清水忠史

しみずただし

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数2回

清水忠史の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  本日は、カジノ法について安倍総理大臣を中心に質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  衆議院内閣委員会での質疑時間はわずか五時間半でありました。般若心経も悪い意味で脚光を浴びたのではなかったでしょうか。参議院では突然修正...全文を見る
○清水委員 この法律が通りまして、いわゆる整備推進本部を立ち上げ、その推進本部長は安倍総理大臣自身ですよ。安倍総理自身も、かねてからこのIR、カジノを含む統合型リゾートには非常に熱心で、どうしてこのよさがみんなわからないんだというふうに述べていたということもこの間報じられているわ...全文を見る
○清水委員 なぜカジノがなければ家族連れで会議に来られないのかというのはよくわかりませんね。面積の三%だというふうにもよくおっしゃるんですが、IRというのは、総理自身よく御存じのとおり、カジノがIR全体の収益の八割をたたき出しているというのが常識であります。  それから、今いろ...全文を見る
○清水委員 総理を初め、今の金田法務大臣の答弁も、先ほどの石井大臣の答弁もそうなんですけれども、もっとカジノ反対派をうならせるような、そういう答弁ができないんですかね。ずっとこういう答弁ばかり続くんですが、世論はどうですか。この法案を審議しているとき以上に、今、この法が施行されて...全文を見る
○清水委員 誇りと愛着ですよ、誇りと愛着。  資料の二をごらんください。グラフをつくりました。  カジノを中心とするリゾート施設をあなたの住んでいる地域につくる計画が持ち上がったらどう思いますかという共同通信社の世論調査に対して、七五%の人たちが、つくらない方がよいと思う、こ...全文を見る
○清水委員 地域住民が反対するカジノを誘致してまで過大な目標を押しつけるというやり方は、住んでよし、訪れてよしというこの観光政策の理念に反するということを私は指摘しておきたいと思います。  次に、総理にお伺いをします。  先ほど総理も、地域振興に資するというふうにおっしゃいま...全文を見る
○清水委員 聞いていないことをずっと言われると困るんですよ。公明党支持者も八割は反対ですよ、石井大臣。山口代表が反対しているじゃないですか。なぜ違法なカジノが統合施設に入ると違法性が阻却されるのか十分語られていないといって、反対票を投じたんですよ。その石井大臣が指名もしていないの...全文を見る
○清水委員 結局、統計していないということですよ。  資料の四枚目をごらんください。これは、韓国の賭博中毒者の年間社会・経済的費用という表を皆さんにお持ちいたしました。  これは、見ていただいたらわかりますように、職場内の生産性低下、失業、犯罪費用、法執行費用、例えば刑務所に...全文を見る
○清水委員 いろいろ対策をとるというふうにおっしゃいましたけれども、対策がとれないから現在これだけ依存症患者と言われる人がいて、その周りでたくさんの家族が苦しみ、そしてこのように犯罪がパチンコやギャンブル依存を原因として起こっているわけですよね。  ギャンブル依存症対策という場...全文を見る
○清水委員 他人の不幸の上に富を築くなんというのは、私はおぞましい考え方だと思いますよ。倫理が問われるんじゃないですか。そう思いますよ。  もともと、規制するというふうにおっしゃいますけれども、規制できないから刑法で禁じてきたわけです。  成長戦略というんだったら、総理、例え...全文を見る
○清水委員 たった五九%ですよ。フランスのパリは八割以上が賛成していますよ。それだけ無関心だということです。  大阪は食い倒れの町です。カジノ依存症で行き倒れになるようなカジノ万博反対、このことを申し上げて、質問を終わります。
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○清水分科員 日本共産党の清水忠史でございます。  私は、政府が立候補を検討している二〇二五年国際博覧会、万博ですね、この計画について質問をさせていただきたいと思います。  大阪府と大阪市が一体となり、経済界にも呼びかけ、二〇二五年万博を大阪に誘致しようとしています。世耕大臣...全文を見る
○清水分科員 そのとおりですね。  では、経産省はこれまで二〇二五国際博覧会検討会を二回開きましたが、ここに、地震や津波などの災害対策、防災対策について、この夢洲の安全性を詳しく検証することのできる有識者、こういう方は含まれていたでしょうか。
○清水分科員 検討会のメンバーには、実は防災、減災の観点からの専門家という方は入っておられません。  それで、資料の一をごらんいただきたいと思います。  大阪湾には、阪神・淡路大震災を引き起こした六甲・淡路島断層帯と並びまして、ここにあるように、大阪湾断層帯というのが幾重にも...全文を見る
○清水分科員 私がなぜこの夢洲の防災対策、安全対策についてこだわっているかといいますと、私は、決して大阪府のそうした想定が本当に正しいものだというふうには、検証が必要だというふうに思うんですね。  新しいパネルを用意させていただきました。これは、夢洲のすぐ隣接する地域にある咲洲...全文を見る
○清水分科員 最悪のケースを想定するというのは当然のことだと思うんですね。ただ、この夢洲の護岸、岸壁、これそのものが崩れることだってあるわけですよ。あの阪神・淡路大震災のときには、それこそポートタウンだとか神戸港の護岸が崩れて、そこから津波が来たり液状化したりしたという経緯がある...全文を見る
○清水分科員 資料の三をごらんいただきたいと思います。  この間、検討会の委員の方や、あるいは関西財界や大阪府、大阪市の皆さんが述べておられる文言や議会での答弁を掲載したものですが、この一番下の関経連の森会長の発言、ここには、万博と統合型リゾートがセットになれば投資効率がよくな...全文を見る
○清水分科員 そういう認識であると私はさまざまな問題が生まれてくるというふうに思うんですね。  先日、夢洲に上陸しましたときに、当局から説明を受けました。ここの万博用地なんですけれども、まだ埋め立ても終わっておりません。万博が当選すれば、パリに勝てば、急ピッチで、多少費用はかか...全文を見る
○清水分科員 大阪市の吉村市長も、この鉄道工事についてはIRの事業者に負担してもらいたいということをもう明言されているわけなんですよね。  もともと、このテクノポート計画というのは、大阪オリンピック招致のときの夢洲を選手村にするという構想であり、その後は住宅建設が前提になってい...全文を見る
○清水分科員 万博に頑張るエネルギーをそこに全部注いでくださいよ。私は、それがすごく大事だというふうに思うんですね。  最後に私が訴えたいのは、カジノでいえば、先ほども言いましたように、まだ決定したわけでは、IRが決まったわけではありません。私はやはり、いろいろ意見の相違はあり...全文を見る
03月03日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  大阪府豊中市にあります国有地が学校法人森友学園に格安で売却されていたことが、今、国会とメディアで大問題になっています。  九億五千六百万円の土地から八億一千九百万円を値引きし、さらに、土地改良費にかかった有益費を森友学園側に支...全文を見る
○清水委員 では、詳しく聞いていきたいと思います。  その依頼は、大阪航空局のどの担当課が受けましたか。
○清水委員 大阪航空局空港部補償課ということですが、では、そうした依頼を受けたことは、大阪航空局長はいつ知ったんでしょうか。
