衛藤晟一

えとうせいいち

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

衛藤晟一の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○衛藤晟一君 先日、三月十四日に新聞でも大分報じられました「戦没者慰霊へ障壁 修学旅行生入り口で「解散」」という具合にリードが出ています。本日は、靖国神社や護国神社を学校行事として訪問してはならないという具合に命じている昭和二十四年文部次官通達の件で質問をいたしたいと思います。 ...全文を見る
○衛藤晟一君 それでございますと、この「学校が主催して、靖国神社、護国神社および主として戦没者を祭つた神社を訪問してはならない。」にある「主として戦没者を祭つた神社」とは、戦没者を祭った神社ではないけれども、境内に忠魂碑や戦没者慰霊碑が建てられている神社等、一般の神社も含まないと...全文を見る
○衛藤晟一君 それをまず確認して、ここはやっぱりこの通達においても非常に誤解があったところでございますけれども、そしてかつ、この通達はもう既に失効しているということを大臣からお聞きしました。  そうしますと、もし昭和二十四年の文部次官通達一の(ニ)の「学校が主催して、靖国神社、...全文を見る
○衛藤晟一君 よく分かりました。  そうしますと、改めまして、神社仏閣を訪問した際に、宗教活動に当たらない限りにおいてという条件が付いておりますけれども、そのことがちゃんとしている限りは、関係者がその当該神社等の歴史や由来について知識として説明することは許容されると。あるいは、...全文を見る
○衛藤晟一君 つまり、学校においては、神社仏閣等において、靖国神社や護国神社も同じものとしてみなしますよと。そして、それに対する特定の援助を行ってもいけないし、また、ある意味ではそれに対する圧迫等を行うような教育活動は厳に許されないということで間違いないですね。  そうなります...全文を見る
○衛藤晟一君 どうもありがとうございました。
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○衛藤晟一君 自由民主党の衛藤晟一でございます。社会保障全般について質問をさせていただきたいと思います。  我が国は、御承知のとおり高齢化率が二〇%を超えました。高齢化では世界のトップランナーとなっているわけでございますが、さらに、これからいわゆる団塊の世代、我々の世代が高齢者...全文を見る
○衛藤晟一君 これまでも、高齢化に伴いまして社会保障の費用は増加してきました。平成七年に自民党が政権に復帰しまして、そのときに消費税の引上げを決定し、そしてこれからの少子高齢化社会に対して何とか対応していこうということで、新ゴールドプラン、エンゼルプラン、障害者プラン等々を策定を...全文を見る
○衛藤晟一君 ただいまの答弁で分かりますように、平成七年ぐらいより、国は自然増、平均しますと九千億という中、二千億程度を抑制しながら毎年七千億のペースで社会保障国庫負担を上げてまいりました。それが、平成七年の社会保障十四兆から平成二十年二十二兆という具合に来たわけでもあります。こ...全文を見る
○衛藤晟一君 この二千二百億の見直しを是非、総理も就任のときに、国民の視点に立って頑張りますということを言われました。そして、この二千二百億の削減というのは、抑制というのは、やっぱり九千億ベースで増えたときの削減だったんですね。それがもうこの二年ぐらいは、特にこの両四、五年の間に...全文を見る
○衛藤晟一君 このようにして、後ろからも声がございましたが、理念は良かったんだよという声をいただきましたけど、このようにして実現いたしました障害者自立支援法でございましたが、そもそも幾つかの問題もありました。準備期間や検討体制が不十分であったと、それから極めて内容は多岐にわたって...全文を見る
○衛藤晟一君 障害者自立支援法は、障害者の方々が地域で自立した生活を営み、安心して暮らすことのできる地域社会を実現することを目的として成立したものであります。この障害者が地域で暮らしていくためのサービス基盤が整わなければ、法律の理念は立派であってもその実が伴わないものとなりかねま...全文を見る
○衛藤晟一君 それから、さらに精神障害や発達障害についてお尋ねしたいと思うんですね。  今、実は精神障害者に対する医療費は約二兆円と言われています。ところが、精神障害者に対する社会保障というのは四百億です。この十年間、私ども何とか拡大しようと思って懸命に努力してきましたが、こう...全文を見る
○衛藤晟一君 年金問題について、これは今般、やみ専従の問題の存在も明らかになりました。この年金の記録問題というのは、まさに年金が始まってからの蓄積がなされてきた。そんな意味では、昭和十七年からと言いますけれども、実質的には戦後のとりわけ四、五十年の制度改革を続ける中でどこかでちゃ...全文を見る
○衛藤晟一君 年金の記録問題につきまして、三月末までにコンピューター上での名寄せ作業を終了すると、そして記録に結び付く可能性のある方には特別便をお送りするということが政府・与党の公約でございました。  しかしながら、一方で、さきの参議院選挙などの際に、国民の皆様に三月末までに年...全文を見る
