末松義規

すえまつよしのり

小選挙区(東京都第十九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

末松義規の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょう、幾つか御質問させていただきますが、まず石原東京都知事の銀行に対する外形標準課税問題についてお話をお聞きしたいと思います。  閣議口頭了解ということで、政府の見解は極めてクールでしかも批判的であったかと思います。もちろん、今...全文を見る
○末松委員 宮澤大臣のお話は本当に御見識だと思いますけれども、納税者にとりまして、確かに各地域でばらばらにやられても困る、県と県の境が、あるいは市と市の境かもしれませんけれども、余りにも近過ぎたりすると本当に困ってしまうという話。ただ、この議論を突き詰めていきますと、結局何らかの...全文を見る
○末松委員 中央政府と地方政府というのは、どっちが上でどっちが下というのはあるのですかね。  つまり、やわらかい言い方だから疑問があると言ったといえばそれまでの話なんですけれども、ちょっとこだわるようなんですけれども、要するに、違法性があろうがなかろうが、見解はきちんと政府の見...全文を見る
○末松委員 今の次官の発言、横の関係だと。つまり、上下ではないという位置づけですね。それを確認させていただきました。  次に行きますけれども、きょうの日経に、外形課税導入なら、消費税引き上げを六月に政府税調でまとめて、消費税引き上げを打ち出す段取りだったのだが、今回、こういうふ...全文を見る
○末松委員 大臣の解釈はよろしいのですが、大臣の御意向でそういうふうな付加価値型、消費税をさらに引き上げていくというお考えがあるかどうかということをお聞きしたいのです。
○末松委員 そこでちょっとわからないと言わないでください。  消費税の引き上げについて、政府の税調がこういう形で、別に、大蔵省が裏で糸を引いて、政府の税調の意見をきちんとここでそういう方向に動かしたいという意思でもって動かそうという意図があるのかどうか、そこはわかりませんけれど...全文を見る
○末松委員 それを言っていただければ別に問題ないわけであります。  国債のファイナンスについて話題を変えさせていただきますけれども、先ほど上田議員からもいろいろとお話しされておられたと思いますけれども、小渕内閣が誕生してから、九八年、九九年、二〇〇〇年度で、大体三年間で百六兆円...全文を見る
○末松委員 何かことしも八十五兆円ですか、国債を出して、そのうち新規は三十三兆円という話で、これは多分ずっと続いていくのでしょうけれども。そういったマクロモデルの中での借金返済のプログラム、これはいろいろなところで、こういったいろいろな計画を出せと大臣も言われておられるし、小渕総...全文を見る
○末松委員 いや、むしろ宮澤大臣が、とにかくやろうやろうという感じでやっていただくのが筋だろうと思うのですけれども。  私もこれ、本当に素人考えながら、見ていて、やはり借金を返すのに、増税か、あるいは日銀の輪転機を回すという、インフレですか、マネーサプライを増加させるか、あるい...全文を見る
○末松委員 その資本流出ですが、私も全く素人でよくわからないのですけれども、資本流出だけを見ていればキャピタルフライトが起こっていないよという位置づけで国際的にも大体常識になっているのですかね。そこのところをちょっと教えてください。
○末松委員 今は顕著ではないという話かもしれませんが、これから破綻というものが見えてくれば、非常に大きな流れになってくる、そのときはもう遅いということだろうと思いますので、絶対そういう形にはならないようにしてほしいのです。  今国債の外国人保有のことを述べられました。三%くらい...全文を見る
○末松委員 そうすると、持っている人がたくさん持っていて、親から子に相続されるときに、そこで相続税で国家がある程度それをまたもらうというふうな循環ということなんかも踏まえての話になるのですかね。
○末松委員 ちょっと、私の今の問いかけに直接は答えていただいていないのですけれども、とにかくそれじゃなかなか通らないのじゃないのですかね。  要は、言いたいことは、国が本当に返すといいますか、次の質問にちょっとかかわってきますから、この次の質問に言いますけれども、要するに、国債...全文を見る
○末松委員 ちょっと、ある意味ではお役人のようなことを言わないでください。  要は、そういったことで淡々とやっていっているところが、結局、庶民、皆さんも含めて、これはひょっとしたら将来増税になるのじゃないかということで消費も進まないという一因になっていますから、ぜひそこは意欲的...全文を見る
○末松委員 私が問題にしたいのは、今民主党案が出ておりますけれども、要は、景気のどん底から、大体ほとんど中小企業も含めてみんな赤字なわけですね。そのときに、たまたま、ことしようやく少し芽が出てきて黒字になった。なった途端に、これが同族会社であるという理由から、例えば留保金を、大体...全文を見る
