重徳和彦

しげとくかずひこ

小選挙区(愛知県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

重徳和彦の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○重徳委員 立憲民主党、重徳和彦でございます。  私は、党の安全保障部会長をさせていただいておりますが、今日は、いわゆる安保というよりは、国土と食、食料の安全保障について議論させていただきたいと思います。  その中核を成すのは、農業、農政であります。我が国の農政、安倍内閣八年...全文を見る
○重徳委員 お聞きのとおりで、要するに、一兆円にしても五兆円にしても、日本の国産の農産品という意味では必ずしもなくて、輸入原料を加工して輸出すればそれは一兆円ないし五兆円にカウントされるということですから、これはそもそも国内農業振興のための指標としてはぴったりこないものだと考えて...全文を見る
○重徳委員 私たちの考え方を述べさせていただきますと、そもそも農業というのは、歴史的に、日本固有の国土の特性に合わせて営まれてきたものであります。日本の国土の三分の二は森林、中山間地域です。この中山間地域で、農業そして林業も、営む人がいるから森林が守られる。その人たちがみんなこぞ...全文を見る
○重徳委員 二名入っておられるということですけれども、家族経営体というのは、全農業者の中の九割以上を占めているんですね。そういう方々、そして、日本には当然地域性もあります。全国各地の様々な地域で、平地もあれば中山間地域もある。そういう方々、そういう家族経営の当事者の方々をもっとも...全文を見る
○重徳委員 十位までに入っていないというのは、残念ながら多くの方々が想像できることじゃないかと思うんですよ。調査によって、これは全部で百なのか、全部で三十なのか、その中の上位十位に入っているかどうかということも随分違うとは思うんですけれども。  ちょっとイメージがつかめないんで...全文を見る
○重徳委員 では、それは少なくとも国の調査ではないということでありますので、その点はいいんですけれども。  全体的に、若い人たちの数そのものが、日本人の若い人たちそのものが減っていますから、だからそこを、農業人口が減るといっても、どのぐらいの減り方がやむを得なくて、どこから以上...全文を見る
○重徳委員 イメージとして、農業というものに、潜在的にはもちろん魅力を感じている方もそれなりにいると思いますし、今、時代の転機かもしれませんが、やはり、私も地元で、ある農家さんに非農家の女性が嫁いだというか、お嫁に行ったという家があって、そこの奥さんから、農家に嫁ぐ、嫁ぐという言...全文を見る
○重徳委員 国土と食の安全保障、その担い手が農業者ということであれば、やはり国が全面的に責任を持って取り組まなきゃいけない大きな課題でありますし、これは国会議員の仕事だと私は思います。  最後に、農政に関しては、食料自給率、食料自給の基本的な問題というのは、やはり日本の風土に合...全文を見る
○重徳委員 我々の報告書では、今のは一つの食農教育だと思うんですね、食べる食と農業の教育、これに関しては地域の農協の役割が重要だと指摘をしています。  ところが、農協法というのが改正されて、自民党農政においては、農協という協同組合組織まで利益追求の経済マシンのような位置づけにし...全文を見る
○重徳委員 大体何キロぐらいを想定されていますか。
○重徳委員 最大何キロとか、何か、少しは数字はありませんか。
○重徳委員 様々な土地の利用のされ方が想定されますから、むやみやたらにとは言いませんけれども、できるだけ広い範囲で、きちっと注視できるような区域の設定をしていただきたいということを強く要望を申し上げます。  次に、これは、私、その二年前の質問のときにも申し上げたんですけれども、...全文を見る
○重徳委員 その連携というのがなかなか取れないのが日本の省庁ですよね。菅総理も縦割り打破だと言っておられますが、私も霞が関にいた経験からしても、やはり縦割りというのはなかなか超えられません。やはり、一本の法律で、きちっと横串を通して、今回の領土の保全ということをしていただきたいと...全文を見る
○重徳委員 小此木大臣が言われるように、地に足着けてというか、冷静、慎重に、しかし排除しないというお言葉もいただきましたので、これは状況に応じて、今後も引き続き見てまいりたいし、強く要望してまいりたいと思います。  もう一点だけ。この事務局というか執行体制がうまく機能するために...全文を見る
