下村博文

しもむらはくぶん

小選挙区(東京都第十一区)選出
自由民主党
当選回数9回

下村博文の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○下村委員 教育問題を中心として質問させていただきたいと思いますが、今、加藤同僚委員から質問がありました耐震化の問題でございます。  これは、私は高校無償化法案を中心としてきょうは質問したいと思っておりますが、この予算が三千九百三十三億円、これを確保するためにほかの予算が相当カ...全文を見る
○下村委員 総理、明確に答弁していただきたいと思うんですよ。  総理は、施政方針演説の中で、キーワードが命を守るでしょう、今回。二十四回も命という言葉を使われた。それだけ、今回、総理が命について意識されておられるわけですね。  しかし、実際に、概算要求、これは麻生内閣のときで...全文を見る
○下村委員 総理、地方自治体から二千八百棟に対して要求が上がっているにもかかわらず予算に計上していないということは事実なんですよ、今回。それに対して、命を守るということについて、その地方自治体に対して対応できない、つまり御自分で言っていることと実際の予算は違う、こういうことですね...全文を見る
○下村委員 結果的には、施政方針演説の総理の命を守るというのは、予算の中には、教育においては全く配慮されていない、そういうふうに理解をいたします。  時間の関係で、次に、高校無償化法案について議論に入っていきたいと思います。  これは民主党のマニフェストの大きな目玉の一つであ...全文を見る
○下村委員 これはわざわざ選挙期間中に直嶋当時政調会長が、これはマニフェストに本当に明記されていますけれども、特定扶養控除は存続すると言っているんですね。実際に、十六歳から十八歳まで、しかしその部分はカットされているわけです。それで、事実上この高校無償化法案について財源にしている...全文を見る
○下村委員 これはもう明らかに国民に対してうそを言っているということですね。特定扶養控除については存続するとマニフェストに明記しているわけですから。それにもかかわらず、存続していると言い張っていること自体、なおかつ、現行制度は維持するということも明確に言っているんですね。ですから...全文を見る
○下村委員 全然答えていないですね。世界が無償化だから日本も云々というのは、それは教育の目的とか成果、効果じゃないでしょう。結果的に、今回の高校無償化法案について、政府はこれをすることによって日本の高校生の子供たちをどうしていきたいか、どんなような子供たちを育てたいか、これが全く...全文を見る
○下村委員 文科大臣、もっと国民の声、現場の実態というのをよく勉強していただきたいと思います。そんなふうに思っている関係者は全くいないですよ。  その中で、さらに、公立高校は授業料が無償化になる、私立は平均二十三万五千七百五円の学費負担が残る。今おっしゃったように、実際のプラス...全文を見る
○下村委員 都道府県によっては数%しか私立がないということを今引き合いに出されましたが、東京都なんかは私立の方が多いんですよ。都立高校が十四万で、私立が十七万ですからね。だから、少ないことだけで取り上げるというのは危機感がないというふうに思うんですね。  それから、既に私立高校...全文を見る
○下村委員 今、フォローのために都道府県が大変に苦慮しているということをよく調査していただきたいと思います。  最後に、総理が、すべての意志ある若者が教育が受けられるように、そして教育の格差をなくすための検討を進めるとおっしゃっているわけです。ですから、同じ財源であれば自民党の...全文を見る
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○下村委員 まず、千葉法務大臣にお聞きしたいと思います。  今国会に提出を検討している選択的夫婦別姓制度について、その検討、準備状況について今どうなのか。法務省内部の話ですと、三月十日閣議決定を目指しているということであるというふうにちょっとお聞きしておりますが、進捗状況につい...全文を見る
○下村委員 具体的にはお答えできないということですね。  平成十八年の内閣府の家族の法制に関する世論調査によりますと、夫婦別姓導入について、夫婦は同姓を名乗るべき、これについて三五%が賛成。また、夫婦同姓が原則だが婚姻前の姓を名乗ることができるよう法律を改めてもよいが二五・一%...全文を見る
○下村委員 冒頭、千葉法務大臣から御紹介があったように、離婚後の子供たちが、親権を持っていない別れた親と会えない。これは特別な事情ではなくて、毎年約三分の一が離婚している、そのうち七割近くが子供がいる。ですから、トータルでいえば我が国において百万人とも言われますが、夫婦は別れたら...全文を見る
○下村委員 先ほど、平成八年の法制審の答申においてというお話がありましたが、民主党の案というのは、またこれと違うんですね。民主党の選択的夫婦別姓については、千葉法務大臣が主導してこられたというふうにお聞きしております。  法制審の場合には、夫婦で氏が、姓が違って、しかし、子供に...全文を見る
○下村委員 千葉法務大臣のかつての発言の中で、戸籍を家族から個人単位に変えるべき、こういうのを主張されておられますね。こういう主張であれば、千葉法務大臣が民主党の法案として推進していたように、子供もみんなそれぞれ選択をさせる、どちらでもいいということの方が、これは千葉法務大臣の本...全文を見る
○下村委員 そもそも、なぜ夫婦別姓が必要なのかということの中で、先ほどちょっとお話がありましたが、我々も何が何でも現状のままということではなくて、例えば結婚に伴って姓が変わる、その場合、職場で通称使用として仕事をした方がよりスムーズにいくというような形での通称使用、旧姓を使えるよ...全文を見る
○下村委員 亀井大臣おっしゃるとおりなんですね。私も、亀井大臣が殺人事件の約半分が親族関係と発言されたということをお聞きして調べてみましたら、まさにそのとおりで、また最近ふえているんですね、それが。  ですから、まさにアパートの表札のように、さらに、三世代がもし同居するとしたら...全文を見る
○下村委員 平野官房長官、これは、国民新党が反対しても、例えば政権を割ってでも閣議にかける法案ですか。いかがでしょうか。
○下村委員 千葉法務大臣の今の答弁のように、現状お困りの方もいらっしゃいます。しかし、それは、夫婦別姓を導入しなくても先ほどのことは解決できることだと我々は考えております。そういう意味で、これは慎重に省内でもよく議論をしていただきたいというふうに思います。  ついでに、亀井大臣...全文を見る
○下村委員 全く同感でございまして、これは我々は憲法違反であるというふうに思っております。  また、よく推進派の方々が、韓国においても外国人の地方参政権を認めているではないか、このような主張をされます。確かに、日本人三百人ぐらいが選挙権があるそうでありますが、しかし、今御指摘の...全文を見る
○下村委員 平野官房長官、この外国人地方参政権の法案の取り扱いは、今、政府でどのような状況でしょうか。
○下村委員 外国人地方参政権それから夫婦別姓の問題、これはいろいろな問題が潜在しておりますので、慎重に対応していただきたいと思います。  それでは、亀井大臣と千葉法務大臣は結構でございます。ありがとうございます。  続きまして、天皇陛下の政治利用の問題について質問をしたいと思...全文を見る
○下村委員 それに対して、どんなふうに宮内庁は答弁されましたか。
○下村委員 それを受けて、十一月の三十日、ごらんになっていただきたいと思うんですが、政府として中国側に不可能と伝えたのは事実ですか。十一月三十日。
○下村委員 それを受けて、十二月七日、平野官房長官が再度宮内庁に打診したのは事実ですか。また、中国側に正式に不可能と伝えた、伝えたにもかかわらず、再度宮内庁に打診したのはなぜでしょうか。
○下村委員 この十二月の七日に、宮内庁の羽毛田長官が再び断ったのは事実ですか、宮内庁。
○下村委員 さらに、十二月の九日に、平野官房長官が崔天凱中国大使と官邸で会談し、陛下のお体のこともあり大変厳しい、首相と相談して結論を出したいと伝えたのは事実でしょうか。
○下村委員 同日、その十二月の九日に崔大使は、国会内で小沢幹事長と会談し、何とかして習副主席が天皇陛下と会えるようにしてほしいと協力要請を同時にしているんですね。それを受けて、十二月の十日に、平野官房長官が羽毛田長官に対して三度目の会見要請を行ったのは事実でしょうか。
○下村委員 十二月の十日に、平野官房長官が羽毛田長官に対して三度目の会見要請を行った、これは新聞報道に出ていますけれども。
○下村委員 十日に三度目の要請をしたんじゃないですか。三度目になりますよ、今度で。
○下村委員 官邸サイドからをトータルすると、そうすると三度目というふうに訂正します。長官自身は二回。  十日の日に、羽毛田長官に対して再度要請をしたということでよろしいわけですね。
○下村委員 そうしますと、会見が決まったのは十二月の十日だということになりますが、これは事実ですね。
○下村委員 いや、外務省から聞いたにしても、会見が決まったというのは十二月の十日であるということは事実ですね。
○下村委員 今の官房長官の答弁のように、最終的に決まったのは十二月の十日なんですよ。鳩山総理は、十一日の記者会見で、一カ月を数日間切ればしゃくし定規でだめだということで、果たしてそれが本当に諸外国との国際的な親善の意味で正しいのかという話をしている。実際は全然違うんですよ。今、認...全文を見る
○下村委員 それは、平野官房長官の今の論理そのものが飛躍していますよ。みずから、あなたが十二月の九日に崔大使と会談して、難しいと答えているじゃないですか。だから、決まっていないんですよ、全然。九日には決まっていなかったんですよ。決まったのは、実際は十日ですよ。私の論理の方がはるか...全文を見る
○下村委員 では、一カ月ルールというのをもう一度説明してください。どういうことですか。
○下村委員 宮内庁に確認しますけれども、そうしますと、会見が決定するのが実際会見の行われる五日前、こういうことは今までありましたか。
○下村委員 では、宮内庁にもう一度お聞きしますけれども、十一月の二十六日に来た、しかし断ったんでしょう、受けたわけじゃないでしょう。違うじゃないですか。はっきり言ってください、それは。
○下村委員 では、もう一度確認しますが、宮内庁で、最終的に天皇陛下が習近平副主席との会談を了解したと返事したのはいつですか。
○下村委員 ですから、宮内庁は、十二月の十日以前まではこれは断っていたわけですよ。最終的には再三再四の要求で受けざるを得なかった、十二月の十日に。そういうことなわけですよ。  なぜ十二月の十日に受けざるを得なかったのか。それはまさに、民主党小沢幹事長訪中団が十二月の十日に北京で...全文を見る
○下村委員 いや、官房長官ともあろう人が、質問者に対して言いがかりという言い方こそ、まさに言いがかりでしょう。それは撤回して、もう一度きちっと説明してください。
○下村委員 まさにこれは小沢幹事長に対しての相当の萎縮といいますか、あるとしか考えられないですね。平野官房長官ともあろう人がそのような発言をするということ自体、これはまさに、小沢幹事長をそこまでしてあなたは守る必要があるんですか。それを申し上げたいと思います。  さて、内閣法制...全文を見る
○下村委員 今、長官から御指摘があったように、これは委員長が指示をしていただいたことでもあるわけです。いつまでに出しますか。いつごろがめどになりますか。時期について明確にお答えください。
○下村委員 委員長、では早目に取り扱いについて対応をよろしくお願いいたします。
○下村委員 今回の問題は、鳩山内閣の政治判断の決定的な誤りであると私は思います。  今回の御引見は、鳩山政権の対中外交を円滑化するために、一カ月ルールの慣行を破り、しかも、宮内庁は慣行を理由に二度にわたり断り、一度は正式に中国政府までその回答を行っている。それにもかかわらず、鳩...全文を見る
○下村委員 そもそも、第一義的責任を持つ宮内庁が二回も断っている、にもかかわらず会見の五日前に決まった、こんな事例はないと思いますよ。だからこそ、今お話しのようなことは全くこれは主観的な話ですから、きちっとした政府の統一見解を早く出してほしい、こういうことであります。  さらに...全文を見る
○下村委員 今、大臣が御指摘のように、我が党の参議院議員でもあります橋本聖子団長が厳しく指導したということでございます。  これは公的な行事で、なおかつ、この服も支給されている公式の服装ですね。さらに、日本選手団ハンドブックに、公人としてあなたの行動は、すべての人が常にどこかで...全文を見る
○下村委員 それでは、これから高校無償化法案に入りますので、宮内庁、外務省の方は退席していただいて結構でございます。  高校無償化法案について、先日も質問をいたしました。これは、川端文科大臣、先日も御指摘をしましたが、新たに四千億近い税金を投入する中で、そこになぜそれだけのこと...全文を見る
○下村委員 今、経済的な理由で高校中退をする生徒が二、三千人とおっしゃいましたか。全部で、毎年どれぐらいの高校生が中退されているか御存じですか。
○下村委員 川端文科大臣がみずからお答えになったように、実際、経済的な理由で中退する生徒は二、三千人なんです。中退そのものは七万人いるんです。つまり、経済的な理由というのはメーンじゃないんですね。  今回の高校無償化法案というのは、そういう意味では、学力と公共性とおっしゃってい...全文を見る
○下村委員 いわゆる学校法人ではないからですね。文部科学省としての直接の監督権を持っていないということだと思います。  朝鮮学校で行われている教育というのは、北朝鮮を祖国と呼ぶ、北朝鮮の公民化教育、民族教育が行われております。この朝鮮学校への公金の支出というのは、ですから、憲法...全文を見る
