柴山昌彦

しばやままさひこ

小選挙区(埼玉県第八区)選出
自由民主党
当選回数7回

柴山昌彦の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第198回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 室井議員より、高校生等奨学給付金制度の代理受領についてお尋ねがありました。  文部科学省としては、高校生等奨学給付金を授業料以外の教育費に確実に充当するため、学校の代理受領を推進することは有効な取組と認識をしております。  このため、これまでも事業の...全文を見る
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○柴山国務大臣 国内における日本語教育の充実についてお答えをいたします。  生活に必要な日本語教育の充実に関しては、外国人に学習機会が行き渡ることを目指した全国各地の取組、具体的には、県や政令市の日本語教室、こういったものへの支援、あるいは日本語教室の空白地帯、こういったところ...全文を見る
○柴山国務大臣 これまで累次にわたるお取組、感謝を申し上げます。  今御紹介をいただいたとおり、昨年十一月七日に成立した平成三十年度第一次補正予算におきましては、御党の西田実仁議員を始めとして、たくさんの方々に、熱中症対策として公立小中学校等へのエアコン整備のため所要額を計上す...全文を見る
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柴山国務大臣 今、階議員がおっしゃったように、大規模科学技術開発が地方創生に役立つということは、私どもも認識を共有させていただいております。  ただ、昨年十二月に受領した日本学術会議の所見においては、政府におけるILC、国際リニアコライダーの日本誘致の意思表明に関する判断は慎...全文を見る
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 丁寧にお答えしようとして接近し過ぎて、大変失礼をいたしました。  残念ながら、文系学生においては、今委員が御指摘になった確率や統計についての体系的な学習が必ずしも課されていないということで、欧米に比べるとその部分は大変貧弱だというように承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今全体ということでお尋ねになられましたので、私としては、義務教育課程においては当然のことながらまだプログラミング等の教育というものがなされていないということは事実なんですけれども、確率や統計ということが恐らくこの統計部門においては直結をする教育であろうか...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員、恐らく問題意識は共通だと思いますが、今の統計、あるいは今後求められてくる、大量のデータから目的に合ったデータを捉えそれを処理するというような能力は、私ども、喫緊にしっかりと育成をしていかなければいけないというように考えております。  このため、統...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど委員から御指摘があった家族滞在という在留資格の方についてなぜ学生支援機構の奨学金制度の対象とならないかというのは、家族滞在であると長期にわたり滞在することが必ずしも見通せないため、貸付けの返済が確保できないということであろうかというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  今いただいた御提言、また御紹介をいただいた一月二十五日に中教審からいただいた答申も踏まえまして、去る一月二十九日に、私を本部長とする学校における働き方改革推進本部の第一回を開催して、私からメッセージを公表させていただきました。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) たくさんの貴重な御提言をいただきまして、ありがとうございます。  まず、返還困難者に対するセーフティーネットとしての利率の在り方なんですけれども、例えば、今御指摘があったように、利率を固定した方式と利率変動方式を過去に遡ってそれを選択することができない...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今委員から御指摘のとおり、今回の幼児教育、保育の無償化は、まず、法律の基準を満たした幼稚園、保育所、認定こども園に通う子供たちを対象とするとともに、待機児童対策の観点から、認可外保育施設などに通う子供のうち、いわゆる保育の必要性のある子...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  基礎研究は、今委員御指摘のとおり、社会のイノベーションの源泉となるシーズを生み出すとともに、新たな知的、文化的価値を創造することによって未来を切り開くという意味で大変重要です。  しかしながら、現在、日本においては、引用される論文数が...全文を見る
○柴山国務大臣 御党から御提案をいただきました私立高校の授業料の実質無償化につきましては、今御紹介をいただいたとおり、総理の施政方針演説において、来年四月から実現をするということが示されましたけれども、では、対象となる学年はということでございますが、御指摘の点も踏まえて、安定的な...全文を見る
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○柴山国務大臣 お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、今回の事案について、野田市での実態のみならず、沖縄における状況確認の必要性は、二月八日の国民民主党政務調査会第三部会において御指摘をいただき、文部科学省として、沖縄の状況をしっかりと確認したいと考え、現在、沖縄県の教育...全文を見る
○柴山国務大臣 お答えをいたします。  私ども文部科学省といたしましては、今委員からお話があった、全国の公立小中学校、教育委員会等において、今回のような虐待が疑われるケースにおいて、お話があったとおり、二月八日に関係閣僚会議がございましたので、私どもとして考えていたのは、その関...全文を見る
○柴山国務大臣 共通の、厚生労働省との詰めがあったわけではありませんけれども、先ほど申し上げたとおり、緊急対策会議が二月八日で、そこで私ども一カ月以内ということを決めたわけでございますので、我々としては、そこから一カ月を目標として作業するべく、全力でそれに必要な作業等を今進めてい...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○柴山国務大臣 端的に申し上げます。  今後、文部科学省が行う緊急点検の詳細は、今、厚労省とも詰めているんですけれども、その際には、長期欠席など、今回の事案で明らかになった課題を踏まえて、わかりやすい通知を予定しております。すぐに発出を予定しております。
○柴山国務大臣 厳密には、現場の実態を聞いてみないとわかりません。ただ、一説には、万単位の人がいるかもしれないということは聞いておりますけれども、どういう内容で通知をするかということは、今申し上げたように、明確な基準を設けて、厚労省と大至急、今、最後の詰めを行っているところですけ...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、関係閣僚会議が開催されたのが二月の八日です。ですので、そこから一カ月を目標に、しっかりと集計ができるよう、今、厚労省と詰めをして、通知発出の準備をしているということでございます。
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○柴山国務大臣 私からも、力強いエールを感謝申し上げます。  外国人の子供に対しては、きめ細かく指導、支援できる体制の整備充実、そして、教師、支援員などの資質、能力の向上、こういったことが大変重要でありまして、もちろん、お金をたくさん配るということも大切なんですけれども、実際に...全文を見る
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○柴山国務大臣 スクールソーシャルワーカーでございますけれども、平成三十一年度予算案におきまして、全ての中学校区、全国で一万カ所ありますけれども、こちらの方に配置の拡充を図ることとしております。  また、今御指摘のありました処遇改善等につきましては、正規の職員として採用された場...全文を見る
○柴山国務大臣 とにかく、今回の文部科学省の点検、緊急点検ということで、しっかりと対応をさせていただいているというふうに思います。  類似の事案が発生したときの責任ということについての御質問でございました。まずは、二度とこのような悲劇が起こらないように、しっかりと取組を進め、全...全文を見る
○柴山国務大臣 今委員が御指摘になられたリスクファクターにつきましては、学校が就学時の健康診断実施の際に活用することなどによって、虐待を受けたと思われる児童生徒の把握に資するように、虐待リスクのチェックリストとして、昨年の目黒事案の後、既に作成をし、お示しをさせていただいておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘のとおり、里親に委託されている子供への配慮ということにつきましては、養育者や本人の意向、生徒指導上の配慮などを踏まえて、各学校で適切に判断されるべきものと考えます。  例えば、子供と里親が違う名字である場合に、学校生活上でのさまざまな場面において配慮す...全文を見る
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○柴山国務大臣 お答えいたします。  御指摘の原子力損害賠償紛争解決センターにおける和解仲介手続において、平成三十年末までの累計で、手続が終了した計二万三千二百十七件のうち、東京電力が和解案を受諾拒否したことにより打切りとなった件数は百二十一件と承知しております。
○柴山国務大臣 今、経産大臣から答弁があった十一件のうち、判決が出ているものも中にはありますけれども、いずれにしても、最終的に確定をしているという形での決着がされているものはないと伺っております。
○柴山国務大臣 先ほど経産大臣からもあったとおり、今回、御指摘のあるセンターについては、当事者の合意による紛争解決を図る機関でありまして、仲介手続が打切りとなった後の被害者の状況を全てフォローアップするということは行っておりませんけれども、ただ、御指摘のとおり、和解仲介手続が不幸...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど答えさせていただいたとおり、書面で既に東京電力みずからが定めた「三つの誓い」を遵守するよう要請を行っておりますけれども、引き続き、被害に遭われた方々に寄り添う形で、しっかりと指針を遵守するように、私どもとしても働きかけを強めていきたいと考えております。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○柴山国務大臣 おはようございます。  平成三十一年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成三十一年度予算の編成に当たっては、教育再生、科学技術イノベーション、スポーツ、文化関連施策を推進するため、文部科学省関係予算の確保に努めてきたところであ...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  もちろん、財源上の手当てということが課題になっているということではございますけれども、まさしく御党より御提案をいただきました年収五百九十万円未満世帯を対象とした私立高等学校授業料の実質無償化について、対象となる学校は、今お話をいただきま...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  総理が先日答弁をさせていただいたとおり、北海道庁が実施しているアイヌの方々の子弟に対する修学資金の貸付けにつきましては、まず、アイヌであることの確認に当たって、北海道アイヌ協会理事長などの推薦書の提出を求めているところ、同協会におきまし...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、認定につきましては、先ほどお話をさせていただいたとおり、客観的な資料をもとにして確認をするということであります。  それであれば通常の奨学金でいいじゃないかということなんですけれども、通常の奨学金、現在、確かにこれまで実績等ございます。教育振興事業費補助金...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  ダウンロード違法化について対象範囲を拡大することにつきまして、インターネットによる情報収集や二次創作活動の萎縮を懸念する御意見を始めとして、多くの不安の声が上がっている。私の耳にも当然届いております。  こうした不安に対処するためには...全文を見る
○柴山国務大臣 御案内のとおり、私は、自民党の日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会の事務局長として、こうした歴史問題についても関係者の方々にいろいろとヒアリングをするなど、進めてきたことは、これは事実であります。  ただ、私は今この場に文部科学大臣として立たせていただいて...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘のとおり、我が国の将来を担う子供たちが自国の領土について我が国が正当に主張している立場を正しく理解することは、主権国家における公教育において当然のことであると考えます。  御指摘の竹島については、平成二十九年三月及び平成三十年三月に新しく公示した小中高...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど紹介をさせていただいたように、主権者教育において正確な領土に対する知識を普及をさせるということは極めて重要だし、当然のことだと思っております。  近隣諸国条項につきましては、昭和五十七年の宮沢官房長官談話を受けて検定基準に追加をされたものなんですけれども、...全文を見る
○柴山国務大臣 当該プリントの記述内容の全体や授業での取扱いなどの状況につきましては具体的に把握していないので、個別案件についてコメントを差し控えたいと思いますけれども、一般的に、各学校で使用するプリントなどの教材については、校長の責任のもとで有益適切なものを活用することになって...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど答弁をさせていただいたとおり、プリントなどの教材については、道徳科で使用されるものも含めて、法律に基づき、有益適切なものに限り、校長や先ほど申し上げたような設置者の判断で使用できるという、学校教育法の三十四条で、「有益適切なものは、これを使用することができる...全文を見る
○柴山国務大臣 今委員が指摘をしてくださったとおり、昨年十一月二十二日の文化審議会国語分科会において示された「「障害」の表記に関するこれまでの考え方」のとおり、常用漢字表は、現代の国語を書きあらわす場合の漢字使用の目安であり、一般の社会生活と密接に関連する語の表記については、この...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘の、宝塚市が市で作成する公文書において、障害を「碍」を用いて表記をするという方針を決めたとの報道があったことは当然承知をしております。  先ほど私が説明をさせていただいたとおり、地方公共団体において、表にない「碍」を用いて表記をすることを妨げるものではあ...全文を見る
○柴山国務大臣 私は、今この場に文部科学大臣として立たせていただいておりますので、そういう立場で答弁をすることをぜひ御理解をいただきたいと思います。  その上で、先ほど話があったとおり、この「害」は、さっき優生保護の思想ではないかという御指摘もいただきましたけれども、江戸末期の...全文を見る
○柴山国務大臣 しっかりと検討を促したいと思います。
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、SDGs、持続可能な開発目標は、先進国を含む国際社会全体の目標でありまして、教育も、この持続可能な社会づくりの担い手の育成を通じて、SDGsの全てのゴールの達成に寄与する極めて重要なものであると考えております。  私ども文部科学省といたしましては...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、社会のグローバル化が急速に進展する中で、初等中等教育段階から外国語によるコミュニケーション能力を育成することは極めて重要であると考えております。  しかしながら、教育振興基本計画では、英語力に関する目標として、中学校卒業時点で英検三級相当以上、高校卒業時点...全文を見る
○柴山国務大臣 貴重な事例の御紹介、ありがとうございました。  まさしく、今御紹介をいただいたように、ALTを積極的に活用することについては、生徒が英語に触れる機会を充実させ、そして授業を実際のコミュニケーションの場面とするために、大変有意義なことだと考えております。  それ...全文を見る
○柴山国務大臣 学習指導要領も、先ほど紹介させていただいたとおり、このように改訂をされたわけです。そして、ALTの積極的な利活用が特に初等中等教育における英語の習得に極めて有用であるということも論をまたないところだと思います。  ただ、今御紹介いただいたように、応募状況等も踏ま...全文を見る
○柴山国務大臣 外国人高校生を日本の高校に招聘することは、外国人高校生にとって日本への理解が深まる機会であるとともに、まさしく今議員が御指摘のとおり、日本人高校生にとっても、語学力ですとかコミュニケーション能力、また異文化理解の精神などを身につける上で極めて有意義であると認識をし...全文を見る
○柴山国務大臣 恐らく、議員のところに、現状について当省の説明があったかと思います。  千七百四十自治体のうちに学校給食の無償化を実施する自治体、小中学校とも無償化を実施しているのが四・四%、七十六自治体、小学校のみ無償化を実施しているというのが四自治体、中学校のみ無償化を実施...全文を見る
○柴山国務大臣 子供の貧困撲滅あるいは食事に対する支援ということで、民間の子供食堂の支援がこれだけやはり全国に展開されているということは、まさしく議員がおっしゃったような危機的な問題意識を本当に多くの方々が共有していることのあらわれだと思います。  これについて、国としてできる...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  高校及び特別支援学校高等部の専攻科は、学校教育法において、高校卒業者等を対象として、より精緻、そして深い程度において特別の事項を教授し、その研究を指導することを目的とする修業年限一年以上の課程であります。  先ほど、看護についての御指...全文を見る
○柴山国務大臣 私立高校の授業料の実質無償化につきましては、年収五百九十万円未満世帯の生徒を対象として、高等学校等就学支援金の支給上限額を私立高校の平均授業料の水準を勘案した額まで引き上げるということを想定しております。  そして、対象となる学年につきましては、いろいろと今御指...全文を見る
○柴山国務大臣 今お話がございましたとおり、岩宿遺跡は、群馬県みどり市に所在をし、確実な旧石器時代の人工品が我が国で初めて出土し、日本列島における人類文化の起源が、それまでは、今おっしゃったように、縄文時代と言われていたのが、旧石器時代にまでさかのぼることを立証した遺跡として、昭...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、相沢氏は既に平成元年にも叙勲を受けておりますし、また、それ以外にもさまざまな栄誉に浴しているということで、その業績は高く評価されております。  他方、重要文化財の指定基準には学術的価値の特に高いものという要件があり、学界や展覧会などを...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、教職員定数の改善は極めて重要だと考えます。  子供たちの学習環境改善の観点から、平成二十九年三月に義務標準法を改正して、発達障害などの障害を持つ児童生徒への通級指導、また、外国人児童生徒に対する日本語指導教育などのための加配定数について、対象と...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいた、予測困難かつ変化の激しい社会において、情報や情報技術を、受け身で捉えるのではなくて手段として活用していく力がますます求められてくると思います。  このため、文部科学省では、学習指導要領を改訂いたしまして、情報活用能力を言語能力と同様に学習の...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘のとおり、先ほど来、柴山プランということで、恐縮でございます、紹介をさせていただきましたけれども、児童生徒の情報活用能力の育成のみならず、教師がICTを活用して指導する力を向上させていくことが極めて重要だと考えております。  先ほどちょっと私の方からもお...全文を見る
○柴山国務大臣 全く御指摘のとおりだと思います。そういう意味では、ICT支援員の拡充ですとか、あるいは今委員が御指摘になられたように、ICT業界の方々から特別支援のための教員制度を活用して授業を持っていただくというようなことも、我々、しっかりと進めていきたいと考えております。
○柴山国務大臣 御評価いただき、ありがとうございます。  通称柴山イニシアティブにおいては、意欲ある若者の高等教育機関への進学機会を確保する一方で、高等教育、研究機関の取組、成果に応じた手厚い支援と厳格な評価を車の両輪として徹底することにより、教育、研究、ガバナンス改革を一体的...全文を見る
○柴山国務大臣 PTAは、児童生徒の健やかな育成のために、保護者と教師がみずから組織する任意団体であります。  これについては、新学習指導要領に掲げられた、社会に開かれた教育課程の理念も踏まえつつ、学校、家庭、地域の連携、協働のもとで、地域全体で子供たちの成長を支えることが一層...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほども少しお話が出ましたが、日本博は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機として、日本の美を体現するさまざまな文化プロジェクトを、四季折々、年間を通じて全国で展開するという非常に大型のプロジェクトでありまして、昨年六月の安倍総理からの指示を受けて...全文を見る
○柴山国務大臣 平成二十八年の山・鉾・屋台行事なんですけれども、ユネスコ無形文化遺産の登録基準では、提案対象の保護措置が図られていること、これはやはりどうしても客観的な基準ということで要件となっておりまして、文化財保護法による国指定の重要無形民俗文化財という基準で、今御指摘をいた...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省では、地域の祭りなどの民俗文化財のうち、特に重要なものを重要無形民俗文化財に指定しております。そして、指定するに当たっては、重要無形民俗文化財指定基準、この基準におきまして、「由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの」...全文を見る
○柴山国務大臣 国指定に向けた取組としては、まず、地域の意向を踏まえつつ、祭りの由来ですとか内容などについて調査するとともに、今申し上げたように、近隣の類似したお祭りなどともやはりあわせて調査をしていかなければいけないということがあります。  こうした保護のための調査は、個別の...全文を見る
○柴山国務大臣 今の議員の御指摘、御要望も踏まえて、引き取らせていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、国際人権A規約では、高専や大学院を含め高等教育の漸進的無償化を図ることとされておりますけれども、ただ、無償教育の具体的な方法や、所得制限のない無償化を最終目標とするのかどうかということにつきましては特段の定めをしておらず、具体的にどのよ...全文を見る
○柴山国務大臣 今委員から御紹介をいただいたように、私立大学について、各大学の経営判断のもと、もちろん質の向上というところが非常に大きいと思いますけれども、緩やかな上昇が続いており、また、国立大学は、標準額を据え置いているものの、今御紹介のあったように、一部で経済的支援の充実とあ...全文を見る
○柴山国務大臣 安心して子供を産み育てていく上で、子供が高校を卒業した段階で経済的に困難な状況であっても、意欲があれば大学などへ進学できる見通しが立つということは、極めて私は重要だと考えております。  このために、条件は、今御紹介をいただいたとおり、真に支援が必要な低所得者世帯...全文を見る
○柴山国務大臣 当然のことながら、学校施設は生徒が一日の多くを過ごす学習の場でありますから、安全、安心で適切な学習環境を確保することがまず最優先であろうと私は考えております。  先ほど答弁をさせていただいたとおり、個別の理由により耐震化が完了していない自治体もあるため、文部科学...全文を見る
○柴山国務大臣 一般論としては全くおっしゃるとおりでありまして、学校の統廃合に関しては、設置者である地方公共団体が、児童生徒や保護者のニーズ、進学動向、児童生徒の安全や通学の便、学校の規模など、地域の実情を十分考慮しつつ適切に判断すべきであるというように考えております。その際、設...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどお話をさせていただいたとおり、地域の声に耳を傾け、丁寧に説明を行うことが大切であります。また、Is値〇・三未満という本当にゆゆしきこの校舎の耐震化ということも極めて重要でございます。  その上で、地域でどのような対応がとられるかということについては、今、現...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展するとともに、一方、大変残念なんですけれども、我が国の大学生の学習時間の短さなどが指摘をされる中で、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーション創出の基盤となる大学等の改革は、私は急務で...全文を見る
○柴山国務大臣 大変熱のこもった御激励をありがとうございます。  まさに科学技術イノベーションの推進こそが、我が国が将来にわたって引き続き成長と繁栄を続けていくためのかなめでありまして、政府が一丸となって実現する生産性革命の中核を担うと私は考えます。  科学技術イノベーション...全文を見る
○柴山国務大臣 民主主義とは、基本的には、治者と被治者の自同性という言葉がございますけれども、さまざまな施策、統治の客体となっている主権者、あるいは、主権者のみならず、構成されている住民の方々一般が当該統治にしっかりと参加をできるようにする、そういった仕組みがやはり民主主義の非常...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、憲法が民主主義あるいは国民主権を重要な要素としているということを申し上げましたけれども、一方で、我が日本国憲法は、間接民主制、いわば代表を通じた民主主義による統治ということも明示をしているわけでございます。  いろいろと、住民投票とかあるいは国民投票とい...全文を見る
○柴山国務大臣 そのように考えております。
○柴山国務大臣 先ほど申し上げたとおり、教師が子供たちの指導に使命感を持ってより専念できるように、一月二十五日の中教審の答申を踏まえて、公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインの策定を始め、あらゆる手段を尽くして取り組む必要があり、私ども文部科学省が学校と社会の連携の起...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、その御質問に対するお答えの前に、専科教員を英語以外にもいろいろと措置をするのはいかがかという御指摘がありましたけれども、これは極めて私は貴重な御提言だと思っております。やはり専科教員を指定することによって、組主任の負担が役割分担をして軽減されるというところを...全文を見る
○柴山国務大臣 今、特別免許制度もあるんですけれども、要は、外部人材を柔軟に活用するために、現時点において教員免許を持たない方、英語が堪能な外部人材を積極的に、補助という形じゃなくて単独で授業を持てるような工夫というのを、これは一部規制緩和を伴うかと思うんですけれども、そういった...全文を見る
○柴山国務大臣 御評価をいただきまして、ありがとうございます。  学校における働き方改革を進めるためには、教師の負担を軽減して、教師が教師でなければできないことに全力投球できるように、多様な人材との連携を進めて、チームとしての学校を実現することが必要だと考えております。  こ...全文を見る
○柴山国務大臣 まさしく方向性としては、今委員が御指摘の方向性に向かって進んでいると思います。  部活動は、生徒への指導内容の充実、それと教師の負担軽減の観点から、実技指導の専門性ある外部人材を学校職員として積極的に参画をさせるということをまず目指しておりまして、平成二十九年度...全文を見る
○柴山国務大臣 では、最後、一言だけ。  ただ、将来的には、まさしく今委員が御指摘になったように、部活動を学校単位から地域単位の取組にして、学校以外が担うということも積極的に進めることを視野に入れて適切に検討していきたい、このように考えております。
○柴山国務大臣 同じ埼玉の議員として、引き続き力を合わせて頑張っていければというように考えております。  今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展するとともに、我が国の大学生の学習時間の短さも指摘をされている中で、ソサエティー五・〇に向けた、今お話があった人材育成、またイノ...全文を見る
○柴山国務大臣 やはり、現場を預かっている先生方の御負担、そしてさまざまな工夫が極めて重要だというように思っております。  我々、先ほど申し上げたように、教員の働き方改革も含めて、我々文科省が社会との窓口役となってしっかりとサポートさせていただきたいと思いますし、誇りを持ってお...全文を見る
○柴山国務大臣 先日、この件について私が閣議後会見で申し上げた、ぜひ全文を再度ちょっとチェックをしていただきたいと思います。スマートフォンという言葉を使っておりませんし、また、解禁に向けて検討するというような方向性も出しておりません。まさしく今議員がおっしゃったように、大阪の取組...全文を見る
○柴山国務大臣 国際社会における日本の存在感を高め、国際的に貢献する観点から、国際機関における日本人職員数をふやしていくことは、私どもも非常に重要なことであると考えております。  そのため、文部科学省においては、外務省と連携をして、国際機関での活躍が期待される専門家等に対して、...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、トビタテの紹介ですとか、あるいはスーパーグローバル大学創成支援事業などの事業について紹介もさせていただきました。  今御指摘のとおり、さまざまな、大学院ですとか、あるいは実務を経験をした方でないと、なかなか国際機関に対して応募ができないというようなところ...全文を見る
○柴山国務大臣 今答弁をさせていただいたとおりでありまして、今後とも、地方公共団体が学校や地域のニーズに合わせて公立小中学校の余裕教室を有効に活用できるよう、私どもとして、さまざまな工夫をしていきたいと思いますし、支援をしてまいりたいというように考えております。
○柴山国務大臣 青山議員が国会の場に戻ってきていただいて、更にこれから飛躍をされることを心から期待をしております。  今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展するとともに、一部我が国の大学生の学習時間の短さが指摘されるような状況の中で、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイ...全文を見る
○柴山国務大臣 今議員が御指摘になられたとおり、我が国の科学力を強化するために、国力の源である学術研究を担う若手研究者の育成、確保を進めていくためにも、研究費の充実を通じた支援が極めて重要であると思います。  そういう観点から、確かに増額ではあるけれども不十分ではないかという御...全文を見る
○柴山国務大臣 その意義について、きょうはさまざまな御示唆をいただきました。ただ、私どもといたしまして、有識者の一員ではございませんので、その学術的な価値について、ちょっとこの場でコメントする立場ではありません。  ただ、今いろいろとるる御説明をいただいたとおり、その意義を例え...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘があったように、これまで、ユネスコの自然遺産とか、ユネスコの世界ジオパークですとか、いろいろなオプションというものはあるんでしょうけれども、ちょっと私の立場で、今どういうものが現実味を帯びているのかということについては、具体的な知見もございませんので、軽々...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘のような、大変恥ずかしい実態がございます。  現在、浮島副大臣を総括リーダーとした文部科学省障害者雇用推進チームを形成いたしまして、省全体として障害者雇用を推進するという意識を徹底して、法定雇用率の達成に向けた取組や、障害者が職場に定着し活躍できる環境づ...全文を見る
○柴山国務大臣 極めて重要な御指摘だと考えます。  都道府県等の教育委員会における障害者雇用の状況は不十分でありまして、例えば、平成三十年六月一日現在の障害者雇用率は、都道府県の機関においては、法定雇用率二・五%のところが二・四四%、ほぼ充足をしているんですけれども、都道府県等...全文を見る
○柴山国務大臣 これは、大阪府における震災の後の保護者等の要望に応じて、携帯電話の持込みについて、さまざまな条件を付した形で検討するというように発表されたことに呼応しまして、私ども文部科学省といたしまして、既に平成二十一年に文部科学省が発出されました、学校における携帯電話の取扱い...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○柴山国務大臣 残念ながら、現行の学習指導要領では、例えば中学校社会科公民的分野において、日本国憲法が平和主義を基本的原則としていることについての理解を深めること、我が国の安全と防衛及び国際貢献について考えさせることと規定しておりますが、御指摘の、自衛隊に関する憲法解釈についての...全文を見る
○柴山国務大臣 学習指導要領を踏まえた上で、自衛隊を含む特定の事柄について教科書にどのように記述するのかについては、基本的に発行者の判断に委ねられているところであります。
○柴山国務大臣 児童の権利に関する条約、今御紹介をいただきましたけれども、まさしく児童の人権の尊重、保護の促進を目指したものでございます。基本的人権の尊重を基本理念に掲げる我が国の憲法や教育基本法等と軌を一にするものであります。  本条約の批准を契機といたしまして、各教育委員会...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 大学病院で働く医師は、今も御紹介をいただきましたけれども、重篤な疾患を有する患者に対して高度な医療を提供する役割を担っていることから、入院、外来、あるいは救急診療等の診療時間が長い傾向にあります。  また、あわせて、大学病院で働く医師は、診療のみならず...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大学病院は、医師、歯科医師の養成を行う医学部等の教育研究に必要な施設としてそもそも設置をされており、将来の医療を担う優れた医師、看護師等の養成、先進医療など先端的な医療の研究開発、高度救命救急センターによる重症患者の受入れや臓器移植など質の高い医療の実施...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 多くの医師が、特に国立大学病院で働く医師の多くが兼業を行っているという現状は承知をしております。  実は、この問題につきましては、委員から御指摘をいただき、実態調査を行わせていただきましたけれども、兼業をしている教授の率は、抽出調査、数大学を抽出しての...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 主な理由といたしまして、国立大学病院で働く医師の給与が民間病院などで働く医師の給与と比べて低い現状があります。例えば、開設者別常勤医師一人当たりの平均給与、これ平成二十八年度のデータでありますけれども、一般の医療法人が約一千五百二十万円であるのに対し、例...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、今紹介をさせていただいた事例は全ての職員ということではございません。特に、正規の職員とあと助手等の給与格差ということが指摘をされている実態は承知をしております。
○国務大臣(柴山昌彦君) まず申し上げたいのは、来年四月施行の働き方改革関連法の趣旨も踏まえて、先ほど紹介をさせていただいた正規職員と非正規職員との間の不合理な待遇があれば、必要な見直しがしっかりと行われなければいけないというように考えております。先ほど申し上げた諸手当の工夫とい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 運営費交付金の在り方については、これまた一つの大きな論点になります。これからの大学改革と併せてこの運営費交付金の在り方ということについてはしっかりと議論をしなければいけないと思っておりますけれども、一般論としては、委員御指摘のとおり、運営費交付金をもっと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 済みません、ちょっと御通告をいただいていないのですぐには出ないんですけれども、先ほど説明をさせていただいたとおり、様々な給与のタイプがあると思いますし、また国立、私立の別等々でも違うのではないかなと思いますので、精査をしてお答えをさせていただきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  今の国際共同研究、また国際共著論文の伸び悩み、また、そもそもの論文の質、量双方の観点での国際的な地位の低下、これが私どもの大変大きな課題となっております。  先ほど総理や麻生大臣から御答弁いただいたとおり、科学研究費の大幅な...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大変重い御指摘だと思います。  全くおっしゃるとおり、これから我々、科学技術、また研究力の強化ということにもっと予算、そして人材のリソースを割いていかなければいけないというように考えております。科学技術基本計画の改定に当たっても、こういった視点をしっか...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 働き方改革に関係してでございますけれども、精神的な疾患というか、これにより休職をしている教員の数が、ちょっとお待ちください、通告をいただいております。あっ、済みません、失礼しました。一般職の公務員、ごめんなさい、失礼いたしました。  文部科学省の実施し...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど来、働き方改革が非常に大きな問題となっております。特にいわゆる保護者対応、モンスターペアレンツ対策などの心理的なストレスによるものも大変増えているというように聞いております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおりだと思います。  学校が子供への安全配慮義務等に関し全ての責任を必ずしも負うものではないという法的な整理も前提にして、やはり、保護者対応、学校ができること、できないことを明確にした上で教育委員会において対応を引き受けることとしたり、あるい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 必ずしも全ての自治体で取組が進んでいるわけでは当然ありません。保護者や地域からの要望等に関する教育委員会における取組、これは実は、二十六自治体の苦情等マニュアル、二十一自治体の専門家チーム設置事例などの取りまとめをさせていただいたところであります。  ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど説明をさせていただいたとおり、モンスターペアレンツ、大変非常に大きい問題ではあるんですけれども、御指摘のマニュアルの作成については、様々な対応もあることから、各自治体の作成状況をしっかりと把握し、その状況や自治体のニーズも踏まえて、国としても精査、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 現在、著作権改正法案は、閣議決定を目指して検討中の段階でございます。  そして、その目的ですけれども、インターネット上における著作権侵害が深刻化している現状を踏まえて、海賊版被害の拡大を防止するための措置等を講ずることを目的としております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 一番最初に申し上げたとおり、閣議決定を目指して現在法案審査中、与党における法案審査のプロセスにあります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 結論からいうと、違法ではありません。  まず、今回のダウンロードも、前回と同様に、当該ソフトあるいは画像等が違法にアップロードされたという確定的な認識が必要となっております。そしてまた、これ、私的使用の目的でダウンロード、これには御指摘のとおりスクリー...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員が質問された行為はちょっと二つありまして、ダウンロードをする行為とその取得した資料を用いて何かをするというこの二つの側面があります。  今我々がダウンロードについて処罰を検討しているというのは、まさにその前段のダウンロードをする行為そのものを、ど...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  学習指導要領におきましては、天皇の国事に関する行為などを取り上げ、天皇についての理解と敬愛の念を深めるようにする等と記述しております。  天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位は、今お話がございましたとおり、我が国の歴史にとって...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、医療的ケア児の就学機会の確保、極めて重要な課題だと考えております。  今御紹介をいただいたとおり、二〇一三年度からそのための看護師の学校への配置、必要な経費を補助してきたところでありまして、二〇一九年度予算案においては、看護師の人数を今...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、大前提として、ここに今お示しをいただいた資料に書かれているギャンブルというのは、様々な要件をクリアしてまさに健全な娯楽として楽しめるような性質のものであるということは、これは大前提として押さえて是非いただきたいと思います。  その上で、文部科学省...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 小中学校あるいは高等学校など学校現場において、家族の中にケアを要する方がいらっしゃって、その世話や介護などを担っている児童生徒がいるということで、それについては承知をしております。  ただ、こういった方々がどの程度いるかということについて網羅的な調査は...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  新しい問題でありますけれども、今お話をいただいたとおり、厚生労働省の実態調査の結果も踏まえまして、厚生労働省とも連携してこうした児童生徒に係る事例について具体例も含めて把握するとともに、全国の教育相談の担当者が出席する会議など...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 例えば、いじめや児童虐待など、二十四時間子供SOSダイヤルですとかSNSなどを活用した相談など様々な相談窓口が今設置をされておりますけれども、こういった事柄を通じて児童生徒が必要な支援を受けられるようにしっかりと相談体制の整備に努めてまいりたいと思います...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  日本学生支援機構の所有する債権のうち、個人信用情報機関へ各年度中に新たに登録した件数でございますが、二〇一三年度においては一万三千四十七件、二〇一七年度においては二万五千二百八十八件です。
