篠原孝

しのはらたかし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

篠原孝の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  十五分間で五省庁の方においでいただいていますので、一省庁三分ぐらいになります、端的に質問させていただきまして、端的にお答えいただきたいと思うんです。  まず、積雪量というのが盛んに出てくるわけですけれども、今回のニュースを聞いており...全文を見る
○篠原委員 ちゃんとした答えになっていないとは思いますけれども、飯山市とか栄村のところで調べているわけですから、この資料をごまかすわけじゃないわけですから、そういった資料もどんどんアメダス等の資料と同じように使っていただきたいということです。これが第一の質問でございます。  次...全文を見る
○篠原委員 その今の答弁で皆さん安心されるかと思います。これからは残雪ですね、雪崩、これは非常に大変ですので、引き続き災害派遣の点はお願いいたします。  それから、次でございます。今のこの算定基準の関係なんですが、これを見ながら考えていただきたいんですが、これは道路というときに...全文を見る
○篠原委員 わかりました。それも非常に前向きな答弁で、そのことを徹底していただきたいと思います。困っている点では同じですので。  それから次に、この点は既に鷲尾委員等も聞いておりますけれども、災害救助法、それから自衛隊の派遣というときにどの範囲でやるかというのが問題になってくる...全文を見る
○篠原委員 今ちょっと聞きましたけれども、時間がないんでやめますけれども、合併した後五年間だけは面倒見るなんというのは、それはだめでして、もっと細かい配意でぜひやっていただきたいと思います。  次に、被害、今専ら生活の観点からだけというか、道路とかが言われていますが、大被害は農...全文を見る
○篠原委員 一言だけ最後にお許しいただきたいと思います。  今、既存のものを利用してということですけれども、これは余り知恵がない考えでして、災害が起きてしまったのを、災い転じて福となす、災害復旧ということに乗じて樹木を一斉に更新するとか樹園地を一斉に整備するとか、そうすると削減...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○篠原委員 きょうは、一時間時間をいただきました。この問題は、皆さんおわかりだと思います。今、農林水産大臣あるいは厚生労働大臣、松田大臣、四苦八苦しながら答弁されておられますけれども、この問題は総理が相当深くかかわっておられるわけです。私は総理にちょっと質問しようと思ったわけです...全文を見る
○篠原委員 今、守られているとおっしゃいましたけれども、先ほどから話題になっておりますけれども、農務省自体が、農務省の内部の監察事務所が調査したところ、いろいろな問題が出てきたと。十二施設のうち九施設ぐらいがSRMの除去の記録もないとか、それから、西川さんも御指摘になりました、へ...全文を見る
○篠原委員 今伺っていますと、何にも問題がなかったように聞こえるんですけれども、今これだけ問題が露呈しているわけです。調査に行った時点で、やりとりの詳細はわからないわけですけれども、専門家が行ったわけです。専門家が行ったにもかかわらず、何にも問題なかったんでしょうかね。後からいろ...全文を見る
○篠原委員 それでは、今問題が生じたわけです、一月二十日に。それから、農務省自体も悔い改めようとしていろいろ指摘されているわけです。それから、我々調査に行ったとき、これはほとんど西川さんたちが行かれたところと同じ場所を見たわけですけれども、我々は、ワシントンDCに行きまして消費者...全文を見る
○篠原委員 我々は、ワシントンDCでは、ジョハンズ農務長官とも一時間ほどたっぷり意見交換というか、いたしました。ジョハンズ農務長官は、我々に対しては、当然ですが、非常にわびておられます。アメリカがこういった問題でこれほど真摯に謝罪している案件は最近ではないんじゃないかと思います。...全文を見る
○篠原委員 それではアメリカの言いなりになっているということじゃないでしょうかね。アメリカが日本側に要求を突きつけてくるときは、大体が、いつの幾日までにきちんとしてほしいという期限を区切ってきています。やはり外交とかこういう問題は、レシプロカル、相互主義でいかなくちゃいけない。ア...全文を見る
○篠原委員 大臣はちょっと混同されているんじゃないですか。アメリカ業界が早くと言うのは輸入再開を早くであって、報告書を早くじゃないんですね。我々は報告書をちゃんと早くということで、では、輸入再開もじっくり取り組んでなかなかさせなければいいので、そういうことになるんじゃないでしょう...全文を見る
○篠原委員 しかし、アメリカ側が四十施設を認可したんです。そして間違いが起こったので、二つの施設を取り消したわけです。日本は、アメリカが認定した施設のどこに行ってもいいわけです。十一施設行っているんです。そして、これから行こうとしている。ほかのところまでチェックしに行くのは僣越か...全文を見る
○篠原委員 しかし、矛盾していますね。もう二つの施設とも認可を取り消されたわけです。取り消されたところへ日本がのこのこ行くというのは理屈上は合わない。時間がたってしまったら合わないわけです。  これはやはりおかしいので、では約束してください。この二社には、新たに再開される査察と...全文を見る
○篠原委員 では、その次の段階でもいいですから、私から要望しておきます。必ず行ってください。  それから、先ほど申し上げました、いろいろなこと、外交、こういった問題はお互いさまということです。日本の牛肉の輸出も禁止されておりました。しかし、同時に再開されました。日本の場合は、今...全文を見る
○篠原委員 ちょっと伺っていてよくわからなかったんですが、これは厚生労働省所管だと思いますので厚生労働大臣に伺いますが、アメリカ側は事前に日本に査察に来たんでしょうか、来なかったんでしょうか。
○篠原委員 そうすると、この点については日米対等だということでよろしいんでしょうか。そうですね。
○篠原委員 大体わかってきているわけですけれども、お互い輸出国も輸入国も、共同して両国の国民に安全なものを届けようという点では同じなんだろうと思います。  資料の五を見ていただきたいんです。今伺っていた部分の通達なんですが、それの抜粋です。対米輸出食肉を取り扱うと畜場等の認定要...全文を見る
○篠原委員 今、大臣、大事なことをお答えになっているんですが、日本の場合は、地方分権とかありまして、屠畜場の管理は基本的に都道府県に任されている、アメリカは国が直接やっている、それはわからないではないんです。  この今の写真をちょっと見ていただきたいんですが、よくおわかりになら...全文を見る
○篠原委員 それでは確認ですけれども、全部行こうとした、十一施設でやめた、今ちょっととまっているのでやめているということですね。そういうことでしたら、今我々は月に一回行ったりしているということですけれども、少なくとも年に一回は全施設をちゃんと査察に行かれるんでしょうか、今後ですけ...全文を見る
○篠原委員 ぜひきちんと見ていただきたいと思います。そして、言うべきことは言っていただきたいと思います。  それで、今後どうしていくかということなんですけれども、いろいろ新聞報道されております。きのう私は感心したんですけれども、共同通信の配信で武部幹事長がこう言っているわけです...全文を見る
○篠原委員 今、大事なことをずっとお答えいただきました。そして、こういったときに、またもとに戻って恐縮ですけれども、国際的なルールでは、輸入国の査察というのはどのように位置づけられているのか。基本的に輸出国が責任を持って認可したりする、それを輸入国が認めなきゃいけないのか。そうい...全文を見る
○篠原委員 わかりました。輸出国に基本的に任されているというルールはわかりました。だから、そうなっているんでしょうけれども、このような国民的関心を呼ぶような大問題が生じたときに、一体どうやって解決していくかという問題に私はなっていくんだろうと思います。今の、EUに対するホタテガイ...全文を見る
○篠原委員 私は円満な解決の方向で今伺ったんですけれども、それだけの決意があれば結構でございます。  今、繰り返して申し上げますが、ホタテガイは平成七年に禁止された、一九九五年に禁止されたんですね。それで、日本はまじめですから、通達を出してあれこれ整備してというのは、大臣がお答...全文を見る
○篠原委員 短期的に、十八カ月から二十カ月飼うわけですから、すぐにはできませんけれども、アメリカ側も準備しています。ですから、ちゃんとこらえて、二十カ月齢以下の生産記録がなければ絶対ならないということで通していただきたいと思います。  次に厚生労働大臣、一つは月齢判別です。次は...全文を見る
○篠原委員 今は受け身の御答弁しかいただきませんでしたけれども、この点、しっかり念頭に置いて交渉に当たっていただきたいと思います。  次に、食品安全委員会の問題です。  資料の一の時系列のを見ていただきたいんですが、食品安全委員会、鳴り物入りで成立いたしました。谷垣財務大臣が...全文を見る
○篠原委員 わかりました。そういうことでしたら、ぜひ頑張っていただきたいんです。  それでは、今、これだけ問題になっているわけです。リスク管理機関の厚生労働省、農林水産省はアメリカの調査結果を待っているという段階です。しかし、一部の食品安全委員会の委員の皆さんが心配したとおり、...全文を見る
○篠原委員 これはちょっと問題だと思うんですが、こういう状況は。私は、本来は、日本側の食品安全行政についての行政組織が実態に合わない形になっているんじゃないかと思うんです。  行革会議がございまして、中央省庁の再編が行われたわけですが、その当時、猪口大臣は行革会議の委員でした。...全文を見る
○篠原委員 大臣らしい答弁、ありがとうございました。  食品安全行政、やはりちょっとがたついているんですね。今、松田大臣、見守っていると。これは、食品安全委員会と農林水産省と厚生労働省、やはり三つに分かれているということがいろいろ問題じゃないかと思います。日本は第三者機関まで理...全文を見る
