鈴木俊一

すずきしゅんいち

小選挙区(岩手県第二区)選出
自由民主党
当選回数10回

鈴木俊一の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○鈴木国務大臣 政党に対する寄附でありまして、その一つ一つに私が立ち会っているわけではございませんが、担当した者に確認をいたしましたが、あくまで一般的な政治活動資金として寄附をいただいて、そのとおりに処理をした、そういう報告を受けております。
○鈴木国務大臣 電話での取材で、やりとりで、いろいろお話をした中の一つであると思っております。  私の記憶では、先方からそういうお話があって、この時期ふえておりますね、そういうお話で、その時期確かに御指摘のようにふえているということは申し上げたと思いますが、あわせて、この御寄附...全文を見る
○鈴木国務大臣 選挙の時期ということでふえているということは申し上げましたけれども、選挙のための寄附ということは思ってもおりませんし、したがって、申し上げておりません。
○鈴木国務大臣 いろいろの電話でのやりとりでございまして、私も記録をとっておりませんので正確なところはわかりませんが、あわせてそれは明確に、選挙のための献金ではなしに一般的な御寄附であるということもあわせて申し上げているわけであります。  そういうことで、私といたしましては、そ...全文を見る
○鈴木国務大臣 私の申し上げたいことは、それはあくまで選挙にかかわる御寄附ではなしに、一般的な政治活動に対する御寄附である、そういう思いでそのときも答えたはずであります。  ただ、長いやりとりの、電話のやりとりでございますので、どういうふうにそれがとられたかということは私はわか...全文を見る
○鈴木国務大臣 私もその記事は読みましたが、どなたがどういう御発言をしたのか承知をしておりません。したがって、それに対して私がここでコメントすることは差し控えたいと思います。
○鈴木国務大臣 政党活動、多くの方から御支援をいただきながら、また政治資金面では御寄附をいただきながら活動をしているわけであります。  やはりそういう選挙の年になりますと、例えば広報活動でありますとか政策活動でありますとか、そういう政治活動がこれは高まるんだと思うんです。そうい...全文を見る
○鈴木国務大臣 大島大臣と同様であります。
○鈴木国務大臣 御指摘を受けました御寄附は、これはあくまで一般的な政治活動資金として御寄附をいただいたものではございますけれども、そのような指摘をされたということは大変遺憾でありますし、また、それで政治不信が何か助長されたということであれば、これは申しわけないことだと思っておりま...全文を見る
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 今御指摘をいただきました環境事業団に対する貸倒引当金の積み増し、五十億のことでございますが、これは、環境事業団の不良債権に対する処理というのはこれは確実に進めなければいけませんが、今回の補正予算におけるこの交付金は、中小企業組合に参加する企業の連鎖倒産を...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境教育、環境学習の重要性に対する認識は、福本先生と私、全く同じでございます。  自然と共生する持続可能な社会、環境に負荷の掛けない、そういう持続可能な社会を作っていくためには、国民とか企業とかそれぞれ主体主体ができることをきちっと取り組んでいかなけれ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたとおり、持続可能な社会を作っていくためには、国民、NPOあるいは事業者、こういう各主体がそれぞれ自発的な環境保全活動を推進していくということが不可欠でございますので、環境省といたしましては、こうした活動をしやすい整備、環境の整備という...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境税、これは環境負荷に応じて価格を変えることによって、その価格インセンティブ効果を通じて消費者でありますとか事業者が自主的に自らの行動を環境負荷の少ないものにしようと促進するものでありますので、環境対策を進める上で大変効率的な手法であると、そのように認...全文を見る
02月05日第156回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 環境税の導入についてのお尋ねがございました。  環境税は、消費者や事業者が自主的に自らの行動を環境負荷の少ないものにするよう促進する効率的な手法であると認識をいたしております。また、環境税の使途について、これにつきましては様々御議論があるわけであります...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○鈴木国務大臣 京都議定書でございますが、ロシアの批准の時期、まだ不明確でございますけれども、ロシアが批准をいたしますと、いよいよ京都議定書も発効要件を満たすということであります。  その中で、我が国は、一九九〇年時に比べまして温室効果ガス、六%削減するという義務を負うわけであ...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○鈴木国務大臣 自動車を原因といたします大気環境汚染でございますけれども、これにつきましては、自動車の排気ガス自体を規制するいわゆる単体規制という問題、それから低公害車の導入、こういったことでやっているわけでありますが、しかし、大都市圏におきましては大気汚染の状況は大変厳しいもの...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不法投棄を含めまして、廃棄物処理法の違反事案、これを見てみますと、そこに暴力団員が介入している事態、あるいは不法投棄のそうした仲介にいわゆるブローカーが介在する事態、そういうのが見受けられるわけであります。矢島先生がおっしゃいましたとおり、産業廃棄物業...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不法投棄の問題ですが、いろいろ重要な問題がございますが、やはりその中の大きな重要な問題は、投棄されました産業廃棄物が人間の健康に悪い影響を与えるというような、そういう生活環境保全の上で影響が出るということ、これを防止するということが大切なことであると思...全文を見る
○鈴木国務大臣 現地の状況でございますが、昨年十一月、御党が行われました試掘調査のときに、環境省の職員も立ち会いをさせていただきました。そういうことで、環境省としても、その事態というものは、事情は承知しているつもりであります。  いろいろ、環境問題の中で、国内いろいろ視察をしな...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○鈴木国務大臣 リストをお示しいただいて、それだけの会社から政治献金として御協力をいただいたということを改めて認識したわけでありますが、先ほどお話しありましたとおり、こちらから何か無理強いをするとかそういう気持ちは、私は持っておりません。ただいま鴻池大臣からお話がございましたとお...全文を見る
○鈴木国務大臣 鴻池大臣と同様に考えております。
02月21日第156回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○鈴木国務大臣 第百五十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  私は、昨年九月に環境大臣に就任して以来、地球温暖化問題、廃棄物問題など広範にわたる環境問題に取り組んでまいり...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○鈴木国務大臣 環境省としていろいろな被害を受けた方を救済するということになりますと、これは一つ、公害被害に対する救済ということが環境省における範疇になろうかと思います。  この公害につきましては、もう先生、釈迦に説法でございますけれども、これは環境基本法上、いろいろな人間の健...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○鈴木国務大臣 おはようございます。  平成十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  今日の環境問題を突き詰めていきますと、国民の日常生活...全文を見る
○鈴木国務大臣 大谷先生からお話がございましたが、ごみ行政、特に、これから循環型社会を形成していくという観点を基本に置いて取り組んでいく、そういうお話がございましたが、私も同様に考えております。およそ、人類というものが存在する限り、人類は発展を願うんだと思うのでありますけれども、...全文を見る
○鈴木国務大臣 御答弁の前に、先ほど私申し上げた中で、一点間違いがございましたので訂正させていただきますが、廃棄物処理法の改正案、これは今国会に提出する予定でありまして、今現在はまだ提出してございません。  ごみの問題でありますが、これは何でもかんでも最終処分にいきなり回す、燃...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど申し上げました、循環基本計画の中でも数値目標を幾つか挙げているという中で、平成十二年に対して、平成二十二年には、個人の出すごみを今から比べて二〇%減らそうという具体的な数値目標を挙げております。  二〇%減らすというのは、これは大変なように思えますけれども...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど、冒頭の、来年度の予算についての御説明の中でも触れましたが、やはり環境の規制というものを経済の制約要因としてとらえるのではなしに、むしろ環境対策というのが新しい技術を生み出す、技術革新の一つのインセンティブに働く、こういう側面があるというのは先生のおっしゃる...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生から先般、利根川河川敷の不法投棄についてもいろいろ問題点を御指摘いただいたところでございますが、北関東、今先生からお話ございましたが、そのうち、茨城、栃木、群馬の三県について見ましても、平成十三年度には二百四十五件、約三万七千トンということでありまして、これは...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不法投棄の問題でありますが、これは、先生御指摘のとおりに、未然防止ということにまず努めなければならないわけでありまして、その未然防止をする上におきまして、監視体制の強化、それから初期段階での対応ということが重要である、そういうふうに認識を一緒にしている...全文を見る
○鈴木国務大臣 不法投棄問題につきまして、今、矢島先生から地方の議会の皆様方の声ということで、極めて具体的な問題点の御指摘をいただいたと思っております。  不法投棄の問題でありますが、これは周辺の環境を壊すということのみならず、適正に処理をしております事業者でありますとかあるい...全文を見る
○鈴木国務大臣 いわゆるエネルギー特会の見直しでありますけれども、昨年来、経済産業省の方からそういうお話がございました。これは、一つには、京都議定書の目標達成に向けて温暖化対策を充実強化するということ、それから流動的な中東情勢等を勘案してエネルギーセキュリティー対策を強化する、こ...全文を見る
○鈴木国務大臣 樋高先生が今御指摘になられましたとおりに、産業廃棄物の不法投棄問題、これは、過去の廃棄物の原状維持をするということと、もう一つは、そういうものが新たに発生しない、未然防止を徹底するというのがまさに御指摘のとおり両々相まって進んでいかなければならないと思っております...全文を見る
○鈴木国務大臣 環境行政、環境省のあり方について、本当に力強いバックアップをしていただいて、ありがとうございます。  思いますに、環境庁として発足いたしましたのが昭和四十六年七月ですが、そのころは主に公害対策が中心だったと思います。その後、今日に至って、環境問題、大変に幅広い問...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘の廃坑利用の安定型最終処分場でございますが、これは既に埋め立ては終了したと聞いております。  本来、安定廃棄物でございますから、こういった有害物質が出るということは考えられないわけでありますけれども、現に、宇都宮市が昨年三月に内部のたまり水を分析したところ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回提出をいたしました新法の対象になる要件でありますけれども、幾つかございまして、その一つは、平成九年の廃棄物処理法改正施行前、施行されたのは平成十年六月でありますが、その前に不適正に処理をされたもの、それから生活環境保全上支障が生じ、または生じるおそれが認められ...全文を見る
○鈴木国務大臣 そのとおりで結構です。
○鈴木国務大臣 今回の問題が発生した原因ということはきちっと検証をしなければ一概に答えられないと思いますが、やはり、まずは原因究明が大切である、そういうふうに思っております。  お聞きするところによりますと、最終処分場のボーリングによりまして埋め立てしたものを調査しましたけれど...全文を見る
○鈴木国務大臣 廃棄物処理法で産業廃棄物の処理の指導監督が決まっておりまして、これは、都道府県かあるいは保健所設置市が行うということでございます。ですから、先生の今の御指摘の事案は宇都宮市が行う、こういうことでありまして、それぞれの都道府県あるいは市によって、今先生から質問された...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど先生の御質問の御趣旨は、例えば市民の方がそういうような廃棄物の不法投棄をしているのを見て、それを市に伝えてもそれが実際に動かなかったというようなことだと私は理解して、お答えをいたしました。  先ほど申し上げましたとおり、都道府県または保健所設置市が指導の責...全文を見る
○鈴木国務大臣 鹿沼市の事件でありますけれども、何か、行政と業者が癒着をしていたという報道もございますが、そういうことはもちろんあってはならないことである、そういうふうに思っております。  そしてまた、先般、ある新聞の報道でございましたけれども、市町村の廃棄物処理担当の方が何ら...全文を見る
○鈴木国務大臣 昨年の十一月八日に高橋先生から環境委員会で御質問をいただきました。そのときに、私の方から、国からの指導というのが徹底していなかったということを申し上げたわけであります。  その後の取り組みでございますけれども、ちょっと戻りまして恐縮でございますけれども、先生御指...全文を見る
○鈴木国務大臣 昭和四十六年から行われておりました法解釈、そのままになっていたということで、平成十三年に新たな指針を発出したわけであります。その後、ブロック会議を開いて、文書で指針を出すだけではなしに、実際の会議でこの点につきましても周知徹底を図ったわけでありますが、しかし、極め...全文を見る
○鈴木国務大臣 環境省におきましてもさまざまなこと、都道府県と連絡をし、そして周知を図って御理解をいただいているところでございます。  そういう中において、この問題につきましても環境省としては周知を図って御理解をいただいている、こういうふうに思いますけれども、先生からそういうお...全文を見る
○鈴木国務大臣 岩手日報紙に掲載された写真がそうであれば、それは拝見をいたしました。
○鈴木国務大臣 実際のところ、何年にどこの部分に何月何日に行われたということの把握ということは、これはなかなか大変なことであると思います。この点につきましては、青森県そして岩手県、その評価委員会でさまざまな討議もされていると思います。そういう中で、こうした不法投棄がどのように拡大...全文を見る
○鈴木国務大臣 基本的には原因者の責任ということでございまして、この場合は最終処分者はもう既に倒産されたりお亡くなりになられたり、こういうことでございますが、次に排出者の責任をしっかり追及するということが必要である、そういうふうに思います。  先生がおっしゃられましたそうした廃...全文を見る
○鈴木国務大臣 これは、現在あります平成十年六月以降に投棄された新しい仕組みをつくりましたときに、それ以降に投棄されたものについてはもちろん新たな仕組みに乗っかっていくということでありますが、それ以前に投棄が始まって、その平成十年六月を過ぎても一連として行われたものは、平成十年六...全文を見る
○鈴木国務大臣 排出者責任の見通しということでございますけれども、今後どれだけ数がふえていくかということもあろうかと思いますし、また、費用回収の見込みについての御質問であろうかと思います。  それで、排出事業者の数につきましては、調査の進展に伴って新たな事実が判明いたしまして、...全文を見る
○鈴木国務大臣 排出者に責任を問える場合の法の要件というのがございます。  それは、廃棄物処理法の第十九条の五の関係でいえば、産業廃棄物委託基準に違反をする委託によって不法投棄が行われた場合、マニフェストの義務違反があった場合、それから不法投棄の行為者に対して不法投棄を行うよう...全文を見る
○鈴木国務大臣 当初、二千六百社ということが言われており、それが次には五千社という数字が出てきて、今では一万社を超えているということでございまして、その辺が非常に明確でないという思いは私もしております。  ただ、これは、事実関係として掌握していることを申し述べさせていただければ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今、国会に提出をさせていただきましたいわゆる特措法、これは今先生からお話ございましたとおり地方財政措置の裏づけもあるわけでありますが、これを当てはめた場合、今総務省におきまして、起債の充当率が七〇%、それから地方債元利償還金の五〇%を地方交付税に算入する、こういう...全文を見る
○鈴木国務大臣 現実にあのような未曾有な産業廃棄物の不法投棄が起こっているということがございます。それに対して、今度、新しい法律をお願いしているわけでありますが、やはり、国民の税金を使って行うわけでございますので、そこにはしっかりした検証というものが必要であろうかと思います。 ...全文を見る
○鈴木国務大臣 森岡先生が大変ペットを愛されて、そして動物愛護のために国会におきましても大変御努力をいただいておりますことに敬意を表したいと思います。  私も、今岩尾局長の答弁を聞きまして、まだまだ、都道府県に引き取られる動物、犬、猫の数が多い、そしてその多くが殺処分になってし...全文を見る
○鈴木国務大臣 ペットを飼う、国民が動物を非常にかわいがる、こういうことでありますから、これは行政がもちろんやらなければならないところもございますが、先生御指摘のように、民間が今よりもさらにこの問題にかかわりを持つということが私も重要なことではないかなということを、きょうの質疑を...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○鈴木国務大臣 先生からお話がございました地方環境対策調査官でございますが、大変お力添えをいただきまして、平成十三年十月に四十五人で発足をいたしました。十四年度末には六十三人になり、十五年度の末には八十九人になる、こういうようなことでございます。  それの方々の活用の問題である...全文を見る
○鈴木国務大臣 温室効果ガスを六%削減しなければいけないということで、その対応は大綱の中で決めているわけであります。そして、その中で、二酸化炭素削減の柱として、安全性を大前提とした原子力発電、これが一つの有力な柱である、そういうものはございます。しかし、それと同時に、先生御指摘の...全文を見る
○鈴木国務大臣 循環型社会を形成するための循環基本計画でありますけれども、先生御指摘のように、本年十月というのを半年前倒しをいたしまして、この三月に策定をいたしてまいりたいと思っております。その中では、循環型社会というものがどういうものかというイメージをお示しし、それから具体的な...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生に改めて申し上げるまでもないことでありますが、今日の環境問題、これは地球温暖化防止の問題から身近なごみの問題まで、まことに幅広い問題がございます。それだけに他の行政分野にわたるものも多い、そして他の行政分野で施策が展開されるときにも環境配慮というのはきちっとな...全文を見る
○鈴木国務大臣 健全な水循環を確保していくということは、これは極めて大切であると思っております。  今先生から御指摘のように、水の問題、これも大変多岐にわたっておりまして、行政的にいえば環境省は水質保全、その基準づくりということになろうかと思いますが、利水の問題、これは農業用水...全文を見る
○鈴木国務大臣 連絡する場もあるということでございますので、そういうものを十分活用しながら、さらに関係省庁との議論を深めていきたいと思っております。
○鈴木国務大臣 環境大臣に就任いたしましたときに、総理から、環境と経済、これは両立するということを前提に政策を考えるようにという御指示がございました。  これはやや私の個人的な私論、私見にわたるところがございますが、私の考えを述べさせていただければ、およそ人類というものが存在す...全文を見る
○鈴木国務大臣 資源生産性というのは、新しい考え方、概念でありまして、この循環基本計画の中でも数値目標として取り入れているところであります。  これは、いかにより少ない資源で大きな豊かさを生み出すことができるかの指標ということでありまして、持続可能な発展をあらわす代表的な指標と...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生から御指摘のこの鹿沼市の事件でございますけれども、これは、廃棄物行政に携わる市の職員がこのような事件に巻き込まれたということは、大変悲しいことであり、残念なことであると思います。  それから、この間、ある新聞の報道によりますと、市町村の担当の職員がいろいろな...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不法投棄を含めまして、産業廃棄物に関する廃棄物処理法違反の事案に暴力団が介入をしていたり、また不法投棄に介入するブローカーが存在をしたり、そういうことが現実にあるわけであります。そういうことから、十二年の法改正によりまして、暴力団員ですとか暴力団が支配...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生御指摘のように、地球温暖化対策推進大綱に沿って対応を進めるわけでありますが、その中で、二酸化炭素排出削減につきましては、安全性を大前提とした原子力発電の推進ということをうたっております。そして、数字も先生のお示しのような数字を考えているわけであります。  今...全文を見る
○鈴木国務大臣 この因果関係の調査でございますけれども、私も、何とか早くできないか、そういう思いで事務方にもいろいろと事情を聞いているところであります。  しかし、話を聞いてみますと、こういう調査、これは先例のない新しい調査であって、調査設計もしなければならなかった、それから、...全文を見る
○鈴木国務大臣 自然再生推進法につきましては、先国会で議員立法でつくっていただきました。大変に環境省としても大事な法律であると思っているところであります。  お尋ねのアサザプロジェクトでございますが、これは、霞ケ浦の湖岸植生の回復を行政と市民運動が連携して進めるという点で、自然...全文を見る
○鈴木国務大臣 アサザプロジェクトについて、アサザ基金の呼びかけによって、二月の十七日に、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設置に向けた勉強会が開催されたということを承知いたしておりまして、環境省も国土交通省とともに参加をいたしました。  これまでの自然再生の取り組み、これ...全文を見る
○鈴木国務大臣 国土交通省も、先ほど申し上げた勉強会には参加をしたということを聞いております。環境省という立場からいえば、やはりこの霞ケ浦の問題についていえば、国土交通省も協力していただくということが大切である、こういうふうに思いますので、国土交通省に対しましても積極的に参加を働...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回お願いをしたいと思っております法改正には、今先生から御指摘のような点がございます。  このうち、国の関与についてでありますけれども、例えば、排出者が多くの都道府県にわたるような大規模な不法投棄事案につきまして、都道府県だけで排出元を含めた実態の解明を迅速に行...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど、国の立入検査につきまして、排出事業者が複数の都道府県にわたって大規模な不法投棄があるような事案、個別の都道府県だけでは迅速な対応に限界があると判断される場合を対象とすると申し上げましたけれども、その判断は環境省が行います。  それから、都道府県の要請を受...全文を見る
○鈴木国務大臣 排出県が拠出する基金を創設すべきであるという考え、構想、これは高橋先生のかねてからの持論である、そのように承知をしているところであります。  確かに、産業廃棄物が不法投棄された県では、周辺環境調査、行為者、排出事業者の追及調査、あるいは原状回復の検討等に多額の経...全文を見る
○鈴木国務大臣 そのとおりであります。
○鈴木国務大臣 環境省では、産業廃棄物の排出及び処理状況等について毎年取りまとめを行っておりますけれども、この調査は、全国の産業廃棄物の全体的な状況や経年的な傾向をいわばマクロ的に大づかみに把握して、適切な産業廃棄物施策を推進する目的で実施しているものでありまして、先生御指摘のよ...全文を見る
○鈴木国務大臣 確かに、調査につきましては、先ほど申し上げたとおり、マクロ的なものでございます。その調査結果が全く外れているかどうかという、そういう評価はあろうかと思いますけれども、全国的な統計のための調査において精度を向上して、実態をなるだけ正確に反映したものとすることが必要で...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不法投棄の実態把握ということでございますが、平成五年度から各年度ごとに、都道府県及び保健所設置市が、パトロール活動でありますとか、あるいは住民の通報等によりまして、その年度に新たに確認した投棄件数と投棄量の調査を実施しておりまして、平成十三年度の調査結...全文を見る
○鈴木国務大臣 私が代表をしております政党支部に対しまして、公共事業を受注している企業からの献金がある、それが選挙の時期にこれだけあったという資料を、予算委員会のときに共産党の志位委員長が、閣僚とそれから副大臣、さらに与党の幹部について調査した結果ということで、十九名、こういう献...全文を見る
○鈴木国務大臣 事前にそういう御質問があれば調べてまいりましたけれども、今突然の御質問でありますので、名簿等をきちっと当たってみないとわかりませんけれども、今お示しになられました二つの久慈市の企業の社長さんのうちのお一人は確実に後援会の役員をしていただいております。
○鈴木国務大臣 そのようなことはございません。
○鈴木国務大臣 それは間違ってございません。
○鈴木国務大臣 間違いないと思います。
○鈴木国務大臣 まず、明確に申し上げておきますけれども、御指摘の、私が代表をしております政党支部に対する寄附は、これは特定の寄附ではありませんで、一般の政治活動に対する寄附でございます。  したがいまして、当然私は、言われております御寄附は選挙には使っておりません。通常の党活動...全文を見る
○鈴木国務大臣 政党支部に対する献金がその時期にふえている、こういう御指摘だろうと思います。  政党活動というのは、幅広く活動するわけでありますけれども、多くの党活動を応援してくださる方のいわば資金的な御協力によって支えられている、こういうことです。  確かに、御指摘を受けた...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども申し上げておりますとおり、先生から御指摘の党支部に対する御寄附は、これは一般的な党活動に対する寄附でありまして、特定の寄附ではございません。日付がどうであれ、そうであります。  なぜかと申しますと、私もそういう認識でございますから、これを選挙には使ってお...全文を見る
○鈴木国務大臣 それは調べておりませんので、わかりません。
○鈴木国務大臣 二〇〇一年のものを私は調べておりませんのでわかりませんけれども、先生から八社すべてゼロであるというお話を聞いて、大変、私としては何か不思議な気がしておりますので、調べてみたいと思います。  いずれにしても、先ほど申し上げておりますとおり、政党の支部の活動というの...全文を見る
○鈴木国務大臣 そのとおりです。