○末松委員 民主党提案の法律ということについてちょっと質問させていただきますけれども、今政務次官もおっしゃられましたけれども、中小企業の活性化、これにどう資するかという話でありますけれども、とりあえず、中小企業の活性化について民主党としてどういうふうに取り組んでいるのかということ...全文を見る
○末松委員 中小企業活性化についてもお答えいただけますでしょうか。
○末松委員 ありがとうございました。私もそれについてはいろいろと評価もさせていただいております。  ちょっと先を急ぎますが、政府の法案と民主党の法案は、どこがどう違うのだ。先ほどちょっと政務次官の方からお話がございましたけれども、これを民主党の方からぜひ御説明ください。
○末松委員 今政務次官の方からもお話がございましたけれども、ただ私の地元なんか、中小企業の方々だとか、あるいは税理士の方々が、この税制、留保金課税について物すごく強く私の方にも何回も要請してきていますね。だから、全体の二・七%だけだという話ではないような気が私はするのですよ。そう...全文を見る
○末松委員 どうもありがとうございました。これで終わります。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○末松分科員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、自治省関係のうち、地元の消防団に関する質問をさせていただきたいと思います。  私も、出初め式等、いつも毎年出させていただいているわけですけれども、消防の方々とお話をしていて、非常に不安に思っておられる方がいる。消防団と...全文を見る
○末松分科員 もう少し具体的に、例えば金額なども含めてわかりやすい形の、別に大臣からでなくても結構ですから、その辺についてもう少しお伺いしたいと思います。
○末松分科員 そうしますと、例えば遺族補償について、これは市町村からまず一時金として一千八百九十万ですか、それで年金が、例えば班長歴五年の方で妻とお子さん二人で四百四十万、年金というのは毎年毎年支払われるわけですね、その額で。  最後に述べられた最大で九千万円というのは、大体平...全文を見る
○末松分科員 例えば消防団員の今後を見てみますと、今、数が平成十一年で九十五万人、そういう話をお聞きしましたけれども、例えば昭和四十年で見てみますと百三十三万人いた、それが昭和五十年で百十二万人に二十万近く減った。昭和六十年で今度は百三万人ということでさらに十万人近く減っている、...全文を見る
○末松分科員 その御発言、高く評価しますので、それを本当に実現していただきたいと思います。  今、女性とかあるいは非団員によるそういう消防の活動についても考えていかれるというお話がございましたけれども、ちょっと制度のことで、消防団員じゃなければ、例えば、消防活動に当たったときに...全文を見る
○末松分科員 待遇ということも、ちょっと私も強調したんですけれども、一番重要なのは、そういったボランティア精神、これがもっと称揚されて、一言で言えば、もっと褒められる、あるいは称賛されるというような社会じゃないと日本はこれから困ると思いますので、そういった称賛をされるということで...全文を見る
○末松分科員 それから、これもちょっとまた地元の方からお話があったんですが、台風時に、台風というのはいついつ何時ぐらいに来る、それはいろいろと進路にも、途中いろいろと変なところがあるかもしれませんけれども、大体予測が可能というところもあって、例えば住民の方々にみだりに出歩かないよ...全文を見る
○末松分科員 よろしくお願い申し上げます。  最後になりましたけれども、大臣の方に、ちょっと最後に御認識を伺いたいんですが、今のような議論を聞いて、これから阪神大震災のような地震がある、今度は関東であるということもよく言われますけれども、そういったときに、消防団員の方というのは...全文を見る
○末松分科員 どうもありがとうございました。質問を終わります。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○末松分科員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、今全国各地でいろいろな話題になっておりますマンションの建設問題について、建設大臣の方にお話を伺いたいと思います。  一番の典型例として、私の多摩の地域に国立市というところがございまして、一橋大学という大学通りに面したと...全文を見る
○末松分科員 建設大臣から国立市の問題、御理解を、あるいは御認識いただいているということで非常にいいかなと思うのです。  マンションの建設業者の話を聞いてみますと、とにかくあそこはつくれば売れると。じゃ、経営効率から考えて、でっかいものをつくればそれがまたどんどん売れていくわけ...全文を見る
