合意ができたというのは、それはそれなりにやはり大きな前進だったんだろうというふうに思います。  考え方としては、これは前向きに捉えるべき考え方ということは、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、何度か御答弁申し上げておりますけれども、一番は睡眠時間が働く人にとっては一番大事だということで、睡眠時間を考えているということ、その他生活時間を考えてこの九時間というふうにしていますけど、ヨーロッパはEU指令で十一時間となっているわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) あくまでも、何といいますか、上限として、あるいは少なくともこれだけは取った方がいいんじゃないですかということを申し上げている時間だと思うんですね。ですから、本来はもっと取ってゆったりとした方がかえっていい仕事ができるということにもなるので、最悪でもそのぐ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生おっしゃっているのは、あるべき姿ということでおっしゃっていただいていると思いますが、今回のこの一月二十日に出しましたガイドラインの案につきましては、これまでは厚生労働省の中の労働局向けに通達を出していたということで内向きの話でやっていて、指導はこうい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、同一労働同一賃金のガイドラインの前文というのがありまして、そこに今後の課題ということも同時に書きました。それは、やはり職務を明確化をして、それに必要な能力も定義をして、そして公正な評価をする体制をどうつくるかということと、それにのっとって正規、非正...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この中身については、この間の柳川先生の検討会で出てきた報告書はありますけれども、説明義務の強化という方向性は指し示されたというふうに思いますが、それをどういうふうにするのか。まさに説明責任というのは、先ほど申し上げたような、職務をきちっと定義して、必要な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、いろいろ我々でも議論をしているところでありますけれども、大事なことは、やっぱり貧困の連鎖を絶たないといけないと、そして、いかなる子供さんであっても、やっぱり学びたい人には学ぶチャンスを与えないといけないということは、これ総理も何度も申し上げているこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) がん患者などが希望や能力、疾病の特性等に応じて最大限活躍できる環境を整備することは、一億総活躍社会を実現していくために重要な取組だということでございます。  現状では、がん患者などが治療を続けながら働くための制度や社内の理解が不十分であることなどいろん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろんなケースがあるんだろうとは思いますが、少なくとも基本は治療で病院にいるわけですから治療をするということで、その主治医が、大分回復して、やってもいいということであれば、しかし先ほどの傷病手当金の話もございますので、どういうことがニーズとして本当にある...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十八年の二月に、治療と仕事の両立支援に関する企業向けのガイドラインというのを初めて出しました。このこと自体は前向きな取組だというふうに私も見ているわけでありますが、特に今御指摘の中小企業、これについては産業保健体制というのも十分ではない、我々の事務...全文を見る
03月23日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御質問ありがとうございます。  ニッポン一億総活躍プランに、成長と分配の好循環をつくると、持続可能な社会を構築するためには企業の役割も大きなものというふうに位置付けられているんだろうというふうに思います。とりわけ、一億総活躍の国づくりを進める上で最大の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは衆議院の方でも厚生労働委員会で取り上げられておりましたけれども、保育園の設備運営については、厚生労働省が定める基準に従って、あるいは参酌をして自治体が自治事務として条例を定めるということで基準を決めて、それに従って指揮監督を行っていると、こういう法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用保険制度は、今お配りをいただいたような推移をたどってきているわけでありますけれども、自らの労働による賃金で生計を維持している方について失業時に必要な給付を行って求職活動を支援するという、これが基本の形だというふうに思います。  週所定労働時間が二十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたいわゆるマルチジョブホルダー、つまり副業、兼業、この問題でございまして、雇用保険の適用ということでは先ほども申し上げたような整理がなされているわけでありますけれども、今お配りをいただいております労政審の雇用保険部会の報告書の、これは去...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、男性の育児休業の取得率が二・六五%というのは本当に非常に残念な数字であって、これをどう上げるのかというのは今回の働き方改革の中でも大変重要な議論があったと思います。  介護の離職にしても、それから育児にしても、やはり働き方改革をやらない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 冒頭お触れをいただいた事案というのは、平成八年から九年にかけて複数の保険薬局が医師へのリベートを行うなどの健康保険法違反、これによって保険薬局の指定を取り消されて、その後、同じ建物、設備で別の者から新たな薬局の開設許可の申請があったと、こういうものだった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の労働条件の問題でございますけれども、実際の労働条件が募集段階での広告とかあるいは求人票などで示された労働条件から変わるということは、それはあるんだろうというふうに思いますが、働く方がその変更点を十分理解をしないで正式契約に臨むというのは避けないといけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは衆議院の段階でも、変更をしてそのまま契約をさせるんじゃないかというようなことを御心配される向きがありましたが、今もそういう方向での御懸念ではないかというふうに思いますけど、我々は、そうではなくて、むしろ本番でいきなり初めて変更されたもので契約をしな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の改正で新たに義務化をいたします労働条件の変更等の明示、これにつきましては、働く方が労働条件の変更等を十分理解をした上で労働契約を締結をできるというためのものであって、あくまでも働く方の保護でなければならないわけで、それに不十分であるということであれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今回の見直しの教育訓練給付の受給が可能となる十年というのは、根拠は何だと、こういうことでございますが、今お話もあったように、育児のために離職をしてその後再就職した女性のうちで、十年以内に再就職する方の割合というのを足し合わせてみると大体約八割...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般論として、初めから求人票に記載した労働条件で雇う意思がないと、そういうような場合には虚偽の条件の提示に該当するというふうに考えられると思います。  現行制度においては、虚偽の条件を提示して働く方を募集した事業主は罰則の対象となるわけでありますが、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がありました、この建議の中では触れられていない裁量労働制についてどうだと、こういうことでございましたが、裁量労働制であるかどうかを明示事項に追加することについては、改正法の成立後、その施行に向けて検討を進める中で検討してまいりたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この総合的職場情報提供サイトにつきましては、先ほど橋本副大臣からも御答弁申し上げましたが、企業の職場情報、例えば平均勤続年数とかあるいは研修の有無などを一覧的に掲載をすることを想定をしているサイトで、かなりの数の項目を今想定をしています。  是非、じゃ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、募集に当たりについては募集時にすべきではないかと、こういう……(発言する者あり)開始時ですね、開始時ということを御提起いただいているわけでありますけれども、この募集時には、一部の条件が定まっていないということもあり得るほかに、個々の具体的な労働条件に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 急速な少子高齢化が今進んでいるわけで、働く方の能力を向上させて生産性を上げるということは、雇用の安定にもつながる上に賃金も上がるということにも近づくわけでございまして、今回、生産性の向上を後押しする理念を雇用保険法に明記をするということにいたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 最近の数年間の傾向を見てみますと、完全失業者数と受給者数、この実人員の差は必ずしも広がっているとまでは言えないものだというふうに思っておりますが、雇用保険の適用につきましては、平成二十二年の法改正によって、非正規で働く方に対する適用範囲の拡大を行う、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今資料をお配りをいただいておりますけれども、求職者支援制度、これにつきましては、雇用情勢の改善に伴って利用者が減少しておるわけでありますが、制度を利用して訓練を受けておられる方の約六割が雇用保険が適用される就職を実現をされておりまして、セーフティーネット...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ハルツ改革は、単に労働政策だけの改革ではなくて、コーポレートガバナンスの改革であったり、あるいは資本市場の改革であったり、様々なものの組合せでドイツの経済の再生というのが行われたというふうに私は理解をしておりまして、その中の大きな大事な固まりがこの労働政...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年度に実施をいたしました専門実践教育訓練給付の受給者へのアンケート、今お話がございましたが、これによりますと、受講時に就業していたと回答している方から、受講の効果として、処遇の向上に役立つ等の肯定的な意見を八割程度の方からいただいているところで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども、車座で総理と一緒にいろいろな議論をして、リカレント教育などはかなりそれなりの効果がやっぱりあるんだなということを改めて感じました。  したがって、今も橋本副大臣と話していたんですけど、利用率が随分低いのがけしからぬとは言えないことももちろんない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、建築の大工さんのお話でございますけれども、あるいは木工職人、こういった物づくり分野で働く人材の確保あるいは育成につきましては、熟練技能者が高齢化をするという傾向でありますので、技能をしっかりとつないでいく、これは大変大事なことだと思っています。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 育児休業取得率の話は先ほど来出ていますけれども、女性は八割台、男性二・六五%という惨めな姿であります。その理由の一つとして、先ほど来出ているように、やはり育児休業制度取得しづらいという職場の雰囲気だと思うんですね。そういうことがアンケートで見て取れると。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回働き方改革実現会議の中でいろんな議論をしておりますけれども、基本はやはりそれぞれのニーズに合った柔軟で多様な働き方を自ら選択できるという日本に変えるということが大事で、ヨーロッパなど、いろいろ報道等で見てみますと、週三日だけれども支店長だとかいう女性...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も全く同感でありまして、いろいろな会社がいろいろな工夫をして、出して、お子さんがおられようと、いろんな条件が整っていなくて働きづらいという人たちに働きやすい条件を提供するような企業があれば、私たちはやはりそういうものをもっともっとみんなに知ってもらって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、この問題提起で初めて私も知りましたけれども、県としてこういうワーク・ライフ・バランスを中小企業に勧めていくということをやっているのは大変すばらしいというふうに思います。  いずれにしても、育児にしても介護にしても、それぞれほかの問題を抱えながらで...全文を見る
03月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○塩崎国務大臣 まず第一に、当然のことながら、教育現場、養成施設ですが、パワハラ、セクハラ等々あってはならないことはもう言うまでもないわけであって、そもそも、今御指摘のように、理学療法士の皆さん方にとって大もとになるのが、理学療法士及び作業療法士法という法律があって、これはもう既...全文を見る
○塩崎国務大臣 カリキュラムを中心に、どういう養成の中身をこれから詰めていくかということかと思いますが、理学療法士の養成につきましては、理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則というのがあって、そこで学校または養成施設の指定基準を規定しておりまして、大学と同様に、教員の数だったり...全文を見る
○塩崎国務大臣 今は、理学療法士というのは名称独占になっているわけでありますが、医行為として行われる理学療法、病院で行われるような理学療法については理学療法士の業務独占となっているわけであります。  一方で、医行為に当たらない、生活機能の維持を目的とした体操とかそういった類いの...全文を見る
○塩崎国務大臣 少なくとも、この森友学園の問題については、大阪市が当然監督官庁でありますので、不正受給を行っているかどうかということを含めて実態把握をして、三月中に立入検査をすると言っていますので、その結果を待ってどうするかということは、まずは大阪市が考え、それが正しいかどうかは...全文を見る
○塩崎国務大臣 知りませんでした。
○塩崎国務大臣 性的指向、いわゆるセクシュアルオリエンテーションと、それからジェンダーアイデンティティーに関する差別とか偏見とか、こういうものをなくさなきゃいけないというのは、比較的、認知された問題としては新しい課題であるわけでありますが、これは、しかし、そうはいいながら、世界の...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来お話が出ております、もともとの根拠法は、昭和二十三年、一九四八年に、超党派で、議員立法で成立をしたということが経緯としてまずございました。  そして、平成八年、一九九六年、この際も議員立法で、たしか委員長提案だったかというふうに思いますが、いずれにしても...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど御議論をいただいたところで、民主党政権のときにどういうふうに対応されたかはよくわかりませんが、ハンセン病の問題については、元患者の方々からの国家賠償請求訴訟、この判決におきまして違法性が認められたために、政府として反省の意を談話としてあらわしたものというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年、参議院で福島委員に対してもお答え申し上げたように、厚労省として誠意を持ってお話を聞くということで、実際にそれもやってまいりました。  私が会うべきかどうかということについては、今御意見を頂戴いたしましたので、考えてまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 女子差別撤廃条約の実施状況に関する国連の女子差別撤廃委員会、この最終見解というのが平成二十八年三月七日に出ておりますが、そこでは、旧優生保護法に基づき女性の同意なく行われた優生手術について調査をすること、それから、男女を問わず同意なく優生手術が行われた方に対する補...全文を見る
○塩崎国務大臣 過去に起きた、優生保護法によって本人の同意なく不妊治療を受けさせられるということがあったこと自体は大変問題だというふうに私も思っています。  だからこそ、平成八年にこれを議員立法でまた廃止をする、そして新しい母体保護法という形で対応していくということになって、本...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年度の介護報酬改定では、全体として事業者の安定的な経営に必要な収支差は残るようにしながら適正化を行う、その一方で、介護職員の確保を図るために処遇改善加算の拡充を行って、中重度の要介護者等を受け入れる場合に加算をする、こういった、サービスの質を上げていくと...全文を見る
○塩崎国務大臣 調査が大事だというのは、そのとおりだと思います。  介護報酬改定に当たりましては、介護サービス事業者の経営状況、これをできるだけ立体的に、正確に把握をするということが重要でありますので、改定後二年目に介護事業経営概況調査を行うとともに、改正後三年目には、さらにサ...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題については、中島委員を初め、大勢の方々からいろいろな問題提起をいただいて、それを踏まえて、できることから順次やってきたことの一つの分野が、この調査のあり方だったかというふうに思います。  平成三十年度の介護報酬改定を控えているわけでございますので、ここに...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろな地域でいろいろな御意見をお聞きするわけでありますが、介護報酬において一単位当たりの単価を設定する際に、人件費の地域差というのを、今お示しいただいているように、勘案しているわけでありますが、具体的には、この単価の算出に当たりまして、公平性、客観性の観点から...全文を見る
○塩崎国務大臣 人件費についてはさっき申し上げたとおり、地域差、これを反映しているということで、いろいろな御意見があるということは御指摘をいただいたところでございます。  一方で、平成二十一年度の介護報酬改定の際に、介護事業経営実態調査に基づいて分析をいたしましたが、そうしてみ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、いろいろな御意見があって、基本的な考え方は先ほど申し上げたとおりであります。  いずれにしても、さまざまな御意見をしっかりと受けとめた上で、調査のあり方についても、絶えず考えることを怠ることなく、どのようにしたら一番適切な介護報酬を決めら...全文を見る
○塩崎国務大臣 高齢化が、二〇二五年の、団塊の世代が全て七十五歳を超える、そういう時点になるわけで、そこに向けて、今、地域包括ケアシステムを構築しようということで、言ってみれば、医療と介護を一体的にサービスとして提供ができる体制をつくる。  その際の受け皿としては、在宅とそれか...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、できるだけ早く御審議をいただきたいと思っている介護保険法の改正などの中でも、私どもの考え方として、今御指摘をいただいた、いわゆる最近よく言われる自立支援介護、そのことについて、やはり方向性としてはそちらに各保険者が行っていただく。そのためには、やはり介護も科...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、指定難病というのは、客観的な診断基準が確立をしていることなどが指定の要件となっていることから、研究班が収集した医学的情報をもとに審議会で要件を満たすかどうかを検討の上で指定をしているということでありまして、この研究班が立ち上がらないといかぬ、こう...全文を見る
○塩崎国務大臣 プリサイスな、いつというのを言えということを言われても、なかなかそれは難しいと思いますが、できるだけ早くやっていきたいと思っております。  今、しかし、どういう可能性があり得るのか、つまり、受け取る体制のあり方、そういうことについても具体的な提案もございましたが...全文を見る
○塩崎国務大臣 もちろん、その二十九年度中に何らかの答えを出していくということについて、私もそのとおりで結構だと思います。
○塩崎国務大臣 一番大事なことは、消費者にこういうものが行ってしまわないようにすることが大事でありますので、先ほど部長から答弁いたしましたように、関係団体及び都道府県に対して周知はしていますけれども、やはりこれが確実に小売段階に行く、徹底されるということが大事なので、その点をよく...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、内閣府の方からお答えがありましたけれども、もちろん、行動計画が決まってからということであることは間違いないんですが、しかし、これまでの議論で、当然、法改正も伴うものは、中に、一と三以外にもあるというふうに私どもは思っていますし、それでなければなかなか変わってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、小林次長の方からお答えをいたしましたが、建設業と自動車の運転、今御指摘のように、労災でも死亡事故が一番多いのが運転ということで、それはもう私どももよく認識をしているところでございます。  しかし、今回、総理が決断をして、猶予期間を設けた上で、かつ、実態に即し...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは我々、野党のときにできた法律で、自民党も賛成をしたわけでございますが、先ほど局長からも答弁しましたけれども、労働契約法の第十八条には、同一の使用者との間で締結された二以上の有期労働契約の契約期間を通算した期間が五年を超える労働者が、使用者に対し、無期労働契約...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別のことはともかくとして、一般論で申し上げれば、働く方の保護を使命とするのは厚生労働省として当然のことでありまして、無期転換ルールを避けることを目的として、無期転換申込権が発生する前に雇いどめをすることや、更新年限や更新回数の上限を一方的に設けるといったようなこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどもお話が出たように、これは、十四年前に健康増進法の中で努力義務という形で施設の責任者に対して義務をかけたわけでございますけれども、どうもやはりこれではなかなか効果が上がらないということで、受動喫煙の被害が続いているものですから、今回、特にオリンピック・パラリ...全文を見る
03月27日第193回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、経済の好循環を実現する観点から、最低賃金の引上げとともに中小企業の生産性の向上、そのための支援に政府も挙げて取り組んでまいっております。中でも飲食業や旅館業などのいわゆる生活衛生業、これにつきましては最低賃金引上げの影響が大きいというデー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本格的な高齢化を迎えるに当たって、今御指摘のように、医療や介護を必要とする高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるようにするということが大事でありますが、そのためには、医療や介護の専門職、今お話がございましたが、やっぱり連携が必...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のこのDHEATは、被災自治体の保健所やあるいは県庁等に支援に入って、その職員とともに管内の市町村の公衆衛生業務のマネジメント機能、これを支援するチームであるわけでございますので、支援を受け入れる側の体制の構築や教育も重要だということは今御指摘の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本の現状というのは、恐らくDNA鑑定のことをおっしゃっているんだろうと思いますが、まず第一に、米国と日本の違いを申し上げますと、米国では、我が国と異なりまして、第二次世界大戦当時から兵士の身体に関する記録とか診療録、診療の記録ですね、これを残しているた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的に総理の御指示を得て、私どもとしても、環境は米国とは少し異なるわけではありますけれども、埋葬地情報などによってある程度戦没者が特定できるという、そういう場合もあるわけであります。  したがって、DNA鑑定の対象を歯だけではなくて大腿骨等の四肢骨、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いわゆるニートの自立、あるいは就職を支援する拠点として、今御指摘をいただいたサポステ、これは地域若者サポートステーションと呼んでいるわけでありますが、これを全国約百六十か所に配置をいたしまして、設置をいたしまして、その御指摘の高校中退者、この方々がニート...全文を見る
03月28日第193回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  高齢化の進展等に伴い、介護を必要とする高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者等が住みなれた地域でその有する能力に応じ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 小松裕議員にお答え申し上げます。  今回の制度改正による変更点とメリットについてのお尋ねがございました。  本法案は、地域包括ケアシステムを強化するための制度改正を行うものでございます。  具体的には、全ての市町村で保険者機能を強化する仕組みを制度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 桝屋敬悟議員にお答えを申し上げます。  三割負担の導入についてのお尋ねがございました。  今回の法案では、介護保険制度の持続可能性を高めるため、世代内、世代間の負担の公平や負担能力に応じた負担を求める観点から、現役並みの所得を有する方の負担割合を二割...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 堀内照文議員にお答えを申し上げます。  自立支援、重度化防止に向けた取り組みに関する評価指標等についてのお尋ねがございました。  高齢者の自立支援や重度化防止の取り組みを進めていくためには、PDCAサイクルを活用して市町村の保険者機能を強化していくこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 河野正美議員にお答えを申し上げます。  三割負担の導入と要介護度に応じた利用者負担についてのお尋ねがございました。  今回の法案では、介護保険制度の持続可能性を高めるために、世代内、世代間の負担の公平や負担能力に応じた負担を求める観点から、現役並みの...全文を見る
03月28日第193回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました子供の医療費助成に係るいわゆる国保の減額調整措置、これにつきましては、かねてより公明党の皆様方から繰り返し御指摘をいただいてまいりました。  それを踏まえまして、昨年六月二日に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランにおいて、子ど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障制度を持続可能なものとして次世代に引き継ぐということが極めて大事な安倍内閣としての責務だと思っておりますが、世代間、そして世代内の負担の公平を図るために、給付と負担の在り方につきましては、これは不断の見直しをしないといけないということで、社会保障...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 発達障害を見逃すことなく早期に発見をして支援をしていくと、こういう観点からの御質問をいただきました。  一歳六か月健診や三歳児健診におきまして、精神発達の状況とか言語障害の有無などの健診項目を盛り込むように、今私どもから通知で示しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このところ、発達障害のある方々から新規の求職申込件数がハローワークに大変増えております。就労支援に対するニーズがこうやって高まっているわけでありますので、教育現場、学校とよく連携をしながら就職支援というのをやらなきゃいけないというふうに考えておりまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四十歳以上の方を含めた引きこもり状態の方々に対しましては、都道府県等に設置をされております専門相談窓口でございますひきこもり地域支援センター、ここでの相談支援、それから生活困窮者自立支援制度における相談窓口での御本人の状況に応じた包括的な支援、そして、す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、ゼロベースから見直すということについては全く同感で、去年、ゼロベースから見直す総棚卸しを助成金についてやれということをもう既に言っているわけでございますが、ただ、一方で、今答弁申し上げたように、大体平均で六割ぐらいの執行率であるということはお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日、最終回になります働き方実現会議でかなりいろいろな議論をさせていただいて、今御指摘をいただいたような方向について、私どもの方からも既に提案をしているところでございます。  先ほど労働生産性については私も申し上げましたけれども、初めて金融機関と組んで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは都道府県労働局に勤務をいたしております職員の、まず常勤職員は平成二十八年度末時点で二万八百六十八人、そして相談業務等に従事をする非常勤の職員、これは平成二十八年の七月一日時点でございますが、二万八千三百四人というふうになっております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、非常勤の賃金につきましては、職務の内容に応じて設定をしているということでございます。それから、昇給制度は設けてはおりません。それから、期末手当は支給していない状況でございます。それから、地域手当につきましては常勤職員の三分の一程度を原則として支給を...全文を見る
03月29日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  高齢化の進展等に伴い、介護を必要とする高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者等が住みなれた地域でその有する...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 過去二回の改正で、どういう趣旨でやったのかということについては今局長から答弁申し上げたところでございますけれども、これを、基本手当の給付水準を今の、平成十二年と十五年の改正前の水準に戻すことについての御提案をいただいておりますが、昨年度に引き続いて労政審...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、財政審の方での雇用保険についての国庫負担の停止の問題について御指摘をいただきましたけれども、この雇用保険の国庫負担は、もう何度も申し上げているように、失業というのが国の経済政策、雇用政策と関係が深い、そして政府もその責任の一端をやはり雇用に関して担う...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の国庫負担の引下げは、雇用保険財政の安定的運営が確保されるということが大前提でなければならないし、またそう思っているわけでありまして、それがゆえに三年間の限定の時限的な措置としての引下げと、こういう位置付けであるわけでありまして、これはもう法律上三年...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本は、先ほど申し上げたとおり、失業というのが国の政策によって大きく影響を受け得るということで、国も責任を担うべしと、こういうことで国庫負担が決まって、二五%というのが本則としてあるわけであります。  したがって、それが原則であって、あとは、そのときそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の雇い止めされた有期雇用の働く人たちの所定給付日数、このことにつきまして、暫定措置について、リーマン・ショック以降の急激に悪化した雇用失業情勢等に鑑みて、これまでは暫定措置ということでやってまいりました。この暫定措置につきましては、雇い止めによる離職者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これから、今回の場合は労働移動というよりは会社が変わってその場にいる方は変わらないというケースだろうと思いますが、労働移動も十分これからはあるわけですから、実態として継続的に働いている人が形式的に変わったことによってこの育児休業給付を受けられないというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) GDPも過半数が付加価値ということで、今定義を申し上げましたこの生産性の定義というのが、付加価値を分子に、あとは頭数で割るという意味での生産性を取っているわけでありますが、今回、この生産性要件については、私がかなりこだわりを持って入れ込んだということで、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 産業の高度化というのが必ずこれから更に進んでいくわけでありますから、その際に、働く人が新たな技術やイノベーションを生み出す力を付けるための教育訓練というのはやはり基本的に大事であって、それなくして新しい仕事に移るということはなかなか難しいんだろうというふ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、あくまでもこれは緊急的なセーフティーネットだということは今も説明をいたしましたけれども、それはそのとおりでありますが、大事なことは、やっぱり男性も育児休業をしっかりと取れるということに社会全体が変わっていかなきゃいけないということのために、じゃ、更...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間の答弁で申し上げたように、二十九年度予算における十分の一への引下げで生じる財源一千百億円程度ということでございますが、その際に、今お話があったように、一般会計予算全体の中で適切に使われるということを申し上げたわけでありますけれども、今、この一般会計...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど答弁申し上げたとおりで、本則復帰についても法律上明記をしているところでありまして、私どもとしても、今回はこの三年間の暫定ということで、平成三十二年度以降、この実施に向けてできる限りこれ努力をしていかなければならないというふうに考えているからこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、導入趣旨について、この給付制限についてお尋ねがございましたが、正当な理由のない、御自分で自己都合でお仕事を辞められる方々につきましては、安易な離職により繰り返し基本手当を受給するということを防止をしないといけないということで、早期再就職を促進する観点...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき、なぜ三か月なのかということに対してはお答え申し上げておりますが、例の労働移動支援のための助成金については、その趣旨と違う目的で使われるという事実があって、この委員会でも大分御指摘をいただいて、全面的に見直しを労政審でもしていただいたところでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろんこれは労働移動する際のケースで様々あることはそのとおりでありますし、また、当然おっしゃるように、できれば前の賃金よりも高い賃金になるぐらいの移動が行われることがたくさん出てくるということが望ましいことはそのとおりだと思っております。  これは去...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の点は大変重要だと私どもも思っています。現行の職業安定法では、働く方が労働条件を認識をした上で求人への応募それから労働契約の締結、これに向けた事業主との交渉を行うことができるように労働条件の明示を義務付けているわけでありまして、こうした規定の趣旨に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 募集あるいは職業紹介を行う際に労働条件を明示するということを義務付けているということは先ほど申し上げたとおりでありますけれども、その趣旨に照らしてみると、可能な限り速やかに明示は行われるべきと考えるべきだろうと思います。  具体的には、原則として求職者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年十二月だったと思いますが、労働政策審議会の建議がございましたが、それを踏まえると、今御指摘の固定残業代、これについては明示が当然必要だということで、それを明確化することが大事だと思います。  それから、試用期間についても御指摘ありましたが、その有無...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、不的確な明示が虚偽の条件の提示に当たるかどうかというのは、当然個別のケースでいろんなことがあるんだろうというふうに思いますので、そういうときは個別に判断をいたしますが、するべきだと思いますけれども、今御指摘のように、該当する事案も当然あり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 募集あるいは職業紹介を行う際の労働条件の明示につきましては、可能な限り、先ほど来申し上げているように、速やかに行われるべきだということだと思いますが、具体的には、先ほどもお話が出ましたけれども、原則として求職者と最初に接触する時点までに明示が行われるべき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法改正で新たに義務化をすることになっております労働条件の変更等の明示、これにつきましては、労働条件が確定をした後に労働契約を締結するか否か、求職をされている方が考える時間が確保されるということが大事だというふうに思っています。それは寸前に示されても...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返し申し上げますけれども、この募集あるいは職業紹介を行う際に明示された内容を変更して労働条件を確定させる際には、労働契約を締約するか否か、求職者が、先ほど申し上げた、考える時間が必要だと。この表現ぶりがどうなるかは別にして、そこのところはしっかり考え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、新卒者は全く社会に出るのは初めてという方が多いわけで、世の中にだまされるだのようなことは知らない学生さんが社会に出る際の初めての言ってみれば契約につながるものだと思います。したがいまして、新卒者については、労働契約締結時の労働条件が募集...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 募集の最初の段階できちっとした労働条件を明示することが大事だというのが基本だというふうに思っていますが、そのまま労働契約における労働条件になることが当然期待をされて、変わらない方がいいわけでありますが、しかし、仮にその変更がある場合には、安易にはまず行わ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、就職活動のやり直しというのはなかなかこれは利かないわけでありますので、遅くともと、今、石橋先生はおっしゃいましたが、まさに遅くとも就職内定までに労働条件等が明示をされなければならないというふうに思っております。これが原則だというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回は緊急的な育児休業期間の延長と、こういうことで御提案申し上げているわけでありまして、復帰後順調にキャリアを積み重ねていくということが一番大事なことだと思います。育児休業、育児・介護休業法上は、これまでも育児休業を取得したことなどを理由とする不利益取扱...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 再生医療は日本は大変強みがある分野だというふうに思っています。今御指摘の理化学研究所のプロジェクトチームにおいて、これは高橋先生を中心に行われた今回の他人のiPS細胞を用いた世界初の移植手術、これが実施をされたわけでございまして、大変画期的な喜ばしいこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一億総活躍社会はどういうものかということを引用されながら、これからの新しい社会保障の在り方について御質問を頂戴をいたしましたが、まさに一億総活躍社会づくりは、一億人にとっては一億通りのやっぱり生き方があって、またそれぞれの地域でそれぞれのいろいろな助...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、働き方改革の議論の中で一番焦点が集まった中の一つが長時間労働の解消ということでありましたが、長い時間働かなくても同じだけのアウトプットを出すと、あるいは、より多くのアウトプットを出すためには、今お触れをいただいた生産性、なかんずく一人の、マンアワー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では、平成二十七年の四月に男性の育児休業取得率の目標というのを定めました。三〇%ということにいたしまして、二十六年度は一二・一%だったんですが、これを三〇%まで引き上げようという目標を平成二十七年の四月に立てたわけでございます。その際、子育てメ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、保活をされている方々がたくさんまだおられるということでありまして、私ども政府として、希望する方が保育園などを利用できるようにしなければいけないと思っております。  各自治体による保育の受皿整備の前倒し加速化、そして、これ、企業が貢献することによって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども、前身の失業保険の法律ということでかつてあったという話がありましたが、雇用保険制度は、働く方が失業した場合や働く方について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に給付を行うほかに、働く方が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合に給付を行うと。こうい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長時間の中でもひどいケースにつきましては、これは自己都合ではなくて特定受給資格ということになる扱いをしているところでございまして、自己都合離職者に比べて特定受給資格者、これの給付日数を手厚くしているというのは、倒産、解雇などあらかじめ再就職の準備をする余...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいまの通年雇用促進支援事業、この御指摘でございますけれども、これは季節労働者の通年雇用化が効果的に進むように、地域の要望を踏まえながら、働く方向けの技能講習あるいは事業所向けの経営労務管理講習、こういったことなどの支援に取り組んできた事業でございまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用保険制度というのは、働く方の生活の安定と、それから先ほど申し上げたように就職の促進ということを図ることが目的であるわけでありますので、これらのバランスを取った給付水準とすることが必要だというふうに思っております。  今回の改正におきましては、若年層...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、今回三年間の限定ということで引下げをさせていただいているわけでありますので、法律どおり三年間で終わらすということが大事だというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、千葉市の取組について御紹介をいただいて、自治体によっては男性保育士の積極活用をされているということを改めて確認をさせていただきました。  子供たちにとって、やはり初めて社会に出るのが保育園ということはあるわけでありまして、やはり社会には多様性という...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特別養子縁組について今御指摘をいただきましたが、今、厚生労働省では、検討会、ワーキンググループで議論をし、一昨日、年齢要件を引き上げるなど考えられるといった、そういう提言を取りまとめ中で、今座長預かりになっているわけでございます。  御案内のように、日...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) GDPを上げることが反対というなら別ですけれども、GDPの過半数はこの付加価値、それも人件費ということでありますので、それを大きくするというのは、あとは分配の問題ですから、労働者に行くか役員に行くか、それはその会社の中のガバナンスで決まってくることであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この数値は一つの、まあ言ってみれば、数値としてまず見るわけですけど、これだけで物事を決めるわけではなくて、金融機関の事業性評価というのをやるということを、活用するということを何度も申し上げていると思いますが、つまり、いびつな形でこの数字だけが大きくなって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 職業紹介事業者あるいは派遣元事業主などの指導を担当する需給調整指導官、これにつきましては、平成二十七年度に二十七名増員、そして二十八年度には五名増員ということで、労働者派遣法改正への対応のための増員をしております。そして、平成二十九年度においても、職業安...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三月二十八日に働き方改革実行計画を取りまとめをいたしました。そこでは、週四十時間を超えて労働可能となる時間外労働の限度を原則として月四十五時間、年三百六十時間として、違反には特例の場合を除いて罰則を科すと、こういうことを初めて法律で明定をすることがこの計...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 十二月の八日に総理とリカレント教育で再就職かあるいは初めて就職をされた方々との意見交換の場がございました、官邸で。その際、私も参加をしておりまして、話を聞いていて、まさに、今、行田委員がおっしゃったように、これだというふうに私も思いました。  リカレン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
03月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○塩崎国務大臣 今、私どもの方の資料もお配りをいただいて、二割負担の導入の影響度合いについてのお話をいただきました。  受給者の約九%の方々が二割の対象になるわけで、全員が二割になったわけでは決してないということをまず申し添えておきます。  前回の、二割負担を導入した際の平成...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの三つの自治体で私どもやったわけで、確かに地理的には関東地方に集中しているということで、先生の中国地方や私の四国が入っていないということでもあります。  しかし、私どもとしては、これは、影響が出なかった自治体のみ恣意的に取り上げているわけでは決してないわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、どういう効果が政策変更によってあるかということは何においてもしっかりと見ていかなきゃいけないので、さっき申し上げたように、この工夫をしながら立体的に見る努力を私どもとしても鋭意やっていかなきゃいけませんし、少なくとも、今回この法改正をやる際の施行...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十七年度の介護報酬改定について言及がございましたけれども、全体として、我々としては、収支差が残るように適正化も同時に行うということ、それから、処遇改善加算を拡充するということで、介護職員に焦点を当てて行った、それから、中重度の要介護者などの受け入れをする場合に加...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今、労働市場が全体としては非常によくなっているわけでありますけれども、人手不足という意味においては、この介護はその中でも飛び切り厳しい状況になっているぐらい人手不足ということであります。  それは、その理由の一つにやはり処遇の問題があって、ワークロードと...全文を見る
○塩崎国務大臣 予算委員会等々でいろいろやりとりがあった中で、私人たる安倍昭恵夫人に公務員が土日についていったことについてのいろいろな答弁がありました。  これは私は全く今かかわっていないので、どういう整理をして、どういうふうなことでお答えになっているのかは、これは官房長官など...全文を見る
○塩崎国務大臣 公務員は、国家公務員は労働基準法の対象ではないということがまず第一点で、私どもの所管する法律のもとで働いておられるわけではないということでありますので、まず、そういう形で、私が答弁する立場にはないということであります。  一方で、官房長官は、たしか予算委員会でも...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、前回の介護保険法改正、ここで二割負担というものを一部導入したわけで、先ほども申し上げたとおりでございますが、平成二十七年の八月に施行になりました。その前後の受給者数の伸び率、それから、平成二十七年八月以降の一割負担と二割負担の...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、きょう今、例を幾つかお挙げいただいたわけであります。先ほど冒頭、導入をした前後ということで七月、八月を見るだけではおかしいじゃないかという御指摘があって、それは、ある意味、その点は当たっている部分もあると思います。それはなぜかというと、この七月、八月を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の法律、御審議いただいておりますが、この施行は、三割部分については来年の八月ということでありますので、そこまでの間に、施行される前に、我々としては、調査、そして今お話のあったように分析、調査だけしても分析しなきゃ意味がないわけですから、それを踏まえて、心の準備を...全文を見る
○塩崎国務大臣 いやいや、調査の上で分析もして、心の準備をしてやると言っているんだから、それはやると言っているわけじゃないですか。
○塩崎国務大臣 まず第一に、二割の、今既に導入をされている部分について、我々として、それなりに、ふだんからのヒアリングベースで聞いている先、あるいは課長会議というのも定期的にやっているわけで、そういうところで聞いてみて、先ほど、私たちの判断は、余り大きな影響はなかったのではないか...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは法律をごらんのとおり、私どもとしては、二割に上げたことも踏まえ、その影響も踏まえた上で、今回、さらにこの制度の持続性を考え、なおかつ負担能力に応じた負担ということ、世代内、世代間負担などもあわせ考えた上で、来年八月の施行ということで三割負担については導入をす...全文を見る
○塩崎国務大臣 家族、今おっしゃったように、引きこもりの子供さんがいる家庭とか、そういういろいろなケースを想定してつくった調査はあるのかということでありますが、結論的には、今のところ、そういうものはございません。  しかし、一定程度の、やはりモデル化するような形でのパターンで調...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、これは「要介護度が変化している者を除く。」という調査でお配りをしたわけでありまして、これは、要介護度の変化がない者を時系列で分析する場合に、サンプル数が減少したりするというとともに、サービス利用の変更の要因が不明瞭になるというようなことから、同じサ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、退所者の数についての言及がございましたけれども、今直ちにそういうデータがあるかというと、それは今手元には、手元というか、調べてはいないということで、改めて工夫をして、利用者負担がふえた場合に利用量がどうなのかということ、あるいは、退所するかどうかということにつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこれは、さっき交付金というふうに言っていただきましたが、麻生内閣のときにやったんですね、一・五万円。これは税金でやっているわけで、これは、随分当時の民主党と私ども自民党との間で議論があって、政府との間でも議論があって、それでやはり処遇改善をしないといかぬと...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもの考えはさっき申し上げたとおりでありますが、今のような考え方、我々も当然、介護の職の方々、現場の方々の処遇が、事務職や他の職種に比べると、例えばPTとか、相対的にやはり、かなり、他の介護外との比較をしてみると、ギャップが大き過ぎるというので今介護に特化してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 三十一本の法律だ、乱暴だというお話がございましたが、今回御審議をお願いしている法律は三十一本あるというふうにおっしゃって、機械的に数えればそのとおりでありますが、これには、例えば条番号の変更など、その改正を行うことが本法案の直接の目的ではないものも含んでいるわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域包括ケアシステムは、重度な要介護状態となっても住みなれた地域でそれぞれ自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることが可能になるというために、医療、介護、予防、そしてまた住まい、生活支援、こういうようなことが包括的に提供される体制のことを指しているわけでありまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの地域包括ケアシステムは、医療と介護とを一体的にということで、既にもう何年かにわたってこれを基本的な考え方としてやってまいりましたが、さっき申し上げた包摂的なという、いわゆるインクルーシブな社会をつくっていくということをやらないと、この地域包括ケアシステ...全文を見る
○塩崎国務大臣 多分これは、先生、地元でお歩きになっていれば、かねてから感じておられたことだろうというふうに思うんですね。  さっきから出ている地域包括ケアシステムというのは、確かに、高齢化、高齢化ということで、医療と介護の、言ってみればインテグレーションを有機的にやろうという...全文を見る
○塩崎国務大臣 突然というお言葉でありますが、全く突然ではございませんで、去年の一億総活躍プランの中に地域共生社会という言葉は既に入っていて、そこに概念は書いてございます。  それで、これも多分、釈迦に説法だろうと思いますが、例えば、富山市にある「このゆびとーまれ」というNPO...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域包括ケアシステムについては、先ほど申し上げたとおり、これまでも高齢化対策としてやってきたことでありますが、それをさらに、言ってみれば深化させる形で、社会全体の中での位置づけを新たに加えているのが、去年の一億総活躍プランの地域共生社会づくりということだというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 まさに縦割りの弊害だと思いますので、直します。(中島委員「だから、ここで変えるんですか」と呼ぶ)直しますと今申し上げました。
○塩崎国務大臣 今回の法律の中で、例えば、先ほど申し上げたような基準該当のように、縦割りであるがゆえにうまくいっていないことを直していただく、こういうことができないと、本当に有機的に地域包括ケアシステムと地域共生社会づくりというのがうまくいかないということでもあったものですから。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案では、高齢者の自立支援とか重度化防止、こういったことを進める観点から、市町村の保険者機能を強化する。やはり厚生労働省とか都道府県だけではだめで、基礎自治体が保険者になっている介護保険でございますので、この保険者機能を強化するために、財政的なインセンティブ...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護保険は、やはり国民同士の助け合いの仕組みでもありますから、納得感というのは極めて大事だと思っております。  今回の法案では、支える側である現役世代の中の負担の公平、それから、負担能力に応じた負担を求めるという観点から、介護納付金に総報酬割を導入することとした...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の御質問にお答えする前に、先ほど、三十一本の法律を束ねるのはけしからぬ、こういうお叱りを頂戴いたしました。  ちなみに、平成二十三年の民主党政権のときの介護保険法等の改正のときには三十二本まとめておられたということを参考までに申し上げておきます。  介護保険...全文を見る
○塩崎国務大臣 行うというのは、サービスを提供されたことがあるかという、掃除とかそういうことをやったことがあるかというんですか、一般的に。
○塩崎国務大臣 当然、掃除は赤坂宿舎でも時々やっていますし、お風呂も自分で入れていますし、それから食事も、野菜を食べろと女房から言われているものですから、野菜スープをつくるのが趣味になって、自分でやっている。そうすると、皿洗いも何もかもやらなきゃいけないということで、自分でやって...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘になった昨年の審議会での各種発言に関連しての御質問だと思いますが、軽度の要介護者に対する生活援助サービス、さっき家事支援サービスというような表現もあったかと思いますけれども、そのあり方について検討をこの審議会で行っていた中で、生活援助を担う訪問介護員という...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは経済原則として価格効果というのは、何らかの価格効果というのは当然あるんだろうというふうに思いますから、今御指摘になったことは、程度の差こそあれ、やってみてどういうことが起きるのかというのはそれぞれですから。でも、そのようなことはやはりちゃんと踏まえた上で、当...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども御答弁申し上げたように、今回、こうやって法律を出す限りは、二割に上げたことが、壊滅的なことが起きたわけでは決してなくて、ここまでサービスも、破綻をしているサービス事業者が多い、ふえているという話がある一方で、サービスとしては着実に提供されているということは...全文を見る
