末松義規

すえまつよしのり

小選挙区(東京都第十九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

末松義規の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月02日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○末松委員 私の方は、有事法制関連やあるいはアメリカのブッシュ大統領が言った悪の枢軸国発言ですか、そういったこと、北朝鮮の拉致問題等について、きょうは質問をさせていただきます。  まず最初、ちょっとなんですけれども、有事法制の中で、今回政府が提出を予定しております法案が成立をし...全文を見る
○末松委員 おおむね円滑に行われるというのは、要は、新しい法規の改正という形で具体的にそれを検討しているということなんですか。将来的にそういう、今回の予定の法案の中に入っているんですか、いないんですか。そこはどうでしょう、内容的に。
○末松委員 そうすると、くどいようですが、確認なんですけれども、じゃ、現行の道路交通法の中で、例えば戦車が赤信号でとまるというようなことはないということで、そういう解釈でいいんですか。
○末松委員 済みません、ちょっと細かいことで恐縮なんだけれども、例えば戦時においてこの辺は戦時地域だという話になった場合に、車両をきちんと規制するような警察官はその場にいたり、そういう警察官はそこにみんな配置されたりなんだりということが前提として、今の答弁が出てくると思うんですけ...全文を見る
○末松委員 ちょっと話題を次に変えます。  先日、米国のブッシュ大統領が悪の枢軸という枢軸国の発言をいたしました。特にイラン、イラク、北朝鮮というものを具体的に挙げてやったわけなんですが、これは外務大臣としてどういう認識をお持ちでしょうか。
○末松委員 そのイラク、イラン、北鮮ということが、名指ししたということは、これはかなり強いメッセージですよね。私なんか中東にいた関係で、イランなんかハタミ大統領ですとか、ある程度穏健派と言われたりそういった方々が、こういったブッシュ大統領の発言によって、保守派からほれ見ろというこ...全文を見る
○末松委員 それであれば、本当にこの三国が大量破壊兵器、あるいは核兵器も含めて、あるいはテロ支援ということで新たな、アメリカはこれまでそこまでは言っていなかったわけですよ。今回新たにここまで言ったということを、アメリカに聞いて、そして、例えば具体的な事実とかそういったものはどうな...全文を見る
○末松委員 そうしたら、不断の意見交換と今回そういった表現を強めたということについて、一切事実関係としては、ほとんど内容が同じなんだ、変更がないんだということを今の外務大臣はあらわしているわけですか。
○末松委員 新たな事実としては特に目新しいものはないという評価なんだろうと推測はするわけなんですけれども。  ちょっと先に行きまして、対イラク攻撃、これについては、ブッシュ大統領が訪日した際、小泉総理あるいは川口外務大臣に対しても何か協力を求めるということは、まだ報道的には憶測...全文を見る
○末松委員 本当に私なんか、にわかにそういう言葉が、何もなかったんだというのは本当に信じがたいところがあるんですけれども、防衛庁長官、いかがですか。防衛庁として何かそういった意味で協力を求められたことはありますか。
○末松委員 では、なかったということですから、それはそれの前提の話をしますけれども、もしアメリカがイラクを攻撃する、そういうことを示唆するようなことをアメリカの方からいろいろなメディアが伝えているわけなんですけれども、仮に対イラク攻撃に対して日本が協力を求められた、そうした場合、...全文を見る
○末松委員 そうしますと、テロ特措法の中ではできる、全くできないという判断じゃなくて、できるという判断に立っているということですか。範囲内かどうかを検討するということは、つまり、できないということじゃない、そういうことですか。
○末松委員 将来の話というのは、その態様によって将来的にかかわってくることがあり得るということは可能性としてあるんですけれども、イラクという国を攻撃するということについた場合、そこは何か解釈としては、いろいろと議論があったところなんですけれども、政府の方としては、そこはまだ可能性...全文を見る
○末松委員 そうすると、例えば、アルカーイダとかああいうふうな、九月十一日のあのテロにイラクが極めてバイタルな要因であって、そのアルカーイダの、あれを攻撃するための攻撃要員たちをイラクが囲って、そして訓練をして、それを派遣してあの攻撃が成ったとか、そういうふうな非常にビビッドな事...全文を見る
○末松委員 北朝鮮が名指しされていますよね。これは、先ほど外務大臣からは、何ら具体的な情報は、新たなものは得ていないということであったんですが、特に北朝鮮について外務大臣、どうですか、何か具体的な状況というものが、あるいは情報というものがあったということですか、あるいは全くなかっ...全文を見る
○末松委員 核の疑惑についてはどうでしたか。