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、前提となった、先ほど紹介をさせていただいた数字ですけれども、奨学金トータルを裕福であっても利用できるようにする方もいらっしゃるということは付言をさせていただきたいと思います。  また、今の御質問ですけれども、自己破産の件数、これも日本学生支援機構...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) いろいろと御提案を頂戴いたしました。  まず、返還猶予について、十年の年限を更に延長するということでございますけれども、そもそも二〇一四年度に年数制限を従前の五年から十年に延長したところであります。返還金が次の世代の原資となるということを考えると、事業...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これも日本学生支援機構の学生生活調査でございますが、大学学部生のアルバイト従事者の割合は、二〇一四年度は七三・二%であり、二〇一六年度は八三・六%でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 一部に借り控えを原因とする分析もあるんですけれども、ただ、今年二月に公表された大学生協が実施した学生生活実態調査においては、近年、アルバイトをしている学生が、特に四年生でその割合が増加していることから、就活期間の短縮ですとか好調な就職状況も背景にあるとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お尋ねの高等教育機関への進学率についてですけれども、全世帯では御案内のとおり約八割でございますけれども、住民税非課税世帯ではこれが約四割程度、そしてそれに準ずる世帯の進学率は六割に満たない程度と推計しております。そして、人数、学生数ですけれども、住民税非...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 日本学生支援機構が実施をいたしました外国人留学生在籍状況調査によりますと、大学等高等教育機関及び日本語教育機関に在籍する外国人留学生の数は、二〇一八年五月一日時点で二十九万八千九百八十人となっております。二〇二〇年までに、御案内のとおり、外国人留学生を三...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 日本で学ぶ意欲のある、そして優秀な外国人留学生の確保によって日本の国力の増強にもつなげていく、また、当然のことながら、留学をしてくださる外国人の方々にもしっかりとそのノウハウを吸収をしていただくということかと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 二〇一九年度の予算案におきましては、海外における日本留学情報発信のための経費ですとか、日本語教育、キャリア教育、中長期インターンシップを一体として提供する教育プログラムの構築支援のための経費ですとか、外国人留学生奨学金制度の充実のための経費等として二百六...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 留学に着目した補助金というよりは、今申し上げたとおり、そういった外国人の留学生の受入れに従って発生するための経費について予算を付けさせて、応援をさせていただくということかと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 私学助成という形で提供させていただいているということです。
○国務大臣(柴山昌彦君) 日本私立学校振興・共済事業団の調査によりますと、例えば平成三十年度における入学定員未充足の私立大学は、データを集計した五百八十二校中二百十校、三六・一%定員割れがしていると、ただ、そのほとんど、約七割が充足率八割はクリアしているということでございました。
○国務大臣(柴山昌彦君) 定員において留学生は特段区別をしておりませんので、留学生込みの数字だと承知をしております。
○国務大臣(柴山昌彦君) それは当然そうだと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 高校も大学もそうなんですけれども、設置基準等において国籍要件は設けられておりません。  社会や経済のグローバル化が発展する我が国において、先ほど趣旨で申し上げたとおり、優秀な外国人留学生を確保し、大学の国際化、我が国の成長などに生かすことは極めて重要で...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、御指摘のような在学生の多くを外国人留学生が占めるのみならず、単に、通学実績がないにもかかわらず、定員充足を図るために留学生を、委員の言葉を借りれば、かき集めるというような事例があるということは承知をしております。大変ゆゆしき問題だと考え...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員御指摘のとおり、留学生の受入れに当たっては、真に修学を目的とした者が選抜されるべきでございます。各大学において、学生数の確保という観点で安易に留学生を受け入れることは厳に慎み、入学志願者の能力、意欲、適性などを適切に判定することが重要と考えておりまし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、正規課程在籍数に比べ非正規課程在籍数が多いという大学があるということでございますけれども、ただ、先ほど私が紹介をさせていただいた、ただ定員を充足するために例えば就労目的の学生を受け入れているのかどうかということは今お示しをいただいた表だ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これは、先ほど申し上げたとおり、留学を本来目的として学んでもらわなければいけないんですけれども、これは法務大臣から後ほど答弁があるかもしれませんけれども、実際そういった在学管理が、在籍管理が的確に行われていないなど、要は不法就労の抜け道に使われてしまって...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になったとおり、極めて不適切な在籍管理等を行った大学に対しましては、例えば、私立大学等経常費補助金において、管理運営が不適正だということで減額又は不交付の措置を行う仕組みとなっているとともに、奨学金の配置枠削減等の措置も実施をしていく所存でござい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと個別の学校名は差し控えさせていただきますけれども、今申し上げたように、現に私立大学等経常費補助金、減額措置をさせていただいた事例がございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 済みません、具体的な件数についてはちょっと御通告がなかったので調べておりませんけれども……(発言する者あり)ええ、はい、あります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、極めてゆゆしき事態だと思いますし、先ほど法務大臣から回答をしてもらいましたけれども、これ確かに努力義務ということになっております。入管局に対して所在不明について届け出るよう努めるということとさせていただいておりますけれども、私...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  実は、現在も、退学、除籍となった事由については大学等へのヒアリングを通じて私どもとしては把握をしているところです。ただ、今の御指摘も踏まえて、より的確に実態を把握し、そして、それをしっかりとデータ化するということも含めて検討さ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全く御指摘のとおりでございます。今委員の御指摘を真摯に受け止め、既存の制度の厳格化も含めて、しっかりと真摯に対応策を検討させていただきたいと思います。
03月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○柴山国務大臣 第百九十八回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、千葉県野田市の児童虐待が疑われる事案において、小学四年生の女の子が亡くなったことは、まことに痛ましく、あってはならないことです。このような悲劇が二度と繰り返されることの...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えいたします。  無償化の対象範囲にかかわらず、これまでも希望者全員に対する貸与の実現など無利子奨学金の充実を進めてまいりました。また、経済的理由から奨学金の返還が困難となった方には、返還の期限を猶予したり、将来の収入に応じて返還できる制度を導入し...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 二〇二〇年度からの新制度につきましては、各教育委員会等に対して新制度の内容について周知に努めているほか、高校の関係者も含めた関係団体の会議等で今説明の機会を確保させていただいております。また、御指摘の社会的養護を必要とする生徒を含め、低所得者世帯と接点の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 日本学生支援機構の奨学金事業は、貸与した学生等からの返還金が次世代の学生等への奨学金の原資となっておりまして、返還できる方からはしっかりと返還していただくことが重要だと考えております。  一方で、今お話があったとおり、大学等を卒業後、厳しい経済状況に置...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、中根副大臣から説明をしていただきましたけれども、これは地方創生の観点とともに奨学金返還者の返還負担の軽減の観点からも非常に私は有意義な制度だと考えております。  この奨学金の返還支援の仕組みを更に推進するための取組を、昨年十二月に閣議決定された、ま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 幼稚園教諭の場合、定期的に最新の知識、技能を身に付けさせるものとして設けられた、今おっしゃった更新講習でございますけれども、他の研修を同時期に受講しなければならない場合など、教育活動や公務との調整で教員に負担感が生じるということが指摘をされております。 ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員から御指摘の実態も踏まえて、しっかりと適切に連携をさせていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど局長の方からお話をさせていただいたとおり、文部科学省のホームページにおいては免許更新制のコーナーを設けておりまして、更新の期限等の把握の方法ですとか全国の更新講習の一覧などの情報を集約して掲載し、随時、より分かりやすいものに改善してきているところで...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 原子力損害賠償紛争解決センターは、原子力事故により被害を受けた方の原子力事業者に対する損害賠償請求について、円滑、迅速かつ公正に紛争を解決することを目的として設置された公的な紛争解決機関であります。  具体的には、中立かつ公正な立場の仲介委員が当事者双...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 誤解のないように申し上げますと、中間指針等は、先ほど世耕大臣からも答弁がありましたように、類型化が可能で一律に賠償すべき損害の範囲や項目の目安を示した上で、さらに、個別具体的な事情に応じて、示された考え方以外の損害や異なる賠償額が認められることがあり得る...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 第百九十八回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、千葉県野田市の児童虐待が疑われる事案において、小学四年生の女の子が亡くなったことは誠に痛ましく、あってはならないことです。このような悲劇が二度と繰り返されるこ...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○柴山国務大臣 今委員より御指摘のとおり、ソサエティー五・〇の社会を迎えるに当たって、学校のICT環境整備はもう急務であるというように考えます。  しかし、おっしゃるとおり、各自治体における学校のICT環境整備は、世界的に見て十分に進んでいない、しかも自治体間にかなり格差がある...全文を見る
○柴山国務大臣 全国各学校のICT環境整備につきましては、各学校の設置者が予算化をしてそれぞれの事情に応じて進めていくべきものでありまして、確かに、全国どこでも標準的な行政サービスとして必要な財源はもちろん必要であるというように考えておりますので、平成六年度から、今御紹介があった...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今、実態は委員がおっしゃるとおりでございまして、日本語教育を行っている機関は非常に多種多様なものがございます。それを、やはり文部科学省といたしましても、日本語教育の、それぞれどういう場面で求められるか、その多様性に対応して機関の類型化を...全文を見る
○柴山国務大臣 今お話があったとおり、昨年十二月に改正入管法が成立をいたしまして、また、それに基づく政府方針等の決定を踏まえて、外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議のもと、外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策が取りまとめられたところであります。  そこで、文部科学省...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃった、政府、横串を入れてということは、まさしくおっしゃるとおりでありまして、だからこそ、先ほど紹介をさせていただいたとおり、政府方針を踏まえて、官邸において外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議が設置をされ、そして、そのもとで外国人材の受入れ・共生の...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、教育の無償化に関する前に、今御指摘になられた、省庁横断的な政策について検討するのに、何でも官邸ではなくて、文部科学省が特に日本語教育については積極的にリードをする、事務局の体制をとってというような御指摘がありまして、実は、おっしゃるような認識はかなり共有をさ...全文を見る
○柴山国務大臣 もちろん、消費税を、例えば少子化対策ですとか、社会保障の観点でいろいろと議論をされるということもあるんですけれども、まさしく今委員が御指摘のとおり、国際人権A規約の留保の撤回をさせていただいた趣旨というのは、これはまさしく、意欲ある若者の高等教育機関への進学機会を...全文を見る
○柴山国務大臣 まさしく、今回の幼児教育の無償化から、あるいは高校の負担軽減、そして高等教育における奨学金など、それぞれの負担軽減策、今おっしゃったような、背骨を貫くバックボーンというものがあるということは事実ですけれども、ただ、やはり、これまでの経緯等も含めて、我々、各省で連携...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘の、虐待あるいはいじめ等もそうなんですけれども、児童生徒を取り巻く問題について、弁護士に相談し法的なアドバイスを受けるということは非常に有効であると考えております。  実は、専門的な知識や経験に基づいて、学校において法的側面からのいじめ予防教育を行うとと...全文を見る
○柴山国務大臣 我が国の学校教育は大きな蓄積と高い成果を上げてきましたけれども、これを持続可能なものとして、新しい学習指導要領を円滑に実施していくために、教師が教師でなければできないことに全力投球できるように、学校における働き方改革を進めていくことが必要であります。  我が国の...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられたように、成年年齢の引下げですとか、その一方で、今、高校生の実態等に関する調査などによると、高校生の学校生活等への満足度や学習への意欲等が中学校段階に比べて低下しているという実態が報告されるなど、高校を取り巻く環境が非常に大きく問題となっております...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘をいただいた、安倍内閣が掲げている一億総活躍や人づくり革命、生産性革命、この実現のための取組は進めているんですけれども、これらは、持続可能な経済成長というのみならず、誰もが生きがいを感じ、やりがいを持って活躍し続けられる社会をも目指したものであるという理解...全文を見る
○柴山国務大臣 確かに、ジャパニーズドリームというと、やはり日本人個人個人の夢あるいは幸福ということをあらわしているものと思いますし、ジャパンドリームといいますと、経済を中心とした国家の発展ということの夢ということになろうかというように思います。  ですので、第一次安倍内閣にお...全文を見る
○柴山国務大臣 人間の欲求には、御指摘のとおり多段階があるということだと思いますし、確かに、究極的には自己実現、先ほど来強調させていただいておりますけれども、そういった高次の欲求ということを我々はしっかりと満たしていくことを目指していくことはもちろんなんですけれども。  ただ、...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃりたいことはよくわかります。  私の大臣所信で、今御紹介をいただいたとおり、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーション創出の基盤となる大学等の改革を行っていくに際して、もちろん、多様で柔軟な教育体制の構築、多様な学生の受入れ促進を行う一方で、やは...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。思いは共通をしている部分があるかと思います。  先ほど答弁をさせていただいたとおり、まず、地方における魅力をしっかりともたらす。そして、仮に東京で学んでも、しっかりと地方に帰ってもらう。そして、そこで例えば仕事をつくり、あるいは地方の教育に...全文を見る
○柴山国務大臣 まさに今、我が国の雇用環境、雇用形態が激変をしている最中だと思うんですね。今後、十年から二十年たったら、我が国の労働人口の相当規模がAIですとかロボットにより代替される可能性もあるという指摘もある中で、個人の仕事に求められる、まさにその人の能力やスキルというものが...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  まさしく前臨時国会で宮川典子議員からも御指摘があったんですけれども、これからの実践的な英語教育をどのように進めるかということを、社会のグローバル化が急速に進展する中で、しっかりと考えていかなければいけないと考えております。  これまで...全文を見る
○柴山国務大臣 重要な御指摘かと思います。  実は、今文部科学省で、補助教材として、新学習指導要領に対応した教材を幾つかつくっております。  例えば、その中で、小学校五年生の外国語新教材では、ホエア・イズ・ザ・トレジャー、位置と場所というような単元があって、例えば、道案内を聞...全文を見る
○柴山国務大臣 今、児童相談所についても御言及がありましたけれども、こういった虐待等に対する体制もそうですけれども、今、学校における教職員の抱えるさまざまな課題に対応するために、非常に教職員が今の定員では対応が難しいという悲痛な声が耳に届いております。  この改善につきまして、...全文を見る
○柴山国務大臣 特に、私が今申し上げた平成二十九年三月の義務標準法の改正では、発達障害などの障害を持つ児童生徒への通級指導、外国人児童生徒に対する日本語指導教育等のための加配定数について、対象となる児童生徒数等に応じて算定される基礎定数とさせていただきました。この基礎定数化を二〇...全文を見る
○柴山国務大臣 今局長から答弁をさせていただいたとおり、テクニカルなお話でありますけれども、乗数と、あと授業時数の標準時間、今、非常に過大な負担を強いているというようなことについての現場の声にしっかりと耳を傾けて、その改善に向けてどのような手だてが有効かということについて、検討し...全文を見る
○柴山国務大臣 ILC計画が目指すヒッグス粒子の精密測定は、宇宙創成の謎の解明にもつながるということで期待をされております。ただ、一方で、ILC計画には巨額の投資が必要であることから、一国のみで実現することができず、国際協力が必要不可欠であるとともに、国民及び科学コミュニティーの...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどお話をさせていただいたとおり、学術研究においても、そして地方創生という観点から見ても、極めて意義の大きい計画であるということは私も認識をしておりますので、しっかりと関係コミュニティーとの連携をしながら、また国際状況もしっかりと見据えながら、検討を継続していき...全文を見る
○柴山国務大臣 外国人の子供たちが日本における生活の基礎を身につけ、そしてその能力を伸ばすことができるようにするために、適切な教育の機会が確保されることが不可欠であります。共生社会の実現という観点からも重要だと考えております。  そのため、文部科学省としては、自治体に対して就学...全文を見る
○柴山国務大臣 我が国においては、外国人児童生徒の保護者に対する就学義務はありませんけれども、公立の義務教育諸学校へ就学を希望する場合には、国際人権規約等も踏まえ、その子を日本人児童生徒と同様に無償で受け入れているところであります。  文部科学省といたしましては、外国人の子供の...全文を見る
○柴山国務大臣 もちろん、各自治体にお任せということであってはならないというように考えます。  我々といたしましては、先ほど御紹介をしてくださった全国的な調査とあわせて、全国の教育委員会や学校に向けた「外国人児童生徒受入れの手引き」を作成いたしまして、これは平成二十三年に作成し...全文を見る
○柴山国務大臣 御紹介をいただいたんですが、平成二十八年に、文部科学省として教職員定数の今後のあり方について議論をいたしまして、学校指導体制の改善充実を図るため、当時、馳大臣のもと、文部科学省内に義家副大臣を座長とするタスクフォースを設けて、「次世代の学校指導体制の在り方について...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、概算要求と実際の予算との間にはどうしても査定というプロセスが加わりますので、十分我々の要求が認められないということになってしまいます。  ただ、この概算要求について見ますと、各省庁が各年度のいわゆる骨太方針等を踏まえて必要な経費を概算要求させて...全文を見る
○柴山国務大臣 その支援という文言が消極的な意味合いでしか捉えられないとすれば、それは全く本意とするところではありません。中教審の答申を踏まえ、あらゆる手だてを尽くして取り組む必要があるこの働き方改革、学校や教育委員会にお任せでは私は進まないというふうに考えております。  私ど...全文を見る
○柴山国務大臣 したがって、いろいろと今御指摘になられている、各学校に強いている負担あるいは研修等についても、その整理統合等も含めて、しっかりと検討していきたい、このように考えております。
○柴山国務大臣 思いをということなんですけれども、私が大臣に就任した直後の記者会見で強調させていただいたのが、教育環境の激変ということでありました。今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展していく、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーション創出の基盤となる大学等の改革...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、私の大臣就任冒頭記者会見で、変化の激しい時代ということについて紹介をさせていただきましたけれども、それに対応する人材育成という、一言でそう申し上げることではなくて、そういったソサエティー五・〇の時代には、学校は、単に知識を伝達する場ではなくて、人と人とのか...全文を見る
○柴山国務大臣 委員においては、先輩文部科学大臣としてさまざまな場面で御指導いただき、この場をおかりして、心から御礼を申し上げます。  その上で、今、自民党の憲法改正案について御言及をいただいた、また御説明をいただいたところでありますけれども、今少しお話をしていただいたとおり、...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、変化の激しい予測困難な社会においては、新たな価値を創造していく力を育成することが必要であります。  社会で自立的に活動していくために必要ないわゆる学力の三要素、知識・技能、思考力・判断力・表現力、そして主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、...全文を見る
○柴山国務大臣 今るる実務的な懸念についても答弁をさせていただいたとおりでありますが、いずれにいたしましても、冒頭私から申し上げたように、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の三者を一体的に、高大接続改革の中で確実に進めていくことが極めて重要だというように考えております。  ...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の事案のような悲劇を二度と繰り返すことのないように、二月八日の関係閣僚会議も踏まえ、現在、政府としても、事案の検証や再発防止策の検討を行っているところであります。  また、私といたしましても、子供たちみんなを守るために、先頭に立って全力を尽くす覚悟であり、今...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今答弁があったように、我々、エネルギー需給構造上の脆弱性という根本的な課題を抱えております。  この解決のためには、いずれにせよ、革新的かつ長期的なエネルギーについての研究開発の必要性、これ、エネルギー基本計画に書かれているところなんですけれども、その...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御紹介があったとおり、従前一〇%であった日本学生支援機構奨学金の延滞損害金でありますけれども、平成二十六年度から、御紹介をいただいたとおり、民法における法定利率である五%に合わせるよう引下げを行っております。  文部科学省といたしましては、従前の対応...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 障害の有無にかかわらず、全ての学生がその意欲と能力に応じて大学等において学べる機会を確保することは極めて重要だと考えております。  日本学生支援機構の調査によりますと、障害のある学生の支援を担当する部署、相談窓口の設置は九五%の大学等で行われ、支援担当...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私ども文部科学省の防災科学技術研究所において、今御紹介をいただいた雪氷防災研究センター、こちらが吹雪や雪崩などの雪氷災害の観測、予測手法の開発などを実施をしているところであります。民間企業について御紹介をいただいたんですけれども、大学などにおいても利用さ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほどの答弁にちょっと補足をさせていただきますけれども、今、大沼議員から御指摘があったように、二〇一九年末に生産が全廃されたからといって、その時点で保有しているフロンの使用までが直ちに禁止されるわけではありませんので、当面はそれを使って稼働をつなぐという...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど答弁させていただいたとおり、その方向でしっかりと応援をさせていただきたいと思います。
03月14日第198回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 大学等における修学の支援に関する法律案及び学校教育法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、大学等における修学の支援に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては急速に少子化が進展しており...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 宮川議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、大学等における修学の支援に関する法律案の提出に至った経緯と私の決意についてお尋ねがありました。  高等教育については、全世帯の進学率は約八割であるのに対して、住民税非課税世帯では四割程度と推計してお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 村上議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、消費税引上げの最終決定を待つべきではないかというお尋ねがありました。  消費税率の引上げについては、政府としては、反動減等に対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められたとおり、本年十月に現行の八...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、先ほどの村上議員からの質問の中で、私が、子供が高校を卒業した段階でと読むべきところを、教育を卒業した段階でと読み間違えた部分がございましたので、おわびして訂正をさせていただきたいと思います。  その上で、城井議員からのお尋ねにお答えをさせていただ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 鰐淵議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、高等教育費の負担軽減の意義と対象学生の規模についてお尋ねがありました。  高等教育については、全世帯の進学率は約八割であるのに対して、住民税非課税世帯では四割程度と推計しており、経済状況が困難な家庭...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 畑野議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、大学授業料が高過ぎるのではないかとのお尋ねがありました。  大学の学費は、大学における充実した教育研究環境を整える観点から、教職員や施設設備といった学校運営等に要する経費に充てられるものです。  ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 森議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、理系大学院生への支援についてお尋ねがありました。  大学院生について、大学の学部や短大、専門学校を卒業した者は就労し、一定の稼得能力がある場合が多いことを踏まえれば、こうした者とのバランスを考える必要...全文を見る
03月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○柴山国務大臣 今般の著作権法の改正案について、文部科学省としては、深刻な海賊版被害への実効的な対策を講じつつ、一般国民の正当な情報収集等に萎縮を生じさせないという、この二つの課題を両立すべく慎重に配慮して制度設計を行ってきたところでありまして、丁寧に御説明を行うことで国民の皆様...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、今委員が参議院選挙ということについて御言及をされましたけれども、今回の法案の取りやめは、与党審査における指示を重く受けとめ、文部科学省として判断したものであり、参議院選挙が私どもの判断に影響したということではないことを冒頭申し上げたいというように思います。 ...全文を見る
○柴山国務大臣 埼玉県議会の予算特別委員会での平成三十一年度埼玉県一般会計当初予算の審議において、県立学校にタイムカードによる勤務管理システムを導入する県立学校教職員負担軽減検討事業について、効果的な対策による教職員のトータルケア体制を確保できるまで予算の執行を停止することとする...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘の埼玉県議会議員の皆様の御認識については必ずしも詳細には承知をしていないところでありますけれども、一方で、働き方改革推進法による改正後の労働安全衛生法体系において、事業者は、同法に定める面接指導を実施するため、タイムカードによる記録、パーソナルコンピューター...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、ガイドラインであるとはいえ、県議会の理解を得て、教師の労働時間の状況や在校等時間を適切に把握する責務を果たそうとしている埼玉県教育委員会をしっかりと支援していきたいと考えております。
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今御紹介をいただきましたトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムは、民間からの二百億円を目標とした寄附金を財源として、二〇一四年度から二〇二〇年度までに一万人の高校生及び大学生などを海外に送り出すことを目標としたプログラムであります。...全文を見る
○柴山国務大臣 今、馳大臣が、俺は頑張ったというふうにおっしゃっていただきましたけれども、先ほど申し上げたとおり、確かに今、民間企業からの寄附金の額が少し右肩下がりになっているという御指摘をいただいたんですけれども、その民間企業からは、冒頭私が紹介をさせていただいたとおり、大変有...全文を見る
○柴山国務大臣 確かに、長期留学によってよりグローバルな人材が育成されると思うんですけれども、このトビタテ!留学JAPANでさまざまな実践的体験を積み、そして非常に大きな人生の財産を得た学生たちが、さらなる海外へのチャレンジを志してもらう、あるいは、企業に就職した後、海外勤務など...全文を見る
○柴山国務大臣 都道府県教育委員会が独自に、フリースクールで学ぶ不登校児童生徒の経済的支援を行っている事例がありますので、そういった事例を網羅的に把握しているわけではありませんけれども、例えば、京都府では、京都府教育委員会認定フリースクールを指定いたしまして、当該フリースクールに...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省としては、先ほど申し上げたとおり、都道府県による財政支援の実態を網羅的に把握しているわけではありませんけれども、実は、このフリースクールというのは、法的規制や行政上の指導監督に服することなく、それぞれ民間において自由に設置、運営されているものでありまして...全文を見る
○柴山国務大臣 教育機会確保法及び同法に基づく基本指針において、児童生徒やその保護者などに対しまして、不登校児童生徒に対する支援を行う機関等、必要な情報の提供、助言などを行うものとされております。  文部科学省といたしましては、現在、不登校児童生徒の支援に係る実態調査を、先ほど...全文を見る
○柴山国務大臣 フリースクールは、NPO法人などの多様な主体が設置しているものでありまして、その施設もさまざまであります。どのような設備を設けるかということについては、設置主体が判断をし、そして、今御紹介をいただいたように、さまざまな工夫をされることとなるかと思います。  文部...全文を見る
○柴山国務大臣 大変難しい問題だと思います。  今委員から御紹介をいただいた教育機会確保法の第十三条においては、不登校児童生徒の休養の必要性ということを踏まえて、「必要な情報の提供、助言その他の支援を行うために必要な措置を講ずるものとする。」ということが書かれているわけです。 ...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘のとおりであります。  不登校の要因、背景は本当にさまざまなんですけれども、効果的な支援を行うためには、そうした不登校のきっかけや継続の理由、当該児童生徒が学校以外の場において行っている学習活動の状況について、これを継続的に把握することが必要であると考...全文を見る
○柴山国務大臣 発達障害のある児童生徒はどの学校にも在籍する可能性があり、各学校において適切な指導や必要な支援を受けられるようにしていくことが必要です。  特に、障害の早期発見については、適切な支援につながることで、自己肯定感の低下を防いだり、まさしく今委員が御指摘のような不登...全文を見る
○柴山国務大臣 家庭訪問による、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフとの連携、分担も含めて、そうした児童の状況把握をしっかりと行っていくということを我々としては後押しをしていきたいと考えております。  なお、今御指摘になられた児童虐待のリスクという...全文を見る
○柴山国務大臣 大学入学共通テストの枠組みで実施される民間の英語資格検定試験については、受験生の経済的負担に配慮するため、受検時期、回数を、高校三年の四月から十二月までの事前に登録された二回までに限るということとしております。  また、昨年八月に策定した共通テスト実施方針、これ...全文を見る
○柴山国務大臣 私どもといたしましては、試験実施団体に対して、検定料の配慮を以前から求め、そして今回、今委員から御指摘があったような状況であるということですので、引き続き、極力、検定料負担の軽減をどうするかということを考えるとともに、特に、先ほど紹介させていただいたとおり、高等教...全文を見る
○柴山国務大臣 昨年六月に委員からこの受検料の問題について御質問いただいたときから、更にニーズ調査の集計を行って、試験実施団体に対して試験会場の追加ですとか検定料の負担軽減などを求めてまいりましたし、また、実施方針の追加分も含めて、経済的に困難な事情を抱える家庭や、離島、僻地の受...全文を見る
○柴山国務大臣 引き続き要請してまいります。
○柴山国務大臣 今、これまでの受験と比べてどれだけのメリットがあるかということについて御指摘をいただきました。  ただ、私ども文部科学省としては、今の高校の英語力は、とにかく、話すこと、書くことに課題があることが明らかだというように考えております。  大学入学者選抜において、...全文を見る
○柴山国務大臣 大学入学共通テストの枠組みで実施される民間試験については、今御指摘になられた受験生の負担に考慮して、原則として、毎年度、全都道府県で実施することなどを参加要件としております。  また、昨年八月に策定した「共通テスト実施方針(追加分)」においては、離島や僻地に居住...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど申し上げたとおり、受検ニーズ調査の結果を踏まえて、まさに、試験実施団体に対して、実施会場の追加を求めているところであります。  今おっしゃったように、昨年と同じじゃないかということなんですけれども、まさしくその会場の追加を求めているところでありまして、しっ...全文を見る
○柴山国務大臣 これは当然、再来年の三月、四月に実施ということになりますけれども、来年の夏までにはしっかりと明らかにしてくれということであります。  失礼しました。ちょっと一年、間違えました。  ことしの夏までに明らかにしてほしいということです。済みません、ことし、もう年が改...全文を見る
○柴山国務大臣 試験実施団体に対しましては、今お話をいただいたとおり、昨年、全国の高等学校を対象に実施した受検ニーズ調査結果を踏まえて、これまで実施してこなかった地域ですとか時期の実施、また受検希望人数を踏まえた会場数の追加を求めたところであります。  また、さまざまな大学の状...全文を見る
○柴山国務大臣 リスニングに比較にならないほどふぐあいが発生するというようなお話でしたけれども、私どもといたしましては、機器のやはり技術進歩等により、ほとんどそういうことがないというようには考えております。  ただ、いずれにいたしましても、民間の英語資格検定試験の実施に当たり、...全文を見る
○柴山国務大臣 実際に現地で確認をしたいと思います。
○柴山国務大臣 予定どおり実施できるよう、遺漏なきよう万全を尽くしてまいりたいと思います。
○柴山国務大臣 はい。  私も署名をした責任が当然あります。一般論として言えば、閣議決定をされる文章においては、誤解がないように極力正確な表現を用いるべきだというように思います。
○柴山国務大臣 平成十五年の通知で示したように、児童生徒の学習状況などの実態に応じて、各学校が指導内容の確実な定着を図るため、必要がある場合には、やはり私は、適切な授業時数を確保するように配慮するということは今なお重要であるというふうに考えております。  ただ、今御指摘のとおり...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおりであります。  今、次長からお話があったとおり、地方公共団体によるスポーツ施設の個別施設計画策定の促進に当たって、まさしく、今お話があった地域住民のニーズをしっかりと踏まえて検討するとともに、地域の活性化につながるスポーツ施設をしっかりと確保してい...全文を見る
○柴山国務大臣 例えば、平成二十七年度の公立小・中学校における教育課程の編成・実施状況調査においては、各小中学校で、各学年において標準授業時数を平均四十単位時間程度上回る授業時数で教育課程が計画されていたところであります。  一方、例えば、小学校第五学年において、標準授業時数を...全文を見る
○柴山国務大臣 授業時間について、今、スクラップ・アンド・ビルドという形でおっしゃったわけなんですけれども、ことし一月の中教審の答申は、小学校における効果的な指導と教師の一人当たりの指導時間の改善、これを両立させることが必要だというように指摘をしているところであります。  今、...全文を見る
○柴山国務大臣 ですので、標準時間も含めて、教育課程などの教育制度の改善について総合的に検討していくということを申し上げました。
○柴山国務大臣 まず、今委員が御指摘になったことは二つの異なるフェーズのことが入っていると思いますので、ちょっと整理して答えさせていただきたいと思うんですけれども。  いわゆる給特法は、時間外勤務命令をいわゆる超勤四項目に限定した上で、時間外勤務手当及び休日勤務手当は支給しない...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられた法的根拠を持つということの意味合いだと思うんですけれども、このガイドラインについて、中教審の答申において、その実効性を高めるため、その根拠を法令上規定するなどの制度的工夫を図り、学校現場で確実に遵守されるよう取り組むべきというふうに指摘をされてい...全文を見る
○柴山国務大臣 実際にそういった外国人の幼児に対する施策を検討するに当たって、どういう数が、どういうところでいらっしゃり、生活をしているかということの把握は不可欠の前提だというように考えておりますので、御指摘のとおり、法務省等関係機関と連携をして、しっかりと状況把握のために努めて...全文を見る
○柴山国務大臣 まず前段の、就学前の外国人幼児に対する日本語指導の件でありますけれども、委員御指摘のとおり、就学前の時期から日本語ですとか日本の生活習慣に触れるようにするなど支援を行うということは、我々、幼児教育の重要性ということについて認識を深めているわけですけれども、そういっ...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘のとおり、今般の幼児教育の無償化によって、幼稚園、保育所、そして認可外保育施設等の利用に係る保護者負担が軽減される中で、どのような施設に通っても子供たちの安全や生命を守るという取組が確実に行われるようにしていくことがますます重要となってきます。  そこ...全文を見る
○柴山国務大臣 全くおっしゃるとおりです。  今回の事案を踏まえ、二月八日の関係閣僚会議の決定において、新たなルールとして、保護者が威圧的な要求などを行う場合には複数の機関で共同対処することなどを示したところであります。  これを受けて、文部科学省としても、厚労省と連名で通知...全文を見る
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  今般の著作権法の改正について、文部科学省といたしましては、今委員から御指摘の深刻な海賊版被害への実効的な対策を講じること、一方で、国民の正当な情報収集などに萎縮を生じさせないことという二つの課題を両立すべく慎重に検討してまいりま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘をいただきました高等学校などの専攻科については、今お話があったとおり、高等学校等就学支援金制度及び高等教育無償化制度では支援の対象外となっております。  ただ、おっしゃるとおり、資格取得に対応した教育を行っている課程があるなど一定の社会的役割を...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 前回の予算委員会の後、東北福祉大学で留学生が……(発言する者あり)あっ、東京福祉大学で留学生が急増し、大量の所在不明者が発生したという報道があったことは、当然承知をしております。  私ども文部科学省では、各大学等に発出した通知に基づいて、この東京福祉大...全文を見る
