衛藤晟一

えとうせいいち

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

衛藤晟一の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○衛藤(晟)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、薬害エイズ問題についての質疑を行わせていただきます。  まず、本日の衆議院厚生委員会の薬害エイズ問題についての集中審議に先立ち、お亡くなりになられました血友病患者の方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、闘病生活を送られて...全文を見る
○衛藤(晟)委員 和解の相手でございます、国の方の姿勢については大臣からお聞きしてよくわかりましたが、おのおの製薬企業があるわけでございまして、一部足並みの乱れがあるとか、一時は外資系企業がなかなか難色を示しているとかいうようなお話もございました。積極的に大臣もお会いをしていただ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そうしますと、和解協議はどのような段階に入っているのか、いわゆる第二次和解案が裁判所からいつごろ提示されるのか、それについてどういうぐあいに取り組もうとするのか、大臣のお考えをお伺いします。
○衛藤(晟)委員 ぜひ国会も、そして厚生省も挙げて頑張っていかなければいかぬと思います。そういう意味では、国が主導し、かつ三月末というよりも早ければ早い方がいいわけでございますから、一刻も早い和解協議の成立を心から希望いたします。  さて、原告患者の方々が最も希望しておりますこ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 今、発病をできるだけおくらせるということについて、大分技術も進んでまいりました。何とかこのエイズを完治できる、そして本当に命の救える状況に持っていくために、センター的な機能を備えた一やはり治療法、治療薬の開発がどうしても必要であります。日本の技術をもって総力を挙...全文を見る
○衛藤(晟)委員 エイズ患者への差額ベッド、まだ患者の方々で差額ベッド代を負担している方はたくさんいらっしゃるわけでございますので、この解消を図らなければいけないと思います。それについてどう取り組むか、明確にお答えいただきたいと思います。
○衛藤(晟)委員 ぜひちゃんとした形で、治療のために、実際は自分の意思でなくて差額ベッド代を払わなければいけないという実態がありますから、これをいろいろな形で、特例としてもいいから、国はこの治療体制については責任を持たなければいけませんので、今後ともお互いに検討していきたいと思っ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それから、今、両原告団からも出ておりますが、被害者に対する健康管理手当、現在は、CD4が五百の場合三万円、二百以下の場合五万円というようになっていますが、これではとても今やっていけるような状況ではございません。健康管理手当については月十万円、そして、周りの方々の...全文を見る
○衛藤(晟)委員 原因究明について、調査についてお尋ねをいたしたいと思います。  今回の問題はまさに薬事行政のあり方を問われている問題でもございます。また、そのことをちゃんとしないと将来に向けた再発防止の体制もできようがありません。さらには、これだけ国民の関心が高い問題でござい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 郡司ファイルを初め、従来見つかっていなかったとされております資料が発見されました。このことはやはり、厚生行政に対する大変大きな不信感を募らせたわけでございます。  また、原因究明のためには情報開示が必要でございます。厚生省の姿勢として、国会に対して、国民に対し...全文を見る
○衛藤(晟)委員 大変ゆゆしい事態でありまして、これほどルーズに扱われていたのかと。このことが大変な被害の拡大につながり、そのことに対する明確な謝罪や反省がないということについて、極めて製薬会社に対しても遺憾に思う次第でございます。何とも、我々自身もやりきれない気持ちでいっぱいで...全文を見る
○衛藤(晟)委員 再発防止について、大臣、本当にこれは我々も挙げて取り組みたいと思いますが、まず一点目は、製薬会社に対する天下りは、これは厳に慎まれなければいけない、慎むべきでありますので、大臣としてちゃんとこのことを意思表明していただきたいというぐあいに思います。  さらに、...全文を見る
○衛藤(晟)委員 もうこのような問題は二度と繰り返せません。二度とと言って何度も繰り返したわけでございます。本当にもう今回が私はラストチャンスだろうというぐあいに思います。ぜひ、我々も協力してまいりたいと思いますが、全力を挙げてこの信頼回復のために努力をお願いいたします。  終...全文を見る
03月13日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○衛藤(晟)委員 衛藤晟一でございます。  エイズ訴訟につきまして、質問を申し上げたいと思います。  三月七日に東京地裁、大阪地裁から第二次和解案が示されました。両地裁が全力を尽くされ、早期に第二次和解案を示されたことについて、心から敬意を表する次第でございます。  連立与...全文を見る
○衛藤(晟)委員 今週中に厚生省は方針を決定したい、そして、全体的に和解することが極めて重要であるというお話がございました。そのとおりだと思います。  製薬企業の中で外資系企業が、どのように第二次和解案について受けとめられているのか、また、最終的な判断をどういうぐあいに行うかと...全文を見る
