篠原孝

しのはらたかし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

篠原孝の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第169回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○篠原委員 民主党の篠原でございます。  きょうの質問者は皆、三原さんはアフリカに何度も行かれ、先ほど伺っておりましたら、野田さんも韓国、台湾に行かれて、それで質問されておりまして、私は中国にほとんど行っていませんし、行かせてもらっていないんですが、きょうは中国問題に焦点を当て...全文を見る
○篠原委員 立派なお答えですけれども、やはり手を抜いているんですよ。経済産業省や今までの一般の人たちは、鉱物資源だとか石油だとか、そんなものは外国から買えばいいんだ、こういう認識のもとに大体動いてきているんです。ところが、農林水産省の方は、なるべく自前でやろう、自前でやろうという...全文を見る
○篠原委員 具体的事例は幾らでも転がっているので、きれいごとを言っていては始まらないので、十一回ぐらい協議しているようですけれども、中国は最近、はっきり言って生意気になっていますから、全然日本の言うことなんか聞いていないんじゃないかと思います。  日韓大陸棚協定というのが三十年...全文を見る
○篠原委員 ちゃんとやっているんですね。大したものです。しかし、中国毒ギョーザ事件問題には間に合わなかったんですね。だから、日中でこんなに緊密になっているんですから、日韓やって日米やって日中と、さっさと三つか四つ一緒にやってしまえばいいわけで、ちゃんとこういうのはさっさと進めてい...全文を見る
○篠原委員 今の点は高村外務大臣のおっしゃるとおりであります。品の悪い私が言っていいことと外務大臣が言っていいことは違いますから、そのとおりだと私は思います。  ただ、この問題はうやむやに絶対すべきじゃないと思います。それは、我々の命にかかわることです。これも、この問題を余り長...全文を見る
○篠原委員 日本はやはり優し過ぎるんじゃないかと思います。  中国はさっき一事が万事と申し上げました。毒ギョーザ問題でとんでもないことを言い出している。この点についても、いろいろ記者会見でうそを言っているんじゃないかと思います。軍が出ているということに対していつものとおり清掃の...全文を見る
○篠原委員 外務大臣は勘違いされている。今会わなければいけないと私は申し上げているんじゃないんです。歴史的に言って、大平正芳総理が一度会われただけで、後ずうっとだれも日本の政府高官はダライ・ラマと会っていないんです。わざと避けて、中国は一つだというのはほかの国もみんな一緒です。し...全文を見る
○篠原委員 外務大臣、それはやはり腰が引けているんです。積極的に来て会いたいと言ったら会って、いろいろ会ったりしていくことが友好関係をつくるのにつながるわけです。  最後にもう一つです。  私は、日米関係が大事で、日米は外交上ほとんど同一に動いているわけです、日米同盟関係とい...全文を見る
○篠原委員 最後に注文をつけておきます。  これは大事なことでして、一九三六年のベルリン・オリンピックは、ヒトラーはナチスを国際的に容認させる道具に使ったんですよ。中国も、国威発揚の場、国際的に中国を認知させる場に北京オリンピックを使い、二〇一〇年の上海万博を使おうとしているん...全文を見る
04月02日第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○篠原委員 民主党の篠原でございます。  きょうは、民主党オールキャスト、ほぼフルキャストで質問をしておりまして、私、先輩議員に続きまして、最後のスイーパーで質問させていただきたいと思います。午後の質問ですし、ちょっと今、松原さんの非常に大きな声で皆さん目が覚めたかと思いますけ...全文を見る
○篠原委員 そういう情けないことを言っている。これは大体、僕はよくないと思います。外務省はそれでもいいかもしれませんけれども、自分たちのところにかかわる問題を、防衛省が、外務委員会だけで議論していていいのかと、我々がちゃんと参加、いやもちろん事務方は参加している、副大臣は参加され...全文を見る
○篠原委員 今、公務員改革で、国会議員と接触してはいけないとかなんとかというのがあります。僕は、これはいろいろ議論があるんだろうと思います。  資料の一ページを見ていただきたいんですが、今から十二年前の連合審査の例です。懐かしい名前がいっぱいあるのでちょっと見ていただきたいんで...全文を見る
○篠原委員 みんなそうやって言っておりますが、だれかが音頭をとってやらなければいけない。先ほど、午前中の議論でも高村大臣は正直に答えておられましたが、これは防衛省が答えるべきだと。事務方でもいいのかもしれませんけれども、やはり私は、防衛大臣もここにいて、ちゃんと審議していくべきで...全文を見る
○篠原委員 はい、わかりました。一番前の列を見ますと、非常に意欲的な立派な理事が並んでおられるわけですから、今後は改善されていくんだろうと思って期待しております。  それでは、本論に入らせていただきたいと思います。  先ほどから、思いやり予算、思いやり予算と言われています。西...全文を見る
○篠原委員 いろいろな訳し方があると思いますけれども、それは余りにも美しく聞こえ過ぎているんじゃないですかね。やはりシンパシーバジェットとか、そういう直訳の方がぴったりなような気がします。  それで、皆さんにA3の資料をちょっと配りましたが、これは、皆さんに見ていただきたいとい...全文を見る
○篠原委員 こういうのを考えるときは、交渉事もそうですけれども、EPAやFTAをやるときに、交渉するときに、各国、事情が違うから、ほかの国のことはどうでもいいというようことで交渉はしていないはずです。ほかの国はこういう事情があってこういう協定になっている、日本はこうだといってやっ...全文を見る
○篠原委員 高村さんの認識は、それはあってもいいと思います、厳しくなっていたらなっていたでいいので。日本国を守っていったりするときに考えなくちゃいけないのは、第一義的責任は、別にアメリカじゃないんです、日本なんです。日本がきちんとやっていけばいいので、日米安保条約が片務的だとさっ...全文を見る
○篠原委員 私は別にけちをつけているだけじゃなくて、二〇〇一年から方針を変えて負担増に歯どめをかけた、それから二年にしている、三年にしているというのは、しらばくれて十年で通そうとしている道路特定財源の変な動きからすればよほどましだと思います。  しかし、申し上げたいのは、もっと...全文を見る