○塩崎国務大臣 そういうことが、そういう結果が調査でも出てこないということを我々は予想はしておりますけれども、もちろん、どういうことになるかはやってみないとわからない部分が全然ないわけではないので、それはそれとして、しかし、私たちはそういうことは恐らくないんだろうというふうに思い...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法律では、介護保険制度の持続可能性を高めるために、世代内あるいは世代間の負担の公平あるいは負担能力に応じた負担を求める、そういう観点から見直しをして、現役並みの所得を有する方の負担割合を二割から三割に引き上げる。  この三割の方は全体の約三%。この間まで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療でのHTAというのがあって、ヘルス・テクノロジー・アセスメントというのがあって、要は、アウトカム評価をどうするのかというのは世界的にもまだまだ確定をしているわけではない、今、試行錯誤をしている。しかし、それはやはり、患者から見た価値がどうなのか。ですから、介護...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり介護も、さっき申し上げたとおり、服が着られない人が着られるようになるとか、歩けない人が歩けるようになる、そういう方向に行った方が、それは御本人にとって一番いいわけで、自立そして重度化防止、これが介護保険のもともとの理念でありますから、それに役立つサービスはど...全文を見る
○塩崎国務大臣 卒業というのが何を意味するか、こういうことが深くかかわるんだろうと思いますけれども、何度も申し上げているように、介護保険の理念は、自立を支援して重度化を防ぐ、こういうことで、やはり介護サービスを使わなくても、みずから生活ができるということになるのが一番いいわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、さっき私が答弁したとおり、究極の目標は自立であって、その手前に、重度化を防止していくというための介護保険だということだと思います。  当然、自立をキープしていくためには介護予防が必要ということであるわけでありますので、日常生活をみずから営むことができるよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 老施協の皆様は私のところにも来られました、これを持って。  それで、まず第一に、二ページ目の「この点、」と書いてあるところで、「厚生労働省からは、データベースを活用し、提供されたケアの内容を丁寧に分析することで、より幅広く「科学的に裏付けされた介護」の普及を目指...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護を受けられる方のいわゆるクオリティー・オブ・ライフ、QOLが下がるということは避けていかなきゃいけないというのは、常にそうだろうというふうに思っています。  先ほど来申し上げている、自立を支援して介護の重度化を防ぐという理念のもとで、生活援助サービスがやはり...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは私も、関西の自治体の長から、こういう問題が起きているという話はお聞きをしておりました。  やはり公衆衛生の基本がワクチンでありますから、地域的にも、おっしゃるように、その供給にボトルネックがないようにしていくということに絶えず目配りをしていくということが我...全文を見る
○塩崎国務大臣 しょせんは霞が関で考えたことでは決してないのがこの地域共生社会でございまして、先ほども申し上げたとおり、富山の「このゆびとーまれ」という、これは惣万さんという看護師さんがやっていらっしゃるデイサービスがB型の施設にもなっていたり、重度の障害者がおられる、通っている...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、介護事業者が公的な保険サービスに携わっていながら地域の活動がなかなかしづらいというお話がありましたけれども、人員や設備の最低基準を守る必要があるがために、本来のサービスの提供に支障がない範囲内で、積極的に地域活動に貢献できるようにするということは先ほど局長...全文を見る
04月04日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御指摘いただきましたように、私どものこの作ったビジョンは、やはり患者本位に薬剤師の皆様方や薬局が機能してもらうということで、まさに地域包括ケアシステムをこれから構築する際の重要なプレーヤーとして地域の薬剤師あるいは地域の薬局、これが人々の健康づくり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、調査の負担についての御懸念をいただいたと思いますが、これにつきましては、私どもも、この二年に一遍の調査の際に、それこそ調剤薬局に至るまで相当緻密な調査を時間を掛けて手間も掛けてやってきているということは私も地元の調剤薬局の皆さんなんかからも聞いており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、今回のいわゆるハーボニーの配合錠の偽薬の事案というのは大変深刻な問題だというふうに思っております。特に患者の手にまで渡ってしまったということで、本当に、国民の薬事行政に対する信頼、ここに大いに関わる問題として我々信頼回復をしっかりとやって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に女性が多いのは、医療職でも特に看護師は多いわけでありますけれども、最近は例えば医師でも二割ちょっと、それから薬剤師で六一%、これが女性比率になっていて、看護師は当然、九三%ということでありますから、これは全就業者で見ますと四三%ぐらいが女性ということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども厚生労働省としては、今、高階先生のおっしゃった考え方に沿った形で、罰則付きの受動喫煙対策を徹底していこうということで法律を今準備中でございます。  ちょうどオリンピック・パラリンピックが二〇二〇年ということで、中国以降のオリンピック開催国、開催地...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 働き方改革ということでありますから、当然これは全ての働く方々のことを想定をしながらやっていくということで、もちろんいろいろな法律がカバーする対象の方々が違うとか、そういうことはありますけれども、基本的には、働き方というのは全ての働く方々に対してやっていか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、総理から時間外労働規制を適用する方向とするという指示が出されて、直接の担当大臣であります石井国土交通大臣にも、これ、業界とそれからそこで働く方々、この方々との調整にかなり御苦労いただいたというふうに思いますが、その結果、これまでは改善基準告示、今御...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、堀内政務官から答弁申し上げたとおりで、中身についてはもうそういう事情を背景として今回こういう形になったわけでありますけれども、一番やはり先ほど申し上げたとおり大事なことは、今までの大臣告示でやってきたものを法律でもって罰則付きでやるということを、法律...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、実行計画の中でも、この休日労働を含んで百時間未満というくだり、あるいは休日労働を含んで八十時間以内を満たさなければならないということを、これはそれぞれ単月百時間とそれから二か月から六か月の平均での八十時間ということ、これは大原則としてお示しをしたわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、教職員についての御指摘をいただきました。  平成二十四年の総務省就業構造基本調査で週の労働時間が六十時間以上である雇用者の割合を職種別に見ると、教員は約二四%を占めるという実態でありまして、こういう現状から、教職員の過重労働は、これは大事な問題とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般論ということでございますが、労働基準法上のいわゆる労働者に該当するかどうかということにつきましては、契約の名称にかかわらず、使用者の指揮命令の下での労働と言えるか否かなどの実態を勘案して総合的な判断をされ、労働者に該当する場合には労働基準法等により保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたように、いわゆる使用者の指揮命令の下での労働と言えるかどうかということでありますから、今御指摘のように、意図的にそういったことを逃れるために行うようなことは好ましくないと考えるべきだろうと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 実際には請負契約であるというにもかかわらず雇用契約を締結するかのように見せかけた求人等を行うことは、これは職業安定法に違反をするということになるわけでありますので、労働条件等の明示、今明示の話がございましたが、この労働条件等の明示が不適切な事案を私どもが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的に申し上げると、一切議論されていないというのは必ずしも正しい御指摘ではないと思っておりますが、今回の医師についてのことについてはあえて申し上げませんが、この医療従事者につきましては……(発言する者あり)いや、いや、説明せいと言うならしますよ。いや、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論的にはそういうことでありますけれども、今回の上限規制につきましては、当然のことながら、例外的な取扱いとする業種は可能な限り限定をするということで臨んできたわけでありますが、看護師、今御指摘をいただきましたが、まず第一に、医師のように法律上応招義務が課...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、介護職員につきましても時間外労働の上限規制の対象になります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、需給推計についてお触れになったんだろうと思いますけれども、平成二十七年六月に公表いたしました介護人材の需給推計における需要見込みというのは、統計調査を基に把握をいたしました介護サービスの利用者百人当たりの介護職員数と、市町村が策定をいたしております第...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 公定価格に関してのお尋ねがございましたけれども、平成二十九年度における園長、主任保育士、そして一般保育士の予算積算上の基本分単価における人件費につきましては、園長が四百八十万、主任保育士が四百五十万、保育士が三百八十万という数字になっておりまして、保育士...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全てはやはり財源をどう確保するかという中で、今おっしゃったような方向性は問題意識は共有をしているわけでございますから、そこをどうするかということなので、しっかりと財源を確保しながら、こういった大事な保育士、園長を含めて、この公定価格が引き上げられるように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、質疑を通じて、筋電義手が余りにもまだ届いていないという、必要な人に届いていないということについて御披露いただいたわけでありますが、腕を切断したり、生まれながら欠損しておられる子供さんにとって、これは生活の幅が広がるということでありますから、普通の義手...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 現在、厚労省として、障害者の自立や社会参加に資する支援機器の実用化、このために障害者自立支援機器等開発促進事業というのがございまして、それで製品開発に対する助成というのを行っています。  平成二十八年度、ついこの間までの、先週までの年度において、この軽...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、高橋まつりさんのお母さんの話がありましたけれども、私どもも、今回の実行計画の真意を丁寧にやはり御説明申し上げて、理解をしていただけるようにしていかなければいけないというふうにまず感じるところであります。  この時間外労働の限度時間というのは、労働政...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも一か月当たりの時間外労働時間の限度というのは原則月四十五時間というふうにしたわけでございまして、臨時的な特別の事情がある場合に該当すると労使が合意をしなければこれを上回ることはできないというのが今回の合意であります。また、労使合意では、上限時間水...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この実行計画におきましては、医師について、時間外労働規制の対象とするけれども、医師法に基づく応招義務等の特殊性を踏まえた対応が必要だというのが原則でありまして、具体的な対応については、今後、医療界の参加をいただいて検討の場を設けて検討して結論を得ていこう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医師の時間外労働規制の具体的な対応につきましては、働き方改革実行計画において、今後、医療界の参加の下で検討の場を設けて検討し結論を得るというふうにされたことは先ほど申し上げました。さっきも触れましたいわゆるビジョン検討会と我々が呼んでいるこの昨年十月に立...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省としては、平成二十七年度から病院の勤務環境に関するアンケート調査を実施しております。この調査によりますと、二交代制勤務が約六〇%、三交代制勤務が約三七%となっていまして、この二交代制での十六時間を超えるケースというのが約五九%、六割に近いという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた基本的な指針は、この人材確保法に基づいて、看護師等の資質の向上、それから就業の促進、確保の促進などに関する重要事項を定めるということとして平成四年に策定をされています。  この指針について、これまで就業中の看護職員数は平成四年は約八...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、現実がどうなっているのかということを東先生の方から御指摘をいただきました。一回きちっと現実、現場を踏まえた上でどのようなことが考えられるのか、考えさせたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、港湾倉庫などについてのいろいろな御指摘をいただきましたけれども、港湾運送の業務について、日々の業務量が変動するといった特性があったり、これに従事する方の雇用の安定性を図るという港湾労働法に基づいて常用雇用であることを原則とし、また外部の労働力を活用す...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、世帯分離をするしないということで議論が重ねられてきた問題でもあろうかと思いますが、生活保護制度というのは、そもそも、働ける方は働いて収入を得ていただくなどして、あらゆるものを活用した上で、それでもなお最低限度の生活に不足をする分、これについて全額公...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国家公務員の人事院規則と男女雇用機会均等法、このセクハラ指針の扱いについての違いの御指摘がございましたが、男女雇用機会均等法に基づくセクハラ指針では、性的指向、性自認についての単なるからかいというのは直ちにセクハラには当たらないと。しかし、そうした言動が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました臨床研究法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  臨床研究については、データ改ざん、対象者の同意の取得の不備、個人情報の漏えい等の不適正事案が発生をし、欧米諸国と比較し規制が不十分であること、行政機関が十分な監督権限を持...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○塩崎国務大臣 今、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案というのは、いささか名は体をあらわしていないというお話でございます。  この問題については中島委員からも御指摘をいただいておりましたが、私どもの一番の今回の眼目は、介護保険法の改正によって持...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回の二〇一五年、平成二十七年の改正におきまして、利用者負担の見直しをいたしました。このときも、世代内、世代間の負担の公平、それから負担能力に応じた負担ということを求める観点から実施をしたわけでございまして、これによって、保険財政を改善して制度の持続可能性を高める...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいている、これは、老人施設の方に対して出したアンケートに答えてきたものを集計された、そういうデータをお示しいただいておりますけれども、これは、お一人でもそういうようなお考えの方がおられると一人ということでカウントされているわけであります。  さま...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、高齢者夫婦のモデル年金世帯についての試算をというお話がございましたが、私どもが考えております夫婦の年金のモデル世帯というのは、年金収入は二百六十六万ということで、介護保険の三割負担はもちろんのことでありますけれども、二割負担の基準であります夫婦の年金収入三百四...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろなパターンがあるんだということでありますけれども、典型的な例と言うには少し非現実的な感じが私もいたします。  ですけれども、当然、そういう人も中にはいるわけでありますし、これは前年の所得でいきますから、要介護状態にことしからなっているけれども前年は働いて...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、今お示しをいただいている円グラフにあるとおり、さまざまなパターンがあって、特に御指摘をいただいた親と未婚の子供さん、倍になっているというのは本当に社会現象として大きな変化であり、また問題でもあるというふうに考えるべきかなというふうに思います。もち...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回の介護保険法の改正で二割負担というものを導入したわけでありまして、これはもう今御指摘をいただいたように、私どもとしては、二十七年八月の施行前後の受給者数の伸び率とか、あるいは、八月以降の一割負担と二割負担の受給者数の伸び率に大きな変化はないということは、私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは工夫をしてやってまいりたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、やはり必要な方に必要なサービスが行き届くということは大事なことでありますから、先ほど申し上げたとおり、負担の割合を変えたとしても、そのことがちゃんと守られているかどうかというのが一番大事なことだろうというふうに思います。  財政審は財政審...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、自己負担の割合について今回も法律に明記をしてお出ししているわけでございますけれども、法律上も、これは所得を勘案するので、軽度かどうかとかいうことを見ながら自己負担を決めようなんという発想は私どもは提起をしておりませんので、あくまでも所得、これも、高齢者お一...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十七年度の介護報酬改定後の介護事業経営概況調査、今データを出していただいておりますけれども、調査対象期間を見直して、改定前後の収支差率を把握できることとしておりまして、その結果を見ると、多くのサービスで収支差率の低下それから給与費割合の上昇が見られるというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 総報酬割の導入によって、総報酬の低い、名前を挙げていただいた医療保険者につきましては、総報酬の高い医療保険者に比べまして介護納付金の額が軽減されるということになるわけでありまして、被用者保険の被保険者のうち約六割は介護保険料の負担が軽減をされるという見込みになって...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、地域包括ケアシステム、これにつきましては法律に、これは地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律、平成元年でございますけれども、この中で、「この法律において「地域包括ケアシステム」とは、地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住み慣れた...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは桝屋流の表現でいけば大ごとということで、地域の、特に行政の方々が少し戸惑いがあるんだという話がありましたが、今、中島先生の方は、考え方が随分大きく変わったのではないか、こういうことでございました。  これも何度も申し上げますけれども、今回、我が事・丸ごとで...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な方向性について御賛同いただいたことを大変うれしく思いますし、また、これは党派を超えて、社会をつくり直そう、あるいは社会の変化への対応の仕方というものをつくりかえていこう、こういうことで、先ほど福祉の根幹をつくり直すということが触れられておりましたが、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方が同じであるということがよく今わかったところでありまして、そういう意味では、大変心強い限りであります。決してぱくったような気持ちはございませんから、御一緒に、ぜひ。  これは日本の、言ってみれば福祉全体を変えていく、あるいは地域を変えていく、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、中島委員と私どもが考えていることは、ほとんど同じことを考えているのではないかというふうに私は拝聴させていただいているわけでございます。  きょうお配りをいただいている、厚労省がつくったものに深化と書いてありますが、高齢者の塊、障害者の塊、子ども・子育て家...全文を見る
○塩崎国務大臣 いずれにしても、概念整理をさらにして、ビジョンをもっと明確に示すということを今御指摘、御提案をいただいているというふうに思いますので、そうしたいと思いますが、あえて申し上げれば、自然発生的にいろいろな問題が、地域包括ケアセンターにいや応なく集まってきているんですね...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、利用者負担割合が何で決まるかというと、これは前年の所得で決まるということでございます。  この取り扱いは介護保険の保険料とか国民健康保険の保険料あるいは保育園の保育料などと同じで、住民税の情報をもとに所得を算定する、判定する、各種社会保障制度に...全文を見る
○塩崎国務大臣 利用者負担の割合については、今申し上げたように、前年の所得をもとに、当該年の八月から翌年の七月までの割合が決められるということとなっております。  したがって、前年の所得で決まった負担割合というのは、八月から翌年の七月まで通して変わらないということでございます。
○塩崎国務大臣 今、所得だけではなくて資産もカウントするとかいろいろな考え方があるんだというお話がありました。その問題はその問題として非常に重要な問題でありますが、今のところ、資産に関しては、預貯金だけボランタリーにお示しをしていただくということでやっているだけでございまして、基...全文を見る
○塩崎国務大臣 病気の場合には一回で済むというような御指摘もございましたが、必ずしもそうでもない、長期入院をされる場合ももちろんあるわけでありまして。  先ほど申し上げたように、前年の所得で八月からその翌年の七月までの負担割合が決まるというこの形は国民健康保険も同じでありますし...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、医療、保育、また介護という三つ代表的なものでありますけれども、いずれもさっき申し上げたような算定の方式でやっているわけでありますので。  いずれにしても、去年の年金の議論のときにここでも随分、長妻委員とは意見交換をさせていただきましたが、...全文を見る
○塩崎国務大臣 毎月の上限というのがあるのは御案内のとおりで、今回も四万四千四百円ということですから、大体六十万円弱、年間でお支払いをしていただくということになるわけで、医療にしても高額医療の上限があるわけでございますので、やはりそれなりの配慮はされているというふうに考えるべきだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 突然の御質問でございますけれども、お配りをいただいている二十一ページでしょうか、ここに普通調整交付金交付割合というのがございまして、そこにパーセンテージで示されているものが、マックス一四・二七というのが、鹿児島県伊仙町というところがあるということだと思います。
○塩崎国務大臣 今回、インセンティブについて御提起を申し上げているわけでありますけれども、今提起を申し上げている法案におきまして、市町村や都道府県に対して、自立支援とか重度化防止の取り組みなどを支援するために、予算の範囲内において新たな交付金を交付する旨の規定を新設させていただい...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとこの介護保険は、もう言わずもがなでございますが、自立と重度化防止というのが大目標として組まれている助け合いの仕組みであるわけであります。その目的に沿った形で努力をする人は応援をしよう、もしそちらの方向に行かないということであれば場合によってはディスインセン...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護離職ゼロというのは、私の理解は、やはり、介護に関連するさまざまな負担などが余り負担にならないようにしていくという象徴的な最も大きいのが、離職を介護がゆえにしないといけないということだというふうに思います。  今、介護離職者の数についてお尋ねがございました。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、先ほどお配りいただいている資料の十三ページ、今、認知症なしの下全部、約七割が全部認知症ということでございますけれども、私どもの方では、認知症高齢者の日常生活自立度一とは、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している状態、それから日常生活自立度二というの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、夜のことについての御指摘がありました。  ショートステイというのは泊まりで一時的な、一定期間預かっていただくということになっているわけでありますが、今、夜だけということで、例えば毎日とかいうことができないかということでありますが、そういうニーズもあり得るのか...全文を見る
○塩崎国務大臣 助成金改革というのを、今私ども、もうここ数カ月取り組んでいるんですが、そのきっかけは、今御指摘のように、助成金はあるけれども使われていないものは、そこそこやはり多くあるということでございまして、もちろん使われているのもあって、二〇〇%ぐらい使われちゃっているのもあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 少なくとも、一億総活躍社会づくりということで、プランを去年の六月につくってやっているような、柱立ての関連するようなところは特にしっかりやらなきゃいけませんし、今回、働き方改革実行計画もつくりました。これにもかかわるような、今御指摘いただいたのは、働き方改革にもつな...全文を見る
○塩崎国務大臣 少なくとも、今用意している予算が使われるようにしないといけないので、それをまず使われるように努力をするということだと思います。
○塩崎国務大臣 確かに、農福連携については、一緒にやっている事業もあるんですけれども、それが連携がとれているかというと、必ずしもそうでもないというのは私も感じております。  今、ロボットについても、農水は農水なりのニーズから研究をしておられて、我々と連携をして、同様の機能を生か...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともとは、この生産性要件は、特にいわゆる製造業とか、他の一般的な業種について生産性を上げていくということが、賃金の上昇にも、もちろん企業の競争力にもプラスだということでやっているので、これは上乗せの、言ってみれば要件のようにしているわけです。ですから、生産性が上...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは厚労省がつくったものでございますから、私たちに責があるわけでありますけれども、この「生産性要件を満たした場合は七十二万円」と書いてあるのは、全体の助成金における生産性要件をこういうような形で上乗せしているので、恐らく、ここの職場定着の中の介護労働者雇用管理制...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護における生産性とは何ぞやということを考えてみれば、私は難しいと思いますから、これはふさわしくないというふうに思います。計算式としてやるのはできますけれども、それは意味がない、私はそう思います。
○塩崎国務大臣 介護の現場は、かなりの割合で非正規だというふうに私も聞いています。したがって、厳密な意味で、常勤換算したら何人なのかということのベースでこれがつくられているとはなかなか思いがたいわけでありますから、ではそれをどういうふうに織り込んでいくのかということについて、今問...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは今、医療の将来ビジョンと働き方のビジョンというのをやっておりまして、明日、最終回があって、その報告書が出てまいります。それに合わせて、前も申し上げたかとは思いますけれども、今回、かなり大がかりな調査を医師に対して行いました。約十万人に対してアンケート調査を出...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、実態がどうなっているのかということを改めて、まあ、初めてでありますけれども、調査をやろうということにしておりますので、その中身を見ながら、今御指摘をいただいたような問題意識をしっかり私たちも共有しながらやっていきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは、先ほど長妻委員からの質問があった際にも、所得だけではなくて資産についても考える考え方があるということを言っておられましたが、この利用者負担における資産の勘案ということにつきましては、平成二十六年の介護保険制度改正におきまして、施設入所者等の食費、居住費、こ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、助け合いの仕組みである介護保険というのは財源は三つしかなく、保険料か税金かあるいは自己負担、窓口負担、この三つの組み合わせをどういうふうにしていくことが、制度全体が長続きをして、持続可能性があって、なおかつ必要なサービスが必要な方...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、一七年度予算の際の大臣折衝について御指摘がありましたが、昨年末に改定をされました改革工程表がございますが、そこで、「軽度者に対する生活援助サービスやその他の給付の地域支援事業への移行について、介護予防訪問介護等の移行状況等を踏まえつつ、引き続き関係審議会等にお...全文を見る
○塩崎国務大臣 実態の把握をしっかりやれ、こういうことでございまして、それはこれまでの御答弁でも申し上げてきておりますが、さまざまな工夫をしながら、このサービスの受給者の皆様方の、もちろん数や、あるいは利用者の数、そしてまた、どういう利用のされ方が、変化が起きているのかとか、ある...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在御審議をいただいている法案の附則がございますが、この中で、法律の公布後三年をめどとして、市町村における包括的な支援体制を全国的に整備するための方策について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする、こうなっております。...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成三十年度は、いわゆる診療報酬、介護報酬の同時改定というのがやってくるわけでありますが、これはとりもなおさず、医療計画と介護保険事業計画が初めて全国で同時に改定をされる、そういう年でございます。いわゆる団塊の世代が七十五歳以上になる二〇二五年までに残された期間を...全文を見る
04月06日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) この問題につきましては、古川委員は当初からいろいろ深く関わってこられた、それを受けて今日御質問をいただいて大変勉強になりました。  民間の資金や技術力を活用した産学連携というのは、当然これ、イノベーションの推進のためには必要不可欠だというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このディオバン事案につきましては、この委員会でも川田議員などを中心にいろいろ再々触れられてきた象徴的な問題であるわけでありますが、今回の事案につきましては、三月十六日に東京地裁において、データ改ざんの事実を認定する一方で、学術論文は医薬品医療機器法第六十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども日本が毎年のようにノーベル賞を取るだけの力は持っていらっしゃる科学者がたくさんおられるという、つまり、新しいものを生み出すイノベーションの力、そしてまた、それを担う人たちがしっかりと基礎研究をやっていただき、また、様々な研究をしていただく上で、また...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成十七年のハンセン病問題に関する検証会議最終報告書と平成二十二年の薬害肝炎事件の検証報告書、これにおきまして、治験とその他の臨床試験を一貫する法制度について検討すべきということ、またその中で、被験者の権利、繰り返し御指摘をいただきましたが、この被験者の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年に発覚をいたしました聖マリアンナ医科大学病院、ここにおける臨床研究における不適正事案、これにつきましては、御指摘のとおり、研究対象者からの情報開示の求めに対して病院側が虚偽の説明をするといったことなど、研究対象者の保護の観点から極めて不適切な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案では、製薬企業などによる自社製品の臨床研究への資金提供について、その旨が明らかになるように研究資金の額などを定めた契約を締結をして、そして公表を義務付けると、こうしているわけでございます。  議員御指摘のような、別の方法での資金提供ということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ディオバン事件につきましては、三月の十六日に、東京地裁は、データ改ざんの事実は認めると、しかし、学術論文というのが薬機法の第六十六条第一項、この規制対象である広告に該当しないという、こういう判断が示されて、ノバルティスファーマ社とその従業員に対して無罪判...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この今回御審議をいただいている法案におきまして、厚生労働大臣は、立入検査の結果などを踏まえて、実施基準違反や研究対象者からの同意の取得義務違反などが認められる場合には臨床研究を実施する者に対して改善命令を行うことができるということは、先ほど局長からまた重...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究について、今自らの経験を踏まえてお考えを頂戴をいたしましたが、新たな治療法の開発とか創薬シーズの創出の礎となるのがこの臨床研究だろうと思います。そのために、基礎から臨床まで一貫して支援をするということを規定をしている健康・医療戦略などに基づきまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究におけるこの被験者保護の問題についてでございますが、これまで人を対象とする医学系研究に関する倫理指針、これに基づいて指導をしてまいりました。製薬企業等の資金提供を背景とした一連の不適正事案が発生したことを受けて、臨床研究に係る制度の在り方に関する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生命や自由の権利について規定をしております先ほど来出ております国際人権自由権規約、いわゆるB規約の第七条と、研究者が適正かつ円滑に研究を行うため遵守すべき事項について定めております人を対象とする医学系研究に関する倫理指針、ここにおいて研究対象者の人権を保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床研究の実施計画を審査をいたします臨床研究審査委員会、ここにおきまして、委員の利益相反関係を適切に管理をして適正に審査がなされることというのが被験者保護の観点からも重要だというふうに考えておりまして、このため、今回の法案では、この審査委員会の委員構成に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日お配りをいただいたこの一枚目の規制の区分ですよね、これについて、本当にこの法案に至るまでかなり時間が自民党の中でも掛かりまして、私も古川先生を始め何人かの先生方からいろいろ御意見を聞いてみると、様々御意見がありました。  そういうことでありますが、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私ども閣僚は、任命を受ける際に総理から、一人一人が復興大臣のつもりで被災者に寄り添って復興に協力をするようにと、こういうことで、私は私なりの立場でそのように心掛けてきたつもりでございます。  今回の今村大臣のことについては私もつぶさに存じ上げているわけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 奨学寄附金につきましては、学術研究や教育の充実、発展に資するということで位置付けられているもので、製薬企業等が奨学寄附金を提供すること自体は不適切であるとは考えてはいないわけでありますが、その一方で、一連の臨床研究不正事案を見てみますと、製薬企業から奨学...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは文科省の所管でありますから、私は私なりの考えはいっぱいありますが、余り言う立場ではないんだろうなというふうに思います。  国立大学法人にしたのは、人材の流動化と資金調達の、何というか、多様化も含めてやれるようにするためにやったというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた森友学園の問題について国会でどういうふうな扱いをされるのかということについては、各党間で国会での審議の運びについて御議論いただいた上で、扱い方をお決めになるんだろうというふうに思います。行政府の一官庁の長を務める私が国会の運営に口を挟むというわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは私の所管外だと思っております。
○塩崎国務大臣 この問題については、前回の議論のときにも議論させていただいたわけでありますが、まず第一に、考え方として、二割を導入した際の影響について考えずに今度三割を導入するだのような発想は私どもはもちろん持ち合わせているわけではないわけで、柚木委員が御指摘のように、二割負担を...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、柚木委員から御指摘のとおり、この利用抑制をした方々がどういう利用抑制をしたのかということをしっかりと見ることが大事だというふうにおっしゃいましたが、そのとおりだと思います。  私ども、もちろん先ほど申し上げたとおり、アンケート調査の数字に加えて、さまざまなヒ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、私どもは与党で多数を持っているから際限なく負担をふやすだのような発想はあり得ないことでありまして……(柚木委員「できます」と呼ぶ)できますというのは、それは社会科の授業みたいな話でありますから、それは当然そのとおりだと思いますが、そういうことで世の中を...全文を見る
○塩崎国務大臣 傍聴で聞いていらっしゃる方々によくわかるように御説明申し上げますと、平成二十七年四月から、新規の特別養護老人ホームへの入居者、この方々については、原則要介護三以上に重点化をしたということがあって、ただ、その際に、要介護一と二の方々についても、認知症であったり、ある...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、蒲原局長も、抑制がないということは申し上げていないと思うんですね。私は、もう明確に価格効果は当然ある、すなわち抑制効果はあるということを率直に申し上げております。そして、この落ち幅が小さいからといって、いいという話ではないと私も思います。  したがって、先ほ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、価格効果があるというのは、そのとおりでございます。
○塩崎国務大臣 今回、三割負担を導入するということを決めるに当たって、当然参考にいたしたのは、医療での三割負担ということも当然見て、その上で今回のこの水準を考えたわけでございまして、先ほどおっしゃったように三百四十万円以上、これは単身で、例えば、基礎年金だけの配偶者がおられる方に...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもとしては、今、拡大をするというような考え方は持ち合わせておりません。
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、拡大をするという考え方を今持ち合わせているわけではないので、大体二百八十万円以上という今の考え方に変わりはないということでございます。
○塩崎国務大臣 負担能力という観点から見ても、二百八十万というのがいい線だろうという今の考え方に変わりはない、こういうことでございます。
○塩崎国務大臣 これは井坂先生はよく御存じでおっしゃっているんだろうと思いますけれども、法案を我々政府はベストのものとして出しているわけで、民主党政権のときにも政令に落としていたものを、そのまま私どもも受け継いでいるわけでありまして、それを修正をみずからするということを言えという...全文を見る
○塩崎国務大臣 労働者派遣事業というのは、働く方が希望する仕事を迅速に確保して、また有利な条件を実現できる面もあるということで、今それを裏返しておっしゃったようなものでありますが、したがって、介護業務が労働者派遣制度の対象となっていること自体は否定をすべきものではないんだろうと思...全文を見る
○塩崎国務大臣 放置をするということではなくて、むしろ、職場の姿を改善して、本来あるべき姿にしていくことで人が集まるようにしていくということを申し上げているところでございます。
○塩崎国務大臣 特に低所得の高齢者の住まいに関しては、入居先の確保とか、入居後に安心して暮らし続けることができるかどうかというのは、地域の体制の整備としても大変大事な問題だと思います。  昨年の年金の法案審議の際に、これから特に単身の低年金者の独居の方がふえるんじゃないか、こう...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっきのモデル事業に加えて、さっき申し上げたとおり、年金の審議の際にも随分、この住宅費の負担というもので低所得に苦しむ、そういう方々にとっての重荷をどうするかということで、実は年末から厚生労働省と国土交通省と合同で、低年金者だけではございませんけれども、特に生活困...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほどの川崎の事例というのは、かなりショックを国民に与えたことでございました。その後に、厚生労働省としても、これは自治体の方に通知を出して、こういった問題についての注意喚起をいたしまして、そういうこともあって、全国でこういった通報をするというような方々がふえている...全文を見る
○塩崎国務大臣 利用者が安心して暮らせる、そして介護サービスが受けられるようにということを考えてみれば、今御指摘の、介護職員がみずからの立場が満足できる形になっていること、その大きな要因が処遇の問題であり、そういう意味で処遇改善、あるいは、先ほど来私が申し上げているように、仕事と...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、有料老人ホームでさまざまな不適切な問題が起きる事態が続いている中にあって、先生の今の御指摘というのは大変大事な問題だと思っております。  有料老人ホームについては、入居する方々、特にそれを希望される方が、自分のニーズに合っているかどうかということがわから...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、一元化してワンストップで、自分のニーズに合っている住環境というのは、どこに一番合っているんだろうかということを見られるようにしておくということは、今、水戸議員御指摘のとおりだというふうに思っています。  今お配りをいただいた資料四に、大体ジャン...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域に暮らす方々を、どういう状況にあろうともお互いに助け合うという、先ほど、支え合いの仕組みを支える仕組みみたいな感じのことをおっしゃっていただいておりましたが、今の情報の共有の問題についても、方向性としては私も賛同いたすところであります。  ただ、そうはいいな...全文を見る
○塩崎国務大臣 大変よい提案をいただいていると思います。  企業によってはCSRとしてどんどんやっていらっしゃるところもありますし、生協なんかでも、あるいは介護食を独居のおうちに届ける方々なんかも非常にネットワークを持っていて、情報も持っていらっしゃる。どこに一番リスクの高い方...全文を見る
○塩崎国務大臣 考え方として私も賛成だということを申し上げたとおりでありますが、例えばコンビニだけでも、こちらから出向いていくとなると、何社もあるわけで、それ以外にもたくさんございますから、どういうふうにやっていくか、それが一番効果的かということも考えながら、前向きに検討したいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 生活保護は、憲法第二十五条にございます理念に基づいて、「困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」こういうことで、今、困窮の程度に応じというのが、低年金の場合に差額を生活保護で受給を受けることが...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、私ども、全国幾つか行ったところで見ると、それぞれのパターンがあって、助け合いの仕組みの参加者というか、企業がいる場合といない場合と、行政のかかわりの度合いというものも随分違うし、それから、社会福祉協議会が中心となる、いろいろなパターンがあろうかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、自社さ政権で九十回とか議論を重ねて決めたことだということを記憶しておりまして、私も実は途中から、先輩議員にかわってもらって、福祉PTというのがありまして、プロジェクトチームがテーマごとに自社さでできていて、そのときに私も入っておりました。安倍総理も...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、もう一つ、導入するかどうか介護保険のことを議論していたときにあった言葉が、老老介護という言葉でありました。老老介護とお嫁さんにとっての介護地獄、この二つが一番大きな問題で議論されていたのを思い出したので、ちょっとつけ足させていただきたいと思います。  要...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害者自立支援法をつくる際に私は党にいて、それこそ村木前の事務次官が企画課長でありましたが、随分一緒にやって、そしてまた生の声を聞くタウンミーティングをやって、田村さんは今中座されておりますけれども、全国いろいろ回って、障害者から初めて直接お聞きをするタウンミーテ...全文を見る
○塩崎国務大臣 放課後デイについては私もよくわかっておりまして、十八歳の高校三年生のときに、途中で十八になると自動的にかえなきゃいけないというようなことで、それを二十まで延ばしていただいた、議員立法で直していただいたことがございました。民主党政権のときでありましたが、あれの言い出...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば私の地元の松山市であれば、十一、地域包括支援センターがあります。昨年も全部回りまして、存じ上げている方が保健師だったり社会福祉士だったりいろいろな方々がおられて、そして、先ほど来申し上げている我が事・丸ごとの特に丸ごとの部分で、実は、高齢者の話だけではなくて...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは恐らく医療でも同じことが言えるんじゃないかと思うんです。ですから、御主張は医療についても同じことが言えるんだろうと思うんです。  あえて申し上げますと、世界は、例えば、これはある方がシンガポールのシンポジウムに出て、医療のプロダクティビティー、生産性向上と...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、所得だけで見ることの是非というのは、この間も申し上げましたけれども議論としてはあって、今は、補足給付の場合に、これはむしろ所得の低い方の場合の話ですけれども、その際に預貯金だけ見るということを導入しているわけですね。  まあ、確かに、田園調布に千坪持...全文を見る
○塩崎国務大臣 高台移転の話でこの問題が起きたことを記憶しているわけでありますが、御指摘のように、介護保険制度では、所得の状況に応じて保険料等を負担する仕組みでありますから、その際の負担能力をはかる指標が、今御指摘のように、地方税法上の合計所得金額という、言ってみれば生の数字を使...全文を見る
○塩崎国務大臣 税法でそのように処理することでありますから、一般的な扱いでございます。
○塩崎国務大臣 補足給付に関しては、コピーをお出しいただくということで証明をさせていただいているということだと思います。
○塩崎国務大臣 それはエビデンスが残らないと、後で介護保険者たる市町村が税金を使うわけで、税金じゃない、保険料、まあ、まざったものを使うわけですから、公費を使う限りはやはりエビデンスがないとということでお願いをしているということでございます。
○塩崎国務大臣 以前から長妻先生などを中心に共生社会というものを考えていらっしゃるということで、ホームページなどで拝見をさせていただいて、ざっくり勉強させていただいていたということで、共生社会ということを捉えていらっしゃることは十分理解をした上で、今回、地域共生社会という言葉を使...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域共生社会を実現していく上で、住民とともに地域をつくって、そして人々の多様なニーズを把握して、地域生活の中で本人に寄り添って支援をしていくということがこれからますます重要になってくるわけでございます。  こういうような観点から、多様なキャリアパスの構築などを通...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護職の人材の今後の姿についてのお尋ねをいただきましたが、まずは、やはり専門職としての介護福祉士が、高度化、複雑化する介護のニーズに対応できるように質の向上を図っていく、そして介護現場で中核的な役割を果たしていただくということ。そして、この介護福祉士のもとに、中高...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の相模原での事件というのは、まだまだこれから究明をしていかないとわからない、何が本当の根本原因でああいう行動に出たのかということについては、よくまだ理解できないところであります。  いずれにしても、人は皆平等であって、命に軽重はないということの認識に欠けた方...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成十八年の改正で、医療と介護の役割を明確化するために、療養病床につきましては、一つは、医療の必要性の高い方は医療療養病床で、そして、介護の必要性の高い方は老健施設などで対応するということで、介護療養病床については廃止をするということを一旦決めたわけであります。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療構想は、当然のことながら、介護ニーズも踏まえながら、基本的には医療の供給体制をどうしていくのかということでありまして、それは、先ほど介護医療院の際に、医療ニーズが、必要な方がどのくらいいるのかということを考えた上で必要な供給体制を組み立てていかなければ二〇...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在の社会保障制度におきましては、あるサービスが公費負担制度、いわゆる公費の負担で行われているものでも社会保険制度でも提供されるときは、国民が互いに支え合うために保険料を支払う社会保険制度のもとでそのサービスをまず御利用いただくという、これが、保険優先の考え方とい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、介護保険の世界で、障害相当サービスを有資格者によって提供するというケースと、それから、無資格のサービスしかその地域にないというような場合のことを言っていただいたわけでありますが、いずれにしても、介護保険の世界の中で障害者に対する適切なサービスがない場合には障害...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的に申し上げれば、これは総理も本会議で答弁申し上げておりますけれども、公的責任を後退させるという考え方を私どもは持っていないわけであって、そこに加えて、公的責任を後退させないということを前提に、地域住民等の取り組みと公的な体制による支援、これが組み合わさって初...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、ニッポン一億総活躍プランに基づいて、今後の高齢者の増加に対応するために、特養等の介護サービスの基盤について、従来見込んでおります約三十八万人分の増加分に加えて、二〇二〇年代初頭までに、約十二万人分以上を前倒しいたしまして、上乗せ整備、そして約五...全文を見る
○塩崎国務大臣 高齢者の暮らしを支える上で必要不可欠な仕組みにもう既になっております介護保険制度、先ほど介護の社会化ということを申し上げましたけれども、こういうような形で今定着をしつつあるわけでありまして、これを高齢化が進展する中でも持続可能にしなければいけないということを繰り返...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の民間の調査は、家族の介護と仕事の両立について、わからないと答えた方々が約三割いらっしゃるようでございますが、介護離職ゼロを実現するためには、やはり、介護サービスの整備に加えて、介護保険や介護休業などの制度に対する国民の認識や理解を深めることも重要だと思いま...全文を見る
04月07日第193回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  相模原市の障害者支援施設で発生をした殺傷事件、精神保健指定医の指定の不正取得の事案等を踏まえ、措置入院者が退院した後の医...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 島村大議員にお答えを申し上げます。  法改正の背景と趣旨についてのお尋ねがございました。  相模原市で起きた殺傷事件などを踏まえ、現行制度の検討を行った結果、措置入院について、患者が退院した後の医療等の支援が不十分であること、精神保健指定医制度につい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 川田龍平議員にお答えを申し上げます。  優生思想等についてのお尋ねがございました。  この世に必要のない人間などはいません。一人一人の命の重さは障害のあるなしによって少しも変わることはなく、また、皆が平等に生きる価値がある存在であるということを改めて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 倉林明子議員にお答えを申し上げます。  日本の精神障害者の処遇についてのお尋ねがございました。  日本の精神障害者の処遇についてでございますが、精神保健福祉法は、これまでも精神障害者の人権擁護、適正な医療の確保、社会参加の促進などの観点から改革を重ね...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 片山大介議員にお答えを申し上げます。  継続的な医療等の支援体制についてのお尋ねがございました。  精神障害者に対し、退院後の医療等の支援を適切に提供するためには、保健所や医療機関等の職員が支援の趣旨、内容等を理解をし、その専門性を向上させることが重...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○塩崎国務大臣 平成二十六年度及び平成二十七年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、平成二十六年度の決算について申し上げます。  一般会計につきましては、歳出予算現額三十一兆五千百二億円余に対して、支出済み歳出額三十兆九千九...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十六年度及び平成二十七年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりであり、まことに遺憾であります。  御指摘を受けた事項につきましては、その是正措置を講じているところでありますが、今後このような御指摘を受けるこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ちょうど四月七日は世界保健デーでございました。その日にWHOのバー事務局次長とベッチャー部長が厚生労働大臣室に来られまして、その際、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催に当たって、長い伝統であるたばこフリーという政策の堅持と建物内全面禁煙を全国レベルで...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、放課後児童クラブについては、私どもの地元なんかでも大変心配をされて、よりよい児童クラブをより多くふやしてくれという御意見がたくさん出ております。  近年、利用者、待機児童数ともにふえております。いずれも平成二十八年には過去最多となっておりまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 放課後児童クラブにつきましては、現在、平成三十年度末までに約百二十二万人の受け皿を準備するということを、先ほど申し上げたとおりでありますが、その際にやはり、今御指摘のとおり、職員の確保というのが非常に重要であります。  そういうことで、今年度の予算では、放課後児...全文を見る
