下村博文

しもむらはくぶん

小選挙区(東京都第十一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

下村博文の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○下村委員 下村でございます。  まずは委員長に、この国会等の移転に関する特別委員会というのは、これは、首都機能移転に関する特別委員会と名前を変えていただいた方が直接的なところではないかなというふうに思うのですね。  それは、私は基本的に未来永劫首都機能を移転することに反対し...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○下村委員 下村博文でございます。  きょうは関係の委員の方の特別の御配慮で質問をさせていただくことを感謝申し上げます。小杉大臣にお聞きしたいというふうに思います。     〔委員長退席、河村(建)委員長代理着席〕  ちょっと辛口な質問で恐縮でございますけれども、私は、最初...全文を見る
○下村委員 一番最初に、これはとりあえず第一歩である、今までの改革すべきことを総ざらいしてこの骨子の中に入れたというふうなお話がございました。この基本的な認識をぜひ明確にしていただきたいと私は思うのですが、つまり、今までの延長線上の中で改革できなかったところを改革していくというふ...全文を見る
○下村委員 今大臣が最後の方でおっしゃったとおりでございます。  ただ、具体的にどう国民の意見を糾合していくか、あるいは出していくかというのは、そういう受け入れ機関といいますか、制度といいますかシステムをつくっていかないと、これは口だけの話になってしまいます。けさ、自民党の中で...全文を見る
○下村委員 ぜひ期待をしたいと思います。  この教育改革と関連して、文部省関係における行政改革、あるいは文部省における地方分権、これに関連してお聞きをしたいというふうに思います。  それというのも、今回、改革プログラムの骨子の中に、通学区域の学校の弾力化ということが掲げられて...全文を見る
○下村委員 もう十一が何かあたかも多いような言い方でしたけれども、とんでもない話で、三千三百もあってたかだか十一しかできてなくて、これを評価するというふうなことが言えるのかどうかということは、これはちょっと全然別の言い方になるんじゃないかなと私は思いますよ。そういうふうなことにつ...全文を見る
○下村委員 時間がございませんので、要望だけで終わりにいたします。  今大臣がお話しになりました、例えば通学区域の弾力化について、これはそういう例があっていいと私は思っているのですよ。つまり、ある学校は殺到する、ある学校は生徒が来なくなる、これはやはり学校や先生の指導の仕方に問...全文を見る
02月25日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○下村委員 おはようございます。下村博文でございます。  一時間も時間をとっていただきましてありがとうございます。私は初めに、地方分権を中心にこれからのあり方についてお聞きしたいと存じます。  第二次橋本内閣が昨年発足をしてから、六つの改革ということで、特にことし一年のあり方...全文を見る
○下村委員 この中で、先ほども述べましたように、国と地方の役割分担というのが明確に出されておりまして、まさに今までの明治から続いてまいりました中央集権体制をこれから大きく再編をするというふうなことの中で、特に国の役割が非常に限られてくる。先ほど申し上げましたように、外交とか防衛と...全文を見る
○下村委員 ぜひ進めでいただきたいというふうに思います。  今までの議論の中で、よく地方自治体の方からは、ぜひ分権を推進してほしいということでいろいろな個別的なことについて問題になることがあったわけですが、そのたびに、特に自治省等を中心として、地方に対する不信感といいますか、果...全文を見る
○下村委員 これからの地方分権の取り組みについてでありますけれども、今までもある意味では、終戦直後は一気呵成に行われたところがあったかと思いますが、例えば明治維新でもある年にすべてが全部一気呵成に改革に取り組んだということでなく、時間的なずれは何年かごとにあったというふうに思いま...全文を見る
○下村委員 いや、私がお聞きしているのは、これから地方分権という中で、この問題を今後どんなふうに考えていくかということをお聞きしているわけでありまして、今の状況についてはよくわかっているわけです。  しかし、そうであっても、実際に都道府県がやるにしても、国が二分の一を見ているか...全文を見る
○下村委員 なかなか中小企業庁に答弁してもらうこと自体が大変だというふうに思うのですが、中小企業がこれから活性化するためにどうしたらいいか、そういう視点から柔軟に行政側の対応をお願いしたいと思います。  同じようなことが都市計画事業の認可についても言えるわけでございまして、これ...全文を見る