○下村委員 各種学校であれば一律に対象とするということではなくて、一つ一つどれが対象になるかならないか、これを省令で決めていくということなわけですね。  しかし、これは四月一日からですよね。きょうはもう二月の十五日、あと一カ月半。いつ決めるんですか。なおかつ、省令ということであ...全文を見る
○下村委員 法律が通った後決める。これは当然国会でですよね。参議院も含めてですよね。参議院で法律が通った後、決める時間があるんですか、省令。四月一日からスタートできるんですか。
○下村委員 基本的には法律が通ってそれから省令を決める、しかし国会審議の中で議論もしていきたいということですね。そういうことであれば、あえて質問したいと思うんですけれども、大臣の文部科学省はこれと相矛盾することを今やっているんですよ。  それは、本年の一月十四日と十五日、各都道...全文を見る
○下村委員 先ほど大臣がみずから言われたように、例えば各種学校をどこで線引きするかどうか、これからの議論だ、わからないわけですよ。そういう中で説明するということは、まさにその整合性、論理性、自治体からしたら相当困る話になってくると思うんですね。これは国会の議論も踏まえてということ...全文を見る
○下村委員 先ほどの各種学校の省令の線引きを含め、これは文科大臣の方で、国会審議に供するように、基本的なたたき台についてはぜひ早目に提示をしていただきたいと思うんですね。それが一番、国会の中の論戦で結果的にスムーズに省令を決めることにつながってくるというふうに思います。  同じ...全文を見る
○下村委員 私が申し上げているのは、議論に供するたたき台を文科省が早目に出していただかなければ、結果的に一番困るのは地方自治体であり、あるいは私立学校であるということを申し上げているわけであります。  同じようなことを前回も公私間格差で御質問を申し上げましたが、私は、率直に言っ...全文を見る
○下村委員 年収二百五十万あるいは三百五十万の私学の生徒の親の年収に応じたかさ上げというのは、対象がわずか一二%なんですね。ですから、事実上は、公私間格差というのはやはり拡大する、そういうふうに指摘を申し上げたいと思うんです。  そもそも、川端大臣、最初、民主党のマニフェストで...全文を見る
○下村委員 時間になりましたから終わりにしますが、先ほど官房長官からも、夫婦別姓あるいは外国人地方参政権、慎重に対応していくというお話がありました。  私は、この高校無償化法案も、地方自治体から見たら、四月一日スタートの中で、いまだにその全容が明らかでない、どこまでが範囲なのか...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。  きょうは二回にわたってでございますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。大臣の都合ということで二回に分けさせていただきましたが、両方とも出ていただけるということ、ありがとうございます。  川端大臣にまずお...全文を見る
○下村委員 これは川端大臣が就任される前からでありますけれども、文部科学省としても、北海道の教育については北教組の影響等で大変な問題が各地域で生じているという認識を持って、北海道教育委員会次長、ナンバーツーですね、文科省から出向させているんです。それだけ国としても北海道の教育問題...全文を見る
○下村委員 小林千代美議員ですが、大臣と同じ政党に所属されておられ、既に選挙違反で連座制が問われている。さらに、北教組のこの裏金献金一千六百万問題等も出てきた中で、これはやはり政治家としての責任がさらに問われているのではないかと思うんですね。特に、北教組という教育に関係する組合絡...全文を見る
○下村委員 同じ民主党に所属をされている先輩議員の立場としても、やはり、国会議員としての倫理観あるいは政治的責任、これについては、特に北教組絡みですから、しっかりと指導、アドバイスをしていただきたい。我々としては、即刻議員辞職を求めるものでございます。  先ほどお話にありました...全文を見る
○下村委員 先ほど御指摘を申し上げたように、この資料は北教組の日高支部がつくった資料ですから、事前にお手元にもあるということですから、十二分に、入学式、卒業式、この対応について、北海道の教育委員会等に働きかけながら、このようなことがなされないように、文部科学省としても十分に指導し...全文を見る
○下村委員 その法令がないんですね。これは、予算委員会で馳委員も、また、参議院で義家議員も取り上げました。教育公務員特例法第十八条第二項、罰則規定がない。教育公務員は国家公務員のような罰則規定を当時設けなかった。それは、教員だから、それだけの識見もあるし、また社会常識、バランスも...全文を見る
○下村委員 我が党も、この教育公務員特例法第十八条の第二項、これについては削除する、それから第一項も、「当分の間、」を削除する、改正をするということで議員立法として近々に、さきの国会で廃案になりましたので、改めて今国会で提出をして、そしてぜひ議論をしていただきたいと思いますが、今...全文を見る
○下村委員 川端大臣、最初に御指摘を申し上げましたが、川端大臣も組合活動をされておられたということですが、北教組とは全然違うことだったと思うんです。この北教組の問題等、それは事実関係を確認すると言っても、逮捕者も出ているし、連日の報道もされているし、だれが見ても事実は事実としても...全文を見る
○下村委員 文科大臣としての責任を全然感じていない答弁ですね。これは大臣、コメントが北教組と同じですよ。北教組は一日夜、コメントを発表した。「逮捕容疑のような事実は一切なく、不当な組織弾圧と言わざるを得ない」、「このような不当逮捕に対して、嫌疑を晴らすべく組織一丸となってたたかっ...全文を見る
○下村委員 私が言っているのは、大臣の答弁よりは日教組のコメントの方がはるかに国民に対して誠実である、こういうことを申し上げているわけです。このことは、引き続き同僚委員がこの北教組問題を取り上げますので、時間の関係で、本題の高校無償化法案について入っていきたいというふうに思います...全文を見る
○下村委員 今の答弁は、人間個人川端さんとしての御発言であれば、それは私はよしとします。しかし文科大臣として、果たしてそれだけで本当に子供たちの学力が伸びるのか、公共性が高まるのか。全然関係ない話だと思うんですね。  お手元に資料、下から二番目だと思いますが、「諸外国の後期中等...全文を見る
○下村委員 一人の落ちこぼれを出さない政策が施行される前は七〇%ぐらいが落第していたんですね。七〇%が落第していたんです。それが実施されるようになって、まあ今は五〇%ぐらい。半分ぐらいは落第しちゃっているんですよ。でも逆に言えば、それだけ、高校を卒業するときにはきちっとしたやはり...全文を見る
○下村委員 この間、大学生百人の前で講演したことがございまして、幾つかアンケートをしたんです。自分はだめな人間か、それともすぐれた人間か、どちらかに分けたらどっちに自分は入るかと手を挙げてもらった。大学生百人、自分はだめな人間だと思う、手を挙げた子が九割いるんですよ。これが日本の...全文を見る
○下村委員 もう一つ、公共心を高める、おっしゃっていましたね。しかし、先ほどの答弁で公共心は高まらないですよ、今の高校生に。具体的ににどうしていきますか。
○下村委員 メニューは出そろってはいないと私は思います。教育基本法が改正をされた中に、それまでなかった例えば家庭教育、教育における第一義的責任は保護者にある、親にあると。例えば、こういうふうな改正教育基本法もまだできて数年しかたっておりませんし、新しい教育理念のもとにどうするかと...全文を見る
○下村委員 ちょっと勘違いをされた答弁ではないかと思ったんですが、私が問題提起をしているのは、高校における公私間格差をもっとさらに是正すべきであるという視点を持ちながら、一方で、中学校については、義務教育だから一切そういう、私学助成はありますけれども、公私間格差という前提で今回の...全文を見る
○下村委員 時間が参りましたので、とりあえず、午前中の私の質問は終了させていただきます。  ありがとうございました。
○下村委員 また質問させていただきたいと思いますが、きょうは大臣の都合で質問時間が変更になりまして、与党理事の皆さんに申し上げますけれども、民主党が野党のとき、要求をしていた大臣との質問ができないということで審議を中断したこともありました。きょうはそういうことはしませんし、素直に...全文を見る
○下村委員 五時半から御苦労さまでございます。  読売新聞の社説に、見出しが「格差解消の本質を見失うな」ということです。「高校の授業料無償化法案の本格審議が、五日から衆院文部科学委員会で始まる。限られた財源で教育格差をどう解消していくか。それが本質ということを見失ってはならない...全文を見る
○下村委員 文科省から専修学校の概要について一枚紙をいただいたんですが、この中で専修学校は、今のお答えであれば、高等課程と専門課程と一般課程に分かれておりますけれども、この高等課程、全部で専修学校が三千三百四十八校ありますけれども、この中で高等課程というのは四百九十四校ですが、こ...全文を見る
○下村委員 わかりました。  それでは、各種学校について同じことをお聞きしたいと思います。
○下村委員 いや、お聞きしているのは、各種学校における今回の該当する学校はどこですかとお聞きしているんですよ。
○下村委員 そうしますと、各種学校の中で今回該当するのは外国人学校だけであるということですね。一応、対象となる外国人学校というのは幾つあって、生徒数は何人ですか。
○下村委員 きのう文科省からいただいた資料の中で、この各種学校については……。訂正しますか、はいどうぞ。
○下村委員 三十六校の中で朝鮮学校は幾つありますか。
○下村委員 十一校ですね。この朝鮮学校についてが、今回最大のテーマでございます。  これについて中井拉致担当大臣が発言をされておられまして、本来、中井大臣にお越しいただきたかったんですが、時間的には来られるそうなんですけれども、どうしてもいろいろな事情で来られないということで、...全文を見る
○下村委員 総理にも来ていただきたかったんですが、このことについて鳩山総理も、記者団に対して、中井大臣の考えも一つだ、そういうふうに動いているというふうなことで、無償化の除外です、朝鮮学校を除外するだろうと示唆するような発言をしているということなんですね。  これは改めて委員長...全文を見る
○下村委員 先ほど大塚副大臣から答弁がございましたが、それを受けて川端文科大臣はどのようにお答えになったんでしょうか。
○下村委員 この朝鮮学校がなぜ各種学校なのか、文科省でどなたかおわかりになる方がいらっしゃったら答弁をしていただきたいと思うんですけれども、どなたかおわかりになりますか。
○下村委員 これは専修学校だけでなく学校法人も可能だと思うんですけれども、なぜ学校法人にならないのか。おわかりになりますか。
○下村委員 私は、十条の朝鮮学校は、七、八年前ですけれども視察に行ったことがございまして、選挙区が板橋ですぐ隣接をしているということで、そこの校長先生以下、経営者、経営陣の方々とも相当詳しくそのときに話をお聞きしたことがございます。  ここの十条の朝鮮学校は、学校法人になる条件...全文を見る
○下村委員 残念ながら進展が、新政権になって半年になりますが、国民には見えません。ぜひ、この拉致問題、それから核の脅威含め、これは我が国と北朝鮮の国交正常化がなされて初めてそういう部分も同時に解決するということになってくると思いますし、政府として全力で力を入れていただきたいという...全文を見る
○下村委員 これは、今回の各種学校の、朝鮮学校だけではなく外国人学校すべてに該当することでもあると思うんですが、お聞きしたいんですけれども、憲法八十九条との関係です。  憲法八十九条で、公の支配に属さない慈善、教育もしくは博愛の事業に対し、これを支出してはならない、こういうのが...全文を見る
○下村委員 つまり、教育機関に対してのことではなくて、個人に対する助成であるという整理であると。  それでは、インターナショナルスクールに対しては、教育内容についてはどんなふうにチェックをされますか。
○下村委員 これはやはり教育の内容に入らざるを得ないと思うんですね。それぞれの学校でどういう教育をしているのかということについて、それが、我々の立場でいえば反日教育をしているのか、していないのかということも一つのポイントだというふうに思いますし、また、高校教育課程に類する課程とい...全文を見る
○下村委員 いずれにしても、この三十六校に対しては、同じ条件の中でオーケー、ノーということであれば、その中身についてやはり精査する中でチェックできる仕組みがどうできるかどうかということが担保されないと、これは公金を投入することはできないということになってくると思います。では、この...全文を見る
○下村委員 これは文部科学大臣のお立場では答弁ができないことだと思いますが、やはり国交があるかないかということは、これは重要なポイントだというふうに思います、なければわかりませんから。つまり、教育担当大臣としては出してあげたい、しかし、政治的な政府としての立場から見たときにどうか...全文を見る
○下村委員 今、大臣は非常に重要な答弁をされました。私は、日教組の意向どおり、鳩山政権はだんだんこの学力テストをやめていく方向に向かうんだろう、その初年度が三二%の抽出だというふうに理解しましたが、そうでないという答弁でした。  しかし、半数以上は自主参加。やはり不公平じゃない...全文を見る
