篠原孝

しのはらたかし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

篠原孝の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○篠原副大臣 食事は人の健康を左右する一番大事な要素だと思っております。ですから、私なんかはよく食べる方なんですけれども、よく食べるのに太らないとか言われますけれども、消化が悪いだけでして、空気を吸っているだけで、水を飲んでいるだけで太るとかいう、あれはうそですし、余計に食べてい...全文を見る
○篠原副大臣 仁木委員が冒頭言われました食生活でございますが、私は、ちょっと手前みそになりますけれども、地産地消という言葉、それから旬産旬消という言葉を使い始めました。  食べ物の二大原則は、そこでできたものをそこで食べる、そのときできたものをそのとき食べる。これは、今TPPの...全文を見る
○篠原副大臣 その点についてはもう手を打ってあるというか、そういう動きはもう既に始めております。昨年の十二月ですけれども、農林水産大臣を本部長としまして、食に関する将来ビジョンというのをつくりまして、医療、介護、福祉と食、農の連携の推進を大きな柱として位置づけたところでございます...全文を見る
○篠原副大臣 昨年十一月九日に、EPA、FTA、包括的経済連携協定につきます基本方針が閣議決定されました。TPPのことをきっかけとしてこの基本方針がつくられたわけですけれども、その中で二国間のEPA、FTAについては積極的に推進していくということが盛られております。そういったこと...全文を見る
○篠原副大臣 経緯がちょっとずつ違うということでございまして、交渉は鋭意行っております。  例えば、日豪EPAですけれども、中断と伊東委員はおっしゃいましたけれども、そこそこ進んでおりまして、二〇〇七年からいろいろな期間、途中何カ月置きとかいうのはあるんですけれども、二〇〇七年...全文を見る
○篠原副大臣 伊東委員の御指摘のとおりだと思います。  新聞紙上、マスメディア等の表現でございますけれども、日豪EPAがTPPへの試金石だという言葉がよく使われます。私は、この意味がちょっと違うのではないかと思います。  TPPというのは、非常にどぎつい自由化を決めた協定でご...全文を見る
○篠原副大臣 そのとおりでございます。
○篠原副大臣 今年度の事業はあくまでもモデル事業でして、単年度の予算事業として組んでおります。ですから、本来は長い期間の平均価格からきちんと算定するべきなんですけれども、単年度で仕上げなければいけない。何月までがちょうどいいというのはないんですけれども、ぎりぎり計算をして払えるも...全文を見る
○篠原副大臣 そうですね、赤澤委員の御指摘、ほとんどごもっともな部分が多いわけでございますけれども、この点については、財源が確保できなかったからというようなことは全くございません。  我々、できますれば法案も提出したかったわけですけれども、いろいろな事情でできない、しかし、予算...全文を見る
○篠原副大臣 この点については、民主党政権ができてから三人の大臣皆、本格実施のときは法案でということを答弁してまいりましたけれども、いろいろ事情が変わりまして、我々は、これは大臣にお答えいただくべきことだと思います。
○篠原副大臣 済みません、ちょっと秘書がごちゃごちゃ言ってきましたので、質問を。済みません。
○篠原副大臣 備蓄米の買い入れは全く別の観点からいたしました。  これも随所でお答えしていると思いますけれども、二十三年度から、回転備蓄から棚上げ備蓄方式にする。そのためにはきちんと毎年二十万トンずつ処理して、新しく買い入れていくということ。それがきちんとスタートできるように今...全文を見る
○篠原副大臣 この点についても、いろいろなところで大臣、副大臣がお答えしていると思いますけれども、当初、二〇〇五年のインデックス、二〇〇七年のインデックス等で、三百万トンの備蓄というのが書かれておりました。これは事実でございます。  しかし、先般開かれました食料・農業・農村政策...全文を見る
○篠原副大臣 備蓄がどの程度の水準がベストかということについては、いろいろ議論があるところだと思います。  我々、過去三十年間の不足の事態というのをいろいろ検討いたしました。当然ですが、三百万トンまでというのはございませんで、三回ほど大きな不足というのは生じております。そういっ...全文を見る
○篠原副大臣 質問の趣旨が、私はちょっと理解ができないんです。もう一度お願いいたします。
○篠原副大臣 米価を下げるということが主目的にはなっていないのではないかと思います。消費者の皆さんも、現在の食料価格の高騰等があります。二〇〇八年にもありました。ですから、内閣府の世論調査をやりますと、ちょっとずつですけれども、少々高くても、安全性のこともあるので、なるべく国内で...全文を見る
○篠原副大臣 国民に対する食の安定供給というのは非常に大事でございまして、我々は、国内施策の基本として、国内の生産をアップさせるということで、国民の生命の維持ということを考えた場合、いろいろな計算の仕方があるんだろうと思いますけれども、昭和六十年代の前半から、カロリーベースの自給...全文を見る
○篠原副大臣 今、これは柿澤委員も御存じだと思いますけれども、先進国では最低水準の四〇%でございます。  ですが、我々は、マニフェストでこれを十年以内に五〇%に上げるというものを掲げております。
○篠原副大臣 どんぴしゃ数字が出てくるのでは、例えば穀物の自給率、そういうのがあります。それはFAOでも使っております。これは非常に易しいんじゃないかと思います。もっと言えば、米の自給率、麦の自給率、菜種の自給率、野菜の自給率、こういう計算があるんだろうと思います。しかし、客観性...全文を見る
○篠原副大臣 国民にとって必要不可欠な食料を安定的に供給するのは国の大きな責務だと思います。ですから、我々の今中心の政策になっております農業者戸別所得補償というのも、穀物、主食、こういった言葉があるのは日本独特だと思いますけれども、米の自給にこだわったために米を非常に大事にしてい...全文を見る
○篠原副大臣 貿易と食料安全保障の両立ということでございますけれども、赤澤委員のおっしゃった、輸出をしている、それでいざとなったら輸出をやめて国内に回せ、これはちょっと危険な考え方ではないかと思います。  我々、WTOの場では、これは自由貿易、自由貿易ということで輸入を多くする...全文を見る
○篠原副大臣 柿澤委員冒頭触れられましたとおり、日本の農協は、ほかの農協と違いまして、総合農協というユニークなものでございます。これは日本社会独特のものでして、隣近所助け合っていこうと。というのは、横のきずなを強めて、そしてみんな仲よくしていこうというそういったマインドを持った日...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○副大臣(篠原孝君) 私も総理と同じ政府専用機で参りまして、ダボス滞在六時間でしたけれども、全く別の会場でございます。  総理が「開国と絆」ということでスピーチをされているのは承知しておりました。私は、ですから、今、山田委員の御指摘のとおりで、多様な農業の共存という国際会議の場...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) G10というのは輸入国の間の会合ですから、多様な農業の共存ということは完全に意思統一をされていたと思います。  ただ、もう一つありまして、二十三か国が参加しましたWTOの関係閣僚会議、そこではちょっと違っているんじゃないかということを思われたんじゃないかと...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 私の今の発言がちょっと不穏当だったかもしれません。  ですけれども、それは農業関係の大臣、輸入国だけの会合じゃありません、いろいろな各国の閣僚の集まりですので誤解をされるといけませんので、農業のことをもっともっと、多様な農業の共存ということもその場でも申し...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○篠原副大臣 ナラシ対策についての記述がないという御指摘ですけれども、ちょっと事情を申し上げますと、後で谷委員からも御質問があるかと思いますけれども、我々の予定といたしましては、法案を提出するということを常に念頭に置いておりました。経営所得の安定対策は、ですから、その新しい法律で...全文を見る
○篠原副大臣 この直接支払い、戸別所得補償というのは、EUやアメリカで取り入れられている制度でございます。それを参考にしているわけでございますけれども、入り口で狭めるというような政策はとっていないわけです。  日本の場合は、欧米諸国と違いまして、規模が小さい、その問題があるので...全文を見る
○篠原副大臣 鳥インフルエンザについては、今、谷委員御指摘のとおりでございまして、昨年十一月以降、家禽類で見ますと、八県で二十二事例、百七十六万羽が殺処分を受けております。ほかにも、御地元の兵庫県の加東市の公園のコブハクチョウ等にも見られます。それから野鳥は、もう県は数え切れない...全文を見る
○篠原副大臣 今回の調査捕鯨に対する妨害対策につきましては、これまでの妨害事例をよく見まして、内閣官房を中心に関係省庁が連携して、三つの対策を講じてまいりました。  一つは、調査捕鯨船団の自衛措置の強化でございます。いろいろなものを投げつけてきますので、ネットをちゃんと持ってい...全文を見る
○篠原副大臣 今年度のモデル事業につきましては、今、今村議員御指摘のとおり、うまくいっているわけです。定額部分の支払いはもう終わっておりますし、変動部分の支払いを行っているところですけれども、定額部分の分が四百四十億ほど少なかった。そちらの方を回したわけです。それで間に合っている...全文を見る
○篠原副大臣 今村議員に提出いたしました資料をごらんになりながらの御質問だと思いますけれども、御指摘は当たっております。というのは、産地、銘柄ごとに下げ幅が全然違うというのは。傾向を見ますと、新潟や関東のコシヒカリを中心に引き合いがちゃんとありましたので価格の下げ幅が小さかった。...全文を見る
○篠原副大臣 先ほどちょっと答弁に間違いがございました。ひとめぼれと言いましたけれども、ササニシキに訂正させていただきます。  それから、今のは減反の報道についてでしょうか。その報道は、民主党において食と農林漁業再生・強化プロジェクトチームが設置されて、そこで検討されておりまし...全文を見る
○篠原副大臣 減反については、どなたも同じだと思いますけれども、生産者、消費者を含めて、この政策がいいというふうに思っておられる方は少ないんじゃないかと思います。  それで、一番いいのは、米の需給ギャップがなくなっていくことがいいんではないかと思っております。それに対して農業者...全文を見る
○篠原副大臣 我々の政策は、そういうふうに強制とかするつもりはございません。単価を示しています。その単価をごらんいただいて、自分の経営に合う作物は何かということを考えていただいて、そしてつくっていただく、それで適地適産も進む、需給ギャップも薄まっていくということでございます。
○篠原副大臣 この政策は、生産者に限らず、消費者の皆さんにも理解していただかなければならないという御指摘、まさにそのとおりだと思います。  直接的には飼料米に対するバックアップ、援助でございますけれども、直接的には飼料米ですけれども、そうすることによって主食米の生産が減るという...全文を見る
○篠原副大臣 昨年三月に閣議決定いたしました食料・農業・農村基本計画におきましては、農林水産業を、国家戦略の一つとして成長産業として位置づけていくということで、三つ重点を置きました。一つは農業者戸別所得補償の導入、二つ目は食の安全、安心の確保、三つ目は六次産業化等による農山漁村の...全文を見る
○篠原副大臣 高橋委員の水産業に対する熱い思いを聞かせていただきました。  私は、残念ながら全く海がない県でございますけれども、水産に対する思いは同じでございます。  ちょっと余計なことを言わせていただきますと、私、三十年、農林水産省に勤めさせていただきましたけれども、その約...全文を見る
○篠原副大臣 資源管理・漁業所得補償対策は、計画的に資源管理に取り組む漁業者を対象といたしております。委員御指摘のとおり、漁業共済と積立ぷらすを活用したという点が一つでございます。もう一つは、資源管理に伴う収入安定対策、それから漁業経営に大きな影響を与える燃油等の価格高騰に備えた...全文を見る
○篠原副大臣 現在、本対策の四月からの円滑な実施に向けまして、国と都道府県等におきまして、対策の内容、メリット等を詳細に説明する会合を開いております。  愛媛県でも現地説明会を既に二回ほど開催しております、一月二十日とそれから三月八日。それから、地域だけじゃなくて業界団体の皆さ...全文を見る
○篠原副大臣 交渉を今、継続中でございます。ですから、交渉の途中で結果を予断するようなことは申し上げにくいということを御承知おきいただきたいと思います。  しかし、どういう精神でもってこの日豪EPAの交渉をやっているかというと、その点では山岡委員のお気持ちと我々政府の気持ちはほ...全文を見る
○篠原副大臣 山岡委員御指摘のとおり、農林水産省の閣僚ではありませんけれども、ほかの皆さん方がいろいろ言っておられるというのは、私も承知しております。  しかしながら、我々が今やっていることは、先ほど申し上げたとおり、繰り返しになりますけれども、基本方針が十一月九日に出されまし...全文を見る
○篠原副大臣 今、交渉中のことでございます。それについて、まとまらなかったらまとまらないでいいとか撤退するとか、そういったようなことは申し上げるべきことではないかと思います。  再スタート、相当年月がかかっておる日豪EPA交渉でございます。なるべくならうまくまとめたいということ...全文を見る
○篠原副大臣 先ほど、午前中の質問に対してもお答えしましたけれども、我々の政策というのは、入り口で、規模の大小で差をつけるということはいたしておりません。その結果、では、どうなるかということでございますけれども、農業者戸別所得補償を考えていただくとわかると思います。面積に応じてお...全文を見る
○篠原副大臣 規模加算は来年度から始まる仕組みでございます。  それで、我々は、例えば一キロ離れたところで規模拡大といっても作業の効率化というのはうまくいかないんじゃないかということで、なるべく連担団地化してほしいということで、今吉泉委員の御指摘で、具体的な例をきちんと定めてい...全文を見る
○篠原副大臣 日本の農地の特徴として、分散錯圃という形態があるわけです。それは多分、危険の分散とかがあったんだろうと思われます。しかし、これが規模拡大の妨げとなっているわけでございますから、少なくとも機械化ができている水田等についてはなるべく連担団地化してほしいという願いを込めて...全文を見る