○下村委員 それぞれの立場によってそれぞれの理由や大義名分というのはあるわけでございますけれども、住民の立場から見れば、一般的にいわゆるお役所仕事というのは非常に認可までに時間がかかり過ぎる、また煩雑であるというような、苦情といいますか、クレーム的な話をよく聞きます。そういう意味...全文を見る
○下村委員 商店街も死活問題ですから、これは地方分権を待つ前に、中小企業庁として、都道府県の自主性に任せるということだけでなく、都道府県や市町村に対して、今までの基準だけでなく、それぞれの商店街が希望する活性化策に対して枠を設けないで柔軟に助成制度について対応するように、ぜひ積極...全文を見る
○下村委員 白川大臣の大変に見識のある、また洞察力のある答弁、大変に心強く思います。これは大臣の口からというのはなかなか難しいでしょうけれども、一方で、市町村が地方分権化について積極的に取り組んでいくような世論がまだ余りできていない部分もあるやに感じます。そういう意味では、それぞ...全文を見る
○下村委員 答弁の原稿を読んでおりまして、それはそれでわかりますけれども、しかし、本当にそういうことが頭の中で全体として整理されているのかな、いや、個人的な話ではないですよ、今の政府のあり方そのものが、そんなふうに私は危惧するわけであります。もちろん、それは与党ですから、六つの改...全文を見る
○下村委員 大臣の率直な答弁、ありがとうございます。  その率直な答弁に関連して、思うことのもう一つとして、地方分権というのは、それぞれ地域の特性をいかに活性化させるかということになるわけでありますが、実はこの首都機能の移転の大義名分としてもう一つ、災害対策ということがあったの...全文を見る
○下村委員 ぜひ、非常に激しい時代の中で、当時と状況が違ってきている中で、しかし、二十一世紀の日本の発展のためにあるべき方向について、そういう意味では柔軟に対応するところはする、そういう視点の中で対応していただきたいことをお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうござい...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○下村分科員 きょう最後の質問ということでございます。大臣におかれては一日大変にお疲れさまでした。自由民主党の下村博文でございます。  今、棚橋議員から中小企業の振興策についてお話がございましたが、私は、その中でもさらに、商店街あるいは中小零細小売業、この問題に絞って、これから...全文を見る
○下村分科員 景気は緩やかに回復傾向にあるということでありますが、商店街における景況感、昭和四十五年度の統計におきましては、繁栄しているというところが四〇%、停滞及び衰退しているというのが六〇%ございました。ところが、平成七年度になりますと、繁栄しているという商店街はわずか三%、...全文を見る
○下村分科員 これについて、地方分権との絡みの中で、この権限の移譲をどのように今後考えていくか、改めてお聞きをしたいというふうに思います。次の質問と関連してで結構であります。  それというのも、この商店街の活性化というのは、もちろん基本的には自助努力の部分があるかというふうに思...全文を見る
○下村分科員 今部長がお答えになったことは、形としてはそうかもしれませんが、実際のところは、都道府県が責任を持つということであっても、条件的に通産省の枠の中でしないとなかなか独自の施策はできないというところの実質的な部分で、これは都道府県の方へ聞くことでございますので、その辺の柔...全文を見る
○下村分科員 これは大臣にお聞きしたいのですが、今のお話の中で、それぞれの商店街についていろいろな施策を通産省としても積極的に考えられているということはわかりましたが、ただ、この総額が百六十三億円、これは私の視点から申し上げれば、今後の日本の経済構造のあり方、二十一世紀に向けて日...全文を見る
○下村分科員 これはぜひ、大臣におかれましてはこれから自由民主党の中でもさらに発言力を増すお立場で御活躍をされる方だと思いますので、お願いを申し上げたいわけでございます。  それは、通産省という枠の中で本質的にこの問題をどの程度解決できるのかどうかということについて若干の危惧が...全文を見る
○下村分科員 私が質問をさせていただいたのは、それというのも、大店法について今後どんなふうに通産省としても考えるかということについて連動するのではないかというふうに思うわけでございます。  それというのも、昨年の十二月十七日の閣議決定、これは経済構造の変革と創造のためのプログラ...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○下村分科員 自由民主党の下村博文でございます。小杉大臣に対しまして、前回、文教委員会で教育改革について質問させていただきましたが、引き続きこの教育改革の問題について質問させていただきたいというふうに思います。特に、「生きる力」ということについて質問させていただきたいというふうに...全文を見る