○篠原委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  それからもう一つ、資料の方を見ていただきたいんですが、「駐留米軍に対する各国の負担割合」、これは、松原さんが先ほど熱心にやられましたので、私が改めて指摘する必要もないかと思いますけれども、資料は私の方がずっときちんとしておりま...全文を見る
○篠原委員 これだけ節約とか言っているときに、しらっと、諸外国については承知していませんなんて、よくぬけぬけと答えられますね。そのぐらい調べて当然じゃないですか。駐在武官が何カ国に何人行っていますか。そんなの、調査訓令を打って調べればすぐわかることですよ。節約節約と言っているとき...全文を見る
○篠原委員 この点、僕はいつもこれは非常におかしいなと思うんですけれども、ほかのところのいろいろな経済関係ですと、国際比較というのは常に出てくるんです。物価が、これが高い、米が高い、これだけ価格差がある、これをどうするのかと。カリフォルニア米はどれだけだ、タイ米はどれだけだ、こん...全文を見る
○篠原委員 それを聞いて安心しました。日本はそういうふうになっているんですが、アメリカは、将校クラブとかがあるのと同じように、食堂も別になったりしていて、余り使えないんじゃないかなというのが気になったんですが、使われていればいいかと思います。  それで、ちょっと時間がなくなりま...全文を見る
○篠原委員 今、山中さんが多分、この○○が何かといって気にされていたんじゃないかと思います。思いやり予算というのは、いつのころから言われたか。私は、これは思いやりが過ぎているんじゃないかと思います、余り感謝もされずに。  それで、余り露骨に書くのはやめて○○にしてありますけれど...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  私も捕鯨問題に非常に関心がありまして、リレー質問をしたいところですが、ダブるといけませんし、別の質問をさせていただきたいと思います。  おとといの質問の延長線上でございますけれども、いろいろな国がいろいろな対応をしているんだろうと思...全文を見る
○篠原委員 おとといちゃんとやってありましたから、行っているはずなんですけれども。
○篠原委員 それは前の話で、私の聞いている話では、それの何倍も、二億七百万ドルにしろとか言って、その基地の使用料だけじゃないんですけれども、結果として、アメリカのトータルの援助額を一億五千万ドルも増額させたというように聞いています。まあ、これはいいです。  つまり、私が何を申し...全文を見る
○篠原委員 では、各国の状況を見てください。これは、外務省に資料要求してちゃんと出してもらえばいいんですけれども、なかなかちゃんとしたのはないので、新聞報道だけでちょっとまとめてみました。各国の見てください、開会式にどうするかというのを。いろいろな国がいろいろなことを言っています...全文を見る
○篠原委員 外務大臣同士、要人同士の関係というのも大事かと思います。外務大臣は、アヒルの水かき外交が大事だと。私は、それは大事だと思いますけれども、たまにはツルの羽ばたき外交も必要なんじゃないかと思います。外にちゃんと向けてシグナルを発するというのも必要でないかと思いますので、よ...全文を見る
○篠原委員 それから、もう閣議決定されて提出されているそうですけれども、日中共助条約が締結されれば、今、この中国ギョーザ事件についての捜査協力なんか一挙に進んで、さっさと解決がつくんでしょうか。
○篠原委員 中国のこの問題は大事ですから、きちんとやっていただきたいと思います。日中刑事共助条約もさっさと、ほかの条約も大事ですけれども、締結していくべきではないかと思います。  中国の問題は、中国に幾ら言ったって、なかなか私はうまくいかないんじゃないかと思います。つまり、中国...全文を見る
○篠原委員 大事な応援質問ですから、正直にぜひそうしていただきたいと答えればいいんですよ。こんなに人数が少なくてそんなことができるわけないんです。中国がやらないんだから日本がやらなくちゃいけないと。  外務省の皆さんもちゃんと聞いていてください。何でもかんでも自由貿易にすればい...全文を見る
○篠原委員 また、優し過ぎるんですね。私は別に意地悪しろと言っているわけじゃないんです。  前にもちょっと申し上げたと思いますけれども、BSEのときは、アメリカにBSEが発生した、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者は出ていません。出ていませんけれども、それは大変だからといって...全文を見る
○篠原委員 私の言葉はいつも過ぎてしまいますので、気持ちを酌んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月08日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  農林水産委員会の皆さん、しばらくぶりでございます。ごぶさたいたしております。きょうは質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。私は今農林水産委員ではございませんけれども、いろいろこの施策に携わってまいりました関係上、同...全文を見る
○篠原委員 余り賢明な修正ではなかったと私は思います。  五ページをよく見ていただきたいんです。一番上の表ですね。基準年が平成九年、都道府県の目標と第一次食料・農業・農村基本計画の第一次目標、それから第二次の目標とあります。比べてみてください。都道府県の目標の方が多いんです。 ...全文を見る
○篠原委員 この法律でなくて、政府の方の法律です。経営所得安定対策の中で。  それでは、時間がもったいないので、考えていただくことにしまして、同じことを民主党の提案者にお伺いしたいと思います。  米価が下げどまっていないですよね。そして、小麦の価格が三〇%も上がっている。数日...全文を見る
○篠原委員 これと同じなんです。さっき若林大臣は、麦も大豆もふえた、しかし、質が悪くて実需者の要望に合わなかった、だからもうやめたと。しかし、それではいつまでたっても自給率は向上しないですよね。やはり自給率を向上させるべきだと思うんです。  この点は一番最後に述べますけれども、...全文を見る
○篠原委員 そうなんですよね。法律自体には全然入っていない。  この資料の三ページのところを見ていただきたいんですが、背景としては当然私はあるんだろうと思います。三ページのところ、これは私が勝手につくった表ですけれども、左側は農業者戸別所得補償法案です。右側は昨年の担い手経営安...全文を見る
○篠原委員 そういう点については、余り考え方に相違はないと思うんですね。  ところで、民主党の法案ですけれども、この中には、政府は担い手担い手と非常に連呼しているんですが、民主党の法案には担い手という言葉なんか一つも出てこないんです。しかし、思いは同じだと思うんですけれども、こ...全文を見る