○衛藤晟一君 今大臣お話ございましたように、まさにこの年金の記録問題というのは、国に対する不信感をこれほど大きくさせたことはなかったというように思います。今、私どももいろんなところに回ったりお会いさせていただきましても、この国に対する信頼関係を基本的に損ねたということについては物...全文を見る
○衛藤晟一君 今大臣からお話ございました。私どもも、党としても、何とかこの社会保障番号制度の導入に向けてやりましょうと、これをどうしても一元化しないことにはチェックできないということについて思っております。大臣からもお話ございました。是非この実現に向かって共に頑張ってまいりたいと...全文を見る
○衛藤晟一君 次に、介護保険制度についてお尋ねをいたします。  介護保険制度は、地域福祉の観点から、地域での助け合いの制度としてスタートをいたしました。ですから、一定程度の自助努力しましょう、そして保険という共助、助け合いの制度でやりましょう、また国が税を入れながら、あるいは県...全文を見る
○衛藤晟一君 最後になりますが、こういう施設で今働く方々の離職率が高い、あるいは給与水準が低い、あるいは施設自身も、多くの施設やホームヘルパーさんについては、パートの方々の数をうんと増やさなければやっていけないというような問題を抱えています。  これは近々介護報酬の改定があるわ...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。  大臣、大変お疲れさまでございます。本当に年金、長寿医療制度、後期高齢者医療制度、また少子化につきましてもこれからまた審議されるでありましょう保育ママの問題等、いろんな議論がたくさん山積している中でございまして、しかし、非常に私は大...全文を見る
○衛藤晟一君 やっぱり、簡単に増税をしますと国民の持っている懐が寒くなっていく、それが、ですから消費に回らない。それから、安心ができないと貯蓄に回ってしまってやっぱり消費に回らないということで悪循環を繰り返してくるということになると思いますので、大臣の言われておるように、是非ここ...全文を見る
○衛藤晟一君 是非、この介護報酬につきましては、もう御承知のとおり、この数年来の介護報酬というのは、当初予想に比べて、制度的な抑制によって、十八年以来の抑制によって、相当その伸びが予想されたにもかかわらず、それが実はもう伸びていない、制度的に抑制され過ぎた状況でございますから、こ...全文を見る
○衛藤晟一君 介護の日等も是非検討をさせていただきたいと思います。もう私もその質問を予定していたわけでありますけれども、大臣が具体的に検討するということでございますから、是非これをやっていただきたいと思います。  さらに、具体的な待遇の問題、処遇の問題と、それからやっぱり生きが...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。  そして次に、働く上で介護従事者のキャリアパスを明確にしていくこともやりがいを持って仕事をする上では重要ではないのかという感じがします。例えば、現場の第一線でこの程度頑張ったら次は中堅のチームリーダーになれるんだとか、それから更に経験を積...全文を見る
○衛藤晟一君 介護従事者の処遇改善や人材確保につきましては、今国会でも与野党を通じて、与野党の枠を超えて議論がなされているわけでありますけれども、議論の対象が実際に介護に従事する介護職員やヘルパーのみにちょっと限られ過ぎているんではないのかという議論が私ども自民党の方でも広くされ...全文を見る
○衛藤晟一君 介護従事者等の人材確保のための介護従事者等の処遇改善に関する法律案、この法律案は、介護従事者等の人材確保をするために処遇を改善するということについて立法府の決意を表明しようとするものだというように思っております。  その具体的な取組につきましては大臣始め政府の対応...全文を見る
○衛藤晟一君 時間が本当に限られてまいりましたので、十分な対応を是非お願い申し上げる次第でございます。  来年四月の介護報酬改定において何とか今引き上げようということで頑張っているわけでありますけれども、それを、介護報酬が引き上げられましたとしても、先ほども森委員のお話もござい...全文を見る
○衛藤晟一君 介護保険施設におきまして今入所者の重度化が進んでいます。そうしますと、今後ますます医療の必要性が高まるという具合に予想されるわけであります。現に、現時点におきましても大変、そういう状況の中で、医療についての必要性をどうもっと確保するのかということが各介護現場の中で議...全文を見る
○衛藤晟一君 是非お願いいたします。  特養はやはり生活する場でございます。そういう意味では、やっぱり自宅にいるのと同じように、家から病院に入院する場合もあるかもしれませんけれども、しかし家の方に往診という形で今外部からの医療提供は可能なわけでありますから、是非そういう意味では...全文を見る
