菅義偉

すがよしひで

小選挙区(神奈川県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

菅義偉の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅でございます。  鳩山総理に、小沢民主党幹事長の資金管理団体であります陸山会の不動産取得をめぐる虚偽記載問題を中心にお伺いしてまいります。  昨日、民主党の衆議院議員であります石川氏を含む三人が起訴されました。民主党は常日ごろの政治活動の中で、透...全文を見る
○菅(義)委員 起訴という処分が下って、総理が指名しました小沢幹事長でありますけれども、幹事長の秘書が三人起訴されたわけでありますから、当然、総理に幹事長から、みずからの責任問題も含めて報告があったのではないかなと私は思いますけれども、この点についてはいかがですか。
○菅(義)委員 これは、普通の政党ではこういうことはあり得ないと思いますね。だって、自分の秘書が三人も逮捕されているわけですから、私は、小沢幹事長は総理に、当然みずからの責任問題も含めてそれを報告する義務というのがあるというふうに思います。  そこで、起訴処分が決定した石川議員...全文を見る
○菅(義)委員 私は、国民から、先ほど冒頭申し上げましたけれども、クリーンな政治、そういう中で支持を得た民主党の代表者としては、そこはこうした答えというのはあり得ない、こういうことを指摘しておきたいと思います。  さらに、小沢氏の責任問題であります。  嫌疑不十分で不起訴にな...全文を見る
○菅(義)委員 しかし、みずからの秘書が現職の国会議員も含めて三人も逮捕されているんですよ。これに対して全く責任をとらない。そして、その幹事長を指名した総理も、このことに今のような答弁は、私は国民から理解されることはあり得ないだろうというふうに思います。  そこで、石川議員に対...全文を見る
○菅(義)委員 民主党の代表者としてはいかがですか。
○菅(義)委員 それは御都合主義というものじゃないでしょうか。  ところで、福島大臣にお尋ねします。  社民党は政治と金の問題について極めて潔癖で厳しい対応を今日まで行ってきました。今回の石川議員の辞職勧告決議案に賛同していただけると思いますけれども、いかがですか。
○菅(義)委員 委員長、注意してくださいよ。閣僚は質問されたことに対してのみ答えるべきですよ。  賛同するんですか、しないんですか。どうなんですか。
○菅(義)委員 全く答えになっていない、こう思います。  それで、今回の民主党の姿勢でありますけれども、私は岡田外務大臣にもお尋ねしておきたいと思いますが、かつて政治資金規正法で私どもの坂井隆憲衆議院議員が許諾請求を受けた、そのとき、岡田幹事長として、当時は、まさに、その許諾請...全文を見る
○菅(義)委員 ただ、当時、民主党の幹事長時代、そういう発言があったということをぜひ思い出していただきたいと思います。  さらに、今回のこの不祥事に対しての対応でありますけれども、これまで、逮捕された国会議員は例外なく議員辞職だとか離党をしました。また、秘書が逮捕されて起訴され...全文を見る
○菅(義)委員 やはり私は、党としてのしっかりとした判断をすべきであるということを申し上げたいと思います。  また、きのう、横綱朝青龍、暴行事件の責任をとって本人は引退を表明しました。高い位置につく人間というものは、やはりみずからの判断ということが大事だというふうに思います。自...全文を見る
○菅(義)委員 いや、私は、やはり民主党の代表として総理に指導力を発揮していただきたいというふうに思います。  そして、この問題が出てから少し気になっていることがあります。それは、政治資金規正法の処罰が形式犯だとか、あるいは、訂正すれば直る、訂正をすればいい、そういう発言が小沢...全文を見る
○菅(義)委員 それでは、具体的に陸山会についてお尋ねをします。  これは政府参考人にでありますけれども、小沢幹事長が陸山会の代表になったのはいつですか。
○菅(義)委員 今パネルで示していますけれども、小沢一郎幹事長が陸山会の代表になった翌日からこのマンションが買われているんです。十一月二十五日に二カ所、そして十二月二十二日。一カ月足らずの間に四カ所もマンションを取得しているんです。これは明らかに、蓄財だとか、そうした思いの中で私...全文を見る
○菅(義)委員 今、いわゆる不動産を所有しているのは陸山会だけであり、そして、これだけの数のものを所有しているということであります。  そして、陸山会の収支報告書というのは極めて不透明な部分がたくさんあるんです。例えば、問題の土地でありますけれども、本来であれば平成十六年に土地...全文を見る