○下村分科員 今御答弁いただきましたが、本来、教科書というものは、自分の国に対して、あるいは自分の国民、自国民に対して否定的にとらえるということでなく、逆に、子供たちに対して勇気とか希望とかロマンを歴史を通して教えていくものであるのではないかというふうに思うわけであります。そうい...全文を見る
○下村分科員 今、教科書に関するいろいろな著書が売れております。その中で、「戦後教科書から消された人々」これは濤川栄太さんという方が書かれたのですが、この中で戦前の教科書と戦後の教科書を比較されておりまして、戦前教科書に掲載された多くの偉人が戦後の教科書の中でカットされている、特...全文を見る
○下村分科員 戦前は修身というのがあった。戦後は道徳である。具体的に戦前どの程度修身が行われていたのか、戦後ほどの程度道徳が行われているのか、また、その比較の中で戦後の道徳についてどんなふうに考えられているか、答弁をお願いします。
○下村分科員 こういうところですから建前の答弁になるのかもしれませんけれども、今お話しのように実質的な効果がどの程度あるのかということを考えますと、今答弁の中で戦後は道徳というのを教科の中で教えるのではなく広く一般的に教えているということを言われておりましたが、具体的にどんなとこ...全文を見る
○下村分科員 今の答弁はちょっと本末転倒ではないかというふうに思うのですね。つまり、知育、徳育、体育ということでいえば知育の部分が重要視された、そしていわゆる高学歴社会ということでそちらの方が中心になってきたということですが、逆に言えばそういうシステムを文部省の方で考えていなかっ...全文を見る
○下村分科員 先ほどの局長の答弁もちょっと十分ではなかったというふうに私はとりましたので、それにも付随して答弁していただきたいのですが、つまり道徳だけで今の勇気とか正義とか協調とか教えているわけではない、それが戦後教育だということを言われましたが、では具体的にどういうところで教え...全文を見る
○下村分科員 今の答弁を聞いていますと、学校の先生が大変だなというふうに私は率直に思います。それは確かに、それぞれの先生方がそういう視点で英語を教える、音楽を教えるということが必要ですが、その教え方が先生自身がよくわからないというのがある意味で今の教育のマイナス部分を出している部...全文を見る
○下村分科員 公立学校ですと一人当たり税金が九十五万円かかっている、私立高校ですと一人当たり二十七万円かかっているということでありますから、当然いわゆる国家の経営ということを考えれば私学の方が、もちろんその分親が負担しているということになるわけですが、税金が三分の一近くで済むとい...全文を見る
○下村分科員 時間がありませんので、これで終わります。大臣におかれましては、いかにこれができないかではなくて、できるところからどう進めるか、そういうことでぜひ着手をしていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月18日第140回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○下村委員 おはようございます。  下村博文でございます。このことに関して質問させていただきたいと思います。  この法律の改正は、まことに時宜にかなったことでございます。ポイントは、この集団密航あっせん組織であります蛇頭をこれによって根絶できるかどうか、そしてもう一つは、我が...全文を見る
○下村委員 さらに、蛇頭とあわせて、我が国においては暴力団がかなり絡んでいるのではないか。この暴力団も、構成員の少ない暴力団にターゲットを絞って、それというのも収入源が少ない組であればコントロールしやすいということで、かなり蛇頭が密航ビジネスに対してもねらい撃ちして、国内における...全文を見る
○下村委員 この蛇頭についても、恐らく集団密入国というのはかなり以前から、なおかつ大量にあったのではないかということが私自身推計できるのではないかというふうに思いますが、実際に、この蛇頭という組織を確認し、あるいは暴力団絡みの事件が起きたということもありまして、昨年の秋以降急激に...全文を見る
○下村委員 昨年の十二月から急増し、ことしだけでも昨年一年間トータルの人数を上回る密入国者がいたということが確認されているということでありますが、密入国者がもっと以前から、蛇頭はそもそも平成五年ぐらいに確認されたということを聞いておりますけれども、それだけふえたということは、昨年...全文を見る
○下村委員 それだけ中国から我が国に対して密航者が多いというのは、もちろんその組織的な蛇頭の問題もあるかというふうに思いますが、同時に、海を隔てて我が国と中国とで非常な所得の違いがある。  この密航費用というのは、新聞報道等によれば、約三百万ぐらいかかるということが言われており...全文を見る
○下村委員 その密航者に対する摘発体制ですね、その対策、それは今どのように強化されているのか。今の体制についてどうなのか、お聞きしたいと思います。
