衛藤晟一

えとうせいいち

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

衛藤晟一の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月08日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○衛藤(晟)委員 自民党の衛藤晟一でございます。質問させていただきたいと思います。  私は、二年半ほど前に父を亡くしまして、それから半年ほど置いて母が亡くなりました。父が三年間ぐらい寝たきりでありまして、そのときは母が元気でしたので非常に助かりました。ですから、母が中心になって...全文を見る
○衛藤(晟)委員 私どもも自民党の各部会、政調会の中で相当な議論をずっとさせていただきましたので、そういう認識は十分納得のできるところでございますが、これに関連して今までいろいろな質問が行われました。  さてそうしますと、現在の付添婦さん、十五万人がいらっしゃる。一体この方々は...全文を見る
○衛藤(晟)委員 厚生省はホームヘルパーについて大分予定されているんでしょう。これである程度、数は具体的でなくても結構でありますが、当然、相当吸収し得るというふうに思っていらっしゃると思うのですね。そうなんでしょう。
○衛藤(晟)委員 そうしますと、今付添看護をやられている方々は相当高給というか、いろいろな御家庭で特殊な事情も抱えられている方が多いようでございまして、そういう中で大変な、通常ちょっと勤めたぐらいではとてもというぐらいの、結構高給をもらわれていますね。そういう方々が今度言われると...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、ちょっと労働省にお聞きしたいと思うのですが、現在の付添業務に携わっている付き添いの方々が結果的には職場を失われるようになると思うわけであります。これらの人々約十一万人ぐらいの方々が職場を失うように予想されるわけでありますが、これについて労働省として、ど...全文を見る
○衛藤(晟)委員 わかりました。介護クーポン制度をつくるということで、相当数がこの中から、十一万人の中から吸収できるというふうに考えていらっしゃるのでしょうね。  そうしますと、今まであったいわゆる家政婦さんの紹介所というのは一体今後どうなるんだろうかなということを考えるわけで...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に移りたいと思います。  訪問看護ステーション、老人の分野で大変実績を上げているように思います。今回立派に拡大するということでありますけれども、対象をどういうぐあいに考えるのか。特に私は難病患者あるいは精神障害者にとってもぜひ拡充すべきだと思う わけてあり...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そうすると、将来相当需要がふえてまいると思いますけれども、どの程度まで拡充しようとしていますか。
○衛藤(晟)委員 次に、精神障害者の問題についてちょっと質問をさせていただきたいと思います。  精神障害という疾患は大変家族の負担も重いし、入院されても長期になります。在宅医療といってもなかなかやはり精神障害者の社会復帰対策が、私どもは何度も指摘したり、あるいは自民党の政調会の...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この問題はぜひ、中医協の答申の中でまだ明確に出ておりませんけれども、ちゃんと入れるように努力していただきたいと思います。特に私は、これからこの問題について非常に大きな努力を払わなければいけないというのは大臣と同じ認識でございまして、私どもも一緒に頑張ってまいりた...全文を見る
○衛藤(晟)委員 精神障害者は全国で百八万人と言われています。精神薄弱者は全国で三十五万人と言われています。同じ二十大規模の適所授産の施設の整備の数ということでいきますと、精神障害者の方が四十六カ所、精神薄弱者の方は五百十四カ所、十倍以上のいわゆる社会復帰に関する施設としての差が...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ぜひ強力な推進をお願い申し上げます。  さて、先ほどからもお話が出ておりますが、入院時の食事にかかわる患者負担増について質問を申し上げたいと思います。  入院時の食事にかかわる患者負担は、一般が八百円、低所得者、いわゆる住民税の非課税世帯が六百六十円、それか...全文を見る
○衛藤(晟)委員 一日八百円の負担は、確かに原理論として私は理解するところでありますけれども、ただ、一日八百円の負担ということになりますと、長期入院の場合等は、支払いができずに必要な医療が受けられなくなる患者さんも出てくるということを心配いたしております。これについてどういうぐあ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ただ、長期の方々、難病の方々、労災が切れて長期になっている方々、大体長期にわたるわけでありますが精神病の方、一家の働き手の方々は病気をしてしまうことになったら働けないわけでありますから収入の面が厳しい。そういう方々が一日に八百円の負担増ということになりますと、一...全文を見る
○衛藤(晟)委員 大臣お聞きと思いますけれども、実際大変だと思うのですね。今多田局長からもお話ありましたように、正直言って、必ずしも実態的に、長期の方々、そしてその所得の関係というのは明確に調査の中でも出てこないのですね。だから、本当のところはやってみないとわからないかもしれない...全文を見る