○菅(義)委員 いずれにしろ、実際に購入した年度を違う年度で報告しているということであります。  さらに、このパネルをごらんになっていただきたいのですけれども、平成十六年の陸山会の収支報告であります。小沢さんから十月二十九日に四億円を借りているということが記されています。そして...全文を見る
○菅(義)委員 これをごらんになっていただければわかりますように、小沢幹事長の借入先の日にちが十六年十月二十九日で、そして定期預金の残高が十六年十月二十九日と、あたかも小沢氏から借金をして定期を組んだような細工を施しているということであります。  さらにパネルをごらんになってい...全文を見る
○菅(義)委員 総理、それは全くおかしいと思いますよ。随分前から報道され、これだけ重要な事案を民主党の代表として確認していないということは、私は信じられません。  さらに、総理は、当時、この確認書、そして小沢さんの説明に対して、一点の曇りもない、一点の曇りがなかったと評価をして...全文を見る
○菅(義)委員 総理、そうじゃないんです。当時、記者会見をしたときは、原資については政治献金のお金だと言って、この一月には、小沢幹事長は、自分のお金と妻子のお金を金庫に保管したもの、そう言っていますから、事実関係が明らかに違ってきているんです。  これについてはいかがですか。
○菅(義)委員 極めて残念でありますけれども、これは小沢幹事長みずから説明を変えていることでありますから、私は、総理から答弁を欲しかったというふうに思います。  さらに、資金洗浄の疑いであります。(発言する者あり)ちょっと静かにさせてください。委員長、静かにさせて。  さらに...全文を見る
○菅(義)委員 しかし、これだけ小沢幹事長みずからが説明を変えているんです。それだけ事実関係が違ってもまだ信用しているということでしょうか。  さらに、今申し上げましたけれども、小沢幹事長個人でなければわからない問題ばかりであります。また、立件をされた以外にも、政党助成金の移動...全文を見る
○菅(義)委員 さらに、民主党の体質について伺っていきます。  総理は、検察と対決姿勢を示そうとする小沢幹事長に対して、どうぞ闘ってくださいと言われた。このことは、検察を含む法務省を監督する立場にある総理の発言としては極めて重いものがあると思いますし、指揮権発動ととられてもおか...全文を見る
○菅(義)委員 総理は行政の最高責任者ですから、言葉はぜひ注意をしていただきたい。検察が厳正に公平な捜査をできる環境をつくるのも、私は総理大臣の役割だと思いますので、このことを申し上げます。  さらに、民主党内の検察批判の動きであります。  小沢幹事長が検察との対決姿勢を鮮明...全文を見る
○菅(義)委員 民主党の代表の総理に伺いたいと思います。
○菅(義)委員 捜査は捜査として、やはり政党は政党として真相究明、解明をすることは、私は当然なことだというふうに思います。  総理に、小沢幹事長の権力について少しお尋ねしてまいりたいと思います。  鳩山政権が発足したときに、田中金脈を追及したジャーナリストの立花隆さんは、現在...全文を見る
○菅(義)委員 私も、当然、政府で一元化されて、権力、政策決定が行われている、こう期待をしておりましたけれども、昨年の暮れの道路のこと、暫定税率の維持、これを決めたとき、いかがだったですか。政府内で、さまざまな対応をしよう、マニフェストにこたえようとしていたんですけれども、小沢幹...全文を見る
○菅(義)委員 これで終わりますけれども、少なくとも、総理が小沢さんに対してまさに独裁的政治家だと思っていたこと、このことは、さすが総理大臣になる人の洞察力は大したものだなと実は思いながら私はこのコラムを読ませていただきました。  最後に、小沢幹事長の三人の秘書の方の参考人とし...全文を見る
○菅(義)委員 以上で終わります。
05月28日第174回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○菅(義)委員 自由民主党の菅でございます。  きょう朝から亀井大臣の答弁を聞いていますと、郵政民営化に賛成をした私たちと反対をした亀井大臣との言というのは、かなり違うんだなと思いながら実は答弁を聞いておりました。  私たち、郵政民営化の原点というのは、まさに巨額の郵貯資金、...全文を見る
○菅(義)委員 私は、国営化時代の話をしたんです。公社時代にそれだけの納付金があったということは承知をしています。  そこで、亀井大臣は、現スキームの四千億円の黒字がどうなるかということはわからない、ただ一生懸命頑張る、そういう答えでありました。  さらにお尋ねをします。 ...全文を見る