○衛藤晟一君 今この三十八万人を超していると言われる施設入所を待っている方々に対して明確なやっぱりもう方針を厚生労働省としては出す時期が来たと思いますので、是非その最終的な検討を来年までに行われる介護報酬改定までにはちゃんと出していただきたいという具合に思っている次第です。  ...全文を見る
○衛藤晟一君 是非本気で検討をお願いしたいと思うんですね。  今の特養には、地域の方々との交流するスペースを置いているんですね。それは、地域の校区の方々のいろいろな敬老会だとかあるいはいろいろな学校の方とかいろいろな形であるんですけれども、全部マスの対応なんですね。地域のマスの...全文を見る
○衛藤晟一君 最後になりますが、大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  介護問題は国民的な課題でございます。平成十二年に介護保険制度が導入されて、大臣からもお話ございましたように、やっぱりそれ以前と比べると、私も平成三年、四年という具合に両親が他界をいたしました。父がや...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。
06月06日第169回国会 参議院 本会議 第25号
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○衛藤晟一君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、ただいま議題となりました厚生労働委員長岩本司君に対する解任決議案について、提案の趣旨を説明します。  まず、決議案の案文を朗読いたします。   本院は、厚生労働委員長岩本司君を委員長の職より解任する。    右...全文を見る
10月14日第170回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○衛藤晟一君 自由民主党の衛藤晟一でございます。  まず、天下りと公務員制度改革についてお尋ねをいたします。天下り問題、公務員制度改革については、民主党は前向き、自民党は後ろ向きかのような誤った認識が一部でなされていることは極めて残念であります。安倍内閣では、平成十九年四月、各...全文を見る
○衛藤晟一君 この天下りの根絶に向かって本気で今から取り組んでいく時期だと思っています。  それでは次に、わたりについてお尋ねをいたします。  退職後に転々と天下りを繰り返すいわゆるわたりには、国民の強い批判があります。さきに公表された答弁書では、平成十五年から十九年までの五...全文を見る
○衛藤晟一君 公務員制度改革の進め方についてお尋ねいたします。  基本法では、こうした課題を含め人事制度全体の再構築を行うこととし、それを担う機関として各省から幹部人事を切り離し政府全体の人事部として内閣人事局を設置することといたしています。内閣人事局の設置のための法案は一年以...全文を見る
○衛藤晟一君 次に、天下りの根絶についてお尋ねをいたします。  天下りを根絶していくためには、早期勧奨退職をなくすことが必要であります。早期勧奨退職をさせるから受皿の天下り先を各省はつくったのであります。もちろん、これまでも勧奨退職年齢を徐々に引き上げるための努力がなされ、やっ...全文を見る
○衛藤晟一君 次は、それでは天下り問題の最後に人事制度についてお尋ねをいたします。  基本法が定めているのは、人事制度全体の再構築です。内閣人事局という箱物だけつくっても意味がなく、人事制度のソフトの部分をどう変えるのかということが重要であります。先ほどの天下り根絶に向けた課題...全文を見る
○衛藤晟一君 くどいようでありますけれども、総理に再度今の決意をお聞かせいただいたわけでございますが、折しも今年は大改革を成し遂げた明治維新から百四十年という記念すべき年にも当たります。お話ありましたように、官僚主導から政治主導へ、そして省益優先から国益優先へ、この明治以来の公務...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、年金の改ざん問題について御質問させていただきます。  この年金記録の遡及改ざん問題においてまず最優先に取り組むべきは、給料から保険料が天引きされているにもかかわらず、従業員が知らないところで年金記録がさかのぼって改ざんされ、将来の年金額が減ってしまうケー...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、それぞれのパターンについてどのように取り組んでいくのか、まず大臣にお尋ねをいたします。
○衛藤晟一君 そうですね。民主党は、年金記録の遡及改ざん問題に対して社会保険庁の全職員に対する聞き取り調査やサンプル調査を実施すべきだという具合に主張をしています。しかし、そのようなやり方より、まず一件一件御本人に記録をよく確認いただいた上で、事業主や社会保険事務所職員に対する調...全文を見る