○末松委員 では、川口外務大臣、さっきのパウエルさんとの話し合いでは、その核疑惑については特になかったわけですね。今、防衛庁長官から状況としては把握しましたけれども。
○末松委員 今、中谷防衛庁長官の話なんかをお聞きしていますと、依然、非常に北朝鮮は我が国にとって脅威であるということは言えるわけですよね。こういった、特に今、核開発状況とかミサイル開発状況について、例えば防衛庁の方で、日米韓というのは結構話されているところもあるかと思いますが、中...全文を見る
○末松委員 我が国がもし攻撃をされるとしたら、多分、北朝鮮というものが一番リアリティーに富んでいるところでもありますから、そういうことに常に関心を持っているということと、特に中国は北朝鮮のこと、非常に情報を持っていますから、そこを専門家同士、防衛庁長官あるいは防衛庁関係者が定期的...全文を見る
○末松委員 そこは頑張ってください。  日米韓の情報あるいは意見交換の場というのが、外務省はやられておりますけれども、これは極めてごく簡単に枠組みだけ示してください。
○末松委員 では、北鮮問題をもうちょっと聞きますけれども、拉致問題について、外交努力の成果というのは実際は具体的にあるんですか、私から見たら全然ないんですけれども。その辺はちょっとどうか、一言で言ってください。
○末松委員 当然そうあるべきだし、まずこの拉致問題の解決がやはり日朝間の正常化の前提になると本当に思いますよね。  そういった中で、今北朝鮮に対して米支援を行っているわけですよ、数度。これはこの前の拉致問題なんかが特にクローズアップされて、どうも国家的に、日本国民に対して北朝鮮...全文を見る
○末松委員 別に、食糧支援やるなと言っているわけじゃないんですよ。要は、私たちが、日本人が過去迷惑をかけたというのはまさしく北朝鮮に対してそうであるし、それに対して、隣人が飢えているときに私たち隣国がきちんと支援をしていくのは、ある意味じゃ当然だろう。ただそれが、政府の幹部とかあ...全文を見る
○末松委員 我が国の視察団というのは非常にお粗末なチェック体制しかできなかったという報告も受けていますが、我が国もWFPの視察団にちょっと加わるなりして、やはり我が国の目でもきちんと見るような、そういったことをぜひお願いしたいと思います。  これをもって一応、さらにこの問題につ...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○末松委員 民主党の末松義規です。  渡辺議員に引き続きまして、質問をさせていただきます。  私は個人的に、危機管理というのは、外務省にいたときに湾岸危機というのを体験いたしまして、そのときに担当課の課長代理ということをやっておりましたので、この危機管理の危機というものがどん...全文を見る
○末松委員 総理、それは政治家の発言じゃないんですよ。  つまり、一番厳しいと思いますよ。その決定をすることによってとんでもない批判を起こすかもしれないんですが、要は、総理がおっしゃったことは、もしやられたら、日本国として、何もせずにそのまま突っ込ませることを追認したということ...全文を見る
○末松委員 今ここで総理が、そこは立場上、日本国の最終責任者として、確かに、今撃ち落とすというようなことは口が裂けても言えないのかもしれません。ただ、その中で、飛行機が本当にねらっていて、確実で、しかも五分後に落ちるとか、そういった場合には、必要な対応をとるということまでは言うし...全文を見る
○末松委員 そうなんです。先ほどから申し上げているように、総理の気持ちはわかりますよ、ある意味では。要は、まずは一般的に世界じゅうに必要とされる有事立法をやってから、そのときにまた究極の対応を考えればいいという考え方かもしれませんけれども、ただ、本当の意味で一番怖いのはそこなんで...全文を見る
○末松委員 確かに、議論が少しかみ合っていないのは、だから、こんなことを抑止するために日米の防衛協力がある、まさしくおっしゃるとおりですよ。それは私はこれまで機能してきたと思う。  ただ、そういう事態が起こったときに、総理も死んでしまって、リーダーシップがいなくなったら、だれが...全文を見る
○末松委員 具体的にだれですか。五人だったら言えますよね。言ってください。
○末松委員 そうしますと、では、ちょっと重要なことになる。防衛庁長官、閣僚ですけれども、防衛庁長官がもし何かで亡くなった、そうしたら、臨時代理というか、代理はだれになりますか。
○末松委員 こういう場合、私の次の質問なんですけれども、防衛庁長官というのは、他の大臣がなるというのはちょっと不適だと思うんですよね。やはり、防衛族という方が自民党におられるという話もありますけれども、そういうふうな方がなるのかあるいは知りませんけれども、要するに、ほかの大臣が急...全文を見る
○末松委員 あの法案の中に、それでは、もし事態が起こった場合に、事前であれば国会の承認、あるいは、もし間に合わない場合には、まず対応を行って、直ちに国会の承認を得るとありますよね。国会議員が例えば核攻撃あるいは化学兵器の攻撃を受けて亡くなっちゃった、今度は我々が亡くなった場合、こ...全文を見る
