菅義偉

すがよしひで

小選挙区(神奈川県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

菅義偉の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月23日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅でございます。  参考人の皆さん、御苦労さまです。私が最後でありますから、しばらくおつき合いをいただきたいなというふうに思います。  私は、この法案を提案されるについて、民営・分割以前の国会での質疑やら、あるいは新聞論調等を実は読んでみました。当...全文を見る
○菅(義)委員 大塚参考人にもう一点だけ。簡潔にお答えいただきたいと思いますけれども、この法案が通れば、指針は残りますけれども、完全に民営化になるわけであります。完全民営化になった時点で何を一番重点事項として行っていくのか、そのことについてお尋ねをします。
○菅(義)委員 桜井参考人にお尋ねをします。  先ほどの意見陳述の中で、三島の会社がまだ経営的に不安定である、そういう中で本州三社を先行して完全民営化はすべきではないというような趣旨の意見陳述であったと思います。例えばJR北海道とJR東日本が連携するとか、実はそういうお話であり...全文を見る
○菅(義)委員 いずれにしろ、当時の債務は収入の四・五倍でありまして、まして三社というのは当時たしか一・五倍ぐらいの債務であったと思いますから、いかに巨額の債務であったかということはおわかりをいただけるのかなというように思います。  藤井参考人にお尋ねをします。  指針の問題...全文を見る
○菅(義)委員 ありがとうございました。終わります。
05月25日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○菅(義)委員 おはようございます。自由民主党の菅でございます。  早速質問いたします。  昭和六十二年の四月一日に国鉄の民営・分割がスタートしたわけでありますけれども、以前の国鉄というのは、毎年毎年ストライキはやるわ値上げはする、そしてサービスは悪いし事故も多い、さらに国か...全文を見る
○菅(義)委員 一昨日の参考人質疑の中で、JR東日本の大塚社長は、この成果を上げた大きな理由として、経済環境が良好であった、それと同時に、経営者、社員の意識改革が一番大きかった、自分たちで努力をすれば必ず報いられるんだ、そういう意識改革がこのすばらしい成果を上げることができたのだ...全文を見る
○菅(義)委員 大臣も副大臣も政務官もお見えでありますけれども、多分この中で一番JRを利用しているのが木村政務官だと私は思います。政務官は選挙区の名古屋に週に一回は必ず帰っておられると思いますから、利用者の立場に立って、現在のJRについて何か感想がありましたら……。
○菅(義)委員 大臣が到着されましたので、大臣にこの二点だけお尋ねをしておきたいと思います。  きょうの朝日新聞に道路公団の民営化を検討という大きな記事が載っていました。小泉総理が石原行革担当大臣に対して民営化についての検討を指示した、こういうことでありますけれども、所轄の大臣...全文を見る
○菅(義)委員 もう一点、この問題についてお尋ねをしたいと思いますが、大臣はこの民営化について率直にどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○菅(義)委員 さて、本題に戻りますけれども、まさにこの国鉄改革というのは意識改革であった。自主自立という、その国鉄改革の理念に基づいて経営をして今日のJRがある。  そういう中で、今度この法案の中で、国鉄改革の経緯を踏まえて支援を策定する、そういうことで三項目にわたる新たな指...全文を見る
○菅(義)委員 今の答弁ですと、いわゆる会社の経営の自主性というものをそがないような最小限の内容である、そういう理解でよろしいですね。一応確認いたします。
○菅(義)委員 その時期でありますけれども、「当分の間」ということが法案の中にうたわれていますけれども、当分の間というのはどのように解釈したらよろしいのでしょうか。
○菅(義)委員 一昨日の参考人質疑の中で、慶応大学の名誉教授の藤井参考人は、この三つの項目については時期がずれることもあり得るんじゃないか、そういう発言もされましたけれども、これについてはどのようにお考えですか。
○菅(義)委員 指針の三項目めなんですが、「中小企業への配慮」というのがありますね。中小企業についてはさまざまな法律が実はあるわけでありますけれども、分野調整法だとかそういう法律との整合性というのはどういうふうに考えておられますか。