○篠原委員 最後に、私、おわかりでしょうけれども、三つ提言いたしました。月齢判別、生産記録できちんとするということ……
○篠原委員 はい。  それから別に分けること、それでシングルエージェンシー、これはぜひ実行していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
02月24日第164回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  大臣の所信に対しまして質問させていただきます。  所信のところから入らせていただきますが、ふろしきというのが今話題になっております。私もふろしきの愛好者でございまして、どういうときに一番使ったかというと、二十数年前アメリカに留学させ...全文を見る
○篠原委員 気持ちはわかるんですが、非常にやっておられるというのはわかるんですが、この数字、私が特別つくりましたので、ちょっと見ていただきたいんです。これが資料でございます。「各省庁の留学派遣者数の比較」、人事院の長期在外研究員派遣というので、簡単にいいますと留学ですけれども、私...全文を見る
○篠原委員 引き続き努力して、足りないことがあったら、パワフルな大臣もおられますし、我々も応援団ですから、言ってください。  私は、環境問題というのは本当に国際問題から発していると。私は農林水産省に三十年いたんですけれども、だめなんですね、役人というのは。クイックレスポンスとい...全文を見る
○篠原委員 努力されているということですけれども、環境省は今六人ですか、在外公館。OECDが一番最初というのはわかる気がします。リオの環境サミットも結局OECDの閣僚理事会等でさんざんやってきて、それがリオの環境サミットにつながっている。先進国のルールというのはOECDで決まって...全文を見る
○篠原委員 日本にあるのは当然だろうと思いますけれども、今おっしゃった中では、UNEPなんかに相当お金を出している、六%近くですね。どこの国際機関もそうなんでしょうけれども、国際機関のルールというのは、お金の拠出割合に応じてその国の人を採用する。日本は、完全に相互、パラレルになっ...全文を見る
○篠原委員 抽象的なお答えなんですが、では、具体的なことを聞かせていただきます。  環境省は、そんなにぱっとすぐ国際機関に行ける人材が多くないということです。それでも、先ほど御答弁いただきましたけれども、いろいろな国際機関に七、八名出しているということですけれども、では、一体、...全文を見る
○篠原委員 ぜひ相互連携してください。足りないところを補い合うというか、外務省の方は環境問題をちゃんと勉強していただく、逆に、環境省の方は外務省に行って、外交の場で環境問題をどうするかというのをちゃんとやっていただくということだろうと思います。  それで、ネックになっているのは...全文を見る
○篠原委員 それはいい答弁だと思います。外務省も、人数が少ない、五千人ちょっとの体制というのはよく言われています。ほかの国と比べたら少ない少ないと。その気持ちはよくわかるのですが、それよりもさらに少ないのが環境省ですから、五分の一しかないわけですから、そういった省庁に、人を出さな...全文を見る
○篠原委員 それでは、国際問題はこれで解決して、来年はEU代表部は絶対一人ちゃんとつくことはもう確実になったんじゃないかと思っております。  次ですけれども、もう一つ、資料の下のところを見ていただきたいんですが、農林水産省と環境省の地方支分部局の比較というものですね。  僕は...全文を見る
○篠原委員 時間が参ったのですけれども、もう一つだけ、ちょっと井脇さんの質問に啓発されまして質問をさせていただきたいと思います。  私は、大臣が先頭に立ってやられたクールビスとかいうのは、あれは非常に結構なことだと思います。今、ウオームビズというのもやっていると。もったいないふ...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  今国会では外務委員会で初めて質問をさせていただきます。外交問題、もう既にいろいろな方が質問されておりますけれども、山ほどあります。私もそういったものについてお伺いしたいことがあるんですが、それはさておきまして、きょうは、外交の体制の整...全文を見る
○篠原委員 やはり語学が中心になりますから、最近、外交官試験がなくなって、一般の公務員試験の中から選ぶわけですから、語学がそれほどできなくて、語学音痴の人も入っている。それでも僕はいいんだろうと思います。ですから、語学の訓練をちゃんとしていただかなければならないと思います。  ...全文を見る
○篠原委員 さすがに大臣、すぐおわかりいただけるかと思います。  それで、提案ですけれども、韓国語やアラビア語や中国語が三年になっているというんだったら、英語圏の人は、今大臣がおっしゃったウルドゥー語とかスワヒリ語、マイナーな言葉をそのかわり習えといって三年にするなり、一年半英...全文を見る
○篠原委員 大臣、これも前向きに答弁いただきまして、ありがとうございます。というか、そうやっていかなくちゃいけないんだろうと思います。  例えば、プロの育成の仕方なんて幾らでもあるのに、どうも、だけれどもそういう人事はしていない。どういうことかといいますと、例えば環境問題。地球...全文を見る
○篠原委員 今、ついでに、質問通告しておりませんけれども、塩尻官房長、石川経済局長、小松国際法局長おられますが、今の局長クラスで国際機関への勤務の経験おありになる方おられますか。
○篠原委員 済みません、通告していないのに。  何でそんなことを申し上げたかというと、やはり、エリートコースみたいのがちょっとあるわけですね。何か、言っちゃ悪いんですが、端パイみたいな人を国際機関にやるとかいうんじゃなくて、ピカ一を出して、そして出世させるというふうにしてやって...全文を見る
○篠原委員 今、大臣は向き不向きがあるということをおっしゃいましたけれども、私は、氏と育ちとどっちが大事か、才能と育ちと。役所の中で見ていると、みんな優秀ですよ。特に外務省の方はみんな優秀で、どちらかというと才能云々よりも、どういうポストでどういう人にどういう仕事をしたか、どうい...全文を見る
○篠原委員 外務省の中で、今、語学のプロもいて、安全保障のプロ、地球環境問題のプロとつくっていって、何でもできるみたいな感じになりますけれども、やはりそれでは無理だろうと思います。外交も、先ほど大臣がおっしゃったように、こんなに長くなったりする、こんなに積み上げられるような条約が...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございました。  今の合併省庁は一人でいいとか、そういうので、でこしゃこつければいいんだろうと思います。ぜひ、そういうふうにして一番いい体制で臨むようにしていただけたらと思います。  どうもありがとうございました。
03月16日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  今国会で初めて農林水産委員会で質問させていただきます。私の時間、予定では十時までになっておりますけれども、きょう、大事な法案を提出するのに立ち会わなければなりませんで、五、六分早目に終わらせていただきますので、御了解いただきたいと思い...全文を見る
○篠原委員 今、一万五千人弱ということですね。それで、伺っているところによりますと、国は五千五百七人、約三倍の人たちが都道府県の試験研究機関で働いておるわけです。研究者が八千百四十人というお答えでしたけれども、国の場合も、研究者はそのうち限られるんだろうと思います。つまり、三倍の...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございました。  人数で約三倍、それから試験研究費で約一・五倍、国がわずか七十七億円。ですから、五、六%にしかならないんだろうと思います。  次に、問題は、いろいろあるんですが、まず、都道府県の試験研究機関の中の研究のダブりです。それは一体どんなふうに把...全文を見る
○篠原委員 そういう抽象的な答弁しかできないんだろうと思いますけれども、わかっていただきたいので具体的な例で申し上げます。  これは提案ですけれども、例えば果樹試験場が東北六県にみんなあるわけですよ。そして、リンゴもブドウも桃もナシもサクランボもすべて同じように研究しているわけ...全文を見る
○篠原委員 今、飼料用稲でお答えいただきましたけれども、稲なんかも典型的だろうと思います。稲ぐらいでしたら、みんな各県で競って、あきたこまちは秋田でつくるというようなのがあります。だけれども、コシヒカリが典型的な例だと思います。コシヒカリは福井の農業試験場で生まれました。しかし、...全文を見る
○篠原委員 国と都道府県の関係を考えていきますと、矛盾が生じてくるわけです。この独立行政法人の法律は非常に矛盾が多いわけです。その一般的なものはもうあちこちで議論されているから私はやめますけれども、非公務員になるのに国家公務員の共済組合にはそのまま入っているとか、国立環境研究所は...全文を見る
○篠原委員 今、受け皿ができて、つくっているという答弁だったと思いますけれども、これはすぐ考えなくちゃいけないんじゃないかと思います。  ちょっと昔の話をするのも恐縮なんですが、私は、自分でこの仕事に携わったので、ここの問題点は地方の試験研究機関だということに気がつきました。し...全文を見る
○篠原委員 今、お答えになった問題、国と地方、そしてもう一つ、大学もかかわってくるわけです。大学にも試験研究機関があります。  具体的ないい事例で、皆さんに考えていただきたい事例を提供いたしますと、長崎なのです。長崎県は、水産が大事なわけです。県が用地を提供いたしまして、長崎大...全文を見る
○篠原委員 三つ、場所は一緒のところにあって、役割分担しているということですけれども、指揮命令系統がちょっとずつ違うんですね。しかし、現場の方がわかっていると思います。いずれ時がたてば、三つ一緒にというふうに必ずなっていくはずです。待っているだけじゃなくて、主体的にやっていただき...全文を見る
