衛藤晟一

えとうせいいち

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

衛藤晟一の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月20日第171回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○衛藤晟一君 自由民主党の衛藤晟一でございます。引き続き質問させていただきたいと思います。  私どもがこうした自由と繁栄を享受できますのも、我が国の独立と自由のために尊い命をささげられた先人の皆様のおかげだというように思っています。ですから、国のために殉じられた戦没者に対して心...全文を見る
○衛藤晟一君 そうすると、単純計算いたしますと、二百四十万引く百二十五万となるわけでありますから、残り百十五万柱ということになるわけですが、海外で収集可能な御遺骨はあと何柱ほど残っているという具合に把握しているんでしょうか。
○衛藤晟一君 遺骨収集の年度別実績を見ますと、最近は平成十七年、十八年は年六百柱ほど、平成二十年は二千柱くらいというようになっていますね。そうなりますと、あくまでも単純計算ですが、収集可能と思われる御遺骨五十九万柱すべてを日本に帰還させるためには、年六百柱なら約千年、年二千柱なら...全文を見る
○衛藤晟一君 遺骨収集は国の責任だという具合に大臣から答弁をいただきました。全くそのとおりであります。国のため亡くなった戦没者の御遺骨を日本に帰還させるのは、まさに国の責務だと思います。  しかし、実際は収集可能な御遺骨だけでも五十九万柱が異国の地で我々が来るのを待っているわけ...全文を見る
○衛藤晟一君 年度別の遺骨収集実績によれば、平成十九年は収集数は七百六十柱だったわけでありますが、平成二十年には二千三十八柱という具合に三倍増となっているわけであります。  このうち千百六十柱は、フィリピンで情報収集活動をしていた野口健さんたちのNPO、空援隊の情報のおかげだと...全文を見る
○衛藤晟一君 国の責任でということでございます。しかし、民間の方々もそれだけ努力をしておりますけれども、今は国の方もいろんな形で配慮を情報を集めるためにされているということは認めるわけでありますけれども、さらに、民間の方々がこれだけ努力していることに対してやっぱり応分の負担という...全文を見る
○衛藤晟一君 もちろんアメリカと日本では戦後の歩みも違いますし、単純に比較することはできませんけれども、予算でいえばアメリカは日本の十六倍、それからスタッフの数も、外事室の二十九人ということで考えれば十五倍ということになります。もちろん予算の額やスタッフの数ではないという意見もあ...全文を見る
○衛藤晟一君 是非、大臣のお言葉のとおりだと私も思いますので、そのような基本方針に沿って体制を整備していただきますよう、重ねてお願いを申し上げます。  もう一点、国内の軍人墓地についての管理についてお伺いをさせていただきたいと思います。  戦没者の御遺骨がまだ百十五万柱も日本...全文を見る
○衛藤晟一君 戦後もう六十四年たっているわけですし、調査に時間も掛かると思いますが、例えば現況が不明な十五か所については引き続き是非調査をお願いしたいというふうに思います。  それでは、福岡市に所在する、先ほど申し上げました谷陸軍墓地の所有者はだれで、まただれが管理の責任者なの...全文を見る
○衛藤晟一君 つまり、福岡市の谷陸軍墓地については、所有者は財務省で、その維持管理は福岡市がしているというわけですね。  この谷陸軍墓地について、隣接地を公園として使えるように一括して無償で貸与しています。国としては、この軍人墓地とともに公園用として国有地も無償で貸し付けている...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、福岡市に所在する谷陸軍墓地に係る契約書の第十一条には、福岡市は、善良な管理者としての注意をもって、今お話のありました貸付物件の維持保全に努めなければならないと。そして、その次には、支出する費用はすべて福岡市の負担とし、甲に対しですから、財務省に対しその償還...全文を見る
○衛藤晟一君 そうすると、この軍人墓地の管理に責任を持つ地方自治体は、この善管注意義務の範囲内で軍人墓地の管理や修繕をしなければならないということだと思いますので、この解釈についてですけれども、ほかの軍人墓地の管理について私が一部調べたところ、例えば宮城県や愛媛県は、同じ国有財産...全文を見る
