下地幹郎

しもじみきお

比例代表(九州)選出
無所属
当選回数6回

下地幹郎の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○下地委員 二月の十日に起こりました少女暴行事件、一九九五年に沖縄県民が大きな怒りとなったあのことをまた思い出させるような事件で、本当に許せないことであり、残念ですね。  しかし、総理、平成十八年がこういう事件が五十七件、平成十九年が六十三件ですから、ふえていることだけは確かな...全文を見る
○下地委員 総理、有効です。これをやれば被害、事件、事故が減ることに間違いありませんから、ぜひ決断を持ってやってもらいたいと思いますね。  今度の施政方針演説で、総理が国民と生活者と消費者という言葉を使ったのが五十回ありますね。安倍総理が十二回ですから、数からすると相当多く使っ...全文を見る
○下地委員 総理が何回か国民本位と申しましたけれども、道路特定財源の話が今あらゆる議員からも質問がありますけれども、自民党が考えている、道路特定財源で、暫定税率を維持して道路をつくる、そして経済の活性化を図っていくという考え方。民主党が言っています、暫定税率を廃止してガソリンを安...全文を見る
○下地委員 きのうも首長の皆さんと話をしましたけれども、暫定税率がなくなったら大変だと言っていましたね。そして、一般の方々と話をすると、消費者物価は十二月に〇・八%上がっていますから、年間五百万円の世帯で四万円上がりますよ。しかし、これは生鮮食料品は入っていませんから、四万円じゃ...全文を見る
○下地委員 企業においても、借金の支払いよりも、今、経営、運営にこのタイミングで回すということがありますよね。だから、今国民のその環境をどう判断するかで、借金に回すべきなのか、国民に回すべきなのかというのを決めていくというふうになってくると、今のタイミングは、国民の物価高やさまざ...全文を見る
○下地委員 私は、長々と御答弁いただきましたけれども、沖縄を思う気持ちはわかりますけれども、やはり生活が苦しい、道路もつくらなければ自立ができないという原点を忘れないようにして、沖縄に立脚した発言というのが大臣の立場では必要だということを再認識してお仕事していただければありがたい...全文を見る
○下地委員 農商工業の連携というのは、僕は非常に大事だと思いますね。  そして、自給率を四五%にするというのが国家存亡の危機で大事だというふうになってくると、今の農林水産省だけの輸出の機構ではなかなか難しい。国を挙げて、総理が消費者庁をおつくりになったのと同じように、輸出庁をつ...全文を見る
○下地委員 総理、今両省庁は一生懸命やっていると言っていますけれども、数字が出ていないんですよ。出ていれば、こういう質問もしませんね。もう一回総理の農商工連携の評価を、成果をしっかりと示すように、私は、頑張って自給率を上げる作業をしてもらいたいと思います。  どうもありがとうご...全文を見る
02月18日第169回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○下地委員 残念ですけれども、また米軍の事件、事故の質問をしなければなりません。それはもう、再発防止をして、二度とこういう質問をしなくてもいいような環境にするための質問でありますから、お互いに積極的に、前向きに、どうしたらなくなるのかということを考えた結論を出していくべきだという...全文を見る
○下地委員 僕も西海岸に行って研修を見てきましたけれども、十九歳の子供が六カ月研修を受けて沖縄に来て、二年間いるんですね。研修は大事ですよ。私の十九歳のころを考えたら、研修は大事です。本当に日本政府が、この研修に首を突っ込むというか手を突っ込むというか、本気でやる気がないと、一義...全文を見る
○下地委員 地位協定の質問をしようと思っていましたが、時間があと五分しかないので、冬柴大臣がいらっしゃいますので、一つだけ。  今度、ガソリンの高騰で値上げをすると航空会社が言っているんですね。私は値上げに反対というふうなことを申し上げていて、沖縄県議会も値上げに反対の議決をし...全文を見る
○下地委員 終わりますけれども、住民の代表である県議会が全会一致で採決している、その重みを大臣が御理解いただいて、御指導いただくというような期待を申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月22日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○下地委員 二月の十九日に起こりました今回の残念な事故でありますけれども、二度と起こらないようにぜひ頑張ってもらいたいし、同時に、今行方不明になられている吉清治夫さんと哲大さんが無事に見つかることを祈願するものであります。  先ほどから情報開示の話がありましたけれども、こういう...全文を見る
