菅義偉

すがよしひで

小選挙区(神奈川県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

菅義偉の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第147回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅であります。オウム問題を中心に質問をいたします。  ただいま公安調査庁の長官から観察処分に至るまでの経過の説明があったわけでありますけれども、現在のオウムにおける意思決定はどのような形で行われているのか、上祐が出所する前と後ではどのような変化があっ...全文を見る
○菅(義)委員 今の報告にもあったのですが、先月、麻原の長男が拉致をされる事件がありました。これは教団内部の権力抗争じゃないかと。この抗争を経て権力構造というものが変化があったのかどうか。それと同時に、今、指名手配をされております次女、三女、この行方についてどのように把握をしてい...全文を見る
○菅(義)委員 オウムは、パソコンショップは教団とは無関係であるということを言い続けてきましたけれども、このパソコンショップが去年の暮れに唐突に閉鎖をされました。しかし、ことしになって、オウムは今度そのパソコンショップの事業を再開して、その収益の中から犯罪被害者の方たちに補償をし...全文を見る
○菅(義)委員 次に、先ほどの説明にもあったわけでありますけれども、公安審の意見聴取の直前になってオウムは名称をアレフに変えました。そして、今まで否定をしていた一連の事件への関与も実は認めて抜本的な教団改革なるものを発表し、マスコミを通じてというよりもマスコミを利用して、自分たち...全文を見る
○菅(義)委員 実は、私も全く同感であります。今日までオウム教団というのは、例えばオウム立法が成立する直前だとか、そういう節目に自分たちが変わったということをいろいろ発表しておるわけでありますけれども、表向きの言葉と裏の活動が一致をしておりませんし、やはり麻原を否定しない限りにお...全文を見る
○菅(義)委員 目的は一つでありますから、外から見てもそういうことを感じられぬような形で連携をして、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  実は、上祐が、昨年の十二月二十九日に広島刑務所から出所して、今、私どもの横浜市にある教団の施設に住み続けておるわけでありますけれども、地...全文を見る
○菅(義)委員 本部機能を持つというような話もありましたけれども、徹底して立入検査を繰り返していただいて、住民の皆さんに危害の及ばないような態勢をぜひつくっていただきたいというふうに思います。  さらに、オウムには、破産管財人が入る前に七億円を超える資産があった。これは管財人の...全文を見る
○菅(義)委員 次に、このオウム真理教と関係が深いとされています出版社のなあぷる、これについて当局はどんな見解を持っていらっしゃいますか。
○菅(義)委員 ぜひ徹底して調査をしていただきたいと思います。  なぜ私がこれを申し上げるかといえば、オウムは、信教の自由だとか結社の自由ということを隠れみのにして、反社会的な行動を今日までとってきました。今度は表現の自由という中でここを拠点とするのではないかなという懸念を実は...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ、徹底してこれからも立入検査を行っていただいて、内部をガラス張りにしていただきたいと思います。  次に、このオウムの裁判についてお尋ねをしますが、麻原の国選弁護費用、今日まで二億四千万程度かかっているということを言われていますが、オウム関連に関して国選の弁護...全文を見る
○菅(義)委員 後でいいですから、全体の資料を請求しておきたいと思います。  また一方、オウム関連事件の被害者に給付された犯罪被害者の給付金の総額はどのぐらいですか。
○菅(義)委員 麻原の公判は、来年度予定三十八回ということが発表されていますけれども、このままのペースですと、第一審の判決がおりるまで約十年かかりますね。これはもし、当然そうなると思いますけれども、最高裁まで争うならば、実は二十年以上かかってしまいます。これは、被害者の心情や国民...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ司法制度改革の中で、できるだけ早く裁判が結審を迎えられるような制度に取り組んでいただきたいと思います。  今私は、あえて国選弁護費用と給付金について質問しました。それは、一連のオウム事件を通じて、加害者と比較して被害者の立場が余りにも弱過ぎる、このことが実は...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ、早急にこの刑事手続に関する法整備というものを行っていただきたいと思います。  さらに警察庁では、給付金制度の見直しについて検討しておると思いますけれども、現在の制度では、遺族や重い障害が生じた被害者だけが対象になって、それも実は一時金であります。入院や通院...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひできるだけ早く結論を出していただいて、現在の犯罪被害者等給付金制度の拡充に努めていただきたいと思います。  被害者支援のネットワークが日本にもあるわけでありますけれども、その山上さんという会長、精神科医の先生でありますけれども、その会長によれば、日本の犯罪被...全文を見る
