末松義規

すえまつよしのり

小選挙区(東京都第十九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

末松義規の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第145回国会 衆議院 本会議 第5号
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○末松義規君 民主党の末松義規です。  議題となりました法案につき、民主党を代表して、総理、大蔵大臣、自治大臣に質問いたします。  それら法案の中で、法人減税、住宅ローン減税などの問題につきましては、我々民主党が従来から是正を要求し、ほぼそのラインで是正されてきておりますので...全文を見る
02月10日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  大臣にはお忙しいところ、大変恐縮に存じます。  きょうは減税問題の前に、この前、二月四日の減税問題がテーマとなりました本会議でも質問させていただきましたが、そのときに小渕総理に対して富国有徳という概念をお聞きしまして、これからの二...全文を見る
○末松委員 そうしますと、税制調査会等で取り組むべき問題だということなので、今実態としてはNPOで認可されている団体はまだないという話も聞いているのですけれども、経過措置を含めて十カ月以内にそれはぼつぼつ出てきて、今申請している団体は二けた以上あるとかいう話も聞いていますから、そ...全文を見る
○末松委員 そうしますと、そういうような研究も今されておられる。では、あとは秒読みじゃないけれども、もう審議にのせる段階に入ってきているというふうに理解していいですか。つまり、スケジュール的には着々とやっているという位置づけでよろしいですか。
○末松委員 後でも公益ということについてちょっと概念的な整理をしますけれども、実態を調査するというのは、基本的に、大蔵省が実際にいい活動なのか悪い活動なのかそれを判断するということですか。
○末松委員 実態把握についても調査をやるという位置づけでよろしいですね。  アメリカのデータなんかをちょっと見てみますと、日本と比較するとかなり大きな差がある。例えば、一九九〇年のデータで公益寄附金というものを見てみますと、一ドル百三十円で換算した形なんですが、アメリカの個人寄...全文を見る
○末松委員 今本当に、宮澤大蔵大臣の生のお声を、お考えを聞かせていただいたわけですけれども、私も全くそれに共鳴する一人ですね。  確かに英米の方は、クリスチャニティーというある意味でのフィランソロピカルな、横に広がるような形でコミュニティーができやすい。我々の日本というのは、神...全文を見る
○末松委員 これはちょっと事務当局の方にお伺いしますが、余りこういうことをこういった場では言いにくいのかもしれません。  先ほどの寄附の公益性を担保するということですが、これの仕組みというのは、今まで私もそこはちょっと勉強をさせていただいておりますので大概は感じとしてわかるので...全文を見る
○末松委員 民主党の方でも、このNPOについて、税制問題、特に寄附金控除について法案を準備しつつあります。そういった意味で、お互いに意見を闘わせながらやっていっていいものをつくるということが一番望ましいことだと思います。  先ほどちょっと公益の概念という話がありましたが、ちょっ...全文を見る
○末松委員 まだ検討し始めている段階なんで詳しくは言えないねというのはまさしくそうだし、だからこそ早くやってよねというのが私の立場なんです。  民法三十四条のやり方で、例えば特増法人だ、やれ公益法人だという話に余りにとらわれ過ぎて、それと何か序列を与えて、どうも少し過去の慣行と...全文を見る
○末松委員 テーマを減税問題に移しますが、その前にちょっと経済状況の認識について、経済企画庁の方おられると思いますのでお聞きします。  昨日、日経新聞の夕刊ですか、堺屋長官が日本の景気について述べられておられまして、昨年秋が日本経済のボトムだった、それで、今はその景気の厳しさか...全文を見る
○末松委員 そうしますと、二月、三月の統計が大体明らかになってくる四、五月ぐらいですか、そのころには経済は、先ほどの十分な雇用対策、十分ないろいろな経済対策、これが出てきて、本当の意味で桜が咲いて散ったころぐらいにはかなりそれはよくなってくるというふうなものを、堺屋長官とともに事...全文を見る
○末松委員 大臣にちょっとまたお伺いしますけれども、減税の効果についてでございます。  去年の七月、アメリカの連邦準備理事会のローレンス・リンゼーという前の理事が、減税の効果ということで、レーガン政権でアメリカでは実験済みだということで彼が言っておりましたのが、レーガンのときに...全文を見る
○末松委員 それは、特定のモデルか何かの式があるわけですね、ずばっと結論だけ言われましたけれども。
○末松委員 そのモデルに、例えば設備投資の落ち込みとか、それは、多分一、二%ぐらいまでGDPを落とすマイナス影響とか、輸出面のマイナス影響とか、そういうふうなのを全部勘案して小渕内閣が掲げる〇・五%の成長ということを考えておられるんだったら、減税による〇・四%というのは余りにも小...全文を見る
○末松委員 では、一応私の午前中の質問はこれで終わらせていただきます。
○末松委員 引き続き質問をさせていただきます。  宮澤大臣は、きのう私もずっとここにいて大臣の答弁をお聞きしていたのですが、いろいろな不良債権の処理とかさまざま解決して、来年度〇・五%の成長をすれば御の字だなという感じに私は受け取ったのですね。大臣は、同じように、二月四日の本会...全文を見る