○篠原委員 よくわかります。ですけれども、やはり責任政党の自民党は柔軟だと思います。西川公也さん、前委員長は、二月二十三日の東洋経済が農業問題をずっと連載したインタビューで、農政不信の最大の原因は認定農業者への支援の偏り過ぎだったんじゃないかと言っておられます。そして、近藤さんな...全文を見る
○篠原委員 わかりました。  我が方の農業者戸別所得補償法案には、この三ページのところを見ていただくとわかるんですが、一番下に環境の保全に資する度合いに応じて加算をするというのがあって、いろいろちりばめればちりばめられるんですが、鈴木教授が言っておりましたけれども、直接支払いを...全文を見る
○篠原委員 若林さんのお考え、大臣のお考えは健全かもしれませんね。ちょっと前に、日本政府が日本食のレストランをグレードづけようとしたら、すぐ文句を垂れる人がいた。大体、いいことをやろうとすると小言を垂れるのがいるんですよね。だから、これは自主的というのがいいのかもしれません。です...全文を見る
○篠原委員 若林さんが言うのも正しいんです。私は何も直接支払いだけとは言っていません。今は直接支払いですが、前は輸入課徴金をつけたりしてずっと保護してきている、手厚くしているということです。十三ページのところを見ていただければわかると思います、後でよく見ておいてください。EUは一...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○篠原委員 おはようございます。民主党の篠原孝でございます。  きょうは、在外公館の関係の質問をする予定なんですけれども、それにかかわりまして、外務省の外交のあり方全般について質問させていただきたいと思います。  例によって、資料をつくって皆さんにお配りしてありますので、じっ...全文を見る
○篠原委員 外交は結構言葉でできますけれども、給与問題は言葉だけではできないので、頑張っていただきたいと思います。  私は外務省の応援団のつもりなんですが、どうも見ていますと、私がいました農林水産省なんて、米ができ過ぎたといっては怒られ、足りないといっては怒られ、どっちみち怒ら...全文を見る
○篠原委員 改善方法は、今、猪口委員もいろいろな御意見というか提案をされていまして、もっともだなと思うものがほとんどでした。  私は、この在外勤務の基本手当、問題になって、最近は問題にならなくなりましたけれども、発端は外交機密費ですよね。ほかの国との関係でどうなっているのかわか...全文を見る
○篠原委員 頭の片隅に入れておいていただきたいと思います。  その次、三ページをちょっと見ていただきたい、領事館です。  領事館、あっちをつぶしこっちをつぶしというのをやっておられると思います。私は常々気になっていたんですが、アメリカを非常に重視し過ぎて、やたら領事館を置いて...全文を見る
○篠原委員 ほかの省庁は、厳しい定員削減の中で、余剰が生じてきたりというか、余剰は生じていないのかもしれませんけれども、あっちに移すという工夫をしているわけですよ。ですから、アフリカの方は交通手段も通信手段もままならない、不便だ、だからそっちの方を重視すべきであって、私が全部査定...全文を見る
○篠原委員 こういう結果を見たりしたら、一たんちょっとでも発展途上国の勤務をさせられたら、もう先がないということはないんですけれども、何とか局長にはなれない、主要国の大使にはなれないというふうになってしまうんじゃないでしょうか。  ですから、こんなのは釈迦に説法かもしれませんけ...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございます。さすが、話が早いですね。これでもう安心しました。  次に、配偶者問題。これが私にとっても悩みの種でございまして、しかし、これについては専門家はいっぱいおられると思います。  私は、配偶者が大事な働きをする職業の一つに、外交官があると思います。...全文を見る
○篠原委員 初めて知りました。日本のパーセントは、今伺っていると高いんですね。ああ、そうですか。それならまあ、しようがないのかなと思いますけれども、私は、これは本当に考えていってもいいんじゃないかと思います。  例えば、こんな例を出すとよくないのかもしれませんけれども、立派な某...全文を見る
○篠原委員 あっちのやり方は、みんな、AがいいかBがいいか、どっちにしろ言い分があるんだろうと思います。  しかし、しつこく申し上げますけれども、外務省はやりようがあったんですよ。それをやってこなかったからなんです。この先進国と発展途上国のもそうですけれども、各省との人事交流な...全文を見る
○篠原委員 ぜひそれをお願いして、これについての御意見を承って、質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。
04月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○篠原委員 民主党の篠原孝です。  EPA、FTAの問題、非常に大事な問題でございまして、今、野田さん、松原さんも似たようなところに問題があるということで指摘されておられます。今の、例えば韓国と日本の問題なんというのも大事な問題でして、それもちょっと後で触れさせていただきたいと...全文を見る
○篠原委員 それは、いろいろな国がありますし、首脳同士が気が合わないとか気が合うとかいうのも、例えば、韓国の場合、今度大統領がかわりまして、非常に親日的だという、そういったのでいろいろあるんだろうと思いますけれども、私が見るに、あるいは世界のエコノミスト、あるいはEPAの関係者が...全文を見る
○篠原委員 韓国とアメリカなんかは、WTOの停滞もあるんだろうと思います、しかし、あちらはあちらの事情で、高村外務大臣の答弁の言葉をかりれば、事情があってと。圧倒的に、韓国とアメリカの場合は、盧武鉉大統領が、国内のいろいろな声があるのを承知の上で、自分の政権浮揚のためというのもあ...全文を見る
○篠原委員 まあ半分わかりました。しかし、ちょっと物足りないですね。  二ページの「日米FTAについて」も見てください。ここのところで、「究極の二国間FTAに向けて」という一番下の三のところを見てください。日米FTA、みんな注目しているんですよ。ドーハ・ラウンドが停滞していると...全文を見る
○篠原委員 世界の潮流は、ほかのところでも動いているんです。今アメリカでは大統領選の真っただ中ですけれども、民主党の候補者、クリントン、オバマとも、NAFTAを見直すということを公約の一つにしていますね。  ちょっとアメリカのヤフーで引っ張り出しました。おもしろいことをクリント...全文を見る
○篠原委員 ガソリン税論議は、していいですけれども、まあやめておきますよ、時間がもったいないから。  この協定内容をぱらぱらめくりました。それぞれ違うわけですね。だから、原産地証明とか間接材料とか、中間財を輸出して、向こうでの労賃が安いのを活用してアウトソーシングで、そして輸入...全文を見る