○重徳委員 提出前ではありますけれども、それだけに強く要望しておきたいと思います。できるだけ実効性のある調査、実態把握の仕組みを法案に盛り込んでいただきたいと思います。  最後に、武田総務大臣、お越しいただいております。私は、今日の文脈でいうと森林の保全というテーマで、森林環境...全文を見る
○重徳委員 検討は検討ですけれども、しっかり検討していくという武田大臣の決意を感じ取らせていただきましたので、是非前向きにお願いしたいと思います。  そしてもう一つだけ、最後に。関連しますけれども、森林のない、例えば世田谷区、世田谷区になぜ森林環境税が配分されるかというと、世田...全文を見る
○重徳委員 国産材ということもちゃんと把握をしていただけそうですので、よろしくお願いします。  我が党の国土と食の安全保障、今日質疑をさせていただいたとおり、しっかりと取り組んでいく所存でございますので、どうぞよろしくお願いします。切磋琢磨して頑張りましょう。  ありがとうご...全文を見る
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。  久しぶりに、この予算委員会、テレビ入りに立たせていただきます。誠にありがとうございます。  昨年九月、野党が合流して、新党立憲民主党を結成をしました。私も三年間無所属でありましたけれども、参画をいたしまして、現在、野党第一党の副幹事長...全文を見る
○重徳委員 当然のことを確認をさせていただいたつもりなんですけれども、しかし、そうであれば、その内閣の姿勢をルールで示すべきではないでしょうか。  具体的に提案をいたします。  平成十三年、閣議決定で定められましたいわゆる大臣規範というものがあります。これは、大臣だけじゃなく...全文を見る
○重徳委員 今のは問題のすり替えであります。  私は、企業・団体献金そのものがいいとか悪いとか、その在り方を問うているのではなくて、そしてもっと言えば、企業、団体側から献金を申し入れることも、そこまではあっていいのだろうと思っています。ただ、時の権力者、権限を持っている大臣がそ...全文を見る
○重徳委員 各党会派の話じゃなくて、内閣としてどう判断するかということをお聞きしているのであります。率直にお答えいただきたいと思います。(発言する者あり)
○重徳委員 結論だけおっしゃっていますけれども、理由がよく分かりません。その理由をお答えいただきたいと思います。
○重徳委員 時間に限りもありますので、今の問題意識を提起させていただいたつもりですので、しっかり受け止めていただきたいと思います。  今回の贈収賄事件というのは、実は卵という食材をめぐる問題でありまして、国際社会で日本は国益を大きく損ねたと考えております。  卵というのは、物...全文を見る
○重徳委員 ざくっと言えばそういうことなんですけれども。  民法、刑法上、動物というのは元々物扱いなんですね。人じゃないので、かわいいペットであっても、殺傷してもそれは器物損壊罪ぐらいにしか当たらないという扱いでありましたが、時代も変わりました。特に犬猫といったペットに関しては...全文を見る
○重徳委員 問題は国際的な問題であるというのは、確かに国内外、両論ある問題ではあります。そして、現実、前に進めようと思ったら、相当なことが動いていきます。消費者にとっても卵の値段が上がりかねないということで、決してきれいごとではありません。  しかし、そういった日本の考え方とい...全文を見る
○重徳委員 今回の事件について、この事件に関する農水省の中の第三者検討委員会、これの進捗状況が理事会で紙三枚ほどで報告があったようですが、それについて詳細を大臣から御報告いただきたいと思います。
○重徳委員 じゃ、午前中は終わります。ありがとうございました。
○重徳委員 重徳和彦です。  お昼の理事会で、今問題となっております総務省職員と利害関係者との会食について新たな報告がありました。国家公務員倫理規程に違反する疑いがある会食が、これまで国会報告済みは四人、延べ十三件でしたが、十二人、延べ三十八件という報告がありました。先ほど大臣...全文を見る
○重徳委員 もう我々の危機感はそういうレベルを超えておりまして、先ほどの農業人口激減のグラフを御覧いただきますように、一九八五年、私は中学生ぐらいでしたけれども、その段階で三十五年後の今をどのぐらい見通すことができただろうかというふうに思います。  今のペースで日本の農業人口が...全文を見る
○重徳委員 御見解は分かりましたが、時間も限られておりますので、最後の質問です。  最後に、日本の国土、領土を守るための重要施策、これもどうしても総理にお聞きしたいことがあります。  二年前、本会議で、私、防衛施設や国境離島、農地、水源地が外国資本や外国人に買収されている、こ...全文を見る