○末松委員 今の宮澤大臣のお話ですけれども、まさしくこの財政再建というものもすべて頭に入れられた中で、その中でやはり税制改革の抜本的な改革というスケジュールも入っておありだと思うのですね。そのためには、きのうの御答弁にもありましたけれども、今も言われました税収確保をまずやらなきゃ...全文を見る
○末松委員 宮澤大臣も大変お困りになるでしょうね、上を向かないと。ただ、国民は本当にもっと困るわけですから。ここは本当に、個々の職業についている人間はそこは厳しいところだと思います。  そうすると、大体前半ぐらいである程度対前期が上を向くと。ではなくて、逆に下を向けば、ある意味...全文を見る
○末松委員 多摩に限らず、今全国の都市が、そういった意味で緑も下がっているという状況を考えながら、人間に適した環境はどうあるべきかというところを大蔵省さんにもまた考えていただきたいと思います。私もこれからこの問題についていろいろと検討させていただきます。  時間がなくなりました...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○末松分科員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、ピルの解禁問題について、厚生大臣を中心にお伺いをしたいと思います。  私は、これからの日本の二十一世紀の市民社会を考えてみますと、やはり自立と共生という概念が非常に重要だろうと思うんですね。特に自立というのは、自分の人...全文を見る
○末松分科員 そうすると、これは大臣にお伺いした方がいいのかどうかわかりませんけれども、先ほど申し上げた医薬品の分野で、避妊という観点からの医薬品が全くない、これについてはどうなんですか。ピルの問題でいろいろな事情があったということはあるかもしれませんが、いろいろな医薬品が出て世...全文を見る
○末松分科員 そうしますと、一つ一つチェックしておられるということは、ある意味じゃ、医薬品についても厚生省として真剣に取り組んでいるんだということですね。
○末松分科員 この前のハーグの会合でも、堂本暁子議員あるいは小宮山洋子議員、そういうさまざまな女性議員の御活動が、これは以前からもあって、その辺は大きくピルの問題についても貢献をされてきたことは、私も重々承知しておるわけです。  ピルの問題については、昨年十二月に情報公開が行わ...全文を見る
○末松分科員 これは非常にいい動きだろうと思いますし、大変大きく評価を私もしております。先ほど言われたプライバシーとか、その他知的所有権の問題ですか、そういうのもあるということで、薬が承認後、あるいは安全性の問題は市販後ですか、原則でやっていかれるということでございますので、その...全文を見る
○末松分科員 何か百万から二百万の、勃起不全で望んでいる方々が多いという話で、適正に使えばそれはいいのだという話というのは、ある意味ではピルにしても、百万前後おられるかもしれないし、実際に数十万人がもう使っているという話もありますね。適正に使えばという話ですけれども、そこら辺は確...全文を見る
○末松分科員 先ほど局長の御答弁の中で、各国間と臨床試験についての結果を適用するという合意が得られたというお話ですけれども、ピルについては、昨年二月ですか、その合意が得られてから、世界百数十カ国ですか、いろいろと検査結果についても、専門的に海外事例を使って審査しているわけですか。
○末松分科員 本当に速やかな審査が行われることを私は希望しますし、先ほどの大臣の御答弁の中にも、認可できるものは認可していきたいというお気持ちがあると。ただ、あくまでも審査をされるのは政治家ではなくて専門家のグループの方ですから、そこの判断は尊重していく、そういう話を私もここで承...全文を見る
○末松分科員 このピルという、避妊という問題を通じて、やはり女性も、自分の人生に対して責任を持って、自分で判断して、自分で自分の人生を送ることができるということですね。このような新しい社会に基づいて、一刻も早くそういった意味でピルが解禁されることを私は望みますということを申し添え...全文を見る
03月19日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは、ノンバンクに関係するこの法案について、私の関心のある条項を中心に質問させていただきます。  基本的に、この法案は、間接金融に偏重している日本の金融を直接金融の方にも向かわせるという意味で非常に意義がある法案であろうと思うし、...全文を見る
○末松委員 個人的な考えで結構なのですが、日本だけこういった消費者の立場からの法がないということ自身の理由といいますか、それはどうしてなのですかね。やはり消費者という立場がなかなか顧みられていなかった、そういうふうにお思いでしょうか。その辺、大臣の御認識をいただければと思います。
○末松委員 実は、日本の消費者にとって、金融関係でもそうなのですが、ビッグバン以降、日本の金をとにかくもぎ取ってやろうということで、千二百兆あればこれは広大な市場であるということで、世界のつわものがどんどん来ているわけです。それは、ある意味では日本の消費者の保護をきちんとやってお...全文を見る
○末松委員 今国会とは言わないまでも、とにかくそのぐらいの形でやってください。そうでないと、もう金融自身はどんどん進んでいっているわけですから、損をするのは日本の消費者ですから、ぜひそこはお願いしたいと思います。  その中で、やはり重要になるのは、例えば社債を発行するにしても、...全文を見る
○末松委員 その情報開示、不良債権もそうなのですが、銀行法の不良債権の開示と、レベルはどのぐらいなんですか、同一基準なんですか、それともそれよりも下になるのですか。その厳しさの程度について述べてください。