○菅(義)委員 先ほど、朝からの議論の中で、収支見通しだとか経営合理化の具体策を、本来であればしっかり示した上で議論すべきだというふうに、私はこれは当然のことだと思いますけれども、大塚副大臣、これについてはなかなか難しいという答弁をされていましたけれども、なぜこの概略というものを...全文を見る
○菅(義)委員 先ほどから今の二〇〇五年の繰り返しでありましたけれども、今度、私たちは新しい法案について質疑をしているんですよ。  そして、当時は完全に官であったんですね。今はまさに民営化して、皆さんも民営化を進めていくんでしょう。ですから、今はそれなりの基盤があるわけですから...全文を見る
○菅(義)委員 私は、国民の理解というのは得られないと思いますよ。よほど収支見通しに対して自信がないんじゃないか、私はこう申し上げたいというふうに思います。  次に質問いたしますけれども、第一条、郵政改革の定義の中で、「郵政事業の経営基盤が脆弱となり、その役務を郵便局で一体的に...全文を見る
○菅(義)委員 限度額を引き上げて、それをユニバーサルサービスに使うということを大臣は記者会見で言っているんじゃないですか。  そこで、この経営形態変更についてお尋ねをします。  今までの郵政事業の五分社化から、今回は三分社化になるわけですよね。郵便事業と郵便局会社と持ち株会...全文を見る
○菅(義)委員 大臣でしょう、大臣が自分の方向を示すのに、それを説明できないなんておかしいじゃないですか。それをしっかり説明して、説得してくださいよ。それは大臣として失格だと私は思いますよ。  そこでお尋ねします。  これは三社化しますよね。今まで質問をしてきましたけれども、...全文を見る
○菅(義)委員 この三分社化で、例えば郵便局の窓口会社は手数料が八割でしょう。そうですよね。事業会社だって、郵便がどんどんどんどんメールの普及などで減り続けますよね。ここは否定できないと思いますよ。そういう状況の中でユニバーサルサービスを行う。この限度額を二倍にしたのも、やはりこ...全文を見る
○菅(義)委員 私もそこは当然大臣と一緒ですよ。しかし、この三分社化によって、結果的にはそこの部分が見えなくなるじゃないですか。郵便事業なり郵便局会社は非常に不透明になるんじゃないですか。そのことを私は心配しているんです。
○菅(義)委員 いずれにしろ、この三分社化による不透明な部分がぜひなくなるように、そして、効率性というものをしっかり推進をお願いしたい、ここをしっかり申し上げておきたいというふうに私は思います。  これは将来像が示されていないんですね、公社化か民営化か。これは中途半端な今回の案...全文を見る
○菅(義)委員 大臣が今答弁をされました。これでまずもとに戻らないということですから、そこは私も絶対に戻してはならないというふうに思います。どんぶり勘定だけは絶対にだめだというふうに思います。  きょう採決をするんじゃないかといううわさがずっと出ているんですけれども、少なくとも...全文を見る
○菅(義)委員 今大臣はそういう答弁をされていましたけれども、いろいろな閣僚から、インフラ整備や海外投資、さらに国家ファンドとしてお金を使うとかいろいろな発言が出ていますよ。こういう発言を私ども聞くと、やはり日本郵政に対して政府が融資先を指定できるんじゃないかな、こういう思いさえ...全文を見る
○菅(義)委員 結局、今大臣からそんな話を聞くと、やはりこれはまさに財投の復活と同じようなことじゃないかと。それぞれの大臣がいろいろなものにお金を使うということを発言していますから、それで私は危惧を持って今申し上げたということであります。  そこで、民主党政権は事業仕分けという...全文を見る
○菅(義)委員 いやいや、大臣、そういう発言をしますけれども、大臣の発言というのは物すごく大きいんですよ。亀井大臣は公共事業に使いたいと言うんです。インフラ整備だとか海外投資だとか、あるいは国家ファンドに、そういうのに大臣が投資をしたいと言えば、日本郵政は無視することはできないで...全文を見る
○菅(義)委員 まさに、この当時、資金を官から民へというのが民主党の法案だった。これを変えたのは、今大臣いろいろ言われましたけれども、先ほど柿澤委員が言われましたが、カメの一声だったと私は思いますよ。やはり亀井大臣が発言をすると、そうした方向になってしまう。  あの限度額の二千...全文を見る
○菅(義)委員 亀井大臣が気が弱ければ、私は何と言ったらいいかわからないのでありますけれども。  ただ、こうした改革、これは抜本改革ですね、これを行うには私はやはり国民の皆さんの理解を得なきゃだめだと思うんですね。前回の衆議院選挙の際に、確かに国民新党はこのことをやるということ...全文を見る