○篠原委員 WTOで日本がいきなり具体的な提案をして引っ張っていくというのは、正直言って難しいと思います。  しかし、EPAで、二国間のところでいろいろな協定をやっているときに、日本が工夫して協定に入れていくというのはあっていいんじゃないかと思います。そして、そういう面でリード...全文を見る
○篠原委員 これは全く不明瞭な答弁で、わけがわからないですね。  適用になるんですよ。この人たちなんかだってみんな自然人の移動ですから、適用になるんじゃないかと私は思います。  それで、こっちの方の人身売買についてはどうなっているかといったら、これ、G8の中で締約していないの...全文を見る
○篠原委員 新保審議官、今の答弁は、人の悪いような答弁なわけですね。いや、新保さんを責めているんじゃないんです。いいですか、私がずっと主張し続けています、国内法と条約と、要するに、ここの委員会はアンブレラ委員会だ、だから国内法を担当するところと連携しながら審議していかなければいけ...全文を見る
○篠原委員 国内でどう対応するかじゃなくて、やはり出入りのところできちんとやらなくちゃいけないんですよ。必要な者だけ来てください来てください、変なふうに来ている人はだめだとさっき言っているでしょう。自由に自由に貿易しましょうというのじゃなくて、そこにブレーキをかける環境、労働、食...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。  しばらくぶりに環境委員会でお時間をいただきまして、質問をさせていただきます。  私は環境委員会をこよなく愛しておりまして、環境委員会に所属させてほしいという希望を出すんですが、どうもことしははじき飛ばされまして、外務委員会と倫選特と...全文を見る
○篠原委員 内閣府は、いろいろなありとあらゆる問題に通じているわけじゃないですから、こういう世論調査をするときは、もとのマザーミニストリーというか、そっちに聞いてやっているはずなんです。そちらにリードをされてやるわけでして、これは非常にゆがんでいるんじゃないかと思います。今CO2...全文を見る
○篠原委員 これは近藤昭一さんが十五日に聞かれておりましたが、ヨーロッパに行って仕事をしていたら、お土産物を買おうと思っても、店がいつも閉まっていて買えない、日曜日にもまた店が閉まったりする、仕事に行ったんだからしようがないけれども、文化の違いかなと。では、日本も、振り返ってみた...全文を見る
○篠原委員 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律というのを一つだけ例をいただきまして、今お答えいただいているわけですけれども、これは、やろうと思ったらできるんです。常に姿勢を保って、例えば前にも申し上げましたけれども、独禁法とかカルテルがいけないというので、その都度、産業関係...全文を見る
○篠原委員 パチンコ業界の皆さんもこういうことをやり始められたんです。そして、業界ごとにいろいろな動きがあるんだろうと思います。  京都議定書の達成の計画がありまして、自主行動計画というものをつくっているはずですけれども、現況はどうなんでしょうか。スムーズに進んでおるんでしょう...全文を見る
○篠原委員 非常に大事なことだろうと思います。  今、業界ごとにつくるといっても、業界ごとに対応が違うわけですよ。パチンコ業界は、皆さんすぐおわかりだと思いますけれども、電気をこうこうとつけている、でっかい音、景気のいい音楽を鳴らしている、それから冷暖房もきちんとしている。きち...全文を見る
○篠原委員 いろいろミックスしなくちゃいけないんだろうと思います。世の中を動かしていくには、迂遠なようでいて一番大事なのは、啓発というか教育だろうと思います。もう一つはあめです、こういういいことをしたらこういうことをしますよというもの。それともう一つは、規制だと思います。私は、環...全文を見る
○篠原委員 私も条文を読んでいますけれども、一行です。だから、そういう訓示規定的なものでもやらないよりはましですよ。やらないよりはましですけれども、もっともっと高飛車に出ていいんだということなんです。少なくとも我々が応援します。こんなのに自民党も民主党もない、道路特定財源と違うん...全文を見る
○篠原委員 WTOの心配をされておりましたけれども、大丈夫だとは言いませんけれども、こんなものは全然WTOのらち外ですよ。日本はそういう新しいことを言い出したりしていくのは苦手ですけれども、この関係については一生懸命努力している国なんです。さっき吉田さんが言っておられましたけれど...全文を見る
○篠原委員 その決意を聞きまして、ほっといたしております。  絶好の機会だと思います。今、道路特定財源をめぐっていろいろ議論があります。一般財源化という議論があります。私は、うんと先はそれでもいいと思うんですが、それはやはりおかしいという人がいます。それは石油を使っている人、ガ...全文を見る
○篠原委員 最後に一分だけPRさせていただきたい。  写真が配られておりますけれども、きょうは雨が降っていますけれども、私は家では余り環境に優しいことをしていないので、少し罪滅ぼしをしようと思って、菜種議連の一員でございまして、お気づきかもしれませんが、私が議員になってからすぐ...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○篠原分科員 民主党の篠原孝でございます。  きょうは初めて渡辺大臣に質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  渡辺大臣、あちこちでいろいろ発言されています。私はそれを全部フォローしているわけではありませんけれども、非常にポイントをついた問題点を指摘され...全文を見る
○篠原分科員 ごちゃごちゃしていて、今のも最近ずっと続いているわけでして、早く改革が進んでそのような状況になってほしいと思います。  二番目でございますが、資料を用意しておりますのでちょっと見ていただきたいんですが、一ページ目の、OECD代表部の一九九三年と二〇〇七年の手当比較...全文を見る
○篠原分科員 そのとおりだと思います。そういうふうにやっていただきたいと思います。  例えば、今大臣がお答えになったもので典型的なのは、立派な役人で本を書いたりしているのは大学から引っ張りだこで、大学へ行って実務経験を生かしてやっている。あれは、事務次官だからといって引っ張られ...全文を見る
○篠原分科員 私は、この問題についてはもう去年の夏ぐらいから資料をつくっております。二ページから三ページ、四ページをぜひごらんいただきたいと思います。麻生さんも見てください。  事務次官各省任期比較という資料を見ていただきたいんです。それから、三ページ、渡辺大臣に見ていただきた...全文を見る