○末松分科員 主観的なものはだめだ、客観的なものでなければいけない、客観性に欠けるものと言われましたよね。ただ、建築基準法の中での建物の安全性とか、そういったことはいいでしょう。しかし、国は地方に対して、特色のあるまちづくりあるいは地域に合ったまちづくり、そういうことを言っている...全文を見る
○末松分科員 大臣が残念だなというのをお思いだったら、もうすぐに大改革をしてくださいよ、そこは。そうじゃないと、いやあ、困ったものだ、困ったものだといって、大臣が一番の所管の責任者でいらっしゃいますから、そこは、そういった形に日本を変えていかないと本当におかしなままになってしまう...全文を見る
○末松分科員 では今の、これをやっている住宅局長の方から答弁もらえますか。
○末松分科員 あなたは那珂住宅局長ですね、幾らでも用意されていると言っても、幾らでも用意されていたらこんな問題は起こらないんですよ。実際起こっているから問題になるんじゃないですか。裁判までやられているわけですよ。  ちょっと局長に聞きますけれども、あなたが言う自治体の意思という...全文を見る
○末松分科員 つまり、問題はまさしくそこなんですよ。あなたが言っておられる、個別の建築物の建築基準にかかわるものだけしか見ないということと、地域のところの自治体も含めた意思、これが全然合致していないじゃないですかと。あなたは、仕組み上はたくさんあると言ったけれども、今、国立市がそ...全文を見る
○末松分科員 そういうことは私も承知の上で申し上げているわけであります。  実際に、国立市長が保守の方から革新の方にかわったとか、いろいろな政治上の変更があったことは実はあったのですけれども、そういった中での話は一つあるかもしれませんが、いずれにしましても、やはり自治体の意思そ...全文を見る
○末松分科員 どうもありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○末松分科員 民主党の末松義規でございます。  私の方は、きょうは、アラビア石油の利権延長問題、これがちょうどけさ利権が切れたということでございますから、これを中心に質問させていただきたいと思います。  切れたということで、大臣もいろいろと、利権延長に至るまでに、最後まで交渉...全文を見る
○末松分科員 質問したのは、再交渉という形で引き続きやっていくという御意思があるのかないのか。
○末松分科員 そういった交渉がとんざをしていく過程、それは今からどう言っても仕方がないと言われれば仕方がないのですけれども、確かに大臣が言われたように、要するにアラ石の問題というのと、例えばサウジに鉄道を引く、これはサウジ側にとってみれば、例えば日本に対して引いてもらいたいという...全文を見る
○末松分科員 資金面だけで見れば確かにそうだし、ただ、採算面ということは、赤字もすべて日本政府が負担しろ、そこまでサウジ側は言ってきたんですか。メンテの費用じゃないんですか、それは。
○末松分科員 つまり、事業経営体そのものの赤字もすべてサウジ側は一切負担しない、事業面、つまり鉄道でのメンテとかそういったことの費用がかかるコストということじゃなくて、事業全部を責任を負えと言っていたんですか。
○末松分科員 日本で、ではリスクを限って、例えばここまでだったらできる、例えば年間メンテの費用として三十億だったらできるとか、そういうふうな形の交渉、数字の交渉というのはやられたんですか。
○末松分科員 それ以上この議論に終始しても、守秘義務との関係とかいろいろあるのでこれ以上言えないのかもしれませんけれども、結局この問題、アラ石という、日本の数少ない、最大の自主開発原油、これの半分が今回打ち切りになって、サウジの前例を見てみますと、多分クウェートとの間でも、あと三...全文を見る
○末松分科員 石油省の次官がこの鉄道の問題に対して極めて強硬な立場であったということは私も承知をしているんですけれども、ほかの要人とかそういったものに対して大きな働きかけもしてこられましたか。実は大臣と私も同じ気持ちなんですけれども、皇族外交も含めて、みんなこれを念頭に置きながら...全文を見る
○末松分科員 アメリカに対してアプローチ、あるいは鉄道事業にしても、何らかの形で応援をお願いしたというような形跡はありますか。
○末松分科員 一部石油業界の中で、サウジの、鉄道事業は日本におんぶにだっこというのはあんまりじゃないか、そういった意味ではわけのわからない国だから、サウジから石油を買うのはやめて、ほかの物わかりのいい国に石油の輸入をシフトしようじゃないか、そういった意見も聞いたこともあるのですけ...全文を見る
○末松分科員 むしろ通産大臣としては、そんなことはあるべきではないだろうというふうにお考えだということの方が強いということ……
