下村博文

しもむらはくぶん

小選挙区(東京都第十一区)選出
自由民主党
当選回数9回

下村博文の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○下村委員 自民党の下村博文です。  まず、野田総理にお伺いいたします。  きのう、宜野湾市長選挙の結果が出ました。我が党自民党、そして公明党、新党改革推薦候補者が当選をしました。今まで、二〇一〇年の参議院選挙、一〇年の知事選挙、そして今回、民主党は、候補者を推薦、誰も擁立で...全文を見る
○下村委員 政府、そして民主党として、この沖縄問題については、鳩山元総理、大変な汚点を残したわけでありまして、一つ一つのこのような選挙を通じて、民主党が沖縄の方々に対して誠心誠意その時々きちっと説明をしながらお願いしていくということが選挙でもありまして、これを放棄するということは...全文を見る
○下村委員 今、野田総理にお答えいただきましたが、確かに皇室典範第一条で、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」こういうふうに規定されているわけです。そして、憲法第二条において、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承す...全文を見る
○下村委員 総理、ごまかさないでください。私は総理の考え方とこのことについては共通をしております。ですから、事実確認をきちっと示していただきたいんですね。  男系男子ということについてが継承であるということを、私も今まで、あるいは大方の学者は、そういうふうに捉えているというふう...全文を見る
○下村委員 では、法制局、答えてください。
○下村委員 いや、全然説明になっていないですよ。もう明確に、平成十七年の有識者会議、この解釈が私は間違いだと思うんですよ。  野田総理がもともと九日の日に答弁で答えられたように、これは男系男子、世襲というのは男系男子と皇室典範の中でも明確に書かれているわけですね。憲法においても...全文を見る
○下村委員 ですから、そういうことでいいんですよ。一々法制局云々と言うよりは、総理がそういうふうにお答えになったことが私もそのとおりだというふうに思います。  ですから、繰り返すようですけれども、憲法二条の世襲というのも、本来、総理が解釈されたとおり、男系男子という意味での世襲...全文を見る
○下村委員 私もその解釈、総理の解釈、説明、答弁、共感いたします。  その上で、質問いたします。  女性宮家の問題というのは皇位継承の問題ではない、そういうふうに答えられていますし、そのとおりだというふうに思います。  確かに、皇室典範第十二条に、「皇族女子は、天皇及び皇族...全文を見る
○下村委員 幾つかの民間団体から既に提案がされております。  その中の一つとして、女性皇族が御結婚され皇族の身分を離れられても、かつてのように女王としての尊称をお持ちになって、そして経済的にも支援をして皇室活動を引き続きしていただいたらどうかという考え方が一つあります。  そ...全文を見る
○下村委員 特に今、天皇陛下は非常に御健康を危惧する部分がありまして、それに対しての一日も早い、御回復が速やかであることをお祈りしながら、これについて、皇室の安定的な位置づけについてぜひ考えていただきたい、拙速をしないようにしていただきたいということをあわせてお願いしたいと思いま...全文を見る
○下村委員 アメリカでも、このサイバーテロ、サイバー攻撃に対して、今、新たな軍事的なテロでもあるということで対応をするということであります。  日本政府においても、情報セキュリティー政策を含め、しっかりとしたサイバーテロ対策が必要だというふうに思いますし、ある意味ではコンピュー...全文を見る
○下村委員 このことについては、あす、我が党の平井議員が引き続きお聞きすることになっております。  次に、高校授業料無償化についてお聞きしたいというふうに思います。  お手元に昨年八月九日の三党合意、これを改めてちょっと確認させていただきたいと思いますが、この高校授業料無償化...全文を見る
○下村委員 与党の幹部として、そして政府の副総理として、そんな答弁で許されますか。  一のところの「政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」ということと、さらにその下に、「平成二十三年度第三次補正予算ならびに平成二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処する...全文を見る
○下村委員 しかし、当時の岡田幹事長が責任を持ってサインしたわけですから、サインをしたということは、その後についても今も責任あるお立場なわけですから、幹事長ではありませんけれども、政府の副総理なわけですから、ほかの自民党、公明党に対して誠意を持って対応するということについては、責...全文を見る
○下村委員 そういう言い方が無責任でしょう、話し合っていただくと。先ほども申し上げましたように、我が党も民主党の方に、この三党合意については、これに合わせて、平成二十四年度の予算プロセスに当たって見直し協議ということをぜひ行いたいと要請しているにもかかわらずナシのつぶてだというこ...全文を見る
○下村委員 いや、それはないでしょう。三党合意というのは、自民党から申し入れをしたから、じゃ応えるという話じゃなくて、民主党自身も、岡田当時幹事長も、この二十四年度予算の編成プロセスなどに当たって誠実に対処することを確認すると。  誠実に対処するのはあなた方でしょう。あなた方が...全文を見る
○下村委員 あなた、この確認書に自分でサインしているんでしょう。この確認書にサインしていることについては、誠実に履行する義務があるんじゃないですか。次の幹事長に申し送りするなり、あるいは、今政府にいるわけですから、二十四年度の予算プロセスについては責任あるお立場のお一人でしょう。...全文を見る
○下村委員 いや、通告していますよ。
○下村委員 していますよ、通告。
○下村委員 通告しています。
○下村委員 これは、委員長、通告していますから。
○下村委員 いやいや、この内容について質問することを通告していますから。  そして、今の話は、私は……
○下村委員 岡田副総理ですよ。
○下村委員 各党間ではなくて、自民党は何回も申し入れをしているけれども、民主党が応えていない。応えていないという中で、これは民主党だけの問題でなく、平成二十四年度予算の編成プロセスなどに当たって誠実に対処する、これは政府の立場でも同じなわけでしょう、政府・民主党として。これについ...全文を見る
○下村委員 幹事長として当時確認書にサインをしていて、そして今政府の副総理に入っている人が、そんな無責任な答弁でいいんですか。  確認書について、だって、誠実に対処するのは、それはあなたの役目でしょう。今のような答弁というのは、全く自分はもう関知していないから、そんなの関係ない...全文を見る
○下村委員 いや、民主党がやっていないから、そして政府がそれに対して対応していないから、きょうの質問をしているんですよ。双方とかいう問題じゃないんですよ。  では、野田総理にお聞きしますけれども、二十四年度予算編成プロセスなどに当たり誠実に対処すること、これは確認していると。こ...全文を見る
○下村委員 今の岡田副総理の答弁と先ほどの野田総理の答弁は、全く無責任ですよ。  「政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」それから「平成二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処することを確認する。」これは三党間協議でしょう。ですから、二十四年度の予算編成...全文を見る
○下村委員 いや、私も実務者の一人ですけれども、政策効果の検証を政府がしたということは一度も聞いていません。一歩引き下がって質問したとしても、その政策効果の検証を今まで一度もそもそも出してもいないですよ。検討もしていないですけれども、出してもいない。  そして、それを受けて、「...全文を見る
○下村委員 これは衆議院に……(発言する者あり)
○下村委員 これは衆議院の文部科学委員会の理事が、この「政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」それから「平成二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処することを確認する。」という確認書があるわけだから、これについては、自民党として、この三党合意にのっとって協...全文を見る
○下村委員 では、平野文科大臣にお聞きしますけれども、少なくとも、「二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処する」、誠実に対処して予算編成を決めましたか。
○下村委員 間に合わなかったのではなくて、そもそも自公の三党合意に応じた確認書に対応を政府・民主党がしていないんですよ。間に合うとか間に合わないじゃなくて、していないんですよ。  これからしていただけますか。
○下村委員 いや、さっきの答弁と違うじゃないですか。間に合わなかったとさっき自分で言ったじゃないですか。
○下村委員 答弁が全くの後づけなんですよ。間に合わないといったって、最初から誠実に対応していないんですよ、そもそも。間に合う、間に合わないの問題じゃないんですよ。民主党が対応していないんですよ、そもそも。  これは野田総理、改めて、我々は、後で説明するつもりだったんですが、高校...全文を見る
○下村委員 その真摯に応えるというのは、もう一度繰り返しますけれども、三党合意にのっとって、確認書にのっとってやっていただけますか。
○下村委員 では、岡田副総理に確認しますけれども、政策効果の検証は各党でする必要がある、これは三党で一緒にぜひしていただきたいというふうに思うんですね。それというのも、政府側からも文科省からも細かなデータ、情報が出てこなければ、この政策効果の検証を我々も十分に数字的にできません。...全文を見る
○下村委員 民主党の代表である野田総理に確認をしますが、今、前幹事長そして副総理が、政策効果の検証はすべきだと明言されたわけですね、三党で。それにのっとって必要な見直しをし、そして「二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処することを確認する。」というのを三党公党間で、...全文を見る
○下村委員 そもそも申し入れに対して応えていないわけですから、政策効果の検証なんかされていないですよ、もちろん。  そして、繰り返すようですけれども、この必要な見直しをした中で、「平成二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処する」と。実際は政策効果の検証を三党でして...全文を見る
○下村委員 検証をし、「検証をもとに、必要な見直しを検討する。」三党合意をちょっと確認してくださいよ、配付しているんですから。その中で、「二十四年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処することを確認する。」ここまでは三党合意のとおりにしていただけますねということをお聞きして...全文を見る
○下村委員 そもそも政策効果の検証をしていないわけです。した結果、そういうこともあり得るかもしれません。しかし、していないわけですから。  まずは、三党で政策効果の検証をする。その後の結果次第によって、二十四年度予算の編成プロセスにおいて政府・民主党が誠実に対応するということに...全文を見る
○下村委員 では、改めて、民主党の代表である野田総理に確認いたします。  我々は、改めて、この確認書にのっとって三党で高校無償化について政策効果の検証をしていただきたい、そして必要があれば見直しを検討していただきたい。その結果を受けて、二十四年度予算の編成プロセス、もう既にプロ...全文を見る
○下村委員 それは、民主党代表として民主党の幹事長に、この三党合意について改めて誠実に対応するようにということを指示していただきたいと思います。  ただ、野田総理も私は問題だと思っているのは、平野文科大臣が就任した際に野田総理から下された八項目の指示書、見ると、そもそも、この中...全文を見る