○鈴木国務大臣 繰り返しになりますが、いただきました御寄附は、特定の寄附ではなしに、一般の党活動として受け取ったものでございますので、それは一般の党活動に使いました。そして、選挙活動には使っておりません。  今先生が、千五百万円、第二選挙区支部から私の選挙収支報告書の方に出てい...全文を見る
○鈴木国務大臣 繰り返しになりますけれども、御指摘の御寄附は、これは特定の寄附ではありません。一般の党活動に対する寄附であります。  それから、その時期にふえているというのは、先ほど申し上げておりますように、そのころは政治活動が活発になるということで、支援者の方が御寄附をいただ...全文を見る
○鈴木国務大臣 二〇〇〇年のころ、まだ閣僚ではございませんでしたけれども、先生のおっしゃるとおりだと思います。李下に冠を正さずということがございます。御指摘の寄附はあくまで正規の一般の政党活動に対する寄附でございますが、そういう言葉もございますので、十分気をつけて対応していきたい...全文を見る
○鈴木国務大臣 表現の仕方はあろうかと思いますが、御指摘のとおりに、住民参加の方針を盛り込むということは大切なことである、そういうふうに思っております。  「住民参加というものは、循環型社会を形成していく上でやはりこれは大切なものでありまして、計画案におきましても、「国民、NP...全文を見る
○鈴木国務大臣 基本的に中川先生と同じ認識を持っております。  御指摘の里地里山でありますけれども、これは二次林を中心に、水田でありますとか、ため池でありますとか、あるいは草地等を構成要素にしておりまして、農林業等の人の働き、これによって特有の環境が形成、維持されている地域であ...全文を見る
○鈴木国務大臣 里地里山の重要性ということについては先ほど述べたわけでありますが、その里地里山が、近年、生活あるいは生産様式というものが変化をいたしまして、二次林や草地の経済的価値が低下してしまいまして、それゆえに人の手が入らない、放置されてしまう、そういうようなケースが増加する...全文を見る
○鈴木国務大臣 廃棄物の問題でありますが、これはやはり、まず、ごみの減量化に最善を尽くす。それでも出てくるごみにつきましては、リサイクルをする、また、リユースをするということでありますが、それでもどうしても最終処分をしなければならない、そういうごみが出ていくわけでありまして、廃棄...全文を見る
○鈴木国務大臣 環境アセスメント制度ができてから数年たつわけでありますが、やはりその充実というものは図っていく必要があろうかと思います。最近はさらに一歩進んで、戦略的アセスメントという考えもあるようでございますので、そうしたアセスメントの充実というものについてしっかりと我々も考え...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 原議員から、市民訴訟条項についての御質問がございました。  市民訴訟条項は、アメリカにおきましては、幾つかの環境関係の法律で規定されているものと承知しております。  こうした市民訴訟条項を環境基本法に位置づけるべきとの御提案でありますが、裁判を受ける...全文を見る
03月11日第156回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○鈴木国務大臣 ただいま議題となりました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害の補償等に関する法律は、公害の影響による健康被害の迅速かつ公正な保護を図るため、補償給付の支給等を行うもので...全文を見る
03月13日第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 自動車のグリーン化の税制のことですけれども、これは御承知のとおり十三年度から実施をしておりまして、大変、環境改善上におきましては効果のあるものでございました。最近、排ガスのよりきれいな車の新規の車を購入される方が、そういうのが増えてまいりまして、この税制...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま平沼大臣からお話のあるような経過でエネルギー特会の見直しがなされまして、環境省もこの法律案が通りますと共管をさせていただくということになります。  先生からの今の御質問は、そういうものがせっかくできたんだから、例えば自動車の低公害車の導入にもそ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 基本的には、やはり地元の方々、地元の住民の方々の御意向を反映させるということが大切であると思っております。  今、両県で検討委員会が開かれて、そして、私も説明を聞きますとかなり、例えば夕方に検討会を開いて傍聴が地域の方がしやすいようにするとか、いろいろ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) まず、平野先生がこの青森、岩手間の不法投棄につきまして衆参両院を通じて一番初めに質問をなされまして、引き続き大変御努力をいただいておりますことに敬意を表したいと思います。  それで、産業廃棄物の不法投棄でありますが、これはもう原則的には行為者が責任を持...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 四十万トンという数字についての印象ということを問われれば、これはもう、毎年それだけということでございますので、かなりの量だというふうな率直な印象を持っております。
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 産業廃棄物の不法投棄について、それが小口化、悪質化しているのではないか、また自社処分と称するところに問題がある、その取組はどうかということだったと思いますが、産業廃棄物の不法投棄を見てみますと、ここしばらくの間は毎年大体一千件、量にいたしますと四十万トン...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 健全な水循環に関する環境省の考えでございますが、自然の水循環というのは様々な機能を持っていると思います。人の生活や、それから自然の営みに必要な水を確保すること、それから水循環がきちっとされることによって水質の浄化も行われますし、また生物の多様性というもの...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 我が国の水環境行政でございますが、これは、過去の水質汚濁、それのもう大変苦い経験もあるわけでございまして、水環境への汚濁負荷を低減して水質汚濁を未然に防止するということを主眼に置いて構築をされているわけであります。そして、現在の制度でも環境汚染対策として...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○鈴木国務大臣 自動車重量税収入引当金が、今先生は健康被害補償の方のあれで少ないということでございましたが、これは当初の割り切りで、八対二という割り切りをしているということから出ている数字である、そういうふうに認識しております。  この八対二という割り切りはそれなりに合理性があ...全文を見る
○鈴木国務大臣 公健法に基づく、健康被害を受けられた方への補償ということにつきましては、先生も御承知のとおり、昭和六十二年に一応、地域指定を解除するということで一つの整理はついておると思っております。そして、既に認定された方について、今後とも責任を持ってきちっと補償をしていくとい...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど申し上げたわけでありますけれども、国として何か新たな救済措置を検討するということに当たりましては、その前提といたしまして、大気汚染とぜんそくという疾病との医学的な因果関係が解明されなければならないと思います。今の時点ではそういう部分が解明をなされておりません...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま牧先生から御指摘がございましたとおり、温暖化対策、これは、環境省といたしましては、かねてより、年次を区切って第一ステップ、第二ステップ、第三ステップ、こう進んでいくということで、第一ステップは二〇〇四年、来年まででございます。この間に行われました大綱に基づ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生の御提案は、枠の見直しというものも行い、それに対して温暖化対策税などから財源的な充実を図れば、そういうことも可能ではないかというような御趣旨と受けとめました。  それは一つのお考えであると思いますけれども、公害健康被害補償制度は、民事責任を踏まえまして、汚染...全文を見る
○鈴木国務大臣 総理は道路財源の見直しということを何回も言われておりまして、そのことについては承知をいたしております。総理の見直しというその発言も受けまして、十五年度予算におきましては使途の拡大というものもされたと理解をしているところであります。  現実に、十五年度予算案におき...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど来、牧先生から、この調査、随分時間がかかった、過去を振り返って一体どうだったのか、そういう御説明がございました。  私も、もっと早くこれができないかということでいろいろ聞いてみましたが、先ほど南川部長からの御答弁の繰り返しになってしまうかもしれませんけれど...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回の第一次判決につきましては、先ほど南川部長からお話を申し上げましたとおり、大気汚染の状況と健康被害者の方の因果関係におきまして問題ありとして控訴をしたわけであります。  それとはまた別に、新たな患者さんが発生しないような、未然防止という観点から、大都市部で大...全文を見る
○鈴木国務大臣 基本的にそのようにお考えになられて結構であると思います。  公健法は、著しい大気汚染があって、そしてぜんそくが多発している地域を指定する、そしてそこに一定期間居住等をしてぜんそく等に罹患した方々に対しまして、因果関係の制度的割り切りにより患者と認定して、汚染原因...全文を見る
○鈴木国務大臣 現在の医学的、科学的な知見といたしまして、こうした大気汚染、現在の大気汚染とぜんそく等の疾病との因果関係が現在明らかにされていないということで、その調査を急いでいるわけであります。遅いというおしかりを受けておりますが、一生懸命努力をしているというところであります。...全文を見る
○鈴木国務大臣 患者さんに対する何らかの措置、医療制度的な措置ということになりますと、これは厚生労働省のお立場になるわけでございまして、私ども環境省としては、とにかくこの因果関係というものを早く明らかにするよう最善の努力をする、そしてそういう因果関係が明らかになった場合に新たな必...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほどもお話を申し上げましたが、患者さんと私も実際にお会いをさせていただきまして、その苦しみが大変であるもの、そういうふうに切実に考えているところでございます。判決につきましても、当然重く受けとめているところでございます。ただ、先ほど来申し上げますとおり、国はこの...全文を見る
○鈴木国務大臣 尼崎の訴訟、そして名古屋南部訴訟につきましては、御指摘のとおり和解に至りました。これは、大気汚染物質の排出差しとめ請求を取り下げられたということと引きかえに、国等が道路交通環境対策を約束することということで合意をしたものと聞いております。
○鈴木国務大臣 ただいま青山先生から、この制度の指定解除の妥当性と、それから再指定の可能性があるのかどうか、もしくは新しい救済制度の創設の考えはどうか、そういうお話をいただいたところでございます。  公害健康被害補償制度、これは、大変著しい大気汚染によるぜんそくが多発している地...全文を見る
○鈴木国務大臣 おなかの中の赤ちゃんでありますとか、それから子供さんに対します環境物質の影響、これは、こういうものを未然に防止するという観点から、環境省でも大いに力を入れて取り組んでいかなければならない問題だと思っております。  平成十四年の四月にカナダのバンフで八カ国環境大臣...全文を見る
○鈴木国務大臣 まず、今、参議院の予算委員会の方で呼ばれておりまして、委員長初め委員の先生方に大変御迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げたいと思います。  今、大気汚染の改善の問題、対策の問題にそういう道路行政がかかわりを持っておる認識ということでございますが、大気汚染を改...全文を見る
○鈴木国務大臣 NOxそれからPM、そういうことを考えますと、これはディーゼル車の方が影響が大きい、こう思っております。  ヨーロッパなどにおきましては、CO2のことを考えて何かディーゼル車が評価されているということも聞いておりますけれども、環境省といたしましては、やはりディー...全文を見る
○鈴木国務大臣 そのように理解しております。
○鈴木国務大臣 環境庁ができましたのは昭和四十六年七月でございますけれども、昭和四十年代から窒素酸化物、それから粒子状物質、NOxとPMでございますが、これによる大気汚染が懸念をされておりました。当初は、工場からの排出が中心でございましたけれども、ディーゼル車からの排出というもの...全文を見る
○鈴木国務大臣 それは、先ほど冒頭にお答えしたとおりでございまして、昭和四十年代にそうしたものの認識を持っておったところでございます。
○鈴木国務大臣 申しわけございません。そこは、私、今承知しておりませんので、調べた上でお答えをさせていただかなければならないと思います。
○鈴木国務大臣 いろいろ評価というものはあると思いますが、先ほど申し上げましたとおりに、窒素酸化物につきましては、これは重量車においてでございますが、昭和四十九年の規制開始時から比べますと約四分の一、それから粒子状物質につきましては、平成六年の規制開始時から見まして四分の一に低減...全文を見る
○鈴木国務大臣 鋭意努力をしておりますけれども、まだ環境基準に達することができない地点がある、地区がある、そういうことであろうかと思います。  今後ともさらに努力をしなければと思っております。
○鈴木国務大臣 先ほど西尾局長が答弁をいたしたように、やはりディーゼル車の燃費効率のよさとか耐久性のよさとか、そういう利点がユーザーの方に強くアピールされて平成五年あたりまではふえてきた、こういうことであろうかと思います。  そして、その以後横ばいになったというのは、まさに平成...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど平成四年以前からきちっとやるべきではなかったのではないかという御指摘がございました。実際、後追いになったという点はあろうかと思います。今の時点から振り返ってみれば、やはりさらに早くすべきであった、そういうことは否定できないことだ、そういうふうに思います。 ...全文を見る
○鈴木国務大臣 使用過程車における後づけ装置でありますDPFは、それ自体は効果のあるものであると思います。  ただ、ただいま先生御指摘のとおり、率直に申し上げまして、環境省の補助している額といいますものは、十五年度予算におきましても二億一千万円、これはわずか五百基弱分でございま...全文を見る
○鈴木国務大臣 公健法発足時の認識ということで、申しわけございません、私、御指名いただいたわけでございますが、ちょっと承知しておりませんので、局長の方から答弁をさせていただきたいと思います。
○鈴木国務大臣 本格調査は十七年度から始めますが、その結論がいつごろ出せるということにつきましては、残念ながら、今の時点では明確に申し上げることはできません。一日も早く科学的なものがきちっと出せるように努力したいと思います。
○鈴木国務大臣 決して安穏としているわけではなくて、本当に一日でも早い結果を出すようにという思いであります。私自身、ここに至るまでも相当時間がかかっているわけで、一体どうしてこんなに時間がかかってしまったのか、何でもっと早くできないのか、それは、私も担当者、担当部局を督励いたして...全文を見る
○鈴木国務大臣 私自身、矛盾した話だということを発言したという気持ちは特にございません。(高橋(嘉)委員「いえ、石原都知事が」と呼ぶ)石原都知事がですか。  石原都知事が矛盾した話と言われたのは、ちょっと私もよくわかりませんけれども、恐らく、もっと国においてしっかり対応すべきも...全文を見る
○鈴木国務大臣 まずは、科学的知見を、因果関係を明確にしなければならないと思います。因果関係が明確になりましたら、それに基づいて救済措置を検討したいと思います。
○鈴木国務大臣 因果関係、どういうところが発生源で、どういうところが原因で被害があるのか、そういう因果関係ですね、まさに一対一の因果関係等々、調査の結果によりまして、こうした救済措置を考えるにしても、これは仕組みが違ってくるんだと思います。  しかし、我々は、救済措置を回避する...全文を見る
○鈴木国務大臣 ブッシュ大統領が日本時間の十時に記者会見をして、武力行使、これはもう避けがたい状態になったということは私も承知をいたしております。  私といたしましても、やはり今回の問題は、これは平和裏に解決するということが重要である、そういうふうに思っておりましたし、そのこと...全文を見る
○鈴木国務大臣 公健法でございますけれども、これは、大変著しい大気汚染によってぜんそくが多発している地域を指定いたしまして、そこに一定期間居住したりあるいは通勤したりしてぜんそく等に罹患した方々に対しまして、因果関係の制度的割り切りによって患者さんと認定して、先生が御指摘のとおり...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま藤木先生から、環境省の行っている、特に沿道の局地的な部分の調査についてのお話でございまして、ちっとも進んでいないじゃないか、五年前の答弁と同じじゃないかという御指摘を受けたところでございますが、まさにここが本当に問題になっている、そういうふうに思っておりま...全文を見る
○鈴木国務大臣 藤木先生から、今、NOxそれからPMに着目をして一つの救済措置を考えるべきではないか、こういうお話でございましたが、環境保健サーベイランスにおきましても、NOxとそれからSPMの環境モニタリングをいたしておりますけれども、そのサーベイランスにおきましても、NOxや...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま先生から、前段として、六十二年の指定地域が解除された、それが誤りだった、こういうような御指摘もございました。  繰り返しになって恐縮でございますけれども、公害健康被害補償法、これの昭和四十八年に制定された経緯というものにつきましてはもう既に冒頭お話をさせ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほどの同趣旨の御質問でございまして、答えもそれと同趣旨にならざるを得ないと思っております。  私、昨年十二月に板橋の大和町に伺いまして、そこの交差点の、常に東京でもワーストのトップから三位ぐらいにあるその交差点の大変な状況を体験して、実感を持ってまいりました。...全文を見る
○鈴木国務大臣 今、先生から、ぜんそくで苦しまれる方々のそういう生の声をお聞かせいただきました。大変、本当に、そのつらさというものを切実に感じます。  私、十二月に患者の方、原告の方とお会いをさせていただきましたときも、やはりその中でも、今は発作は出ないけれども発作が出ると大変...全文を見る
○鈴木国務大臣 全くわかりませんけれども、四分の一ぐらいでございましょうか。全くわかりません。
○鈴木国務大臣 私は四分の一程度かと思ってお答えをしましたが、三分の一程度の方が生活保護を受けておられるということは、それだけに、ぜんそくという疾患が、もう通常生活をやはり相当できないような状況にしている、仕事もつけなくなってしまうような状況にしているということを改めて感じました...全文を見る
○鈴木国務大臣 大気汚染の、大気環境の改善ということにつきましては、これは私ども環境省とそれから国土交通省、あるいは交通行政ということで警察、そういう関係省庁との連携、協議ということはございますが、今の先生の御指摘の点についての協議というものは恐らくしていないんだと思います。
○鈴木国務大臣 ここで中川先生にこうお話ししますと反論しているみたいな格好になってしまうわけでございますけれども、五たび裁判の過程において国の方が破れたということはございますが、しかし、その中におきましては和解をしている例がたくさんございます。そういうことで、従来も原告の方々と和...全文を見る
○鈴木国務大臣 何と申しますか、今回の公健法の御審議をいただいているわけでありますが、この法案を採決して成立させていただくことによって、認定患者の方の救済というのは引き続き続いていくことになろうかと思います。  それから、六十二年に地域指定を解除した以降の方々の問題につきまして...全文を見る
○鈴木国務大臣 夜中にということであれば、その経験はございません。しかし、近くにぜんそくの子供というか、もう成人になりましたけれども、おりましたものですから、その母親に聞きますと、とにかく、ヒューヒューという音がもうひどくて、それが聞こえてくると自分はもう逃げ出したくなる、こうい...全文を見る
○鈴木国務大臣 今先生がおっしゃられた点が、まさに国として控訴をしている理由になっているということだと思います。裁判は、そういう沿道何メートル、五十メートルというようなことで、いわば蓋然性としてそこに因果関係があるということを認めているわけでございますが、国としては、そこには医学...全文を見る
○鈴木国務大臣 千葉大の調査そのものに対しましては、これは学童の追跡調査をきちっとやっておられるということにおきましても、重要な研究である、そういうふうに考えております。  ただ、問題点も指摘をされているわけでありまして、例えば、大気汚染物質の濃度や暴露との関係について十分な評...全文を見る
○鈴木国務大臣 それは、救済制度にかかわる話し合いということであろうかと思いますが、何か中川先生と話しているとどんどん悪者になっちゃうような感じであれなんですけれども。  とにかく、救済制度の方途を考える前提がそうした因果関係の解明でございます。その因果関係が解明されますと、そ...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
03月18日第156回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 環境省のリーダーシップについて御指摘がございました。  環境省は、地球温暖化対策推進大綱の策定や、京都議定書の国内担保法であります地球温暖化対策推進法の改正案の国会提出、環(わ)の国くらし会議の開催等による普及啓発など、地球温暖化対策を着実に推進してき...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 第百五十六回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  私は、昨年九月に環境大臣に就任して以来、地球温暖化問題、廃棄物問題など広範にわたる環境問題に取り組...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 環境省の仕事といたしまして、自然の保全、これは大切な分野であります。
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境省で、今、国内に新しい自然、世界自然遺産として推薦できるような地域があるかどうか、それについての学術的な検討というのをいたしております。これは林野庁と共同で行いまして、世界自然遺産候補地に関する検討会ということで三月に設置をしたところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生も御存じかとは思いますけれども、経過をお話をさせていただきますと、この日高山脈横断道路、これは昭和五十九年に一部国定公園内を通過するものとして北海道が全体計画を策定をいたしたものでありまして、既に一部着工がなされ、今回、北海道の政策評価委員会の意見等...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 北海道道路のことについて凍結をしたということを伺っておるわけでございますが、今後、自然環境保護の観点から北海道からまた御相談があると思います。先ほどの答弁の繰り返しになりますが、そういう自然環境保護の観点からの御相談については、これはもう積極的に対応して...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 平成四年に種の保存法が制定されました。そのときに、先生今御指摘のとおり、環境庁とそれから、当時の環境庁と水産庁との間で覚書を交わしまして、そのときには、既に水産資源保護法で捕獲規制等がなされております漁業対象の水産動植物につきましては、種の保存法に基づく...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境省におきまして、ジュゴンと藻場の広域的調査というのをやっております。この調査では、海草藻場の分布調査、それから食跡調査、航空機によります目視調査等を実施しているところでございますが、これまで、平成十四年の九月十九日に金武湾中央部で二頭、それから平成十...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま局長から答弁をいたしましたとおり、二つの国際機関から日本のジュゴンが取り上げられておりまして、これは我が国のジュゴンが国際的にも大変関心が集めていると、こういうことだろうと思っております。  環境省といたしましては、そのジュゴンが国際的にも絶滅...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 普天間飛行場の代替施設の建設に関する環境アセスメントで海草の被度の低いところも含めるべきではないかという御指摘でございますが、環境省といたしましては、的確な環境影響評価が実施されるよう、海草の被度の低いところも含めて必要な範囲がアセス対象海域と、地域とな...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今後行われる環境影響評価におきまして、代替施設建設がジュゴンの採餌活動を含め、その生息環境にどのような影響を与えるかについて調査、予測、評価が行われ、必要な対策の検討がなされるものと考えております。  環境省では、先ほど申し上げましたけれども、ジュゴン...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 日米合同委員会の下部機関に環境分科委員会の枠組みがございます。  平成十四年九月に、その枠組みを使いまして、ジュゴンと密接な関係があると考えられる浅場の海草藻場等での演習を計画したり実施したりするに当たっては、ジュゴンへの影響を最小限にするよう配慮を申...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) いろいろなレベルの話があろうかと思いますけれども、取りあえずは先ほど申し上げました環境分科委員会などの枠組みを通じて対応してまいりたいと思っております。