○塩崎国務大臣 私ども厚労省としましては、文部科学省とも一緒に、平成二十六年度に放課後子ども総合プラン、先ほど申し上げましたが、これを策定いたしました。全ての就学児童が放課後等を安全、安心に過ごすことができ、多様な体験、活動ができるように、一体型を中心にいたしました放課後児童クラ...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十八年度の診療報酬改定におきまして、当時、高い診療報酬を算定するために、集合住宅に入居する複数の患者を一人ずつ別々の日に訪問診療するという非効率な実態が見られたことを踏まえまして、効率的な在宅医療を推進する観点から、集合住宅の患者数に応じて診療報酬をきめ細か...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる団塊の世代が七十五歳以上になるのが二〇二五年、こう言われているわけでございまして、そこに向けて、今、いろいろな医療の供給体制を整備させていただいておりますが、在宅医療の推進というのは極めて重要な課題であります。  二十八年度の診療報酬改定で、在宅医療を専...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護人材の確保に当たりましては、処遇改善のほかに、就業促進とか離職の防止とか、さまざま、総合的に取り組まなければならないということでやらせていただいておりますが、本年四月から、月額一万円相当の処遇改善のほかに、一旦仕事を離れた人が再び仕事につく場合の再就職準備金、...全文を見る
○塩崎国務大臣 花粉症は有病率が上昇しております。かく言う私もそうでありますが。患者の生活の質を損なう場合が大変多いということもあって、国民の生活に多大な影響を及ぼしているわけでありますから、その対策は極めて重要。  花粉症を含むアレルギー疾患に対して総合的な対策を行うために、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいたのは個別の具体的な案件でもございますので、具体的なことについては直接お答えするというわけにはまいりませんが、一般論として申し上げますと、労働者派遣事業を無許可で行っている場合は、労働者派遣法に当然抵触をするわけです。  こういうようなおそれの...全文を見る
○塩崎国務大臣 一般論でございますが、法の適用を逃れるということを目的として、実態と異なる雇用形態、あるいは請負形態を偽装するというようなケースに対しては、これは当然しっかりと指導監督をしないといけないと思っています。  その上で、男性、女性にかかわらず、非正規雇用で働く方の処...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成二十九年度末、来年の三月末に独立行政法人国立病院機構の院内保育所の運営受託事業者が、今お話がありましたように、契約終了となるわけでありますが、その際には、各病院において、引き続き、児童の預かり体制が確保をされ、翌年度においても、職員が安心して子供さんを預けるこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたとおり、一番大事なことは、保育士さんについても、引き続き同じ職場で勤務が続けられるということが第一であります。  そういうことをよく見ながら、私どもとしても、病院機構が対応を一義的にやるわけでありますから、そういった点をよく見て、そして、何よりも...全文を見る
○塩崎国務大臣 私がよく申し上げているのは、働き方というのは暮らし方そのものだというふうに申し上げておりますが、安倍内閣としては、この働き方改革について、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジだということを総理もみずから言ってまいりました。いわば日本の文化とかあるいはライフ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、人口問題に直面をしている、それも深刻な人口問題と考えるべきだろうと思います。早晩どの国も高齢化をするわけでありますから、日本がどうこの高齢化を中心とする人口問題を乗り越えて、社会保障をちゃんと持続可能なものとして、また皆さんが納得できるもの...全文を見る
○塩崎国務大臣 先般、新しい医療のビジョンと、そのもとで、医療関係者、特に医師、看護師、あるいは他の関係医療職種の人たちがどういうふうにこれから働くかというビジョンが先週まとまりました、五十ページ以上になるこれからの医療ビジョンでありますけれども。  まさに、大きな要因はやはり...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど申し上げた医療ビジョンと働き方のビジョンを検討する中で、初めて大規模な調査をお医者さんに対してやりました。十万人に対して発送して、返ってきたのは一万六千ですけれども、一万六千というのは、実はサンプルとしてはすごく大きいもので、全国、稚内から宮古島まで...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、婦人相談所が一時保護を行う場合に、被害者の状況とか同伴する家族の有無などを勘案して、婦人相談所がみずから行うほか、婦人保護施設、母子生活支援施設、民間シェルター等、状況に応じ適切な一時保護委託先で保護することというふうになっているわけであります。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、婦人相談員の数について御指摘があって、平成二十八年四月一日現在で都道府県に四百八十二人、市や特別区に九百三十三人、合計で千四百十五人配置をされているということを今御指摘になられました。  特に、市や特別区の相談員の数は年々増加しておりまして、平成二十二年と比...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の通常国会で児童福祉法の改正を行いましたが、これも、昭和二十三年にたしかできた法律を大改正いたしましたが、もともとこの児童福祉法ができたのは、浮浪児対策、つまり道にいっぱい戦争孤児がいて浮浪児化していた、それに対するものとして法律ができ上がった、保護をするとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、今般取りまとめられました、新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会の報告書におきまして、我が国の疾病構造の変化であったり、あるいは地域社会が変わっていく中で、どういう新しい医療を、あるいは医療、介護を合わせて考えていくべき...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚労省では、平成二十七年度から、病院の勤務環境に関するアンケート調査を実施してまいっています。この中で、看護師の労働時間、休日、休暇の取得、当直、夜勤の状況などについて調査を行っているわけでありまして、今お話しのように、病院勤務の看護師さんだけということになってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 最近、小学校の保護者の皆さんとミニ集会なんかをやりますと放課後児童クラブの話が一番多く出てくるぐらい、働いているお母さん方がふえている中で、この制度の改善を期待する、そういう声がとても多いということを私も地元で感じているところでございます。  放課後児童クラブに...全文を見る
○塩崎国務大臣 中小企業、零細企業の立場がちゃんと反映をされた、そういう働き方改革をやらないといけないというのは、そのとおりだと思いますし、私どもも、絶えずそれを意識してやってきたところでございます。  今、働き方改革実現会議のメンバーで、日本商工会議所の会頭の三村さん、それか...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年八月に、私ども厚生労働省の中で、私の発案で、働き方の未来二〇三五というグループを立ち上げて報告書をいただきました。一人一人が輝くようにという副題もつけておりましたが。  そこで、実はメンバーの中に、例えば東大の松尾先生、AIの御専門でありますが、それとかサイ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、子供の医療に対する支援というのは、国は就学前の子供の医療費の自己負担を三割から二割に軽減するという形、それに加えて、今のお話しの、各市町村が独自に助成をして自己負担をさらに軽減するという、それがばらつきがあるんだ、こういうお話でございました。  このような子...全文を見る
04月11日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  相模原市の障害者支援施設で発生した殺傷事件、精神保健指定医の指定の不正取得の事案等を踏まえ、措置入院者が退院した後の医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 改正案の施行までの準備期間が多少短いのではないかという御指摘を含めて、地域移行への精神障害者の移行への決意というか、そういうことについてのお尋ねをいただいたわけでありますが、今回、この法律の改正は三つの柱がございまして、かねてより見直しが求められておりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今部長からも答弁申し上げたように、疾病構造というか、この精神科に関しましてもいろいろ変化があるということがございました。認知症あるいはうつ病などの気分障害の患者数が大きく増加するなど疾病構造が変化をしているということ、そして入院医療だけではなくて外来によ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案で措置入院者が退院後に医療、福祉などの継続的な地域を中心とする支援、これを確実に受けられるようにこういう仕組みを設けることとしているわけでございますし、これによって精神障害がある方々の社会復帰をそれぞれの地域で促進をするということが目指されてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今確認しましたが、七月におっしゃるとおり来ていまして、それで、もちろん御当人からもお話を聞き、それからバイエル社からもお話を聞いていろいろ材料を集めていたということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、バイエル社のホームページには臨床研究ではないと書いてありますが、なお私どももちゃんと調べた上で判断をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) その日の朝でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 何しろ一度に行った殺人という意味では戦後の犯罪史上最も多いということでありまして、何という凄惨なことが起きたんだろうかという大きなショックを受けました。
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、むしろ逆に、短時間で見てもすぐ分かるぐらい言ってみれば制度的な不備があって、措置入院をするということは、その段階では精神障害をお持ちだという判断の下で措置入院をするわけですから、それに対する医療やあるいは福祉の支援、あるいは、あのときにすぐ分かった...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案は、相模原で起きた殺傷事件などを踏まえながら現行制度の検討を行ったところ、今申し上げたように、措置入院について、患者が退院した後の医療や地域福祉等の支援が全く不十分であるなどの課題が明らかになってまいりました。  先ほど申し上げたとおり、消退...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおり、課題が明らかになったから提案をしているわけでありますけれども、今回の法案は、相模原市の事件は検討の契機ではありますけれども、相模原事件のような犯罪を防止することを目的としたものでは全くないということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) この事件が起きていなければ、私はこの措置入院の制度がこんなことになっているとは分かりませんでした。法改正もなかったと思います。したがって、先ほど申し上げたとおり、相模原市のこの事件は検討の契機にすぎないということであります。
○国務大臣(塩崎恭久君) 司法の判断を、見通しを私どもは述べたことはないと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 相模原市で起きたこの事件について検証を行ったわけでありますけど、その結果、被告人が退院後に医療機関や地方自治体からの必要な医療等の支援を十分受けることなく孤立をしていた、そして、退院後に医療、保健、福祉、生活面での支援を継続的に受けられるような確実な仕組...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この精神科医療の役割というのは、精神障害者に対する治療あるいは健康の維持増進を図るのが目的でございます。犯罪の発生防止は警察の役割であって、一方で、精神科医療の現場においては、措置診察の時点で他害のおそれが精神障害によるものか判断が難しい事例が存在するわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 適切な医療が大事だということはそのとおりだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもとしては、先ほどお触れをいただいたように今日読み上げた趣旨説明のとおりでございますし、先ほど川田先生に対しても明確に申し上げたとおり、今回の事件は一つのきっかけであって、改めて、このきっかけがなかったら、私も多分、措置入院制度、そしてまたその後の入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 立法事実は、先ほど申し上げたとおり、措置入院をされた精神障害者が地域復帰をするに当たって、地域移行をするに当たって欠けている医療や地域福祉の仕組みというものが余りにも、医療の中の体制においても、先ほど申し上げたような症状消退届などの運用の面でも余りにもケ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 誤解を招く表現ぶりだということで、大変そこは申し訳ないと思いますが、特に二度と同様の事件が発生しないようと書いてあるのがそのように誤解をされ得るのかなということでございますが、趣旨は、しかし、その以下の、以下のポイントに留意をして法整備を行うというところ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたこの障害者権利条約第十四条、これは、障害者が障害の存在を理由として不法又は恣意的に自由を奪われることを禁止をしていると、こういう条文でございます。  一方で、医療保護入院というのは、精神障害者がその精神障害のために自らの意思による入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療保護入院における同意、不同意についてのお尋ねをいただいたわけでありますが、今回の法案の中では、この医療保護入院につきましては、精神障害者の家族等が同意、不同意の意思表示を行わない場合に市町村長の同意によりこれを行うことができるということになっています...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お示しをいただいておりますけれども、この厚労省の調査によりますと、人口当たりの警察官通報の件数、あるいは通報を契機とした精神保健指定医による診察件数、そしてその後の措置入院などの件数について都道府県ごとにばらつきがあるという御指摘がありましたが、それはそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、繰り返し申し上げておりますけれども、指定医というのは、措置入院を始めとして、患者の意に反した処置を行うという権限を持っている大変大事な、そして重要な資格であるわけであります。今般、多数の指定医がその不正取得によって指定取消処分となったことは、極めて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで、精神障害者につきましては、精神保健福祉法の理念にのっとって、できる限り地域社会における生活への移行というものを進めるということでやってまいったわけでありますが、今回の事件を契機にこうした流れを揺るがすことが絶対にあってはならないというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案は措置入院者の退院後の支援を強化することなどを内容としておりまして、精神障害者の社会復帰の促進などの観点から、精神障害者当事者にとって重要な内容を含んでいると考えております。このため、法案の検討過程におきましても、先ほど部長から御答弁申し上げた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう何度もお答えをしてきたつもりでございますけれども、今回の相模原事件というのは、先ほども私から申し上げたように、障害者十九名の命を奪うという凄惨そのものの事件でありました。亡くなられた皆様方には改めてお悔やみを申し上げ、こうした障害者が標的とされ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の私どもが提出申し上げている法案につきましては、精神障害者の当事者の団体などから、措置入院者に対する退院後の医療等の支援が支援の名を借りた監視なのではないか、あるいは警察が参加をする精神障害者支援地域協議会が設置をされることで監視強化になるのではない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年の八月二十一日に私は、先ほどお示しをいただいたところでありますけれども、兵庫県精神保健福祉センター、ここにお邪魔をいたしました。地域で生活をされる精神障害者の方を支える現場の取組を、実際にそれを担っていらっしゃる方々を含めてお話を聞かせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 政府として、障害のある方もない方も皆が活躍できるというのが一億総活躍社会だということは何度も総理からも申し上げてきているわけでありますが、厚生労働省としては、こうした方向でこれまでも、精神障害のある方ができる限り地域で生活をできるようにということでこれま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは議員立法で優生保護法というのができていたわけで、政府は国権の最高機関たる国会が立法したそれに従ってやっていたという、なかなか難しいことではありますが、そういうことが基本であったんだろうというふうに思います。  したがいまして、今局長から答弁申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民に対して安全、安心な医療を、あるいは質の高い医療を提供をし続けていくというために、養成課程などを通じて、やはり担い手の職業倫理、今倫理というお言葉がございましたが、そういうことに関する教育を実施をするということで医師の倫理観の向上をまず図っていくこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健指定医の指定を受ける医師が受講しなければならない研修の内容については、精神保健福祉法の意義とかあるいは精神障害者の人権に関する事項などが当然含まれているわけであります。これらの内容は、精神保健指定医に限らず、精神科医療に携わる多くの医師にももちろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 点検したいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 措置入院患者を含めた精神障害者の権利擁護につきましては、前回の平成二十五年改正法の三年後見直し規定に基づいて、有識者の会議におきまして障害当事者の御参加も得て検討を行った結果、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業、これを活用しましてその推進を図るとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健指定医が措置入院に係る診察を行うという際に、現在の法律上は公務員の立場で行うことが明記をされていることはもう御案内のとおりでありますが、その役割についても、まず入院措置を講じる際には、診察の対象者が精神障害者であり、医療と保護のために入院をさせな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう何度も繰り返し申し上げてきたところでありますけれども、私どもは、措置入院が終わった後、医療支援あるいは地域の福祉の支援、そういったものがきちっと提供をされて自分らしく生きる、生きれるように、障害者が障害からも解き放たれていけるようにということで...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○塩崎国務大臣 自殺の要因はさまざまでありまして、私ども、総合調整の機能を含めて、厚生労働省が今、自殺について担当することになっておりまして、今御指摘をいただいたように関係閣僚会議ももちろんございまして、そういうフレームワークの中で、さまざまな要因に基づく自殺の問題について、どう...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは助け合いの仕組みでありますから、負担のことだけおっしゃっていますけれども、これはサービスあって負担が初めてあるわけですね。これから、五年後の見直しとしても、施行になってから五年でしょうから、そうすると今から六年とかかかるわけで、その間に二回、介護報酬の見直し...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど総理からも答弁をいたしましたが、二〇二〇年の初頭までに必要となる二百三十一万人という目標があるわけでありますけれども、二〇二〇年段階で二百二十三万人の人材を確保ということであります。その間に約八万人のギャップがありますから、ここは、今御指摘のとおり、我々も認...全文を見る
○塩崎国務大臣 今初めて聞いた数字が、今計算をされたものですから、ちょっと、どの数字をおっしゃっているのかよくわかりませんが、この五万人というのは、十二万人分の基盤整備に伴って追加で必要となる介護人材ということでありまして、この介護離職の一・五万人というのは、私ども、十万人のうち...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、五万人の介護人材が必要だというときに、それに見合うものが、一・五万人の離職が対応しているわけでありますから、八万人になった場合には、一・五万人にその分、八万ですから一・何倍かするということの人材が必要じゃないか、こういうことだろうと思うので、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる団塊の世代が七十五歳以上になる二〇二五年に向けまして、国民一人一人が状態に応じた適切な医療や介護を受けられるように、医療と介護の提供体制をしっかりと構築するということが今求められているわけであります。  二十八年度において全都道府県で策定が完了いたしまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 自己負担の問題について引き続き御指摘をいただいているわけでございますけれども、基本的な考え方は先ほど総理からも答弁申し上げたとおりであって、当然、我々は、助け合いの仕組みとして、負担能力に応じた負担ということ、そして世代内、世代間の負担の公平性というものを考えた上...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、数字のお尋ねでございますので、私の方からまず答えたいと思います。  EPAに基づく受け入れの人数につきましては、円滑かつ適正な受け入れや国内労働市場への影響を考慮しながら、政府として年度ごとに受け入れ上限枠というのを設定しております。しかし、これは受け入れの...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、なかなか厳しい試験を通った後、看護あるいは介護のそれぞれの現場でなかなか御苦労されるということがあるという御指摘でございました。  それは確かに大変大事な問題であって、我々、EPAで受け入れるということでありますから、そこのところはやはり支援を...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害者優先調達推進法でございますが、これは、私はつくるときの最初からかかわった人間として、大変大事にしたい法律でございます。  この法律に基づいて障害者就労施設等の受注の機会を確保することは、就労する障害者の自立の促進の観点から大変大事なことだと思います。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成三十年度に、介護保険事業計画とそれから医療の計画、両方、同時に改定を初めてやるわけでありますけれども、いわゆる団塊の世代が七十五歳になるのは二〇二五年ということで、そこに向けて、ことしは六年に一度の診療報酬と介護報酬の同時改定もあるということで、そういう中で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 結論的には、そのおっしゃった分析をして、実際のニーズに見合ったサービス提供を構築していくというのは、そのとおりだと思っております。  先ほども、在宅におけるみとりの話が岡本先生の方からも出ておりましたが、例えば定期巡回・随時対応型の二十四時間型の介護、先ほど巡回...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、要介護度一、二であっても、認知症であったり知的障害、精神障害などがある場合、それから家族等による深刻な虐待が疑われるようなとき、あるいは単身世帯である、あるいは同居家族が高齢または病弱である、こういったときには一、二であっても入所可能、こういうことでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、制度のスタートのときに、六十五歳以上の一号被保険者の同居ということだけを前提にしたということについての問題提起であるわけでありますが、そのことは、制度がスタートするときに決め込んでいった幾つかの前提に含まれていたのが、この一号被保険者を勘案するということだ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、精神保健福祉法の改正をするに当たりまして、実際に幾つか現地を見てまいりました。行政の、兵庫県とか、そういうのも見ましたが、都内の下町で診療所を拠点にして、そこに通えるデイサービスも一緒にございましたが、要は、退院をして、措置入院からの退院ももちろん含めてです...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療とそれから介護の場合のスモンの患者さんの扱いが違う、自己負担に差があるじゃないか、こういう御指摘をいただきました。  スモン患者の皆様方には、特定疾患治療研究事業の対象ということで、医療費の自己負担分を公費で負担するということをやっております。介護保険法の規...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回、やや混乱をいたしたことを、まずおわび申し上げたいというふうに思います。  先ほど部長の方から答弁を申し上げたとおり、厚労省としては、介護予防・日常生活支援総合事業における緩和した基準によるサービス、この扱いについてでありますが、障害者が利用する場合について...全文を見る
○塩崎国務大臣 現在私どもが持っている社会保障制度、これにつきましては、一つのサービスが公費負担制度でも社会保険制度でも提供されるときは、国民が互いに支え合うために保険料を支払ういわゆる社会保険制度のもとでそのサービスをまず御利用いただくという保険優先の考え方は、やはり私どもの社...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護職員の待遇、処遇、働き方につきましては、特に処遇については、財源を確保しながら着実に行ってはきているわけでありますが、今年度は、ニッポン一億総活躍プランに基づいて、平成三十年度の介護報酬改定を待つことなく、技能や経験に応じて昇給する仕組みを構築して、月額平均一...全文を見る
04月13日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今日の理事会で本法案の概要資料の一部を今御指摘のとおり修正をすることについて資料をお配りをし、そしてまた御説明を申し上げたところでございます。  これ、去る十一日のこの委員会におきます議論を踏まえて、概要資料のうち改正の趣旨を法案の内容に即したものにす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、与党の審議をいただくときに事前にお配りをしたものであり、また厚生労働省のホームページにも昨日まで載っていたものではございます、確かに。しかし、国会の方でお願いを申し上げたときの提案理由説明は、このような表現にはなっておりませんで、もうあえてまた繰...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおりでありまして、今読み上げをいただいた提案理由説明については、先ほどの、相模原市の障害者支援施設で発生した殺傷事件等を踏まえということになっておりますが、そういう意味では、この間来この委員会でも申し上げている一つの契機としてこの措置入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前回の委員会でも申し上げましたけれども、改めてこの事件を契機に、措置入院そしてまたその後の扱いについての、特に支援に関して余りにもいろいろな問題がありそうだということで、これに関係することは全て私どもとしては御議論をいただきたいという気持ちでお願いをして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 報告書は二つ出ていると思います。中間報告、今お触れになりましたが、これは基本的には、何が現行制度の下で守られていなかったのかといったことなどを含めてファクトファインディングをまずしようということで中間報告を出しているわけであります。そこでは、ですから、ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、中身にわたるような修正を今回申し上げたわけではございませんので、是非、そもそも、元々こういうようなものでこれまで概要として厚生労働省のホームページにも載せてきた、そのこと自体は大変申し訳なく思って、今修正するに当たっても反省をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、修正をするという意味で、正式な扱いとして別に法案を修正したわけではもちろんございません。
○国務大臣(塩崎恭久君) 理事会での扱いについては理事会でお決めをいただくことなので、そういうことで、私どもとしては、これまでの考え方というか、表現を直すということで御提起申し上げているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本的には、今御指摘のように、こういったことがまだ厚労省によっても分析ができていないというのが現状であるということは御指摘のとおりであって、これも含めて、今回、いろいろなことをやっぱり考え直さないといけないなということがよく分かって、それでないと、措置入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 策定時期のお尋ねでございましたが、退院後の支援計画につきましては、原則として措置入院者の入院中に作成をするというのが原則だと思います。  例えば、治療が進んで退院の見込みが立った時点で作成をするということが想定をされるわけでありまして、具体的に入院中の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは前回も随分議論になりましたが、退院後の支援計画は、当然これは本人、家族の意向をしっかりと踏まえた上で作られないといけないということだと思います。退院後の支援計画の作成に当たりまして、措置入院先の病院、ここにおいて本人のヒアリングを含めて退院後支援の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのとおりでございまして、ヒアリングとさっき申し上げたのは、このニーズアセスメント、医療側でやることについてのヒアリングと申し上げたので、この支援計画を作る際には、本人、家族が参加をするべきであるということを私どもから明確にしていこうと、こう思っていると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この提案をしております第八章の五十一条の十一の二の三ですね、ここに、協議会は、前項第二号の協議又は連絡調整を行う場合には、関係行政機関等のうち支援対象者の退院後の医療その他の援助の関係者をもって構成する合議体というふうに書いていますが、私どもとしては、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、私がその他の中に御本人が入ると言っているわけではなくて、本人、家族が入るのはこれは当然のことであって、それでなければこの退院後支援計画にはなり得ないということでいるわけでありますので、私どもとしても本人、家族には参加をいただくということで徹底して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、よく、例えば尾道方式なんかでもそうですけれども、カンファレンスというのをやりますが、これは当然本人を中心にカンファレンスが行われるわけでありまして、支援計画も本人の支援をするのをどうするかという計画でありますから、当然それは常識としてもこれは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは御本人の社会復帰のために作る支援計画でございます。ただ、それについて御本人が拒否をされるということを最後までされたとしても、私どもとしてはこういう支援があるべきだということをお示しをして、従わない場合は、それはもちろんあるかも分かりませんが、できる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ちょっと余りにも私の言ったことと違うことをおっしゃるので申し上げますが、御本人が最終的にその支援計画に同意をされないということはあり得ますが、強制をするようなことをやることは何もないわけでありますので、本人が拒否をすればそれはそれまでのことですが、しかし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げますけれども、強制をすることはありません。これはあくまでも支援計画であって、支援をするのに支援が要らないという方にはどうしようもないわけでありますから、その際には繰り返し御説明をしていくということだし、それは医療でも治療を拒否される方は患者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、相模原の事案は一つのきっかけであって、私どもは、改めて、この事件が起きて措置入院制度とその後の障害者の皆さん方の社会への復帰の実態を知るにつけて、やはり計画的な支援の仕組みがないということがよく分かりました。そのことをもって、で、ちょうど兵庫県で昨...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別ケース検討会の参加者というのは、支援対象者の退院後の医療その他の援助の関係者のみということになっています。こういうことから、防犯の観点から警察が参加するということはあり得ない、これがまず第一であります。  そして、しかし、例外的に警察が参加すること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 通告のなかった御質問なものですから、ちょっとすぐには……(発言する者あり)
○国務大臣(塩崎恭久君) 通告を受けていないものですから、今悉皆的に調べろと言われても調べられませんが、追加の資料ということはいろいろあったと思いますが、今回のことについては、私が先ほど申し上げたとおり、より分かりやすくなるようにということでありますけれども、こういう形になったこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 過去にあったかどうかは調べてみたいと思いますが、いずれにしても、今回こういう形になったことは、国会に趣旨説明のときに申し上げた言葉ではございませんけれども、追加でこういう形で出したことについては申し訳ないと思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは私どもの方から理事会にお諮りを申し上げて、理事会の方で御差配をいただいたというふうに思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、前回のここの場で委員会で御指摘をいただいて、そのときにも非を認めていたわけでありますから、それを受けて、組織としてこの書き方をより分かりやすくするということで、今日理事会の方にお諮りを申し上げたということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げたとおり、厚労省として、組織としてやりましたから、当然私まで上がって判断をしているということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) この御指摘の資料は国会に提出、元々していないものでございます。しかし、ホームページにも掲載をされ、広く使われてきたものではありますから、分かりにくさを分かりやすくするということで、前回御指摘をこの場で受けましたから、それをより良くしようということで、この...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、この概要資料のうちで改正の趣旨を法案の内容により即したものにすることで、より分かりやすくするための直しをしたものでございまして、法案の内容自体に変更を加えるものではないということを先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、この資料は広く使われてきたことは事実でありますけれども、正式に国会に提出した資料ではございません。  しかし、今申し上げたとおり、法案説明の際に使われてきたということもございますから、それはやはり分かりやすく、より実態というか、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して恐縮でございますけれども、今回の法案の提案理由というのは別にしっかり出しておるわけでございまして、それこそが提案の理由でございます。  今回使われてきたものの資料について、追加的に配付をさせていただいたことに至ったことについてはおわびを申し上...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々これを国会に出してはいないといえども概要として出回ってきたわけでありますから、皆さん方はそれを基に御審議をいただいて、説明にも使わせていただいてきたと、こういうことであります。したがって、これを追加資料という形で別のものを出すというのは大変申し訳ない...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、変更があったということについて、それも質問通告をされた後にお届けさせていただき、また理事会にも諮って御説明をさせていただく形になったことはおわびを申し上げたいというふうに思います。  したがって、このようなことが今後ないように努力をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、今回のような事案も含めて地域で共生をできる、そういう社会の仕組みを、助け合いの仕組みをつくり直さないといけないということはそのとおりだと思いますし、それぞれが助け合う町、地域、コミュニティーを形成をした上でそういった助け合いをお互いにし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神医療については様々な問題があって、社会的な長期入院というのが非常に多い、諸外国と比べてももちろん数字でもはっきり分かるぐらい長期入院をしている方々が多かったと、今もまだ多いということで、いろいろ地域で中間的に、家庭に行く前に中間的に滞在するあるいは住...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺未遂によって救急外来で搬送された患者に対して、身体的な治療のみならず精神科医が、失礼しました。御家族が安心をして障害者、精神障害者御本人を支えていくことができるように、御家族が抱える不安とか負担を軽減するための支援体制の構築が今御指摘をいただいたよう...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○塩崎国務大臣 この地域区分でございますけれども、人件費の地域差を介護報酬に反映するものでありまして、公平性、客観性の観点から、国家公務員そして地方公務員の地域手当に準拠するということを原則として、今日まで運用をされてまいりました。  一方で、隣接地域の設定状況等によっては柔軟...全文を見る
○塩崎国務大臣 派遣についてのお尋ねでございますけれども、介護分野において、派遣で働く方と正社員のいずれの賃金が高いか、あるいは、いずれの責任が重いかといったようなことについては、これは事業所によっていろいろ異なるんだろうというふうに思いますので、一概には比較はできないということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の大西委員から、制度が設計をされた、私も当初からかかわってまいりましたが、状況が随分変わっているということは御指摘のとおりだと思います。  去年の年金の審議の際にも、高齢化が進む中で、所得が低い独居の方々がふえるとか、いろいろな議論をしていただきましたけれども...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、イギリスのケアラー法についての御指摘をいただきました。  このケアラー法では、介護を行う方が介護能力等についてのアセスメントや介護者向けのサービスを受ける権利を有することなどについて規定をされているものと理解をしておりまして、我が国の介護保険制度では給付の対...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、育児と介護のダブルケアというのがふえているという御指摘がございましたが、身体的な負担のみならず、精神的にも経済的にも負担になる、あるいは、それに加えて、仕事、働くことについても影響を受けるという、さまざまな不安の原因にもなり得るのがこのダブルケアではないかとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、大西先生、先ほどの、制度設計をしたころに大議論になりました。今御指摘のように、ドイツでは現金給付を認めたわけでありますけれども、以前にも申し上げたとおり、介護保険を保険として導入すべきかどうかというときに問題になっていたのは、一つは介護地獄。つまり、お嫁さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは一体改革の際に、軽減税率か、総合合算か、給付つき税額控除でいくか、この三つの選択肢が議論になって、結果として軽減税率ということで私どもはさせていただいているわけでありますが、いずれにしても、一体改革で俎上に上がったメニューの一つとして、今、総合合算制度なども...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、自民党の中で、きのう第一回目の会合があった、小泉さんたちがいろいろな提案をしていることについて議論するという会が始まったということでありますが、今御指摘のこども保険の問題については、やはり一つ大事なことは、子育て支援を社会全体で支えていくという考え方は私ども...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、新しい国民会議的な会議体をつくって、英知を集めていろいろな議論を、特に財源についての幅広い議論をしたらどうだという御指摘がございました。  これはもう一人の政治家として、そういう前向きな提案をされること自体は、しかと受けとめないといけないと私は思いますが、す...全文を見る
○塩崎国務大臣 二割負担の導入に当たってどういう影響があったのかということをしっかりと踏まえ、また現状を踏まえ、その上で法の施行に当たるべし、こういうことだと思います。私どもも、何度も申し上げているように、実態調査については施行までにしっかりやりたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法案で、高齢者の自立支援とか、あるいは重度化防止を進めるという観点から、市町村の保険者機能を強化するということで、財政的インセンティブの付与など必要な仕組みをつくるということを盛り込んでいるわけでありますが、大事なことは、今お話があったように、必要なサービス...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいた資料、赤字割合の増加傾向について、特養でございますが、こういうことについてどう考えるんだ、こういう御質問をいただいたわけであります。  私どもは、前回、介護報酬の改定の際にも、当然のことながら、サービス種別に事業者がどういう利益率であるのか、...全文を見る
○塩崎国務大臣 前回、一番力を入れていたのは処遇改善でありました。何といっても人手不足で、そして、人数が少ないがゆえに介護の現場の方々に過重な負担になっている、あるいは処遇が十分ではないということでなかなか人が集まっていただけないということがあったのが一番でございましたが、そうい...全文を見る
○塩崎国務大臣 大前提は、経営実態をよく見た上で物事を決めていかなきゃいけないということだと思います。  そこで、本体と加算とのどういう、言ってみれば使い分けをしながらよりよい介護を実現していくかということだと思いますが、さっきから申し上げているとおり、これは井坂委員もお認めに...全文を見る
○塩崎国務大臣 介護報酬の改定がどういう影響を経営に及ぼすかということについて絶えず考え、配慮するということ自体は大変大事だというふうに思います。したがって、処遇改善加算あるいはその他の加算以外の部分で、本体とおっしゃっていました部分についてどういう影響があるかということは当然見...全文を見る
○塩崎国務大臣 そのようなことを考えていることはございません。
○塩崎国務大臣 今回の利用者負担の見直しというのは、二割負担の対象者の範囲を拡大しないことを前提とした上で、二割負担者の中で特に所得の高い、現役並みの所得を有する方々について三割負担をお願い申し上げるということを提案しているわけでありまして、三割負担導入の実施時期は平成三十年八月...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうお配りをいただいているこの議事録に、とんでもないということを御指摘いただいておりますが、これは一般論として申し上げた、給付があって、負担があって、負担の中に三つしかないということを申し上げている、それは、総理と井坂議員との間でやりとりがあって、大分、無限定に...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、一般論を申し上げたところでございます。
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、介護人材が極めてタイトな状況であるということはそのとおりで、今試算を幾つかいただきましたけれども、介護離職ゼロというのを目指す安倍内閣として、今のような厳しい状況を踏まえた上で、これまでの対策が必ずしも功を奏していないというか、利用されていない部...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘いただいたように、ニーズをしっかり把握するべきではないかということかと思いますが、高齢者が地域で暮らし続けられるようにするということで、二十四時間三百六十五日の在宅生活を支えられるようなサービスとして定期巡回・随時対応型の訪問介護看護というサービスが用意を...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたつもりだったんですけれども、当然のことながら、市町村がまずニーズ調査をした上で、それは私どもとしても全部吸い上げていかないといけないわけで、そういう意味において、今、調査をするかしないかという意味においては、市町村のデータを集める中で、分析をしなが...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、いわゆる多死社会というのを迎えるわけで、今後の医療並びに介護を考えるに当たって、この多死社会を前提に、どういう医療や介護を誰が担っていくのか、そしてどこで担うのかということも考えなきゃいけないのはそのとおりであって、この間、先週公表いたしました医療...全文を見る
○塩崎国務大臣 多死社会に向けて、その担い手が本当にいるのかどうか、亡くなる場所が、みとりの場所が確保できないんじゃないか、こういうことでございます。その問題意識はおっしゃるとおり大変大事で、これはしっかりと対応していかなきゃいけない問題であります。  一方で、人材育成の話もお...全文を見る
○塩崎国務大臣 二年の初期研修、臨床研修は、初期研修のことをおっしゃっているんだろうと思いますけれども、これが厚労省であることはそのとおりであります。  しかし、今回、その後の三年の後期研修、この専門医研修の問題についていろいろ議論があることは御案内のとおりであって、特に地域医...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の事案に関して、厚生労働省は、昨年の七月に社員から本件に関する情報提供を受けたという点は今御指摘をいただいたとおりでありますけれども、その後に、八月二十三日にバイエル社に対して本件に関する説明を要請して、現在まで、アンケート調査の内容であったり、論文取り下げの...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘を受けて、検討したいと思います。
○塩崎国務大臣 原則的に初鹿先生の御意見に全く賛成でございます。  私どもも、既に文書量半減ということを特に介護について申し上げておりまして、ところが、文書量というのは二つ意味があって、一つは、ですから、紙をやめようということと、もう一つは、そもそも、ダブって報告を、例えば市と...全文を見る
○塩崎国務大臣 処遇改善加算の算定額につきましては、介護職員の賃金引き上げに確実に充てられることが必要だということで、かつて、確実ではない時期がございました。それで、随分国会でも御指摘をいただいて、結果として下がっているのに何で加算をとっているんだみたいなことがございました。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 事前通告がなかったので、もたもたして済みません。  今の、実は加算につきましては予算でございますので、法律ではなくて予算で対処するということになっています。
○塩崎国務大臣 特に大きな、例えば特別養護老人ホームのような場合には、人数的にもかなり規模が大きいからキャリアパスをしっかりつくり得るということで、小さいところ、十人未満とか、そういうところではいかがなものだろうかという、そこはやはり御指摘のように、柔軟に少し考えていくべきだろう...全文を見る
○塩崎国務大臣 お気持ちはわかりますが、我々はやはり、仕事に応じて、特に全産業などのお給料と比べて十分ではないということが大分認識として定着をしているということで、保育士に関しては特に厚目に、そしてまた、子育て支援は特に今大事で、待機児童を解消するためには、保育士さんがいないとな...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の病床機能報告制度がございますが、毎年十月に、七月一日時点のデータとして、各医療機関の持つ病棟が担う医療機能とか手術件数などの診療実績などについて報告をされるものでございまして、各地域の直近の医療提供体制を把握する重要なデータとしてあるわけでございます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 都道府県で既にいろいろな問題が起きておりますけれども、特に北海道のような広大な土地で暮らしていらっしゃる皆さんのお話をいろいろ、私も稚内や女満別とかああいう地域で医療機関あるいは行政の方々から聞きますと、やはり医療がなくなるとその地域はなかなか成り立つことが難しく...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、この緩和型のサービス、特に地域移行する総合事業ということでありますが、これはやはりそれぞれの地域地域でのニーズにバラエティーがあるわけでありますから、そこで、それぞれの地域の担い手がサービスを担う。むしろ、専門性のある方々は本当に専門性のある方々がやるべ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、専門性のある方には専門性のある方にふさわしい報酬が払われるべきだということでございますから、基本的には同じ考えではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 この我が事・丸ごとについてはいろいろ御議論を、桝屋先生の一言で盛り上がってまいりましたが、社会福祉法の改正案によって実現を目指すというのがこの地域共生社会ということでありますけれども、それについて、なぜ厚労省だけがやるんだ、こういうお話でありました。  確かに課...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま、ベトナム、フィリピン、インドネシアという三カ国と、EPAの枠組みのもとで介護あるいは看護師の候補者の受け入れを行っているわけでありますが、この目的については、二国間の経済活動の連携強化の観点だということは先ほど局長からも答弁申し上げたとおりでありまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、河野先生から御指摘いただいたように、総理が申し上げたとおり、それぞれの制度趣旨に沿った形で介護現場で外国人材に活躍いただけるように積極的な受け入れを進めているということはそのとおりでございまして、介護人材の確保が重要な課題であることは、もう何度も何度もこの委員...全文を見る
○塩崎国務大臣 衆議院議員初鹿明博君外六名提出の介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案につきましては、政府としては反対であります。
04月17日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○塩崎国務大臣 ただいま御決議により御指摘をいただいた点につきまして、御説明を申し上げます。  介護従事者の確保や在宅での介護、診療に対する支援につきましては、決議の趣旨を踏まえ、今後とも関連施策の推進を図ってまいります。  また、一定の研修を受けた介護従事者の役割の拡大につ...全文を見る
04月18日第193回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 坂本祐之輔議員にお答え申し上げます。  小規模保育事業の対象年齢拡大についてのお尋ねがございました。  小規模保育事業で三歳以上の児童を預かる場合には、異なる年齢の児童に対し、それぞれの発達過程に応じた適切な支援ができるよう配慮することなどを保育事業...全文を見る
04月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○塩崎国務大臣 防災・減災対策は、当然のことながら、ふだんからの準備が必要でございます。  医療福祉施設などにおきましては、施設の設置場所を踏まえた災害発生時の防災計画をふだんからきちっと策定しておく、そして避難訓練もしっかりとやっておくということが重要だというふうに思います。...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、同時改定のお話をいただきました。  三十年度は、六年に一回の診療報酬、介護報酬そして障害報酬といったものが同時に改定されるという、いわゆる団塊の世代が七十五歳以上になる二〇二五年までに残された時間もかなり短くなってまいりましたので、今回の同時改定のあり方と...全文を見る
○塩崎国務大臣 豊田先生は役所におられたからわかっていると思いますけれども、大体、役所の人事というのは二年に一遍かわっていっちゃうということで、国際機関に仮に行ったとしても二年で帰るということがローテーションとしてあるわけで、これが諸悪の根源ではないかと私は言っています。少なくと...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、技能実習の話がございまして、今回、介護というのが在留資格としてもできるということになった上での、こういう形の、技能実習でも受け入れる体制になりつつあるということでありますから、それはそれで、いろいろなことが初めてのときにはありますから、これについてはいろいろな...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も昨日の本会議は答弁のために同席しておりまして、私のいた本会議で山本大臣が、不適切な発言をしたということで撤回して謝罪されたのを私自身もお聞きいたしました。  内容については私は余り細かくは存じ上げておりませんけれども、今、一番のガンは学芸員という、がんについ...全文を見る
○塩崎国務大臣 閣僚の発言でありますから、閣僚が責任をとるということだと思います。  私どもは、さっき申し上げたとおり、特に今、がんのゲノム医療についての国家戦略をつくりつつあって、そういうことを含めて、がん対策についてはことしは幅広く格別の力を入れていく年でもございますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 閣僚の発言は閣僚が責任をとるということで、本会議場で謝罪をしたということだというふうに思っています。私どもとしては、しっかりとやっていくということでございます。
○塩崎国務大臣 今回、これまで各種説明の場で用いてまいりました法案の概要資料についての御指摘をいただきました。  念のために申し上げておきますと、これは、国会へ提出したもともとの資料に追加をしたということではございませんで、さまざまな場で法案説明などで説明をしてきた際に使ってき...全文を見る
