末松義規

すえまつよしのり

小選挙区(東京都第十九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

末松義規の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、予算委員会で質問させていただく栄誉をいただき、ありがとうございます。  私どもは、まず自民党の本部の問題、これは国有地に建てられた自民党の本部ということ、これについて、特に、従来国会で計七回問題となりました。ずっと数十年...全文を見る
○末松委員 今、谷垣財務大臣が言われました、臨時的、特例的に定められたものだと。臨時的ということであれば、全く期限がないということはないですよね。  これについて、三十年間ですよ。その更新のときにどうして、ここに書いてある、道路のために、これで、もうその事実が三十年後にはなくな...全文を見る
○末松委員 そうしたら、この第五条にはもう一切基づかないという判断ですか。
○末松委員 議運の決定で、まさしくあのときはオリンピックの道路の関係でということで、ここは特別に特例として認められて、三十年間、自民党、社会党はそのまま占拠していたんですね。占めていた、占有していたわけですね。占有していた、まあ借りていた。では、その事由が消滅していたら、次に議運...全文を見る
○末松委員 これが一つのからくりなんですよね、よく政府が使ってきた。これも、法律じゃなくて政令で、省庁で決めていくわけですよ。とにかく、当分の間といって、あたかもこれが途中で、臨時だと言いながら期限がない。これというのはおかしいじゃないですか。一般的に見たら、当分の間というのは大...全文を見る
○末松委員 借地借家でいった場合にはこれは基本的には賃貸関係になるんですけれども、このときに、当時で、一九九三年ですか、そのときも非常に賃料が安いという批判があったわけなんですね。  そこで、この借地借家法、更新請求等という、この三枚目の資料をちょっとあけていただきたいんですが...全文を見る
○末松委員 本来、特別の事由でこれは国の国有地を借りたんでしょう。それが、事由がなくなったら、今度はもう通常の関係で、一回居座ったから、そうしたらもうそれで、ほとんど全くそのまままた三十年更新するというのは、これはある意味じゃ悪用じゃないですか。  要するに、「当分の間、」があ...全文を見る
○末松委員 更新のときに、一たん予決令でこの「当分の間、」というものが、私はここで切れたと思っていますよ、「当分の間、」と言っている限りにおいて、その事由が消滅したんですから。そうしたら、一般入札とかそういう形で、随契である必要はないじゃないですか。一たんそれを借地借家という全く...全文を見る
○末松委員 この点についてずっとやっているとちょっと時間がなくなってくるので、この点について、私は納得していません。これが私は、国と五五年体制の巨大政党としてのある意味での談合、それがこのからくりで、これから三十年間、そして、やった後また三十年間、ずっとこの理屈で借りていく。もと...全文を見る
○末松委員 では大臣、今言った価格、このあなたの、財務省が決めた価格は適正価格だということですね。
○末松委員 さっき、適正価格を決める際、従前の価格に対して、インフレ率だなんだ、いろいろな要素が加わるという話はありました。従前の価格そのものが間違っていたらどうするんですか。それが不当に低く見積もられていたらどうするんですか。  だから、ここを明らかにしてもらいたいんです。あ...全文を見る
○末松委員 当然なんですよ。  そのからくりが、またここで国の方のからくりがあるんですね。おもしろいんですけれども、ここでこの不動産鑑定士、一社が二回も継続してやっているんですよ、三年ごとに。しかも、随意契約でないといけないという理屈を財務省の方が持ち出して言っているわけです。...全文を見る
○末松委員 では、それだったら、あなたがきちんとした十分な説明をしてもらいたいんです、私は。  いいですか、ここで、あなたがさっき言った、ことしの八月か九月、これを行うときに、きょういろいろと何社かやると。これは評価するんですよ。私もそういう形で当然やるべきだと思っている。一件...全文を見る
○末松委員 もし、私がからくりという言葉を撤回するという話であれば、だったら、この根拠をしっかりとみんなの前に見せてくださいよ。そして、その鑑定士の方を参考人として招致してください。参考人で彼にしゃべってもらいましょうよ。そこで納得すれば、私はこのからくりという言葉を撤回しますよ...全文を見る
○末松委員 これは、委員長、委員長もやはり自民党の方ですから、そういう言い方をするんですか。
○末松委員 わかりました。では、お願いしますね、そこは。
○末松委員 私は国民のために言っているんだから。おかしいことをおかしいと言って何で悪いんだと。  いいですか、では、私はとにかく、それと同時に、もし呼べないという話であるならば、それは根拠をしっかりとこの委員会に示してください、紙で、納得できるように。そこは別に特定の方の名前に...全文を見る
○末松委員 それが信じられない安い価格だからおかしいと。だから、そこを、内容を示してくださいと。そうしたら、いろいろと議論できるわけでしょう。議論して、だから、妙なぬれぎぬを着せられたら困るというんだったら、明らかにしましょうよ。それが一番いいじゃないですか。別に私は無理を言って...全文を見る
○末松委員 そうなんですよ。みんなこの問題の解決は、本当に適正な時価なのかどうか、それが、今、総務大臣からもそこがポイントだと言われました。私たちは、そこをぜひ国会のこの予算委員会の場で審議をしてもらいたい、そこを繰り返しこれは要求いたします。  そして、もしこれが不当に低い賃...全文を見る
○末松委員 財務大臣の立場だから、財務大臣の立場だからこそ、国がもっと税収をとれる道をしっかりとそこは検討すべきなんでしょう、財務大臣として。  そして、だったら、では、契約が今あります、三十年間。だからあと二十年間ありますよ、十年たって。あと二十年間そのままですと。不当に安く...全文を見る
○末松委員 とにかく、この委員会では一切そこは示さないと。  私は、これは調査でしっかりとできると思いますよ。だって、あなたが言うきちんとした形で不動産鑑定士が言ったのであれば、その根拠についてもしっかりと示すのは、これは何か無理がありますかね。(発言する者あり)ないですよね。...全文を見る
○末松委員 これのどこに根拠が示してあるんですか。要するに、これは、不動産鑑定士としての我が社を信用してください、その私たちの結論はこれですと。何も根拠が示されていないじゃないですか。  では、私の要求ははねられたということでいいんですか、谷垣財務大臣。これ以上内容は公開しない...全文を見る
○末松委員 では、もう一度聞きますよ。  では、この委員会でその内容を示さないということですね、それは。言ってください。これは別にいいでしょう。答えてくださいよ、それは。
○末松委員 だから、それがからくりなんですよ。国会に対しても内容を一切知らせない。知らせない中で、そして自分たちが、あと寄らせない、タブーをつくっているわけですよ。知らせなくて、そして、しかもこれが根拠、信用してくれと。それで、一切ほかの人が立ち入らせないようにしている。それこそ...全文を見る
○末松委員 ちょっと待って、私がしゃべるから。  では、とにかく、今、はねつけたということでいいですね。国民の皆さんも本当にここは関心持っているんだから、国会で七回もやっていて、いつもこれで終わっているんですよ。ここで終わりです。こんなばかなことがありますか。
○末松委員 まず、ちょっと理事会、当委員会にその資料をぜひ出していただきたい。
○末松委員 なるべく早くお願いしますね。(発言する者あり)そう、予算審議中にお願いを申し上げます。極めて……(発言する者あり)
○末松委員 では、極めて速やかにそれは出してください。可能ならば、あしたじゅうにお願いします。
○末松委員 ちょっと時間がなくなってきましたので、ちょっと質問の順序を飛ばします。  これは外交の方にも、また日本国としてかかわってくるわけでございますが、これは戦争責任について一言お話を申し上げます。  日本とドイツの戦争責任のとり方なんですけれども、ドイツは、警察当局がナ...全文を見る
○末松委員 今、小泉総理の談話という話で、植民地支配をし、周辺諸国に対して多大の損害と苦痛を与えたことに対して痛切な反省とおわびをするという表明が総理の談話でなされたということでありますが、これは損害と苦痛を与えた主体については一切触れていません。これは、だれなんですか。
○末松委員 質問に答えてくださいよ。だから、だれなんですかと聞いているんですよ。  確かに、この村山談話にも書いていますよ、おわびの心、気持ちを表明すると。「この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。」と書いていますよ。「この歴史がもたらした」というのは、...全文を見る
