階猛

しなたけし

小選挙区(岩手県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

階猛の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○階委員 民主党の階猛でございます。  本日は、質問の機会を与えていただきましてありがとうございました。私も、検察の信頼回復というテーマで質問をさせていただきたいと思います。  先般の江田大臣の所信表明の中で、私が非常に印象に残ったくだりがございました。それは、第二の「検察の...全文を見る
○階委員 しかし、失墜という言葉を使ったからには、そこから回復する道のりもまた険しいということだと思いますので、そのあたりについてこれからお聞きしていきたいと思うんです。  まず、ちょうど大阪地検特捜部の村木さんの事件、無罪判決が出たのが九月十日で、九月十四日には小沢民主党元代...全文を見る
○階委員 信頼失墜とは関係のないというお話ですけれども、むしろ、検察審査会の本来的機能として、検察が二回嫌疑不十分としたものでも強制起訴、起訴議決できるんだということとした場合、まかり間違えば、有罪の可能性がほとんどないのに被告人の立場に立たされるということにもなるわけですね。被...全文を見る
○階委員 私はそれだけではまだ不十分だと思っていまして、やはり情報公開のあり方とか、まだ改善すべき余地があるのではないかと思っていますが、この件についてはこのあたりにさせていただきます。また折を見て御議論させていただければと思います。  それで、検察の信頼回復のために、最高検察...全文を見る
○階委員 そうしますと、まだまだ信頼回復に向けての取り組みは道半ばということなんですけれども、大相撲でも今、八百長の問題で、これは信頼回復するまでは本場所を開けないんじゃないかとか言っていますけれども、言うなれば、今検察は、八百長が発覚したけれども本場所は開催し続けているというよ...全文を見る
○階委員 今、真実発見とか法の適正な執行とか、そういうお話をされたと思うんですが、冤罪を出してはならない、そういう観点というのが抜けているような気がしました。それは入っていましたか。
○階委員 もう少し私は、組織の末端にまで届くような、心に響くような、漢字がたくさん入ったようなミッションではなくて、もっとわかりやすい言葉で伝えるべきではないかと思っています。  私も弁護士なので司法修習を受けたんですが、検察教官からの教えで、捜査に当たっての検察の心構えという...全文を見る
○階委員 そして、村木さんが最後におっしゃったことは、幾らミッションを確立して、かつ、個人の倫理観とか行動規範を確立したとしても、必ずそれを踏みにじるような人が出てくるということで、それをチェックする仕組みが必要だと。問題はその後でございまして、幾ら組織のラインの中でチェックを強...全文を見る
○階委員 今、横からということで、いろいろ、捜査と公訴を分けるというようなお話などをされたと思いますが、やはり、外部からチェックする、組織の内側だけではなくて、組織の完全な外からチェックする仕組みということでまさに被疑者取り調べの可視化というものが位置づけられるのではないかという...全文を見る
○階委員 率直におっしゃっていただいたと思うんですが、しかし、これは危険なことだと思いますよ。現に、一部の可視化というものはかえって冤罪を招く、被告に、被疑者にとって有害きわまりないものだというような意見もある中で、この試行指針を断行することによって、信頼回復どころか、かえって失...全文を見る
○階委員 ちょうどきょうは内山政務官にいらしていただいていますけれども、私は、例の主婦の年金切りかえ忘れ問題と同じような事態にならないかというのを危惧しているわけでございます。  とりあえず信頼回復につながるとやってみたものの、それに対して在り方検討会議のメンバーから非難ごうご...全文を見る
○階委員 そこはぜひ注意しながら進めていただければと思います。  そこで、内山政務官にお尋ねします。  先ほど来、検察の信頼回復のためには外部のチェック機能が必要だということで、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、総務省の年金業務監視委員会は、前身の、これは我々が野党の時...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  それでは、例えば、これから在り方検討会議の提言が出るわけですけれども、この提言を検察が着実に実行しているかどうかを監視させるために、総務省の中に、仮称ですけれども、検察業務監視委員会なるものを立ち上げることは法令上問題はあるかないか、お答えく...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  在り方検討会議も、第三者が非常に精力的に、高い見識でもって今提言をまとめている最中ですけれども、在り方検討会議自体は提言をする機関ということで、その後、その提言が実行されているかどうかというのを監視するところまでは予定されていないと思うんで...全文を見る
○階委員 見ておりますと、法務省というのは、この委員会の途中でも、何か答弁に不行き届きがあればすぐ手書きでメモを入れて、すごい役所だなと。私、総務省のとき、そんなことは一回もありませんでした。それだからこそ、やはりなかなか外部の人の話は聞きづらくなるんだろうなという気はします。 ...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○階委員 民主党の階猛でございます。  今回、質問の機会を与えていただきましたことに、委員長を初め、各委員の皆様に感謝を申し上げます。  また、私は、被災地岩手県の選出の議員であります。本当に未曾有の震害に見舞われましたけれども、ここまで、政府また与野党を超えた議員の皆様にも...全文を見る
○階委員 合計で千三百人を超える方がいらっしゃって、期日が延期になってもやることはあるのかもしれませんけれども、最高裁として、期日延期になっている間、何か被災地域の支援のために指示などを出されたのかどうか、ここを確認させてください。
○階委員 ありがとうございます。  それと、今回の法案に絡んでなんですけれども、今回定員を増員するということですから、国としてそこで新たな支出が生じるということでございます。平常時であればそれもあるのかなと思うんですが、今緊急な事態で、でき得るならばそういう平時の支出は最小限に...全文を見る
○階委員 もう一つ事実を確認したいんですが、今回の法案では裁判所職員の定員には変更がありません。しかしながら、職種別で見ますと、速記官や技能労務職員という方たちは減員となっております。しかし、それと見合う数だけ書記官が増員されておりまして、ネットをしますとプラス・マイナス・ゼロと...全文を見る
○階委員 今最高裁の方から事実関係を教えていただいたんですが、確かに、裁判官の方々、書記官の方々も大変な業務だと思います。十年裁判官をやってきて、昇進したいというのもよくわかりますし、書記官の人たちも、多忙な業務を少しでも緩和するために増員したいというのもわかりますけれども、未曾...全文を見る
○階委員 今の最高裁の議論を踏まえて、今回の法律を所管されております法務大臣として何かコメントなどあればお聞かせいただけますか。