○菅(義)委員 いや、今大臣は民意を得られたと言いますけれども、国民新党の代表の綿貫さんや、亀井さんと違って非常に静かだった亀井久興幹事長、こうした人が残念ながら議席を失ったのではないでしょうか。ですから、これだけの改革を行うのであれば、やはりもっともっと国民の皆さんに説明をする...全文を見る
○菅(義)委員 大臣、そういう答弁をされましたけれども、実際、郵政を今度もとに戻そうというシンボルは、やはり綿貫先生であり国民新党の皆さんだと私は思いますよ。ですから、国民新党そのものが、亀井大臣にしかられそうですけれども、たった三議席しか得られなかったというのは、やはり国民新党...全文を見る
○菅(義)委員 当時の責任者でした竹中大臣の答弁の中がそういうことだったものですから、政府が株式を所有している間は、やはりこれは暗黙の政府保証があるだろうと私は思います。それは大臣が幾らないと言っても、ある、ないというのは、これはやはり金融機関だと国民が見ると思いますよ。ですから...全文を見る
○菅(義)委員 いや、逆に、私は払うのがおかしいと思っているんですよ。私はそう思っています。政府系の金融機関であると私は思っていますから、株式を保有しているときは、これはたしか五百億円ですか……(発言する者あり)一千億ですか。これは払うのがおかしいというのが私の考え方です。  ...全文を見る
○菅(義)委員 引き上げ後の預金残高とか、生保の加入残高の見通し、これについてどう思っていますか。
○菅(義)委員 しかし、先ほど来、その話も柿澤委員との間で大塚副大臣はやっていましたけれども、少なくとも倍にして、何も見通しがないというのは余りにも無責任じゃないですか。
○菅(義)委員 亀井大臣は、亀井大臣の言うことを絶対引かないわけですけれども、少なくともそういう八団体の人たちの声に客観的に耳を傾けていただきたいと思います。現実的に、これが倍になったら、それなりに私はふえると思いますよ。これはふえないわけはないですよ。  大塚副大臣、これを倍...全文を見る
○菅(義)委員 亀井大臣は新聞は信用するなということを言っていましたけれども。  大塚副大臣、そういう今までの経緯の中で計算をして少なくとも倍にしたと私は思いますから、その数字を出されるのはおかしいと思います。このことを指摘しておきたいというふうに思います。  さらに、新たに...全文を見る
○菅(義)委員 ということは、基準を決めるだけでなくて、多分、ここで不許可という権限もあるということですか。
○菅(義)委員 これは、ここでしっかりチェックできるようにしていただきたいというふうに思います。  最後に、非正規社員の正社員化であります。  今の社員の人は、みんな試験を受けて入ってきておると思います。今、民主党政権は、国家公務員の新規採用を四割削減しよう、そういうことも言...全文を見る
○菅(義)委員 雇用というのは大事だと思いますけれども、しかし、一挙に六万五千人を採用すると、少なくともその負担が国民負担になる、このことを私は非常に懸念していますので、そこは日本郵政としても、その費用の捻出努力をするというのは当然のことでありますので、ここを強く申し上げたいと思...全文を見る
○菅(義)委員 終わります。
10月01日第176回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○菅(義)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しをいただきまして、一同を代表して、川端委員長に対しまして一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  このたび、新委員長に川端委員長が御就任をされました。  皆さん御案内のとおり、内閣におきましては既に文...全文を見る
11月18日第176回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○菅(義)委員 今の遠藤公明党理事の案に、趣旨に賛同して、私ども賛成いたします。
○菅(義)委員 ちょっと、委員長、よろしいですか。
○菅(義)委員 できれば、今のこの議運を休憩していただきたいという提案をさせていただきたいと思います。  さらに、本会議も延期をしていただきたいという提案をさせていただきたい。
○菅(義)委員 はい。
○菅(義)委員 私は、そのことを強く要請したいと思います。
○菅(義)委員 参議院の予算委員会の答弁などを見て、私どもの国対で、延期する必要があるんじゃないかという判断の中で、今、要請をさせていただきました。
○菅(義)委員 参議院の答弁、参議院の方も含めて、総体的判断として、私ども、党として休憩を提案させていただく、そういうことです。