○末松委員 今の指摘は非常にいいですね。そういう意識でやらないといけないんですよね。  実は、今非常に重要なことを内閣官房長官が言われたんですよ。つまり、国会議員がかなり多数やられたら、そうしたら後は内閣でばんばん決めればいいということですよ。そういう位置づけですよ。つまり、後...全文を見る
○末松委員 確かにおっしゃるとおりなんですよ。そこは、憲法自体が緊急時を想定していないところがこの遠因なんですよ。それはわかる。国会自身で我々が決めなきゃいけない。内閣に聞く話ではないんです。それはもう重々わかった上です。  ただ、ドイツなんかはどうやっているかというと、防衛事...全文を見る
○末松委員 言葉ではそうなるんでしょうね。何かもっともらしい言葉ですけれどもね。  それでは、とにかくそのコンティンジェンシープランといいますか、危機時の対応は必ず、それは省外には出ないけれども、そこは、やられた場合というのは想定していただいて、もしやられた場合にはどこの部隊が...全文を見る
○末松委員 総理の場合は五人でしたよね、代理は。では、副知事が二人とかいるところはあるのかもしれませんけれども、これは副知事なんかもみんな序列で、五人なら五人とか、そういうふうに、あるいは副知事が亡くなったらどうだというふうなマニュアル的なものはつくられているんでしょうか。
○末松委員 そうしたら、では、そこはリーダーシップの体制はきちんととられていると。  では、地方議会との関係はどうでしょう。例えば、知事とか市長が反対と言ったのは、それは国の方でやりますと言えばやっちゃうんですね。ただ、その中で議会が、ふざけるな、おれたちはそれをやらないという...全文を見る
○末松委員 例えば、地方では、この法律では、国民の生活を守る義務があると書かれていますけれども、もし地方議会で、これはちょっと想定しにくいかもしれません。ただ、地方議会の意思として、おかしいと思って、そこで必要なことをやらないというふうになったらどうするんですか。
○末松委員 もうちょっと、では具体的に言いましょう。例えば、神戸市が非核都市宣言、これは、全国自治体の三千数百のうち約七五%が、非核都市宣言というのですか、それをやっているということなんですけれども、そこで神戸市は、核を積んだ艦船、こういったものに対して寄港を拒否するんだというこ...全文を見る
○末松委員 なるほど、わかりました。  そうしたら、これはちょっと横並びの議論なので、ここまで追及するのは余り妥当じゃないかもしれませんけれども、地方の議会、例えば東京都議会が核兵器でやられた、議会の、国会と同じような、議員が多数やられた、そういった場合というのは、議会の活動、...全文を見る
○末松委員 こればかりやっていても時間がなくなりますので、次のトピックに移ります。  ちょっとホットなニュースになりますけれども、直接には関係が薄いと言われたら薄いところではあるかもしれませんけれども、大きな意味で、国家の危機管理という観点から、あるいは防衛庁の信頼問題というと...全文を見る
○末松委員 それでは、ちょっと私の方で組織的な、体制的なものを聞きますけれども、私が実は本当に懸念しているのは、こういったロビー活動ということに対して、日本は、正直言って、正面切っては何ら真っ正面から見据えていないんですね。  アメリカは、これはロビー活動規制法というのがあって...全文を見る
○末松委員 ということは、調査もしていないということだし、済みません、私の不勉強で恐縮なんですけれども、私の調べた限りでは、日本にはそういったものを取り締まる法律がないと思うんですけれども、その辺については、個々の収賄とか、そういうことで取り締まっているんでしょうか。
○末松委員 ここでちょっと立ちどまって、別に皆さんだけに質問しているわけじゃなくて、国民の皆さんにも、ロビー活動って一体何だろうというお話があるかもしれませんので、簡単にちょっとだけ説明させていただきます。  ロビー活動というのが、アメリカの方での定義によりますけれども、昔はア...全文を見る
○末松委員 そうしますと、例えば、今話題として出ている秋山元防衛庁事務次官が、外国から、つまり台湾の国家安全局から、CIAみたいなものですね、ここから金品をもらって、日本政府にとって、要するに、情報を漏らしたりしていたら、その者がそれはスパイということになって日本の国益を害すると...全文を見る
○末松委員 それじゃ、秋山元防衛事務次官について、もう少しお話をさせていただきたいと思います。  きのう、山田議員の方で、法務省の刑事局長から、事後収賄の要件という形でこの定義があって、事後的にそういう利益供与を受けても、これは事後収賄に当たるんだということだったんですね。 ...全文を見る
○末松委員 私の方としてもうちょっと聞きたいのは、四月に行ったときに何を話し合ったとか、そういうことは彼は言っていられませんか。
○末松委員 まあ私も、そういった、ここで捜査機関をどうこうやる気はありません。個人の名誉もあるでしょう。私が知っているこの内部資料ではそういうふうに書かれてあるということです。ただ、そこは、やはり国家の機密情報であるので、私、その信憑性についてはかなり信頼度は高いだろうと。ただ、...全文を見る