○末松委員 官房長官は、ちょっと、本当にへえと思ったんですけれども、サンフランシスコ平和条約のときに、要するに極東の軍事裁判を受け入れる、ジャッジメンツを。ということは、A級戦犯以下いろいろと戦犯がありますけれども、そういったことも特定しないということを今おっしゃられたわけですよ...全文を見る
○末松委員 つまり、日本においては、あの戦争でだれも悪くなかった、だれも責任者はいないんだということが安倍官房長官から表明されたわけですが、ちょっと何かにやにやされておられますが、麻生外務大臣、あなたもそうお思いですか。
○末松委員 これは、外務大臣にも私、質問通告していますけれどもね。  いいですか、安倍官房長官はこうおっしゃられた。要するに、我が国として戦争責任者は特定してこなかったし特定できない、いろいろな議論があるからできない。そして、ここが重要ですけれども、サンフランシスコ平和条約の極...全文を見る
○末松委員 世界に向けて言える言葉なんですか。あれだけのことを日本がやっておいて、いや、日本人の中はだれも悪くありませんでした、だれも悪くありませんでした、これが通じるんですか。私も外交官として十数年やっていましたけれども、おかしいですよ。  別にこれは中国とか韓国を利するため...全文を見る
○末松委員 そこが、私は別に、私は愛国者ですよ。私は日本国を愛しているし、日本のために身をささげているつもりなんだ。だからこそ、とやかくとやかく海外から言われたくないんですよ。いいですか。そういうことを、私は、しっかりとした上でいかないと、日本の骨ができないと思っている。そこでふ...全文を見る
○末松委員 ほとんどすべてが戦争を経験していません。だけれども、そういうふうに言われたくないためには、しっかりとした見識を示す以外ないでしょうということを申し上げて、私はこれで質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月24日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。文部科学委員会では初めて質問させていただきます。いろいろと無知なところも多いので、ぜひ御指導賜れればと思っております。  まず最初に、今池坊先生からお話がございました食育の方から入らせていただきたいと思います。  大臣の所信表明演説の...全文を見る
○末松委員 同じように、地産地消という話になりますと、日本の伝統食というものが非常に栄養的バランスの上ですぐれているという見解を私は持っております。そういった意味で、地産地消を進めていけば、そこは農業の自給率も含めて非常に改善していく話ではないかと思っております。食育を進めていけ...全文を見る
○末松委員 そういったお考えの中で進めておられることは頼もしい限りでございます。  体に対する影響だけじゃなくて、私が参考にさせていただいているマクロビオティック、これはもともと日本人が始めたものなんですけれども、今、世界で四百万人ぐらいの非常に大きな運動になっています、アメリ...全文を見る
○末松委員 この食育推進計画検討委員会の五回のレポートで、ここで、栄養バランスがすぐれた日本型食生活の実践ということで、米を中心とした食生活、これがいいんだということで書いております。  実際に給食の現場で、我々のときはパンだけで、これが、アメリカは余った小麦の輸出を給食によっ...全文を見る
○末松委員 ぜひ、それで頑張っていただきたいと思います。  マクロビオティックという食事療法の中に、アメリカ人はダイエットという観点から日本食を取り入れてきたということでございまして、ニューヨークの一番ファッショナブルな食べ物、穀物に、ブラウンライスというのがあるんですね。玄米...全文を見る
○末松委員 そこなんですよ。大臣言われているので、方向性としてはそんなに反対はないと思うんですけれども。六万五千人ですよ。数十万人という話ではないんですね。外務省にフォローしてもらっているということは、つまり文科省としては把握していないということですよね。  確かに有力者になっ...全文を見る
○末松委員 私も、これは留学じゃないんですが、外務省時代にアメリカのプリンストンという大学院に行っていたものですから、そこからいまだにいろいろ手紙をもらったり、寄附をお願いされたり、やっているわけですよ。それはそれなりにプリンストニアンという誇りの中でやってくださいという感じで彼...全文を見る
○末松委員 大学等で努めているというのは、文科省で大学等にやれと言ったんですか、それとも、そういう指示も出していないんですか。どっちですか。
○末松委員 では、石川局長にお伺いしたいんですが、文科省は大学がそういうふうなことをやったということを把握しておられるということですね、実際に。その大学がそれぞれそういった調査、フォローアップの調査をやっているということを文科省でまとめて、報告を受けておられるということですか。そ...全文を見る
○末松委員 だから、役人答弁的に、私も昔役人をやっていたから、もっともらしい言い方をするけれども、でも、それは実際にやっていないんですよ。だから、そのときはきちんと、それは大学はやっているかもしれませんねという程度の話なので、この答弁ではしっかりした答弁をしてくださいよ。  だ...全文を見る
○末松委員 石川局長にお伺いしますけれども、そもそも名簿は文科省で保管しているんですか、国費留学生の名簿は。
○末松委員 我々は政治家で、名簿というのは極めて大切な話なんでありますけれども、持っていないという話であれば、私が要望というか要請している調査はどうやって行うんですか。
○末松委員 適当に大学の方に責任を押しつけないでくださいね。名簿がないというのは、ここ数年しか名簿がないというのは、結局調査も行えないという、五十年間投資してきたのに、そこの刈り入れの果実を得られないという前提なんだよという話になっちゃうんですよ。そこは丁寧に、やはり日本の理解者...全文を見る
○末松委員 そこをしっかりやってくださいよ、会計検査院はそのためにあるんだから。日本の国際理解が進むということは、頭脳流入の大きな契機にもなっているわけですから、ぜひお願いしたい。  そして、財務省いますか。財務省は今予算を、ずっとあなた方は、こういうことも検討せずに毎年同じよ...全文を見る
○末松委員 その外務省のフォローアップ事業の予算で、実績はどうなっていますか。
○末松委員 五千三百万円で何をやっているか、あなたは把握していますか。それは外務省じゃないとわかりませんか。五千三百万円ですよ。
○末松委員 本当に、私の方は、外交力の基盤強化という中で、これだけ大きなデータベースというものがありながら、それを活用されていないというのが私は大きな問題だと思います。  外交の、本当に継続的な基盤強化、ここが、やはり、やったらやりっ放しという話であれば、それはもったいない。こ...全文を見る
○末松委員 本当に、今資料を見られること自体が、確かにそこが本来の問題なところなので、今大臣の力強いお言葉をいただきましたので、そこで私はまた再度質問をいたしますから、そこはきちんと、このデータベースができるような仕組みになっていれば、私は、これからの外交、力強くやっていきましょ...全文を見る
○末松委員 ぜひ一回そういったところを視察してください。先ほど言われた、体感することが重要なので、ぜひそこをお願いします。  と同時に、今いろいろと対策を言われました。そこは、私も感じるのは、多分先生だけの話じゃないですね。確かにここはもう学校だけの話でもなくて、そこの家庭もあ...全文を見る
○末松委員 そういった意味で、一番の大もとは文部科学省になるわけでございますが、そういったときに、東大の方からも報告あるいは検討の段階で御相談があるかもしれません。そういった趣旨について、文部科学省の方としても、そういったことは国会でも議論になったということをそこでお伝えいただけ...全文を見る
○末松委員 ありがとうございます。  もう時間になりましたので、私の方もこれで終わらせていただきたいと思いますが、先ほどの繰り返しになりますが、国費留学生の件は、本来であれば文部科学大臣というよりも、むしろ外務大臣と、それから、外務委員会で、しっかり言わなきゃいけない話だと私は...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは三十分でございますので、淡々と質問させていただきたいと思います。  今、スポーツの振興という話がございました。ちょっとこれは突然なんですけれども、最近、私の地元、多摩の小平というところなんですけれども、そこで子供の、小中学...全文を見る
○末松委員 ありがとうございます。  民間企業でもあるいは独立行政法人でもいろいろな空き地を持っているところがありますので、そこが一時的にでも利用できるのであれば、安全性とかそういったものはありますから、そういったことをきちんと取り決めを交わして、後で問題が生じないような形でや...全文を見る
○末松委員 ぜひ子供用のものをつくっていただきたいと思います。  実は、私自身が、この前も申し上げましたけれども、肉を中心とした動物性たんぱく質、あそこに偏った食事を数十年続けてきて、大変なアトピーができて苦労して、それをようやく治した、そういうふうな体験に基づいておりますもの...全文を見る
