下地幹郎

しもじみきお

比例代表(九州)選出
無所属
当選回数6回

下地幹郎の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○下地委員 私は、去年の十一月十六日に知事選挙に立候補しました。惨敗しましたね。  この知事選挙で私が感じたことは、沖縄の経済とか、そして福祉だとか、さまざまな格差の話をしても、あのとき、どんなにお話をしても聞く耳を持たないんですよね。何かといったら、辺野古は賛成か反対か、もう...全文を見る
○下地委員 まさに今総理がおっしゃったように、今は中央が変わるごとに、そして立場が変わるごとに沖縄の基地問題が変われば、沖縄もまた変わってしまう、そのことを私たちは真剣に考えていかなければいけない。  もう一つ、この基地問題だけじゃなくて、総理、これを見ていただきたいんですけれ...全文を見る
○下地委員 山口大臣、役人が書かれた答弁をお読みになっていると思いますけれども、私が示した数字を率直に認めた方がいいんです。それからスタートしなければ沖縄の担当大臣というのは務まりませんよ。  国頭の例を持ってきて、国頭というのは那覇市内から三時間もかかって行くようなところです...全文を見る
○下地委員 官房長官、いつ。私は沖縄がいいと言ったんですよ。
○下地委員 今、帰らないで待っておいてくださいよ。  防衛大臣、この辺野古の工事というのは平成二十年から始まっているんですよね。これは今工事が始まったわけじゃなくて、二十年から始まって、もう七年たっているんですよ。それで、これまでに辺野古の工事に対して九十七本の発注が行われて、...全文を見る
○下地委員 今大臣がお答えしたように、七月か八月。夏というのは七月、八月。九月は秋と一般的に言いますから、七月、八月にはもう土砂を入れるというようなことになるんです。  となると、官房長官、あと四カ月しかない、三カ月しかない。三カ月間の間に翁長さんと何回もお会いして国の考え方を...全文を見る
○下地委員 話をかえます。  法務大臣にちょっと聞きたいんですけれども、識名トンネルという事案があるんですよね。  これは、沖縄県のトンネル工事を、五十億円の予定金額のものを二十三億円で受注した、その共同企業体に対して沖縄県が工事を発注した。しかし、予算不足を理由に、追加工事...全文を見る
○下地委員 法務大臣、二年九カ月間かかっても受理するか受理しないかを決めていないというようなことが、政治的配慮であるんじゃないかという話があるんです。  やはりこの問題は、受理するのか受理しないのか、はっきりとこれはおやりになることが法務行政にとって大事だと思いますから、個別案...全文を見る
○下地委員 この数字は、麻生財務大臣のところからとった数字であります。私が適当につくっている数字ではありません。  ただ、百兆円の予算を組むというのは、決して緊縮財政を組んでいるわけではなくて、百兆円という予算を組みながら財政再建ができるシナリオの最大のポイントは安易に減税しな...全文を見る
○下地委員 最後になりますけれども、西室社長が両方に積極的に頑張られることは私がよく知っています。しかし、七十年談話というものも国にとって非常に大事なこと、郵政も大事なこと。一般の国民は、この大事なことの二つを心配なされているという気持ちがあることは、率直に認められた方がいいと思...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○下地分科員 外務大臣、御苦労さまでございます。きょうで外務大臣の任期が八百五日間。現職の国会議員で一番長くて、そして歴代、戦後十三番目の長さなんですけれども、八百五日間外務大臣をやられて、自分で、外交的にこれをやった、今までの歴代の内閣と違うところでこれをやったというのを三つ挙...全文を見る
○下地分科員 難しい外交ですよね。自分だけの思いで決めるわけにはいかないし、相手の国も、利害が絡むし。そういう中で外務大臣をきょうで八百五日間なされるということですから、これからもしばらく続くと思いますけれども、日本の外交のために頑張ってもらいたい。  一つの例を挙げさせていた...全文を見る
○下地分科員 外務大臣がおっしゃる世界の変化、アジアの変化、そしてアメリカの変化、財政的に厳しいアメリカが軍事的な力を失っていく、そういうこともありますよね。  そういう変化の中で、日本は大きく変わりましたよ。今回も、安保制度をつくる、恒久的に自衛隊が外に行けるようにもする、集...全文を見る
○下地分科員 総理の演説ですから、外務大臣が全部お話しするわけにはいかないと思う。  骨格をつくるのは外務省ですから、そういう意味でも、安倍総理は何をしてきたかという挨拶じゃなくて、日米同盟が未来志向型でどうあるかというだけではなくて、アメリカが日本に対してどう変わったかという...全文を見る
○下地分科員 今度、辺野古の印鑑を押したときに、菅官房長官も防衛大臣もこう言っているんです、前県政だろうが、そのときの県政が押した印鑑はこれは効力があるんですよ、個人でやっているわけじゃないんですよ、だから、翁長県政にかわっても印鑑を押したことは間違いないんですよと言って、今辺野...全文を見る
○下地分科員 さっき、外務大臣、相手があることですからと聞いたものだから、あれ、相手がかわったら変わるのかなというので二回質問したので、そうじゃなければ、それで結構です。  それで、防衛省来ていますけれども、副大臣、辺野古の工事、二十年から二十七年までで、七年間で、今六百九十五...全文を見る
○下地分科員 今話をしましたけれども、今六百九十億円予算を使っていますけれども、三千億弱と言いましたね。この答弁、重いよ。本当に三千億弱でこの工事ができるかできないか。今自分が言ったことを頭に入れて、やっておいてくださいよ。  僕は、これを確認したいんですよ。この三年から五年、...全文を見る
○下地分科員 このメールが来たのは私だけですから、あなたがわかるわけではないんだけれども、そういう声があるということを踏まえて、ぜひ、ゆとりのある警備をやって、仕事をなされる方のメンタルケアも考えて、やってもらいたいというふうに思っています。  私の質問はもう終わりますけれども...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○下地委員 質問をさせていただく前に、この委員会、二十五人委員会ですけれども、野党席からも話がありましたけれども、出席がしっかりとなされることが大事だと思いますから、これは与野党責任がありますので、出席を、お互いの理事はしっかり守っていくということをまず申し上げておきたいというふ...全文を見る
○下地委員 国の予算は八十二兆円から九十六兆円まで伸びているんですよ。国の予算が減っていれば沖縄の予算が減ることを僕はよしとしますけれども、国の予算が伸びていて沖縄の予算が減っているのをどう思いますかと聞いているんですよ。
○下地委員 次のページをちょっとあけてもらえますか、大臣。  二十三年度の予算が、国の予算が九十二兆四千億なんです。その後、平成二十四年度の予算が九十兆三千億と、国の予算は二兆円規模減ったんですよ。しかし、沖縄の予算は六百億ぐらいふえているんですよ。今大臣が御答弁なされましたけ...全文を見る
○下地委員 もう一回、次のページを見てくださいね。  二十三年度、国の予算は減りました、沖縄の予算は六百億ふえました。二十四年度から二十五年度、国の予算はふえました、沖縄の予算もふえました。今度、二十五年から二十六年度、九十二兆六千億、九十五兆八千億、国の予算も三兆円ふえて、沖...全文を見る
○下地委員 私が言いたいのは、ふえているんですよ。  これはどうなのかといったら、これは僕らの時代につくったもので、この一括交付金というのを、当時の仲井真知事は、補助金適化法に当てはめないで、そのままくれと言ったんです、そのままくれ、自分の使いやすいように全部くれと。しかし、そ...全文を見る
○下地委員 だから、大臣、私が申し上げたいのは、これにはいろいろな事情があるんですけれども、今回百億円近くの沖縄の予算を減らしたときに、基金の話と不用額の話が出てきたから、それは違うよ、それはお互いで認め合って、県と内閣府で認め合ってこれは状況をつくってきたんだよというようなこと...全文を見る
○下地委員 理由のない減額はないんですよ。政治的な理由で減額しているんじゃないかと言っているんですよ、僕は。  それと、大臣、沖縄開発庁の設置法の提案理由の説明というのが、昭和四十六年の十一月十日に衆議院の内閣委員会でやられているんですよ。当時の大臣は山中大臣ですよ、山中貞則先...全文を見る
