重徳和彦

しげとくかずひこ

小選挙区(愛知県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

重徳和彦の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○重徳委員 ここで、ちょっとブレークで、首長経験者ではなく首長選挙経験者ということで、日本維新の会、重徳和彦、これから質問をさせていただきたいと思います。  二年前、ふるさと愛知から、地方から日本を変えるんだという思いで、自民党愛知県連推薦の形で愛知県知事選挙に出馬をいたした者...全文を見る
○重徳委員 何度かそういった御説明を伺っておりますが、なかなかスピード感というものが見えてまいりませんで、これからスピード感を持って国際交渉に臨んでいただきたいというふうに考えます。  次に、経済産業大臣に、原発・エネルギーの問題について、基本姿勢をお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○重徳委員 御丁寧な御答弁、ありがとうございます。  今の原発の方針につきましても、今回、補正予算を物すごいスピードで急いでいる割には、これからの原発・エネルギーの問題をどうしていくのかは十年かけていくということで、これまた少しスピード感が、もっともっと必要なのではないかと私は...全文を見る
○重徳委員 今の御説明は何度もお聞きいたしましたけれども、今総合的な対策を打つということには私は一切否定はしないものでございます。  ただ、今やはりおっしゃったのが、安心、安全という効果という意味で、防災対策は確かに重要です。それから、公共事業そのものによって、建設業それから材...全文を見る
○重徳委員 今総理がおっしゃる範囲での経済効果があるということは、私も重々承知をしております。ただ、それは先ほど申し上げました、高度成長期における広い意味での経済波及効果が今はないということは総理御自身も答弁されているわけですから、そういう範囲内の効果でしかないということはお認め...全文を見る
○重徳委員 慎重にやっていくというお言葉がありました。やはり将来世代に対する責任というものを私たち大人はしっかりと持ちながら経済財政運営をしていかなければならない、このように考えております。  最後に、安倍総理、これまで本会議におきまして、何度も、公共事業イコール無駄遣いあるい...全文を見る
○重徳委員 冒頭申し上げましたとおり、三本目の矢こそがその真価が問われる部分だと思っておりますので、ぜひともこれは与野党しっかりと論戦をして、これから、デフレの脱却、日本の成長に向けて、しっかり取り組んでいきたいというふうに思います。  どうもありがとうございました。
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  締めくくり質疑に立たせていただきます。  今回の補正予算で何度も議論になりましたが、地方自治体が今回のこのタイミングで予算を組まされるということによりまして、莫大な金額が繰り越しにならざるを得ないんじゃないか、こういう問題があります...全文を見る
○重徳委員 本当に役人は真面目過ぎるものですから、やれと言われたらやるし、やるなと言われればやらない、これはきっちりしていると思います。それが徹底されていないと、聞いていない話は決して動きませんので。ですから、国の役所側も自治体側も両方がそういう認識で一致していないと、これは、そ...全文を見る
○重徳委員 日本維新の会は、今回の予算委員会、首長ファイブを初めとして、地方の現場の臨場感というものをそのままこの国政に持ち込んで、地方から国を変えていくということを体現する、そういう政党でございます。ですから、野党だからといって反対ばかりするとか、非建設的な議論に終始するとか、...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  国と地方との信頼関係をこれからさらに高めて、私どもが申し上げております、地方交付税、税源移譲、道州制とか、さまざまな改革にさらに取り組んでまいりたいと考えております。  次に、地域の元気臨時交付金につきまして議論してみたいと思います。  中田委...全文を見る
○重徳委員 身を削る姿勢、それは国であろうと地方だろうと、政治家だろうと公務員だろうと、当然求められることだと思います。ただ、恐らく地方自治体の皆さんは、それを国から言われたくないということの一点に尽きるんだと思いますので、各自治体における努力は当然必要なことだ、それは各住民の求...全文を見る
○重徳委員 今の段階ではこのような御答弁、来年度当初予算の話ですから、また別の機会に議論させていただきたいと思います。ありがとうございました。  次に、これは、きのう、小泉進次郎議員が指摘した点でございますが、高齢者医療の負担軽減措置について議論させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○重徳委員 これは今度の夏の参議院選挙前はなかなか手をつけられない、苦い薬は全部選挙が終わった後という、もしそういうお考えが少しでもあるんだとすれば、それはもはや、そういった選挙のあり方、政治のあり方に国民の皆さんは辟易されていると思います。  こういうことが続くのであれば、自...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  子育て担当ということでもございますが、子育ては、子供を産む、その前は結婚する、そしてその後は、育てて、就職する、社会で活躍する、そういう一連の流れの本当に中核的な部分だと思いますので、ぜひとも力を注いでいただきたい、内閣を挙げて取り組んでい...全文を見る
○重徳委員 ぜひともこの改革をどんどん進めていただきたいと思います。  エネルギーが多様化する、新規参入の事業者がふえてくることによりまして、エネルギー需要がいろいろとコントロールされるということと、それから電力を発電する事業者が、当然総量がふえてくるわけですから、これはこれか...全文を見る
○重徳委員 もうそろそろ時間ですので終わらせていただきますが、先般からも、電源構成のベストミックスを十年以内で議論していきたいというようなお話もありましたけれども、やはりこのあたりのスピード感をもっともっと速めて、今回の電力自由化の議論ももっともっと、これは現実的なことももちろん...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  きょうは、TPPに関連しまして、長期的展望に立った大胆な改革を進めるべきであるという視点から議論をさせていただきたいと思います。  ついに、先週金曜日、十五日に、安倍総理がTPPの交渉参加を表明されました。我々からすれば、ようやく我...全文を見る
○重徳委員 御名答でございまして、そんな、参加するはずがないということをおっしゃっていました。  これは、やはりそういうふうにしか伝わらないんですね、基本的には。よっぽどじっくり総理のお言葉を、聞く耳をちゃんと持って、そういうつもりで聞いている方は確かにそうだと思っているかもし...全文を見る
○重徳委員 ぜひとも、断固たる決意で日本の農業を守っていただきたいと思います。  やはり、総理に直接若手の議員さんからの突き上げのようなことが伝わらないようでは、これはまた、いつぞやの自民党のように、はるか遠いところで物事が決まっていってしまって、国民からの信頼を失い、そして下...全文を見る
○重徳委員 いろいろとさまざま課題は指摘されるんですが、常にこの農政は、問題の先送りというか、なかなか効果的な、有効な手だてを打てずにここまで来た。ただ、常に役所は、例えば農林水産省は、魅力のある農業をつくらなきゃいけない、生産性の高い農家を育成しなきゃいけない、若い人たちが参入...全文を見る
○重徳委員 御説明ありがとうございます。  やはり、いっときの判断で行ったことがその後本当に尾を引くということが、外交通商交渉においては本当にあるかと思います。  きょうも何人かの委員の皆さん方の審議を通じまして、話をTPPに戻しますけれども、農業の聖域を求めて共同声明の文書...全文を見る
○重徳委員 しかしながら、日本の国内事情、社会というのは、本当に厳しい状況に今置かれていると思います。  特に今、やはりTPPに日本が着目せざるを得ないのは、国内市場が今後縮小していくということが前提ですね。海外が成長しているので、その成長、富を取り込んでいく必要がある、こうい...全文を見る
○重徳委員 今も時間帯割引はずっと続いているんですけれども、千円高速が終わった後も続いているんですが、ほとんどの方は、いつどこを走れば幾ら割り引きになるのか、わからないんですよね。しかも期間限定で、実は二十五年度いっぱいで一旦終わります。その後は何か続くんでしょうけれども。そのよ...全文を見る
○重徳委員 森大臣、実は、その前提として、やはり若い人たちが、雇用が安定しない、経済的に所得が不十分だ、このあたりが、根本的には、本質的には非常に問題だと言う方が多いです。ですから、本当に、ちょっとした手当を配るとかその程度のことではなくて、自分の仕事が、二十そこそこでついた仕事...全文を見る
○重徳委員 断固たる決意と覚悟で日本の改革を進めていただきたいと思います。まだまだ感じませんよ、正直言いまして。もっともっと強く改革を進めていただきたい。さもなくば、日本維新の会が、刺し違える覚悟で日本の改革を進めてまいります。  どうもありがとうございました。
03月22日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  きょうは、経済産業委員会におきまして、時代の転換期であるということをテーマに議論をさせていただきたいと思います。  昨年末の総選挙におきまして、これは非常に複雑な選挙の構図でありましたけれども、私が一つだけ言えることは、やはり、今の...全文を見る