○階委員 どうもありがとうございます。  そのようにぜひ国一丸となって、司法府も含めて今回の災害に対応していただければと思っております。  次のテーマに移らせていただきたいんですが、被災地域の復旧復興に関する法的な問題について少しお尋ねしたいと思います。  先週でしたか、法...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  さらに、瓦れきの処理の問題について、きょうお越しいただいている環境省の樋高政務官に二点ほどお尋ねしたいと思います。  今回、実際にごらんになってよく御案内のとおり、瓦れきが存在する地域が極めて広いんですね、陸地も海も含めてですけれども。これ...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  もう一点、御質問なんですが、私人が御自身で瓦れき等を撤去した場合、津波被害の特徴として自分の土地に他人のいろいろなものが入ってきています、平時であれば、妨害排除請求ということで、所有権者であるとか権原ある占有者にはそういう物権的な権利があるわ...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  樋高政務官、終わりでございますので、どうぞ御退席ください。  済みません。筒井副大臣、お待たせいたしました。一点だけ、お忙しいところ恐縮ですが、御質問させてください。  漁業が、被災地域、岩手、宮城それから福島、共通だと思うんですけれど...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、ここで質問を終わらせていただきますけれども、被災地の議員として、きょうは橋本理事も宮城でいらっしゃっています、また福島の議員の方々もいらっしゃいます。被災地の議員はもちろん頑張るんですけれども、微力でございます。多くの...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○階委員 おはようございます。民主党の階猛でございます。  本日は、一般質疑ということで、一時間時間をいただきました。  きょうは、政府から、大変お忙しい中を仙谷官房副長官を初め他省の方々にもいらしていただいておりますので、まずは、そちらから最初にお聞かせいただければと思いま...全文を見る
○階委員 私の入っている復興ビジョン検討チームの方でも、直嶋座長を初め、先週は岩手の現地を視察に行き、また現地の企業経営をされている方々のお話なども聞き、今週末は宮城にも行ってまいります。  現場の声をしっかり聞いて、それをもとにして、まさに仙谷副長官が言われたような、地域に根...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  その霞が関の果てしない議論につき合っている時間はないわけですけれども、一方で、実効性のある組織を立ち上げるということは非常に大事なことだと思いますので、ぜひその点を踏まえて、これからの復興施策をリードしていく、実施していく機関のあり方というも...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  仙谷副長官、最後の質問でございますけれども、私、金融の世界におりましたものですから、これからの復興に当たって、何とか金融の機能というものを使えないかと思っております。  と申しますのも、皆さん御案内のとおりの国家財政難の折、なるべく国家財政...全文を見る
○階委員 副長官、いろいろと有意義な御答弁をいただきまして、ありがとうございました。大変お忙しいと思いますので、退室されて結構でございます。ありがとうございました。  済みません、時間の関係で、質問の順番をちょっと入れかえます。  二つ目のテーマで、第二次犯罪被害者等基本計画...全文を見る
○階委員 行き届いた配慮だと思います。ぜひ、そういった事態には迅速に対応いただければと思っております。  また、震災に関連してなんですけれども、私は、震災で被災された方々、特に御家族などを失われた方々、こういった方々については、心のケアであるとか生活のサポート、こういったものが...全文を見る
○階委員 副大臣、ありがとうございました。これで副大臣への質問を終わりますので、御退席願って結構でございます。  あと二つほどこの関係で法務大臣にお聞きしたいんですけれども、具体的な施策の中で、何年以内に検討するというものが法務省関係で二つ、もっとあるかもしれませんが、二つほど...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  もちろん、弁護士自身もカウンセリング能力を磨かなくてはいけないんですけれども、やはり一般の人にとっては、弁護士というのはなかなか近づきがたいというか、弁護士の能力以前に、やはり弁護士という存在自体が、緊張したりあるいはいろいろ負担になったりと...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  次のテーマに移りたいと思います。  法曹養成制度について、これも昨年来、給費制の存続などとも関連していろいろな議論をしてきたわけでございますけれども、まず事実関係を確認させていただければと思います。  鈴木寛文科副大臣の方からかと思います...全文を見る
○階委員 確認ですけれども、今平成二十二年度の数字をおっしゃっていただいたと思うんですが、把握している数字はそれが直近のものということになりますか。平成二十三年度はまだなんですね。はい、わかりました。直近の数字はそういうことで、恐らく平成二十三年度も、今おっしゃったような減少傾向...全文を見る
○階委員 率が出せない説明はよくわかります。であれば、逆に、どの程度の能力を身につければ合格するんだ、そういう資格の取得できる要件というか、そちらの方を明らかにしてもらえないかと。  つまり、受験生にとってみれば、三千人とか七、八割合格と言っていたけれども、全くそれが現実には達...全文を見る
○階委員 ぜひよろしくお願いします。  副大臣、これで御質問を終わりますので、退席されて結構でございます。ありがとうございました。  残された時間、検察の改革について少しお聞かせ願えればと思っております。  きのう、前田元大阪特捜部の検事が第一審で実刑判決を受けたということ...全文を見る
○階委員 実際には、本当に、この指示を出すのは大変な御苦労があったのではないかと。それは、私も可視化議連という中で活動しておりましたので、辻先生たちと一緒に何回も何回も法務省の方たちとやり合って、それでもなかなか進まなかったものですから、これはもう法務大臣は本当に頑張られたなとい...全文を見る
○階委員 大臣の御見識と実行力、僣越でございますが、私からも本当に敬意を表したいと思います。  質問時間が終了しましたので、最後ですけれども、これから試行していく中で、今まだ全過程の可視化、どういった事件についてやるかというところまでは詰め切れていないように資料などを見ていると...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○階委員 民主党の階猛でございます。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  私は、被災県であります岩手の選出の国会議員であります。きょうは、総合特区法案、この法案自体については私は全く賛成でございますけれども、その法案について少しお尋ねした後、...全文を見る
○階委員 残り三つにつきましては、制度的に今回解決されたのかどうか。もしコメントがあればお願いできますか。
○階委員 制度だけでは必ずしも万全ではない、運用もしっかりしていかなくてはならないというお二人からのお話でございました。ぜひ、その運用面についても万全を期していただくようお願いしたいと思います。  そして、もう一点だけお尋ねしますけれども、今回の法案ができて、先ほども申し上げた...全文を見る
○階委員 今申し上げたような私の問題意識は、私は首長の経験とかはないものですから、首長の皆さんにとっては両方併存するのが当たり前とひょっとしたら思われているのかもしれませんけれども、私は併存することが結構意外だったんですが、今の御説明は納得のいくところでございます。  ぜひその...全文を見る
○階委員 ぜひ復興特区についても法案化を進めてほしいと思いますけれども、その場合、スピード感が問題になると思います。  仮に、今回の総合特区法案、今審議が進んでいますが、この段階で復興特区についても何らかの手当てがされるということであれば、これも、先のことはわかりませんけれども...全文を見る