○下地委員 大臣、それをよろしくお願いしますよ。  それで、とにかく沖縄に通うこと。この法案、日切れ法案が終わったら、参議院に回りますから、参議院でもそう長い時間がかかるわけじゃないと思います、これは。終わったら、できるだけ大臣は沖縄に通う。菅さんが会おうが会うまいが、総理が会...全文を見る
○下地委員 大臣、仲井真知事と安倍総理の合意文書というのがあるんですよね、合意文書というのがあるんですよ。合意文書があるんですけれども、この前、委員会で岸田外務大臣に御質問をさせていただいたら、この仲井真・安倍合意文書、六項目、日米地位協定の環境汚染のときの基地内への立入調査の件...全文を見る
○下地委員 大臣、今度の予算で、この二つ目の那覇空港の滑走路の、三千億台はもちろん確保していますよね、三千九百億円まで、三千億から三千九百億円までありますけれども。那覇空港の滑走路の予算は、今回の予算は、大臣の予算は枠外で確保したんですか。
○下地委員 石原さん、局長、あなた、大変なことを言っているんですよ、今。  これ、大臣はこの枠内でやられるとおっしゃったんです。そんなことを約束したつもりはありませんと局長が言って、どっちが本物なんですか、これは。
○下地委員 だから、大臣、結果は枠内なんですよ。三千億は超えていますが、三千三百億で枠内、那覇空港の予算もついているんですよ。だから、それを引いたにしても二千億台にならないからこれは確保されたと答弁するんです。  ただ、私が申し上げているのは、こういうふうに、閣議でまで、閣僚が...全文を見る
○下地委員 琉球大学の、全面的なパンフレットの中に出ていますけれども、これに重粒子線って三百億かかると書いてあるんですよね。これを県に県にと言われると、できませんよ。一括交付金でこれを全部県にやれなんと言ったってできませんよ。だから、これを振興法で、直轄でやっていく。今、ユニバー...全文を見る
○下地委員 だから、五年って何年何月ですか。日にちを言ってください、日にちを。
○下地委員 辺野古の基地の完成は何年ですか。
○下地委員 防衛省、事務方。何年って決まっているんだから。
○下地委員 副大臣、辺野古の完成の方が遅いんですよ。もうそれはよく御存じだと。それでも、守って、運用停止ですよ。運用停止というのは飛行機が飛ばないことですよ。普天間の飛行機が飛ばないことが運用停止の最大のポイントですけれども、大丈夫ですね。
○下地委員 これは国が決めたことで、地元の意向はないんですけれども。  飛行機が飛ばないことでよろしいですか、運用停止の基準は。それだけ最後に聞いて。飛行機が飛ばないことが運用停止ですよね、これのイエスかノーかを言ってください。
○下地委員 後でやりましょう。
03月26日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○下地委員 今、私ども、選挙区に帰りますと、もう辺野古の問題、その問題抜きにして政治を語ることはできないぐらい、もう大きな課題になっています。そういう意味でも、県民が知りたいこと、私が政治家として知りたいことをきょうは大臣にお伺いさせていただいて、また賢明な判断をしていくというよ...全文を見る
○下地委員 もう一度局長に聞きますけれども、では、今回のこの報道は事実だというふうに防衛省は思っているわけですね。
○下地委員 今の話からすると、議事録というのは、防衛省と沖縄県の間で、お互いで照合しているのかどうなのかわかりませんけれども、これが事実だとした場合に、沖縄県が何でこういうふうなことを、事実に反するようなことを訴えてきたのかというようなことについて、局長、どう思いますか。
○下地委員 では、今回、政府の方から沖縄県に対して、政府の考え方を示す説明書を出したということがありますけれども、この今の局長がやった答弁書も全部つけて説明文書を県の水産課に出してある、つまりは、この地図の中では対象外だということをあなた方も認めて、私たちはこの許可をもらったんだ...全文を見る
○下地委員 局長、あなたは今申し上げているけれども、翁長さんが、この海底面の現状を変更する行為を七日間停止をして、その後岩礁破砕の許可を取り消すというようなことをにおわせている中で、それへの説明書を出している中で、今あなたが一番根拠にしていることを図面もつけないで説明するというこ...全文を見る
○下地委員 局長、あなた、翁長さんがこの問題を提起したのは何日なの。
○下地委員 あなた、三月二十三日に指示を出した後の答弁書の中に、二月の答弁をしてどうするの。二月に私はこう言いましたと言うんじゃなくて、三月二十三日以降にあなたがどういう答弁をしたのかということを聞いているのに、二月の話をしてはいけませんよ。  三月二十四日にあなた方が出した政...全文を見る
○下地委員 これ以上この論議しませんけれども、ただ、もう一回だけ聞きます。  三月二十三日、翁長知事が、海底面の現状を変更することを、新聞報道でもわかるように、対象外のところで岩礁破砕をやっているんだと言っているわけですよ。そうしたら、防衛省の方は、この岩礁破砕の許可をもらって...全文を見る
○下地委員 大臣、大臣はこれに関しては物すごく強気な発言をなされているんですけれども、僕は、この図面が示されて、報道の関係者からいろいろ聞いたら、その図面に基づいて政府は自信を持って答弁なされているというようなことなんだけれども、聞くと、これは図面がついていないんですよ、図面がつ...全文を見る
○下地委員 だから、この図面は三月二十四日の説明資料の中には入れるべきだったんですよ、しっかりと。二月に出したからいいというんじゃなくて。それが、翁長さんがこのことを七日以内と、手続に基づいてきている以上は、ちゃんと協議した内容を示さなければいけなかったということを私は申し上げた...全文を見る
○下地委員 それは、今、期限はないと言うけれども、沖縄県知事は七日以内ということを言っている以上、七日以降にこの審査請求を審査しますといっても、意味がないことですよね。七日以内に農林省としては一つの結論を出すということが行政手続上当たり前のことだと私は思いますけれども、そういう認...全文を見る
○下地委員 大臣、これは七日以内にこの審査の結論が出ますよ。翁長知事がしたことが正しいのか正しくないのか、それとも、停止のことが出てくると思うんですけれども、しかし、私の見ている範囲では、菅官房長官の、この期に及んでと記者会見で何度も、五回も使っている発言の内容とか、想定内だとい...全文を見る
○下地委員 工事を粛々とおやりになる、これはもう政府の考え方。しかし、沖縄県は、工事を粛々とやる、作業停止をしなければ、これはもう岩礁破壊の許可を取り消すというようなことになってきますね。これから法廷闘争になるかどうかわかりませんけれども、岩礁破壊の許可が取り消された場合に、この...全文を見る
○下地委員 大臣、僕が聞いているのは、岩礁破壊というのはボーリング調査なんですよ。ボーリング調査の岩礁破壊の許可を取り消すとなると、ボーリング調査ができなくなる可能性がある。これは、できなくなると図面が描けないんですよ。地盤が、計算が立たないから、なかなかこの図面を描くことができ...全文を見る
○下地委員 沖縄県が岩礁破壊の取り消しをしたら、これはもう法廷闘争しない限り、今言ったような夏ごろまでというのはなかなかできないわけですね。私は、こういうふうな状況になってきたときに、防衛省としては、法廷闘争によって、取り消しがあった場合には不服申し立てをするとか、いろいろな法廷...全文を見る
○下地委員 私の拙い知識ですけれども、これは、取り消しをやったら、私は、法廷闘争して、始まるまでの間はなかなか工事に着手できないんじゃないかと思うんですよね、仮処分とか、いろいろなものが法廷闘争になってくるわけですから。そうなると、大臣が今おっしゃったように粛々とということは、ボ...全文を見る
○下地委員 普天間基地の辺野古移設の合意事項による辺野古の工事に関しては、日米安保条約の規定の範囲、基地提供する範囲の中には入らずに、政治的合意だからこの範囲ではありませんよという認識でいいんですね。
○下地委員 もう一つだけ。  嘉手納の飛行場に関しては提供義務があって、爆音に関しても、そういうふうな控訴審の決断にもなっている。これが同じように普天間になされたとしても、そういう結果に私はなると思うんですね。  しかし、安全保障上の基地の提供に伴って、それをやるためにつくら...全文を見る
○下地委員 では、入っているんですね。これは、辺野古に関しては、工事の最中であっても提供義務の中に入っているというような答弁ですね。