○篠原委員 時間がなくなりましたので、この質問は大臣にお答えいただきたいと思います。ちょっと副大臣のところはスキップさせていただきます。  もう一つ、題材を提供いたします。北海道の試験研究です。  北海道は、札幌農学校ができまして、大学で試験研究も教育も普及もみんなやっていた...全文を見る
○篠原委員 具体的な数字、一番最初にお答えいただいた数字をもう一度申し上げます。県の試験研究費、人件費も含めてわずか、わずかと言うと国民の皆さんにおしかりを受けますけれども、千六百十九億円です。これを全部国がやったって罰は当たりません。緑の補助金です。  みんな独立行政法人にし...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 本会議 第15号
議事録を見る
○篠原孝君 まず、松木議員の、どのように担い手を育成し、規模拡大を図るかという質問にお答えいたします。  政府案は、四ヘクタール以上という大規模農家のみを直接支払いの対象にしており、今は小規模でも将来意欲的に農業に取り組もうという担い手の農家を支援の外に外しております。しかし、...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○篠原委員 おはようございます。民主党の篠原孝でございます。  きょうは、EPAに関連いたしまして、日本の将来の国づくりがいかにあるべきかということ、これは、こんなこと言っては失礼かもしれませんが、前の外務大臣にはこういうことはお聞きいたしません。麻生大臣はポスト小泉の一人とし...全文を見る
○篠原委員 それでは、ちょっと大臣と、ここら辺に関連して哲学論争のようなものをさせていただきたいと思っております。  国づくりの将来ビジョンを持って一番熱心に取り組んだのは、戦後すぐのころじゃなかったかと思います。それは、めちゃめちゃになってしまった。それで、よくここでも出され...全文を見る
○篠原委員 それでは、ちょっと聞いていただきたいので、私の資料を見ていただきたいんですが、きょうは、我が党の渡部恒三国対委員長にもおいでいただいております。それはなぜかといいますと、渡部恒三国対委員長と私は共通の趣味がありまして、石橋湛山さんの思想にほれぼれいたしておるわけでござ...全文を見る
○篠原委員 今、大臣のお言葉の中に、人口減少というのがありました。さっきの横長の紙のところを見てください。二千何年、二千百何年を僕は恐れているわけです。  このまま行きますと環境が悪化する。どうして悪化するかというと、今、大臣は資本財、しかし、もう一つ中間財というのがあるんです...全文を見る
○篠原委員 どうもありがとうございました。
○篠原委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、いわゆる日本・マレーシア経済連携協定及びマルチチップ集積回路無税待遇協定について、賛成の立場から討論を行います。  今般、マレーシアとの経済連携協定を結ぶに当たり、林産品の合板については、協定全体の見直しの際に、再協議することにな...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○篠原議員 お答えいたします。  直接支払いというのは、三年前の政府の答弁のような考え方がございます。直接支払いということは、今はこの言葉だけで言われていますけれども、昔は言い方がいろいろございまして、直接所得支持あるいは直接所得補償と言われて社会保障的な考え方が取り入れられた...全文を見る
○篠原議員 直接支払いというのは、形としては転作奨励補助金と似ているわけです。米が余っている、だからそれ以外の作物をつくってほしいと。転作の場合は、米もただ減らしたいだけということだったわけですけれども、我々の方は、先ほど菅さんが答弁されましたけれども、もっと前向きに考えて、米が...全文を見る
○篠原議員 先ほどの政府答弁の方では、大体今の耕地面積の五割、二百万ヘクタールというお答えでしたけれども、我々もそれなりに計算してみました。  それで、販売農家を対象にすると、主な対象作物としては米、麦、大豆、飼料作物、雑穀、菜種、それから、それに加えて地域振興作物等を入れてい...全文を見る
○篠原議員 直接支払いの理由でございますけれども、筒井委員の御指摘のとおり、いろいろな理由があります。  一つは食料の安全保障、それから地域社会の安定、それから景観、自然環境の維持というのがありまして、我々が算定するときには、どの部分が幾らかというようなことまでは考えておりませ...全文を見る
○篠原議員 金額については菅さんが答弁されておられたのでおわかりいただいていると思いますけれども、とりあえず一兆円でございまして、このほかに、例えば、国民の理解がどんどん進んだ、八兆円なりの農業の多面的機能についてきちんと都市サイドも負担していい、そうじゃないとますます過疎化して...全文を見る
○篠原議員 我々の法案は、一言で言いますと、直接支払いの導入により食料自給率を高め、農業、農村全体を活性化するというふうに言えるんじゃないかと思います。  食料の安全保障でございますけれども、長らくというか、国際交渉では一番の眼目でした。外国から、ミスター・オンリーワン、ミスタ...全文を見る
○篠原議員 荒井委員の御指摘のとおりの面があるかと思います。私は、担い手に重点を絞った政策もあっていいと思います。あっていいんですが、今までの実績から見ますと、今大臣、一番最近ではプロ農家というふうにおっしゃいました。その前に、中核的農家、自立経営農家、いっぱい美辞麗句が並びまし...全文を見る
○篠原議員 米の過剰というのは、先ほど二田委員が一番最初に御指摘になりましたように大問題だろうと思います。しかし、やりようがあるということです。まずは市場原理に基づくというのが一番なんでしょうけれども、そこに直接支払いがかかわるということで解決できるんじゃないかと思います。  ...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  二十分ほど時間をいただきまして、国有林野改革を中心に質問させていただきます。  行政改革、私は非常に大事なことだと思います。私も役人生活を送りましたが、農林水産省というかつて八万騎とかおりました役所におりまして、行革の対象になりまし...全文を見る
○篠原委員 今資料を配られましたので見ていただきたいと思います。一つを除いては私が全部つくった資料でございますけれども、まず、二ページ目の資料をごらんいただきたいと思います。これはつくっていただいたというか、もともとある資料でございます。  主要諸外国の国有林の管理のところを見...全文を見る
○篠原委員 国有林は大事ですから、これは官でやるということをぜひ考えていただきたいと思うんです。ところが、国有林野は、ちょっとほかのところと違うんですね。片方を国に残し、片方を独立行政法人にして民間にしていく。  きのう、おもしろいことがありました。私、質問取りがちょっと遅くな...全文を見る
○篠原委員 やはり行革、行革と、行革様がまかり通るみたいな感じで来ているんじゃないかと思います。  こういった状況の中で、やはり竹中大臣の役割は大事だと思うんですよ。政治なんか全然関係がありませんでしたけれども、途中から入ってこられまして、いろいろ斬新なことをやっておられる。こ...全文を見る
○篠原委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  それだけじゃなくて、これは時間がないのでやめておきますけれども、あちこち、県がばらばらにやらなくたって、国が責任を持ってやっていいんです。中川大臣はよく御存じですけれども、WTOでも、試験研究のお金というのは緑の補助金というの...全文を見る
○篠原委員 新聞も過疎地に大事なので、過疎地担当の大臣ですから、新聞についてもきちんと配慮していただきたいと思います。  以上で終わります。
04月12日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○篠原議員 価格の問題はいろいろあるかと思いますけれども、そもそも論でちょっと答えさせていただきますと、直接支払いというのは、今までの価格支持と比べると、価格支持は、消費者の負担において価格を高くしておいて、消費者の負担で生産者にたくさんお金が行くというのをやめまして、EPAとか...全文を見る
○篠原議員 若い農業者に意欲を持って農業に取り組んでもらったり、それから、今現在やっておられる方に励みになるような資格を与えてというのは考えられないわけではないんじゃないかと思います。  農業の分野でもほかの分野でも同じなんですが、ドイツは昔からそういう制度が確立しておりまして...全文を見る
○篠原議員 その点については森本委員の御指摘のとおりだと思います。ですけれども、我々はその部分は農業共済制度等で賄っていただけるのじゃないかと思っております。それよりも何よりも、我々の直接支払いですけれども、一兆円ということですので、それなりの手当てはそちらの方でできるのではない...全文を見る
○篠原議員 お答えいたします。  自給率の向上について、我々の法案では専ら生産サイドのことだけ書いておりますけれども、やはり食生活がキーポイントになってくるのではないかと思います。やはり食生活は相当乱れ切ってしまっている。その一番の原因は、風土と隔絶した食生活に陥ってしまったこ...全文を見る
○篠原議員 お答えいたします。  残念ながら、先ほど申し上げましたとおり、我々の法案は生産の方を重視でございまして、法案には入っておりません。しかし、趣旨としては大賛成でございまして、なるべく丁寧に食べる、ロスは出さないようにということでやっていく以外にないんじゃないかと思って...全文を見る
