衛藤晟一

えとうせいいち

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

衛藤晟一の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第174回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○衛藤晟一君 まず総理にお尋ねいたします。  やっぱり私どもいろんなところをずっと歩いたりお話を聞いていますと、いわゆるちまたの声でありますけれども、普通の人たちはやっぱり贈与税というのは百万ちょっとから掛かるのに、総理の場合だけ何でこんなに許されるのか、やっぱりおかしいではな...全文を見る
○衛藤晟一君 あなたがそう言えば言うほど、責任は秘書さんへ、あるいはお母さんや奥様に行くわけであります。私はそんな意味で本当に卑劣だという具合に思っています。  そうなりますと、当然のこととして、秘書さんやお母さんやあるいは奥様にここに出てきてもらってはっきりと調べなきゃいけな...全文を見る
○衛藤晟一君 こんなお金を、ちょっとというお金じゃないんです。一月に千五百万円、一年に一億八千万。それを相当長い間、六年か七年か九年か十年か分かりませんけど、ずっとそういうのをもらっていて、しかもそれがどんな形で使われていたかよく分かりませんと言っておられるんですね。(発言する者...全文を見る
○衛藤晟一君 改めまして、これだけのものをもらっていて知らないなんということはあり得ないわけであって、そのことをよく自覚していただきたいと思います。そして、自分でしかるべき処置をしていただきたいということを申し上げます。  それでは次に、昨日、大江議員から質問がございました外国...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね。日本国民固有の権利であるという具合にはっきりと書かれています。  それでは、しかし、総理は大江議員に対しまして、枝野大臣の答弁を認めつつも、最高裁判決で永住外国人への選挙権付与は憲法上禁止されていないと傍論で出ている、ですから、参政権付与をするか否かに...全文を見る
○衛藤晟一君 傍論に別に法的拘束力があるわけでもありません。また、一つの意見でもございます。ですから、この場合は主判決に従うべきであるという具合に思います。ただ、その中でこんな意見もあったということであえて傍論を載せたということであります。  しかし、先ほどお話ありましたように...全文を見る
○衛藤晟一君 この平成七年の最高裁判決は明らかに、日本国民ではない外国永住者に選挙権を与えることは憲法上問題があると。そして、今、枝野大臣も言われましたように、基本的にはそうですということを言っているわけですから、私はそれをはっきりと確認しているわけであります。  ですから、傍...全文を見る
○衛藤晟一君 二十か国ですか、三十か国ですか、そこのところをよく見てください。例えばEUとかは、全体を組んで相互でそういうことをちゃんとやろうと、EUの圏内で一部それを部分的に容認するということをやっているわけであります。しかし、ドイツなんかでもそんなことにまでまだ行っていないん...全文を見る
○衛藤晟一君 じゃ、次に行かせていただきたいと思います。亀井大臣に引き続き御質問申し上げたいと思います。  今、いろいろ内閣で議論されようとしている中に夫婦別姓の問題があります。夫婦別姓、私どもは、この国は一夫一婦制を取りながら、そして夫婦というものを形成しあるいは家族というも...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。  是非、今法案が提出されているわけではありませんけれども、法案が提出されないように閣議の中でも頑張っていただきたいと心から期待を申し上げる次第でございます。  時間も大分なくなりましたけれども、社会保障についての質問をさせていただきたい...全文を見る
○衛藤晟一君 済みません、亀井大臣、結構でございます。ありがとうございました。どうぞ、枝野大臣も。
○衛藤晟一君 一期四年というこの常套句は私ども聞き飽きているんですよね。長妻大臣は、できるだけ早くという言葉はあり得ないとか、それから目安を切っていただかないと常識外だとか、あるいは期限を短く切って早急にやれとか、そういう具合に今まで政府答弁を、かつては批判をしていたわけですよ。...全文を見る