○下地委員 私は、大臣のこの答弁が正しいと思うんですよね。だから、今回、沖縄県が行政訴訟とか法廷闘争に持っていっても、私は、最終的には、米軍基地の提供を妨げる国内法や行政処分は、なかなか法廷闘争では結論が出ないんじゃないかと思うんですよね。私はそう思っているんです。だから、完成し...全文を見る
○下地委員 では、もう、大臣の見方だと、この認可をもらったら最後まで、粛々と全部完成までできるというような認識なんですね。
○下地委員 僕も、だからそれが現実的な話だと思うんですよね。  岩国の飛行場のときでも、願書の変更を出しているのは八回あるんですよね。これは山口県知事の承認をもらわないとできない。八回出している、これは、事務方、間違いありませんよね。
○下地委員 これは、米軍基地じゃなくても、中部国際空港の場合は、変更は何回ぐらいあったんですか。  航空局が来ていると思いますけれども、私が調べた範囲では、愛知県なんか十四回ぐらい変更があって、この承認をもらわないと埋め立てに基づいた飛行場は完成しないというようになっていますけ...全文を見る
○下地委員 これが大体一般的な、埋め立てをやって飛行場をつくるときの経緯なんですよね。  この前、中島局長がこういう答弁をしていますね。「今後とも、こういうふうな検討を行っていく過程で、工事の促進に資する工法への変更、あるいはさらなる環境保全の観点などから変更承認申請の手続を行...全文を見る
○下地委員 大臣がおっしゃるとおり、さまざまなことが出てくるというけれども、さまざまなことがもう予想されているんですよね。予想されないような項目ではなくて、法廷闘争も、どういう法廷闘争になるのかも、もう識者の間では全部予想されている。もう政府も、そういうシミュレーションを持って、...全文を見る
○下地委員 とにかく、大臣、沖縄に行ってください。菅官房長官も沖縄に行く、大臣も沖縄に行く、山口担当大臣も沖縄に行く。人にお願いする以上は自分で行くんですよ。この姿勢が今の政府には足りない。それだけ指摘して、私の質問を終わります。
03月31日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○下地委員 今回の法案については、維新の党はきょう党内手続をして賛成の立場をさせていただいておりますので、そのことを踏まえながら御質問をさせていただきたいというふうに思っています。  防衛省の年間の装備品の調達予算というのはどれぐらいあるんですか。
○下地委員 御存じのとおりって、私は何も知らないんですけれども。  二兆円ぐらいあるんでしょう、予算が。今回、P1の二十機を購入するということで、四百十七億円の節減になるというように書いてありますけれども、三千八百十三億円が三千三百九十六億円、一一%ぐらい削減されるときょうの資...全文を見る
○下地委員 私は、今回これを見て、いい、すばらしい法案だと思いますよ。しかも、こんなに、一一%も予算が削減されて浮くんですから、何で防衛省はもっと早くやらなかったのかというようなことを質問を考えながらずっと思っていた。これだけでも毎年二千億円ですからね、五年やったら一兆円浮いてく...全文を見る
○下地委員 僕の言っている意味をもう一回言いましょうか。  比率はどれぐらいあるのか。防衛省から二兆円あると先ほど申し上げましたよね。二兆円の中で、国内防衛産業から調達している金額はどれぐらいで、比率はどれぐらいなのかと聞いているんですよ。
○下地委員 あしたの朝まで考えてください。  だから、きょうの勉強会でも質問がいっぱい出ていたんですけれども、これは、景気の対策上も、これをやると非常によくなるのでというふうなことが説明資料の中にもあったから、それぐらいのことはすぐに答えられないと。そして、この調達をやることに...全文を見る
○下地委員 大臣、私が今回この調達のあり方について、きょうのペーパーにも、先ほど申し上げましたように、国内産業にもというのがこの法案のメリットとして書いてあったんです、節減の問題と国内産業のことが書いてあったんですけれども、これはこれでいい。  しかし、これから国の進み方として...全文を見る
○下地委員 自衛隊が韓国軍に弾薬の提供をしたケースがありますよね。あれは相互に同じものを使っているのか、そういうことだから弾薬の提供を自衛隊ができたということになると思うんですけれども、こういうことに全く支障がないことになると私は解釈しているんですよ。この調達法案の中で、国内産業...全文を見る
○下地委員 一機どれぐらいで、今の五機で予算というときにはどれぐらいなんですか。
○下地委員 一機百三億円で、五機で五百億円そこそこの金額で、これが十七機になるわけでしょう。十七機になったら、これは三倍だから千五百億ぐらいの金額になってくるわけだ。これの一〇%、一千五百億、この契約でやると浮いてくるわけでしょう。  私の見方だと、今年度の予算で五機上げていま...全文を見る
○下地委員 だから、十七機でやる場合と十二機でやる場合と違うので、これを、協議を上げて、また、佐賀県も受け入れるか受け入れないか、まだ決まっているような状況でもないことを考えると、一年間で一千五百億税金が浮くんですよ。大臣、これは検討した方がいいんじゃないですか。  オスプレイ...全文を見る
○下地委員 この調達に関しては、米軍からのF35とかそういうふうな調達において、価格的に高いんじゃないか、アメリカの言い値で買っているんじゃないかというようなことをよく指摘されることがありますよね。  そういうふうな指摘がされる中において、契約のあり方が今回見直されるということ...全文を見る
○下地委員 この一括調達法の、予算というものについて今お話をして、予算を最大限出していきましょうという話でありましたけれども、デメリットというのはありますか、この調達法の。
○下地委員 拙い私の知識で考えた場合に、一括購入してP1を買った、しかし、このP1に新しい装備をつけるという技術がこの二年以内でまた新たなものが出たというようなことをやったときに、もう買ってしまっているから、旧態依然とは言わないけれども、そういうものでずっと購入をしていかなければ...全文を見る
○下地委員 長期契約のあり方というのは、本当に考えて、選定を間違えないようにやらないとデメリットが出る可能性があるということをぜひ頭に入れて、しっかりとやられていただきたいというふうに思います。  あともう一つですけれども、防衛装備庁がもう法案として出されて、成立するということ...全文を見る
○下地委員 第三者委員会とか、こういうふうな、東京地検からのOBも入れてということをもう少し国民にわかりやすく説明した方がいいかもしれませんね。そのことで、こういうふうな大型の調達に関しては非常に信頼性が湧いてくるというふうに思っていますので、あらゆる機会を得て、防衛省はこの調達...全文を見る
○下地委員 防衛省のさまざまな那覇基地での式典に参加するんですよ。そうしたら、その式典に出てくる司令官がいますけれども、司令官の前の司令官がOBになって、いろいろな会社にOBとして行かれるわけですよね。司令官になっていてそのまま退官なされて企業に行かれている人たちを紹介するわけで...全文を見る
○下地委員 私が申し上げたいのは、ああいう公式な式典では、もっと自衛隊の現職の、今の役割を中心にして物事を進められるのがいいのではないかということだけ申し上げておきたいというふうに思います。  それで、辺野古の問題についてまた御質問させていただきたいんです。  三月の二十三日...全文を見る
○下地委員 今、農林水産省に判断を仰いだということですけれども、これは、水産資源保護法の第四条に「都道府県知事は、水産資源の保護培養のために必要があると認めるときは、次に掲げる事項に関して、農林水産省令又は規則を定めることができる。」と書いてあって、この四条に基づいて、翁長知事は...全文を見る
○下地委員 これは副大臣、どういう手続で、省内ではどういう方々が論議してこれを決めたんですか。
○下地委員 これは副大臣、翁長知事がこの停止をしているのは、岩礁破壊があったかどうか、しかも、これが聖域内か聖域外かというようなことで、それを調査するまでの間、工事をストップしてくれというようなことで申請した。  あなた方は現場検証もしていないの。
○下地委員 この文書を読んでみましょうか。「執行停止の要件該当性について」と書いてあるけれども、   本件指示によって「当該許可区域を含め、当該工事に係る海底面の現状を変更する行為」の全てを停止することにより、審査請求人が行う普天間飛行場代替施設建設事業が大幅に遅れることとなる...全文を見る