○篠原議員 加算方式を導入した理由は三つございます。  一つは、直接支払いはどうしてもみんなにべたに行くということで構造政策に資さないということで、その欠点を補うために、年金に例えれば基礎年金に当たる部分、みんなに平等にいく部分については、それはそれである程度確保しましょう、あ...全文を見る
○篠原議員 民主党の案では、主要な農作物の自給率が減ってしまった、これをふやしていかなければならない作物ということで数品目を指定しております。一つが小麦であり、大豆であり、それから菜種、飼料作物、雑穀ですね、中山間地域でつくりやすい作物。そこが遊休農地が三十八万ヘクタールもある、...全文を見る
○篠原議員 小麦についてのお尋ねでございます。お許しいただきまして、この点は少しじっくり答えさせていただきたいと思います。  小麦については、私がつらつら思うに、余り熱心にしてこなかったのではないかと思うんです。大臣の地元は小麦の生産地でございます。実需がないんだとあきらめてか...全文を見る
○篠原議員 今、佐々木委員から非常に重要な御指摘があったのではないかと思います。  戦後の農政、変わってきた、産業政策一辺倒から地域政策というふうに変わってきたんじゃないかという御指摘でございますけれども、法律的には、基本法的にはそのとおりだと思いますけれども、戦後の農政、いつ...全文を見る
○篠原議員 ヨーロッパの例を出されましたけれども、EUの農業大臣もたしかそうだと思いますが、農業の後にルーラルディベロップメントという、農村開発というのが大臣の名称についているわけです。イギリスとかフランスもそうだったと思います。もう一つ言いますと、そこに環境がついている国も非常...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  先ほどの議論を伺っておりますと、総理が答弁されたくてうずうずしておられるようですので、きょうはたっぷり総理に質問させていただきます。  まず、食品安全委員会。最近新聞紙上をにぎわせております。資料をお配りしております。先ほど田島さん...全文を見る
○篠原委員 今力説されましたけれども、そういうふうに実動的に動いていないから皆さん不満を述べられておやめになったんじゃないでしょうか。ちゃんと食品安全委員会に働いていただくには、もう一回、公募するなりしてきちんとやり直ししなくちゃいけないんじゃないでしょうか。先生方もそういうこと...全文を見る
○篠原委員 三ページのところを見てください。これは一々触れている時間はありませんけれども、山内先生は公研という雑誌の中でこのように、政府の見解と我々の見解はこんなに違うんだ、我々はこんなに努力したのに政府はそれをちゃんとそんたくしてくれない、全然違うことを言っていると率直に述べて...全文を見る
○篠原委員 しかし、全然守ってくれていないわけですね。日本とアメリカは安全基準が違いますよ。だから、日本にちゃんと輸入するんだったら、日本の基準に合わせるのが当たり前です、そんなことは。しかし、そんな緩和された基準でずっと来たんじゃないです。  総理、この年表を見てください。こ...全文を見る
○篠原委員 まあ、そういう答えしか返ってこないんだろうなというのは、さっきの予測と同じように予測できましたけれども、しかしこれは、その次のページを見ていただきたい。  またもう一つ、総理の立場がわからないでもないと言ったのは……(発言する者あり)かかわっているんです、食品安全委...全文を見る
○篠原委員 総理のよくちょろまかされる論理だと思いますけれども、日本がやはり不始末なんです。拙速で、きちんと事前調査もしなかったし、チェックしていないんです。韓国は、日本が再開したので再開しようと思っていますけれども、まだしていないんです。今、盛んに事前査察をしているんです。です...全文を見る
○篠原委員 総理、安心してください。アメリカからも援軍があらわれました。六ページと七ページを見ていただきたいんですが、ニューヨーク・タイムズ、四月六日付の新聞、英語が得意な人は英語を読んでいただきたいんですが、七ページに訳もあります。  クリークストーン社というのが全頭検査をさ...全文を見る
○篠原委員 以上、終わります。
04月20日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○篠原議員 お答えいたします。  一〇〇%完全なものというのはなかなかできにくいんだろうと思いますけれども、岡本委員御指摘のとおり、法律に書く以上はきちんとしなければならないという指摘は、そのとおりでございます。我々もそれなりに計算してあります。  五〇%の方で申し上げますと...全文を見る
○篠原議員 まず、認定農業者制度の評価でございますけれども、農業経営改善計画をつくって意欲的に農業に取り組む人たちを引っ張り上げる、そういった制度としての役割は十分に果たしてきたのではないかと思っております。  次に、直接支払いの対象としてどうするかということですけれども、これ...全文を見る
○篠原議員 集落営農というのを特別に取り出して、直接支払いの対象とするかしないかということは考えておりません。  そもそも集落営農というのを、私は政府案の方の定義というのはきちんと理解しているわけではありませんけれども、共同作業というので始まったり請負で始まったり、一部分だけを...全文を見る
○篠原議員 我々の法案は、農業全体を活性化することによって農村全体を活力あるものにするということを目的としております。ですから、直接支払いの対象もまじめに農業に取り組む人たち全員ということで、販売農家全員ということにしております。  農業集落に対して支援をしていこうということも...全文を見る
○篠原議員 意気込みのあり過ぎるネクストキャビネットの大臣はちょっと中座しておりまして、私の方から答えさせていただきます。  食料・農業・農村基本法で新しい農政をスタートいたしましたけれども、その中で、実質的に効果があるのは何かというのをつらつら考えますと、食料・農業・農村基本...全文を見る
○篠原議員 お答えいたします。  需要の問題があるのは重々承知しております。ですけれども、まずは生産ということで、過去の潜在能力がどれだけあるかということで、まず五〇%は過去の最大生産量、我々が主として生産振興しようと思っている自給率の減ってしまった作物、それでもって計算いたし...全文を見る
○篠原議員 生産調整廃止という、これもまた大胆な条文が入っているわけでございますけれども、これも、もう生産調整しなくてよくなるんですよということを皆さんにわかっていただくために、わざと入れました。  どうしてそれが可能になるかということですけれども、やはり、農家の皆さんは安定し...全文を見る
○篠原議員 丸谷委員、きちんと御理解いただいているんじゃないかと思っております。今質問の中で言われたとおりでございます。  我々は、もちろん、上限関税がアメリカの言うように低い上限関税にならずに、センシティブ品目も多く認められてということを望んでおりますけれども、ひょっとしてそ...全文を見る
○篠原議員 米と米以外の自給率が下がってしまった作物とは分けて考えました。米は、やはり日本の作物の中では別格官幣大社じゃないかと思っております。違う扱いをしなければいけない。ですから、本来余っている米についてはそんなに手厚くしなくてもいいのかもしれませんけれども、日本の自給率の向...全文を見る
○篠原議員 ちょうど一兆円になるようにとか、一兆円の中でおさめなければいけないということでやりくりするということで、いろいろ計算してみました。  例えば、表ができていて、これは我々民主党のインターネットの中でも皆さんに公表しているはずですけれども、規模加算、品質加算、それから環...全文を見る
○篠原議員 漁業を今回の法律に入れた理由でございますけれども、皆さんお気づきだと思いますが、農業と漁業を一緒に法律にしている例は、余り私はないんじゃないかと思っております。  それは、食料自給率の向上という観点から同列に扱わなければいけないんじゃないかという思いからでございます...全文を見る
○篠原議員 国民的理解を深めるためには、少数派の漁業は、農業よりもっともっと努力しなければならないんじゃないかという点、まさに御指摘のとおりだと思います。そのためには、まず、こういった農林水産委員会の場で、農業並みに漁業問題について議論をしていただくというのが一つ重要なことではな...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○篠原委員 おはようございます。  きょうは、日韓刑事共助条約について質問させていただきます。  最初に、前回の外務委員会に突然渡部恒三国対委員長がお見えになりまして、びっくりさせたことをおわびしたいと思います。  あれは、本人がおられましたので説明いたしませんでしたけれど...全文を見る
○篠原委員 国際犯罪とか外国人の犯罪というのがふえている。これは、ひたすら国際化、グローバリゼーションを是とする人たちも、犯罪の国際化なんというのは余り賛成されないんじゃないのかと思います。  それで、今、十年前と比べて件数は倍、人員は一・八倍ということですけれども、国によって...全文を見る
○篠原委員 国際犯罪がふえて、多いのが中国、韓国、ブラジルということですけれども、今回の条約に関係している捜査共助については、どういった国が多くて、それの傾向もそうなんですが、十年前と比べてどういう国がふえてきているんでしょうか。
○篠原委員 今回は、刑事共助条約の関係が中心なんですが、先ほど谷本さんも触れられていましたけれども、逃亡人あるいは犯罪人、被疑者の引き渡し要求というのもいろいろ新聞ざたになるわけです。これも国民の皆さんが非常に関心を持っておると思うんですが、その被疑者あるいは犯罪人の引き渡し要求...全文を見る
○篠原委員 私、非常に興味があるんですが、これはまた、九件要求してきちんと身柄が日本に引き渡されたりしておるんでしょうか。  では、ちょっと済みません、私が素人的に思うに、刑事共助条約と逃亡人の引き渡し条約というのはセットになっているんじゃないかなという感じがするわけです。 ...全文を見る
