鈴木俊一

すずきしゅんいち

小選挙区(岩手県第二区)選出
自由民主党
当選回数10回

鈴木俊一の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月24日第94回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○鈴木参考人 日本原子力発電株式会社の社長鈴木俊一でございます。  今回、弊社の敦賀発電所におきまして、適切な判断と適正な処理を欠いたために、取り返しのつかない問題に発展いたしましたことは、本当に返す返すも残念でございますし、全くもって弁明の余地はございません。心から深くおわび...全文を見る
○鈴木参考人 ただいまお話のございましたとおり、欠かしてはならない連絡を怠っておったことも確かでございますし、いままで会社としてやるべきことはやはり安全第一、安全あっての原子力だということでその点も徹底させてまいり、諸法令を遵守することは当然のことだと思ってやってまいりましたが、...全文を見る
○鈴木参考人 「エネルギーフォーラム」という雑誌に……(清水委員「言っているか言っていないかでいいです」と呼ぶ)いや、私の言っていること、いま定かに覚えておりませんし、またそのとき言ったことが全部正確に載っているとは私も判断できないところがありますけれども、それに近いことは言った...全文を見る
○鈴木参考人 いま、天下の公党を侮辱しているという御意見でございましたが、そんな気持ちは絶対持っておりません。とにかく日本を挙げて、政党を超えてエネルギー問題に取り組まなくてはいかぬという、これだけはどこへ行っても話すことでございますし、認識している問題でございます。しかし、特定...全文を見る
○鈴木参考人 お答えいたします。  確かに私は、そこにも書いてあるかどうか、実は本当を言うと存じませんけれども、安定運転ということも言いまして、安全運転ということも同時に言っております。それを目指してやらなくちゃいかぬということは絶えず中心の課題として考えてまいったのでございま...全文を見る
○鈴木参考人 いま、安全、安定運転といったことが事故隠しのもとだという御意見でございますけれども、こういった法治国である以上は、法律を守り、政令を守り、それに基づく通達を守る、これが基本であることはもう言うまでもないことでございますので、そういったことを前提として、しかも会社の経...全文を見る
○鈴木参考人 ただいまの御意見にお答えさせていただきます。  おっしゃられるとおり、まことに今回のことは申しわけないことの一語に尽きまして、非常に残念でございます。先生御指摘のとおり、設備においてもあるいは対策においても確かに十分でない点は多々あると認めざるを得ません。そういっ...全文を見る
○鈴木参考人 お答えいたします。  会社の体質に問題があるということ、私どももこの問題を契機に本当に真剣に考え直さなくちゃならぬ問題であることは確かでございます。私どもは、管理体制を徹底的に洗い直す、それから会社の中の組織から人間関係、心がけまでも全然新しいものにしなければ、こ...全文を見る
○鈴木参考人 廃棄物処理場の建築その他問題があるじゃないかという御指摘でございます。  先ほど来申し上げているとおり、確かにいろいろな点に、設備にも問題ございますし、それからそれを運転する際の問題もたくさん出てまいりました。これはまことに申しわけないことでございますけれども、率...全文を見る
04月28日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○鈴木参考人 日本原子力発電会社の社長鈴木俊一でございます。  過日は、政務御多端の中、国政調査のためにわざわざ弊社敦賀発電所にお越しいただきましたが、諸事雑踏の中で十分な御説明、御案内もできず、不行き届き、また礼を失することも多々ありましたことをまずもっておわび申し上げます。...全文を見る
○鈴木参考人 このような一連の事故の重大さは本当に身にしみてこたえました。  この最初の話を聞いたのは四月一日でございましたけれども、そのとき、事の重大性は私、心から痛感し、申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。したがいまして、いま御質問の経営責任、実に重大で深刻でご...全文を見る
○鈴木参考人 ただいまの御質問に、五十五年度の実績についてお答え申し上げます。  敦賀発電所でできます電気は、関西電力に五〇%、中部電力に四〇%、北陸電力に一〇%、こういうように配分しております。  その五十五年度の単価は九円三十七銭、これによる一年間の収入は百九十二億円でご...全文を見る
○鈴木参考人 決算は三月三十一日に一区切りになりました。確かにお話のとおり、累積赤字を重ねて今日まで来たわけでございますけれども。今度若干の黒字か計上できるのではないかというところに参っておりますが、これもそう大した金額ではございませんと思います。
○鈴木参考人 確かにいままで原子力発電については、先覚者というようなおこがましい名前はいま差し控えたいと思いますけれども、一番先いろいろなことを手がけていきたい、こう言ってやってまいりました。したがって、大きな発電所の建設につきましても、それだけでなしに、個々の機器その他の新しい...全文を見る
○鈴木参考人 今回の事件、確かに大変なことでございました。私どもはそのことは本当に身にしみて反省していることは先ほど申し上げたとおりでございますけれども、実はこの会社、今度の出来事のもとになっておりますのは、やはり大切なところで注意を怠ったこと、処置に適切でなかったこと、いろいろ...全文を見る
○鈴木参考人 先生のようなお考えをお持ちのことも、私は今度のことにかんがみましてある程度やむを得ぬことだと思いますけれども、しかし実際のところは、確かにおっしゃるとおり、法律、命令あるいは通達を十分適正な解釈ができなかったとか、あるいはやったことがなかなかうまくいってなかったとい...全文を見る