○衛藤晟一君 無償で国有財産を墓地及び公園として貸与されているわけでありますから、宮城県や愛媛県のように日常的な維持管理及び修復費用も地方自治体が負担するという解釈が普通であろうというように思います。  ですから、福岡市は当然陸軍墓地の維持保全に努めることが期待されているわけだ...全文を見る
○衛藤晟一君 それでは、国有財産は無償で公園としてあるいは墓地として貸し付けているわけですから、日常的な管理や工作物の修理は管理者たる地方自治体の責任であるということを、五年ごとに是非、国有財産無償貸付契約書を交わす際に地方自治体にも徹底をしていただきたいと思います。  今まで...全文を見る
○衛藤晟一君 契約書に明記されているわけですから、この管理をめぐって大きな問題が起こった場合は、是非、やっぱり財務省としてもその所有者としての責任があるんだということをはっきりしておかなければいけないと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  といいますのは、先ほど申し上げ...全文を見る
○衛藤晟一君 是非、いろんな問題を引きずってきたところだと思いますけれども、やっぱり、何か地方に任せっきりでやっているというのは、ちゃんとしてもらえないというところもありますし、本来やっぱりこれは国の責任でやるべきことだと思いますので、今大臣からもお話ございましたように、是非ちゃ...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。  引き続き質問させていただきたいと思います。  一番最初に、やはりこの基準、第三者委員会の認定判断の基準が今総務大臣決定で入っています。申立ての内容は社会通念に照らし明らかに不合理ではなく一応確からしいというのを法律に変えなければ...全文を見る
○衛藤晟一君 趣旨のうち相当部分について私は実は賛成であります。ただ、その言われている趣旨が必ずしもこの法案にそのまま反映されてないんではないのか、逆に極めて骨格を崩すようなことにも入り込んだんではないのかという感じがしますので、そこのところをちょっと質問させていただきたいと思う...全文を見る
○衛藤晟一君 ちょっと私の場合で適切でなかったかもしれません。しかし、実は今言ったように、資料提供を求められますね。それはどこかで確からしいというようなことを立証しようとする意思があるときにそれをやれるわけですね、そういう資料請求できるわけですね。私が最初から最後までいやそんなこ...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね。ただ、先ほどからお話ございましたように、この世の中ですから、みんなが善意であるとも限らないし、みんなが悪意でもあるとも限らない。そういう中で、どういう具合にやっぱり調整していくのか。  先ほどお話ございましたように、まさにグレーゾーンというか、そういう...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね。元々、厚生年金保険法の中における倒産したときだとか災害とかと同じような扱いの中で、これは本来はっきり納められているのに、サラリーマンとしてはちゃんと納めているのに、あるいは納めているようになっているのに、事業主がおかしなことをしていたというのがこの改ざん...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね。ですから、特にサラリーマンの場合は、事業主自身は自分がやっているというケースがありますから、ちょっとこれはまず除きますけれども、サラリーマンの場合は、勤められている方の方は、勝手に改ざんをやられたというケースは厚生年金保険法でちゃんと対応ができると。それ...全文を見る
○衛藤晟一君 済みません。じゃ、あとちょっと続けさせていただいた後、改めまして。  私はやっぱりそういうことじゃないかなと思います。これを判断するのは極めて難しい。かつ、今これを政令でということですけれども、国に責任があるかどうかということを厚生労働省自身が決められるはずがない...全文を見る
○衛藤晟一君 引き続き、質疑をさせていただきたいと思います。  先ほどお話し申し上げました国の帰責事由の有無というものを適切に判断することは極めて難しい、そしてまたその認定を当事者であるところの社会保険庁長官が行う、政令ということになっておりますので、やっぱりちょっとこれは矛盾...全文を見る
○衛藤晟一君 実は、この法案を読んでみますと、いわゆる帰責事由の有無をなかなか判断しづらい。そのときに結局、そうなりますと、事業主本人もそのことが証明されなければ全部免責されるということになってしまうから、それでは、今想定していないということでございますけれども、私も、そのとおり...全文を見る