03月19日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 様々な要因があると思います。現在、私を本部長とし、省内幹部あるいは有識者をメンバーとする文部科学省創生実行本部、こちらにおいて幅広く、再発防止策を含め、文部科学省の創生の在り方と実行方策について検討を行っておりまして、今月中をめどに議論を取りまとめること...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 抗議活動等については私も承知をしております。  その上で、朝鮮学校への高等学校等就学支援金制度に係る不指定処分については、いろいろと訴訟等も係属しておりますけれども、私どもといたしましては、朝鮮学校が朝鮮総連と密接な関係にあり、教育内容、人事、財政にそ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられたとおり、このハ規定を削除した日とそれから不指定処分が同日であるということから、今御指摘にあった、審査基準に適合すると認めるに至らなかったということとそれからこのハ規定を削除したということがどういう関係にあるのかということが問題とされてい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと、まず神本議員にお答えをする前提として、あたかも何か特定の国の学生さんを我々が差別しているかのような物言いだったんですが、そんなことはないんですよ。ちょっと答弁をよく聞いてほしいと思います。  当該学校、教育機関で行われている教育課程や教育内容...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 簡潔に。  じゃ、国交が回復をしたら一体どうなるのかということなんですけれども、仮定の質問についてはお答えを差し控えさせていただきます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 日本学生支援機構が実施する調査において、東京福祉大学を含む各大学等の留学生数、こちらが毎年度把握されているところであります。  この調査において、今御紹介いただきましたけれども、東京福祉大学については、平成二十七年度から留学生の数が正規生、非正規生共に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおりでありまして、東京福祉大学の退学者、除籍者が平成二十七年度から増加傾向にあったことは把握しておりましたけれども、今おっしゃったように、退学や除籍となった理由の報告を求めておりませんでした。  そこで、実を申しますと、外部から、平成三十年中...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、情報を寄せていただいていたことは事実であります。我々がそれをしっかりと真剣に受け止められなかったということは、大変反省をしなければいけないということであります。  東京福祉大学から文部科学省への届出は我々が要求した期限どおりに提出されて...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 特に今委員が御指摘になられた、十年前と比べてこの私学補助金が大幅に増加をしたということについては、実を申しますと、平成二十年度にとられた当該学校法人の管理運営不適正による五〇%の減額措置、こういう実は事実があったんですけれども、これが平成二十七年度より期...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 通学実績がないにもかかわらず定員充足のために留学生を受け入れている実態があるとすれば、それは今おっしゃったとおり大変ゆゆしき問題であると考えております。  文部科学省としては早急に、今、門山政務官からもお話があったように、法務省と連携をして本事案につい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の報道は当然承知をしておりますけれども、本件に関して文部科学省として相談は受けてはおりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) あくまでJOCは文部科学省とは別個の組織でありますので、特段問合せもしておりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 予算委員会でも取り上げられましたけれども、高等学校などのいわゆる専攻科につきましては、学校教育法において、高校卒業者などを対象として、より精緻、また深い深度における特別の事項を教授し、その研究を指導することを目的とする修業年限一年以上の課程ということにな...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく調査に着手をしているところであります。もちろん、いつまでもだらだらやっているということではありませんので、しっかりと予算面も含めて検討できるようなタイミングでしっかりと調査を集中的に行っていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 早急に調査を行い、その実態を踏まえて次のアクションに結び付けていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 現在の子供たちは、命の尊さですとかかけがえのなさに心を揺り動かされたり、直接その生き死にを体験するような機会が少なくなっており、むしろ逆にSNSなどで残虐な小動物の殺傷の場面が流されたりしている、こういうような実態だと思います。こういう中で、命の尊さを理...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、御指摘いただいた生徒や保護者などに直接性被害の有無を尋ねるような調査については、その後、私ども、慎重にそして迅速に検討させていただいた結果、まず、極めてプライバシー性の高い事案であること、被害経験を問われることで二次被害を生じるおそれがあること、被...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく今委員が御指摘になられたとおり、プライバシー等の壁を考えて、例えば内閣府の調査については、性被害に遭った方を支援する民間の団体などを通じた調査をされている。また、厚労省の調査については、例えば障害者虐待に関して、自治体に、向こうから、先方から相談...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 検討させていただきます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御紹介をいただいたとおり、事務方を通じて、厚労省側と障害者虐待防止法などの通報義務の対象についての考え方を整理をさせていただいたところであります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 済みません、ちょっと、法案の通知義務という若干実務的な問題なものですから、大臣と私との間で直接確認をしたりこの件について話したりということではございません。
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、障害者虐待防止法、これ平成二十三年の成立なんですけれども、施行後三年めどで見直しをするという規定があります。この障害者虐待防止法の通報義務の対象に学校を含めるか否かということについては、今紹介させていただいた同法附則二条を踏まえて、厚労省が、まさし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省においては、今紹介をさせていただいた障害者虐待防止法の趣旨、内容を改めて学校や教育委員会に周知するとともに、今後、今おっしゃったような、厚生労働省との協力の上、学校や教育委員会と、あるいは自治体の障害者虐待防止担当部署との連携を進めていきたいと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 厚生労働省においては、私ども文部科学省と協力して厚生労働省が作成する手引の中に、学校、教育委員会と自治体の障害者虐待防止担当窓口等との連携方法に関する記述をしっかりと盛り込んでいくことを考えているということでございますので、そういったことも踏まえて、しっ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今申し上げたとおり、障害者虐待防止担当窓口職員が学校における障害者虐待の通報、相談を受けた場合に、市町村教育委員会に適切につなぐ際の対応までを想定して、しっかりとシミュレーションを協力してつくっていくために協働していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省としては、含むものと整理しております。
○国務大臣(柴山昌彦君) これは法務省の所管なんですけれども、暴行、脅迫を用いなくても強制わいせつ罪あるいは強制性交罪などが成立するとされる被害者の年齢は十三歳未満とされております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 性に関する指導については、個々の生徒の間で発達の段階の違いも大きいです。  確かに、今おっしゃったとおり、法律の上では一律に強制性交等についてのラインが引かれているわけなんですけれども、学校全体で共通の理解を図ることですとか、保護者の理解を得ることにや...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まずは省内で検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員からお出しをいただいたグラフを見させていただくと、当然のことながら、高所得の方ですと収入が高過ぎたですとか必要がないという割合が相対的に多くなる。低所得者の場合にはその収入が高過ぎるとか必要ないということが減っていくというのは、それは割合的にはその...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大学入学共通テストの枠組みで実施される民間の英語資格検定試験については、今おっしゃった受検生の負担に配慮するために、受検時期、回数を高校三年の四月から十二月までの事前に登録された二回までに限ることとしております。  また、非課税世帯であるなど経済的に困...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 主務官庁という正確な定義はちょっと判然としない部分はありますけれども、オリンピックを始めとする国際スポーツ競技大会の招致について政府部内で担当するのは、おっしゃるとおり文部科学省であります。  また、スポーツ行政を担当する文部科学省として、東京大会の成...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 本件に関しては、JOCの竹田会長から、フランスの担当判事からヒアリングを受けたけれども、不正なことは何も行っていないと説明したという内容のコメントが出されていると承知をしております。  今回の一連の動きは、フランスの予審手続に関する報道に端を発するもの...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今の記者会見については、先ほど申し上げたとおり、私自身見てはおりませんけれども、内容については当然報告を受けております。内容については、先ほど委員あるいは私の方からコメントしたとおりであります。  その上で、竹田会長においては疑念を払拭できるように説明...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 報告書の全文を読んではおりませんけれども、当然概要については承知をしております。  弁護士等によって構成された調査チームが、海外調査や関係者三十名以上からのヒアリングなどの調査を行った上でまとめたものであり、問題となったコンサルタント契約について、我が...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) JOCの調査チームは、今お話があったように、外部の弁護士、公認会計士で構成をされており、また実際の調査においても、JOCではなくて法律事務所の職員が事務局を担当していたと伺っておりまして、一定程度の第三者性は担保されていたのではないかと認識しております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御質問のリオデジャネイロ・オリンピック招致に係るブラジル連邦警察の捜査内容を把握しておりませんので、お答えは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますが、東京大会の招致に関する問題については、当時の招致委員会の主体となっていたJOCと東京都において説明責任を果たすべきものと考えております。  いずれにせよ、その後、日本国内で新たな事実が判明したわけではありませんし、報告書の具体的な...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、繰り返しになりますけれども、この東京大会の招致に関する問題については、いずれにいたしましても、JOCと東京都においてしっかりと説明責任を果たすべきと考えますし、報告書の具体的な一つ一つの記載内容について私がコメントすることは差し控えたい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 申し上げるまでもありませんけど、オリンピック開催都市の選定はIOCの総会で行われることとなっております。ですので、オリンピック招致におけるロビー活動とは、IOC総会において開催都市として支持してもらえるよう、IOCの委員各位へ働きかけを行うことであるとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員がおっしゃったとおり、秘匿性が求められたため破棄したという招致委員会の対応は不自然ではないかという御指摘は承りたいと思います。  ただ、当時の招致委員会の実務の状況を把握しておりませんので、それ以上のコメントは控えたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり大変厳しい御評価だとは思いますけれども、今回のこのJOCの報告書におきましては、問題となったコンサルタント契約において、あくまでも我が国の国内法やIOCの倫理規程に違反するものではないという結論付け、そして、そのための調査だったのではない...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど来繰り返しておりますけれども、まず、招致委員会の主体となっていたJOCと東京都が説明責任を果たすべきものであるというように考えておりますし、また、先ほど来お話をさせていただいているとおり、これ、日本において処罰の対象となる疑いのある事実はないわけで...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御意見は分からないわけではありませんけれども、民間団体の役員人事については、それぞれの団体において決定されるべき事項でありますので、私のコメントは差し控えさせていただければと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 櫻田大臣がどのようなコメントをしたかということをつぶさには承知をしておりません。  ただ、確かに、民間団体だからといって全く知らぬ存ぜぬというわけではなくて、先ほど鈴木長官のお話も引いていただきましたけれども、我々は、そういうスポーツのガバナンスのやは...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 少子化の進行によって学校が小規模化することについては、児童生徒が集団の中で切磋琢磨したり社会性を高めたりすることが難しくなるなどの課題が懸念をされております。  このことから、平成二十七年に策定した公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、永山局長から答弁をさせていただいたとおり、大規模校は、特に都会の最近をめぐる様々な問題、課題があると思います。学校の設置者である各市町村の教育委員会は、児童生徒のより良い教育環境を整備する観点から、首長部局と連携して、おっしゃるとおり、この過大規模校...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 過大規模校の諸課題にしっかりと対応し、そしてその課題を解消していくべきだと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと議論を整理させていただきたいと思います。  先ほど来、吉良委員が学校の統廃合によって過大規模校が誕生したというようなことの御意見もあったのかなというふうに思いますけれども、文部科学省が過去五年間に行われた統廃合九百二十八件を調べたところ、先ほど...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、学校の分離新設ということは一つの大きなオプションだというようには考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) しっかりと検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 周知してまいりたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) この手引は、先ほど御紹介をいただいたとおり、小規模化の問題点と併せて大規模化の問題点も指摘をしているところであります。  私どもといたしましては、この手引が適切に使われて、地域に根差した、ニーズに従った形の学級規模編制というものが行われることを期待して...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど委員が御指摘になったように、統廃合に当たっては、やはり地域の声をしっかりと聞くというプロセスが大事だと思っております。
03月20日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○柴山国務大臣 このたび政府から提出いたしました大学等における修学の支援に関する法律案及び学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、大学等における修学の支援に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 重要文化財建造物のうち特に不特定の人が立ち入るものについて、耐震対策は重要であります。  文部科学省としては、従来、重要文化財建造物の耐震診断及び耐震対策工事への補助を実施しております。ただ、今御紹介をいただいた重要文化財建造物の耐震予備診断等に係る会...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほども紹介をさせていただいたとおり、文部科学省においては、重要文化財所有者等による対処方針の策定を促すために、参考となる指針を平成三十年の八月に策定をしたところであります。今の避難経路を示すなどもこの方針の中に入っております。  また、文部科学省にお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 実は、先ほど御紹介をいただいた羽生善治さんは、私の地元所沢の方であります。  将棋は古くから国民的な娯楽として親しまれてきた我が国の伝統文化であります。今御指摘をいただいたとおり、常に相手を敬う将棋の礼儀作法は、子供たちの心の成長に大きく役立つものだと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お話をさせていただいている将棋の意義に鑑みて、各学校において例えば総合的な学習の時間や特別活動におけるクラブ活動で将棋を扱うことは可能でありまして、実際に授業に取り入れている事例もあると承知をしております。  文部科学省としては、各学校の判断により、こ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) その観点から、私、今もこうやってラグビーワールドカップのバッジを付けさせていただいているところでございますが、文部科学省といたしましては、全国の小中学生にタグラグビーを活用してラグビー競技の普及拡大を図る事業を行うとともに、各種イベントへの参加、ホームペ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、運動部活動は、生徒がスポーツに親しむとともに、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養など、教育的な意義が大きいものであります。ただ、その一方で、過度な活動時間となっている場合に、成長期にある生徒への心身への影響ですとか、顧問を担う教師の負...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今般の著作権法の改正案についてなんですけれども、文部科学省としては、深刻な海賊版被害への実効的な対策を講じる一方で、国民の正当な情報収集などには萎縮を生じさせないと、この二つの課題を両立するべく慎重に配慮して制度設計を行ってきたところでありまして、丁寧に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、極めて異例な経過だというように思います。  その一つの要因としては、これ、まずそもそも海賊版対策においてはサイトブロッキングが必要でないかということについて議論をしている中で、かなり様々なヒートアップした議論の応酬があり、その議事録の公開等につ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、既にいろいろと議論されてきたことじゃないかという御指摘については、私どもとしては、おっしゃるとおり、これまで、例えば静止画像の問題等についてもずっと議論をしてきたというつもりでおりましたし、それは新たに懸念が表明されてもきちんと丁寧に説明すれば御理...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、今後の日程について必ずしも現時点において明確なタイムテーブルを持っているわけではありません。ただ、国民の皆様の声をより丁寧に伺いながらしっかりと検討を継続する必要があるということは、これはもう紛れもない事実であります。  また、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、最後におっしゃったとおり、いじめの認知件数は平成二十九年度に文部科学省が実施した調査が約四十一万四千件となっておりまして、前年度と比べて約九万件増加をしております。まさしく、このいじめを埋もれさせないということが私どもとしてはとても重要なことではない...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今の御答弁にちょっと先立ちまして、先ほどの著作権法に関する御質問に関してちょっと一点だけ訂正をさせていただきたいんですけれども、自民党の総務会から差戻しされたと申し上げましたが、正しくは、総務会からは、関係者から改めて聞き取りをするよう求められたというの...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 消費税率の引上げについては、政府としては反動減等に対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められたとおり、今年の十月に現行の八%から一〇%に引き上げる方針であります。  文部科学省としては、これを前提として、その次の来年四月からの高等教育の無償化の実施...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、政府としては、消費税率の引上げに向けて経済財政運営に万全を期すという取組をしているということを申し上げた上で、大学等における修学の支援に関する法律案は、今条文について御紹介をいただきましたけれども、消費税法の改正日、すなわち、消費税率の引上げ日の翌...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、我々は、反動減等に対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められたとおり本年十月に現行の八%から一〇%に引き上げるということを前提として、来年四月から制度を実施できるよう今国会において御審議を賜り、その上で着実に準備を進めてま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 仮にということで今御質問いただきましたけれども、仮に消費税率の引上げが遅れた場合には、これに対応して政令において本法案の適切な施行日を定めるということがこの条文上の帰結かと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますとおり、今年十月に現行の八%から一〇%に引き上げるということを、万全の対策を講じた上で我々としては一丸となって進めているところであります。来年四月から制度を実施できるよう、今国会において審議を賜る必要が私はあるというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 現在、各大学における授業料の減免については、各大学が定める認定基準に基づいて、今委員から御紹介をいただいたとおり、多様な形で行われております。これらの取組については、国立大学については国立大学法人運営費交付金により、私立大学については私立大学等経常費補助...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、現行法上の規定について御指摘をいただきましたので、補足というか説明させていただきますと、法令違反状態の学校法人に対して、一定の報告徴収、立入検査、そして措置命令、こういったプロセスを経て、措置命令に従わない場合に役員の解任勧告を法令上行うことができ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく今回の教育費負担の軽減の法律にも通底する部分だと思いますけれども、子供たちの未来が貧困の連鎖によって閉ざされるということは、私はあってはならないことだというように考えます。家庭の経済状況に左右されることなく質の高い教育を受けられるということが、そ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど御紹介をいただいたとおり、特に一人親家庭、特に今御紹介をいただいたようにシングルマザーを対象とした教育支援に力を入れるべきだということは、私も認識を共有をさせていただいております。  目標を定めてということなんですけれども、我々としては、この対象...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 高等学校における通級指導の充実を図るために、来年度予算案においては、指導の専門性を高めるためのモデル事業の実施、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所における教員研修などに係る経費を計上するとともに、来年度も引き続き教員定数の加配措置について地方財政措置...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  今委員が御指摘になったように、我が国の研究力の現状についてですが、論文の質、量、双方の観点での国際的な地位の低下、あるいは国際共著論文の伸び悩みなどに見られるように、諸外国に比べ研究力が相対的に低下していることが課題となってお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 極めて高木委員から重要な御指摘をいただきました。  今、松尾局長の方からもお話をさせていただいたとおり、我々としても改善を図っておりますけれども、なかなかハイリスク・ハイリターンというのは、もう本当に日進月歩ですから、我々は、やはり税金を使ってアカウン...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今局長からお話をさせていただいたとおり、この調査結果は、実施要領において調査の目的を達成するため、自らの教育及び教育施策の改善、各児童生徒の全般的な学習状況の改善などにつなげることが重要であることに留意して適切に取り扱うものとするというふうに定めているに...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど清水局長の方からあったとおり、少なくとも大阪市からの言い分は、行き過ぎた取扱いに当たる、あの平成二十八年四月の通知に例示したそれには当たらないというふうには聞いておりますが、ただ、全国学力・学習状況調査の結果を指標として活用する場合は、やはり実施要...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この全国学力・学習状況調査の結果については、国として我が国の児童生徒の学力等の状況について説明責任を有していることから、国全体の状況に加えて都道府県ごとの公立学校全体の状況を公表をしております。これは、都道府県教育委員会は教職員の給与費を負担し広域で人事...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 単に平均正答率の数値のみの公表は行わず、そういった分析結果や改善方策なども公表することを定めて序列化や過度な競争を招くことがないよう配慮を求めておりますので、そこは配慮していただきたいと思います。
03月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○柴山国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省では、各大学等に発出した通知に基づいて、外国人留学生の退学者、除籍者、所在不明者の数の報告を受けるとともに、法務省から各大学の不法残留者数について情報提供を受けております。これらの数が全体として極端に多いかどうかというところには...全文を見る
○柴山国務大臣 東京福祉大学は、平成十年に大学新設の許可申請がなされました。  大学設置・学校法人審議会においては、学問的、専門的な観点から審査が行われた結果、申請のあった設置計画が大学設置基準等の法令に適合するとして、設置を可とする審議会の答申がなされ、認可をいたしました。 ...全文を見る
○柴山国務大臣 東京福祉大学を設置する学校法人茶屋四郎次郎記念学園の理事の中に、おっしゃるとおり、現職の国会議員がいるということは承知をしておりますが、その他の方については承知をしておりません。
○柴山国務大臣 学校法人における理事の選任については、当該学校法人の寄附行為に基づき、法人の責任において行うべきものであるというように考えております。
○柴山国務大臣 徹底究明等、毅然とした対応をとってまいります。
○柴山国務大臣 消費税率の引上げについては、政府としては、反動減などに対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められたとおり、ことし十月に現行の八%から一〇%に引き上げる予定です。  文部科学省としては、これを前提として、来年四月からの高等教育の無償化の実施に向けて、着実に準備...全文を見る
○柴山国務大臣 まず第一点目として、今おっしゃったような事柄が生じないように、ことし十月にしっかりと消費税率の引上げができるような環境を整えるために、政府として全力を尽くすということであります。  そして、後段の、仮にリーマン・ショック級の出来事が起こった場合、逆に支援の必要性...全文を見る
○柴山国務大臣 高等教育機関への進学率について、全世帯では約八割であるのに対して、住民税非課税世帯では四割程度と推計しており、全世帯の半分程度にとどまっております。  このような進学率の差異を踏まえると、低所得者世帯では、家庭の経済的理由により進学を断念するケースがあると考えら...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、それに先立ちまして、先ほど御主張になられた、経済支援であって少子化対策ではないのではないかという、御質問というか御意見でしたけれども、例えば、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査、これは二〇一五年度版ですけれども、予定子供数が理想子供数を下回る夫婦...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど来申し上げているとおり、高等教育の無償化は、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況にあることや、大学などに進学せずに働いてみずから生計を立てる者との不公平性などを踏まえ、真に支援が必要と考えられる低所得者世帯に限って実施をすることとしており...全文を見る
○柴山国務大臣 ちなみに、崖があるということについての御主張だったんですけれども、当然のことながら、低所得者世帯に対する対策というのは、この学費免除あるいは給付型奨学金以外にもさまざまなメニューがあるということはぜひ御理解をいただきたいというように思います。文部科学省だけでなく、...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただきました国際人権規約において、無償教育の具体的な方法については特段の定めをしておらず、その範囲や方法を含め、具体的にどのような方法をとるかについては加盟国に委ねられております。  文部科学省としては、財政や進学率などその時々の状況を総合的に判断を...全文を見る
○柴山国務大臣 御主張は理解できますが、提案理由説明は、法律の案文の内容に即してその概要を御説明するものと考えておりまして、今回の提案理由説明では、少子化対策を目的とすることなどについて述べたものの、そういう趣旨説明を踏まえ、漸進的無償化については言及をしなかったところであります...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられた一環という表現が、今回の、要するに趣旨説明、提案理由説明ということになじむかどうかということも含め、検討させていただきます。
○柴山国務大臣 利息なんですけれども、今、現時点、大変低利であります。こういった極めて低利の利子なんですけれども、それでも利子収入が三百五十億円ということであります。  もし、国費によって利子を補給するという方式で有利子奨学金の無利子化を行うということになりますと、将来的に金利...全文を見る
○柴山国務大臣 二つありまして、一つは、当初予定の利息なんですけれども、これは、先ほど申し上げたように、現下の低金利下において、極めて低い利率が設定をされております。  ただ、もう一つ、返済期後の遅延利息、これは実は今五%。ただ、これを今度の民法の改正によって、要するに市場金利...全文を見る
○柴山国務大臣 慎重か前向きかはともかく、検討はいたします。
○柴山国務大臣 当該検討を行う部署において、適切な対応がとられることを期待したいと思います。
○柴山国務大臣 後で当該部署の方からお話を聞いてみます。
○柴山国務大臣 大変奥の深い、また卓見を御披露いただきまして、ありがとうございます。  高等教育、特に大学に対する社会通念は、今委員も御指摘になられたとおり、大分変わってきたのかなというように思います。  高等教育、特に大学は、学校教育法において、「学術の中心として、広く知識...全文を見る
○柴山国務大臣 高等教育には、今おっしゃるように、あるいは私が答弁をさせていただいたような、そういう使命なり性質というものが本来備わっているべきだというふうに思います。  その一方で、確かに、少子化対策かどうかということでいえば、では、全ての子供がそういった大学に進むべきなのか...全文を見る
○柴山国務大臣 確かにそういう側面があると思います。  先ほど局長の方から、所得についての進学率の違いは説明をさせていただきましたけれども、地域間格差、おっしゃるとおり、学校基本調査によれば、平成二十九年度の都道府県別高校新卒者の四年制大学、短期大学、専門学校への進学率、先ほど...全文を見る
○柴山国務大臣 恐らくこの後も委員から御質問いただけると思うんですけれども、初めは大学ということに対して確固たるビジョンとかあるいはイメージを持てない、それは所得とは関係なく、親御さんをごらんになっていて、そういうお子さんもいらっしゃると思うんですよ。ただ、人生のステージが進んで...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の高等教育の無償化については、先ほど申し上げたとおり、支援措置が少子化の観点から実施されるものでありますので、高等学校等卒業後二年以内の一般の大学等進学者を対象としているところでありまして、今御指摘になられたようないわゆる学び直し、リカレントを対象としているも...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の高等教育の無償化については、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況にあることなどを踏まえ、繰り返しておりますが、真に支援が必要と考えられる低所得世帯に限って実施するものであります。  一方、この無償化の対象範囲にかかわらず、これまでも、希...全文を見る
○柴山国務大臣 現在、文部科学省の告示において、医師、歯科医師、獣医師の養成に係る学部などの定員増を抑制しております。これらの分野については、各所管省庁における人材需要の考え方を踏まえた上でこうした抑制方針をとっているものであります。  これらの抑制分野の学部の定員は、現在ほぼ...全文を見る
○柴山国務大臣 財務当局あるいは日本学生支援機構としっかりと連携して検討していきたいと考えております。
○柴山国務大臣 今回の大学改革における大学の教員あるいは研究者の身分の安定性を考えるということは、私はとても重要なことであるというように考えております。  今回の高等教育・研究改革イニシアティブにおいても、特に今御指摘になられた部分で、優秀な若手研究者へのポストの重点化あるいは...全文を見る
○柴山国務大臣 政府としては、そうした理解のもとに施策を進めてまいります。
○柴山国務大臣 このグラフも拝見をいたしまして、確かに学費の現状が家計に対して重い負担となっている御家庭もかなりあるんだろうなということは認識をいたします。  ただ、学費は、大学における充実した教育・研究環境を整えるという観点から、教職員あるいは施設整備といった、学校運営等に要...全文を見る
○柴山国務大臣 さまざまな現場の声を御紹介をいただき、ありがとうございます。  まさしくそういう声に応えるために、今回、制度導入をさせていただいたわけであります。  確かに、真に支援が必要な低所得者世帯の学生に対してということではありますけれども、確実に授業料等が減免されるよ...全文を見る
○柴山国務大臣 無償化の対象範囲にもかかわらず、今答弁をさせていただいたとおり、これまでも希望者全員に対する貸与の実現など、無利子奨学金の充実を進めてきたところであります。  また、経済的理由から奨学金の返還が困難となった方には、返還の期限を猶予したり、将来の収入に応じて返還で...全文を見る
○柴山国務大臣 今の御指摘を踏まえて、しっかりと折衝してまいります。
○柴山国務大臣 今回の高等教育の無償化では、学問追求と実践的教育のバランスがとれている質の高い教育を実施する大学などを対象機関とするために、要件の一つとして、今御紹介をいただいた、実務経験のある教員による授業科目が標準単位数の一割以上配置されていることを求めることとしております。...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘いただいた機関要件及び個人要件の内容については、昨年十二月二十八日の関係閣僚会合において決定された、高等教育無償化の制度の具体化に向けた方針に基づいて、省令で規定していくこととしております。  見直しは、一般論として、適時適切に検討されるものですし、法案...全文を見る
○柴山国務大臣 いじめなどの生活指導の諸課題に対応する知識、技能を身につけることは、全ての教員にとって私は必要なことであろうというように考えております。  教職課程においては、生徒指導の理論及び方法、教育相談の理論及び方法が必修となっております。これらの科目の中で、いじめに対す...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、デジタル社会にとって不可欠な基盤となるマイナンバー制度の普及促進については、私ども文部科学省も、政府の一員として、関係省庁と連携して取り組んでいるところであります。  まさしく、この新制度においては、申込みの際にマイナンバーの提出を求め、所得の確...全文を見る
○柴山国務大臣 私立大学を設置する学校法人の健全な経営を確保する観点から、経営監査体制を充実することが非常に重要であると考えております。  その際、御指摘のように、私学の自主性に配慮しつつ、自律的かつ意欲的なガバナンスの強化が図られるようにすることが必要であります。  現状に...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の法案は少子化の進展への対処に資するものであり、第一条において、「我が国における急速な少子化の進展への対処に寄与すること」を「目的」として規定しております。  閣議決定などにおける高等教育の無償化は、真に支援が必要な低所得者世帯の学生に対する授業料等減免制度...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど申し上げたとおり、高等教育の無償化にも適した、それに沿ったものであるというように考えております。
○柴山国務大臣 繰り返しになりますが、今回の法案は、少子化対策が目的ではありますけれども、真に支援が必要な学生に対して、確実に授業料等が減免されるよう大学等を通じた支援を行うとともに、学生生活の費用をカバーするために十分な給付型奨学金を支給するものでありまして、先ほど来お話がある...全文を見る
○柴山国務大臣 施策の変更等について、現時点で考えておりません。
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたように、真に支援が必要な者というのは、経済的理由により極めて修学に困難がある者、具体的には、住民税非課税世帯及びこれに準ずる世帯の学生であって、高校の成績だけで判断せず、明確な進路意識や強い学びの意欲を確認して対象とされた学生を対象とし、授業料...全文を見る
○柴山国務大臣 失礼をいたしました。  この支援の拡大につきましては、貸与型奨学金の拡充により進学機会が開かれていること、また、高校卒業後の進路が多様であり、進学せずに働く者との公平性に留意する必要があることなどを十分に踏まえ、今後、しっかりと議論を継続してまいります。
○柴山国務大臣 現在、各大学の独自の授業料減免を受けている学生が新制度の施行によりどのような影響が生じるかについては、国としても、各大学の状況を把握し、精査をしてまいりたいというように考えております。  現に支援を受けている学生については、減免の事由や家計基準の実態等を見きわめ...全文を見る
○柴山国務大臣 各大学における授業料減免への公的支援は、新制度のもとで、真に支援が必要な住民税非課税世帯及びこれに準ずる世帯の学生に対し重点的に行われることになります。  一方、留学生や大学院生、成績優秀者を対象としたものなど、現行制度のうち新制度と支援が重ならない部分の支援に...全文を見る
○柴山国務大臣 今申し上げたとおり、予算要求に向けて適切に検討するということです。
○柴山国務大臣 おっしゃったとおり、国際人権規約における高等教育の漸進的無償化に関する留保について、我が国は、民主党政権の二〇一二年に留保を撤回いたしました。  国際人権規約では、高等教育の漸進的無償化を図ることとされておりますけれども、無償教育の具体的な方法については特段の定...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省といたしましては、今後とも、財政や進学率など、その時々の状況を総合的に判断しながら対応を進めてまいりたいというように考えております。  いずれにいたしましても、家庭の経済事情にかかわらず安心して学べる環境の整備ということは極めて重要だと考えておりまして...全文を見る
○柴山国務大臣 その思いは委員と私は共通していると考えております。
○柴山国務大臣 まず省内でしっかりと検討していきたいと思います。
○柴山国務大臣 この複雑多様化した現代社会の課題解決に向けて新しい価値を生み出していくということが、これからの人材育成に必要であるというように考えております。  豊かな人間性と創造性を育成するという観点から、今回の支援措置は公費により支援をするということも踏まえて、学生がしっか...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、これから、私が先ほど答弁をさせていただいたとおり豊かな人間性と創造性、これらについて言及をさせていただきましたけれども、本当にたくさんの方々が、多様な人材をやはり育てていくべきであろうというように思います。  ただ、恐らく、学びの強い意欲を持っ...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどからの委員の御指摘、全くおっしゃるとおりだと思います。  特に、関係の方々、もちろん子供たちに行き届くということも当然ですけれども、高等学校もそうですし、また大学あるいは専門学校など、もちろん対象となる当該高等教育機関にもしっかりと周知を行うということは極...全文を見る
○柴山国務大臣 今お話をさせていただいたとおり、一定の機関要件を満たす高等教育機関での、これからの社会に旅立つ人材の所得格差にかかわらない学びの確保ということを行っていくことが極めて重要であるというように考えております。  これから、強い決意を持って、本法案の成立に向けて頑張っ...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 多額の借金を抱え、就労目的で留学しているという実態があるのであれば、大変ゆゆしき問題であると考えております。  悪質な仲介業者に関する情報を把握したときには、まさに関係省庁間で情報を交互に提供することのほか、日本留学に関する的確な情報発信を文科省として...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、当該悪質な仲介業者に関する情報につきましては、関係省庁間で情報を相互に提供することのほか、日本留学に関する正確な情報発信を関係各所にしっかりと発信していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御意見として承ります。