○重徳委員 大変詳細な御説明を本当にありがとうございました。まさに、おっしゃる方向性は非常に共感をいたしております。  それから、今、特に、新規参入を促して健全な競争を進める、電力の改革をする、事業化までのスピードアップ、国際先端テスト、さまざまな、非常に前向きな取り組みの方向...全文を見る
○重徳委員 そういう大臣の御認識のもとで、今、アベノミクスが一定の結果を出しているという段階まで評価していいのかどうかもありますが、しかし、これは安倍総理御自身が、結果を見てくださいよと、特に民主党の議員さん方からの質問に対しましては、民主党にはできなかった結果が今出ているじゃな...全文を見る
○重徳委員 もちろん、断固とした改革を進めていかれる、そういう改革意欲をもうどなたよりもお持ちなのが茂木大臣だ、それは私はわかっているんです。ただ、スケジュール的なものについて明確にしていかないと、これはいろいろなところに影響を及ぼしていく、こう考えるので、こういう質問をさせてい...全文を見る
○重徳委員 一定の幅を持っている。これは、結果として幅が出るというのは、何年何月何日にやると言っていたけれども、幾分おくれちゃったとか逆に早まった、これは当然あってしかるべきだと思うんです。では、実際に、いつを目指すのかということについては、とにかくはっきりとさせていただきたいと...全文を見る
○重徳委員 今、非常に正確な、明確な御答弁をいただきました。ありがとうございます。  種類によっていろいろ違うということでございますけれども、結局、最長でいうと、調査に、地熱が九年から十三年かかる、それから火力は十年ぐらいかかる。かなり長期的な展望を持たなければ、参入しようと思...全文を見る
○重徳委員 確かに、数値まできちんと入れた精緻な形というものはそれ相応の年月も必要かもしれませんし、実態に照らしながらやっていかなくちゃいけないかもしれません。ですけれども、今、大臣、もちろん私もあしたどうしろなんということは申しておりませんけれども、それにしても十年は長いんじゃ...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○重徳委員 こんにちは。日本維新の会の重徳和彦です。早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、先日の、元東大総長の小宮山宏参考人が御指摘された街区間の電力融通の制限について、質問させていただきたいと思います。  先ほど大島委員からも質問がありまして、若干、その...全文を見る
○重徳委員 御説明ありがとうございます。  ですから、特定電気事業あるいは特定供給という形態であればということですが、特定電気事業というのは、いわば、ある程度本格的な電力発電事業者ということですから、小宮山参考人が先日、例えば、小宮山エコハウスなんという御紹介がありましたけれど...全文を見る
○重徳委員 規制緩和で、それでも五割、十割から五割まで規制緩和されたということでございます。  しかしながら、繰り返しになりますが、小宮山参考人のイメージは、その地域全体の五割以上を網羅するような、大きな、それなりの規模の発電能力を必要とするような、それが要件となる限り、我が家...全文を見る
○重徳委員 もちろん、高原長官の言われるそのことも気持ちとしてはわかるんですね、安定供給が必要だと。しかしながら、私が言っているのは、そのうち、一%は極端だとしても、仮に一〇%供給できる能力を持った発電の、事業者というほどでもない、そういう能力を持った方がその地域に供給するときに...全文を見る
○重徳委員 慎重な検討は、もちろん、常に安定供給を目指すわけですから、必要とは思うんですけれども、密接な関係がその地域の中で供給者と需要者の間で必要なのでそういう要件、それから、もともとは自家発に近いような発想だったので、もともとはそうなのかもしれませんが、やはり、時代の要請とい...全文を見る
○重徳委員 いわゆる役所の世界での検討という意味なんだとすれば、それは全く前向きではないというふうに思うんです。  今、るる申し上げましたとおり、この五割のルールというものに準拠しなければ、民間の事業者も参入しようがないんですね。やりたいなら三年待てというのは、それはそれで、法...全文を見る
○重徳委員 この点は、これからもよくよく見守るというか、本当にしっかりと検討していただくということで、少しでも次の御答弁からは、どんどん前向きに、そして、もう結果が出たぞ、言われたとおりちゃんとやったよというふうな御答弁に近々変わることを強く期待を申し上げたいと思います。  そ...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  次の質問に移りたいと思います。  今後のエネルギー政策についてなんですが、まず、ホットな話題として、昨日、四月二日、電力システムに関する改革方針が閣議決定をされました。それで、前回の委員会でも私申し上げましたけれども、そのときはまだ確定し...全文を見る
○重徳委員 最後のところだけが私の質問に対する御答弁ということになると思うんですが……(茂木国務大臣「いや、違う。言わないとわからない」と呼ぶ)わかります。全体的な御説明ということはわかりますが、目指すが入ろうと入るまいが、同じならば入らなくてもよかったんじゃないかと思うんですが...全文を見る
○重徳委員 これは本当に重たい問題だと思います。軽々に再稼働するしかないんだというような御判断は本当に避けていただきたいと思っております。  もう時間もありません。私は即刻原発をとめろとか、そういう論者ではありませんけれども、原発にはもうできる限り極力依存しない、そういう社会を...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○重徳委員 引き続き、日本維新の会、重徳和彦が質問させていただきます。  残りの時間で最大限質問をさせていただきたいと思いますが、まずは森大臣、私は二年ほど前の愛知県知事選挙で自民党愛知県連推薦という形で、その当時は森大臣にも大変応援をいただきまして、まことにありがとうございま...全文を見る
○重徳委員 正確なデータ、数値までは仮にお持ちではないにしても、もちろん誰よりも森大臣御自身が、そういう状況が現によくあるということは御存じのことかと思います。  おっしゃる、人に注目した仕組みというのは、これは私も役所にいたときにかかわっていたのですが、パーソナルサポートとい...全文を見る
○重徳委員 検討というか、もう少し前向きな御答弁がいただけないものでしょうか。非常にこれは大事なところだと思うんです。  消費者問題、これは正直、消費者庁という名称そのものも、実はきのう事務方の担当の方と打ち合わせをしていたときに、例えば、市町村の職員の研修をやります、その中の...全文を見る
○重徳委員 現段階、この場でどこまで踏み込んで御答弁いただけるかという問題もあると思いますので、そこはぜひとも事務方の皆さん方ともよく御相談いただきたいというふうに思います。  要は、消費者問題というのは消費者問題にとどまらないんだということを本日は申し上げたくて、名称にこだわ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○重徳分科員 日本維新の会の重徳和彦です。  きょうはお時間を頂戴しまして、まことにありがとうございます。  この国土交通省関係の第八分科会におきまして、各論も含めて、少し御質問をさせていただきたいと思います。  特に太田大臣は、私の地元の豊橋、愛知県の三河地方の御出身とい...全文を見る
○重徳分科員 大変詳細な御答弁をありがとうございます。  これから、地域の安心、安全、鉄壁の防災対策に向けて、私自身もできる限りのことをやってまいりたいと思っておりますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。  さて次に、私は以前、三月の予算委員会におきましても一度、...全文を見る
○重徳分科員 ありがとうございます。  今御答弁いただいた、近距離の利用者にとって値上げと感じることが多い、受益と負担への疑問があるというようなことにつきましては、確かに、今の仕組みから上がる下がるというのはあるにしても、一旦ゼロクリアで考えてみた場合にどうかというふうに考えて...全文を見る
○重徳分科員 これは先日、たしか民主党の玉木委員が言われていたと思うんですけれども、先ほど私自身、今回の試算は二〇五〇年以降無料開放できることを前提にした料金の計算をしていたわけなんですけれども、根本的に考えると、二〇五〇年以降、いきなり無料で開放してしまうということが本当にいい...全文を見る
○重徳分科員 御答弁ありがとうございます。  現時点で考えられる課題というものは、一応、それはそれで理解をいたすわけでありますけれども、冒頭申し上げました、公共事業は悪というんじゃなくて、やはり、せっかくつくった日本の偉大なる公共インフラをしっかりと使うことで、善なる公共事業と...全文を見る
○重徳分科員 ありがとうございます。これからも議論を深めてまいりたいと思いますので、どうか御協力のほどよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。締めくくり総括に立たせていただきますことを感謝申し上げます。  きょうは、抜本的な分権、道州制というのは時代の要請であるということについて議論をさせていただきたいと思います。  これは私自身の経験も含めて、まず最初に、中央官僚の質的な限...全文を見る