○下村委員 この学力テストは、国がやる意味というのは幾つかあると思うんですね。  一つは、やはり義務教育である。ですから、都道府県ごとに参加するしないについて自主的でどちらでもいいということではなくて、国が全額責任を持つべきものである。  それから、なぜやるのか。これはやはり...全文を見る
○下村委員 そのときの中教審の答申と今回のきょうの記事は、状況が違うんです。私はそういうことを言っているんじゃなくて、出すところと出さないところ、つまり、抽出のところと、抽出に漏れたところが自主的にやっている。そういうのをそのまま続けるんですか、結果的にはそれは地方自治体が負担し...全文を見る
○下村委員 そうすると、整理しますと、大臣、来年以降も抽出調査は三二%ぐらいでやる、抽出して漏れたところについては、自治体でその費用を負担するなりなんなりはそれぞれの自治体が判断してくれということでしょうか。
○下村委員 抽出が三二%しかないのにもかかわらず実施校が七三%なんというのは、普通あり得ないことだというふうに思います。それだけ、今の学力低下の子供たちの問題についてそれぞれの教育関係者が切実な思いで努力をしようという数字が、この半数を超えるところが自主参加というところにあらわれ...全文を見る
○下村委員 それが我々からすると非常に画一、均一的な、結果としてあしき平等主義的になってしまって、ある意味では、公立高校の無償化、公私間格差が結果論としてはさらに心理的にも広がっている。それから低所得者層の家庭の子供たちにとっては、今も御指摘のように、都道府県が相当援助していまし...全文を見る
○下村委員 先ほどの社説の記事のように「限られた財源で教育格差をどう解消していくか。それが本質ということを見失ってはならない。」ということで、まさに私はそのとおりだと思うんです。  それで、前回、同じ三千九百三十三億円あるのであれば、我々はその分を、所得制限を設けて、そしてその...全文を見る
○下村委員 予備費という話が出まして、今のお話のように、東京都でも具体的な数字が出ているわけですから、これは、調べていただければ四十七都道府県全部わかると思いますよ。この耐震対策について、合計で、では予備費でどれぐらい計上できるのか、トータルとして。これは早急に政府としてきちっと...全文を見る
○下村委員 時間が来てしまいましたので、また次回のときにこれは引き続き議論していきたいと思いますが、おっしゃるとおり、夏休みも間に合わないですよ、学校休みのとき。ですから、これをどうきちっと政府として対応するかということについて改めてお聞きしたいと思います。  以上で終わります...全文を見る
03月09日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文でございます。  三人の参考人の方々には、お忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございました。  財源さえ確保されて、また、これがきちっと今後も見通しがあるということであれば、方向性としては、国民にとっては望ましいことであることはそのとお...全文を見る
○下村委員 お聞きしたいことは山ほどあるんですけれども、済みません、時間の関係で次に移りたいというふうに思います。  いずれにしても、現段階においても私立高校の七割が定員割れをしておりますし、また、今の御指摘のように、例えば吉田先生の東京では、都立高校が十三万で私立高校は十七万...全文を見る
○下村委員 特に菊田さんは専修学校各種学校総連合会事務局長というお立場ですから、吉田さんの私立学校以上に、省令で線引きをする、しかし、その省令でいまだにどこまでを線引きするかが決まっていないわけですから、本当に四月から対応していくということについて、現場の事務局長としては大変なお...全文を見る
○下村委員 時間が来ましたので、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
03月12日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○下村委員 おはようございます。  松野官房副長官、なぜこの時期に、なおかつ、あなたはこの内容を把握していますか。全く内容がないですよ。何のために内容のないことをわざわざここで発言したんですか。
○下村委員 田中委員長、あなたは、外務大臣やほかの大臣を経験された大変に見識あるすばらしい政治家だと私は評価させていただいています。しかし、あなたは委員長でしょう。今の松野副長官の発言をお聞きになりましたよね。把握されましたよね。これは文科委員会の最初からの答弁、今まで川端大臣が...全文を見る
○下村委員 あなたの感覚はずれていますよ。そうじゃない。今の松野官房副長官の政府見解は、今までの文科委員会の議論を踏まえた発言になっていないということを言っているんですよ。あなたは委員長として、今まで取りまとめてきたこの委員会のことが全く政府見解の中に反映されていないじゃないです...全文を見る
○下村委員 そうじゃないですよ。あなたは委員長としてずっと審議にかかわってこられていたでしょう。今までの審議のいろいろな議論をお聞きになっていたでしょう。その審議について踏まえた発言になっていないじゃない、全然。
○下村委員 それは全然、委員長としてのリーダーシップで進めている委員会では全くないですね、そもそも。  これは川端大臣にお聞きしますけれども、今まであなたは、この各種学校についての内容、これについて、どこまでを対象にするかしないかについては、今までの議論の中で、客観的、普遍的な...全文を見る
○下村委員 これは全く答弁になっていない。こんな答弁じゃ審議に応じられません。(発言する者あり)
○下村委員 川端大臣、何回も同じことを聞いているんですよ。あなたは、今までの文科委員会の中でも、この各種学校について、どの学校を高等学校の課程に類する課程に置くかどうかについては、国会審議の中で、客観的、普遍的な判断基準が出るように努める、協力するということも、何度も何度も発言し...全文を見る
○下村委員 川端大臣は、先ほどの松野副長官の政府からの発言、政府見解ですか、これをちゃんと協議しているんですか。あなたも参加しているんですか。今までの大臣の発言がこの政府見解の中に全く入っていないじゃないですか。つまり、文科委員会の審議を踏まえた上での政府見解に全くなっていないで...全文を見る
○下村委員 いや、私が言っているのは、こんなのは政府見解じゃないですよ、こんなのは。ただの今までの論点整理的な、表面的なものをそのまま並べただけじゃないですか。全く踏み込んでいないじゃないですか。  きょうの朝日新聞の朝刊一面トップに「朝鮮学校無償化除外へ」、きのうの産経新聞で...全文を見る
○下村委員 いや、ですから、対象に入れるのか入れないのかの判断基準を聞いているんですよ。客観的、普遍的な判断基準として出してくださいというのをさっきから言っているんですよ。それが出てこなかったら議論のしようがないじゃないですか。
○下村委員 全く答弁になっていないですね。客観的、普遍的な判断基準を示さなければ、それは朝鮮学校が入るのか入らないのか、これは議論しようがないですよ。実際は省令で決めるにしても、国会審議の中でそれは大臣が出してもらわなかったら、これ以上審議できないですよ、大臣。(発言する者あり)
○下村委員 そんなの当たり前のことじゃないですか。今回の法案の中で、外国人学校を入れるか入れないか、これが出てきたわけでしょう、そもそも。それについての客観的な判断材料がなかったら議論のしようがないでしょう。その一つとして朝鮮学校が出ているわけで、別に朝鮮学校だけを区分けするとい...全文を見る
○下村委員 大臣、きょう採決するのであれば、今の答弁では、これはこれ以上質疑できないですよ。採決の前に明確にそれを出してください。きょう採決するなら明確に出してください。今出してください。
○下村委員 では委員長に確認を求めますが、きょう採決をするという前提であれば、先ほど文科大臣が、この高等学校の課程に類する課程として位置づけられたものについて客観的、普遍的な判断基準を、その前に明確に出していただかなければ、採決に応じることはできません。それは、委員長、取り計らい...全文を見る
○下村委員 大臣、これから委員会で幾らでもまだ審議時間があるのであれば、今の答弁はとりあえずは途中経過として認めてもいいですよ。でも、きょう採決するのであれば、今の答弁ではこれは了承できません。  その前に、既に鳩山総理等からいろいろな発言が出ているじゃないですか。報道でいろい...全文を見る
○下村委員 全然答弁になっていないですね。答弁が先ほどの質問に対して明確に出していただけなければ、審議はこれ以上できないですよ、大臣。
○下村委員 今の松野副長官の答弁は、全く答弁になっていないです。  それで、川端大臣、これはきょうの話じゃないですよ。前からずっと、このことについてはもっと客観的、普遍的な判断基準を明確に示せとお願いしているわけですよ。  これからも審議について担保してくれますか、委員長。ま...全文を見る
○下村委員 委員長にお聞きしているんですよ。あんな答弁で採決に応じることはできない。ですから、これからも審議については時間を担保していただけますかと。それだったら審議に、とりあえずは今の答弁の中で、前提でやっていきますよ。でも、きょう採決するという前提の答弁だったら、委員長……(...全文を見る
○下村委員 違った文言じゃなくて、何度も申し上げているのは、客観的、普遍的な判断基準についてもっと踏み込んでいただかないと、これは採決に応じられない、審議しようがないと。これは理事会で決めてください。理事会協議してください、今。
○下村委員 今の答弁は、先ほどの委員長の指示にも従っていませんし、そもそも答弁にはなりません。  これは、改めて大臣が客観的、普遍的な答弁がきちっとできるまで、これは質疑できないですよ。理事会協議してください、ちょっと。
○下村委員 何かいきなり細かい話になってきている。最初からきちっと話されればいいじゃないですか。全く審議拒否ですよ、まさにそちらの方が、大臣の方が。  今回の各種学校における外国人学校、対象三十六校。これはどこが当てはまるんですか、今の話の中では。
○下村委員 では、何でそれを話したんですか、大臣。当てはまるか当てはまらないかよくわからないのに、何でそんな説明をしているんですか、意味のないことを。大臣。
○下村委員 確認ですけれども、朝鮮学校を除く各種学校の中の外国人学校すべてということですか。
○下村委員 では、具体的に述べてください。朝鮮学校以外で該当しない学校はどこがあるんですか。  委員長、速記をとめてください。
○下村委員 鈴木副大臣、そのK・インターナショナルほかの二つの学校は国際バカロレアの資格があるとさっき言っていましたよ。どうなんですか、それは。はっきり答弁してください。
○下村委員 そうすると、この線引きでいうと、朝鮮学校とムンド・デ・アレグリア学校が該当しないという線引きがこの線引きだと言えるということで理解をいたしました。  川端大臣、九日の日に鳩山総理とお会いしていますね。そのときに、高校無償化法案の外国人学校の線引きについて御議論された...全文を見る
○下村委員 鳩山総理は、十一日、昨日、記者団に対して「客観的に(日本の)高校の課程に類すると言えるか、ということになる。何らかの客観的な基準を作ることが必要だ」、さらに、「ある程度時間がかかるんじゃないか」と発言しております。  客観的な判断基準として先ほどの事例を出されたと思...全文を見る
○下村委員 何か今のは答弁になっていないじゃないですか。何を言いたいのか全くわからないですよ、大臣。つまりどういうことですか。答弁になっていない、全然。
○下村委員 だから、それはわかっているんですよ。それ以外に違う判断基準が例えばあるんですかとさっきからお聞きしているんですよ。
○下村委員 いや、だから、全然答弁になっていないじゃない。  具体的に、では、とりあえずは、今その一つの物差ししかないということですか、先ほど答弁されたような。  違うんだったら違う答えを具体的に言ってくださいよ。全然言っていないじゃない。中川副大臣でもいいですよ、首振ってい...全文を見る
○下村委員 今の答弁では納得できません。  もうすぐ採決を予定されるんでしょう。あれが一つの、唯一絶対の判断だというんだったら、それはそれで一つの判断で結構ですよ。でも、それ以外にあるんだったら明確にしてください。それをさっきから求めているんですよ。
○下村委員 それは二つ目の判断基準を今提示されたということでよろしいわけですね。ちょっと確認します。
○下村委員 大臣、最初からそう言えばいいじゃないですか。最初から言えば、こんな無駄な、一時間半も浪費をしなくて済んだんですよ。何でそんな隠しているの。おかしいじゃない。
○下村委員 いや、当然のことだけれども、大臣、あなたはその当然のことを今まで一度も言っていないですよ。今回初めてですよ。初めて言っていて当然だなんということは、それは国会軽視も甚だしいですよ。  では、具体的にちょっと聞きます、もう時間もありませんから。  教育内容を客観的に...全文を見る
○下村委員 何か、はっきり言ったり言わなかったりで、答弁の内容に一貫性がないんですね。  では、大臣、最初の基準に戻ります。  最初の基準に該当しない学校というのは、朝鮮学校と、それから実質的にはもう一つの学校だけということですよね。それについては、客観的なチェックをするとい...全文を見る
○下村委員 最初からそういうふうに答弁してくださいよ。  国会審議というのは参議院もあるんですからね。どう見たって間に合わないのはもう明らかじゃないですか。  では、客観的にどうするんですか。第三者機関を設ける必要があるんじゃないかと文科省の中で議論をされていると報道されてい...全文を見る