○階委員 復興構想会議の方は六月までに何らかの提言をまとめるということなんですが、なるべく早く、その提言を待つまでもなく、復興構想会議にむしろこちらといいますか政府の方から、こういうことを進めていくべきではないかというふうにしかけていくような、そういう積極的な姿勢もぜひ政治主導で...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  復興に当たっては、今申し上げた防災の観点というもののほかに、いかに雇用の場を確保して、そして若い人を中心にこの地域ににぎわいを取り戻すか、こういうことが大事だと思っております。仕事をつくるためには、やはり企業がどんどん立地していくような、そう...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  次の質問ですけれども、総合特区法案を立案する段階で、民主党の中でも、この法案についていろいろな議論を行いました。一番大いに議論した点が、条例が法律を上書きするといいますか、もちろんこれは、今回の法案にそのような条例に対する上書きの委任規定を置...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  資料の三ページをごらんになっていただければと思います。  総合特別区域法案のスキームということで、総合特別区域というものが指定されて、そして、実際にそこで行う事業の計画が立てられ、いろいろな措置がされるまでのプロセスを書いてあるわけでありま...全文を見る
○階委員 きょうはいろいろと復興に関して御議論させていただき、ありがとうございました。  私は、復興特区というものを主張しておりますけれども、注意しなくてはいけないのは、復興という名をかりて特定の地域が我田引水あるいは焼け太るというふうなことになってはいけない。やはり復興という...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○階委員 民主党の階猛でございます。  きょうは五月十一日、先ほど江田大臣もおっしゃっておられましたが、震災から二カ月がたちました。私は、被災県選出、岩手県選出の国会議員として、この間、きょうで三度目、法務委員会で質疑をさせていただく機会を得ました。その都度その都度、私が問題だ...全文を見る
○階委員 今御答弁にあったような状況で、私も地元の弁護士さんなどから聞いておりますけれども、なかなかこの認定死亡というのは使えないということでございます。  そこで、次に考えられるのが、また資料一に戻っていただきたいんですが、戸籍法の八十六条三項で「やむを得ない事由によつて診断...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  そこで、具体的な提言等に移らせていただきたいと思っております。  資料二をごらんになってください。  これは、ちょっと古いんですが、山田さんという家裁調停委員の方が書いた、判例タイムズに一九八九年に載っていた論文でございます。その中で、一...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。ぜひそういった方向で柔軟に検討していただきたいと思っています。  と申しますのも、今の資料二で、下の段をずっと読んでいきますと、三つ目の段落で、「死亡の証明書を添付して死亡届がなされた場合は、市町村長かぎりで戸籍上の処理することはできない。市町村...全文を見る
○階委員 ぜひ速やかに検討した上で結論をお示しいただければと思っております。  ただし、今まで申し上げたのは死亡届を前提とした話で、残された方の心情面を考えてみますと、なかなか死亡届というのは出しにくいのかなと。  そこで、今度は金融庁さん、和田政務官にお伺いしますけれども、...全文を見る
○階委員 全く説明になっていないと思います、私は。十万円程度もらったところで、新たな資産を購入できますか。そういう話をしているわけではありませんし、また、民民の話だから介入できないということはありましたけれども、いずれにせよ、保険会社や銀行等は支払いの義務を負っているわけです。タ...全文を見る
○階委員 ぜひ、法務大臣の方も、この点、積極的にお知恵を出していただければと思います。  時間がなくなってきましたので先を急ぎますけれども、今ごらんになっていただいた資料四の一番上、A—一というケースでございます。これが、生計維持者である債務者が亡くなり、ローンつきの住宅も失わ...全文を見る
○階委員 田嶋先生に最後に質問しますけれども、資料七をごらんになっていただくと、自営業の世帯、零細企業なども含めてですけれども、こういう方で、大黒柱が失われていないケースで、一番悲惨なのが、冒頭申し上げた四重ローンのケース、B—五番のようなケースだと思います。  こういった方た...全文を見る
○階委員 本日はありがとうございました。
05月13日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○階委員 民主党の階猛です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  本題に移る前に、冒頭で、片山大臣は国家公務員二割削減の担当もされていらっしゃるということなんですが、私も、以前、総務省の政務官のときに担当しておって、この大変さということは重々...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  ぜひそのような方針で進めていただければと、私も国家公務員の二割削減ということでずっと担当してきて、昨年の国会でもこの点を議論しました。工程表を早くつくって国家公務員の人件費二割削減を進めていくということで、ぜひ前に進めていただければと思ってお...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  その上で、また大槌町のケースでいいますと、今現在職務代行者で頑張っておられる副町長の任期が六月二十日で切れてしまうんです。一方で選挙は当分できないということになりますと、職務代行者すらいないという事態が想定されるわけです。  こういったト...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  その考え方、私も賛成ですけれども、ただ、自治体に頑張れと言っても、これはさっき言ったような状況ですから、選挙をするのはなかなか厳しいんです。これは国の方でしっかり支えていただくとともに、かつ、住民の皆さんの理解も得ていただくということも大事か...全文を見る
○階委員 今の御答弁からすると、選挙の管理執行という観点からは、八月前半には、九月二十二日の期限が延長されるかどうかということについて、法律が通っているかどうかはともかくとして、事実上方針が確定していることが望まれると思います。また、当然、その候補者にとっても、期限延長されるかど...全文を見る
○階委員 ちょっと話はかわりますけれども、前回、統一地方選挙、岩手県内では、県知事選、県議会選挙を初め多数の市町村で延期という方法がとられました。  実数を申し上げますと、県議選、知事選それから市町村選挙、もし全部一遍にやるとすると七十の選挙があるわけです。ところが、今回、延期...全文を見る
○階委員 時間が参りましたので終わりますが、今の点は結構悩ましい話だと思っています。でも、自然体でいいとなると、統一地方選挙という名称をもはや使うべきではないのではないか。統一という名称を使っていると、それ以外が何かイレギュラーな選挙みたいな形になって、関心も低いですし、投票率も...全文を見る
05月17日第177回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。本日も質問をさせていただきます。  最初に、法案の審議の前に、関連して、総務省の内山政務官、そして厚労省の岡本政務官に少し質問をさせていただきます。  まず、今回は民事事件の関係の非訟事件手続法ということでございますが、行政事件...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  今回、法務省では非訟事件手続法が制定されるわけでございますし、総務省としても行政事件の非訟手続ともいうべき行政不服審査法の見直しをぜひ積極的に進めて、一刻も早く国会に提出して、そして成立させていただければと思っております。  その点に関して...全文を見る
○階委員 今、不服前置主義を全面的に見直そうということで検討を進めているというお話でございました。不服前置主義を改めるということは、申し立てる側にとってみれば、訴訟を直接選ぶことも可能になるわけでありますから、それだけ自由度は広がって、これはこれでいいわけでございます。  しか...全文を見る