○衛藤晟一君 では、この年金記録の遡及改ざんが行われた背景にはどのようなことがあると考えられるのか。社会保険庁職員の組織的関与があったのではないかと言われていますけれども、どのような関与があったと考えるのか。また、この改ざんに社会保険庁の本庁はどのようにかかわっていたのか。現場に...全文を見る
○衛藤晟一君 この年金記録の改ざん問題ですが、私もいろんな方にお聞きしました。しかし、いろんな方にお聞きしましたが、はっきりしたことを言ってくれません。分かりません。  しかし、どうもいろんなことをお聞きしていますと、どうもかつての地方事務官制度の下で、平成十二年まであったわけ...全文を見る
○衛藤晟一君 社会保険事務所の元職員さんなどが、民主党の会議やマスコミなどで年金記録の改ざんに関する様々な証言をしています。こうした方から情報の提供を得るべく協力要請をすべきではないかと考えますが、見解をお伺いいたします。
○衛藤晟一君 いずれにしても、改ざんに関与した職員に対しては厳正に対処すべきと考えますが、改めて大臣の見解を求めます。
○衛藤晟一君 今もう既に年金の遡及改ざんの解決に向けた大臣の決意もお聞かせいただきました。  では次に、社会保険庁のやみ専従問題についてお尋ねをいたします。  社会保険庁におきましてはいわゆるやみ専従というものが行われていたことが明らかになりました。その背景には、社会保険庁に...全文を見る
○衛藤晟一君 このやみ専従行為にかかわって処分を受けた職員のほか、社会保険庁においては国会議員や芸能人の年金記録をのぞき見していて処分を受けた職員が多数おり、不祥事のデパートと言われています。また、今後、標準報酬の改ざんにかかわった職員も出てくると考えられますが、こうした問題職員...全文を見る
○衛藤晟一君 懲戒処分を受けた職員が日本年金機構に採用されないということは分かりましたが、一方で、これらの職員が厚生労働省に国家公務員として残ることになれば、処分を受けた方がよかったということにもなりかねません。問題職員については分限免職すべきと考えますが、大臣の考え方と、この問...全文を見る
○衛藤晟一君 やみ専従にかかわった者は、言わば働いていないのに給料をもらってきたわけであります。組合に専従していながら、働いているという帳簿だけ作って、そして給料もらったわけでありますから。また、この標準報酬の改ざんにかかわった者がいるとすれば、これも犯罪行為に当たるのではないか...全文を見る
○衛藤晟一君 このやみ専従は、非常に組合が強くて実質的な治外法権状態にあるからこういうやみ専従というのは存在し得たわけですね、結局。このことだけははっきり分かってやらないとどうしようもないことになるという具合に思います。そして、その組合の強さに対して何も、当局が五五年体制の中で癒...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。  しかしながら、例えば七十五歳ですべての方が一律に長寿医療制度に加入しなければならないことや年金からの保険料のお支払について何とかならないかといった声を依然として私ども耳にいたしています。  総理は、所信表明演説において、長寿医療制度に...全文を見る
○衛藤晟一君 この長寿医療制度の見直しについて、総理にもこれに対する見解をお伺いできればという具合に思っています。質問通告にありませんでしたですけれども。
○衛藤晟一君 それでは次に、社会保障費二千二百億円のカット問題についてお尋ねいたします。  骨太の方針二〇〇六によって社会保障費は五年間で一兆一千億円、毎年平均すると二千二百億円の伸びの抑制を行うということになりました。少子高齢化が急速に進む中、医療や介護の費用は大幅に増加し続...全文を見る
○衛藤晟一君 年金制度についてお伺いします。  平成十六年に年金制度につきましては思い切った財政改革を行いました。年金財政の長期均衡が図られたところであります。しかし、年金問題には幾つかの論点が残されています。  まず、公務員に対する共済年金と民間サラリーマンに対する厚生年金...全文を見る
○衛藤晟一君 まさに私もそのとおりだと思います。我々もみんな門戸を開いておるわけでありますから、是非この議論に民主党も乗っていただいて、そしてまさに最終的な年金制度をやらなければいけないというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  それから、平成十二年から十四年の物...全文を見る
○衛藤晟一君 これは、お話ありましたように、デフレのときにもかかわらず年金を下げなかった特例的な措置でした。物価は上昇しています。しかし、経済は悪くなっています。そして、この後期高齢社会というか、少子高齢化社会に突入して、恐らく介護保険の、後ほどお話ししますけれども、介護保険の問...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、介護保険制度について質問をさせていただきたいと思います。  介護保険制度は、高齢者の安心を支える上で年金や医療保険と同様、大変重要な制度であることは申し上げるまでもありません。  しかしながら、介護の現場を見ると、介護の仕事は肉体的にも精神的にも大変き...全文を見る
