下村博文

しもむらはくぶん

小選挙区(東京都第十一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

下村博文の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○下村委員 自由民主党の下村博文でございます。きょうは貴重な先生のお話をいただきまして、まことにありがとうございます。  今のお話の中で、特にヨーロッパ諸国、西欧政治を中心としたグローバリゼーションのお話をしていただきましたが、これは地政学的に考えて、EUもある意味では経済のブ...全文を見る
○下村委員 グローバルスタンダードという言葉の中で、アメリカにおけるグローバルスタンダードと、ヨーロッパにおけるグローバルスタンダードというのは考え方が違うのではないかということで、先生の著書の中にもあったというふうに思います。  我が国が、特にグローバルスタンダードといっても...全文を見る
○下村委員 先生の御専門のヨーロッパにおける比較政治学の中で、イギリスそのものもこれからユーロ加盟等課題があるわけでありますし、一方で、最初にお触れになりましたが、ドイツのフィッシャー外相がヨーロッパ連邦構想を発表した、またヨーロッパ憲法というのも提案したということをおっしゃって...全文を見る
○下村委員 グローバリゼーションと国家という中で、一方で国連の存在というのがあるのではないかと思います。  今、我が国においては、国連に対する拠出金がアメリカと同じく世界トップの拠出額になってきている。また、安全保障理事国のアメリカ以外の他の四カ国の合計よりも日本の拠出金の方が...全文を見る
○下村委員 その中で、グローバル化と地域主義、地域化の中で、ヨーロッパのようなEU的な、ある意味では地域主義といいますか、このような状況が、ほかの地域でもそういう方向に必然的に行くのかどうか。ちょっと触れられておりましたが、例えばASEAN、我が国を含めた東南アジアというのが、学...全文を見る
○下村委員 EUにおける同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツと、それから東アジアにおける日本というのは、戦後の位置づけがほかの国との関係でかなり異なっているのではないか。ある意味では、我が国においては、ソフトな部分を含めまして、あるいは北朝鮮との関係もそうですが、戦後処理が終わ...全文を見る
○下村委員 その中で、日本国憲法については先生はどんなようにお考えになっていらっしゃいますか。
○下村委員 「文明の衝突」という有名な本の中で、日本という国が一つの独特な文明を持っているということの中で、グローバル社会の中で生き残っていく状況として非常に厳しい部分があるのではないか、こういうようなことを分析されている方もいらっしゃいます。一方で、先生の最初の、ヨーロッパ諸国...全文を見る
○下村委員 その中で、特にイギリスにおけるブレア政権が、今後EUへの影響というのは、日本と同じですが、ヨーロッパにおける一つの島国という位置づけもありますし、また、EU加盟問題もあります。また、サッチャー政権を引き継いだ後、先生もおっしゃっていましたが、必ずしもかつてのような労働...全文を見る
○下村委員 もう時間がなくなってまいりましたので。  先生が、十二月一日の日経新聞で論文を書かれていらっしゃいます。この中で、「二十一世紀の日本の「国家のあり方」や東アジアの動向を考えるとき、EUでみられるような、視野の広い骨太なガバナンスの再編論も必要」ではないか、最後にこう...全文を見る
○下村委員 お考えについてはそのとおりだと思うんです。  ただ、その出し方の問題といいますか、我が国のリーダーが、あるいは我々がこれを出すということが、必ずしも今の東南アジアにおけるソフトな部分で適切でない場合もあるわけでありまして、そういう意味での政治状況といいますか、過去の...全文を見る
○下村委員 ありがとうございました。
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○下村委員 おはようございます。自由民主党の下村博文です。河野外務大臣、よろしくお願いいたします。  きょう各マスコミで報道されております教科書問題につきまして、河野外務大臣に対しまして質問をさせていただきたいと思います。  この教科書問題は、河野大臣にとりましても、官房長官...全文を見る
○下村委員 昨年の秋以降、特に中国、韓国において、我が国の教科書の検定問題におきましてちょっと過剰とも思えるような反応がたくさんあったのではないかと私は思っております。  二月の二十八日には、韓国の国会におきまして、日本国の歴史教科書歪曲中断を求める決議文というのが採択をされて...全文を見る
○下村委員 それに対して、外務大臣あるいは外務省が今後どんな努力をどうされるかということでありますけれども、具体的にこの八社の歴史教科書の中でどの教科書を採択するかということは各教育委員会の採択によるわけでありますけれども、今後、新しい歴史教科書をつくる会の教科書が不採択になるよ...全文を見る
○下村委員 修正も求めないし、また採択における政治介入も求めないということでありまして、それはもっともなことであり、またそれをぜひしていただきたいと思います。  一方で、先ほど大臣が説明をしていただきました中国、韓国等の懸念に対して、大臣としては、外務省としては今後どのように対...全文を見る