○篠原分科員 考え方は同じなんですけれども、そこはちょっとやり方が、細部になってくると違うんですよ。  渡辺美智雄大臣は、確かに剛腕でした。強引にやられました。政務次官二回。では、この次です。私は、内閣人事庁で一括採用してなんというのはよくないと思うんです。お父さんの言葉、私が...全文を見る
○篠原分科員 その点も問題意識は同じだろうと思いますけれども、私は、日本社会は、どぎつい言葉で言いますが、渡辺喜美さんや美智雄さんの言葉から出てもいいようなものだと思いますけれども、インチキゼネラリストばかりがはびこるよくない社会だと思っています。本当のプロを大事にしない。  ...全文を見る
○篠原分科員 終わります。
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○篠原分科員 民主党の篠原でございます。  昨年も分科会で大臣に質問させていただきました。私の地元の千曲川の河川がだんだんだんだん高くなっていって洪水が起きるんじゃないかという問題を指摘させていただきました。  ことしも、地元の問題、具体的に起こっている問題について、国土交通...全文を見る
○篠原分科員 同じ問題でもいろいろ違うんだろうと思います。食品なんというのは、物すごい多くの当事者がいて、それにかかわっている。ですから、一般国民がいろいろ言ってくる。それに対して、構造計算なんというのは、私なんかだってあの事件があって初めて知りました。一般の人は何も知らないんで...全文を見る
○篠原分科員 私は、これは専門家に任せなくちゃいけないんですが、九人実際に仕事をしている人たちがいる。そのうちの七人がおかしいといって連名で措置要求をしてきている、これは、私はただごとではないんじゃないかと思います。閉鎖された社会の出来事なんです、わからないんです。  皆さんも...全文を見る
○篠原分科員 ぐだぐだ答えておられますが、私のにはイエスかノーかで答えてもらえばいいだけなんですけれども、こういうのをほっておいてというか、一回やったものを変えないとかいうのはだめですよ、それは。せっかくやってきて、そしてまた、これはおかしいと言ってきている。この当事者は、おれの...全文を見る
○篠原分科員 また答えになっていませんけれども。この長野県の会長に出したペーパーはもう入手されていたんですか、いないんですか。このペーパーを見てください。開き直りですよ、完全に。
○篠原分科員 よく見てください。大臣、このような案件は、私は、絶対にきちんともっと客観的に、せっかく時間をかけてペーパーを出して指摘してきているのに、たった六行の文字でぽんとやって、はい、終わり、説明もない。これは姿勢としてやはりよくないんだろうと思います。  こういうことは絶...全文を見る
○篠原分科員 弁護士の世界も非常に高いモラルを要求されておって、弁護士の処分というのはありますね。僕は、不動産鑑定士の世界も同じだろうと思う。国家試験を受けてやっている。ですから、大臣がおっしゃったように自治権とか、弁護士会ということじゃないですから、やはり行政の役割が非常に大事...全文を見る
○篠原分科員 最後に要望だけ申し述べて、質問を終わらせていただきたいと思います。  資料八ページと九ページにあります、農道と林道の、さっき百二十万キロとおっしゃいましたけれども、農道で六万三千キロぐらいあるんですね、林道で十三万キロ。多分、農林水産省予算、上田さんのおられた組織...全文を見る
05月09日第169回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○篠原委員 民主党の篠原です。  WTOの関係、医薬品有効成分の譲許表の関係について質問させていただきます。  WTO農業交渉、私は長い間携わってきたわけですけれども、今回、医薬品の関係を見ますと、医薬品は素人でございまして、えらい違いにびっくら仰天したんですね。いまだもって...全文を見る
○篠原委員 よく聞いてもっと簡単に言うと、外務省のする仕事は医薬品関係については何もないということなんですね。ほとんどもめごとがない。定型的に、グローバライゼーションが進んじゃったので全部関税ゼロにしてやっていくだけという非常に恵まれた分野だな。こういう分野もあるとは私は知りませ...全文を見る
○篠原委員 何でも自由化、何でも特許というのの例外がちゃんとこういう分野であるというのを聞いてほっとしました。  外務省の皆さんにお願いですけれども、食料の分野についても、ちゃんとこういった例外的なことを考えていくという柔軟な発想を持ってWTO農業交渉に取り組んでいただきたいと...全文を見る
○篠原委員 投資規制というのが問題になったりしていますよね。医薬品の世界もグローバル化が進んでいますというふうにあっさり答えておられますけれども、それだったら、日本は得意で、自動車産業界と同じように、トヨタとかホンダとかそういうのがあってしかるべきだと思うんですけれども、世界ラン...全文を見る
○篠原委員 ちゃんとやっているからいいという話かもしれませんけれども、私は、見ていると、このままいくと、医薬品業界は繊維産業と同じになっていってしまうような気がするんですね、繊維産業の皆さんには悪いんですけれども。かつて花形産業だったのが、輸出の花形だったのが、ちょっと手を抜いて...全文を見る
○篠原委員 日本は、聞いていますと何かワンパターンのような気がするんですね。研究機関をみんな独立行政法人にする。私は、どこで線を引くかわかりませんけれども、電気製品は東芝だとか日立とかパナソニックでいいと思いますよ。しかし、農家は、種だとか栽培方法とか、そんな、研究できないわけで...全文を見る
○篠原委員 今の数字を聞いていますと、実態がだんだん明らかになってくるんですね。自動車産業が日本で一番でかい産業で、その次が電機産業ですか、その次が医薬品と機械、そして食品になっていっているはずです。  特許の件数は、電気や何かの方はアメリカよりも多くて二倍だ、それに対して薬の...全文を見る
○篠原委員 厚生労働省のやり方というのは、いろいろな役所のやり方であるんでしょうけれども、どうも現場の感覚とずれたのが多いんですね。高圧的に上からやって、こうやってやれというのが。だから、年金でも後期高齢者医療制度でも失敗するんですよ。現場のところをよく見て私はやっていただきたい...全文を見る
○篠原委員 頑張って交渉していただきたいと思います。  それで、最後の五分間、私の訴えをお聞きいただきたいと思います。答弁は別に要りません。胡錦濤主席が今、来日されています。それに関係して、長野市民、長野県民の気持ちを代弁して、聖火リレーの関係もありますので、訴えを聞いていただ...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○篠原委員 民主党の篠原でございます。  いつもそうですけれども、民主党の最終バッターで、締めくくり総括質疑をさせていただきます。  実は、ちょっと最初に二つお願いがございまして、一つは、私に与えられたテーマはマグロ漁業なんですが、野田さんが一時間、非常に微に入り細に入り、捕...全文を見る