○階委員 今、大臣にも御答弁を聞いていただいたかと思いますけれども、行政事件訴訟法は法務省の所管でございます。その訴訟法の八条でしたですか、ここでは、むしろ訴訟が原則で、もし不服前置をする場合には例外的に個別法で規定せよ、こういうことでございますから、今、総務省がやろうとしている...全文を見る
○階委員 さすが江田法務大臣、確かに不服申し立て制度は、申立人の救済ということのほかに、行政機関が自分が行った処分を自己反省する契機にしようという趣旨もあるわけであります。  したがいまして、違法、適法だけではなくて、当不当も判断し、必要があれば見直す、こういうことも趣旨に含ま...全文を見る
○階委員 災害弔慰金というのは、前回この委員会でも少し指摘しましたけれども、行方不明の方でも三カ月経過すれば支給できるように法律上規定が設けられております。ですから、行方不明になっていて、また遺族の方も見つからないとかいうのもあるのかもしれませんけれども、それにもかかわらず法律が...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  一次補正では、災害弔慰金が四百八十三億円、この数字の根拠を事務方に以前お聞きしました。そうすると、二十三年四月四日現在の死者・行方不明者二万七千五百七十四人を前提として、これが、ざっくりですけれども、世帯主の方とその他の方が四対六に分かれるだ...全文を見る
○階委員 これは通告していないんですけれども、今掲げた東松島あるいは栗原、こういった市では、法律の規定を上乗せするような形で兄弟姉妹にも支給されています。これは、厚労省としては問題ないというお考えということでよろしいですか。
○階委員 今お答えいただいたことは私は重要だと思っております。法律の範囲内で条例は定めなくてはいけないというふうに憲法に規定がありますから、法律で支給範囲に兄弟姉妹が含まれていないということで、大半の自治体はそもそも兄弟姉妹は最初から支給範囲から除外していると思うんですが、これは...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  今、岡本政務官の方から、今のような御見解を市町村、自治体にちゃんと示されるということでしたので、ぜひお願いします。  それで、関連してなんですけれども、けさ出がけに朝日新聞を見ていましたら、きのうの予算委員会で、義援金の支給についても、今ま...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。これも一歩進んだ御答弁だったと思います。ありがとうございました。  最後に、せっかくなので不服審査の関係でお尋ねしたいんですが、先ほどの資料一を見ていただきたいんですけれども、この右下の箱に、「地方における新たな仕組みの検討」、不服、苦情を広く受...全文を見る
○階委員 御丁寧な答弁をありがとうございました。ぜひ、今後とも、災害弔慰金あるいは義援金の支給などについて、被災者の立場に立った、いろいろな施策をお願いしたいと思います。  それでは、御退席願って結構です。ありがとうございました。  いよいよ本題に戻ってまいりますけれども、ま...全文を見る
○階委員 とすれば、家事事件も非訟事件に含まれる。資料二というのをごらんになっていただきたいんですが、これは法務省の方で法案説明用に用意してきたポンチ絵だと思います。これが非訟事件の具体例ということで、一番左に家事審判・家事調停事件ということで、非訟事件の中にこういったものが含ま...全文を見る
○階委員 技術的な配慮というのは、法律家は好きな話でございますけれども、実はこれは、ユーザーである一般国民にとっては余りそんなにうれしい話ではありません。  また、もう一点、指摘だけさせていただきますけれども、非訟事件手続法、実は以前から同じ法律はあったわけでありますけれども、...全文を見る
○階委員 ここでは、民事調停、家事調停もADRに含まれるという前提で議論をさせていただきますけれども、平成十九年からADRの認証制度というのが法務省所管の法律によって設けられまして、認証ADRについては、時効の中断効が認められるなど、申立人にとって非常に使い勝手のいいものにされて...全文を見る
○階委員 別に裁判所のADRをなくせということを申しているわけでもございませんで、それぞれ得意分野などあるのかもしれませんので、適切な事件の振り分けなどを法テラスの方でやればよりいいのではないかなという問題意識でございますので、御検討いただければと思います。  さらに進んで、今...全文を見る
○階委員 ということで、事件がふえてきますと、調停を裁判所でやってもらうだけではなくて、やはり認証ADRの活用というのも重要になってくるのではないかということで、法務省としましても、震災の関連で、今までは調停事件に行っていたような案件についても認証ADRを利用してもらうように呼び...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  資料四というのをごらんになっていただきたいんです。  先ほど、公示催告手続が非訟事件手続法に取り込まれたという話もしましたけれども、平成十六年に法律の改正がされて、新しい公示催告事件の流れということで、従来、公示催告期間が六カ月以上だったも...全文を見る
○階委員 非訟事件の中で、今回の震災に関してもう一つ利用がふえると思っているのが特定調停手続です。  特定調停手続は資料五の方に挙げておりますけれども、法的整理手続である民事再生手続との対比表を掲げさせていただいております。  特徴としていろいろ書いておりますけれども、事実上...全文を見る
○階委員 ぜひよろしくお願いします。  がらっと話題がかわります。ちょっと法案を離れますけれども、先日の日曜日に司法予備試験が行われました。初めての予備試験に六千四百七十七人の受験者があったと報道されております。  この委員会で私も指摘しましたけれども、近時、ロースクールに入...全文を見る
○階委員 この予備試験の受験者の中には、新司法試験をロースクールを卒業して受けたんだけれども、いわゆる三振制、五年以内に三回不合格になったら失格になってしまうという三振制にひっかかった、三振制が適用された方が含まれているそうです、六千四百人の中には。  もしその大体の人数がおわ...全文を見る
○階委員 時間が参りましたので終わりますけれども、そもそも三振制が導入された際には、ロースクールを卒業すれば七、八割は合格します、こういう話とセットだったわけです。その七、八割が崩れた以上、三振制も存続の前提を失ったというのが私の見解ですし、この委員会でも何人かの方が指摘されたと...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  もとより、国会議員は憲法四十三条で国民の代表でございますが、本日は、私の故郷でもあります岩手の代表としてもお話しさせていただければと思います。  そこで、...全文を見る
○階委員 私も同じ思いです。  ただ、ややうがった見方をすれば、今回は結果的によかったから総理がそうおっしゃるのではないか、あるいは、自分の指示ではなく東電社長の指示に背いたから問題ないと言っているのではないか、そういううがった見方もあります。  その点について、総理は、結果...全文を見る
○階委員 私もよくわかりませんでしたけれども、この問題というのは普遍的なものを含んでいると思います。トップの指示と自分の使命が相反するときにどういう行動をとるべきか。私は今、岩手県の代表だと申し上げましたけれども、トップの指示に反しても、自分の使命として、この国を守るために、復興...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  財務大臣にも来ていただいておりますので、一つお尋ねしたいんですが、この利子補給をするのに、きのうもこの委員会で出ていましたけれども、年間五百億ぐらい財源が必要だということであります。  私がこの五百億という数字を見て思い浮かんだのが、政策投...全文を見る