○塩崎国務大臣 相模原市の障害者支援施設における事件の発生を受けて、昨年八月以降、関係省庁とともに検証チームを立ち上げて、事件の検証と再発防止策の検討を行ってまいりました。  十二月にその検証チームの報告書がまとまりまして、再発防止策として、共生社会の推進に向けた周知啓発、ある...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、三月一日に「基本的な考え方の案」と称するもので、考えとしてお示しをいたしました。その後、個別に先生方やマスコミの皆様方やいろいろな方々に御説明に伺ってさまざまな御意見を頂戴いたしているわけでありますが、自民党の厚生労働部会では実は一度もまだ説明...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、厚生労働省案を下回らない水準で対策をとらなければならないと私が申し上げたことの真意をちょっと御説明させていただきますと、今お話があったとおり、WHOのアサモア・バー事務局次長そしてベッチャー非感染症疾患予防部長の二人がマーガレット・チャン事務局長からの正式な...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題は何度か取り上げられた問題で、いずれにしても、予算がかかることでありますので、なかなかそう簡単ではないということで、いろいろ御指摘もいただいているんだろうというふうに思います。  この原則の話でありますが、生活保護制度というのは、やはり働ける方には働いて...全文を見る
○塩崎国務大臣 いずれにしても、貧困の連鎖を断つためには、みずからのパワーアップを図るという意味において教育をしっかり受けることが大事であるので、その点については認識は共有しているというふうに思います。  その上で、生活保護世帯の自立助長の観点から、生活保護受給世帯の子供の高校...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、私ども、毎年少なくとも一回、日中韓で保健大臣会合をやっています。その中で、去年も、それからその前の年の方がより具体的にやりましたが、感染症、特に鳥インフルエンザの問題に象徴されるようなことについて、もちろん韓国はMERSもありましたし、そういうようなこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき韓国と言ったのは、そういうフレームワークができているということを申し上げたのと、このH7N9ではない鳥インフルエンザは去年も韓国で起きているはずでございますので、そのことを申し上げているわけであります。  そういうときには連絡をとり合っていますが、今、この...全文を見る
○塩崎国務大臣 まさに相手のあることでもありますから、どういう情報が来るかにもよりますけれども、できる限り収集をして早く発表したいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まず第一に、検疫のホームページというよりは厚生労働省のホームページに載せるべきではないのかなと私は思います。検疫は、もちろん検疫でひっかかったものは当然でしょうけれども、私は厚生労働省の方のホームページかなというふうに思っております。  どういうタイミングで公開...全文を見る
○塩崎国務大臣 私自身は表示をしておりますけれども、できたら表示をしていただきたいという意思は警察の方で表明していただくと我々としてはありがたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まず第一に、先ほどの意思表示の話でありますが、要請を検討しろということでありますけれども、先ほど申し上げたように、我々としてはそういうことを期待したいということは、要請しているということを事実上申し上げているわけであります。警察の方もいろいろお考えをいただけるとは...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、このイスタンブール宣言というのが何を言っているかということでありますけれども、これは二〇〇八年に国際移植学会がまとめた、採択された宣言でありますけれども、移植が必要な患者の命は自国で救う努力をすることというのが趣旨であるわけで、岡本先生はもちろん御存じ...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育園の役割について御指摘をいただきました。  児童福祉法を見ますと、保育園の役割は、地域の子育て家庭等に対して、まずは保育園で行われる保育に関する情報提供を行うということ、それから、保育園での保育に支障がない限りにおいて、保育に関する地域の相談に応じて助言に努...全文を見る
○塩崎国務大臣 三位一体改革の中で、平成十六年度に運営費が、平成十八年度に施設整備費がそれぞれ一般財源化をされたところでございまして、この公立保育園についての地方六団体の提案という中でこれが決まったということがございます。それ以降、地域の実情に応じて各市区町村において適切に対応し...全文を見る
○塩崎国務大臣 十四日に未来投資会議がございまして、私の方から、厚生労働省のデータヘルス改革の全体像というのを御説明申し上げました。  これは、十一月に未来投資会議があって、基本的にはそこで、大枠の二〇二〇年までに保健医療データプラットフォームというのをスタートさせる、本格稼働...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど先生の方からオーダーメードという言葉がございました、テーラーメードと言ってもいいのかもわかりませんが。やはり、それぞれの身体状況、精神状況、障害の状況などに応じて、それぞれふさわしいものが違うんだろうと思います。個人が考えるベストなものと、例えば医師が御判断...全文を見る
○塩崎国務大臣 まだ厚生労働部会を開いていただいていなくて一度も説明していないものですから、どこに問題点があるのかという御指摘はまだ直接受けたことがないので、それで、ぜひ厚生労働部会を開いていただきたいということを申し上げているところでございます。  推測するに、私どもの「基本...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、総理が施政方針演説で、受動喫煙対策の徹底というものをやるということでございますので、今国会へ健康増進法の改正を提出するということをまず目指したいと思っております。  自民党の中は多少の意見の差があっても最後はまとまるというのがいいところでありまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました厚生労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  近年の保健医療技術の進歩は著しく、ヒトゲノム解析や人工知能等の技術革新により、個別の疾病予防や治療等の観点のみならず、社会保障、公衆衛...全文を見る
04月20日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(塩崎恭久君) DNAの鑑定につきまして四肢骨を対象にするということは、この委員会でも本当に何度も取り上げられたことでありまして、今回そういう方向で一歩前進をさせていただいたと、こういうことでございますが、この戦没者の御遺骨のDNA鑑定につきましては、これまで遺留品や埋...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、法令遵守について、もちろんこれは薬の関係での法令遵守もありますし、それから働き方に関する法令遵守もあると思いますけれども、私どもとしては、今回の事案を徹底的にやはり調査をして、その上で法令遵守の面でどのような改善点があるかということを明らかにして、製...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、先ほど申し上げたとおり、まず薬機法にどういう抵触をしているのか、それから先ほどの労働関係での在り方などについても、これを徹底的に洗い直していかなければいけないということで調査を進めているところでありまして、今費用対効果の話もありましたが、何よりも薬に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、よく分析をしながら対応をきちっとしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来局長の方から答弁を申し上げておりますけれども、費用対効果評価を新規の医薬品の保険収載の可否の判断に活用するかどうかについて、先ほど慎重な意見があるんだということを申し上げました。  三十年度からの費用対効果評価の制度化に向けて、国民皆保険の持続...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、先ほど局長の方から御答弁申し上げたように、技術料の活用については、これは、著しく高額な医療機器を用いる医療技術の評価に際して費用対効果の観点を導入する場合の考え方について検討すると、こういうことになっておりまして、これを踏まえて検討をしていきたいと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間の見直しのときに考えたのは、やはりこれからの薬局あるいは薬剤師が地域の中でどうその住んでいる人たちの健康管理のために役立つのかということを考えて今ある規制やあるいは点数の在り方というものを考え直そうと、こういうことだったというふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御答弁申し上げたように、この十六年の改革ビジョンの中では、入院医療中心から地域生活中心へという、これが一番基本的な考え方であったわけでありますけれども、現在もこの考え方はもちろん変わっていないわけであって、一方で、改革ビジョンの数値目標については、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本会議での答弁は、特に外国とどういう形で比べたらいいのかというのはいろいろあろうかということで、余り明確に言っていないわけでありますが、今申し上げたように、一番大きな方向性として地域移行ということをこの平成十六年に打ち立てているわけでありますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、わんずまざー保育園につきまして、これは認可外の保育施設から移行した地域裁量型の認定こども園と、こういうものでありますが、特に、認可保育園に比べて死亡事故の多い認可外保育施設につきまして立入調査の実施率が低調だという自治体も見受けられるわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保護者からの通報などについてのお尋ねでございますけれども、保育園は保護者等からの苦情にやはり迅速に反応をしないといけないわけでありますが、その苦情を受け付けるための窓口を設置をしていないというケースもあるわけで、まずは窓口を設置をして言いやすいようにする...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不妊治療の助成についてのお尋ねでございますけれども、現行制度におきましては、今御指摘のあったように、法律上の婚姻をしている夫婦を対象にしているという制度に今はなっているわけであります。  御指摘のこの事実婚の方に対する支援をどうするのかということであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国のこのワクチン行政については、去年、化血研の問題があって、いろいろ考えるところがございました、まあ前々から考えていることはございましたけれども。そういう意味で、去年のああいう事件が起きて改めて考えさせられて、その結果はワクチン・血液製剤産業タスクフ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今データベースの整備についてのお話がございましたが、ワクチンのいわゆる有害事象あるいは副反応疑い、こういった症例などについての情報を収集して迅速に評価をする仕組みについては、ワクチンに対する国民の信頼を確保する上で極めて重要ではないかというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に関して発言をさせていただきます。  まず、これまで各種説明の場で用いてまいりました法案の概要資料につきまして、一部を見直し、四月十三日の理事会に提出をしたことにより、混乱を招いたことをおわび...全文を見る
04月21日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○塩崎国務大臣 近年、保健医療技術の進歩は大変目覚ましいわけでございまして、ヒトゲノム解析であったり、あるいはAIを使った新しい医療であったり、技術革新によって、個別の疾病の予防あるいは治療などの観点のみならず、社会保障あるいは公衆衛生等の幅広い分野においてこうした技術の進歩をど...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働大臣のもとで事務全般をつかさどる事務次官がおられますけれども、それに加えて、今、厚生労働審議官がいますが、それと同等の次官級ポストということで、今回、医務技監を置く、こういうことでございますので、言ってみれば次官級ポストに三人いるという格好でありますが、全...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど韓国のデータをお配りいただきましたが、いろいろなことがあって、そして試行錯誤も大分あったというふうに聞いておりますけれども、著名人が臓器提供したということがあって、それでまた刺激を受けて市民が臓器移植についての理解を深め、そして臓器提供の意思表示につながった...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年はG7のサミットの議長国でもあった日本で、安倍総理が数々国際会議に参加をして、それぞれ保健医療に関する成果もたくさん出した、大変大事な年でございました。特に、伊勢志摩では国際保健に関するビジョンというものをまとめて、世界的にもかなり評価をされ、ちょうどエボラを...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的にはおっしゃるとおりで、私も、次官級ポストをつくるということはもう三年越しで考えてきたことでございます。  政府の今の健康・医療戦略本部における平和と健康のための基本方針、これは、人間の安全保障を基本理念として、健康安全保障の体制の構築とか、ユニバーサル・...全文を見る
○塩崎国務大臣 主に霞が関でこのグローバルヘルスにかかわるのは、やはり外務省と、それから財務省が世銀を持っていますので、主に私どもはここと、役所同士という意味ではしっかりとやっております。  外務省に関しましては、おととしから室長クラスで人事交流、エクスチェンジをさせていただい...全文を見る
○塩崎国務大臣 グローバルヘルスで一番大事なのはやはり命を守るということでありますから、この命を守るということに関して、システム自体が強靱でなければならない。  つまり、例えばエボラ出血熱のアウトブレークが起きたときに、かなりいろいろな混乱がありました。そういうことがないように...全文を見る
○塩崎国務大臣 ここに先ほど御指摘をいただいたストレングスニング・ヘルス・システムズ・オーバーオールにつながるようなアプローチのことが書いてありますが、最近、ヘルス・システム・ストレングスニングというのがグローバルヘルスで一つの大きなテーマということになっておりまして、これは言い...全文を見る
○塩崎国務大臣 もちろん私も、母子手帳、子供が私は二人おりますが、妻が一生懸命いろいろなことを書いたり、健診に行くたびに新たなデータが入ってくるわけでありますから、それを見ております。  何がよいかといえば、やはり、子育てに関連するワクチン接種から何から、もちろん身体的な発達ぐ...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年、TICAD6がありましたが、厚生労働大臣がこのTICADに参加するというのは初めてでありました。私、ケニアに行きました。それは、さっき申し上げたとおり、保健問題が初めて三つのアジェンダの一つになったということでありまして、そういうときには、ああいうTICAD...全文を見る
○塩崎国務大臣 いわゆる人口問題としての家族政策とか人口政策とかそういうものの場合には、リプロダクティブヘルスやあるいは避妊とか、いろいろなことがあるんだろうと思うんですが、我々は、去年、児童福祉法の改正をやりました。その際の一番最初に、新たに子供の健全なる養育を受ける権利という...全文を見る
○塩崎国務大臣 岡本先生からかなり抑えぎみの御指摘をいただいたような気がいたします。もう少し工夫の余地があるんじゃないかということでありますが、私は、大分工夫の余地があるのではないかというふうに思っています。  きょう、確かにこういう形で、「海外における一類感染症等の発生状況」...全文を見る
○塩崎国務大臣 まだ結論は出ておりませんけれども、引き続き検討していきたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 これは大変重要な問題点でございまして、言ってみれば、フルスペックのBSL4施設があって、今おっしゃったようなことが常時できるということでありますが、今回の武蔵村山市のBSL4の指定に当たっては、地元の皆様方との関係でいきますと、BSL4施設の使用というのは感染者の...全文を見る
○塩崎国務大臣 何のワクチンなのかということで、今ちょっと確認をしていたわけですけれども。  一類感染症のワクチンの中で、天然痘の話がさっき出ましたが、それ以外はまだ開発をされていないという中で、できたら備蓄をするかという御質問でよろしいということであれば、当然それは前向きに検...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には、私も今御指摘をいただいたような方向性で考えているところであります。  特に、先ほどのワクチンの話に戻りますと、今回、二十九年度予算で、CEPIという新しいワクチン開発の支援をする国際機関が一月に立ち上がりました。これは、私ども、去年の概算要求には入っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろ証言に食い違いがあったりしておりますので、これは徹底的にやはり事実解明をしなければいけないし、それに応じて、この会社自体の問題についての指導もしなければいけないでしょうし、この会社にとどまらない問題であるということであれば、業界に対しても指導していかなけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つは、今御指摘がありましたけれども、今回の医務技監も、いわゆる医系技官という方々たちの一つの目標にしてもらいたいなということもあって、全体の医療の問題について政府全体も含めて見られる立場、そういうポジションとしての医務技監というイメージを私は持ちながら、今回の要...全文を見る
○塩崎国務大臣 法務省が刑務所の医官を採用するということに関しては、先ほどのお配りをいただいた中にも、例えば国立ハンセン病療養所の医師約千三百万円ということがありますが、これは診療をされる医師として来ていただく場合のことだろうというふうに思います。  ですから、それと、医系技官...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもはそうですけれども、しかし、世の中で、例えば日本で公衆衛生学の独立した大学院がほとんどない、三つぐらいしかないと言われていまして、医学部のまま、附属機関みたいなものしかないんですね。  ということは、公衆衛生学そのものが日本全体の中での余り優先度が十分高く...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話がございましたけれども、医療政策をつくる、企画する、立案する、そういう際に、みずからが臨床経験を積むということを経験したことがあるというのが非常に大事であり、それは、患者さんのことがわかるということと、医師側の、あるいは医療側の人たちのことがわかるという意味...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、それは可能だと思います。
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、固定的な人事をやるというのはよくないと私も思います。  したがって、能力があって適材適所であれば、どういうことがあってもおかしくないんだろうと思いますし、一部、例えば数理の方が、普通は課長までなんというふうに言われていますけれども、審議官をやっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 方向性としては大賛成でありますし、私も実際、CDCには出した方がいいということをずっと最初から言っております。それは、ちょうどエボラの問題があって、秩序立ったクライシスマネジメントにたけているCDCで、なおかつ、感染症についてもプロとしてやっているのを見て、これは...全文を見る
○塩崎国務大臣 頑張りたいと思います。  WHOに三名しか行っていないということになっていますけれども、やめて行っちゃっている、片道切符で行っている人がいるんですね。これをまた帰ってこられるようにしないと、行ったきりという人たちが、要するに、厚労省から人材が流出しているみたいな...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的には賛成でありますし、さっき申し上げたとおり、外務省に誰も今まで行ったことがなかったのを、一人、医系技官を今出していまして、その延長線上で、外務省の出先である大使館に送り込むということも一つの選択肢だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 厚生労働審議官も次官級ポストとしてございますが、まさに厚生と労働の枠を超えて、全体の局を超えた問題の統括をするように、今の岡崎であれば、労働問題は、例えば産業医なんていう問題は、当然医学の知識がなければできないことで、それを労働系だけで決めるわけにはいかない、そう...全文を見る
○塩崎国務大臣 ケース・バイ・ケースでいろいろなパターンがあり得るんだろうと思います。しかし、今御指摘をいただいたように、臨床経験を持っているということは大変大事なことでありますから、できるだけ持っていただいた方がいいと思いますけれども、しかしさりとて、そうじゃない、政策立案能力...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはやはり事務次官級でございますので、さまざまな力を持っていただきたいと思っておりますが、職務の性質上、医学的知見に係る先端的な技術を含めて技術を統理する職でございますので、これに関する知識経験が必要である。つまり、デジタルデバイドでは今どきはとてもじゃないけれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 再生医療等製品というのは、人の細胞を用いるわけでございますので、製品の品質にばらつきが大きいわけでございます。それで、有効性等を確認するために多数の症例が必要でありまして、その結果、長期の臨床試験が必要になる、こういう性格があるわけでございます。こういうことから、...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のオプジーボにつきましては、最初はメラノーマを効能、効果として承認をされた、これは世界で初めて我が国で承認をされた医薬品でありまして、平成二十六年に保険収載をいたしました。その後、効能、効果が、今お話しあったとおり、肺がんが追加をされたということになりまして...全文を見る
○塩崎国務大臣 水戸先生御指摘のとおり、エビデンスに基づいた政策立案というのは大変大事なことだと思っています。  ワクチン行政にしても、あるいは介護にしても、もっと科学をバックにした判断ということがなければいけないのではないかということをかねがね思っておりましたが、今御指摘のイ...全文を見る
○塩崎国務大臣 保健医療二〇三五で、これは平成二十七年六月に取りまとめをいたしましたが、ここで、今御指摘の、保健医療政策について総合的なアドバイスを首相や厚生労働大臣に対して行う保健医療補佐官、チーフ・メディカル・オフィサーの創設を提言されたわけであります。  恐らく、イギリス...全文を見る
○塩崎国務大臣 私も三年近く厚生労働大臣をやってみて、例えば、いわゆるグローバルヘルスに対応する司令塔はどこだろうかというと、基本的には官邸だと思います。しかし、官邸の職員で医師の資格などを持つ専門的知識がある方は今でもおられません。したがって、グローバルヘルスに関しても、あるい...全文を見る
○塩崎国務大臣 新たにつくられるこの医務技監は次官級の職であります。医療、保健に係る重要施策について医学的見地に基づいて総括整理するわけでありまして、特定の企業等の利害関係者と利益相反の関係となることは、これはあってはならないと考えます。  現在、幹部の公務員については、国家公...全文を見る
○塩崎国務大臣 ゲノム情報を含みます医療情報というのは、各種の情報の中でも特に機微性が高いということで、本人に対する不当な差別あるいは偏見が生じることがないように、今般の個人情報保護法改正において要配慮個人情報と位置づけられて、本人の同意を得ない取得が禁じられているわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 内閣府の生命倫理専門調査会が、平成二十八年四月に、「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について」という中間取りまとめを行っています。これを見ますと、御指摘のデザイナーベビーを含めて、ゲノム編集を行ったヒト受精胚の臨床応用、これについては現時点では容認できない...全文を見る
○塩崎国務大臣 保健医療二〇三五というのは、私のつくった私的な懇談会として開催をしていただきました。公的医療保険の機能や役割に関する御指摘の記述は、医療保険の持続性をどう高めるのかということで、安定した医療保険財源を確保する上での一つの方策として提言をされているというふうに理解を...全文を見る
○塩崎国務大臣 医系技官という言葉は正確な定義があるわけではなかったわけです、法律上は。でも、御指摘のとおり、医療に関して知識を持っているということは、医師の免許を持っていらっしゃる方あるいは歯科医師の免許を持っていらっしゃる方がやはり高度な医療知識を持っていらっしゃる方に該当す...全文を見る
○塩崎国務大臣 事務次官は当然のことながら省全体の何でもやる、そういう総括的な立場で、局長は当然各局をつかさどるということでありますが、大臣補佐官はラインではございませんので、私の所掌、中心的にやっていることの、私からお願いすることを中心に幅広く活躍をしていただいておりまして、私...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは先ほど来申し上げてまいっておることではございますけれども、一般に人事はやはり適材適所という、やるべきことは何かということと、それに対する能力をどういうものを求めて、そして、その能力を持った人をそれに充てるというのが適材適所なんだろうというふうに思いますが、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 子供が家庭で心身ともに健やかに養育されるための施策を推進するという観点、これはこれまでも組織体制の充実を行ってきたところでございます。  平成十三年一月の省庁再編におきましては、働く親と子供の双方の視点から、仕事と家庭の両立支援策や、あるいは保育等の子育て支援策...全文を見る
04月24日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○塩崎国務大臣 障害者などの日常生活上の便宜を図るための用具について、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業、特に日常生活用具給付等事業というのがありますが、こういったもので給付が行われているわけでありますけれども、これには要件がございます。  それは厚生労働大臣の告示で示し...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたのが基本線でありますが、今新技術の時代でありますから、それは今言ったような要件に照らしてみてどうかということで考えていくんだろうと思うので、新しいものが出てくれば当然ケース・バイ・ケースになって、判断をしなければいけないというふうに思うところでございま...全文を見る
04月24日第193回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘の医療従事者でございますけれども、確かに勤務環境は大変厳しい状況にございまして、これから医療機関の勤務環境を改善するというのは非常に大事なテーマだというふうに考えております。  都道府県ごとに医療勤務環境改善支援センターが設置をされておりまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいたように、国内外で覚醒剤あるいは大麻などの様々な薬物の乱用が深刻な問題になっておりまして、我が国でも大麻事犯による検挙者数は、昨年、五年ぶりに二千人を超える、こういう状況になっているわけでありまして、我が国においても薬物乱用対策というの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回発覚したこの偽薬につきましては、たまたま服用した人がいなかったという不幸中の幸いはございましたけれども、そしてまた違法と言えないまでもやっぱり適切ではないというものが随所に見られると、こういうことだろうと思います。今回、国内で流通をして、偽薬が最終的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般に医薬品の販売額というのは類薬の上市とかあるいは医療現場への浸透度などの様々な要因によって影響を受けるということになっていますが、販売額の増加などにつきまして一概に因果関係を説明するというのはなかなか難しいところではないかというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療費、介護費の最近の動きを見ますと、医療費の伸びの要因のうちの約半分が人口の高齢化であります。一方で、介護費につきましては伸びの大部分が高齢化によるものであることが分かっているわけでありまして、今年の四月の将来推計人口、これによりますと、六十五歳以上の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 宮本委員からは、自らの経営に根差したお考えをるる頂戴をいたしましたし、また提案をいただいて、どうやったら助成金をしっかりと活用して企業経営に役立っていくようにするか。とりわけ、中小企業、中でも個人事業主にも役立つように、個人事業主というか小規模事業主です...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 中小企業、約三千三百万人働いていらっしゃるわけでありますけれども、その中で小規模事業者が約一千百三十万人、このくらいたくさんの方々が小規模事業者として働いておられるわけでありまして、そこはまさに今御指摘のとおり、決してそう強いところではないわけですけれど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今委員から質問の中身のお話、あるいは委員会運営のお話を頂戴をいたしました。  これは、国会の運営は国会がお決めになることでございますので、私ども政府の立場からは国会の運営についてどうのこうのということを申し上げる立場にはございませんので、国会にお任せを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、委員会運営でございますので、委員会、特に理事会がお決めになることだというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これにつきましては、男女間の賃金格差の要因が何だろうかということで議論がなされてまいりました。まず第一に勤続年数、これが一つ、もう一つは管理職比率、これがもう一つで、これが大きく異なっているというところが男女間賃金格差の要因として、その背景としてあるとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この助成金、今御指摘ありましたが、育児を理由とする離職を防止するために、事業主が自社の社員が利用できる事業所内保育施設を設置、運営する場合にこれを支援をするというためのものでございまして、一人親の支援にも当然資するものというふうに考えております。この助成...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 認可外の保育施設に対する立入調査でございますけれども、もちろん、これは適正な保育内容などを確保する観点から、原則はやっぱり一年に一遍、必ず一回以上行うということで通知を私どもから送っているわけでありまして、適切な指導監督が実施されるように都道府県などに促...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 百十七人というのは少ないじゃないか。確かに、少ないといえば少ないわけで、トライアル雇用で取りあえず有期で働いてみて、ここから正社員ですから、正社員になる人は当然もっと少ないわけであります。そもそも、今回、第二次安倍内閣が始まって雇用が改善をしている中で、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、働き方改革、特に長時間労働に関して、この自動車の運転、そして建設、そして医師、これらは大変難しい問題でございましたが、これまで、自動車の運転業務、それから建設事業につきましては大臣告示の適用除外ということになっておりまして、一般とは異なる取扱いをし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、口腔ケア、歯科医療というのは大変重要であり、また、その重要性が高齢化とともに増しているというふうに言えるんではないかと思っております。  近年、口腔ケアがいわゆる誤嚥性肺炎、この発症予防になることに加えて、歯の本数が多いほど何でもかんで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢者の受診患者の増加などによって、この歯科保健医療の状況というのは随分大きく変わってきております。  地域の要介護者などに対する取組におきまして、歯科医師の果たす役割というものが極めて重要になってきていると私どもは見ておりまして、特に、いわゆる地域包...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年は災害が大変多い年でございました。災害時におきましては、通常よりも口腔内の清潔の保持が厳しくなるわけですね、困難になってまいりますので、避難所における歯科医師等による口腔ケアというのは、誤嚥性肺炎の予防等々の観点から極めて重要になってくるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、表敬訪問という言葉を私は使っていないと思いますが、ロスさんとは、かねてより金融のシンポジウムを日米でやってきて、私は事務局役をやっていたものですから、彼は何度もこのシンポジウムに参加をしてよくお話をしていたので、久しぶりにお目にかかったと、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、かかりつけ医の問題についてお話がありましたが、団塊の世代が七十五歳以上になるのが二〇二五年ということで、そちらに向けて、複数の疾患を持つことが多い高齢者増えてくるわけでありますから、医療ニーズは今後ますます増加をして多様化もしてくるということだと思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この介護保険制度につきましては、国民の共同連帯の理念に基づいて、相互に保険料を負担し合うという社会保険方式でスタートした制度でございます。全ての被保険者に保険料を納めていただくということが制度の根幹であるわけでありますが、このため、介護保険料の確実な収納...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、社会保険方式でスタートして今運営をされている介護保険制度というのは、全ての人たちの助け合いの仕組みということであることがまず基本だということだと思います。  介護保険料につきましては、所得の状況に応じて段階的に設定をしていること...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険料の未納対策でございますけれども、滞納者については保険給付の支払の一時差止めあるいは給付の減額などが行われているわけでありますけど、これは、市町村が介護保険財政を安定的に運営すること、そして保険料負担の公平性を図るといった観点から、保険料を確実に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険制度というのは、元々、自立と重度化の防止ということで、元々は家族でやっていた介護を社会化をしようということで社会保険方式にしたわけでございまして、いろんな議論がありました。  したがって、この財源は、保険料と税と、そして自己負担と、この三つをど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、先ほど答弁がございましたように、保険料滞納者に対する給付制限等については、災害によって住宅等の財産について著しく損害を受けたこと、あるいは保険料滞納者の属する世帯の生計を主として維持する者が死亡したこと又はその者の収入が著しく減少したことなどの特...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この化学兵器によります攻撃につきましては、事態をいかに迅速かつ的確に把握をして、国民への健康被害を防止する観点から適切な措置を講ずることが重要だというふうに考えております。  したがって、厚生労働省としては、平時の体制として、化学剤に対応した医薬品の国...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは今お答え申し上げたように、平時の体制とそれから有事の体制として、今申し上げたような国家備蓄を含めて、万が一のときのために体制はふだんからしっかりと準備をしているということを申し上げているわけでございますので、今申し上げたように、種類とか量とか備蓄場...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、日本の再生医療技術を世界に向けて発信していくという取組は、科学技術立国である私ども日本としては、当然非常に重要な課題であり、大きな期待が抱ける分野ではないかというふうに思っております。  現在、iPS細胞の研究開発などで我が国は最先端の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 生活保護の基準については、法律によって、最低限度の生活の需要を満たすのに十分なものであって、かつ、これを超えないものでなければならないと、こう書いてあります。  医療扶助における診療報酬のお話が今出ましたが、これはやはり法律の第五十二条に、国民健康保険...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この医療扶助費の適正化そのものは重要な問題だと思っておりますが、生活保護制度はさっき申し上げたとおりの目的で、最低限度の生活を保障するということでありまして、生活保護受給者が受ける医療扶助については、現物給付を行うための指定医療機関を指定をして必要な医療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この水道予算というのは民主党政権時代に大分カットをされまして、戻すのに今、大変難儀をしているというのが実態であります。だから百三十年も掛かるなんということになっているわけでありまして、水道事業につきましては、近年、施設の老朽化、そして人口減少に伴う料金収...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 電離放射線障害防止規則、いわゆる電離則では、電離放射線を受けた労働者が白血病などのがんや皮膚障害などを発症するおそれがあることから、これらの健康障害を防止するため、事業者に対して被曝管理や健康診断などの措置を義務付けているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  勧告権があるとは思いませんが、これは、私どもは、働く人たち、雇用者、まあ被雇用者といいましょうか、たちの放射能に対する安全を所管をしております。したがって、他の省庁とも連携をしっかりしてやってまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療費が増える要因としてよく言われるのは、高齢化の影響と医療の高度化、この二つでありますが、そのほかにももちろん要因があるということを今御指摘をいただいて、私もそのとおりだというふうに思います。  直近の二十七年度の医療費、今、四十一・五兆円というお話...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) がん検診については、これは当然、早期発見、早期治療のために必要な大事なことであるわけでありますが、特に、女性については乳がん、そして子宮頸がんなどの女性特有のがんが罹患に占める割合が大きいことから、乳がん検診等、今の子宮頸がん検診もそうですが、受診率を高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、平成二十八年四月に、在宅で医療的ケアが必要な子供たち、それから御家族のための短期滞在ケアを提供するために国立成育医療研究センターに設置をされたのがこの今御指摘のもみじの家であるわけでありますが、私も、開所式に誘われましたが、残念ながら国会対応のた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療的ケアの必要な子供さんたちが増えているということはそのとおりでございまして、自民党でもその検討チームが、野田聖子さんをヘッドに検討を行っていただいて、私どもの方にも提言をいただいております。  がんなどの重い病気を持った子供さんたちとその家族は、療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) このもみじの家は、今御指摘あったように、整備費用とかを全額寄附によって賄ったわけでありまして、運用費用についても、利用者からの利用料や補助金などだけではなくて寄附金によって賄っているというのが大きな特徴でございます。  現在、寄附やボランティアについて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いずれにしても、日本の医療で、私も児童福祉法の改正の際に聞いたのは、児童精神医学を勉強されるお医者さんは日本はかなり少ない、米国がすごく多いというふうに聞いておりますが、いずれにしても、今がんの話が出ましたが、小児がん患者、医療面だけではなくて心理面、教...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(塩崎恭久君) これまで各種説明の場で用いてまいりました法案の概要資料、これにつきまして今回変更をさせていただいているわけでありますが、追加で資料を提出させていただいているわけでございますけれども、これはもちろん私が確認をした上で最終的に作成をしたものでございます。また...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論としては、違いはないと思っております。御指摘の、障害者施設における殺傷事件への対応に関する関係閣僚会議、ここにおける総理の発言と、平成二十九年一月二十日の総理の施政方針演説、今お配りをいただいておりますが、これはいずれも様々な再発防止対策にしっかりと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げましたように、そしてまた三月七日のこの所信表明の中で私が申し上げていることは、退院後の医療あるいは福祉、就労支援、こういった支援の充実を図ることによって結果として再発防止に資するものであるということを申し上げているわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、当然、あの十九人の尊い命が奪われるということ、ああいうことが二度とあってはならないということは誰しもがあの当時考えたはずでありますし、今も同じように考えているんだろうと思います。したがって、検討会で提案をいただいて、十二月に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の、先週、その前の週からいろいろあった議論についてつぶさに説明をしたということではございませんが、元々、今申し上げているように、この今回の法改正は結果として再発防止に資するということであって、そのことは総理の施政方針演説でも、あるいは先ほどお配りをい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返して恐縮でございますけれども、総理が、関係大臣にはこの再発防止策を実効あるものとするため連携して具体的な取組を進めるように指示いたしますとありますのは、これは、先ほど申し上げたとおり、この検証チームがまとめた再発防止につながる対応策としてのパッケー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、今回御提起申し上げているこの法案の内容は、相模原市の事件が発生するに至った様々な要因への対策のうちの一つとして、措置入院者が退院をした後に、社会復帰に向けた医療とか地域福祉とかあるいは就労支援等々の支援を確実に受け...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど申し上げたように、精神障害者の方々が地域で孤立、戻ってから孤立をする状況を防ぐということが大事であって、孤独な闘いをしないでもいいように医療的にも、そして福祉的にも、あるいはその他の、やはりこれは生きていかなきゃいけないわけですから、誰しもが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 措置入院をされたときは、精神障害者ということで入院をされるわけであります。それが措置入院であります。  しかし、それが、どの時点で、じゃ、退院した後は、自傷他害がないということでこれは退院をされるわけでありますから、その後にその方が精神障害者であるかど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、それぞれ精神障害をお持ちで、措置入院をしたとしても、それはその後どうなるかということは、それは一人一人異なるんだろうというふうに思いますが、いずれにしても、地域で孤立をすることがないように、そして、今回の場合には大麻にアクセスをす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど部長から答弁申し上げたように、これはまた先生、お医者さんですからよく御存じだと思いますけれども、今、医師によっていろいろ判断が全国でばらつきがあるというところも今回の検証を通じて課題として浮き彫りになってきた一つでございます。  そういう場合に、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました措置入院制度への警察の関与につきましては、代表者会議と個別ケース検討会議への警察の関与のことと思われると思いますが、今回のこの御提起申し上げている……(発言する者あり)今ここにありますが、この資料ですね。この資料は、措置入院制度、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 少し長くなりますけれども申し上げたいと思いますが、今御指摘の措置入院制度への警察の関与につきましては、代表者会議と、そして個別ケース検討会議への警察の関与のことと思われるわけでございますので、御説明を申し上げたいというふうに思います。  まず、代表者会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 分厚い資料を今日お出しをしているのは、先生の方から御要望があって、立法事実は何だ、どこにあるんだと、こういうことでお出しをしているわけでございますが。  今、エビデンスをと、こういうことでございますが、数量的、定量的なものは必ずしもないかもしれませんけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 石橋委員の御要望があって今回配付資料を、この分厚いのをお配りをしているのは、先生から、立法事実についてエビデンスを出せと、こういう話でございました。その議事録の……(発言する者あり)よろしいですか、よろしいですか。議事録からこの立法事実を出せというリクエ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然、議論はいろいろされているわけでありますが、これは、公開をしているのは、もちろん元々公開の議論の場合の議事録は全部公開をするわけでありますが、個別のケースが入っている議論が多いわけでありますので、その議事録を全て公開するということはできないということ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 相模原事件の検証チームにつきましては、第一回開催時に構成員に諮って決定された運用要綱というのを決めております。  個人情報を扱うことなどから、原則として非公開ということにさせていただいたわけでございまして、この検証チームにおきましては、被告人に関する医...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、第七回目の会合についてのお話をいただきました。この御指摘の第七回は、これ、公表をされた中間取りまとめに対して関係団体からのヒアリングを行う会でございまして、これは例外的に公開としたということでございまして、その他につきましては、先ほど申し上げたように...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 検証チームにおいて措置入院等について議論を深めているところでございまして、あり方検討会のお話がございましたが、これについては規定どおりの公開をしているというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返しになりますけれども、先ほど申し上げたように、今回の御要望に応じてお出しをした資料で、警察との関係での立法事実を出せということで議事録から提出したわけでありますが、先ほど御答弁申し上げたとおり、提出した資料が今回お求めのエビデンスを表しているという...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、先ほども何度か申し上げたように、この警察が関与する場合というのはもうごくごく例外的なケースであります。  これは、先生から御要望いただいたのは、警察との関係でエビデンスを出せと、立法事実を出せということでこれを出しているので、あり方検討会の中で支...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今日お配りをしている資料の表紙にもございますように、抜粋と書いてあるわけで、これは警察との関係で立法事実を出せということなのでお出しをしているわけでありますから、警察との関係を捨象して議事録を出せというならば、もちろん公開している議事録がありますから、そ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき私、お許しをいただいて少し長い御答弁を申し上げましたけれども、その際にも、どの部分が措置入院制度への警察の関与が被支援者の地域生活への移行促進に有効であることを調査、分析した結果なのかというようなことをお示しくださいということをリクエストいただいた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来、石橋委員の質問に対して当を得た答弁が十分できていなかったことに対して、改めておわびを申し上げたいと思います。  この今日の資料に関連をして申し上げれば、この資料要求の中で、現状の措置入院制度に際し、警察の関わり方について具体的にどのような問題...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案の提出に至る立法事実のお尋ねがございました。  三つあると思います。一つは相模原市の障害者支援施設で起きた事件、そして精神保健指定医が不正に指定を取得をしていたという事案、そして平成二十五年の前回改正における施行後三年後の見直し規定、この三つ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、歴史がある措置入院制度の在り方についての見直しについて、様々な考え方があるということは御指摘のとおりでございます。  今回の制度の見直しは、相模原事件を一つの契機として、検証・検討チームにおける検証などを通じて明らかになった措置入院か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございました支援の期間についてでございますが、この退院後の医療等の支援の期間につきましては、患者の症状等に応じて適切にこれが設定されるということが大事でございまして、今後、退院後支援のガイドラインを作るということになっておりますが、その目安をそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お読み上げをいただきましたけれども、四月二十日の委員会の場で私の方から、本法案は、退院後の医療や地域福祉、就労支援等の支援の充実を図り、結果として再発防止に資するものであると、こう発言をいたしました。  この経過として申し上げますと、昨年八月以降、検...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど明確に申し上げたと思いますが、今回のような事件が発生するに至った様々な要因があったんだろうと思います。今回のような事件を二度と起こしてほしくないと思うのは、これひとしく全ての人が思っていることだろうと思います。それはしかしそれとして、私どもはこの様...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この相模原市で起きました事件の検証・検討チームにおきまして検証を行った結果、被告人は措置入院から退院した後に医療機関や地方自治体から必要な医療等の支援をこれは十分に受けていなかったということが分かり、孤立をしていたという事実が分かりました。  こういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたとおり、なぜこの法律を出したかというのは先ほど法改正の目的で申し上げたとおりでありまして、様々な要因がこのような事件が発生するにはあったうちの一つとして、地域で孤立をするという措置入院退院後の精神福祉の在り方について私どもは法改正をすべきとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の日本精神神経学会の意見書でありますけれども、今御指摘のとおり、精神科医療の役割というのは症状の改善など精神的健康の保持増進であって、精神保健福祉法の改正もこの視点に立って行われるべきという今の御指摘がございました。それから、犯罪の防止を目的として精神...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 総理の施政方針演説は、先ほど御自身もお読み上げをいただいたとおり、「措置入院患者に対して退院後も支援を継続する仕組みを設けるなど、再発防止対策をしっかりと講じてまいります。」ということで、あのような事件が繰り返されるということはやっぱり望ましくないことと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) やはりそれは正確ではないわけでありまして、さっき申し上げたとおり、総理は、施政方針演説の中で申し上げているのは、様々な再発防止対策に取り組まなければいけないということで、先ほど申し上げたように、福祉施設の防犯体制もありますし、そもそも共生社会づくりについ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、総理はこの検証チームの報告書を受けて対策を考えなければいけないということで、さっき申し上げたとおり、共生社会の推進、学校教育における心のバリアフリー、社会福祉施設の防犯対策の強化等々、提案をされた各省横断の課題、これを受けて、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、石橋議員から要求があってお出しをした資料についての今お尋ねをいただいたわけでございまして、それは、協議会への警察の関与についての立法事実について、二つの検討会での議論に関わる議事及び資料についての提出要求、こういうことでございました。  これは二...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん、これは、今申し上げたのは、検討チームとそれからあり方検討会、この二つの議事録関係で申し上げた立法事実を申し上げているわけでありまして、私どもは、決してそれだけではなくて、他のことについて、例えば兵庫県に出向いていく、あるいはそれ以外にももちろん...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この退院後の支援計画の作成などにつきまして協議をする個別ケース検討会議は、先ほども申し上げましたけど、支援対象者の退院後の医療その他の援助の関係者ということになって、それが構成員ということになっています。この規定は、患者あるいは家族に対する医療、福祉など...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは御本人の社会復帰の促進のために作成されるもので、計画はですね、当然御本人の意向はしっかりと踏まえていくというのが原則であるわけでありますが、御本人に個別ケース検討会議に参加をしていただくことによって、支援内容やその必要性について丁寧に御本人に説明を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の支援計画についてでありますけれども、退院後に円滑な地域生活に移行するということが目的でありまして、何度も申し上げておりますけれども、医療、福祉等の支援を確実に受けられるようにするということです。したがって、措置入院者の地域生活への円滑な移行のための支...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の御指摘のあったガイドライン以外にも各種ガイドラインをこの措置入院に、そして措置入院後の支援についてのガイドラインを作成することにしておりますけれども、当然、これはもう御本人、御家族の関心が高い問題について入れるわけでございますので、当然、御本人の御意...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど御答弁申し上げたように、入院中に亡くなられた方のこの死因については不明だということでございまして、これは残念なことでございまして、統計的に把握をしていないのが現状でございます。  一方で、こういう事例について、死因やその背景、なぜ亡くなったかとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今数字をお示しをいただいて、死亡退院あるいは長期入院のお話をいただきました。これをしっかりと、客観的に実態を把握をする、そして分析をして、患者に対する医療の質の向上をどう図っていくかということについてしっかり考えなければならないということを改めて感じたと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法改正で、この精神保健指定医の指定の不正取得の再発防止、それから指定医の資質をどう確保するかという取組を講じていくことにしているわけでございますけれども、こうした取組と併せて、指定医として必要な資質や能力が取得、保持されるように、指定医の新規登録あ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、一四%の指定医が過去五年間に実務をやっていないと、こういうことが判明をしているわけでございまして、これは更新に際して行う研修会の参加者に対して調査をした結果であるわけでありますが、今回の法案では、指定医として必要な資質や能力が保持をされるように実際に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、保健所設置自治体というふうに表現をして、保健所が前面に出ていない、自治体という言葉になっているものですから、今御指摘をいただいておりますけれども、我々は当然、主体になるのは保健所であって、そこに自治体を、言ってみれば実際の実動部隊は当然これは保健所...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○塩崎国務大臣 今、WHOの書簡の話をお触れいただきましたが、四月七日に、マーガレット・チャン事務局長からの正式な要請の書簡というものを受け取りました。  この書簡では、二〇二〇年東京オリパラ競技大会での、長い伝統であるタバコフリーという政策を維持してほしい、そして、特に今、屋...全文を見る