○下村委員 我々は、この高校無償化法案について、今後、三党の中での政策効果の検証の中で、ちょっと事前に申し上げたいと思いますが、七つにおいて問題があると思っています。  一つは、高校無償化の教育上の効果。毎年四千億円の税金を投入して、これがどの程度教育上の効果、学力の問題だった...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  中井委員長、十分時間をいただきまして、ありがとうございます。  早速でございますが、きょうの各マスコミ報道によると、岡田副総理、十四日の記者会見、衆議院予算委員会が空転したことについて、私の答弁に野党が反発したわけでは...全文を見る
○下村委員 時間が十分しかありませんから急ぎます。  確認書、お手元に配付されていると思います。きのう、三党合意、幹事長がサインされました。   民主党、自由民主党及び公明党は、以下の点について確認する。  一、民主党は、平成二十三年八月九日付「確認書」において確認した高校...全文を見る
○下村委員 これはすぐ対応してください。  そして、三番目のことでありますが、「引き続き予算審議の中で論議を深め、上記の協議を踏まえ、必要に応じ予算に反映させることも含め、誠実に対処する。」とあります。  前回、時間がございませんでしたので、我が党の対案については詳しく説明が...全文を見る
○下村委員 総理にお聞きしたいんですが、「必要に応じ」とありますから、我が党は既に対案を出しておりますが、今後、予算委員会の中で審議を深めますが、その結果、場合によっては修正、予算の組み替えもあり得るということがこの文書で読めるということでよろしいですね。総理。
○下村委員 こんな答弁をしていたら、時間の無駄ですよ。端的に言ってよ、端的に。  総理、もう端的に答えてください。協議を踏まえ、予算の修正、組み替えもあり得るということで読めるということでよろしいですねとお聞きしているんです。端的に答えてください。
○下村委員 いや、だから、文書を読んでいるだけでしょう。文書の中身について……(発言する者あり)  委員長、ちょっと静かにさせてください。  文書の中身について、私が、その中身の内容について、必要に応じ予算に反映させるということについては、当然、修正や組み替えもあり得ると読め...全文を見る
○下村委員 全然答弁になっていないですね。もうちょっときちっと、文書で「誠実に対処する。」ということですから、答弁についても誠実に対処していただきたいと思います。このような答弁をしていると、本当に国会の論議というのも無駄になってしまいます。  改めて委員長にお願いをいたします。...全文を見る
○下村委員 それから、今回の確認書でも改めて確認されていますが、これは高校無償化だけの問題ではありません。前回の八月九日付のこの三党合意、これが履行されていないということでございますので、このほかにも、子ども手当や農家の戸別所得補償制度、これについても、三党合意に基づいた案件の集...全文を見る
○下村委員 以上を含め、これから政策効果の検証、当委員会においても深い審議をすることによって、今の高校無償化法案の問題点を指摘し、そして、最終的に予算の修正、組み替えを求めていくことを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございます。
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  先週は、高校授業料無償化に係る三党合意の不履行について質問しました。民主党は、非を認めて、三党幹事長による新たな確認書において謝罪をしたわけでございます。  金曜日には、政策効果の検証を行うための実務者協議が立ち上がっ...全文を見る
○下村委員 前回もお願いしました。あわせて、別に、農家の戸別補償等、三党合意に基づいた集中審議も求めます。委員長、いかがですか。
○下村委員 これも速やかに対応していただきたいというふうに思います。  本日は、文部科学分野におけるもう一つの民主党の不誠実な対応の例として、私学災害復旧助成法案について質問します。  現行制度では、災害復旧事業に関し、公私間、学校と専修学校、各種学校との間で差を設けておりま...全文を見る
○下村委員 今、安住大臣から読んでいただいた確認書は資料配付をしてございます。  そのうち、今御指摘ありましたが、私学復旧助成法案以外の二法案は成立をしたんですね。しかし、私学復旧助成法案はなぜ成立をしなかったんですか。
○下村委員 相当ごまかしがありまして、これはあなたに問題があるんですよ。  なぜかというと、これは当時、民主党の筆頭理事は松宮勲さん、そして自民党の筆頭理事は私だったんですよ。当時の、つまり通常国会のとき、八月末まであったわけですけれども、松宮さんは、民主党の文科部門会議、ここ...全文を見る
○下村委員 現場で与野党で合意したにもかかわらず、安住国対委員長がとめた。それを受けて、あなたは八月の二十五日に与野党国対委員長会談において、今お読みになりましたが、この確認書をつくったわけですね。その中で、「私学復旧助成法案については、委員会に付託した上で継続審議として取り扱い...全文を見る
○下村委員 いや、引き継ぎされていないんですよ。(安住国務大臣「しています」と呼ぶ)  じゃ、どんなふうに引き継ぎしたんですか。具体的に言ってください。
○下村委員 当時の国対委員長、ここにおられますね。  じゃ、当時の平野国対委員長はどんなふうにされたんですか。
○下村委員 いや、ですから、具体的にこの私学の復旧助成法案についてどんなふうに引き継いで、どんなふうに対処されたんですか。
○下村委員 いや、だから、その後、平野国対委員長はどういうふうに引き継がれたんですか。
○下村委員 平野大臣、逃げちゃだめですよ。あなたはこの私学の復旧助成法案については、現在、担当大臣でもあるわけです。担当大臣としての立場がある中で、その前は国対委員長として引き継いだということであれば、どんなふうに与野党間で協議し、成案を得るように努力をしたんですかということを具...全文を見る
○下村委員 委員長、これは誠実に答弁していただきたいと思うんです。  何回か再質問して、今初めてお答えになりましたが、昨年の十一月の十八日、野党の申し出によって一度だけあったんですよ。しかし、そのときに、安住国対委員長のときの確認書を交わしたことについて、私学復旧助成法案につい...全文を見る
○下村委員 平野大臣、平野さんは、この法案に関係する担当の文科大臣なわけですよ。文科大臣として、二十四年度の予算の中で、では、これをどう入れるのか。実際は入れていないです。この法案どおりの予算は入れていないです。だからこそ、民主党が誠意を持って対応していないと。  しかし、政府...全文を見る
○下村委員 安住財務大臣、ごまかさないでください。私が言っているのは、この法案が継続になっていることがけしからぬと言っているんじゃないんですよ。この確認書どおりに民主党が誠意を持って対応していない、高校無償化と同じなんですよ、一回だけ聞きっ放しで終わっているんですよ。  それか...全文を見る
○下村委員 安住さん、ここに書いてあることと答弁が違いますよ。答弁の前に書いてあること、「私学復旧助成法案については、委員会に付託した上で継続審議として取り扱い、今後与野党で協議し成案を得るよう努力する。」努力するのはあなたの方ですよ。  それから、八月の二十六日、さらなる返事...全文を見る
○下村委員 改めて、これはあなたがみずから確認書をつくったわけですから、これは誠意を持って対応してくれないと困りますよ。  そして、先ほど三次補正の中でこれが入れてあると言っていましたが、実際は、前原政調会長は、この要望どおりに三次補正の中で入れられないと返事しているんですよ。...全文を見る
○下村委員 では、時間が来ていますから最後にしますけれども、前原政調会長が、我が党が三次補正について、公立学校のみならず、私立学校、専修学校も対象にすべきだという、このことについて、返答で、私立学校災害復旧の補助率のかさ上げは、過去の災害の取り扱いや他の施設の取り扱いとの公平性の...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。  まず、野田総理にお聞きしたいと思いますが、河村たかし名古屋市長の南京三十万人大虐殺事件なかった発言というのがございました。これは、実は安倍内閣のときから、専門家によって日中歴史共同研究を図ってい...全文を見る
○下村委員 全く答弁になっていませんが、私が申し上げたのは、南京大虐殺記念館、特にこういう形でやるようになったのは最近の話ですから、これについては日本政府としてしっかりした対応をしていただきたいと思います。  きょうは本題が高校授業料無償化問題でございますので、またこのことは別...全文を見る
○下村委員 ぜひ、民主党も硬直的にお考えをしないでいただいて、今御指摘のような、あるいは指摘させていただいたような公私間の格差の問題というのはやはりあるんですね。それから、低所得者層に対してさらに厚く対応すべきだということについて、まだ最終的な結論は出ていませんが、方向性としては...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  明確に、我が国としてのスタンスできちっと臨んでいただきたいと思います。  その上で、この北朝鮮の下部組織である朝鮮総連、それから朝鮮学校、この関係について、今どのような状況なのかお聞きしたいと思います。これは、松原国家公安委員長としてのお...全文を見る
○下村委員 今の御答弁のとおりの認識の中で、平野文科大臣にお聞きしますが、朝鮮高校を授業料無償化対象とするかどうかということについて今調査をしている最中であるということですが、調査以前の問題として、朝鮮高校がもし支給対象になったとしたら、これは明らかに、教育基本法第十六条、つまり...全文を見る
○下村委員 平野大臣、質問を正確に聞いていただきたいんですよ。審査中と関係ない話なんです、これは。  今、国家公安委員長から話があったように、朝鮮総連は、朝鮮高校に対して、これはもう政治的にも内部に入り込んで介入しているんですね。ですから、これが支給対象になれば、不当な支配とい...全文を見る
○下村委員 支給の対象になるかどうかは、これは教育基本法と別の話です。私が申し上げているのは、教育基本法第十六条に違反するのではないですかということをお聞きしているんですよ。だから、審査している、していないは関係ない話だ。本質的な話なんですよ、これは。これについて明確な答弁を求め...全文を見る
○下村委員 いや、差し控えたいと言うこと自体がもう逃げているんですよ。政府の機関である国家公安委員長が明確に、朝鮮総連、朝鮮総連の組織の中の、これは教育会というわけですけれども、そこが、総連が朝鮮高校に入り込んでいるということについては明らかになっているわけですから。だから、それ...全文を見る
○下村委員 そうすると、先ほど国家公安委員長の答弁でありましたけれども、では、朝鮮総連が朝鮮学校に入って影響を与えているということは不当な支配にならないということですか。具体的に答えてください、的確に。一般論じゃないですよ。具体的な質問をしているんですから、それに対して具体的に答...全文を見る
○下村委員 では、改めて松原大臣に、朝鮮総連と朝鮮高校の関係についてお聞きします。
○下村委員 もう明らかに、教育、人事それから財務、影響していると答えているじゃないですか。これが不当な支配でなかったら、何をもって不当な支配とするんですか。
○下村委員 いや、これは審査は関係ないでしょう。だって、政府の同じ機関じゃないですか。政府の同じ機関である専門機関が明確にそれについては答弁しているわけですから。  そうすると、今の大臣の答弁は、そのとおりに従うかどうかわからないということですか。
○下村委員 冒頭から申し上げているように、これは審査とは関係ない話なんですよ、構造的な話ですから。そのことについては、国家公安委員長がきちっと答えられているわけですから。  審査の内容の結果、不当な支配になるかならないかという話じゃないんですよ、これは。もう明らかにこれは不当な...全文を見る
○下村委員 では、答えてください。  これは、審査の対象では私はないと思いますよ。審査以前の問題として、不当な支配云々というのは、我が国の法律における位置づけですから、審査する、しないの問題じゃないんですよ、これは。そもそも論を聞いているんですよ。それでも審査中というんだったら...全文を見る