○階委員 時間が参りました。まだまだお尋ねしたいことはたくさんありますが、これからも黄川田委員長初め委員の皆様とともに復興のために全力を尽くすことをお誓い申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月31日第177回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○階委員 民主党の階猛です。  本日は、参考人の皆様、ありがとうございます。  時間も限られておりましたので、きのう恐らくお手元に私からの質問要旨ということでお届けさせていただいたと思うんですが、六問用意しております。お一人二問ずつ、順次お聞きしていきたいなと思います。  ...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  それでは、今井先生にお伺いします。  今回のいわゆるコンピューターウイルス作成罪の構成要件を見ますと、「人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録」という...全文を見る
○階委員 何が正義かどうかというのはなかなか一義的には決められないので、「不正な」というような表現はむしろ使わない方がいいんじゃないかなというふうに私は感じました。  三点目ですけれども、安冨先生にお伺いします。  記録命令つき差し押さえ、あるいは複写、印刷物の差し押さえとい...全文を見る
○階委員 前田検事の問題もそうだったんですが、検察はともすれば、供述に沿うような、犯罪を裏づける積極証拠の収集については時に偽造もするなどして一生懸命集めるんですが、消極証拠の収集については消極的だと私は思うんですね。そういった意味で今お尋ねしました。なるべく証拠は広く、積極も消...全文を見る
○階委員 その必要性について疑義が生じないようにするためには、やはり捜査機関としてはなるべく差し押さえに持っていこうというのが通常あり得るのではないかと思います。  そこで、今井先生にお伺いしたいんですが、保全要請をした場合ですけれども、今申し上げたように、なるべく差し押さえに...全文を見る
○階委員 まだもう少し時間がありますが、最後の質問になります。では、これは、時間がありますのでお三方にお聞きします。  今、ソニーの個人情報漏えい事件が大変話題になっております。全世界で一億人にも上る方の個人情報がハッカーによって漏えいされてきた。私は、これは国際的サイバー犯罪...全文を見る
○階委員 済みません、私、ちょっと時間を読み違えていまして、時間が参りましたので、お二方には大変失礼ですが、ここで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月15日第177回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○階委員 東日本大震災に伴う相続の承認又は放棄をすべき期間に係る民法の特例に関する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本年三月十一日の東日本大震災によって甚大な被害が発生し、多くの被災者はいまだ生活再建の見通しが立たず、混乱状...全文を見る
○階委員 大口委員にお答えいたします。  まず前段の、「自己のために相続の開始があったことを知ったもの」というふうに条文では書いておりますが、いわば相続人が被災者である場合のみを適用対象としているのはなぜかということでございます。  そもそも、民法上では、熟慮期間については伸...全文を見る
○階委員 今の二つの質問、大変重要な点でございます。  まず、二十二年十二月十一日以後とした理由でございますけれども、震災で亡くなった方に限らず、その前に亡くなった方についても、相続熟慮期間進行中に三月十一日を迎えた、このような熟慮期間進行中に震災の被害に遭われた相続人について...全文を見る
○階委員 桑原委員にお答えいたします。  まず、熟慮期間が延長される前に伸長の手続をしていた場合の取り扱いということでございますが、後の質問とも重なるわけでございますけれども、私どもとしましては、その熟慮期間の伸長後の末日が、我々がこの法案で延長しようとしている十一月三十日より...全文を見る
○階委員 法定代理人が不在の未成年者が相続人になった場合ということでございますけれども、まず、民法九百十七条によって、相続人が未成年者である場合には、その熟慮期間は、法定代理人が相続の開始を知ったときから起算するということになっております。そして、未成年者の親権者がいずれもお亡く...全文を見る
○階委員 柴山委員にお答えします。  今の点は、提案者としても、立案段階で悩んだ点でございます。震災前に相続の放棄の熟慮期間が進行中の方々を救済の対象にすべきかどうか、かつ、今御指摘のような残り一日というような人まで救済の対象にすべきかどうか、その点は悩んだわけでございますけれ...全文を見る
○階委員 まず、震災前に相続の開始を知った人について二通りのやり方、一つは、一定期間を置いて、三カ月というよりも短期に権利関係を確定するということでございますけれども、それについては、私どもは、確かに御指摘のようなことも考えられるかと思いますけれども、やはり一律に制度を構築すると...全文を見る
○階委員 国税のお話だったかと思いますけれども、多分、委員の問題意識をそんたくさせていただきますと、我々の法案は、遡及効というものを設けて、一たん熟慮期間が終わったものについても復活させるとか、あるいは熟慮期間の残存期間が短いか長いかにかかわらず一律延長している、そこが国税とは違...全文を見る
○階委員 私が今考えますに、やはり、相続を知ったかどうかというのはすぐれてプライベートなことで、なかなか自分以外に証拠資料を持っている人は少ないのではないか。  一方で、どこに住んでいるかということは、先ほど辻委員もお答えになりましたけれども、学校であり職場であり、あるいは隣近...全文を見る
○階委員 城内委員の質問にお答えします。  今、共同相続人の利益、あるいは債権者の利益について、配慮が十分なのかどうかという問題意識の御提示がありました。  共同相続人について言えば、今、例として挙げられたような、ほかの共同相続人が財産を早く換金してそれを使いたいんだというよ...全文を見る
○階委員 確かに、伸長の申し立てをして、それに対して裁判所が柔軟に対応するのであれば相続人は特段困らないのではないか。これは、言われてみればなるほどなと思うところもありますが、そもそも、生活の実態として、被災地の相続人の方々が家庭裁判所にわざわざ行って手続をする余裕があるのだろう...全文を見る
○階委員 今委員からは、遡及効を設けることによって、債権者の利益といいますか、期待していたものが覆されてしまう、こういう問題意識を言われたと思います。  まず、遡及効については、私どもは、これが効果を発揮する場面が二つあると思っていまして、まず一つは、震災後に相続が発生した方々...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○衆議院議員(階猛君) ただいま議題となりました東日本大震災に伴う相続の承認又は放棄をすべき期間に係る民法の特例に関する法律案について、提案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本年三月十一日の東日本大震災によって甚大な被害が発生し、多くの被災者はいまだ生活再建の見通しが立た...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 今、前川委員が御指摘になった点は、これは立法をする上で非常に悩んだところでございます。震災で亡くなった方を相続する方たちだけを対象とするのか、それとも、震災前に既に亡くなっていた方の相続人であっても、生活が混乱している中で熟慮期間を徒過してしまう、そういう...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 委員からは大変重要な御指摘をいただいたと思います。確かに、幾ら法律で熟慮期間の延長を定めたとしても、対象となる方がそれを理解してもらわなければ致し方ないわけでございます。  そういった中で、私どもとしまして、誰を対象にすべきか、そしてそれをどうやって分か...