○末松委員 私が聞いたのは、三万人持っていますよ、今現在の留学生一万人分持っていますよ、だからこれからどう使うんですかという話なので、三万人といっても、これも説明を受けましたけれども、実際にその後の情報は持っていないわけですよね。だから、そこも言ってもらわないと困るわけですよ。 ...全文を見る
○末松委員 文部省はこれをどういうふうに活用するかという立場の省庁じゃないんで、そこの辺はまあそういった意識なんでしょうけれども。だから、六万五千人、この五十年間の間にやっているわけですね、国費留学生。そのうちの三万人分しかない、その中で三万人については今どうなっているかわかりま...全文を見る
○末松委員 よく質問を聞いてください。幾ら持っているんだと、名簿を。数で答えてください。
○末松委員 つまびらかにできないというのは、秘密ということですか。要するに、私が申し上げたいのは、本省で集計して、一応どのくらい持っているんだということぐらいの、そういう意識は持っていてもらいたいんですよ。だから、あとは大使館でもうやっています、いや、もうやっていると思います、あ...全文を見る
○末松委員 私も反省を込めていけば、私も外務省出身なんで、イラク大使館というところにいましたよ。そこで政務担当官というのをやっていましたけれども、そういった名簿というものが、イラク人もあると思うんですけれども、それは。そういったのはないんです、ストックが。それで多分、山口委員もそ...全文を見る
○末松委員 それと、もうあと一つだけ、石川局長にフォローなんですけれども、この前、田無農場、地元の話ですが、東大農場の跡地はできるだけ地元の市の意向も聞いてくれ、尊重してくれと、これは東大に言っていただきましたか。その反応はどうですか。
○末松委員 ありがとうございます。  ちょっと残された時間で大きな話をするわけなんですけれども、これはさわりということでお聞きをいただきたいと思います。  先ほど大臣が、宗教的な情操の教育は極めて大事だ、愛するということ、それから大切にするということ、そして、大自然といいます...全文を見る
○末松委員 まあ、なかなか難しい問題ですよね、すぐに答弁できないし。だから、逆に言えば、憲法それから教育基本法を含めて、この問題は、さまざまな議論をこれからやっていけるような素地をつくっていくということしか今のところはないのかなという気が私もしているわけです。  いずれにしても...全文を見る
○末松委員 こちらとったら向こうとらずという話なのかもしれません。体験学習とかそういったものを、本来の教育がその人の持っておるものを引き出す。だから、教えてやるというんじゃなくて、要するに、その人本来のものが引き出るように刺激を与えるのが私は教育の限界だと思っていますから、そこを...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょうは、この法律案につきまして幾つかの質問をさせていただきます。  まず、研究交流促進法の改正でございますけれども、構造改革特区法、これによっていろいろな申請がなされた。そこで、研究交流というものを、もっと民間にも国の施設などを...全文を見る
○末松委員 そういうふうな例があるということですね。  構造改革特区法の第三十三条において、認定特区の一覧というのが示されたわけです。これは平成十五年の四月、それから八月、十一月、こういう認定の案件が出ているんですけれども、第一回認定の四月の認定では十八件ぐらい特区の認定が行わ...全文を見る
○末松委員 そうすると、あと残りの国立機関というのは、対象はまだどのくらいあるんですか。
○末松委員 その二十機関についてこの法律が役立つという話と伺っておりますけれども、そうしたら、国、あるいは独立行政法人もみずからの大学の長の意思があるとはいえ、本当にそういったものが民間に有効に活用されているのか。活用すべきだという観点からこの法律ができたと思うんですけれども、そ...全文を見る
○末松委員 文科省が、この法律の精神ということで、国の施設の民間利用、これを促進することがいいということでやっておられるんでしょうから。今の局長さんのお答えだと、いや、独立行政法人になったら、それはもう把握できませんね、こういう御答弁だろうと思うんですね。それは当然強制力はないで...全文を見る
○末松委員 よろしくお願いします。全体把握、本当に大事だと思っております。  次に、特定放射光施設、SPring8というんですか、これは私、まだ残念なことに見学をしたことなくて、今度見学したいと思っているんですけれども、これも、物すごく多額の費用でつくられた。また、年間に七、八...全文を見る
○末松委員 そうすると、国際評価委員会というのができて、いろんな議論がなされていると今説明がございました。  実際に、日、米、ヨーロッパ、各国にある特定放射光施設ですか、その辺の民間利用の中で違いか何かありますか。そこの中の議論の中で、どういった違いが出てきているんでしょうか。...全文を見る
○末松委員 これは日本の民間の企業が主体なんでしょうけれども、外国人の利用というのはどういうふうになっていますか。
○末松委員 こういったものが国内の六%。それはうろ覚えなのかどうか、私よくわかりませんけれども。国内の企業と大体条件的には一緒なんですか。その辺についてはいかがですか。
○末松委員 いや、聞いたのは、外国人の利用についても国内の関係者とほとんど公平な取り扱いになっているんですか、あるいは外国人だからといって何か特別な負荷を負わされているんですか。そこはどうですか。
○末松委員 では、不平等じゃないということを今確認しました。そうしたら、日本の税金を使ってこれらの施設をつくっているわけですけれども、成果については、海外企業というのは、日本国内に成果を公表しろとか、こういったことについては何か義務づけがされているのでしょうか。
○末松委員 特に、次世代スパコンの話なんかも共通するんでしょうけれども、民間の方が、ちょっと使いにくいよねと言うような、敷居が高いというような苦情等もあるのかないのか。そこのところは詳しくは知らないんですけれども、そういったアンケートを行ったり、少しでも民間の方が使いやすくできる...全文を見る
○末松委員 その努力は継続されているということなんですね。  あと、特定先端大型研究施設の利用者の選定とか支援の業務は、何をして、だれがやるのか。これについては、登録委員会ですか、何か登録機関があって、そこで全部把握をして、選定基準とかやって、実際に選定するというんでしょうけれ...全文を見る
○末松委員 ということは、今、文科省の方は、OBなんか行っていないということですか。
○末松委員 ちょっと、仕組みで私自身もよくわからないんですけれども、解析とか、いろいろな研究分野、多岐にわたっていてよくわからない。専門家は、一分野の専門家であっても、多分野にわたる専門家というのはおられないわけですから、その登録機関で、こっちのがいいよ、いやこっちはだめだと、プ...全文を見る
○末松委員 ちょっと時間がもう残り少なくなってきましたので。  私、この前も文科委員会で、国費留学生の件、これをしつこく今やっているわけでございますけれども、それについて進捗状況をお尋ねしたいと思います。  この前の委員会で、在外公館が有している国費留学生等の名簿を本省が把握...全文を見る
○末松委員 調査をありがとうございます。  国費留学生を含めて、三万八千人おられるということで、希望的観測ですけれども、これが親日派、知日派という中で、日本において本当に大使館等がアプローチをしていけば、これは私たちの選挙区でいうと、よくA名簿とかいうんですけれども、非常にいい...全文を見る
○末松委員 これは外務省でも、リユニオンというか、同窓会みたいな形でいろいろと、何回かに分かれてやっておられるという話も聞くんですけれども、資金的な手当てというのはどうなんでしょう。最近、財務省の方から何かそういった手当が削られたとかいううわさも聞いているんですけれども、そこはど...全文を見る
○末松委員 これはややミクロの話になりますけれども、大使館等において、これは何のためにやるんだと。日本の友達あるいは友好者をふやすということだし、理解者をふやすということがメーンなんですけれども、もう少し外交戦略的に考えると、さまざまな情報をいただきながら、そして現地の仕組み、あ...全文を見る
○末松委員 こちらにおられる文科委員の先生方も、国会議員、在外に行けば親日家とか知日家の方々とお会いできるような、そういった機会をふやしていくとか、そういった中にさまざまな国内情報も含まれていますから、また対外的に発信したい情報もありますから、そういったところをぜひ有効的に活用し...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。きょうは、この特別委員会、出席させていただいて質問させていただくありがたさを身にかみしめながら質問させていただきます。  私の方、きょうは宗教教育についてメーンにやってまいります。また、時間が余れば、ほかの点についてもお話をさせていただ...全文を見る