○清水委員 いや、恐らくでは困るんです。  では、お伺いしますが、近畿財務局から、空港部補償課が大阪航空局の局長と一緒に検討したということですか、受けるかどうかも含めて。それをお答えいただけますか。
○清水委員 今の佐藤航空局長の答弁、変わりましたね。大阪航空局長が、いつ、近畿財務局からこの土地の見積もりをしてほしいとの報告を受けたのか、当日だったと思いますという最初の答弁から、今、わかりませんということになりました。  では、今いろいろおっしゃられたんですが、そういった検...全文を見る
○清水委員 ぜひ、つまびらかにして、報告していただきたいんです。  では、この小学校の開校に間に合わないという近畿財務局の主張、これは本当かどうかということは検証したんですかね、この空港部補償課で。小学校の開校に間に合わないから、あんたのところでやってくれということで、近畿財務...全文を見る
○清水委員 私が聞いている観点は、これまで近畿財務局からそのような依頼を受けたことはなかったということ、これははっきりしているんですね。初めて受けることを、しかも、八億二千万円という巨額の費用ですし、八千七百平米という広大な土地であります。大阪航空局が管理しているということは当然...全文を見る
○清水委員 わからない、わからないと言いますけれども、そんな昔のことと違いますよ。まだ一年ぐらいと違いますか。一年もたっていないでしょう。この間、この問題が表面化してから、まだその程度のことも調べていないんですか。  これは、問題になっているのは、大阪航空局が、八億二千万円、ご...全文を見る
○清水委員 では、先に進みますね。  本省が、国土交通省が、近畿財務局より大阪航空局の空港部補償課が、当該土地のごみの撤去費用を算定してほしいという依頼を受けていたということを知ったのはいつですか。
○清水委員 では、質問の角度を変えます。  航空局長にいつ報告したのかということは、これから調べて、この委員会に報告していただくということですが、国土交通省本省に対して、こうした事案がありました、近畿財務局よりごみ撤去費用の算定を頼まれ、そして、このように見積もりを四月十四日に...全文を見る
○清水委員 驚きですね。本省は知らなかったということじゃないですか。  住宅用地のごみ撤去費用だとか工事費を積算しているという話ではなくて、八千七百平米という八億円を超えるような算定を求められるような見積もりを、大阪航空局長も知らない、本省にも報告していない。一体、空港部補償課...全文を見る
○清水委員 質問に答えていただいていないんですが、それが、契約にそのまま、いわゆる瑕疵控除額として算定されるということを認識していたのかということを聞いているんです。  といいますのは、小学校の開校が迫っているという認識はお持ちだったようですので、ですから、そのためには、積算を...全文を見る
○清水委員 それでは、財務省の方にお伺いしたいと思います。  去年の三月三十日に、私、普通だったら航空局長なりに依頼すると思うんですが、同じ建物のビルの中にあるといっても、近畿財務局が航空局まで行って、空港部補償課をノックして、そしてこれを見積もりしてくれということでやったとい...全文を見る
○清水委員 物すごく丁寧に経過をお答えいただきまして、理財局次長ということですので、理財局長のように怖い方だったらどうしようと思ったんですが、そこは安心しましたが、私の質問にはお答えになっていないんですね。  空港部補償課に見積もりを依頼したときに、あなた方が策定した金額が土地...全文を見る
○清水委員 一カ月というふうにおっしゃいましたね。一カ月半ですか、一カ月ですか。もう一回、ちょっと正確に。最後、語尾がわかりにくかった。
○清水委員 通常は一カ月ということですから、私は、このように疑惑を招くような、今まで算定を行ったことのないような航空局の一部署にお願いするのではなく、一カ月間要して競争入札したらよかったんじゃないですか。これはいかがでしょうか。一カ月ぐらいだったらできるんじゃなかったんですか。
○清水委員 かみ合わないですね。皆さん、聞いていてどうですか。  私がお聞きしたのは、競争入札する一カ月のゆとりはあったんじゃないですか、こう聞いているんですよ。小学校の開校が間に合わないということで航空局に依頼したんでしょうが、今の御答弁で、通常、一カ月程度あれば、産廃業者な...全文を見る
○清水委員 つまり、一カ月程度というものもあれば、二カ月、三カ月かかるものもあるかもしれないと。(石井国務大臣「契約期間がね。契約する前の期間」と呼ぶ)
○清水委員 では、後で国土交通大臣の所見はお伺いするとして、通常は一カ月程度かかる、それか二カ月、三カ月かかるかもしれない。しかし、私は、そうであったとしても、国有地というのは国民共有の財産ですから、一円でも高く売却して公共の福祉に資するよう使用していくというのは当然のことだと思...全文を見る
○清水委員 確かに、売買契約には、ことし三月三十一日が指定期日となっているんですね。四月一日から学校を開校しなければならないというふうになっているんですね。しかし、そうだとしても、一年延長することは可能だったのではありませんか。
○清水委員 それを財務省が判断しなかったら誰が判断するのか、教えてください。
○清水委員 おっしゃるとおりなんですね。幾ら理財局が森友学園をおもんばかってことし春からの開校を後押ししたとしても、今おっしゃったように、大阪府が学校を認可しなければ開校できないわけです。  配付資料の一枚目をごらんください。  昨日の毎日新聞の夕刊トップに、「「森友」小学校...全文を見る
03月29日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  初めに、二十七日に栃木県のスキー場付近で雪崩が発生いたしまして、多くの方が巻き込まれました。高校生七人を含む八名の方が亡くなられたということであります。心より御冥福をお祈りし、御家族の皆様方に心からのお悔やみを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○清水委員 そんなに難しいことを聞いていなくて、このファクスには「一般には工事終了時に清算払いが基本」、こう書かれておりまして、ただ、森友学園側と国土交通省航空局との調整に当たり、予算措置がつき次第返金すると。基本でないことを了解していたのか、こうお伺いしたんですが、していなかっ...全文を見る
○清水委員 余り関心がないんでしょうか。
○清水委員 内閣にあるんですから、すぐにお読みいただけたらというふうに思うんですよ。なぜなら、この手紙の内容が重大だからであります。  我が党は、その手紙のコピーを独自に入手いたしまして、籠池氏自身が書いたものであるということも確認をしておりまして、昨日の参議院の決算委員会でも...全文を見る
○清水委員 できないということなんですけれども、二十八年当初予算、すぐに支払われているわけなんですね。  それで、財務省にもお伺いしたいと思うんです。  この有償貸付契約の第六条では、有益費の支払いについては本契約終了のときに返還をするというようなこともありますし、あるいは、...全文を見る
○清水委員 谷査恵子氏からのファクスに、「一般には工事終了時に清算払いが基本であるが、」こう書いてありましたのでお伺いしたまでです。  それでは、続いて佐川理財局長に確認するんですが、この間ずっと、森友学園側と売買契約する以前に、いわゆる土地の価格などについてやりとりしたことは...全文を見る
○清水委員 ということなんですけれども、この籠池氏が谷氏に宛てた手紙の中では、これは平成二十五年十月のことですから、売買契約を結ぶ二年も前の話でありますが、買い取り価格がべらぼうに高いというような記述があるんですね。  それで、籠池氏が、今日のこの状況を予見して、何か虚偽の内容...全文を見る