○下地委員 皮肉を言うわけじゃないけれども、大臣、ここでこの答弁をするところに問題があるんですね。本当はできていなければならない話ですよね。この大臣の答弁を聞くと、何が軽微な事故とか何とか、こんなことまで防衛庁は基準ができていないのかと国民はびっくりしますね、これは。だから、そこ...全文を見る
○下地委員 沖縄県警が逮捕状をとれば間違いなく警察庁に行くと思いますから、そのときには、日米地位協定に基づいて、殺人と強姦に関しては身柄の引き渡しを要求することができる、アメリカも考慮するというふうなことの基準になっていますから、ぜひそのことを実行していただきたい。
○下地委員 逮捕状の内容が強姦の場合を大臣とはお話ししている。地位協定が対象になるのは、殺人か強姦か、二つしかありませんから、その他の傷害だったら、私はこの場所で言いません。私が、逮捕状をとって警察庁が言ってというのは、強姦であった場合というふうなことを申し上げているので、そのこ...全文を見る
○下地委員 項目の中に二つ、殺人と強姦という項目を入れていますから、新たに項目を入れることは、今の大臣のお話だったら、考慮するということを書いて、殺人も強姦も書かなくてもできるんですよ。しかし私は、事件、事故の抑止力という意味では、殺人、強姦、放火、今の未成年者に対する問題だとか...全文を見る
○下地委員 弁護士は総理大臣になれませんからね。政治家が総理大臣になりますから、政治家の視点で決着をつけて外交をやってもらいたいなというふうに思います。  それで、最後になりますけれども、きょうは副大臣が来ていますが、旧軍用地の問題。  副大臣よく御存じだと思いますけれども、...全文を見る
○下地委員 財務省は、では、どこから上げてきたものを査定するんですか。
○下地委員 振興局長、来ていらっしゃるけれども、この振興法は内閣府の法律の中に入っていますよね。振興計画の中に入っていますよね。あなたの窓口ですか。
○下地委員 これは振興法に載っているのに、だれが窓口か。財務省も違う、内閣府も違う、どこが窓口なの。  振興法に載っているものが内閣府の沖縄担当相の窓口でなければ、どこの窓口になるの。当たり前のことだろうが、それは。
○下地委員 これはもう個人補償の問題はなくなって振興法で解決をしていきましょう、それで、今までの議事録から見ても、理財局長から全部見ても、別枠でこの問題は解決をしていくというふうになって、窓口は内閣府でやるというふうなことをただ明確にするだけですよ。まあ、役所だからきょうはもう言...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○下地委員 それでは、お疲れだと思いますけれども、また最後に質問させていただきます。  組織改革というものをやるときには、大上段に構えてやる場合もありますけれども、一つの小さい事故とかそういうふうなものを教訓にしながら、組織を一つ一つ見直すというのも非常に大事なことだというふう...全文を見る
○下地委員 大体こんな答弁だろうなと思っていましたよ。しかし、私の今の質問を聞いて大抵の人が、あんなイージス艦に衝突予防装置がついていないということはあり得ないと思うし、ちゃんとやっていれば鳴っているはずなんです。  だから、大臣、ここは大事なことなんですけれども、僕は捜査結果...全文を見る
○下地委員 今、私、下地船長と安次富船長という話がありましたが、そのとおりだと思います。ただ、一時間半から二時間ぐらい、その船に乗って話を聞きましたよ、船長の皆さんの話を聞いたときに。考えられないと言うのですよ、考えられないと。  僕は、きょう委員会だから、海上自衛隊の立場もあ...全文を見る
○下地委員 これはあの船だと、漁船だと鳴ると言っていましたね。これは確実ですから、これから海上保安庁の調査を見ていかなければいけないと思います。  それで、もう一つは、旧軍用地の問題、この前やりましたので、もう一回聞かせていただきますけれども。  この旧軍用地の問題は、振興法...全文を見る
○下地委員 沖縄振興策は内閣府から来るんです。だから、副大臣は、振興策でないと言うんだったら、私のところと違いますと言ってもらえればいいんです。つべこべした話じゃなくて、私のところの振興策なのか、私のところじゃないのか、それだけお話しいただければいいと思いますから、お願いします。