○篠原副大臣 現状を御報告いたします。  中国は、我が国の農林水産物、食品の輸出額のうち約一〇%を占める第四位の輸出先国になっております。  今後のことを考えた場合、日本と違いまして、〇九年でいいますと八・七%の経済成長、それから二〇一五年には九・五%の経済成長が続くんじゃな...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○篠原副大臣 今回の地震、津波によりまして、震源に近い岩手県、宮城県、福島県、これらの県は当然でございますけれども、ほかの、茨城県、千葉県、太平洋沿岸地域の広範囲におきまして、漁港、漁船、それから水産関連施設に極めて大きな被害が発生していることは十分承知しております。  農林水...全文を見る
○篠原副大臣 養殖についても、太平洋沿岸の広範囲において壊滅的な打撃を受けております。震源に近い宮城県、岩手県は、カキそれからワカメ、ギンザケ等、国内の主要な養殖生産地でありまして、これらのところ皆、壊滅的な被害を受けております。  養殖業の復興に向けましては、三月十三日にこの...全文を見る
○篠原副大臣 生乳の出荷制限の対象になった農家に対しましては、出荷制限の実効性を担保し、消費者の食の安全を確保するためにも、適切な補償が必要だと考えております。  その補償は、原子力損害の賠償に関する法律に基づきまして、一義的には事故の原因者の東京電力の責任となります。政府とい...全文を見る
○篠原副大臣 今回の出荷制限につきます損害については、補償の問題、政府部内でもいろいろ議論させていただいております。  明らかに野菜等の出荷制限の対象になったものにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、出荷制限の実効性を担保し、消費者の食の安全を確保するためにも、絶対適切な...全文を見る
○篠原副大臣 検査は、この休みの期間中から各県で、それぞれ地域、品目を選びながらしてまいりました。厚生労働省が、野菜の検査により、暫定値をきちんと報告しています。  きのう深夜二十六時に、福島県における放射性物質の検査におきまして、今委員御指摘のとおりでございますけれども、私も...全文を見る
○篠原副大臣 お答えする前に、先ほど私が昨夜深夜と申し上げましたけれども、本日の二時に厚生労働省は発表しております。訂正させていただきます。  それから、乳価の関係につきましては、仲野委員御指摘のとおりでございます。  一つは、猛暑の影響がありました。それから、国際的に飼料穀...全文を見る
○篠原副大臣 チーズ向けの支援につきましては、仲野委員御指摘のとおり、改善措置を講じてきております。  二十二年度は、チーズ向けの生乳供給量が拡大した場合に、拡大部分についてキログラム当たり二十円の奨励金を交付しておりますけれども、先生の御提言を踏まえまして、来年度、二十三年度...全文を見る
○篠原副大臣 私、乳製品の需要の拡大というのには、個人的にも力を入れて、いろいろ協力してきております。  例えば、十五年前、二十年前は日本でチーズなど余りつくられておりませんでしたけれども、そうした中で、北海道の意欲ある農業者の皆さんがチーズサミットというのを開催されたと思いま...全文を見る
○篠原副大臣 酪農環境負荷軽減支援事業は、酪農経営が環境負荷軽減の効果の高い活動を実践する場合に奨励金を交付する事業であります。仲野委員御指摘のとおり、これは環境支払いの非常にはしり的な事業だと思っております。  委員御指摘のとおり、奨励金の交付というのは、環境負荷軽減に資する...全文を見る
○篠原副大臣 TPPという問題がありました。そこに、今度の地震、津波それから原発の問題がございました。農業経営、特に畜産経営、非常に困難な局面に対峙しておられるんじゃないかと思います。そういったことも踏まえまして、委員御指摘のとおり、元気の出る畜産経営、酪農経営ができるように万全...全文を見る
○篠原副大臣 今回の地震、津波によります災害、私もよく承知しております。特に漁港施設等は壊滅的な打撃を受けておりまして、先ほどちょっと触れました東光丸等、食料を積んで出かけたわけですけれども、目的地の港に着けない。なぜかというと、港が瓦れきや漁船の残骸で埋まっていて近づけないとい...全文を見る
○篠原副大臣 災害復旧には全力で取り組んでまいります。
○篠原副大臣 さまざまな施設につきまして、同じように扱いまして、復旧に全力を挙げてまいります。
○篠原副大臣 現在の状況につきましては、今、連絡もつかない状況でございまして、いろいろな港、施設等壊滅的な打撃を受けているというのはわかりますけれども、被害状況全般については、きちんとした、被害額がどのくらいというのは、我々のところではまだ集計がとれておりません。  しかしなが...全文を見る
○篠原副大臣 水産業協同組合等が所有する一連の施設、これは同じように災害復旧事業の対象となりますけれども、民間企業の所有するものにつきましては融資の対象ということにしか現在はなっておりません。
○篠原副大臣 小野寺議員の御指摘のとおり、協同組合の所有だろうと、民間企業の所有だろうと、地域の水産業の核となって役立っているということには変わりないんじゃないか、その点はそのとおりでございます。  ただ、我々、今十分な情報が得られておりませんので、情報収集にまず努めているとこ...全文を見る
○篠原副大臣 全く同様に考えております。
○篠原副大臣 漁船は漁業にとっては不可欠な存在でございます。小野寺委員御指摘のとおり、壊滅的な打撃を受けておりまして、テレビ放映では、どこかの漁協で八百隻のうち残っているのが十隻ぐらいしかないというのはよく放映されておりました。我々は何隻のうち何隻だめになったかという正確な数字は...全文を見る
○篠原副大臣 養殖業につきましても、三陸地域、非常に大生産地でございます。  ちょっとお答えさせていただきますと、岩手県はカキが四位、ワカメが一位。小野寺委員の地元の宮城県でございますと、ギンザケが養殖では一位、カキも二位、ワカメも二位というところでございます。こういった養殖施...全文を見る
○篠原副大臣 どこまでが養殖施設に含まれるかということについては今検討中でございまして、なるべく広範囲まで対象にしたいと考えております。
○篠原副大臣 今回の災害は未曾有の大災害でございますので、いろいろな適用については違った対応を我々は考えてまいりたいと思っております。そういう点では、小野寺委員と全く認識は一緒じゃないかと思っております。
○篠原副大臣 今後何よりも大切なのは、災害でもって非常に絶望的な気持ちになっておられる方が一部にはおられるんじゃないかと思います、この皆様方に、将来に向けて希望と展望を持っていただくのが我々の大事な仕事じゃないかと思っております。  今、小野寺委員御指摘になりました、漁業の活動...全文を見る
○篠原副大臣 もうかる漁業創設支援事業につきましては、先進的な漁業者の取り組みを支援するものでございまして、すべての漁業者を対象とするものではございませんけれども、これまで、気仙沼地域の近海マグロはえ縄漁業につきましては、先生御指摘のとおり、十隻でもって計画を進めてきたというのは...全文を見る
○篠原副大臣 先ほど谷委員は阪神・淡路大震災に触れられましたけれども、それとの比較で申し上げますと、あちらの場合は、農林水産業については、影響はありましたけれどもそれほど大きな被害はなかったのではないかと思います。  それと比べますと、今回はいろいろな方々に被害が及んでおります...全文を見る
○篠原副大臣 谷委員から、非常に正しいというか的を射た御指摘をいただきました。私も、その点では全く認識を同一にいたしております。  それなりの手も打ってございます。ちょっと長くなるかと思いますけれども、お答えさせていただきますと……(谷委員「簡単でいいです」と呼ぶ)簡単にいきま...全文を見る
○篠原副大臣 被災された方々はたくさんおられまして、漁業者の生活の支援ということに絞ってということは、全般で考えていただくことになろうかと思いますけれども、漁業の再開ということに関しましては全面的にバックアップしていいのではないかと思っております。そういった観点から、政策を考えて...全文を見る
○篠原副大臣 谷委員の御指摘、ごもっともではないかと思います。  申し上げられませんでしたけれども、家の再建資金に三百万円というのもできました。それから、我々の方のいろいろな、戸別所得補償それから子ども手当といったものは、みんな個人に行くものでございます。  そういった延長線...全文を見る
○篠原副大臣 今のところ、野菜と生乳につきましては基準値を超える数値が出てきておりますけれども、肉の関係ではそういったことがございません。したがいまして、関係する今の四県の枝肉価格が低落したというような状況はございませんけれども、今後は我々は注意深くこれを見守ってまいりたいと思っ...全文を見る
○篠原副大臣 ただいまは、我々の第一の任務は、地震、津波被害の発生を受けまして、その被災者の救済、援助、それから農林水産業の復興、特に東北地域の復興、これが私は一番大事じゃないかと思っております。  引き続いてあります国際関係でございますけれども、私は、原点に戻りまして、やはり...全文を見る
○篠原副大臣 飼料につきましても、東北地方の港が全部壊滅的な打撃を受けましたので、対策の一環として、加えて、船で志布志湾や苫小牧から送るような措置を講じております。ですから、我々は、畜産業のことを考えた場合、飼料のことを真っ先に手当てしなくちゃいけないことだと思って考えております...全文を見る
○篠原副大臣 江藤委員は先の先まで考えておられるんじゃないかと思います。  確かに、阪神・淡路大震災の後、一たん円高になった、その後急激な円安になった。その円安になったりしたとき大丈夫かというような御指摘だと思いますけれども、我々、そのような先のことまで一応考えておりますけれど...全文を見る
○篠原副大臣 市中銀行からの借り上げというか、貸していただいたことにも触れられましたけれども、そうした皆さんの信用を得るためにも、この制度をきちっと運用していかなければならないんじゃないかと思っております。ですから、この制度の存続については全力を挙げて取り組んでまいります。
○篠原副大臣 従来の制度が、いい制度があった、それを復活してはいかがかという御指摘でございますけれども、先ほどから申し上げておりますとおり、大災害でございます、緊急事態でございますので、家畜改良センターやその他の県の施設、そういったところに受け入れられるのではないか、こういった可...全文を見る
○篠原副大臣 平成二十三年度の畜産物価格につきましては、三月二十五日に食料・農業・農村政策審議会の畜産部会を開催いたしまして、諮問、答申の上、決定する予定でございます。  単価の十一円八十五銭をどうするかということについて、伊東委員からいろいろ御示唆をいただきました。  酪農...全文を見る
○篠原副大臣 伊東委員御指摘のとおり、生乳の生産量は昨年の猛暑によりまして大分落ち込んでおります。いまだ回復しておりません。したがいまして、チーズ向けの生乳六十万トンというのは過大で、とても消化できないのではないかという声があることは十分承知しております。  しかし、チーズ向け...全文を見る
○篠原副大臣 限度数量についても、先ほどお答えしましたとおりでございまして、客観的な情勢がございますので、それを勘案しまして、酪農家の皆さんが希望を失わないような形で決めてまいりたいと思っております。
○篠原副大臣 自給率の向上には、飼料作物の自給率の向上というのが不可欠でございます。したがいまして、飼料生産基盤に立脚した足腰の強い畜産経営を実現するために、我々はいろいろな事業をしてきているのではないかと思います。  今先生御指摘の点でございますけれども、草地整備や草地更新の...全文を見る
○篠原副大臣 予算編成の折には、よく選択と集中という言葉が使われます。我々、飼料穀物の自給率の向上というのは非常に大事な点だと考えておりますので、すべてについて予算をくまなく割り振るということはできませんけれども、少なくともTMRセンターにつきましては、高齢者がだんだんふえてきて...全文を見る
○篠原副大臣 何回もお答えしておりますけれども、原子力損害賠償に関する法律に基づきまして、一義的には東京電力、その上で賄い切れない場合は政府が適切に補償をしてまいることになっております。
○篠原副大臣 委員御指摘のとおりでございます。これは紙パックだけじゃないと思います。製油所もそうですけれども、効率化を考えた場合、一つのところに集中してというのが手段として考えられるわけでして、いろいろなものがそうなっております。  紙パック工場も、東日本の主要な六紙パック工場...全文を見る
○篠原副大臣 委員の御提案でございますけれども、物流等のことを考えますと、一気にはなかなか無理なのではないかと思います。
○篠原副大臣 これも委員御指摘のとおりでございまして、いろいろ酪農家の経営は非常に厳しくなっております。  ほかの委員の先生方も御指摘になりましたけれども、飲用牛乳の需要が減少しております。乳価も、二十一年度には値上げされたものの、特に北海道においては二十二年度に入ってから前年...全文を見る
○篠原副大臣 チーズ助成金単価の十四・六円の根拠でございますけれども、生産者の生乳販売価格、生産費、それから輸入チーズの原料価格、こういったことを総合的に勘案して、酪農家が安定して経営ができるようにということで決めさせていただいております。  この助成の方式の変更でございますけ...全文を見る
○篠原副大臣 法律は、先刻から御答弁申し上げております原子力損害賠償法に基づいております。  しかしながら、この関係で一番最初に被害を受けるのは生産者ということですので、次に消費者が影響を受けるわけでございますけれども、この数日間、週末、ずっとでございますけれども、厚生労働省あ...全文を見る
○篠原副大臣 因果関係が明らかになった場合には確実に補償していくべきではないかと思っておりまして、そういった方向で検討しております。
○篠原副大臣 出荷制限の解除についてでございますけれども、今、出荷の制限は、生鮮野菜につきましては県別表示をしておりますので、数カ所、まあ何カ所とかいうものまでは緊急事態というのはきちんと決めてありませんけれども、調査をいたしております。それによって出荷制限する。  数値が下が...全文を見る
○篠原副大臣 東北地方の飼料製造施設は、飼料が外国から輸入されております関係上、岸壁の近くにほとんどありまして、すべてが被害をこうむっております。こうしたことから、東北地方の飼料供給は非常に逼迫した状況になりました。  農林水産省といたしましては、食料の次に、やはり家畜のえさで...全文を見る
○篠原副大臣 完全に戻るには半年ぐらいかかると伺っております。
○篠原副大臣 半年というのは、完全にもとと同じになるには、道路事情等も勘案した場合、半年ぐらいかかってしまうのではないかということでございます。  ただいまのところは、先ほど申し上げました、志布志湾から、今、図がこうやってあるわけでございますけれども、一万一千四百五十トンほど、...全文を見る
