末松義規

すえまつよしのり

小選挙区(東京都第十九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

末松義規の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月06日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、統合医療あるいは代替医療の推進という観点から医療保険についてお話をさせていただきたいと思いますが、きょうは大臣それから副大臣もどうしてもだめだということで、本当は政治家としてのお話もしたかったんですが、それは無理だというこ...全文を見る
○末松委員 もともと絶対額が小さいんですよ。だから五〇%増しとかそういう形で、何かいわゆるミスリーディング的な伸び率を指摘されるんですけれども、絶対額が余りにも少ないというのが実は私の印象なんですよね。本当に、〇・一%以下ですよ。そこのところを問題を指摘したいと思うんですね。 ...全文を見る
○末松委員 WHOがはり、きゅう、マッサージについて、はり、きゅうの適応症として四十三の疾患を一九七九年に提示しているわけですよ。こういった外国の方が逆にそういった、特にWHOという国際機関がしっかりとしたそういうことを提示して、科学的なことについても今研究がかなり進んでいるとい...全文を見る
○末松委員 つまりWHOが、一九七九年、そういうことをやっているんですよ。それで、いや、そういうことはやっているけれども実はわからないというのは、それは怠慢ですよ。実際にきちんとした、そういったことも研究してくださいよ。そして紹介をしてくださいよ。  あるいはあれですか、中島さ...全文を見る
○末松委員 例えば西洋医学の場合は、手術するとか切るとか、そういう対症療法的なところがメーンになっているわけですね。もし何かウイルスがあったら薬をやって全部殺せと。それに対するいろいろな悪効果もたくさんあるわけですね。これも無視されてどんどんやってきた。  だから、そういったこ...全文を見る
○末松委員 そこはちょっと今度また示してください、どんな研究でどんなことをやっているのかというのを。ぜひそこは開陳していただきたいと思います。  それと、この具体例として、はり、きゅう、マッサージの方々と話すと、やはりかなり大きないろいろな差別を受けているというんですね。例えば...全文を見る
○末松委員 あなたがおっしゃるその東洋医学の知見を前提としているものじゃないということは、つまり東洋医学の科学的な知見がないという前提に立っていて、それがわからないから、だから、だめなんだ、だめなんだと言っているにすぎないんですよ。患者の立場から見たらどう思うかというと、本当に困...全文を見る
○末松委員 あなたの言うその審議会というのは、東洋医学の関係者は何人ぐらい、何%ぐらいいるんですか。
○末松委員 つまり、こういうことなんですよ。実際、こういうことなんですよ。だから、そうしたら認めるわけがないですよ。  だって、保険のパイは一定なんですよ。そのうちのパイの食い合いみたいな、こういう発想でとらえられたら、国民の患者としての権利が侵害されているということにぜひ気づ...全文を見る
○末松委員 東洋医学に造詣が深いというのはだれなんですか。要するに、メディカルドクターのコースを取っていったら、それはやはり西洋医学の体系になるんですよ。仕方のない話なんですよ。だから、そういった声もしっかりと反映させるような形の審議会の構成にもしてくださいよ。そうじゃないと患者...全文を見る
○末松委員 今の説明で、私は思うんですけれども、ここに医療費の増大の大きな原因があると思うんですよ。  つまり、予防というものに重きを置かないで、要するに最悪になるまでほうっておいて、そして、例えば、はり、きゅう、あんまだけとは言いませんよ、それはいろいろな医療の予防を、病気に...全文を見る
○末松委員 そこに、保険の適用も重点的に認めていくということが必要になっていくんです。その中の一環が、やはりはり、きゅう、マッサージというのはそういったところに効果があるということが言われているので、特に、科学的知見、そこはしっかりと進めてくださいね。  それから、今、やり方で...全文を見る