○国務大臣(鈴木俊一君) 普天間基地の移設建設ということにつきましては、政府として決定をしているところでございます。その中で、日本として、日本が事業者でございますので、きちんと、この大変希少な生物でありますジュゴンがきちっと守られていかなければならない、そういうことが大切であると...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 谷林議員にお答えを申し上げます。  重点計画に対する環境省の関与と戦略的環境アセスメント手法の導入についてのお尋ねがございました。  重点計画については、環境省として、例えば重点計画上の目標と環境行政上の目標との整合を図るなど、社会資本の整備を通じて...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 今、先生から御指摘をいただきました視点というのは大変重要な視点だと思います。廃棄物が増えている、そしてそれの最終処分場はいろいろな条件の中でそう増やせないという状況。一生懸命この間にリサイクル率でありますとかリユース率が上がっておりますので、かねてよりの...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  今、愛知先生から、戦争というものが環境の破壊に対する最大なものであるというお話ございました。たしか、さきの臨時国会におきましても、高橋先生からも同様な御指摘をいただいたところであります。  環境破壊ということを考えてみますと、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境と経済の両立の話でありますが、昨年、環境大臣を拝命いたしましたときに総理から、これからは環境と経済を両立をする、このことを前提に施策を考えるようにという御指示がございました。これは、なかなかまだ、何と申しますか、きちっとした定義付けというのはなされて...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この地球温暖化対策、とりわけ京都議定書に対します日本の立場というものは原則がございます。それは、もう早期発効を目指す、それからもう一つは途上国、先進国を含めてグローバルな取組を進めると、これが基本的な立場でございます。  その中で、今、アメリカの参加と...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 小川先生から、環境行政に対する更なる進展のために大変力強い激励もいただきましたし、またいろいろ従来も御指導をいただいておりますことに感謝を申し上げたいと思います。  私、今、先生の御指摘にございますとおり、環境大臣に就任いたしまして気が付きました、改め...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 総理とお会いしてみますと、環境問題に対する関心というのはかなりお持ちであると、そういうふうに思っております。小泉内閣ができましてからも、早々、公用車の低公害自動車への切替えということを進められましたし、それから中央省庁の食堂の食品廃棄物のリサイクルの問題...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 非常にまたがっているというお話をしましたが、それとこう、何というんでしょうか接点と申しますか、非常に線引きが難しい点もございます。  実は、これは一例でございますが、衆議院で、衆議院の田端代議士から質問を受けました。その内容は、カネミ油症の患者さんが、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これは基本的なその源泉と申しますか、それはやはり国民の皆さんの環境に対する関心の高さ、そういうことが近年高まっている、それを受けて行政としてまた環境省のいろいろな発言というものも受け入れられるようになっていると、そういうことであると思います。やはり基本は...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 私は、人類というものがこの世に生存する限り、人類は常に発展を目指していく、そういうものだと思うんです。しかし、もはや今、先生も御指摘になられましたように、環境の制約あるいは資源の制約ということもございまして、もはや自分の生存基盤を壊すようなそういう発展と...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほども申し上げましたけれども、やはり私たちの日本も含め多くの先進国、これだけ多くのエネルギーを使ってこれだけの利便性を追求をしていると、こういうことでございますから、これを更に進めていけば、これはこのまま立ち行かないことになってしまうと、そういうふうに...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、小川先生から、江戸時代の状況、あるいは昭和三十年代の状況、そういうお話がございました。私もある方からお聞きをいたしましたら、江戸時代というのはある意味では大変資源循環型の部分があって、例えばし尿などにつきましてもきちっとこれは農業に転化をしたし、それ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 真っ先に今頭に浮かびましたのは、水俣病の問題でございます。水俣に住む人はもう昔から食べていたお魚、しかも前浜で取れた大変新鮮でいいものだと思って食べていたお魚が、これが有機水銀に汚染されていて、そしてそれを食べてああいう悲惨な水俣病というものが起こったと...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 農薬におけるいろいろな環境汚染、それがまた人体の健康被害にも影響を与える可能性、これは十分に注意しなければならない問題であると思っております。  農地だけではなく、ゴルフ場とかそういう用途も幅広いわけでありますので、どういうようなところでどういう量使わ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生から、今養殖漁業、それによる様々な環境汚染の問題についてお話を伺いまして、大変に先生深く、いろいろなまた法律も考えておられるということをお聞きしたところでございます。  養殖漁業、経済原則、先生がおっしゃるとおり、とにかく早く育てなければいけない、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境教育、環境学習というのは、これは大変大切なものであると、そういうふうに思っております。そしてそれは、先ほど申し上げました、先生も御指摘になられましたとおり、正にそういうことが人間の、人としての暮らしぶりにかかわってくる問題であるということでありまして...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 提出されておられるということでありますし、また与党の方でも今検討をしているということでございます。環境省としても、そうした各党の御検討の状況、今後、議員立法でどう進んでいかれるのか、そういうこともあろうかと思いますが、注意深く見守りながら、いいそういう枠...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 温暖化対策税につきましては環境省として従来から方針を持っております。温暖化対策、これは年次を区切って、第一ステップ、第二ステップ、第三ステップと、そのステップを追って進めていくということで、第一ステップは来年、二〇〇四年までであります。  今、第一ステ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) やはり、まだこれから理解を得なければならないと、そういうふうに思っております。  ただ、一つ、エネルギー特会の見直しがなされましたが、そのときに、そのころ非常にこれは課題じゃないかと思っておりましたのは、いわゆる今回のエネルギー特会の見直しが、これが言...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生も御承知のとおり、京都議定書での六%の削減約束、これは一九九〇年から比べますと逆に八%伸びているということでありますから、現状からいえば合わせて一四%減らさなければならないということで、これはもう決して容易なことではないと思っております。  国内的...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) フロン類でありますけれども、先生からも御指摘がございましたとおり、オゾン層の破壊、さらには温室効果というものも大変高いガスであると、こういうことでございますから、正に地球温暖化対策の上からもこうしたフロン類が環境中に放出をされないように抑制するということ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 泡瀬干潟のこの埋立てにつきまして、昨年の十月でございますが、これはやや異例ではありましたけれども、事業者の内閣府の方に環境省として申入れをさせていただきました。  その一番の基本的なものは、沖縄県が実施をいたしましたその環境評価、そこに書かれております...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、総政局長の方からお答えをしたところでありますが、昨年の十月に、これは異例ではありますけれども、環境省の考えを申入れをしたところであります。そして、それがきちっと守っていただけるものと、そういうふうに私も信じているところであります。  やはり海草の移...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 泡瀬干潟、私まだ行ったことないんでありますが、岩佐先生からも写真をちょうだいをいたしまして、大変きれいなすばらしいところだと認識をしております。  ただいまお話がございましたとおり、このクビレミドロ等の希少な野生生物があり、その多様な底生生物の生育、育...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今朝の愛知先生の御質問でも戦争と環境破壊のお話がございました。  そのときも申し上げましたけれども、環境破壊、これはもう火山の大爆発でありますとか、もう大洪水でありますとか様々あると思いますが、そういうものはすべて自然における自然現象の中での環境破壊で...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) まず、二酸化炭素の削減の面におきまして、地球上の二酸化炭素を削減するために日本が積極的に貢献をすべきだという御指摘でございます。  京都議定書、御承知のとおり、ロシアがこれの批准の手続を進めているということでありますが、ロシアが批准をいたしますと、いよ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたとおり、我が国として、憲法第九条に書いてあることはこれは当然のことである、それはしっかり守ってまいりたいと思っております。  今回のイラクへの攻撃ということを念頭に先生がお話しになられているとするならば、これは総理が米国の立場を支持...全文を見る
03月25日第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○鈴木国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人環境再生保全機構法案及び日本環境安全事業株式会社法案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  まず初めに、独立行政法人環境再生保全機構法案について御説明申し上げます。  環境省所管の特殊法人である公害...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま議題となりました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害の補償等に関する法律は、公害の影響による健康被害の迅速かつ公正な保護を図るため、補償給付の支給等を...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  ただいま山東先生が二十五年前を振り返ってのお話をされたわけでありますが、昭和四十年、日本が高度経済成長をしているころにおきましては日本各地において産業公害というものが大変ひどい状況にありまして、それによって多くの方が健康被害を受...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、山東先生からずっと御質問がございまして、例えば美しさを、町並み、町全体が持つ美しさ、それには自動販売機の問題から様々あるんだなということを改めて実感をいたしました。そうしたものへの取組ということがそれぞれの省庁においても徐々に始まりつつあるという答弁...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境問題の今日抱えておりますいろいろな課題、これはもう突き詰めれば国民一人一人の生活のありようあるいは通常の事業活動に根差していると、こういうことでございます。したがいまして、この環境問題の取組といいますものは、何か国が上から押し付けるというよりも、やは...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境と経済の両立あるいはその統合の大切さ、ツルネン先生から今お話がございましたけれども、私も全く先生と同様に考えております。  先ほど山東先生の御質問にも答えましたが、どんどん時代とともに変わりつつあると思います。これはかつては経済成長の中であれだけの...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境に著しい影響を及ぼすおそれのあります大規模な事業の実施に当たりましては、環境影響評価等を通じて環境保全上の支障が生じないよう適切な配慮がなされて環境のもたらす様々な恵みが確保されることが必要であると、そういうふうに思います。まあ一般論でありますが。 ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 普天間基地の代替施設建設に関係しまして、先生から環境と経済の両立の原則に反するんではないかというお話がございました。先ほど申し上げましたが、これは既存の米軍施設の移転ということでございますから、いわゆる一般の経済活動とはこれはやはり違うんだろうと私は思い...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) どうもうまく直接お答えできないかもしれませんけれども、やはりそれぞれの地域で社会資本整備を行うということにつきましては、それぞれの地域のニーズとかいろいろな状況を踏まえてどういう社会資本整備がされるかということが判断されるべきだと思います。  確かに、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回のイラクの問題でございますが、平和裏のうちに解決ができればと、これはもうみんなが望んでいたことであると思います。しかしながら、今日のような事態に突入したというのは大変残念であると思っております。しかし、これはやはり国際社会が一致してイラクに求めた大量...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 戦争による被害というのは人命の被害もありますし、世界経済に与える被害も多いわけでありますが、先生がおっしゃるとおりに、環境に対する被害というものも大変戦争によって大きく受けると、そういうふうに思っております。自然環境の破壊ということになれば、これはもう大...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 現状どうなっているかということは、今戦争が始まっておりますので、その中でなかなか難しいことであると思います。  戦後どういうことができるかということは検討しなければならないと思いますが、例えば、ここがラムサール条約の登録湿地みたいになっておりますと、そ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 三月十九日の気象庁の報告につきまして、発表につきまして、今先生が述べられた内容が述べられておりまして、大変これは深刻な状況になっているということを改めて感じました。  CO2の排出がこのように大幅に増えつつあるということでございますので、これによる一番...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 近年、今まで考えられなかったような大規模な洪水が起こったり、それから大型のハリケーンが出たりという、そういうような現象としての、時々の現象としての、何か地球が、気候がおかしくなっているということは承知をしておりましたが、改めてこの資料をいただきまして、わ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 一般廃棄物焼却施設が廃止をされたけれどもそのままに放置をされているという、まず一点目の御心配があろうかと思います。  確かに、廃止されても施設内に残されたダイオキシン類、これが直ちに周辺環境を汚染されるおそれはないとは思いますけれども、しかし、長期間こ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、岩佐先生からお話しのとおりに、環境省としてはたばこ対策でありますとかたばこの健康影響対策、これの所掌の外でございますから環境大臣としては申し上げられないわけでありますが、今一連の質疑を聞いておりまして、大変これ重要な問題だと思いました。  やはり環...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回のイラクのこの状況に当たっての考えはどうかということにつきましては、午前中も福山先生から御質問を受けたわけであります。  そのときにお答えを申し上げましたが、今回の事態、これはもう平和裏に解決するということが一番ふさわしいことではございましたが、こ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 繰り返しになりまして恐縮でございますが、先ほど来、また先日もお答えを申し上げたとおりでございますが、今回、総理が米国の立場を支持する旨を表明されましたことは、アメリカ大統領の重大な決断が、国際協調を目指して様々な努力を今まで図ってきた上での真にやむを得な...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) やはり平和裏に解決されるということが一番望ましいことであったわけでありまして、こういう事態に至ったということは、正直、誠に残念に思っております。  しかし、先ほど来申し上げているような経緯の中、そして、今、日本の北東アジアに置かれている立場の中で日本の...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  公害対策に取り組む今後の基本的な姿勢ということでございますが、環境省の仕事、これは、温暖化対策あるいは廃棄物問題、誠に多岐にわたるものでありますけれども、良好な環境を創出をして、そしてこれを保全をしていく、それによりまして国民の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ぜんそく患者さんのお気持ち、それから置かれておられるお立場、状況、そういうものにつきましてはその厳しさ、大変さ、私も十分認識しているつもりでございます。  昨年の十二月でございましたが、板橋区の大和橋交差点現地を見てまいりました。いつもの、毎年行われる...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 東京大気汚染公害訴訟第一次の判決におきましては、昼間、昼間の十二時間におきまして四万台以上の車の交通量、そして大型車の混入率も高いそういう路線、そして沿道五十メートルという、そういうところに住まわれておられます患者さんにつきまして因果関係を認めたと、こう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 患者さんの置かれている状況、それから私も原告団の方とお会いしてそのお話をされまして、やはり大変悩ましく思いますのは、やはり国として制度を作るときには、科学的な因果関係を明確にするということは、これはやはり必要であると思うのであります。  私も、どうして...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) やはり国として新たな救済措置を創設するということになりますと、これは一つの基本で、繰り返しになりますけれども、大気汚染とぜんそくの疾病との医学的、科学的な因果関係がございませんと、汚染者にその負担をしていただいて、仕組みを作る等においても、それが仕組みと...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 様々な実験が行われてそれなりの一つの結論が出ておるということでありますが、その実験の目的、それからその調査設計の仕方、そういうものがこの因果関係を究明する上でぴたっと当てはまるかどうかと。こういう問題になりますと、私もちょっと科学者じゃございませんので、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 私もこの点につきましては、とにかく早くできないかということで督励を、督促をしているわけでございます。  ただ、申し上げましたとおり、そうした技術的なこの問題に遭遇しての時間が掛かっているということでございまして、何か予算を、それにかかわる予算を今の倍と...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 繰り返しになってしまって本当に申し訳ないような気がいたすんですが、やはり国として新たな救済措置を作る。その救済措置をどのような形で仕組んでいくかということになりますと、やはりそこには大気汚染、そして大気汚染をしている汚染者を特定できて、そして一方において...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境省としてと申しますか、国として、環境省としてでございますけれども、大気汚染とそれからぜんそく等の疾病の間に因果関係はないんだと言っているんではなくて、それの知見がないと、分からないということを申し上げているところでございます。  そこで、こうした患...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) まず、環境省として基本に取り組むべきことは、ただいま化学物質等の問題でも汚染ができたらどうするんだということでありますけれども、やはり未然防止に努めていく、そのための対策をしっかりいたしまして、そして、国民の方々の健康被害、そういうものを起こさなくすると...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 大気汚染の問題とぜんそくの問題に限らず、また先生も化学物質のお話をされましたが、いずれにしましても、公害によって健康被害が受けたということになりますと、その間のやはり関係というものが基本にならざるを得ないのではないかと思います。それは、汚染原因者がだれか...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 第三回の世界水フォーラムでありますけれども、その規模としても、それからその後取りまとめられました閣僚宣言、行動集、そういう中身におきましても大変に意義のあるフォーラムだったと思っております。  私も、先週、二十二日、二十三日、京都の方に参りまして、閣僚...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 公健法に基づく再指定の問題ということにつきましては、これは先ほどこの議論を通じましてお示ししておりますとおりに、これは著しい大気汚染によるぜんそく多発地域を指定をして、一定期間居住をされたり、通勤をされたりしている方々の中でぜんそく等に罹患された方に対し...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ぜんそくの患者さん、この方々、これは認定の患者さんであれ未認定の患者さんであれ、またぜんそくになられた原因がどういう原因の方であれ、もう大変におつらい、厳しい状況にあるという思いは、私も十分認識しているつもりであります。  私自身、昨年の十二月に原告団...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 公健法、先ほど申し上げたような経緯の中で、一つの割り切りの中でそういう因果関係を認めて、そしてそういう制度を仕組んだわけでありますけれども、その後大気汚染の改善ということでその合理性が失われたということで、この制度というものが新規の地域指定がなされなくな...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ディーゼル車の御指摘でございますけれども、我が国では、昭和四十七年、黒煙規制以降、それぞれの時点で可能な限りの厳しい自動車排出ガス低減目標値を設定いたしまして、それに基づく規制強化を実施してきたところでございます。メーカーにおいても、これに対応した技術開...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 戦争が環境の最大な、被害を与える最大のものだというかねてからの高橋先生の御指摘は、私も先ほど、昨日も答弁させていただきましたとおり、現実、自然界で起こる環境破壊を除けば、一義的なものとしてはやはり戦争は最大な環境破壊であると、そのように思っているところで...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 高橋先生の御尊父、三木武夫先生が、昭和四十七年十二月から約二年余り環境庁長官をお務めになられたわけでありますが、環境庁ができましたのは昭和四十六年の七月でございますから、正に環境省の創成期に当たりまして、日本の環境行政の方向性を築かれた、そういう意味で大...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境問題の取組というのは、これは、本当に国民一人一人が自分のできるところからやっていく、それの積み重ねというのがやはり基本だと思います。そういうことを考えますと、先生が今おっしゃったように、何か罰則とか、何か強制力をもってやらせるというんではなしに、いろ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
04月09日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○鈴木国務大臣 PCBの処理でございますけれども、先生御存じのとおり、我が国ではPCB廃棄物の処理体制の整備というものが著しく停滞しております。  そういう中におきまして、民間の中小企業が保管しておりますトランスでありますとかコンデンサーでありますとか、そういうPCB廃棄物の保...全文を見る
○鈴木国務大臣 そのとおりでございます。
04月15日第156回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  ただいま議題となりました遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  人類の存続の基盤である環境が成り立つためには、生態系が健全に維持さ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 清水嘉与子先生がこの循環基本法制定に当たりまして環境庁長官として大変御努力をいただいたということを承知をしているわけでありまして、この点につきまして、冒頭、心より敬意を表したいと思っているところであります。  今、御質問にもございましたとおり、従前、我...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生御指摘のように、循環基本計画におきましては、循環型社会形成の進展度合いを測るための数値目標が置かれているわけでありまして、資源生産性あるいは廃棄物の最終処分量などの物質フローに関する目標、それから一人一日当たりの家庭ごみの減量化など、取組に関する目標...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 循環基本法第十六条第二項では、循環基本計画は、循環型社会の形成に関しては、循環基本計画を除く国の他の計画の上位に位置するものとされているわけであります。具体的には、廃棄物処理法、個別リサイクル法に基づく基本方針等は循環基本計画と整合性のある形で策定され、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 循環型社会と一口で言いましても、これはもう人それぞれによっていろいろなイメージをするということで、今度の計画の中では具体的なイメージもお示しをしているところであります。  それは今、清水先生が御指摘がございました、一つはスローなライフスタイルということ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 第七回のラムサール条約締約国会議において、おおむね二〇〇五年までに九百八十二か所ございますものを二千か所にしようという目標が示されたということは、今、局長からお話があったとおりであります。  こうした第七回の締約国会議の決議を受けまして、我が国も昨年の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたとおり、昨年六月末に条約事務局に国別報告書を提出をいたしまして、その中で、今御指摘のとおり二〇〇五年までに二十二か所、国内、増加をするという目標を立てているわけであります。  したがいまして、今後でございますが、日本重要湿地五百の中...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 何回か御質問をいただき、申し上げているところでありますが、人類がこの世に存続する限り人類というのは常に発展を望んでいくものであると、そういうふうに思います。しかし、温暖化の問題等を例に挙げるまでもなく、これから人類が発展しようとしても、自らのこの存在基盤...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 愛知先生の御指摘のとおり、ライフスタイルを変えていくということは、これはなかなか大変なことだろうと思います。こういうライフスタイルを変えるということでありますから、何か法律とか規制とかそういうもので、無理やりと申しますか、外から変えていくというよりもやは...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 行ったことございません。