○下地委員 沖縄県議会も、歴代の沖縄担当大臣には全部要請していますよ、これは。沖縄県から内閣府に上がってきたら、内閣府は財務省にやる。これは一つのルールになっています。今副大臣お答えしたとおり、沖縄県から上がってきたらそれを伝える。そのために沖縄担当相があるわけですから、ぜひその...全文を見る
○下地委員 上げるか上げないかも含めて、窓口は内閣府ですね。
○下地委員 僕はそれでいいと思いますよ。これは、予算がつくかどうかは、どういうメニューが上がってくるのか、それがちゃんとその時代時代に合ったメニューなのかどうなのかは、それから決めてやればいいんです。窓口がどこかと言っていることだけですから……(中川副大臣「今言ったとおりです」と...全文を見る
○下地委員 今の話だと、警備員は、けん銃を持って基地外に出ていってもいいということですね。必要ならばいいということですね、外務省。大事なことだよ、これは。
○下地委員 どっちか意味がわからない答弁をしていますけれども、二月の十一日に、けん銃を携帯して施設間の移動をしていいというふうな司令官の指示があって、この警備員の人たちは、これは日米合意で許されないんじゃないか、警護をするわけでもなし、何か荷物を郵送するわけでもない。そういう中で...全文を見る
○下地委員 それはそうでしょう。そんなことをやられたら大変なことになりますよ。あなた、撤回した方がいいんじゃないか、将来のためにも。これは、簡単な答弁でやったらだめですよ。これは警察も非常に注目をしていますよ。今、そういう意味では、緩みが出ているのよね、緩みが、米軍の問題も。 ...全文を見る
○下地委員 はい。終わります。ありがとうございました。
02月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○下地委員 まず最初に、二月の二十六日の安保委員会で、私が、米軍基地で働く警備員の皆さんが鉄砲等を携帯して民間の地域に出ていることに対して、日米で、合意事項でできたのかという質問をいたしました。それに関して、禁止をされているというふうに理解しておりますというお答えを外務省はしてお...全文を見る
○下地委員 いや、違反なのか違反じゃないのか、はっきりしてくれないと。もう一度。
○下地委員 銃を携帯したまま基地外に行って昼食を食べているという事案は、違反なのか違反じゃないのか。
○下地委員 外務大臣、今、らちが明きませんけれども、こういうふうな日米で合意していないということを外務省が明確に答弁して、昼食のために基地外にけん銃を携帯して出るというのは、私は違反だと思いますよ。こういうのが積み重なって事件、事故が起こるんですよ。  私は、そういうことの一つ...全文を見る
○下地委員 そのとおり、ぜひ絶えず細かいことにも注意してやっていただきたいと思います。  それで、「あたご」の件について石破大臣にお伺いしたいんですけれども、私が衝突予防装置はついているんですかと質問したら、徳地運用局長は確認しておりませんと委員会で答えたんですけれども、その後...全文を見る
○下地委員 この衝突予防装置がついていたか、これが作動したかは海上保安庁の調査の中ではっきりしますけれども、大臣に一点だけ。項目に加えてください。
○下地委員 もう時間も来ていますから最後になります。福田総理にお聞きをさせていただきたいと思うんです。  きょうの議題も沖縄問題という問題でありますけれども、東京問題はないけれども沖縄問題はあるんですよね。それで、私は、この沖縄問題がなぜあるのかといったら、日本で唯一地上戦が行...全文を見る
○下地委員 今、沖縄振興費の予算と……(発言する者あり)
○下地委員 沖縄振興費の予算と、皆さん、防衛省の予算が今つながりがないんですよね。沖縄に関するさまざまな予算が二手に分かれて、その線と点が、面がつながっていない。それが、今実際的に数字が出ていない最大の要因なんですよ。  だから、私は、いま一度、防衛省のあり方、内閣府のあり方、...全文を見る
○下地委員 一九四七年から六七年までは、沖縄はアメリカ政府の援助金というのがあるんですよ。そのころは日本政府のお金は一つも入れないで、アメリカ政府のお金を入れていまして、二十年間で六兆五千億入れていますね、アメリカ政府は。今の一号線も那覇軍港も、構造的なインフラ整備はアメリカがや...全文を見る
○下地委員 きのうの新聞を読んだと思いますけれども、観光客は伸びましたけれども、観光にかかわる売上高は落ちましたね、大臣。六年連続落ちていますよ。一人当たりの観光客が使うお金はずっと落ちています。  だから、どうするかという、その建前じゃないんですよ、僕が言っているのは。本当の...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○下地委員 大臣には通告しておりませんけれども、一つだけ要望させていただきたいんです。  三月二十三日に、沖縄で県民大会が行われたんですね。地位協定の根本改定をしたい、それと米軍人の事件、事故をなくしたいという大会をやりました。  それで、自民党は参加をしなかったわけでありま...全文を見る
