柴山昌彦

しばやままさひこ

小選挙区(埼玉県第八区)選出
自由民主党
当選回数7回

柴山昌彦の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第196回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○柴山委員長代理 質疑時間が終了しております。
○柴山委員長代理 これにて斉木君の質疑は終了いたしました。  次に、広田一君。
02月13日第196回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○柴山委員 自由民主党の柴山昌彦でございます。  冒頭、雪害が発生をしている地域の皆様に心からお見舞いを申し上げます。政府には、ぜひしっかりと御対応をいただきたいと思います。  さて、総理、韓国出張お疲れさまでした。率直に言って、総理の平昌オリンピックへの御出席には、自民党の...全文を見る
○柴山委員 大変厳しい中での御出張だったと思います。  きょうは、経済問題に関する質疑で、グローバル社会との関係で、外国人労働者の問題について総理に伺いたいと思います。  総理は、国会でたびたび、安倍政権においては移民政策をとらないと明言をされておりますけれども、空前の人手不...全文を見る
○柴山委員 制度の方は大分進んできたということなんですけれども、現場を見ると、実は、いろいろなまだ不都合が発生をしていると思います。  例えば、私の地元などでも外国人労働者に対するニーズは大変高いわけですけれども、この間の外国人の働いておられる方々を地域別にプロットすると、東京...全文を見る
○柴山委員 よろしくお願いします。  次に、企業統治、いわゆるコーポレートガバナンスについて伺います。  総理は、施政方針演説の中で、コーポレートガバナンス改革をしっかりと打ち出しておられます。このコーポレートガバナンス改革というのは、果敢な経営判断を外部の目から後押しをする...全文を見る
○柴山委員 今まさしく大臣がおっしゃったように、形だけ整えてもしようがないんですね。  改革の一つの柱は、社外取締役の選任、こういったところであったわけなんですけれども、確かに多くの上場会社が複数の社外取締役を置くようになったんですが、なり手がなかなかいなくて、有能な方には何社...全文を見る
○柴山委員 ありがとうございます。  もう一つ提案があるんですけれども、一部報道にもあったんですけれども、組織でおかしいと思うことは、現場で発生しても、上層部ににらまれるのが怖くて現場からなかなか上がってこない、で、いきなり内部告発という形で報道機関だとか当局にばんと出ちゃう、...全文を見る
○柴山委員 ありがとうございました。  次に、投資の側面からデータを示したいと思います。  このパネル一をごらんください。  これは、去る二月二日、年金積立金管理運用独立行政法人、すなわちGPIFが、平成二十九年度の十―十二月期の運用状況を公表したものです。ここにあるとおり...全文を見る
○柴山委員 長期的な観点で運用するのに、今注目されているのがESG投資ですね。Eは環境、エンバイロンメント。Sはソーシャル。女性活躍ですとか、今、実質賃金が上がらないといいますけれども、ブラック企業はだめです。それから、ガバナンスのG。やはりコーポレートガバナンスをしっかりやって...全文を見る
○柴山委員 時間が過ぎました。  以前、世耕大臣がおっしゃったとおり、その不安定な再エネを調整するために、欧米で行われているコネクト・アンド・マネージという調整制度を検討しているということですけれども、既存電源、火力や原子力もしっかりと含めたコネクト・アンド・マネージ制度を構築...全文を見る
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○柴山委員長代理 理事会で協議をいたします。
○柴山委員長代理 山崎君、指名しておりません。  山崎君。
○柴山委員長代理 質疑時間が終了しております。
○柴山委員長代理 質疑時間が終了しております。質疑を終わらせてください。
○柴山委員長代理 次に、川内博史君。
○柴山委員 自由民主党の柴山昌彦でございます。  陳述人の皆様におかれましては、貴重な御意見をありがとうございました。  私からは、まず、この静岡、先ほど中西陳述人の方から、有効求人倍率が好調だというお話をいただきましたけれども、ちょっと指標を見せていただきますと、県税の税収...全文を見る
○柴山委員 次の質問に参ります。  実は、先ほど酒井陳述人から、まさしく中小企業が、人材育成、特に今ITの普及ということで、ワードやエクセルなどを導入されていない中小企業がまだまだ四割ほどあるというようなお話もあったんですけれども、では、具体的に、企業の現場でそういった方々をど...全文を見る
02月21日第196回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○柴山委員長代理 次に、落合貴之君。
○柴山委員長代理 どなたを御指名されますか。
○柴山委員長代理 次に、岡本あき子さん。
○柴山委員長代理 こちらの方というのは、JILPT。
○柴山委員長代理 時間が過ぎております。一言ずつでお願いいたします。
○柴山委員長代理 次に、山井和則君。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○柴山主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭...全文を見る
○柴山主査 この際、お諮りいたします。  ただいま麻生財務大臣から申出がありましたとおり、財務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴山主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○柴山主査 以上をもちまして財務省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○柴山主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○柴山主査 以上で本田太郎君の質疑は終了いたしました。     —————————————
○柴山主査 次に、外務省所管について政府から説明を聴取いたします。河野外務大臣。
○柴山主査 この際、お諮りいたします。  ただいま河野外務大臣から申出がありましたとおり、外務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴山主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○柴山主査 以上をもちまして外務省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○柴山主査 これより質疑に入ります。  質疑の申出がありますので、順次これを許します。山田賢司君。
○柴山主査 名執人権擁護局長、時間が経過しておりますので簡潔にお願いします。
○柴山主査 河野外務大臣、簡潔にお願いします。
○柴山主査 これにて山田賢司君の質疑は終了いたしました。  次に、鰐淵洋子さん。
○柴山主査 これにて鰐淵洋子さんの質疑は終了いたしました。  次に、三谷英弘君。
○柴山主査 これにて三谷英弘君の質疑は終了いたしました。  次に、赤嶺政賢君。
○柴山主査 外務省鈴木北米局長、質疑時間が終了しておりますので、手短にお願いします。
○柴山主査 これにて赤嶺政賢君の質疑は終了いたしました。  次に、丸山穂高君。
○柴山主査 ただいまの資料要求につきましては、政府におきまして、しかるべき段階で措置を願います。
○柴山主査 丸山君、申合せの時間が経過しておりますので、御協力ください。
○柴山主査 これにて丸山穂高君の質疑は終了いたしました。  午後一時に本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時五十四分休憩      ————◇—————     午後一時開議
○柴山主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小田原潔君。
○柴山主査 それでは、時間が来ておりますので。
○柴山主査 これにて小田原潔君の質疑は終了いたしました。  次に、源馬謙太郎君。
○柴山主査 ただいまの資料要求につきましては、政府におきまして、しかるべき措置をお願いします。
○柴山主査 源馬君、質疑時間が終了しておりますので、端的にお願いします。
○柴山主査 以上で質疑時間を終了させていただきます。  次に、関健一郎君。
○柴山主査 これにて関健一郎君の質疑は終了いたしました。  次に、岡田克也君。
○柴山主査 これにて岡田克也君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして外務省所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○柴山主査 次に、法務省所管について政府から説明を聴取いたします。上川法務大臣。
○柴山主査 この際、お諮りいたします。  ただいま上川法務大臣から申出がありましたとおり、法務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴山主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○柴山主査 以上をもちまして法務省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○柴山主査 これより質疑に入ります。  質疑の申出がありますので、順次これを許します。井林辰憲君。
○柴山主査 次に、村上史好君。
○柴山主査 これにて村上史好君の質疑は終了いたしました。  次に、神田憲次君。
○柴山主査 これにて神田憲次君の質疑は終了いたしました。  次に、鬼木誠君。
○柴山主査 これにて鬼木誠君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして法務省所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○柴山主査 次に、財務省所管について審査を進めます。  質疑の申出がありますので、順次これを許します。宮澤博行君。
○柴山主査 通告されていないということですが、答えられる範囲でお答えください。
○柴山主査 これにて宮澤博行君の質疑は終了いたしました。  次に、中川正春君。
○柴山主査 質疑時間が終了しております。
○柴山主査 これにて中川正春君の質疑は終了いたしました。  次回は、来る二十六日月曜日午前九時より開会し、財務省所管についての審査を行うこととし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時四分散会
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○柴山委員長代理 御静粛に願います。
○柴山委員長代理 山越局長、わかりやすく御答弁ください。
○柴山委員長代理 御答弁は端的にお願いをいたします。
○柴山委員 第三分科会について御報告申し上げます。  本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について審査を行いました。  詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、入国管理体制の充実、日中、日韓関係のあり方、米軍機事故への政府の対応、財政健全化に...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○柴山主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  平成三十年度一般会計予算、平成三十年度特別会計予算及び平成三十年度政府関係機関予算中財務省所管について、前回に引き続き質疑を行います。  この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事...全文を見る
○柴山主査 質疑時間が終了しました。  次に、柚木道義君。
○柴山主査 ただいまの御要請につきましては、主査から予算委員長に報告しておきます。
○柴山主査 以上の御要請につきましても、予算委員長に報告します。
○柴山主査 柚木君、先ほど出典が明らかでないパネルを不許可にしましたけれども、そのパネルのもととなる資料を掲示しての質問、これはルール違反です。注意をしてください。(発言する者あり)
○柴山主査 以上で質疑時間を終了といたします。
○柴山主査 これにて柚木道義君の質疑は終了いたしました。  次に、早稲田夕季さん。
○柴山主査 場外からの発言は御遠慮ください。  局長、答弁を続行してください。
○柴山主査 和田次長、質疑時間が終了しているので、わかりやすく、簡潔に御答弁ください。
○柴山主査 質疑時間が終了いたしました。  次に、川内博史君。
○柴山主査 ただいまの御要請については、政府におきましてしかるべく措置を願います。  質疑時間が終了しております。(川内分科員「じゃ、最後」と呼ぶ)  では、川内君、一言。
○柴山主査 これにて川内博史君の質疑は終了いたしました。  次に、階猛君。
○柴山主査 これにて階猛君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして財務省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて本分科会所管の審査は全て終了いたしました。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  分科員各位の御協力によりまして、本分科会の議事を終了すること...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○柴山委員 自由民主党の柴山昌彦です。  まず、安倍総理に伺います。  ここまで議論してきた平成三十年度予算、待機児童対策、安全保障政策等さまざまな項目がありますけれども、この予算の必要性、そして緊急性についての御説明をお願いします。
○柴山委員 きょうは、その今おっしゃった、特に安全保障の問題について伺います。  日本として過去最多の十三個のメダルをとった平昌五輪が無事終了し、パラリンピックも大いに期待されるところですが、この間、米国、韓国、そして北朝鮮によるさまざまな外交交渉にも注目が集まりました。  ...全文を見る
○柴山委員 そうなると、このパラリンピック終了後の日本の安心、安全を絶対に守るということがとても重要になってまいります。  防衛大臣に伺います。  不測の事態に対して、短期的あるいは中期的にどのような対処をされるおつもりでしょうか。
○柴山委員 在韓邦人の保護など短期的なオプションにもしっかりとした目配りをぜひお願いいたします。  さて、次に、麻生大臣に伺います。  日銀の黒田総裁に続投を要請されるということが発表されておりますが、野党の皆様からは、物価が思わしくないままでの国債の際限なき買入れや、財政規...全文を見る
○柴山委員 実際にそうした経済成長が実現できるかということが極めて重要なわけで、そういう意味からも、今般の働き方改革というのは一つの重要な手段であるというように考えております。  しかしながら、今回の労働時間データ問題など、極めて問題があると言わざるを得ません。これまで、古くは...全文を見る
○柴山委員 終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○柴山委員 自由民主党の柴山昌彦です。  冒頭、島根県西部で発生した地震及び大分県中津市で発生した土砂崩れで被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。政府には万全の対策をお願いするとともに、作業に携わっておられる自衛隊の方々に感謝いたします。  ただ、自衛隊の日報問題につ...全文を見る
○柴山委員 今、大臣からは徹底的な作業ということを言及されたわけなんですけれども、今お話があったとおり、その作業を行う中で、かつてのイラクでの陸上自衛隊活動に関する日報の一部が陸幕監部衛生部及び研究本部で保管されていることが確認されたということだったんですが、実は、昨年三月から開...全文を見る
○柴山委員 第三者機関による徹底的な調査が必要だという声もあるわけです。ぜひ、今回の調査でしっかりと結果を出してほしいというように思います。  先ほど小野寺大臣から、けさほども新たな日報について確認をされたというお話がありましたけれども、おとといの四月九日の参議院決算委員会の最...全文を見る
○柴山委員 今、野党の方から、うみは何だという御指摘がありました。  小野寺防衛大臣の懸命な努力は、これは多とさせていただきます。しかし、やはりその根本となるものは何かということにさかのぼることが大事ではないでしょうか。非常に厳しい上命下服の組織の中で、都合の悪い文書が隠蔽され...全文を見る
○柴山委員 森友学園についてお伺いします。  国有地売却における八億円超の値引きの根拠となったごみの撤去について、財務省理財局から学園側に、昨年二月、トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしいなどと、うその説明をするよう口裏合わせを求めた件について、我が党の西田昌司議...全文を見る
○柴山委員 今回の書換え等の問題についてもそうなんですけれども、取引について一体何があったかということも極めて重要です。  お手元に資料を配付させていただきました。  これは、今月二日、朝日新聞に掲載された、本件取引に係る時系列表に政治家や昭恵夫人の名前が書いてあるんですけれ...全文を見る
○柴山委員 もちろん、司直の捜査がずっと継続しておりますので、財務省としてもそれに全面的に協力をするということで、一定の制約があるということはわかりますけれども、とにかくこの部分についても徹底的に調査をしていただきたいというように思います。  捜査といえば、大阪地検女性特捜部長...全文を見る
○柴山委員 次に、昨日発売された複数の新聞が、学校法人加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、二〇一五年四月、愛媛県や今治市の職員そして学園幹部が当時の柳瀬首相秘書官らと面会した際に愛媛県が作成したとされる記録文書が存在し、その中に、本件は首相案件と記載されている...全文を見る
○柴山委員 今お話をいただきましたとおり、特区の認定や公募から二年も前に首相案件ということで特定の案件について交渉していたということであります。  安倍総理、首相案件と記載されたことについて、総理の御認識をお伺いしたいと思います。
○柴山委員 総理も梶山大臣も、今回の文書の内容についてはコメントする立場にないというようにおっしゃいました。  確かに、今回の文書は、面会したとされる二日から十日以上もたった十三日になって作成をされている、しかも備忘録ということでございます。  私、考えるに、文書については、...全文を見る