○清水委員 そういう報告をされるんだけれども、二十五年の十月二十六日の手紙であります。それは菅官房長官もお持ちのものであります。ですから、有償貸付契約の前ですよ。売買契約のずっと前ですよ。そのときから価格を本人が知っていたとすれば問題ではないかというふうに、いや、答弁は求めており...全文を見る
○清水委員 うそをついてもらったら困りますよ、佐藤さん。  私、三月七日に、大阪航空局の現在の空港部長からお話を伺いました。四月十四日に近畿財務局に対して八億二千万円の値引きの報告をしたときに、あなたは決裁しましたか、報告を受けましたかと聞きました。知らないと言いましたよ。報告...全文を見る
○清水委員 都合が悪くなったらそういうでたらめを言うということが、本当に、私、そんなことでいいのかなと。国会とか、政府の職員の地位をおとしめているというふうに総理も言われましたけれども、そういうことをしているのはおたくらじゃないのかなというふうに私は厳しく指摘しておきたいと思いま...全文を見る
○清水委員 終わります。
03月30日第193回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  早速資料の一を見ていただきたいんですけれども、ことし一月に発行された消費者法ニュースに、新聞残紙問題、いわゆる押し紙問題の特集が組まれ、弁護士などが寄稿しておりまして、きょうはこの問題について取り上げたいと思うんです。  松本...全文を見る
○清水委員 実は、私は中学のときからずっと配達しておりまして、大学受験に失敗して予備校時代には、毎日新聞の販売所に一年間住み込みをいたしました。配達、集金、折り込み作業というのが本当に大変でして、将来こんな仕事は大変だな、やりたくないなと思っていたんですけれども、共産党に入ったら...全文を見る
○清水委員 昨年三月二十四日に、公正取引委員会は朝日新聞社に対して、独占禁止法違反につながるおそれがあるとして、違法行為の未然防止を図るという観点から注意を行っております。しかし、その後もいわゆる押し紙問題は解決しておりませんし、これはほかの新聞社に対しても言えることだと思うんで...全文を見る
○清水委員 ぜひそうした対応をしていただきたいと思うんです。販売店の皆さん、今の答弁を聞いていらっしゃると思います。  それで、公正取引委員会さんには、この間、私の事務所を通じて、さまざまな、押し紙や残紙の実態を告発する資料についてお渡しもさせていただいております。ぜひこれを分...全文を見る
○清水委員 直接、残紙の問題については触れていらっしゃらないんですけれども、私の質疑を聞いていただいて、その一つの要因になっているということについては理解していただけたというふうに思います。  やはり拡張員の方も、五百部も千部も押し紙があったら、一部、二部ふえてもうれしくないと...全文を見る
03月31日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  法案に入る前に、三月二十九日の本委員会での私の質問に対する答弁について、佐藤航空局長に確認をさせていただきたいと思います。  森友学園の国有地問題、八億二千万円のごみ撤去費用の見積もりは空港部の補償課長が決裁をした、空港部長や大阪航空...全文を見る
○清水委員 先日の答弁でも佐藤さんは、四月一日に着任をしたというふうに言われました、この空港部長が。退職されているか異動されているかわかりませんけれども、前任者にそのことも私は確認しているんですよ。  四月一日からあなたは着任したんですか、こう聞きますと、土日を挟みましたのでそ...全文を見る
○清水委員 次に、ごみ撤去費用の積算について伺うんですが、これも、三月二十七日の参議院の予算委員会で、我が党の辰巳孝太郎議員の質問に対し、九・九メートルの根拠について答えられましたので、それを資料の二枚目に、傍線を引いてお持ちさせていただきました。  これは、国民皆さんの、本当...全文を見る
○清水委員 石井大臣でも佐藤航空局長でもどちらでもいいんですけれども、答えていただきたいのは、その工法は、確かに現認しにくい工法だったのかもしれませんが、値引きの根拠を積算するわけですから、どれぐらい地中深く埋設物が埋まっているのかどうかということは、これは航空局がしっかりと、工...全文を見る
○清水委員 それをわざわざ説明していただかなくていいように、資料でその答弁のところをわざわざ持ってきて線を引っ張っていますので、与えられた時間は短いので、以後、簡潔にお答えいただきたいんです。  では、藤井政務官がせっかく答えられましたので、私、一つ質問させていただきたいんです...全文を見る
○清水委員 いや、それは結局答えになっていないんですね。全部伝聞なんですよ、これは。伝聞。つまり、ヒアリングしたとか、埋まっているところではなく積み上がっているところを見たとか、写真で確認したとか、自分で撮った写真と違いますよ。全部これは客観的な状況を羅列しているだけで、積算した...全文を見る
○清水委員 石井大臣、補足していただいたんですが、では、そのときに出た、三メートルより深く出たごみは、九・九メートルあたりから出たんですか。
○清水委員 それが、業者が十五メートルとか二十メートルとか言えば、それをもとに瑕疵担保責任を逃れるためにごみの積算を設定したということになるので、やはりその説明は苦しいと思うんですね。やはり、航空局がみずから目視して、あるいは独自の調査で九・九メートル掘って、そこから出てくるとい...全文を見る
○清水委員 今の御答弁に対する私の所見を答える前に、くいの工事について反論されたということですが、直接調べていない以上、その反論はやはり説得力を持たないということは指摘した上で、ぜひ船員の方々への住民税減税等の拡大に努めていただきたいと思いますし、法案の中にある国際条約の完全な履...全文を見る
○清水委員 私は、日本共産党を代表して、海上運送法及び船員法の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論いたします。  国際条約の完全な履行については、船員の安全確保のために必要なことです。  しかし、今回の改正案によって、航海命令の対象となる船舶の数が増加します。  ...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  本日は、高速道路淀川左岸線二期工事について質疑をさせていただきたいと思います。  資料の一をごらんください。一応、皆さんにもお示ししたいということで、パネルも持参をさせていただきました。  これが淀川左岸線高速道路の計画概要...全文を見る
○清水委員 今、御説明がございました。今後の河川協議のもととなるものであるということなんです。  そこで、石井大臣に一問お伺いしたいと思います。  私、るる説明させていただきましたし、今、答弁にもありましたように、道路構造物と堤防を一体とした前例のない構造物ということでありま...全文を見る
○清水委員 これは、基本的には計画のときはスーパー堤防ということになっているんですが、一部しかスーパー堤防になっておらず、ほとんどの区間は、スーパー堤防の計画はあるものの、いわゆる工事着工の見通しは立っておりません。いわゆる一般的な堤防の中に引き続き高速道路を建設しようという計画...全文を見る
○清水委員 私の言ったとおり、十四年の示方書に基づいたデータで検討していると。そして、否定はされませんでしたけれども、二十四年三月に改訂されたものがこの報告書案には記載されておりません。これは一つ確認させていただきました。  配付資料の四枚目をごらんください。こちらが新しい方、...全文を見る