○衛藤(晟)委員 大変御努力に対して敬意を表します。厚生省の方も、今週中には態度を決めよう、それから、国からの働きかけも含め、各製薬会社も第二次和解案に応じるような意向が大体見えるということでございますので、ぜひこれについて最終的な御努力をいただきたいと思います。  さて、そう...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ありがとうございました。ぜひ、これについても御努力をお願いいたしたいと思います。我々も一緒に全力を挙げてこの弔慰の措置の具体化について、できれば和解が成立するときまでに、そこぐらいまでにまとめるというような気持ちでやりたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたし...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ぜひこのセンターについても、きょうの新聞でも、もう徐々に出ておりますけれども、国立国際医療センターや国立の予防研あるいは療養所の東京病院とか、いろいろなものが出ておりますので、ネットワーク構想を含めて、十分にこのセンター的な機能を持った研究体制、それから国立病院...全文を見る
○衛藤(晟)委員 今回の事件を契機に、薬事行政のみならず、医療の方までちゃんと見直さなければいけないなという感じがいたしております。  厚生省は医学的な判断を研究班にゆだねたのですね。ところが、その研究班というのは、今から見ますと、明らかに医学界のボス支配のもとに置かれていた。...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ぜひ、我々もこの問題を非常に深刻に考えておりますので、お互いに議論をしてちゃんとやっていきたいと思いますから、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
04月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○衛藤(晟)委員 ただいまお話をお聞かせいただきまして、改めて我々も政治の責任の重大さをかみしめているところでございます。また、皆さん方が本当に長い聞苦しんでこられたということについて、私どもも、昨年の秋までというものは本当に手抜かりがあったな、申しわけなかったなという気持ちでご...全文を見る
○衛藤(晟)委員 屋鋪さんに、先ほど血液事業の見直しをやるべきであるというお話の中で、新たな被害が始まっているではないのかという話を伺いました。そこのところを詳しくお願いいたします。
○衛藤(晟)委員 屋鋪さんに、和解成立後、恒久対策についてのずっとお話がございましたが……
○衛藤(晟)委員 以上で、もう時間オーバーでございますので終わります。ありがとうございました。
04月19日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○衛藤(晟)委員 それでは、郡司参考人にお尋ねいたしたいと思いますが、本日わざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。  我々は、ぜひ真実を知りたいというぐあいに思っています。特に郡司参考人は、一九八二年八月から八四年七月までちょうど二カ年間、最も大事な時期に生物製剤課...全文を見る
○衛藤(晟)委員 私もいろいろ資料を調べてまいりまして、実は、安部さんやあるいは郡司参考人は非常に早い時期にこのエイズのことを知られていたという感じがいたします。  一九八三年八月、安部先生が講演をされております。八月十四日午後、全国ヘモフィリア友の会の第十七回拡大理事会におい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 もう一点、確かに専門的な知識においてはそうかもしれないのですね。しかし、危険を察知したときに、その危険なもの、そういうものを早目に除去するということ、実態がわかるまで待っておくというものではなくて、行政の判断としては、そういう疑いがある要因というものはとにかく最...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後に、今の問題につきましては、確かに医学上の、確定する、あるいはいろいろなものがウイルスとして固定されるという過程はおっしゃるとおりだと思う。しかし、行政として、それらの極めて大きな疑いがあったときにとるべき道は、もっと、これは専門職の方に相談するのも結構であ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、一昨日、参議院の厚生委員会小委員会で安部参考人が、この研究班は日本にエイズの患者がいるかいないか決めてくれというものだった、行政的なものには関係はないと言っていますが、そもそも参考人は、エイズ研究班の任務をどのように考えて、どういった点について検討をお...全文を見る
○衛藤(晟)委員 いわゆる帝京大症例について、当時この症例が我が国のエイズ第一号と認定されればその後の血友病患者の対応は変わったというぐあいに、一昨日、松田参考人は発言をされておりました。これについて、そういうぐあいに認識するか、お尋ねします。
○衛藤(晟)委員 松田参考人は、この帝京大症例をエイズ第一号と認定しなかったということについて、いろいろな経過がございますが、その原因を、決定されると困る企業や厚生省上層部からの圧力、血液行政の汚点というぐあいに推察するとか、あるいは想像にかたくないという旨を発言をされております...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、例えば血友病患者の中から第一号が出るということは血液行政の汚点だというぐあいに言われました。本当に私ども、やはりわからないところがあるのですね。皆さんが早い時期にこれだけの心配をしていながら、いろいろなことを考えていながら、何でその措置が最後までとれな...全文を見る