○衛藤晟一君 どうも自分の言われたことを覚えられていないみたいですがね。  それで、最終的にこの紙台帳の問い合わせやりますよ、そして平成二十一年中に一応コンピューター処理を終えたいと思います、その何か月かの差はあるでしょうと。しかし、それからすぐ照合に入りますよ、そして集中的に...全文を見る
○衛藤晟一君 それは、前からそういう具合にして見れるようなシステムをということでちゃんとやってきているんですよ。そして、インターネットで、それを方針として……(発言する者あり)
○衛藤晟一君 分かってない、全然ですね。(発言する者あり)だれがってことを言われますけれども、これはよく言われるように、はっきりと、三層構造の中で起こった問題だということをはっきり言われているわけでありまして、それを、だからこそみんながお互いにちゃんと受けなければいけない責任にな...全文を見る
○衛藤晟一君 今言われたのはそのとおり、言わば前の時代から一生懸命やってきたことです。それから、年金記録の解明のものも、言わば二年掛けて集中的に幾ら入れたらどうなるということを一覧表にして、そしてずっとやってきたことです。それで、最終的にこれがずるずる十年掛かるのか、どれぐらいの...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。  年金記録問題につきまして、先日の予算委員会に引き続きましてお尋ねをいたします。  この問題につきましては、先日の大臣の所信表明においても、国家プロジェクトと位置付け、二年間に集中して取り組み、政権一期四年の間にできる限りの対策を...全文を見る
○衛藤晟一君 全くおかしな話ですね。それは、二十年も掛かるなんて話ありませんよ。元々そのときに予算、記録を集中的にやるためには、二年ぐらいであればどれぐらいの投下費用掛かると、十年ぐらいであればどれぐらいの投下費用掛かるということで、幾つかのパターンに分けて説明したというか、こう...全文を見る
○衛藤晟一君 改めて言いますけど、あなた方はあの当時言っていたことと今やっていること全然違うんですよ、そんなことを勝手に言っているけどね。我々は、そのときに幾つかのパターンに分けてこういう具合に検討いたしておりますと。そのときにあなたは、何言っているんだと、一年で全部やってしまえ...全文を見る
○衛藤晟一君 ますますそうじゃないですか。そしたら、予算要求した段階では具体的なイメージもないまま予算要求をしましたということを今の中で言っているんです、結局。  今のインターネット化については、我々も表にしていなかったのかもしれないけれども、具体的に部会の中で検討して、将来そ...全文を見る
○衛藤晟一君 予算要求したんですよ。そして、今意見を聞いて決めていきたい。あなたは選挙のときでも、こうしてこれがモデルですよといって出して、そのときやられたんです。そうしたら、今まで言ってきたことは、そういうものもあり得るかもしれないから検討しなければいけないと思っているというだ...全文を見る
○衛藤晟一君 昨年の衆議院選挙の段階ではこの日本年金機構の法案は通って、もうそういう形で既に、あなたが今理由として挙げられた移行している状況というのは分かっていたはずです、完全に。はっきりしていましたね。そのときに身分の問題をどうするんだとか、あるいはいろんな不祥事が続いておりま...全文を見る
○衛藤晟一君 またまたこれもおかしな話ですね。法案審議では、発言者の大塚議員は、約二千億円という経費について厚生労働省の二十兆円の予算の中の約一%を捻出する、そういう努力は内閣としてやらなければならないという具合に答弁をされておりました。  そうしますと、公布の日から施行すると...全文を見る
○衛藤晟一君 マニフェストの工程表を見ましても、丁寧に書いていないところはただ一期四年、一期四年という具合に言っているだけであって、今までのずっと言ってきたこと、だからそれは明確にそれを書いてあるわけじゃないんですよ、本当は、工程表にね。そう言っているだけです、あなたが。  し...全文を見る
○衛藤晟一君 今、実は大変なことを言われているんですね。地方自治体の引受先があればと。これ違うんですよ。言われたように、基本的にあくまでも、言わばこれを、病院の機能を維持しながら、そしてそういうことでできたお金ですから、幾らかでも年金に戻すというのは当たり前です、これ。そうしてい...全文を見る