○末松委員 なぜ日本人の精神的な部分に陰りが出てきたのか、文部大臣のお話でございますけれども、私もそこは認識を共通にするものがございます。  本当を言えば、子供のための教育基本法というよりも、大人のための教育基本法が必要なんだろうと思うわけですし、子供は親の鏡ですから、親の意識...全文を見る
○末松委員 民主党の方にお伺いしたいんですが、民主党はかなり具体的に宗教の項目について書いていますけれども、その趣旨を御説明いただけますか。
○末松委員 先ほど、笠議員が今言われたように、いただきますという中で、私、命をいただきますという話だし、おかげさまでというのは、おかげさまという陰なりの存在があって、私たちを見守っていただいて、そして私たちが人生のコースを歩んでいる、そういうふうな言葉は、かなり意識されずに我々は...全文を見る
○末松委員 今おっしゃったのは、現行の教育基本法でのテキストなんですよ。  それでは申し上げますが、一般的教養という文言が入った中で何がどう変わるんですか。どう変えていくのか、そこについて御説明ください。
○末松委員 宗教の特色とか社会生活への機能を教えるということですが、これはもうちょっと議論した方がいいと思うんですね。じゃ、何を教えるのかという中に今度は入ってくると思うんですけれども。  さっき、現在の教育状況あるいは社会的混乱の危機感から、日本の伝統、文化とかアイデンティテ...全文を見る
○末松委員 確かにそこはデリケートな問題です。つまり、教義というものを知らなければ、その宗教は何なんだということがどうやってわかるんですか。まずはそこが大きな問題ですね。  だけれども、さっき大臣が、国際的な理解も深めなきゃいけない、そのためには民族、宗教を勉強しないとわからな...全文を見る
○末松委員 今、学問の研究を客観的に研究するんだったらいいよというお話がございました。それはなぜか。その宗教の布教や伝道に貢献していないからですよ。ですよね。客観的にとあなたが言ったのは、そういうことでしょう。ということであれば、高校生が客観的研究を、宗教について学びたいと言った...全文を見る
○末松委員 では言わせてもらいますけれども、さっきの高校の教科書で、例えば仏教とキリスト教だけを取り上げているわけですよ。イスラム教とかそういったものは取り上げていない。この範囲がどこかという、まだ議論はありますよ。だけど、これはもう検定ではオーケーされているわけですよね。これに...全文を見る
○末松委員 お互いにそごのないようにということなんでしょうけれども、私、正直に言って、本当に皆さん、宗教の大切さというのはよくわかっておられるんだろうと私自身は感じております。  ちょっと時間がなくなったのでもう一つ聞きますが、この宗教教育をやる場合に、だれが教えるんだという話...全文を見る
○末松委員 私が申し上げたかったのは、教師に対しても宗教的な研究の成果を踏まえた形での教育がしっかりと得られて、そして、生徒たちにしっかりそれが教えられるような体制及びその仕組み、システムをつくるべきだという話をしているわけであります。ですから、何も無理なことを無理な形で言ってい...全文を見る
○末松委員 だれが教えるかということについて、もう一つ質問させていただきます。  今、いろいろな特異な能力、あるいはいろいろな特異な体験をされた方が教師に臨時的になられる、あるいは教師になれるという制度があると伺っておりますけれども、例えばこういうことは可能かということを申し上...全文を見る
○末松委員 宗教というものそのものは、別に善も悪もない、非常に、人の生き方、宇宙の理法をあらわしているんだろうと思います。ただ、宗教教団となってしまうと、人間的な欲望が絡み合って、教団の勢力拡大、そういうふうになっていく、そこで大きな間違いあるいは争い、闘いが始まっていくわけであ...全文を見る
○末松委員 ちょっとしつこいようで申しわけないんですけれども、では、お釈迦様の人生、これは具体例をどこまでやるかという大臣のお考えもお聞きしているわけですが、物事の認識の仕方、お釈迦様はどう認識されたか、この認識の仕方についてしゃべるということはどうなんですか。そこは仏教の、まあ...全文を見る
○末松委員 時間がなくなりましたので、外国の教育基本法についてもいろいろと触れたかったんですけれども、それはまた機会があったらと思います。  いずれにしても、国民全体を、とにかく大人を巻き込んで、宗教的な意義そして知識、これをしっかりと議論していただくということを私は強く主張し...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松でございます。  先ほどから聞いておりますと、何か撤退を前提とした質問を田端先生がやられておられて、それに対して、いつとは言わずに事務的なことをずっと言っておられるようなわけで、実際に報道等で見れば、もう自衛隊は撤退するということが既定事実かのような考え...全文を見る
○末松委員 なかなか、キツネにつままれたような感じになっておりますが。  では、撤退間近だという意識がおありになるだろうということを想定しながら聞くんですけれども、もし撤退をするということであれば、どういった要件、条件であれば自衛隊は撤退すると、これは現実に即してどういうふうに...全文を見る
○末松委員 新内閣が発足した、ちょっと不安要因がありますね。国防大臣、内務大臣、そして国家安全保障担当大臣、そこが決まっていない。肝心なところがない。そこが非常に不安でありますけれども、新内閣がとりあえず発足したと。そして今、もし撤退するのであればという条件をお聞きした中でそうい...全文を見る
○末松委員 今長官の方から、自衛隊の持っているノウハウ、これが現地の人たちに自律的にできるようになるかどうか、これはイラク人による治安であってもそれは構わない。その中で自衛隊のノウハウというものがきちんとやられて、イラク人が自律的に国土の建設あるいは地域の整備ができるようになれば...全文を見る
○末松委員 そうすると、二つ論点があって、一つ、今麻生大臣が言われたように、治安が問題なくなったということであれば、今度はODA、民間の人たちが入れるような状況に任せるんだ。つまり、自己完結型の、いわゆる武装JICAというんですかね、こういう形ではなくなった形の支援をしていくんだ...全文を見る
○末松委員 今、ちょっと私がやや論理的にわかりにくかったのは、武装JICA的な自己完結型でないと援助がだめだ、だから自衛隊が入ったわけですよね、さっきお二人がおっしゃったように。それが、イラク人による治安部隊が入ってあるいは軍隊が入ってしっかりと治安が守られるのであれば、民間人が...全文を見る
○末松委員 いろいろ総合的に考えてやりますよ、そういう答弁、よく言われるわけですけれども、さっきお二人の言われた、ではなぜイラクに自衛隊を派遣したのか、こういう理由をかんがみていけば、先ほど言われたように、中東の安定、安定というのは日本にとって重要だ、当然ですよね。まだ中東が安定...全文を見る
○末松委員 正しく分析をして考えられるべきということは、再派遣についても、否定はできないということはあり得るということですよね。
○末松委員 私の方が言っているのは、別に言葉じりをとって、こういった言葉を言ってほしいとか言っているわけじゃないんですよ。要するに、ロジックとしてきちんとそういう理由があるのであれば、日本がその理由に応じて動くというこの首尾一貫性を保ってほしいということだと思うんですよ。  だ...全文を見る
○末松委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、この米軍関係の日本における再編、それを含めてまた質問させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月09日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  きょう、いろいろと議論を聞かせていただいた中で、やはりこの法律案の大きなポイントの一つに就学先をどうしますか、そういうときに保護者の方々あるいは学生本人とそれから学校側との間でずれがあった場合に、そこのところをきちんとした対応ができ...全文を見る
○末松委員 今認定就学という言葉も出てきましたし、また、特別支援学校という話、これは改正案なんでしょうけれども。その場合、市の教育委員会と保護者でという話がありましたね、最終的にそれを決定するんだと。市の教育委員会は、どういうふうな手続でそれを決定するんですか。
○末松委員 そうすると、専門家の意見が非常に重要なことになると思うんですけれども、その今おっしゃられた就学指導委員会というのは、これは定数とか、あるいはどういう人が適当なメンバーなんだとか、そういったことは、実際に文部科学省の方で何か通達とか通知とかで指示があるんですか。それとも...全文を見る
○末松委員 その中で、文科省の方から実際に例として島根県の松江市の例と私の選挙区でもある東京都の小平市の例、就学指導委員会の方々、実際にどういう方々なんだということを、資料が上がってきたわけでございます。  例えば、松江市の場合は、二十一名いて、医者が二人、教授が二名、あと小学...全文を見る