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、小川先生から現地のいろいろなごみの問題、水の問題、あるいは希少な野生生物に対する影響、さらには、人が入ることによって様々な生態系に与える影響が多いのではないかと、そういう各般にわたる御指摘をいただいたところであります。  一般論で恐縮でございますけ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ちょっと頭の中がまとまっておりませんけれども、先ほど小川先生から、総務大臣の、この総合保養地域整備法、いわゆるリゾート法の見直しについての言及があったというお話がございましたが、やはり先生の御指摘のとおりに、その後、このリゾート法ができた時期と今とでは社...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 泡瀬干潟も行ったことはございません。  私の基本的な立場、誤解があるといけませんので申し上げておきますけれども、私は、何かリゾート開発を是認をするとか積極的にこれから推進しろとかいう立場ではもちろんございません。そういう中で、環境省の与えられているいろ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これも既に事業として出発しているわけでございます。そういう中で、アセスメント等において事業を進めるに当たって守らなければならないという環境保全措置というものが明確に示されているわけでありますから、それを確実に的確に守ってもらわなければいけない。  そう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 沖縄に限らず、国内でいろいろ環境行政を進める上に当たって、十分現地の事情を分からなければならない点はたくさんあると思います。今、小川先生からいろいろ御質問もいただきました、それからその重要性も御指摘をいただきましたので、国会終わらないとあれでございますが...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 私は、タマちゃんの存在そのものが一つの自然現象だと思いました。つまり、どなたかが飼っていたペットが逃げ出したとか、どこかの動物園、水族館から逃げ出してきたとかそういうのではなしに、恐らく北の方から南下をしてきてあそこの帷子川、多摩川に現れたと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたが、基本的には自然現象の一つということで、そのまま温かく見守るというのが姿勢であると思います。それから、今、局長からお話がございましたとおり、明日から改正鳥獣法が施行をされる、適用されるということでありますので、捕獲規制による保護が図...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この愛玩飼養制度でございますが、先ほど来自然環境局長が答えておりますとおり、これは、我が国におきましては古くから鳥を飼養してその鳴き声を楽しむというそういう習慣があったということで、大正八年の鳥獣保護法施行の当初にこういう飼養を認めてきたということであり...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 産業廃棄物に関する廃棄物処理法違反事案でございますが、これは不法投棄の問題を始め、暴力団が介在をしている、あるいは不法投棄の手引きに何かブローカーみたいなのが介在しているとか、そういう事案があるということでございます、過去にもあったということであります。...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今の先生の御指摘は大変重要であると思っております。環境省といたしましても同じ認識に立ちまして、ISO14001とかエコアクション21の取得などによります環境経営の推進、環境報告書の普及促進、グリーン購入や環境ビジネスの推進などに取り組んでいきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 本計画におきまして、資源生産性、循環利用率、それから最終処分量、この物質フローに関するその数値目標というのを作っているわけでありますけれども、この数値目標を導き出した根拠ということでありますが、これは過去のトレンドを基にいたしまして、それプラス今回のこの...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 御指摘の現地技術調査でございますけれども、今月の八日に着手をされたと聞いております。  これは、護岸の構造を検討するために必要な海の中の地形でありますとか、それから海象、気象、地質のデータを収集するというふうに聞いておるところでありますけれども、今回の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 御指摘の現地技術調査でございますけれども、防衛庁が環境への影響をできる限り少なくするような手法を選定することとし、その際に必要があれば専門家の意見を求めることになっていると、そういうふうに聞いております。それで、防衛庁から調査手法について説明を受けまして...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 高尾山が大変、アカマツ、それからイヌブナ、また先生のお話ではシイの木でしょうか……
○国務大臣(鈴木俊一君) ブナですか、ホンブナ。そうした天然林に覆われた優れた自然の風景地であるということは、そういう評価を環境省としてもいたしております。そして、それなるがゆえに、昭和四十二年に東京都の申出を受けまして、明治の森高尾国定公園として指定をされているということでござ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) いわゆるイラク戦争でございますけれども、昔と違いまして戦場がそのままリアルタイムで放送されるということで、大変戦場での悲惨な状況等も放映をされまして、私もそれを見て大変胸の痛む思いでおります。一刻も早く終結をすることが望まれるわけでございまして、終結に向...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 同じ答弁になってしまうわけでございますけれども、イラク戦争後の復興支援、これについては我が国も協力をするということを再々言っているわけであります。そして、その協力の仕方でありますけれども、日本が何か一国でイラクに乗り込んでいって何かやるというのではなしに...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これはやはりイラクの方の、戦争が終わって新たなそういう暫定統治機構みたいのもできるというような話も聞いておりますが、先方の方の要請もあろうかと思うんです。日本の国が、何というんでしょうか、ちょっと言葉が悪いんですけれども、勝手に一国でそこに乗り込んでいっ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 高橋先生がお話しのとおり、基準年において、一九九〇年において例えば森林のCO2吸収量が年間百トンであって、それから第一約束期間において年間三百トン吸収であった場合、その増加分の二百トンが計上されるのではなくて、第一約束期間における吸収量である三百トンが算...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今様々、京都メカニズムの細部等もいろいろと今議論をして詰めているところでございます。  現実の、実際の話として、もうここの吸収源の話につきましては、これは決着済みのことでございまして、これを日本の方から持ち出して改正をするということには、これは今までの...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 冒頭に大島先生がお話しになられましたとおり、化学物質というのは、これは国民生活に欠くことのできないものでありまして、言わば国民生活を支えている物質の一つであると思っております。  しかし、一方におきまして、化学物質において人への環境、人への健康被害であ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 京都議定書についてでありますが、この問題については、やはり早期発効をさせるということと、それからグローバルな取組の枠組みづくりをしていくということが極めて大切であると思っております。  この早期発効につきましては、ただいま平沼大臣からもお話がありました...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 化学物質によります環境汚染を通じた人の健康や生態系への影響を防止するためには、先生が御指摘のように、化学物質の有害性のみを着目するのではなしに化学物質のリスクにも着目した評価、管理を適切に行うということが重要であるということは、同じような認識を持っている...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 本問題につきましては、実はこの問題とはまた別に、相模原で道路の建設をしておりましたら、国土交通省が、やはり海軍のかつての工廠のところからビール瓶に入ったいわゆる毒物が出てきて、工事に当たった方が被害を受けたということがございました。そういうこともございま...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほどの答弁と重なる部分が多いんでございますが、先生御指摘のとおり、化審法が制定されて久しいものがございますが、我が国における化学物質対策というのは、これはもう専ら人への健康被害というものに着目をして行われてきたという、そういうような経緯がございまして、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 本法案におきまして、化学物質によります生態系全般に対する影響、生態系といっても大変もう大きなものがございますし、それぞれ様々な生き物等がそれぞれにかかわりを持っているという大変幅広いものがございますので、それに対します影響の定量的評価というものが困難であ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま先生から御指摘がございましたEU等が言っておられます予防原則の考え方、それから一九九二年リオ宣言第十五原則にございます予防的取組方法、それぞれそういうような考え方があるということは私も承知をしております。その定義というのはなかなか難しいわけであり...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 化学物質対策で今日まで生態系保全に対応してこなかったということについてのお話でございます。  先ほど小林先生にもお答えをしたところでございますが、やはり一つの流れというものがあったと思います。それは、我が国における化学物質対策、これは専ら人の健康被害の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境物質の製造、輸入を制限する等の数量規制を行うためには、化学物質が動植物全体に及ぼす影響を定量的に評価する方法というのが確立をされていなければならないんですが、それが確立されていないために、現時点におきましては直ちにこうした規制措置を実施することが困難...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、先生からお話がございましたとおりに、環境基準と申しますのは、人の健康の保護、それから生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準でございまして、これは大気汚染、水質汚濁、土壌汚染及び騒音について定められているわけであります。  先生は、これを...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これは政府として一体として取り組むことでございますので、基本的には平沼大臣がお答えになられたとおりでございます。  やはり、こういういろいろな危険性、そうしたリスクの問題、こういうものをきちんと国民に知らしめていくということが原則でないかと、そのように...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 化審法におきましては、専ら他の法律による規制との重複を排除するという観点から、他の法律におきまして一定の用途に用いられる化学物質による人の健康被害が生じることを防止するための規制措置が講じられているものにつきましては、化審法に基づく規制の対象外にしている...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この内分泌攪乱物質が人や生物・生態系に与える大変大きな懸念、それからこれについてはまだ科学的な知見が整っていないという点、これにつきましてはただいま平沼大臣からお答えになられたとおりであります。  したがいまして、これからは、環境ホルモンの解明、これが...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今の先生の御指摘の点は大変重要な点であると思っております。ガソリン燃料にアルコールを混合する、特にバイオ由来のアルコールを混合するということになりますと、空気中の二酸化炭素を吸収した植物からアルコールを作って、それがまた燃えるということでありますから、C...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 池口議員から環境税についてお尋ねがございました。  環境省といたしましては、温暖化対策のステップ・バイ・ステップのアプローチに沿って、第一ステップの最終年である二〇〇四年に実施されるこれまでの対策の進捗状況の評価、見直しにおいて必要とされた場合には、第...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 藤原議員から三点について御質問がございました。  まず、エネルギー政策の見直しと地球温暖化対策推進大綱の見直しの関係についてでございます。  今回のエネルギー政策の見直しは、かねてより環境省が提唱してまいりました二〇〇二年から二〇〇四年の第一ステップ...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○鈴木国務大臣 先生から今、環境事業団の建設譲渡事業につきまして、いろいろ御指摘をいただいたわけであります。  この事業でございますけれども、これは、一つには、中小零細事業向けの工業団地の造成によって大気汚染地域等からの移転を進めるなど、これは、何かむだなことをしたというよりも...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほどお答えいたしましたとおり、この建設譲渡事業につきましては、一定の中小事業者に対します公害防止という意味での政策的なものが考えられて仕組まれたものでありまして、そして現実的にもそれは政策上の効果を上げてきたもの、そういうふうに思っております。そして、その過程に...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回の特殊法人の合理化の議論というのは、一つには、やはり地方自治体に任せられるものは地方自治体に任せる、それから民間に任せるものは民間に任せるということで効率性を求めていくということがございます。そういう要請において、これは事業収入でできるものでありますから、そう...全文を見る
○鈴木国務大臣 新法人の役員についてでございますけれども、役員の人選につきましては、新法人の設立に当たりまして、それぞれ新たに、おのおのの法人の事業内容に応じて適切な方を選考するということにいたしております。特に、日本環境安全株式会社の役員につきましては、特殊法人等整理合理化計画...全文を見る
○鈴木国務大臣 これは、原則からいえば、それぞれの組織、新法人において一番ふさわしい人を選任するということでございますが、今の役員だからゆえに当然次の新法人の役員になるということはございません。(発言する者あり)
○鈴木国務大臣 理事会等で委員会への提出のことを決めていただければ、それに従わせていただきます。
○鈴木国務大臣 まず、役員がどういうふうに選任されるかということを申し上げますが、特殊会社の役員でございますが、これは株主総会でまず取締役と監査役を選任いたします。そして、取締役の互選によって代表取締役を任命することになっております。  役員の人選につきましては株主総会において...全文を見る
○鈴木国務大臣 PCBの処理を民間で行うということは、法律上はその参入は可能であるわけであります。しかし、実態を見てまいりますと、先ほど来申し上げましたとおり、過去におきましても、PCBのメーカー等によります関連の団体、財団法人電気絶縁物協会というのがございまして、これが全国で三...全文を見る
○鈴木国務大臣 牧先生の今の御指摘は、効率的な運営をしていくために大変重要なことである、そういうふうに思っておりまして、事業実施期間を通じて計画的に処理委託が行われて、そして効率的な施設稼働ができるということが大切であると思っております。  そのために、中小企業者につきましては...全文を見る
○鈴木国務大臣 民間ではだめと申しますか、民間では実態上、今までの経緯から見て難しかった。  今までの経緯を見てみましても、かつて関係団体が全国三十九カ所で立地をしようとしたわけでありますけれども、地元の合意が得られなかった。その後も、他の民間処理業者の立地というものもこれが具...全文を見る
○鈴木国務大臣 厳密な意味でのことにつきましてもし誤りがあれば事務方から訂正していただきたいと思いますが、これは株式会社ではありますけれども、特殊会社ということで、国がきちんと関与をしていく、株も当初は全額国が保有するということで、いわゆる普通の民間の会社とは違う、こういうふうに...全文を見る
○鈴木国務大臣 本法に規定されておりますのは、環境大臣は会社の行うPCB廃棄物処理事業について事業基本計画の認可等を行うことというふうにされておりますので、これらに基づく監督責任は有している、そういうふうに考えます。  事故が発生した場合の責任のあり方でございますが、事故の原因...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、事業基本計画の認可、これは環境大臣がするわけでございますので、これらに基づく監督責任は明確に有している、そういうふうに考えます。  しかし、今先生がおっしゃいました、事故が発生した場合の責任、これは事故によっても、いろいろな事故があ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど、牧先生の御質問にも答えたわけでありますけれども、株主総会等で決めますが、株主は国ということでございますので、そういう中においても、積極的に民間の登用というものを考えてまいりたいと思っております。
○鈴木国務大臣 先生から御指摘のとおり、事故の形態にもよると思いますが、国が、半分、最終的にも半分以上の株を持つものでありますから、それなりの責任を持って対応しなければいけないと思っております。
○鈴木国務大臣 一言で言えば、処理施設の立地というものが進まなかったということであります。その経緯につきましては先ほどもお話を申し上げましたが、過去におきましては、PCBのメーカー等によります関係団体の財団法人が全国三十九カ所で立地を計画したわけでありますけれども、地元の理解が得...全文を見る
○鈴木国務大臣 ちょっとまたリサイクル部長の方から補足をしていただきますが、私の理解している限りにおいては、その処理方法が、かつては焼却ということにおきまして、それが周辺環境に与える影響が非常に大きい、そういうことで住民の方々の理解が得られなかったのではないか、そういうふうに理解...全文を見る
○鈴木国務大臣 今、高橋先生から御指摘のとおり、まだめどが立っていない部分がございます。それは、東北、北関東・甲信越及び北陸地方においてでございます。  これまで拠点的処理施設の立地が決定しておりませんけれども、宮城県それから新潟県におきましては、県知事が県内での施設の立地を表...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま申し上げましたような地域におきまして今鋭意検討をしていただいているわけでございますが、こうした検討を踏まえまして、廃棄物の処理期限であります二十八年七月までに処理が確実に完了できますように、処理体制の整備について環境省としても積極的に取り組んでまいりたいと...全文を見る
○鈴木国務大臣 特殊法人に対しましてさまざまな御批判があることは、先生御指摘のとおりでございます。一つは、天下り先としての人の面、それから、または、天下りをしているところに補助金が何か優先的に与えられているのではないか、そういうような面であろうか、そういうふうに思っております。 ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生の御指摘は、今度できますこの特殊会社が、本来PCB製品のメーカーでありますとかあるいは使用事業者が処理をしなければならないものを肩がわりするのではないか、こういう御指摘でございますが、そうであるとは思っておりません。  PCB廃棄物の解決のために日本環境安全...全文を見る
○鈴木国務大臣 日本環境安全事業株式会社でございますが、これは、PCB特別措置法に、国の責務として、PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を確保するための体制の整備に努めると定められていることを受けまして、使用事業者の委託を受けてPCB廃棄物の処理事業を行うものであります。  この際...全文を見る
○鈴木国務大臣 昨年の十二月に室蘭市長さん、おいでになられました。その際、安全性の確保につきまして万全を期すとともに、情報公開を推進する、それから環境事業団の監督指導等を求める基本的な考え方というのを御提示いただいたところであります。そして、環境省として、これに対しては適切に対応...全文を見る
○鈴木国務大臣 あわせて室蘭市から受け入れ条件というものをお示しいただいたわけでありますが、これにつきましては、ただいま先生がお述べになられましたとおり、事業全般を統括して環境事業団の監督を行うことなどが国に対して求められております。そのほかにも、株式会社に関係するものといたしま...全文を見る
○鈴木国務大臣 PCB廃棄物の処理方法でありますけれども、これは、廃棄物処理法にその技術上の基準というのが規定をされているところであります。  化学分解技術の導入、これに当たりましては、学識者を交えました委員会によりまして、処理の原理、安全性等の評価、実証面の評価を行った上で、...全文を見る
○鈴木国務大臣 先般、公健法の改正案につきまして御審議をいただいたところであります。その審議を通じまして、公害健康被害の補償それから予防の重要性、これを改めて痛感したところでございます。これらの事業を引き継ぐ独立行政法人環境再生保全機構におきましても確実に実施されるように、十分な...全文を見る
○鈴木国務大臣 石原都知事の選挙中の御発言につきましては直接承知をしておりませんので論評できないわけでありますが、大気環境の改善の問題につきましては、環境省も今まででき得る限りの対応をとってきた、そういうつもりでございます。これは極めて大切なことでございますので、今後とも各般にわ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先般の東京裁判のときも知事の方から何か申し入れがあるということでございました。知事は、総理のところには行ったと思いますが、環境省にはおいでになりませんでしたが、何か機会があればお目にかかることは、決してそれを回避するものではございません。
○鈴木国務大臣 国の関与のことがまずあると思います。  特殊会社法案におきましては、会社がPCB廃棄物処理事業を経営する間におきましては政府が会社の総株主の議決権の過半数を保有すること、それから、会社は、資金の長期借り入れ、毎年の事業計画の策定等については環境大臣の認可を受けな...全文を見る
○鈴木国務大臣 PCB廃棄物処理基金、これは先生の御指摘のとおり、国それから都道府県の補助金、それと産業界からの出捐金によって造成をされているものであります。  そのうち、PCB製品の製造者でございますが、過去に難分解、有害性の性状を有するPCB製品を製造したという立場から、P...全文を見る
○鈴木国務大臣 PCB廃棄物の処理事業に従事される労働者の方々の労働安全対策、これは大切なことであると思いまして、これはもう新会社になってもきっちりやっていかなければならない、そういうふうに思っております。  環境事業団におきましても、労働安全対策の専門家の参画を求めまして、そ...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました両附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