○柴山委員 電子決裁の割合は、二〇一六年で、総務省は九八・九%、しかし、財務省は九一・四%、環境省は六七・一%、復興庁に至っては残念ながら二九・三%と差が著しいです。  なぜこのようなばらつきがあるのか。いつまでにこれを是正するんでしょうか。
○柴山委員 先ほど野党の議員の先生方から、県の文書の話だというような御指摘がありましたけれども、これは私、自治体を、しっかりとそういった文書の保存管理の要するにアップグレードというものをしてもらうべきだというように考えます。  あともう一つ。  この四月から、公文書管理に関す...全文を見る
○柴山委員 かなりペースが遅いというように思いますよ。  加えて、ガイドラインにペナルティーの実効性がないことも問題視をされているわけです。文書の書きかえにどのようなペナルティーが現在存在し、それが十分なのか、また、文書の保管やつくり直しの要件と違反の場合のペナルティーは何なの...全文を見る
○柴山委員 それでは不十分だ、法改正も含めてぜひ検討をしてほしいということを申し上げます。  最後に一つだけ。総理に伺います。  公文書管理に関する問題の根源を考えると、文書の扱いまでばらばらの役所の縦割り問題、それから、キャリア、ノンキャリア制度の横割りの問題、つまり人事の...全文を見る
○柴山委員 終わります。
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○柴山国務大臣 今般の事案は、まさに文部科学行政に対する国民の信頼を根底から覆しかねない大変異例な事態であり、重く受けとめる必要があると考えております。  今回、今、坂本議員から御指摘になられた中間まとめにおきまして、さまざまな事例が紹介をされました。議員の固有名詞につきまして...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどのお尋ねでございますけれども、エアコンの設置費用に関しましては、設置する建物の状況によりさまざまなんですが、必要な性能の機器を勘案した国庫補助基準単価に基づきますと、一教室当たりの設置費用は約百五十万円程度となります。  そして、今般の補正予算案に計上され...全文を見る
○柴山国務大臣 ただいま御指摘のとおり、エアコンの導入によりまして、学校施設におけるランニングコストも当然ふえてくるわけであります。  このため、文部科学省といたしましては、まず、学校において適切な室内環境の確保と、それから同時に省エネが図られるように指導、啓発に取り組みつつ、...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、公立学校施設は、児童生徒の学習の場であるとともに、災害発生時には地域住民の避難所としての役割を果たす重要な施設であると考えております。  そこで、今般の補正予算につきましては、まずは、児童生徒の日々の学習に際して、熱中症を予防して安全を確保すると...全文を見る
○柴山国務大臣 本多議員御指摘のとおり、今回、東京医科大学における不正と疑われる入試の問題を受けて、文部科学省が既に書面調査をしていた際には不適切な入試はないと回答をされていたにもかかわらず、このような事案があったことを重く受けとめて、文部科学省は、国公立大学も含めて全ての大学を...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられた全国医学部長病院長会議、以後AJMCと略称させていただきますけれども、こちらの方で、今の医学部の入試の実態、そしてその背景について、先ほど私が紹介をさせていただいたとおり、今月めどにしっかりと報告を求めております。  その中では、公平性とは一体...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられたとおり、性別による取扱い、また年齢による取扱い、私が中間報告で明確に各大学に通知をしたとおり、これは、それを差別する合理的な取扱いが、今の社会通念上、通常認められないというように考えております。  ただ、一方で、現在の女性の医師の働き方改革が十...全文を見る
○柴山国務大臣 助成金について、補助金についてですけれども、御案内のとおり、不適切な運営管理をされた者に対して、補助金というものについて減額あるいは不交付とすることが私立学校振興助成法において定められています。確かにそういうオプションがあります。ですので、入試における不適切な事案...全文を見る
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柴山国務大臣 下地議員が御指摘になられた大阪府北部地震による被害を受けて、今般の補正予算案においては、倒壊の危険性があるブロック塀の安全対策のため、臨時特例的な措置として、新たな交付金を創設し、支援をすることとなっております。  この新たな交付金によるブロック塀の安全対策につ...全文を見る
○柴山国務大臣 今お話があったとおり、まずは公立小中学校の普通教室、こちらが、現在、空調設置率が六割程度になっているんですけれども、今回の補正予算案におきましては、全ての普通教室に設置するための所要額を計上しております。  そして、御指摘の特別教室、あるいは避難場所となる体育館...全文を見る
○柴山国務大臣 ブロック塀についてですけれども、まず、文部科学省からは、六月十九日に、全国の教育委員会等に対しましてブロック塀等の安全点検等の要請を行うとともに、その進捗状況を調査して、八月十日に結果を取りまとめたところであります。  その結果を踏まえて、文部科学省において、全...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。極めて重要な御指摘だと思います。  円滑な工事実施に向けた準備をありとあらゆる手段を使って講じることが大事だと考えております。  文部科学省といたしましては、経済産業省とも連携をさせていただいて、各都道府県に対して、域内の空調工事の需要量...全文を見る
11月05日第197回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えいたします。  新国立競技場の整備費用につきましては、国費及び都費のほか、スポーツ振興くじ、totoの売上げの一部が特定金額として充当されることとなっております。  JSCにおきましては、これらの収入の見込みも踏まえつつ、建設費の支出が平成三十...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そのお尋ねの内訳についてでありますけれども、スタジアム本体及び周辺工事費、そして設計監理費については、計千五百九十億円を上限とする方針が示されております。その後、これら本体工事費を千五百五十二億円で契約を行うほか、財源スキームでは事項のみであった通信・セ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、千五百九十億円を上限とする見込みということと、そして今お話しになられた、既にそれ以外の余剰の費用が発生しているということの食い違いは承知をしております。  ただし、いわゆるその余剰の部分につきましても、当初想定をしていた埋蔵文化財等の調...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  今委員御指摘のとおり、新国立競技場は大会後どのように維持管理するかということにつきまして、水落副大臣の下で関係閣僚会議が大会後の運営管理に関する検討ワーキングチームで検討をいたしました。昨年十一月にその基本的な考え方を取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 将来的な事業のストラクチャーでありますので、十分、今御指摘になられた諸要素も含めて、意見聴取と検討を重ねていく必要があるかというように思いますし、そこには様々な民間事業者の現場に基づく建設的な提案や知見を踏まえて考えていく必要があると思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 議員には、フリースクールへの支援などについても本当に御指導いただき、ありがとうございます。  文部科学省といたしましては、今御指摘になられた教育機会確保法及び同法に基づく基本指針等を踏まえて、全ての児童生徒が安心して教育を受けられる魅力ある学校づくりや...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 事例についてはお伺いをしておりますので、視察等については適切に調整をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) お尋ねの件でございますけれども、今般の補正予算につきましては、児童生徒の日々の学習に際して、熱中症を予防し、安全を確保するという観点から、空調設置に取り組む場合、まずは児童生徒が最も長時間を過ごす普通教室への設置が最優先というようにしております。その上で...全文を見る
11月07日第197回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今議員御指摘のとおり、質の高い学校教育を維持発展させるためには教師の業務負担の軽減を図ることが喫緊の課題であると考えております。そのためには、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師が担っているという現状を抜本的に変えることが必要だと考えています...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の給特法については、今、中央教育審議会において学校における働き方改革の観点から審議をしていただいているところです。  この問題についてはいろいろな議論をいただいていますけれども、いずれにしても、子供の発達段階に応じて分かりやすい授業、子供の意欲を...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 予算を全く想定していないというお話だったんですけれども、もちろんこれ概算要求のレベルの話ではありますけれども、例えば外国人に対する日本語教育機会の提供についてですね、文化庁の日本語教室空白地域解消の推進等につきまして、現行の五千万円を六千七百万の予算を提...全文を見る
11月09日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○柴山国務大臣 このたび、文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました柴山昌彦でございます。  今後とも、亀岡委員長始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  第百九十七回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、一言御挨拶申し...全文を見る
11月13日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(柴山昌彦君) おはようございます。  この度、文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました柴山昌彦でございます。  今後とも、上野委員長を始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。  第百九十七回国会において各般の課...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○柴山国務大臣 私も、発災直後から、自民党の青年局の一員として、チーム・イレブンのメンバーで何度も被災地を訪れておりました。  また、先月二十二日には、福島の地元で学校を再開した富岡町立小中学校、こちらの方を訪問させていただき、児童生徒が減少したままであるということですとか、今...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、馳議員からの御提言、それから、これまでの厚労省等との連携した取組が既にキックオフをしているところであります。これをしっかりと加速させて、私も、被災地に寄り添う復興大臣の一人として活動していく気概で頑張っていきたい、このように考えております。
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  私も改革マインドについては人後に落ちないと自負している人間ではございますけれども、財政審の今の目標等については、その方向に異存があるわけではございませんが、地方の国立大学の多くは、基盤的経費の減少に伴って更に教員採用の抑制や停止を行って...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど義家議員から御紹介をいただいたとおり、文部科学省においては、今回の本当に国民の信頼を失ったことへの反省を踏まえて、創生本部を立ち上げ、そして省全体の改革に向けた取組をキックオフさせていただいたところでありますが、そうした改革の取組もしっかりとした事案の究明が...全文を見る
○柴山国務大臣 今般の幹部職員の逮捕、起訴事案によりまして、文部科学省に対する国民の信頼を根底から損なう事態になったことは、本当に残念でなりません。  今少し御紹介をしていただいた、文部科学省幹部職員の事案等に関する調査・検証チームの中間まとめにおいては、文部科学省について、例...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  公立小中学校は児童生徒が一日の大半を過ごす学習の場でありまして、その学習環境の安全性を確保することは極めて重要であります。  先ほど御紹介をいただいたとおり、御党も熱心に訴えられてきた熱中症対策としての公立小中学校へのエアコン整備のた...全文を見る
○柴山国務大臣 在留外国人が増加をすることを受けまして、そのコミュニケーション能力の育成、支援を始め、外国人が日本の中で円滑に生活できる環境を整備することによって共生社会の実現を図ることが本当に重要になってくると考えております。  文部科学省といたしましては、今般御審議をいただ...全文を見る
○柴山国務大臣 私の就任後記者会見のコメントについて御紹介をいただきました。  当然のことですけれども、教育勅語そのものについては、日本国憲法及び教育基本法の制定などをもって法制上の効力は喪失をしております。  私の発言の趣旨は、教育勅語そのものとは離れて、友人を大切にするな...全文を見る
○柴山国務大臣 今申し上げたとおり、個人や団体のレベルにおいてさまざまな動きがあるということは承知をしておりますけれども、具体的に特定の個人や団体についてここで挙げることは差し控えさせていただきたいと思います。  繰り返しになりますけれども、そういった個人や団体の教育勅語につい...全文を見る
○柴山国務大臣 全くおっしゃるとおりです。  現に、改訂された学習指導要領も、今、菊田議員が御指摘になられたような、いわゆる徳目等について書き込まれているところでもありますので、繰り返しになりますけれども、私は、わざわざ教育勅語を使うことを奨励するということは一切検討していませ...全文を見る
○柴山国務大臣 済みません、ちょっと私も委員からの御指摘を受けて、写真、当該資料を拝見させていただきました。  議員からの質問を受けて、今回調べてみて、ちょっと私も、知っている方も知らない方もいらっしゃったものですから、調べてみたところ、下町ボブスレーオフィシャルブログというブ...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  伊藤達也議員と関芳弘議員じゃないかなというように思います。役人の方については、拡大をした写真においても、ちょっと私、済みません、まだ判然としておりません。
○柴山国務大臣 今、菊田議員から御指摘をいただいた写真は、最初、教科書の内容について御指摘をいただきましたが、物づくりに関する民間の取組について取り上げた教材の中で、細貝さんの名前も紹介させていただきましたけれども、関係者による努力や成果を示す、あくまでも一つの資料として、小さな...全文を見る
○柴山国務大臣 政治家個人としてではなくて公の立場で写っている写真であれば、総理大臣でないからといって一概に否定されるものではありませんで、あくまでも、繰り返しになりますけれども、審議会において当該写真を掲載することが関連諸規定及び文脈に照らして問題がないかという観点から審査され...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、結果として、ジャマイカチームが日本製のボブスレーを平昌五輪の本番では使わなかったわけです。  ただ、今紹介をしていただいた最後の記述の部分については、現時点におきましては、発行者から訂正の申請がなされておりません。検定済み教科書の訂正は、基本的に...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、現場任せにするのは不適切ではないかということなんですけれども、事実関係を必要に応じて教師が補足をするなど、学校現場の状況を踏まえながら指導が行われるというように考えております。  あと、文部科学省が訂正することができないのかという御指摘なんですけれども、確...全文を見る
○柴山国務大臣 今、初鹿議員が御指摘のとおり、日本スポーツ振興センターが行う災害共済給付制度は、学校の管理下における事故について医療費あるいは死亡障害に係る見舞金の給付を行う制度なんですけれども、高校生については、海外への修学旅行の事例がふえてきたことを受けて、昭和六十一年度から...全文を見る
○柴山国務大臣 まず一般的に、校則については、各学校がそれぞれの教育目標を達成するために必要かつ合理的な範囲で定めるものでありまして、校則に基づいて具体的にどのような手段を用いて指導を行うかということについても、基本的には各学校において適切に判断されるものと考えております。  ...全文を見る
○柴山国務大臣 当該番組において御指摘のような発言をしたことは事実であります。  ただ、その後、子細に調べると、同性婚を制度化した国には出生率がその後上昇した国も低下した国もあるわけでして、データをしっかりと確認することなくそうした発言を軽々にすべきではなかったかなというふうに...全文を見る