○塩崎国務大臣 安倍内閣が第二次として内閣をスタートさせたときから、一貫して、東日本大震災の復興に向けて、全ての閣僚が復興大臣のつもりで、覚悟でやれ、こういうことでございました。そのくらい、私ども安倍内閣にとっては、東日本大震災からの復興というのは大変大事な、最優先課題というふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 政党政治家の御発言でございますので、私ども閣僚としてコメントする立場にはないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 その発言に私は直接触れておりませんので、判断ができません。
○塩崎国務大臣 一つ一つ報道に反応する理由もないし、そういう立場にも私はないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 御指摘のように、大阪市から私どもが聞いている限りでは、四月の二十一日付で改善勧告を、この保育士の配置基準が満たされていないということで行ったわけでありますが、その勧告に保育園側が従わない場合には四月末までに改善命令を出すことを視野に入れているという報告を受けていま...全文を見る
○塩崎国務大臣 公文書管理法においての不適切な事案ということでございますけれども、厚労省では、公文書管理法に基づいて、毎年度、行政文書の管理の状況について内閣府に報告を行っていますが、この中で、紛失、誤廃棄など以外の不適切な事例として報告をしているのは、法施行以降四件ございます。...全文を見る
○塩崎国務大臣 面会交流の際にはどういう環境のもとで行われるべきかということでありますけれども、伊丹市の事件については、報道によりますと、現在警察が捜査中ということで、事件の詳細について自治体とも連携して把握をしていきたいと考えておりますけれども、まず、幼い子供の命が失われたわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、中島委員御指摘のとおりだと私も思っておりますが、一旦災害が起きたときに、あらかじめ情報をきちっと押さえていないと、なかなか適切かつ迅速な対応がしづらいという問題が起きるわけで、災害が発生した場合の避難に支援を必要とする方々、これは高齢者に限らずでありますが、内...全文を見る
○塩崎国務大臣 災害発生時に介護施設の職員自身も被災をしておったりすることがあって、こうした中で、施設利用者が継続したサービスを受けられるように支援をしていくということが必要であるわけでありますが、例えば、東日本大震災あるいは熊本地震の際に、介護施設において定員を超過して要介護者...全文を見る
○塩崎国務大臣 お気持ちはよくわかりますし、実際に現場が困っているというのはそのとおりでありますが、同時に、介護以外でも大変困っているところがあって、東日本のときの、例えば、石巻の日赤病院は野戦病院化しているというふうに言われていましたし、至るところでそういうことが起きています。...全文を見る
○塩崎国務大臣 地域医療構想が三月末でまとまったわけでありますが、今後、その達成に向けて、公立病院の設置主体である自治体の代表者、それから地域の医療関係者、これらが集まった地域医療構想調整会議というのが機能し始めるわけでありまして、ここで具体的な達成方法について議論をしていただく...全文を見る
○塩崎国務大臣 時間も余りないので多くは申し上げませんけれども、この間まとめられた、新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会、この報告書の中でも、地域医療支援センターの活用というのが提言されております。今、山梨の例がございまして、補助金を交付する仕組みを含...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、保育の質を常時上げておくということは大事でありますから、それに対して、それを担保するために何をするかという御提案を今いただいたと思います。  保育園の保育の質あるいは子供の安全の確保のために今やっているのは、御指摘のとおり、毎年一回以上、都道府...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、チェック項目に持ち帰り残業とかそういうものを加えたらどうだ、こういう御指摘かと思いますが、自治体が行っております保育園に対する指導監督というのは、児童福祉施設の設備運営基準などが適正に遵守されているかということで確認をしているわけでありますが、労働基準監督署等...全文を見る
○塩崎国務大臣 くるみんは、いろいろな経緯もあって、この間、見直しを全面的にして、再スタートをしているわけであります。  おっしゃるように、高い使命感と希望を持って保育の道を選んだ方々に仕事を続けていただくためには、労働環境のすぐれた保育園を積極的に評価して、保育士の働きやすい...全文を見る
○塩崎国務大臣 待機児童の解消というのが、今、子育て支援でも最優先課題の一つということでありますから、大変大事な問題だと思います。  児童福祉法において、保育園の設置につきまして認可申請を受けた都道府県などは、その保育園が都道府県等の定める設備運営基準に適合している場合に原則と...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育園開設の認可というのは、その許認可権を持つ都道府県などにおいて適切に判断をしていただきたい、そういうたてつけになっています。  待機児童解消に向けた昨年三月の緊急対策において、市区町村の整備計画を上回って保育ニーズが増大しているにもかかわらず、既に定めた計画...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、自治体に対して保育の実施義務というのを課しているわけでありますが、それに正面から反してやっている場合は、もちろんいろいろな問題が生じるのかなとは思いますけれども、そこのところをどう考えるのかというのは、それぞれ自治事務としてやっている部分もあるわけ...全文を見る
○塩崎国務大臣 川崎で少年が殺害されて、多摩川で発見されたケースがありましたが、あれは児相同士の連絡が最初はきちっとあって、川崎の方の児相はわかっていた、しかし、そういう対象ではないという判断になって、そこからまた問題が複雑化、深刻化して、ああいうような悲惨なことになってしまった...全文を見る
○塩崎国務大臣 今のアレルギー疾患についての御指摘でございますが、一度このアレルギー疾患というのを発症いたしますと、複数のアレルギー疾患を合併し得ること、あるいは新たなアレルギー疾患を発症し得ること、こういったような特徴がございまして、その診療に当たっては、こうした特徴をよく考慮...全文を見る
○塩崎国務大臣 アレルギーのあられる方に対する注意喚起の問題かと思います。  予防接種法では、当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によって、先ほど来出ております、アナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方など、予防接種を行うことが不適当な状態にある者は定期の予防接種の対...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、HPVワクチンについてのお尋ねでございますけれども、HPVワクチン接種後に多様な症状が生じたという報告があるわけでありますけれども、この多様な症状とHPVワクチン接種との因果関係についてはいまだ明らかになっているわけではございません。  したがって、この多様...全文を見る
○塩崎国務大臣 ワクチンによって防ぐことが期待される疾患というのがあるわけでありますが、そういった疾患、あるいはワクチンの対象年齢、接種回数、接種方法、これはワクチンごとに一つ一つ違うわけでございます。  したがって、ワクチン相互の有害事象の発生頻度とか内容を単純に比較すること...全文を見る
○塩崎国務大臣 予防接種後に生じた症状に関するいわゆる副反応疑い報告制度、これにおきまして、接種後一定期間内に発症した症状は因果関係を問わず、また、一定期間を過ぎて発症した症状であっても予防接種との関連性が高いと医師が考えたものにつきましては、医師に報告を義務づけているということ...全文を見る
○塩崎国務大臣 働き方改革実行計画に基づきまして、同一労働同一賃金の実現とか、あるいは、長時間労働の是正を初めとする必要な法令制度改正、そして、女性活躍や子育て、介護との両立支援、こういったことに向けた制度検討など、広範にわたる検討をこれから行うことになります。  中でも、実行...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の働き方改革実行計画では、「労使合意」に基づいて、現行は大臣告示であるわけでありまして、それで定めておりますのが月四十五時間、年三百六十時間の上限、これを今回初めて法律に明記するということにしました。同時に、現在上限なく定めることができる特別条項を改めて、上回...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、厚生労働省として初めて大規模に行った全国調査についての言及がございましたが、医師の労働時間について、約十万人の医師に対してアンケート調査を行いまして、約一万六千の回答を得た。この働き方に関する初の大規模な全国調査の中で、二十歳代の若い医師の診療、診療外の労働に...全文を見る
○塩崎国務大臣 夜勤についてのお尋ねでございまして、医療現場で働く方々の場合の夜勤など、厳しい勤務環境があることはよく認識をしておりまして、その改善を図るということが重要だと思っております。  この点、既に提出をしております労働基準法改正法案では、各企業の自主的な取り組みを促す...全文を見る
○塩崎国務大臣 労災認定に当たりましては、その請求があった際に、やはり個別の事案ごとに、丁寧に、また的確に事実関係を調査して、そして主治医あるいは産業医、しばしば産業医が十分機能していないということもあって、電通事案でも、産業医の存在というのは高橋まつりさんのケースには出てきてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 結果として、社会保険方式による社会保障は保険料と税と自己負担の組み合わせになっている場合が多くて、年金の場合には自己負担というのはございませんが、そういうふうになっているわけであります。今おっしゃったように、皆保険という形で年金も医療も日本はやっているわけで、それ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、自民党はあらゆる意見を受けとめるという政党でありまして、いろいろな議論がされる場所で、最後はまとまるという政党でもあるということでありまして、まとめる能力が自民党にはある、こういうことではないかと思っています。これがまず第一点。  今回の問題提起の私として...全文を見る
05月09日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 検証チームの議事録につきまして公開をすべしと、場合によっては個人情報に当たる部分については黒塗りでもいいからと、こういうことで御要望をいただいたところでございますが、これは前にも御答弁申し上げたとは思いますけれども、元々この検証チームの議事は第一回目の会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のこの四十七条の二のどこに本人参加、家族の参加が書いてあるのかと、こういうことでございますが、結論的に申し上げれば、条文上そのことを明示的に書いているわけではございません。  しかし、今部長から答弁を申し上げたとおり、そもそもこの法律自体が社会復...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げておりますけれども、措置入院が終わるときというのは、消退届が出てきて、それを措置権者が判断をすると、こういうことになっているわけでありますが、今回のことをきっかけに措置入院制度におけるいろいろな問題点が明らかになってきて、その一つが、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、措置入院をされている御本人に代わって、例えば弁護士さんとか成年後見人とか、あるいは代理人として個別ケース検討会議に参加することは当然求められる場合もあるというふうに思います。こういう場合には患者御本人の希望に応じて代理人が個別ケース検討会...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四月二十五日、今御指摘の委員会における私の答弁の中で、消退届の中には一言もその問題について触れていないという、この大麻使用について申し上げたわけでありますが、これは、被告人の当時の症状消退届における病名の欄には、主たる精神障害として大麻使用による精神及び...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、違法薬物を使うということ、あるいは所持をする、これが犯罪行為であることはもう言うまでもないわけで、それは警察で適切に対応すべき問題だということだと思います。  一方で、薬物依存症の患者の方々については治療継続というのが大事であって、医療関係者な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど部長からも御答弁申し上げたように、代表者会議は個別のケースについては議論する場ではございませんので、そちらに個別の情報が上がることはないということでございますので、そこのところは、むしろあらかじめどういう運用をこれから個別についてもやっていくのかと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回御提起を申し上げているこの法案は、措置入院者の社会復帰の促進というのがもうあくまで最大の目的であり、また自立と社会経済活動への参画の促進と、これが目的であるわけでありまして、措置入院者の監視のためのものではないということは、もうこれは決してそういうこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) もちろん、私は、地元でも何度かお邪魔をしたことはございますし、今回この法案を作るに当たっても、町の診療所に、そしてそれは、前も申し上げたかも分かりませんが、地域での支援、それは多職種の支援を行っているところでありまして、そこに参りました。  その際には...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、措置入院の対象者の退院後の問題を契機に法律改正をお願いをしているわけでありますけれども、措置入院者の場合には、精神障害によって自傷他害のおそれが認められるまでの状態になった方でございますので、そして措置入院によって地域での生活が中断をされた方であり...全文を見る
05月11日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健福祉法の改正法案を始めといたしまして、厚生労働省のこの法案概要、資料につきましては、各種説明の場において法案の概要を分かりやすく説明するために作成をしているものでございまして、法案提出に向けて説明をする際に使わせていただいたものだという位置付けで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げてまいりましたけれども、今般の法案概要の資料の見直しを行ったわけでございますけれども、法案の趣旨とその内容をそれまでの答弁に沿った形でより正確に表現をするということ、そして誤解を招かないようにしたものでございまして、法案の趣旨やあるい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、いずれにしても混乱をもたらしたことは大変申し訳ないというふうに思っているところでございます。  その上で申し上げれば、今御指摘をいただいておりますこの法律案の概要資料は、先ほど申し上げたとおり、法案を審議をいただく前、国会で審議をいただく前段階で...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、一貫性のないものがホームページ等々に載っているのは決して好ましいことではないと思いますので、あらゆるものを見て点検をして、そして必要であれば統一をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもが説明を今このような形ですることで誤解が招かないようにするということで今申し上げているわけでありますけれども、精神障害者支援調整機関ということでありますので、これは何度も申し上げているように、警察がこの支援機関であることはまず普通はないわけでありま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この退院後の支援計画につきましては、今、基本的な考え方は御理解をいただけるというお話を頂戴をいたしましたが、この計画の対象としている措置入院者は、一旦は精神障害による自傷他害のおそれがあるという判断をされて措置入院をするということになったわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、精神保健福祉法で規定をいたします自身を傷つけというのは、自殺を企図するとかいう、自分の命あるいは体を害する行為、これを指すわけでございます。また、他人に害を及ぼすというのは、他人の命、そして身体、自由、貞操、名誉、財産などに害を及ぼすというものを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、医療観察法などでも同じような問題がクローズアップされて随分議論が行われたことを記憶をしております。私自身、議員修正をして法案を通すという場におりましたので、そういうことを記憶しているわけでありますけれども。  患者の方が自傷のおそれを有していたの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生今おっしゃっているのは、自傷と他害と全く違うということは私も申し上げましたが、しかし、どちらも起こらないようにしていくことが大事だということにおいては共通しておるわけでございまして、他害の場合には、今おっしゃるように犯罪行為につながり得るということが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の津久井やまゆり園のケースの場合にも、これは裁判になるわけでございまして、今の有責性についての判断は最終的には精神鑑定を含めて裁判の中で確定をしていくことであります。  私どもが今改正をお願いをしているというのはこの精神保健福祉法の改正でございまし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、重度かつ慢性の基準についてのいろいろなお考えを頂戴をいたしました。  先ほど、橋本副大臣から御答弁申し上げましたけれども、専門的な知見を有するお医者さん方が中心となって作成をした様々な症状、行動障害などについて重症度を評価するということで、月に一、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個人情報などには十分配慮をしながら、何ができるのかということを考えてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、今回は大きな柱として三本あるわけで、指定医の問題、それから医療保護入院の問題、そうしたことは元々予定をされていたことでございます。  それに加えて、今回の事件を契機に、きっかけに、この措置入院後の支援の在り方というものがほとんどと言っていいぐらい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の相模原の事件の発生を受けて、今御指摘のように、昨年八月以降、関係省庁とともにこの検証チームというのを立ち上げました。事件の検証と再発防止策の検討を実施したことはそのとおりでございまして、これだけの事件が起きて、繰り返し同じようなことが起きていいと考...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた今回の法律に附則がございますが、そこの中で、政府は、この法律の施行後五年以内に、改正法案の施行状況等並びに精神保健及び精神障害者の福祉を取り巻く環境の変化を勘案をして、措置入院者の退院後の医療等その他の援助の在り方等について検討を加え...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のように、この当事者の参画など、関係者の参加によって法律を作るあるいは制度を考える、こういうことは大変重要であることはもうそのとおりでありまして、今回の法案の立案過程でも、精神障害者の当事者の視点を検討に反映できるようにということで、これからの精...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき申し上げましたように、私どもとしては、精神障害者当事者団体の皆さん方からも、今回の検証チームにおいても、これらの公開でもヒアリングを行って、御意見を賜って、そういう御意見を踏まえて今回の制度設計や法律に至っているわけでございますので、決してそういう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは、いい意見をしっかりと取り入れるということはもうそのとおりでありますので、引き続き、これまでもやってまいりましたけれども、更に努力をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、今回、先ほど申し上げたとおり、この事件を一つのきっかけに、改めて現在の精神障害者の皆様方の地域移行が進んでいないということについては同様の認識を持っているわけでありまして、精神病床に一年以上入院をされている長期の入院患者数を見ますと、平...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今年の二月に取りまとめられました有識者検討会、これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会でございますが、この報告書の中で、精神障害者が地域の一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるように、医療はもとより、障害福祉、そして介護、高齢化が進...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、堀内政務官から御答弁申し上げたとおり、警察の関与というのはごくごく例外的であって、その例外的な関与が、支援の立場からそういう関係者として警察が入る場合に限って、そしてまた御本人、御家族が意見をよく聞いた上で決めるということでございまして、もちろん本人...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、今回導入をいたします退院後支援の新たな仕組みに伴って、自治体だけではなくて病院の方にも負荷が掛かるではないかと、こういうことでありますが、ある意味それはおっしゃるとおりだと思います。  措置入院先の病院において措置入院者に対して、入院...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、精神保健指定医が措置入院の判断を行って、人権を制限をするという可能性のある医療的判断を行う、こういう重要な役割を担うのが精神保健指定医であるわけでありますが、今回、多数の指定医がその不正取得によって指定取消処分という事態になったことは大変...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 端的な例は、医療が中断をしてしまっていた、そして、御案内のように、消退届にもありましたように大麻に関わっていた方であったにもかかわらず、その大麻へのアクセスがそのまま続いていたということが結果として後で分かってきているということは、やはり孤立をして自らだ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はっきりしていることは、これ相模原市は元々先ほど申し上げた六十七の自治体の中で八つ退院後の支援のルールを持っていましたが、実際、これ、御案内のように八王子に行かれるということで、このルールすら充てられていない、充当されていないわけで、特にこの支援をまとめ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、措置入院から退院をされる際に、既に通院治療を行うということでアポイントも入っていた、アポも入っていたわけでございます。それが途中で中断をしてしまうということになっているわけでありますので、本来、治療に行っていただくことが望ましかったのが、医師の指...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのようなことは申し上げておりません。医療が中断をしているという事実を申し上げただけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、就労支援にしても特に行政の方から計画的に与えていたわけでもないし、医療にしてもこの個人の言ってみれば判断でもっておやめになっていたということでもありますし、どこに住んでいるのかもよく分からないままに、こういう形で御自身で動かれてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、何度も申し上げているように、今回の支援計画をお作りをしても、御本人がどうしてもそれについてはのめないということであれば、それは強制をされるような筋合いのものではないということは明確に何度も申し上げてきたところでございまして、今、孤立は医療だけのこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは何度も申し上げているように、エビデンスベースで物事を考え、そしてまた新たな制度をつくるということについては、そのとおり大事なことだと思っておりますが、しかし、このデータあるいは数値的なデータのみがエビデンスではないわけでありまして、例えば措置入院、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまでの御審議で懸念が幾つか示されたところでございまして、本法案は犯罪防止を目的としたものではないかとか、あるいは退院後支援に名を借りて、本人不在の中での監視が行われて、それが永続的に続くのではないか、あるいは本人の権利保障の観点が不十分ではないのか、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の第二条第二項でございますけれども、有識者、あるいは当事者、そして家族会などが参画をいたします検討会での議論がございまして、相模原市の事件も踏まえて医療の役割や、患者の治療、そして健康維持推進、これを図るものであって、犯罪の発生防止ではないことを十分に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法律では、都道府県知事は、入院を継続しなくても精神障害による自傷他害のおそれがないというふうに認められるに至ったときは直ちにこれは措置入院者を退院させなければならないと、こういうふうになっているわけでありますが、一方で、退院後の支援計画、これは原則...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、ばらつきがあるというのは私ども冒頭から申し上げてまいったところでございまして、それは二十三条通報のこれもばらつきが大きくあり、一方で、今お話がありましたように、措置入院の比率についてもばらつきがあるといったようなことが見られるわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療保護入院から地域移行に、地域社会に復帰をするために、前回の改正の際に三つの手だてを義務ないしは努力義務で入れたということは、まさに今先生おっしゃっているように、いかなる入院形態であろうとも、地域に戻るということをスムーズにするために支援をしっかりとや...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四月二十日にこの委員会で御答弁を今のような形で申し上げたわけで、実際そのとおりであったのを随所で拝見をして、そのように感じたわけでございます。  一方で、日本産婦人科学会の倫理指針におきましても、平成二十六年の六月に倫理指針の内容を変えておりまして、事...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども申し上げましたけれども、例えば退院をした後どういうふうに生活をされているかとか、あるいは制度の施行状況につきましても、必ずしもこれ悉皆的なデータがないというようなこともございます。  そして、今御指摘をいただいているこの拘束の問題などについても...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもは全く優生思想とは無縁のことを考えてこうやって提案を法律改正についてさせていただいておるわけでありますし、この人権の問題については先ほど御指摘を、これは山本香苗委員からも御指摘がありましたが、この第二条の二項、「精神障害者の人権を尊重するほか、」と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどのこの糖尿病性腎症の重症化予防プログラムというのは、呉の国民健康保険が先鞭を着けて、あるいは協会けんぽの広島も同じような形でやっておりますけれども、なかなか対象者全員にやるというわけにはいかないで、御苦労をされながら今広げつつあると、こういうことに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長期に入院をされる精神障害者の地域移行というのが今大きなテーマになっておるわけでありますけれども、御指摘のように、グループホームなどの受皿づくりを進めるとともに、アウトリーチなどによって地域定着の取組を進めて再入院を予防していくということが必要なんだろう...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○塩崎国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、遺伝子情報を用いた治療など医療技術が進歩する一方で、高度な医療を提供する特定機能病院において医療安全に関する...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御質問いただいた子供の学習支援事業でございますけれども、先ほど御提起いただきましたように、貧困の連鎖を防いでいくためにも非常に大事だということで、学習にとどまらずということでございました。  この子供の学習支援事業の今後のあり方については、ことしの三月に、生活...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日、月曜日、党内の関係幹部議員の先生方がお集まりになられまして、そこで、受動喫煙防止対策について、望まない受動喫煙をなくすという考え方で一致をされたというふうにお聞きしております。それと同時に、党内でのこれまでの議論の整理あるいは確認を行われたというふうに聞いて...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは報道を通じてでございますけれども、小池都知事が、受動喫煙対策について、分煙では不十分で、いわば厚生労働省の案に近い受動喫煙防止対策をお考えであるということを報道で私は聞いているところでございます。  もう一つ、公明党の東京都本部というところも屋内原則禁煙と...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、今申し上げたように、自民党と厚生労働省との間でしっかりと議論するということでございますので、自民党はいろいろな意見が出たとしても最後はまとまるということで、それを得意わざとしているわけでありますので、しっかりやっていきたいというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 アルコール健康障害対策基本法についての、それに規定されております所管が内閣府から厚生労働省に四月から移った、こういうことでございます。  この今の法律は、アルコール依存症その他の多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒の影響による心身の健康障害とか...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省では、例えば御指摘の乳児ボツリヌス症の事案の際には、まず第一に、都道府県の食品衛生関係部局それから母子保健部局に対して、一歳未満の乳児には蜂蜜製品を与えないように消費者に対して注意喚起を行うように要請をしております。それから、関係省庁とも連携をしながら、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、民間業者が行った調査についての言及がございましたが、それによりますと、非正規で働く方の約八割が無期転換ルールを御存じではないという結果が出ているというふうに私どもも承知をしております。  厚生労働省として、事業主だけではなくて、非正規で働く方々にも無期転換ル...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは派遣法の改正の際に岡本議員などから繰り返し指摘があって、附帯決議にも参議院になってから入ったものでございます。  派遣で働く方々などが適切な派遣元事業主を選択できるようにすることなどを目的として、平成二十四年の労働者派遣法改正法、これによりまして、派遣元の...全文を見る
○塩崎国務大臣 一義的には多分、国土交通省の所管の問題なので、そちらから本当は、順番で答弁していただけるものだと思っておりましたら、先に来ちゃったものですからあれですけれども。  パーキングパーミット制度について、既に多くの自治体で取り組まれているわけでありますが、各自治体によ...全文を見る
○塩崎国務大臣 このわんずまざー保育園のケースでありますけれども、認可外保育施設の一つであるわけでありますが、この認可外保育施設の指導監督基準、ここにおきましては、立入調査などを行った場合に、労働基準法に基づいて保存することとされております例えば労働者名簿とか賃金台帳、それから雇...全文を見る
○塩崎国務大臣 人件費率自体は年齢構成とかいろいろなことで変わるので、人件費率自体が問題かどうかというのはケース・バイ・ケースになるので、それ自体を監査の指標として見るということはしていないわけで、むしろ、例えば加算をちゃんとやっているのかとか、そういうことは当然見るわけでありま...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、社会福祉法人改革を先般やらせていただいて、本年四月から改正が施行になっているわけでありますけれども、その際に、評議員会を必置化するということ、それから法人に対する会計監査人の設置を義務づけるということをやるなど、組織のガバナンス強化を図って、自主性、自律性...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の夢工房については、夢工房は収益が三十七億、年間ありまして、当然のことながら、今回初めて導入する会計監査を受けなければならないという対象に最初からかかるわけでありまして、それも、都道府県をまたがって活動しているという問題による公的な所管官庁による監査が難しいと...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育士の処遇改善が問題になって久しいわけでありますけれども、二十九年度の処遇改善については申し上げてきたとおりでございますけれども、今回、特に技能、経験に応じた処遇改善という新しい、四万円、五千円、それぞれ行うということをやるわけであります。  一方で、御指摘の...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただきました疫学調査でございますけれども、これは、平成二十七年九月の審議会での議論を受けまして、HPVワクチン接種歴のない者においても、HPVワクチン接種後に報告をされている症状と同様のいわゆる多様な症状を有する者が一定数存在するかどうかを確認すること...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の点につきましては、この疫学調査は、HPVワクチンの接種歴のない者においても、HPVワクチン接種後に報告をされている症状と同様の多様な症状を有する者が一定数存在するかどうかを確認することという目的をさっき申し上げましたけれども、そういうことで実施をされたもの...全文を見る
○塩崎国務大臣 やや繰り返しにもなりますけれども、HPVワクチン接種後に生じたいわゆる多様な症状、有害事象でございますが、患者によって出現する症状の種類とか出現の仕方とかがやはりそれぞれでありまして、多様性がございます。症状の明確な基準を定めて報告を求めるということは、これは困難...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、HPVワクチンの安全性については、疫学調査の結果報告、そしてまた当該調査の追加分析の結果報告を行った二回の審議会を含めて、これまでの審議会において、定期的に科学的な評価、大事なのは、科学をするということが大事であって、科学的な評価を行ってまいりました。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど局長から答弁をいたしましたが、被災者に対しては、災害救助法、これに基づく生活必需品の支給、それから生活保護制度による最低生活に必要な物品の購入に必要な費用に対する一時金の支給、これが行われるということが、優先するという話が先ほどあったと思います。  こうし...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来局長の方から、個別指導とは何たるかということを御答弁申し上げてまいっておりますけれども、繰り返すことになりますが、個別指導というのは、保険診療や診療報酬の請求に関するルールについて周知徹底をする、これが主眼であって、あくまでもこれは懇切丁寧に行わなければな...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは長い経緯のある話で、最初の選択がこういうことに、いろいろな御指摘をいただくようなことになっているわけでありますけれども、消費税の導入、税率引き上げ、これに際しては、医療機関の仕入れ費用の増加などを勘案して、それぞれの時点で適切と考えられる水準で診療報酬の引き...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、長い経緯があって課題があるから、経緯があっていろいろな議論がなされているわけで、なかなか一筋縄ではいかない問題だからこそ、今かなり長い引用を私の方からも大綱からいたしましたが、そこには、考慮しなきゃいけない事項がたくさん並んでいます。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 診療報酬での対応をしてきたわけでございますけれども、これについては、診療報酬に対する定率の患者負担が発生をする、そういう意味で、この方式による国民負担というのがあるということであるわけでありますが、消費税分全てを患者負担とする場合と比べれば、診療報酬の財源は、定率...全文を見る
○塩崎国務大臣 大綱でどう書かれているかは、もう先ほど申し上げたので、改めて申し上げませんけれども、最近とみに指摘をされているのは、特に高額な設備投資にかかる負担が大きい、そういう指摘が、特に病院の大きいところについてこの負担が重くなるということで、そういうことも踏まえながら、総...全文を見る
○塩崎国務大臣 けさも少しお話し申し上げましたけれども、厚生労働省として、今回、健康増進法の改正をする中で、受動喫煙対策を徹底するという総理の施政方針演説の具体策をお示しするべく、三月一日に私どもの、今で言う「基本的な考え方の案」という健康増進法を改正することについての考え方の案...全文を見る
○塩崎国務大臣 受動喫煙対策の徹底についての厚生労働省としての決意を問われている御質問でございました。  今申し上げたとおり、成案を得るべく、大車輪でこれから議論を深めて協議を党側としてまいりたいと思いますが、私ども、健康増進法の改正でございますので、これは、健康を確保して、命...全文を見る
○塩崎国務大臣 この間、ゴールデンウイークを利用しまして、初めてプライス保健福祉長官とお会いをする機会を頂戴いたしました。  大変いい会談をさせていただきまして、いろいろトランプ政権についてはまだよく見えないところがあると言われていました。グローバルヘルスなどについてもそうであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私のかわりに事務方にワシントンに行かせて議論を重ねてまいりまして、トランプ政権になってから、このようなことを具体的にやろうという話になったところでございます。
○塩崎国務大臣 今回のプライス長官との会談におきましては、国際保健における共通課題である健康危機管理自体は当然のことながら議論をいたしました。いわゆるグローバルヘルスの、特に危機の場合の扱いですね、ありましたが、それ以外にも広範に議論をいたしまして、例えば薬剤耐性問題などお話があ...全文を見る
05月15日第193回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 労働時間の正確な把握を徹底するために、これまで厚生労働省の地方労働局向けに示しておった通達を改めまして、使用者向けに、今御指摘をいただきました労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインと、こういう形で新たにこの一月二十日に発出を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘がございましたけれども、昨年二月、私の方から直接大阪府知事に対しまして、関係者の方々に丁寧な説明を行って再編計画が円滑に進むようにしていただきたいというふうに要請をいたしたところでございます。  今回の住吉市民病院の再編計画につきましては、日照権...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、私の方からは、丁寧な説明を行うようにということで府知事の方に申し上げているわけでありまして、現在なかなか答えが出ないということでありますが、いずれにしても、大阪府、大阪市でこれは今後の対応を検討しているわけでございますので、それら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 繰り返しで恐縮でございますけれども、私どもとしては、今、大阪府と大阪市でそれぞれ今後の対応策について検討しているわけでありますので、これをきちっと方向性を出してもらって、その上で、私どもとしてどうするのかということを決めるということになるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の医療機関の再編統合、これに伴う大阪府からの厚生労働大臣への協議につきましては、先ほどお話が一部ありましたが、再編統合後の公的医療機関と民間医療機関の役割分担、これが明確化されているなど、医療機関相互の機能分担と業務の連携を踏まえた対応が行われている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 待機児童の解消を熱心にやっていらっしゃるところが今特に都市部に多いわけでありますけれども、それらの中で、幾つかの市長さんたちとお話を生でついこの間お聞きをさせていただきましたが、今先生御指摘のように、幼稚園を活用されているところが待機児童解消をうまくやっ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) はい。  少子化の背景には様々な要因があるということはもう先生御案内のとおりでありまして、ただ一方で、御指摘のように、元々、一九五〇年の人口ピラミッドを見ると見事な三角形でありましたが、今お話しのように、今度二〇五〇年になると逆三角形になる、こういう先...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘ございましたHACCPでございますけれども、食品の衛生確保のための工程管理の国際基準でございまして、この普及状況につきましては、農林水産省が実施をいたしました調査によりますと、年間販売金額百億円以上の大手層では約九〇%の事業者で導入が既に進められ...全文を見る
05月16日第193回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童虐待防止対策に関しましては、平成二十八年五月に成立をした児童福祉法等の一部を改正する法律において、子供の権利を初め...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 阿部知子議員にお答えを申し上げます。  裁判所の関与を導入した場合の家庭支援の継続性についてのお尋ねがございました。  昨年の児童福祉法の改正により、子供が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、保護者を支援することが重要であることについて、法...全文を見る
05月16日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 私の方から孤立の再発防止するという答弁をしたと、こういう御指摘がございまして、総理の発言との整合性についてお尋ねをいただいているわけでありますけれども。  今の、四月の二十五日の審議で私から、措置入院者が退院後に地域に戻ってから孤立するような状況を防止...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、検討チームで、検証結果におきまして、それを見てみますと、薬物使用に関連する精神障害への対応が不十分な医療機関では、薬物使用が判明した時点で措置症状の原因を薬物のみに求める傾向が強く出まして、薬物を体内から消失させるための治療のみに集中をして、他の精...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域包括ケアシステムの構築と今回の支援計画などについてのお尋ねをいただいたわけでありますが、入院から地域生活に移行する際には、患者本人が地域生活を可能な限り円滑に継続できるようにするということが大事であって、必要な支援が包括的に提供することが重要であるわ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) NHKの番組自体をそのとき見たわけではございませんが、オープンダイアログは、不安定な病状にある患者の下に多職種のチームで訪問をして、そして患者の御自宅で御本人、家族、そして医療、福祉等の関係者が平等な立場で対話を繰り返すという中で症状の安定化を目指す治療...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど部長から申し上げたように、公定訳を仮に作るとすればそれは外務省が作るので、外務省の意思を私が代弁をするわけにはなかなかいきませんから、川田委員からこういう強い御要望があったということを明確に伝えたいと、このように思っております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 条約の見直しということであれば、これも外務省のマターでございますので、そういった御意見が強く出されたことはお伝えを申し上げたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の代表者会議におきましては、先ほど来答弁しておりますけれども、患者の個人情報はまず第一に取り扱わない。そして、御指摘のグレーゾーン事例への対応方針を始めとして、精神障害者の地域での支援体制という、地域の精神障害者の方に広く関わる事項を取り扱うもので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この非自発的入院につきまして、国連の自由権規約委員会あるいは拷問禁止委員会から指摘をいただいているわけでありまして、これは御指摘のとおり真摯に受け止めなければならない問題というふうに受け止めております。  例えば、自由権規約委員会からは、多くの精神障害...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、拷問禁止委員会勧告の件でございますが、二〇一三年の国連の拷問禁止委員会の最終見解におきましては、我が国に対して、自らの意思に基づかない入院等への効果的な上訴制度の設置などが求められているというふうに理解をしております。  精神医療審査会は、本人の同...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来お話出ているように、現在でも多くの長期入院患者がいることはそのとおりだと思っております。背景はいろいろありますけれども、本人の抱える複合的な課題を解決するための仕組みが不十分だということであることがまず挙げられると思いますし、また、精神科病棟の入...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 問題点整理、何度も申し上げて、今その要点を的確にお話をいただきました。  まさに、全国でばらつきがあって、その扱いが統一的ではない、必ずしも治療継続が必要であっても、きちっとした治療が行われないままに、今朝の指摘があったように、専門家の目で診られないま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、今回の精神保健指定医のこの処分につきましては、私どもも驚くレベルの数字であるというふうに思っています。したがって、これ、厚生労働省も見落としてきているわけでありますから、当然、そこは厚生労働省のどこに問題があったのかということも考えなけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、この差し替え自体は、もちろん不適切であるわけでありますけれども、この日精協という団体が間違ってしまったということですが、しかし、これ宛名は厚生労働大臣宛てですから、私ども受け取る方も注意を持って接していかなければいけないことだと。審査をすると...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどもこの指定医の問題、不正取得の問題について私どもの考えを申し上げましたけれども、今回の法改正では、指定医の不正取得の事案を重く受け止めて、その再発防止と、それから指定医の資質をしっかり確保しないといけないということで、そういう取組を講じていくことと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神保健指定医は、措置入院の判断を行うということなど、人権に関わる、人権を制限をするという、そういう医療的判断をするわけであります。その更新には、やはり指定医としての今言ったような制限を人権に関して行うということについての知識と技能とこの評価が必要だとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この事件について、裁判でいろいろなことがまた分かってくるんだろうと思いますし、何か一つが原因ということでは決してないんだろうというふうに思います。  検証チームの報告書では、十二月でまとまりましたが、被告人に障害者への一方的かつ身勝手な偏見や差別意識が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今部長から答弁申し上げたように、最初の時点でこういう問題かなと、本当はその他というのをもう一つつくっておけばよかったんだろうと思いますが、そういうことで、だんだんと検証を深めていくに従って、さっき申し上げたとおり、その他の共生社会の推進に向けた周知啓発と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この被告についてはいろいろなことが言われて、人物として、私どもとしても想像を超えるような部分がたくさんあるというふうに受け止めているわけでありますが、当然のことながら、障害がある人もない人も、全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合いながら一緒に暮らすこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この事件が最初に起きた直後の反応でも、やはりこの精神障害者に対する差別あるいは偏見、障害者全体に対する差別、偏見、これへの懸念というものがすごく強く示されたというふうに思っています。それに加えて、今御指摘がありましたけれども、今回の法改正がそういったこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 精神障害者の社会復帰などにおけるスポーツの意義ということについて御提起をいただきました。  スポーツを含めたレクリエーション全般をお指しになっているんだろうと思いますけれども、確かに、障害者の社会参加活動を促すことで自然な形で社会に溶け込むというのは、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○塩崎国務大臣 御指摘の埼玉医大の事案につきましては、これは個別のことでございますので、また係争中の事案だというふうに聞いておりますから、具体的なコメントは差し控えたいと思いますけれども、一般論として、インフォームド・コンセントにつきましては、医療法、まさに今回御審議をいただく医...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、今の法律の体系の中では努力義務ではありますけれども、理解を得るように努めなければならないというこの精神は必ず守らなければいけないことだと私も思っています。日本医師会の綱領でも義務ということになっていまして、諸外国もどういうふうにされているの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の特定機能病院に関する法改正については、これはこれとして、みずからのガバナンスとしても患者の安全をしっかりとやる体制を構築してもらうために、そもそも、医療の安全についての承認要件を加えるなど、さまざまなことをやらせていただいているわけでありまして、これはこれで...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療の事故、そして患者安全が守られなかったがゆえに、きょうは傍聴席にもお二人御遺族の方々がおいででございますけれども、とうとい命を落とされた方々に対して改めて御冥福をお祈りしたいというふうに思います。  今の件でございますが、特定機能病院の再承認の問題で、民事の...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成十四年の九月に特定機能病院の承認をこの女子医大については取り消しがなされて、平成十九年の八月に再承認をされた、その再承認が正しかったかどうかという御質問でございますが、そのときは私はもちろんその立場ではございませんでしたが、そのときはそのときで判断をして再承認...全文を見る
○塩崎国務大臣 開設者というのは、大学でいえば理事会、理事長ということになってくるわけでありますけれども、これまでの特定機能病院につきましては、医療安全の確保に関する責任を管理者に一人課してきたということでありまして、先ほど申し上げたように、医療機関は皆、院長が全ての安全の責任を...全文を見る
○塩崎国務大臣 誇大広告のお話を今頂戴いたしましたが、当然、虚偽あるいは誇大な広告などについて、薬事承認を受ける前の広告を禁止するなど、医薬品医療機器法に基づく規制を行っているわけであります。  今のお尋ねは、今お配りをいただいている方について、この資金的な問題についてどうかと...全文を見る
○塩崎国務大臣 病院と御遺族との間で係争中でございますので、厚生労働省が中心になって対話の場を設けるということはなかなか難しいと思いますけれども、いずれにしても、先ほど申し上げたように、医療を提供する側と患者の間の信頼関係というのが最も大事であるわけでありますので、そういう意味で...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど柚木委員に対しても回答を申し上げましたけれども、平成十三年に東京女子医大病院で心臓手術を受けた女の子が術後に死亡した事故につきまして、院内の医療事故等の報告制度が機能していなかった、安全管理委員会への報告も行われていなかった、そして、遺族からの御指摘があるま...全文を見る
○塩崎国務大臣 診療報酬の話に入る前に、去年の六月で省令改正を行って、今お話をいただいたような、お配りをいただいているこういうことが決まっているわけであります。しかし、今回、特に、特定機能病院の承認要件に安全というのが入っていなかったというのはやはり私は問題だと思いますので、医療...全文を見る
○塩崎国務大臣 全ての医学部において医学生に対して基礎的な医療安全に関する教育が実施されているというのはそのとおりだと思いますけれども、一方で、例えば、今お話が出ました、名古屋大学の例をお取り上げいただきましたけれども、医療安全学の講座が設置をされているということで、もう中身につ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これも、恐らく先ほど申し上げたガバナンスの問題に深くかかわることではないかなというふうに思います。  お互い供給側の立場にある、医師の中でどう決めるのかという難しい問題かと思いますので、先ほど申し上げたように、名古屋大学は非常にいい安全の文化をお持ちだというお話...全文を見る
○塩崎国務大臣 大学附属病院などにおいて医療安全に関する重大な事案が相次いで発生をしたことを受けて、去年の六月に省令改正を行って、特定機能病院の承認要件の見直しを行った中で、医療安全に関する監査委員会の設置、これを全ての特定機能病院に義務づけまして、監査委員会は委員の過半数につい...全文を見る
○塩崎国務大臣 十五日に、きょうは部会長おいででありますけれども、自民党の厚生労働部会で私の方から厚生労働省の受動喫煙対策に関する「基本的な考え方の案」というのを初めて説明する機会を頂戴いたしました。改めて部会長に感謝を申し上げたいと思います。  出席された先生方からは大変貴重...全文を見る
○塩崎国務大臣 協議をしようということで田村政調会長代理ともお話をしておりまして、協議をするということは成案を得るためにどういうことをやるかということですけれども、それはさっき申し上げたように、大事なことは望まない受動喫煙をなくすということ、これは党内でも私ども厚生労働省の中でも...全文を見る
○塩崎国務大臣 嫌々受動喫煙を回避するということは、この間部会においても私は説明をさせていただきました。  大事な要素でありますので、これを守りたいというのが私どもの考え方でございます。
○塩崎国務大臣 厚生労働省の案でまいりますと、官公庁は屋内禁煙で、これは喫煙専用室設置も不可ということで御提案を申し上げているところでございます。
○塩崎国務大臣 テレビコマーシャルで、今お取り上げをいただいたようなのを私も見たことがございますけれども、医療法の広告規制の対象にテレビコマーシャルについてもなっているわけで、医療機関の名称については現行の広告規制において広告可能な事項ということに一応なっています。  現行の広...全文を見る
○塩崎国務大臣 なかなか難しい問題だと思いますが、やはり誇大広告とか明示的にやってはいけないことをやっていない範囲内でいろいろなことを考えておやりになっている方がおられるんだろうというふうに思いますが、そこのところをどう規制するかというと、やはりなかなかそう、違法なことをやってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今局長から答弁したように、違反のオンパレードになっているわけでありますので、そういうところはやはり是正をしていかなきゃいけないというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今、古屋副大臣の方からも申し上げましたけれども、都道府県などの担当者会議というのを私どもはやっているわけでありますので、そういう機会を捉えてしっかりと指導の事案の共有を、今お話にあったようなことで、それを対象とするということで、都道府県等の監視機能の強化について、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のこの医療法の改正は、まさに特定機能病院、なかんずく大学病院が多いわけでありますが、そこの文化を変えないといけないという、その仕掛けをガバナンスの形で、法律でもって、そしてそれに基づく法令で定めていこう、こういうことにさせていただいて、多少、去年の六月の省令改...全文を見る