○末松分科員 私は、通産大臣としてはそのぐらい言っていいのだろうと思うのですけれども。  言葉でも言っておられますよね、サウジとの関係は別にこれでどうこうなるわけではないと。もっとそういう形で是認をしていった方がいいのだろうと思われますけれども。
○末松分科員 先ほどの大臣のお話の中に、まあ、石油パニックというものは、もう別に自主開発原油があろうがなかろうが、それを防止するような力もないという話も言われて、これを突き詰めていきますと、じゃ、自主開発原油は本当に意味がないじゃないか、結局否定の論理につながるわけですよ。
○末松分科員 それは私も重々理解はしておりますけれども。ただ、そこの中での議論で、石油の中であれほど大きな操業を世界各国とともにやっているというのは、日本では非常にレアなケースでもあり、それによって得られるいろいろな技術的なものから石油人脈というものから、極めて大きいものがあるの...全文を見る
○末松分科員 本当にその六百四十億円、胸を張って言いたいというお気持ちだったかもしれませんけれども、ただ、本当にアメリカが兆を超えるお金を使ってやっている。  私、もう一つの問題でも感じるのですけれども、例えば、これは通産省の所管じゃないですけれども、アメリカの国防総省が、この...全文を見る
○末松分科員 本当に、そういった意味で、予算というのはむだなものはないのですよ。ないのだけれども、どちらが重要かといったときの重要性の判断は大臣がされるしかないのですよ。そこのところはぜひ将来の日本民族のためにお願いしたいと思います。  では、この辺で質問を終わります。ありがと...全文を見る
02月29日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○末松委員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております三法案のうち、平成十二年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対し、法人税法の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  まず、特例公債法案について申し...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、この法改正の中で都市計画の決定システム、そういったこと、及び、私、地元に国立という市がありますが、そこの大学通りのマンションの建設問題というものがありまして、それをこの前、大臣の方には予算委員会の分科会で質問させていただき...全文を見る
○末松委員 アカウンタビリティーの向上とか、地域住民がよりその意向を反映できるといった意味で、私もそれは趣旨は非常に賛成するわけでありますが、大臣が最初に言われました都市計画を定める理由というのですか、これはどの程度書くことになりますか。別に大臣じゃなくても結構です、政府参考人の...全文を見る
○末松委員 そうしますと、一行とか二行でさっと終わらせるのじゃなくて、かなりそこは詳細にわたる理由書みたいなものも提示できる、そういうふうに理解してよろしいですね。  それと、今まで図面と図書しか提示はしなかったということなんですけれども、口頭とかなんとかで、そういった理由など...全文を見る
○末松委員 説明責任というからには、その理由がおかしい、そんなものはとんでもないという方もおられるんだろうと思うのですけれども、そういった場合には、そういった方の議論が出てきて、しかもそれがいろいろな形で議論される場というのはあるのでしょうか。
○末松委員 先ほど渡辺議員も言われておりましたけれども、市町村の都市計画のマスタープラン、それから都道府県のマスタープラン、これは都道府県のマスタープランに集約されるという話でございますけれども、市町村の都市計画審議会ありますよね、それと、これから、都道府県の都市計画審議会ですか...全文を見る
○末松委員 そうしますと、ディマーケーションといいますか、この役割が、明確化はいいのですけれども、市民の側から見たら、その辺が、どういうふうなことがどっちなんだとよくわからない。それもある程度総合的に見なければわからないといった場合は、では市の都市計画審議会は、やはり都道府県の都...全文を見る
○末松委員 やはり渡辺議員も言われておりましたけれども、市町村のマスタープランというのは、非常にこれは、法的な権限がやや薄い。特に、この前の国立の問題もそうでしたけれども、財産権の制約を伴うというものは非常に厳しい計画になるということなんでしょうけれども、こういった場合、実際に幾...全文を見る
○末松委員 やや紋切り型の答弁になっているのかもしれません。先ほど大臣が言われたように、要するに、みんなで決めることも大変だ、そして決めたことが実施されないのももっと大変だ。私は、大臣の問題意識は非常に深いのだろうと思うのですね。それで、みんなで決めたけれども、これは強制もできな...全文を見る