○重徳委員 私も、不祥事として問題にする必要がなかったんだとか、官官接待が必要だとか、そういうことを申し上げているわけではありませんで、むしろ、昼間の会議とか、そういうことをもって地方のことを知った気になるというのはそもそも限界がありまして、現地、現物、これがやはり、民間であろう...全文を見る
○重徳委員 今お聞きになられたとおりでありまして、一都道府県当たり千五百十七だったのが、今、三十七なんですね。三十七といっても、これは平均ですから、北海道は百七十九あるんです。一番少ないところ、富山県では十五しかないということであります。  このように、しかも、各一つずつの市町...全文を見る
○重徳委員 新藤大臣、今の御答弁では、破綻しているとは思わないと。思いたくないというか、今の制度がなくなっていないというか、今の制度を現状として自転車操業しているということでありますので、今の制度がまだ存在しているという意味において破綻していないということをおっしゃっていると思い...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございました。
04月26日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  本日は、消費税の適正な転嫁について議論をさせていただきます。  稲田大臣、大変お忙しいところ、どうもありがとうございます。中小の商店街などの状況についてこの後議論してまいりたいと思いますので、できれば後ほど所感を少しお聞きできればと...全文を見る
○重徳委員 もう本当に苦渋の決断で、それでもきちんと転嫁するという決断をされたお店に対して、お客さんが、便乗じゃないかとか、何でこんなことになるんだというようなことで、お店の方々をまた苦しめるようなことがないように、しっかりと広報に努めていただきたいと思います。  そして、きち...全文を見る
○重徳委員 ある意味、小売の場合は、BツーBのときの転嫁拒否という目に遭うわけではないんですね。逆に、知らず知らずのうちにお客さんに来てもらえなくなるという、見えざる相手の反応を予想しながら対応を考えなきゃいけない、こういう決断をしなきゃいけない、そういう声が本当に上がっているわ...全文を見る
○重徳委員 今の、外税の例外的な表示を認めること、それから二段階引き上げの問題、少し後にもう一度議論させていただきたいと思います。  その前に、商店街の第三のケースですね。この際、値上げをしようというふうにおっしゃる方がいるわけなんですけれども、これも非常に悩ましいですね。 ...全文を見る
○重徳委員 ちょっと稲田大臣に、感想でも構いませんけれども、結局、小売店の方々は、値段を上げないにしても適正に上げるにしても、あるいはこの際ちょっと大幅に上げてしまおうか、いずれにしても、非常に大きな悩みに今直面をしております、そういう状況に置かれている小売店に対して、一言コメン...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  それでは、先ほどちょっと問題提起をしました総額表示か外税かという問題に戻りたいと思います。それから、二段階で引き上げるという問題についてです。  まず、二段階で引き上げることにつきまして、経緯は先ほど竹内政務官からお話しいただきましたが、...全文を見る
○重徳委員 大体理解はされるところです。  それにしても、段階的に引き上げていく。もっと長いスパンで見れば、平成に入りましてから、まず消費税が導入されたとき、三%でした。それから五%に一九九〇年代に上がりまして、このたび、いよいよ八%、一〇%と、どんどん上がっていくんですね。 ...全文を見る
○重徳委員 当然想定内の御答弁なんですけれども、逆に言えば、もうこれで十分だという御答弁でもないわけです。  これはやはり、国民的な議論の中でこれからの社会保障の水準を考えながら、私は本当は、今の少子化の傾向を、もっともっと子供をふやしていくんだという断固たる政治の姿勢が必要だ...全文を見る
○重徳委員 お伺いしているのは、確かにそのために導入したことはないと思うんですけれども、現にお買い物をする方が何となく税を払っている感じがしないというか軽く感じる、外税方式よりもそう感じるんじゃないかということについて、それが目的ではないとは思いますが、実際どう感じておられるとお...全文を見る
○重徳委員 これは、安易に認めてしまうと財務省としてもいろいろとやりにくい部分が出てくるという面もあると思うんです。しかしながら、やはり総額表示方式をとっているがゆえに、先ほどから申し上げているような税負担のわかりにくさ、あるいは小売業者としてはかぶらざるを得ないというような状況...全文を見る
○重徳委員 必ずしも歯切れのいい御答弁ではなかったと思います。  今回、外税方式を部分的に、時限的に容認するということによって、いろいろなところにさらなる混乱を招きかねないと思います。とにかく、やるからにはしっかりと周知というか徹底するということが必要だと思いますので、この点、...全文を見る
○重徳委員 今の御答弁によりますと、地方消費税と地方交付税分、つまり地方の取り分を全部合わせると、消費税一〇%のうち、トータル三・七二%ということですね。  現行においては、地方の取り分は、消費税五%のうち一%分、プラス残りの四%のうちのたしか二九・五%ということですから、足し...全文を見る
○重徳委員 国税と地方税の割合というのは、非常に地方分権論においても重要なところでございまして、確かに今回の、五から一〇に消費税が上がる、これは社会保障財源になって、そして基礎年金の財源に充てることがかなり多いものだから、国の取り分が結果的にふえちゃう。これはこれで、理屈としては...全文を見る
05月14日第183回国会 衆議院 本会議 第22号
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○重徳和彦君 日本維新の会の重徳和彦です。  食品表示法案に関連し、日本維新の会を代表して、政府のお考えを何点か伺います。(拍手)  まず初めに、食品表示の重要性について、近年増加傾向にある食物アレルギーの観点から、伺っていきたいと思います。  近年、日本では、食物アレルギ...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦でございます。  本日は、四月に一度、経済産業委員会におきまして質問をさせていただきましたが、同じテーマの消費税の適正な転嫁につきまして再度議論をさせていただきたいと思います。  本法案につきましては、この実効性につきましてさまざまな角度で疑...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  今のお話を伺っておりましても、結果的にそういう状況が判明すればということでありますが、これはやはり相当高度な、ケース・バイ・ケースでしょうけれども、かなり微妙な判断が求められることでもあると思います。相当高度な調査能力のある方が、よっぽど力...全文を見る
○重徳委員 既定のルールの趣旨についてお答えいただいて、私としては単に、税込み一九八の方が当然安いわけですから、普通、消費者は税込み一九八の方を選ぶだろうというふうにお答えいただけるものと思っていたんですが、そういうことも含めて今お答えいただいたんだと勝手に解釈をさせていただきま...全文を見る
○重徳委員 ある意味で、今の内税方式を続けながら消費税を上げることが混乱を招く。コストがかかる、手間がかかるという面も、もちろんそれはそれで理解をするところであります。  特に、消費者目線から見ますと、お店によって扱いがばらばらになってしまう。あるいは、三年間の時限的な措置です...全文を見る
○重徳委員 最後に、稲田大臣に確認をさせていただきたいことがあるんです。  今の外税、内税も、麻生大臣も、消費者目線からすれば、どちらかに一本化するというのが一番便利だということはおっしゃっておるわけでございます。それから、再三言われている消費税還元セールの問題などなど、この法...全文を見る
○重徳委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月23日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦と申します。  きょうは、参考人の皆様方、貴重なお時間、そしてお話をいただきまして、まことにありがとうございました。  さて、早速質問に入らせていただきたいと思いますが、私は、アレルギー表示につきまして少し質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○重徳委員 今の点について確認なんですが、EUの体制、定量的かつ科学的な研究というか調査できる機関というものが日本においては全く不備な状況であるという、ちょっとその程度の差を、済みません、教えていただきたいと思うんです。