○末松委員 ちょっと小泉総理にもお聞きしたいんですけれども、こういう問題が実はいろいろと報道されて、東アジアでこういう話題が結構持ち切りになっているんですよ。そういったときに、これは刑事当局が必要と認めればやるし、そうじゃなければやらないよ、そういう考えは総理としていかが思います...全文を見る
○末松委員 私も、一部の記事に基づいてだけこんな質問をするんだったら私自身もそれは軽率だろうと思ったから、だから海外、その現地の近くに飛んで、実際にそんな資料があるのかということを探して、とってきて、そして私は言っているんです。そんなに私は無責任にやっているわけじゃない。  い...全文を見る
○末松委員 ということであれば、まあ、そんな不機嫌な顔をなさらないでくださいよ。いいですか。それは確かに私もそう思いますよ。李登輝さんなんかは、国家の生存をかけて、その秘密の金をロビー活動で国家の生存のために使っている。これは指導者として当然のことでしょう。ただ、いろいろな外国の...全文を見る
○末松委員 そうしたら、では、政治資金を担当している総務大臣の方にお聞きします。  これは政治資金規正法か何かで、では、これは一般論として聞きましょう。仮にそういうものが外国から手渡った場合、これはどうなんですか、報告との関係でいけば。
○末松委員 ここの話は具体論ではないということで、確かに私も、別にここでそういったことを、こういう情報があるということは当然紹介させていただいていますけれども、それが本当にどうかということは、私自身はそれは確かにわかっていない。ただ、そうはいっても、これだけ国家安全局のところがこ...全文を見る
○末松委員 思うんですけれども、あと時間もあれなんで、またちょっと別な話題にもしますけれども、ただ、まさしく外国のロビー活動、これはやはり、ひとつきちんとここで審議をする。民主党の中でも、そういったことに対して、事情と世界の状況等を見ながら立法もしていきたいと思いますけれども、そ...全文を見る
○末松委員 これは私の選挙民の方からも聞かれたんですけれども、これもちょっとあり得ない想定なのかもしれませんけれども、自衛隊の方が、例えば敵前逃亡する。各国の軍隊では、敵前逃亡というのは死罪に当たるというようなことがよく言われておりますけれども、自衛隊の場合、敵前逃亡、これは国民...全文を見る
○末松委員 それでは、私の質問を終わりますけれども、最後に、私は、先ほどのこの議論の過程の中で、橋本元総理に対しては、まだ私自身もそこら辺はよくわからないところですけれども、秋山元防衛事務次官に対しては、やはりそこは非常に具体的な証拠と、彼がそういうふうに対応しているような事実関...全文を見る
○末松委員 では、よろしく御審議をお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
06月28日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第16号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  意見陳述者の方々には本当にありがとうございました。大変参考になりました。  また、ここに来るに当たりまして、地元の高木義明議員にも大変参考的な意見をいただきまして臨んでいるわけでございます。  私も、今玄葉議員の方から言われたこ...全文を見る
○末松委員 最後になりました。せっかく長崎の地に来たものですから、非核三原則について、市長さんのお立場を、政府の発言を踏まえて一言お伺いしたいと思います。そして、終わります。
07月09日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○末松委員長代理 ただいまの資料要求につきましては、理事会で協議をいたします。
10月29日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは、ロシアのテロの問題、それから対イラク攻撃、さらに、ちょっと時間があれば北朝鮮の核開発の問題についてもお伺いしたいと思います。  まず、ロシアの劇場でのテロの関係で私が感じますのは、あれが日本で起こったらどうなんだろうという気...全文を見る
○末松委員 この問題についてはうまく調整しながらやってねというのが私のメッセージなんです。  特に自衛隊の方が、やはり警察は極めてさまざまなノウハウを持っていると思うんですけれども、それが、これから共同訓練に当たると言われましたよね、検討していると。そこを何回も繰り返していかな...全文を見る
○末松委員 今の外務大臣の答弁というのはすきのない答弁ですから、それはそれでいいわけなんですけれども。  それでは、今、安保理がやっている決議、この内容と、どういう状況なのか、それを示してくれますか。
○末松委員 安保理理事国じゃないから一切わかりませんという話、今おっしゃったんですか。それについて外務省というのは、では、安保理理事国じゃなければほとんどわからないということですか。ちょっとまじめに答えてくださいよ。特に、武力行使の容認に関して、どこまで話が出てきているのか、それ...全文を見る