○下村委員 それをいつまでに決めるんですか。はっきり明確に、期限で、あるいはどんなことを具体的に設定を考えているのか、チェック機関ですね、お答えください。
○下村委員 結果的には、四月一日にもう間に合わないということですよね。なぜそんな四月一日から急ぐ必要があるんですか。だって、対応できないところが出てくるわけでしょう。  これは、この外国人学校だけの問題じゃなくて、地方自治体の対応の仕方、それから私立高校の対応、事務的な手続、こ...全文を見る
○下村委員 川端大臣の答弁は非常にまだらなんですよ。詳しいところは詳しく答弁するけれども、本当に官僚答弁は官僚答弁。今のような答弁で通用しますか。それで地方自治体や私学あるいは外国人学校の方々が了解するという答弁ではとてもないです。  しかし、時間がないので次に移ります。  ...全文を見る
○下村委員 これからの国会審議にという発言をされましたので、委員長、きょう採決することはぜひ見送っていただきたいと委員長に申し上げたいと思います。
○下村委員 いつ協議されますか。
○下村委員 それが前提だったら、大臣、さっきのような答弁は通用しませんよ。もしかしたらきょうで終わりかもしれないわけですから。
○下村委員 いや、今の答弁も全く納得できませんけれども、とりあえず次に移ります。  先ほど決議のところで申し上げましたが、川端大臣にちょっと確認します。  客観的、普遍的な判断基準がたとえ決定されたとしても、朝鮮学校については現行法のもとではその基準に合致しているか判断する方...全文を見る
○下村委員 今までと答弁が違いましたね。今までは、たとえ決定されても、客観的、普遍的判断基準が決定されても、その基準に合致しているか判断する方法及び権限がないと言っていたんですよ。今までと答弁が違うわけですね。では具体的に答えてください。
○下村委員 川端大臣、自分の答弁について中身をわかって答弁しているんですか。だって大臣はさっき整理された中で、大学入学の基準については朝鮮系の学校は入らないと答弁されているんですよ、明確に。答弁されたでしょう。なおかつ、しかし個々においては云々といっても、今回は、個々についての話...全文を見る
○下村委員 大臣、質問に対して正確に答えていないんですよ、そもそも。私が質問で申し上げたのは、朝鮮学校については現行法のもとではその基準に合致しているか判断する方法及び権限がないということは答弁されていますねと。それに対して大臣が答弁したけれども云々で、今のは答弁になっていないで...全文を見る
○下村委員 今の答弁、全然理解できません。そこまで踏み込むんだったら、きちっと答えてくださいよ、きちっと。副大臣でもいいですよ。鈴木副大臣、きちっと答えてください。
○下村委員 だから、それは理解しますよ。それは理解します。  しかし、四月一日からですから、今検討している、検討しているだけでは、これは議論にならないですよ。いろいろな人から意見を聞いていますじゃなくて、文科省としても、さらに踏み込んで、ではどうするのかという具体的な案が出てこ...全文を見る
○下村委員 これに関連して、全く積極性が見られないですね、残念ながら。  これは、松野副官房長官、やはり鳩山総理に問題があると思うんですね。もうぶれにぶれまくっている。どういう方向性かというのがわからないというのが多々あると思います。ですから、我々は、この委員会で鳩山総理の発言...全文を見る
○下村委員 今は委員長に、総理をこの委員会でお呼び願いたいということを申し上げたんです。  今はもちろん総理は来ていないわけですから、これから松野副長官に、きょうのところは副長官にお聞きします。  総理は、二月二十五日の時点においては、「朝鮮学校の指導内容というか、どういうこ...全文を見る
○下村委員 松野官房副長官、答弁が違うじゃないですか。別に待っていないですよ、全然。  世間的に、いろいろな発言をされているというのは、そういうのをぶれていると言うんですよ。そのときそのときで前の人の意見に合わせたような発言をされているというのは、それはぶれているということなん...全文を見る
○下村委員 副長官、墓穴を掘るような答弁はしない方がいいですよ。それは、鳩山総理からは、なかなか自分の忠臣だというふうに思われるような発言かもしれませんけれども、国民的には、そんなことで納得するような答弁では全然ないですよ。だから、正直に、思ったことは思ったこととして、副長官とし...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 本会議 第14号
議事録を見る
○下村博文君 自由民主党・改革クラブの下村博文です。(拍手)  本日が鳩山政権がスタートしてちょうど半年に当たりますが、現在の内閣支持率の低さそのものが国会運営にもあらわれています。その一つが高校授業料無償化法案です。  まず、三月十二日、文部科学委員会で、田中眞紀子委員長が...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○下村委員 きのうは衆議院の本会議で、高校無償化法案、そして子ども手当が強行採決をされまして、我々は審議が十二分に全くされていないというふうに思っておりますし、非常に残念なことだと思います。  その後、四時から新宿駅頭で街頭演説をいたしました。我が党の総裁と馳浩筆頭、それから、...全文を見る
○下村委員 今御指摘のように、岡山県と愛媛県は、ことし、平成二十二年度から併用可とする予定ということで、これは文部科学省に働きかけてもらってそうなったんですね。つまり、昨年秋からこれについてはお願いをしておりました。  実際に、文部科学省を通じて都道府県で併用していないところに...全文を見る
○下村委員 まさに志、意欲、そして能力を持って高校、大学に進学しようとしている子供たちのために、ぜひ、そういうスタートラインに立てるような施策について積極的に対応していただきたいというふうに思います。  それから、高校無償化法案で、その理念、成果、効果、目的が明らかにされていな...全文を見る
○下村委員 今御指摘の心のノート、それから道徳教育総合支援事業、こういうものが廃止になったり、二十二年度の予算で二十一年度に比べて半減、半分に減っているんですね。半分に予算が減っている中で、本当に道徳教育に力を入れるということができるのかなというふうに思うわけであります。  先...全文を見る
○下村委員 今の大臣の答弁は、大臣の答弁としては当然のことだというふうに思います。  日教組が教育関係団体であることは事実ですが、しかし、この改訂学習指導要領における公共の精神とか規範意識については、これは非常に問題であると我々は思っているところでありますし、また、大臣もそのよ...全文を見る
○下村委員 まあ、言われたから出席したということですね。高井さんを責めてもしようがないので、これは私は川端文科大臣の見識の問題だと思うんですが。  同じく馳議員の質問主意書への回答の中で、これまでの日教組から文科大臣に対する教育研究全国集会への出席依頼については、その時々の文科...全文を見る
○下村委員 特に教研集会分科会とか特別分科会というのは、特に人権教育や平和教育などの分野で、これまでの文部科学行政とは非常に異なる、日教組の左翼イデオロギーが強くあらわれた内容のものが多々あります。  高井政務官は、この教研集会分科会などには出席、参加されましたか。
○下村委員 川端大臣、政権がどうなっているかわかりませんが、この日教組の教育研究全国集会、また案内があれば、大臣かどなたか出席をされるんですか。
○下村委員 他の教員組合と別に差別するわけではない、しかし、出席するかどうかはその都度判断するということを言われましたが、まさに今の民主党政権そのものだというふうに思うんですね。  北教組の問題に端を発して、我々は教育公務員改正法案を今出しております。決して学校の先生だけを何か...全文を見る
○下村委員 今後、日教組と文部科学省の政務三役がどんなスタンスでどのように対応されるのか、我々としては注視していきたいと思っております。  それから、高校無償化法案の中で、中途退学の話を申し上げたことがございました。実際に、経済的な理由で学校をやめざるを得ない子供というのは二千...全文を見る
○下村委員 暴力行為は急激にふえているんですが、しかし、同じこの文科省の調査によると、いじめの認知件数は逆に減っているんです。約八万五千件と、前年度が十万一千件ですから、一年で一万六千件減少しているんですね。これはどういうことなのか。  先月も、二月の十五日ですが、東京都清瀬市...全文を見る
○下村委員 私も、都道府県でこんなに極端に違うというのは、やはり調査方法に問題があるというふうに思います。  過去には、北教組が道教委のいじめ実態調査に対し、組織的に非協力的だったという事例があるんですね。別に教職員組合だけの問題ではなくて、そこにおける教育委員会の問題もあると...全文を見る
○下村委員 本来行うべきは暴力行為やいじめの根絶にあるわけですから、調査に正確を期すというのは当然ですけれども、同時に、この調査の結果をどのような暴力行為やいじめ防止に結びつけるのかがこれからの課題だと思います。時間の関係で、これだけでも相当時間がかかってしまいますので、改めて具...全文を見る
○下村委員 取り組むといっても、具体的にどう取り組むかというのは今の答弁でわからなかったんですが、調査は文科省が、〇五年の給食費の滞納、二十二億円で約十万人と。恐らくこれよりはふえているのではないかという気もいたします。子ども手当も政府として取り組まれるわけでありますから、これは...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文です。  きょうは、法務委員会で質問の時間をつくっていただきまして、ありがとうございます。感謝申し上げたいと思います。  まず、千葉法務大臣に、死刑執行についてお聞きしたいというふうに思います。  現在、死刑が確定している受刑者が百九人いるという...全文を見る
○下村委員 いや、全然答弁になっていないですね。  別のことからお聞きしたいと思うんですが、今回、中国政府が、麻薬密輸の罪によって死刑が確定した日本人四名、これをわずか四日間で執行したということでございます。  これについて、法務大臣としてはどのような見解をお持ちなのか、お聞...全文を見る
○下村委員 いや、私は千葉法務大臣の見解をお聞きしているんですよ、ほかの方がどう思っているかということじゃなくて。  ちょっと千葉さん、法務大臣になってから発言が余りにも慎重過ぎて、先ほどの死刑執行のサインについても、千葉さんらしくない法務大臣としての御発言であるというふうに私...全文を見る
○下村委員 いや、それも答弁がちょっと違うんじゃないですかね。  これは今回、日本人なわけですよ。国連のスタンスというよりは、日本人が、麻薬密輸という、我が国においては死刑対象にならない罪、これによって死刑対象になったわけですから、日本国内においては死刑にならない。中国には中国...全文を見る
○下村委員 菅副総理が、私とは大分立場は違うんですが、その私からすると、菅副総理でさえ、四月三日、北京に行ったときに、温家宝首相と会談しているんですね、このとき、この問題について、日本の基準からすると罰則が厳しいと思う人が多いと述べて、死刑執行の判断に異を唱えた。これは明確に温家...全文を見る
○下村委員 我が国は子供にとって幸せな社会システムになっているかというと、残念ながら、時代の大きな変化の中で、例えば家族制度なんかも、核家族化、あるいはその制度そのものが崩壊しつつある中で、それに対して離婚を禁止するということはできないわけですけれども、しかし、そういう家庭におい...全文を見る
○下村委員 今、ハーグ条約を締結している国が八十二カ国ですね。日本は締結をしていない。これは現在なぜ締結をしていないのか、その理由についていかがですか。
○下村委員 別に鳩山政権を責めているわけではなくて、我々の政権のときからの課題でもあって、これは我が国において不作為の作為であってはならないわけで、現実問題として、特に近年、国際結婚がふえていて、その中で破綻をしてしまったという夫婦もふえている中で、子供の連れ去り問題というのが、...全文を見る
○下村委員 一番典型的な国の事例、おわかりになりますか。  これは外務省からいただいた、例えばカナダの事例ですけれども、領事情報として、在カナダ日本国大使館が出している資料があるんですね。この中に、   カナダや米国の国内法では、父母のいずれもが親権または監護権を有する場合に...全文を見る
○下村委員 今の答弁は、抽象的でよくわからないんですけれども。  大臣、事ほどさように、実態がよくわからないという部分があると思います。しかし、先ほどの数字で申し上げましたように、毎年相当数の子供たちが、離婚によって、成人するまでそういうような境遇に陥っている。その中で、実際に...全文を見る
○下村委員 ちょっと違う角度から御質問させていただきたいと思いますが、お手元に資料四を用意していますのでごらんになっていただきたいと思います。  これは「ハーグ条約と国際離婚 国内法整備についての対応表」という表でございます。  例えば、連れ去りケースの中で、日本国籍の妻ある...全文を見る
○下村委員 予算委員会で選択的夫婦別姓については意見を申し上げました。  私は、今回の民法改正は切り分けたらいいのではないかと思うんですよ。  まず、我が党でも、全部反対ではなくて、例えば婚姻、女性を十八歳に上げるとかというような、ほかの項目について賛成できるところが多々ある...全文を見る