○末松委員 実情を知ってほしいんですけれども、今、柔道整復師さんとそれからはり、きゅう、マッサージの二倍というこの格差、差別が行われていると言われていますけれども、大体、柔道整復師の方も、緊急の処置は、そこはやらなきゃいけない。その後、はり、きゅうはできないですけれどもマッサージ...全文を見る
○末松委員 厚労省の対応について参考にしながらやっていると。だからさっきの質問は、それは何を根拠にしているんですかというところなんですよ。つまり、厚労省のシステムのどこを見て、例えば治療費が、治療費というのはそんなに変わらないんですよ。変わらないにもかかわらず、一対二というその辺...全文を見る
○末松委員 時間がもう来ましたのですけれども、今の説明だけでは私はちょっと納得できないので、また、これについてしっかりとした質問及び受け答えを要望したいと思います。  終わります。ありがとうございました。
05月18日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、住宅行政について質問させていただきたいと思います。  先ほど、岩國議員がずっと強調されておられましたけれども、役所も、現場に行って、見て、その実態を肌で感じて、皮膚感覚で行政をやらないと身が持たない、そんな状況になってき...全文を見る
○末松委員 都市整備公団、あなたが言った数字がどこに書いてあるんですか。きのうもらった資料なんですよ。あなたの方は数字を持っていて、私の方は数字を出せといって全然違った数字を出されて、実は赤字でしたと。それはあなた、おかしいじゃないですか。  それから、八三年のときには一年間で...全文を見る
○末松委員 だから、あなたに一回住宅に行ってもらいたいんですよ。繰り上げ償還のために機構の経営を合理化してどうこう、自助努力させると。ではそれが、今住んでいる人が非常に不便を感じて、安定的、快適な、快適と言わないまでも安全な、そういった生活ができるということを犠牲にして、それで繰...全文を見る
○末松委員 そういう点で、利益もどんどん上がってきているという話がありますから、そこはきちんと経営管理しながら、家賃も上げますよというふうな形で言いながらサービスが悪くなるという話は、これは許せない話でありますから、そこはしっかりと、今うなずいておられますけれども、きちんとやって...全文を見る
○末松委員 そういうふうな印象を与えるような持っていき方をしているわけですよ。十二月からずっとこの協議を市と続けてきて、住民には一切示さずに、そして、四月になってから、あなたは住民説明と言いましたよね。国会のこの附帯決議には「居住者や地方公共団体と充分な意志の疎通」という話がある...全文を見る
○末松委員 それでやってください。  もう時間がございませんが、最後に、蓮実副大臣がおられるんで、こういうふうな余剰地の活用については、やはりどうしても国の協力が必要なんですよ。やはり公園だって、地方公共団体が買えないんですよ、もう金がなくて。そういった意味で、防災のための公園...全文を見る
○末松委員 そういう形で頑張ってください。そして、副大臣もぜひこの現場に行ってください。  それをもって終わらせていただきます。ありがとうございました。
08月03日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○末松委員 民主党の末松でございます。  きょうは幾つかの問題について質問させていただきますが、まず、ちょっとイラクの問題に入る前に、先月ですか、中国と韓国に行ってきまして、日中韓の次世代リーダーフォーラムというのに参加をさせていただきまして、中国の関係者、韓国の関係者、政治家...全文を見る
○末松委員 外務大臣、そして防衛庁長官から今お話がございました。両大臣とも今のところ行かれる御予定はないというお話でございました。  外交問題というのが、防衛庁長官あるいは外務大臣からもお話がございましたけれども、もし小泉総理が本当にそこを強行されるということであるならば、小泉...全文を見る
○末松委員 日中関係に悪影響がないかというと、あるわけですね。だから、外務大臣としても本当は、本音としては、そこは総理に何とか自粛を求める、外交を預かる者としてそういったことも当然考えなきゃいけない、そういうふうな立場でありましょうから、そこは外務大臣として、言うべきことをしっか...全文を見る