○衛藤(晟)委員 緊急輸入とクリオ転換につきまして、いわゆる五十八年七月四日付の藤崎ペーパーは、アメリカからの加熱製剤の緊急輸入を提案をしました。それから、七月十一日の書面では、緊急輸入をしないことを政策変更したと言われています。いわゆる一週間の変更と言われておりますが、どのよう...全文を見る
○衛藤(晟)委員 時間が参りましたのでかわりたいと思いますが、最後に、このような悲惨な薬害が起こった原因、あるいはどういう点を反省し、今後の再発防止に結びつけていくべきかということについて、ある意味では一番お詳しいのは参考人でございます。ぜひ反省や対策を込めてお話を  いただき...全文を見る
○衛藤(晟)委員 交代します。終わります。
05月17日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第17号
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○衛藤(晟)委員 総理に早朝からお越しをいただきまして、大変御苦労さまでございます。また、感謝申し上げる次第でございます。  ぞれでは、今回の年金の統合法案につきまして、総理に質問させていただきたいと思います。  昭和六十二年に行われました国鉄の民営化は、戦後の我が国のまさに...全文を見る
○衛藤(晟)委員 総理おっしゃいましたように、今回の法案は、言うまでもなく、JR共済を救済するためだけのものではありません。本委員会でも繰り返し発言がございましたが、昭和六十年の改正で年金の給付面での官民格差が基本的にはなくなり、残された一元化の問題である、課題でありました、いか...全文を見る
○衛藤(晟)委員 さて、JR共済等を厚生年金に統合するに当たりましては、必要な積立金を厚生年金に移換するとともに、世代間扶養部分については各制度が公平に負担をするということになっております。JR共済では積立金が一兆円ほど不足し、そのうち八千億円を国鉄清算事業団が負担することになっ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 二十一世紀の本格的な少子・高齢社会が近づきつつございますが、こうした中で、我が国社会を活力あるものとしていくためには、税や社会保障の負担を含め、国民負担を適正な水準にしていくことが必要であります。そのためには、社会保障に関するさまざまな制度についても再編成を進め...全文を見る
○衛藤(晟)委員 近年、生まれてくる子供さんの数が減っております。このままでいきますと、若い働き手がもっと減ってくるということが予想されています。子供の数が減るというのは、年金財政にとりましても大きなマイナスの影響があるのではないかというぐあいに考えておりますが、年金だけではなく...全文を見る
○衛藤(晟)委員 強力にぜひ進めていただきますよう心から要望いたします。  どうもありがとうございました。
05月21日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第18号
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○衛藤(晟)委員 風間参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  風間先生は、血液製剤小委員長として、血液製剤の問題に中心的に取り組んでまいられましたので、ぜひそのことについてお聞かせいただきたいと思います。  クリオ製剤の適応拡大につきまして、安部氏と大河内氏の意見が対立をい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そうしますと、血液製剤小委員会は何を検討することを目的として設立されたのでしょうか。
○衛藤(晟)委員 いろいろな文書を読みますと、クリオ製剤と濃縮製剤の関係、切りかえが可能かどうかということと、国内血の自給体制がとれるのかとれないのかということが目的だという文書がいろいろ出ておりますけれども、間違いございませんでしょうか。
○衛藤(晟)委員 参考人は安部氏のお弟子さんだとお聞きをいたしております。血液製剤小委員会のメンバーも、血友病の関係の治療の先生方ばかりがお集まりになられております。安部先生は血友病の学会でのトップリーダーだとか、あるいはドンだとかいう言い方をされておりました。  そういうぐあ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 強硬に怒られるということはどういうことですか、意味をもうちょっとはっきり。
○衛藤(晟)委員 それに対して先生方はどういう見解を持ちましたか、小委員会においては。
○衛藤(晟)委員 血液製剤小委員会の主な検討事項であります非加熱濃縮製剤からクリオ製剤への転換について、今、若干の経過の御説明がございましたが、どのような意見が出されてどのような結論となったのか、もう一回ちゃんと詳しくお聞かせいただきたいのですね。  そして、それに対して、今、...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この内部の検討については大変詳しい資料をいただきまして、どうもありがとうございました。相当突っ込んだ議論をされているという実態はよくわかりました。  ただ、今度は、今まで徳永委員は、訴訟においては、クリオ製剤の供給について、いかようにもできましたというぐあいに...全文を見る
○衛藤(晟)委員 何かやはりわかったようなわからないようなところがありまして、徳永先生はここでは、いかようにもできましたと。それから今、風間参考人は、事前に何回か聞きに行ったけれども、徳永先生はできないというぐあいにおっしゃったと。製造能力がないとおっしゃいましたがと聞くと、供給...全文を見る