○菅(義)委員 終わります。
03月22日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅であります。  あの大惨事が発生をしてから早くももう二週間たったわけであります。運輸省は、二階大臣を先頭に鉄道局の皆さんが、二度と再びあのような事故を起こしてはならないという熱意で、今日まで処理策について半ば徹夜状態の中で取り組んでおられます。本当...全文を見る
○菅(義)委員 では、この事故の原因究明という観点から質問してまいりたいと思いますが、三月八日の九時一分ごろに事故が発生をした。そして、運輸省では九時二十分には既に梅崎事務次官を本部長とする対策本部を設置する。九時三十分には事故調査検討会のメンバーの派遣を決定した。そして、九時三...全文を見る
○菅(義)委員 今回は、総括政務次官が現場に行かれて陣頭指揮をとった形だと思いますけれども、この検討会の先生方は非常にスムーズにいったということですね。ぜひ、航空とか海とかと同じように法的調査権を持てるようにこの検討会を位置づけてほしいなということを私は要請しておきます。  営...全文を見る
○菅(義)委員 営団では、昭和二十六年当時は半径二百メートル以下のカーブに摩耗防止ガードというのをつくっていた。そして、昭和五十六年から脱線防止ガードにかえたわけですね。少なくとも百四十から二百メートルの間は危険であるということを当初から認識をしていたわけですね。  私は、この...全文を見る
○菅(義)委員 大臣にも同じことをお尋ねしたいのですが、やはりこの組織全体を見直しする必要があるのではないかと私は思いますけれども、大臣の見解を伺います。
○菅(義)委員 ぜひこの事故を機に営団内部についての改革を行っていただきますことを、私は強く要請いたします。  事故検討会では、半径二百メートル以下のカーブに脱線防止ガードを設置するように通達をいたしましたが、今まで運輸省はこの通達に対して強制力はなかったわけでありますけれども...全文を見る
○菅(義)委員 終了します。
05月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅であります。早速質問をいたします。  私もバスジャック事件について、簡単に触れさせていただきたいと思います。  まず最初に、亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷されました方の一日も早い回復を願うものであります。  この事件、...全文を見る
○菅(義)委員 運輸省からの指示じゃないということですけれども、タクシーには現実についていて、そのことを採用しておるわけであります。バスに対して通達も出しておりますけれども、これは具体的にはどんなことを考えていらっしゃるのか、お尋ねします。
○菅(義)委員 こういう事件が発生をした場合に、迅速な通報ができるように、ぜひ創意工夫をして早急に設置をしていただきたいなというふうに思います。  本題に入らせていただきます。  港湾運送法の改正、この提案理由説明の中にもありますけれども、日本の港は、東アジアの港と比較をして...全文を見る
○菅(義)委員 いわゆる北米、欧州航路の船が、ここ十年間で日本に寄港しなくなってきている。完全に日本抜きのコンソーシアムが形成をされているんじゃないか、そういう心配さえ実はありますので、ぜひ日本の港の活性化のために運輸省として全力を尽くしていただきますことを強く要望いたします。 ...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひそういう方向でお願い申し上げたいと思います。  さらに今度、料金が、認可制から届け出制になるわけであります。港には今まで、これもさまざまな歴史が実はありまして、港湾労働対策等審議会あるいは港湾審議会の中で、いわゆる元請と下請の料金についてさまざまな検討をして...全文を見る
○菅(義)委員 従来どおりという話であります。それなりに今まで歴史的に来ていたわけでありますけれども、本来、実際仕事をする下請の人たちの料金の上に元請の人が管理費等を上乗せしたのが私は基本的な料金体系になるべきだと思うのですよね。そういう形でやはり届け出料金というのを決めていって...全文を見る
○菅(義)委員 届け出られた料金が適正に守られているかどうか、そういうことについて運輸省としてはどのような形で対応していくのか。  従来ですと監査で対応されてきましたけれども、ある意味では、この監査というのは、いいかげんとは言いませんけれども、何となく厳正を欠くようなところもあ...全文を見る
○菅(義)委員 法改正に伴い、緊急監査制度を設置して対応するということでありますけれども、ぜひ従来と全く違うような形できっちりとこの制度を適用していただきたいなというふうに思います。  さらに、監査されてそういうダンピングがあった場合、従来ですと、指導が行われるのは港湾運送事業...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ厳正な運用を強く望むものであります。この法律改正によって、外から見てわかりやすい効率的な料金体系、そしてまた労働の集約が進んで、非常に港の効率が上がるような、そういうものを私は期待いたしております。  二点ほど、地元の関係について質問をしたいと思います。 ...全文を見る