○下村委員 そもそも検定中の教科書が、これは一切外部には出てはならないはずであるのにもかかわらず流出し、外国から抗議が提起されている、そういうこと自体が問題であるというふうにも思います。  しかし、これは初めてのことではなく、中国が日本の教科書検定に抗議してきたことは過去にも何...全文を見る
○下村委員 今大臣おっしゃったように、我々自身も白表紙本については事前に見ることができないわけでありますから、このことについては外務省として、関係機関、文部科学省に対してもあるいはマスコミ等に対してもきちっとした抗議をする必要があるのではないかというふうに思います。  それとい...全文を見る
○下村委員 いや、私が申し上げているのは、委員の配置転換については当然文部科学省がすることでありますが、ただ、教科書問題で他国から誤解をされているということについての事前流出の問題等について、その辺の説明はきちっとやはり外務省としてする必要があるのではないか。この辺が、教科書問題...全文を見る
○下村委員 ありがとうございました。
06月12日第151回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○下村委員 おはようございます。自由民主党の下村博文です。早速質問をさせていただきたいと思います。  現行法に基づきまして、平成五年に自動車排出窒素酸化物の総量の削減に関する基本方針を定めたわけであります。この中において、窒素酸化物について、環境基準を平成十二年度までに達成する...全文を見る
○下村委員 驚くべきことに、低公害車の普及、平成十二年度までに三十万台の普及を目標としていたわけでありますけれども、わずか一万七千台ということで、ほとんど、目標があったのかどうかさえ疑わしい、全く届いていないということであります。  そのために今回この改正案が出るわけであります...全文を見る
○下村委員 新たに粒子状物質を対象物質に加えることになったということでございますが、この粒子状物質、ディーゼル車対策ということで東京の石原都知事が、国のこの法改正より前に提案したことによって大変インパクトがあったわけでございますが、これを国としてももっと早く広範囲に広げるというこ...全文を見る
○下村委員 杉花粉症の患者が一千三百万人を超えるということ、少なくとも十数年前までは考えられなかったことであるというふうに思います。これはやはり杉花粉症ということが、廃棄物、大気汚染と絡めて因果関係があることはもう間違いないことであるのではないかと思いますし、それだけますます複層...全文を見る
○下村委員 我が国のディーゼル車に対する粒子状物質の排出ガス規制値、これは欧米に比べて緩く設定されているのではないかというふうに聞いておりますが、実際どのような状況なのか。  それから、先ほどの東京都のディーゼル車規制、これも始めるわけでありますが、国の今回の法改正との連動の中...全文を見る
○下村委員 日本と欧米との関係では、日本の方がNOxの規制が厳しく、欧米では日本よりもPMの規制値が厳しいということ、それから、東京都ではレンジの問題があるというお話がありました。  こういうふうに自動車の排ガスについては、具体的にこれからどう実行するかという段階に向けて、それ...全文を見る
○下村委員 よろしくお願いいたします。  最後に、大臣にいらっしゃっていただきましたので、最後に大臣に、この改正自動車NOx法によって最大限の実効性が上げられるよう、目標達成に向けた取り組みについて大臣からお話をお伺いして質問を終わりにしたいと思います。
○下村委員 終わります。ありがとうございました。
09月18日第152回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○下村委員 私は、ODAの問題について取り上げたいというふうに思います。  我が国の歳入が五十兆近くの中で、ODAに対しては約一兆円がことし投入をされている、来年は一割削減がされるという状況の中で、このODAのあり方について抜本的に見直しをしていこう、今こういう状況でございます...全文を見る
○下村委員 ありがとうございます。  今お答えいただいたように、技術委員会等を設置するということから見ても、一〇〇%とは言えないかもしれませんが、かなり地域住民の苦情、懸念については配慮しているということで、環境問題等については非常に対応しているのではないかというのが私の結論で...全文を見る
○下村委員 これは田中大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、一方、こういう状況の中で、最初に申し上げましたように、ODA予算の一〇%削減、もう予定されているわけですけれども、どのような分野をどのように削減されようとしているのか、基本的な方針についてお聞きしたいと思います。
○下村委員 ソンドゥ・ミリウについても今大臣からお答えいただきましたが、我々も現地の視察の中では、これはいろいろな問題があって一年半おくれた。このおくれただけによって水力発電所の損害が日本円にして三十億ぐらいにはなるということでありますが、やはり、ケニアの全体的な状況の中で、これ...全文を見る
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○下村委員 自由民主党の下村博文です。五分ほどのお時間をいただきたいと思います。  九月十一日のアメリカの多発テロによって、世界じゅうの人々の意識が大きく変わる大きなターニングポイントになってきたというふうに思います。二十一世紀は国連の時代であるということは、二十世紀から言われ...全文を見る