○篠原委員 どんどんそういう精神でやっていただきたいと思います。  それで、どなたがおっしゃって、どういうふうにお考えになったかわかりませんけれども、そちらは変わったんですが、私が二年前の公海漁業協定で御指摘したことについては変わっていないんですね。ですから、しつこくまた資料を...全文を見る
○篠原委員 ここで訳語論争ばかりしているわけにいかないのですが、そういう答えがあるだろうと思ってハイウインドの例を書きましたけれども、これは風の程度が高いんですよ。それは強風と言いますし、この前にも書いておきましたけれども、ハイポリッシュといったらよく磨かれたというように、程度の...全文を見る
○篠原委員 根絶するまでに至っていないというのですけれども、IUU漁業、イリーガル・アンレポーテッド・アンレギュレーテッド・フィッシャリーですかフィッシングですか、それについてはマグロの地域管理機関はどのように対処しているんですか。  それで、漁業許可の取り消しというのが今度の...全文を見る
○篠原委員 多分日本がこのマグロ漁業を世界をまたにかけてやっている国としては一番大きい国で、一番消費する国だと思いますけれども、その日本が、違法操業しているのを今の条約が新しくできて漁業許可の取り消しとかやるんでしょうけれども、ほかのにも同じ規定があるはずです。一つもないんですか...全文を見る
○篠原委員 聞いていると、どうもなまくらなような気がしてしようがないんですね。  実効性あらしめるにはどうしたらいいかというのは、やはり日本が世界じゅうのマグロをほとんど食い尽くしている。日本が食い尽くしているなんて怒られちゃうかもしれませんけれども、世界の二百万トン近い、百九...全文を見る
○篠原委員 では、その点について、同じことですけれども、今までの実績はどうなんですか。これはだめだと突き返して輸入しないといった例はたくさんあるんですか。実際にうまくそれがワークしているかどうか、教えてください。
○篠原委員 それが一番有効なんですけれども、例えば今、BSEが韓国では大問題になっていますね。李明博大統領の支持率を下げる原因にもなっていたりします。  日本でも同じようにまた不始末をしでかしたんですが、何もしないでいる。それに対して、きのう農林水産委員会で、全会一致で、ぴしっ...全文を見る
○篠原委員 その姿勢をちゃんと保っていただきたいと思います。そして、台湾、中国の漁獲量がふえている、日本はそれほどふえていない。先ほど、台湾もさすがに減船をしなくちゃならないという状況になっているという話で、私は仕方がないことだろうと思います。こういったことについては、中国、台湾...全文を見る
○篠原委員 表示を見て購買行動、購買というか、これを買うか買わないか決める人がいっぱいいるんですけれども、私は、魚が一番、どこでとれたいい魚だというのを表示していたら、少々高くても買う確率は高いんじゃないかと思います。  野菜の場合は、世論調査によりますと、有機農産物、有機農産...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございました。  以上で質問を終わらせていただきます。
05月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○篠原委員 民主党の篠原です。おはようございます。  私、国会議員になりまして四年ちょっとで、いろいろな委員会に所属しましたけれども、今シーズンの外務委員会ほどきちんと議論している委員会はなかったんじゃないかという気がしております。これはひとえに、まじめな委員長と超まじめな与野...全文を見る
○篠原委員 日本は議長国としていろいろな正しい姿勢を示さなければいけないんですが、先進国に対してはきちんとやっているという姿勢を示せばいいんだろうと思います。例えば、道路特定財源についてどういう処理をするかなんというのは世界の環境関係者は注目しているんじゃないかと思うんです。私は...全文を見る
○篠原委員 格調高い質問と格調高いお答えの次に、ちょっとがたんと低くなるんですけれども、昨年のハイリゲンダム・サミットについてです。外務省と環境省の協調体制ということでお伺いしたいんですが、環境省から、どなたが、何人、どういう体制で出席されたんでしょうか。
○篠原委員 有能な谷津審議官一人。ほかに手助けは別途なかったんでしょうか。
○篠原委員 百人力で、非常につつましやかだなと思います。  サミットにどう臨むかというと、非常につまらない話ですけれども、政府専用機に乗っていかれるわけですね。そこに、環境サミットと言われているのに環境省から一人。百人力じゃなくて千人力かもしれませんけれども、いろいろ連絡したり...全文を見る
○篠原委員 事実を聞いているんじゃなくて、そういう硬直的な対応じゃなくて、環境省から要望があったら三人乗せていってやるとか、そういう柔軟な対応をしてやってくださいというのを、これはまじめにちゃんとやってくださいよ。  なかなか、こういうつまらないことなんですけれども、非常に硬直...全文を見る
○篠原委員 皆さんにこの表を見ていただきたいんですが、聖火リレーをめぐる日本と韓国の違い、これは、日本と韓国、違うんですよね、いろいろな対応が。  今問題になっているのはBSEの関係ですよ、ここにちょっと表はありませんけれども。これについても、日本でもまたいかがわしいものが混在...全文を見る
○篠原委員 これはまた、だから外務省関係者は言いにくいんだろうと思いますけれども、ひとり善光寺に、あるいは長野市にだけきちんとした態度やきちんとしたことを言えというのはよくないので、新聞でも内田樹さんという方が、やはり自制を促すような声が日本から全く起こらないのはおかしいと指摘さ...全文を見る
○篠原委員 私は、今、高村さんのおっしゃるとおりで、中国人留学生も日本に留学して、日本人のモラルや、穏やかな、ピースフルな精神を学んだんじゃないかと思います。それで日本人的な礼儀をわきまえてきたから、韓国へ留学している中国人よりも、日本へ来た留学生の方がちゃんとわきまえて行動した...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○篠原委員 おはようございます。民主党の篠原でございます。  私、毎回、私がつくりましたいろいろな資料をお持ちいたしまして、それをもとに質問させていただいておりますけれども、きょうは、外務省作成の資料をたくさんお持ちしまして、これをもとに質問させていただこうと思っております。 ...全文を見る