○末松委員 そういう意味だったら、初めからそういう形で言ってください。  それで、安保理決議、世間の関心は、国民の関心は武力容認決議が、どこまで武力ということが容認されるかどうか、そこがポイントになっているわけですよね。そのために今報道等も一番焦点になっているわけなんですけれど...全文を見る
○末松委員 そうすると、今の法制局長官の話によると、アメリカは武力行使の容認決議まで出したわけなんですけれども、お伺いしますけれども、これは外務大臣の認識の中で、では、アメリカはどういう法的根拠でもって、確かに口ではブッシュ大統領は戦争を回避すべきであり、最大限、武力行使を行わな...全文を見る
○末松委員 では、法制局長官にお伺いしますが、安保理の中で武力行使の容認決議が採択されたとしましょう。そういった場合に、我が国でその武力行使をする国の、あるいは国際法的なきちんとした根拠がなきゃいけないというお話でしたけれども、我が国の法律に照らして、例えばアメリカの対イラク攻撃...全文を見る
○末松委員 ちょっと一般論的に過ぎて余り議論がなかなか進みにくい状況なんですけれども、そういった該当事由がなければ、もし協力するということであれば、新法をつくるしかないというような認識に立ちますか。
○末松委員 これは、またちょっと一般論になりますけれども、やはりちまたでは、一月の末とかいろいろと対イラク攻撃がなされるとかいう報道がなされているわけですよ。外務大臣は、これは平和的にとそれ一辺倒で、それ以上のことは一切おっしゃっていただけないので、議論の進めようがない。  私...全文を見る
○末松委員 ちょっと時間がなくなってあれですけれども、最後に一つだけ質問させていただきたいんですが、アメリカというのは、イラクに対して、安保理決議をもとにして非常に厳しい対応をしてきている。その合意の中で、ああいうしたたかなイラクに対して圧力を加えながら、安保理決議を守らせよう、...全文を見る
○末松委員 どうもありがとうございました。
11月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○末松委員長代理 茂木外務副大臣。  時間がないので、手短にお願いします。
○末松委員長代理 次に、今川正美君。
11月08日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは法案の審議でございますが、それと同時に、テロ特措法に基づく協力支援活動についても、時期的なものが迫っておりますので、それについても質問をさせていただきたいと思います。  まず、法案の関係でございますが、防衛庁の職員とそれから一...全文を見る
○末松委員 今、テロ特措法の関係の話も申し上げましたので、このテロ特措法に関連する協力支援活動について、次に質問させていただきたいと思います。  今、インド洋を中心に、先ほど申し上げた、この一年間で百四十九億円のお金が協力支援活動に行われておりますが、この活動について簡単に、今...全文を見る
○末松委員 今、アメリカを中心とした多国籍軍というんですか、アフガンの軍事オペレーションは、ひところに比べてかなりその規模が縮小して、陸上では、どちらかというとアルカーイダとかターリバンの残党を追っているような、そういう状況であろうと思います。  そうなると、日本が主にやってい...全文を見る
○末松委員 まだ質問していない質問に対してお答えをしていただいたのでございますが、よく質問を聞きながら言ってくださいね。  トライバルエリアについて捕捉をしているということ、それから海上活動においてそういった指導者の残党を捕捉していることという話がありましたけれども、実際に海上...全文を見る
○末松委員 それはいつごろで、何人ぐらい捕捉したんですか。  それで、カナダ以外、今一例と言われましたけれども、そこはほかに、詳細というのはないにしても、それは大体何件ぐらいあったとか、やはり結構頻発しているとか、あるいはほとんどないとか、そのくらいの情報は別に軍事的な機密でも...全文を見る
○末松委員 私もいろいろなほかの筋からも聞くんですけれども、ほとんどないよねという話がまず第一の印象でありました。  それから、そのために百四十九億円のうち百二億円ほどを給油活動で使っているんですけれども、そういう具体的な活動の中で、五月の十七日に答弁で、大体十一カ国、五十一隻...全文を見る
○末松委員 別に、正確には言えないというのはわかるんですよ。私が知りたいのは、以前に比べて減っているのかふえているのか。そうすると、五月の時点からほとんど変わっていないという認識ですね。  では、油の給油量なんですけれども、大体二十万キロリットル強の油を日本がずっと給油してきた...全文を見る
○末松委員 これで見てみますと、大体二・一万、八億円。ただ、どちらかというと減少傾向的な形まで言えるかどうかわかりませんけれども、まあ大体そこそこだなというところですね。これが急激にふえもしないし、あるいは、これはむしろ、このアフガンだけに限るのであれば、これから月日がたてばたつ...全文を見る