○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  私どものシステムは、公立学校に在籍する日本語指導が必要な外国人児童生徒、四万四千人と、この十年間で一・七倍に増加しているわけですけれども、こうした児童生徒、日本語指導が必要だというだけでなくて、当該児童生徒自体が使用する言語も多...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 実は、今委員からお配りをいただいた議事録にも書かれているところなんですけれども、十二月六日の文教科学委員会において、伊藤委員からの御質問に対して、今御質問をいただいた外国人児童生徒の就学状況、特にこの不就学児童の数ですね、数の把握について御質問をいただい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 冷たいというふうに言われて甚だ悲しいわけなんですけれども、ただ、委員と問題意識は同じでありまして、日本における生活の基礎を身に付け、その能力を伸ばすために適切な教育の機会を海外、外国の方にも確保する、このことは共生社会の実現という観点からも大変重要であり...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の実施予定の調査については、義務教育段階の外国人の子供を対象とした調査とする方向で検討しております。  義務教育の就学年齢未満の幼児を対象とするかどうかにつきましては、これ、実は日本人も含めて幼稚園等の就園は義務ではないということなども踏まえて判断...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、客観的に把握をより容易にできると思われる就学の実態の有無ということを検討したいというように思っておりますが、引き続き、今委員から御指摘でございますので、どういうことができるかということもまた考えていきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御紹介をいただきました特別支援学級に在籍しつつ副次的な籍を居住地の学校に置く取組については、一部の自治体において行われていると承知をしております。このような取組については、入院中の子供が安心して治療に専念できるとともに、入院中の子供と入院前の在籍校の子...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、二〇一六年度から二〇一八年度まで、小中学校を中心として、入院児童生徒に対し教育機会を保障するために、学校と病院が連携して支援する体制の構築について調査研究を実施し、その成果を発信してきているところであります。  さらに、今お尋ねの高等学校段階にお...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 研究生ということなんですけれども、大学で学習する者のうち学位が授与されないいわゆる非正規の学生について、法令上の定義はありません。  なお、大学設置基準においては、研究生を含めた科目等履修生その他の学生以外の者の受入れに係る諸規定が置かれております。
○国務大臣(柴山昌彦君) この非正規の留学生について、法令上受入れの人数の上限は規定されておりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 私は、法令上受入れの人数の上限は規定されないというふうに申し上げましたけれども、大学設置基準においては、科目等履修生その他の学生以外の者を相当数受け入れる場合においては、教育に支障のないように専任教員並びに校地及び校舎の面積を増加することなどが規定をされ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますよう、本来、教育に支障のないように専任教員並びに校地、校舎の面積を処置するということが大学設置基準において規定されていることから、東京福祉大学のケースがどのようなものであったかということについて、しっかりと実地調査を含め確認をしたいと考...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 調査結果を踏まえて、今後どのような規制等について必要かということも検討したいというように考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) この外国人留学生の適切な受入れ及び在籍管理の徹底等についてにある退学者名簿に、御指摘のとおり措置内容を記載する欄はあります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、ここの欄に所在確認中という記載はありました。
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっとこれ説明が必要だと思います。  事由の別、具体的には退学者等名簿に、退学者、除籍者、所在不明者の記載項目、この事由の別の欄のほかに、今問題となっている措置内容という欄が御覧いただいているとおり設けられているんですけれども、この東京福祉大学からの...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そう御指摘をいただける部分ももっともな面もあります。  ただ、事由の別の欄で既に除籍とされていたことから、これ、先ほど山下大臣からも答弁があったように、所在不明者であるという認識はなかったわけです。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の一連の全体像が徐々に明るみになってくる中で、今おっしゃるような御指摘はごもっともであります。  今後は、定期報告の実施方法を改め、退学、除籍等の理由も提出を求めるなど、より的確に実態を把握できるようにしたいと考えております。
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 特別支援教育について御質問でございます。  障害のある子供に対してその障害の種類や状態に応じて柔軟な対応が行える教育環境を整えて学校教育を提供することによって子供の権利を充実させていくということで、極めて重要でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 特別支援学校の教育環境の整備については、従来から各設置者である地方公共団体において取組が進められているところですけれども、調査によれば、近年の特別支援教育を必要とする児童生徒数の増加により、全国で合計三千四百三十室が、一時的にはありますけれども、一時的で...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員が御紹介をいただいたように、非常に特別支援教室、不足をしているという実態から、様々な問題が生じていることは事実であります。  特別支援学校は、対象とする障害の種類に応じた多様な施設や設備が必要とされていることなどから、各学校の状況に応じて柔軟な対...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ソフトの面とハードの面、それぞれ我々、課題解決に向けて取組を進めております。  今、ハードの面、設備等の面について御指摘をいただきました。先ほど答弁をさせていただいたとおり、必ずしも我々、施設や整備の基準については特別な基準を設けておりませんけれども、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほども少し紹介をさせていただきましたけれども、学校設置基準というのは、学校を設置しようとする者が、学校の種類に応じて、設備、編制その他に関する設置基準に従い、これを設置しなければならないと規定されているところでありまして、例えば、文部科学大臣が制定した...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 性格としては、おっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど少し紹介をさせていただいたんですけれども、そもそも、この特別支援学校というのは、障害のある児童生徒が、本当に様々なタイプの児童生徒がいることから、その教育環境の整備について、特別支援学校においては、その生徒に応じた適切な指導及び必要な支援が行うこと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 例えば、車椅子やストレッチャーなど、児童生徒の使用する機器や介助の要否を踏まえた必要なスペース、また、年度の途中で入退院等による児童生徒の転学等や重複障害の児童生徒による学級編制などに対応した教室、障害種に応じた設備、点字ブロックやスロープなどや自立活動...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 規則において一定の定めがあるというように申し上げておりますけれども、設置したら駄目ということを答弁してはおりません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど来何度も答弁をさせていただいたとおり、個々の学校の事情や児童生徒の障害の特性、またそれぞれの設置者や学校の財政状況等に応じて適切に対応いただくべきものと考えており、国としてもそれをサポートをしていきたいというように考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、それぞれの学校の状況や児童生徒の障害の特性等を適切に考慮した上で当該学校あるいは先生方に対応していただくということがふさわしいというように考えております。それができないということであれば、我々としても、しっかりと状況を確認した...全文を見る
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 自然災害はいかなるときにも想定を超える形で発生をする可能性がありますので、今委員が御指摘のとおり、日々の教育活動を通じて、児童生徒たちに災害時に自ら危険を予測し安全な行動ができる判断力などを身に付けるためにも、今御紹介をいただいた、学校における防災教育の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今熊本地震について御紹介をいただきましたけれども、これまでの大規模災害の経験を踏まえると、発災直後には、被災状況の把握に追われるほか、ライフラインの寸断などによって、市町村の防災担当部局などが直ちには避難所運営の十分な体制を整えることが困難であるというこ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 学校施設は、子供たちの学習、生活の場であるとともに、今御指摘になられたように、高齢者の方々も含めて避難所となる施設であります。  昨年十一月七日に成立した平成三十年度第一次補正予算においては、熱中症対策として公立小中学校などへのエアコン整備のために所要...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御紹介をいただいたとおり、我が国において昨年七月に望まない受動喫煙防止を目的とする健康増進法の一部を改正する法律が成立をし、そして先般、それを更に進める形で大会組織委員会が競技会場における禁煙方針を発表したところでありまして、まさしく東京大会のレガシーと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大変的確かつ重要な御指摘をいただき、ありがとうございます。  一般社団法人大学スポーツ協会、UNIVASでありますけれども、学生が学業とスポーツに取り組める環境をつくって、もって卓越性を有する人材を地域や社会に数多く輩出し、経済の発展や地域の活性化にも...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 存在すると承知しております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 専門学校の教育施設として定められた教育課程を適切に実施をしているという前提であれば、そういう事例も許されます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、教育施設として定められた教育課程を適切に実施をしていくということを前提とすれば、そのような事例であっても許容されます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今把握はしておりません。これからしっかりと実態調査をする必要はあると考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 外国人留学生、どの機関でも大変増えているところではありますけれども、特に日本語教育機関等における増加が顕著であると、委員からも資料を御提出をいただいておりますけれども、そのような傾向は見て取れると思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の事案が起きるまで把握しておりませんでした。
○国務大臣(柴山昌彦君) 専門学校は、御案内のとおり、所管が国ではなくて自治体、各都道府県でございます。  冒頭の委員からの御質問にもあったとおり、教育施設として定められた教育課程を適切に実施をしあるいは学生を管理するというそもそもの本旨を逸脱をした機関が最近とみに見られるとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この間の石橋委員とのやり取りの結果、今御指摘があったように、日本語能力が足りず大学に進学できない日本語学校の留学生の在留期間を延伸させるため、名目上、大学の正規課程の研究生として受け入れている、そういったビジネスモデルが確立をしてしまっているという可能性...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私の場合は、是非、石橋委員、おっしゃってください。言われた資料は誠実に全部出すというふうにしているつもりです。もちろん、行政目的に照らして、行政目的に照らして差し支えがある場合は別ですけれども、委員から資料要求があれば基本的に誠実に対応させていただいてい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) お答えをいたします。  今般の著作権法の改正案について、文部科学省といたしましては、深刻な海賊版被害への実効的な対策を講じる一方で、国民の正当な情報収集などには萎縮を生じさせない、この二つの課題を両立すべく慎重に判断して制度設計を行ってきたところであり...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) このダウンロード違法化に関しましては、海賊版対策が喫緊の課題となる中で、昨年十月に文化審議会での検討を開始してから三か月間で五回の小委員会を開催し、集中的に審議を進めてまいりました。  小委員会としては、権利者団体、出版社及び利用者団体へのヒアリングを...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そこの部分、少し丁寧に説明をさせていただきますと、先ほどの海賊版対策に、海賊版被害への実効的な対策を講じる必要があることから、脱法行為を招かないような制度設計が求められるという観点から、例えば、懸念する声の中からは、作品全体を丸ごと複製する場合に限定すべ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今るる中岡次長の方から答弁をされたとおり、この法律案についてはかなり技術的な問題ですとか、あるいは解釈上少し説明が必要な部分等もあるというように私としては考えております。  いずれにいたしましても、そういうことも含めて、特に権利者の方々の一部からの懸念...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) いずれにいたしましても、虚心坦懐にもう一度しっかりと議論をしていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 私が申し上げたのは、今回、提出までに国民の理解を得られる見通しが立たなかった、そして与党からもより丁寧にしっかりと議論をする必要があるという御指摘をいただいたことから取り下げたということですから、まずは、そのしっかりと指摘に従った形で議論を重ねていきたい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、そういったお声もよりしっかりと丁寧に伺いながら検討を継続していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 浮島副大臣の下に障害者活躍推進チームを設置して、障害者の活躍推進の観点から重点的に進める六つの政策プランを順次策定をしております。  三月二十二日に策定したこの障害者のスポーツ活動推進プランにつきましては、これまで、スポーツ基本計画などに基づいて推進し...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 一般的に言って、スポーツに親しむためには、まず知ること、そして実際に見ること、体験することが大きなきっかけになると思うんですね。我が国で国民が、一般の国民が障害者スポーツについて見たり触れたりする機会が限られているということがやはり大きな課題であろうとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、パラバブルという言葉を使っていただいたんですけれども、我々としては、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、パラリンピックの成功なくして東京大会の成功なしと、先ほど櫻田大臣もおっしゃっていたかと思うんですけれども、民間におい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ただ、障害者スポーツ団体の多くは、財政基盤が弱いだけでなく、外部から支援を受け資金を集めるための事務体制も脆弱であるという実態があるということで、事務局体制の強化をしなくてはいけません。  障害者スポーツ団体の中には、単独での自立を目指して支援を集まる...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、パラリンピック教育は、とりわけ共生社会の理解を深めるなど、多面的な教育的価値を持つ重要な取組だと考えます。  文部科学省では、東京大会開催決定後の二〇一五年度から、例えば全国各地の学校などでパラリンピック競技体験なども行われていると、行...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおり、近年高止まりの状況にある児童生徒の自殺数を可能な限り減少させていくための課題として、文部科学省といたしましては、今お話をいただいた、厚労省との連名の、学校におけるSOSの出し方に関する教育、これを積極的に推進するよう促すとともに、昨年八月...全文を見る
03月28日第198回国会 衆議院 内閣委員会文部科学委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○柴山国務大臣 委員が先ほども御指摘になったように、幼児期の教育は生涯にわたる人格形成の基礎を担う重要なものである、最近はそういった研究も大変進んできておりますので、今般の幼児教育の無償化に当たってあわせてその質の向上を図るということは、御指摘のとおり大変重要であります。  こ...全文を見る
○柴山国務大臣 私ども文部科学省としても、内閣府そして厚労省と連携しつつ、子ども・子育て支援新制度及び私学助成の双方において幼稚園教諭の処遇改善を進めるとともに、幼稚園の人材確保支援事業において各地域の先導的な取組を支援するなど、人材確保に向けた取組を総合的に進めているところであ...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の無償化によってどのような幼児教育を目指すかということなんですけれども、まず、前提として、今回の無償化の対象範囲は、法律により、幼児教育の質が制度的に担保された幼稚園、保育所、認定こども園などを基本としているところであります。  今紹介をさせていただいた幼児...全文を見る
○柴山国務大臣 今、宮腰大臣の方から答弁をさせていただいたとおり、これまで、義務教育段階では、授業料等の無償化ということは既に確保されているわけであります。  その上で、今回、今御答弁にあったとおり、それに接続する幼児教育の部分について次元の異なる政策を打ったということでありま...全文を見る
○柴山国務大臣 失礼いたしました。  高等学校についてでありますけれども、高等学校等就学支援金は教育の機会均等を目的とした制度でありまして、依然として負担が大きかった低所得世帯の生徒に対する支援を充実しなければいけない。また、公私間の教育費の格差の是正のため、平成二十六年度より...全文を見る
○柴山国務大臣 よく民主党がかつて高等学校の無償化ということについてマニフェストに掲げていたということを踏まえて御質問になっているんだろうなというように思いますけれども、現時点において、我々としては、我々が基本的に持っている義務教育外の方々に関しては、やはり低所得の方が学びたいの...全文を見る
○柴山国務大臣 だからこそ認定こども園という制度ができたんじゃないかなというふうに思います。  今御質問の、幼稚園教諭免許状の取得に当たっての条件等ですけれども、原則として、学士の学位などの基礎資格を得るとともに、大学などの教員養成課程において教職の意義及び教員の役割、職務内容...全文を見る
04月03日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○柴山国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  これまでですと、行方不明者というのはそれ自体が法務省への報告事項となっていることから、退学者、除籍者と別に、除籍が所在不明であったがゆえの除籍ということは調べていなかったんですけれども、今後は、この間の国会審議の状況等も踏まえて、...全文を見る
○柴山国務大臣 グループ法人の規律をどのようにするかということは、今、実は委員がおっしゃったとおり、大変議論が必要な部分かなというように思っております。問題意識は共有をしております。  先ほど、法人格を分けて、別法人の理事長に親族を据えるということが禁じられていないんじゃないか...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、監事は、今回、法改正によって、ガバナンスにおける大変重要な役割を確保してもらうという機能の強化をしております。  その上で、では、監事の選任をどのようにするかということなんですけれども、平成十六年の私立学校法の改正において、それまでは選任に関する...全文を見る
○柴山国務大臣 済みません。私立学校法において、私立学校の公共性の担保を図る観点から、各役員、この役員というのは理事及び監事が含まれますけれども、その配偶者又は三親等以内の親族が一人を超えて含まれることが禁止をされております。
○柴山国務大臣 評議員会は、卒業生を含む関係者と、直接学校運営に携わる者が議論をするということから、今御指摘になった、学外の視点を含めた多様な観点からの理事会運営に対するチェック、提言を行う諮問機関ということが期待をされているわけです。  この評議員の資格なんですけれども、学校...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、例えば社団法人の場合は、その根本となる規則については定款というふうに呼ばれておりますけれども、例えば財団法人のようにその法人の実体をなす部分が財産であるような場合については、一般にその財産の運営に関する規則のことは、財産を拠出するということから、...全文を見る
○柴山国務大臣 今お読みをいただいた第二十六条の二において、特別の利益供与を禁止するという規定が設けられるわけなんですけれども、今御指摘になった、では別法人の役員ということまで含まれるのか、そういう御質問だと思うんですけれども、例えば、学校法人の役員が別の法人の役員も務めている場...全文を見る
○柴山国務大臣 教育基本法及び私立学校法においては、私立学校の自主性を尊重することが規定されておりまして、学校法人においては、一義的に自律的ガバナンスが求められることから、自主的なルールである、先ほどちょっと名前について議論がありました寄附行為、定款のようなものですけれども、これ...全文を見る
○柴山国務大臣 各大学において、さまざまな事情に基づいて学費等の決定が行われているかと思いますが、我々といたしましては、それがやはり学生の負担にならないように、まさしく今御紹介をいただいた高等教育の漸進的無償化の趣旨に沿う形で大幅な授業料の減免あるいは給付型奨学金の拡大をしている...全文を見る
○柴山国務大臣 まず前提として、無償化の対象範囲にかかわらず、これまでも希望者全員に対する奨学金の貸与の実現など、無利子奨学金の充実は進めてきました。また、経済的理由に対するきめ細やかな救済措置を講じて、高等教育への進学の支援の充実を図ってきたところであります。  今御指摘の所...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃっていることはよく理解できます。  確かに、授業料と生活支援というのは概念的には別物であるという委員の御指摘は理解ができるんですけれども、ただ、今回の我々の支援の措置というのは、貧困の連鎖を断ち切って格差の固定化を防ぐということから、例えば勉強をしながら...全文を見る
○柴山国務大臣 大変わかりやすく、かつ理論的であると思います。  少なくとも、今回、現象面においては、貸与型奨学金を我々としては基本的な位置づけとしながらも、真に必要な低所得者世帯あるいはそれに準ずる世帯の方々に対する給付型の支援というものを厚くするという一方で、授業料の無償化...全文を見る
○柴山国務大臣 御所見はよく理解できますけれども、先ほど繰り返したとおり、引き続き、長期的には検討していければなというように思っております。
○柴山国務大臣 そもそも私学は、独自の建学の精神に基づき、個性豊かな教育・研究活動を展開するとともに、在学者数が全学生の約七割を占めるなど、質、量両面にわたって、我が国の高等教育において重要な役割を果たしております。  この私立大学が、今おっしゃった、十八歳人口がとりわけ地方に...全文を見る
○柴山国務大臣 確かに、今般の私立大学の不祥事、理事会が大学の運営に介入をするという側面もあります。だからこそ、役員の損害賠償責任ですとか、役員の不正行為等に対する監事の差止め請求に係る規定の新設などの改正も行っております。  これによって、例えば、理事会が学校法人運営を適切に...全文を見る
○柴山国務大臣 昨年十一月の中教審、二〇四〇年に向けた高等教育のグランドデザインでは、今後、高等教育機関が、多様な価値観を持つ多様な人材が集まることにより新たな価値が創造される場となることが求められています。そのためにも、各大学は、自大学の発展の方向性の明確化や他大学との連携の推...全文を見る
○柴山国務大臣 貴重な御指摘をありがとうございます。  今回の高等教育、あるいはそこで学ぶ学生の支援というのは、家庭の経済的理由によって進学を断念するケースがあると考えられる低所得者世帯に対して、大学等における修学への経済的負担を軽減するということで、これは少子化の進展への対処...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の究極の目的ということなんですけれども、真に支援が必要な低所得者世帯の学生に対して大学等における修学の経済的負担を軽減することが、我が国における急速な少子化の進展への対処に寄与するものと考えているということで、消費税の財源手当てということも含めて、やはり、少子...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃったとおり、貧困の連鎖を防ぐということが大変重要であるということは、我々も共有しているというふうに思います。
○柴山国務大臣 先ほどの私の答弁の、貧困の連鎖を断ち切り格差の固定化を防ぐというために、真に支援が必要な低所得者世帯の学生に授業料減免と給付型奨学金を支給するということとしているわけなんですけれども、やはり、低所得者世帯では、家庭の経済的理由によって進学を断念するケースがある。具...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、中川委員からも、全ての高等教育の授業料を全部無償化にする、ただし、生活に必要なお金については給付型じゃなくて貸与型の奨学金にしたらどうかという御指摘にも通じるものがあるかと思います。  ただ、今回は、我々としては、財政上の制限ということもありますし、また...全文を見る
○柴山国務大臣 子供の学力、学習意欲を向上させるということが重要で、大学に進む前、今委員が御指摘のように、その前段階においてしっかりと底上げをするということは、確かに極めて重要だというように思います。  新しい学習指導要領では、子供の学習意欲の向上を重視するとともに、学習内容を...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、国立大学の授業料あるいは入学料そのものを無償化するということについては、大学教育を受ける人と受けない人との公平性の観点ですとか、あるいは、今財源の試算をしてくださいましたけれども、その確保なども含めて、やはり私は慎重な検討が必要であるというふうに考えておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 非常に参考になる御意見ではあろうかと思います。  ただ、冒頭、委員からも問題提起があったように、これはそれぞれ、教育政策としてはうなずける部分もあるんですけれども、では、消費税の財源七千六百億を使う施策としてどうかというと、ここはやはり、消費税の使途というものは...全文を見る
○柴山国務大臣 御通告をいただいておりませんけれども、私の率直な所感として言えば、今の社会、特に人口がかなり偏在している、また少子化が大変進行しているという中にあって、今の大学は、今のままの数ではなく、もっとやはり絞られていくのかなというふうに考えております。
○柴山国務大臣 文部科学省が何か強力に、無理やり数を絞るということではなく、社会のニーズに合った形に再編をすることを支援していくという考え方かなと思います。
○柴山国務大臣 済みません、ちょっと質問の御趣旨がよくわからなかったんですけれども。  いずれにしても、今後、どういう方が大学に進み、そして大学がどういう存在、そして質を伴ったものであるかということについて、まさしく今回の法律で、我々としては、あるべき姿というのを示させていただ...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の支援措置については、支援を受けて進学した学生がしっかりとした教育環境のもとで安心して勉学を修め卒業することができるように、学生を受け入れる大学などについては経営が継続的かつ安定的に行われるところを対象とするべきであるというように考えております。  現に、文...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の支援措置につきましては、真に支援が必要と考えられる低所得者世帯に限って実施するものであります。  一方、無償化の対象範囲にかかわらず、これまでも、希望者全員に対する貸与の実現など、無利子奨学金の充実も進めてまいりました。さらに、返済が困難となった方々には、...全文を見る
○柴山国務大臣 大変失礼いたしました。  今後とも、進学率ですとか、あるいは財政ですとか、その時々の状況に応じてしっかりと検討していきたいと考えております。
○柴山国務大臣 もちろんこれは財政当局とのしっかりとした協議の上ですけれども、可能性としては私はあり得ると考えています。
○柴山国務大臣 まず、今委員からも少しお話があったとおり、私立学校の自主性によって、法律には規定はありませんけれども、私立学校法において、役員の選任及び解任に関する規定は寄附行為に策定をすることが義務づけられておりますので、役員から解任すれば、当然、理事のみならず、理事長も解任を...全文を見る
○柴山国務大臣 じゃないですよと言われたんですけれども、学校法人に関しては、やはり、私立学校の自主性を尊重するということが教育基本法及び今お話をさせていただいた私立学校法においても明文上規定されており、学校法人においては自律的なガバナンスが求められていることから、自主的ルールであ...全文を見る
○柴山国務大臣 その可能性は否定できないと考えます。
○柴山国務大臣 いると思います。
○柴山国務大臣 委員から資料も配付をしていただいておりますけれども、今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展するとともに、我が国の大学生の学習時間の短さも指摘をされる中で、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーション創出基盤となる大学等の改革が急務であると考えております...全文を見る
○柴山国務大臣 今申し上げた、世界を牽引するトップ大学群と地域や専門分野をリードする大学群、これは、やはり時代の要請としてこういった大学が必要であるということで挙げさせていただいたものなんですが、言うまでもなく、大学は多様性を有しておりますので、これら二つの類型にまとめるというよ...全文を見る
○柴山国務大臣 認証評価の結果、大学が基準に適合している旨の認定を受けることができなかった場合には、当該大学は、学校教育法や大学設置基準などの法令に違反している可能性もあることから、大学みずからによる早急な改善が求められます。  そのため、今般の改正においては、大学がこれまで同...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただきました教育研究評議会の審議事項は、設置された大学の教育、研究に関するものでありまして、各大学は教育、研究面について一定の独立性や多様性を持たせるべきであることから、大学総括理事が置かれる場合は、当該大学総括理事を主宰者としております。  また、...全文を見る
○柴山国務大臣 今、諸外国の事例についても御紹介をいただきました。  いじめは、世界各国、どの国でも、どの子供にでも、どの学校でも起こり得ると思います。根本的ないじめ問題の克服のためには、全ての児童生徒を対象とした、いじめのまさしく未然防止の観点が重要だと考えます。  このた...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘の監事の選任でありますけれども、平成十六年の私立学校法改正において、それまで選任に関する定めがなかったところを、監査される側の者のみで選任することがないようにするために、評議員会の同意を得ることとして、最終的な選任は理事長において行うという規定となっておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 国立大学に厳格な評価とそれに基づく資源配分が求められている中で、二〇一九年度予算については、法人化のメリットを生かした一層の経営改革を推進するということなどの観点から、国立大学法人運営費交付金のうち七百億円を対象として、客観的な成果指標に基づく新たな資源配分の仕組...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど答弁をさせていただいたとおり、認証評価は、評価機関の第三者性や独立性を保ち、基準も含めて自律的、主体的に評価を行えるものとするため、その結果についても、行政処分又は直接的な資源配分に結びつける仕組みとはなっておりません。  認証評価機関が独自に定める大学評...全文を見る
○柴山国務大臣 二十六年の法改正に先立って、中教審の大学分科会の審議まとめにおいては、国公私立を通じた大学の学長選考について、求めるべき学長像を明確に示し、候補者のビジョンを確認した上で決定すべきということ、また、現在の学長選考方法がそのために適した方法なのか、再点検し、見直して...全文を見る
○柴山国務大臣 真面目に日本において修学をし、そして大学がそれをしっかりと適切に管理することができるのか、あるいは、今いろいろと問題になっているように、日本語教育をするという名目のもとで非正規の研究生を形式上受け入れて満足な管理をしていないというような実態なのか、そういったことが...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、法務省と連携をしてしっかりと実態調査をした上で、必要な基準等についてもまた検討していきたいというように思います。
○柴山国務大臣 関係する教職員も含めてさまざまな御意見があったわけでありまして、このため、先月二十九日に両法人においてなされた合意において、今後更に、大学の将来像、振興策について検討する専門委員会を設置して、教職員との丁寧なコミュニケーションと合意に基づき進めることが確認をされて...全文を見る
○柴山国務大臣 参考人から今御指摘のあったような御発言があったということは、承知をしております。  この背景として、参考人からは、高等教育に対する社会の信頼が必ずしも高いとは言いがたいとの御主張があったことも承知をしておりまして、私としても、この高等教育に対する社会の信頼を確保...全文を見る
○柴山国務大臣 そうですね、今御指摘をいただいたとおり、国民の信頼を確保するためには、やはり国民に幅広く高等教育機関が、リカレント教育も含め必要である、求められているということだと思っております。  従来行われてきたリカレント教育においては、専門的、実践的なカリキュラム、教員の...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、医療的ケアを必要とする児童生徒などが学校教育を受ける機会を確保する上で、看護師が果たす役割が大変重要だと認識をしております。  文部科学省では、二〇一三年度から医療的ケアを行う看護師の配置に必要な経費を補助してまいりましたけれども、今...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 東京福祉大学においては、所在不明とも思われる除籍者が多く発生するなど、在籍管理に懸念があるほか、履修科目数や出席率を考慮すると、法務省令で定める在留資格の基準である週十時間の聴講時間を確保できない、できていない学生が存在する可能性があり、また、名目上、大...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 平成二十年に実刑判決を受けた元理事長につきまして、この東京福祉大学を設置する学校法人は、文部科学省に対して、以後、元理事長を法人の経営、教育へ関与させないと報告して、その旨をホームページでも公表しておりました。  しかしながら、平成三十年度に入って、元...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○柴山国務大臣 今の菊田委員の御意見は傾聴に値するとは思います。  ただ、先ほど御紹介をいただいたとおり、平成十六年の私立学校法改正において、それまでは選任に関する定めがなかったところを、監査される側の者のみで選任することがないように評議員会の同意を得るということを要件としたこ...全文を見る
○柴山国務大臣 私立学校法においては、学校法人の同族経営を制限するため、学校法人の個々の役員について、理事及び監事という役員の種別を問わず、その配偶者又は三親等以内の親族が一名を超えて含まれてはならないこととされております。  このため、この規定の範囲内においては、理論的には理...全文を見る
○柴山国務大臣 監事については、従前から、親族か否かにかかわらず、監事の職務として、学校法人の業務に関する監査、不正を発見した場合には所轄庁への報告を行わなければならない旨が規定されております。  さらに、今回の改正において、監事を含む役員の学校法人や第三者に対する損害賠償責任...全文を見る
○柴山国務大臣 今委員が御紹介をいただいたとおり、今回の法改正については、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況にあることなどを踏まえ、真に支援が必要と考えられる低所得者世帯に限って実施をするものでありまして、無利子奨学金の充実ですとかきめ細やかな救済措置という...全文を見る
○柴山国務大臣 だからこそ、給付型奨学金を、今回、所得の住民税非課税世帯あるいはそれに準ずる世帯も含めてしっかりと拡大をしていく、それから、それとあわせて授業料の減免も行っていくという仕組みをつくったわけであります。  これら中間所得者、つまり住民税非課税世帯に準ずる世帯にもこ...全文を見る
○柴山国務大臣 ここはちょっと分けて考えたいというように思います。  まず、新制度の創設によって、現行の各国立大学の減免を現に受けている在学生についてどうなるかということについて、まず申し上げますと、既存のさまざまな各国立大学におけるそういった措置、これを、真に支援が必要な住民...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、学生の立場を踏まえて、しっかりと我々として財務省との折衝に臨んでいきたいというようには考えております。
○柴山国務大臣 この新しく入学される方々についても、新制度が始まる二〇二〇年度予算の概算要求を行うことし夏までには、新制度を踏まえた各大学の対応見込みなども踏まえ、各大学に調査するなどして、より詳細な状況を把握し、対応していきたいと考えております。
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、理論上そこには乖離が生じるということは、先ほど申し上げたように、私もあると、あり得るというようには考えておりますが、では、そのすき間をどうするかということについて、各大学に対して調査をしっかりと行っていきたいと考えております。
○柴山国務大臣 先ほど少し触れさせていただいたとおり、国連人権規約との関係で申し上げれば、新制度は、真に支援が必要な学生に対し確実に授業料等が減免されるよう大学等を通じた支援を行うとともに、学生生活の費用をカバーするためにほぼ十分な給付型奨学金を支給するものでありまして、全体とし...全文を見る
○柴山国務大臣 今触れていただいた認証評価制度ですけれども、我が国の大学における質の保証のシステムの一つとして、文部科学大臣の認証を受けた第三者機関、認証評価機関が、客観的な立場から大学開設後の教育、研究等の状況について定期的に評価を行う制度であります。  東京医科大学の平成二...全文を見る
○柴山国務大臣 非常に理のある御指摘だというように考えます。  仕組みとしては、先ほど申し上げたとおり、個別の評価について文部科学省が指図をするという仕組みにはなっておりませんけれども、今の委員の思いとそれから御指摘は、しっかりと各評価機関に伝わるようにしたいというように考えま...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど官房の方から、大修館書店のジーニアス英和辞典に書かれている注釈についても触れられたかと思います。  いずれにいたしましても、内閣広報室の判断において適切に対応がとられるべきものというふうに考えております。
○柴山国務大臣 私立大学研究ブランディング事業は、私立大学の機能強化を促進するため、学長のリーダーシップのもと、大学がみずから行う特色ある研究を基軸として全学的な独自色を大きく打ち出す取組を行う私立大学に対しまして、私立大学等経常費補助金を一定額措置するものであります。  なお...全文を見る
○柴山国務大臣 平成二十八年度及び平成二十九年度に私立大学研究ブランディング事業に選定された大学に対する支援については、平成三十一年度予算に盛り込んでおります。  ただ、それとともに、教育、研究そのものの質の向上に対する支援を優先するという考え方のもとで、支援期間を平成三十一年...全文を見る
○柴山国務大臣 さっき紹介をさせていただいた私立大学等経常費補助金については、私立大学等の改革総合支援事業において、教育の質向上に向けた特色ある教授、学習方法の展開を通じた教育機能の強化への取組の支援など、平成三十一年度予算において対前年度比五億円増の三千百五十九億円を計上する一...全文を見る
○柴山国務大臣 冒頭答弁をさせていただいたとおり、独自色を打ち出す私立大学に対する補助金の一定増額というのが今回問題となった私立大学研究ブランディング事業でありましたけれども、今財務当局から答弁があったとおり、教育、研究の質の向上に対する支援を優先するという考え方は私どもとしても...全文を見る
○柴山国務大臣 端的に本法案の目的を申しますと、真に支援が必要な低所得者世帯の方に対して、社会で自立し、及び活躍することができる豊かな人間性を備えた創造的な人材を育成するために必要な質の高い教育を実施する大学等における修学の支援を行い、その経済的負担を軽減することにより、子供を安...全文を見る
○柴山国務大臣 例えば、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査、二〇一五年度によれば、予定子供数が理想子供数を下回る夫婦に対して、その理由を尋ねたところ、三十歳未満では七六・五%、三十歳から三十四歳では八一・一%が子育てや教育にお金がかかり過ぎるからということを挙げていま...全文を見る
○柴山国務大臣 現行の各大学等における授業料減免は、それぞれが定める認定基準に基づいて、まさに委員が御指摘のとおり、多様な形で行われておりましたけれども、新制度のもとでは、各大学における授業料減免への公的支援は、国公私を通じ、全国で統一的な基準によって、真に支援が必要な住民税非課...全文を見る
○柴山国務大臣 私立学校法改正案第二十四条の規定は、今回の法案における私立学校のガバナンス強化方策の全体の趣旨、内容を踏まえて学校法人の責務を規定するものでありまして、理事会や理事長の権限を強化する趣旨のものではなく、理事長と学長との権限関係に変更を加えるものでもありません。各学...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど高等教育局長からも話をさせていただいたとおり、大学の学費は各大学がそれぞれの教育・研究環境を勘案しながら適切に定めるべきものと認識をしております。  消費増税を理由とした学費の値上げについては、まさしく合理的な範囲を超えたものとならないように、各大学におい...全文を見る
○柴山国務大臣 必ずしも、便乗値上げということについて以外の、消費税の値上げの場合に、各大学の授業料等の値上げを全面的に禁止をしておりませんけれども、ただ、一点申し上げたいのは、本年十月より消費税率が引き上げられる予定ですけれども、平成三十一年度予算においては、国立大学の授業料の...全文を見る
○柴山国務大臣 高等教育の無償化でありますけれども、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況にあることなどを踏まえて、真に支援が必要と考えられる低所得者世帯に限って実施をしております。  文部科学省においては、これまでも、希望者全員に対する貸与の実現など、無利子...全文を見る