○重徳委員 ありがとうございます。  次に、アレルギーに関しても、これは今後の検討課題なんですけれども、中食、外食についても、これだけ多くの子供たちがアレルギーに悩まされているという状況ですので、家族生活を営むにおいても、子供が、何人か兄弟がいても、一人がアレルギー体質だと、行...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  これは、少し皆様方の専門分野とも外れる可能性のある質問になりますが、もしもお考えがあれば御参考までにお聞かせ願いたいんですけれども、このアレルギーというのは、本当に現代病というか、食べ物に関しては、今申し上げました食べ物アレルギーになります...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございました。  この食物アレルギーの件は、時に人の命まで奪ってしまうような極めて重要な問題だと思っております。何より、家族、その本人が一番意識が高いわけなんですけれども、そのあたりは、何かを信じて食べたらそれで被害に遭ってしまったという、非常にデリケート...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○重徳委員 ただいま議題となりました食品表示法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、食品表示基準の表示事項に、アレルゲンを明記することとしております。  第二に、食品関連事業者等に対する措置命令に係る食品を摂取する際の安全性...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  安倍内閣きっての改革派大臣の茂木大臣にお時間を頂戴いたしまして、まことにありがとうございます。  きょう、維新の枠で九十分いただいておりますので、その枠の中で、多少、私、延びるかもしれませんけれども、中で調整いたしますのでどうかお許...全文を見る
○重徳委員 すばらしい御答弁でした。昨夜、事務方から聞いた説明よりもさらに一段とブラッシュアップされた御答弁に感謝を申し上げます。さすが大臣のリーダーシップだと思っております。  これなら、個人事業者が、小宮山先生というもうどえらい先生じゃなくても、普通の個人事業者の参入障壁が...全文を見る
○重徳委員 皮肉を言うわけじゃないですけれども、今、県知事さんとか市長さんとおっしゃいましたけれども、その法律を所管している省庁はどちらですか。
○重徳委員 もう答えを言いますと、廃掃法による規定ですね。  五トン以上だと、要は、皆さん御存じの議員会館の一室ぐらいのところにごみを集めたら、業として集めますので議員会館に集めることはないんですけれども、その後、燃やそうと、破砕というんですか、壊したり、それからメタンガスを出...全文を見る
○重徳委員 それでは、燃やす方の許可はともかくとして、なぜ五トンか、その根拠はありますでしょうか。
○重徳委員 御経験というのは、生ごみを集めたら今までは燃やすだけですから、発酵させてメタンガスを出して発電に使うなどということは、恐らく、これまでの御経験上は想定されていなかったと思うんですね。ですから、この五トンで線を切るというのは、今回の電力システム改革においては必ずしも合理...全文を見る
○重徳委員 一言で言うと、環境アセスメントということでよろしいでしょうか。これは、全部まとめてアセスメントと呼ぶのでしょうか。今、構造上の基準、生活環境影響調査、それからいろいろな図書と言われましたが、これをまとめてアセスと呼んでよろしいのでしょうか。
○重徳委員 わかりました。  そうしますと、恐らく、事業をやろうとして、業として生ごみを集めて、その集めるということに入るまでにどのぐらいの期間とか労力、これは私の想像でいいますと、構造上の基準とアセスは違うとおっしゃいましたけれども、しかしながら、例えば、悪臭がするとか、粉じ...全文を見る
○重徳委員 ちょっと通告とは順不同になりつつありますけれども、私、打ち合わせでは、ちゃんと十トンの場合はどうだとか二十トンの場合はどうだとお聞きする予定だったのが、すっ飛ばしてしまって済みません。  私の聞いている範囲では、電力、これは言葉がちょっと足りないかもしれませんが、百...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  ほぼ相場観としては違和感がないと思うんですが、今、実は十トンで二億五千万と言いました。二十トンで四億と言いました。倍しないんですよね。つまり、当たり前ですけれども、スケールメリットが働くわけです。だけれども、当然、発電容量は二倍になるわけで...全文を見る
○重徳委員 真摯な御答弁、本当にありがとうございます。  その辺の実情というか、それは私も全く知らないわけではないつもりでございますけれども、当然、迷惑施設ということであれば、住民の反対は大きいし、いろいろな影響が出ることもないよという説明をしていかなければ到底立地できない。こ...全文を見る
○重徳委員 それから、もう一つ指摘しなければならないのは、生ごみですから、東京都のごみ収集というのは、燃えるごみ、生ごみ、全部一緒くただと思うんですね。だけれども、これは例えば私の実家がある豊田市では、物すごく細かく分別していて、金属ごみは、レアアースとか都市鉱山、そういうふうな...全文を見る
○重徳委員 唐突な質問で済みません。  それでは、全然桁が違うということはないということで進めさせていただきます。  そうすると、ごみを収集した工場で発電をする、これは今でもよくある話です。市がやっていたりします。その一方で、今議論している生ごみバイオマス発電というのは、一旦...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  それでは、参入しようとする事業者に話を移したいと思うんです。  先ほどの話で、生ごみバイオマス発電に入ろうとする方が、例えば同じ百キロワットの容量で、初期投資は二・五億円、十トン、稼働率七〇%、こういう仮定を置いたときに、太陽光の場合は、...全文を見る
○重徳委員 今お聞きしたのは次の答弁なんですけれども、初期投資がお幾らか、太陽光発電を百キロワットと想定したときの規模で考えると、太陽光発電、幾らぐらいの投資でできるか。
○重徳委員 ありがとうございます。  ですから、ごみが、ちょっと幅はありますけれども、私が聞いているある事業者によると二・五億円。  それで、今長官が言われたことを先におさらいしますと、太陽光発電は、例えば三千万円で初期投資をしました、毎年四百万円返ってくるから、利息抜きで考...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  私もビジネスの専門家ではないので、ちょっとこれ以上わからない面もありますけれども、通常の感覚で考えて、きょうはちょっと生ごみの方に特化して考えたいので、大体、太陽光は七、八年でペイする、生ごみもそのくらいで仮にペイするとした場合にも、先ほど...全文を見る
○重徳委員 本当に真摯な御答弁をありがとうございました。  本当にまた次なる改革に心から期待を申し上げたいと思いますので、私の質問、四十五分ぐらいになりましたけれども、以上で終わらせていただきます。  まことにありがとうございました。
06月04日第183回国会 衆議院 本会議 第30号
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○重徳和彦君 日本維新の会の重徳和彦です。  日本維新の会を代表して、きょうも元気に、消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案に関連し、政府のお考えを伺ってまいります。(拍手)  近年、消費者トラブルに係る法律事務所の広告が目につくようになり...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦でございます。  きょうも、茂木大臣、菅原副大臣、本当にありがとうございます。各省の幹部の皆様方、本当にありがとうございます。  さて、きょうのテーマは、電力システム改革によります森林バイオマス発電の可能性についてであります。  先般は、豊...全文を見る
○重徳委員 三十五年で百三十五キロということでありました。  この後数字をいじりますので、簡単に、もうちょっと巨木で、二百キロあったというふうにちょっと無理やり設定させていただきます。  樹木というのは、私がきょう整理したいのは、三つ効用があるかなと、つまりエネルギー面で。エ...全文を見る
○重徳委員 今〇・三七とおっしゃったのは、〇・三七トンということでよろしいでしょうか。  つまり、元素記号を久しぶりに分解しますけれども、炭素Cが百キロ。そうすると、Cが十二でCO2が四十四になりますから、十二分の四十四を掛けて三百七十キロというふうに理解をさせていただきます。...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  今のは重油との比較ということでよろしいですね。重油の場合は百リットル分が使われるのと同じ、ちょっと大き目の巨木、二百キログラムの樹木を燃やすのと百リットル分が同じぐらいで、重油を燃やした場合は、これは化石燃料ですから、もともと地下に眠ってい...全文を見る
○重徳委員 承知しました。大き目の樹木一本を燃やすのと同じエネルギーは、重油で換算すると一般家庭で二カ月分ということでございます。  これはもう釈迦に説法と思いますが、木材を燃やしたときのCO2は、そのまま次の世代の樹木が育つときに吸収されていくわけですから、全くこれはカーボン...全文を見る
○重徳委員 済みません、ちょっと期間を正確に言っていただけますか。
○重徳委員 失礼いたしました。  一年半、その次が九カ月、それぞれ六千三百億円と三千億円ということですから、合わせまして、二年三カ月で九千三百億円という数字になるかと思います。そうしますと、一年当たり四千億円程度という数字になります。  私の父親も自動車会社で働いておりました...全文を見る