○衛藤晟一君 そのとおりだと思います。  結局、今この改正案は、国の責めに期すべき事由があるおそれがないと認められない場合は納付勧奨もしません、公表もしません、あとは国庫で負担します。しかしながら、御承知のとおり代位請求は残っているというのが今の法案ですから、これはやっぱり一貫...全文を見る
○衛藤晟一君 確かに二年間の中で事情の変更があったと思います。しかしながら、先ほど申し上げましたように、西島委員も言いましたように、この改ざんの部分について、その改ざんされたであろうサラリーマンの部分の回復は、これは厚生年金保険法による回復措置をとっているんですね。そして、そうい...全文を見る
○衛藤晟一君 この枠組みのところは先ほどから申し上げているとおりでございますので、その趣旨は理解しましたと、ただ、その趣旨がちゃんと表現されていない体系になっているんではないでしょうかということを申し上げておりますので。  現に、例えばこのときにもちょうど、改めて一年半前の衆議...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。大変率直な御意見をいただきまして、ありがとうございます。私どももそう思います。  ですから、先ほど申し上げましたように、意図したところは何とか事業主の協力を得られることであったけれども、これでは、このままでは悪徳の事業主は野放しにされるケー...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○衛藤晟一君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となっております厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる年金記録回復促進法案について反対の討論を行うものであります。  この野党の年金記録回復促進法案は、さきの法案...全文を見る
06月04日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○衛藤晟一君 連合審査につきましてお話をさせていただきたいと思います。  国民年金法等の改正法案は、平成二十一年度からの基礎年金国庫負担を二分の一へ引き上げ、年金の財源基盤を盤石なものにする重要な法改正であります。そして、その財源に関しては、平成二十一年度、二十二年度については...全文を見る
06月08日第171回国会 参議院 厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。  こういう形で連合審査が持たれるということになりました。本日は、とにかく財政金融委員会、そして厚生労働委員会の連合審査でございますので、私の方は元々厚生労働委員会に所属いたしております。主に基礎年金の国庫負担割合二分一引上げ法案に対...全文を見る
○衛藤晟一君 そういう意味も込めましても、私は、本法案によります基礎年金の国庫負担割合の二分の一への引上げというのは、年金制度を将来にわたって持続可能なものとし、そして国民の年金制度に対する信頼を確保するためにもどうしても実現をしなければいけないという具合に考えています。  基...全文を見る
○衛藤晟一君 平成十六年改正の附則には、平成二十一年度までに国庫負担割合を二分の一に引き上げることなどが定められています。我々与党も、二分の一を必ず実現しなければならないという決意の下に、平成十六年度以降、二分の一に向けて段階的に国庫負担割合を引き上げてきました。  ただ、野党...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、今お話ありましたように、十六年度からは年金課税の見直しを、そして十七年からは定率減税の縮減、廃止等によりまして合計約五千億のそういう引上げというものをやってきたわけでありますけれども、そういう中で、本法案における、基礎年金のやっぱり二分の一への引上げとい...全文を見る
○衛藤晟一君 特別会計の積立金を取り崩し続けるということには当然のこととして限界があります。また、基礎年金の国庫負担割合二分の一への恒久化のためには、平成二十三年度に税制の抜本改革を行い所要の安定財源が確保されなければならないというふうに考えますが、税制の抜本改革に向けた取組につ...全文を見る