○清水委員 ということは、十四年のものなので、最新のものではないから、やはりこれは最新のものに改訂しなければ活用できないということだと思うんですね。  大臣にもちょっと聞きたいんですけれども、道路示方書平成二十四年改訂、十四年から十年ぶりになぜ改訂されたのかということなんですけ...全文を見る
○清水委員 ぜひそうお願いしたいと思うんですが、だからこそ、いつまでたっても、一年もたつのに、まだ案のままなんですよ。案がとれないということだと思うんですね。地元住民の皆さんは、こうした最新の知見が現段階では反映されていないので、やはり不安も拭えないというふうに思います。国交省と...全文を見る
04月07日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  住宅セーフティーネットを促進するための法律の改正案について質問をさせていただきたいと思います。  格差と貧困が広がる現代社会におきまして、人間らしく生きる権利が損なわれるようなことがあってはなりません。良好な居住環境を確保し、...全文を見る
○清水委員 資料の一枚目をごらんいただきたいと思います。  今述べられましたように、把握しているのが百四十七社、家賃債務保証業者があるということで、そのうち、例えば、家賃債務保証事業者協議会とか、あるいは賃貸保証機構などがあるわけですが、これらの業界団体に加盟しているのは百四十...全文を見る
○清水委員 つまり、業界団体に加盟しているかどうか、あるいは、今回、国に登録するかどうかにかかわらず、債務保証業というなりわいはできるということが今確認されたと思うんですね。  それでは、続いて聞くんですけれども、家賃債務保証をめぐる入居者と業者とのこの間のトラブル、このトラブ...全文を見る
○清水委員 資料の二枚目をごらんください。  今局長に御答弁いただきましたように、平成二十七年、当時は六百五十四件、一日にしますと大体二件の相談が寄せられているということであります。  例えばどんな相談があるのかといいますと、更新手数料について説明を受けていないとか、あるいは...全文を見る
○清水委員 結局、取り締まるルールがないということだと思うんですね。  「業界団体における取組」という資料も私、読ませていただきましたが、結局、自主規制なんですよね。それだけでは本当に、高どまりしている債務保証業者と入居者のトラブルを減少させていくことにはならないと私は思うんで...全文を見る
○清水委員 いや、これは、突然の問い合わせというよりは、家賃債務保証業者が貸金業法に基づく違法な取り立て行為ができるのかできないのかということぐらいを認識して今回登録制度をつくっているというふうに私は思っていましたので、これはちょっと反省もしてもらわないといけないと思いますし、や...全文を見る
○清水委員 検討を進めていくということだと思うんですね。私は、検討ではなく、これは必ず継続させていただきたいと思うんです。  一部、健康寿命サポート住宅、この隣に書いています、今の資料の。健康寿命サポート住宅への移行、例えばこれは、家賃減額は継続できるが、転居してくださいという...全文を見る
○清水委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨及び概要を説明申し上げます。  年金生活者や低所得者の労働者、一人親世帯等が増大するもとで、生活に困...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○清水分科員 おはようございます。日本共産党、清水忠史でございます。  私は、ギャンブル依存症対策と既存ギャンブルへの規制のあり方についてきょうは質疑をさせていただきたいと思います。  カジノIR推進法が、昨年十二月十五日、国民多数が反対する中、成立しました。しかし、その後も...全文を見る
○清水分科員 国の予算もついたんですけれども、この制度をいろいろ調べてみますと、まずは自治体が予算取りをして、申請者が自治体に対して、例えば刊行物の発行だとか、あるいは依存症の皆さんが集まる会場費を補助してほしいという申し出をする、そして、その補助に対する二分の一を自治体と国が半...全文を見る
○清水分科員 実は、政府は、ことし三月三十一日に、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議がギャンブル等依存症対策の強化に関する論点整理というのをまとめたんですね。以下、論点整理というふうに言わせていただくんですが、この論点整理には、民間団体への支援の課題として、「活動そのものの支...全文を見る
○清水分科員 今おっしゃられましたように、地方自治体と民間支援団体の連携強化、これをしっかりと実現させていただきたいというふうに思います。  次に、この論点整理の中にもありますけれども、このたび厚生労働省が、厚生労働省というよりは、厚生労働省も入っている、日本医療研究開発機構で...全文を見る
○清水分科員 無作為の抽出調査もやるなとは言いませんけれども、現にギャンブルをやっている方に、あなた、どの程度依存しているんですかということを聞いて回る、確認していく、これが私は本当にリアルに実態を調査することになると思います。  依存症になると、本当にやめようと思ってもやめら...全文を見る
○清水分科員 第一段階の取りまとめということなんですけれども、既存ギャンブルへの規制のあり方についてこういった論点整理を初めてされたと思うんですけれども、遅かったんじゃないかな、率直に言って。このカジノIR解禁法の議論の中で、その法案だとかあるいは附帯決議の中でるる述べられ、国民...全文を見る
○清水分科員 その闇の部分が余りにも大き過ぎれば、全く光が当たらないということもあるということを私は考えていただきたいと思うんですね。  それで、本当にカジノIRをしなければ観光施策にならないかといえば、私はそうじゃないと思うんですよ。これは観光庁の資料で、訪日外国人消費動向と...全文を見る
○清水分科員 終わりますが、予算五倍になったと言いますけれども、それが実際は現場で使われていないということもきょうの質疑で明らかになりましたので、ぜひ、これは薬物の団体もそうですけれども、ダルクという団体もあります、そして、いわゆるギャンブル依存症の支援団体もあります。そういうと...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  都市緑地法等の一部改定案について質問いたします。  本法案では、都市公園法の一部が改正され、都市公園内において保育所など社会福祉施設の設置を可能とするとともに、公園内でカフェ、レストラン、コンビニなどの収益施設の設置と同時にそ...全文を見る
○清水委員 地域住民のニーズを踏まえながらという御答弁でありました。  今大臣が述べられましたように、やはり都市公園というのは、憩いの場、遊び場、都市住民の福祉の増進を目的としておりますし、景観、防災等、多面的な機能を備えております。ですから、大幅な現状変更につきましては、利用...全文を見る
○清水委員 では、その二点、説明してください。
○清水委員 それが本当に、法文上、住民の声を聞く内容になっているんですか。  二つ言われました。一つは、公園管理者が学識経験者の意見を聞くと。学識経験者は住民じゃないですよ。大臣もお答えになられたのは、地域住民のニーズを受けとめるというお話をされたわけですから、これは間違い。 ...全文を見る
○清水委員 想定しているんだったら、法文上、そこにちゃんと近隣住民とか地域住民と記載するべきですよ。そして、「協議会を組織することができる。」じゃなくて、しなければならないというふうにしないと、制度的担保はとれないと思います。  それで、きょうは配付資料を皆さんにお持ちいたしま...全文を見る