○柴山国務大臣 まず後者の、なぜそのような発言をしたということなんですけれども、当時、テレビ番組で取り上げられていたのは、同性カップルを対象としたパートナーシップ証明の制度について議論をしている中で同性婚ということが話題に上がったわけなんですけれども、少なくとも、自然な方法で夫婦...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、具体的なデータについての子細な検証なくそのような発言をしたことは不適切ではなかったかというように今では思っております。  また、今初鹿議員がおっしゃっていただいたとおり、学校現場において、性的指向、性自認に係る児童生徒に対するしっかり...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省では、東京医科大学における事案を受けまして、ことし八月から緊急調査を実施させていただいておりますけれども、書面調査では不適切な入試はないと回答しておきながら、訪問調査を行う中で、複数の大学において不適切である可能性の高い事案が判明してきたということは、極...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘は極めて重要で、全くごもっともだと思います。  したがって、今私が、各大学が自主的にまずは発表するべきだというふうに申しましたけれども、まずは、とにかく時間が非常に限られているということが重要です。ですので、全国の受験生が安心して今度の受験に臨めるようにす...全文を見る
○柴山国務大臣 そもそも論で申しますと、大学入試というのは、各大学が入学者受入れ方針、いわゆるアドミッションポリシーに基づいて、その建学の精神等に基づいて入学者を選抜するためのものでありまして、具体的な入試の方法については、基本的には各大学の判断に委ねられておりますけれども、全く...全文を見る
○柴山国務大臣 初鹿議員が今御紹介をしていただいた中間まとめにおいては、不適切と判断すべき事案を、一つは、募集要項等であらかじめ説明していた試験方法や合否判定基準に反して又はあらかじめ説明していないにもかかわらずそのような扱いをしていたということはおかしいよということ、それから二...全文を見る
○柴山国務大臣 そうでなければ、性別や年齢により一律に差別するような扱いは、これは社会通念上、特に現在の社会通念上は認められるものではないというように考えております。  それから、同窓生の……
○柴山国務大臣 失礼いたしました。  同窓生については私学助成を返納するべきではないかという御指摘なんですけれども、少なくとも仕組み上は、私学助成は、私立学校の教育条件の維持及び向上、修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立学校の経営の健全性を高め、もって私立学校の健全な発達...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  私の出身校についても言及をしていただきました。おっしゃるとおり、武蔵というのは大変自由を重んじる学校でありまして、そこで私もいろいろなことを経験させていただきました。  ただ、卒業においては、私が少なくとも個人的に感じたのは、当時、周...全文を見る
○柴山国務大臣 考えておりません。
○柴山国務大臣 当該記者会見の全文を見ていただいたらわかるんですけれども、私は全く教育勅語について触れるつもりもなかったんですね。ただ、報道というか記者の方から教育勅語についての現在の政府見解をお示しいただいて、大臣はどう思いますかと記者の側から私に質問をされたので、今申し上げた...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどの閣議決定の御紹介なんですけれども、教育については、教育基本法の趣旨を踏まえながら、学習指導要領に沿って学校現場の判断で行うべきと考えておりまして、御指摘の答弁、政府解釈についても同趣旨のものであるというように考えております。
○柴山国務大臣 具体的にどういう形で教育勅語を紹介するかということについては、先ほど紹介をさせていただいたとおり、個人ですとかあるいは団体、また設置者、所轄の自治体等において、国民主権等の憲法の基本理念や教育基本法の定める教育の目的に反しないような形で使ってもらうということではな...全文を見る
○柴山国務大臣 冒頭答えさせていただいたとおり、単なる歴史的な事実としてというよりは、教育勅語そのものと離れて、そこの中にある、友人を大切にするなどの考えは現在の教育においても通用する内容もあるのではないかということを申し上げたわけであります。
○柴山国務大臣 一般論としてお答えをさせていただければ、給付型でない奨学金については、本来、本人がしっかりと、将来、その糧を得て返すのが当然のことであろうというように思っております。  ただ、当然のことながら、非常に経済的に恵まれない方々がいらっしゃるのも事実でありますので、そ...全文を見る
○柴山国務大臣 再三繰り返しになるとおり、既に支払われてしまったものは過払い金となるわけでもございませんので、それについて返還ということは難しいのかなというふうに思いますが、ただ、今累次にわたって議員から御指導いただいているとおり、分別の利益と責任に関する理解を十分に得た上で返還...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおりでありまして、意欲と能力のある者が経済的理由から進学を断念せざるを得ないという実態が今厳然として存在するということから、奨学金事業の充実をこれまで図ってきたところであります。  進学のための資金計画について助言を行うスカラシップアドバイザーの派遣な...全文を見る
○柴山国務大臣 今、牧議員が御紹介をいただいたとおり、家庭の経済状況にかかわらず、意欲さえあれば大学等に進学できる社会へと変革するため、真に支援が必要な所得の低い世帯の子供たちに限ってではありますけれども、授業料の減免措置と給付型奨学金の大幅拡充を行うというふうにさせていただいて...全文を見る
○柴山国務大臣 私が、所信挨拶において、人づくり革命とあわせて生産性革命ということを紹介させていただきました。文部科学省が担う教育再生や科学技術イノベーション、スポーツ、文化の振興は、今、私が申し上げた人づくり革命、生産性革命において中核を担うものであるというように認識をしており...全文を見る
○柴山国務大臣 まず冒頭、吉良議員の大変真摯な質疑に対する思いをお伝えいただき、感謝を申し上げたいと思います。  その上で、今の御質問についてなんですけれども、確かに、通告と若干違う御質問かと思います。  入管法の今回の改正案は、移民じゃないということに何でこだわるかというこ...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、今後の長期的な社会あるいは国際情勢の推移を見れば、おっしゃるように、途上国においても少子化に転じていくということは予想がされるところでありまして、今回、我が国が外国人材の受入れをある程度ふやしていったとしても、それがいつまでも続くという環境ではない...全文を見る
○柴山国務大臣 外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策を今法務省を中心に関係府省庁で行われておりますけれども、それは、まさしく、今吉良議員が御指摘のとおり、受け入れた以上は当該外国人材としっかりと共生をしていくということが極めて重要だという理解に基づくものでありまして、七月に...全文を見る
○柴山国務大臣 しっかりと検討させていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 先ほど来、移民、移民という言葉、ワーディングが出ております。  日本と多文化共生を国是としているようなアメリカとでは、そもそも国の成り立ちが違いますので、アメリカの国情について、日本がストレートにそれを反映するということは、私は適切ではない。特に、サステーナビリ...全文を見る
○柴山国務大臣 今、中川議員から御指摘のとおり、我が国においては、外国人児童生徒の保護者に対して就学義務を課しているわけではありません。公立の義務教育諸学校へ就学を希望する場合には、国際人権規約等も踏まえ、その子を日本人児童生徒と同様に無償で受け入れるということをさせていただいて...全文を見る
○柴山国務大臣 生活者としての外国人に対する日本語教育に関する目標に関しては、ことし、平成三十年三月に閣議決定した文化芸術推進基本計画における進捗状況を把握するための指標として、在留外国人数に占める日本語教育実施機関、施設等における日本語学習者数の割合を掲げているところであります...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、今御指摘になられたコスト、トータルコストですけれども、文部科学省としては、外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策の検討の方向性に基づき、外国人材の受入れ拡大を見据えた日本語教育と子供の教育環境整備、それぞれのための平成三十一年度予算として、七億円の増額と...全文を見る
○柴山国務大臣 文化庁の国語課だと承知をしております。
○柴山国務大臣 まずは、亡くなられたお二方に対して、私からも心より哀悼の意を表したいと思います。  本来、最も安全であるべき学校施設の被害によってとうとい人命が失われた、また、学校管理下においてこのような痛ましい事故が起きたということは、極めて重く受けとめております。  文部...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘の報告書において、具体的にブロック塀等について、維持管理の徹底について言及をしたものが乏しかったという指摘がなされていることは承知をしております。  学校施設の計画設計上の留意事項を示した学校施設整備指針において、ブロック塀等の囲い、囲障について十分な耐用...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、今回、緊急に対応する必要があることから、集中的、円滑な工事実施に向けた準備が極めて重要であるというように考えております。  私ども文部科学省においては、経済産業省とも連携をさせていただきまして、各都道府県に対して、域内のエアコン設置工事の需要量を...全文を見る
○柴山国務大臣 公立小中学校等は、児童生徒の学習の場でもあるとともに、その学習環境の安全性を確保することが重要だという観点から、まずは、児童生徒が最も長時間を過ごす普通教室への設置が最優先と考えております。  その上で、普通教室以外へのエアコン設置は、補正予算の執行状況を勘案し...全文を見る
○柴山国務大臣 大学入学者選抜については、公正かつ妥当な方法により行うことが求められているところであり、性別により一律に差別的に取扱いを行うという今回の事案は大変遺憾であり、大学の信頼を失う重大な問題だと考えております。
○柴山国務大臣 女性の差別を合理的理由なく行うということは許されない、特に現在の社会通念上は許されないと考えております。
○柴山国務大臣 しっかりと対応してまいります。
○柴山国務大臣 医学的に、幼児期の子供は体温調節機能がまだ十分には発達していないことに加え、みずからの健康状態を把握して訴えることが、御指摘のとおり難しい場合もあるとされております。  このため、文部科学省としては、幼稚園を含む学校現場で熱中症の予防や熱中症を発症した場合の対応...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  個別具体的な入学者選抜の方法については、各大学の入学者受入れ方針、アドミッションポリシーに基づく各大学の判断に委ねられており、各大学の自主性についても十分配慮されるべきであると考えております。  一方で、先月十三日に公表した中間まとめ...全文を見る
○柴山国務大臣 済みません。  私、何か、先月十三日と言ったかもしれません。先月二十三日に公表した中間まとめでございます。訂正させていただきます。
○柴山国務大臣 一連の天下り問題、また今般の幹部職員の逮捕、起訴事案、こういった事柄によって文部科学省に対する国民の信頼を根幹から損なう事態に立ち入っているということは、私も大変遺憾であります。  先日公表された文部科学省幹部職員の事案等に関する調査・検証チームの中間まとめにお...全文を見る
○柴山国務大臣 お答えいたします。  夜間中学には、義務教育を修了しないまま学齢期を経過してしまった方、あるいは不登校などさまざまな事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業された方、そして今注目をされている外国籍の方などの義務教育を受ける機会を実質的に保障するためのさ...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘いただいたとおり、具体的に夜間中学へのニーズは本当に多様であり、かつ潜在的に存在をしているところであると考えられますので、設置を検討する自治体におけるニーズの掘り起こしやその把握を支援するとともに、夜間中学の設置充実に向けた手引の作成や、夜間中学を周知する...全文を見る
○柴山国務大臣 省庁の垣根を越えてしっかりと対応させていただきたいと思います。
11月15日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) これまでの江島理事の御経歴に敬意を表するとともに、是非いろいろと御指導いただきたいと思います。  今般の幹部職員の逮捕、起訴事案によって、文部科学省に対する国民の信頼が根底から損なわれる事態に立ち至ったこと、私も本当に遺憾であります。  先日公表され...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私は埼玉県民でありますけれども、今般、本庶佑先生がノーベル生理学・医学賞を受賞されたことは、一国民として我が国の高い研究水準と基礎科学力を改めて世界に示すものとして大変誇らしく、また喜ばしく思っております。  他方で、今理事御指摘のとおり、近年我が国は...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先日の壮行会への御出席、本当にありがとうございました。  今御指摘のあったとおり、南極地域観測は大変長い歴史を持っておりまして、我が国の戦後復興のさなか、一九五七年から一九五八年に計画された国際地球観測年への参加を機に開始をされたところであります。今日...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、立地の面で、昭和基地は観測拠点が少ない東南極に位置しておりまして、その地理的優位性とともに、我が国の精度の高い観測技術により、多くの成果を上げているところであります。  我が国が他国に比べて特に優れている点といたしましては、南極の中でも、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられたように、南極はまさしく氷の集中地域、地球の冷却装置であるというように考えております。  先ほど、通常の観測船では到達できないところに「しらせ」が行くんだよというお話をさせていただきましたけれども、それも、この地域が通常の海水域ではなく...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) スポーツ界において様々な不祥事事案が相次ぎ社会問題化しているという現状は、大変憂慮すべき事態であると受け止めております。  文部科学省としては、これまでスポーツ団体のガバナンス強化の観点から、スポーツ団体などが注意すべき事項などを示したガイドラインに係...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ソサエティー五・〇や人生百年時代が訪れる中で、こうした変化の激しい予測困難な社会においては、他者と協働し、人間ならではの感性や創造性を発揮しつつ、自ら問いを立ててその解決を目指し、新しい価値を創造する力、こうしたものを育成することが一層重要になってくると...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、公立小中学校等は児童生徒の学習の場でありまして、その学習環境の安全性を確保することは極めて重要であります。  今般の補正予算においては、児童生徒の日々の学習に際して、熱中症を予防し、安全を確保する観点からエアコン設置に取り組むとしているために、ま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 新たな高等教育費の負担軽減策については、低所得世帯層の進学を支援し、所得の増加を図り格差の固定化を解消することが少子化対策になるという観点から、支援対象を低所得世帯に限定することといたしておりますけれども、まず、その決定に関しては、子供の数を踏まえて算定...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省では、学校図書館に関する行政上の参考とするため、今御紹介をいただいた学校図書館の現状に関する調査を実施しておりまして、平成二十八年度の調査までは隔年ごとに調査を行ってまいりました。ただ、今後の調査につきましては、学校現場の負担軽減を図るため、お...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、新妻議員からお示しをいただいたとおり、第五期科学技術基本計画において、博士課程在籍者の二割程度、生活費相当額程度を受給できることを目指すという第三期及び第四期基本計画が掲げた目標についての早期達成に努めるというふうにされているにもかかわらず、平成二十...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 国立大学法人の施設は、将来を担う人材の育成の場であるとともに、地方創生やイノベーション創出の重要な基盤であります。今お話があったとおり、これらの施設は昭和四十年代から五十年代に整備が行われてきたものが多くて、これまで耐震対策を最優先で整備をしてきたところ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 就任の挨拶をさせていただいた際、今年は明治元年から百五十年となり、明治以降の我が国の歩みを振り返り、これからの未来を切り開く契機の年となる節目の年だということから、このような年に就任した文部科学大臣として、その節目を、さらに、節目をまたがる来るべき新しい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 教育勅語につきましては、もう申し上げるまでもなく、日本国憲法及び教育基本法の制定をもって法制上の効力は喪失をしております。国会でも排除する決議を行っております。  私の発言の趣旨につきましては、あくまで、教育勅語そのものとは離れて、今御紹介をいただいた...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられたように、戦前の教育については、明治以降、日本を近代化するという役割を果たしつつも、戦争を遂行するために国家というものを余りに重視し過ぎて個人の権利その他が抑圧されたとの反省に立って改正前の教育基本法も制定されたというふうに理解をしており...