○柴山国務大臣 人生百年時代の到来、また、技術革新の進展ということを背景に、職業に必要な知識やスキルを生涯を通じて身につけ、キャリアアップ、キャリアチェンジにつながる社会を構築することが重要であります。  そのため、今、人づくり革命についてもお触れをいただきましたけれども、昨年...全文を見る
○柴山国務大臣 社会人が働きながら新たに必要となる知識やスキルを身につけ、不断に能力を向上させていくということは極めて重要であります。  今御指摘の省庁縦割りを排除するということは極めて重要でもありますし、文部科学省、私どもといたしましても、産学がともに人材育成に主体的に参画す...全文を見る
○柴山国務大臣 まさしく、先ほど柴山プランについても言及をさせていただいたとおり、そのための大学改革だというように考えております。  昨年十一月に中教審において取りまとめられた二〇四〇年に向けた高等教育のグランドデザインの答申において、今後、高等教育機関は、十八歳で入学する日本...全文を見る
○柴山国務大臣 私立学校法においては、理事長を含む理事により構成される理事会は、学校法人の業務を決し理事の職務の執行を監督することとされており、理事長は学校法人を代表しその業務を総理することとされております。また、学長については、学校教育法において、校務をつかさどり職員を統督する...全文を見る
○柴山国務大臣 今まさに委員が整理をしてくださったように、学校法人の意思決定機関が理事会、そして、学長は、大学の全ての校務について包括的な責任者としての権限を有するとともに、大学運営について最終的な責任を負うものとされております。  今回の私立学校法の改正案によって、役員の職務...全文を見る
○柴山国務大臣 前回も申し上げたとおり、この法改正後に発出された施行通知は、法律改正の趣旨、内容及び留意事項について、これに関連する国会における質疑も踏まえて、行政府の責任で作成、発出するものであります。  二十六年の学教法の改正に係る施行通知は、この平成二十六年の中教審大学分...全文を見る
○柴山国務大臣 我々といたしましては、施行通知は、法律改正の趣旨、内容及び留意事項について、国会におけるこれに関する質疑も踏まえ、今委員が御発言されたことも踏まえて、行政府の責任で作成、発出するというように受けとめていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 何度か答弁をさせていただいているとおり、今回の法律改正は、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低いという状況にあることなどを踏まえて、真に支援が必要と考えられる低所得世帯に限って実施をするものでありますけれども、今後、更に負担軽減を進めるべきかどうかに...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど畑野先生からも、今おっしゃった仕送りの厳しい状況について御指摘をいただいております。御指摘の調査結果については、重く受けとめたいと思います。  一方で、日本学生支援機構が実施をした平成二十八年度学生生活調査、こちらにおいては、家庭からの仕送りが前回調査より...全文を見る
○柴山国務大臣 今るる答弁をさせていただいたとおり、検討すべき課題がたくさんございます。どのような制度あるいは法制にすれば今御指摘になられたようなことが進むのかということについても、しっかりと検討を進めて、あるべき姿を構築していきたいというように思います。  なお、参議院での趣...全文を見る
○柴山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○柴山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月15日第198回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員御指摘のとおり、大学や研究開発法人は知の源泉として役割を担っています。特に、大学などの優れた研究成果や技術シーズをスピード感を損なうことなく市場創出につなげる研究開発型ベンチャー、これは非常に大切であるにもかかわらず、これまでなかなか日本で育ってき...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 研究不正が起きる背景については、委員御指摘のように、急速に競争が激しくなっているということに加えて、研究分野の細分化ですとかあるいは専門性が深まっている、研究活動体制が複雑化、多様化しているということで、科学コミュニティーの自浄作用、チェック作用が働きに...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず前提としてなんですけれども、国費留学の学部レベルにおける、今委員おっしゃった中国の方の割合ですけれども、学部レベルですと六・九%ということになります。そして、大学院レベルですと、これ、日本学生支援機構、平成三十年現在、先ほどのデータもそうですけれども...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、外国人留学生に対する奨学金制度につきましては、優秀な外国人留学生を我が国に引き付けるということが非常に大きな眼目でありまして、学部生では、年間約千六百三十人に対して、年間、個別に約百四十万円程度の支援を行っております。このため、学生にとってより魅力...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) そういう声が出てくるというのは大変遺憾ですし、反省しなければいけない部分もあると思います。  先ほど来委員がおっしゃってくださったとおり、本来、留学生は、大学で学ぶことによって高度な知識、技能を獲得して、卒業後は日本の企業等に入り、日本の国際競争力の強...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これ、二つあると思うんですね。  世界から、さっきおっしゃったように、今、国籍を問わず、優秀なグローバル人材の世界中での取り合いという側面がある。そのために、一定程度、やはり非常に優れた人材を海外からしっかりと日本に来ていただくということも、これも一面...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) その上で、委員が御提案をされた、留学生の在籍管理に適正を欠くなど管理運営が不適正であることが判明した場合、これは、例えば私立大学等経常費補助金の減額又は不交付の措置をするということが想定をされます。また、今後、在留資格の審査の厳格化を、法務省と連携をさせ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 東京福祉大学においては、在籍管理体制に懸念があることに加え、名目上、大学の正規課程の研究生として受け入れているものの、実質的には、日本語能力が足りず大学に進学できない留学生のための予備教育となっている可能性があると考えております。そのため、先日、現地調査...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど来答弁をさせていただいているとおり、在籍管理がかなり問題のあるものであったのではないかという疑いを我々は持っておりますので、今委員が御指摘の後者の疑いについてしっかりと調査をしていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘のとおりであります。  まず、我々としては早急に、当該問題となっている大学に対する調査を通じ、真に必要な在籍管理を徹底するように指導してまいります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今最後に御提案をしてくださったように、これだけ経営が難しくなっている環境の中で、大学の連携、統合の促進ですとかあるいは経営力の強化に向けた方策、こういったことを考えることがこれまでになく求められております。  私立大学における例えば学部単位での事業譲渡...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど御指摘になられたように、専門高校が減ってきてしまっているという事態を我々としては強く懸念をしております。  工業高校では、実験、実習を重視したいわゆるものづくりなどの実践的な教育を通じて、今求められている高度の知識や技術、技能を有する人材を育成し...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、資料の写真で二枚お示しをいただいておりますけれども、左の若年者ものづくり競技大会には我々文科省も後援をさせていただいております。参加者数は約四百四十五名ということでありまして、様々なメカトロニクスなどの競技職種が参加をされているということで、大変有意...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、以前、アルマーニの制服については麻生大臣からも御答弁があったことを記憶しておりますが、制服を含む学用品等についての選定などについては、最終的に校長の権限において適切に判断すべき事柄であります。ただ、文部科学省においては、制服を含む学用品などの購入...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほども、子供たちのランドセルや制服についてしっかりと支援をしていくべきだという答弁をさせていただきました。  今委員に御紹介をいただいたとおり、小学校に入学する以前の幼児であれば、これは国が所管をする事項ですので関係要綱の改正ということができるんです...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  高等教育機関への進学や社会的自立に向けて、高卒資格取得のための切れ目ない支援体制の構築が重要であります。  今御紹介をいただいたとおり、我々文科省では、平成二十九年度より高校の中退者等を対象として、高等学校卒業程度の学力を身...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられたいわゆる高等学校等就学支援金制度の対象となる学校についてでありますけれども、今、高校のほか高等専門学校ですとか専修学校高等課程など法律で定められておりまして、今委員が御指摘になられた通信制高校のいわゆるサポート施設などは、これらの課程あ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 災害救助法については、御指摘のとおり、所管が内閣府でありますけれども、率直に、確かに素朴な感情を言えば、就学援助法において対象となるのが必要不可欠な学用品等ということでありまして、基本的には災害救助法の対象と同じものになっているのかというように思いますし...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど片山大臣がおっしゃったとおり、子育てを終わった女性が学び直しをするというリカレント教育も大切なんですけれども、今御指摘になられたように、まさしくちっちゃいお子さんをお持ちの方が大学で学ぶ、まあアメリカなどでは大学に託児所があるというのは結構当たり前...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 近年、我が国の研究力が諸外国に比べて相対的に低下傾向にあるという原因は、まず、国際的な研究ネットワークの構築の遅れ、新たな研究分野への挑戦の不足、若手研究者を取り巻く環境の悪化、これ平井大臣が御答弁されましたけれども、様々な要因が挙げられるというように思...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘のとおり、選択と集中を進めている今まさにその途上であるというふうに考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど最後に答弁させていただいたとおり、やはり二〇一九年度予算について、法人化のメリットを生かした一層の経営改革を推進するという観点から、運営費交付金のうち七百億円を対象として、客観的な成果指標に基づく新たな資源配分の仕組みを導入することとしております。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、おっしゃるとおり、運営費交付金が法人化、独法化によって減ってきた。それは産学連携をこれから増やしていくということも想定して減らしてきたんですが、一方において産学連携はそれほど増えていないと。そのことによって、特に地方の国立大学が非常に経営の危機に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全くおっしゃるとおりで、職員の雇用形態について、労働関係法令に基づいた上で理研が対応するべきものというように考えておりますので、限定無期雇用職員であっても、予算の削減や従事している業務がなくなることのみをもって解雇されることはなく、所属するセンターなどに...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○柴山国務大臣 はい。事務方から報告を受け、承知をしております。
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、いじめ防止法の第四条の、いじめ禁止の対象者の範囲には、教師はそもそも想定をされていないということではないかと思います。  ただ、児童生徒の自殺事案等が教師による不適切な言動を背景として発生する事案が多々見られるということについては、大変憂慮すべき...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、教職員による体罰や暴言など、不適切な言動や指導が行われることを決して許してはいけないと考えます。  文部科学省においては、平成二十九年の十月に通知を発出いたしまして、生徒指導に当たって、児童生徒の特性や発達の段階を十分に考慮することな...全文を見る
○柴山国務大臣 重要な着眼点を示してくださいました。  いじめの重大事態の調査組織の構成については、いじめの重大事態の調査に関するガイドラインにおいて「公平性・中立性が確保された組織が客観的な事実認定を行うことができるよう構成すること。」とされております。  しかし、実態とし...全文を見る
○柴山国務大臣 例えばいじめについて、各学校は、学校いじめ防止基本方針を策定することとされておりまして、この方針の中には、いじめの発生時における学校の対応ですとか自治体関係部局との連携、被害児童生徒に対する支援のあり方などについて記載することとされております。  また、学校いじ...全文を見る
○柴山国務大臣 今の学部単位での事業譲渡も含めて、昨年十一月の中教審の答申を踏まえて、制度化に向けた検討を進めているところでありまして、具体的手続については、今御指摘のとおり、現在、文部科学省において制度改正のためのパブリックコメントを実施しているところであります。  そして、...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の制度改正によって可能とすることを予定している学部等の設置者変更は、まさしく今委員が御指摘のように、教育施設とかあるいは教員を含めた組織そのものは同一性を保持して、その設置主体を変更するというものを我々としては想定をしております。  このため、教員組織につい...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、知っていたかというお話ですけれども、認証評価機関は、そもそも、評価の信頼性を高めるために、自主的、自律的な機関でありまして、我々文科省として何らかのコミットをしているという仕組みにはなっておりませんので、今回、委員によるいろいろな御指摘をいただくまで、我々と...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるように、そもそも、そういう当該元理事長が排除されないのに私学経常費補助金のカットをしたら、より一層首が回らなくなるという御指摘でありますけれども、ただ、我々といたしましては、この元理事長はそもそも役員の欠格事由に該当しているにもかかわらず法人の経営、教育...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  委員がいろいろと整理してくださったおかげで、大分状況が明確化してきている。要は、一言で言うと、生活保護が受けられる、本来だったら受けていい人が受けていない事例が結構たくさんある。一言で言うと、そういうことなんじゃないかなというふうに思い...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、今回の幼児教育、保育の無償化は、子育てや教育に係る費用負担の軽減を図るといった少子化対策と、それから、生涯にわたる人格形成の基礎やその後の義務教育の基礎を培う幼児教育の重要性の観点から、やはり確実に実現するべき重要な施策であるというように考えております。 ...全文を見る
○柴山国務大臣 本法案の目的は、真に支援が必要な低所得者世帯の者に対して、社会で自立し、及び活躍することができる豊かな人間性を備えた創造的な人材を育成するために必要な質の高い教育を実施する大学などにおける就学の支援を行い、その経済的負担を軽減することによって、子供を安心して産み育...全文を見る
○柴山国務大臣 家庭の事情にかかわらず、本人の意欲があれば進学できる社会を実現し、格差の固定化を解消するということは、今委員がまさに御指摘のとおり、今回の措置の大きな目的の一つであります。  低所得者世帯の進学率が、今の御紹介いただいた全体の進学率八割まで上昇するということが、...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  本当に、さっき義家先生からも御発言がありましたけれども、大学の無償化以前の段階で、やはり、そういった貧困の連鎖によって学びの重要性というものを体感できない、学ぶ意欲すらない、そういう方に対して、そういった鼓舞したり、あるいは指導したりす...全文を見る
○柴山国務大臣 その問いに答える前に、ちょっと先ほどの答弁の補足を少しさせていただきたいと思います。  低所得者、中間層世帯の生徒に対する、先生が御指摘になった中学校や高等学校の学力向上支援、このために消費税の使い道を閣法なり議員立法でまず変えるという御指摘も御意見としていただ...全文を見る
○柴山国務大臣 全く同じ価値観だと思います。  野党のことについてコメントする立場にはありませんけれども、まさしく、所得の再分配じゃないんですね。今の経済とか産業を見ると、明らかにもう構造自体が変わってきていて、要するに、まさに教育の格差が富の格差につながっている。  だから...全文を見る
○柴山国務大臣 大学等における授業料減免については、大学などの設置者が行う減免措置に対して国が大学等に対して補助を行う、いわゆる機関補助としてこれまでも実施してきましたし、今回導入する授業料の無償化などについても、大学等の設置者が行う入学金や授業料の減免費用を国等が支弁する機関補...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただきました昭和二十三年の旧教育委員会法の提案理由説明においては、地方教育行政改革の根本方針として、一、教育行政の地方分権、二、住民の意思の公正な反映、三、教育委員会の首長からの独立性が挙げられており、このことは現行の地教行法のもとにおいても基本的には...全文を見る
○柴山国務大臣 地方における社会教育に関する事務は、教育の中立性や継続性、安定性の確保などの観点から教育委員会が所管をしておりまして、社会教育に関する事務全体については、今後とも教育委員会が所管することを基本とすべきと考えます。  ただ、その一方で、公立社会教育施設の所管につい...全文を見る
○柴山国務大臣 今委員が御紹介をいただいたとおり、今回、公立社会教育施設の所管を首長とする場合には、社会教育の適切な実施のために、首長が教育委員会に対する協議とか、あるいは教育委員会が首長に対して意見を述べることができるなど、一定の関与を制度的な担保として設けているところでありま...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の改正案は、公立社会教育施設の所管に係る特例措置を設けるものではありますけれども、地方公共団体の判断によって教育委員会から首長に移管した場合であっても、それぞれの施設が社会教育法等に基づく社会教育施設であることに変わりはありません。  したがって、特例により...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  ことし九月のICOM、国際博物館会議京都大会ですけれども、今御紹介をいただいたとおり、世界各国から三千人規模の博物館関係者が一堂に会する世界大会でありまして、我が国の博物館の取組やプレゼンスをアピールするとともに、世界各地の博物館関係者...全文を見る
○柴山国務大臣 実は私、昨年、ベルリンに、北極科学大臣会合という国際会議に出席したんですけれども、そこで、ドイツの博物館が恐竜などの標本の展示をしている脇で、何か、とてつもない、バーなどのイベントが行われていたりと、日本においてはちょっと考えられないような博物館のいろいろな活用方...全文を見る
○柴山国務大臣 ICOM京都大会を契機に、子供たちが世界各国の博物館関係者と触れ合い、交流することによって、子供たちが博物館に親しみ、理解を深めるということは大変有意義だというように考えております。  文部科学省では、京都府や京都市と協力して、大会期間中に博物館子供フォーラムを...全文を見る
○柴山国務大臣 フランスのノートルダム大聖堂での大規模な火災により、世界的に貴重な文化遺産が焼損をしたことは、大変な衝撃を受けております。文化財を所管する文部科学大臣として深く心を痛めておりますし、フランス政府と国民の皆様に対しましては謹んでお見舞いを申し上げます。  文部科学...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘をいただいたとおり、厚労省の実施した人口動態統計によると、平成二十九年に死亡した十歳から十四歳の死因の約二三%を自殺が占めており、当該年代の死因の第一位となっております。  前途ある児童生徒がみずから命を絶つということは、極めて痛ましいと思います。極めて...全文を見る
○柴山国務大臣 私、実は長く法務委員会におりました。それで、死因究明については、かつて民主党の細川律夫先生などが大変な心血を注いで整備に取り組んでおられましたし、いらっしゃいませんけれども下村先生とか、超党派でいろいろと取り組んでおられて、私もかかわっておりました。  警察はど...全文を見る
○柴山国務大臣 このたび政府から提出いたしました法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  法曹の養成のための中核的な教育機関としての法科大学院における教育の充実を図り、高度の専門的な能...全文を見る
04月19日第198回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(柴山昌彦君) この度、政府から提出いたしました大学等における修学の支援に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては急速に少子化が進展しており、これに対処していくことが喫緊の課題となっております。このような状況において、子供を安心して産み...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 斎藤議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、消費増税が延期された場合についてのお尋ねがありました。  消費税率の引上げについては、政府としては、反動減等に対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められたとおり、今年の十月に現行の八%から一〇%...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 伊藤議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、政府が負う学生支援義務と公的負担による家計の教育費負担軽減の必要性についてお尋ねがございました。  教育基本法第四条第三項は、憲法第二十六条第一項の精神を具体化したものであり、能力がありながら経済的...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 新妻議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、本法律案の意義と成立への決意についてお尋ねがありました。  本法律案は、低所得者世帯であっても、社会で自立し活躍できる人材を育成する大学等に修学できるよう、真に支援を必要とする者に対し授業料減免と給...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 高木議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、高等教育費の公的負担に対する国民理解の醸成についてお尋ねがありました。  まさしく、議員の御指摘のとおり、社会で自立し活躍できる人材を育成することは、国にとっても大きな資産と考えます。真に支援が必要...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 吉良議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、今回の法律案で学費が値下げされるのかとのお尋ねがありました。  今回の新たな制度においては、授業料の値下げを行うのではなく、真に支援が必要な学生を対象に授業料の負担を軽減させるため、授業料の減免を行...全文を見る
04月23日第198回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 桝屋議員からのお尋ねにお答えいたします。  教師の障害者雇用を促進するための取組についてお尋ねがありました。  障害のある教師等が児童生徒等の身近にいることは、障害者への知識を深めたり、障害のある児童生徒等にとってのロールモデルとなったりするなどの教...全文を見る
04月23日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(柴山昌彦君) この度、政府から提出いたしました大学等における修学の支援に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては急速に少子化が進展しており、これに対処していくことが喫緊の課題となっております。このような状況において、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 経過ということでありますけれども、まず、平成二十七年七月の教育再生実行会議の第八次提言におきまして、家庭の経済状況にかかわらず、全ての意欲と能力のある子供たちが高等教育段階へ進めるよう、教育費の負担軽減の必要性が指摘されていたものと承知をしております。そ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず冒頭、働き方改革についてお話があったんですけれども、教育の現場における新しい要請とこの働き方改革を両立させていくのがこれからの文部科学行政であるというふうに考えております。  その一環として、今、中学校英語、話すこと調査について御質問いただいたわけ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の新制度におきましては、真に支援が必要な住民税非課税世帯及びこれに準ずる世帯の学生を対象としておりますけれども、これ単なる年収ではなくて、住民税制度に準拠した所得を基準としている一方で、現行の各大学等における授業料減免は、各大学等が定める認定基準に基...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、各国立大学では独自の基準を設けて今おっしゃったような授業料の減免制度などを行っている例があります。  文部科学省といたしましては、各国立大学に対して個別に調査をするなど、より詳細な状況を把握した上で、今回の新たな制度の趣旨を踏ま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省といたしましては、新制度が始まる二〇二〇年度の予算の概算要求を行う今年の夏頃までには、新制度を踏まえた各国立大学の対応見込みなどもしっかりと踏まえて、各国立大学に調査をするなどして、より詳細な状況を把握した上で対応していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員御指摘のとおり、今回の新たな支援制度は学部学生を対象としたものでありますけれども、ただ、国立大学の大学院生に対する授業料の減免は運営費交付金より別途措置されておりますので、引き続きしっかりと対応していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置の対象となる大学等は、学校教育法や学校種ごとの設置基準によって質の確保を図っております。今回の支援措置では、これらの設置基準や設置認可の制度を前提とした上で、支援を受けた学生が大学等でしっかりと学んだ上で、社会で自立し活躍できるよう、学問追...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、その御質問にお答えする前に、なぜ存続が認められている大学に更に屋上屋のような機関要件を付すのかという御疑問なんですけれども、今回は、先ほど私が答弁をさせていただいたとおり、あくまでも修学支援、学生への修学支援を行うかどうかという観点から、手厚い支援...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど答弁をさせていただいたんですけれども、今委員がお示しをいただいたのは、ある恐らく大学における収入基準、しかも、これいろいろと所与の前提を設けて、例えば所得控除とかですね、そういうものを想定をしているところですとか想定されていないところですとか、いろ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 高等教育の無償化は、本会議答弁でも申し上げましたけれども、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低いという状況にあることなどを踏まえて、真に支援が必要と考えられる低所得世帯に限って実施をするというものであります。  ただ、支援対象の基準となる...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 趣旨については本会議でも度々答弁をさせていただいたとおりでありまして、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況にあることなどを踏まえて、真に支援が必要と考えられる低所得世帯に限って実施をすることによって、子供を産み育てることにちゅうちょす...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置は、消費税収を社会保障四経費に充てる消費税法の下で制度として確立された少子化に対処するための施策として、今年十月の消費税率引上げによる増収分を活用して安定財源を確保して実施をすることとしているものであります。そして、先ほど私が説明をさせてい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置は、今委員が御指摘のとおり、家庭の様々な困難な事情にもかかわらず、子供たちの誰もが自らの意欲と努力によって社会で自立し活躍できるようになることを目的としております。さっき申し上げたように、少子化対策も目的ですけれども、今申し上げたようなこと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援と、それとあと、支援措置の対象範囲にかかわらず、これまでも希望者全員に対する貸与の実現など無利子奨学金の充実を進めてきた、これをやはり併せて是非見ていただきたいというように思います。  経済的理由から奨学金の返還が困難となった方には、返還期限...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今おっしゃったように、各大学の検討は国の方針が前提ではないかということなんですけれども、これは、大学と今後密にコミュニケーションをしっかりと行うことによって、今後各大学の行っている減免措置との関係を整理していきたいというように考えております。  各大学...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今局長が答弁をしたとおり、場合によっては課税証明を取り寄せるなどして準備をし、そして夏の概算要求に間に合わせるということになろうかと思いますが、そのためにも、やはり法律そのものが成立をしなければ対応ができませんので、委員から、何で日切れ扱いにするんだとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 決して矛盾していないと思うんですけれども、私が申し上げたように、本会議で申し上げましたけれども、高校生のやはり早期の進路選択に資するように、機関要件を満たす大学などのリストの公表、それから日本学生支援機構への奨学金の予約申込みなどの必要な準備行為を、法案...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今後、新制度の下で各国立大学が授業料減免の基準を検討していくことになるわけですけれども、再三答弁をさせていただいているとおり、現在、授業料減免を受けている学生で新制度においては対象とならない学生等も理論的には生じ得るところでありまして、当該学生の学びの継...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく必要な財政措置等についてきちんと我々として検討をするために、大学等とのコミュニケーションを図っていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 財政措置、そして必要な調査、これを夏までにどのような形で行うかということを確定をさせるために、大学とのコミュニケーションというか、ヒアリングをしっかりと行っていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、中所得世帯に対する支援というのは、今、既存のJASSO等における救済あるいは支援を順次拡大をさせていただいております。  それと、今回の我々がお願いをしている大幅な授業料の減免と、さらに給付型奨学金を、これがセットになって合...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 再三にわたるようですけれども、我々としては、この法律案は、やはり貧困が連鎖をしないように、学びの環境がしっかりと確保されるようにということで法案の審議をお願いしているところでありまして、特に、真に支援が必要な住民税非課税世帯及びこれに準ずる世帯の学生の方...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今局長から答弁をさせていただいたとおり、私どもといたしましては、今国会でしっかりと法律を成立をさせていただいて、遅滞なく来年のこの施行に向けて準備をさせていただくということを考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(柴山昌彦君) 我々といたしましては、法律で定められたとおり今年の十月に現行の八%から一〇%に引き上げる予定であり、かつ、消費税率の引上げに向けて政府全体として経済財政運営に万全を期すということを前提として、我々としては、来年の四月からこの支援措置等を実施できるように、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今年十月に消費税率の引上げが実施をされます。それに先立って、おっしゃるような事例というのは、我々としては避けるべく全力を尽くさせていただきます。  そして、今委員がいみじくも御指摘をされたとおり、我々、やはり学生のことをまず第一に考えれば、今年の夏の概...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 吹っ飛んでしまうというより、附則で、今委員が御紹介をしてくださったように、延期になるということでございますけれども、我々としては、そのような事態が生じないように全力を尽くさせていただきます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど紹介をさせていただいたように、社会保障四経費に充てる消費税法の下で、先ほど申し上げた、あるいは以前から答弁をさせていただいているとおり、七千億円を上回る巨額の財源を捻出するために、制度として確立された少子化に対処するためのこの消費税率の引上げ、これ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 政府として全力を尽くします。
○国務大臣(柴山昌彦君) 例えば、過去においては、平成二十六年の消費増税のときに、各私立大学に、合理的な範囲を超えた納付金の値上げを行わないことですとか、あるいはマスコミの問合せ等に丁寧な説明をすることですとか、値上げをもし行う場合にはしっかりと低所得者への配慮、経済的支援を行う...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、高等教育というのは義務教育でもありませんし、それに公費を投じるということになりますと、大学に進学しない方の存在も午前中の質疑にも申し上げたとおりいらっしゃるということから、その理解をどうやって得るのかということが極めて重要になってくるかと思います...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、フランスの事例についても御紹介をいただきましたけれども、各国において学生に対する生活費の支援、様々なタイプがあるというように思います。我が国においては、従来より学生に対する生活費の支給というのは奨学金制度によって行ってきておりまして、奨学金というのは...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 本質的、根源的な御質問だと思いますけれども、大学の本質的な役割というのは、教育基本法において、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探求して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与するものと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置については、支援を受けて進学した学生が質の高い教育環境の下で安心して勉学を修めることができるように、学生を受け入れる大学等については経営が継続的かつ安定的に行われるところを対象とすべきと考えております。  このため、今回の支援措置では、例...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 閣議決定などにおける今お話のあった高等教育の無償化という表現は、真に支援が必要な低所得者世帯の学生に対する授業料減免制度の創設及び給付型奨学金の拡充を内容としているんですけれども、国民に政策内容を分かりやすく伝える観点から高等教育の無償化という表現を用い...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 国際人権規約において無償教育の具体的な方法については特段の定めをしておりませんで、その範囲や方法を含め具体的にどのような方法を取るかについては加盟国に委ねられております。  文部科学省としては、財政や進学率などその時々の状況を総合的に判断しながら、具体...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 整理をさせていただきますと、大学の学費は教職員や施設整備といった学校運営等に要する経費に充てられるわけで、基本的には各大学がそれぞれの教育研究環境を勘案しながら定めるべきものですけれども、あくまで適切に定めるべきものというように認識をしております。  ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、いろいろ御質問いただいた中で便乗値上げという御指摘をいただいたと思うんですけれども、我々としては便乗値上げを容認するつもりは毛頭ありません。
○国務大臣(柴山昌彦君) 同じ答弁を何度も繰り返すようで大変申し訳ないんですけれども、我々としては便乗値上げを容認するつもりはないということで御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 国立大学の授業料については、国において標準額を示しつつ、一二〇%を上限として、今委員が御指摘のとおり、各大学が個別の授業料設定を決定することが少なくとも制度の上ではできる仕組みとなっております。  文部科学省としては、国立大学が標準額を超える授業料を設...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど委員から御説明をいただいたとおり、私立大学の授業料減免については、国立大学の授業料標準額に加えて私立大学の平均授業料の水準を勘案した一定額を加算した額までの対応を図ることとしております。これによって私立大学の学生の負担軽減がより図られるということに...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと整理をさせていただきたいんですけれども、既存の国立大学におけるそのプラスアルファをどうするかという議論は、これはちょっとおいておいて、そこはちょっとおいておいて、今委員が御指摘になった授業料の引上げということに関してだけ言うと、今の制度で大半の私...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の高等学校等の専攻科は、資格取得に対応した教育を行っている課程がありまして、一定の社会的役割を担っていると考えておりますけれども、その教育内容については様々な実態があると考えております。  このため、まず、先日申し上げたとおり、専攻科の学科や教育...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほども答弁させていただいたとおり、各大学において、今後、新制度を踏まえてどのように対応するかということをそれぞれ検討することが必要になります。  新制度において対象とならない学生等も理論的に生じ得るところでありますので、当該学生の学びの継続を支援する...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置では、教育の質が確保されておらず、大幅な定員割れとなり、経営に問題がある大学等について、実質的に救済がなされることがないように、対象となる大学等に一定の経営要件を設けることとしております。法人の貸借対照表の運用資産マイナス外部負債が直近の決...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○柴山国務大臣 冒頭、宮崎委員のこれまでの本当に長きにわたる法曹養成を始めとした司法制度改革に対する御尽力に、心から敬意を表したいと思います。  その上で、保岡興治先生の思い出も披露してくださったわけなんですけれども、まさしく私も、平成十六年初当選直後以来、弁護士の出身というこ...全文を見る
○柴山国務大臣 はい。  今、平口副大臣からお話があったとおり、プロセスとしての法曹養成の中核となるのが法科大学院制度でありますが、これをしっかりと信頼できるものにしていくということと、あわせて、そこを卒業した方の実務力や実践力、これが極めて重要だと思っておりますので、今の二階...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度は、平成十六年度に、質、量ともに豊かなプロフェッションとしての法曹の養成を目指して導入をされ、その後、十五年が経過した今、プラスの側面としては、幅広い分野や司法過疎地域で活躍する弁護士等...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、委員が御指摘の予備試験の問題については、今後、法務省の方で中心的にそのあり方について検討していただくことになろうかと思います。  我々としては、今、プロセス教育としての中核を担っている法科大学院、これが本当に重要なんだということを多くの方々がきちんと実感を...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどの質問にもあったんですけれども、プロセス教育をしっかりと重視をしようというこの法科大学院制度、ロースクール制度は、その理念としては大変重要な理念があったかと思いますけれども、卒業生の七割から八割が合格をするというような当初のもくろみが大分違う方向に行ってしま...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、ずっと黒岩さん、いろんなことをおっしゃっているんだけれども、私自身のことについてまず言うと、もし旧司法試験がこのままずっと維持されていて、私、苦労して、何度も何度も実は受験して、ようやく司法試験に受かった人間なんですけれども、仮に私が旧制度だけでずっと、人数...全文を見る
○柴山国務大臣 あくまでみずからの経験ということも踏まえて申し上げさせていただくとすると、やはり旧司法試験時代に、本当にさまざまな弊害が山積をしておりました。先ほど申し上げたように、受験技術の、テクニック勉強、あるいは予備校のばっこ、こういうことが指摘をされておりましたし、また、...全文を見る