○下村委員 何か、わかったような、わからないような答弁ですけれども、子供の視点から、子供にとっての社会福祉とは何か、子供にとってより幸せに生きるためのこの国の法改正は何かというスタンスからぜひ考えていっていただきたいというふうに思うんですね。  ちょっと時間の関係で、また戻るか...全文を見る
○下村委員 これは何か千葉法務大臣らしくない発言ですね。これは、言われていることはそうかもしれませんけれども、では、現実問題としてどうやって解決できるのかというのは、この国において相当難しいですよ。  一番最初に御指摘しましたように、子供の貧困率というのは世界で最下位なわけです...全文を見る
○下村委員 大臣、先ほど離婚数が増加しているという話を申し上げましたが、近年、この十年間ぐらい、子供の環境というのは本当に悪くなってきているんですね。例えば、先ほどの面会交流の紛争なんかも激増していまして、一九九八年、調停が千七百件、審判が二百九十件だったんですが、二〇〇八年には...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。  まず、十四日のこの委員会で、また参議院の文部科学委員会でも決議をされました公立学校施設耐震化等の早期実施に関する件について質問をいたします。  これは、野党にとっては非常にじくじたるものがございます。そして、鳩山...全文を見る
○下村委員 大臣、その発想は逆なんですよ、地方自治体からいいますと。  私は、東京都とそれから地元の板橋区で確認をしたんですが、東京都の方は、このように担当者が言っておりました。例年、今のように、例えば五千棟とか二千八百棟とかいうふうに、計画案件について補正予算も含めた国の予算...全文を見る
○下村委員 先ほど御答弁の中にありましたが、契約金額によっては議会承認が必要なものが出てくるわけです。そうすると、ゴールデンウイーク前までに決定が必要な案件がやはりあるんですよ。  例えば、四月の下旬に起工して、五月の上旬に指名委員会を開いて、そして五月の中旬に入札をする、六月...全文を見る
○下村委員 いや、無理なんですよ。まさに隘路に陥っちゃっているんですよ。  例えば私の地元の板橋は、これは国庫補助金が出ても出なくてもつくるということでもう進めています。ですから、そういう自治体は、結果的にそれが国庫補助金の対象になるということであれば結果オーライということです...全文を見る
○下村委員 いやいや、我々はフォローしようと思っていますけれども、これはそもそも、文科省がどこまできちっと把握をしながら対応できるかという話ですよ。我々の問題じゃないんですよ。我々としては国会で決議したわけですから、やっていただきたいということで。これはまさに副大臣、今言われた、...全文を見る
○下村委員 私は、具体的に地元の板橋区で、ことし、二十二年度の小中学校耐震補強工事について聞いていて、ちょっとびっくりしたことがあるんですね。  これは、総額で七十二億三千万を工事しようとして、国庫補助金が出る出ないにかかわらずやろうということでここは進めております。しかし、そ...全文を見る
○下村委員 私も、施設整備費等が入っていて、それは補助金の対象にならないということをお聞きして、さらに確認をしたんですね。  施設整備費、例えば新たに校舎を建てる、そのときの机とかいすとか備品関係、実際聞いてみたら、これは金額的にはそれほど大した額ではないんですよ。例えば仮設校...全文を見る
○下村委員 これはおっしゃるとおり、別に昨年の九月から始まった話ではなくて、それまでのずっと経緯があるわけですから、当然のことだと思います。  ただ、今回質問しているのは、今までは計画案件については国の予算措置が事前にわかっていた。もう当然ですよね、今回みたいに予備費を使うとい...全文を見る
○下村委員 では、確認ですけれども、今の段階ではまだやっていないですね。具体的に、例えば都道府県に対して文科省から今のような問い合わせ等をしていないと思います。これからやっていって、少なくとも東京都にやっていないですよ。  それから、都道府県から区市町村については一つ一つ個別具...全文を見る
○下村委員 いや、それを聞いているんじゃなくて、都道府県、区市町村で、具体的に、今回、補助費でそれぞれの耐震化対策等が対象になるのかどうかということがわからないので、つまり、国庫補助の対象になるのかどうか、それについて具体的に工事がやれる状況かどうか、中止にならない、きちっと計画...全文を見る
○下村委員 担当大臣として、ぜひごらんになっていただきたいと思うんですね。  そして、大臣、PISAの調査で、我が国の学力が相対的にほかの国に比べてもどんどん下がっているということの中で、例えば読解力等のリテラシーは、直近ではOECD三十カ国の中で十五番目、真ん中なわけですね。...全文を見る
○下村委員 今回の学力テストの抽出への転換というのは、私は完全に拙速だったというふうに思います。  同じテストをしていて、三〇%の抽出に選ばれた学校については費用がかからない。ところが、自主参加する学校、六割が希望しているわけですけれども、ここは先ほど申し上げたように採点とか集...全文を見る
○下村委員 副大臣、今の答弁の中身についてはわかりますよ。共有する部分はあります。しかし、答弁そのものは、これは副大臣の答弁としてなってないですよ。  私が申し上げているのは、国が抽出したところについては全額出しているでしょう、希望のところは自治体で負担していますね、それから、...全文を見る
○下村委員 今回、成績が上位の、一番の秋田県とか福井県では、なぜ一番になったのかという中で、「早寝早起き朝ごはん」、そういう生活習慣をきちっと県ぐるみで徹底しているところが成果としてあらわれているのではないか。それが学力だけでなく、体育、健康的にもプラスになっているというふうな自...全文を見る
○下村委員 ちなみに、北海道における今回の学力テストの参加率はどれぐらいですか。
○下村委員 では、札幌はどうかということですので、札幌市をお願いします。
○下村委員 北海道全体で希望と抽出を合わせて八七・一%ですね。ですから、今の御答弁のように、札幌市は実際は二一・七%しか受けていないのにかかわらず、札幌市以外の北海道における参加者が非常に多かった、これが八七・一%という数字だというふうに理解します。  つまり、北教組がこれだけ...全文を見る
○下村委員 トータルすると下から二番目ということで、北海道の人たちは大変に教育について危惧をしている。  私は、先ほど御指摘しましたけれども、北教組の影響等が相当にあると思うんですね。答えたくないところは答えなくてもいいみたいなことを先生がそもそも指導すること自体が問題あるので...全文を見る
○下村委員 文科省としては、調査の結果が出てからこれに対してどうかかわるんですか。
○下村委員 時間がないので省略しますけれども、お手元に、きょう机上配付しております。この調査書の中で「教職員の政治的行為等に関する調査票」、これは校長が教職員一人一人から聴取した結果を出すということになっていますけれども、この結果を受けて、当然それは過去にこのような問題があるから...全文を見る
○下村委員 さっきの副大臣の答弁は腑に落ちませんが、これは結果的には道教委やあるいは札幌教委に任せて、はしごをおろすようなことを文科省としてはするつもりはないでしょうね。文科省として責任を持ちますね。いかがですか、これについて。その結果内容ですけれども。
○下村委員 これは五月の十四日それから五月の二十四日までを期限として回答が届くことになっておりますから、その後を受けて、これはぜひ引き続き議論をしていきたいところでございますが、これは調べればいいということではなくて、それぞれの北海道や札幌の教育委員会それから現場の教師等が心配を...全文を見る
○下村委員 もう時間になりましたので、また引き続き機会をいただいて、この北教組問題については取り上げさせていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
05月28日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文です。  まず冒頭、大臣にお聞きします。  きょう、普天間移設問題で閣議が行われるそうですけれども、いつごろ行われますか。
○下村委員 これから行われると思いますが、その中で鳩山総理が、閣議決定、閣議了解、首相発言、どれにするか、いまだに決まっていないということがけさのマスコミ報道に出ておりますけれども、これはまさに今の鳩山総理そのものの無責任さ、そして、その場その場で言い繕ってきたということのあらわ...全文を見る
○下村委員 大臣、もうそんな状況じゃないわけですよ。きょう、閣議決定だか了解だか首相発言だかわかりませんが、それをやるということですから、今さらそんな状況ではあり得ないわけでありますね。  それから、きのうも全国知事会を開催して、一体何を鳩山総理は知事の方々にこの時期にお願いを...全文を見る
○下村委員 同様のことを、小林議員についてもちょっと川端大臣にお聞きしたいと思います。これは同じ答弁はちょっと許されないのではないかと思います、文科大臣としての責任として。  それというのも、この北教組事件で小林氏の陣営幹部と北教組委員長代理が、今月の十八、十九日の公判で起訴内...全文を見る
○下村委員 特にこの事件は、御党民主党において、平成二十一年の衆議院選挙マニフェストの中で、企業・団体献金の禁止、これを掲げて民主党は圧勝したわけですね、こういうことも掲げて。その陰でこのような違法行為が行われているということは、民主党に投票した有権者の期待を裏切るこれは悪質な事...全文を見る
○下村委員 これは、五月の連休前の前回の質問でも申し上げましたが、ぜひ、道教委それから札幌教委が今行っていることに対して、文部科学省としてはしごを外すようなことをしないでほしいと思うんですね。  文部科学省が国会で自民党の要求によって調査をすることになった。文部科学省としても、...全文を見る
○下村委員 それでは、道教委それから北教組の本論に入る前に、川端文科大臣の事務所費問題について先にお聞きしたいというふうに思います。  これは川端大臣、今までも何度か川端大臣の事務所費の架空計上疑惑について、我が党の会計帳簿それから領収書などの証拠開示の請求に対して、適正に処理...全文を見る
○下村委員 そもそも我々の立場から見ると、こういう労働組合関係、ゼンセン会館に川端大臣の事務所が同居しているということ自体が異様にしかとれないわけでございますけれども、そこに隣接してプレハブの選挙区総支部が置いてある。これも形だけとしか思えないわけでありまして、これについては、改...全文を見る
○下村委員 相当すりかえていますね。  私は別にほかの国会議員すべてに求めているわけではないんですよ。川端達夫さんという方が文科大臣だから求めているんです。文科大臣としての、閣僚としての責任として求めているんです。一国会議員として求めているわけではありません。  これは、我々...全文を見る
○下村委員 いや、きちっと大臣は答えていないですよ。別に多いとか少ないとかいう話をしているんじゃないんですよ。我々が見たところで言うと、使われていないのではないか。それが使われているということであれば、それを出せば済む話じゃないですか。  いや、それは自分の言葉を信じるとか信じ...全文を見る
○下村委員 これは納得できないですね。  しかし、これは委員長、川端大臣の滋賀第一総支部、ここの会計帳簿と領収書の提出を過去五年間求めることについて、理事会で協議をお願いしたいと思います。
○下村委員 それでは、北教組の問題に移ります。  先ほど、道教委の問題、それから、札幌委のはしごを外さないでほしいという話を申し上げましたが、それというのも、文部科学省がこの問題についてきちっとフォローアップしなければ、これは正しい調査結果が出ないのではないかということを我々は...全文を見る
○下村委員 そうしますと、この道教委見解は何らかの法的な効力は存在しないということでしょうか。
○下村委員 それではもう一度発言していただきたいと思うんですが、道教委がこの北教組の道教委見解について、これは認められないし、法的な効果も存在しない、はっきりと道教委としての見解を北教組に対して明確にこの道教委見解について発言をする、これを大臣の方から指導していただくということで...全文を見る
○下村委員 ぜひお願いします。  その要請と一緒に、具体的に要請をしていただきたいことがあります。  これは、北教組大会資料に、四六協定と重なる内容以外にも、ありとあらゆる場面で、三十項目を超える具体的な道教委見解が存在をしているんですね。特に、査定昇給について、道教委との交...全文を見る
○下村委員 教育の正常化、それから、現場で頑張っている先生が評価される、それをぜひ担保していただきたいと思います。  それから、先ほど、二十四日締めで十四局のうち一局しか上がってこなかった。これが私は関連していないことを祈るわけですけども、今、民主党、これは北海道民主党かもしれ...全文を見る
○下村委員 民主党本体が、民主党本部といいますか、当然反対でないからこそこれが進められているというふうに思っておりますので、ぜひ、これからも有効な結果が出るようにお願いをしたいと思います。  それから、教職員団体を含めた職員団体の政治資金の問題ですけれども、今回の北教組の事件の...全文を見る
○下村委員 いや、ホームページをごらんになったというのはいいんですけれども、その後、文科省としてどういう問題意識を持ったのかということが今はお答えになっていないですね。  それから、ついでに時間がないのでお聞きしますけれども、同様のことが教育公務員特例法についても、鳩山総理は三...全文を見る