○清水委員 高畑町のこのホテルをつくろうというところの整備の考え方というのを私、見ましたら、高級ホテルの隣に庭園を整備するということになっているんですね。もちろん、今回の制度を活用しまして、ホテルを建設しようという民間事業者に庭園の整備もさせるということなんですけれども、やはり、...全文を見る
○清水委員 るる述べられましたけれども、この質疑で何が明らかになったかといいますと、石井大臣も冒頭言われました、地域住民のニーズをしっかりと受けとめる、直接聞くということについての制度的保障がこの法律にはないということなんですね。局長は運用指針というふうにおっしゃられましたが、運...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  本日は経済産業委員会で質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  早速質問に入りたいと思います。  初めに、世耕大臣と万博の問題について議論をさせていただきたいと思います。  二〇二五年に行われる国際博覧会、万博...全文を見る
○清水委員 いや、関係ないと思っておられるのは恐らく大臣だけだと思いますよ。大阪ではみんな、カジノ、IRと一緒に万博ができるものというふうに思っておりまして、実は関経連の森会長はこう述べておられます。インフラ整備などを限られた時間でやろうとすれば、現実的には万博とIRをセットにし...全文を見る
○清水委員 私は何を危惧しているかといいますと、もちろん私たちは、カジノ、IRには反対しておりますし、実施法の制定には全力をもって反対する決意なんですが、しかし、仮にこの計画どおり万博とカジノを含むIRが現実のものとなったときには、例えば、BIE加盟国が日本に対して大阪を開催地に...全文を見る
○清水委員 資料の三枚目をごらんください。これは、維新ジャーナル二〇一七。今度は維新の会の皆さんのニュースを紹介したいと思います。  ここには、インフラ整備も含めて、カジノ、IRと万博とで相乗効果を生み出していこうということが広告されておりまして、これはもう既定路線なんですよ。...全文を見る
○清水委員 たった二十七件ですか、国が挙げて誘致しようとしている万博に対するパブリックコメントが。たった二十七件。盛り上がりに欠けますね。  私は、やはりこれは大阪府民の関心の低さ、これを物語っていると思うんですよ。何よりも、万博を成功させるためには、大阪府民、日本国民が、それ...全文を見る
○清水委員 私は、さきの委員会で、読売、朝日、毎日、日経、各紙の押し紙の例を具体的に紹介したんですが、実は、この質問に対して共感していただいた産経新聞の販売店主から手紙と資料が寄せられました。  大量の押し紙により毎月二十万円の赤字が続いていた、そして、折り込み広告も減りまして...全文を見る
○清水委員 業界団体は非常に、業界団体と言う場合は新聞本社のこともありますので、販売店のことだと思うんですけれども、販売店主の皆さんは、この残紙問題を例えばマスコミにリークしたり弁護士やあるいは政治家に相談を持ちかけようものなら、それを突きとめられるようなことになり、激しい圧力が...全文を見る
○清水委員 これはコンビニと同様に、元請、下請の関係にはないんですが、やはり優越的な地位を持った、いわゆるフランチャイズ側、新聞でいえば本社側が不当な取引を現にもたらしているという実態はぜひ認識していただきたいというふうに思っています。  私が提案したいのは、やはり、新聞本社と...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  今月二十九日で関越道高速ツアーバス事故から五年を迎えます。悲惨な事故を二度と起こしてほしくないという遺族の皆さんの願いかなわず、昨年一月十五日、皆様御承知のとおり軽井沢スキーバス事故が発生し、多くの、特に若い命が失われたことは、大変残念...全文を見る
○清水委員 今、自動車局長が述べられたことをまとめた報告なりはありますか。報告書なり文書はありますか。
○清水委員 データに出たものを述べられただけで、いわゆるこの二〇一四年度の調査に対する分析、それを今述べられただけであって、報告書という形で出ていないですよ。分析した文書は出ていないですよね。これを一つ確認したいと思います。  それで、今回、この資料にもありますように、調査対象...全文を見る
○清水委員 分析もしていないのに、調査対象をふやして再度調査しても意味がありません。はっきり申し上げておきます。  やはり、本来の調査目的が果たせる調査項目などを加えた上で調査をやるべきだと思いますよ。それで、先ほど把握できるというふうにおっしゃいましたけれども、そういう分析を...全文を見る
○清水委員 別にバスの運転者全てが交運労協に所属しているわけではないでしょう。  改善基準告示の問題を実態調査するわけですから、やはり、改善基準告示の見直しを求めている労働組合や、そこに所属するバス運転者等の実態を私はつかむべきだと思うんですね。  例えば、自交総連、それから...全文を見る
○清水委員 では、加えない理由を答えてください。自治労連や自交総連を実態調査の対象に加えないという理由を答えられますか。
○清水委員 それでは、自交総連や自治労連が適切でないという理由を述べてください。
○清水委員 答えていないじゃないですか。  本当に、私は、本気度が試されると思いますよ。アンケートさえすればいいというものじゃないんです。改善基準告示の実態を把握するというのがアンケートの目的なんでしょう。  例えば、第一回フォローアップ会議の平成二十八年度調査のところの、運...全文を見る
○清水委員 働き方改革といいましても、今出ているのが、残業時間百時間未満という、過労死ラインを超えるような議論をされているわけですから、そこに縛られず、二度と事故を起こさないために、バス運転者の安全管理そして健康管理については十分是正していただきたい。そのための実態調査を求めて、...全文を見る
○清水委員 そんなわけないでしょう。  これをちょっと見てくださいよ。私、線を引いていますけれども、十番の普通財産の売り払い、これは補償課長の専決事項なんですよ。売り払い価格が競争契約によるときは一億円、そして、随意契約によるときは五千万円を超えるものはだめだ、こう書いているわ...全文を見る
○清水委員 専決規則の対象外とおっしゃいますけれども、五万円、十万円と違うんですよ。八億二千万円、国民共有の財産である国有地から値引きする。しかも、この間、本当にごみが埋まっていたのかどうかの議論もあるわけで、これを課長決裁で行うなんということは断じて信用することができません。 ...全文を見る
04月19日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  二〇一五年九月の関東・東北豪雨や二〇一六年八月の台風十号などでは、逃げおくれによる多数の死者が生まれ、また甚大な被害をもたらしました。  茨城県常総市の鬼怒川では、越水した堤防部分がソーラーパネル設置工事で掘削されていたという...全文を見る
○清水委員 配付資料の一をごらんください。これは淀川左岸線の平面図であります。  今、局長が御答弁になられましたように、阪神高速池田線そしてJR東海道線交差部分の継ぎ手、ここが約三百ミリ目開きが起こるだろうと。あと、そこまではいかないけれども、その他三カ所で、交差部前後の継ぎ手...全文を見る
○清水委員 配付資料の三枚目をごらんください。  今、局長が答弁されましたように、この継ぎ手部分、交差部にくい基礎を打つ、そして、いわゆる道路ボックスカルバートが設置される部分は、固結工法、そして液状化対策のための置換工法、これによっていわゆる地盤改良を行い、災害時の目開きを最...全文を見る