○衛藤晟一君 大臣、本気でそのことちゃんと約束守ってくださいね。これは、あなた方も言ったように、年金のお金を医療に使う。医療ということはやっぱり僕はよかったと思います、本当はね。しかしながら、それは年金のお金から見ると、そういうものに使わなかったんですから流用と批判をあなた方がさ...全文を見る
○衛藤晟一君 答弁、大臣、それを貫いてください。  ところが、あなたの周りの官僚の方々とか、それからいわゆる自民党の一部にもそういう人がいまして、それから民主党の中にも変な方がいらっしゃるんです。これを公的な病院として何とか売るのをわざとさせないで、そして維持していこうというこ...全文を見る
○衛藤晟一君 年金が破綻しているかどうかというときによく、今国民年金のお話を大臣もされました、問題点としては、国年の未納等の問題だという具合に言われましたけれども、この国年の問題ですね。やっぱり私は言い方を本当に気を付けないと不安をあおるだけだというように、私どもも発言に気を付け...全文を見る
○衛藤晟一君 いろいろ説明もありましたけれども、そのとおりで、未納や低年金の方、無年金や低年金の方々が増えると、結局、生活保護に回っていく可能性が高くなってくる。そうすると、国家財政にとっても大変だと。  しかし、今お話がありましたように、年金財政そのものが破綻しているわけじゃ...全文を見る
○衛藤晟一君 お話としては立派なんですが、まずこのような改革をやって、そして国民の不安を一刻も早く払拭していただきたいと思っているんです。今、私が申し上げたような形の改革が全部できれば、今すぐは大丈夫なんです。  今、長妻大臣が言われましたけれども、もう例えば今、最低保障年金だ...全文を見る
○衛藤晟一君 その会も障害者の方々を中心にということでございますけれども、今、障害者施策をやっていく上で、例えば、御承知のとおり、精神障害、精神科医療一兆九千億、それから精神科福祉約四百五十億ぐらいですか、四、五百億、これを何とか我々も一生懸命進めようと思ってやってきたんですが、...全文を見る
○衛藤晟一君 以上です。
03月30日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衛藤晟一君 ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党・改革クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  鳩山内閣が発足して半年、一兆三千億円もの緊急経済対策関連補正予算が組まれたにもかかわらず、失業率は四・九%、有...全文を見る
03月31日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○衛藤晟一君 私は、ただいま可決されました介護保険法施行法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     介護保...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○衛藤晟一君 自民党の衛藤晟一でございます。座らせていただきます。  まず、白川参考人にお尋ねをいたします。  先日発表されました平成二十二年度の健保組合の予算早期集計結果によれば、健保組合の約九割が赤字になったと、そして二十二年度予算では過去最悪の六千六百億円の赤字という報...全文を見る
○衛藤晟一君 協会けんぽの平均保険料は、平成二十一年度の八・二%から二十二年度には九・三四%に、過去最大一・一四%引き上げられると、健保組合の保険料も九%を超えるところが一割近くに達するということを聞いています。  さらに、このような景気状況の中で、雇用保険法の改正によりまして...全文を見る
○衛藤晟一君 小林参考人にもそういう具合に取っていただけたというのは非常に有り難いことなんでしょうけれども、実際のところ予算は大幅に増やして、ほかのところにずっと行ったからでありまして、子ども手当とかいろいろなところにはずっと行ったんでありますけれども、ここにはなかなか行けなかっ...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、協会けんぽとしては、やっぱりみんなからバックアップしてもらわなきゃいけない、しかし大きな、大幅な料率アップは困るという中で、やっぱりある程度のバックアップをしてもらえるんだからこれ以上の現時点においては無理は言えないという心境だということでございますね。