○末松委員 そのディスクロージャーの結果、これはかなりやばいなという話になった場合には、そのとき対応は何かやるわけですか、それともそれは市場に任せるわけですか。
○末松委員 そうしますと、大蔵省としては、大きな指導といいますか、銀行に対する指導というのはほとんど、極力行わないという位置づけだという解釈でよろしいわけですね。  と同時に、各ノンバンクについて、やはり格付は促進していく動きが当然必要だろうと思うのですが、その辺についての見解...全文を見る
○末松委員 格付の動きの方は。
○末松委員 今の六条の登録制度ですけれども、確かに登録という制度を一つ設けることで投資家の保護とか消費者の保護という形になるのかもしれませんが、今言われた、資本とか出資の額でこれを限定するという位置づけですよね。  大蔵委員会の調査室のつくった資料なんかを読むと、例えば出資額は...全文を見る
○末松委員 国会の審議等を踏まえながらということは当然なのですが、その中で、こちらも、えっ、こんなに絞るのかとか、要するに裁量が余りにも大きいと国会で審議している意味がなくなるのですよ。そこのところをもうちょっとそちらの方で、こういう案なんだというような形、あるいは法律に書き込む...全文を見る
○末松委員 ちょっと大臣にお聞きしたいんですが、人的構成、こういう人がいないとノンバンクとして登録できないよという人の構成が今話題になっているわけなんですけれども、融資業務の経験者という話で、確かに一つの基準ということもあるかもしれませんが、バブルの崩壊のときに融資業務の経験者た...全文を見る
○末松委員 そういった意味で、リスク管理ができるということは一体どういうことなのかというのを本当に真剣に検討していただきたいと思うんですね。その意味で、資格制度というのを一つの大きな形で考えていただきたいと思います。それを重ねてお願い申し上げまして、次の項目に入らせていただきます...全文を見る
○末松委員 その観点、どうもまたこれも、何でも口を出せる形にはしておきたいな、ある意味ではそういう意図が感じられるわけですね。そこは自動的に悪いどうのこうのという話ではなくて、要は、実態としてこれがきちんと直接金融そして市民の方の役に立てばいいということが挙げられるわけなんです。...全文を見る
○末松委員 私がきのう聞いたのは、実態として今十億円以上の百四社で大蔵省OBは何人いるのと言ったら、それはわかりませんという話だったんですよ。それは、この法律でないところではわからないんですか、あるいは天下りという観点からはノンバンクは世間に対して話も全くしなくていいという話なん...全文を見る
○末松委員 そういう数字がわかるのであれば、なぜ私の方に来なかったのか不思議なのですが。  そういった意味で、これからもそういった権限の関係は非常にセンシティブな話に当然時代の流れとしてなってきていますから、そこら辺はぜひ気をつけていただきたい。別に公務員の方の再就職を妨害する...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○末松委員 民主党の末松義規です。私も、中川委員に引き続きまして、責任問題等を含めた、あとはこの事業の見直しのシステム、そういったことについて質問をさせていただきたいと思います。  まず、北海道あるいは東北の開発というのは非常に必要であり、また、未来へ大きな希望を抱かせるような...全文を見る
○末松委員 では、心苦しいということは、迷惑をかけたという気持ちがあるということをもう一回確認します。
○末松委員 例えば、民間の金融機関がこれから株主訴訟をやられた、そして大変苦境に陥るということ、むつ小川原なんかそこを心配してなかなか債権放棄に応じないという話も伝えられておりますが、もしこういった株主訴訟をやられて民間金融機関が大変な苦境に陥るということになった場合、北海道開発...全文を見る
○末松委員 そうすると、合意ができれば、国あるいは北海道開発庁がこのプロジェクトについて、民間の金融機関のことについて支援をするということになるわけですか。
○末松委員 それは、新会社ができる前に苫東開発会社に対して債権放棄をするということなのでしょう。債権放棄というのはもうその時点で債権放棄するということでしょう。あなたの言った話は、民間金融機関が出資をしてどうこうという話はあるけれども、その新会社にそういった負担を負わせるというこ...全文を見る
○末松委員 ちょっとわからないのですけれども、今の苫東の開発会社に対して、あるいは北東公庫か知りませんけれども、債権放棄をするということはまだ合意がされていなくて、新たに新会社が得た土地、それをまただれかが買って得た利益、ここの中から、債権放棄をする予定の民間の金融機関に対してそ...全文を見る
○末松委員 ちょっと何か、私が思うよりもかなり複雑なまた仕組みがあるのかなということだと思います。私の理解では、北東公庫が開銀と合併する際に開銀の損失準備金を使ってそこで負っている借金はチャラにするということでやっていくのがこのスキームだろうと理解をしているわけなのですが、そうす...全文を見る
○末松委員 そうしますと、借金はもう棒引きしろというふうに民間に言うわけですよ、ほかのところはみんなあきらめなさいと。そうしておいて、それで得た土地は実際にまたこれが金のなる木になるから、それからいろいろなことをやるのだという話がこのスキームの一番おいしいところという話なのでしょ...全文を見る
○末松委員 もう少し申し上げればよかったのですが、基本的には財投資金を中心にしていますね。だから、ある意味では国民の税金ということからきているわけですよ。税金というか、郵貯とかその辺の国民の金なんですが、これが、何回も議論が繰り返されていますけれども、ここで勝手に北東公庫の損失の...全文を見る