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、その前提として、神本議員が先ほど御指摘になられたとおり、日本語指導が必要な生徒については、お示しいただいた資料にもありますとおり、高校進学率も低いですし、また中退率も高いと、高校の中退率も高いということは本当に重要な問題だと思っております。  ま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、海外に行った日本人との比較についての御指摘をいただきました。  ただ、先ほども少し紹介をさせていただきましたけれども、まず人的保証の場合は、家族滞在の扶養者である滞在者が日本国内に長く滞在することが必ずしも見通せない、ここが大きく違うところでありま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 済みません、今、総務省の方から地方公共団体に対する条例参考例を検討しているという御答弁いただいたんですが、文部科学省といたしましては、現段階ではこの条例参考例の内容を必ずしも十分把握をしているわけではございませんので確たることは申し上げられないんですけれ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ガイドラインの規範としての通用力、強制力については、当然のことながら、今御指摘のような問題点があると考えます。しかし、神本議員と問題意識は実は全く同じでありまして、働き方改革を進めるために例えば教職員定数の改善などが必要であるというように考えておりますし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の給特法については、議員御案内のとおり、現在、中央教育審議会において、時間外勤務抑制に向けた制度的措置の在り方の観点から熱心に御議論をいただいております。  委員の中からはどういう意見が出ているかということなんですけれども、給特法の改正について、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 正確かつ実態に即した検討をしていきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 教育再生について、今死にかけているというようなお話もいただきましたけれども、どちらかというと、技術の進展に応じた教育の革新、そして新時代に向けた様々な要するに個性の発揮というような、死にかけたものを再生するというよりは前向きに向かってより大きく飛躍してい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられたとおり、教育再生実行会議は平成二十五年の一月以来十次にわたる提言を取りまとめて、特にキックオフの段階で集中的に議論をし、安倍内閣の最重要課題の一つである教育再生を牽引する役割を果たしてまいりました。  八月三日に開催した第四十三回目の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 非常にこちら側の言いたいことについても配慮をしていただいた御発言なのかなというふうに思いますが、御指摘のとおり、これまでの経緯ですとかあるいはそれが持つやはり性格、こういうことを考えると、到底現在の主権在民という理念を取っている日本国憲法下でそれをそのま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと先ほどの御質問の中でも少し申し上げたところではあるんですけれども、戦前の教育においては、明治以降、日本を近代化するという役割を果たす一方で、戦争を遂行するために国家というものを余りに重視し過ぎて、もちろん主権概念の意味も違っておりましたし、個人の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 道徳教育に関して特に御質問だったと思うんですけれども、子供たちに、先ほど少し申し上げたように、規範意識とか公共の精神、豊かな人間性を育む上で極めて重要でありまして、教育基本法においても教育の目標として道徳心を培うことを規定しております。  一方、これま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 学習指導要領の意義なんですけれども、当然、学習あるいは指導の指針となっております。今回の学習指導要領につきましても、グローバル化、また技術革新などが急速に進むなど、予測困難な時代においても、子供たちが自信を持って自分の人生を切り開き、より良い社会をつくり...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 失礼いたしました。  学習指導要領は、冒頭申し上げたとおり、学習あるいは指導に当たって従うべき方針ということであります。ですので、あっ、失礼いたしました。学習指導要領とは、全国的に一定の教育水準を確保するとともに、実質的な教育の機会均等を保障するため、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 例えば、学校施設を様々な地域の活動に開放していくですとか、あるいは総合的な学習の中で外部の様々な有識者なり講師をお招きするとか、あるいは生徒さんに例えば介護の現場において体験をしていただくだとか、御指摘になった幾つかについては既に現場で様々な取組がなされ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全くおっしゃるとおりだと思います。特に、人工知能、ビッグデータ、IoTなど、技術が高度化するソサエティー五・〇の社会を迎えるに当たっては、先ほども質問出ておりましたけれども、大変変化がスピードを持って進んでいるというふうに承知をしております。そのような中...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今の議員の御指摘も踏まえて、なるべく前倒しで進められるように財務当局ともしっかりと折衝していきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) よく言われることですけれども、日本は、大学に入るのは難しいけれども、その大学で何をやってきたかということは余り問われないというような指摘もあります。  文部科学省では、現在、知識や技能、思考力や判断力、表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘になられたとおり、このシングルマザーがリカレント教育の必要性あるいはその効果的な展開を検討するのに大変大きな柱になる分野であるというように考えております。  文部科学省においては、そういう観点から、女性が子育て等をしながら大学などにおけるリカレン...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ただいまの吉良議員との質疑の中で、教員勤務実態調査において、教師の長時間勤務、これがしっかりと如実に表れているということが明らかになっております。質の高い学校教育を維持発展させるためには、教師の業務負担の軽減を図ることは、御指摘のとおり、極めて重要かつ喫...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおりです。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど、何か一つでも様々な文科省として学校を対象として行う調査の廃止や頻度、時期、項目の見直しを行ってきたのかということなんですけれども、例えば、今年の四月には、各団体などが主催する児童生徒を対象としたコンクールやイベントなどについて、文部科学省への後援...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) それぞれの施策については、背景をしっかりと検討してキックオフをさせていただいたものばかりでありますが、現在の状況の検証等も含めてしっかりとまた確認をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 多様な働き方を可能にするという意味で、現在、中央教育審議会においては議論がなされております。  現行法では公立学校の教師に導入することができない、今御指摘になった一年単位の変形労働時間制を各教育委員会などの判断で導入できるような制度改正について検討がさ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、中教審でも指摘があったとおり、仮に導入するに当たっては、まず業務の役割分担、適正化、学校の指導、事務体制の効果的な強化充実などを図ることによって、年間の勤務時間の縮減を徹底するということが必要です。また、長期休業中の研修や部活...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど私が申し上げたように、長期休業期間中の今御指摘をいただいた行政研修あるいは部活動の大会等の在り方、実施時期、こういったものを大幅に見直す必要があり、そのために果たすべき文部科学省の役割は大きいというように今指摘をされておりますので、引き続きその方向...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) リカレント教育の更なる推進のためには、様々な教育機関において実施されている取組の周知を広く行うことが重要でありまして、現在、各大学などによって個別に広報が実施をされているところですけれども、文部科学省では、リカレント教育の講座情報ですとかあるいは支援制度...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  抜本的な取組の強化が必要だと思っております。リカレント教育によって新たなステージで求められる能力、スキルを身に付ける機会の提供の確保、取組の更なる推進のためには、関係省庁との一層の連携が重要です。  今年の六月に取りまとめら...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お示しをいただいた公立高校の定員割れについては、少子化などの様々な要因も寄与していると考えます。  今後、ますます複雑化、高度化する経済社会の中で、九九%の生徒が進学する高校におきましては、一人一人の能力を最大限伸ばしていくことが我が国社会全体にとって...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、全員で結束をして取り組んでいくということだと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 被害者に発達障害があるかどうかにかかわらず、児童生徒の性暴力被害の実態に関しては、個人のプライバシーの問題もありますことから、文部科学省としてこうした全国的な調査は行っておりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 他省庁においてそれぞれの調査が行われているということは承知をしておりますけれども、文部科学省といたしましては、児童生徒について性暴力をどのように行ったかという実態に関して、やはり児童生徒のプライバシーの問題もあるために全国的な調査を行っておりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 現状においては先ほど紹介をさせていただいたとおりなんですけれども、年少期における性暴力はなかなか、今御指摘になられたとおり、表に出てこないということ、それから、その後の発達段階、発達過程においてPTSDなど非常に深刻な心の傷をもたらすということに鑑み、極...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 事の重要性に鑑み、しっかりと迅速に検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 学校においては、障害の有無にかかわらず、児童生徒に対する虐待を防止するべきであると、そのように考えます。  障害のない児童生徒に対する通報義務がない中で、障害のある児童生徒を保護対象とするべきかどうか、また、では、障害のない児童生徒についてはどのように...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 専門職大学は、昨年の通常国会で成立させていただきました学校教育法の一部を改正する法律に基づいて制度化されたものでございまして、近年、産業構造の急速な転換が進んで、高度で実践的かつ創造的な職業教育の充実が喫緊の課題となっていることから、これまでの大学、短大...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、実態として申し上げますと、実は今御紹介をいただいた名簿なんですけれども、専門職大学の審査を行うこの大学設置分科会には今読み上げられた肩書ですと大学の関係者しかいらっしゃらないということなんですけれども、専門学校の設置も行っている学校法人の理事長もい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 専門職大学の設置基準については、一般の大学の設置基準の水準を基本としつつ、先ほど申し上げたように、加えて高度な実践力や豊かな創造力を持つ専門職業人を育成するという特性を踏まえて独自の基準も設けたという特質がございます。したがって、先ほど松沢議員が御指摘に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、おっしゃるとおり、サテライトキャンパスという取組がございます。ただ、二校地で教育研究を行う場合においては、それぞれの校地ごとに教育研究に支障のないような必要な施設及び設備を備えるものとすることを設置基準で規定をしております。  それから、体育館と...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 非常にタイトなスケジュールであったことについては申し訳なく思っております。ただ、これについては、平成二十九年五月に成立した学校教育法の一部を改正する法律の条文で、平成三十一年四月一日からこの専門職大学制度を施行するということで明記がされております。こうし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これはダブルトラックでやらせていただきたいと思っております。日本語教育の資格に関する文化審議会国語分科会において、平成三十一年度中をめどに結論をいただきたいと思っております。
11月16日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○柴山国務大臣 引き続き、神山議員には御指導をよろしくお願い申し上げます。  技術革新が一層進展し、社会や生活を大きく変えていくソサエティー五・〇の到来など、予測困難な変化の激しい社会において、他者と協働し、人間ならではの感性や創造性を発揮しつつ、みずから問いを立ててその解決を...全文を見る
○柴山国務大臣 先日、私も本庶特別教授の表敬を受けましたが、私も日本人として大変誇らしく思っているところでございます。  今神山議員からお話がございましたとおり、本庶特別教授の御指摘のとおり、基礎研究は、社会のイノベーションの源泉となるシーズを生み出すとともに、新たな知的、文化...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、小惑星探査機「はやぶさ2」は、九月二十日から二十二日にかけて、小惑星リュウグウへ探査ロボット、ミネルバ21を投下し、世界初となる探査活動に成功するとともに、十月三日には、ドイツとフランスが製作したマスコットという着陸機を投下して、小惑星...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいた放射光施設なんですけれども、物質の詳細な構造の解析あるいは機能の理解に重要な役割を果たしておりまして、諸外国でも、欧米や中国などが各国競って整備を進めております。  我が国の代表的な施設であるSPring8は、主に物質の内部の構造の解析に適し...全文を見る
○柴山国務大臣 あの記者会見のときの経緯をごらんいただくと、私から教育勅語について発言をしたのではなくて、記者の方から教育勅語についての政府見解について感想を求められたのに応じてお答えをした、まずそれを冒頭指摘をさせていただきたいと思います。  その上で、教育勅語についてなんで...全文を見る
○柴山国務大臣 道徳教育は、私は、教育の中において極めて重要な意味を持っているというように思います。  今般、学習指導要領に基づいて行われることになりました特別の教科道徳においては、例えば善悪の判断ですとか規則の尊重などについて考え、議論をするということによって子供たちの道徳性...全文を見る
○柴山国務大臣 全く議員と同じ考えでございます。社会全体でしっかりと導いていく必要があると考えます。
○柴山国務大臣 安倍内閣においては、人づくりを始めとした諸課題の解決に向けて、真摯に取り組んでいるところであります。  安倍内閣の取り組む姿が子供たちにどのように伝わっているかはわかりかねますけれども、今御指摘になられたことは大変重く受けとめるべきことだと思っておりまして、私と...全文を見る
○柴山国務大臣 いじめはどの時代でも、またどの子供でも、どの学校でも起こり得るものだと思っておりまして、大事なのは、未然防止や早期発見に努め、エスカレートを防ぐ、速やかな組織的対応につなげて解消を図っていくということだと思っております。  しかし、今は、学校内でいじめに係る情報...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、OECDと比べても非常に負担が大きいと言われる私どもの教職員の負担軽減、そのためには、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師が担っているという今の状況を抜本的に変えることが先決でありまして、学校や教師の業務の役割分担や適正化を着実に実行し...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘いただいたとおり、学校給食などの学校徴収金の徴収、管理業務については、教員の負担軽減の観点から、学校ではなくて、公会計の一環として地方公共団体が担っていくことが重要であると考えております。  ことし二月に、私ども文部科学省は、各教育委員会に対しまして学校に...全文を見る
○柴山国務大臣 夜間中学については、今、議員が御指摘のとおり……(発言する者あり)