○末松委員 私が聞いているのは、保護者の方のお気持ちそのものが実際に反映される場というのは、教育委員会との話し合い、それと同時に、この就学指導委員会の場でも、そういった保護者の方々と話し合うような、委員のメンバーも私も二、三名いた方が望ましいのかなと個人的には思うわけですけれども...全文を見る
○末松委員 先ほどのプロセスの一環で、就学時の健康診断で、このデータが、本人とか保護者が知らない間に、多分、ほかの機関に流出して、気がついたときには特別支援学校に行くようなレールが敷かれているというふうなことが、私のところに報告として上がってきているんですけれども、そういったデー...全文を見る
○末松委員 だから、本人と保護者には一応きちんと、そのデータですね、例えば僕がさっき言った就学指導委員会とかに諮る場合に、そういった形でデータを渡すよというような同意は求めているんですか、求めていないんですか。
○末松委員 事実を聞いているんですよ。すべきものというのは、実際、求めているんですね。そして同意を得ているんですね。そこだけ答えていただければいいんです。
○末松委員 では、そういったものが、同意を得ていなくて、実はすべきものというのはそちらの解釈なんですけれども。ただ、保護者がそれを知らないケースというのはありますよね。そこは、きちんと通知はするんですか、実際にこういうことで使われますよということを。それを知らされずに、そもそも制...全文を見る
○末松委員 ちょっと、答弁、外さないでくださいよ。  そういった特別の支援をされる方々のデータが就学指導委員会に行くときに、しっかりそこは、そういうことがありますよということをきちんと保護者に通知しているのかと私は聞いているんですよ。あなたが言ったのは、県の教育委員会に行ったと...全文を見る
○末松委員 では、知らせるべきだ、通知義務があるということを文部省がしっかりと言っているということでいいですね。もしそれが通知していないということであれば、文部省のその指導に従っていないということでよろしいですね。
○末松委員 そんなに難しいことを聞いているわけじゃないんですよ。  つまり、保護者の方が私のところに来て非常に苦情を言っておられたのは、健康診断のときの結果はすべてざっと流れて、すべて予定のレールみたいな形でいって、それで、ちょっとそこは保護者の思いと違う場合で、あなたはこうで...全文を見る
○末松委員 答弁になっていないな。  委員長、ちょっと、きちんと答えるように指導してくださいよ。どんどん抽象的な言い方になってきて、何かわからなくなってきたな。
○末松委員 だから、それはしっかりと指導してくださいよ。これでもうかなり時間が消費されちゃったじゃないですか。  では、次に申し上げます。  今、特別支援学校へ入学を希望しなくて、通常学級で学ぶことを希望するような障害者の方々、生徒がおられるわけですね。その大半は、現状では認...全文を見る
○末松委員 そうしたら、私の理解としては、通常の学級で学習をしていくということでいいということですか。
○末松委員 では、例えば、自分の子供を通常の学級にやりたい、そういったときに、やはり、受け入れそのものを拒否する場合とか、あるいは、特別支援教育の方に行けといって、そこでいろいろな指導が行われて、事実上、そういった形で行かされるケースもあるということですね。
○末松委員 この場合は校長先生が決めるんですね。そのときは就学指導委員会とか教育委員会の関与は全くございませんか。
○末松委員 そういった特別支援を必要とする児童が通常学級で学ぼうとする場合、これはまた私どもに寄せられた苦情の話なんですけれども、入学時に、先ほどもちょっと出ていましたよね、親御さんへの恒常的な付き添いとか、そういったものは何か慣例化している、実態として。それは今、保坂先生もおっ...全文を見る
○末松委員 確かに、その介助員という方がちょっとおられればいいという話、それも金目の対応が必要だという話は、私もお伺いをしております。  通常の学級で認定就学といった場合、本当にそこまでケアが必要な児童さんであれば、ひょっとしたら、それは医学的あるいは専門的見地から、特別支援学...全文を見る
○末松委員 今お金の話が出てきたので感じるんですが、この特別支援学校で、盲学校、聾学校、養護学校が統合されることになるんです。これは当然、今まであった盲学校とかいろいろなところを利用するのだろうと思うんです。これは総合的に全部やっていくから、当然、盲学校だけの施設ではなくて、やは...全文を見る
○末松委員 適切にという言葉はいい言葉ですね。何でも通じちゃうんですね、適切にやるという話であれば。  そこは本当に、必要になるんだったらそこは重要なんでしょうから、それだけ総合的にこれを、学校のコンセプトを変えるということであれば、また、実際には、施行されたけれども、行ってい...全文を見る
○末松委員 現職の教員の人はどうなんですか。盲学校の方は、盲学校の専門は学んでいるけれども、例えば聾学校の関係の教育は学んでいないところがあるかもしれません。そういったことはどういうふうな形で解決していくんですか。
○末松委員 ちょっとテーマを変えまして、最後になりますのですが、音楽教育について、これは大臣にお伺いをしたいと思います。  どうも何か、義務教育において、文科省の内部の議論の中で、音楽教育を、特に小学校、中学校ですか、これを選択制にしていくんだというような動きがあるやに聞いてい...全文を見る
○末松委員 今の大臣の答弁、はっきりとそういう形で、大臣自身は、これは選択制ではなくて、しっかりと感性を磨く上で重要だというお話をいただきました。  まさしく今教育基本法の議論がされておりますけれども、本当にそういった日本人のアイデンティティーとか伝統文化、そして教養という意味...全文を見る
○末松委員 非常にこれを心配する向きもございまして、いろいろな形で運動しておられる方もおられるようでございますけれども、ぜひこういった感性的なものをしっかりと磨いていって、そして感性から日本というものを主張し、そして新しいものをクリエートしていく、そういうことを、特に今、一般的な...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松でございます。  イラクへの自衛隊派遣については、私ども民主党は、先ほど山井議員からも明快に再度言われましたけれども、民主党としてはイラクに自衛隊を送るべきでないという判断をしたわけでございます。その上で、現実にイラクに送られた自衛隊、特に陸上自衛隊、航...全文を見る
○末松委員 質問に答えてください。どういう現状の認識をしているのかというのが私の質問です。
○末松委員 かなり最高度の警戒態勢をとっているんですか、今政府は。そのくらいは答えられるだろう。
○末松委員 危機感を非常に持っているのかどうかぐらいは答えてもらわないと、国民に対してもそこは困るんじゃないですか、何も答えてくれていませんけれども。  では、米側に対してどういう協議を行うか、これは差し控えるという話があるかもしれませんけれども、米側との協議の中で、対応を抑制...全文を見る
○末松委員 発射されたらこれは終わりという話。  その終わりという話の前提に私の次の質問があるんですけれども、テポドン二号には核弾頭も搭載可能だという報道がよくなされておりますけれども、これはつけられるということの認識を政府は持っているんですか。
○末松委員 今の副大臣の話を聞いて、防衛庁長官にお伺いしますけれども、では、核弾頭を搭載する可能性は極めて少ないという認識ですね。
○末松委員 アメリカとの間での情報交換は一体何をやっているんですか。そこは、そういったことを、情報を把握できるような形で協議をやっているんでしょう。  では、お伺いしますけれども、核弾頭のほかに、化学兵器とかほかの生物兵器、これの弾頭化ということについての可能性はどうなんですか...全文を見る
○末松委員 詳細な情報に接していないということそのものが今の答弁になっていると思うんですけれども、そこは、とにかく情報をとっていただいてやるのが当然の政府の責務ですから。それについてどう対応する、手のうちを明かすということはしないというのはそれは常識の話でありますけれども、そこは...全文を見る
○末松委員 発射されたら非常に厳しいことになるという話で、もし日本の領土に来れば、あるいは領空に、あるいは領海に来れば大変な話なんでありますけれども、これを予防的に、自衛権の行使として予防的な対応措置をとるというようなところまで視野に入れた対応を考えておられるかどうか、これについ...全文を見る
○末松委員 本来のイラクの質問について行わなきゃいけませんので、一応きょうはこのくらいに、北朝鮮については質問を終えさせていただきます。  イラクについてなんですけれども、先ほど来議論が行われていますが、ちょっと私の方で、これも確認なんですけれども、この政府のきょうのコミュニケ...全文を見る
○末松委員 ちょっと細かいことを聞きます。  サマワで治安権限移譲が行われたというのは、いつ、どのような形で行われたんですか。これは、もしあれだったら政府委員でも結構です。