○末松委員 金融機関がそういう徳のある行為をされるということならば、それはそれでいいのでしょうけれども、それだけじゃない金融機関の方もおられるということを政府としてもきちんと把握しておかなければいけないでしょう。  私は、こういったことを国家プロジェクトということで、考えてみた...全文を見る
○末松委員 民間から新会社に対して出資もあるということを言われておられましたけれども、これは何か、例えば民間の金融機関、その辺から出資ということで、担保ということではないかもしれませんが、そういうふうな新しく得た土地とか、そういうところは民間の金融機関にとっては担保と同じような感...全文を見る
○末松委員 では、ちょっと見方を変えまして、責任の所在についていろいろとお聞きしていきたいと思いますが、先ほど、国民に、あるいは民間の金融機関に損失をかけた、御迷惑をおかけしたという話がございました。ただ、これで千八百億円ぐらいの損失が出たということなのですが、先ほど、この計画責...全文を見る
○末松委員 私、民間で考えてみますと、責任のとり方というのは、だれか責任者がやめるとか、あるいは何かリストラをするとか、今一般に行われていますけれども、そういうことが、自分の身を切ることが責任につながるのではないかと思うのですが、どうも何かこのスキームを見ていると、結局国民にしわ...全文を見る
○末松委員 それは、立ち行かなくなってどうしようもなくなったから役員をやめるという話、会社がなくなるからやめるという話なんですね。実際に、この計画というのは別にきのうきょう始まった話ではなくて、もう数十年かけてやっているわけですね。そのときに、これだけ借金が膨らみました、そういっ...全文を見る
○末松委員 非常にそういった遺憾に思う気持ちがあるということであれば、そこはやはりきちんとして、自分の腹を痛めるという責任のとり方ですね。ただ、総裁が今の立場で、昔からやってきたことを今すべてどうこう、責任という話ではないのかもしれません。ですが、そういった節目節目で経営判断をし...全文を見る
○末松委員 それはむつ小川原だけの話で、苫東について御説明をいただいておりませんけれども、正直言って、私、わからないのは、これは全体の責任者というのはどなたになるんですか。そこをちょっとどなたか言っていただけませんか。苫東に対して、この責任者というのはだれなんですか。
○末松委員 そうすると、計画立案、これが間違っていたという認識はそちらにあるんですか、ないんですか。
○末松委員 そうしたら、その見直しに時間がかかった、それに不適切であったという責任は、それは新会社をつくったことによってあとはもう消えました、そういう位置づけですか。  それともう一つ、その見直しに長時間を要したということで、では今度は見直しに時間がかからないように、対策という...全文を見る
○末松委員 あと、見直しの仕組みは。
○末松委員 ちょっと聞いていて、結局責任をとったのは、この国会の席上で法律を通しますと、それで国民にツケが行くから、国民が責任をとったんですよ。そのアレンジをあなたがしただけじゃないですか。だから、だれかきちっと責任をとってけじめをつけてもらわないと、そんなことをしないから、この...全文を見る
○末松委員 行政監察するに値しなかった、そういう認識ですね。
○末松委員 それは、総務庁の方でこの問題についてかなり研究した上でのお言葉ですか、それともあなたの印象ですか。もし印象論で言うのだったら、無責任な発言はやめていただきたい。本当に研究しているのだったら、そこの研究をきちんと言っていただきたいと思うのですね。  要するに、諸条件が...全文を見る
○末松委員 チェックのやり方も、もうちょっと仕組みをきちんと考え直さなきゃいけないなと思います。  会計検査院については、かなり権能も限られているところもありますし、そういった意味で政策議論がそれほど大きくできない。我々は、民主党で行政監視院構想というのもございましたけれども、...全文を見る
○末松委員 率直な御意見ありがとうございました。またこの問題についていろいろと御議論させていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは、内閣法の改正、そして内閣官房、あるいは内閣府設置法ですか、この点についてお聞きをしたいと思っております。  むしろ、国の基本方針をどういうふうにしていくか、この点について、民主党の方でも数カ月間の議論を経まして、私ども、首相...全文を見る
○末松委員 今総務庁長官が言われたように、まさしく政治のリーダーシップが必要だ、特に内閣の各省に対するリーダーシップ、そして内閣における内閣総理大臣のリーダーシップが必要だということが基本的な認識になられているということでございますので、改革のチェックすべきポイントは、まさしくそ...全文を見る
○末松委員 ということなんですが、どうも実際を見ますと各省が、大体イギリスは、サッチャーさんの伝記なんかも読むとわかるんですが、ほうっておくと大臣がそのまま各省の、どちらかというと、何といいますか、人質というか代弁者ですね。各省の利益の代弁者になってしまって、どうも閣議では、全体...全文を見る
○末松委員 今大森長官の言われた、連帯して責任を負うということで、何かちょっと、憲法上の要請というものがあってそれが全会一致になっているというのは、私は言い過ぎだと思うんですよ。  といいますのは、今大森長官が言われた内閣の意思、これの一体性ということ、今言われましたよね、これ...全文を見る