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 森委員からは大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  私どもも、今回、熟慮期間の延長をする対象となる相続人の範囲、どこまでにするか、これもまさに熟慮に熟慮を重ねたわけであります。そういった中で、やはり確かに先生が先ほど例示されました、もう十二月十...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 今の御質問、二つに分けて答えさせていただきたいと思います。  まず、三月十一日以前の相続人の方たちに対して、仮に救うとしても期間は長過ぎるんじゃないかと。例えば、熟慮期間の持ち時間残り一日だった方は、八月末プラス一日ぐらいでいいんじゃないかという御指摘で...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 木庭委員を始め参議院の法務委員会の皆さん、また参議院の全議員の皆さんに対して、この場を借りて改めてこの法案を迅速に審議にかけていただいたことに感謝を申し上げます。    〔理事森まさこ君退席、委員長着席〕  さて、御質問のお答えですけれども、なぜ、三月...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 平時であれば、まさに委員御指摘のとおり、家庭裁判所に相続人の方が出向いて必要に応じて熟慮期間の伸長の申立てを行っていただく、これが大原則であろうと考えております。  しかし、震災の後、家庭裁判所に行くにもその足がない被災者の方々、避難所で暮らされて家庭裁...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 今委員が御指摘になった点は、議員立法にこの法案がなった経緯に大きくかかわっております。  と申しますのも、私ども与党でございますから、当初は法務省さんにお願いして閣法でこの法案作ってくれないかと言ったときに、法務省が何と言ったかというのが今委員の言われた...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 桜内委員にお答えします。まずもって、先ほどは過分なお褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございました。  さて、御質問の法の趣旨ということでございますけれども、ここは確かに目的規定というものを置けばもう少しスムーズにこれは御説明できたのかなと思うところ...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 今の御指摘は森委員の御指摘とも重なるところがあるかと思います。  確かに、残り一日というところで津波の被害に遭われた方、ほぼ丸三か月近く熟慮期間があったわけでございます。こういった人たちについても一気にその熟慮期間というものが十一月三十日まで延びてしまう...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 今のケースは、まず法定単純承認となっているということですから、まず三か月は過ぎている話でございます。その上で、この法案施行前に相続人が相続した債務について債権者と話し合って三つのケースに分けて合意が成立しているということでございました。  それで、既に全...全文を見る
○衆議院議員(階猛君) 例えば、取決めはしたけれども、私が申し上げたような単純承認にも相続財産の処分にも当たらないケースがあるんではなかろうかという問題意識だと思うんですが、具体的にそのようなケースを想定してみますと、相続人の固有財産を原資とする返済又は返済の取決めであるが第三者...全文を見る
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○階委員 民主党の階猛です。  平野復興担当大臣におかれましては、御就任まことにおめでとうございます。同じ岩手の国会議員として、ぜひ平野大臣には頑張っていただきたいと思っております。  先ほど、新幹線で地元から戻ってまいりました。その地元の今週末の反応、本当に平野大臣の誕生を...全文を見る
○階委員 私の思いと同じである、同じ考え方であるということで、大変私も心強く思いました。  政策の方に話を移しますけれども、きょうお配りしております資料をごらんになってください。  ちょっと細かい数字で恐縮なんですが、表の一という上段のところが「東日本大震災後の被災三県の人口...全文を見る
○階委員 今大臣からも御指摘がありましたように、今、党の中でこの案を詰めているところなんですが、やはり少し気になるのは、大胆な区割り変更をできるようにする、その陰で、今まで既存の土地について権利を持っていた方たちの利益をどのように保護するかということが非常に悩ましい問題です。 ...全文を見る
○階委員 新しいまちづくりのための大胆な区割り変更と、一方で権利者の権利保護、両面をぜひ、私も知恵を出したいと思いますし、平野大臣とも一緒に進めていければと思っております。  次に、若い世代を呼び込むために私が必要だと思う政策は、良質の雇用を生み出す付加価値の高い産業をこの地域...全文を見る
○階委員 続いて、海江田大臣にお伺いします。  先般来いろいろ報道もされておりますけれども、先日の参議院の予算委員会で、大臣の御答弁で、いずれ時期が来たら私も責任をとるということでございました。しかし、私は、なぜ責任をとらなければならないのかよくわかりません。  海江田大臣が...全文を見る
○階委員 非常にお心のこもった答弁だったと思います。私は海江田大臣のお人柄を尊敬します。ぜひ、これからもこの国のために頑張っていただければと思います。  最後に、海江田大臣に質問しますけれども、今回、二重ローン対策ということで、私も党の方でいろいろかかわっております。その二重ロ...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  時間が参りましたが、最後に一つだけ、委員長に御提案です。  きょう質問していて、よくよく考えてみたら、私も岩手、黄川田先生も岩手、そして平野大臣も岩手、なぜ東京でこのような質問をしているのかということをちょっと不思議に思いました。ぜひ一度、...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  終わります。
07月29日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○階委員 民主党の階猛です。本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  先ほど磯谷議員の方からTFTという私にとっては耳なれない言葉が出ていましたけれども、きょう、私の方は、ILC、こちらも耳なれない言葉かもしれませんが、このアルファベット三文字を中心に...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。ぜひ、財務省の手のうちを知り尽くしている与謝野大臣、財布のひもを緩めるお力添えをお願いします。  それで、きょうは復興担当の山口副大臣にもいらしていただいております。復興の目玉としてほしいという私の思いなんですけれども、現に復興の方針などの中にも...全文を見る
○階委員 国家戦略担当の玄葉大臣にもぜひお伺いしたいんですが、資料の九というのをごらんになっていただきたいんですが、この加速器のプロジェクトを進める場合にいろいろな省庁がかかわってこられます。内閣府とか経産省とか文科省とか厚労省。先ほど申し上げました既存のJ—PARCなどは文科省...全文を見る
○階委員 時間が来たので終わります。  私は、このプロジェクトというのは、単に岩手のためにやるのではなくて、東北全体のためであり、また日本全体のためであり、さらには世界のためにもなる、こういう大きな広がりを持つプロジェクトなので、先ほど言ったように、省庁縦割りの中で、ここではで...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○階委員 おはようございます。民主党の階猛でございます。  本日は、平岡法務大臣を初め政務三役の皆さん、この委員会では初の質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。先回の委員会で大臣がごあいさつされた中に、検察改革、そして法曹養成制度の検討ということがございました。きょ...全文を見る