○衛藤(晟)委員 非加熱製剤の使用を継続することにした理由について、この小委員会の今いただきました報告の中にも若干書かれておりますけれども、エイズのリスクということを考えれば、当然に何らかの対策が講じられるべきであると考えるのですね。当時の方々のお話をお聞きしますと、みんな心配を...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、松田参考人は、四月十七日の参考人質疑におきまして、クリオ製剤への転換は安全性ではなく利便性によって否定されたというように発言しております。また、芦沢参考人は、五月十六日の参議院での参考人質疑において、濃縮製剤の使用を継続するという血液製剤小委員会の結論...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、加熱製剤の緊急輸入についてお尋ねをいたしたいと思います。  今、資料でも大分出ておりますけれども、端的に言って、加熱製剤の緊急輸入はなぜ見送られたのか。やはりこれは、私どもにとりましては、いろいろな資料を見てもどうも何か納得できないという感じでありま...全文を見る
○衛藤(晟)委員 今、そういうお話をお聞きしましても、やはり疑問が残るのですね。  クリオについては、先生方は、相対的対応としては乳幼児、小さい子供さん方、それから年長児や成人の場合でも「経度」、これは恐らく軽いという意味だと思うのですけれども、ちょっと字が違っていると思うので...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そうしますと、これは、つくる契機になったのは、厚生省とも話は風間参考人はされたということで、規約づくりについて話をされたということでございますが、血液製剤協会全体が安部先生に勧められたというぐあいにお聞きしていますか、それとも、ある国内メーカーを中心に、あるいは...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この血友病総合治療普及会の理事でございます政治家としては、政界のドンとしての小沢辰男先生が出られていますね。それから理事長には、血友病の治療のドンと言われた安部先生が出ております。それから、財界のいろいろな方も入っておられます。それから、これをつくるに当たって、...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ミドリ十字の当時の内藤さん、松下さん、それから小沢さんと安部先生との関係ですね、どういうぐあいに聞いておりますか。安部先生は、小沢先生に対して、あるいは内藤さんや松下さんに対して、いろいろなところで、彼はこうだ、こうだという話をしているのですね。恐らく風間参考人...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この血友病総合治療普及会は、結果的には、非加熱製剤の、いわゆるもっともっと使うことはいいですよというPRをしてもらって、ふやしていったのですね。これは、非加熱製剤の危険性が察知される時期にそういうことが企画をされ、そして、それがはっきりわかったにもかかわらず、そ...全文を見る
05月28日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第21号
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○衛藤(晟)委員 松下参考人にお尋ねしたいと思います。  まず第一点、血友病治療に関する国際会議への資金援助についてお尋ねをしたいと思います。  先日の衆議院の厚生委員会の参考人質疑に立った風間血液製剤小委員会委員長は、八三年六月二十六日の世界血友病連盟ストックホルム会議に参...全文を見る
○衛藤(晟)委員 風間氏は、一たん、ミドリ十字社から何人かの医師が旅費をもらって出張したというような発言をした後、この発言について取り消しています。実際はどうなんでしょうか。  それから、安部氏、風間氏以外に、旅費を負担したエイズ研究班の班員はいるのかどうか、お尋ねいたします。...全文を見る
○衛藤(晟)委員 世界血友病連盟のストックホルム会議で非加熱製剤の継続使用が決定されたと言われておりますが、この方針は事前に世界血友病連盟から情報を得ていたのか、また、世界血友病連盟の方針に対してアルファ社を通じるなりの方法で事前に意見を述べていたのか、お尋ねいたします。
○衛藤(晟)委員 血友病総合治療普及会への資金提供がございます。一千万円を寄附したと言われております。  そこで、安部氏はこれまでの参考人質疑で、財団の設立は日本血液製剤協会の代表者から勧められたというぐあいに発言をしております。また、報道では、ミドリ十字社の内藤氏から勧められ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 血友病総合治療普及会は、安部さんは自分からつくるということを言ってはいないのですね。いろいろな方に勧められたということを言われているのです。そうすると、これを中心的に勧めたのはどなたか、御存じですか。ミドリ十字社ではないのですか。
○衛藤(晟)委員 知らないということは、社長就任以前だったから知らないと。働きかけは五十七年の秋とも言われておりますね、そのスタートされたのが。そのころだから知らないと言うのですか、それとも、そういう事実はなかっただろうということですか。
○衛藤(晟)委員 そうすると、これは、安部先生が言ったミドリ十字も中心的に勧めていないということになりますと、血液製剤協会からは、我々は勧めていないということを言われているのですね。安部先生は、皆さんから勧められましたと言われているのですね。そのときの発起人で、一番最初にミドリ十...全文を見る
○衛藤(晟)委員 台帳には一千万の資金提供と載っておりますけれども、一部のうわさでは、一千万ではない、二千数百万だといううわさもございますが、どちらが事実でしょうか。