○菅(義)委員 参考人として総務省の方にお願いをしていますけれども、この法律が成立をする、そうすれば、いわゆる地方財政再建促進特別措置法というものですが、これについて、都道府県や政令指定都市の首長に対して通達をかつての自治省は出しておりますけれども、これも当然なくなる、こういう理...全文を見る
○菅(義)委員 なぜこんなことを私が申し上げるかといえば、私は横浜の市会議員を二期八年務めましたけれども、横浜市とJRの中で連絡通路、市営地下鉄とJRの施設、そういう協議は成立をしても、なかなかそれが実行に移されない。なぜ遅いんだという話をしたら、自治省がなかなか許可をしないと。...全文を見る
○菅(義)委員 この法案が成立すれば、本州三社は完全民営化されるわけでありますけれども、民営化された後の本州三社と三島三社あるいは貨物会社の連携だとか協力関係、これはどのようになるのか、この点についてお尋ねします。
○菅(義)委員 特にこの三島会社と貨物会社は、民営・分割の時点からかなりその経営について心配をされていたわけですね。当時、三島会社については一兆二千億円のお金を七・三%で運用するという方針でありましたから、果たしてこんな高い利率で運用できるのかどうかなというのは当時から懸念をされ...全文を見る
○菅(義)委員 非常に低金利の中で三島も大変苦戦をしている。そして、貨物会社も、景気が低迷をする中で厳しい経営状況になってきています。国土交通省として、この三島会社と貨物会社に対し、新たなる支援策というのは何かお考えですか。
○菅(義)委員 特に、地球環境が今大きな問題になっているときに、JR貨物の果たす役割というのは極めて大きくなってくると私は思います。環境に貢献をする輸送手段として、私は大いに支援策があってよろしいのかなというふうに思います。  それと、川崎運輸大臣が、この四社に対しての経営に対...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○菅(義)委員 おはようございます。自由民主党の菅でございます。  早速質問をいたします。  小泉内閣が成立をして、まさに聖域なき構造改革、その中で、地方交付税を初め税にもかなり踏み込んでおるわけでありますけれども、実は、私自身、横浜の市会議員を二期八年間勤めたわけであります...全文を見る
○菅(義)委員 私は、税源移譲があって初めて地方分権が確立をする、そう思うものでありますから、ぜひこの是正について早急に、そして前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。  今、地方の話がありましたけれども、地方交付税制度についてでありますけれども、実は、この制度その...全文を見る
○菅(義)委員 皆さんの先輩でありますけれども、横須賀の沢田市長さん、これは自治省御出身でありますけれども、この方が月刊誌にこんなことを実は投稿しています。  非常にこれからは情報通信産業の時代である。そういうことで横須賀に横須賀リサーチパークというのをつくった。これが非常にう...全文を見る
○菅(義)委員 先ほどの答弁にもありましたけれども、やはりインセンティブのある仕組みにしなきゃならないと思いますよね。これについてそういう方向で検討するということでありますけれども、これは具体的にはどんなことが考えられますか。
○菅(義)委員 ぜひ、努力をした自治体は報われるような仕組みを早急におつくりいただきたいと思います。  政府の経済財政諮問会議の中で、いわゆる地方自治体が実施した公共事業の借金の返済の一部を地方交付税で肩がわりする方式は、いわゆる小規模の市町村への配分が手厚くなる算定方式、段階...全文を見る
○菅(義)委員 私の選挙区の横浜市は、人口も三百四十五万人でありますけれども、平成八年の国税徴収額が一兆三千億、いわゆる還元されたのが約三千億だったんですよね。しかし、ある県は国税徴収額が千五百億で三千五百億円も還元されている。これについては皆さんもいろいろな理屈があると思います...全文を見る
○菅(義)委員 地方自治体が元気になるには、やはり自分たちで努力をしたら報われる、そういう仕組みをつくることが非常な大事なことでありますので、ぜひその辺のことを十分念頭に入れて当たっていただきたいというふうに私は思います。  そこで、地方はそんな状況でありますから、例えば東京の...全文を見る
○菅(義)委員 そこで、具体的にお尋ねしてまいりますけれども、横浜市でJRAの新税構想というものを実は発表しました。結果的には総務省の同意を得られなかったわけでありますけれども、地方税法六百七十一条の消極要件を総務省は非常に広く拡大解釈して同意しなかったのではないかなというふうに...全文を見る