○階委員 やはり極めて異例、過去には把握している限りではゼロだということでございました。  そこで、お聞かせ願いたいと思います。  村木事件でのこの国賠請求に対し、訴状に記載された事実関係の認否を留保したままで請求を認諾したのはなぜなのか、この点についてお答えください。
○階委員 おかしいと思うのは、フロッピーディスクの改ざんという特殊事情があったから請求を認諾するというのであれば、そもそも刑事事件のときにフロッピーディスク改ざんはわかっていたわけですよ。その刑事裁判は最後まで係属して被告人の立場に村木さんを置きながら、何で国賠請求だけは認諾して...全文を見る
○階委員 余り納得できる答弁ではございませんでしたが、とにもかくにも、この三千八百万円近くの金額、既に払ったというふうにもお聞きしておりますけれども、この金額は税金の中から、国民の血税の中から払われるわけです。  一方で、国賠法の一条二項で、行為者に故意または重過失があれば、そ...全文を見る
○階委員 またあいまいなお話だったと思うんですが、故意犯だということで訴追しているわけですから、故意があるというのが国の立場なわけですよ。だったらば、一条二項の要件は当然満たすと思います。  そういう前提でお聞きしますけれども、仮に求償権を行使するとしても、先ほど申し上げたよう...全文を見る
○階委員 少なくとも、この血税から払った三千八百万円、これは国民には何ら責任はないのに払ったお金でございます、検察の失態で払ったお金でございますから、しっかりこれは取り戻していただきたいと思っております。  それから、この訴訟で、この新聞の記事にも書いていますけれども、原告の村...全文を見る
○階委員 ぜひ、検察改革に消極的だというふうな見方がされないように、しっかり村木さんの事案についても真相解明をし、検察改革に取り組んでいただきたいと思います。  そこで、村木事件とはちょっと離れますけれども、実はその後も特捜部の失態がありまして、先月、粉飾決算の事件で日債銀の役...全文を見る
○階委員 平岡大臣は人権派というふうによく言われますけれども、特捜部が過去にどれだけ人権を侵害してきたか。冤罪を生み出し、私の尊敬する銀行の先輩は、特捜部の取り調べを苦にして自殺もされました。そういうことも踏まえて、特捜部の改革には全力で取り組んでいただきたいと思っております。 ...全文を見る
○階委員 やはり、抽象的な理念というか、遵守されない場合の効果がはっきりしないようなもので果たして実効性が上がるのかどうか、それは疑問があります。ぜひ、これにとどまらず、しっかりと検察が行動を改めるような、そういう制度をつくっていただきたいと思っておりまして、この「検察の理念」と...全文を見る
○階委員 問題は見直しのスピードで、先ほど申し上げたように、この一年間でもさらに問題は深まっているということですから、早急にやらなくてはいけないと思います。  二つ目の問題として指摘したいのは、いわゆる三振制、ロースクール卒業後、五年間で三回受験に失敗すれば受験資格を失うという...全文を見る
○階委員 今、失権して苦しんでいる人が四千二百四十九人いるということをしっかり認識した上で、早急に手当てをしてください。  最後に、多様な人材の受け入れが果たされていないのではないか。法学部以外の方や社会人の志願者、合格者が激減している傾向があります。これに歯どめをかけなくては...全文を見る
○階委員 党の中でも、この問題、しっかり検討して皆様に提言していきますので、真摯に受けとめていただければと思います。  きょうはありがとうございました。
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○階委員 民主党の階猛です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。  被災地に種をまきましょう。被災地に生まれた小さな芽を大きく育てましょう。これは、野田総理がさきの所信表明演説でおっしゃった言葉です。まさしくそのとおりだと思います。 ...全文を見る
○階委員 しかと受けとめました。きょうテレビをごらんの皆様、岩手に限らず、宮城、福島、そしてそれ以外の地域の方々も本当に心強く思ったと思います。ありがとうございました。  本題に移ります。  まず、希望を失わないようにするためには、瓦れきの処理ということが何よりもまず解決しな...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  今大臣からもお話がありましたとおり、岩手では、十一年分、四百七十六万トン、宮城では、私が調べたところでは、二十三年分、千五百六十九万トンの瓦れきが発生した。しかし、この瓦れき、被災地住民の心情であるとか、あるいは悪臭、火災の危険、さらには仮置...全文を見る
○階委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  次のテーマに移ります。被災地での学生ボランティアの活動支援というテーマでございます。  私が先日訪れた岩手県立大学では、ボランティア活動をしていた大学生が、地元の五大学ともタッグを組んでともにNPOを立ち上げて、学生ボランティアの...全文を見る
○階委員 今大臣から、学生のみならず使っていただける予算なんだということでございました。私、学生が立ち上がったということに大きな意義があると思っております。  文科大臣にお尋ねしますけれども、学生がこういうことに取り組むことによって、来ていただいた仮設住宅の方々も大変喜びます。...全文を見る
○階委員 何せ相手は学生ですから、わかりやすい手続にしていただいて、ぜひ活用してもらえるように、そして、今回生まれた小さな芽が大きく育つようにお願いしたいと思います。  次のテーマに移ります。  津波被害を最小化するための方策についてお伺いします。  まず国交大臣にお尋ねし...全文を見る
○階委員 国の方針としては、今おっしゃったようなことが最も合理的である、これは理解いたします。  しかし、委員の皆様にはお配りしている資料四という地元の新聞記事がございますけれども、説明会をしますと、今回の計画の堤防の高さ、従来よりは高くしたものの不十分ではないかという意見が出...全文を見る
○階委員 住民の皆様の納得を得ることが一番大事です。大臣のお考えはわかります。ぜひ、しっかりと説明していただいて、地元の皆様が、よし、これでやろうという気持ちになれるような堤防の高さ、取り組んでください。  次のテーマでございますが、また復興担当大臣に伺います。  資料の五と...全文を見る
○階委員 ありがとうございました。  これまではどちらかというと被災地の立場からの御質問でしたが、この復興に当たっては被災地以外の方々から、冒頭申し上げましたとおり、温かい支援をいただかなくてはならない。今回の予算でも臨時増税ということも打ち出しております。しかし、我々も、この...全文を見る
○階委員 そこで、私から、二兆円の捻出方法について一つの御提案でございますが、先ほど申し上げたように、JTとか東京メトロなど売却予定株式として既に含まれているもの、あるいは、これから売却を検討するという日本郵政株、エネルギー特会保有株、こういった政府保有株の配当金を復興財源に使っ...全文を見る
○階委員 ぜひ前向きな検討を実現に向けてお願いします。  次のテーマに移ります。  やはり、被災地の復興について国民の皆様、特に被災地以外の皆様の御協力を得るためには、行政刷新ということはしっかり進めていかなくてはなりません。行政の無駄を省き、非効率なものはなくし、そして真に...全文を見る