○篠原委員 では、アメリカはすべてFTAというのは、内容はみんなフリー・トレード・アグリーメントだけなんですか。EPAの経済連携というかパートナーシップのようなもの、投資だとかサービス貿易だとかは入っていないんですか。EUも入っていないんですか。
○篠原委員 そういうふうに日本外交の独自性をちゃんといろいろな面で発揮されているんだったら私は立派だといって後押ししますけれども、名前ぐらいにそんなことを言ったって始まらないんじゃないか、もっと内容の方で言っていただきたいと思います。ともかくわかりやすいように。  韓国の場合は...全文を見る
○篠原委員 だから、こんなところで意地を張らなくたっていいということです。僕がいつも言っているのは、外交は国民にわかりやすく、語りかけていかなくちゃいけない、だから、単純明快な名称でやってくださいと。連合王国というのをずっと使っていたのがいい例です。やっとこさ、古い頭を変えて、英...全文を見る
○篠原委員 そういうことでしたらそれでいいんだろうと思いますけれども、皆さんこれについてどうお考えになってどう評価されるかということです。日本の動きとか日本が何をするかというのは、日本人の我々が考えている以上に、国際社会は注視して見ているんですよ。日本がやっているから、いいことを...全文を見る
○篠原委員 小野寺副大臣に申し上げたいんですが、私は、実質的にはそれでいいと思います。ASEAN諸国には、こちらこそ思いやりを持って接すべきだと思います。だから、アメリカに対しての思いやり、思いやり予算じゃなくて私は悪女の深情け予算とか言っていますけれども、あっちの方は削ったって...全文を見る
○篠原委員 部長にお答えいただきましたけれども、大体その資料をいただいております。大体僕はほとんどの資料を加工してつくってくるんですが、農林水産省はちゃんとしておりまして、いろいろな資料をみんな私のリクエストしたとおりにつくってきていただきましたので、皆さんのお手元にお配りしてお...全文を見る
○篠原委員 ずっと米にはこだわってやってきて、何かそれは見苦しいことだみたいに考える人たちが日本国内でもいるんですけれども、これはもってのほかだと思います。  外交交渉のときは、農林水産省は下手くそですよ。だから、外務省が上手だとは余り、ほかと比べればだめかもしれませんけれども...全文を見る
○篠原委員 日本はまじめですから、これを適切に実行しようとして買い入れようとしたんですけれども、買い入れられなかったんです。これはどうするんですかね。こんなのだったら、アメリカからいっぱい輸入されているはずですから、さんざん国際的な責務として押しつけたんだから、自国には供給できな...全文を見る
○篠原委員 そんなに優しい態度をとらなくたっていいと思います、こういう状況になってきたので、ミニマムアクセスなんてそんなのをやって、日本が毎年七十六万トンずつ国際市場に参入するというのは。  先ほどの三ページの輸入量のところを見てください。ここに出ていませんけれども、六年—七年...全文を見る
○篠原委員 ODAをふやしていただくのは結構ですけれども、こういうところに使っていただきたいと思います。  米の分野では、皆さん御存じだとは思いますけれども、ネリカ米とかネリカ稲とか呼ばれて、アフリカに合う品種ができて、いろいろなところでつくり始めているはずなんです。そういうこ...全文を見る
○篠原委員 先頭に立ってやっていただきたいと思います。大義名分は絶対にありますから、何も恥じることはないんですね。これはほかの国々、発展途上国の共感は完全に得られるはずなんです。だから、それをぜひやっていただきたいと思います。  なぜかというと、国の役割というのは、地方分権でい...全文を見る
○篠原委員 それは技術的にというか、表面だけ見るとそうかもしれませんけれども、私はもっと深遠な意義があると思っています。中国は日本を信用しているんだろうと思います。ほかの国々は、大量破壊兵器があるとかいってばんばんばんばん侵攻していったりする。どこか外国に軍隊を送るというときには...全文を見る
○篠原委員 私に御賛同いただいてありがたく思っていますが、もしそれだったら、海外に自衛隊を派遣できる恒久法をつくるなんというのはやめるべきだと思うんです。つくるんだったら、緊急的に災害援助隊をさっさと送るという法律をつくって、常に準備させておく。  そういったところに、逆に今度...全文を見る
○篠原委員 質問時間が終わってしまいましたので、その議論はまた次回にさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月23日第169回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○篠原委員 おはようございます。  おとといに引き続きまして質問させていただきたいと思います。おととい、外務大臣の方から御答弁がありまして、ではその続きは次にということを申し上げましたので、約束どおり、続けさせていただきたいと思います。  資料を例によってお配りしてあります。...全文を見る
○篠原委員 先の方に触れて、挑発をしていただいておりますけれども。  聞きましたら、かわいそうというか、予算がそれほどついていないというので、なかなか……。  非常に私はうまくいっているんじゃないかと思うんです。派遣する人のリストがあって、訓練を受けて、それで登録されていて、...全文を見る
○篠原委員 私は、ここのところに非常にいい仕組みがあるというのを知りませんでした。  これは後々、また次に、今国会中にODAのことを集中的に議論させていただきたいと思いますけれども、いろいろな分野に当てはまるんですね。これは一週間か二週間ですから、ぱっと行ける。しかし、例えば私...全文を見る
○篠原委員 そういうバランスのとれた態度をずっととり続けていただきたいと思います。  次に、安全保障問題をいろいろ考えるのは非常にいいことだと私は思います。こういう危機管理も安全保障です。それから、通常兵器をどうするかというようなのも大事なことだと思います。  次の三ページを...全文を見る
○篠原委員 私はそのとおりだと思います。「全て自力で」というのは、安全保障でいえば、核兵器を持つとは言っていませんが、「持つ議論をすべし」とかいうふうになるわけですね。それでいえば、右側は「完全自給」。これは両方極端だろうと思います。  しかし、ぜひ考えていただきたいのは、食料...全文を見る
○篠原委員 ちょうどいい時期を迎えていると思います。福田総理大臣も、六月上旬にローマで開かれる食料サミットに行かれる、そのついでに洞爺湖サミットの根回しもしてこられる。私は、これは日本の農業政策なり食料政策を転換する絶好機だと思います。  それはどういうことかというと、日本は、...全文を見る