○下地委員 待って。  委員長、前から言っているけれども、僕が指名する人にしゃべらせてください、お願いしますから。
○下地委員 政治的な案件だから、副大臣。
○下地委員 誰が官邸と相談したと言えと言っているんですか。当たり前じゃないですか、あんた。相談する必要はないんですよ、こんなの。ここで答弁する必要もないんだよ。あんた、審査する方が官邸の意向を酌んで審査しているみたいな答弁ですね。  公平公正は当たり前ですよ、それは。私が言って...全文を見る
○下地委員 だから、水産庁が重大な損失と言うのは、海洋資源であったりそういうふうなことに関する重大な損失で停止が行われるというのはわかるけれども、あなた方のこの文章は、防衛省や外務省の文章、初めから公正な審査じゃなくて、国の政策にのっとったもので回答しているんじゃないですかと言っ...全文を見る
○下地委員 あんた、水産庁長官が読んだものを読んでいるだけじゃないの。同じ答弁するなよ、時間稼ぎみたいに。まともに答えなさいって、だから。答えになっていないんだよ、あんたが言っているのは。答えなさいって。僕にガンつけている暇はないよ、あんた。もう、本当に失礼な副大臣だね、この人。
○下地委員 だから、私は、水産保護法、この法律の四条によって翁長知事はこういうふうな今回の岩礁破壊に対して七日間の事業の停止というものをやっているんですけれども、これが全く違う、外交文書みたいな、もう防衛省寄りの、損害を受けるとかなんとかと書いてありますけれども、そういうことで翁...全文を見る
○下地委員 私の言っているのを本当に理解していますか。私が申し上げているのは、今回の根拠になっている水産庁の水産資源法に基づいてあなた方は執行停止の結論を出すべきではないんですかと言っているにもかかわらず、これが違う観点から出てきているからみんな疑問を感じているんですよと。これだ...全文を見る
○下地委員 委員長、これはちょっとひど過ぎませんか、答弁。私がこの答弁じゃないですよと言うことを、もう四回、五回、同じ答弁を読み上げているんですよ。これではもう質問もできませんね、これは。(発言する者あり)
○下地委員 この停止をした根拠が私はおかしいんじゃないですかと言っているんですよ。岩礁破砕についてこれから審議するということ、その審査は後でおやりになったらいいですよ、それは、副大臣。しかし、あなた方が停止をすると言った根拠が余りにも防衛省寄りで、余りにも外交的で、水産庁の域を越...全文を見る
○下地委員 大臣、どうでしょうかね。  私が申し上げているのは、停止をする根拠というものは、不服申し立てをしている人が、この前もこの場所で論議しましたけれども、岩礁破壊があったかなかったかということを言っていて、沖縄県の副参事がこれに関しては許可認可は要りませんよと言って物事を...全文を見る
○下地委員 今の防衛大臣の答弁は、防衛大臣の考え方としてはいいんですよ。これは、沖縄県の翁長さんがこういう申し立てをして、防衛局がそれを訴えて、それで不服申し立てをして、そういう行為は当たり前の権利のある行為ですから別にいいと言っているんですけれども。  ただ、国が国を審査して...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○下地委員 維新の党の下地幹郎でございます。  我が党も東洋ゴムの事案について少し説明をいただきたいと思っているんですけれども、東洋ゴムは二〇〇七年にも断熱パネルの大臣認定の取得における不正を行っており、再発防止に取り組むこととしている最中に今回の不正がまた起こったわけなんです...全文を見る
○下地委員 この会社は、航空機のタイヤとか、乗用車のタイヤとか、トラック、バスのタイヤとか、そういうものを相当のシェアでやっているんですよね。だから、この業務内容を見ると、一%の免震の問題でこの会社をどうだとかこうだとかというよりも、この会社がつくっているそのもの全部をチェックし...全文を見る
○下地委員 大臣、私が申し上げたいのは、免震の問題だから免震を明確にする、それはもちろんやらなければいけないことなんですけれども、この会社の場合は先ほど申し上げた断熱パネルの問題もあるので、今この会社がつくっているタイヤだとかは、さまざまなあらゆる業種で使われている。しかも、人が...全文を見る
○下地委員 それで、先ほど、これは同じようなメーカーが二十六社あるというんですけれども、これは自社点検をして二十日までに報告しろと書いてあるわけですよね。本当にこれは自社点検でいいんですか。待って、待って、最後まで聞いてから。これは自社点検ではだめだと思うよ。  僕は、これに関...全文を見る
○下地委員 この第三者委員会は、工場の視察だとか工場の検査だとかというのも盛り込まれて、おやりになる計画がもう既にでき上がっているんですか。
○下地委員 抜き打ち検査というのは二つあって、今までつくったものの検査をすることも重要だけれども、今工場のメカニズムというのはそう簡単に変えられるものじゃありませんから、今の工場をきょうでもやるぐらいのことをやられないと、なかなか信頼が湧いてこないんですよね。  今病院なんかで...全文を見る
○下地委員 局長、この東洋ゴムに国土交通省から天下りは行っていますか。
○下地委員 この二十六社にも一人も国土交通省から天下りは行っていませんか。各省庁からでも、これはもう一%だから、住宅局じゃなくても、自動車局とか道路局とか、そういうところからも一人も行っていませんか。
○下地委員 これは調査してくださいよ。  私が今、自主検査じゃなくて、そういうことを申し上げておりますけれども、今は申し上げませんけれども、私は透明性が物すごく大事だと思うんですよね。  だから、改ざんということでこうなっていますけれども、今からこの調査をして検査をする場合に...全文を見る
○下地委員 私が言ったことに対して。透明性を持ってやるためにも、ぜひお願いしたいということについての大臣のお考えをお願いしたい。
○下地委員 回答はしなくて結構なんですけれども、それぐらいまで国民は興味を持って見ていて、認可を与えている国土交通省がどういうような対応をしていくのかというのには興味も持っているということをぜひ御理解いただきたいと思います。  それで、次の質問にさせていただきたいと思うんですけ...全文を見る
○下地委員 これはなかなか今までもないと思うんですよね。自分で、行政の継続性ですから、前の知事がやったにしても、その知事一人の政治判断でやったわけじゃなくて、行政手続上、全部、その認可をしたものが、新しい知事になったからこれを取り消しをするというようなことがないというのは、私は今...全文を見る
○下地委員 これは大事なことなんですよね、局長。これは取り消せないのか、取り消せるのかというのは、今は法律的な根拠は全くないということね。
○下地委員 局長、では、明文上ないということは、翁長知事が取り消しをするという行為は、法に基づいたらできるというように解釈していいわけですね。
○下地委員 局長、何を言っているのか意味がわからないんだけれども、法律に基づいてだめだということがなければ、知事が自分の判断でできるということは大丈夫なんですかと聞いているんですけれども。
○下地委員 私の方で調べたら、これは法律的にはとめるということはできなくて、埋め立てを取り消すという行為は、県知事がやろうとすればできるというような判断になるんじゃないかと僕は思うんですよ。これは、国土交通省がこれをやるなとか、この法律上無理だとかいう根拠の法律が全くないというよ...全文を見る
○下地委員 局長、私は行政手続の手順の話を聞いているだけなんですけれども。埋立認可が、沖縄県じゃなくてもだめになった場合はこういう行政手続になりますかと聞いているだけなので、仮定の話じゃなくて、行政手続上どうなのかということも答えられないんですか。
○下地委員 では、もうこの論議はやめましょう。次に進みましょうね。  それで、埋め立ての設計変更というのがありますけれども、設計変更について、岩国の飛行場をつくったときに八回の設計変更が出ていますけれども、それは防衛施設局の方から山口県知事に埋め立て変更に関する申請書を出して、...全文を見る
○下地委員 もう一つ、中部国際空港のことですけれども、中部国際空港の空港島の公有水面埋め立て変更ですけれども、この前、航空局長に聞いたら、六回だということなんですけれども、これは六回ですか、空港島の地域の開発だとか空港にかかわる設計変更は。