○塩崎国務大臣 どういう病院長がふさわしいかということでありますが、GPIFのときもそうでしたけれども、独法というのは、独任制と言われて、一人が全部の責任を負う。大きな組織をやるときには、一人で全部をやるなんていうのは、普通、企業だってあり得ないわけで、だからこそ、取締役会で合議...全文を見る
○塩崎国務大臣 それぞれの医局とか各診療科で、それぞれ特徴のある先端医療をやっているわけですから、専門性があることをやっておられることは間違いないわけでありますから、そこはそれとしてですけれども、問題は、今回、群馬大学の病院でわかったことは、やはりそこの論理だけに任せっきりにして...全文を見る
○塩崎国務大臣 検体検査は、遺伝子関連検査以外にも、的確な診断や治療効果の評価などのために、医療の現場で日常的に実施をされておりまして、その精度の確保というのが極めて重要だということでございます。  しかし、日本では、医療機関がみずから実施をする検体検査の精度管理については法令...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで、いわゆるウエブサイトについては、閲覧を希望する方が検索をした上で閲覧をするものであって、一般人が認知できる状態にないことなどから、原則、医療広告規制の対象とせずに、医療機関ホームページガイドラインによる行政指導という形でやってまいりました。  しかしな...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療広告の規制の見直しにおいて、ウエブサイトについて、現行の医療広告規制と全く同様に、広告可能な事項まで限定してしまうと、患者さんが知りたい治療に必要な情報を入手できなくなるのではないかという、医療関係団体とか患者団体からの懸念が確かにございます。これまでありまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正では、現行では医療法施行規則において規定をしております比較広告であったり誇大広告、それから、公序良俗に反する広告については法律上規制することとしまして、その他の医療に関する適切な選択に関する必要な基準について、新たに厚生労働省令で規定をすることとしてお...全文を見る
○塩崎国務大臣 お気持ちは何となくわからないでもないわけでありますが、しかし、我々は、多くの方々がどう受け取るかということを考えてみると、やはり恣意的な書き方というのは幾らでもできるわけで、お願いをされるとか、いろいろな形のものがあり得るということで、先ほど局長の方から答弁申し上...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の医療広告規制の見直しは、さっきお話しのとおり、消費者委員会の建議を受けてやるわけでありますが、建議を受けて医療広告規制の見直しについて議論を行った検討会、ここでは、医療機関のウエブサイト等について、美容医療や自由診療といった限定された範囲で規制することについ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、美容の場合に、そもそも現行の規制を守らないのがあふれているということについて、それを抑えることがまず最初だろうということは、そのとおりだと思います。  では、それだけで、仮にそこをやれば、あとはもうないのかということで、そこで考えが少し分かれるところなんだろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の医療広告の規制の見直しは、これまでは行政指導の対象であったウエブサイトの取り扱いについて、法令上の措置に切りかえる、こういうことであるわけでありまして、その施行に当たっては、確かに、一定の期間を設けた上で十分な周知を行っていくということが国民にとっては必要な...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正によります広告規制の見直しは、先ほどから申し上げておる平成二十七年の消費者委員会の建議を踏まえたものであります。  御指摘の柔道整復、あんまマッサージ指圧、はり、きゅう、こういった施術所につきましては、消費者委員会の建議の中でも指摘はされておりません...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、今回は、あんま、マッサージ、鍼灸、指圧であったりする施術につきましては規制の対象としないということでありますけれども、大事なことは、消費者にとって紛らわしいことが起きないで、医療だと思ったら医療じゃないとか、そういうようなことが今いろいろあ...全文を見る
○塩崎国務大臣 C型肝炎救済特別措置法、これは、感染被害者の製剤投与の時期を問わない、早期、一律救済の要請に応えるために、平成二十年に議員立法でできたものでございます。平成二十四年の九月には議員立法によって請求期限が五年間延長されました。現在、給付金を請求するための提訴期限は平成...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど健康局長の方からお答えを申し上げたところでありますけれども、昨年の国会で、衆参両院で請願が採択をされた。請願が採択されるというのはそれなりの重みのあることであるということは私もそのとおりだと思っていますので、昨年六月に改正をした肝炎対策基本指針に基づいて、肝...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、最終提言ということで、これは二〇一〇年四月に示されたものでありますが、第三者組織をつくるべきということかと思います。  医薬品行政を監視、評価する組織としての提言があったというふうに理解をしておりますけれども、この設置につきましては、薬事法の改正を検討してい...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の医療法等の改正につきましては、ゲノム医療の実用化に向けて、特に重点的かつ早急に検討を要する課題でございます、医療分野における遺伝子関連検査等の品質、精度の確保のための制度改正を行っております。  一方で、今御指摘をいただきましたいわゆる消費者向けの遺伝子検...全文を見る
○塩崎国務大臣 アメリカでもいろいろ経緯があって、真っすぐいっているわけではない規制のあり方のようなふうに受けとめておりますが、ゲノム医療を将来にわたって発展させようということは私どもももちろん考えているわけで、遺伝子異常が見つかった患者さんとかその血縁者が差別などの不当な扱いを...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年、東大医科研がAIを使ってがんの種類を当てて治療をするという、この遺伝子検査を含めてやっているのをNHKが紹介していました。そのように、がんの治療に当たってもこのゲノム情報、ゲノム検査というのが活用されているわけで、先ほどもその数字が出ておりましたけれども。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 ゲノム編集とかあるいは新しい出生前検査などの新しい医療技術については、これは、安全性のみならず、やはり倫理性を確保しながら、医療現場あるいは研究において活用できるように、我々としても迅速に対応することが重要だというふうに思っております。  このため、先ほど役所の...全文を見る
05月17日第193回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  高齢化の進展等に伴い、介護を必要とする高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者等が住み慣れた地域でその有する能力に応じ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 牧山ひろえ議員にお答えを申し上げます。  参議院における審議等についてのお尋ねがございました。  国会の運営に関しましては国会において御判断をいただくものでございますので、政府としては、国会の運営についてコメントを申し上げる立場にはないと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 伊藤孝江議員にお答えを申し上げます。  本法案の趣旨についてのお尋ねがまずございました。  社会全体が高齢化する中、国民一人一人が状態に応じた適切な介護や医療を受けられるよう、体制をしっかりと整えていく必要がございます。  このため、今回の改正では...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 倉林明子議員にお答えを申し上げます。  社会保障の負担の見直しについてのお尋ねがございました。  急速な少子高齢化が進行する中で、社会保障の給付とそれを支える負担の増加は避けられません。制度を持続可能なものとするためには、給付と負担についての不断の見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 東徹議員にお答えを申し上げます。  社会保障給付費の将来推計についてのお尋ねがございました。  社会保障の給付と負担の見通しにつきましては、社会保障・税一体改革の際に、医療、介護の提供体制の改革や低所得者対策の強化等の改革シナリオを入れ込んだ姿として...全文を見る
05月18日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  高齢化の進展等に伴い、介護を必要とする高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者等が住み慣れた地域でその有する能力に応じ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 以前にも私申し上げたかも分かりませんけれども、ちょうどこれ自社さ政権のときに介護保険の議論が行われて、私も福祉プロジェクトチームの一員として、これは安倍総理なんかもメンバーでおられましたけれども、議論に参加をした際に、この現金給付をどうするかということに...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らすというのが大事なことでございます。在宅医療とそれから介護の連携というのを推進をきちっとして充実をさせていくということが地域において極めて大事だというふうに考えております。  こういうことで、今回の法案におきまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法案におきましては、高齢者の自立の支援、そして介護の重度化を防ぐという、介護保険の元々の理念でございますけれども、これを実現するために保険者の取組を更に強化をする、それを全国的に展開をするための制度の一環として、今回、財政的なインセンティブの付与と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護を受ける方の満足度とかそういう定性的なものが大事であるということはそのとおりだというふうに思いますが、今回の指標の設定に当たりましては、適正なサービス利用の阻害につながらないことが前提であるとともに、各保険者における高齢化率とかあるいは地域資源の違い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回新たにつくります介護医療院についてのお尋ねを頂戴をいたしました。  この介護医療院につきましては、新たな介護保険施設としての位置付けでございまして、一般病床からの移行、それから新規の開設、これも認められるものでございます。実際には、療養病床に関する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域共生社会を今回検討するに当たりまして障害者の皆さん方の声をしっかり聞いたのかと、こういうお尋ねかと思いますが、障害のある方にも委員として参画をいただいております社会保障審議会の障害者部会、ここでも御審議をいただいたところでございます。  その審議の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで、地域包括ケアシステムといえば、例えば二〇二五年までに団塊の世代が全員七十五歳以上になるというようなことで、高齢期のケアを念頭に主に置いてまいったと思います。それに対しまして、今回の地域共生社会と申し上げておりますのは、この地域包括ケアシステムを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 独り善がりだと大分言われているわけで、御指摘をいただいていますが、例えば富山の「このゆびとーまれ」の惣万さんの話を現地でお話を聞いて、まさに元々は高齢者のデイサービスであるわけでありますが、そこに放課後の子供さんたちが集まっていたり、そして重度の障害者の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の御審議をいただいております法案によりますと、高齢者と障害児者が同一の事業所でサービスを受けやすくするというために、介護保険と障害福祉両方の制度に新たに共生型サービスというのを位置付けておるわけでございます。  これは、障害者が六十五歳になって介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三割負担の対象者につきましては、介護保険部会で特に所得の高い現役並みの所得を有する方とすることを提案をするとともに、本法案の審議においても医療保険の現役並み所得の基準を参考として介護保険の所得指標に換算をした基準案を併せて御説明をし、御議論をいただいてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 総報酬割の導入についてのお尋ねをいただきました。  この総報酬割の導入につきましては、負担増が特に大きい健保組合などについて、被保険者一人当たりの介護納付金の額に上限を設けるなどの激変緩和措置を講ずることとしておりまして、その必要額として平成二十九年度...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この解雇無効時の金銭救済制度、これを含みます労働紛争解決システムの在り方につきましては、今御指摘があったように、日本再興戦略改訂二〇一五、これなどに基づいて設置をされました労使を含めた有識者の検討会、ここで検討を進めていただいてきているものでございます。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 様々な御議論が出ているというふうに理解をしております。意見が一致しているということはないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、事前型とおっしゃいましたけれども、私どもはそういう理解ではございません。訴訟の結果を受けての話だというふうに理解をしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、先ほど、これは衆議院のときにも申し上げましたけれども、今回三十一本の法律を束ねてけしからぬと、こういうお叱りを頂戴をいたしております。  ただ、一方で、民主党政権のときにも、平成二十三年に介護保険法の改正をされました。そのときは三十二本の法...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 答弁書見ずにしゃべっていましたから、今は、少し違うことを言いましたが。  介護保険制度の見直しに当たりましては、社会保障審議会介護保険部会で基本的にはこれは議論するわけでありますが、保険者、それから医療、福祉の関係団体、サービス事業者など、様々な立場の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私どもとしては、やはり丁寧な御説明を申し上げて御理解をいただくことによってそういったお声には御理解を賜れるんではないかと思っておりますので、この審議を通じてでもそうでございますが、これまでの衆議院での議論でも、地域共生社会づくりの問題にしても、かなり、私...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今すぐには分かりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) この介護保険は各市町村が保険者になっているわけでありますが、そういった各市町村におきまして、今後の高齢化の進展状況とかあるいは要介護認定率あるいは介護費用、介護サービスの状況というのはそれぞれ地域地域で異なるわけでありまして、その地域の課題を的確に把握を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど来の議論でもずっと御説明申し上げておりますけれども、この介護保険の目的、理念といいますか、自立支援と重度化防止というのが、この二つの大きな理念として介護保険を取り入れたわけでございます。  自立は、当然のことながら、これは個人個人の問題であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどどなたかの御質問にもありましたけれども、これは三原先生の質問にもありましたが、最近、自立支援介護という言葉がよく使われますけれども、和光市であったり、あるいは和光市のような試みを全県的にやっているのが大分ということで我々は学びをさせていただいている...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど蒲原局長から申し上げたこの予算の範囲内においてというのは、予算をしっかりと確保した上でやるということを当然のように言っているわけでありまして、追加財源につきましては、当然これは私どもが努力をして追加財源を得た上で更なる支援策をやれるということになる...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどお配りをいただいた資料一の上の三行に書いてありますように、保険者が地域の課題を分析して、高齢者がその有する能力に応じた自立した生活を送っていただくための取組を進めることが必要だということで、今回、いろいろな分析もしながら、自立支援を目指す、あるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) どっかを削ってこれに回すなどのような発想は元々我々はしていないわけであって、新たにしっかりと予算をプラスで取ってくるということの中でやるということで、予算の範囲内でということを書いてあるわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十六年の利用者負担の見直しにつきましては、この保険料の上昇を可能な限り抑えながら制度の持続可能性を高めるために負担能力に応じた負担を実現するという観点から行ったものでございます。  見直しの影響につきましては、サービスの受給者数あるいは利用回数な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 住まいの問題については大変重要だということで、かねてより山本委員には特に力を入れて御議論いただいて、大変感謝を申し上げております。  この住まいの確保はもう基本中の基本でありますから、これは自立の地域における基盤にその方々にとってはなるわけでありますの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国交省からお話がありましたように、昨年の年末に国交省と厚生労働省の間で福祉・住宅行政の連携強化のための連絡協議会というのを始めまして、第一回目には私も自ら参加をさせていただきました。  こうした連携がこの本省だけではなくて、今ブロックのお話が出ましたが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一言で言えば、大変勉強になりましたし、また、それぞれの地域でやはりこの協力のし合い、助け合いの仕方というのはそれぞれ違うんだなということをよく分かりました。ほかの県に行って別なものもたくさん見てまいりましたけれども、豊中は、小学校区ごとに設置された福祉な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで公的な支援制度に頼りがちというか、そういうことで来たことが多いわけでありますけれども、支援が必要となる典型的な要因を想定して、高齢者とか障害者とか子供とか、縦割りの対象ごとの支援の仕組みというものを行政としてつくってきた、そういうことをやってきた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が党では野田聖子さんが自ら医療的ケア児のお母さんとしておられるわけで、彼女を含めて私も複数の方々から、なかなか学校にお母さんが行くのは続かないと、やはりそこを支援する仕組みをつくってほしいということは複数聞いておりますので、私自身も頑張ってそういうこと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、保険料とそして税金とさらに自己負担というこの三つの組み合わせの中で成り立っているものでございます。その助け合いの仕組みで成り立っているわけでありまして、その中でこの制度の持続可能性というのを図るために今回こういう形にさせていただいているわけで、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 基本は、負担能力のある方には負担をしていただくというのが基本だと思いますが、税制上の配当の扱いについては、介護の制度とは別なところで決まっていますが、考え方は先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 高齢化自体は進行するわけでございますけれども、そんな中で、増加が見込まれる介護サービスの負担については、保険料と公費と利用者負担の組合せで行われるということでありまして、制度の状況を常に検証して、私どもとしては不断の見直しをするということは先ほど来ずっと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護人材が本当になかなか確保できないということで現場が困っていらっしゃることは聞いているところでございまして、そのために、それを解決するために処遇改善を行うというのは基本中の基本だろうというふうに思って私どももこれまで努力をさせていただいてきているわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) サ高住についてはいろいろな御指摘をいただいておりますけれども、先ほど国交省からお話があったとおり、バリアフリー化されて、入っていらっしゃる方は自立から要介護までいろいろという方々が入居可能となっているわけでありますが、いろんな意味で多様な住宅ニーズを踏ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、地域包括ケアシステムの推進の際には、この医療と介護の連携というのがもう不可避で極めて重要であるわけでありまして、自治体においても介護保険事業計画などの策定とか、介護予防あるいは在宅医療・介護連携、こういったものの実施に当たっては医療の視点を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療と介護の連携の関連でお話をいただきましたが、少子高齢化が進展をする中で今後とも高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていくということをどう可能にするのかという中で、医療と介護の連携というのはしっかりと図らなければいけないというふうに思っていま...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○塩崎国務大臣 御質問ありがとうございます。  大隈先生もいろいろ御経験をされて、みずからお考えになること、たくさんあるのではないかなというふうに思いますので、いろいろ御指導賜れればというふうに思います。  特定機能病院というのは、もう言うまでもなく、このステータスを得られれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、ウエブサイトの場合は、現行の医療広告の規制と全く同様に、広告可能な事項まで限定をしてしまいますと、例えば、今あったように、難病とか悪性腫瘍の患者の方々が、海外で承認をされているけれども国内未承認の治療薬など、患者の方々が知りたい治療の...全文を見る
○塩崎国務大臣 これまで、横浜市立大学医学部附属病院、それから東京女子医科大学病院、東京医科大学病院が特定機能病院の再承認を受けているわけでありますが、東京女子医科大学病院の再承認については、この間申し上げたとおり、和解後でございました。横浜市立大学の医学部附属病院と東京医科大学...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これは繰り返し申し上げてまいりましたけれども、高度かつ先端的な医療を提供するのが特定機能病院ということで定義づけされていた承認要件になっているわけでありますけれども、医療の高度の安全の確保、これが承認要件になかったというのは、やはりこれは私は不十分であ...全文を見る
○塩崎国務大臣 大事な問題だと思います。  東京女子医科大学病院の特定機能病院の再承認に当たっては、社会保障審議会の医療分科会というところで三回議論をして、その上で再承認を行っているわけであります。そのときに、当然確認をしている事項があって、そのときの法律に照らしてみて、必要な...全文を見る
○塩崎国務大臣 昨年の六月に、先ほど申し上げたように、この承認要件の見直しを省令でできる範囲内でやらせていただきましたが、特定機能病院においては、監査委員会による監査で承認をされた事項を公表することとしておりまして、医療安全の取り組みの透明化を図っているわけでありまして、一方で、...全文を見る
○塩崎国務大臣 先日お尋ねをいただいた件でございますけれども、丸石製薬株式会社より東京女子医科大学への資金提供、これをまず申し上げますと、二〇一二年度、これは原稿執筆料、講師料でございますけれども、大学への資金提供は、まず一二年は三十二万円、一三年度が二十三万円、そして二〇一四年...全文を見る
○塩崎国務大臣 御要望に応えたいと思います。
○塩崎国務大臣 おっしゃるとおり、形だけではなくて、どういう方が、どういう能力を持ってその任に当たるのかということが、大変、最終的に物事を決めるようになるんだろうというふうに思います。  昨年六月の承認要件の見直しで、一つは医療安全管理責任者の配置であり、それから、今御指摘をい...全文を見る
○塩崎国務大臣 検体検査を行うということが、疾病の的確な診断とか、あるいは治療効果の評価などのために日常的に実施をされるものでありますけれども、その品質とか精度の確保というのが重要であるというふうに思っております。  特に、遺伝子関連検査の品質、精度管理につきましては、先ほど来...全文を見る
○塩崎国務大臣 日本医療安全調査機構について御指摘をいただきましたが、医療事故調査制度におきまして、医療機関から報告をされた実際の事故、これをもとにいたしまして、再発防止のために重点的に分析作業に取り組むテーマを順次定めた上で、再発防止策を提言することとしておりまして、本年四月に...全文を見る
○塩崎国務大臣 一つは、患者側に十分な情報が行かないままに診療が進むということについてどう考えるのかという問題、つまり、インフォームド・コンセントということでありますが、意味合いがよくわからないままに診断を受けるということについてどう考えるのかということと、先ほどの、それに対して...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはかつて、たしか諮問会議に報告したことだったかと思いますけれども、日本は圧倒的に高額医療機器が多いんですね。人口当たりで見ても、とても多い。当然、これは償還をするために診療報酬に乗っかってきているでしょうから、そういう意味で非常にコストが高いことになっていて、...全文を見る
○塩崎国務大臣 例えば、がん拠点病院も、フルスペックで全て、数はちょっと正確に、忘れましたが、それを、放射線治療に必要な機器も何もかも全部フルスペックで持とうというのは、やはり資源配分としておかしいし、今先生おっしゃったように、どういう症状の場合にはどういう検査が必要なのかという...全文を見る
○塩崎国務大臣 一般的に保険適用されるかどうかについてはさっき局長から答弁があったとおりであるわけでありますが、これから技術がいろいろ進歩していろいろなことができる、特にゲノムは、この間もM・D・アンダーソンに行っていろいろ学んできましたけれども、そういうことがふえてフロンティア...全文を見る
○塩崎国務大臣 正直、私は、学校教育法第九十三条という教授会の役割を変える法律を、下村文科大臣と一緒に政調会長代理のときにやりましたが、その問題意識は、全く岡本委員と同じような問題意識ではないかというふうに思います。  今回、開設者の義務というのを入れたのは、まさに大学の、言っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 全く同じ問題意識をさっき申し上げたつもりでございますが。  だからこそ、開設者の義務の中に管理者の権限の明確化というのを入れているわけであって、管理者と開設者との間の線引きをはっきりして、どういう独立性を持たすことが可能なのかということをここできっちり詰めていか...全文を見る
○塩崎国務大臣 平成十八年の医療法の改正がございましたけれども、その際、緊急度によっては、嘱託医師の対応能力の不足などによって、委嘱医師のみでは対応が困難な状況が存在するということから、助産所の開設者は、嘱託医師に加えて、嘱託医療機関を定めるということ、それから、助産所の嘱託医師...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の医療法改正で、助産師から妊産婦に対して、異常の際に対応する医療機関名等について事前に書面で交付していただいて、説明を義務づけるということによって、妊産婦の不安を解消し、そして医療機関と助産師との連携が深まって、安全な分娩が行われるということを期待しているわけ...全文を見る
05月22日第193回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御質問ありがとうございます。  最低賃金の引上げにつきましては、経済の好循環を実現する観点で大変重要だということで、安倍内閣、今回、第二次内閣以降四年連続で大幅に引上げを行ってまいりました。特に、平成二十八年度は、時給表示となってから過去最高となります...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるように、労働法制、現行の労働法制の対象ではないということでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) お配りをいただいた資料のこのアンケート調査ですね、十三人分集計ということで、実態調査と書いてありますが、どういう実態調査なのか、にわかに明らかではないわけでありますが、雇用によらない働き方をしている方の就業時間、これにつきましては、実際にそのような働き方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 雇用によらない働き方というのが昨今大分増えてきているという御指摘でございますが、個人の都合に合わせて働くことができるというメリットもある一方で、発注企業との間で、今お話も少しいただきましたけれども、仕事内容の一方的な変更とか、あるいは報酬が低過ぎるとか、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 家内労働法というものについて今御指摘をいただきましたが、これは、企業から材料を提供をしておうちでお仕事をする、物品の製造や加工に携わる方を対象としているわけであります。企業に雇用をされずにテレワークで働く方には、例えばの話でありますが、この物品の製造や加...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働者というくくりにすべきだという御主張をいただきましたが、それは言ってみれば労働基準法の下に置くべきではないかという御見解かなというふうに思いました。  この労働基準法上の労働者に該当するか否かというのは、これ、契約の名称にかかわらず、仕事の依頼とか...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、ILOの第百九十八号の勧告を指しておられるのかというふうに思いますが、労働基準法上の労働者性の判断につきましては、先ほども申し上げましたけれども、これ、様々な要素を総合的に勘案をして個別具体的に判断をするということを今までやってまいったところでござい...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 以前にも先生の御質問にお答えを申し上げましたけれども、地域共生社会をつくるという概念を打ち出して、今回、社会福祉法の改正をお願いをしているわけでありますが、これまで、高齢者あるいは障害者、そして子供、こういった公的な支援をする対象を縦割りで、それは独立し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま、制度の持続可能性を図るために、世代内、世代間の負担の公平、そしてまた負担能力に応じた負担を求めるという、こういう考え方から、今回、現役並みの所得を有する方の負担割合を二割から三割にすると、こういうことを御提起申し上げているわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、古屋副大臣の方からも御答弁申し上げましたけれども、まず、薬害HIV被害者の方々に対して、医療保険サービスそして介護保険サービスのうちの訪問看護などの医療系のサービスにつきましては、先ほどお話し申し上げたようなことで、治療研究事業として自己負担額に対し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、今二割負担に上げたばかりでというお話を頂戴いたしまして、何の検証もなしにと、こういうお言葉でございましたが、私どもは、この平成二十六年の二割負担の導入の影響についてそれなりの影響を測った上で今回の決断をさせていただいたということでございます。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、この介護保険制度は、もう言うまでもなく、これは財源は三つしかないわけで、保険料、そして税、そしてまた自己負担と、こういう三つの負担をどう組み合わせていくのかということで、この財源を確保することをしっかり考えなければいけないと、こういうことで、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、医療保険においても、負担に関しても、やはりそういう、こういうような形で政令事項で書き込むということはごく一般的に行われていることでありまして、おっしゃるとおり、将来が見えるようにするということは極めて大事なことで、そのこと自体は私...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のお示しをいただきました社会福祉法の改正案第四条第二項でございますけれども、地域住民や福祉関係者が、本人のみならず、その方が属する世帯全体に着目をして、そして、福祉、介護、保健医療に限らない様々な生活課題を把握をすると。同時に、行政などと協働をいたしま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今高齢化が本当にどんどん進んでいるわけで、高齢者がなるべく健康で要介護状態とならずに住み慣れた地域でずっと生き続けられると、これが一番よろしいわけであって、それが介護予防の推進ということになるんだろうというふうに思いますが、今、厚労科研費、この厚生労働科...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の御提起申し上げている法案の中では、保険者が行う自立支援あるいは重度化防止の取組を推進するために、保険者機能を強化する一環として保険者の様々な取組の達成状況を評価をできるように、そして客観的な指標を設定した上で市町村等に対する財政的インセンティブの付...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 財政的インセンティブについては、これもうお話し申し上げてまいりましたが、審議会では、追加財源を確保した上で実施すべきという御意見、あるいはディスインセンティブも組み合わせた上で財政中立で実施すべきといった幅のある御意見が様々出ているわけでございました。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 当然のことながら、この介護保険においては、自立を支援し、そして重度化を防止するという中で、必要な方に必要なサービスが行くということを守っていかなければいけないということが基本であるわけであります。  高齢者がその持っている力に応じて自立した日常生活を営...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 多死社会を迎えるに当たってどういうことを考えているのかと、こういう御質問をいただいたというふうに思います。  一言で言えば、御自宅、元々、昭和二十年代、三十年代は八割は御自宅で亡くなっておられたわけでありまして、病院では二割程度だったのが、今まさにそれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたとおり、私どもとしては、この改革工程表に基づいて、大事なことはやはり高齢者の自立をどう促していき、そして重度化を防ぐというこの理念を守りながら、この制度の持続可能性の確保、そして介護人材の確保の観点もしっかりと踏まえて、この介護保険制度を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の地域支援事業というのは、要支援者に対する訪問介護と通所介護について市町村が地域の実情に応じたサービス提供が行えるようにこれはつくられた制度であるわけであって、この事業は介護保険法に位置付けられた事業であるとともに、引き続きこの介護保険制度の一部と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) G20の保健大臣会合がこの金曜日、土曜日開催をされました。元々、金曜日の半日セッションと夜の夕食、ディナーですね、そこでもいろんな意見交換がなされますが、そこには元々私は出ることは不可能で、国会がございますので、夜中の便で立って、ゼロ泊二日で、翌日の会合...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘、しかと受け止めてこれからしっかり対応してまいりたいと思っております。  ちなみに、昨日からWHOの総会が開催をされております。日本時間の今晩、次の事務局長の選挙が行われます。このWHOの総会には何十年と厚生労働大臣あるいは厚生大臣も含めて行って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 確かに、例えば高松なんかは、高齢者も歩ける町づくりということで中心市街地を再活性化するということをやっておられたということを記憶をいたします。  そういう意味で、省庁横断的な会議は今ないということを局長の方から申し上げましたけれども、やはり関係省庁に関...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域の実情に応じた地域包括ケアシステムの構築というのが大変大事なわけでありますが、その際、厚生労働省の職員だけではなくて、取組が先行している自治体の方とか、あるいは有識者で現場でも頑張っていらっしゃる方、こういうような方々の協力が大事だというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているように、この地域包括ケアシステムはそれぞれの地域でそれぞれの持ち味を出してやっていただかなきゃいけないわけで、その際に、医療、介護、それから住まい、あるいは予防をするということ、生活支援、いろんなものを一体的に提供するということがや...全文を見る
05月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○塩崎国務大臣 東京女子医大の病院に新設をされた、今御指摘の医療安全科でございますけれども、これにつきましては、既存の医療安全管理部門と連携をして、病院内の医療安全管理の質の向上に資する取り組みとか、あるいは医療安全の職員への周知徹底など、一般病院の医療安全管理の取り組みに加えて...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療事故調査制度と、それから、こうした医療事故と判断される死亡事例についての関係につきましてお話をいただきました。  院内調査を行って、医療機関の判断で必要に応じて病理解剖を行うというのがこの医療事故調査制度における死亡事例の際の扱いとなっているわけでありますが...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、誤解を招かないように明確に申し上げておきたいと思いますが、今の幸田さんの監事というのは、病院の監事ではなくて大学の監事、開設者側の監事ということでありまして、所管は文部科学省ということであることをまず明確に申し上げておきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回法律で御提起申し上げているのは、幾つかありますけれども、何しろまず第一に大事なことは、医療の高度の安全の確保ということを特定機能病院については承認要件に加えるということで、高度な安全の確保をする体制がない病院については特定機能病院を認めないということをまず入れ...全文を見る
○塩崎国務大臣 原因究明を徹底的に行うというのは、それはそのとおりで、これは必ずやらなきゃいけないことだというふうに思っていますし、それぞれ問題がどこにあるのかということの所在を突きとめて問題を整理するということから始めないと再発防止にはならないというふうに思っています。  多...全文を見る
○塩崎国務大臣 ウエブサイトについて、現在、医療広告規制の対象となっていないという状態であったわけでありますけれども、医療機関ホームページガイドラインにおいて、今は、内容が虚偽にわたるとか、または客観的事実であることを証明することができないものについてはホームページに掲載すべきで...全文を見る
○塩崎国務大臣 若いお母さんたちがお産をした後、いろいろ問題点を私たちも地元で聞かされることも間々あるわけでありまして、今のような御指摘については、さまざまな意見、特に医療団体はもとよりでありますけれども、むしろ患者あるいは一般の方々の意見にもしっかりと耳を傾けながら検討していか...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、最近、お産の仕方もいろいろで、家庭で産む方もおられたり、いろいろなことがありますから、やはり情報は多様に、アベーラブルになっていることが大事でありますので、どういうふうにするのが消費者側にとって大事なのかということをよく考えていきたいというふうに...全文を見る
○塩崎国務大臣 医療機関の経営状況というのは、医療法人については、医療法に基づいて毎年事業報告書を都道府県に提出しているということでありますから、これは把握がしやすいと思うわけでありまして、問題は、今御指摘の、それ以外の法人についてどうかということでございまして、その法人制度に基...全文を見る
○塩崎国務大臣 インターネットにおける無承認医薬品の販売につきましては、平成二十六年の四月から、インターネットでの違法サイトの検索それから発見に実績のあるサイバー犯罪の専門調査会社に委託をして、違法サイトの削除等をプロバイダーに依頼する、先ほどもお触れをいただきましたインターネッ...全文を見る
○塩崎国務大臣 そもそも、医療の高度の安全の確保というのを、今回、承認要件に入れましたけれども、これ自体がやはり患者目線であるわけでありまして、それが抜けていたということは、この制度自体が十分な要素を兼ね備えていなかったというふうに考えなければいけないと思っています。  もちろ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の医療法などの改正につきましては、ゲノム医療の実用化に向けて、特に重点的かつ早急に検討を要する課題でございます医療分野における遺伝子関連検査等の品質、精度の確保、このための制度改正を行っています。  一方で、医療法等の対象となるもの以外の遺伝子検査、いわゆる...全文を見る
○塩崎国務大臣 移行計画の認定制度につきましては、租税特別措置として恒久的な措置は認められていない中で、持ち分なし医療法人へのできるだけ迅速な移行を促す観点から、三年間の時限措置としたわけでございます。  新制度におきましては、認定をする医療法人について、移行の際に贈与税を課さ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先週十九日金曜日の午後、それから夜にかけて、そして二十日の土曜日の午前に、G20の保健大臣会合がドイツ・ベルリンにおきまして初めて開催をされまして、健康危機のシミュレーションと薬剤耐性、いわゆるAMR対策、これについて議論が行われました。  私自身はぜひ参加をし...全文を見る
○塩崎国務大臣 それを含めてさまざまな課題がございまして、それに対応するために、総合的に判断をして欠席をさせていただきました。
○塩崎国務大臣 御指摘の議員の御発言は、私も出席をした、受動喫煙防止対策についての党の厚生労働部会での発言ではないかというふうに思いますが、これは国会議員の発言でございますので、私は、政府の者としてコメントは差し控えたいと思います。  ただ、その前提として提起をされた、がん患者...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど来、チーム医療の話が出ておりましたが、これからは、医療はタスクシェアリング、タスクシフティング、いろいろな方々に関与していただきながら、保健、医療、介護、これを進めていかなきゃいけないと思っております。  その中で、認知症の問題についてお触れをいただきまし...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  児童虐待防止対策に関しましては、平成二十八年五月に成立をいたしました児童福祉法等の一部を改正する法律において...全文を見る
05月25日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今資料をお配りをいただきましたけれども、確かにスタートをしたときに比べてかなり利用者も増え、同時に職員も増えているにもかかわらず、例えば有効求人倍率で見ても全業種よりもずっと高い水準になっているわけであって、これ全国平均で介護分野は三・一八倍でありますの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お話がありましたように、介護費用は約三倍になって、それから、今後二〇二五年までに一号被保険者の保険料が八千円を超えるということが見込まれているわけでありまして、その中で必要な方に必要なサービスをしっかり提供する、そして同時に、保険料、そして税、利用者自...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはまさに二号被保険者の年齢拡大の問題とつながる問題かと思いますけれども、私も前申し上げたように、自社さ政権時代、介護保険のスキームを議論する場に福祉プロジェクトチームでおりましたが、その際に、二号被保険者の範囲をどこまでにするかということも実は大変大...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護療養病床の問題についてのお尋ねをいただきましたが、この設置に係る経過措置期間について、介護療養病床の利用者の療養生活に悪影響が生じずに介護療養病床の開設者が経営方針等を決めるのに十分な時間を確保して、六年間ということを今回経過期間として設定させていた...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで介護療養病床からの転換が進まなかったのは、先ほどもちょっと申し上げたように、患者さんの医療ニーズというものをどう測るのかということについて十分な把握ができていなかったのではないかという課題を私たちは考えていまして、既存の老健施設などはこの受皿とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本のこの障害者施策、特に予算の面から、例えばOECD諸国の中でどういう位置付けかということについては私自身も随分指摘もして、大臣になる前よく言っておりましたし、それは変わらず低いという指摘は当然あるわけですね。障害者福祉なりに係る財政支出については、い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど足立委員にもお答えを申し上げたことでもございますけれども、高齢者の暮らしを支える上で必要不可欠な仕組みでございますこの介護保険、この制度につきまして、高齢化が進展していても持続可能性を絶えず図れるように手だてを打つということが責任ある立場とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二割負担の導入に際してのサービス利用への顕著な影響があったかどうかということで、私どもは、顕著な影響は見られていないのではないか、しかし、引き続きこの統計データなどを活用したサービス利用の実態把握に鋭意努めなければならないと。そういうことで、法案審議にお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、先ほど申し上げたとおり、この二割負担の導入による影響というものがどういうことかということの実態把握が不十分ではないかという御指摘をいただいておりました。法案審議の中での様々な御意見を私ども先ほど申し上げたとおり踏まえて、多角的な分析を調査手法の内容...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 消費税の引上げについてのお話をいただきまして、平成二十七年四月からこれ、消費税八%への引上げによる増収分を活用して所得の低い方への保険料軽減措置は、第一弾、実施したところであります。軽減措置の更なる拡充がこの一体改革の中で決まっておったわけでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 制度をつくったり変えたりする際に、当事者の皆さん方の御意見を聞く機会を持つということは大事だということは御指摘のとおりだというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 一般論でお聞きをいただいたので一般論でお答えをしましたが、もう少し具体的に申し上げますと、今回の特に議論になっているのは、共生型のサービスの創設ということについての様々な御懸念をお指しになっていただいていると思いますが、元々この社会保障審議会障害者部会に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ディスインセンティブはないという理解でいいかというお尋ねだと思いますが、そのこと自体はそのとおりだと思います。つまり、プラスアルファないし最悪プラス・マイナス・ゼロということで、マイナスだけという今のお考えはないと。  この法案においては、市町村あるい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、これは全ての政策は予算が要るわけでありますから、それは当然予算を確保して実施をするというので御提起を申し上げているわけでありますから、予算が取れなかったらというようなことを考えるのはやや悲観的に過ぎる話であって、私どもは、三十年度予算でこれは編成過...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、あらゆる政策については、財政当局は財政当局の論理で物事を言うわけで、我々はこれは介護保険なら介護保険の立場から物事を言っていくという中で、どう決まるのかは、これは民主党政権時代も同じことだったというふうに思うんですね。  財政的なインセンティブ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 元々、要支援を地域にお願いをしようというときの発想は、やっぱり地域の特性に応じたサービスの提供が必要に応じてなされるようにしていくということが主眼だったんだろうというふうに思います。当然この財源は介護保険から出るわけでありますから、そこのところはいろいろ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、元々、この地域支援事業、総合事業に移行するということは、地域地域それぞれ特徴のある、あるいはそれぞれの課題を抱えた中でどうやって必要なサービスが必要な方々に行くかということがこのやり方で実現できるのではないかということで導入をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年、私、松山市は十一ありますが、全部回りました。いろんな意見を聞いて、またその後もいろんなコミュニケーションを続けておりますが、私の印象は、やはり地域包括支援センターそのものの、じゃ、目的は何なのかと、何であるのかということを考えてみれば、これは、介護...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) どこかで期限を切れという御意見かなというふうに思いますが、今までこういう、老健施設への移行の場合の例を先ほど局長の方から御説明申し上げましたが、大事なことは、やはり実態がちゃんと八平米に変わっていくということが担保できることが大事なのでございまして、これ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これはもう既に去年から、介護の仕事としての魅力を増すための検討会というのをつくって、先ほどロボットとかいろんなことを言っていましたが、そういうことを含めて、つまり、処遇だけではなくて、そもそも仕事の負担感をどう軽くするのかといったようなことも含めて、総合...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろいろな経緯があって、今回、介護医療院を設けることによって介護療養病床、これをなくしていこうと、こういうことでございますが、今般の制度改正では、長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者を対象といたしまして、日常的な医学管理やみとりやターミナルケアなど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました、介護に関するデータを今後どういうような形で収集、利活用していくのかと、こういうことでございましたが、今現在でも市町村から要介護認定や介護レセプトなどについてのデータはいただいておりまして、これは介護DBとしても厚生労働省に蓄積を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護報酬におきましては、これまでも状態の改善に係る事業者へのインセンティブが働くようにアウトカム評価というのを導入をしてまいっております。  また、自治体独自の取組、今、岡山、川崎、品川、お取上げをいただきましたけれども、介護サービス事業者に対してイン...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほども局長の方からも御答弁申し上げましたが、特別養護老人ホームの人員配置について、最低基準としての入所者の数、三人ごとに一人以上の職員配置、これを求めているわけでございますが、その一方で、実際には、全国平均で見ますと、基準より手厚く配置をされています。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 人員配置基準は、利用者の状態に応じた弾力的な対応を可能にするというために最低基準として設けているわけでございます。介護報酬につきましては、人員配置等の基準に基づいて設定されるわけではなくて、介護保険上、当該サービスに要する平均的な費用の額を勘案して設定を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今申し上げたように、介護報酬については、人員配置等の基準に基づいて設定されるわけではないわけでございまして、介護保険上の平均的な費用の額を勘案して設定をしているということでありますので、当然、その現場に合わせて評価をして設定をされているということでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは先ほど御答弁申し上げましたけれども、正規社員だけで成り立っているわけではなくて、非正規の方々が施設の場合には大体四割でありまして、あと訪問介護の場合には七割ぐらい、八割ぐらいですかね、七割から八割、これは非正規なんですね。したがって、非正規の給与の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保険給付の減額措置について、社会保険でございますので、介護保険制度にとっては全ての被保険者に保険料をお納めをいただくことが制度の第一歩であるわけでございます。市町村が介護保険財政を安定的に運営をして、そして保険料負担の公平性を図るといった観点から、保険料...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本物はまだ見ておりません。
○国務大臣(塩崎恭久君) この地域医療構想との関連のお尋ねがございましたが、今年度は、都道府県の地域医療構想を含む医療計画と、それから市町村、都道府県の介護保険事業計画等が同時に今策定されるという、そういう年に、巡り合わせになっておりますが、両計画の整合性をも確保して、地域で必要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど川合先生の御質問のときにお話を申し上げましたけれども、今回の法改正では市町村の保険者機能を強化するというのが一つの大きな眼目になっていますが、その一環として保険者の様々な取組の達成状況を評価をすると、そういうようなことができる客観的な指標を設定をす...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 介護保険は当然のことながら高齢者の暮らしにもうなくてはならない制度になっているわけでありますけれども、高齢化が進展する中でも必要な方に必要なサービスがちゃんと行くように、あるいは、三つしかない財源を適切に組み合わせて財源を確保しながら持続可能性を図ってい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 労働基準監督官がこの権限に基づいて行う業務というのは、相手方の同意なく企業に立ち入る、それから労働基準関係法令の違反の有無を確認をする、そして法違反の是正指導や、悪質な場合には刑事訴訟法に基づく捜査や書類送検を行うなど、一体不可分なプロセスによって働く方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国の福祉というのは、社会保障というのは、自助、これを基本としながら、共助が自助を支えて、そして自助や共助で対応できない場合には公助、これが補完をするという仕組みが日本の社会保障の基本だろうというふうに思っています。  こういうことで、あるサービスが...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) お気持ちはよく分かりますが、それぞれ経営体ですので、財政力というか体力がそれぞれだろうと思います。したがって、基本給に必ずという、反映させろということを厚労省から指示をするということになれば、当然ボーナスであったり退職金であったり、いろんな形で跳ねてきま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大変興味深い資料をお配りをいただいて、男性は特に反省をしないとこういうパターンに陥ってしまうということで、睡眠も増えていますよね、これ、テレビとということでありますが。  社会参加と介護予防、その関係を御指摘をいただいたというふうに思います。介護予防の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 地域共生社会を実現していくということで今回御提案申し上げておりますけれども、地域住民や地域の多様な主体が町づくり、あるいは助け合いの仕組みを地域で我が事として参画をすると、そして、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながっていくということを後押しをしよう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そもそも、定年退職してからいきなりコミュニティーに参加しろといっても、なかなかこれは難しいというのはそのとおりだろうと思います。  ですから、ふだんからもっと定年退職する前の段階から関わりを持つような、そういう暮らし方ということをしていかないと、先ほど...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、口腔ケアの重要性について御指摘をいただきました。  最近、高齢者の病気の中でよくよく聞くのが誤嚥性肺炎でありまして、こういうふうになりますと、大変危険な場合が多い、高齢者だと思います。そういう意味では、義歯、入れ歯の治療によって栄養状態が改善するこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経産省のプロジェクトで社会保障に関する提言がまとめられたということであります。経産省はしばしば他の省庁の分野についてのいろいろな提言をするので有名でございます。厚生労働省の職員はむしろそういうことを余りやらないので、もっとやれと私は言っていますが、担当し...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月26日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○塩崎国務大臣 これは、恐縮ですが、けさ初めて私も知って、何かよくわかりにくいなという感じを受けているわけでありまして、大事なことは、子供たちに栄養価の高い脱脂粉乳がちゃんと行くということが大事で、安全なものが、ということで、国内と輸入物との値段の比較も、私どもの、今よつ葉乳業の...全文を見る