○衛藤(晟)委員 この血友病総合治療普及会には、製剤メーカーが資金援助をし、もちろん安部先生も代表としてお金を出しておりますが、その中に、呼びかけ人には小沢辰男さんの名前が入ったりということでございます。この関係は、私ども、正直言ってよくわからないのですね。  実は、今回のエイ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 確かに、当時は非加熱しかなかったのですね。家庭療法委員会でも、大変便利でいいものだということで徹底的にやるのですね。そして、この趣意書の中にも、やはり便利だからもっともっと拡大すべきであると。もちろん、研究費も出しますよ。しかし、家庭療法委員会からこの普及会とい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 加熱製剤に対する治験のおくれについてお尋ねをしたいと思うのです。  ミドリ十字社は加熱製剤の開発がおくれており、既に加熱製剤の開発に成功していたバクスター、トラベノール社の製剤が認可されると大きな打撃を受ける状況にあったというぐあいに私どもとしては聞いておりま...全文を見る
○衛藤(晟)委員 アルファ社の開発していた加熱製剤と、後で国内でミドリから開発した加熱製剤というものは若干違っていたのじゃないですか。
○衛藤(晟)委員 結果としては、加熱製剤の臨床試験の開発は、御承知のとおり治験に着手するのも、他社に比べて大分おくれておりますね。それから、結果としては承認申請が同時期にそろえられましたね。スタートの時点で大分遅かったわけでございますが、結果としては同時期になりました。これについ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そうすると、安部氏は、一九八八年二月の新聞報道に、治験の調整を行った旨回答していますが、この発言についてどう思われますか。
○衛藤(晟)委員 非加熱製剤の回収のおくれについてお尋ねをしたいと思います。  ミドリ十字社は、昭和六十二年の血液製剤協会への報告に対して、八五年十一月までに回収していたが、本年二月の厚生省の立入調査の結果、一九八五年十二月まで非加熱製剤の出荷を続け、回収は八八年四月までかかっ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ミドリ十字が加熱の治験を始めたのは五十九年の六月なんですね。五十九年の五月には、ギャロ博士によってエイズウイルスが固定されつつある。それから五十九年の九月には、国際ウイルス学会で固定される。それから五十九年の十月には、CDCが加熱処理の不活性化効果を確認するとい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 アルファでもどこでも結構なんですね、おたくの子会社ですからね。  しかし、当初、後でもう一回血液問題を言いますけれども、厚生省は国を挙げて、実は血液製剤の自給化を図ろうとするのですね。一番最初の郡司さんや藤崎さんの文書の中にも、はっきりとそれは書いてありますね...全文を見る
○衛藤(晟)委員 厚生省は昭和三十九年に閣議決定、「献血の推進について」を策定しまして、昭和五十年にはすべての血液製剤について自給の方針を一応打ち出したのですね。ただ、これは残念ながら守れなかったのです。おっしゃるとおりですね、できなかったのです。  それで、昭和五十八年当時は...全文を見る
○衛藤(晟)委員 昭和五十九年十月に、先ほど言いましたように、CDCで加熱製剤のエイズウイルス不活化効果が確認されておるにもかかわらず、第Ⅸ因子製剤につきましては、昭和六十年の九月になってようやく臨床試験を開始いたしております。そして、昭和六十年の十二月に製造承認がなされた後、六...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この時期に、先ほどから何度も申し上げますが、既に五十九年の九月には国際ウイルス学会でエイズウイルスが固定される、それから、翌月の十月にはCDCで加熱処理について不活性化効果が確認される、これだけのことは情報としてちゃんと入っているにもかかわらず、何でこんな悠長な...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後に、これまでに判明した非血友病患者に対する非加熱製剤の投与事例、いわゆる第四ルートについては、すべてミドリ十字社の製剤が投与されているのですね。一つだけ併用がございましたけれども、しかし、いずれにいたしましても、すべてにミドリ十字社の製剤が投与されているとい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後に、ちょっと意見を申し上げたいと思います。  参考人は、昭和五十年当時の血液問題研究会の答申は、厚生省は血漿の分画製剤も入れて自給すべきであるという、ある意味でいえば、先ほど理想というお話でしたけれども、それを立てるのですけれども、それを厚生省それから日赤...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それからもう一点、家庭療法委員会ですね。とにかく非加熱濃縮製剤、非常にこれで助かるよ、便利だよということで、ずっと広がってまいりますね。そして、五十八年の二月に、厚生省は保険適用を認めますね。そしてそのころまた、総合治療普及会というのがつくられますね。いずれのこ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 終わります。
06月18日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号