○篠原副大臣 すべて活用できる状況になっております。
○篠原副大臣 今回の震災の後の緊急的な措置でございますけれども、ガソリン、灯油、重油等については各地で逼迫いたしておりますけれども、食料については、吉泉委員御指摘のとおり、ちょっと東京等の首都圏のスーパー、コンビニ等から一時、米が消えたことはございますけれども、品薄で逼迫してパニ...全文を見る
○篠原副大臣 その点につきましては、状況がかなり変わってきているのではないかと思います。
○篠原副大臣 今回の津波で二万ヘクタールが塩水につかったりしておりますので、そういったことを勘案しますと、需給事情は、昨年、この年とかなり違ってくるのではないかと思います。
03月24日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○副大臣(篠原孝君) 今回のこの原子力発電所の事故が発生した後、先ほど大臣がお答えになりましたとおりでございまして、厚生労働省それから原子力安全委員会、文部科学省その他と協議を重ねてまいりました。その結果ですけれども、既にいろいろな手は打ってございまして、今、山田委員御指摘の生産...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今回の地震は、東北地方全般にわたりまして大災害を引き起こしております。山田委員、今触れられましたけれども、農協、漁協、特に漁協等は海岸べりにあります、壊滅的な打撃を受けているという点では同じなのではないかと思っております。  現在までのところでございますけ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 三月八日ですけれども、東京穀物商品取引所と関西の商品取引所の両方から米の先物取引の試験上場申請を受けております。今のところ、明日ですけれども、これを官報に公示する予定でございます。その後一か月以内、ですから、これから三か月公示いたしまして、それから一か月以内...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今回の震災に伴う被災地の食料の供給につきましてですけれども、鹿野大臣の陣頭指揮の下、すぐ我々はこれに取り組みました。  どういった状況かというのは大体分かっております。ライフラインがもうパンクいたしまして、とても料理できる状況じゃないということで、おにぎり...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今のところは、まず第一義的には被災地の皆さんに食料を提供する、届ける、これを第一にしております。二番目が復旧でございます。備蓄米のことにつきましては、今御指摘がありましたので、これを放出するかどうかというのは検討いたしました。それで、今のところそういう事態で...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 鶴保委員の御指摘、ごもっともだと思います。  今、現状を見ますと、国内の生鮮食料品については県名を明らかにすると、外国の場合は国名を明らかにするということで表示義務を課しております。そういった関係がありまして、取りあえずは出荷制限も何々県、例えば福島県のホ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 被害状況とか意識調査というところまでまだ行っておりませんで、我々が承知しているのは、岩手、宮城を中心、福島も入るわけでございますけれども、漁船が約二万隻、ほとんど壊滅的な打撃を受けて使えないと。それから、漁港二百六十三港、これが瓦れきあるいは漁船の残骸等で埋...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○副大臣(篠原孝君) 今のところ、漁業につきましては、福島県の海域におきましては余り操業するというようなことはないわけでございますけれども、千葉県あるいは茨城県の漁業者はもうできることなら操業したいという希望があります。  そういったことがありますので、先ほど梅田食品安全部長が...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 要請もありますけれども、こちらの方からも促して、こちらは先に、鶏が先か卵が先かですけれども、もう駄目なんじゃないかと思っている漁業者もおられるはずなんです。そうじゃないよと、汚染されていないよと、だから漁に出られるんだよという、そういった数値を示していこうと...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 油でどの程度汚れたかという、放射性物質のような基準値というようなものは私どもの承知している限り、ないんではないかと思います。
○副大臣(篠原孝君) 私も技術的なことについて完全にいろんなことに実は通暁をしているわけではございませんけれども、私が承知している限りでは福岡委員御指摘のとおりでございまして、土の場合はそのまま残るわけです。ですから、洗い流せばいいというわけにまいりません。沃素の場合は半減期が非...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほどの答弁ちょっと訂正させていただきます。ストロンチウムの半減期、セシウムと同じ三十年と申し上げましたけれども、二十八年だそうで、ちょっと二年だけ違っておりました。  それで、先ほどちょっと申し上げましたのですが、これを専門用語では移行係数、どれだけ移っ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 非常に範囲が限られていた場合は、農業用語で客土というのはあったりしますけれども、広範囲になりますのでそれは無理でございまして、吸収を抑えるということ以外に方策がなくて、除去というのは放射能汚染の場合は非常に難しくてできないのではないかと思います。
○副大臣(篠原孝君) 仕組みにつきましては私の方からお答えさせていただきたいと思います。  もう答弁の方にありましたけれども、JA共済の建物更生共済は、火災に加えまして自動的に地震等による自然災害についても一体的に保障する有利な共済になっております。  特徴、四点ございます。...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 現在の津波の被害状況でございますけれども、大臣の方からも何回も答弁させていただいておりますけれども、津波の直接被害は二万ヘクタールというので分かっておりますけれども、それ以外にも水路の破損とか水を引いたら水が抜けてしまったというような、水田自体に水が張れない...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) この点につきましては、大臣から先ほど明確にお答えしたとおりでございまして、どの程度の影響を与えるかというのを今検討中でございまして、その検討結果を踏まえまして適切に判断して、そして播種前にきちんと決めてまいりたいと思っております。
○副大臣(篠原孝君) 先生は、備蓄の買入れについての変更、それとも備蓄の放出、どっち。
○副大臣(篠原孝君) はい、分かりました。  備蓄の放出についてでございますけれども、今回は我々は一番最初に重点を置きましたのは、被災地の皆さんに一番必要なものをお届けすると。何が必要かと考えますと、現場で調理の必要のないおにぎり、弁当、パンではないかということで、これに全力を...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 飲用水の確保につきましては私は水道当局の対応が基本ではないかと考えておりますけれども、水道水の代替としてミネラルウオーターの需要増が見込まれます。ですから、我が省といたしましては、ミネラルウオーターの生産、流通、供給、これの拡大のために昨日関係団体に対しまし...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今回の原子力発電所の事故を踏まえました食料の安全確認につきましては、農産物、水産物、林産物を問わず、厚生労働省がまず第一義的に食品衛生法に基づきまして暫定規制値を決定、公表することになっております。厚生労働省が働きかけて、関係県の協力を得まして検査をするとい...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 済みません、今の質問にお答えする前にちょっと修正がございまして、先ほど渡辺委員の質問のところで、県間調整のところで、私、ヘクタールと言ってしまったのは、あれはトン、米の県間調整、二千六百トンに訂正させていただきたいと思います。  それから、漁船についての紙...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 基本的には、漁業の関係の所得補償対策も農業の部分と変わりないのではないかと思っております。  紙委員御指摘のとおり、農業の場合は、全体の農業、農村の底上げ戦略というのがございます。それで、その中の一つに食料自給率の向上というのがございます。その理由付けとし...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農業、林業、漁業、それぞれ形態が違いますので、その形態に合った所得補償制度というのを考えてまいりたいと思っております。漁業の特殊性も紙委員御指摘になったとおりでございまして、多種多様でございまして、農業のように生産費があってというような数字もないわけでござい...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○篠原副大臣 震災の後、木材需要が増すことは確実ではないかと思っております。まずは仮設住宅、それから、その後の復興住宅でございます。  我々は、こういったことを見通しておりましたので、既に先手を打ちまして、震災後の三月十五日、林業・木材関係団体との間で協議会を開催いたしまして、...全文を見る
○篠原副大臣 梶原委員御指摘のとおり、海がEEZで資源大国じゃないかということをよく言われますけれども、私は、林業資源についても全く同じことが言えるんじゃないかと思います。世界有数の森林国でございます。  地域の資源といった場合、特に田舎の町村は、森林面積というのが八割とか九割...全文を見る
○篠原副大臣 仮設住宅需要が非常に急激に増大しているということで、合板が足りないんじゃないかという声が我々のところにも寄せられております。それは、坂本委員のところだけじゃないんじゃないかと思います。  原因は、岩手、宮城で二割ぐらい合板を供給しているわけですが、その大事な工場が...全文を見る
○篠原副大臣 昨年秋ごろ、週刊誌に、外国資本による水源林の取得等が書かれたところでございます。それから、こういったことについての本も出版されました。そういったことがありまして、外国資本が、将来の世界における水不足を見込んで水源林の取得に乗り出したんじゃないか、それでいいのかという...全文を見る
○篠原副大臣 小規模零細という点では、坂本委員御指摘のとおり、農業も林業も変わりないのではないかと思います。  我が国の森林所有の構造でございますけれども、一ヘクタール以上の森林所有者、九十一万戸ございますけれども、その七五%が五ヘクタール未満です。御指摘のとおり、境界がどこに...全文を見る
○篠原副大臣 風評被害の防止につきましては、我々、当初からいろいろ検討してまいりました。  まず第一に、体内被曝を防ぐためには、暫定規制値以上のものにつきましては出荷制限する、それ以下のものは流通していただいていい。つまり、今店頭に並んでいるものは問題ないんですよということにさ...全文を見る
○篠原副大臣 特用林産物についても放射性物質の検査をしております。  三月二十七日の時点で、二十四件調査いたしました。そのうち一件、花ワサビについてだけ暫定規制値を超えております。それ以外、心配されております、原木による生シイタケは外でやりますので、これは相当調査いたしましたけ...全文を見る
○篠原副大臣 小泉政権時代に、官から民へ、官から民へという言葉が盛んに喧伝されました。しかしながら、国有林、緑の維持というのにつきましては、私企業等に任せていくべきことではないのではないかと私は思っております。この点については、先ほど吉野委員から御指摘がありました。国有林野に携わ...全文を見る
○篠原副大臣 現行法上で命令をした実績があるかどうかということでございます。十年間、ございません。  命令の実績がない理由でございますけれども、届け出を行った人たちは、届け出の中に計画が書いてあるわけです。ですから、首長さんはそれを承知しているわけです。ちょっとおかしかったりす...全文を見る
○篠原副大臣 木材の自給率も相当下がっております。木材、それから我が省の所管物資でいうと小麦、それから今問題になっております石油はほとんど外国から参りますので、その関係の工場はほとんど港湾のすぐ近くでございます。  したがいまして、合板の関係では、仙台港を中心にたくさんあったわ...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○副大臣(篠原孝君) 長沢委員には長野県にわざわざ行っていただき、ありがとうございます。私の選挙区でもございます。吉田筆頭理事のところでもありますが。  長野県の観光業者、北の方ですけれども、「私をスキーに連れてって」というのを、もう年が知れますけれども、原田知世さん主演の映画...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○篠原副大臣 漁船の建造につきましては、激甚災害法に基づきまして、五トン未満の小型漁船につきましては、共同であるならば、国が三分の一助成し、都道府県が三分の一以上助成するというスキームがございます。  問題は五トン以上の大きな船でございますけれども、これも、例えば、私はこの間、...全文を見る
○篠原副大臣 今、小野寺委員御指摘の点につきましては、総理からも、非常に厳しいというか、指示を受けております。  総理、十日の日曜日には石巻市長さん、東松島市長さん、それから女川町長さんと面と向かいまして話を聞かれました。それで、そこで一番先に出されたのは、まさに瓦れきの撤去で...全文を見る
○篠原副大臣 漁業者は、今、小野寺委員御指摘のとおり、非常に独立心が旺盛です。農家と比べまして、私、農業者の皆さんと漁業者の皆さん、何回もおつき合いしますが、結構差がございます。一人でやっていこうという気概というのは、漁業者の方がずっと多いと思います。  今回行ってまいりまして...全文を見る
○篠原副大臣 牛乳関係は、農産物をただ市場に持っていって出荷してということと比べまして、非常にシステムが確立しておりまして、複雑になっております。それで、そのシステムが壊れて、いろいろなところで困った人たちがいるというのを我々はよく承知しております。  消費者サイドでも、皆さん...全文を見る