○下地委員 航空局長、この前も安保委員会でそういうふうにお答えになったけれども、愛知県から先ほど資料をいただいたら、中部国際空港株式会社が免許の変更許可を行ったのが六回、空港島の地域開発用地、これはそのまま、この中部国際空港と同じような公有埋立法をやっているものが八回、みんなで十...全文を見る
○下地委員 だから、埋め立ての公有水面法に基づいては、中部国際空港では、企業庁のものも含めて十四回あったというふうな認識でいいわけですよね。
○下地委員 そこで、ちょっとお聞きしたいんです。  設計変更、埋め立てにかかわる設計変更が行われますけれども、これは県知事が設計変更に関しても承認をするかどうかを認めるというようなことになるわけですけれども、それでよろしいですか。
○下地委員 これは、県知事が設計変更の承認をしなかったら、埋立事業というのは途中でとまるというようなことの認識でいいんですか。
○下地委員 やはり、設計変更して、その許可をいただくということがなければ、これは当たり前のことですけれども、工事は進めることができませんよね。そういうふうになることは間違いないんじゃないでしょうか。  もう一回だけ、この部分、ちょっとお聞かせください。
○下地委員 そこで、もう一回、行政手続の話をしますけれども、万が一県知事が承認をしないというようなことになってきたら、これもまた行政的な不服申し立てを行って、破砕処理と同じような行政手続がこの埋め立ての場合でもできるんでしょうか。
○下地委員 行政手続のルールを聞いているだけなので、誰が何をやれと言っているわけじゃないんだけれども、それでも答えられないの。  北海道の知事がとか愛知県の知事がではなくて、変更を認めないという県知事が出てきた場合には、どういう手続でそれを行政的に手続上やっていくというルールが...全文を見る
○下地委員 それならば、先ほど言ったように、埋め立ての岩砕処理と同じように、岩砕処理のときにも行政手続法は不服申し立てを行ってやっていくということになるし、埋め立ての取り消しがあっても、また同じような不服申し立てをやって、やる。設計変更が認められなくても、同じようにまた行政手続を...全文を見る
○下地委員 これは、なかなか設計変更の印鑑がないと難しいんですよ。いろいろな識者から聞いても、これはもう前にも進みません。また、今回の岩礁破砕のように、埋立申請の変更が承認されないうちに工事を進めるということも、私は、行政的にも、法的にも不可能だというようなお話を聞いておりますか...全文を見る
○下地委員 これは私が申し上げさせていただいて、これから多くの皆さんが、この訪米前までにどういうような発言をすべきかということについて論議が起こればというふうに思っていますから、そのことをぜひ期待を申し上げたいというふうに思っています。  それで、もう一つですけれども、空港の周...全文を見る
○下地委員 私もいろいろと勉強させていただいたら、今局長が御答弁なされたように、私は、この密度で、飛行場の離発着回数がこれ以上は入らないとか入るとかというのはあることはあっても、そのことがそのまま危険な飛行場というレベルに位置するようなものにはならないというふうに思うんですけれど...全文を見る
○下地委員 伊丹空港も周りにいろいろな施設がありますけれども、どこが違うんですか。
○下地委員 答弁を聞いていて思うんですけれども、住宅の密集度からしたら、先ほど申し上げたように、何度も申し上げますけれども、伊丹とか福岡空港の方が多いんですよ。周辺に学校もあるんですよ。老人ホームもあるんですよ。ガソリンスタンドもあるんですよ。  何で普天間基地が危険なのかとい...全文を見る
○下地委員 これについては、またあした安保委員会がありますから、そのときにじっくりとやらせていただこうというふうに思っていますから、あしたは今のような答弁では私は納得しませんので、ぜひ、きょう一日考えて、合理的な答弁をお願いしたいというふうに思います。  それで、あと二つだけ質...全文を見る
○下地委員 理事長は、翁長知事とこの件について意見を交換したことはありませんか。
○下地委員 そのときに、翁長知事から具体的な名前や県の推薦する人についてお聞きしていないわけですか。
○下地委員 全く聞いていないわけですね。それだったら、そのことを近いうちに明確にして、きょう私が話をしたのは、これを明確にしたいんですよね。復帰以来、公庫ができてから、県が推薦する人が断られたケースというのは初めてなんですよ。これは沖縄の枠が初めてなくなったんです。このことは、私...全文を見る
○下地委員 今度、防衛省は五機のオスプレイを購入することが決まっているんですね。五年計画でこれを買い上げるというようなことになっていて、オスプレイの場合には、今のCH47のヘリコプターより二倍の速さで進みますし、物量的には物すごく積み荷が大きくなるというようなことになりますけれど...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○下地委員 きょうは、こうやって沖縄問題に対する集中審議を北村委員長、小野寺筆頭、大串筆頭の御理解のもとにできたことを、出身者として非常にうれしく思っています。また、きょうもあしたも、二日間にわたりやっていただくということは、沖縄問題の理解が深まるんじゃないかというふうに思ってい...全文を見る
○下地委員 この粛々というのは、静かにとか、ひっそりとか、厳かにという意味なんですよね。しかし、翁長知事がこの粛々という表現を上から目線だと解釈するのが、私もなかなか理解できないんですよね。わからないんですよ。どうしてなんだろうかなと。上から目線の言葉では一般的にはないですよね、...全文を見る
○下地委員 きょうは、また、この委員会の中でもキャラウェーという人がどういう人なのかというのがわからない方もいらっしゃると思うんですけれども、沖縄では、私どものように戦争を知らない世代でも、キャラウェーという言葉を言うと、何か親分みたいな、そういうふうなイメージを持っているんです...全文を見る
○下地委員 少し時間もありますから、キャラウェー論議をしたいんですけれども、何であの翁長さんは、沖縄でいえば、キャラウェーは両方の評価があるといいながらも、キャラウェーという余りいい評価でない人物を持ってきて、菅官房長官と一緒にして、政府の姿と一緒にしたのかというようなことについ...全文を見る
○下地委員 政府が自分の辺野古を進めたいという考え方を推し進めて発言をしていくことを上目目線と言うのは、僕は違うと思うんですね。これは政府の立場だから。翁長さんは翁長さんの立場。これは違いがあることなんですね。  ただ、この中で、翁長さんがこういうような表現をしているようなとこ...全文を見る
○下地委員 この部分、質問では終わらせていただきますけれども、とにかくこのキャラウェーという発言をやはりやったことは間違いだったと、私は、そういう言葉が翁長知事から発言があるような、そういうふうな言葉が出るような対応を今後やってもらいたい。そこから、今大臣が言った約束とかというこ...全文を見る
○下地委員 今、普天間にどれだけの固定翼、オスプレイの飛行機が所属機としているか、ちょっと教えていただけませんか。
○下地委員 所属機はオスプレイの二十四機だけですか。
○下地委員 CH46E中型ヘリは今でもいますか。もうオスプレイとともにかわったんじゃないですか。
○下地委員 大臣、この普天間という地域にいる所属機というのが、今、オスプレイの二十四機、それとC12作戦支援機というのは、これは司令官が乗る飛行機で小さい飛行機ですね。UC35という飛行機も、これも小型な飛行機ですから、これも司令官が乗って移動するような飛行機だけです、これで四機...全文を見る
○下地委員 普天間の基地の滑走路の幅と長さを教えてください。
○下地委員 今度、普天間が辺野古に移設しますけれども、辺野古の滑走路の長さと幅を教えてください。
○下地委員 大臣、今お答えいただいたように、普天間は二千八百の四十六あるんです。これは嘉手納基地が三千メートルですから、普天間を見ておわかりのように、オスプレイだけじゃなくて、空中給油機があったのと同じように、さまざまな輸送機が来るんですよ。たまにロシアのギャラクシーというあので...全文を見る
○下地委員 今回のV字の滑走路をつくりましたけれども、これは最終的に、当時の額賀防衛庁長官のときに、宜野座村の方とか金武町の方々が、離発着において上空を飛ばないというようなことの住民の理解を得るために、このV字形というのが選ばれたわけなんですね。これは軍事的な要素で選ばれたんでは...全文を見る