○柴山国務大臣 失礼いたしました。  夜間中学に関しましては、今議員が御指摘のとおり、学びの場を実質的に提供するということで、極めて重要な取組であるというように考えております。  ことし六月に閣議決定された第三期教育振興基本計画において、全ての都道府県に少なくとも一つの夜間中...全文を見る
○柴山国務大臣 少子化の時代だからこそ、人生百年時代やソサエティー五・〇の実現に向けて、教育投資の充実にしっかりと努めていく覚悟でございます。
○柴山国務大臣 大学入学共通テストにつきましては、昨年策定した実施方針において、「現に民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用する。」ということとしておりますけれども、民間事業者などが実施する出版活動や営業活動自体が禁止されているものではありま...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、「現に民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用する。」という方針が決定する中で、民間事業者等が実施する出版活動や営業活動自体を禁止されるものではありません。
○柴山国務大臣 御懸念の内容についてはよくわかります。各参加試験については、不正、情報流出等の防止策を公表していること等の参加要件が確認をされておりますけれども……(発言する者あり)それだけでいいのかということなんですが、それだけでいいわけはありません。
○柴山国務大臣 答弁を最後まで聞いてください。  万一そのような漏えいが起きたような場合については、一定の手続を経た上で参加を取り消すなど、必要な手続をとることになります。
○柴山国務大臣 確かに、李下に冠を正さずという言葉もあることは承知をしております。  ただ、少なくとも現在の基準に基づきますと、民間事業者が実施する出版活動や営業活動ですから、それ自身が禁止をされるものではありません。ですので、今の御懸念を払拭するためには、そうした不正や情報流...全文を見る
○柴山国務大臣 そのこと自体は、入らないと思います。  参考になるかどうかわかりませんけれども、私、かつて司法試験を受けていたことがありまして、大学での定期試験の出題者の方が司法試験考査委員になられて、そこで問題を出されること自体は禁止を当然されておりまして、当該委員の方は試験...全文を見る
○柴山国務大臣 前回、中川議員から御質問があって、それに対して幾つかのデータをお示ししたかと思いますけれども、恐らく、外国人生徒の高校進学率四七%ということはお答えをしていないんだろうというように思います。  日本語教育が必要な中学生徒あるいは高校生徒、それぞれの人数をお示しし...全文を見る
○柴山国務大臣 今議員が御指摘のとおり、外国人の状況、本当に多様であります。  ですので、コスト分担にしても、それから教育体制においても、やはり現場でさまざまな方々と協力をして、それぞれに合った形で進めていくということが極めて重要だと思っておりまして、施策の趣旨ごとに、地域の実...全文を見る
○柴山国務大臣 議連の一メンバーとしてしっかりと、御指導をいただきながら取り組んでまいります。
○柴山国務大臣 大学入学者選抜については、公正妥当な方法により行われることが強く求められるところでありまして、今回の東京医大の事案は、先ほどちょっと、合理的な理由ということを触れたことに大変御立腹だったんですけれども、少なくとも今回の東京医大の事案は、合理的な理由なく、性別という...全文を見る
○柴山国務大臣 入試の公正確保と大学病院における医師の働き方改革は関係する問題ではありますけれども、現時点において、さまざまな女性医師の働き方を理由として入試において性別により一律に差別するような取扱いは、もう社会通念上認められるものではない。  私は、現在、先日の予算委員会で...全文を見る
○柴山国務大臣 文科省が実施したアンケートによって、学校に配置されている教員の数が、各自治体において学校に配置することとしている教員の数を満たしていないという意味では、平成二十九年度始業日時点において、対象となった自治体の教員の数が不足していたと言えると考えております。
○柴山国務大臣 教職員定数の改善については、昨年の三月に義務標準法を改正いたしまして、発達障害などの障害を持つ児童生徒への通級指導、また、今大変問題となっている外国人児童生徒に対する日本語指導教育などのための加配定数について、対象となる児童生徒数に応じて算定される基礎定数の方に振...全文を見る
○柴山国務大臣 十一月七日に成立した補正予算においては、現在の公立幼稚園についても、エアコン設置率が御紹介をいただいたとおり七割程度である中で、残りの三割程度の部屋全体に設置できるように所要の額を計上させていただいております。  まずは、緊急的な熱中症への対応として今回の補正予...全文を見る
○柴山国務大臣 根本大臣に対して、君のためであるなどという言葉は到底使えないわけなんですけれども、ただ、今おっしゃったとおり、日本のため、未来を担う次世代のために大変重要なことだと思っております。  まず、厚労省が保育園のエアコン設置状況について調査を行うに当たって、調査方法や...全文を見る
○柴山国務大臣 公立学校の教職員の人事異動についてでございます。  全県的な教育水準の維持や、定期的、広域的な異動による教員個々人の資質能力の向上の観点を踏まえて、任命権者である都道府県教育委員会等において定められた方針に基づいて行われているところであります。  他方、今吉川...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の再編によって、例えば、当該総合教育政策局の調査企画課の新設によって、総合的かつ客観的根拠に基づく政策立案、いわゆるEBPMを行う体制がより強化されます。また、教育人材政策課も、新設によって、初等中等教育局と高等教育局に分かれていた教員の養成、免許、研修に関す...全文を見る
○柴山国務大臣 思いは同じ方向を向いていると思うんです。  人生百年時代、ソサエティー五・〇の到来に向けて、結局、一人一人の可能性とチャンスの最大化を図るために、学校教育と社会教育を一気通貫で、総合的、横断的な教育政策を推進し、今御紹介をいただいた教育基本法の第三条の生涯学習の...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  所信挨拶でも申し上げたとおり、読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていくためにも欠くことができないものでございます。  ということで、今般の組織再編に伴い、今御指摘...全文を見る
○柴山国務大臣 極めて有益な御示唆でございますので、しっかりと進めていきたいと考えております。
○柴山国務大臣 このたび政府から提出いたしました原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の原子力損害賠償制度は、昭和三十六年に原子力損害の賠償に関する法律が制定されて以降、諸情勢の変化や株式会社ジェー...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○柴山国務大臣 発災直後は野党でありましたけれども、私は、自民党の青年局の一員として、他の福島の議員の、当時は必ずしも現職ではない方々もいらっしゃいましたけれども、さまざまな形で復興への支援に携わってまいりました。また、私自身、実は父親が福島県の生まれ育ちでありまして、この復興に...全文を見る
○柴山国務大臣 原子力損害賠償制度については、御指摘のとおり、平成二十三年の原子力損害賠償支援機構法の成立時に、国会より、原賠法の改正等必要な措置を講ずるものとして、附則及び附帯決議において検討が求められました。  これを踏まえた政府の主な対応として、まず、東電福島原発事故の賠...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘の国の責任に関しましては、原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会の報告書において、「原子力事業者が万全の被害者の救済や迅速かつ適切な賠償を最後まで行うよう、国は、引き続き責任を持って原子力損害賠償制度を適切に運用していくことが重要である。」とされておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 国の産業育成、発展のために国としてもバックアップをしてきたということは事実でございます。
○柴山国務大臣 国の原子力基本計画に基づいて進めさせてきていただきました。
○柴山国務大臣 そう考えていただいて結構です。
○柴山国務大臣 原賠法第三条第一項ただし書きにおいて、損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたものであるときは、当該損害を与えた原子力事業者は免責されるとしておりますが、この免責事由は、立法過程において、ほとんど発生しないような超不可抗力、人類の予想していないような...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘があった関東大震災の三倍を超えるものという免責事由に関する過去の答弁は、かなり以前の、昭和三十五年当時の答弁であるかと思いますが、何を基準に比較したのか明確ではなく、一つの説明の例にすぎないと承知をしております。  先ほど説明させていただいたとおり、免責...全文を見る
○柴山国務大臣 大変お待たせして失礼をいたしました。  今御指摘の、免責の範囲を変更すべきかという点についてでございます。  原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会の報告書においては、被害者の保護という法目的に照らして、免責事由は、いわゆる我々が法学上利用している不可抗力とい...全文を見る
○柴山国務大臣 今、現行法の「損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたものであるとき」の意味は、立法過程の段階から、ほとんど発生しないような超不可抗力、人類の予想していないような大きなもの、全く想像を絶するような事態であると説明をされており、そういう意味では、十分明...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどマグニチュード九クラスということを申し上げましたけれども、過去において、世界の巨大地震、例えばあのチリ地震、一九六〇年では、マグニチュード九・五クラスのものもございました。  ということで、過去の巨大地震に比べればそういった超不可抗力といったものには当たら...全文を見る
○柴山国務大臣 少なくとも、全く想像を絶するような事態ではなかったということは言えると思います。
○柴山国務大臣 今の責任のあり方についてでありますけれども、さまざまな可能性は指摘をされてきたところでありますけれども、少なくとも、事故事業者が破産等によって法的に整理された場合には、既に実施されている被害者への賠償、事故収束、廃炉の着実な実施、電力の安定供給などに支障が生じて国...全文を見る
○柴山国務大臣 原賠法第七条に規定する損害賠償措置につきましては、賠償措置額の国際水準及び原子力損害賠償責任保険に関する国内外の保険市場の引受能力を踏まえて、平成二十一年改正による一千二百億円に至るまで、それまで数次の引上げを御案内のとおり実施してきました。  しかし、今般の法...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の原子力・廃炉支援機構のスキームにせよ、それから今御指摘になった電力料金の負担にせよ、御指摘のとおり国民負担ということにはつながってくるのかなというふうに思います。ですので、事業者が負担したから国民負担が減るというふうにストレートにはつながらないのではないかな...全文を見る
○柴山国務大臣 実は、原子力損害賠償請求に係る訴訟に関して、被害者救済の観点からクラスアクションを導入するべきではないかという点については、原子力損害賠償制度専門部会において検討が行われました。  ただ、その結果、専門部会の報告書においては、クラスアクションの導入は、我が国の司...全文を見る
○柴山国務大臣 具体的には、専門部会の報告書の中に以下のような記述がございます。「原子力損害賠償請求に係る訴訟に関して、例えば、アメリカのクラス・アクションに対応する仕組みの導入についての指摘があるが、我が国の司法制度全般の在り方とも密接に関係する事項であり、また、他の団体訴訟制...全文を見る
○柴山国務大臣 原賠制度の所管は文部科学省でございますので、当省においてまた検討させていただければと思っております。
○柴山国務大臣 ADRセンターの和解仲裁案に、今御紹介をいただいた片面的受諾義務を導入することは、原子力損害賠償制度専門部会においても検討がなされました。  しかし、拘束力のある手続を利用することを望まない紛争当事者が和解仲介手続の利用をちゅうちょし、紛争解決の迅速性及び簡易性...全文を見る
○柴山国務大臣 貴重な御指摘でございますので、そういったことがうまく読み取れるような規定ぶりについて、省令でしっかりと検討させていただきたいというふうに思います。
○柴山国務大臣 原賠法は、「被害者の保護を図り、及び原子力事業の健全な発達に資すること」が目的とされておりまして、この原賠制度の目的について、原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会において議論、検討が行われました。  その結果、報告書においては、「原子力事業者が適切な賠償を行い...全文を見る
○柴山国務大臣 極めて重要な御指摘だと思います。  具体策として、文部科学省では、大学や高等専門学校等において、福島第一原発の廃炉に資する基礎的、基盤的研究や、学生などを対象とした講義、研修等の実施、原子力関連教育のカリキュラムや講座の高度化、国際化などを通じ、原子力分野の人材...全文を見る
○柴山国務大臣 今御説明があったとおり、東京電力福島第一原発事故の経験、そして真摯な反省、教訓を肝に銘じて、安全性の確保に取り組まなければいけないと文部科学省としては考えております。  原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、この規制委員会によって...全文を見る
○柴山国務大臣 専門部会では、平成二十七年五月以降、二十一回の会合を開催し、検討が行われたと伺っております。  その論点についてでありますけれども、被害者に対してどのように迅速に適切な賠償を行うか、賠償制度における官民の適切な役割分担をどうするかといった観点から、原子力事業者の...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど滝波政務官からも御答弁をいただいたように、原発の安全性の確保を全力を尽くして追求していく。ただ、それであっても、どんなに安全性を追求していっても一〇〇%ということは残念ながら実現をいたしません。ただ、本当に万々々が一のことがあった場合に、その賠償のための資金...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のような紛争の長期化などの問題点については承知をしているところでございます。  ただ一方で、高い割合での合意実績を上げるなど、重要な役割を果たしているということも事実でございまして、専門部会の報告書においては、現行の規定を維持することが妥当であるというよう...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の法改正は、原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会における検討を踏まえ、御指摘の東電福島原発事故における対応のうち、一般的に実施することが妥当なものについて所要の措置を講じるものです。  具体的には三点ございまして、一点目としては、東電福島原発事故において、...全文を見る
○柴山国務大臣 紛争審査会の示す中間指針においては、一律に賠償すべき損害の範囲を示すとともに、個別具体的な事情に応じて事故との相当因果関係が認められれば賠償の対象であるということが明記をされております。  それを受けて、東京電力においては、中間指針を踏まえて、賠償実務の円滑化の...全文を見る
○柴山国務大臣 原子力発電事業の特殊性ということについては、今の御指摘の側面がございます。  ただ、そうであっても、賠償のための資金の確保、これはしっかりと行わなければいけないということでございまして、原賠法に規定する千二百億円の損害賠償措置と原子力損害賠償・廃炉等支援機構法に...全文を見る
○柴山国務大臣 巨額の損害賠償を余儀なくされる可能性のある原子力事故でございます。ですので、まず何よりも賠償資力を確保する枠組みをつくるということが極めて重要でありまして、その観点から、原賠法第十六条に規定する国の措置を具体化した原子力損害賠償・廃炉等支援機構が制定されて、一千二...全文を見る
○柴山国務大臣 済みません。ちょっと答弁に手間取って、大変失礼をいたしました。  今、議員が御指摘になられたように、原賠制度に関する幾つかの課題については専門部会において今後の検討が求められておりまして、例えば今御指摘のあった原子力事業者の責任の範囲ですとか、あるいはステークホ...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省では、英語力を向上させるためには大学入学者選抜においていわゆる英語四技能の評価を行うことが重要であると考えておりまして、既に大学入学者選抜において使用されている民間の英語資格検定試験の成績を、二〇二〇年度から大学入試センターが提供することとしております。...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃっていることは極めて理屈が通っていると思います。  今の御指摘もいただきまして、そういう公正性の確保ということをどうするかということを、大学、高等学校関係者や各試験団体を構成員とする意見交換の場を年内に設置させていただきます。そして、その中で、各試験団体...全文を見る
○柴山国務大臣 福島の事故の前と後で最も大きく変わったのは何かというと、やはり私は原発の安全神話というものが大きく瓦解したということだと思いますし、それがゆえに、実際、大きな損害が発生してしまった場合に、被害者の保護を確実に行う、原子力事業者が適切な賠償を行うということがより一層...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、法的なことを一つ言わせていただきますと、今回御指摘いただいた法律の文言修正について、ADRセンターの和解仲介案にいわゆる特段の不合理な事情がない限り従う義務があるという片面的受諾義務を導入することについては、現に、原子力損害賠償制度専門部会においても検討がな...全文を見る