○篠原委員 こらと言ってアキューズしているというか責めているんじゃないんです、僕は。米国とも韓国とも両方、条約がちゃんと結ばれているので、そちらの方がスムーズにいっている、結ばれていない国は犯罪人引き渡しを要求してもなかなか受け入れてもらえない、捜査の協力も受け入れられていないん...全文を見る
○篠原委員 そうすると、誘導尋問の方に、誘導というか、条約があるからきちんとスムーズに引き渡しされたり捜査協力が行われているので、だからこの条約を結んだ方がいいですよというのに結びついていかないんです。なくてもうまくいっているんだというふうになってしまうんですけれども、そこのとこ...全文を見る
○篠原委員 想定どおりの答弁をいただきましてありがとうございます。これで私もまだ続けられるんですけれども、やはり私は、こういう条約をきちんと進めていかなくちゃならないんじゃないかと思います。  この間はEPA、FTAといったたぐいですけれども、どうも経済問題とかになると、何かほ...全文を見る
○篠原委員 いろいろな事情はよくわかると思うんですけれども、今出ましたけれども、アメリカなんかは積極的になる理由はよくわかるんですね。軍事大国として、経済大国として、あらゆる意味で大国で、図抜けて大国なのは犯罪大国じゃないかと思います。ですから、マフィアがいて、それからマネーロン...全文を見る
○篠原委員 それでは、抽象的には、やっていくというのはわかるんですけれども、具体的に、例えばブラジル、今大臣から触れていただきましたけれども、アメリカも平成十一年から平成十五年まで四年もかかっておる、そして、まだ発効されていないはずですよね。アメリカの議会でまだ承認を得られていな...全文を見る
○篠原委員 皆さん、聞いていておわかりいただけると思いますけれども、EPA、FTAについては、物の貿易だけじゃなくて人も移動しようとしているわけですね。人が移動したりすると、これは犯罪とかいうのもあるわけです。ですから、パラレルに進めなくちゃいけないのにもかかわらず、EPA、FT...全文を見る
○篠原委員 この条約が締結された後、具体的に一体どういうふうなメリットがあって動いていくかというのでいえば、最近の事件でいえば、めぐみさんの拉致事件で金英男さんも同じように拉致されてというので韓国に捜査協力をお願いしているというのがこれにぴったりの事例だと思うんですが、先ほど谷本...全文を見る
○篠原委員 またもう一つ、皆さんの御記憶にもあると思うんですが、過去の事件で、福岡市の一家四人が惨殺された事件がありました。あれはひどい事件だったんですけれども、中国当局が中国に逃げ帰っていた二人を逮捕して、一人は死刑にして、一人は無期懲役にしているんですね。一人は日本に残ってい...全文を見る
○篠原委員 今ちょっと抽象的でわからないんですけれども、では、中国人の二人は日本で取り調べたいと言ったら、それは可能になるんですか、だめなんですか。これは犯罪人引き渡し条約がなかったらできないことなんですか、あるいは日本から中国に行って取り調べることができるのかどうか、それをお聞...全文を見る
○篠原委員 大体ちょっとわかってきました。  それで、最後に一つ、先ほど日本の警察は大したものだということを申し上げまして、私はそのとおりだと思います。本当に犯罪は少ないですし、これは地域社会が安定しているからにほかならないと思いますけれども、そういった中でたった一つ最近よくな...全文を見る
○篠原委員 これはかわいそうなところがあるんだろうと思うんですよ。防衛庁の事件と同じでして、二十万人、二十数万人いる警察官全員にパソコンを持ってもらうわけにいかないので、個人でパソコンを持ってきて、それで持って帰ってというようなことが起きているということで、過渡的な問題かもしれま...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 環境委員会 第9号
議事録を見る
○篠原委員 民主党・無所属クラブの篠原でございます。  きょうは、地球温暖化防止問題につきまして、特に京都議定書について質問させていただきたいと思います。  きょうは、私、緑の羽根をつけまして、緑のネクタイをしてきております。緑の服というのは持っておりませんでした。リューイー...全文を見る
○篠原委員 思いやりにちょっと欠けるような気がするんです。  なぜこういうことを申し上げるかといいますと、私は、はるかかなた昔、国際政治学の授業に出たときに、高坂正堯教授でしたけれども、印象に残っておるんです。国際協力について、発展途上国に対して傷つけるようなことをしてはならな...全文を見る
○篠原委員 自主的な取り組みで始まっているということなんですが、私は、やはりここはもう一歩踏み出すべき分野ではないかと思っております。  なぜかといいますと、ちょっと履き違えて考える人が多いわけですね。規制緩和規制緩和と、企業の競争をそぐようなこと、新規参入に対して制限するよう...全文を見る
○篠原委員 それで、問題になってくるのは日本の姿勢なわけですけれども、私は、CDMはいいと思うんです。発展途上国が、日本と同じようにあるいは先進国がちょっとやり過ぎた分を、その轍を踏まないように、二番手ランナー、三番手ランナーに対して我々一番手ランナーが環境に優しい技術を移転して...全文を見る
○篠原委員 その女の心意気で頑張っていただきたいと思います。  それで、この部分で非常に問題なのはやはりアメリカなんですね。これが勝手でして、国際条約、いろいろなところに入っていないんですね。今海の問題でちょっと例に出しましたけれども、海洋法条約にも入っていないんです。ニューヨ...全文を見る
○篠原委員 外交を考えるときに、よく経済交渉の中でUSTRみたいのが必要じゃないかと言われますけれども、私はそれは屋上屋を架するだけで余り必要ないと思うんです。その分、外務省に頑張っていただかなくちゃならないわけですね。貿易問題あるいは環境問題それから農業問題、こういうのをリンク...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございます。それはぜひやっていただきたい。  中国のことを言い忘れましたけれども、中国も安保理事国ですよ。だから、いろいろなところで責任を果たしていけということを声を大にしていけば、ほかの国も耳を傾けてくれるんじゃないかと思うんです。  そして、またもと...全文を見る
○篠原委員 工学博士としてわかりやすい御答弁をありがとうございました。  やはり今の御答弁の中に非常にいろいろなヒントが隠されていると思うんですが、日本はやはり自然資源、再生資源では資源大国なんですね。これを利用していかない手はないので、このことをぜひ考えていただきたいというこ...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○篠原委員 おはようございます。民主党の篠原でございます。  松原委員の質問に続きまして、私も竹島問題をしたいなと思うんですが、ちょっと余計なことを最初に申し上げさせていただきますと、私、一九九四年から三年間ほど水産庁企画課長というのをやりました。内閣に海洋法対策室ができました...全文を見る
○篠原委員 二度三度質問しますことはやめますけれども、経年的な数字を見ていると、今お答えになったようにほかの要素もあるということでしょうけれども、減ってきているんですね、投資額自体は。ですから、どれだけの効果があるのかなという疑問を感じましたので質問させていただきました。  そ...全文を見る
○篠原委員 それからまた技術的なことですけれども、イギリスとインドと両方一緒になっていますので、大体同じなんですが、違うところも結構あるわけですね。軽減率が違ったり、免税というか、免除になっているところが免除になっていないところがあるわけですけれども、商標権とか著作権の使用料、こ...全文を見る
○篠原委員 その点については、後の問題でもありますので、ちょっとまたお伺いします。  それから、投資の問題でいくと、すぐ気がつくところがあるんですけれども、中国とインド、二大人口大国で、アジアで経済成長が著しいということなんですが、WTOなんかでもBRICsとして、インドなんか...全文を見る
○篠原委員 インドの関係で有望なのは、よく言われているんですが、英語ができるということで欧米の大学にどんどん留学し、もともと数字に強いんですかね、インド商人というのは商売上手で絶対もうけるというので、数字が強いのか理科系人間が多いのか、ITの技術者が多い。アメリカのIT産業もイン...全文を見る
○篠原委員 それから、この条約が二つあるからおもしろいんですけれども、両方あるので比べられるんですが、イギリスとインド、さっきの使用料、免除と一〇%というので違っていますけれども、国によって違いますが、日本とインド、日本とイギリスでみんな完全に同じなんですよね。関税の世界に合わせ...全文を見る
○篠原委員 今のを伺っているとますます疑問が募るんですけれども、発展途上国、LDCを特別扱いしなくちゃいけないと思う。そうすると、二国間でぐちゃぐちゃやっていたら各国とも時間の無駄のような気がするんですよ。関税の世界では、SアンドDというか発展途上国の特別扱いが認められて、譲許表...全文を見る
○篠原委員 それにちょっと反論しておきますと、ガット、WTOで一番遅れているのが農業分野だったはずなんです。ところが、農業分野は次々関税化とかやってきて、今や、国内補助金までどうこうというルール化されて、これが信号と同じようにしているわけです、赤だ、黄色だ、緑だと。赤はすぐやめろ...全文を見る
○篠原委員 ここから、ちょっと技術的な問題を提起させていただきたいと思います。  私は、この前のこの委員会では、刑事共助条約を質問したわけです。これも、アメリカが一番、韓国二番。こっちは、アメリカが一番、イギリス、インドが二番ということですね。前からあるんです、これは改正してい...全文を見る
○篠原委員 わかっていますよ。今ルールで、では、谷垣財務大臣が出てくるべきだと言って私が要求すると、応じられるかというと、だめなんです。多分、副大臣には出ていただきたいと言えば応じられるんでしょうね、理事の皆さんに議論していただかなくちゃならないんですけれども。僕は、そういうルー...全文を見る