○下村委員 最近の数年ぐらいで結構ですけれども、今、我が国においていわゆる不法残留者というのはどの程度ふえているのか。それから、先ほどお答えいただきましたが、退去の強制手続をとった外国人の数というのは実際どの程度いるのか。また、その取り締まり状況。それから、この不法就労助長罪、こ...全文を見る
○下村委員 強制送還が約五万二千人ぐらいということでありますけれども、特にこの密入国者に対して未然に水際で防ぐということが最も大切なことであるというふうに思いますが、既にもう入ってしまっている人たちに対して、この強制送還についてもきちっと中国政府なり申し入れをしながらしていくとい...全文を見る
○下村委員 この法律が改正をされることによりまして今のような具体的な問題が、この新しい形態で適用されるとどの程度これによって解決がさらに促進できるか。例えば、具体的にその蛇頭の問題についてこの改正案ができることによってどの程度撲滅に近い形でこれが適用できるか。あるいは、国内におけ...全文を見る
○下村委員 この法案の改正等含めまして、我が国が中国政府との関係の中で、特に国際化の中で、国際的な犯罪が多発することがいろいろと、これから将来的にますます考えられるのではないかというふうに思います。この改正案とともに、特にこの問題は中国政府に対してでありますが、犯罪に関する何らか...全文を見る
○下村委員 時間がございませんので、最後に、ぜひこの法律を改正することによりまして、これから国際犯罪が多発する可能性が我が国国内にある中で、関係機関におきましては、徹底的に対応していただくことによって、安心して暮らせる国のために仕事をしていただきたいと思います。  以上で終わり...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○下村委員 有馬先生に、理科系ということで、物事の考え方の組み立てについてお聞きしたいと思います。  それというのも、私は、今までこの国会等の移転の問題について議論されていることについて、財政構造改革会議で二〇〇三年まで資金的凍結ということが、従来の方法でいいのかどうかというこ...全文を見る
11月07日第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○下村委員 自由民主党の下村博文でございます。  お二人の参考人の方から貴重な御意見をお聞かせ願いまして、ありがとうございます。  最初に、佐高参考人にお聞かせ願いたいと思います。  ハエの発生源をなくさなければ、ハエは根絶できないという話がございました。そして、それに関連...全文を見る
○下村委員 今回の商法の改正の問題で、若手の上場企業の会社の社長さん何人かに聞いてみました。そうしますと、十五年前の商法改正で、前田参考人からお話がありましたように、大幅に総会屋等は減ってはいるけれども、しかし今回の改正によって根絶するとは思えないし、またこれは総会屋だけの問題だ...全文を見る
○下村委員 佐高参考人にお聞かせ願いたいと思います。  先ほど、発生源をなくすために具体的な提案をされました。ニューヨーク市場にもっとどんどん公開した方がいいのではないか、あるいは、年に一度の六月の株主総会等、それぞれ企業の独自性でやったらいいのではないかと具体的なお話がござい...全文を見る
○下村委員 時間が終わりましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。
11月19日第141回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○下村委員 町村大臣、御就任おめでとうございます。これから日本の文部行政、また文部行政のあり方、大きく変わってくるというふうに思います。そういう中で、新しい大臣として前向きにこれから取り組み、御活躍されますことを御期待申し上げたいと存じます。  きょうは、教育の自由化という視点...全文を見る
○下村委員 今の大臣の答弁で私はちょっとひっかかるところがありました。需要と供給の関係で教育を考えていいのかどうかということですね。今までの教育が問題ないということであれば今の大臣の御答弁で私も納得するわけですけれども、いや、そうじゃない、教育改革をする。戦後五十二年の中で、ある...全文を見る
○下村委員 私どもも頑張りますけれども、文部省としても、今の大蔵省のあり方についてぜひ妥協しないで頑張っていただきたいというふうに思います。  ところで、ことしの六月十六日に、これは小杉前文部大臣のときでありますけれども、第四期生涯学習審議会に「青少年の「生きる力」をはぐくむ地...全文を見る
○下村委員 町村大臣、今のお答えは、基本的な、一般的な塾に対する認識としての御見解だとは思うのです。  ただ私は、この六月に生涯審の中でこの学習塾というのも出すことによって、これも諮問の一つとして取り上げたということは、ある意味では文部省が、今大臣がおっしゃったような、塾だけで...全文を見る
○下村委員 ありがとうございました。ぜひ積極的な教育改革をお願いしたいと思います。  終わります。