○重徳委員 是非、安全保障という観点からこの問題も捉えていただきたいということを最後に申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○重徳分科員 立憲民主党の重徳和彦です。  今日は分科会なので、地元のトラブルになっているPFI、プライベート・ファイナンス・イニシアティブについてお聞きしたいと思います。  河野大臣もワクチンで大変お忙しい中だと思いますが、同じく所管されているPFIで、一自治体において大変...全文を見る
○重徳分科員 七件ということですが、トラブルの事例のうち、では、契約した内容、条件について、つまり、民間企業側の経営状態が原因というのが主だというふうに今受け止めましたが、自治体側が変更を求めて官民の協議が難航したとか、その手のトラブルというのはありますか。
○重徳分科員 分かりました。  私の選挙区であります西尾市で起こっているトラブルについて、少し説明をしたいと思います。  五年前、市議会の議決を経て、複数の公共施設の建設、運営に関するPFI契約を締結したのですが、その一年後の選挙で、PFI見直しを公約に掲げた市長さんが当選を...全文を見る
○重徳分科員 合意の上解除という、先ほど御説明もありましたので、首長さんが替わったとしても、そういう合意がちゃんとなされた上でのものだというふうに承知をいたしました。  さて、このPFI契約の見直しについては、次に、ちょっと法的な問題点について確認をしたいんですが、PFI契約を...全文を見る
○重徳分科員 ありがとうございます。  契約に書かれていることを変えるには契約を見直す必要があるということだ、当然のことだと思います。  西尾市では、PFI契約において契約したはずの公共施設の建設を市側が止めているという形になっております。私は、これは契約の一部解除に当たると...全文を見る
○重徳分科員 標準契約書の五十七条というのがあって、場合によっては任意解除、一方的な解除があり得るということですが、その場合に、それに付随する条件というか、手続があると思うんですが、もう少し詳しく御回答ください。
○重徳分科員 要するに、任意で解除する場合には生じた損害は賠償しなければならないということが書かれているということと受け止めました。  一応の確認ですが、これは、例えば首長さんが、あるいは議会でもいいんですけれども、そういう政治的意思によりまして、自治体側が契約を一方的な事情で...全文を見る
○重徳分科員 法的な話は分かりました。  次に、PFIに係る情報公開の在り方について質問させていただきます。  現在、西尾市と事業者とのトラブル、これは訴訟などがもうしょっちゅう報道されていますから、広く市民に知られるところとなっております。双方の主張の食い違い、こじれた原因...全文を見る
○重徳分科員 これも確認ですけれども、情報公開されると、市側の情報と事業者側の情報があると思うんですが、事業者側は、持っている企業情報なんかを開示することは構わないと言っている場合に、市側の事情において情報開示を拒むということもあり得るのでしょうか。
○重徳分科員 それでは、次に、国の関わりですね、PFIという施策を推進している国の関わりについて質問をさせていただきたいと思います。  今回の西尾市、これは十七万の都市、合併して十年ほどたちますけれども、中小規模の自治体と言えると思います。こういった自治体が先陣を切って新しいチ...全文を見る
○重徳分科員 特に西尾市個別のことをお聞きしますけれども、九件というのは、九回、西尾市から問合せがあったということですよね。それに対して、どの程度具体的に、今、実際、訴訟を起こされて、いろいろなことがあるんですけれども、その辺り、踏み込んだサポートも、サポートというんですか、フォ...全文を見る
○重徳分科員 今ちょっと言いましたけれども、西尾市は合併をしてもうすぐ十年たちます。西尾のPFIというのは、公共施設を再配置して、できるだけ財政的にも合理化が進むと同時に、やはり官民連携でまちづくりをしっかりやっていこう、こういうことで進むはずだったんですね。これから財政も、合併...全文を見る
○重徳分科員 ありがとうございます。まず実態を把握してという発言をいただきました。是非よろしくお願いしたいと思います。  いろいろな訴訟が起きているんですけれども、例えば、一例を挙げると、あるプールを解体する工事ですね、これもPFI契約に含まれている。だけれども、それをPFI契...全文を見る