○衛藤晟一君 ただいま御答弁にありますとおり、税制の抜本改革のためにはそれを実施できる環境を整えられるかどうかがかぎになるだろうというように思っています。平成二十年の第一次、二次補正、それから平成二十一年度の当初、そしてまた平成二十一年度の補正という具合に、累次の経済対策によりま...全文を見る
○衛藤晟一君 改めまして、大臣のお話を聞きましても、最終的にはやはり財源をどうするかというのは、もう先ほどからお話しのように、消費税に頼るしかないのではないのかということでございます。しかし、消費税を上げるということにつきまして、やっぱりいろんな意見もあるところでございますが、ま...全文を見る
○衛藤晟一君 最後にまた第一のところについて、その財政の問題そして社会保障の問題についてお聞かせいただきたいと思いますけれども、またそれは後でお願いいたします。  社会保障改革について若干質問させていただきたいと思います。  昨年十二月に発表されました政府の中期プログラムにお...全文を見る
○衛藤晟一君 一番最初に大臣に申し上げましたけれども、これ平成六、七、八年ぐらいに、そのときに、少子高齢社会を乗り切るために社会保障費の上積み、国庫負担の上積みは試算段階で大体八千億、九千億というオーダーだったんですね。それはちょっとできないというので、大体七千億オーダーぐらいに...全文を見る
○衛藤晟一君 今回、基礎年金の国庫負担割合が二分の一に引き上げられることになると思いますけど、そういう中で平成十六年度改正が完成しまして、一応、年金財政が将来にわたって持続可能なものとなるという、年金の一番その根幹にかかわっていた、これが毎年五兆円も赤字になって、それから取り崩し...全文を見る
○衛藤晟一君 最後、財務大臣にお尋ねをしたいと思います。  年金以外にも、医療、介護の分野における機能強化というのは喫緊の課題であると。そしてまた、少子化対策も取り組んでいかなきゃいけないと。しかし、これに向けた財源確保は大変な問題でございます。一方で、国民の真の安心の確保は、...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。終わります。
06月18日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。  本日は、麻生総理においでいただきまして、基礎年金の国庫負担三分の一を二分の一に引き上げると、この法律案の締めくくりの総括質疑ということでありますから、まず最初に申し上げておきたいことがあります。  本日は六月十八日であります。本...全文を見る
○衛藤晟一君 総理、総理も先ほど正論に書いた文章がございました。(発言する者あり)中央公論ですか。これらの改革が行われる前の総理の認識というのはそのとおりだと思います。しかし、そのためにこの十六年改正をやり、そして今仕上げようとしているわけです。これが財政的にどうしても仕上げる。...全文を見る
○衛藤晟一君 税制の抜本改革につきましては、本年三月に成立いたしました税制改正法の附則第百四条をめぐっての議論が記憶に新しいところであります。麻生総理もあのころは内に外にいろいろ御苦労があったというふうに思いますが、附則第百四条には次のように規定されています。政府は、基礎年金の国...全文を見る
○衛藤晟一君 総理お話しのように、総理就任前のころの昨年の秋までというのは、御承知のとおり、日本経済、世界経済、もうインフレ過熱気味で、資源や飼料や油や、そういうものが上がるといって、それから一気にリーマン・ブラザーズの問題から逆転した、言わばデフレ経済という形で。これだけのいろ...全文を見る
○衛藤晟一君 ということなんですね。  現在の所得代替率も所得の多い人はやっぱり低くなる、そして所得の低い人のところにはたくさんあげる。いわゆるモデル世帯と言われている、完全な共稼ぎ、両方とも被用者でいくところは三割ぐらいですね、今、仮定では。あと、六五パーぐらいの方々が奥様が...全文を見る
○衛藤晟一君 国民の、とりわけ若い世代の年金に対する不安が募っているようであります。そして、それを私は何とか解消しなきゃいけないと思うんですね。だから、年金は本当に党利党略になってはいけないという具合に思っています。その議論を避けなければ、昔でいえば、御承知のとおり、ヒトラーが出...全文を見る
○衛藤晟一君 西島先生に替わります。お願いします。
06月19日第171回国会 参議院 本会議 第31号