○下村委員 同様に我々が問題にしている問題として、義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法というのがあります。  これについても、北教組の事件に関して我が党が現地調査をした際には、現場の教員は驚くほど法律に対しての知識がなく、選挙運動についても、違法である...全文を見る
○下村委員 途中ですが、時間が参りましたので、また後日とさせていただきたいと思います。  終わります。
09月08日第175回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文でございます。  閉会中審査を開いていただいたことを、委員長を初め理事の皆様方に感謝申し上げたいと思います。  特に、民主党さんにおかれては代表選挙の真っ最中でございますので、お忙しい方もたくさんいらっしゃるのではないかというふうに思いますが、今回...全文を見る
○下村委員 民主党の代表選挙は公職選挙法は適用されないでしょうけれども、今申し上げた五十五人というのは、私の後援会の幹部の方でもあるんですが、同時に町会長とか副会長とか、地域の有力者ばかりなんですね。一般的な方には電話していません。ですから、何かの既存の名簿を流用したとしか思えな...全文を見る
○下村委員 最終的には全員公表している、そして今回も、時期を明確には言えないけれども、公表するということでよろしいわけですね。  そして、朝鮮学校に対する授業料の無償化、これを対象にするのかしないのか、いつ決定されますか。
○下村委員 今おっしゃった審査というのは、検討会議で行う審査なのか、それとも、きのう事前説明が自民党の文部科学幹部会でありまして、そのときの話だと、新たに第三者機関をつくるかのような話もありました。  審査はどこで行うんですか。
○下村委員 それをそのままお聞きすると、違う組織をつくるというふうに聞こえますけれども。  ちょっともう一度確認しますが、この検討会議というのは、検討事項に係る議論が終了したときには廃止するものと文部科学省の公表資料に書いてありました。その検討事項というのは、高等学校等就学支援...全文を見る
○下村委員 そうであれば、今後の判断基準の扱いは川端大臣にゆだねられたということになるわけですね。ですから、八月三十一日に公表された判断基準の取りまとめをもって検討会議は役割を終えたというふうに理解できるんじゃないですか。
○下村委員 いや、それをお聞きしているんじゃなくて、第三者という言葉ですよ。検討会議がみずからそれを提言していて、やはり自分たちでやりますよというのは、それはおかしいんじゃないですか。つまり、その審査ですけれども。  検討会議が朝鮮学校を高校授業料無償化の対象にするかの審査を行...全文を見る
○下村委員 これは大臣、はっきりされた方がいいんじゃないですか。  私は、検討会議が審査までするだけの立場ではないと思いますし、これは検討会議の検討事項も参考にしながら第三者が決めるという、後でお話ししますけれども、検討会議の内容についてもいろいろな解釈ができそうな文章というの...全文を見る
○下村委員 大臣、失礼ですけれども、もしかしたら今月いっぱいかもしれないでしょう、また留任になるかもしれませんけれども、文科大臣。次、だれが代表になるか、総理になるかによっても、あるいは同じ人が総理になったとしても、大臣全員を留任させるかどうかは全くわかりませんよね。ですから、今...全文を見る
○下村委員 これは九月の二日の記事ですけれども、福岡県が密室性に対しての正当性に疑義があるということで文科大臣に要望書を提出したという記事があります。  朝鮮学校への高校授業料無償化適用について文部科学省が非公開の専門家会議で検討してきたことについて、福岡県は、一日、手続の正当...全文を見る
○下村委員 だとしたら、検討会議で審査をするということにもしなったとしたら、これからは公表するんですか。今まではクローズでしたね。これからは公表するということでよろしいんですか。
○下村委員 大臣、これは来年からやるという話じゃないわけでしょう。もうことしから始まっているんですよ、ほかの学校は。今みたいな悠長なことをやっているのは、これはもう政治の怠慢だと思いますよ。政府として何にもやっていないというのと同じじゃないですか、答弁が。  私は、今回の朝鮮学...全文を見る
○下村委員 同様に、拉致被害者の家族会と救う会は、北朝鮮に対し拉致問題で軟化したという間違ったメッセージになるということで、適用反対の要請を文部科学省に対して行ったはずです。日本の主権とそれから日本人の人権を侵害した拉致問題、拉致事件、これを曲解して教えるような教育内容を実際教え...全文を見る
○下村委員 大臣、朝鮮学校については、学校の特殊性にかんがみて、思想教育などの教育内容や朝鮮総連の活動実態など、必要であれば、今の拉致問題も含めて、広く外交関係も含めて総合的な視点から検討して、朝鮮学校を無償化の対象とする是非、つまり税金を投入するかどうか、判断する必要があるので...全文を見る
○下村委員 いや、それは違いますよ。そんなこと言っていないですよ。これは、参議院の予算委員会で我が党の山本一太参議院議員が質問したときに、検討会議等にぜひ自分を呼んでくれ、自分もそういうところで発言したいと。つまり、今申し上げたように、関係閣僚会議があるのであれば、ぜひつくっても...全文を見る
○下村委員 いや、私が申し上げているのは、最終的に閣僚関係会議で、総理も含めてですけれども、そういう場で決定した方がよろしいんじゃないですかというふうに申し上げているんですが、いかがですか。
○下村委員 いや、異論があるから今までこういう問題がずっと来たんじゃないですかね。それはまさに独断的な発言としか思えません。  それから、朝鮮学校については、私の地元にあるんですね、高校が。板橋と北区に隣接している十条というところにありまして、そこに視察に行ったこともありますが...全文を見る
○下村委員 私は、九月の二日に、今回二回目になりますけれども、北海道に行って道教委から聞き取り調査をしてまいりました。この調査の結果を受けて、これから本当に道教委としてもどうしたらいいか大変だというような、そんな思いを持っているというふうに感じましたし、これは後でお話ししますが、...全文を見る
○下村委員 先ほど大臣から、この調査の結果を受けて、違法行為等々いろいろな問題があれば厳正に対処することも含めて対応するというお話もありましたが、今回の調査書のアンケートを見ますと、勤務時間中の組合活動に関する調査で対象となった教職員約三万八千人の中で、無回答だった人が五千人、一...全文を見る
○下村委員 文部科学省から道教委へは、次長、それから教育政策課長、出向させていますね。これから相当バックアップをしていく必要があるのではないかというふうに思います。  さすがに、北教組の考え方と同意をされる当委員会における民主党の議員の方はどなたもいらっしゃらないと思うんですね...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  具体的に、この北海道における検査はいつごろからスタートをされて、国会でぜひ報告をしていただきたいと思いますが、いつごろからスタートできるのか。  それから、検査の範囲ですけれども、北海道だけなのか。これは、教職員組合による勤務時間中の組合...全文を見る
○下村委員 会計検査院が現地に入って調査をしていただく前に、文部科学省としても明確にしていただきたいことがあるんです。  北教組の上部団体である日教組は、時間内組合活動の必然性、正当性ということで、勤務時間内の組合活動の正当化を表明しています。日教組の主張する組合活動権、それか...全文を見る
○下村委員 北教組、日教組はそういう解釈をしているということで、これは、組合員でない先生も、学校の先生というのは、基本的には本当に子供が好きでいい人が多いというふうに思うんですね。だからというわけではないんですが、余り法律については無頓着といいますか、無知なんですよ。ですから、そ...全文を見る
○下村委員 よろしくお願いいたします。  それからもう一つ、この調査報告書より明らかになった事実への政府の対応ですが、学習指導要領における国旗・国歌の取り扱いについて。  この国旗・国歌については、北海道における多くの学校現場において、卒業式、入学式など学校行事に際し、北教組...全文を見る
○下村委員 民主党の昨年の総選挙の際の政策集インデックス二〇〇九、これは実際、鈴木副大臣がかかわったんですかね。だとしたら鈴木副大臣にお聞きしてもいいんですが、この中で学習指導要領の大綱化というのを掲げているんですね。「学習指導要領の大綱化を促進します。設置者および学校の裁量を尊...全文を見る
○下村委員 では、国旗・国歌条項は、これは該当しないということでよろしいわけですね。  最後に、委員長にお願いがございます。  最初の、高等学校等就学支援金の支給に関する検討会議、これは、先ほどのお話ですと、いつ明らかに出されるのか、ちょっと性格上も不明確ですので、名前は結構...全文を見る
10月13日第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  今シャドーキャビネットの文部科学大臣ということですので、教育を中心に質問させていただきたいと思います。  菅総理、まず菅総理にエールを送らせていただきたいと思っています。  私、学生時代、随分サークルの大勢の仲間が菅...全文を見る
○下村委員 菅総理のためにも、早目につくらないと間に合わなくなるのではないかということを危惧します。  総理の御夫人、伸子夫人が、「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」という非常に厳しい本を書かれましたね。優秀な奥様がいらっしゃると大変だなという感じがいたしますが...全文を見る
○下村委員 今、菅総理がみずからおっしゃったように、国民主権とか市民参加とか、それから最小不幸社会、これは理念とか主義主張ではないと思うんですね。総理としての理念、哲学、国家観、これがやはり必要だというふうに思います。  教育については、具体的にお話をお聞きしたいところですが、...全文を見る
○下村委員 概算の要求ですから、担当大臣としては当然の答弁なんですよ。だから総理にお聞きしたかったんですが、ちょっと時間がありませんから、それはしっかり海江田大臣に頑張っていただくということで、続けたいと思います。  総理、先ほど、ノーベル化学賞受賞、鈴木北大名誉教授ですけれど...全文を見る
○下村委員 韓国の国会議長以下、国会議員の方々に敬意を申し上げたいと思います。  菅総理、日本の大学進学率は今五二%ぐらいですけれども、韓国の大学進学率はもう七、八〇%なんですね。我が国以上に、まさに国家戦略として教育に取り組んでいるということを御理解いただきたいと思います。 ...全文を見る
○下村委員 国庫補助負担金が三分の一行っているということの中で、会計検査院が動くということは大変なことだということをよく認識していただきたいと思います。  このように、北教組事件は、政治と金、それから政治と教育、また政治と労働組合、こういう問題が集約され、極めて重大な事件にもか...全文を見る
○下村委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、そもそも総務大臣は民主党の議員ではないわけですし、総理、これは民主党の候補者の選挙支援をしているんですよ。明らかに選挙違反になる可能性が多々ある。全く反省していない。だから、これは民主党として、党として調査をきちっとする必要...全文を見る
○下村委員 これは当然のことだと思うんですよ。この労働組合は民主党の候補者を支援しているわけですから、そこの労働組合が数々の違法性が問われているわけですから、これについてはしっかりと党として調査をするということは当然なことだと思います。  そして、さらに、労働組合の違法行為防止...全文を見る
○下村委員 それで、総理にお聞きしたいんですけれども、今文科大臣が、地方公務員法全体にかかわることだと。総理、この地方公務員法の中で、収支報告の登録労働団体に対する義務づけですね。それ以外に、そもそも、国家公務員は政治的行為については罰則規定があるんですが、地方公務員についてはあ...全文を見る
○下村委員 総理に聞いているのであって、本当に官僚答弁みたいな話は全然聞きたくないんですよ。  菅総理、自民党の方でも地方公務員法の改正について、この三点、これは法案として出す準備をしておりますので、ぜひこれは民主党の代表として政治的な判断として対応していただきたいということを...全文を見る
○下村委員 これは、在日韓国人六十万人を代表する民団からの申し入れだと思いますし、まさにもっともな申し入れだというふうに思います。  このことについて、委員長も前拉致担当大臣として見識を持って発言をされておられましたが、柳田拉致担当兼法務大臣も、今月八日、報道各社のインタビュー...全文を見る
○下村委員 これは国民の皆さんにぜひ御理解いただきたいと思うんですが、先ほどの韓国は、これは日本社会で共生していこうということで日本の私立学校になったんですね。朝鮮学校も、外形的には日本の私立学校、学校法人になることは可能なんですよ。にもかかわらず今までならなかったということは、...全文を見る
○下村委員 最後に、逃げないでください。これは文科大臣だけが決める内容じゃないですよ。これは、尖閣問題と同じように検察のせいにする、あるいは文科大臣のせいにすることじゃなくて、総理が先頭になって政府が政治判断をきちっとしなければ、これは本当に誤ることになります。それを指摘申し上げ...全文を見る