○衛藤晟一君 はい、ありがとうございました。  白川参考人にお尋ねいたします。  政府は、今回の法案は、国庫補助率引上げの主要財源の半分を純増しているということを理由に、負担の肩代わりではないという具合に説明をされておられます。しかし、これに対してどう思われているのか。  ...全文を見る
○衛藤晟一君 渡邊参考人にお尋ねいたします。  現在、政府の高齢者医療制度改革会議で新たに高齢者医療制度についての検討が行われているということでございます。その最中に、結論が出ない中での今回この算定方式を変えるということでございましたけれども、現在まで出されているいろんな案がご...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。
05月11日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○衛藤晟一君 私は、ただいまの医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     医療保...全文を見る
08月06日第175回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○衛藤晟一君 本日の一般審査に当たりまして、衆議院から提出されております独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法改正案に関連して質問をさせていただきたいと思います。  今回の改正案は、年金・健康保険福祉施設整理機構、すなわちRFOの存続期間を二年間延長するものでありますけれ...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、この法律の趣旨には、年金福祉施設等ということで、年金で使われたものや、あるいは社会保険料の中で賄われたもの、そのような病院についても、あるいはグリーンピア等あるいはいろいろな福祉施設等について譲渡又は廃止の業務を行い、そして最終的には財政運営に資すること...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、大臣からもお話ございましたように、よく地域医療、地域医療と言われますけれども、いずれにいたしましても医療機能をちゃんと守っていくということが一番大事であると思っています。  ですから、この中でいわゆる地域医療に貢献しているところと、あるいは厚生年金病院...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、とにかくこの医療機能を大事にしていくと。もちろん時代の変化とともに若干の変化もあるかもしれませんけれども、例えばそんなリハビリの専門でずっとやっていて、そこがいわゆる一般の地域医療にぱっと変わりますと、そこにある今までの地域医療中心の病院は非常に困るわけ...全文を見る
○衛藤晟一君 政府は、昨年の十月に新たな独立行政法人を設立しまして、これに社会保険病院等の運営を担わせる独立行政法人地域医療機能推進機構法案というものを国会に提出いたしましたが、その法案は、前国会、第百七十四国会におきまして、参議院で審議未了、廃案という具合になりました。  今...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですね、これはこういう形で議員立法で出てきたわけでありますから、その設立趣旨ということ、目的もはっきりいたしておりますので、そういう意味では、恐らく大臣も、これはこれで通して、その後また昨年の十月に出して廃案になったような地域医療機能推進機構なんというような形を...全文を見る
○衛藤晟一君 よくちょっと分からないんでありますけれども、売れない場合とか地域医療に貢献云々ということで地元に対するいろんな調整をするという話がございますけれども、その議論をする前に、じゃ今までRFOについての実績についてお尋ねしたいと思います。  この九月末で本来の存続期限で...全文を見る
○衛藤晟一君 そうしますと、最終的にこの整理機構、RFOには、福祉関係の施設三百、そして浜松病院を入れて三百一が譲渡されましたと。あるいは廃止したのもあるんですかね、その中に、されましたと。簿価では二千十五億円でしたが、売った金額は二千二百二十一億円でした、それに掛かった経費が約...全文を見る
○衛藤晟一君 この社保病院のために、いろいろな形でこの六十二の施設のために年金会計あるいは社保の方から今まで入れてきたお金が三千六百億、いろんな経費を入れてたしか今四千億近くにこれはなっていると思いますけれども、そういう状況でございますから、そういう中で、病院については今そこのと...全文を見る