○下地委員 来ていると思いますけれども、事務方の方でどうなっているのかですね。それはもう出してあると思いますから、ここで論議するものでもありませんので、お気持ちさえ聞けばいいんです。ぜひお願いをしたいというふうに思っています。  それと、防衛省の設置法の一部を改正する法律案であ...全文を見る
○下地委員 私も、今の大臣の答弁と一緒で、少子高齢化だから定員数を減らすというのではなく、安全保障に必要な定員はちゃんと確保するために少子高齢化の中でもどうしていくべきかということを考えていかなければいけないという考えなんです。  そして、今回の延長になってきますと、今、二曹、...全文を見る
○下地委員 そのとおりで、沖縄にいる海兵隊は大体十九歳から二十三歳までですよ。そういうふうな年齢が戦闘能力を持ってやるわけです。しかも、枠は先ほど言ったように決められている、定年は延びる、入ってくるのはそう簡単にふやせないというふうになると、今大臣が御答弁いただいたような構図がも...全文を見る
○下地委員 防犯カメラの件に関しても、地元自治体の状況を見ているというふうになると、私は沖縄市の東門市長とも話をしましたら、では、防犯カメラをつけるとかつけないとかというのを私たちに最終判断をさせようと思っているんですか、こういうふうな米軍人の判断について、防犯カメラをつけたいと...全文を見る
○下地委員 内部で検討して早目に、大使もいらっしゃるので、一週間に一回、一時間でもいいから、この再発防止策が実行されて、成果が出るまで話し合うという組織をつくる、こういうようなことを要請させていただきたいと思っていますから、ぜひお願いしたいというふうに思います。  もう一回答弁...全文を見る
○下地委員 それで、大臣、沖縄の米軍基地、七五%の基地を抱えているというのがありますけれども、基地問題について安定感がないという最大の要因は、やはり経済政策もあると思うんですね。  今、失業率が七%。三月の失業率も七・一%。高くなりましたね、前年度。観光客も一〇%ぐらい減ります...全文を見る
○下地委員 振興策というのは税金なんですよ。最終的に、その地域の安心をつくる、生活環境をよくするというふうな目的で多くの税金を使っているんですよ。その効果が最終的なところで出ていないというふうになるならば、もっと皆さんは、税金を配っている方として明確なる指示をすべきなんだ。  ...全文を見る
○下地委員 最後になりますけれども、多くの振興予算というのが、SACOもありますし、島田懇事業もありますし、出されておりますけれども、三十五年たっても沖縄問題と言われるように、失業率も直らなければ雇用の数字もなかなか上がらないというふうなものは、落としている税金の効果がないという...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
議事録を見る
○下地委員 石破大臣と辻元委員のやりとりは、テレビを見ている人も非常に勉強になるやりとりであったような感じがしますね。これからもお二人で頑張っていただきたいと思います。  それで、今、名古屋高裁の判決の話がきょうは多く出ておりますけれども、この名古屋高裁の判決において、田母神空...全文を見る
○下地委員 実際、私がその立場にいますから、ありました。だから、この式典というのは、自衛隊を応援する人も必要ですけれども、自衛隊を理解していない人を理解させるためにも必要であるというふうに私たちも思っていますから、ぜひそのことは防衛大臣が直すことが必要かなというふうに私は思います...全文を見る
○下地委員 そういう意味の議院内閣制でありますから、そして私は、今、防衛省の中でさまざまな論議をみずからが行って、内閣に上げていって、最後に有識者の中で判断をいただきながら変えていくというのが必要だと思うのです。  内閣の中で決めて、それを防衛省にどんとおろすというやり方じゃな...全文を見る
○下地委員 素人の私が見ても、局長や官房長に参事官の仕事をやらせて、別の官房長の仕事もやれば参事官の仕事もやるというのは、これは能力的にも不可能だというふうに思いますね。そういうふうな意味では、この改革をしていくことは非常に大事だというふうに思っています。  きのうの自民党の小...全文を見る