○篠原副大臣 我々はこういう状況を承知しておりましたので、途中でですけれども、ほかの地域に集荷する手当ても講じました。しかし、何人かの酪農家の皆さんはやむを得ず捨てなければならない状況になっていたと思います。  今、小野寺委員は、同じ略農家との比較ということをおっしゃいました。...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○副大臣(篠原孝君) 加治屋委員、今四点の質問があったかと思います。  まず、外国人の土地所有の関係でございますけれども、農林水産省は、国土交通省と連携いたしまして平成十八年度から二十一年度までの四年間の実情を調査いたしました。その四年間で三十件、北海道が二十九件、兵庫県が一件...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) ただいまの加治屋委員の御質問、御指摘は、まさに今回の森林法の改正の核心に迫る重要な御質問、御指摘ではないかと思います。  森林施業を集約化して、効率化して全体の整備をしようとする、しかし所有者が分からないと、これが一点です。で、いるけれども、嫌だと言って応...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 第一点のまず御心配でございますけれども、採算が合わなくて、木は切ったけれども再造林なんてとてもする意欲が湧かないのではないかという御指摘でございます。  これは、今現に再造林が行われていない森林があちこちにあります。それは我々も十分承知しております。ですか...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) これまた国策、エネルギー政策全般にかかわる御指摘、御質問だと思います。  今の福島第一原子力発電所の問題、これは非常に重大問題でありまして、我が国の将来のいろいろな政策に大きな影響を及ぼしているんじゃないかと、特に地球温暖化防止対策としてどういうことをやっ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今、横山委員御指摘のとおりでございます。合板の生産割合は岩手県、宮城県で約三割、ここが壊滅的な打撃を受けたのでショートしているのではないかという御指摘でございます。これ、いろいろこのことを言われております。  我々農林水産省はまず食料の確保というのを一番に...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) まず需要者と供給者を結び付けなくちゃならないわけでございますけれども、供給側としては全木連、全国木材組合連合会、それから全森連、全国森林組合連合会、こういったところに窓口をつくっていただいております。それから、仮設住宅を建設するプレハブ建築協会、こういったと...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今回の東日本大震災、余りにも広範囲に及びました。こんな大きな災害はなかったんじゃないかと思います。岩手県、宮城県、福島県を中心に甚大な被害が生じておりまして、正直のところ、全ての被害状況を、鋭意調査中でございますが、特に漁業関係の被害というのはよく分かってい...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) おっしゃるとおりでございます。そのとおりでございます。
○副大臣(篠原孝君) 我が国の森林の所有形態は農業と同じで、内部ベースで小規模零細でございます。ですから、これをまとめて計画的に整備していく必要があると。森林経営計画をきちんと作っていただかなけりゃなりません。  そのための援助体制というのを二つ考えております。一つは、森林施業...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 利用期を迎えました我が国の森林を有効活用していくためにはきちんと間伐をしていただく、伐採していただく、で、それに必要な作業道を造っていただくと、この技術者が不足しているんじゃないかという御指摘、そのとおりだと思います。そのために、大臣が答弁されましたけれども...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 衆議院で答弁させていただいたとおりでございまして、何よりも政策を実行してまいりますには実態把握が大切でございますので、これに全力を傾注してまいりたいと思っております。
○副大臣(篠原孝君) 二万三千六百ヘクタールというのは流失、冠水した水田あるいは畑地の面積でございます。それ以外、例えば液状化によりまして水張りができなくなったところ、あるいは用水路が破損してしまって作付けができなくなってしまったところ、これはたくさんあるはずでございます。  ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 原発絡みの関係でございますけれども、我が省といたしましては、きちんと作付け制限すべく、五千ベクレル以上の場合は米についていえば一〇%の移行の指標が明らかになっておりますので作付けできないということで用意はしておりましたけれども、一昨日、官房長官がいろいろ記者...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 福島第一原子力発電所の事故が起きましたのは三月十一日でございます。我々が一番真っ先に取り組んだのは、食料と水の緊急の支援でございます。それと同時に、ジェー・シー・オーの経験等もございましたので、これは体内被曝をまずは防がなければいけないと。それと同時に、農林...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 田植の時期が近づいてきておりますので、復旧は急がなければならないと思っております。  応急措置ということでございまして、我々は、普通の場合はきちんと査定をして事業を始めるわけですけれども、こういう場合は緊急事態でございますので査定前着工というのを許しており...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 野村委員の御提案でございますが、非常にごもっともな、いいアイデアではないかと思っております。  我々は、先ほど申し上げましたように、食料の確保等についてはいち早く手を打ったつもりでございますけれども、正直申し上げまして、漁船が壊滅的な打撃を受けているという...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 債務の前にちょっとお答えさせていただきますと、野村委員の御指摘の中古漁船の支援策でございますが、これは是非考えてまいりたいと思います。  それから、二番目ですけれども、もうかる漁業の事業でございますけれども、これは既存の事業を充実させたらどうかということで...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 現状でございますけれども、野菜につきましては、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の市町村に対しましてホウレンソウなどの野菜につきまして出荷制限、指示されております。福島県に対しましては摂取制限も指示されております。それから、群馬県はかつてホウレンソウ、カキナにつ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) まず、魚の方でございますけれども、コウナゴの摂取制限、出荷制限については取りざたされておりますけれども、今のところまだ決めてはおりません。間もなく原子力災害対策本部の方から発表される予定になっております。  それから、自粛についてでございますけれども、済み...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 後でいいですか、ちょっと後にして……
○副大臣(篠原孝君) 安全証明のための放射線検査についてでございますけれども、今、吉田政務官が答えましたとおり、諸外国からはいろいろな要請を受けております。国内の業者も、関心の高い業者の皆さんはそういう要望が高まっているということは聞いております。  ですけれども、この検査証明...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 検査は先ほどの質問についてお答えしたとおりなんですが、各県に一台ずつ機器があるわけでございます。しかしながら、今まで使っていない機器もありますし、使い方がちょっと分かっている人がいないというようなこともありますので、我々は全面協力しております。  まず、厚...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 風評被害については、我々が体内被曝防止とともに最初から一番心配したことでございます。  ですから、まず、出荷停止をきちんとしましょうと。それには暫定基準値が絶対必要であるということで、基準値がなかったわけですけれども、暫定でいいからということでやらせていた...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほどのいわき市の原木シイタケの件でございます。ちょっと丁寧にお答えさせていただきます。  最初、出荷制限は何か所とか、どの地域ということをせずに、皆さん放射性物質の汚染については日本では特に神経質だということで、もう数か所検査して暫定規制値を上回った場合...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 柴田委員の御提案のとおり、私も大賛成でございます。農林水産省といたしましても指をくわえているわけではございません。食べて応援しようというキャンペーン、農林水産省、こういうのはちょっとPR下手くそなんですが、食べて応援しようと。これはイギリスがもう十年来、イー...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 柴田委員、質問をされながら現状もお分かりいただいているんじゃないかと思います。  放射能検査証明は出せるなら出したいわけでございますけれども、各県に一台しかないと。もう準備してこなかったわけでして、検査機器がないわけです。ですから、現実問題として食品や水道...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 中古漁船の活用というのは野村委員から御指摘がありました。その前に屋根の上に乗っかっている近くの漁船というのがあるわけでございます。  それで、漁船はほとんど漁船保険に加入しております。陸上に打ち上げられた漁船は、船主の皆さんが海に戻して使いたいという場合は...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 我々は出荷制限をするときに既に、十分な補償が得られること、これを条件に出荷制限に応じていただくということを農業者の皆さんと約束しております。ですから、枝野官房長官の記者会見でも、同じように出荷制限をするんだけれども補償は必ずやっていくということで話をしていた...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 紙委員の御指摘のとおりでございまして、ルートとしてはつなぎ融資が一つあります。ですけれども、補償金の場合も損害賠償請求をして、それに基づいて補償金が支払われるという形になっておりますので、個々の農家がやっては大変なんで、農業団体が中心になって取りまとめてやる...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 二十キロ圏内の避難区域の農家は当然、原子力損害賠償法に関する法律に基づきまして適切に補償されるべきだと考えております。当然のことだと思います。  今御指摘のとおり、遠方に避難されておられるわけですね。どこにおられるか分からないということでございますけれども...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○篠原副大臣 再生、復興のプランということでございますけれども、きのう会合が開かれております。あの会合も大事だと思いますが、我々は、どうやって再興していくかということを着々と考えております。  先週の日曜日に、菅総理に随行いたしまして石巻に行ってまいりました。被害の度合いが今ま...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○篠原副大臣 米の作付が困難な地域が発生した場合には、まずは県内で、余裕のある市町村と被害が大きい市町村とで調整することになっておりまして、岩手、茨城、千葉等の県ではこのように行われたと思っております。これじゃ間に合わないというところがあるわけでございまして、新聞報道されていると...全文を見る
○篠原副大臣 事業主体ということだったと思います。  都道府県ということになっております。都道府県が、瓦れきの撤去をしたい、水路の修復をできる、農地の補修もできる、それから土づくりもやる。  共同でやるところ、これはどのような組み合わせでもいいわけです。農業者が共同でもいいで...全文を見る
○篠原副大臣 この復興組合というのは、別にきちんとつくれというわけじゃありませんでして、市町村が認定して、皆さん一緒になって共同作業でもってやるところなら、端的に言いますとどのような構成でもいいということでございます。ですから、石山委員御指摘のとおり、集落営農組織がきちんとしてい...全文を見る
○篠原副大臣 なるべく実際に農業にきちっと従事する人に渡るようにという御指摘でございますけれども、ステップ2の部分はそのように配慮しております。  どういうことかといいますと、算定基準として面積基準でやっております。ですけれども、実際は、どのように作業をしたかということに応じま...全文を見る
○篠原副大臣 共同で復興組合というふうな仕組みをつくったのは、面積当たりあるいは頭数当たりで支払いするといった場合、こんなことを言ってはなんなんですが、もらうけれども、余り作業はしないということも考えられないわけではないわけです。転作のころによく言われましたけれども、やるふりをし...全文を見る
○篠原副大臣 石山委員の御指摘はごもっともだと思います。  さまざまな被害を受けておりまして、塩害を受けていても水路がきちんとしている、そういったところの場合は、水張りして、作土を耕うんして、二、三回除塩をする、これでことしももう作付できる可能性があります。そういったところが一...全文を見る