○末松委員 治安権限が移譲されたされたという話をコミュニケで書いているわけですけれども、では、されていないんですね、まだ。七月末までにされる可能性がある、そういうことですか。改めてちょっとそこを確認します。
○末松委員 豪州軍は、それに基づいてもう撤退という形で決定して、そして撤収作業に入っているんですか。
○末松委員 防衛庁長官が、緊密な連絡をとっておられるということを強調すればするほど、そうしたら、豪州軍はもう撤退するんです、しているんですというふうに言うのが筋ですよね。恐らくという言葉を使われたのでやや不安が残りますけれども、実際に、どうなんですか、豪州は撤退表明をされたんです...全文を見る
○末松委員 航空自衛隊について質問します。  航空自衛隊の方では、バグダッド、エルビルに対して航空活動をやっていくということですから、それの現地の連絡室とかそういったことで、連絡要員、あるいは大使館の連絡要員ですね、いろいろとまたそこで作業があると思うのですけれども、それはどの...全文を見る
○末松委員 これは、大使館員とか通訳とか、そういった者も含めた形での増強になりますか、現地、エルビルとかバグダッドの要員。まあ、バグダッドは大使館員がいるからいいんでしょうけれども。ただ、行き来をするということは、彼らにとっても極めて大きな危険性が伴う話になりますけれども、通訳要...全文を見る
○末松委員 本当にこのバグダッドについても、私も大使館にいたからよくわかるんですけれども、大使館から空港まで、そこの間の移動も、多分、今安全じゃないというところがあると思いますから、当然、安全確保については最大限の警戒を払っているわけでしょうから、そこはぜひお願いしたいということ...全文を見る
○末松委員 この航空自衛隊の活動は国連から要請があったということを盛んに先ほどから強調されておられますけれども、アメリカ側からはなかったんですか。よく報道では、アメリカ側からの要請で、その話し合いの中で実質的に決まっていったという話ですけれども、その辺はどうなんですか。
○末松委員 ちょっとわかりにくかったんですが、アメリカ側からの要請は具体的になかったということですね。  それからもう一つ。国連から航空自衛隊にこういった形で要請があるというのは、私の知る限りでは、直接受けたということでは初めてだと思うんですけれども、そこの点はやや妙な感じがす...全文を見る
○末松委員 国連の方ですけれども、安倍官房長官なんかも、この前、国連事務総長にお会いしたとかいう話がありましたけれども、国連のどの人たちから具体的な行動、その要請があったんですか。事務総長からあったんですか。
○末松委員 では、最後になりますけれども、何か小泉総理が、七月末までには撤退完了だと言われているような由でございますけれども、通常、撤退といった場合には三カ月ぐらいかかるんだということを私も現地のいろいろな部隊の方からも聞いていたんですけれども、これはちょっと早過ぎるんじゃないか...全文を見る
○末松委員 質問時間がなくなりましたので、最後ですが、自衛隊員の、本当にまじめで、しかも忠誠心あふれた自衛隊の皆さんが全員安全で帰ってこられるように、そして航空自衛隊も、私ども民主党の判断のようにできる限り早期に撤収することを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。 ...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  民主党の次の内閣で環境大臣、環境担当ということでこの職にございますので、きょうはやや緊張しながら質問をさせていただきたいと思います。今、環境の勉強中でございますので、ぜひまたいろいろな御指導をいただきたいと思います。  まず、私の...全文を見る
○末松委員 ちょっとお聞きしますが、議論することも、そこは慎重であるべきというお考えですね。
○末松委員 ありがとうございます。はっきりとおっしゃっていただきまして、私もそこで安心しました。  それでは、環境省に関係することで、北朝鮮の核実験の関連なんですが、まず、核実験があったというのは、これは確認を政府でいたしたんでしょうか。私はまだそのニュースに接してはいないんで...全文を見る
○末松委員 それでは、確認をしているのかしていないかはまだわからない、つまり、異常値がなかったということだけで、別に確認をできない、こういう発表をしたということですかね、政府として。
○末松委員 アメリカは、北朝鮮の核実験を確認したわけですよ。韓国も二十五日に確認をした。日本はどうなんだろうなとみんな思うわけですよ。それに対して、異常値は出ていないということは、これは核実験について確認したのかしなかったのか、これは国民の大きな関心なので、日本政府はどうなんだ、...全文を見る
○末松委員 ということは、大臣の方で、異常値は検出しなかったので、北朝鮮として核実験をされていない可能性も十分ありますねという含みがあるのかもしれませんね。私は、一応、きょうはここまでにとどめておきますけれども。  それでは、逆に、人体に影響があるような異常値が、二回目、三回目...全文を見る
○末松委員 講ぜられるものと考えておりますという話ですが、これはどうなんですか、環境省はそこは講じていないんですか。あるいは、内閣の方でそういった形でできる、どこがこの国ではやるんですか。
○末松委員 それでは、内閣の人、呼んでいますよね。ちょっとそれを簡単に、では、どういう形で、どうなるのか説明してください。
○末松委員 核実験というのは、普通、アメリカがやるとかなんとかは、縦穴式の非常に深いところでやっているところがあるけれども、北朝鮮の場合は、ひょっとしたら横穴を使っているといういろいろな専門家の、可能性もあって、あなたが談じるように、一般の核実験と同じように扱っていいのかという問...全文を見る
○末松委員 通関時に放射能のそういうのがもし北朝鮮、実際に特定できるのかどうか、そこが一番のポイントで、今徹底しているという言葉だけいただきましたけれども、そこはぜひ放射能を含めて一回きちんとチェックするようなことも、もしそれが入ってきたということであれば、それは念のため、国民の...全文を見る
○末松委員 本当に、今大臣がおっしゃったとおり、当の日本が約束を守れませんという話になると、どうやってアメリカ、オーストラリアにも働きかけるんですかという話なんだろうと思うんです。  主要各国、特にヨーロッパはどうなんですか、日本と同じように八%伸びたり、そういう悪い数字を出し...全文を見る
○末松委員 〇・九%、要するにマイナスになっているわけですね。日本の場合は八%増になっていて、お恥ずかしい限りですという話なんですね。  そういった中で、では本当に気合いを入れてやらなきゃいけないというと、環境税というものもやはりこれは導入すべきじゃないか。民主党の方はあえて税...全文を見る
○末松委員 ちょっと突然の質問で恐縮なんですけれども、大臣自体、地球温暖化防止の税制というお話がありましたけれども、今、環境省が持っている予算規模、地球温暖化防止のための、それの額は御存じですか、年間。
○末松委員 別に大臣に恥をかかせるために言っているわけじゃないんですが、今、石油特会で二百三十八億円、一般会計でたったの八億円ですよ。それが環境省が持っている予算という話なんですね。  だから、正直言って、額からいけば、本当にこんな少ない額で、各省をしりをたたいてやらせなきゃい...全文を見る
○末松委員 大臣、今非常に力強くおっしゃっていただいて、それはありがたいんですけれども、現場の方はそれほど何か、やはり患者の側から見ますと、かなり不満がたまっているんですね。そこはぜひ一層、ちょっとまだ私もこれからまた細かい質問を次の機会にでもやらせていただきますから、そこはきち...全文を見る
○末松委員 厳粛に受けとめておわびをしてきたということなんですね。そこは非常に私なんかは評価するんです。  ただ、そのおわびと、私も今資料で配っていますけれども、保健手帳の交付申請書というので、これは何をチェックしているかというと、この中段にあります、水俣病に係る認定に関する処...全文を見る
○末松委員 それは人の救済という話で、命をどう考えているかということですよ。結局、政治決着を認めない人は、あなたは不健康なままでいいんですか、いいんですよというふうに言っているのと一緒じゃないですか。今大臣が、それは厚労省がそう言わせているのかもしれません、要は、政治決着を受ける...全文を見る
○末松委員 半年云々の話はどうなんですか。それを言ってくださいよ。
○末松委員 何でそんな区別を設けるんですか。おかしいんじゃないですか。大臣、そこはちょっと政治家としてもぜひ考えていただきたいんですよ。  それで、さらに最高裁は、もうそれでこの認定基準云々の話は吹っ飛ばしてもしっかりと司法判断をしているんですよ。だから、みんな、結局また裁判に...全文を見る
○末松委員 今大臣が言われた、裁判は当事者の全部、チェックをしていって一人一人やっているんだ、そう言われましたけれども、小池大臣の「水俣病問題に係る懇談会」提言書の中で、これは四十四ページ、「「認定基準」をそのまま維持するにせよ、この「認定基準」では救済しきれず、しかもなお救済を...全文を見る