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○衛藤(晟)委員 これまで、本委員会におきましては、血友病エイズ問題の真相究明のために、四月十二日の東京・大阪原告団代表者からの意見聴取を皮切りに、元エイズ研究班の班長、班員、厚生省の元生物製剤課長、ミドリ十字やトラベノール社の元社長など、延べ七日間、十二人にわたりまして精力的に...全文を見る
○衛藤(晟)委員 この問題は、安部班長や郡司課長も、エイズに関係したあらゆる人が一番最初にこれは問題だということを指摘しながら、ずっとできないできた問題でございます。今後、我々は抜本的な改革をやらなければいけないというように思っておりますので、よくお願いをいたします。  次に、...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、血友病エイズ問題を防ぐことができなかった背景のもう一つに、保険適用により非加熱製剤の使用が拡大したことを指摘せざるを得ないというように思います。  クリオの時代に比べまして、血液凝固濃縮製剤の開発は、血友病治療に大きく貢献をいたしました。特に、自己注射が...全文を見る
○衛藤(晟)委員 家庭療法の普及活動や自己注射の保険適用等によって、血液凝固因子製剤の使用量は拡大いたしました。治療法だけから見れば、クリオの時代に比べて大きな進展があり、医者も患者もそれまでの治療に戻ることに抵抗があったことも想像にかたくありません。  しかし、安全な国内血の...全文を見る
○衛藤(晟)委員 これまで、血友病エイズ問題の真相解明について、私は、二つの背景、一つは、血液行政の問題、国内血で自給というものを目指しながら全くそれができなかったこと、それから、血液製剤を保険適用等によって拡大し、そのことが、血液製剤の中にエイズが入っている疑いがある、あるいは...全文を見る
○衛藤(晟)委員 答弁は後ろの結論のところだけ言ってください。前の言いわけのところはもう結構でございます。  それから第二に、帝京大症例と順天堂大症例をめぐるエイズ第一号認定の問題であります。  エイズについては、エイズ研究班からエイズ調査検討委員会に引き継がれまして、我が国...全文を見る
○衛藤(晟)委員 簡単にお答えをいただきたいと思います。  これはやはり、帝京大症例を疑似としたわけでございますが、順天堂大症例を認定するまでの間に、私は明らかにこれをちゃんとやりかえる必要があったと思います。もしここでやはり帝京大症例がエイズ患者である、結果的にはそうだったわ...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そのとおりであります。このころもし本当にこれだけのことがわかっていたのであれば、加熱製剤の緊急輸入とか、あるいは治験を一気に急ぐとか、最低それだけのことをしなければいけなかったというように思いますが、それだけのことを厚生省はやっていません。  次に、加熱製剤の...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、非加熱製剤の回収のおくれの問題でございます。  加熱製剤の治験終了後、審査は迅速に行われたということでございますが、それだけの危機感があれば、当然、非加熱製剤は強制回収されるべきであったというように考えます。昭和五十四年の薬事法の改正により回収命令を規定...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、第四ルートの問題についてお伺いします。  今後の大きな課題として、血液製剤による非血友病HIV感染の問題があるということは言うまでもありません。今調査中であるというようにお聞きいたしております。第四ルートの問題は、本人が感染している事実を知らされず、放置...全文を見る
○衛藤(晟)委員 第四ルートについてまた議論もしたいところでございますが、改めてその機会を持ちたいと思います。  それから、これは大臣にお伺いしたいのでありますが、厚生省のOBがいろいろな製薬企業に天下りというか就職をされております。それから、これらの担当でございました、例えば...全文を見る
○衛藤(晟)委員 エイズ問題は既に起こってしまったことでありますけれども、このような被害を再び起こさないために、真相究明が中途半端ではいけないというように考えます。真相を徹底的に究明し、原因を明確にしなければ再発防止は不可能であります。したがって、本委員会としても参考人招致、場合...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後になりますが、三月二十九日の和解成立から約三カ月が経過いたしました。和解により約束いたしました恒久対策、これは与党プロジェクトチームも深く関与したわけでございまして、患者、家族にとっても一刻も早く実現をしなければいけない課題だというように思います。  特に...全文を見る
○衛藤(晟)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
07月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○衛藤(晟)委員 それでは、まず野崎参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  エイズウイルスによる感染の危険についての認識の問題について、まずはお尋ねをいたしたいと思います。  参考人は、先ほど委員長からもございましたように、昭和五十八年八月一日に公衆衛生局の保健情報課長に着...全文を見る
○衛藤(晟)委員 次に、血友病患者にいわゆる抗体陽性が広がっているということが相当早い時期にわかっておりますが、しかし、わかった後の対応というものは極めて不十分であったというぐあいに私ども認識をせざるを得ません。そういうことを踏まえて、エイズ調査検討委員会の設置後のエイズに関する...全文を見る