04月21日第156回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 私の方から経過と今までの取組について申し上げますけれども、ただいまお話のございました家島諸島の男鹿島、それから西島におきまして行われました土砂の海中投棄でございますが、これは自然公園法によります許可、届出なく水面の埋立てを行いました違反行為でございます。...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 浄化槽法につきましては、そもそも議員立法で成立をされたということで少し法律の成り立ちが違うと、そういうふうに思っておりますが、これから一体的にこうした汚水処理施設、これを整備していかなければいけないということでございますので、様々な観点から検討は進めたい...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 谷先生からのお話ございましたとおりに、昨年の臨時国会におきまして自然再生推進法を議員立法で成立をさせていただいたところであります。それぞれの地域でそれぞれの特性を生かした自主的な自然再生の取組、これは自然環境に触れるという意味でそうした自然環境上も大変大...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この青森、岩手県境の産業廃棄物の不法投棄、八十二万立方メートルということで、日本最大のものでございます。  この問題につきまして、山下先生が環境副大臣といたしまして、特に排出者責任の追及等におきまして大変環境省内でもリーダーシップを取っていただいたとい...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この国会でお願いをしております特別措置法、これが成立をさせていただきましたならば、法律に基づく支援を行うわけでありますが、その際には、国といたしまして、改めて両県の検証委員会の委員、それから県の担当部局に合同で集まってもらいまして、国としてもしっかりと意...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、山下先生の御指摘の点はいずれも重要な点であると思います。廃棄物を処理した最終処分者のみならず、責任のある排出者に対しては責任をきちっと追及していくということ、それから、これは民間事業者であろうともそれから公的な機関であろうともそれはそこには差がなく、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この問題につきます様々な手続の経緯につきましては先生からお話があったところでございますが、平成十四年三月に評価書案が公表をされましたが、その時点で青少年公園西ターミナル―会場間を結ぶゴンドラ、開催地の催し等につきましては具体的な計画が策定をされていなかっ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、ゴンドラについてのお話が具体的にあったわけでございますけれども、そのゴンドラについての追跡調査、これは正にこれから行われる予定ということでございます。  今後、その行われます追跡調査、それをしっかりと検討する、評価をする、このことが必要であると、そ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど来、炭谷局長からお話をさせていただきましたが、環境庁ができたときには、昭和四十六年七月でありますが、そのころはもう本当に環境問題イコール公害対策というような時代であったと思います。しかし、その後、環境という言葉の持つ意味も大変膨らんできたし、ただい...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 段本先生からこの法律案につきましていろいろな点につきまして御指摘をいただき、いずれも大変貴重な御指摘だったと思っております。今後、この法律を運用するに当たって、御指摘の点もしっかりと、それをしていかなければいけないと、そういう思いでございます。  そう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 遺伝子組換え生物、これが生物多様性に与える悪影響、これを防止するためには、カルタヘナ議定書を早期に発効させるということが極めて大切であると、その重要性を強く認識をいたしております。  我が国政府といたしましても、昨年の夏に地球環境サミットに向けて小泉総...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 米国がカルタヘナ議定書に基づいております生物多様性条約にも締結をしていないわけでございますが、これは条約締結に向けてアメリカ国内での様々な議論の結果であると思っておりますが、私が考えますに、生物多様性条約では、その原産国が生物資源に対して主権的な権利を有...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 確かに、遺伝子組換え食品ということについて言えば、まだ十分に情報が分かっていないという面はあろうかと思います。  私も、先生が御指摘になられたそのアンケートをちょっと、ちらっとですが読ませていただきましたけれども、大変に、特に遺伝子組換え食品に対する食...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生御指摘の予防的な取組方法あるいは予防原則ということで、言葉の定義が重要なところだと思うのでありますが、いずれにいたしましても、そういう予防的な取組というものについて、御指摘のように、EUでありますとかカナダがそういう考えに基づいてのガイドラインを作っ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 確かに先生が御指摘のとおりに、遺伝子組換え生物、そういうものが以前より行われていた、また入ってきていたということでございますから、もう少し早い取組があってしかるべきであったという御指摘は、それはそのまましっかりと御指摘を受け止めたいと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この分野におきます専門家の数が少ないという御指摘、これが先般当委員会で行われた参考人質疑のときにも御指摘があったということを承知をしているところであります。  それで、まず生物多様性への影響評価に関する分野の研究がまだ十分進んでいないというのが私は一つ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 本法律の実施に当たりましては、生物多様性に対する影響を防止する観点から、これまで各省に蓄積されてまいりました知見を最大限に活用いたしまして、各省の機能とそれから持ち味を生かした役割分担を行うこととしているところであります。  第一種使用規程の承認につき...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 審査に当たりましては、関連する様々な分野の専門家の意見を聞くこととなっております。御指摘のとおり、学識経験者の意見が一致しないということもあり得るわけでありますけれども、必要に応じまして追加的データを求めるなど、議論が尽くされるよう努めてまいる所存でござ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 福山先生から御指摘のとおり、このカルタヘナ議定書にはいわゆるリオ宣言の原則十五に規定される予防的な取組方法に従うということが明記をされております。したがいまして、その国内担保法であります本法におきましても、その考え方というものが踏まえられたものになってい...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先般の化審法の経済産業委員会との合同審査のときも、先生からこの問題取り上げられたところであります。今までのやり取りを踏まえてということでありますけれども、率直に申し上げまして大変難しい問題であると、そういうふうに思っております。  我が国の環境基本法の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 遺伝子組換えの技術でございますけれども、これは生物に従来の技術によっては付与することが困難であった新たな特性を持たせることが可能であり、現在も有用な物質の生産、医薬品の開発など多くの分野において利用が行われているところでありまして、この遺伝子組換え技術と...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回のこの法案、法律案におきまして、十分なそうした予防的な措置が取られて未然防止を、防ぐような十分な国内対策が取られているかどうかということが重要であると、そういうふうに考えるところでございますけれども、本法案におきましては、遺伝子組換え生物等の環境中で...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 午前中、ツルネン先生の質問の中でアンケート調査についてのかかわる御質問がございました。八割程度の方がこの遺伝子組換え生物技術についてはこれはもう有用なものだという認識をしつつも、また一方において、その食品あるいは生態系に対する影響について懸念を持っている...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど岩尾局長から御答弁をさせていただいたところでございますが、しかしどういう形にしていくかということは、これはいろいろ検討しなきゃいけないと思いますが、基本的に先ほど申し上げましたとおり、消費者の方あるいは国民が持っているいろいろな不安と申しますか、そ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この予防的取組方法につきまして、これは今、先生が御質問の中で御指摘をされたように、リオ宣言原則十五に言われているものであります。我が国政府といたしましても、もちろんこうしたものの重要性、これはもうきちんと認識をしております。それゆえに、この環境基本計画に...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 生物多様性の影響評価、これを適切に行うためにはこうした分野におきます知見を、科学的知見を進めることが必要であるというのはもう先生の御指摘のとおりでございます。  環境省におきましても、国立環境研究所におきまして遺伝子組換え生物等の生態系への影響を評価す...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) バイオテクノロジーということでこういう遺伝子組換え生物、作物、こういうものが出てくるということは、これは一つのこれからの産業の在り方としてこの技術は重要だと思います。しかし、日本の農業がそういうものにすべて取って代わられていいということは全くないと、そう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 極めて一般論で恐縮でございますけれども、法律といいますものは国民の権利義務を規定するものであるわけでございますので、まずあいまいさを避けなければいけない。それから、厳密さや論理的な統一性が要求されるということがございますので、どうしても難しくなりがちであ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この法律におきます主務大臣の役割でございますけれども、これは遺伝子組換え生物等の利用にかかわる指針を運用するなど、一つは遺伝子組換え生物等の性状、使用等に関する十分な知識を有する、そういうそれぞれの大臣、それと、生物多様性に関する十分な知識を有する環境大...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今申し上げましたとおり、イメージといたしましては環境大臣はすべてにかかわりを持つと。環境大臣とそれぞれの、例えば薬にかかわるような、いろいろな成分を、そういう遺伝子組換えのもの、それは厚生労働大臣、それから農作物にかかわるものは、これは農林水産大臣がそれ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
04月24日第156回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  ただいま議題となりました独立行政法人環境再生保全機構法案及び日本環境安全事業株式会社法案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  まず初めに、独立行政法人環境再生保全機構法案について御説明申し上げます。...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○鈴木国務大臣 神栖町におきます飲用井戸の砒素汚染の問題でありますが、先般も茨城県の橋本知事さんが私のところにもおいでになられました。地元としても、大変重要な、深刻な問題だと位置づけておられますし、そして私も、今先生から御指摘ございましたとおり、その井戸を飲用されていた方々に深刻...全文を見る
○鈴木国務大臣 今、先生から、問題となっている井戸の掘削という具体的な御提案、それからメッシュを細かくしてやるべきだということでございますが、私どもとしても、原因究明のための調査でございますから、これはきちんとした調査をしなければいけない、そのように思っております。先ほど申し上げ...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  G8環境大臣会合が、四月二十五日から二十七日までフランスのパリで開催されました。我が国からは、国会のお許しを得て、私が出席をいたしました。  本会合は、主要先進国の環境担当大臣らが一堂に会し、国際社会が直面する様々な問題につき...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) タマちゃんの問題でありますが、以前にも当委員会でも御質問をいただいたところであります。  タマちゃんにつきましては、そのアゴヒゲアザラシが、だれかがペットとして飼っていたようなものを飼い切れなくなって放してしまったとか、どこかの動物園、水族館から逃げ出...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) さきの化審法の連合審査のときに先生からこの重要性、御指摘をいただいたところであります。  神栖町の飲用の井戸が砒素に汚染をされたということで、これは例えば神奈川県の寒川町の道路建設中に出てきたもののように、瓶に例えばびらん剤とか催涙剤そのものが出てきた...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) なぜ民間でできないのか、また国の関与する特殊会社で事業を行う必要があるのかと、こういうことであろうかと思います。  先生からも冒頭同じ答えがあったということでございますけれども、このPCB廃棄物処理業でありますけれども、これは他の産業廃棄物と同様に、廃...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 新会社の役員でございますけれども、これは基本的には株主が人選をするということでございます。しかし、発足当初は全株これは国が持っているということでございますから、環境省としても、この特殊会社の使命、そういうことをしっかりと考えて、一言で言えば適材適所、その...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 小川先生からただいま御指摘がございましたとおり、環境事業団、昭和四十年にできたわけでありますが、当時、高度経済成長に伴う様々な産業公害、これに対処しなければならない、しかし、なかなか中小零細企業で資金力等でそうしたものが自主的に行えない、こういうものに支...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま福本先生から御指摘をいただきました、旧日本軍の毒ガスから起因するいろいろな事案が最近三件出てまいりまして、実際に働く方が被災をされたり、また飲用井戸の砒素の汚染ということで健康被害も出ているということで、私といたしましても、この問題、大変重大な問...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) カネミ油症の問題につきまして先生から御指摘をいただきました。  所掌の問題について言いますと、公害と申しますのは、いろいろな危険物質がいったん環境中に放出をされて、それによって健康被害が受けるということでございます。例えば、水俣病のような問題は、有機水...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 自然と共生する持続可能な社会を構築していくということはこれからの重要な課題であると思います。その際、行政でありますとか企業でありますとかそういった取組のほかに、NGO、NPO、そうした民間の環境保全上の取組ということは、これは不可欠である、重要であると思...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境事業団でございますが、先ほども申し上げましたけれども、これは一定の大きな政策的効果、これを挙げたという、そういう、功罪でいえば功の部分、これはきちんと評価をしたいと思っております。  しかし、一方におきまして、結果として不良債権が発生した、こういう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これらの把握、PCB廃棄物の把握につきましては、先ほど廃棄物・リサイクル部長から申し上げたところでございますけれども、平成十三年七月のPCB特別措置法に基づく届出状況を踏まえまして、平成十四年十月に都道府県に対しまして届出された保管等の状況を基に、PCB...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) PCB廃棄物、これは産業廃棄物であるわけでございまして、排出事業者でありますPCBの使用事業者がその処理責任を負うものであるということでございます。これが、その使用事業者が環境事業団、それからその組織の後継組織でございます日本環境安全事業株式会社、これが...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 広域に処理する体制が困難にしているかどうかということにも関連すると思いますけれども、今、先生がおっしゃられたPCB処理施設、しかも広域的に集めてやるわけでございますが、その処理施設の周辺に住む方々がその処理に対する安全性、これに対して疑問やそれから不安が...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) PCB廃棄物の保管者、それと新日鉄の工事をした等との関係ということであろうかと思いますけれども、PCB廃棄物について処理責任を有する保管事業者につきましては、処理費用の負担、これはもちろんのこと、PCB特措法によりまして一定期間内に処分をしなければならな...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これは、何といいますか、一つの仕組みの作り方であります。私、先ほど申し上げましたとおり、確かに保管事業者ではあるという立場もございますけれども、しかしまた一方、公正な手続等を経ましてそうした建設の事業主体の一方になっているということでございますので、これ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) PCB製造者等からのこの基金への出捐につきましては、今、先生からお話がございましたとおりに、その廃棄物の処理に際しての周辺環境の状況の把握のための監視及び測定や安全性確保のための研修及び研究に係る費用の一部として充当するということにしているわけであります...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境事業団の役員でありますけれども、これはその業務を適切に運営する知識ですとか経験のあるふさわしい方を選ぶというのが原則であるわけでございます。  そして、現に監事の方につきましては民間出身の方に御就任をしていただいているところでございます。また、理事...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生の御質問、前段と後段、二つに触れられておられると、そういうふうに理解をいたしました。  まず一つは、公害健康被害の補償予防業務とかポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業の実施主体は独立行政法人とか民間会社である必要はないのではないかと、こういう一つの御質...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 私にとりましては、もう私など足下にも及ばない三木武夫先生のお言葉でございますから、それに対して論評するというのも僣越でございますが、私なりに考えてみますと、環境庁ができました昭和四十六年七月、当時は高度経済成長の中でもう全国にわたって産業公害がたくさん起...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいまの田先生のお話を伺いながら、二点ばかり頭に浮かんだことがございます。その一つは、南極のお話をなされたわけでありますけれども、今日、そうした地球環境問題というものが本当に大きな比重をこれから環境行政の中でも占めてくると、そういうふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ジュゴンの問題に関連して、そこに至るまで、先生からいろいろお話を伺いました。地域開発と環境保全の問題というのは、これはもう長い間の大きな課題であると思っております。  それで、かつて石垣空港を中止になったというお話もございましたが、そのときから思えば多...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
05月09日第156回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○鈴木国務大臣 おはようございます。  G8環境大臣会合が、四月二十五日から二十七日までフランスのパリで開催されました。我が国からは、国会のお許しを得て、私が出席をいたしました。  本会合は、主要先進国の環境担当大臣らが一堂に会し、国際社会が直面するさまざまな問題につき意見交...全文を見る
○鈴木国務大臣 松浪先生から、水の問題、特に、水が人類の生存基盤そのものにかかわる重要な問題である、そういう趣旨の御指摘をいただいたところであります。  先ほどG8の環境大臣会合の御報告もさせていただきましたが、G8の会議におきましても、主にアフリカを議題とするセッションにおき...全文を見る
○鈴木国務大臣 水にかかわる行政でございますけれども、これは、利水がございましたり、治水がございましたり、それから水質保全がございましたり、幾多のいろいろな取り組むべき課題がございます。したがいまして、現状におきましては、それぞれの取り組みについて、幾つかの省庁に分かれて対応して...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど御答弁いたしましたとおりに、水に関する行政、これは、治水、利水あるいは水質保全、こういったようにそれぞれ切り口があるわけでありまして、したがいまして、担当する省庁も異なっている、そして関係する法制も法令もそれぞれ別にある、こういうようなのが現状であるわけであ...全文を見る
○鈴木国務大臣 水に対するいろいろな考え方、これも時代とともに変化をしている、そのように思っております。  日本の高度経済成長期、これはもう、水をどんどん経済成長のために使っていくんだ、あるいは災害に対する治水、こういうことが優先をされたのかもしれませんけれども、今日におきまし...全文を見る
○鈴木国務大臣 浄化槽の問題について御指摘がございましたが、水質を保全していく上で排水処理をしっかりと行っていくということは極めて大切であると思います。これは、都市部におきましては公共下水道、あるいは農村、漁村におきましては集落排水、そしてまたその他の部分につきましては浄化槽、そ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど御答弁を申し上げましたとおり、水の問題、これはもう人類の存続基盤にかかわる問題であると思っております。そして、これは全世界的な、途上国も先進国も含めた問題であるわけでありますが、とりわけ途上国におきましては、水不足、また水質汚濁の問題等、深刻な問題に直面をし...全文を見る
○鈴木国務大臣 小宮山議員が御指摘のこの問題、私も大変に深刻に考えております。  最近、旧軍の毒ガスにかかわる問題というのが三件出てまいりました。一つは、御指摘の寒川町のさがみ縦貫道、それからもう一つは平塚の合同庁舎の建設現場、そしていま一つが茨城県神栖町の井戸の砒素の汚染であ...全文を見る
○鈴木国務大臣 京都議定書に対します我が国の立場、これは、一つは早期発効、それからもう一つは、将来のグローバルな取り組みへの枠組みづくりである、そういうふうに認識しております。  御指摘のように、ロシアが批准をいたしますと、いよいよ発効要件を満たして京都議定書も発効するというこ...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘のとおりに、温暖化対策を初めとしまして、今日の環境問題、その多くは、ライフスタイルでありますとか通常の事業活動、これに根差している問題であります。  したがいまして、これは国とか地方自治体の取り組みだけではなしに、企業あるいは民間団体、国民お一人お一人、そ...全文を見る
○鈴木国務大臣 気候変動問題について、環境税の問題につきましても、こうして向かい合って話しておるわけでありますけれども、しかし、その思いというものは全く共通している、そういうふうに思っているところであります。  温暖化対策、これは、国内対策と国際的な対策、二つしていかなければい...全文を見る
○鈴木国務大臣 廃棄物行政を考えるときに、これは必要な最終処分場をつくっていかなければいけないということでございますが、そのためにも、住民の皆様方の十分な御納得、御理解を得るということが極めて大切なことである、そこを無理すると今後の最終処分場の整備というものも進んでいかない、そう...全文を見る
○鈴木国務大臣 水問題に対する深刻な今の状況、水問題がまさに人類の存立基盤にかかわる重要な問題という御指摘は、私ども環境省としてもまさに同じ思いをしているわけであります。これは端的に言いますと、途上国におきまして、水不足そして水質汚濁といった課題があるわけでありますが、これは途上...全文を見る
○鈴木国務大臣 農業用水路において、私も十分承知しているわけではございませんけれども、農林水産省の方でやっているということでございますが、どういう経過でそういうことになったのか、一度調べさせていただきたいと思います。そして、環境省としても、やはりやるべき課題、やらなければならない...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど、河川、湖沼、湖における環境基準のお話をさせていただきましたが、地下水につきましてもカドミウム等二十六の環境基準を設定しておりまして、都道府県あるいは国の地方行政機関等がこの地下水質の常時監視を行っているところでございます。  一方におきまして、地下水質を...全文を見る
○鈴木国務大臣 水に関しましては、これは利水、治水、あるいは環境省が担当しております水質保全、さまざまな問題が多岐にわたっておりまして、先生御指摘のとおり、行政の対応というものも個別になっております。法制度もまたさまざまある、こういうことでございます。  それで、環境省としまし...全文を見る
○鈴木国務大臣 水基本法の必要性についての議論というものがいろいろなところからも出ておりますし、当委員会におきましても、それぞれ先生から御指摘もあるところであります。いまだその中身につきましては具体的に詰まったものがない、私はそういうふうに思っております。しかし、その基本となる総...全文を見る
○鈴木国務大臣 アサザプロジェクトを中心として、今までお取り組みをいただいております霞ケ浦におけます自然再生でございますが、本年の二月十七日に、アサザ基金の呼びかけによりまして、霞ケ浦における自然再生法に基づく自然再生協議会設置に向けた勉強会が開催されたということを承知いたしてお...全文を見る
○鈴木国務大臣 めどを示せということでございますが、これはなかなか難しい面もあろうかと思います。先生も御承知のとおり、自然再生推進法、これは先生も今御指摘になられましたように、ボトムアップの仕組みでございますから、それぞれの協議会をつくりたいという方々が自主的に寄り合って、そして...全文を見る
○鈴木国務大臣 議員立法で本当に立派な法律をつくっていただいたと思っております。四月一日に基本方針ができまして動き出したところでございますが、こうした従来からの取り組みが早急に、また、その後の展開を考えますと円満に協議会ができるように、環境省としても側面から御協力をさせていただき...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生から御指摘ございました尼崎大気汚染公害訴訟でございますけれども、平成十二年の一月三十一日に神戸地裁判決におきましてSPMの差しとめ請求が一部認められたということにつきましては、私どもとしてもこれを重く受けとめているところでございます。  この差しとめ請求につ...全文を見る
○鈴木国務大臣 裁判にかかわっての一つの我々の判断でございますので、答弁書を読ませていただきますけれども、神戸地裁判決は、原告による請求のすべてを認容したものではないが、国道四十三号線及び大阪西宮線の公益上の利便も比較考量した上で、自動車排出ガスの排出の差しとめを初めて認容したも...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生は、この判決で求められておりますのは速やかな大型車通行規制の実現、こういうことでございますが、神戸地裁判決におきましては、SPMによる汚染の形成を禁止するための具体的な方法は指定をされていないということでございます。しかし、不作為命令を履行するためには、差しと...全文を見る
○鈴木国務大臣 この裁判は和解に至ったわけでございますけれども、原告の皆様が長年にわたって苦しまれてきたことでございまして、裁判での損害賠償を放棄するということは原告の皆様方にとりましては苦渋の判断であった、そのように考えているところであります。  このような経緯を踏まえまして...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま大型車の削減の必要性についてお話がございましたが、大型車が大気汚染の要因になっているということは先生御指摘のとおりである、そういうふうに認識をいたします。  この大型車の交通量をどう削減していくか。国道四十三号線、阪神高速三号線における問題でございますけ...全文を見る