○末松委員 払わなければならないかどうかの基準をしっかりともう一度考えろと言っているんですよ。そこで決まったことは、それは払うべきだし、あるいはそこで決まったことは払わなくてもいいということがあるかもしらぬけれども、基準についてしっかりと見直していけというのが私の主張なんです。 ...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  この前、五月ですか、この委員会で宗教と教育について議論をさせていただきました。今回も、宗教と教育についてまた議論を続けさせていただきたいと思います。  今まで、大臣も、また前大臣も、特定の宗教はやっちゃいかぬ、それは憲法にもそう明...全文を見る
○末松委員 そうなると、二条で大体、教育の目的、目標ですか、こういうことの中に宗教的な情操が入っていないんだという話になると、これは、この一般論ではくくれない、全く別のものとして宗教的な情操というものがあるというふうな理解でしょうか。改めてお聞きします。
○末松委員 確かに、私も、この教育の目標のところに、第二条ですか、布教というものは入らないんだろうなと。それはまさしくおっしゃるとおりだと思うんですよ。でも、布教の入らない中で、宗教的な、ある意味の、そこの心情、情操、こういったことが教育の目標に入らないというのも、それは変な議論...全文を見る
○末松委員 逆質問をしてきましたね。  私が宗教的情操と言うのは、人間というものがどこから来てどこに行くんですか、そして、魂的なところは入るわけですけれども、転生輪廻とかそういったものの中の一環としてこの生を今楽しんでいるんですか、そういったことの人生観あるいは死生観、これを含...全文を見る
○末松委員 少し何か軌道を修正した感じですが、実は、今大臣のおっしゃったことは、例えば、奈良仏教は、移動してどうこう、政治とどうこうという、これは、仏教教団、つまり教団がどう対応したかということを主に言っているわけですよね。  最初に申し上げたように、宗教そのものと、それに続く...全文を見る
○末松委員 今、自殺との関連が出てまいりました。  今、特定宗教、特定宗派の、この問題の一番の難しいポイントは何かというと、ぎりぎり考えていくと、宗教という宗教はないんですよね。すべてが特定の宗派であり、それが全部寄り集まった寄り合い世帯が宗教。例えば仏教なら仏教、あるいはキリ...全文を見る
○末松委員 いや、例えば、何宗とか何派とか、それはいろいろな考えは自分の中にありますよ。人ですからね。そういった中で、自分が考えていることを表明するということは教師についても否定されないんだろうなと私は思うわけですよ。  例えば、国際人権規約のB規約というのがありますね。第三部...全文を見る
○末松委員 ちょっと問題をもとに戻しましょう。私が言っているのは自殺の問題ですよ、そういう社会的な話じゃない。  自殺はどういう意味を持って、生死というのはどういうふうに考えればいいんだと生徒が言ったときに、教師の自分の考え、私がひょっとしたらイスラム教徒であるとしたら、私はイ...全文を見る
○末松委員 では、ちょっと今のをきちんと。  それは、イスラム教徒はそうだろうと。いや、自分はどうだと生徒から聞かれたら、では、そこであえてイスラム教ではこうだ、仏教ではこうだと、こんなことは問わずに、自分の、ここはきちんと答えてくださいよ、自分はこうだということを、別にイスラ...全文を見る
○末松委員 さっきから申し上げているじゃないですか、それは。人間、生死をどう考えればいいんですか、死んだ後どうなるんですかというようなことは、宗教的な、形而上学的な、そういった分野に入ると私は思っているわけですよ。そうじゃなきゃ、自由に表明すればいい話だから。そこをどういうふうに...全文を見る
○末松委員 改めて問います。  例えば私が教師だとしましょう。例えば今度は神社神道、本当に私はそれに従っている教徒、そういう宗派の人間だとしましょう。それで、生徒から、自殺ということがある中で、末松先生、こういう自殺について、あるいは、私たち死んだらどこに行くのか、ぜひ先生、教...全文を見る
○末松委員 まあ、これでいくとまた堂々めぐりになりそうなんですが、では、また別の観点からいろいろと聞いてみましょう。  私の選挙区で聞いた話なんですが、今、幼稚園で、食事をいただくときに、キリスト教の幼稚園なんですな、天にまします我らが神よと、それで、この食事を賜ってありがとう...全文を見る
○末松委員 そこの説明で、その方が、補助金を通じてそういった何か圧力があるかのような話を私にしたので。  では、今大臣がお答えになったように、そこはないということでいいわけですね。うなずいていらっしゃいますから、そうだと思います。(伊吹国務大臣「いやいや、ちゃんと答えましょうか...全文を見る
○末松委員 その答弁に私は満足です。  そうしたら、公立学校で生徒が、宗教、例えばキリスト教研究会、こういったものを立ち上げたいということで、先生あるいは学校側に許可を求めていった場合、宗教と教育の関係で、国公立ですね、そこは問題ないんだと言えますか。
○末松委員 どうも、大臣のおっしゃりたいことのポイントは、布教活動、他人に対してそれを勧めていく。布教という意味も、定義を後から大臣に聞くことになっているわけですけれども、そこがポイントだねということですが。その宗教の布教活動というのと、宗教に関する客観的な説明というんですか、そ...全文を見る
○末松委員 実は、前回の小坂文部大臣は、世界的な宗教の教義を教えることができるかと言ったときに、教義を教えることは、これは特定の宗教の布教活動に当たるおそれがあるということにおいて慎重になされるべき、したがって、それは個別具体的な範囲内で判断されるべきことではありますけれども、慎...全文を見る
○末松委員 これも非常に難しいぎりぎりのことを言っていらっしゃいますけれども、要するに、価値観がなくて、そういった教義について答えていくというのは、普通の教師は本当に至難のわざだと思いますよ。ただ、そこで……(発言する者あり)
○末松委員 だから、教義そのものをやるということ、しかし、教義を言うことはいいというお話ですから、ある意味では特定の宗教的なものも当然教義という話になるわけですから、そこは、私自身からいけば、もっと制限的な答弁が返ってくるかと思ったんです。むしろ、これからの国際的な交流、そういっ...全文を見る
○末松委員 話し方じゃないな、それは。  客観的に事実を言う。ただ、私が今感じているのは、そういったことを、自分で学んだことを生徒に教える。別に大学に限らずですよね。そこで、高校であれ中学であれ、自分の学んできたことを教師が教えるということ、それが教義も含まれるんだということに...全文を見る
○末松委員 では、靖国神社について生徒が、靖国神社というのはどういうふうな意味を持って、そしてどういう教義を持っているのかというふうに問われたときに、それに対して先生がこの問題を説明し、解説することについては、そこは自由ですねということですね。
○末松委員 それでは逆に、もうちょっと限界事例を話をしてみましょう。  では、例えば私が教師だとしましょう。生徒の方から、末松先生は宗教的には何教を信じているんですかという問いがなされたときに、さっきの例でいくと、私は神社神道ですと言う。そして、それに対して、神社神道はどういう...全文を見る
○末松委員 では今度は、例えば学校で修学旅行とかに行く場合に、これも一回出た質問ですね、伊勢神宮とかそういった神社を訪れます。そして、そこからさらに神楽を体験しましょうということになったときに、先生が、それは特定の宗教に対して踏み込み過ぎだ、そういった神楽のようなものに生徒を連れ...全文を見る
○末松委員 何かこの前の……(発言する者あり)そうなんですよ、答弁が、この前は宗教的な、つまり文化的なものだけじゃなくて、宗教の行事とかそういったことに踏み入ってやることはたしかだめだと、私の方はこの答弁で聞いたと思うんですが、それはちょっと違うということですかね。
○末松委員 そうすると、心のありようを伝えると、伝えたいというさっきの質問は……(伊吹国務大臣「いや、心のありようはわからないから、それは」と呼ぶ)ちょっと待ってください。この心のありよう、要するに、さっき言った布教と、それから布教じゃない説明ですよね、それの違いをさっき答えてい...全文を見る
○末松委員 ちょっと、大臣、これは答えていただきたい。布教と布教じゃない説明ですよ。それはどこに区別があるんですかということは、私は質問通告でも言っているわけだから、そこは答えていただかないといけない。
○末松委員 その考え方自体は、多分私の考え方にも近い考え方だと思うんです。  私は、今質問していることで、私は逆に、宗教的なものを余り過敏にとらずに、むしろ教えていくべきだという立場から言っているわけでありますから、そこのところは、ただ、限界事例を教えてやらないと、教師も非常に...全文を見る