○衛藤晟一君 一般の福祉施設についてよく議論をされるところでありますけれども、この病院等、これは国立病院等も、あるいは民間というか、ほとんど地方公共団体に提供したりしたわけでありますけれども、払い下げたりしたわけでありますけれども、このときのやっぱり条件というものがいつも一番問題...全文を見る
○衛藤晟一君 よく分かりました。  病院ですから、これに入院されている方々とか、そのような病院機能というものを維持しつつできるだけ高く買っていただくようにする、そしてそれを財政運用に資するということの意思はよく分かったところでございます。それを是非私はそのことをはっきり確認した...全文を見る
○衛藤晟一君 大臣、よくそこまでお話しいただきましてありがとうございました。  実は、前政権でやっぱり問題だったんですね。大臣が言われたようなことをやっぱり我々の仲間の方も大分言われたんです。しかし、当時大臣たちから言われたことは、いわゆるこれは民間でできるものは民間でやれるじ...全文を見る
○衛藤晟一君 だと思いますね。私は、今の段階でもですが、将来的にわたっても、譲渡の条件はちゃんとそれは考えればいいわけであって、決して廃止につながるようなことにならないという具合に思っています。  そして、更に重ねて、この社会保険病院というのは、医療機能やあるいは病院機能という...全文を見る
○衛藤晟一君 そうすると、やはり譲渡先としては地方公共団体や、もう一つどこですか、医療法人……
○衛藤晟一君 公益性のあるところですね、日赤とか済生会とかそういうところとか医師会とかですね、多分。では、そういう形で是非頑張っていただきたいし、そしてその基準を明確に示していただきたいという具合に思います。  改めまして、その譲渡についての今後の基準や譲渡方針等について見通し...全文を見る
○衛藤晟一君 御意見を聞くのはそのとおりなんですけれども、これは、最初から方針は譲渡先を見付ける、そして医療機能を守るということですね。だから、一部のところからありますように、公的ないわゆるこういうところとして残せということを言われても、残せる場合もあるし残せない場合もありますか...全文を見る
○衛藤晟一君 ありがとうございました。
○衛藤晟一君 私は、ただいま可決されました独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人年金・健康保険...全文を見る
10月14日第176回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○衛藤晟一君 まず、今回の尖閣の問題について法務大臣にお尋ねいたします。今回の尖閣諸島付近における中国人船長の公務執行妨害事件について、検察官は正式に事件を立件していますね。立件している以上、起訴又は不起訴の処分をしなければなりません。  そこで、お尋ねします。今まで立件した事...全文を見る
○衛藤晟一君 それは、大臣、ないんですよ、基本的には。立件をしてちゃんと検察庁に上がったものは、起訴をするか不起訴にするか、不起訴にすることもできるということになっているんです。それを仙谷長官が言った九月二十四日に、二百四十八条によって情状を考慮して不起訴処分にすることができると...全文を見る
○衛藤晟一君 今も私、だから申し上げたでしょう。立件をして、そしてその中で起訴又は不起訴の処分をしなければならないわけですから。でないと、ちゃんと立件して番号入れてやっていったものが消えないんですから。法律はそうなっているんですから。そんなことをあるなんて言ったら大変なことになり...全文を見る
○衛藤晟一君 大臣、違いますので。本当であれば、これ普通止まるところですけど。(発言する者あり)ちゃんとしてください。
○衛藤晟一君 こんなところで余り、当たり前のことだからしたくないんだけどね。処分保留ということをしても、これは処分をしなかったということですからね。最終的には処分をしなくても、処分をしなければいけないということですから、それをその中途において処分保留ということもまだあるかもしれな...全文を見る
○衛藤晟一君 じゃ、取り消したものとして見ますからね。  仙谷長官は、九月二十四日の記者会見におきまして、刑事訴訟法二百四十八条に準拠して処分保留で釈放したという具合に言っておられます。しかし、刑事訴訟法二百四十八条は検察官が犯人の情状を考慮して不起訴処分できるということを規定...全文を見る