○篠原委員 わかりますけれども、海洋法条約という大きな条約で、そのときは私は政府の一員でしたので、ちょっと申し上げておきたいんですが、自民党の部会で八部会にかかわってというのもありまして、連合審査というのでやりました。総理も出席してというのをやりました。  それは大きな条約だか...全文を見る
○篠原委員 最後にもう一つだけ聞かせていただきたいと思います。  これは前のマレーシアのときのEPA、FTAのときに質問した延長線上でございますけれども、いろいろあるというのはそのとおりだと思います。しかし、ここで考える場合、日本でいろいろやっている、日本の田舎の工場も畳まない...全文を見る
○篠原委員 終わります。
05月11日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○篠原議員 お答えいたします。  自給率、日本を除いた先進国は皆、戦後、上げようと努力しております。今ここに、手元に細かい数字がございます。  イギリスの例で、一番上がったときのことでお答えいたしますと、一九七六年、カロリー自給率が四八%でしたけれども、一九八六年、十年後には...全文を見る
○篠原議員 お答えいたします。  直接支払いは、EUでかなり前から導入されております。  EUの場合、日本と同じでございますけれども、価格支持政策、プライスサポートという形でやっておりました。EUが統合されたけれども財政負担がふえた、一番ひどいときは七割近くのEU全体の予算が...全文を見る
○篠原議員 食育基本法の議論のときに、私も内閣委員会で差しかえで質問させていただきました。たしか岩國委員も質問されまして、イタリアでは、マンジャーレ、カンターレ、アモーレですか、この三つは、食べて、歌って、愛して、これは政府が介入するべきものではないので、食育基本法などはまかりな...全文を見る
○篠原議員 先ほど政府側の答弁にありましたとおり、都市的地域が農地面積の二五%、それから、抜けていましたけれども、農家戸数の二四%、農業粗生産額の二九%も占めるわけです。  今、自給率ということで、専ら食料安全保障上問題になるのはカロリー自給率でございますけれども、最近、政府は...全文を見る
○篠原議員 基本的には、自給率を向上できる作物ということで、法案の第七条に明記してあります。これが中心でございます。米、小麦、大豆、菜種。それから二番目として、これ以外に我が国の食料自給率の向上に資すると認められるもので国が定めるもの、これはソバ等の雑穀ですね。それから飼料作物が...全文を見る
○篠原議員 我々の法案では、担い手ということに着目した支援という仕組みにはなっておりません。しかし、それは、だからといって担い手支援を無視しているというわけじゃないんです。逆でございまして、政府案が、四ヘクタール以上じゃないとだめだ、あるいは、きょうもありましたけれども、二十ヘク...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 環境委員会 第11号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  小池環境大臣がおられませんが、始めさせていただきます。いていただいた方がいいんです。なぜかといいますと、地球温暖化対策をきちんとやっていくには、一環境省だけでは無理だ、関係省庁、皆一体となってやってもらわなくちゃ困るんだと私がいろいろ...全文を見る
○篠原委員 同じページに、今、竹下政務官がお答えになった大事なフレーズも入っているわけですね。世界をリードする環境立国を目指すんだと。私は、それが非常に大事なんじゃないかと思います。  そういった意味では、今の社会経済システムを変えるということの一つの典型的な例が環境税だと思い...全文を見る
○篠原委員 いろいろ具体的に取り組んでおられるというのはわかりました。ですけれども、今、日本の場合は、コストが関係してくると安い方にというので進むんですけれども、そうじゃないとなかなか進まないような気がするんです。  今、産業振興法的なのは大分なくなりました。それは、アメリカか...全文を見る
○篠原委員 今非常に優しい声で優しく答弁していただいていますけれども、いつものとおりびしばしやっていただきたいと思いますね、警察は。  なぜパチンコと言ったかというと、ほかの業界というのがありました、しかし、そういうことを考えないパチンコ業界ですら環境にこれだけ配慮したことをし...全文を見る
○篠原委員 両面あるというのは非常によくわかります。そのとおりだと思いますけれども、今まで余り環境という配慮がこういったときになされてきていないはずなんです。ですから、常に環境に優しいということを考えていく。  例えば、ほかの法律案が、今国会にかかっているのでは金融商品取引法が...全文を見る
○篠原委員 そういう点では、総務省の役割も大事だと思います。総務省は、今の環境に優しい行政というのもありますけれども、最近、都市と農村の格差ということも言われています。地方の活性化をしなければいけない。  田舎の市町村、まあ町村はだんだんなくなっています。しかし、町や村なんとい...全文を見る
○篠原委員 それから、次は国土交通省でございます。  これも似たような問題なんですが、過疎問題と環境問題といろいろかかわっているのに、地方における公共交通機関の撤退というのがあります。これはもう典型的な悪循環だと思いますよ。竹下政務官の地元もそうだと思いますけれども、車はもう一...全文を見る
○篠原委員 今、アンケート調査というのはそのとおりです。やりようによっては幾らでもできるんです。私なんかの身近な困ったことで言いますと、街宣をちゃんとしろとか言う先輩たちがいるんですけれども、長野で街宣しても人が集まっているところはないわけです、みんな車で。もう長野電鉄なんか寂れ...全文を見る
○篠原委員 今の答弁を聞いてよくわかるんですが、水力発電が相当重きを占めているんですね。  そういう点からすると、私が感銘を受けた本、いっぱいあるんですけれども、この件でいうと、「ソフト・エネルギー・パス」、エモリー・ロビンスが書いた本が一九八〇年代の前半にありました。日本のソ...全文を見る
○篠原委員 最後に一言だけ。  小池環境大臣の要請に基づきまして、各省に地球温暖化防止対策に全面協力するようにきょうは質問させていただきました。  この精神ですけれども、スリーRというのがよく言われていますけれども、もう一つ大事なことをぜひ考えていただきたいと思います。  ...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○篠原議員 世界じゅうどこでも農業というのは家族農業中心で行われております。ですから、我々は同じように考えまして、家族農業をバックアップする、普通の農家をバックアップするという考え方で法案をつくっております。  これはどうしてかといいますと、理想的には、政府案の言葉をかりれば集...全文を見る
○篠原議員 多面的機能の発揮だけを理由として直接支払いにするならば、全耕地面積にすべきだと思います。  しかし、多面的機能というものを当然配慮しているわけですけれども、それに加えて、自給率の向上に資するという大命題がございます。そうしたことを考えた場合、やはり自給的農家やあるい...全文を見る
○篠原議員 IT化自体については何も規定はございません。しかし、直接支払いというのは、当然、農業経営がうまくいくようにということで、農業者の経営の判断でお使いくださいということでございますから、直接支払いで得たものをIT化に使っていただいて経営の合理化等に活用していただくのは、我...全文を見る
○篠原議員 精緻な御質問をいただき、ありがとうございます。  答弁でお約束いたしました資料でございますけれども、きょう皆様のお手元にお配りしております。順序が逆になっておりまして、まことに済みません。最後の二枚がお約束した二枚、「自給率向上試算の概要」でございます。それから、後...全文を見る
○篠原議員 今の二ページをごらんください。よくごらんいただきたいんですが、これは赤澤委員おわかりにならないかとは思いますけれども、非常に精緻にできております。きちんとわかる人はわかっていただけるはずなんです。  耕地面積のところを見てください。きちんと小麦単作地帯と小麦の二毛作...全文を見る
○篠原議員 最終目的は生産条件格差の是正でございます。ですけれども、それをやりますと相当な額に達してしまうわけですし、いきなりそれを言っても農家の皆さんにはきちんとおわかりいただけないんじゃないかと思います。それよりも前に、国境措置でそれなりに守られておりますので、その分もありま...全文を見る
○篠原議員 難しい、農政指標のところに立ち至った御指摘、御質問だと思いますけれども、この表、直接支払いの試算の表をごらんいただきたいと思うんですが、我々、自給率がうんと下がってしまった作物をバックアップするために直接支払いということを考えました。しかし、やはり米というのは、皆さん...全文を見る
○篠原議員 政府も出さないような精緻な資料を提出いたしたわけでございますけれども、あくまで直接支払いの試算ということでございまして、赤城委員御指摘のとおり、いろいろなケースが考えられるわけです。今、仮に政府の法案も、上限関税だとか十五品目とか、これの帰趨によって大きく変わってくる...全文を見る
05月19日第164回国会 衆議院 外務委員会 第16号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原孝です。  きょうは、排他的経済水域それから竹島問題について集中して質問させていただきたいと思います。  その前に、今お二人の与党自民党の愛知委員それから伊藤委員の質問あるいは質疑応答を聞いておりましたが、非常に、やはり内容が違う、さすが重みがあるとい...全文を見る
○篠原委員 それでは、本題に入らせていただきます。  竹島問題、日韓関係に関連いたしまして、今の靖国神社の問題に関係しているわけですけれども、いろいろごちゃごちゃしております。しかし、私は、きちんとしている部分もいっぱいあるんじゃないかと思っております。  どういうところかと...全文を見る