○清水委員 今の御答弁は、詳細設計の段階でこれらは検討されていくということだと思うんですけれども、そもそも、この淀川左岸線二期事業の性格について思い出していただきたいんですね。  この技術検討報告書(案)には、冒頭にこう書いております。なぜこの検討委員会が立ち上げられたか。それ...全文を見る
○清水委員 この改訂版の道路橋示方書では、さらに次のように述べています。  「例えば、固結工法」、固結工法というのも、技術的な問題でいうと非常に複雑だということをいろいろ調べました。素人の私が一言でどんな工法かと説明するのもなかなか難しい工法なんですね。  この工法について、...全文を見る
○清水委員 最新の知見やデータを活用していないのに、なぜ安全に施工されるというふうに言い切れるのか、全く不思議で仕方がありません。  今回の質疑で、現在出ているこの技術検討報告書(案)は最新の知見やデータを用いたものではない、使い物にならないということは明らかになりました。そも...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  本日は、道路運送車両法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  本改正案の発端は、昨年四月二十日、三菱自動車工業株式会社、ここが、自動車の大量生産を可能にする、そのお墨つきを与える型式指定、この取得の際、実際...全文を見る
○清水委員 二十五年前から、三菱は、本来の法令と異なる方法で燃費データをとり続けていたということなんですね。  石井大臣にお伺いいたします。  三菱自動車は、昨年四月にこの不正事件が発覚した後も、都合のいいデータだけをとり続け、燃費を測定し、実際に車を販売し続けていたというこ...全文を見る
○清水委員 私、実は石井大臣にお願いがあります。  二〇〇二年に、三菱製の大型トレーラーのタイヤが脱輪いたしまして、歩道を歩いていた親子を直撃、当時二十九歳だった岡本紫穂さんが死亡した事件、これを覚えていらっしゃると思うんですね。実は私、先日、紫穂さんの母親であります増田陽子さ...全文を見る
○清水委員 このような不正が生じた背景には、やはり、自動車メーカーを信頼していた、この前提が今回崩れたわけです。見事に裏切られたわけですから、今回、型式指定の取り消し要件の拡充、それから罰則の強化ということが盛り込まれておりまして、これが、不正を働くことを許さない、抑止になるとは...全文を見る
○清水委員 罰則強化というのはもちろん効果的かもわかりませんけれども、やはり、どうチェックしていくかということですよ。不正が発覚した後で対応するというんじゃなくて、そうした不正を起こさないための国交省としてのチェックの仕組みということで伺ったわけですから、今回、機構による抜き打ち...全文を見る
○清水委員 強く求めておきたいと思うんですね。  リコールを徹底的に行うということと同時に、そもそもなぜこんなにリコールが、一千九百万台もあるのかという原因を突きとめる必要があると私は思うんですね。  配付資料の二枚目をごらんください。これは、二〇一一年度から二〇一五年度まで...全文を見る
○清水委員 そのように分析されているということでありますので、今後は、その分析に基づいて、いわゆる設計の甘さによるリコールというものは当然減らしていくというふうに考えてよろしいですか、そこまで分析されているわけですから。
○清水委員 ユーザーが実際に車を購入して走らせてみないとリコールかどうかわからないなんということは、あってはならないというふうに思うんですよ。何のための型式指定かというと、その車については自動車の性能、構造、装置が大丈夫だということで、一台一台、販売する実際の車を車検に出さなくて...全文を見る
○清水委員 それは、寒冷地で走る車もあれば長距離を走る車もあるわけで、しかし、その使用状況によってリコールが発生するということでは、リコール発生ありきで自動車のユーザーは購入しなければならないということになりかねない、このことを指摘したいですし、本日は、再三リコール隠しなどを行っ...全文を見る
05月09日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  本日は、競艇場におけるATM設置問題とギャンブル依存症対策について質問をいたします。  ことし三月三十一日に、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議が、ギャンブル等依存症対策の強化に関する論点整理、以下、論点整理と言わせていただきます...全文を見る
○清水委員 先日、私、地元大阪の住之江競艇へ行ってまいりました。地域の皆さんが案内していただいたんですね。ここでは、住之江競艇運営協議会事務局や箕面市の競艇事業局の職員の方が丁寧に案内をしていただきました。  配付資料の一枚目をごらんください。これは、住之江競艇場内にあるATM...全文を見る
○清水委員 やはり運営主体としては、それこそキャッシングしてでも引き続き舟券を購入していただくことの方が売り上げは伸びるわけです。  夏までに一定の結論を出すというふうにおっしゃったんですが、私は、やはり国交省が指導的役割を発揮して、運営協議会などに、このATMについては問題が...全文を見る
○清水委員 もう少し指導性を発揮していただきたいなと思うんですけれどもね。  これは何のために置いているかといいますと、「現状」のところを見ますと、なぜATMを置いているか、「現金を持ち歩かずに済むことによる防犯上の観点も考慮して、」と書いているんですよ。つまり、皆さんがお金を...全文を見る
○清水委員 ちょっと、それは私、許せない。  というのは、今年度から始まっているんですよ、この事業。地域生活支援促進事業は、今年度から民間支援団体に補助がおりるんです、制度上は。  それで、私、先月、四月十日の決算行政監視委員会の第一分科会におきまして、この問題を取り上げまし...全文を見る
○清水委員 そんな、集計するのに一カ月もかかりませんよ。  配付資料の四枚目をごらんください。  これは、一般社団法人ギャンブル依存症問題を考える会が独自に調べた資料です。自治体に面談を申し入れる、あるいは電話をする、そういうことで、ギャンブル依存症対策に初めて補助ができる地...全文を見る
○清水委員 ぜひ強く求めておきたいと思います。  何でこんなことになっているのか。せっかくギャンブル依存症対策の民間支援団体への補助制度ができたのに、自治体に周知されておらない、あるいは予算取りができていないので実施できない、何でこんな実態が起こっているのかといいますと、結局、...全文を見る
○清水委員 自治体の中でも岡山県などでは、企画書を持ってきてくれたら依存症を支援している団体に支援を行う用意があるというふうな結果も出ております。ぜひこういうところをしっかりと応援していただくということを強く求めて、質問を終わりたいと思います。
05月12日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  旅行業法改定案を中心に質疑させていただきます。  旅行サービス手配業、いわゆるランドオペレーターは、これまで、さまざまな旅行におけるサービスを手広く扱っておきながら、法律上の規制が全くありませんでした。今回は、このランドオペレーターを...全文を見る
○清水委員 配付資料の一枚目をごらんください。  これは、総務省が、二〇一七年、ことし三月三十一日に公表した「貸切バス等の安全確保対策に関する行政評価・監視 「ランドオペレーター」に関する中間公表」であります。  ランドオペレーターとの契約があるというバス事業者が九百三十七事...全文を見る