○重徳分科員 ほぼ時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、PFIというのは各自治体にとっては新しい領域だったりするものですから、どうしても、ほっておくとトラブルがつきものなのかもしれません、潜在的には。そういったものがきちっとうまくいって、本当の意味でいい公共領域というものが...全文を見る
04月06日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○重徳委員 立憲民主党の安全保障部会長として、安全保障政策に関する所信を申し上げます。原稿は、各委員の席上に配付させていただいております。  私は、我が国を取り巻く現下の安全保障環境の急速な変化と米中二大国時代を見据え、日本国内の政治情勢にかかわらず、我が国が国際社会で揺るぎな...全文を見る
○重徳委員 三月五日の防衛大臣、外務大臣の所信への質疑を、今申し述べました私の所信を踏まえて行いたいと思います。  まず初めに、日米二大国時代ということを申し上げましたけれども、そういう新しい時代において、日本の立ち位置をしっかりしなきゃいけないというふうに思っております。 ...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  茂木大臣からは、役割と任務というのをまずしっかりと定めた上での経費負担の考え方だというような趣旨の話もございました。岸大臣からは、日米間で能力向上の決意、そして、共に共同訓練をやったりして協力をしていくということであろうというふうに受け止め...全文を見る
○重徳委員 今、恐らく岸大臣は全世界における見立てについて御答弁されたと思うんですけれども、特にこの記事そのものがそうなんですが、アジアの前方展開の主な戦略というような観点で見たときに特に如実にその差が表れているという指摘なんですが、アジアにおける通常戦力についてはどのように捉え...全文を見る
○重徳委員 アジア地域における通常戦力の配備状況についてはお答えできないということですか。
○重徳委員 兵力というのは数だけじゃないということも大臣はおっしゃいましたけれども、しかし、やはりそれはベースとなるものだと思いますので、少しこの点については今後私の方でもいろいろと調べてみたいと思いますので、もう少しいろいろなデータに基づいて議論させていただきたいと思います。非...全文を見る
○重徳委員 G7の件、そして今の通常戦力の件、大臣の御見解は分かりました。更にこれは深めていきたいというふうに思っているんです。  残り十分切りました。私、今ほど申し上げました所信の中で提案したのが、この安全保障委員会を中心とした国会の場でもっと我が国の防衛装備品の予算配分の議...全文を見る
○重徳委員 いずれにしてもでくくられると何もお答えにならないので、ちょっとこちらからも提案してみたいと思いますけれども、今後。  それから、もう一、二点伺いたいと思います。  ドローンなんですね。宇宙、サイバー、電磁波はよく言われるんですが、ドローンに関する整備計画というもの...全文を見る
○重徳委員 お聞きのとおり、大変遅れております。攻撃型を配備していないというのはもちろんですが、他国から、あるいは国とは限らないですね、国家なのか民間なのか個人なのか分からない、そういうドローン攻撃に対する防御についてはどのようにお考えなんでしょうか、現実問題として。
○重徳委員 ドローンにミサイルでは対応できないと思うんですよね。  時間も来ているので、これで終了させていただきます。ありがとうございました。
04月06日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。  今日は矢上筆頭、先輩、同僚議員の御了解をいただきまして、私の地元の問題であります八丁味噌GI問題について取り上げさせていただきたいと思います。  一見、明白に結論がおかしな問題でありまして、八丁味噌というのは、私の地元愛知県岡崎市の岡...全文を見る
○重徳委員 今、大臣は役所の方が書いた答弁をそのままお読みになるだけでありましたが、両組合で話し合えなんておっしゃいますが、そもそも私は農水省の、農水行政の失態、失敗だったというふうに申し上げているわけでありまして、この点はやはり政治的に、大臣が政治家として打開すべきであるという...全文を見る
○重徳委員 野上大臣、よく聞いていてくださいね。あほみたいな話ですわ、これ。八丁組合、元祖が取り下げましたとおっしゃいますけれども、そんな、よそに登録がいってもいいから取り下げますなんて思うわけがないじゃないですか。  知的財産戦略となると、恐らく大企業なんかでは世界での戦いで...全文を見る