○篠原副大臣 基本的には、先ほどから申し上げているとおり、日当というのでやっております。  大きな船等は漁業者だけでは無理でございますので、漁協等が専門家にお願いして、雇って、そしてサルベージするようなものを別途予算要求しております。全体では百二十三億なんですが、漁場堆積物除去...全文を見る
○篠原副大臣 今、大臣は三十年とおっしゃいました。私は、政治家としては未熟者でございますけれども、農林水産省に三十年勤めさせていただきました。全く海に縁のない長野県の生まれ育ちなんですが、なぜかしら水産庁に三回勤務させていただきまして、全役人生活の三分の一ほどを水産関係のところで...全文を見る
○篠原副大臣 今大臣お答えになりましたが、浜田委員御指摘のとおり、農業は二万四千ヘクタールが塩害に遭っている。ごく一部でございます、面積にしても〇・二%ぐらいですけれども。東日本の漁業は本当に壊滅的な打撃を受けておりまして、よく漁業者の皆さんからこういう言葉が聞かれます。ゼロから...全文を見る
○篠原副大臣 震災でこれからのことについてという前に、漁業者、農業者も同じでございますけれども、債務がいっぱいあるじゃないかという御指摘だと思います。それにつきましては、漁業全体でもって債務保証がきちんとできるように、ちょっと今手元に数字がないんですが、代位弁済をきちんとしていけ...全文を見る
○篠原副大臣 津波の被害は沖縄や宮崎ばかりではありませんでして、太平洋の反対側にも行っておるわけでございます。その点は十分承知しているつもりでございます。  それで、政治主導でばっと予算をつけなければいけないんじゃないかという御指摘でございますけれども、パワフルな、安定感のある...全文を見る
○篠原副大臣 昨年末の低気圧による養殖施設への被害報告額、たくさん上がってきておりまして、岩手県で三億三千万円、全国でも五億三千万ありまして、ただ、チリ津波災害の被害額と比べて小さかったもので、養殖施設の激甚災害の指定の適用の基準には達しておりませんでした。  このような中でご...全文を見る
○篠原副大臣 未曾有の災害でございますし、あらゆる手当てを講じていかなければいけないと思っておりますけれども、今のところ、具体的な燃油の関係の手当てというのは考えておりません。  今後、今もじわじわ上がってきておりまして、食料価格も同じでございますけれども、そういった暁には、ま...全文を見る
○篠原副大臣 復興の関係で申し上げますと、浜田委員御指摘のとおり、漁協は非常に大事な役割を果たしていただかなければならないんじゃないかと思っております。  私も、忙しくて現地に足を運んでいる時間がなかなかないわけですが、四月十日に石巻に伺っております。近隣の三市町の首長の皆さん...全文を見る
○篠原副大臣 放射能の除去につきましては、皆さん御承知おきいただいていると思いますけれども、まずは原発からの放射能漏れがとまっていただかないと手をつけられないんじゃないかと思います、一度やってもまたやらなければならないということで。  私は先週末、キエフ、チェルノブイリに行かせ...全文を見る
○篠原副大臣 赤澤委員御指摘のとおり、漁業は非常に単純明快で、日当一万二千百円というのに対して、農業の方は違うんじゃないかという御指摘でございます。先ほどの質問者の方の中にも同じような御指摘がございました。我々は、そのことを十分承知しております。  どのように、復旧から、それか...全文を見る
○篠原副大臣 おおむね三年から五年はかかるということで予算要求をさせていただいております。  しかしながら、直前の答弁でも申し上げましたとおり、ことし、うまくやればできるところもあります。おわかりだと思いますけれども、水路がちゃんとしているということだったら、最初のうちから水を...全文を見る
○篠原副大臣 合板の状況については、私の方からお答えいたしたいと思います。  先ほど大臣が、漁業について、北海道から千葉まで日本の総漁業生産額の半分ぐらいを占めていると言われましたけれども、合板についても東北地方はかなりの生産量を誇っておりまして、全体の三割ほどでございます。そ...全文を見る
○篠原副大臣 県間調整というのは行われておりまして、先ほどの質問者の皆さんにお答えしております。  ですけれども、影響を受けました面積は、地震津波の被害面積も二・四万ヘクタール、原発の方の関係はまだきちんとしていない面がありますけれども、福島県の要望してまいりました県間調整もそ...全文を見る
○篠原副大臣 原発の関係の対応につきましては、お気づきいただいていると思いますけれども、我々は、出荷制限、作付制限、前広にきちんとルールをつくりまして、着実にやってきたのではないかと思っております。  正直なところ、そうした中で、家畜の取り扱いにつきましては、余りにも急だったこ...全文を見る
○篠原副大臣 口蹄疫と比べましても、ずっと被害の度合いというか、精神的な被害等を含めますと大きいのではないかと思います。したがいまして、もう牛自体がないわけですし、やせ細っておるわけでして、評価というのは難しいかと思いますけれども、過去の出荷額、過去の評価等を見まして、十分な補償...全文を見る
○篠原副大臣 共済とは別でございまして、原子力損害賠償法による補償ということにしたいと思っております。
○篠原副大臣 今吉泉委員の御指摘のとおりでございまして、みんな跡形もなく、家等も流されている。それから、農地におきましても、あぜとか道とかさっぱりわからなくなっている、どこが境界かわからないというような状況にございます。  そういった状況でございますから、一体、どの程度の被害を...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○篠原副大臣 三月十一日の地震、津波、それに引き続きます原子力発電所の事故、これは農林水産業にとっては非常に大問題でございまして、我々は、農林水産省といたしましては、この復旧復興に今全力を挙げているところでございます。国民の皆様からも、これをまず第一優先順位として取り組むべきだと...全文を見る
○篠原副大臣 我が国の農林水産業の立て直しというのは、TPPに関係なく必要なことではないかと思っております。  ですから、今ちょっと、復興に全力を挙げるということでとまっておりますけれども、官邸に食と農林漁業の再生推進本部というのを設けまして、既に数回会合を開いておりまして、三...全文を見る
○篠原副大臣 農業の基本方針につきましては、昨年の十一月九日のEPA等に関する基本方針にきちんと書かれておりまして、六月に取りまとめるということになっております。今、笠井委員御指摘のとおり、それを踏まえた行動計画を十月ということは、十一月のAPECの会合あるいは予算の策定、そうい...全文を見る
○篠原副大臣 心情的には、私は笠井委員の御指摘のとおりだと思いますけれども、日印のEPAにつきましては、昨年の十月に首脳間で確認が行われました。そして、本年二月に署名しております。  ですけれども、このEPAにつきましては、TPPはありとあらゆる関税を即時撤廃、例外はほとんど許...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○篠原副大臣 今回の東日本大震災は、非常に大きな影響を農業、漁業に与えております。農地は二万四千ヘクタール壊滅いたしております。漁船に至りましては二万隻弱、日本の全体の漁船の隻数の一割ぐらいが失われております。それから、養殖施設等もめちゃめちゃになっております。  農漁協の関係...全文を見る
05月19日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○副大臣(篠原孝君) 大河原委員御指摘のとおりでございまして、我々多大な投資をしてまいりました。それには理由がありまして、農地、ちゃんと働いてもらうためには水利施設が不可欠でございます。水田のことを考えていただくとお分かりいただけると思いますけれども、取水口が大事でございます。そ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 青木委員の御指摘のとおりでございまして、今大臣がお答えになりましたけれども、農業も各地域で違います。しかし、水産業、漁業のバラエティーに富んだ度合いというのは農業をはるかに超えているのではないかと思います。  青木委員御指摘のとおり、三つの県、大きな被害を...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 特区構想についてお答えいたします。  我々も承知しております。宮城県知事が、養殖業や定置網漁業等、沿岸漁業について、民間の資本の流入ということでやっていったらいいんじゃないかということで、ちょっと内容は細かくは承知しておりませんけど、二枚紙のペーパー、我々...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 青木委員は今、漁業、操業なり養殖のことを、それを念頭に置いておられるのかと思いますけれども、我々は似たようなことを考えておりますので、まずは瓦れきの撤去なんですね、漁港に船が入れるようにと。それから、養殖施設もほとんど壊滅しておりますので撤去しなければならな...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 青木委員の今の御指摘は、漁業が一番大変でしょうけれども、農業についても同じ指摘がございます。借金を抱えておられる率は、漁業界の方が設備投資に掛かりますので多いんじゃないかと思います。  元々の借金については、二つ手当てというか、元のものですね、ゼロ、マイナ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) その点は横山委員の御指摘のとおりではないかと思います。  昨日、EUの議員団が参りまして、大臣がちょっと都合が悪かったので私のところへ参りましたので、イの一番にその件を申し上げました。  各国は安全性についてどういったことを気にしているかというのを見ます...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 森林と川と海の関係については、先ほど大河原委員が指摘されておられました。横山委員も御存じかと思いますけど、三陸の養殖業をやっておられます畠山重篤さんが森は海の恋人というキャッチフレーズを作られまして、森と海の関係を力説されております。ですから、我々もそれに従...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今回の震災により発生しました瓦れきは、阪神・淡路大震災と比べますと木質系が多いということで、二千五百万トンとも五千万トンとも言われておりますけれども、せっかくですので、こういった木材を発電の原料にできないかということで検討を進めております。  我々考えてお...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 具体的な仮払金等の支払方法につきましては、各県の協議会、漁協、農協が中心になっておりますが、そこと東京電力の話合いでもって、今、紙委員御指摘のような速やかなやり方というのは考えられるのではないかと思っております。  我々は、いずれにしましても、一刻も早く請...全文を見る
05月30日第177回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○副大臣(篠原孝君) バイオマス関連事業につきましては、新しいことでございますので、各省庁、精力的に取り組んでおりまして、その段階におきまして、それぞれちょっとずつ目的が違うのでダブったりしているものがあったのではないかと思います。それらのものを非効率だという御指摘を受けておりま...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) エネルギー対策でございますけれども、エネルギーそのものの効率的な利用とかいう観点もあるかと思います。今、地球環境問題というのがあります。しかし、農林水産省がなぜバイオマス等に取り組んでいるかといいますと、エネルギーの問題もあるんですけれども、それを、エネルギ...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○篠原副大臣 西委員の御質問にお答えする前に、先ほど西委員から非常に建設的な御提言がありましたことについて、ちょっとだけお答えさせていただきたいと思います。  新技術の導入について、農家も非常に困るではないかというものです。そういったものをバックアップしていくべきじゃないかとい...全文を見る
○篠原副大臣 新たに設置されます評価改善課におきましては、会計や業務に対するチェック等を通じまして、地方組織も含めた省内に対して業務遂行上の適切なリスク管理を促す役割を担うこととしているところでございます。  このような業務を適切に遂行するためには、業務に内在するリスクをどのよ...全文を見る
○篠原副大臣 西委員御指摘のとおりでございまして、今三百四十六拠点ございますけれども、再編後は百三拠点になります。ですけれども、これはいずれも既存の庁舎を活用いたしますため、新規に庁舎を構えるものはございません。現在三百十六庁舎を利用しておりますけれども、再編によりまして百十六に...全文を見る
○篠原副大臣 地域センターの管轄区域は省令で定めることになっておりまして、この省令、農林水産省組織規則に弾力条項と同様の規定を置きまして、これを受けまして、農林水産省訓令として農林水産大臣の特別の定めを発令する考えでございます。  その内容でございますけれども、御承知のとおりだ...全文を見る
○篠原副大臣 農政は動いておりますので、組織の再編もなるべく速やかに行わなければならないと思っておりまして、九月一日を目標にきちっと再編整備を行いたいと思っております。
○篠原副大臣 先ほど西委員の御質問にちょっとお答えしたと思いますけれども、新しい庁舎に移ったりするというようなのはほとんどございません、既存の庁舎を活用するということ。限られた人員を効率的に活用できる組織体制に一刻も早くするためには、なるべく速やかに施行する必要があるんじゃないか...全文を見る
○篠原副大臣 今回の福島原子力発電所の事故による農林漁業者の損害につきましては、関係県に設置されました協議会、それから県漁連におきまして、県内農林漁業者の損害賠償の取りまとめを進めているところでございます。四月二十八日以降、順次、東京電力に第一義的責任がありますので、そこに請求し...全文を見る