○鈴木国務大臣 この問題につきまして、藤木先生が大変御熱心に取り組んでおられることを私も承知をしておりますし、また、委員会の場を離れましても先生から直接御要請をいただいているところであります。  これは、この深刻化する大都市における大気汚染、特に自動車に起因する大気汚染を今後ど...全文を見る
○鈴木国務大臣 この問題につきましても、先般、藤木先生から御要請をいただいたところであります。使用過程車について、後づけのDPFをつけるということが一つの対策でございますが、私の聞いているところによりますと、これは純粋な技術的な問題といたしましてNOxとPMを同時に除去するDPF...全文を見る
○鈴木国務大臣 今、南川部長から答弁をして、最近、旧軍がかかわるのではないか、毒ガスが原因ではないかと思われる、そういう三つの事例が出てきたわけでありまして、いずれも今必要なのは、当該地周辺を含めての環境影響がどうなのか、そして住民の方々の不安を払拭するということがメーンの立場で...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま議題となりました特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法案及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず初めに、特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○鈴木国務大臣 おはようございます。  青森、岩手県境の産業廃棄物の不法投棄でございますが、私、昨年の春に現地を視察してまいりました。現場に参りまして、当初予想をしていたものをはるかに超える、以前谷であったというところもそれが廃棄物で埋まっているような地形の変更も見られる、八十...全文を見る
○鈴木国務大臣 廃棄物を未然防止していくということにつきましては、現場により近いところに環境省の職員を配置していくということが極めて重要であると思いますし、それによって現場への立入調査をいたしましたり、あるいは、地元の都道府県、さらには他の国の地方機関、これと協力して広域的な対応...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の問題、とりわけ不適正処理の問題が、いわば国民的な重大な課題になっておりまして、それに環境省としてもきちっと対応していかなければならない、そういうことを考えますと、その前提として実態を正しく把握するということが基本であり、重要であると思っております。 ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回お願いをいたしておりますこの法案についての補助率、これにつきましては、先ほど政務官からお答えを申し上げましたとおり、有害性の高い廃棄物に関しては二分の一と補助率を引き上げているところでございます。補助率がより高ければそうした処理が進むだろうという考えもあるわけ...全文を見る
○鈴木国務大臣 この産業廃棄物適正処理推進基金でございますが、それに対して産業界からの拠出、それをしっかりと要請すべきであるという御指摘を昨年先生からいただいたところであります。私どもも、それを受けまして、平成十四年度に大臣名によりまして四つの団体に対しまして基金への拠出要請とい...全文を見る
○鈴木国務大臣 この基金に対する出捐というものは、適正処理をしているような方が、第三者が不適正処理をしたとしましても、いろいろな事業活動の中で一般的な社会的なその責任を負っていくということで、いわば割り当てではなしに、何と申しますか、そういう一般的な社会的な責任の中で出捐をしてい...全文を見る
○鈴木国務大臣 このPCB処理にかかわる基金についての産業界の出捐ということにつきましては、ただいま答弁がございましたとおり、事務的に関係者に今までその必要性について協議をした、こういう段階であるということでございます。  そして、今後、具体的な出捐につきましては、全国のPCB...全文を見る
○鈴木国務大臣 これら基金につきまして、確実に産業界が負担をするような制度、こういうものを含めまして、どのような対応ができるのかということについて検討させていただきたいと思います。
○鈴木国務大臣 井上先生が数次にわたりまして現地を視察されまして、そしていろいろな具体的な御提言もいただいたところであります。今回産廃特措法を出すわけでありますが、それに当たっても、そうした御提言というものの趣旨の幾つかがその中に生かされているというふうに思うわけでありまして、こ...全文を見る
○鈴木国務大臣 マニフェストの電子化につきまして、その有用性につきまして近藤先生からるるお話をいただいたところであります。このマニフェストの電子化を進めていくということは重要な課題である、私もそういうふうに思っております。  環境省がぜひイニシアチブを持ってこれを進めていくべき...全文を見る
○鈴木国務大臣 これから進めていくということになれば、最終的には義務化というお話につながっていくんだと思います。しかし、一方におきまして、先ほどお話ございますとおり、今四千五百万件の紙に対して四十五万件、一%、そういう現実がございますので、今はとにかく普及を今の段階よりもう一段高...全文を見る
○鈴木国務大臣 今のところ目標は、具体的な数値目標的なものはないと承知をいたしておりますが、しかし、今後これを普及していくということが重要な課題と認識をいたしておりますので、どういうことをすればそういう普及が進んでいくのか、そういう中で、場合によっては何か目標を定めることも必要な...全文を見る
○鈴木国務大臣 状況を把握していることを答弁させていただきますが、平成十五年四月末現在の最終集計におきまして、約一万六百社の排出事業者が判明したところでございます。そして、これらの排出事業者に対しまして事実関係を明確にするように求めておりまして、約八割の事業者から回答が得られてい...全文を見る
○鈴木国務大臣 検証委員会、昨年の十月にそれぞれ設置をされまして、本年の三月まで検討が行われたということで、報告書も出されているところであります。青森県におきましては、県の業者に対する認識の甘さと、行政調査の不徹底や警察等との連絡が不十分であったことについて、それから岩手県につき...全文を見る
○鈴木国務大臣 昨年の当委員会におきましても高橋先生から御質問があったわけでありまして、そのときも答弁をさせていただきましたが、一連の今度の事例を考えてみまして、国においてもと申しますか、環境省においても反省すべき点があるという思いでございます。  それは、今御指摘の立入調査権...全文を見る
○鈴木国務大臣 十四年六月に両県で合同検討委員会を設置したわけでありますが、その技術部会におきまして、青森県については、十五年度から十八年度に遮水壁及び水処理施設を設置して、これと並行して廃棄物を順次撤去する方針が示されているところであります。そして、撤去につきましては、本年三月...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘のこの隣接牧草地でございますけれども、これは例の三栄化学工業が当該地で業を行っていたとされる昭和五十五年から現在まで、一貫してこの農事組合が所有をしているわけであります。  この牧草地に関する調査を行う場合には、廃棄物処理法第十九条の規定に基づく立入検査が...全文を見る
○鈴木国務大臣 有害性については、特別管理廃棄物に相当するかどうかということを判断基準とする考えでありまして、この特別管理産業廃棄物といいますのは、一つに有害物質の濃度、次に産業廃棄物の種類、それから特定の発生源から排出されるかどうかの三つの観点から定められるものであります。 ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども水野先生のときに答弁をさせていただいたところでございますが、廃棄物の不適正処理ということについては、これは原因者がある、その人が責任をとらなければいけないということでございますが、いわば、適正に処理をしている人が、社会的な一つの立場からこうした貢献としてこ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今の先生の御質問は、排出事業者の業界内処理システム、こういうものを進めるべきではないかということであろうかと思いますけれども、基本的にはそういう考えであろうかと思っております。  同一業界の排出業者から排出される産業廃棄物につきましては、排出の状況それから性状が...全文を見る
○鈴木国務大臣 今の御提言につきましても、私どもも同様の立場で前向きに考えているところであります。  排出事業者が本来なすべき取り組みを支援するために、現在も、産業廃棄物処理業者に関する許可情報をインターネットで提供する産廃ネット事業を適正処理推進センターが実施しているところで...全文を見る
○鈴木国務大臣 今日の産業廃棄物にかかわるいろいろな不適正処理の問題、自社処分の問題、積みかえの問題等々、御指摘をいただいたところでございます。  その中で、この最終処分場の残余容量の問題でございますが、これにつきましては、都道府県等におきまして、定期的に埋立実績について報告徴...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回、法改正におきまして、廃棄物であることの疑いのある物についての立ち入り権限等の拡充がなされることになります。それによりまして、不適正処理事例に多く見られます、廃棄物を有価物であるというふうに偽って不適正処理を行おうとする、そういう事例に対して早期に対応すること...全文を見る
○鈴木国務大臣 これは、先ほど答弁をさせていただきましたとおりに、それぞれ、廃棄物であることの疑いのある物についての立入調査権限の拡充、それから未遂罪の創設というものを行うわけでございまして、これは、欠格要件の追加とともに、不適正処理を行う悪質業者に対する規制の強化である、そうい...全文を見る
○鈴木国務大臣 私どもといたしましては、悪質業者を排除する、そういう効果がある、そのように考えているところでございます。  先生から、今までいろいろ対策をとってきたけれども余り効果が上がっていないということでございましたけれども、これまでの一連の悪質業者追放に向けた取り組みの中...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘の広域認定制度の創設などの措置は、許可規制の合理化を通じまして、適正かつ効率的な廃棄物のリサイクルなど、適正処理を促進する効果を持つものでございます。  このような合理化とあわせまして、廃棄物の適正な処理を確保するため、廃棄物処理基準の適用など適正処理のた...全文を見る
○鈴木国務大臣 広域認定制度についてでございますけれども、廃棄物処理業、これは原則として地方自治体ごとの許可を得て行うべきである、そういう基本は変わりはございませんが、しかし、例えば、生産者がみずから販売した製品が使用済みとなったものを引き取って高度なリサイクルとかあるいは無害化...全文を見る
○鈴木国務大臣 適正処理困難物にかかわる拡大生産者責任の制度的な拡充についてでございますが、今回の改正法案に盛り込むべく、鋭意検討したところでございますけれども、産業界等と十分な合意を得るまでの時間がございませんでした。  一方におきまして、廃棄物処理法につきましては、この拡大...全文を見る
○鈴木国務大臣 この拡大生産者責任の制度的拡充に当たってどの部分が合意できなかったのかということでございますが、それは、一つには対象とする品目、それから製造事業者と市町村との間の責任分担のあり方などにつきまして合意を得るに至らなかった、こういうことでございます。  御指摘のとお...全文を見る
○鈴木国務大臣 中環審の意見具申で触れられた項目につきまして御質問があったわけでありますが、まず、拡大生産者責任の拡充につきましては、先ほど申し上げましたとおり、私どもとしても、この問題というのは大変重要な課題である、そのように認識をいたしております。それゆえに、あえて拙速を避け...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の不適正処理といいますものは、一つには生活環境保全上支障を発生させるということもございますが、投棄が目に見える形で放置されることなどによりまして、健全な廃棄物処理まで国民に不信感を引き起こすなど、循環型社会を形成する上で大きな阻害要因になる、そのように考...全文を見る
○鈴木国務大臣 不法投棄の原状回復、これは投棄者、不法投棄に関与した者、それから最終処分まで十分な確認を怠った排出事業者等にあるわけでございまして、その責任追及を行うことということは極めて重要なことである、そういうふうに考えております。  このため、今回の産廃特措法案におきまし...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、産業廃棄物の処理につきましては排出事業者責任というのが原則でございまして、不法投棄の原状回復につきましては、廃棄物処理法に基づきまして、不法投棄を行った処分者、不法投棄に関与した土地所有者、最終処分までの確認義務を怠った排出事業者等...全文を見る
○鈴木国務大臣 本法案におきましては、これは十年間の時限立法ということでございまして、平成十年六月以前のものにつきまして、従来に比べて国の補助率を上げて、しかも地方財政措置をしていくということで、代執行しなければならない都道府県の負担というものを従来に比べて大幅に軽減をする、そう...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生御指摘のとおり、平成十年の六月以前のものにつきましては、国の補助率が従来三分の一のみであったということで、代執行をしなければならなくなった市町村の財政負担が大きいということが、こうした原状回復が進まなかった要因であると思っております。  これに対応するために...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども高橋先生の御質問に同様の答弁をさせていただいたわけでございますけれども、例えば、その違反業者などに対する行政処分情報の提供につきましては、都道府県等が行いました取り消し処分等の情報のインターネットでの提供につきましても検討をしてまいりたい、そのように考えて...全文を見る
○鈴木国務大臣 午前中にも御答弁させていただきましたけれども、市町村において適正処理が困難なものについて拡大生産者責任の制度を拡充するということにつきまして、これはパブリックコメントにもかけまして、いろいろな意見も国民の皆さんからもちょうだいをいたしました。それから、中環審におき...全文を見る
○鈴木国務大臣 少し後からもしかしたら事務方から補足してもらうかもしれませんけれども、産廃特措法についてお話がございましたが、これは、青森、岩手の問題のみならず、豊島の問題もございます。とにかく、平成十年六月以前の過去にさかのぼって、そのものにつきましては、国の補助率も低いという...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物行政を担当する地方の職員の方々の人員がどうかということでありますが、今日、廃棄物行政に寄せる住民の方々の期待というのは大きいと思います。それから、不法投棄などがあってはいけない、その未然防止のためにしっかりこれをやってほしい、そういう要請も大きい、そうい...全文を見る
○鈴木国務大臣 一つの考え方の整理、今部長の方からお話があったところであります。  廃棄物行政を全国的に考えていかなければいけない環境省の立場ということを考えますと、今部長の申し上げたようなことになろうかと思います。これは時代がまた動いていく中で、いろいろな考え方というのはある...全文を見る
○鈴木国務大臣 飯島部長がお答えをいたしたように、廃棄物処理法の考え方等におきましても、さまざまな廃棄物行政は地方自治体が中心になって行う、こういうことであろうかと思います。  それで、地域の環境調査というのは、やはり地域に根差した都道府県が行う方がむしろこれは効率的ではないか...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○鈴木国務大臣 先生からお話がございましたとおりに、平成十三年に省庁再編がございまして、その中で環境行政の一元化、それから強化を図るという観点から、制度の中に、環境保全にかかわるものにつきましては、これを環境省を共管省とするということになったわけであります。  このことによりま...全文を見る
○鈴木国務大臣 我が国において、化学物質対策が、どうして動植物に対する影響というものがなされてこなかったのかという経緯については、経産大臣が答弁されたのと全く同じ認識でございます。  やはり我が国の化学物質対策というものが、人への健康影響というものをまず第一に、化審法もそういう...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど、小林先生に対します答弁におきましても、この化学物質対策につきまして、こうした動植物に対する影響評価というものの取り組みがおくれてきたということも申し上げたところでございます。  それは、その答弁にもいたしましたが、平沼大臣もお答えになりましたとおりに、我...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回の動植物に対します影響を加味するという改正の中におきまして、環境省における化学物質のリスク評価、こういうことでございますけれども、環境省では従来から、環境基準の設定あるいは水質汚濁防止法等に基づきます排出規制、農薬取締法に基づく農薬登録保留基準の設定等の化学物...全文を見る
○鈴木国務大臣 リスク管理の中では、その監視というものも含めて考えてまいります。
○鈴木国務大臣 問題の飲用井戸を使用していた人たちに見られます手のしびれ、歩行障害の神経症状、それから幼児の発育障害等の原因といたしまして、県の専門家の検討によれば、有機砒素化合物でありますジフェニルアルシン酸の可能性が高いものである、そういうふうに思われます。  環境省といた...全文を見る
○鈴木国務大臣 神栖町におけます飲用井戸における健康被害、これは本当に深刻なものがある、そういうふうに認識をしております。  先ほど来お話がありますように、いまだに神栖町の井戸からは、例えば瓶に入った催涙剤とかそういうものが出てきていないわけでございますので、そういう意味では、...全文を見る
○鈴木国務大臣 化学物質の過敏症の方のお話を今伺ったところでございますが、率直の思いといたしましては、ぜんそく患者の方もそうでありますけれども、平時のときは、普通のときはよその方から見てもなかなかそれがわからない、しかし御本人はもう大変な苦しみを持っておられる、そういうことだろう...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回の制度改正に当たりましては、専門家の御意見というものも十分に伺った上で決定をさせていただいたわけでありますけれども、その結果、これまで、年間の製造・輸入量が十トン以下である化学物質につきましては、これは環境中から検出された実績は今までもないということが確認され...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○鈴木国務大臣 環境省の平成十三年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十三年度の当初予算額は二千七百六十九億六千七百九万円余でありましたが、これに予算補正追加額四百六億四千四百八十七万円余、予算補正修正減少額二十三億五千四百二十万円余、予算移しか...全文を見る
○鈴木国務大臣 恐らくこれは、かんだガムを紙にくるまずにそのまま捨てたのが道にこびりついてしまった、その取った跡ではないかと想像いたします。
○鈴木国務大臣 全くわかりませんが、想像するに、いろいろ待ち合わせをするような、立ちどまっていて人と待ち合わせをするような場所ではないかと思います。ちょっとどこだかはよく想像つきません。
○鈴木国務大臣 いわゆるポイ捨てにつきまして、林先生が日ごろ問題意識を大変持たれまして、議員の先生方の中でもそういう勉強会をなさっておられるということに対しまして、敬意を表したいと思うところであります。  ポイ捨てにつきましては、やはりこれは一義的にはポイ捨てをした人に責任があ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生のお話を伺って、いろいろ私も考えさせられるところがございました。  社会の規範というのは、これはもう一から十まで全部法律とか条例で決まっているわけではなくて、世の中の常識とか、あるいは公共心に基づくいろいろ行動とか、そういうもので社会の規範も成り立っていると...全文を見る
○鈴木国務大臣 大気汚染防止対策を考えてまいりますと、新車とともに使用過程車に対する対応というものも重要な課題でありまして、今、先生からの御指摘にありましたそれに対するDPFというものは大切な手段であると思っております。  私もその開発状況に大変関心を思っておりますが、今もお話...全文を見る
○鈴木国務大臣 まず、このNOx・PM法と申しますのは、何も自動車産業のために新しい車を買いかえさせるためのものではないわけでありまして、これは大都市部における大気汚染防止を改善していく、こういうためのものであるわけであります。  そこで、今、先生から御指摘の点、これはNOx・...全文を見る
○鈴木国務大臣 こういうような、いわゆる大都市におけます大気環境汚染の改善をNOx・PM法でやっていく中において、中小事業者だけにそのコストを押しつけているんではないか、そういうような……(中川(正)分科員「特定の地域の」と呼ぶ)NOx・PM法においてですね、ということであります...全文を見る
○鈴木国務大臣 大気環境の改善の問題というのは、環境行政の中でも大変重要な問題である、そういうふうに思っています。  その中におきまして、私どもは、例えば単体規制、これは平成十七年から世界一厳しい新長期規制というのもやってまいります。それから、低公害車の導入も進めます。そしても...全文を見る
○鈴木国務大臣 神栖町におきます飲用井戸による砒素汚染の健康被害ということでございますが、寒川町とか平塚の事例と違いまして、これにつきましては、旧日本軍の毒ガスの現物というものが出ていないわけであります。しかし、神栖町の地歴を調べてみましたり、旧軍の飛行場があったという記録も残っ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今はとにかく原因を究明するということが大切である、そういうふうに思っているところでございますが、例えば、原因が明らかになる前にも、これは原因が明らかにならないから補償ということにはならないわけでありますけれども、救済という道があるのかどうか、そして原因が明らかにな...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど来、南川部長の方から御答弁をしておりますけれども、昭和四十八年に行われました旧軍毒ガス弾等の全国調査、これのフォローアップを環境省が中心になって行うことにいたしているところであります。四十八年の調査におきましては、終戦時における旧軍毒ガス弾等の保有、廃棄の状...全文を見る
○鈴木国務大臣 四十八年のフォローアップの全国調査を進めてまいりますが、これから具体的に調査を進めていく中で、よりよい調査結果が出るように最大限努力したいと思います。
05月23日第156回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○鈴木国務大臣 普天間基地の代替基地をつくるということで、名護市の辺野古沿岸における埋め立ての問題でございます。  本年一月に第一回の代替施設建設協議会というのが行われたわけでありますけれども、その中におきまして、私の方から防衛施設庁等に対しまして、適切な環境配慮を払うべく最大...全文を見る
○鈴木国務大臣 泡瀬干潟の自然環境上の重要性につきましてたびたび御指摘をいただいているところでありますし、また、私ども環境省といたしましても、この地がそうした自然という意味におきまして大変重要な地域である、そういうふうに認識をしているところであります。  泡瀬干潟の埋め立ての事...全文を見る
○鈴木国務大臣 マニフェストの電子化につきましては、さきの委員会でも近藤先生から御指摘がございました。その際、義務化をということでございますが、先ほど部長の方から答弁いたしましたとおり、まだ電子化一%という段階でございますから、今はその普及を拡大していくという段階である、そういう...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生の御指摘のとおりに、広域的な処理を行う体制、これを確保するということは重要なことである、そのように十分認識をしております。施設整備に係る国庫補助制度の内容の拡充ということにも取り組んでおりまして、平成十三年度より大都市圏では、二つ以上の都府県市が共同で設置した...全文を見る
○鈴木国務大臣 廃棄物行政を円滑に進めていく上では、国でありますとかあるいは都道府県の人の組織の確保、それから御指摘の電子マニフェストの普及拡大ということ、これは重要な基盤である、そういうふうに思っているところであります。  まず、都道府県におきます必要な担当職員が確保されると...全文を見る
○鈴木国務大臣 適正処理困難物に対します拡大生産者責任の問題というのは、これはこの委員会におきましても多くの委員の方々から御指摘をいただきましたし、私どもといたしましては、これは重要な問題である、そういうふうに思っているところであります。  先ほど先生から、規制をかけることによ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今までも、廃棄物処理法、平成九年そして平成十二年と改正をしてまいりました。平成九年のときにできなかったもの、その後社会経済状況が変わって、廃棄物に対する国民や産業界の理解が進んで、九年にはできなかったけれども十二年にはできたというような問題もございます。  この...全文を見る
○鈴木国務大臣 工藤先生が廃棄物行政の問題につきまして、とりわけ青森、岩手の不法投棄につきまして早くから委員会で取り上げて、お取り組みをいただいておりますことに、まず敬意を表したいと思います。  今、平成十三年度に環境省が行いました実態調査についての認識はどうかということであり...全文を見る
○鈴木国務大臣 一般論といたしまして、こうした過去の不法投棄がそのままになっている、そして生活環境上の支障を来しているという状況が続きますと、これは適正に処理をされる産業廃棄物にまで国民の不信というものが広がるわけでありまして、これからも持続可能な社会をつくっていく上で循環型社会...全文を見る
○鈴木国務大臣 平成十年の六月以降と今回の六月以前の補助率の問題であるわけでございますけれども、平成十年六月以降の不法投棄事案について都道府県が代執行をして原状回復を行う場合も、国の補助率としては四分の一であります。御指摘の補助率の四分の三という支援につきましては、これはマニフェ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども申し上げましたが、今回の産廃特措法における支援の問題でございますが、有害物質があるところは二分の一、その他は三分の一と規定をさせていただいているところであります。先ほども申し上げましたけれども、今回は特に、地方財政措置をとらせていただいた、そして地方債に対...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生から御指摘のとおり、いまだ、有害物質がどの範囲にあるのか、それから処理するところもまだ未定でございますので、あくまで試算ということで考えておりますところを申し上げますけれども、不法投棄量、岩手県分でございますけれども、これを十五万立方メートル中、撤去するものを...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物処理業におきましては、大都市から地方圏に流出する過程におきまして不適正処理が行われるというようなことが発生しておりまして、流入県の不信感の増大というものがあり、そして、それがまた流出側の県への反発を生じさせている、そういうふうに思うわけであります。  ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今の藤木先生からのお話にございました事案につきましては、先生お話しのとおりに、本年二月十九日の予算委員会におきまして矢島先生から御質問があったところでございます。矢島先生からの御質問の後、早速、改めて群馬県に対しまして、適切なモニタリングの継続、それから本事案の解...全文を見る