○柴山国務大臣 いかなる基準をつくるかということについては、原子力規制委員会の方でしっかりと検討してくださるというように思います。
11月26日第197回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今お尋ねのとおり、株式会社立の日本語教育機関が職業紹介事業や労働者派遣事業の許可を受けているかどうか、これは厚労省の所管であるというふうに承知をしております。  留学生の在籍管理の徹底を求める通知については、私ども文部科学省は、学校教育法で定められる大...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 授業で用いる教材、学用品、あるいは体育用品などの児童生徒の携行品の重さや量の配慮については、身体の健やかな発達の観点から重要だと考えております。  御指摘のとおり、そのため、文部科学省は今年の九月六日に教育委員会等宛ての事務連絡を発出いたしまして、例え...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおりだと思います。  自閉症や情緒障害のある生徒さんを含めて、障害のある生徒が高等学校において障害の状況などに応じた適切な指導や必要な支援を受けられるようにしていくことが極めて重要だと考えておりまして、学校個別の指導計画や個別の教育支援計画...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御紹介をいただいたとおり、内閣官房と総務省、文部科学省が連携をいたしまして、地方大学等への進学、地元企業への就職、また都市部の大学等から地方企業への就職を促進するために、平成二十七年に地域産業の担い手となる学生の奨学金返還支援のための基金の造成などの仕...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の経緯については承知をしております。  ただ、今、中根副大臣に御質問されたとおり、法人運営の在り方については、現時点におきまして、公益法人制度を所管する内閣府において対応をされるということでございます。  一般論として申し上げれば、それぞれの設...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、義本局長の方から答弁をさせていただきましたとおり、今回あくまでも、我々が高校三年生の四月から十二月までの二回までの試験結果について各大学に送付するというのは、大学入試センターの枠組み、大学入学共通テストの枠組みでございます。  したがって、例えば、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今お示しをいただいた国家公務員採用総合職試験については、平成二十七年度からこの第二次試験、すなわち人物試験において民間の英語試験結果を活用すると、加算方式として活用するということとしておりますけれども、これはあくまでも一つの材料ということで、高校教育に直...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 東京大会の聖火台についてなんですが、平成二十七年七月の白紙撤回に至るまでの段階では、聖火台を含めて大会のために必要な追加工事、オーバーレイ工事でありますけれども、組織委員会が検討し、実施するという方針でありました。その後、新整備計画の策定に向けた再検討を...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組ということでございます。  実を言いますと、私、先週末、安倍総理とIOCのバッハ会長の福島県営あづま球場の視察に、櫻田大臣あるいは渡辺復興大臣とともに伺わせていただきました。視察後の懇談では、復興五輪にお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 一つの考え方として傾聴に値するかと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 前回の質疑において、私から、必要性を私の下で今省内で慎重に、ただし迅速に検討させていただきたいと答弁をさせていただきました。これを踏まえて、私から事務方に検討を開始するように指示をさせていただいたところでございます。まだその段階でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど御指摘があったとおり、厚生労働省には事務方を通じてお話をさせていただいております。  前回もお話をさせていただいたとおり、性暴力の被害実態という非常にプライバシー性の高い事案であることから、やはり、もちろん政府を挙げての取組でありますけれども、慎...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 正確に申し上げますと、本件については、当省の事務方に対して対応を指示し、厚生労働省の担当部局との間で障害者虐待防止法の通報義務の対象についての考え方を確認し、先日その報告を受けたというまだその段階でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 初めて伺った事案でございます。  業務改善を進める基礎として、各学校において教職員の勤務時間を適正に管理することとしたわけでございます。帰宅していないにもかかわらず帰宅したとしてタイムカードを打刻するような実態と合わない記録を残すことは、明らかに不適切...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の事例につきましては、個別具体の状況や経緯ですとか背景を承知しておりませんので、ちょっと軽々なコメントはできないと思いますが、当然のことながら、どのような職場であれ、またどのような目的であれ、緊急避難的な場合を除いて有形力の行使などは全く許されない...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、ほかのことを全くやらないで時短だけを強要するということは実効性がないということはおっしゃるとおりでありまして、その結果、我々としては、例えば、負担軽減のために、前回も申し上げましたけれども、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 適正な働き方改革を進めていくように周知をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) まずは、学校や教師の業務の役割分担や適正化を着実に実行して教師の負担軽減を図るということが重要であります。教師でなければできない業務以外の多くの仕事を、業務を担っている現状を抜本的に変えることが重要でありまして、事務職員は、学校徴収金の徴収、管理や調査、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 現在、全国三万校あるわけですね、公立小中学校。そこには、おおむね各学校に今おっしゃったように一名、都合三万人の事務職員が配置をされておりまして、学校における事務処理や学校経営の参画に当たっているわけです。  他方、チームとしての学校の機能強化の観点から...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) だから、まず、人数を全く増やさないと言っているわけではありませんので、今申し上げたように、創意工夫をしているところに加配をするということを通じて、またそういったうまくいっているところもいっていないところもあるというのであれば、うまくいっているところのやは...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この留学生三十万人計画、まず、この目標人数については、ドイツやフランスといった非英語圏の先進国における計画策定当時である二〇〇八年頃の留学生受入れ状況を参考にして、学生数全体の一〇%程度の留学生を獲得するべきだという方針の下に設定されたと承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 実は今の御質問は、おっしゃるとおり、SNSでも非常に話題が沸騰しておりまして、注目をされている論点であります。  ただ、私立大学等経常費の補助金におきましては、留学生の人数だけで決めているわけではありません。各大学が海外からの教員の招聘、教員や学生の海...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほどの質問とセットで御質問いただいたこと、本当にありがとうございます。  まさに今おっしゃったとおりでございまして、優秀な留学生を受け入れていくことがこれからの日本の戦略的な課題になってくるということだと思います。この際、留学生が日本で学ぶという目的...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 取組を通じて、戦略的な外国人留学生の確保を推進していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 単純保証人に対して奨学金の返還未済額の総額を御指摘のとおり請求をしております、日本学生支援機構がですね。  その場合に、保証人の側から分別の利益を申し出るか、又は保証人が機構に返還した額について返還者の本人あるいは連帯保証人、他のですね、に対して求償権...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、分別の利益というのは請求を受けた側が抗弁として主張されるという性質のものでございます。  ということでございますので、機構との間で返還計画が合意されて返還中の保証人、これは要するに保証人が分別の利益の申出があった事例ということだ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になったとおり、日本学生支援機構の立場は、分別の利益を保証人の方が自ら申し出るか、あるいは保証人が機構に返還した額についてその求償権を行使するかということを保証人の判断に委ねさせるということから、機構からはこれまでは分別の利益については個別に説明...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたように、日本学生支援機構に対して考え方を説明しろと言ったところ、支援機構側からは、今後、保証人の権利及び義務について、例えば、貸与の申込段階においては、奨学金案内の冊子、パンフレットへしっかりと記載してもらう、あるいは返還誓約書提出時にし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 前回も申し上げましたけれども、既に支払が済んでいる分については債務が消滅しておりまして、返還義務というものは発生をしないということになろうかと思います。そもそもは、やはり貸与型の奨学金というのは返還するのが筋でありますので、そこの部分についてはやはり本人...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 保証人自身が親族として非常に過大な請求に苦しんでいる実態があるということは議員御指摘のとおりですので、そこは、今おっしゃった例えば機関保証をもっと増やしていくと。現在でも四五%が既に機関保証に入れ替わっているということなんですけれども、これを、やはり今お...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  先ほど今井議員の方から、全国学力・学習状況調査についてもお触れをいただきましたけれども、これを円滑に実施するためにも、地方自治体において学校のICT環境整備を一層加速してもらう必要があるというように認識しておりますし、また、そ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今お話があったとおり、通常の小中高等学校と原則として同一の内容を聴覚障害特別支援学校においても指導するということが基本なんですけれども、児童生徒の保有する聴覚の状態などに応じまして、例えば口話、音声でのやり取りや、日本で用いられる手話などを用いるですとか...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この度、政府から提出いたしました原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の原子力損害賠償制度は、昭和三十六年に原子力損害の賠償に関する法律が制定されて以降、諸情勢の変化や...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○柴山国務大臣 ありがとうございます。  村井議員の熱意あふれる御主張のとおり、この幼児教育の無償化は、全ての子供に質の高い、非常に重要な幼児教育を受ける機会を実質的に保障する、それと、冒頭御指摘になった少子化対策にも貢献をするというものでございまして、人づくり革命を実現する上...全文を見る
○柴山国務大臣 いろいろと検討をさせていただいておりますが、総合的な学習の時間においては、今おっしゃったアクティブラーニング的な授業の仕方の工夫ということのみならず、つまり、実社会や実生活における課題ということについて意識をするということのみならず、教科などの枠を超えた横断的、総...全文を見る
○柴山国務大臣 現行制度において、教員免許状の教科は、原則として教育課程上の教科や学校種に対応して設定されているため、御提案のような免許状は今後の検討課題ということになろうかと思いますが、今、宮川議員がいろいろと御指摘をしてくださったように、教員養成課程において、そういった特別の...全文を見る
○柴山国務大臣 今、国会議員、御指摘の氏名の公表について検討させていただいているところでございまして、現時点においては、引き続き回答を差し控えさせていただきたいと考えます。
○柴山国務大臣 引き続き、関係各方面と調整をさせていただいているということでございます。
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  尾身議員には、ずっと継続的に日本の科学技術力の強化に向けて大変な御尽力をいただき、感謝しております。  今御指摘になられたような極めて憂慮すべき現状を一刻も早く打破し、我が国の研究力の向上を図るために、今、松尾局長からもいろいろ課題を...全文を見る
○柴山国務大臣 今、御紹介をいただいたとおり、先月開催をされましたSTSフォーラム年次総会に私も出席をさせていただき、本庶佑特別教授あるいは各国要人との会談も行わせていただきまして、科学技術の諸情勢、今、光と影というふうにおっしゃいましたけれども、そういった事柄について学ばせてい...全文を見る
○柴山国務大臣 一昨日も、尾身議員、あるいは渡海議員が決議の申入れにお越しになりまして、政府の研究開発投資について、対GDP比一%、総額約二十六兆円を目指して取り組むべきだという御指導をいただきました。  なかなか厳しい状況ではありますけれども、科学技術イノベーションは我が国が...全文を見る
○柴山国務大臣 中野議員が御指摘のとおり、リカレント教育と一口に言っても本当にさまざまなものが考えられますし、また実際に実施をされているのかなというように思います。  ことし六月に取りまとめられた人づくり革命基本構想に基づいて、私ども文部科学省といたしましては、やはり関係省庁と...全文を見る
○柴山国務大臣 まずは、このたびの万博の開催国に我が国が選ばれたことについて本当に心からうれしく思うとともに、オールジャパンで誘致に取り組んだ関係の皆様の御尽力に心から私からも感謝を申し上げたいと思います。  今後、文部科学省といたしましても、大阪万博のテーマである「いのち輝く...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省ではことし六月に、ソサエティー五・〇に向けた人材育成についての基本方針を取りまとめて、以下のような力が今後必要になってくるというようにお示しをさせていただいております。  まず、文章や情報を正確に読み解き、対話する力などの共通して求められる力を示した上...全文を見る
○柴山国務大臣 まさに、教育は人なりと言われるように、学校教育の成否は教師の資質能力にかかっていると考えます。すぐれた資質能力を備えた魅力ある教師が必要とされておりまして、多くの有為な学生にぜひ教職を志していただきたいと考えております。  そのためにも、今、鰐淵議員が御指摘にな...全文を見る
○柴山国務大臣 幾つかの問題が絡み合っているので、ちょっと丁寧に説明させていただきます。  大学入学共通テストの枠組みで実施する民間の英語資格検定試験については、試験内容、実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしていることを大学入試センターが確認したものを...全文を見る
○柴山国務大臣 今、初鹿議員のお話を伺って、私も小さいときのことを思い出しました。  ただ、本当に、御指摘のとおり、給食指導というのは、児童生徒の生活活動や健康状態なども踏まえつつ、食事の量、食べる速度、嗜好などについて個別に把握をし、強制的に食べさせるんじゃなくて、望ましい食...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおりです。  中教審の議論においては、一年単位の変形労働時間制について、学期と学期の間に長期休業が存在するという教師に固有の勤務の態様に沿うものであるですとか、あるいは長期休業中に確実に長時間の休日を確保できてリフレッシュにつながるといった意見、肯定的...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、御指摘の幼児教育の無償化に伴う便乗値上げなんですけれども、私立幼稚園の保育料は上昇傾向が続いております。ですので、過去のトレンドという形で統計をとっていくことは可能だと思っております。  一般論としては、そういった私立保育園の保育料の引上げがなされたとして...全文を見る
○柴山国務大臣 今の資料を見させていただければわかるとおり、子ども・子育て支援新制度以降の私立幼稚園の平均保育料が三十万八千四百円を超える都道府県は四カ所ありまして、一方で、全国の平均保育料は約二十七万八千円となっております。  二万五千七百円という金額については、同制度におけ...全文を見る
○柴山国務大臣 いかに経済的に厳しい御家庭を支援できるかという観点から、授業料負担の軽減を行いつつ、私立学校を選択しているという理由は一体どういうことなのかなということなどについての実態把握を目的とした五年間の実証事業として、資産についての問合せということをさせていただいておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘をいただいたとおり、試験の公平性、公正性が疑われるような事態が生じることのないよう、しっかりと環境を整備することが重要でありまして、大学、高等学校関係者や各試験団体を構成員とする意見交換の場において、民間試験の実施に関係する全ての立場の方の率直な御意見を伺う...全文を見る