○末松委員 非常に率直な御意見を賜りました。  せっかくの、国立市の大学通りのあのマンション問題、これについて大臣に御指摘をいただきましたものですから、そこについてちょっと触れさせていただきますが、景観条例というのを国立市は持ちまして、それが同じような問題なんですね。これがやは...全文を見る
○末松委員 景観条例ということを話題としてまいりましたけれども、この大学通りのマンション問題についてもうちょっと触れさせていただきたいんですが、私が一番問題視しておりますのは、これは本当を言えば、景観条例を強制するということではなくて、地区計画をつくろうという行政の意思、つまり国...全文を見る
○末松委員 いや、要は、そういった地区計画ができる蓋然性が高いことをも全部判断として無視していることが、私はそれが問題だと言っているのですよ。要は、そこで早くしなければいけなかった。  大体、マンションとかいろいろなビルを建てる場合は、大体すべてが、手続が内々に進められるところ...全文を見る
○末松委員 大臣にお伺いしたいのですが、そういったことを自治体が幾ら何を言っても、マニュアルの中になければ、その方はロボットのように、あとは何を政治的に言おうが全部無視してしまおうということになるのですが、ここは、私は改良というか、改正をしてもらうように、きちんとした指導とか、そ...全文を見る
○末松委員 テーマが景観条例ということですけれども、今ちょっと申し上げたのは、地区計画という具体的な法的制限ができることですから、そこまで自治体が決意をしてやっていることに対しては、これは、やはり建築確認のときに一項目、特に自治体からそういう地区計画相当のものが提出されているか、...全文を見る
○末松委員 国立市は、建築主事というものを自分たちで置くということがまだ今言われているかどうか知りませんけれども、東京都の建築主事だから、これはそれでやった。では、国立市が建築主事というものを持って、そしてそこの判断、その後、市の申し入れに従ってこれは延ばした、延期して、若干判断...全文を見る
○末松委員 では、これからも建設省としてはそういったものを指導する気もないということなのかというふうに判断せざるを得ないと思いますが、時間がありませんので少し次の方に行きます。  例えば、一月五日、業者の方は既に着工に入ったという言い方ですね。建築確認がおりてから既に着工に入っ...全文を見る
○末松委員 実際に自治体の方でも、こういった大きなマンションとか、特に市の看板になるような大きなところで急にぱっと工事なんかを決められますと、それを地区計画という強制力のあるものまで持っていくと本当に大変な時間がかかります。そういう時間も踏まえながら、やはり町全体のマスタープラン...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  私も、先ほどからずっと議論を聞いておりまして、この財投機関債の問題についてまずお尋ねを申したいわけであります。  先ほどから議論を聞いていまして私が思いましたのは、朝方の議論を聞いたときに、これは大蔵大臣としてもかなりやる気だな、...全文を見る
○末松委員 市場、市場と言われますけれども、それだったら、その市場は大蔵省の、多分中川局長の一室かそこにある市場じゃないですか、ひょっとしたら。実際どこにその市場があるのですかね。  要は、それで幾つかヒアリングをして、これについてはでは出しましょう、機関債を買いましょう、ある...全文を見る
○末松委員 そうしますと、まさしく各機関が市場の関係者とネゴシエーションしながら、とれるかとれないか。財投機関債なんて発行しないわけですよ、そして、受け取られると判断した範囲内で機関債というものを発行した形をとるという位置づけですね、実際には。そうじゃないと、そういったことを一た...全文を見る
○末松委員 何かわかったようなわからないようなお話なんですけれども、大野政務次官が、まず格付があると言われましたね。格付というものは、大体その市場である程度名前を上げて、情報公開ができて、それから少しずつ格付がされていくと思うので、最初から格付なんかあるわけないのですね。だから、...全文を見る
○末松委員 そうしますと、解散の法制とかがきちんと整うまではそういう公社公団、財投機関なんかはほとんど、廃止されるといった見通しもなければ何もできないという話になりますか。  先ほど政策の有効性をおっしゃっておられますが、政策がもう歴史的に役割を終えて、この政策はいい、ほかの政...全文を見る
○末松委員 今、私も次に行こうと思ったのですが、政務次官がそこまで言われたので、もうちょっと続けます。  コスト・ベネフィット・アナリシスなんですけれども、私も、それを五つ読ませていただきましたよ。コスト分析の評価検討会ですか、その資料もいただきました。これが出て初めて格付が行...全文を見る