○末松委員 そうしたら、今まで大量破壊兵器があるがゆえに、だからイラクが脅威で、だから戦争を支持するんだというような形の発言を、この大量破壊兵器というものがあることを前提に繰り返し小泉総理を初めずっと言ってきた。これに対して今あっさりと、そのレポートが出された時点で、ないと判断す...全文を見る
○末松委員 みずから日本が調査能力はありませんと先ほど言われたわけですね。だから、国連の査察団の報告とかあるいは各国の調査、それに頼りながら、いわば彼らがいろいろと言い始めたら、ああそうかな、違うと言い始めたら、ああそうかなと言いながらやってきたという中で、踊らされているなという...全文を見る
○末松委員 そういうことであれば、私、もう時間がなくなりましたけれども、では、そのとき誤った判断をやったとしても、それは、あのとき我々民主党の方は、灰色だけれどもグレーが薄い可能性もあるから、今までずっと査察をやってきて、それを査察団があと数カ月ぐらいできちんと結論が出ると言って...全文を見る
○末松委員 今の発言を見ると、安保理決議にしたって正当性があるかどうか、重大な、また大きな疑惑があるわけですから、そこは見解の相違という話になるかもしれませんけれども、いずれにしても本当の意味で、戦争というのは、いや、間違ったんだ、後で、そのときに疑惑があったからしようがなかった...全文を見る
10月27日第163回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○末松議員 私は、民主党・無所属クラブの提出者を代表し、ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案について、その趣旨を説明させていただきます。  我々は、昨年十一月にも、イラク特措法に基づく自衛隊派遣の法的...全文を見る
10月28日第163回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○末松委員 民主党の末松義規でございます。  審議に入る前に、一言申し上げたいと思います。  民主党は、委員各位の賛同を得て、昨日、イラク特措法の廃止法案、つまり速やかに自衛隊はイラクから撤退せよという形での法案を出しました。そして、趣旨説明も行ったわけでありますが、それが今...全文を見る
○末松委員 大野長官、個人的には先生のことを私も尊敬申し上げておるのでございますけれども、のっけからちょっとあれっと思ったことがあるんです。  イラクという、これは専制国家、サダム・フセインのことを指しているんでしょう、それを民主国家に変わらせるために何をするかというお話をのっ...全文を見る
○末松委員 中東が安定すれば世界も安定するというのは全く異論もございません。ただ、専制国家であったところが、基本的には民主国家に今変わってきているということで体制整備を行っていることは、国際社会の努力であります。ですから、私もそこでいろいろと言うことはないんですけれども、その中で...全文を見る
○末松委員 民主国家という体制にイラクがなることを私は反対しているわけじゃないんです。ただ、日本として、あくまでもこの法律は、イラクの体制をどうのこうのするという話ではないですよね。そこはそうですか。ぜひそこはしっかりと、アメリカの言っていることと全く同じようなことをうちの立場と...全文を見る
○末松委員 そこは、余りこちらも言葉じりをとらえているという位置づけではなくて、きちんと日本ののりを踏まえてやっていかなきゃいけないということを強調させていただきます。  そこで、イラクの安定が重要だと法律にも書いていますね。私が非常に懸念するのは、私もイラクに外交官としていた...全文を見る
○末松委員 ちょっと防衛庁長官、若干混乱しているように思うんですけれども、治安が悪くなったら自衛隊は撤退せなければいかぬ、そして、治安がよくなっても自衛隊は撤退して民間にかわらなきゃいけない、一体何なんだと。  つまり、先ほど一番最初におっしゃった、治安が落ちついていないと自衛...全文を見る
○末松委員 今の議論を聞いている人は多分わからないと思いますね。非戦闘地域というものそのものが憲法から無理やりに編み出した手法でやったものですから、紛争地域のイラクにおいて、そもそも自衛隊が出ていくということ自体が極めて無理をしている、憲法上も極めて無理をしている、そういうふうに...全文を見る