○下地委員 私が申し上げたいのは、この計画案というのは、唯一の、これしかないという案ではなくて、今大臣が申し上げたように、これ以上の案を持ってくると十九年以上かかる、この辺で妥協してつくっておかないと普天間の危険の除去はなかなかできないというような案であるという認識を持っていても...全文を見る
○下地委員 三沢空港も岩国空港も軍民共用、那覇空港も軍という意味では軍民共用ですよ、自衛隊機が飛んでいます。  よく私が、逆の立場で大臣が今おっしゃったようなことをアメリカ軍に言ったんですよね。民間機は大丈夫で、あなた方が危ない、だから、あなた方は危険な軍隊の飛行機なんだという...全文を見る
○下地委員 嘉手納飛行場にF15が七十五機いますよ。これにヘリコプターを初め嘉手納の所属の飛行機というのは、普天間が今三十二機ですけれども、嘉手納はもう二百機近くいますね。もう危険だといえば嘉手納なんですよね。そういう表現ならば嘉手納なんですよ。  私が、きょう、しつこくこれを...全文を見る
○下地委員 大臣、私が申し上げたいのは、安保法制度についての日本の姿勢、沖縄の普天間基地の辺野古移設についての一つの発言が、これは原稿の中に盛り込まれるんじゃないかと私は思うんですね。安保法制度、やりますよというようなことを言って、これから、日本の役割みたいなものもしっかりとあの...全文を見る
○下地委員 大臣は、今の発言だと、あの議会では、沖縄問題に対して総理は原稿の中に盛り込むべきだというお考えなんですね。
○下地委員 もう一言だけ、ちょっとしつこいようですけれども、やはりやられるべきと思うのか。総理のお考えだと思いますけれども、防衛大臣として、やはり総理は、この問題については、普天間の辺野古の問題については触れるべきだというお考えをお持ちなのかどうなのかだけ、お聞きしたいんです。
○下地委員 イギリスのブレア首相が、二〇〇三年の七月にアメリカ議会で演説しているんですよね。この演説の内容は、イラクの戦争について、大量の破壊兵器の結びつきを確信していたかと問われた場合、これだけは言える、少なくとも残虐な殺りくと苦難をもたらす脅威を排除することはできた、私は自信...全文を見る
○下地委員 政治的に、行政的に、法律的にパーフェクトな形で発言をなされることについては、私はそれは賛成です。  ただ、今の状況は、政治的にも、日本の政治と沖縄の、沖縄も日本ですから、沖縄県と政府との間で政治的にまだ全く共通の窓口がつくれないような、思いがつくれないような状況にあ...全文を見る
○下地委員 大臣、対案が出てきたら、対案を検討する余地はありますか。
○下地委員 この対案というのは、時間がかからなくて、それで今の辺野古の、今言った千八百メートルではなくて、さまざまな問題点で、今の日米のこの戦略的パートナーのきずなを深めるものであるというようなものが出てきた場合には、対案について大臣みずから話を聞いてみるというようなことをするの...全文を見る
○下地委員 ぜひ、今の大臣の立場でお進めになるのは、もうこれは大臣の立場ですから、お進めいただいて、遅延のないようにというのは、もう大臣のお考え、立場、もう何度も申し上げますけれども、それはいい。  ただ、横の方で、先ほど私がもうしつこく申し上げてきましたけれども、この危険の除...全文を見る
○下地委員 今、F15だけが一万回でしょう。それと陸上自衛隊のヘリコプターとか海上自衛隊の哨戒機とか、全部やると二〇%近くが那覇空港の今のパーセントだと私は思うんですけれども、違いますか。
○下地委員 きょうも朝のテレビで、スクランブルの回数が、非常に那覇空港の航空自衛隊が頑張られているということで、重要になってきているんですよね、那覇空港は。今回二本目の滑走路をつくることになりましたけれども、あと五年ぐらいかかります。  今度、第八十三航空隊が、F15戦闘機、二...全文を見る
○下地委員 これは、四十機入るわけなんですよね。  きょうのテレビを見ると、スクランブルだけで四百六十九回、それぐらいの数がありましたから、そういう意味でも、この南西諸島の空の防衛というのは非常に重要になってくるんです。これは私も深く認識して、賛成であります。  しかし大臣、...全文を見る
○下地委員 大体私が調べた範囲では七十とか、いい飛行機になればなるほどもっと小さくなるんです。  大臣、百デシベルとかいうと電車が通過時の路線脇にいるところとか、百十デシベルになると前方二メートル先でクラクションが鳴るとかという、その大きさなんです。私もこの前、那覇空港を体験し...全文を見る
○下地委員 国交省、これを見直す気持ちはありますかね、一種を二種に、三種に。僕はもう合理的に見直すべきだと思うんですけれども。
○下地委員 大臣も航空局長も、F15がふえる、航空機の回数はもう十四万回を超えて、今一番飛んでいるのがこの那覇空港ですよ。私からすると、そういう状況になっていれば見直していくのが当たり前だというふうに思っているんですけれども、それについて、もう一度お聞きしますけれども、これを見直...全文を見る
○下地委員 大臣、今、F15がふえることを前提にしながら、見直しができるような状況だと、もう、ちょっと曖昧ですけれども、言っていましたけれども、これはもう一回防衛省の方も、那覇空港周辺というのは物すごく安全保障にとって大事なので、嘉手納基地並みに、私は、防衛省がしっかりとこの地域...全文を見る
○下地委員 ありがとうございました。
04月23日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○下地委員 きょうは、四人の先生方の見識をいただきまして、ありがとうございました。  私どものこの安保委員会では、この前、長期契約法案というのをやりました。そして、今回、防衛省設置法案をやるわけですけれども、その後、安保法制度をやるということになってまいります。私は、この三つの...全文を見る
○下地委員 先生、ありがとうございます。  私の質問のところの、中谷大臣発言についての先生方の御意見をまずお聞きしたいということが一点と、先ほど申し上げた十二条についての、今の文官統制があるということの根拠になっている十二条に対する御意見と、これが破棄されるというようなことにつ...全文を見る
○下地委員 もう時間がないので私はこの一本で終わりますけれども、昔、自民党政権のときにも、官邸に制服組が制服で来ることに対してもいろいろな意見がありました。民主党政権のときに初めて、総理の秘書官に制服組がついたんですよ。北澤防衛大臣がそれをやるということを決めて、つけたんです。そ...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○下地委員 理事のメンバーとして、時間がおくれたことをおわび申し上げたいというふうに思います。  この質疑ももう終局に近づいていますから、また深い論議をしながら、何とかよりよい法案の決定をしていければなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  それで、きょうは、...全文を見る
○下地委員 まさにそのとおりだと思います。  私たちが質問するに当たっても、佐藤総理大臣の答弁書を引き出してきたり、いろいろなことをお互いやりながら質問をしてきているわけですから、根拠となる答弁というのは物すごく大事な意味があるというふうに思うんですよね。  そういう意味で、...全文を見る
○下地委員 それで、きょうは、この部分から少し、大臣とまた意見が違うところが出てくると思うんですけれども、この三月の三日に、大臣が枝野民主党幹事長への答弁の中で申し上げている文官統制の話なんですけれども、この中で、大臣は、  この文官統制という言葉は、政府としてその考えをとって...全文を見る
○下地委員 昭和四十五年の四月七日の衆議院の本会議で、佐藤総理大臣が  現在、自衛隊のシビリアンコントロールは、国会の統制、 大臣がよくお使いの。  内閣の統制、防衛庁内部における文官統制、及び国防会議の統制による四つの面から構成されておりまして、制度として確立されている ...全文を見る
○下地委員 中曽根防衛庁長官が、昭和四十五年四月の十五日、  三軍がばらばらにならないように、そういう意味で内局においてこれを統合するということは非常に大事な要素でもあるのです。 内局というのは長官を補佐する。いろいろ部隊、各幕に対して指示を与えるときも内局が審査して、そして報...全文を見る