○衛藤(晟)委員 栗村教授が十一月に出しました二十二例中四例、それから、明けまして六十年の百六十三例中四十七例、確立されたというぐあいに、これだけのこともずっとわかったわけでありますが、やはり対策が一体どうなっていたのだろうかということが、私ども、どうしてもここのところが理解がし...全文を見る
○衛藤(晟)委員 塩川参考人から帝京大症例の取り扱いについて相談を受けたのはいつごろかについて、お尋ねしたいと思います。  塩川参考人は、血液製剤によるHIV感染に関する調査プロジェクトチームに対する回答において、「昭和六十年二月十六日、東京都より、一例の男性エイズの症例が報告...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ちょっと話が戻りますけれども、安部教授がギャロさんに送ったものに対する回答が、昭和五十九年九月六日付で日本に来ております。  その中身は、四十八人について二十三人の血清が明らかに陽性でした、このデータはなるべく早く公表したいというように考えているけれども、同意...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それから、栗村教授の判定は、最初は未完成であるということではございましたけれども、それから数カ月の間にほぼ完成されますね。それに対して、そこまで抗体陽性がはっきり出てきた、血友病の患者の中に大変な感染をしているという実態が明らかになった。その時点における厚生省の...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、順天堂大学症例がエイズの第一号というぐあいになりました。しかし、リンパ球の検査は一回しかされておりません。いわゆる順天堂大学症例は、帝京大学症例に比べると臨床症状が軽かったということは既に明らかとなっております。しかも、カンジダ食道炎等の、エイズに最も...全文を見る
○衛藤(晟)委員 その順天堂大学症例の認定につきましては、私としては、やはり問題が多いと言わざるを得ません。  参考人は、帝京大学症例についても、昭和五十八年の八月以降はエイズ研究班の情報も知ることができて、抗体陽性の情報を五十九年の十一月二十九日には知ることができたわけであり...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、松本参考人に質問をさせていただきたいと思います。  先生は、初めてエイズとされた順天堂大学症例の主治医であったというぐあいにお聞きをいたしております。  日本における真の第一号症例がどの症例だったかについて、当委員会におきましても真相究明に努めてき...全文を見る
○衛藤(晟)委員 そして、先生が診察をして、その判断がエイズ調査検討委員会で第一号というぐあいになったわけでございます。それについて、先生は帝京大症例は診られていらっしゃらないようでございますが、しかし、この当該患者について著しい疲労感という症状があったかどうかということは一つの...全文を見る
○衛藤(晟)委員 最後に一つ、リンパ球の検査について、「必ず間隔を置いて数回反覆施行し、経過を観察して判定する。」というぐあいになっております。順天堂大学症例につきましては、初診が六十年の一月十七日であり、そして一月中旬にアメリカに帰国したというふうにありますので、検査は恐らく一...全文を見る
○衛藤(晟)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
○衛藤(晟)委員 第二班の福岡県の派遣委員を代表いたしまして、私からその概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、団長を務めました私、衛藤晟一のほか、理事石田祝稔君、理事横光克彦君、委員中山太郎君、委員持永和見君、委員大野由利子君、委員福島豊君、委員山本孝史君の八名であります。...全文を見る
○衛藤座長 これより会議を開きます。  私は、衆議院厚生委員会理事の衛藤晟一でございます。  私がこの会議の座長を務めますので、よろしくお願いいたします。  この際、派遣委員団を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。  皆様御承知のとおり、第百二十九回国会、中山太...全文を見る
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、中西睦子先生にお願いをいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、戸嶋裕徳先生にお願いをいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、松本文六先生にお願いをいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、池永満先生にお願いをいたします。
○衛藤座長 どうもありがとうございました。  次に、久米富之先生にお願いをいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  以上で意見陳述者からの御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○衛藤座長 これより委員からの質疑を行います。  質疑につきましては、理事会の協議によりまして、一回の発言時間は三分以内となっておりますので、委員各位の御協力をお願いいたします。これは、二回、三回でも結構でございますが、一回の発言時間が三分以内ということでございますので、御協力...全文を見る
○衛藤座長 委員の方で特に意見をお述べになりたいという方がございましたら、二分程度でどうぞ。
○衛藤座長 さて、最後でございますが、意見陳述者の方々の中で特に意見をお述べになりたいという方がございましたら、一、二分ほどどうぞ。もうよろしゅうございますか。