○篠原委員 やはり、余りきちんとしていない面があるわけですね。  それで、こんなことを言っては悪いんですが、哲学論争的なものでわあわあ言っている部分では余り実害はないんでしょうけれども、漁業者のところには直接被害が及ぶわけです。こういったところをやはり考えていただかなくちゃなら...全文を見る
○篠原委員 今私もその条文を持っているんですけれども、海洋法条約というのは、実は妥協の産物で、日本の法律のようにきちっとできていないんですね。寄せ集めでできていまして、第三項は後からくっつけられたものなんです。ですから、それぞれに解釈していっていいんですけれども、やはりこういった...全文を見る
○篠原委員 私も別に島じゃないと言い切れと言っているわけじゃないんです。島でいいんだろうと思います。そのかわり、領有権をちゃんと主張していくには、韓国は第三項も気にしながら、そこでクレームをつけられないように自国の漁民夫婦を住まわせているわけですね。そういうことを考えたら、同じ手...全文を見る
○篠原委員 こういうのは金額でどうこうというのではないんですけれども、同僚の松原委員が五月十日の外務委員会で、千百六十万円ですか、それと四十一億円の論争がありました。やはりそういったことをきちんとしていかなければいけないんじゃないか。あのときは調査だとかなんとかいうのでしたけれど...全文を見る
○篠原委員 はい、わかりました。広いわけです。範囲が広がったんです。ですから、調査がおくれている理由として調査船が少ないというのがあるわけですから、来年度予算に向けて、今回の事件をてこに、財務省に調査船の数を多くしろという要求をするなりして頑張っていただきたいと思います。  資...全文を見る
○篠原委員 やってきているというお話ですけれども、やはりほかのものと比べたら少ないんじゃないかと私は思います。皆さん、多分そう認識されるんだろうと思います。  同じような答えも予想できましたので、これをよく見てください。鉱業法がちゃんとあって、適用できるようになっているといいま...全文を見る
○篠原委員 努力はされているというのはよくわかりました。  日本は非常に国際条約には従順ですし、一番守っておるので、多分、日本はそういうことをされておられるのだろうというのは大体予測できます。ですけれども、やはり相手が土俵にのってくれなければだめだ、土俵にのるような努力をぜひし...全文を見る
○篠原委員 外交は持続性というか、パーシステンシーというか、しつこさが必要です。領土問題もそうですけれども、こういった問題は常に、いろいろな場で、関心があるんだということを言い続けていただきたいと思います。  時間になりましたので、終わらせていただきたいと思います。
05月26日第164回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原でございます。  きょうは、国連公海漁業協定の関連で質問をさせていただきます。  資料を例によって、というかほとんど出しておりますけれども、またきょうもお配りしてありますので、それをちょっとごらんいただきたいと思います。  私、協定というようなもの、...全文を見る
○篠原委員 具体的な部分はわかったんですけれども、一般論の部分は聞いていてもよくわからなかったんです。皆さんはおわかりになったのかどうか。私はよく理解できなかったんですが、多分難しいんだろうと思います。  しかし、注文をつけておきますけれども、私は、なるべく日本語にするという努...全文を見る
○篠原委員 大臣にこんなささいなことをお答えいただくつもりじゃなかったんですけれども、大臣に答えていただいたので、皆さん検討してください。  それで、これは直せと言っているわけじゃないんですけれども、例えばの例で、ストラドリング・フィッシュ・ストックもちょっと見ていただきたいん...全文を見る
○篠原委員 水産庁も、資源管理の概念を漁業者にもちゃんと広めていかなくちゃならないと、現場と接しているわけですよ。漁獲努力量なんて言ったって漁業者にわからない。漁獲能力と言うとちゃんとわかるんですよ。そういうふうにしているわけですから、そういうふうに、考慮して訳をしていただきたい...全文を見る
○篠原委員 同じなんだろうと思います。環境問題でも漁業問題でも、日本がこういったところでリーダーシップを発揮していくべきだと思います。  環境のところはいろいろ差しさわりがあるんですが、漁業については、今、塩崎副大臣がお答えになったとおり、責任ある漁業というか、きちんとした漁業...全文を見る
○篠原委員 ルールができているのは承知しているんですけれども、これは運用が難しくて、自由貿易、自由貿易というので、それから規制緩和、規制緩和という動きがあるわけです。日本は何でも魚を高い値段をつけて買いますから、日本にさえ売ればもうかるというので、だから、日本が買い過ぎているから...全文を見る
○篠原委員 はい、わかりました。抜け穴がないように、ぜひそれをやっていただきたいと思うんです。  これは、世の中が変わったんですね、この問題については。輸入制限というか、日本のカツオ・マグロ漁業というか、それを守るためじゃなくて、世界の資源をちゃんと守るために、世界一の輸入国と...全文を見る
○篠原委員 先ほどの答弁の中でも明らかになっていますが、五つの地域漁業管理機関に全部参加したと。日本は世界じゅうでとっているから当然なんだろうと思いますけれども、やはり細心の注意を払っていかなくちゃいけないんじゃないかと思います。  IWCの歴史を見ていただきたいんですが、漁業...全文を見る
○篠原委員 海の問題はすぐ国際問題になります。小野寺委員の質問の中にもありました。韓国、近くて遠い国じゃなくて、近くて近い国にしなくちゃいけない。ところが、やはり我が国は違うんですね。近くていろいろトラブるんで、なるべくさわらないでおこうという態度がありありと見られるわけです。 ...全文を見る
○篠原委員 ここの外務委員会でも、京都議定書、日本がリーダーシップをとっているんだから、外交は常にそのことを意識してやっていかなければいけないんじゃないかということを申し上げました。私は、漁業については掛け値なしに、先ほどから繰り返し申し上げているとおり、操業の分野でも輸入の分野...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 環境委員会 第16号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原でございます。  今の御質問に関連してちょっと一言だけ述べさせていただきますと、公海流し網漁業というのがかつて太平洋の真ん中で行われていたんです。御存じの方もいっぱいあるかと思います。イカ流し網なんですが、それは今と同じでして、イカだけじゃなくてカメとか...全文を見る
○篠原委員 私は、この計画というのは非常にいい手段だと思っております。これはいろいろな意味があるんでしょうけれども、一番大事なのは、私は個体数の管理だと思っております。  ツキノワグマみたいに、減っているもの、そんなにふえないようなもの、ああいう絶滅の危機に瀕しているようなもの...全文を見る
○篠原委員 やはり生き物ですから難しいんだろうと思います。大体一頭でどのぐらい子供を産むか。イノシシなんかはいっぱい産むわけですね。シカはそれに対してそんなに産まない。ツキノワグマになればもっと産まなかったりする。だから、クマでも、前の年にドングリとか、ブナとかそんなのがいっぱい...全文を見る
○篠原委員 副大臣のおっしゃるのもよくわかるんです。今、シカは一平方キロメートル一頭か二頭、イノシシはわけがわからないと。長野県のイノシシと西日本のイノシシと、えさも違いますし、自然の豊かさも違いますからちょっと違ってくるんですね。そういう点では非常に難しいんだろうと思います。 ...全文を見る
○篠原委員 環境問題はしようがない。昔はそんなに問題がなくて、一部の人がやっていればよかった。今は、環境問題ほど国民に理解してもらわなくちゃ進まない問題はないんじゃないかと思うんです。ですから、なるべく易しい言葉で、センスのいい方がいっぱいおられて、クールビズとかウオームビズとか...全文を見る
○篠原委員 アライグマとかそんなのだけじゃなくて、私が長野の山の中を支持者訪問していきますと、分不相応のなんて言っちゃ悪いんですけれども、とてもひなでは見られないようなしゃれた犬が飼われているんです。この犬は何という犬ですかと言ったら、ポインターというんだそうです。どうしたのです...全文を見る
○篠原委員 はい、わかりました。  では、また農作物の被害問題にちょっと触れさせていただきたいと思います。  農林水産省は、いろいろな補助事業をつくってやっていくのが環境省よりずっと得意ですね、予算をとるのは。それにもかかわらず、この問題というのは、環境省がかかわっていたりし...全文を見る
○篠原委員 仲よくやっていただきたいと思います。  今伺っていますと、農林水産省も大変だろうと思います。農業改良普及員が多分技術対策なんかでは中心になっていると思うんですが、人数も予算も減らされるばかりで、これは非常によくないことだと思っております。  この鳥獣保護、野生生物...全文を見る
○篠原委員 人の確保というのに全力を挙げていただきたいと思います。  それから、今もそうなんですけれども、これからは提案の質問をいたします。  犬の問題があるんです。ちょっと資料を見ていただきたいんですが、資料の1、2、3、1と3が特にそうですけれども、私の地元の信濃毎日新聞...全文を見る
○篠原委員 こういう答えだから私は頭にくるわけですね、国は規制していないと。これはほかのところにもあるんですけれども、私はいつも穏やかに質問をしているんです。しかし、今、現実にそうなんだろうと思います。  それで、長野県はまじめな県ですから、私もその一人ですけれども、昭和三十三...全文を見る