○塩崎国務大臣 当然、児相は、その子供を、言ってみれば、全体として、一人の人間として見るわけですから、就学児であれば当然学校に行くというのが基本で、それが行けないということをどう克服するのかということも一緒に児相として考えていかなきゃいけないところですし、実際、考えていることが多...全文を見る
○塩崎国務大臣 通学ができればいいんですけれども、通学した場合の危険性というのもあるわけですから、当然、そうなると、一時保護のままで、どうやったら一番ベストなコンディションで学習を続けるかということも考えていかなきゃいけない、そういう意味で配慮をするということを申し上げているので...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、虐待との関係で、司法関与等々、一時保護も含めて御提案申し上げているものですから、虐待に重きを置きながらの説明をしました。そういう意味で、それ以外の一時保護ということであれば、それは御指摘のとおりかもわかりませんし、そういった面での踏み込んだ予算のことについて...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的に全面賛成だというふうに申し上げたいと思います。  そもそも、こういう形で特別養子縁組を、あるいは、まあ、悪くて里親としても、こういう年齢で、まさに愛着形成がなされる一番大事な時期に、これが施設で今までは預かられて、乳児院に行き、そして児童養護施設に行って...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、一時保護のデータについて御指摘をいただいているわけでございますが、一時保護に限らず、自治事務という整理で、全国のさまざまなこういった重要な基礎的なデータを十分集めてこなかったということは、厚生労働省として反省をしないといけないというふうに思っています。先ほど、...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年の児童福祉法の改正で、第一条に、「全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのつとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他福祉を等しく保障される権利を有する。」...全文を見る
○塩崎国務大臣 この啓発資料でありますが、昨年の参議院の厚生労働委員会で附帯決議が児童福祉法の改正の際にございまして、それを踏まえて、子供のしつけには体罰が必要という誤った認識、風潮を社会から一掃しようということを目的にして、母子保健や子育て支援の専門家の協力をいただいて作成した...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもとしては、監護、教育に必要な体罰を具体的に例示することは、体罰の定義をどう捉えるかということももちろんありますけれども、子供に対するいわゆる有形力の行使というのは、仮に虐待に当たるほどではない行為であったとしても、基本的には不適切だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今、盛山副大臣の方から、おおむね細川民事局長と同じラインで御答弁があったわけでありますが、先ほど申し上げたように、私どもも、児童福祉法の改正をする際に、この問題を何とか一歩前に進められないかな、こういうことで議論いたしました。その結果、去年は最終的にどうしたかとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 私どもの正式な考えは、先般も自民党で御説明を厚生労働部会でさせていただきましたけれども、三月一日にお示しをした厚生労働省の「基本的な考え方の案」というものでございまして、一般的な飲食店は屋内禁煙、喫煙専用室設置可ということになっておりまして、小規模のバーやスナック...全文を見る
○塩崎国務大臣 事実関係とおっしゃっても、事実は特に私にはございませんので、今の統計的なデータからいくと先ほどのような説明の数字だというのが調査の結果だということでございますので、自民党の案というのは私は正式には存じ上げません。
○塩崎国務大臣 これは報道ベースの話で、案だということで、ありそうなことでございますから、私がどうのこうの言うことではないような気がいたしますが、一般論として申し上げれば、こういうような規制を導入した場合には、類似の規制が世の中に、風営法とかですね、存在をしているので、恐らく、そ...全文を見る
○塩崎国務大臣 私の先ほど申し上げた厚生労働省の案にはそのようなことは書いてございませんので、そういうようなことを考えているわけではなくて、むしろ実効性のある受動喫煙をなくす方策を考えるわけで、その際は、未成年だけが受動喫煙から防止をされればいいというわけでは全くないということを...全文を見る
○塩崎国務大臣 やはり国民の健康を守るという意味においては、未成年だけではなくてそれ以外の方々、全ての人たちの健康を守らなきゃいけないというのが健康増進法の法の目的でありますから、受動喫煙に関しても同じように、全ての国民に対して健康を守るという発想でやっていかなきゃいけないという...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはもう先生御案内のように、日本たばこ産業株式会社法という法律、これは昭和五十九年にできておりますが、そこに、第二条に、政府は、日本たばこ産業株式会社の、総数の三分の一を超える株式を保有していなければならないという法律にのっとって保有をしているんだろうというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、家庭裁判所の関与、司法関与を強めるということに関しては、私どもとしては、現場の児童相談所長とか、あるいはそれにかかわる弁護士さんとか、そういう方々と随分議論をした上で今回のような仕組みを入れさせていただき、また、裁判所あるいは法務省民事局などともたび重なって...全文を見る
○塩崎国務大臣 一時保護の問題については、先ほど来もずっと議論がございましたけれども、残念ながら、一時保護される子供の数が増加傾向にあって、入所率は常に一〇〇%前後に、全国、かなりなっているところが多い。こういうことで、各都道府県などにおいて、地域の状況に応じて一時保護所の数や定...全文を見る
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、一時保護所は全国それぞれでございまして、決して満足できる状態のところばかりではないことは、私も現場を見て、そのように感じたところでございます。  今お話のあったとおり、一時保護は、虐待等を受けた子供について、迅速に安全確保をまずする、そして支援...全文を見る
○塩崎国務大臣 一時保護所の整備については、先ほど来答弁も申し上げておりますけれども、改修をするということになれば、必要な整備費の補助は従来から行ってきて、先ほど申し上げたように、二十八年度の補正では、特例的に国の補助を二分の一相当から三分の二相当に引き上げるということで対処して...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、去年の児童福祉法の改正で、第一条に子供の権利というのを初めて明確に示したわけでありまして、当然、今の一時保護に当たっても、全ての子供は可能な限り健全なる養育を受ける権利を持つわけでありますから、一時保護中もその権利は当然あるわけであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所の一時保護所において、子供が適切なる処遇を受けて、そして子供の心に寄り添う支援を行うことができるようにするためには、保育士であったり、あるいは心理担当職員であったり、さまざまな専門職の配置が必要ではないかというふうに思います。場合によっては、看護師さんの...全文を見る
○塩崎国務大臣 一時保護所においても、当然、子供さんたちは教育を受ける権利があるわけでありまして、個々の子供さんの学力に応じた学習指導というものが行われるべきでありますので、今、教員OBなどを学習指導協力員として配置するなどの取り組みを行っております。厚生労働省では、協力員の配置...全文を見る
○塩崎国務大臣 婦人相談所の一時保護所とか、それから婦人保護施設における被害女性の同伴児童の問題についてお取り上げをいただいております。  まず、婦人相談所におきましては、一時保護された女性の同伴児童、子供さんに対して、児童相談所と連携を図りながら支援を行っておるわけであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 もともと、児童相談所は、全国、オーバーキャパシティーというか、仕事が対応し切れないぐらいで、先ほど来、児童虐待の対応件数となっていましたが、対応していないものがごまんとあるわけですね。したがって、児相がどう有効に児童虐待に対応できるかというときに、今まで、どうして...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 臓器の移植に関する法律に関する附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告申し上げます。  臓器の移植に関する法律は、平成九年に施行されてから今年で二十年を迎えます。また、臓器提供における本人同意の扱いについて、平成二十二年に、改正法に基づく新...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきました表示義務、この制度によって、がん患者を含む従業員の受動喫煙、あるいはお客様として来られるがん患者の皆様方など、そして、いや応なく全員参加する会社の送別会あるいは接待、今お話がございました、そういういわゆる嫌々受動喫煙をこの表示義務...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三月に働き方改革実行計画というのを安倍内閣としてまとめたところでございます。その際に、その働き方改革実現会議のメンバーの中に生稲さんがおられて、がんのサバイバーとしてのお立場を数多く述べていただきました。  その中で、生稲さんがおっしゃっていたのは、や...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今のやり取り、拝聴しておりましたけれども、やはり教育を受けるべき年代の方々が当然この権利を受けられるように、行使できるように環境整備を整えるということが大変大事であり、この間、M・D・アンダーソンのがんセンターを見ましたが、そこでもしっかり教育ができるよ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 四条件を満たしておれば一でも二でも入り得るということでありますが、これを十分徹底していなかったということは私どもも申し上げてきたとおりでありますので、そういった条件に合っている方々で困っている方がおられるかどうかを含めて、よく現場を調べて、その上で更にや...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ何度も申し上げているように、介護保険は、自立を支援をし、そしてまた重度化を防止するという中で、必要なサービスは必要な方々にちゃんと行くということが大事だということで、今回のこの新たな介護医療院という名称で導入する仕組みも、これは決して財政が先にありき...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど三原委員からも御指摘がありましたように、十四年前に健康増進法で建物の管理者に対して努力義務として受動喫煙対策をやるようにということでありましたが、結果として受動喫煙の被害はなくなっていないと。したがって、努力義務ではこれは効果がないということが分か...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 昨年の十二月に、与党でおまとめをいただきました性犯罪・性暴力被害者の支援体制に関するPTにおいて取りまとめられました性犯罪・性暴力被害根絶のための十の提言、今御指摘がございましたが、これを頂戴をいたしました。女性に対する性暴力というのは重大な人権侵害であ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 貧困の連鎖を世代間で許さないと、こういうことが大事であり、また、そのためにはやはり自立をすることが一人一人大事であって、そのためにはやはり自分の力を付けるということで、その力の一つはやはり高等教育、大学などであろうかというふうに思っています。したがって、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この泉南アスベスト訴訟最高裁判決におきまして、国の規制行政における不作為責任と、これが認められたわけでありまして、これは極めて重い判決だというふうに思っております。  この判決を受けまして、泉南アスベスト訴訟の第一陣の原告の皆様方との間で和解が成立をし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、今回、この最高裁の判決では、国の規制行政の不作為、これが認められたわけで、同様の状況にあった方々は是非和解手続に応じてほしいと、こういうことであります。  したがって、そのことをしっかりと周知することが大事であり、知っていただく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 字が小さかったり分かりづらいというのは、私もしょっちゅう大臣室で言っていることでありますので、全く同じような意見だなというふうに今拝聴をいたしました。  確かに、最高裁の判決、重たい判決でありますから、これに従って我々は損害賠償請求があればお応えをする...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育園の運営費の不正受給、これについて、先生いろいろ御指摘を頂戴をしているわけでありますけれども、これはなぜ起きるんだと、こういうことでありました。  もちろん、悪意を持って意図的に行うというケースも中にはありますけれども、そしてまた知識が不足して間違...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた、株式会社の人件費割合をお配りをいただいていますけれども、保育園の場合、職員の人件費につきましては、どういうふうに人件費の実態がなっているかということは指導監査において賃金台帳などから個々に見れるようになっていますので、これは市区町村...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、弾力運用についての問題点を御指摘をいただいているわけでありますが、いずれにしても、この保育所の運営費の適正な運用をという意味では、まず第一に法人内のガバナンスがどう利いているか、それをきちっとさせるということ、それと市区町村の監査の有効性を高めていく...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) GPIFの年金積立金の運用というのは、法令に基づいて、まず専ら被保険者の利益のためだけに運用するということが第一点。第二点は、市場や企業経営に直接の影響を与えないように、株式投資に当たっては信託銀行等に投資一任をすると、こういう方針でございまして、特定の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 外国は外国のいろいろなやり方があって、例えばアメリカのように、市場運用は一切しないということでペイ・アズ・ユー・ゴーそのものをやっているという国もございますし、スウェーデンや今御指摘のノルウェー、これらのように年金基金が自ら株式の運用をアクティブにやって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 厚生労働省では、昨年六月に衆参両院で採択をされました肝炎対策に関する請願、これは大変重く受け止めております。その六月に改定をいたしました肝炎対策基本方針、これに基づいて肝炎総合対策を推進をしているところでございます。  その中で、一点目は、ウイルス性肝...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来議論が行われているように、このスマートドラッグにつきましては、保健衛生上のリスクがやはりあるのではないかということで私どもも認識をしているわけでありまして、厚労省はこれまで、無承認医薬品などの販売を行っているサイトを発見してその削除をプロバイダー...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、遺伝子情報を用いた治療など医療技術が進歩する一方で、高度な医療を提供する特定機能病院におきまして医療安全に関する重大事案が相次ぐなど、医療を取り巻...全文を見る
05月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○塩崎国務大臣 たしか、三十回目の世界禁煙デーだと思います。
○塩崎国務大臣 平成二十八年九月に公表されました厚生労働省調べの、子供の虐待による死亡事例等の検証結果、これは第十二次報告でございますが、これにおいて、児童虐待の死亡事例は七十一名と報告されています。一方で、今お触れになられた日本小児科学会、この発表では約三百五十名ということで、...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、通報窓口をどうするかということで、トリアージ機能を持たすべきじゃないかという議論もありましたが、今回はとりあえずそこには踏み込まずに、将来課題として今検討していただいています。  早期発見と迅速な対応というのがもちろん児童虐待は大事でありますから、相談、通報...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘いただいた問題も、去年の児童福祉法改正の際に随分議論をして、児相の方々からお話を聞いても、親子分離をした人が今度は再統合することをやっても、人間関係が崩れちゃっていると。したがって、それでも仕事でやらなきゃいけないのでありますが、やはり心理的にも非常に児相の...全文を見る
○塩崎国務大臣 鈴木参考人が、子供裁判所のような存在についての御提起がございましたが、これは、アメリカでもイギリスでも、子供専用の裁判所というか、そういう形になって、例えば養子縁組なども裁判所で行われるのが、日本でももちろんそうですが、全然数が違うということで、きょう中島委員から...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所における児童虐待相談対応件数、これは対応しているもので、対応できていないものはまだいっぱいあるわけでございまして、近年増加を続けて、直近の平成二十七年度においては、初めて十万件を超える、そういう水準まで達したわけでございます。過去最多となっています。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所によります一時保護についての御指摘をいただいております。  虐待などを受けた子供さんにつきまして、迅速に安全を確保するとともに、支援につなげるためのアセスメントを行うという機能を果たす、これが一時保護の大事な機能だというふうに考えておりますが、子供や家...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所に対する関係機関からの資料あるいは情報の提供に関しては、昨年の児童福祉法等の改正によりまして、民間の、例えば医療機関あるいは児童福祉施設あるいは学校等々につきましても、地方公共団体と同様に、児童相談所長などから児童虐待の防止等に関する資料または情報の提供...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど中島委員の方からもこの問題については御指摘を頂戴いたしまして、大事な問題だと思います。  児童相談所は、児童虐待への対応に当たって、問題の程度とかあるいは緊急度に応じて、親子の分離、これは介入ですが、それから再統合支援、これを両面で、機能を担っているわけで...全文を見る
○塩崎国務大臣 フィンランドの例をお取り上げいただいておりますが、フィンランドでは、妊娠、出産から就学前までの健康診査、あるいは予防接種、保健指導、こういったことのサービスをネウボラという機関でワンストップで行っている、これが有名なネウボラでございます。  我が国においてはサー...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、赤ちゃんポストが児童虐待に当たるか当たらないかという問題について、法務省は、どちらかというと虐待に当たるかなというふうにも聞こえるような説明で、むしろ厚労省の方は、当たらないという感じの、まあ限定的ではありましたが、そういう答弁を申し上げたところであります...全文を見る
○塩崎国務大臣 私、これまでも、児童虐待というのは、言ってみれば、社会が抱えている大きな問題が氷山の一角として子供に不幸にしてあらわれてしまっている問題で、社会の病そのものを治していかないとなかなか児童虐待はおさまらない。これは、社会というよりは、家庭でどういう育ちをしてくるのか...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、児童虐待に当たるか当たらないかという意味で、私は当たるんじゃないかというふうに思いますので、ふやした方がいいということにはなかなかいかないというふうに思いますし、一方で、命を救わなきゃいけない、それはそれでそのとおりですが、それを赤ちゃんポ...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど、赤ちゃんポストの是非についてのお話をする際にやや長い答弁をした中で、親になる用意がないままに予期せぬ妊娠をして、そのまま、だから、カップルの両サイドとも準備ができていないままに子供を持つということの中で虐待が起きているケースもしばしば聞くわけでありまして、...全文を見る
○塩崎国務大臣 参考人のお話の中にもあったようでございますけれども、特に若い女性につきまして、悩みを一人で抱え込んで、問題がどうしても表に出てこない、人にお話をされないような中で、公的な支援に、そうなると全くつながらないということが間々あるわけでありまして、そういう事態をどう早期...全文を見る
○塩崎国務大臣 民間との連携とかそういうことについてのお尋ねというふうに理解しましたが、当然、今仕込み中でありますので、来年度に向けて、そういったことを含めた事業を実現してまいりたいというふうに考えます。
○塩崎国務大臣 そもそも、これからは、去年の児童福祉法の改正によって、施設中心ではなくて、まさに家庭中心でいくべき、いくべしということを前面に出したのが去年の法改正の特徴であったわけでありますので、イギリスのシングルトン卿という、こうした問題の政府のアドバイザーをずっとやっておら...全文を見る
○塩崎国務大臣 カフェのように気楽に相談に乗ってもらえるような場所という意味で、地域で相談体制が整っているということが大事だという御指摘じゃないかというふうに思いました。  さっき申し上げましたけれども、地域子育て支援拠点というのが、市町村で子育て中の親子が気軽に集まって、相談...全文を見る
○塩崎国務大臣 これはまさに、我が事・丸ごとの典型みたいなもので、支える人が一方的にいつも支えられ、支える人がいつも一方的に支えるだけ、そういうことではないんじゃないかということを申し上げましたが、まさに認知症の方が、例えば、くわを持って畑に出ると、しゃきっとして全然問題ないみた...全文を見る
○塩崎国務大臣 二十八年度の実績を申し上げますと、例えば児童福祉司、これは三千三十人ということでプラス九十六人、スーパーバイザーで五百十一人で、これはプラス四十二人、児童心理司で千三百二十九人でプラス四十四人、保健師で百一人でプラス十五人ということで実績が出ているところでございま...全文を見る
○塩崎国務大臣 伊丹市で起きました、面会交流中に心中が発生してしまったという大変残念な事件でありますけれども、厚生労働省としては、心中事案を含めて、児童虐待による死亡事例については、自治体からの報告を受けて、関係省庁を交えた国の専門委員会で毎年度、その養育環境とか関係機関の関与の...全文を見る
○塩崎国務大臣 江田法務大臣時代のお話も含めてお話を頂戴いたしましたが、この児童福祉審議会の意見聴取、これが行われてきたわけでありますが、一時保護が強い権限であって、人権制限をするわけでありますから、それを考慮いたしまして、平成二十三年の法改正によって、手続の適正性を担保するため...全文を見る
○塩崎国務大臣 恐らく、きのうの参考人でも出たのではないかと記憶をしますが、いろいろな議論がありました、この法改正に至るまでにですね。  児童虐待対応における司法関与及び特別養子縁組制度の利用促進の在り方に関する検討会というワーキンググループをつくっていたわけでありますが、そこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 絶えずよりよいものにしていかなきゃいけないというのは、そのとおりでございます。  今回、保護者の陳述の聴取が勧告の前後のいずれのタイミングでなされるのかということにつきましては、これは個々の裁判官の判断に委ねられているわけでありますけれども、二十八条審判に当たっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、こういう形で、在宅で支援をする際に、家裁による勧告に基づく家庭での支援をどうやっていくかということについての司法関与を深めていただく、こういうことになっているわけでありまして、それは、審判で施設に行く、あるいは措置で里親に出す、そういうようなことを決めない場...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、先ほど申し上げたとおり、いろいろ議論がこの法改正の前にございまして、おっしゃるとおり、分けた方がいいということをおっしゃる方も強くありましたし、私も、なかなか人間関係で、分離をした人が、もう一回再統合してくださいと親御さんたちに言ってもなかなか説得力がなく...全文を見る
○塩崎国務大臣 産後ケアセンターの前に、先ほどの介入機能と支援機能の分離を進めることについて、私ども、去年の法律の中で、中核市が五年以内に児相をつくっていただきたいという気持ちを込めて、政府が支援をするので五年以内にできるようにということを書かせていただきました。  これは、児...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所がかかわりを持っていながら死亡に至る例がこれだけある、こういう数字を今お配りいただいているわけであります。  これは、先ほど阿部先生との議論の中でも出ていたように、児相の方々がもう本当にいっぱいいっぱいで、フォローが十分行き届かないままに在宅に戻すとい...全文を見る
○塩崎国務大臣 否定的というふうに言っていただきましたが、私は別に、これを、存在を否定して、やめるべきだと言っているわけでは全くなくて、先ほど申し上げたように、これがなければ失われる命があるということも事実でありますから、そういう意味で、私は、やめるべきだということを言っているわ...全文を見る
○塩崎国務大臣 両方やりたいと思いますが、特に、ゼロ日目に亡くなっている子供さんたちがたくさんいるということを考えてみれば、この赤ちゃんポストが一定の効果があったことは間違いないわけであって、ただ、それがどういうふうに位置づけられるべきかということは整理をしていこう、こういうこと...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童虐待が疑われるケースなどにおける家庭への支援ということにつきましては、児童相談所とそれから市町村、これを中心として、その他、警察あるいは医療機関、福祉機関等々、関係機関が緊密に連携をしながら、子供の安全を第一に対応することが重要だというふうに思っております。具...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、警察情報が全部児相に行っているかどうかちょっと確認していたものですから、ちょっと遅くなって申しわけありません。  全件、児相が持っている情報を警察に提供すべきだ……(井坂委員「警察だけではないですけれども、関係機関に」と呼ぶ)関係機関に出せ。主に警察が多いん...全文を見る
○塩崎国務大臣 警察がどういう情報を持つべきなのかということについてはいろいろ議論があって、精神保健福祉法の議論のときには、警察が個人情報を持つことについての大変な反対論があって、いろいろ議論があったわけでありますが。  一方で、約八割の児童相談所が今反対というふうに、全ての情...全文を見る
○塩崎国務大臣 話には聞いておりますけれども、実際に最近繁華街は行かないものですから拝見をしておりませんが、虐待によって家出をしている十代の若い女性について、児童相談所が本来適切に保護していくということが児童である限りは必要なことということであるわけでありますけれども、みずから問...全文を見る
○塩崎国務大臣 助産師の役割についての御指摘をいただきました。  家族から十分な支援が受けられない方がふえているという指摘がある中で、安心して出産、子育てができる支援体制を構築するというのが、我々にとってもこれは大事な政策課題だと思っております。  このため、子育て世代包括支...全文を見る
○塩崎国務大臣 あくまでも、子供のために何をするのかということが大事であるということは御指摘のとおりだと思います。  家庭裁判所は、保護者指導の勧告をした場合に、勧告のもとでの保護者指導の結果について都道府県等から報告を受け、その内容を踏まえて、里親委託等の措置の承認の審判を最...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、子の最善の利益をしっかり尊重して、親子分離、再統合についても行わなければならないのではないのか、こういう御質問でございましたが、児童虐待対策につきましては、昨年の児童福祉法の改正におきまして抜本的な改正を行いました。何しろ、一番大事だと思っているのは、...全文を見る
○塩崎国務大臣 残念なことでありますけれども、一時保護を必要とする子供の数はふえているわけでございます。一時保護所は、入所率、常に一〇〇%前後となっているところも多々あるわけで、こういうことから、地域の状況に応じて、一時保護所の数とか定員をふやすとともに、里親そしてまた児童養護施...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年のあの法改正で市町村に支援の役割を担っていただくということで、この役割は非常に大事になってくるわけであります。したがって、現場は市町村ということで、そういう意味で、子供とそれから妊産婦の福祉に関する支援事業を行うための拠点の整備にも努めないといけませんというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 児童相談所の一時保護所は、虐待等を受けた子供の安全を確保するとともに、心身の状況や置かれている環境を把握する、そういう施設でもあるわけでございます。子供の立場に立った保護、それから質の高い支援を行うということのために、一時保護所の運営等についての自己評価そして外部...全文を見る
○塩崎国務大臣 去年の児童福祉法の改正においては、やはり生みの親に育ててもらうというのが子供は一番、そして、それがかなわないということであれば、それと近い家庭環境で育ててもらう、つまり特別養子縁組ないしは里親、ファミリーホームというのがその複数形でございますが、それでもうまくいか...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいたとおり、児童相談所における虐待相談対応件数というのが、平成二十七年度で十万三千二百八十六件ということで、これは児童虐待防止法施行直前でありますが、平成十一年度に比べると約八・九倍に増加をしています。  支援を担う児童福祉司は、平成二十八年度、...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省では、こういった心中事案を含めて、児童虐待による全ての死亡事例につきまして、それぞれ、自治体から報告を受けて、関係省庁を交えた社会保障審議会児童部会の児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会というところで、いつも、養育環境とか関係機関の関与の状況がど...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは昨年の児童福祉法の改正を準備する過程で、今、河野先生御指摘のように、いかに日本は児童精神医学の専門の先生方が少ないかということを聞いてびっくりしました。その方から聞いたのは、六年間の医学教育の中でこの児童精神医学は二十分ぐらいしか教わっていないという話で、医...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
05月31日第193回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 相原久美子議員にお答えを申し上げます。  まず、小規模保育事業の対象年齢拡大による保育内容と事故防止についてのお尋ねがございました。  小規模保育事業で三歳以上の児童を預かる場合には、異なる年齢の児童に対し、それぞれの発達過程に応じた適切な支援ができ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 田村智子議員にお答えを申し上げます。  小規模保育の対象年齢の拡大等についてのお尋ねをいただきました。  保育の受皿整備は計画的に行うべきものであり、この特例を実施する市区町村においては、そのことも踏まえた上で三歳未満の子供も含めた年齢ごとの保育の受...全文を見る
06月01日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 化血研に対しましては、薬事制度の根幹を揺るがす極めて悪質な行為を行ったことはもう事実でございまして、事案発覚当初から私どもは製造販売業許可取消しに相当するものと判断をして、化血研としての医薬品製造販売業の継続を前提としない体制の抜本的な見直しを指導をして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療法人についての今、剰余金の配当等々あるいは資産の活用の仕方についての御指摘がございました。  非営利でやっていただいている医療ということでありますので、私どもとしては、絶えずその原点を忘れることなく、よく見ていかなければいけないというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) インターネット上の情報を見る限りでは、健康日本21推進フォーラムというこの団体は、国民の健康増進の啓発を行う任意の団体であったというふうになっております。厚生労働省が推進をしております国民健康づくり運動であります健康日本21、この名を使用はしておりますけ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大事な御指摘をいただいたと思っております。  医療機関のこのウエブサイトの取扱いを議論した検討会におきまして医療広告の相談窓口の周知が求められたわけでありまして、これを踏まえて、平成二十八年十月から、厚生労働省のウエブサイトにおいて地方自治体の相談窓口...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今インターネット上で医療機関以外のものが医療や健康に関する情報を掲載をしているウエブサイトが多数存在をしているわけでございます。その中には、医師等の専門的な十分な監修がないままに、国民に対して極めて不正確な紛らわしい医療情報を流布しているというものも多々...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今はインターネットの時代でありますので、いろんな情報をインターネットを通じて国民が得るわけでありますから、そこに、特に人間にとっての基本である健康に関わる情報で不適切なあるいは適正性に欠く情報があるということは、これは除いていかなければいけないというふう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療と営利行為との関係についての議論の整理をせいと、こういうことでございました。  医療法では、営利を目的として病院などを開設しようとする者に対しては開設の許可を与えないことができるというふうになっております。これは、医療では、医師の裁量が大きく、また...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これまで病院というのは、医療機関というのは、管理者一人が全ての責任を負うという、そういう形のガバナンスの機構になっています。いわゆる独任制と言われる、独立行政法人なんかもそうですが、そういうことで、本当に巨大な組織でもあるこの特定機能病院のようなときにそ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたように、これからの医療というのは、特にチームで行うということが大きな流れだろうと思いますし、先般、将来の医療と働き方のビジョンの検討会においても、タスクシェアリング、タスクシフティングということで、やはりそれはチームで医療を行う、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、医師法で応招義務というのがある、医師の特徴的な位置付けなわけです。お医者さんも、しかし人間でありますから、家族もあれば人生もあると。こういう中で、一方で優秀なお医者さんになるためにはやはり研修を重ねていって十年ぐらい掛かるわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回のこの法改正もそうでありますけれども、法律などで公的に規制を掛けるというのは、言ってみればこれは最低基準を定めている話であって、それぞれの医療機関なりが、組織が自分たちの考え方で、少なくとも、法律、制度で決められている基準を守りながら、自分たちで更に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 助産所ないしは助産師の役割についてのお尋ねを頂戴をいたしましたけれども、妊娠中の健診から、それから分娩時、あるいは出産後の保健指導、同一の助産師による一貫したケアが、本当に人間関係もできながら提供できるという、家庭的な雰囲気の中での出産など、妊産婦との緊...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長から申し上げたとおり、企画業務型裁量労働制の対象となる労働者数を把握するために、全国の労働基準監督署に届けられた定期報告、私もフォーマットを見ましたが、六か月ごとに出てくるわけでありますけど、これを調査するということで実施をいたします。  企...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、この委員会でかかったはずでございますけれども、健康増進法というのは十四年前に改正になりまして、そこで、施設の管理者に受動喫煙防止の努力義務が設けられた。しかし、今御指摘のように、引き続き、毎年推計で一万五千人が受動喫煙で亡くなられていると。裏返して...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この飲食店の規制につきまして、喫煙とか分煙とかというこういう表示を課すことを条件に一定の面積以下の飲食店は規制対象外とする案が報道されていることは承知をしております。  三月一日にお示しをいたしました厚生労働省の基本的な考え方の案においては、通常、妊婦...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自民党の厚労部会では、当日様々な御意見が出ました。私もその場におりました。がん患者やぜんそくの患者、あるいは難病を抱えている方など、弱い立場の方々が働く際の問題も提起をされたわけでありまして、私どもとしては、どこの職場にあっても望まない受動喫煙を完全に防...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年六月の今答弁もありましたが、内閣官房が行った推計で二〇二五年の病床の必要量の推計を行ったわけでありますが、その際に、都道府県間あるいは地域間で患者の移動を考慮するとか、あるいは地域差を踏まえて将来の療養病床の入院受療率を選択化するといった本来...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは今局長から御説明申し上げたように、結論的には、認知性がなくても誘因性と特定性が認められれば規制の対象とするということで、これはウエブサイトなどについても、今までは別扱いしていたわけでありますが、他の広告媒体と同様に規制の対象として虚偽又は誇大等の不...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不当景品類及び不当表示防止法、いわゆる景品表示法ですが、これ、商品やサービスの取引全般に関する広告について、医療法と同様に、実際のものより著しく優良であると消費者に誤認をあえてさせてしまうとか、そういうものを禁止をするという規制を行っているわけであります...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、今まで行政指導でやっていたところに法律の網を掛けるというときには、今お話しのように、表現の自由とか、いろんな意味で自由な発信を、いい意味で自由な発信をされる方々の自由を奪うようなことがあってはならないということはそのとおりだと思いますの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 出張のみで業務を行う助産師の問題という理解でよろしいですね。  今回の医療法改正によりまして、出張のみの業務に従事する助産師につきましては、妊産婦の異常に対応する医療機関の確保を義務付けているわけでありますけれども、現在既に多くの助産師が連携する医療機...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 臨床検査技師等に関する法律におきまして、この検体検査を業として行う者は、医療機関等を除いて、衛生検査所として都道府県知事の登録を受けるということになっております。その構造設備あるいは管理組織等が必要な基準に適合しない場合には、都道府県知事は衛生検査所の登...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 遺伝子関連検査のうちで、医師の指示の下で診療に直接用いることを目的として実施されるものについては、これは疾病の診断とか治療方針の決定に直結するものでありますので患者にとって影響が大きいものであることから、これを医療分野における遺伝子関連検査として捉えて今...全文を見る
06月02日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○塩崎国務大臣 今回、こういうことが行われているということを改めて確認させていただいたわけでありますが、やはり医薬品というのは正しく使わないといけない。その正しくというのは、病院でお医者さんからちゃんと処方を受けて、それを自分が飲む。それは診断に応じた処方をされているわけですから...全文を見る
○塩崎国務大臣 国会で何が行われるかは、国会で決めていただくというのが原則でございます。
○塩崎国務大臣 今般取りまとめられましたこの検討会の報告書におきまして、金銭救済制度の必要性については、解雇紛争についての労働者の多様な選択肢の確保等の観点からは一定程度認められ得ると考えられるとされているわけでありますが、一方で、御指摘のとおり、企業のリストラの手段として使われ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず、新薬創出等加算につきましてでございますが、おっしゃるとおり、薬価制度の抜本改革を検討するに当たりまして、革新的新薬創出のイノベーションに配慮をするという、これは制度設計をする際に大変重要なファクターとして我々は重視をしております。  薬価制度の見直しの具体...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた看護小規模多機能型居宅介護でございますが、これは、平成二十四年につくられまして、平成二十八年十月段階で全国で三百三十の事業所で行われているわけでございますが、いわゆる小規模多機能と我々が呼んでいる一般の小規模多機能が全国で約五千あるのに比べます...全文を見る
○塩崎国務大臣 口腔の健康は、全身の健康にもつながるということで、大変大事だと思っております。  これまで、歯科診療報酬におきまして、手術前後の入院患者に対する口腔機能管理を評価しておりまして、平成二十八年度診療報酬改定では、これをさらに推進する観点から、関連する点数の引き上げ...全文を見る
○塩崎国務大臣 内閣府の意識調査によりますと、自宅や地域の施設など、住みなれた場所で最期を迎えたい、こう望む方が約六五%いるわけでありますが、一方で、実際には、二〇一五年の統計でも、自宅や施設などで人生の最期を迎えていらっしゃる方々は約二一%というところにとどまっております。約七...全文を見る
○塩崎国務大臣 二〇二五年以降に超高齢社会がやってくると言われていますが、同時に、いわゆる多死社会ということになってくるわけでありますけれども、まさに患者がその望む場所において療養を続けることができるように、質の高い在宅医療を推進していくということは極めて大事であります。  お...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど保険局長からも答弁いたしましたが、管理料につきましては、平成二十八年度の診療報酬改定で、当時、高い診療報酬を算定するために、集合住宅に入居する複数の患者を一人ずつ別々の日に訪問診療する、こういう非効率な実態が見られたことがございました。こういうようなことを踏...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど保険局長から答弁いたしましたけれども、いわゆる在宅医療専門の診療所、ここにつきましては、平成二十八年度の診療報酬改定において、要件を明確化するということでやってまいりまして、それに加えて、みとりの実績など、一定の基準を満たさない場合には、一部の診療報酬を二〇...全文を見る
○塩崎国務大臣 在宅医療の質の確保という点からの御指摘だと思いますが、在宅医療を担う医師などの専門人材の育成は大事でございますが、厚労省としては、在宅医療に関する専門知識や経験を豊富に備え、地域で中心的に人材育成事業を支えることのできる高度人材の育成、あるいは地域医療介護総合確保...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど先生から御指摘があったように、人生の最期を迎えるのに在宅という希望が多いのに、今そうなってないというのは、やはり体制自体もそのようになっていないということだろうというふうに思います。  そういう課題があるわけでありますから、私ども厚生労働省としても条件整備...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働大臣を御経験の先生はもう重々御存じの上でお聞きをいただいているんだろうと思いますが、GPIFの年金積立金というのは、法に基づいて、専ら被保険者の利益のためだけに運用する、それから、信託銀行等に投資一任という形でやっているわけで、これが原則であります。特定の...全文を見る
○塩崎国務大臣 責任投資原則というのは、署名機関にそれぞれ受託者責任の範囲内で取り組むことを求めるのみで、投資除外、どこかの会社を外せとか、そういうことまでを求めているわけではないわけでございまして、今お話がありましたように、指数に基づいた運用を行うということで、公募によって選定...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げたように、指数をどういう形でつくるかというのは、これはGPIFではなくて、この企業を入れろというような形で言うことはないわけで、持ってきたものをどれにしますかという指数の固まり、それをどうするかというのはこれはこちらが選ぶ、こちらというかGPIFが選...全文を見る
○塩崎国務大臣 このESG自体は、この投資の仕方自体は、国連で署名をしているわけでございますから、それはそれで大変大事なことだと思うので、その考え方は当然これからGPIFもとっていくということだと思いますので。  それが、どういう形でやるのが一番いいのかということは、これは絶え...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話があったように、課題解決型提案営業というものですから、営業という言葉があるとどうしても一般的な営業ということを想起しがちで、ネーミングとして工夫はあり得べしかなというふうに思っております。  それで、現在提出している労基法の改正法案で新たに追加をいたします...全文を見る
○塩崎国務大臣 今申し上げたように、個別の営業をやるような形での広告代理店ということで、普通はそういう業務ですから、そういうことは対象にはならないということで、相手の企業の会社全体に与えるような、さっき申し上げたような、銀行であれば決済システムとかですね、そういうような大きい話で...全文を見る
○塩崎国務大臣 代理店ですから、今申し上げたように、基本的には、その会社全体についてということは余りないんだろうというふうに我々は想定は、こういうことが行われるということが想定されるということではないと思います。
○塩崎国務大臣 我々の中では想定されていませんので、しかし、業種的に何か除くとかいうようなことを言っているわけではないし、今やいろいろなビジネスがありますから、そういうことで、我々は、今言ったような、顧客である会社全体とか工場全体に与えるような案件を新規開発して具体的に提案をする...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは今既に、労働基準法の改正は、だけではありませんけれども、おととしに出した法律でございますので、可及的速やかに御審議をいただいて御採決をいただくとありがたいと思っているわけでございます。  働き方改革で新たに出てくるものは、これも早期に法律化をするというふう...全文を見る
○塩崎国務大臣 もう既に出ているわけでありますから、これを通してくださいというのは政府として当然のことでありますので、そのこと以外は何も考えていないということであります。
○塩崎国務大臣 既に出ている法案は審議をしていただきたいということを考えているだけでございます。
○塩崎国務大臣 既にお出しをして、政府提案として国会にお出しをしているわけでありますから、これを可及的速やかに御審議をいただいて成立を期してまいりたいというのが私たちの変わらぬ姿勢でございます。
○塩崎国務大臣 今後出てくるものについてどうするかということはまだ何も決まっていないわけでありますので、今お出しをしているものについて可及的速やかに御審議をいただきたいということでございます。
○塩崎国務大臣 既に御提出申し上げている法案については可及的速やかに御審議をいただきたいということ、今後お出しをするであろう法案についても、同じように御審議を速やかにしていただいて成立を目指して私どもも努力をしたいし、皆様方に御審議をいただきたい、こういうことでございます。
○塩崎国務大臣 申し上げているつもりでありますけれども、今後出てくるものの扱いについてどうなるかということは今後決めることでございますので、今どうするこうするということを決めることは、まだ影も形もない法律でありますので、申し上げることができない、こういうことでございます。
○塩崎国務大臣 大変大事な問題だと私も個人的に思ってもおりますし、厚労省としても大事だと思っております。  特に、高齢化、それも日本が一番進んでいるわけでありますから、今、老年学から出てきたというところもあるというお話がございましたが、そういう意味で、これから多死社会を、世界に...全文を見る
○塩崎国務大臣 海外では割合そういうことがよく、亡くなる方々と接する人たちの中にそういう方々がおられることは知っておりますし、安楽死が合法化されている国、たしかオランダとかそういうところはかなりそういうことをやっていらっしゃる方がおられるというふうにも聞いております。
○塩崎国務大臣 何度も申し上げましたけれども、大変大事なことであって、個人レベルの心の中の問題に深くかかわる問題であって、宗教は、政府としては一つの宗教に何か偏るわけにはまいりませんし、政府は中立でございますけれども、しかし、心の中ではやはりいろいろな形でいろいろな方々がおられる...全文を見る
○塩崎国務大臣 厚生労働省としては、国民全体の健康に責任を負っています。したがって、受動喫煙の健康影響というのは科学的に明らかであって、健康を確保して命を守り、子供たちの未来を守る、こういう大きな目的のために、望まない受動喫煙から完全に解放するという対策を講じる必要があるというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは、政府・与党は一体でございますので、ボールがどっちにあるとかいう話ではないと思います。
○塩崎国務大臣 他の大臣の行動について、私がどうのこうの言う立場にはないというふうに思っております。
○塩崎国務大臣 給与とは何ぞやということにかかわる大事な問題を提起していただいていると思います。  基本給の水準とか賞与のあり方を初め、給与体系全体は、やはり労使の間で交渉を通じて決められることで、少なくとも制度として何か政府から一つの形を押しつけるようなことは余りなじまないと...全文を見る
○塩崎国務大臣 検討会では、金銭救済制度についていろいろな意見があって、制度の必要性はないという御意見もあれば、選択肢を設ける必要があるという意見も、幅があって報告書はまとめられたというふうに思います。  さまざまな御意見を踏まえつつも、最終的には座長が、個々の論点等に関する御...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、大西委員から御指摘がありましたとおり、使用者申し立て、この問題につきまして、当初、報告書たたき台におきまして、このように書いてあって、「現状では導入は困難であり、今後の検討課題とすることが適当」とされていたわけでありますが、最終的にはこうなりました。「現状では...全文を見る
○塩崎国務大臣 二月の衆議院の予算委員会の分科会でお取り上げをいただいて、厚労省から答弁を申し上げた、余り御満足をいただかなかったというふうに報告を受けております。  かつて、シックハウス症候群なんという言葉でも言われていたことにもつながる、いわゆる化学物質過敏症について、先ほ...全文を見る
○塩崎国務大臣 馬場政務官と私も同じ考えでございます。
○塩崎国務大臣 御指摘の化学物質過敏症について、先ほど来申し上げているように、医学的に確立された定義や診断基準が一つとして存在をしているということではなくて、今お示しをいただいた茨城や、あるいはこの松山もそうですけれども、いろいろなものがあり得るということが書かれているわけでござ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回のG20の労働雇用大臣会合に関しましては、橋本副大臣が出席をするということで調整をしておった、また予定も、本人を含めて、しておったわけでありますけれども、最終的には国内に残って、さまざまな課題に対応をしていただいた、こういうことでございます。  当然、私とし...全文を見る
○塩崎国務大臣 それは国内の諸課題、いろいろあったものですから、それに対応したということでございますので、まあ、いろいろ、苦渋の決断ではありましたが、それなりのやはり成果はあったというふうに思います。
○塩崎国務大臣 まず第一に、維新の会として御提言をまとめていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。政党としてまとめて案を御提示いただいたという意味において、初めてのことだったというふうに思います。  三月一日に私どものお示しをしている「基本的な考え方の案」というのは、維新...全文を見る
○塩崎国務大臣 精神医療審査会の要件の問題で御指摘をいただきましたが、精神医療審査会は、適切な医療の提供と人権擁護の観点から措置入院等の必要性について審査をする機関でございますが、御指摘のように、一部の自治体、これは都道府県ごとにあるわけでありますが、審査会の開催要件を満たしてい...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは何度も申し上げているように、施政方針演説で受動喫煙対策を徹底するということを総理から申し上げているわけでありますので、これは今国会で法案提出に向けて努力を続けるということでございます。
○塩崎国務大臣 これは参議院でいろいろな議論がありました。ありましたが、私は、大変重要な法案であり、これまで、措置入院の中身、あるいは特に退院後の問題について、やはりやるべきことはたくさんあった、宿題が。そういう意味で、これについても、ぜひ成立を目指して御審議を賜れればありがたい...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました旅館業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  消費者のニーズの変化、違法な営業者の広がり等を踏まえ、旅館業に係る規制緩和を進めるとともに、無許可営業者に対する取り締まりを強化し、旅館業の健...全文を見る
06月02日第193回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 野田国義議員にお答えを申し上げます。  民泊における公衆衛生の確保についてのお尋ねがございました。  本法案では、旅館業と同様に、住宅宿泊事業者に宿泊者名簿の備付けの義務を課すこととしております。この宿泊者名簿を記載する際には、宿泊者の氏名、住所、職...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 辰巳孝太郎議員にお答えを申し上げます。  無許可営業に対する指導件数等、違法民泊についてのお尋ねがございました。  旅館業の許可を受けていない無許可営業については、毎年都道府県等に対し調査を行っており、直近の状況としては、平成二十七年度調査において無...全文を見る
06月05日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○塩崎国務大臣 今お配りをいただいておりますマル・バツ表でありますけれども、ここにイギリスの場合の刑事証拠法というふうに書いてあるように、今、松浪委員は刑事の場合の扱いについておっしゃっているわけでありまして、ここにあります厚生労働省の障害者総合支援法、そこの第四十八条で関係者に...全文を見る