○階委員 事業仕分けにかわって、政府の方では提言型政策仕分けに取り組むという今回の取り組み、ぜひ私も支援、御協力したいと思います。  そして、総理にもお尋ねします。  一方で、従来の事業仕分けは、実は回を重ねるごとに、やはり政府・与党の中だけで仕分けをしても限界があるのではな...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  本当に国会が活性化する一つのきっかけになればと思って与野党で一生懸命取り組みますので、本当に野田総理にはいい御答弁をいただいたと思います。ぜひよろしくお願い申し上げます。  次のテーマでございますが、ちょっとまた別のテーマになります。  ...全文を見る
○階委員 ぜひ今後とも前向きな取り組みをお願いしたいと思います。  再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度というのも被災地の未来への希望につながる話ではないかなと思っております。  経済産業大臣にお尋ねします。  この冬も電力需給は、特に東北地方、寒い地域でございます、大...全文を見る
○階委員 ぜひ早急な進め方をお願いいたします。  最後に、二重ローン対策の進捗状況について少しお尋ねしたいと思います。  金融庁の方では、個人版私的整理ガイドラインをつくられて、それを今運用していると思うんですが、余り利用状況は芳しくないというふうにも聞いております。さらなる...全文を見る
○階委員 これで質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月16日第179回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第1号
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○階小委員 金田さんのことを参考人に。
○階小委員 きょうお配りされている行政事業レビューシート、支払基金と国保連の予算措置はなし、来年度に限らず従来からなしということになっているわけでございますけれども、恐らく一般の方が医療保険から納める保険料などから費用は工面されているのではないかと思っています。  多分その数字...全文を見る
○階小委員 これまでの議論を聞いていて、そもそもの話を聞きたいんですが、この事業レビューシートの二ページ目に、過去の仕分けの結果ということで、仕分け人の判定では、国保連、支払基金の統合十一名ということで、圧倒的に多かったわけです。  そのときの仕分けに加わっていた方、参考人の方...全文を見る
○階小委員 今おっしゃられたように、コスト削減というのは一つの目的ではあるかもしれませんけれども、それがすべてではない、それ以外にも医療費を抑制するための検討を進めていってほしいということだったんですね。  副大臣にお伺いしますけれども、そういった検討が余りされないまま、統合に...全文を見る
11月17日第179回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第2号
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○階小委員 民主党の階です。  一つお伺いしたいんですが、先ほど古賀さんの中で、国家財政が大変厳しい中で福利厚生ということを言うこと自体ナンセンス、私は、その言葉は非常に重く受けとめました。私自身も昔、長銀という銀行にいて、自分も借り上げ社宅に住んでいましたけれども、経営破綻し...全文を見る
○階小委員 一点だけ。  そこで、今、古賀さんから非常に説得的な意見もあったわけですが、なぜ公務員宿舎が必要なのかということを財務省の方で、これも説得的に端的にお答え願います。
○階小委員 感想めいた発言になりますけれども、今回初めての試み、憲政史上初の試みでこの仕分けをやって、与野党でいい議論ができるだろうかという不安もありましたけれども、本当に皆さん、建設的な議論、そして、結論も、方向性がほとんど四つの事業は変わらないということで、この試みは大成功だ...全文を見る
11月29日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○階委員 お答えいたします。  委員が御指摘のとおり、既に参議院で通過している法案の趣旨を踏まえまして今回修正した箇所が、まさに七十七条の二項の四号でございます。  当初の案ですと、「前号に掲げる事業と一体となってその効果を増大させるために必要な事業又は事務に関する事項」とい...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○衆議院議員(階猛君) 復興特別意見書の趣旨について御説明したいと思います。  まず、現行法でいいますと地方自治法に九十九条というのがありまして、これは、地方公共団体の議会が国会に対して意見書を提出できるというのがありますが、今回は復興特区を申請する自治体、すなわち首長さんの方...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。  裁判所法の一部を改正する法律案、これは法曹養成に絡む問題で、私もたびたびこの委員会で取り上げさせていただきました。ただし、私は、この給費制か貸与制かという問題は...全文を見る
○階委員 大口委員にも後の方で質問したいので、なるべく端的にお答えをお願いします。  そうしますと、検討条項については、にらみながらという表現もありますけれども、必ずしも拘泥されないということなんだと思います。  それで、今後、もしこの閣法が原案どおり成立して一応貸与制になる...全文を見る
○階委員 ということで、あくまで今回の閣法は、未来永劫貸与制にするということではない。これは、理論的にもそうですし、我々政治家が覚悟を決めてやれば必ずそうなるということを確認させていただきました。  その上で、個別の論点に入っていきます。  文科省に伺います。  適性試験と...全文を見る
○階委員 率直な御答弁、ありがとうございます。  今までこの委員会で余り指摘されていなかった事項について、また城井さんにお伺いしたいんですが、今御答弁にありましたとおり、適性試験の志願者、法科大学院の志願者、そして法科大学院の入学者がいずれも激減してきています。それに連動して、...全文を見る
○階委員 そうすると、まだはっきりとした悪影響というのは把握していないということで受けとめてよろしいですか。
○階委員 いずれにしても、法科大学院については定員割れというところも多数あって、それ自体が経営の足を引っ張っているということはあると思うんですね。  さらに加えますと、優秀な学生が、今までだったら、研究者になろうとしていた人が、まず法科大学院に進んで、修了後に司法試験に合格して...全文を見る
○階委員 それから、従来の司法試験が、予備校での受験教育に頼って、それを経て合格していることによって、余り法曹の質がよくなかったんじゃないかという問題意識から、法科大学院では受験指導はやらないという方針だったと思うんですが、法科大学院の第三者評価基準が昨年三月に見直されまして、司...全文を見る
○階委員 一方で修了者の七、八割を合格させるという目標が達成できず、その改善が迫られる、また一方では受験予備校化を防ぐ、こういうはざまの中で、今のは大変苦しい説明だったと思います。  こうしたことから、私は政策仕分けでも指摘させていただきましたけれども、法科大学院というのは、制...全文を見る
○階委員 ありがとうございます。  それでは次に、新司法試験と予備試験について、今度は法務省の管轄になるかと思います。  資料四というのをごらんになってください。  これは、やはり総務省の行政評価局がまとめたものでございますが、平成二十二年のデータなんですが、新司法試験の合...全文を見る
○階委員 私は、全くそれでは説明になっていなくて、受験生が聞いたらとんでもないと思うと思います。そこが明確に説明できない以上は、資格試験という旗はおろし、三千人という合格目標も変更すべきだと思っています。  資料五というのを見ていただきたいんですが、これは、司法修習生の進路の内...全文を見る
○階委員 それから、修習のときの経済的負担に配慮する仕組みとして、私も修習生をやったときに、やはり家族持ちですから、借金をしないと給費制でも生活できないんですね。反面、時間的な余裕は企業に勤めていたときよりも全然あるわけで、時間的余裕がある中で、兼業ということもでき得る限り認めて...全文を見る