○下村委員 いや、全然答弁になっていませんけれども、では、平野大臣、いいですか、審査基準の中にこの「不当な支配に服することなく、」というものが抵触しているかしていないか、該当しているような項目があるんですか。答えてください。
○下村委員 だから、重大な法令違反があるというのは、先ほどの国家公安委員長の答弁で明らかじゃないですか。だから、不当な支配と言っているんですよ。それについて答えられないんですか。
○下村委員 いや、これは明らかに、私は、教育基本法第十六条の違反になるのではないかということを申し上げているわけですよ。これは、そもそも、審査した結果云々じゃなくて、今はっきり答えられることなんですよ。  今の松原大臣の答弁のとおりだという、それは共有しているということですから...全文を見る
○下村委員 いやいや、全く答弁にならないですね。全く答弁にならない。答えられない。  これは、答えられないから、全くこういうことを決められないから、この公立高校無償化問題、もう二年たっているにもかかわらず、逆に今審査中、審査中と。実際、今年度だって、今月でおしまいなわけですよ。...全文を見る
○下村委員 全く無責任ですね。二年たっても全く決められない、当事者能力がないということが明らかになりました。  時間が来ましたので、ここで終わります。ありがとうございました。
03月16日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。  まず、高校授業料無償化の三党合意に基づいた質問をしていきたいというふうに思います。  三月の六日に、高校授業料無償化について検討していた三党実務者協議が論点整理に入りました。民主党からは田島筆...全文を見る
○下村委員 実務者協議は、もう三回にわたって論点整理をしてまとめたものでありまして、それぞれ三党が幹事長や政調会長等に報告したと思いますが、これはこれで残念ながら一つの決着、めどがついたというふうに私は思います。ですから、今後は、国会等の中でさらに議論を深める。問題意識については...全文を見る
○下村委員 既に、高校授業料無償化が施行されて丸二年近くになるわけでありますが、もともと、当初から我々は、高校教育に対するそもそもの理念、考え方が示されていないというふうに指摘してきました。  三党合意では、学力や学習意欲等の効果については、政府において、詳細な検討を行う。つま...全文を見る
○下村委員 平野大臣、それは理念ではないと思うんですね。  既に高校教育は実施され、そして、今おっしゃったように九八%近い進学率でもあるわけであります。しかし、その中で、四千億円の税金を新たに投入するわけですから、やはり国民から見たら、それだけ効果がさらに上がる高校教育をしても...全文を見る
○下村委員 平野大臣、答弁を逃げているとしか思えないんですけれども、実務者協議はもう終わったんですよ。終わっていないと、何でそんなふうに解釈されるんですか。
○下村委員 いや、それぞれ、実務者協議でまとまった部分と、まとまらなかった部分、これがほとんどですけれども、それは、各党の幹事長に説明して、それでそれぞれがそういうふうに判断しただけですから、別に、新たにまた三党の幹事長が集まって高校授業料無償化について協議するということについて...全文を見る
○下村委員 それは、輿石幹事長に確認されるのはぜひしていただきたいと思いますが、確認しても、三党合意の結果が翻るとかいうことでは全然ありませんから、これについては、国会の中でしっかりと次のステージに行くような誠意ある対応をしていただきたいと思うんですね。  具体的にちょっと申し...全文を見る
○下村委員 いや、大臣、よく聞いていただきたいんですが、それは実質的な対応じゃないんですよ。  先ほど言いましたように、高校授業料無償化という制度を導入されたことによって、特定扶養控除がなくなる。そのことによって、結果的に、通信制、定時制、フリースクール、そういう家庭の子供にと...全文を見る
○下村委員 二つ。  基金の問題ですけれども、これは、だって、終わっちゃうんでしょう。その先どうするんですかということについて、まだ対応できていないじゃないですか。では、この基金はどうするんですか。  それから、財務省のじゃなくて、私が聞いているのは、文科省としてどんな対応を...全文を見る
○下村委員 大臣、事前通告しているんですから、そんな答弁ではやはりまずいですよ。  基金について、では、いつまで使えるんですか。今後どうするんですか。
○下村委員 もう全然答弁になっていないですよ。では、高校授業料無償化も途中でどうするか考え直しますか。  これは、高校授業料無償化、恒久政策であるのであれば、この支援基金についても恒久政策にしなかったら対処できないでしょう。これは二十六年で終わることになっているんですよ。今後に...全文を見る
○下村委員 大臣、それを聞いたら全国の都道府県知事は怒ると思いますよ。だって、高校授業料無償化は国で始めたんでしょう。国で始めたんですから、国が責任をとらなきゃおかしいですよ、それは。  それから、そもそも都道府県格差が相当、このことによってさらに拡大しているんですね。例えば、...全文を見る
○下村委員 しかし、抵触するということであれば、それは問題なんじゃないですか。文科省として、それははっきり言うべきことなんじゃないですか、抵触しないならしないと。はっきり言ってください。
○下村委員 何で府議会で影響することについて控える必要があるんですか。違法であれば違法で、きちっと最初に明示しなければ、それは無責任体制でしょう、違法でなければないでいいんですけれども。それは、国としての姿勢ははっきりすべきじゃないですか。  国が結論を言わないまま、府議会で一...全文を見る
○下村委員 そういう無責任な体制が地方自治体から国に対して不信感を買っているんですよ。それは法律ですから、法治国家ですから、ルールにのっとって、違法なのか違法でないのかということを明確に言えなかったら、それは行政の長たる関係行政の責任大臣とは言えないんじゃないですか。  今の話...全文を見る
○下村委員 議会において教育基本計画が策定されるということについて了承され、つまり手続上は問題がない、しかし、今の危惧のように、実際に、首長と教育委員会の職務権限との関係で問題が生じることがあるかもしれない、この場合のことですね。  そのときに、文部科学省が法的に何らかの対応を...全文を見る
○下村委員 文部科学省が竹富町は無償化措置法に対して違反した状態であると言っているにもかかわらず、実際は是正要求ができない事例であると今お答えになりました。  同じように、是正指示、もっと強い法的権力ですが、これは第五十条、これについて、今日まで発動された事例がありますか。
○下村委員 地方教育行政法、是正要求、四十九条、それから今の是正指示、五十条、これについて、事実上は両方発動されたことがないということですよね。  なぜ、問題、違法状態にもかかわらず、例えば竹富町なんかもそうですが、実際は両方、是正要求それから是正指示、これが一度も発動されてい...全文を見る
○下村委員 同様のことがこれから大阪で起きるかもしれません。大阪維新の会が、教育委員会の設置を自治体の選択制とする、これを大阪維新の会の船中八策、選挙公約に示すと。事実、今回、それをしようと橋下市長がしているわけですね。  もし、これが議会の同意のもとに、教育委員会の設置を自治...全文を見る
○下村委員 これは、今御指摘のように、我々もといいますか自民党も、安倍内閣のときにつくった教育再生会議の中では、この教育委員会の設置については、自治体の選択制も考えるべきだというのが提言の中では入っております。  ですから、これについて全く反対の立場ではないんですが、ただ、もろ...全文を見る
○下村委員 今大臣の答弁のように、地方自治について、地方でできることはできるだけ地方に移譲するということについては私も賛成いたします。  ただ、一方、憲法には教育の義務も定められております。子供たちの教育を受ける権利を守り、義務教育の最終的な責任を国が担うという観点から、地方公...全文を見る
○下村委員 これは、平野大臣、全くわかっておられないと思います、今の答弁。実際に予算が減っているんですよ。減っているからそういうふうに申し上げているんであって、思い込みでも何でもなくて、客観的な数字の上で今指摘をしているんですよ。  ですから、そんな答弁は全く認められない答弁で...全文を見る
04月12日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  昨年の七月の十四日、当委員会で尖閣諸島の問題を取り上げました。再びこの問題を取り上げさせていただきたいと思いまして、きょうは、内閣官房長官、防衛大臣また国交大臣、お願いしたんですが、今、厳戒態勢に入っているということでご...全文を見る
○下村委員 一部マスコミで過剰配備ではないかというような報道もありましたが、これは国民の安心、安全を考えれば、きちっとした態勢をとることはもう当然のことでありまして、万が一起きたときに日本がベストとしてどういう態勢がとれるかということについて、国内外に周知をするということも当然、...全文を見る
○下村委員 野党の自民党が提案するのを待っているというんだったら、それは民主党の答弁だったらいいですよ。これは政府の答弁ですからね。政府の、政務官としての答弁ですから、それは認められないと思います。前回、一年前も同様の答弁だったですね。  この一年でどう変わったか。特に中国の海...全文を見る
○下村委員 これは、下条政務官から最初にお答えがありましたが、いろいろな想定じゃなくて、私は具体的なことを申し上げているんですよ。  今の答弁の中で、尖閣諸島に何百という漁船が来て、民間や民間を装った人が何百人か尖閣に上陸した、今までの法律では対処できないけれども、今度出される...全文を見る
○下村委員 ところが、それだけでは済まないというのが、南シナ海の中国の状況であらわれているわけですね。同じようなパターンなわけですよ。  尖閣が初めてではなくて、ほかのところでも同じような、つまり、中国の漁民が他国の無人島等に実際に上陸をして、しかし、中国はそこを自分の領土だと...全文を見る
○下村委員 何か、わかって答弁されているのか、わからなくて答弁されているのか、私はよくわかりませんけれども、私は具体的な話を申し上げているので、具体的に答えていただきたいんですね。  そういう意味で、冒頭申し上げたように、常時、自衛隊が平時から国際法に基づいた領海警備ができるよ...全文を見る
○下村委員 これが大臣の答弁だったら私は認めませんけれども、政務官ですから優しく対応します。今のは全く答弁になっていませんよ、申し上げますけれども。  時間の関係で、上陸問題。  石垣市長が、平成二十三年の六月十日に、尖閣諸島での慰霊祭実施のための上陸許可を求めました。もちろ...全文を見る
○下村委員 齋藤副長官はこのことについては初めてなのかもしれませんので、ここで追及してもしようがないんですけれども、それは全くうそですよ。  これは、新藤さんの地元の埼玉県の方なんです、所有者は。栗原さんという方なんですけれどもね。そういうふうに本当に言っているのかどうかという...全文を見る
○下村委員 いや、それであれば調べていただきたいと思うんですけれどもね。総理にも出しているはずですよ。総理、関係大臣、全てに対して。皆さん全てに対して出しているはずですよ。  委員長、提案なんですが、前回も、この決算行政特別委員会で、私は二つお願いしました。一つは、答弁を求めま...全文を見る
○下村委員 これは、中国漁船の問題が起きて、自民党でも調査をすべきであるということが議論されたんですが、やはり国会議員ですから、正々堂々と、国政調査権を使って、国会として行くべきである、こういうことを自民党としても決議をし、そして関係委員会にこれを提案しているところでございます。...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。  まず、二つ、事前通告しておりませんが、別に難しい話ではありません。まず質問したいと思います。  最近、二つの超党派の議員連盟ができました。一つは、親学推進議員連盟、それからもう一つが、古典の日制定議員連盟で、両方...全文を見る