○篠原委員 そういうふうにしてください。  では、典型的な例はクラスター爆弾です。唯一の被爆国として、クラスター爆弾なんかも、私は、日本は、どこの国よりも声を大にして即刻禁止すべきだと言っていくべきだと思いますけれども、オスロ・プロセスに参加しながら、何か腰が定まらない態度をと...全文を見る
○篠原委員 非戦闘員に危害が及んで、手足を失った人、命を失った人、特に子供たちですが、そういう人がいるわけですから、これはもう絶対にこういうのには、やはり日本のポジションというのはあるんですね。食料自給率が低い、だからこのことを訴えて、わかってほしいと言って、そこの国が困っていた...全文を見る
○篠原委員 非常に中庸な答弁をいただきまして、ありがとうございます。  これで質問を終わらせていただきます。
11月12日第170回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○篠原委員 篠原でございます。  中曽根外務大臣に初めて質問させていただきます。御就任おめでとうございます。  どうでもいいことなんですが、参議院から外務大臣に就任された方は鳩山一郎さん以来三十一年ぶりだそうでして、何か二人とも総理の御子息で、総理の御子息で参議院議員になって...全文を見る
○篠原委員 皆そういうふうに、基本的に変わりはないという答えが出てくるんですが、私はそうじゃないと思いますね。  確かにオバマさんは、政治的な経験がないので、それからイエス・ウイ・キャンと、そればかりテレビ放映されていまして、ほかの具体的な政策は余り一般大衆には聞こえてきません...全文を見る
○篠原委員 しっかり準備して対応していただきたいと思います。  なぜかというと、日本の外交を考えたりした場合、日米同盟が基軸というのはしょっちゅう言われるわけですね。これは耳にたこができるほど聞いています。日米同盟、日米同盟と、国会でもこれが基軸だというのを叫ばれております。 ...全文を見る
○篠原委員 わかりました。読んでおかなくちゃいけないとかいうことは申し上げませんけれども、いずれ必ず熟読していただきたいと思います。  私は、この村田良平さんという方、お会いしたことはありません。しかし、かねてから、いろいろ書かれた著書を読んでいます。一番古いのは、本棚にあった...全文を見る
○篠原委員 私は、これは問題にするんじゃなくて、村田さんは立派だと思います。  ごく一部の人しか御存じないかと思いますけれども、私は役人三十年やりましたけれども、役人時代から駄本というか駄筆というか、いっぱいいろいろなことを書いているんです。大体農林水産省の大方針には反するよう...全文を見る
○篠原委員 私もそのとおりだと思います。  ついでに、海の向こうの話ですけれども、今度の大統領選のときも、パウエル元国務長官がオバマさんの支持を表明されたんですね。国務長官までやった人が違う党の人を支持すると。人種的に共通だったからとか言われていますけれども、そうじゃないと言っ...全文を見る
○篠原委員 思いやり予算とかいうのは僕は虚構だと思います。アメリカはそんなに面倒を見てくれていないのに、守ってもらっている、守ってもらっていると思ってそういうことをしているとか、言いにくいところがあるかと思います、そういう点では。しかし、僕は、この核不拡散については、日本はどんな...全文を見る
○篠原委員 済みません、時間がなくなりましたので、次は外務大臣としてではなくてサマータイム制度推進議連の代表世話人として、国会で余り議論されたことがないので、この点をお聞かせいただきたいと思います。  サマータイムを導入されるというので、大臣は導入をするということでやられました...全文を見る
○篠原委員 ちょっと時間が過ぎちゃって済みませんけれども、これについては、河野委員長にもこの私の紙を配りましたら、御丁寧にちゃんと意見をいただいておるんです。河野委員長はサマータイムを導入すべきだという方なんです。いろいろあって、アンケート調査をやったんですけれども、調べてみまし...全文を見る
○篠原委員 ありがとうございます。  以上で終わります。
12月10日第170回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○篠原委員 きょうは、クラスター弾に関する条約について集中的に質問させていただきます。  この件につきましては、既に近藤昭一委員それから猪口邦子委員も、最近一年か二年以内にこの委員会で質問されておられます。私は、この関係は非常にうまくいったというか、よくできたんじゃないかと思っ...全文を見る
○篠原委員 今回は、私が客観的に見ますと、政治家の決断、それから、オスロ・プロセスを成功させたのは、毎日新聞の功績が非常に大だと思います。たしか私の記憶では、地雷問題については朝日新聞が昔、結構書いていたんじゃないかと記憶しております。しかし、今回のクラスター爆弾については、毎日...全文を見る
○篠原委員 これは、私が見たように客観的に見て、日本はおくれているんじゃないかと思います。  なぜNGOがこんなに真剣になるかというと、ちょっと資料を、今回は二枚しか出しておりませんが、見ていただきたいんです。これはハンディキャップ・インターナショナルの表なんですけれども、どれ...全文を見る
○篠原委員 そういったのをどんどん進めていただきたいと思います。  中曽根外務大臣のホームページを見させていただきましたら、タイとカンボジア国境に行っていられるんですね、五、六年前ですか。五、六年前行っておられて、その写真も載っておりました。そして、十二月三日のスピーチにおいて...全文を見る
○篠原委員 それで、日本が今後何をしていくかというのは非常に大事だと思うんですね。ノルウェーは日本に対してラブコールを送って、日本がそれなりに賛成に動いてくれたことを評価しております。これは、こういった期待にこたえていくべきだと思います。  それで、一枚目の私の資料を見ていただ...全文を見る
○篠原委員 この点は近藤委員が既に指摘されております。この分野は、日本は天下晴れて正々堂々正論を吐ける国なんですね。  例えば、韓国は、北朝鮮と国境を接していますので、百万人も陸軍がいて、ソウルを火の海にとか言っている狂った国ですから、そうきれいごとばかり言っていられぬ。インド...全文を見る
○篠原委員 そこになると急に軟弱になるんですね。  いいですか、これは大事な問題でして、イラクについては米仏独英日なんか対応が分かれましたけれども、アフガンでは英仏独とかみんなアメリカに協力しています。しかし、そのNATO加盟諸国が皆こぞってこれに署名して、日本と同じようにさっ...全文を見る
○篠原委員 非常に大事なんですね。ですから、これは釈迦に説法かもしれませんけれども、非常にハト派的な人と目されている方、例えば委員長とかがこういうプロセスをやるのと、タカ派的と言われている方がやるのと、どっちが……(発言する者あり)そうですね、私に対してはタカ派ですけれども。タカ...全文を見る