○下地委員 今、大臣は、自民党案と私の考えは方向性は一緒だというふうにお話しになりましたけれども、方向性は、一見してみると一緒のような感じがしますよ。  ただ、運用企画局が廃止されて、統合幕僚監部が一緒になってさまざまな運用面をやるというふうなことの考え方というのと、大臣が考え...全文を見る
○下地委員 この防衛省の改革に関しては、不祥事が起こったから改革をするというレベルの話ではなくて、防衛庁が省になったから、今後の防衛省のあり方はどうなるのかという論議をしていきながら不祥事も減らしていくという概念になっていかなきゃいけないというふうに思っていますから、できるだけ慎...全文を見る
○下地委員 変化が起こっているときが大事なので、いつでも変化に備えて勉強しておくということが大事かなというふうに思います。どうもありがとうございました。
10月08日第170回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○下地幹郎君 国民新党の下地幹郎です。  私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、平成二十年度補正予算案に対して、いささかでも国民生活に役立てばという思いで、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  麻生総理、今、国民が政治に期待している政策は景気対策であります。アメリ...全文を見る
10月17日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○下地委員 私は、コソボ、イラク、アフガニスタン、東ティモール、四カ所の紛争地域へ自分で行って見てまいりました。二〇〇三年にはイラクに行ってきたんです。そのときに私たちはクルド人自治区に行ったんですけれども、説明を受けますと、上からサリンが降ってきた、三十分かそこらで何千人の方が...全文を見る
○下地委員 しかし、給油をやって七年になるんですよね。それで、先ほども話がありましたけれども、法律の中身も変えなくてそのまま延長ですよ。  今総理がおっしゃったように、成果がなかなか見えにくい、もう少し時間がかかるというふうなことを今申し上げておりますけれども、私は、成果論とな...全文を見る
○下地委員 今、一千四百億ぐらい、ODAでアフガニスタンに出していますね。やはり私はもっと大きくすべきだと思いますよ。それで早目に、先ほど私が言った三つのステップ、軍事介入もあって、その次は経済支援がある、そして和平交渉の政治決断というふうになってきますけれども、やはり経済支援に...全文を見る
○下地委員 この地位協定の改定なんかありますけれども、沖縄がそのまま本土と同じような歴史で戦後終わって歩けば、今の地位協定は反対しなかったかもしれませんね。逆に、二十五年間アメリカの施政権下でトラウマになっているんですよ、これは。  だから、地域というのはいろいろと歴史があるん...全文を見る
10月20日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○下地委員 この十一月の四日に大統領選挙がありますけれども、外務大臣の予測はいかがですか。
○下地委員 そのとおりだと思いますね。  オバマさんとマケイン候補のイラクとかアフガニスタンに対する政策、どういうふうにおっしゃっているのか、お教えいただきたいと思います。
○下地委員 詳しく本当にありがとうございました。  一つには、オバマさんは、イラクを撤退してアフガニスタンに力を入れる、マケインさんは、イラクもそのままやるけれども、アフガニスタンにも力を入れるというふうに言っているわけであります。  このオバマさん、私は立場がないので、今の...全文を見る
○下地委員 もう十一月の四日に結果が出るんですよね。私は、ちょっと私の考え方なんですけれども、やはりアフガニスタンに対してオバマさんは非常に力を入れるというふうに言っているわけですけれども、このテロ特措法の法案も、延長のものも、やはりアメリカの方向性というのは物すごく大きな意味を...全文を見る
○下地委員 九・一一のテロで、私たちの国も二十四人のとうとい命も亡くなりましたね。そのことも、私たちはこれからもテロの撲滅に対して物すごく頑張らなければいけないし、シーレーンの問題も、私たちは十分に日本の経済を考えたらしっかりとやらなければいけないと思うんですけれども。  私が...全文を見る
○下地委員 この問題に関しては終わりますけれども、これからアメリカと外交をするときに、みずからの考え方がしっかりと通るようなさまざまな協力も私どももしなければいけないことはやぶさかでありませんから、しっかりとやってもらいたいというふうに思いますね。