○柴山国務大臣 ちょっと個別の方がいいかどうかということは……(川内委員「こういう先生」と呼ぶ)はい。おっしゃっていることはわかります。意見交換の場に御参加をいただく先生には、要は、お手盛りであってはいけないよということだと思うんですよ。  今、東大と名大についても御指摘をいた...全文を見る
○柴山国務大臣 今、永山局長からお話をさせていただいたとおり、いわゆる超勤四項目という、コアな項目に該当しない業務については時間外勤務を命じることはできません。しかしながら、正規の勤務時間を超えて超勤四項目以外の校務を行っている場合については、時間外勤務命令はないものの、学校教育...全文を見る
○柴山国務大臣 今、川内議員が御指摘になったとおり、形式的に勤務時間外であったとしても、労災においてそれはいかにも不合理だという形で既に、最高裁まで行って、元中学校教諭の原告が労災認定をかち取ったという事例もありまして、それはまさしく今、中教審で議論をさせていただいているところで...全文を見る
○柴山国務大臣 加計学園の獣医学部の新設については、国家戦略特区を所管する内閣府を中心に、段階的にそのプロセスが進められるとともに、大学設置・学校法人審議会において学問的、専門的な観点から審査が行われ、設置の認可に至ったというように認識をしております。  いろいろと報道されてい...全文を見る
○柴山国務大臣 海外駐在の御経験も長い吉良先生に大変示唆に富むお話を伺わせていただき、ありがとうございました。  まさしく、これからの教育について大変大きな課題ということで、まずは、これまでは全く海外に出て通用しない英語を教えてきたということを改めて、真のグローバルな人材を育て...全文を見る
○柴山国務大臣 ぱっと頭に浮かんだのは選挙のプロという言葉なんですが、ただ、それは政治家の資質ということではなくてデーリーワークのことだと思いますので、ちょっとそうではなくて、政治家というのは、民意をしっかりと吸収して、それに基づき国家マネジメントをするということだと思いますので...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  そういう意味では、民意の吸収の後、ちょっと私申し上げましたけれども、それについてやはりガバナンスをする、そしてしっかりプレゼンテーションしていくというプロセスが大事だと思っていて、そのガバナンスの過程において、今おっしゃるように、結局、...全文を見る
○柴山国務大臣 非常に大きな御質問かと思いますが、確かに、大きな課題と言われれば、最初に頭に出てくるのは少子高齢化社会における日本の活力ということだと思いますし、あと、さっきから言っているように、グローバル化が極めて進んでいると思いますので、その中でグローバル化社会にどう対応して...全文を見る
○柴山国務大臣 大変おもしろい御質問だと思います。一概には言えないんじゃないでしょうか。  というのは、五%というと、やはりどちらかというと微調整の範疇になってくるのかなというふうに思います。やはりいろいろな調整をして、優先順位づけを結構シビアにしていくというのが五%の予算削減...全文を見る
○柴山国務大臣 実を言いますと、子育てのために大胆な給付政策をとるべきだということは、これは私は一概に反対するものではありませんでした。  ただ、さっきも教育負担軽減に富裕層をどう扱うべきかという議論も出てきましたけれども、本当にお金持ちの人に、しかも代理受領でなく現金給付で巨...全文を見る
○柴山国務大臣 現場が抱える喫緊の課題というと、先ほども少し吉良議員からもお話が出たように、教師が今抱えている業務が余りにも過大である、それぞれの教師が自分の理想や信念に従った形での教育の展開、そして子供と向き合う時間をしっかりととることができないということが最大の、目先の大きな...全文を見る
○柴山国務大臣 何とお答えしたらいいかよくわからないんですけれども、ただ、今御指摘の問題意識については強く共感をしておりまして、私は、今このタイミングで文部科学大臣を拝命したことが非常に大きなやりがいでありチャンスだと思っているのは、私、これまで、ともすると、やはり行政改革という...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃったとおり、いわゆるコアな意味での教員ではなくても、免許状は持っていないけれどもすぐれた知識経験を有する社会人などを教員として迎え入れるということは、学校教育の多様化、新しいニーズへの対応ということに極めて重要だと思っております。  実は、新しい学習指...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃったように、個別の具体例を挙げることによって、もちろん地理もそうかもしれませんけれども、歴史においてもそうだと思います。さまざまな昔の例えばエピソードとかストーリーをわかっている方がそれを教育することによって、より深く、また単なる暗記にとどまらない、また...全文を見る
○柴山国務大臣 今、学習指導要領についてお触れになられましたけれども、新しい学習指導要領では、まさしく、子供たちが学習内容に興味を持ち、教科等を学ぶ意義を理解できるよう、主体的、対話的で深い学びの視点からの授業改善を進めるとともに、各教科などにおいて、みずから課題を設定、解決して...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、やはり教育の現場もかなり変わってきているのではないかと思っております。  単一の答えを覚えるのではなく、それこそ答えのない問題について論理的に結論を導くために、筋道立ててそれを考えていく、あるいはプレゼンテーションを行うといった事柄で...全文を見る
○柴山国務大臣 昨年十二月の新しい経済政策パッケージ及びことし六月の骨太の方針におきまして、家庭の経済事情にかかわらず、意欲さえあれば大学等に進学できる社会へと変革するため、真に支援が必要な所得の低い世帯の子供たちに限って、授業料の減免措置と給付型奨学金の大幅な拡充を行うこととさ...全文を見る
○柴山国務大臣 プロセス的に言えば、これは、昨年の衆議院の総選挙において、今私が紹介させていただいたような詳細な形ではありませんでしたけれども、いわゆる消費税の税率引上げ部分を、かなりの部分を充当して、幼児教育の無償化などを進めるということで国民の信を問うたわけであります。  ...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、奨学金事業については、返還を通じて学生の自立心や自己責任、さらには社会への貢献、還元の意識の涵養などの教育的効果も勘案し、貸与型を基本として、本人の意思で借りられる仕組みというふうなものとなっておりまして、卒業後の所得に連動して返還月額が決定される...全文を見る
○柴山国務大臣 極めて非常に示唆に富む視座だと思います。  おっしゃるとおり、リカレント教育のインセンティブとして、やはり、常に学び直しができ、所得の向上をしていくことが重要ですねと。要は、自助の力を高めていこうとするそのインセンティブを発揮させるということが重要でありまして、...全文を見る
○柴山国務大臣 大変貴重な御意見だとは思いますが、今後また勉強させていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 文部科学省としては、国立大学の教育研究力の向上の観点から、一定の評価に基づく再配分を行うことは重要だと考えております。  二〇一六年度からの第三期中期目標期間の開始時点から、各大学の機能強化の方向性に応じた取組を支援するために、毎年度、各大学の評価指標、KPIに...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、渡し切りの運営費交付金でございますけれども、その意味は、人件費とか物件費とかいう費目を分けることなく措置されるという意味であります。  今おっしゃられた三つの重点支援の枠組みに係る機能強化経費についても、各大学がみずから定めたKPIに基づいて運...全文を見る
○柴山国務大臣 国立大学協会の声明については、承知をしております。  ただ、これも二つに分かれておりまして、要するに、多額の税金によって支えられている国立大学協会としては、厳格な評価とそれに基づく資源配分が重要であることは十分認識しているということも前段でおっしゃっておりまして...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、評価と安定性のバランスということを申し上げたと思います。文部科学省としては、国立大学の教育研究力の向上の観点から、一定の評価に基づく再配分を行うこと自体は重要だと考えておりますけれども、評価に基づいて配分する額を運営費交付金の一〇%程度にまで拡大すべきかど...全文を見る
○柴山国務大臣 安定性をしっかりと守って頑張ってほしいという視点で、議論を見守りたいと思います。
○柴山国務大臣 御懸念は十分受けとめさせていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 全力で頑張ります。
○柴山国務大臣 文部科学省といたしましては、大学が今後実施する教育改革が着実に実行されるとともに、今お話があったように、世界で活躍する人材が輩出されることをぜひ後押ししていきたいというように思っております。  その一方で、授業料の改定によって、意欲と能力のある学生の進学機会が失...全文を見る
○柴山国務大臣 浪人生については、御存じのとおり、入試差別の問題がいろいろと議論になりました。  ただ一方、現行の給付型奨学金では、御指摘のとおり、高等学校卒業程度認定試験の合格者については合格後二年以内、既卒者については、過去に大学等へ入学したことのある者を除き、高校等の卒業...全文を見る
○柴山国務大臣 政府としては、経済財政運営と改革の基本方針二〇一八などにおいて、広く国民が利用している三歳から五歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化する等の方針を閣議決定しているところであります。  今御指摘になられた朝鮮学校やインターナショナルス...全文を見る
○柴山国務大臣 国が定める公立小中学校の学級編制の標準は、小学校第一学年、すなわち一年生が三十五人、小学校第二学年から中学校第三学年は四十人となっております。  この国の標準のもとで、各教育委員会や学校において、国の加配教員等も活用しつつ、それぞれの地域や子供たちの状況を踏まえ...全文を見る
○柴山国務大臣 教職員定数の改善については、昨年三月に義務標準法を改正して、発達障害児などへの通級指導、また外国人児童生徒に対する日本語指導教育等のための加配定数について、対象となる児童生徒数等に応じて算定される基礎定数の方に入れさせていただきました。この基礎定数化を二〇一七年度...全文を見る
○柴山国務大臣 子供たちがこれからの時代を生き抜く力を育成し、社会総がかりで質の高い教育の実現を図る上で、保護者ですとか地域住民が学校運営に参画する仕組みであるコミュニティースクール、大変重要だと考えております。  平成二十九年三月には、その導入を努力義務とするなどの制度改正が...全文を見る
○柴山国務大臣 自治体に対して、もちろん丁寧な説明を行うとともに、導入の少なかった地域や学校種も含めて導入が加速されることが重要だと思っております。  具体的には、まず、学校運営協議会の運営に必要な経費として、平成三十年度から講じられている地方財政措置、非常勤公務員の委員の方へ...全文を見る
○柴山国務大臣 ちょっと今手元に具体的な数字を持ち合わせておりませんけれども、先ほど申し上げたように、全ての公立学校がコミュニティースクールとなることを力強く全力で支援させていただきたいと考えております。
○柴山国務大臣 先ほども少し紹介をさせていただきましたけれども、学校運営協議会の委員、特に非常勤の公務員としての位置づけの委員の方に必要な経費として平成三十年度から講じられている地方財政措置、これは、やはり謝金としてしっかりとお金をつけて、そういう方々を拡大していくということが重...全文を見る
○柴山国務大臣 問題の所在は恐らく共有されていると思うんですね。  だから、要は、営利企業などで言う時間外勤務の実態と学校教育における勤務のあり方というのが必ずしも一致していない中で、だけれども、公務災害についてしっかりとした手当てをしなければいけないということと、あとは、そう...全文を見る
○柴山国務大臣 大学院の現在の高等教育における意味合い、重要性はよく承知をしておりますけれども、あくまでも法的な概念として考えた場合に、教育基本法の大学には大学院が含まれているため、独立した条文が規定されていないということであります。  ただ、学校制度の基本を定めた学校教育法に...全文を見る
○柴山国務大臣 就職活動の就活ではなく、いわゆる人生の終末期を迎えるに当たっての終活ですね、終わりの活動については、確立した定義があるわけではありません。ただ、高齢者が今後の人生を見据えてよりよい自分らしい生き方を考えるような活動も、生涯学習という意味では、今御指摘になった基本計...全文を見る
11月30日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○柴山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
○柴山国務大臣 国立大学法人及び国立研究開発法人において、株式の取得、保有について、今お話があったとおり抑制的に取り扱われているのは、株式の保有が、他の企業の経営権を有することにつながり業務の膨張を招くことになることが主な理由として挙げられております。
12月04日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 原子力損害賠償制度については、平成二十三年の原子力損害賠償支援機構法の成立時に、国会において、原賠法の改正等必要な措置を講ずるものとして附則及び附帯決議において検討が求められたところです。これを受けて、原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会において長期に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 賠償のための資金の確保に関しては、原賠法に規定する千二百億円の損害賠償措置、今触れていただきましたけれども、それと併せて、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法に基づく相互扶助スキームから成る現行制度によって必要な資金が確保できるように既に措置を講じているとこ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど私が申し上げたとおり、今、新妻議員からも御指摘があったとおり、様々な状況の変化が想定をされますので、適用期限の十年を待つのではなくて、必要に応じて状況の変化を踏まえた検討を迅速に行っていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今般の法改正におきましては、文部科学大臣が関係行政機関の長に対して必要な協力を求めることができるという旨の規定を新たに設けることとしております。  今御指摘にあった平時における具体的な協力の例といたしましては、仮払い資金の貸付制度に関係いたしまして、金...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 相談、情報提供につきましては、まさしく専門部会の報告書において言及がございます。  被害者にとっては、賠償に関する予見可能性を高めるのみならず安心感の醸成にもつながる、また、現行の原賠・廃炉機構による相談、情報提供の実施は同機構が資金援助を行った場合に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、ちょっと細かいことを申し上げるようで恐縮なんですけれども、抜本的な見直しを始めとする必要な措置を講ずるというように書かれております。それで、その法律の制定を受けて、平成二十七年一月に原子力損害賠償制度の見直しに関する副大臣等会議が内閣府原子力委員会...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど紹介をさせていただいた原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会において、御指摘の目的についても検討が行われました。その結果、原子力事業の健全な発達の文言に関しましては、同専門部会の報告書において、原子力事業者が適切な賠償を行い、被害者の保護を確実に行...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 関連事業者の原子力損害賠償のリスクを原子力事業者に集中させて当該事業者の意に反する求償を、つまり関連事業者に対する逆求償ですね、これを制限するという原賠法第四条及び第五条の規定は、これはまさしく原子力事業の健全な発達という目的から導き出されるものでもある...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、今、杉尾議員が御指摘になられたことも含めて専門家でずっと長期にわたって検討して、このような目的規定については現時点で変更すべきでないという結論が出たものと承知をしております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今お話があった原子力損害賠償紛争解決センターは、原子力事故により被害を受けた方の原子力事業者に対する損害賠償請求について、円滑、迅速かつ公正に紛争を解決することを目的として設置された公的な紛争解決機関であると承知をしております。  具体的には、中立かつ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 拘束力のある手続を利用することを望まない紛争当事者もいらっしゃるわけです。そういった方々が和解仲介手続の利用をちゅうちょして、かえって紛争解決の迅速性及び簡易性が損なわれて被害者の早期救済の妨げとなるのではないかという懸念があります。また、原子力事業者サ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるように、他国との単純な比較ということはできないのかもしれません。  