○末松委員 これは確認ですけれども、では、大学で、これは皆さん基礎知識ができて、宗教研究というものをしていくという話になった場合に、私は、前の文科大臣の考え方でそれを延長して考えていくと、大学で宗教の教義を教えていくとか、そういうことはかなり制限的な形でとらえていくのかなと想像し...全文を見る
○末松委員 私も、現大臣の考え、私自身はそこは近いものがあると感じます。ただ、大臣がかわって、そこで言葉に格差があるというのは、これはちょっとまずいと私は思うんですね。ですから、そこはきちんとした形で、今の伊吹大臣がそういう話であるならば、そこで統一していただく必要があるなと思う...全文を見る
○末松委員 今お話しになった中で、布教という、自分の宗教的な熱情、これを他の人にも広めていく、そういう心がない形での、そういった意味での、自分が認識している教義の本質とかあるいは自分が認識している真理とか、そういったことについてそれを表明するということについては問題がないというこ...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。この権威ある厚生労働委員会で初めて質問させていただきます。  きょうは、この法律の改正に関連いたしまして、私の方は、今大きく報道等でも扱われ始めました鳥インフルエンザ、特にH5N1型、これのパンデミックといいますか、大流行の危険性に備え...全文を見る
○末松委員 本当にその御認識であれば、これからはぜひ行動で示していただきたいと思うわけであります。  早急な措置、また環境整備、こういうことでございますが、私も選挙区でいろいろとこの危機を訴えています。何かオオカミ少年ならぬオオカミ中年みたいな感じで言われたこともあるんですけれ...全文を見る
○末松委員 本当に、みんなそう思うんですよ。だから、そこはぜひ直していただきたい。  実は、あちらに、国立感染研究所に田代眞人さんという、これはWHOで、世界の鳥インフルエンザの最高峰の数人のメンバーの一人がおられるんです。その方とも話しました。その方は物すごく危機意識を持って...全文を見る
○末松委員 学校でやはり学級閉鎖とかがどんどん起こってくるわけですよ。それに連動して学校がきちんとそういう対応をとっておかないと、まず子供がやられてしまう。これを本当に防ぐ気があるのか。今、各学校にはそういった行動計画を要請していないという話がありましたけれども、本当にそれでいい...全文を見る
○末松委員 だから、きちんとモニターしてください。ここでそちらを責める気は全くないので、きちんとどんどんやってくださいということを申し上げているわけですから。そうじゃないと、言いっ放しとか、それで、例えば学級閉鎖をする場合に、では、だれが、いつ、どのような形で閉鎖の決断を行うのか...全文を見る
○末松委員 何でアメリカが全米五十州で、あるいは海外におけるアメリカ企業に対して緊急時計画をつくらせているかというと、自分たちで計画をつくることによって、自分たちの意識が、それに向けて対応が可能になる、そして自分たちで判断をする、そういうある意味でのこれは啓発なんですよ。そして、...全文を見る
○末松委員 ぜひそこをやっていただいて、特に二五%ということにこだわらずに、インドネシアとかもう既に発生例があるところは邦人の保護、本当にそこは遺漏なきようお願いしたいと思います。  ちょっと先ほどのアメリカとの比較についてに戻りますけれども、予算がアメリカは八千三百億円。それ...全文を見る
○末松委員 六百七十三億円という話で、アメリカに比して異様に少ないなと。アメリカは過剰だと思っているのかどうか知りませんけれども、そこの十分の一以下ですよ。本当にそんなことで大丈夫なんですかということなんです。ただ、これを今、多いか少ないかとここでなかなか議論しにくいので、これは...全文を見る
○末松委員 一億三千万人いるとしたら二五%というのは大体何万人かというと、三千二百五十万人ぐらいなんですね。だから、そこはきちんとそういう形でやった方がいいと思うし、今二千五百万人分と言いましたけれども、実際にそれが整うのは十九年度でしょう。平成十九年度というのは、二〇〇八年の三...全文を見る
○末松委員 確かにベーシックな、プレパンデミックという、今H5N1型の基本型の臨床試験をしているということですが、来年の春にようやく実際にでき始めるわけですね。そこで流通し始めるわけ。だから、その前までに起こったら、全くそこは日本ではワクチンがない、そういう状況ですね。
○末松委員 ちょっと余りそこで逃げないでくださいよ。実際に今やっているのは、ではどのくらいのプロトタイプを、私は今プロトタイプしか言っていないんだよ。本当の意味でのワクチンは、実際に発生したところからきちんととって半年以上、あなた今一年以上と言ったけれども、それから一年以上後に開...全文を見る
○末松委員 これでまた、次の問題。  では、備蓄を放出するときにだれから配布するんだ、優先順位はあるのか、これはアメリカで一番の大きな問題だと言っていましたよ、アグノビさんも。医療従事者というのはまず第一だろうなということはあるけれども、あとはどうなんだと。  特にワクチンは...全文を見る
○末松委員 ここで、検討課題というのはいい言葉ですね。検討してどうするんですかというのを、本当に行動計画に落としてくださいよ。私はここは指摘するにとどめますけれども。  今、局長が言ったので、あえて私もそっちの方に質問を移しますけれども、医療提供体制というのが、今、最初十万一千...全文を見る
○末松委員 最後は努力論しかないと言われたらそうかもしれないけれども、本当に行動計画に書き込まれていないというのは、あなた、答弁にならないんですよ。行動計画にしっかりと書き込め、あるいは書き込んでいないといけない話なんですね。  今言った千七百床のベッドしか日本にないんだったら...全文を見る
○末松委員 淡々と答えられていますけれども、そこはどういうふうな、墓地にする指定の場所とか、そういったところは具体的に今決めさせようとしているんですか、そこまで答弁してください。
○末松委員 それをこれから一つ一つ各県であるいは各自治体で決めていくというようなことを、それをも計画に書いていただきたい。  だから、これは東京新聞ですか、さっきの外岡さんのときのですけれども、この言い方が、政府の評価のされ方が、計画はびっしりだけれども中身は空っぽだ、こういう...全文を見る
○末松委員 本当に内閣を、連絡会議だとはいっても、きちんとそれを詰めていこうという意欲が感じられないですよ、今の答弁は。  いいですか。九月にやったんだったら、何で十月やらないんですか、十一月もやらないんですか、一月ずつ。そして、いまだにやっていないじゃないですか。きのう聞いた...全文を見る
○末松委員 今の答弁は、閣僚じゃないからそのくらいの答弁しかできないと思うけれども、大臣、ぜひ、大臣が一番ここを知り得る立場になるし、主導していかなきゃいけない、実態上は。だから、安倍総理にやはり対策本部長という形になってもらって、そういう、例えばブッシュ大統領のような形でやはり...全文を見る
○末松委員 もう時間がなくなりましたので、最後に言われました今の大臣のお言葉を行動で示していただきたいということと、あと、この委員会で、この問題について、鳥インフルエンザの関係について参考人質疑をぜひお願いしたい。そのときには、国立感染研の、さっき言ったWHOの重鎮であられる田代...全文を見る
12月01日第165回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○末松委員 民主党の末松義規でございます。  気候変動枠組み条約に関する締約国会議、大臣におかれましては御苦労さまでございました。  きょうは、この質疑に入る前に、私の方で、残念ながら一言報告がございます。  これは、十月二十七日に開催されました環境委員会におきまして、環境...全文を見る
○末松委員 大臣から、陳謝という形で今率直にコメントをいただきました。私の方は、大臣がそういうふうに思っていらっしゃるということをしっかりと受けとめさせていただきたいと思います。  環境委員長におかれても、今のやりとりについて受けました印象を一言だけ、委員会の運営についての関係...全文を見る
○末松委員 委員長からもコメントをいただきまして、ありがとうございました。  それでは、今回、京都議定書に関する見直しの会合についての質問をさせていただきます。  大臣が御出張されたCOP12そしてCOP/moP2につきまして、今大臣から報告がございましたように、この問題、世...全文を見る
○末松委員 その中身を実は問うたわけでございますけれども、きょうはちょっと時間がないので、そこはまたおいおいにお聞きをしていきたいと思います。  大臣も御出席をされましたね。スターン・レポートですか、スターン卿のレポート。これは、国連大学でこの前スピーチをされておられました。そ...全文を見る
○末松委員 大臣のおっしゃることは、確かにうなずける点も多いんですね。確かに、新しいことなので、市場が成立するような、きちんとそのメカニズムをつくっていく。これは日本が一番不得意とするところなんですね。メカニズムづくりというのは、やはりそこはアングロサクソンが一番すぐれているなと...全文を見る