05月31日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○副大臣(篠原孝君) 食の安全行政につきましては農林水産省だけではありませんで、厚生労働省、それから消費者庁、食品安全委員会、そして最近の放射性物質に関係して原子力安全委員会と、関係する行政機関等は多岐にわたっております。これは世界でも同じような例が見られますけれども、ヨーロッパ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農林水産省の直接の所管ではないかと思いますけど、山田委員は非常に根源的な問題を提起していただいていると思います。暫定規制値、設けてありますけれども、暫定という名前のとおり、これきちんと食べ物なり今のたばこなりに、それ一々細かく暫定規制値なり規制値を設けている...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) この点は横山委員の御指摘のとおりでございまして、我が方は昨日付け、三十日付けで水産庁長官通達で、本年四月一日以降の応急的対応として、機器購入した者についても補助対象とするように措置したところでございます。
○副大臣(篠原孝君) 横山委員御指摘の厚岸湖の漁場については、我々、被害が甚大だということは承知しております。したがいまして、北海道庁と復旧についていろいろ検討してまいりました、鋭意詰めてまいりました。  その中で、二十三年の当初予算であります強い水産業づくり交付金の事業メニュ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先刻からいろいろな具体的なことについてお答えしているつもりでございますけど、農林水産省はほかの役所と比べて非常に柔軟に対応させていただいているのではないかと思っております。この災害復旧事業の実施の迅速化についても同じでございます。  例で申し上げますと、今...全文を見る
06月07日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○副大臣(篠原孝君) 昨年提出いたしました農林水産省設置法の一部改正の法律案につきましては、御存じだと思いますけれど、官房に行政監察・評価本部を置きまして、第三者的な合議制諮問機関の意見を聴きながら省内の業務の改善を図るということを目指しておりました。これに代えまして、今年の組織...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほどちょっと私の答弁で間違いがありましたので訂正させていただきます。  先ほど、去年の法案では官房の中に設けるというふうに言ってまして、官房じゃありませんでして、ちょっとそういう点では訳の分からないことなんで、官房の外の農林水産省直結というか、全く別な機...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 米穀の流通監視に関する業務につきましては、現在、農政事務所で七百六十八名程度で実施しておりますけれども、再編後は新たに設置されます地域センターにおきまして、約百二十名程度増やしまして八百九十名の体制で実施することになっております。  職員の質の問題でござい...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 地方組織の役割といたしましては、先ほど大臣がおられないときに私申し上げましたけれども、現場の声を聞くということが非常に重要だと考えております。ですから、地方農政局あるいは地域センターの職員に対してはこのことを徹底するように常日ごろ周知徹底をしているところでご...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 米国産バレイショの輸送経路でございますけれども、我々、聞き取りいたしましたところ、アメリカから発送されたものは一旦、これは残念なことだと思いますが、韓国の釜山港に積み替えまして、そこはハブの港になっているんだろうと思います。それで志布志港に来まして、そこから...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 企業が判断して、多分、危険分散というようなことも私はあるのではないかと思います。
○副大臣(篠原孝君) この件は、民間から要請があった場合ですけれども、我々は指定要件、先ほど細かいことを申し上げませんでしたけれども、十八年度の指定要件に合致したならば自動的に承認することとしておりまして、ちょっとあっちだから、二か所だから、三か所だから悪いというようなことは指定...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農林水産省の考え方といたしましては、当初予算で対応できるものとして強い水産業づくり交付金がありますということでございます。ただ、強い水産業づくり交付金に対しましては特別の地方財政措置は講じられていないという問題があります。片方で、予算措置が講じられているので...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) そういう意味ではございません。私の言葉がちょっと行き過ぎていたんじゃないかと思います。  農林水産省として、早くやりたいということに対してこういう事業ありますよ、これでやられたらどうですかという意味では僕はそこそこ御納得いただいていると。ですけれども、それ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 私の方からまずお答えさせていただきたいと思います。  第二次指針におきましては、賠償の対象となる、まあ風評被害が一番問題ですけれども、損害としては取引数量の減少又は取引価格の低下による減収等の営業損害、これが一つです。それから、事業者の経営悪化による勤労者...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 配置基準でございますけど、現行の地域課というのは、横山委員御存じのとおりでございまして、平成十五年に食糧事務所を廃止いたしまして地方農政事務所を設置した際に、食糧事務所の支所の前身として、引き続き主要食糧業務を地域において円滑化するために全国に百三十二か所設...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 事故米の不正規流通事件が発覚いたしましたので、我々はいろいろ改善しております。もう何回も答弁で申し上げておると思いますけれども、問題は、米穀の売買業務を担うと同時に食品衛生上の問題も一緒に扱っていたということがございます。これを分離してやるということを念頭に...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農政も刻々変化しております。したがいまして、今後の米穀の流通監視業務におきましては、もちろん従来からの業務も大事なわけでございますけれども、今後は農業者戸別補償制度の実施に伴います新規需要米、加工用米の横流れ防止ということを、例えばここを重要課題として我々は...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 現在使用しております庁舎は三百十六庁舎でございます。再編後、二百庁舎になりまして、この庁舎の維持管理費、約年間九億円節約になります。それから、もう一つ節約がございまして、管理職のポストが千四百七十三人から千二百十七人に二百五十六人減少いたしまして、再編前と比...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農林水産省ほど地方に密着した行政をしている役所は私はないのではないかと思っております。そういった意味では、地域センターへの集約で地方支分部局がなくなるということは、私は現場の市町村にとっては大問題ではないかと思っております。  我が省は、非常にそういう点は...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 政府米の販売等の業務は、現在三社を受託事業体に包括的に委託しております。三社の外国産米の取扱数量は、昨年九月末の在庫と二十二年度分の輸入数量との合計でございますけれども、百六十万トンのうち、住友商事が約七十万トン、三菱商事が同じ約七十万トン、それから日通グル...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 横流れ防止が新たに設置する地域センターの大事な業務だということをお答えしたところでございます。  具体的にどうするかということでございますけれども、用途限定米を保管する際にほかの米穀と明確に区分して保管することをまず義務付けております。その販売する際にでご...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 紙委員御指摘のとおり、三つの大きな企業と、それからそれが七百社を超える再委託の業者に行くのは問題じゃないかという御指摘だと思います。  途中で変形加工業務というのがあったりする可能性があるわけですが、そういうことにつきましては、従来は、加工時に発生する副産...全文を見る
06月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○篠原副大臣 基本的には、金融機能強化法と全く同じに考えております。  吉野委員の御指摘は、いろいろな再建の仕方がある、自立型が中心であって、事業譲渡とか合併とかいうのは大きなお世話だ、そういうことをさせないようにするのがこの法律の趣旨じゃないかということだと思います。  で...全文を見る
06月08日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
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○副大臣(篠原孝君) 農業分野の方が一歩先んじております。営業損害については当然補償されるべきものと考えておりまして、水産物につきましても同じようなルールを適用していくのが妥当ではないかと考えております。
○副大臣(篠原孝君) 今日も担当というか、賠償の関係を担当します筒井副大臣が東電に行っております。連絡会議というのは従来になく綿密に、綿密にというか頻繁に開いておりまして、そのような要求を我々サイドとしてもしているところでございます。
○副大臣(篠原孝君) 先ほどのお答えと同じになるかと思います。  今、山下委員おっしゃったこと、私、考え方としては共有しております。ですから、そういった考え方の下に東電にあるいはほかの関係省庁に同じような要求をしているところでございます。
07月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○篠原副大臣 農協、漁協については私の方からお答えします。  おわかりいただけると思いますけれども、漁協が海の近くにありますので、三漁協、三十一店舗が被害を受けております。それから農協も、九農協、二十八店舗、合計六十店舗がもう使えなくなっております。  みずからも被災しており...全文を見る
○篠原副大臣 小山委員御指摘のとおりでございまして、農協や漁協が一番被害を受けております。被害額でいいますと、今わかっているだけでも、漁協の施設は、約千三百五十件、七百四億円に上ります。それから、農協は、約千件で百二十九億円でございます。  農林水産業共同利用施設災害復旧事業と...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○篠原副大臣 網屋委員御指摘のとおり、今回の震災による被害というのは膨大じゃないかと思います。  被災を受けた農協、漁協というのも大変でございまして、漁協が三十一漁協、農協が二十八農協、約六十農漁協が被災をしておりまして、不便をかこっておるところでございます。こういった被災農漁...全文を見る
○篠原副大臣 網屋委員は、山一証券、モルガン・スタンレー、UBS証券、メリルリンチ、証券会社をくまなく歩かれまして、金融問題についてはお詳しいということで細かい御質問だと思いますけれども、答えさせていただきます。  まず、農漁協の自己資本ですけれども、御指摘のとおり、普通の民間...全文を見る
○篠原副大臣 先ほどちょっとお答えの中で触れましたけれども、網屋委員はばりばりの民間企業におられまして、利益を最大にするということが至上命題の金融機関ではないかと思います。農協の場合は、組合員相互の利益追求を一番の、利益の最大化を図るということが目的でございます。ですから、利益の...全文を見る
○篠原副大臣 済みません、お答えする前に、先ほど網屋委員に対する答弁のところで漁協と言っておりましたけれども、漁協の店舗でございまして、店舗が被害を受けているということで、訂正させていただきます。  ただいまの御質問でございますけれども、農業者戸別所得補償の本格実施に当たりまし...全文を見る
○篠原副大臣 今の法案の御質問にお答えする前に、先ほど石田委員が触れられた件です。私がTPPなり食と農林漁業再生推進本部も担当をしております。お答えさせていただきます。  平野副大臣の後任は山口壯内閣府副大臣になっておりまして、完全に平野副大臣の仕事を引き継ぐことになっておりま...全文を見る
○篠原副大臣 今回の支援スキームにおきましては、資本注入の原資は、先ほど網屋議員の質問にお答えしましたけれども、民間金融機関からの借り入れにより調達することにしております。それから、損失処理を行わなくちゃならなくなるわけですけれども、その場合も、農漁協等が保険料という形で積み立て...全文を見る
○篠原副大臣 石田委員の御指摘のとおりでございまして、基本的に民間からの借り入れである。そして、借りたお金ですから当然返さなければならない。全部返すということになりますので、残るお金はないはずなんです。  しかし、法律をつくる場合、時限立法的な法律でこういった勘定ができた場合に...全文を見る
○篠原副大臣 まことに済みませんけれども、前例は私は承知しておりません。
○篠原副大臣 石田委員の御指摘のとおり、一年一作しかできない米、ほかの農作物も、石油等と違うというのは御指摘のとおりでございます。  ですから、米というのは主食でありますし、重要ですので、需給ギャップというのは違った形で埋めて、そして農業生産者の経営の安定に資していかなければな...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○副大臣(篠原孝君) 吉田委員の御指摘、ごもっともな点も多々あるのではないかと思います。  我々、放射能に汚染された食べ物の場合も同じように考えました。ゼロの方がいいのは決まっているわけです。しかし、それだとやっていけない、食べるものがなくなってしまうと。基準値がなければいけな...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほど食べ物の例でちょっと言いましたので、繰り返させていただきますと、少しでも汚染されていたものは一切食べてはならないというのと、汚染された土壌は全く使ってはならない、ほっとけと。ところが、汚染土壌はどんどん一つのところにたまっていって、ほっとくと二百ベクレ...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第11号