○末松委員 国の基本方針に、戦略を考える上で、二十人近くの方が一つ一つについてすべてがすべて一緒だというふうに考える方が、ある意味じゃおかしいということにならざるを得ない。ということは、翻っていけば、まさしく役所で全部積み上げられて、これでもう反対のしようもないというようなものが...全文を見る
○末松委員 そこに私はある意味でこだわるわけですけれども、先ほど、なぜ内閣の一体化が必要かと。今、憲法の要請、要請ということだけで言われておられますけれども、もう少し具体的に言って、国会に対して連帯して責任を負うということに対して、各閣僚が、私は多数決で結構ですということの同意を...全文を見る
○末松委員 そういう議論が行われたことというのは、私もあったことは聞いていますし、それはわかっている上での話なんですけれども。  例えば、私は多数決がいいと言っているわけじゃないんです。ただ、本当に戦略的にこの国を何かやっていこうとすれば、それはある意味では、いろいろな見解があ...全文を見る
○末松委員 それじゃ、私、もう一点だけちょっと長官にお伺いしたいんですが、長官が閣議に出られる法的な根拠というのはあるんですか。
○末松委員 私が申し上げたいのは、大森長官がなぜ出ていいかというと、それは総理及び閣僚の皆さんが出ていいよという合意があるからあなたは出られるのですよ。それをまず言ってもらわないと困るのですよ、法的根拠で。だから、そういう合意が必要なので、これが一番重要なんですよということを私は...全文を見る
○末松委員 先ほどの官房長官の話ですけれども、閣僚懇談会というのは、別にあれは決定権があるわけじゃないのでしょう。要するに、自由な議論をしましょうねということであって、それで国の方針を決めるということではなくて、いわば議論会ということだから、性格がかなり違うのだろうと思うのですね...全文を見る
○末松委員 石原元官房副長官がずっとメモをつくっておられたという話ですけれども、これは公式の議事録ではないのだ、そういう位置づけですね。
○末松委員 閣議で秘密決定というのはあるのですか。実際に、決定はするけれども、これは表には出さないでおこう、そういうことはいかがですか、官房長官。
○末松委員 そうすると、それは公表するという前提のものばかりだということで、公表しないという判断はないということですか。
○末松委員 次に、ちょっと内閣の責任についてお伺いしたいのですが、例えばことしの施政方針演説で、総理が〇・五%の経済成長を達成させるんだという趣旨のことを述べられましたが、これはもし達成できなかったといった場合には内閣の責任だ、この認識でよろしいですか。
○末松委員 それでは、内閣のメンバーの閣僚の責任についてちょっとお伺いしたいのですが、この前、小泉元郵政大臣が、郵政民営化についてちょっと閣内で不一致のようなことをおっしゃっておられましたが、この小泉元大臣が言われたこと、これについては閣内でどういう形になりますでしょうか。そこの...全文を見る
○末松委員 そういうときは、閣議で発言を聞いておられないということでわからないということなんですけれども、通常だとどうなるのですか。閣議でそのことは話題にもならないんですか。
○末松委員 では、それが、閣内が統一されるまで話し合いをしていただくというのが、もし野中長官であればされるという理解でよろしいですね。
○末松委員 それでは、例えば、ちょっとレベルを落として各省の次官相当の発言等で、榊原財務官が財金分離の問題で、民主党が主張しているようなことはばかげている、そんなような発言をされて問題になったかと思うのですが、ああいった場合の各省の高官の発言、よく新聞記事なんかを見ますと、次官が...全文を見る
○末松委員 時間がちょっとなくなってまいりましたので、あと内閣法の関係で、補佐官と秘書官の数についてちょっとだけお伺いしたいのです。  この前、細川元総理が、首相補佐官、総理補佐官を一名つくろうとしたら、全然法定されていないということで、だめだということでつくれなかったという話...全文を見る
○末松委員 本当の内閣の中枢なんですから、そこは一々各省と同じレベルで考える必要はなくて、私は思うのですけれども、内閣というのはやはり頭で、そして内閣の内閣府ですか、民主党では、頭が首相府で自律神経系が大体内閣府、あと手足が各省だというふうに考えているので、そこを横並びにするとい...全文を見る
○末松委員 そうすると、予算大綱も今おっしゃった経済財政諮問会議の方でつくられるという話を聞いておりますけれども、文言を見ると、内閣府設置法の十九条、所掌事務の中で、予算編成の基本方針について調査審議するとあるのですね。企画立案するとは書いていないのですよ。財務省設置法の第四条に...全文を見る
○末松委員 今、河野内閣審議官のお話だと、内閣府に経済財政諮問会議が位置しているから、だからこれは企画立案できないのだ、企画立案するのは内閣官房なのであるという位置づけでしたね。  でも、メンバーを見てくださいよ。議長が総理ですよ。そして、議員が、閣僚が入っているのですよ。その...全文を見る
○末松委員 ならば、企画立案と書くべきですよ。それをせずに調査諮問なんてばかな言い方をしちゃだめですよ。本当にちょっとおかしいんだ。本当に不備だよ、ここは。  では、これはどうするのですか。書き方を変えるのですか、変えないのですか。
○末松委員 では、委員長、そこはよろしくお願いします。  それから、太田長官にお伺いしますけれども、四つに絞ったという、この四つの会議ですけれども、これは何で四つだけなんですか。これはむしろ、決めるのは総理あるいはそのときの内閣ではないですか。法定をなぜここでしなきゃいけないん...全文を見る