○末松委員 別に、その手続で政務次官をいろいろと批判をしているのじゃないのですが、この五つのものを見ても、何か急に、最後に財政投融資による政策コスト軽減額とか言って、何千億とどんと出ているわけですよ。まるで神様の御託宣のように出ているわけなんですけれども、何かそういったようなもの...全文を見る
○末松委員 引き続き質問させていただきます。  先ほど、財投機関のスリム化といった問題についていろいろと質問させていただいたのですけれども、ちょっと質問をさせていただきたいのは、この前の本会議の大臣の答弁で、こういう厳しい経営に経営を追い込んでいくんだ、そして市場ということをか...全文を見る
○末松委員 そうしますと、この政策をやる上で、責任という問題は多分生じませんね。政治的なターゲットをやって、そこできちんとどれだけ規模を縮小したり、あるいは効率化に資するか、そういった目標的なものがほとんどない。ちょっとインセンティブをそこで上げて、そこでよくなればいいじゃないか...全文を見る
○末松委員 ここを幾ら話しても、余り私の思うようなことは言っていただけないのかもしれません。  では、ちょっと別の観点からお聞きしますけれども、今回、今の純粋の民間の市場と、従来からの財投、資金運用部の資金が実際に融合合体する、こういうイメージでありますか。そこら辺、市場の問題...全文を見る
○末松委員 私の質問に率直に答えていただいていないのですけれども、要するに、民間の市場に、今は全く別の財投という資金プールがある、それを今度は合体させる、そういうふうなことなんですか。それとも、全くそういうことではなくて、市場、市場と純粋の民間の市場のように言っていらっしゃるけれ...全文を見る
○末松委員 そうしますと、財投機関が非常に効率的にお金を使って、例えば、さっき言われたように、スリム化という話になった場合には、今まで財投機関が使ってきたお金がもしスリム化されると、そのされた分だけ、スリムになった分だけ余裕ができますね。これは何か自主運用という、逆に、郵貯とかあ...全文を見る
○末松委員 先ほどからいろいろな議員が質問しておりますけれども、財投機関債と財投債、これのシェアの話ですけれども、先ほどから御説明を聞いていると、シェアはやってみないとわからないという話でしたが、大臣の方から、これは今国会中にできるだけそういったシェアについてのある程度の見通しみ...全文を見る
○末松委員 では、もう一度いいですか。
○末松委員 では、シェアも含めて御検討いただけるということを確認したということで、次の質問をさせていただきます。  財投の資金の流れで、仕組みそのもののディスクロージャーというものが重要なことになるかと思いますが、この点についてどういった試みがなされて、あるいは努力がなされてい...全文を見る
○末松委員 厚生政務次官の方が来られているかと思いますが、自主運用の件についてお伺いをしたいわけでありますが、いろいろと自主運用の実施ということで、厚生大臣を中心に社会保障審議会とか、あるいは民間の運用機関によって市場運用するんだということをいろいろと言われておられます。御存じの...全文を見る
○末松委員 午前中、さまざまな方がその自主運用の安全性についていろいろと議論されておられるので、私からそれほど言うことはないのかもしれませんけれども、私なんか、素人目に見て、民間の運用機関による市場運用ということで年金資金もやられることになるんだろうと思うのですけれども、債券、株...全文を見る
○末松委員 さまざまな審議会とかの中で、私自身、別に言葉じりをとる気は全くないのですが、保険料拠出者の代表というのがどなたかというのは、私なんかはよくわからないわけなんですけれども、今事務方の方が来られていないから、そこは別に私も質問する気はありませんけれども、いろいろな審議会で...全文を見る
○末松委員 国内株式一割、海外の株式一割とかいう話ですが、二割なんて大変大きな割合ですから、どうかその運用を、ゆめゆめ赤字にならないようにお願いしたいと思います。  今郵政政務次官の方が来られておりますので、まさしく午前中からずっと私も御答弁を聞いておりますけれども、郵貯の自主...全文を見る
○末松委員 質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 本会議 第27号
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○末松義規君 私は、民主党を代表し、預金保険法等の一部を改正する法律案に反対する立場から、また、保険業法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  まず、預金保険法等の一部を改正する法律案に反対する理由を申し述べます。...全文を見る