○鈴木国務大臣 平成十二年の十二月に群馬県が実施した調査によりますと、残土の搬入とわずかな建設廃材は認められたものの、大量の廃棄物不法投棄は確認できず、水質調査及び現場採取物の分析結果はすべて環境基準以下で、県は、周辺環境への影響はないと判断をして、関係者に対する文書指導や堆積土...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども答弁申し上げたところでありますけれども、平成十二年十二月の県による調査は、周辺環境への環境影響はないと判断をされまして、この判断の結果を聞きました警察においても本格的な調査に至らなかったもの、そのように理解をしております。また、県の環境部局においても関係者...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘のような働きかけが進入路の建設に当たってあったかどうかということにつきましては、環境省としてはそれを把握はしておらないところであります。  しかし、一般論として言わせていただくならば、廃棄物の不法投棄の行為者のみならず、不法投棄をすることを要求した者やそれ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほども御答弁を申し上げたわけでありますけれども、この件につきまして、不法投棄された廃棄物による水質の変化については確認はされていないわけであります。  しかし、御指摘のとおり、この地域といいますか水域と申しますか、これは首都圏の水源として利用をされているところ...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘をされておられます本件、本事案のように、生活環境保全上の支障を来しております不法投棄事案につきましては、その原状回復を進めるとともに、不法投棄の原因者の責任を厳しく追及していくということが大切であり、当然のことである、そのように思っております。  本事案に...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘の適正処理困難物にかかわる拡大生産者責任制の制度的拡充ということでありますけれども、御指摘のとおりに、産業界と十分な合意を得るまでの時間がなかったということが今回法律案へ盛り込むことを見送った要因であります。  その中身につきましては、対象品目をどういうふ...全文を見る
○鈴木国務大臣 産業廃棄物の処理業界から、優良な業者を育てて、悪質な業者はもう退場してもらう、そういうことは極めて大切なことである、そういうふうな認識を持っております。  平成九年、それから十二年の法改正によりまして、排出事業者の責任の強化、許可業者に対する罰則の規制強化などが...全文を見る
○鈴木国務大臣 私自身は、このダイオキシン対策を批判している本があるということにつきましては、実は先生の質問があるというときにわかったわけでありますけれども、しかし、ダイオキシン類、これは人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれのある物質である、そういう思い、気持ちを持っておる...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。(拍手)     —————————————
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。(拍手)     —————————————
○鈴木国務大臣 ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  現在、国際的に希少な野生動植物の種につきましては、その譲り渡し等を規制するとともに、その確実な実施を...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 容器包装廃棄物の分別収集及び再商品化の促進に関する法律、いわゆる容器包装リサイクル法は、家庭等から排出される廃棄物の量が増大し、その最終処分場の残余容量が逼迫する等廃棄物の処理問題が深刻化したこと等を踏まえ、平成七年に制定されたものであります。  これ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 容器包装リサイクル法につきまして、今回の政策評価書におきましては大変肯定的に評価をしていただいたものと、そういうふうに私ども受け取っているところでございます。現在、市町村の分別収集、これも進んでおりますし、それから事業者のリサイクル費用の負担が大幅に増加...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生御指摘のとおり、我が国とドイツではその制度の仕組みが違うということで、それぞれメリット、デメリットがあろうかと思っております。  我が国におきましては、容器包装リサイクル法が施行される以前から既に市町村におきまして分別収集といいますものが一定程度普...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま廃棄物・リサイクル部長からも答弁をさせていただきましたけれども、今回の政策評価書におきましては、この包装リサイクル法につきましては大変肯定的に御評価をいただいたと、そのように思っているところであります。  しかしながら、先生からも御指摘がござい...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま議題となりました特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法案及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず初めに、特定産業廃棄物に起因する支障の除去...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○鈴木国務大臣 廃棄物行政は、今環境省を中心にやっているということでございますが、そのことについてのお尋ねであると理解をいたしました。  御承知のとおり、平成十三年に省庁再編がありまして、この廃棄物行政は、環境省に一元化をされたわけであります。環境省、先生から御指摘のとおり、地...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘のツキノワグマでございますが、先生御指摘のとおり、ワシントン条約の附属書1に掲載されているものでありますが、日本国内におきましては絶滅のおそれが認められないということ、それから農林業被害も出ているということから、国内希少種には指定をせずに、鳥獣保護法による規...全文を見る
○鈴木国務大臣 アマミノクロウサギを国内希少野生動植物種に指定していないということでございますけれども、アマミノクロウサギ、これは学術的にも重要な種であるというふうに認識をしておりますので、環境省といたしましては、現在、出先機関を通じまして、アマミノクロウサギの生息情報の収集を行...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど来御答弁をしておりますとおり、違法に輸入された生きた動物、これが押収された場合には、一つは、国内で保護飼育をする、それからもう一つは、原産国へ返送を行うということが考えられるわけであります。  先ほどもございましたが、種の保存法第十六条、原産国への返送命令...全文を見る
○鈴木国務大臣 当時の環境庁と水産庁の覚書につきましては今両省から御答弁のあったとおりでありますが、それによって心配されますのは、絶滅のおそれのある海生野生生物の種について、これがどうなるのかということであろうかと思います。  これにつきましては、今まで十分な科学的知見が不足し...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回お願いを申し上げました法案は、いわば行政改革の観点からの、そういう部分に限っての法改正であるわけでありますけれども、今、この法律の持っているさまざまな課題について幅広く御指摘をいただいているところであります。こうしたものは、今の段階では制度の適切な運用によって...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま高橋先生からるる経過の御説明もあったわけでありまして、私もそのことを聞きながら、端的に感想をということを問われれば、極めて遺憾なことである、そういうふうに思っているわけであります。  ただいま先生からも経過の御説明がございましたが、私どもといたしまして考...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生が御指摘になりましたように、マニフェストの保存義務でございますけれども、処理業者におきましては、現行法でもこの保存義務というものは課せられているわけでありますが、しかしながら罰則はなし、行政処分で対応ということでございます。  先ほど、弁護士さんのそういう発...全文を見る
○鈴木国務大臣 青森、岩手両県で合同委員会を開いておりますけれども、そこでの検討のものにつきまして、これから特措法が成立した際に基本計画を出していただくわけでございますが、そのような中において、またこの両県の検討報告書を受けまして、どのように両県が対応をするのか、そういうことを両...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回提出して御審議をお願いしております法案は、これは、規制緩和の観点から、政府全体で見直すことの一環として行うものでございまして、そこに限定をされておりまして、目的規定の検討等は行っていないわけであります。  ただいま御指摘の目的、生物多様性の確保、これの明示的...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生いみじくもおっしゃったように、諸外国の法制度等、それは微妙に違うところがございますから、一概に比べることはできないと思いますが、環境省として、こうした絶滅危機の動植物の保全を図っていくための対応というものを今後強化していかなければならない、そういう認識は十分に...全文を見る
○鈴木国務大臣 これは、生物多様性国家戦略に基づくといいますよりも、私は、まさに種の保存法に基づいて考えるべきものである、そういうふうに思っております。  先ほども答弁をさせていただきましたけれども、生物多様性の観点から、この種の保存法の見直しを考えることについて、今後、必要が...全文を見る
○鈴木国務大臣 先ほど先生からの御質問が希少野生動植物基本方針についてのお話でございましたから、危機に瀕したものについての種の保存法絡みでのお話をさせていただいたところではございますけれども、これは、新生物多様性国家戦略にありますとおり、多様な生態系、そういうものが大切であるわけ...全文を見る
○鈴木国務大臣 種の保存法に基づきます登録、認定の事務、これは、条約上の責務を果たしていく上で適正に実施する必要がある事務でありまして、国際的な信頼性を確保することが求められている、そういうふうに第一に思うわけであります。  先生御指摘のとおり、今回の法改正は規制緩和に伴うもの...全文を見る
○鈴木国務大臣 登録、認定の事務を実施するためには、動植物の種の同定でありますとかあるいは年齢の判別、そして、象牙につきましては、それが本物か、にせものなのか、そういった判断をしなければならないわけでありまして、専門的な能力が必要でありまして、そのための要件をこの法律にも明記して...全文を見る
○鈴木国務大臣 種の保存法では、象牙を加工、販売する事業者に対しまして、環境大臣等への届け出及びその取引記録の保存を義務づけるとともに、環境大臣等はその事業者に対し報告徴収及び立入検査を行うことができることとしておるわけでありまして、これによりまして、象牙の流通は把握ができて、基...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいまのタイマイのダウンリスティングに関する補助金につきましては、経産省の方のお話でございますので、そこについては私から申し述べることはございませんけれども、いわゆる絶滅の危機に瀕した国際的に保護が必要な野生生物の保全についてどういうふうに対応していくのかという...全文を見る
○鈴木国務大臣 移入種の問題でございますけれども、本来生息する地域を超えて生息するいわゆる移入種でありますが、マングースの例等さまざまあろうかと思います。これらが生態系に与えます影響は大変大きなものもございますし、多様な生態系を確保する上で極めて重要な問題である、そういうふうに認...全文を見る
○鈴木国務大臣 まず、どういう答申が出るか、それをしっかりと見たい、そういうふうに思っております。しかし、諮問をしたということでございますから、かなりのいろいろな具体的なものが答申をいただけると思いますので、そういうのを見て最終的に判断をしたいと思っております。
○鈴木国務大臣 この小委員会のことということでなしに一般論でお答えさせていただきますけれども、それぞれの分野の方々から参加をしていて、多面的な検討というものが必要であると思います。それは専門家の方もおられると思いますし、また専門性を持ったNPOの方もおられると思います。そういう意...全文を見る
○鈴木国務大臣 数字等のものにつきまして必要であれば、また参考人の方から答弁させていただきますけれども、まず、どういうような規制と申しますか適正化を図るためになっているかということでありますが、動物園につきましては、平成十一年に動物愛護管理法が改正をされまして、新たに動物取扱業と...全文を見る
○鈴木国務大臣 詳細にわたりまして理解をしておりませんので、個々具体なことは申し上げることはできませんけれども、生態系を守るということは大切でございますので、必要に応じて国土交通省ともよく連携をとりたいと思います。
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
○鈴木国務大臣 ただいま議題となりました遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  人類の存続の基盤である環境が成り立つためには、生態系が健全に維持される必要があります。生物の多様性はそ...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○国務大臣(鈴木俊一君) おはようございます。  廃棄物処理法の改正案、それからいわゆる産業廃棄物特別措置法案、御審議をお願いをしているわけでありますが、この二法案の提出いたしました背景及び経過についてのお尋ねでございます。  背景として私どもの持っております認識でございます...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 山下先生から廃棄物行政につきましていろいろな問題点と申しますか、切り口で御質問をいただいたわけでありますが、先生からの御指摘のとおり、廃棄物行政、大変重要なものであると認識をいたしております。殊にも、廃棄物の大量排出あるいは最終処分場の逼迫、さらには不法...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ツルネン先生からいろいろ今までの経緯も含めて御指摘があったわけでありますが、まず現状をお話をさせていただきたいと思いますけれども、廃棄物処理法におきまして、市町村は自らその一般廃棄物処理計画というものを立てて、そして区域内の一般廃棄物を処理する、そういう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 産業廃棄物税についてでありますけれども、先ほど山下先生の御質問に弘友副大臣からも答弁いたしましたし、また今ツルネン先生から御質問の中でいろいろな、正に我々が持っておりますと同じ認識を質問の中でも述べられたわけでありますけれども、この産廃税につきましてはい...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) その辺を今正に議論をさせていただいていると。両面の評価があるものでございますので、その辺は懇談会の検討をよく見た上で判断をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生から、フィンランドでのごみの収集の仕方、ごみステーションにコンテナを置いて、それを機械で収集するということのお話がございましたが、確かにそういうことをすれば、まず衛生面、ごみステーションもより清潔に保たれると思いますし、衛生面の確保はできると思います...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま高嶋先生から御指摘と同じ認識を持っているところであります。やはり廃棄物の実態というものを正確に把握するということがこれら不法投棄や不適正処理を防止することにもつながりますし、また必要な施設を計画的に確保する上でもこのことが大切であると思っておりま...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま先生から御提言のございました許可業者の実績報告、これを電子化するということにつきましては、これは廃棄物、産業廃棄物行政の分野におきましても今後取組を進めるべき課題の一つであると、そのように認識をしております。  電子化への対応状況、それから方針...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 御指摘の点でございますが、環境省で毎年最終処分量、それから最終処分場の残余容量の推計を行っております。最終処分量につきましては、都道府県が行います排出事業者を対象とした産業廃棄物の排出量や最終処分等の状況、処理状況に関する抽出調査、これは都道府県が行うも...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 産業廃棄物処理の信頼を回復するということ、これはもう喫緊の課題であると、そのように認識をいたしております。そして、産業廃棄物の処理実態を把握をして適切な対応を図るためにも、報告徴収や立入検査の的確な実施が必要であると、そのように考えております。  今、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 適正処理困難物にかかわります拡大生産者責任の制度的拡充につきましては、先生御指摘のとおり、この法案に盛り込むべく鋭意検討をしてきたところでございますけれども、産業界との間、産業界等の関係者との間におきまして、一つは対象とする品目でありますとか、また製造事...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) フェニックスセンターにかかわる様々な問題でございますけれども、本年三月、都市再生本部を事務局といたします京阪神圏ゴミゼロ型都市推進協議会、ここが近畿圏における廃棄物処理施設の整備構想を取りまとめられたところでございます。  この取りまとめにおきましては...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 高嶋先生御指摘のとおり、今回の法改正、これは中央環境審議会の意見具申、これを踏まえて行ったものでございます。今後とも、こうした意見具申を踏まえまして、制度改善の努力というものは最善を尽くして継続して努力したいと思っております。  それから、先生から御指...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 産廃特措法に関しまして、過去の負の遺産を一掃するという表現をしたわけでありますが、その表現を今回の話に当てはめるとするならば、これはむしろ、昭和四十八年に行いました全国調査、それのフォローアップをこの際きちっとやって、そしてなかなか、もう関係者の方も御高...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 京都議定書に対します我が国の態度というものは、これは一貫をしておりまして、一つは京都議定書の早期発効、それから将来におけるグローバルな取組の枠組み作りと、こういうことであろうかと思います。  御指摘のとおり、京都議定書の発効につきましては、ロシアがこれ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、岩佐先生からお話がございましたとおりに、産業廃棄物適正処理推進基金の平成十四年度末の残高、これは約十二億六千万円でございます。本年度も国の補助金二億円が計上をされまして経済界にも協力を求めているところでございます。  その基金によります毎年の支援実...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 原因者の責任を追及していくということは基本でございます。
○国務大臣(鈴木俊一君) そう考えていただいて結構です。
○国務大臣(鈴木俊一君) 都道府県がどの程度措置命令を懈怠すれば違法状態にあるか、そのことが不明確であるという御指摘であるかと思います。  このことにつきまして、平成十三年五月でありますけれども、行政処分の指針というものを各都道府県にお示しをいたしました。  その中におきまし...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 岩佐先生から今御指摘がございましたとおりに、岩手県の検証結果報告書の中におきまして、岩手県が行政処分の実施の可否を厚生省、当時の厚生省に照会をして、それに関して厚生省側の若干の混乱があって、そして時間経過の一因となったと、そのことは否定できない趣旨の指摘...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生からも今御指摘ございましたけれども、廃棄物処理法では、「その業務に関し不正又は不誠実な行為をするおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者」については、欠格要件に該当し、許可をしてはならない、もうそういうふうにされているところであります。  廃...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生の御質問、その筑紫野市の例を挙げて、そのことについてのお話であると、そういうふうに思ってお答えをさせていただきますけれども、廃棄物処理法では、都道府県知事は、産業廃棄物処理の許可に当たって、人的要件や施設要件を審査して、許可基準に適合している場合でな...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 岩佐先生が現地に調査を行かれたときに、行かれたときの体験から、この事業者と住民とのことについての御心配の御質問だと思うわけでありますけれども、廃棄物処理法におきまして、最終処分場の設置者につきましては、利害関係者からの求めに応じて、その維持管理記録の閲覧...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 両県に作られました検討委員会の報告を、改めて環境省としてもこれは報告を受けたいと思っております。また、県から出されます基本計画の中でも、そうした検討委員会で検討されたことが盛り込まれるように基本方針に定めたいと思っております。  いずれにしましても、検...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回、廃棄物処理法改正案それから産廃特措法、二法案を御審議いただいているところでありますが、高橋先生から御指摘いただいたのは産廃特措法について拡大生産者責任の視点が欠けているという御指摘であると、そのように考えるわけであります。  御指摘のこの拡大生産...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど答弁をさせていただきましたとおりに、拡大生産者責任につきましては、これは産業廃棄物の排出抑制、適正処理に大きな効果を上げるものであると、そういうふうに認識をしているわけであります。  それで、廃棄物の処理について生産者にも一定の責任を負っていただ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) これは、この産廃特措法の問題にかかわらず、地方財政措置そのものについての考えであると、そういうふうに思います。  しかし、今回、例えば産廃特措法におきまして、有害廃棄物があるところは二分の一、それ以外は三分の一という補助率でありますけれども、これはもう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生の御指摘のとおり、不法投棄をなくしていくということを考えれば、これはもう罰則の強化一本やりでいけばいいとは決して思っておりません。ただ、原則は踏み外してはいけないと思うんでありますが、先ほど来飯島部長が答えておりますように、不法投棄というのは、これは...全文を見る
06月06日第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○鈴木国務大臣 この問題を実効ならしめるためにも、今先生が御指摘のように、アメリカのこの締結、加盟ということが大切であると思っております。カルタヘナ議定書の中にも、締約国は非締約国に対して加盟を促すという趣旨の条項もございますので、今後、いろいろな機会をとらまえて、この批准に向け...全文を見る
○鈴木国務大臣 神栖町におけます汚染井戸水による健康被害の問題でありますが、これはまだ原因が明らかになっていないわけであります。しかしながら、当地の地歴でありますとか、また出てまいりましたジフェニルアルシン酸というものが自然界には存在しない物質であるということを考えますと、旧軍の...全文を見る
○鈴木国務大臣 まず、先ほど申し上げましたとおり、原因究明はまだ明確でないわけでありますけれども、しかし、それを待たずに、それと並行して、現にある健康被害の方に支援を差し伸べるということで、まずこれは早急に、急いでやるということが重要であるという思いでそのような指示をしたところで...全文を見る
○鈴木国務大臣 今後の未然防止をどう進めるかということでございますが、その対応のやはり基本となりますのは、昭和四十八年に行いました旧軍毒ガス弾等の全国調査、これのフォローアップをしっかりとやっていくということであろうか、そういうふうに思っております。  これにつきましても、環境...全文を見る
○鈴木国務大臣 鮫島先生からの、アメリカにおけますトウモロコシの例があったわけでありますが、一たび開放系でそうしたことが起こりますと、なかなか原状回復が大変だということも十分承知をしたところであります。  カルタヘナ議定書の中にも、締約国は未締約国に加盟を働きかけるという趣旨の...全文を見る
○鈴木国務大臣 アメリカがカルタヘナ議定書を批准していないということの中で、先生から、アメリカでは何らかの別の科学的知見があって、それに沿ってそういう判断が下されているのかどうかということでございます。  先ほども御説明ございましたが、アメリカは、そのもとになっております生物多...全文を見る
○鈴木国務大臣 EU各国におきましても、EU指令それから規則によりまして、遺伝子組み換え生物等の輸入国が議定書締約国か否かにかかわらずひとしく対象として規制が行われておりまして、また、当該規制をEUが強化しようとしているということについてアメリカがいろいろ問題視をしているという状...全文を見る
○鈴木国務大臣 御指摘のCO2削減・百万人の環(わ)のキャンペーンでありますけれども、これは、夏至の日、六月二十二日の夜の八時から十時までの二時間、この間消灯をしようということで全国の国民に呼びかけるものであります。  これは、今先生からもお話ございましたが、先月二十四日、熊本...全文を見る
○鈴木国務大臣 小林先生から今お話がありましたとおり、今回のCO2削減・百万人キャンペーンが、ただ夏至の日の二時間の単なる消灯だけに終わるのではなしに、これがまたライフスタイルの変更、省エネに向けての生活態様のあり方の変更の一つのきっかけになって、これがそういうものにつながってい...全文を見る
○鈴木国務大臣 現在のところ、東京タワーそれから北海道庁の赤れんが庁舎、横浜マリンタワー、明石海峡大橋、さらに、熊本城を初めといたしまして彦根城、松江城、沖縄県の首里城など、全国六十三の施設がこのライトアップの消灯に御協力をいただけることとなっております。  今いろいろ呼びかけ...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生から御指摘のございました予防的な取り組みでございますけれども、生物多様性条約カルタヘナ議定書におきましては、その目的におきまして、リオ宣言の原則十五に規定する予防的な取り組み方法、予防的アプローチでありますが、これに従うことが明記をされているところであります。...全文を見る