○末松委員 ちょっと時間がなくなっているので私の聞きたいことが言えなくなったのですが、最後に、もう三分しかないのであれですけれども。  先ほど、内閣府と各省の関係が、上下関係があると言われましたよね。そうなんです、上下関係があってしかるべきだし、そうだろうと思うのですが、そこで...全文を見る
○末松委員 そう言うならば、総務省の所掌事務の中から、内閣府の総合調整、これについては除くとはっきり書かないと、それは整合性が合わないでしょう。別に私はこの件でどうこう言う気はありませんけれども、そこもきちんと書いておかないと、まさしく整合性の問題じゃないですか。私は、とりあえず...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○末松議員 まず最初に第一点目からお答えをさせていただきますが、岩永先生がおっしゃられたように、今の時代というのは、非常に総合的な判断あるいは機動的な判断、これが政治的なリーダーシップのもとにやられなければいけない、そこは私ども、全く一緒の問題意識でございます。では、大胆な改革を...全文を見る
○末松議員 山本先生の御認識の中で、縦割り行政というのは、本当に日本が陥っている一番大きな病巣であると思います。ただ、これは今だけ陥っているのじゃなくて、先ほど安住議員からも言われましたけれども、政官攻防という、大きなやはり政と官の攻防史という形で、これは「政官攻防史」という本も...全文を見る
○末松議員 今の先生の御指摘でございますが、やはり私どもは全体を見ておりまして、政府案の方はどうも官僚がやはりコントロールしやすいような仕組みがそのまま温存されている。  例えば、先生の御指摘になられた内閣強化という政府案を見てみますと、総理大臣の発議権というのがございますが、...全文を見る
○末松議員 まず、ちょっと私の方から事務的な形で答えさせていただきますけれども、首相のリーダーシップを補佐するということで、政治任用者が大体三十名から五十名ぐらい予定し、そして、それを事務的なスタッフとして百名から百五十名ぐらいのスタッフが支えるという形での首相府を考えております...全文を見る
○末松議員 先生の御指摘の件は、先ほど自民党の岩永先生からも御指摘をいただいたところなんですが、議院内閣制といった場合に、憲法第六十五条ですか、「行政権は、内閣に属する。」この点については、閣議というものを通じて行政の意思をはっきりさせるんだ、そこは我々としても当然のこととして考...全文を見る
○末松議員 私どもも、内閣のもとで国会に対して連帯して責任を負う、この範囲内で、じゃ、どこまでが内閣の意思なんだということがポイントだろうと思います。  内閣の意思といった場合に、例えばこの前の法制局長官の答弁のように全会一致だけしかだめなんだという解釈、これは慣行としてあった...全文を見る
○末松議員 ちょっと手続面にも触れますが、民主党の場合、首相府がお世話している予算関係大綱の会議というのが開かれます。それは、総理大臣をヘッドにして、関係の閣僚及び参考の方が入るんですが、そこで大綱を企画立案します。政府案はこれが調査審議だということになっていますけれども、民主党...全文を見る
07月06日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  今の中川委員の御質問とも重なるんですけれども、まず初めに、今話題の長銀の粉飾決算について、私の方ももう少しお伺いをしたいと思っております。  昨年の八月二十七日、金融安定化特別委員会において、宮澤大蔵大臣が、長銀は債務超過ではない、マ...全文を見る
○末松委員 そうしますと、今刑事的な問題になっておりますが、これは再生委員長の方にお聞きした方がいいのかもしれませんが、現在の監督であればそういった粉飾決算等についてもきちんと見抜けるといいますか、そういうことができる体制に今はなっておるというふうに考えてよろしいですか。
○末松委員 そうしますと、金融再生委員長の方にお伺いいたしますけれども、六月の十三日の報道によりますと、再生委員長が記者会見をされて、銀行の監督につきまして、早期是正措置を命じている銀行があと二行ぐらいあるが、それ以外は健全銀行だ、現時点で今後の破綻は念頭には置いていないという発...全文を見る
○末松委員 そうしますと、監督庁長官が、その問題の銀行以外は債務超過状態には一切ないんだという話を今明言されたわけであります。  同じ週刊ダイヤモンドの方に、実は自民党の金融問題調査会長の越智通雄議員が、地銀と第二地銀はいずれ半減する、ペイオフ延期もあり得るということで、地銀、...全文を見る
○末松委員 そうしますと、債務超過というのは全然ないんだという話で、そうおっしゃっているんですけれども、この週刊ダイヤモンドによると債務超過続出みたいな書き方がしてあるわけです。これは逆に、そちらから見たらいわれなき根も葉もないことに基づいて書いた迷妄記事、いわゆる風説の流布なん...全文を見る
○末松委員 そうしますと、コメントという話は、ここでどうこうというところまでは言いませんけれども、粉飾決算等も一応見抜ける体制を整えたということですから、これから債務超過の銀行がどんどん、あるいは何行か出てきた場合、長官、言われているところの責任はありますから、そこはぜひ御認識し...全文を見る
○末松委員 ですから、この三月期において、もしそういうことが後でわかったら大変なことになりますよということを私は申し上げておるわけであります。  二番目にお伺いしたいのが、金融再生委員長の方にお伺いしたいんですが、ことしの三月十九日ですか、大蔵委員会におきまして、生命保険会社が...全文を見る
○末松委員 済みません。文語体ですので、なかなか私自身も理解しにくいところもあったのですけれども、要するに、劣後ローンについても保護するのですか。そこのところを、私も一般論を述べられてちょっとわからなかったものですから、率直に答えてください。