○菅(義)委員 今六千個と言いましたが、もう一万個のコンテナ船なんかも計画されているようですね。そんな時代でありますから、ぜひ十六メートルの大水深バースの建設を望むものであります。  強制水先でありますけれども、これもやはり世界と比べて料金が高過ぎる。横浜港というのは今三千トン...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  さらに、この水先人の待遇や制度のあり方、私はこれも非常に問題があると思っております、これも法律で決まっているようでありますけれども。平均年収が二千万円を超えている。漏れ聞くところによれば、一番多い人はその倍以上の人もいるという...全文を見る
○菅(義)委員 最後に、大臣がお戻りになりましたから大臣に、私は、今大臣がいらっしゃらない間に、日本の港がいかに東アジアの港と比較して地盤沈下をしてきているか、港というのは生活の基盤であって我が国の経済基盤である、運輸省を挙げて積極的な日本の港湾整備に努めてほしい、そういう発言を...全文を見る
○菅(義)委員 どうもありがとうございます。以上で終わります。
08月04日第149回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅であります。早速質問をいたします。  ただいま大臣より所信表明があったわけでありますけれども、まさに来年には国土交通省に再編をされるわけであります。そういう中で、陸海空という交通利用者のすべての統括をする責任者として、その安全確保を第一にしながら、...全文を見る
○菅(義)委員 ただいまの大臣の基本的な考え方、よくわかりました。  前の二階運輸大臣は、ことしの通常国会に完全民営化のための法案を提出したい、そういう強い意欲を持って取り組んでこられました。記者会見でも何回か述べられております。しかし、衆議院の解散とか、いろいろな環境の中で今...全文を見る
○菅(義)委員 非常に微妙な御答弁でありましたけれども、私は、環境というものはもう完全に整っていると思います。できるだけ早い機会ということを大臣もおっしゃいましたけれども、私は、やはり今度の臨時国会にこの法案を自信を持って提出すべきじゃないか、こう思いますけれども、いかがですか。
○菅(義)委員 今大臣が述べられましたように、確かにこの本州三社、この民営化に関して足並みが必ずしもそろっていない、そういうことを私も承知をいたしております。そういう状況の中で、例えば、三社がそろわなければできないのか、あるいは民営化を望んでいる、環境がそろったところは先にやるの...全文を見る
○菅(義)委員 私がこれにこだわっていますのは、来年からはいよいよ国土交通省になるわけですよね。運輸省の皆様方がこれは大変な努力をされて、あと一歩までこぎつけてきておるわけでありますから、できれば今世紀中に森田大臣のもとで総仕上げをしてほしい、私は実はそういう気持ちが強いのであり...全文を見る
○菅(義)委員 大臣の御英断を強く御期待申し上げます。  次に、八月一日に答申がありました運輸政策審議会、この中で、初めて線路とか駅というものを公費で整備しよう、いわゆる上下分離方式、このことが提唱をされました。  昨今の経済情勢を考えるときに、やはりこの方針というのは極めて...全文を見る
○菅(義)委員 今、実川政務次官からお話を伺ったわけでありますけれども、政務次官の千葉県でも、この方式によって整備が推進するところがかなりあると思いますし、今まで答申をされた路線、特に都市部の路線については、この方式でなければなかなか整備が進まないのではないかなというふうに実は思...全文を見る
○菅(義)委員 この首都圏第三空港については、今までもいろいろな議論がされてきました。しかし、いまだに具体的なことというのは一つも明らかにされていないわけでありまして、今総括政務次官から、その必要性についてはありましたけれども、私は、もう時期的に最終判断をしなければならない、そう...全文を見る
○菅(義)委員 一つだけ確認をしておきたいのでありますが、東京都が、羽田沖、これの再沖合展開というものを実は調査するということも発表しています。首都圏第三空港、千葉だとか東京もそうでしょう、私ども神奈川もそうです。いろいろなところで候補地が出ていますけれども、この羽田の再沖合展開...全文を見る
○菅(義)委員 非常に景気低迷の中でも、いわゆる航空需要だけは伸びているのですね。特に海外と比べると、国内の航空需要というのは非常に少ない。特にアジアはおくれているわけでありますから、そういう中で、将来的にも極めて大事なことであると思いますので、私はぜひ早急に、余り延ばさないで結...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ千葉県の皆様方のさまざまな環境を整備することに、当局も、また私ども政治家もこれは努力をしますので、そういう環境を整えながら、やはりアジア周辺の国は羽田、長距離は成田、そういう形で国際化をし、共存できるようなことになりますように、強く要望をいたしまして、質問を終...全文を見る