○末松委員 つまり、しばらく時間がかかるんだということは、英軍とそれからオーストラリア軍で、特にオーストラリアですが、両方五月に引くことを検討しているという話が報道であるわけですよ。だから、そこの間までに自衛隊はどうするんだと。  与党の、公明党の冬柴幹事長がインタビューで答え...全文を見る
○末松委員 それは、自衛隊が、私、大野長官の頭の中は少し整理されていないところがあるんじゃないかと思うんです。治安治安というのは、先ほど大野長官が言われたように、サマワあるいはムサンナ県の治安がよくなったら、そうしたら撤退するんですか。あるいは、さっき言われたバグダッドとかイラク...全文を見る
○末松委員 そういうことであれば、例えば、イギリスも豪州も、とにかくムサンナ県については問題ないよというようなことで、例えば、ずれていく、あるいは撤退するということが判断されたということであれば、自衛隊としては、イラクの、現地の治安維持組織、これが治安についてしっかりと責任を持て...全文を見る
○末松委員 防衛庁長官、ちょっと怖いですよ、あなたのおっしゃっていることは。  つまり、ムサンナ県だけが自衛隊がいるから治安維持機能いいですね、ほかの地域はかなり厳しいよという話のときでも、では、日本がODAを、日本人のODAで突っ込むんですか。それでも日本人のODAをそこに、...全文を見る
○末松委員 最後にお経を何回も繰り返すというのは自由ですけれどもね。  ただ、要するに、さっき、サマワの周辺、これが治安維持機能がよくなったら自衛隊が撤退する、そして民間に渡すというふうなことを最初からおっしゃっているじゃないですか。でも、幾らサマワがよくなったって、ほかの全体...全文を見る
○末松委員 だから、全体の治安がよくなるまで、民間が入れないんだったら、自衛隊がそこで残るんですねと。つまり、僕は首尾一貫して聞いているのは、自衛隊の出口戦略なんですよ。  さっきあなたは、治安が、特にムサンナ県の治安がよくなったら民間に引き渡しますということをおっしゃるから、...全文を見る
○末松委員 であれば、それが、民間が安全に出てくるまでは日本の貢献としては自衛隊がやらざるを得ませんねというのが論理的な帰結になって、じゃ、何だ、ずっといるのかよという話になってくるんですよ。それは、出口戦略というのがないんじゃないですかというふうにとらえざるを得ないということを...全文を見る
○末松委員 確かに、人々の交流という意味では、当然それは一つの外交になっているんでしょう。私どもそれを別に否定しているわけではない。  ただ、自衛隊員の人は、非常に今危険の中でさらされながらやっているわけですよ。そういう危険の中で、あえて、これからもずっと、そういった本当にリス...全文を見る
○末松委員 それは建前論でいいんでしょうけれども、いや、よくないんだな。そういう言い方じゃなくて、日本国として、そういったことをしっかりと規制していく方向に動いているんですか、それとも動いていないんですか。アメリカがやったら何でもいいんですか。これは日本人に突きつけられた問題なの...全文を見る
○末松委員 日本政府の立場がクリアにわかりました。ほかの国がやっているのを見ている、そういうことですね。情けない話です。そこのところはしっかりと私は要求しておきます。日本政府としても、少なくとも調査をして、そして、やはり被爆国ですから、被爆国じゃなかったらここまで言わないかもしれ...全文を見る
○末松委員 その経費の性格も、後の議論との関係で整合性が保たれるように、また、日本の国益につながるように、そこはしっかり議論してきていただきたいと思います。  もう時間が余りないので、法制局長官をお呼びしておるものですから、一点だけお話をさせていただきます。  小泉総理の靖国...全文を見る
○末松委員 では、例えば、小泉総理は靖国訪問について政治的な公約をなされていて、それを実現していくというのがここ数年の彼の行動パターンだと思いますけれども、その中で、まず行く前に必ずマスコミ各社を呼んで、そこで絵を撮らせているような状況があるわけです。そうなると、本当に私的な参拝...全文を見る
○末松委員 今の御説明に私は納得はしておりません。これは時間がないのでここで終わらせていただきますが、またこの点についてはいろいろとお話をさせていただきたいと思います。  では、質問を終わります。ありがとうございました。