○下村委員 よろしくお願いいたします。  そして、高井副大臣、就任おめでとうございます。このようなときに副大臣になるというのは、先行き不透明の中で大変なことだと思いますが、しかし、高井さん御本人にとってはさらなる活躍の場が広がったということで、期待を申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○下村委員 よろしくお願いいたします。  それでは、通告をしていた質問、本題に入りたいというふうに思います。  まず、やはり朝鮮学校の問題なんですが、北朝鮮が人工衛星と称する長距離弾道ミサイルを発射しました。二分後には空中分解をして失敗したわけでありますが、しかし、これは東ア...全文を見る
○下村委員 平野大臣も官房長官をされているわけですから、今までの経緯はよく御存じなわけですね。外交的な配慮を加えないと言われましたが、実際に、我が国じゃなくて、北朝鮮が韓国の領土内、延坪島砲撃事件がありましたね。あのことによって、事実上これはストップしたわけですよ。それで、菅総理...全文を見る
○下村委員 全くの無責任答弁だというふうに思いますね。高校授業料無償化がスタートして、もう三年目ですよ。これは朝鮮学校の生徒にとってもかわいそうな話だと思いますよ、そういう期待感を持たせたわけですから。  ところが、二年間も、審査している、調査しているとほっておいて、いまだに、...全文を見る
○下村委員 大臣、質問を正確に聞いて答えていただきたいと思うんです。私はそういう質問をしているんじゃないんですよ。  政府見解と異なった記述があるのではないですか。これは平成十九年だけではなく、その前でも、外務省が、強制連行はなかったというのは国会答弁で何回も実際答弁しているこ...全文を見る
○下村委員 どうしてですか。私は具体的に質問しているんですよ、具体的に。  政府見解において、強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったということが明らかになっている中で、これに反する、実教出版においても東京書籍においても、そういう記述であるのではないですかということをお聞...全文を見る
○下村委員 強制連行という言葉がなくても、動員したとか、駆り出された、つまり、これは日本軍がということですよね。これは、日本軍がそういうふうにしたということは、強制連行ということだと思いますね。これについて看過するという大臣の認識について、全く共有できないし、それ自体が問題だとい...全文を見る
○下村委員 いや、尊重って、どういうふうに尊重するんですか。
○下村委員 日教組は、昨年八月に発表した政策制度要求と提言において、沖縄における集団自決に関する教科書検定意見を撤回するとともに、従軍慰安婦、侵略など加害の視点での教科書の記述をさらに進めるなど、近隣諸国条項を堅持すること、これを方針にしているんですね。これは、従来、日教組が政府...全文を見る
○下村委員 現在も所属をされていると。  現在、どんな役職ですか。
○下村委員 日教組の政治組織である日本民主教育政治連盟の副会長。副会長の立場で、同時に文部科学省の大臣政務官をしているというのは問題だと思いませんか。
○下村委員 私も、政府側に入っていたときがあるんですね。そのときは、民間の役職も含めて全部やめているんですよ。例えば、私は、あしなが育英会という少なくとも政治的には関係ないところの副会長もしていたんですが、そういうところも含めて全部やめているんですね。  ましてや、あなたは文部...全文を見る
○下村委員 平野文科大臣、兼務するというのは問題じゃないですか。いかがですか。
○下村委員 神本政務官が日教組の政治組織である日本民主教育政治連盟の副会長をしながら政務官をしているということを民主党政権が認めているのであれば、まさに民主党政権の教育政策は日教組政策そのものだというふうに断じざるを得ないと思います。そういう前提でこれから国会の中で議論を追及して...全文を見る
○下村委員 神本さんは、政務官と同時に、日教組の日本民主教育政治連盟の政治組織の副会長でしょう。日教組として運動していることと政務官の今の答弁というのは、相矛盾する話ですよね。それはどういうふうに整理されているんですか。
○下村委員 いや、だったらけじめをつけるべきじゃないですか。  これは、少なくとも我々の政権のときは当たり前の話だったと思うんですよね。恐らく、民主党の中でも、ほかの政務三役もそういうふうに整理されていると思いますよ。されていますね、うなずいている方もいらっしゃるから。  神...全文を見る
○下村委員 そんな答弁は通用しません。  しかし、これはきょうの本質じゃないので、改めてこの問題は取り上げたいというふうに思います。  まず、この戦時性的強制被害者問題解決促進法案、これは現在でも神本さんは成立を目指す立場であるのかどうか、お聞きしたいと思います。
○下村委員 いや、コメントを差し控えたいは認めません。だって、あなたは両方兼務すると言ったんでしょう。私は、そちらをやめているんだったら、今そちらの方については休職中だったら、それで認めますよ。今、両方やっているんですから、差し控えますじゃだめです。ちゃんと答えてください。
○下村委員 個人のことを聞いているんじゃないんですよ、あなたは日教組の政治組織の副会長なわけですから、日教組の政治組織の副会長で、同時に政務官を兼務されているわけですから。その内容が矛盾しないんですか、どちらかやめるべきじゃないですかと言ったのにもかかわらず、それは両方兼務できる...全文を見る
○下村委員 それから、慰安婦、強制連行について、教科書で積極的に記述して子供たちに教育すべきだという考え方は持っておられたわけですね。これは今現在どうなんですか。
○下村委員 いや、だとしたら、誰にでもわかるように、少なくとも日教組の幹部は、この間は、政務官の間は休職すべきじゃないですか。そうでなかったら、今の話は筋が通らないですよ、だって実際封印されるわけですから。封印しないということですか。どうですか。
○下村委員 いや、考えたいじゃだめですよ。明確に答えてください。何をいつまでにどう考えるんですか。
○下村委員 では、次回の質問のときまでに明らかにしておいていただきたいというふうに思います。  アメリカのニュージャージー州に設置されたいわゆる従軍慰安婦記念碑や、ソウルの日本大使館前に設置された平和の碑、これについて、自民党ももちろん、この問題については、歴史的に謙虚であると...全文を見る
○下村委員 そんなひきょうな外務省の姿勢だから、周辺諸国からも甘く見られるし、何の対応も結果的にできない、結果的には追認だと各国から見られるんですよ。  今ので、その間に、神本政務官、確認されたと思いますが、この内容について、書かれている内容についてどう思われますか。
○下村委員 それでは、平野大臣、ニュージャージー州に設置されたこの記念碑の文章についてどう思われますか。
○下村委員 まず、読みますね、大臣。  一九三〇年代から一九四五年までの間、日本帝国政府の軍によって拉致された二十万人以上の女性と少女を記憶にとどめ、慰安婦として知られている彼女たちは、誰も見過ごすことができない人権の侵害に耐えた、我々はこのような人類に対する罪の恐ろしさを忘れ...全文を見る
○下村委員 では、この数字はどうですか、外務副大臣。
○下村委員 平野大臣、それから神本政務官、これは常識ですよ、つまり、根拠がないということは。根拠がないということは常識じゃないですか。これは別に事前に通告しようがしまいが、例えば野田大臣でも、これは予算委員会で根拠がない数字だと言っているんですよ。当たり前の話だと思いますよ。そん...全文を見る
○下村委員 これは、明らかに歴史的な事実でないことをそのまま反論しなければ、それはまさにプロパガンダとして、日本というのはそういう国なんだということを世界の人たちに認識されることになるわけですから、これは明確に発信していくことが外務省の役目ですから、やっていただきたいと思います。...全文を見る
○下村委員 このことについては私は韓国を見習うべきだというふうに思っておりまして、つまり、韓国は歴史については、検定からこれはもう国史にして、国定教科書にしているわけですね。しっかりとした歴史認識を子供たちにきちっと正しく韓国の立場で教えるということについては、我が国も大いに参考...全文を見る
○下村委員 時間が来ましたので、きょうは終わりにしたいと思いますが、これは、大学の入学時期をずらすだけの問題じゃなくて、本質的に、今の日本の教育システムでは、次代の子供たちのたくましい育成はもう限界に来ているという中で、ドラスチックな改革が今求められていると思います。  政府の...全文を見る
05月18日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。  委員長初め理事の皆様方には、本日、御配慮いただきましたことを、冒頭、感謝申し上げたいと思います。  死因究明等の推進に関する法律案の起草案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の提...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  この人材育成について、今文部科学省から答弁がございましたが、基本方針では、それ以外に、警察等の職員、そして医師、歯科医師等の人材の育成、資質の向上も明示しておりますので、警察庁、厚生労働省も含め、政府一体となった組織対応が必要であるというふ...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  死因究明は最後の医療であり、死者が生存していた最後の状況を明らかにすること自体が生命の尊厳と個人の尊厳の保持につながるものであるとともに、犯罪や事故の見落としを防ぎ、公衆衛生の向上にも資する公益的な目的、意義を持つものであります。  また...全文を見る
○下村委員 おっしゃるとおりでございまして、関係省庁が相当多岐にわたっております。現在において、死因究明を行う専門的な機関が整備されておりません。この機関が整備された場合、そこで死因究明に当たる人材の育成、資質の向上、確保も急務であるということから、機関の整備、そして人材確保の両...全文を見る
○下村委員 医療機関における診療行為というのは、人体に対する侵襲、手術等ですね、を前提として一定の危険性が伴うものでございまして、場合によっては死亡等の不幸な帰結につながる場合もあり得るわけでございます。また、診療行為における死因究明は、専門的な証拠や資料に基づき公正に行われる必...全文を見る
○下村委員 お答えいたします。  日本医師会からそのような提案をいただいております。  まず、死因究明推進法の中では、これは、プログラム法の中で、この二年間の中で関係省庁の中でさらなる死因究明のための体制整備をする計画をつくるということが前提でございます。その後、基本法のよう...全文を見る
○下村委員 お答えいたします。  この死因究明等推進会議の委員は、内閣官房長官以外の国務大臣のうち、内閣総理大臣が指定する者と、死因究明等に関しすぐれた識見を有する者のうちから、内閣総理大臣が任命する者ということになります。死因究明等に関しすぐれた識見を有する者は、法医学の専門...全文を見る
○下村委員 お答えいたします。  基本的に、この死因究明推進法、二年間の時限的な法律の中で関係省庁において体制を整備し、その後、死因究明基本法のような形でさらに着実に達成できるようにしていこうという中でのことでございます。  最初の死因究明等推進会議は、主に関係省庁の大臣等が...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○下村委員 自民党の下村博文です。  私は、子ども・子育て新システムを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  いよいよこの委員会も終盤戦に入ってきた中で、採決の時期について議論がされているところでございます。そして同時に、各党でこのことについての修正協議が始ま...全文を見る
○下村委員 いや、ですから、その中身を聞いているわけですよ。認定こども園における課題があるということについては、それはそのとおりだと思います。ですから、今御指摘の小渕報告の中でも、それをどう五年をめどに見直していくかということについて随時やっていくということですね。ですから、認定...全文を見る