○重徳委員 さて、ここからなんですが、エコカー補助金は、一年四千億円で五十万トンのCO2が削減されたということでございます。  では、同じだけの効果を生み出すために樹木何本分の、これは実際の数、さっきの巨木ばかりが世の中にあるわけではないので、一本二百キログラムじゃなくて、一本...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  要は、エコカーは、一年分四千億円が五十万トンのCO2削減に貢献し、それは森林に換算すると二百八十万本で、およそ二千八百ヘクタールに相当するということなんですが、二千八百ヘクタールといっても想像がつかない方もいらっしゃると思います。  冒頭申し上げ...全文を見る
○重徳委員 恐縮でございます。  これはやはり業態も違いますし、何よりも就労人口が全く違います。ちょっと地元の話ばかりで恐縮なんですが、岡崎市の例でいいますと、四十万人近くの人口、就業人口は十七万人ぐらいです。その中で林業従事者は、統計のとり方によるとは言われますが、八十人ぐら...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  せっかくできた法律ですので、どんどん進めていっていただきたいと思いますし、最近ニュースでもかなり、木材を使った強度の高い建物もできる、こういうこともやっております。そういった意識が国民的に広まってくるのにあわせて、こういった取り組みも進めて...全文を見る
○重徳委員 御答弁ありがとうございました。  性格がおよそ全然違うということは非常によくわかりました。そういうところに着目しながら、木質バイオマスについて、これからも推進していける地域はどんどんと推進していくべきではないか。制度をつくっただけで、参入するのかという議論がこの委員...全文を見る
○重徳委員 認識不十分です。ありがとうございます。  本当に、自動車産業も大事ですし、地域の林業も、森林も大事です。そういう認識で、日本全国が元気になりますように、これからも私自身も努力してまいります。どうか、経済産業省の皆様方、林野庁の皆様方、これからもよろしくお願いいたしま...全文を見る
06月20日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第11号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦でございます。  政府より提出されました消費者の財産的被害の回復のための団体訴訟制度、この法案につきまして質問させていただきます。  今、浦野委員からも指摘がありましたように、これは、特定適格消費者団体がある種代表して訴訟を起こし、そして、そ...全文を見る
○重徳委員 例えば、ある消費者が、五十万円の損害を受けたという方がいたとします。特定適格消費者団体が自分の五十万円分も含めて訴訟を起こして、訴訟で勝ってくれた。ところが、期日までに、五十万円損害を受けている方、被害を受けている方が手を挙げる、届け出をしそびれた、あるいは、何らかの...全文を見る
○重徳委員 要は、交通費と通信費ぐらいしかかからないと。例えば五十万円を取り戻すために、ぴたっと同じ事例であれば、書面を添えて送って、交通費だけで、だからもう本当に一万円、距離によりますけれども、一万円とか二万円とかを払えば、スムーズにいけば残り四十八万円は取り返せる、そういうこ...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  それで、他方の懸念が私はあると思うんです。  今のように、自分も全く同じケースだということが明らかであって、そのとおり順調にいくケースならもちろんいいんですが、類似したケースなんだけれどもちょっと違うんだよなとか、あるいは、同じ会社、A商会という...全文を見る
○重徳委員 ぜひとも、適切な運用、法律の執行を心がけていただきたいと思います。  次に行きたいと思うんですけれども、また一消費者目線からすると、実際に困っている一般市民がこの団体訴訟に行き着くまでに、まず、一体どこに行って、その情報がどう伝わって、そして訴訟につながっていくのか...全文を見る
○重徳委員 今、七百二十四センターあるということで、全国津々浦々にある消費生活センター、ここがしっかりと連携するというふうにおっしゃいましたけれども、この連携という言葉が怪しいんですよね。日本の組織は大体縦割りですから、大体連携できないんですよ。  具体的に、PIO—NETとい...全文を見る
○重徳委員 やはり、この辺の話に具体的になってくると少しずつ歯切れが悪くなってくると思うんですね。  具体的な、個別の、誰がどの企業との契約に基づいて、どれだけ被害があって、どれだけ消費生活センターで解決されたのか、そして、そこから先は訴訟、裁判に持ち込まなきゃいけないのか、こ...全文を見る
○重徳委員 もちろん、企業情報、個人情報、本当に機密にしなきゃいけない情報もたくさんあると思いますので、十分御配慮の上、適切な法律の運用がなされることを期待申し上げます。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月30日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○重徳委員 日本維新の会の衆議院議員重徳和彦でございます。  きょうは、参考人の皆様方、本当にお忙しい中、ありがとうございました。  私は、これから日本が高齢社会になっていく、高齢者がふえるということは、いわゆる生産年齢人口と言われる方々が相対的に減る、高齢者はいわば消費者、...全文を見る
○重徳委員 どうもありがとうございます。  次に、ケーシーズの西島参考人にお伺いしたいんですが、きょういただいた資料で、拝見いたしますと、予算規模千四百四十八万円、八割が会費で賄っておられるということ一つとっても、これはかなり大変な運営なのだろうなと、逆に言うと、そうそうたる方...全文を見る
○重徳委員 どうもありがとうございました。  最後にもう一点。今、各企業におきましては、クレームとか苦情の処理という形でさまざまな取り組みが現に行われていると思います。クレームの処理というのは、本当に一件一件、迅速的確に対応するということは、逆に企業の信頼性とかクオリティーを高...全文を見る
○重徳委員 どうもありがとうございました。大変参考になる御意見でございました。本当にありがとうございました。  以上です。
○重徳委員 引き続きまして、日本維新の会、重徳和彦でございます。  委員の皆様方、ずっといろいろな角度から御議論いただいておりますが、この法案は、本当に、私が見るに、これから実際に施行されてみなければどうなっていくのかわからない部分がありながらも、事業者の方々は、濫訴になるので...全文を見る
○重徳委員 今御答弁いただきましたように、事業者の予測可能性が害されるという言われ方をしましたけれども、一つの見方からすれば、もちろん、事業者の予測可能性、これを大事にするんだ、こういう見方がある一方で、本当に良心的な予測可能性を持っている事業者だけではないですから。  そうい...全文を見る
○重徳委員 そういう意味では、中にはもちろん悪質なものもあるかもしれないけれども、そうでない、故意のない、でも、いろいろな、約款の関係、時効の関係で一時的に多額な金銭を求められる、こういうリスクから事業者を守る、こういうスタンスであると。これは政府提案の法案ですから、政府の立法意...全文を見る
○重徳委員 それは、そういうふうに解釈、説明をされると、何となく説明できているようにも聞こえるんですけれども、実際には、いずれにしても、不法行為、加害行為が施行後に行われたとさえ裁判で判断されれば、あるいは弁護士さんが一生懸命それを主張して判決をかち取れば、施行日前の契約について...全文を見る
○重徳委員 それは意図的な、非常に悪質な場合とかいろいろ、本当にケース・バイ・ケースということだと思います。それはいい例、悪い例、いろいろあると思いますし、それに基づいて個々の裁判でいろいろな認定が行われると思うんですが、私がここで申し上げたいのは、今のような疑義が生じるような条...全文を見る
○重徳委員 ちょっとかみ合っていないような感じがするんですが。  本当に、申し上げたいのは、さまざまなケース・バイ・ケースであって、いろいろな、本案につきましてというのは今事例として挙げたものについてということだと思うんですけれども、要は、最初に審議官がおっしゃったように、時効...全文を見る
○重徳委員 こればかりやるつもりはないんですが、ともすると、施行日前の契約は全て適用外だというふうな単純な割り切りではなくて、そこは、不法行為といういろいろな形での裁判上の論争はあり得るということまではお認めになるということですよね。つまり、紋切り型に、施行日前に契約が締結された...全文を見る
○重徳委員 一応、共通理解にはなっていると私は思っておりますので、そのように理解させていただきます。  それから、私、午前中に参考人の質疑の中で、対象となる請求、損害の範囲というものが、今回の場合、拡大損害だとか慰謝料とかそういうものには及ばないという非常に限定された仕組みにな...全文を見る
○重徳委員 存在が許されるべきかどうかということを消費者庁が一々政令で定めるか定めないかというようなこと自体、もう本当に世の中の、自由競争の世界なんですから、次々と、それは悪質なビジネスのことなので、別にそれを称賛するつもりは全くありませんけれども、だけれども、これは存在するべき...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございました。