○下地委員 これは、コメントじゃなくて、今テロ解除をやるべきじゃないんですという日本の思いだということを、向こうがどういうふうにコメントしたかというんじゃなくて、やるべきじゃないということをまず私たちは認識すべきだと思います。  それと、二つ目ですけれども、今、サブプライムロー...全文を見る
○下地委員 金のなる木を全部の国々が持っているわけはないので、やはり経済の安定が医療や福祉やこういう安全保障に関しても大きな役割を担うというのは認識論としてはみんな一緒だと思うんですね。気持ちはある、お金も出してもいい、やりたい、テロの撲滅もやらなければいけないというのはあるけれ...全文を見る
○下地委員 無駄を省いて効率のいいやり方をして、優先順位をつけて外交をしていくというのが大事だというふうに思うんです。  そこで、私、一個だけ提案させていただきたいんですね。  これは、沖縄の基地の問題で今論議しておりますけれども、沖縄の基地の問題で優先順位をつけると、一番大...全文を見る
○下地委員 沖縄の気持ちとミスマッチになっていて、このミスマッチが税金の無駄遣いをつくっているんですね。効率よくやりましょうよ、効率よく、こだわらずに。もう十三年たっていますよ。十三年たってできないものはもう一回見直すのが普通の考え方。それでお金がかかるんだったら国民から文句も言...全文を見る
11月18日第170回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○下地幹郎君 国民新党の下地幹郎です。  私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、十一月十四日から十五日に行われたワシントンでの金融サミットについて質問をいたします。(拍手)  麻生総理は、今回の金融サミットについて、今回の会合は歴史的なものだったと後世に言われることにな...全文を見る
11月27日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○下地委員 田母神さんの発言についての認識論がいっぱい続きましたから、私の考えだけ申し上げておきますけれども、大臣が退職をさせた、早急に自衛隊を去ることが大事であって、その決断の方が自分にとっては重要だった、僕はよかったと思いますよ。だから、そういう意味でも、決断はよかったわけで...全文を見る
○下地委員 末端の自衛官は、一生懸命頑張って、緊急患者輸送の問題でも役割を相当果たしているんですけれども、南大東、北大東という沖縄から一番遠いところがあるんですけれども、そこにヘリコプターで行くと一時間四十分、固定翼で行くと五十分で行くわけでありますから、患者さんの治療を行う上で...全文を見る
○下地委員 これで、あなた方が出したものでいいんですかと聞いているんです。六十メートル間隔で横の方に置いて、一応ランタンを置くことでよろしいんですかと聞いているんです。ちゃんとした答弁をしてくださいよ。
○下地委員 望ましいって、自分が出した資料だよ、六十八個にしてくれと。  それで、この六十八個のランタンを置いて、六十メートル間隔でやるということに関しては、航空局としては法律上の問題はありませんね。
○下地委員 北大東で年間十五回、南大東で十六回あるわけですから、設置者と自衛隊がこれでオーケーというんだったら、それは法律上問題ないというふうな認識でいいわけですね。  それで、そのことについて南大東からも北大東からも相当の要望が来ていると思うんですけれども、それに関して内閣府...全文を見る
○下地委員 特別調整費を使って今年度中にやるというふうなお考えはないんですか。
○下地委員 毎月一回、緊急患者輸送が行われているわけですから、この前行きましたら、産気づいて迎えに行こうとしたら行けなくなっちゃって、翌日迎えに行って那覇でお産したら障害が少し出たという話を聞かせていただきました。そういう意味でも、この予算を早目に執行して、島の医療に安心をもたら...全文を見る
○下地委員 こういう答弁を聞いていると疲れるね。一般的に何年かかるんですか。環境アセスに三年、構想にあと二年して五年、三千メートルの滑走路をつくるのに一般的に七年かかりますね、八年かかりますね、としたら十一年ぐらいかかりますね、大体そういう答弁をするんじゃないの。
○下地委員 小さい政党は時間がないので、二回答弁しないで。これは十一年以上かかると言われているんですね。  それで、先ほど、そのままでいけば国の役割でも那覇空港は大事なんだと言って、F15が出てくる役割もあるし、右の方では、沖縄経済にとっても大事なんだという話になってくるんです...全文を見る