○下村委員 それについては全く同意できないわけですが、今の大臣の方向性として、そうすると、全ての幼稚園、全ての保育園を、総合こども園に全部する、将来。そういう前提での今、話ですか。
○下村委員 前半の話と後半の話で違うんですよ。  前半の話だと、宗教法人等の特別な幼稚園についてはそれを認めるというようなお話がありました。つまり、例外的な意味で言われましたね。それから、後半の部分において、インセンティブとして、総合こども園にすることによってより財政的にもバッ...全文を見る
○下村委員 大臣、端的に答えていただきたいんですけれども、私立の幼稚園が現状のままやっていきたいと、私学助成等を受けているところですね。それについては私学助成はそのまま減らさないということでよろしいんですか。端的に答えてください。
○下村委員 減らすだけでなく、先ほどおっしゃったように、既に幼稚園でも預かり保育をやっていますね、七五%。しかし、実際、対象は三、四、五歳児。これについては補充をする、拡充すると。これは必ずしも、既にやっていることですから、別に総合こども園にならなくてもやっているわけですから、今...全文を見る
○下村委員 そうすると、大臣、総合こども園にならない幼稚園が、既にだから七五%が預かり保育をやっているわけですけれども、それは対象にしないということですか。
○下村委員 一問一答で、端的に答えていただきたいんですけれども。  もう一度確認ですよ、大臣。大臣、聞いていますか。いいですか。(小宮山国務大臣「はい、聞いています」と呼ぶ)既に私立の幼稚園等では預かり保育をやっているわけですよ、七五%が。今の大臣の答弁だと、やっていても、さら...全文を見る
○下村委員 それは問題ですね。結果的に、今政府が考えている総合こども園に協力しない限りはインセンティブは一切なし、そういう制度設計ということですね、今の大臣の答弁は。それ自体も非常に問題だと思いますよ。  それからもう一つ、総合こども園と待機児童の問題を連動させて言われていまし...全文を見る
○下村委員 そもそも、待機児童対策と、総合こども園としての幼保一元化、これは別の対策、手だてが必要で、既存の幼稚園があいているからといって、そこにゼロ、一、二歳児の待機児童がたくさんいる地域が重なっているような状況ではない、数字だけの問題ではないということを御指摘したいというふう...全文を見る
○下村委員 まだ具体的に案がないと。  これは、岡田副総理、どうですか、三千億の財源。
○下村委員 しかし、政府としても、いつまでも財源については検討中ということじゃなくて、具体的な例示等を出すときに来ているんじゃないですか。それがない限りは、やはり無責任だということになってしまうわけですね。  次のテーマに移りますが、小宮山大臣が言われていることについて、待機児...全文を見る
○下村委員 小宮山大臣の、国会答弁じゃなくて国会答弁以外の日ごろの言動を仄聞すると、親が働くことのみに価値を置いていて、授かった子供に愛情を込めて育てる親、つまり専業主婦ですね、この専業主婦の存在を無価値のものとして取り扱っているがごとく軽視し、根絶することを目的としているような...全文を見る
○下村委員 いや、もしそうであれば、私は、今回の法案についても手順が相当違っているんじゃないかと思うんですよ。  まず一つは、やはりワーク・ライフ・バランスですよ。これをしっかりと各企業等に働きかけをすることによって、間違いなくゼロ歳ではなくて一歳から子供を預けられるような環境...全文を見る
○下村委員 具体的にお聞きしたいんですが、ワーク・ライフ・バランスの中で、それからあとは、これはこの委員会で我が党の小渕委員も提案していましたが、例えば四月からの予約制。なかなか四月に入れないから、四カ月、三カ月で子供を入園させざるを得ないというようなこともありました。これについ...全文を見る
○下村委員 聞いていてもよくわからないんですよ。  岡田副総理にお聞きしますが、今回、子ども・子育て新システム、我々は、総合こども園とか、それから今回の法案については反対です。しかし、基本的に待機児童を解消しなければならないことは事実ですし、それから、幼児教育について、保育園と...全文を見る
○下村委員 ゼロ歳児の保育を確保するなと言っているわけでは全然ないわけです。必要な部分は当然すべきだ。ただ、国家戦略として、今後のあり方として、やはり育児休暇がきちんととれて、そして家庭できちっと子育てができるような環境については、後追いではなくて、今の制度の中で、日本社会の中で...全文を見る
○下村委員 終わりました。
06月11日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○下村委員 自民党の下村博文です。  きょうは、四人の参考人の方々、お越しいただきましてありがとうございます。  先ほどから話がありましたように、私も、昨日、一昨日と、尖閣諸島漁業活動の支援、一員として行ってまいりました。国会議員は全部で六名で参加をいたしまして、残念ながら、...全文を見る
○下村委員 その上で、まず山田参考人にお聞きしたいと思うんですが、先ほどから御指摘されていますように、中国の東シナ海進出、これは大きく変わってきた。特に二〇一〇年から方向転換をしたのではないかというふうに思っております。  もともと、一九七一年の十二月に、尖閣諸島の領有権を中国...全文を見る
○下村委員 海上保安庁の領海警備法は、今国会で前田国交大臣の問責決議の問題がありましたからずっと開かれておりませんでしたが、これが解決しましたので、早急に国土交通委員会でこの問題については法案が成立するのではないかと期待をしたいというふうに思います。  その上で、尖閣諸島周辺の...全文を見る
○下村委員 もともと、一昨年の中国漁船船長問題があった後、このことについて国会でも再三取り上げました。私も、一昨年の暮れに、尖閣諸島は国有化すべきではないか、国が購入すべきではないかということに対して、当時、菅総理が、国有化することを検討するという答弁だったんですが、検討だけで終...全文を見る
○下村委員 何かはぐらかされたような気がいたしますが。  最初の御指摘については、やはりそのとおりだというふうに思うんですね。地元の中山市長も、我々も実際、きのう、おとといといまして、例えばやはり避難港が必要だと。かつて、ピークのとき人が二百四十八人住んでおられて、そしてそこで...全文を見る
○下村委員 野党の立場ですので厳しい見方ですけれども、表明を国は、国有化することも検討するということを言っていますが、本当に今の民主党政権の中で購入するかどうかと考えると、これは多分そこまでできないだろう、しないだろうというふうに我々は思います。ただ、改めてこの決算行政委員会で、...全文を見る
○下村委員 尖閣問題は日米安保条約の中で該当するということであっても、やはり、自国の安全はみずからまず守る、こういう姿勢がなければアメリカも発動するはずがないわけであって、日米安保条約があるから大丈夫だということでなく、まず日本人がみずからいざというときのためにきちっと対応する、...全文を見る
○下村委員 今のお話は、私も改めて勉強をさせていただきたいと思いますが、そういうような形で法治国家としてできるのかどうか。  一方で、我が国の憲法、新憲法と言われていますが、実際、もう既に世界の中で一番古い憲法、六十数年間一度も改正してこなかったということで、一番古い憲法になっ...全文を見る
○下村委員 国会の国政調査権だけでなく、現地実地調査というのはいろいろなレベルで、いろいろな形で行うことが必要だというふうに思うんですね。  石垣市でもこの三つのことについて要請をしているわけですけれども、これは沖縄県とも連動してされるおつもりがあるか、その場合にはどれぐらいの...全文を見る
○下村委員 ちょっと石原知事に確認をしたいんですが、地主さんの栗原さんにお会いしたということだそうですが、今まで、政府の答弁の中で、地主の意向によって政府関係者以外何人も上陸を認めない、これは平穏な維持管理のために必要なことなんだ、こういうことを答弁で使っていたんですね。  地...全文を見る
○下村委員 わかりました。  それから、横畑参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、横畑参考人は、日本哺乳類学会、それから日本生態学会の所属でもあるということですね。それぞれの立場から、尖閣諸島の自然というのは大変貴重なことであるというふうに思いますし、世界絶滅危惧種もたくさ...全文を見る
○下村委員 中山参考人にお聞きしますが、先ほどからお話ししているように、きのう、おとといと行ってまいりまして、尖閣諸島周辺は大変豊穣な海であるというふうに思いました。ただ、相当リスクがやはり高いということで、我々が行ったときも、二回台湾船、台湾漁民に会いました。トラブルにはなりま...全文を見る
○下村委員 しっかりそれも対応できるように、我々も頑張りたいというふうに思います。  この尖閣諸島というのは我が国の領土問題の象徴でありまして、これは確かに、一九九〇年代、日本と中国で事実上の棚上げをしようという話だったわけですが、しかし実際、二〇一〇年、直近になって、中国の方...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○衆議院議員(下村博文君) お答えいたします。  法医学に関する知見を活用して死因究明を行う専門的な機関の姿は、死因究明推進法に基づき設置される死因究明等推進会議において検討されることとなっております。例えば、犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方に関する研究会は、昨年...全文を見る
○衆議院議員(下村博文君) 現在の死因究明の人材体制については、委員御指摘のとおり、質、量の面で様々な問題があるというふうに考えております。  例えば、警察が取り扱う死体について、全ての死体の調査に専門的知見を有する検視官が臨場しているわけではなく、警察署の捜査員が臨場し、医師...全文を見る
○衆議院議員(下村博文君) 御指摘のように、当時、衆議院の法務委員長を私がさせていただいておりまして、勉強会をしてまいりました。そういう中で、日本の死因統計の信頼性に疑義があるという指摘はよく承知しているところでございます。原因としては、死因を十分に調査しないまま安易に心不全の検...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  いよいよ会期末になってまいりまして、会期が延長されるかどうかもわからない状況の中で、文部科学委員会として初めての閣法、著作権法、これはこれで粛々とやっていく必要があるというふうに思います。  その前に、私の方からまずお...全文を見る
○下村委員 四月の二十五日にやめた、四月の十八日の私の質問を受けて、日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟の副会長をやめたということですね。  私は、やめて済む問題ではないというふうに思っているんですね。これは、日教組の下部組織として北教組があるわけでありますけれども、昨年は、...全文を見る
○下村委員 北教組から五十万円の、パーティー、政治資金をもらっているんですね。これは返していないというふうに思います。そういう中で、政務官として、日教組の影響を排除して正常な文部科学行政を正しくやるということについて明確にお答えになれますか。
○下村委員 いや、聞いておりますじゃなくて、あなたの政治団体ですから、適切に対応していただきたいと思います。  いずれにしても、平野文科大臣はその後文科大臣になられた立場でありますから、今までの経緯は経緯として、これは文部科学大臣として、どのような政治団体等にも、影響を及ぼさな...全文を見る
○下村委員 機会があれば、北教組の問題、それから会計検査院の問題、文部科学省が北海道においてどのような指導をしたか、その経過については改めてお聞きしたいと思います。  本題に入りたいと思います。きょうは著作権法ということでございます。  今回の著作権法において、いわゆる写り込...全文を見る
○下村委員 この私的利用のための複製をどこまで認めるかなど、著作権に対する全体的な考え方を整理しておく必要がこの際あるのではないかというふうに思います。文部科学省の見解をお伺いいたします。