○菅(義)委員 総務省の皆さんは、かつて自治省時代の昭和四十六年九月に、この法定外普通税を導入しよう、そういう経過があったわけですね。四十六年当時は自分たちで導入しよう、今回はこれがだめだという全く逆の立場になったわけでありますけれども、これについてはどう思われますか。
○菅(義)委員 今の局長の答弁ですと、当時は、今違うということでありますけれども、今回横浜市が導入しようとしているのは全く同じなんですよね。当時、市町村税課はこの法定外普通税をかけようということで必死に頑張った。しかし、結果できなかったわけであります。まして、横浜市も今度同じよう...全文を見る
○菅(義)委員 では、経済施策でないというのはどんなものがありますか。具体的に答弁してもらえますか。
○菅(義)委員 ということは、この裁量権を全部総務省が持っていて、少しでも関係のあるものは認めない、もっと言うならば、地方に税源を移譲させないというふうにとられてもしようがないことじゃないですか。まさに、昨年四月一日からスタートした地方分権推進の一括法の趣旨と全く異なる考え方じゃ...全文を見る
○菅(義)委員 これはやはり明快な基準というものを公にすべきですよ。そうしないと、すべてその裁量権が総務省にあるわけですから。わざわざ法律を変えて、許可から同意になったわけでありますから、その辺のことを十分考えて当たっていただきたいなというふうに私は思います。  ところで、横浜...全文を見る
○菅(義)委員 総務省は、やはり地方分権を推進する立場に立っているわけでありますから、そういう意味では、財源も地方に移譲できるような仕組みをぜひ積極的に私はつくってほしいし、ましてや先ほどの六百七十一条の三号ですね、これは余りにも漠然とし過ぎていますから、やはりきちっとした形の基...全文を見る
○菅(義)委員 これは、売り上げが伸びればそれだけお客さんが来るわけですよね、お客さんが来るから売り上げが伸びるわけでありますから。例えば、同じ公営ギャンブルで競艇がありますよね。競艇は、売り上げの一・四%を地元へ協力金として、これは任意に出している。今の中央競馬会では、売り上げ...全文を見る
○菅(義)委員 私は、競馬会は、いろいろなむだだとか中のことをいろいろな雑誌等に書かれていますけれども、実は、資料をちょうだいしました。そしたら、特別積立金というのが一兆円ありますよね。さらに、役員や職員の皆さんの待遇というのが余りにもよ過ぎる、私は、実はこのことを指摘したいと思...全文を見る
○菅(義)委員 もう時間になりましたので終わりますけれども、ぜひ理事長、やはり国民から見ればそういう目で見られても私は仕方がない、こういうふうに思いますので、先ほど私が指摘しましたことを十分留意していただいて、これから競馬会として、国民というのですか、ファンから親しまれる競馬会と...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○菅(義)委員 おはようございます。菅でございます。  早速質問をいたします。  生物化学テロ対策を中心にでありますけれども、去る九月十一日の世界を震撼させたアメリカの同時多発テロ事件、そして引き続いて炭疽菌のテロ事件、連日、この炭疽菌テロ事件の被害が拡大している、このことが...全文を見る
○菅(義)委員 今そういう答弁でありましたけれども、国際テロ組織に対して我が国にはこれが対象になる法律がないだとか、あるいは我が国のテロ対策というのは国内テロ、オウム真理教や過激派であって、国際テロ組織に対してというのは念頭にないじゃないか、こういうことも言われておるわけでありま...全文を見る
○菅(義)委員 今いろいろな施策を講じているということでありますけれども、これはいわゆるテロの専門家から言わせれば、日本のテロ対策というのは余りにも縦割り過ぎて、欧米諸国のそれと比較をすると大人と子供ほどの開きがある、こういうことを言う専門家もいるわけでありますけれども、こうした...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ内閣官房が危機管理の中枢を担って、それぞれの省庁の連携をさらに緊密にして、こうしたテロ対策に当たってほしいというふうに思います。  こういう事件が起こりますと、必ずのように模倣犯というのが起きますね。かつて、地下鉄サリン事件があったときに、実は私も体験をした...全文を見る