○衛藤晟一君 そうですか。最終的にはこれは処分をしなければいけないということははっきりしていますね。
○衛藤晟一君 だから、これは実は大変な問題です。海外に帰しちゃったんですから、身柄はないんですから。だから、仙谷官房長官も刑事訴訟法なんていう二百四十八条を持ち出して、処分保留の権限はここにあるなんていうことを、とんでもないことを言いましたけどね、そういうことにはなっていないんで...全文を見る
○衛藤晟一君 今は法務省だけでありますけれども、だから私は申し上げました、いつ、だれが、だれに対して、どのタイミングで行ったのかと。これがずうっと議論になっているわけですよ。  昨日、私、夜も少し聞きましたから。で、もうそこはっきりしてくださいよということを最初から申し上げてい...全文を見る
○衛藤晟一君 これは、各省関係していたところは丁寧に私は出していただきたいと思います。今、法務省だけ出ました。これに外務省、海上保安庁、国土交通省、それから内閣官房ですね。各々どういう具合にこれ官邸で議論したかということについて、いつ、だれが、だれに対して、どういう報告をしたのか...全文を見る
○衛藤晟一君 外務省。
○衛藤晟一君 じゃ、今答弁いただきましたけれども、改めて、例えば今外務大臣は報告することはありませんがその都度報告していたということですから、もっと丁寧に、ちゃんと、いつ、どこで、だれが、だれに対して、どんな報告や相談をしたのかということを全部出してください、一回ですね。いつもこ...全文を見る
○衛藤晟一君 質問に答えてないんですよね。  ですから、そういう、どういう報告が、だからいつの時点で上がってきたのかということについてはちゃんと出してください。いいですね。  あるいは、こういうこともあった、こういうこともあったと言っていますけれども、じゃ、先ほど言いましたよ...全文を見る
○衛藤晟一君 ですからね、これは了としない場合もあるんですかねということをお聞きしたんですけれども、聞いておりません。  ただ、大変なことも言われました。逮捕まで私の守備範囲だと。検察庁に送られる、逮捕までと言いましたね、検察庁に送られるまでが私の守備範囲だということを言いまし...全文を見る
○衛藤晟一君 そんなことを、だからいつもくるくる言い換えるから困るんですけど。先ほどの柳腰もその問題ですけどね。  ちょっとここで言いますけど、柳腰というのはしなやかな腰のこと、美人の別名と書いてあるんです、辞書を引いたら。それで、柳腰外交といったら、いかにも何か中国に、何かこ...全文を見る
○衛藤晟一君 だから、非常に困るわけです。だから、国民の不信感が強いんです。今の言葉を、八割以上の国民は仙谷さんの言葉をだれも信じていないんです。だれもいないんです。世論調査ではっきり出しましょうか。いいですか。司法の独立はいいんです。だけれども、ここのところで、だから、何度にも...全文を見る
○衛藤晟一君 だから、私が言っているのは、直接的なこうしろああしろという指示だけではなくて、その中で、こうすることがいいんじゃないのかとか、そういう意味で官邸の意向、意向表明みたいなものがなかったですかということをもう一回聞いているんです。本当になかったですか。
○衛藤晟一君 これは驚きですよ。本当に事前に何らかの形での相談がなかったとすれば、その法律的な権限は各々のところにちゃんと分担されていますよ。そのことは分かります。でも、事前に相談もあるいは適正な報告もなければ、まず了なんと言う必要もないし、それから、この問題は下手をすると最初の...全文を見る
○衛藤晟一君 じゃ改めて、じゃ法務大臣、最高検が決定してと言うんであれば、この中身を出してください。私は検事総長の出席を求めたんです。ちゃんと本当はこのことを話してもらわなきゃいけないということを、その必要があるということを。だから、この経過をちゃんと法務大臣、丁寧に報告してくだ...全文を見る
○衛藤晟一君 私は実は、何らかの形であったという具合に言われるのかなと正直言って思ったんです。またそれがある意味では、これだけの外交問題が起こった瞬間から大変な問題になるというのは前原大臣が言われたとおりで、そのとおりだと思うんですよね。幾ら領土問題は存在しないと言ったって、国民...全文を見る
○衛藤晟一君 これはもう大変な挑発ですね。冗談じゃないですよ。いいですか。仙谷長官も二百四十八条で、これは起訴するかしないか、起訴しない権限もありますよということを情状酌量の中で書いている文章なのに、これは処分保留というのはそこで決めたんだろうということを言っている。しかも、この...全文を見る