○下村委員 いよいよこれからTPP交渉が大詰めとなってまいります。このTPPについては、農業分野における関税撤廃が注目されておりますけれども、非関税障壁の撤廃という点から、参加国の国内制度を一変させる可能性もあるわけでございます。本日議論されている著作権を含む知的財産もその中に含...全文を見る
○下村委員 アメリカの土俵の上にのって議論が進まないように、しっかり政府として対応をしていただきたいというふうに思います。  さて、日本レコード協会の調査によりますと、一年間に違法ダウンロードされるファイルの数は四十三・六億ファイルに上ると推計されております。これは、正規音楽配...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  これから出す修正案でございますけれども、文言が、違法に配信されているものであることを知りながら、有償の音楽、映像を私的使用目的で複製する行為は私的違法ダウンロードということでございますが、解釈次第では、ネット社会全体の検閲につながり、警察の...全文を見る
○下村委員 それから、ネット上に配信されているファイルは違法なものと適法なものが混在している、そのため、利用者はどれが違法か適法か区別できず、ネット上の表現やネットの利用に萎縮効果をもたらすのではないか、こういう懸念を表明されている方々もおられます。  今回の修正案においては、...全文を見る
○下村委員 同様の罰則規定が諸外国では既に実施されておりますが、罰則規定、どんな国でどんなことがあるのか。そして、このことによって罰された事例があるのかどうか。諸外国の例をちょっと挙げていただきたいと思います。
○下村委員 抑止力によって業界が健全に発展されますよう、また、ネット社会において、正常な中で、我が国において発展がされますように、我々は、同時にそれを目指しながら修正案を出していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で終わります。ありがとうございました。
06月19日第180回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○衆議院議員(下村博文君) お答えいたします。  この修正案においては故意犯のみを罰則の対象としておりまして、構成要件に該当する客観的事実の認識が必要でございます。したがって、知らなかったという場合には対象とはならないわけでございます。  このダウンロードしようとする有償著作...全文を見る
○衆議院議員(下村博文君) 御指摘のように、一曲だけしかダウンロードしていない、こういう場合であっても、違法に配信されているものであることを知りながらの有償の音楽、映像を私的使用目的でダウンロードする行為、該当するということにはやはりなるわけでございます。ただ、そのような行為を行...全文を見る
○衆議院議員(下村博文君) そもそも、他人の権利を侵害することは処罰の対象になり得ると、こういうことを明確にやはり示す必要があるというふうに思います。そのようなことを行わないように導くということが子供の健全な育成のために必要なことであるというふうに思います。  ただ、実際に処罰...全文を見る
○衆議院議員(下村博文君) お答えいたします。  この修正案により追加される著作権法第百十九条第三項の保護法益は、著作権又は著作隣接権という私権でございます。これらに対する侵害行為は、著作者等の事後追認又は事後承諾により適法化される性格を有するものでございます。そこで、被害者で...全文を見る
08月02日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第2号
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○下村小委員 当委員会の決議で、今のに関連しますが、「原子力関連事業の実施が特定の独立行政法人及び公益法人に集中し、天下りや利権を生み出す構造については、原子力規制行政組織の改編に伴い厳しく検証し、法人の整理統廃合を進めるべき」、こういう決議がされているわけでありまして、この決議...全文を見る
○下村小委員 とりあえず、同様のことを文科省、内閣府にお聞きします。
○下村小委員 いずれも、委員会の決議に対して、それぞれの省庁が誠実に対応している答弁でないわけであります。  特に、まず、さらに文科省にお聞きしたいと思うんですが、今回、原子力規制委員会ができるということで、ここに、今までの関係法人等が我々から見ると相当シフトできるのではないか...全文を見る
○下村小委員 これは具体的に、自民党では、項目的に申し上げて、例えば放射線障害の防止であるとか、それから放射線水準の把握、監視、測定、いわゆるモニタリングですね、それからSPEEDI等々、こういう部分を含めて、今まで文科省が扱っていた十分野については、これは原子力規制委員会の方に...全文を見る
○下村小委員 これは文科省から、今まで申し上げたことを含めて、原子力規制委員会に全てシフトする、このそれぞれの役割分担ですね、ということでよろしいわけですね。引き続き残すということではないですね。
○下村小委員 それから、決議に対するペーパーの中で、ほかの役所、原子力規制組織の改編に伴い、独立行政法人及び公益法人の整理統廃合を進めるべき、この決議に対して、内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室、ここは、「独立行政法人原子力安全基盤機構の在り方については、原子力規制委員会設置...全文を見る
○下村小委員 ぜひ、委員会決議の趣旨が、主に推進の立場からチェック機能行政に変えることによってトータルの組織の見直しであるということについて、そういう視点から、それに応じて独立行政法人及び公益法人の業務内容の見直しが求められることであるというふうに思いますし、さらに今後、除染それ...全文を見る
○下村小委員 それは当たり前の話であって、経産副大臣としての答弁ではなかったと思います。政府側にある立場の人間として、今申し上げた対応について、それは当たり前の話なんですよ。具体的にそれをどう実行に付していくかということが今問われているんです。もう考えている段階じゃないんですね。...全文を見る
○下村小委員 締めの最後にしますが、私が問題提起で申し上げているのは、この決議にのっとって、原子力関係独立行政法人、先ほど申し上げた、公益法人だけで四十四、そして全ての職員を足すと二万二千人、この組織の改廃をすることによって、新たなテーマに対してどう対応するかということについてお...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。  質問の機会をつくっていただきましたことを感謝申し上げたいと思います。そして、この法案に関連して視察をされたということで、委員会の皆様方に敬意を申し上げたいと思います。  その上で、やっとこの法案が国会に上程をさ...全文を見る
○下村委員 外務省は、特に中国との関係でしっかりと、我が国の国益に立ったスタンスで対応していただきたいというふうに思います。  私は、六月九日、十日、尖閣諸島周辺漁業活動の補助員という名目で視察に行ってまいりました。前日、といっても夜中の二時ぐらいですが、そして次の日の午後も、...全文を見る
○下村委員 例えば外国漁船が大挙して来た場合、今の海上保安庁の体制では対応できない、難しいというのを現地でお聞きしました。  この法律案によって海上保安庁の業務の内容にどのような変化が生じるのか。仮に業務が増加するとすれば、現在の海上保安庁の人員、一万二千六百人いるそうでありま...全文を見る
○下村委員 これまでも法律にのっとって、海上におけるさまざまな事案に対応してきたというふうには思いますが、逆に、現行の法律や制度が原因で取り締まり等の任務遂行に支障があった、だからこそこの法律を成立させなければならないという意味で、何か支障があった具体的な事例についてちょっと出し...全文を見る
○下村委員 今のは上陸した場合ですね。上陸した場合には海上保安庁の権限ではなかったから、警察を呼んでこなかったら対応できなかった。それが、今度はこの法律によって対応できるということですね。  今回の改正によって、海上保安庁の任務に、海上における船舶の航行の秩序の維持が追加され、...全文を見る
○下村委員 現在、我が国領海等において海洋調査等を行っている公船に対してはどのような対応をしているのか。今回の改正で、違法に領海に侵入し海洋調査等を行う中国等の外国公船に対し、効果的な対応がとれるようになるのか、確認をしたいと思います。
○下村委員 国際法だけでなく、国内法をきちっと担保させるということだと思います。  さらに、このような問題で、我が国の領海内に入った場合、質問権が拡大されるということが今回の法律改正案に入っているわけでありますが、拡大されることによってどのような効果が期待されるか、また、今まで...全文を見る
○下村委員 今まで、質問権の対象を乗組員及び旅客に限定していたということで、これが拡大された。拡大対象が、船舶所有者、賃借人、用船者と例示され、さらにこれに加え、「その他海上の安全及び治安の確保を図るため重要と認める事項について知つていると認められる者」、そういうふうにされていま...全文を見る
○下村委員 今回の法律改正案で、海上保安庁長官と警察庁長官が告示する離島における犯罪については、海上保安官が対応できるということになるわけでありますが、どのような陸上犯罪を想定しているのか、お聞きしたいと思います。
○下村委員 先ほど長官が、平成十六年の尖閣諸島上陸中国人の問題を挙げましたが、尖閣においてそういうふうな建築物を破壊するというのは、基本的にはほとんどあり得ない、そもそも灯台ぐらいしかないわけですから。ですから、灯台に手をつけなかったとして、これからもそういうことがあった場合、こ...全文を見る
○下村委員 不法入国罪で、今までは警察を呼んで、それまでは時間稼ぎをして、それで警察官が逮捕するということであったわけだけれども、海上保安庁が逮捕できるというのが今度の法律改正案ということなんですね。  この遠方離島における犯罪について、「海上保安庁長官が警察庁長官に協議して定...全文を見る
○下村委員 陸上であっても海上保安庁が逮捕することができる、その後は警察に引き継ぐということなわけですね。  それから、現行法において、領海内において無害でなく通航している外国船舶に対し、領海等における外国船舶の航行に関する法律の規定に基づき退去命令を行うに当たり、立入検査を経...全文を見る
○下村委員 今回の改正によって、今の、やむを得ないという理由がなく停留等を行っていることが明らかな外国船舶に対しては、勧告を経た上で、立入検査を省略して退去命令を行うことが可能というふうに改正をしたわけでございますが、どのような状況でこの手段をとることを想定しているのか、お聞きし...全文を見る
○下村委員 昨年の六月十七日に、世界華人保釣連盟が尖閣諸島周辺に千隻の漁船を出航させて、そのうちの一部は上陸するという計画がありました。ただ、三・一一によってこれが延期になった、中止ではなくて。池に落ちた犬に石を打つようなことをしたら、華人、中国人は世界で笑い物になるということで...全文を見る
○下村委員 現地に行って沖縄の漁業関係者から聞いたところによれば、沖縄諸島、特に尖閣諸島海域は非常にすばらしい漁場なので、日本の漁船の数倍の大きさの外国船が多数違法操業している、そのことによって、怖くて近づくことができない、こういう日本漁業関係者からのお話を、行くたびに聞かされま...全文を見る
○下村委員 ですから、無害でない通航と無害である通航があるわけですね。今質問したのは、明らかに害がある通航、こういうことについては対応すべきではないかというふうに申し上げておるわけです。  ですから、明らかに害がない場合には問題ないわけですけれども、あるということが明確にわかっ...全文を見る
○下村委員 何か今、語尾がよくわからなかったんですが、今回は退去命令を出すことができる。それだけでなく、新たな法律として、今回の法律が成立した以降の話ですが、領海侵犯罪のような枠組みが必要ではないか、こういうふうに申し上げているわけであります。  本来、これは海上保安庁の長官が...全文を見る