○末松委員 ということであれば、もし、これがテロ特措法ということでイラクが対象になるという大きな判断があれば別ですが、ないときに、この給油の量が急激にふえていく、それはアメリカの艦隊がテロの指導者の残党狩りのためにたくさんやってきたんだ、そういうふうな理屈は通らないと思いますが、...全文を見る
○末松委員 それについて、そことの関連性の関係ですから、今の通常の形がよほど特別な事情によって変わらない限り、今のこの活動が大きく変わることはない。  ただ、それは今の時点だからわからないよということは、そこは一般的には言えるでしょうけれども、対イラク攻撃が始まったと同時に一挙...全文を見る
○末松委員 そうなると、穴が全くあかないと。実は困って、それを何とか工面していくということであればまだしも、全く穴はあいておりません、そう明らかにされると、そうすると、じゃ、そういう艦船は余分なのか、本来きちんとあるべきものが実はそれ以上に余っているから、そういう余分なものは向こ...全文を見る
○末松委員 そうであれば、初めからそういうふうに答弁していただきたいと思います。  その中で、イージス艦、私も「きりしま」でしたか、乗せていただいたんですけれども、確かに能力的に見れば普通の艦船よりも非常に警戒能力も高いし、精度的にはいいので、個人的に見れば、私、個人的ですよ、...全文を見る
○末松委員 もちろん、そのもう一つの理由は、多分、今イージス艦が担っている役割、これが重要であるがゆえにそこまで余裕がないというようなこともあるかもしれません。  時間が参りましたので、実は私が一番聞きたかったことが聞けなくなって、またこの次に聞かせていただきたいと思います。他...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  今、政府報告をいただいたわけでありますが、初めて私もこれを見ましたので、私が考えていたものとはかなり印象が違うのかなという気もいたしております。  特に、これは全般の問題に当たりますのでちょっと具体的にお話をさせていただきますが、この...全文を見る
○末松委員 今、北米局長のお話ございましたけれども、それは、ここに今書いてあることを読んだだけなんですよね。だから、これをしゃべるに当たって、どんなことを米側は言っていたんだ。これだけ書かれて何か予言のように言われても、我々としては一年間ずっと米側に対して、あるいは米軍を中心に協...全文を見る
○末松委員 それでは、政府報告というのは重いんですよ。米側の述べたことを米側の述べたとおりに報告する、これが外務省の役割なんですか。これだったら、今、局長、情報はほとんど持っていない、あるいは、全く言えないというよりもむしろ持っていないに近いんだろうと思うんですけれども、これをこ...全文を見る
○末松委員 全然御答弁になっていないんですよ。アメリカのこの報告に対して、まさしくテロとの闘いは終わりよりもむしろ始まりだということに対して、では、外務大臣はどう考えているんですか。それを、後で書いてありますというんじゃなくて、あなたの考えを述べてください。
○末松委員 では、このアメリカの認識の「テロとの闘いは終わりよりもむしろ始まりに近い時期にある」というところの認識ではないということですね。今までのテロとの戦争あるいはテロとの闘いがそのまま今継続している、そういう認識ですよね。
○末松委員 何か始まりに近いというと、あれですか、長く続くということは、結局、これから数年間ぐらい続く、そういうイメージで思っておられるわけですね。  これは、非常に次の質問にかかわってくるわけです。終わりの時期、我が国がこのオペレーションを撤収させる、この基準についての話にも...全文を見る
○末松委員 今、米軍が数年いなきゃいけないというのは、私もアメリカのタンパに行って、CENTCOMに行って話を聞いてきましたよ。なぜ数年かかるんだと言ったら、アフガンアーミー、これを六万人つくるから、そのための訓練期間が必要なんだ、それが数年アメリカ軍がいるという主な理由だという...全文を見る
○末松委員 ならば、例えばテロでどこかのビルが破壊された、そしてテロの犯行声明で、例えばですよ、これは、アメリカ軍がイラクを攻撃した、これに対する報復である、そのテロを行った団体がそういう発表をしたとしましょう。これに対しては、この九・一一を直接の理由とする特措法との関係で、我が...全文を見る
○末松委員 いや、大臣、ここが重要なんですよ。  私は法律にのっとって言っているんですよ。そういうふうに犯行声明が出されたということで、九・一一ということではなくて、アメリカ軍の対イラク攻撃だということを明示して、それに合わせてこの攻撃をしたということであれば、そうしたら、それ...全文を見る
○末松委員 そこを確認しないと、本当にここは、次から次に拡大していくということであれば、我が国の対応そのものが無制限になってしまう、あるいは無期限になってしまうというおそれから言っているわけです。  それから、あらかじめ質問したのとは別にもう一つ、五ページにおいて「米側からニー...全文を見る
○末松委員 ということであれば、米側からニーズとして示されたこの建設用重機等、これだけだということですか。