○衛藤(晟)委員 どうも大臣ありがとうございます。  先ほどから申し上げますように、措置入院が八千人、それから、今みたいに本当に所得がなくて生活保護、医療扶助を受けられている方が六万七千人、三十四万人の入院の中に。それから、ある程度の収入として障害年金を受けられているだろうとい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
06月22日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○衛藤(晟)委員 私は、自由民主党、改新、日本社会党・護憲民主連合、公明党、さきがけ・青雲・民主の風及び日本共産党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     予防接種法及び結核予防法の一部を改正する法律案に対...全文を見る
06月22日第129回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○衛藤(晟)委員 それでは、続きまして質問をさせていただきたいと思います。  今回、戸籍事務のコンピューター化のために戸籍法等の一部を改正する法律案が提出をされましたが、この改正の趣旨、目的についてまずお尋ねをいたしたいと思います。
○衛藤(晟)委員 日本の戸籍は世界に冠たるものだ、一番整備されているというぐあいに言われていますけれども、日本の戸籍は一体いつぐらいからでございましょうか。何年くらいの歴史を持っているのですか。
○衛藤(晟)委員 それ以前には日本においてはなかったのですか。歴史の教科書には時々そのような日本の整備された戸籍という話が出てきておりますけれども。
○衛藤(晟)委員 いわゆる近代化の中で出てきたのは明治でありましょうけれども、日本においては、これはもう八世紀ぐらいからずっとあるわけでありまして、そういう蓄積がある中で明治の時代に集大成されたというのが実情だと思いますので、そこのところはちゃんと把握しておぐべきじゃないかなとい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 当初の法務省の案では、コンピューターに入らない方々、いわゆる氏名の書きかえを要求される方々は一千二百万人ぐらいいましたね。それらの方々は、一応理解を求めるけれども、事前に何も話がなくて、結果的には全部コンピューターに入れてしまう、入らない分はだめですよというぐあ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 今言われたそういう考え方の中に幾つか本当は問題点があるのです。字の愛着に配慮という言い方は非常に傲慢に聞こえるのです。その人その人の持っている戸籍なのです。これは国からいただいた戸籍じゃないのですよ。  私の衛藤なんというのは、これはもう難しい字で、大分県ぐら...全文を見る
○衛藤(晟)委員 私は、このことについて法務省の皆さんが御理解をいただいたということについて、大変大きな評価をいたします。二千字の俗字を新たにコンピューターに入れることによって、一千百万人の方々の名前が書きかえなくて済んだわけですね。  実は、先ほど言いましたけれども、ここに法...全文を見る
○衛藤(晟)委員 大変な御理解をいただきまして、大変ありがとうございました。  この際ですから、私はぜひ要望させていただきたいのですけれども、やはり戸籍は数学的にぼっと取り扱えるものではなくて、その家その家の考え方があります。きのう、たまたまある新聞に、村上正邦参議の「私見/直...全文を見る
○衛藤(晟)委員 何十万人というのは、五万や十万ではない。何十万というのはどれぐらいなのでしょう。五、六十万、七、八十万ということですか、二、三十万ということですか。もうちょっと幅はわかりませんか。三十万から五十万だとか、五十万から八十万だとか、何かちょっとあると思うのですけれど...全文を見る
○衛藤(晟)委員 まあ、何十万人の方々が残るということであります。  では、私は、今度はこの残る方々のことについて、この取り扱いについて改めて御説明を求めたいと思います。何十万の方々についてはどうするのか。これも、途中私どものいろいろな意見もお聞きいただいて変更いただきましたが...全文を見る
○衛藤(晟)委員 まず一点目の、事前に本人に通知する、これはもう大変な収穫でございまして、前のときはそうではございませんでしたので、これはまず評価をさせていただきたいと思います。  二点目の、個人、本人から苦情があった場合には、これについて説明をして御理解を得るように努めるとあ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それはやはり困るのですよ。普通使うときは勝手に使っていいですよ、しかし証明書を出すときにはコンピューターの字で了承してくださいよ、それで出しますよとなると、その人たちは二つの戸籍を持つことになる。基本的にこれはおかしいんですよ。  それから、それでも嫌だという...全文を見る
○衛藤(晟)委員 対費用効果でいいますと、先ほど局長さんが言いましたように、十年、二十年かかる。極端に言えば、今までの戸籍で、手書きしていたのでも結構やれるわけです。しかし、いろいろな連結をしていこうと、将来総背番号になるのかどうか知りませんよ、それをもくろんでいるのかどうか、そ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、名字の方がコンピューターの字になくても、それはちゃんと認めるということですね。  例えば、結婚したときなんかに戸籍を別につくりますよね。ということでありますから、新戸籍というのは全くあれという意味じゃありませんから、勝手に名前をつくるとかいう意味じゃ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後に、これ以上議論しても、今から検討ということでありますので、結婚したりして新しい戸籍をつくったりするときも親の家の名字をちゃんと使いたい、それがコンピューターに入ってないときでもぜひ使えるようにしていただきたい、このことは要望しておきます。  それから、今...全文を見る