○下地委員 福田内閣時代に、防衛前事務次官を初めとする防衛省・自衛隊の一連の不祥事を受けて官邸に設置された防衛省改革会議の報告書には、  戦後日本における文民統制(シビリアン・コントロール)の在り方が独特であったことを想起しておかねばならない。戦後の政党政治がなお未成熟であり、...全文を見る
○下地委員 大臣が一貫していることはもう御尊敬申し上げますけれども、今までの歴史の中で数々の国会答弁がある中で、こうやって、文官統制があった、また国民の中にも、今まで文官統制という言葉が国民の世論の中にあったというのは、戦争が終わって今七十年の歳月がたっていて、それで自衛隊が実力...全文を見る
○下地委員 シビリアンコントロールという中で、文官統制という言葉は、この法律が出たらもう、発言はなくなってきますよ。文官統制という言葉はなくなって、文民統制、政治家がしっかりする、そういうふうなことに私は変わる、大きな転換期になってくるのではないかというふうに思っておりますから、...全文を見る
○下地委員 この前大臣は、運用停止というのは飛行しないことと答弁したんですよ。僕はびっくりしたんですよね。これは、辺野古ができ上がるのに八年から十年、今のような状況だったらかかる。五年以内の停止だというと、あと三年と六カ月かな、仲井真さんが合意したのが二年前の、おととしの十二月で...全文を見る
○下地委員 今の大臣の、努力をしていく、これが一番いいと思いますね。もうこれ以外ないんです。これは相手もいることですし、また、私たちも、沖縄側も、急激に過重な要請をして、急に閉めろとか全部をすぐ県外に持っていけといっても、これは簡単にできないことはもうわかり切っていることなんです...全文を見る
○下地委員 この移設協議会をつくったときは、普通ならば、移設を受ける方にだけSACOのお金が行っていたんですけれども、初めてなんですよね、基地を出す方にお金を出す協議会をつくってやったというのは初めて。その当時の那覇市長だった今の翁長県知事は、それで、今のセルラードームと言われる...全文を見る
○下地委員 国交省にお話を聞くと、F15が来て騒音がふえますねと言っても、それは私の管轄じゃありませんという話なんですよ。だから、国同士の関係では、私は、これはちょっとやはりおかしいよと。  それで、安全保障に貢献する地域というのはやはり評価されるべきだというふうに僕は思うんで...全文を見る
○下地委員 民生安定のこの今までのスキームは非常に弱いスキームだという認識を僕らは持っているんです。今回も、増強されてやる場合においても、この増強する機種が嘉手納基地と同じようなもので、違いがないようなものがあったにしても、この安定資金と、今皆さんが嘉手納町や北谷町でやっているも...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○下地委員 この防衛省設置法等の一部を改正する法律案、十分な審議をして、きょう採決をすることになっております。私ども維新の会は原案に賛成ということで、この審議で賛成させていただくことになっていますので、よろしくお願いします。  ただ、この法案は、多くの課題がいっぱいあって、私は...全文を見る
○下地委員 民主党時代に島嶼防衛という言葉も入れてスタートすることにもなったし、武器三原則の、輸出についてもスタートすることになったしというような経緯もありますから、そういうことを一つ一つ調整しながら、できるだけ多くの賛同を得るというような法律をぜひつくっていただきたい。  ま...全文を見る
○下地委員 すばらしいお答えですね。  私ども、大阪都構想というのに今全力を挙げてやっておりますけれども、地方が自分で決められるような時代、そして安全保障は国の骨格としてみんなで決めていくというような仕組みがいいのではないかというようなこと、今、地方と言って、安保法制度の話じゃ...全文を見る
○下地委員 今回、オスプレイを十五機ですか、購入する、新聞紙上によると、これだけでも三千二百億ぐらいかかるんではないかというような記述がありました。  安保法制度がもし成立をした後に、これに対応するような防衛省の姿をつくっていくとなると、僕は、予算的にも多くの予算が必要になって...全文を見る
○下地委員 二つ目ですけれども、統合運用機能が今回強化されることになりました。統合幕僚監部と内部部局との連携ということが非常に問われるような組織が必要になってくるわけですけれども、内部と統合幕僚監部とのベストミックスみたいな、人事交流みたいな、そういうようなものが非常に必要化され...全文を見る
○下地委員 今回、運用局というのがなくなるわけですけれども、そういうふうな意味では、文官と自衛官の交流が、今大臣がおっしゃったように相当多くなってくるということは非常にいいことだというふうに思っておりますから、これからもこの姿をできるだけ、お互いのベストミックスみたいな形でふやし...全文を見る
○下地委員 今大臣がおっしゃったように、国会と内閣と防衛省とありますけれども、内閣と防衛省というのは、時の与党がそれは指導するわけなんですよね。国会においても与党というのが過半数を超えていて、それが内閣を構成して防衛省の大臣になってという形になってくるんですね。だから、文民統制に...全文を見る
○下地委員 そういう意味でも、私は、この前安倍総理が訪米なされて、安保法制度をこの七月までには成立させたいと、まあ、思いであるというようなことを言っていますが、思いはわかりますよ。しかし、国会というのは、お互いやっていて、生き物じゃないですか。大臣の答弁で紛糾してみたり、また、質...全文を見る
○下地委員 総合調整機能、内部部局と防衛装備庁と統合幕僚監部その他の機関の所掌事務についての統一的な役割を果たしていかなければならないというようなこともありますけれども、これをやる上で、この統一的な調整機能をやっていく上での、大臣がこういう心構えとかこういう基準だとかいうようなも...全文を見る
○下地委員 中谷大臣のようによく防衛省を存じ上げて指導力のある人が防衛大臣になれば問題は余りないと思うんですけれども、たまにそうじゃない人がなる場合もありますから、組織的に総合調整がちゃんとできるというような機構づくりみたいなものが物すごく大事になってくるのかなというふうに思って...全文を見る
○下地委員 今回の配備計画が完了するのが二十七年末までなんです、ことしの末まで。那覇空港ができるのがあと四年ぐらいかかるんです。四年間は、そういうふうな厳しい、タイトなタイムスケジュールの那覇空港であるんですよね。  だから、四年間というのは短いようで長いので、二本目の滑走路が...全文を見る
○下地委員 民生安定、住宅の防音工事と同時に、公民館とかコミュニティーをつくるところがあるんですけれども、こういうところをきっちりとつくって、住民の方々がその地域に集まってコミュニケーションをとれるようなことに関しても充実をぜひ図ってもらいたいというふうに思っておりますけれども、...全文を見る
○下地委員 きょうこの法律が通りますから、よりよいこの法律の施行にぜひ頑張っていただきたいなというふうに思っています。  まだ少し時間が残っていますけれども、質問のネタが切れたので、終わります。  ありがとうございました。
○下地委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     防衛省設置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の諸点...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号
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○下地委員 維新の党の下地幹郎でございます。  私の前の柿沢未途さんの質問で、ちょうど七十九時間になりました。政府でよく言われる八十時間という一つのラインを私が超えることになると思います。  この七十九時間、ずっと出席なされて答弁して、一番答弁したのは中谷大臣ですね。中谷大臣...全文を見る
○下地委員 では、これからあと百二十時間頑張りましょう。  浜田委員長が速記をとめてくださいと言った数が、きょうで八十一回ですよ。四時間になりましたね。ことしの予算委員会で委員長の速記をとめてくださいというのは一回もありませんでしたから。ということを考えると、この委員会がいかに...全文を見る
○下地委員 質問に入らせていただきますけれども、中谷防衛大臣、ちょっとこのパネルを見ていただきたいんですけれども、これは防衛白書に書いてある、一枚目に出てくるパネルなんですね。これを見ていただいてわかるように、私どものこの国の周辺で一番に重要な課題というようなことがあるから、防衛...全文を見る