○末松委員 そうしますと、具体的にもう少しお聞きしたいのですが、長銀に関して生保なんかが有している劣後ローンの問題については、この劣後ローンの返済ということでもって保護をして税金を投入する、あるいは公的資金をそのために投入するということはないですよねということを私は確認したいので...全文を見る
○末松委員 この劣後ローンというのは、資本のティア2に入れているのですよね。ということは、なぜそれに入れているかということは、平たく言えば、つぶれた場合には返さなくてもいいじゃない、基本的にそういうふうな性格もあるから入れているのだろうと私は解してもいたのですが、今の御答弁でいく...全文を見る
○末松委員 負債、負債と言われますけれども、再生委員会は、大手銀行への公的資金注入で、劣後ローンを資本とみなして一部の銀行にも注入しているわけですね。何かそこの辺、ちょっと私自身、今の御説明では納得できない、矛盾があると思うのです。ですから、ちょっと時間がなくなりましたので、再度...全文を見る
○末松委員 そうしますと、国会等移転審議会におきましては、国会を移転しないという判断はそこではできませんね。
○末松委員 総理府の方もおられるかと思いますけれども、ちょっと時間がなくなったのであれですけれども、そうしますと、新しい首相官邸なんかをつくっても、国会移転したらまたその地において首相官邸をつくらなければいけないのではないか、だれが見てもそう思うわけです。この費用は四百数十億円か...全文を見る
○末松委員 私ども考えておりますという決断はだれがやっているのですか。それは大蔵省が勝手にそういうふうに考えているのですか。それはだれが決定したか、その位置づけを言ってください。
○末松委員 早急に老朽化した首相官邸をつくりかえる、これは多分筋が通っていると思うのですね。ただ、スケジュール的に見ますと、二〇〇三年にそれが終わるという状況なのですね。一方、国会移転については、当時の平岩会長が昨年の一月に、平成十一年の秋ごろ、作業上の一応の目安として移転先の候...全文を見る
○末松委員 それで国民は納得するかどうか、国民に判断をゆだねますけれども、今は質問を終わります。ありがとうございました。
07月28日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  今年度の経済白書が日本経済の持つ問題の中で三つの過剰という構造問題に言及していまして、過剰設備、過剰雇用そして過剰債務、この三つの過剰が顕著である、これをもたらした原因が日本経済及び日本の社会構造の中にとても根深く潜んでいると。 ...全文を見る
○末松委員 大臣からもいただきましたし、通産省さんからもいただきました。非常に問題意識としてはきちんと考えておられるというのを私も非常に評価いたします。市場原理に従って、透明性を心得ながら公開していくということ、これは時代に合ったところであろうと思います。  私は、その中でちょ...全文を見る
○末松委員 要するに、創業支援ということについて租特の措置がないじゃないか。企業のリストラについてはいろいろな租特の措置があるのですけれども、創業支援について今回、税制上の措置がないじゃないかということ。
○末松委員 私の次の質問を言っていただきましたので、エンゼル税制についてお伺いします。  今言われたように、さらなる拡大が必要じゃないかというのが私の立場なんですけれども、先ほどの小池議員と同じ問題意識を持っているわけです。具体的に言えば、例えば民主党は、今回提示させていただい...全文を見る
○末松委員 アメリカの例も出されましたが、所得税の考え方なんですけれども、これは例えば、小池議員も言われておりましたけれども、日本のこれからの飯の種を、あるいはみんなの生活をよくしていくという形での創業者を物すごくふやさなければいけないというのが今の時期だと思うのですね。そのとき...全文を見る
○末松委員 災害の損失とここはちょっと一緒にしないでいただきたいんですよ。それはそれでまた別途対策を立てるべき問題だろうと思うんですね。  私が申し上げたいのは、株式とかそういうのは確かにリスクマネーというのがあるわけですね。リスクをとらないと新しいものはできない。日本人の哲学...全文を見る
○末松委員 そうやっている間に日本経済がまたどんどんずぼずぼとはまっていったら、そこは大蔵省の責任と考えてよろしいんですか。  私は思うんですけれども、抜本的な改革をすべてやるということで、それは先になりますよ、一年先です、二年先ですといったら、今の状況はだれが救ってくれるんで...全文を見る
○末松委員 このナスダック・ジャパンについてまだ不明な点が多いですし、アメリカで成功したからといって日本でどうかという話もあります。確かに、宮澤大臣が言われたように信用性の問題、投資家の保護といいますか、投資家が自由に信頼を持って取引できる場所であるかどうか、そこのところがチェッ...全文を見る
○末松委員 先ほど宮澤大臣が、前向きに受けとめたい、そういった意味で公正でしかも信頼できる市場であればいいじゃないかということ、これは私も非常に前向きに評価したいと思いますが、ただ、その前に反省なんですね。第二店頭市場というものをつくって、どうも活発に商売がなされていなかった、こ...全文を見る
○末松委員 その改善を加えて、三社が何社にふえたんですか。
○末松委員 つまり、このことは何を示しているかといいますと、先ほど大臣が言われた公平性とあとクリアリング機能、これだけでは市場は育ちませんということだろうと思うんです。しかも、時代に合っていなかった。だから、私は、実はNASDAQの関係者と会ったときに個人的にもちょっと聞いたこと...全文を見る