○衛藤晟一君 障害者自立支援法についてお尋ねをしたいと思います。  障害者自立支援法は、平成七年に策定された障害者プラン、それから平成十五年度から導入されました支援費制度などを経て、障害者が真に地域で自立した生活を営むことができる社会を目指して成立をしたものであります。  一...全文を見る
○衛藤晟一君 これらの対策によりまして障害者自立支援法に対する国民の理解も多くの人に得られてきたものと考えていますが、依然として多くの課題も残されています。特に、先ほど申し上げましたとおり、障害者自立支援法は障害の方が地域で自立した生活を営み安心して暮らすことのできる地域社会を実...全文を見る
○衛藤晟一君 この障害者自立支援法は、先ほど申し上げましたように、やっぱり本当に保護型の、あるいは一種の隔離型とも言えるような障害者福祉から抜本的にこの政策を地域移行に切り替えていく、まさに自立と共生を旨として、方向として持って切り替えようとする、ある意味では私はそういう願いを込...全文を見る
○衛藤晟一君 この障害者自立支援法の報酬改定の実施につきまして、大臣のその方向もお聞きしました。これ是非、本当に、やっと三年たつわけでございますが、この際、障害者の方々にも皆さんにも納得していただけるように、報酬改定に向けて是非頑張っていただきたいと思います。  それでは、教育...全文を見る
○衛藤晟一君 続いて、改正教育基本法第二条には五点の教育の目標が掲げられていますが、旧教育基本法から追加された理念はどういうものがあるのか、具体的にお伺いいたします。
○衛藤晟一君 さらに、この中にはやはり目標達成ということ、それから公共の精神ということが新たに盛り込まれてきているわけでもあります。教育基本法改正で、この豊かな情操と道徳心、公共の精神、我が国と郷土を愛するなどの目標を達成するように教育の在り方は変わったわけですが、当然のことなが...全文を見る
○衛藤晟一君 改正教育基本法に追加されました豊かな情操と道徳心、公共の精神、我が国と郷土を愛するといった新たな教育目標を達成することで国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた国民の育成を期するように変わったわけですが、この改正教育基本法に基づく教育改革について、総理の決意をお...全文を見る
○衛藤晟一君 最後に、拉致問題についてお尋ねしたいと思います。拉致問題についてお伺いします。  アメリカが北朝鮮へのテロ支援国指定の解除に踏み切りました。しかし、今回の合意では北朝鮮が申告した核施設の検証が中心で、未申告施設への検証は相互の了解が必要になります。そうなれば、北朝...全文を見る
○衛藤晟一君 今後、北朝鮮に対するエネルギー支援問題が浮上してくると思います。  平成十九年二月に、安倍内閣は、拉致問題の進展がなければエネルギー支援に加わらないという方針を出し、その方針を繰り返し各国に訴え、各国も我が国の事情を理解しています。  ここで改めてその方針を堅持...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、引き続きまして、拉致問題について総理に御質問させていただきます。  今後、北朝鮮に対するエネルギー支援問題が浮上してくると思いますが、平成十九年二月に安倍内閣が、拉致問題の進展がなければエネルギー支援に加わらないという方針を出しました。その方針を繰り返し...全文を見る
○衛藤晟一君 そもそも、六月の日朝公式実務者会議で北朝鮮は拉致被害者再調査を実施する方針を表明した上、八月の協議では、再調査のための権限を与えられた委員会を設置し、可能な限り今年秋までに調査を終えることと決まっていました。しかし、九月、北朝鮮は委員会設置先送りを表明し、現在も約束...全文を見る
○衛藤晟一君 北朝鮮が約束を守らない以上、日本独自の制裁を半年間延長したということは当然であります。問題は、平成十八年九月に設置した対策本部が十分に機能していないように見えることです。追加制裁を検討するためにも、対策本部を頻繁に開催すべきだと思います。どのように対策本部の体制を充...全文を見る
○衛藤晟一君 朝鮮総連の幹部が中国に出て、その後、北朝鮮に入っているという情報があります。また日本に帰ってきていると。これは完全に約束違反であります。そういう調査もちゃんとしなければ、まさにこのまましり抜けになってしまうというふうに思っております。そういうことも是非ちゃんとやって...全文を見る
○衛藤晟一君 以上で終わります。
12月19日第170回国会 参議院 本会議 第14号
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○衛藤晟一君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、厚生労働委員長岩本司君解任決議案の提案理由を説明いたします。  まず、決議案の案文を朗読いたします。   本院は、厚生労働委員長岩本司君を委員長の職より解任する。    右決議する。  以下、提案の理由を申し述べます。 ...全文を見る