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○副大臣(篠原孝君) 我々は、放射能の汚染の後ですけれども、こういった事態というか、ある程度予想できましたので、三月十九日に通達を出したりしたわけでございますけれども、七月八日に、三月の上旬以降野ざらしにされておりました稲わらを二か月にわたって給与していた、供与していた農家があり...全文を見る
07月26日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○副大臣(篠原孝君) 一川委員御指摘のとおりで、福島県は山梨県に次ぐ桃の二番目の産地でございまして、どうでもいいことですが、長野県が三番目でございます。七月中旬からお盆過ぎにかけてが出荷期、最盛期になっております。  これまで、牛肉についてのサンプリング調査、七月八日に五百ベク...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 消費者の皆さんに安心して食べていただくためにはきちんとした情報を提供しなければいけないということで、我々、原発の事故がありましたその次の日、十二日ぐらいから行動を起こしまして、厚生労働省と全面的に協力いたしまして調査、検査の円滑な実施に努めてまいっております...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 一川委員の御指摘のとおりでございまして、今回の改正、一義的には農漁協の立て直しでございますけれども、その最終目的というのは農漁業者がきちんと経営をできるようにということでございます。  具体的にはどういうことかといいますと、もう我々いろいろ手を打っておりま...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 我が方は我が方で準備をしてまいりました。今、この法案、ちょっと金融庁の関係の法律と比べて審議が遅くなっておりますけれども、ほぼ同時に検討し始めております。そういう点では遅れていたわけではございません。  それで、我々はまず被災農業者の債務問題についてどう取...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 農漁協系統ですね、この震災対策については、もう自主的にいろいろ取り組んでいただいております。  典型的な例で申し上げますと、緊急の食料とか水の支援が必要だったわけでございますけれども、当初からこういったことについて全面的に農協、漁協の皆さんに取り組んでいた...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほど内閣府の方から農林水産関係の被害額、六月下旬の段階のがありましたけれども、我が省は七月二十四日現在で把握しておりまして、先ほど一・九兆円ということでしたけれども、我々の一か月後の試算によりますと二兆二千六百六十三億円となっておりまして、いわゆる水産が一...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 柴田委員、今触れていただいたとおりでございまして、それから田名部政務官、それから経営局長もいろいろ答弁させていただいておりますけれども、貸出債権の保全の状況等、農漁業者自体も被災しておりますし、農協自体も自らも被災しているということで、確認が困難な状況でござ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今数字挙げられましたけれども、その合計数値をちょっと考えていただくとお分かりいただけるんじゃないかと思います。  どういうときにその数字が出てくるかということでございますけれども、十年以内、おおむね十年以内を目途に健全化を行うと、そして返済するということに...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今大臣が答弁されたとおりでございまして、形式的にというか国が、国がということでございますけれども、我々この仕組みをつくるのに全力を挙げてまいりました。  それで、岩本委員の御懸念ですけれども、民間団体というようなふうに、民間の企業というような誤解があるんじ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) そういうニュアンスで感じ取っていただけたらと思います。
○副大臣(篠原孝君) 大臣がいろいろなところで答弁されておりますけれども、我々、食べ物の安全性確保のために直ちに行動を起こしました。それで、畜産についても、牧草等がすぐ汚染されるというのが分かりました。ですから、三月十九日に東北、関東の都県に対しまして、事故前に収穫されて屋内で保...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) これもいろいろ新聞報道されておりますけれども、我々は、今直前に大臣が申し上げたとおりでございますけれども、稲わらというのは普通、秋の米の収穫のときに一緒に納屋の方にしまい込むという大前提がございまして、そうじゃないのがあっても、よしんば外に置いてあるものがち...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 稲わらの調査は全国でしておりますが、そのときに同時に、我々の通達、承知しておりましたかということを聞いております。まちまちでございます。  きちんと通達が最末端まで行っているのをチェックしたかという御質問でございますけれども、そこまでは正直やっておりません...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほどちょっと答弁いたしましたけれども、関係業界団体と今折衝をしているところでございます。
○副大臣(篠原孝君) 完璧ではありませんけれども、業界団体数団体、三、四の団体がめどが付きましたので、大臣から今朝ほど発表させていただいた次第でございます。
○副大臣(篠原孝君) そういうことではございません。きちんと数団体、話が付いております。
○副大臣(篠原孝君) 我々、暫定規制値というのをいち早く設けまして、肉の場合ですと五百ベクレル・パー・キログラムを超えているものについては流通させてはならないということでやっております。これをずっと続けてきたわけでございますし、今までの肉についても、暫定規制値を下回っているので皆...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) BSEとの違いでございますけど、BSEは脳の組織を用いて検査をいたします。ですから、もう出回っていた肉についてはBSEにかかっているかどうかという検査、チェックしようがないわけであります。ですから、直ちに全量買上げという決断をいたしました。  しかし、今、...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) ただいまのところは農林水産省で責任を持って購入し、必要な県に貸与する、リースするという形でやっております。今後、三次補正あるいは来年度予算等でこの点については優先的に手当てしていかなければならないんじゃないかと思っております。
○副大臣(篠原孝君) 死亡牛については、もう流通されることはありませんので、特段検査することは必要ないのではないかと思っています。
○副大臣(篠原孝君) 何回も申し上げておりますけれども、一番いい方法というのは、流通しているものは食べていいんだと、安全だということ、これが一番いいのではないかと思います。  ただ、残念ながら、牛肉についてはその信頼を失ってしまったということです。ですから、生産者とあるいは流通...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 六十九万ベクレルというのは半端な汚染ではないと思います。これを食べた牛のふんにも尿にも含まれて体外に排出されます。ですから、当然のことですけど、堆肥も相当汚染されているということでございます。これにつきましては、まだきちんと決まっておりませんけれども、汚泥に...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今日は消費者向けの対策というのを皆さんから御質問いただきましたけれども、生産者も大きな被害を受けているのは事実でございます。消費者の信頼が低下いたしまして牛肉価格が下がり、あるいは値も付かない、市場にも出せないという状況でございます。かてて加えて、稲わらはサ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) まずは、日本の農産物、食料というのは、少々高いけれども質が良くてかつ安全だということで評価されてきたのではないかと思います。その安全な面におきまして放射能汚染ということで信頼を失いつつあります。ですから、これは国内の消費者の信頼を回復するのと同じで、我々がま...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 原発絶対安全神話というのがあったせいか、食べ物についても規制値がきちんとしたのがなかったんですね。それで暫定規制値ということになっております。汚泥にもございませんでした。しかし、汚泥は重要な肥料として流通しております。ほっておくとたまってくるということでござ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 先ほどから答弁しておりますように、ゲルマニウム半導体検出器や簡易スペクトロメーターについては早急に手当てするようにしているところでございます。  それから、検査費用ですけれども、物によりますけど、大体二万円近く掛かると。これは原発災害にかかわる相当な因果関...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 今、梅田食品安全部長から答弁したとおりでございます。  今のところ、個体識別番号の対象にはなっておりません。肉についてはずっと付いて回るわけですけど、内臓肉や牛脂、それからゼラチン等は対象になっておりません。そういう点では、紙委員御指摘のとおり、BSEのこ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 次から次にいろいろな問題が生じておりまして、きちんと速やかに対応し切れていない面も多々あるのではないかと思っておりますけれども、可及的速やかに検討してまいりたいと思っております。
07月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○篠原副大臣 でき得るならば、食料自給率最優先で考えていきたいと思っております。しかし、現実的なことを考えますと、近藤委員御指摘のとおり、高齢化しております、就業者もそんなにいないということで、それならば、太陽光発電等に利用していただければいいのではないか。  中山間地とおっし...全文を見る
○篠原副大臣 どういう人たちが太陽光発電をするかということによりますけれども、電気事業法の許可を受けた事業者の皆さんの場合は、農地転用の許可が可能でございます。
07月29日第177回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○篠原副大臣 今、我々は輸入をストップされている段階です。ですから、一番力を入れているのは、各国の大使館、在京大使館に働きかけるのと、現地の大使館で日本の今の制度、一たん信頼を失っておりますので、こういう状況だというのを丁寧に説明しているところでございまして、ODAのところにどう...全文を見る
○篠原副大臣 小野寺委員御指摘のとおりでございまして、畜産農家の責めに帰さない理由で非常に困っておられるわけでございます。ですから、いろいろな手当てを講じなければいけないということで、我々は、生産者、消費者両方のことを考えなければなりません。  一番最初にしていることは、汚染さ...全文を見る
○篠原副大臣 ただいまのところを正直にお答えしますと、そのようにはなっておりません。まじめなお役人が計算することでございますけれども、今、当面出荷を停止されている牛が困っているんだということで、対前年同月比というか、昨年の今出荷する牛、それに掛けるというのが今の仕組みになっており...全文を見る
○篠原副大臣 そういう方向で検討させていただきたいと思っております。
○篠原副大臣 小野寺委員、非常に機微に触れるところをお気づきいただいていると思います。今、汚染された稲わらを食べた牛肉、この汚染ばかり、経口被曝のこと、体内被曝のことばかり新聞等も喧伝しておりますけれども、実は、六十九万ベクレル・パー・キログラム、五十万ベクレル・パー・キログラム...全文を見る
○篠原副大臣 ふん尿対策が実は一番悩ましいところでございまして、与えてしまったえさ、人間にも動物にもあるわけですが、ホメオスタシスという自己保存本能があります。生物学的半減期というのがありまして、セシウムを外に出されるわけでございます。非常に汚染された稲わらを食べた牛は、当然外に...全文を見る
○篠原副大臣 お答えいたします。  皆さんに対するお願いにもなるかと思いますけれども、今、冒頭、小野寺委員御指摘のとおり、農家の責めに帰さない、あるいは漁業者の責めに帰さないことで非常に困っているわけです。  そうしたときに、日本の農産物、水産物は汚染されているんだから、安全...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○篠原副大臣 田村委員、三月十九日の通達についてお尋ねだと思います。  私が正直なところを答えさせていただきますと、この畜産関係者、農林水産省の中でも一番危機管理の意識がございます。比べてみていただくとわかるんですが、こちらの方は私が陣頭指揮を我が省の中ではとって、筒井副大臣と...全文を見る
○篠原副大臣 農業生産者に思いをはせていただきまして、ありがとうございます。  まず、安愚楽牧場の件でございますけれども、安愚楽牧場というのは、私、農林水産副大臣を拝命して、翌日から宮崎県の口蹄疫現地対策本部長で行っておりましたが、そのときに、もう安愚楽牧場というのがいろいろ取...全文を見る
○篠原副大臣 阿部委員、さすが、盲点をついていただいたのではないかと思います。私も実は、そのことが最初に気になりました。畜産農家は、外の、違う倉庫に置いてある農家もありますけれども、通常は、牛の二階に干し草、稲わらを置いておるわけです。そこからどんどん落として、毎日くれていたりと...全文を見る