○末松委員 もう時間がなくなってきましたから、そこのところはよろしくお願いします。  そして最後に、この前、NPOの寄附金控除税制について二月に宮澤大臣にもお伺いして、大臣の方から非常に前向きな御答弁をいただいたわけですが、その後、検討状況はどうなっていますかというのをちょっと...全文を見る
○末松委員 役所の答弁としてはそれが限度なんですね。ただ、私は、宮澤大臣にお伺いしたいのは、このNPO、これを経済の活性化の一助と考えるかどうか、そういうふうに位置づけるかどうかということなんですね。確かに今尾原局長が言われたのは、経済企画庁が主管しています、実態を見ます、そして...全文を見る
○末松委員 ちょっと最後に一言。要するに、政府の補完をNPOがやれというふうな発想じゃないんですよ。NPOがわあっと活動してくればこれが経済にとって実は大きな貢献をなすだろうと言っているんですから、そこはお間違えのないようにしていただきたいと思いますが、どうかNPO法をぜひよろし...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○末松委員 委員長の、今の御審議の過程を私もつぶさに見ておりましたけれども、ここの資料が大きく前提と違っているということでございますから、この審議については、中川議員の余りの時間も含めて、これは前提が違うということですから、私自身、ちょっとこの質疑については保留をさせていただきた...全文を見る
12月03日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、まず、ちょっと大蔵大臣の方にお伺いしたいんでございますが、最近、オウムの問題とかあるいはライフスペースといった問題、あるいは法の華ということで、いろいろと新聞紙上をにぎわわせております。それで、いろいろな方が被害に遭われた...全文を見る
○末松委員 報道なんかを見てみますと、自己啓発セミナーとかなんとかで、やれ二百五十万円だとか五百万円だとか、ちょっと考えられないようなそういったお金も取っているということで、その辺について、やはりちょっと社会常識、通念とかけ離れているということについては、やや問題視されておられる...全文を見る
○末松委員 これについてはさまざまな機微の問題もあるでしょうから、ここの点についてはまた後でお聞きをすることになるかと思います。  次に、ちょっと越智大臣にお伺いしたいのでございますが、今の関係で、この前、岡田委員も御質問されましたけれども、政教分離問題で、越智大臣が石田総務庁...全文を見る
○末松委員 今そういう話を大臣からお伺いしましたけれども、例えばこの政教分離というお話の中で、最近冬柴さんが、公明党のホームページにですけれども、その中で新たな解釈だろうかなと私は思うんですけれども、政教は別に一体でも構わない、つまり政党と宗教団体が一体でも構わないのだ、そして政...全文を見る
○末松委員 そうしますと、これは過去の法制局の答弁なんかにもあらわれておりますが、例えばいわゆる政教一致、宗教団体が政党をつくって、それがほとんど極めて密接な関係を持っている、一体のものというふうな、その政党のメンバーが日本の国家権力の頂点と言われる内閣に入るということについて、...全文を見る
○末松委員 ということであれば、そこは内閣法制局の判断では何ら問題ないという話なのですが、そうすると、では内閣に入った宗教団体と密接不可分な関係にある政党のメンバーが、例えば宗教的な儀式とかあるいは自分のところの教義、これを実施するために国家権力あるいはいろいろな自治体の権力を使...全文を見る
○末松委員 私が問いたいのは、どこまで憲法がそれを精神として持っているかということなのですが、先ほど、国家が宗教に介入してはいけないという趣旨は極めてよくわかるのですが、実際にだれが介入しているかどうか、例えば内閣にそのメンバーが入っていて、この方がどういう形でどういうふうな状況...全文を見る
○末松委員 私は、そこを明らかにしたいものですからやらせていただいているわけです。  まさしく最高裁の判断というのは確かに一つ出てくるのだと思うのですが、国政調査権になった場合に、これはどういう形で判断をされるということになるのですか。それは委員長か何かがそこで判断をするという...全文を見る
○末松委員 これで私が申し上げたいのは、大蔵省というものが、いろいろな団体の会計あるいは課税、そういったところで、どこまでどういう形で信教の自由を守るという中でやっていくのか、私はそれのフレームワークの話をまずやっているわけでありまして、そこら辺を淡々と続けさせていただきたいと思...全文を見る
○末松委員 質問に答えてください。
○末松委員 もう一つだけちょっと具体的にいいですか。  白川論文はそちらの見解では反するということでしたが、例えばアメリカで聖書に手を置いて大統領の宣誓をしますね。これを日本で、例えば総理大臣の宣誓という話になったら、これは政教分離に反するという形になりますか。ちょっと具体的で...全文を見る
○末松委員 実は、私自身外交官のときに、命令されましてアラビア語研修を行って、中東地域を知るということで、イスラム教とかあるいはキリスト教とかユダヤ教を多少かじって、そして日本の仏教も多少かじったということで、世界宗教に対しては私自身一定の勉強をやっているわけですけれども、その中...全文を見る
○末松委員 今までのこの話を踏まえまして、そこで、私自身またいろいろと課税それから会計処理上の問題について勉強させていただきまして、これで質問を、とりあえずきょうのところは終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。