10月27日第176回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。  まず、高木大臣にお伺いしたいと思いますが、今回、北海道の補選がございましたが、応援に行かれましたか。
○下村委員 なぜ行かなかったんでしょうか。
○下村委員 忙しかったから行かなかったんですか。理由はそれだけですか。
○下村委員 非常に文科大臣としての認識が甘いと思いますね。  今回の北海道の補選はなぜ行われたかというのは御承知でしょう。北教組の裏金献金が小林千代美前衆議院議員に渡ったという政治資金規正法違反の責任をとって議員辞職をし、そして今回補選が行われたわけであります。  また、この...全文を見る
○下村委員 全然答弁していないじゃないですか。いや、そうじゃなくて、あなたは、行かなかったという理由について、忙しかったから行かなかったと言っていたけれども、その程度の認識を文科大臣としてお持ちなんですか、文科大臣として認識が甘いんじゃないですか、そういうふうにお聞きしているんで...全文を見る
○下村委員 いや、全然答弁が合っていないですね。質問をしっかり聞いてくださいよ。そういうことを聞いているんじゃなくて、選挙の応援に行かなかった、これは私は見識だと思ったんですよ。そうしたら、そうじゃなくて、忙しいから行かなかったと。その程度の認識なんですかということですよ。  ...全文を見る
○下村委員 認識を持っていても、忙しいから行かなかったというのは、認識がないと言っているのと同じです。まあ、こればかりくどく言っても仕方ありませんが。  しかし、選挙が終わって、とにかくこのような結果になった。このことについてはどうお考えですか。この選挙の結果ですね。選挙の結果...全文を見る
○下村委員 厳粛に受けとめるということであれば、こういうふうな問題が北海道の教育現場で起きている。  これは予算委員会でも申し上げましたが、今北海道は、本当に多くの道民が心配している、北海道の教育について。小学校六年生の学力テストの結果は全国で最下位、体力も最低のところ、子供の...全文を見る
○下村委員 もうちょっと大臣としての危機感とそれから意欲を持って対応していただきたいですね。  大臣の大臣あいさつの中には、この北海道の教育問題、北教組の問題、一言も触れていませんでしたね。これも非常に残念です。今まで衆参の文科委員会で相当な議論がされていたということを改めて議...全文を見る
○下村委員 今みずからお触れになりましたし、先ほども質問が出ていましたが、朝鮮学校の問題も大変大きな問題として議論されたにもかかわらず、大臣所信には、大臣あいさつには一言も入っていなかった、これも非常に大臣の認識としては問題である、甘いというふうに思いますね。今みずから触れておら...全文を見る
○下村委員 具体的にお聞きしたいと思うんですけれども、この法案採決に際しての附帯決議の中で、公私間格差がさらに広がる可能性がある、公私間格差が残るわけですね、今回は公立高校の授業料の無償化ですから。私学においてはその相当額が支援金として支給されるということで、私学そのものについて...全文を見る
○下村委員 公立学校は授業料が無償化になった。私立学校は相当分が引かれた、しかし残りの授業料が残っている。ですから、結果的には、私学に通っている保護者の方々にとっては、軽減はされたけれども、しかし公私間格差はなくならない。今まで一対四ぐらいだったんですね、授業料の、学費の比率は。...全文を見る
○下村委員 そうすると、もう一度確認ですが、十一月上旬に文科大臣が新たな基準を決める方針、それを示したということでよろしいわけですね。
○下村委員 菅総理が二十一日のぶら下がりで、党が一定の方向を出したというのは、これは記者の質問だったんです。これは、政府もこれを認める方針かという質問に対して、政府もこれを認めるという方針のところまではいっていないと思います、ただ、一定の方向が出されたということで、今後、それを一...全文を見る
○下村委員 大臣は、内閣一体ですからよく御承知だと思いますが、来週補正予算が出てきますね。国会審議を政府としては一日も早くやってほしいということですから、もしかしたら今週出るんですか、来週早々から国会審議を政府としては求められていると思いますよ。与党としても、今そういうふうな交渉...全文を見る
○下村委員 検討中ですというのは無責任ですよ。国会軽視も甚だしい。今申し上げたように、十一月上旬に出されるということを明確に言われたわけですね。その前に委員会に出していただかなかったら、この委員会で議論しようがないでしょう。  では、いつ出していただけますか。
○下村委員 十一月の上旬に新たな基準を発表する、その新たな基準について、こういう方向になるということを委員会で出してほしいと言っているんです。これは早急に出していただかないと、委員会軽視も甚だしいですよ。国会軽視も甚だしいですよ。事前に、新たな基準について、方向性としてはこういう...全文を見る
○下村委員 そんな答弁は認められません。今まで実際に新たに検討していて、新たな基準について今つくっている最中なわけですから、わかる範囲内で具体的に話をしてください。ただ検討中だけでは、それは審議に応じられないです。
○下村委員 非常に大臣は不誠実ですね。先ほど与党にはそういうことを答えられていたじゃないですか。今、再三再四言って、検討中ですということで、今具体的に言われた。最初からそういうふうに言われればいいじゃないですか。非常に答弁が不誠実ですよ。  そもそも、この検討会議の中の留意事項...全文を見る
○下村委員 大臣は、十月十六日の「閣僚に聞く」という記事の中で、新聞報道ですが、今の内容ですが、「朝鮮学校の教育内容は問わずに判断するという議論もあるが、国民がよく分かる(判断な)のか、ということも考えなければいけない。東京や大阪でも議論になっており、地方の声も大事にしたい。」こ...全文を見る
○下村委員 いや、大阪や東京の知事は、民主党の付記よりは相当踏み込んで、明確に答えていますよ。  具体的に、大阪の知事がこのことについてどう言っているのかということをちょっと答えていただきたいと思います。事務方でもいいですよ。
○下村委員 端的に申し上げれば、大阪府は、補助金適用に当たり独裁者崇拝教育の見直しなど改善を求める具体的な提言を、今幾つか御指摘をされましたが、されていて、そして橋下知事が、これが受け入れられない限り補助金は支給しないと明確に言っているわけですね。東京も同じですよ。  こういう...全文を見る
○下村委員 民主党、民主党とお話をされますが、民主党だけでなく、政務三役の中でも、例えば笠政務官は同じような懸念を持っておられるというふうに聞いておりますが、笠政務官は、この現代朝鮮歴史の中で発言もされていると思います。どういう教育内容について懸念を持っておられるのか、具体的に話...全文を見る
○下村委員 いや、笠政務官、今まではできませんでしたよ。しかし、先ほど、文科省としては新たな基準をつくると言われていましたね。政務三役なんですから、新たな基準の中に、反日教育をしているかどうか、判断材料に入れるということは十分できることだと思うんですよ。どうですか、これから。
○下村委員 笠さん、そんなことを言っていたら政治生命が終わっちゃいますよ。今まで言っていたことと今の答弁は全然違うじゃないですか。自分の主張は自分の主張できちっと通してくださいよ。政務官として、最終的には文科省、文科大臣が新たな基準をどうつくるかということは、それは協議の上でしょ...全文を見る
○下村委員 いや、全然答弁になっていないですね。政務三役でしょう、新たな基準をつくるについてはあなたも当事者じゃないんですか。大臣が一人でつくるんですか。これは政務三役はどうかかわるんですか。  大臣、どうですか。大臣が一人でつくるんですか、新たな基準について。
○下村委員 一番最後に質問についてのお答えがありましたが、政務三役の意見を聞くと。  笠さん、はっきり答えてくださいよ。あなたの今までの政治行動からして、やはり判断基準に反日教育の内容が入っているかどうかについてきちっと、これについては注文するというのは当然のことなんじゃないで...全文を見る
○下村委員 いや、今も具体的じゃないですね。さっきが抽象的だからもう一度聞いているんであって、まだはっきり答えていない。しかし、これは政務三役できちっとよく議論をしていただきたいと思います。  そして、これは鈴木副大臣にお聞きした方がいいのかもしれませんが、参議院の文科委員会、...全文を見る
○下村委員 ちょっと改めて確認しますけれども、朝鮮学校は高校授業料無償化の対象とするかの判断基準が決定された際、今まで文部科学省は、先ほどの答弁でもありましたが、朝鮮学校は所管ではなかった、しかし、法律を根拠とした明確な権限が今度は具体的な新たな省令によって文科省に付与される、こ...全文を見る
○下村委員 そうすると、新たな省令の中に判断基準が入るということでよろしいんですね。
○下村委員 あり得るとか今検討中では、それは答弁じゃないですよ。だって、十一月上旬に新たな基準を発表するんでしょう。十一月上旬に新たな基準を発表する、そして、新たな基準にのっとって、省令等の中にその基準を明確に入れて、その基準に合っているかどうかで判断する、そういうことでしょう。...全文を見る
○下村委員 いや、そんな答弁、だめですよ。  大臣、新たな基準をつくる、文科省として、文科大臣のもとで、なおかつ十一月の上旬に発表すると言われたわけでしょう。この新たな基準にのっとって、省令等でそこに明記をして、そして、それに当てはまるかどうかということについて、個々の朝鮮学校...全文を見る
○下村委員 いや、スピード感って、この問題が、ほかの学校は四月一日から始まっているのにもかかわらず、いまだに議論がされているということ自体問題なんですよ、そもそも。  それで、具体的に私は先ほど提言したわけですけれども、検討会議の中の留意事項ですね、留意事項。四点申し上げました...全文を見る
○下村委員 大臣、波静かであれば、当委員会はあさって、二十九日にこの問題を含めた集中審議をすることになっているんですよ、国会として。来週になると補正予算等が入りますから、文科委員会が開かれるのはその後になってしまいます。  ですから、十一月の上旬に新たな基準を発表するのであれば...全文を見る
○下村委員 委員長、大臣の答弁は非常に不誠実だと思うんですね。  十一月上旬というのは、つまり来週ですよ。来週に大臣が新たな基準を明確に出すと言っていて、今週中に中間報告も含めて、今までの議論の中で、委員会にも出せないと。これは、当委員会軽視そのものじゃないですか。  これは...全文を見る
○下村委員 いや、預かるというのはどういうことですか。
○下村委員 いやいや、委員長の言っている預かるというのはどういう意味ですか。
○下村委員 いや、ですから、明確に大臣に指示してくださいよ、委員長として。
○下村委員 では、委員長が改めてこのことについては文科大臣に対してお願いするということでよろしいわけですね。というふうにお聞きしましたが、よろしいわけですね。確認します。
○下村委員 話をするというのはお願いするということじゃないんですか。指示するということですか。
○下村委員 では、委員長の見識に期待をしたいと思いますが、改めて、これは、委員長から理事会でぜひその結果を踏まえて問題提起をしていただきたいというふうに思います。
○下村委員 それから、もう一つの確認の経理の問題ですけれども、これは、参議院の文科委員会で大臣が、就学支援金は受給者である生徒個人に支給するものであるから、北朝鮮政府の対応と生徒の支給は別の観点から考えるべきだという趣旨で答弁したというふうに、議事録を読んで、見ました。  しか...全文を見る
○下村委員 きょうの新聞報道によりますと、中井前拉致担当大臣が、高木文部科学大臣から朝鮮学校無償化の方向性について報告があったことに触れ、これは最近の話だと思いますよ、支援金が北朝鮮に行かない保証はない、どんな権限でチェックするのかと苦言を呈した、高木大臣に対してですね、こういう...全文を見る
○下村委員 再三再四この場でも発言をしておりますが、我々は民族差別をするつもりはさらさらないんですね。ですから、朝鮮学校についても、外形的な要件として我が国の学校法人になる要件はもう整っているんですよ。ですから、韓国の学校のように、昔は韓国も民族学校としてありましたが、私学、学校...全文を見る
10月29日第176回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  今回、おとといの委員会において高木文科大臣は、十一月の上旬に新たな規程を設けてそれを発表するということでございましたが、委員会では、きょう、事前に中間取りまとめでもいいから、それでは出してほしい、そうでなければ、国会の質...全文を見る
○下村委員 大臣、端的に答弁してくださいね。  今回は、この新たな規程というのは、朝鮮学校が対象、明確なわけですね。この中で、私が申し上げて、また二日前にも議論になって、大臣も、例えば、我が国政府の見解と異なる部分がある、こういうことを明確に言われているわけですね。また、この朝...全文を見る
○下村委員 いや、明確に言ってください。申請が出てからは当然の話で、申請が出て、そしてそれを審査して、そして出すか出さないかについては教育内容は問わない、そういうふうに答弁されたということですね。
○下村委員 これはもう決定的な判断ミスだというふうに思います。  私は、外国人学校に対して就学支援金を出す、これは世界の中でも我が国が初めてのことですよ。それは、私は同意をいたします。国際社会において我が国に住んでいて、外国人が、これからも住み続けたいと思われている方もおられる...全文を見る