○下地委員 総理、七十年なんですよ、七十年。七十年という時間の中で、なぜこの二つの安保条約の取り残された課題を日本の政治が解決できないのか。  私は、この前の、去年の集団的自衛権の閣議決定のときには落選していて議員ではありませんでした。そのときに私が思ったことは、これだけの集団...全文を見る
○下地委員 これから、寄り添うという言葉を、寄り添うという言葉の重みを、政治の場で、これは総理も私もですけれども、感じながら、沖縄問題という、問題がついている県は沖縄だけですから、しっかりと私たちも、与党であろうと野党であろうと、ぜひ頑張って解決をしていきたいというふうに思います...全文を見る
○下地委員 この内容を少しだけ説明させていただきます。  これをちょっと見ていただきたいんですけれども、昨日、元内閣法制局長官の阪田先生にもこの法案の中身を見ていただきました。また、伊藤真先生にも見ていただきました。小林節先生、参考人で来ていただいた先生にも見ていただきましたけ...全文を見る
○下地委員 もう少し維新案を説明させていただきます。  ちょっと見ていただきたいんですけれども、集団的自衛権については、私たちは、武力攻撃危機事態というようなことで、できません。存立危機事態という政府案とはちょっと違う考え方。  グレーゾーンに関しては、領域警備法を今度出させ...全文を見る
○下地委員 私は、長妻さんの駆けつけ警護があるのでここには座れません。別の方が座ることになると思います。  それで、もう時間が来ておりますから、この七十九時間の論議の中で一つだけ私が疑問に思っていることを、きょうは中谷大臣とお話をさせていただきたいと思うんです。  自衛隊のリ...全文を見る
○下地委員 大臣、私が申し上げていることと大臣は全く同じことを言っているんですよ。私が言っていることは全く同じなんです、リスクがふえるけれども、リスクは防衛省や自衛隊員の能力で極小化できる。このグラフを見てわかりませんか、今あるリスクよりも能力で小さくすると書いてあるんですよ。同...全文を見る
○下地委員 大臣、この部分だけは、七十九時間やっているけれども、納得いかないんですよね。  大臣、これをもう一回読んでみてもらえませんか。「新たな任務で新たなリスクが増える。 しかし、自衛隊の経験・能力・装備の充実等でリスクを極小化し、これまで以上のリスクにしない」、これでいい...全文を見る
○下地委員 言っていることがわかると言うんだったら、はいと言ったらいいんじゃないですか。  総理がおっしゃっているように、自衛隊が出動するときは、リスクがあるときにだけ出動するんですよね。リスクがあるときに自衛隊が出動して、自衛隊は国民のためにリスクを下げる、これはそのとおりな...全文を見る
○下地委員 総理が山口に空中給油機を移設した、あれは相当に危険の除去になりましたよ。あれはもう長年できなかった行為ですから。空中給油機というのは一番怖いんですよね、あれだけの空輸する燃料を積んで、離発着して、あの飛行機が落ちることを想像するだけで、これは大変なことになるぐらいのリ...全文を見る
○下地委員 時間ですけれども、丸山さんの御理解をいただいて、あと少し。  あした、翁長知事とお食事をなさるという記事が出ていましたけれども、それは非常にいいことだと思うんですね。やはり会議の場だとお互いが胸襟をなかなか開けないですけれども、お食事しながら話をする。考え方が違って...全文を見る
07月08日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号
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○下地委員 下地幹郎です。  きょうは、参考人の皆さんにお時間をとって来ていただきまして、ありがとうございました。心から感謝申し上げたいと思います。  この平和特の委員会も、先週の金曜日でもう八十時間を超えました。  いろいろな論議を八十時間の中でやってまいりましたけれども...全文を見る
○下地委員 今、大田先生が言っている歴史的な背景というようなことをしっかりとまた私たちも勉強して、これから論議を深めていきたいと思います。  それで、先生、憲法の話で先生がおもしろいことを言っているんですけれども、毎日新聞のインタビューに答えて、「沖縄ほど憲法の恩恵に縁のないと...全文を見る
○下地委員 大田先生、もう一つお聞かせいただきたいんですけれども、今、稲嶺市長も大田先生も反対だというような、この辺野古の問題です。  もう相当の時間がたちました。モンデール・橋本会談からこうなってきているわけですけれども、そのときに、橋本元総理はお亡くなりになりましたけれども...全文を見る
○下地委員 先生、私が先ほど質問した橋本さんの話の中では、橋本さんは東海岸ということをおっしゃったんですか。
○下地委員 では、普天間は返すけれども、東海岸に代替をつくるということを明確に言ったわけですね、電話の中では。
○下地委員 終わります。ありがとうございます。
07月15日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第22号
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○下地委員 維新の党の下地幹郎でございます。  もう百十時間を超える審議をしてまいりました。この審議、百十時間、ここにいる委員の皆さんもこの席に座りながら、総理の答弁、外務大臣の答弁、防衛大臣の答弁、そしてきょうお座りになっている民主党、維新の党の提出者の答弁と聞いてきたわけで...全文を見る
○下地委員 自民党の後ろの方から、時間と質疑の内容だよと。そのとおりなんですよ。時間が十二分になければ質疑は深まりませんよ。しかし、内容のどこをもってこれが充実したかというと、どの声を私たちが大事にすべきかといったら、それは国民がこの審議を聞いて十二分に納得しているかどうか、この...全文を見る
○下地委員 この百十時間の審議を聞いている中で、私は大きな分岐点が二つあったと思うんです。  一つは、憲法審査会において憲法学者の方々がこの法案を違憲と言ったときに、やはりこの委員会の雰囲気が変わりましたね。どういうふうな憲法学者の判断があるか、発言があるかというのを注視してい...全文を見る
○下地委員 よく総理も菅官房長官も、自衛隊が創設されたときの憲法違反の話と、PKOのときの国民世論がなかなかついてこなかった、この話をするんですよね。  自衛隊が創設されたとき憲法違反だというふうに言っていても、自衛隊の役割を明確に専守防衛とやっていたから結果的には国民の理解が...全文を見る
○下地委員 総理、対案じゃないんです。独自案。  今、総理からお話がありましたけれども、私たちの党の考え方としては、総理がこの前も答弁でおっしゃったように、私たちの独自案はこの委員会での積み上げによってできたんじゃないかと言っていますけれども、そのとおりなんですよ。この委員会の...全文を見る
○下地委員 今井提案者、三本の法律を出しましたけれども、この三本の法律を出されて、政府との見解の大きな違い、うちの独自案と政府との見解の違い、そして自分のところはここがいいんだというようなことを答弁してください。
○下地委員 具体的なことについてちょっとお聞きしたいんですけれども、丸山提案者、周辺事態法、政府が出されている存立事態とうちの武力攻撃事態法、この明確な違い。このことが一番重要なところなので、それについて国民にしっかりとわかるように説明をお願いしたいと思います。
○下地委員 総理、今、我が党の提案者が三点にわたって、政府案との違いであったり、趣旨であったり、周辺事態に対する考え方であったり、こういうふうな三点を国民の前で発言させていただきました。総理、これを聞いてどう思いますか。
○下地委員 私たちは、合憲か違憲か、そして領域警備法の問題、そしてPKO、国際協力の問題について三本の法律を出させていただきましたけれども、この独自案を出すときにもなかなか党内においてもやはり難しいところがありましたよ。なぜかというと、今政府が出している法案がなかなか国民の理解が...全文を見る
○下地委員 参議院に行ってもまたこの審議は深まることになりますから、この独自案をしっかり国民にアピールしていく。  まあ、私がいつも言うように本気度ですよ、本気度。案を出したら本気度、とにかくねじ伏せてでも自分が出した案を通していく、そのぐらいの迫力を持って出さないと与党にはな...全文を見る