○清水委員 軽井沢スキーバス事故では本当に多くの方が亡くなられましたので、その教訓をしっかりと生かしていただくために、今回、せっかく登録制にし、ランオペの禁止行為を定めるわけですから、実効性ある対策の強化を求めておきたいと思います。  次に、ランドオペレーターの業務取扱管理者の...全文を見る
○清水委員 厳しくするとランドオペレーターが地下に潜るということなんですけれども、そんな地下に潜るような悪質なランドオペレーターは排除すればいいんですよ。今回、せっかく登録制にするわけですから、そのランドオペレーターの業務取扱管理者につきましても、しっかりと旅行者の安全、安心を守...全文を見る
○清水委員 修了試験を受けさせる側に委ねるということではやはりだめだと思うんですよね。効果測定というのは、模擬試験とかあるいは練習問題という程度のものではやはりだめだというふうに思うんです。  今回、通訳案内士の方も業務独占をなくすということになっているんですよね。苦労されて国...全文を見る
○清水委員 田村長官は、二〇〇九年七月に発生したトムラウシ山の遭難事故を覚えていらっしゃいますか。二〇〇九年七月に旅行会社アミューズトラベルが主催いたしましたこのトムラウシ山ツアーで、ガイド一名を含む八名が凍死する、お亡くなりになる、そういう遭難事故を起こして、このアミューズトラ...全文を見る
○清水委員 時間が来ましたので、最後に石井大臣に一問お尋ねして、質問を終わりたいと思います。  旅行業務取扱管理者に対し、必要な実態調査や聞き取りも行ってほしいというふうに思うんです。  インバウンドの増加ありきで、今回、規制緩和をしていく。通訳案内士をふやしていくために、業...全文を見る
○清水委員 終わります。
○清水委員 私は、日本共産党を代表して、通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案原案及び修正案に反対の討論を行います。  まず、旅行業法の改正部分については、これまで何ら法的規制がなされていなかったランドオペレーターを登録制にし、禁止行為を明記するなど、旅行の安全、安心を...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  港湾法の一部を改正する法律案について質問いたします。  本法案は、クルーズ船による訪日外国人旅行者に対応するため、受け入れ拠点となる港湾を指定し、ターミナルビルなどの旅客施設を建設、整備することを条件に、特定のクルーズ船社に、...全文を見る
○清水委員 具体的には把握されていないということであります。  二〇一三年には十七万四千人だった訪日クルーズ客が、現行の港湾法のもとでも、二〇一五年に百十一万人を超え、昨年はおよそ二百万人となりました。今お話ありましたように、具体的なケースは国としてもつかんでおらない、また、ク...全文を見る
○清水委員 それだけ具体的なケースがあるのであれば、最初の答弁でそう答えていただければよかったんですが。  ただ、局長、これだけの受け入れ需要があるということであれば、私が今申し上げましたように、埠頭を整備するとか岸壁を延伸するとか、そうして受け入れればいいわけで、なぜ法改正の...全文を見る
○清水委員 今、二つ言われたと思うんですね。一つは、協定を締結するということ、もう一つは、旅客施設などの整備、そしてそれを一般公衆に供用させる義務を負わせるということだと思うんですね。  それで、私は、旅客施設の考え方なんですけれども、例えばターミナルビルを新設するということで...全文を見る
○清水委員 そう思われますということなんですけれども、では、もう一回確認しますけれども、それは本当に他の船会社の岸壁使用に影響は出ないんですね。
○清水委員 国として法律を出しているわけですから、そこの検証というのが私は求められると思うんです。そのことを指摘しておきたいというふうに思います。  それで、いわゆる優先的使用を認めるもう一つの理由として、協定のお話がございました。港湾管理者とクルーズ船社が交わす協定の内容、こ...全文を見る
○清水委員 されるものと考えておりますということでは、もう一つ説得力が乏しいのではないかと思うんですね。  ですから、その協定の取り決めについては、利害関係者、他の船社の入港が制限されるというような事態が出るおそれがある、そして、意見を提出しても、そうした港湾管理者から返答する...全文を見る
○清水委員 局長の答弁に説得力がなかったので、私、確認させていただいたんですね。  先ほどの大屋大臣の趣旨説明、一九五〇年の制定時、国は港湾管理の第一線から退くとも宣言していたわけで、政府が、観光客の目標数ありき、二〇二〇年に二・五倍という数値目標をどんと掲げて、そのことにより...全文を見る
05月24日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史です。  本日は、不動産特定共同事業法の一部を改正する法律案について質問を行います。  質問項目が多いので、政府参考人の方におかれましては、ぜひとも簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  初めに、小規模不動産特定共同事業について伺います。 ...全文を見る
○清水委員 投資家、小規模の場合は百万円を上限にというふうに考えておられると思うんですが、百万円だったら損してもいいということはないと思うんですよね。  もともとこの法律ができた趣旨というのは、投資家保護の観点から、バブルのときに、いわゆる事業者が倒産し、多くの被害が出た、その...全文を見る
○清水委員 留意事項を充実させるということなんですけれども、これから策定されるということでございます。  そうしたら、その留意事項について伺うんですけれども、国土交通省は、先ほども言いましたように、空き家だとか商店街、古民家、そういうものの活用を行うということなんですけれども、...全文を見る
○清水委員 今述べられたことを担保するためにも一定の資本金を持っている事業者に特定してきたわけですから、それを引き下げるということで、今おっしゃられたようなことが担保できるのかどうかという検証が今後求められると私は思うんです。  投資だから、リスクがあるのは当然ですよ。しかし、...全文を見る
○清水委員 四十七都道府県に広げていくという話でございます。私、調べますと、現在、不動産特定共同事業を許可している都道府県の数は、北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、愛知県、新潟県、大阪府、香川県、福岡県、長崎県の十一都道府県なんですね。  それで、現在、事業者への監督は...全文を見る
○清水委員 通常の宅地建物取引の業務と不動産投資とは、業務内容も、監督の内容も分野も全く変わってくると思うんですよ。町の親切な不動産屋さん、そういう不動産屋さんが、今回、投資に対して参入する。では、それが必ず成功するかどうかということは全く別の問題なので、そうした宅地建物取引業務...全文を見る
○清水委員 百万円なら損してもいいということではないと思いますし、局長が志ある資金というふうにおっしゃいましたが、これはそもそも、高いリターンを求めずに、地域活性化のために出資していただくということだったと思います。しかし、志あるという言葉にごまかされて、あたかももうからなくてい...全文を見る
○清水委員 実は、私がお示ししたこの資料、QアンドAを作成しているのは、不動産特定共同事業の許可業者ですよ。許可業者がこういう広告を出しているんです。  本来ならば、元本割れするリスクはありますと、しっかり明示するべきじゃありませんか。こういうものが今、野放しになっている。こう...全文を見る
○清水委員 今、私が具体的な資料や国民生活センターに寄せられている情報をお教えしたとおり、現行法でも問題が起こっているわけです。これを規制緩和することは問題があるのではないかというのが私の指摘なんですね。  そもそも土地基本法第四条では、「土地は、投機的取引の対象とされてはなら...全文を見る