○重徳委員 これで八丁組合のせいにするわけですけれども、僕は農水省の責任は重いと思いますよ。現にトラブルになっているわけですよ。  そして、今更ながら、八丁組合がこの後、県組合と合意をすれば、大臣も最初におっしゃっていましたよ、両組合が協力してなんておっしゃいますけれども、民間...全文を見る
○重徳委員 だから、農水省に何の非もないのかと言っているんですよ。  例えば、大臣、富山県の御地元にも、私もこの間まで知らなかった、入善ジャンボ西瓜というのがあるそうですね。入善町の人たちはみんな知っているんでしょう。でも、愛知県や東京の人は、知っている人は少ないんじゃないかと...全文を見る
○重徳委員 更にひどい事態になってきますよ。これから、GIが結局八丁組合に認められないまま、これで時がたてば、いよいよ元祖八丁組合二社は八丁味噌という名前を使えなくなるんです。  それで、例外はないのかということを事務方に聞いたら、いや、誤認防止表示をすれば使えますというわけで...全文を見る
○重徳委員 農林水産行政の責任を今後も追及していきたいと思います。  大臣にはしっかり政治的リーダーシップを発揮していただきたいと思います。副大臣、政務官もよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。
04月09日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○重徳委員 私は、立憲民主党・無所属会派を代表して、防衛省設置法等の一部改正案に対して反対討論を行います。  この法案は、自衛官定数の変更のための防衛省設置法改正と、日印ACSA、物品役務相互提供協定に伴う自衛隊法等改正の二つの内容に分かれており、前者については、宇宙・サイバー...全文を見る
04月20日第204回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。今日もよろしくお願いいたします。  今日は、二点、限られた時間ですけれども、医療の問題と農業の問題に触れたいと思います。  まず、医療です。  地方で人が暮らしていくために最低限必要な要素の一つは、医療サービスであります。医療機関そのも...全文を見る
○重徳委員 やはり各現場からの声というのが一番大事だと思いますので、今、私も現場から聞いた声としてお伝えしますので、是非、この意見を重視というか、しっかりと受け止めていただきたいということを要望申し上げます。  それから、もう一点。地方の病院は自前のお医者さんだけで診療を全部で...全文を見る
○重徳委員 実態を踏まえ、丁寧にということですから、今私が申し上げたようなことも、是非現場の実情をしっかりと把握しながら検討を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  医療に関してもう一点なんですけれども、この委員会は地方創生、特に医療は過疎地域において深刻な...全文を見る
○重徳委員 無医地区が減ってきているけれども、準無医地区を合わせると横ばいだという、努力はされていると認めますけれども、住民側からして十分とはまだまだ言えない、こんなことだと思います。  今、コロナで、日本の医療制度がこんなに脆弱なものだったのかというふうに感じている国民の皆様...全文を見る
○重徳委員 最後、大臣に今の話を前提に御答弁いただきたいんですが、今の話は、お医者さんの立場になれば分かります。それは、お医者さんは一生懸命勉強もして、親からすればお金もかけて学んでもらった。その知識を本人が思う存分力を発揮していただくのは、これは一つの理だと思うんですが、もう一...全文を見る
○重徳委員 大臣の思いは分かりました。これはやはり制度として何らか変えていく必要、医療制度としても変えていく、改革をしていく必要があるのだろうというのが私どもの考え方であります。  次に、残りの七分程度ですけれども、農業について議論したいと思います。  お手元に配付させていた...全文を見る
○重徳委員 こういった地域の取組も参考にしながら仕組みをつくっていく必要があるというのがこの提言なんですが、もう一点お尋ねします。  サラリーマンと比較するという意味では、自営業としての農業者といろいろ比べるのはなかなか難しいと思うんですが、近年、農業法人に就職した、そういう農...全文を見る