○末松委員 わかりました。ニーズとしてはこれだけが示されたということですね。  ということであれば、報道等が、今官邸の方でイージス艦とかP3Cとかそういったことを検討してきている、それでかなり時間がかかったという報道もあるわけなんですけれども、今月の、まさしくきょう十九日ですね...全文を見る
○末松委員 思いますのは、本当に、逆に言えば、国会で審議をするときにはもう延長が決定されている、そういう状況なんですね。  民主党は、国会承認ということを延長についても求めているわけなんです。なぜかといいますと、そういったことをやはり幅広く審議しないと、このオペレーションでも一...全文を見る
○末松委員 その答弁は私にとってはなかなか、本当に受け入れがたいものではありますが、時間がありませんので先に進みます。  防衛庁長官にお伺いします。  この前の安保委員会で、日本の防衛に穴があくんじゃないか、こういう私の質問に対して、いや、決して穴があくようなことはいたしませ...全文を見る
○末松委員 これは短期間であれば、その理屈は通るわけですよ、それは数カ月間とか。今度は、もうそれで一年間ずっとやっているわけでしょう。一年間ずっとやって、やれているというのは、それはぎりぎりがずっと一年間続いている、そして今度は半年延長されてさらに一年半続きます、また延長すれば二...全文を見る
○末松委員 私も、今言われたことで、長期間そういう無理をつくっていくことそのものが日本の防衛にとってやはりマイナスでしょうということを申し上げているわけですよね。そこは今一年間やってきて、さらに一年半またやるわけですよね。そうしたら、本当にそれがある意味では恒常的な形で、無理のな...全文を見る
○末松委員 時間が参りましたので、この続きはまたにさせていただきます。  どうもありがとうございました。
11月21日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは、イラク問題を中心に審議をさせていただきたいと思います。  今、特措法の延長問題にも関連して、私はこの審議をさせていただきたいと思いますが、一番、イラクとの関係で日本の関与がポイントになるのは、特に特措法との関係でポイントとな...全文を見る
○末松委員 イラクのテロ、一般的に今お話をいただきました。アメリカは、「欺まんと抵抗の十年」ですか、そこで書いてある、確かに私も見ました。九・一一との関係で、そこにアメリカ政府も九・一一との関係で、イラクとこのテロが関係しているとは書いてありませんでしたよね。これは別に大臣じゃな...全文を見る
○末松委員 そうしますと、今我が国が主体的に調べたところでは、アメリカのそういったライスさんやあるいはブッシュ大統領が、アルカーイダと緊密な連絡をとっているというようなことは、ないと判断しているということでございますね。
○末松委員 私が今いろいろと調べた情報でも、特にクルド人、あそこはイラクの北部のクルド人が特に、例えばアンサール・アル・イスラームとかいう人間を中心に、イスラム法学の勉強の関係で同窓生ということでアルカーイダの幹部とつき合いがあった、そういったところでアルカーイダが敗走してそちら...全文を見る
○末松委員 私が申し上げているのは、今アメリカが対イラク攻撃ということで準備をしている。準備をしていることで、要するに、今、国連で決議が、一四四一が出されて、それでスケジュールが一つ一つ、戦争回避ということを含めて今国際的な協力がなされているわけですけれども、そのアメリカが、ブッ...全文を見る
○末松委員 ということは、このイラクの攻撃ということに接する場合には、一言で言ってください、ちょっとこれは国民に対して言っているので、読み上げて言うんじゃなくて、対イラク攻撃というものは九・一一から問題とされたテロという問題とは別の性質ですよねと、そこを私は確認したいんですよ。そ...全文を見る
○末松委員 だから、そのイラクの攻撃との関連を私は問うているんですよ。そこを言ってくださいよ。
○末松委員 ということでいえば、私自身は、その主体的に集めた情報による判断によって、アメリカが今イラクに対して攻撃ということをちらつかせながら言っているということは、これは国連決議、たび重なる国連決議違反だということをもってアメリカは攻撃の意図をちらつかせながら主張しているという...全文を見る
○末松委員 私は気をつけて言っているんですよ。アメリカが何も攻撃するとは言っていないんですよ。  アメリカが、ブッシュさんが攻撃をちらつかせながら、今、イラクに対して決議を守れ、守らなければ重大な結果になると。そしてさらに、ブッシュさんの演説によると、私も読みましたよ、そのブッ...全文を見る
○末松委員 ちょっと言っていることがわからない。何かわからないんだな。  私のさっきの質問に答えてくれませんか。私は、アメリカのそういった動きについて、どう認識しているのかということを問うているわけですよ。それで、私の認識を述べたわけですよ。テロというよりもこれはイラクのたび重...全文を見る
○末松委員 ちょっと委員長に申し上げたいのですが、私は、アメリカが攻撃するどうのこうの、これを言っているわけじゃないのですよ。今、アメリカの一連の行動を見たら、確かに攻撃の方向に向かっているのは私は事実だと思うのです。その認識について外務大臣のお答えを求めているわけですけれども、...全文を見る