○下地委員 沖縄がプラスになっているとか、こういうふうにおっしゃいますけれども、本当に実体経済をお知りになって、倒産件数だとかそういうのを見ておっしゃっているのかどうなのかわかりませんけれども、私はそういうレベルではないと思いますよ。  それで、時間がかかることだけははっきりし...全文を見る
○下地委員 ありがとうございました。
12月12日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○下地委員 今回の法案の中に医官の給与の問題が入っておりますから、それを踏まえて、医官と自衛隊病院の件についてお話をさせていただきたいと思っています。  防衛医科大学を卒業して、九年以内に三〇%、十四年以内に五〇%の医官が離職をするというふうな結果が出ていますけれども、これに関...全文を見る
○下地委員 医官がこうやって十四年間で五〇%もやめていく最大の要因はどこにあるのかというふうなことを考えてみると、一つには、自衛官しか診療しないというようなことで、なかなか医者としての技術の向上が図られないというのが一点ありますね。もう一つには、専門性を持ちたいと思っても、自衛隊...全文を見る
○下地委員 今の自衛隊病院のオープン化の話は後にして、具体的には派遣の件なんですけれども、今、全国で二百六カ所、基幹病院があるんですよね、救急医療を受け入れる病院があるんですけれども、ここでも医師が不足しているんですよね。救急医療というのは、自衛隊の医官にとっては非常に技術的にも...全文を見る
○下地委員 この分で最後の質問になりますけれども、医官がやめるというのが、技術力が向上できない、診療の数を重ねることができないというふうに言っているので、地域医療、離島医療や僻地医療に行くということは役割としてやるんですけれども、医官の思いとしては、もっとさまざまな症例を診るよう...全文を見る
○下地委員 ちょっと歯切れが悪いけれども、本気でまじめに考えてみると、これは貢献だけではなくて防衛省のためにもなるというようなことを一点申し上げておきたい。  それで、今回、十六の自衛隊病院がありますけれども、財政諮問会議の方で、昨年度で二百十七億円の赤字が出ているというふうに...全文を見る
○下地委員 病床の利用率というのが二八%なんですね。一般病院で七六%ですから、三分の一ですね。これは相当に対策を立てなきゃいけないと思います。  ただ、自衛隊病院というのは、有事の際に対応しなきゃいけないので、ベッドを全部埋めればいいというものではないことだけは確かなんです。だ...全文を見る
○下地委員 終わります。
12月12日第170回国会 衆議院 本会議 第15号
議事録を見る
○下地幹郎君 国民新党の下地幹郎です。  私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、金融機能強化法改正案の再議決動議について、反対の立場から討論いたします。(拍手)  まず冒頭で、本日の東京外国為替市場で、円相場が一ドル八十八円台前半をつけました。これは十三年ぶりとのことで...全文を見る
12月16日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○下地委員 来年の一月の二十日にオバマ政権が誕生します。そういうふうな環境の中で、もう一度、私たちの日米関係にとって大事である沖縄の基地問題、そして、その中でも特に重要視している普天間基地の移設問題について、客観的なお話をさせていただきたいなというふうに思っております。そして、私...全文を見る
○下地委員 外務大臣、この外務大臣の答弁は、これはもう何人もの大臣が読まれている答弁だと思うんですよね。七人の総理大臣も同じような答弁を読んでいますけれども。  どうですか、本当に今のままの状況で、やりたいという気持ちと、大臣は、このプランが、今の私が言った政治環境やいろいろな...全文を見る
○下地委員 この工法が五回変わって今いろいろ動きましたけれども、これができる、できないというけじめをどこかでつけなきゃいけないと思うんですね、十二年間ずるずる来ているわけですから。  防衛庁長官、どこがけじめだと思いますか。  もし沖縄県の埋め立ての許可がとれなかったら、この...全文を見る
○下地委員 もう答弁じゃなくて、やはりここにいる役所の人たちは、北米局長を二年間やって、防衛局長をやってどんどん出ていって、これは無責任で終わっちゃうんです。  やはり大臣、ここは五千億もお金を使っているわけだから、時間も十二年かけているわけですから、沖縄県側が、埋立許可をもし...全文を見る