○柴山国務大臣 法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度の理念は堅持しつつ、今回の改正案においては、まず、法科大学院において涵養すべき学識等を具体的に規定するということに加えまして、先ほど来議論になっているように、法学部三年と法科大学院二年のルート、3+2を制度化すると...全文を見る
○柴山国務大臣 はい、おっしゃるとおりでございます。  例えば、平成三十年度の合格率、平成三十一年度募集継続校三十六校に限って言うと、最高で一橋大学が六〇%の合格率、最低は金沢大学で四%ということになっております。  つまり、各法科大学院において、今おっしゃったように、修了者...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、制度発足時に、当初は、やはり法曹というのは大変注目をされる職業でもありましたし、新しい制度の発足ということもありましたので、たくさんの法科大学院の設置希望があり、そしてその参入を本当に広く認めた結果によって、数多くの法科大学院が乱立をし、過大な定員...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃるとおり、今回の法案だけで全ての今我々が直面をしている法曹養成についての課題が解決できるということは思ってはおりません。  ただ、先ほど来お話があるとおり、結局、時間的あるいは費用的な負担が極めて大きいということから法科大学院が敬遠されがちだということ...全文を見る
○柴山国務大臣 今、法務省からございましたとおり、本来であれば、社会的事情や実社会で十分な経験を積んでいるということの理由によって法科大学院を経由しない者にも法曹資格取得のための機会を確保するということが本来の趣旨であったにもかかわらず、この予備試験合格者のうち、出願時に大学学部...全文を見る
○柴山国務大臣 かつて旧司法試験改革を行うときに、まさしく今、中川委員が御指摘になられたような、端的に言うと、アメリカでやっているようなロースクールの導入によって、要するに、アメリカには予備試験なんて制度はありませんから、司法試験を廃止して、アメリカのようなロースクールを導入して...全文を見る
○柴山国務大臣 大変重い御指摘だというように思います。  ただ、予備試験は予備試験で、今委員が御指摘のような問題点がある一方で、ロースクール、法科大学院は法科大学院で、先ほど来いろいろ御指摘いただいているような質、負担、それから期間、それぞれ問題がいろいろと出てきているのも事実...全文を見る
○柴山国務大臣 決して法務省の言いなりになろうなどとは思っていないわけであります。ただ、予備試験は、経済的事情や既に実社会で十分な経験を積んでいるなどの理由によって、法科大学院を経由しない方であっても法曹資格取得のための道を確保するという制度でありまして、そういった趣旨を踏まえれ...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどから、給付型奨学金、授業料減免というお話をいただいております。  ちなみに、今法案の御審議をいただいている大学等修学支援法については、これは大学院は対象となっておりませんので、今回議論する給付型奨学金や授業料減免というのは、これはそういう制度とは別の、日本...全文を見る
○柴山国務大臣 貴重な御指摘ですので、よく検討させていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 国民民主党提出の対案についてでありますけれども、二十一世紀の司法を支える質、量ともに豊かな法曹を輩出するために、やはり私は、この法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度が必要であるという認識でおります。したがって、法科大学院の修了等を司法試験の受験資格と...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今、城井委員がまさしくおっしゃったとおりでございます。  理念はプロセスによる選抜というところだったんですけれども、特に法曹の将来にわたる需要の見込みが当初と違っていたということも含めて、さまざまな改革が必要になってきたところでござい...全文を見る
○柴山国務大臣 法科大学院の生き残り策でないかという御指摘に関しては、そもそも誰のための法改正なのかということが極めて重要だと思っております。  確かに、御指摘のとおり、今回の改革によって、学生がより安んじて法科大学院を選びやすくなるということは事実だと思いますけれども、それは...全文を見る
○柴山国務大臣 これも、実は委員御指摘のとおりだと思っています。要は、予備試験のこれからのあり方次第によってどれだけ法科大学院志願者がふえてくれるのかということは、なかなか一概には申し上げられない部分があると思います。  ただ、今回、学部の早期卒業を前提として3+2を制度化する...全文を見る
○柴山国務大臣 法科大学院については、再三申し上げているとおり、修了者の司法試験合格率の低迷。当初は、修了すれば七割から八割司法試験に受かるという制度設計だったはずなんですけれども、先ほど御紹介いただいたとおり、実は二割から三割と。もちろん、大学によってかなり幅がありますけれども...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど質問に答えたとおり、さまざまな地域の法科大学院において、引き続き、法科大学院としてしっかりと役割を果たすことができるようなさまざまな支援をもちろんさせてはいただきますけれども、ただ、新規募集を停止しているところも当然あるわけですから、そういうことも踏まえて、...全文を見る
○柴山国務大臣 はい。  おっしゃるとおり、今御指摘になったプログラムによって、進路希望に応じて多様な進路が選べるような形にはなっております。また、大学の自主的な取組によって、法学部における法曹志望用のプログラムとして、平成三十年度の法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラム...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  かつて、おっしゃるとおり、東京大学法学部の第三類と言われるいわゆる政治学科は、法学部といいながら、実質的に法律専門科目の枠は大変少のうございまして、ただ、卒業されている方は吉良委員を始め大変多士済々でありまして、また、今おっしゃったよう...全文を見る
○柴山国務大臣 失敗だとは考えておりません。  別に、一度つくったものを否定したくないからということではなくて、まさしく平成十六年四月にこの法曹養成制度を導入するに当たって、やはりプロセスとしての法曹養成制度が重要であるという理念のもとで導入をさせていただいたということもありま...全文を見る
○柴山国務大臣 大変重い御指摘でもありますし、私も民間出身の端くれでありますので、おっしゃることはよく理解できます。  ただ、問題は、やはり物事をやってみて、何がうまくいったのか、どういう部分がうまくいかなかったのかということを適時適切にきちんと評価し、そしてそれを次なる改革に...全文を見る
○柴山国務大臣 物事を改革しようというときには、当然、今のお話、用語をかりれば、ゾルレン、こうあるべきだという当為の側面があるかと思いますが、ただ、それを支えるのは立法事実でありますので、それはやはり一定の実体、ザインというものが基礎になって、それに従ってあるべき改革の方向性、ゾ...全文を見る
○柴山国務大臣 少なくとも、法科大学院に進む人たちのほとんど全ては、やはり法曹資格を持ちたいという希望を持ってその門をたたいているのではないかというように考えます。
○柴山国務大臣 極めて重要な御指摘をいただいたと思います。  だからこそ、我々は、法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成が必要である、今のお言葉をかりれば、理想であるという認識だけではなくて、やはりそこを修了した方が司法試験の受験資格としてふさわしく、また、そこをきちん...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほどの答弁でも申し上げたところなんですけれども、やはり、点のみの選抜である司法試験、新しくバージョンアップするといえども、点の選抜であるということになってしまうかというように思います。そうした場合に、受験者の受験技術優先の傾向がまた復活してくるという指摘がなされ...全文を見る
○柴山国務大臣 幾つか今御指摘になったので、ちょっと論点を整理させていただきたいと思います。  まず、オリンピックの例えば選考会などで一発勝負ということはあるじゃないかという御指摘なんですけれども、例えばアメリカなどでマラソンなんかの選考をするときに、このレースで選考するんだと...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、先ほど御紹介をいただいた法科大学院の学生に対する経済的支援の状況でありますけれども、最新の実績値である平成二十九年度のデータでは、法科大学院在籍者四千七百五十五名のうち、給付型奨学金や授業料減免のみを受けていた学生が一八・八%に当たる八百九十五人、そして、今...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の改正案は、プロセスとしての法曹養成の理念を堅持しつつ、法科大学院教育の抜本的な充実、時間的、経済的負担の軽減、予測可能性の高い法曹養成制度の実現といった必要な改革を加えるものでありますので、同意見書の考え方を変更するものではありません。
○柴山国務大臣 今の御指摘ですけれども、法学部三年と法科大学院二年のいわゆる3+2につきましては、平成二十七年六月の法曹養成制度改革推進会議の決定において、その仕組みの確立及び充実を推進するということとされました。各法科大学院に対するめり張りある、今御指摘のあった予算配分を通じて...全文を見る
○柴山国務大臣 それは当たりません。  先ほど畑野委員からも問題意識を提示していただきましたけれども、あくまでも法科大学院というのは、さっき3+2を標準的な運用にすると言いましたし、今、伯井局長からは法学部での学修とそれから法科大学院の履修との連携ということも答えさせていただき...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおりです。  多様なバックグラウンドを有する者が法律に関係する分野でその知見を生かせるようにする、未修者であっても、他学部卒業者であっても、そういうやはりチャンスを開くということは極めて重要だと考えております。  現に、法学部以外を卒業した人が、法...全文を見る
○柴山国務大臣 法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度は、平成十六年度、質、量ともに豊かなプロフェッションとしての法曹の養成を目指して導入され、その後、十五年が経過した今、幅広い分野や司法過疎地で活躍する弁護士が増加するなど、一定の成果を上げてきたというように思います...全文を見る
○柴山国務大臣 ちょっといいですか。  原因と結果が違うんじゃないか、全くそのとおりです。  私は司法制度改革を、要するに、議員になりたてのころ、真剣に心血注いでやってきたつもりであります。その当時においては、結局、物事を解決するのに、弱い者は泣き寝入りをする、何か、政治家と...全文を見る
○柴山国務大臣 実は、先ほど串田委員からも同じ御指摘をいただきました。  要は、法科大学院のあり方を、プロセス重視、それからマスプロじゃない形で、しっかりと社会の実践でたえ得る人材を育成する。これをやるんだけれども、その人たちも含めて全員司法試験を受けるわけですから、だから、結...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省といたしましては、少なくとも、法曹を志望する有為な若者が安心して法科大学院に進学することができる環境を整えるために、必要とされる学識や能力を培うための教育も含め、そしてまた、今般の改革を通じて、今お話があったような、例えば資金的な問題あるいは時間的な問題...全文を見る
○柴山国務大臣 そういう実態があるということは認識をしております。  これまでも、各法科大学院において、法曹を目指す有為な人材を入学者として確保するために、いかに魅力ある教育課程の提供を図るかということに努めてまいりました。文部科学省としても、法科大学院公的支援見直し強化・加算...全文を見る
○柴山国務大臣 私が今の答弁で最後に申し上げたとおり、例えば金沢大学は、法科大学院で司法試験合格率が四%とかなり厳しい状況にありますけれども、千葉大学法学院とまさにオンラインで結んでプログラムの強化というものを図っている、取組が現になされているというように承知をしております。 ...全文を見る
○柴山国務大臣 日ごろ、笠委員からそういった問題意識を多々いただいております。しっかりと今の御指摘も踏まえて、検討させていただきたいと思います。
04月25日第198回国会 参議院 内閣委員会、文教科学委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えを申し上げます。  幼児期の教育は、子供の基本的な生活習慣を形成し、道徳性の芽生えを養い、学習意欲や態度の基礎となる好奇心を養い、創造性を豊かにするなど、生涯にわたる人格形成の基礎を担う上で重要な役割を担っており、幼児教育への投資は極めて重要であ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほども宮腰大臣が答弁をされたように、公立の認定こども園、また幼稚園、保育所の職員の給与は、各自治体が地方公務員法第二十四条により条例で定めるという制度設計となっております。このように、地方公務員の給与の決定は地方自治に委ねられていると認識をしております...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の幼児教育の無償化は、法律により幼児教育の質が制度的に担保された施設であり、広く国民が利用している幼稚園、保育所、認定こども園等の費用を無償化するとともに、保育の必要性のある子供については認可外保育施設等も無償化の対象とするものであります。  今御...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 子ども・子育て支援法においては、市町村につき、子ども・子育て支援事業計画を策定して、当該計画に基づいて必要となる教育、保育の量を適切に見込んだ上でその提供体制を確保する義務が課せられているわけです。このため、まずは各市町村において、今御指摘があったように...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、宮腰大臣からお話をさせていただいた全世代型社会保障への転換ということですけれども、これは教育基本法に定める幼児期の教育の重要性及びその振興の考え方に私は通ずると考えております。  御指摘のとおり、希望する誰もが必要な幼児教育を受けられるよう社会全体...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○柴山国務大臣 いろいろと経緯を御案内かと思うんですけれども、この創業者の中島氏が教員研修の一環として教室内で授業を見学したことは大学から報告を受けていたところではありますけれども、大学みずからがこの中島氏を学校運営に関与させないと文部科学省に報告の上、公表していたにもかかわらず...全文を見る
○柴山国務大臣 一般論として、大学においてどのような授業科目を開設するかということは各大学の自主的、自律的な判断によるものでありますので、大学の判断によってカリキュラムを変更することは、今もお話にもありましたけれども、法令上必ずしも禁止はされないと解されますけれども、一般的には、...全文を見る
○柴山国務大臣 今の後者のとおり、つまり、これからしっかりと、実地調査の結果も踏まえて、慎重に判断していきたいと考えます。
○柴山国務大臣 前回の質疑でも、委員からそういった問題提起をしていただいたところであります。  文科省は、当該学校法人において、平成二十年以降、この元理事長が東京福祉大学の運営や教育に関与していると思われる事例が断続的に発生したことから、継続的に指導を行うとともに、私立大学等経...全文を見る
○柴山国務大臣 全く御指摘のとおりだと思います。  これは仮定の話ですけれども、仮に、我々の繰り返しの指導にもかかわらず、自主的な改善が当該学校法人に望めないということであり、その運営が著しく適正を欠くと認められるなどの場合には、私立学校法第六十条に命じる措置命令や役員の解任勧...全文を見る
○柴山国務大臣 重要な御指摘であろうかと思います。  まず、今おっしゃったように、例えば、在学中の受験を認めた場合に、さまざまなタイプの方が特に試験が終わった後出てくるというのは、おっしゃるとおりだと思います。  まず、ちょっと幾つか分解しますけれども、司法試験の在学中受験を...全文を見る
○柴山国務大臣 この法曹コースの定員設定は設置する大学の判断に委ねられているんですけれども、例えばコース選択時に人数をある程度絞り込んで、そのかわり、コース、つまり学部段階を修了した学生であれば、原則として、連携先の法科大学院への進学が保証されるとすることとなる場合、あるいは、コ...全文を見る
○柴山国務大臣 済みません、ちょっと整理をさせていただきますけれども、ギャップタームという言葉遣いの定義なんですが、一般的には法科大学院を修了してから司法修習が開始されるまでの期間を念頭に置いていることから、法曹コースに在籍して早期卒業した学生が法科大学院に合格したか否かにかかわ...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の改正案に規定する法学部の法曹養成基礎課程、今おっしゃった法曹コースにおいては、法科大学院既修者コースへの接続を前提として、三年間で、法律の基本科目について、法科大学院の未修一年次の内容を修得できるカリキュラムを編成することが求められるようになります。  法...全文を見る
○柴山国務大臣 今の、例えば、わかりやすい例で申し上げますと、優秀な普通の大学の学部生が、ロースクールではなくて、かつて旧司法試験時代に大学四年生に在学中に司法試験に合格したという事例を考えていただければと思うんですけれども、大学三年の課程、つまり大学四年で受験をする場合には大学...全文を見る
○柴山国務大臣 今おっしゃるとおり、中央教育審議会法科大学院等特別委員会において、法学部三年と法科大学院二年のルート、3+2の制度化や法科大学院教育の改革について議論が行われ、方向性が取りまとめられた段階では在学中受験そのものについては議題に上がっておりません。  ただ、法科大...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど来お話があったとおり、今の法曹希望者の急激な激減というのはその対応が喫緊の課題であることから、法科大学院制度の集中的改革期間を平成三十年度まで、いわばさきの三月までにとにかく集中的に検討するということで審議会が開催されておりました。  おっしゃるとおり、そ...全文を見る
○柴山国務大臣 議論を整理させていただくと、まず、立法府を軽んじているということは全く、私はないと思います。  というのは、今申し上げているように、我々は、この間、どういうことが起きたかということについては、真摯に行政府として説明をさせていただいております。このことも含めて、ぜ...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど申し上げた、今回のプロセスについては率直に御説明をさせていただいたつもりであります。  プロセスとしては中教審でありますけれども、今回のこの問題については、我々はあくまでも、法曹養成、司法試験制度というものがどうあるべきかというのを、この今の非常に危機的な...全文を見る
○柴山国務大臣 諮問機関として大切な議論をしてくださるということは、私も委員と思いは同じであります。  ただ、総合的に判断をして、結局、今回の法科大学院の教育改革の検討状況ですとか、あるいは緊急の提言を平成三十年度中に行うという状況、それらを総合的に勘案し、その上で必要なプロセ...全文を見る
○柴山国務大臣 本来しっかりと検討すべきなのに頭からそれをすっ飛ばしていいなどとは私は全く考えておりませんので、中教審が大切な諮問機関であり、そして、そのプロセスを経た上で行政府として判断をし、そして立法府にお示しをする、これが通常のプロセスであるということは、ぜひ、私も認識は全...全文を見る
○柴山国務大臣 在学中受験を認めるかどうかというのは学生にとって大変大きい事柄であるというのは、おっしゃるとおりだと思います。  ただ……(発言する者あり)そう、今ちょっと待ってくださいね、初鹿さん。  まず、在学中受験を認めるということは、学生にとってのオプションをふやすと...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど法務省からも答弁があったとおり、中教審の法科大学院等特別委員会、大事なプロセスだと思います。大事なプロセスだと思いますけれども、この在学中受験そのものについて議題に上がっていなかったということが、必ずしも必須の、法案提出のための要件と言えるかというと、さまざ...全文を見る
○柴山国務大臣 総合的に判断をさせていただき、我々として、喫緊の課題である法科大学院改革集中的検討期間の平成三十年度の中に国会にお示しをするのに必要な手続を経たというように我々としては判断しているということで御理解をいただきたいと思います。
○柴山国務大臣 先ほどからの答弁でも、決して、在学中受験を認めるということが簡単な内容、軽い内容ということで言っているわけではない。私もさっき申し上げていますけれども、学生にとってそれを認めるか認めないかは非常に大きな問題である。ただ、その在学中受験というオプションを追加すること...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど来申し上げているとおり、在学中受験について、これが学生にとって影響が大きいということそのものは、再三答弁をさせていただいております。  それとあと、法律のたてつけから申し上げますと、司法試験の受験資格を有する者というのは、今回の法改正のうち司法試験法及び裁...全文を見る
○柴山国務大臣 決して、今回の改正案は、司法制度改革審議会意見書の考え方を変更するものではないと思っています。  3+2の制度化は、法曹資格取得までの時間的、経済的負担の軽減が学生にとって大きなニーズとなっていることに対応するために、法科大学院の存在意義を損なわずに、法学部と法...全文を見る
○柴山国務大臣 中央教育審議会法科大学院等特別委員会においては、司法試験の在学中受験について議論を明示的に行ったということはございません。
○柴山国務大臣 再三申し上げているとおり、私は、旧司法試験制度においてずっと受験をしてきた人間であります。  旧司法試験制度におけるいわゆる点のみの選抜から法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度への転換は、実務力や実践力も含めて法曹のプロフェッショナルを育成していく...全文を見る
○柴山国務大臣 そもそも、プロセスによる法曹養成というのは、法科大学院教育を通じて司法試験に確実に合格できるように、さまざまなプログラムを通じて体系的な学修を行う、それから、実務力、実践力を含めて法曹のプロフェッショナルを育成していくためには、司法試験だけではなくて、実務ですとか...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおりで、社会人でありながら、階議員のように大変優秀でかつ苦労しながら司法試験に合格できた方というのは、私の目から見たら大変尊敬に値する存在でありました。  ただ、これはちょっと申し上げられると思うんですけれども、必ずしも他学部あるいは社会人から、要は...全文を見る
○柴山国務大臣 司法試験受験生が激減することが、まさしく今委員が御指摘のとおり、我々が緊急に解決しなければいけない問題であったというように考えております。  その原因が、まさしく、先ほど階議員からも御紹介をいただいたように、法科大学院をせっかくつくったのに司法試験合格率が二割か...全文を見る
○柴山国務大臣 これは、これまでは点による合格者選抜をしていたということから、それとの関係で、必要なグループ演習ですとか、あるいは起案ですとか、あるいは模擬裁判ですとか、そういういわば実務型の教育プロセスというものが、旧司法試験の終わった後にずっと、かつては二年間、そして私が修習...全文を見る
○柴山国務大臣 司法試験の在学中の受験については、法科大学院教育改革の検討状況を踏まえて、法務省において、法科大学院在学中受験を認める必要性、合理性、そして、それを実現する場合の具体的制度のあり方などのさまざまな観点から、文部科学省と連携して鋭意検討が行われ、決定をされたものであ...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになるとおり、在学中受験の導入は法曹資格取得までの時間的、経済的負担の軽減の道をつくったということから今回の改正案の提出が認められるというように、その前の、我々の中教審後のいろいろな、さまざまなプロセスも含めて総合的に御理解をいただきたい、そういうことでご...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど、今おっしゃるとおり、紙を見ずに私は自分の言葉で申し上げたんですけれども、今委員から改めて御質問をいただいた中で、私が申し上げたとおり、学生等にとって、要するに時間的、経済的負担の軽減に資する道を新たにつくるということで、ぜひ御理解をいただきたいというように...全文を見る
○柴山国務大臣 今申し上げた、要するに、時間的そして経済的な負担を軽減するということと、それからプロセスによる選抜ということがトレードオフになるのではないかという御指摘でございますけれども、在学中受験資格の導入の後も、法科大学院は、あくまでもプロセスとしての法曹養成制度の中核とし...全文を見る
○柴山国務大臣 そこがまさしくプロセス教育ということでありまして、法科大学院においては、在学期間である三年間あるいは二年間を通して、法曹として必要な学識、応用能力、実務の、基礎的素養のみならず、要するに、実務上それ以外に必要となってくる科目等についてしっかりと涵養されることが重要...全文を見る
○柴山国務大臣 御理解をいただきたいのは、我々は、やはり法学未修者を含む多様な人材を法曹として養成をすることが、法科大学院の重要な基本理念である。今般の法科大学院制度改革においても、未修者教育の改善、充実に取り組んでいるということであります。  具体的には、この改正案により、法...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘をいただきました、法曹コース修了予定者を対象とする選抜枠の設定を認める一方で、法曹コース以外の学生ですとか、未修者、社会人の枠も確保するということから、当該選抜枠は各法科大学院の入学定員の二分の一を上限とすることとしております。これによって、今お話をさせて...全文を見る
○柴山国務大臣 再三密室ということをおっしゃっておられるわけですけれども、平成三十年十月五日の中央教育審議会法科大学院等特別委員会において、二名の委員から、司法試験の在学中受験に関連する発言はございました。そして、これに対して、委員として参画している法務省の担当課長の方から、在学...全文を見る
○柴山国務大臣 答弁をさせていただいたとおり、この在学中受験というのは確かに学生にとって重要な論点であるということは、私も認識は共通でございます。  ただ、文部科学省といたしましても、在学中受験の導入は、法曹資格の取得までの時間的、経済的負担の軽減に資する道を加えるものであると...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○柴山国務大臣 多かれ少なかれ、そういう傾向が絶対に生じないということは断言はできないわけですけれども、今御紹介をいただいたとおり、これまでというか、旧司法試験の中で見られたような、いわゆる型にはまった、論証の仕方を何かテクニック的にマスターするというような形のものではなく、まさ...全文を見る
○柴山国務大臣 私が司法修習をしたときには、現に、短縮されたとはいえ一年六カ月の修習でしたので、修習に一定の期間を確保することのメリットというのは私も理解できる部分があります。  ただ、法科大学院の修了を司法試験の要件とするかわりに司法修習を延長するということになりますと、まさ...全文を見る
○柴山国務大臣 本改正案によって、冒頭委員から御指摘があったような、各法科大学院における教育が充実することなどによって、法曹志願者が増加をするとともに、法科大学院修了者の司法試験合格率も増加するということが実現をして、一人でも有為な人材が法曹を目指し、プロセスとしての法曹養成を経...全文を見る
○柴山国務大臣 はい。御指摘のとおり、昨年の七月十八日の自民党の合同会議、部会に私も出席をさせていただいておりました。  ただ、私、当時、自民党の筆頭副幹事長で、御案内じゃないかもしれませんけれども、自民党の朝の部会、特に今お話のあった八時から九時までの部会というのは、同時刻に...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど申し上げたとおり、当該七月十八日の合同部会については、私は、たしか、複数の会議をはしごして、顔だけ出して資料をもらって退席したということと記憶をしておりますので、例えば、そこで私が発言をしたことが、何かこの改革に特段の意味を持たせるようにその後尽力したとかそ...全文を見る
○柴山国務大臣 実は冒頭の委員からの御指摘に本当は答えたかったんですけれども、今問題提起をいただいたので、全くおっしゃるとおりであります。  これまでの旧司法試験は、先ほど串田委員からの質問にもあったとおり、非常にとにかく倍率が高くて、落とす試験だったんです。本来だったら何度か...全文を見る
○柴山国務大臣 基本的な制度の考え方としては同じなんですが、ただ、司法試験そのものについてのこれから議論になってくると思いますので、そこは法務省がしっかりと利害関係者の方々の意見を聞きながら検討していただくことになろうかというふうに思います。もちろん、文科省としてもしっかりと情報...全文を見る
○柴山国務大臣 とにかく朝から晩までスケジュールはびっちりでありますし、しかも、具体的に必要なやりとりそのものについてはきちんと保管をされておりますので、私自身、日程はこんなにすぐたまっちゃいますので、ばんばん自分自身も捨てておりますから、職員に、ちょっと自分で無理なことをやれと...全文を見る
○柴山国務大臣 ちょっと議論を整理させていただきたいと思います。  まず、先ほど来、城井委員から、これまで、例えば大学における早期卒業ですとか、あるいは大学や大学院への飛び入学について、当時ちゃんと審議会の答申として提言をされたということについて御紹介をいただきました。これは、...全文を見る
○柴山国務大臣 今御説明をいただきました司法試験の連携法四条は、大学の責務として、法曹養成の基本理念にのっとって、法科大学院における教育の充実に自主的かつ積極的に努めるというようにされておりまして、法科大学院では、それぞれの創意工夫による独自性、多様性を発揮し、自主的に教育を充実...全文を見る
○柴山国務大臣 改正後の連携法六条三項四号の文部科学省令で定める基準として、現時点においては、連携法曹基礎課程に求められる事項として、少なくとも、法科大学院の既修者コースに入学するために必要な学識、能力を培うこと、法科大学院において既修者が学修する内容についても履修することができ...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、法科大学院の収容定員に関する法務大臣と文部科学大臣の相互協議規定を新設した理由でありますけれども、法科大学院については、修了者の司法試験合格率の低迷といった要因によって志願者や入学者の減少が続いております。ただ、その理由の一つとして、法科大学院制度創設時にお...全文を見る
○柴山国務大臣 今の公的支援見直し強化・加算プログラム、平成二十七年度予算から実施をいたしまして、法科大学院に対する国立大学法人運営費交付金や私学助成のめり張りある予算の配分を通じて、各法科大学院における自主的な組織の見直しですとか、あるいは教育の質の向上のための取組を促進をして...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。  文部科学省としては、今回の法科大学院改革をしっかりと進めるということが最優先ではありますけれども、予備試験については、その実施状況等を踏まえて、法務省において必要な検討が行われるべきものであると考えております。  なお、法務...全文を見る
○柴山国務大臣 法科大学院は法曹養成に特化した専門職大学院でありますから、司法試験に合格できるような充実した教育を行うということが一義的な目的ではあるんですけれども、今委員から御指摘があったとおり、その修了者は高い法的な素養を備えた人材として多様な分野で活躍ができるということを担...全文を見る
○柴山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月09日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 本法律案は、この場でも何度か答弁をさせていただいておりますけれども、急速な少子化の進展への対処に寄与することを目的とするものでありまして、法案の目的として、今お話があったような教育の機会均等という明記はありません。ただ、今お話があったとおり、今回の支援措...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 教育の成果なんですけれども、私は、何らかの形で成果をやはり上げるための努力をしていただくということは必要だと思いますけれども、それが決して、単なる経済的なものですとか、あるいは近視眼的な視点で評価をするとか、そういうふうになってはおっしゃるとおりいけない...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、実践的教育というものについて今御意見をいただいたんですけれども、社会で自立し活躍できる人材、それは、先ほど来申し上げているとおり、必ずしも経済的な活動をしろということを言っているわけではないわけなんですけれども、学問追求の視点とともに実際の社会のニ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、そもそも、この制度の支援の対象者については、高校在学時の成績だけで否定的な判断をしないで、本人の学習意欲ですとか進学目的を確認して幅広く対象としております。  ただ一方で、大学などに進学した後は学習に一定の要件を課して、これに満たない場合には支援...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私は、やはり学生の皆さんにはしっかりと強い意欲と努力を持って志望の大学等を選んでいただきたいと思いますし、そのためには、やはり高校などにおける適切な進路指導、これが大変重要になってくるのかなというように考えております。  文部科学省といたしましては、高...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 現行の各大学における授業料減免は、それぞれが定める認定基準に基づいて本当に多様な形で行われております。これが、新制度の下では、二〇二〇年度から各大学における授業料減免への公的支援が、国公私を通じ、全国で統一的な基準によって真に支援が必要な住民税非課税世帯...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく、さっきの質疑でもその実践ということについて重きを置いて答弁させていただきましたけれども、委員御指摘の部分と問題意識は共通しております。ただ、高等学校や特別支援学校の専攻科については、今回それをカバーする制度というものはないのが現状です。  で...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 前向きに考えさせていただきます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今年四月開設の専門職大学は、大学二校、短期大学一校、計三校が設置認可されております。  認可の結果は、大学設置・学校法人審議会において、専門職大学設置基準などに適合して専門職大学として適当な設置計画であるかどうかという観点で、あくまでも専門的な審査がな...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員おっしゃるとおりでして、特に現在生きる子供たちは、命の尊さあるいはかけがえのなさに心を揺り動かされたり、直接そういったことを見聞き体験する機会が本当に少なくなってきているのかなというように感じます。  そういう中で、命の尊さを理解し、かけがえのない...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、現行の奨学金制度にせよ今回の新制度にせよ、しっかりと対象者に周知をしていくということが重要でありますし、御指摘になられたような高卒程度認定試験を受験する方にどのように周知をしていくかということは、大変我々にとって重要な課題であるというふ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 新制度においては、世帯の所得及び資産の状況を確認し、真に支援が必要な低所得者世帯の学生などを支援対象とするということとしているものですから、この世帯の範囲としては、学生など本人及びその生計を維持するものとして原則父母について、その所得及び資産の状況を確認...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 所得連動返還型奨学金制度につきましては、奨学金の返還に係る負担軽減の観点から、無利子奨学金について毎月の返還月額を所得に連動させることによって所得に応じて無理なく返還できるようにすることを目指して、二〇一七年度から導入をいたしました。  一方で、この所...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおりです。  このため、今年の三月から文部科学省内に有識者会議を設置をいたしまして、この人的保証、機関保証の現状や課題を踏まえた上で、保証機関の健全性はもちろん前提としつつではあるんですけれども、今御指摘になられたその保証料に関することも含...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ありがとうございます。  今御指摘になられたアイデアも含めて、やはり保証機関がどれだけのリスクを取れるかということも含めて、しっかりと今日的な社会の変化に対応する議論をしていただきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員から、大阪府や大阪市が設置者として府立高校や市立高校の再編整備を行っている取組について紹介をしていただきましたけれども、私立大学の統廃合については、設置者である学校法人において財務状況や学生募集の状況などを踏まえて適切に判断すべきものと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく、大学の法人化というのは、大学自らが、さっきからずっと経営力の強化ということをお話をさせていただきましたけれども、運営費交付金は確かに大事ですし、これから我々文科省としてこれをもう少し確保できるように頑張っていかなくちゃいけないというふうには思う...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これ、先ほどの神本委員からの御質問にもちょっと関わる部分もあるのかなというふうに思うんですけれども、大学というのは、我が国の学術の中心として、その自由な発想と主体性に基づいて、人文学、社会科学、自然科学から、その複合、融合分野にまで、あらゆる学問分野を対...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この要件につきましては、制度の検討の過程において、例えば国家資格の取得を目的とする専門学校などでは、成績がたとえ下位四分の一に属する学生であっても資格を取得できる場合もあるなどの意見があったことを踏まえて、しんしゃくすべきやむを得ない事情がある場合の特例...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 高等教育段階における負担軽減方策に関する専門家会議の報告にあるとおり、やはり授業料減免や給付型奨学金の大学別の受給状況については報告、公表が必要であると。そのことが当該大学のやはり改革につながっていくというふうには考えておりますけれども、ただ、今委員が御...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援措置においては、支援を受けた学生が大学などでしっかりと学んだ上で、大学等での勉学が社会の活動に結び付くことによって自立、活躍ができるように、学問追求と実践的教育のバランスの取れた質の高い教育を実施する大学などを支援の対象とするために機関要件を求...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の支援制度につきましては、支援を受けて進学した学生が質の高い教育環境の下で安心して勉学を修めることができるように、学生を受け入れる大学などについては経営が継続的かつ安定的に行われるところを対象とすべきであるというように我々は考えております。  この...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ですから、そういうことが極力起きないようにするために、我々としてはしっかりと関与していきたいということを申し上げた次第でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 何もしていないというふうに今おっしゃいましたけれども、文部科学省においては、これまでも希望者全員に対する貸与の実現など無利子奨学金の充実を進めてまいりましたし、また、経済的理由から奨学金の返済が困難となった方については、返還の期限を猶予したり、将来の収入...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月10日第198回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 富田議員からのお尋ねにお答えいたします。  最初に、虐待を受けた児童生徒への対応についてお尋ねがありました。  今回、野田市の事案を受け、学校等において、児童虐待が疑われる事案に関し緊急に点検を行い、四月十五日時点で虐待のおそれがある又は否定できない...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○国務大臣(柴山昌彦君) この度、政府から提出いたしました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会構造の変化やグローバル化が急速に進み、社会が抱える課題も複雑化している今日において、多様な教育研究を行い、その成果を広く...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○柴山国務大臣 ありがとうございます。  成人とは、今御紹介をいただいたとおり、参政権が与えられるとともに、経済取引の面でも一人前の大人として扱われるようになることで、若者が立派な社会の構成員として自立し、また、現在及び将来の国づくりの担い手として責任ある立場となることも意味し...全文を見る
○柴山国務大臣 非常に示唆に富む御指摘だと思います。  自民党の教育再生実行本部の高等学校の充実に関する特命チームにおいて、今御指摘になったスクールポリシーの策定に関する御議論がなされていることは承知をしておりますけれども、まさしく高等学校が、普通科を始め各学校で掲げる教育理念...全文を見る
○柴山国務大臣 まさしく時代の変化に伴って、今の御指摘になられた専門学科、あるいは専門高校などにおける産業教育の強化が必要になってくると考えます。  今の資料、大変深刻な状況でございまして、施設整備に関する経費の補助、また各学校の設置者に対する通知の発出による産業振興等の所管部...全文を見る
○柴山国務大臣 若手職員を中心とした文部科学省未来検討タスクフォース報告なども踏まえつつ、御紹介をいただいた本年三月の文部科学省創生実行計画を取りまとめさせていただきました。  その計画の中で、組織風土改革やガバナンスの強化、人事政策、人材育成のあり方の見直し、政策立案機能の強...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今お話ししてくださった学校安全計画の策定状況なんですけれども、特に、幼稚園がまだ八九・二%ですとか、あるいは幼保連携型の認定こども園が八八・九%ですとか、また、高等学校段階になると九五・六%ですとか、そういったところで若干課題があるのか...全文を見る
○柴山国務大臣 おっしゃるとおり、中学生の進路検討にも影響が出てきますので、なるべく早期に学校関係者や保護者などにお知らせをしていくことが重要であります。  制度の詳細は、先ほど答弁をさせていただいたとおり、来年度予算編成を通じて定めていくものではありますけれども、現時点におい...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のように、就学支援金は学校設置者が有する授業料に係る債権の弁済に充てるとされていることから、あらかじめ就学支援金の相当分を差し引いた上で授業料を請求することが基本であると認識をしております。  一方、ちょっと現場の状況なんですけれども、学校における事務手続...全文を見る
○柴山国務大臣 国及び国民の安全に重大な影響を及ぼすさまざまな緊急事態に迅速かつ的確に対処することができる体制を構築することは、政府の重要な責務であると考えております。  大臣の代理対応の運用については、今答弁をさせていただいたとおり、府省統一的な基準があるわけではなく、各省に...全文を見る
○柴山国務大臣 北方領土は、我が国が主権を有する島々であり、この我が国の立場は、学習指導要領を改訂した時点と現在において、何ら変わりはありません。このため、文部科学省としては、御指摘の外交青書に関する記述の変更が学習指導要領に影響するものではないと認識しております。