○末松委員 そうです。それに答えてくださいということを言っているだけです。
○末松委員 あのころを私も思い出すわけですが、当時は海老原課長といわれたときに、そう、安保理決議を守ってほしいねと言いつつも、アメリカはやるよねと二人でお話ししたことも事実でしょう。  いいですか。私は別に、外務大臣に、アメリカの攻撃を前提としたことを言っているんじゃないんです...全文を見る
○末松委員 そうしたら、決議の中にテロについて入っている、クルド民族に対する圧制ですか、そういうことも入っている、そういうことが主要なんですか。  このテロの部分というのは国連決議、どういうふうに書かれているんですか。これは政府参考人で結構ですが。
○末松委員 どうもこれ以上詰めてもなかなか答弁が出てきませんけれども、要は、本当に主要なことは、この大量破壊兵器等、これがアメリカの、あるいは国際社会の脅威になるということを理由にアメリカが強力に推進しているというのが私は現状であろうと思います。  次に、さらに外務省の認識を問...全文を見る
○末松委員 そうすると、問題の立て方あるいは考え方として、これは外務省の中で共通認識だということでよろしいわけですね。再度確認しますが。
○末松委員 今の言葉で言えば、当然、外務大臣の言葉が外務省の認識になるわけですよ。それ以外にあり得ますかね。  それは詰めてもしようがない問題ですから、具体的にお話を申し上げますが、まず、国際社会対大量破壊兵器を有するイラクの問題である、これはブッシュ対フセインという二国間対立...全文を見る
○末松委員 私もいろいろと話を聞いてきたんですけれども、四年間査察が行われていないという部分、これについては、確かに、それからどうなったのかというのは必ずしもよくわからないところがありますけれども、例えばミサイルの開発ということで見てみますと、決議六八七でいう百五十キロメートルを...全文を見る
○末松委員 それは私もちょっと詳細に、一部しか見たことがなかったので、そういうふうに国民に言っていただく方がいいんだと思います。私自身、別にこの質問を通じて、イラク側に立って質問しているわけじゃありませんで、私自身、イラク大使館に二年間いて、サダム・フセイン体制の中でみずからいじ...全文を見る
○末松委員 そうすると、今、即時、無条件、無制限の査察で、例えば、大統領の寝室がこれがおかしいと言えば、すべてそこで見せろ、そういうことになるわけです。それにちょっとでもおくれたり、それは待ってくれと言ったら抵抗ということになるわけですが、それがちょっとでも抵抗したら、そういった...全文を見る
○末松委員 これは私が希望するのは、アメリカが非常に戦争にはやっているんじゃないか。ある人が、日本人はワーカーホリックだけれどもアメリカ人はワーホリックじゃないか、そういうふうに言っている方もいました。難癖のつけ方が非常にうまいと言う専門家もいましたね。それがそうでなければいいん...全文を見る
○末松委員 ただ、それは人道的配慮ということであれば、最初から人道的配慮をすべきだったんですね。最初は人道的配慮はなかったわけでしょう。しばらくしてやってくる、その辺はちょっとおかしいと思いませんか。
○末松委員 ちょっと関連ですけれども、さっきの大量破壊兵器の、私自身がまだよくわからないのは、イラクによる切迫した危険が本当にあるのか、本当にそういった大量破壊兵器があって、そしてそれが、それは検証すればいいんです。それはびしびし検証すればいい。それが本当に切迫しているのかという...全文を見る
○末松委員 では次に、質問をかえまして、今アメリカが、イラクの政権を転覆させた後に、サダム・フセイン追放後にさまざまなビジョンを描いていると言われております。これは報道等にもいろいろと載っておりますけれども、この点についての米国の検討状況について、外務省の認識をお伺いします。
○末松委員 そういったグループがもう実際につくられていて、そして検討を行って、十六の部会に分かれているということですから、これは全く生半可な気持ちでこんなグループはつくれるわけがないのでありまして、そういった意味では、イラクが決議に従えばいいということだけ言っておるんじゃないなと...全文を見る
○末松委員 そうすると、では今後の状況次第ではまたこの派遣を考えて、適切だと思った時期にそれを派遣するということも否定はできないということですね。
○末松委員 そのどちらも前回の衆議院安保委員会における政府報告に対する質問でもやりましたけれども、その四ページには「アラビア海における各国の活動も、予見しうる将来にわたり継続が見込まれ、テロとの闘いは終わりよりもむしろ始まりに近い時期にある」という認識が、まあ米側の認識ですけれど...全文を見る
○末松委員 時間が参りましたので、ちょっと一点だけ最後に簡単にお伺いしますが、アメリカがもしイラク攻撃をやったら、世界じゅうの、例えばアメリカ人旅行者を含め、さまざまなテロがまた起こることが予想されます。逆に拡散するんじゃないかと私は思うわけですけれども、これに対して外務大臣の、...全文を見る
○末松委員 終わります。ありがとうございました。