05月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは大野政務次官の方に幾つかの質問をさせていただきたいと思いますが、まず金融商品の販売等に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど民主党の案の説明の際にもございましたけれども、顧客が金融商品の販売等に...全文を見る
○末松委員 今の御説明で、企業側に対してあるいはプロに対して責任を負わしめると原告の方のモラルハザードが起きるということも言われたのですけれども、もともとは、一般消費者が、結局いつもプロに素人がだまされるような形になって被害が続出しているわけなんです。そして、自分でそれを立証でき...全文を見る
○末松委員 その論理を推し進めていくと、例えば、やはりこれも非常に複雑でよくわからないと言われております商品先物取引、こういったことについてはこの法案の対象外となっているわけなんですけれども、金融商品だけでなくて、商品先物を含めた一般の取引についても、消費者保護の観点から説明義務...全文を見る
○末松委員 線引きを金融商品にされた理由を述べられましたけれども、いろいろな被害が出ている。その被害の大きさ、あるいは絵画の販売なんかはそんなに被害がないかもしれない、そういう訴訟の件数も少ないかもしれない。そういうふうな大きなところについてはきちんとした対応が必要だと思うのです...全文を見る
○末松委員 金融審議会の報告を私も読みましたけれども、それは早急に、その主体と裁判との整合性、その権利をきちんと発揮できるような形で早く結論を出していただいて、それを全うしていただきたいと思います。  話をちょっと変えますけれども、証券取引法の方の関係なんですが、どうも政府の方...全文を見る
○末松委員 確かに今おっしゃったように、プレーヤーが民間で、あと黒子役といいますか、体制の整備については基礎的なものを、そういう民間がプレーしやすいような状況をつくっていくという意味で、それは基本的な立場はいいのですけれども、先ほど政務次官も言われましたように、電子証券取引ネット...全文を見る
○末松委員 質問を終わります。ありがとうございました。
○末松委員 ただいま議題となりました金融商品の販売等に関する法律案につきまして、原案及び共産党提案の修正案に反対の立場から、民主党提案の修正案に賛成の立場から討論を行います。  金融ビッグバンが進展する一方で、民主党がいわゆる金融サービス法の制定を強く主張してきたにもかかわらず...全文を見る
07月05日第148回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○末松委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、自見庄三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○末松委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
07月28日第149回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○末松委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、自見庄三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○末松委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
08月04日第149回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○末松委員 民主党の末松義規です。  きょうは、政治倫理の確立という観点から、先ほど小池議員が言われたあっせん利得、この問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  中尾元建設大臣の逮捕の問題、あるいは久世前金融再生委員長の辞任の問題とか、その前は越智金融再生委員長の辞...全文を見る
○末松委員 一言で、少し足りないんですけれども、自民党のある一部の方なんかは、政治家というのはあっせんする動物だとか、日常の政治活動ができなくなるじゃないかとか、そういうふうなことを言っているわけなんですけれども、大臣として、厳しく身を律するというのは、あっせんをするということ自...全文を見る
○末松委員 その身を厳しく律するという意味は、どういう基準に基づいて身を厳しく律するということなんですか。もう少し、政治哲学で結構ですから言ってください。
○末松委員 そうしますと、ちょっと具体的な話になりますけれども、大臣が、例えば自分が関係する企業の受注に関していわゆる口ききということをやったことは、失礼ですけれども、ありますか、ありませんか。そこを大臣の御自身の御経験でちょっとお話しください。