○鈴木参考人 実はせんだって同じようなお話を伺いまして、そのとき初めてその雑誌の中の対談を承知いたしました。正直な話、しっかりした記憶もありませんし、またいまにして考えれば、そういうことを言ったとすれば本当に適切ではありません。確かに問題はたくさんございます。いま私は、そういった...全文を見る
○鈴木参考人 いまのままでいいと思っておるかという御質問ですけれども、今度の私どものしでかした不祥事にかんがみましても、まだまだ考え直さなくちゃならぬ、慎重にやらなくちゃならぬ問題は多々ございます。ことに先ほど来からお話しのとおり、安全性については特に十分な配慮をしなくちゃならぬ...全文を見る
○鈴木参考人 今回の一連の事故につきまして、各方面に大変な御迷惑をかけました。     〔委員長退席、椎名委員長代理着席〕 そしてまた、地元関係においては、現実的な問題として具体的に経済的な影響を与えたこともございました。あれやこれや考えますと、まことに断腸の思いでございます...全文を見る
○鈴木参考人 確かにいま先生のおっしゃるとおり、これだけ重大な問題であるということの認識が欠けておった、そういうことは結局平素の教育に欠けておることがあったということにほかなりません。そういうことで知らせるべきところに知らせなかったということがございますけれども、全体としての責任...全文を見る
○鈴木参考人 魚の問題だけでないということは御指摘のとおりでございます。いろいろな点で具体的に御迷惑を及ぼした問題につきましては、私どもは、問題が問題だけに、もう心から誠心誠意お話し合いをして、問題を円満に解決するような気持ちでおります。もちろん魚の売れない問題もございますし、ま...全文を見る
○鈴木参考人 確かに今度のことを顧みましても、御指摘のとおり十分機能しなかったことは確かでございます。それにかんがみまして、全般的に総点検をし、再検討しなくちゃならぬ今日でございますので、当然いまの問題も含めた改正を考える覚悟でおります。
○鈴木参考人 さっき対談の一部のお話がございました。私は、本来そうでなければ原子力はできないという気持ちをずっと持ち続けてまいりましたのでございますけれども、今度の一連の問題が、四月一日に私も承知したわけですけれども、そういったことで私の平素希望していることが全く逆のようなことで...全文を見る
○鈴木参考人 いまの御質問でございますけれども、私に関する部分はおおむねその気持ちでおります。しかし、すでにやめて半年もたっている方のいまの気持ちあるいは立場というものは私には理解できませんし、お答えすることは不可能でございます。
○鈴木参考人 転出された先は熱機関協会の理事長でございます。
○鈴木参考人 役員の数が多くて現場の仕事に無関心だというように私には聞き取れましたけれども、そんなことは絶対にございません。それとまた、私のところはいろいろ優秀な人間が役員にもおりますし社員にもおりますし、その点は決して見劣りのするものとは私は全然考えておりません。
○鈴木参考人 お話のとおり、社外役員の方が相当数おることも確かでございます。しかし年がいっておるからとかあるいは社外の人だからといって、会社の経営について全然プラスになっていないということは絶対ございません。やはりその人その人で会社の経営に大変な寄与をされておる方でございますので...全文を見る
○鈴木参考人 そういった意見は、ただいま初めて伺いました。
04月28日第94回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○参考人(鈴木俊一君) 私の心境を申し述べよということでございますが、この問題本当に残念、無念でございまして、各方面に大変な御迷惑をおかけしました。そしてエネルギー問題これから具体的に国を挙げて対処しなくちゃならぬというときを迎えているのに、それに信頼を損なうようなことをやりまし...全文を見る
○参考人(鈴木俊一君) 先生の先ほどの御質問に十分お答えしなかったことでございましたが、先ほどの話のことは、当然そのほかに、私はまず今度の一連の事故の事実を究明し、原因をはっきりさせて、それに応じて必要な措置をやらなくちゃならぬ、さらに社内のいろいろなものを見直して総点検のもとに...全文を見る
○参考人(鈴木俊一君) 会社の従業員でございますが、ただいま総数で千百玉十五名でございます。そして、その中で電力会社から出向してきていただいている八百二名おります。ですが、当初のうちはその出向者は相当な数でございまして、出たり入ったりいたしておりますけれども、おおむね今日では定着...全文を見る
○参考人(鈴木俊一君) いま御意見のございました、御注意のございましたこと当然でございまして、私どもは従来からもその方針でございましたが、今後はますますこういった事態にかんがみまして、厳正にしかも一人でも採用するなら優秀な人間と、こう思ってよく配慮をしてまいる所存でございます。
○参考人(鈴木俊一君) 所長、副所長、関係の技術課長、ことごとく発電所付というようなかっこうで、正確ではございませんけれども、そういうかっこうに辞令を発令いたしました。それは四月二十二日のことでございましたが、どうしてそういう発令をしたかと申しますと、これは処罰にも何も全然関係な...全文を見る
○参考人(鈴木俊一君) ただいま、こういった一連の事故を起こしましたものですから、これ以上信頼を落とすようなことをしないようにと、そういうつもりで一生懸命実は調査をやっております。いま先生のおっしゃるような十二月ということは私は何も承知しておりませんが、とにかく一生懸命、実態はど...全文を見る
○参考人(鈴木俊一君) いま資料の提出の御意見でございますが、私どももいまのお申し出をよく胸に入れまして、慎重に検討してまいりたいと思います。きょうはその程度に御勘弁いただきます。