○重徳委員 じゃ、また最後に大臣にお尋ねしたいと思います。  今のような話を踏まえて、特に、就職希望ランキングでいうと、農業はまだまだ想像のとおり低いですね、何か八十位ぐらいだというデータもあるんですけれども。やはり大臣も農政に大変造詣の深い先生でいらっしゃいます。農業が人気ラ...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  私見を交えての御答弁、大変感激をいたしました。ありがとうございます。  また引き続きよろしくお願いいたします。
04月23日第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。  阿久津筆頭、また同僚の先輩の議員の皆さんの御理解をいただきまして質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  今日は、日印ACSAをテーマにまず質問をさせていただきたいと思います。  まず、本来、あした、日本とインドの2プラ...全文を見る
○重徳委員 日印ACSAについては、一昨日、四月二十一日に成立しました自衛隊法改正、タイトルは防衛省設置法改正ですけれども、と相まって物品役務の提供における決済手続を定めるものであると。法理上、違憲部分を含む安保法制に規定する自衛隊の行動、例えば存立危機事態を想定した訓練を行う際...全文を見る
○重徳委員 もうちょっといろいろとネタがあるのかなと思ったんですけれども。多少物足りない感じもしますが。  では、大臣にもう一点お聞きしたいと思います。我が国とインドとの二国間関係についてであります。  特に安全保障関連でいうと、現状で、ACSA、そのほかにも様々な協定があり...全文を見る
○重徳委員 インドは、中国との間で軍事的に緊張関係にあると思うんですが、今回のACSA締結は、そうした中印関係も考慮に入れていると考えてよろしいですか。というか、どのようにインドは立っていると見ているか。
○重徳委員 我が党の中でも当然様々な議論があるわけですが、今大臣のおっしゃったような考え方というのは共有できるという議員も多数、現にいます。  今回のACSAについては、先ほどの理由から反対という、結論はそういう結論を取ることになっておりますけれども、アジア最大の民主主義国家で...全文を見る
○重徳委員 ありがとうございます。  尖閣防衛においても、海上保安庁と海上自衛隊との連携というのは強化すべきだということをよく言われますが、更に加えると陸上自衛隊の部隊もありますので、そこの連携もしっかり強化していく必要があるというふうに思っております。  今のはいわゆる艦船...全文を見る
○重徳委員 ちなみに、アメリカの場合には台湾関係法という法律があって、様々、台湾への関与も日本以上にしていると思うんですが、要するに、今は政府間のいわば公式な窓口というのはなく、非政府間の実務的なやり取り、窓口で対応するという答弁だったと思うんですが、アメリカの場合にはどのような...全文を見る
○重徳委員 ちょっと茂木大臣に今の話を踏まえて聞いてみたいんですが、あくまで非政府間の実務関係ということでありますが、事、安全保障、防衛ということになると、やはり政府が大いに関わっていかなければならない場面が多いと思います。  サイバー攻撃があるかどうか、それはあくまで仮の話で...全文を見る
○重徳委員 では、次の質問に入ります。  この共同声明のペーパーでいうと上の方にあります、「自らの防衛力を強化する」、この言葉も大変注目されているわけでありますけれども、この自らの防衛力を強化するというのはどういう意味かということは、それこそ、緑川委員からも本会議でもお尋ねし、...全文を見る
○重徳委員 時間が来たので、ここまでといたします。  以上です。ありがとうございました。
05月21日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。  先ほど、自民党の原田委員から、自衛隊にどこまで本来業務外のことまでやらせるんだというようなテーマで御質問が行われました。似たような観点から、私は自衛隊の大規模接種について質問をしたいと思います。  アエラと毎日新聞の記者が予約システム...全文を見る
○重徳委員 この抗議文は大臣まで決裁を取ったものだと思います。大臣としても、公表についてはどうお考えですか。公表していただけないでしょうか。
○重徳委員 検討していただきたいと思います。  このシステムについては、元々、サイトをパンクさせないため、予約サイトですね、パンクさせないというような考えもあって軽いシステムにしてきたということでありますが、今回の件も踏まえて、実在する市町村コードしか入力できないような改修を行...全文を見る