○衛藤座長 ちょうど当初予定させていただきました時間が参りましたので、これにて質疑を終了させていただきたいと思います。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  意見陳述者の方々におかれましては、長時間にわたりましてさまざまな観点から貴重な御意見をお述べいただきまして、まこ...全文を見る
07月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
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○衛藤(晟)委員 早速、郡司証人に質問をさせていただきたいと思います。  エイズの危険性についての認識について、まず第一点、お尋ねいたしたいと思います。  証人は、エイズの実態把握及び血液製剤の問題を議論するために、一九八三年、昭和五十八年六月にエイズ研究班を設置いたしました...全文を見る
○衛藤(晟)委員 もうこの時点において、後で質問させていただきますが、この時点においては、あなたがやめる前においては、相当エイズウイルスの固定がされ、非常に危険性がはっきりわかっていた時期であるというぐあいになると思います。そして、そのことを前提として今から質問をさせていただきた...全文を見る
○衛藤(晟)委員 どうしてもやはりそのことがつじつまが合わないわけですね。これだけの危険性を認識していながら、何も圧力がなくて何もしないという結果になったということの方が極めて不思議であります。  それでは、これにかわる何かあったのですか。例えばお医者さん同士の争いだとか、そう...全文を見る
○衛藤(晟)委員 それでは、クリオ製剤への転換についてお尋ねをいたしたいと思います。  一九八三年当時、エイズの原因が不明であり、その感染力、発症率が低いと考えていたという御発言がございました。しかし、濃縮製剤の有用性の大きさのゆえに、エイズ研究班においてクリオ製剤への転換を否...全文を見る
○衛藤(晟)委員 意見を修正した方がむしろおかしいと思うのですね。これだけエイズについての危険性を察知していながら、そして非常に早くからそれを、恐らく一番あなたが早くそういう資料を手にしていながら、そしてその危険性を否定できないというところまで来ていながら、何ゆえに、一部でもいい...全文を見る
○衛藤(晟)委員 あなたの今の発言の中で、やはりこの五十四年の薬事法の改正の趣旨が、私は、行政の責任者としてちゃんと理解をされていなかったのではないのかという感をどうしてもぬぐうことはできません。私は、これはやはり極めて大きな行政における問題に挙げられるというぐあいに確信をいたし...全文を見る
○衛藤(晟)委員 私は、多くの先生方、また参考人にお越しをいただいた方々から、一部の血友病の先生方あるいは学会等において、確かに今証人からお話しされたような治療についてのお話はございましたが、もっとちゃんと情報が開示をされて、あるいは患者さんにもそのことがちゃんと伝わっていたなら...全文を見る
○衛藤(晟)委員 帝京大症例についてお尋ねをいたします。  先ほど委員長の質問にもお答えがございましたが、これは、一般的には疑似症例とされ、エイズであるということが完全に否定されたわけではない、エイズ患者であるという疑いは残っていた。塩川参考人も、限りなくクロに近い症例であると...全文を見る
○衛藤(晟)委員 やはり、これだけの危険性を認識していて、そして、一部でも転換をしなきゃいかぬ、全面転換は当時難しかったかもしれませんが、一部転換でもしなきゃいけないとするならば、それは行政の責任者としてちゃんとその方針を打ち出して実行させるべきであった。これはもう私は明確だと思...全文を見る
○衛藤(晟)委員 その認識は、やはり私は、この薬事法の改正を読むと、科学的にはっきりわかる前にそういう危険性がある場合は緊急措置がとれるというぐあいにしているのです。だからこそ、トラベノールは自主的にこういう緊急措置をとったのです。そのことは、エイズの感染を防ぐという意味から極め...全文を見る
○衛藤(晟)委員 じゃ、一部変更でやろうかという議論があったということを知っていますか、知っていませんでしたか。
○衛藤(晟)委員 時間でございますので以上で終わりたいと思いますが、総体としてやはり私は、薬事法の五十四年の改正についての、極めて当時の我が厚生行政において認識が甘かったのじゃないかというぐあいに、今証人とやりとりをしておりましても、そのことを強く感じました。  以上で終わらさ...全文を見る
11月12日第138回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○衛藤説明員 このたび運輸政務次官を拝命いたしました衛藤晟一でございます。  豊かさとゆとりを実感できる国民生活を実現する上におきましても、運輸行政の果たす役割は極めて重要なものがあると考えております。この重責を全うすべく、懸案事項の解決に全力を挙げて取り組んでまいりたいという...全文を見る
11月12日第138回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○説明員(衛藤晟一君) このたび運輸政務次官を拝命いたしました衛藤晟一でございます。  豊かさとゆとりを実感できる国民生活を実現する上においても運輸行政の果たす役割は極めて重要なものがあると考えております。この重責を全うすべく懸案事項の解決に全力を傾注していく所存でございます。...全文を見る
12月18日第139回国会 参議院 議院運営委員会 第7号
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○政府委員(衛藤晟一君) 運輸審議会委員石山陽君は十二月二十四日任期満了となりますが、その後任として村田恒君を任命いたしたいので、運輸省設置法第九条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたしま...全文を見る