○衛藤晟一君 質問時間がなくなりますからですね。  これは、それから十月の十二日にジャーナリストで構成する日本の主権と領土を守る会という団体が中国人漁船を最高検察庁に刑事告発したという報道がありました。法務省は当然承知していますね。
○衛藤晟一君 受理していますか、受理していませんか。
○衛藤晟一君 不思議ですね、そんなことも答えないなんてね。  法務省にしてみれば、官邸の意向を酌みながらやってきたと。しかしながら、最後は言わばはしごを外されたということになります。そういう中で、この告発を受理しないで不起訴処分をしてしまうようなことはないと思いますね。  官...全文を見る
○衛藤晟一君 早急にビデオを公開していただきたいと思います。
○衛藤晟一君 早急にこれを、それからまた、国土交通省の方にも言わなきゃいけません。  このビデオは二つあるんでしょう。元々逮捕した海上保安庁と、そして証拠として出した法務省と、二つあるわけでしょうから、ちゃんと出してください。国土交通省、答えてください。海上保安庁に原本があるん...全文を見る
○衛藤晟一君 国交省もちゃんと出してください。国交省も当然、この元々の法律は恐らく漁業法の違反でしょうね。そこに、領海に船が入ってきて漁をしているからというのであれば、この漁をしたところの証拠も必ず入っているはずですからね。そしてまた、それを海上保安庁の船が外に出そうとして誘導し...全文を見る
○衛藤晟一君 終わります。
11月17日第176回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○衛藤晟一君 まず、集中審議を行いまして、こういう機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。  最初に、今回、私は実は検事総長の出席を要求いたしましたが、出席をいただけません。その理由は、言わば司法の純独立性だということでございますけれども、これは、大臣の下の検察行政でありま...全文を見る
○衛藤晟一君 総理。
○衛藤晟一君 今の言われたことは大変な問題でありまして、これは司法の独立性ということとある程度関係はあります、ありますけれども、しかしこれは検察行政の中で行われていることであって、そして過去にもこの場に出てきたことはあったんです。  私ども、個別の案件について裁判所に出てこいと...全文を見る
○衛藤晟一君 今回の問題は、個別のだれかが関係のあるところについて、そういうことについて聞こうとしているんじゃないんです。国家の主権に関する問題を言わば検察行政が立ち入ってやったということについて、当然この検察行政の在り方について私どもは聞かなければいけない。これは責任です。です...全文を見る
○衛藤晟一君 何言っているんですか。そんなことやったらできないじゃない。おかしいじゃない。おかしいですよ。(発言する者あり)
○衛藤晟一君 ちゃんと議会と執行部の関係において、もっとこういう立場を明らかにしてもらいたいと思うんですね。このやっぱり内閣というのは極めて、何というか、秘密性の高い内閣です。国民に対して隠ぺい体質。元々開け開けと言っていたんじゃないんですか、もっと国民に対して。隠してばっかしで...全文を見る
○衛藤晟一君 大変、誤解してもらったら困るんです。この自衛隊の場所を使って、自衛隊自身が主催をして、そしてそこで政治目的にやるというんなら、あなたの言うとおりなんですよ。そこで例えば菅内閣打倒大会をやるとか、そういうことをしたらこれは駄目なんですよ。そんなことを言っているんじゃな...全文を見る
○衛藤晟一君 あのね、これは、いいですか、いいですか、はっきり聞いてくださいね。防衛省の官のあれです。(発言する者あり)  発言取り消せ、もう。(発言する者あり)
○衛藤晟一君 いいですか。今のことについて、自民党のときにもこの方ははっきり批判しているんです。そのときに何も言っていないんです。今のはまず取り消して、虚偽答弁だから取り消せということをはっきりしてください。  それから、その次に、中立性を確保を強調しているともっともらしく聞こ...全文を見る
○衛藤晟一君 あのね、明らかにおかしい。例えば、民間人がいろんな発言をしますよ。いわゆる、だからここではっきりと菅内閣打倒決起集会を自衛隊でやりますと、そんなことを言っているんじゃないんです。それだったらおかしいと最初から分かっているんです。  しかし、例えば、これ自衛隊の中で...全文を見る