○重徳委員 お聞きのとおり、把握することが適切でない組織が個人情報も含めて取り扱わなきゃいけない、そういう状況に今置かれてしまっているということだと思います。  それで、ひもづけがないと、結局、もし間違いがあったときに、入力ミスなのか、あるいは意図的な虚偽の予約なのか、分かりま...全文を見る
○重徳委員 現場において、本当にミスで違う番号を予約してしまった、本当にミスで間違えちゃった、こういう方もいると思いますが、しかし、それはシステム上はじけないんですよね。だから、現場で、あなた、違うんじゃないんですかと言っても、いや、私はこれこれこういう者でという中で判断せざるを...全文を見る
○重徳委員 現場判断、大変だと思います、これ。  私、ちょっと更問いですけれども、自治体であれば、日頃から住民とも接しているし、個人情報も、今回のワクチン接種に関する個人情報、取り扱うべき立場だと思います。だけれども、自衛隊・防衛省といった組織、あるいは現場の医官、看護官の皆さ...全文を見る
○重徳委員 これからいよいよ接種が始まりますので、現場の皆様方の負担感も含めて、本当にふだんの仕事と随分違うことまでやらなきゃいけない状態ですから、ましてや自衛隊の本来の業務というものがありますので、そこは十分に御配慮いただきたいと思うんです。  そして、このオペレーションがき...全文を見る
○重徳委員 ちょっと時間の都合もありますので、次の質問に参ります。  私、今、通常国会で安全保障委員会をもっと何度でも開催していただきたいというふうに、常々、委員長や与党筆頭にもお願いをさせていただいております。しかし、そうはいっても、今国会もあと一か月を切りました。そして、夏...全文を見る
○重徳委員 差し控える理由は何でしょうか。  この予算審議というものは、国会における最も重要なシビリアンコントロールだと思います。財政民主主義の観点からも、国会は、国民の代表として、予算の審議、納税者の立場からの予算の審議というのは最も重要なところであります。  内部文書とあ...全文を見る
○重徳委員 お答えになっていないと思います。いろいろな変動要因があるのは当然のことでありますが、規模感を示すということすらできないという理由にはならないと思います。  そして、ここから先は事務方の御答弁は要りません。岸大臣にお答えいただきたいと思います。  この朝日新聞の記事...全文を見る
○重徳委員 昨年、河野前大臣が、ブースターが落下するというリスク、そしてそれを改修するには二千億円程度かかるというふうに、なぜ二千億円という数字が出てくるのかもよく分かりませんが、そういう数字を根拠として陸上イージスを断念するというふうにおっしゃって、断念をするという判断をされま...全文を見る
○重徳委員 今大臣、余計なことをおっしゃったと思いますよ。  陸上のイージスと今進めておられるイージスシステム搭載艦、この機能を比べて、どっちがいいかという判断をしなきゃいけないと思うんです。ブースターを改修することで陸上イージスがよりよくなるなら、それはまあ、それにこしたこと...全文を見る
○重徳委員 総合的にという言葉しか答弁にないような御答弁ですけれども、やはり我々国会議員としては、唯一ではありませんが、何よりも重要なことの一つとして、予算の使い方、税金の使い方であります。その規模感も含めて総合的に判断されたんだとすれば、その規模感もお聞きになっていたのでしょう...全文を見る
○重徳委員 そうはいっても、私、これは報道ですから、これに基づいての答弁というのはないとは思いますけれども、ないというか、適切ではないとおっしゃるのかもしれませんが、少なくとも四千億円近いというこの維持整備コストを前提に考えると、私はそもそも、今、船に載せようとしているプランその...全文を見る
○重徳委員 経緯はもう分かっているというか、役人答弁みたいなものですから、必要ありません。  鋭意検討を進めるという中に、全くもう陸上イージスはゼロなのかどうかという、そこだけお聞かせいただけないでしょうか。  維持整備コストの規模感すら、我々は示されていないんです。大臣が把...全文を見る
○重徳委員 そこは、昨年六月に判断されたのは河野大臣でありまして、そのときにおける責任者は河野大臣ですが、今、その御判断を、検討の対象外だというふうにおっしゃった岸大臣がその責任を全てしょわれるということでよろしいでしょうか。