11月01日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  今国会から厚生労働委員会のメンバーとして加えていただきました。今後の日本の課題を最も重くしょい込んでいる委員会だと思っておりますので、ぜひとも、私自身も、田村大臣を初めとした政府の皆さん方、そして先輩議員、同僚議員の皆様方とともにしっ...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  この基本方針にしろ何にしろ、再生医療、中心となるのはやはり厚生労働省だとは思いますが、この再生医療推進法にも書かれておりますように、迅速かつ安全という、なかなかこれは、矛盾とまでは言いませんけれども、いろいろなところでジレンマを包含するよう...全文を見る
○重徳委員 これもあえてお伺いしたいと思うんですが、そういう自由診療で行ってきた、因果関係は定かではありませんが、そういう死亡の事例が出てきている、これは、やはり一見して問題だなという感じはするんですけれども。  えてして、この医療分野に限らず、社会の事象を政府がきちっと把握し...全文を見る
○重徳委員 このぐらいの御答弁だと予期はしておりましたけれども、あえて。  基本的にはいいことなんですよ、もちろん。そして、国全体で推進しようということは、もちろんいいことなんです。  ただ、それに伴うコストだとか、あるいは、迅速にと言いつつ、建前は迅速、迅速と言いながら、こ...全文を見る
○重徳委員 今の御答弁をお聞きしますと、ES細胞についても、iPS細胞と同じように、国としても支援をしているというふうに伺えるんです。  しかし、局長言われたように、実際には、多くの研究者はiPS細胞の方に流れていっているという実態があるということで、ここは役所として、ES細胞...全文を見る
○重徳委員 それは、これからの制度に照らしていえば、一番最初の医療機関からの申請、そして、特定認定再生医療等委員会の審査を経て、厚生労働大臣に計画を提出し、厚生労働大臣が認める、その期間のことですか。ではなくて、今度、九十日に相当する部分が、今回は五カ月、百五十日ぐらい、そういう...全文を見る
○重徳委員 今局長が言われたように、ルールの明確化、これは間違いない話だと思うんです。ただ、この規制を緩和したのか強化したのかというと、これはどっちなのか、ちょっとよくわからない部分があると思うんです。  ちなみに、海外では、欧米では、これはやはり許可したところにしか医療機関は...全文を見る
○重徳委員 アメリカを一例だけ挙げられましたが、アメリカは自由にやっているんだということだとすると、何か、日本が、制度化したのは世界で初めてだ、だけれども、それは、日本はむしろ自由に今までやれなかったところをやれるようにした、そのかわりちゃんと許可をしたところ、これは安全という意...全文を見る
○重徳委員 今、図らずも大臣言われたように、研究者や医療機関が、あるいは企業が、チャレンジ精神を持っていなかったということでもなくて、この日本社会全体がなかなかベンチャー精神あふれる国に今なっていないというところは、一体何が根本的な原因なんだろうかということを見たときに、やはり、...全文を見る
○重徳委員 では、次の質問に移りたいんですけれども、今回の再生医療推進に当たりましては、医療機関と、それから研究者を含みます企業、民間部門の共同研究開発というものが大いに期待されるものであります。  医療機関といったときに、まずは、ぱっと思い浮かぶのは、やはり大学病院かなという...全文を見る
○重徳委員 御答弁ありがとうございます。  まさに地域の活性化と世界貢献という、非常に、グローバルとローカルを合わせてグローカルという言葉がありますけれども、そういう言葉を想起するような御答弁をありがとうございました。  さて、次に、薬事法の改正につきまして、デバイスラグと言...全文を見る
○重徳委員 結局、私が言いたいのは、それは許可よりは登録の方が早かろうという感じはするんですが、本当にそこで困っていたのかなというところなんですよね、恐らくそうなんだとは思いますが。しかも、許可、認定まではそもそも必要ないことだったんじゃないか。もちろん、どこかで改正するわけなの...全文を見る
○重徳委員 ですから、そもそもマンパワーが足りなさ過ぎたというのはあるわけですよね。それは、当然ふやさなきゃいけないということで、百人で足りるのかどうかもわかりませんが、二十二人よりは百人の方がいいでしょう。それから、もっと、何百人になった方がもちろんいいでしょうということなんで...全文を見る
○重徳委員 当然、そういう御答弁になるわけですが、でも、人の育成とかそういうことも、これまでだって課題だったわけですから、今回の制度改正をもって初めて人材育成をするわけではないでしょうから。  そういう意味では、今の御答弁では、本当にこの十三機関で、規模がまちまちというのがどう...全文を見る
○重徳委員 余裕があるだろうということなら、最初からそういうふうに御答弁いただければと思います。まちまちでは全然わかりません。ちゃんと御答弁いただきたいと思います。真剣にお聞きしているんですから、よろしくお願いします。  それから、では、話題を移しますが、PMDAについては、以...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。さらなる充実、ニーズにマッチした体制の整備をよろしくお願いいたします。  それでは、最後に、日本版NIHというものがこれから整備されていくという方向だと伺っております。アメリカの国立衛生研究所の日本版だということでございます。  医療分野の研...全文を見る
○重徳委員 質問を終わります。ありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○重徳委員 どうもありがとうございます。日本維新の会の重徳和彦でございます。  早速質問に入らせていただきますが、まず、今回の社会保障のプログラム法案の前提といたしまして、昨年成立いたしました、民自公で成立させました社会保障制度改革推進法との関係に基づいて質問をさせていただきた...全文を見る
○重徳委員 今大臣が言われた、その期限を示す、今回の法案を見ますと、何年の国会に法案の提出を目指すこととするという意味での期限は確かにありますけれども、ほかのいろいろな制度面での期限、スケジュール感、あるいは、先ほど、道筋を示すとおっしゃいましたけれども、お言葉ですが、この法案を...全文を見る
○重徳委員 今おっしゃった点につきまして、後ほど詳細を議論させていただきたいと思いますが、その前に、これは国民的に頭に残る言葉として、二〇〇四年の百年安心の年金というのがたしかあったはずだなと。百年安心と言っているのに、まだ十年たっていないのに、何でまた改革が必要になっちゃってい...全文を見る
○重徳委員 今、総論的な観点からお尋ねをいたしました。  私は、まだ新人議員ですので、大臣や副大臣、政務官のような、ベテランの議員さんに及びもつきませんが、しかし、一つだけ、地べたをはって、地元を歩き回る、走り回るということだけは誰にも負けないぐらいやっているつもりなんですが、...全文を見る
○重徳委員 研究者の中には、これは財政的幼児虐待だなんということをおっしゃる方もいるぐらいに、今の若い人たちは、もちろん、政治意識が低く投票率が低いとか、いろいろなそういうこともあるのかもしれませんけれども、やはり、発言力はなかなかないわ、財政的な負担とか、こういう格差にずっと悩...全文を見る
○重徳委員 今までのままの仕組みではもうだめだと思うんですね。自助、共助、それは期待したいですけれども、それで期待できる部分もあるかもしれない。だけれども、やはりきちんとした制度を持って、世代間の格差を何とか縮めていかなければならない。  ですから、高齢者の受益は減る、だけれど...全文を見る
○重徳委員 過去の経緯のことですから、それを今もう一回戻すというわけには、なかなか簡単な話ではないと思いますが、それにしても、この第三号被保険者の制度というのは、いろいろと、これでいいのかということを常々言われている点だと思います。  実際、サラリーマンから自営業に移ったときに...全文を見る
○重徳委員 難しい問題であるし、立場立場で全然意見が割れる問題なので、簡単ではないことは理解をいたしますけれども、また、非正規の方を対象とするに当たっても、結局、主婦の皆さんがパートに出ると、幾ら以上、何時間以上働いちゃうと損しちゃうから、本当は働けるのに働かないでおくとか、そう...全文を見る
○重徳委員 今大臣の御答弁で、基本的にはこれ以上はないという、大分余地を残したような御答弁にも受けとめられたんですけれども。  基本的に、保険で賄うのか、税で賄うのか、これは根本的な部分であるとともに、保険にすると、今大臣の御答弁がありましたように、所得がないとか低いとか、そう...全文を見る
○重徳委員 次に、賦課方式と積立方式について、ちょっと議論をしてみたいと思っております。  済みません、その前の、今の御答弁についても、保険料の方はとめるということはわかったわけなんですけれども、税の方は、やはりどこまででもふえる可能性がこれはまだ残されている。その意味で、消費...全文を見る
○重徳委員 何というか、その場その場でどんどん変わっていった、一言で言うとそういう印象で、この年金の議論はまたさせていただきたいと思います。今、局長がおっしゃった積立金も、相当目減りしているわけですよね、ここ数年で。ちょっとそのあたりも、具体的なことをこれから議論させていただきた...全文を見る
○重徳委員 どうもありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  きょうも、社会保障プログラム法案の中の年金の部分についての質疑をさせていただきたいと思います。  今の年金制度、二〇〇四年、平成十六年に、こだわるようですが、百年安心というふうにうたわれて始まったわけですが、その前に、過去の我が国の...全文を見る