○塩崎国務大臣 この関係者の中に障害者は入り得るということでございますが、この罰則の適用をするかどうかという問題については、先ほど申し上げたように、そもそも都道府県知事などが行う調査の対象は事業者でありますので、答えなかった障害者がたとえあったとしても、つまり、あなたは不適切な処...全文を見る
○塩崎国務大臣 障害者に対して質問調査を行う場合には、当然のことながら、現場において適切な対応が行われて、障害者にも配慮しながら、気兼ねなく安心してお話をいただけるように徹底していかなきゃいけないというふうに思っております。  障害者総合支援法の第四十八条に基づいて関係者として...全文を見る
○塩崎国務大臣 ただいま御決議のありました待機児童対策につきましては、待機児童数調査における市区町村の運用を適正化するとともに、小規模保育事業等の連携施設の確保などを推進しており、引き続き待機児童解消に向けた取り組みを進めてまいります。  地方の医師確保対策につきましては、都市...全文を見る
06月05日第193回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のとおり、残存している歯の本数が多いほど医療費が低い、あるいは歯周病がない人は歯周病がある人に比べると年間医療費が低いといった、そういうことを今御報告いただきましたけれども、口腔の健康は全身の健康につながると、こういう重要なものだというふうに認識を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただいたように、二十八年度の男性の育児休業取得率三・一六%に、これは二・六五からちょっと上がったということでありますが、一三%という目標から考えても、超低水準と言わざるを得ないというふうに思います。  男性の育児参加は、女性の継続的な就業にと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま、認可外保育施設に対する適切な指導監督の実施について、雇用保険二事業における執行率が低調な事業の見直しについての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月06日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 大事な論点だと思っております。  一つは、人事異動が激しいということをどう考えるのかという問題もあると思いますし、この間、五月の連休、M・D・アンダーソンへ行ったときの院長は十五年間やっていましたから、多分、要所要所の方々は、例えば臨床検査の部署はずう...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 妊産婦あるいは新生児が急変をした際に、各都道府県の周産期医療の中核でございます今御指摘の周産期母子医療センターへ搬送するためのネットワーク、これが、助産所がしっかりと参画をするということが大事だということでございます。  このため、厚労省としては、都道...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、法改正を行ってウエブサイト等も規制の対象にするということによって、この美容医療の健康被害をなくすということを目指していくわけでございます。  法改正に加えて、先ほどのネットパトロール、あるいは新たな規制の内容や具体的な違反事例をガイドラインとして...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回の法改正後、各特定機能病院におきまして、管理者の選任に当たっては、管理者に求める能力、経験に関する基準をあらかじめそれぞれ定めて選考していただくと、こういうふうにお願いをしたいと思っております。  この基準における具体例としては、省内の検討会の取り...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特定機能病院の管理者が病院の管理運営業務を適切に遂行できるようにすると、そして管理者については医療安全の確保を含む病院全体の管理運営に関する業務執行に関して必要な能力、経験を有する者が選任をされるというのが、基本的に我々が達成しないといけないことなわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 大学と病院の関係性ということが深く関わる今御質問だというふうに思いました。  今般の改革では、特定機能病院の開設者に対して、管理者が病院の管理運営業務を適切に遂行できるように、管理者権限の明確化ということを求めています。具体的には、法人やあるいは特定機...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 遺伝子関連検査の精度管理につきまして、昨年十月のゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース、この意見取りまとめにおきまして、諸外国と同様の水準を満たす具体的な方法等を検討していく必要があるというふうにされた一方で、難病等の患者数が少ない疾患におい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど保険局長からもお話し申し上げましたけれども、今後、難病の遺伝学的な検査についての実態をしっかり把握した上で、平成三十年度の診療報酬改定に向けて、遺伝学的検査の診療報酬について、専門家の御意見もしっかり聞いて中医協で検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) ゲノム医療の実用化がこれから進むわけであろうと見込まれるわけでありますけれども、遺伝カウンセリングに当たる人材を人数的にも、そして質の面でも向上を図っていくということは、いずれも大事なことだと思います。  現在、学会の取組として二つあって、日本人類遺伝...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど局長から答弁したように、労働契約法の安全配慮義務というのは、やはりどんな場合でも、生命、身体の安全が損なわれないようにしないといかぬということでありますので、今お話しの復職時の配置とか、そういったことについての配慮を含めて使用者は配慮しないといけな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 個別のことにつきましてはコメントはなかなかしづらいわけでありますので一般論として申し上げますと、やはりこれは、働く方の保護を使命としている我が省、厚生労働省でありますから、企業内で違法な労務管理が行われて、働く人がつらい目に遭っているということであれば、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 自殺対策も厚労省の仕事になっていることもあり、また、若者の自殺が、今お話ありましたように、全体としては自殺自体は減少傾向にありますけれども、二十歳未満の自殺される方、この人数はおおむね横ばいということでありますので、若年層の自殺は引き続いて深刻な問題だと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いろんな議論があって、賛成、反対、いろんな御意見があったことは私もそのとおりだというふうに思っておりますし、この間もそのように答弁をいたしました。  しかし、この報告書自体を取りまとめること自体は検討会では御異論はなかったと理解しておりまして、座長一任...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この労働基準監督業務の民間委託について、前、委員会でも御質問をいただいてやり取りをさせていただきましたが、少なくとも先月二十三日の規制改革会議が取りまとめた答申においては、今後、更なる法規制の執行強化、これが求められていることは間違いないわけで、これはこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、全くそんなことは申し上げておりませんで、先ほど申し上げたとおり、この推進会議が言っていることを、私がこういうことを言っていますねということを申し上げた上で、今後どのように対応していくかを我々は検討したいということを申し上げていたわけでございまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来この監督官の話が出ておりまして、監督官を増やしながら法執行をしっかりやるというのが基本であることは間違いないことであります。ただ、なかなか、政権を担った皆さん方だったらよくお分かりのとおり、そう簡単に定員を増やすというのは容易なことではないわけで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国内における精子提供、卵子提供、この実績の数字も実はこれは関連学会に聞かないといけないと、こういうことになっているのがこの答弁書でありまして、平成二十六年の精子提供による出生児数、子供さんですね、百人と、それから、平成十九年から平成二十九年一月末までの十...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私も、地元の例えば愛媛大学附属病院でかなり前に院内保育所を作りましたが、そんなときにいろいろ一緒に努力した記憶がございますけれども、やはり医師あるいは看護師、どちらかというと看護師さんの方がニーズが多いようでありますけれども、医師も当然のことだと思います...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保育指針についてお触れをいただいたわけでありますけれども、これ、院内保育所につきましては事業所内保育事業として認可を受けているケースと認可外保育施設であるケースが考えられるわけでありますけれども、事業所内保育事業として認可を受けている場合は、設備運営基準...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 院内保育所における保育の質を高めるという取組はどういう場合でも必要だというふうに思います。  院内保育所への支援ということでは、平成二十六年度以降、地域医療介護総合確保基金における事業として、先ほど申し上げましたけれども、各都道府県において、保育士確保...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十九年度末に独立行政法人国立病院機構の院内保育所の一括運営受託事業者との契約は終わるということで、その際には、各病院において引き続き児童の預かり体制が確保されて、職員が安心して子供を預けることができる体制を確保することが重要だというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医療機関で働いていらっしゃる女性の看護師さんあるいは女性の医師の皆さん方が、働きながらも子供を育てることができるということは極めて大事だというふうに思っています。  今お話しの応募の機会を設けるように指導するだけでは十分じゃないんじゃないかということで...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、片山委員がお配りになっている数字よりもちょっと古い数字で恐縮なんですが、OECDによる国際比較、私ども今持っているのは二〇〇九年の調査なものですから、今先生お配りのは二〇一一年になっておりまして、若干古いわけでありますけれども、一人当たりの睡眠時間は...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全く触れられていないというわけでもないのでございまして、三月のこの働き方改革実現会議で取りまとめられました実行計画においては、前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保するという勤務間インターバルの普及促進というのが盛り込まれておりまして、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国際比較で見ますと、やはり日本の生産性は、かつては高かったはずなのに、いつの間にかひどく悪くなっています。その要因として、我が国は長時間労働の方の割合が多く、効率的な働き方が十分に行われていないことも一因だというふうに思いますが、何でそうなっているのかと...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お配りをいただいた資料を大変興味深く拝見をしておるわけでありますけれども、やはりこういった、上から四番目、五番目までのようなものが睡眠が十分でないときに起きるんじゃないかということでありますが、平成二十六年三月に策定をいたしました健康づくりのための睡眠...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 政府としてどのように実現するんだということをお尋ねをいただいたと思いますけれども、睡眠には、先ほど来のお話に出ているように、当然疲労を回復する働きがあって、睡眠時間の不足とか睡眠の質の悪化というのが生活習慣病のリスクを高めて、適切な睡眠時間の確保や睡眠の...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 新たにストレスチェックが制度化されて運用が始まったわけでありますが、今回、電通の問題にしても、やはりストレスで非常に御苦労されている方々がたくさんおられるというのは明らかになりましたし、私も、友人の精神科医の方々が、産業医をやりながら、ストレスが非常に高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 恐らく、今のお触れになっている労働者という方は、組織された労働組合の下での労働者ということをおっしゃっていることも多いのではないかと思います。今、つまり、金銭の問題解決すら何もなしに解雇されている人たちもたくさんいるわけで、私たちはそういうことを含めてい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) いや、分かっていないとおっしゃいますけど、私も人を雇って事務所を運営しているわけでありますから、使用者の一人でもあります。もちろんサラリーマンもやってまいりましたが、これは組織化された組合もある組織でありましたから。  世の中にはいろんな働き方をされて...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 社会保障の制度を知らないで社会に出てしまうのと同じように、働くことのルールを知らないで社会に出るというのは、やはりこれは自分の身を守るためにも、ハッピーに働くためにも、やはりルールをちゃんと若い頃から、学生時代からしっかり習得していくということは大事なこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 平成二十七年の十二月から、これ医政局長の私的な検討会になっているんだろうと思いますが、この医療従事者の需給に関する検討会医師需給分科会でありますけれども、様々な立場の御意見を踏まえて検討をするために、女性医師につきましては、日本女医会会長さんに参考人とし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 応招義務的な発想というのは世界中どこでも医師に対してはあるんだろうというふうに思いますが、これだけ長時間労働をしている日本の医師は極めてユニークな存在ではないかな、もう少し人間的な暮らし方をしている医師が海外では何か多いような感じがいたしまして、例えばG...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました厚生労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年の保健医療技術の進歩は著しく、ヒトゲノム解析や人工知能等の技術革新により、個別の疾病予防や治療等の観点のみならず、社会保障、公衆衛生、社会福...全文を見る
06月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○塩崎国務大臣 今までお聞きをしている限りは、警察並びに法務省における刑事の扱いの問題だというふうに受け取らせていただいておりますので、厚生労働大臣としては、これは所管外ということなので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
○塩崎国務大臣 刑事手続の問題については私は権限外でございますので、その問題についてのコメントはできないということでありますが、医療的なケアとか、そういうような問題については厚生労働省として考え得ることでありますけれども、先ほど来問題になっているのはむしろ刑事司法の問題であります...全文を見る
○塩崎国務大臣 医師数の問題については、今、人口千人当たりの臨床医数ということで二・四人、OECD加盟平均二・九人と比較すると若干低いという水準であるわけで、今お配りをいただいたとおりでございます。  ただ、医療は、医師だけではなくて、さまざまな医療従事者の組み合わせでやってい...全文を見る
○塩崎国務大臣 医師の地域偏在が大変なことになっているということは私もよくわかっていて、例えば北海道なんかでも、これは、宗谷地区と呼ばれている、稚内からあと十数市町村があるわけですけれども、一人しかお医者さんがいないというところがあって、そういうところに若い人たちはなかなか定着し...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは私どもも強く認識をしている問題点であって、要は、日本の医療産業の脆弱さというものをどう克服していくのか、では、なぜこうなっているのかということを考えなければいけないということだと思っています。  アメリカから買うものが多いじゃないかということは、やはり産業...全文を見る
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、平成十六年に日本も批准をいたしております、たばこ規制に関する世界保健機関枠組条約、FCTC、ここでたばこの健康への悪影響の啓発政策を行うということが定められておりまして、言ってみれば、義務としてそういう啓発政策を行わなければいけないということであ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろな手だてがあり得るわけでありますけれども、一つは、先ほど申し上げたのは、三週間という期間ですけれども、これを四週間、一カ月単位にするだけで一ランク上がる、こう言われてもいるわけでありまして、例えば、テレビやあるいはラジオを含む少なくとも七つの適切なキャンペ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お示しをいただいた幾つかの数字で明らかなように、一般の方々、今八割以上の方々がたばこを吸わないわけでありますから、そういった方々を中心に、自販機は禁止すべき、どちらかというと禁止すべき、合計で七割、そして、自販機をよく目にする、あるいは時々目にするとか大変よく目...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、これは官邸に、政府の受動喫煙防止対策強化検討チームというのがあって、これは杉田副長官がトップでありますが、そのもとで、ワーキンググループでいろいろヒアリングをずっとやってきて、今回の案としてはと今答弁したように、関係各省でそういう結論になっ...全文を見る
○塩崎国務大臣 これは、よく、中もだめで、だけれども、塩崎さん、日本は外もだめじゃないか、それではどこで吸ったらいいんだ、こう言われることが時々あります。  そこで、我々、いわゆる条例で規制をしているわけでありますが、どういう条例になっているのかということを全部調べてみました。...全文を見る
○塩崎国務大臣 今お話しのあったように、今回の働き方改革実行計画の中では雇用類似の働き方という言葉を使っていますが、フリーランス、自営業者の表現で今お尋ねをいただきましたけれども、基本的に労働関係法令の適用を受けないけれども、契約形態にかかわらず、実態として労働関係法令上の労働者...全文を見る
○塩崎国務大臣 雇用保険で賄われている公的職業訓練とか教育訓練給付、これはいずれも、いわゆる働く方の再就職などの雇用の安定のために主に雇用保険を財源として運営をしているわけでありますので、雇用関係に基づいて雇用保険が適用されている方で在職中の方とか離職をした方、今度、リカレント教...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、数字を言っていただきましたけれども、旅館業の許可を受けていない無許可営業者、毎年、都道府県などに対して調査を行っているわけでありますけれども、直近の状況は、先ほどお話があったとおり、二十七年度調査で千四百十三件ということで、何らかの指導を実施し、または指導を継...全文を見る
○塩崎国務大臣 御案内のように、今まで、三万円という直罰がいきなりあるだけという体制でやってまいりました。保健所がある中核市ぐらいまでですよね。そこに、よくわからないことをやっているところには報告徴収をまずかけて、なおかつ立入検査ということでありますが、先ほど、分類分けして見てい...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘のように、より早く施行することで、三万円の現行の罰金を百万円にするということで、抑止効果をさらに強化しながら指導を強化していくということで、もちろん権限強化もされるわけでありますから、旅館業法の方が先に施行になるということは私どもとしても望ましいことではない...全文を見る
○塩崎国務大臣 欠格要件について、成年被後見人とそれから被保佐人について、今回の改正案では、都道府県知事等が旅館業の許可を与えないというのは、今申し上げた、申請者が今の二つのジャンルに属する人ということで、それを追加しているわけであります。  これは、営業者が成年被後見人である...全文を見る
○塩崎国務大臣 選挙権の関係で、成年被後見人、後見人をつけている方の選挙権の問題というのがクローズアップされて、公職選挙法も直した、参議院選挙に間に合うようにということをやったわけでありますが。  問題意識としては、やはり、それイコール当事者能力がないかあるかという判断ではない...全文を見る
○塩崎国務大臣 旅館業法の第五条の宿泊拒否制限につきましては、過去、ハンセン病元患者の宿泊を拒否したという営業者に対して、本規定に基づいて行政処分が行われているなど、不当な差別的な取り扱いを防止するという趣旨で重要な規定というふうに位置づけられてきたわけで、見直しには、こういった...全文を見る
○塩崎国務大臣 基本的な考え方は、こういうものは、概して最低基準を決めて、これ以上にしていただいて、何を選ぶかはそれは御自由ということなんだろうと思いますが、今のお尋ねの民泊、つまり住宅宿泊事業者に供される施設の場合には、定期的な清掃の義務を課すなどによって、旅館業と同程度の衛生...全文を見る
○塩崎国務大臣 旅館業法上、施設の管理や経営形態を総体的に見て、施設の衛生上の維持管理責任が営業者にあると社会通念上認められる場合、加えて、宿泊者がその宿泊する部屋に生活の本拠を有さないことを原則として営業している場合、こういう場合には旅館業に該当するものと整理をしております。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 所得の低い方々についての、何を用意するかということでございますけれども、住まいの確保が何よりも自立の基盤になるわけでありますので、医療、介護、生活支援等の地域生活を支えるサービスを包括的に提供する体制を地域ごとに構築する上で重要な要素、これが住まいになるわけであり...全文を見る
○塩崎国務大臣 さっき申し上げたように、所得の低い方々が住宅を確保するというのは、一般の方々に比べるといろいろな課題が多いわけで、それにつけ込んだ貧困ビジネスがあるということでありますので、それは前にも質問でお取り上げをいただいたわけです。  我々としては、そういうことがないよ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回の法改正につきましては、ホテル営業と旅館営業の営業種別を一緒にするということで、和風とか洋風とかいった様式の違いで規制することを撤廃しまして、あわせて、政令などにおいても、最低客室数とか寝具の種類とか客室の境の種類の規制撤廃等々、大幅な規制緩和を行うこととして...全文を見る
○塩崎国務大臣 繰り返しになりますけれども、旅館業法第五条、宿泊拒否制限については、先ほど申し上げたように、過去に幾つか、ハンセン病を含めて、拒否をする営業者に対して行政処分をこの規定に基づいてやってきたという、こういう経緯、歴史もございまして、社会の不当な差別、これを防止する中...全文を見る
○塩崎国務大臣 大型の休みを分散してとるというやり方をヨーロッパでもしているという話は私も聞いているわけでありますが、今御指摘のように、有給休暇そのものをとりたいときにとれるということが大事で、それを職場が理解をちゃんとするかどうかというところが大変大事な改革のポイントだというふ...全文を見る
○塩崎国務大臣 住宅宿泊事業法案、民泊法案、これにおいては、住宅宿泊事業とは、宿泊料を受けて住宅に百八十日以内で人を宿泊させる営業、そして、住宅宿泊事業の届け出を行った者は、旅館業法の規定にかかわらず、住宅宿泊事業を営むことができる、こういう旨が規定をされております。届け出を行う...全文を見る
○塩崎国務大臣 旅館、ホテルの皆さんが、実際に今おっしゃったような業務に参入されるかどうかというのは、それぞれ経営判断であって、主体的に判断される限りにおいて、民泊の下請といった御指摘は当たらないのではないかというふうに考えるわけで、旅館の皆さん方も御自身の生きる道を考えていかれ...全文を見る
○塩崎国務大臣 海外ではパスポートがありますけれども、国内ではないですね。
○塩崎国務大臣 もともと民泊は、宿泊施設の需給のアンバランスをどう解消するかということで、随分これを活用すべしという御意見があったというふうに理解をしています。  したがって、今のこのイベント民泊の定義を見ても、宿泊施設が足りないという場合に提供してもらって、その場合に旅館業法...全文を見る
○塩崎国務大臣 独禁法の話は、私もちょっと全体像がよくつかめないのでありますから、持ち帰って、どういう問題があるのか、医療機関の宣伝広告の類いの問題にもかかわるような話かなというふうには聞こえましたが、考えてみたいと思います。  バブルの話は、これはまずは金融行政の問題で、いつ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今回、旅館業法の改正を行うに当たりまして、ホテル営業と旅館営業の営業種別を一緒にする、和風だ、洋風だといった様式の違いによる規制を撤廃して、利用者の多様なニーズに応えていこうということでありまして、それに加えて、政令などにおきまして、最低客室数あるいは寝具の種類と...全文を見る
○塩崎国務大臣 補助犬は、当然のことながら、障害者の皆さんのサポートをするということでありますから、宿泊で、これが理由で断られるようなことがあってはならないというふうに思っております。  そのため、厚生労働省としては、身体障害者補助犬法、これに関する理解を深めるために、ホームペ...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 最近、保健医療技術の進歩は目覚ましいわけでありまして、この間、医療法等の改正で御議論いただきましたゲノム解析であったり、それから最近は医療でもAIをフル活用するというような、こういう技術革新がどんどん進んでいるわけでありまして、なおかつ、個別の疾病予防と...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御質問ありがとうございます。  他の役所でいわゆる技官系あるいは理科系の職種の方々の中で、例えば、かつては建設省の技監というのが、今も国土交通省に技監というポストがあって、土木の方が多いんでしょうけれども、そういう方々が次官級ポストで全体を見渡しながら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 日本のレセプト審査というのは、支払基金が被用者保険の審査支払機関になっておりまして、あと、国民健康保険とそれから後期高齢者医療、それと介護保険もそうですが、これは国保連がそれぞれ四十七都道府県で審査及び支払業務をやっているわけでありますが、本来は、もう釈...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、データヘルス改革推進本部を立ち上げる際に、これはもう公にしておりますけれども、趣旨を書いてございます。  今回のこのデータヘルスは、恐らく日本のIT史上でもまれに見る大規模なものになるだろう、そういうことになれば、特定のベンダーなどと組むことによ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 二〇三五は大変前向きで新しい提言をたくさんしていただいたわけで、今御指摘をいただいたことにつきましても、そのとおり提言をしていただいたわけであります。  ただ、私どもは、今回のことは、先ほど答弁を申し上げたように、様々な提言を受けて、そして様々な私自身...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただいた医務技監の国際保健分野における責任、使命はどういうことかということでございますが、医務技監は、医学的知見に基づく一元的な施策を推進をして、縦割りを排して、次官級ポストとして省内を保健医療に関しては取りまとめて、国際保健領域のハイレベル...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 保健医療二〇三五のチーフ・メディカル・オフィサーの提言も受けてということでありまして、これは先ほど申し上げたとおり、今御指摘をいただいた二〇三五のチーフ・メディカル・オフィサーは、基本的には恐らくイギリス型の外部の方を登用することが中心の、そういうことを...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、グローバルヘルスにおいて非営利団体の役割はますます重要になってきておりますし、経済的にも貢献を随分しているところもございます。例えば国境なき医師団、あるいは国際赤十字・赤新月社連盟、あるいはビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団というのがあり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この保健医療二〇三五におきまして医療財源の確保方法について触れているのを見ますと、まずは、この必要となる財源については患者負担、保険料、公費、このいずれかで賄わなければならないという指摘があります。それから、それぞれの財源について、より公平公正なものとな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 具体的な例ということで御指摘でございますので一つ取り上げて申し上げますと、今年一月にCEPIという新しいワクチンの研究開発を応援をするという国際機関ができました。これはすぐれて国際化に属するような課題でありますが、実はこの一方で、当然、これは国内のメーカ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) さっき御指摘をいただいたように、今回の医務技監をつくるに当たってのキーワードは技術革新とそれから国際保健上の課題ということでありますが、これまでも大臣官房を中心に対応を今御指摘のような問題についてはしてまいりましたけれども、今般新たにこの医務技監を設置を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 既にございます厚生労働審議官につきましては、厚生労働省設置法において、命を受けて、厚生労働省の所掌事務に係る重要な政策に関する事務を総括整理をすると、こう書いてあります。一方で、医務技監は、先ほど来申し上げているような技術革新とか国際保健上の課題の増加な...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 特に限定をしているわけではございませんが、今回、例えばWHOの事務局長になったのは初めて非医師、これ生物科学か何かの御専門だと思いますが、そういう方がなりました。例えばNIHのナンバーツーは歯科医師であります。したがって、大事なことは、保健医療の知見をし...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 医務技監につきましては、もう何度も申し上げてきたとおり、全体を保健医療に関して統括できる、そういう力のあるポジションとして意味ある仕事ができるようにしてもらいたいというふうに考えております。  それから、今回、雇用環境・均等局とか、それから特に私も思い...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) それは任命権者たる厚生労働大臣が決めるわけで、一番ふさわしいという人物をふさわしい期間、担ってもらうということだろうと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 二国間援助に占めます保健分野のODAの割合というのは、例えば二〇一五年時点で米国が二九・七%、英国が一〇・七%、カナダが一七・三%でありますが、日本は三・九%と極めて小さい割合でございます。  この指摘の二〇三五の提言は、我が国として国際保健を重視する...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど来申し上げているとおりでございますけれども、技術革新あるいは国際保健の課題がどんどん増える中にあって、縦割りを排して医療的な知見をしっかり生かしながら、そういった問題に省として、国家として対処できるようにしていくということが一番大事なことだろうとい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、橋本行革の下で厚生省と労働省が一緒になって、幅広い守備範囲になっています。今話題になっている保健医療、加えて介護、福祉、年金、さらには子育て、そして労働問題、援護、本当に様々な分野がございまして、なかなか幅広い問題、例えば働き方改革というのは全て...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、厚生労働省というふうになってから、その統合によるメリットを生かすということが課題として代々御努力をいただいてきたわけでありますが、例えば仕事と家庭の両立とか子育て支援の充実、あるいは障害者の就労支援と雇用促進とか介護福祉人材の確保など、これはもう厚...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、厚生労働省というのは非常に守備範囲が広いものですから、提出法案も多いし、国会答弁の数も、特に大臣以外は駄目と言われるときが結構あるものですから多い、それから他省庁と比べてそういったことも、大変業務量も多いというふうに思っています。...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘いただいたような問題というのは、私も地元で医療関係者からよくお聞きをする話に近いお話ではないかというふうに思いました。  医療機関等は、それぞれの状況や必要性に応じて、民間の紹介会社も含めた様々な人材確保の手段を利用しているというふうに考えられ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 我が国におきまして、国民に対して良質な医療・介護サービスを継続的に提供していくというために、それぞれのサービスに応じて資格制度を設けているわけでありまして、人材の質をそのことによって担保をする、そして、各施設における人員配置基準を定めることなどを通じて公...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全ての有料職業紹介事業者は、職業安定法によりまして毎年事業実績を報告することになっています。これを見ますと、職業紹介事業者が平成二十七年度に得た手数料の総額、これは医師について約百五十四億円、看護師につきましては約三百三十億円、介護サービスの職業について...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず第一に、その現状をちゃんと把握をするということは大事であることは御指摘のとおりでありますので、私どもとしても、しっかりその実態把握をするということは継続的にやってまいりたいと思っております。  先ほど申し上げたとおり、今年三月に成立をした改正職業安...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 長時間労働についての御質問を頂戴いたしましたが、働き方改革実行計画におきまして、時間外労働の限度は、今お話があったとおり、あくまでも月四十五時間かつ年三百六十時間、これが限度でございまして、これが原則として私どもとしては明確に打ち出しているところでござい...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今ございます大臣告示、ここでは、特別条項を活用できるのは臨時的な特別の事情が生じたときに限ることを定めておりまして、その上で通達においてその解釈を示しております。一時的又は突発的に時間外労働を行わせる必要があるものであり、一年の半分を超えないことが見込ま...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほど申し上げたように、あくまでも原則は月四十五時間かつ年三百六十時間ということでありますので、今お話がございました特別な条項、特別条項が適用される場合のことでございますけれども、私どもとしては、労使合意にもあったように、あくまでもこの月四十五時間、年三...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) まず、二年前にもう既に提出をしておりますこの労働基準法等の改正法案につきましては、当然早急に御審議をしていただいて成立を期すというのが基本であることは、先ほど引用していただいた前回の答弁と同じことでございます。  今後どういうふうに働き方改革関連法案が...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 経済・財政再生計画改革工程表は、持続可能な社会保障制度の構築と財政健全化を同時に達成していくために必要なものとして定められているというふうに理解をしております。  厚生労働省としては、社会保障制度を持続可能なものとして次世代に引き渡していく、そのために...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 国民健康保険料につきまして、この国民健康保険が無職の方も含めた被保険者全体の相互扶助で支えられているわけでございます。所得の低い方であっても基本的な御負担、一定程度の御負担をいただくということがこの相互扶助の中での仕組みとして必要な要素と考えるわけであり...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 従業員の方々の年金あるいは医療を支える社会保険料を納めていただくというのは、これは助け合いの仕組みである以上は事業主の義務ということになっているわけでございます。御指摘の介護保険事業者の場合には、介護報酬がこれは主な収入源となっておりまして、滞納保険料を...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 不眠症の原因についてお尋ねをいただいたと思いますが、不眠とは、寝付きの悪い入眠障害、それから眠りが浅くて途中で目が覚めちゃうという中途覚醒、それから早朝に目が覚めてしまう早朝覚醒、ある程度眠ってもぐっすり眠れないという、眠れたという満足感とか休養感が得ら...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 本年三月の働き方改革実行計画におきまして、治療と仕事の両立支援というテーマをまとめておりまして、施策の充実強化を図るということとしております。具体的には、会社の意識改革と受入れ体制の整備、それから、主治医、会社・産業医、そして両立支援コーディネーター、こ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 三たび、この不妊治療、特に事実婚の場合のカップルの不妊治療への助成についてお話を頂戴をいたしたわけでありまして、今は法律上の婚姻をしているカップルだけが対象ということになっています。  御指摘の事実婚の方への補助対象を拡大をするということについて、現在...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 前向きに検討するように指示を既にしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、特区の法律の範囲内で考えるべきことだろうと思いますので、その範囲内であれば問題はないというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、日本財団のこの電話リレーサービスで命が助かったという、こういう事例を言っていただきました。先般、日本財団の理事長、この件で私のところに参ったところでございますが、聴覚障害者が一人で電話を掛けられるように手話通訳そして文字通訳に対応するオペレーターを、...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今の助成金の資料が昭和五十五年ということでありますから、国会議員にも我々なっていない、びっくりするぐらい昔の資料のままだということでありますので、技術革新が生かされていないということがよく分かりまして、早速直したいと思います。  御指摘のとおり、障害者...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回も、海上保安庁にもお世話になったわけでありますし、いろんな交通手段等々いろいろありますので、関係する省庁がどこなのかということも漏れがないように注意しながら連携をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま議題となりました児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童虐待防止対策に関しましては、平成二十八年五月に成立をいたしました児童福祉法等の一部を改正する法律におきまして、子供...全文を見る
06月09日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○塩崎国務大臣 こういう特に新しい命が生まれてくるという大事なことで、このようなことが頻発するようなことでは困るわけでありますから、もちろん、専門家としての産婦人科の先生方の調査と私どもは連携しないといけないと思いますけれども、常時、やはりこういう問題についてもしっかり情報が入っ...全文を見る
○塩崎国務大臣 立入検査がこの診療所に対して、三年に一度定期的に行われてきているわけでありますけれども、いずれもこの問題について素通しをしてきてしまっているということでありますから、今御指摘のように、立入検査を充実すべきだということについては、私もそのように思うわけであって、これ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今、医療事故調査制度についてお話がありましたが、これは前にも申し上げたとおり、最近は世界ではペイシェントセーフティーと言うことが多くて、医療という供給側の目線でいう事故ということで扱われるのは私はいかがなものかなというふうに思っています。  その上で、医療事故調...全文を見る
○塩崎国務大臣 保育士不足と、今お配りをいただいた資料の中で、保育士の働く環境の余りよくない状況について御説明をいただいたわけでありまして。  保育士の勤続年数を見ますと、平成二十八年の調査でも、平均勤続年数七・七年ということで、全職種の十一・九年に比べるとはるかに短いというこ...全文を見る
○塩崎国務大臣 いろいろ複雑な事情で子供を育てることが難しいケースもあるということでございますが、どんな事情があっても、やはり子供の命は社会全体で救っていかないといけないということはもう共通認識だろうと思います。  子供を置き去りにすることはあってはならないことでありますので、...全文を見る
○塩崎国務大臣 御指摘の後期高齢者医療制度の保険料算定誤り、これは広域連合の電算処理システムの設定に、プログラミングに誤りがあったということでございます。被保険者のうちの一部の方につきまして、保険料の軽減判定が誤って行われてしまって、本来納付すべき金額とは異なる保険料が賦課をされ...全文を見る
○塩崎国務大臣 まず第一に、これはプログラミングの間違いでございますので、私どもとしては謝罪するしかないわけでありまして、今局長から申し上げたように、この対応については、個々の事情によく配慮して、いろいろな立場の方々がおられますので、丁寧に対応してもらうように、広域連合や市町村に...全文を見る
○塩崎国務大臣 議論を尽くせばまとまるだろうということを申し上げたのは事実でありまして、私は議論が十分まだなされ尽くしていないというふうに思っています。  厚生労働省の使命は、言うまでもなく、全ての国民ないしは日本におられる方、全ての方々の命と健康を守るということでございますの...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の自民党の若手による提言、昨年十月に取りまとめられたわけでありますけれども、定期健康診断の受診等の個人の健康管理の取り組み、これに応じて医療保険の自己負担を一部軽減するという健康ゴールド免許と言われているようでありますが、これを導入するものということだと理解して...全文を見る
○塩崎国務大臣 個人の予防、健康づくりとか、あるいは介護の自立支援、重度化防止などの取り組みをインセンティブで支援するというこの仕組み自体は、医療や介護が必要な方に必要なサービスを適切に提供するという現行制度の仕組み、そして、高齢者がその有する能力に応じて、自立した日常生活を営む...全文を見る
○塩崎国務大臣 個別の事案についてはお答えは差し控えますが、お尋ねの事案については、御遺族から労災請求を受けて、極度の長時間労働によって精神障害を発病したというふうに認められたことから、労災認定を行ったというふうに承知をしております。  一般論として申し上げると、労働時間という...全文を見る
○塩崎国務大臣 きょうはこの質問を受けるに当たって、私も初めて、つぶさに記事も読みながら、説明を聞いて、いろいろ複雑な思いを持ち、質問もいっぱいしたわけであります。  医療用医薬品のうちで、処方箋医薬品については、医薬品医療機器法第四十九条に医師等からの処方箋の交付を受けた者以...全文を見る
○塩崎国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、処方箋医薬品以外の医療用の医薬品であっても、処方箋に基づく薬剤の交付を原則としているわけで、処方箋なしで医薬品を購入できるという形で大々的にインターネットで広告を出すということは、不適切ということだと思います。そう我々は考えます。 ...全文を見る
○塩崎国務大臣 今の裁判については、生活保護受給世帯に対して、これは福祉事務所側が間違ってたくさん払っちゃったというケースで、保護費について生活保護法第六十三条に基づき返還を求めるということになったその処分、これが違法という判断をされたわけでありまして、これを取り消す旨の判決が東...全文を見る
○塩崎国務大臣 この問題は以前にも議論をしたような気がいたしますが、生活保護制度における児童扶養手当の取り扱いについて、現行では、毎月の最低生活費から、年に三回支給する児童扶養手当の四カ月分の受領額を四等分した額を差し引いて保護費を支給する、こういう仕組みになっていて、毎月支給と...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 今、産後ケア事業についてお尋ねをいただきましたが、退院直後のお母さんと子供さんに対しまして心身のケア、そしてまた育児サポートなどを行って、産後も安心して子育てができるようにということで支援体制を構築する、その目的のために平成二十六年度にモデル事業として一...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 受動喫煙被害によって年間約一万五千人もの方が亡くなっておられ、また医療費も年間三千億円以上掛かっていると、こういう科学的な立証されたデータがございます。そのために、厚生労働省としては、健康を確保して全ての国民の命を守り、子供たちの未来を守るために、あらゆ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今お触れになられました子育て世代包括支援センターでございますけれども、全ての妊産婦、そして乳幼児などの状況を継続的に把握をして、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を実施をするというのが基本コンセプトであるわけでありますが、御指摘の小児科医あるいは...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今回、保護者に対する指導への司法関与による在宅のケースの場合の支援の強化ということで、家庭裁判所による一時保護の審査の導入による手続の適正化も行っているわけであります。  まずは、この円滑な施行をしっかりとやっていただくということで、家庭裁判所における...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 一時保護の長期化などについてお尋ねをいただきましたが、児童相談所による一時保護は、虐待などを受けた子供たちについて迅速に安全を確保するということと、それから支援につなげるためのどういう手だてが必要なのかというアセスメントを行うという、この二つの機能が重要...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、里親と施設と両方のお話をいただきましたが、乳児院とか児童養護施設の施設への入所の児童数というのを見てみますと、近年減少をしております。一方で、里親あるいはファミリーホームへの委託児童数、これは増加をしてきておりまして、社会的養護全体としてはおおむね横...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘の調査研究につきましては、社会的養護関係予算の定義というのがいろいろ各国によって異なっているということでございますので、各国の関係予算を単純に比較をして多い少ないを言うのはなかなか難しいところがあるわけでありますけれども、虐待を受けた子供など社会的...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 資料をお配りいただきましたように、一時保護所での平均在所日数というのも都道府県によって随分ばらつきがあるわけでございまして、毎年の都道府県等の協力を得て調査を実施していますが、今のとおり非常にばらつきがあって、環境改善の状況を把握をして他の自治体と自らの...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これ、一時保護所に入所する原因というか理由は幾つかあるわけでございまして、虐待だけで占めているわけでは決してないわけでございます。この入所率が常に一〇〇%前後となっている一時保護所すらあるという現状の中で、いろいろな子供たちがそこに混在をしているというこ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 結論から言うと、御指摘のとおり、この不断の改善をしながら調査をしっかりやっていく、実態を把握をするということが絶えず大事だというふうに思っています。  先ほどの局長からの答弁のとおり、全国調査はホームレス自立支援法の定義に基づいて、目視によって基本的に...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) おっしゃるとおり、この官民のパートナーシップを組んで、こういう問題に官民挙げて力を合わせて取り組むということは私は大変大事だというふうに思っていますし、その他の分野でも、同じようにやらないと、官だけで全部やろうと思ったってできるわけがないのでありますので...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 去年の改正の際に、一つの大きな変更は、市町村の役割を非常に大きくして、支援の役割は市町村に、やはり身近な市町村が担ってもらうということで、それは裏返すと、今御指摘のように、児童相談所はもうぱんぱんになっているものですから、十分手が回り切れないこともあり得...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは調査してみたいと思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、新制度が始まってすぐに、例えば福岡と久留米なんかでもかなり違って、久留米で養成をした保育士さんが福岡に行ってしまうということで久留米の人たちからお話を聞いたことがございますが、この間、待機児童のいろいろ御苦労されている市長さんたちに集まっていただ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 年齢を引き上げるべしという意見は、去年の児童福祉法改正に当たっていろいろ検討していただいた有識者の皆さん方の中でもかなりの方々がそういう意見でございましたし、また現場が、やはり児相の現場であったり、あるいは施設の現場の人たちの御意見の中でもそういう御意見...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘がございました脊髄性筋萎縮症、いわゆるSMAですね、この治療薬につきましては昨年十二月に承認申請が行われております。患者数が極めて少ない希少疾病用の医薬品として指定をした上で、申請から通常は十二か月ぐらい要するわけでございますけれども、九か月以内...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 副大臣として山本香苗委員には一緒にこの問題に取り組んでいただいたわけでありますが、昨年実現成ったこの児童福祉法の改正は大きなコペルニクス的な転回をしたと思います。それはやはり、施設中心ではなくて家庭中心だということで、やはり子供は家庭で育つと。したがって...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 極めて大事だと思いますが、その前に、先ほど申し上げたように、今後、家庭養育の原則ということに移っていこうということであれば、当然、乳児院それから児童養護施設に入所している子供たちをどうやって早く家庭に入れていくかということが大事で、特別養子縁組、里親、特...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 御指摘のように、一時保護を必要とする子供の数というのは増加傾向にあって、中には、入所率が大分出ていますが、一〇〇%前後になっている一時保護所もあって、このため、地域の状況に応じて一時保護所の数とか定員を増やすということ、それから里親等への一時保護委託も進...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 全体として業務量が児童相談所において過重になっている、そういうことを考えて、また、きめ細かな、編み目を細かくするという意味においても、中核市、特別市、そういったところへの児童相談所を設置するということで、全体の児童相談所の数を増やせば、当然カバーする範囲...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童相談所強化プランを進めているわけではございますけれども、この対応件数は児童相談所で増える一方という状況で、児童相談所の職員は本当に厳しい状況の中でいっぱいいっぱいで働いていただいているというふうに認識をしています。  こういうことで、昨年四月に、今...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童相談所の調査権限の強化についてお話をいただきました。関係者に応答義務を課すことについては、捜査機関ではない児童相談所の調査に対する応答義務をどういうような事案においてどういった機関に課すのかというような課題が多いのではないかと考えています。  一方...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 家庭裁判所は、申立てのあった全ての事案について勧告を行うというわけではないわけで、親子分離が避けられないほど深刻な虐待の場合など迅速な審判が必要と考えられる事案については、従来どおり勧告を経ずに審判が下されると、こういうことになるわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 子育てに不安を感じているなど支援が必要な家庭に対して訪問を行うという、今お話がございましたが、そういう市町村や児童相談所の体制整備をどう行うかということを今御指摘をいただいたと思います。  乳児家庭全戸訪問事業あるいは乳幼児健診などを通じて、子育てに不...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 児童養護施設に入所をしているなど社会的養護が必要な子供の大学への進学率は、今御指摘のように一一・一%と、全高卒者の平均五四・五%に比べると極めて低い状況にあります。  こういうことから、厚生労働省としては、児童養護施設に入所をしている子供等に対して、高...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) 私の地元の小学校四年生、今五年生になっていますが、女の子から手紙をもらって、今の、おばあちゃんが飲食店を営んでいて、そこで心配なのは、お客さんはとってもいい人なんだけど、たばこを吸うのでおばあちゃんが肺がんになるのではないかと心配だということで、ニュース...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) この間、おうちに行って御両親にも御本人にも会ってまいりました。写真も撮ってまいりました。とってもかわいい子でした。
○国務大臣(塩崎恭久君) 何度も申し上げているように、これは科学でありますから、科学をしっかり政治に生かしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(塩崎恭久君) これは、児童相談所で行うこの一時保護は、子供の安全を確保するとともに、心身の状況とか置かれている環境などを適切に把握をするということのためにやっているわけでありますので、子供同士で過去の話を聞いたり話したりすることを禁止するなど、子供のプライバシーを守る...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) これは衆議院でも大分議論が行われ続けてきておるところでございますけれども、ちょうど十年前に私は官房長官をやっておって、記者会見で随分このことについて質問もあり、答えました、そういう記憶がありました。一つの衝撃でもありました。  こうのとりのゆりかごへ預...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) こうのとりのゆりかごに預けられたこの百三十名のうち、父母等の居住地が判明しているものは九十九ケースありまして、このうち八十九ケースが県外ということになっています。  子供を置き去りにすることはあってはならないことでありますし、また、こうした事態に至らな...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ドイツの今内密出産制度についてお話をいただきましたけれども、これに先行して実施されていた赤ちゃんポストについて、連邦政府、それから議会の政策助言機関であります倫理審議会が評価を行って、平成十九年に赤ちゃんポストの廃止等を勧告をしたと承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(塩崎恭久君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
06月16日第193回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(塩崎恭久君) 暗礁に乗り上げたという御指摘でございますけれども、自民党とはこれまで議論を確かにいろいろやってまいりました。望まない受動喫煙はなくすという考え方では一致をしているわけでありますし、一致をしている点もある一方で、先ほど御指摘のように、受動喫煙の被害が最も多...全文を見る