○重徳委員 次の屋良委員の時間に食い込んでしまいましたので、最後に一つだけ確認です。  先ほどの答弁で規模感を示すということを言われましたが、いつ頃ということを教えてください。そして、委員会に提出をしていただきたいと思います。
○重徳委員 委員長にもそのようにお取り計らい願いたいと思います。
○重徳委員 じゃ、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月21日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○重徳委員 立憲民主党の重徳和彦です。  大迫力の本多委員の後で、少し切り口の違う質問をさせていただきたいと思います。  私、実は、二年前の二月十五日の本会議におきまして、こんな質問をしました。我が国の国境離島や北海道の過疎地、山林、農地、水源地などが外国資本に買収されている...全文を見る
○重徳委員 余り、安全保障の定義というお答えじゃなかったようにも聞こえますが、ちょっと次の質問に入りたいと思います。  私の問題意識は、やはり日本の国土の三分の二は森林、山であるということなんです。山が荒れてしまうと、昨今、雨もよく降りますので、大きな災害で、平野に住む都市住民...全文を見る
○重徳委員 二千三百五十もの集落が消滅をしているということであります。  消滅まで至らなくても、要するに、その地域の森林というのは基本的に二束三文、そして耕作放棄地となっている農地もいわばお荷物というような状況になってしまって、そこを外国人だろうと何だろうと買ってくれるという人...全文を見る
○重徳委員 おっしゃるとおりで、川上から川下であります。川上がなくなったら川下もありません。  今のようなウッドショックの状況でございます。そういうことも含めて、利用目的が不明のまま外国資本、外国人への森林の売買というものは、これはやはりしっかりと、広い意味での安全保障上の観点...全文を見る
○重徳委員 既存法令での対応という話がありました。そこで、既存法令での対応について、ちょっと検証してみたいと思います。  ちょっと質問通告は飛ぶかもしれませんが、財務省、外為法に基づく集計というのがあるんですね。農水省からは後で聞きますけれども、財務省の外為法で、二〇一一年時点...全文を見る
○重徳委員 つまり、一定の非居住者の把握はしているけれども、特段それ以上のことはできる規定には基本的にはなっていないということでございます。  それでは、農水省にお聞きしてみたいと思います。  今度は山林そして農地なんですけれども、私が聞いているところでは、直近の数字で、山林...全文を見る
○重徳委員 今の調査は任意の調査なんですよね。法律に基づくものではありません。ですから、そういう意味でも、任意調査ですから、どこまで正確に把握できているかという法的担保というものは必ずしもないわけでございます。  それから、事前に資料もちょっといただいたんですけれども、居住地が...全文を見る
○重徳委員 大きな意味でというあれもちょっと面白い答弁だなとは思っていましたけれども、気持ちは分かる御答弁でございます。  もう少し申し上げますと、やはりこれは、どちらかというと国の問題であるんですけれども、根本的には国の問題でありますが、むしろ地方自治体とか地方議会における取...全文を見る
○重徳委員 ちょっともう一回、一旦ちょっと別の質問を挟んで、もう一回お尋ねします。  水源地については、自治体独自の条例も、結構多くの自治体において、上乗せの規制を定める条例が制定されております。これも、建前はどう書かれているか分かりませんが、やはり外資による水源地の買収への懸...全文を見る
○重徳委員 今、助言するようなケースに至ったケースはないという話がございました。これは、勝手に抑制されているんじゃないかと。国からすれば、地方が勝手にやってくれているんじゃないか、そういう答弁に聞こえるんですが、これは地方の仕事じゃないと思うんですよ、本質的に。  地方が懸念し...全文を見る
○重徳委員 まあ、直接なお答えにはなっていないと思いますが。  じゃ、最後、あと二分ぐらい時間がありますので、ちょっと、今飛ばした質問を、事務方で結構ですので、お聞きしたいと思います。  先ほど、産経新聞が誤報だとかというような話がありましたけれども、実際、じゃ、政府として把...全文を見る
○重徳委員 お聞きのように、極めて心もとない状況だということを最後に聞けて、かえってよかったというふうに思います。この問題意識については、是非、この会場にいらっしゃる皆様方にも共有していただきたいというふうに思います。引き続き、我が党内での検討、対応を考えていきたいと思います。 ...全文を見る