○重徳委員 結局、今の話をお聞きしますと、年金財政という基本的な仕組みを、その時代、時代背景の中で、積立金が多過ぎるね、だからこれ以上掛金を集めるのは難しいと。だけれども、理屈は合わないわけですよね、年金財政的には。そういうところで、いわばまけてしまうということで、いい方、いい方...全文を見る
○重徳委員 大臣、所用から早くお戻りいただきまして、ありがとうございます。  ところで、今大臣から、積立金の話が図らずも出てまいりました。積立金は、確かに、今おっしゃるような文脈でいえば、積立方式でお金がたんまり積み立てられました、これを運用失敗したらどうするんだ、そういうリス...全文を見る
○重徳委員 それは、運用の面ではそうだ、そういうそれなりの結果が出ているということだと思うんですが、本来、積立金は負担と給付のバランス調整をするためにあるわけでありまして、その調整弁として存在する。  そして、二〇〇四年から今に至る約十年の間ですが、デフレだった。これは別に年金...全文を見る
○重徳委員 今、私が指摘する前に、大臣の方から、自民党が意気地なしという言葉が出ました。  全くそのとおりで、結局、過去七十年の間に、そのときそのときに、いわば流されて違う判断をしてしまったということの反省に立てば、やはり厳しいことだって、厳しいことなんて本来みんなわかっている...全文を見る
○重徳委員 大臣から、先回りして、怒られそうだとかいろいろ言われるものですから、まさに指摘したいのは、そういうことも含めて、福祉的給付という名のもとに年金の足りない部分を補っていく、これはもう全然社会保険制度のらち外ですよね。  ですから、こういういろいろなことを考えて、持続可...全文を見る
○重徳委員 厚生労働省トップの大臣の御認識は、一定の方向性を決めたことをきちんと進めるというお立場でもありますけれども、恐らく、事務方の方ではいろいろな試算をやってしかるべきだと思っております。  ですから、五百五十兆円なのかどうかわかりませんけれども、また、積み立てのやり方も...全文を見る
○重徳委員 御丁寧な御説明をありがとうございます。しかし、ゼロ回答ということですので。  やはり、給付水準をどうするかとか、それも全部、試算というふうに私申し上げたわけでありまして、もちろん、制度として決まっていないわけですから、それはいろいろな仮定を置かざるを得ないと思います...全文を見る
○重徳委員 では、引き続きその点は、今回の社会保障プログラム法案に対する我が党の態度はともかくとしまして、議論を続けさせていただきたい、このように思います。  それでは、ちょっとテーマをかえたいんですけれども、といっても年金の中ですけれども、前回、最後の方でちょこちょこっと終わ...全文を見る
○重徳委員 それにしても、推計はともかくとして、今回は支給開始年齢を引き上げることもあり得べし、そういう議論も既に国民会議でもあるわけですから、このプログラム法案に基づいて、これから支給開始年齢の引き上げについて議論もあり得るということだと思うんです。  ただ、アバウトなこの法...全文を見る
○重徳委員 前回も指摘をしましたけれども、報告書には、現在は二〇二五年までかけて厚生年金の支給開始年齢を引き上げている途上にある、ですから、「直ちに具体的な見直しを行う環境にはないことから、中長期的課題として考える必要がある。」こういうような書き方でありますが、大臣が前回もここが...全文を見る
○重徳委員 もちろんいろいろな考え方はあるとは思うんですが、少なくともこの条文の書き方では全く読み取れませんし、このプログラム法案が何を目指すものなのかということが、本当に論点整理もいいところで、非常に生ぬるい中身ではないかということを御指摘させていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○重徳委員 今、最初に局長が言われましたマクロ経済スライドの部分なんですけれども、これはデフレ下でもやるという方向でしょうか。単にこれは論点整理だと私はずっと言っておりますけれども、これについて検討して、やるかどうかもこれから考えるということなんでしょうか。それとも、もう固い決意...全文を見る
○重徳委員 デフレ、インフレ、経済は動きますので。だから、問題はやはり、長期間で見たときに、その場その場の判断で先送りにしないということだと思います。  それが結局、これから百年間、これまで七十年間の中で制度がいろいろ移り変わってきてしまった。その結果、今、想定可能だったはずの...全文を見る
11月15日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○重徳委員 私は、日本維新の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。  ただし、日本維新の会は、本法案に負担増の項目が含まれているとか、負担ばかりふえて充実がないという...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 本会議 第11号
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○重徳和彦君 日本維新の会の重徳和彦です。  私は、日本維新の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  法案の内容に関する討論に入る前に、まず、去る十一月十...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○重徳委員 日本維新の会の重徳和彦です。  きょうは本会議がお昼にありましたので、皆さん、おなかがすいている方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、私も頑張りたいと思っております。  きょうは、医薬品のインターネット販売について定めます薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律...全文を見る
○重徳委員 この二十八品目、一応二十八ということにしておきますけれども、二十八品目のうち、対面による情報提供と指導が必要とされるものについて、審議会の意見を聞いた上で大臣が指定するというふうに規定にはあるわけなんですが、これら二十八品目全てが指定される見込みなんでしょうか。
○重徳委員 要は、二十八か二十五かわかりませんけれども、それは全部指定されるということですね。  今の時点での二十八を見ますと、よくコマーシャルとかテレビ、広告なんかでなじみの薬がいろいろあるんですね。例えば、リアップ、パブロン、コンタック、ロキソニン、アレグラなんという非常に...全文を見る
○重徳委員 当然、そういう御答弁になるだろうとは思いますけれども。  それで、ここでちょっと一応問題提起だけしておきたいのは、いろいろな方に話を聞くと、普通にドラッグストアで購入するときに、何の薬を買うかということも、これから要指導医薬品と言われるものを買うのか一般医薬品と言わ...全文を見る
○重徳委員 ちなみに、一類、二類については、あえて禁止という規定があったんでしょうか。それとも、何も書いていないから禁止ということだったんでしょうか。
○重徳委員 ありがとうございます。  今回のこのネット販売の実施方法については、事務方の方からお聞きしたところ、ことし十月八日に「一般用医薬品の販売ルール等について」という報告書のようなものがあって、それに基づいて、かなり詳しく具体的にルールが設定されているというか、ルールを設...全文を見る
○重徳委員 私は思うんですけれども、法律というのは、やはり誰が読んでもわかりやすいものであることが基本だと思うんですね。ですから、ここの正当な理由というだけでは非常に主観的な言葉にもなりかねませんし、これが本当に災害だとか緊急避難的という、何かそういう形容詞なり枕言葉がついていれ...全文を見る
○重徳委員 通知で示すと。これから示すということですか。これまでは特段そういう対応はなかったということでしょうか。これからそうするということでしょうか。
○重徳委員 その点はわかりました。  さて、先ほどから問題というか話題にしております「対面により、」という部分なんですけれども、今回、医療用医薬品、そして要指導医薬品、それぞれ、三十六条の四第一項、三十六条の六第一項なんですが、その中にこういう規定ができ上がりました。「薬剤師に...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  法律上初めて登場する「対面により、」という言葉だということでございますが、やはり、今までなかった規定だといたしますと、ここは新しい法律上のルールであるということでありますので、この「対面により、」の意味や定義、必要性について、よくよく確認をしておく...全文を見る
○重徳委員 今までは省令としてはあったということでありまして、その意味、内容としてはそんなに変わりがないのかなというふうに思うんです。  ではお尋ねしますが、これまで省令として運用されてきたこの対面によりというのは、実態として、対面によることによってどういういいことがあるんでし...全文を見る
○重徳委員 これは、規定ぶりの仕方として「対面により、」ということだけしか書いていないわけなんですが、今局長は臨機応変な対応ができるとか適切な服薬指導ができるという御答弁でありましたが、できるであろうということにすぎないのであって、実際、対面によって何をしなさいということが何も書...全文を見る
○重徳委員 やはり法律のたてつけとして、対面によるという部分をきちんと、どういう趣旨なんだと、先ほどの正当な理由もそうですけれども、私はここは、対面によると一体どういういいことがあるんだ、どういう効果があるんだ、だから対面なんだ、ここが理解されないと、今回特にネットとの違いという...全文を見る