○菅(義)委員 これは、私はぜひ前向きに検討してほしいと思います。今度の炭疽菌の問題でも、たしか総理官邸だとか自衛隊にそういうものが送られてきたとか、きょう私、電車で来たんですけれども、不審物が発見されて電車がおくれているとかという車内放送も実はあったぐらいでありますから、こうし...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ広報にも力を入れていただきたいと思います。  アメリカでは、このテロ事件が発生をしてから、反テロ法と言われる法律が二十六日に成立をしました。これは時限立法であって、電話やインターネットの通信傍受も可能にするという、テロの犯人検挙の上に私は非常に必要不可欠のも...全文を見る
○菅(義)委員 では、改めて個別なものは聞かないことにしますけれども、炭疽菌テロ事件のような場合というのは、これは非常に微妙だと思いますね。相手が組織かどうかもわからない、しかし、これだけの大量殺人事件でありますから。私は、対象犯罪とかその要件はかなり厳しいものがあると思いますけ...全文を見る
○菅(義)委員 このアメリカのテロ以来国際情勢は急激に不安定になって、果たして予定どおりこの大会が開催されるかどうかという不安感も地元ではあるわけであります。今、万全な対策を講じられるという話でありますけれども、この開催にこうしたテロが影響するのかどうか、お尋ねをします。
○菅(義)委員 ぜひ予定どおりこの大会が開催できるように御努力をお願い申し上げます。  続いて、炭疽菌テロ事件に特定をしてお尋ねしてまいりますけれども、アメリカであの事件があってから、日本はどのような対応をとっておられるのか、お尋ねします。
○菅(義)委員 今さまざまな対応策をとっておられるようでありますけれども、問題は、実際に発生した場合、これは医療機関の果たす役割というのが極めて重要になってくるわけであります。日本のいわゆる医師が、果たしてこれが生物化学テロによっての症状であるかどうかということを判断できる医師が...全文を見る
○菅(義)委員 ぜひ、医師が的確に診断、治療できるようなマニュアルというものを作成してほしい。これは、私は友人の医師からいろいろ話を聞いていますけれども、その辺のきっちりとしたものをぜひつくってほしいということでありますので、お願い申し上げたいと思います。  そして今、最大の防...全文を見る
○菅(義)委員 そして、このテロというのは、必ずしも政府とかメディアとかそういうことが対象になるだけでなくて、広く、地方自治体も含めていろいろなところが対象になる可能性があるわけでありますね。そういう意味において、国の省庁間の連携はもちろんでありますけれども、地方自治体との連携も...全文を見る
○菅(義)委員 実は、この炭疽菌テロというのが一九九三年にオウムによって日本で行われたのじゃないかという新聞報道がかつてあったわけであります。九三年に東京江東区亀戸にあるオウム真理教の新東京総本部で教団信徒が、これは地裁の初公判の中で、麻原彰晃被告の命令で付近の住民を殺すため細菌...全文を見る
○菅(義)委員 何か背筋が寒くなるようなことでありますけれども、まさにサリンと同時に炭疽菌でもオウムが事件を起こそうとしていた。こうした生物化学テロというのは、一たん起きてしまいますと大変な被害を国民に与えるわけでありますから、ぜひそれぞれの省庁が中心となって最大の防御体制をとっ...全文を見る
○菅(義)委員 今の長官の答弁ですと、まだまだオウムというのは勢力を保っている、そういうふうに受けとめたわけでありますけれども、アメリカが今度のテロ事件の中で、オウム真理教を危険なテロ組織として指定をしたわけでありますね。  当然、今の状況の中で、かつてサリン事件を起こした集団...全文を見る
○菅(義)委員 特に、サリン事件でまだ三人の実行犯が逃亡中ですよね。これに対しての捜査状況はどうなっていますか。
○菅(義)委員 こうした事件が発生をしますと、やはり当時のサリン事件のことを思い浮かべ、そしてその実行犯はいまだに地下に潜っているわけでありますから、不安感というのを国民は持っていますので、ぜひ、警察も全力で逮捕に向けて活動していると思いますけれども、一層の努力を要望いたします。...全文を見る
○菅(義)委員 特別立法を制定せざるを得ないような団体でありましたから、ぜひ今後ともその観察に努力をしてほしいと思います。  以上で終わります。
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅でございます。  私は、憲法改正必要という観点から、約十分以内に意見を申し述べさせていただきたいと思います。  実は、ことしの四月に、私の選挙区であります横浜港にララの功績をたたえる記念碑というものを、地元のボランティア団体の皆さんや経済界あるい...全文を見る