○清水委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました不動産特定共同事業法の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。  反対理由の一つ目は、小規模不動産特定事業に係る特例の創設が、投資家保護の観点を損ねるものであるからです。  現行法では、事業者の参入を規...全文を見る
05月26日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  大阪における鉄道事業、北港テクノポート線について伺います。  配付資料の一枚目をごらんいただきたい。これが北港テクノポート線建設事業の概要でございます。  これは、大阪港トランスポートシステム、以下、OTSと呼ばせていただき...全文を見る
○清水委員 結局、事業の着工にも至らない背景には、夢洲という人工島の土地利用の見込みが全く立たないということが最大の理由だと思います。  配付資料の三枚目をごらんいただきたい。  これは、自由民主党大阪市会議員団のニュースであります。「万博・IR 一千三百億円では済まない万博...全文を見る
○清水委員 自由民主党大阪市会議員団も懸念を表明するような鉄道事業であります。  北港テクノポート線の完成期限については、一応、二十九年度末、今年度末というふうになっているんですね。ところが、まだ着工しておりませんので、結局これも絶望的ですから、このたび、三回目の延長申請がなさ...全文を見る
○清水委員 観光に寄与すると言うんですけれども、会議室だとか、プールとか水族館とかレストラン、そういうものは何もカジノとセットでなくてもいいというふうに思うんですよね。  IRというのは、一般的に言うと、カジノが売り場面積のほんのわずかしか占めておりませんが、その売り上げの八割...全文を見る
○清水委員 カジノの収益を幅広く活用するというふうにおっしゃるんですけれども、原資は何かといったら、国民が負けた、プレーヤーが負けたお金ですよ、賭博で。  クリーンなカジノと言いますけれども、クリーンなカジノだったら依存症は生まれないんですか。そんなことはないでしょう。  私...全文を見る
○清水委員 それは無責任ですよ。賭博を禁止しているかどうかにかかわらずIRに来てもらって、カジノにだけ入らなければ、ほかのレストランとかは使ってくれという話じゃないですか。  資料の六枚目をごらんください。  これは、ことし一月から三月の速報値なんです。外国人訪日客数の国別で...全文を見る
○清水委員 ありがとうございました。
05月30日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  本日は、民泊を解禁する法律案につきまして三人の参考人の方々に貴重な意見を述べていただきまして、まことにありがとうございます。  初めに、中林参考人に伺いたいと思います。  京都での民泊における近隣トラブルについてもお述べにな...全文を見る
○清水委員 ありがとうございます。  先ほど永山参考人も、フランスのパリの例を出されまして、いわゆる投資用の物件がふえて、家賃がどんどん高騰して、従来いた方々が住みづらくなっているということを紹介されました。  中林参考人にもちょっとお伺いしたいんですけれども、諸外国の観光が...全文を見る
○清水委員 ありがとうございました。  続いて、永山参考人に伺いたいと思います。  永山参考人は、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部の部長をかつて務められたことがあると伺っております。  全旅連青年部は、民泊の緩和に関する新設ルールに対して要望書を出しておられますよ...全文を見る
○清水委員 最後に、三浦参考人に一問お伺いしたいと思います。  現在蔓延している違法民泊、これをやはり法律に基づいてしっかりと取り締まるということの方が先決だったのではないかというふうに思うんですね、合法化する前に。今回、あり方検討会ではそうした議論はなされなかったんでしょうか...全文を見る
○清水委員 どうもありがとうございました。
06月07日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○清水委員 日本共産党の清水忠史でございます。  本日は、運輸労働者、とりわけトラックやトレーラーなどの運転手の労働時間と賃金の実態などについて質問したいと思います。  運輸業に携わる自動車運転者の労働時間の定めにつきましては、適正な賃金を確保するだとか、あるいは運輸業務の安...全文を見る
○清水委員 今大臣が言われましたように、将来の担い手を確保する、これは非常に大事だと思っております。建設業界とあわせまして、いわゆる運送業につきましても人手不足が叫ばれて久しいと思いますので、そういう観点からも、きょうは労働条件の問題について伺っていきたいと思います。  大阪市...全文を見る
○清水委員 確認できました。  東和海陸運輸の給与明細には労働時間の記載がありません。ですから、給与明細だけを見て、自分が一カ月どれだけ働いたのかということがわからないわけですね。  奨励手当に時間外労働が全部含まれるというんですけれども、実は、この会社の賃金規定を確認します...全文を見る
○清水委員 ですから、その賃金台帳に時間外労働も含めて適正に記載されているかどうかということを確認したいわけですよ。改ざんしていたらそれは問題ですけれども、それを閲覧したい、こう労働者側が言うわけですよ。それを使用者側が見せない。  今、答弁の中でそういう義務はないというふうに...全文を見る
○清水委員 賃金台帳を閲覧させる義務を課していないというのは、義務にするまでもないからですよ。見せてくれと言ったら、見せたらいいんですよ、別にやましいことがなければ。あなたが一カ月働いた時間は何時間です、これは法定労働時間で、ここからここは時間外労働ですよというふうに見せればいい...全文を見る
○清水委員 よろしくお願いいたします。  労働者の勤務の実態を把握するというのは、事業者側、会社側の責務ですね。その上で、自動車運送事業における運転手の乗務記録、運転日報ともいいますけれども、これについて伺いたいと思います。  この運転日報を記録することの目的は何か。これは、...全文を見る
○清水委員 改ざん防止の抑止力として罰則を強化されたということであります。  ところが、この抑止力がなかなか働かずに、現在でも、運転日報の改ざんが疑われる、あるいは鉛筆書きを強要しているという会社があります。  資料の二枚目をごらんください。  これは、大阪府枚方市にありま...全文を見る
○清水委員 訂正するのがだめだと言っているわけではないんですよね。間違いがあるわけですから、その場合は訂正印を押せばいいわけですよ、二重線を引いて。最初から訂正することを目的として全社員に鉛筆書きを強要するということとはちょっと違うと思うんです。  今、局長は、ボールペンで書く...全文を見る
○清水委員 こうした違法行為については、監査等でしっかりと取り締まっていただきたいと思います。  それでは、最後の質問です。石井大臣にぜひお答えいただきたいと思うんです。  政府の働き方改革実行計画に盛り込まれた労働時間規制の法制化について、労働政策審議会が、六月五日、塩崎厚...全文を見る
○清水委員 今述べましたように、さまざまな違法行為が蔓延しているわけです。魅力ある運輸業界にしていく上でも、労働者の処遇改善が必要です。長時間労働や賃金の搾取を許さない取り組みの強化を求めて、きょうの質問を終わります。  ありがとうございました。