鈴木俊一

すずきしゅんいち

小選挙区(岩手県第二区)選出
自由民主党
当選回数10回

鈴木俊一の1966年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月12日第51回国会 衆議院 地方行政委員会 第32号
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○鈴木参考人 本日は、東京都の仕事を担当いたしております関係上、東京都の問題から観察をいたしました地方公営企業の御提案の問題について意見を申し上げ、御参考に供したいと存じます。  地方公営企業がここ数年来非常な赤字をかかえまして、ことに交通事業、水道事業等、にっちもさっちもいか...全文を見る
○鈴木参考人 お答えいたします。  最初のお尋ねの、バス料金が戦前に比べてどうなっているか、水道料金がどうなっているかという点でございますが、昭和八年を一といたしますと、都バスの料金は一区間で比較いたしますと一八三・六になっております。それから水道のほうでございますが、これは値...全文を見る
○鈴木参考人 たいへんお答え申し上げにくい質問でございますが、この法案の提案のしかたについて、各事業で相当に性格が違うから、むしろ各事業の特殊性を生かしたようなつくり方にすべきではないかというような意味のお尋ねが第一点のようでございますが、これはひとつ考えようだと思うのでございま...全文を見る
○鈴木参考人 いまの経費の負担区分並びに料金についての原則の問題でございますが、基本的な考え方はそう迷わないと思うのですが、お話のございましたように、たとえば水道にいたしましても交通にいたしましても、私どもはやはりこの部分は国が財政負担をしてくれる、この部分は一般会計が持つべきで...全文を見る
○鈴木参考人 最初の、公営企業の主体は地方自治体であるということを明確に考えておるのかというような意味のお話でございますが、御質問の趣旨が、財政再建に関連して国の干渉があまり強くなって自治体の自主性を失うようなことになっては困るが、お前どう考えるか、そういう御趣旨……。
○鈴木参考人 私は企業の自主性というものはあくまでも尊重してもらいたいと存じますが、ただ国が融資をいたします場合におきましては、融資に伴う若干の国の立場からする制限といいますか、これは不可避であろうと思いますので、これはそれぞれの具体的な問題をどの程度まで考えるかという問題であろ...全文を見る
○鈴木参考人 公営企業がいまの赤字状態から一変して黒字に転換をするというような時期がまいりますれば、いまの弾力条項と申しますか、職員の皆さんが大いにやってくれたのですから、それに報いる意味をもって職員の給与費につきましてもある程度これを考えていくべきものと思います。
○鈴木参考人 最初の交通一元化の点でございますが、これは先ほど来お答え申し上げましたように、あとから申し上げます外的条件の関係もあるわけでございますが、何ぶん山手線の内側、荒川放水路の内側、その両区域で囲まれているところは旧東京市の区域というのが主体でございますが、この区域の事業...全文を見る
○鈴木参考人 東京都は御承知のように昔仏貨公債を持っておりましたが、これは、戦後いろいろの交渉の経過を経まして、今日ではほとんど大部分買い入れ消却をいたしまして、手持ちといいますか未償還の分はほとんどございません。ただ、まだフランスの最高裁判所におきまして一部の債権者との間に争い...全文を見る
○鈴木参考人 最初の、負担区分の関連についてのお尋ねでございますが、私はこの料金の問題は、やはり先ほども申し上げましたように、お話のように地下鉄は非常に金がかかる、しかし、これはやはりいまの大都市の交通を考えれば、地下鉄というものは大都市交通の幹線を受け持つべきものである、こう思...全文を見る
○鈴木参考人 それは確かにいま一つの問題点ではございますけれども、そういうものの損害を政府に請求するといいましても、これはちょっとなかなか算定の基礎が困難でございましょうし、さような交通の過密、人口の過密による各種の国民生活に対する影響というものを考えれば、いろいろあろうと思いま...全文を見る