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○衛藤晟一君 自由民主党の衛藤晟一です。  私は、自由民主党、公明党を代表しまして、国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に関しまして、賛成の立場から討論いたします。  少子高齢化が進展する中にあって、社会保障の改革は、制度を将来にわたり堪え得るものにするた...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○衛藤晟一君 各参考人にもう一回改めて、弁護士の加藤先生を始め木下先生からもずっとお話ございましたけれども、やっぱり法律家から見たA案のこの六条について、私はやっぱり、まあ今の法律でいえば、臓器移植を前提としているがゆえにという形で脳死イコール人の死と認定してもいいんだというよう...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね。あと有賀参考人にですね、その二つについて。
○衛藤晟一君 はい。
○衛藤晟一君 四名の方に実はお聞きさせていただきたいんですけれども、今A案が衆議院から私どもの方に回ってきました。そのA案の脳死に関するところで、言わば前の法案の方がいいんだと、六条のところをめぐって、という意見と、いやいや、むしろ人の死という具合にとらえるという観点も残っていて...全文を見る
○衛藤晟一君 はい。
07月06日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○衛藤晟一君 宮本参考人と井手参考人にお尋ねしたいんですが、いわゆる現法においては、「その身体から移植術に使用されるための臓器が摘出されることとなる者であって」という文が今ありますよね。それがA案においてなくなるということについて、基本的には臓器移植法案だから同じだといえば同じか...全文を見る
07月09日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○衛藤晟一君 まず第一点は……。もう一回、ちょっと要点だけ、済みません。
○衛藤晟一君 現在、提出者が言った国民的な合意があるということですが、脳死臨調の話をされておりますけど、先ほど梅村先生からお話があったと思いますね。現在において、臓器移植を前提として脳死を認めている、だから人の死とすることについても臓器移植がなければ認めないということになりますか...全文を見る
○衛藤晟一君 仰せのとおりだと思います。  ここに書いておりますのは、臓器の移植に関する法律ということで、いまだ、言わば脳死をめぐって固定的な考え方が定まっていなかったから臓器移植に限ってこのパッケージを作ったと。そして、それに対する改正案がA案として、条項改正案として出てきた...全文を見る
○衛藤晟一君 先ほどから申し上げておりますように、この削除したのはどうしてですかというA案提案者に対する質問があって、それに対するものは、私どもは、この削除したのは、脳死を一律に人の死とするという考え方を前提としているという考えにすぎないけれどもと、しかし、すぎないけれどもと言っ...全文を見る
○衛藤晟一君 ですから、前提の考え方であってということで混乱をして、マスコミとか何かにいろいろそういう具合にして出まして混乱していますから。ところが、実際の法律の中身は変えていないんですよ、A案提出者も。文言は削ったけれども取扱い上は変わらないんですよ。しかしながら、その削ったこ...全文を見る
○衛藤晟一君 一点目と二点目にお答えさせていただきます。  先ほどから申し上げていますように、言わば前提の考え方ですよとか、考え方にしかすぎませんよと、脳死は人の死ということはですね、それでその文をわざわざ現行法から取りましたという具合にしているんですけど、そうすると、取ったこ...全文を見る
○衛藤晟一君 家族の承諾による同意の臓器の提供についてはとなりますと、現在いろんな調査を見ましても、本人の意思が分からない場合、家族が承諾すれば提供を認めるべきだという意見が賛成六二%、反対一九%といったような結果が出ていて、大勢としてはこれはやっぱり認める方向にあると言って私は...全文を見る
○衛藤晟一君 元々、この法律は臓器移植法としてまだ完全に合意が得られていないと。だから、医療現場においては臨床的脳死であってもすぐ人工呼吸器を外すということにならないんですね。でも、医学的に見て、それが全部合意が得られているとするならば、それは本来であればお医者さんの一存で外せる...全文を見る
○衛藤晟一君 小池先生の先ほどのお話ありましたのは、結局、A案も修正案も、実際はこれを、臓器移植どうしますかというところに遺族の意思が出るわけで、しかし、そのときは現状においてはまだ遺体とか死体とかしていないんですね。  先ほどちょっと説明の方は、脳死は人の死だからという死んで...全文を見る