○柴山国務大臣 学校における携帯電話の取扱いについては、文部科学省において、今御紹介をいただいたように、平成二十一年に通知を発出し、小中学校における携帯電話の持込みの原則禁止や、学校における情報モラル教育の充実、ネット上のいじめなどに関する取組の徹底について周知をしているところで...全文を見る
○柴山国務大臣 健康面もそうですし、また、ネットリテラシーあるいはネットによるマナーなどについても、しっかりと勘案しなければいけないというように思っております。  先ほど申し上げたとおり、あくまでも検討ということを申し上げたところでもありますし、また、委員先ほどからスマートフォ...全文を見る
○柴山国務大臣 新・放課後子ども総合プランにおきましては、市町村が学校内で放課後児童クラブを実施する際には、学校教育に支障が生じない限り、余裕教室などの徹底的な活用を促進するというふうにしております。  それで、今おっしゃった、教育委員会規則等における、学校開放時の利用に係る責...全文を見る
○柴山国務大臣 発言のなされた具体的な状況等、正確には承知をしていないんですけれども、まさしく、その発言の内容につきましては、我々政府がこれまでとってきた経緯ですとかあるいは立場と全く異なる発言でありまして、その及ぼす影響等も考えますと、極めて遺憾な発言であったというように考えて...全文を見る
○柴山国務大臣 先ほど来答弁をさせていただいている、緊急事態発生からおおむね一時間以内としている文部科学省における閣僚の参集などの代理対応ルールは、策定した当時の他省庁の状況、そして文部科学省としてのこれまでの業務などをしっかりと考慮して、緊急事態発生時に閣僚の参集の代理として遺...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、高等学校入学者選抜の資料となる調査書については、客観性、公平性を担保するよう留意しつつ、生徒の個性を多面的に捉えたり、生徒のすぐれている点や長所を積極的に評価しこれを活用していくということが重要であります。  調査書の取扱いについては...全文を見る
○柴山国務大臣 地方公務員法において、任命権者には人事評価を行う権限と責任があり、人事評価を給与その他の人事管理の基礎として活用するものと規定がされております。  地方公務員の人事評価は、それぞれの任命権者が、その責任において、評価の基準や方法等について定めるものとされておりま...全文を見る
○柴山国務大臣 全国学力・学習状況調査の採点は文部科学省が一括して行っておりまして、平成三十年度からは、各学校において調査結果をより早く児童生徒の指導に生かせるように、従来より一カ月早い七月末に公表、提供しております。  また、先ほど答弁をさせていただいたとおり、本調査自体につ...全文を見る
○柴山国務大臣 今いただいたアンケートも踏まえて、検討させていただきます。
○柴山国務大臣 減っているということなんですけれども、昨年度実施した自治体のうち、今年度私ども文科省に対する申請がなかった自治体、具体的に言えば、兵庫県、鹿児島県でございますけれども、こちらの方は、厚生労働省の自殺対策事業によってSNS相談を実施されるということでありまして、SN...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、文部科学省におけるSNSの相談事業と厚労省におけるSNSの相談事業は、対象ですとか、あるいはさまざまな目的や体制などにおいて異なる部分があるんですけれども、ただ、おっしゃるとおり、相談員の育成など、共通する課題も多いわけですから、これま...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、質の高い相談員の育成には経験と定期的な研修が必要であって、一定の期間を要すると認識をしております。  今おっしゃったように、文部科学省では、昨年度本事業を実施した自治体については、原則、本年度においても継続して支援を行っておりまして、今後とも、こ...全文を見る
○柴山国務大臣 非常に重要な御指摘だと思います。しっかりと周知をするとともに、予算の獲得に努めてまいります。
○柴山国務大臣 いわゆる超勤四項目に時間外勤務命令を限定した上で、勤務時間の内外を問わずに包括的に評価して教職調整額を支給し、時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しないという給特法の仕組みは、目の前の子供たちの状況に応じて専門性を活用して臨機応変に対応するという教育公務員の職務に適...全文を見る
○柴山国務大臣 理論的に極めて貴重な御指摘だと思います。しっかりと御指摘も踏まえて検討したいと考えております。
○柴山国務大臣 英語教育において、ネーティブスピーカー等の、英語が堪能な人材をALTとして活用することは大変重要であると考えております。  そして、離島や僻地等においてもALTを活用できるように、文部科学省では、総務省や外務省等との連携によって、海外から外国人青年を招致するJE...全文を見る
○柴山国務大臣 学校のICT環境整備は急務でありますけれども、今御指摘になられたとおり、整備状況に地域間格差があることは、私としても非常に大きな危機感を持っております。  文部科学省といたしましては、まず各学校の設置者が、地方財政措置を積極的に活用し、計画的なICT環境整備を行...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘があったとおり、今後、より一層少子高齢化やグローバル化が進展する社会において、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーションの創出の基盤となる大学等の改革は急務であると考えております。このため、高等教育・研究機関の取組、成果に応じた手厚い支援...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員から大変貴重な御指摘をいただいて、今回の大学の質の確保のためにはどのような手段を取るべきかというところで、一義的には今答弁をさせていただいたとおり、大学の自主的な部分によるところがかなり大きいということなんですけれども、ただ、それで本当に足りるのかと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 済みません。今、開示文書という形で出てきていたかと思いますけれども、白須賀政務官の代理対応予定の一覧、杉尾委員からその一覧表を出していただきました。この代理対応予定一覧表自体は全ての白須賀政務官の日程が網羅的に書かれているものでありまして、これによって待...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、私も危機対応の首相補佐官をやっていて、北朝鮮からミサイルが発射されたときに官邸に参集したということもありますけれども、例えば、防衛省ですとか、あるいは国家公安委員会の委員長ですとか、あるいはその事務方ですとか、要するに災害が発...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 必要となる対応は、このおおむね一時間以内に官邸等に参集できる体制を取ることによって対応できるという趣旨で申し上げました。
○国務大臣(柴山昌彦君) 仮に我々文部科学省が所管をする原子力施設において重大事故が発生した場合にどういう対応がなされるかというと、初期対応として、内閣総理大臣を本部長とする原子力災害対策本部が招集をされることになります。確かに、文部科学大臣は副本部長として参集を予定しております...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 本部長は内閣総理大臣、そして、副本部長がその本部長を補佐する副本部長として参集をするんですけれども、原子力災害対策本部事務局に職員を派遣するということで対応をするということと理解しております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省においては、先ほど紹介をさせていただいたとおり、緊急参集が要請された場合に、しっかりと事務方を運用上三十分以内に参集できる体制を、代理を含めて維持をしているところでございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 事務方がいればいいということを申し上げているのではなく、我々としては、政務三役の緊急対応マニュアルとしては、緊急事態発生からおおむね一時間以内に官邸等に参集できる体制を取るという運用をしており、また、現にそのように規定を設けているところであります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 人づくり革命とは、少子高齢化が進む中で、持続的な成長経路の実現に向けて潜在成長率を引き上げるために、一人一人の人材の質を高めていくことでございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省では、平成二十九年三月に中央教育審議会に対し、まさにこれまでの取組の成果と課題について検証するとともに我が国の高等教育の将来構想について総合的な検討を行うということを諮問いたしました。  その後、中教審において、学生の学習が不十分、ガバナンス...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられた、私立大学において複数の不祥事事案が発生している現状は、憂慮すべき事態であるというように承知をしております。文部科学省といたしましては、各大学や学校法人に対して不適切な運営を是正するように指導を行うとともに、私立大学等経常費補助金の減額...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 制度もありますが、これは申し上げるまでもなく、それによって被害を被った方が当該理事等に対して法的に損害賠償を行うという道を開くものであると承知をしております。
○国務大臣(柴山昌彦君) これまで、今御紹介をいただいた国立大学の統合について見てみると、各大学の教育研究資源の確保とその効果的、効率的な配分、利活用が可能といった効果があったと考えております。また、法人内組織の再編、統廃合の弾力化、加速化、さらには既存の大学間の枠を超えた新たな...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員御指摘のとおり、優秀な留学生の交流や我が国の大学などの国際展開を促進していくことは、これからますます重要になってくるというように思います。  そのためにも、昨年二月に発効した、今御紹介をいただいた東京規約、こちらの方に、締約国間で高等教育の入学資格...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今後、十八歳人口の減少に伴って、個々の私立大学において経営環境が一層厳しさを増すことが予測される中、中期的な視座に立った安定的な経営が行われるように、今回の法案において、今御紹介をいただいた中期的な計画の作成を義務付けることとしたわけなんですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 何度か御質問をいただいておりますが、今回の私立学校法の改正案は、学校法人の自律的なガバナンスの改善強化の観点から、学校法人の責務や中期的な計画の作成義務を新たに規定はしておりますが、理事会や理事長の権限を強化する趣旨のものではありません。また、理事長と学...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私立学校における学長の選考について、学校法人の理事会と大学との関係をどう位置付けるかということにつきましては、大学の設置者である各学校法人の判断するところによりますけれども、一般的には、意思決定機関である理事会がその権限と責任の下で教学部門の意向も踏まえ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今お示しをいただいた学校法人寄附行為の作成例なんですけれども、これは大学設置・学校法人審議会が策定をしたものでありまして、現行法における最終的な意思決定機関が理事会だということで、それを中心とした法人運営を前提として当該審議会において決定、作成されたとい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 本法案においては、理事長を含む役員の損害賠償責任や役員の不正行為等に対する監事の差止め請求に係る規定の新設などの改正を行うこととしております。これによって、例えば理事や監事が理事長の不正等の行為を黙認したような場合には、理事や監事自身が損害賠償責任のリス...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 認証評価は、我が国の大学における質保証システムの一つとして、文部科学大臣の認証を受けた第三者機関、認証評価機関が客観的な立場から開設後の大学における教育研究などの状況について定期的に評価を行うものでありまして、教育研究などの質の保証及び向上を担保するもの...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 私も、今の委員との、白須賀政務官のやり取りを聞く中で、他省庁の状況も参考にしながら、引き続き緊急事態対応について遺漏のなきよう改めて万全を期してまいりたいと考えます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘のとおり、きちんとルールを確認をしなかったものでありまして、今後はしっかりとルールにのっとった運用をしていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 常日頃、総理から言われているのは、復興大臣を兼務しろと言われております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 思いは櫻井委員と共通の思いだと思いますが、舌足らずで誤解を生んだとすれば、もう一度しっかりと自らに課せられた使命を再認識をして、遺漏なきよう努めてまいりたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) もう私が答弁するまでもなく、委員よく御存じかと思いますが、医学部や歯学部のある大学に附属病院が承継をされたと、これは国立大学が法人化された際、業務の円滑な移行を確保するためにそのような扱いがなされたところでありまして、一方で、法人化前に附属病院整備に要す...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 我が国のネイチャー誌における論文数シェアは、二〇一〇年の九・一%をピークに、二〇一四年、ちょっと古いデータですけれども、七・一%へと減少をしているところであります。
○国務大臣(柴山昌彦君) 応援ありがとうございます。  今御指摘になられているとおり、特に先端的な役割を担うべき高度研究を行う法人においてもこの予算の逼迫ということが大変大きな課題となっておりますし、そして、今御指摘になられたように、特に医療、附属病院を抱えている部分については...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 極めて重要な御指摘をいただいたと思います。  今、財務省の方からは要するに日本の研究者の生産性ということについて問題意識が出されたところなんですが、いずれにいたしましても、生産性を高めるためにも、やっぱりしっかりとした、将来への不安の払拭ですとか、ある...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) はい、承知をしております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になった朝日新聞で掲載された事件ですけれども、まさしく若手キャリア形成の過程で競争的な環境の中で切磋琢磨しなければいけないことは事実でありますけれども、ただ、そのような中で、非常に過酷な勤務環境の中で心身をすり減らしたということが極めて大きな問題...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘のとおり、一般的に成績の良い理系学生は医学部を目指す傾向があると言われております。偏差値の問題があるかと思うんですけれども、今おっしゃったとおり、我が国の科学技術や産業は広範な分野で展開をされておりますので、それぞれの分野の成長を牽引する優れた人...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全くおっしゃるとおりだと思います。  私立学校が、社会からの信頼と支援を得て重要な役割を果たし続けるために必要なガバナンスに対する信頼の確保、これはまさしく自律的かつ意欲的なそれぞれの自主的な取組が基本なんだろうというように思っております。  今回の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 役員がその職責をしっかりと果たして自律的なガバナンスの強化を図るということが重要なわけなんですけれども、まさしく本法案においては、理事長を含む役員の責任を法定することによって、当該任務を怠った場合には損害賠償責任が発生をすることになります。この損害賠償請...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっと誤解されていると思うんですけれども、学校として当該告発に関するその責任を受けるかどうかは理事会で決めることかもしれませんけれども、個々の理事に対する責任追及は、これは訴訟を起こせば当該理事の責任を追及することができるということはまず申し上げたいと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 公的な解決によらずして自主的な役員の変更などが行えないのではないかという前段についての御指摘については、今の御指摘も含めて、これから引き続き長期的にこのガバナンス改革について議論を続けていきたいというふうに思います。  その上で、今御指摘になられた二〇...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 当該評価機関による認定及びその文部科学省が報告を求める事項についてでありますけれども、確かに、国が一定の関与として大学の実情を把握するために報告又は資料の提出を求めるんですけれども、その報告を求める事項というのは、適合認定を受けられなかった事項に関する状...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられた中期的な計画の作成を義務付けることについてでありますけれども、各学校法人においては、学内における教学面の意見も踏まえつつ、評議員会の意見を聞いた上で中期的な計画を作成することが重要であると考えておりますので、文部科学省といたしましては、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 教職員の意見、先ほど申し上げたように、しっかりと評議員会の意見を聞いた上で作成をすることが重要であると。そして、その過程において、今委員が御指摘のとおり、具体的に反映をしてもらえるということが大切だというように思っておりますけれども、具体的にどのように取...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月20日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○柴山国務大臣 現在においても、今委員から御指摘のとおり、子供の興味や関心あるいは能力が多様化する小学校の高学年を中心として、一部教科において教科担任制を実施している小学校があります。  私も、ことしの一月に横浜市の北山田小学校を訪問して授業を見てまいりましたけれども、そういっ...全文を見る
○柴山国務大臣 二〇二〇年末ごろまでに検討結果を取りまとめていただきたいと今考えているところですけれども、その中央教育審議会の検討結果を踏まえて必要な取組を進めてまいりたいと思います。  審議の状況については、適宜、皆様にお伝えしたいと思います。
○柴山国務大臣 しっかりと検討させていただきたいと思います。
○柴山国務大臣 外国の子供たちが日本における生活の基礎を身につけ、その能力を伸ばすことができるようにするために適切な教育の機会が確保されるということは、共生社会の実現という観点からも大変重要であると考えております。  文部科学省といたしましては、昨年十二月に取りまとめられた外国...全文を見る
○柴山国務大臣 御紹介をいただきました知立市の早期適応教室のように、初期の日本語や小中学校への適応指導を集中的に行う取組、これはきめ細かな指導を行うという観点からも大変すぐれた取組だというように思います。  今委員からも御紹介をいただきました、特に帰国・外国人児童生徒等に対する...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答え申し上げます。  我が国の在外教育施設には日本人学校、補習授業校などがありまして、これらは、海外に在留する日本人の子供が帰国した際に円滑に日本の学校に接続できるように、学習指導要領等に準じた教育を実施することを主な目的として設置をされております。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど答弁の中で触れさせていただいた平成十五年十一月二十一日閣議了解の緊急事態発生時における閣僚の参集等の対応についてを踏まえまして、文部科学省においては、これまでの様々な業務の蓄積等を踏まえて閣僚の参集等の代理ルール、対応ルールを定めておりまして、そこ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、今委員が御指摘になられた例えば首都直下型の大地震が起きた場合にはどうするんだというようなことでしたけれども、先ほど官房長が答弁をさせていただいたとおり、閣議了解においては、緊急事態が発生した場合にはあらゆる手段を用いて速やかに参集するということとさ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 答えられないじゃないですかというのは、条文の項目をちょっと探すのに手間取ったということであります。  ちなみに、今委員が御指摘になられた原子力災害対策特別措置法の第十七条の四項及び五項、六項に、今、済みません、私うまく見付けることができましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 前回の私の答弁の趣旨は、文部科学省は、防衛省、あるいは消防庁を所管する総務省、あるいは警察庁などのような様々な緊急事態に対して救命活動を含む広範な現場対応が求められる省庁とは業務の性質を異にしており、これらの省庁と同じような形での危機管理マニュアルを行う...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほどの杉尾委員からの御質問にも答弁をさせていただいたとおり、文部科学省においては、これまでの様々な業務、具体的には、大規模な自然災害への対応ですとか文部科学省所管の原子力や宇宙分野等における事故対応など、実際に発生した際の対応ですとか発生を想定した訓練...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御紹介をいただきました文書については、沖縄県教育委員会が各県立学校に対して県民投票に係る生徒の指導についての留意点を周知をしたというように承知をしております。  今回の文書に関して、沖縄県教育委員会では、学校において模擬投票を行うに当たっては学校の政...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、その前に、委員が御指摘になられたこの県教育委員会が各県立学校に発出した文書の中には、いま一度、授業、定期考査、生徒会活動での取組を確認していただくようお願いしますということになっておりまして、この模擬投票の実施をやめるようにということの指導はされて...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今の副教材について、まさしくここに書かれているとおり、実際の選挙を題材とした模擬選挙を通じて選挙や政治をより身近なものに感じさせるという実践例も記述をされておりますし、有意義であるというように考えておりますけれども、今の通知については、実はその最初に発出...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 以前答弁をさせていただいたとおり、この高等学校等就学支援金制度における朝鮮学校の不指定処分について、抗議活動が行われていることについては承知をしております。  一方、不指定処分については、朝鮮学校が朝鮮総連と密接な関係にあり、教育内容、人事、財政にその...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 具体的な法令の適用については、現在訴訟が係属しておりますので、詳細なコメントは差し控えさせていただこうというように思いますけれども、ただ、このハ規定以外にも、当該法律には、イとして、外国の学校教育制度において制度的に位置付けられたものであることが大使館等...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 前回答えさせていただいたとおり、このイの規定の適用についてですけれども、現在、まだ北朝鮮との国交が回復しておりませんので、仮定の質問については今の段階においても回答を差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 国連における答弁は、あくまでも一般論として、外交関係のある国の教育機関であれば、御指摘のイの規定に基づいて、場合によってはその本国政府に確認が教育課程等について可能となり得るということから支給対象となり得る旨を答弁をさせていただいたものでありまして、現に...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 我々はもう既に国連に対しても今委員が御指摘になった旨をお答えをしていて、別に国会において隠しているわけではもちろんないんですけれども、ただ、今お話があったとおり、これは何段階もプロセスを経るものでありますので、実際に北朝鮮との国交が回復すれば朝鮮学校が無...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 教育実習中にセクハラ自体を見聞きした、又はセクハラ被害に遭ったとする調査の結果が公表されたということについては承知をしております。  セクシュアルハラスメントは重大な人権侵害でありまして、男女共同参画社会の形成を大きく阻害するものであります。特に、教育...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、様々な事例について御指摘をいただきました。しっかりと我々襟を正していかなければいけないというように考えております。あわせて、教職員の意識もまだ十分醸成されていないという御指摘をいただき、それもそのとおりだというように考えております。  男女共同参画...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど山本委員が、品川から東京の新宿ですか、まで移動するのも、あの震災直後、しかも遠く離れた三陸沖の地震であっても四時間掛かってしまったという御指摘をいただきました。  実を申しますと、文部科学省以外の省庁でも、例えば在京当番のルール、二十三区内ならば...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 他省庁の状況も参考にしながら、引き続き、緊急事態対応について遺漏のなきよう万全を期し、検討していきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省に関して申し上げますと、技能実習生や就労者など生活者としての外国人に対する日本語教育に関しては、外国人に学習機会が行き渡ることを目指した全国各地の取組、公民館などで取組が自主的にされておりますけど、そういった取組への支援ですとか、また日本語教室...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 同じ認識でございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 家庭の経済状況に左右されることなく質の高い教育を受けられるということは大変重要でありますので、政治としての責任があると考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) まさしく、先般成立をさせていただいた法律もそういった理念に基づくものでございます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 政府として、トータルで考えていく問題だと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今答弁がありましたとおり、安全は大会成功のための最優先事項と考えております。大会のメーンスタジアムとなる新国立競技場においては、建設現場に看護師が常駐する健康相談室や休憩所、シャワー室なども設置をいたしまして、安心かつ快適に働ける環境を整備するとともに、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御紹介をいただきました副校長、教頭が最も勤務時間が長い職となっていることは、まさに学校組織の要がマネジメントの役割を果たす上で大きな課題となっているということだと思います。中でも、調査の回答、学校納付金の処理、そういった事務に関する業務が一日四時間と大き...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 学術研究の大型プロジェクトは世界の最先端の技術や知識を結集して人類未到の研究課題に挑むものでありまして、我が国の研究力向上や国際社会におけるプレゼンスの向上にも大変大きな意義のあるものと考えております。  こうしたプロジェクトは国立天文台を設置する大学...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘をいただいたとおり、NTC及び隣接する国立スポーツ科学センターにおいては、屋内施設は全面禁煙なんですけれども、屋外については指定場所を除いて敷地内禁煙という立て付けとなっております。この敷地内の喫煙の在り方については、実は、ここは屋外テニスコート...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大会組織委員会が競技会場における禁煙方針、先ほど鈴木大臣の方から御紹介をいただきましたけれども、これはまさに東京大会のレガシーとして二〇二〇年以降も対策を継続していくことが私は望ましいと考えております。  委員が御指摘になられた大会終了後における競技会...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ラグビーワールドカップ組織委員会では、全ての観客に快適な観戦環境を提供することを目指した受動喫煙防止対策を取るということでございました。具体的には、今委員が御指摘のとおり、改正健康増進法の施行前ではありますけれども、この同法の方針に基づいて、原則屋内禁煙...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 国立大学法人の教職員の採用については、法人化しておりますので、任命権者である学長の人事戦略に基づいて各国立大学法人において自主的、自律的判断によって行われておりますし、また、長崎大学が、今御紹介があったとおり、今年度から教職員採用において喫煙者を不採用と...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど委員御自身がお示しをいただいたとおり、今回の長崎大学の取組は同大学の自主的な判断により行ったものでありまして、これを取り入れるかどうかはそれぞれの国立大学法人が個別に判断するべきものと考えております。  今委員がこれからの大きなトレンドですとか、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回のこの健康増進法一部改正法は、文部科学省といたしましては、あくまでもこれは受動喫煙を防止する方向のベクトルに進めていく政策の表れなんだよということで、教育委員会等に対しましては、通知等によって各学校における受動喫煙防止対策の一層の推進を促すという取組...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 江戸城についても天守閣の復元を目指した活動があること、そのような活動のうち、NPO等の民間団体が主導するものがあるということについては存じ上げております。  全国でも天守等の復元の動きがありますけれども、一般論で申し上げれば、史跡等の往時の姿をしのばせ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど申し上げたとおり、文化振興のためには大変貴重な運動だというふうに思っております。  ただ、御質問のこの江戸城の天守閣復元を実現するためには、歴史的建造物の復元は所有、管理する自治体が行うのが通例なんですけれども、今委員がお配りいただいた資料にある...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御提案をいただきました東御苑、こちらの御下賜についてですけれども、この東御苑、江戸城本丸跡は、先ほども申し上げたとおり、現時点において皇室用財産でありまして、こうした場所の取扱いについては東御苑を所有、管理する宮内庁の判断によるものでありますため、私の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 所管する大臣に、今委員から御質問があったことは、私からお伝えすることはやぶさかではありません。  その上で、今いろいろと紹介をいただいた過去の御下賜による様々な公園等の場所のロケーションとの比較等々も踏まえて、適切に判断をしてもらうことになろうというよ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 一般論として言えば、さっき私が申し上げたとおりでありまして、史跡等の往時の姿をしのばせる歴史的建造物を十分な歴史的根拠に基づいて復元することは、地域の活性化や文化振興に資するものであるというように考えております。  この名古屋城の天守閣は昭和二十年の空...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大変悩ましい御質問だと思います。  昔はバリアフリーという概念は当然のことながらありませんでしたから、史跡が有する価値を適切に保存して次世代に確実に伝えることが必要である一方、現代社会においては、障害のある方や高齢者を含む全ての人がより快適に文化財に親...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ちょっとこの後また文化庁と相談しますが、恐らく民間の様々な英知、技術を、特に伝統工芸等の専門家などにももしかするといい知恵があるかもしれません。この後ちょっと検討、協議をしたいというように思います。
○国務大臣(柴山昌彦君) 大変示唆に富む御提案だと思いますけれども、現時点において天守閣再建を計画している名古屋市から文化庁に対し、あるいは林野庁に対して、木材の調達について国に支援してほしいという御要望をまだいただいていないところでありますので、貴重な御提案だと思いますけど、今...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の報告については、昭和五十四年度からの養護学校教育の義務制について有識者会議において御検討をいただく中で発せられたものでありまして、重度・重複障害児に対する教育のための基本的な考え方が示されており、現在においても特段変わるものではないと考えており、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 基本的に委員御指摘のとおりなんですけれども、公立特別支援学校の小学部、中学部の学級編制の標準については、知的障害や肢体不自由など障害の区分ごとに、単一障害学級は一学級の児童生徒は六人を上限として学級を編制するとともに、学年をまたぐいわゆる複式学級編制は行...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 重複障害のある児童生徒の数、絶対数は、今御指摘になった増加傾向にあることは間違いありません。平成十年から平成三十年にかけて二万二千人ぐらいから二万五千人超ということで、増えているということでございます。  ただ、その一方で、学校基本調査によれば、公立特...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、今現場の実態について委員から御報告があったように、よりきめ細かな教育をするために手厚い算定を行うということが重要だということは事実でございます。  それは、単一障害学級か重複障害学級であるかを問わず、特別支援学校は通常の小中学校よりやはり手厚い...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 公立特別支援学校の小中学部における全学級数のうち重複障害学級の占める割合は、全国で小学部は四七・三%、中学部は四五・一%となっておりまして、都道府県別の状況を見ると、例えば小学部では八府県が六〇%を超える一方で、十四都県は四〇%未満となっておりまして、都...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御紹介をいただきました義務標準法施行規則における報告ということで、五月一日現在の教職員定数及び標準学級数に関する報告を求めることができるとされているんですけれども、文部科学省としては、この定数報告の一部として都道府県教育委員会に対して特別支援学校におけ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 仮に、教育上支障があるにもかかわらず、重複障害のある児童生徒を重複障害がない、単一障害であるというように認定して、適切な指導や必要な支援が行われない場合があるとすれば問題があるというように考えております。  ただ、現時点においては、不正確な報告であると...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘のあった強度行動障害を始め、重い障害のある子供が障害の状態等に応じた適切な指導や必要な支援を受けられる環境を整えることが重要だと考えております。  このような観点から、重い障害のある子供たちが在籍する特別支援学校においては、先ほども少し紹介をさ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 重い障害のある子供たち、先ほどの複数障害も併せて、どういった子供たちに対してどういった教員配置などの対応が必要であるかということをしっかりとまた研究をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) この度、政府から提出いたしました法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  法曹の養成のための中核的な教育機関としての法科大学院における教育の充実を図り、高度の...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○柴山国務大臣 今御指摘をいただいたとおり、もちろん自民党にも、また中教審にもいろいろと御相談をさせていただいているところなんですけれども、何といっても、今、高等学校を中途退学され、あるいは不登校となっている生徒さんが大変多くいらっしゃるということをもっと我々は重く受けとめなけれ...全文を見る
○柴山国務大臣 これは、実は、前回、義家委員からも御指摘があったところにも絡みますけれども、今の進路指導、それから高校入学後の生きがいということをどのように考えるかということも含めて、残念ながら、生徒の具体的な要望、ニーズに従った形での対応となっていないということが非常に大きな問...全文を見る
○柴山国務大臣 高校時代の教員とそれから生徒との関係というのは、実は、その後の生徒の人格形成ですとか一生を左右するかもしれない大変大きな重みを持つものであるというように考えております。しかしながら、生徒さんの多くが、そういった人間関係を築くことができずに、あるいは学校に目的ややり...全文を見る
○柴山国務大臣 新しい学習指導要領なども踏まえると、やはり、小学校時点で学ばなければいけない内容というのは大変多くなっております。また、総合的な学習の時間の確保等も含めると、小学校時代に習得をしてもらわなければいけない標準授業時間数というものが定められるのは、私はやむを得ないと思...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  まさしく今おっしゃったように、さまざまな最先端の技術も含めた取組、それから、先ほど来答弁をさせていただいているとおり、学校自体の体制、そして、これは以前、野党の先生方からも御指摘いただきましたけれども、標準授業時数を大幅に上回った形での...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今御指摘になられたとおり、例えば観光戦略をどのようにしっかりと充実をさせていくかということは、省庁横断的に、例えば首相官邸などでも議論がされているところでありまして、文化財、あるいは日本遺産をも含めた、各地に埋もれていたものを注目しても...全文を見る
○柴山国務大臣 ありがとうございます。  今委員から御質問がされたように、外国人児童生徒等の学校への受入れ、日本語の指導も含めてきめ細かな指導を行う、しかも、それぞれ発達段階に応じたきめ細かな対応をするということがこれから大変重要になってくるかと思います。  先ほども紹介をし...全文を見る
○柴山国務大臣 平成十五年十一月二十一日閣議了解の「緊急事態発生時における閣僚の参集等の対応について」という取決めにおきましては、各閣僚は、緊急事態が発生した場合には、あらゆる手段を用いて速やかに参集するということとされております。  今委員が御指摘の、例えば東京二十三区内で震...全文を見る
○柴山国務大臣 ちなみに、大臣が東京を離れる場合の在京当番の運用については、府省統一的な基準があるわけではなく、各省に運用が任されているところでありますけれども、文部科学省としては、緊急事態発生からおおむね一時間以内に官邸等に参集できる態勢をとるということとしております。  そ...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、平成十五年の閣議了解においては、各閣僚が最寄りの警察署、参集経路、移動方法等を事前に確認しておくこととされております。  最寄りの警察署に届出をしておくことまで求めているものではありませんけれども、今御指摘になられたような形で、しっか...全文を見る
○柴山国務大臣 今般の御指摘も真摯に受けとめて、政務官あるいは政務三役についてのしっかりとした、経路の事前の周知徹底も含めて、緊急事態対応について遺漏なく万全を期すよう、白須賀政務官はもとより、我々、共有をしていきたいと考えております。
○柴山国務大臣 今委員が御指摘になられたとおり、少子化が今後更に進展をしていくことによって、学校の小規模化に伴って、児童生徒が集団の中で切磋琢磨しながら学んだり社会性を高めたりすることが難しくなるような課題が顕在化することが、現に生じておりますし、今後ますます進んでいくということ...全文を見る
○柴山国務大臣 何でも地域あるいは中教審にお任せというわけにはいかないのは、もうおっしゃるとおりであります。  例えば、私どもといたしましては、地域において魅力ある学校づくりを進めるためには、遠隔教育の活用ということは非常に大きなツールになるのかなというように思っております。他...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、高等学校を卒業した後にその卒業生が都市部に出ていってしまうという実態、あるいは、都会の大学に進学をすることによってその地域に戻ってこないというような事象があることは、大変、我々としては、しっかりとした対応をしなくてはいけない事象だというように考えて...全文を見る
○柴山国務大臣 それぞれ極めて重要な御指摘ですので、ぜひ答弁をさせていただきたいと思います。  まず、今回の大学等改革というものが、かえって地方の中小規模の私立大学の経営の圧迫要因になってしまうんじゃないかということについては、これは、我々としては、さまざまな指標を出してもらう...全文を見る
○柴山国務大臣 外国に比べて、日本においては大学の研究に対する民間企業の投資が極めて少ないということが、非常に重要な私どもの課題となっているということは承知をしております。  大学のすぐれた研究成果や技術シーズをスピード感を持って民間企業における市場創出につなげていくということ...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省といたしましては、平成十五年の閣議了解の「緊急事態発生時における閣僚の参集等の対応について」というルールを踏まえて、文部科学省における緊急事態発生時における閣僚の参集等の代理対応ルールを定めておりまして、そこでは、おおむね一時間以内に官邸等に参集できる態...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のあった、試験内容、実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしていることを大学入試センターが確認した資格検定試験を活用することとされているという中に、障害のある受検生への合理的配慮を公表しているということが定められております。  吃音へ...全文を見る