○下村委員 古川官房副長官は二十三分には出なければいけないということですから、順番を変えて一つだけ質問します。  十月十三日の予算委員会で、菅総理に対して、十月に入ってから自治労全道庁労組が数々の選挙違反、法令違反をしているのではないか、これについて、民主党の候補者を支援してい...全文を見る
○下村委員 まあ、とりあえずはいいです。しかし、これからはそんな答弁じゃ通用しませんよ。  次に重要な会議もあるということを言われているので、そこで国会がこんなことでとまるのもかわいそうですから、とりあえずは帰っていいですけれども、次からはそんな答弁、認めませんからね。  今...全文を見る
○下村委員 いや、答弁していないですよ、答弁していない。ちゃんと答えてください、ちゃんと。ごまかさないで。
○下村委員 明確に権限を付与すると、留意事項。では、留意事項にのっとって、具体的に改善しているかどうかということをどうチェックできるんですか。
○下村委員 だから、結果的にはできないということなんですよ。自主的な改善要求をされるわけですから。だから、結果的には教育内容については問わないということなんです。一たん規定してしまったら、指定をしてしまったら、その後は、どういう教育内容がされているかどうかということについては、文...全文を見る
○下村委員 きょう、お手元に資料配付をいたしました。この資料をごらんになっていただいて確認をしていただきたいと思うんですが、私もびっくりいたしました。尖閣諸島に対して、どういう記述が高校教科書において行われているか。  まず地理A、これは清水書院で今配本されている教科書ですが、...全文を見る
○下村委員 一言余分なんですね。できればというのを削ってほしいんですよ。大臣ですから、それはそういうふうに言えばできるんですよ。はっきり、我が国の固有の領土、尖閣諸島ですね、明確に入れる、大臣としての思いだというのをもう一度はっきり言ってください。
○下村委員 はい、ありがとうございます。  次に、近隣諸国条項というのがあるんですが、これは、大臣、御存じですか。
○下村委員 もう一度確認しますが、おっしゃるとおり、そもそも近隣諸国条項があること自体がいかがなものかというふうに私自身は思っておりますが、少なくとも、領土問題についてはこれは該当しない、つまり、竹島それから尖閣諸島、この記述、これについては近隣諸国条項は適用すべきではないという...全文を見る
○下村委員 それでは次に、特別支援教育について移りたいと思います。  これは鈴木副大臣にお聞きしたいんですが、今週の火曜日、私は中野にある翔和学園というNPO法人の学校といいますか、施設に視察に行きました。ここは、お聞きしましたら、現副大臣の鈴木さんも参議院の文教科学委員会とし...全文を見る
○下村委員 鈴木副大臣もよく御承知で言われていることだと思うんですが、この方々も、それは学校法人にできるのであればそうしたいわけですよ。しかし、東京で新たに学校法人を設立するとなれば数百億のお金が必要なんですね。自前で校地、校舎を確保するということを考えたら、これは現行の学校法人...全文を見る
○下村委員 副大臣、そんな数百億じゃないと、明確に本当に否定できるんですか。ここは、先ほど最初から申し上げているように、小学生から大学生までいるんですよ。専修学校というのは当てはまるんですか。  例えば小学校から高校までつくるのであっても、私立の学校法人をつくるのであれば、生徒...全文を見る
○下村委員 今、副大臣からディスレクシアという言葉が出ましたが、この言葉も御存じでない学校の先生の方が圧倒的に多いというふうに思います。我が国においても五、六%ぐらいはいるのではないか。ヨーロッパ諸国においては一〇%ぐらいいるのではないか。知的障害ではなくて、ある部門において、例...全文を見る
○下村委員 しかし、まず、文科省がそのような体制を都道府県、区市町村に対してどうつくるか、それから、文科省としてそのような多様化教育についてどう取り組むかということを明確にする必要があると思いますし、先生に対する研修、こういうことも含めて我々が政権のときに免許更新制というのを入れ...全文を見る
○下村委員 大臣、知的障害と発達障害というのは違うんですよ。重なる部分もありますけれども、発達障害が全部知的障害じゃありませんから、それはぜひ勉強していただきたいと思います。  それから、もう一つ、今重大なことをおっしゃいましたが、不適格教員の排除はしてはいけないんですか。だっ...全文を見る
○下村委員 いや、端的に言ってくださいよ。不適格教員は教壇から去ってもらう、当然のことでしょう、子供たちから見たら。それをしないんですか。ちゃんと答えてください。
○下村委員 はっきり答えてください。不適格教員は排除するのかしないのか。きちっと答えてください。
○下村委員 これはぜひ、労働組合的な発想じゃなくて、教育を受ける側、子供たちや子供たちを持っている親の立場から、よりよい教育条件における教師とは何なのか、こういう視点から文部科学大臣として文科行政をしてもらわなければ、基本的に誤りますよ。これはしっかりと対応していただきたいと思う...全文を見る
○下村委員 御党の大きな支持母体の一つである日教組はこの免許更新制の廃止を打ち出しているんですが、民主党のマニフェストもそれに沿ったマニフェストだというふうに承知をしておりますが、今の答弁というのは、免許更新制を廃止するという前提ではない、こういうことなんですか。もう一度確認しま...全文を見る
○下村委員 答弁が全く抽象的で、何が言いたいのか、何を目指しているのかが全くわからないんですよ。免許更新制を廃止するんですかどうですかと聞いているだけの話ですから。先ほどの答弁は、いや、そもそも学校の先生方には自分で勉強してもらいたい、自己研修が必要なんじゃないですか、こういう話...全文を見る
○下村委員 抜本的改革とおっしゃっているだけで、大臣が何を抜本的と思われているのかどうかも全くわかりません。改めて、これについてはまた議論をしたいと思います。  もう時間がありませんので、北教組の問題に入ります。  大臣は、川端前大臣のときから、この北教組問題については、道教...全文を見る
○下村委員 大臣、余りごまかしちゃだめですよ。ごまかしでしょう。各都道府県に対してどう指導するのかなんて聞いていないですよ。北海道の道教委、市教委に対して、この問題についてどう調査するんですか、どう指導するんですかと聞いているのであって、全国の都道府県に対して、満遍なくこうしろあ...全文を見る
11月24日第176回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  閣法の質疑に入る前にまず大臣にお聞きしたいと思いますが、御承知のように、きのう、北朝鮮が韓国を砲撃しました。延坪島という島で、兵士、住民二十人が死傷したという大変な今状況でございます。北朝鮮は同時に、こういうことに連動し...全文を見る
○下村委員 高木大臣の言われる重大な決意というのがどういう決意だか全くわからないわけでありますが、これは役人の判断とは違いますから、特に、民主党政権は政治主導ということを言われたわけでありまして、このとき、大局的な国益、そしてその中における教育のあり方、これをしっかり踏まえないと...全文を見る
○下村委員 全然具体的な答弁になっていないんですが、続けます。  今回のこの補償法案、ちょっとポイントになるのは、文化審議会ですね。この審査、だれがどんなふうにやるのかということについては全く不透明なんですよ。これを明確にしないと、答弁も、実際にそれがどの程度反映されるかどうか...全文を見る
○下村委員 今の答弁で、子供たちに対して無料ですばらしい絵が見られるということは、それはすばらしい、いいことだと思いますが、この審査要件とどう関係するんですか。
○下村委員 国家補償したことによって軽減されるんですか。これは私が理解している範囲内では、軽減とは別に国家補償は関係ないことだと思いますが、どうして軽減されるんですか。
○下村委員 それは相当前のめりの答弁だと思いますけれども。  今回の国家補償というのは、政務官、聞いていますか。(林大臣政務官「はい」と呼ぶ)今回の国家補償というのは、民間補償以上の部分でもしいろいろな被害があった場合、上乗せ部分を国が補償しますよということなわけですよ。ですか...全文を見る
○下村委員 相当アバウトな答弁だと思いますよ。  それで、下がるということ、どうしてそんなことを、民間が何も言っていないのに、勝手に政務官がそんなことを言い切ってしまっていいのかということと、それから、下がったお金で高校生以下の子供たちの点については無償にするということと、そん...全文を見る
○下村委員 もともとは文化審議会の審査要件から質問が派生しているんですが、そもそも、この文化審議会における委員の選任ですね、これも相当問題があることだと思うんです。  先週の金曜日、私、日展に行ってきたんです。たまたま、高井さんの高校の先輩という方が日展の有名な日本画の審査員を...全文を見る
○下村委員 この文化審議会における審査要件それから委員、これは公開しますか。
○下村委員 現在のところとか、そんな限定条件を言われると困るんですけれども、ちゃんと答えてください。
○下村委員 高校無償化のように永遠にクローズ、いつ発表するかどうかもわからない、委員それから審査基準ですね、そういうことがないようにこれについては最初から、基準、要件、それから、だれが委員になるのかということを明らかにしながらやっていただきたいと思います。  しかし、この補償法...全文を見る
○下村委員 具体的にお聞きしたいんですが、例えば日展、私の行ったとき説明をしていただいた日本画家の先生は、たまたま私と同じ名前で、藤島博文先生という先生なんですけれども、この藤島画伯が、全作品というのはこれは大変だけれども、油絵とか、それから書道、書家とかいろいろな分野があるもの...全文を見る
○下村委員 それから、さっき申し上げたジャパン・ブランド、これは文化庁主催ということじゃなくて、ありとあらゆる民間総力態勢で日本のすばらしい美術品、工芸品等を海外に売り込む、ビジネスとしても売り込む、こういうのを国家戦略としてこれから積極的に日本が力を入れるというのが、日本を成長...全文を見る
○下村委員 ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。  ただ、前回も高木大臣に前向きに答弁をしていただいたんですが、その答弁が後退しているというのが報道記事であったんですね。  これは、私が質問したときの十月二十九日の尖閣諸島の問題ですけれども、我が国固有の領土というのが高...全文を見る
○下村委員 いや大臣、国会で自分のただ思いだけを述べてもらっては困るんですよ。述べたら、それはきちっと指示しなかったら意味ないでしょう。大臣は大臣で述べているけれども、やることは全然違いますよでは、議論している意味ないじゃないですか。述べたんだったら、それは大臣の思いであるんだか...全文を見る
○下村委員 いや、どのようなことができるのかじゃなくて、尖閣諸島は我が国の固有の領土だということを教科書にきちっと明記する必要があるんじゃないですかと。大臣もそうしたいと言ったわけでしょう。  ではなぜ、できないんだったら、できない理由を言ってくださいよ。
○下村委員 国会質問ということについて全く軽く考えていますね。大臣の個人的な思いなんかこんなところで述べてもらってもしようがないんですよ。あなたは文部科学大臣、行政の長でしょう。行政の長としての答弁を私は求めているのであって、それは違うんですか。違うんですか。この間の答弁と全然違...全文を見る
○下村委員 大臣、国対じゃないんだから、ごまかしちゃだめだ、ごまかしちゃ。今だって、私が言ったから後半部分を読んだんじゃない、そもそも。私が指摘したから、さらにまた追加で読んだんじゃないですか。そんな駆け引きみたいなことをやっちゃだめですよ。  後半部分で今大臣がみずから議事録...全文を見る
○下村委員 いや、だからその後、発言が後退しているでしょうと、それを申し上げているんですよ。  政府は十九日の閣議で、教科書に沖縄、尖閣諸島が我が国固有の領土であると明記するかについて、「どのような事項をどのように記述するかは、」当該図書、教科書の「著作者等の判断にゆだねられて...全文を見る
○下村委員 では、具体的にどういう検討をしているかを明らかにしてください。具体的にどういう検討をしているのか、その検討の内容について明らかにしてください。
○下村委員 いや、先ほどといいますか、十月二十九日、答弁したわけですから、それで大臣もそういう同意をされたわけですから、それに向かって努力するのが当然なんじゃないですか。そうしたら、今は努力しているかしていないかもわかんないじゃない。  だから、具体的にこれからどうするんですか...全文を見る
○下村委員 今メモが入りまして、十一時から北朝鮮対策の関係閣僚会議が主催される、文科省は大臣のかわりに鈴木副大臣が出席するので十時五十分に退席をする。十時五十分に退席、結構です。  しかし鈴木副大臣、今のような状況の中で、この我が国の情勢の中、この外交問題と連動しないと言いつつ...全文を見る
○下村委員 いいです、もう行ってもいいです。詰めたいことはたくさんありますけれども、鈴木副大臣に協力します。  ぜひ、私は事前通告もしているわけですし、やはり、もうちょっと誠心誠意政府三役は対応してもらわないと困りますよ。さっきの林政務官の話も、本当だったらとめる話なんですよ。...全文を見る
○下村委員 少なくとも国会で明確に答弁したわけですから、答弁したことに対してはきちっと誠意を持って行動に移していただきたいということをお願いしたいと思います。  質疑時間が終わりますが、最後に、民主党としては、今の教育基本法、大臣の立場ではありません、民主党としてこれの改正を考...全文を見る
○下村委員 終わります。