これまでは、今、佐伯局長からお話があったとおり、国際水準を勘案しつつ、民間の責任保険に係る国内外の保険市場の引受能力の範囲内でできる限り高額を定めてきたところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会において、約三年半、二十一回にわたって被害者への迅速、適切な賠償の在り方、官民の適切な役割分担といった観点を中心に、専門的な立場から慎重かつ丁寧な議論が行われてきました。    〔委員長退席、理事石井浩郎君着席〕 ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく損害賠償実施方針について、その実効性、例えば第三者を入れた委員会を国が設置して方針の内容をチェックするなどの工夫が必要だという御意見は、ある程度理解はできます。  損害賠償実施方針については、原子力事業者にその作成及び公表を義務付けることによっ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 紛争審査会の委員の顔ぶれについては、原子力損害賠償紛争審査会の組織等に関する政令の規定に基づいて、人格が高潔であって、法律、医療又は原子力工学その他の原子力関連技術に関する学識経験を有する者のうちから文部科学大臣が任命することとなっておりまして、政令の規...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、大前提として、古い型式の原発についてお触れになっていますけれども、そもそも、再稼働に当たっては、原子力規制委員会の定める日本が最先端となる規制基準を満たさなければいけないということをまず御理解をいただきたいのと、あと、書面による契約による求償権につ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 明らかに不適切な内容の方針を事業者が作成、公表した場合には、制度趣旨に反する、法律の求める内容となっていないということを当該事業者に伝えるなど、作成される方針が本制度の趣旨にかなったものとなるよう、文部科学省としてしっかりと対応していきたいというように思...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 原子力損害賠償実施方針の作成に当たって、原子力事業者があらかじめ様々な方々の意見を聞くということは、迅速かつ適切な賠償の実施という制度趣旨にかなうと、おっしゃるとおり、考えられます。  ただ、方針の作成が義務付けられている原子力事業者が保有する施設は原...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 紛争審査会では直ちに中間指針の見直しを検討する状況にはないということが確認をされておりますけれども、引き続き、同紛争審査会における審議ですとか、あるいは被災地の現地視察などによって賠償状況や被災地における実態の把握を通じて、東京電力における賠償の状況をし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、専門性を有する有識者の集まった紛争審査会でしっかりと議論していただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、高木議員からお話があったとおり、約八割に当たる一万八千件の和解が成立をしているわけですね。この和解が成立した案件については、様々な法律関係についてしっかりとした説明をした上で、両当事者納得をしていただき、合意に至っていると考えております。  また、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 紛争審査会の示す中間指針等は、類型化が可能で一律に賠償すべき損害の範囲や項目の目安を示すものでありまして、御指摘のあったように、更に個別的、具体的な事情に応じて中間指針などで示された以外の損害や賠償額が認められることがあり得るということを基本的な考えとす...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 中間指針等については、様々な事情を基に、しっかりと紛争審査会でその見直し等も検討しているところでございます。  おおむね年二回開催されている同審査会の場において賠償状況の把握を行っておりますし、おおむね年一回今実施している福島県内の被災市町村への現地視...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 当然のことながら、附帯決議は最高機関である国会の意思の表れとして重く受け止めさせていただきます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 当然のことながら、過去の法案における附帯決議をしっかりと重く受け止めた上で法案を提出させていただいております。
○国務大臣(柴山昌彦君) はい。  メーカー等の責任については、もう御案内のとおり、原子力事業者に対する責任集中の原則から、製造物責任法の規定は適用しないということでこれを排除することとしております。  現時点においては、原子力損害賠償制度専門部会の報告書において、こうした現...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文科省としてしっかりと検討していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) そうした議論があることは承知をしております。  ただ、発災事業者が破産等によって法的整理を受けた場合には、既に実施をされている被害者への賠償、事故収束、廃炉の着実な実施、電力の安定供給等に支障が生じ、国民生活、国民経済に重大な支障を生じさせるおそれがあ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 現状においては、先ほど村瀬部長からお話があるとおり、限定的にではありますけれども、ステークホルダーが責任を負うような仕組みができています。その上で、今後の大きな仕組みとして、まさしく株主、金融機関等の利害関係者、ステークホルダーに公平な負担を求めるために...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
12月06日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 問題意識は非常によく理解できるところです。  我々、国立大学の基盤的経費である運営費交付金について、来年度、二〇一九年度概算要求においては、対前年度三百十六億円増の一兆千二百八十六円を計上させていただいているところです。是非、応援をよろしくお願いしたい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、東京医科大学の事案についてお話をいただきましたが、文部科学省では今年八月から医学部入試に関する緊急調査を実施しているわけなんですが、その過程において、複数の大学において不適切である可能性の高い事案が判明をしており、このこと自体本当に、今議員が御指摘を...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 速やかに最終まとめを公表させていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 近年、文化財修理の現場においては、修理に必要な和紙、はけなどの材料や用具について、まず製作技術者の高齢化、そして後継者の確保が困難、また和紙の原料となるコウゾなどの伝統材料の生産量の激減、こういった課題が生じております。  このため、文部科学省では、和...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 災害対応に係る第二次補正予算については、十一月二十日の総理大臣の指示を踏まえて、現在、被害状況の調査を進めるとともに、緊急に必要な防災・減災、国土強靱化対策を検討しているところであります。  文部科学省といたしましては、この第二次補正予算に向けて必要な...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この浜通り地域の復興に向けて、知の拠点である大学などが果たす役割がやはり非常に重要だと考えております。この浜通り地域においては、高等教育機関が少ないんですね。ですので、全国の大学等の先進的な知見を集積するための取組を推進していくということが重要だと考えて...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大学における研究は、新たな知を創出、蓄積し、持続的なイノベーションによる社会経済の発展の源泉となることから、その振興が極めて重要であるというように考えます。  そして、その基盤を支えるのが国立大学の運営費交付金であるということで、法人化したときの平成十...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、スポーツの中でゴルフのみにゴルフ場利用税が課されている、そして、国家公務員倫理規程において、同様にゴルフのみ、たとえ割り勘であっても利害関係者とともに行うことが禁止されているという現状については、今総務省から、人事院からも御説明がありまし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大野議員が指摘してくださったとおり、学校教育において食育に取り組み、食料や食生活に関して国、地域の自然、文化、また産業等についての理解を深め、良き消費者を育てていくということが重要だと考えております。このため、給食の時間やあるいは各教科など学校教育活動全...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、斎藤議員から趣旨について確認をしていただいたとおり、給特法の仕組みは、目の前の子供たちの状況に応じて専門性を活用して臨機応変に対応するという教育公務員の特殊性に適合した仕組みであります。  一方で、この仕組みによって、所定の勤務時間外に行われるいわ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 本日の働き方改革特別部会で議論された答申素案においては、地方公務員のうち教師については、地方公共団体の判断により、一年単位の変形労働時間制を適用することができるよう法制度上措置すべきであるとの提言をいただいているんですけれども、今御指摘になられたとおり、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさにおっしゃるとおりだと思います。  今まさしく斎藤議員が御指摘になられたとおり、元々中教審においては、四月、五月が忙しい教師という仕事の魅力を高める勤務時間制度の在り方を議論する中で、かつて、御記憶だと思いますけれども、完全学校週五日制ですね、週五...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そもそも産休・育休制度は、申し上げるまでもなく、教師が子供の養育に専念するため一定期間休業することを可能として、教師のライフステージに沿った働き方を実現することを目的としております。  この制度においては、産休、育休を取得した教師がその休業が終了した後...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく今議員が御指摘いただいているように、人材が払底していて確保が困難な状況にあるという中で、各教育委員会の判断として、例年よりも産休や育休を取得する教職員数が多いような場合は名簿登載者数をあらかじめ増やすといったような対応、それから、先ほど申し上げた...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 不就学の外国人児童生徒の実態については、教育機会の確保の観点から、住民票を管理する自治体が把握をしていくという、そういうことが重要だと認識しております。  このため、文部科学省としては、それぞれの自治体に対して、住民基本台帳の情報に基づいて公立義務教育...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、今、我々の基本的な仕組みとしては、住民票を管理する自治体が把握をするためにいろいろなサポートをすると、そういうことでございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、いや、自治体任せじゃないかというような御指摘もいただいたんですけれども、そもそも外国籍の子供の就学状況については、各自治体によって外国人の集住状況が異なるなど、画一的な調査で把握をすることが非常に困難であるということを留意する必要があります。  ま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、今の現実の実態については先ほど私が申し上げたとおりなんですけれども、今後、入口の在留管理、それから国会でも、今国会、大変議論をされているとおり、その勤務と当該外国人のひも付けをどのように徹底的に行うかということも含めて、基本的な外国人の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今いろいろと議論をちょうどさせていただいているところであります。  政府としては、経済財政運営と改革の基本方針二〇一八等において、広く国民が利用している三歳から五歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化するなどの方針を閣議決定...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、その論点についても各省庁で検討しております。直接は内閣府あるいは厚労省の方で今検討の作業が進められていると思いますが、当然その検討にあっては、一定の案について我々政府で共有をされるものだと思っております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 私は、逆に、十分議論が煮詰まっていない間にミスリードをしてしまうということも極めて無責任だなというように思っております。別に我々、情報を隠すつもりでいるわけでは当然ありませんで、少なくとも一つ一つ、決まったことについては対外的にしかるべく発表していくとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 放課後等デイサービスは自治体が事業者の申請を受けて指定をしているところなんですけれども、これについて文部科学省では把握をしておりません。  今後、この放課後等デイサービスをどのように学校とひも付けるか、連携させるかということについてはいろいろと検討させ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 理想というか一般論として、教育費トータルの負担軽減については重要な課題であるというふうに認識をしております。  ただ、その後も、今の答弁の中で、だけれども、財政的には一度には到底できませんというような答弁もありますし、また、日本国憲法第二十六条二項にお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、義務教育に係る費用の負担の軽減については、これは重要なことであるということは理解をしておりますし、今時点でそのことについては意識を変えているわけではありませんけれども、今言ったような解釈、あるいは現実に即して優先順位を付けて諸...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そのように理解されるところだと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 保護者が負担する学校給食費については、家庭の経済事情が厳しい児童生徒に対しては生活保護による教育扶助や就学援助によって支援が実施をされております。  学校給食費の無償化につきましては、先ほど局長が答弁をしたとおり、学校の設置者と保護者との協力によって学...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 一つの極めて重要な考えであろうかというように思います。  仮に完全給食を実施している公立小中学校の年間の学校給食費の平均額に在籍児童生徒数を単純に乗じて試算をすると、無償化には年間約四千四百五十一億円の経費が必要とされることになってしまいます。こういう...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 初等中等教育段階から英語によるコミュニケーション能力を育成するということが、これからやはり重要になってくるというように思います。ただ、その中で、英語嫌いをつくらないようにするということが必要じゃないかなと思うんです。  これまで小学校においては、第五学...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、山本議員が資料五の数字をお示しいただいて、私も今ちょっと拝見をさせていただいたんですけれども、確かに特別支援学校のところは必要面積よりも保有面積の方が少ないという非常に過酷な状況になっております。ただ、その隣を見ると、小中までは保有面積の方が大きいん...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) よく現場の声等も受け止めたいとは思いますけれども、いずれにいたしましても、設置基準という形を取ればよいのか、今言ったように様々な現場の工夫というものが必要なのかということについて知恵を絞っていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、松沢議員がお話をされたとおり、全ての医学部医学科を設けている大学を対象として現在拡大して訪問調査、またその際に生じた疑問点等についての事実関係の確認を行っておりまして、今まさしく大詰めの段階にあります。  ということもありまして、現時点、今この時点...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、現時点において訪問調査など、あるいは様々な応答、今最終的に詰めの作業を行っているところでありまして、現時点においては発表できる段階ではないというように思います。  あと、今、松沢議員が御指摘をいただいた順天堂大学の事案につい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 習慣としては行っておりませんけれども、当然やったことはあります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 物事のプロセスの順番としては、やっぱり今、松沢議員もおっしゃったとおり、党税調の中でのしっかりとした検討に基づいて総務省としっかりと制度設計していきたいと考えております。