○柴山国務大臣 英語資格検定試験については、公平公正な試験実施体制を確保するために、大学入試センターにおいて、試験実施監督者が所属高校の教職員ではないことや、受検生の所属高等学校等の教職員が採点にかかわらないこと、情報流出等の防止策等を公表していることなどを参加要件として確認をし...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介いただきました、私も答弁でお約束をさせていただいた英語資格検定試験のスピーキングテストの視察については、試験実施団体との間で、現在、日程や視察会場を調整させていただいているところであります。  国会対応もありますので、なかなか日程取りが難航しているんです...全文を見る
○柴山国務大臣 ただ、現行の、今御紹介をいただいた国立大学における授業料の減免は、それぞれが定める認定基準に基づいて、多様な基準、そして形で行われているという実態でありまして、文部科学省が一律に何か、既存の制度について、今の段階でどうこうせよということは言えない状況だというように...全文を見る
○柴山国務大臣 既存の奨学金の状況については、先ほど申し上げたことの繰り返しですが、もちろん精査をいたしますが、中間所得層が大学に進学する機会を保障しなければいけないという思いは、私も委員と全く共通をしております。  今、奨学金が、例えば無利子化の充実をされたり、あるいは、経済...全文を見る
○柴山国務大臣 JASSOの奨学金事業は、今、裏わざという御指摘がありましたけれども、在学している期間中は安定的な収入が見込めないことから、奨学金を受けている学生本人からの申請をもって、在学猶予制度というものを設けております。  そして、実質的に奨学金の返還を免れるために、通信...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、平成二十九年三月に義務標準法が改正されまして、それまでは加配定数であった日本語指導のための教員の定数を、平成二十九年度から十年間で計画的に基礎定数化をして、二〇二六年度、令和八年度には、日本語指導が必要な児童生徒十八人に対して一名の教員...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘のとおり、夜間中学に通う生徒の現在約八割は外国人となっております。夜間中学は、我が国あるいは本国において義務教育を修了できなかった方々などに対して、教育を受ける機会を実質的に保障する重要な役割を果たしております。こうした実態も踏まえて、夜間中学においては、特...全文を見る
○柴山国務大臣 いわゆる幼児教育類似施設への支援、待機児童問題によって認可保育所に入りたくても入れない方もいることから、代替的な措置として認可外保育施設なども対象としておりますけれども、法令上の定めや基準などがこの幼児教育類似施設というものにはないことから、さまざまな形態あるいは...全文を見る
○柴山国務大臣 端的にお答え申し上げます。  例えば、新国立競技場における安心かつ快適に働ける環境を整備するとともに、時間外労働の短縮化を促進するなど健康管理に係る取組を講じてまいりましたけれども、今般、JSCなどに問題点を指摘するレポートが届いたということでございますので、ま...全文を見る
○柴山国務大臣 お答え申し上げます。  まず、前段ですけれども、おっしゃるとおり、ギャンブル等依存症の指導では、保健体育における予防教育というものを二〇二二年度から実施をしていくということでございます。そして、このギャンブル等依存症の指導においては、パチンコも含めたギャンブル等...全文を見る
○柴山国務大臣 私立大学の学部単位での事業譲渡については、昨年十一月の中教審の答申におきまして、各大学の強みや特色を生かした連携、統合の促進や経営力強化に向けた方策として、私立大学の連携、統合の円滑化を図る観点から検討が必要であるという旨が提言をされております。  文部科学省に...全文を見る
○柴山国務大臣 ちょっと技術的なお話ですけれども、学教法の第四条一項において、国、私立の大学及び高等専門学校の設置廃止、そして設置者の変更その他政令で定める事項は、文部科学大臣の認可が必要とされております。裏を返せば、文部科学大臣の認可があれば設置者の変更もできるということになっ...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいたとおり、今回可能となる学部等の設置者変更によって教育施設や組織そのものの同一性は引き続き保持をされるものであります。例えば、教員組織については、通常想定される退職ですとか採用に伴う異動を除いて同一であることを前提とするものであり、基本的にはその...全文を見る
○柴山国務大臣 委員が御指摘になった経済的負担の軽減ということ、それから、混乱が生じないように、事前の周知徹底を図っていくこと、こういったことにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
○柴山国務大臣 お答えいたします。  我が国においては、外国人児童生徒の保護者に就学義務はありませんけれども、公立の義務教育諸学校へ就学を希望する場合には、御指摘の児童の権利に関する条約や国際人権規約なども踏まえて、その子を日本人児童生徒と同様に無償で受け入れているところであり...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員から御指摘、御紹介をいただいたとおり、法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度は、今を遡ること十年以上前になりますが、平成十六年度、質、量共に豊かなプロフェッションとしての法曹の養成を目指して導入をされ、その後十五年が経過した今、幅広い分...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) ずばりということになりますと、やはり定員の見通しが甘かったということ、それから、時間的、経済的負担が学生にとって非常に大きいという、この二つが大きなポイントになってくるのかなというふうに思います。  そして、その上で、じゃ、法改正までしてどういう形でこ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員御指摘のとおり、法科大学院における教育の改革だけで現在直面している法曹養成に関する全ての課題が解決できるとは思っておりません。今御指摘になられた今後の法曹に関する需要もしっかりと不断に検証していく必要もあるというようにも感じております。  この法曹...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) それは、もう全く委員の御指摘のとおりです。  私も、実はこの法科大学院が制度創設時に当たって言わばバブルというかブームのような形になっていたことを、当時、一議員として非常に懸念をしておりました。  当時はまだ法曹に対する非常に大きな期待があった、また...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) これは、現在、医学部、医師等の養成に係る学部等の新設や定員増は、御指摘のとおり、認めないこととしております。この施策は、これらの分野で活躍するのは国家試験に合格した者であって、関連する学部等を修了することでその受験資格が付与されるというところ、受験者の質...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 抜本的な制度改革が必要だということ、また、当初の、最初の司法制度改革、今委員が御指摘のとおり、各党がしっかりと思いを込めて、党派を超えてキックオフをしたと、そこに立ち返るべきだという思いは私は共通をしているというように思いますし、ここまでやはり問題がこじ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 突然の御質問でございますけれども、恐らく今法制部長がお話をされたように、道交法上の報告義務というものが課せられると思いますので、それは、もちろん当該事故についてしっかりと認識をすることが大前提ですけれども、やはり必要な相手方との協議ですとか、あるいは警察...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 法科大学院導入の当初は、いわゆる点という、旧司法試験で法曹選抜をしていた、そして、そのことが、受験生が様々な受験テクニックに走るというような問題が指摘をされ、そして、一回の試験で選抜されるもちろん人数も少なかったということもあって、運に左右されるというこ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の改正案は、まさしく、今法制部長からも答弁があったような様々な問題が生じてきたということを踏まえ、私が当初答弁した、法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度の理念は堅持しつつ、そういった課題を克服するという目的の上で、法科大学院において涵養...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全くおっしゃるとおりだと思います。司法試験を変えることによって、それにつながるプロセスが変わってくるという性格があるということは私も同意できる部分でありますし、また、その試験をやはり変えるというためには、まさしく企業の高いニーズをしっかりと取り入れていく...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員が御指摘になられたとおり、法科大学院の改革後、司法試験の受験後も含めて、この在学期間である三年間あるいは二年間を通して、司法試験で問われる学識や能力のみならず、実務の基礎的素養ですとか弁論能力もしっかりと涵養するということが必要になってまいります。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の改正案の成果としては、各法科大学院における教育の充実などを通じて、法曹志望者がまず増加をするということだと思います。また、もう一つは、法科大学院修了者の司法試験合格率が向上するということであろうと思います。  一人でも多くの有為な人材が法曹を目指...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 法学部は、法的思考や政治学的識見の基礎を身に付けた人材の養成など、幅広い目的を有するものでありまして、法曹だけでなく、幅広い業種の民間企業や公務員など、多様な進路に人材を輩出するという役割は今後も変わるものではありません。  コース変更については、各大...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 法科大学院は専ら法曹を養成するための専門職大学院であるのに対して、法学部は法的素養を備えた多数の人材を社会の多様な分野に送り出すという意義と機能を担っており、法学部と法科大学院は役割が異なることから、共存することは可能であるというふうに考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 法曹養成制度を充実させるためには、この文部科学省と法務省と最高裁判所が連携を図ることが不可欠であります。これまでも定期的に法曹養成に関する情報交換とか認識共有を図ってまいりましたけれども、今回の連携法改正案においては、新たに、法務大臣と文部科学大臣は、法...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 正確な司法試験予備校の利用状況については、学校外における学習状況に関するものでありまして、大学としても文部科学省といたしましても正確には把握をしていないところであります。ただ、御指摘のような状況は巷間よく言われているところでありまして、非常にゆゆしき事態...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 残念ながら、御指摘のとおりであります。  先ほど小川委員からも御指摘がありましたけれども、法科大学院の制度創設時においては、非常に多くの大学が言わばブームに乗るようにして法科大学院の設置に手を挙げることとなりました。そして、政府の側としても、事前規制か...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 社会人経験者を含む未修者コースの入学者が激減した理由でございますけれども、法科大学院修了者全体の司法試験合格率が、先ほど平口副大臣から御紹介があったような需要のやはり見込みですとか、あるいは、我々が当初想定をしたよりもたくさん法科大学院を認めてしまったと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 法曹養成制度は、まさしく法科大学院、司法試験、司法修習、これらの有機的連携の下にしっかりと検討をされるものであります。  しかし、過大な定員規模や法科大学院修了者の合格率の低迷、時間的、経済的負担など、法科大学院に関連する当初の想定と異なる諸課題を要因...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の改革についても、集中改革期間に検討すべきまさに学生の費用及び期間的な負担の軽減ということに立ってしっかりと制度設計をさせていただいた、まさしく今おっしゃった学生本位の改革であるというように考えております。
05月28日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 先般、山本委員が質問をしてくださったのは、地理的な観点から在京のルールを定めるということについて御意見をおっしゃっていただきました。ただ、今、伊藤委員から御指摘をいただいたこのルールについては、私ども文部科学省といたしましては、御紹介をいただいたとおり、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 各省庁でどのようなルールが定まっているかということについては、今紙で集めているところでございます。  そして、今委員が御指摘になられた、あるいは前回この委員会で議論となりました、例えば、東京の二十三区内で首都直下型地震が起きた場合には交通が途絶するので...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 両方だというように伺っています。
○国務大臣(柴山昌彦君) 何があったかということを全部廃棄をしているという趣旨ではなくて、いわゆる日程表という形で、大臣日程そうなんですけれども、朝から晩までとにかくもうびっしりと大量なスケジュールが分刻みで記載をされているわけですけれども、これが非常に保管が困難である。もちろん...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 公文書管理については、的確なルール設定とそれから運用の妥当性ということが極めて重要だというように考えております。  先般問題になったときに、私どもといたしましては、公文書の性質、中身に応じて保存期間を分類すると。何でもかんでも全部保存をするということで...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大臣日程表については、先ほど申し上げたとおり、文書の内容に応じてその保存期間というものを定めており、そして、今の段階においてそれによる何か不都合というものが見て取れるわけではありません。  したがって、文部科学省行政文書管理規則において保存期間を一年未...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) それに関しましても、私が紹介をさせていただいた文部科学省の管理規則に基づく対応を是非させていただければというように考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今、白須賀政務官からお話があったとおり、本件は白須賀政務官の政務活動に関する問題であり、白須賀政務官から説明がなされるべきものであるというように考えております。  私どもには、五月二十日、その秘書官を通じてこうした報道があるということを報告を受けました...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員がおっしゃったとおり、緊急事態が発生したときに、その省庁の所管する業務の内容、あるいはこれまでの様々な運用に照らしてどのような基準を設けるかということがその平成十五年の閣議了解を踏まえた対応だというように考えております。  先ほど来申し上げている...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 在京当番日にしっかりと適切に政務三役がスケジュールを管理するということは、今委員が御指摘になられたように、非常に危機管理上重要なことであろうというように考えております。  大臣日程表については、先ほど紹介をさせていただいたとおり、文部科学省の行政文書管...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 全ての日にちについてこれを検証可能な形で保管をしていくかどうかということについては、我々としては検討の余地はあるのかなと思いますけれども、少なくとも現時点において、例えば今、白須賀政務官の事務所から提出をいただいたように、様々な関係各方面へのヒアリング等...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) この日のスケジューリングそのものについては、白須賀政務官が、本人から答弁があったとおり、私どものルールに従った形でスケジューリングをしていたというように思いますけれども、その対応等については、本人からお話があったとおり、様々な反省点があると白須賀政務官自...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 白須賀政務官から説明があったとおり、白須賀政務官が本件接触事故について接触事故であるということを認識した二月の二十六日に、直ちに警察に連絡を入れるよう秘書に指示するとともに、そして、その先方、つまり接触を受けた相手方との間で様々なコンタクトを取ろうという...全文を見る
05月31日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○柴山国務大臣 去る二十八日に神奈川県川崎市において発生した事件につきまして、亡くなられた方や御遺族の方に心からお悔やみを申し上げるとともに、負傷した方々の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。  事件を受け、一昨日、登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議が開催され、総理か...全文を見る
○柴山国務大臣 今内閣府の方から答弁があったとおりではありますけれども、今御指摘があったとおり、これは、あらゆる世代において引きこもり等の対策ということが今大きく問われているというように思います。親御さんも大変お元気で長生きする事例がたくさん出てくる中でどのようなことができるのか...全文を見る
○柴山国務大臣 一連の不祥事によって国民の信頼を失った文部科学省において、このように再び行政に対する国民の信頼を失う事案を職員が引き起こしたことを、おわび申し上げます。  現在、文部科学省創生実行計画に基づいて、私を本部長とする文部科学省改革実行本部において、組織風土改革、職員...全文を見る
○柴山国務大臣 昨年十二月に報道がありました、高校駅伝の強豪校など陸上競技の女子選手を中心とした不適切な鉄剤注射については、選手の健康を害する危険があり、重大な問題と認識しております。  このため、本年一月十一日に、各都道府県のスポーツや学校の主管課、各競技団体等に不適切な鉄剤...全文を見る
○柴山国務大臣 ここはしっかりと整理をすることが私は必要だと考えております。  学力や意欲、家庭環境などが多様な児童生徒が在籍する義務教育段階においては、教師が一人一人の特性や状況等をきめ細かに理解して指導を行うことが極めて重要だと考えております。また、AI技術が高度に発達する...全文を見る
○柴山国務大臣 一連の不祥事によって国民の信頼を失った文部科学省において、このように再び行政に対する国民の信頼を失う事案を職員が引き起こしたことをおわび申し上げます。  今委員が御指摘のとおり、現在、文部科学省創生実行計画に基づいて、私を本部長とする文部科学省改革実行本部におい...全文を見る
○柴山国務大臣 まさしく前回御質問いただきました大津市における園児死亡事故に加えて、今回、神奈川県川崎市において発生した事件につきまして、亡くなられた方や御遺族の方に心からお悔やみを申し上げますとともに、負傷した方々の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。  子供たちが被害に遭う...全文を見る
○柴山国務大臣 先般取りまとめられた教育再生実行会議の第十一次提言では、今御紹介をいただいた、技術が進展する新しい時代における教育の姿や、ソサエティー五・〇を生き抜くことができる人材を育成するための高等学校改革について、幅広い観点から総合的な方向性をお示しいただきました。  本...全文を見る
○柴山国務大臣 遠隔教育は、教育の質を大きく高める手段であり、教師の指導や子供たちの学習の幅を広げることのみならず、御指摘のように、不登校や特別な支援が必要な児童生徒など、一人一人の状況に応じて学習機会の確保を図る観点から重要な役割を果たすと考えております。  このような観点か...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘の、指導要録上の出席扱いとできる、またその成果を評価に反映することができるという制度に基づいて実際に出席扱いとなったという児童生徒は多くはない。個々の不登校児童生徒の状況に応じた支援の推進の観点から、よりICT等を活用した学習活動を効果的に取り入れていくとと...全文を見る
○柴山国務大臣 不登校等の事例においても、さまざまなレベル、段階があるというように考えております。  初めからICTにおける遠隔教育をフルに活用する意欲等の、あるいは今委員が御指摘になった設備等が恵まれているという事例ばかりではないというように思いますので、今私が申し上げたよう...全文を見る
○柴山国務大臣 改めまして、今般の事件で亡くなられた方や御遺族の方に心からお悔やみを申し上げますとともに、けがをされた方々の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。  今御質問のございました、一昨日、登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議における総理からの指示でございますけれ...全文を見る
○柴山国務大臣 今御紹介をいただいた、昨日開催された各都道府県の学校安全担当者を集めた会議において、私から直接、登下校時を含む学校の安全確保に万全を期すよう、各自治体においても取組を依頼をさせていただきました。  そして、今の心のケアについても、私が昨日の会合において、今般の事...全文を見る
○柴山国務大臣 六月七日に開催されます国語分科会国語課題小委員会から検討に着手をしていただき、しっかりと迅速に検討していただくことを希望いたします。
○柴山国務大臣 まず、本件は白須賀政務官の政務活動に関する問題であり、どのような説明を行うかについては、政治家としての白須賀政務官御自身が判断されるべきものと考えております。  そして、その上でなんですけれども、前回、城井委員から質問要旨、通告があった内容としては、今委員御自身...全文を見る
○柴山国務大臣 御指摘の問題は、低所得世帯の生徒の教育費負担を軽減するために都道府県が実施する高校生等奨学給付金について、学校の代理受領を認める規定が制度化されていない府県において、御紹介があった、受給者の約一%が授業料以外の教育費が未納であったということで、昨年度、会計検査院か...全文を見る
○柴山国務大臣 はい。全く委員御指摘のとおりだと思います。  したがって、昨年度の会計検査院の指摘も踏まえて、実は先般、都道府県の交付要綱等において代理受領の規定を設けるように通知をいたしました。あわせて、今後の対応について調査をいたしました。そうしたところ、全ての都道府県にお...全文を見る
○柴山国務大臣 昨年八月に策定した大学入学共通テスト実施方針(追加分)において、非課税世帯であるなど経済的に困難な場合や、離島や僻地に居住、通学している場合で、CEFRのB2レベル以上の成績を有している者は、高校三年時の結果にかえて高校二年時の結果を活用することを可能とする例外措...全文を見る
○柴山国務大臣 大学入学共通テストの枠組みで実施される英語の資格検定試験については、受検生の負担や高等学校教育への影響などを考慮いたしまして、現役生については、受検年度である高校三年の四月から十二月までの間の二回までの試験結果を活用することを原則としております。  一方、既卒者...全文を見る
○柴山国務大臣 繰り返しになりますけれども、先ほど申し上げた、既卒者については、これはあくまでも例外的に、大学の判断によって、受検年度の前年度の試験結果もさかのぼって活用することができるという措置でございます。  これは、今申し上げたとおり、高等学校教育への影響がないということ...全文を見る
○柴山国務大臣 採点者の質の確保、もちろん極めて重要だと考えております。  この大学入学共通テストの枠組みで実施される英語の資格検定試験については、試験内容、実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしていることを大学入試センターが確認した試験を活用することと...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられたさまざまな日程等についても、実施団体に対し、可及的速やかに、遅くとも夏ごろまでに試験実施等の公表時期を示すとともに、その時点で公表できる情報はきちんと公表するよう要請しているところであります。  いずれにいたしましても、既に大学入学者選抜で活用...全文を見る
○柴山国務大臣 改めて、去る二十八日に川崎市において発生した事件につきまして、亡くなられた方や御遺族の方に心からお悔やみを申し上げますとともに、負傷した方々の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。  その上で、先ほども答弁をさせていただきましたけれども、一昨日、登下校時の子供の安...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、今御指摘になられた二つの問題は、全く性質が異なるものであるというように考えます。  現在、文部科学省創生実行計画に基づいて、私を本部長とする文部科学省改革実行本部におきまして、組織風土改革、職員の意識改革など、信頼回復に全省を挙げて取り組んでいる中で、今再...全文を見る
○柴山国務大臣 学校給食は、学校給食法に基づき実施されるものであり、児童生徒の心身の健全な発達並びに食に関する正しい理解と適切な判断力の育成を図る上で重要な役割を担うと考えます。  具体的には、学習指導要領において、特別活動の学級活動の内容として、「給食の時間を中心としながら、...全文を見る
○柴山国務大臣 文部科学省といたしましては、学校給食費の無償化につきましては、学校の設置者と保護者との協力によって学校給食が円滑に実施されることが期待されるという学校給食法の立法趣旨に基づきまして、各自治体等において検討していただくことがふさわしいと考えております。  まず、小...全文を見る
○柴山国務大臣 まず、受検生の負担に関しては、経済的に困難な受検生への配慮など、適切な検定料であることを公表しているということを参加要件としております。  また、御案内のとおり、試験実施団体に対しては検定料の低減を求めるとともに、受験料相当分も一定程度賄い得る給付型奨学金の大幅...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の制度改正は、学部等の設置者変更に関する規定を新設することによって、これまでの、既存学部を廃止して新たな学部を新設する場合と比べて、より簡素な手続による申請を可能としたものでございます。  この手続によって学部等の設置者が変更された場合には、当該学部等の属す...全文を見る
○柴山国務大臣 学生にとって、この設置者変更というのは、自分の通っている大学の、名前というか大学がかわるという意味では大変大きなことでありますけれども、先般来議論をさせていただいているとおり、教授がかわったり授業料が変わったりというものではありません。したがって、どれだけの同意が...全文を見る
○柴山国務大臣 今御指摘になられたAI、IoT、あるいはロボティクス、ビッグデータ、こういった技術が急速に発展をし、ソサエティー五・〇と言われる超スマート社会が到来しつつある中で、我が国が世界に先駆けてさまざまな課題を解決していく課題解決先進国にならなければいけないという理解でご...全文を見る
○柴山国務大臣 委員御地元ということもございますけれども、本当に、今回の事件、これほど日本全国に大きな衝撃を与えたということで、改めて、亡くなられた方や遺族の方に心からお悔やみを申し上げますとともに、負傷した方々の一刻も早い回復、そして、何よりも心の傷を負った児童生徒さんや親御さ...全文を見る
○柴山国務大臣 今回の事件で被害を受けた児童のみならず、学校全体の児童に対する心のケアについては、カリタス小学校においてスクールカウンセラーにより対応しているということは伺っておりますけれども、まさしく今委員が御指摘のとおり、児童に対する心のケアは継続的に取り組むということが非常...全文を見る
○柴山国務大臣 教育分野におけるAIなどの先端技術の活用は、教育の質を高める上で大きな可能性を持つものであります。  こうした取組を充実していくためには、御指摘の産業政策を所管する経済産業省のほか、情報通信政策を所管する総務省など関係省庁との連携を図っていくことが不可欠であると...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(柴山昌彦君) お答えを申し上げます。  もっと早くというお話がございましたけれども、平成十三年に当時の総合規制改革会議から出された答申などを受けまして、定員抑制をしておりました工場等制限法が廃止されるとともに、平成十五年以降は大学設置や定員増に関する抑制方針を撤廃を...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今委員が御指摘になられました通信制のサポート校について、金額的な、予算的な面という側面よりも、むしろこのサポート施設の中に極めて多種多様なものが存在し、そして、法令に基づき設置されているものではなくて、実態等の把握についても困難な面があるということが非常...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文科省では、医学生が卒業時までに学ぶべき内容を示した医学教育モデル・コア・カリキュラムを平成二十九年三月に改訂をして、新たに死因・身元調査法解剖に関する学修目標を設定するなど、死因究明などに関する学修目標や内容を充実させました。  そして、死因究明等推...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、一連の不祥事によって国民の信頼を失った文部科学省において、再びこうした行政に対する国民の信頼を失う事案を職員が引き起こしたことをおわび申し上げます。  文部科学省といたしましては、今おっしゃった原因究明、捜査当局が行う捜査に全面的に協力をするとと...全文を見る
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(柴山昌彦君) ただいまの外国人留学生の不十分な出入国・在留管理による所在不明等についての警告決議及び高校生等奨学給付金制度における代理受領の確実な実施について、官民イノベーションプログラムにおける政府出資金等の取扱いについての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏...全文を見る
06月18日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 今の委員の立論については、おおむねそういうメリット、デメリットがあるんだろうというように思います。そして、それを踏まえて、今後最高裁において、司法試験の実施時期を踏まえつつ、鋭意検討を進められるものと考えております。  文部科学省としては、法科大学院関...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおりです。
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど答弁をさせていただいたとおり、今後、予備試験の在り方も含めて法務省としっかりと連携をしていきたいというように思っておりますけれども、先ほど委員が御指摘になられた、今回の改正はそもそも予備試験いじめであって法科大学院の生き残り政策ではないかということ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今の地方の大学をどうするかということも極めて重要なポイントだと思っております。  改正案において法学部三年と法科大学院二年のいわゆる3プラス2の制度化をいたしますけれども、これによって、法科大学院を設置していない地方大学の法学部であってもこの手法によっ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 大か小かということについては恐らくそれぞれ受け止め方様々かと思いますけれども、今委員がまさしく御紹介をいただいたとおり、これまでの様々な制度改正に比べれば大変大きな根本に関わる改正ではないかというふうに考えます。
○国務大臣(柴山昌彦君) 法科大学院を中核とするプロセスとしての法曹養成制度は平成十六年度に導入され、お尋ねのピーク時、これは平成十七年度から十九年度の入学定員ですけれども、五千八百二十五人が定員でありました。ただ、直近の平成三十一年度の入学定員は二千二百五十三人となっております...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) まず、その前提に、先ほど来、規制緩和と行き過ぎた競争政策の負の部分について委員から御指摘がありました。  今おっしゃった部分は一面においては事実なんですけれども、かつての日本がいわゆるガラパゴスと言われたような、大変、規制とかあるいは閉じられた環境の中...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 一般論としては、例えば大学院などで深い学びをした者に対して高い級で処遇をするということがあるかと思いますけれども、今おっしゃったように、個別の例えば学術の年限がどのように人事制度に反映されるかということについては、もう少し細かく精査をさせていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど答弁をさせていただいたとおり、これからのそういったポスドクと言われる方々についての処遇を改善するとともに、先ほど、委員の言葉を借りればロストジェネレーションと言われている方々が今大変将来の不安に悩んでいるという問題についても、例えばリカレント教育で...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 受験生には先ほども申し上げたとおり大きな改革ではありますけれども、法科大学院等関係者の意見は聞いておりますし、これから法務省で進む検討についても、引き続きしっかりと各方面の意見を聞きながら、慎重に制度設計をしていきたいと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 未修者コースには法学部出身者を含む様々な学部出身者や社会人経験者など多様な者が含まれており、こうした多様な学生に対して、各大学の未修者教育の成果を共通的に把握する仕組みがこれまでなかったこと、個人の特性に応じた柔軟な学修メニューの提供やきめ細やかな学修支...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 御紹介をいただいたとおり、地方の法科大学院の募集停止が相次ぐ中で、法科大学院が存在しない地域の大学が法科大学院と連携することは必要性が非常に高いと認識をしております。  今回の制度化を見据え、現に法科大学院を設置していない地方大学においても法学部に法曹...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、多様なバックグラウンドを有する者が法律に関係する分野でその知見を生かせるようなチャンスを開くということが重要でありまして、働きながらでも法曹を目指すことができる環境を整備していくということが重要だと考えております。  実際、筑波大学や...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 文部科学省においては、今おっしゃった法曹の魅力あるいは法科大学院の必要性、こういったものをやはり広げていくということも極めて重要だと考えておりますので、社会で活躍する法科大学院修了生や採用者の声を広報用のパンフレットにまとめて情報発信をしているところであ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 極めて重要な問題提起であり、実は、今委員が御指摘になったことを、まさに今中央教育審議会などで有識者のいろいろな御意見をお聞きしながら検討しているところです。  例えば、AIで東京大学は合格できるのかとかですね、そういうことについても、省内でも、今日は浮...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今御指摘になられた、その当初の見込みですね、平成十三年六月の司法制度改革審議会の意見書においては、平成二十二年頃には合格者数の年間三千人の達成を目指すと、これは要するに将来の需要予測ということです。そして、法科大学院修了者のうち相当程度、例えば七、八割の...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 確かに、今局長から二百六十六億円、募集停止や廃止された法科大学院に対して公費の投入があったという答弁をさせていただいたわけなんですけれども、例えば、募集停止や廃止された法科大学院の教員が、その実績や経験を生かして法学部など別の組織ですとか、あるいはほかの...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、やはり先ほども答弁をさせていただいたとおり、ずっと長らく法の支配をしっかりと日本全国津々浦々に広げていく、また、新しいリーガルサービスのニーズに従った形で法曹人口を増やしていくという目的、そして、それがこれまで、ともすると、や...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今後は法改正によって合格に要するコストや時間が短縮され、そして何よりも、法科大学院の入学者数の総数についても現状の定員規模を上限に制度的に管理をしていく、そういった質と量の改革というものを進めていくわけですから、もちろん、今後しっかりと法改正の進捗につい...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 連携法曹基礎課程、いわゆる法曹コースは、必ずしも自分の大学だけじゃなくて、ほかの大学の法科大学院との連携も可能であり、特に、今御指摘になられた地方の法科大学院の募集停止が相次ぐ中で、法科大学院が存在しない地域の大学が他の法科大学院と連携するということは、...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 先ほど大学入試の改革についてお話をしたとおり、試験が確かに変われば、それに至るための教育も変わってくるという側面はある程度はあるのかなということで共感できる面はあるんですけれども、ただ、実務力や実践力も含めて法曹のプロフェッショナルを育てていく上で、まさ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) はい。  ということで、法曹コースにおいて代替できない法科大学院をしっかりと改革をする。そして、御指摘のような、試験だけでは当初の理念というのは実現は難しいのかなと考えております。
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の改正案においては、司法試験の受験資格については、あくまで現行の法科大学院修了資格を維持した上で、それに付け加える形で法科大学院在学中の者であっても所定の要件を満たした者について受験を認めるということとしているわけでして、在学中受験資格は、法律上の位...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 今回の改正案は、法曹を志望する学生にとって、まず、法曹資格取得までの時間的、経済的負担の軽減を大きくそのニーズに沿った形で改革をしていくということでありますので、この3プラス2のルートそのものは標準的な運用とするとともに、今御指摘になられた在学中受験資格...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 平成三十年三月の専門職大学院設置基準の改正では、法科大学院を含む専門職大学院の専任教員について、それまでは認められていなかった学部や他の研究科の教員との兼務を一定の条件の下で認めることといたしました。  これはそもそも、専門職大学院については、高度専門...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおりだと思います。  この未修者教育の対象には、一部法学部出身者も含まれますけれども、本当に様々な学部出身者ですとか社会人経験者など多様な方々がいらっしゃいます。入学時点における法学に関する知識や専門的知識などには大きな差があるのが現状です...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 法曹コースにおいては、法曹コース修了時の一定の成績、それから法科大学院についての既修者認定というものをクリアした形で既修者コースに編入をするということで、さっき未修者コースにおいて紹介させていただいた、要するに質の確保ということがなされているんだろうと思...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 繰り返しになりますけれども、多様なバックグラウンドを有する者がその知見を生かせるようなチャンスを開くということは極めて重要だと思っておりますし、今後とも法科大学院において法学未修者を含む様々な人材を法曹として養成していくという基本理念に変更はありません。...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) おっしゃるとおり、法科大学院においても、大学が学術の中心として深く真理を探求することを本質とすることに鑑み、憲法が保障する学問の自由、これが当然のことながら保障され、そして、その学問の自由の保障のために、教育研究に関する大学の自主性を尊重する制度と慣行が...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 多くの法曹志望を持つ学生が安心してその法曹コースあるいは法科大学院を経て法曹を目指すということができる環境を整えるためには、やはり制度の安定的かつ円滑な運用を確保するための基準というものは必要になってくるというように思いますし、それが国として何か特定の教...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 図書館において視覚障害者等へのサービスを提供するためにも、委員御指摘のように、司書などの役割は重要であると考えております。  図書館の司書等の配置については地方財政措置が講じられているところであり、法案成立後、その十分な活用を私どもとしても促してまいり...全文を見る
06月19日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○柴山国務大臣 学校図書館の学校司書の配置でございますけれども、視覚障害等を持つ児童生徒への支援を行うためにも、その役割が大変重要だと考えております。  今御指摘の配置については、平成二十九年度からの第五次学校図書館図書整備等五カ年計画において、単年度約二百二十億円の地方財政措...全文を見る
06月20日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○国務大臣(柴山昌彦君) 当委員会における五月二十一日の神本美恵子議員の御質問に対する答弁において、沖縄県教育委員会が県民投票に係る模擬投票を生徒に指導する際の注意喚起を学校に通知した件に関し、沖縄県教育委員会から入手した文書を基に、一月三十日に連絡票を送付した後、改めて二月四日...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員御指摘のとおり、学校においてICT機器を円滑に活用できるよう、教員等に対してICT活用をサポートするICT支援員の配置を進めることは重要であります。  このICT支援員の配置に係る所要の経費については、四校に一人の割合を前提とした地方財政措置が講じ...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 委員が御指摘のとおり、夜間中学に通う生徒の八割、約八割は外国人となっておりまして、この夜間中学が、我が国、本国において義務教育を修了できなかった方々などに対して教育を受ける機会を実質的に保障する重要な役割を果たしております。  文部科学省といたしまして...全文を見る
○国務大臣(柴山昌彦君) 特別の教育課程を編成して日本語指導を行ったり、地域の日本語教師と連携したりという取組を、夜間中学、行っております。文部科学省といたしましては、夜間中学に携わる教職員等を対象とした日本語指導に関する研修会を開催をいたしました。今年度も引き続きこうした研修会...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○柴山委員 発言の機会をありがとうございます。  先ほど来、先端技術の進展とグローバル化ということについて、玉木委員からもお話がございましたけれども、このことについては、国民投票法のみならず、憲法本体の議論についても非常に大きく私は影響を持ってくるというように考えております。 ...全文を見る