○下村委員 長官、答えられていないんです。質問は、いつごろ最終的な取りまとめが行われる見通しかということなんですが、あえて言えば、最終はないということだと思います。つまり、近隣のいろいろな変化において領海警備体制というのはいろいろ対応すべきことだから、これで確定ということはないだ...全文を見る
○下村委員 先ほどの防衛省の防衛白書によれば、中国の国防費が、二〇一二年度も前年比で約一一%ふえ、過去二十四年間で約三十倍の規模に達している、こういうことでございます。  国防費について、我が国において一方で自衛隊費が減っているわけですが、それはそれとして、このような尖閣諸島の...全文を見る
○下村委員 ぜひ、緊迫化する国際情勢を踏まえ、大型巡視船等をタイムリーな形で整備する、そういうこともあわせて考えていただきたいというふうに思います。  この海上保安庁の装備については、中期防のような計画を定めるべき、そういう議論もございます。これについて海上保安庁としてはどのよ...全文を見る
○下村委員 国際状況、特に周辺諸国との関係によって、この装備体制は総体的に判断されることであろうというふうに思います。  同時に、民間レベルにおいては、例えば密輸とか密漁とか領海侵犯等が、我が国周辺海域における治安を脅かす事案もかなりふえているというふうに聞いておりますが、その...全文を見る
○下村委員 時間が参りました。  今回の領海警備強化法をきちっと制定させることによって、我が国が法的にも十分な対応をしているということが、近隣諸国との要らぬトラブルやあるいはいろいろな論争について、きちっとした体制をつくることによって、国際社会にも明確に安心、安全、治安を、東シ...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○下村委員 自民党の下村博文です。  私も、尖閣問題そして竹島問題についてお聞きしたいと思いますが、先ほどの石破委員の総理の答弁で、納得できないところが幾つもありました。まず、それについてお聞きしたいと思いますが、天皇陛下に対する李明博大統領の発言でございます。  韓国の大統...全文を見る
○下村委員 謝罪と撤回をやるべきだと。  野田総理自身が、日本国の総理大臣として、韓国の大統領に対して明確に、このことに対して、天皇陛下に対する発言について、これは日本を代表して謝罪と撤回を改めて早急に申し入れをしていただきたいと思います。総理自身がやっていただきたいと思います...全文を見る
○下村委員 それからもう一つ、総理が李明博大統領に対する親書を出した。しかし、けさのマスコミ報道で、韓国はこの親書をそのまま返すと。  今まで外交問題の中で、それぞれの国のトップの信頼関係がそれなりにあると思うんですね。私は、これからも韓国との関係は、友好関係を高めていくべき大...全文を見る
○下村委員 それ自体が後手後手なんですよ。全てのマスコミに出ているんですから、外務省としたら確認するのは当然の話でしょう。そして、きょう予算委員会でこういう質問が出るということは当然想定できることなんだから、少なくとも、この委員会までに外務省として確認したことを総理に対してきちっ...全文を見る
○下村委員 非常にのんびりした答弁ですよね。日本の全てのマスコミがそれを報道しているんですよ。万が一も何もないんですよ。(発言する者あり)対応しちゃだめだとかいうような、そういう姿勢が近隣諸国から足元を見られているということを申し上げたいと思います。  本題に入りたいと思います...全文を見る
○下村委員 堂々と、まさに独島博物館でこれが今現在展示されている。これは韓国がみずからこれを証明しているようなものなわけですね。  この石碑で驚いたのは、対馬はもともと韓国の領土だ、こんなのは初めて聞きましたけれども、外務大臣、そういう事実があるんですか。いかがですか。
○下村委員 これも我が国の、そして対馬の名誉のために、韓国に対して、この碑に対する抗議もしていただきたいというふうに思います。  そして、この竹島上陸についてでございますが、先ほど、与野党を超えて外交、この領土問題については対応すべきだという話がありました。そのとおりであるとい...全文を見る
○下村委員 民主党政権、野田内閣の中であるからこそ、私は、李明博大統領が天皇陛下に対しても、常軌を逸した、一国の総理どころか一人の人間として、とても考えられないような発言と行動をしている、これを許している、ましてや親書も受け取らない、これは明らかに野田政権に対する周辺諸国の見方だ...全文を見る
○下村委員 一国の総理大臣として、余りにも恥ずかしい発言ですね。  これだけ発言していればいいという話じゃないんですよ。外交というのは実績ですから、結果ですから。その結果、相手が、相手諸国がどう対応しているか、結果論で判断されるんですよ。主張しようが何しようが、このような非礼の...全文を見る
○下村委員 今の答弁もおかしいですよ。実際、どんな親書かというのは報道されているんですよ。それについて事細かに全部出せという話じゃないですよ。ポイントはどういうことかということも言えないようだったら、一体何の外交なのかということが私は問われるというふうに思います。  具体的に竹...全文を見る
○下村委員 検討に入ったところという答弁がありましたが、いつまでに結論を出すか明確にお答えください。
○下村委員 近いうちにということですかね、その近いうちがどの程度近いのかどうかよくわからないところがありますけれども。  それから、野田総理が李明博大統領との会談の中で、慰安婦問題について、これは先方の大統領から、日本政府の責任ある措置を促すということであったそうでありますが、...全文を見る
○下村委員 私は、先ほど、自民党政権の中で幾つか、野党に下って、政権奪還をしたときに、改めるものは改める必要があるのではないかと申し上げましたが、その中の一つとして河野官房長官談話があるというふうに思っております。  その後、国会の中で、この内容については随分いろいろなところで...全文を見る
○下村委員 ところが、相手がそういうふうにとっていないわけですね。確かに、当時の野田総理の発言を確認すると、日本の法的立場は決まっている、決着済みだと言っておられるんですが、その後に、これからも人道的な見地から知恵を絞っていきたいと発言しているんですよ。これからも人道的な見地から...全文を見る
○下村委員 いや、フォローアップというのはもう終わっているんですよ、アジア女性基金の中で一定の役割を。これはまた新たに別のものをつくるということですか、今総理がおっしゃっているのは。
○下村委員 これからも人道的な見地から知恵を絞っていきたいというのは、そういうふうにとっていないですよ、先方は。だから、最近においても李明博大統領がこのことを強調して言っているわけですね、ことしの八月十五日に。  このことについては、それは逆に、我が国が調べた結果、直接軍の関与...全文を見る
○下村委員 菅総理のときも、これは日韓併合百年のときですね、やはりおわび証文みたいな形で、菅直人総理談話、言いました。  実際、ほかの国においても、もちろん、決着がついたことについて蒸し返して、それをわざわざこちらの方から言うということはあり得ないことなんです、外交的にも。これ...全文を見る
○下村委員 これで明らかなように、当時の中国政府が我が国に対して感謝状を出して、実際、尖閣諸島は日本の領土だということを認めているわけですね。それが、海底資源が見つかったから、手のひらを返したように、今は核心的利益だと尖閣諸島を言っているということ自体がけしからない話であって、や...全文を見る
○下村委員 いや、同じ答弁を言われても困るんですよ。それはそれで、前提として先ほども議論したじゃないですか。  しかし、相手はテレビカメラを同行させて、既にもう流れている話なんですね。しかし、海上保安庁の立場があればそれは消すにしても、早目に公開するということでよろしいわけです...全文を見る
○下村委員 急がせて、公開するということでよろしいわけですね。公開しますね。
○下村委員 これも冷静に考えるとおかしな話であって、もし日本人が他国の領土に不法侵入して日の丸を掲げたらどうなるか。もう日本に二度と戻ってこられないかもしれない。そういう状況の中で、公務執行妨害にもならず、すぐ強制送還で実際は帰して、そして母国において英雄になるなんということはあ...全文を見る
○下村委員 官房長官、答弁を省略しているんですよ。その前に、今までの答弁は常に、地主の意向により、平穏かつ安定的な維持管理を図るため、政府関係者以外は上陸を認めない。  しかし、今の状況で、もう地主が東京都に売却するということを決めているわけですから。決めていないということです...全文を見る
○下村委員 保釣連盟、外国人を、みすみすかもしれませんが、上陸を認めてしまったといいますか、上陸をさせてしまった。一方で、これから地主になる東京都が事前に調査をしたいということを認めないということだったら、一体、日本政府はどっちを見ているんだということになってくるわけですね。これ...全文を見る
○下村委員 私は、遺族の方々の思いの中で上陸を認めていただきたいということを質問申し上げているわけです。  時間がありませんので、今国会、海上保安庁法案それから外国船舶航行法案、衆議院で通過しました。参議院でも、すぐこれから対応していただきたいと思います。  その後に、政府は...全文を見る
○下村委員 残念ながら、今の民主党政権では、尖閣問題も竹島問題も日本政府としての当事者能力がない。このままではこの国の領土はどんどん縮んでしまうという中で、我々は、早く国民に信を問うて、あるべき外交、防衛についてどちらがより我が国の将来に対して適切なのかということを判断してもらう...全文を見る
08月24日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  平野文科大臣には、昨日、予算委員会で、お忙しい中お越しいただいたにもかかわらず、時間がなくなってしまいまして、質問する機会がございませんでした。おわび申し上げたいと思います。そして、きょうは、特にそういうことで、平野大臣...全文を見る
○下村委員 私も、学校で習った古典というのは、ある意味では受験のための古典のような、そういう教育がやはりされていたのではないかということで、本当の古典のおもしろさというのは、自分で後で受験とかは関係なく学んだときにそのすばらしさがわかるという意味で、ぜひ学校教育の中で、そういう位...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  特に平野大臣のその名刺がいいですね。これは、テレビ中継だったら、相当受けたというように思いますけれども。ぜひ海外に行くときに、我々も同じような名刺をつくってPRしなくちゃいけないなと思いましたが、ほかの大臣、政務官も、同じ名刺があるんですか...全文を見る
○下村委員 外務省から二人の方に答弁をしていただきましたが、まず外務省に申し上げたいのは、日本国内で我が国の固有の領土だということを主張しても、ほかの外国人は、そんなふうにとっている人というのはほとんどいないんですね。  たまたま、一昨年、尖閣諸島の中国漁船船長の問題が起きたと...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  これは、国と国が違えば、当然、よって立つ立場、主張も違う部分があるわけで、しかし、それを避けて議論しなければ、友好も成り立たないと思うんですね。  こういう問題については、それぞれ、子供のときというか学生のときから、例えば、中国や韓国やほ...全文を見る
○下村委員 この大津の問題は、学校や教育委員会では対応できないということで第三者委員会を設置するということになったと思うんですが、しかし、独自ではノウハウがないということで文部科学省に協力要請が来たということだと思います。  この第三者委員会について、文科省としては、今後どのよ...全文を見る
○下村委員 今回、文部科学省でも、この大津の事案の後、子ども安全対策支援室というのを設置することになったということでありますが、これも必ずしもいじめ問題だけではなくて、幾つかの、既にあったものを一緒にしただけという印象があります。  この子ども安全対策支援室をつくっても、絵に描...全文を見る
○下村委員 今の平野大臣の答弁は大変重要なことだと思います。  今回の大津市の問題も、文科省は本当に及び腰だったんですね。これはやはり地方のことだから、地方教育行政法上、国が直接介入することができないんだと。今回の大津市においても、自治体の方から指導、助言、援助を求められればそ...全文を見る