○重徳委員 そういう意味で、一応の数字というか、確固とした根拠には足りない数字だとは思うんです。その意味で、まだ事例が少ない、それは理解いたします。三類だけだと非常に少ないと思いますし、これから、一類、二類の方がリスクが一般的には高いと言われる薬品ですから、そこが広がったらどうか...全文を見る
○重徳委員 よくわかりました。  一言で言えば、ケース・バイ・ケースというようなことでありましょう。  この安全性調査が終わるまでの数年間、この間は、店頭販売は対面だからいいよ、だけれどもネット販売はだめだよということなわけなんです。対面であれば絶対安心か、安全かということも...全文を見る
○重徳委員 そこは、ネットの業者の方々が訴えておられる、主張しておられるメリットよりも、対面の方がメリット、メリットというか安全確保のために比較考量して、プラスマイナスいろいろあるけれどもこっちを重視する、そういう意味だと思うんです。ここは一つの判断だという理解をすれば、そう判断...全文を見る
○重徳委員 メリットということで今御説明いただきましたけれども、今、実際、さっきから対面、対面ということをテーマにしておりますが、今の規定でいうと、書面を用いて必要な情報を提供しなきゃいけないという、今でも薬剤師に対しては、薬局に対してはそういう規定があるわけなんですけれども、ち...全文を見る
○重徳委員 実際には現場現場の対応というのはあり得る、この点は私も理解しますし、そういう意味でも、対面だからこそ臨機応変というか、では六割でいいのかというとそれはそういうことではないんですが、またいつものお客さんだねとかいつもの薬だねというふうになれば、それはいろいろなケースがあ...全文を見る
○重徳委員 広い意味では義務もあるでしょうし、ただ、余り事細かな義務ではないように感じるんですね。だから、処方が間違っていたら、基本的には医師の方に責任が重くかかると思いますし、それを見抜けなかったとしても、薬剤師さんが何かと罪に問われる、あるいは賠償責任がかかるというようなケー...全文を見る
○重徳委員 どうでしょう、経営とか企業の状況ということになると必ずしも厚生労働省じゃないかもしれませんけれども、それにしても、恐らく、ネット販売であれば、店舗を持たなくていいし、店員さんもいなくていいし、営業、広告も一般的にはそんなにかけないんじゃないかというふうに考えますと、コ...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  そして、今、薬剤師の役割の強化という、権限移譲、チーム医療という話の中で、近年、薬学部がふえて、薬剤師の数がどのぐらいふえるのかという、その推移またはこれからの見通し、そして、薬学部の強化ということによる薬剤師の今後担うべき役割、このあたりについて...全文を見る
○重徳委員 わかりました。  今回のネット販売の議論も一つの象徴だと思いますが、世の中、誰が勝ち組で誰が負け組でということじゃなくして、規制を緩和しながらも、全員が参加して、全員がこの社会をよくしていく、こういう設計を国としてもしていくことが必要だと思っております。  その一...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございました。終わります。
12月03日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○重徳委員 続きまして、日本維新の会の重徳和彦です。  一連の高級レストランにおけるメニュー偽装表示の問題について質問をさせていただきたいと思います。  ただ、質問に入ります前に、きょう、このような委員会、急に開かれまして、国会の議論の質を下げるものだと思います。質問者に十分...全文を見る
○重徳委員 このような乱暴なやり方ということを繰り返さないように、強く求めたいと思います。今回の国会はめちゃくちゃですからね、はっきり言って。もういいかげんにしてもらいたい、そういう気持ちでおります。  ということを前置きいたしまして、本件は高級レストランで発生した問題だという...全文を見る
○重徳委員 ちょっと私の質問の仕方がよくなかったかもしれません。  今回の問題は高級レストランの問題であって、中小、小さな食堂、レストラン、宿、そういうところの問題とは捉え方は一緒でいいんでしょうか。それとも、やはり、高級なレストラン、一流のレストラン、ホテルでこのような偽装表...全文を見る
○重徳委員 この点は後ほどもう少し詳しくやりたいと思うんですが、今回、いずれにしても、起こったのは、高級レストランで問題が起こったわけですから、高級レストランでの事例として、それを前提としてしばらく議論を続けたいと思うんです。  今回、しばらく前にこういった分厚い資料をいただき...全文を見る
○重徳委員 きのうちょっと事前にいただいた資料が手元にありまして、これは近鉄ホテルシステムズの資料なんですけれども、今私が最初に申し上げましたビーフステーキという、加工のジャンルなんですけれども、例えば、もうこれは書いてあるのでいいんだと思うんですが、ウェスティン都ホテル京都とか...全文を見る
○重徳委員 ちょっと事前に調べてみたんですが、ランチバイキング三千円とかディナーバイキング四千五百円とか、そういう数字を消費者庁の方からいただいたんですけれども。
○重徳委員 これを高いと見るか安いと見るかも人によって違うのかもしれませんが、バイキングだけれども四千円とかいう話になってくると、それなりの質が求められる、期待されるということだと思います。ですから、家族連れで、ああ、やっぱりいいホテルで食べるステーキは違うねとか言いながら家族で...全文を見る
○重徳委員 区別をできるにもかかわらず、そのまま出してしまう料理人というのは、一流ホテル、一流レストランの料理人としてふさわしいと思われますか、大臣。
○重徳委員 今、大臣おっしゃるとおりで、やはりプロ意識が疑われる、そのとおりだと思います。  それから、きのうの夜中にいただいた資料によりましても、それは場所によりますけれども、料理長さんが、責任があるというふうに捉えられて、その会社の中で更迭されたという事例が実際にあります。...全文を見る
○重徳委員 ホテルだとしたら、宿泊する部屋も大事かもしれませんが、基本的に、いい料理を出すというのは一番大事なところなんですから、そこに対して経営者が何らかかわらなかったのか、あるいは、知っていても知っていたとは今の段階ではみずから言うことはないと思いますが。  でも、お客様に...全文を見る
○重徳委員 ですから、ないとは限らないということでよろしいですか、私が質問したことに対しては。詐欺罪に当たるケースがないとは限らない。
○重徳委員 現段階ではそこが精いっぱいだと思います。  では、今度は、景品表示法の改正も含めた内容について質問を移したいと思います。  大臣、先ほどから、来週パッケージとしてお示しするというふうに言われていましたが、景品表示法の改正というものは十分あり得るというふうに捉えてい...全文を見る
○重徳委員 それでは、景品表示法に立ち返ります。  まず、景品表示法の優良誤認という不当表示の類型があるわけなんですが、これは四条一項一号であって、商品または役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると誤認される表示のことを優良誤認...全文を見る
○重徳委員 わかりやすく言えば、多少の誇張は競争なんだからあるでしょう、日本一おいしいとか安さ一番とか、それは言うだろうと。本当に一番かどうかは誰も確認していない。だけれども、実際のものより著しく優良だとなれば優良誤認であり、さらに、そこに故意だとか、あるいは刑法で言うと欺罔行為...全文を見る
○重徳委員 選挙も多少の誇張はありだなとか、役所をやめて選挙に出たら、いきなり、この人は事務次官候補でしたなんて初めて聞くようなことを言われたり、いろいろ、優良誤認なのか詐欺なのかわかりませんけれども、そういうこともあろうかと思います。そういう意味で、多少幅のあることじゃないかな...全文を見る
○重徳委員 今回は一流ホテルということを前提としていますので、また話は一流ホテルに戻しますが、一流ホテルで本物の素材を使っているなんというのは当たり前であって、それは消費者が見ても当たり前だけれども、提供している側にとっても当たり前なんですから、それを確認することなんかは経営者と...全文を見る
○重徳委員 では、その意味で、刑罰も、行政罰であるところの課徴金も視野に入れるということであります。  特に課徴金ですね、お金。やり得にしてしまうことを防止するということで、先ほど政府の方からも、その算定方法をどうするかとか、いろいろ課題があるという、ほかの委員の先生からの質問...全文を見る
○重徳委員 ここの部分は本当に、やはり曖昧な部分がありますので、もともと、料理に幾らの値段をつけるかということ自体基準があるわけではありませんので、幾ら返還義務があるかということも本当に自主判断という世界がこれまでだったと思います。このあたり、適正なルールを定めるということをぜひ...全文を見る
○重徳委員 今、審議官から御答弁いただきました。審議官にも、きのうの夜中に突然仕事が降ってくるという、消費者庁への質問だと思ったら、いや、これは国交省ですということで、国交省に通告して、いきなり仕事が飛んでくる、こういう非常に罪深いことを与党の皆様中心にされているということをよく...全文を見る
○重徳委員 これで終わりますが、町のレストランや食堂は、常連客からお金をだまし取るに近いようなことというのは決してできないんですね、自分たちが潰れてしまうから。それに対して、一流と言われる、高級と言われるレストラン、ホテルにはとにかく襟を正させるための厳正な対処をお願い申し上げま...全文を見る