○衛藤晟一君 もう結構です。もう結構です、それぞれが勝手なことを言っているだけだから。その中身が問題だと言っているんです。そんなので答弁時間を取られたくない。
○衛藤晟一君 まず第一点として、自民党のときにやっただろうと言いますけど、これ、やっておりませんので、まずは取り消してください。こういう自民党を……(発言する者あり)いや、さっき言ったじゃない。いや、言ったじゃないですか。取り消してください。(発言する者あり)いや、取り消してくだ...全文を見る
○衛藤晟一君 自民党でもやったでしょうと言いますけど、自民党も何度か批判されています。何度も批判されています、そういう民間人からそういう行事のときにですね。しかし、それはそれで、民間人の言ったことですからね。それは官からやることじゃないんですから。だから、そんなこと一回も言ってお...全文を見る
○衛藤晟一君 いいですか。いいですか。はっきりと、自民党なら同じことをやっただろうということを、我々はそういうことを言われたけどやっていない。だから、まず撤回しなさい。  それから、隊員の中立性を求める……(発言する者あり)
○衛藤晟一君 今のことで非常によく体質が分かったと思います。  今までの答弁で、これは事務的に上がってきたものではないという意味のことは分かりました。明確には言っていませんが、防衛政務三役というか防衛大臣の下で慎重に議論をしましたということですから、恐らくこのことはちゃんと防衛...全文を見る
○衛藤晟一君 事後報告が様式で出ているんです、ちゃんとそれに伴って一緒に。
○衛藤晟一君 結論は今出ないですから。  いいですか、この文の題名は隊員の政治的中立性の確保となっているんですが、中身が違っているから言っているんです。隊員から民間人に対して政治的中立をする、政治的中立を全部やれということを言っているんです。民間の方がそういうお祭りに来ていろん...全文を見る
○衛藤晟一君 先ほどの自民党に対する、自民党でも同じようなことをやっただろうという発言を取り消す。それから、この通達については重大な意味を持っています。分かるでしょう、これ今並んでいる方々も、どんな意味を持っているか。極めて隊員の中立ということを装いながら大変なことを言っていると...全文を見る
○衛藤晟一君 総理に。任命責任を私は問いたいと思いますから、どうぞ。
○衛藤晟一君 これ、まともな答弁がないようですから、とにかく撤回と、先ほどの発言の撤回、それから通達の撤回。そして私は、こんな答弁しかしない大臣のやっぱり辞任をこれは要求しなきゃいけませんわけで、大変ですよ。これが大変誤解を与えるようなことだからまずかったと、本来は隊員の政治的中...全文を見る
○衛藤晟一君 あのね、つい身内だから、長いからと言いますけどね、この会には、我々の得た情報では広島市内のリーガロイヤルホテル、約六百人参加、すごいところですね、大変多い。ここでここまでの軽率な発言ができるというか、まあ本当にむちゃくちゃだという具合に思いますね。国会軽視もとにかく...全文を見る
○衛藤晟一君 謝って、そういうことで済むような話じゃありません。先ほど申し上げましたように、国会軽視も本当に甚だしいと思います。個別の事案について答えを差し控えると、法と証拠に基づいて適切に対応するということだけ言っておけばいいんだと、これは大変なおごりであり、傲慢であり、本当に...全文を見る
○衛藤晟一君 今あなたが挙げたことは大変なやっぱり重要な意味なんですね。  いわゆる「みずき」に故意に衝突させたことは証拠上明白であると。ところが、その後言っていることがころっと変わるんですよ。「みずき」の損傷の程度は直ちに航行に支障が生じる程度のものではないということがありま...全文を見る
○衛藤晟一君 総理、あなたは本当に歴史認識も何もないんだということがよく分かりました。あなたの言っていることは逆ですよ。  今回どういう状況が起こったかというと、今まで我々が長い間、例えば中国が一九九二年に領土法を決めて、尖閣も自分のものだとか言いながら、本気でそんなことはしな...全文を見る
11月26日第176回国会 両院 平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号
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○衛藤晟一君 ぜひ見直していただきたいと思います。