○下村委員 いや、私もそういうふうに言ったつもりなんですね。これは一つの事例ですから、いじめ問題を今後根絶させるための一つのケースとして、それは、原因究明、徹底的に調査をするということは必要です。  ですから、そのときに、犯人捜しみたいなことをしても、優先順位としては、まずこの...全文を見る
○下村委員 このことについて、自民党で文部科学と法務部会合同会議を開いたとき、文科省の役人から、第五十条は大津においては適用できない、なぜかというと、もう子供が亡くなっているからという非常に冷酷な発言があった。役人からするとそのとおりかもしれませんが、我々からすると、子供の命、生...全文を見る
○下村委員 国に文部科学省があるわけですから、残り一週間、夏休みが終わった中で、教育現場における児童生徒や保護者の信頼が回復されるような状況にまだなっていない中で、国が先頭に立ってこのいじめ問題について対処しているという姿勢を明らかにすることによって、全国の教育現場における安心感...全文を見る
○下村委員 具体的に、大津では第三者委員会を設置するということで、先ほど、今後の検討課題ということで、具体的な話はありませんでしたが、これはぜひ大臣にお願いしたいんですけれども、文科省から派遣していると。  つまり、大津の市長から依頼があって、国としてこの第三者委員会のあり方に...全文を見る
○下村委員 それから、今までこの大津の問題について何回も文部科学省から聞いている中で、我々もいじめ問題で、ある意味では文教関係の文教村意識みたいになってしまっていたところがあったなと思ったんです。  なぜかというと、文科省でいじめについて学校現場でいろいろな調査をするという中で...全文を見る
○下村委員 時間が来ましたので終わりにしますが、きょうは法務省に来ていただいて、法務省における矯正教育について説明をしてもらう予定だったんです。  大臣、ぜひ、少年院、視察に行かれたことがあるかもしれませんが、改めて行って、二度と再犯を起こさせないために、今少年院でやっているこ...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。  田中眞紀子文科大臣には、きょうは本来はお祝いを申し上げたいと思っていたんですけれども、田中外務大臣のときも、このときは与党の中でも相当田中外務大臣に対する批判がある中で、私は数少ない、当時は外務委員会の理事として、フォロ...全文を見る
○下村委員 さっき樋口というふうに申し上げましたが、済みません、樋田学長でしたので、名前を間違ったことを訂正したいと思います。  この設置審そのものについて申し上げているわけでございまして、それでは事実確認からもうちょっと質問していきたいと思います。  大学設置認可制度につい...全文を見る
○下村委員 設置審査も準則化された、その準則主義、その意味について説明してください。
○下村委員 何か文科省の役人も、田中大臣を守ろうとしていいかげんな答弁をしております。  文科省がつくった「大学の設置認可制度に関するQ&A」というのがあるんですよ。「質の高い大学づくりのしくみ」というのがありまして、この中のクエスチョンの一のところに、「大学を設置するのに、な...全文を見る
○下村委員 それはおかしいんじゃないの。平成二十一年五月の文部科学省の資料の中に、設置審査というのは準則化というのが書いてあるんですよ。これと違うことを言っているんですよ。
○下村委員 そうすると、大臣、主務官庁の裁量というのは認められるんですか。この準則主義というもとで、あるいは準則化ということでもいいですけれども。
○下村委員 これは明確に議事録に残しておく必要があると思います。板東局長、後で問題になりますよ、この発言は。  文部科学省が三校に行った指導、先ほどクエスチョン一で読み上げました、文科省がつくっている「大学の設置認可制度に関するQ&A」の中で、もう一度確認しますけれども、「我が...全文を見る
○下村委員 今の局長の答弁のように、この三大学は基準はクリアしていた。つまり、設置審の答申は合格であった。ところが、大臣は認めなかったわけですね。これはなぜ認めなかったわけですか。大臣にお聞きします。
○下村委員 田中大臣、田中大臣は記者会見でも同じことを言われていたようですけれども、全然答弁になっていないんですよ。そういう一般論の、今後の大学のありようを聞いているんじゃないんですよ、今聞いているのは。  この三大学については、今までの設置基準と、それぞれ設置審の答申はクリア...全文を見る
○下村委員 大臣、もうベテラン大臣ですから、もうちょっと冷静に物事をきちっと話してくださいよ。  私がお聞きしているのは、大臣、その三大学が不認可になりましたね、大臣が認めませんでしたね、その理由は何ですかと聞いているのです。だから、それについて端的に答えてくださいよ。
○下村委員 それはもう法治国家じゃないでしょう。あなたが自分でこれから勝手にルールをつくって、そのルールに乗った、クリアした大学だけ認めましょうということになると、今までのルールは、もう大臣になったら一切認めない、そういうことになりますよね。そもそも設置審そのものを認めないという...全文を見る
○下村委員 ですから、大臣が政策的な余地があって認めないというんだったら、その理由は何ですかとさっきから聞いているんですから、端的に答えてくださいよ。
○下村委員 二つ問題があって、まず、今のルールの中で、この三大学が設置申請をしていたわけですよ。この大学の今までの設置審のルールを認めないということだったら、法治国家じゃないでしょう。問題点があるんだったら、今後、大学設置審をどうするかということについては、それは我々も議論に乗り...全文を見る
○下村委員 もう完全にすりかえですけれども、では一歩下がって、さっきのはちょっとおいておいて今の話に戻りますけれども、不認可ではないと。では、今まで報道で言ったことは、あれはうそだったんですか、全部。不認可というふうに言っていたじゃないですか、先週の金曜日から。  それで、私は...全文を見る
○下村委員 現在の段階では認可することはできない。だから、不認可ですよ。認可することはできない。これは明確に大臣だって実際は先週の金曜日から答えているんじゃないの。だからこういう問題になっているんじゃないですか、そもそも。ごまかしちゃだめですよ、大臣、そもそも。  では、もう一...全文を見る
○下村委員 いや、田中大臣が、よくこんな公の場で、平気でうそをつくというのは、私は考えられないですよ、本当に。  その大学設置・学校法人審議会についても見直す、新しいルールのもとでこの三大学についても見直すということを言われていますけれども、それ自体がおかしいんですよ。  き...全文を見る
○下村委員 私は、田中大臣というのは聡明の人だと思っていましたけれども、ここまで愚かだとは、正直言ってびっくりしましたよ。  つまり、この大学の設置審についてのそもそものあり方については、大臣のもとで新たな設置審のあり方について見直すことについて、それは否定しませんよ。いろいろ...全文を見る
○下村委員 大臣は何かごまかしているのか、頭がごちゃごちゃになっているのか、よくわかりませんけれども、幾つか問題点があります。  まず一つ。この三大学は、では、もし認可したら、さっきのような危惧、具体的な例を言われていましたね、生徒が集まらないとか、あるいは経営上問題があるとか...全文を見る
○下村委員 いや、私が聞いているのは、三大学の何が問題なのかと。  では、今の答弁で私が解説すると、三大学については具体的に問題はない、問題はないけれども、しかし、今までのルールは使いたくない、田中大臣が自分で新しくルールをつくるんだ、そのルールのもとでもう一度再審査したい、そ...全文を見る
○下村委員 問題を矮小化しているというんだったら、では、大臣のかわりに私は答えたつもりなんですが、新しくルールをつくるということについては否定はしていません、我々は。まず、勝手に考えてください。それが妥当であれば、我々もそれは議論に乗りますよ、大臣。しかし、それと三大学の認可は別...全文を見る
○下村委員 大臣、本当に相手の立場、国民目線で物事を考えていただきたいんですよ。  では、一歩譲って、三大学がまだ不認可じゃないということであれば、それはどうやったら認可できるというふうに大臣は考えられているんですか。
○下村委員 きのう自民党では文部科学部会を開きまして、その中の一つの大学である、今度、札幌に保健医療大学をつくられる吉田学園の理事長に来ていただいて、お話をお聞きしました。  今までのルールにのっとって何の瑕疵もなくこの大学審の中でやってきた、いよいよ十月末に答申が出るというこ...全文を見る
○下村委員 我々も、田中大臣が今の日本の大学教育について危機感を持っていて、これからの抜本的な大学教育のあり方について、設置審そのものの見直しも含めて考えるということについては、何の異存もないですよ。その方向については国会できちっと議論しましょう。大賛成ですよ。  それと、今ま...全文を見る
○下村委員 それでは、今までの設置審の答申が出たとおりに認可するということについて、今明確に、三大学に対して認可する、許可するということを答弁してください。(田中国務大臣「もう一回おっしゃってください」と呼ぶ)今までの、三大学について、十月末前に本来は答申が出て、これは設置を認め...全文を見る
○下村委員 いや、本当に答弁がめちゃくちゃですよ。新しいルールのもとにエントリーしていないでしょう。そもそも、新しいルールもないし、三大学についてはそんなの認められない、今までのルールにのっとってきちっとやってもらいたいと言っているだけですから。今の大臣の言っていること自体もいい...全文を見る
○下村委員 それは、大臣の暴走、おごりでしょう、法治国家としての。自分でそう思わないの。自分がルールをつくって、自分のルールの中で、それについてはもし手を挙げる大学があればもう一度手を挙げろ、そういうことを言っているんですよ、大臣が言っていることは。  新しいルールのもとでエン...全文を見る
○下村委員 それを聞いているんじゃないんですよ。新しいルールのもとでエントリーすることについて、三大学は了承なんかしていないでしょうと言っているんですよ。
○下村委員 いや、大臣、これは答弁になっていないですよ、全く。  では、もう一度田中大臣に確認しますけれども、そもそも、新しいルールが何なのかというのもまだないわけですね、実際のところ。あなたの頭の中だけですよ。(田中国務大臣「事務方とも詰めています」と呼ぶ)もうできているんで...全文を見る
○下村委員 リアクションがあると。何か自分が悲劇の革命家みたいな表現ですけれども、はっきり言って全然ピントがずれていますよ。そもそも、新たなルールをつくることについては誰も反対なんかしていないですよ。今後の議論の中でそれはあり得る話でしょうと。しかし、今、目の前の問題については何...全文を見る
○下村委員 同じ審議会で、今の話ですと、学部を認めたのは十六学部、それから大学院の新設は十三大学院認めたと。おかしいんじゃないですか。大学だけ何で認めないんですか。ほかは全部認めているんですよね。  質を確保する、新しいルールにのっとってやるということであれば、大学の新設だけで...全文を見る
○下村委員 決裁していないというのは、どこもまだ認めていないということですか。答えてください。
○下村委員 そうすると、板東局長の答弁と全然違いますね。だって、板東局長は、学部については十六学部、大学院については十三、今回認めたというふうに答弁があったんですよ。違うじゃないですか、大臣の答弁と。
○下村委員 そうすると、短大そのものの存在も何か認めていないみたいな発言ですね。これは、そもそも、大臣の独自の判断ルール、判断基準というのは、私は相当世間からずれているとしか思えないですね。  例えば、札幌保健医療大学、これは短大です。今回、四年制に申請する。なぜ申請するのか。...全文を見る
○下村委員 もう話にならないですね。  委員長に提案があります。  法治国家として、文科委員会は立法府です。立法府として今のような大臣の答弁を看過することはできません。これは委員会決議として、この三大学に対する認可を早急に出すべきということをぜひ決議をしていただきますように委...全文を見る