○鈴木国務大臣 開放の中で使う第一種使用規程を承認する際には学識経験者の意見をお聞きするということでございますけれども、具体的には、生態学それから生物工学、動植物学、農学などの分野から選定することを考えております。
○鈴木国務大臣 今先生から御指摘のとおり、法律の第六条の二項におきまして、開発者などの承認取得者に対して必要な情報の提供を求めることができる措置というものを措置しているところであります。  この規定を活用いたしまして、承認取得者に対して、みずから開発した遺伝子組み換え生物等の使...全文を見る
○鈴木国務大臣 第一種使用規程の承認につきましては、生物多様性への影響が出ないようにということで慎重に評価をすることとしておりまして、これによって生物多様性影響を防止することができると思っております。したがって、基本的には、個々の使用者すべてに状況の報告を義務づけるまでの必要はな...全文を見る
○鈴木国務大臣 このカルタヘナ議定書の目的、それを担保する国内法の目的は、遺伝子組み換え生物によって生物多様性に影響が出ないようにするということがその目的でございますから、まさに生物多様性を確保する上で、環境省また環境大臣の責務は重要であると思っておりまして、そうした責任を持ちな...全文を見る
○鈴木国務大臣 現在、遺伝子組み換え作物の輸入データが正確に把握されているかどうかという御質問でございますが、残念ながら、正確には把握をされていないというのが現状でございます。  遺伝子組み換え農作物は、輸出国において、遺伝子組み換え作物かそうではないか、それが分別せずに取り扱...全文を見る
○鈴木国務大臣 遺伝子組み換え生物等につきましては、その環境への安全性等につきまして、国民の関心というものは大変高いものがあると思っております。したがいまして、本法の実施に当たりましては、国民各層の意見を取り入れて、また御理解がいただけるように努めてまいりたい、そのように思ってお...全文を見る
○鈴木国務大臣 アサザプロジェクトにつきまして、この委員会でもいろいろ御質問を受けているところでありますし、私自身、一つのモデルケースとして頑張っておられるというような認識を持っております。七月の下旬に霞ケ浦で自然公園大会がございますので、その折に時間が許せば当地を伺いたい、その...全文を見る
○鈴木国務大臣 カルタヘナ議定書の中にも、締約国は未締約国に締約するよう働きかけるという趣旨の規定がございますので、我が国はこれからもアメリカに対して働きかけをしっかりやってまいりたいと思っております。  今御審議をいただいておりますこの国内法ができますと、これは、アメリカを初...全文を見る
○鈴木国務大臣 環境大臣が申し上げるのでは甚だ立場が弱いということかもしれませんけれども、まず、私の立場で、機会をとらまえて、きちっと申し上げるようにしたいと思っております。
○鈴木国務大臣 とにかく、今回、この遺伝子組み換え生物によります環境中の使用において、これが生物多様性に影響を与えないような措置を、今度はガイドラインと違って、しっかりと法整備でするということでございます。  そして、先ほど申し上げたように、これは締約国であろうが未締約国であろ...全文を見る
○鈴木国務大臣 今回、主務省が六省にまたがるわけでありますけれども、それぞれの省が持っている情報、それを自分たちの省だけで持っていてほかに出さないということでは困りますので、この問題について、それをまず共有するようにしてまいりたい、そういうふうに思っております。そして、その得られ...全文を見る
○鈴木国務大臣 後半は局長に答えていただきますが、まず、検討委員会のメンバーでありますけれども、極めて重要な検討委員会でありますので、それぞれの専門分野からふさわしい人をきちっと選んで、それで、この検討委員会が持つ本来の目的、そういうのが十分果たされるよう、人選には十分気をつけて...全文を見る
○鈴木国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
06月10日第156回国会 参議院 環境委員会 第14号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 今回、参議院の環境委員会におきまして、青森、岩手不法投棄の現地を御視察をいただいたわけでございまして、この問題に対する御熱心な取組に環境省の立場からも感謝を申し上げ、敬意を申し上げたいと思います。  私も、昨年の春に現地を見てきたわけでありますが、ただ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいまの先生の御指摘は大変重要な点であると思います。今回の産廃特措法を御審議お願いしているわけでありますが、これをきちんと動かすためにも産業廃棄物の不法投棄の実態というものをしっかりと把握する必要がある、こういうことでございます。  先生も、今も御質...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 実施計画策定に当たっての住民の参加のプロセスをどうするかということでございますが、この産廃特措法に規定されております都道府県が策定する実施計画におきましては、その策定に当たって、都道府県等に設置されております審議会あるいは地元市町村の意見を聴くことという...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 私からちょっと、全体の話をさせていただきまして、具体な話、必要であれば飯島部長の方からお答えをさせますけれども、今、先生が御指摘になりましたような適正処理困難物の一般廃棄物、これに拡大生産者責任の制度的拡充をしていこうということにつきましては、関係者、具...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今御指摘の環境省のホームページで公開をしようとしておりますのは、各都道府県それから保健所設置市が産業廃棄物処理業者等に行った許可の取消し、それから事業停止等を予定をいたしております。  まずは、先ほどから出ております行政処分指針、これは平成十三年六月に...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 排出業者、これが産業廃棄物処理業者を選定するという行為は、他の普通の経済行為と同様で、事業者の自己責任の下でマーケットにおける公正な競争を通じて行われるものであると、そういうふうに思っております。そして、そのための情報の一つであります格付につきましては民...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生の御指摘のような焼却という行為がこの青森、岩手の事案で発生したということは私も承知をしているところであります。  排出事業者につきましては、マニフェストの保存義務違反という、保存義務というのがあってそれを処罰する罰則もあるわけでありますけれども、処...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) マニフェストの電子化につきましては、当委員会においても御指摘、質問の中で受けているわけでありまして、このマニフェストの電子化といいますことは重要な課題であると、そのように認識をしているところであります。  しかし、先生が今御指摘のように、いまだその普及...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回、産廃特措法を御審議をお願いしているわけでありますが、この法律が成立いたしまして、そして過去の負の遺産を一掃すると。そういうことで、国費が投入されるということでございますから、それの前提といたしまして、どうしてこういう事態が出来したのか、そうした都道...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 岩佐先生から昨年の十二月に今御指摘の事案につきまして質問をいただいたところであります。そして、政府として廃棄物量等の調査、それから排出事業者の特定、継続的な水質検査等について、環境省としても必要に応じ滋賀県等に助言をしていく旨、回答をいたしたところであり...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、先生から、例えば廃棄物の残土中にどういうものが含まれているのか、ボーリング調査等もしっかりする必要があるのではないかと、こういうような御指摘がございましたけれども、この地の廃棄物につきまして、その種類につきましては、平成十三年の四月に滋賀県警が油圧式...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 山形県明野村におきます……(発言する者あり)山梨県明野村におきます公共関与によります最終処分場の建設計画につきましては、山梨県知事が本年四月二十三日に建設予定地の現地調査を行い、それから地元明野村の村長さんと話合いの場を持って、本日も何か二回目の話合いの...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 最終処分場の設置でありますけれども、廃棄物処理法では、設置を行おうとする者が周辺の生活環境影響を調査するほか、施設の構造が技術上の基準に適合すること、構造及び維持管理計画が周辺地域の生活環境の保全等に適正に配慮がなされているものであるということが求められ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 市町村において適正処理困難物があるということにつきましては私も承知をしているところであります。  そのようなものにつきましては、排出状況でありますとか、それから処理実態の把握をした上で、先生が今御指摘になりました現行の廃棄物処理法第六条の三に基づく適正...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今の御質問は、家電リサイクル法の対象品目を拡大を検討すべきであると、そういうような御指摘だったと思いますが、この家電リサイクル法におきましては四つの要件から対象品目を決めているわけであります。  その四つの要件と申しますのは、一つは、設備や技術面で市町...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 容器包装リサイクル法でありますけれども、これは市町村が全面的に容器包装廃棄物の処理の責任を担うという従来の考え方を改めまして、消費者は分別排出をする、それから市町村は分別収集、それから事業者は再商品化という新たな役割分担をして、そのリサイクルを推進するも...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほどの、この前の、先生、いろいろ御意見いただきましたけれども……
○国務大臣(鈴木俊一君) 総務省から政策評価いただいたところでございますので、それも、意見も踏まえまして、今後この各種データ、それは容器包装リサイクル法の円滑な推進を図る上でも必要と思いますので、そうした各種のデータについてできる限り体系的に、また継続的に把握をしてまいりたいと思...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 拡大生産者責任でございますけれども、生産者が自らの製品の使用後の段階におきましても財政的あるいは物理的な一定の責任を持つということでありまして、これは廃棄物の発生量の抑制でありますとかあるいは適正処理を進める上でこれは大きな効果を上げるものと、そのように...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 拡大生産者責任の重要性ということは、先ほども申し上げましたとおり、これが廃棄物の発生抑制にもつながりますし、それから廃棄物の適正処理にもつながるということで大変有効な考え方であり重要であると、そういうふうに思っております。  それで、現にこの拡大生産者...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  現在、国際的に希少な野生動植物の種につきましては、その譲渡し等を規制するとともに、その確実...全文を見る
06月12日第156回国会 参議院 環境委員会 第15号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 小泉先生の御指摘のとおりに、種の保存を通じまして生物の多様性を守っていくということは、これは単に自然環境の保全だけにとどまらず、こうした豊かな生物の多様性というのは人間生活の基礎であって、また豊かな文化を形成するための根源になっているのではないかと思いま...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 種の保存でありますけれども、これは国土の保全その他の公益との調整を図られつつ推進するということが必要であると認識しておりますけれども、これは種の保存が他の公益に譲るということでは決してなくて、むしろ生物多様性の保全、それから種の保存に配慮した国土の持続的...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 地球上のいろいろな環境を考えてみますと、地球上にはこれは熱帯、それから寒帯ございます。それから、海の底から山の上まで様々な場所もございます。そういう中で、この地球上には三千万種の種があると、そういうふうに言われているわけでありますけれども、それらは今先生...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど地球全体の中での思いを述べさせていただきましたけれども、それをこう身近な問題、例えば我が国に目を落としましたときを考えてみますと、やはり最近は人間活動、そういうものを通じまして種の絶滅のおそれというものが増大をしておりますし、先生御指摘のとおり自然...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 希少生物を守るということで水際対策、野生動物のこの同定でありますとか、あるいはそれによって、その器官を使って作られるそういうものの真偽、本物か偽物か、そういうものをきちんと判断していくということは、その水際対策にとりまして極めて重要であると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 多様な野生生物で構成されます健全な生態系、これを将来にわたって受け継いでいくということは大変重要なことであると思っております。今、福本先生御指摘のとおり、今は種の保存法、そして鳥獣保護法等個別の目的を持った法律によりましてこれに対応しているという状況であ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 国内におきます認定業務、それから登録業務、これをきちんと行うということは、ワシントン条約の中で我が国に課せられたこれは国際的な責任であると、そういうふうに思っております。  それで、種の保存法に基づきますこの登録認定業務でありますけれども、これにつきま...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほども申し上げたところでありますけれども、ワシントン条約がある、それに基づいて国際的な責務として、国内においてこの登録認定業務というものをしっかりと適正にやっていくということが重要である、こういうふうに思うわけであります。  要は、どうやってこの登録...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回は、規制緩和、規制改革の一環として様々な制度、これを政府全体として見直そう、そういう中で出させていただいたわけでありまして、将来にわたってこの種の保存法、問題点が出てくればそれを改正しないというようなことはないわけでありまして、今回はそういう限定した...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この保護増殖事業計画、それから生息地等保護区の指定、これを増やしていくべきだということでございますが、基本的には先生と同じ考えでおります。  ただ、この保護増殖計画の策定でありますとか生息地等保護区の指定につきましては、関係機関でありますとか、それから...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、JBIC、それから水産庁から取組がお話しになったわけでありますが、環境省といたしましても、国際協力銀行の本プロジェクトに対する審査に際しまして、国際協力銀行から要請がありましたら、野生生物に関する知見を始め、環境保全全般にわたって必要な知見の提供に努...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 今回お願いしておりますこの法改正でございますが、これは規制改革の一環といたしまして、検査・登録等の事務事業を国の委託を受けて公益法人が行うこととしている制度につきまして、政府全体で見直すことの一環として提出させていただいた法案でございます。  そして、...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 政府の責任を維持する項目、具体的に申し上げますと、法律第二十四条の四及び第三十三条の九の四でございまして、登録認定機関の事務の実施に関する規定、これを環境大臣の認可制といたしました。そのほか、法律第二十七条及び第三十三条の十五におきまして、登録機関に対す...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 多様な種の保存、そしてそれによって構成されます生態系、正にそういう一つの大きな輪の中で人類も生存をしているわけでありまして、また、そういう多様な生態系の上に今日の人類の文化もあり、また社会経済も形成されているということでありまして、これをきちっと守って次...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
07月02日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○鈴木国務大臣 水の有機汚濁をはかる指標でありますけれども、これは、今部長からも答弁ありましたとおり、CODあるいはBODではかるということであります。  これは、先生御指摘のとおりに、確かに、COD、BODといいましても、一般の国民からすればなかなかわかりにくいということがご...全文を見る
○鈴木国務大臣 部長の答弁の繰り返しになり、また先生も御質問の中でお触れになったとおりでありますけれども、閉鎖性海域におきましては、その汚染の源が一定規模以上の工場であったり事業場であったりするわけでありますけれども、湖沼の場合ですと、生活系と申しますか、そうした市街地からの流入...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生御承知のとおり、平成十四年の三月に地球温暖化対策推進大綱を取りまとめまして、その中で、国内対策は、第一ステップ、第二ステップ、第三ステップ、年限を区切って、ステップ・バイ・ステップで進める、こういうことを決めているわけであります。  そして、その第一ステップ...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○鈴木国務大臣 ただいま御決議のありました旧日本軍の毒ガスに係る問題への対応につきましては、まず、昭和四十八年に関係省庁により取りまとめられた旧軍毒ガス弾等の全国調査のフォローアップを関係省庁及び都道府県等と連携を図りながら行うこととしております。また、その結果を踏まえ、内閣官房...全文を見る
07月15日第156回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○鈴木国務大臣 環境保全とかそれから環境教育につきましては、民間の自主的な活動を確保していくということが大切である、そういうふうに思っております。  したがいまして、今回のこの法律に基づきます人材認定等事業の登録制度の実施に当たりましても、この点が徹底されるべきだと思いますし、...全文を見る
○鈴木国務大臣 環境教育、環境学習といいますものは、環境保全についての理解あるいは意識、そういうものを国民の中で共有するという面で重要であると考えておりますし、かつまた、そうした活動に積極的に参画をする、そういう人材を育成していくという意味におきまして、これは持続可能な社会をつく...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生御指摘のとおり、いろいろな環境施策を進める上で、環境保全といわゆる公益との調整ということは、いつもいろいろ問題になる面であると思います。  この法律におきましても、国土の保全や地域の農林水産業、住民の生活安定という公益等との調整が規定をされているところであり...全文を見る
○鈴木国務大臣 高橋先生のお話のとおり、この人材認定事業等の登録につきましては、行政が不当に介入して民間の自主性を損ねてはいけないという側面もございますし、また、一面におきまして、そうした環境教育現場に、何と申しますか、不適切な人が紛れ込んできても困るという両方の面があろうかと思...全文を見る
○鈴木国務大臣 先生御存じのとおりに、環境問題、これは、経済でありますとか社会あるいは国土の保全といったような極めて多くの分野と相互に密接に関連を持つというのが現実の姿でございます。この現実を踏まえまして、この法案でも、自発的な環境保全活動、環境保全の意欲の増進、また環境教育に対...全文を見る
○鈴木国務大臣 この法律におきます人材認定事業等の登録制度の実施に当たりましても、民間団体等の自発的意思というものが徹底されなければならない、これが尊重されなければならない、そういうふうに考えております。したがいまして、本法律上、登録を受けるか否かは各民間団体の自由であると承知を...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 環境委員会 第16号
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○国務大臣(鈴木俊一君) 御指摘のように、所信表明の中で環境教育の重要性について触れさせていただきました。具体的には、昨年十二月、中環審中間答申でございます、「環境保全活動の活性化方策について」ということを踏まえまして、人材の育成等にかかわる仕組み作りについて検討を行う旨を述べま...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 藁科先生御指摘のとおり、持続可能な開発のための教育の十年、我が国が提案国ということでございますので、これの推進に向かっては積極的な役割を果たすべきであると、そういうふうに思っております。  先生御承知のとおり、昨年の十二月に、国連総会におきまして、二〇...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先生から環境教育の重要性のお話が伺えました。大変、先生のお考えに私も共感をいたします。  環境教育といいますと、環境負荷を掛けないように電気をまめに消せとかそういうような話もありますが、しかし、いろいろな意味で子供たちの人間形成に大きく影響を与えるのが...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境問題、環境教育につきまして文部科学省の方でも積極的にお取り組みをいただいているところでございますけれども、環境教育というのは大変幅広い分野にかかわるものでございますので、学校の先生のみでこれに対応するというのは私は限界もあるのではないかと、そんなふう...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 山形県長井市、残念ながら私まだ当地を伺ったことがないんですが、話を聞きますと、大変な農業が盛んな地域である、そしてその堆肥の需要というものもあると、そういう地域であるということをお聞きしております。そういうような地域の特性を生かして、そして市が主体となっ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 法律案を十分に精査した上でないことで、その上での見解ということでございますけれども、一般的に申し上げまして、生ごみと申しますのはまず腐りやすい、それから一般家庭から排出されるものにつきましては異物が混入しやすい、それから再生した堆肥等の需要先の確保、これ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 加藤先生、今回、当委員会に付託をされました議員立法の作成のPTの一員として大変に御努力をいただきましたことに敬意を表したいと思います。  この法律でございますけれども、第九条第二項に、「学校教育における環境教育の充実のための措置」というものが盛り込まれ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 当該トウモロコシの環境評価をしっかりしろということでございますが、結論からいえばしっかりやってまいりたいと思います。  さきに遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律、御審議をいただいて成立したわけでありますが、これが六月の...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 新しい法律ができる、また新しい組織ができる、制度ができる。そうなればその制度に基づいて新たな対応をしっかりやってまいりますが、それ以前のものについては、それ以前の仕組みの中で目的がきちっと達せられますように適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(鈴木俊一君) この問題は、いつも環境委員会でも問題になります環境保全と開発と申しますか、そういうのの調整、希少生物を守っていく上でどうしたらいいのか、そういう問題に行き着くんだと思うんです。  それで、先生御指摘の「猛禽類保護の進め方」というのは、特に保護と開発をめ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) イラク戦争が終結を一応戦闘という意味ではしたわけでございますけれども、しかしながら、このイラク戦争が地球環境に与えた影響というものにつきましてはいまだ詳細な情報というものは得られていないということでございます。  復興後、イラクに安定政権というものが成...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) この戦没者等の新しい慰霊施設の設立の問題につきまして、私も官房長官の下で懇談会が開かれて昨年の十二月に報告書がまとめられたということは聞いております。そして、今後その報告書を基にどういうふうに対応していくのかということが検討されるということでございますの...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 環境の世紀を迎えまして、環境教育、大変重要な分野であるわけでありますが、このたび議員立法においてこういうような法案を提案していただきましたことに心から敬意を表したいと思います。  衆議院提案ということでございますが、それぞれの党派において検討をなされた...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほども答弁をさせていただきましたけれども、今度基本方針を示す中で環境大臣も文部科学大臣と協議をするということで、環境教育において環境大臣の立場がそこに明確に位置付けられたわけでございますので、そういうことをしっかり踏まえてこの環境教育、更に十分な推進を...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 人材認定等事業、これの登録に当たりましての基準、これは明確かつ外形的に定められることが法律の仕組みとなっております。また、その運用が恣意に流れることがないように、第二十四条におきまして、自立性を尊重して、政府の講ずる措置に関する公正性、透明性を確保するよ...全文を見る
○国務大臣(鈴木俊一君) 登録とか認定の有無にかかわらずに環境教育や活動の場で能力、資質を有している方はもうこれは当然いらっしゃるわけでありまして、そうした適切の方が活動できますように政府としても必要な情報の提供に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(鈴木俊一君) 登録をすることがかえって環境教育を進める上で障害になるのではないかという、そういう御懸念でございますけれども、本法案では、登録を受けた事業者に対して何か特別の法的地位を与えるものではございません。  例えば農薬なんかですと、農薬の登録をしなければ輸入で...全文を見る