11月25日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○衛藤(晟)委員 私は、議題となっております政府案及び改革案について、基本的な論点に絞ってお尋ねをいたします。  まず最初に、政府案の原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律案についてお尋ねをいたします。  御承知のとおり、昭和二十年に広島及び長崎に投下されました原子爆弾は多数...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、その政府案の前文にございます、私どもも今回の経過につきましては、余り普通の法律では見られないけれども、ぜひ前文を入れようではないか、そして、大変な苦しみを受けられて、そういう中で一瞬のうちに命を失った方々、あるいは長い間いやすことのできない傷痕と闘いながら...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、改革案の原子爆弾被爆者援護法案についてお尋ねいたします。  改革案では「国家補償的配慮に基づきこというぐあいに前文に規定をされておりますが、この場合の「国家補償」とは国の戦争責任に基づく補償を意味するものなのか、また、国の戦争責任に基づく補償を意味するも...全文を見る
○衛藤(晟)委員 大変ありがとうございました。  私は、そういう意味であるのであれば、この「国家補償」という言葉を入れるということは極めて大きな誤解を招くと思いますね。  冬柴先生は、先ほどだれかの質問に答えて、例えば最高裁判決を引用いたしまして、そしていわゆる戦争遂行主体で...全文を見る
○衛藤(晟)委員 誤解を招く心配があるからこそ言っているわけですね。ですから、仰せのとおりに国家補償という言葉はいろいろな意味で、先ほどから説明ありましたように、不法行為責任に基づく損害賠償だとか、あるいは適法行為に基づく損失補てんだとか、それから最後に今お話もございましたが、使...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ちょっと答えになってないと思いますけれどもね。恐らく明確に答えられない。恐らく、他の戦争被害の方に関しては受忍できるものである、それに対して行わないんだという意味だと思うんですね。そうしますと、今回の場合は、直爆で亡くなった方の遺族に出そうという皆さん方の案です...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それは明らかに論理矛盾を起こしていますよ。これは、最高裁も言っていますように、「原子爆弾の被爆による健康上の障害がかつて例をみない特異かつ深刻なものであることと並んでこそういうふうに書いてある。放射能被害というものはそれほど過酷だよ、普通のものとはちょっと違うん...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは十四万九千円にするか四十四年スタートしたときの一万円というのなら一つの理屈は立つのですよ。しかも、これは被爆をしていない遺族に差し上げるということは、この原爆を受けられた、健康上の苦しみを受けられたという苦しみを直接された方々に対してしようというのがもと...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ですから、このような形の給付金を支給するということは、空襲だとか焼夷弾とか艦砲射撃で肉親を亡くされた方々と原爆によって亡くなられた方との間に法律による死の重みの違いを設けることは極めて難しいのですよ。それによって一般戦災者との均衡上著しい不均衡を生ずることになる...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後になりますけれども、今お話し申し上げましたように、「国家補償的配慮」という言葉、そして皆さん方のこの特別給付金という、直接被爆による死没者までさかのぼられてその遺族に出すということは、私は、他との不均衡の問題、また国民の皆さんに大きな誤解を与えると思います。...全文を見る
12月01日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○衛藤(晟)委員 第一班の広島県の派遣委員を代表いたしまして、団長にかわりまして私からその概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、岩垂寿喜男委員長を団長として、理事山本孝史君、委員熊代昭彦君、委員桝屋敬悟君、委員土肥隆一君、それに私、衛藤晟一を加えた六名であります。なお、現地...全文を見る
12月02日第131回国会 衆議院 本会議 第15号
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○衛藤晟一君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表して、ただいま議題となっております政府提案の原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律案につきまして賛成の討論を行い、改革提出の原子爆弾被爆者援護法案に対しては反対の討論を行うものであります。(拍手)  我...全文を見る