08月04日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○副大臣(篠原孝君) 風評被害、あちこちで生じていることは十分承知しておりますけれども、この額については正直なところ把握しておりません。
○副大臣(篠原孝君) 今回の地震と津波で被災した農地につきましては、第一に考えなくてはならないのは、従来と同様に農地として利用できるようにすることではないかと思います。現在、県、市町村等はそういった観点から復興計画を作りまして、各地域で利用をどうしていくかということを検討している...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 食と農林漁業実現会議の議論も当然復興会議の議論とパラレルにというか、それを意識して進めてまいりました。従来、三月の下旬に中間報告を出して六月に基本方針を定める予定でしたけれども、震災が起きたということで復興会議で議論が進んでいるということで、復興会議で進めら...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 六次産業化というのは大分前から言われていまして、法律の中にもそういう言葉が入ったりしております。  ですけれども、今、青木委員が競争というふうにおっしゃいましたけど、我々の頭の中にあるのは、既存の加工業者、販売業者と、農業者が慣れてないのにいきなりそこへ参...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 世界的な基準で申しますと、一番きちんとしているのはゲルマニウム半導体検出器というのだそうでございます。これは農林水産省の関係機関にもありますけれども、全国、大学それから厚生労働省の機関等を数えましても大体二百五十から六十ぐらいしかないということだそうでござい...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 鹿野大臣は、現場主義ということで、現地に我が省の職員を派遣せよということをよくおっしゃるわけですけれども、もう一つありまして、地域の皆さんがやりやすいような政策を出してやらなければいけないんだということもずっと言い続けておられることでございます。我々は、その...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) それ我々、基本方針にそういった文言がありまして、検討をしなければならないんじゃないかなということは承知しております。しかし、今のところ、まだできたばっかりでございまして、我が方には明確な指示はございません。ですけれども、具体的な制度設計については復興対策本部...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) それでは、答えにくい大臣に成り代わりましてちょっと答弁させていただきたいと思います。  山田委員御指摘のとおり、我々民主党、自民党変わりなく、農業をちゃんとしなくちゃいけないという点では同じでございます。違いは、山田委員いろいろそこに突っかかって、済みませ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) はい、済みません。  山田委員の御指摘、ごもっともでございます。食べ物を通じた体内被曝のことについてだけ関心が行っておりますけれども、それよりも何よりも、六十九万ベクレル、五十万ベクレル・パー・キログラム、この稲わらを扱った人たちが、まず気道を通じた体内被...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 養殖施設等にも大分被害が生じましたんで、養殖業の復旧に向けまして災害を激甚災害に指定いたしまして、補助率を復旧事業に要する経費の九割にいたしているところでございます。  今、横山委員御指摘のとおり、養殖かご等については非常に需要が大きくて、メーカーに対して...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 調達がうまくいかなくて今年度中に事業が達成できないというおそれがあるわけでございます。そういったような場合には予算の繰越し等で対応できるように処置したいと思っております。
○副大臣(篠原孝君) 今、養殖かごについて中国産、ベトナム産というのがありましたけど、やっぱりこういったものについては国内のものをできる限り使っていただくのがいいんじゃないかと思っております。そういったことから、私、五月十九日に、横山委員の御質問に対して漁場保全の森づくり等、水産...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 東北地方の太平洋沖地震で被災された漁業者、農業者もそうでございますけれども、に対する農林漁業セーフティーネット資金の融資状況でございます。ただいま我々が把握している状況、七月二十八日現在でございますけれども、全国の相談は百三十件、貸付けは八十件です。そのうち...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 柴田委員御指摘のとおり、既に七月八日、九日に発覚したわけでございますので一か月弱たっておりますけれども、何しろ初めての経験でございますので、ベクレル値等もいろいろ分からないところが多いので、それから現実的な対応というのも考えていかなくちゃなりませんので、それ...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 稲わらが使用された理由の一つとして、飼料が近辺になかったというのがございます。ですから、畜産農家にとっては代替飼料の確保が喫緊の課題ではないかと思っております。  この点については、我々、もう七月二十六日に公表いたしました緊急対策でいろいろなことをしており...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 日本がこの放射能汚染に対してどのように取り組んでどのような効果を上げていくかというのは、世界中が注目しているのではないかと思います。ですから、我々は全力を挙げて汚染された土壌の除染等に取り組んでいかなければならないと思っておりまして、まず最初に取り組んでいる...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 平成二十三年度第二次補正予算におきまして一億七千三百万の予算が付いております。これを使いまして福島県内の森林を対象にして空間線量等の調査をしてまいりたいと思います。森林面積広いので、今後これも問題になってくると思いますので、農地同様に漸次取り組んでまいりたい...全文を見る
○副大臣(篠原孝君) 牛の場合は全頭検査というように何頭何頭というのにもできますけれども、米の全量といった場合、莫大な量になりますし、田んぼも一枚の広さ様々でございます。ですから、実質的には、現実的には、検査はある程度の地域を区切り、かつそこから、まあ我々が考えていることでござい...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○篠原副大臣 二つお尋ねがございました。  まず、原子力損害賠償についてでございます。  八月五日に原子力損害賠償紛争審査会が決定した中間指針におきまして、政府により出荷制限指示等が出された場合は、農林水産物等の売上相当額が賠償の対象になるということがきちんと記されております...全文を見る
○篠原副大臣 風評被害につきましても中間指針に明記されておりまして、出荷制限等の指示が行われました六県につきましてはきちんと補償されることになっております。それ以外の県についても、今後そういった同じような事態が生じた場合には、請求が行われた場合には補償されるというふうになっており...全文を見る
○篠原副大臣 福島の第一原発の事故の後、再生可能エネルギーについての関心が非常に高まってきております。そういったことから、我々は、遊休農地もそういったところに活用できるのではないかということを検討してまいりました。  ですけれども、第一義的には我々は食料自給率の向上というのを真...全文を見る
○篠原副大臣 農山漁村地域には、石田委員御指摘のとおり、再生可能エネルギー資源がたくさん存在しているのではないかと思っております。特に、私は、その中でも小水力発電というのは、余り喧伝されておりませんけれども、非常に有望な資源じゃないかと思っております。  ちょっと御紹介させてい...全文を見る
○篠原副大臣 一刻も早くという御指摘でございます。  これは八月五日に決定したところでございます。翌日の八月六日から、事務方と、特に福島県の農家が一番困っているので、打ち合わせを行ったりしております。この資金繰り、五万円の支給を早急に開始できるように鋭意努力をしているところでご...全文を見る
○篠原副大臣 価格下落分の補てんというのが農業者をバックアップするのに非常に大事になってくるんじゃないかと思っております。  すべてがきちんとしているわけではございませんけれども、出荷計画を作成しまして、全頭検査あるいは全戸検査した後、牛の価格の下落が、牛肉価格の下落がわかった...全文を見る
○篠原副大臣 八月五日の原子力損害賠償紛争審査会におきまして、このことがきちんと決められております。言ってみれば風評被害でございますけれども、七月八日に、南相馬市の牛肉が非常に高度に汚染されている、たしか一番高いのが四千三百五十ベクレル・パー・キログラムだったと思います。そういっ...全文を見る
○篠原副大臣 この汚染稲わら給与問題というのは、畜産関係者あちこちに悪影響を与えております。何も肥育牛業者だけじゃなくて、酪農家、あるいは、極端なことを言いますと肉全体の消費低下にもつながっている部分があるのではないかと私は思います。  一番直接的な打撃を受ける農家の一つとして...全文を見る
○篠原副大臣 先ほどお答えしたとおりでございまして、状況を見まして対策を検討いたします。  その前に、風評被害対策というのがございますけれども、価格が下がった場合は、当然相当因果関係が明らかにございますので、そちらの方でも補償の対象になることになっております。
○篠原副大臣 稲わらが汚染されまして使えなくなってしまって農家が困っているという事態、我々も承知しております。ですから、稲わら等緊急供給支援対策というのも、第一回目の対策のときに既にそういった対策を講じております。  どういったやり方かといいますと、自分が持っています稲わらや牧...全文を見る
○篠原副大臣 基本的にはイエスでございます。  ただ、一応、さっき、三倍、四倍という数字、非常に高くなると。ほとんどが、九州から運んできた場合はガソリン代の方が稲わらの代よりも多分高くなるんだろうと思います。そういったものを、でも、必要不可欠なものでございますから、サシを入れた...全文を見る
○篠原副大臣 今回の汚染稲わらを原因として生じた損害すべて補償されることになっております。ですから、死亡した場合は当然でございますし、死亡しないまでも、二週間三週間余計に飼っていた、その間に肉の質が下がって従来よりも価格が下がってしまったというような場合もきちんと補償されることに...全文を見る
○篠原副大臣 今村委員は、今、二十二年産米のスポット価格が非常に高騰しているじゃないかという御指摘だろうと思います。我々はその部分を承知しております。  なぜそういうことが起きているのかなという原因でございますけれども、二十二年産米の場合は、全国出荷団体と卸売業者との契約がもう...全文を見る
○篠原副大臣 仮に価格が非常に高騰したような場合、我々もそういう事態を想定しないわけではございません。そのときは、いきなり備蓄米に行くかというとそうではございませんでして、今村委員も御記憶かと思いますけれども、団体等、米穀機構等が手当ていたしました十七万トン、そのうちの十二万トン...全文を見る
○篠原副大臣 そういう事態は想定したくはございませんけれども、そのときはまた別途対策を考えなければいけないと思います。
○篠原副大臣 今村委員の御指摘だと、例えば、端的に言いますと、汚染地域じゃないところの米は足りなくなって価格が大変上がっている。しかし、福島県の米等は余っている。そういう事態のときはどうするのか。そういうときはちゃんと備蓄米は放出できるのかという御質問だと思いますけれども、我々と...全文を見る
○篠原副大臣 今村委員の御指摘はごもっともだと思います。  我々は今、検査地点でございますけれども、なるべくふやそうと思っております。検査機器の問題等もありますし、収穫時期が各県によって違います。  今、福島県重点ということでございますけれども、おおむね今のところ五千カ所以上...全文を見る
○篠原副大臣 どういう県を対象にして検査をしたりあるいは補償をしたりというのは、すべて原子力災害対策本部の方で決まっております。吉泉委員御指摘の十四都県というのは、当初そうだったんですが、追加されまして、十七都県を検査することになっております。新たに追加されたのが岩手県、青森県、...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第14号
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○篠原副大臣 先ほど、平野復興担当大臣からお答えしたことに尽きると思いますけれども、査定前着工というのがございます。  長島委員の御指摘のとおり、早くやらないことには間に合いませんので、起きてしまったことはしようがない、来年に向けてということで、農家の皆さんももうスタートを切っ...全文を見る
○篠原副大臣 現に伝えてありまして、東北農政局管内では八月十日から、それから北陸農政局管内では七月二十九日から順次着手しております。  東北農政局管内では、揚水機場七カ所、集落排水施設一カ所で八カ所、それから北陸農政局関係では、農地関係が二カ所、それから水路関係が五十二カ所、農...全文を見る
○篠原副大臣 私の選挙区も長野の一番北の端でございまして、悩みというか事情は同じでございますので、よく承知しております。きちんとそういう形で、十二月前、雪が降る前に事業が終わるような形で進めたいと思っております。
○篠原副大臣 それでは、農林水産関係の被害についてお答えさせていただきます。  まず、新潟・福島豪雨でございますけれども、農業関係では、冠水、浸水等で約一万六千ヘクタール、それから、農地、農業用施設の損壊で約一万カ所、林野関係では山崩れや林道施設等の被害で二千五百カ所、水産関係...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○副大臣(篠原孝君) 除染につきましては、農林水産省が最も、ほかの省庁もそうでございますけれども、いろいろな広い場所、真剣に取り組まなければいけないんじゃないかと思っております。  まず、土壌汚染マップ、今月末を目途に作成中でございます。それに基づきまして、いろいろな除去の仕方...全文を見る