○末松委員 我々政治家は、私も十把一からげにすべてあっせんはだめだとか、そういうことを言う気はないのですよ、一つ一つ悩みながらやっているところなんですね。  先ほど大臣が言われた、就職のあっせんとかを誠意を持ってやってこられた。そこで感激した選挙民の人が、ああ、ありがとうござい...全文を見る
○末松委員 非常に身を厳しく律しておられる御答弁であります。  ただ、大臣御自身はそういうことかもしれません、私は大臣のそのお言葉を検証するだけの事実関係を持ち合わせておりませんので、それはそれで大臣の言葉と受けとめさせていただきますけれども、例えば、ほかの政治家がそういったこ...全文を見る
○末松委員 大臣、官僚の方がつくられた答弁かもしれませんけれども、そのまま読むのはやめて、大臣の哲学といいますか、御自分の言葉でちょっと話していただきたいのですよ。  結局、それほどまでに国家公安委員長あるいは警察全体が厳しくやっていたら、本当はこんな事件なんて起こりようがない...全文を見る
○末松委員 大臣、もう少しお言葉を言っていただきたいのですが、物事がいろいろと変わっていく、おっしゃるとおりです。世の中は、進化しているか退歩しているか知りませんけれども、状況がいろいろと変わってきているわけですよ。  それで、厳しく律するということと物事が変わっていくというこ...全文を見る
○末松委員 今のお言葉で、これは私に対して言っているのと同時に国民の皆さんに対しても言っているわけですから、国民に、だからそれで理解しろというわけにはいかないですよ。もっとかんで言い含めた形の、言葉を尽くしてあげないと、言葉一本だけで律するということはできない話なんですよ。  ...全文を見る
○末松委員 大臣、それでは官僚答弁の本当に丸読みですよ。  大臣は我々の出した法案を読んだことがありますか。まずそこをお答えください。
○末松委員 それでは答える資格がないですよ。自治省の方、あるいは警察庁の方か知りませんけれども、どうして大臣に対してそういうふうな御進講をしないんですか。私は国民を代表して聞いているんですよ。きのう私は質問通告しましたよ。どうしてそれが、大臣が全く目も通さない、あるいは説明も受け...全文を見る
○末松委員 今のは、皆さんの御理解がいただけるような解決を図っていきたい、こういうことでよろしいんですね。つまり、御自分としてもリーダーシップを発揮されるということでよろしいんですね。大臣の御決意をお聞きします。
○末松委員 次の質問が、公明党の案、これに対する質問なんですよ。今、秘書官の方ですか、出したのかもしれませんけれども、我々野党四党の案も読んでいないということは、公明党案についても多分読んでおられないのかもしれません。ただ、私は、質問通告した関係で、これは質問しなきゃいけないんで...全文を見る
○末松委員 別に私も言葉じりをとるようなことはいたすつもりはありませんけれども、ただ、政治家同士、こういう機会が与えられているわけですから、国民の皆さんも、どういうことなのということをやはり知りたいと思うんですね。大臣、国家公安委員長、また自治大臣として、政治資金規正法のそういっ...全文を見る
○末松委員 ぜひ私の方から、この問題、きちんと大臣の方にもお願いを再度しておきたいと思います。  では、次のテーマに移ります。  久世前金融再生委員長が、例えば、三菱信託銀行から、十年以上にわたって総額数千万の顧問料を受け取っていたとか、あるいは事務所を無償提供してもらってい...全文を見る
○末松委員 個別の問題について一切答えませんよということなんですが、では、もうちょっと言わせていただければ、これは法的な問題が全くないんですか。それは個別の問題だから、ないともあるとも言いません、こういう形で国民に対してお答えになるのですか。それをちょっとおっしゃってください。
○末松委員 大変な不満なんです。  では、久世前金融再生委員長の辞任に対しまして、これは西田大臣の感想で結構ですよ、道義的責任あるいは政治的責任という形でとられたのかどうかも含めて、あるいは個人的に単にお気の毒だと思うのか、そういう感想で結構ですから、おっしゃっていただけません...全文を見る
○末松委員 同僚の方として残念なのはよくわかるんですよ。  遺憾ということについて、それについて何か判断基準はあるんですか。それとも、判断基準なく、まあ遺憾だねとおっしゃりたいのですか。そこのところ、もう一言言ってくださいよ。
○末松委員 私も、外務省に奉職していたときに、遺憾とか残念という話は作文で書きましたよ。ただ、今これからの政治をやる場合には、そこのところは国民に対してもわかりやすいという形でやらないと、役人の書いたことをそのまま棒読みしていては本当に対話ができないですよ。ですから、そこは私自身...全文を見る
○末松委員 正直言って、大臣の答弁は不十分ですよ。本当にそれじゃ会話はできません。私は強くお願いしたいと思います。私もまた勉強してきますので、また質問させていただきます。  どうもありがとうございました。