○篠原委員 いきなり地球温暖化防止とか言ってもぴんとこないので、私が申し上げたかったことは、野生生物の保護という具体的なことを前面に出してやっていったらもっともっとうまくいくんじゃないかなという気がします。人材の確保と、この点について全力を挙げて取り組んでいただくことをお願いいた...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○篠原分科員 民主党の篠原孝でございます。  きょうは、公職選挙法についてちょっとお聞かせいただきたいと思います。  私、まだ選挙を二度しかやっておりませんでして、何をやっているんだかわからないうちにいつも選挙が終わっちゃって、後になって、これでよかったのかなと思うのがいっぱ...全文を見る
○篠原分科員 これをちゃんとわかっている人がどれだけいるかなんですが、選挙にかかわった人でないとわからないんだろうと思います。  それで、議員はそのところに住んでいなくちゃいけない、地縁がうんと必要とされる。市町村長、都道府県知事になると、どこに住んでいて、どこかのわからないへ...全文を見る
○篠原分科員 わかりました。一つの疑問として提示させていただいたんです。  この住所と選挙権の問題の延長線上に、いろいろなことがかかわってくるわけです。  一つは、この選挙にかかわるんですけれども、具体的な例で申し上げますと、私は長野のワンルームマンションに住んでいます。ここ...全文を見る
○篠原分科員 ああ、そうですか。これは御存じだと思いますけれども、田中康夫知事は、嫌いなというか、長野市に住民税を納める気がしないといって、気に入ったというか、非常に立派な村長がいる伊那谷の泰阜村の松島村長さんのところに住民税を納めたいといって、住民票を移してというので、すったも...全文を見る
○篠原分科員 だけれども、そうなってくると、僕なんかは一番どこに住んでいるかというと、どこになりますか、東京の九段宿舎ですかね。次に長野のワンルームマンション。だけれども、私は、長野県中野市、私の実家で弟が跡をとって農業をやっているんですけれども、そこに住民票を置いてあって、そこ...全文を見る
○篠原分科員 学者の中でも、地方に軸足を置いて地方のことを考えている方は、そういうふうに言っていただけると思います。例えば島田晴雄さんもそうですし、川勝平太さんがそうですよね。長く長野県の軽井沢に住んでおられて、地方分権云々を言っておられて、都の西北云々と、あそこに住みついて地方...全文を見る
○篠原分科員 わかりました。法律にはそう書いてあるんだろうと思いますね。  長野市の例でいいますと、地図のところを見ていただくと、左側の山の方は遅いんですよ。これは平らみたいですけれども、山の中で、車で投票箱を運んでくるのも時間がかかるわけです。こういうところは、例えば簡単なこ...全文を見る
○篠原分科員 ですから、総務省が率先垂範でこんなにやっていると言えば、文部科学省も厚生労働省も追随していくんだろう。この選挙制度の美しい優遇を、ほかの分野にもぜひ当てはめていっていただきたいと思います。  それで、次の表を見ていただきたいんです。  これは、長野市選挙管理委員...全文を見る
○篠原分科員 質疑時間がもう来てしまいましたので、ちょっと短くさせていただいて、要望だけさせていただきます。  今の選挙の例ですけれども、非常にそこの地域を大事にしているわけですね、特に田舎に行くと。グローバライゼーションというのを竹中大臣はお好きでしょうけれども、ローカライゼ...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○篠原委員 民主党の篠原でございます。  しばらくぶりに質問させていただきます。答弁調の質問にならないように、質問調の質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、米国産牛肉の輸入再々開問題は一番最後に触れさせていただくことにしまして、農山村、特に山村で非常に問題になって...全文を見る
○篠原委員 皆さん、聞かれましたか、こういうことなんです。  では、厚生労働省、狂犬病の予防とかいう観点から犬にかまれたりしたら困るということで禁止しているのかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。
○篠原委員 余計なことが加わっていましたけれども、よく聞いていますと、厚生労働省も別に放し飼いをしたっていいんだということなんです。  ところが、資料の一をごらんください。まじめな長野県の条例でございます。  飼犬管理条例というのがありまして、一ページ目ですけれども、第三条に...全文を見る
○篠原委員 それはだめですね。環境省はちゃんとまじめに答えているのに、そんななまくらな答弁じゃだめですよ。  国民は誤解しているわけですよ。各県が勝手にやっているから我が省は知りません、そういう態度では現地の人たちはやっていられませんから、先生方も誤解しているわけですから、それ...全文を見る
○篠原委員 答えになっていないですね。  やはり、規制云々といっても、中山間地域の振興というのは厚生労働省もちゃんと考えていただかなくちゃならないんですよ。これは時間がなくなりますのでやめます。農林水産省は責任を持ってやってください、このモンキードッグを。中山間地域対策の一つの...全文を見る
○篠原委員 現場は悩んでいるんです。少しでも役立つことをぜひしていただきたいと思います。  その一環なんですけれども、鳥獣被害対策の延長線上ですけれども、私はこんなにたくさん捕獲されているとは思いませんでしたけれども、イノシシが年間二十六万六千頭だそうですね。シカは十七万三千頭...全文を見る
○篠原委員 あらゆる方面からバックアップをお願いしたいと思います。  鳥獣害対策についてはこの辺でやめまして、次は、自給率の向上問題についていろいろお伺いしたいと思います。  これは、三十六時間、私が記憶する限りでは、政府案とそれからもう一つの野党案、あんなにきちんと議論して...全文を見る
○篠原委員 今淡々とお答えいただきましたけれども、非常に自信に満ちあふれたお答えじゃなかったかと思います。多分、技術開発はほとんど十分行われているという感じなんじゃないかと思います。  資料の四ページを見ていただきたいんですが、「各国の単収比較」というのを、これはFAOの統計、...全文を見る
○篠原委員 将来の見通しになるとそう簡単にはいかないという御答弁だったかと思います。  それで、次なんですが、日本の種の方はそこそこいくだろうと私は思います。日本がヨーロッパの半分の単収というのはやはりそんなに長く続くはずないので、必ずキャッチアップするはずです。  次に、ち...全文を見る
○篠原委員 今、六十六万ヘクタール、それから全国では百一万ヘクタールというのがありましたが、皆さん、計算していただくとわかるんです。では百にしてください、六十六とかややこしい数字なので。百万ヘクタールで麦がつくれる。そうすると、二毛作かどうかというのは別ですけれども、それは六十六...全文を見る
○篠原委員 具体的な数字で申し上げますと八十六万トン、平成二十七年度の目標であるにもかかわらず、今の現状の八十六万トンでいいんだというふうになっているわけです。これは全然、生産していこうという意欲に欠けるんですよね。  その次の、五ページ、六ページ、七ページ、麦関係の資料をちょ...全文を見る
○篠原委員 需要というのはふやせるんですよ。これはもう何回も言わないですけれども、よく聞いていただきたいんです。  きらら三九七という北海道の米がある、それでみんな北海道じゅう週三回の学校給食をやっているわけです。ですから、北海道の学校給食として食べるパンは、帯広で、網走でつく...全文を見る
○篠原委員 全然力強くない答弁です。これは本当にやっていただきたい。やればできるんです。やる意思がないだけなんです。  次、もう一つこの関係で御注意ですよ。私はこの間の答弁で何度も申し上げておりました、資料の十ページを見てください。皆さんにわかりやすくするためには新聞記事がいい...全文を見る
○篠原委員 もう一度くぎを刺しておきますけれども、まじめにやっている人というときに、四ヘクタールで区切る必要はないんです。まじめにやっている人、要するにこれからまじめにやっていこうとする人たちこそ、今二十ヘクタール、五ヘクタールになっている人よりも、これから大きくしていこうとする...全文を見る
○篠原委員 最後に一言だけ。大臣、ちょっと心なしか元気が感じられないんですけれども、みずからをきちんと律せられて、周りをはらはらどきどきさせないように職務を全うしていただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。
08月02日第164回国会 衆議院 外務委員会 第22号
議事録を見る
○篠原委員 私は、きょうは、七月二十七日に決定されましたBSEの関係ですけれども、米国産牛肉の輸入再々開、これに絞りまして質問をさせていただきたいと思います。  小泉政権、間もなく幕を閉じようとしているわけですけれども、この光と影とかいうことを言われていますけれども、私はいろい...全文を見る
○篠原委員 十五分じゃなくて十一分だけになって、ちょっと質問をスキップさせていただきますので、外務大臣の方にお伺いしたいと思います。  資料の六です。八ページのところを見ていただきたいんですが、私は外務大臣にお伺いしたり問いただすのは余りしたくないんですね。これは、本当に総理と...全文を見る
○篠原委員 それは違うんであって、だから、資料の四、五も持ってきてよかったと思います。これはもう触れませんけれども、山内一也委員、プリオン専門調査会の委員です。これは、簡単に言うと頭にきてやめていますし、ほかの人たちも食品安全委員会を隠れみのに使っただけだということを盛んに言って...全文を見る
○篠原委員 最後に、資料をいっぱい用意したので、これを全部説明するだけでも時間がかかってしまうんですけれども、四ページをちょっと見てください。  同じようにやっていても、韓国は、査察して、査察に問題があったから輸入再開していないんですよ。そのままなんですよ。非常にきちんとした態...全文を見る
○篠原委員 終わります。